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静岡県 藤枝市

平成19年11月定例会−12月05日-02号




平成19年11月定例会

  平成19年11月藤枝市議会定例会会議録(2日目)

                平成19年12月5日
〇議事日程
  平成19年12月5日(水曜日)
開議
諸般の報告
   (1) 一般質問の通告受理について
日程第1 第67号議案 専決処分の承認を求めることについて(藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例)
        以上1件上程(質疑後、健康福祉委員会へ付託)
日程第2 第68号議案 平成19年度藤枝市一般会計補正予算(第3号)
        以上1件上程(質疑後、各所管委員会へ分割付託)
日程第3 第69号議案 平成19年度藤枝市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第4 第70号議案 平成19年度藤枝市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
        以上1件上程(質疑後、経済消防委員会へ付託)
日程第5 第71号議案 平成19年度藤枝市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
        以上1件上程(質疑後、経済消防委員会へ付託)
日程第6 第72号議案 平成19年度藤枝市介護保険特別会計補正予算(第3号)
        以上1件上程(質疑後、健康福祉委員会へ付託)
日程第7 第73号議案 平成19年度藤枝市水道事業会計補正予算(第1号)
        以上1件上程(質疑後、経済消防委員会へ付託)
日程第8 第74号議案 藤枝市議会議員及び藤枝市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第9 第75号議案 藤枝市個人情報保護条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第10 第76号議案 藤枝市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第11 第77号議案 藤枝市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第12 第78号議案 藤枝市男女共同参画推進条例
        以上1件上程(質疑後、総務企画委員会へ付託)
日程第13 第79号議案 藤枝市地区計画区域における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、文教建設委員会へ付託)
日程第14 第80号議案 藤枝市大規模集客施設制限地区建築条例
        以上1件上程(質疑後、文教建設委員会へ付託)
日程第15 第81号議案 都市計画法施行令第31条ただし書の面積を定める条例を廃止する条例
        以上1件上程(質疑後、文教委建設委員会へ付託)
日程第16 第82号議案 藤枝市手数料徴収条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、文教建設委員会へ付託)
日程第17 第83号議案 藤枝市下水道条例の一部を改正する条例
        以上1件上程(質疑後、経済消防委員会へ付託)
日程第18 第84号議案 藤枝市郷土博物館、藤枝市文学館、国史跡志太郡衙資料館及び史跡田中城下屋敷の指定管理者の指定について
        以上1件上程(質疑後、文教建設委員会へ付託)
日程第19 第85号議案 建設工事変更委託協定の締結について(藤枝市公共下水道根幹的施設の建設工事)
        以上1件上程(質疑後、経済消防委員会へ付託)
日程第20 一般質問
  1. 22番  増 田 猪佐男 議員
   (1) 平成20年度の予算編成と交通網の整備について
   (2) 食の安全について
  2.  7番  臼 井 郁 夫 議員
   (1) 今後の病院経営について
  3.  2番  岡 村 好 男 議員
   (1) 下水道事業について
   (2) 新ごみ焼却施設建設の取り組み決意について
  4. 24番  小柳津 治 男 議員
   (1) 松野市長の二期目の反省と三期目の意気込みについて
   (2) 指定管理者 瀬戸ノ谷温泉「ゆらく」実情について
   (3) 社会保険庁の年金福祉施設の整理合理化について
  5. 17番  牧 田 五 郎 議員
   (1) 文化のまちづくりについて
  6.  5番  杉 山 猛 志 議員
   (1) 岡部町との合併を控えての学校の教育交流について
   (2) 商工業と農業の地域ブランドの確立について
  7.  9番  大 石 保 幸 議員
   (1) 駅周辺のまちづくりに関する課題について
   (2) 動物愛護への取り組みについて
  8.  6番  遠 藤   孝 議員
   (1) 病院経営改善策と医師の過重労働や労働に対する対価について
   (2) 富士山静岡空港を核とした中心市街地等活性化について

〇本日の会議に付した事件
  議事日程と同じ



〇 出席議員(24名)
   1番 志 村 富 子 議員     2番 岡 村 好 男 議員
   3番 西 原 明 美 議員     4番 天 野 正 孝 議員
   5番 杉 山 猛 志 議員     6番 遠 藤   孝 議員
   7番 臼 井 郁 夫 議員     8番 植 田 裕 明 議員
   9番 大 石 保 幸 議員    10番 杉 村 基 次 議員
  11番 向 島 春 江 議員    12番 山 田 敏 江 議員
  13番 水 野   明 議員    14番 百 瀬   潔 議員
  15番 渡 辺 恭 男 議員    16番 池 田   博 議員
  17番 牧 田 五 郎 議員    18番 池 谷   潔 議員
  19番 山 内 弘 之 議員    20番 内 藤 洋 介 議員
  21番 岡 嵜 匡 志 議員    22番 増 田 猪佐男 議員
  23番 舘   正 義 議員    24番 小柳津 治 男 議員

〇 欠席議員(0名)

〇 欠  員(0名)


〇 説明のため出席した者
     市長               松 野 輝 洋
     副市長              大 石 博 正
     教育長              中 山   直
     病院長              金 丸   仁
     総務部長             西 形 宥 二
     企画財政部長           小 澤 隆 保
     市民部長             八 木 久 美
     健康福祉部長           青 島 満 博
     環境経済部長           桜 井 幹 夫
     都市建設部長           杉 村   茂
     上下水道部長           岡 嵜 盛 二
     会計管理者            八 木 一 仁
     教育部長             清 水 祥 右
     生涯学習部長           増 田 達 郎
     病院事務部長           多々良   豊
     消防長              浅 羽 信 雄
     監査委員             勝 岡   毅
     監査委員事務局長         大 石 隆 史

〇 出席した事務局職員
     議会事務局長           萩 原 正 行
     庶務課長             鈴 木 宏 美
     主幹兼議事担当係長        杉 本 直 己
     議事担当係長           片 山   優
     議事担当係長           中 村 正 秀
     議事担当係長           福 井   昇



                               午前9時00分 開議
○議長(内藤洋介議員) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
○議長(内藤洋介議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。
◎議会事務局長(萩原正行) 御報告いたします。
 天野正孝議員ほか15名から、それぞれ提出されました一般質問の通告を受理いたしました。
  以上です。
○議長(内藤洋介議員) 日程第1、第67号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行います。
 通告がありますので、発言を許します。
 19番 山内弘之議員。
          (登       壇)
◆19番(山内弘之議員) おはようございます。
 まず、専決処分とした理由。
 次に、処分は歯科医のみでなく、科の廃止も対象となっていたのか。
 3番目、科の廃止を専決処分という軽々とした扱いでよいのか。
 4番目、国の行政機関の求めが優先され、市議会の存在は忘れたような扱いは、専決処分のルールに沿ったものかどうか。
 以上4点を伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 山内議員の御質疑にお答えします。
 1点目の専決処分とした理由でございますが、歯科口腔外科の廃止につきましては、市立病院の保険医療機関の再指定申請に際しまして、社会保険事務局から急遽指導を受けたもので、医療法施行令により診療科目を変更した場合は、変更後10日以内に届け出なければならないため、議会の議決を得る時間的余裕がないと判断し、専決処分といたしました。
 2点目の歯科口腔外科についてですが、市立病院の本処分に係る当該診療科であり、5年間は保険医療機関の指定はないと強く言われたもので、医科の早期再指定に向けて、指導に従い、科の廃止を行ったものです。
 3点目の歯科口腔外科についてですが、5年間保険診療できない状態であったため、医科の保険医療機関の早期再指定を優先させ、急遽の対応を図ったものです。
 4点目の専決処分についてですが、議会の議決を優先すべきことは認識しておりますが、本件は医科の早期再指定のためやむを得ないものと判断し、専決処分の要件に沿って行ったものです。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 山内弘之議員、よろしいですか。
 19番 山内弘之議員。
◆19番(山内弘之議員) 今の御答弁で、急遽ということで対処されたと。一方では、市議会という存在がございます。その存在のあり方からして、いわゆる急施を要する専決処分のあり方は、私は強く意識しております。その点について、病院長以外の市の市長以下執行部のお考えをお尋ねいたします。
○議長(内藤洋介議員) 答弁を求めます。総務部長。
◎総務部長(西形宥二) 先ほど病院長からお答えしたとおり、医科の方を最優先すべきと、そのような扱いで、議員御指摘のとおり本来なら議決案件でございますので、議会の承認を得ること、これを最優先すべきところでございましたが、社会保険事務局との対応の中で今回の取り扱いにさせていただきました。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 山内弘之議員、よろしいですか。
 それでは、次へ進みます。4番 天野正孝議員。
          (登       壇)
◆4番(天野正孝議員) 私は2点につきまして質疑いたします。
 1つ、地方自治法改正により、議会に付すべきものはなるべく付すという法解釈がなされる中であえて専決とした理由。
 2つ、平成19年10月10日おいて、10月1日にさかのぼって専決処分した理由とそこに至るまでの経緯。
 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 天野議員の御質疑にお答えします。
 1点目の専決処分とした理由でございますが、山内議員の御質疑にお答えしましたとおり、歯科口腔外科の廃止につきましては、市立病院の保険医療機関の再指定申請に際しまして、社会保険事務局から急遽指導を受けたもので、医療法施行令により診療科目を変更した場合は、変更後10日以内に届け出なければならないため、議会の議決を得る時間的余裕がないと判断し、専決処分といたしました。
 2点目のさかのぼって専決処分をした理由についてですが、市立病院の保険医療機関の再指定申請は、10月2日に静岡社会保険事務局に関係書類を提出いたしましたが、10月4日の現地調査を経て、10月9日の連休明けに追加書類を提出した際、歯科口腔外科については廃止とするよう指導があったためです。そのため10月2日の指定申請書類の提出時点で決定事項扱いとしたため、10月1日にさかのぼって専決処分としたものです。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 天野正孝議員、よろしいですか。4番 天野正孝議員。
◆4番(天野正孝議員) それでは、再質疑させていただきます。
 確か10月2日の午前中に保険指定再申請を行ったと思います。午後には、一応医療監視というものが行われていると思います。こうした中で市長にちょっとお伺いしたいのですが、10月2日以降に開設者のいわゆる責務として、しかも廃止というこういう情報を得ていなかったのですかどうか、再質疑したいと思います。事前に情報を得ていたならば、議会招集の余地のある中での専決処分とした理由、得ていないのであれば、なぜ休止でなく廃止とされたのか、その理由を確認したいと思いますので、再質疑いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 私へのお尋ねでございますのでお答えを申し上げますが、あくまでこれは予想してとりかかることではございませんので、結果が出て初めてその処分内容が我々に確認できるということでございますので、これは御理解いただきたいと思います。
 そして、決して議会の皆様方の存在を無視するとか、軽視するとかということではなく、あくまで急遽、非常に緊急を要したということで判断をさせていただきましたので、御理解をお願い申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 天野正孝議員、よろしいですか。4番 天野正孝議員。
◆4番(天野正孝議員) 今のお言葉は理解いたします。ただ、市長、昨年の地方自治法の改正の中で、179条という、いわゆる専決規定に関するこういう部分で、特に緊急を要するため議会を招集する時間が明らかになかったと認めるときという形で、特にという言葉が確か追加されたと思います。こういう部分で今回の歯科の廃止という件については、時間がなかったということで、市長の判断で提出された議案ということで理解してよろしいかどうか、再度質疑いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 御指摘のとおり地方自治法の第179条、その中に規定をされているわけでございまして、これは全部読まなくてもよろしいと思いますけれども、普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき、というところに該当したと考えたわけでございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第67号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第2、第68号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第68号議案は、お手元の分割付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第3、第69号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第69号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第4、第70号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第70号議案は、経済消防委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第5、第71号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第71号議案は、経済消防委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第6、第72号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第72号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第7、第73号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第73号議案は、経済消防委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第8、第74号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第74号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第9、第75号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第75号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第10、第76号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第76号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第11、第77号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第77号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第12、第78号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第78号議案は、総務企画委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第13、第79号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第79号議案は、文教建設委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第14、第80号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第80号議案は、文教建設委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第15、第81号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第81号議案は、文教建設委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第16、第82号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第82号議案は、文教建設委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第17、第83号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行います。通告がありますので、発言を許します。
 12番 山田敏江議員。
          (登       壇)
◆12番(山田敏江議員) 第83号議案、藤枝市下水道条例の一部を改正する条例について、質疑をいたします。
 1に、8月の藤枝市下水道使用料等審議会では、再試算について説明がされておりますが、最初の引き上げ率、引き上げ額は幾らでありましたか。16.8%に引き下げた理由を伺います。
 2点目に、今回改定の理由に、下水道料金で支払うべき資本費のうち、大部分を一般会計の繰入金に依存していることを挙げています。一般会計の繰り入れは、平成14年度から減少傾向であり、今回料金の引き上げをすると、3カ年の繰入金はおよそ幾らを見込んでおりますか。また、同じく3カ年の地方債残高は幾らになりますか。
 3点目、1年間の引き上げ額は、年間1億2,000万円ほどになると試算されておりますが、18年度決算では収納率、滞納額はどれほどになりますか。今後、水洗化率で何%か、何世帯の皆さんに理解を求めていけるのか。さらに引き上げることにより滞納世帯が増えないかどうか、その点を伺います。
 4点目に、今年8月から維持管理費、経費の縮減を図るため、包括的外部委託がなされているが、経費縮減はどれほどを見込んでおりますか。集中改革プランでは、職員数は17年度比で3人削減となっておりますが、現場仕事に支障はありませんか、伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 山田議員の御質疑にお答えいたします。
 初めに、1点目の下水道使用料等審議会における最初の引き上げ額と、16.8%へ引き下げた理由についてでありますが、下水道使用料等審議会での使用料の検討に当たり、使用料対象経費として維持管理費及び資本費について一定の率で算入し、使用料回収率を高めていくことが検討されました。
 その際、資本費の平均回収率として、下水道普及率が藤枝市と同程度である40%以上50%未満にある、全国80都市における資本費の平均回収率20.1%を採用し、中期経営計画の有収水量の伸び率も加味した上で使用料体系への配賦を試みた結果、消費税抜きの金額で基本料金100円、各従量料金25円、平均改定率は20.1%でありました。この平均改定率20.1%の検討案について、審議会で改めて審議したところ、改定率の圧縮を図ることができないものかといった意見が出され、使用料体系への配賦を下げた結果、消費税抜きの金額で基本料金100円、各従量料金20円、平均改定率16.8%の答申案としてとりまとめられたものであります。
 次に、2点目の料金の引き上げによる3カ年の繰入金の見込み額と地方債残高についてでありますが、藤枝市公共下水道事業中期経営計画に基づく平成20年度から3カ年の繰入金は約48億9,600万円を見込んでおり、使用料改定に伴う約3億6,000万円を差し引いた約45億3,600万円が繰入金の見込み額となります。
 また、地方債残高の見込み額といたしましては、20年度は約208億3,700万円、21年度は約201億5,700万円、22年度は約194億1,200万円であります。
 次に、3点目の18年度決算における収納率、滞納額。今後、水洗化率で何%、何世帯の皆さんに理解を求めていけるのか。さらに引き上げることにより滞納世帯が増えないかについてでありますが、18年度決算における下水道使用料の収納率は、現年度分が98.9%、過年度分が32.4%、あわせて全体で96.9%であります。また、収納未済額は、現年度分744万2,411円、過年度分1,349万2,083円、合計2,093万4,494円であります。
 次に、今後、水洗化率で何%、何世帯の皆さんに理解を求めていけるかでありますが、未接続建物に対する加入促進活動を積極的に行い、水洗化率の向上を図る等、改善策をさらに推し進めてまいります。
 次に、引き上げることにより滞納世帯が増えないかでありますが、改定使用料の施行までに十分な周知期間を設け、その間に「広報ふじえだ」等に特集記事を掲載するとともに、内容についても単に使用料を改定するという記事にとどめず、下水道事業の現状を説明する中で使用料の改定が必要な理由を詳しくお知らせし、利用者の理解を得ていきたいと考えております。
 次に、4点目の包括的民間委託による経費縮減の見込みについてでありますが、3カ年の複数年契約により370万円、平成20年度から契約期間の28カ月間になることによる人件費として1,720万円、合わせて2,090万円の縮減効果を見込んでおります。
 次に、職員数は17年度比で3人削減となっているが、現場仕事に支障がないかでありますが、藤枝市定員適正化計画に基づき、事業の処理に要する適正な職員数である定員を決定し、合理的・効果的な職員配置により全体として定員を抑制し、多様化する行政需要に的確に対応しております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 山田敏江議員、よろしいですか。
 12番 山田敏江議員。
◆12番(山田敏江議員) ただいまの答弁の中で1点だけ再質疑をさせていただきます。
 繰入金は3年間で45億円、そして地方債の方は194億円という数字が報告されました。それで、来年20年度の財政健全化法の中で求められている4指標の中で、特に実質公債費比率が応分にかかわってくるということでありますので、この特別会計も一般会計も含んだときにどの程度の影響があるかということで、これは企画財政部長の方にお答えしていただければと思いますが、その辺数字が出ましたので、もしわかれば見込みでよろしいのでお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 実質公債費比率の御質問でございますので、私から答弁をさせていただきます。
 ただいま上下水道部長の方から答弁がありましたように、使用料の改定が3年間で3億6,000万円ということで、1年にいたしますと1億2,000万円が一般会計の繰り出しが減っていくという答弁でございます。これを元利償還金に充当するという考え方のもとに試算をいたしますと、この実質公債費比率というのは、標準財政規模に対する元利償還金、特に特別会計についてはそれに充当する一般会計の部分が含まれてまいりますので、本市の標準財政規模は約220億円ぐらい、そのうち1億2,000万円が繰り出しが減るということであるなら、単純に計算をしますと220億分の1億2,000万円ですから、約0.5%の実質公債費比率が下がると。これはあくまでも単純な試算でございます。そういったようなことで御答弁をさせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 山田敏江議員、よろしいですか。
 以上で本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第83号議案は経済消防委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第18、第84号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行います。
 通告がありますので、発言を許します。
 1番 志村富子議員。
          (登       壇)
◆1番(志村富子議員) 指定管理者公募の結果、4団体が応募し、24項目にわたる管理運営について評定したとのことです。その4団体の評定は、それぞれどのくらいであったのか。また、24項目の中には市民の雇用も含まれていたのかどうかお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 志村議員の御質疑にお答えいたします。
 初めに、指定管理者公募の4団体の評定についてでありますが、藤枝市指定管理者選定委員会の審査では、選定基準に基づき組織に関することや施設の運営管理の方法、事業に関することなど24項目にわたる管理運営に係る評価点と管理経費を点数化しました管理運営経費に係る評価点の合計点数を参考に、選定委員の合議により候補団体の順位の選定がなされました。それぞれの団体の総得点は、上限1,350点に対し、第1位の静岡ビルサービス株式会社の総合計点は1,112点、第2位の株式会社サンは1,105点、第3位のアクティオ株式会社は1,067点でありました。
 なお、総得点と管理運営に係る評価点が、上限点数の60%を満たさない団体については候補団体として選定されませんでした。
 次に、市民の雇用に係る評価点についてでありますが、24項目にわたる評価項目中には設けられておりません。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 志村富子議員、よろしいですか。1番 志村富子議員。
◆1番(志村富子議員) 静岡ビルサービス株式会社の計画書には、市民をできるだけ雇用するという、そういう内容が含まれていたでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 静岡ビルサービスの事業計画の中の組織体制構築の基本方針という項目の中に、当施設の人材雇用については、原則として藤枝市民を優先して配置をするという提案がございました。
○議長(内藤洋介議員) 志村富子議員、よろしいですか。
◆1番(志村富子議員) わかりました。ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次に進みます。4番 天野正孝議員。
          (登       壇)
◆4番(天野正孝議員) 2点について質疑いたします。
 まず、第1点、指定管理者選定における評価方法の詳細について質疑いたします。
 次に、第2点、選定評価基準項目の詳細について質疑いたします。
 以上2点、よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 天野議員の御質疑にお答えいたします。
 初めに、指定管理者選定における評価方法の詳細についてでありますが、指定管理者の候補者選定につきましては、藤枝市指定管理者選定委員会が応募団体から提出された事業計画書をもとに、各選定委員が選定基準に基づく評価項目別に採点を行い、その結果を参考に選定委員の合議により候補者の順位の選定がなされました。評価項目は、項目別に上限点数を設定し、全委員の管理運営に係る評価点と管理運営経費に係る評価点を合算して、総合計点数で評価を行いました。
 なお、事業の内容を含めた管理運営に係る評価点と主に施設の維持管理に係る管理運営経費に係る評価点との配点比率につきましては、郷土博物館ほか3施設の特質を考慮し、事業内容を含めた管理運営に係る評価点を80%に、管理運営経費に係る評価点を20%に設定し、事業内容に重点を置いた評価基準といたしました。
 また、市が支払う管理運営経費につきましては、3年間で2億790万円を上限とするよう事前に提示しましたので、指定管理者が提案する管理運営経費は、これが上限となっております。
 次に、選定評価項目の詳細につきましては、大きく5つの内容に分け、詳細を24の項目に分類をしました。
 大きな項目といたしましては、1点目に組織に関すること、2点目として施設の現状の課題と把握状況及びその対応策、3点目として施設の運営管理の基本方針、4点目として施設の運営管理の方法、5点目として博物館、文学館等の管理運営事業に関することであります。
 また、細目につきましては、経営方針、経費の削減策、体制、サービスの向上策、指定期間に実施する事業の概要と取り組み方法など24項目となっております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 天野正孝議員、よろしいですか。4番 天野正孝議員。
◆4番(天野正孝議員) 今の答弁で、前の志村議員の質疑の中でもお答えがあったと思いますが、公募の結果、4社が応募されたということですが、評価方法として公平性を保つためには、市内団体への考慮は難しいと判断されているのか、まず再質疑いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) ただいまの御質疑で、選定委員会の評価方法の御質疑だと思いますので、選定委員会を所管しております私の方からお答えをさせていただきます。
 まず、市内の団体を考慮した評価方法という御質疑でございますけれども、今回の候補者の選定に当たりましては、特に市内団体だということで評価基準の中にはその点を配慮したということはいたしてございません。指定管理者選定委員会では、市民全体の利益を最優先に評価項目を検討し、公平な選定に向けて対応したというところでございます。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 天野正孝議員、よろしいですか。4番 天野正孝議員。
◆4番(天野正孝議員) おおむねわかるのですが、今回の指定に当たって評価基準項目の中でどう評価をされて、何を特に重視したのか、ちょっとわかりかねる部分がまだありますので、再質疑いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 先ほど生涯学習部長の方でお答えいたしましたけれども、この評価方法につきましては24項目にわたって、それぞれ点数化して評価をさせていただいたところでございます。その後、選定委員の皆さんで合議制をもっていろいろ検討し、その中で候補者を選定をしてきたということでございます。今回、特に選定で重点を置いた点につきましては、この施設を円滑に運営するために、まず専門職員の組織体制、そして指定期間中に実施をいたします事業内容、その他関係機関とのネットワーク、こういった点について重点的に評価をさせていただいたというところでございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次へ進みます。12番 山田敏江議員。
          (登       壇)
◆12番(山田敏江議員) 第84号議案 藤枝市郷土博物館、藤枝市文学館、国史跡志太郡衙資料館及び史跡田中城下屋敷の指定管理者の指定について質疑いたします。
 1に、静岡ビルサービス株式会社は、どれだけの専門知識を持つ人材、スタッフを確保しておりますか。
 2に、清水の企業がこれまで藤枝市の文化と歴史にどうかかわりを持ち、活動してきましたか。その点で選定委員会での評価はどうでありましたか。また、企業を指定することについての評価も伺います。
 以上、2点につき質疑いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 山田議員の御質疑にお答えいたします。
 初めに、静岡ビルサービス株式会社の専門知識を持つ人材、スタッフの確保についてでありますが、今回の公募に当たり、要求水準として学芸員2名以上、司書1名以上の配置を条件といたしました。静岡ビルサービス株式会社の事業計画の中に、鈴与グループの連携の提案があり、その鈴与グループには学芸員14名、司書2名の有資格者がおります。
 次に、清水の企業が、これまで藤枝市の文化と歴史にどうかかわりを持ち、活動してきたかについてでありますが、これまでにおいて特段かかわりのある活動はございませんでした。また、選定委員会での評価につきましても、この点の評価は特に設けてございません。
 次に、指定管理者として企業を指定することの評価についてでありますが、議員御承知のとおり、地方自治法の改正により創設されました指定管理者制度では、公の施設の管理運営を受託することのできる団体がそれまでよりも幅広くなり、株式会社やNPO法人などにも管理をゆだねることができるようになりました。このことにかんがみて、企業が指定管理者に応募し、選定の結果、文化・芸術施設の管理運営について優秀と認められ、指定管理者に指定されることになりましても、この制度に沿ったものと考えております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 山田敏江議員、よろしいですか。12番 山田敏江議員。
◆12番(山田敏江議員) それでは、2点について再質疑させていただきますが、これまで志太郡衙の資料館、あるいは田中城下屋敷、博物館、文学館にかかわってきた文化財保護協議会、郷土博物館協議会、あるいは文学舎を育てる会の皆さん、そしていろいろそれらにかかわってきた多くの皆さんがいるかと思いますが、そうした皆さんとの今後の継続についてどのようにされていきますか。
 それから、企業の指定は安定的というふうに今の評価でも述べられたわけですけれども、経費の縮減をするというところでは、直営とこの指定管理者と、どのくらいの縮減効果があると見込んでおりますか。また、温水プールなどでもそうでありましたけれども、利益がなければ撤退をするというのが企業だと思われますので、その点に対して信頼性に対する評価、今、24項目の評価基準が示されたわけですが、特にそこの信頼性の問題での評価という点では、どう選定委員会ではみなしておりましたか。その2点について伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) いろいろな関係団体との連携、継続についての御質疑でございますけれども、まず文化財保護協議会につきましては、継続を当然してまいるということでございますけれども、郷土博物館協議会につきましては、館長の諮問の機関ということで、今回指定管理者に移行しますので、これについては本年度をもって廃止を考えております。文学舎を育てる会等々との継続についてでございますけれども、静岡ビルサービスの事業計画の中に、関係する今までの団体との連携を図って事業の運営、館の運営を行っていきたいという御提案もございます。また、今、博物館ボランティアの方々、あるいは下屋敷の案内ボランティアの方々、育てる会を含めて、この方々からも今までどおりの活動の場、あるいはいろいろな支援について継続してほしいという話も実は伺っております。そんなことを含めまして、当然指定管理者に移行しても、そういう方々に今までどおり活動していただく、御協力、支援をしていただくようなことで協議を進めてまいりたと、こんなふうに考えております。
 次は、2点目の企業として利益がなければ撤退をしてしまったらどうするかということだと思いますけれども、実は今回の選定基準、先ほどの天野議員の御質疑にお答えをさせていただきましたように評価の点数の配分、要は事業内容を重視した評価に今回見直しを行い、経費の配分については20%の評価といたしました。評価項目の中で組織に関することの中に安定的な運営が見込まれるという評価の項目もございますので、総合的な評価を選定委員会の方でされて、安定的なものができるという評価をいただいたものと、そんなふうに考えております。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 申しわけございません。漏れがありました。経費の縮減でございますけれども、まだ実は博物館の仕事の中に直営分、文化財あるいは市史編さん業務が残ります。職員体制がまだ実は組織の確定をしておりませんので、細かい数字というのは、その組織等が固まったところで、この効果額が出てくると思いますけれども、今おおよそで試算の中では4,000万円ぐらいの経費削減が図れるのではないかと、こんなふうに考えています。
○議長(内藤洋介議員) 山田敏江議員、よろしいですか。
◆12番(山田敏江議員) わかりました。
○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第84号議案は、文教建設委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第19、第85号議案を議題といたします。
○議長(内藤洋介議員) これから質疑を行います。
 通告がありますので、発言を許します。
 1番 志村富子議員。
          (登       壇)
◆1番(志村富子議員) 平成18年6月議会の第45号議案として出されました際には随意契約で、その時点で診断調査を進めてきたという説明があり、完了は平成20年3月ということでした。先日の議案説明では、契約額の変更は工事執行減額によるもので、それは設計単価、見積もり査定、入札差金などが変更となったからだと私は受け取りました。随意契約にも入札差金というのがあるのでしょうか。1億2,800万円という大きな差が出た根拠となる内容を教えていただきたいと思います。この事業は、平成18、19年の2カ年間で行われていますが、工事のどの段階でこの金額の変更の必要が明らかになったのでしょうか。
 以上、質問いたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 志村議員の御質疑についてお答えいたします。
 1点目の随意契約にも入札差金があるかとのことでありますが、随意契約にも入札差金は生じます。
 議案の公共下水道根幹的施設の建設工事は、設計、入札、工事監理監督業務を日本下水道事業団と委託協定をしており、協定に基づき日本下水道事業団が設計入札とした結果、不用額が生じたことによる変更委託協定を行うもので、日本下水道事業団との随意契約による入札差金が生じたものではありません。
 次に、2点目の1億2,800万円という大きな差が出た根拠でありますが、当該事業は、昭和60年供用当初の使用機器を対象に機能診断調査を実施し、その結果、改築更新が必要とされた水処理設備、沈砂池設備、汚泥濃縮設備、汚泥脱水設備等について、平成18年度から平成26年度の9年間で計画しているものであります。
 今回の下水道事業団との変更委託協定は、通常の日常施設管理でなく、長期的な、特に機械設備管理にかかわる改築更新工事で、そのうちの水処理棟に設置されている用水設備、消毒設備、脱臭設備の機械設備工事とそれらに伴う電気設備工事であります。設計を平成15年度に行い、実施に当たり、浄化センター機能を維持しつつ、今回工事を進める中で現状の設備の状況を再度検証し、詳細設計をしました結果、工事に変更が生じたものであります。
 なお、具体的な内容につきましては、1つ目として、水処理設備工事において脱臭設備の類似品価格との再査定で3,500万円。2つ目として、現場において詳細調査に基づく脱臭ダクトルートや仮設計画の見直しによる1,000万円。3つ目として、電気設備工事において、既存設備を利用したことによる1,500万円。4つ目として、電気機器仕様の見直しにより、再査定による1,500万円。5つ目として、電気設備単価改定による1,000万円。6つ目として、労務単価下落による1,563万2,000円。7つ目として、入札差金による2,058万円。8つ目として、管理諸費678万8,000円、それぞれの減額によるものであります。
 次に、3点目の工事のどの段階で金額の変更が明らかになったかとのことでありますが、協定締結後の詳細設計、入札、現場に入り既存設備との取り合いなど、据えつけ工事が見込まれた9月下旬に日本下水道事業団から申し出があり、その時点で明らかになったものであります。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 志村富子議員、よろしいですか。1番 志村富子議員。
◆1番(志村富子議員) わかりました。ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次へ進みます。13番 水野 明議員。
          (登       壇)
◆13番(水野明議員) 2点について通告をさせていただいておりますが、1点目は、今、志村富子議員の質疑と全く重複しておりますので、省略させていただきます。
 2点目、平成18年7月5日の契約から1年半も経過しておりますが、工事の進捗はどうでしょうか。
 また、既に施行済み分に減額を必要とするものが含まれていますか。あるとすれば、平成18年度予算は決算承認済みでありますが、その扱いはどのようになるかお伺いします。
 よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 水野議員の御質疑にお答えいたします。
 2点目のことでございますが、工事の進捗状況と既に施行分に減額を必要とするものが含まれているかとのことでありますが、工事の進捗状況は、10月末現在87.5%、工事の施行期間は来年2月28日となっており、計画どおり進捗しております。
 また、既に施行分に減額を必要とするものが含まれているかとのことでございますが、含まれておりません。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 水野 明議員、よろしいですか。
◆13番(水野明議員) はい。
○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の質疑を終わります。
 ただいま議題となっております第85号議案は、経済消防委員会に付託いたします。
○議長(内藤洋介議員) 日程第20、一般質問を行います。
 順に発言を許します。22番 増田猪佐男議員、登壇を求めます。
          (登       壇)
◆22番(増田猪佐男議員) 今回の一番初めの一般質問を行わせていただきます。
 私は、通告に従いまして平成20年度の予算編成と交通網整備について、2番目に食の安全についてお伺いいたします。
 1番の平成20年度の予算編成と交通網の整備ついてでございますけれども、来る平成20年度は松野市政の3期目に当たり、また岡部町との合併を迎える大切な年であります。
 我が国の財政が危機的状況の中、少子高齢化は一層進展し、政府の三位一体の構造改革のもと、地方は自らの責任でその地域における独自性と自治体の主体性が求められています。
 我が藤枝市もみんなで知恵と勇気を出し合い、自分たちの意思によって住みよい地域づくりが任される機会であると考えております。こうした状況の中、平成20年度の予算編成に当たっての松野市長の所信をまずお伺いいたします。
 2番目として、藤枝市は志太榛原地域の中核都市を標榜し、藤枝駅を中心とした中心市街地活性化プランの実行を進めています。藤枝駅南口の再開発や民間による高度土地利用など、名実ともに志太榛原地域の情報発信の主体となっております。
 そこで、課題は交通網の整備であります。交通起終点である藤枝駅と志太榛原地域との交通体系についてお伺いいたします。
 ?藤枝駅と焼津市とを結ぶ小川青島線の整備状況について、20年度の計画と全体の完了目標についてお伺いいたします。
 ?藤枝駅と榛原地域との交通には志太中央幹線が期待されます。この志太中央幹線は、大井川町内で藤枝駅吉永線と連結し、藤枝駅へ向かって北進しますが、20年度の大井川町における志太中央幹線の予定と藤枝市における20年度の取り組みについてお伺いいたします。
 3番目として、20年度は本市と岡部町が合併する記念すべき年であります。この岡部町と藤枝市を連結する主な交通網は、国道1号と藤枝バイパスであります。岡部町との交通面での一体化も急務であります。現在施工中の三輪立花線の20年度の計画と全体の完成予定時期についてお伺いします。
 また、新東名関連道路である天王町仮宿線と上薮田高田線の20年度の計画と完成目標についてもお伺いします。
 さらに藤枝市と岡部町とを結ぶ新たな都市計画道路の計画についてもお伺いいたします。
 標題2として、食の安全について。
 初めに、最近、大手食品製造会社やしにせの菓子店舗による製造日虚偽表示や原材料の虚偽表示問題が続けて発覚し、社会における食の安全に対する関心が高まっています。こうした少々だましてまでも利益を求めようとする大企業や長い伝統のあるしにせの営業姿勢に対し、市長はどのようなお気持ちでしょうか、まずお聞きいたします。
 2番目として、食品は市民の毎日の生活にかかわることがらであり、健康に直接結びついていく問題でありますので、特に安全性が求められます。本市においては、市民から食品についての相談はどのぐらいあるでしょうか。最近の1年間での市民相談の件数とその内容についてお聞きします。
 3番として、近年、中国産の野菜や加工食品が、価格などの優位さから輸入が大きく増加してきておりますが、一方で残留農薬や保存用添加物の問題が指摘されています。こうした中、一昨年オープンしたJA大井川の「まんさいかん」の活況が目をひきます。「まんさいかん」は販売している野菜の産地がわかり、生産者も表示されていることから、安全が保証されているものとして、市民は安心を含めて買い求めているものと思います。この地産地消は、生産者がわかるという点だけでも食の安全を確保しているものと評価されます。
 そこで、行政にかかわる食の安全について何点かお伺いいたします。
 1として、市立保育園の給食の食材はどのような方法で購入されていますか。生産地あるいは生産者を把握していますか。
 2として、次に市内小・中学校の児童・生徒の毎日の学校給食の食材は、生産地、生産者を把握していますか。
 3として、病院における入院患者の食材はいかがでしょうか。
 以上、御答弁のほどよろしくお願いします。再質問以降は、包括でいきます。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 増田議員の平成20年度の予算編成についての御質問にお答えを申し上げます。
 最初に、来年度予算編成に当たりましての私の所信についてでございますが、全職員に対して、去る10月1日付で平成20年度当初予算の編成方針を通知をし、これに基づいて現在予算編成作業を行っているところでございます。
 国は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2007」に基づいて、歳出歳入改革を推進することとしており、平成20年度予算はこの改革を軌道に乗せるための重要な予算であると位置づけをいたしております。このため、国の平成20年度予算概算要求基準は、一般会計歳出を実質的に平成19年度と同程度の水準に抑制し、公共投資関係経費等については、対前年度3%削減することといたしております。
 一方、現下の地方財政は、議員御指摘のとおり数次の景気対策による公共事業の追加や減税の実施等により、借入金残高が急増しており、その元利償還が財政を圧迫する中で、少子・高齢社会に対応した福祉施策、資源循環型社会の構築等の環境施策、生活関連社会資本の整備を初め、重要施策課題への対応など、構造的に極めて厳しい状況にございます。
 こうした状況のもとで、平成19年度より国税から地方税への本格税源移譲が始まっており、地方のさらなる自主、自立した行財政運営が求められる中、今後とも国・県の予算編成方針や地方財政計画を注視してまいります。
 本市におきましても、歳入の根幹である市税の大幅な伸びは期待できない状況に加え、地方交付税制度の見直しによる大幅な減収が進むなど、歳出を賄う財源の確保に苦慮しているところであり、このような財政環境のもと、来年度は事業の緊急性、効果等優先順位の厳しい選択を図るとともに、市民要望の強い各種施策の予算化に取り組む方針でございます。
 具体的な重点施策につきましては、現在予算編成に向けて具体的な事業を取りまとめている段階で、来年の1月から本格的な予算編成作業に入るわけでございますが、平成20年度は第4次総合計画・後期5カ年計画の第3年度に当たり、「ひと・まち・自然が美しく 夢と活力あふれる文化の都市」を目指して、少子・高齢社会に対応した総合的な福祉施策、資源循環型社会の構築等の環境施策、生活関連社会資本の整備、教育・文化の充実などの政策課題に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、平成20年度の予算編成の大きな特徴といたしまして、平成21年1月1日に予定されております岡部町との合併を控えて、合併に係る経費につきましても合併期日までに準備が必要となる電算システムの統合を初めとする事務事業のすり合わせによる合併準備経費を当初予算で計上するなど、合併が円滑に成就できるよう取り組んでまいりますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。
 次に、2項目めの食の安全についての御質問の1点目の、大企業やしにせの営業姿勢に対する気持ちについてでございますが、議員御指摘のとおり、最近、大手企業やしにせの店舗において消費期限の改ざんや食材の産地偽装などが立て続けに発覚し、消費者においては食に対する不安、不信感が一層高まっている状況でございます。こうした背景には、企業における利益追求の余り、消費者無視の姿勢があるものと思われ、まことに遺憾に感じているところでございます。
 こうした中、消費者の食の安全を守るため、消費者相談の充実や保健所等の関係機関と連携する中で迅速かつ的確な情報の収集や提供に努めていくとともに、企業に対して法令順守の徹底を呼びかけてまいりたいと考えております。
 残りの項目につきましは、担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 都市建設部長。
◎都市建設部長(杉村茂) 私からは、交通網の整備についての御質問にお答えを申し上げます。
 志太榛原地区との交通体系についての1点目、小川青島線の20年度の計画と全体の完了目標についてでございますが、小川青島線は平成12年度から事業着手をしております、幅員17メートル、延長1,142メートルの幹線道路でございます。20年度の事業計画でございますが、今年度、路盤等まで完了しますので、20年度は仕上げの舗装工、植栽工、道路照明灯の設置などを行い、12月には完成する予定でおります。
 次に、2点目の志太中央幹線における20年度の大井川町の事業計画と本市の取り組みについてでございますが、大井川町では、20年度に県道島田大井川線との交差点改良と藤枝市境の道路整備を行うと伺っております。本市における20年度の事業計画でございますが、引き続き用地買収及び物件補償を中心とした整備を予定しております。
 次に、岡部町との交通面での一体化についてお答え申し上げます。三輪立花線につきましては、20年度に橋梁の上部工等の整備を計画しており、現在事業採択されている県道焼津森線から横内地区までの延長500メートル区間につきましては、21年3月末の完成を予定しております。
 次に、天王町仮宿線につきましては、20年度地盤改良工事、用地買収、物件補償等を予定しております。なお、潮・仮宿地区の延長420メートル区間は、新東名ロングランプの整備に合わせて、24年度には完成できるよう計画しております。
 また、上薮田高田線につきましては、静岡県の施工区間である高田地区の水神橋から400メートルが、同じく東名ロングランプの施工に合わせて県道静岡朝比奈藤枝線の整備として予定されております。
 なお、本市と岡部町とを結ぶ新たな都市計画道路の計画についてですが、現在実施している事業を含め、今後、岡部町と調整を図りながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
 私からは以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(青島満博) 私から食の安全についての項目の2点目、3点目の御質問にお答えを申し上げます。
 初めに、2点目の市民から食品についての相談件数とその内容についてでございますが、市民相談室での平成18年11月から19年10月までの相談件数は5件で、相談内容としては、消費・賞味期限切れ商品の販売や使用材料の原産地表示が不適切ではないか等が主なものでございます。
 次に、市立保育所の食材の購入方法についてでございますが、現在、毎月、市の主催で児童課と市内保育所の給食担当者が献立会議を開催しております。その際に、基本となる献立を民間も含めた各保育所に提示し、各保育所ではその献立に基づいた給食をつくり、園児に提供しております。
 また、国・県等からの情報提供や納入食材の鮮度チェック、保存時の温度調整などの衛生管理等を通じまして、各保育所に園児への安全な給食の提供を指導しております。
 市立保育所で使用する約450食分の食材につきましては、各保育所において食材ごとに市内業者等から購入をしております。生産地あるいは生産者につきましては、すべての食材について把握はしてございませんが、購入に際しまして安全面や旬な食材が確保、購入できるよう努めております。
 私からは以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 教育部長。
◎教育部長(清水祥右) 私からは、学校給食での食材生産地、生産者の把握についてお答えいたします。
 学校給食では、およそ210品目の食材や果物を使用しておりますが、当市では1日1万2,000食を3つの給食センターで調理しており、一度に同じ品種、同じ規格の食材を大量に使用するため、農産物、肉、卵等については生産地の特定はできておりますが、生産者の特定はできておりません。加工品についても同様でございます。ただし、加工過程の安全、添加物については、成分の配合割合、栄養分析の内容を表示した給食物資分析表を添付させ、安全を確認しております。また、食品の納入時には、品質、温度などについても十分検査して収納しております。
 食の安全につきましては、今後とも十分留意し、学校給食の物資の購入における衛生安全の確保に努めてまいりたいと思います。
 私からは以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) それでは、私からは、市立総合病院の入院患者さんの食事についての御質問にお答えいたします。
 病院食を提供される患者さんは、健常者に比べ身体や心が弱っており、不安定であります。そのような方々の食事でありますので、食材料の品質、製造年月日、賞味期限、産地、生産者、製造元及び納入時の食品温度等十分な検品を実施し、記録しております。これらは、食品の衛生管理手法を基本とする保健所の指導の下に実施されております。
 なお、近年、諸外国からの輸入食材に使用される農薬や食品添加物の問題があります。当院臨床栄養科では、疑わしきは使わずを基本に、食材の安全性に十分配慮しており、報道や専門筋からの情報が入れば、即座に該当食材の使用を中止しております。食材に限らず、食器やラップ類等の調理備品もこれに含んでおります。
 また、食材では、できる限り地元のものを地元の業者から購入するようにしております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 増田猪佐男議員、よろしいですか。22番 増田猪佐男議員。
◆22番(増田猪佐男議員) 御答弁ありがとうございます。
 ちょっと市長に所信をもう少しお聞きしたいと思います。
 平成20年度予算の内容というのは、予算編成に当たって1月ごろから本格的に考えていくと、こういうことは十分私もわかるわけでございますけれども、本年度よりは来年度はまだ財政面では厳しくなるのではないかなと、こういう考えを私は持っているわけでございますけれども、市長も今、御説明があったとおりだと思いますけれども、やはりそういう厳しい中でこれからは藤枝市を発展、あるいは活気のある市をつくるには、市長としてもう少しこの予算にも、少ないなりに全体的な面で都市計画の方へ回していったらどうかと、こういうことで私は思うわけです。これに関連して、交通網というのは、そういう意味から中途半端になっている工事が多いわけです。そういう点をもう少し前進させるような考えはないか、これをちょっと市長にお聞きしたいと思います。
 それともう1つは、議題の2番目の食の問題でございますけれども、半月前に新聞紙上に載りました学校給食の問題、あるいは病院の給食の問題、食育重視をするようにならないだろうか。特に栄養改善からだんだんこれを転換して、そして人間の要するに健康維持、管理と、こういう面へ方向づけがかわってきているのではないかな。特に学校給食法改正ということで、政府もこれから検討していくと、こういうことをいわれております。そういう点において、これからも今質問しました内容は私は十分理解できるわけですので、これからもこれについて積極的にやっていくかどうか、これだけをちょっとお聞きいたします。
 以上2点をお聞きしたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 増田議員の再質問にお答えを申し上げます。
 大変厳しい財政状況になっているということにつきましては、これを大変御理解いただいているということでございますので、感謝を申し上げます。
 そうした厳しい状況の中で甘い見通しを立ててはいけないと思っておりまして、しかるべき財源を、しかるべき一番効果的な割り振りをしていくということは、これは我々に課せられた最大の課題ではないかと思っているところでございます。これまでにもさまざま計画をされている事業がたくさんあるわけでございますけれども、これについてもしっかりと見直しをかけながら、あれもこれもから、やはりあれかこれという緊急度、優先度、さまざまそうした背景を総合的に判断して施策展開に予算を結びつけていきたいと考えているところでございますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 教育部長。
◎教育部長(清水祥右) 学校給食のお話がありましたので、教育は知、徳、体といわれておりますが、食はその源でございますので、今後、食の安全については、十分管理、衛生面をしていきまして、今後、子供たちに安全な給食が図れるように万全を期していきたいと思います。
 よろしくどうぞお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 増田猪佐男議員、よろしいですか。22番 増田猪佐男議員。
◆22番(増田猪佐男議員) 今、市長からも御答弁がありましたように、要するに資金繰りというものをぜひ総合的に考えてもらって、しかも効果的で、これからはどこをやっていかなくてはならないと。そして、将来、藤枝市はこうなっていくよと。こういうあれでお願いしたいなと思います。しかも市長が最終的に腕をふるうのは、もう峠へ来ているわけです。そうした場合に、ぜひ市長として経済的に、そして効果ある取り組みをやっていただきたいなと思います。ぜひ計画路線は路線で、1日も早く、資金繰り内容を見てやっていただきたいと、こう思います。ぜひよろしくお願いします。
 それで、食の方のお願いした事は、要するに特にこれからは少子化になるわけですけれども、衣食住という食は大切なものです。ぜひこれも検討していただいて、そしていよいよ事故のないようにしていただきたいなと思います。
 私からは総括質問でこれをお願いして、以上で質問を終わらせていただきます。
 本当にありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。
                               午前10時24分 休憩

