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静岡県 富士宮市

平成26年  6月 定例会(第2回) 06月19日−一般質問−04号




平成26年  6月 定例会(第2回) − 06月19日−一般質問−04号









平成26年  6月 定例会(第2回)





                    平 成 26 年

                 富士宮市議会6月定例会会議録

                     第 4 号

                 平成26年6月19日(木曜日)
                                       
1 議事日程(第4号)
              平成26年6月19日(木)午前9時00分 開議
  日程第1 一般質問(5人)
                                       
2 本日の会議に付した事件
  議事日程(第4号)に同じ
                                       
3 出席議員(21名)
      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員
      4番  野 本 貴 之 議員       5番  松 永 孝 男 議員
      6番  小 松 快 造 議員       7番  佐 野 清 明 議員
      8番  佐 野 寿 夫 議員       9番  稲 葉 晃 司 議員
     10番  諏訪部 孝 敏 議員      11番  鈴 木   弘 議員
     12番  望 月 芳 将 議員      13番  手 島 皓 二 議員
     14番  佐 野 和 彦 議員      15番  諸 星 孝 子 議員
     16番  佐 野 源 彦 議員      17番  遠 藤 英 明 議員
     18番  望 月 光 雄 議員      19番  横 山 紘一郎 議員
     20番  村 瀬   旬 議員      21番  朝比奈 貞 郎 議員
     22番  臼 井   進 議員
                                       
4 事務局職員出席者(5名)
  事 務 局 長  齊 藤 俊 彦 君    事 務 次 長  遠 藤 睦 弘 君

  主  幹  兼  古 郡 和 明 君    庶務調査係長  渡 辺 良 正 君
  議 事 係 長

  主    査  土 谷 典 子 君
                                       
5 説明のための出席者(20名)
  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君
  市 立 病院長  米 村 克 彦 君    総 務 部 長  望 月   斉 君

  企 画 部 長  手 島 大 輔 君    企画部参事兼  平 野 正 之 君
                       秘 書 課 長

  財 政 部 長  芝 切 弘 孝 君    産業振興部長  堀 江 裕 之 君

  環 境 部 長  石 川 久 典 君    保健福祉部長  内 藤   眞 君
                       兼 福 祉事務
                       所    長

  都市整備部長  村 松   久 君    水 道 部 長  小 沢 政 基 君

  防災監兼防災  秋 山 和 彦 君    消  防  長  佐 野 則 男 君
  危機管理室長

  市 立 病 院  大 畑 宏 之 君    行 政 課 長  深 澤 秀 人 君
  事 務 部 長

  企画部参事兼  田 畑 孝 城 君    財 政 課 長  芝 田 英 洋 君
  未来企画課長

  教  育  長  池 谷 眞 ? 君    教 育 次 長  矢 崎 正 文 君




                                     午前9時00分開議



○議長(望月光雄議員) 御起立願います。

                   〔全員起立〕



○議長(望月光雄議員) 礼。おはようございます。

 直ちに本日の会議を開きます。

 ここで、昨日の議会において中断した経緯について、この場をおかりして傍聴者並びに議会中継をごらんの皆様に説明をさせていただきます。

 質問者が質問項目を取り下げた行為について、議会が一時中断いたしました。質問項目の取り下げについては、議会の詳細なルールがなかったため、確認の意味もあって中断となりました。言うまでもなく、議員の発言通告は大変重いものであり、取り下げはそれ以上重いものです。これからは、議会運営のルールを含めて、わかりやすい議会を目指してまいります。皆様には大変な御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。

                                       



△日程第1 一般質問



○議長(望月光雄議員) それでは、これより日程に基づき、日程第1 一般質問に入ります。

 発言通告順により、15番 諸星孝子議員の質問を許します。15番 諸星孝子議員。

                〔15番 諸星孝子議員 登壇〕



◆15番(諸星孝子議員) おはようございます。発言通告順により、一般質問させていただきます。

 発言項目の1として、観光客へのおもてなしにより商店街の活性化へつなげることについて質問させていただきます。要旨として、富士山が世界遺産に登録され、1年を迎えるに当たり、市民を初め近隣市、町、他県の友人なども富士宮市に愛着を持たれている方々が多くおられたことがわかり、本当にうれしい限りです。

 さて、観光客へのもてなし方について比べてみますと、隣の山梨県では、観光施設やお土産物等の充実に長い間年月をかけて観光地として発展、発信しております。富士宮市では、まだまだ観光客へのニーズに追いついていないと言われておりますが、しかし見方を変えれば、これからもっと対応の可能性が、富士宮独自のもてなし方法が十分あると思っております。

 そこで、本年度中心市街地活性化策として、商店街のにぎわいづくりのために商店街空き店舗等対策事業に取り組んでおりますが、商店街を訪れる来街者や観光客へのおもてなしについて、どのような考えを持っているのか、お伺いいたします。

 (1)として、商店街への来街者及び観光客を回遊できるようにするため、喫茶店や飲食店の出店は欠かせないと思います。現段階としてどのような考えがあるのか、お伺いいたします。

 2つ目として、来街者や観光客が商店街を訪れる際のトイレや休憩用のベンチ等の設置はいかがか、伺います。これは、観光で訪れた方がたまたま私にこの話をしてくださいましたので、今回それをこちらで伺いたいと思います。

 3番目として、富士山関連商品や富士山麓の食材を使った加工品等の開発、販売等についての現状をお伺いいたします。

 御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) それでは、観光客へのおもてなしということで、商店街の活性化という観点でお話をいただきましたので、お答えをさせていただきます。

