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静岡県 富士市

平成28年11月 定例会−12月06日-02号




平成28年11月 定例会

平成28年富士市議会定例会(11月)会議録第2号
平成28年12月6日(火)
1.出 席 議 員(32名)
                1番  萩野基行 議員
                2番  佐野智昭 議員
                3番  笹川朝子 議員
                4番  小池義治 議員
                5番  石川計臣 議員
                6番  下田良秀 議員
                7番  井出晴美 議員
                8番  藤田哲哉 議員
                9番  高橋正典 議員
               10番  山下いづみ議員
               11番  鈴木幸司 議員
               12番  杉山 諭 議員
               13番  遠藤盛正 議員
               14番  小野由美子議員
               15番  海野庄三 議員
               16番  一条義浩 議員
               17番  井上 保 議員
               18番  小池智明 議員
               19番  笠井 浩 議員
               20番  小沢映子 議員
               21番  荻田丈仁 議員
               22番  太田康彦 議員
               23番  川窪吉男 議員
               24番  望月 昇 議員
               25番  米山享範 議員
               26番  小山忠之 議員
               27番  村松金祐 議員
               28番  影山正直 議員
               29番  稲葉寿利 議員
               30番  石橋広明 議員
               31番  前島貞一 議員
               32番  松本貞彦 議員

2.欠 席 議 員(0名)

3.欠     員(0名)

4.説明のため出席した者(22名)
           市長       小長井義正君
           副市長      森田正郁 君
           副市長      仁藤 哲 君
           教育長      山田幸男 君
           総務部長     影島清一 君
           財政部長     ?橋富晴 君
           市民部長     加納孝則 君
           福祉部長     太田 守 君
           保健部長     青柳恭子 君
           環境部長     栢森孝幸 君
           産業経済部長   成宮和具 君
           都市整備部長   渡辺 孝 君
           上下水道部長   山田恒裕 君
           建設部長     遠藤光昭 君
           中央病院長    小野寺昭一君
           中央病院事務部長 杉沢利次 君
           消防長      稲葉定久 君
           教育次長     畔柳昭宏 君
           市長公室長    山田教文 君
           企画課長     ?野浩一 君
           総務課長     和泉 誠 君
           財政課長     伊東禎浩 君

5.出席した議会事務局職員(3名)
           局長       渡辺 悟
           次長       石川伸宏
           統括主幹     渡辺利英

6.議事日程(第2号)
                          平成28年12月6日(火)・午前10時開議
 日程第1  議案一括議題
        議第96号 平成28年度富士市一般会計補正予算について(第3号)
        議第97号 平成28年度富士市国民健康保険事業特別会計補正予算について(第3号)
        議第98号 平成28年度富士市後期高齢者医療事業特別会計補正予算について(第2号)
        議第99号 平成28年度富士市介護保険事業特別会計補正予算について(第2号)
        議第100号 平成28年度富士市新富士駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算について(第1号)
        議第101号 平成28年度富士市第二東名IC周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算について(第1号)
        議第102号 平成28年度富士市駐車場事業特別会計補正予算について(第1号)
        議第103号 平成28年度富士市内山特別会計補正予算について(第1号)
        議第104号 平成28年度富士市水道事業会計補正予算について(第1号)
        議第105号 平成28年度富士市公共下水道事業会計補正予算について(第2号)
        議第106号 平成28年度富士市病院事業会計補正予算について(第2号)
        議第107号 富士市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について
        議第108号 富士市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例制定について
        議第109号 富士市印鑑条例の一部を改正する条例制定について
        議第110号 富士市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について
        議第111号 富士市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について
        議第112号 富士市総合体育館建設基金条例制定について
        議第113号 富士市税条例等の一部を改正する条例制定について
        議第114号 富士市手数料条例の一部を改正する条例制定について
        議第115号 富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
        議第116号 富士市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
        議第117号 富士市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定について
        議第118号 富士市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
         ●委員長報告  総務市民委員会委員長  太田康彦 議員
                 環境経済委員会委員長  井上 保 議員
                 文教民生委員会委員長  荻田丈仁 議員
                 建設水道委員会委員長  笠井 浩 議員
         ●委員長報告に対する質疑   ●討 論   ●採 決
 日程第2  議第121号 富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて
 日程第3  議第122号 富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
 日程第4  一般質問

7.会議に付した事件
   議事日程と同一

                 午前10時 開 議
○議長(影山正直 議員) 出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 直ちに本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元に配付いたしてあります議事日程により進めます。
 この際、報告を行います。
 去る11月28日及び昨日、議会運営委員会を開催願い、人事案件の取り扱いなどについて協議していただきましたので、その内容、結果について、議会運営委員会委員長小沢映子議員から報告願います。20番小沢映子議員。
              〔20番 小沢映子議員 登壇〕
◎20番(小沢映子 議員) おはようございます。御指名をいただきましたので、議会運営委員会の報告をいたします。
 去る11月28日及び昨日、議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。
 11月28日には、一般質問の日程について協議いたしました。
 一般質問につきましては、11月28日正午をもって締め切り、20人の議員から通告されたことを受け、日程について協議した結果、本日4人、7日に5人、8日に5人、9日に5人、12日に1人とすることといたしましたので、御了承願います。
 また、昨日は人事案件の取り扱い等について協議いたしました。
 本定例会に議案書No.2として提出が予定されております議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて外1件の取り扱いを協議いたしました。その結果、2議案は人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、本会議即決としていくことといたしましたので、御了承願います。
 以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(影山正直 議員) 以上で議会運営委員会の報告を終わります。
 ただいまの議会運営委員会委員長の報告にもありましたように、けさほど市長から、本11月定例会における議案書No.2として、議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて及び議第122号富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての議案2件が提出され、それぞれ受理し、お手元に配付いたしてありますので、御了承願います。
 以上で報告を終わります。
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第1 議案一括議題(議第96号〜議第118号)
○議長(影山正直 議員) 日程第1 議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算についてから議第118号富士市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの23件を一括議題といたします。
 これから委員長報告を行います。
 最初に、総務市民委員会委員長太田康彦議員から報告願います。22番太田康彦議員。
              〔22番 太田康彦議員 登壇〕
◎22番(太田康彦 議員) 御指名をいただきましたので、総務市民委員会の報告をいたします。
 去る11月25日の本会議において当委員会に付託となりました議案10件について、11月30日午前9時30分より第1委員会室において、委員全員と当局より森田副市長を初め関係部課長出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過の概要と結果について御報告いたします。
 最初に、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 歳入17款寄附金1項1目総務費寄附金について、委員から、ふるさと納税寄附金を5500万円増額するとのことだが、寄附がふえた要因をどのように分析しているかとの質疑に対し、当局より、返礼品の種類をふやしたことが主な要因と考えています。かねてより人気が高かった紙製品の種類をふやしたほか、11月からは雫石町より牛肉や小岩井農場の乳製品等の提供を受けており、これによりさらに寄附件数がふえることが予想されますとの答弁がありました。
 次に、歳出全般における給与費の補正について、委員から、各費目において、当初予算に比べ、算定の基礎となる職員数に増減が見られる。職員の欠員不補充や、国、県等との人事交流に伴う配置職員数の変動など、それぞれ個別の事情があるとのことであるが、年度内において重点的に取り組むべき行政課題が発生した場合には、年度途中での人事異動を行うなど、流動的な人員配置を行うことはあるのかとの質疑に対し、当局より、年度内の部内での人員配置については、部長の権限により期間を定めて流動的に行う制度はありますが、部を超えた人員配置に関しては、必要に応じて人事異動を行っております。近年では、都市活力再生ビジョンの策定時に業務を担当する企画課に職員2名を年度途中に追加で配置しました。また、緊急的に対応すべき行政課題が発生した場合には、プロジェクトチームを編成し、通常業務との兼務とする対応や、組織の改編や新設によって対応しています。今後も課題の内容や時代の動きに合わせて最適な手法を検討していきますとの答弁がありました。
 また委員から、時間外勤務手当が大幅に増額となっている所属に対し、次年度以降、職員配置について増員等の措置はとられるのかとの質疑に対し、当局より、職員配置については、毎年5月に行政経営課において各所属長にヒアリングを行い、職場の状況や対応すべき課題等を把握した上で、次年度の定数を決めています。今年度、想定以上の時間外勤務が発生している所属については、組織全体の状況を勘案して、必要に応じて増員等の検討も行っていますとの答弁がありました。
 次に、2款総務費1項22目国際友好交流費について、委員から、海外都市交流事業費を98万円増額し、オーシャンサイド市訪問団受入れ追加費用に充てるとのことだが、どのような内容か。また、姉妹都市提携25周年記念事業に富士・オーシャンサイド友好協会はかかわるのかとの質疑に対し、当局より、訪問団のオーシャンサイド市の市長、教育長、商工会議所会頭、姉妹都市財団の方、観光案内所の運営者の5人の航空機代、宿泊費等の滞在費となります。また、富士・オーシャンサイド友好協会には姉妹都市提携25周年記念事業の招待状を出す予定ですとの答弁があり、さらに委員から、今後のオーシャンサイド市との交流をどのように考えるかとの質疑に対し、当局より、ことし、市長がオーシャンサイド市を訪問した際は大変な歓迎を受けました。現在、民間団体が主体となって交流を進めておりますが、引き続き市民協働事業提案制度により少年親善使節団の派遣等を行っていきますとの答弁がありました。
 次に、10款教育費6項6目文化振興費について、委員から、(仮称)紙のアートミュージアム事業費を9万9000円増額し、シンボルマークの商標登録を行うとのことだが、どの区分で登録するのか。また、ふじ・紙のアートミュージアムで紙製品を販売し、それにシンボルマークをつけることはできないかとの質疑に対し、当局より、第41類の美術品の展示として出願する予定です。また、オリジナルグッズの販売の可能性はありますが、当面の間は、ふじ・紙のアートミュージアムを中心施設として、サテライト施設を含め、紙のアート作品の展示に力を入れたいと考えていますとの答弁があり、さらに委員から、ふじ・紙のアートミュージアムを訪れた方にとっては、シンボルマークの入った紙製品は魅力的と考えるので、物品での商標登録も検討してほしいとの要望がありました。
 次に、7項2目体育施設費について、委員から、総合体育館建設基金を創設し、一般財源からの積み立てのほか、市民及び団体からも寄附を募るとのことだが、総合体育館はどのようなものを考えているのか。また、総合体育館の建設費と基金の見込みはどのくらいかとの質疑に対し、当局より、平成21年に策定した基本構想では、メーンアリーナ、サブアリーナ、武道場、その他の施設となっており、これをもとに再度基本構想、基本計画の検討を進めたいと考えています。また、建設費は、施設の規模に左右されるため、現時点では金額を示すことはできませんが、現在、体育館の建設を計画している近隣他市では、規模の違いはありますが、沼津市では約68億円、袋井市では約43億円となっています。基金への積み立てについては、厳しい財政状況を勘案し、できるだけ多くの方に寄附に御協力いただけるよう努めていきますとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁、要望の後、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第107号富士市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定についてから議第110号富士市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定についてまでの議案4件は、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 次に、議第111号富士市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 委員から、本条例改正は、失業者の退職手当の条文を、雇用保険の適用が65歳以上の者へ拡大されたことに伴い、改正するとのことであるが、改正条文の対象となる65歳以上の職員はいるのかとの質疑に対し、当局より、一般行政職等については定年が60歳であるため、対象とはなりませんが、中央病院の医師については定年が65歳であり、その後3年間の定年延長も行われていることから、対象となる可能性はあります。そのほか、専門知識を有する者を採用する任期つき職員採用による可能性もあり、現在2名いる65歳以上の医師のうち、1名が定年延長、もう1名が任期つき採用によるものとなっています。しかしながら、本改正条文の適用は、懲戒免職等により退職手当が支給されなかった場合などの特殊な状況に限られるため、その可能性は低いものと考えていますとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁の後、議第111号富士市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第112号富士市総合体育館建設基金条例制定についてから議第114号富士市手数料条例の一部を改正する条例制定についてまで及び議第118号富士市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についての議案4件は、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 以上で総務市民委員会に付託となりました議案10件の審査の概要と結果の報告を終わります。
○議長(影山正直 議員) 次に、環境経済委員会委員長井上保議員から報告願います。17番井上保議員。
              〔17番 井上 保議員 登壇〕
◎17番(井上保 議員) 御指名をいただきましたので、環境経済委員会の報告をいたします。
 去る11月25日の本会議におきまして当委員会に付託となりました議案2件について、11月30日午前9時30分より第2委員会室において、委員全員と当局より仁藤副市長を初め関係部課長出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過の概要と結果について御報告いたします。
 最初に、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 歳出6款農林水産業費2項2目林業振興費について、委員から、森林被害木対策事業費を2031万円余増額し、松くい虫被害木伐倒破砕を行うとのことだが、どのような内容かとの質疑に対し、当局より、本年9月から10月にかけて行った実態調査で被害が確認されたクロマツ等2040本の伐倒破砕を行います。カミキリムシが松を枯らす害虫を運ぶ時期が春から夏であることから、年度末までには完了できるよう取り組んでいきますとの答弁がありました。さらに委員から、松くい虫の駆除は、地区住民や関係団体にとって切実な問題であり、市による一層の対応を求める声が聞かれるため、地域と連携し、有効な対策を検討してほしいとの要望がありました。
 次に、7款商工費1項2目産業政策推進費について、委員から、地域ブランド推進事業費を2278万円増額し、当初の見込みを上回る件数となっているふるさと納税への対応として、地域ブランド品による返礼品送付に係る委託料を増額するとのことだが、どのような委託内容かとの質疑に対し、当局より、返礼品の調達と発送を一括で委託するものですとの答弁があり、さらに委員から、ふるさと納税の件数が大幅にふえている状況なので、返礼品の調達と発送を別々に委託すれば、配送の専門業者等の参入でコスト削減が図れる可能性があるので検討してほしいとの要望がありました。
 また委員から、返礼品の送付に当たり、本市のPRや特産品の販路拡大を図ることができると考えるが、どのような工夫をしているかとの質疑に対し、当局より、返礼品にふるさと納税や観光に関するパンフレットを同封したり、一定期間にふるさと納税をされた方へ市民暮らしのカレンダーを送付したりするなど、シティプロモーションの機会として活用していますとの答弁がありました。
 次に、5目観光費について、委員から、シティプロモーション推進事業費を300万円増額し、現在検討を進めている富士市ブランドメッセージを核に新たに展開するブランドプロジェクトのスタートアップ事業においてメッセージソングを制作するとのことだが、誰が制作するのかとの質疑に対し、当局より、ことしメジャーデビューした富士市出身のシンガーソングライターの結花乃さんに制作を依頼したいと考えていますとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁、要望の後、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第103号平成28年度富士市内山特別会計補正予算(第1号)については、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 以上で環境経済委員会に付託となりました議案2件の審査の概要と結果の報告を終わります。
○議長(影山正直 議員) 次に、文教民生委員会委員長荻田丈仁議員から報告願います。21番荻田丈仁議員。
              〔21番 荻田丈仁議員 登壇〕
◎21番(荻田丈仁 議員) 御指名をいただきましたので、文教民生委員会の報告をいたします。
 去る11月25日の本会議において当委員会に付託となりました議案8件について、12月1日午前9時30分より第1委員会室において、委員全員と当局より森田副市長を初め関係部課長出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過の概要と結果について御報告いたします。
 最初に、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 歳出3款民生費2項2目要援護高齢者対策費について、委員から、介護施設等整備事業費を680万円余増額する中で、防犯対策強化整備に係る補助を行うとのことだが、どのような内容かとの質疑に対し、当局より、相模原市の障害者施設の事件を受けて、特別養護老人ホームや介護老人保健施設等の入居者や利用者の安全を確保するため、防犯カメラや人感センサーなどを設置する8事業所に対し補助を行いますとの答弁があり、さらに委員から、対象となる施設の実態調査を行い、整備が必要な施設を把握した上で、設置に向けた指導を行ってほしいとの要望がありました。
