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静岡県 富士市

平成28年 3月 環境経済委員会−03月14日-01号




平成28年 3月 環境経済委員会

環境経済委員会

平成28年3月14日(月)
1.出 席 委 員(8名)
                 1番  小山忠之 委員
                 2番  川窪吉男 委員
                 3番  下田良秀 委員
                 4番  山下いづみ委員
                 5番  高橋正典 委員
                 6番  萩野基行 委員
                 7番  石橋広明 委員
                 8番  笠井 浩 委員

2.欠 席 委 員(0名)

3.欠     員(0名)

4.紹 介 議 員(0名)

5.傍 聴 議 員(2名)
                     小池智明 議員
                     太田康彦 議員

6.説明のため出席した者(16名)
           副市長       仁藤 哲 君
           環境部長      鈴木隆之 君
           産業経済部長    吉田和義 君
           環境総務課長    成宮和具 君
           環境保全課長    栢森孝幸 君
           廃棄物対策課長   稲葉愼一 君
           新環境クリーンセンター建設課長
                     佐野 浩 君
           環境クリーンセンター所長
                     高野典政 君
           産業政策課長    深澤伸嘉 君
           商業労政課長    加納徳子 君
           観光課長      米山 充 君
           農政課長      遠藤直人 君
           林政課長      鈴木章司 君
           農業委員会事務局長 影島 篤 君
           環境総務課調整主幹 寺田孝徳 君
           産業政策課調整主幹 有川一博 君

7.出席した議会事務局職員(4名)
           次長        石川伸宏
           主幹        福永正幸
           主査        大場亜紀子
           上席主事      石川智則

8.会議に付した事件
 議第11号 平成28年度富士市一般会計予算について
  第1条(歳入歳出予算)
   歳入 13款 使用料及び手数料
      14款 国庫支出金
      15款 県支出金
   歳出 4款 衛生費 1項保健衛生費 3目動物愛護管理費
                     8目環境衛生費
                     9目森林墓園費
             2項清掃費(3目生活排水処理費を除く)
             3項環境対策費 1目環境政策費
                     2目環境保全費
                     3目自然保護費
      5款 労働費
      6款 農林水産業費
      7款 商工費
      8款 土木費 4項港湾費
      11款 災害復旧費 1項農林水産業施設災害復旧費
  第2条(債務負担行為)
   第2表 債務負担行為
        新環境クリーンセンター設計施工監理業務
        新環境クリーンセンター環境影響評価事後調査業務
        新環境クリーンセンター運営管理業務
        新環境クリーンセンター建設事業
        新環境クリーンセンター電気工事負担金
        富士スモッグ改善計画目標達成状況調査業務
        丸火自然公園運営管理業務

 議第18号 平成28年度富士市内山特別会計予算について
 議第19号 平成28年度富士市旧今泉、一色、神戸、今宮特別会計予算について
 議第20号 平成28年度富士市須津山特別会計予算について
 議第21号 平成28年度富士市旧原田特別会計予算について
 議第52号 富士市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について