                               午前10時39分 再開
○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次に進みます。7番 臼井郁夫議員。
          (登       壇)
◆7番(臼井郁夫議員) 通告に従いまして、今後の病院経営について質問をさせていただきますので、御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。
 保険医療機関指定取消の期間も、市長を初めとする病院関係者各位の御努力によりまして1カ月という最短期間にて再指定できましたことは、市民も安堵したところであると思われます。改めて厚く御礼申し上げます。
 しかし、診療科によっては、医師の確保が困難なために市民も大変不自由な思いをしています。ここに1つの例を挙げますと、今年の9月にある人から、人間ドックを受けたいが、どこか病院を紹介していただきたいという相談を受けました。以前、消防署の職員のことを思い出しまして、そういえば9月の予約を10月にしてほしいと病院から言われたというので、10月に市立病院へ行ったらいいじゃないかということでお答えをしました。その方は、当然、市立病院で人間ドックを受けまして、その結果、血糖値が高かったということで再度総合病院へ行きました。病院では治療ができないということで坂本医院を紹介し、そこで紹介状を書いていただきました。また坂本医院では再検査を行い、教育入院が必要ということで、そこでまた焼津市立病院へ紹介状を書いた。焼津市立病院へ行ったところ、検査項目である眼底検査を自宅に近い方がいいということで、藤枝のともの眼科へ紹介状を書いたということで、この患者さんは3回の紹介状を書いていただいたということで、3回分の紹介状の料金を支払う結果になってしまった。藤枝市民がこのようなたらい回しにあったということは、医師がいないということによって診療科が設置できない、非常に残念な思いでなりません。このような事例があったということを御承知おきください。
 今後の病院経営につきましては、このようなことを含め、病院の存続やこれ以上の市税投入など、多くの市民の皆様が心配し、不安に思っていると思われます。よって幾つかの質問をさせていただきます。
 このたびコンサルタントに依頼して作成してきました藤枝市立総合病院経営改善計画、病院の中期計画でありますが、市長は9月市議会定例会で、池谷議員の答弁の中におきまして、経営改善の道筋をつけることが私の責任と考えているとお答えになっていますが、ここに来ておおむね道筋はついたと思われますが、この計画につきまして、病院の再生、つまり経営におきまして病院の特別委員会にて執行部より回答がありましたように3年後、いわゆる平成22年度には黒字に転換できると市長はお考えか、まずお伺いをいたします。
 また、平成18年度、約16億円の赤字決算を極めて厳しい数字と受けとめられ、御答弁されており、さらに平成18年度を上回ると思われる平成19年度の赤字決算、11月の定例記者会見では、10月以前の平均収益と比べて約5億円の減収、療養費払いの適用が認められない場合はさらに収益が減ると報道されました。そして、平成20年度までの累積赤字の予想は100億円と予想されているわけですが、一般の民間企業では倒産に追い込まれてしまうようなこの数字をどうとらえ、どのくらいが現病院経営の限界数字と見ておられるのかお伺いをいたします。
 また、経営の改善策として立ち上げた10余のプロジェクトチームへは、開設者としてどう助言されているのか。また、保険医療機関停止前は一般会計からの繰り出しは考えていないということでありましたが、累積赤字額によっては繰り出しも考えるのか、お伺いをいたします。
 次に、市長として保険医療機関指定の取り消しは別としまして、この累積していく赤字は何が原因とお考えか。また、その対応をどのように行うか。お考えがあればお伺いをいたします。
 次に、院長を中心に地元の志太医師会と良好な関係を築き上げ、病診連携など近隣の病院に先駆け多くのアイデアで経営を行ってきたと思われますが、市長はこの病院の経営のすべてを院長に権限委譲してきたのかお伺いいたします。
 そして、中期計画の中で中期とは何年を指し、また長期計画、つまり累積赤字の返済計画をどのように立てているのか伺います。
 藤枝市立総合病院経営改善行動計画の中での経営分析では、赤字の原因は医療費抑制政策、研修医制度改革による医師の偏在問題などの影響、医師の離職に際して医師を獲得することができず、診療科休止に追い込まれて患者数の急減、診療収入の減少につながった。在職医師には過重の負担がかかる状況が続き、医師のモチベーションの低下を招き、診療する患者数の減少傾向に歯どめがきかなかった。平成17年度に新オーダリングシステム及び電子カルテを導入して情報の共有化の推進、保管管理業務改善を図ったが、収入増に結びつかない。17年度には新外来棟に投資を行ったが、患者数の増加、収入の増加には結びついていない。平成13年度から平成18年度までの収支構造を見ると、収入の逓減傾向に対し、経費は安定的漸増傾向にある。経営に対する職員の意識、関心が薄く、有効な収支改善が図れなかった。事業環境を分析し、経営戦略を企画、実施する経営企画機能が弱かった。このようになっています。
 この中には内的要因と外的要因があり、内的要因は経営の努力や改善で修正はある程度図れると思われますが、外的要因は全国レベルの問題であり、各自治体が結束し、厚生労働省に提言すべきものと考えます。既に全国自治体病院開設者協議会では実施しているようでありますけれども、いずれにいたしましてもこの2つの大きな対策が必要であります。
 特に数少ない医師をどうしたら招聘できるか。既存の医師をどうとどめるかという中で、医師の待遇面において見直す必要があり、好条件を提案することだと思うが、市長はこの点をどのように考えるかお伺いいたします。
 また、努力した医師が報われるような、やる気を出させる手法も必要と思われるが、どうでしょうか、伺います。
 病院の開設者として、そのほか病院の経営を安定させるために、どのような方策があるとお考えか、あわせてお伺いをいたします。
 全国に自治体病院は1,000以上もあり、うち黒字の病院は100余に過ぎなく、静岡県におきましては、黒字は富士宮の1病院と聞いております。赤字の病院がたどる道は、公営をあきらめ、民間の力をかりる指定管理者制度や民間委譲となった事例が幾つかあります。そこで、市長は経営破たん目前に追い込まれた場合、手だてとして地方独立行政法人制度を含め、藤枝市立総合病院を民営化するお考えをお持ちかどうかお伺いをいたします。
 人事権や予算権が与えられない上で、院長に経営手腕を求めることは、私はできないと思います。民間企業では考えられないことであり、院長に経営責任を求めることもできない。事務方においても、本庁に人事権があるため、病院に配置される職員も2年程度で交代させる。自分に不慣れな職種に配置された職員にも同情はするけれども、早く本庁に戻りたがっている気持ちが職員にあるようでは、リーダーがどんな優秀でも、また改革意欲があっても、だれもついてはいかないのであります。そこで、最後に市長の病院に対するマネジメントをお伺いします。
 以上、御答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 臼井議員の今後の病院経営についての御質問にお答えを申し上げます。多分に包括的にお答えをするということになるかもしれませんので、御了解をいただきたいと思います。
 今回、経営健全化へのロードマップといたしまして、今後5年間の中期経営計画の策定を進めてまいりました。この中期経営計画の特徴といたしましては、病院内部から自発的に策定をされてきたことが挙げられようかと思います。したがいまして、改善方策もあくまで自助努力によるものとなっておりまして、一般会計からの繰り入れも基準に基づくものによって行う考えでおります。
 また、病院長への権限委譲等、権限の取り扱いについては具体的に取り決めたものはございませんが、現在まで病院運営については、院長を中心に病院が主体的に行ってきたものと認識をいたしております。これにつきましては、人事異動等、人事権に係るものに関しても、これまで病院の意向を十分にしんしゃくする中で行ってまいったところでございます。
 病院経営は、構造的に費用では人件費、減価償却費、支払利息、資産の除却費などの固定費が大きく、収入では定められた診療報酬が収入の9割を占めるなど、医療費の抑制策が進む中では赤字体質にならざるを得ないところがございます。また、現在、大きな課題になっている医師不足も赤字の原因になり、累積赤字の解消ができないでおります。今後は、中期経営計画に基づいて経営改善を進めることが、経営面からは必須の条件といえようかと思います。医師の確保対策の1つとして、処遇面でのインセンティブとして人事評価制度の導入についても今後検討してまいりたいと考えております。
 病院の経営改善につきましては、中期経営計画を実現していくことが、今の形で存続できる最終ラインと考えております。また、総務省から19年内にも示される公立病院改革ガイドラインでも、経営形態の見直しについて厳しいものが示されることが予想されます。今後は、地方行政特別法人化や指定管理者制度の導入などによる経営形態の見直しが求められることから、このようなことも踏まえ、病院運営のあり方について検討していかなければならないものと考えております。
 残りの御質問につきましては、病院長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 病院長。
◎病院長(金丸仁) それでは、私から、臼井議員の病院経営についての御質問にお答えします。市長への御質問ということではありますが、一部私からお答え申し上げます。
 今回策定した中期計画は、平成20年度から5年間の計画で、骨子として3年後の平成22年度に黒字化を目指すものであり、過去5年の実績を検証しながら、累積欠損金のデッドラインを約100億円と考え、収支計画をシミュレーションし、赤字脱却のシナリオを検証しております。それにより得られた結果から、3年目には収支が均衡する計画とし、そのためにとるべき方策を探る中で、各プロジェクトチームにより個別、具体の施策について検討してまいりました。この進行管理については、月に一度、経営会議において各プロジェクトチームから状況報告を受け、今後の取り組みについて指導を行っております。
 これまでの現状分析とそれに可能と思われる範囲で最大の努力目標を付加して計画しておりますが、かなりの努力を要します。計画の戦略の特徴は、病院長を補佐する副院長を複数置くこと、また国が重点方針としている4疾病5事業のうち、がん、脳卒中、心筋梗塞の3疾病、救急医療、小児医療、周産期医療の3事業について重点的に強化を図ることとしております。黒字化するまでに、累積赤字の予想額は100億円となりますが、それが限度であろうと思います。
 短期計画でのプロジェクトチームには、毎月1回、経営会議で進捗状況の報告をいただき、そのままでよいか検討しています。累積していく赤字は、収入の減少の割に支出が減少しないことによる赤字基調に陥ったことが原因で、その理由は患者数の減少、さらにその理由は診療科の閉鎖と病院医師の疲弊感にあると考えられます。したがって、一番の改善策は、病院医師の労働環境の改善であろうと思います。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 御答弁ありがとうございました。幾つか一問一答にて再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 院長に少し、今の御答弁の中でお伺いいたします。
 月一度の経営会議、プロジェクトチームからの状況報告、努力目標の負荷など医師への負担が懸念されるということでございます。院長、最後に一番の改善策は、医師の労働環境としているけれども、それだけのプロジェクトチームの会議とか過酷な状況になっているけれども、その辺を矛盾しているような御答弁でしたけれどもお伺いをします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 確かにこういう経営改善について、医師をプロジェクトチームに駆り出して委員会をやる、時間外にそういうことをやることが多いものですから、確かにその負担はかかります。ただ、病院というのは、やはり医師が中心になって動かない限り改善ができないものですから、これはちょっとやむを得ないと考えています。ただ、そのかわり、今そのプロジェクトの中で労働環境を改善する一番の目玉的にしているのは、医師の事務作業を軽減するためのクラーク、医療秘書のようなものを順次増加させていく。既にこれは着手をしておりますけれども、さらに増加させていくということを考えており、そういうことによって負担を軽減させていこうと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ありがとうございました。
 続いて、累積赤字の100億円ということで、院長からそういう御答弁がありましたけれども、市長は開設者として病院の自助努力が及ばなかった場合、どのような施策を持っているか。持っていたらお伺いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) これは、あらゆる努力をしていただくということをまず第一前提として考えております。そのために病院内部からやる気を起こして、こうして計画をつくっていただいたわけですから、その計画に従って、まずそれへの最善の取り組みをやっていただく。その結果を見て、その時点で考えるということはあり得るだろうと思います。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 一般会計からの繰り入れも基準に基づいて行うという御答弁については、これは私も市民が心配していると先ほど質問させていただきましたけれども、この点では安心をいたしました。
 この累積していく赤字、この原因等が幾つかあったわけでございますけれども、現在課題とされている医師不足におきまして、赤字の原因となっているのは当然でございますけれども、市長は11月の定例記者会見におきまして、院長の辞職願を受理する意向を示したとありましたけれども、私は院長の職務を辞職と解釈していますけれども、この緊急時の医師不足の中で院長は藤枝市立総合病院にとって貴重な医師でありますし、病院経営の立て直しにおいても今までの責任を医療現場でぜひ果たしてほしいと願っていますけれども、その点、市長の見解をお伺いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 病院の経営の健全化につきましては、これは市民の多くの方々、あるいは地域の皆様方に安心していただけるという状態をまず構築していくということでございますので、これはお医者様を含めた病院職員、あるいはうちの本庁の方の職員も含めて藤枝市挙げて取り組んでいくということでございます。したがいまして、これまでのことについての一応責任を取って、病院長を辞したいというお気持ちを確認をさせていただきましたので、今後は病院の健全化に向けて、再建への御協力もいただきたいと考えているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 今の件につきましては、理解をさせていただきました。
 次に、収入が少なければ支出を抑えるのが鉄則であり、費用の抑制においては、経営健全化の戦略方針の中で現状の規模を維持しながら委託費の見直し、あるいは光熱費、消耗品の削減、ジェネリック利用促進による薬品費削減などを掲げているわけでございますけれども、その中で費用という面では、現在の医師住宅及び看護師寮の入居状況について、最初お伺いをしたいと思います。お願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) それでは、医師住宅と職員住宅についての入居率について御報告いたします。
 医師住宅につきましては、病院所有の医師住宅と民間借り上げの医師住宅、両方ございます。そのうち病院所有の医師住宅につきましては、40定員のうち入居者が28.70%の入居率でございます。民間の借り上げの場合は、これにつきましては4戸借りておりまして、当然4人入居しておりますので、100%でございます。
 あと、看護師等の職員住宅の関係でございますけれども、これにつきましては定員が36名のうち22入居しておりますので、61%でございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 以前、もう2年くらい前ですか、3年ですね、前島の医師住宅を現地審査の方で見させていただきましたけれども、非常に老朽化が進んでいるわけです。18年度にこの修繕費というのは、医師住宅についてどのくらいかかっているのか、わかれば教えてください。お願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 18年度の修繕費のうち、医師住宅分につきましては538万3,439円ということでございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ありがとうございました。
 市が所有する医師住宅の必要性でございますけれども、今後どのような対策を取っていくのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 病院所有の医師住宅につきましては、基本的には引き続き医師に借りていただくようにしたいとは思いますけれども、ただ住宅の建築年が大分古いものがございまして、それにつきましては、昭和56年5月31日以前の旧建築基準法で建てられた木造住宅が11戸ございますけれども、それらにつきまして、今後、空き室等の状況等を見ながら解体処分をしていきたいと考えてはおります。なお、そのほかにつきましては、修繕等を行いながら引き続き利用していきたいと思っています。今現在、今年度4戸解体したいと考えております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 先ほどお答えいただきました看護師寮の方でございますけれども、入居率61%ということですけれども、これは全部を借り上げているということですけれども、これは何年間の契約になっているか、お伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 30年ということです。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 今、30年ということですけれども、これは年数にすると何年度から何年度かお伺いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 申しわけございません。今、手元に資料がございませんので、後ほど調べて御回答させていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 病院が開業したときと多分同じぐらいからだとは思うのですけれども、30年と非常に長いわけですけれども、非常に空いている部屋が多いということで、この辺も契約の見直しを行うべきと考えるが、この辺いかがかちょっとお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 相手と協議等を今後していきたいと思いますけれども、相手のあることですのでちょっとどうなるかわかりませんけれども、それプラス、できれば家賃等の引き下げ等のお願いを、古くなってきていますので、そういう関係をしていきたいと思います。できれば借り入れの期間も見直し等していただいて、家主さんと話を進めて今後いきたいと思っています。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ありがとうございました。
 いずれにいたしましても、まだまだ多くのむだな費用が多くあります。入るものがなければ、出るものを抑えなければならないと、収支のバランスは取れません。早い改善を行って、経営につなげていっていただきたいと思います。
 次に、医療費の未収金でございますけれども、これまた経営を圧迫している要因と受けとめますが、テレビにて報道されました袋井市の現状が映し出されていましたけれども、御多分に漏れず当市においても多額の未収金となっているはずであります。17年度、18年度の未収金額をお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 18年度の過年度個人未収金としましては1億6,800万1,262円です。それと17年度の過年度個人未収金、17年度末で1億3,724万1,164円でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 17年度と18年度の未収金の回収でございますけれども、どのくらい金額的に行われたか、わかればお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 18年度中の未収金の入金状況でございますけれども、合計で8,726万2,059円の未収金の回収ができております。
 それともう1点、先ほどの御質問、申しわけありませんけれども、期間でございますけれども平成6年4月1日より30年間という覚書になっているということです。よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 未収金につきましては3年で時効となってしまうということでございますけれども、現在の回収の方法はどのように行われているか、お伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 督促状等の発送、それと職員の臨宅で、臨時職員でございますけれども専門の職員を採用しまして、そちらで未収金の納入のお願いに行っております。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 回収率が悪いわけでございますけれども、今後は法的な手段も考えるべきと思いますが、その点いかがかお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 今後研究していきたいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) この未収金におきましても、赤字の大きな解消の1つでございます。より一層の努力をしていただきたいと思います。
 続いて、先ほど市長から答弁のありました権限委譲の件でございますけれども、この人事権というのは病院のすべての従事者と解釈してよろしいかどうかということでお伺いしたいのですが。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。総務部長。
◎総務部長(西形宥二) まず、内申という形で実施して、病院の意向を十分酌み取っております。それは主に医者と、あとは技師の関係、看護師。事務の件につきましては、各所属で職員の意向調査をする中で全体的な把握をしております。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ただいまの回答だと、医事従事者ということで解釈させていただきます。
 それでは、あと予算権ということになると思うのですけれども、権限委譲の中で、この予算権というのはどうなっているのか、お伺いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 病院長の方で編成をしていただいて、それを議会の方に提案すると、市長が提案するという形になっております。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 先ほど中期計画につきましては、今後5年ということでお答えいただきました。長期の計画というのは立てられているのか。もし立てられていないようであれば、今後計画を立てるという計画があるかどうかということをお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 現在は中期計画のみで、長期計画については、非常に医療事情の変遷が激しいため、今のところ立てられておりません。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ありがとうございました。
 それから、現在の人事評価はどういう仕組みになっているのか。人事評価につきましては、医師の確保対策の1つとして、処遇面でのインセンティブとして人事評価制度の導入について今後検討していくという御答弁をいただいたと思うのですけれども、その中で現在の人事評価、どういう仕組みになっているのかという点と、それから処遇面での人事評価というのは、今後どのような評価を検討しているのかということをお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。総務部長。
◎総務部長(西形宥二) まず、現在構築中の人事評価の関係ですが、これは全般的にお答えさせていただきますと、これは業績と能力、この2点を客観的に評価する。そして将来的、今、予定では平成22年を目標にしておりますが、給与等に反映したいと、こんな取り組みをしております。
 今年度から、病院の医療職、これも含めて構築中でございますが、今、御指摘の医師、この医師につきましては非常に評価が大変ということで、今のところ取り扱いから除外してございます。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 先ほどの私の方の質問は、数少ない医師を招聘するには待遇面で好条件を提案することということだと思うけれども、どう考えるかという質問だったのですけれども、この人事評価については、医師についてはそういう計画はないということですから、これもこれから医師を招聘する、あるいは現在の医師が報われるような手法、これらもできれば病院のプロジェクト等で考えていっていただきたいなと。その中で、どうしてもやはりそういう待遇がなければ医師の確保はちょっと難しいのではないかと思いますので、その点よろしくお願いします。
 それから、開設者としての市長の見解ですけれども、開設者として病院の経営を助けるためにどのような方策があるかという質問の回答が少し明確でなかったようですけれども、市長の答弁においては、経営はすべて院長に任せてあるというように受けとめてよろしいかどうか、お伺いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 先ほどからも御答弁申し上げているとおり、現院長さん、これまでも一生懸命にお仕事をしてきてくださっております。内的要因、外的要因さまざま、特に外的要因が大きくこの病院経営を難しい方向に持っていっているということでございますので、それらへの対処を含めて大変一生懸命に取り組んできてくださったと思っております。したがって、これまでは信頼を申し上げて病院運営をお任せしてきたと考えているところでございます。
 先ほども人事権、予算権のことでも御質問がございましたけれども、これまで病院長さんの方から、こういうふうにやってみたいという内容を含めて、数字が上がってきたときに、それを私の方からカットしなさいと言ったことは1回もございませんし、またこういう人材を派遣してほしいというような内申があったときには、それはできませんというようなことを申し上げたことは、私の記憶の中には一切ございませんので、そうした意味合いで病院運営、経営については、病院長さんにお任せをしてきたということは事実でございます。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ただいま市長より、信頼をして任せてきたという御答弁をいただきました。市長は、今現在の立場である開設者というのは、今病院がこれだけの危機に陥っているわけでございますけれども、そういう予算権、あるいは人事権、これはすべて院長に本当に信頼を置いて任せてきた中で、危機に陥っている中で開設者として、この病院の経営に対して助言とかそういったもの、あるいは援助できるもの、こういったものをお考えかどうかというのをお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 病院経営会議というものがございます。そして、先ほど申し上げた内的要因に関しては、これは病院内部でしっかりと精査をして、こういう問題がある。したがって、この問題に関してはこういう対処の仕方がある。文字どおり自分たちで自助努力をしながらやっていただく部分がございますので、これについては、病院経営会議の中で報告を受けながらやってきたということでございます。しかし、今回の問題等を契機にいたしまして、まだこれまでのやり方では十分ではなかったのではないかとも考えられますので、病院経営会議の中における開設者としての仕事、その役目、これをしっかりもう一回見直していきたいと考え、既に指示を出しているところでございます。
 また、外的要因については、これは多分に国の医療制度の問題にもかかわってまいりますので、機会あるごとに県の市長会、あるいは全国市長会等、それだけではもちろんありませんけれども、機会をとらえて、制度改正等を含めて、地方の病院が疲弊しているその原因を何とか改善してほしいという働きかけをやっているところでございますので、こうした意味合いにおいて、今申し上げた2つの点において大きくは助言をできるのではないかと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) ありがとうございました。
 病院経営会議の中でもっともっと市長として、開設者として踏み込んで、御意見を言っていただきたいと思いますので、それで何とか病院を立ち直らせていただきたいと思います。
 それから、もう1点、市長にお聞きしますけれども、既にテレビ、新聞で報道されました浜松の2病院については、21年度をめどに、改善策として地方独立行政法人制度の導入ということを検討されているようでございますけれども、先を読んだ対策が施されています。当市においても、先ほど御答弁にありましたけれども、病院経営のあり方については検討ということですけれども、検討ということなく、早くも勉強会を立ち上げるなど対策をとって、あくまでも検討で終わってしまうのか、また再度この点を市長にお伺いをしたいと思います。今後5年間という先ほどの中期計画の中で、さらにその間に悪化する可能性も出てきますので、その点をちょっとお伺いしたいと思います。
 よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 与えられている時間はそれほど十分にあるとは思っておりません。悠長なことは言っておれないという状況にあることも強く認識をいたしております。これは大きく地域医療をどう守っていくかということにもかかわってまいりますので、上級組織である静岡県の意向等も確認しながら、あるいはこの地域の医療がどうあるべきかということの視点の中で、本病院が今後どうあるべきかということの帰結を求めていくことになるだろうと考えております。一生懸命取り組んでまいりたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 臼井郁夫議員、よろしいですか。7番 臼井郁夫議員。
◆7番(臼井郁夫議員) 最後に、今後の病院運営に当たっては、患者第一位の視点に立って、医療水準が低下することなく、給与水準の見直しの検討、人事の見直しにおいて、長期間腰を据えた職員であるように、地域における自治体病院のあり方の見直し、外部からのしがらみのない、病院の上に立つ専門家の検討委員会の設置、適正利益を確保するために積極的に改革をしていただきたく、開設者である市長に要望して、私の質問を終わらせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) すみません、1点だけ追加で御答弁させていただきたいと思います。