 次に、4項3目障害者自立支援費について、委員から、障害児通所事業費を1億8539万円余増額するとのことだが、放課後等デイサービスの利用状況はどのようになっているかとの質疑に対し、当局より、平成24年4月の児童福祉法の改正により創設されて以降、年々事業所がふえており、あわせて利用者も増加していますとの答弁があり、さらに委員から、放課後等デイサービスの利用者に対し適切な支援を行うため、どのような取り組みを行っているかとの質疑に対し、当局より、市が指導を行うほか、事業所等が参加する自立支援協議会では、独自に事例検討や課題研究を行い、スキルアップを図っていますとの答弁がありました。
 次に、4款衛生費1項1目保健衛生総務費について、委員から、救急医療センター運営管理費を5500万円増額するとのことだが、どのような経緯によるものかとの質疑に対し、当局より、救急医療センターについては、本年度から一般社団法人に移行した富士市救急医療協会が指定管理者として運営、管理を行っていますが、本年度の患者数が昨年度と比較して月平均100人程度減少していることや、診療報酬が2カ月おくれて払い込まれるため、運営資金が不足するとの見込みから指定管理料の補填を行うためですとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁、要望の後、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第97号平成28年度富士市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてから議第99号平成28年度富士市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてまで及び議第106号平成28年度富士市病院事業会計補正予算(第2号)についての議案4件は、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 次に、議第115号富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 委員から、国民健康保険税率等の改定案について、国民健康保険運営協議会からの答申に附帯された意見として、「被保険者の増税感を真摯に受け止め、個々の事情に配慮し、被保険者に寄り添った国保運営に努めること」とあるが、どのように対応していくのかとの質疑に対し、当局より、国民健康保険税や病院受診時の一部負担金については、被保険者の状況に応じて減免制度の相談を行うなど、適切な対応に努めていきたいと考えていますとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁の後、議第115号富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第116号富士市介護保険条例の一部を改正する条例制定について及び議第117号富士市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定についての議案2件は、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 以上で文教民生委員会に付託となりました議案8件の審査の概要と結果の報告を終わります。
○議長(影山正直 議員) 次に、建設水道委員会委員長笠井浩議員から報告願います。19番笠井浩議員。
              〔19番 笠井 浩議員 登壇〕
◎19番(笠井浩 議員) 御指名をいただきましたので、建設水道委員会の報告をいたします。
 去る11月25日の本会議において当委員会に付託となりました議案6件について、12月1日午前9時30分より第2委員会室において、委員全員と当局より仁藤副市長を初め関係部課長出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過の概要と結果について御報告いたします。
 最初に、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 歳出8款土木費2項2目道路維持費について、委員から、不特定の補修、修繕に対応する道路維持補修費を3000万円増額するとのことだが、市民からの要望に対し、実績はどのようになっているかとの質疑に対し、当局より、平成27年度は、2728件の要望に対し2373件を実施し、未執行のものは355件ありました。また、本年10月31日現在では、1603件の要望に対し1235件を実施しており、未執行のものは368件となっています。限られた予算の中、危険度や要望からの経過年数をもとに優先順位をつけて、できる限り要望に応えられるよう実施したいと考えていますとの答弁があり、さらに委員から、今後、公共インフラの維持管理の重要性はさらに高まることは確実であり、また、本事業は市民の生活に密着した道路等の維持補修に関するもので、優先度は高いと考える。厳しい財政状況にあることは理解するが、積極的な予算措置に努めてほしいとの要望がありました。
 次に、5項5目建築指導費について、委員から、熊本地震の発生を受け、木造住宅の耐震化を加速させる必要が生じたことから、県と連携した緊急措置として補助額の引き上げを行うことに伴い、TOUKAI−0推進費を3900万円増額するとのことだが、補助を受ける際の手順はどのようになるのかとの質疑に対し、当局より、耐震補強工事に対する補助を受ける場合、建築指導課への相談後、専門家による無料耐震診断を受け、補強工事計画を作成し、耐震補強工事を実施するという手順となりますとの答弁があり、さらに委員から、市内の木造住宅の耐震補強工事の進捗状況はどうかとの質疑に対し、当局より、耐震性能がない木造住宅等は平成27年度末現在9200戸ほどあり、耐震化率は89.9%です。これを平成32年度までに95%へ上げていく計画ですとの答弁がありました。
 次に、6項2目公園維持修繕費について、委員から、国庫補助金の減額交付に伴い、公園施設長寿命化事業費を1000万円減額するとのことだが、どの程度の影響が出るのかとの質疑に対し、当局より、当初、7公園15施設の修繕を行う予定でしたが、減額に伴い、6公園10施設の実施となります。本市の公園の遊具は耐用年数を超えて使用しているものもありますが、日常点検を丁寧に行い、必要に応じて修繕を行っているため、使用上の影響はありませんとの答弁がありました。
 次に、繰越明許費について、委員から、地籍調査事業費を、国からの補助金の追加交付を受け、事業の進捗を図るため調査工程を追加したことに伴い、240万円繰り越すとのことであるが、地籍調査事業全体の進捗状況はどうかとの質疑に対し、当局より、本市における調査の対象面積は約219平方キロメートルですが、平成27年度末で13.22平方キロメートルの調査が終わっており、進捗率は約6%です。本市では、調査の効果を高く見込むことができる市街地や静岡県第4次地震被害想定の津波浸水域を含んだ地域から調査を進めています。今までの調査地は1筆の面積が小さいところが多いため、進捗率は低い状況となっていますとの答弁がありました。さらに委員から、本事業は大規模災害からの速やかな復興に必要であるため、計画的に調査を推進してほしいとの要望がありました。
 以上の質疑、答弁、要望の後、議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算(第3号)については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第100号平成28年度富士市新富士駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、当局の説明を受け、直ちに質疑に入りました。
 歳出1款土地区画整理事業費1項2目区画整理整備事業費について、委員から、物件移転補償5件の追加により区画整理整備費を1億6260万円増額するとのことだが、この土地区画整理事業で移転を要する住居戸数に対する進捗状況や総事業費における進捗状況はいかがかとの質疑に対し、当局より、移転を要する住居249戸に対し、平成27年度末までに120戸の移転が完了しており、進捗率は48.2%です。また、総事業費214億円に対し、平成27年度末までの進捗率は39.6%となっていますとの答弁があり、さらに委員から、施行予定期間を平成41年度までとしているが、事業のおくれはないのかとの質疑に対し、当局より、現在、1年当たり約10億円のペースで事業が進捗しています。今後も同規模の事業費を確保できれば、予定どおり平成41年度の完了を見込めますとの答弁がありました。
 以上の質疑、答弁の後、議第100号平成28年度富士市新富士駅南地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)については原案どおり可決いたしました。
 次に、議第101号平成28年度富士市第二東名IC周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、議第102号平成28年度富士市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、議第104号平成28年度富士市水道事業会計補正予算(第1号)について及び議第105号平成28年度富士市公共下水道事業会計補正予算(第2号)についての議案4件は、当局の説明を受け、原案どおり可決いたしました。
 以上で建設水道委員会に付託となりました議案6件の審査の概要と結果の報告を終わります。
○議長(影山正直 議員) 以上で各委員長の報告を終わります。
 これからただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。――質疑を終わります。
 これから議第115号について討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。最初に、3番笹川朝子議員。
              〔3番 笹川朝子議員 登壇〕
◆3番(笹川朝子 議員) 議第115号富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論します。
 国民健康保険税の税率を改正して、保険税を引き上げるということですが、今でさえ高過ぎる国保税をさらに引き上げることには賛成できません。
 税率改正の理由に、医療費の高騰と平成30年からの県の広域化を見据えてとしています。そのために、保険税財源は一般会計からの法定外繰り入れを大幅に減らして、保険税を引き上げるという内容になっています。
 国保の加入者は、自営業者、非正規雇用の労働者、パート、アルバイト、年金生活者などで、所得が高い人もいますが、低い人が多いのが実情です。社会保険に入れない人たちが加入しています。富士市の平成27年度の加入者は6万6227人です。市の保険税滞納者のうち、所得200万円以下は2419人、42%、未申告または無収入が2107人、合わせると4526人、78.6%です。不納欠損額は2億7000万円余でした。
 ぐあいが悪くても、簡単に病院にも行けず、病気が悪化してから駆け込む事態となり、ひいては医療費を引き上げることにもなってしまいます。県の広域化について、まだ具体的になっていないという答弁をもらっています。にもかかわらず、広域化を理由に、そのときになって困らないように今のうちに引き上げるというのは納得がいきません。
 一般会計からの法定外繰り入れについて、富士市は県内トップクラスにあります。富士市のすばらしさがあったわけですが、これを減らしていくということで、市民を守るとりでが小さくなってしまいます。厚生労働省は、法定外繰り入れについて、これまでどおり市町村の裁量でできると説明しています。また、国からの低所得者対策に1700億円、さらに、保険者努力支援制度などの財政支援に毎年1700億円を投入するとしています。このことがどう反映されるのかの説明が明らかにされていません。広域化を理由にしていることに不透明さを感じます。
 市民の暮らしは本当に大変になっています。平成21年から平成27年までの所得と保険税の推移を見ますと、所得は180万4544円から163万9931円でマイナス16万4613円です。一方、国民健康保険税は1人当たり7万9267円が9万2972円でプラス1万3705円です。今回の改正で、40代夫婦と未成年の子ども2人の4人家族、所得200万円の家庭では、2割軽減で29万2500円が33万6500円となり、4万4000円のアップです。65歳以上の年金生活単身者では、同じく所得200万円では、17万4800円が20万6400円で3万1600円のアップとなります。
 9月定例会で、保険税の引き上げをしないでくださいと富士地域の高齢期を考える懇談会から請願も出されました。命と暮らしを守る観点から、今回の国民健康保険税条例の一部を改正する条例改正については賛成できません。
 以上の理由を述べて、反対討論といたします。
○議長(影山正直 議員) 次に、25番米山享範議員。
              〔25番 米山享範議員 登壇〕
◆25番(米山享範 議員) 私は、議第115号富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から意見を申し上げます。
 国民健康保険は、地域住民の医療、健康を支える大切な医療保険であり、国民皆保険制度の基盤となる重要な制度であります。しかし、被保険者に高齢者、失業者等の低所得者が多いなど、構造的な課題を抱える制度であり、その運営が非常に厳しいのもまた実情であります。
 国民健康保険の財源の基盤は保険税でありますが、被保険者数は年々減少し、現下の経済情勢等を踏まえると、所得や資産の大幅な増加も見込めず、増収を願うのは非常に厳しい状況であります。一方、さらなる高齢化の進行、医療技術の高度化等に伴い、1人当たりの給付費は増加が予想され、一段と厳しい財政運営が続くことは明らかです。
 現在、国民健康保険の収支は赤字状態が継続し、収支の均衡を図るために、その莫大な赤字分は一般会計からの法定外の繰入金で賄われているのが実情です。平成26年度の税率改正により法定外繰入金は一時的に減りはいたしましたが、その後は増加を続け、このままでは、来年度、17億円ほどに膨らむとのことです。
 一般会計の財源は市民の貴重な税金をもとにしています。国民健康保険に一般会計からの莫大な繰入金を投入することについては、他の健康保険に加入している多くの市民とその公平性を考慮する必要があります。また、本市の法定外繰入金は県内他市と比べ突出して多いことから、平成30年度からの財政責任主体の県移行を見据え、縮減に努める必要があります。保険税の値上げは、国民健康保険の加入者に負担を強いるものであり、でき得るならば避けたいところではありますが、現在の状況は看過できるものではなく、応分の負担はやむを得ないと考えます。
 やむを得ない値上げではありますが、低所得者への配慮も見られます。本市は税率の割合を、国の示す応能割と応益割の標準が50対50であるにもかかわらず、53対47としており、収入や資産に関係なく一律に計算される応益割の割合を低くしておりますが、今回は54対46とし、さらに応益割の割合を引き下げております。加えて、今回の改正においても、課税限度額を国基準に合わせ引き上げるなどしており、低所得者が多い国民健康保険の現状に鑑み、低所得者の負担をできる限り少なくする努力をしたこともうかがわれます。
 今回の税率改正は、苦渋の決断ではありますが、やむを得ないものと判断いたします。
 あわせて、当局には、被保険者の増税感を真摯に受けとめ、個々の事情に配慮し、寄り添った国民健康保険の運営に努めていただくことを要望いたします。
 以上申し上げ、議第115号に対する賛成討論といたします。
○議長(影山正直 議員) 討論を終わります。
 これから採決に入ります。
 議第115号については、御異議がありますので、起立により採決を行います。
 お諮りいたします。
 議第115号富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
                  (賛成者起立)
 起立多数であります。よって議第115号は原案どおり可決されました。
 次に、議第96号から議第114号まで及び議第116号から議第118号までの22件について一括討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。
 これから一括採決に入ります。
 お諮りいたします。
 議第96号平成28年度富士市一般会計補正予算についてから議第114号富士市手数料条例の一部を改正する条例制定についてまで及び議第116号富士市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてから議第118号富士市立体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの22件は原案どおり決することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって議第96号から議第114号まで及び議第116号から議第118号までの22件は原案どおり可決されました。
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第2 議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(影山正直 議員) 日程第2 議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 当局に議第121号について説明を求めます。市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、提案理由を御説明申し上げます。
 御承知のとおり、公平委員会は、地方公務員法第8条第2項の規定により、職員の勤務時間その他の勤務条件に関する措置要求の審査判定、また、不利益処分の審査請求に対する裁決をするほか、法律に基づき、その権限に属する事務を取り扱う機関であります。委員は、人格が高潔で地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関し識見を有する者のうちから選任するもので、任期は4年であります。このたび、公平委員会委員3人のうち、渡井壽久氏が本年12月24日をもって任期満了となりますので、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、後任委員の選任につき議会の同意を求めるものであります。
 御提案申し上げました富士市今泉7丁目6番4号、渡井壽久氏は、人格高潔で豊富な識見を持ち、平成24年12月から本委員としてその職務と責任を全うされてまいりましたので、引き続き委員として再任しようとするものであります。
 何とぞ議会の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(影山正直 議員) 説明を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
 お諮りいたします。
 議第121号富士市ほか1組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては原案どおり同意することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって議第121号は原案どおり同意されました。
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第3 議第122号富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(影山正直 議員) 日程第3 議第122号富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 当局に議第122号について説明を求めます。市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 議第122号富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。
 御承知のとおり、教育委員会は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、当該地方公共団体が処理する教育に関する事務を管理し、及び執行する機関であります。委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから任命するもので、任期は4年であります。このたび、富士市教育委員会委員4人のうち、加藤馨一氏が本年12月24日をもって任期満了となりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、その後任委員の任命につき議会の同意を求めるものであります。
 御提案申し上げました富士市青島町67番地、篠原均氏は、篠原均公認会計士・税理士事務所を開設し、公認会計士、税理士として活躍される一方、現在、静岡家庭裁判所調停委員等を務められております。篠原均氏は、人格高潔にして教育行政に深い関心と識見を持ち、教育委員会委員として最も適任であると認められますので、新たに委員として任命しようとするものであります。
 何とぞ議会の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(影山正直 議員) 説明を終わります。
 お諮りいたします。
 本案は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
 お諮りいたします。
 議第122号富士市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては原案どおり同意することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって議第122号は原案どおり同意されました。
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
△日程第4 一般質問
○議長(影山正直 議員) 日程第4 一般質問を行います。
 発言通告表の順序により発言を許します。13番遠藤盛正議員。
              〔13番 遠藤盛正議員 登壇〕
◆13番(遠藤盛正 議員) お許しをいただきましたので、私は、さきに通告してありますスポーツ観光産業まちづくりの条件整備と推進方策について質問させていただきます。
 全国的にスポーツ観光産業時代とされ、その取り組みが盛んに行われています。久しく富士市でもスポーツ観光という言葉が使われてきました。特に最近では、国内の観光客だけでなく、インバウンド観光(外国人の観光客)に注目が集まっています。爆買いだけの観光客だけでなく、体験型の観光へ結びつけようと各自治体も工夫を凝らしています。富士市でも、停滞的な都市計画の中、経済効果のあるスポーツ観光を産業として考える必要があると思い、さらに早急に取り組む必要があると、今回の質問となりました。2020年の東京五輪に向けたスポーツ熱を生かし、それを観光資源として、自治体スポーツ施策と参加交流人口の活用を考えなくてはいけないと思います。
 富士市スポーツ推進計画後期計画で、市民を中心とした生涯スポーツの推進やスポーツ団体への支援を進めるとしている中、スポーツによるシティプロモーションで、本市の特色を生かした大会、イベント等の誘致も計画はされています。しかし、スポーツ観光産業としての行政主導の具体的なものが見えてきません。近年、富士山女子駅伝やキウイマラソン、アルティメット大会が行われていますが、スポーツ観光産業としての取り組みはどのようになっているでしょうか。