 議第53号 富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例制定について

               午前9時30分 開 議

○笠井 委員長 ただいまから環境経済委員会を開会したいと思います。
 11日に引き続き、付託議案の審査を行います。
 初めに、議第52号富士市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
 当局に議第52号について説明を求めます。
◎深澤 産業政策課長 それでは、議第52号富士市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について御説明いたしますので、議案書の410ページ、あわせまして議案参考資料の45ページをお願いいたします。
 まず、条例改正の理由でございますが、富士市企業立地促進条例は、事業所の新設等に対し、企業立地促進奨励金を交付することにより、企業立地の促進及び雇用機会の拡大を図り、もって地域産業の振興及び市民生活の安定に寄与することを目的に、平成15年度から5カ年の時限条例として施行しております。その後2回の延長を経て、現行の条例の施行期間は平成30年3月31日までとなっておりますが、市内企業を取り巻く環境は、国内需要の縮小や原材料の高騰などにより依然として厳しい状況にあることから、製造事業所等が事業活動を継続していくための設備投資に対する支援、セルロースナノファイバー製造事業や植物工場などの新産業に参入する事業所の進出の支援などのため、施行期間の途中ではありますが、改正を行うものでございます。
 それでは、改正内容につきまして新旧対照表により御説明いたしますので、議案参考資料の45ページをお願いいたします。
 まず、第2条の定義でございますが、同条第7号の「新規雇用者」を改正後では「新規雇用者等」とし、イに記載のとおり、「新設等に伴い市外の事業所から新事業所に異動となり市外から転入してきた雇用保険法に規定する一般被保険者」を追加するものであります。これは、企業の新設等に伴い、既に従業員である者が本市に転入する場合も雇用奨励金の対象に加えるものであります。
 次に、第3条企業立地促進奨励金の種類及び額でございますが、第1項第1号中の表の区分と期間につきまして、これまで設置奨励金の交付を、「用地取得奨励金の交付の指定を受けた場合」に「5年間」としておりましたが、46ページをお願いいたします。改正後では、「新事業所が規則で定める製造事業の用に供する事業所若しくは当該製造事業に係る開発若しくは研究を行う事業所である場合」を追加するものであります。ここで規則で定める製造事業とは、セルロースナノファイバー、CNF製造事業のことでありまして、今後、新素材として成長が見込まれるCNF製造事業の集積を図ることを目的としております。
 次に、同項第3号雇用奨励金につきましては、先ほど申し上げました新規雇用者の定義の変更に伴い、条文及び表中の「新規雇用者」を「新規雇用者等」に改正するものであります。
 次に、同条第3項は、奨励金を交付しない場合を定めたものでありますが、今回、設置奨励金、用地取得奨励金、雇用奨励金、それぞれの交付要件の改正に伴い、これら3つの奨励金をまとめて、企業立地促進奨励金と規定するものであります。
 また、新事業所の一部でCNFの製造、開発、研究を行う場合における設置奨励金及び用地取得奨励金の算出方法等を規則で定めることを、同条第4項として追加するものであります。
 次に、第5条指定でありますが、改正後に第2項を追加し、設置奨励金と雇用奨励金の交付の指定を1事業所につき1回限りとすることを定めたものであります。これは、投下固定資産総額を引き下げることから、同一事業所での複数回の申請が見込まれるため、平成30年3月31日までの施行期間において、1事業所1回とするものでございます。ただし、用地取得奨励金の交付の指定を同時に受ける場合は、この限りではないとしております。
 47ページをお願いいたします。第2項を追加したことによりまして、改正前の第2項を第3項に繰り下げるものであります。
 次に、附則の第3項でございますが、改正条例は平成28年10月1日から施行することから、交付の指定における1事業所1回限りの規定は、同年9月30日までに受けた交付の指定回数に算入しないことを定めたものであります。
 それでは、議案書の411ページをお願いいたします。
