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静岡県 富士市

平成28年 7月 ごみ処理施設建設特別委員会−07月28日-01号




平成28年 7月 ごみ処理施設建設特別委員会

ごみ処理施設建設特別委員会

平成28年7月28日(木)
1.出 席 委 員(7名)
                 1番  小山忠之 委員
                 2番  荻田丈仁 委員
                 3番  高橋正典 委員
                 4番  石川計臣 委員
                 5番  小沢映子 委員
                 6番  鈴木幸司 委員
                 7番  望月 昇 委員

2.欠 席 委 員(0名)

3.欠     員(0名)

4.紹 介 議 員(0名)

5.傍 聴 議 員(1名)
                     藤田哲哉 議員

6.説明のため出席した者(8名)
           副市長       仁藤 哲 君
           環境部長      栢森孝幸 君
           廃棄物対策課長   荻野祐司 君
           新環境クリーンセンター建設課長
                     佐野 浩 君
           環境クリーンセンター所長
                     高野典政 君
           新環境クリーンセンター建設課統括主幹
                     前嶋 裕 君
           新環境クリーンセンター建設課統括主幹
                     遠藤正徳 君
           新環境クリーンセンター建設課統括主幹
                     依田利也 君

7.出席した議会事務局職員(5名)
           局長        渡辺 悟
           統括主幹      渡辺利英
           主査        前田 澄
           上席主事      石川智則
           上席主事      辻 真理子

8.会議に付した事件
   1.新環境クリーンセンター建設事業について
    (1)新環境クリーンセンター整備運営事業について
    (2)平成28年度工事概要について
    (3)環境影響評価事後調査について
    (4)環境監視委員会について

               午後1時 開 議

○望月 委員長 ただいまからごみ処理施設建設特別委員会を開会いたします。
 なお、荻田委員が事情によりおくれるとの連絡を受けておりますので、御承知おきください。
 最初に、仁藤副市長より挨拶があります。
◎仁藤 副市長 本日は、ごみ処理施設建設特別委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。
 本事業につきましては、本年度に入り、新環境クリーンセンター整備運営事業の入札公告を4月26日に行っており、現在民間事業者選定のための総合評価一般競争入札の手続を進めているところであります。民間事業者とは、上程を予定している2月定例会で契約締結についての議決をいただきますと本契約となります。
 前回の本年2月の本委員会では、発注に関連した入札参加者の構成、入札の流れ及び事業スキーム、事業スケジュール、事業費について説明させていただきました。本年度は民間事業者の選定と並行いたしまして、敷地造成工事の準備として盛り土材の搬入や仮設道路の工事を予定しております。また、これらの工事の実施に伴いまして、環境影響評価の事後調査や環境監視計画を確実に進めることが必要になってまいりました。
 本日説明させていただく1点目は、現在民間事業者の選定手続の最中であり、限られた内容での説明になりますが、発注仕様書等の概要と入札スケジュールについて説明させていただきます。
 2点目は、本年度から盛り土材の搬入を予定しており、そのための仮設道路工事などの計画がありますので、本年度の工事概要について説明をさせていただきます。
 3点目は、本事業が県の条例により環境影響評価の対象事業となっており、今回の工事の実施に当たり事後調査を行うため、その計画の概要とスケジュールについて説明をさせていただきます。
 4点目は、関係地区との協定書と環境監視計画に定めている環境監視委員会につきまして、第1回目の委員会が開催されておりますので、設置要領などについて説明させていただきます。
