議事ロックス -地方議会議事録検索-


静岡県 掛川市

平成22年第 5回臨時会(11月)−11月29日-01号




平成22年第 5回臨時会(11月)

                平成22年第5回(11月)
              掛川市議会臨時会会議録(第1号)

〇議事日程    平成22年11月29日(月)午前9時30分 開会

 日程第1
   会議録署名議員の指名

 日程第2
   会期の決定

 日程第3
   議案第 85号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
   議案第 86号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について
   議案第 87号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について
   議案第 88号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について

 日程第4
   議案第 85号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
   議案第 86号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について
   議案第 87号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について
   議案第 88号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について
              総  務 委員長 報告


〇本日の会議に付した事件 ……………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ


〇出席議員(24名)
     1番  加藤一司君      2番  鈴木久男君
     3番  桑原通泰君      4番  榛葉正樹君
     5番  柴田正美君      6番  山崎恒男君
     7番  草賀章吉君      8番  中上禮一君
     9番  川瀬守弘君     10番  山本行男君
    11番  大石與志登君    12番  鳥井昌彦君
    13番  松井俊二君     14番  鈴木正治君
    15番  大庭博雄君     16番  佐藤博俊君
    17番  水野 薫君     18番  堀内武治君
    19番  竹嶋善彦君     20番  高木敏男君
    21番  内藤澄夫君     22番  山崎惠司君
    23番  豊田勝義君     24番  雜賀祥宣君


〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者
 市長      松井三郎君       監査委員    谷 雅雄君


〇委任(嘱託)を受けた者
 出席者
 副市長     山本君治君       教育長     杉浦靖彦君
 理事      伊村義孝君       総務部長    川隅庄一君
 企画政策部長  中山富夫君       健康福祉部長  水野雅文君
 環境経済部長  廣畑雅己君       都市建設部長  内山宰年君
 南部行政事務局長山下 茂君       教育次長    深川喜春君
 会計管理者   岩本克治君       水道部長    堀川久史君
 病院事務局長  竹原照彦君       消防長     萩田龍雄君
 行政課長    平出行良君       財政課長    釜下道治君
 管財課長    大石弘美君       税務課長    石田寿美君
 市民安全課長  鈴木 直君       企画調整課長  栗田 博君
 生涯学習まちづくり課長         IT政策課長  鈴木 裕君
         中山雅夫君
 市民課長    小田勝男君       福祉課長    斉藤善久君
 高齢者支援課長 柴田 茂君       保健予防課長  山崎貞子君
 国保年金課長  清水眞佐臣君      地域医療推進課長石川安宏君
 環境政策課長  榛村吉宣君       下水整備課長  栗田 稔君
 農林課長    松本一馬君       商工労働観光課長岡本昌太君
 都市政策課長  原田 勝君       都市整備課長  新堀光男君
 道路河川課長  山崎賢治君       大須賀支所長  杉山 仁君
 学校総務課長  溝口 正君       学校教育課長  青野雅和君
 幼児教育課長  佐藤益男君       社会教育課長  大川原淳哲君
 図書館長    綱取清貴君       監査委員事務局長平出松子君
 水道工務課長  中村儀之君       経営企画課長  松浦成夫君
 医事課長    服部憲成君       消防次長兼予防課長
                             萩田秀之君
 消防総務課長  白畑喜久雄君      中央消防署長  青野敏裕君
 南消防署長   太田幹雄君       高齢者支援課付参事
                             中谷金松君
 環境政策課付参事鈴木利之君
 欠席者
  病院長    名倉英一君

〇職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長    岡本千司        主幹兼議事調査係長
                             石山雅久
 庶務係長    山崎えみ子       主査      鈴木千代子
 主査      赤堀義幸        主任      杉山久平
 主任      佐藤健史