 附則の第1項でございますが、改正条例の周知期間を6カ月設け、施行日を平成28年10月1日とするものであります。
 附則の第2項でございますが、改正前の条例の規定により交付の指定を受けているものは、改正後の条例の規定にかかわらず、改正前の規定が適用されることを定めたものであります。
 以上で、議第52号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○笠井 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。――質疑を終わります。
 これから討論に入ります。――討論を終わります。
 これから採決に入ります。
 お諮りいたします。
 議第52号富士市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定については原案どおり決することに御異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認め、議第52号については原案どおり可決されました。
 次に、議第53号富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例制定についてを議題といたします。
 当局に議第53号について説明を求めます。
◎成宮 環境総務課長 それでは、議第53号富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例制定について御説明いたしますので、議案書の413ページをお願いいたします。
 本条例制定の経緯、目的等につきましては、さきの本会議におきまして環境部長から御説明させていただいておりますので、私からは、条例の内容について御説明いたします。
 まず、前文でありますが、本条例制定の趣旨と背景、誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進の方向性、また制定に当たっての決意等をあらわしております。
 次に、第1条は目的であります。基本理念を定め、市、市民、事業者及び来訪者の果たすべき責務を明らかにするとともに、快適な生活環境を保全し、創造するために必要な事項を定めることにより、魅力に満ちた美しいまちの実現に寄与することを目的としております。
 第2条は、本条例における用語の定義であります。このうち、第4号の吸い殻、空き缶等は、「たばこの吸い殻、紙くず、飲食物等のくずその他これらに類する物又は飲食物等の缶、瓶その他の容器」をいい、また、第7号の公共の場所は、本条例では「道路、公園、広場その他の屋外の公共の用に供する場所」としております。
 414ページをお願いいたします。
 第3条基本理念は、第1号として「市民及び事業者が快適な生活環境の保全に係る誇るべき規範意識を身に付けること」、第2号として「市民及び事業者が本市に愛着を持ち、周囲の人々を思いやる心を育むこと」、また第3号は「市、市民、事業者及び来訪者がそれぞれの役割を認識し、相互の理解と連携の下、協働して行うこと」であります。
 次に、第4条から第7条は、市、市民、事業者及び来訪者それぞれの責務について定めるものであります。
 次に、第8条から第10条までは、個人のマナー、モラルに基づく迷惑行為に対する禁止事項及び努力義務等を定めるものであります。
 まず第8条は、吸い殻、空き缶等の投棄について、また第9条は、飼い犬等のふんの放置について、それぞれ公共の場所、または他人が所有し、占有し、もしくは管理する土地において禁止事項として定めるものであり、また、第10条は、公共の場所で喫煙をする際の配慮、努力義務を定めるものであります。
 415ページをお願いいたします。第11条は、ポイ捨ての原因となり得るものの販売を行うものに対し、回収容器を設置し、適正に管理する努力義務を定めるものであります。
 次に、第12条は、美化推進重点区域の指定等について定めるものでありますが、第1項で、市長が特に必要があると認める場所を重点区域として指定することができるとしたことに加え、第3項で、地域の美化等にみずから取り組む団体は、この指定を申し出ることができるものとし、第13条で、この重点区域における施策の実施を定めております。
 また、第14条から416ページの第16条までは、第8条及び第9条の規定に違反した者に対する罰則を、それぞれ指導または勧告、措置命令、公表と定めるものであり、第17条は、第14条及び第15条の権限を行使する場合の職員の身分証の携帯等を定め、第18条は、規則への委任であります。
