議事ロックス -地方議会議事録検索-


静岡県 伊東市

平成18年 9月 定例会−09月19日-03号




平成18年 9月 定例会
            伊東市議会9月定例会会議録(第6日)

                平成18年9月19日

●議事日程
 平成18年9月19日(火曜日)午前10時開議
第1 一般質問
第2 市認第 7号 控訴の提起に係る専決処分の報告承認について
第3 市議第 8号 伊東市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第4 市議第 9号 伊東市長の給料の特例に関する条例
第5 市議第10号 伊東市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例
第6 市議第11号 伊東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第7 市議第12号 伊東市職員等退職手当支給条例の一部を改正する条例
第8 市議第13号 伊東市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
第9 市議第14号 伊東市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例
第10 発議第 2号 伊東市議会議員等の報酬及び期末手当の支給並びに費用弁償条例の一部を改正する条例
   発議第 3号 伊東市議会議員等の報酬及び期末手当の支給並びに費用弁償条例の一部を改正する条例
第11 市議第15号 伊東市手数料徴収条例の一部を改正する条例
第12 市議第16号 伊東市立さくら保育園条例の一部を改正する条例
第13 市議第17号 伊東市児童・身体障害者福祉センターはばたき条例の一部を改正する条例
第14 市議第18号 伊東市重度障害者デイサービスセンターひだまり条例の一部を改正する条例
第15 市議第19号 伊東市国民健康保険条例の一部を改正する条例
第16 市議第20号 伊東市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
第17 市議第21号 伊東市消防本部並びに消防署の設置等に関する条例等の一部を改正する条例
第18 市議第22号 伊東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
第19 市議第23号 平成18年度伊東市一般会計補正予算(第2号)
第20 市議第24号 平成18年度伊東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第21 市認第 8号 平成17年度伊東市病院事業会計決算
第22 市認第 9号 平成17年度伊東市水道事業会計決算

●会議に付した事件
議事日程のうち、日程第6まで。

●出席議員(24名)
 1番  杉 山 利 郎 君        2番  森   一 徳 君
 3番  稲 葉 正 仁 君        4番  大 島 春 之 君
 5番  平 沢 克 己 君        6番  荻 野   聡 君
 7番  西 島   彰 君        8番  宮 ? 雅 薫 君
 9番  増 田 忠 一 君       10番  森     篤 君
11番  土 屋   進 君       12番  浅 田 良 弘 君
13番  鶴 田 宝 樹 君       14番  天 野 弘 一 君
15番  鈴 木 克 政 君       16番  稲 葉 知 章 君
17番  高 野 泰 憲 君       18番  久保谷 廠 司 君
19番  鳥 居 康 子 君       20番  佐 藤 一 夫 君
21番  楠 田 一 男 君       22番  伊 東 良 平 君
23番  三 枝 誠 次 君       24番  掬 川 武 義 君

●説明のため出席した者
市長                   佃   弘 巳 君
助役                   青 木   昇 君
企画部長                 石 井   勇 君
企画部参事                萩 原 則 行 君
同企画政策課長              鳥 澤 秀 壱 君
同職員課長                梅 原 誠一郎 君
理事                   山 口 重 則 君
総務部長                 原     崇 君
総務部参事兼課税課長           日 吉   孝 君
同庶務課長                山 木 勇 一 君
同財政課長                鈴 木 将 敬 君
市民部長                 石 井 照 市 君
市民部参事                宮 下 芳 明 君
同環境防災課長              小 泉 節 男 君
同美化推進課長              森 田 勝 利 君
保健福祉部長               村 上 雅 啓 君
保健福祉部参事              石 井 松 男 君
同健康推進課長              堀 池 靖 幸 君
観光経済部長               滝 下 宣 彦 君
観光経済部参事              大 宮 弥宗司 君
観光経済部参事              土 屋 章 一 君
同観光課長                肥 田 義 則 君
建設部長                 臼 井 美樹夫 君
建設部参事                鈴 木   渉 君
水道部長                 白 井   哲 君
水道部業務課長              大 嶽 静 夫 君
同工務課長                井 上 克 盛 君
消防長                  三 枝 輝 雄 君
教育長                  佐 藤   悠 君
教育委員会事務局教育次長         鈴 木 元 治 君
同管理課長                斉 藤 公 夫 君
同学校教育課長              内 山 義 夫 君
同生涯学習課長              稲 葉   修 君

●出席議会事務局職員
局長      野 満 勝 二   局長補佐  石 井 充 雄
議事調査係長  冨 士 一 成   主査    西 川 豪 紀
主事      小 川 真 弘

                会        議
                午前10時   開議

○議長(稲葉正仁 君)おはようございます。
 ただいまから本日の会議を開きます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)これより議事に入ります。
△日程第1、一般質問を去る9月15日に引き続き行います。
 一般質問は申し合わせにより、1人1時間以内、関連質問なしで行います。
 質問準備のため、暫時休憩いたします。
                午前10時   休憩
                ───────────
                午前10時   再開
○議長(稲葉正仁 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 まず、14番 天野弘一君の質問を許します。
             〔14番 天野弘一君登壇、拍手〕
◆14番(天野弘一 君)おはようございます。ただいまから通告に従いまして質問をさせていただきます。
 1番目の質問として、本市の観光スポットの今後についてお伺いをいたします。
 1点目の質問は、ホタルの養殖と観賞の夕べの今後についてであります。本市におけるホタルの養殖は昭和56年から開始され、翌57年6月から丸山公園で観賞会が開催されるようになり、現在に至っております。当時は高度経済成長期の中にあり、日本じゅうの河川環境の悪化は魚類や水生生物に多大な悪影響を与えていました。さらに、農業改善事業等により農地の水路は三面コンクリート張りが多く取り入れられ、一部の水生生物を除き、魚類とともに全滅状態となっているところが多く見られたわけであります。こうした状況は本市においても同様であり、ホタルについて言えば、昭和30年代まで各所で見られたホタルの乱舞は、わずか20年余りで昔話となりつつあったのであります。このような中、本市が行政レベルでホタルの養殖に着手したことは大いに評価すべきと思うところであります。また、初期の養殖事業においては多くの試行錯誤が繰り返されたはずであり、担当者のご苦労を察するものであります。
 現在の丸山公園には、多くの市民とともに観光客がホタルの観賞に訪れ、にぎわっております。しかし、観賞に訪れる人々の増加とともに、新たな課題も表面化していることも事実であります。観賞期間中の丸山公園への市街地からのアクセスは松原林道へ至る狭い一本道であり、車の相互通行には危険が伴い、歩行者にとっても歩行に危険がつきまとうのが現状であります。また、近隣の宅地化が進む中で、居住者への配慮も必要となってくるものと考えられます。市民や観光客の増加を目指して取り組む事業が新たな課題を生み出すという矛盾に、担当者は頭の痛いところではないかと考えております。
 こうした状況を打破しようとしたのかわかりませんが、ことし、松川湖畔においてホタルの成虫を放し、観賞の夕べが開催されました。このことは、今後のホタルの養殖事業と観賞会の開催について大きな転換点となる含みを持たせたものか、気になるところであります。丸山公園におけるホタル養殖と観賞会、松川湖畔で開催された観賞会との関係は、今後どのようになっていくのか、また、どのようにしようとしているのか、お伺いをいたします。
 2点目は、一碧湖についてお伺いをいたします。一碧湖は、美しい自然湖であり、周辺の地域の歴史や民話、伝説と密接なつながりを持った本市にとって大切な観光資源であり、かつては市民や観光客でにぎわった観光スポットであります。一碧湖の名で呼ばれるようになったのは、昭和初期に一大リゾート計画が立ち上げられてからのようで、それまでは吉田の大池と呼ばれており、その名残は大池小学校として残っております。しかし、一碧湖の名を積極的に世に売り出したのは、加藤清志先生の「伊東風土記」によれば、地元の小室村や観光関係の人たちであり、全国的に新聞社が募集した観光地百選に当選したことにより、その名は動かないものとなったと記されています。このころから伊東の観光絵はがきに伊東の名勝として登場しており、以来、観光伊東を大いに宣伝する役割を果たしてきたものと考えております。
 また、文人墨客の縁では、与謝野鉄幹、晶子夫妻が有名であります。昭和5年から昭和15年まで夫婦で、また鉄幹の没後も夫人のみで、当時、一碧湖畔にあった抛書山荘を訪れ、一碧湖にまつわる多くの歌を残しております。伊東市では昭和51年12月、湖畔に歌碑を建立し、与謝野夫妻と一碧湖の縁を記念しております。また、県下では、ここだけにしかない絶滅危惧種に入っているチョウジュソウの群生種もあり、植物学的にも大切な湖と思うところであります。伊豆の瞳と称された景勝地一碧湖を新たな視点から観光伊東を代表する観光スポットとして、昭和初期の小室村の人たちや観光関係者の熱い思いを継承し、再度全国に売り出していくべきと考えておりますが、この観光資源の活用について具体的なお考えがあればお伺いをいたします。
 3点目は、海の景勝地であった汐吹岩についてお伺いをいたします。最近では、平成14年9月定例会において久保谷議員が一般質問の中で、汐吹岩の周辺整備について質問をされております。重なることがあるかもしれませんが、ご容赦お願い申し上げます。
 汐吹岩が伊東の観光名所として初めて絵はがきに登場するのは大正中期であり、当時は扇山の噴潮と表現されており、伝馬船で海上から見るのが一般的であったようであります。昭和に入り、扇山が外れて、単独名勝として汐吹岩として絵はがきにも載るようになり、昭和の前期には観賞用の橋もかけられ、陸上からも見られるようになり、伊東を代表する観光名所の一つになりました。汐吹岩は自然の力でできたものであり、自然の力でできたものは、いつか自然の力で壊れるものであることは自然の摂理であります。しかしながら、自然に壊れたからといって放置するのも芸のない話でありまして、本市では過去に潮の噴き方が悪くなったときに、コンクリートで崩れた上部を修復したことがあり、その後、十分潮を噴いていたと記憶していたのですが、最近では通常の潮の満潮時では潮が噴かないと言われています。本市の観光に長い間貢献してきた汐吹岩の再生が可能かどうか、もし可能であれば、あわせて周辺の整備も必要となると考えますが、お伺いをいたします。
 2番目の質問は、本市の夏の最大イベントである按針祭にかかわる質問であります。
 按針祭には毎年観光客や市民がそれぞれのイベントを楽しまれていますが、中でも花火大会は多くの観光客や市民が楽しみにしているイベントであります。本市では、当日の交通渋滞の緩和や遠方からの見物客の利便性を図るため、小学校のグラウンドを開放し、臨時の駐車場としておりますが、夜間のグラウンド使用が可能なつくりにはなっていないのが現状であります。明るいうちに駐車するので、そのときはいいのですが、花火見物の後、帰ってくると漆黒のやみの中で自分の車を探すはめになります。このことは仕方がないとしても、防犯上は危ない面が多々あると考えております。こうした状況の中で、車上荒らしなどの犯罪が起きれば、せっかくの楽しい花火見物も台なしであります。年に一度のこととは申せ、何らかの照明設備とあわせて、警備員の配置等が必要と考えるが、いかがか、お伺いをいたします。
 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)14番 天野議員にお答えをいたします。
 最初に、丸山公園でのホタルの養殖及び観賞会は、今後どのようになっていくのかについてであります。
 ホタルの観賞会は、毎年、丸山公園で数百匹のゲンジホタルが自然の中で幻想的に飛び交うさまが市民や観光客に大変な人気を博し、本市の自然を活用した体験イベントとして定着をしてきております。観賞会開催中は、ちょうちんや職員により観賞ポイントまでの誘導を行い、また、ガードマンが会場までの交通整理を行っていますが、先ほどご指摘のありましたように途中からの道路や駐車場が狭いことから、近隣住民や来場者に迷惑をかけている状況であります。
 これらのことを解消するには、地形からして道路や駐車場を拡幅することは非常に難しく、会場を分散する方法で渋滞の解消と来場者の利便性を図ることとし、今年度実験的に会場を丸山公園と松川湖において観賞会を開催いたしたところであります。特に開催中、次年度の参考にするために、松川湖会場においてアンケート調査をしたところ、松川湖は広いので、目の前を飛ぶホタルを親が子供と一緒に追いかけたり、夕やみ迫る松川湖の大自然の中で感動を受けたなど、丸山公園にはないホタル観賞ができたとする声や、ホタルが少なく、階段が多く歩きにくいという声もありました。
 今後につきましては、諸条件を考えると松川湖がホタル観賞会の会場に適していると思いますので、イベントボランティアの活用や市内各旅館の協力によるシャトルバスの運行、ホタルを育成する環境の整備などを検討し、松川湖におけるホタル観賞会の充実や、民間の方々もホタルの養殖をしていただいておりますし、ホタルが飛び交う幻想的な光景に感動をしているという市民の方々もおりますので、今後、さらに市民の方々の協力を得る中で、しっかりとした拡大を図ってまいりたいと考えております。
 しかしながら、川のせせらぎを感じ、静かな自然環境の中でホタルの観賞ができる丸山公園の人気も根強いので、来場者の声を伺いつつ、しばらくは松川湖と丸山公園と2カ所で開催してまいりたいと考えております。
 次に、一碧湖を今後、大切な観光資源としていく上での具体的な考えについてであります。
 ご承知のとおり、昭和37年度から一碧湖整備事業として大池の遊歩道等の整備を開始し、平成元年度から沼池の遊歩道の整備、案内板の設置、公衆トイレ、休憩舎などを整備して、周辺施設を含め年間20万人を超える来遊客があり、本市の観光スポットとして人気を博しております。また、近年、周辺の一帯には文化施設や宿泊施設が充実してきており、自然志向だけでなく、文化の香りを求める人たちも確実にふえていると感じております。
 今後、より一碧湖の魅力を輝かせるには、いま一度、観光スポットとして再点検をして、看板の整理や施設の修景、アクセス道路や駐車場の改良、ごみ対策などを行い、さらに湖面に映る天城連山や秋の紅葉の美しい自然美など、伊豆の瞳として今までは育ってきたわけでありますが、私は一碧湖と松川湖、この2つを伊東の瞳として、その資源が持つ本来の魅力を輝かせ、観光客や市民が落ちついて親しむことができる環境づくりを進めてまいりたいと考えております。
 次に、かつて本市の海の景勝地であった汐吹岩の再生の可能性についてであります。
 汐吹岩の潮噴き現象は、自然が織りなす景観として見ごたえがあり、本市の重要な観光スポットとして、古くから来遊客を初め市民からも親しまれております。最近は潮が噴かない、噴き方が雄大でなくなったとの意見も聞かれますが、自然がつくった天然現象であり、いたし方ない部分もあると思いますが、重要な景勝地であるため、かつての潮噴き現象の再現が技術的にできるかどうかというものも考える中で、周辺を、より楽しめる場とすることを考え、新井から汐吹公園にかけての区間の修景整備事業を取り入れられるか、県とも協議を進めておる最中であります。
 次に、按針祭花火大会の臨時無料駐車場としての東・西小学校校庭の照明や警備員の配置についてであります。
 按針祭花火大会の臨時無料駐車場として、200台収容の東小学校校庭を初めとして、150台収容の西小学校校庭、100台収容の市庁舎駐車場、120台収容の伊東ショッピングプラザデュオ駐車場を開放しております。校庭の開放時間は、教育施設であることから、ガードマンを配置することにより、東小学校校庭は午後5時から午後10時までの5時間、西小学校校庭は午後2時から午後10時までの8時間を開放し、自家用車で訪れた多くの観客が利用できるように誘導するとともに、ごみなどを捨てないような指導を行っております。
 しかしながら、先ほどご指摘のとおり、駐車場の中に照明施設がないため、花火大会終了後は、足元が暗く歩行するにも危険であり、さらに駐車した車両を探すこともなかなか困難であるなど、利用者に不便をかけていることや、校庭周辺の住民の方々に対しても、防犯上好ましくないと考えられます。今後は、ガードマンやイベントボランティアの増員や主要箇所に効果的な照明機材を配備し、防犯への対処や利用者の安全と利便性の確保を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。
◆14番(天野弘一 君)それでは、2番目の質問をさせていただきたいと思います。
 ホタルのことなんですけれども、今のご答弁にございましたように、基本的には、当面は両立させていこうということだと思います。私もそれで十分ではないかと。将来は両立させると言っても、ホタルを養殖する部分がどうしてもありますので、養殖の部分も最終的には2つになるのか、また、将来的にはどっちかたくさん養殖ができる方にするのかということもありますけれども、いずれにしてもホタルも生物であります。生き物を扱うのはなかなか大変だということはわかっておりますので、この辺のことについては頑張っていただきたいなと、このように思っております。
 そこで、今のホタルの養殖の生産量は、大体どのぐらいかおわかりになったら教えていただきたいと思います。
◎観光経済部長(滝下宣彦 君)お答えさせていただきます。
 養殖につきましては、丸山公園で振興公社職員を含めましてやらせていただいております。幼虫の関係やらいろいろとございまして、当面、1,000匹ぐらいだというふうに理解をしております。
◆14番(天野弘一 君)養殖をする量というのは多分相当の量を養殖しないと、今回のように松川湖畔に放虫をするということはちょっとできないだろうと私は思っています。そこで聞いたわけです。実際に丸山公園で養殖をしているホタルの生産量は何匹ぐらいかなと、ここをお聞きしたかったわけですけれども、もう一度、もしわかればでいいし、わからなかったら結構でございます。
◎観光経済部長(滝下宣彦 君)松川湖につきましては、今回、試行的な過程ということもありまして、基本的には毎日放流をさせていただいて、全体では1,000匹ほど成虫を放流したという形になってございます。
 以上でございます。
◆14番(天野弘一 君)松川湖では放虫を少しずつしながら1,000匹した。1,000匹というと結構多いですね。この中で雄と雌を分けてやったかどうか、ちょっとわかりませんけれども、多分雄を一生懸命選んだのではないかなと思います。実際は生産量が多くないと、先ほど市長のご答弁にありましたように、今後、つくったホタルを丸山公園から松川湖に持っていって放虫をするとしても、相当量が必要になってくるだろうと思います。というのは、丸山公園の敷地の広さと松川湖の敷地の広さは面積が比較にならないわけですね。
 そういった中で、先ほどもおっしゃっていましたけれども、1,000匹であったとしても、非常にいい感触を得ている。また、見に来た方たちも感激をしたということでありますので、これは非常にいいことだと思います。ただ、数の問題になりますね。そうすると、当然、丸山公園の養殖場で大量に生産をしなければならなくなってくるだろうと私は思っているわけです。そこで、丸山公園での生産量は今どのくらいなのかなと聞いてみたわけです。実際には万単位ではないかなと思っているのですけれども、その辺はいかがですか。
◎市長(佃弘巳 君)丸山公園で養殖をしているのと、業者がいて、養殖をしたホタルをよそから買うということで今回はやっています。
◆14番(天野弘一 君)その辺のところはよくわかりました。ただ、基本的に、先ほど申し上げましたとおり、ホタルを業者から仕入れたり、今のところはいろいろなこともしなければならない。でも最終的には、今までホタルの養殖に携わってきた担当職員さんたちの苦労ということも考えれば、今後ともそのノウハウを生かして、大量生産ができるような方向へ持っていくべきだろうと考えております。そういった中で、松川湖畔でも養殖の設備ができれば、あの中で相当量のホタルが生産できるだろう。こういったことで丸山公園のよさと、それから松川湖畔のよさという中で、ぜいたくかもしれませんけれども、両方の観光スポットがあってもよいだろうと私は思っております。
 ホタルの養殖については、いろいろ厄介な難しいこともあるとは思いますけれども、ぜひその辺のところは頑張って今後もやっていっていただきたい、このように思っております。ぜひとも担当の職員さん、それからまた観光に携わる方々がこのホタルについて、生き物を扱うということで大事にしていっていただきたい、このように思っております。
 それでは、2点目なんですが、一碧湖についてお伺いをいたしたいと思います。
 先ほど市長の答弁の中では、自然美を備えた一碧湖、そして人工湖ではありますけれども、周囲の環境の中にある松川湖、この2つを今後とも両立して売り出していきたい、このようなご答弁があったと思うわけです。確かに私もそのとおりだと考えているわけですけれども、一碧湖と松川湖の違いというのは、片方は人工湖で片方は自然湖だということですね。その中で売り出していくもとになるものは、先ほども市長のご答弁の中にありましたとおり、一碧湖については一碧湖の自然美ということだと思います。
 平成元年から一碧湖の修景整備も今やられているという中で、先日も新聞にも載っていましたけれども、あずまやが倒れてしまったというようなことがございました。周囲の環境に合わせていろいろな設備をしていくとなると、やぼな鉄でつくったりいろいろな工業製品でつくるよりは、やはり木材等を使って周囲の景観に合わせていくということは非常に大事だと思いました。たまたま今回は虫食いにやられてしまったということでありましたけれども、そういったところも含めまして、一碧湖については自然美というものを今後も大事にしていくべきだろうと考えております。
 特に最近は与謝野夫妻の碑がある側ですけれども、実際、もみじの時期になると、非常にきれいですね。十二連島も含めて、経島もそうなんですけれども、非常にきれいな自然美を整えています。こういった中で、市長はこれから売り出していきたいという話でしたけれども、どんな形で売り出していくかということについては、まだ答弁の中に入っていなかったような気がするので、もし具体的にお考えがあれば、もうちょっとお教え願えればありがたいと思います。
◎市長(佃弘巳 君)一碧湖は今、観光施設整備費補助金をいただいて歩道の整備を一碧湖の分譲地へ向けて進めておりますし、この整備とあわせて、湖畔のところの遊歩道の整備も今進めておるわけであります。そういう中では、自然と人間がつくったものの共生的な生き方もしっかりしていかなければならないということと、あそこは環境を守っていく中で、いかに一碧湖へ汚水とかそういうものが流入しないような方策も考えていかなければなりません。また、沼池の方におきましても、あそこが浸水をするということで、吉田へと農業整備事業でトンネルを1本抜いた経過もあるわけです。そういう中では、一碧湖の水質の環境が大変よくなってきているということで、一碧湖も着実に今整備を進める中で、自然と共生をして今後も進めていきたいと思っております。
 昭和37年からやっておりますので、老朽化をしている箇所もふえてきておりますし、看板も大変悪くなっている箇所もあるということで、そこらのものも考え合わせる中で整備を着実に進めていきたいと思っております。
◆14番(天野弘一 君)今、市長の考え方としては、そういったものを含めて今後売り出していきたいということですので、それはそれとして大事なことですので、地味ですけれども、ぜひやっていただきたいと思います。
 そこで、もう一つお聞きをしておきたいことがあるわけですけれども、これは今度の質問の中では自然という中でお伺いをしているわけですので、わかったらで結構ですけれども、お伺いをしたいと思います。一碧湖には漁業権が設定されていないと私は思っているのですが、あそこの中に入っている魚類について、どなたが管理しているのか、わかったらお伺いいたします。