 最初の来街者、まちへ来る方々、それから観光客を回遊できるようにするため、行政としての考えということでございますけれども、商店街には独自性、それから希少性、少ない、まれなという希少性の高い魅力的な個店ですね、それぞれの個店の魅力の存在こそが重要であり、またそれがあることで商店街の価値が向上し、まち全体の回遊性につながると考えております。1つ例にとりますと、住んでみたいまち、訪れてみたいまちで常に上位に位置している武蔵野市の吉祥寺というところがございますが、その吉祥寺駅を中心としまして東西南北の十字線に4つの大型商業施設の合間を埋めるようにして立ち並ぶ多種多様な商店によって、活気ある商店街が形成されています。そのまま富士宮市の商店街に当てはめるということはできませんけれども、来訪者を回遊させるための店舗の位置や構成については大変参考になると思います。

 また、昨年度に民間提案型起業支援事業によって開店しました駅前通り商店街の富士山マルマルシェは、店舗販売品の飲食もできまして、宮町商店街のまるカフェはドリンクや軽食などを提供しており、観光客の休憩場所にもなることから、回遊性を高める店舗として期待しているところです。また、喫茶店の出店の情報とか空き店舗等対策事業費補助金の交付を受けてのビヤホールの出店の計画もございます。さらに、本年度から今言いました空き店舗等対策事業を施行するに当たりまして、当市は海産物の消費が非常に大きいという情報もありますので、復興支援を行っています岩手県の山田町、それから大槌町、例えば宮城県の気仙沼市、また県内の下田市の情報収集などを行っております。今後、当市の特産品であるニジマスの活用を含めまして、独自性、希少性の高い魅力的な個店の出店に向けて取り組んでまいりたいと考えています。

 次に、来街者や観光客が商店を訪れる際のトイレや休憩用のベンチ等の設置についてお答えします。平成24年12月と本年6月ですから今月先ごろですね、ベンチ設置箇所の調査を行いました。市街地の6つ商店街ございますけれども、平成24年度のときに調べましたら全部で74カ所ベンチがございまして、その後老朽化したり、所有店舗の閉店などによって撤去されたりしたものもありましたけれども、その上でまたさらに新たに設置したものもありまして、先ごろ現時点で調査したところ、平成24年度では74カ所でしたが、現時点では73カ所、今言ったように新しく設置されたものもありますので、73カ所にベンチが設置されております。富士山世界遺産登録に伴いまして、観光客の増加が見込まれることから、増設の必要性というものについて商店街の方々に伺っておりますが、一応必要台数は今のところ確保されているから、これ以上の設置は望まないですよというような回答をいただいております。

 また、トイレにつきましては、せせらぎ広場と浅間大社境内地内、それから富士宮駅の南口と北口、それから中央広場内などに公共トイレがありますが、西富士宮駅周辺では設置の要望があるということも理解しております。今後、商店街連盟のまちづくり勉強会へ職員も参加していますけれども、その中で商店主さんからの意見を伺うとともに、観光客などの動向を勘案しながら、トイレやベンチの増設、休憩施設新設の必要性についても、また改めて検討してまいりたいと思います。

 次に、富士山関連商品や富士山麓の食材を使った加工品等の開発、販売等の現状ということでお答えいたします。まず、富士山関連商品ですが、本年の1月にふじさんめっせ、富士市にございますけれども、そこで開催されました富士山世界遺産登録記念富士山グッズ博覧会&物産展というのがございまして、ここで富士宮市の牧野酒造さんの清酒富士山酒粕や、それから富士のお山の隠し水というようなものが、それから株式会社アドラインさんが富士山コーンという、ごらんになったことがあると思いますけれども、ブルーの富士山型のセーフティーコーンでございますが、これとか、富士山タオルというようなものが出展されまして、特に富士山コーンは今全国的なレベルで人気になっているというようなことでございます。

 また、富士山麓の食材を使った加工品ですけれども、本年5月、先月でございますが、ふじさんめっせで富士の麓の大博覧会が行われまして、この中でグルメコンテストをやったのですけれども、当市から出品がお菓子・スイーツ部門や一品総菜部門などで上位を占めまして、新商品コンテストでは4市1町、富士山を取り巻く4市1町で参加したわけですけれども、この地元の食材を使用した新商品が出品された中で、全16品目エントリーされたうち、富士宮市のものが7商品でございました。

 ちなみに、参考までに受賞したものをちょっと申し上げますと、富士の麓の大博覧会のグルメコンテストでは、お菓子とスイーツ部門のグランプリが、れっどぱーるさんの苺ヨーグルトでございまして、一品総菜部門の入賞が富士の鶏からあげ、これは青木養鶏場の株式会社チキンハウスさんでございます。それから、さきに申しました富士の麓の大博覧会の新商品コンテストの最終候補としては、ヤマタカ櫻井製茶さんのフジコッ茶、それから朝霧ヨーグル豚販売協同組合さんの朝霧ヨーグル豚ハートシチュー、それと株式会社富士園さんの富士山ほうじ茶シフォンケーキというようなものが入ってございます。

 富士宮市としても、農産物の振興を図ります特産品開発付加価値向上推進事業というのがございますけれども、これを長いことやっておりまして、いろんなものが出ております。これは、例えばニジマスの甘露煮とか、最近ではJAの富士宮女性部さんが、富士宮市の落花生を使ったゆで落花生のう宮っぴーというのつくって販売していただいたり、里芋でつくったコロッケの宮コロというものをつくっていただいたり、それからフードパークさんでもあさぎりフードパフェとかあさぎり溶岩焼きというロールケーキを開発していただいたり、そういう取り組みもしていただいております。これが特産品開発付加価値向上推進事業でございますけれども、あと商工会議所や金融機関などを通じて事業者による新商品などの販路拡大を支援する中小企業新技術新製品出品事業、こういうものがございますけれども、このより一層の活用を図ることで、富士山関連商品の開発と販売を促進してまいりたいと思っております。