 最後に、附則でありますが、公布後の周知期間を2カ月間とりまして、施行日を平成28年6月1日とするものであります。
 以上で議第53号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○笠井 委員長 説明を終わります。
 質疑を許します。
◆下田 委員 こちらの条例の名前なんですけれども、よく言われるごみのポイ捨て防止条例だとか、他市、近隣の状況ですとか全国の状況を見ると、この内容で大体そういうようなわかりやすくて簡潔な条例が多いと思うんです。こちらの快適に過ごすことができる美しいまちづくりということで、もっと上位の都市計画だったり、美しいまちづくりだから電柱を地中化したりだとか、何かほかの意味も含めてというのであればこういう名前だったらいいのかなと思うのですけれども、よくある法律の制定の教科書とかを見ますと、なるべく簡潔にわかりやすいものをというような話になっていると思うんですけれども、こういう名前になった理由をお聞かせいただければと思います。
◎成宮 環境総務課長 この条例を制定するに当たりまして、今、委員おっしゃられるとおり、生活環境の保全という部分では、ごみのポイ捨てとか犬のふんというところにターゲットを絞った名称をという考え方もございましたけれども、まずはそういう身近な生活環境の部分から始めますけれども、それを、上のステップに求められるマナー意識が高いよという部分まで上げていく、そういう思いを込めまして、このような名前にしてございます。ただし、委員おっしゃるとおり、名前と条例の内容がぴったり来ないと。よく読めばぴったり来るところもあるんですけれども、そういうことから、現在、少し準備行為になりますけれども、この条例の略称というか愛称につきまして、内部で15個ほど候補をつくりまして、職員による投票を始めてございます。これを、周知期間が2カ月間ございますので、富士市立高校や富士市立看護専門学校や常葉大学富士キャンパス、あるいは一般の市民にも、ウエブサイト等通じて、少し投票していただこうかなと。そんなことも含めまして、実はこの条例の中身には、マナーとかモラルという用語は入っておりませんけれども、愛称のほうでは、例えば富士山マナーアップ条例とか、そういうふうにして具体的にわかりやすい愛称を定めていきたいと思っています。
 それともう1点、この条例の施行に関し、たくさんの団体からアンケートをいただいておりますので、その皆様方に対して返す。このアンケートの結果はこうでした、それから、今度こういう条例が制定できましたということで説明に歩きますので、その際には、こういう条例の名前ですけれども、中身はこういうものでこういうものを目指しますということをお伝えしていきたいなと、こんなふうに思っています。
◆下田 委員 高い目標を持って、美しいまちづくりというのは喜ばしいことで、内容も、ポイ捨て条例だけでなくて、まちづくりを推進する活動を――415ページの第13条第2項のところで、市長は活動を支援することができるという内容も入っておりまして、いい内容かなと思っているんです。ただ、名前の周知徹底ができなくて、結局市民が何かわからないという状態になるのがやっぱりあるのかなと思ったんですけれども、そういった形でアンケートをとれば逆にそれが周知につながっていくと思いますので、皆さんがわかりやすく覚えやすい形で、それだけ注意していただいて、進めていただければと思います。
◆川窪 委員 415ページに指導と勧告とあるんだけれども、これは条例でいいんだけれども、僕はたばこは吸わないけれども、たばこの販売機の業者、それから弁当のかすとか、ああいうものはやっぱり業者の窓口ででかく、空き缶ポイ捨ては条例違反だというくらいの強いのでどんとやるとかさ。確かにいい条例だけれども、現実を見ると、例えばインターからまずおりてきて富士商工会議所の前方あたりのちょうど合流するところ、来訪者が来るよね。あそこなんか、本当に年中弁当のかすとかが多いんだよね。あそこをきれいにする。それで、僕のほうの港のところも、こんな高い港のところなんかも物すごい弁当のかす。ああいうのは、普通の事業者でやらないんだね、やっぱり。だから、そのためにはトラック業界だとか。
 それから、犬の場合には、自治体でも、ふんを持ち帰りましょうと出ているんだけれども、もう少し強く会合の中で言ったほうがいいね。この富士山の玄関口あたりで、みっともないよねということをよく思ったので、条例はもちろんいい条例なんだけれども、もう少しちょっと下へ下って、企業あたり、コンビニあたりへとでっかく何かやるような方策がないものでしょうかね。