◎観光経済部長(滝下宣彦 君)お答えいたします。
 あそこは吉田区の管理者の方たちだと思いますけれども、あそこでフナであるとか放流をして、一般の釣り客に対して提供しているように理解をしております。
 以上でございます。
◆14番(天野弘一 君)自然景観というのは、外側の景観も当然含まれるわけですけれども、実は湖という一つの水の中のことについても一応目を通しておかなければならないのかなと私は思っています。というのは、皆さんご承知のとおりですけれども、昭和40年代にあそこに皇室の関係からのブルーギルという魚がいました。このことによって、あの中の水生生物も含めて相当痛んでしまったということが現在言われております。
 これは、おもしろかったなと、私はたまたま吉田区の歴史を読ませていただいたんですけれども、その中には、片方ではブルーギルの碑をつくって、こういうお魚がいますよ、これはこういう形で、この中に放流したものですよという形で載っておりました。片方では、今の吉田区の歴史の中での意見としては、何でもかんでも外来のものを入れるのは余りよくなかったという吉田区の歴史の総括として載っておりました。
 これは、ブルーギルそのもの自体、彼らが悪いわけではありませんね。ただ、あの魚はやたらめったらふえるということはもともと言われていたわけです。それはそのときに珍しい魚だからといって入れたわけですけれども、結果、昭和の後半まであそこには実はテナガエビ等が相当量いたんですね。それと同時に、フナとコイがいた。明治時代の文献などを見れば、その当時は一碧湖と言えばフナとコイというぐらいだったそうです。それも近年ではほとんど少なくなってしまった。あそこにはブラックバスもどうも入っているようですけれども、本来、景観も含めて、水の中も自然であるべきだったところに、いろいろな形で新たな魚類を入れたり水生生物を入れることによって、本当の意味での自然が壊されていってしまうということは非常に問題だろうと私は思っています。
 水利権については吉田区が持っていらっしゃるようですし、吉田区の方々も一碧湖の中身についても結構危惧されているように私は感じております。そういう中では、今後はブルーギルを全部取り去れということもなかなかいかないかもしれませんが、あの中のもともとあった自然を取り戻すような方策が必要ではないかと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
◎観光経済部長(滝下宣彦 君)ブルーギルにつきましては、確かに皇太子が北米に行かれたときに日本に持ってこられた記念という形の中で、放流されたことは承知をしているところでございます。確かに大変ふえまして、ブラックバスとの関係の中で、釣り人にとって、フナにとっては余りよくないということで承知はしているところでございます。ただ、現状が十分な理解をしておりませんので、管理者の皆さんとも話をする中で対応していくような形になろうかと思います。
 以上でございます。
◆14番(天野弘一 君)その辺のところはぜひお話し合いができるようでしたら、していただきたいなと思います。
 実は皇居のお堀にいたブルーギルも、去年、水を全部抜きましたね。皇居のお堀でさえやるようになってきたわけですから、その辺のところの駆除というか、数を減らすというか、そういったものについても非常に大事だということを皆さんがわかってきたということなので、伊東の一碧湖でもそういったことができれば、ぜひそういったことも考えの中に入れておいていただきたいと、こういうふうに考えています。
 それでは、3点目の汐吹岩についてなんですけれども、これは平成15年に久保谷議員が一般質問の中で、非常に周辺が荒れてしようがないではないかということで、周辺整備についてご質問をされているわけですけれども、そのときにもたしか潮の出が悪いというような話があったように私も記憶しているし、そのように答弁がされていたような気がします。これは私もどうしても自分で毎日見ているわけではないからわかりませんけれども、私自身は少ないながらも潮を噴いていると記憶していたわけです。実際、潮の今の現状はどうなのか、よくわかりませんので、わかる方がいらっしゃったらお教え願いたいと思います。
◎市長(佃弘巳 君)あそこは現場を見てまいりましたが、満ち潮のときで波があるときには潮は噴きます。前は中潮ぐらいのときにもあそこは噴いていたわけでありますが、前にセメントでやった上の岩盤が崩落をしてしまって、本当に満潮の大波のときには今現在でも噴いております。そこらが今、現場を見た中で、整備がそのままになっているなということで、県とも協議をして、あそこを絡めた中でもう一度整備をし直そうということで今考えているところでございます。
◆14番(天野弘一 君)市長にそこまで答えさせて申しわけなかったですけれども、あそこをコンクリートで直したのは私も実はわかっていたんですね。あのコンクリートまでが崩落したとはちょっと気がつかなかったのですけれども、現実に普通のときの満潮時だと、上があいているのでなかなか噴きにくいという話を聞いています。うねりの強いとき、それから大波がしっかり来るときについては、相当潮を噴くときがあるそうです。どっちかといったら嵐の日に見に行く人はいらっしゃいませんので、通常の満潮時に一定の高さで潮が噴けば、これは理想だろうと思っています。僕らが子供のころにはせいぜい五、六mぐらいだったかなと思っていましたけれども、古い人の話を聞きますと、昔はいいときには10mぐらい上がったそうですね。
 そういった中で、当時は海の方から遊覧船で伊東の海の景勝地を遊覧して回る船が何そうかございました。今はマリンタウンの方から出ているということですけれども、その定番として当時は汐吹岩は完璧なものだったですね。汐吹岩を回って、神浦、奥神浦、与望島、それから俎岩、ぐるっと回ってまた瀬の中を通って帰ってくるというようなコースだったと思います。今、聞いてみたらやはりそういうコースを通っているそうですけれども、汐吹岩は素通りだというようなことですので、この潮噴きが何十年も伊東の顔として、景勝地として伊東市を宣伝してきてくれた。こういったものについては、もう一回再生ができるかどうか、よく考えていただいて、また、そういった技術的なことができるかどうかということも考えていただいて、できることならぜひ再生をして、マリンタウンから出た遊覧船が扇山の潮噴きを見られる、これによって伊東にもまだまだいいところがあるんだよということを世間に知らせることが大事だと思いますので、この辺のことについてもぜひとも検討をしていただきたいと思っております。
 それから、2番目の質問なんですけれども、本市の最大イベントであります按針祭にかかわる質問ということで、駐車場の件でお伺いしたわけですけれども、市長がご答弁のとおり、真っ暗の部分が実は多いわけです。こういう中で先ほども申し上げましたけれども、無料駐車場ということで、使用する方にとっては便利でありがたいと思っていると思います。少々暗いことも、管理はできるからという許容範囲の中かなと思いますけれども、実際にはそこで犯罪が起きる可能性が高いということですね。この辺の視点で駐車場のことについて考えていただきたい、このように私は思ったわけです。
 市長答弁の中では、その辺のところについては検討しながら考えていきたいという話ですので、これは来年に向けて少しずつ検討がされるのかなと私は期待をしていますけれども、いずれにしても、学校のグラウンドというのは夜間使うことを前提にしておりませんので、そこはなかなか厄介かなという思いもします。特に東小などはもともと住宅地ということで、明かりが余りないところです。西小は高い建物も周りに存在していますし、そういった明かりが校庭の中に入るということもありまして、ある程度は明るさがあるだろうと思いますけれども、東小のところにつきましては、本当に漆黒のやみですね。本当に真っ暗で、手を出さなければ見えないということで、手を出さないと危ない。そういう中で車を探すのも大変だろうと私は思います。
 それは一つの不便な部分かもしれませんが、その辺の不便は、そこに車を無料で置かせていただくという面で考えれば、お互いにツーペイかなと実は思っていたわけですけれども、現在でも非常に犯罪がふえている状況の中で、こういったイベントで、なおかつ市がお客さんのためによかれと思ってやったことの中から犯罪が出るようなことになったら、市の行為も、またはそこに見物に来た方にとっても嫌なダメージを与えると私は思っておりますので、ぜひこの辺のところも頑張っていただきたいなと、このように思っているところであります。
 そこで、先ほども市長の方から答弁がございましたけれども、東、西小学校以外にも幾つかのところで駐車場を開放しているわけですが、その他のところについてはどうなんでしょうか。市役所の場合は、非常に明るいところでございますので構いませんが、ほかのところの照明についてはどんなでしょうか。
◎市長(佃弘巳 君)ショッピングプラザデュオ、そこらは駐車場として明るくはなっております。あと競輪場へ置く人もいるということで、ことしから特に公共機関を使っていただきたいということで、東海バスなども伊豆市から花火大会へバスを出したり、そういうふうにもやっております。校庭を実際に駐車場として開放して、校庭が痛む可能性もあるわけです。ですが、そういう中で利便性の向上を図っていかなければならないのではないかという中で、先ほどご指摘がありましたように、確かに校庭も暗いという中では、有料も考えていくべきだということで、もう一度再検討し直していこうということで今協議を進めている最中であります。
◆14番(天野弘一 君)総じて市長の答弁については、前向きな答弁かなと私は思っていますので、ぜひそういったものについては前向きな検討をしていただいて、犯罪のない駐車場、だれでも安心して使える駐車場ということで頑張っていただきたい、このように思っております。
 時間もちょっと余っていますけれども、以上で私の一般質問を終わらせていただきます。(拍手)
○議長(稲葉正仁 君)以上で14番 天野弘一君の一般質問を終わります。
 10分間ほど休憩いたします。
                午前10時42分休憩
                ───────────
                午前10時53分再開
○議長(稲葉正仁 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、24番 掬川武義君の質問を許します。
             〔24番 掬川武義君登壇、拍手〕
◆24番(掬川武義 君)会派新風の一人といたしまして、通告に従い、以下3点の質問を行います。
 初めの質問といたしまして、公務員の飲酒運転による交通事故が多発している今、職員への周知徹底を初め、市内における飲酒運転の撲滅についてお伺いをいたします。
 去る8月26日、福岡市東区で起きた市職員の飲酒運転によって幼い子供3人が犠牲になった事故は、まだ大変記憶に新しいところであります。警察庁の調べによりますと、過去2001年から2005年の5年間で、国家公務員や地方公務員の起こした飲酒運転による死亡事故は全国で53件であり、人身事故は1,385件もあり、ただただ驚くばかりであります。福岡市の事故後も依然として飲酒運転による死亡事故や重大な事故が毎日のように報道されております。それを受け、全国で多くの自治体が今まで以上に処分を厳しくすることを検討し始めています。まさに飲酒運転は悲惨な事故につながる犯罪行為ということを認識させるためにも、職員への周知徹底を図ることは言うまでもありません。過日、飲酒運転等の防止について、職員への通知が助役名にて行われたと聞き及んでいます。その内容について、まずお伺いをいたします。
 本市の過去5年間の飲酒運転は、平成13年、169件、平成14年、222件、道路交通法の改正がされた後の平成15年、90件、平成16年、63件、平成17年、40件となっており、近年は大幅に減少してはいるものの、昨年も飲酒運転による死亡事故が1件発生しています。そして、平成18年度におきましては、飲酒運転の数が増加する傾向にあり、徹底した取り締まりの強化をしなければならないと強く感じます。さらに、市民総参加によって市内における飲酒運転の撲滅に最大限の努力をすべきと思います。職員への周知徹底を初め、市内における飲酒運転の撲滅についてどのようにお考えか、お伺いをいたします。
 次に、入札制度の見直しについて伺います。
 本市で行われている指名競争入札は年間約150件ほどあります。入札とは、売買、請負など一方の当事者となるために、相互に競争する多数の者がそれぞれ文書によって価格その他について意思を表示することを指し、会計法、地方自治法では一般競争入札が原則とされています。しかし、実際には指名競争入札が行われてきました。業者を経営規模や技術力などでランクづけの上、登録し、この中から複数の業者を指名して入札を行ってまいりました。しかし、これが汚職や談合の温床となっていることが指摘され、一般競争入札が順次導入されてきています。
 そのような中で、近年、談合問題や買収、贈収賄事件等によっての指名停止処分は依然として多く、文書での通知を数多く受けているところであります。ここで過去の入札執行に注目してみますと、昭和62年ごろから平成初めにかけては、指名された業者は確実に札を入れ、辞退することや失格などはごくまれに見るケースでした。その後、平成の大不況の影響から、しばらくの間、低入札が続き、最低制限価格に極めて近い価格での落札が多くなりました。さらに辞退件数もふえ始めました。そして、近年、低入札が増加し、失格や辞退も急増し続けています。そして、去る9月5日行われた入札結果の1件は12社による入札で、1社が失格、8社が辞退し、事実上は3社の入札によって落札業者が決定され、もう1件は10社による入札で、1社が失格、8社が辞退をし、最低制限価格にて札を入れた1社だけが有効となり落札業者に決定するなど、入札制度全般について理解しにくい結果が多く見受けられています。入札制度の見直しについてどのようにお考えか、お伺いをいたします。
 次に、城ヶ崎ピクニカルコース整備についてお伺いをいたします。
 昭和43年5月、門脇つり橋とピクニカルコースの完成によって城ヶ崎は一段と人気を高め、年間では200万人を超す来遊客を迎えたときもありました。ピクニカルコースはつり橋の完成以前から地元有志によってつくられていました。延長約9kmのコースは、自然を楽しむには絶好の場所として多くの人たちに愛されています。しかし、近年、松くい虫の被害によってその景観は大きく変わり、まことに残念でなりません。遊歩道は部分的にでこぼこや水たまりなどが多く見受けられ、大変歩きにくくなっています。また、雑草や雑木などによって人のすれ違いができない場所があったり、さらに松くい虫による松の木の処理問題などもあり、地元を中心として多くの人たちが努力をしてはいるものの、国立公園第1種などの特殊性などから、どの程度の整備が許されるのかの判断も難しく、市の対応が求められております。城ヶ崎ピクニカルコースの整備についてご答弁をお願いいたします。
 以上3点、市長の答弁を求め、壇上からの質問を終わります。(拍手)
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)24番 掬川議員にお答えをいたします。
 公務員の飲酒運転による交通事故が多発している中、職員への周知徹底を初め、市内における飲酒運転の撲滅についてであります。
 初めに、公務員の飲酒運転につきましては、先ほど壇上でお話があったわけでありますが、全国各地でモラルに欠ける公務員の飲酒運転が多発をしており、痛ましい事故が続発をしております。また、県東部管内におきましても職員の飲酒運転による人身事故が発生し、先般、その職員を懲戒免職処分とする旨の新聞報道があったばかりでもあります。
 本市におきましては、これら一連の状況を踏まえ、9月8日に職員に対し助役名で、今以上にさらに自覚をし、飲んだら乗るなを厳守し、職員としての信用を失墜することがないようにということで、飲酒運転に関する注意を促したところであります。また、飲酒の機会が多くなる12月ごろには、伊東警察署のご協力を得て職員の交通安全研修を開催して、周知徹底を図る予定でおります。
 また、これまで飲酒運転や公務員倫理に反する行為が発生いたしますと、懲戒審査委員会を開催して、国の懲戒処分の指針を参考に厳しく対処してまいりましたが、飲酒運転につきましては、社会問題として大きく取り上げられている中、どのような理由があるにせよ、その行為は確信犯として、従来の基準にとらわれることなく、厳罰をもって対処できるよう本市独自の新たな基準づくりを指示したところでもあります。
 市内における飲酒運転の撲滅についてでありますが、本市の交通安全対策は、伊東市交通安全都市推進協議会の総会において年度の基本方針が決定されておりますが、今回の連続する事故を受けて、警察庁においても飲酒運転等交通違反に厳正な対応を図るとして、9月中は伊東警察署の協力をいただく中で、飲酒運転、また交通違反を集中的に取り締ることとしております。交通事故の防止については、今後もしっかりと各団体、関係方面とも連携を密にする中で、10月1日から12月31日までの間、区、町内会会員から飲酒運転者を出さないよう自治会別無事故無違反コンクールを実施するなど、飲酒運転撲滅の強化を図っているところであります。
 次に、入札制度の見直しについてであります。
 本市が実施する建設工事等についての入札は、地元業者の育成も念頭に置き、基本的に指名競争入札で行ってきております。指名業者数は、入札事務取扱規程に基づき、当該建設工事等の予定価格に応じて8社から12社を指名することとなっております。これら指名業者により入札を実施していますが、それぞれの入札におきまして、予定価格2,000万円以上のものは低入札価格調査制度を導入しており、この価格を下回る入札が行われた場合は、入札者からの事情聴取等を行い、厳正な審査を経て落札者を決定することとしております。また、予定価格2,000万円未満のものは最低制限価格を設け、ダンピング受注による施工不良等を防止し、工事の適正な施工の確保に努めております。しかしながら、最近では、すべての業者が最低制限価格以下の応札をして失格となったり、指名業者の半数以上が入札を辞退するなどの事態も発生しております。
 これらのことを念頭に、入札制度の改革につきましては、これまでにも予定価格の事前公表や、低入札価格調査制度の導入などを行ってまいりましたが、今後におきましては、最低制限価格制度を見直し、すべての建設工事等について低入札価格調査制度を取り入れることや、受注意欲のある業者を過去の実績により指名することなど、透明性の確保や公正な競争の促進が図られるような入札制度を目指してまいりたいと考えております。
 次に、城ヶ崎ピクニカルコース整備についてであります。
 城ヶ崎ピクニカルコースは、ご承知のように、ぼら納屋から伊豆海洋公園までの3kmで、自然を生かした観光施設として昭和44年度に完成し、本市最大の観光スポットとなってきております。来遊客の安全や利便性を図るために、定期的に門脇つり橋の安全点検、灯台の維持管理、遊歩道やトイレの清掃等を行い、観光施設としての充実を図っておりますが、近年の車社会の進展により、61台収容の市営駐車場が観光シーズンはもちろん、休日も慢性的な満車状況が発生し、来遊客や周辺住民の方々に大変迷惑を与えている現状もあります。私も現場を見る中で、伊豆海洋公園の駐車場からつり橋までの遊歩道を散策した人たちが帰りには市道城ヶ崎線を歩くことが見受けられ、通行車両の妨げにもなっており、さらには風光明媚な海岸線が、松くい虫の被害により松を伐倒せざるを得ない状況にあることは承知しているところであります。
 駐車場につきましては、61台の駐車場を来年度はさらに広げるよう、できれば120台、倍ぐらいの駐車場の整備を図っていこうということで、今、環境庁、また県とも協議を進めてきております。遊歩道につきましては、風雨により土が流され、石がむき出しになっている箇所も見受けられ、その都度、応急処置をしているのが現状であります。
 このような状況を踏まえ、駐車場の拡張、市道城ヶ崎線の歩道整備やだれもが安心して散策できるコースの整備を、地元の区長を中心にした中で、民間ボランティアの方々が第3日曜日には整備をしていただいておるのも承知をしております。その方々とも連携を図る中で推進してまいりたいと考えております。
 以上です。
◆24番(掬川武義 君)答弁をいただきましたけれども、若干角度を変えて第2質問をさせていただきたいと思います。
 今回の一般質問は、私ともう1人、伊東議員が出て終わりになるわけですけれども、この質問中の感想を申し上げさせていただきますと、市長の答弁が今までに増して非常にいいなというのが、我々会派の中では率直に出ました。それも考え方によっては市長が、特に浅田議員の質問に対して非常にわかりやすい答弁だったし、前向きな答弁をしている。この点を一つとるならば、市長が若手の議員を育てようという思いもどこかにあるのかなと、これは私の想像ですが、そういうふうに感じて、非常にいい答弁だったなと。先ほどの天野議員の答弁に対しても、やはり休憩中に部屋へ帰って、市長の答弁はちょっと変わってきたというのを感想として持っています。我々議員の質問に対してはそういう形でお答えいただく方が、これからいろいろな面でスムーズに行くのかなという思いを私は持っていますね。
 ですから、私もこの3つの質問の中で、第2質問以降、何をやるのかと正直迷う部分も出たりするわけですけれども、それはいいものはいい、さらに指摘するものは指摘をしなければならない、そういった気持ちで第2質問以降またやらせていただきたいと思いますので、市長の前向きな答弁を新たに求める場合もあろうかと思いますけれども、その点はよろしくお願いしたいと思います。
 1点目の飲酒運転の関係でありますけれども、こういう質問をすることが情けないなと思わなければ本当はいけないのでしょうね。全国での公務員の不祥事、そういったものが大変多い中で、特に飲酒運転によってのこういう質問を伊東市議会が取り上げなければならないということ自体が、私はある種情けないかなという感じがしますけれども、これは全国的な傾向として、議会は議会として当局の皆さんに気をつけてくれよという意味も込めて、今回、質問をさせていただいているわけです。
 市内でも当然交通事故がかなり多い。最近も我々同僚議員のお母さんが横断歩道を歩いていて、交通事故に遭ってお亡くなりになった。こういったことも身近で起きたわけですよね。それが全国的に今、飲酒運転が大きな話題になっている、こういうことですね。それで、いろいろな資料もいただきましたから、そういった資料を取り上げながら質問をさせていただきたいと思いますけれども、昨年の12月末現在で人口が7万2,528人。これは国勢調査値を基準にした数字だと思いますけれども、そこの人口からして、自動車の保有台数が我々伊東市はどれぐらいあるのかなということになりますと、これは平成17年4月1日現在なのですが、すべての車両を含めますと、5万2,861台。これも正直驚きました。普通乗用車が2万2,659台。もちろん、50?以下の二輪車、原付も入っているわけですが、原付は7,636台ですね。こういうもろもろのものを足すと、5万2,861台の車両が伊東市内にあるということですね。
 それでは、ちなみに、免許証を持っている方がどれぐらいいるかといいますと、4万5,248人ですから、免許証を持っている方よりもそういう車両の台数が多い。こういったものも、こういった質問をするときでないと、我々も数字を確認することがなかなかできないということがあって、反省しなければいけないわけですけれども、その中で行政処分を執行した免許の取り消し、あるいは免許の停止、そういったものが平成17年中に183件ある、こういったデータもあるわけですね。
 伊東市の過去の交通事故を見ても、驚くことに、昭和41年には亡くなった方が19人もいたというんですね。この数字を見て、私も驚きました。平成10年以降は死亡事故が1けた台、多いときでも8件、7件、あるいは少ないときですと1件とか2件とか3件とか、そういった数値でずっとここ10年近く推移をしているので、今は比較的いい状況なのかなと。これが悪くならない方向にするためにも、先ほど言ったように、いろいろな形での撲滅運動等も含めてやっていかなければならないだろう、こういったことになると思うんですね。
 ちなみに、今度は取り締まりの状況を見てみますと、先ほど壇上でも申し上げた部分がありますけれども、ことしは特にふえつつあって、昨年の場合でも40件あった。それで死亡事故が飲酒運転によって1件あった。壇上でもこれは申し上げましたけれどもね。こういった数値を改めて確認をしますと、いろいろなことがわかって、我々自身が交通安全にさらに関心を持たなければいけないだろう、こういうふうに思っているわけであります。
 そこで、先ほど市長からも答弁をいただいたのが3点あったかなと。というのは、9月8日に書面で注意を促したというのが一つですね。それから、12月に職員の交通安全の研修会の開催をしていくんだというのも答弁の中にありました。それからもう一つは、本市独自の新たな基準づくりを指示したというふうに私はメモしたわけですけれども、それが3つと、新たに全市的な飲酒運転の撲滅運動としては、10月1日から12月31日の間、自治会別無事故無違反コンクールの実施、こういうふうに聞いたわけであります。冒頭、忘れる前に、この自治会別無事故無違反コンクールの実施の中身を、我々もこういったことがあるというのは数年前からわかっているのですが、果たしてどういうやり方をしているのかということになりますと、ちょっとわからない部分があるものですから、この点でお答えをまずいただきたいと思います。
◎市長(佃弘巳 君)これは伊東警察署と協力をして、15区の区によって、区長さんたちが会長を務めておる交通事故撲滅協議会で、伊東署管内で各区の違反者が何名いるかということで、コンクールを実施して無事故無違反の区に対して表彰をしていくという制度であります。
◎市民部長(石井照市 君)お答えをさせていただきます。