                   議 事
                 午前9時30分 開会
○議長(加藤一司君) ただいまの出席議員は24名であります。所定の定足数に達しておりますので、これより平成22年第 5回掛川市議会臨時会を開会いたします。
                    開 議
○議長(加藤一司君) これより、本日の会議を開きます。
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(加藤一司君) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、13番、松井俊二君、16番、佐藤博俊君を指名いたします。
△日程第2 会期の決定
○議長(加藤一司君) 日程第 2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 会期は本日 1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。
 よって、会期は本日 1日限りと決定いたしました。
△日程第3 議案第85号〜議案第88号
○議長(加藤一司君) 日程第 3、議案第85号から議案第88号までの 4件について一括議題といたします。
 提出者より提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。
               〔市長 松井三郎君 登壇〕
◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第85号から議案第88号までの 4件につきまして一括御説明を申し上げます。
 最初に、議案第85号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、本年の人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の内容にかんがみ、平成23年度までに、 6月の期末手当支給割合を0.05月、12月の期末手当支給割合を0.10月引き下げるための改正を行うものであります。
 次に、議案第86号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正については、本年の人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の内容にかんがみ、平成23年度までに、 6月の期末手当支給割合を0.05月、12月の期末手当支給割合を0.15月引き下げるための改正を行うものであります。
 次に、議案第87号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正については、本年の人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の内容にかんがみ、平成23年度までに、 6月の期末手当支給割合を0.05月、12月の期末手当支給割合を0.15月引き下げるための改正を行うものであります。
 最後に、議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正については、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の内容にかんがみ、一般職の職員の給料月額の引き下げ、期末・勤勉手当の支給割合の引き下げを行うとともに、給与を支給する際に控除することができる経費の見直しその他所要の改正を行うものであります。
 以上、 4件について一括御説明を申し上げましたが、議案第88号については、担当部長が補足説明を行いますので、御審議くださるようよろしくお願いを申し上げます。
 以上であります。
○議長(加藤一司君) 次に、議案第88号について補足説明を求めます。川隅総務部長。
              〔総務部長 川隅庄一君 登壇〕
◎総務部長(川隅庄一君) それでは、私から議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について補足説明申し上げます。
 議案書の 7ページをお開きください。
 この条例は、平成22年人事院勧告を踏まえ、国家公務員の給与改定に準じて、一般職の職員の給与の改定等をするものであります。
 では、条文に従って、主な改正内容を御説明申し上げます。
  8ページをお開きください。
 第 1条は、掛川市職員の給与に関する条例の一部改正のうち、平成22年12月 1日から施行すべき改正規定であります。
 第 1条による改正規定のうち、第10条では、市が職員に給与を支給する際、その一部を控除することができる経費について、その範囲を実態に合わせて見直すものであります。
 第31条及び第34条では、平成22年度における期末手当及び勤勉手当の支給割合を引き下げるものであります。
 一般職員については、12月期は期末手当の支給割合を 100分の15、勤勉手当の支給割合を 100分の 5、合計で 100分の20引き下げるものであります。
 特定管理職員についても、同様に、12月期は期末手当の支給割合を 100分の15、勤勉手当の支給割合を 100分の 5、合計で 100分の20引き下げるものであります。
 再任用職員については、12月期は期末手当及び勤勉手当の支給割合をそれぞれ 100分の 5ずつ、合計で 100分の10引き下げるものであります。
  8ページ、下から 6行目の附則第11項では、55歳を超える職員で 6級以上の者に対する給料月額の支給に当たっては、当分の間、給料月額に 100分の 1.5を乗じて得た額に相当する額を減額するものであります。
 なお、地域手当、期末手当及び勤勉手当についても、同様の措置を講ずることといたしました。
 10ページ及び11ページをお開きください。
 附則第12項から附則第15項までは、55歳を超える職員で 6級以上の者の給与の引き下げに伴い、給与の減額や時間外勤務手当等の算定に用いる勤務 1時間当たりの給与額の算定方法の特例など、必要な規定の整備を行うものであります。