◎成宮 環境総務課長 まず、この条例中にも来訪者の責務ということで、市民以外、訪れる方に対しての部分も少し触れておりますけれども、今、うちのほうで考えているのは、例えば新東名高速道路の出口のところなんかに看板を設置しても、右に行っていいのか左に行っていいのかわからない。ああいうところだと、ちょっと不適当かなと思っております。ですので、看板等についてはいろいろ道路管理者等とも考えながら配慮してやらなければなりませんけれども、トラック業界であるとか、あるいはタクシー業界で観光客を乗せたときに、今、富士市はこういうふうに美しいまちをつくるための条例をつくってということで、ティッシュ等を観光客に配ってもらうとか、いろんなアイデアがございます。それらにつきまして、関係団体に協力をいただいて、進めていくしかないかなと思っています。
 もう1つ、犬のふんの放置につきましては、現在当課で、環境衛生自治推進協会という団体の事務局をやっておる関係もありますので、そういうところ、支部長会あるいは総会等で、今度こういうふうになりましたのでお願いしますということでやっていきたいなと、こんなふうに思っています。
◆川窪 委員 課長、確かにおもてなしというのは、お茶を出すのもおもてなしなんだけれども、きれいな環境、まちをつくるというのも、来訪者には特におもてなしだと思うんですよね。だから、その辺も今考えて、ステッカー等々ね。よく掃除しても、よく捨てる場所は限られているところがあるんですよ。正直、何カ所か大体あるんだよね。ああいうところへとでかく、条例違反じゃなくて逮捕するぞぐらいまでやらないと、本当に。東京あたりじゃ、たばこのポイ捨てなんていうのは逮捕されちゃう部分があるからね、それくらい強くやらないとなかなか。自分の車は物すごくきれいにしているんですよね。スリッパで入る、土足厳禁なんて。それで、のんだらぱっと捨てちゃうんだよ。そういう人が意外に多いの。だから、その辺も、要望ですけれども、しっかり強くやってほしいなと思っています。
◆石橋 委員 いい条例ができるなとは思うんですけれども、私もかねがねいろんな方の意見だとか市民の意見を聞いた中でトラブルとして発生するのが、まずごみマイスターに対してのこと。ごみマイスターは、どうしても正義感を持ってやっているもので、その辺で、市民だとか特に外国人の方だとか、そういう方に対しての説明だとかでトラブルを発生しやすいなという意見も聞いておりますし、あと、ごみステーションですね。それとか、あとマンション。マンションに外国人の方々が非常に住んでいて、そのごみステーションへの出し方だとかにも非常に気を使っている区長、町内会長がいらっしゃいます。そういう方々に対しても、やっぱり理解を求めるということも大事だけれども、私はその言葉、要は看板1つにしても、いろんな方が住んでいるわけですよね。そうすると、我々の説明だけ、日本語の説明だけでは十分行き届かない部分があると思うんですよ。ましてや、ここに美化推進重点区域を指定することができるとなると、やっぱりそういうことにも配慮する。看板1つも、何カ国語も設置して理解を求めるようなこともしていかないと、このきれいなまちづくりというのはなかなか大変だなと思いますし、それ以上に、またコスト的にもいろんな面でかかってくるのかなとも思います。そういうことに対しての対策というのは、どのように考えているんですか。
◎成宮 環境総務課長 ごみステーションの問題であるとか通常のごみの出し方の問題の中では、既に廃棄物対策課のほうでそういった対応を始めていただいております。この条例につきましても、委員おっしゃるとおり、日本語でいろいろ言わんとするところを日本の方に説明するのと、全くそういうベースがなくて外国の方に説明するのでは少しやり方も違うと思いますので、そういうところも配慮する。特に外国の方、特定できないかもしれませんけれども、そういう被害の大きいようなところ、汚されているようなところについては、そんなことも考慮しながら進めていきたいと思います。
◆石橋 委員 それともう1点、外国人就労企業は多いと思うんですよ。そういう企業に対しても、やっぱりこういう条例ができたことの周知はする必要性もあるのかなと思いますけれども、その辺の考え方はどうですか。