 私からは以上でございます。



◆15番(諸星孝子議員) ありがとうございます。

 まず、先に2番目のベンチのことをお伺いしたいのですけれども、これは73カ所の今現在ベンチがあるということですけれども、これは神田通りの石づくりというか、そのベンチといっていいかどうかちょっとわからないのですけれども、ほぼ正方形のような、あれも入っての数なのでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) 多分今おっしゃっているのはベンチですね、正方形。正方形ではなくて長方形だと思うのですけれども。街路事業をやった、電線地中化をしたところですね、あそこにちょっと据えつけといいますか、のベンチが置いてあります。当然それも入っております。



◆15番(諸星孝子議員) イメージ的には、一般的にベンチといいますと3人がけぐらいのものをイメージすると思うのですけれども、その地中化した電線の横のそれももちろん入るかも。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) ちょっと思い違いをしていました。今正方形と、このぐらいの大きさの。あれは73カ所に入れてありません。そのほかに上を木で覆って、ベンチ風にした長方形ですね、3人がけぐらいで十分できるサイズのものが置いてあります。それはカウントしてございます。そういう意味でございます。



◆15番(諸星孝子議員) その数というよりも、何か神田通り、それから宮町に集中しているのではないかなと。コンスタントに定間隔で置いてあるわけでもないような、私が確認したところはそう思っているという点と、耐久性のことを考えたりとかと、さまざまなことがありますけれども、先ほど言った、部長が答弁されましたトイレのことも含めて、西町方面にはそういう要望があるのではないかと思うのです。というのも、年齢的に若い方は車で通ってしまうかもしれませんけれども、地元の方も西町とか通ってこられるということも含めまして、宮バスに乗られる前にちょっと荷物を持ちながらそこで休憩をしたりということも考えられるのですけれども、質問の最初は観光客へのおもてなしをどのように考えているか伺っているので、その辺の地元市民のためにということも含めると広がってはしまいますけれども、ただ西町商店街のほうにも観光客は行かれると思っているので、その辺のことはどうでしょうか。西町方面。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) 私も毎朝商店街を歩いて通勤をしておりますので、大体の様子はわかりますけれども、今ここに設置のちょうどポイント地図がございまして、置いてあります。西町のほうにも実は均等にベンチの数は置いてありますけれども、お気づきになっていただけないのなら、もうちょっとわかるようにしなければいけないなというふうに今思いますけれども、今おっしゃったように、神田通りに集中しているということはございません。均等にございます。ですけれども、先ほど申しましたように、もう一度ベンチの位置も含めまして、今申しました職員も参加している商店街の方々と話し合う場もございますので、その辺の要望といいますか、商店主の考えていることと訪れる観光客が考えていることと、また若干違うかもしれませんけれども、その辺も含めまして、今まちづくりの中で考えていければなというふうに思っています。

 今ベンチのことをおっしゃっていましたので、ベンチの話をしましたけれども、確かに私も歩いていますからよくわかりますけれども、西駅周辺にはちょっとトイレが足りないなという気はいたしますので、今度西駅のほうのエレベーターをつけたりする事業がございますけれども、その際にお手洗いも新設をするということでございますので、その際には市民の方も改札の中にあるようですけれども、利用できるような、そういう形態といいますか、そういうことで設置するというようなことを聞いておりますので、ぜひその辺はまたそういうふうになるようによろしくお願いしたいと思っているのですけれども、市民の方が気軽に利用していただけるようになるということでございますので。



◆15番(諸星孝子議員) 西駅構内のトイレにつきましては、いろいろな御意見があるということも承知されていると思いますけれども、まずは改札を通っていかなければならないという面倒、それからそこの中に緊急を要したときのトイレ利用に関しては、そこにたどり着くまでの距離があるかなというふうに思います。それと、にしの市などでさまざまイベントをされているのですけれども、例えばそういうイベントのときだけでも、祭典のときには各商店街の方にお願いをして、トイレの利用なんかもされているかもしれませんけれども、そういう商店街独自のイベントのときにも、その通りのにしの市、十六市、それぞれありますけれども、商店街にトイレを借りるようなお願いというのは可能なのでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) にしの市のお話が出ました。にしの市をやっていただいているのは西町商店街の皆さんが主催をしていただいていますので、もちろん西町商店街のにしの市に参加した方が、お手洗いを貸してくださいと商店さんに頼めば、当然快く使わせていただけるとは思っております。

 以上です。



◆15番(諸星孝子議員) いっとき仮設のトイレもあったこともあるのですけれども、毎回ではなかったかなと私の記憶ではあるのですけれども、その点を常時、観光客がいつ来るかわからない、お客さんがいつ来るかわからないのに、いつでもお貸ししますよという札をかけるわけにもいかないかと思いますけれども、その辺もあわせて富士宮市に来たら何があっても安心ですよというようなことも、何かの方法で周知できればと私は思っています。ちなみに十字街のところにも今年度コンビニもできるようなので、多少はそういう緊急性に対処はできると思っておりますけれども、その不安感というものも解消できる方法の一つではないかなと思います。このまちに行っても、何があっても何も心配することはないというようなことです。