 12ページから19ページまでは、行政職給料表、医療職給料表の 2表(医療技術職)及び医療職給料表の 3表(看護師等)の給料月額を改定するものであります。
 なお、医療職給料表の 1表(医師)の給料月額については、昨年度と同様に改定を行わないことといたしました。
 19ページをお開きください。
 第 2条は、掛川市職員の給与に関する条例の一部改正のうち、平成23年 4月 1日から施行すべき改正規定であります。
 第 2条による改正規定のうち、第31条及び第34条では、平成23年度における期末手当及び勤勉手当の支給割合の配分を変更するものであります。
 一般職員については、 6月期は、期末手当の支給割合を 100分の 122.5に、勤勉手当の支給割合を 100分の67.5に変更し、12月期は、期末手当の支給割合を 100分の 137.5に、勤勉手当の支給割合を 100分の67.5に変更するものであります。
 特定管理職員については、 6月期は、期末手当の支給割合を 100分の 102.5に、勤勉手当の支給割合を 100分の87.5に変更し、12月期は、期末手当の支給割合を 100分の 117.5に、勤勉手当の支給割合を 100分の87.5に変更するものであります。
 再任用職員のうち、一般職員については、 6月期及び12月期における勤勉手当の支給割合をそれぞれ 100分の32.5に、特定管理職員については、 6月期及び12月期における勤勉手当の支給割合をそれぞれ 100分の42.5に変更するものであります。
 20ページをお開きください。
 第 3条は、掛川市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正のうち、平成22年12月 1日から施行すべき改正規定であります。
 第 3条による改正規定のうち、第 7条では、任期付職員のうち特定任期付職員に適用する給料表のすべての給料月額について、国家公務員の給与改定に準じて改定するものであります。
 第 9条では、任期付職員のうち特定任期付職員の平成22年度における12月期の期末手当の支給割合を 100の15引き下げるものであります。
 第 4条は、掛川市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正のうち、平成23年 4月 1日から施行すべき改正規定であります。
 第 4条における改正規定のうち、第 9条では、任期付職員のうち特定任期付職員の平成23年度における 6月期の期末手当の支給割合を 100分の 140に、12月期の期末手当の支給割合を 100分の 155に変更するものであります。
 第 5条は、平成18年に制定した掛川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正であります。
 第 5条による改正規定のうち、附則第 7項では、同条例による給料水準の引き下げの際、経過措置により現給保障の対象とされた職員に適用する算定基礎額を 100分の0.17引き下げるものであります。
 21ページをお願いします。
 附則では、この条例の施行日を定めるとともに、民間の実質的年間給与との均衡を図るため、平成22年12月に支給する期末手当の額は、平成22年 4月 1日から11月までの間に減額改定対象職員が受けるべき給料月額等並びに平成22年 6月に支給された期末手当及び勤勉手当の合計額に 100分の0.28を乗じて得た額に相当する額を減じた額とすることといたしました。
 以上、議案第88号の説明とさせていただきます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
○議長(加藤一司君) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 本 4件に対する質疑の通告はありません。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第85号から議案第88号につきましては、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩といたします。
                午前 9時43分 休憩
                午前10時40分 開議
○議長(加藤一司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第4 議案第85号〜議案第88号
○議長(加藤一司君) 日程第 4、議案第85号から議案第88号までの 4件について一括議題といたします。
 本 4件に関し、これより委員長の報告を求めます。総務委員長、豊田勝義君、御登壇願います。
              〔総務委員長 豊田勝義君 登壇〕
◎総務委員長(豊田勝義君) ただいま議長より報告を求められました議案第85号ほか 3件について、その審査の概要と結果につきまして御報告申し上げます。
 当委員会は、本日午前 9時46分から第 3委員会室におきまして、全委員の出席のもと開会をいたしました。
 冒頭、市長よりあいさつをいただいた後、担当課長から説明を受け、質疑に入りました。
 まず、議案第85号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第86号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について、議案第87号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について、一括して審査いたしました。
 委員から、一般企業は給与等上昇してきていると聞く。人事院勧告はいつの時点で勧告を実施するのかとの質疑が出され、当局より、最近の報道では、規模の大きい会社では上昇の気配があるとされるが、企業全体としての状況は芳しくないとのこと。 4月時点で給与等の調査をし、人事院勧告がなされたとの答弁がありました。