◎成宮 環境総務課長 先ほども少し申し上げましたとおり、トラック業界とかバス業界とかに伺うケースがあると思います。それは、よそから来てトラックの荷おろしをする事務所というふうに僕らは今イメージしておりますけれども、外国人の方がたくさん就労している会社等についても、説明ということになるとなかなか僕らも言葉でできないので、時間がかかるかわかりませんけれども、パンフレットを少し作成する中で、そういうことも考慮していこうと思います。
◆石橋 委員 先ほど、委員のほうからもおもてなしという言葉を受けました。富士山が世界文化遺産になりまして、海外からの観光客を迎え入れるためには、やはりそういうおもてなしの心がないとなかなかまちはきれいにならないなと思いますので、その辺を職員の方々も意識を持って、これからこの条例に対して進めていただきたいなというふうに要望しておきます。
◆山下 委員 第8条、第9条のところは禁止、そして喫煙のところは配慮となっていますけれども、ここを禁止と配慮に分けたのはどういうことかということと、あと喫煙のところでは、第12条にかかってくるんですけれども、美化推進重点区域。他市では、一定の区域だけは禁煙というエリアを設けていますけれども、そういうようなことを想定しているのかを聞きます。
 それと、第12条第3項に「自ら取り組む団体」とありますけれども、そこはどういう団体のことを想定していて、もし申し出があったらということが書いてありますけれども、もし申し出があったら、どういうことを考えて、この団体がこのエリアをやるからということを決定するのかというところをお願いします。
◎成宮 環境総務課長 まず、たばこにつきましては、原案の段階で禁止にするかどうかというところも当然議論しております。他市の条例等を見ますと、ごく市街地、例えば駅周りに飲食店街が多くて、そういう部分を取り締まりたいので美化区域に指定する、そういう中ではより規制を強めるといったようなつくりのものがあります。富士市の場合を見ますと、例えば富士駅の周辺であるとか新富士駅の周辺を我々も見に行ったりもしたんですけれども、そういうふうな指定をするまでにはまだ至らないだろうと。特別にここだけは罪を重くするよというような考え方は、まずはうたわなかったというのが1つあります。たばこについては、受動喫煙の問題もありますし、それからポイ捨ての原因となり得る、火災の原因となり得るということで、かなり議論をしたんですけれども、例えば、自分の畑で仕事をして、その後少し一服する、そういうことも規制するのか、禁止にするのかとか、町なかで子ども等がおられれば、子どもが歩いているところであれば、当然そこは禁止にしたほうがいいのではないかとかいろいろな議論がございました。ただし、条例でもって今喫煙を禁止するということに関しては、まだ少し時間がかかるのかなと思っています。こんな話をしていたところですけれども、ことしの1月になりまして、国が東京オリンピックを控えて新たな法令を整備するやにも聞いていますので、またそんなことも踏まえて、考えていきたいと思っています。
 それから、みずから申し出るという団体につきましては、連合町内会長、あるいはまちづくり協議会を通して申し出をいただきたいと考えています。例えば、それぞれが勝手にやられていて、町内として、町内会長が、うちの町内はあそこでやっているけれども、俺は知らないなということがないように、地域のある程度一定のエリアを使った中で美化をしていきたいというふうな申し出をしていただきたいなと思っています。当然我々の窓口に相談に来ますので、そういう中でどんなことをやるのか、あるいはどういうエリアでやるのか、どういう体制でやるのかということを聞きながら、柔軟に対応していきたいなと思っています。
◆山下 委員 たばこのことはこれからも考えてというところで、多分ここで条例にするところは、本当に人通りが多くてたくさん歩くところ、目立つところということですよね。そうすると、富士市でいったら新富士駅が一番人が多いのかなと。ここのところはまた考えていただきたいと思います。
 みずから申し出るというところで、一定のエリア、連合町内会、まちづくり協議会ですけれども、地域の町内とかそういうところがよく活動するエリアから外れるような場所、例えば市役所前はあれですけれども、もう1回聞きたいんですけれども、この連合町内会、まちづくり協議会が富士市の全てのエリアを網羅して、団体の活動ができるということですか。