 本事業につきましては、引き続き民間事業者の選定を厳正に行うとともに、早期の工事着工に向け、仮設道路の整備など本事業を加速してまいります。
 以上、簡単ではございますが、冒頭の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
○望月 委員長 挨拶を終わります。
 本日の事件は、新環境クリーンセンター建設事業についてです。
 最初に、新環境クリーンセンター建設事業についてのうち、(1)新環境クリーンセンター整備運営事業について当局に説明を求めます。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 それでは、資料の1−1を説明させていただきます。
 今回の新環境クリーンセンター整備運営事業の発注につきましては、設計施工一括発注方式、発注仕様書等による設計つきの性能発注方式となります。したがって、しっかりとした発注仕様書をつくることが重要であります。
 発注仕様書などの概要について説明いたします。1−1、建設工事発注仕様書の全体構成でございますが、表1に建設工事発注仕様書の概要をまとめてございます。左側に章、6章立てになっております。それから右側に記載内容ということで表をまとめてございます。第1章総則、内容につきましては、発注範囲と条件、設計要領など。それから第2章全体計画、設計指針、配置計画。第3章プラント機械設備工事仕様(ごみ焼却施設編)、共通事項、それから設備装置の機器、形式と機能などが記載されております。それから第4章プラント機械設備工事仕様(リサイクルセンター編)でございます。内容については同じでございます。それから第5章土木建築工事仕様、建築工事仕様と土木工事仕様、それぞれ平面断面計画、敷地造成計画などとなっております。それから第6章修理・再生棟及び余熱利用体験棟設計仕様、修理・再生棟と余熱利用体験棟の基本仕様などが記載されています。
 それからその下の表2、運営管理業務要求水準書の概要でございます。こちらのほうは2章立てになっておりまして、第1章が総則、業務範囲と条件。それから第2章が運営管理業務、運営管理体制、運転管理業務などとなっております。合計で350ページほどの仕様書になっております。
 それから次に、安全安定安心の実現についてでありますが、建設工事の発注仕様書につきましては、関係地区と作成した施設整備基本計画を軸に、学識経験者などの意見を踏まえて作成してきました。安全安定安心の実現には予防保全を優先した運営管理が重要となりますが、安全安定安心を担保する安定稼働性や環境保全性能などを実現するためにも工夫を講じるものといたしております。発注仕様書作成において工夫した点は、フェイルセーフ機能などの仕様の充実を図るため、東京都などで採用されている標準仕様や過去の大震災で得られた知見を採用し、安全安定安心と災害への強靱性確保を最優先とした仕様といたしました。また、公害監視表示板の設置などに関する仕様もしっかりと記載をいたしました。
 次の2ページ、表3、安全安定安心を実現するための工夫の一例でございますが、その表をお願いいたします。こちらのほうは5項目にわたってまとめてございます。左側のほうが対象機器と工夫した例でございます。それからその右側が効果、それから適用となっています。最初のピットの構造の工夫でございますが、有効容量は7日分といたしておりますが、レイアウトなどの工夫によって最大11日分の貯留を可能といたしております。これは冗長性の確保ということで、余裕ということでございます。
 それから次が、バグフィルターは複室構造を採用ということでございます。単一構造が通常のところ、複式構造を採用することで、万一ろ布が破損をいたしましても、その箇所を緊急遮断して、有害ガスの排出を防止することができるような方式でございます。こちらのほうはフェイルセーフの確保でございます。
 それから重要装置の二重化ということで、ポンプ類など重要機器については2台設置いたしまして、片方が故障いたしましてももう片方で運転が可能。それから、2台を交互運転することによってポンプの寿命も伸びるという考え方でございます。
 次が高出力非常用発電機、それから燃料・薬品の保管設備ということで、こちらのほうは、電力会社が停電をした場合、そういうインフラの途絶時においても施設の起動を可能とする計画でございます。それから、災害発生時においても速やかに炉を立ち上げて、新環境クリーンセンターで発電した電力で場内の機器を動かして自立運転が可能というような計画でございます。こちらのほうは災害に強靱な施設というような考え方でございます。
