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静岡県 伊東市

平成19年 6月 定例会−06月20日-05号




平成19年 6月 定例会
           伊東市議会6月定例会会議録(第10日)

                平成19年6月20日

●議事日程
 平成19年6月20日(水曜日)午前10時開議
第1 発選第2号 議会運営委員会委員の補欠選任について
第2 市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例
   市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例
   市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
   発議第1号 伊東市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例
第3 市議第3号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
第4 市議第5号 平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)
第5 陳情第1号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書の提出を求める陳情
第6 市議第6号 伊東市功労者表彰について
第7 市選第1号 教育委員会委員任命の同意について
第8 市選第2号 公平委員会委員選任の同意について

●会議に付した事件
議事日程の外、
   発議第2号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書
   市選第3号 監査委員選任の同意について

●出席議員(22名)
 1番  杉 山 利 郎 君        2番  森   一 徳 君
 5番  荻 野   聡 君        6番  三 枝 誠 次 君
 7番  西 島   彰 君        8番  宮 ? 雅 薫 君
 9番  増 田 忠 一 君       10番  森     篤 君
11番  土 屋   進 君       12番  大 島 春 之 君
13番  平 沢 克 己 君       14番  浅 田 良 弘 君
15番  天 野 弘 一 君       16番  稲 葉 知 章 君
17番  高 野 泰 憲 君       18番  久保谷 廠 司 君
19番  鳥 居 康 子 君       20番  佐 藤 一 夫 君
21番  楠 田 一 男 君       22番  鈴 木 克 政 君
23番  伊 東 良 平 君       24番  掬 川 武 義 君

●欠席議員(1名)
 3番  稲 葉 正 仁 君

●欠  員(1名)

●説明のため出席した者
市長                   佃   弘 巳 君
副市長                  石 井   勇 君
副市長                  原     崇 君
企画部長                 滝 下 宣 彦 君
企画部参事                萩 原 則 行 君
同秘書広報課長              三 浦 章 子 君
理事                   秋 山 雅 幸 君
総務部長                 鈴 木 将 敬 君
総務部参事兼課税課長           日 吉   孝 君
同財政課長                若 山   克 君
市民部長                 宮 下 芳 明 君
市民部参事兼環境防災課長         小 泉 節 男 君
保健福祉部長               村 上 雅 啓 君
保健福祉部参事兼病院事業課長       石 井 松 男 君
保健福祉部参事              日 吉 一 三 君
同高齢者福祉課長             三 木 健 次 君
観光経済部長               肥 田 義 則 君
観光経済部参事              梅 原 誠一郎 君
建設部長                 臼 井 美樹夫 君
会計管理者兼会計課長           石 川 由美子 君
水道部長                 白 井   哲 君
消防長                  築 山 繁 信 君
消防本部消防総務課長           池 田 正 明 君
教育長                  佐 藤   悠 君
教育委員会事務局教育次長         鈴 木   渉 君

●出席議会事務局職員
局    長  野 満 勝 二   局長補佐  三 間 雅 之
議事調査係長  冨 士 一 成   主  査  西 川 豪 紀
主    査  小 川 真 弘

                会        議
                午前10時   開議

○議長(森一徳 君)おはようございます。
 ただいまから本日の会議を開きます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)まず、諸般の報告をいたします。
 3番 稲葉正仁君から欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。
 正風クラブから会派内移動届が提出され、既に通知をいたしました。
 本日の議事日程は、改め作成、配付いたしました。
 以上で諸般の報告を終わります。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)次に、全国市議会議長会表彰状の伝達を行います。
 去る6月19日、東京都において開催の全国市議会議長会定期総会におきまして、15年以上の勤続議員として増田忠一君、平沢克己君が表彰されましたので、これより表彰状の伝達を行います。
 まず、9番 増田忠一君のご登壇をお願いいたします。
               〔9番 増田忠一君登壇〕
○議長(森一徳 君)
                 表  彰  状

                            伊 東 市
                              増 田 忠 一 殿

 あなたは市議会議員として15年 市政の振興に努められ その功績は著しいものがありますので 第83回定期総会にあたり 本会表彰規程により表彰いたします

                             平成19年6月19日
                              全国市議会議長会
                               会長 藤 田 博 之

               〔表 彰 状 伝 達〕
               〔拍       手〕
◎事務局長(野満勝二 君)次に、13番 平沢克己議員のご登壇をお願いいたします。
              〔13番 平沢克己君登壇〕
○議長(森一徳 君)
                 表  彰  状

                            伊 東 市
                              平 沢 克 己 殿

 あなたは市議会議員として15年 市政の振興に努められ その功績は著しいものがありますので 第83回定期総会にあたり 本会表彰規程により表彰いたします

                             平成19年6月19日
                              全国市議会議長会
                               会長 藤 田 博 之

