議事ロックス -地方議会議事録検索-


静岡県 掛川市

平成20年第 3回定例会( 6月)−07月04日-05号




平成20年第 3回定例会( 6月)

              平成20年第3回(6月)
            掛川市議会定例会会議録(第5号)

〇議事日程      平成20年7月4日(金) 午前9時30分 開議

 日程第1
   認 第  1号  平成19年度掛川市病院事業会計決算の認定について
   認 第  2号  平成19年度掛川市水道事業会計決算の認定について
               病院事業会計決算特別委員長 報告
               水道事業会計決算特別委員長 報告

 日程第2
   議案第 72号  平成20年度掛川市一般会計補正予算(第1号)について
                経済建設 委員長 報告
               文教厚生 委員長 報告
                総  務 委員長 報告

 日程第3
   議案第 73号  掛川市総合福祉センター条例の制定について
   議案第 74号  掛川市手数料条例の一部改正について
   議案第 75号  掛川市学校給食共同調理場に関する条例の一部改正について
   議案第 76号  掛川市立総合病院使用料及び手数料条例の一部改正について
   議案第 77号  掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
   議案第 84号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)
               文教厚生 委員長 報告
               総  務 委員長 報告

 日程第4
   議案第 85号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
   議案第 86号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

 日程第5
   農業委員会委員の推薦について

 日程第6
   請願について
    請願第 1号  後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書採択の請願書
               文教厚生 委員長 報告

 日程第7
   議発第  8号  「障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書」の提出について

 日程第8
   議員派遣について

 日程第9
   常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について



〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ
〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり
〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり
〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり



                   議 事
                 午前9時30分 開議
○議長(鈴木治弘君) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△日程第1 認第 1号、認第 2号
○議長(鈴木治弘君) 日程第 1、認第 1号及び認第 2号について、一括議題といたします。
 本件に関し、これより委員長の報告を求めます。
 まず、病院事業会計決算特別委員長、松井俊二君、御登壇願います。
 20番、松井俊二君。
          〔病院事業会計決算特別委員長 松井俊二君 登壇〕
◎病院事業会計決算特別委員長(松井俊二君) ただいま議長より報告を求められました認第 1号、平成19年度掛川市病院事業会計決算の認定について、病院事業会計決算特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本委員会は、去る 6月30日、午前 9時30分から第 2委員会室におきまして、全委員出席のもとで開会をいたしました。
 委員会条例第10条第 2項の規定に基づき、高塚昌彦委員が臨時委員長を務められ、委員長に私、松井俊二が指名され、委員長より副委員長に山崎惠司委員を指名いたしました。
 審査に先立ち、市長よりあいさつをいただき、直ちに審査に入り、当局より詳細にわたる説明を受け、審査いたしました。
 委員より、人間ドック収益について、今後、予防医学に力を入れていこうとしている中、受け入れ体制と実態はどうなっているのかとの質疑があり、当局より、現在、特定健診を反映したシステムに入れかえを行っているため、受け入れ人数を制限した影響があり、待機者が出ている。医師については、嘱託医師3名を中心に、日に約40人の 1泊・日帰りドック、企業健診のメニューを実施している。国民健康保険が人間ドックの対象年齢枠を広げた関係もあり、人間ドックの需要はふえているとの答弁がありました。
 委員より、病院施設の配管や浄化槽の老朽化が進んでいると聞くが、配置等も含めて、これまでの保守管理がうまくいっていなかったのではないかとの指摘があり、当局より、配管が建物本体に入っている構造のため、保守管理が難しいという点があったとの答弁がありました。
 委員より、研修医確保の状況について質疑があり、当局より、研修医については、平成20年度は残念ながら応募がなく、 2年目の研修医が 2名というのが現状である。募集については、できる限り努力していきたい。医師の確保についても困難な状況が続いている。 7月 1日にまた医師の異動があるが、整形外科の医師が確保できず 1名減となるとの答弁がありました。
 委員より、患者数が減っている割に収益がふえている。これは病診連携の成果と理解していいのかとの質疑があり、当局より、急性期病院である市立病院にとっては、本来業務である入院患者や特殊な外来を受け入れない限り収益が上がらない仕組みになっている。以前に比べて 1日の外来患者数は 100人から 200人くらい減っているが、収益として上がっているのは病診連携がうまくいっているということだと思うとの答弁がありました。
 委員より、約 4億 5,000万円の純損失が出ているが、適正な医師数が確保できれば物理的に赤字は解消できるのかとの問いがあり、当局より、医業収益に対する人件費については、市立病院の場合は54.4%となっている。黒字病院は50%ぐらいと言われ、いかに人件費や材料費、経費の割合を低くするかによって黒字になるかということになる。しかし、医師数がふえれば収益もふえるので、今よりも赤字が少なくなることは期待できる。では、全く赤字がなくなるのかと言えば、公立病院はどうしても赤字を覚悟でやらなくてはならないというところが多々あり、難しいと思う。まずは一般会計で支出が認められている範囲の繰り出し金額を目指すべきではないかと考えているとの答弁がありました。
 委員より、外来患者数について、昭和60年以降、最も少ない外来患者数となっている。この間の掛川市の人口の増加や診療科数が 6科ふえていることなどを考えると、この減った患者はどこで診てもらっているのか、どこへしわ寄せがいっているのか、この地域の医療について責任のある立場としては、そこをまず調査しなくてはならないのではないかとの意見があり、当局より、大事な指摘だと思う。調査方法はともかく、調査をしておく必要があると感じるとの答弁がありました。
 委員より、医療機器の購入の流れについて質疑があり、当局より、毎年、各診療科から予算購入費の何倍かの要望が出されるため、16名で構成する医療機器整備委員会において優先順位づけを行っているとの答弁がありました。
 委員より、光熱費等の推移は、今後、どう予測しているのかとの質疑があり、当局より、燃料費は主に重油を利用している。単価でいくと、平成18年度は59円台だったのが、平成19年度は68円台、さらに現在は99円台と重油の額が高騰している。病院としても使用量を減らす努力をしていきたいとの答弁がありました。
 委員より、研修へ出かけるのもままならないと聞くところだが、旅費・交通費は近隣と比べてどうなのかとの質疑があり、当局より、他の病院と比べても少ないということはない。かなり積極的に出かけていただいていると思う。ただ、 1人の医師の診療科は、どうしても研修等へ出かけにくいということがあるが、お互いにカバーし合うということで補っているとの答弁がありました。
 委員より、減価償却の残存価格は幾らになるのか。また、もし新病院を建設した場合、どのくらいの医療機器がそちらで使用できるのかとの問いがあり、当局より、年度末償却未済高の合計は約76億円となっている。医療機器の耐用年数は大体 6年から 8年程度であり、新しい病院が何年後になるか不明だが、現在使用している物の大半が耐用年数が過ぎている状態になるのではないかとの答弁がありました。
 委員より、起債に対する繰り上げ償還について質疑があり、当局より、平成19年度については、昭和57年度の7.30%と昭和58年度の7.10%の起債を繰り上げ償還している。平成20年度については、平成元年度の6.70%と平成 2年度の6.60%の 3,524万円を繰り上げ償還する予定でいるとの答弁がありました。
 委員より、決算の状況は、病院に勤務している医師や看護師も情報を共有しているのかとの問いがあり、当局より、決算については、運営会議において看護部等へも現況を報告している。院内には、医局、診療技術部、看護部、事務局の16名で構成する病院経営改善委員会があり、そこで「経営改善中期計画」に沿って緊急性のあることから実施しているところであるとの答弁がありました。
 委員より、特色のある病院経営という観点から、無呼吸症候群の治療を導入するとのことだが、この評価や今後の見通しはどう考えているのかとの質疑があり、当局より、担当医の希望があり、保険でも救済されているということで導入したものである。ほかにこういった施設もなく、対象者が非常にふえているという現状もある。病院としても、できる限り応援していきたい。収入面でも多大な貢献をしていただいており、個々の医師がそれぞれモチベーション高く働いていける環境を整備していくことが病院の一つの役割だろうと考えているとの答弁がありました。
 委員より、昨年は 2回の損害賠償があったが、訴訟は今後ふえていくものなのかとの問いがあり、当局より、昨今の医療への期待度と権利意識の高まりなどを考えると、訴訟という形は今後ふえていくものと考えざるを得ない。訴訟やトラブル等への対応は、より強くしなければならない。医療安全管理に副院長という形で体制を強くしているとの答弁がありました。
 委員より、今後、病院統合が何年後になるかは不明だが、仮に 4年後は起債残高はどうなっているのか。また、毎年 3億円を積み立てているが、それで足りるのかとの質疑があり、当局より、病院統合までに赤字が相当額続いた場合、それを最後にどう処分するかということが大きな問題になる。平成22年度以降、統合に至るまでの金額を示すのは、そのときの医療制度の状況もあり、極めて難しい。場合によっては、21年度以降、病院に対する繰出金をどうすべきか検討する必要性が出てくるものと考える。積み立てについては、 3億円ずつでは足りないと考えている。しかし「姿勢を示しておく」ということは絶対に必要であり、新病院建設時の一つの資金という考えでいる。足らない部分については、統合がはっきりした際には、その資金がいつごろ必要になるのかきちんと精査して、議会にも見通しを示していきたい。いずれにせよ「赤字」というものの考え方を、これからどうしていくかということを一層検討していく必要があると考えているとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました認第 1号については、賛成多数にて認定すべきものと決しました。
 以上、病院事業会計決算特別委員会の委員長報告といたします。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 次に、水道事業会計決算特別委員長、高木敏男君、御登壇願います。
 高木敏男君。
          〔水道事業会計決算特別委員長 高木敏男君 登壇〕
◎水道事業会計決算特別委員長(高木敏男君) ただいま議長より報告を求められました認第 2号、平成19年度掛川市水道事業会計決算の認定について、水道事業会計決算特別委員会における審査経過の概要と結果について御報告いたします。
 当委員会は、去る 6月30日、午前 9時30分から、第 3委員会室において、13名の委員出席のもとに開会をいたしました。
 委員会条例第10条第 2項の規定に基づき、菅沼茂雄委員が臨時委員長を務められ、委員長に私、高木敏男が指名され、委員長より副委員長に大庭博雄委員を指名いたしました。