 ほかには質疑はなく、討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、議案第85号、第86号、第87号の 3件につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について御報告申し上げます。
 委員から、今回の改定で来年からの給与影響額は全体でどのぐらいかとの質疑が出され、当局より、影響額は、職員 1人当たり 9万 4,800円、一般会計全体で 6,880万円、病院で 3,220万円、議員は 172万円、合計で 1億 272万円となるとの答弁がありました。
 他の委員からは、一般任期付職員はどういうものか、現在いるのか、医療職の改定はしないということは、聖域ということになるのかとの質疑が出され、当局より、任期付職員は、高度な専門的知識を有する者で、任期を限って採用する職員であるが、現在はいない。医療職については、人材確保の観点から、医師だけは改定を行わず、看護師等は改定を行う。医療職全体が聖域ということではないとの答弁がありました。
 以上で質疑を終了し、討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務委員会委員長報告といたします。
○議長(加藤一司君) 以上で委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。
 まず、議案第88号について、 5番、柴田正美君、御登壇ください。
               〔5番 柴田正美君 登壇〕
◆5番(柴田正美君) 私は、議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について、反対する立場から討論いたします。
 本年度人勧に基づく給与改定は、?月例給、ボーナスともに引き下げ、平均年間給与はマイナス 9.4万円、マイナス 1.5%、月例給については50歳代後半層を重点的に引き下げ、?期末・勤勉手当て、ボーナスの引き下げ 0.2カ月分となっています。今回の給与改定は、 2年連続のマイナス改定であり、56歳以上には定率賃下げ、政府の総人件費抑制策に追随、迎合するものであり、生活実態、生計費を無視した年齢差別の不法、不当なものと言わざるを得ません。
 2010年人勧に対しては、次の不当性、問題点があると考えます。
 第 1に、人事院勧告は、公務員労働者に耐えがたい生活悪化をもたらします。1998年からの12年間で、一時金で 1.3カ月分の減であり、平均年間給与では70.9万円、本年は 9.4万円の引き下げとなります。給与構造改革による抑制などを加えると、さらに大幅な賃金削減となるものです。同時に、今回のマイナス勧告による民間労働者への影響は深刻であり、内需拡大に逆行し、地域経済を一層冷え込ませる賃金削減のマイナスの連鎖に拍車をかけるものであります。
 第 2に、公務と民間の50歳代後半層の賃金逆転差が生じているとして、50歳代後半層の定率賃下げを、根拠となる明確なデータや道理も合理性も示さずに強行しました。生活実態や生計費原則を無視し、公務員の賃金決定として強調してきた職務給原則をも踏みにじる、年齢差別とも言えるこの行為は問題であります。定年延長の検討とあわせ行おうとしている50歳代後半の賃金水準引き下げ議論の先取りであり、問題であります。
 第 3に、2010年春闘における賃上げ結果は、国民春闘共闘 5,771円、1.86%の増、連合 4,879円、1.69%の増、日本経団連、大手で 5,886円、1.86%増、中小でも 3,842円、1.52%増など、昨年比とほぼ同様のアップ率を示し、基本給は引き上げ傾向にあります。国家公務員の定昇率1.10%、2009年 1月を考慮しても、基本給削減は意図的につくり出されたものと言わざるを得ません。
 以上、今回の給与改定は、地域の民間労働者のさらなる賃金低下を招き、デフレスパイラルを加速し、地域経済への一層の影響、内需拡大による景気回復に逆行するものでございます。
 以上申し上げまして、反対の討論といたします。
○議長(加藤一司君) 次に、14番、鈴木正治君、御登壇ください。
               〔14番 鈴木正治君 登壇〕
◆14番(鈴木正治君) 私は、議案第88号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について、賛成の立場から意見を申し上げます。
 我が国の経済は、一昨年秋の世界的経済金融危機の影響から、大幅に悪化いたしました。最近の経済見通しは、平成21年の春ごろを底に、景気は持ち直していると言われておりますが、民間需要を中心とした自律的回復には至っておらず、経済活動の水準は依然として低いまま推移しています。
 政府や日銀において、経済危機対策とデフレ脱却のため、 5兆円規模の補正予算やゼロ金利政策など、幾多の方策がとられているところでありますが、いまだ民間の雇用・賃金情勢は厳しい状況が続いております。
 内閣府による11月の月例経済報告でも、景気認識を示す基調判断を「景気は、このところ足踏み状況となっている。また、輸出はこのところ弱含んでおり、生産はこのところ減少し、環境は厳しい状況にある」と円高や海外経済の減速といった最近の環境変化を懸念する内容となっています。
 また、賃金面については、日本経団連の調査では、ことしの冬の賞与の集計は平均3.76%増と 3年ぶりのプラスとの報告や、静岡経済研究所がまとめた県内の冬のボーナスも前年比 0.3%程度の微増との報道もあり、明るい兆しはありますが、県内の民間企業全体の状況としては、急激な円高や県内有効求人倍率が全国平均を下回っており、エコカー補助金の終了など、勢いを失いつつあり、先行きの不透明感が増しているところであります。
 このように依然厳しい状況が続いているという認識が一般的な見方ではないかと思っているところであります。
 実際に市の状況に目を向けてみますと、法人市民税の大幅な減収からは、やや回復の兆しが見られるようではありますが、依然財源不足の状況は変わっていない状況にあるわけであります。