               〔表 彰 状 伝 達〕
               〔拍       手〕
○議長(森一徳 君)以上をもって全国市議会議長会表彰状の伝達を終わります。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)これより議事に入ります。
△日程第1、発選第2号 議会運営委員会委員の補欠選任についてを議題といたします。
 6月18日、稲葉知章君から議会運営委員会委員を辞任したい旨の申し出があり、委員会条例第11条の規定により、議長においてこれを許可いたしました。辞任許可に伴い、議会運営委員会委員の補欠選任を行う必要がございます。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員に宮?雅薫君を選任したいと思います。これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)
△日程第2、市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、発議第1号 伊東市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例、以上4件を一括議題といたします。
 常任総務委員会の審査報告を求めます。
             ───────────────
              常任総務委員会審査報告書

 議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。

                              平成19年6月18日

 伊東市議会議長 森   一 徳 様
                            常任総務委員会
                             委員長 高 野 泰 憲

                    記

 ┌───────┬────────────────────────┬────────┬─────┐
 │番  号   │件              名        │議決の結果   │付 記  │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第1号  │伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例    │原案を可決すべ │     │
 │       │                        │しと決定    │     │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第2号  │伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例│〃       │     │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第4号  │伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する│〃       │     │
 │       │条例                      │        │     │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第5号  │平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)のう│〃       │     │
 │       │ち、歳入全般、歳出のうち第9款消防費      │        │     │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │発議第1号  │伊東市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する│〃       │     │
 │       │条例                      │        │     │
 └───────┴────────────────────────┴────────┴─────┘
                                        以 上
             ───────────────
◎17番(常任総務委員長 高野泰憲 君)自席にて失礼いたします。
 ただいま議題となりました市議第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第2号 伊東市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例、市議第4号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例及び発議第1号 伊東市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例、以上条例4件につきましては、いずれも質疑、討論なく、採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森一徳 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
◆13番(平沢克己 君)私も18日は傍聴しようと思ったわけですが、体調が悪くて傍聴できなかったものですから、委員長報告がどういう報告がされるのか、ある意味では注目をしたわけですが、質疑なしということで、特に市議会にとって一番大事な発議第1号についてはどういう質疑がされるのか、私は興味を持って注目をしていたわけですが、全く質疑がないという、このことについて、なぜ質疑がなかったのか、その辺の報告をお願いできますか。
◎17番(常任総務委員長 高野泰憲 君)報告のとおり、現実に質疑がありませんでしたので、報告はそのようにさせていただきました。
◆13番(平沢克己 君)質疑がなかったというのは、質疑ができる状態に委員会がなかったということであって、そういう点でいけば、発議者は17名いるわけですが、総務委員会委員全員が発議者に名を連ねていた、こういうこと自体が異常だというふうに私は思うわけですね。ただ、そのことについて会議規則や申し合わせ事項でそういうことはうたわれていませんから、問題がないと言えばそれまでですが、しかし、請願の扱いについて言えば、所属する委員会に関係する請願については紹介議員にならない、こういうことがあるわけですね。請願について言えば、委員会で質疑をしなければならない、こういうことがあるから、担当の委員は紹介議員にならないということになっているわけですよ。そういうことを考え合わせれば、本来、委員長を初めとして委員が発議者に名を連ねること自体がおかしいんじゃないかと思うんですが、その辺については、議案が総務委員会付託になるに当たって、委員長としてその辺のことを考えたことはなかったのですか。