 審査に先立ち、山本副市長より、前日の豪雨の報告をいただいた後、当局から、決算に係る詳細説明を聴取し、直ちに審査に入りました。
 委員より、給水戸数が前年より 400戸ふえているが、給水人口は 211人の増となっている。これは分家によるものか。また、貸借対照表の中の固定資産の土地価格は、いつの時点のものを基準としているのかとの質疑があり、当局より、戸数の割に人口がふえていないというのは、市内にはアパートとかワンルームマンションが非常にふえており、派遣社員などによる単身者世帯の増によるものである。土地の評価額は取得価格で評価しているとの答弁がありました。
 関連して他の委員より、給水戸数や給水人口の予想はどんな方法で行っているのか。水道の数字から見たとき、現状との違いはどうかとの質疑があり、当局より、人口の予測は、厚生省の外郭団体の人口問題研究所から出されているもので、これによると、国全体は減るという推計が出ているが、掛川は向こう10年ぐらいは人口は減らないという予測である。総合計画でも10年後は 5,500人ふえるという予測で計画を立てた。水道事業においては、給水人口はふえるが、使用水量の伸びは期待できないと予測しているとの答弁がありました。
 他の委員より、有収率が減少したことにより原価を押し上げていないかとの質疑があり、当局より、有収率の減少は、大井川広域水道企業団が受水の流量計を更新したところ、測定値と実利用量が違っていたことがわかり、実際には 2,000から 2,500立方メートルほど多く来ていたことにより有収率が減少した。これにより供給単価を下げることとなったが、その他営業収益や補助金等の収益により全体では純利益が出ているとの答弁がありました。
 他の委員より、有収水量について、平成17年度と比較すると毎年減少してきている。ここで下げどまったと解釈できるかどうか。建設改良工事が行われているが、水道管の耐震化はどのくらい進んでいるのかとの質疑があり、当局より、 1つ目の有収水量の減は、企業が節水に努めていることによるものととらえている。一般用も節水意識が行き渡ってきたと思われる。水道としては、ここで下げどまりと考え、一定の収入を得たいが、企業は東遠工業用水が始まっているので、市内の 8社が工水を使っており、今後の動向に大きく影響していくと考えている。全体的には予断を許さない状況である。水道管の耐震化は、管全体 982キロメートルのうち、災害時に給水拠点を主に配水できる幹線管路は 117キロメートルの延長があり、その耐震管の率は 6.5%、全体としては 4.0%が耐震管にかえつつあるという状況である。建設改良工事で現在最優先してやっているものは老朽管の改良で、あと 2年くらいで昭和30年代に布設されたものの工事がほぼ終わる予定である旨の答弁がありました。
 他の委員より、18年は 1億 7,000万円の純利益が出ており、19年度は 8,300万円利益が上がっているのだから、料金の統一ということでなく、 1市 3料金体系でもいいのではないかと考えるが、どうか。不納欠損が 365件 190万円となっている。格差社会の中でこの不納欠損がふえてくると思うが、どう考えているか。企業債の明細に繰り上げ償還をしている起債がない。病院事業会計では繰り上げ償還をやっている。水道事業会計は早期償還はしないのか。 4つ目に、量水器は 1社からだけで購入しているのか。購入先の平均化を考えているのか。 5つ目に、水道料金が掛川市は高いという意識があるが、今後、安くするための方策は考えているのかとの質疑があり、当局より、合併協議会の協議事項として20年 4月をめどに統一するということが確認されていた。それまでは 1市 2町の料金体制を継続するということだった。新しい料金体系は、市民代表で組織する掛川市上下水道料金懇話会で協議した結果、平均 2.1%の増となった。この料金は26年度までの財政シミュレーションの中で算定したものである。19年度は純利益が出ているが、今後、東遠工業用水の工水の関係、大井川広域水道企業団の流量計の誤差の関係、繰り上げ償還の関係は、その段階では盛り込まれていないので予断を許さない状況である。不納欠損については、平成14年度分の 365件 140人分 190万円させていただいた。内訳としては、88%の人が納入意識の薄い無断退去者である。支払いが難しい生活困窮者や死亡者は16人である。未納者に対し、滞納整理を毎月 1回行っている。督促を出しているが、それでも納付しない者には、未納になってから 7カ月目に給水停止措置を行う。今月も給水停止措置をした件数が20件程度あった。滞納者は年々ふえているので、昨年からコンビニ収納も始め、利用者の利便の向上と早期回収を図っている。繰り上げ償還は、水道会計では19年度から21年度までの間に18本の償還を行っていく。19年度は 2本、 6,623万円、 7.1%のものを全額自己資金で繰り上げ償還した。これにより支払い利息が 1,778万円軽減される。 3年間では全体で18本、金額で12億 2,910万円の繰り上げ償還を行う予定であるが、このための自己資金は 2億 3,000万円、借換債で10億円を予定している。この軽減利子の見込みは 2億 3,800万円程度となる。借換債の金利は2.55%と見ている。今、金利は高くないので、もう少し利益はふえると考えている。量水器は、計量法で 8年更新となっている。毎年、年度初めに 9社による見積もり合わせを行い、最も安価なところに決めている。業者はすべて県外の業者である。料金が少しでも安くなる方法については、掛川市は大井川広域水道企業団から受水する経費はやむを得ないので、努力することは人件費を初め経費の節減を図り、それを水道料金に反映させていくことを考えるとの答弁がありました。
 耐震化に関連して、他の委員より、先日の岩手・宮城内陸地震で被災した奥州市からの手紙では、地震の際のライフラインは、道路・電気より水が大事だと言っている。発災してから 1週間たっても断水のところがある。今地震が来たら大変なことになる。老朽管の改修を前倒ししてでも行っていただきたいとの質疑があり、当局より、命の次に水なので、水の復旧を最優先で考えていく。さきの柏崎地震でも自衛隊が来て給水を開始したということで、水道は仮設で対応できるが、下水が使えなくなるという状況も出てくる。地震対策はそういうことも踏まえて考えていく。耐震化は行政の基軸となるものであり、今後、経費の見直しを図りながら庁内で検討・研究していく。耐震についての基本的な考え方は、大井川広域水道企業団からの送水管は、ダクタイル鋳鉄管のK型で整備されてきているが、 2期工事からはダクタイル鋳鉄管の耐震管に切りかえている。K型管でもかなり安全である。震度 5以上で配水池の緊急遮断弁が作動し、一たん給水がとまるので漏水を防ぐことができる。配水池から給水車で給水するという体制をとっている。地震初期のとき、飲料水としては 3日くらいは確保できると考えている。 4万トンの給水は確保できる。その後は、大井川広域水道企業団からの管路の調査をし、順次対応をしていくとの答弁がありました。
 また、他の委員より、水道の源泉が大井川で、東にあるので、貯水池が市内の東にたくさんある。貯水槽の耐震化はされていると思うが、震度幾つまで耐えられるのか。また、大須賀の野中の貯水槽は山の上にあり、地震で下が崩れたら落ちてくるのではないかと心配しているとの質疑があり、当局より、貯水槽は東海地震相当の地震があったときの震度 6強から 7の場合、その損傷は軽微なもので済み、機能は失わないということになっている。市内に設置されたものは全部同じである。東部配水池の野中の貯水槽は、下に住宅地があり、確かに不安かもしれないが、地盤は強固である。勾配も心配はないと見ている。鉄筋コンクリートでできたものでなく、プレストレストコンクリートタンクなので信頼性も高い旨の答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました認第 2号、平成19年度掛川市水道事業会計決算の認定については、全会一致にて認定すべきものと決しました。午前11時45分閉会しました。
 以上、水道事業会計決算特別委員長報告といたします。
○議長(鈴木治弘君) 以上で両委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。
 まず、認第 1号について、18番、水谷陽一君、御登壇ください。
 水谷陽一君。
               〔18番 水谷陽一君 登壇〕
◆18番(水谷陽一君) 通告に従いまして、討論をいたします。
 平成19年度掛川市病院事業会計決算に反対の立場から、日本共産党市議団を代表して討論いたします。
 決算は 1年間の集約であります。この 1年間の中で病院長初め、全スタッフの大変な努力を評価をし、しかし、その決算の内容から何を教訓に引き出していく、どういう方向性を導きだしていくのかという、そういう決算における問題点を幾つか述べたいと思います。
 今決算は、事業収益84億 6,342万円、医業外収益 9億 624万円、合計して93億 6,966万円余であります。実は、この93億 6,000万円余の収入は、市立病院開設以来、最高の収益であります。また、平成18年度の収益に比べても 5億 8,000万円も多く、その収益増となっております。かつて病院会計で最高の純利益を上げた年が平成12年でありました。純利益 1億 400万円であります。その年の事業収益が87億 7,000万円ですから、まだ 6億円も今19年のほうが上回っているわけであります。もう少し今決算を分析しますと、18年度に比べ 5億 8,000万円の収益増がどこから生まれたかでありますが、入院収入で 4億 9,753万円ふえ、外来収入では 1億 3,134万円、合計で 6億 2,887万円の増であります。