 先月、11月15日の静岡新聞に、三島市観光協会が2020年の東京五輪に向け、交流客800万人を目標に7つの事業を観光戦略アクションプランとして市に答申したセブンカラーズという記事が載っていました。具体的には、1、ガーデンシティプロモーションによる回遊性の向上、2、健康、スポーツと観光を結びつけたビジネスの創出、3、既存施設を利用したイベントの実施、4、食を通した地域ブランドを推進し、付加価値の高い商品販売、5、メディアを利用したイベントの実施、6、小田原・箱根地区や伊豆地域との広域連携、7、文化プログラムによるインバウンド(訪問旅行者)の対応の7点を挙げています。今回の質問では、観光全般については広過ぎますので、特にスポーツ観光事業の部分について三島市を見ると、健康、スポーツ関連として、各種団体の合宿や大会の誘致を促進、既存施設を活用した三島スカイウォークや伊豆フルーツパークなどと連携を図るとしています。このような計画策定が市民にわかりやすい観光事業計画だと思います。
 スポーツ大会で富士市を訪れる方々をターゲットに、市民にもわかりやすい目標提示はできないものでしょうか。例えば、新設される富士川サービスエリアの観覧車、須津川渓谷のバンジージャンプ、市内から30分以内で行けるゴルフ場、田子の浦のしらす、富士川のラフティング、工場夜景などと連携したスポーツ観光事業がこれからのスポーツ観光事業には必要だと考えますが、いかがでしょうか。また、市内の宿泊施設の充実を図るとともに、富士市ホテル旅館業組合との話し合いが重要になってくると思いますが、調整はどのように行われているでしょうか。
 私は、このスポーツによる誘客と観光を結びつけるのは、現状では富士山観光交流ビューローがその役割を果たすものだと思います。富士山観光交流ビューローは、それまでの富士市観光協会と行政の統合事業として、富士市の観光産業が円滑に進むことを目的に設立されたと認識しております。そして、当初の目的でもあったスポーツ観光産業という面でも積極的にかかわっていくべきだと考えています。
 富士市には、現在、スポーツ観光産業ができる十分な施設が整っていると私は思います。特に富士川緑地は、富士山のロケーションがすばらしい、全国どこの施設にも引けをとらないグラウンドだと思います。あとは、どこの部署がスポーツ観光産業を見据えて管理していき、スポーツ都市の戦略とまちづくりの連携をしていくかだと思います。今までのような絵に描いたスポーツ観光ではなく、市外、県外、国外からも誘客できる展開、スポーツイベントと都市計画が同時に進む、スポーツに親しむまちづくりが早急に求められています。
 私は、富士市のスポーツ施設は隠れた観光産業資源だと思っていますので、既に動き出している他の自治体も参考にしながら、今すぐスポーツ観光産業として真剣に取り組むべきと考え、以下質問させていただきます。
 1、現在のスポーツ観光事業としての富士市の実績をどのように分析しているか。
 2、既存の市内スポーツ施設で今後どのようなスポーツ観光事業ができるとお考えか。
 3、今後のスポーツ観光事業とスポーツイベントの展開を、現状の市の組織体制を踏まえ、どのように考えているか。
 4、観光振興の視点からもスポーツコミッションの創設が必要と考えますが、富士山観光交流ビューローの今の役割と今後の役割をどのようにお考えか。
 以上4点をお聞きして、1回目の質問といたします。
○議長(影山正直 議員) 市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、スポーツ観光まちづくりの条件整備と推進方策についてのうち、現在のスポーツ観光事業としての富士市の実績をどのように分析しているかについてでありますが、本市におきましては、富士市と富士宮市をたすきでつなぐ富士山女子駅伝を初め、静岡・山梨両県の富士山麓をめぐるウルトラトレイル・マウントフジや、地域の特産品をイベント名に使用したふじかわキウイマラソンなど、魅力あるスポーツイベントが開催されており、国内外から多くの選手や関係者が訪れております。富士川緑地を会場に開催されるアルティメットやサッカーなど全国規模の大会も、富士山を背景にスポーツを楽しめる環境が好評を得ており、また、参加選手等には市内の宿泊施設を利用いただいております。実績につきましては、全てのスポーツ大会等で経済効果を算出してはおりませんが、平成25年12月に開催した富士山女子駅伝では、観客を含む約8万8000人の来場者があり、およそ6億4200万円の経済波及効果を上げております。また、平成27年3月に開催されたクラブジュニアアルティメットドリームカップでは、富士川緑地を会場に2218人が参加し、およそ1億8800万円の経済波及効果があったと報告されております。このように、国内外から多くの皆様が集うスポーツイベントは、スポーツ交流の推進のみならず、宿泊や飲食を中心とした地域経済の活性化にもつながっているものと認識しております。
 次に、既存の市内スポーツ施設で今後どのようなスポーツ観光事業ができると考えているかについてでありますが、昨年度に創設した富士市コンベンション等開催事業補助金を利用し、アルティメットやサッカーなどの大会が富士川緑地において開催されているほか、富士球場での野球大会や富士市立高校を会場としたサッカー大会など、市内のスポーツ施設を効果的に活用した大会が開催されております。これらのほか、本市には、県富士水泳場や陸上競技場、富士川体育館など、屋内外を問わず各種のスポーツ大会の開催が可能な施設があります。今後も、既存施設を効果的に活用したさまざまなスポーツ大会の誘致に取り組むとともに、市外から訪れる皆様に、田子の浦しらすに代表される本市の特産品や、来年2月23日にオープン予定の観覧車などのお勧めスポットを紹介し、観光面でも楽しんでいただけるよう努めてまいります。
 次に、今後のスポーツ観光事業とスポーツイベントの展開を、現状の市の組織体制を踏まえ、どのように考えているかについてでありますが、現在、各種スポーツ団体とのかかわりやスポーツ施設の管理などを含むスポーツ振興と、おもてなしを含む観光振興は、それぞれ別の部署が担っております。このように、担当するセクションは異なるものの、スポーツ振興やスポーツ交流を推進し、まちづくりを進める方向性は同じであり、状況に応じ、関係部署で連携し、大会主催者等の要望に対応しております。来年8月には県富士水泳場にて日本実業団水泳競技大会が開催される予定となっておりますが、競技等に係る主催者側との調整はスポーツ振興課が担い、参加者が利用する飲食店や観光情報の提供については観光課が担当するなど、大会受け入れの準備に当たっております。今後につきましても、スポーツ大会等の主催者や参加者の満足度を向上させ、本市で継続的に大会を開催していただけるよう、富士市ホテル旅館業組合やスポーツにかかわる諸団体の皆様と緊密に連携し、受け入れ体制の強化、充実を図ってまいります。
 次に、観光振興の視点からもスポーツコミッションの創設が必要と考えるが、富士山観光交流ビューローの今の役割と今後の役割をどのように考えているかについてでありますが、富士山観光交流ビューローにおきましては、観光PRや旅行商品の企画及び観光案内所の運営などと並び、コンベンションの推進を主要事業の1つに掲げ、この中で各種スポーツ大会の誘致に取り組んでおります。また、大会等の開催時には、観光パンフレットやグルメマップ、富士山百景ガイドブックをパッケージにした本市の観光PRを初め、歓迎モニュメントの設置や記念写真のプレゼントなどを通じておもてなしを行い、次回の開催にもつながるよう努めております。さらに、ふじかわキウイマラソンでは、オリジナル商品の販売や観光案内を行うほか、ウルトラトレイル・マウントフジでは、富士ブルーベリー共和国で生み出されたジュースやジェラートなどの提供を通じ、本市の魅力発信に取り組んでおります。加えて、富士山観光交流ビューローは、コンベンションの推進のみならず、市の魅力を生かした観光推進の中心的役割を担う組織であり、田子の浦しらすや、梅と桜の岩本山公園、工場夜景やマスキングテープで注目の岳南電車など、さまざまな資源の観光活用を図り、大手旅行ツアーの誘致を実現するなど、成果を上げております。これらの状況を踏まえ、本市といたしましても、補助金を創設するなど、コンベンションの推進に積極的にかかわり、スポーツ大会等の誘致、留置に取り組んでおります。今後につきましても、本市と富士山観光交流ビューロー、それぞれの役割を認識し、観光産業に結びつく取り組みを実践するとともに、産業やスポーツに関係する皆様との連携を図り、スポーツ交流の推進と産業の活性化を目指してまいります。
 以上であります。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) お答えをいただきました。これから再質問で幾つかの確認をさせていただきたいと思いますが、そこに入る前に、いま1度、市長にお伺いいたします。先ほどのお答えの中で、最後の部分、本市と富士山観光交流ビューローで役割を認識している、それでスポーツ交流の推進と産業の活性化を目指すとお答えをいただいております。改めて、これからの富士市のスポーツ観光は、富士山観光交流ビューローを通して、産業としてしっかり取り組んでいくということでよろしいでしょうか。そこの部分をもう1度お聞かせいただきたいと思います。市長、よろしくお願いします。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) 先ほど市長答弁にございましたとおり、観光交流ビューローは、市の魅力を生かした観光推進の中心的役割を担う、このように答弁させていただきました。それから、最後の部分といたしまして、両者でスポーツ交流の推進と産業の活性化を目指すということでございます。我々行政と観光交流ビューローが一体となって取り組むということについては、答弁のとおりでございます。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 答弁の中にございましたので、そのように進めていただけるということを前提に、この後、質問等をさせていただきたいと思います。
 先ほど御答弁の中に、経済的効果は全て把握しているわけではないというお答えがございました。例えば、平成25年12月の富士山女子駅伝は、約8万8000人の来場があり、およそ6億4200万円の経済効果があった、平成27年3月のアルティメットの大会では、2218人が来場、およそ1億8800万円の経済効果があったとお答えをいただきました。こういう中で、富士市内のホテル旅館業組合の施設を利用した方というのは何人ぐらいいらっしゃるとか、そういうことは把握されていますでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) それぞれの経済波及効果につきましては、取りまとめをした期間が若干異なりますので、いただいておる報告書の中で、細かい部分は少しずれる部分がございますけれども、人数というよりも金額でお答えさせていただければと思います。駅伝のときにつきましては、直接効果のうち、宿泊・交通費が約2500万円、それから、アルティメットの場合でございますけれども、こちらにつきましては、宿泊・交通費が3550万円という数字を把握してございます。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 金額ということで、わかりました。
 実は宿泊者から私のところにもこうだといいなというようなお話があるんですが、例えば宿泊者の方に満足度に対してのアンケートなんていうのはとったことがあるんでしょうか。もしくは、何か苦情等、そんなようなものはこちらに入っているでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) 経済波及効果を調べる場合には、抽出になりますけれども、アンケートを行います。その中で、直近のアルティメットについて御紹介させていただくと、宿泊施設に非常に優しく対応していただけた、雨の試合の後、タオルや新聞紙を用意してくださって、とても感謝していますというような声も伺っておりますし、その一方で、若干宿泊費が高いのかなというような声もあったりしております。おもてなしにつきましては、おおむね満足という声が強かったように認識をしています。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 今回の質問は観光産業ということで、商売としてこれから取り組んでいく、それを市内の業者の皆さんがきちっと商売としてやっていけるために、行政としてどれだけ整理をしなきゃいけないかということを含めて質問させていただいております。その中でも、今、金額等が出てきてはいるんですが、ちなみに、補助金として、富士山女子駅伝には1100万円、キウイマラソンには380万円、アルティメットには50万円。この補助金が業者の方にとっても市民にとってもわくわくするような費用対効果が出ているのかなという意味では、今のお答えでは少し問題があるのではないかなというふうに思います。私は、今のお話ですと、市内の宿泊や飲食店の地域経済の活性化に多分つながっているだろうというようにしか聞こえないんですが、この辺の部分をしっかりと認識というか、確認ができるような体制をやっぱりつくっていかなきゃいけないというふうに思っております。
 2番目に、既存の市内スポーツ施設で今後どのようなスポーツ観光事業ができるかという質問をさせていただきました。2番目と3番目は答えが重なるところがありますので、同時にお伺いしたいと思います。まず、既存の施設を効果的に活用してスポーツ大会を誘致するとありましたが、これはどこの部署で、また、どこの責任で行っているんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) どこが誘致を担当するかというふうな御質問だと思いますけれども、富士市の場合ですと、現在、チャンネルが多いほうが今のところよろしいという判断もございますので、スポーツ振興課が各種体育団体、体育協会とか各種団体から情報を得る場合もございます。それから、アルティメットのように、ホテル旅館業組合のほうで話がある場合もございます。観光のほうに直接話があるということは、観光課として直接誘致という話は余りないんですけれども、富士山観光交流ビューローは非常にアンテナが高うございますので、そちらに話が入ってくる場合がございます。このように複数のチャンネルを持っているという現状でございます。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 複数のチャンネルというのは大変いいのかなというふうに聞こえます。でも、実は全体を把握するものが必要なんだろうということで、今回はスポーツコミッションということで提案というか、お伺いをさせていただいていますけれども、例えばスポーツ施設の管理はスポーツ振興課がされる、おもてなしの部分に関しては観光課でやる。別々なんだけれども、まちづくりの方向性は同じだというふうにありました。本当に一緒になっているのかなというのが1つ、私は疑問に思っています。その中で、スポーツ観光で誘致した大会と市民のスポーツ大会が重なった場合は、どこで調整をするんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 大会の開催につきましては、必ずスポーツ施設が必要となります。富士市では、新年度の各スポーツ施設の予約につきましては、例年、年明けの1月に利用調整会議を行っておりまして、河川敷なら河川敷、体育館なら体育館ということで、新年度に開催される大きな大会をまず落としまして、その中で、競合するところについては関係者で調整をしていただくということですので、まず、大きな大会については、1年前にそこで整理をしていくというようなステップを踏んでおります。その後、一般の例えば市民の方、あるいは市の団体が使うときには、2カ月前のそれぞれの施設の予約となっております。そのような状況でございます。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 今のお話は以前から私も承知をしております。富士市振興公社のほうでそういった管理等もしていただいているということで、利用する2カ月前には体育館とかで抽せん会をしたりとか、そういうことはわかっているんですが、実際に今、観光交流で、これからお客様をお招きするようなスポーツ大会を入れたいというときの調整のときに、やっぱり施設の利用がダブったりすると思うんです。そういうときにどこがその調整をしてくれるかというのは、今の振興公社でよろしいんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) その大会の規模、あるいはどのような大会かによるかと思いますけれども、基本的には、例年1月の利用調整会議の中で、新年度の分を先取りしてスケジュールを組んでおりますので、大きな大会になればなるほど、その準備期間が長いのかなと思いますので、突発的に入ってくるということは余り想定できないのかなと感じております。そんな中で、あくまでも調整会議には各利用団体の方々が出てきて、私たちはこういう大会をやる、こちらはこういう大会をやるという調整の中で、それならそちらが優先だねとか、そういう場ですので、そこで調整が図られているものと思っております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 市内のスポーツ団体等の利用施設については、今のお答えでいいと思います。例えば、今は12月ですけれども、来年6月に体育館を使用したいとか河川敷を利用したいという大きな大会の要望があったときに、それは受け入れられるということですか。それも1月の段階で同じ土俵で調整をするということですか。そういうことでよろしいんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 今の例の場合にも、1月の利用調整会議の同じテーブルの中で調整をしていく、そんな考えでおります。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) スポーツ観光を産業としてこれから取り組んでいくというのには、余りにも考え方が緩いんじゃないかなというふうに思います。もう少し真剣に取り組むというのは、富士市にはこのようなスポーツ施設がありますよ、そういったところをぜひお使いくださいとこちらから全国に発信するわけですよね。そうなったときに、毎年1月に調整していますで間に合うんですか。きょうここでお答えがどうこうじゃないので、ぜひこの辺は取り組んでいただきたい課題かなというふうに思います。
 1つ例を挙げたいと思います。富士川緑地公園の利用についてであります。アルティメットの大会が行われています。この大会は、ホテル旅館業組合の皆様が約十五、六年前から本当に一生懸命に、富士市を元気にしよう、活性化しようということでアルティメットを誘致して、ここまで続いてきております。アルティメットが利用している施設、グラウンドの管理はどこがしているんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(渡辺孝 君) アルティメットですけれども、富士川緑地グラウンドの一番南側に富士南地区自由広場利用協議会という組織が管理するグラウンドがございまして、そこで貸し出しと管理を行っております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 自由広場というのは、市の持ち物じゃないということでよろしいんでしょうか。といいますのは、実際に旅館業組合の方が本当に御苦労をされて、これまで長年培ってきて、今の大きな大会にしていただいたと思うんです。その状況がこのまま順調に推移していってくれることを私も願っています。ただ、そのときに問題も起きてきているんです。どんな問題かというと、まず1つは、グラウンドの問題です。使用した後にやはり芝生が切れてしまって、ちょっとはげたような状態のグラウンドがもう何カ所かでき上がっています。それは自由広場も含めてです。そこの自由広場については、実は平成20年と平成21年に、グラウンド整備に5700万円、それから、芝生の舗装等の工事に5100万円、1億円強のお金をかけて整備してあるんです。これは市のお金で整備したわけですよね。そうしますと、問題は、その使い方に関して、どこがきちっと管理をしているんだろうというところが問題なんです。旅館業組合の方は、大会が終わると、皆さん、20人、30人の人が出て、砂を運んで、一生懸命整備をして、また使ってもらうということでやっていただいています。でも、現状は、もう追っついていないんです。自由広場がそんな状況になってくると、北側にあるソフトボール場であるとか、サッカー場であるとか、そっちも借りたいという話になってくるわけです。でも、ほかのスポーツ団体からは、いや、サッカー場は使われちゃ困るよ、野球場は使われちゃ困るよ、あれは荒れちゃうからねということが私の耳にも入ってくるので、じゃ、そういう調整をどこでやるんだろうということなんです。
 私は、くれぐれもアルティメット大会が悪いと言っているわけじゃないんです。大きな大会を受け入れるときには、その後始末も含めて受け入れなければいけないというふうに思いますが、以前、富士市フライングディスク協会の会長をされていた市長、今後、このアルティメットというのはどういう方向に進んでいくとお考えでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市長。
◎市長(小長井義正 君) 今、私に関するお話もございましたけれども、私も少なからず富士市フライングディスク協会に役員としてもかかわっておりましたし、アルティメットの開催につきましても、当時、議員としても応援をしてまいったつもりでございます。そしてまた、先ほど来、多くの方々がこの富士市を訪れて、スポーツを楽しみながら富士市に滞在するということでの経済波及効果も非常に大きいということでは、これはまさにスポーツ産業だと、富士市の中におけるスポーツ観光というんでしょうか、そういう考え方にとっては、最初の取り組みではなかったかなということで私は評価をしております。
 しかし、これはありがたいことなんですけれども、大会の年間の開催数もふえてきておりまして、そして、雨天時でも大会が開催をされるということで、特にスパイクを履いてのスポーツなものですから、どうしても雨天時にはグラウンドが荒れてしまう。今お願いをしておりますのは、大体1週間単位で、要するに、週末に各大会だとか利用者が多くなりますものですから、その1週間でぜひ修復をしていただきたいということで、ホテル旅館業組合、または主催者側に御理解をいただいて、何とか復旧をして戻していただいているというふうに思っております。そうはいいましても、相手が天候なものですから、その状況に応じては、先ほど議員が指摘されたような形で、完全には修復されていないということもたびたびあるのかなということで、これも何とか解決策を今後検討していかなきゃならないのかなと、私自身もそのことについては思案をしているというところでございます。
 いずれにしましても、コンベンションという意味におきましても、スポーツ振興という部分におきましても、大変大きな効果を発揮してくれている種目でありますし、大会でありますので、決して縮小するようなことよりは、少なくとも今の大会規模は維持をしていただいて、最低でも留置という考え方では、今後も引き続き大会の開催をお願いしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 心強い答弁、ありがとうございます。旅館業組合の方が寒いときも豚汁を出したり、そんなおもてなしをしながらつなげてきた大きな大会だと思います。今後とも富士市はアルティメットのまちだよと言えるような環境づくりというのがスポーツ観光の産業につながっていく、今の市長のお言葉のとおりだと思います。その中で、やはり考えなければいけないのは、グラウンドが今の状態でいいのかということを考えますと、事によったら、人工芝にしたらどうだとか、もしくは、1年間を通じて、この期間は養生期間として使わないようにしなきゃいけないねといった管理をするところが今、富士市にはないと私は思っています。ですから、その辺のところを本格的にスポーツ観光産業として捉えていくんだったら、そういったものが今後必要になってくるんじゃないかなというふうに思いますので、ここまでの流れで質問させていただきました。