 去年と変わった点ということで、そのような内容の基準の関係のご質問が出たと思いますので、私の方から述べさせていただきます。
 昨年度は区の人口を基準に減点をする方法であったわけでございますが、今年度は市民1,000人当たりの事故件数を基準値として設定をしたということで、この関係については各地区、区民1,000人当たりの事故件数と比較をして点数を決めていくということでございます。このことによりまして、人口1,000人当たりで評価をするために、全地区公平な基準値を算出できるものではなかろうか、そのように考えております。
 以上です。
◆24番(掬川武義 君)今、市長、部長に答弁いただきましたけれども、このコンクールそのものは理解をしていたのですが、中身のルールといいますか基準といいますか、そういったものが時々変わるのかなという思いがあったものですから、こういう質問をさせていただいたわけですけれども、簡単に言えば、いずれにしても中身についての点数のつけ方が変わった、そういったことがあるわけです。この自治会コンクールの関係については、もっと大いに広めることは、いわゆる飲酒運転のみならず、ほかのことにも交通安全全体をとらえたときにかなり効果的な方法だろうと私は思いますので、その点についてはさらに広めることの努力をお願い申し上げたいと思います。
 それで、市長の先ほどの答弁の中にもありましたように、懲戒処分の指針についてということで人事院の関係の総務局から出された資料、これが平成10年5月28日付であるわけですけれども、これが今現在基準になっているのだろうなと、そういうふうに私は思うわけですね。そうしますと、そこでは当時、6段階に改正内容がされていたわけですね。酒酔い運転の関係で事故を起こした場合、酒酔い運転で傷害を負わせた場合、あるいは酒気帯び運転で死亡事故だとか、いろいろなのが6段階ある。これが今現在生きているということで、最近、助役名で通知を出した、違反者に対して前例にとらわれず厳罰に処す考えであるというのが、全国的に大きくにぎわせている今回の飲酒運転の問題についてくぎを刺している部分だろうなと理解をするわけですね。
 今までもこういう通達、通知というのは助役名であったり市長名であったり出ていたことは過去にもあったと認識していますけれども、今回の場合、助役名での通知ということ、あるいは市長名での通知、どちらでも同じとは言いませんけれども、どういう違いがあるのかなということは素朴に感じたものですから、まずその点についてお答えいただけますか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 助役名で出した理由というのは、私の判断で、事務的なことで最高責任者は助役でございますので助役名で出させていただいた、そういうことでございます。
◆24番(掬川武義 君)今の部分については、別にどうこうではないわけですけれども、私は常々、酒気帯び運転と飲酒運転の違いというのは理解がしにくい。なぜ酒を飲んだら、1杯でも飲酒運転にならないのだろうか。人によって、1杯飲んで酒気帯び運転で、10杯飲んでも酒気帯び運転の人がいるかもしれない。私が1杯飲めば、間違いなく飲酒運転ですよ。ほかの強い方が飲めば、10杯飲んでも酒気帯び運転で終わってしまうのではないか、そういった感じを常日ごろから持っているものですから、私は市長の先ほどの答弁の中にありましたように厳罰に処するという部分については、酒気帯びではない、酒を飲んだら飲酒運転だということを伊東市役所はつくるべきではないかと思っているんです。それを厳しいと言うのは、だれが厳しいと言うのかわからないんだけれども、そういうことというのはどうなんですか。思い切ってというよりも、当たり前じゃないかと逆に思うんですけれども、いかがですかね。
◎市長(佃弘巳 君)酒気帯びと飲酒運転というのは、警察の方のアルコールの濃度によって決まっていることであって、伊東市がそれを飲酒と酒気帯びを区別するということはできないわけです。それは伊東市独自として飲んではだめだということで、職員には周知徹底をしていくということで、飲酒、酒気帯び、その違いは警察の方の判断に任せるしかないと思っています。
◆24番(掬川武義 君)どうも私が言うと、よく理解をしてもらえないのかと思います。数値によって酒気帯びか飲酒か決まる、それはわかるんです。いろいろな資料を見るとある。でも市長、市役所の中で酒を飲んだら酒気帯びも飲酒ないというぐらい厳しい対応をしたらどうですかと聞いているわけです。法的にどうこうじゃなくて、1杯も10杯も、1升もビール1杯も同じだ。酒を飲んだらみんな同じですから厳罰にするよという姿勢が必要ではないでしょうかと、今確認をしているのですが、いかがでしょうか。
◎市長(佃弘巳 君)酒を飲んだら乗ってはだめだということは当たり前のことで、そういう中で、今までの市の公務員倫理に反する、そういうものを今しっかりと見直しをして線引きをしていくべきだということで、事務的にそれを見直しをさせておるわけでありますので、今言った飲酒運転、酒気帯び、そこらは伊東市は伊東市としての懲戒処分にするかという線引きをしっかりと公務員倫理の中で決めていかなければならないと思っております。
◆24番(掬川武義 君)私自身が望んでいる答弁は、今の答弁だと思います。この飲酒については、社会が今まで寛容過ぎたという新聞記事もよく載っているわけですけれども、今回のこういった事故が発生したことによって、社会全体が大変に厳しく対応してきているのではないかと、もう既に思います。伊東市がそういった対応をすることによって、市内のいろいろな事業所に与える影響は大変大きいと思いますので、酒気帯びも酒酔いも同じだという認識にぜひ変えていただいて、市長の対応に期待をしたいと思っております。この関係については、以上で終わりたいと思います。
 2点目の入札制度の見直しの問題でありますけれども、なかなかこの入札の制度は、今回も私、質問するに当たって数多く勉強をさせていただけばいただくほど、奥の深い問題だなという印象を持つわけです。
 実は市長、私、きょうふろしき包みを持ってきたのですが、この中に伊東市の入札の19年分ぐらいのものを私たまたまとってあったんですね。いまだにずっととってあるんです。まさにその時代の背景というのも、この入札の結果を見ると手にとるようにわかりますよね。私がこれをとっておいたきっかけというのは何かといいますと、市長、また昔の話をして申しわけないのだけれども、同じ部屋にいたときに、あなたが当時、入札に非常に関心を持っていた。私もそうです。皆さんがなぜ入札に関心を持つかというと、これは伊東市全体の経済の問題だからです。ただ単にどの業者が何をとった、そんなレベルの話ではなくて、私は今回もこの問題をさせていただいているということは、伊東全体の予算、決算、あるいは雇用対策、景気問題、いろいろなものが入札のこの中身には出ている、中にあると思っているので、あえてこれを重たい思いをして持ってきました。昭和62年の後半から全部あります。恐らく抜けているものはないのではないかというぐらい、自分でもとってありました。
 当時は書類の大きさもB5、B4サイズですから、この小さいサイズです。途中から大きなサイズに変わったわけですけれども、これをいろいろな角度から検証してみたときに、最近の入札の実際に行われている執行の悪さ、これは指摘せざるを得ないという思いから今回質問をさせていただきました。
 先ほど言ったように、非常に奥の深い問題ではありますけれども、自治体がこれをいかにうまくやるかによって、予算の問題について大きく変化をしてくる。それだけ大きなテーマだろうと思うんです。それで、先ほども言ったように幾つかの例を挙げてみたわけですけれども、当面、伊東の入札は一般会計と下水道事業特別会計と、それから水道事業会計の3つに分けて入札が行われているわけですね。そうしますと、今言った3つのところで今現在、18年度の上半期に行われている入札の件数と、それから予算額、さらには落札額、この3つがわかりましたら、各会計ごとにお知らせいただけますか。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 各会計別に区分がしてございませんので、全会計ということでご理解をいただきたいと思います。18年度の上半期でございます。6カ月間の工事契約入札の実施件数が92件でございます。この92件の予定価格の総額でございますが、13億7,063万円でございます。それから、これに対しての落札額でございますが、11億1,985万1,000円でございます。
 以上でございます。
◆24番(掬川武義 君)今、合計の金額が言われたわけですけれども、当然これは細かく質問をすれば、3会計ごとに出ているだろうなと思いますけれども、きょうは時間の関係もありますので、今の分にはこの程度にとどめますが、ここで今、総務部長からいただいた予算額の13億7,000万円のうち、実際の落札額としては11億1,985万円と今答弁がありましたね。そうしますと、ここで当初の予算額と現実に入札が終わって落札されたときの金額の差額が2億5,000万円あるということは、我々議会側にしてみますと、2億5,000万円の予算が見込みが違ったとすると、かなりの事業が縮小されてしまったのだろうなと思うんですよ。
 というのは、この2億5,000万円、入札との差金がこんなに生じなければ、ほかの事業がもっといっぱいできるではないか、こういう質問を今しているわけですけれども、その辺の考え方としては、財政レベルではどういう考え方をしているのでしょうか。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 先ほど申し上げましたとおり、18年度の上半期でございます。議員ご指摘のとおり、予定価格と落札額の差、これが約2億5,100万円ほど生じてございます。地方公共団体の事業の執行ということでございますが、これは予算額を超えての執行はできないわけでございます。議会の議決をいただきました予算の計上から、その予算の範囲内で、それを受けて設計をいたしまして、入札、そういった一連の手続を経て進められるものでございます。
 先ほど申し上げました入札の過程で生じました、いわゆる予算額と契約額との差額でございます。契約差金というような言い方をしてございますが、これにつきましては、他の事業への振りかえをすることは、現在、一切認めてございません。近年におきましては12月の補正予算、あるいは3月の補正予算、こういったところでその差金を減額いたしまして、他の新たな公共事業への財源としている、こういう措置を現在しているところでございます。
 このような状況を生じている予算の執行ということでございますが、民間企業とは若干違った特殊性もあるということがございまして、こういった状況が生じていると理解をしているところでございます。
 以上でございます。
◆24番(掬川武義 君)ただいまの答弁の中に、入札の差金の取り扱い方ですね。これは振りかえはしない。でも、結果的には補正予算でそれを修正すれば、また新たにそれが財源として出てくるわけですから、事実上、振りかえじゃないにしても扱いはそんなに変わらないかなと。
 私たち議会側から言えば、当初のときに、入札額はもちろんわかるわけではないけれども、もう少し適切に予定額というのが決められるのではないか、決めるべきではないかということですよね。差金が少なければ少ないほど財政的にはいい予算を計上したという一つの結論になってくると思いますので、この点についても、これからの財政的な問題としての入札というのは課題があるだろうなということだけ申し上げて、また次回でもこういう機会があれば、こういった議論をさせていただきたいと思います。
 それから、先ほど部長からの答弁がありましたけれども、全体の入札の件数の92件ですが、実は私どもの会派では、この入札の結果をすべて3つの会計ごとに分けてあるんですね。それで一つの表で一目瞭然わかるようにしてあるわけですけれども、3会計ごとにお尋ねをしたいと思います。一般会計の部分での入札の結果の最低で落札された落札率は、一つの事業で何%で落札されたのか。あるいは逆に、予算の予定額の一番多い落札率は何%で落札されたのか。それを一般会計、下水道、水道事業、3つともその数値を把握されているとしたらお答えいただきたいと思います。
◎総務部長(原崇 君)ただいまのご質問でございますが、細かい資料が手元にございませんで、また改めてご報告をさせていただきたいと思います。
 以上でございます。
◆24番(掬川武義 君)ということは、ほかの2つの会計、水道部も建設部の方もこの数値というのは把握をされていないという解釈でよろしいですか。
◎庶務課長(山木勇一 君)会計別の落札件数と落札価格については把握しておりますので、お答えさせていただきます。一般会計では41件で、落札金額が4億9,822万5,000円です。下水道特別会計におきましては入札件数は31件で、落札額が4億1,958万9,450円、水道事業会計では入札件数は26件で、落札額3億4,660万7,100円。先ほどの92件と若干件数がずれますのは、今申し上げましたのが一番最新の結果となっております。
 以上です。
◆24番(掬川武義 君)今、庶務課長の方からお答えをいただいた答えと、私が求めた答えとは違うんですね。今、課長のお答えいただいたものは、部長が先ほど答えた部分の明細的な形かなと、こういった理解をしますけれども、私が今伺っていたのは、3会計ありますけれども、その3会計で行われている入札の一番低い落札された落札率の話で、要するに、1,000万円で600万円で落札されたら落札率は60%、こういう数値が出るわけですね。例えば、970万円で落札されたとしたら97%、こういう数字になるわけでしょう。そういう数値の水道関係の一番低い落札率は何%だったのですか、一番高い落札率は何%だったのですかというお答えを今聞いているわけですので、もう一度答弁をお願いできますか。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 先ほどご答弁申し上げましたとおり、手元に細かい資料がございませんので、最高、最低の率が今ご答弁できない状況がございます。後ほどご報告させていただきたいと思います。
 以上でございます。
◎水道部長(白井哲 君)水道事業会計の最低と最高の落札率ですけれども、最高が93.6%で、最低が46.1%です。
 以上です。
◎建設部長(臼井美樹夫 君)お答えいたします。
 下水道特別会計の事業につきましては、最低の落札率が64.9%、最高が93.7%です。これについては、業務委託は除いて、工事ということでご理解いただきたいと思います。
◆24番(掬川武義 君)今の建設部長の答弁で業務委託じゃないということで、我々は業務委託の部分も資料の中に入れてあるわけですね。ここで問題になるのは、逆に業務委託の実際の予定価格と落札価格の問題というのが出てくるんですね。いいです、きょうはこの部分には触れません。ですから、こういったものは業務委託の分も――業務委託だって金額は大きいですよ。900万円、1,650万円、1,650万円、1,000万円、1,050万円と5件も業務委託としてここでありますから、6,000万円以上のものがここにあります。業務委託をもう少し別の角度で考えることによって財政的な問題というのは、総務部長、出てきますよ。ですから、私の言いたいことは、全庁舎でいろいろなものを検討しなければならない。
 そこで理事にお尋ねしたいと思いますけれども、サマーレビューの関係等は、当然こういったことも把握をされてやられていると思うんですけれども、残念ながら今、各部長の答弁というのは、数字の把握が、通告にそこまでしていないからというせいもあるかもしれないけれども、もう少し件数はしっかりと把握しておく必要があるのではないか、こういうふうに思うわけですけれども、サマーレビューの関係で、今のような私の質問のやりとりも聞いていて、その辺はどういうふうに思いますか。
◎理事(山口重則 君)サマーレビューにおきましては、すべての事業につきまして聖域なき見直しということをやっております。そういった面におきましては、入札にかかわる建設事業及び委託事業につきましてもゼロから見直しということでやっております。
◆24番(掬川武義 君)すべてのところが行き着く先はここですよ。ですから、この制度というのは大分奥が深いねということを冒頭申し上げたわけですけれども、そういったことも入っているということの理解はしていただきたいと思います。
 それと、今度は具体的に入札をされた中身でお尋ねをしたいものが幾つかあります。市長は先ほど壇上の中では、辞退の問題にも当然触れておりましたけれども、私たちにすると、辞退というのが公に認められているという理解はしているんですが、先ほど言ったように10社の中で8社が辞退をして1社が失格して1社が落札している。たまたまこれが最低制限価格。だから、まだ伊東市にしてみればよかったわけです。では、落札したところが予定価格で取ってしまったということになったら、逆に入札のシステムそのものが大問題だろうと私は思うんですね。それは私はそういうふうに思いますけれども、ここの部分についてもう一度お答えをいただきたいというのが1点。
 それから、湯川の終末処理場のアスベストの除去等工事、これの場合も12社で入札をされて、大手のゼネコンが全部で5社入っているのですが、そのうちの3社が辞退しているんですね。そうしますと、指名する側の問題もあるのではないかと思うんです。ここで落札した会社がこれだけのことをやってくれるのか。アスベストの対応はなかなかし切れないという現実があるみたいですけれども、この会社が引き受けてくれたということは評価しなければいけないと思っているのですが、入札のやり方、進め方、結果が最近は私に言わせればめちゃくちゃだ、そういった印象を持っているわけですね。その点が1点。
 それから、これは教育関係なんですけれども、旭小学校の工事の関係があったんですが、平成18年6月28日の入札ですね。旭小学校校舎の補修工事。これは8社が入札をして、全員失格です。予定価格は190万円、最低制限価格161万5,000円。これで8社全員が失格をしたですね。それでその後に、7月27日、全く同じメンバーで入札がされているんですね。このときの予定価格が160万円、最低制限価格の136万円で落札されているんですね。これは当然、設計変更等をして予定額が当初の190万円から160万円に変わってきている、そういう理解をするわけですけれども、この辺は当初の予算が幾らだったものが結果的に136万円で落札をされたのか。教育委員会、当初の我々に示された予算はお幾らだったのでしょうか。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 まず、湯川中継ポンプ場の関係でございます。確かに12社の中で8社が辞退をしている。もう一つの方につきましては、10社指名をした中で8社が同じく辞退をしている。こういう状況が生じていることは事実でございます。これら関係の工事の内容でございますが、既に設置がされております機械設備、受変電設備、こういったものの改築を行う工事でございまして、これらの機械を扱う業者の優位性がこの入札に反映されたのではなかろうかと見ているところでございます。機械を入れているメーカーもございまして、ほかの業者がなかなか入札に参加しにくい状況があった。こんなことから辞退が多くなったというふうに理解をしているところでございます。
 その他につきましては、建設部長の方からご答弁させていただきます。
◎建設部長(臼井美樹夫 君)お答えいたします。
 旭小学校補修工事につきましては、当初予算204万8,000円でございます。それから、確かに議員おっしゃられるように、190万円の予定価格で最初入札いたしまして、全員失格という形ではあったわけですけれども、これにつきましては、土木建築工事を補修工事も含めて設計積算する場合に、基本的には静岡県、あるいは国の基準に基づいて積算をいたしまして、それから材料につきましても、建設物価等を使いまして積算いたしております。
 基本的には全員失格した関係上、うちの方で調べた結果、材料費がかなり安く入れられているという状況がありまして、2度目につきましては、その材料費について、補修工事でありますので、それで可能だろうということで、その材料費の単価をいろいろ事情聴取した中で設定させていただいて、160万円の予定価格といたしたところでございます。
 以上です。
◆24番(掬川武義 君)冒頭、最低制限価格の関係については、市長の方からもそれも含めて見直しを考えているという答弁だったわけですけれども、それはそれで新たに考える必要があるだろうなと。
 ちなみに、入札の辞退について、やはりこれから調べたら、昭和60年代の前半は数件ですよ。私の計算違いがあるといけないけれども、年間で数えるほどで、4件とか5件とか、ゼロ件のときがあったのではないかというくらい少ない。それから平成元年、2年、3年というと、そのときもまだ1けた台だったですね。ところが、平成17年、昨年度でいきますと、もう既に辞退が46件。では、ことしはちなみに何件あるかといったら、私の計算違いでないとしたら、もう既に52件辞退している。これはやはり異常ですよ。ですから、この対応は当然していかなければならないということは、しっかりと指摘をさせていただきたいと思います。
 それと、この問題の結びといいますか、私なりの受けとめといいますか、会派でこの間、熊本市の電子入札を視察をさせていただいて、県内でもぼちぼち始めるやの空気にあるということは知り得ているわけですけれども、その辺のところで、これから入札の問題について、市長、電子入札システムの検討等も始めてもいい時期だろうと思うんですけれども、最後にこの関係についてのお答えをいただきたいと思います。
◎市長(佃弘巳 君)私はあくまでも、入札はかかわっていないわけでありますが、地元の業者を育成していかなければならないという中で、指名競争入札をしているわけであります。今回いろいろな諸問題が出てきておるわけでありますが、この問題も談合問題に端を発し、公正取引委員会で是正をしていかなければならないという中で、当局といたしましては、国土交通省の発行している建設物価によって積算をして、きちんと入札をしておるわけでありますし、業者の方々の努力によって、いろいろな材料の在庫があるということで価格が安くできるということも事実であるわけであります。
 電子競争入札を今、伊東市が取り入れてできるかどうかというものは、県との連携を図る中で進めていかなければならないと思っております。
◆24番(掬川武義 君)今の市長の答弁でいくと、県と連携しながらやるのかやらないのか、どちらかちょっと判断しかねるわけですけれども、私は別に調査に入っても、いろいろなことの検討に入ってもそれは十分値するだろうという思いがありますので、それはその方向でぜひ具体的に進めていただきたい。電子入札について調査を進めるということでお願いをしておきたいと思います。
 時間もいよいよなくなったわけでありますけれども、最後に城ヶ崎のピクニカルコースの問題なんですが、当然、我々も質問をするときになると現場へ行く。1年に何回も行くわけですけれども、今回も、果たして最近の城ヶ崎の管理の問題がどうなんだろうか、そういったことで散策してまいりました。管理は非常にいいですね。今まで私が指摘したことは、ほぼ直っていると思うんですね。特にトイレのにおいの問題をよく指摘するわけですけれども、市長、こういうことがありました。おもしろい傾向で、昔、あそこのトイレができたときに、そば屋かと思ったという人がいたんですね。それが今回私が行ったときに、まさにそば屋かなと思えるような光景があったのは、若い青年たちが1人がホットドッグを食って、1人がおにぎりをそのトイレの前で食べている。これは今までには考えられないですよ。あの強烈なにおいのときは。それが完全に解消されたと私は思っているんですね。
 ですから、やはり我々がここで物を言わないと物が直らないとすれば、これからも言っていかなければならない。でも、言うことによってそういう光景が見られたというのは、私自身も大満足です。
 ですから、そういった管理については、今のところ城ヶ崎はまずまずだろうと思うんですが、幾つかまだまだお願いをしたいことというのがあるんです。答弁は要りませんが、まず駐車場の木の枝の問題。これがどうして切れないのだろうかということは、環境省の問題があるのかなという気がしていますので、この問題を1点、指摘をしておきます。
 それから、ぼら納屋を入って、つり橋に来るまであずまやが2つあるんですが、1カ所の方がそろそろ解体をするか、大幅な修理をしなければいけないだろう、そういう状況になってきているのが1点。
 それから、看板の整備の関係、これもよくなっていますね。やはり伊豆半島は南を下ですよ。地図は下田が下に来ないとおかしい。これは当たり前だと思うけれども、今までは下田が上にある地図で、伊東が下にある地図が載っていたんですけれども、それも改善をされている。
 それから、最後に1点、これは答弁は要りませんけれども、市長、実は城ヶ崎のピクニカルコースの遊歩道に関係することは、地元との覚書があるんですね。また、これは庁内でもしっかりと見ていただいて、平成12年6月16日に地元と覚書を交わしているんです。この点については、当然ピクニカルコースに関係した整備等もうたわれておりますので、この点はしっかりと確認をしていただく中で、遊歩道の整備に力を入れていただきたい。地元からも要望が出されているわけでありますので、この点については重ねてお願い申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(稲葉正仁 君)以上で24番 掬川武義君の一般質問を終わります。
 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
                午前11時53分休憩
                ───────────
                午後 0時59分再開
○議長(稲葉正仁 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、22番 伊東良平君の質問を許します。
             〔22番 伊東良平君登壇、拍手〕