 それから高水準の耐震設計、重要度係数1.25、地域係数1.2、地震計と連動した自動停止装置、それから水源については井戸を掘って水源の確保ということでございます。建屋につきましては、建築基準法に対して実質的に1.5倍の高耐力設計、それから大地震においても人命確保だけでなく施設機能の維持も可能な耐震設計としております。それから、大地震時にはプラントが自動的に停止して二次災害を防止する自動停止装置を設置することといたしております。それから、水道水が断水をしても、場内の井戸水で所内の運転については支障がないというような計画でございます。
 次に、要求事項及び技術提案の実現の仕組みでございますが、発注仕様書では処理能力や公害防止基準値などを性能保証事項として規定をいたしております。工事完了後は試運転を行い、性能保証事項についての引き渡し性能試験を実施いたします。引き渡し性能試験の合格は、契約上の施設引き渡し条件となりますので、公害防止基準値などの基準値を達成しない限り施設の引き渡しは受けません。また、保証事項のうち一部の性能、年間の発電量などにつきましては、長期間の運転実績による検証が必要なものがあります。このため、供用開始後の2年間のうちの1年間の期間を定め、確認試験を実施し、公害防止基準値などを含めた長期にわたる性能保証事項の達成状況を確認いたします。このような仕組みを契約条件とすることで、要求事項が達成できるよう工夫を講じております。また、技術提案書に記載された提案内容につきましても、引き渡し性能試験や確認試験を通じて達成状況を確認することといたしております。
 次に、環境学習・環境啓発機能についてですが、新環境クリーンセンターには、修理・再生棟及び余熱利用体験棟等の環境啓発施設を整備いたします。仕様書では、関係地区の意見・要望に基づき整備内容を基本仕様として反映いたしております。プラントメーカーでは、この基本仕様に基づいた技術提案を作成することになります。総合評価に際しては、総合評価審査委員会において技術提案の優劣について評価を行うものといたしております。
 次の3ページ、上段の表4は修理・再生棟の基本仕様の概要についてまとめております。その下の表5は、余熱利用体験棟の基本仕様の概要についてまとめたものとなります。いずれも延べ床面積については、1400平方メートル程度の規模を想定しております。
 表4の修理・再生棟の基本仕様でございますが、6項目にわたってまとめてございます。左側が区分、右側が主要施設、それから内容となっております。一番上の賑やか交流ゾーンの内容については、初めて訪れた方に興味を持ってもらえるようなプログラムを実施するゾーン。それからその下の体験学習ゾーンでは、施設見学や講座への参加など、集中して取り組む環境が必要となるプログラムを実施するゾーンとする。それからその下の修理再生ゾーンでは、修理工房ということで家具などの修理再生を行うゾーンといたしております。それからその下が共用ゾーンとして、エレベーター、トイレ、ホール、廊下など、その下が管理ゾーンということで、事務室、ボランティア室、更衣室など、それから屋外ゾーンとして、自然保全ゾーン、屋外啓発ゾーン、森林環境創造ゾーンなどとしております。
 それからその下の余熱利用体験棟の基本仕様の概要でございますが、4項目ございます。温浴ゾーンは温浴室、脱衣室、内風呂、その下の多目的ゾーンについては畳敷きの大広間、個室、厨房、食事処、売店などとなっております。共用ゾーンにつきましては玄関、下足室、それから管理ゾーンの中には事務室、機械室などがございます。
 次に、4ページをお願いいたします。そのほか発注仕様書に盛り込んだ内容のうち、主なものを御説明いたします。5項目ありますが、1つ目として建屋や敷地のデザインについては、景観に十分配慮したものとすること。次に人や車両動線の計画については、わかりやすく安全な維持管理ができるよう配慮した計画とすること。見学者や施設利用者に対しては、バリアフリーに配慮した施設、動線計画とすること。売電の収入は全額が富士市の収入となるため高効率発電を目指した計画とすること。それから環境影響評価に基づく環境保全措置を確実に実施することなどについて仕様書に盛り込んでおります。