 医師の人事評価制度につきましてですけれども、平成20年度から検討に入りたいという考えでおりますので、それだけ追加でよろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次に進みます。2番 岡村好男議員。
          (登       壇)
◆2番(岡村好男議員) 通告に従いまして質問いたします。
 まず、標題1、下水道事業についてお尋ねをいたします。
 平成12年度を初年度として策定されました藤枝市環境基本計画では、平成22年度末までには下水道普及率46.4%、合併処理人口2万3,000人、農業集落排水処理施設における処理人口2,200人を達成するといった、それぞれの目標設定値において、その達成の実現の可能性が大変危惧されているわけでございます。そして、なおかつ下水道においては、本管が整備されているそれぞれの地域において、枝管の整備進捗状況の地域間の格差、不均衡についても危惧をしているわけでございます。市民の声を代弁して、以下6点について端的に御質問をさせていただきます。
 まず1点目として、下水道施設における現行の処理能力及び余剰の能力について伺います。
 次に、2点目として、藤枝市環境基本計画における目標に向けた事業の進捗状況について伺います。
 次に、3点目でございます。利用人口、そして世帯から見た農業集落排水処理施設における処理状況の推移及び残渣処理状況について伺います。
 次に、4点目でございます。下水道普及の各地域ごとの普及率及び地域格差是正について伺います。
 次に、5点目として、市街化区域の下水配管布設外地域における合併浄化槽等への弾力的な補助について伺います。
 次に、最後6点目でございます。現状でも焼津市よりも高い中での、今回の使用料の値上げの妥当性について、改めて伺いたく思います。
 続きまして、標題2、新ごみ焼却施設建設の取り組み決意について市長にお伺いいたします。
 この新清掃工場の建設用地選定を取り巻くこの1年の環境を振り返ってみますと,本年の2月15日、広域連合での事業の推進が困難との決断をし、その結果、志太広域事務組合事業としての再出発することを確認したものでございます。翌3月、用地の選定を各理事より藤枝市に要請され、本市域での建設候補地選定に取り組んでいると、私自身、今までの幾多かの議会質問、そして志太広域事務組合の質問を通じて確認をいたしているところであります。
 そうした状況にあって、藤枝市長として、また管理者として、再度取り組まなければならない最重要課題として位置づけをされ、今日まで候補地選定に取り組んでいる御尽力に改めて敬意を表するとともに、いよいよ最終の局面に入ったと認識をしております。ここは市長の強烈なリーダーシップをお願いするところであります。そうした中で、11月1日の報道において、順調に進捗という表現に対する市民の反響にはさまざまな受けとめ方がありました。
 そこで、改めて市長の取り組みの決意について、以下4点、具体的に伺います。
 まず1点目でございます。「組織を挙げて取り組むが、順調に進んでいる」との本年10月志太広域事務組合議会においての答弁についてですが、組織とは何を指しているのか。また、協議の開催状況や検討事項は何なのか伺います。そして、順調にとは、内部的な、事務的な土地利用上や法規制の見通しなのか、または直接的な用地交渉の感触なのか、いずれを指しているのか伺います。
 次に、2点目です。助宗の轍は踏まないとは、当時の候補地助宗地区に何ら交渉をしない前に公表したことを指しての反省のことか伺います。
 次に、3点目でございます。候補地の絞り込み状況について、リストアップされた20カ所から現在どこまで絞り込まれているのか、改めて伺います。また、利便性やコストの評価以外の要件として、最も早く建設に取りかかれる場所が大前提となるとは、具体的には何を指しておられるのか。さらに、2.5ヘクタールの面積要件とともに、将来の地域発展や公共施設、企業立地などについてはどう考慮されているのか伺います。
 最後に、4点目でございます。情報の公開について、情報公開条例との関係についてはどう考えるか。市民参加の市政ならば、若干の混乱を招くことはあっても、公表後の説明交渉を考慮すれば、配慮すれば、その接点を検討すべきことではないかと伺います。
 以上、明確な御答弁をお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 私からは、最初に岡村議員の1項目めの下水道事業についての御質問についてお答えを申し上げます。
 1点目の下水道施設における現行処理能力及び余剰能力についてでございますが、浄化センターの現在の処理能力は1日最大3万7,650立方メートルで、汚水処理状況は、平成18年度実績で1日平均1万9,773立方メートルを処理いたしておりますが、朝夕のピーク時や天候による流入量の変動、定期点検時には最大能力に近くなり、それほど余裕のないのが現状であるとの報告を受けております。
 次に、2項目めの新ごみ処理施設建設の取り組みの決意についての御質問にお答えを申し上げます。
 1点目の組織を挙げて取り組みは順調に進んでいるとの志広組での答弁等の内容についての御質問でございますが、まず組織とは何を指しているかとの御質問につきましては、市長また志広組管理者でもございます私を筆頭として、本市の最重要課題との認識のもと、志広組と協調しながら藤枝市役所を挙げて全力で取り組んでいると御理解をいただきたいと存じます。
 協議の開催状況や検討事項についてでございますが、用地の選定作業は、庁内に副市長を委員長、関係部長をメンバーとした一般廃棄物中間処理施設用地選定委員会を設置して、選定作業を進めております。選定委員会では、リストアップした用地について状況の整理を行い、庁内関係部署、外部関係機関等との協議の状況を踏まえ、早期建設が可能と判断される最適地の絞り込み作業を行っております。
 また、順調にとは具体的に何かでございますが、今申し上げた、いわば内部的な作業がこれまでは順調に進んでいるということで御理解をお願い申し上げます。庁内的には、各部署にこの用地選定に全面的に協力するように指示をいたしているところでございますが、これから最適地を決定するまでが本当の正念場となると考えており、慎重にかつ全力で取り組む決意でございます。
 2点目の助宗の轍は踏まないとの反省の内容についての御質問でございますが、議員御指摘の地元への公表前に新聞報道がされて、地元の皆様のお気持ちを傷つけてしまい、交渉の入口でつまずいたことは、もちろん反省すべき点と考えております。もう一方で、ゼロエミッション事業の計画が打ち出されたことにより、組合としての方向性が揺らいだことも大いに反省すべき点と考えておりますので、不退転の強い決意を持って取り組んでまいります。
 3点目の絞り込みの状況についての御質問でございますが、何カ所に絞り込みをしたというような具体的な箇所数を申し上げるのは、いろいろな憶測、また誤解を招くことになろうかと考えますので、御容赦をいただきたく、御理解をお願い申し上げます。
 また、最も早く建設に取りかかれる場所の具体的内容については、居住家屋等移転に期間を要するであろう物件が極力少ないこと、地権者の数が比較的少ないこと、また法的クリアの容易さ、さらに造成、電力供給、アクセス道路の有無等、新たな工事が最小限で済むことこと等にウエートを置いて、比較、検討しているところでございます。
 そして、将来の地域発展等への考慮についての御質問でございますが、その点は現在の選定作業におきましては、主要な選定要件としては位置づけておりません。したがいまして、そういったものについては建設用地が決定した後、地元の皆様と十分にお話し合いをする中で、新たな施設がどういった形で地域に貢献、あるいは共存できるか検討してまいりたいと考えております。
 4点目の情報公開についての御質問でございますが、情報公開条例の目的にもございますように、基本的には市民の皆様と情報を共有していくべきと考えておりますが、この用地選定につきましては、内部の検討結果を公開することによって建設用地に決定した所、あるいは外れた所におきましても混乱を招くおそれがあると考えております。したがいまして、同条例第7条第5号の非開示の要件に相当するものと思われますので、公表前の情報開示は差し控えさせていただきたいと考えております。
 用地が決定した折には、地元の皆様の御理解をいただくよう十分なお話し合いをする中で、選定経過も含めて説明責任を果たしてまいる所存でございます。
 残りの項目につきましては、担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 私から、下水道事業についての残りの御質問についてお答えいたします。
 2点目の藤枝市環境基本計画における目標に向けた事業の進捗状況についてですが、公共下水道事業については、平成18年度末現在の普及率が42.3%という状況であります。財政状況が厳しい中で普及率の伸びは低いものの、目標達成に向けて効率的、効果的な事業執行に努めております。
 農業集落排水事業については、平成18年度末現在の処理人口は450人であります。蔵田地区、市之瀬地区に続き、平成21年度に葉梨西北地区が供用開始される予定ですが、できる限り早期に全世帯に利用されるよう加入促進に努めてまいります。
 合併浄化槽につきましては、平成18年度末現在の処理人口は2万400人余でありますが、平成12年の浄化槽法改正により単独浄化槽の新設は原則禁止され、単独浄化槽から合併浄化槽転換への努力義務が設けられたため、順調に整備されていくものと考えています。今後も現行制度の啓発を進める中で、合併浄化槽への転換を図ってまいります。
 次に、3点目の利用人口、世帯から見た農業集落排水処理施設における処理状況の推移及び残渣処理状況についてですが、まず利用人口については、平成14年度末348人から平成18年度末450人に、利用世帯につきましては、平成14年度末94戸から平成18年度末123戸へと順調に推移しております。
 議員も御承知のとおり、現在、蔵田地区と市之瀬地区の2カ所で供用開始しております。平成8年度に供用開始した蔵田地区におきましては、既に100%の利用を達成しております。また、平成14年度に供用開始した市之瀬地区につきましては、平成19年10月末現在で約89%の利用率になっていますが、随時接続していただいており、利用の促進が図られております。
 また、残渣処理状況につきましては、毎年2回に分けて、合計約60立方メートルを2市2町で運営している藤枝環境管理センターへ搬出しており、処理場の管理は、専門業者による巡回点検と日常的な地元管理により安定した維持管理が行われております。
 次に、4点目の下水道普及の各地域ごとの普及率及び地域格差是正についてですが、下水道事業の整備は、国の事業認可を得て進めており、平成18年度末で下水道事業認可区域1,195ヘクタールに対し、966.4ヘクタールが整備されております。平成18年度末の各地区における下水道普及率は稲葉地区で9.0%、葉梨地区で24.7%、広幡地区で7.4%、西益津地区で35.3%、藤枝地区で94.5%、青島地区で64.7%、高洲地区で0%となっております。
 地域格差の是正についてでありますが、下水道事業の整備につきましては、普及率向上のため既成市街地を中心に事業の拡張を図ってまいりましたことから、地域ごとに整備状況に差異が生じております。近年の財政状況により整備におくれが生じ、未整備となっております住民の皆様には御迷惑をおかけしていることは否めませんが、一体的整備と水質保全を確保するため、今後も計画的に整備を図ってまいりますので、御理解願いたいと思います。
 次に、5点目の下水道配管布設外地域における合併浄化槽等への弾力的補助についてですが、合併浄化槽の設置補助事業は、公共下水道及び農業集落排水施設の計画区域では、税の二重投資となることから、国庫補助あるいは交付金事業の対象外とされております。このため、当該区域においては、下水道等が使用可能となるまでの経過措置として、市単独による補助制度の創設等の検討をしてまいりました。しかし、補助できない区域であることを御理解していただき、既に自己負担により合併浄化槽を整備していただいた方たちとの均衡や現在の財政状況等を考慮いたしますと、新たな制度創設は非常に困難でありますことを御理解いただきたいと思います。
 最後に、6点目の現状でも焼津市よりも高い中での今回の使用料の値上げの妥当性についてでありますが、下水道事業は当該事業により得た収入をもって運営されることとされ、適正な経費負担区分を前提とした独立採算制が義務づけられております。しかし、公共下水道事業特別会計は、本来下水道使用料で支払うべき資本費のうち、大部分を一般会計の繰入金に依存しており、今後もこの傾向は続くことが予想されております。
 また、下水道普及率が藤枝市と同程度である40%以上50%未満にある全国80都市における平成17年度の資本費の平均回収率は20.1%であり、当市の回収率は12.2%と非常に低い率となっております。
 こうしたことから、本市の下水道事業は、建設資本の投下段階にあるものの、これを経過的に抑制し、建設事業に伴う起債発行額の縮減を図るとともに、処理場等の維持管理費の軽減に努めてまいりました。また、利用効果を最大限高めるとともに、使用料等の自主財源をできる限り確保するため、未接続建物に対する加入促進活動を展開し、水洗化率の向上を図るなどの改善策をさらに推し進めることは当然とし、これとともに下水道使用料についても適正な水準の検討を行い、こうした多岐にわたる方策をもって下水道会計の健全化を推し進め、一般会計への負担を軽減していかなければならないということを御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 再質問に先立ちまして、一問一答方式でお願いをしておきたいと思います。
 まず、標題1の下水道について、質問順にお伺いしていきたいと思います。
 1点目の下水道施設における、いわゆる能力という観点でお聞きしましたら、処理する部分、そういったものが非常に厳しくなってきていますと。能力そのものが厳しくなってきていますということなんですが、過去の議事録の中で見させていただきますと、1つは雨水とか地下水とか、そういったものが流入してしまうという、そういうお話をお伺いしたわけなんですが、こういった内容が、例えば昨年度の不明水というんですか、そういうものが占める割合はどのぐらいあったのかお聞きしたく思います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 昨年度の総合排水量に対する不明水の占める割合でございますけれども、10.5%でございます。
○議長(内藤洋介議員) 2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) わかりました。
 10.5%、言ってみれば1割がいわゆる地下水、雨水ということですから、当然ながら実質の処理能力にかなり影響するという認識を持つわけでございますので、維持管理含めて、その促進によって最小限に抑えていくことを要望しておきたいと思います。この件については、また期間、期間の中で確認をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。これは促進をしっかりしていかないと、メンテナンスの問題ですから、処理能力の問題も含めて重要な問題だということで、確認をまたさせていただきます。
 次に、2点目の事業推進状況ですが、現状は理解をいたしました。しかしながら、具体的には下水道の普及率の目標46.4%に対しまして、達成できるのかどうかお伺いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 現在、目標の達成率につきましては、平成17年度に策定いたしました、平成22年度を目標といたします藤枝市総合計画・後期計画の中で、近年の財政状況を考慮いたしまして43.4%ということで見直しをさせていただいております。
 したがいまして、環境基本計画で策定されました普及率に対しましては、大変困難な状況であるということを御理解いただきたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 今ほどの御答弁の中で、平成17年度に策定した藤枝市総合計画・後期計画で43.4%という見直しがされたという回答があったわけなんですが、それでは、この43.4%の見直し数値の目標は、これから先の議論なんですが、クリアできるという見通しはお持ちなんですか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 17年度に策定いたしましたので、現時点におきましては、この目標達成に向けて努力しているところでざいます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 相当極めて厳しい数値なのかなということを直感的に思ったのですが、いずれにしてもしっかり投資をしていただいて、見直し数値は確保してほしい、達成してほしいということをよろしくお願いしたいと思います。
 私のわかる範囲では、こだわるわけではないのですが、平成12年度に10年後の環境を守るためには達成すべき目標であると考えられたと理解しておりますが、いわゆる46.4%の数字ですね。その点、今後、環境に与える影響を含み、努力していただくと。目標設定を見直しされたということなんですが、少なくとも当時の審議委員としてこの会議に参画していたわけなんですが、そういう意味ではこだわりの議論もありますので、ぜひ要望をいたしたいと思います。
 それから、合併浄化槽及び農業集落排水につきましては、先ほどの御答弁で理解をいたしました。
 3点目の、1点だけ確認ということなんですが、残渣の処理費用、これについては幾らか、数字でおっしゃってくれて結構ですから、よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 残渣の処理費用につきましては、現在1立方メートル8,000円で処理をしているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 理解しました。わかりました。
 次に、第4点についてなんですが、既成市街地を中心に整備してきたため、各地域における格差が余りにも大きいということについては、ただいま4点目の説明で理解をいたしたわけでございます。しかしながら、例えば人口の集中している高洲地域が普及率0%の現状に対して、具体的な整備計画が見えません。そうした中で、一体的に整備というお答えがあったのですが、これはどういうことを指しているのか伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 一体的整備ということでございますが、汚水処理施設整備事業を公共下水道、浄化槽、この農業集落排水と、この3つの事業にあわせて整備していくということでございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) そうしますと、確認という観点でお聞きしますけれども、私が今、固有名詞で高洲地域がということだったのですが、高洲地域がそのような状態であるということでみると、認可区域が達成しない限り、全体区域への着工はあり得ないということですか。確認いたします。
○議長(内藤洋介議員) 答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 現在、高洲地区におきましては、事業認可区域外でございます。高洲地区の下水道の整備の必要性は十分に認識しているところでございますが、現在、事業認可区域内の整備に鋭意努めております。高洲地区の整備につきましては、現在の事業進捗状況を見る中で検討してまいりたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 環境あるいはそういった周辺整備の観点から、1つは当市が掲げる住みよいまちづくりの観点、社会資源のしっかりとした投資をしていただいて、下水道普及を考えた場合、有効的な市債の活用も視野に入れて検討されることを強く要望しておきます。先ほど来、大変厳しい財政だということは重々理解しつつも、この格差の問題についてはやがてそれは大きな不満にもなるだろうし、ある意味の公平公正感というものも入れ込んだ、精神的なものを言って申しわけないのですが、技術的なことではなくてということなんですが、検討して、強く要望しておきたく思います。
 次に、5点目の答弁についてですが、市街化区域における合併浄化槽への補助については困難であるというお話が、いってみればそうかなということで、残念ながら理解をするわけでございます。しかしながら、この点についても私も何件か苦情という形で承ったことが、御相談ということで承ったことがございますけれども、過去に市民の皆様から市役所に対して、あるいは下水道課に対して苦情がどれだけあったのか。この辺について統計があれば、あるいはアバウトで結構ですからお聞きします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) ただいまの御質問ですけれども、公共下水道の事業認可区域であるために合併浄化槽の補助を受けられないという方からの苦情、御相談というのは、特に統計をとっておりませんのではっきりした数字ではございませんけれども、年に何件か直接、あるいは電話等で御相談等を受けております。中には、議員がおっしゃるとおり、現制度に対して非常に厳しい御意見等を伺うケースもございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 今の御答弁で、やはりこの制度、どうしても制度上、矛盾を感じるというんですか、そういう意味で私自身に対する苦情、それぞれの議員さんにもあると思いますけれども、この問題についてはかなり厳しい苦情が多いんです。そういう意味を考えますと、この形で過去にそういった方が理解したという、そういう既成事実があるからということで制度が前に出てこない。いってみれば制度の硬直化なんです。もう一度、この件については、広範囲というんですか、いろいろな角度の中で研究検討をしていただくよう、これもまた強く要望しておきたく思います。
 次に、最後の6点目の項目なんですが、独立採算制について、これは十分理解するところですが、市民の皆様への説明が十分されるのか、今後の予定を伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 改定使用料の施行までに十分な周知期間を設けていきたいと思います。その間に「広報ふじえだ」等に特集記事を掲載するとともに、内容につきましても単に使用料を改定するという記事にとどめず、下水道事業の現状を説明する中で使用料の改定が必要なわけを詳しくお知らせし、利用者の理解を得ていきたいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 料金が上がることなので、今の御回答、広報のみでは不十分と言わざるを得ないのかなと思います。今後、各地区への説明会とかそういったものが必要と思われますけれども、いかがか伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 施行前の水道の検針のときに、検針員によりPRパンフレット等を各戸に配布する方法をもって、利用者にお知らせしていきたいということを考えております。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) わかりました。
 下水道については、最後の総合的な再質問になるわけなんですが、若干下水道の経営計画に触れておきますけれども、例えば本管の布設地域で枝管がない地域、枝管を布設することによって利用者を増やし、そして増収につなげるといった、長期の費用対効果、そういったものを含んだ発想はないのか伺います。一方で、今、厳しい財政状況だといっても、もう一方で投資するところは投資する、攻めるところは攻めるという、そういう戦略的なものというんですか、そういうものがあるのかどうか伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。
◎上下水道部長(岡嵜盛二) 事業認可区域内の整備を目下、鋭意進めているところでございますが、近年の公共事業費の縮減の影響によりまして、当市におきましても非常に事業費の縮小が続いております。整備率や普及率の伸びは大きくはなっておりません。今後につきましては、現在80.9%の整備率を100%に少しでも近づけるのが目標でございますが、事業の効率を上げるためには、人口密集地域の整備を優先的に行うなど、また事業認可の拡張等も含めた検討が必要かと思いますが、現時点におきましては、本管が接続されているところにつきましては、幹線街路等にあわせて同時に布設して、そういったものを含めた中で現在取り組んでいるところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 総括的に要望させてもらって、この項の質問を終わらせていただきます。財政状況等厳しいことは、私自身十分理解をするわけなんですが、先ほど来の議論の中で申し上げましたように、今後の環境に与える影響を考えますと、現在の事業認可区域内の整備は、ここは何としてでも促進させていただき、その上で残された市街化区域の整備も計画的に推進されることを強く要望して、下水道の質問を終わらせていただきます。
次に、標題2の焼却施設建設についての再質問に入ります。
1点目の組織を挙げての取り組みが順調に進んでいるという項の御回答ですが、内部的には、庁内的には順調ということであっても、用地選定についてはこれからが正念場という回答をお聞きしますと、残り19年度も4カ月弱の中でとても順調と答弁する状況ではないかと思いますが、伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 先ほどの答弁と内容が重なるわけでございますけれども、これまでのところ順調にいっているととらえているところでございます。
 また、残されました平成19年度についても、時間がないことも十分に意識をいたしながら今取り組んでいるというところでございます。御理解いただきたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 気持ちとして、そういう気持ちとしてぜひ取り扱ってほしいということで、お願いしたいと思います。
 次に、4点目の情報公開についての答弁なんですが、今回のこの案件のすべてが非開示の要件に相当するとは考えられないと思います。慎重の上に慎重は理解はしつつも、秘密的な行政の時代ではないし、開示できる範囲で努めて開示すべきと思いますけれども、再度この点について伺わさせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 用地選定という大変デリケートなテーマ、問題でございますので、私自身が体験をいたしました過去のことを含めて、ここは慎重にならざるを得ないということでございます。その中に情報の公開というものが1点大きく含まれているということを御理解いただきたいと思います。情報がひとり歩きをしてしまう。それによって招かなくてもいいような混乱が生じる。あるいは結果として、またそれぞれの地域間で思わぬ感情的なあつれきを生んでしまう。大変要素とすれば、マイナス要因だけが予想されますので、ここは慎重に取り組ませていただきたいと考えております。すべてのことを秘密裏に進めているということでは決してございませんので、これも御理解をいただきたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) わかりました。
 次に、公表までのスケジュールについてどのような状況になるのか、アバウトで結構です。よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 具体的にいつ幾日、例えば何月の中ごろにとか、下旬ごろにとかということを含めて、まだどういう段取りになっていくのか大変難しゅうございますが、少なくとも年度内に候補地を選定したことをまず理事会の方で御報告を申し上げて、そこでいろいろ御協議をいただいて、しかるべきこの場所が志太2市2町、志広組の範囲内において妥当だと認められる段階において公表していくということになろうかと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) そういう意味では、中間的な報告というんですか、そういう時は持たないですかという御質問をさせていただきますけれども。
○議長(内藤洋介議員) 市長。
◎市長(松野輝洋) そのとおりでございまして、これならば確実に理事会の中でもお認めをいただけるだろうという所を本市として選定をし、それを御報告申し上げるということでございますので、中間的な報告は現在のところ考えておりません。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) 今の御答弁で、これは確認なんですが、言ってみればすべて当局に任せてくれということの意味合いでとらえてよろしいですか。これは荒っぽい議論ではなくて、正しく聞きたいということでお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 志広組の管理者並びにその志広組の理事会から用地の選定を任された藤枝市の市長として、全責任を持って取り組んでいくということでございますので、御信頼をいただきたいというお願い事でございます。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) もう1点、情報関係で、地区を代表する自治会との情報連携はどのような状況になっていますか伺います。これまで自治会の皆さん、それぞれ視察に行ったとかというお話もお聞きしながら、そういうことを聞きますと、そういったところに対する情報連携はどういうふうにとらえるか、よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 自治会の皆様方に御視察をいただいたのは、どういう施設がどんなところにつくられているかということの一般的な意味合いでの情報収集をしていただいたという御視察でございますので、私どもの方として用地の選定委員会がございますが、具体的にそれぞれの自治会に対して働きかけをしたとか、情報の提供をしたということは、報告を私自身は受けておりません。
○議長(内藤洋介議員) 岡村好男議員、よろしいですか。2番 岡村好男議員。
◆2番(岡村好男議員) わかりました。
 最後に要望を1点お願いしたいと思います。
 これだけの大事業である以上、若干の混乱を乗り越える行政の力が当然必要であるし、混乱に対することだけを取り上げて取り組む決意が若干希薄になってきているのかなという感じが否めないわけでございます。今ほど市長から力強い言葉もいただいたわけなんですが、総合的に見てみますと、混乱、混乱という言葉がかなり出てきていますので、そういう意味では希薄に感じることが否めないのではないかなと思います。
 ぜひとも、市長、決断ができたときには、自ら陣頭の指揮に立っていただいて、現場で最大限の努力をしていただくことを強く要望して、私の一般質問を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。
                               午後0時13分 休憩

