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静岡県 伊東市

平成20年 6月 定例会−06月24日-05号




平成20年 6月 定例会
            伊東市議会6月定例会会議録(第13日)

                平成20年6月24日

●議事日程
 平成20年6月24日(火曜日)午前10時開議
第1 市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例
   市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例
   市議第3号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例
   市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
第2 発選第1号 農業委員会委員推薦について
第3 発議第1号 日本映画への字幕付与を求める意見書
第4 発議第2号 携帯電話リサイクルの推進を求める意見書

●会議に付した事件
議事日程の同一。

●出席議員(22名)
 1番  鳥 居 康 子 君        2番  佐 藤 一 夫 君
 3番  楠 田 一 男 君        4番  大 島 春 之 君
 5番  重 岡 秀 子 君        6番  佐 藤 美 音 君
 7番  杉 山 利 郎 君        8番  稲 葉 正 仁 君
 9番  三 枝 誠 次 君       10番  佐々木   清 君
11番  稲 葉 富士憲 君       12番  井 戸 清 司 君
13番  竹 田 昭 直 君       14番  浅 田 良 弘 君
15番  横 沢   勇 君       16番  西 島   彰 君
17番  宮 ? 雅 薫 君       18番  土 屋   進 君
19番  久保谷 廠 司 君       20番  鈴 木 克 政 君
21番  伊 東 良 平 君       22番  掬 川 武 義 君

●説明のため出席した者
市長                   佃   弘 巳 君
副市長                  石 井   勇 君
副市長                  原     崇 君
企画部長                 瀧 下 宣 彦 君
企画部企画政策課長            堀 野 順 章 君
理事                   秋 山 雅 幸 君
総務部長                 鈴 木 将 敬 君
総務部参事兼課税課長           大 嶽 静 夫 君
同財政課長                若 山   克 君
同収納課長                常 田 静 雄 君
市民部長                 梅 原 誠一郎 君
市民部市民課長              鈴 木 幸 延 君
保健福祉部長               村 上 雅 啓 君
保健福祉部参事              日 吉 一 三 君
同地域医療課長              露 木 義 則 君
観光経済部長               肥 田 義 則 君
観光経済部参事              三 好 信 行 君
建設部長                 臼 井 美樹夫 君
会計管理者兼会計課長           石 川 由美子 君
上下水道部長               日 吉   孝 君
消防長                  築 山 繁 信 君
消防本部消防総務課長           池 田 正 明 君
教育長                  佐々木   誠 君
教育委員会事務局教育次長         鈴 木   渉 君
同参事兼幼児教育課長           山 下 文 紀 君

●出席議会事務局職員
局長      野 満 勝 二   局長補佐  三 間 雅 之
主査      冨 士 一 成   主査    西 川 豪 紀
主査      小 川 真 弘

                会        議
                午前10時   開議

○議長(佐藤一夫 君)おはようございます。
 ただいまから本日の会議を開きます。
               ━━━━━━━━━━━━
○議長(佐藤一夫 君)まず、諸般の報告をいたします。
 本日の議事日程は、改めて作成、配付いたしました。
 以上で諸般の報告を終わります。
               ━━━━━━━━━━━━
○議長(佐藤一夫 君)これより議事に入ります。
△日程第1、市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第3号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例及び市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、以上4件を一括議題といたします。
  常任総務委員会の審査報告を求めます。
            ──────────────────
               常任総務委員会審査報告書

 議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。

                              平成20年6月18日
 伊東市議会議長 佐 藤 一 夫 様
                            常任総務委員会
                             委員長 久保谷 廠 司