 次に、5ページをお願いいたします。発注方式と事業方式でございますが、発注方式につきましては、新環境クリーンセンターの発注方式は、総合評価一般競争入札による性能発注方式によるものとし、入札価格だけでなく技術提案を加味した落札者決定方式を採用いたしております。総合評価一般競争入札では、下の図のように総合評価一般競争入札の手続の概要がありますけれども、まず、入札参加資格審査を行います。次いで参加資格を有するプラントメーカーなどが提出した技術提案書の基礎審査を行います。基礎審査では、技術提案書が発注仕様書に準じた提案内容であるかの審査を厳格に実施するものとし、基礎審査の結果、発注仕様書に違反する技術提案を行ったプラントメーカーなどは失格となります。このように資格審査と基礎審査の二重の審査を行うことにより、技術力に劣るプラントメーカーなどが落札者となることを防ぐ手段を講ずるものといたしております。最終段階では、総合評価審査委員会が技術提案書について提案内容の優劣について厳格かつ公正に審査し、技術評価点を採点いたします。その後、定められた計算式により入札価格を価格評価点へ換算し、技術評価点と価格評価点を合算し、最も高い点数を取得した者を落札者とする手法を採用いたしております。
 次に、6ページをお願いいたします。事業方式は建設工事と長期包括運営管理業務を一括して民間事業者へ発注するDBO方式を採用いたします。なお、修理・再生棟と余熱利用体験棟につきましては、建設工事のみの発注とし、運営については指定管理者制度を活用して別途発注するものといたしております。
 図2のほうに事業の概要図がございます。図の左上のほうに富士市、それから右上のほうが民間事業者となっておりまして、両者の間で一番上の特定事業契約ということで契約を結びます。内容につきましては、その下の本件施設ということで新環境クリーンセンターの建設とか、あと運営管理になります。富士市が行うものについては富士市の下のほうに点線の矢印が伸びておりますけれども、新環境クリーンセンターの設置と管理、それから修理・再生棟、余熱利用体験棟の指定管理、それからその下の各契約とか調達業務を行うことになります。それから民間事業者につきましては、右下にありますけれども、本件施設の設計・施工、それからできた後の新環境クリーンセンターの運営管理、運転管理業務、維持管理業務、環境管理業務などとなっております。その下に運転管理業務ということでもう少し詳しく書いたものがございます。運転管理業務の中では電力、温水等の供給、それから再生利用品の引き渡し、余剰電力の引き渡しなどがございます。
 次に、(2)でございます。富士市は、環境監視計画に基づく安全安定安心な建設工事と運営管理が行われるよう、以下の対応を行うものといたしております。こちらのほうは建設工事に関することになります。確実な建設工事(設計・施工)の実施ということで、環境監視体制における建設工事中の環境保全状況の監視、こちらのほうは、また資料4のほうで説明をさせていただきます。それから委託業務について、専門コンサルタント会社の支援を受け、設計施工監理業務を実施してまいります。環境影響評価書に基づく事後調査、こちらのほうは工事期間中でございますが、実施をいたします。こちらにつきましても資料の3のほうで説明をさせていただきます。以上のことなど実施をしてまいります。
 それから、できた後の施設の運営管理については、確実な運営管理の実施ということで、環境監視体制における施設稼働中の環境保全状況の監視、それから市の事業モニタリング体制の構築ということで良好な運転管理がされているかの確認を行います。民間事業者の確実な業務履行を担保するため、違反が確認された場合は委託料の減額規定などを設けております。それから、環境影響評価書に基づく事後調査(稼働後2年間)を実施いたします。
 次に、資料1−2について説明させていただきます。新環境クリーンセンター整備運営事業の入札スケジュールでございますが、現在、新環境クリーンセンター整備運営事業の民間事業者の選定を行っておりますが、これまで実施をした実績と今後の予定について説明をさせていただきます。一番上の入札公告ですが4月26日にいたしております。同じ日に募集要項の第1部の公表を行いました。その後、第1部の質疑、回答を行い、5月16日、17日にかけて、総合評価一般競争入札参加申込書の提出の受け付けを行いました。参加申し込み業者数などにつきましては、入札に関する事項となるため、申しわけありませんが、公表を差し控えさせていただきます。資格審査の結果通知を行いまして、同日募集要項(第2部)の配付を行い、その後、技術提案説明会・現場見学会を開催いたしました。募集要項(第2部)の質疑、回答を行い、現在8月5日を期限として技術提案書と見積書の提出を受けるところでございます。