◆22番(伊東良平 君)平成18年9月議会最終の質問者としてここに立つことができた私にとっては、心の引き締まる思いであります。今日までの議員が取り上げた諸問題、こんなにも市民の中に疑義としてあるものなのかと驚く次第であります。
 さて、本題として1点目は、伊東市内の歩行中の禁煙についてであります。私は本件については、平成14年に同じ観点から質問をいたしました。しかし、今日何ら進展なく、最近では伊東駅周辺にはたばこのポイ捨てが目立ちます。観光都市伊東市として残念な現状と言うほかありません。市としての取り組みについてお伺いをいたします。
 このことについては、昨年の静岡市議会では子供議会の発案を取り入れて条例を制定したと新聞記事を見ました。本年10月から実施ということだそうであります。以前にこんな記事を見たことがあります。歩行者のたばこの火が幼児の目に当たり、その子供が失明をしたと聞きました。その当時、東京の千代田区では繁華街における歩行者に対して禁止命令なるものを発しました。その後、千代田区はすべての道路での歩行中を禁煙に、また、この時期に合わせ、首都圏では品川区、豊島区、杉並区、ほかの都市でも準備をしていると聞き及んでおります。伊東市にあっても観光地という特殊性のまちであり、他府県からの来遊者もあり、困難な面もありましょうが、早急に歩行中の禁煙条例を制定すべきと考えます。市長の考えを伺います。
 伊東市ではポイ捨て条例ができて何年になりますか。いまだにたばこや一般ごみ、あげくの果ては粗大ごみも捨てられている現状ではないですか。このことは基本的に改革が必要ではないか。この件に対する条例化を急がれるよう、あわせて質問申し上げます。
 次に、2点目として、職員人事の異動は、最終的には市長が決定するものであると思われますが、毎年数名の部課長の退職に伴い、関連する昇任人事などが行われているのが現状であります。それに、これから団塊の世代で多くの退職者による交代がありましょう。それに加えて、数年前に制定した再任用制度についてもどのように進めていくのか、また、60歳定年ではというか、もう少し働きたいというのが今日の社会ではありませんか。そんなことから定年延長等も今後の課題として考えていく必要はあろうと思われます。
 このことはさて置き、本市の場合、昇任試験などはなく、極端に言えば、少人数の担当者による選考制度により、最終的には市長の意向により決定されるものと思います。いろいろ選考条件があり、人に対する評価もそれぞれ異なるとは思います。できるだけ公平な人事が行われるよう、一定の昇任基準があれば、この際お示しいただけませんか。職員は何年間の月日でいろいろな職場を体験し、成長するものと思われます。こうした経過の中で昇格し、成長していくものではないかと考えます。日常生活を営む中、一日の3分の1を過ごす職場において正当な評価も受けず、埋もれた人材があってはならないと思うのです。
 異動に関しては幾つかの問題点も聞き及んでおります。適材適所、好きこそ物の上手なれという言葉があります。職員が意欲を持って業務を行うよう、異動が行われているでしょうか。毎年の異動の状況は管理部門のみに配属される職員、窓口部門のみに配属される職員と一定の流れが一部に存在しているという話を聞くことがあります。市民が主人公であることからすれば、市民に直接接し、市民の声を聞く機会のないまま管理部門を渡り歩く職員、別の言い方をすれば、幹部候補生と称される職員の存在があるのではないでしょうか。将来、伊東市役所をしょって立つ人材の育成という観点から、そのことは否定しませんが、だれもが納得できる異動であるべきと思います。他市で行われている立候補制度や試験制度などの考え方、異動の基準、基本的な考え方について市長の考えをお伺いいたします。
 最後に、観光都市伊東という言葉から次の点について伺います。
 そろそろ景気は上向きと言われておりますが、実際に見て、観光都市伊東市はどのくらい景気の回復が見られるでしょうか。なかなか厳しいものがあると言えましょう。その証拠に、ちまたには関係業界の代表の変更等もうわさに上がる今日です。そのようなことは本当にうわさであってと願っているのは、関係業界の正直な気持ちではないでしょうか。
 今の伊東市は、市民の立場から見て、観光よりも健康づくりが先行しているように見えると市民から言われることがあります。そのことは、私なりに言わせていただければ、行政の行事を見るに、健康づくり云々といったことが目立っていると思われるからです。それに観光予算も年々変化が見られます。もちろん目減りしているのは観光予算ばかりとは言わず、福祉予算以外のすべてと言えます。財政の厳しいことから、苦慮していることは言うまでもありません。しかし、伊東は観光都市ですよ。伊東市を訪れる多くは物見遊山が大多数と考えませんか。となると、もっと観光施設の充実が考えられませんか。健康づくりも大切であり、否定するものではありません。
 そのことと同時に、来遊客のニーズを加味した施策も重要ではないかと申し上げたい。もちろん市民自体の努力もなくてはなりません。このことは言うまでもなく第一の条件でありましょう。でも、民間の努力には限界もあり、行政の助けが必要なのです。いやしの心での来遊客もいることは否定できません。今の社会情勢から見て、第一条件かもしれませんが、伊東市は観光が売り物の市でありませんか。そうだとすれば、また違った見方も必要ではありませんか。
 そこで、さきの3月議会でも申し上げました全天候型施設も考える必要がありましょう。もちろん、関係者は常に試行錯誤を加えながらの毎日でありますが、冒頭申したように、いまだ一つ景気の波に乗れないのが現状であります。今は大変かもしれませんが、将来のことをお考えになり、施策に取り込んでいただければとお伺いを申し上げるところであります。
 以上、壇上よりの質問をさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
               〔市長 佃 弘巳君登壇〕
◎市長(佃弘巳 君)22番 伊東議員にお答えをいたします。
 最初に、市内全域にわたる歩行禁煙条例の制定について及び伊東市空き缶等のポイ捨て防止に関する条例も守られない現状をどう思うかについてであります。
 歩行禁煙条例の制定につきましては、近年、各地で路上での喫煙による他人の身体、財産等への被害を防ぐとともに、健康への影響も考慮することにより、健康的で安全・安心な生活環境を保つことなどを目的に、条例が制定されているのが現在の状況であります。本市におきましても、観光施設やイベント会場等、多数の人が集まる場所や人の往来が多い場所での路上喫煙による被害等の防止に配慮することを規定した条例の整備については、伊東市空き缶等のポイ捨て防止に関する条例に条文を加えるなどの方策も含めて検討をしてまいりたいと考えております。
 次に、伊東市空き缶等のポイ捨て防止に関する条例の現状についてでありますが、ポイ捨て防止の周知徹底を図るためには、いずれにいたしましても、市民の方々、観光客の方々の協力をいただく中で、モラルの問題もありますが、行政といたしましては、広報紙やイベント会場での啓発を今後もいたしていきたと考えております。また、環境意識の高まりを受けて、市内の各所で市民団体、事業所、学校、町内会などによる清掃活動が行われている状況もあり、環境の美化は年々図られているものと思っております。いずれにいたしましても、市民や観光客のモラルが第一でありますが、いまだにタバコの吸い殻等が捨てられている場所が見受けられることから、今後ともポイ捨て防止のキャンペーンを通じて、積極的に啓発活動を進めていきたいと思っております。
 次に、管理職への登用は試験によるべきと考えるがどうか伺うでありますが、ご質問の管理職への昇任試験制度につきましては、東京都や一部の自治体で実施しておりますが、昇任試験実施の多くは、主任級あるいは係長級についてであります。ちなみに、旧東部9市への調査では、係長級への昇任試験を実施している市はなく、この理由としましては、昇任試験だけでリーダーとして判断ができないことや、給与面、責任の度合いなどから有能な職員が受験しない状況も生まれていることなどが挙げられております。
 いずれにいたしましても、団塊の世代の退職時期が目前に迫っていることから、有為な人材の確保と育成に努めておりますが、さらに円滑な市政運営を堅持するためには、その担い手としての人材の登用は大変重要な要件であります。先ほどで壇上で言われましたが、だれでもが納得する人事というのは、まず不可能です。ですから、やはり適材適所の中で、組織や給与面など各種の条件整備を含めて、適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
 次に、観光都市伊東市における健康保養地づくりの諸行事についてであります。
 健康保養地づくり事業につきましては、恵まれた自然や豊富な温泉、多様な観光政策といった地域資源を健康の視点で結びつけ、市民の健康づくりと観光業を初めとする市内経済の活性化を目指す事業であります。昨年8月に新たな健康保養地づくり事業計画を策定し、「温泉健康プログラム開発」、「地元の健康メニュー開発」、「自然に癒されるスポットづくり」、「健康保養プログラムPR」の4つのリーディングプロジェクトを位置づけ、その積極的な推進を図る中で、「あったか・ゆったりの健康保養都市 伊東」の実現に努めているところであります。
 特に、昨年度から、伊東温泉旅館ホテル協同組合を初めとする観光関連事業者や市民団体の皆様による健康保養地づくりプロジェクトチームを立ち上げ、観光や健康保養に関する情報の集約を進めるとともに、具体的なプログラムづくりを進めておりますし、その中で商品化に向けての検討も進めてきておるわけであります。
 また、本年度は、東京大学との共同研究であります温泉健康筋力づくり共同開発事業を主要事業として、静岡県の伊豆メッカづくり推進事業、経済産業省のサービス産業創出支援事業など、国・県の支援をいただく中で、団塊の世代や健康志向の高い人々をメーンターゲットとするモニターツアーを実施し、利用者それぞれのニーズに合った商品造成に努めるとともに、観光の付加価値を高めるためにも、健康保養に関する情報を一元的に提供できる受け入れ体制の整備に着手したところであります。
 これらの取り組みをもとに「健康保養都市 伊東」を内外に情報発信し、他の観光地との差別化を図るとともに、滞在型観光保養など健康増進を目的とした伊東市の新しい観光シーズとして育てていきたいと考えております。
 以上です。
◆22番(伊東良平 君)ありがとうございますというのが、大体この辺の通常の言葉です。それは当然出る言葉ですが、私は第2質問に入る前に申し上げたいんですけれども、鈴木前市長が最後の方でしたね、たしか私の質問で、我々議員がここで一般質問をさせていただく、代表質問をさせていただく、その中で取り上げていく問題点を皆さんがどのように受けとめているのかということを質問した。このことは、ここにいらっしゃる皆さんはほとんど記憶をしていると思います。この言葉を私が申し上げたときと、ほとんど顔ぶれは変わっていないと思うんです。
 なぜそういうことを言ったかというと、私は自分の質問の冒頭でも申し上げましたけれども、今回も11名、議員がここに登壇をする。その11名の議員の中の問題点をずっと挙げ出してみると、その中には数多くの、市長、こういうことをこういうふうにやっていただけませんか、あるいは課の方たちにも、こういうものはこういうふうにやっていただけませんか、こういった提案型のものがたくさんある。私も11年間、これでたしか五十何問、質問に立たせていただいているのではないか。私はかなり多い方です。それぐらいいろいろな問題があるんです。もちろん、これは行政と市民ですから、そこにはいろいろな亀裂、あるいは亀裂と言ってはおかしいけれども、隔たりというものがあってしかるべきだと思うんですね。それを和らげるために、我々は提案型の質問をさせていただいている。
 ところが、多く感じることに、我々がこういった質問をしますと、皆さんの方から来る答弁は答弁じゃなく、説き伏せです。大変失礼な言い方だけれども、反発です。あなたはそういうふうに言うけれども、そんなことはできないよと言わんばかりで、ただ、その言葉がないだけなんです。いわば、みんなすり抜けているんです。議員は報酬をいただいて、市民からいろいろなことを負託されたものを背中にしょってここに立たせていただいているんです。だから、もう少し私たちが出す問題については、すべてとは言いませんけれども、一緒になって真剣に取り組んでほしいなということを、これは私は今回、質問をずっと聞いていまして思い出した。前回私がやりましたけれども、やはりまた同じような傾向にあるなと。
 だけど、今回、先ほど私どもの代表、掬川議員が市長の今回の答弁に対して非常に前向きな判定をいたしておりましたけれども、私はそのとおりだと思う。確かに今までのように、検討とか、やるとかやらないとか、いろいろな言葉というのは皆さんうまく使いますよね。昔、私が仕事をやっていたときによくあったのですが、大体皆さんに言わせればそれぞれに努力をしますという言葉しか使わないんですね。私たちの方からこういうことをお願いしますよと言うと、それでは、そういうことに努力しましょうかと、こういうふうにしか言わないんです。これは何かというと、努力という言葉は非常に便利なんです。後で、努力したけれども、できなかったと言えるんです。
 こういうことがあるものですから、そういうことを申し上げて、私は今から申し上げる問題をやっていただきたいと思うんですが、まず第1点目の問題として、ポイ捨て条例について市長の方でいろいろ言われておりまして、大分守られているのではないかとかなんとかということを言われておりますけれども、私はなぜこの問題を取り上げたかといいますと、まず第1点、これは2006年9月10日ですから、まだ真新しい新聞ですよね。ここまで申し上げたら、この新聞の内容の記事を皆さんが知らんとは言わないと思います。日曜版の中に「伊豆のひろば」という大変貴重な、いろいろな意見が出る面があるんですね。
 ここでお伺いしますけれども、市長は先ほど答弁の中で、いろいろな市の行事をいろいろなところでやる中で、そこに参加される方々にお願いをして、ごみを捨てないでください、持っていってくださいということを指導をしている、そういったお答えをされましたけれども、では、この新聞記事は何なんですか。ご存じですか。名前を言っていいかどうかなんですけれども、これは生涯学習課の担当者の記事です。この記事の内容を把握していますか。いかがですか。
◎市長(佃弘巳 君)その記事の内容は十二分に把握をして、すぐ調査をして、そういう問題において職員みずからがモラルに欠けているということで、すぐに指導監督をする中で、しっかりと現場としても、人数が多い問題、また、たばこを捨てた問題、そういうものに的確に対応ができるような、市民の方々に誤解を与えないようにということで指導をした経過があります。
◆22番(伊東良平 君)市長のお答えは、さっき壇上でも、そういうところへ行くときには注意しているということを聞いているんですから、市長はいいんです。担当ですよ、担当。これは確かに市の職員のやったことでしょうけれども、私が聞いているのは、この答えが、回答をしますと言って、答えになっていないんです。要するに、この投書した方は、ここに参加した市の職員が自然を乱し、たばこを吸ってポイ捨てしたと言っているんですよ。それに対して、どこどこに何人人数を配置したとか、何とかかんとかということしか書いていないじゃないですか。ポイ捨てしたことに対して市民にわびていますか。どっちですか。
◎教育長(佐藤悠 君)冒頭、まずもっておわび申し上げます。その気持ちは、記事の冒頭にそういうような意味合いのことを込めたつもりでございます。そういう中で、担当の職員も十分反省し、そういった中で今後の私たちの反省材料として十分生かしてきている。そして教育委員会の内部でも、日ごろの喫煙習慣も含めて十分初心から出直そうということで話をし、協議をし、徹底を図るというようなことでお願いしたところでございます。本当に申しわけありません。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)私が今強い言葉で言いましたけれども、私はそういう人間なものですからごめんなさいね。別に怒っているわけではないですから。怒っているわけではないけれども、はっきり言って、こういうことがあるということはまずいんですよ。後から反省したって意味がないんですよ。意味がないから、条例をつくったらどうですかと私は言っているわけです。条例をつくったらやれないですね。
 ただ、条例にすると困るのは、私はこういうことがあるのではないかと思うんです。今、ホタル族と言うのですかね、うちの中でたばこを吸えなくて、ベランダに出たり、あるいはベランダのない人、庭のない人は表の道路へ出てたばこを吸っているという現状があるんですね。これができなくなるのではないかと思って、それはちょっと心配はしますけれども、しかし、その場合はそこで吸ったたばこの火の始末は自分でできますわね。だから、そこへ捨てなきゃいいわけですから。別に歩かなければいいですから、うちの屋敷のそばで立ちどまって吸うのはしようがない。
 そういうこともあるから、これは難しいかなと思うんですけれども、市長もヘビースモーカーの方ですよね。何分に1本ぐらいたばこを吸いますか。私が吸っていたころには、私は1日に大体60本から80本ぐらい吸っていました。昼間だけで当時、両切りの缶ピースは50本入っていましたけれども、あれ1缶、朝出がけに持っていくと、帰りにはもう残っていなかったんです。それぐらい吸いました。当時はそういう問題がありませんから、それでもよかったですけれども、窮屈かもしれませんけれども、そこまでやらなければ、先ほど不幸なことで掬川議員が1番で質問しました飲酒運転と同じように、そこまでやらなければだめなのかなと思うんですよ。
 私がいつも通っています伊東駅の西口の通りなんですけれども、あそこはしばらくきれいだったんです。特に今度、マンションができまして、掃除をして案外きれいなんですけれども、依然としてたばこの吸い殻だけはあるんです。実はあの近所に大変時間のある方がいまして、たばこの吸い殻を拾って私のところへ持ってくるんですよ。伊東さん、きょうもこれだけありましたと。私はいわば身の切られる思いです。何とかこれを言ってくれないか、言ってくれないかと、この1年間、ずっと言われてきて、実はきょうになったんです。注意を払おうとか、いろいろなことを言いますけれども、やはり禁止的な条例的なものができない限り、この新聞記事にあるように皆無に等しくするには難しいし、人それぞれの自覚にまつしかないことでは、そういったものはなくなっていかないと私は思うんですね。市長、条例をつくりませんか。
◎市長(佃弘巳 君)条例をつくる、つくらないということよりも、そのポイ捨てというものは空き缶だけではなくて、ごみはみんな、たばこも入るわけです。条文をそこへ加える中で、確かに中央区、千代田区ではお昼のときの広報で、歩きながらの喫煙は防止条例がありますという広報を流していることも知っております。その中で、よそから来た人たちは、こんなに千代田区は悪いのかという悪いイメージを与えている場面も確かにあります。ですから、条文を加える中でしっかりとしていかなければならない。
 先ほどの質問の中でも、職員がそういうことをしていた。人間である以上は、注意をしながら今後ないようにしていく、そして指導監督をしていかなければならないと思っておりますし、そういう中ではポイ捨て条例の中へ条文を加える、そういうことをしていきたいと考えております。
◆22番(伊東良平 君)私がなぜ条例をつくりませんかと市長にお話ししたかといいますと、鈴木前市長が私に、前回これをやったときに答えているんですよ。本市ではポイ捨て条例をつくって、これだけ前進しましたということを言っているんですよ。本市がポイ捨て条例をつくったのは平成8年ごろじゃないですかね。私たちが議員として上がって間もないころだったように記憶します。そのときに私はこのポイ捨て条例自体が大変難しいということで、ポイ捨て条例の監視員がまちにいるというお話を聞いて、そのとき私はひんしゅくを買った発言をしたというので、たしか議会で訂正をした事実があるんです。何かというと、そのときお答えにかなり前進したようなこともあったし、この条例を決めれば絶対大丈夫なんだと言ったときに、私が条例は決まったけれども、私はそういう監視員を見たことがないと言ったんです。その監視員はどこにいるんですか、どんな格好をしてまちを歩いているんですかと、こういう質問をしたんです。その見たことがないという言葉がひんしゅくを買ったということで、議会のここでもって訂正させられた事実があるんです。
 条例をつくったって、もう10年になるわけでしょう。でも、先ほどの新聞のニュースで言わせていただいたように、一番先頭に立ってこういうことをやめなければならない人がたまたまやってしまった。これはここ1件じゃないですよね。例えば、海岸で何かの行事があるときにも、結構砂の中にまぜ込んでいる人も、大きな声では言えませんけれども、大きな海岸を灰皿のかわりにしている人もかなりいると思うんです。しかし、そういったことをさせないためにも、この条例を施行する必要が私はあると思う。条例だけが禁止の一つのガードになるということだけで単純に申し上げているんではないんです。
 そこまでやらなければ、先ほど言った酒酔い運転と同じように、人間の意識というものはそこまで到達しないんですね。子供に物を言うときに、あなた、これはやってはだめだ、ああだこうだと言うと子供の教育によくないと言いますけれども、大人というものがあって、子供に対する一つの締めつけをやりながらやってきたから、我々は自慢じゃないけれども、横道にそれずにここまで来たんですよ。おかげさまで、ことし私は寿のマークをいただきました。まだ1カ月ぐらい早いですけれどもね。私はそういう年齢に達しちゃったんです。でも、この間、いろいろな点でそこにはそういった問題があったのではないかという気がします。
 だから、規制するものは規制するとして、もう少し大なたを振るわなければいけないのではないか、このように思いますけれども、参事、あなたはもと環境の方をやっていらっしゃって、私の言っていることに対して、正直な話が、こうやって求めればいいことだと言うでしょうよ。そうじゃなく、本心で、こうしなければやまないなという気持ちはありますか。その点だけお伺いしたのですが。
◎市民部参事(宮下芳明 君)ただいま議員おっしゃるように、県内におきましても条例化しているところがございますし、また、先ほど議員のご発言にもありましたけれども、我々、伊東市は観光地という面もございまして、観光客に対する問題等々もございますけれども、お隣の熱海市さんでも昨年からスタートされているという状況を考えますと、これは真剣に取り組んでいかなければならないのかなとは思っております。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)いろいろとこの問題で厳しい観点からもね。たばこというのは不思議と、おれはあしたからたばこをやめるなんて言ってやめられた人は余りいないですね。私の経験から言うと、自然にやめるか、あとは自制心の強い人でないとたばこはやめられないですね。私も何回かたばこをやめなければいけないな、こんなにたばこを吸ったのではこっちの方がもたないな、経済の方がもたないなということで考えた時代があります。当時、たばこは幾らだったかな、たしかたばこ1箱が百五、六十円だったと思います。150円までいかなかったと思いますね。それでもやはり我々の1日の労働から比べると厳しいんですよ。
 それでもう一つ、今、私が神経をすり減らしているのは何かというと、昔、私の年齢だと、もうちょっと下の方もわかると思うんですが、ニコヨンという言葉がはやった時代があるんです。そういう人たちがまちをきれいに掃いていただいた時代があるんですよね。だから、まちはいつもきれいだったんです。今はそういう職種がないですね。東京都内だったら大きな車で清掃車というのが走ったりしていますけれども、伊東あたりではそういったものもないし、設備もないし、まちを汚すのは本当に市民であり我々だと思うんですよ。
 だから、一つの物事を守って正しくしていくには、一つの枠というものははめる必要がある、私はこう思うんですよ。市長は余りそこまでやらなくても、自分が皆さんに話をすれば、言うことを聞いてくれるだろうと。これは解釈されることはそのとおりであって、私は、でも、やっぱりこれだけここで言えば、この後しばらくこういった問題は起きないだろうなと、こう思いながら申し上げているわけですね。それではいけないんです。これが未来永劫続かなければいけない。伊東に来てくれたお客さんにきれいな伊東を見せたいですね。そう思いますか、市長。
 私はその辺があるものですから、これは制定をする準備を市民部長、いかがですか。私が今、質問している内容はあなたの方の管轄ですよね。もちろん市長はトップですからあれですけれども、担当課は市民部ですね。ポイ捨て条例、あるいはたばこの歩行中の禁煙とか、そういった問題についてはね。だから、そういった問題も含めて、これからもう少し積極的に、もう一つ前に出て調査をするなり検討するなりしていただきたい。
 ただし、この中で私はよく言うんですけれども、私たちが何かこういう提案型を申し上げますと、皆さんの方で、近隣市町村にはありませんとか、まだどこもやっていませんとかと、よく言うんですよ。私たちは近隣市町村のことを言っているのではないですからね。伊東市のことで、伊東市をこういうふうにしようよということを言っているのですから、このことだけはご理解をいただきたいと思います。よその市町村がどんなことをやろうが、そんなことを私たちがとやかく言えるものではないです。逆に私たちも今までいろいろなところを視察させていただいて、最近はどこのまちへ行ってもよくなりましたね。でも、私は伊東に帰ってきて、駅前にあるポイ捨てを見てがっかりしましたので、こういうことがないように、近づける方向性を出していただきたい。このことは強く要望しておきたいと思います。