                    記
┌─────────┬───────────────────┬───────┬─────┐
│番   号    │件          名       │議決の結果  │付 記  │
├─────────┼───────────────────┼───────┼─────┤
│市議第1号    │伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条│原案を可決すべ│少数意見 │
│         │例                  │しと決定   │留保   │
├─────────┼───────────────────┼───────┼─────┤
│市議第2号    │伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改│〃      │     │
│         │正する条例              │       │     │
├─────────┼───────────────────┼───────┼─────┤
│市議第3号    │伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条│〃      │     │
│         │例                  │       │     │
├─────────┼───────────────────┼───────┼─────┤
│市議第4号    │伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部│〃      │     │
│         │を改正する条例            │       │     │
└─────────┴───────────────────┴───────┴─────┘
                                         以 上
            ──────────────────
              〔19番 久保谷廠司君登壇〕
◎19番(常任総務委員長 久保谷廠司 君)ただいま議題となりました条例4件につきまして、常任総務委員会の審査報告を申し上げます。
 まず、市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。
 今回の改正により見直しがされた寄附金控除について、その内容を問う質疑がされ、当局から、控除の方式が所得控除から税額控除に変更されるとともに、適用下限額が10万円から5,000円に引き下げられ、また、控除対象限度額が総所得金額の25%から30%へと引き上げられ、今回の改正による控除下限額の引き下げに伴い、対象者がふえると考えるとの答弁がされました。
 また、県税分と市税分を分けた理由を問う質疑には、寄附金控除の対象となる団体等を県あるいは市が条例により独自に指定できるようになったことに伴い、県民税あるいは市民税について税額控除を行うためであるとの説明がされるとともに、対象団体指定に係る条例改正については、県とも調整しながら検討していきたいとの意向が示されました。
 さらに、公的年金からの特別徴収除外者に係る質疑には、特別徴収については、老齢基礎年金のみが該当となり、税額が支給額を上回る場合は特別徴収の対象外となるとの答弁、年金以外の所得に関する税金の徴収方法に係る質疑には、ほかの所得に対する税金については、基本的に普通徴収を原則としているが、本人から申し出があった場合には特別徴収としているとの答弁がされました。
 このほか、上場株式等の譲渡益や配当所得に関する税率について、優遇税制が廃止された一方、一定額以内に関しては2年間に限り軽減税率が適用されることに対し、むしろ低資金による運用者に対する優遇措置を講ずることを希望する意見も述べられました。
 以上が議論の概略で、討論におきまして反対の立場での討論がされましたが、この内容につきましては、後の少数意見報告に譲らせていただきます。
 採決の結果、市議第1号は賛成多数で原案を可決すべしと決定いたしました。
 市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第3号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例、市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、以上条例3件につきましては、いずれも質疑、討論なく、採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
○議長(佐藤一夫 君)次に、少数意見者の報告を求めます。
            ──────────────────
               少 数 意 見 報 告 書

 平成20年6月18日、常任総務委員会において留保した少数意見を、会議規則第101条第2項の規定により、下記のとおり報告する。

                              平成20年6月18日

伊東市議会議長 佐 藤 一 夫 様

                           常任総務委員会
                            委 員  佐 藤 美 音

                    記
1 市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例
  本条例改正は、地方税法の一部を改正する法律によって改正されるもので、伊東市で独自に変えられないものであることは承知をしています。
  また、寄附金控除の対象を拡大するなどの制度の拡充が図られたことや、専決処分となった省エネ住宅や200年住宅促進などに対する税制面での援助なども評価できるものです。さらに、以前から批判してきた上場株式等の配当・譲渡益に係る優遇税制である軽減税率を廃止し、本則課税に戻すことも評価できるものです。
  しかし、配当で100万円以下、譲渡益で500万円以下の場合は軽減税率を2年間延長し、加えて、上場株式等の譲渡損失の金額がある場合、配当所得の金額から、損失額を控除できる優遇措置を新たに創設しました。これは、個人投資家のリスクを軽減する仕組みで、事実上の減税です。また、配当で100万円ということは、仮に1%の配当とすると、1億円もの投資資金となり、軽減税率を2年延長する優遇をすべきではなく、本則課税に戻すべきです。
  その上で、退職金の一部を投資に活用するなどの、小さな個人投資家に対する対策は別に考えるべきではないでしょうか。
  さらに、公的年金からの住民税の特別徴収の問題です。住民税の年金からの天引きは、介護保険料や後期高齢者医療保険料の天引きのように、年金額の2分の1以上になる場合は天引きしないという規定はなく、年金額を上回らない限り、つまり年金額がゼロになる寸前まで、天引きできることになります。
  年金は「老後の生活の唯一の糧」であり、それを「税の財源」としてしまい、社会保障制度としての年金が崩壊してしまいかねない、年金からの住民税特別徴収は実施すべきではありません。自治体による、個人の財産権の侵害ともなる公的年金からの住民税の特別徴収は反対です。
  以上のことから、本条例改正に反対し、少数意見を留保した。
                                     以 上
            ──────────────────
◎6番(常任総務委員 佐藤美音 君)常任総務委員会におきまして、私が留保しました少数意見につきましては、お手元に配付されております報告書のとおりです。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(佐藤一夫 君)ただいまの委員会報告及び少数意見報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより4件一括討論に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本案4件に対する常任総務委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。
 採決は2つに分けて行います。
 まず、市議第1号について採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、市議第2号、市議第3号及び市議第4号、以上3件について一括採決いたします。
 本案3件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手全員であります。よって、本案3件は原案のとおり可決されました。
               ━━━━━━━━━━━━
○議長(佐藤一夫 君)
△日程第2、発選第1号 農業委員会委員推薦についてを議題といたします。
            ──────────────────
                                    発選第1号