 今後の予定につきましては、確認事項の通知を行い、技術提案書に関するヒアリングの実施、改善する事項があれば改善の指示を行い、改善後の技術提案書及び見積書の提出を受けます。内容を確認の上、結果通知を行い、入札実施の通知、その後、開札を行います。年明けの平成29年1月には落札者の決定・公表を行いたと考えておりまして、その後2月定例会において契約締結についての議決をいただいた上で、本契約をしていきたいと考えております。
 資料1−2まで説明させていただきました。
○望月 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。
◆鈴木 委員 以前にも同じような質疑をさせていただいたと思うんですけれども、新しい用語が出てきた場合には備考欄で説明してくれということで、お願いします。まず、フェイルセーフとは何なのかということと、もう1点、デザインビルドプラスオペレーションなんだけれども、余熱利用体験棟と修理・再生棟の管理は別途発注だと。全部一括にしなかった理由は何なんでしょうか。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 フェイルセーフという言葉でございますけれども、何か機械が故障した場合、安全側に行くというものでございます。例えば電磁弁などが、電気が供給されていれば開側で操作をされていて、万一停電になった場合は、それが閉になって燃料の供給が遮断をされる。逆ですと、燃えている場合、燃料がそのままどんどん行ってしまいますので、大火災につながりますけれども、それがフェイルセーフ側に、安全側に働くということでございます。
 それから環境啓発と余熱利用施設の指定管理でございますけれども、こちらのほうは、今回の発注につきましては、ごみ処理施設とあわせて建設工事も発注することになります。本来ですとプラントメーカーが主でございますので、ごみ処理施設の建設については十分に技術がございますけれども、その中に環境学習と余熱利用施設を入れて建設プラスあとの施設の運営管理ということになりますと、やはり不得意の分野でございますので、運営管理については運営管理のノウハウを持ったところにしっかりやってもらいたいという考えで今回、指定管理の中で運営管理をしていただこうという考えでございます。設計につきましては、やはりプラントメーカーのほうでそういう施設がいいものができるかがちょっと不安な点がございましたので、それについては協力企業ということで、別の企画とか計画のノウハウがあるメーカーにグループの中に入っていただいて、その会社にそういう企画とか設計をやってもらうということでございます。
◆鈴木 委員 フェイルセーフについては結構です。安全側で停止するんだ、全停止した場合もと。こういうような新しい用語が出たときは、ぜひまた備考欄に入れていただきたい。
 それとデザインビルドプラスオペレーションなんだけれども、余熱利用施設と修理・再生棟に関しては、新たにノウハウを持っている事業者が管理するという説明でしたけれども、今までそういうお風呂なんかを運営している会社というのは、市内では聞かないので、また適切に対応していただきたいと要望しておきます。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 ちょっと説明が足りないところがありましたけれども、環境啓発の施設につきましては、やはりそういう環境に造詣の深い市民の方々に実際の運営はやっていただこうと思っていますので、施設のほうは指定管理でございますけれども、実際は、そういうようなNPO団体の方に一部運営については助けてもらうということで考えておりますので、環境啓発、環境学習のほうも全部そっくり指定管理ではなくて、施設のハード面については指定管理を考えていますけれども、実際の活動については市民のNPO団体とか、実際にボランティアでそういう運営を担っていただいている方にやっていただこうと思っております。
◆鈴木 委員 わかりました。市民との協働を考えていただいているということは、大変結構なことだと思います。ただ、ノウハウの部分にこだわらせてもらうのは、例えば管理者は、使用状況がまずくて壊れてしまった場合、事故を起こした場合には、DBOからここだけ外れているわけです。そうした場合はどうするんだというのをきちんと仕様書に書いて契約していただきたいなと要望しておきます。
○望月 委員長 質疑を終わります。