 1番目のマルシェの件ですけれども、この店舗があるのは私もわかっておりますけれども、何かもう少し目立つというか、お土産物もそろっている、中で少し飲食もできるということがいまいちわかりにくいのではないかと思っているのですけれども、その辺のこれからどのように変えていこうかというような思いがありましたらお願いしたいのですけれども。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) それは、たしか宮町のほうで、向かいのまるてんさんのところへ今つくっていただいているところの話だと思います。私も同じようなことを考えましたし、市長とも出かけてまいりまして、市長も同じことを考えて、もっと目立つように、ここに来るとお土産物があるよと、大社のほうに来たお客さんが、近いですから、ああ、あそこに行けばお土産物もあるというのがわかるような看板をというか、のぼり旗でもいいからずらっと並べたらどうなんて話はしたのですけれども、それは十分設置者の方も承知しております。ただ、周りの商店との調和というのもありまして、そういうことも考えていらっしゃるのだと思いますけれども。当然今のぼり旗も出しておりますし、できるだけ目立つような、お客さんを誘導するような。そうすれば、宮町商店街なりにそれだけでもお客さんが、大社に来たお客さんが西のほうへ歩いていただけるわけですから。またそんなこともアドバイスを、アドバイスといいますか、気がついたことを申し上げておりますので、また追々検討していただけるというか、やっていただけるのではないかと思いますし、今もそんなところを気にしながらのぼり旗の設置などをしていただいております。

 以上です。



◆15番(諸星孝子議員) 先週、その数軒隣のパン屋さんに入ったときも、ぱっと見てわからないというのがありまして、再度店主の方からの御協力も、こちらの行政のほうに御相談もあるのかもしれませんけれども、ぜひともその辺を全面協力で。というのも、お土産を買いに、富士宮市のお土産は焼きそばだけではなくて、3番目のところにも関連してきますけれども、さまざまなものがありますね。正直にはっきり言うと、買っていくものがなかったということを言われたのです。例えば単純に富士山の形の置物でも何でも、それがどこにでも行けば、この近辺、あの富士宮の大社近辺なら近辺でも行けば買えるという、1店舗ではなく、そういうことも視野に入れて、これからお願いしたいと思います。

 3番目のふじさんめっせで行われた物産展のときの話ですけれども、富士山コーンやタオルは承知しておりますけれども、富士宮市の方が開発された富士山コーンにしても、なかなか市内で見るところというのが限られているような気がするのです。もう少しこれはお金を出して買わなければならないものなので、どのお店にもというわけにはいかないかもしれませんけれども、もう一つPRの仕方があるのではないかなというふうに思います。これはそちらの行政側でいろいろ考えて、また今さまざまなことを手がけている最中だと思いますので、これから先のことは要望というか、もう一つ、ごめんなさい、お伺いしたいのですけれども、以前市長が長屋門の通りに限らないけれども、どこか横丁というものを設けて、何かそういう富士宮市独自の丸々横丁ぐらいできるといいなみたいな、やってみたいなというお話を伺ったことがあるのですけれども、伊勢神宮ではおかげ横丁、東京では巣鴨地蔵通り商店街とかにぎわっておりますけれども、例えばこの富士宮市において、そういう車道ではあるけれども、店と店との間が道路を挟んで間隔が短いというか、行き来が、対面する商店街の行き来ができるというようなところでは本町通りなんかが一番ジグザグにでも行きやすいかなと思うのですが、その辺はおかげ横丁というか、横丁というような呼び方でいいのかどうかもちょっとわかりませんけれども、その辺はいかがでしょう、考えがありますか。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) おっしゃるとおり、本町通りは道幅もほかの通りよりはやや狭くて、ちょうど商店街としては横丁とまでいきませんけれども、何か特徴があるなと思います。今巣鴨の地蔵通り商店街というのですか、それからおかげ横丁、同じようにというわけにはいかないのでしょうけれども、ああいうところが大変にぎわっているということはまた参考になることでございますので、また参考にしながらも、さっきも言いましたけれども、富士宮市ならではの個店の魅力というのもまたあると思いますから、そういうのを探っていかなければならないのですけれども、何よりも商店街の方々がどういうふうに考えているかと、これからどうしようというふうに思っているのかということがございますけれども、こういう話が議会でも出ましたということで、また話し合う機会もございますので、また投げかけつつ、今後本町通り商店街があの道幅とか、今おっしゃったものを生かした、魅力あるものになっていく可能性は十分あると思いますので、そういうことができないか、また商店街の皆さんと一緒に考えていきたいというふうに思います。

 以上です。



◆15番(諸星孝子議員) 先ほど挙げました伊勢神宮、それぞれの神宮ですとかお寺ですとかという、それと同時にいろいろなお土産物の通りができ上がったというところが全国には多くあると思うのです。富士宮のように大社として信仰対象の大社としてできた。それが中心だったので、そういうお土産物、物産店だとかが同時にできなかったというのもうなずけることですし、これから見合ったものづくりを、通りづくりというか、そういうものをまたやっていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 では、次の質問に移らせていただきます。発言項目2として、自動車運転免許証返納者について、これは前回も2月の定例会のときにも一般質問し、その後総括質疑でも質問をさせていただきましたことから、確認の意味も込めてお伺いいたします。

 要旨として、自動車運転免許返納者に対して宮バスの助成券5,000円の支援について答弁がありました。とてもありがたい制度でございますが、富士市や近隣の市、町ではタクシー利用料金の1割助成があります。富士宮市においてもこのような制度の取り組みはいかがか、伺います。この取り組みに対しては、制度の実施状況と周知活動についての質問でございますが、タクシー会社さん、県のタクシー協会の方からも、シールが張ってあることが、富士市でもタクシーにシールが張ってあるのですけれども、ちょっと私の記憶ではタクシーにそういうシールも張っていなかった気がするので、そういう周知について、活用についてもあわせてお願いいたします。