◎17番(常任総務委員長 高野泰憲 君)議運で決定したことを総務委員会は受けてやったわけでありまして、報告のとおりで、それ以上のことは一切ありません。
◆13番(平沢克己 君)議運で決まる前に、議運で委員会に付託というよりも、この発議そのものが総務委員会で扱われるということは最初からわかっているわけじゃないですか。委員会付託にならなければ本会議場でやるということも考えられますよ。しかし、委員会付託になるということになれば、そういうことも前提として考えた上で発議者に本来なるべきだと思うし、総務委員長みずからがなる、このこと自体がおかしいんじゃないかと思うんですが、それについてもし意見があれば言ってもらえますか。
◎17番(常任総務委員長 高野泰憲 君)議運の決定どおりであります。それで、当日は発議者の席と、番外発言があることも考えて、用意だけはしておきましたけれども、そういうことも一切ありませんでした。
            〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
◆13番(平沢克己 君)議事進行――今、私は総務委員長に、発議者になるに当たってそういう配慮をされなかったのかどうか聞いたわけですが、議長のところに発議として提出されるに当たって、総務委員全員が発議者になっていたことについて、議長としてはどういうように考えられて、この発議に対処されたのか、その辺、もしあればお聞かせ願えますか。
○議長(森一徳 君)暫時休憩します。
                午前10時10分休憩
                ───────────
                午前10時11分再開
○議長(森一徳 君)休憩を戻して、会議を開きます。
 13番 平沢議員にお答えします。
 発議をするときに、みんなが総務委員会に入っていたということですけれども、発議に署名をするということを議長がとめることはできませんので、そういうことになるかもしれませんけれども、そういう形で受け取ることにいたしました。
 ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより4件一括討論に入ります。発言を許します。
              〔13番 平沢克己君登壇〕
◆13番(平沢克己 君)ただいま議題となっております発議第1号 伊東市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論を行います。
 発議第1号は、現行の伊東市議会議員の定数を定める条例に定められている議員定数24人を2人減員して、22人とするものです。議案の提案理由並びに提案者の説明を聞くと、削減の理由として、市内経済の厳しい状況とそれを背景とした厳しい市の財政を挙げ、市当局も財政健全化に向け、さらなる経費の節減のため、行財政改革大綱に沿って組織の簡素化、合理化を強力に進めている流れの中で、議会としても市と歩調を合わせ、議員定数の削減を行い、少数精鋭による議会運営を行うとしています。この提案理由そのものが議会の役割を全く理解しない、また、みずからの責任を投げ捨てた無責任な提案であることをまず指摘しておきます。
 地方自治体、市の役割の第一は住民の福祉の向上であり、そのために議会の役割としては大きく分けて3つ、地域住民の意思を代表する機能、自治立法権に基づく立法機能、執行機関に対する批判・監視機能、この3つの機能が与えられているのです。そして、議員の役割としては、議会がその機能や権限を生かし、住民の利益を守る役割を十分に果たせるように活動するのが議員の役割です。本市の人口は約7万5,000人で、地方自治法で定められた議員の定数は人口5万以上10万未満の市の30人です。また、人口5万未満の市及び人口2万以上の町村の定数は26人であり、本市の現行の議員定数24人は人口5万未満の市及び人口2万以上の町村に定められた定数26人をも既に下回っており、これ以上の削減はみずから議会の役割を放棄する以外の何物でもありません。
 もとより自治法に定められた30人は上限数値であり、また、これらの数値を単純に人口や面積に応じて一定の率を乗じて算出すればよいというものではないことも明らかです。しかし、人口5万未満の市や人口2万以上の町村でも、地理的条件などさまざまな問題が考慮されて、26人までの議員が認められているわけです。そうした点で、本市の人口は7万5,000人であり、加えて観光客なども加味し、ごみ処理や水道、消防などさまざまな分野で人口10万人規模の対応が求められてきました。また、地理的条件でも、合併以前の旧4市町村が複雑に山で分断されており、医療問題を初め、南部地域を中心とした水道や下水道などの社会資本整備、いわゆるインフラ整備のおくれなど問題が山積しています。しかも、提案者の説明でも示されていたように、今日、地方分権が推進される中で、市の仕事が大幅にふえています。加えて、行革により指定管理者制度や民間委託等が急速に推進されてきました。
 もとより市の仕事の第一は住民福祉の向上であり、その点では行財政改革もその立場で実施されていかなければならないわけですが、実際には指定管理者や民間委託等により事業内容が市民にも議会にも見えにくくなっており、議会に与えられた機能の一つである監視機能が十分に果たせない状況になっています。その点では、より多くの監視の目が必要となっています。ところが、提案者の説明では、地方分権の流れの中で行政の果たす役割は大きくなっているとしながら、一方で市政に参画する市民の機会はふえていることに加え、IT化の進展により情報の共有化についても目覚ましい進化を遂げていることを理由として挙げ、議員定数の削減に伴う弊害もほとんどなくなっていると考えるとしています。市民が市政に参画する機会がふえているのでしょうか。例えば、一般廃棄物処理計画審議会のように、条例で審議会委員の数が20人以内と定められているからと、その半分の10名で審議をしたり、各種審議委員会の委員の公募制が影を潜めるなど、逆に市民参画の機会が減ってきているようにも思えます。
 また、IT化の進展による情報の共有化についても、確かに今日IT化が進み、双方向の通信が可能となり、情報の共有化は可能になっていますが、しかし、そのことと市民の声が行政に反映されることとは別の問題です。ところが、提案者はそれらのことを議員定数削減の理由にしています。仮に提案者の言うとおりとすると、2名減ではなく、もっと大幅な削減が可能なのではないでしょうか。現実には市民の意思が行政になかなか反映されないからこそ、専門的に行政にかかわり、行政から独立した議会があり、議員がいるのです。市民の市政参画やIT化の進展を理由に議員定数を削減しようとする発議者の提案は、議会制民主主義をみずから形骸化し、否定するものと言わざるを得ません。