                               午後1時09分 再開
○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(内藤洋介議員) 一般質問を続けます。24番 小柳津治男議員。
          (登       壇)
◆24番(小柳津治男議員) それでは、お昼をいただいて眠くなってくる時間ですが、しばしお時間をいただいて一般質問させていただきます。
 今回は3点について質問させていただきますので、市長並びにそれぞれの部長さん、よろしくお願いしたいと思います。
 まず、最初に松野市長の2期目の反省と3期目の意気込みについて伺うところであります。
 松野市長のこの4年間、それぞれに多くの問題がありました。ごみの処理場の問題から合併問題、そして今回、皆さん方が一般質問します病院の問題と、数えれば切りがないのですが、それぞれに理由と原因と結果があるわけでございます。しかし、松野市長は、この8年間で公約しました市債をできるだけ少なくしていきたいという、いわば借金を少なくしていきたいという中で、私は着実に公約を実行してきたと思っております。今現在、約80億円、100億円近い借金を減らしてきているんです。そういう実績は、私は十分考慮すべきだと思っております。
 では、この大きくいわれる3つの部分を若干分析しますと、ごみの問題もそうでございます。助宗という場所を選定し、それぞれ地域の皆さんと交渉しているさなかに、もう大井川町の方ではゼロエミッションに移行したらどうだという形の中で、助宗のいろいろな地域の皆さんの御意向もありましたから、そちらへ行った。行ったところが、だめだった。こういうつきのない問題もありました。
 合併の問題は、これは4人の首長さんがいる話でございますから、私も議員の責任者として、いかにこの4人がだめだったかというか、お互いに妥協性がないという部分で、この話もつかなかった。
 病院については、やはり不正請求という問題。この間もテレビでやっていました。どの位置でそれがチェックできるかということもお話をしておりました。混合診療という問題でチェックするときが大変だというようなことをテレビでやっておりました。
 そういった形の中で、やはり松野市長のリーダーシップがかなりいわれているわけでございますが、私はリーダーシップというのは、相手を理解し、そして我慢すべきは我慢する、この勇気だと思っております。そういう部分では、私は十分松野市長にはそうしたリーダーシップは兼ね備えていると思っております。
 そこで、市長、やはり2期目に、若干まだ半年近くあるわけですが、やり残してきた部分があると私は思います。
 まず、議員の皆さんから再三出ております乳幼児医療の問題。これは、ある程度少子化という大きな問題を抱える中で私は考えていくべきではないかなと思いますので、その辺についてまず伺います。
 それから、今、テレビの宣伝でやっております耐震の問題。これも数多くの皆さんから御意見が出ております。65歳以上の世帯の耐震補強にもう少し上乗せした補助をしていただいたらどうだというような御意見も出ました。こうした問題ももうそろそろ若干の上乗せをしていく必要があるのではないかなと思います。
 それから、市立病院の編成であります。いろいろな問題を先ほど臼井議員の方から質問をされておりました。私は、今、院長、そしてその内部的な人事をこれからやっていかなければならないと思います。これも市長、2期目の反省の中できちっと4月1日には新生市立病院がスタートできるように、人事面においても各医科大学に行って補強していただく、あるいは援助していただかなければならないと思います。
 さて、本題に入ります。
 今日はマスコミの皆さんも来ていますから、ここをきちっと聞いておかないといけませんので、市長、お願いいたします。多くの市民から熱望されております市長の3期目への意欲であります。おかげさまで市長は、それぞれの党派に所属しておりません。どちらかというと松野党という形で市民党を自負する方でございます。そういう中で先ほど言った問題、これから解決していかなければならないごみの問題、そして岡部町との合併、そして駅南地域の開発、空港に関連した道路整備、それぞれに解決していかなければならないし、財政的にも非常に厳しいといわれます。そういう中で、3期目に対しての市長の意気込みを聞いておきたいと思いますので、的確に市民の皆さんにその意気込みを聞かせていただきたいと思います。
 次に、大きな2点目として、指定管理者瀬戸谷温泉「ゆらく」の実情について伺います。
 いろいろと話題が多い温泉でございます。こうした中で瀬戸谷の皆さん方がそれぞれに力を合わせて現在まで来たわけでございますが、いろいろ内部的なこと、そして労働的なこと、あるいは給料的なことが入ってまいります。そうした中で、瀬戸谷温泉「ゆらく」指定管理者になった現在の実情、これを伺っていくところであります。
 そして、指定管理という立場において、これから20年度にこれがまた切りかえがあるわけでございますが、このまま「ゆらく」を瀬戸谷の皆さんで経営していくのがいいのか、それとも新たにまた指定管理をしていくのが妥当なのか、その辺についても伺っていくところであります。
 次に、3点目といたしまして、社会保険庁の年金福祉施設の整理合理化についてであります。これは、いわばエミナースでございます。エミナースの存続という形の中で、自治会連合会、あるいは民間の方から陳情が出ております。こうした問題を踏まえて、社会保険庁は平成22年度にこの整理合理化を計画しております。エミナースを民間にもう売り渡そうということだと思うのです。私がこのエミナースの問題を取り上げてきたのは、社会保険庁という若干病院でいじめられたところであります。ですから、どこかでかたきをとっていかなくてはなりません。敵だ味方だという言い方はおかしいかもしれませんが、今、社会保険庁の施設が日本全国で売買されているんです。このエミナースが、今相場で15億円だということでございます。建物はもう価値はないわけですが、あの土地、4万平方メートルですか、4,000平方メートルですか、土地は莫大にあるわけです。そうしたものを市で取得して、これからいろいろなものに利用していくという、私は計画が必要ではないかと思いますので、そうした整理統合するエミナースを藤枝市の方に、何らかの形で社会保険庁の方からお話がありましたかどうか伺っていくところであります。
 後は一問一答で厳しくいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 小柳津議員の2期目の反省と3期目の意気込みについての御質問にお答えを申し上げます。
 私は平成16年6月、1期目に引き続いて市政運営という重責を担わせていただいて以来、未来に夢の持てる地域づくりを実現すべく、効率的で開かれた市民主体の行政、住んでよかったと実感できる行政、ぬくもりのある行政を大きな柱として全力を挙げて市政運営に努めてまいりました。この間、議員の皆様、あるいは市民の皆様から多くの御意見、御指導を賜るとともに、市政全般に対する多大な御協力をいただきながら円滑かつ着実に行財政運営を進めてこられましたことを、ここに改めて深く御礼を申し上げる次第でございます。
 2期目の反省についての御質問でございますが、私なりに成果も含めて2期目全体の総括としてお答えをさせていただきます。
 まず、最も力を入れた施策の1つとして、市の財政状況の健全化に誠心誠意取り組んでまいりました。特にこれまで増加の一途をたどり、平成13年度には1,080億円余まで膨らんでいた市債残高を行財政改革を進める中、継続している事業についても真に必要で緊急性のあるものに絞り込むなど、市民の皆様と少なからぬ痛みを共有、分かち合いながら不断の努力を続けてきた結果、平成18年度に残高約1,000億円まで、約80億円もの縮減を果たせました。このことからも一定の成果を挙げられたものと考えております。
 また、市の外郭団体でございます土地開発公社についても、大規模長期保有土地の利活用を進めるとともに売却処分を行うなど、経営健全化の推進に取り組み、土地開発公社健全化計画に沿った目標をおおむね達成するまでに至りました。
 そのほか、具体的な事業といたしましては、市の玄関口である駅舎の改築、駅南北自由通路の整備や長年、市民からの強い要望のあった藤枝文学館の建設を行うとともに、環境に配慮した廃プラスチックの分別収集やリサイクルステーションの設置、子育て世代の負担軽減となる乳幼児医療費助成の未就学児までの拡大や放課後児童クラブの設置、安全安心のまちづくりの基盤になる学校施設の耐震化や産業振興を図るための横内三輪土地区画整理地区内への企業立地促進など、さまざまな角度から施策を講じてまいりました。
 また市制50周年事業やねんりんピック静岡2006事業など、先人先輩に敬意を表する大規模イベントが成功裏に終了したことも大きな喜びとして記憶にあるところでございます。
 なお、現在までに完成を見ていない事業、例えば藤枝駅南口西地区及び志太病院跡地の開発プロジェクトなどを初めとする中心市街地活性化や小川青島線や駅南公園などの基盤の整備、また新図書館や新高洲公民館の建設、エコアクション21への取り組みなどの事業につきましても、種をまき、日々丹念に水をやってきたものが着実に芽を出しているものと実感しており、現在は花を咲かすべく邁進をしているところでございます。
 2期目を省みるに当たりまして、私自身これまで全力を持って市政運営に当たってまいりましたが、力不足か反省をしなければならない点があることも、また事実でございます。特に志太の合併問題、ごみ処理場の建設問題、そして市立総合病院の経営問題につきましては、皆様に多大な御心配をおかけいたしましたことを心苦しく思っている次第でございます。
 まず、合併問題につきましては、「志太はひとつ」の理念のもと、将来の志太地域の発展のために中長期的な視野を持って志太2市2町、次いで2市1町の合併協議を進めてまいりましたが、各市町の現行制度にとらわれたり、財政指標のとらえ方に相違が生じるなど、いわば目先の表面的な議論に終始してしまった結果、枠組みが崩壊してしまったことは痛恨の極みでございます。
 その後、小柳津議員を代表とした議員の皆様が2市2町での合併を積極的に働きかけていただいたことは、今、振り返りましても大変心強いものでございました。結果として、現在は岡部町との合併協議を進めているところでありますが、さらなる広域的なまちづくりの第一段階とするためにも、この合併は必ず成就させる必要があり、志を高く持ち、力を傾注してまいりたいと考えております。
 次に、ごみ処理場建設問題についてでございますが、私が当初市長に就任をさせていただいたときからの懸案事項であり、長い年月をかけて根気強く取り組みを行ってまいりましたが、志太合併の不調やゼロエミッション事業の急浮上など、取り巻く環境が変化をし、さまざまな要因が交錯した結果、最終的に住民の皆様の理解を得られなかったことは、非常に残念に思っております。ゼロエミッション事業への参画を断念した現在は、志太広域事務組合から、再度藤枝市での用地選定を託されている状況にございますが、取り組みに当たっては、これまでの教訓を十分に生かした上で鋭意努力をしているところでございます。
 最後に、市立総合病院の経営問題でございますが、診療報酬の不適正請求、そしてそれに起因する保険医療機関の指定取り消しなどの問題が顕在化をいたしました。これまでの経営状況としても決して余裕がある状態ではありませんでしたが、財務状況をあらわす指標の1つである経常収支比率を見ても、平成16年度までは単年度黒字を示す100%以上の値をおおよそ示しており、この状況が順調に推移していくものと考えておりました。しかし、研修医制度改正や診療報酬制度改正など取り巻く環境が次々に変化をする中、結果として有効な対応を図ることができず、徐々に歯車がかみ合わなくなっていってしまったのではないかと分析、反省をしているところでございます。
 今回の保険医療機関の指定取り消しにつきましても、結果のみを見ますと早急に歯車のずれに気づいていれば防げた問題であったと御指摘を受けてもいたし方ないものがございますが、幸いなことに1カ月という最短期間で再指定を受けられましたことは、ひとえに議員の皆様や自治会の皆様、そして志太医師会の皆様などの多大なるお力添えがあったからこそと考えているところでございます。今回の指定取り消しという不名誉は、到底許容されるものではないと認識をいたしておりますが、改めて地域の基幹病院としての重責を認識するとともに、これを機会に経営の抜本的改革に向けた多方面からの検討を行っていく必要があると考えているところでございます。市民の信頼を取り戻し、これまで以上に多くの方に利用される病院を目指すために、私自身開設者として陣頭で指揮を振るい、経営再生を行う決意を新たにしたところでございます。
 いずれにいたしましても、現在はこれまでに得た成果をより伸ばして、顕在化をした問題は先送りすることのないよう総括をして、それぞれにおいて次につながる施策展開を図っていきたいと考えております。
 次に、2期目にやり残した部分についての御質問にお答えを申し上げます。
 まず乳幼児医療費助成の無料化と段階的補助についての御提案でございますが、本事業につきましては、子育て世代の経済的負担の軽減と乳幼児の健やかな育成支援を目的にしており、少子化対策においては有用な施策であると認識しているところでございます。加えて現在は、住民が行政を選択する人口減少社会であり、住民の選択時に他の自治体からの優位性を確保する観点からも、戦略的に施策展開を進めていかなければならないものと考えております。ただし、自己負担金の是非や助成対象など内容の詳細については、さまざまなケースを想定した上で制度設計を行う必要がございますが、拡大も含め、実効性のある検討を行っていきたいと考えております。
 次に、高齢者世帯等住宅の耐震工事費用の助成についての御提案でございますが、同事業は県のプロジェクトTOUKAI‐0事業として県の補助を受けながら、平成14年度から実施をしているものであり、平成16年度からは高齢者だけの世帯や障害のある方が同居する世帯に対してさらに20万円を割り増しする助成制度が、また平成18年度から耐震改修工事に係る税制優遇制度が創設をされたところでございます。
 平均的な耐震改修工事費用は100万円から140万円程度と伺っており、おおむね3分の1を補助していることになりますので、決して低率な助成制度ではないものと考えております。また、既に耐震化を済まされた人との公平性を考えますと、現状制度への上乗せには慎重な検討が必要であると考えております。
 いずれにしましても、御提案の事業の拡大に当たりましては、必要性や緊急性などの検討とともに、財源の調整が不可欠となります。これまでも限られた財源の中で最大限の成果があらわれるような政策判断を行ってまいりましたが、今後もあれもこれもから、あれかこれかへの転換により、選択と集中、そしてスクラップアンドビルドの基本姿勢を再度強く確認をする中で進めてまいりたいと考えております。
 次に、市立総合病院の再編についてでございますが、現在策定中の中期計画の中で総合質管理担当、企画経営担当、病床管理担当など複数の副院長を設置する方針を立てております。院長人事とともにできるだけ速やかに人材登用を図る考えでございます。
 なお、平成20年4月からの機構につきましても、事務部及び診療技術部の改革などを検討いたしております。
 次に、3期目への意気込みについての御質問にお答えを申し上げます。
 まず、議員から、多くの市民が熱望していただいているとのお言葉をいただきました。これまで私が行ってまいりました市政運営を評価していただいている市民の皆様が多くおられることに大変感謝をするとともに、向かうべき方向が間違っていないと改めて確信をさせていただくことができました。
 さて、3期目への意気込み、との御質問でございますが、私は平成12年に市長という大役を仰せ付かって以来、一貫して住んでよかったと思えるまちづくりを目指し、常に藤枝市の輝かしい将来を見据えながら、その礎となる基盤を築くことを念頭に、市政のかじ取りを担ってまいりました。先ほども御答弁申し上げましたが、中には8年間の中で着実に成果が得られた施策や、逆に障壁などによって課題が浮上した施策、そして今後の大きな成果を期待して、現在進行形で取り組んでいる施策などさまざまな形で動いております。
 しかしながら、私の政治理念として思い描く住んでよかったと思えるまち、住んでよかったまちに至るには、合併、それからごみ処理場、病院経営に代表される反省点への対応はもちろんのこと、今後も一層の取り組みが不可欠であると考えており、特に人の心に豊かさを与え、つながりを生む文化をさらに根づかせることが大切であると感じているところでございます。単に芸術や文化財のみではなく、衣食住や生活様式、価値観など生活にかかわるすべてのことを文化ととらえ、文化の薫るまちづくりを進めていくことで、文化アイデンティティーの継承と文化力の向上を目指していきたいと考えているところでございます。
 3期目に当たる平成20年から平成23年は、今後10年間のまちづくり計画である第5次総合計画を策定、スタートさせる時期であるとともに、岡部町との合併、富士山静岡空港の開港、中心市街地活性化事業によるにぎわいあるまちづくり、大井川新橋の供用開始、広域幹線道路の開通などにより、内外ともに将来に向けた大きな変革の時期に当たります。この重要な時期において効果の高い施策展開を行い、激しさの増す都市間競争に打ち勝つためにも、これまで以上に強力なリーダーシップと実務経験を生かした市政運営が求められており、その役目を担う責務が私にはあると強く認識をいたしております。
 私個人といたしましても、1期目は畑を耕し、種をまき、2期目は新芽を大事に育て、3期目は大きく花を咲かせ、実を収穫し、ひいては継続的に大輪の花が咲かせられるようステップアップする時期であると考えております。この3期目を実行、実現の期間と位置づけ、目に見える、また実感できる成果にこだわる中で、私、松野のオリジナルティを色濃く反映した政策を推し進めていくことを決意するに至った思いを申し上げて、3期目への意気込みの答弁とさせていただきます。
 次に、3項目めでございます。社会保険庁の年金福祉施設の整理合理化についての御質問にお答えを申し上げます。
 初めに、当市の藤枝エミナースの今後の動向についてでございます。本年9月議会の岡嵜匡志議員の御質問でもお答えをいたしましたが、その後の動向につきまして、再度、年金・健康保険福祉施設整理機構に問い合わせをいたしましたところ、現在、全国の年金福祉施設等を順次、一般競争入札により売却を進めており、ホームページ等で物件の紹介、PRをしておりますが、藤枝エミナースに関しては、その後の進展はないとの説明を受けております。
 次に、2点目の売却整理について藤枝市に相談があったかとの御質問でございますが、平成17年11月、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構から、当該施設に関して譲渡を受ける意思の有無について意向確認があった以降、その後売却整理等についての問い合わせはございません。
 残りの項目につきましては、担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 私からは、小柳津議員の2項目めの指定管理者瀬戸谷温泉「ゆらく」の実情についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、1点目の現在の経営状況と客数でございますが、平成19年10月31日現在の経営状況につきましては、入館、飲食、物販等の総売り上げが1億2,100万円余となっており、支出につきましては仕入費が3,700万円余、販売費及び一般管理費が8,500万円余となっており、昨年の同期に比べまして、原油価格の高騰に伴う光熱水費の増加と食材の仕入単価の上昇等により経営状況は若干厳しくなっております。
 また、入館者数につきましては、大人10万8,623人、子供9,110人、計11万7,733人で、前年同期に比べまして1,547人の増となっております。なお、開館以来の延べ入館者数は87万1,145人でございます。
 次に、2点目の御質問の平成20年度で切れる指定管理についてでございますが、御指摘の瀬戸谷温泉「ゆらく」は、指定管理者制度の指定期間が平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3年間となっておりまして、平成21年度より指定管理者制度の更新が必要となっている施設でございます。このため、平成20年度末に向けまして、今年度中に制度の継続に係る費用対効果、指定管理者の管理範囲の再検討、管理仕様書の確認等の指定管理者制度更新に向けての検討を行い、平成20年度当初、審査基準の策定、選定委員会を経て、11月議会に指定管理者の承認を得る中で決定を行ってまいりたいという予定でございます。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) ありがとうございました。
 市長は3期目に対しまして強い意向があるという御答弁をいただきましたものですから、そのように受けとめていかなければいけないと思います。ただ、今まで山口市政、飯塚市政、八木市政とつながってきた藤枝市、この中で松野市長は岡部にも、それから焼津にも、大井川、この2市2町の首長さんと違って、我々が待望した民間の出なんです。民間出の市長さんですから、市民も議会もいかにこの市長を自分たちの長として育てるかということが大事なんです。それが合併がだめだった、病院が問題があった、ごみがだめだから、じゃあ今度は国だ、県から天下りをなんていう、そういう問題ではないと思うのです。やはりよそとは違って、民間が、民間がといわれている中で、市民の皆さんの待望の中で選んできた市長ですから、我々がきちっと育てなければならない責任があると思っております。やり残したこともあるし、いろいろな問題があるということで、3期目も自信を持って、勇気を持ってやっていくということでございますので、私はその答弁に対しては了としていきたいと思っております。
 その中で、先ほど私がやり残した仕事の中で乳幼児医療の問題でございますが、市長、今の無料化というのが一番いいんです。山田さんも大変この辺について力を入れて、無料化にしましょうという形の中で、私も同じような考え方でいるわけですが、しかし財政が厳しいのですから、そう簡単にはいかないと思うのですが、それだったらせめて小学校6年生ぐらいまで、今の補助体制の中でやっていくというお考えはございませんか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) そうした前向きの方向で検討していきたいということで、先ほど御答弁をさせていただきました。具体的な内容については、これから先も精査していかなければいけないと考えているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) 岡部町との合併も21年からですから、岡部町の市民の皆さんも「藤枝市と合併してこういうような利点があったんだ」と言われるような中で、ぜひこの問題は前向きに小学校、もしくは中学校まで段階的に整備していただいたらありがたいなと思っております。
 それから、2点目の、そんなに、市長、件数があるわけではないんです。お年寄りが住んでいる、耐震が必要とされる中でも、建築住宅課からいただいた資料を見ると、新築をなさっている方が多いのです。だから、120万から140万円かけて耐震をするというお年寄りは少ないのですが、やはりこの地域、地震が来るという形の中で耐震が叫ばれている中ですから、ぜひもうちょっと幅を、もうちょっとと言ってもあと10万円ぐらい上乗せをしていただいて、どちらかというと積極的に耐震を進めるような形をとることはできないか。これは都市建設部長の方にお答えをいただきたいと思いますが、どうでしょう。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。都市建設部長。
◎都市建設部長(杉村茂) 現行の制度につきましては、中部、静岡を含めまして50万円の制度で今やっております。ただ、この制度につきましても、20年度で国の制度も県も変わります。そういった意味で、また新たな制度展開もございますので、その中でまた十分検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) 制度が変わっていってマイナスにならないように、やはりそうしたお年寄りが住む家屋が、地震がきたらみんな崩れてしまったといわれないような施策の転換をぜひ、前向きに、いい方向でやっていただきたいと思います。
 3点目の病院のことについては、院長さんがここにおられますが、どういう形の中でだれが院長になるかわかりませんが、若干財政的に火中の栗を拾う人は、そう簡単にはいないと思うのです。これから副院長も当てはめていくということでございますので、ぜひ4月1日までには再編成をきちっとしていただいて、それから特に舘委員長を中心とした議会の特別委員会、あるいは大石委員長を中心としている健康福祉委員会、こうした皆さんの意見をしっかり聞いて、取り入れて改善に努力していただく。強くこの辺は要望していきます。
 それでは、次の「ゆらく」の問題でございますが、環境経済部長、いろいろと教えていただいた入館者数とかいろいろなことで、若干財政的に下降気味だと言われているんです。私は今回、「ゆらく」のことについて、島田の労働基準監督署ですか、労働問題で裁判になってもめているというようなことを聞きました。その後、裁判も解決したということですが、高い給料でこの「ゆらく」というものが始まったんです。いろいろと問題になって。それがそのままずっと生き残っている中で、私はやっぱりそういうものが残っちゃったということは、やはりきちっとした給料体系ができていない、あるいは労働体系ができていないということだろうと思いますので、「ゆらく」の給料体系、労働体系をお知らせできたら教えていただきたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 議員も御承知のとおり、「ゆらく」につきましては監査委員さんからの御指摘もありまして、就業規則、あるいは給与規程等整備をしてきているところでございます。
 今般の労働の関係でございますけれども、その給与体系を改める以前からのことでございまして、現在の給与体系の中でここら辺の改善を図っていくということで、私どもの方といたしましても、新しい給与規程に基づく望ましい給与体系というものの改善指導をしているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) きちっとした給料体系、労働体系ができていれば、私は、指定管理以前の問題だといってもきちっとすべきだと思うのです。それでは、給料体系に対して、恐らくその裁判になった問題は、給料が高いだ、安いだ、労働力がどうだという問題だと思うのです。内容はよくわかりません。やはりそういう問題が指定管理の中で起きるということは、瀬戸谷の皆さんが一生懸命やるから指定管理、地元だからそこを行きましょうという形の中で指定管理を、当局も我々議会も指定をしたのです。そういう中でこういう問題が起きてくるということは、あなたは以前の問題だから仕方がないだと言うかもしれないけれども、その以前の問題が私は大事だと思っているのです。
 そこには役員がいて、理事がいると思うのです。こういう人たちはすべてボランティアでやっているのですか。その辺はどうですか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 理事、役員の皆さんにつきましても、規程に基づいて報酬等をお支払いをしているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) だから、何らかの形で役員の皆さんも理事の皆さんも給与規程の中で報酬をいただいているでしょう。それはいいですよ。だけどこういった問題に対して、やはりみんな真剣に受けとめないと、先ほど言ったように普通の一般企業だったら大きな問題なんです。やはりこれからは、どんどんどんどん民間的な人たちが経営に参加してくる時代なんです。御存じのように瀬戸谷にある施設以外は、ほとんど民間の方たち、ある企業が全部、プールにしても、ほかのものでも、今度の文学館もしくはそれぞれのものに対しても民間が入ってきているのです。
 ですから、私が強く言いたいのは、この21年3月で指定管理が切れるんです。今までは瀬戸谷ありきで、いろいろな問題を指定をしてきたんです。そういう時代ではもうないんです、ですから、甘えがあると思うのです。経営に関しても、あるいはその運営していく上においても、やはり1つの企業として、1つの会社としてきちっと地域の人たちがスクラムを組み、是は是、非は非で経営に取り組んでくれないと、一般の皆さんは何でも今までは許してきたんです。でももう瀬戸谷ありきではないんです。ですから、この次、指定管理を受けるときには、きちっとした体系をとってぜひ再スタートをしていただきたいために私はこれを強く言っているのです。
 ですから、こういうゴタゴタとかそういうものが下の方に聞こえてくるようでは、もうだめなんです。それは、盛んに言われるリーダーシップとか経営力とかいわれるんです。ですから、そういうようなことに対して、問題に対して、やはり私は当局の指導性というのが問われると思うのですが、環境経済部長、今後こうした問題に厳しいメスを入れていきますか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 今議員御指摘の点については、私も全く同感でございまして、この瀬戸谷温泉の目的が市民の福祉向上と健康増進、それと地域の活性化ということで、この温泉を始めたわけでございます。
 今議員御指摘のように指定管理者制度が、先ほど私も御答弁させていただきましたけれども、21年3月で3年間の期限が満了しますので、先ほど指定管理者の指定に向けてのスケジュールは申し上げさせていただきましたれども、そういう中で今までの経緯等も当然あるわけでございますので、全くそれを無視するというわけではございませんけれども、地域の活性化ということを念頭に置きつつも公募ということも視野に入れて、今後作業を進めていきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) 二言目には活性化とか、へき地対策とかという言葉が、地域の皆さんを甘えさせてしまうんです。受けたら活性化もくそもないんです。それをきちっとやっていかなければならない。
 環境経済部長、今の体系を、役員の今の瀬戸谷の皆さんがやりやすいように、古い給料体系の中でまた生き残っている方たちがあると思うのです。一遍全員解雇して、それで再雇用してやり直すつもりはございませんか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) その辺につきましても、専門家等の御意見も伺う中で検討はしていきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) そういうことを専門家と役員の皆さんと、あるいは理事の皆さんとよく相談して、私は瀬戸谷が憎くて言っているのではないんです。愛着があるから、いい経営をしてほしい。そして、市民の皆さんが納得してほしいから、こういう憎まれ口を言うんです。愛情からです。この問題は、今後の問題にして次に移ります。
 市長、エミナース、いずれ22年度に売却整理するということですので、私は最初の質問で社保庁に大分いじめられたものですから、今度はエミナースでかたきをとろうやということなんです。それは、なぜかというと、どうせ民間に売却すれば、あのところはマンションか住宅地に開発してしまうんです。市にとって余りプラスにはならないんです。だったら、あのエミナースがある土地、周りをすべて規制をかけて、行政にしか売買できない、こういうような規制をしたら、私はあれは5億円ぐらいで売却できるのではないかと思うのですが、そういう気持ちはございませんか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 財政状況のところから話を始めると、これはもうできないということを答弁しているのだなと思われてしまうかもしれませんが、全体的な財政運営を図る中で、エミナースの問題をどうとらえていくべきかという観点から判断をしてまいりたいと、先ほど御答弁を申し上げたとおりでございます。
 公共の目的だけに限定すれば、売価が下がるかどうかということについては、これから先、研究してまいります。
○議長(内藤洋介議員) 小柳津議員にお知らせします。持ち時間は残り3分を切りましたので、お知らせいたします。
 小柳津治男議員、よろしいですか。24番 小柳津治男議員。
◆24番(小柳津治男議員) 3分あれば十分です。