 2点目の問題ですけれども、管理職登用の問題は非常に厳しくて、サマーレビューとか、あるいは行革、いろいろなこういうものを含んでくるんですけれども、理事にお伺いしたいのですが、理事は県の方から伊東市に来られて約1年。これから先、伊東市の中でこういった職制、こういったものをつくろうというお考えが多分出てこようと思う。あるいはやらなければいけないなという問題を理事の頭の中に描いていると思うんですけれども、そこでお伺いしたいのですが、それと同時に、伊東市の職員のどういう方がどういうところに向くか、こういった問題についての把握はされておりますかどうか、お伺いします。
◎理事(山口重則 君)職員の適材適所の配置ということですが、そちらの方につきましては、私ではなくして、むしろ職員課の所在であります企画部でやっております。サマーレビュー、行革等が出ておりまして、行革といいますと、非常に大きなことをやる、どんでん返しみたいな、まさに改革をやるとお思いの議員の方々がいらっしゃるようですが、行革というのは適切、的確な行政運営を行う、そういう意味でございます。そちらの方をご理解していただきたいと思います。
◆22番(伊東良平 君)行革については、私が以前、前の市長に、今ある課と部をもっと縮小したらどうか、できるのではないかということを申し上げてきた事実があるし、そういったことはあるのですが、私はこの問題をなぜ言うかというと、市民の中で意外と、あの人はあそこにいるけれども向かないねということが、正直な話、皆さんもそれなりに伺うのではないかなと思うんです。あの人はあそこにいるけれども、だれがあそこへ持っていったのか、こういう言葉を聞くことはありませんか。そこなんですよ、市長。もちろん市長は周りの人たちの意見を聞いて、では彼をこういうふうにしなければならないか、ああいうふうにしなければならないかという選考はやると思うんですけれども、そこで私は、市長がその人たちを選定するときに、どういった条件的な――ここで公表できる条件ですよ。こういったことを条件にこういう人たちを選びますよといった大まかなものがあったらお知らせいただきたい。
◎市長(佃弘巳 君)人のことを言うことは簡単にできるんですね。あの人はだめだ、この人はと。まず己を知って人を知らなきゃならないと思う。そういう中で、部長職も冷静に判断をして、部長の方から推薦を上げてもらって、部長、またそこの次長とよく話をする中で、係長にしたらどうだ、また、適材でこっちへ行ったらどうだというようなことの話し合いは進めていきますが、管理職の意見も尊重する中で、適材適所というものは進めていっておるわけであります。
 先ほど壇上で言った、だれでもが納得いく人事というのはまず無理です。見方によって必ず人のことは何でも言えるんですから。ですから、そういう中では、自分としては責任を持って適材適所、また働きやすい環境づくり、そういうものも進めていかなければならないわけですが、そこの職場によって人数もある程度決まっておりますので、そこらもある程度は加味する中で進めてきておるのが現状であります。
◆22番(伊東良平 君)基準は別にないのですか。例えば、採点して何点以上とか、そういうのはないのですか。私はその辺が、場合によっては、あいつは頭がいいけれども、あそこには向かないな、それは確かにあるんですよ。確かに納得のいく人事、万人が、ああ、すばらしい人事だということはないと思います。それは神様がやったって無理ですからないんです。ないから、私が言っているのは、例えば、そういった登用試験をしてみたらどうかということなんです。そのことはやっている市町村もあるんですよね。さっき、よそのことを言わないと言ったから、よそのことは言いませんけれども、でも、そういうものを参考にすることもできるんですね。
 この人はここに向くかなという評価試験をやることも私は悪いことではないと思うので、遠からず、そういうことも考えていった方が、お互いに働いている人たちがね――兵隊の位でいくと、たしか上等兵ぐらいまでは自然に上がっていって、そこから上は試験を通って上がっていくわけですね。だから、ああいうところの組織というのは非常に充実しているんです。市役所の組織が充実していないと私は言いませんよ。そんなことを言ったらえらいことになってしまいますから、そんなことは言いません。そうじゃなく、皆さんが今、毅然としてやっていらっしゃるんだけれども、でも、周りで見ていて不安とかそういったものをぬぐい去らなければいけないと思うんですね。
 そういう点で、一つの基準をつくるなり採点方法をするなりしたことによって、これだけのことに合格した人だからこれでいいんだということが――能力ばかりが能じゃないかもしれません。器量というものがそこに含まれますからね。そこが市長の裁量点という点数が入っていくわけですね。試験の中に市長の裁量点という点が加わって、丸みのある人事ができるんだ、こう思うんですけれども、企画部長、採用試験で登用するのは難しいですか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをさせていただきます。
 伊東議員、やっていらっしゃるところは多分ご存じだと思います。伊東議員の提案も一考を要するかなと思われますけれども、登用試験をやっている東京都を例にとりますと、対象者の17%から20%ぐらいしか試験を受けない。その受けた中で合格率が10%から20%。受けない理由が、先ほど来言っているように管理職になりたくない、これは魅力がない、あるいは自信がない、こういう答えが40%くらいあるそうです。上司からの評価点が非常に高い職員がほとんど受けない。
 そういうような状況で、今現在、その試験制度自体を見直す、そういう動きにもなっているような状況でございます。これがすべての自治体に当てはまるかどうかというのはちょっとわかりませんけれども、その辺のことも含めて今後の検討課題かなと、このように考えております。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)魅力がないと言われるのは、私はちょっとわからないんですよ。だって、皆さんが入ってくるときには大変な試験を受けて、難関を突破してきて、末は市長というのはなれないですね。助役ぐらいまではなれるけれども、市長というのは好き好んでなれるわけではないですから、選挙を戦わなければならないですけれども、助役までは選挙は要らないわけですからね。ずっと上がってくるわけですから。そこがあると思うんです。ある程度のところまで自分は行きたいという希望を持ってこの職場へ来ているわけですから、そういった希望を持たせる。
 確かに今の社会情勢から言って、いろいろなことに落胆することは多いかもしれません。厳しいことで責められることばかりで、うっかり下手なところで背伸びもできないような状況かもしれませんけれども、そういった中でも先ほど私が壇上で言ったように、1日のうち3分の1を過ごす職場というものを意識させる状況というものを、市長、つくってやってほしいと私は思うんです。今はそれぞれ皆さんがはつらつとして働いていると思います。市長が現場を相当くまなく歩いているようですから、皆さんもうっかりしていられませんから、市長が来たときに知らなくて横を向いていたということもあり得るわけですから、そういうことがないように皆さん緊張してやっていると思いますけれども、余り緊張させるよりも、伸び伸びとしながらいろいろなものを見ていく。
 ただ、先ほど部長が言った、それはよその都市ですから、伊東市にはなかろうと思いますけれども、そういう人がそういうパーセントと言われて、意外でしたね。私であったらこぞって試験を受けますけれどもね。私はいろいろな試験を含めて大概1回で受かっていますから。今からやっても私は無理ですよ。私は最近よく言うんですが、自動車の免許を今取っても、下手すると落ちるかもしれないよと言うんです。そういうことがあるかもしれないよということはよく話をするのですが、それぐらい厳しいものがあろうかと思うんですけれども、でも、人間というものは、そういった緊張感を持って毎日過ごすことが一番いいことだ。それから解き放たれて、365日暦さえめくっていけばいいんだという気持ちでいたんじゃ、いいこともできませんし、いろいろな問題で自分自体が厳しいじゃないですか。
 そういうことがあると思うので、この問題については、今すぐとは言いません。将来はそういう時代が来るでしょうということを見抜いて、そろそろ準備をしていただくことも必要ではないか、私はこういうふうに思いますし、皆さん自体も恐らく、私の後輩たちにはこういうことをさせてやりたいなという希望を持っている部長、課長もいらっしゃると思いますよ。そういう気持ちを市長、酌んであげて、そういう制度もひとつまた――何かありますか。
◎市長(佃弘巳 君)これは地方自治体としては、私は取り入れるべきではないと考えております。ですから、検討するということより、国の試験、中央官庁などはそういう試験をどんどん受けて上に上がっていくという人たちはいますけれども、地方自治の中では給料面、管理面――今、伊東議員が質問をしている中で、他市を例にとらない伊東独自のものをやれと言っておきながら、他市のことを言ったり、そういうこともあるわけですね。管理職の人たちにすると一生懸命やっています。職員の方々も一生懸命やって、私は職員の方々を信頼した中で、市民が望むべきものを先にやっていこうということを言ってやっているわけであります。
 ですから、そういう中で、市民の方々から、先ほどの投書の問題もそうですが、そういう間違ったことをやる人たちもいますが、そういうものを指導監督をして責任をとっていくのが市長の役目だと私は思っておりますし、今の段階では、こういうものは考えていないというのははっきり断言しておきます。
◆22番(伊東良平 君)私は別に、よその例をそちらで言ったから、ただ話しただけですよ。例をとっていませんよ。私は最初から一貫して、伊東市ではこういうことをやってはいかがですかと申し上げているんですからね。そのことは誤解しないでください。
 この問題はもうそれで、ただ、私は将来はそういう時代が来るような気がしますので、市長は今言ったように、あなたの時代ではそういうことをやるべきではないという立場でいらっしゃるということについては理解しました。ただ、職員の方がはつらつと自分たちの才能を生かす場所であってもらうような職場づくりということについてはご努力をいただきたい、こういうふうに思います。
 最後に、私が最後の問題をとらえたときに非常に難しい面がありまして、出すか出さないか、これも大分悩んだんですよ。というのは何かというと、この健康づくりという問題が始まった時点だったかな、前の市長にたしか今の温泉宿の小さなところは湯治宿に戻っていけと言うのかなと、そんなような雰囲気のものが前へ出てきて、観光都市伊東から離れた施策のように見えるよという質問をさせていただいて、そんなことはないんだ、それも一つの観光だというお答えをいただいたんです。私がこの問題を最終的にどうしても一回取り上げたかったのはなぜかといいますと、市長が年当初の対談かなんかで、器械の問題とかそういった問題をマリンタウンに設置した問題について言われていたのですが、年々、観光予算というのはかなり大きな変化をしていっているんですね。
 先ほど壇上で言いましたけれども、観光予算だけじゃないですね。ほかの予算もそうですけれども、観光が特に目減りがかなり大きいものですから、もう少し観光都市伊東――あるいはこの中で、観光のためにということで入湯税の徴収義務者としてお話をしている観点もあるんですけれども、入湯税の使用について以前私、質問をしたときに、使い方はこうだということがあったんですけれども、現況も変わりなく、入湯税の使用目的はたしか3項目ありましたよね。今でも変わりありませんか。できたら何に何%、何に何%といった率がおわかりでしたら教えていただきたいのですが。
◎総務部長(原崇 君)入湯税の関係でございまして、私の方からお答えをさせていただきます。
 入湯税そのものにつきましては、地方税法の中で定められている使い道でございますが、まず一つは、環境衛生施設の整備。それから鉱泉源、温泉源の保護管理と消防施設の整備。それからもう一つは、議員ご指摘の観光振興に要する経費。こういうものに充てるために入湯税を課すというふうに定められているものでございます。
 この使途でございますが、平成17年度の入湯税は3億8,900万円ほどの収入がございました。このうちの、先ほど申し上げました環境衛生施設整備は、具体的には環境美化センターの機器補修等に充当しているわけでございますが、これが約7,800万円。それから観光施設整備でございますが、一碧湖周遊歩道整備ですとか足湯の建設事業、それから東海館の管理運営事業、こういったものに充当してございます。これが1億7,000万円程度でございます。それから、もう一つの大きな柱といたしまして観光宣伝事業、こういったものに1億3,400万円ほどでございます。その他、消防施設等へ400万円ほどの充当をしているところでございます。
 こういった形で入湯税は有効に使わせていただいているということになるわけでございますが、観光都市でありますゆえに、観光流入人口が多いということになります。当然のこと、それに伴ってごみ処理ですとか消防施設は充実をしていかなければならないということになるわけでございまして、この入湯税はこういった形で収入がされ、先ほど申し上げました形での充当をし、使用させていただいている。伊東市にとりましては、大変貴重な財源になっているということでございます。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)大変つぶさにご説明いただいてありがとうございます。さっき観光予算がずっと目減りしているということで申し上げたんですけれども、確かに平成12年から今日まで、かなり大きなダウンをしている。中には、たしか平成16、17年ごろには健康づくりという問題が出てきたときに、そちらへ予算が移行しているものがありましたよね。例えば、健康づくり事業の方へ観光予算を何ぼか充当していたということで、これが減ったんだよという説明をたしか観光の予算の中で説明されたやに伺っているのですが、その確認でよろしいですか。それとも、あくまでも観光商工費は観光商工費であって、企画部が抱えている健康づくりというものについては全く別途予算だという解釈なのか、その点はどうなのですか。
◎市長(佃弘巳 君)観光予算が目減りをしているということは、1年目にやることと2年目にやることは、経費が要らなくなってくる場面もある。また知恵も出てくる。そういう中で、予算が削られているから観光の宣伝、また啓発運動を怠っているのかということはまずないわけであります。
 今言われた健脳健身はことしから始めた、そういうものは保健福祉部の方で、これから観光地というのは観光ということよりも、産業の中で一体とした中で、健康づくりも含めて観光地の付加価値を高める中で、いろいろなものをつなげて、自然の恵みである温泉も活用した中で、観光地化を図っていこうということで進めているわけであります。それは2,000万円の予算でありますが、そういう中で目減りをしてきたから観光に対する宣伝が滞っているということはまずないと感じております。
◆22番(伊東良平 君)大体私の聞きたかったことがほぼ収束に向かうわけですけれども、市長、伊東は観光温泉文化都市という標語を持って、観光という言葉を前に出しているわけですね。確かに健康づくりも観光じゃないとは言えないです。そういったことも含めた中で、例えば、健康食を出してお客さんに対してPRしていこうとか、いろいろなことについても、市民側も関係業界も努力をしていることは言えるんですよね。だけれども、昔みたいに伊東のPRについて、例えば、現地説明会などといって、よくいろいろなところへ行って、市が主催をしてその地にPRをするとかというふうな行為があったんですけれども、そういった一つの外向き事業がだんだん縮小されているような気がするんです。
 これは先ほど壇上で言ったように、それぞれ関係業界、関係の者が努力しなければいかんのだということは、もちろん重々私も承知しています。私の車を見ていただければわかるように、私の車はどこへ行っても伊東から来たんだということはわかりますよね。前、後ろに伊東温泉と書いて走っています。
 これは私が昭和47年、伊東へ来たときに前にも1回言ったことがありますけれども、和歌山県の有田の駅に行って伊東の宣伝をしたときに、伊東に来るなら伊東の駅のここへ連絡してくださいと言ったら、そこの駅長さんが伊東というのを「伊藤」と書いた。当時の国鉄の駅長さんですよ。それでびっくりしたんです。ああ、伊東というのは売れているようで売れていないなと。それで帰ってきて、私は車に伊東温泉と書いて48年から今日まで、大体かわる車は全部、伊東温泉と書いてある。それで今、観光協会にしても、あるいは市の車にしても、極力、伊東温泉という言葉を入れてください、伊東市よりも伊東温泉と入れてくださいということをお願いをして、今現実にやっていただいている。これは非常に大きなプラスだと僕は思うんです。
 だから、健康づくりも大事です。健康づくりというのは、市民がまず第一、健康になってもらって、それを模範として外から、伊東へ来れば健康になるんだと、受け入れるんだという現在の皆さん方の行政の施策についても理解はいたします。ですが、もう一つ、観光という言葉も前へ出して、ひとついろいろな試行錯誤をしながら、今の議長がよく言われる、お客さんが来てお金を落していただかなければ伊東市がないんだよと、そういった方向の施策を生み出していただくことをお願いをいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(稲葉正仁 君)以上で22番 伊東良平君の一般質問を終わります。
 これにて一般質問を終結いたします。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)10分間ほど休憩いたします。
                午後 1時58分休憩
                ───────────
                午後 2時 9分再開
○議長(稲葉正仁 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)
△日程第2、市認第7号 控訴の提起に係る専決処分の報告承認についてを議題といたします。
 当局の説明を求めます。
◎保健福祉部長(村上雅啓 君)ただいま議題となりました市認第7号 控訴の提起に係る専決処分の報告承認について説明をいたします。
 本件は、平成18年7月18日に静岡地方裁判所沼津支部へ判決が言い渡されました平成16年(ワ)第376号、損害賠償請求事件の控訴に関しまして、地方自治法第96条第1項第12号に規定する訴えの提起に係るもので、議会の議決を要する事案でございますが、同法第179条第1項の規定に基づき、平成18年7月28日専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により本会議に報告し、承認を求めるものでございます。
 この損害賠償請求事件は、蛇にかまれたとする本市在住の女性が平成14年7月に本市夜間救急医療センターで受診をしたところ、その医療行為が不適切であったため、その後症状が悪化して入・通院を余儀なくされたあげくに、後遺障害が残存したと主張して、本市に対し、医療契約の債務不履行に基づく損害賠償を求めたものでございます。
 判決は、要約いたしますと、蛇にかまれたとする原告への医療行為に対して、マムシにかまれた蓋然性が極めて高いとし、マムシ咬傷の治療は確定的なものがない現状においては、患者の症状や様態に応じて臨機に適切な治療法を選択していくほかはなく、その選択は基本的に医師の裁量にゆだねられているが、この場合は経過観察が必要であったが、原告に帰宅を許して、その経過観察を患者本人にゆだねたことは、医療契約の債務の本旨に従った履行とは言いがたく、債務不履行に当たるとしております。
 事件名、被控訴人となるべき者、事件の概要、原判決の要旨及び控訴の趣旨につきましては、専決処分書写しのとおりでございます。
 原判決は、救急医療体制の根幹にかかわるものであり、夜間救急医療センターの運営に携わっていただいております伊東市医師会と協議した結果、医師会ともども本市における第一次救急医療の基盤を揺るがすばかりか、地域医療の崩壊を招くおそれがあると判断し、本件専決処分同日、控訴したものでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(稲葉正仁 君)これより質疑に入ります。発言を許します。
◆10番(森篤 君)今の説明のところでは少しわかりにくい部分がありますので、確認という意味で質問させていただきます。
 判決文を一応全部読みましたけれども、今ご説明のあったように、伊東市が不服とする理由は、救急センターのお医者さんが自身で経過観察をせずに患者さんを帰したということが一番大きな争点ではないかなと私自身は理解をするわけですけれども、そういうことでよろしいかどうか、確認をさせていただきたい。
◎保健福祉部長(村上雅啓 君)趣旨としては、そのような内容になると思いますけれども、本市としては、医師の医療行為が適正に行われていたという主張をしてきたことが認められなかった。経過観察の部分について大きな争点があるということでございます。
◆10番(森篤 君)同じく判決文のところで、実際に患者さんは帰ってから五、六時間後には市民病院にご自分で行っていることになるわけですけれども、医師自身が経過観察をその場でしなかったという話の中で、もしできないならば、すぐに市民病院に転送すべきであった、そういうことも述べられているわけですけれども、市民病院でも、五、六時間後に行って、また一たん帰されるわけですね。そのことについては、これは直接の争点ではないわけですけれども、そのことについて市民病院側の対応は、どんなふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
◎保健福祉部長(村上雅啓 君)お答えいたします。
 ただいまのお尋ねの部分は争点になる部分で、基本的に一たんお帰りになったわけですけれども、その時点では原告が主張されていた痛みとか、はれ、それから動悸みたいな状態、そういうものはやや改善されていたということがありまして、はれも少なかったということで、医師は一たんお帰りになって状況を見てください、万が一はれがひどくなるようであれば、再び救急車を呼んで市民病院に行ってくださいという指示をして帰したということでございます。
 その方は、今議員のお尋ねの中にありましたけれども、夜間12時ごろになると思いますが、はれがあるということで、治療を受けてから3時間から4時間ぐらい経過しているのですが、その後、市民病院の方で診療を受けられたということになっております。
 市民病院の対応については、基本的には訴えの中には入っておりません。
 以上でございます。
◆10番(森篤 君)それからもう一つ、判決文の中で、賠償について、仮に執行することができるという判決になっているわけですけれども、三百何十万円かの賠償についてどんな状況になっているのか。仮に支出をしたとすれば、どういう予算から出ているのかを教えてください。
◎保健福祉部長(村上雅啓 君)仮執行につきましては、強制執行停止決定申し立てというものを8月18日に提出をいたしまして、認められております。基本的に230万円の担保が東京法務局の方に提出されておりまして、予備費を使わせていただいております。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)今、一審の判決での金員については担保されたということで、全額ではないわけですが、そのうちの230万円が担保されたということでわかったわけですが、一審でも平成16年8月に求めているわけですから、2年近くかかっているわけですが、二審の関係はどの程度期間がかかるのかということと、それから市側といいますか、今度は原告になるわけですが、こちら側が勝つ見込みがどの程度あるのか、その辺をまずお聞かせ願えますか。
◎保健福祉部長(村上雅啓 君)2点についてのお尋ねと思いますが、これは裁判の経過がございますので、どの程度かかるかということは今断言することができないということと、それから勝つ見込みがあるかどうかということでございますが、勝たなければならないということで控訴をしております。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)それはそのとおりだと思うんですね。勝つ見込みがないのにやるということはないわけですが、しかし、結果として争う期間も不明ということですが、仮に二、三年かかるとすると、またさらに、判決でもそうですが、利息が年5分ですか、この割合でつくということで、最初の判決の金額が348万何がしですので、そういう点では十六、七万円になるのですかね、そういう利息が毎年つくということになっていくのだろうなと思います。そうすると、長引けば長引くほど利息の部分でもかなり額がのしていくなと思うんです。そういう点では早く決着をつける必要があるなと思うんですが、とはいっても、基本的に訴えられている趣旨と医師会並びに市の方の判断とが食い違っているわけですし、そういう点では簡単に引き下がるというわけにも今後の問題としてもいかないと思いますが、そういう点ではぜひ最善の解決策を求めていただきたいなと思うんです。
 それで、判決での金額はあるわけですが、これまで一審で要した金額というのはどの程度あるのか。そして、この費用については4分の3が一審の原告側で、市側というか、被告側が4分の1の負担ということになっていますが、その金額はどのくらいなのか。それから今後、一審を踏まえて、二審での費用というのはどのくらいになっていくのか。もし見通しがあれば、その辺もお聞かせ願えますか。
◎健康推進課長(堀池靖幸 君)お答えいたします。
 一審の費用ですが、弁護士に着手金として73万5,000円を支払っております。そのほか裁判費用といたしまして、控訴提起のための印紙代及び予納郵券4万3,350円を支出しました。
 もう1点、今後の費用の関係ですが、今回の補正予算に計上してあるものと、そのほかに控訴事件の報償金、いわゆる成功報酬を52万5,000円、今後支出する予定ですが、これは完全勝訴時のもので、成功割合により減額されます。ほかに弁護士の旅費、日当、そのほか裁判費用としまして印紙代及び予納郵券代等が必要になります。
 以上でございます。