○議長(望月光雄議員) 総務部長。



◎総務部長(望月斉君) 高齢者運転免許証自主返納支援事業の取り組み状況についてお答えいたします。

 本制度は、平成25年10月1日からスタートし、満65歳以上で運転免許証の自主返納者に対しまして、市営公共交通、宮バス、宮タクで利用できる5,000円分の助成券を交付しております。平成26年5月末現在、運転免許証を自主返納した方のうち申請のあった157人の方々に対しまして7,850枚、金額でいいますと78万5,000円分の助成金を交付いたしております。利用状況は若干少ないのですが、5月末現在で709枚、7万900円分の利用がございました。また、タクシー利用料金の1割助成の件でございますけれども、この制度は静岡県タクシー協会の事業でございます。富士宮市も対象になっております。この制度につきましては、今議員さんおっしゃるように、まだ御存じでない市民も多数いるため、富士宮警察署交通課の運転免許係と連携いたしまして制度の周知を図っているところでございますけれども、より一層周知を徹底することによりまして、公共交通の利用促進とともに高齢者の交通事故防止に努めていきたいと考えております。

 以上です。



◆15番(諸星孝子議員) 毎年春と秋に交通安全広報という形で議員も参加して、行政の方々も参加されて、それぞれの分野の方たちと広報活動をさせていただいておりますけれども、そのところでも高齢者の交通事故が大変多いということも署長のほうからたびたびお話がされております。何日か前に75歳の方が他県ではありましたけれども、RV車を運転中に衝突事故を起こして、軽乗用車の方とその信号待ちして脇にとまっていた高校生も死亡してしまったという痛ましい事故がありましたけれども、年齢ではないかもしれませんけれども、それぞれの意識という点では市民にもっと知らしめていくという、周知させていくということが大事になってくると思いますので、ぜひとも周知の、タクシー協会の取り組みではあったとしても、市として何か周知させていくということは考えておりますでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 総務部長。



◎総務部長(望月斉君) 確かに市の事業ではないのですけれども、これがやはり効果が出るというふうに思いますので、今具体的にどういう方法ということの用意がございませんけれども、何らかの方法でもう少しわかるような方法で周知したいと思います。



◆15番(諸星孝子議員) よろしくお願いいたします。

 では、続きまして質問項目3に移らせていただきます。学校食育推進事業について質問させていただきます。要旨として、通告では中学生ということでしたけれども、小学生もこのコンテストがありましたので、ここで付け加えさせていただきます。小中学生による食育の一環として、朝食コンテストがありました。大変好評だったと聞いております。しかし、さらに多くの市民に知ってもらうこと、また地産材料を使うことから、若者層のアイデアがもっと生かせるように公開調理、審査などを行ってみてはいかがでしょうか。そのメニューをさらに期間限定でも商品として扱ってもらえることができる、そのようなことを前提としたコンテストなどはいかがか、伺います。これは、以前先輩議員がいらっしゃったときに視察に行った気仙沼市で、有名シェフを招いて審査して、その子供たちのメニューをレストランで生かしたというお話がありまして、富士宮市でもこのような朝食コンテストがあったことを踏まえて、これからディナーというわけではないかもしれませんけれども、何か主なメニューの一つとしてできないかなという思いで質問させていただきました。よろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 教育長。



◎教育長(池谷眞?君) 小中学生による食育の一環として朝食コンテストをさらに多くの市民に知ってもらうこと、地産材料を使うことから若者層のアイデアをもっと生かせるように公開調理、審査などを行うこと、そのメニューを期間限定でも商品として扱ってもらえるようにできることを前提としたコンテストを行うことなどの御提案についてお答えします。

 富士宮市教育委員会では、現在各小中学校に宮っ子オリジナル朝食コンクールと、もう一つ、静岡ガス協会が主催する全国親子クッキングコンテストへの参加を呼びかけています。宮っ子オリジナル朝食コンクールは、児童生徒が簡単で栄養バランスのよい朝食メニューを考え、自分でつくることを目的とし、今回で7回目となります。第1回は632点の応募でしたが、昨年度、第6回は2,996点となっております。親子クッキングコンテストは、親子で1食分の献立を立て、一緒に調理することを目的とし、ことしで8回目となります。第1回は4組の応募でしたが、昨年度、第7回は1,481組となっております。この数は、静岡県内の18%を占めるので、富士宮市は積極的に参加していると言えます。

 このコンテストは、多くの後援や協賛を受けて、岳南地域予選、静岡県大会、関東中央大会、全国大会とつながります。料理教室講師やシェフを審査員として招き、親子で楽しく料理するだけではなく、栄養バランスや調理方法の工夫、地場産の食材の使用なども審査の視点とされています。どちらも継続して参加を呼びかけてきたことで応募数が増え、料理もレベルアップしてきました。議員がおっしゃる商品化には至りませんが、子どもたちの意欲をかき立て、保護者の協力を得られるようになり、食への関心が高まっていますので、現段階におきましては宮っ子オリジナル朝食コンクールと親子クッキングコンテストの参加をさらに呼びかけてまいりたいと考えております。議員がイメージしておられるコンテストが、企業等の協力により実現されれば、小中学生の参加について前向きに検討していきたいと考えております。

 私からは以上です。



◆15番(諸星孝子議員) ありがとうございます。

 関東とか全国まで行かなくても、富士宮市内で取り組んで、市内の方が応募できて、それもでき上がり、物が出回るということのほうが、子どもたちにとって将来、たとえ短期間であっても自分のメニューが採用されて、富士宮市はこんなおいしい食材もある、こんなような若者を受け入れるというか、対していろいろな方法を使って生かしてくれるというような、その子どもたちの将来の富士宮市への愛着も湧いてくるのではないかと思いますので、これからこの朝食コンテストにしても3,000点近い応募があったということは、ここで伺ってびっくりしたわけですけれども、それに取り組むまでの周知というのは、かなり時間をかけて周知して、応募者が来られたのでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 教育長。