 定数を2名減ずることによる議会活動への影響について、提案者は、議員個々の一層の努力により、民意の反映は議会での慎重な審議で十分可能としています。この点について、平成13年9月議会での議員定数削減を発議した当時の提案者も、議員各自の一層の精励により民意の反映は可能であり、議会における中身の濃い論議はできると考えると述べていました。しかし、私の16年という短い議会経験の中だけで見ても、定数が26名から24名に2名削減されたこの4年間の議会と、それ以前とを比較してみると、この4年間では定数削減を提案している大半の議員諸氏の議会内での動向を見ると、一般質問、代表質問だけでなく、それぞれの議案の質疑でも市民の生活実態や生の声がほとんど示されることがなく、また、議員それぞれの考え、主張もほとんど出されず、ただ当局にお尋ねします的な質疑、質問がほとんどであり、とても26名を24名にした結果、少数精鋭による中身の濃い論議になったとは言いがたく、定数削減以前に比べ、議会全体のレベルが下がってきていることを痛感しています。
 提案者は2名削減により1,351万3,000円の削減となり、財源確保の大きな手段となるとしています。しかし、提案者が問題にした市内経済の点から見ると、議員の数をどれだけ削って財源を確保しようとも、それだけでは何の景気対策にもなりません。議員としてやるべきことは、こそくに定数を削減し若干の金を節約することではなく、議員としての役割を十分に発揮し、一人でも多くの議員が本市における具体的景気対策、景気浮揚策を提案することだと考えます。ちなみに私は具体的景気対策として、今は廃止されてしまった、たくさんかえる券のもとになったプレミアムつき商品券や今日でも好評を博している住宅リフォーム助成制度などを提案しています。やるべきは議員定数の削減ではなく、具体的政策提案です。
 市民の声を行政に反映させる点では、先日の本会議で、市認第1号 伊東市税賦課徴収条例の一部を改正する条例専決処分の報告承認についてがありました。この中では、上場株式等の譲渡益、配当等に係る軽減税率の延長という金持ち優遇税制が含まれていました。折しも税源移譲と定率減税の廃止等により市県民税が大幅に引き上げられ、市民の中で大きな問題となっていたときだけに、多くの議員からこの問題への意見が出されると期待したわけですが、実際に市税の大幅増税に触れたのは私を含め一、二の議員だけでした。このほかにも市民の抱える重大問題として市民病院の問題や保育園、介護保険などさまざまな問題が市民の中で話題になっていますが、こうした市民の声は私たち日本共産党を除いてほとんど議会で取り上げられていません。これでは民意を行政に反映させるという議員の役割を果たしているとは言えません。
 また、行政を監視する機能について言えば、先日の一般質問で介護保険の不正請求問題が取り上げられましたが、この中で当局から、介護保険サービス事業に対する指導、監督については県が行うことになっており、保険者は直接監査はできない旨の答弁がされていました。こうしたことは本市の保育を実施している市内民間保育園に対する監査も同様で、県の監査で幾つもの問題点が指摘されていますが、市として適切な指導がされていないのが実態です。こうした点では、市民病院なども多くの問題を抱えており、市民からたびたび指摘されていますが、私たち日本共産党を除いてはこれまで二、三の議員が問題にしただけです。議会の重要な役割の一つである行政を監視する機能でも十分に役割を果たしているとは言えません。
 私が議員になった最初に年にいただいた中島正郎著「最新議員議会運営ハンドブック」の議員の職責について書かれた箇所を見ると、「執行機関を批判、監視、牽制」という項目があり、そこには「議員の職責は議案の審議のほか執行機関を監督する」とあり、「議場においても、執行者に対し、いたずらに迎合しないで、十分批判の眼を向けるほか、執行部の行き過ぎがないように批判、監視、牽制するべき」と書かれています。先ほども指摘しましたように、現在の議員定数24人でも議会の重要な役割である民意を行政に反映させるための具体的指摘や提案、さらには執行機関に対する批判、監視、牽制が十分にされているとは言えません。それにもかかわらず、議員定数をさらに2名減ずることは、議会の役割をみずから放棄するものであり、認めることはできません。
 議員定数の削減は、当然のこととして、選挙で当選に必要な得票数を押し上げることになります。ちなみに4月に行われた県議会議員選挙と同程度の得票率として計算すると、県議選の得票率は60.78%、投票数は3万7,835票でしたので、これを現在の定数24で割ると1,576票となり、削減案の定数22で割ると1,720票となります。このように、当選に必要な得票数が上がることは、政党に所属しない人や支持組織を持たない人、若者や女性にとってますます立候補しにくくなります。ちなみに、本市議会では現在2名の女性がおり、いずれも政党に所属しています。女性議員の比率は24分の2ですから、わずか8.3%でしかありません。全国の市、区での女性議員の比率も11.2%と低く、男女共同参画社会の実現を目指す観点からすると、女性議員の比率を飛躍的に高める必要があると考えます。この点からも、発議第1号で提案されている2名の定数削減は、その阻害要因となると考えます。
 以上の理由から、発議第1号に反対するものです。
 最後に、老婆心ながら、17名の発議者の皆さんが少数精鋭による議会運営を本当に実現させるというのであれば、少なくとも発議者となっている議員は全員、次期選挙に当たって立候補を辞退し、精鋭に道を譲るべきであることを申し上げて、討論を終わります。
○議長(森一徳 君)ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本案4件に対する常任総務委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。
 採決は2つに分けて行います。
 まず、市議第1号、市議第2号及び市議第4号について一括採決いたします。
 本案3件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、本案3件は原案のとおり可決されました。
 次に、発議第1号について採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)
△日程第3、市議第3号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
             ───────────────
             常任観光建設委員会審査報告書