 先月、「〜2020年東京オリンピックへ向けたスポーツ熱を生かす―観光資源としての自治体スポーツ施策と参加型交流人口の活用〜」ということで、東京のほうで講演がございましたので、ちょっと勉強に行ってきました。その中で、3地区なんですが、紹介がありましたので、その辺が何をしたかというのをちょっと読ませていただきます。まず、講師としては、早稲田大学スポーツ科学部教授の原田先生からお話をいただきました。インバウンドの観光の発展とスポーツツーリズムという題名であったんですが、インバウンドというのは、先ほど言いました来訪、要するに海外からのお客様も含めた観光、スポーツツーリズムというのは、スポーツ観光産業ということです。これについてお話をいただきました。次の講師の方は、新潟市文化・スポーツコミッション事務局課長の古田さんという方からお話を聞きました。あと3つは簡単に言いますが、これは、新潟シティマラソンに対して海外のランナーを誘客することによって必要だったスポーツコミッションを設立して、その背景はこういう形でしたというお話をいただきました。次に、さいたま市スポーツ文化局スポーツ部の小柳さん。御存じのように、さいたま市は「サッカーのまち さいたま」ということを打ち出されています。その話の中で、大規模なスポーツイベントが開催されるためには、こういったものが必要になりますという考え方をお話しいただきました。そして、4番目は、徳島県阿南市。ここは人口7万5000人ぐらいのまちですが、「地域で盛んな野球でまちおこし」、「市民が支える野球のまち阿南」、「草野球の聖地」、こういったものを題名にして、お話をいただきました。阿南市に関しましては、本当に山の中のまちでして、何年か前に独立リーグのプロ野球の手前のような選手たちが集まるために県営のグラウンドをつくったんですが、やはり都会がいいということで移転をしてしまった。グラウンドだけがそこにぽつんと残った。どうしようか。よし、このグラウンドを利用してお客さんを呼ぼうじゃないかということで、1泊1万3000円で2試合ぐらいできるように全部組んでくれるそうです。相手がいない場合は、まちの若い人たちが相手をしてくれる。泊まった夜には歓迎の阿波踊りなんかもするというようなこともお伺いしました。
 ということで、今私がお話しさせていただいた資料は、前もって各部署の課長にお渡ししてありますので、もう1度中身を見ていただいて、参考になることがあれば、よろしくお願いしたいなというふうに思います。
 部長、1つお伺いしますが、静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会という組織を御存じでしょうか。御存じでしたら、どんな組織か、簡単に御説明ください。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) 県東部地域スポーツ産業振興協議会は、民間企業や産業支援機関、行政などが会員となっております。スポーツツーリズム商品の開発や、スポーツ合宿、スポーツイベントの誘致、新たなスポーツ関連産業を創出することで地域経済の活性化を目指す、このような目的で設立をされたと伺っております。
 平成26年1月30日に設立されまして、現在、会員数は官民合わせて75団体。当初は県の仕掛けでございましたので、事務局を県商工振興課が担っておりましたが、平成27年度からは三島市が主な事務局を担っております。行政といたしましては、静岡県、三島市、沼津市、伊豆市、富士市が理事として入っております。そのほかの市町につきましては会員という形でございます。富士市では、産業政策課が参加をいたしまして、必要な情報を観光課、あるいはスポーツ振興課、関連する部署に流しているという状況でございます。
 富士市に関連した主な活動といたしましては、東部地域スポーツ産業振興協議会は、今は自転車に非常に力を入れてございますので、自転車関連ということで、富士ヒノキを使用しましたサイクルラックの紹介、提供をさせていただいているところです。また、クラブスポーツプロジェクトとして、三島市の東レアローズ、それから、今回、サッカーJ3入りをいたしましたアスルクラロ沼津、こういったものを活用した地域振興への事業展開をこれからも進めていくと伺っております。
 大枠は以上でございます。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 細かく御説明をいただきまして、ありがとうございます。もちろん今のお話で、富士市はこの協議会に入っているということでしたが、実際に今動いているのかなというのは、ちょっと疑問に思いました。いろんな方からもお話を聞きながら調べさせていただきましたけれども、部長、まさに広域連携という形で、やっぱりこれからスポーツ観光産業というのを考えなきゃいけないという中で、例えば先ほど自転車というお話がありました。以前、議員のほうからも、田子の浦の堤防を走れるようにしたらどうだというような話もありましたが、あの後どうなったのかなと。話が消えちゃっているような気がするんです。やはりそういったものも全てこういったところと連携をしながら、スポーツ観光に結びつく産業ということで、認識をしっかり持っていただいて進めていくということが大切になってくるんじゃないかなというふうに思います。
 きょうはスポーツに関してちょっとかたい話をさせていただいたんですが、私ごとですが、私は小学生のときから野球をしておりました。もちろんプロ野球の選手というのを目指していたわけですが、当時から地元の野球チーム、社会人の野球チームの応援にも行かせていただきました。私は昭和55年に大昭和製紙に入部をさせていただき、その年の都市対抗野球に出場した際、優勝をさせていただきました。全国一番です。そのときには、市役所の2階のベランダで市民の皆さんを前に手を振ったりとか、吉原、鷹岡、富士の商店街をオープンカーで回らせていただきました。実は私はそこに乗っていました。今からもう35年ぐらい前になるんでしょうか、あのときの感動、富士市の盛り上がり方は、本当に富士市の代表として大昭和は頑張っているなという盛り上がりがとてもあったんです。どんなスポーツでも構いません。一日も早くあの盛り上がりがもう1度できるといいなというふうに私は考えております。
 まさに今後、富士山女子駅伝を継続するために、キウイマラソンを継続するために、アルティメット大会を盛り上げていくために、そして、これらの大会誘致を富士市のスポーツ観光産業として成り立たせるために、行政としてしっかりとそういった仕組みをつくっていただきたいなというふうに思います。
 河川敷に関しましても、今、整備計画が進んでおります。右岸に野球場をつくっていただくということで進んでいます。左岸側もそれが済み次第やりますよというお話ですが、実際にあそこをまた真っ平らにしてやる必要があるのかなというのは、私は少し疑問に思っています。今の状態の中でも、きちっとした整備ができれば、十分全国に発信できる施設になると私は思います。野球場は野球場らしく、ソフトボール場はソフトボール場らしく、フェンスをつけるとか、サッカー場はサッカー場らしく、今予定では6面ぐらいありますが、そのうちの半分ぐらいは人工芝にするとか、ぜひそういったことを考えていただければなというふうに思います。
 スポーツ誘致、合宿に関しましては、2月の一般質問でもさせていただきました。これに関しては、合宿に来たときに雨で外で何もできなかったなんていうことだと、合宿なんか来てくれないんです。富士市に行くと、雨でも室内練習場があるので大丈夫だよといって来てくれるんです。それで、室内練習場が必要ですというお話を2月にさせていただいたんですが、いいお返事ではありませんでした。でも、もし観光産業として、これからスポーツ観光として人をたくさん集めてくるんだったら、やっぱりそういった施設の整備ということをきちっとやっていただくのが行政の仕事ではないかなというふうに私は思っております。
 最後、4つ目に、スポーツコミッションの創設が必要と考えるが、富士山観光交流ビューローの役割についてということでお伺いさせていただきました。このスポーツコミッションというのは、責任の持てる部署または委員会の創設についてはいかがかということでお聞きしたつもりなんですが、お答えの中には、創設しますというお話はなかったかと思います。今までお話しさせていただいたスポーツ観光の産業化については、富士山観光交流ビューローが行う、もしくはスポーツ振興課であったりとか、そういったところと連動して進んでいくという形でいくのか、スポーツコミッションという形できちっとした組織をつくるのか、もう1度お答えいただきたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) スポーツコミッションの機能はやはり必要だと思っております。機能としては必要だと思っていますが、現在、観光課、スポーツ振興課、観光交流ビューロー、ホテル旅館業組合、それから、今新たに建設されます全国的なチェーンのホテル、さまざまな関係者がいると思います。それぞれがうまく機能をしていないということであるならば、行政が調整役として力を発揮するべきだと思っております。こういう機能は大切にしたいと思いますけれども、先ほど少し言いました県東部地域スポーツ産業振興協議会がうまく動いていないのかなというふうに議員からもお話がありましたが、実効性があるものとして機能させていければ、組織としては今のところはまだ研究段階かな、こんなふうに考えております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 最初のお答えの中にも、個々に皆さん頑張っていらっしゃるということで、それは私も認識をしております。部長、何か問題があったら取り上げますよじゃないんですよ。最初に言いましたが、2020年のオリンピックを見据えて、これから各地域が一生懸命スポーツ観光をやろうと言っているときに、何か1歩でも2歩でも前に出なきゃいけないんじゃないかということを私はきょう質問しているんです。そのために一生懸命やっている――先ほど富士山観光交流ビューローのお話も出ましたが、当時、立ち上げのときには私も議員でしたので、それからビューローは見させていただいております。たしか平成23年のころの誘客実績は2万人ぐらいでしたけれども、昨年は8万7000人という誘客をしている。これはビューローが頑張っているから、そういうことができた。いろんなおもてなしも考え、いろんなことを考えながら、それだけを集めてきた。それは一生懸命やっています。スポーツ振興課も公社も一生懸命やっています。これらは一生懸命やっているんですが、そろそろ1つにして、きちっと富士市のスポーツ観光産業として取り組んでくださいという話を私はきょうしているということをぜひ御理解いただきたいなというふうに思います。
 先月、富士市の観光というものが産業経済部から配られました。この6ページの上段のところに、シティプロモーションの推進の役割ということで、五、六行書いてあります。市長が富士市の顔としてトップセールスを担い、あらゆる機会を捉えてシティプロモーションを実行します。また、全ての市職員もシティプロモーションの担い手であるという意識を常に持ち、全国に富士市を発信していきます。さらに、多くの市民の皆様を初め、地域の各種団体、企業、事業者、市議会議員などとの協働によるオール富士市として、効率的、効果的にシティプロモーションを行い、一層の推進を図っていくと。この中にありますように、私としても、ただこういう形でやってくれ、やってくれと言うのも何かなと思いますので、ぜひ議員の皆さんも、オール富士市で頑張ろうというお話が載っているわけですから、お声かけをして、今後のスポーツ観光産業につながるシティプロモーションにぜひお手伝いをしていきたいなというふうに考えております。
 何度もくどく市長にお聞きして申しわけありません。ここまでスポーツ観光産業についてお話をさせていただきましたが、先ほど御紹介したどこの市町でも、やはり市長が率先して、何かのスポーツに特化して、先を見詰める仕組みをつくらなければいけないと私は思います。先日、市長も、東京で行われましたB−1グランプリに出席をされたと思いますが、一流のプロのスポーツを呼ぶまちにしなくてもいいと私は思います。草野球日本一を決めるとか、少年サッカーの聖地にするとか、少年少女ソフトボールとか、富士山のもとで決める全国大会を呼ぶためには、やはりどういうまちにしていくんだという市長の決断が必要になると思います。いま1度、先を見詰める仕組みということで、スポーツコミッションを新たにつくらなければいけないと思いますが、市長の御見解をお伺いしたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 市長。
◎市長(小長井義正 君) 今の遠藤議員のお話は、何かのスポーツに特化したというお話ですけれども、そういう考え方でいいのかどうなのか、さまざまな意見もあろうかと思いますし、きょうはアルティメットが1つのテーマでもございましたし、もう既に有数の全国大会を、または海外からも選手を招いて、国際的な大会まで開いております。そういったことも踏まえた中で、特化していくという御意見であれば、例えば発信力は、この富士市としてはアルティメットというのがあるんじゃないかとは思っています。それに皆さんがどのような御理解、認識を持たれるのか、遠藤議員がどういう認識を持たれるのかは、また改めての議論になるのかもしれませんけれども、これは1つの例としてお話をさせていただきました。
 それから、スポーツコミッションの件でございますけれども、今の体制の中で、例えば具体的な課題が明らかになってくるであるだとか、ここのところをこうしておけば、もうちょっとさまざまな大会が誘致できたのに、残念ながら、そこのところが十分うまく機能しなかったとかといった部分が顕著であれば、また新たな組織も考えなければなりませんし、そのときには、当然、スポーツコミッションというものはその延長線上にあるのかなというふうにも思っております。決して私は否定をしておりませんので、今後、現状について何か課題があるかないか、これは我々のほうも検討をしてみたいなというふうに思っています。そして、そういった組織がやはり必要だなということであれば、それをただじっと座して待つということではなく、積極的に取り組むべきことは取り組んでまいりたい、そういう思いを持っておりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 13番遠藤議員。
◆13番(遠藤盛正 議員) 市長、ありがとうございます。そういう思いで、できたら熱いうちに打ってもらいたいなと思いますので、早速取り組んでいただくとありがたいなというふうに思います。まず、勉強してみて、いろんな話を聞いてみて、これは今の富士市ならできるなということを1歩でも2歩でも進んでやっていただきたいというのが、きょうの私の質問の意図であります。ですから、何かのスポーツに特化してというのは、1つだけでということではありません。アルティメットならやっぱり富士市が一番、ソフトボールの会場なら富士市が一番、何でもそういった形で、全国から注目されるようなまちにしたいなと。そのためには、お招きするだけの施設がやはり必要になってくる。施設は、グラウンドでもあったり、体育館でもあったり、もしくは宿泊施設でもあったりすると思います。それに対して、市民も、私たちが一丸となってスポーツを振興するまちにするんだという思いで進めていっていただきたいなというのが、きょうの質問になりました。
 私がなるほどなと思った話があります。これはソフトバンクの孫正義社長の話で、こんな言葉があります。精神論は大切ですが、100万回精神論を唱えても、なかなか変わっていきません。リーダーとして大切なことは、仕組みを変えることです。仕組みが変われば、おのずと精神は変わっていきます。これは、意識を変えていく仕組みをつくらなければ、一時的な変化に終わることになるよ、精神論だけでは不十分だし、理論だけでも人の心を動かすことはできない、変化を起こす仕組みができれば、心を刺激して、新しいサイクルが生まれるということだそうです。
 市長には、ぜひ富士市が元気になるスポーツ観光産業施策に力強いゴーサインを出していただくことをお願いして、私の質問を終わりにさせていただきます。
○議長(影山正直 議員) ここで午後1時まで休憩いたします。
                午前11時53分 休 憩
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
                午後1時   再 開
○議長(影山正直 議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。23番川窪吉男議員。
              〔23番 川窪吉男議員 登壇〕
◆23番(川窪吉男 議員) 私は、さきに通告をしてあります障害者スポーツの普及について、もう1点は、風邪予防対策と学校保健にあいうべ体操導入についての2項目についてお伺いをいたしますが、その前に、きょうの富士山は本当に雪化粧で、新しい年を迎えるのにふさわしい富士山でございました。私も11月10日に日本丸が入港した際に買ってまいりました日本丸限定のネクタイを締めながら、後悔のないように質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
 ことしも押し迫ってまいりました。ただ、全国を見ますと、台風や地震等々の自然災害が猛威を振るい、各地に被害の爪跡を残した1年でもありました。また、8月にはブラジル・リオでオリンピック・パラリンピックが開催され、日の丸を背負った選手団が奮闘し、オリンピックでは41個、パラリンピックでは24個のメダルを獲得する輝かしき成績をおさめました。開催中は連日オリンピックの模様が中継をされ、選手団の帰国後もパレードや祝賀会が開催をされたのは、皆さん、御存じのとおりでございます。パラリンピックも、オリンピックほどではなかったにせよ、選手たちの活躍が報道され、4年後の東京オリンピック・パラリンピックへの期待が膨らんでいるところでございます。
 国内でもパラリンピックと同様な障害者スポーツ大会が開催をされておりますが、リオパラリンピックを契機に、障害者スポーツについての関心が一層高まってきていることから、障害者スポーツの普及についてお伺いをいたします。
 1つ目でございます。第17回静岡県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」についてでございます。本市からの参加状況はいかがだったでしょうか。また、過去の大会の参加状況はいかがだったでしょうか。お伺いをいたします。2つ目、本市はどのような支援をしたのでしょうか。お伺いをいたします。
 次に、大会参加以外に障害者がスポーツ、運動に参加し、楽しめる環境の整備について伺います。1つ目、ふじし障害者プランの5つの基本的視点の1つとして、共生社会の実現に向け、スポーツ活動など、さまざまな社会参加を通じて自立や自己実現ができるよう、環境整備に努めると記載されておりますが、福祉の観点から、障害者スポーツ活動支援について、現状と今後の計画をお伺いいたします。2つ目、平成28年3月に作成をされました富士市スポーツ推進計画後期計画では、4つの重点施策の1つとして、「障害のある人のスポーツ推進」と記載されていますが、現状と今後の計画をお伺いいたします。
 次に、障害者に対するスポーツや運動を普及していくには、指導者の存在は欠かせないと考えておりますが、障がい者スポーツ指導員について、本市での現状をどのように把握しているのかお伺いをいたします。
 大きな2項目めの質問でございます。風邪予防対策と学校保健にあいうべ体操導入についてでございます。
 ことしも、新聞報道等々では、風邪、インフルエンザの流行の兆しが見えてまいりました。小中学校の現場では、これまでうがいや手洗いなどを予防策として指導してきましたが、それだけでは予防効果は十分とは言えず、毎年学級閉鎖も余儀なくされてまいりました。当局、議員の皆さんの前にも資料を配付してありますあいうべ体操は、福岡県のクリニックの先生が発案したものでございます。このあいうべ体操をすることによって、風邪、インフルエンザ、その他の病気が改善されてくる、こういうふうなことを伺っております。福岡県や大阪府では、あいうべ体操でさらなるインフルエンザ対策を講じていると伺っております。
 そこでお伺いをいたします。
 1つ目、風邪予防として、富士市は給茶機を設置していますが、今までの経過と現在の設置状況をお伺いいたします。
 2つ目、本市の小中学校において、学校保健にあいうべ体操を取り入れたらいかがでしょうか。お伺いをいたします。
 3つ目、また、あいうべ体操普及のためのセミナー、講演の開催などはいかがでしょうか。お伺いをいたしまして、1回目の質問といたします。
○議長(影山正直 議員) 市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 川窪議員の御質問にお答えいたします。
 御質問のうち、風邪予防対策と学校保健にあいうべ体操導入についてのうちの給茶機の設置状況及びあいうべ体操の導入については、後ほど教育長からお答えいたしますので、御了承願います。
 初めに、障害者スポーツの普及についてのうち、第17回静岡県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」の本市からの参加状況及び過去の参加状況についてでありますが、第17回わかふじスポーツ大会は、本年8月から10月までの約3カ月間に、陸上競技、水泳、フライングディスクなど17の競技が開催されました。本市からは、陸上競技に37人、フライングディスクに35人、ボウリングに8人、水泳、卓球に各4人、車椅子ダンスに2人、合わせて90人の選手が参加いたしました。昨年度の第16回大会には、陸上競技、フライングディスクなどに98人、平成26年度の第15回大会には94人など、毎年多くの方が参加しており、参加者それぞれが持てる力を存分に発揮して記録を残されたと伺っております。
 次に、本市はどのような支援をしたのかについてでありますが、本市では、県及び県障害者スポーツ協会と連携して、大会への参加者に対し、「広報ふじ」による募集を初め、申し込みのサポートやプログラム及びゼッケンの配付などの支援を行っております。
 次に、大会参加以外に障害者がスポーツ、運動に参加し、楽しめる環境の整備についてのうち、福祉の視点から障害者スポーツ活動支援の現状と今後の計画についてでありますが、本市では、富士市障害者計画に基づき、障害者の自立と自己実現のため、さまざまな社会参加支援施策を実施しております。このうちスポーツ活動につきましては、障害当事者団体等が主催し、スポーツとレクリエーションを楽しむ三福祉団体スポーツレクリエーション大会への支援を行っております。本年度は、6月26日に第36回目となる大会が開催され、富士市手をつなぐ育成会など5つの団体から、障害当事者やその家族など200人が参加し、障害者も参加できるよう工夫されたプログラムにより、ともに体を動かして楽しく過ごされたと伺っております。また、障害者が社会生活を送るために必要な技能を修得しながら仲間づくりを進め、余暇活動の充実を図るため、知的障害児(者)カルチャー講座を開催しております。昨年度は9つの講座のうち、軽体操講座に33人、フライングディスク講座に34人の参加があり、各10回の講座を通して、体を動かすことやわざを競うことの楽しさを知り、フライングディスク講座参加者の中には、わかふじスポーツ大会に出場された方もいらっしゃいました。このほかにも、富士市身体障害者福祉会が行う体育活動への支援や、心身障害当事者団体バス借上げ事業を活用したスポーツ大会への参加などの支援を行っております。今後も、障害児(者)のスポーツ活動への支援を行うことなどにより、富士市障害者計画における目指すべき姿の1つである「互いにふれあいながらいきいきと活動するまち」の実現に向け、交流、ふれあい、共生の場づくりを進めてまいります。
 次に、障害のある人のスポーツ推進の現状と今後の計画についてでありますが、本市では、昨年度、富士市スポーツ推進計画後期計画を策定し、障害者に対するスポーツの推進を重点施策の1つに位置づけております。本年10月8日に開催いたしました富士市民エンジョイスポーツデーは、あいにくの雨天により陸上競技場内でのイベントが中止となりました。今回は初の試みとして、市民の皆様に障害者スポーツを理解していただくため、障害のある方がスポーツを楽しむ機会として、フライングディスクとパラリンピック競技種目のボッチャ体験教室や、リオパラリンピック大会の走り幅跳びに出場された山口光男選手による跳躍の披露を予定しておりましたが、残念ながら実施することができませんでした。また、本年度には、障害者の方でも参加できる手のひら健康バレーなどのスポーツ教室を障害者就労支援施設を会場として実施する予定であります。