 次に、(2)平成28年度の工事概要について当局に説明を求めます。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 それでは、資料2−1平成28年度新環境クリーンセンター建設事業関連工事予定箇所位置図について説明させていただきます。
 最初に図の説明でございますけれども、北側に県道富士富士宮由比線が通っております。一番南側に新東名高速道路が通っておりまして、その上の太線で囲ったところが事業用地になります。今回富士砂防事務所の砂防工事の土砂を仮置きいたしますが、仮置きをする場所が東上の三角に塗ってあるところでございます。実際に搬入するルートでございますが、北側の富士富士宮由比線のちょうど真ん中ほどからおりまして、L字型になっておりますけれども、L字型の道を仮設道路ということで、今回、施工いたします。下ってきまして東側の突き当たりで土をおろして、そのまま南側へおりて現道を拡幅いたしまして、新東名高速道路の北側の側道を抜けて、一方通行で帰っていくというような計画をしております。
 それでは、内容について説明させていただきますけれども、新環境クリーンセンターの建設予定地は南北に高低差があるため、大きく2段に造成する計画といたしております。造成工事では、一般的に切り土量と盛り土量を同じにして、現場内にて土量の調整をすることが基本となりますが、事業用地はボーリング調査から岩盤であることが推定をされております。岩盤を掘削する場合には、費用と工事期間がかかりますので、今回なるべく掘削量を減らして盛り土量をふやす計画といたしております。そのため不足する盛り土材につきましては、環境への配慮から、富士砂防事務所から砂防工事の発生土を無償提供していただけるように依頼をいたしまして、了解をいただいております。しかしながら、砂防工事からの発生土は不定期であるため、本体工事の着手前にあらかじめ仮置き場所を整備しておく必要があるため、仮設道路工事及び盛り土材仮置き場所整地工事などを予定しております。
 盛り土材の仮置き場所につきましては、事業地内の北東側、敷地造成工事と周辺への影響の少ない場所を選定いたしました。盛り土材仮置き場所整地工事につきましては、仮置きをする箇所には茶の木や樹木などが生えているため、更地にするための工事と受け入れた盛り土材の維持管理をするための工事となります。富士砂防の工事箇所から仮置き場まで土砂を搬入し退出するルートにつきましては、工事車両の分散を図るために、北側の県道より進入し、南側の新東名高速道路の北側の側道を退出する一方通行となるよう計画しております。今回、北側の県道から進入し敷地内を通行できる道路がないため、新たに幅4メートルの仮設道路を整備いたします。南側からの退出路につきましては、現道の幅が狭いため、周辺利用者の通行なども考慮して6.5メートルに拡幅して整備する計画としております。また、事業用地内には農業用の畑地、かんがい用水の配管が埋設をされております。新環境クリーンセンターの事業用地により分断されてしまう埋設配管の機能復旧を行うための工事も今回実施いたします。
 以上、本年度に施工する関連工事の概要について説明させていただきました。
○望月 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。
◆高橋 委員 ただいま説明をいただいたところですけれども、この盛り土材の搬入につきましては県道から入ってくるということで、仮設道路を設けて場内に搬入すると。これはよろしいかと思いますけれども、これから今度、搬入し終わった車両が、真っすぐ新東名の側道に向かって南下していくようなことになるということです。ただ、先ほどお話がありましたように、周りに農耕地がございますので、周囲の皆様との交通のトラブル等々が懸念されるところですので、その辺の安全計画も含めた格好で、進めていっていただきたいと思います。これは先に要望しておきます。
○望月 委員長 質疑を終わります。
 次に(3)環境影響評価事後調査について当局に説明を求めます。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 それでは、環境影響評価の経緯と手続の流れについて御説明いたします。