 議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。

                             平成19年6月15日

伊東市議会議長 森   一 徳 様

                           常任観光建設委員会
                             委員長 楠 田 一 男

                    記

 ┌───────┬────────────────────────┬────────┬─────┐
 │番  号   │件              名        │議決の結果   │付 記  │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第3号  │伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改│原案を可決すべ │     │
 │       │正する条例                   │しと決定    │     │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第5号  │平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)歳出│〃       │     │
 │       │のうち、第7款観光商工費            │        │     │
 └───────┴────────────────────────┴────────┴─────┘

                                       以 上 
             ───────────────
              〔21番 楠田一男君登壇〕
◎21番(常任観光建設委員長 楠田一男 君)ただいま議題となりました市議第3号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、常任観光建設委員会における審査の概要を報告いたします。
 現在の災害住宅の戸数は城星住宅の5戸となっており、狩野川台風で家をなくされた方に対する住宅供給が目的であるとの説明を踏まえ、委員から、既に築50年が経過していることから、居住者には他の市営住宅への転居を勧める中で、新たに災害対策住宅として整備する方針はないのかとの質疑がされ、当局から、今年度に測量を実施し、どのような形で整備ができるか検討しているとの答弁がされました。
 これを受けて委員から、早期に整備を進めることが要望されました。
 取り壊した災害住宅等の跡地の利用方法を問う質疑には、当局から、跡地がまとまっている場所もあれば、点在している場所もあることから、需要に応じた今後の耐震住宅のストック用地として考えている部分と、そうでない場所は順次整理していくとの考え方が示されました。
 また、都会における若者のネットカフェ難民の問題を取り上げる中で、新たな住宅政策として、そのような問題への対応とあわせ、建てかえも含めた今後の住宅建設の予定がただされ、当局から、高齢化が大きな問題であるとの認識は持っているが、本市には若者は少なく、現実的にそのような話も聞いていないので、その辺を考慮した住宅政策は検討していない状況であるとの答弁がされましたが、委員からは調査の必要性が述べられました。
 さらに、台風や地震などの災害が発生した場合、活用できる政策空き家があるのかとの質疑には、当局から、耐震性もないと予測され、また、内部の状況も相当悪いことから、災害時に活用する考えはないとの答弁がされました。
 以上が主な質疑の概略であり、討論はなく、採決の結果、市議第3号は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(森一徳 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本案に対する常任観光建設委員会の審査報告は、原案可決であります。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)
△日程第4、市議第5号 平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 各常任委員会の審査報告を求めます。
 まず、常任総務委員会の審査報告を求めます。
              〔17番 高野泰憲君登壇〕
◎17番(常任総務委員長 高野泰憲 君)ただいま議題となりました市議第5号 平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)のうち、常任総務委員会における審査の概要についてご報告申し上げます。
 まず、歳出のうち第9款消防費につきましては、質疑はありませんでした。
 次に、歳入について申し上げます。
 委員から、今回の補正予算の歳入において、国や県の予算の成立を受けて、補助金等として歳入に計上されたものがあることを踏まえ、予算の編成作業が国等と同時期に行われている中で、新規の補助事業等に対する情報収集の方法を問う質疑がされ、当局から、早目に情報をつかむように努力しているが、新規事業については最終的な確定がないと動くことができないため、補正予算での対応となることもあるとの答弁がされ、これを受け委員から、6月定例会における迅速な補正措置を評価する発言がありました。
 財産収入が市有地の売り払い収入であることから、市の所有地の現状及び今後の取り扱いに関する質疑には、普通財産の大半が山林部分であり売却できない状況ではあるが、平成16年度までに行われた法定外公共物の調査により国から一括譲与された、不要となった赤道や水路等については、民間において有効活用できるのであれば積極的に払い下げをしていきたいとの答弁がされました。
 以上が質疑の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第5号中、常任総務委員会所管部分につきましては、全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で、常任総務委員会の審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森一徳 君)次に、常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
              〔21番 楠田一男君登壇〕
◎21番(常任観光建設委員長 楠田一男 君)ただいま議題となっております市議第5号 平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)歳出のうち、常任観光建設委員会所管部分である第7款観光商工費について、その審査の概要を報告いたします。
 まず、補正の対象となる観光トイレの修繕内容を問う質疑がされ、当局から、浄化槽の保守点検の結果、し尿漏れが発生していることから、その修繕を実施するとの答弁がされました。
 なお、他のトイレでは、そのような報告はされていないとのことでありました。
 また、以前には、いたずらによるトイレの破損が見受けられたが、最近の状況はどうかとの質疑に対し、当局から、現在もかなり発生しており、特に宇佐美駅にある観光トイレ「旅のアシンル」の被害が大きい状況であるとの答弁がされました。
 以上が質疑の概要であり、討論はなく、採決の結果、市議第5号歳出中、本委員会所管部分は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森一徳 君)次に、常任福祉文教委員会の審査報告を求めます。
             ───────────────
             常任福祉文教委員会審査報告書