○議長(稲葉正仁 君)ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。市認第7号は、報告を承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。
               〔賛 成 者 挙 手〕
○議長(稲葉正仁 君)挙手全員であります。よって、本報告は承認することに決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)この際、申し上げます。この後、議題となります議案のうち、発議案2件を除く残りの議案17件、決算2件につきましては、委員会付託案件でありますので、質疑は大綱にとどめられますようご協力をお願いいたします。
△日程第3、市議第8号 伊東市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 当局の説明を求めます。
◎企画部長(石井勇 君)ただいま議題となりました市議第8号 伊東市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について説明をいたします。
 本条例改正の趣旨は、報酬等審議会の開催が平成15年以来3年を経過したこと、また、国内の景気低迷の影響を受け、財政状況が悪化する中、伊東再生元年を旗印に聖域のない行財政改革に取り組んでおり、市民、職員に対し我慢を強いる状況にあることなどから、特別職の報酬等の適正額について、本年7月11日、市長から報酬等審議会に諮問し、8月1日にその答申書が市長に提出されたことに伴い、条例を改正するものです。
 議案参考書1ページをごらんください。本条例改正の概要は、伊東市特別職報酬等審議会の答申に基づき、一般職職員の給料の引き下げ率5%を参考に、三役の給料月額を5%引き下げるとともに、三役の退職手当算定時の支給率を県下平均並みに引き下げます。また、三役の退職手当支給に係る在職月数の算定方法において、在職月数にダブルカウントが生ずることから、これを解消できるよう改正するものでございます。この改正に伴う平成18年度における三役の給料月額の削減額は96万5,000円、また退職手当に関しましては任期を通算して支給しておりますが、1期分で試算いたしますと、市長で339万円、助役で324万円、収入役で57万円強の減額となります。
 新旧対照表に沿って説明いたします。新旧対照表は2ページをごらんください。
 第4条は三役の退職手当の規定で、第2項第1号から第3号までに規定する三役の給料月額に対する支給率を「100分の50」を「100分の45」に、「100分の35」を「100分の28」に、「100分の25」を「100分の23」にそれぞれ改めます。同条第4項は退職手当算定に当たっての在職期間の月数を規定したものでありますが、在職月数の算定において、就任、退任の日によっては在職月数が1カ月多く算定されてしまうことから、ダブルカウントが生じないよう、「属する月から」を「属する月の翌月から」に改め、新たに「ただし、特別職の職員となった日が月の初日である場合は、その月を1か月として在職期間の月数に加算する。」を加えます。別表中、報酬等審議会の答申に基づき、三役の給料月額を市長にあっては「850,000円」を「807,000円」に、助役にあっては「740,000円」を「703,000円」に、収入役にあっては「680,000円」を「646,000円」に改めます。
 議案に戻りまして、附則において、この条例は平成18年10月1日から施行します。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(稲葉正仁 君)これより質疑に入ります。発言を許します。
◆5番(平沢克己 君)教育長の関係につきましては市議第14号で後から出てくるわけですが、特別職という点でいきますと、議題になっています本条例改正の条例の第1条には、地方公務員法の第3条第3項に規定する職員であると書かれているわけですが、そういう点でいくと、教育長もこれに当てはまるのではないかと思うんですが、なぜ別に設けられたのか。条例そのものが別になっているというのはわかりますので、その辺は理解するわけですが、別になっているのはなぜかというのと、あわせて、同様の条例改正ですので、本来でしたら続いて出てくるというのが本筋だろうなと。要するにこれが8号ですから、9号、10号、その次でいくと11号ということになってくるのかなと思うわけですが、実際には14号となっている。この点については、どうしてこうなっているのかお教え願いたいと思うわけです。
 それから、答申を見てみましてもそうですし、当局の説明を聞いてもそうですが、審議会の説明の中でも、県下の市町村の関係で、市長と助役との関係が、伊東の場合、他市と違っているということが指摘をされて、そこの是正なども含めて審議会の中で審議をされたと、審議会の資料を見るとなっているわけです。
 そこでお聞きをしたいわけですが、退職手当の関係が、参考書の1ページを見ますと、市長の100分の50が100分の45とか、助役の100分の35が100分の28、こういうようになってきているわけですが、改定の率でいくと、市長が約15%、14.55%になるわけですが、助役について言うと24%。収入役は現在いらっしゃらないわけですが、収入役について言うと12.6%という、率が一律ではなくて、助役のところが特に率が大きくなっているわけですが、これは審議会でそういう率が出てきたということではなかったのではないか。私も今覚えていないのですが、この辺の率はどうしてこうなっているのか。助役の率について言えば、市長の1.6倍ぐらいになっているわけですね。その辺で、これはどうしてこうなっているのか、その辺、まずお聞かせ願えますか。
◎企画部長(石井勇 君)それでは、私の方から1点目と3点目についてお答えをいたします。
 1点目につきましては、議員指摘のとおり条例が別ということで教育長を別にしたということでございます。
 それから、3点目でございますが、審議会の中でそういう論議はなかったのではないかという点でございます。市長を50%を45%、助役を35%を28%、収入役を25%を23%ということでございますが、これにつきましては、審議会の中で県下の平均並みにすべきではないか、そういうようなことからパーセントについても審議会の中での答申を受けたということでございます。数値もそのとおりでございます。
 以上でございます。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 2番目のご質問でございます。議案の順番でございますが、確かに特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、それから教育長に係る一部改正、これが内容としてはほぼ同じものでございます。順番としては確かにその次に入れる方がわかりやすいのかもしれませんが、伊東市の例規集の順番がこういう形になっておりまして、早いものの方から条例改正のご審議をお願いする、こういう形で議案番号をつけてございます。ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)議案の提出の順番については、今の説明で理解できました。
 市長、助役、収入役の率の関係について、確かに審議会の中でもそういう話が出ていて、県下並みにするということがいいのかどうかですね。伊東市の財政状況を考慮してやられたとすれば、伊東市の財政状況に合わせて、また伊東市独自、県下横並びになっているわけではないわけですから、これまでの経過なども含めて、県下と同じにするということではないだろうなと思うんですね。特に今回の場合ですと、助役の部分がかなり大きくなっていますので、その辺は大変疑問に思うわけです。そういう点で、県下の状況を見たということですが、そのことによってバランスがこれでとれたというふうに考えているのかどうか、その辺をお聞かせ願いたいと思うんですね。
 それから、私は逆に、退職金もそうですが、報酬の方も、市長が85万円が80.7万円、助役が74万円が70.3万円、それから収入役が68万円が64.6万円ですか、こういうようなことでいくと、ここの部分でいくと、市長の削減率が5.51%で、助役、収入役が5%、こういうように報酬の部分では違っているわけですね。そうすると、バランスをとったといいながら、一方では報酬の部分ではバランスが崩れてくるようなことを、率が同じではないですからやっているわけですよ。そういう点でいくと、報酬の部分と退職金の部分でバランスということでいけば、違うことをやっているように私は思うんですが、その辺はどのように考えておられるのかなというのが一つです。
 それから、助役、収入役の部分で、私は部長職が今、どのくらいになっているのかというのはよくわかりませんので、そういう点でいくと、この三役の部分を下げたことによって、市の部長職との関係はどうなっているのか、その辺もお聞かせ願えますか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 給料を下げたことによってバランスが逆にとれていないではないかということでございますけれども、これにつきましては、確かに市長の給料は当初85万円の部分でも県下23市中16番目の額でございます。報酬審議会の中でも、これについては当初、市長は低いから下げなくてもいいのではないかという論議もございました。ただし、職員に対しても痛みを負わせている、そういうことから市長は責任者としてやはりここは下げるべきであろうということから、そういうふうになったことでございまして、これはバランスが云々ということではなくて、あくまでも5%を平均として下げるべきであろう。
 そういうようなことから、例えば、退職手当の関係でございますけれども、これにつきましてもバランス等を考慮するのではなくて、分母も当然下がります。ですから給料が低くなれば、退職手当も50%のままでも低くなりますけれども、なおかつ下げるという強い意思のもとに下げたということでございますので、ご理解を願いたいと思います。
 それから、助役、収入役の給料を下げたことによって、一般職との乖離はどうかということでございますけれども、まだ一般職の部長の給料はそこまでいっておりません。今、最大が本俸49万800円のところでございますので、まだまだ差があると、そんなふうに理解しております。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)そういう点では部長との関係も差があるということで理解をしました。私自身、今回の報酬、それから退職金の関係の削減について反対するものではありませんし、職員の給与を削減する、こういうことをやってきたわけですから、そういう点ではその責任者が職員とあわせて責任をとっていく、このことは当然だろうなと思うわけですが、しかし、実際には報酬審議会の中でも大変財政の問題が言われてきたわけですよね。それに伴って、先ほどの部長の答弁でも、市長は低いから下げなくてもいいのではないかということも言われたということがあるわけですが、しかし、結果としては市長、助役、収入役、教育長も含めてですが、全体を下げるということになってきたわけですね。
 そこで私は、6月議会でしたか、掬川議員も質問をされていましたが、伊東市が赤字再建団体になることについてどう考えるのかということで、助役が新聞に記事を出された中身について触れられていたと思うんですが、私はあの記事というか、あの前後に出された市の財政に関する状況についてのニュースがかなり市民の中に知れ渡っているなと思うんですね。
 そこで、そういうことがあって審議会の中でも、審議会の記録を見てみますと、繰り返し、赤字再建団体になるとということで触れられているわけです。ですから、そういう点では、そういう厳しい財政状況だという認識というのが、この審議委員の方々の中にもかなり厳しく入っていたのではないかと思うんですが、その点については当局としてどういう説明をされたのか、その点だけお聞かせ願えますか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 審議会の始まるときに、まず市の状況につきまして、市の財政状況、あるいは今の特別職の状況、それらについての説明をいたしたところでございます。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)私はそういう発言が出たときに、それに対しての質問は出なかったのかもしれませんが、答えられていませんのでよくわかりませんが、しかし、資料についてはきちんとしたものを提示をすべきだなと思うわけです。そういう点でいくと、伊東市の財政状況がどういうように厳しいのかということについても、私は後の問題でもその点について聞こうと思っていますが、そういう点ではきちんとしたものを示して、どういう状況にあるのかというのを示した上で、いろいろな問題について市民の方にも判断をしていただく、こういうことが必要だろうなと思いますので、そうした点でこれからの審議会等についてもきちんとした資料を出すべきだ、そのことだけ申し上げておきます。
◆23番(三枝誠次 君)これから出てくる職員の給料問題も絡んでくるわけですけれども、ここで全部聞いておいた方がいいなと思いますし、我々も議員発議を出しておりますので、ここでさまざま聞いておきたいと思います。
 先ほど平沢議員の方からも質疑がございました。そして企画部長からの提案理由説明の中にも、財政状況をかんがみということが出ているわけでありますけれども、私も平沢議員同様に、この財政状況の内容、ここはポイントであろうと思います。職員の給料を下げることについて特別職の給料を下げる、これは当然のことであろうと思うし、我々もそれに追随して市民福祉の向上のために予算をつくっていく、それは当然のことであろうというふうには思うんです。
 しかしながら、財政状況の一番のポイントは何だろうというのは、我々にはわからないですね。このままで行けば、今と同じような状況が続けばという話ですよね。ですから、そのために理事を筆頭にしてサマーレビューを開始し、さまざまな改革をしていこうということですので、当然、理事の頭の中でも、ここを押さえなければいけないとかいうことがあろうと思うんです。これが問題だから、このまま行くと伊東市もなかなか厳しい状況に行くんだということだと思うんです。私も今回珍しく17年度の決算カードをいただきまして、その内容についても分析を進めているところでありますけれども、そこの部分をぜひ示していただきたいと思います。
 そうじゃないと、一般市民はただ財政状況が厳しい、厳しいと言っているだけで、僕はそんなに厳しくないといつも言っているんですよ。ちゃんと給料も払っているわけですから。ただ、競輪事業は非常に厳しい中で、競輪の臨時職員の給料がめちゃくちゃ下がりましたよね。にもかかわらず、一般職の給料は全く下がっていない。これはおかしい。同じですよ。我々が一般職の給料を言うときに、我々も同時に考えなければならないというのと同じだと思うんですけれども、競輪事業についても、どこが問題があるというのははっきりわかりますよね。ですから、本市における財政状況はどこがどういうふうに悪いのか、これをどういうふうに改善しないといけないのかというのがあれば、示していただきたいと思います。あるから言っているのでしょうから、当然あるわけですから、示していただきたいと思います。
 それから、市長の給料は県下平均よりも低いんだということで、県下では16番目というお話をされました。当然、県下といっても浜松市もあれば静岡市もあるわけですから、大きな市があって、伊東市みたいに小さな市においては下がっていくのは当たり前だというふうには思いますけれども、給料が下がった場合の県下の順位と、全国の類似市、我々の方には議員の全国の類似市の中の順位も示されております。今回、5%カットの場合においては類似市16市のうち議長では15位、副議長14位、議員は14位で、10%の発議第3号で言うと議長が16位、びりですね。副議長が15位でびりから2番目、それから議員が15位でびりから2番目ということになっておりますので、この点についての順位はどうなのか、お聞きしたいと思います。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 まず、伊東市の財政状況についてのご質問でございます。伊東市の財政状況は悪い悪いと言いながら、そんなに悪くはないのではないかというご趣旨だったと思います。伊東市の一般会計の決算の状況からお話をさせていただきたいと思いますが、伊東市の決算で標準財政規模に対する実質収支比率というのがございます。これが伊東市の場合、非常に低い。おおむね5%程度が適正であると言われているわけでございますが、これが平成16年度、平成17年度で0.6%、0.7%、こういった状況でございます。一般的に繰り越すべき金額が非常に小さくなっているということでございます。
 この繰越金の内容でございますが、この3月議会でも補正予算の中でご審議をいただいたわけでございますが、財政健全化債を発行してございます。これはいわゆる赤字地方債でございます。財源が不足をしていることによって決算ができない。これを補う手段として、赤字の地方債を発行しているという状況でございます。この財政健全化債、過去3年にわたって借り入れを起こしてございます。平成15年度では2億6,000万円程度でございます。平成16年度におきましては4億円でございます。平成17年度におきましては2億3,000万円弱でございます。こういった形で赤字の地方債を発行しながら何とか黒字の決算を保っている、こういう状況にあるわけでございます。この関係につきましては、さきの報酬等審議会の中でもこういった伊東市の財政、借金によって何とか黒字を賄っているというご説明もさせていただいたところでございます。
 それから、2つ目につきましては、企画部長の方からご答弁させていただきます。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 市長の給料が下がったときの県下で何番目かということでございますけれども、80万7,000円になった場合に、下から5番目でございます。ですから、23市中18番目ということになります。全国の類似都市の集計については、申しわけございませんが、とってございませんので、ご理解願いたいと思います。
 以上でございます。
◆23番(三枝誠次 君)総務部長から丁寧な初級者向けの答弁をいただきましたけれども、これは決算カードを見ればわかるので、私に答弁しなくてもいいなと思いました。私が聞いているのは、具体的にどこの部分が問題があって、こういうふうな結果になっているのかというのが聞きたいんですよ。財政健全化債を借りているのは、私は毎年議案審議をやっているわけですから、幾ら借りているとかいうのはわかりますよ。しかし、財政健全化債を借りるときも、借りておいた方がいいという考え方も一つにはあったわけですよね。そういう話も聞いているわけですよ。後にいずれこれは改善されていくから、今借りておいた方が得だみたいなのがありました。
 そうじゃなくて、平成16年、17年、ずっと決算の内容を見た中で、どこの部分を改善しなければいけないのか、どうしてこういうふうな結果になっているのかということを聞きたいんです。当然理事の方だって、そういうことでサマーレビューをしているわけでしょうから。理事の方は、伊東市はなかなかいいですよという話も裏では聞いておりますけれどもね。しかし、今の表向きの話になれば、厳しいからと言うわけですけれども、ただ厳しいだけでは市民は納得できないじゃないですか。我々だって納得できませんよ。一般職の賃金も下げるわけですから。ですから、どこに問題があって、こういう財政分析をしたときにこうなるんだということを教えていただきたいんですよね。そこはしっかりと答えていただきたいと思います。
 それから、ちょっと厳しいことを言うようですけれども、我々が議員発議でやるときも、当然、全国の類似都市の資料を出してもらっているわけですね。これは静岡県下18市といえども、実際の話が、富士市だとか沼津市だとか人口が多いところ、特に政令指定都市になっている静岡と比べ物になんかなりませんよ。ですから、そういうことじゃなくて、類似した都市の状況というのが、部長はわからなくても職員課長は知っているかもしれないので、ぜひお答えいただきたいなと思います。どうしてもなければ、それはしようがないです。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 財政状況の悪さの要因はどこにあるのかということでございます。端的に申し上げまして、市税収入の低下。これは平成9年度がピークでございまして、159億6,200万円、こういった市税収入があったわけでございますが、これが平成17年度では124億円まで落ち込みをしている。ここが一つの大きなポイントということになろうかと思います。そして歳出の方について申し上げれば、一つには、人件費比率の高さということになろうかと思います。昨年、平成17年度の決算見込みでは、歳出総額に占める割合は、普通会計ベースでございますが、30.5%でございます。3割以上が人件費で占められているという状況がございます。
 それからもう一つは、ここ近年に大きな伸びを示している扶助費というのが一つございます。生活保護費が主なものでございますが、扶助費の伸びも非常に大きくなってきているということでございます。反面、そういった経常経費、いわゆる義務的経費に財源が投入され、投資的経費に回せるお金が少なくなっているというのが現状でございます。
 財政状況については以上でございます。
◎企画部長(石井勇 君)同じ答えになりますけれども、職員課長もまだ調べてございませんので、大変申しわけありませんが、類似都市の関係はご理解願いたいと思います。
◆23番(三枝誠次 君)2点目はわかりました。もうこれ以上は言いません。また後で、これから委員会審議にかかるわけですので、そのときまでにはちゃんと示していただきたいと思います。
 今、総務部長の方から説明がありました。平成3年と平成17年では経済状況がそういうふうになっているわけですから、それはわかりますよね。しかしながら、財政の根本から考えれば、私があなたに言うのもおかしいけれども、釈迦に説法のようですけれども、入りをはかりて出るを制すというのは当然のことで、その中で物事を考えていかなければいけなかったと思います。それから先の見通しですね。
 私は平成8年から既に言っていますよね。団塊の世代が退職を迎える、その準備は当然しなければいけないということは常日ごろ言ってきたことですよね。しかし、ここを乗り越えることによって、多少その後の改善になってくる、それは当然わかる話です。今説明があったとおり、歳出で言うと人件費が多い。扶助費はしようがないことですね。これも先の見通しから言えば、わかり切ったことですね。人口の年齢の構造自体がそうなっているのですから、それを考えてやるべきであったであろうと思うわけです。
 そんな中で人件費――恐らく退職に係る部分であろうと思うわけですけれども、これはもう少し前から準備すべきことであって、今ここで言う話ではないだろうと思うんです。そういうことで一般の市民に財政が厳しいと言うのであれば、私は市の政策として問題があったと言わざるを得ないですね。これはちゃんと準備すればできた話だと思うんですね。そういうことの中で、財政が厳しい、厳しいという大PRをすること自体が私は問題があると思っているんです。そうであるなら、今回こういうことで、ここに問題があるんです。ですから5%のカットをやります。市長の給料を下げます。役員も給料を下げますというふうに言っていただきたいなと思うんです。財政が厳しいというのは、ただ単に収入が減ったからとかいうことだけではないということをぜひ市民にもよく説明をしていただきたいと思うんです。今言われたように、こういうふうになったので財政が厳しいんですと。給料が圧迫しているからと言ったら、市民はそこはどういうふうに受けとめますかね。
 ですから賃金問題については、平成14年に5%ほどの賃金カットをやりました。あれは私は当然、議員もやるべきだと主張したわけですけれども、残念ながらそれはかないませんでしたが、そういうふうなことは部長などはもっと望んでいたのであろう。今回はこれをやってくれてありがたいと思っているかもしれませんが、そこまで考えるのであれば、もう少し2年後、3年後、せめて3年間くらいやるべきであったのではないかなと思うんですよね。
 ですから、今後説明をされるときに、財政が厳しいだけでは説明になりませんから、もう少し踏み込んで、こういう状況で財政が厳しいんだということはぜひこれから審議会の皆さんにいろいろ審議をお願いするときには言うべきだなと思います。質疑ですから、こういった件に関してご答弁をいただきたいと思います。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 先ほどご説明をいたしましたとおり、現在、サマーレビューを実施しているところでございます。このサマーレビューの結果がまとまりつつあるところでございます。こういった検討経過を踏まえまして、5年先、10年先をにらんだ財政計画も作成をしていく予定でございます。こういったものの資料の取りまとめが進みました段階で、わかりやすい資料としてまた市民の皆様にも公表していきたい、こんなふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)1点だけ聞かせてください。今回、この先の職員の問題も絡めて、こういうことをやることによって、伊東市の経済的な問題でどういう影響が出てくるか。市の経済に対する影響、あるいは物価の点、そうした点についての好転をする見込みがあるのかどうか。逆にそれが厳しくなるという結果は出てこないのか、ちょっと心配するところなんですけれども。確かに俗に言われる地方公務員の給料はまことにいいということを言われた中に、基本給がそういう状況なのか。それとも手当というか、別の諸手当の改善をすることによってできるのではないか。本給そのものをいじるということは、自分たちの生活を崩される、変更せざるを得ない、そういう過程に入っていくと私は思うんですね。そういったことを考えたときに、大きな問題が出てくるのではないか、私はこういうふうに思うんですけれどもね。