    農業委員会委員推薦について

  本市議会は、農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定による農業委員会委員として、次の4人を推薦する。

                             平成20年6月24日提出
                              提  出  者
                               伊東市議会議員
                                伊 東 良 平
                                久保谷 廠 司
                                稲 葉 正 仁
                                鳥 居 康 子
                                稲 葉 富士憲
                                佐 藤 美 音

                     記
  伊東市和田一丁目2番8号         鈴 木 克 政
  伊東市渚町2番18号           土 屋   進
  伊東市宇佐美1244番地の14      井 戸 清 司
  伊東市中央町6番3号           大 島 春 之
            ──────────────────
○議長(佐藤一夫 君)お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
  採決は被推薦者1人ごとに行います。
  まず、鈴木克政君の推薦についてお諮りいたします。
  鈴木克政君の退席を求めます。
               〔20番 鈴木克政君退場〕
○議長(佐藤一夫 君)鈴木克政君を農業委員会委員に推薦することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手全員であります。よって、鈴木克政君を推薦することに決定いたしました。
  鈴木克政君の入場を許します。
               〔20番 鈴木克政君入場〕
○議長(佐藤一夫 君)次に、土屋 進君の推薦についてお諮りいたします。
  土屋 進君の退席を求めます。
               〔18番 土屋 進君退場〕
○議長(佐藤一夫 君)土屋 進君を農業委員会委員に推薦することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手全員であります。よって、土屋 進君を推薦することに決定いたしました。
  土屋 進君の入場を許します。
               〔18番 土屋 進君入場〕
○議長(佐藤一夫 君)次に、井戸清司君の推薦についてお諮りいたします。
  井戸清司君の退席を求めます。
               〔12番 井戸清司君退場〕
○議長(佐藤一夫 君)井戸清司君を農業委員会委員に推薦することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手全員であります。よって、井戸清司君を推薦することに決定いたしました。
  井戸清司君の入場を許します。
               〔12番 井戸清司君入場〕
○議長(佐藤一夫 君)次に、大島春之君の推薦についてお諮りいたします。
 大島春之君の退席を求めます。
               〔4番 大島春之君退場〕
○議長(佐藤一夫 君)大島春之君を農業委員会委員に推薦することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(佐藤一夫 君)挙手全員であります。よって、大島春之君を推薦することに決定いたしました。
  大島春之君の入場を許します。
               〔4番 大島春之君入場〕
○議長(佐藤一夫 君)ただいま決定いたしました農業委員会委員推薦告知の間、暫時休憩いたします。
                午前10時10分休憩
                ───────────
                午前10時11分再開
○議長(佐藤一夫 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
  農業委員会委員に推薦することに決定いたしました4名からそれぞれ承諾書が提出されましたので、ご報告いたします。
               ━━━━━━━━━━━━
○議長(佐藤一夫 君)
△日程第3、発議第1号 日本映画への字幕付与を求める意見書を議題といたします。
            ──────────────────
                                   発議第1号

   日本映画への字幕付与を求める意見書

 日本映画への字幕付与を求めるため、別紙意見書を内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、衆議院議長及び参議院議長に提出するものとする。

                            平成20年6月24日提出
                             提  出  者
                              伊東市議会議員
                               伊 東 良 平
                               久保谷 廠 司
                               稲 葉 正 仁
                               鳥 居 康 子
                               稲 葉 富士憲
                               佐 藤 美 音
              ………………………………………
             日本映画への字幕付与を求める意見書

 現在、テレビ番組への字幕付与は、総務省(旧郵政省)の作成した指針や予算的な補助によって急速に普及し、字幕付与可能な番組のほぼ100%に字幕がつけられるという状況になりました。
 一方、国内で上映される映画のうち「洋画」についてはほとんど日本語の字幕がついていますが、「邦画」の場合は特別なものを除いて日本語字幕がついていないのが現状です。聴覚障害者は字幕のない日本映画を楽しむことができません。
 昨年、女優の菊地凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたことで注目された映画「バベル」は、約400人の聴覚障害者がエキストラとして参加し、日本の若者も多数出演しました。日本で公開される際、日本語場面だけ字幕がつけられていなかったため、聴覚障害者らが署名運動などで改善を要望、その結果、配給会社は公開する全映画館で日本語場面にも字幕を入れて上映しました。
 聴覚障害者が映画を楽しむためには、せりふだけでなく、電話の呼び出し音、動物の声、車の警笛など画面にあらわれない音声情報の文字視覚化も望まれます。日本映画への字幕付与は、ユニバーサル社会を目指す「情報バリアフリー」の一環として必要不可欠です。
 以上のことから、下記の項目について国は早急に実施するよう、強く要望いたします。
                     記
1 情報バリアフリー化のため、日本映画や日本語映像ソフトコンテンツへの字幕付与を義務づけること。
2 だれにでも理解できる字幕付与が行えるよう、一定の規格・規定を定めたガイドラインを策定すること。
3 日本映画への字幕付与が進むよう、財政的支援措置を講じること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