 議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。

                              平成19年6月15日
伊東市議会議長 森   一 徳 様

                            常任福祉文教委員会
                             委員長 天 野 弘 一
                    記

 ┌───────┬────────────────────────┬────────┬─────┐
 │番  号   │件              名        │議決の結果   │付 記  │
 ├───────┼────────────────────────┼────────┼─────┤
 │市議第5号  │平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)歳出│原案を可決すべ │     │
 │       │のうち、第3款民生費、第10款教育費      │しと決定    │     │
 └───────┴────────────────────────┴────────┴─────┘
                                        以 上
             ───────────────
              〔15番 天野弘一君登壇〕
◎15番(常任福祉文教委員長 天野弘一 君)ただいま議題となっております市議第5号 平成19年度伊東市一般会計補正予算(第1号)のうち、常任福祉文教委員会の歳出所管部分について審査の概要をご報告いたします。
 最初に、第3款民生費について申し上げます。
 委員から、介護予防・生きがい活動支援事業に係る事業者選定の過程や審査方法などを問う質疑があり、当局から、インターネットや通知により、市内のすべての事業者を対象として公募しており、事業者の選定については、保健福祉部長を委員長に、その他関係各課の課長補佐を委員とした選定委員会を組織し、そこで協議した上で決定している、なお、地域密着型介護老人福祉施設(ミニ特養)に1法人、小規模多機能型居宅介護施設に1法人の応募があり、ミニ特養については既に選定委員会において審査した結果、適当と認め、選定をしている、また、小規模多機能型居宅介護施設については、議会終了後、選定委員会を開催する予定であるとの答弁がありました。
 これに対し委員から、業者選考等における透明性を確保するため、評価基準を可能な限り数値化することや応募の状況について公表すべきとの要望がありました。
 特養の待機者の状況と今後の整備計画を問う質疑には、待機者は384人で、整備計画については、国の方針が居宅介護にシフトしており、本市においても大きな特別養護老人ホームをつくる計画はなく、地域で、居宅で介護ができるような条件整備を推進していきたいとの答弁がありました。
 また、介護事業者による介護保険の不正受給に対する対策を問う質疑があり、国・県による罰則の強化や市による管理の強化、また、公表制度が設けられており、県の監査の結果をインターネット等で公表することになっているとの答弁がありましたが、委員からは、政府の方針でいろいろな新しい制度が出てくるが、問題点が見えにくいので、わかりやすく整理すべきであるとの要望がありました。
 さらに、当該補助金の用途を問う質疑があり、当局から、地域密着型サービス拠点等施設整備費補助金7,500万円は施設の建設費、地域密着型サービス事業推進費補助金300万円は、子供と障害者や高齢者が共生して生活するために必要となるトレーニングマシン、遊具等の備品の購入を予定しており、運営費については、障害者と高齢者は障害者自立支援法と介護保険によるが、周辺の児童等を巻き込んで実施するため、事業者はその他の経費は軽微であると見込んでいるとの答弁がありました。
 国の補助金の算定基準を問う質疑には、限度額までは10分の10の補助であり、施設の建設費については、ミニ特養は約6億円、小規模多機能型居宅介護施設は約7,000万円であるとの答弁がありました。
 次に、第10款教育費について申し上げます。
 まず、放課後子ども教室推進事業にかかわる運営委員会の設置状況とコーディネーターの配置について問う質疑があり、当局から、運営委員会は各市町村においてそれぞれ立ち上げることになっており、現在、学童保育との連携を踏まえ、福祉部門を加えた形で立ち上げの準備に入っている、また、コーディネーターについては、過去の事業において実績のある方に依頼したいとの答弁がありました。
 また、当事業を実施するに当たり、これまで実施されてきた放課後児童クラブへの影響を問う質疑には、当初、国の見解としては、将来的に一本化を見据えた密な連携を要求されたが、最終的には無理な一本化は必要なく、緩やかな連携をとのことであり、現段階では個々に確立した事業として展開していくと考えているとの答弁がありました。
 なお、保護者には保険料程度を負担していただくとの答弁もあわせてありました。
 さらに、当事業の前身である子どもの居場所づくり事業において、実施回数や参加人数が着実に増加していることから、当時の委託料と比較しての金額の根拠を伺いたいとの質疑があり、それぞれの実施団体からは、平成19年度以降の予算措置がなくても、ボランティアや参加者からの受益者負担を求めて継続したいとする意思の確認、備品など教材は準備段階で購入済みのため、1団体につき30万円程度で実施できるという確認をいただいたとの答弁がありました。
 また、退職教員への事業の協力について問う質疑には、現在のところ、当事業で掘り起こした退職教員への折衝は行っていないとの答弁があり、委員から、本市は国の平均よりも児童1人当りの指導者が多いとのデータもあり、当事業を要望、期待する親、子供も多いと思われること、また、放課後に起こる事件や事故も多いことなどから、広く地域に呼びかけるとともに、子供たちが積極的に参加できるようなメニューを提供できるよう推進していただきたいとの要望がありました。
 当事業を必要とする家庭の割合等の把握状況や当事業の実施に至る背景を問う質疑には、当局から、調査は行っていないこと、少子化や情報化に伴い、子供が集団で遊ばなくなったため、授業の中だけでなく、放課後においても子供たちの体験活動や、地域、家庭がもっと子供の面倒を見るなど、戦後の日本社会が失われてきているようなものを大事にしていく、確認していくとともに、子供は子供で遊べるような力をつけさせるということであるとの答弁がありました。
 また、当事業は、日本の全体的な社会現象、社会のあり方に端を発する事業であるとのことから、本市としての政策的な対応を問う質疑があり、副市長及び教育長から、当事業は委託するだけでなく、子供の資質の向上のため、学び方等も加味しながら子供とともにつくっていくという形が望まれるが、少子化や高齢化が進むなど社会状況が大きな変化を遂げており、事業のメニューをただ取り上げて展開していくだけでは済まされない問題であると理解しているので、今後、伊東市として好ましい政策についても念頭に入れながら検討していきたいとの答弁がありました。
 以上が質疑の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第5号歳出中、本委員会所管部分は全会一致で原案を可決すべしと決定いたしました。
 以上で、常任福祉文教委員会所管部分の審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森一徳 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。
 まず、常任総務委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。
 次に、常任観光建設委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。
 次に、常任福祉文教委員会関係について質疑を行います。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本案に対する各常任委員会の審査報告は、いずれも原案可決であります。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)
△日程第5、陳情第1号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書の提出を求める陳情を議題といたします。
 常任観光建設委員会の審査報告を求めます。
             ───────────────
             常任観光建設委員会審査報告書