◎成宮 環境総務課長 連合会というか、例えば原田なら原田で、原田の連合町内会長、あるいは原田の町内会長が、そういう活動をされていることを知らないよということが一番困るなと思っています。この条例は、富士市内の全部のエリアが対象となりますので、個々に、例えばすごい小さな隣近所の二、三軒で申し出をされても、我々も、この話を町内会長は知っていますかということになりますので、そういった意味で先ほどお話しさせてもらったんです。そのエリアの大きさ、小ささとかというのは、これ以上とかこれ以下という想定は余りないんですけれども、町内として、町内会長、あるいはまちづくり協議会長が知っていてくださいねという意味で、そういうところと通じてと、こんなふうに考えています。
◆山下 委員 町内のエリアのことはわかりました。多分この条例ができた場合、こういう環境とかごみのことに熱心な人たちが、例えばサークルとか、ある程度団体を立ち上げて、こういうものを申し出たいなんていうことも何かあるのか、想定もできるのかなと思ったんですが、その点はどうでしょうか。
◎成宮 環境総務課長 例えば、既に沼川プロジェクトであるとか滝川とか、そういうところで河川を清掃していただいている。もうそれはそれで完結しているといいますか、全てができ上がっている活動もあります。こういうことをPRしていきますと、では私たちのところもやってみようかという動きにつながってくると思います。そういった場合は、この条例の趣旨からして大歓迎ですので、ただその手続として、勝手にやるのではなくて、みんなやってくれている、よかったねと公にしていただいたほうがいいのかな、活動しやすいのかなと思いますので、どんな申し出があるか楽しみにしているところです。
◆高橋 委員 いろいろ出てまいりましたので、私のほうからは少しお伺いしたいところがございます。
 まず、条例の第9条飼い犬等のふんの放置の禁止というのがうたわれておりますけれども、近隣でペットを多頭飼育等しておりまして、そのふん、あるいは尿のにおいが御近所まで伝わってくる。あるいは、ふんが乾燥して風に飛ばされてくるだとかという問題等も耳にしておりますので、この条文の中で「他人が所有し」となっておるところが、「本人及び他人が所有し」というふうにできないでしょうか。こういうような提案を少しさせていただけたらとも思います。
 それから、最近ですと、お散歩に行くのにペットボトルにお水等を持って、ふんだけでなくて尿のほうも、マーキングなんかもございますので、その場合に水をかけたりして環境保全に努めている方もいらっしゃいますので、その辺のところもどのようにお考えなのかお伺いします。
 それから第16条で、市長は、措置命令に従わなかった違反者について、その事実を公表することができるとしておりますけれども、公表の内容ですとか、どのような手法をもって公表されるのか、その点を1点伺いたい。
 最後に、市民への周知期間が必要だということですので、施行期間が平成28年6月1日からとなっておりますけれども、どのような方法をもって周知していくのか。また、しばらく継続的に周知をしていく期間が必要じゃないのかなと思いますけれども、この点についてはいかがお考えでしょうか。
◎成宮 環境総務課長 まず、1点目の本人の自己所有地まで含めたらどうかというお話がございます。現実に、動物の苦情等でそういった例がございます。そういう場合は、こちらのマナー条例というよりも、むしろ動物愛護法の関係で保健所とともに指導に入っているような形でございます。自分の所有地までを条例に含めることに関しては、何かと――罰則もついておりますので、整合性をとったりするハードルが非常に高うございました。それともう1つ、富士市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の中に、清潔の保持ということで「土地又は建物の占有者は、その占有し、又は管理する土地又は建物を適正に管理し、清潔に保つよう努めなければならない」という条項もございますので、今回につきましては、自分の土地は自分できれいにする。ただし、他人が迷惑するようなことであればそれは対処するよと。ほかの法律のほうで対処したい、こんなふうに思っています。
 それから、尿につきましてですけれども、最近やはり商店街等ではそのような形で、ペットボトルの水とかスプレーを持って、かけていっていただける方もおります。ただ、犬が尿をするのが、尿をするという目的よりもむしろマーキングという本能による部分もございますので、なかなか難しいところでありますけれども、確かに尿で臭いよとか、毎日毎日同じところにされて迷惑ということもございますので、まずはふんからですけれども、飼い主責任の明確化の中で、尿についても、まだそういう風土がないですけれども、できるだけそういうふうにしていってくださいというお願いはしていきたいと思います。