 最初にこれまでの経緯でございますが、富士市新環境クリーンセンター建設事業は、静岡県環境影響評価条例による環境影響評価の対象事業となっております。県の条例に基づきまして、平成16年に方法書を作成いたしましたが、下の環境影響評価の手続の流れにありますとおり、平成19年に調査区域を拡大して再度方法書を作成し、これに基づき平成19年から平成24年にかけて周辺環境の調査を実施いたしました。調査結果を踏まえ、周辺環境に与える影響を予測・評価した結果、準備書でございますけれども、こちらについて平成25年2月に縦覧し、住民の皆様の御意見、知事意見を勘案した上で評価書を作成し、平成25年11月に縦覧をいたしました。その後、評価書による予測・評価の条件及びその結果の確認のための調査(事後調査)につきまして検討した事後調査計画書を平成26年2月に作成しております。今後、平成28年度には、本体事業の着手に先立ち、盛り土材搬入工事が予定されていることから、事後調査計画書に基づき、現実的な周辺環境への影響を調査することとなります。建設工事が終了し、右側の施設の稼働時になりますと、施設の稼働時の事後調査を実施することとなります。工事の実施時の事後調査計画の概要をまとめたものが次の資料3−2になります。
 資料3−2をお願いいたします。A3判横の表になっておりますけれども、事後調査計画(工事の実施時)の概要とスケジュールをまとめたものになります。左のほうに工事の実施時ということで、その次の上のほうに項目がございます。区分、事後調査でございます。それから2つ飛ばしていただいて、調査項目、調査地点、調査時期・頻度、それから調査方法、それから工事の実施期間中となりますので平成28年度から平成32年度にかけて行います。
 調査の内容につきましては、項目のところにございますけれども、最初に工事計画確認調査ということで、どういうような工事をやるか、全体の内容を確認いたします。それからその下の発生源強度確認調査ということで、場内で稼働する建設機械の騒音とか振動、それから大気質、こちらのほうも建設機械の排ガス、粉じんなど、それから一部資材運搬車両もございますのでそちらの排ガス、それから騒音、振動、あとコンクリートの打設もありますので水質、それから希少種のエビネなども植生しておりますので、それの移植を行います。それから生態系につきましてはオオタカが観測されていますので、それの調査などを行います。調査地点については表に載っているとおりでございます。それから調査時期・頻度につきましても、表のとおりでございます。
 それから平成28年から平成32年にかけて、工事の実際のどの時点で調査を行うかということでございますけれども、基本的に負荷が一番高い時期の工程をにらんで、実際の測定は行います。実際の実施工程を組んで、その中で一番負荷の高いところを測定して、その時点を確認いたします。下のほうに注意書きがありますけれども、それの2行目でございます。破線矢印は、その間において適宜時期を設定して調査を実施するものを示す。また、黒丸は調査を実施する可能性が高い時期を示す。それからその下の事後調査報告書がございますけれども、そちらについても、黒丸については報告書の作成、白丸については必要に応じて作成するということで報告書のほうも作成してまいります。
 以上、環境影響評価の関係につきまして説明させていただきました。
○望月 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。――質疑を終わります。
 次に、(4)環境監視委員会について当局に説明を求めます。
◎佐野 新環境クリーンセンター建設課長 それでは、資料4−1について説明させていただきますけれども、今回の富士市新環境クリーンセンター環境監視委員会でございますけれども、青葉台地区、それから大淵地区と締結をしていただいております協定書に基づく環境監視に関する事項を所掌する委員会でございます。こちらの組織は、市の組織としてではなく、両地区合同で環境監視委員会を設置していただいたもので、市はその支援をいたしております。
 それでは、内容について説明させていただきます。最初に、第1条で設置ということで記載がございます。第1条、青葉台地区及び大淵地区は、青葉台地区ごみ処理施設建設検討委員会及び大淵地区町内会連合会が富士市とおのおのに締結した富士市新環境クリーンセンターの建設に関する協定書に基づく富士市新環境クリーンセンター環境監視委員会を両地区合同で設置する。
 第2条が所掌事項でございますけれども、協定書及び環境監視計画に定めた環境監視に関する事項、それからその他環境監視に関する事項でございます。
 第3条は組織でございますが、委員については20人以内で組織する。それから、両地区においておのおの10人以内を選出する。
 第4条の委員長につきましては、委員長及び副委員長1人を置く。委員長は、委員の中から互選する。副委員長は、委員長が指名をするとなっております。