1 陳情第1号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書の提出を求める陳情

                  陳 情 者
                   静岡市葵区東草深町7番地18号
                    食とみどり、水を守る静岡県労農市民会議
                     代表者 議 長 鈴 井 孝 雄

上記陳情1件は採択すべきものと決定した。

                            平成19年6月15日

 伊東市議会議長 森   一 徳 様

                          常任観光建設委員会
                           委員長 楠 田 一 男
              ………………………………………
                             陳   情   第  1  号
                            (平成19年5月22日受理)

               陳    情    書
      (日豪EPA/FTA交渉に関する意見書の提出を求める陳情)

? 趣 旨
  日豪EPA/FTA交渉に関する意見書を提出すること。

? 理 由
 本年から開始するとされている日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対し、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張すると見られています。オーストラリア政府の要求どおり、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府の試算でも、肉牛、酪農、小麦、砂糖の主要4分野で約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済への影響を含めると、二、三兆円規模となるとされています。
 また、食料自給率は30%台に低下するなど、日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けることになり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くことになります。
 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったように、オーストラリアの農業生産条件は極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足、危機が心配されている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねません。
 私たちは、日豪EPA/FTA交渉に当たり、日本農業に多大な影響を与える重要品目を交渉から除外するなどの対策を求めます。つきましては、貴議会におかれまして、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を政府関係機関に提出いただき、下記内容の実現に向けて強力な働きかけをお願いいたします。

                    記
1 日豪EPA/FTA交渉に当たっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中断すること。
2 農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。

                               平成19年3月9日

伊東市議会議長 森   一 徳 様

                   陳 情 者
                    静岡市葵区東草深町7番地18号
                     食とみどり、水を守る静岡県労農市民会議
                      代表者 議 長 鈴 井 孝 雄

              ………………………………………
           日豪EPA/FTA交渉に関する意見書(案)

 本年から開始するとされている日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対し、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張すると見られています。オーストラリア政府の要求どおり、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府の試算でも、肉牛、酪農、小麦、砂糖の主要4分野で約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済への影響を含めると、二、三兆円規模となるとされています。
 また、食料自給率は30%台に低下するなど、日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けることになり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くことになります。
 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったように、オーストラリアの農業生産条件は極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足、危機が心配されている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねません。
 私たちは、日豪EPA/FTA交渉に当たり、日本農業に多大な影響を与える重要品目を交渉から除外するなど、下記のとおり要望いたします。

                    記
1 日豪EPA/FTA交渉に当たっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中断すること。
2 農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

                            平成  年  月  日

              伊  東  市  議  会
             ───────────────
              〔21番 楠田一男君登壇〕
◎21番(常任観光建設委員長 楠田一男 君)ただいま議題となりました陳情第1号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書の提出を求める陳情につきまして、常任観光建設委員会における審査の概要を報告いたします。
 日本とオーストラリアの経済連携協定による影響は、GDP(国内総生産)で1.8%の減少、食料自給率で40%から12%への低下、農作物の作付面積では272万haに減少するとの報告があるとの当局の説明を踏まえ、委員から、農業への影響だけではなく、農業が支えてきた国土保全という機能まで失われてしまうことになり、多大な影響を及ぼすことから、陳情に対する慎重な対応を求めたいとする意見が述べられました。
 また、国の方針では、食料・農業・農村基本計画において遊休農地等を解消し、農業生産の自給率を上げていく動向であるとの当局の説明を踏まえ、委員から、この意見書は、その方針に沿ったものとなっていることから、認められるとの意見が述べられました。
 以上が質疑、意見の概略であり、討論はなく、採決の結果、陳情第1号は全会一致で採択すべしと決定いたしました。
 以上で常任観光建設委員会の審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(森一徳 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本陳情に対する常任観光建設委員会の審査報告は、採択であります。
 本陳情は、委員会の報告のとおり採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、本陳情は採択することに決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)発議案準備のため、10分間ほど休憩いたします。
                午前10時49分休憩
                ───────────
                午前11時   再開
○議長(森一徳 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)この際、お諮りいたします。ただいま掬川武義君ほか7名から、発議第2号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書が提出されました。この際、本件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認めます。よって、本案は本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(森一徳 君)発議第2号 日豪EPA/FTA交渉に関する意見書を議題といたします。
             ───────────────
                                  発 議 第 2 号