 それから、条例の公表の部分でございますけれども、公表は規則で定めておりますが、富士市公告式条例ということで、市の掲示場のほうに、違反者の住所、氏名、違反の日時及び場所、違反の内容、措置命令の内容等を掲示板に公表する形になろうかと思います。
 それから、本条例の周知方法等についてでございますけれども、まず平成28年度は周知啓発に努めていきたいと思っていますけれども、6月1日以前に事前キャンペーンとして富士駅、それからイオンとかアピタとか、そういう大型の商店で啓発物品を配布していきたいと思っています。それから、6月1日の当日は、新富士駅、富士駅、道の駅等で市長、副市長ほか職員で啓発をしていきたいと思っています。そのほかに、のぼり旗であるとか車のボンネット、ドアにつけるマグネットシートであるとか、あるいは横断幕、懸垂幕等も使いまして、啓発をしていきたいと思っていますけれども、そういうふうな一般的な啓発に加えまして、先ほども少し申し上げましたとおり、いろんな団体の総会等がございますので、そういう中で周知徹底を図っていきたいと思っています。
◆高橋 委員 御本人の所有地までは入れられないということですので、そういう意味から行けば、なかなかこの理念条例の中にそこまで入れるのは大変かなと思いますけれども、ぜひ現状に目を向けていただいて、課長がおっしゃったように、事実としてそういうことがあった場合には、適法に対応していただきたいと思います。
 それから、公表の点では掲示板に掲示ということになるんでしょうけれども、この条例自体が、皆さん、美しく住みやすいまちをつくりましょうよという理念条例だという点からいって、そこを捉まえて即座に公表するだとかということよりも、この条例によって、そういうことのないようにというところを前に出していただくためには、公表も必要なのかもしれませんけれども、なかなかそこまではいかないのかなとも思っています。そうしたときには、毅然たる態度でやりますよと。中には、悪質な方もいらっしゃると思うんです。そういう人のためにも、だからといって要らないというわけじゃなくて、これは載せておかないといかん部分だなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
 それから、周知方法につきましては、さまざま考えていただいているようですけれども、この条例自体は、もう各委員の皆様方それぞれの思いの中にあるんでしょうけれども、これはいいね、ぜひ進めていってもらいたいねという条例になろうかと思います。広く市民の方に周知していただきますようにお願いをしておきたいと思います。
◎成宮 環境総務課長 1点、罰則の関係について委員のほうからお話しございましたけれども、我々も、通常の指導の中で悪質なケース、確信犯的なケースも多々ございます。そういう場合に、この条例を抑止的な効果といいますか、より指導をする中で、活用していきたいと思っています。これでもって公表したりすることが主目的ではございませんので、こういうこともあり得るということで今回規定させていただければ、指導の中でより効果的にできるのかなと思っています。
○笠井 委員長 質疑を終わります。
 これから討論に入ります。――討論を終わります。
 これから採決に入ります。
 お諮りいたします。
 議第53号富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例制定については原案どおり決することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認め、議第53号については原案どおり可決されました。
 ここで、保留にしておりました議第11号平成28年度富士市一般会計予算について討論に入ります。――討論を終わります。
 これから採決に入ります。
 お諮りいたします。
 議第11号平成28年度富士市一般会計予算については原案どおり決することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認め、議第11号は原案どおり可決されました。
 以上で本委員会に付託となりました議案7件の審査を終わります。
 なお、委員長報告については正副委員長にお任せ願えますでしょうか。
              (「異議なし」の声あり)
 では、そのようにさせていただきます。
○笠井 委員長 以上で環境経済委員会を終了いたします。
               午前10時12分 散 会