 このような状況に置かれている中で、市の職員の給与水準は、情勢適応の原則が地方公務員法上、規定されております。人事委員会が設立されていない本市においては、独自の民間賃金等の調査方法がないため、本年 8月に出された国家公務員の給与に対する人事院勧告に準拠し、国に準じて給与改定していくという方法が、職員の適正な給与水準確保の重要な手段であると考えております。
 多くの地方公共団体が、掛川市と同じように、その給与水準の決定においては、国に準じている状況であります。日ごろ職務に精励され、市民の利益及び市民サービスの向上に努められている職員の皆様には、今回の給与改定が、給料月額の引き下げ、12月期の期末・勤勉手当のマイナス 0.2カ月分等、非常に厳しいものでありますが、民間準拠方式の人事院勧告による国家公務員の給与改定に準じての今回の給与改定はやむを得ないものであり、市民に理解を得られる方法であると、こう考えております。
 職員各位におかれましては、昨年度に引き続き、年間給与が下がるという厳しい内容ではありますが、厳しい社会経済情勢下で、改めて全体の奉仕者としての使命を自覚し、市民の声に耳を傾けつつ、今まで以上に行政に寄せられる期待と要請にこたえ、市民に信頼の厚い市役所体制づくりに御尽力されますよう期待しております。
 以上をもって、私の賛成討論とさせていただきます。
○議長(加藤一司君) 以上で通告による討論は終わりました。
 そのほか討論はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(加藤一司君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。
 これより議案第88号について採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  〔賛成者起立〕
○議長(加藤一司君) ありがとうございます。起立多数であります。
 よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。
 次に、議案第85号から議案第87号までの 3件について一括採決いたします。
 本 3件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。
 よって、本 3件は可決することに決しました。
 以上で本日の日程全部を終了いたしました。
 この際、市長、松井三郎君から発言を求められておりますので、これを許します。御登壇ください。
               〔市長 松井三郎君 登壇〕
◎市長(松井三郎君) 11月臨時会の閉会に際し、市長として一言ごあいさつを申し上げます。
 このたびの臨時会におきましては、給与改定等に関連する条例の一部改正 4件の案件につきまして御審議をいただき、いずれも原案どおり御可決をいただき、心から厚く御礼を申し上げます。
 今回の給与改定は、本年も厳しい民間の情勢を反映し、公務が民間を上回ったため、引き下げを行うこととなったものでありますが、今後も国の人事院勧告に準拠した形での給与改定により、適正な給与水準の維持に努めてまいりたいと考えております。
 議員各位には十分健康に留意され、市政の運営に一層の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。どうもありがとうございました。
○議長(加藤一司君) 私からもごあいさつ申し上げます。
               〔議長 加藤一司君 登壇〕
○議長(加藤一司君) それでは、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 本臨時会は、本年度の人事院勧告に基づいた給与改定を行うものでありました。関連の 4議案につきましても真剣に御審議をいただき、すべて議了できましたことに感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、昨今の経済情勢は、長引く景気低迷により、大幅な人員削減や給与カットが行われております。掛川市民にとっても非常に厳しい年末を迎えようとしております。職員の皆さんにおかれましても、定数削減や厳しい歳出削減の中、職員給与等の引き下げが行われているところでございます。日ごろから市民の負託にこたえるべく、夜遅くまで、あるいは休日出勤をして、掛川市政のために御尽力いただいており、申しわけない気持ちでいっぱいでございます。
 掛川市におきましては、財政問題、健康福祉問題、教育問題を初め、だれもが住みたくなるまちづくりにとって、市民の行政ニーズも多岐にわたっており、問題・課題は山積しております。こうした厳しい状況下でありますので、市長を初め議員はもちろんのこと、全体の奉仕者である職員の皆さんがこうした状況を御理解いただき、職務に励んでいただきたいと思います。そして、一刻も早く景気回復により、掛川市政の健全化が図られ、そして職員の皆さんの給与も回復しますことを期待してやみません。
 終わりになりますが、日増しに寒さも増してまいりました。議員各位におかれましては、くれぐれもお体には御自愛いただき、12月定例会に元気に御出席いただきますようお願い申し上げまして、あいさつといたします。
○議長(加藤一司君) これにて本日の会議を閉じ、平成22年第 5回掛川市議会臨時会を閉会いたします。
                午前11時03分 閉会



 [ 署  名 ]




 以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


          平成   年   月   日



                掛川市議会議長     加 藤 一 司









 [ 署 名 議 員 ]



                掛川市議会議員     松 井 俊 二





                掛川市議会議員     佐 藤 博 俊