 今後は、エンジョイスポーツデーにおいて障害者スポーツ体験教室をあわせて開催するとともに、市民協働事業提案制度を活用し、障害者を主な対象者としたスポーツ教室や障害者就労支援施設での出前講座などを継続して実施し、スポーツをする機会をつくり、日常生活においてもスポーツを楽しめる環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、障がい者スポーツ指導員について、本市での現状をどのように把握しているかについてでありますが、障がい者スポーツ指導員は、我が国における障害者のスポーツの普及と発展を目指し、障害者のスポーツ環境を構築する上で必要な人材を養成するため、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会が認定した指導者であります。資格の内容といたしましては、初級、中級、上級の障がい者スポーツ指導員、障がい者スポーツコーチ、障がい者スポーツ医、障がい者スポーツトレーナーとなっております。県内の指導者登録人数は718人でありますが、本市の初級の登録者は25人で、主に初めてスポーツに参加する障害者に対し、スポーツの喜びや楽しさを重視したスポーツの導入を支援することができることとされております。また、中級の登録者は1人で、初級の経験が2年以上あり、地域における障害者スポーツのリーダーとして、指導現場で十分な知識、技術と経験に基づいた指導ができることとされております。市といたしましては、障害者スポーツを推進していく上で、多様な障害者のスポーツ活動に対応する必要な知識、技術を有し、適切な支援、指導を行うことができる障がい者スポーツ指導員等の育成、支援に取り組んでまいります。
 次に、風邪予防対策と学校保健にあいうべ体操導入についてのうち、あいうべ体操普及のためのセミナーを開催してはいかがかについてでありますが、あいうべ体操は福岡市の今井一彰医師が考案されたもので、口の周りの筋肉を鍛えることで、口呼吸を鼻呼吸に改善し、免疫を高めることによりさまざまな病気を治す効果が期待できる体操として、浜松市では、本年1月に開催した市民公開講座にあいうべ体操が取り上げられ、盛況であったと伺っております。他の自治体においても、お金もかからず手軽な健康法であるということで、あいうべ体操を市民向けの講座等で紹介している事例もありますので、本市におきましても、各種イベントの機会に講演会などの開催が可能か検討してまいります。
 また、体操の普及につきましては、その効果が専門的な内容となりますので、今後、富士市歯科医師会等の御意見を伺いながら、あいうべ体操に関する知識を深めてまいります。
 私からは以上であります。
○議長(影山正直 議員) 教育長。
              〔教育長 山田幸男君 登壇〕
◎教育長(山田幸男 君) 次に、風邪予防として給茶機を設置しているが、今までの経過と現在の設置状況を伺うについてでありますが、平成18年11月定例会での一般質問をきっかけに、平成19年度に神戸小学校と青葉台小学校に給茶機を6台ずつ設置いたしました。設置に至りましたのは、お茶の効能として、風邪やインフルエンザの予防効果や抗アレルギー、抗肥満などが言われており、また、学校で手軽にお茶が飲める環境を整えることにより、児童がお茶を身近に感じ、成長することは、本市の茶産業の振興を考えましても重要であると考えたためであります。
 給茶機にかかる経費ですが、まず導入時に、機器本体、設置費、電源工事が必要で、1台につき35万円ほどかかります。また、運用にかかる費用としては、年間で茶葉の購入費が1校5万円程度、メーカーによる点検が1台当たり3万円程度かかります。その後の給茶機の設置状況ですが、本年度は、富士市農業協同組合寄贈の1台と合わせて、2台を岩松北小学校に設置いたしました。これにより、給茶機が設置されている小学校及び台数は、神戸小学校に5台、青葉台小学校に3台、鷹岡小学校に3台、東小学校に1台、岩松北小学校に2台となり、合計で5つの小学校に14台となります。
 次に、本市の小中学校において、学校保健にあいうべ体操を取り入れたらいかがかについてでありますが、議員御指摘のとおり、インフルエンザに感染する児童生徒数は毎年12月ごろからふえ始め、1月、2月には学級閉鎖となる学校も少なくありません。そのため、各学校では、この時期になりますと、手洗い後アルコール消毒を行う、お茶を入れた水筒を持参し休み時間にうがいをする、マスクの着用を促すなど、風邪やインフルエンザから自分の身を守る予防対策を講じております。また、多くの児童生徒が集まる集会などを減らしたり、登校時間をおくらせたりするなど、状況に応じた対応がなされております。
 しかし、こうした対応にもかかわらず、感染を十分には防ぐことができていないのも事実です。あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸へ促すことから、他県において、この体操を取り入れた学校ではインフルエンザ罹患率が下がったという報道もあります。風邪やインフルエンザの予防対策の1つとして、市内小中学校へあいうべ体操を紹介してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 市長並びに教育長より答弁をいただきました。
 1項目めの障害者スポーツの普及についてでございますが、市長の答弁は、本当に障害を持たれている方々が、今まで以上に夢と希望を持った、勇気づけられるような答弁であったのかなと思っております。答弁にもありましたように、さまざまな計画を立てているということでありますので、この計画をしっかり実行できるように期待をしながら、何点か質問してまいります。
 まず1つ目のわかふじスポーツ大会の参加状況でございますが、ことしの参加は、いろいろな競技に90人、昨年が98人、それから一昨年は94人ですか、多くの参加だという答弁がありましたが、17競技もあるとは私の認識不足でした。それで私も少し調べてみましたら、県内で約3300人ほどの選手が出場したということで、このような大会には、いろいろな障害、また程度、多種多様な中から、これだけ多くの選手が頑張っていることに改めて熱い感動を覚えて、心より拍手を送りたいなと思っておりまして、この参加状況についてはわかりました。
 次に、わかふじ大会の参加者への支援でございます。先ほど市長も述べていただきましたが、県と県障害者スポーツ協会が主に主催をすると。それで富士市にしてみれば、プログラムとゼッケンなんかの配付をしているよ、こういう支援を行っているよということを聞いたわけですけれども、ここでお伺いいたしますが、わかふじ大会などの支援はわかりましたが、出場者への励みになるような支援というのはあるのでしょうか、伺います。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 今の県大会であるわかふじ大会は該当しないんですけれども、パラリンピック、あるいは国際大会、全国大会、また中学生以下につきましては、東海大会へ出場する選手につきましては、競技会に出場する選手の栄誉を称え、そしてスポーツの振興、それからスポーツ活動に対する意識高揚を図る目的で賞賜金の交付をしております。本年度ですけれども、リオパラリンピック、あるいは全国障害者スポーツ大会等で、既に7人の障害者スポーツを行っている選手に賞賜金の交付をしておるところでございます。それから、全国大会等に出場して優秀な成績をおさめた選手が市長、教育長に表敬訪問する際には、報道提供させていただくとともに、市のウエブサイトでその模様を掲載しまして、その大会での活躍を称えまして、多くの市民の方にお知らせをしているところでございます。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 今、部長の答弁をいただきました。確かに参加した人のそういう栄誉を称えるということは非常に大切なことで、優勝または入賞した人が市長のところへも表敬訪問したというのは新聞等々で出ております。こういう人たちの励みになりますので、こういう支援はぜひ引き続きやっていただきたいなということは要望しておきます。
 次に、大会参加以外に障害を持っている人たちがスポーツや運動に参加する、楽しめる環境の整備についてでございますが、ふじし障害者プランの現状と今後の計画の中で、福祉の観点では、富士市は、富士市障害者計画に基づいた自立や自己実現のためにいろいろな施策を行っているということでありました。私も何回か見学にも行きました。三福祉団体スポーツレクリエーションだとか、6月26日に富士市手をつなぐ育成会など5団体の協力の大会も見てまいりましたが、すばらしい大会であったと思っております。私の地域の方も何人か家族ぐるみで出ていました。話を聞きましたら、いや、楽しかったよ、久しぶりに腹から笑ったよ、いい汗をかいたよ、ストレスが吹っ飛んじゃったよなんていうような非常に高い評価をいただいたときに、私もやっぱりいい計画だなと、このようなことを思っていました。また、先ほど答弁にもありましたように、障害者が社会生活を送るために必要な技能の修得だとか、それから、9つのカルチャー講座をやったり、またバスの借り上げをやったりと、私が思っていた以上のきめ細かな支援施策に対しては本当に評価できるものだなと思っています。今後とも、このような手厚い細かな支援をしていただくことを要望しておきます。
 次に、富士市スポーツ推進計画後期計画の障害のある人のスポーツ推進の現状と今後の計画についてお伺いをいたしますが、10月8日の富士市民エンジョイスポーツデーでございますけれども、私も非常に楽しみにしておりました。これは先ほどの答弁のように、市民の皆さんが障害者スポーツをより理解していく一番いい機会になったのかなと思っておりました。山口選手はパーパスに勤めているようですけれども、彼のジャンプも見たかったですし、ボッチャの杉村さん、あの方のあれも見たかったですけれども、雨で流れちゃったということなんですが、そのかわりことしは手のひら健康バレーを実施するということで、障害者に対するスポーツ教室もたくさん開催する計画があるんですが、この後にスポーツを楽しめる環境づくりに取り組みますとあるんですけれども、具体的にはどのようなことが計画されているのかをお伺いいたします。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) スポーツを楽しめる環境づくりということなんですけれども、今の障害者の方を対象としたスポーツ教室の開催、それによって、スポーツをするんだよという環境づくりだけではなくて、スポーツを見ることも環境づくりの大切な要素なのかなと思います。例えば12月30日に富士山女子駅伝がありますけれども、大学陸上の女子のトップ選手が走る姿を間近で見られる、そして、走るスピードであるとかその姿に共感して夢と感動をもらえるのではないかなと思います。駅伝ですので、たすきに込められた選手1人1人の思いを感じてもらえるのかなと思っています。このように、トップ選手の姿を直接見て、大きな感動や活力をもたらすことが、障害のある方もない方も一緒になって楽しめるのがスポーツではないでしょうかということで、富士山女子駅伝の開催もスポーツを楽しめる環境づくりのうちの1つではないかと考えております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 確かに部長がおっしゃるように、やる人ばかりではなくて見ることが大事、夢と感動を、特に富士山女子駅伝は第4回目でございますが、私たちもサポートとして出るわけですけれども、あの沿道で、例えば障害があった人でも車椅子等々で行けるような環境整備というのも必要だと思いますし、また、やる側と見る側が同じものを共有できるということで、非常にいいなと思っております。スポーツには、参加する楽しみもありますけれども、見る楽しさも大切だということは十分わかります。私が障害者スポーツに興味を持って質問をするということは、以前にエコパスタジアムで障害者の車椅子のバスケットを見たときに、御存じでしょうけれども、選手同士が車椅子同士で闘志を出し合ってぶつかるわけです。どかんと物すごい、あのぶつかる迫力に震えというか、感動を覚えたことを今思い出します。
 富士市で障害者スポーツを誘致して大きな大会をやるということはなかなか大変だとは思いますけれども、たまたま私は平成24年に、スポーツ振興課が実施しましたスポーツ吹き矢へと体験入会をしまして、それから正式に入会して、現在もスポーツ吹き矢をやっているわけですけれども、このスポーツ吹き矢は、障害者の車椅子のバスケットもそうですけれども、健常者も、障害を持っている方も、同じルールの中で戦えるということがすごくいいなと思っています。10月には全国大会が東京で行われたわけですけれども、そのときは、もちろんサポートがつくわけですけれども、視覚障害者の方も出たように聞いていますし、毎年私たちがやっているこの県大会の中でも何人かの車椅子の方が健常者と一緒にやられているわけでございます。私たちの吹き矢も市内に大きな団体が4つあって、市立高校だとか、富士川体育館なんかで県大会をやっているんですけれども、こういう障害を持っている方も参加できるような全国大会の開催を試してみたらいかがでしょうか。大きな計画であると思いますが、お伺いをいたします。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 今スポーツ吹き矢のお話が出ましたけれども、富士大会は、昨年まで市立高校で開催していて、ことしは富士川体育館で第6回を開催したと伺っておりますけれども、県内の数多くの自治体から100人を超える選手の方が集まって盛大に開催されたということを伺っております。大会につきましては、富士市と富士市教育委員会も後援をさせていただいているんですけれども、日本スポーツ吹矢協会が富士市内で全国大会を開催するということになれば、会場の確保を含めて最大限の御協力はさせていただきたいと思っております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 部長の答弁にあるように、今まで県大会を、富士市立高校、それからことしは富士川体育館で、非常に環境のいいところでやらせていただきました。年々人数がふえていまして、今度は来年の国体も、再来年も、デモンストレーションで吹き矢はこの大会へ参加をするということで、もう国体の準備委員会のほうで決まってまいりましたので、これはもちろん協会も含めて邁進をしなければなりませんけれども、こういう計画ができたときにはぜひ御支援を願いたいなと思っております。これは終わります。
 3つ目の障がい者スポーツ指導員の現状でございますが、お手元に静岡新聞の切り抜きがございますが、10月9日に、たまたまそんなことを僕が思っていましたら、ちょうどこれから2020年のオリンピック・パラリンピック、特にパラリンピックの障害者スポーツの視野を広げるためにはどうしても指導者が必要だよと、こんなものが出ていたわけです。実は私も指導員として頑張らなきゃと思って、インターネットでいろいろな情報を見ましたら、静岡県がやられているのは12月10日からで、私は申し込みをして行くわけですけれども、もう少し早ければ行ってきた内容をちょっとお知らせしたわけですが、12月10日から3日間にわたって18時間ほどの講習を受け、市長のおっしゃったような初級の障害者スポーツ指導員に初めてなるわけでございます。一生懸命努力してやっていきたいと思います。この中で、富士市では26人ですか、今、本市議会ではユニバーサル就労の条例化を目指して検討会を開催しております。このことも非常に必要でございます。障害を持っている方が就労をする、外に出る、働く喜び、これも非常に必要だと思います。もちろんです。それと同時に、こういう障害を持っている方もスポーツを楽しむ、できなくても見て楽しむことがあってもいいんじゃないですか。こんなことを私も思っているわけでございました。
 たまたま10月13日のNHKの国会中継を見ていました。参議院の予算委員会でしたけれども、無所属クラブの薬師寺さんという女性の議員でしたが、この方が障害者スポーツについて質疑をしていました。これは国会から議事録をとっていただきましたけれども、はしりだけ読ませていただきますと、まず、総理、お尋ねをいたします。これは薬師寺議員が総理に対しての質疑でございます。総理は障害者スポーツを体験なさったことはございますでしょうか。お願い申し上げます。こう言ったらば、内閣総理大臣(安倍晋三君)と書いてある。体験したことはございませんが、先般もパラリンピック、リオのパラリンピック、障害者バスケット等を観戦させていただいたところであります。障害者バスケットを描いた、これは漫画でありますが、「リアル」という漫画のファンでもございますと答えたわけで、このいろいろなやりとりの中で、国務大臣も、全国障害者スポーツ大会は、障害のある選手が競技等を通じスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加の推進に寄与することを目的として、全国大会を開催するものでありますという答えも出ています。市長が先ほど答弁したように、社会の人たちに認めてもらえる、また自立、自己実現、やっぱり同じことを言っているわけですね。ただ、僕がうんと気になったのは、このときに平成28年度の障害者白書では、身体、知的、そして精神障害者等々合計いたしましたら860万人いると言われております。これは単純計算で申し上げますと、国民の15人に1人が何らかの障害を持っているということになりますということもここに出ているわけです。非常に多くの人たちがこういう中で一生懸命生活をし、働く喜び、またスポーツを見る喜びを期待しているのかなと思っているわけでございます。このときの最後のところに、内閣総理大臣は、同じように、障害者のスポーツ振興を図ることは障害を持つ方々に対する理解を深めていく、このようなことがずっとここに長々4枚に出ていますので、これもまた参考にできると思えば、コピーしてお渡しいたしますから、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
 この結論を全部しますと、障害を持つ人も楽しく人生を送る権利はもちろんあるわけで、そのために、では我々がひとつ何をするかといったら、個々に違いますけれども、1人1人ができること、その人たちにできることを小さいことでもいいからサポートしてあげるということが一番重要なことだなと思っています。1つ1つの、1人1人がサポートをするということは、やはり皆さんやることは違いますけれども、私が読んだ本で、奥村久美子さんという方の「一人一秒のプレゼント」というのがあるんです。これは障害を持っている子どもが、クラス対抗のマラソンをやったときに、足が非常に悪いその子が対抗リレーには出ないよと言ったら、その仲間が、いいんだよ、俺たちが1秒ずつ早くすればこの子をカバーできるんだよと、簡単に言えばこのようなことなんですが、やっぱりこのことが大切だと思うんです。大きな大会に出る人はそれなりの支援だとか会場等が多少あるでしょうけれども、そうでない大会以外に出る方が、民間の中で、その地域の中で、スポーツをみんなと一緒に少しでも楽しめる環境をつくるということが私が言わんとしていることだったものですから、長々とパラリンピック、オリンピックの話もしましたけれども、やっぱり本来は生きていくための人間の権利であるということ、これは私も忘れてはならないと思いますし、市長の答弁でもいろいろありましたので、私もこのことを十分心に命じながら、これからも1つ1つ、このことについて、講習に行きながら、また機会があるごとにこういう場で質問をし、いい答弁をいただければなと思って、障害者スポーツの普及に関しては終わります。
 次に、風邪予防対策と学校保健にあいうべ体操導入についてでございますが、初めに、給茶機の導入についてですが、先ほど答弁がありました。これは皆さんは知っていると思うから、あえて私はよそうかなと思ったんですが、先ほどちょっと出ましたが、実は平成17年当時、私が今います市民クラブ、当時の市民クラブの亡き渡辺孝議員が、農協出身ということもありまして、新聞や「めざましテレビ」で給茶機のことをやっているよという話があり、その当時の内山財産委員会で、京都府宇治市、小倉小学校へ視察に行ってまいりました、これが給茶機を入れるきっかけになったわけでございまして、それを知っている方は半分ぐらいいますけれども、それ以後の議員の方がいましたので、改めて給茶機に対しての説明をさせてもらおうかなと思って、くどいようですけれども、この視察に行ったときには、もう既に全校にこの給茶機の整備がされているということでした。宇治市内の小中学生は、学校へ行きますとまず給茶機のお茶でうがいをして、お昼はお茶を飲み、帰りにもう1回うがいをして帰る、こういうようなことを視察してまいりまして、その後平成18年11月に、先ほども答弁にありましたけれども、渡辺孝議員がこのことに対して、何とか給茶機を入れてくれないか、このようなことを言ったことを覚えています。議事録をよく読み返してみますと、このときにはもう既に東北大学の栗山進一助教授チームが、お茶が脳梗塞や循環器、また痴呆症による死亡率が著しく低くなるよとか、こういうような研究成果が出ているよということもそのときに紹介していましたし、食中毒の予防や脳の活性化、また風邪、インフルエンザの予防効果もあるよ、だから富士市でも給茶機を導入したらどうかというような質問をしたことを覚えております。市長も、そのときには同じ市民クラブの会派でございましたので、よく覚えていると思います。その結果、先ほどの報告にありましたように、平成19年6月に神戸小学校、青葉台小学校に導入されました。また、このことにつきましては、渡辺孝議員が亡くなる前の平成21年9月に、それから平成26年11月定例会では渡辺俊美議員がほかの小学校にも導入できないかという質問をいたしております。
 これらの答弁から考えてみますと、約10年が過ぎたわけで、先ほどの答弁の中では5校に10幾つが入っているということでございますが、どうでしょうか。これから毎年1校ずつ――たしか35万円と、お茶代と検査料で8万円かかるという話ですが、1年に1校ずつでもいいですから、着実に整備ができないでしょうか、お伺いいたします。
○議長(影山正直 議員) 教育次長。
◎教育次長(畔柳昭宏 君) 給茶機につきましては、今寒い冬場ということで、児童にもよく利用されているというふうに伺っております。答弁にもございましたけれども、昨年度につきましては、これまで2校に集中しておりました給茶機の利用状況なんかも見た中で、新たに2つの学校に振り分けて配置をして利用できる学校を広げてきたという経緯がございます。また、本年度につきましては、御寄附をいただきました給茶機1台を含めまして2台を新たな1つの小学校に設置することができました。
 議員からもお話がありましたが、経費面などから1度に設置できる台数には限りがございますので、引き続き学校の希望ですとか利用の状況なんかを確認しながら、小学校を中心に順次導入を考えてまいりたいというふうに思います。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 確かに1年に1つずつというのが理想なんですけれども、ただ、教育次長、学校へと聞いて、いや、俺のところは要らないよなんていう学校はないと思いますよ。入れてくださいと、こういうふうに思いますけれども、やっぱりこれは学校との相談ですから、ぜひ学校と相談しながら、1年に1台ずつということではありませんけれども、なるべく全校に行き渡るような努力をしていただきたいなと思います。給茶機については終わります。
 風邪、インフルエンザについてですけれども、2日の新聞ですから、12月1日に県内もインフルエンザが流行入りと発表になりましたね。昨年、富士市内の学校で、インフルエンザによる学級閉鎖は何校あって、何人ぐらいの欠席だったんですか、ちょっとお伺いをいたします。
○議長(影山正直 議員) 教育次長。