           日豪EPA/FTA交渉に関する意見書

 日豪EPA/FTA交渉に関し、別紙意見書を内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、衆議院議長及び参議院議長に提出するものとする。

                          平成19年6月20日提出
                           提  出  者
                            伊東市議会議員
                              掬 川 武 義
                              久保谷 廠 司
                              増 田 忠 一
                              佐 藤 一 夫
                              平 沢 克 己
                              森     篤
                              荻 野   聡
                              三 枝 誠 次
              ………………………………………
           日豪EPA/FTA交渉に関する意見書

 本年から開始するとされている日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対し、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張すると見られています。オーストラリア政府の要求どおり、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府の試算でも、肉牛、酪農、小麦、砂糖の主要4分野で約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済への影響を含めると、二、三兆円規模となるとされています。
 また、食料自給率は30%台に低下するなど、日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けることになり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くことになります。
 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったように、オーストラリアの農業生産条件は極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足、危機が心配されている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねません。
 私たちは、日豪EPA/FTA交渉に当たり、日本農業に多大な影響を与える重要品目を交渉から除外するなど、下記のとおり要望いたします。

                    記
1 日豪EPA/FTA交渉に当たっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中断すること。
2 農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

                             平成19年6月20日

              伊  東  市  議  会
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○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本案につきましては、常任観光建設委員会報告の決定に基づくものであります。よって、説明から質疑、討論までを省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 発議第2号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。
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○議長(森一徳 君)
△日程第6、市議第6号 伊東市功労者表彰についてを議題といたします。
 当局の説明を求めます。
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)市議第6号 伊東市功労者表彰についてご説明を申し上げます。
 故土屋 正氏は、去る4月26日逝去されました。ここに謹んで深く哀悼の意をあらわすものであります。
 同氏は、昭和51年6月から30年11カ月の長きにわたり伊東市民生委員児童委員協議会総務、副会長及び会長を務められ、さらに伊東市国民年金委員、伊東市消防団第10分団長、伊東市社会福祉協議会理事、静岡県共同募金会伊東支会副会長等の要職を歴任され、地域の福祉の増進に努めるともに、民生委員・児童委員の資質の向上と活動の強化に寄与をされました。こうした長きにわたるご功績により、去る5月24日開会の表彰審査委員会において伊東市功労者として表彰すべきであるという決定をいただき、本日ここに同氏を伊東市功労者として表彰すべくご提案申し上げる次第であります。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本件は質疑、討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 市議第6号は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(森一徳 君)
△日程第7、市選第1号 教育委員会委員任命の同意についてを議題といたします。
 当局の説明を求めます。
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)市選第1号 教育委員会委員任命の同意についてご説明申し上げます。
 本市教育委員会委員のうち、伊東市宇佐美1661番地の8 井原優子氏は、来る7月31日をもって任期満了となります。つきましては、後任委員として伊東市宇佐美539番地の1 杉田純子氏を任命したいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 市選第1号は、任命に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、市選第1号は任命に同意することに決定いたしました。
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○議長(森一徳 君)
△日程第8、市選第2号 公平委員会委員選任の同意についてを議題といたします。
 当局の説明を求めます。
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)市選第2号 公平委員会委員選任の同意についてご説明申し上げます。
 本市公平委員会委員のうち、伊東市荻480番地の74 山本哲正氏は、来る9月5日をもって任期満了となりますが、同氏を引き続き選任したいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 市選第2号は、選任に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、市選第2号は選任に同意することに決定いたしました。
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○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本日、市長から市選第3号 監査委員選任の同意についてが提出されました。この際、本件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認めます。よって、市選第3号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(森一徳 君)市選第3号 監査委員選任の同意についてを議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、16番 稲葉知章君の退席を求めます。
              〔16番 稲葉知章君退場〕
○議長(森一徳 君)当局の説明を求めます。
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)市選第3号 監査委員選任の同意についてご説明申し上げます。
 本市監査委員のうち、市議会議員より選任されておりました鶴田宝樹氏は、去る6月4日をもって退任をされました。つきましては、後任委員として、市議会議員のうちから伊東市宇佐美2277番地 稲葉知章氏を選任したいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(森一徳 君)お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、申し合わせにより、直ちに採決することにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森一徳 君)ご異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 市選第3号は、選任に同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(森一徳 君)挙手全員であります。よって、市選第3号は選任に同意することに決定いたしました。
 稲葉知章君の入場を許します。
              〔16番 稲葉知章君入場〕
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○議長(森一徳 君)以上をもって日程全部を終了いたしました。
 これにて市議会6月定例会を閉議、閉会いたします。
 お疲れさまでした。
                午前11時10分閉会

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         以上のとおり会議の次第を記録し、ここに署名する。

                        平成  年  月  日

                議     長     森   一 徳


                会議録署名議員     西 島   彰

                            大 島 春 之

                            浅 田 良 弘