◎教育長(池谷眞?君) 学校の食育の一環として、家庭科の授業とかそういうときに子どもたちが授業でメニューを考える。これは、朝食のコンテストのみではなくて、早寝早起き朝御飯の一環として、子どもたちによりよい生活習慣、それともう一つ食育と、この2点から積極的に各学校で取り組むようにお願いした結果が、数が増えていることだと思います。

 私からは以上です。



◆15番(諸星孝子議員) いずれにいたしましても、今の子どもたちは何世代も前の私なんかと比べようがないぐらい食材もあふれていますし、食材を利用する、それから1つの食材にかけるドレッシング一つにとってもかなりワンパターンではなくなっているという、そのような発想が違ってきました。そのためにも、ぜひそれぞれを生かせる子どもたちが少しでも方向性を固められるような一環の一つとして取り組んでいただければと思っております。ぜひともその辺も宮っ子オリジナルのコンテストですか、そのようなことももう少し親子さんだけではなく、大人のほかの方たちにもわかるものが一つ欲しいなと思いますけれども、その辺もあわせて要望させていただきますけれども、よろしくお願いしたいと思います。

 では、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(望月光雄議員) 以上で15番 諸星孝子議員の質問を終了します。

 次に、発言通告順により、21番 朝比奈貞郎議員の質問を許します。21番 朝比奈貞郎議員。

               〔21番 朝比奈貞郎議員 登壇〕



◆21番(朝比奈貞郎議員) 早速一般質問に入ります。

 質問項目は、行方不明者の現状と対策についてです。行方不明者、身元不明者問題が、群馬県館林市で保護された身元不明者のテレビ報道で顕在化して、今大変なニュースになっているところで、皆さん御承知のことだと思います。社会構造が高齢化が急速に進みまして、あすは我が身かと思っている方が多く、大変身近な問題であるから、このように大きな反響を呼んでいるのだろうと思います。館林市の例は、テレビで放映されなかったら、この認知症や行方不明や身元不明のことは、依然としてそんなに大きな問題にならなかったかもしれないのですけれども、この放映を機会に埼玉県知事が狭山市も預かって18年保護されているというようなことも明らかにされましたし、あちらこちらで不明になっている問題が明らかになってきました。

 行方不明者、身元不明者の区分は、昨日8番議員もいろいろ質問されまして、乳幼児から未就学児、児童学童、それから義務教育児、それに学生、未成年者、成人、高齢者とさまざまですが、富士宮市におきましても今年1月5日、登山道でうずくまっているところを発見され、推定50歳ぐらいだということが報道されておりました。県下では、こうした成人身元不明者が8人保護されているとされています。島田市の身元不明者は、何と30歳ぐらいではないかという若さなのです。それから、全国では昨年警察に届け出があった認知症行方不明者は1万322人、ことしは今年4月末時点で151人が見つかっていないと。また、亡くなって見つかった人は388人だと報道されています。このように年間1万人以上の人が行方不明になったり、数百人の人が死亡しているということで、行方不明の原因は幾つか考えられると思いますけれども、認知症や家出、逃亡、自殺、殺害、隠匿、拉致、DVによる隠れ、何らかの事情による転居届で未完と、それから事故などが考えられます。身元不明の原因は、認知症、自殺、殺害、置き去り、赤ちゃんポストなんていうのもありますね。事故、それから一昔前にはにぎやかされました残留孤児とか、この問題は調査しているうちに間口も広くて奥も深く、私の発言通告書は非常に消化不良を否めませんが、以下のことについて質問いたします。わかる範囲で御答弁ください。

 質問要旨(1)、富士宮市における成人及び乳幼児児童等未成人の行方不明者の数はどのように把握しているか。

 (2)、成人行方不明者のうち認知症と思われる人数、その他の内訳はどうなっているか。

 (3)、母子手帳の発行とその後の出産に差異はないか。残念ながら、過日沼津市の海岸で女児遺棄事件が発生しましたが、妊婦が富士宮市に転入してきた場合の母子手帳の追跡はどのようになっているか。

 (4)、行方不明者になってからの捜索は警察の所管になるのでしょうが、群馬県館林市で保護され、7年ぶりに身元が判明した女性、埼玉県狭山市では、今話したように、保護されて18年ぶりに身元が判明した男性、埼玉県日高市では平成17年に保護され、現在も身元が判明しない認知症の女性の話などが報道されている。こうした報道を見ると、行政と警察との連携にふぐあいがあるように思われます。行方不明後の捜索に対する連携はどのようになっているのか。行方不明者が富士宮市で見つからなかった場合は、どのような連携がシステム化されているのか、お伺いします。

 それから、5番目に、名古屋市では認知症の高齢者が見守りのすきを見て徘回し、電車にはねられ死亡し、家族がJRから損害賠償を求められた裁判が大きな反響を呼びました。こうしたことはどこでも起こり得る現実であります。今後富士宮市として、認知症を抱える家族に対してどのように対応しようと考えているのか、お伺いします。

 それから、6番目に、健康増進課が65歳以上の方を対象に行っている生活機能に関する基本チェックリストでありますが、介護予防事業の一環として実施されているということですが、認知症発症のチェックにもなっているのかという、この項目を見ますとそんなように感ずるところもあります。そうであるなら、このチェックによって認知症を未然予知あるいは兆候発見に至ったケースはあるのかどうかということ。