 それでは、これだけの収入増の背景に患者さんを大幅にふやしての収入増を図ったのかと言えば、入院で見ると、13万 5,960人は、確かに前年に比べ 4,745人ふえてはいますが、現在地で市立病院が開設して以来、入院患者数は 2番目に少ない年であったわけであります。外来はどうか。23万 4,953人は、市立病院開設以来、最も少ない患者数であります。開設直前の23年前に比べても、外来患者数 4万 6,156人も少ないわけであります。
 もう一つの特徴であります。患者さんはふえないのに空前の収益増の背景に何があるか。それは患者 1人当たりの診療収入にもあらわれています。入院で見ると、平成15年は 1日当たり平均患者数 396人、その当時の平均診療収入 3万 3,987円。平成16年、 1日当たりの入院患者は 380人、 1人当たりの収入 3万 3,897円。平成17年、 1日 379人で 3万 5,318円。平成18年、 1日当たり 359人で 3万 7,532円。そして本決算、本年の 1日当たりの入院患者 371人、 1日当たりの平均収入が診療費が 3万 9,880円ということであります。つまり、15年度に比べて 1人当たり 4,500円以上もふえているわけであります。これは営業として見るならば、つまり客数は少なくなっているのに、 1人当たり買ってくれる単価が非常に高いということであります。外来患者では、平成15年が 1日平均患者数 1,227人が、本年 1日平均患者数が 959人と 1日 268名も減り、収入は平成15年 1人当たりの診療収入 9,744円から本年 1万 1,382円と 1人当たり 1,638円も収入がふえています。これは、今まで目指してきた簡易な病気の患者さんは開業医で、重篤な患者さんは市立病院へという課題がまさに花開いた結果であると思うのです。
 それでは、あるべき姿になった市立病院の決算はどうなったでしょうか。病院開設以来、最高の純損失 4億 4,900万円の発生です。開設以来、最も多い収益増が利益と結びつかない。院長以下病院の全スタッフが過酷な労働にも耐えて頑張ってきたのに大赤字が生まれてくる。ここに日本の医療の最大の問題があると思うのであります。
 近隣の公立病院を見てました。平成18年度の資料だけでありますが、お隣の袋井市民病院の純損失 6億 3,900万円、菊川、純損失 1億 5,400万円、御前崎、純損失 8,000万円、磐田市立病院、純損失 6億 9,800万円、森町 1億 8,600万円の純損失です。東へ行ってみます。島田市民病院、純損失 9億 6,000万円、榛原総合病院、純損失、何と14億 4,000万円、焼津、純損失 5億 5,000万円、藤枝市立病院は近隣最高の純損失15億 7,000万円というものであります。18年の掛川市立病院の純損失は 3億 1,000万円ですから、いわば低いほうであります。まだ本年の結果が集約されていませんが、いずれにしましても純損失が黒字に転化するほどの大きな変化はないと思います。つまり、近隣の公立病院はすべて赤字になっているのが実態なのであります。だからこそ、こうした動きに対して全国で毎回の議会で国に対して、医師確保や医療政策の改善を求めて山のように意見書が出され、また、後期高齢者医療制度の不備を含めて国会は座り込みや陳情が連日騒然としています。弱者を切り捨て、地方政治を切り捨て、地方を切り捨てる、こうした小泉改革の破綻は今やだれの目にも、あらゆるところに破綻としてあらわれております。こうした地域医療の崩壊から導き出される結論が、単に統合で解決できるものでないことは、改めて数字の上で示されたものであります。
 こうした全国の世論に押されて国でもやっと重い腰を上げて、抜本的な改善に乗り出し、医学生も過去最高をさらに上回る定員増を図る。そして、短期的な措置として臨床研修制度を政策的誘導で都市偏重を、あるいは特定病院への一極集中を変えるなど、抜本的な改善策が方針として打ち出されました。今回の改善からも、結論を急ぐ必要はないと思います。国の問題としては以上の問題点があります。
 掛川市立病院の単独の問題として、一、二指摘したいと思います。
 本年の赤字の要因の 1つに、当初予算をはるかに上回る退職金の大幅な増があります。これは統合した暁に民営化にされるのではないか、公立病院がなくなるのではないかという心配から退職を急いだ傾向が見られます。まさにすぐれた人材を散逸しているものであります。さらに、あれほどたくさん来てくれた市民や患者さん、また、この間、合併などから人口は大きくふえているにもかかわらず患者数はふえない。監査委員の資料の中にも、国保の加入者がふえているのに利用患者数はふえない。こうした数字が示されています。地域の診療所で治療を受けていればいいのですが、ぎりぎりまで我慢をしている診療抑制の心配があります。行政としても、公立病院の責務からも実態調査を早急にすることを、以上申し述べ、反対討論といたします。
○議長(鈴木治弘君) 次に、同じく認第 1号について、23番、山崎惠司君、御登壇ください。
 山崎惠司君。
               〔23番 山崎惠司君 登壇〕
◆23番(山崎惠司君) 認第 1号、平成19年度掛川市病院事業会計決算につきまして、認定することに賛成の立場から討論を行います。
 平成19年度の純損失額は 4億 4,932万 4,000円で、昨年度と比べ 1億 3,180万 6,000円の増となりますが、これは職員の退職給与金が 1億 3,500万円増加したことによるものです。
 医業に限定し、 1,000円の収入を上げるのに使った費用を計算しますと、さきの退職金給与の分を除けば、18年度の 110円60銭に対し、19年度は 109円10銭と、若干ですが、改善が見られます。特に、入院収益では患者数が前年度に比べ 4,745人ふえていることや、入院、外来とも患者 1人当たりの診療収入は増加していることは、全国的に医師不足が叫ばれている中、病院長初め、市立病院医師が懸命に医療に携わっていただいている結果だと思います。
 また、外来患者数は、前年度に比べ若干減少しておりますが、病診連携を進めた結果、市民は地元の開業医さんなどに流れたものであり、このことは病院と診療所の機能分担を図ろうとする国の政策に合致したものであり、これにより市立病院が急性期病院として地域の中核病院の使命を果たすことができるものであると思います。
 そのほか、平成19年度中の市立病院での取り組みを見ますと、睡眠時無呼吸症候群の治療に本格的に取り組むなど、市民のニーズに合った医療に積極的に取り組んでいるほか、病院を開放し、「病院まつりを」開催し、病院職員と市民が交流したことは、市民が市立病院の現状を理解し、今後、上手に市立病院を利用していただくことをアピールするために、まことに有意義なことであったと思います。
 また、医師不足への対応としては、非常勤の医師を活用し、患者の受け入れ体制を確保するとともに、常勤医師の労働環境を少しでも改善するように努めていること、大学医局との継続的な信頼関係の確立に努められていること、さらに、医学生への就学資金の貸与制度を見直したことにより 3名の医学生を活用したことなど、現状の厳しい環境の中で最大限の努力をされているものと思います。
 次に、経営改善への取り組みに関してです。国の医療費抑制策により、診療報酬が平成16年度から 4回連続でマイナス改定となっており、病院を取り巻く環境は厳しいものとなっております。特に自治体病院は、救急医療など不採算部門を担っていることや、厳しい自治体財政の状況もあり、 8割の病院で純損失を生じており、構造的な問題であると言えます。その中で平成18年度に策定した病院経営改善中期計画に基づき、具体的な取り組みを行い、新たに 5つの施設基準を取得したほか、委託契約の見直し等を行っており、収支改善に努めております。しかし、自治体病院は民間病院に比べ、医業収益に対する人件費や薬品を初めとする材料費の比率が高いとも言われております。医業収益に対する人件費の割合は、民間病院の51.3%に対し、市立病院は54.4%、同じく材料費の割合は、民間病院の23.1%に対し、30.0%となっております。経営改善に向け一層の努力を期待するところです。
 以上のことから、医師の確保が困難なこともあり、規模縮小を余儀なくされている病院もある中、病診連携を進め、地域の中核病院としての使命を果たすべき日々努力されております病院職員の努力を高く評価し、今後とも、地域住民に安心、信頼いただける病院経営を目指していかれることをお願いし、平成19年度掛川市病院事業会計決算の認定について、賛成の討論をさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 以上で通告による討論は終わりました。
 そのほか討論はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、認第 1号について採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は認定すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  〔賛成者起立〕
○議長(鈴木治弘君) 起立多数であります。
 よって、本件は認定することに決しました。
 次に、認第 2号について採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は認定すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 異議なしと認めます。
 よって、本件は認定することに決しました。
 この際、暫時休憩といたします。
                午前10時20分 休憩
                午前10時30分 開議
○議長(鈴木治弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第2 議案第72号