 事前に、ここに提案される以前に組合との交渉、あるいは職員に対する説明などもある程度まで浸透しているように伺っていますけれども、そういった点に対する考え方はどうなんですか。
○議長(稲葉正仁 君)伊東良平議員に申し上げますけれども、今、特別職の件をやっておりますので、一般職員の件でございませんので、ご了承願いたいと思います。
◆22番(伊東良平 君)では、それは後ほど伺います。
◆13番(鶴田宝樹 君)今回、厳しい財政事情だということを背景に、特別職の報酬をカットすると。これはトップがそういう姿勢を示すということが職員にも議員にもということはわかるのですが、伊東市の例えば、大手の信用金庫の理事長、あるいは農業協同組合の組合長、あるいは大手の社会福祉法人の理事長等々の報酬に比較して、伊東市のトップリーダーである市長の報酬が減額をして、どのような位置づけになるのか、わかったら教えてください。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 信用金庫あるいはJAの組合長は報酬を幾らもらっているか、私ども存じ上げておりませんけれども、市長の給料は決して高いとは思っておりません。
 以上でございます。
◆13番(鶴田宝樹 君)企画部長はわからないと言うけれども、さっきから各都市の同じような都市の規模についてどうだということと同じように、伊東市には伊東市の大きなそういうような組織のリーダーがいる。そこの報酬月額がどのくらいで、年間グロスでどのくらいもらっているということは、普通、大ざっぱに把握するというか、そういうことは必要なことではないのか。例えば、伊東市から多くの随意契約で発注をしてもらっている仕事の社会福祉法人の理事長がどの程度だ。協力団体であるところの、例えば、一緒にやっている農協の組合長の報酬がどの程度だ。信用金庫の理事長が今度合併するけれども、どの程度の報酬をもらうのか。そのことは詳細をつかまなくても、1年間にグロスで大体どの程度だということは、市の企画部長や部長仲間がそのぐらいのことは把握して当たり前じゃないかと私は思うんです。今把握していなければ、これから漸次そういうことを把握する気持ちがあるのかないのかを含めて、教えていただきたい。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 市長の業務の内容、あるいは各団体、あるいは各会社、そこの社長さんなり代表なりの業務内容、仕事内容が違うと思います。それを理解してもらえるかどうかは別としまして、私どもにとって市長の職務というのは近隣、あるいは県下、あるいは先ほどの話にも出ましたけれども、類似都市、こういう方たちの給料と比較する方が筋ではないか、このように考えております。
 以上でございます。
◆13番(鶴田宝樹 君)確かに行政のリーダーと、そういう経済団体のリーダーと、おのずと仕事柄が違うということは、私は言われなくてもよくわかります。しかし、おおむね、少なくとも伊東市のそういうトップリーダーの人たちがどの程度の報酬を1年間に得ているだろうか。そういうことを大体大ざっぱに把握をするということぐらいは、私はいいじゃないかと。もちろん比較するには、さっき三枝議員が言ったけれども、富士市や沼津市と比較してもしようがない。同じぐらいの人口規模を持っているところの、例えば、藤枝市とか焼津市だとか、そういうところと比較をするということはおのずとわかることですが、今後もし例えば、新規の職員が年齢何歳で幾らぐらいの報酬を取るか、そういうこととあわせて、みずからの職員の給与、人件費がどうなのかということぐらいは把握するのは必要なことだと申し上げます。
 企画部長、行政と民間団体とは違うということは、私は百もわかる。しかし、ある程度そういうことというのは調査をして持つということは、私は大切なことだと申し上げておきます。
◆22番(伊東良平 君)今、鶴田議員が言われた問題と関連するわけですけれども、比較対照するものがなければ、高いか安いか、我々は評価するにも困るということですね。例えば、民間会社と市を比較しては悪いかもしれないけれども、民間会社が経済状況が悪くなれば、社長はそれだけ給料をもらえなくなる。これは当然のことですよね。だから、先ほど三枝議員が質問したけれども、助役がこちらへ就任した当時、伊東市はもう何年かぐらいで破産するところまで落ちてしまった。それだけ逼迫していたのだったら、では、そこに値するものまで持っていかなければならないということになるのではないかと思う。
 先ほども私の一般質問の中でも言ったけれども、我々がこういうものを出されるときには、比較対照するものがなければ難しいと思うんですよ。そうじゃないですか。だから、そういった面も考えて、先ほど言ったけれども、こういった資料がないというのはどういうことなんですか。資料をまだ調べていないということは、提案する側としてすごく不親切じゃないかと思うんですがね。やっぱりやるべきだと思うんですが。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 資料がないと言われますけれども、どういう資料を指しているのか、ちょっと私、理解できませんけれども、できる限りの資料はお出ししたつもりでございます。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)部長は出したと言われているけれども、我々の手元になければ、聞いているということは、ないから聞いているんでしょう。そうじゃないですか。あれば聞きませんよ。これとこれを比較してこうだなとわかれば聞きませんよ。ないから聞いている。
◆23番(三枝誠次 君)関連――私の方からさきに言いましたように、資料を私が求めたものについては委員会で出してもらうということを言ってありますので、ぜひこれから議員から出されるようなものがあれば、委員会の付託になりますので、委員会へぜひ出していただきたいと思います。
 先ほど鶴田議員、それから伊東議員からも話がありました。財政は厳しい、厳しいということになりますと、基本的にそれなら身をもってそこの代表者たるもの、責任者たるものはしっかりと責任をとっていかなければならないということになろうと思います。したがって、民間と同じだとは言いませんが、それは財政が厳しいということになれば、責任者はそれに見合うそれなりのものをやっていくというのは当然のことになります。職員以上にそれは考えていかなければならない、そういうふうに思うわけであります。その点におきまして、今回出されたものをもって、何とかこれで採算がとれていくということになればいいなと思いますけれども、もっと加えて言うと、これをやって浮いてくる財源というのがあります。どこに使うかということになれば、市民福祉向上のために使うというのは当然のことになるわけです。実際に言うと職員給与の問題もかなり比重は高いのではないかなと思うわけです。
 特別職の分だけで言うと700万円ほどでしかないので、全体を見ていかなければならないと思うわけですけれども、要はこれで終わりなのかどうか。今後の見通しというのは、これだけではなくて、さらに進めていかなければならないのかどうか。それは先ほど総務部長も、理事の方で今進めているサマーレビューの結果を見なければわからないと言っておりますけれども、今の段階で答えられなければ答えられないで結構です。何とかこれでおさめていけるという見通しがあるのかどうかだけは、お答えいただきたいと思います。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 この改正等によって伊東市の財政はこれで大丈夫かというご質問だと理解をいたします。これですべて大丈夫だというふうには、なかなか言い切りにくい部分があるわけでございます。今後、数年にわたり団塊の世代の退職が始まります。これからの退職手当が非常に大きな額になってくるわけでございます。この辺もにらみ合わせて、この特別職の報酬改定、あわせて一般職の職員につきましても給与改定をさせていただくということでございます。それに加えて、現在行っておりますサマーレビューの関係、こういったものをすべて総合いたしまして、伊東市財政運営を何とか明るい方向に持っていきたい、こんなふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(稲葉正仁 君)ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 市議第8号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)10分間ほど休憩いたします。
                午後 3時 7分休憩
                ───────────
                午後 3時17分再開
○議長(稲葉正仁 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)
△日程第4、市議第9号 伊東市長の給料の特例に関する条例を議題といたします。
 当局の説明を求めます。
◎企画部長(石井勇 君)ただいま議題となりました市議第9号 伊東市長の給料の特例に関する条例について説明いたします。
 本条例制定の趣旨でございますが、本市の財政状況が悪化する中、聖域のない行財政改革に取り組んでいる本市にあって、市民、職員に対し我慢を強いる状況にあることや、財政危機打開の一助として、市長にあっては市政を預かる最高責任者の立場から、本条例の制定をするものでございます。
 議案参考書3ページをごらんください。制定の概要は、平成18年10月1日から平成19年9月30日までの1年間、市長の給料月額から100分の5を減じて支給いたします。この改正に伴う削減額は、平成18年度が34万円、平成19年度が33万円で、平成19年9月までの1年間の合計額は67万円強となります。
 議案に戻りまして、第1条は条例の趣旨で、伊東市特別職の職員のうち、市長の給料月額の減額についての特例を定める旨の規定であります。第2条は、市長に支給される給料月額80万7,000円のうち、平成18年10月1日から平成19年9月30日までの間の支給額は、100分の5を減じて支給することを規定いたします。
 附則といたしまして、この条例は平成18年10月1日から施行いたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(稲葉正仁 君)これより質疑に入ります。発言を許します。
◆22番(伊東良平 君)簡単で申しわけないんですが、1年間にした理由は何ですか。先ほどから言っているように、市の逼迫する財政というのが1年間で見通しがつくということなのか。(「それは無理だよ」と呼ぶ者あり)実際的にはそれは無理ですよね。それはそのとおりで、まず厳しいと思うんですけれども、1年間にした理由、市長のみにした理由、これはどういうことですか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 市長にあっては、市政を預かる最高責任者ということでありまして、職員に対しても犠牲を強いる、また、ほかの特別職の方に対しても犠牲を強いるような、そういう状況になっております。ですから、市長は自発的に自分の気持ちとしてもう5%を1年間、削減をしたいということでございます。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)大変失礼な言い方かもしれないけれども、そこまでお考えになるのでしたら、例えば、当初から7%を4年間、任期中やるとかというふうな考え方の方が、皆さんに受け入れられるのではないか。また、皆さんに納得してもらえる形になるのではないかと思うんですけれどもね。1年間にした理由というのは、今まだ答えが出ていませんね。当初それでいいということなのか、1年間というのは、そう言っては失礼だけれども、ここだけの、この場しのぎみたいになってしまうような気がするんですがね。
 任期中こういうふうにするとかなんとかということと、もう一つ、あとの二役についてはなぜ変更しなかったのかということです。これは市長のみが自分としての姿勢を正す、こういうことになってしまっているようですけれども、それだけのものであれば、そこを三役皆打ちそろって、それらの趣向を凝らしていく、これが筋ではないか、私はそのような気がするのですが。
◎市長(佃弘巳 君)これは私みずから、あと5%プラスで1年間やってくれということで、1年間を決定したわけでありますし、来年になったときに、また市税収入を見た中で、厳しかったらまた追加をしていけばいいということで、みずから私がお願いをしたことであります。
○議長(稲葉正仁 君)ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 市議第9号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)
△日程第5、市議第10号 伊東市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 当局の説明を求めます。
◎企画部長(石井勇 君)ただいま議題となりました市議第10号 伊東市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。
 本条例改正の趣旨は、国において3つの法律が成立したことに伴うもので、1つ目は、労働者の災害補償保険制度との均衡を図るため、通勤の範囲の改定等のための国家公務員災害補償法及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律(平成18年法律第12号)が、2つ目は、障害者の地域生活と就労を進め、自立を支援するため身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健福祉法、児童福祉法にそれぞれ規定するもののうち、障害種別にかかわりのない共通の給付等に関する事項について、障害者自立支援法(平成17年法律第123号)が、3つ目は、刑事施設の適正な管理運営を図るとともに、収容されている受刑者等の人権を尊重し適切な処遇を行うため、明治時代に制定された監獄法を抜本的に改めた刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律(平成17年法律第50号)がそれぞれ成立したことに伴い、条文の改正をするものでございます。
 議案参考書4ページをごらんください。本条例改正の概要は、第2条の2では通勤範囲の定義が規定されており、これまで通勤の範囲は住居と勤務場所との往復と定義されておりましたが、通勤の範囲の改定等の改正法に準じ、同条第1項に通勤の範囲を規定するとともに、用語の整理を行います。
 第8条は、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律に準じて、用語及び字句の整理をいたします。
 第10条の2は、障害者自立支援法に準じて、介護補償要件から除外される対象施設を規定するとともに、用語の整理を行います。
 新旧対照表に沿って説明いたします。新旧対照表は5ページからをごらんください。
 第2条の2は、これまで通勤の範囲は住居と勤務場所との往復と定義されておりましたが、通勤の範囲の改定等の改正法に準じ、同条第1項第1号として住居と勤務場所との間の往復を、第2号として複数の勤務場所への移動や就業場所から勤務場所への移動を、第3号では単身赴任者の帰省先住居と赴任先住居及び勤務場所の間の移動を通勤範囲とするとともに、用語の整理を行います。
 第2条の2第2項、第3条第2項、第3項は字句の整理をいたします。
 第8条は、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律に準じて、「監獄」を「刑事施設」に改めるともに、字句の整理をいたします。
 第10条の2は、障害者自立支援法に準じて介護補償要件から除外される対象施設として、第2号を「障害者自立支援法第5条第12項に規定する障害者支援施設に入所している場合」に改め、第3号として「障害者支援施設に準じる施設として市長が定めるものに入所している場合」を加えるとともに、用語の整理を行います。
 第13条、第14条、第22条の2、別表第1の改正は、字句の整理でございます。
 別表第2の改正は、障害の等級表が地方公務員災害補償法別表に規定されておりましたが、通勤の範囲の改定等の改正法の施行に伴い、障害の等級表が地方公務員災害補償法施行規則別表3に移しかえられたための改正でございます。
 議案に戻りまして、附則におきまして、この条例は公布の日から施行します。ただし、第10条の2に関する改正規定は、障害者自立支援法附則第1条第2項に基づき、平成18年10月1日からといたします。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(稲葉正仁 君)これより質疑に入ります。発言を許します。
◆10番(森篤 君)第2条の2で通勤の定義について書き改められるわけですけれども、その前提となる勤務ということについて、市会議員の勤務という概念をどんなふうに当局は解釈しているのか、参考のために聞きたいと思います。すなわち、例えば、こういう本会議が行われているときに議員が登庁するのは恐らく勤務だろうと思われます。そのほか本会議中でなくても、何かの委員会等によって登庁するときには、これも勤務だろうと思われますが、例えば、何かの調査をするとか調べ物をするとかというようなことで登庁して、職員の皆さんとヒアリングをするというようなことは、果たして勤務と解されるのかどうか。そういう意味合いで勤務の概念をどう解釈されているか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 議員の場合の公務とみなすかどうかという部分でございますけれども、議員活動中のものはおおむね公務とみなされると思います。ただ、ライフワークとして取り組んでいる、そういうものにおいて参加している場合に、みなされるかどうかという部分につきましては、市役所で言えば市長、議会で言えば議長の判断になってくると思います。
 以上でございます。
◆10番(森篤 君)大体概念としてはわかりましたので、余り細かくはしないんですけれども、例えば、議会閉会中にいろいろな調査事で、先ほど言いましたように登庁する。その際に出勤途中に事故に遭ったということについて、もちろんケース・バイ・ケースではあると思いますけれども、基本的にはこの条例が適用されると解釈してよろしいかどうかです。
◎企画部長(石井勇 君)おっしゃるとおりでございます。
○議長(稲葉正仁 君)ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 市議第10号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)
△日程第6、市議第11号 伊東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 当局の説明を求めます。
◎企画部長(石井勇 君)ただいま議題となりました市議第11号 伊東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。
 本条例の改正の趣旨は、昨年の人事院勧告において、平成17年度の給与改定に関する取り扱いと平成18年度以降の給与制度の改正として昭和32年に現在の給与制度が確立して以来、約50年ぶりとなる給与制度の抜本的な改革、いわゆる給与構造の改革が示されました。平成17年度の給与改定に関する改正は、既に17年12月定例会で所要の条例改正がなされておりますが、残る給与構造の改革につきましても所要の改正をするものです。また、本市の財政状況について職員の理解を得る中、地域手当、住居手当の見直しについても職員組合と合意に至ったことから、条例の改正をするものでございます。
 本条例改正の概要は、給与構造の改革に関する改正は現行の7級制の給料表を6級制とし、給料表の水準を平均5%引き下げます。また、現行給料表での1号給を新給料表では4分割するとともに、昇給期が4月、7月、10月、1月の年4回に分かれていたものを、年1回、毎年1月を昇給期とします。なお、新給料表における職務に応じた6級制への格付は、現行1、2級を新1級に、現行3級を新2級に、現行4級を新3級に、補佐職である現行5級を新4級に、課長・参事職である現行6級を新5級に、現行7級部長職を新6級といたします。新給料表への切りかえは平成18年10月1日からとし、新給料表における給料月額が現行の給料月額に達しない場合には、達するまでの間、現行の給料月額を支給します。
 次に、地域手当、住居手当の見直しにつきましては、地域手当を平成18年4月から1%引き下げましたが、さらに1%引き下げ、支給率を5%に、住居手当については支給率を一律1,500円引き下げるものでございます。この改正に伴う平成18年度影響額は、給料193万円の増、地域手当1,744万円の減、住居手当737万円の減、はね返り分期末勤勉手当等として600万円の減、合計2,888万円強の減と算定しております。さらに、平成19年度おける削減額は、給料では5,888万円、地域手当3,872万円、住居手当1,463万円、はね返り分6,947万円のそれぞれ減額となり、合計1億8,170万円強の削減が図れるものと算定しております。
 議案参考書9ページから11ページをごらんください。あわせて新旧対照表は12ページをご参照ください。議案参考書9ページの2改正の概要の(1)は第7条関係の昇給基準の改正で、国に準じ、所要の改正をいたします。アは同条第1項で、原則12カ月の期間、良好な成績で勤務したときは、1号給上位の号給に昇給させることができる旨の規定でありますが、給与法の改定により昇給時期を年1回に統一するため、勤務成績の判定時期を前年の1月1日から12月31日までの1年間とするものです。
 イは同条第2項で、現行では成績が特に良好である場合には昇給期間の短縮や2号給以上の昇給ができる旨の規定でありますが、これを削り、良好な成績で1年間勤務した職員の標準的な昇給幅を4号給に改めます。なお、規則で定める基準に従い決定するとあるのは、勤務成績に基づく昇給基準を示すものでありますが、現在のところ、国や県にあっては当分の間、新たな人事評価制度が導入されるまで現行制度での的確な運用を図ることとされており、本市においても当分の間、現行の基準に従い決定することとします。
 同条第3項は、改正前の条例第7条第4項において昇給停止年齢を58歳以上と定めておりましたが、国に準じ、昇給停止年齢を廃止するとともに、一般的には4号給の昇給幅を55歳を超える職員にあっては2号給とする旨を規定します。
 ウは同条第4項で、改正前の条例第7条第3項にかえて職員の職務に応じた級において最高の号給を超えて昇給することができないことを規定します。エは、同条第5項は改正前の条例第7条第5項と同様の趣旨であります。オ、同条第6項は、職員の昇給に関し必要な事項は規則で定めるものといたします。
 続きまして、議案参考書(2)は新旧対照表13ページをご参照ください。第11条第2項及び第11条の2において用語の整理及び字句の整理をいたします。
 (3)は第13条の改正で、地域手当の支給率を1%減じ、「100分の6」を「100分の5」に改めます。
 (4)第13条の2は住居手当の支給額を定めたもので、第1項は家賃を支払う者、第2項は持ち家に居住する者の規定となっておりますが、住居手当の支給額を職員1人当たり一律1,500円引き下げることに伴い改めるものでございます。この改正により、持ち家の世帯主である職員8,500円は7,000円に、家賃を支払う者のうち最高限度額3万円は2万8,500円に、最低限度額は8,500円が7,000円となります。
 次に、議案参考書10ページをごらんください。新旧対照表は16ページからをご参照ください。(5)給料表の改定でございます。別表第1において現行の7級制給料表を6級制に改めるとともに、給料水準を全体で5%引き下げます。
 (6)は職務の級別分類表の改正で、新旧対照表は14ページをご参照ください。別表第2は給料表の構成を7級制から6級制に改めたことから、1級から6級までのそれぞれの級に該当する代表的な職務を規定いたします。これにより、現行1、2級の代表的な職務を新1級の職務とし、以下、現行3級を新2級に、4級を3級に、5級を4級に、6級を5級に、現行7級の部長職は6級に格付されます。
 議案に戻りまして、附則について説明いたします。附則第1項で、この条例は平成18年10月1日から施行します。
 第2項は、給料表の6級制への改正に伴う職務の級の切りかえを規定するもので、職員の属する級は、附則別表第1に規定する旧級欄に相応する新級欄に定める級をもってその者の新給料表の級とするものであります。
 第3項は号給の切りかえを規定するもので、附則別表第2に規定する旧級、旧号給及び旧号給を受けていた期間に対応する号給をもってその者の新号給とします。
 第4項は、改正前の条例により平成18年4月期に昇給を実施しており、残る10月と1月が昇給期である職員にあっては、改正前の条例により平成18年10月1日に昇給させるものとし、号給の切りかえはその者の昇給が切りかえ日の前日に行われたものとみなして改正後の条例の規定を適用します。
 第5項から第8項までの規定は新給料表への切りかえに伴う経過措置で、国に準じて現給料月額を保障する規定でございます。第5項は、職員のうち改正後の給料月額が改正前の給料月額に達しない場合は、その差額に相当する額を給料として支給する旨を規定します。第6項は平成18年10月1日に切りかえ日以降に下位に降格された者、切りかえ日前に育児休業等による休職期間のある者で切りかえ日以降に復職調整がされた者及び切りかえ日以降に市長の承認を得て号給が決定した者については、第5項の規定に準じ支給します。
 第7項は、切りかえ日以降に他の自治体から派遣され本市給料表が適用される職員にあっても、第5項、第6項の規定に準じて給料を支給します。