 それから、7番目に、富士宮市の認知症サポーターの認定者はどのくらい増えたか。また、認知症サポーターによる認知症の兆候発見はあったかということについて質問いたします。

 どうぞ御答弁よろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) では、私のほうから要旨の(1)から(7)まで御答弁させていただきます。ちょっと項目が多いものですから、お時間をいただきたいと思います。

 まず、要旨の(1)、富士宮市における成人及び幼児の行方不明者数と把握状況についてお答えいたします。成人につきましては、警察からの連絡によりまして行方不明者を把握することになりますが、富士宮市では新聞でも報道され、議員もお話ありましたように、現在市内で保護されました記憶喪失の推定50歳代の男性1人を市外の救護施設で保護しているのみでございます。

 次に、乳幼児につきましては、昨日佐野議員の御質問にもお答えしたとおり、市内には行方不明の乳幼児、国の定義でいいます居住実態が把握できない児童は該当はおりません。当市では、出生から就学までの間に保健師によります乳幼児全戸訪問、3歳児までの間に5回の乳幼児検診を実施しております。各健診の受診率は95%程度という高い水準で推移しておりまして、ほとんどの子供さんは検診日の当日に確認をとっております。健診の受診日において未受診の子供さんにつきましては、昨日もお話ししたとおり、健診の再通知、それから地区担当保健師の訪問、また関係機関との連携によりまして乳幼児の状況把握を行っているところでございます。

 次に、要旨の(2)、成人行方不明者の内訳についてでございます。これは、所管が議員お話だと警察でございますので、私のほうから富士宮警察署のほうに照会しまして、警察で犯罪と交通事故のあらましというものを統計でまとめております。その数字を御説明させていただきます。これは、平成25年度の件数でございますが、富士宮警察署に届出がありました行方不明者は106人でございます。年代の割合でございますが、106人のうち成人が全体の79%というふうなことで、年代の内訳としましては20代が23%、30代が24%、40代から60代が23%、70代以上が9%というふうな内訳になっております。それから、行方不明になった原因と思われるものの内訳でございますが、これは家庭問題が31%、借金、仕事、病気などの悩みによるもの、これが26%、それから遊び癖、これが13%というふうな報告になっております。

 あと、今回の御質問の認知症による行方不明者、これは人数は出ておりませんが、パーセントでいいますと3%、単純に計算しますと3人程度なのかなと思われます。警察のほうにこの認知症の方を含めましてこの106人の方、行方不明の方々が、その後全員保護されたのかどうかということもお知らせ願えないかというふうなお願いもしましたが、この内容につきましては警察の捜査関係上から情報は提供できないというふうなお話でございました。一方、平成25年度中に富士宮警察署が保護しました方は全部で206人、このうち46人の方が認知症、他は泥酔者が54人、それから精神錯乱者が26人、迷子が19人等というふうな内訳でございます。

 次に、要旨の(3)、母子健康手帳の発行とその後の出生の差異及び他市からの転入後の追跡状況、これについてお答えいたします。平成25年度、市におきまして母子健康手帳を交付した方は全部で1,083人、平成25年度中の出生数、赤ちゃん数は1,079人というふうな人数でございます。これは、転出入があります。それから、母子手帳をもらった年度、それから出生した年度、これも年度をまたいでというふうなことがあります。それから、母子手帳を交付を受けた後妊娠中絶、それから流産、死産等々によりまして母子手帳の発行件数と出生件数、これは通常は一致しておりません。

 御指摘の差異が問題になろうかと思いますが、今私がお話ししたような内容でございます。これらは個人個人の本当に触れられたくないという事情にかかわるものも多いということで、それらについて市のほうが個々の内容を確認するというのは、これは非常に難しい状況だというふうに思っております。ただ、市としましては、母子手帳を交付した際に保健師が面接を実施しております。そして、母体、母子の体調ですとか、それから家庭環境等、もろもろの要因でこの妊婦については支援や見守りが必要だという方につきましては電話や訪問、また妊婦健診の結果確認を通して、それぞれの状況に応じたサポートを継続して行っているところでございます。

 次に、転入した方の母子手帳交付の追跡調査という項目でございます。市では、転入された妊婦さんに対しましても保健師が面接して、市の母子手帳を発行すると同様の支援、見守りを行っております。なお、支援や見守りが必要と思われる妊婦さん、この方が転入したり、また転出したという場合につきましては、おのおのの自治体間で情報提供が行われます。このことによって、住所地が変わっても、そういうハイリスクといいますか、見守りが必要な妊婦さんにつきましては各自治体の保健師が対応をとっているというふうな状況でございます。

 次に、要旨の(4)、行方不明者に対する行政と警察の連携ということについてお答えいたします。今まで通常の流れでございますが、警察が行方不明の方を保護したという場合は、警察から市へ依頼がありまして、市のほうで同報無線、それからメール配信による呼びかけを行っております。24時間たちまして身元が判明しない場合は、自治体が対応を引き継ぎます。先ほど御答弁しましたように、市では記憶を喪失している50歳代と思われる男性1人を市外の救護施設で保護を現在しております。全国の警察でも情報を共有して、身元の判明に努めておりますが、自治体同士でも全国の福祉事務所間で情報を共有しまして、身元の判明に努めているという状況でございます。しかし、富士宮市で保護した方もそうですが、認知症の方や記憶を喪失している方、これは本人から聞き取りをしましても非常に情報量が極端に少ないということで、なかなか身元の判明につながるものがない。判明に困難をきわめるということも多く、警察、それから自治体でも苦慮しているのが実態でございます。