◎教育次長(畔柳昭宏 君) 平成27年度におけます風邪、インフルエンザによります学級閉鎖の数でございますが、小学校が88学級、中学校が11学級、合計で99学級でございました。また、インフルエンザによる出席停止の児童生徒数でございますが、小学校で3380人、中学校で927人の合計で言いますと4307人でございます。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) 昨年度で99学級が閉鎖、小学校、中学校の生徒もこれだけの件数があるわけですね。12月2日の新聞だと、ことしは既に焼津市の小学校でインフルエンザで閉鎖されたとなっています。僕はこの新聞を見て初めてわかったんですけれども、何で流行入りと発表するかというと、定点数というのがあるそうですね。この新聞を読みますと、全国で約5000の医療機関が1週間ごとに、受診した患者数を報告して、その医療機関で割ったものが1より下だとまだ発表しない、1を上回ってしまうと流行の兆しだよと発表するということで、県では139カ所で、富士保健所へちょっと聞いてみましたら、富士医療圏の中では、15の診療所、病院だそうです。12月4日に僕は聞いたんですが、15の中でもう既に1を上回って、定点数というのは1.33になっていると。県に聞きましたらば、県全体では1.45、富士保健所管内だと1.33ということで、もう既にインフルエンザの兆しが非常に出ているということでありました。ここに今資料を渡しましたあいうべ体操は、市長は答弁で言われましたので、それ以上は言いませんけれども、SBSあたりで12月2日ぐらいにやっていたそうですし、最近、静岡県のテレビ局なんかもこれを結構取り上げて、要するに、先ほど言ったようにお金がかからない、場所がかからない、いつでもどこでもできます。ぜひこの辺は導入していただいたらいいのかなと思っています。
 このことは学校教育のことがありますので、教育長に1つだけ聞かせていただきますが、昨年も、4階か5階ぐらいですか、市役所の中でも非常にインフルエンザがはやっていまして、マスクをした人が大勢いましたね。たまたま行政が麻痺をしなかったわけですけれども、やっぱり市民の皆さんと応対するわけですから、市役所へと行ったら風邪がうつっちゃったよなんていっては困りますので、市役所の職員の皆さんもこのあいうべ体操をやっていただければいいと思うんですが、教育長、先ほど言いましたように、昨年度はこれだけの学校、99学級もなっているわけです。中学生でもこれだけ、927人も出席停止になっているわけですよ。特に中学3年生は受験を控えているわけですね。毎年この受験時期になってくると、ちょうど1月、2月、あの辺が一番風邪のピークになって、それでマスクをしながら、体調を崩して受験に行った、また受験を休んだなんていうことをよく聞きます。
 議長にお許しをいただきましたので、これはこの体操の本なんですけれども、880円です。この本は、僕もこの一般質問をするのに、1カ月ほど前に大きな本屋をいろいろ探しましたけれども、なかなかありませんで、注文してとってもらうようになりました。この中には先ほどありましたあいうべ体操もありますけれども、それ以外にも、ぜんそくの改善にもなるとか、いろいろなものが出ています。病院長がいるから、余り医学的なことを僕が言うとそれは違うよなんて言われちゃいますので、これをやれば非常に早目にインフルエンザには効果が出るということですので、ぜひこういうことも踏まえながら、この機会に学校で導入したらというか、やってみたらどうでしょうか、この辺について教育長に1つだけお伺いいたします。
○議長(影山正直 議員) 教育長。
◎教育長(山田幸男 君) ことしも風邪、インフルエンザの流行期に入ったというような報道もなされております。また、きょうの新聞だったでしょうか、県内の西部のほうの小学校だったでしょうか、インフルエンザで学年閉鎖もされたと、こんな報道もなされております。
 児童生徒のほうですけれども、私たちが子どもの時分と比べて、風邪、インフルエンザ等への予防の意識というのが、議員御承知のとおり大分高くなってまいりました。うがい、手洗い等々予防への意識も大変高まってきていると。これは家庭の御指導、それから学校での指導等々もろもろの成果かなとも思いますし、また、日本という社会がひとつ成熟をしてきているあかしかなというふうにも思います。きょうはあいうべ体操を御紹介いただきまして、お金もかからない、それから小学1年生から中学3年生まで誰でも簡単にできるというような利点もございますし、せっかくよい機会でございますので、早速学校のほうに紹介をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 23番川窪議員。
◆23番(川窪吉男 議員) いろいろ聞いてみますと、富士市内でも地域でのサークルですとか、うちのほうの養護教諭の先生がもう既に大きな絵を描いて、あ、い、う、べと、べー、べー言っているわけではありませんけれども、これをやっているところもあるようでして、とりあえずきょうこれを持って帰って、お風呂でやると一番いいと言っていましたので、部長、皆さん方に、お風呂に入りながらぜひやっていただければと思っております。このことが風邪予防につながれば幸いだと思っております。
 最後の講習会、セミナーでございますが、今井先生へ電話いたしましたら、いつでも来るよということも言ってくれました。福祉大会ですとか健康まつりですとか、そういうときに講演会なんかをやっていただくと、またこれは富士市歯科医師会との連携もと言っていましたので、その辺もあるでしょうけれども、その辺を検討しながら、そういう機会があるときに、講演会、またはセミナーを開かれたらいかがでしょうか。
 このことで私の質問は終わっておきますが、最後になりましたけれども、先ほど午前中には遠藤議員が孫さんの話をしましたけれども、私は前々から非常に気にかかっていた言葉がありまして、それは僕がよく愛用しているジャパネットたかたの高田明さん、今度社長を交代いたしましたが、あの方が、伝えると伝わるは違うと。この商品が幾らよくても買う側に伝わらなければ商品は売れない。行政も同じだと思うんです。幾らこれやれあれやれと言っても、理解ができない、おまえがわからないのではなくて、言っている側が理解をするような言い方をしていない、こういうことをよく言われます。私もうちの中で、女房に、おまえ、言っただろうと、理解ができない、それでけんかになることがよくあります。私ももう1度原点に返りながら、伝える、伝わるというこの言葉の重さを感じながら、これからも議員として邁進してまいりたいと思います。
 終わります。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野智昭議員。
              〔2番 佐野智昭議員 登壇〕
◆2番(佐野智昭 議員) 許可を得ましたので、さきに通告をさせていただきました健康づくりやまちの活性化などに効果のある歩くに視点を当てた歩きたくなる、自然と歩いてしまうまちをつくるための仕掛けや仕組みづくりについて一般質問を行わせていただきます。
 また、議長より許可を得まして、本日配布させていただきましたA3判の資料には、今回の質問の流れに沿って詳細を整理してありますので、そちらもあわせてごらんいただきたいと思います。
 歩くことによって得られる効果、効用は、健康づくり、精神面の安定、脳の活性化、地域づくり、まちの活性化、環境の保全など多様です。とりわけ健康面では、生活習慣病等の予防になり、それに伴い医療費の抑制につながるとされています。国でも、歩くことを取り入れた政策が進められており、健康増進法に基づき策定された国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針である健康日本21(第二次)には、1日の歩数が数値目標として設定されています。また、国土交通省では、重点的施策としてコンパクト・プラス・ネットワークが掲げられ、歩いて暮らせるまちづくりを推進しています。さらに、内閣府地方創生推進事務局では、12の地方公共団体等をスマートウエルネスシティ総合特区に指定し、自律的に歩くを基本とする健幸なまちの構築を進めています。そして、指定された地方公共団体では、歩いて暮らせる条例の制定、他分野の各種計画に健康の視点を導入するための指針となる歩いて暮らせるまちづくり構想等の策定、それらに基づく各種施策の充実などにより、健幸長寿社会の創出に取り組んでいます。
 一方、本市について見ますと、都市計画マスタープランでは、過度に自動車に依存せず、誰でも安全、快適に移動できるまちづくり、過度に自動車に依存しない交通体系の構築が目標として掲げられ、各種施策が示されています。さらに、まちなかまちづくりにおいては、人がつながり、まちがつながる、歩いて暮らせる楽しい「まちなか」がコンセプトとして設定されています。また、健康ふじ21計画?の運動分野の目標の1つとして、1日1万歩以上歩く人を増やすが設定されています。そして、健康ふじ21アクションプラン後期計画の取り組みとして実施しているふじさん青春度指数・ふじさん青春マイレージの中には、健康づくり行動として、歩くに関連する項目が3つ示されているほか、+10の普及と一万歩コースの紹介が取り組み内容として示されています。さらに、スポーツ推進計画後期計画では、スポーツ施設等の整備・活用の中で、一万歩コースの活用、検討が施策の方向性として示されています。そのほか、具体的な取り組みとして、ウオーキングに関するイベント、講座などやウオーキングコースの設定もされています。
 以上のように、本市においても歩くに関連する政策、施策等が展開されているところでありますが、超高齢社会を迎えるに当たって、歩くことによって得られる効果、効用をさらに大きなものとするための政策、施策等の充実が必要ではないかと考え、以下、質問いたします。
 (1)スマートウエルネスシティの概念を取り入れ、歩きたくなるまちづくり、自然と歩いてしまうまちづくりを政策として推進していくことも有効であると考えますが、いかがでしょうか。
 (2)ふじさん青春マイレージについて、歩くことを重視した改善は考えられないでしょうか。あるいは、歩くことに特化したウオーキングマイレージ等を実施する考えはないでしょうか。
 (3)各地区に、歩く健康づくりや郷土の歴史探訪などを目的とする22の一万歩コースが設定されていますが、利用率や周知度は極めて低いように感じます。スポーツ推進計画後期計画にも施策の方向性が示されていますが、今後、利用を促進するためにどのような取り組みを行っていくお考えでしょうか。
 (4)歩く機会をふやすことにもつながる公共交通の利用促進のためのモビリティ・マネジメントは、公共交通自体の充実とあわせて重要な施策であると思いますが、今後どのような取り組みを行っていくお考えでしょうか。
 (5)地域の特色や資源を活用し、観光振興に結びつけるとともに、市民にとっても興味を持って楽しく歩くことができるように、(仮称)ふじの道50選などを指定し、魅力ある道づくりを進めていくことを提案しますが、いかがでしょうか。
 以上、5項目について、1回目の質問とさせていただきます。
○議長(影山正直 議員) 市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、健康づくりやまちの活性化などに効果のある歩くに視点を当てた歩きたくなる、自然と歩いてしまうまちをつくるための仕掛けや仕組みづくりについてのうち、スマートウエルネスシティの概念を取り入れたまちづくりの推進についてでありますが、スマートウエルネスシティとは、個々人が健康で生きがいを持ち、安全・安心で豊かな生活を営むという概念のもとまちづくり政策を進めるものであり、国の総合特区の指定を受けた全国の自治体においてさまざまな取り組みが行われております。
 スマートウエルネスシティでは、歩道、自転車道等の交通インフラの充実などハード面での環境整備と、住民の健康行動の促進を図るためのソフト事業などを総合的に進めることによって、健康に無関心な人でも意識せずに、ふだんの生活の中で健康づくりの実践や継続をすることができ、また、外を歩くことによって社会とのつながりを維持する仕組みをつくるものであります。このように、自然と歩いて暮らせる環境を整えることは、少子高齢化、人口減少が急激に進む中、高齢になっても地域で元気に暮らせる社会の実現を目指す上で大変有効な取り組みであると認識しております。
 次に、ふじさん青春マイレージの歩くことを重視した改善とウオーキングマイレージ等の実施についてでありますが、ふじさん青春マイレージは、市民の健康づくりや疾病予防のための生活習慣改善の取り組みと、積極的な社会参加を促すことで、日々生き生きと生活する青春度、健康度の向上を図ることを目的として昨年度から実施しております。マイレージのポイントとなる行動は、元気で長生きするためには、運動と食生活に気をつけることに加え、地域行事やイベントへの参加、ボランティア活動などの社会参加をすることが重要であるという県が行った研究結果をもとに決定いたしました。マイレージでチャレンジする健康づくり行動につきましては、若者から高齢者までさまざまな方が自分の身体状況に合わせて主体的に取り組めるよう、ふじさん青春度指数によりみずからの生活習慣を振り返り、自分で決めていただいております。
 本年度上半期にマイレージを実施した方の3つの健康づくり行動の内容を見ますと、運動に関することが47%、体重測定や歯磨きなど体に関することが26%、食生活に関することが21%で、約5割が運動に関する取り組みを選択している状況でありました。今後は、ふじさん青春マイレージシートに歩くことの効用等を掲載するなど、運動について、特に歩くことにチャレンジする人がふえるような取り組みを考えてまいります。ウオーキングマイレージ等につきましては、現在行っているふじさん青春マイレージ事業の中で進めてまいりたいと考えております。
 次に、一万歩コースを利用促進するための取り組みについてでありますが、一万歩コースにつきましては、昭和61年に健康増進と地区史跡の再発見をテーマに、身近な場所で誰もが気軽に運動ができるよう、伝法地区に設置して以来、現在までに22コースを設置しております。地区の要望を基本に設置したコースの利用状況につきましては、地区のウオーキングイベント等で利用されていることはもちろん、地区の皆さんの日常のウオーキングコースとして利用されていることが多く、本年度3コースのウオーキングマップを増刷する予定であります。
 当初は地区住民の方の利用を想定しておりましたが、他地区のコースも利用していただけるよう、コース名、時間、歩数などを記録するぶらり歩こうかスタンプカードを用意しております。このカードに各コースのオリジナルスタンプを10個集めてスポーツ振興課に提出していただくと、認定証と記念品を受け取ることができ、年平均で100人程度の方に利用していただいております。さらに、コースを設置している地区まちづくりセンター、フィランセ、富士体育館、中央図書館などに22の一万歩コースが表示してあるパネルを掲示しております。今後は、既存のコースにつきましては、誰でもわかりやすいコース案内看板に改めるとともに、新たなコースを設定するなど、健康増進と地区の史跡の再発見に貢献できる一万歩コースを広く周知し、利用促進に取り組んでまいります。
 次に、歩く機会をふやすことにもつながる公共交通の利用促進のためのモビリティ・マネジメントにおける今後の取り組みについてでありますが、全国的な動向として、公共交通の衰退に歯どめがかからない状況にある中、本市におきましても、過度にマイカーに依存した生活から、徒歩、自転車、公共交通などを賢く使い分ける生活にシフトすることを目的に、公共交通の利用促進を図る事業に取り組んでおります。具体的には、家族で公共交通機関を利用し、市内の幾つかのポイントをめぐるワンデイ・トリップ・チャレンジャーや、バス運行事業者と協働で出展などを行うバスの日イベントの実施、また、適切な移動手段を考えていただくかしこいクルマの使い方に関するパネルを富士市環境フェアへ展示するなど、さまざまな取り組みを行っております。このうち、平成19年度から実施しているワンデイ・トリップ・チャレンジャーにつきましては、応募数も年々増加しており、事業実施後のアンケートでも公共交通利用に関する意識に変化が見られるなど、一定の効果があらわれております。また、新たな視点として、本年度からワンデイ・トリップ・チャレンジャーの応募対象を従来の親子から高齢化社会に即した3世代優先としており、今後はより市民ニーズを反映させた効果的なものにするため、過去の参加者へのアンケートなども含め、実施内容を検討してまいりたいと考えております。
 このようなモビリティ・マネジメントが自動車利用を抑制し、歩く機会がふえることによる健康の増進、環境や安全への好影響などにつながるものと認識していることから、他市の事例を参考にし、新たな施策についても研究してまいります。
 次に、(仮称)ふじの道の指定と魅力ある道づくりについてでありますが、本市では、22の一万歩コースに加え、間宿岩淵周辺の散策コースを初め、吉原宿を中心とした東海道や、原田、吉永地区の湧水をめぐるコースなど、地域の歴史や文化、自然を観光活用したさまざまなウオーキングコースを設けております。また、このほかにも既に多くの観光客でにぎわう富士山しらす街道や昨年7月に設定した富士山登山ルート3776など、本市の観光プロモーションを担うルートが存在しております。これらのコースやルートには、それぞれの個性や特徴に合った楽しみ方や工夫が施され、魅力ある道づくりを進めておりますので、御提案の(仮称)ふじの道の指定までは考えておりませんが、それぞれの道を広く発信し、より効果的に活用されるよう取り組んでまいります。
 御指摘のとおり、歩くことの効用は非常に大きいと認識しておりますので、市民の皆様の心身の健康づくり、生活習慣病の予防、介護予防などにつなげられるよう、気軽に楽しく、安全に歩ける環境づくりに努めてまいります。
 以上であります。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) 今回の質問に対してかなり前向きな御回答をいただいたのかなというふうに思っておりますけれども、御答弁をいただきました内容につきまして再質問を行わせていただきます。
 今回の質問のきっかけとなりましたのは、本11月定例会に上程されて、本日可決をいたしました富士市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定ということであります。国民健康保険税の値上げの原因の1つにもなっております医療費の増大、その抑制につきましては、国民健康保険だけの問題ではなく、本市全体として取り組んでいかなければならない重要な課題であって、その対策の1つとして、生活習慣病等を未然に防ぐ、予防すること、市民の皆さんの健康づくりに力を入れていくということが必要ではないかということであります。そして、その生活習慣病等の予防、健康づくりへの効果が確認されていて、そのほか、この資料にもいろいろ整理をさせていただきましたけれども、認知症の防止だとか、地域づくりだとか、まちの活性化など多様な効果、効用が期待できる、歩くに視点を当てた政策や具体的な施策等を充実していくことが、今後富士市にとっても重要なことではないかなということで、今回質問をさせていただいたわけであります。
 今、御答弁をいただきました内容について1つずつ再質問をさせていただきたいと思うんですけれども、(1)のスマートウエルネスシティの概念を取り入れた政策につきましては、全体のことでありますので最後にさせていただきまして、(2)のほうから再質問をさせていただきます。
 ふじさん青春マイレージの改善ということと、ウオーキングマイレージの新たな実施という点であります。先ほど市長の答弁の中では、今のふじさん青春マイレージを歩くことにもうちょっと視点を置いてこれから検討を考えていくというような御答弁であったかと思います。ぜひその方向で改善等も御検討いただきたいなというふうに思っております。そういう中で、私も考えたものがあるものですから、ちょっとお話しさせていただきますと、ふじさん青春マイレージを改善する案ということで、現在、ふじさん青春マイレージの中ではボーナスポイント行動というのがあって、また、毎日の歩数を記入してグラフ表にするという機能もあるので、それらを生かして、例えば1カ月、1日平均8000歩とか5000歩を歩いたらそのボーナスポイントが加算されるだとか、あと、ウエブサイトの中には青春バーチャルウオーキングコースというのもありましたので、それを達成するとボーナスポイントが加算されるというような改善の仕方があるんじゃないかなというのが1点。
 もう1つは、ふじさん青春マイレージの中で、先ほどの毎日の歩数を記入したグラフ表をつくるというのがあるものですから、その機能をさらに発展、改善させて、ふじさん青春ウオーキングマイレージということで、歩数に応じてポイントを付与して、ポイントに応じていろんな景品を贈ったりといったようなこともできないかなというふうに思うんですけれども、改善の方法としてそんな方法はどうかななんて思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 保健部長。
◎保健部長(青柳恭子 君) 改善の方法としていろんなものを御提案いただきまして、ありがとうございました。ただ、歩けない方にも配慮して青春マイレージをやっていきたいということがありますので、ほかの取り組みとのバランスも考えながら、歩くことについてどんなインセンティブが考えられるか、また総合的に考えてまいりたいと思います。
 それと、歩くことに特化したマイレージにつきましては、青春マイレージが始まってまだ2年目でございます。それで、そこにまた新しいものをつけ加えるとなると少しわかりづらいかなというようなことも出てまいると思いますので、まずは青春マイレージの中で歩くことに少し特化したようなものを今御提案いただいたことも含めて考えていくような方向でと考えております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) わかりました。今の私の案も踏まえながらぜひ御検討いただきたいと思います。
 もう1点、ウオーキングマイレージに独立したものについてはまだ早いというか、とりあえずふじさん青春マイレージについて充実させていくということだったんですけれども、これは提案ということで捉えていただければいいかと思いますけれども、富士山登山ルート3776があるものですから、それにかこつけてというか、銘打って、富士山登山ルート3776ウオーキングマイレージというようなことで、歩く歩数によって富士山を何往復したかというポイント制にして、それに対して表彰したり、景品をというような工夫とかアイデアもできるのかななんていうふうに思いますので、それは私の御提案ということで話をさせていただきました。
 次に、一万歩コースの利用を促進するということで、広く市民の皆さんに利用を促進していただけるように周知を図っていくということ、また、わかりやすい看板に改善していただくというような御答弁をいただきました。この一万歩コースにつきましては、本当に各地区の身近なウオーキングコースということで、歩く健康づくり、地域の歴史探訪という目的で設置されていますので、ぜひ御答弁いただいたような形で改善等を進めていただければなというふうに思います。
 あと、具体的なことといたしまして、先ほど御答弁にもありましたけれども、案内板ですね。お手元に配付させていただきました資料の裏面でありますけれども、22コース、23地区の現時点での看板の状況を全て見てきました。私の勝手な判断ですけれども、老朽化していてコースがほとんどわからなかったという案内板がその赤い部分です。田子浦地区と神戸地区、富士南地区のものが本当にわかりづらい状況でした。それがかなり見づらかったというのと、ちょっとわかりづらいかなというのが黄色の原田地区、今泉地区、浮島地区でありました。そこが起点となって、コースの紹介、周知ということで重要な役割もあるものですから、当局でも調査をしていただいて、改善すべきもの、また新たに設置したほうがいいものについては早急に対応していただきたいと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) ただいま資料で御提供いただいた大変貴重なもので、私も全部を1度に見る機会というものはなかったんですけれども、実は毎年コースの看板であるとか、コース上の案内の掲示板とかの修繕費を確保しまして、徐々には整備をしているんですけれども、どうしてもたくさんのコース、看板等がありますので、こういう事態になっております。この状況をもとに実態をまた確認させていただきながら、来年度はどこを優先するかとか、その辺を見きわめまして、この一万歩コースをフルに活用していただけるように総合的に考えていきたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) ぜひお願いしたいと思います。