○議長(鈴木治弘君) 日程第 2、議案第72号を議題といたします。
 本件に関し、これより委員長の報告を求めます。
 まず、経済建設委員長、八木宏之君、御登壇願います。
 八木宏之君。
             〔経済建設委員長 八木宏之君 登壇〕
◎経済建設委員長(八木宏之君) ただいま議長より報告を求められました議案第72号、平成20年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 6款農林水産業費、第 8款土木費について、審査の概要と結果について御報告いたします。
 当委員会は、去る 6月26日、午前10時から第 1委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。
 冒頭、山本副市長からあいさつをいただき、その後、当局各担当課からの説明を受けた後、審査に入りました。
 まず、歳出中、第 6款農林水産業費、農業者支援特別資金利子補給金について、委員より、経営の支援にはなるが、抜本的な対策が必要であると考えるが、いかがかとの質疑があり、当局より、今回の支援事業は、原油高騰に対する緊急支援対策であり、抜本的な対策については、市の財政事情等を考え、十分に検討する必要があります。当面はこの利子補給制度で対応させていただきたいと思っておりますとの答弁がありました。
 次に、歳出中、第 8款土木費、生涯学習公園化基金積立金について、委員より、奇特な方から大きな浄財をいただいたので、このお金が生きるよう使途を明確にしていただきたいとの意見があり、当局より、緑化推進に御尽力をされた方からの浄財でありますので、緑化推進等、使途を明確にし、有意義に使わせていただきますとの答弁がありました。
 次に、スマートインターチェンジ取付道路概略設計委託料について、委員より、周辺整備をすることが先ではないかと思うが、いかがかとの質疑があり、当局より、今回の調査は費用対効果を試算するため、スマートインターチェンジまでのアクセス道路を調査いたします。周辺整備については、掛川市の所有地 130ヘクタールがありますので、商業、工業、観光など、地域が活性化するよう検討していきたいと思いますとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第72号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、経済建設委員会の委員長報告といたします。ありがとうございます。
○議長(鈴木治弘君) 次に、文教厚生委員長、竹嶋善彦君、御登壇願います。
 竹嶋善彦君。
             〔文教厚生委員長 竹嶋善彦君 登壇〕
◎文教厚生委員長(竹嶋善彦君) ただいま議長より報告を求められました議案第72号、平成20年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費、第10款第 5項 2目社会教育費を除く教育費について、審査の概要と結果について御報告いたします。
 当委員会は、去る 6月26日、午前10時から第 2委員会室において、全委員出席のもと、開会いたしました。
 冒頭、杉浦教育長からあいさつをいただき、その後、当局各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。
 まず、歳出中、第 3款民生費については、特に申し上げるべき質疑なく、次に、歳出中、第 4款衛生費、地域医療対策費について、委員より、先日の小笠医師会救急医療部会の席上では、センター化や設置場所について、すぐ補正予算として計上できるような議論ではなかったが、どういった経緯なのかとの質疑があり、当局より、小笠医師会より、今年度で在宅輪番制を廃止することの提言を受け、それに伴いセンター化の調査をしてきた。できるだけ医師会の意向に沿うような形で準備していきたいと考えている。菊川・御前崎両市の考えは、 3市の中間での設置をということだが、現段階では実現性は低いと判断しているとの答弁がありました。
 さらに、他の委員より、菊川、御前崎は掛川医療センターでは遠くて、とてもだめだと言っている。そういった中で、今後、両市長と話を詰めていくことができるのか非常に疑問を感じるとの指摘があり、当局より、現状では、休日・祝日については医療センターで診療しており、今も医療センターを使っている。市としては、無理なことを提案しているのではなく、現在の形を基本にやっていきたいと考えている。現在、 3市首長と医師会役員との協議の場を儲けるため、日程を調整しているところであるとの答弁がありました。
 さらに委員より、言わんとすることはわかるが、これは市民の命がかかっている問題である。今もって首長同士の話し合いの日程の調整ができていないというのはいかがなものか。何をおいても、まず調整すべき問題ではないかとの意見があり、当局より、できる限り早い時期に打ち合わせの場を設定していく。少なくとも医師会長や救急医療部会長には、医療センター活用の方向でいくということを確認している。 6月末には小笠医師会の総会が予定されており、そこで最終決定していくということである。それに向けて、市としてはこの時期に予算要求をし、遺漏のないようにしていきたいとの答弁がありました。
 委員より、センター方式が認められたとしても、菊川・御前崎両市がノーと言った場合、掛川市単独でもやっていくという考えなのかとの質疑があり、当局より、医師会長の意向と、それが市民にとってプラスかどうかという 2点で考えたとき、こういった進め方をすべきだと判断し、また、 4月に間に合わせるということからも今回補正を計上させていただいたものであるとの答弁がありました。
 委員より、この緊急性に比べて、首長の動き、 3市の意思統一が明らかにおくれている。テンポをもっと早めていくべきではないかとの意見があり、当局より、医師会総会で決議されれば一気に動くものと考えているとの答弁がありました。
 委員より、今後かかってくるだろうと思われる費用はどう見込んでいるのかとの質疑があり、当局より、公設公営の場合は、現在、夜間輪番制に対して支払っている委託料を大きく上回るものではないと思う。それに加えて、トリアージを行う看護師や事務員などの人件費等を追加すれば運営できると考えている。設備改修については、今回の委託料を使って調査しないと確かなことは言えないが、診察室と薬局の改修ということから 1,000万円ほどの支出を見込んでいるとの答弁がありました。
 次に、歳出中、第10款教育費、スポーツ振興助成費について、委員より、どういった経過で市はトランポリンの種目指定を受けたのかとの問いがあり、当局より、平成17年度から指定されているが、さんりーなという施設ができたこと、また、誘致しやすい競技であったということ、だれでも手軽にできる競技であることなどから、スポーツ普及と市民の健康増進に適しているということで、市が選定し、申請して決定を受けたものであるとの答弁がありました。
 委員より、選手が辞退するということはないのかとの質疑があり、当局より、先日、さんりーなで行われたオリンピック最終選考の際に、協会役員と話をしたところ、非常にありがたいとのことだった。スケジュール的に選手本人の出席は厳しいかもしれないが、日本協会役員は協力いただけるとの回答をいただいたとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第72号については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 続いて、総務委員長、東堂陽一君、御登壇願います。
 東堂陽一君。
              〔総務委員長 東堂陽一君 登壇〕
◎総務委員長(東堂陽一君) ただいま議長より報告を求められました議案第72号、平成20年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正、歳入全般、歳出中、第 2款総務費、第10款教育費第 5項 2目社会教育費、13款予備費、第 2条債務負担行為の補正について、その審査の概要と結果につきまして御報告申し上げます。
 当委員会は、去る 6月26日、午前 9時58分から第 3委員会室におきまして、全委員出席のもと、開会をいたしました。
 冒頭、市長よりあいさつをいただいた後、各担当課長から、それぞれ説明を受け、質疑に入りました。
 歳入については、特に質疑はなく、歳出について、委員より、今回、予備費に 8,900万円計上した理由は何かとの質疑があり、当局より、平成19年度特別交付税の決定が 3月中旬にあり、見込みより 1億 5,000万円多く交付された。今後の財政需要に備え、補正に充当した残額を予備費に留保したとの答弁がありました。
 また、委員より、今回、農業者支援の特別利子補給が出されているが、工事についても農業者と同じように資機材の値上がりがある。今後、上がった場合、補てんしてほしいという要望が出されると思うが、予備費から出していくのかとの質疑があり、当局より、資機材の高騰については、何割以上上がった場合にどうするというランクが国から示された。それによると、市ではそんなに大きい影響がないようである。当初考えていた事業費の中の入札差金で対応することができると思われる。それでも足りないというときは補正をするが、今のところ、補正をしなければならないということはないとの答弁がありました。