 ここに社保庁の関係の売り物が、日本全国にあるのです。それこそ雑な言葉で二束三文でみんな売買されているんです。ですから、それは社保庁が15億円というのは言い値ですから。ここにも不動産屋がいますので、かなりの優秀な不動産屋ですから、何ぼでもたたけるのではないかと思うのです。私は、今何とか病院の、あるいは病院に関する財政を上げなければいけない。だから、ああいうものを、宿泊が38室あるそうです。それを半分は1泊泊まりの人間ドックとして利用する。半分は、社保庁に逆手をとって、日本インプラントセンターでもつくればいいのですよ。そのぐらいの考え方を、もちろんそれはひとつの私の夢みたいなものですが、そのぐらいの気迫がないと、市長、リーダーシップだと言う人がいるんです。
 ですから、たまには市長、大風呂敷を広げて、あのエミナースは確かに今の藤枝市の財政ではなかなか大変だと私もわかります。しかし、自治会連合会、あるいは一般の方から、あのエミナースは残そうやと、ぜひ市長さん、残してほしいという要望がある以上、よそに売るのであれば、藤枝市が何とか買って、何とでもなるではないですか。規制をかけて、買ったら規制を解いて住宅にでも売ったらいいじゃないですか。どうにもやりくりがつかなかったら。そのぐらいのことをしていけば、市民の皆さんもやはり夢が持てるし、エミナースが一般で利用できるところは利用できると思うのです。ぜひ市民の皆さんに夢のある市政を提供していただきたい。我々議員も頑張りますので、3期目に向かって、ひとつそうした夢を持てるような施策を考えていただきたいと思います。
 ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次に進みます。17番 牧田五郎議員。
          (登       壇)
◆17番(牧田五郎議員) 今回は、文化のまちづくりについての1点について質問をさせていただきます。
 今後、我が国が目指す方向の1つとして、観光立国ともいわれております。四季のある美しい国、歴史のある国で、世界からの観光客は増えてきており、また地方自治体にとっても国内の交流も盛んになってきております。こうした状況の中で、今後の自治体のまちづくりには、観光と文化戦略が欠かせない大事な施策と思われます。
 今年10月に静岡市で開かれた全国都市問題会議、これには市長も同席をされましたけれども、その後、熊本で開かれた全国市議会議長会研究フォーラムにも参加しましたが、そのときの講演やディスカッションの中でも、これからの自治体のまちづくりとして、観光と文化を取り上げた学者やパネラーが多かったのが特徴でありました。
 その内容の一端ですが、観光といっても文化資源を活用した観光である。これは熊本での竹中平蔵さんの話でございました。静岡では、経済活性化の1つとして観光を、また今後の都市活動は文化を尊重する共同体を目指すべき。文化こそ心の福祉。また文化政策が都市発展にとって重要といった内容だったと思います。日ごろから文化・芸術振興の必要を感じている私にとっては、意を強くしたところでございます。
 文化といっても、歴史文化、伝統文化から近代文化、さらには自然文化、食文化、スポーツ文化に至るまで幅広いものがあります。極端にいえば、すべてが文化に入るのかもしれません。このところ文化が見直され、注目を浴びるようになった背景には、経済至上主義の反省から、人間本来の姿を取り戻そうとする本能的働きがあるのかもしれません。加えて余暇の増大、高齢化社会、市民ニーズの多様化、団塊の世代の退職などで文化志向が高まっていると思われます。
 当市にとっても今後、静岡空港の開港や新東名インターチェンジの開設、現東名にインターチェンジの設置、企業誘致による雇用の拡大などにより県内外や世界からの来訪者が予想され、一層生きがいと潤いのあるまちづくり、魅力あるまちづくり、だれでも気軽に文化・芸術に参加できるまちづくりが必要と考えます。
 そうしたことから、限られた関係者による創作や発表を、一般市民はただ見るだけ、聞くだけの鑑賞文化から、子供からお年寄りや一般市民に至るまで、だれでも参加できる文化に拡大されてきたと思います。文化も身近なものになってまいりました。文化は人間性や豊かな心をはぐくむといわれております。さらにホッとするいやしの効果から、音楽療法の例にあるように医学的効果まで幅広いものがあります。
 当市の将来都市像も、「ひと・まち・自然が美しく 夢と活力あふれる文化の都市」であります。すばらしい都市像であると思います。当市には温かい心を持った人がおります。また自然から食、スポーツに至るまで文化資源は豊富にあると思っております。これからは、その資源をどう生かすかであります。今こそ将来都市像を一層充実、発展を期すべきと思います。
 さきの質問で、当市も文化・芸術振興計画策定を検討することでありました。また、先ほどの小柳津議員の質問に対して、市長の3期目に向かっての抱負の中で、心や生活の豊かさを育てる文化を尊重していきたいと、こういう答弁もございました。そうしたことも受けて、この機会に改めて以下について伺いたいと思います。
 1、文化のまちづくり推進体制の充実について。
 ?文化・芸術振興計画策定に当たり、市役所、行政における組織の充実が必要と思いますが、どうか。
 ?計画策定の段階から多くの市民参加が大事であります。市民参加の検討委員会の設置など、振興計画の策定スケジュールについて伺います。
 ?学校教育においても、一層文化・芸術振興の推進を図るべきであります。子供たちが文化・芸術に触れ合う機会の創出について伺います。
 ?当市には地域資源はかなりあると思います。今年の市議会文化部のテーマは「残そう藤枝のよいところ」であります。先日の2回目には、藤枝市在住の八木洋行氏を招き、「民話、伝説に残る藤枝のよいところ」と題して講義を受けました。親しみのあるわかりやすい話でありましたが、藤枝にはこんな話があったのかと興味深く聞かせていただきました。その際、講師から、藤枝にはいろいろな伝説、民話があるが、余り知られていない。冊子などにしてもっとPRすべきだと言われました。そうしたことからも、地域資源の把握から始まり、啓発、PRが必要と思いますが、どうか。
 2、官・学・財が一体となった取り組みも必要と思います。
 そのうち、?として文化・芸術のまちづくりを目指しているある都市では、芸術大学との連携のもと、毎年アートプロジェクトによるイベントを開いております。学生の持つ知識、行動力を生かした文化のまちづくりを推進するため、大学との連携についてどうか、伺います。
 ?企業の協力による文化支援充実についてでありますが、全国的にも企業との連携による文化・芸術活動が盛んになっております。企業も生産活動だけでなく、文化・芸術を通して地域に貢献をしております。当市も、ハード面では企業の御理解と御協力により総合文化施設整備基金等があり、改めて感謝をいたしますが、ソフト面も含めて、また商店に至るまで、今後もいろいろな支援の形が考えられると思います。企業による文化・芸術支援充実について伺います。
 3、拠点づくりについてであります。
 さきの質問に対して西高跡地には文化的施設がふさわしいとのことでありましたが、その総合文化施設の今後の進め方、方向性、考え方について伺います。
 4、国民文化祭についてであります。
 国内最大の文化イベント、第24回国民文化祭が、平成21年10月24日から11月8日にかけて静岡県で実施されます。テーマは「ふじの国 高まる広がる 文化の波」ということであります。当市では岡部町を含め、お茶、文学、和太鼓、街道文化の4事業の会場となると聞いておりますが、そこで?具体的な内容、規模、そして行政実行委員、ボランティアなどの受け入れ体制などについて伺います。
 ?テーマにあるように、この機会に一層市民に文化に対する理解が広がり、そして深まり、文化力が高まり、それが継続していく機会となることを期待しております。そのためには多くの市民参加を促すため、今から啓発、PRを図られたいと思いますが、特に子供たちの参加を期待しますが、この点どうか伺います。
 最後に5点目です。食文化についてでございます。
 ?スポーツ文化と並んで、今、食文化も注目されております。地場産品の一層のPRと販路拡大を図られたいと思います。特に藤枝産ミカンが国内外で注目をされております。アメリカへの輸出に続き、御承知のようにこのほどタイ政府から日本国内では唯一藤枝産ミカンの取り引きが認められました。行政として生産、販路拡大などの支援を充実されたいと思いますが、どうか。
 ?藤枝駅周辺には、土産物の店が少ないように思います。何か工夫はできないでしょうか。特に自由通路での販売はできないか、伺います。
 以上、文化のまちづくりとして広範囲にわたりますが、よろしくお願いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 牧田議員の御質問の1項目め、文化のまちづくり推進体制についてお答えを申し上げます。
 議員御指摘のとおり、市は現在、総合計画の将来都市像に「ひと・まち・自然が美しく 夢と活力あふれる文化の都市」を掲げまして、文化振興体制の充実、市民文化活動への支援を施策の方向に定めて取り組んでいるところでございます。いわゆる成熟社会を迎えまして、市民の多様で多元的な文化・芸術ニーズや活動にこたえるためには、拠点の整備を含む文化・芸術の振興施策を体系的に進める必要があると感じております。
 また、平成21年度には国民文化祭の開催も控えておりますので、今後、さらなる文化・芸術の振興・発展を目指し、議員御提案の1点目の組織の充実につきまして前向きに検討してまいります。
 次に、2点目の文化・芸術振興に関する計画の策定についてでございますが、文化・芸術の振興は、いわゆる箱物の整備や単発的にイベントを開催することではなく、文化・芸術を楽しみ、それを通じて交流する市民が主役になってはぐくみ、継承していってこそ大成できるものと考えております。したがいまして、文化・芸術の振興をより多くの市民がみずからの手で推進していくことを主眼に、岡部町との合併後の市としての文化・芸術のあり方や第5次総合計画への反映など、中長期的な展望に立ってマスタープランの策定を進めているところでございます。
 昨年度は、この計画づくりの一環として、市民の文化に係る活動意識の現状と課題の把握、市民を取り巻く文化環境の変化の現状と課題の把握及び藤枝市における新たな文化環境の形成と文化・芸術拠点のあり方の検討を目的とした基礎調査を実施いたしました。今年度はこの調査結果をもとに、本市の文化のまちづくりをテーマにした勉強会を立ち上げて、今後、市民、専門家からなる検討組織の設置につなげていきたいと考えております。
 次に、4点目の地域資源の把握、啓発、PRについてでございますが、平成18年度に策定いたしました藤枝市観光交流基本計画において、地域の自然、歴史、文化や産業や施設を活用して地域全体を屋根のない博物館としてとらえることにより、住んでいる人と訪れる人が互いに価値を発見するという、フィールドミュージアム機能の整備が位置づけられております。具体的には、花や水辺の公園など、藤枝のまちが楽しめるプロジェクトや里山環境を生かしたグリーンツーリズム、エコツーリズムなどの藤枝の山が楽しめるプロジェクトなどがあり、とりわけ東海道藤枝宿を初めとする歴史文化再発見については、旧藤枝宿地域及びその周辺地域の持つ多様な歴史文化、産業資源の調査収集をする中で、現在具現化に向けて研究中でございます。
 次に、2項目めの官・学・財一体になった取り組みについての御質問にお答えを申し上げます。
 1点目の大学との連携についてでございますが、第4次総合計画におきましても、第1章藤枝の個性を伸ばすまちづくりの中に独立した項を設けまして、官・学の連携によるまちづくりを推進することといたしており、大学と連携したまちづくりの推進は、本市の重要な課題と認識をいたしております。
 本市は、静岡産業大学情報学部を初め、静岡大学農学部関連施設、あるいは本市在住の大学教員、学生など多くの大学にかかわる組織、人材、施設を有しております。また、これまでさまざまな分野の委員会や審議会に、主として教員の御参加をいただくなど、各種計画づくりや事業評価などを通して官・学の連携を深めてまいりました。
 議員御質問の文化のまちづくりにつきましても、大学図書館の一般開放や公開講座、シンポジウムの実施など、大学の持つ有形、無形の知的資源を市民に還元していただいており、また文化行政の分野におきましては、現在、国民文化祭しずおかO‐CHAフェスタ、お茶委員に市内大学教授を委嘱し、その卓越した見識を生かしていただいております。
 今後は、さきに御質問いただきました文化・芸術振興に関するマスタープランや地域資源の把握、啓発、PRに関しましても、積極的に大学の持つ知的資源や人材を活用し、藤枝らしい文化の薫るまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 2点目の企業の協力による文化支援充実についてでございますが、議員御承知のとおり、本市におきましては、昭和57年度から総合文化施設整備基金の積み立てに、また平成14年度からの図書館・文学館整備事業、平成19年度からは新図書館の建設整備及び運営を図ることを目的に、市内企業の皆様に法人市民税超過課税をお願いし、本市の文化振興に多大な御支援、御協力をいただいているところでございます。
 また、ソフト面におきましても、市内金融機関の店舗を利用したまちかど文化展やスポーツ・観光・イベント等においては、企業からの人材、物資、協賛金等の支援と御協力をちょうだいいたしております。
 今後におきましても、企業が市民や行政と連携して文化活動の担い手になることや、就業者が充実した文化活動を行うことができる環境整備などが重要と考えます。したがいまして、企業に期待される役割や体制などについて、企業の皆様から御意見、御提言をいただき、それらを文化・芸術の振興に関するマスタープランの中へ位置づけてまいりたいと考えております。
 次に、3項目めの拠点づくりについての御質問でございますが、文化拠点の整備につきましては、市民会館の老朽化などに伴い、長年の懸案となっているところでございます。昨年度、マスタープラン策定の一環として基礎的な調査、研究を行った結果、文化・芸術拠点の整備として、市民の意見、要望、期待、夢等を集約化、具体化できる市民に最も身近な基礎自治体が整備をすること、広範な市民参加が実現できること、市民が培ってきた文化・芸術活動を踏まえること、目的を持った創造機能の集約拠点となることなどを基本的な考え方とすべきとの提言がなされております。また、参加、鑑賞、交流、育成、創造、発信といった段階を追った機能が求められ、これに応じた施設、事業運営のあり方を整理する必要があることも指摘をされております。
 こうした視点に立って整備を進めるためには、文化・芸術拠点のイメージを明確にすることが重要であり、3つのポイントである拠点が果たすミッション、これは使命、役割でございますが、次に全市的なまちづくりの視点に立った位置づけ及び施設整備までのプロセス、プランを提示して、市民と共有する必要がございます。これらにつきましても、文化・芸術振興のマスターブランの策定を進める中で、体系的な位置づけを図ってまいりたいと考えております。
 残りの項目につきましては、教育長及び担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 教育長。
          (登       壇)
◎教育長(中山直) 私からは、文化のまちづくり推進体制の充実についての御質問の3点目、学校教育を通じて文化・芸術と触れ合う機会についての御質問にお答えを申し上げます。
 各小・中学校では、国語、社会、音楽、図工や美術など教科の授業を通して文化・芸術に触れ合う機会がございます。また、ほとんどの学校で芸術鑑賞会など、演劇や音楽を全校で鑑賞する機会を設けております。学校によってはプロの劇団による一般劇や影絵劇、人形劇などを観賞したり、オーケストラや和太鼓、声楽など音楽家による演奏を鑑賞したりしております。落語や狂言、雅楽などの伝統芸術を鑑賞する学校もございます。さらに総合的な学習の時間やクラブ活動の時間を利用して、地域の達人などによるそば打ちやお茶、お花、俳句、川柳など、さまざまな文化・芸術体験をしております。文化庁による本物の舞台芸術を鑑賞する事業や県立美術館による出前講座等、無料で学校に文化・芸術と触れ合う機会を提供していただいているものもございます。
 そのようなことを含めまして、今後より一層子供たちが文化・芸術に触れ合う機会を大切にし、進めてまいりたいと思っております。
 次に、4項目めの国民文化祭についての御質問にお答え申し上げます。
 まず、1点目の国民文化祭の内容、規模、受け入れ体制についてでありますが、平成21年秋の開催に向け、文化、歴史、産業等において多くの共通資源を有する藤枝市・岡部町の各種関係機関、企業、団体の参加を得て、本年9月に国民文化祭の運営母体となる両市町合同の第24回国民文化祭藤枝・岡部実行委員会を設立し、国民文化祭開催に向けた本格的な準備を始めたところでございます。
 実行委員会の設立を受け、両市町の特色を生かした具体的な事業内容を検討する事業別企画委員会を市民参加のもとに10月に設置をし、現在、事業別実施計画案の策定に向けた取り組みを進めているところでございます。
 事業の内容につきましては、「音楽の祭典・和太鼓」、「しずおかO‐CHAフェスタ」、「ふじのくに文学フェスティバル」、「街道文化フェスティバル」、以上の4つの事業を開催いたします。
 開催の規模でありますが、現在、事業別企画委員会において事業内容を検討しておりますので、来訪者数、出演団体数等具体的な数値を予測することは、現時点では困難ではありますが、両市町の魅力、よさを最大限に生かし、全国からより多くのお客様が訪れてくださるような事業展開を図ってまいりたいと考えております。
 また、来訪者の受け入れ体制についてでありますが、両市町が誇る花や緑などの豊かな自然、特産品であるお茶を生かした心温まるおもてなしでお迎えする体制の確立に向けて、今後検討を進めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の特に子供に視点を置いた市民参加を促すための広報活動及び国民文化祭を契機とした一層の文化振興についてでありますが、議員御指摘のとおり、国民文化祭において、未来の文化の担い手である子供たちを初め、多くの若者に参加してもらうことは、非常に重要な意義を持ちますので、国民文化祭を見る、つくる、支えるというさまざまな場面で子供たちにかかわってもらえるよう広く呼びかけるとともに、その参加の仕方について、今後事業別企画委員会において検討してまいります。
 国民文化祭の成功のかぎは、十分な事前の広報活動にあります。「広報ふじえだ」を初め、各種広報媒体の活用、さまざまなイベント会場におけるPR等、あらゆる機会をとらえて市民の参加意識を高めてまいります。
 国民文化祭は、地域の文化、歴史、風土を改めて見つめ直し、地域の魅力、よさを再発見するとともに、新たな文化の創造や個性ある文化の継承につなげていく国内最大の文化イベントであります。この国民文化祭を本市の文化振興の起爆剤となるよう、これから準備を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 私から、5項目めの食文化についての御質問にお答えをいたします。
 まず1点目の藤枝ミカンに対する行政としての支援充実についてでございますが、生産面での支援は、中山間地域総合整備事業を初め、イノシシによる被害防止のため電気さくの設置事業を実施しております。また、JA大井川が作成しました柑橘産地構造改革計画をもとに、果樹経営対策支援事業の優良品種への改植、園内道の整備やモノラック設置等についての推進をしております。
 販路拡大の支援につきましては、先ごろ行われました市町村対抗駅伝と同時に開催された市町村対抗物産展等の各種イベントでのPR、観光ガイド等地場産品を紹介する各種パンフレット類の有効活用、新聞折り込みを行っております。今後はさらにホームページの利用によります市内外へ向けたPRなどを考えております。
 また、JA大井川柑橘委員会では、アメリカ、カナダ、ニュージーランドに続き、今回新たにタイ王国への市場を開拓したことを前面に押し出し、水戸、東京シティ、熊谷、秋田市場などの従来からの市場に加えまして、さらに関東、東北地方への新たな販路拡大に努めているところでございます。
 次に、2点目の駅周辺には土産物の店が少ないのでは、工夫ができないか、特に自由通路での販売はできないかという御質問でございますが、現在、駅周辺での土産物は、観光案内所及びアピタ藤枝店において藤枝銘菓を販売しております。今後は空き店舗を活用するなど、研究をしてまいりたいと考えます。
 また、自由通路の販売につきましては、藤枝駅南北自由通路の管理等に関する規則によりまして、歩行者の安全な通行に支障を及ぼすおそれがございますので、販売ケース等の常設につきましては困難でございます。しかし、スポーツ大会やイベント等のPRということでの短期間の販売につきましては可能とも思われますので、こうした機会をとらえ、関係機関と検討してまいりたいと考えますので、御理解をお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) 項目が大変多くて恐縮でございましたけれども、若干の再質問を一問一答でやらせていただきます。また、意見や要望もあるかと思いますけれども、よろしくお願いします。
 まず、1点目の文化のまちづくりの推進体制の充実でございますけれども、行政の組織の充実については前向きに検討していくと、こういうお答えで、ほぼ了解をするわけでございますが、大変くどいようで恐縮でございますけれども、来年から文化を担当する課、今は社会教育課の文化係というのがあるのですけれども、先ほど来、文化の大事さは、市長みずから来年に向かっての抱負の中にもございましたし、非常に大事な施策でもございますので、担当する課を設置してほしいと思うのですけれども、そういう方向で検討していただけるということでよろしいのかどうか、まず再質問をさせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) ただいまの牧田議員の御質問でございますけれども、20年度の組織改編を現在検討しております。そうした中で、今、議員の御質問の方向性についても前向きに検討していくということで御理解いただきたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) わかりました。
 それから、振興計画策定スケジュールは、これから勉強会も立ち上げて、市民も入った検討組織を設置していくと言われましたので、これは了解しました。
 学校教育も、それほどいろいろな機会をとらえて、いろいろな角度から文化・芸術のいろいろなことをやっておられるということの認識を改めまして、感心しました。ただ先ほど来、私は持論は、私ども大人よりも子供たちがやはり伝承していくという意味から、今一番子供たちに欠けている豊かな心といいますか、そうした心をはぐくむ上からも非常に学校においての文化・芸術というのは非常に大事だと前から何度も言ってきたわけでございまして、今後も一層進めていただきたい。これは要望しておきます。かなりやっているということは、評価をさせていただきます。
 それから、地域資源の把握、啓発、これもこれからしっかりと再発見といいますか、そういう意味でも先ほど例に出しましたが、私ども文化部でやりました講師の話からも、かなり全国的にもオンリーワンといいますか、屈指の伝説、民話がこんなにあるということを何で皆さんはPRしないのかと講師から言われましたけれども、42ほど藤枝市にあるということをこの前話がありまして、知らなかったというのが実感でございました。そういったことを含めて、ぜひ把握することから始める。それも大学の皆さんの協力をいただきながら、市民の協力をいただきながら発掘し、またPRもしていただきたいと。これも要望しておきます。
 それから、官・学・財、これは関連いたしましたけれども、大学との連携は、今後も連携を図っていくということでしたので、ぜひよろしくお願いいたします。企業もそうです。先ほど申し上げましたとおり、企業も単なる生産活動だけでなくて、いろいろな文化・芸術支援を最近ではされておりますので、かつて企業メセナという言葉がございました。高度成長期のときには、この企業メセナはかなり使われたのですけれども、非常に経済が大変厳しくなってきたころから企業メセナという言葉はちょっと引っ込んじゃったかなと思うのですけれども、本質的には企業の皆さんもそうした潤いを求めていると思っておりますので、また連携を深めていただきたいと思います。いずれにしても、大学や企業の役割が非常に大きいと思いますので、そうした皆さんの活用、役割を担っていただくという方向で、今後も積極的に取り組んでいただきたい。これも要望しておきます。
 それから拠点づくり。これもいろいろな提言もございますので、考え方についてはわかりました。御承知のとおり近隣には焼津、大井川に何千、何百という、かつては市民会館というと何千席という席の数がかなり重要視された時代がございますけれども、先ほど私が言ったように、見る、鑑賞する文化の時代から、参加する、交流する、創造する文化に変わってきたと申し上げましたけれども、そうした意味では、近隣の市にあるような同じような施設をまたつくる必要はないのではないかなと思っております。藤枝独自の考え方でつくっていただきたい、そのためには、多くの関係者から意見を聞いていただきたい。特にキーポイントとなるのは、先ほど来何回も言いますけれども、参加、交流、創造、そういうのを主眼にした施設であっていただきたいというのを期待をして、これも要望しておきます。
 それから、国民文化祭ですけれども、これも4事業が岡部を含めて行われるわけでございます。何年、何十年に1回しかない、国体と同じような国民文化祭でございますので、このチャンスを大いに生かして、当市の観光、文化、物産に至るまでPRをしていただきたいと思います。
 ここについてはちょっと質問をさせていただきますけれども、国民文化祭は全国からどのぐらいの数が来るか、国体ほど来ないと思いますけれども、相当のお客さんがみえると思います。そのときの食べ物のお店、藤枝はどういうお店が有名でうまいのかという、そういう必ず食べ物はどこかへ行かなくてはいけないものですから、食べ物のそういったあるところ。観光地とか文化施設も含めて、藤枝にはあそこがいいよとかいうようなパンフをつくって、積極的にPRをしていったらどうかと思うのですけれども、その点についてはそういう冊子をつくるか。要するにパンフをつくってPRすべきだと思うのですけれども、いかがかちょっと伺います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 国民文化祭は、県内はもとより、全国から大勢のお客様が本市を訪れます。それを機会に本市を知っていただくこと、また宿泊、飲食、お土産、来られた方が大いに本市でお金を使っていっていただくこと等々を考えておりますので、商工観光あるいは飲食業の関係団体の皆さんに御協力をいただく中で、ガイドブック等を作成をしてまいりたいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) わかりました。
 プレ国体と、国体の場合はあるのですが、前年に。国民文化祭はそういうプレ大会を何か予定されているのかどうかということを、ちょっと聞かせてください。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) プレ大会の開催につきましては、国民文化祭もありまして、本市も本大会の会場のチェック、あるいは運営委員のリハーサル、また大会機運の盛り上げなどから必要と考えておりますので、来年度秋、実施をしてまいりたいと、こんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) わかりました。
 最後に食文化について伺います。
 先ほど申し上げましたとおり国内で唯一藤枝ミカンがタイに認められたという記事が載ったわけでございますけれども、これを大いに宣伝していくということです。新聞記事を見ますと、何で藤枝だけが認められたかというのは、検疫体制が唯一藤枝が整っているということで、他県はもう面倒くさいものだからそれをやらないものだから、藤枝のミカンだけが認められた。それだけ藤枝の皆さんが手間暇かけて一生懸命育てたミカンですので、これは大いに宣伝を、全国一じゃなくて、世界に認められたミカンだということを宣伝を大いに、し過ぎてもいいくらい宣伝をするべきだと私は思ったものですから、従来からのミカンですけれども、全くそういうことで評価されたということは、大いにPRはすべきだと思いますので、今後ともぜひ宣伝をしていただきたいと思います。
 土産物の関係でちょっと聞きたいのですけれども、自由通路は普段の管理上ちょっと難しいということで、臨時というか、短期間だったら検討をしていただけるということでございますので、ぜひ今言ったように国民文化祭もありますし、県立武道館へ行くには、あそこを通らなければ行けないわけです。かなり県立武道館での催しもあるわけです。私ども視察へあちこちに行きますけれども、構内には大体土産物があるんです。みんな急ぐものですから、慌てて買うには一番やはり構内の土産物が早いものですから、私どもも帰りの時間が余りないものですから、いつも構内で買ってくるのです。そういう意味で一番やっぱり手短にあるということは大事だと思うので、可能な限り検討していただきたいと思います。空き店舗も利用を考えていきたいということで、これも検討してください。
 駅周辺が一番近いので、ちょっと質問ですけれども、ABCの地区、あそこは民間の施設でしょうですけれども、延長線上にABCの商業施設があるわけですから、そこへそういう土産物の誘致というか誘導ということはできないものなのでしょうか。民間の施設だものですから、こっちでとやかく言う筋合いはないかもしれませんけれども、政策的にその辺も考えてもいいのではないかと思ったものですから、お答えがありましたらお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 牧田議員からのABC街区内へのお土産店の誘致というような御質問でございますけれども、現在ABC街区内の商業スペースへのテナント出店の内容等については承知しておりませんけれども、テナント料であるとかスペースとか課題も多くあると思われますが、そういう要望があったということにつきまして事業者へお伝えをしていきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) わかりました。ぜひ機会があったら、そういう話があっただけでも言っていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
 それと関連した質問ですけれども、かなり駅周辺にこのごろホテルができました。さっきも私どもが視察にあちこち行ったときも、忙しいものですから手短に手に入るところというと駅とか、ホテルのロビーとか、そういうところで土産を買ってくる場合もあるのですけれども、当市のホテルもこれから増えてきているものですから、その辺の協力方、土産物を置いてもらうなり、注文書を置いていただくなり、また紹介等の便宜を図ってもらったりと、そういうホテルへの対応についていかがか、ちょっとお伺いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) ホテル等のいわゆる宿泊施設での土産物販売でございますけれども、現在、藤枝エミナースの売店におきましては藤枝のお土産の販売をしておりますけれども、それ以外の他のホテル、旅館では、一部注文を受けて販売しているところもあるようでございますけれども、他のホテル、旅館での販売は現在ございません。
 今後スポーツ大会や国民文化祭など大きなイベントが藤枝市内で開催され、宿泊されるお客様を対象にいたしまして、藤枝のお土産を宿泊先で販売することにつきまして、先ほどの観光パンフレット、あるいは飲食店の紹介パンフレットとあわせまして、関係者の皆さんと研究をしていきたいと、そういうふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 牧田五郎議員、よろしいですか。17番 牧田五郎議員。
◆17番(牧田五郎議員) ありがとうございました。以上で終わりますけれども、先ほど市長から、何度も言うように文化のまちづくりは大事だというような決意の話がございました。市長の思いも感じたところでございます。
 今後、この文化の一層の具体化に向けて取り組まれることを期待し、またお願いをして、私の質問は終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらくいたします。
                               午後2時46分 休憩