 それから、ルートの内容の点で、現在富士市には60を超えるまちの駅があるかと思います。ルート上にまちの駅を盛り込むことによって、利用する人はその途中でまちの駅に寄って休んだり、トイレを借りたり、道を尋ねたり、買い物をしたりということで、本当に楽しく快適に安心して歩けるようになるのではないかなというふうに思います。それでさらに利用者もふえていくのかなと思うんですけれども、現在のコースで、まちの駅を意識したコースというのは現時点であるんでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 今のまちの駅の話なんですけれども、一万歩コースはかなり古くからありまして、基本的にはその地区の史跡の再発見であるとか、そのポイントポイントを紹介しておりますので、恐らく今の段階ですと、まちの駅まで意識したものは、古いところについてはないんですけれども、例年こういう各コースを回るマップをつくっているんですけれども、新しいマップにはその新しい情報を盛り込んで印刷して配置をするようにはしております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) これからそういう改善をしていくコースについては、やはりまちの駅に寄ることで、先ほど申しましたようなトイレに寄れたりとかということもできるので、より利用しやすいコースになるのではないかなというふうに思いますので、看板を変えるだとか、新たにルートを見直すというときには、まちの駅もコースに入れるような形でコース設定をしていただくというのも利用者をふやす1つの要因になるのかなというふうに思いますので、その点も御検討いただきたいと思います。
 それから、各地区のウオーキングのイベントなんかにもこの一万歩コースがいろいろ利用されているというような御答弁をいただきました。各地区のまちづくり行動計画を見てみましたところ、一万歩コースについて記載があった地区は2地区でした。そういう中で、一方で、ウオーキング大会等の行事、イベントを実施事業に位置づけている地区というのが15地区ありましたものですから、再度要望という形になるんですけれども、各地区のウオーキング等に関するイベントには一万歩コースを活用していただくように市のほうからも呼びかけていただければなと思います。
 それとあと、先ほど御答弁いただいた中では、歩くことによってスタンプを10個集めて、記念品が贈られたりとかというようなことがあるという話です。私は、より多くの方に歩いてもらうきっかけをつくるということで、例えば今は10個のスタンプなんですけれども、3コースを歩いたら何か記念品が贈呈されるとか、緩和をしていただくことによって歩くきっかけがさらに高まっていくんじゃないかななんていうふうに思うんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 健康増進ということをテーマにしますと、例えば10コース歩かなくてもいいのではないかということでございますけれども、確かに1つ1つのステップといいますか、3コースで何かとか、段階も1つの方法かと思いますので、またそれもあわせて検討をさせていただきたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) ぜひお願いしたいと思います。
 次に、(4)の歩く機会をふやすことにもつながるモビリティ・マネジメントの今後の取り組みについてということで、現在も親子ワンデイ・トリップ・チャレンジャーとか、バスの日とか、環境フェアの中でもいろいろとそういう取り組みが行われていて、かしこいクルマの使い方のチラシなんかもつくって配布をしていただいているということでありました。あと、親子ワンデイ・トリップ・チャレンジャーについては、3世代ということで、さらにいろんな方々への参加ということで今後改善されていくというような御回答だったと思います。ぜひそういう方向で進めていっていただきたいというふうに思います。
 この間の12月3日の環境フェアのときに、今回のメーンとなるテーマがクールチョイスということで、交通の世界ではそれをモビリティ・マネジメントと言うということで、都市計画課の職員の皆さんが、車に依存した暮らしから、バス、電車、自転車、徒歩など、移動手段をその時々に応じて賢く使う暮らしへと変えていく、それによって二酸化炭素排出量の削減、健康づくり、交通事故の発生の抑制などにつながっていくということで、来場者の皆さんにアンケートを行いながら説明をしていただいておりました。そうした地道な取り組みもモビリティ・マネジメントの重要な一環であるというふうに思いますので、各種のイベントを捉えて、今後とも内容を充実しながら継続していっていただきたいなというふうにそのときに思いましたので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。そういう中で、本市の場合は事業所を対象としたモビリティ・マネジメントが効果があるのではないかなというふうに私は思っております。それには公共交通の充実ということが前提となるんですけれども、公共交通に関しましては、今、岳南都市圏パーソントリップ調査を踏まえた総合の交通計画を策定している中だと思いますので、具体的な内容には触れませんけれども、より利便性の高い公共交通に改善をしていっていただきたいということは要望しておきます。
 本題の事業所を対象としたモビリティ・マネジメントにつきましては、1つの手法として、商工会議所などを通じて、事業所を対象としたワンショットTFP、トラベル・フィードバック・プログラムなんかを実施したらどうかなというふうにちょっと思っておりまして、ワンショットTFPとは、自動車の利用を振り返っていただくための情報でありますとか、公共交通の情報などを提供するというのと、アンケートに回答していただくことを通じて1人1人の交通に対する意識や行動の変化を促すということで、モビリティ・マネジメントの代表的な手法の1つだということですけれども、1度だけアンケートをやるのでワンショットと言っていて、あと、何回も繰り返すことを標準TFPという言い方をしているようであります。ほかの自治体でも事業所を対象に実施して効果が上がっているというようなお話も聞きましたものですから、それは1つの手法ではあると思うんですけれども、企業を対象としたモビリティ・マネジメントの実施ということはいかがかということでお尋ねいたします。
○議長(影山正直 議員) 都市整備部長。
◎都市整備部長(渡辺孝 君) 今、議員から、トラベル・フィードバック・プログラム、TFPというんですけれども、その提案をいただきました。かつて富士市でも、平成24年ですけれども、こちらは岳南電車の沿線の住民、ですから地区を対象にしてTFPをやったことがございました。それはワンショットではなくてフルショットでやっておるんですけれども、手間がかかる、費用がかかるということで継続に至らなかったという経緯がございました。
 議員御指摘のように、簡易な方法、ワンショットであれば、事業所だけじゃなくて、地区とか、いろんな考え方があると思いますので、そういうことも新しい施策の1つとして考えていけるのかなと思っております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) ほかの自治体で効果が出ているというような話も聞くものですから、1回であれば、いろんな情報を提供してアンケートをやることで、それぞれ多くの方に意識をしてもらうということで有効かななんていうふうに思いますので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。
 それからもう1点、これはモビリティ・マネジメントの分野ではないかもしれないんですけれども、先ほどのウオーキングマイレージを事業所単位で実施したらどうかなというようなことを提案させていただきたいんです。富士市ではないんですけれども、実際に取り組んでいる事業所もありまして、そこでは3名1チームでエントリーを募って、期間を決めて、その期間中に日常生活の中で歩いた歩数を競うというようなもので、実際にやった効果としては、社員の健康増進に結びついたということはもちろんでありますけれども、それだけではなくて、通勤時に公共交通を利用するようになったとか、昼休みに連れ立って散歩をする姿が見られたとか、社内全体で共通の話題ができてコミュニケーションの活性化の一助になったというような効果もあったようであります。個々の事業所の問題ではあるんですけれども、例えば行政が音頭をとって、複数の事業所に取り組んでいただくというようなことで、富士市全体の健康づくりだとか、過度に自動車に依存しないまちづくりにもつながっていくのではないかなというふうに思いますけれども、そんな点はいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 保健部長。
◎保健部長(青柳恭子 君) 今、事業所でも特定健診、特定指導などは積極的に進めておりますし、それから、データヘルス計画は各健康保健組合にも策定が義務づけられていると思います。ですので、もしかしたらもう独自にそういったものをやっていらっしゃるところもあるのかもしれません。健康ふじ21を推進するに当たって、やはり事業所が多い富士市の取り組みとしては、各家庭とか国保の対象者だけではなくて、事業所に働きかけるというのが1つ大きな課題だと考えています。そこで、少しずつですけれども、事業所に対してそうした健康行動を進めていただくような切り口といいますか、アプローチも今行っているところですので、そういった中でまた事業所単位の健康マイレージについても御相談がけ等はできるかと思います。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) 中にはそうやって取り組んでいただける事業所もあるかもしれませんので、ぜひその辺も呼びかけをしていただければというふうに思います。
 それでは次に、ふじの道50選ということでありますけれども、御答弁の中では、既にいろんなコースは設定されていて、そのコースによって楽しめる工夫をして魅力あるまちづくりにつながっているというような御回答をいただきました。
 私は、ふじの道50選にこだわるんですけれども、今回50選というお話をさせていただきましたけれども、10選でも、20選でもいいというふうに思っています。全国的には、一般社団法人日本ウオーキング協会が美しい日本の歩きたくなる道500選ということで、日本の美しい四季と景観、地域の観光資源、歴史資源、文化遺産、食の道などを尋ね歩く目的で、国土交通省とか日本放送協会などの後援を得て、平成16年に選定をしているというようなこともあります。これらについては、現状において魅力的で歩きたくなるすぐれた道を選んでいるということですけれども、今回私が提案させていただきたいのは、すぐれた景観を有しなくても、また現在は魅力的でなくても、磨けば光る富士市ならではの楽しみ方ができる、魅力が潜在しているそのような道であってもいいのではないかなというふうに思っております。歩きたくなる道づくりを行っていくきっかけづくりとして、歩きたくなるふじの道50選というのを選定して、指定をしたらどうかなというふうに思っております。
 まちづくり課のほうで進めています受講生が富士市の未来に向けて実際に行動を起こしていくための実践講座、FUJI未来塾のことしの1つのグループが、歩きたくなる、夕方散歩できるまちへというようなテーマで検討をされているようであります。具体的には、吉原駅からふじのくに田子の浦みなと公園まで夕方散歩できるようにしようということで、いろいろなアイデアを出して、歩きたくなる散策道をつくっていこうということで取り組んでいるようでありまして、私は、今はそれほどでもないんですけれども、これからいろいろアイデアを出していけば楽しい道になるような道を選んでもいいのかなと思っています。
 私がフェイスブックで今回の一般質問の概要をアップしましたところ、富士市にも何度か御講演に来ていただいているかと思いますけれども、福岡県でまちづくりのコンサルタント、まちづくりコーディネーターをやっております今泉重敏先生からコメントをいただきまして、事例も紹介いただきました。その中で、内容としては、北九州市八幡西区楠北自治会区で取り組んでいる、それぞれの家や店、企業が、玄関前とか店舗前、オフィス前、工場の前を花とか竹細工、俳句、絵手紙などの個人の趣味や特技を生かして文化の薫り高い美しい空間に変えるということで、「通りの文化祭」一戸一美運動を行っていて、それが景観の向上とか健康づくり、きずなづくり、文化の向上につながっているというものでありました。そんな取り組みが富士市でも展開されると夢が膨らんでいいのかなというふうに思います。
 そのように、将来に向けて地域の方々も巻き込みながら富士市の魅力を引き出していって、活力を生み出していく、そういう動機づけにもなるのではないかなと思いまして、魅力的な歩きたくなる道がふえていけば、さらに観光、交流の振興にも発展をし、当然市民の皆さんもその道を尋ねて歩くということになり、歩くの効果、効用が増大していくのではないかなと思います。再度お尋ねしたいと思うんですけれども、歩きたくなるふじの道50選の取り組みを検討していただくということはいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 産業経済部長。
◎産業経済部長(成宮和具 君) 歩くことに関しては、その効能とか、それから自然と歩いてしまいたくなるような環境づくりというのは非常に大切だと思います。我々観光サイドの分野の話になりますけれども、見どころの散策という点に関しましては、歩きやすい道、観光の中にあります観光資源の磨き上げは当然のことなのでございますけれども、例えばこれから新たに50選であるとか100選とかということのまず指定ありきではなくて、議員も御承知だと思います。今既にたくさんのコースがございますので、そういったコースの中で、例えばここは健脚向け、上級者向けであるとか、家族向けであるとか、あるいはここの1つのところを区切りまして、ここなら一筆書きで帰ってこれますよとか、既存のあるものの再見直しといったものを少しかけたいなというふうに思っています。そういう中で、例えば積極的なウオーキングをする方もいらっしゃるでしょうし、観光的な見どころ散策をする方もいらっしゃる、また、一番数が多いのは日常生活の中で散歩をする方なのかなというふうに思っておりますので、それぞれの場合に分けて道の魅力を発信できればと思っています。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) 今、50選ありきではなくてと、積み上げの中で魅力を発信していくということだったんですけれども、私はちょっと考えが違って、まず50選を指定して、そこから地域の方々も取り込んでというか、協力していただきながら魅力を高めた道づくりを進めていく、そのきっかけ、動機づけとして指定したらどうかなというふうに思っているんですけれども、私の個人的な意見としてはそんな意見でありますので、またそういう50選の検討をテーブルに上げていただけるようでしたらぜひお願いしたいなと思います。
 それから最後に、全体的なことといたしまして、スマートウエルネスシティの概念ということで、非常に重要なことであるというような御答弁をいただいたかと思います。今、歩くをテーマとした仕掛けづくりとか仕組みづくりについて幾つか提案をさせていただきましたけれども、それらについては、歩きたくなる道、自然と歩いてしまう道に向けた一部の取り組みであるというふうに思っております。重要であるというようなことでありましたけれども、それを具現化していくために、歩くに重点を置いた政策事業を総合政策として位置づけて、全庁体制のもとに継続性を担保して進めていくということが必要ではないかなというふうに思っておりまして、そういう考えの中で、例えば歩いて暮らせるまちづくり条例などを制定して、歩くことに関する施策や健康づくりに対して、市を挙げて、そして市民の皆さんや企業の皆さんも巻き込んで取り組んでいくというような意思表示をするということはいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 保健部長。
◎保健部長(青柳恭子 君) 私は、条例をつくるというのは2つくらいメリットがあるかなというふうに考えております。1つは、歩くことを視点とした健康づくりとまちづくりを市として積極的に進めていくんだよということを理念として明確にできる、それを発信することによって市民の意識も変わっていくだろうというところです。
 ただ、条例化するというのはやはりそれだけ責任が伴いますので、責任を持たないよということではないんですけれども、現在いろんな施策を進めているということが今回わかりましたので、ただ、それを一本筋の通ったものとしてまとめていくことは、少し体系化するとか、再構築するという作業が必要かなというふうに感じました。まずそこのところを、健康寿命の延伸ですとか健康づくりの観点から、今やっている各担当の事業をさらに連携を深めて少し整理し直すようなところがまず第一かなというふうに考えております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) 今すぐ条例化というのはなかなか難しいということで、ただ、体系的に整理してみるというような御回答だったものですから、そういうことを進めていただいて、必要性を感じていただければ条例化も検討いただきたいなというふうに思います。
 それから、最後になりますけれども、お手元の資料のほうにも書かせていただきましたけれども、SWC首長研究会ということで、スマートウエルネスシティ首長研究会というものがあります。それにちょっと入会をしていろいろ研究していただいたらどうかなということで御提案をさせていただくものであります。
 この研究会は、研究会の規約だとか共同宣言などに賛同した自治体が申込書を提出すれば入会することができるそうでありまして、入会金とか会費などはなしで、その負担は首長研究会への参加に伴う交通費と資料代、1人1回大体2000円程度ということであります。その研究会は年2回東京の筑波大学の文京校舎、あるいは加盟している自治体の所在地で行われるそうで、その加盟している自治体がそれぞれ進めている健康づくりに関する政策について報告をして、自治体で抱えている課題に対して、学識、有識者から、先行的な事例を踏まえながらアドバイスをいただけたり、関係省庁の方も来て、国の取り組みについて最新情報を提供していただけるというような研究会だそうです。平成28年11月現在で63の区市町が会員となっているようであります。そんな研究会に入会をして、これからの健康、まちづくりについていろいろ情報を得ていくといったようなことはいかがでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 保健部長。
◎保健部長(青柳恭子 君) 入会するかどうか、ここでははっきり申し上げられませんけれども、検討はしたいと考えております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 2番佐野議員。
◆2番(佐野智昭 議員) 私もその担当の方にメールを通じてちょっと内容を聞いたものですから、もし詳しい話を聞いていただいて、効果があるというふうな判断がありましたら、ぜひその辺も御検討をいただきたいなと思います。
 同じく、筑波大学の久野研究室の計算では、1歩歩くのに対して0.061円の医療費の抑制効果があるという結果も出ているようであります。例えば、富士市の人口の10分の1の2万5000人の市民の方が1日1000歩追加歩行することで6億円近い医療費が削減できるということになります。そして、歩くことによって得られる効果、効用は、先ほど来お話をしているけれども、健康づくりだけではなくて、脳の活性化による認知症の防止、犯罪防止、観光交流の振興、地域への愛着の醸成、環境負荷の軽減など多様であります。富士市が歩きたくなるまち、自然と歩いてしまうまちになっていただければ、富士市の魅力がより一層高まって活気づいていくというふうに思いますので、私の質問をきっかけに、歩くに視点を当てた取り組みがさらに広まっていくことを期待して、一般質問を終わりにいたします。
○議長(影山正直 議員) ここで午後3時10分まで休憩いたします。
                午後2時53分 休 憩
      ―――――――――――――――――――――――――――――――
                午後3時10分 再 開
○議長(影山正直 議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 一般質問を続けます。5番石川計臣議員。
              〔5番 石川計臣議員 登壇〕
◆5番(石川計臣 議員) 許可を得ましたので、さきに通告いたしました町内会が管理する防犯灯のLED化の現状と今後の維持管理及び補助金制度等の方向性について質問いたします。
 なお、さきの6月定例会で同僚議員から、ESCO事業を導入し、市内の防犯灯を一斉にLED化すべきではないかとの質問がありました。今回の私の質問は、ESCO事業とは視点を変え、現在富士市が進めているLED化事業の現状と今後の方向性について質問するものであることを先に申し上げておきます。
 では、質問いたします。全国の各自治体は、暗闇における犯罪防止と公衆の安全を図るため、市民協働による防犯灯の設置と維持管理を行っています。その仕組みは、防犯灯の設置と維持管理を町内会が行い、かかった費用の一部を自治体が補助するというのが一般的です。一方、町内会は、蛍光ランプの交換や老朽化した部品の修繕を行い、さらに市から補助されるだけでは足りない額の電気料を負担します。某町内会の実績事例では、150灯の蛍光灯防犯灯の電気料と修繕にかかった維持管理費用として、平成22年が約37万円、電気料が大幅に値上がりした東日本大震災後の平成24年は約52万円を支出しています。この維持管理費は、市からの電気料補助金22万5000円を差し引いた実費ですので、町内会運営費の10%から15%に相当します。町内会の大きな負担になっているのが事実です。
 このような状況の中、現在、富士市を含む多くの自治体が、環境負荷、すなわち地球温暖化の大きな原因となっている二酸化炭素の排出量軽減と市及び町内会の財政負担を軽減するため、蛍光灯防犯灯を省エネルギーで長寿命のLED防犯灯に取りかえる事業を積極的に進めています。LED防犯灯は、蛍光灯防犯灯よりも5倍以上の寿命があり、電気料と二酸化炭素を60%程度軽減できると言われています。また、LEDの寿命とされている10年から13年間は修繕費がほとんど不要になります。防犯灯LED化の手法は各自治体で異なっており、富士市では既存の電柱等に設置されている蛍光灯防犯灯をLEDに取りかえる場合、補助限度額として1灯ごとに1万2000円が補助されています。この補助額はLED防犯灯設置費の約半額に当たります。そして、この補助金が一部の町内会に偏らず、全ての町内会に対して平等に補助が行えるように年間ベースでの補助限度灯数が設けてあり、町内会が管理する防犯灯の数が1灯から30灯の場合、補助限度灯数は年間4灯まで、31灯から50灯の場合は6灯まで、51灯から100灯の場合は8灯まで、101灯から150灯の場合は10灯まで、151灯以上の場合は12灯までとなっています。
 富士市は平成26年度から防犯灯のLED化を本格的にスタートしており、今年度で3年目になります。そして、第五次富士市総合計画後期基本計画の進行管理で示されたLED防犯灯の普及率は、平成27年度現在で17.3%、目標指数として、後期基本計画の最終年度となる平成32年度の普及率を60%に設定してあります。防犯灯の維持管理費用の負担軽減を図るためには、各町内会平等のもと、できるだけ早い段階でのLED化率100%達成が望まれるだけでなく、LED防犯灯が比較的新しい技術であり、開発途上であることから、予想し得ない状況の変化への対応や適切な維持管理方法などについて、各町内会への周知が必要と考え、以下、4点について質問いたします。