 他の委員より、広報広聴費の追加補正「育子からの手紙」が掛川のPRになればいいということであるが、この映画の活用をどのように考えているかとの質疑があり、当局より、この映画は細野監督の自主映画であり、制作者の計画に基づいて監督が映画を撮るという立場である。制作者は、今まで文科省から補助金をもらい、文科省の推薦映画をつくっている。上映は自主上映で、全国 200カ所くらいを考えている。本年度に撮影をして、来年公開という流れを考えていたが、市の支援を新たに要求されたり、新茶の茶畑の風景のほうがいいのではないかということが出されたため、来年の撮影にずれ込むかもしれない。現在、そのような動きになっているとの答弁がありました。
 他の委員より、命の大切さは今最も必要なことである。財政的な問題よりも、その効果のほうが大きいのではないかとの意見があり、また、他の委員からは、チケットのことは十分審議する必要があるので、慎重に取り扱っていただきたいとの要望もありました。
 他の委員より、政策推進費の原子力と暮らし市民懇談会開催費の中身は何かとの質疑があり、当局より、市民懇談会は 3回考えている。大須賀は風力発電をお願いしているので、代替発電についての勉強をしてもらう。大東では、今までの各地の地震の体験等を踏まえての懇談会を考えている。掛川は、核融合の問題について説明してもらう。その 3回分の費用であるとの答弁がありました。
 住民自治振興費の大坂地域生涯学習センター整備工事について、委員より、この工事により、旧大東地区に学習センターができ、ありがたい。ただ、佐束地区は公民館の中に小さな事務室が設置されているだけであり、佐束の住民からすると、どこに 1,000万円もかかるのかという疑問も出てくると思われる。センターのレベルが違い過ぎないか。地域の住民として納得がいかないのではないかとの質疑があり、当局より、整備面積は 110平米、天井、壁、床をつけ、給排水関係をつけていくと、平米10万円以上はかかるだろうということで計上した。例えば原田幼稚園の跡のトイレを修理するだけでも 600万円かかる。水回りの修繕はかかるとの答弁がありました。
 委員からは、地域の格差があると不平が出るので、今後、配慮していただきたいと要望が出され、当局より、どうしても使い勝手が悪いときは改善していくよう相談していきたいとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論はなく、採決の結果、当総務委員会に分割付託されました議案第72号、掛川市一般会計補正予算(第 1号)につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務委員会委員長報告といたします。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。
 これより議案第72号について採決いたします。
 本件に対する各委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  〔賛成者起立〕
○議長(鈴木治弘君) 起立多数であります。
 よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。
△日程第3 議案第73号〜議案第77号、議案第84号
○議長(鈴木治弘君) 日程第 3、議案73号から議案第77号まで及び議案第84号の 6件について、一括議題といたします。
 本 6件に関し、これより委員長の報告を求めます。
 まず、文教厚生委員長、竹嶋善彦君、御登壇願います。
 竹嶋善彦君。
             〔文教厚生委員長 竹嶋善彦君 登壇〕
◎文教厚生委員長(竹嶋善彦君) ただいま議長より報告を求められました議案第73号、議案第75号、議案第76号、議案第84号の 4件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果について、順次御報告申し上げます。
 本 4件は、一般会計補正予算の審議後、続けて審査をいたしました。
 まず、議案第73号、掛川市総合福祉センター条例の制定について御報告申し上げます。
 当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。
 委員より、南広場に関する利用方法と使用料について質疑があり、当局より、南広場については、掛川東高校のときはテニスコートとして使用されていた。しかし、施設に傷みがあることや、住宅地の中という周囲の環境などを考えると、テニスコートとして貸し出していくのは適当ではなく、多目的広場として貸し出すことを考えている。また、広場の広さなどから利用料金は無料に設定したとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第73号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第75号、掛川市学校給食共同調理場に関する条例の一部改正についてを報告いたします。
 当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。
 特に申し上げるべき質疑なく、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第75号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 続いて、議案第76号、掛川市立総合病院使用料及び手数料条例の一部改正についてを報告いたします。
 当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。
 委員より、診療報酬改定に関する質疑があり、当局より、今回の変更点は、基準の入院基本料が現行と改正後においては31点、金額にすると 310円の差があり、この部分については、一部入院患者の負担がふえることがある。入院中の診療内容によっても違いがあるため、すべての患者がふえるということではないとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第76号は賛成多数にて原案どおり可決すべきものと決しました。
 続いて、議案第84号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)を報告いたします。
 当局より説明を受けた後、直ちに審査に入りました。
 委員より、施設の目的を考えると社会福祉協議会が行うべきであり、体制が整っていないということなら、補助を出してでも社協へ指定すべきではないかとの質疑があり、当局より、当施設は掛川市における総合的な福祉の拠点と位置づけられるものである。ただし、今までの施設を利活用することを基本としており、校舎であった本館には、 3階だけを福祉の児童館的な施設として運営していくが、あとの 1階、 2階については、それぞれ他の事業者が入ることになる。このことから、施設全体の保安業務については、建物の中に入る事業者を指定管理者にすることを考えていた。社協にも打診した経過はあるが、今回の指定管理者業務は維持管理と保安業務を主にしており、また、シルバー人材センターが本事業に対して非常に意欲的な姿勢を持っていることから、市としては、シルバー人材センターが適当であると考えたものであるとの答弁がありました。
 委員より、シルバー人材センターによる今後の事業展望に関して質疑があり、当局より、シルバー人材センターは建物の維持管理については多くの実績があり、今回、主として考えている維持管理業務、保安業務に関しては不安はないものと考えている。ただし、この施設に関しては、健康増進と福祉向上にかかわれるノーハウを持った人材が必要となってくる。これについては保健・体育・福祉に関し、現役を退く人材が市内に潜在しているが、そういった人たちに登録をしてもらいつつ、シルバー人材として事業展開していく形を考えていきたい。シルバー人材センターの性格を指定管理者に生かしながら、市としても有効に活用していけるように一体となって検討していきたいとの答弁がありました。
 委員より、社協とシルバー人材センターの性格をしっかり認識して、指定管理者制度を選定すべきとの指摘があり、当局より、十分認識しているつもりでいる。現状では、業務の内容からもシルバー人材センターが適していると考えている。ただ、中長期的に言えば、社会福祉協議会にも深くかかわってもらうことを考えていくべきだと思う。本来目的に沿った活動という点からも、社協の体制づくりのための支援は、今後、大事なことだと考えているとの答弁がありました。
 以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、議案第84号は賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 次に、総務委員長、東堂陽一君、御登壇願います。
 東堂陽一君。
              〔総務委員長 東堂陽一君 登壇〕
◎総務委員長(東堂陽一君) ただいま議長より報告を求められました議案第74号、議案第77号の 2件について、総務委員会における審査の概要と結果につきまして御報告申し上げます。
 本 2件は、議案第72号に引き続き審査いたしました
 まず、議案第74号、掛川市手数料条例の一部改正について申し上げます。
 この条例の改正は、戸籍法改正により、証明書の交付請求が戸籍に記載されている者等に制限されることになったために改正するものであり、委員の質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論もなく、採決の結果、議案第74号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第77号、掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について申し上げます。