                              平成20年6月24日

               伊  東  市  議  会
            ──────────────────
○議長(佐藤一夫 君)職員をして意見書の朗読をいたさせます。
               〔局長補佐 意見書朗読〕
○議長(佐藤一夫 君)お諮りいたします。本案及びこの後議題となります発議第2号は、各派共同の提出でありますので、申し合わせにより、説明から質疑、討論までを省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 発議第1号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。
               ━━━━━━━━━━━━
○議長(佐藤一夫 君)
△日程第4、発議第2号 携帯電話リサイクルの推進を求める意見書を議題といたします。
            ──────────────────
                                   発議第2号

  携帯電話リサイクルの推進を求める意見書

 携帯電話リサイクルの推進を求めるため、別紙意見書を内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、衆議院議長及び参議院議長に提出するものとする。

                            平成20年6月24日提出
                             提  出  者
                              伊東市議会議員
                               伊 東 良 平
                               久保谷 廠 司
                               稲 葉 正 仁
                               鳥 居 康 子
                               稲 葉 富士憲
                               佐 藤 美 音
              ………………………………………
            携帯電話リサイクルの推進を求める意見書

  レアメタルを含む非鉄金属は我が国の産業競争力のかなめとも言われており、その安定確保は我が国の産業にとって重要な課題である。近年、国際価格の高騰や資源獲得競争の激化により、その確保に懸念が生じている。
  貴重な鉱物資源をめぐるこのような状況を受け、資源エネルギー庁に設置された「資源戦略研究会」が平成18年に取りまとめた報告書「非鉄金属資源の安定供給確保に向けた戦略」では、使用済み製品に使われたレアメタルの再利用推進が重視されている。中でも普及台数が1億台を超えている携帯電話には、リチウム、希土類、インジウム、金、銀などが含まれており、これらを含んだ使用済みの携帯電話は他のレアメタルなどを含む使用済み製品とともに「都市鉱山」として、適切な処理と有用資源の回収が期待されている。
  しかし、使用済み携帯電話の回収実績は2000年の約1,362万台をピークに減少傾向が続いており、2006年には約662万台に半減している。回収率向上のための課題として、携帯電話ユーザーへのリサイクル方法の情報提供、携帯電話のリサイクル活動を行うMRN(モバイル・リサイクル・ネットワーク)の認知度向上、ACアダプター等の充電器を標準化することによる省資源化などが指摘されているところである。
  そこで、政府に対して、使用済みの携帯電話の適正な処理とレアメタル等の有用な資源の回収促進を図るため、下記の事項について早急な対策を講じるよう強く求める。
                     記
1 携帯電話の買いかえ・解約時において、ユーザーに対して販売員からリサイクルの情報提供を行うことを定める等、携帯電話の回収促進のために必要な法整備を行うこと。
2 携帯電話ユーザーに対する啓発、携帯電話回収促進につながる企業・団体の取り組みを支援する施策を行うこと。
3 ACアダプター等充電器の標準化や取り扱い説明書の簡略化等による省資源化を実現すること。
4 レアメタルなどの高度なリサイクル技術の開発に加え、循環利用のための社会システムの確立を目指すこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

                              平成20年6月24日

               伊  東  市  議  会
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○議長(佐藤一夫 君)職員をして意見書の朗読をいたさせます。
               〔局長補佐 意見書朗読〕
○議長(佐藤一夫 君)直ちに採決いたします。発議第2号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤一夫 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。
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○議長(佐藤一夫 君)以上をもって日程全部を終了いたしました。
 これにて市議会6月定例会を閉議、閉会いたします。
                午前10時18分閉会

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         以上のとおり会議の次第を記録し、ここに署名する。

                        平成  年  月  日

                議     長     佐 藤 一 夫


                会議録署名議員     杉 山 利 郎

                            井 戸 清 司

                            鈴 木 克 政