 第5条が委員の任期でございますけれども、任期は2年間とする。ただし、再任は妨げない。
 第6条は会議ということで、委員会の会議は委員長が招集する。それから、委員の半数以上が出席しなければ会議は開くことができない。委員長は会議の議長となるなどとなっております。裏面をお願いいたします。委員長は、必要があると認めるときは、会議に参考人または関係者の出席を求め、意見を聞き、説明を求めることができるとなっております。
 それから第7条、会議の公開でございますけれども、委員会の会議は原則公開とするという内容でございます。こちらのほうは、下の附則に書いてございますけれども、平成28年7月8日から施行しております。
 それから次の資料4−2のほうは、環境監視委員会のイメージとスケジュールでございます。図の上のほうが環境監視委員会ということで、大淵地区選出の委員の方、それから青葉台地区選出の委員の方に入っていただいております。下のほうに富士市がございまして、左上の参考人または関係者、こちらのほうはオブザーバーとして出席が可能でございます。それからその下のアドバイザーも、有識者の方が出席できることになっております。
 一番下でございますが、左側のほうにメーカーとなっておりますけれども、富士市は、施設ができた後の運転管理状況をメーカーから報告を受けて、良好な運転を確認した後で、環境監視委員会のほうに報告者として出席させていただきます。環境監視委員会の中に委員会の会議ということで、報告や提言に関する協議や意見交換の場ということで、市が開催を依頼する会議ということで開催をいただいて、その会議に出席をさせていただいて、報告、説明などをするようなことを考えております。その下に報告者等として出席ということで、環境監視計画に定めた報告、それから提言を受ける場合もありますので、提言の内容の確認をした後、回答をするような形になっております。それからその右側のほうは、委員会からの要請に応じて出席もさせていただきます。
 それから環境監視委員会からは、提言、それから新環境クリーンセンターの立入調査ということも可能になっております。
 下のほうに書いてございますけれども、市が開催を依頼する会議にかかる事務ということで、会議については、市が環境監視委員会に開催を依頼し、必要となる事務、日程や会議の調整、委員への通知などを行わせていただきます。内容につきましては、?環境監視計画に定めた報告を目的とした会議、?提言の内容の確認・回答を目的とした会議などでございます。
 それから、その下のほうに環境監視委員会のスケジュールが書いてございます。左側に項目がございますけれども、本体工事ということで、これは新環境クリーンセンターの建設工事の関係でございます。それからその下が先ほど説明させていただいた盛り土材の搬入などで、11月ごろから盛り土材の搬入を予定しております。それからアセスの環境影響評価の事後調査。それから、今年度、環境監視委員会を3回予定しておりまして、第1回目を7月22日の金曜日に開催をいただきました。今後2回目、3回目ということで予定をしております。それから、その下が委員会設置のこれまでの経緯でございますが、これまで両地区に説明させていただいておりまして、先進事例などの視察もいたしております。環境監視委員会の設置要領の整備ということで7月8日に施行をしております。それから今後の予定でございますけれども、1回目は7月22日に盛り土材搬入用仮設道路等の工事の計画について説明させていただいております。それから2回目は10月ごろを予定しております。盛り土材搬入用仮設道路等の工事実施に係る環境保全状況などを報告、それから盛り土材搬入工事の計画について事前の説明。それから3回目を年明けの2月ごろ、盛り土材の搬入に係る環境保全状況の報告、それから平成29年度予定事業の説明ということで予定しております。
 以上、資料4−1、2について説明をさせていただきました。
○望月 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。――質疑を終わります。
 以上で本日の事件につきましては終了いたしました。
 なお、委員長報告につきましては、正副委員長にお任せ願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
              (「異議なし」の声あり)
 御異議ないようですので、そのようにさせていただきます。
○望月 委員長 以上で、本日の委員会を終了いたします。
               午後1時48分 散 会