 本条例は、政令改正により措置するもので、消防団員が活動中に負傷した場合、補償の基礎となる金額に加算する扶養家族 1人当たりの金額を増額するものであり、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論もなく、採決の結果、議案第77号につきましても、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務委員会委員長報告といたします。
○議長(鈴木治弘君) 以上で両委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。本 6件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第73号及び議案第76号並びに議案第84号の 3件について、一括採決いたします。
 本 3件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  〔賛成者起立〕
○議長(鈴木治弘君) 起立多数であります。
 よって、本 3件は原案のとおり可決することに決しました。
 次に、議案第74号及び議案第75号並びに議案第77号の 3件について、一括採決いたします。
 本 3件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 異議なしと認めます。
 よって、本 3件は原案のとおり可決することに決しました。
 この際、暫時休憩といたします。
                午前11時  3分 休憩
                午前11時 25分 開議
○議長(鈴木治弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第4 議案第85号、議案第86号
○議長(鈴木治弘君) 日程第 4、議案第85号及び議案第86号について、一括議題といたします。
 提出者より、提案理由の説明を求めます。市長、戸塚進也君。
 戸塚市長。
               〔市長 戸塚進也君 登壇〕
◎市長(戸塚進也君) ただいま上程されました議案第85号及び議案第86号の 2件につきまして、一括御説明申し上げます。
 最初に、議案第85号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましては、次の方を人権擁護委員として推薦いたしたいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
 意見を求める方は、今回、新たにお願いする方で、住所、掛川市家代1403番地、氏名、東堂顯雄、生年月日、昭和18年12月 3日生まれ、満64歳でございます。東堂顯雄さんの履歴は、議案書裏面に記載いたしたとおりでございます。
 次に、議案第86号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
 意見を求める方は、今回、新たにお願いする方で、住所、掛川市大坂6497番地の 3、氏名、倉野八郎、生年月日、昭和19年10月10日生まれ、満63歳でございます。倉野八郎さんの履歴は、議案書裏面に記載いたしましたとおりでございます。
 以上、人事案件 2件につきまして、一括御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、御意見くださるようお願い申し上げます。
○議長(鈴木治弘君) 以上で説明は終わりました。
 この際、お諮りをいたします。
 ただいま議題となっております議案第85号及び議案第86号について、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、本 2件は質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。
 これより採決に入ります。
 議案第85号及び議案第86号について、一括採決いたします。
 本 2件は原案に同意することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、本 2件は同意することに決しました。
△日程第5 農業委員会委員の推薦について
○議長(鈴木治弘君) 日程第 5、農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 推薦の方法については、指名推選の方法によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、推薦の方法は、指名推選によることに決しました。
 なお、お諮りをいたします。
 指名の方法については、議長において被推薦者を指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、議長において指名することに決しました。
 農業委員会委員に、掛川市横須賀1361番地、名倉光子さん、掛川市上内田2543番地の 1、渥美広子さん、掛川市原里 369番地の 1、山本義雄君、掛川市上西郷4245番地、戸塚正義君、以上の 4名を指名いたします。
 この際、地方自治法第 117条の規定により、山本義雄君及び戸塚正義君の退席を求めます。
              〔山本義雄君、戸塚正義君 退席〕
○議長(鈴木治弘君) お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました 4名の方を農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 異議なしと認めます。
 よって、議会推薦の農業委員会委員は、ただいま指名しました 4名の方を推薦することに決しました。
 山本義雄君、戸塚正義君の入場を求めます。
            〔山本義雄君、戸塚正義君 入場、自席へ〕
△日程第6 請願について
○議長(鈴木治弘君) 日程第 6、請願についてを議題といたします。
 請願第 1号について、これより委員長の報告を求めます。
 請願第 1号について、文教厚生委員長、竹嶋善彦君、御登壇願います。
 竹嶋善彦君。
             〔文教厚生委員長 竹嶋善彦君 登壇〕
◎文教厚生委員長(竹嶋善彦君) ただいま議長より報告を求められました請願第 1号、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書採択の請願書について、審査の概要と結果について御報告申し上げます。
 請願第 1号は、議案第76号に引き続き審査いたしました。
 意見を求めたところ、委員より、国の本音としては、高齢者の医療費をいかに減らしていくかということが根本にあり、たとえ制度見直しをかけても、医療費の診療単価の問題など、どうしても矛盾がぬぐい切れない。一たんこの制度を廃止し、老人保健制度に戻す中で、国全体の財政の流れも含めて、だれもが納得できるような医療制度を構築すべきとの賛成意見があり、また、他の委員より、国の税制体系から考えていかなければならない。政府与党は、少子・高齢化時代が到来することをわかっていながらも、それを考慮した政策を打ち出せなかった。そのツケが回ってきていると思う。一度この制度は廃止したほうがよいとの賛成意見がありました。
 反対意見として、委員より、当市議会では 2月定例会において制度の見直しを求める意見書を国へ提出したところであり、中止・撤回を求めるという今回のこの内容は賛成できないとの意見や、確かに周知方法や徴収方法などいろいろ問題は出てきているが、若い世代への負担などを考えると、高齢者もある程度自分たちが負担していくことは大切なことだと考える。問題をこれから見直ししていこうとしており、今ここで制度の中止・撤回はやるべきではないとの意見、さらに、今の医療制度を維持するためには、この後期高齢者医療制度の制度そのものは必要であると考える。年間約12兆円の医療費がかかると言われている中で、世代間の公平さということも考慮しながら見直しを進めていくべきとの意見が委員から述べられました。
 採決の結果、請願第 1号は、賛成少数にて不採択すべきものと決しました。
 以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) 以上で委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。
                〔「なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。
 これより請願第 1号について採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきとするものであります。
 まずは、採択すべきものから採決いたします。
 お諮りいたします。
 本請願について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
                  〔賛成者起立〕
○議長(鈴木治弘君) 起立少数であります。
 よって、本請願については不採択と決しました。
△日程第7 議発第 8号
○議長(鈴木治弘君) 日程第 7、議発第 8号について議題といたします。
 本件は、議員全員による提出でありますので、提案理由の説明は省略し、本文について、事務局長から朗読いたします。
 事務局長。
◎議会事務局長(奥宮正敏君) それでは、朗読いたします。
 議発第 8号、「障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書」の提出について。
 掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「衆議院議長」「参議院議長」「内閣総理大臣」「厚生労働大臣」に対し、「障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書」を裏面のとおり提出する。