 1点目、各町内会管理の防犯灯の総数、1町内会での最大管理灯数、LED化率100%の町内会の数など、防犯灯管理の現状についてお伺いします。
 2点目です。全ての町内会がLED化率100%を達成する時期をいつごろと想定しているのでしょうか。
 3点目です。LED化率100%達成後の維持管理に係る補助制度をどのように考えているのでしょうか。
 4点目です。LED防犯灯は新しい技術であり、まだ解明されていない課題があることのほか、維持管理方法が各町内会で異なっています。市と町内会の役割分担や適切な維持管理方法等を検討する(仮称)LED防犯灯のあり方検討会を立ち上げ、町内会向けの維持管理に関する手引書を作成すべきと考えますが、いかがでしょうか。
 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(影山正直 議員) 市長。
              〔市長 小長井義正君 登壇〕
◎市長(小長井義正 君) 石川議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、町内会が管理する防犯灯のLED化の現状と今後の維持管理、補助金制度等の方向性についてのうち、各町内会管理の防犯灯の総数、1町内会での最大管理灯数、LED化率100%の町内会数等、防犯灯管理の現状についてでありますが、市内の町内会が管理している防犯灯の総数は約1万9700灯、1町内会での最大管理灯数は266灯であり、また、LED化率100%の町内会は本年10月末現在で12町内会あります。
 次に、全ての町内会がLED化率100%を達成する時期の想定についてでありますが、LED防犯灯の寿命が平均で約10年とされていることから、昨年度から10年間で全ての町内会の防犯灯をLED化する計画を進めており、目標時期は平成36年度を予定しております。この計画期間の10年間におきましては、LEDの普及により、LED防犯灯本体価格及び設置費、維持管理費が下がると予想されることから、市で費用の半額相当分の補助を継続し、設置灯数を段階的にふやしてまいります。
 次に、LED化率100%達成後の維持管理に係る補助制度をどのように考えているかについてでありますが、LED化率100%が達成された10年計画の期間後には、耐用年数を迎える器具が出てくるため、つかなくなった防犯灯の交換に対しての補助の継続は必要であると考えております。
 次に、市と町内会の役割分担や適切な維持管理方法を検討する(仮称)LED防犯灯のあり方検討会を立ち上げ、町内会向けの維持管理に関する手引書を作成すべきと考えるがいかがかについてでありますが、防犯灯は町内会が管理しておりますが、単に町内のための防犯灯というだけではなく、そこを通過する市民の安全や犯罪の起こりにくい明るい空間を創造するなど、安全性への貢献を考えると、設置や維持費用を町内会と市が今後も協力して負担すべきものと考えております。LED防犯灯については、まだ製品としての歴史が浅いため、器具の寿命や供給状況、電気料金などが今後も変化していく可能性が考えられます。また、既に全ての防犯灯をLED化されている町内会や、工事費の節約のため隣接する複数の町内会が合同で発注するなど、さまざまな取り組み方が見受けられます。
 市といたしましては、(仮称)LED防犯灯のあり方検討会の立ち上げにつきましては、現在のところ予定はしておりませんが、各町内会とLED防犯灯に関する情報を共有する必要があると考えておりますので、市の計画や町内会に必要な情報などを盛り込んだ手引書等を作成してまいります。
 以上であります。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) ただいま市長から御答弁いただきました。その内容確認を含めまして、再度質問させていただきます。
 まず、防犯灯管理の現状といたしまして、数字を上げて御答弁いただきました。市内総数で1万9700灯、1町内で一番多いところでは266灯を管理している、それからLED化率が100%になっている町内会は12町内あるということです。富士市の町内会の数は約380ということで、1町内当たりの防犯灯は約52灯ということになります。このような状況の中で、平成27年度時点でのLED化普及率は、先ほど1回目の質問で私が申し上げましたように、17.3%ということです。それで、先ほど市長の答弁の中で、平成27年度からの10年計画で、平成36年度までで計画を立ててLED化率を100%にしていくという話がありましたけれども、実際のLEDについては、平成24年度から、蛍光灯とLED、両にらみで設置してもいいということで、部分的には平成24年度から進んでいます。私の1回目の質問の中で平成26年度から本格的にと言った記憶があるんですけれども、平成26年度からは蛍光灯はだめだよと、LEDのみに補助金を出しますということでスタートしたのが平成26年度で、市の計画は平成27年度から10年間ということで、きちっとした計画を今つくってあります。そういうことで、平成27年度で17.3%ということは、部分的ですけれども、LEDに取りかえ始めてからもう4年がたっていて、今17.3%というのはちょっと少ないのかなという気がするということで、平成28年度現在の普及率を把握できていますでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 11月25日現在の数字なんですけれども、普及率は約25%になっております。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) 今、25%という答弁をいただきました。平成28年度はまあまあ進んでいるのかなという気がします。市内の12町内が既に防犯灯を全てLEDにしているということは、市から補助金が出るLED防犯灯の数は先ほど質問でやりましたけれども、年間3灯とか5灯とかそういうことですので、町内会が自己負担、先行投資して全てのLEDを交換しているということになります。その中で、その町内が先行投資したLEDの数は今の25%の中に入っているのでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 結論的には含んでおりません。各町内が自前でLED化した場合にはこちらへの報告がございませんので、実態がつかめていない現状でございます。そのため、まさに本年度なんですけれども、今LED防犯灯の数を精査するために全町内会を対象にしたアンケート調査、実態の調査をかけておりまして、それを回収中でございます。
 以上です。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) わかりました。今は25%ですけれども、恐らくそれを入れると私の感じでは30%ぐらいになるのかなというイメージでおります。といっても、LED化率は町内ごとにかなりばらつきがありまして、数十%から、100%の町内まですごく幅が広くなっているということで、多少不公平感が出てくるのかなというのもありますけれども、それは話は別といたしまして、LEDの現状についてはわかりましたので、次の質問に入っていきます。
 LED化率100%を達成する時期についてですが、先ほど市長からもありましたように、正式には平成27年度からの10年間で計画を立てて、平成36年度には確実に100%にするという答えがありました。平成36年ということはこれから8年後になります。最初の市長答弁の中で、1町内が管理している最大の灯数が266という数字が出てきました。ということは、恐らくまだ200灯以上はLED化されていない、大きな町内はそういうのがあるのではないかなと思います。そうすると、そういう町内は、今の規約でいきますと1年間に12灯しか交換できませんので、とても8年後までには追いつかないと。そういうことで、恐らくこれから毎年25灯ずつぐらい交換していかないと8年後には100%にならないということで、大きな町内が対象になるかと思うんですけれども、恐らく小さな町内はもっと早く100%になるはずです。その辺の大きな町内に対する制度設計みたいなことはお考えになっていますでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) まず今の町内管理の灯数のうち幾つLED化しているかというその実態がつかめませんとそういう対策もとれませんので、そのためにまずことしは調査をしております。
 ちなみに、管理している灯数が一番大きい266灯のところは、既に33%ほど、87灯がLED化している、調査の途中ですけれども、そんな状況もございまして、結果的には、今の計画ですと、平成27年度から平成36年度までの10年間に、設置費の補助金と、維持管理、いわゆる電気代の補助金の両方の総額、市が予算化する総額を一定に保ちながら、各町内へのLED防犯灯の器具代とか設置費、電気代が段階的に下がるだろうということを見越しておりまして、およそ3年ごとに設置の補助金、あるいは維持管理のための電気代の補助金を段階的に下げていくと。しかし、下げる一方、今度段階的に設置灯数をふやしていきますので、その普及率は今は25%程度なんですけれども、最終的には100%に行くような形で計画は立てております。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) 今の説明で大体わかりました。ということは、今の150灯以上の町内の12灯までということは崩していくということで、年当たりの設置灯数はふやさざるを得ないということは当然の話です。今のお話ですと、年間の予算があるから、今後100%になった町内はだんだん補助をしなくてよくなる、あと器具等も値下がりしていくということで、決められた枠の中で防犯灯をまだ未達成のところに補充していきながら、8年後に100%にするという考えで、私はそういう受け取り方をしました。確認の意味で、それで間違いないでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) イメージとしてはそれでよろしいかと思います。補助金が設置に対する補助と維持管理の補助があると申し上げましたけれども、先行投資したところにつきましては電気代が下がりますので、先行投資をした分は要するに電気代の分が設置費の補助に回るような形になりますので、今その実態がどうなのかということもまずは把握した中で、その後、設置灯数が今の各町内の上限の枠の中で切りかわっていくのかどうかという議員の御心配だと思いますけれども、そこはタイミングタイミングで制度を見直していきたいと思っております。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) そうですね、早くLED化すればするほど、町内も市も財政的にはメリットがあるというのが今回のLEDの交換ですので、できるだけ早い達成を私たちも願っています。ただ、今12灯というところが今後例えば年間に20灯とか30灯とか交換していくようになりますと、市から出ている1灯当たり1万2000円の補助金、これは器具等が下がっていけばもう少し下がる可能性はあるんですけれども、実際の工事費はその倍かかるんですね。1万2000円の補助をもらいながら、今各町内は2万数千円で取りつけているわけです。そうすると、例えば今の数値でいいますと、年間で25灯交換する町内は一時的には30万円の負担が出てきちゃうと。半分ですから、1万2000円掛ける25灯で30万円、その辺は丁寧に町内会に説明しておかないと、自分たちのメリットはあるんだけれども、一時的に負担があると非常に不満が出てくる可能性があります。早く変えれば変えたほどメリットがあるのはもうわかっています。
 次の質問に移ります。LED化率100%達成後の維持管理に係る補助制度の考え方ということで、今、蛍光灯からLEDに盛んに変えています。そのLEDがだめになって次に交換するときは、金額的には別ですが、補助しますという御答弁だったと思います。そこで一番の問題は、今、市に約2万灯の防犯灯があるということで、今後10年経過したときにはLED防犯灯が寿命に近づく、中には12年もつものもあるかもしれませんけれども、2万灯ということは毎年2000灯防犯灯が切れるわけです。そうすると、市の職員の稼働率が250日ぐらいだとすると、単純計算で、その防犯灯を交換すると町内から申請が来るのが1日8灯。今までの規約ですと、防犯灯を取りかえる場合、あるいは新規に設置する場合は、申請書は当然ですけれども、立ち会いをしないと許可されない、そういう規約になっています。そうすると、単純平均で日8灯市役所に申請が来るわけですから、それは各町内ばらばらですね。そこへ市の職員が防犯灯が切れているかどうかを確認に行ってオーケーを出すという仕組みになった場合、これは不可能だと思うんですよ。昼間は電気が全てついていませんので、LEDが切れているかどうかを確認するのは夜しかできません。今までですと、蛍光灯は、新品に取りかえたかどうかは古いものはぼろぼろですから写真だけでも判断できるんですけれども、恐らくLED防犯灯はそうはいかないんじゃないかと思います。LEDの寿命は一応10年程度と言われているんですけれども、実際は黙っていれば13年、15年とつくんですね。どの時点で寿命になるかというと、新品のときの明るさ、その70%の照度に落ちたときに寿命であるというのが10年、防犯灯そのものの器具全体が老朽化してだめになるのもおおよそ10年ぐらいということで、一般的には10年が寿命と言われているんですけれども、蛍光灯はちかちか、ぱっと切れるんですけれども、LED防犯灯は照度が落ちるだけで、何年でもついているんですね。ただ、どこを寿命とするかというのが、一般的には10年とか13年と言われているんですけれども、その辺が課題かなと思っています。
 ということで、私が今申し上げたかったのは、市の職員が対応できない。平均的な値を申し上げてそうなんですけれども、例えば私の町内は、五、六灯は補助金をもらったんですけれども、150灯を市からの180万円の補助金をもらわずにぱっと変えちゃいました。それが平成25年です。当然初期投資を回収できる見込みがあったものですからやったんですけれども、今のところ順調に回収できています。ということは、私の町内では10年たったときに1年間で100灯をぼんと変える必要になってくるわけです。ではその100灯全部を市の職員に確認してオーケーをもらわないとできないのか。夜に来ても防犯灯が切れているかどうかわからないんですね。
 この補助制度の中で私が提案したいのは、これは市側も町内側も非常に利点があるんですけれども、今、電気料と防犯灯の補助金があります。例えば1灯のLED防犯灯を取りつけるのに、どんどん値段が下がっていきますので、計算しやすいように1万5000円としましょう。1万5000円で防犯灯を取りつけます。恐らく最低10年もつわけです。そうすると、損料的な話、1年間で1500円、その1500円を全部市が持つわけではないし、町内会が持つ話でもありません。恐らく半々ぐらいになるんじゃないかなと。そうすると、数字の遊びになってしまいますけれども、750円、それに今までどおりの年間の電気料をプラスして、分けずに、損料計算みたいな感じで年間幾らですよとやれば、市の職員の確認も要らないし、年に1回の申請で済む。LEDが切れたかどうかを全部確認して、チェックはとてもできないと思いますので、そのような形で、LEDの取りつけ費用と器具代も含めた損料計算のようなもの、年当たりの損料、そして、電気料は当然1年間のものを払いますので、それを合体させると何も必要なくなるわけです。今私は長々しゃべりましたけれども、楽になるという提案をさせていただきました。これはすぐに回答はもらえないかもしれませんけれども、その辺の考え方は部長、どうでしょうか。
○議長(影山正直 議員) 市民部長。
◎市民部長(加納孝則 君) 私どもも、例えば一斉に切りかえた町内が10年後に迎える、そこははっきり言って盲点でした。今のお話を聞いて、確かにそういう心配があるなということはわかりますので、また各町内会長の御意見を伺ったりして、双方の負担、今はおよそ30メートル間隔でちゃんとあるかとか、いろいろな現場調査なんかもしながら補助金を決定しておりますので、その辺の事務を考えますと、確かに想定された1日8灯を毎日ということになりますと、現実的に無理なのかなということが考えられます。そんな中で、今御提案をいただいた方法も加味して、今後、先はまだかなりありますので、今回の実態調査とあわせて、10年後以降の取り扱いをどうしたらいいのかということは総合的に考えていきたいと思います。
○議長(影山正直 議員) 5番石川議員。
◆5番(石川計臣 議員) ぜひそういう形でやっていただければ、町内会としては一番助かるかなと思います。
 ついでに、私が言ったような損料計算みたいなものでいった場合に利点が幾つか挙げられます。今話の中にももう既に出てきていますが、立ち会い確認が不要になる、当然市職員と町内会の負担が軽くなる。それから年間の補助限度灯数を規定しなくていい、恐らく今後は今みたいには無理ですね。私の町内の例を出して申しわけないんですけれども、うちとしては、11年ぐらいたったらぱんとまた150灯ぐらい変えたいわけですよ。年度12灯までしかだめと言われたら、補助金はまたもらえませんので、そういう町内が恐らく今でも12町内あるということになります。限度灯数は規定しないでいいということと、一番は寿命がまだはっきりしないんです。部長がおっしゃったように、まず実態調査をしないとわからない。ということで、そのうち中には、インターネットで外国製を買ったり、粗悪品が出てきたときに、6年で切れた、8年で切れたというのも出てくる可能性があります。そういうときに、切れたたびに市が補助していたのでは、12年もつ防犯灯とは全然違いますので、平均的なものをとって、寿命が10年だよ、11年だよと決めていただければいろんな補助制度ができると思うんですよ。粗悪品対応にもなるかなと思っています。この新しい制度については、私の案も含めて考えていただける、実態調査をしないとちょっと決めづらい点もありますので、それはそれでいいかと思います。
 それと、維持管理の手引書作成、これはなぜ私は申し上げたかといいますと、いろいろな問題があるんですね。検討会というのは、例えば私のイメージとしては、先ほど加納部長から町内会にも協力していただきながらということで、町内会と市と専門家を1人ぐらい入れた形で軽い検討会みたいなことをやれば、町内会も了解した形で、市役所もメリットのある形でいい管理方法ができるかなということで提案させていただきました。具体的に言いますと、まずその手引書には、市と町内会の役割を発揮させるということ、それから補助対象の規定、これは自然にLEDが劣化していくだけではなくて、突然雷でやられた、台風でやられたというのも出てくるわけです。では、そのときの取りかえる費用を市が見るのが、町内が見るのか、そういう問題があります。それとLEDの寿命の年数の規定、これは当然ですけれども、これも町内会と相談して、実績は町内会しか持っていませんので、いろいろやる中で町内会の協力が要るということで、その規定。それから、これは先ほど言いましたように、一応寿命というのは新品の70%の明るさになったときというのがどうも一般的みたいです。それが本当に70%で安全じゃないのか、もうちょっともつぞという判断になる可能性もあります。それは町内会との相談ではないかなと思っております。
 もう1点は、町内会長は1年とか2年で交代するんですね。そうすると、また私の町内を例に出して申しわけないんですけれども、150灯を一遍に変えたところは、その後からは、例えば年に20万円ぐらいかかっていた修繕費がゼロなんですよ。実際3年たちますけれども、1灯も壊れません。修理費はゼロです。電気代も半額ぐらいになります。町内会としては、先行投資はしていいけれども、お金が残ったということで全部使われちゃうと、今度10年たったときにまた150灯変えなければだめなものですから、その分ぐらいのお金は貯蓄してくださいよ、置いてくださいよというのを、手引書といったらちょっとかた苦しいですけれども、そういうことも市のほうとしては発信しておいていただかないとちょっと困るかなと。
 それと、先ほど部長の答弁の中にありましたけれども、スケールメリット、1年に二、三灯つけるのと、あと私の町内のように年間に150灯ばっと変えるのでは取りつける料金が全然違うんですね。本当は一遍に変えたほうが一番いいわけですね。今、一斉に変えた町内はそれができるんですけれども、それ以外の町内はそういう仕組みができていないということは、また単発的に変えていくしかないんですけれども、隣接する町内と相談して、ではことしは10個変えよう、20個変えようと3つ、4つの町内が集まれば、ことしは30個とか50個を変えると割安になりますので、その辺も手引書の中に参考意見として書いておいていただければ利用しやすいのかなと。
 それと、電気料については今、実費の2分の1相当というのがどうももともとの基本的な形になっているようなんですけれども、平成24年、東日本大震災が起きたときには防犯灯の電気料は140%上がりました。そうすると、市からいただいている1灯当たり1500円より、その倍ぐらいの出費が出ました。倍というのは言い過ぎかもしれませんけれども、ということで、何年間も1500円固定ではなくて、上がる可能性もあるし、電気料が下がる可能性もありますので、実費の半額という規定にしたほうがわかりやすいのかなと。実績はわかりますので、前年度の実績でもいいから、そうしたほうが市もわかりやすいという形もあるのかなと。町内会の意見を聞けばまだまだ問題があると思いますので、その辺で、市と町内会連合会、あるいは専門家を1人ぐらい入れて、どうやったら一番いい管理方法かという手引書をつくっていただきたいというのが私の提案だったわけです。手引書は今、加納部長のほうでつくるとおっしゃいましたけれども、その検討会の立ち上げについては今のところ考えていないような答弁だったんですけれども、そんなかた苦しい検討会じゃなくても、町内会連合会の正副会長を入れた座談会的なものでもいいと思うんですよ。ある程度町内会の意見を入れて決めないと、後で不満が出てきたり、実態にそぐわなかったりしたら困るということで、これはこれ以上言っても今、回答は恐らく出ない、今後三、四年の間での話となりますので、発言としてはその程度にとどめておきます。
 これで最後になりますけれども、LEDへの取りかえに当たって、一時的には多額の費用負担が生じますが、10年サイクルで考えた場合には、市も、町内会も絶対に得なのです。あと、一括で変えてしまうと、蛍光灯のときには、蛍光灯のランプは大体二、三年で切れるんですね。そうすると、私の町内のように150灯あると蛍光ランプが年間50個切れるんですよ。その取りかえに本当に負担がありまして、ですから、単発じゃなくて、できるだけまとまった数をぱっと変えたほうが蛍光灯の――今回はLEDになりますけれども、あした変えた、1週間後に変えたというよりも思い切って変えたほうが、要するにスケールメリットというんですか、一気に交換したほうが楽だということです。今は結局LEDは1灯も切れませんので、年間50灯の取りかえをやっていたのが今はゼロです。
 それから、市からいただける電気料金は、最初は1灯当たり1500円だったですね。ですから、しばらくは1500円いただけるというもくろみというんですか、その形で回収率を考えていたわけですけれども、今は、20%程度LEDが普及したということで、それに見合った形の電気料補助ということで1300円になっています。それが余り急に下げていただくと、先行投資した町内は最初のもくろみに多少狂いが出てきますので、その辺をぜひ手加減していただいて、御配慮して、今後の推移を見ながら電気料を決めていっていただければなということを要望して、質問を終わります。
○議長(影山正直 議員) この際、お諮りいたします。
 議事の都合により、本日の一般質問はこの程度にとどめ、残る一般質問については明日行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって残る一般質問については明日行うことに決しました。
 次の本会議は明7日午前10時から開きます。
○議長(影山正直 議員) 本日はこれにて延会いたします。
                午後3時54分 延 会