                               午後2時59分 再開
○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(内藤洋介議員) 一般質問を続けます。5番 杉山猛志議員。
          (登       壇)
◆5番(杉山猛志議員) 通告に従い、私は1点目として岡部町との合併を控えての学校教育交流についてと2点目として商工業と農業の地域ブランドの確立についてと題しまして質問させていただきます。
 標題1点目、教育とはどういうことなのか。学校の役目とは何か。学校教育は、人間としてどう生きていくべきかということを教えるところではないでしょうか。学力向上もさることながら、自分自身を磨き、立派な人間として成長することも大事であります。心豊かな思いやりのある子供に育ってほしいものでございます。しかし、義務教育の立場から、もっと大事なことは人間としての倫理や道徳を理屈で教えるのではなく、さまざまな形で気づかせることが大事ではないでしょうか。
 そこで、岡部町との合併を前にもう一度見つめ直すことが大事だと考えます。岡部町との合併を平成21年1月1日に控えて、合併協議会も順調に進んでいると感じております。事務的な話し合いは相互の理解と話し合いで解決するにしても、子供たちのことはどうでありましょうか。岡部町と藤枝市は、それぞれ違った形で歩んでまいりました。歴史も文化も産業も隣同士でありますから、そんなに大きく離れてはいませんが、子供の目から見れば、合併は身近な問題ではないかもしれません。このことは教育現場に携わっている先生方もお感じになっていることでしょう。もっと子供たちが合併に関心を持って合併をともに喜びあえるように、学校教育の立場から事前に交流を深めておくことが大事ではないでしょうか。
 スポーツは子供たちがお互いに汗を流して体を鍛え、人間関係のきずなを深めることができ、高い目標と仲間づくりには最適な方法であります。また両市町の特色ある自然体験交流を通じて、心豊かな人間形成の場づくりをすることも有効な教育と考えます。
 文化交流においては、異なった文化をともに学ぶことも大事なことでありましょう。また、文化の中の歌声も、現代教育の中では大事なことと考えます。これらのことをPTA等に呼びかけて、親子で学ぶ必要性もあるのではないでしょうか。
 今まで両市町が築き上げた財産ともいえる公共施設の視察研修も、子供たちには新鮮に見えるかもしれません。少し視線を変えてみて、東海地震の発生についてお互いの共通認識、意識の向上の上にやるべきことがあるのではないでしょうか。
 以上のことから、6つのことについて質問をさせていただきます。
 1つ、スポーツ交流をすべきと考えるが、どのようなことが考えられるか、現在の状況と施策を伺う。
 2つ、夏休み等を利用して自然体験交流などは取り組みやすいと思うが、状況と今後の施策について伺う。
 3つ、藤枝市と岡部町の文化、また歌声等を交流しながら学び、両市町を学ぶことについてどう考えるか伺う。
 4つ、PTA等に呼びかけて、親子で学ぶ取り組みについてどのようなことが考えられるか、現在の状況と考え方を伺う。
 5つ、いろいろな公共施設を視察研究してみてはどうか伺う。
 6つ、防災意識の共通認識向上のためにどんなことが考えられるか伺う。避難施設等の合同訓練を体験してみてはどうか。
 平成21年1月1日には、スムーズに子供たちも合併が喜べるようにすることが望ましいと考えますが、教育長の考えはいかがでございましょうか。
 次に、標題2点目の地域ブランドの確立についての質問に移らせていただきます。
 今後、地方分権の進む中で特色のある市をつくるには、どうしても1つでも多くの地域ブランドが必要不可欠であります。今までの時代の変化にもかかわらず、多様な数多くのブランドが継承されているとは思います。また、新たな取り組みの中で生み出そうとしているものも、これらには行政の手助けが必要でございます。大きな取り組みだけに目を向けずに、小さな取り組みにも大事にしてほしいものでございます。育てていくのも大事な市の仕事と考えます。
 地域ブランドの推進には、市当局も取り組んでいるとは思いますが、なかなか目に見えた成果が出ておりません。とはいうものの、市民の力の中から、なんとか自分たちの手で新しいものを生み出そうとする意欲がさまざまな分野より出ているのも現実でございます。また、いろいろなイベントにそういったものがPRをされて、少しずつ市民の間にも広がりを見せているようにも感じられ、皆様の御努力に感謝をする次第でございます。
 しかし、私は行政がもう少し力をかすべきと感じております。行政ができることは何かということを考えていただきたいと思います。せっかく市民の皆様が何かないかと意欲を出しつつある中、市当局はもう少しバックアップができるのではないかと感じております。
 そんな思いの中、以下大きく2点について質問をいたします。
 大きな1点目、商工業における地域ブランドの推進について質問をいたします。
 1つ、藤枝市の地域ブランドをどのように藤枝市内外に発信しているか、取り組み状況をお伺いいたします。
 2つ、今後、商業、工業、観光それぞれにおいてどのような地域ブランドが考えられるか伺います。また、現在の状況もあわせてお伺いをいたします。
 3つ、新たな地域ブランドの発掘やその推進を市民に幅広くPRされているのか伺います。具体的な取り組みがあれば、内容と期待される効果を伺います。
 4つ、新たなブランド発掘について、商工会議所、その他関係機関とはどのような協議をしているかお伺いをいたします。
 5つ、今後進めていく中心市街地活性化の取り組みの中で、藤枝ブランドもあわせて推進していくべきだと考えるが、何かプランはあるか伺います。
 次に、農業における地域ブランド推進について質問をさせていただきます。
 農業情勢は厳しさを増すばかりであります。そんな中で、今年の原油価格の高騰は、農業にとっても経費負担増という形で深刻にのしかかってきております。農業も後継者不足を抱え、また経営全体にもいま一つ決め手を欠いた戦いを強いられながらも、苦しい中にも農業者を初め、関係各機関とも一生懸命努力をしていることも事実であります。少しでも明るい話題づくりをと願っております。どうしても農業分野において、地域ブランドの確立が必要でございます。
 そこで、2点についてお伺いをいたします。
 6つ目になります。藤枝かおりのペットボトルが話題を呼び、好評であったことに生産者を初め、茶業関係者も茶業発展の推進役になることに期待をしているところでありますが、さらなる推進策をお伺いいたします。
 7つ、今年の6月議会で青島ミカンに変わる新しい品種のブランド化について質問をいたしましたが、新たな品種の取り組みについては、JAではそれぞれに一長一短があり、模索をしているとの答弁をいただきました。藤枝ミカンは、最近までこのような状態であることは私も認識をしているところでございますが、一方では先月の新聞報道で、藤枝ミカンがタイ国輸出に関連していることが大きく取り上げられました。このことは、先ほど牧田議員さんの方からも質問がございました。藤枝ミカン活性化のチャンスと期待をしているところでございます。このことと温州ミカン振興策もあわせて、市の考え方をお伺いをいたします。
 以上、大変多くの質問になりましたが、よろしくお願いをいたしまして、壇上よりの質問とさせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 私からは、杉山議員の地域ブランドの確立についての御質問の1点目から3点目までを一括してお答えを申し上げます。
 地域ブランドの定義は難しく、一般的には地域の特産品、すぐれた商品、地場産品、サービスと地域イメージを結びつけて好循環を生み出し、地域外の資金や人材を呼び込んで、地域経済の活性化を図ることを目的とすると、こんなふうにいわれております。
 現在、当市で代表されます特産品は、お茶、シイタケ、桐だんす、藤枝だるま、おたけせんべい、サッカー最中、地域のイメージといたしましては、日本一の藤の里、元祖サッカーの街、観光資源としては、蓮華寺池公園、藤枝花火大会、藤枝大祭り等があり、これらは地域資源ともいわれるものであると考えております。これら特産品等のPRにつきましては、観光パンフレットやイベントチラシへの掲載、そして対外的なイベントへの参加等により実施をいたしておりますが、まだまだ不十分であると認識をいたしております。
 また、旧東海道6地区商店街で実施しております一店逸品運動におきましても、商店のこだわりの逸品をPRしていく上で商店街独自のブランドの開発を目的としており、最近では瀬戸谷活性化協議会による「せとやコロッケ」や、居酒屋から藤枝を元気にする会の居酒屋グランプリの開催や藤枝ハイボール等、民間主導による商品開発も盛んに行われており、テレビ、新聞などのメディアにも報じられる機会が増えているところでございます。
 今後これらの地域の資源を磨き上げ、地域ブランドへ育て上げて、広く全国に発信していくことは、当市のイメージを高めると同時に、地域間競争の中での差別化が図られて、地域経済の活性化につながるものと考えておりますので、商工会議所や観光協会等の関係機関と連携を図る中、事業実施に向けて検討してまいりたいと考えております。
 残りの項目につきましては、教育長及び担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 教育長。
          (登       壇)
◎教育長(中山直) 杉山議員の岡部町との合併を控えての学校の教育交流についての御質問にお答え申し上げます。
 まず、1点目のスポーツ交流についてでありますが、藤枝市・岡部町におけるスポーツの交流については、既に小・中学校で行われております。
 小学校では、藤枝・岡部地区小学校陸上競技大会を毎年秋に開催をしておりまして、既に44回を数えております。本年度の参加選手は延べ680人余で、そのうち岡部町からは63人の選手が参加をし、選手、応援の児童ともにお互いの交流を深めることができました。
 また、中学校では、NPO法人藤枝市体育協会と岡部町体育協会が主催する藤枝市・岡部町中学校新人戦がございます。この大会は、平成7年度から毎年秋に開催されておりまして、本年度は野球、バレーボール、サッカーなど9種目の競技が、藤枝・岡部地区合同で開催をされました。日ごろは市内のチームと試合をする機会が多い中で、岡部町のチームと対戦することにより、同じ競技者同士の友情の輪が広がっております。なお、5月、6月には藤枝市・岡部町総合体育大会も行われているところでございます。
 次に、今後の施策についてでございますが、現在、特別な交流事業は計画しておりません。しかし、両市町の体育協会とスポーツ少年団本部が、合併時の統合に向けて調整を行っておりまして、一層の交流を図ることができるものと考えております。
 2点目の自然体験交流についてでありますが、現在、市内の小学校3・4年生で、岡部町の巨石の森に遠足に出かけている学校があります。また、ある中学校の1年生は、環境教育において身近な河川の水質をテーマに、きれいな河川の代表として朝比奈川を取り上げ、その水質調査を行うという学習を展開いたしました。
 岡部町の小学校では、藤枝市内の蓮華寺池公園や郷土博物館等を訪れ、藤枝市の自然や文化に触れる体験学習を現在行っていると伺っております。
 なお、藤枝市・岡部町の小学校特別支援学級では、以前から合同遠足等の交流を行っており、自然との触れ合いや体験活動の中でかかわりあいの機会を持っております。
 今後も自然体験等の学習において、藤枝市・岡部町の子供たちの交流を進めてまいりたいと考えます。
 3点目の文化等の交流についてでありますが、現在、藤枝市・岡部町の小・中学校では、親善音楽会を初め、絵画や書写の作品展、書き初め展、また技術科や家庭科の作品展等さまざまな文化交流が行われております。これらの交流を通して、藤枝市・岡部町の子供たちは、お互いにそれぞれの小・中学校の様子を知ることができ、またそれぞれが互いによさを共有し合うすばらしい機会となっております。今後も積極的に進めてまいりたいと考えております。
 4点目の親子で学ぶ取り組みについてでありますが、現在のところそのような取り組みを行っている学校は特にございません。しかしながら、藤枝市にも岡部町にも、豊かな自然環境とともに多くの文化遺産が残されておりますので、合併をひとつのきっかけにして、親子で両市町をさらに詳しく学びあう機会をPTA活動等でつくったり、あるいは学校だより等を通じて各家庭に投げかけたりすることは大切なことであると考えております。
 なお、PTA活動の交流につきましては、現在も藤枝・岡部地区PTA連絡協議会の場で行われております。
 5点目のいろいろな公共施設の視察研究についてでありますが、現在市内の小学校では、社会見学で岡部町にあるリサイクルセンター、バスターミナル等の公共施設を利用している学校がございます。また、岡部町の小学校では、市内にある浄化センター、清掃工場、消防署等の公共施設を社会見学で利用していると伺っております。
 今後さらに子供たちが合併に関心を持ち、合併をともに喜び合えるように藤枝市内の小・中学校においては、岡部町を題材にした学習を授業に取り入れていくよう積極的に呼びかけてまいります。また、岡部町の子供たちにも藤枝市を知っていただく機会をさらに増やしていただくよう、岡部町に投げかけていきたいと考えております。
 6点目の防災における共通認識の向上への取り組みについてでございますが、現在、各地区行政センターごとに幼稚園、保育園、小・中学校、高校、自主防災組織、関係機関等による連絡会議や防災訓練等を行い、共通認識の向上に努めております。また各学校においても避難訓練や県中部地区防災局、市の関係者による講習等、防災教育をさらに推進しようと努めているところでございます。
 今後は関係機関とも連絡を取り合う中で、防災教育にかかわる岡部町との連携を十分に図り、防災の共通認識向上のために努力してまいります。
 なお、避難施設等の合同訓練については、今後研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 私から、地域ブランドの確立についての残りの御質問についてお答えをいたします。
 4点目の商工会議所等の関係機関との協議内容についてでございますが、藤枝商工会議所では、女性会が藤グッズ委員会を設け、藤の里啓発委員会が開発をいたしました食用の藤の花パウダーを使用して商品化された和菓子「藤幾千代」に加えて、来年度は本格的にスカーフの作成に取り組むなど、藤を活用した藤枝ブランドの開発に向けてのさらなる研究を開始しているところでございます。
 また、今年9月には、藤枝商工会議所地場産業振興対策委員会が地域資源活用セミナーを開催し、市内民間業者による藤枝ブランドの開発の啓発を行っており、市といたしましても同委員会に対しまして地域ブランドとしての研究を事業として位置づけるよう働きかけているところでございます。
 次に、5点目の中心市街地活性化の取り組みの中で、藤枝ブランド推進についてのプランがあるかについてでございますが、一例といたしまして、サッカーを初めとする各種スポーツの全国大会の開催は地域資源の1つとしてとらえ、それらの機会をとらえて全国からの来藤者に藤枝の魅力をPRするおもてなし事業を実施することを計画に位置づけていく予定でございます。
 いずれにいたしましても、現在、計画を策定中でございますので、中心市街地活性化協議会やパブリックコメントなどの意見を踏まえて、十分な検討をしてまいりたいと考えております。
 次に、6点目の藤枝かおりのさらなる推進策はあるかについてお答えをいたします。
 藤枝かおりの特徴は、ジャスミンの花のような香りとまろやかな独特の渋みでございます。この特徴をどのようにしたら若者層に受け入れられるかと考えたものが、ペットボトルの開発でございました。味、ボトルの形や量、パッケージのデザインに至るまでのすべてに多くの若者の意見を取り入れて開発、販売したものでございます。マスコミに注目していただいたことや口コミによる効果で多くの方に飲んでいただき、御好評を得て、製造した7万2,000本を約1月半でほぼ完売をいたしました。ペットボトルの開発販売では、一応の成果があったと考えております。
 御質問のさらなる推進策でございますが、藤枝かおりが持っているもう1つの特徴が、洋菓子ともよく合うということから、現在、市内の洋菓子店とタイアップする中で新たな商品を開発しており、ペットボトルのような評価をいただけますよう努力をしていきたいと考えております。
 次に、7点目の藤枝ミカンの輸出に関連した新聞報道に対して市の考えと温州ミカンの振興策についてお答えをいたします。
 温州ミカン輸出の歴史は古く、明治18年からアメリカへ、明治41年にはカナダに輸出されたことが始まりと伺っております。アメリカ向けの輸出が始まった当時は、藤枝を初めとする本県以外でも4つの県が取り組むことになりましたが、輸出に絡む検疫の条件が、ミカンの病気や害虫、また園地での生産条件まで厳しい課題が課せられ、生産コストがかかることから、他の産地は撤退し、現在ではJA大井川だけが輸出にかかわっております。
 アメリカやカナダでは、本市のミカンが販売されるのがクリスマスのころで、リビングで気軽に食べられることから、クリスマスオレンジやテレビオレンジと呼ばれ、重宝されていると伺っております。
 今回の報道は、タイ王国が全国数ある産地の中から藤枝産ミカンだけ唯一取り引きを許したもので、輸出ミカンに係る先人の御努力に感謝する次第でございます。これを機会に、アメリカやカナダでも喜ばれている藤枝ミカンが藤枝ブランドとして復活し、地元を初め国内でも需要が拡大するよう努めてまいります。
 なお、具体的な方策につきましては、志太榛原農林事務所や経済連との協力のもと、先ほど牧田議員の御質問にもお答えいたしましたとおり、果樹経営対策支援事業を推進するとともに、藤枝ミカンを内外に発信してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) 御丁寧な御答弁ありがとうございました。これより再質問は一問一答でお願いをいたします。
 まず、通告の順にお伺いします。
 スポーツ交流についてお伺いいたします。岡部町体育協会とスポーツ少年団本部が統合調整をされると。これはどんな形になるのでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。生涯学習部長。
◎生涯学習部長(増田達郎) 両市町の体育協会及びスポーツ少年団の統合につきましては、合併時に統合するという基本合意がなされたということで伺っております。両組織は、それぞれ各競技団体から構成をされておりますので、現在それぞれの競技団体がどんな形で統合するかということについて協議をしていただいているところであります。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) 理解いたしました。よろしくまたお願いをいたします。
 次に、自然体験交流について、小学校の特別支援学級では、合同遠足、これを行っている御答弁がございましたけれども、他の学校ではこういった合同で遠足とかそういった交流はございませんか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。教育部長。
◎教育部長(清水祥右) 再質問にお答えします。
 現在のところ、特にそのような交流をしているような学校はございません。今後は、合併をきっかけにして、藤枝と岡部町の豊かな自然環境を題材とした、さまざまな自然体験交流のあり方については研究してまいりたいと思います。
 よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ぜひよろしくお願いします。合併前に少しそういう投げかけをしておいていただければ、少しでも意識が向上するのではないかと、このように思います。よろしくお願いいたします。
 次に、文化交流について少しお伺いいたします。
 歌声文化交流として、親善音楽会が行われていると、こういった答弁がございましたけれども、もう少しこのことについて詳しくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。教育部長。
◎教育部長(清水祥右) 再質問にお答えします。
 親善音楽会については、毎年、小・中学校とも秋に開催をしております。詳しいことをということでしたので、今年度は小学校は10月11日の木曜日に市民会館ホールで両市町の学校の代表の学年児童が合唱、合奏をしたところでございます。中学校の親善音楽会は、10月13日土曜日に同じく藤枝の市民会館ホールで行われました。これは、選抜の合唱メンバーによる合唱と、5校の吹奏音楽部と2つに分かれてやったわけでございますが、お互いの日ごろの練習の成果を披露し合ったということでございます。このことについては、会場いっぱいに児童生徒の美しい歌声、合奏が響き渡ったということでございます。この音楽会についても、既に藤枝・岡部地区は同じ教育地域ということで、実際はもう既に交流が深まっているわけですが、このことについては、今後もしっかり継続をしてやっていきたいというように思っております。
 よろしくどうぞお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) よく理解をいたしました。
 ただ、父兄の中には、この親善音楽会について、子供だけ参加で、親の参加も、見てみたいという、こういった声がございます。確かに会場の関係、駐車場の関係で難しいとは思いますが、ぜひ調査研究していただいて検討していただいたらいいかなと、こんなように考えております。よろしくお願いいたします。
 次に、親子で学ぶ交流について。この親子で学ぶ交流について取り組んでいる学校はないと、そういう答弁でございました。親子で両市町をさらに詳しく学び合う会をPTAでつくったり、学校だよりを通じて家庭に投げかけていきたい、こういった御答弁だったと思いますけれども、これは今後、こういうことを強力に進めていくということで理解してよろしいでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。教育部長。
◎教育部長(清水祥右) おっしゃるとおりでございまして、合併をきっかけに積極的に各学校へ働きかけていきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ありがとうございました。
 それでは、次に地域ブランドの確立についての質問に移らせていただきます。
 地域ブランドのイメージということで先ほど御答弁がございましたけれども、日本一の藤の里というくだりがございました。日本一の藤の里という、この座、これを他市町に奪われないような取り組み、このことについて少しお話しできたらお願いしたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 日本一の藤の里を目指しまして、現在、藤の里啓発委員会であるとか、藤を育てる会のような関係団体の皆様方、この方々との連携を図る中で藤の育成、管理の充実を行い、また先ほど御答弁させていただきました商品開発、そのような関連商品の開発やPRに努め、日本一の藤の里藤枝を目指していきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) 日本一の藤の里、ぜひ座を奪われないように強力に進めていっていただきたいと、このように切に要望いたします。
 次に、サッカーのことについて少し御質問いたします。
 このサッカーにつきましては、福岡市、またはセネガル、こういった交流、歴史的に見ても田中藩と、千葉の柏市との交流も深いわけでございますけれども、そういった古いつながり、こんなことを含めて他市との交流、今後どのような「元祖サッカーのまち藤枝」をつくっていくのか。お伺いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 議員御提案のサッカーを通じての交流でございますけれども、特に柏市につきましては、つい最近の話と理解しておりますけれども、今後、歴史的とか文化的なつながりが市民の皆さんに周知されていくことに伴いまして、両市の関係団体においてそのような機運が高まってくるものと思われますので、今しばらくはその動向を見守っていきたいと、そんなふうに考えておりますので御理解をお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、次に移らせていただきます。
 工業部門のブランド化ということについて、大変難しい問題でございます。確かに難しい問題でございますけれども、藤枝にはお答えのとおり、桐だんすの工業団地ということがございますけれども、富士山静岡空港、その他新東名、こういったインフラ整備が進んでいく中で。国内を代表するスズキとかホンダとかの関連会社など等の取り組みについてお答えがありましたらお願いをいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 工業部門におけます企業誘致でございますけれども、現在、企業立地推進室を中心に市の重要施策の1つといたしまして企業誘致を進めているところでございますけれども、特に議員御提案のような大きな企業の誘致につきましては、非常に大規模な用地の確保をしなければいけないというような課題もございますけれども、優良企業の誘致ということにつきましては、経済面や大量雇用の創出など本市に非常に大きなプラスになる要因でございますので、このような県内有数のブランド企業の誘致に積極的に努力をしていきたいと、そんなふうに考えます。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ぜひそういった大企業の関連会社の誘致も、工業立地にあわせて進めていっていただきたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。
 さて、次に特産品のPRについて、観光パンフレットが不十分であるという認識の答弁がございました。確かに全くそのとおりだと思います。私は他市へ行って藤枝市のパンフレットをほとんど見たことがないわけでございます。そういったことで、藤枝市は他市に配布している例が少ない、こういったことも感じますけれども、いかがでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 現在、本市では市の観光パンフレットを市の観光協会、あるいは案内所、また近隣の市町などに配布しているところでございますけれども、先ほども御答弁させていただきましたように、必ずしも十分とは考えておりません。
 御提言の観光地等への配布でございますけれども、配布をする範囲、エリアというんですか、経費の問題等課題もないわけではございませんけれども、積極的に努力していきたいと、そんなふうに考えていますので御理解をお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ぜひ藤枝市のパンフレットも他市に配布ができるような準備をしていただいて、ぜひPRをしていただきたい。そのようなことが非常に少ないと感じております。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 答弁の中に商工会議所や観光協会等と事業実施に向けて検討していくという答弁が先ほどございましたけれども、いろいろな産業と観光を結びつけた大変大きな問題、産業観光というようなものを今後ぜひ検討していただきたいと思います。また、このことについては質問をさせていただきたいなと考えておりますから。ぜひ検討しておいていただきたいと思います。
 次に、農業におけるブランド化についての再質問に移らせていただきます。
 藤枝かおりの推進策の関連になりますけれども、藤枝かおりが今後、茶業振興に貢献することは期待大であります。これはだれが考えても、今、本当に救世主だと思います。ぜひ藤枝かおりを大いに振興して、茶業発展のためにしていただきたい。その母体となる藤枝茶の今後の推進について、市の考え方をお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 藤枝茶の推進の最近の具体的な事例といたしましては、本年度の春先から「セーフ茶ドライブ」、ティーはお茶にかけまして、「セーフ茶ドライブ」のロゴを使った推進をしております。この「セーフ茶ドライブ」は、御承知のとおり交通安全の標語でございますけれども、それをお茶という字に入れかえて藤枝茶の推進のロゴとして、このロゴを使ったマグネットシートを300枚作製をいたしまして、市の公用車や茶業関係者にも配布をして車に張ったりしていただきましてPRをしているところでございます。
 また、9月には交通安全運動期間に7グラム入りのパックを5,000個作製をいたしました。具体的には、藤枝警察署で運転免許証の更新に訪れる人たちへの配布、あるいは街頭啓発にも有効に活用していただいたところでございます。
 このほか、この秋、11月3日には岡崎市の産業祭、それから11月11日には岐阜県の恵那市、旧岩村町の産業祭などにも出向きまして、藤枝茶の販売をし、PRに努めてきたところでございます。今後におきましても、こういうイベント会場等にも積極的に参加をし、藤枝茶のPRに努めていきたいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。本当に藤枝はお茶、これは本当に期待するところであります。藤枝のお茶がこれまでもブランドとなりますように、ぜひお力添えをお願いしたいと思います。
 さて、次にミカンのブランド化ということで、振興策に移らせていただきます。
 お答えの中に藤枝ミカンを藤枝ブランドとして復活し、地元を初め国内でも需要が拡大するように推進していくと、こういったお答えがございましたけれども、これは決意というふうに認識してよろしいでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 先ほど牧田議員さんの御質問にもお答えいたしましたけれども、生産面から流通、この全般にわたりまして関係機関と十分連携する中で、もちろん最終的には需要拡大に向けてこれからも積極的に推進をしていくということで、決意ということで結構でございます。
 よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 杉山猛志議員、よろしいですか。5番 杉山猛志議員。
◆5番(杉山猛志議員) ありがとうございます。藤枝のミカン産業、この40年間、タイ輸出までには大変な努力を地元の皆さんはしているわけでございます。本当に人にはわからないような努力をしてここまで来たわけでございます。こういった地域の皆様の努力、こういったこともぜひお酌み取りいただきまして、ミカン産業、地域ブランドとして確立していただきますよう切に要望いたします。
 このたびのタイ国輸出についての御答弁は、本当に十分な御答弁と理解をいたしました。当市の御認識のとおり、藤枝ミカン再興のきっかけとなるチャンスでございます。生産者も大いに期待をしているところでございます。
 また11月29日の新聞報道に、県内産ミカン、新品種発掘へ、青島に並ぶエースはどこと、こういったことで大きく報道されました。この件につきましても、当市におきましては他市町に立ちおくれのないように関係機関と十分な連絡調整を図っていただきまして、地域ブランドの確立に心がけていただきたいと切にお願いを申し上げまして、私の質問を終了させていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) それでは、次に進みます。9番 大石保幸議員。
          (登       壇)
◆9番(大石保幸議員) それでは通告に従い、大きく2点について質問をさせていただきます。
 まず、駅周辺のまちづくりに関する課題について伺います。
 ABC街区と駅南駐車場のあった土地が更地になり、それぞれ施設の建設に向けた準備が進められています。今後の本市におけるまちづくりや駅周辺の核となる両施設ですが、完成までにはまだ対応しなければならない点が幾つかあると思います。また、駅南駐車場の使用ができなくなったことでの問題も発生をしています。
 今回、駅周辺のまちづくりに関する課題について、8点お伺いをさせていただきます。
 1、県武道館の大型車両対策としてのパークアンドライドについて伺います。
 この件は以前にも質問をさせていただきました。場所としては、県総合庁舎や大井川の河川敷との御答弁がございましたが、実際にパークアンドライドを実施してみてどのような状況か伺います。
 2、先ほど述べましたように駅南駐車場の使用ができなくなりました。民間の駐車場にお客さんが入るようになったことは喜ばしいことなのですが、それだけでは足りず、買い物はしていないのに近隣の商業施設の駐車場に駐車してしまうなどの問題が発生しています。県武道館でも館内放送をして注意を促していますが、対応に大変苦慮されています。この普通車両に対する駐車場対策について県との連携も必要な点があるかと思いますが、お考えを伺います。
 3、ABC街区は、本年初頭に土地の引き渡しが行われました。事業者募集要項によれば、着工時期の条件として、土地引き渡し後、提案に基づく建築物等の1年以内での建設着手となっています。現在どのような予定をされているか伺います。
 4、富士山静岡空港の開港準備が進む中で、本市としても県外や海外からの来訪者に対してわかりやすい案内表示が求められてきます。まず駅を中心にした案内表示に日本語と英語以外での表記をするなどの改善をされてはいかがかと思いますが、この点についてはどうか伺います。
 5、今年度は、毎年秋に開催していた産業祭が開催されませんでした。開催については、人手や資金のかかることでもありますが、市内の企業や各種団体を知る機会にもなっていました。今後の開催についてはどのような計画か伺います。
 6、ABC街区については、A街区からの着工になるとのこと。A街区に建設される施設の内容は、駐車場やフィットネスが主なものですが、商業テナントも何店か入るようです。これらテナントと駅南駐車場跡地へ建設されるBiVi藤枝に入るテナントとの差別化、商店街との連携についてはどうか伺います。