 第8項は管理職手当、期末勤勉手当算定についての給料月額は、現給保障による給料月額により算出した額を支給する旨を規定します。なお、地域手当、時間外勤務手当など給料月額に応じて影響する手当についても同様の取り扱いとなる旨が国の見解として示されております。
 第9項は、その他条例施行に関して必要な事項が生じた場合は、規則で定めることを規定します。
 第10項は、改正前の条例における育児休業者の復職後の給与等の取り扱いについては、復職後の昇給時期の延伸措置により対応しておりましたが、改正後の条例では昇給期が毎年1月のみであることから、復職時及び復職後の昇給日に昇給号給表の調整ができるよう、伊東市職員の育児休業等に関する条例第6条第1項を改めるとともに、同条第2項を削ります。
 附則別表第1及び第2は、附則第2項及び第3項で説明いたしたとおり、現行7級制給料表を6級制に移行するため、職務の級及び号給の切りかえを定めたものでございます。例えば、現行4級15号給の職員の場合の切りかえ後の職務の級については、別表第1により4級が3級に、号給は別表第2の旧級欄の4級、旧号給欄の15号給に対応する職員の旧号給を受けていた期間に該当する行をその者の号給とするもので、平成18年4月昇給者は平成18年10月1日までの経過期間6カ月以上9カ月未満の行が該当し、59号給となり、3級59号給が新給料表における給料となります。以下、4月昇給者は3カ月以上6カ月未満、10月、1月昇給者は3カ月未満がそれぞれ該当となります。
 以上で給与条例の一部改正条例の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(稲葉正仁 君)これより質疑に入ります。発言を許します。
◆22番(伊東良平 君)一般職の給料もここで表が出てきたのを見ると、平均ということだと思います。参考書の10ページに出てきている数字が平均的なものとしてここに提出されていると思うんですけれども、先ほど市税収入が非常に落ち込んでいるということで、市の財政も逼迫しているんだという話に結びついてきて、今度はこれだけ落ちることによって、まちに与える影響というものから比べると、私は市税収入が逆にまた落ちてくる可能性があるのではないかということを懸念するわけですね。だからアブハチ取らずで、結果的にはどういう結果ということを予測しがたいようなものだと思うんですね。
 同時にあわせて、先ほど質問させていただいた助役が2年後に破綻すると言ったことは何を根拠にそういう状況になったのか。当時の伊東市の収入的なこと、あるいは予算的なことからそういった形を言ったのか。それとも今、社会にいろいろ潜在している財政のなにということから出てきた感じなのか。伊東市としてどういう観点からそういった形になったのか。それで結局こういう形になったのか。これは別に伊東市だけではなく、人事院勧告に乗っかってきているものですから、非常に評価は難しいと思うんですけれども、そういったものを含めて、市税に影響は出ないかどうかということと、あるいは市の経済に対して、これだけ落とすからこれだけアップになって、助役が言った2年が4年になるのかどうか、その辺を伺いたいのですが。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 今回の職員の給与の引き下げが市内経済に与える影響はどうかということでございますけれども、その辺については、市内経済に与える影響よりも、市民に与えるインパクト、市民がこの給与引き下げに理解を示してくれるか、そちらの方が大事なのかなと感じております。市内経済についてはまた改めて別の観点から、職員については、まち中での消費については呼びかけるような形で考えております。
 また、先ほど助役の発言ということでございましたけれども、助役の真意といたしましては、このまま手をこまねいていては伊東市はじり貧になって、行く行くは財政再建団体になるよということで、手をつけなくて何もしなかった場合のことを指して、このような発言となったということで私どもは理解しております。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)一つは、10月から実施ということなので、私は大して影響がないだろうなと思っているのですが、この冬の一時金への影響額はどれくらいあるのか、まずお聞きしたいと思います。そのことは、今、伊東議員の方からもありましたように、私自身も市内経済に与える影響が心配はされるわけですね。今回の一般質問の中でも多くの方から指摘されていますように、日本全体の景気はよくなったという中では、伊東の景気はよくなっていない、こういうようなことだったろうと思いますし、それだけではなくて、全体的にも企業の利益は伸びたけれども、労働者の賃金は逆に下がっているというようなことがきのうあたりの新聞などにも載っていました。
 ですから、そういう点でいくと、来遊客数はどうなのかなという心配があります。それに加えて、職員の給与が下がったということが出てきて、市内の消費が落ちたとすると、先ほど伊東議員が言われたようなことで、市税収入は伸びるどころか、逆に落ち込んでしまうのではないかという心配を私自身もしたものですから聞くわけですが、この辺で一時金はどういう影響を受けるのかお聞かせ願いたいということです。
 それから、削減額の関係で、平成18年度が2,880万円、平成19年度が1億8,170万円ということで、事務局の方でもらった資料の中にも書かれていたわけですが、そこで2点目としてお聞きをしたいのは、この削減される金額が今後どのように使われるかというのは大きな問題だと思うんですが、平成18年度については大体方針が出るだろう。平成19年度は新年度予算ですからまだ決まっていないということがあるのかもしれませんが、この辺は単に予算の中でどこに使われたかわからないということでは済まないだろうなと私は思うんです。そのことは削減される職員の方もそうですし、市民にとっても財政が厳しい中で、これを有効に使ってほしいという思いはあると思うんですね。
 そういう点では、先ほど三枝議員も指摘をしましたように、やっぱりこれは単なる建設的な部分に使うということでなくて、本当に市民福祉の向上に使う、そういうことが求められていると私は思うんですが、その辺で今後、平成18年度、19年度に削減されていく金額についてどのように使おうとされているのか、もし方針が決まっていれば、その辺を教えていただきたいと思います。
 それから同時に、市の職員の給与状況が削られるということになると、関連する振興公社とか関連する事業所に影響が出るだけではなくて、これまでもそうですが、例えば、市内の大きい企業などもその影響を受けてくるのかなと思うんですね。そこで、市内の労働者への影響をどう考えているのか、その辺もお聞かせを願いたいと思います。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 3点ありましたけれども、まず期末手当の影響額でございます。私ども試算ですと、地域手当分が600万3,000円、これが影響額ということになります。
 2点目でございますけれども、削減された金額がどのように使われるかということでございますが、これは総務部長の方からお答えをさせていただきます。
 3点目の職員の給料が減額されることによって公社等の職員、あるいは市内の労働者に対する賃金はどうかということでございますけれども、私どもの認識といたしますと、公社の職員は市の職員に準じて引き下げるということを決めているようでございます。市内労働者の関係については、一部を除いて、まだ役所の職員の給料の方が高いという実態があるということでございますので、その辺について、本来は議員おっしゃるように市の職員が牽引車となって市内の経済をもっと盛り上げていかなければならないという趣旨は理解できるわけでございますが、今はそのような状況ではないということで、市民の理解を得る方が先の話なのかなということで感じております。
 以上でございます。
◎総務部長(原崇 君)お答えをいたします。
 この条例改正によりまして生じることになります、いわゆる財源的な話になるわけでございますが、平成18年度につきましては2,880万円、それから平成19年度につきましては1億8,170万円が財源的に生じてくるということになるわけでございます。しかしながら、ここで生じることとなる財源は一般財源でございます。したがいまして、どの事業に、あるいはどういった目的に充当されたかということになりますと、統計上出てこないということになります。それにいたしましても、大変大きな額で財源が生じるということになるわけでございます。この辺についてはわかりやすい説明をしたいと思いますし、当然のこと、市民福祉の充実のために使われていくことになろうかと思います。
 以上でございます。
◆5番(平沢克己 君)財源をどう使うかということは、当然、市民福祉の充実に充てられてくるだろうということですが、具体的に一般財源だからどういうように使われたかというのは出てこないということですが、その辺はどういう事業にこういうものを中心に充てたとか、その事業が事業として新たにつくられたところは予算がふえたとか、こういうことは目に見えて出てくるのだろうなと思いますので、その辺は市民にきちんとわかるような形でぜひやっていただきたいなと思うわけです。
 そうでないとすると、市内経済というか、景気対策にもなっていない。そういう中で今、企画部長の方からも言われましたように、一部の職場では職員の方がまだ依然として高いという中で、市の職員が下がっているのだから全体として下がっていくのだからということで、市内での小さい企業について言うと下げられるという可能性は、これまでの歴史を見てもそういうことというのはあるわけですから、その辺ではそういう財源が有効に使われて市内の景気対策にもなっていく、こういうことが出てこないと、市民の中からさらにもっと下げろというようなことになってくる可能性があるなと思うんですね。そういう点でも職員に犠牲を強いているわけですが、その犠牲を強いて浮いた財源については有効に使ってもらいたいなと思います。
 そこで、よくわからないのですが、一つお聞きしたいのは、冬の一時金の関係で地域手当という部分が出てきたわけですが、そうすると影響を受けるのは地域手当の削減された6%が5%になる部分しか影響が出ない、こういうようにとらえていいのかどうか、その辺をお聞かせ願います。
 それから、もう一つ、これは事務局でつくった部分ですが、先ほど総務部長の言われた平成18年度、19年度の削減の影響額が出ているわけです。平均年齢が42歳11カ月、37万7,507円が34万6,531円に本俸部分で下がるというような資料があるわけですが、そうしますと、先ほどの説明の中で58歳の昇給停止がなくなってという話があるのと、資料を見ると、55歳以上が一般的に言うと、1年良好な成績で経過すると、今度は1号じゃなくて4号上がるというのが、4号でなくて2号上がるんだということになるわけです。
 そこでお聞きをしたいんですが、そうすると、これまであった56歳以上昇給延伸、12カ月ではなくて、たしか18カ月で昇給していたと思うんですが、そして条例上ですから実際にどうなっていたかわかりませんが、58歳で昇給が停止となっていた。その56歳を超えた部分での18カ月延伸というのもなくなるのかどうか、その辺もお聞かせ願えますか。そうすると、55歳過ぎた人は1年たつと基本的には2号昇給でずっと行くということでいいのかどうか、その辺をお聞かせ願えますか。
 同時に、そのことによって、現在42歳11カ月の人、この方がこの給与改定によって退職までにどのぐらい影響を受けるのかということと、退職金はどのくらい影響を受けるのか、その辺もお聞かせ願えますか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをさせていただきます。
 先ほどのボーナスの部分600万3,000円ということでお話しさせていただきましたけれども、それに住居手当737万1,000円、これが実際に影響を受ける。職員の給与については現給保障制度がありますので、実際には今の給料表を適用していく、そういう形になります。
 それから、2番目の延伸の関係でございますけれども、国の方に準じて、今まで55歳以上の昇給延伸という形でございましたけれども、55歳以上については年に2号給上がる。今までの1号給が4分割されて4号給になりました。ですから、55歳以前は4号給上がるわけでございますが、55歳以上については2号給上がるということで、これが定年まで続くという形になります。ですから、今までの市の方の条例でありました58歳昇給停止、これはなしという形になります。
 それから、3点目の42歳の生涯賃金における影響額でございますけれども、平均年齢42歳でございまして、退職手当を除きますと、780万円ほど影響額がございます。それから、退職手当でございますけれども、おおむね200万円程度が影響があろうかと考えております。
 以上でございます。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)この際、お諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
◆5番(平沢克己 君)42歳11カ月の平均的な職員の方が退職までに受ける影響額というのは780万円。在職中でもこれだけ影響がある。それから退職手当についても200万円ぐらい影響があるということで、かなり大きな影響を受けてくるなと感じるわけです。と同時に、これまで昇給延伸、昇給ストップがあった部分について言うと、55歳を過ぎた人については、55歳以下の人が年間でこれからは4号給上がるわけですが、それが半分だ。要するに55歳以下の人が1年で行くものを2年で行くんだということですね。それから58歳以上の昇給ストップについてはなくなる。ですから、58歳を過ぎても昇給がされるんだということですが、その辺でこれまでの制度と今度の新制度で55歳以上の方も1年を過ぎると2号給上がっていくというこの制度と、どちらがどれだけ俸給表の上でどういうことになっていくのか、理解できないものですから、その辺がわかれば教えていただけますか。
 それからもう一つ、今度の新給料表ですと、先ほど給与構造改革だということで昨年の人事院勧告で出されたということですので、それに合わせて市の俸給表もつくられているということで理解はするわけですが、この新給料表は、これまでの条例でもそうですが、1年間を通して良好な成績の人が1年後に昇給するよということで行くのだろうと思うんですが、その辺でこれまでは次に行くのに1号給しかなかったわけですね。今度はこれまでの1号給が4号給に分けられているわけですから、そういう点では、1月1日をもって切りかえるということがありますので、それによって3カ月未満とか、6カ月から9カ月とか、9カ月から12カ月とかということで、3カ月刻みでそこへ当てはめなければならないということがあるから、そういう点でいけば、現行の1号給の間を4つに分けて、そこにそれぞれ当てはめていく、このことは理解できるわけです。
 同時に、これまでの1号給が4号給になるということについて言うと、今後の問題として、国はそういうことをねらっているのだろうと思うんですが、成績主義といいますか、成果主義といいますか、そういうことによる昇給の差別を考えているのかどうか。国の方は考えているのだろうと思うんですが、市としてはどうなのか、その辺をお聞かせ願えますか。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 給料表の新旧の違いでございますけれども、基本的には若年層が高くて、中間層を抑えたというような給料表になっております。ですから、今までの勾配からいきますと、中間層、今の40歳から45歳ぐらいの方たちが手厚い部分をもう少し薄くして、若年層に厚くしよう、そういうような給料構造になっております。
 それから、2点目でございますけれども、昇給の月の関係でございますが、1月昇給ということになりまして、それを4分割された給料表の中に、1月昇給、4月昇給、7月昇給、10月昇給、これらを当てはめるような状況になります。ですから、一番上の段が1月と10月の昇給者、2段目が7月の昇給者、3段目が4月の昇給者ということで当てはめてまいります。
 それから成果主義の関係でございますけれども、先ほども説明の中で申し上げましたけれども、当分の間様子を見るということで、国や県の動向を踏まえた上で、今後、伊東市としてどうするか、その辺を考えていきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(稲葉正仁 君)再度、皆様にお願いを申し上げます。各条例につきましては、委員会付託でありますので、質疑は大綱にとどめられますようにお願いをいたします。
◆5番(平沢克己 君)1号給を4号給に分けているということで、私は成果主義を導入するのかなと思ったんですが、当分は見ていくということですので、その辺は安心をしたと思うわけです。つい最近、経済産業省の研究会の報告で、成果主義に構造的な欠陥があるということで、例えば、労働者の士気を低めてしまったり、それから協働性、要するに一緒に協調して働く、そういうことについても低下するという報告がされていますね。国としても、総務省はどうかわかりませんが、経済産業省の研究会の報告の中では、そういう問題点があるということで、これについての見直しの必要性が言われています。
 ですから、そういう点でも成果主義をとることによって、本当に市民によりよいサービスを提供できるかどうかという点について言うと、私自身も疑問ですし、そうした点では当分の間は状況を見ていくということですので、ぜひそのようにしていただいて、よりよい給与制度をもっと研究し、考えていく必要があるということを指摘して終わります。
◆10番(森篤 君)今までの説明の中で、この条例を提案するまでの状況、組合との交渉のお話がなかったものですからお聞きをするわけですけれども、簡単で結構ですが、どういう方針で組合との交渉に臨まれたのか。それから、組合の皆さんの理解を得るまでに非常に難航したのか、割合すんなり理解をしていただいたのか、ここが2点目。3点目としては、ここに載っている幾つかの項目以外に、ここには載っていないけれども、ほかに組合と約束をされたようなことがこの交渉の過程の中であるのか、まずその3点について、簡単で結構ですから教えてください。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 組合との交渉経過でございますけれども、この4月から事務折衝が7回、市長、助役を交えた団交が3回ございました。その間、難航したかということでございますけれども、市長みずから3回は自分の熱意を、自分も下げる、ですから市民の理解を得るためにも組合もぜひ協力を願いたいということで、組合の方も先ほど来言っていますけれども、市の財政状況等を理解してくれた中で合意したという経過でございます。
 それから3点目の約束事があるかということでございますが、まだこれから引き続き、解消しなければならない部分もございますので、今お出しした議案については交渉の結果、まとまったわけでございますが、まだまだ下げなければいけない部分、例えば、住居手当、あるいは地域手当ももっと下げなければならないという事態でございますので、それらについては引き続き組合との交渉事は残っているということでございます。
 以上でございます。
◆10番(森篤 君)初めのどういう方針で臨まれたかということで、もし方針が特段なければないで結構ですけれども、もう一度お答えください。
 それから、通常ですと人事院勧告に基づいていろいろ上げ下げがあるわけですけれども、今年度については据え置きということで出ているかと思います。恐らく今回これを改定して、これについてはそのまま行くというふうには思うわけですけれども、仮に来年度、人事院勧告がアップだということで出てきたときに、全国と伊東市の状況がリンクしていれば、それはそれで結構なんでしょうけれども、今までのいろいろな質問の中でも、必ずしも伊東市の経済状況と全国とはリンクしていないということが指摘されておりますので、仮に人事院勧告がアップということになったときに、伊東市としてはどんな考えで交渉に臨まれるのか。先の話ですので、今なければないで結構ですけれども、もしありましたらあわせてお答えをいただきたいと思います。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 まず、どういう方針で臨んだかといいますと、基本賃金の4.8%のカット、それから地域手当をもう2%カット、それから住居手当を一律3,000円のカット、これらを基本として交渉に臨んだ、そういう経過でございます。
 それから、2点目でございますけれども、もし来年の人事院勧告があった場合にアップの勧告があったらどうするかということでございますが、そのときの財政状況等を勘案しながらそのとき考えていきたい、このように考えております。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)そんなに難しい問題じゃないんですけれども、役所の給料が高いとか安いとかという言葉が時々出るんですけれども、何と比較して高い安いと言っているのか。例えば、一般の産業の市内の労働者とこことを比較して、高い安いと言っているのか。であれば、どれぐらい高いという認識に立っているかという金額的な問題ですね。そういうものも、今ここでまたわからないなんて言うかもしれませんけれども、わからなければ委員会に提出してもらわないとならないのですが、通常、私が若いときには賃金というのは労働力の価値であるという教えを受けて、今日までその精神で私もそういった形で賃金を支払うという形をやってきて、報酬をいただく場合もそういうふうなことで、自分の労働力がこれぐらいの価値があるのではないかと評価されているものに対して、黙って従ってきているわけです。
 そういった点から見まして、どうお考えになっているのか。その辺がみんなにわかるように説明をされないと、ただ単に役所はいいなという言葉が世の中を歩いているからこうだとかなんとかということじゃないと思うんですね。
 先ほどの4.8%というのは人事院の勧告だということになれば、全国的にこれをしなさいよということなら、その人事院が公務員の給料はこれだけ高いんだよという評価をしたからそうなってきたと思うんですね。そういうことによって、世の中に大きな賃金革命が起きていくわけですから、安易にそれに上乗せをして伊東市はこれでやるんだよということでなく、今、森議員が言っているように、また人事院で来年になったら、定期昇給は別として、また何%か上げてくる可能性もあるわけですね。そうすると、ここで0.2%上乗せておきますと、今度、伊東市の場合はその率を下げてやるのか、そういう複雑な問題が出てくると私は思うんです。その時々の処置でここを動かすのではなく、もっと慎重な形の中で、人事院勧告が4.8%であるならば、4.8%でやるべきではないかという考えを持つんですが、まず労働力の価値というものをいかように判断をしていらっしゃるのか、それから一般との格差があるというのであれば、どれぐらいの格差があるのか、お示しいただきたいのですが。
◎企画部長(石井勇 君)お答えいたします。
 市の職員の給料というのは、あくまでも労働力の対価だということを理解しております。
 それから、市内の一般の企業の皆さんと比べてどうかということでございますが、中には給料を教えてくれる民間会社もございますけれども、その辺は秘密だということで、今までも教えてもらっていないというケースが多いものですから、その辺の比較対象を資料としては用意できません。
 先ほど市長も申しましたけれども、職員はみんな一生懸命仕事をやっておりまして、私どももその辺は大変ありがたいなと。今、定員適正化計画等でいろいろ職員にも苦労をかけているわけですので、何とか働きやすい職場、環境のいい職場をつくっていきたいと、これはみんなで思っていることでございますので、その辺の評価については皆さん方にお任せするということでお願いしたいと思います。
 以上でございます。
◆22番(伊東良平 君)要するに、今言われていることは、確かに各会社におたくは幾らですかと言えば、それは今みたいに秘密を守る時代ですから、外へ出したくないということで出さないかもしれませんけれども、県なら県、国なら国へ、最低賃金法というのがあるじゃないですか。そのものからずっと積み上げていってみれば、平均基準というのが私は出てくると思うんですね。そういった中から評価できるのではないかなと思うのですが、そういう作業をおやりになったことはあるのかどうかということと、もし委員会までに私がさっき言った民間との差の表が出るものであれば、私は出していただきたい。そうじゃないと、委員会の中で深い詰めをすることが私はできないと思いますので、これは要請しておきたいと思います。
◎企画部長(石井勇 君)お答えをいたします。
 最低賃金でございますけれども、県で定めた最低賃金は、たしか1時間当たり670円前後かと思います。
 それから、民間企業との比較でございますけれども、これについては当たってみますけれども、もしそろえられなかったら大変申しわけないですけれども、努力はさせていただくということでご理解を願いたいと思います。
○議長(稲葉正仁 君)ほかに質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
 市議第11号は、常任総務委員会に審査を付託いたします。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)この際、お諮りいたします。本日の審議はこの程度にとどめ、残る議案の審議はあすの日程に譲りたいと思います。これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(稲葉正仁 君)ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。
                ━━━━━━━━━━━━
○議長(稲葉正仁 君)本日はこれにて延会いたします。お疲れさまでした。
                午後 4時12分延会