 平成20年 7月 4日提出。
 提出者、掛川市議会議員、敬称は省略させていただきます。鈴木治弘、竹嶋善彦、内藤澄夫、佐藤博俊、石山信博、戸塚久美子、鈴木正治、東堂陽一、八木宏之、菅沼茂雄、河住光重、鳥井昌彦、大庭博雄、狩野 恒、高木敏男、高塚昌彦、水谷陽一、桑原百合子、松井俊二、山本義雄、加藤一司、山崎惠司、戸塚正義、大石與志登、鷲山喜久、堀内武治、水野 薫、雑賀祥宣、豊田勝義。
 裏面をごらんください。
           障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書
 2006年 4月から施行された障害者自立支援法により、障害者福祉の現場は未だに混乱が収まらない状況にある。特に、障害者施設や居宅支援の利用にかかる応益負担(定率 1割)の導入は、障害者の生活を直撃し、施設からの退所、サービス利用の制限などの形で、生活水準の低下を引き起こしている。また、サービス事業所も、報酬単価の引き下げや日払い化によって、経営難に陥り、職員の賃下げや非常勤化、離職、閉鎖など、福祉サービスの低下や縮小が深刻化している。
 政府は、障害者自立支援法に関連し、2008年度までの特別対策として、利用者負担の軽減措置や事業者への激変緩和措置を行い、さらに、この特別対策を2009年度以降も継続し、障害児のいる世帯への軽減策などを上乗せするとしている。これらについては、一定の評価をするものの、緊急避難的な処置に過ぎない。
 そもそも、法施行から 1年も経ずに、特別対策が必要となる事態に追い込まれた、さらに 2年を経ずに、特別対策の継続と上乗せが必要となる事態は、障害者自立支援法そのものの制度設計に無理があり、抜本的な改正を免れないということである。
 2006年12月、国連総会で「障害者の権利条約」が全会一致で採択され、2007年 9月、日本は同条約に署名を行っている。世界の潮流に鑑み、真に障害者に対する差別を撤廃し、障害者の自立と社会参加を求める立場から、次の処置を講ずるよう強く求める
                     記
1 利用者負担は応益(定率)負担ではなく、負担できる能力に応じた応能負担を原則とすること。
  また、利用料の算定に当たっては、本人収入のみに着目すること。
2 指定障害福祉サービス事業者等に対する報酬を月割制へ戻し、概ね障害者自立支援法施行以前の収入を保障すること。
3 障害者が地域で人間らしく生きていけるように、社会基盤整備について立法措置を含めた拡充策を進めること。また、自治体が支給決定したサービスや地域支援事業について、財源保障を行うこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年 7月 4日
                              静岡県掛川市議会
 以上でございます。
○議長(鈴木治弘君) ただいま事務局長朗読のとおりであります。
 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたします。
 本件は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件は提案のとおり可決されました。
△日程第8 議員派遣について
○議長(鈴木治弘君) 日程第 8、議員派遣についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件は、地方自治法第 100条第12項及び掛川市議会会議規則第 159条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件はお手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。
△日程第9 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について
○議長(鈴木治弘君) 日程第 9、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項についてを議題といたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」との声あり〕
○議長(鈴木治弘君) 御異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに決しました。
 以上で本日の日程全部を終了いたしました。
 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
 市長、戸塚進也君。
               〔市長 戸塚進也君 登壇〕
◎市長(戸塚進也君)  6月の定例市議会閉会に際しまして、一言ごあいさつさせていただきます。
 この議会におきましては、病院・水道の決算の認定をいただくこと、また、補正予算(第 1号)を御審議いただくこと、その他条例等、多数の議案をお願いしたわけでありますが、すべて議了をしていただき、適切に御判断を賜りまして、本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げたいと、このように考えている次第であります。
 今度の議会は、私なりに毎日議会が続いたというふうな印象でございまして、一番印象的だったのは、財政特別委員会に参加させていただき、また、病院の決算に参加させていただき、また、病院統合の特別委員会に参加させていただいたということであります。いずれも議員各位から大変貴重な、御立派な資料も、そうした御意見が出されまして、1つ 1つ大変勉強させていただきました。近いうちに議会の総括をさせていただきますが、その際にまた議員各位の御発言について、1つ 1つ論議をさせていただき、また、今後の市政の運営に役立たせていただきたい、このように考えておりますので、本当に心からお礼を申し上げたいと思う次第であります。
 これから暑い夏がやってくるわけでございますが、 7月31日、 8月 1日にはまた議員研修があるように伺っております。議長が大変立派な講師をみずから御選定なさいまして、お二人の講師のお話は、私も本当に今から楽しみにさせていただいているところでございまして、御一緒に聞かせていただきたいと、このように考えております。
 市役所といたしましては、 7月から 9月まで 3カ月間の中で、職員が 3日ずつお休みをちょうだいすることになっております。私は、この 3日間というものは、常日ごろ家族サービスも足らないとか、健康リフレッシュにも非常に役立つということでありますので、 3日間漏れなく全部の職員が休暇をとらせていただいて、そしてまた秋に元気で働かせていただく、そういうような形にしていただきたいと部課長会等を通じて職員の皆さんにも申し上げているところでございます。
 議員各位におかれましても、連日、市民の代表として本当に頑張っていただいているわけでございますが、暑い夏でございますので、どうぞお体十分御自愛いただきまして、また 9月の定例会で皆様方と元気に健康の中で論議をしていただきますように、そのことを心からお祈りを申し上げまして、ごあいさつにさせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) それでは、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
               〔議長 鈴木治弘君 登壇〕
○議長(鈴木治弘君) 去る 6月16日に開会されました第 3回定例会、19日間でありますが、議員、当局、それぞれの皆様方の御協力をいただき、本日、無事閉会を迎えることができました。心より厚くお礼を申し上げるところであります。
 私にとりましては、議長就任後、初の定例会でありまして、大変緊張した毎日を送ったところであります。
 今 6月定例会は、平成19年度掛川市病院事業会計及び水道事業会計の決算認定を初め、平成20年度一般会計補正予算(第 1号)を、その他掛川市総合福祉センターの条例制定を初め、条例の一部改正など、本会議、特別委員会、常任委員会を通じ、慎重に御審議をいただきました。
 また、定例会に先立ちまして、 5月30日には掛川市区長連合会長を初め、代表とする方々が、議員定数削減の取り組みを加速し、思い切った削減を実現されたい旨の要望書を持参をされたところでありますが、今会期中にもかかわらず精力的に御協議をいただき、その方向づけが固まるなど、合併の目的である行政改革が着実な歩みを続けていると考えるところであります。
 新市誕生後 3カ年が経過をいたしまして、節目となる最後の年となりますが、市民にとってわかりやすい、透明度の高く、信頼される議会を目指し、副議長ともに努力する決意を申し上げ、お礼のごあいさつといたします。
 大変ありがとうございました。
○議長(鈴木治弘君) これにて、本日の会議を閉じ、平成20年度第 3回掛川市議会定例会を閉会といたします。
                午前11時48分 閉会




 [ 署  名 ]




 以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


          平成   年   月   日




               掛川市議会議長       鈴 木 治 弘





               掛川市議会副議長      豊 田 勝 義





 [ 署 名 議 員 ]



               掛川市議会議員       内 藤 澄 夫






               掛川市議会議員       八 木 宏 之