 7、駅を挟んで南北のバランスを考えたとき、静岡駅の北側のような再開発を視野に入れていく必要があろうかと思います。静岡市の場合は、10年以上前に研究会が立ち上がって検討されてきましたが、行政のかかわりも欠かすことはできません。どのようなお考えか伺います。
 8、現在策定を進めている中心市街地活性化基本計画の中で大事な存在となるまちづくり会社ですが、11月に発足をいたしました。このまちづくり会社を継続、発展させていくために当面どのような事業内容を計画されているのか伺います。
 次に、標題2、動物愛護への取り組みについて伺います。
 アニマルセラピーという言葉がありますが、動物好きの方にとっては、飼っているペットによっていやされたり、生きる希望になっているなどの効果が確認されています。ひとり住まいの高齢者の中にもペットを飼っている方が多く見受けられます。日本には犬と猫は2,000万匹以上いるといわれております。この数字は14歳以下の児童数よりも多い数字で、そのうち野良犬、迷い猫として自治体に収容される数は、犬で年間約18万匹、猫が年間約24万匹といわれています。
 11月20日付の「広報ふじえだ」にペットの正しい飼い方という特集が組まれておりました。もちろん飼い主への啓発も大事ですが、動物を飼われていない方に対する啓発も行っていかなければならないと考えます。本年、市内及び近隣市において、ペットが続けて行方不明になる集団失踪ともいえる事件が発生しています。現実に飼い猫が行方不明になられた市民の方の声を私も聞いてまいりました。そのような声をもとにどのように対応されているのか、またしていくのか、少し多くなってしまいましたが11点についてお伺いをいたします。
 1、11月20日付の「広報ふじえだ」に飼い方教室を実施していますと書かれていましたが、今までの開催状況と参加人数を伺います。あわせて開催日時は、今後の「広報ふじえだ」でお知らせしますとのことですが、どのような予定をされているのか伺います。
 2、ペットがいなくなったときの連絡先が「広報ふじえだ」にも掲載されています。しかし、土日、祝日や夜間はどこに連絡するのか。もう少し丁寧な御案内をしていただきたいという声もございました。また私もそう感じました。今後の啓発活動の予定を伺います。また登録時の説明はどのようにされているのか伺います。
 3、動物の愛護及び管理に関する法律、一般的には動物愛護管理法といっていますが、これは動物の虐待防止や適正な取り扱い方などの動物愛護に関する事項、人に対する危害や迷惑の防止などを図るための動物の管理に関する事項を定めた法律で、一昨年改正され、昨年6月より施行されています。
 今回の「広報ふじえだ」では、飼い主やこれから飼おうとしている方に対する啓蒙が主になっているように感じますが、飼われていない方や動物嫌いの方が愛護動物に危害を加え、虐待をすることのないように広報する必要もあると思います。この点についてどうか伺います。
 4、県では昨年の動物愛護管理法の改正を受け、本年度、動物愛護管理推進計画の策定を進めています。この推進計画では、目指す姿として人と動物とが共生する社会の形成を掲げ、明年3月の推進計画公表に向けて検討会が開催されています。公表後の本市の対応についての考えを伺います。
 5、動物愛護管理法の精神から、動物捕獲機の貸し出しを中止している自治体もありますが、本市ではどのようにされているか伺います。
 6、去勢手術は、年間何件実施されていますか。「広報ふじえだ」には、ペットを飼う場合に費用を負担できますと書かれていますが、幾らなのか、去勢手術の費用を伺います。
 7、飼われていたペットが保護され、その保護されたペットを飼い主が引き取りに来た場合、飼い主確認はどのようにされているか伺います。
 8、「広報ふじえだ」では、動物を捨てるのは犯罪ですというタイトルで、車にひかれて死んでしまった猫などを市では毎日のように回収していますと書かれていますが、年間で市が回収している犬や猫の数はそれぞれ何匹になるのでしょうか伺います。
 9、これも「広報ふじえだ」で、行政で動物を保護できるのは3日から5日と書かれています。この期間を過ぎた後はどのようにされているか伺います。
 10、毎年9月に設けられている動物愛護週間に対する本市の今までの取り組みを伺います。
 最後に11、私が小学生のころは、学校でウサギやニワトリを飼ったりいたしました。これは動物愛護教育の1つでもあったと思います。また命の大切さを学ぶ機会でもありました。この命の大切さの再徹底が必要ではないでしょうか。教育長の御所見を伺います。
 以上、御答弁をよろしくお願い申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 私からは、大石議員の駅周辺のまちづくりに関する課題についての御質問にお答えを申し上げます。
 5点目の産業祭の今後の開催につきましては、今年度は休止をいたしましたが、来年度からは隔年開催を計画いたしております。来年度の開催時期、会場につきましては、岡部町との合併記念を兼ねて平成21年2月に県武道館にて開催を計画いたしておりますが、産業祭実行委員会での意見を聞く中で決定したいと考えております。
 次に、6点目のABC街区とBiVi藤枝とのテナントの差別化や商店街との連携についてでございますが、現時点では経営戦略上のことであり、それぞれ具体的な入居者名は明らかにされておりません。しかしながら、それぞれの開発やアピタなどの既存の施設を前提として計画を進めていただいておりまして、客層の競合を避け、共存共栄で拠点性を高めていくと伺っております。特にABC街区の施設は、フィットネスや温浴、ホテルなどサービス業を中心とした構成であり、スポーツ、健康、さらにはいやしといった時間消費型の施設設備が図られるものと期待をいたしております。
 商店街との連携につきましては、中心市街地活性化基本計画に基づく国の支援を活用しながら、オープニングイベントを初めさまざまな場面で連携を図るように働きかけをしております。
 7点目の駅北の再開発を視野に入れた行政のかかわりについてでございますが、駅北地区は土地区画整理事業からからおおむね30年が経過をし、既存建物の更新時期を迎え、商業集積の弱体化などが指摘されており、また駅南で進められているにぎわい拠点の効果を駅周辺全体に広げていく必要性も感じております。このようなことから、来年度は駅前土地区画整理事業の施行区域を対象にまち再生の方向づけを図る市街地総合再生基本計画の策定を行い、駅北地区の再生に向けた検討を実施する予定でございます。
 あわせて事業推進の成否の鍵を握る利害関係者の方々の合意形成が重要であると認識をいたしておりますので、勉強会等を通じて啓発を図り、まちづくりの必要性について理解を深めていただきながらしっかりと取り組んでまいります。
 次に、まちづくり会社として設立された、株式会社まちづくり藤枝の当面の事業内容についての御質問でございますが、議員御承知のとおり会社は中心市街地活性化計画を推進する上で法制化をされた中心市街地活性化協議会の法定構成員として、主に良好な市街地を形成するためのまちづくりの推進を図る事業活動を行うことを目的に設立をされ、行政、藤枝商工会議所と連携して新中心市街地活性化基本計画に記載される事業を実施してまいる予定でございます。
 当面は、現在、市土地開発公社が管理運営している藤枝駅北口駐車場を平成20年4月から公社にかわって管理運営を行い、再開発事業などの市街地系事業の関係者間の調整等を行います。
 また、駅周辺まちづくり推進委員会等との連携によって、チャレンジショップなどの空き店舗有効活用事業、統一的なイベントの開催等、まちのにぎわい創出のためのハード事業のみならず、商業の活性化を図るソフト事業の企画及び実施もしていく予定でございます。
 いずれにいたしましても、市、商工会議所が一体になってまちづくり藤枝をサポートしながら事業を進めてまいりますので、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
 残りの項目につきましては、教育長及び担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 教育長。
          (登       壇)
◎教育長(中山直) 大石議員の動物愛護への取り組みについての質問の11点目、命の大切さに関する教育についてお答え申し上げます。
 昨今、子供たちのいじめや自殺等の問題が大きな社会問題となっておりますが、各学校では命の大切さについて、子供たちに道徳の時間等を中心にくり返し指導しているところでございます。学校によっては、ウサギを初めとして魚や昆虫等を育てることを通して動物愛護の心、命の大切さを学ぶ機会としている学校もございます。また、命の大切さをはぐくむためには、子供自身の自分を大切に思う心や自分に自信を持ち、自分を誇り思う心、こうした心を育てることも必要であると考えます。
 したがいまして、子供たちが日々の学習や運動等で充実感や達成感を味わったり、他の学年の子供たちとの交流等で、自分が必要とされているという思い、これを感じたりすることを大切にし、生きていることのすばらしさ、命の大切さを指導してまいりたいと考えております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 私から、駅周辺のまちづくりに関する課題についての御質問、1点目から4点目につきましてお答えをいたします。
 まず、1点目の県武道館の大型車両対策としてのパークアンドライドにつきましては、県総合庁舎などにバス駐車スペースを確保し、参加団体の協力により武道館で選手等が順次降車したあと、移動して待機する方法をとっており、現在のところ大きな問題はないと伺っております。
 乗降時には武道館周辺の道路にバスが停車することになりますが、このことにつきましては、今後も御理解をお願いをいたします。
 2点目の自家用車の駐車場対策につきましては、にぎわい再生拠点施設整備事業の着手に伴い、これまで暫定利用として設けていた土地開発公社駐車場を閉鎖したことから、駐車場確保についての対応に苦慮しているところであります。これまで、志太西線高架下の駐車場を活用していただくことや、大会を主催する競技団体を通し、車での来場を控えるよう要請していただくなどの対応をしてまいりました。
 議員御指摘の近隣商業施設への駐車問題では、県武道館でも駐車場案内の周知徹底を図るとともに、武道館職員による周辺店舗などへの巡回を実施していただいているとのことでございます。抜本的な課題解決には、BiVi藤枝やABC街区の駐車場整備の完成を待たなければならず、それまでの間、周辺の方々には御迷惑をおかけしますが、近隣において臨時的な駐車場を確保できるよう調整に努めてまいりたいと考えております。
 3点目のABC街区の引き渡し1年以内での着工予定につきましては、事業者の有限会社新日邦が、今年1月31日に市からABC街区の土地の引き渡しを受け、1年以内の工事着工に向け建物の基本実施設計を進めてきており、現在A街区は駐車場、フィットネス及び商業店舗が入る施設を、B街区はホテル、商業店舗等が入る施設を計画しております。既にC街区については、温泉の試掘に着手しており、これより土木工事等に入る見込みであります。
 また、建築工事に関しましては、A・B街区で建物の高度利用を図るための建築基準法による一団地認定申請が認定されましたので、A街区の建設にとりかかるための建築確認申請が取り急ぎ行われるものと聞き及んでおります。建築基準法の改正に伴い、従来より確認申請に時間がかかるようですが、確認申請がおり次第、すぐに工事着手を行うと伺っております。
 4点目の御質問の駅を中心とした案内表示に日本語と英語以外での表記をするなどの改善についての御質問ですが、平成21年3月予定されている富士山静岡空港の開港にあわせ、特に人の目にとまる藤枝駅の北口及び南口の観光案内板において日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語の表示に変更する予定でございます。
 私からは以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 私から、動物愛護への取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 初めに、犬や猫の飼い方教室の実施状況についてでございますが、平成17年度につきましては、犬の飼い方教室を平成18年1月26日に市役所会議室で、32名の市民の参加により開催をいたしました。平成18年度は猫の飼い方教室を、10月5日に市役所会議室で20名の市民の参加により開催をいたしました。また、11月16日には、葉梨西北小学校の全学年91名の参加による動物愛護教室を開催いたしました。さらに犬の飼い方教室を、平成19年1月11日に市役所会議室で22名の市民の参加により開催をいたしました。
 また、平成19年度の開催予定につきましては、平成20年2月ごろの開催を計画しております。開催が近くなった時点で、日程の詳細につきましては市の広報にてお知らせをしてまいります。
 次に、ペットが失踪した際の土曜日、日曜日、あるいは祝祭日、夜間の連絡先の徹底についてでございますが、平日と同様に市生活環境課、静岡県中部保健所、藤枝警察署が対応をしております。また、緊急度に応じて、保健所と生活環境課が連携して対応をしております。
 なお、登録時の説明につきましては、現在特に行っておりませんが、今後必要に応じて啓発をしてまいります。
 次に、動物を飼われていない方や動物嫌いの方に対する愛護動物への危害、虐待の防止についてでございますが、動物の愛護及び管理に関する法律では、すべての人が動物は命あるものであることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにすることや、人間と動物がともに生きていける社会を目指した基本原則を定めております。
 これからも基本原則に基づき、すべての市民が命の大切さを認識して、みだりに動物を虐待することがないよう、市広報によりお知らせをしてまいっていきたいと考えております。
 次に、動物愛護管理推進計画公表後の本市の対応につきましては、本計画が現在検討中であり、取り組み方針といたしまして飼い主責任の徹底、人と動物の安全と健康の確保、地域活動の充実が体系化されております。本市といたしましては、これらの方針に沿った動物愛護教室の実施、地域活動の推進支援などを静岡県中部保健所、静岡県動物保護協会、静岡県獣医師会と連携を図る中で広く市民へ普及啓発を図ってまいりたいと考えております。
 今後につきましても、人間と動物が安心して幸せに暮らすことができる生活環境の推進に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。
 次に、動物捕獲器の貸し出しの現状と今後の考え方についてでございますが、放し飼いや飼い主のない猫により庭、花壇、畑の糞やごみの散乱などの被害の拡大や、不要な繁殖による捨て猫を防止するためには、市民の皆様に捕獲器を貸し出して、猫の繁殖を抑制しております。
 今後につきましては、放し飼い及び飼い主のいない猫の繁殖状況や被害・苦情件数の推移を観察する中で対応していきたいと考えております。
 次に、避妊・去勢手術の年間実施件数でございますが、平成17年度につきましては304件、平成18年度は360件でございます。
 また、避妊・去勢手術の処置費用は、平成19年度上半期の実績に基づいた平均的な処置費用でございますが、メスの避妊手術費が約1万9,100円、オスの去勢手術費が約1万3,700円でございます。
 次に、保護された動物の引き渡し時の飼い主確認についてでございますが、引き取りに訪れた飼い主を本人と確認するために、愛犬・愛ねこ手帳の提示を求めて、首輪につけてある鑑札と照合することにより確認をしております。
 また、未登録や鑑札手帳を紛失した場合には、飼い主の身分を証明することのできる身分証明書、運転免許証などにより確認し、飼い主の住所、氏名、犬や猫の種類、性別、毛色などの登録内容と照合することにより、確認をしております。
 次に、交通事故などで死亡した犬や猫の回収状況でございますが、平成17年度につきましては犬が1頭、猫は238匹、平成18年度におきましては犬が2頭、猫が325匹を回収しております。
 次に、保護期間を過ぎた動物の取り扱いにつきましては、一たん静岡県動物保護指導センターに移送して、子犬、子猫を譲る会の参加申込者により引き取られていると伺っております。
 動物愛護週間に対する本市の取り組みについてでございますが、毎年環境省が作成した動物の愛護と適正な飼養についての啓発用ポスターを市行政センターや小・中学校に掲示して、普及啓発に努めております。
 なお、この週間に限らず、先ほど申し上げた動物愛護教室の開催や「広報ふじえだ」で飼い方等のお知らせなどをしているほか、県や動物愛護協会が開催する長寿犬表彰や動物愛護フェスティバルなどに協力するなど、年間を通じて動物愛護についての啓蒙を図っております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) 御答弁ありがとうございました。
 順次、再質問を一問一答でお願いをしたいと思います。
 まず、順に駅周辺のまちづくりに関する課題ということでお願いをしたいのですが、まず県総合庁舎にということで大きな問題はないということでございました。1のところでは、大型車両としてのパークアンドライド、2のところでは普通車両ということに関して質問をさせていただいたのですが、総合庁舎の方にパークアンドライドを始めて、過去何台大型車両が駐車したのか、また何台ぐらいまで可能なのかということがまずわかれば教えてください。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) パークアンドライド方式による総合庁舎等への実績でございますけれども、これは昨年10月から実施しているようでございます。総合庁舎にはこれまでに7回ほど搬送したということで、バスが最大24台ということで、普段のときには4、5台と伺っております。
 なお、県としては、総合庁舎、そのほか養護学校、大井川の河川敷、こういったところを予定しておりますが、県の総合庁舎にはおおむね30台、養護学校ではおおむね15台、河川敷についてはおおむね30台の収容が可能と伺っているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。ありがとうございます。
 そういう中で、次にちょっといかせていただきますが、普通車両の部分でいきますと、臨時的な駐車場を確保というようなことで、普通車両、2番目のところの御答弁で言っていただきましたけれども、今後、1月の下旬にバスケットボールの社会人リーグというのが行われたり、あとは今月の商工会議所ニュースにも入っていましたけれども明年の4月13日に大相撲春巡業藤枝場所ということで開催されることのようでして、そういうことからしますと集客力のあるイベントが予定されております。臨時的な駐車場の確保ということですけれども、その辺の対応を現実問題はどうかということでちょっと確認をさせていただきます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) ただいまの御質問にお答えする前に、先ほど私、パークアンドライド方式の運用期間が昨年10月と申し上げたようですが、今年の10月からでございます。大変申しわけありません。御訂正をさせていただきたいと思います。
 今の御質問でございますけれども、大変大きなイベントを武道館も控えているということで、先ほど申し上げましたように抜本的解決というのは、周りにBiViとかあるいはABC街区に駐車場ができなければ大変だということで苦慮するわけですけれども、その間、当分の間、近隣のビル用地の駐車場の活用、こういったものについても県武道館では既に所有者に対して要請もしているというような話も聞いているところでございます。基本的にはやはり交通機関を御利用していただくとか、あるいはさまざまな方法をとっていただくよう、市としても武道館の方にお願いをしているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) おっしゃるとおり、現実には建物が建ってこないと難しいのかなと思います。県武道館の方としても未利用地ということでの折衝をしているようですので、できるだけ近隣に迷惑にならないような御努力は、また引き続きお願いしたいと思います。
 3番目の土地の引き渡しということで、本年の1月31日にABC街区に関しては土地を引き渡したということでございまして、1日も早く建築確認の申請がおりてほしいなと、これは思います。
 同じように藤枝駅周辺にぎわい再生拠点施設整備事業の中のスケジュールを以前いただいた中で、本年6月の改正建築基準法施行及び11月の改正都市計画法施行等によって、建築確認の申請の時期、期間が一部流動的であるということでございまして、この影響をABC街区も受けているんだなと思いますが、その中で病院跡地というか駐車場跡地の方も、一番最初は本年のうちに着工できて、明年の12月ぐらいにというようなオープン予定もありましたけれども、その後のスケジュール予定の中で平成20年12月から3月の完成、あるいはオープンというようなことですけれども、やはりこちらも同じような状況になってくると理解していた方がいいのかどうか、その辺の確認だけさせてください。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 病院跡地のBiViの確認申請といいますか、工事の着工状況でございますけれども、10月31日に確認申請を提出したと伺っているところでございます。しかし、この確認申請も先ほどのABC街区と同様に、建築基準法の改正が行われて、構造計算の再チェックに非常に時間を要しているということでございまして、当初の予定では来年の12月にオープンといっておりましたけれども、確認申請がおり次第、工事着工に入るということを伺っておりますが、その確認がまだ若干手間取っていて、工事着手ができないと、そんなように伺っているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。これはもう了とするしかない状況でございますので、それぞれ申請がおり次第、着工に向けて進めていただくしかないのかなということでございます。
 それから、4番のところで駅周辺の案内表示ということで御質問をさせていただきまして、観光案内版をまずは4カ国語にということで、ちょうど視察で人にやさしいまちづくりというのを市のコンセプトにしている北九州市に視察に行かせていただきました。そこも非常にわかりやすい表示、特に地域柄ということもあったかもしれませんけれども、4カ国語で、日本語、英語、中国語、韓国語で表記をしておりました。以前私はこれに関連して案内をということで、今学校でいうと大体1クラスに1人は色盲とか色弱の方がいらっしゃるということの中で、カラーバリアフリーという質問をさせていただきましたけれども、そういうことへの配慮というのも、これはぜひしていただきたいと思うわけですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 看板の作製にあたりましては、平成18年3月に静岡県が策定をいたしましたカラーユニバーサルデザインのための指針というのがございますので、この指針に基づきましてカラーバリアフリーについても配慮していきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) ありがとうございました。
 次の産業祭ですけれども、隔年開催ということですが、それと合併を記念して、合併をした後の21年2月にということでございますけれども、今まで秋に開催してきたと思いますが、この辺は今後の意見を聞く中でということでございますけれども、今後の開催時期については、ずっと2月なのか、秋には戻さないのか。その辺のお話し合いは、今の段階ではどうでしょうか。お願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 2月の開催というのはあくまでも合併を記念してということで考えておりますので、まだ現在、実行委員会の中でそういう議論はしておりませんけれども、事務局といたしましては、あくまでも2月開催は合併を記念してとの時期ととらえております。ただ秋かどうかという開催時期につきましては、今後実行委員会の中で協議をして決定していきたいと、そんなふうに思っております。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。いろいろな物産的なことも含めると、秋の方がいろいろなものがあるのかなとも思ったりはしますが、今後御検討をしていただければと思います。
 6点目の共存共栄というお話がございましたけれども、商店街との連携ということで、これは地元商店街から実は要望が出ていることだとは思うのですが、できればテナントに入って出店される方に、地元商店街振興組合に入っていただきたいというような要望が既に出ているかと思います。この点について、市として何か聞かれている点がありましたらお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。企画財政部長。
◎企画財政部長(小澤隆保) 商店街との連携につきましては、大和リース、あるいはまた新日邦さんにいろいろお聞きする中では、施設として各テナントをまとめて商店街振興組合に加入すると伺っております。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。ありがとうございます。
 それから、南北のバランスという話をさせていただきましたけれども、ちょうど11月25日の静岡新聞に静岡駅北口の再開発ということで記事が載りました。その中の市街地再開発組合理事長の話ということで、途中再開発計画がストップしそうになったが、行政の後押しもあり何とか着工ができたというようなコメントも載っておりましたので、ぜひそういう意味では、利害関係者との間をうまくつないでいただきまして、行政のバックアップといいますか、よろしくその辺はお願いしたいと思います。
 それから、まちづくり会社に関しましても同じく、市、会議所一体でサポートと言っていただきましたので、こちらもよろしくお願いいたします。要望とさせていただきます。
 それから、次に動物愛護について、幾つか再質問をさせていただきます。
 小学校での動物愛護教室ということで西北小ということで、具体的には1校しか名前が出てきませんでしたけれども、各小学校で大体こういうことは毎年やっているという理解でよろしいのか、ちょっと教えてください。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 過去、毎年度1校ずつ交代で、各小学校で開催をしているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。そういう意味では、最後、教育長に御答弁いただきますので、そのところでは触れたいなと思いますけれども、動物愛護ということでの小さいときからの取り組みはよろしくお願いしたいと思います。
 それから、ペットがいなくなったときの今後の周知徹底ということで言っていただきました。これも引き続きお願いをしたいと思います。
 それから、動物嫌いの方への啓発ということで、命の大切さを広報していくということでございましたので、こちらもよろしくお願いしたいと思います。
 動物愛護の4点目のところで、動物愛護管理推進計画ということで、今回私もこの件でいろいろ調べていく中で県が策定しているということを知ったわけですけれども、そういう中で県の厚生部生活衛生局生活衛生室の専門官という方とお話をしました。この方は獣医の資格を持っている方でございましたけれども、県内の市町の中で藤枝市さんはよくやっていただけているとほめておりました。ほめ殺しでなければいいなと思いましたけれども。実はこういうふうに広報へ載せましたよという話をして、見ていただきましたら、これだけ大きく広報の方に載せていただける自治体は県内にはありませんというふうにも言っていただけましたので、そういう意味では大変にありがたいと思いますが、その上で県内の自治体をリードする取り組みを藤枝市さん、ぜひお願いしますと言っていただきましたので、これは重ねてということになるかもしれませんけれども、明年3月に県の推進計画が公表された後、市としてもそれに近いような形で推進計画を取り組んでいくというような姿勢を持っていただけるとありがたいなと思うのですが、今の段階でどこまで御答弁いただけるか、どんなもんでしょうか。再度お伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 本市といたしましては、県の計画で市の役割が示された時点で、それに沿った対応策を検討していきたいと、そんなふうに考えております。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) 明年の3月にということでございますけど、ぜひそういうことで県の方もそういう認識をしていただけておりましたので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから、動物捕獲器の貸し出しということの中で、私のところに写真つきのメールでいただいたのがあるのですが、先月の15日というのは、いらない犬猫引き取り日ということで、市役所の正面にいらない犬猫を引き取りに県の方が来たと思うのですが、捕獲器を置いて、そこにつかまったものがそこに来るということになるわけですけれども、そのときに市の職員は立ち会っているのかどうかということをまずお聞きします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 引き取り時に市の職員は立ち会っておりません。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) 例えば飼い猫が捕獲器に捕まってしまったという場合の処置、対応はどのようにしていただけているでしょうか。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 首輪や鑑札のある猫の引き取りはしていないというのが現状でございます。ただし飼い主が引き取りを依頼してきた場合は、当然引取りをしているわけでございます。
 なお、捕獲器の貸し出し時に首輪や鑑札のある猫は捕獲しないようにということを伝えて貸し出しを行っております。また、そういうものが捕獲されたという事例は、現在までは特にありません。なお、万が一登録されている猫が捕獲された場合には、飼い主へ連絡することにしております。
 以上でございます。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) わかりました。冒頭、壇上からも言いましたけれども、旭が丘というところで10月の1カ月の中で、ほんの50メートル四方の狭い中で猫が4匹いなくなったということがございましたので、確認で聞かせていただきました。
 それから、去勢手術ということで費用をお聞きしました。17年度は304、18年度は360ということで、今年度19年度は、18年度決算よりも若干上積みされた予算だなと思いましたけれども、ほぼ大体これで足りているというか、予算執行状況というのはどんなぐあいなのか、ちょっとお聞かせください。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 19年度につきましては、10月末現在でございますけれども152件、60万8,000円でございます。現在のところ、予算には不足は生じないという見込みでおります。
○議長(内藤洋介議員) 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) 了解しました。
 非常に回収しているのが、犬と猫を比べると猫がすごく多いなと感じましたけれども、この辺はそれだけ野良猫が多いのかなと思ったりしております。
 動物愛護週間に関するということで御質問させていただいたポスターの掲示、フェスティバルへの協力、年間を通してとおっしゃいましたけれども、ちょうどこの前新聞にドッグショーが開かれたというようなことが載っておりましたけれども、この愛護週間に何かイベントを行う予定とか、そういうのが今後は検討されるのかどうか、その辺をお願いします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 現段階で具体的な計画はございませんけれども、近隣市の状況等を見る中で研究をさせていただきたいと、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 大石議員にお知らせします。持ち時間は残り3分になりましたので、よろしくお願いします。
 大石保幸議員、よろしいですか。9番 大石保幸議員。
◆9番(大石保幸議員) 最後要望で、教育長にというか、道徳の時間を通しながら、また昆虫その他をということでございました。いろいろ教育現場の方もゆとり教育からの脱却になってきそうな中で、先ほども話が出ておりましたけれども、環境教育をやらなければいけない、また動物愛護教育とかいろいろやらなければいけないので大変だと思うのですけれども、まずは生きる力をどうつけていくのかということだと思います。
 実は殺人を犯した人に調査をしましたら、その殺人を犯した人の約9割が過去に動物虐待をしていたということがございます。そういう意味では、人を殺す前に動物を殺しているとか、そういうこともあるわけでございますけれども、うちの子供もそうなんですけれども、最近の子供はテレビゲームをやっておりまして、そうしますと死んだ人間がすぐに生き返るという、そういうリセットされてしまうことがあるわけですけれども、そういうことは現実には起きないわけで、そういうことでは壇上からいっていただきましたけれども、命の大切さということを改めてお伝えをしていただきたいということをお願いして、質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) 本日の会議は、議事の都合により前もって延長いたします。
 ここで、しばらく休憩いたします。
                               午後4時35分 休憩

                               午後4時48分 再開
○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(内藤洋介議員) 一般質問を続けます。
 それでは、次に進みます。6番 遠藤 孝議員。
          (登       壇)
◆6番(遠藤孝議員) それでは一般質問最後の8番目ということでお疲れでございましょうが、よろしくお願いいたします。
 病院経営改善策と医師の過重労働や労働に対する対価についてお伺いいたします。
 藤枝市の子供たちに明るい未来を手渡すため、岡部町と合併を控え、公債費比率や経常収支の改善策、団塊の世代が退職後の職員削減策、新人事組織改革などさまざまな課題や諸問題が山積しております。特に病院の経営問題は、19年3月末で累積損失67億6,500万円に達し、さらに20年3月末決算では1カ月間の保険医療機関指定停止の影響から90億円を超える累積損失が予想されます。1,000億円の借金を超える本市にあって、病院の赤字解消策はまったなしで行わなければなりません。今後の経営改善策は早急に必要でございます。
 イ、病院の経営改善策として数値目標を設定する必要がございます。
 Aとして、経常収支比率の数値目標と改善策としての主な基本戦略を伺います。
 B、ゆるやかなダウンサイジングを実施し、給与比率改善目標数値をお伺いします。
 C、経営改善策の一環、病床利用率向上の数値目標を伺います。
 ロ、医師確保地域セミナーに参加して、セミナーの内容では、医師不足の医療圏こそ、マグネットホスピタル、医師育成病院を目指せ。医師が集まる病院にするについての方策を伺います。
 A、報酬型の給与体系、人事考課表の確立をどのように考えているかお伺いいたします。
 B、働きやすい就労環境整備、特に女性医師の職場環境整備を伺います。
 C、腕のよい医師が集まる給与システムの構築、年棒制導入を伺います。
 D、過酷な産婦人科医の労働条件改善策、助産師の活用体制を伺います。
 E、定着を条件とした奨学金制度を確立し、医師確保策についてお伺いいたします。
 F、当病院に院内内分泌科など民間委託する考えがあるかどうか伺います。
 G、病院と病院、病院と診療所で機能分担し、補完しあう連携を伺います。
 ハ、さまざまな問題を解決するのに、専門的知識を持った人材が必要であり、さらに病院で働く職員みずからが経営意識を持ち、病院経営改善提案制度を設けることが求められております。細かい諸問題について伺います。
 A、保険医療機関停止1カ月間の損失額と10月末までの減価償却を含む損金をお伺いします。
 B、政府の規制改革会議において混合診療第2次答申として、全面解禁導入を重点項目としたが、歯科口腔外科の再開が可能かどうか伺います。また、地裁では、混合診療原則禁止は違法との判決があったが、今後弁護士と相談され、社会保険事務所と争うかお伺いいたします。
 C、受付の改善策として、車いす優先コーナー、JR切符売場のごとく並ぶ案について伺います。
 D、患者からの投書・意見の掲示板が、11月になっても8月と同じ掲示がされているのはいかがか、お伺いします。
 E、病院にてボランティア活動をされている方々の交通費の個人負担はやむを得ないが、ボランティア保険まで個人負担はいかがか、お伺いいたします。
 F、病院への見学会が市民対象に年1回行われている。予算的に食事つきのため、人員が増やせないなら、食事をやめたらどうかお伺いいたします。
 G、過年度の未収金につきましては、臼井議員と重複いたしますので省きます。
 H、勤務医の過酷な労働時間が問題であるが、本市においての状況を伺います。全国平均では、男性医師、週に66.7時間、女性医師57.3時間、平均64時間となっております。
 標題の2、富士山静岡空港を核とした中心市街地活性化策について伺います。
 視察先の茨城県土浦市の市街地再開発事業の調査をしてまいりましたが、駅前拡幅整備をし、図書館を核とした複合公益施設と都市型集合住宅の整備を通して、まちなか回遊ハブ、集客交流拠点、都市基盤整備の推進を行っております。
 以下、Aとして、本市に中心市街地活性化策の一環として、立体モールによるまちなか回遊動線など、公益施設、業務店舗などを中心とした住宅街との連携を図り、藤枝駅北周辺整備に生かせられるのではないだろうか。この事業を推進する第三セクター、株式会社まちづくり藤枝が設立されたが、拠点となる再開発ビルの建設、公共施設の移転はまちなか、青木五叉路付近まで範囲内の再開発構想かを伺います。
 B、公益施設として県では500億円を投じたコンベンションホールを計画しております。現在、他市の市長が先頭に立ち、積極的に誘致活動をしているが、本市への誘致について、市長はどのように行動をされているかお伺いいたします。
 C,駅南地区は、図書館や映画館、商業施設など情報をキーワードとした公益施設を配置し、業務店舗との相乗効果が期待できるが、歩行者回遊機能をお伺いいたします。
 D、蓮華寺池公園付近の市街地再開発事業については、周辺に駐車場を確保した、まちの新しい景観を形成したまちなか回遊路線、七福神めぐり、神社仏閣めぐり、食文化の発信などが求められます。今後、歩行者回遊機能の強化を図る必要があるが、公民館建設と西高跡地への市民会館の移転問題など、今後のまちづくり基本構想を伺います。
 また、蓮華寺池公園内において、一番景観を損なう事務所、資材置き場、ベンチの改善、これは駐車場付近にでも移転してもらいたいと思いますが、この点をお伺いいたします。
 E、中心市街地活性化策の一環として、まちづくり活性化バスについて、集客力、来街機能や日常生活環境の向上を図る必要から、公共交通機関、コミュニティバスの今後の運行計画を伺います。
 また、駅から岡部の宿まで10人乗りのデマンドバス、乗り合いタクシーなどの採用は新たなウオーキングコースとなり、いきいきとしたにぎわいになるかと思いますが、お伺いいたします。
 F、文学館がオープンした以降、商店街活性化があったか。費用対効果を伺います。
 G、たばこの吸い殻だとかが多く散見されております駅周辺広場や公園、商店街の街路樹、歩きたばこ禁止条例など厳しく制定をしたらいかがか、お伺いいたします。
 以上、さまざまなお伺い項目がありますが、よろしく御答弁のほどお願い申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
          (登       壇)
◎市長(松野輝洋) 私からは、遠藤議員の富士山静岡空港を核とした中心市街地等活性化についての御質問にお答えを申し上げます。
 初めに、駅北地区の再開発事業につきましては、先ほど大石議員の御質問にもお答えをいたしましたとおり、現在、中心市街地の活性化の観点から検討を進めております。駅北地区は、商業集積の弱体化、文化センターや市営駐車場の老朽化といった課題を抱えておりまして、来年度駅前土地区画整理事業の施行区域を対象に、市街地総合再生基本計画の策定を行い、実施に向けた方向づけを図ってまいります。
 その中で、御視察になられました茨城県土浦市の歩行者専用の通路整備による駅前回遊動線の強化を図ることなどは、活性化の推進に今、大変大切な視点でございますので、先進事例として参考とさせていただきます。
 次に、コンベンションホールの誘致について、市長がどのような行動をしているのかという御質問でございますが、私は具体的な計画は承知いたしておりませんが、県の施設である以上、特定の市、町のための施設ではなく、広域的な機能を持つものになろうかと思います。したがいまして、志太榛原地域への誘致という視点におきましては、協力をしていく考えでございます。
 本市としましては、空港周辺地域のコンベンション機能の一翼を担うために、現在進めております中心市街地の活性化施策、つまり交通の結節点である藤枝駅を中心にして、広域からの吸引力のある拠点づくりを推進し、商業だけでなく、文化、スポーツ、娯楽、飲食、各種サービスと多様な都市機能の集積を図り、本市の玄関口にふさわしい快適性と回遊性を備えた、人・もの・情報が交流する空間づくりが何より大切であると考えております。
 次に、駅南地区の歩行者回遊機能についてでございますが、藤枝駅南地区は、十分な幅員のある歩道が整備されており、今後、ABC街区、BiVi藤枝、県武道館、駅南公園、商業施設等がまちの魅力を発信して、相乗効果になって、市民はもとより、さまざまな来訪者が中心市街地に滞留し、回遊したくなる環境づくりを行う必要があると考えます。
 また、駅北地区でも交通バリアフリー化、文化センターの再整備や活用、商店街のにぎわいづくりを進め、駅南北自由通路等を介して、まち全体としての回遊性向上を図ってまいります。
 次に、蓮華寺池公園付近のまちづくり基本構想でありますが、蓮華寺池公園付近は、多くの歴史的文化資源が存在し、議員の御提案にありましたようにさまざまな回遊コースが考えられます。本年の3月に策定した観光交流基本計画では、こうした自然、歴史、文化、産業や施設を活用し、地域全体を屋根のない博物館としてとらえることにより、住んでいる人と訪れる人が互いに価値を発見していくフィールドミュージアム構想を打ち出し、本年度から大学との連携事業で取り組みを開始したところでございます。
 藤枝地区公民館の建設につきましては、既に五十海地内に予定地を確保しておりますので、第5次総合計画の中で方向性を位置づけてまいりたいと考えております。
 また、西高跡地の活用につきましては、先ほど牧田議員の御質問にもお答えをいたしましたとおり、今後、文化・芸術の振興を多くの市民の手によって体系的に推進していくため、マスタープランの策定を検討しており、今後取り組む第5次総合計画への反映など、中長期的な展望に立って進めてまいります。
 蓮華寺池公園の現場事務所、それから資材置き場につきましては、現時点では建てかえ等は考えておりませんが、景観には配慮してまいりますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。
 なお、資材置き場の入口部分の門扉には竹材を使用しまして、内部の資材が園路から直接見えないように配慮をした形になっております。また、ベンチにつきましても老朽化が進んだものは、随時改善をしてまいります。
 次に、中心市街地活性化対策の一環としてのコミュニティーバスの今後の運行計画についての御質問にお答えを申し上げます。
 JR藤枝駅からJR六合駅までを結ぶしずてつジャストラインの中部国道線の退出に伴い、策定中の中心市街地活性化基本計画において、新たな試みとして期間を限定してジャンボタクシーを利用した国庫補助事業による実証実験を行いたいと考えております。また、20年度から市内を走る路線バスが8路線と減少することから、JR藤枝駅に乗り入れている7路線を有効活用し、自主運行バスやさきに述べましたジャンボタクシーとの相互活用によって中心市街地への良好なアクセスを確保するように運行計画についても適宜見直しを行ってまいりたいと考えております。
 次に、JR藤枝駅から岡部までの10人乗りデマンドバスの運行についての御質問でございますが、現在路線バスの中部国道線が、主に旧東海道を経由して、日中1時間に3便程度運行しておりますので、現在のところ必要十分と考えているところでございます。
 残りの項目につきましては、病院長及び担当部長からお答えを申し上げます。
○議長(内藤洋介議員) 病院長。
◎病院長(金丸仁) 遠藤議員の病院経営改善策等についての質問にお答えいたします。
 1点目の経営改善策に関する数値目標についての御質問ですが、現在までに病院事業の中期経営計画を策定するためプロジェクトチームを立ち上げ、作業を行ってまいりました。骨子についてはおおむねまとまっており、計画の中では収支に関しても触れていくことになっております。
 お尋ねの経常収支比率、給与費比率、病床利用率などにつきましては、収支計画と対をなす指標であり、中期経営計画でお示ししていくことになると考えております。ただいま国において、自治体病院の現状と今後のあり方に関して議論されており、公立病院改革ガイドラインとして年内にも目標数値等について国としての基準が示されようとしております。中期経営計画につきましては、このような状況もございますので、そちらの動向にも配慮しながら精査する中で目標設定していく考えでおりますので、現在具体的にお示しできる状況にないことを御理解いただきたいと思います。
 次に、報酬型の給与体系、人事考課表の確立についてですが、給与、手当等につきましては、地方公営企業法の一部適用である現経営形態では改善に制約がございます。しかし、医師の人事評価制度として勤務医師が職務を通じて発揮した能力や意欲、態度、業績を的確に把握し、適正な評価を行い、その結果を本人にフィードバックすることにより勤務医師の人材育成と意識改革を図り、患者サービスと病院の機能向上につなげるため、平成20年度から導入計画の検討を開始する予定であります。
 次に、女性医師の職場環境整備についてですが、女性医師のための休憩所や乳幼児の院内保育所での保育など、働きやすい就労環境の整備を図ってまいりました。今後もできる限り努力をしてまいります。
 次に、年俸制の導入についてですが、さきにお答えしましたとおり、現行の給与体系において医師の人事評価制度を導入することにより、医師の勤労意欲を高め、活力ある組織をつくり、現下の厳しい医療需要環境のもと、現有医師数を確保し、中堅医師の充実により、さらに新任医師を確保し、他病院との競争力を高めていく所存であります。
 次に、助産師の活用体制についてですが、産婦人科医の負担軽減のため、新たに助産師外来を創設し、正常分娩の検診について対応できるように、今後院内で研究してまいります。
 次に、医師確保対策のための奨学金制度についてですが、現時点では制度の採用は考えておりません。今後、研究してまいりますので、御理解をお願いします。
 次に、民間医療法人に院内の内分泌科を委託することは、原則として院内の診療行為については診療報酬請求を市立病院が行うことから、できないと考えます。当面、非常勤でも当院に勤務していただける内分泌代謝科の医師を採用できるように努力したいと考えております。
 次に、病病連携、病診連携についてですが、市立総合病院は、平成7年の新病院移転以来、院内に病診連携室を設置し、特に病院と診療所の役割分担の強化と地域医療の質の向上に努めております。平成16年7月には、志太医師会の皆さん等とともに取り組んできた連携事業をさらに発展させることを目指して、藤枝市立総合病院地域医療連携事業として制度化も図り、また小児夜間救急については、医師会の協力をいただき地域連携事業として小児科医による救急診療を実施しております。
 病院間の連携につきましては、昨今の医師不足の影響もあり、専門医の補充が不十分な診療科については、病病連携の強化を図っております。今後は、地域医療の確保のため、医療機関の機能分担をさらに考慮した連携体制の構築を検討する必要があると考えます。
 次に、保険医療機関指定停止による損失額と10月までの収支損失についての御質問にお答えします。
 まず、保険医療機関停止1カ月間の損失額でありますが、診療収入は前年度の10月と比較して約5億円程度の減額となります。また、各保険者への請求はレセプトではなく、療養費払いの取り扱いとなりますので、これが認められなければさらに減額が膨らむこととなります。
 次に10月末までの損金についてでありますが、本年度は資金繰りの改善策として一般会計からの繰り入れを前倒しで実施しておりますが、損益勘定の概算の収支では5億8,000万円余の赤字となっております。
 次に、混合診療についての御質問にお答えします。
 御質問のとおり政府の規制改革会議で、混合診療の全面解禁などを第2次答申の重点事項とする方針を固めたとの報道があったことは承知しておりますが、厚生労働省との対立は必至との見方があり、今後、国の動向に注目していきたいと考えています。
 なお、歯科口腔外科の再開については、現在のところ見通しは立っておりません。
 また、混合診療の原則禁止は違法という地裁判決については、厚生労働省が11月16日に控訴しており、今後の裁判の動向を見守っていきたいと考えております。なお弁護士とも相談しましたが、当院のケースと地裁判決のケースでは内容が若干異なりますので、対比することは難しく、当面社会保険事務局と裁判で争う考えはありません。
 次に、受付の改善策についてですが、平成18年1月導入の新システムにおいては、中央受付の自動受付機の受付件数は9割以上で、スムーズに処理されております。患者さんの中には予約時間よりかなり前に来院される方や受付開始前にお待ちになっている予約患者さんも見受けられますが、自動受付機の受付は10秒程度で終了いたしますので、並んでお待ちいただかなくてもよい状況にあります。
 現在、中央受付では、初診受付、紹介患者受付、入院受付のそれぞれの窓口を設置して対応しております。今後必要に応じて運用方法を改善していきたいと考えます。
 次に、患者さんからの御意見の院内掲示に対する御質問にお答えします。
 原則としてすべての御意見を院内掲示しております。その月のものをまとめて翌々月、例えば9月分は11月に掲示しております。
 なお、掲示に際し、職員個人や投書した個人が特定できないよう、○○職員などと書きかえて、プライバシーを厳守しております。
 次に、ボランティア保険の個人負担についての御質問にお答えします。
 ボランティア活動は自主的な活動であり、みずからが保険料を負担していただくということでボランティアサークルのメンバーの賛同を得ております。病院としましては、ボランティアさんに対し、健康診断やインフルエンザの予防接種料の一部助成、さらにボランティア同士の親睦を深める活動などを支援しております。
 次に、病院見学会についてですが、社会保険事務局の処分の関係もありまして、本年度は未開催でありますが、例年は年2回開催しております。募集につきましては、「広報ふじえだ」や市立公民館へのポスター掲示等で行っておりますが、これまでは定員の15名に達することがほとんどないため、人数や回数を増やすことについては検討しておりませんでした。また、病院食の試食につきましては、1食当たり250円程度で、予算的にそれほど負担がかかるものではありませんので、今後も応募状況を見ながら、より多くの市民が参加できるように検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、勤務医の労働時間についてですが、当院医師の本年度の時間外勤務手当からの実績によります週の労働時間は、男性医師53.6時間、女性医師50.9時間、平均53.2時間であります。ただし、部長職及び研修医は含みません。
 時間外勤務手当の申請は、患者対応が対象となるもので、自主研修、カンファレンスなどの時間は含まれておりません。したがって、カンファレンスなどを含めた勤務時間はもっと長くなります。
 私からは以上です。
○議長(内藤洋介議員) 環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 私からは、富士山静岡空港を核とした中心市街地活性化についての御質問の残りの御質問についてお答えをいたします。
 本年9月に文学館がオープンした以降の商店街活性化と費用対効果についての御質問でございますが、各商店街における活性化効果につきましては、特に調査をしておらず、具体的な数値を把握していないのが現状であります。
 しかしながら、議員御承知のとおり、本年4月に藤まつり来訪者を商店街に回遊させる手段として、蓮華寺池公園駐車場を利用され、駐車場整理協力金領収書を持参した方を対象とした商店街の協賛店舗で独自のサービスを行う事業を実施したところ、来客者増につながっていることから、今後、文学館を活用した回遊する仕掛けを藤枝商工会議所や地元商店街と考えてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
 次に、たばこ禁止条例制定の御質問でございますが、現在藤枝市では、たばこの吸い殻やかみ終わったガム、缶、ペットボトルなどのポイ捨てを禁止し、地域の環境美化を推進するために、藤枝市まちをきれいにする条例を平成15年に制定して、市民の皆様、事業所、所有者、市それぞれの責任と役割を明確にしております。これからもこの条例の市民への周知徹底を図ることにより、一層の環境美化に努めてまいります。
 したがいまして、議員御提案のたばこ禁止条例の制定につきましては、現在考えておりませんので、御理解をお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) 再質問につきましては、一問一答にてよろしくお願いいたします。
 先ほど残業手当ということで、管理職は残業手当はつきません。こういった部下の医師の給与が管理職の給与を上回るというようなことはないかお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 医師、部長以上については手当がついておりませんが、管理職手当がついております。したがって、部下の方が時間外手当が多くなれば、当然管理職よりも給料が上になります。そういうことがあり得ます。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) 院長にお伺いいたします。
 議会での質問で、プロジェクトチームを立ち上げて病院経営の改善と経営責任を果たそうという院長の意気込みを肌で感じながら、院長を辞任されるという決意をされたのはいかなる理由かお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 私は、今回の事件が前代未聞のことであるということで、責任をとるべきだと考えました。それで、そのときに申し上げましたけれども、私の責任についてどう考えているかという質問に対してのお答えは、早期に再指定をかち取ること、それから経営改善の道筋をつけることが私の責任であると考えますという答弁したと思います。そのとき既に辞任を決意しておりましたので、早期再指定が実現したということ、それから経営改善をするというのはこれから何年もかかることですが、道筋をつけるということについては、処分の対応の中でプロジェクトをいろいろ立ち上げたり、非常に忙しい中でさらにそれをダブルでやってきた。中期計画の骨子もでき上がって、今、内容を詰めているところですけれども、そこまでやったということで自分の責任を果たしたということで、今回の問題の責任をとってやめることと経営の道筋をつけるということの両立を何とかどうしたらいいかを考えていて、大体できたと考えたので辞表を提出したという次第です。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) 院長職を辞任しても、当病院の最高顧問という形で残っていただけると、市長の方も要請があったように伺っておりますが、院長が病院を去るのではないかというような懸念がございますが、院長のお考えをお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 私自身の考えは病院に残ってやりたいと思いますが、身分については私が決めることではありませんので、市長のお考えに従いたいと思います。
○議長(内藤洋介議員) 市長。
◎市長(松野輝洋) 今、遠藤議員の方から最高顧問として残ってほしいという要請を私がしたというような、御質問の中に言葉がございましたけれども、私は具体的にそういう肩書きでお残りいただきたいということを要請したことはございません。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) ありがとうございました。
 最高顧問というのは、やはり院長の方のプライドというものもあろうかと思いましたので、私も勝手に解釈した点、申しわけなく思いますが、いずれにしても院長につきましては、後進の指導やら病院の経営改善のためにこれからも残っていただきたいと切にお願い申し上げます。
 それと、昨年の12月20日、また振り返りますが、開設者あてのインプラント関連混合診療の個別指導、これは院長は、何も知らされていないし、あいさつだけでよいとされたことで、院長はすべて私の責任ということで、先例にもないにもかかわらず、給料の10%、5カ月の処分を潔く受けられましたが、今でもやはりこういった問題につきまして、すべてやはり院長の責任であるということで院長職を辞任したととらえてよろしいでしょうか。院長、よろしくお願いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員に申し上げます、再質問は登壇における第一の質問に関連した内容でお願いをしたいと思います。
 当局から答弁を求めます。病院長。
◎病院長(金丸仁) 責任はすべて私とは思いませんが、こういう企業というんですか、どこの世界でもトップが、何が起こってもトップの責任であるということは私も前から自分で自覚しておりますので、そういう意味で私の責任、何が起こっても自分の責任であると考えて辞表を提出いたした次第です。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) ありがとうございました。
 この累積赤字、いずれにしても解消策ということは、3年後に黒字化に持っていくということでございますが、市民一人当たり10万円の負担というようなこと、また将来的にも大きな多額なこの赤字の解消策ということになっていきますと、膨らんでいくこの赤字、やはり一般財源の方から繰り入れをしていかざるを得ないのではないかと思いますが、この市民一人当たり10万円の負担、自助努力でもって今後も継続的に病院経営をしていくということで理解してよろしいかお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。病院事務部長。
◎病院事務部長(多々良豊) 病院の自助努力でやるように、今後努力したいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) いずれにいたしましても、こういった院長が責任を果たす意味からして辞任したいということで、病院の経営は今後どうなるかという経営不安、また将来、この基幹病院として市民の方々も非常に不安に思っております。早急に経営再建に向けて鋭意努力を当局側もしていただきたいと思います。
 次に、空港を核とした商店街活性化策についてお伺いいたします。
 岡山空港を視察したとき、空港内において各市町のイベントや特産品の販売、菓子や土産物、商店街のPRを活発にしておりました。空港を利活用している点は非常に参考になりましたのですが、本市においての空港利活用特別委員会を早急に立ち上げたらいかがか、お伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。環境経済部長。
◎環境経済部長(桜井幹夫) 空港内で物販等を行うには、市単独よりも広域連携による実現の可能性を考えまして、現在、地元農産物の空港ターミナルビルでの販売、PRを目的として空港周辺市町の行政、農林事務所、JA、各種農業団体によりまして、志太榛原地域空港連携農業活性化推進協議会を設立し、これに本市も参画をしておりますので、今のところ特に委員会をつくることは考えておりません。
 また、庁内におきましては、関係課において空港対策会議を定期的に開催するとともに、県とも勉強会を開催するなど連携を密にする中、交通アクセスの検討や商業振興、観光等の地域振興策の推進を図っているところでございます。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) 最後の質問になります。県内での先ほどのお話のコンベンションホール。静岡市のグランシップ、浜松のアクトシティ、3カ所目に沼津の駅北が計画されております。この志太平野の中核都市であります本市の駅北周辺に建設をされたときには、相当インパクトの強い建物であるかと思いますが、この3,000人近くの収容施設、これにつきまして市民からのいろいろな面でPRをして、署名運動など活発な誘致活動が必要かと思いますが、市長にお伺いいたします。
○議長(内藤洋介議員) 当局から答弁を求めます。市長。
◎市長(松野輝洋) 先ほどもお答えを申し上げました。コンベンションホールの存在というのは、大変魅力的な施設だろうと考えております。都市機能の魅力をさらに高める、大変夢のもてる施設だろうと考えているところでございます。
 これまで、私はじかに静岡県知事さんにその考え方を確認したわけではございませんが、報道等を総合的に判断いたしますと、空港周辺地域に何らかのそういうコンベンション施設があってもよいという考え方は、知事さんとしては持っておられるように思います。しかし、今、ある市がという表現をなさいましたけれども、具体的には島田市さんだろうと思いますけれども、島田市さんが動いておられるような内容について、具体的な検討はしていないと私自身は伺っているところでございます。
 今お話に出てまいりました静岡市のグランシップ、あるいは浜松のアクトタワー、そして東部の拠点施設とは、これは基本的に考え方が違うものだと静岡県は考えておられるように私自身は判断をいたしているところでございます。したがって、先ほど申し上げたとおり、県の考え方というものを確認しなければいけませんし、また、志太榛原地域への立地ということであるならば、我々藤枝市にとりましても大変大きな魅力ですから、藤枝市にもこういうところを紹介できますよとかという形での協力はできるのではないかなと考えているところでございます。
 今後ともに、静岡県の動きなども注意深く見守りながら、その運動を果たしてやっていったら効果があるのかどうかという判断を含めて検討してまいりたいと考えております。
○議長(内藤洋介議員) 遠藤 孝議員、よろしいですか。6番 遠藤 孝議員。
◆6番(遠藤孝議員) 本当にこの藤枝市、最近元気がないとよく市民の方からの声を聞いております。こういった富士山静岡空港の開港が21年3月の見通しでございます。ぜひ藤枝市が活気ある、元気のあるまちづくり、行政当局側に強く要望いたしまして、質問を終わります。
 ありがとうございました。
○議長(内藤洋介議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
 再開日時をお知らせいたします。明日6日、午前9時開議です。
○議長(内藤洋介議員) 本日は、これで散会いたします。
                               午後5時33分 散会