 こういうもの受けまして、今月6月6日に厚生労働大臣が記者会見で行方不明者等を探している人、これらのマッチングできるシステムを構築すると。警察庁の行方不明者照合データベースにつきましては、今後は氏名の検索以外にも身体的特徴、それから所持品など多くの項目から検索できるデータベースを用いると。それから、保護した方の写真を添付しました自治体作成の資料、これも各警察本部に配布するということで、行方不明者を捜している警察が最寄りの警察で閲覧できるようにという、いろんな方針を打ち出しております。この方針に基づきまして、国のほうでは検討を始めるというふうな動きでございます。

 次に、要旨の(5)、認知症を抱える家族に対する対応というふうなことで、これにお答えいたします。富士宮市では、平成22年に認知症高齢者の徘回等に対応するための事例検証を行っております。具体的には、富士宮警察署管内で行方不明になった方のデータの分析、それから介護サービス事業所なり個別事例、こういう聞き取り調査を行って、検討を行ったところでございます。この結果、行方不明と気づいてからの家族の行動ですが、通常御自分たちで捜すということで、それから警察というふうな流れになりますが、御家族等で自分たちで捜すということにかなり時間が費やされるというふうなことから、警察への通報がおくれると。そういうものがわかりました。そのような状況を踏まえまして、御家族や事業所が行方不明に気づいた時点で1時間以内に早急に警察に通報すると。その後、警察から先ほど言いましたように、市のほうに同報無線への依頼があります。市のほうでは同報無線と携帯メールによりまして、行方不明のお知らせを配信するという流れをつくります。こういう流れの中で介護事業所なり、認知症の高齢者を抱えている御家族に、こういう対応をお願いしますというふうなところで流したところでございます。

 また、同時に積極的に同報無線のメール配信、これを登録していただきたいと。このことが早期発見につながるというふうなことで、今お願いして登録してある団体ですが、一例を挙げますと、介護保険事業所、それから消防団、それから民生児童委員、それから各区長様、新聞配達、ヤクルト配達、それからコープ、それからタクシー業界、それからバス業界、清掃会社等々にそういう登録のお願いをしておるところでございます。それから、ちょうど昨日のローカル紙にも載っておりましたが、県のタクシー協会の富士・富士宮支部、こちらにおきましても徘回高齢者の保護のために高齢者見守り隊の活動を促進するという記事もきのう掲載をして、そういう方面からも協力をいただいております。

 このような対応以外にも、行方不明になった際の早期発見のために、市ではGPSシステムを用いました行方不明高齢者の速やかな居所検索を行いますように、このGPS発信機を貸し出します徘回高齢者住宅生活継続支援事業と、こういうものを実施しております。こういうサービスがあるよということを各方面に御案内して、今現在13人の方がこのGPSのシステムを利用しているという状況でございます。

 次に、今度は認知症関係の(6)と(7)でございます。まず、要旨の(6)、健康増進課が行っています生活機能評価によりまして、認知症の未然予防、予知、それから兆候発見に至ったケースがあるかと、この点についてお答えいたします。生活機能評価は、介護予防事業の対象者把握を目的としておりまして、65歳以上の方を対象に生活機能に関する基本チェックリスト、これを行っております。この基本チェックリストには、25の項目がございます。いろんな項目が各種ありますが、その中で御質問の認知症に関するチェック項目、これが3つございます。これによりまして軽度の認知機能障がい、これをチェックしております。平成25年度のチェックリストの実績でございますが、基本チェックリストによる評価の結果、要介護状態になるおそれがある方、あくまでも可能性でございます。そういう方がチェックされて1,536人、そういう方がいらっしゃいましたので、そういう方たちにつきましては区民館で行っております体力測定会、また電話や面接相談等による確認を行っております。その中で特に病院の受診というところに至った方はいらっしゃいませんでしたが、認知症予防のために理学療法士、作業療法士、管理栄養士、それから歯科衛生士等々の各専門職によりまして、運動教室の利用、そういうものにつなげております。

 なお、ただいま申し上げました生活機能評価によります対応以外に、認知症は早期の発見、それから適切な対処、これが重要となります。このために普及啓発を行うということで、認知症予防のための講演会、それから各地区で健康講座を開催しております。また、健康相談の開催、それから電話なり、来ていただいた相談、これらは随時実施しているところでございます。また、認知症予防のためのウオーキング教室、こういうものを実施しております。今私が御説明しました、これら御本人によります基本チェックの奨励、また各種教室、講座、こういうものをより多くの方に利活用していただくということで、今後も認知症の予防に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。

 次に、要旨(7)、認知症サポーターの認定者数とサポーターによる認知症の兆候発見があったかという項目についてお答えいたします。富士宮市では、平成18年度から認知症サポーター講座を始めました。認知症サポーターの認定につきましては、一定の講座を受講しましたキャラバンメイト、この方が講師となることが条件でございますが、平成18年開始した当時は、このキャラバンメイトが17人しかいなかったために、当時の認知症サポーター受講修了者35人と少人数でございました。このことを受けまして、平成20年度におきましてはこのサポーター養成、これを重点施策といたしまして、そのためにキャラバンメイトのまず養成講座、これを実施しまして、新たに158人のキャラバンメイトを登録いたしました。このキャラバンメイトが増えたことによりまして、各地域で認知症サポーター講座、これを積極的に開催いたした結果、平成25年度末で合計9,889人の認知症サポーターが誕生しております。

 サポーター講座を受けました事業所からは、例でいいますと、レジでお金が払えない。それから、同じものを1日に何度も買っていくと。そういうちょっと認知症の傾向が見られるような人がいるというふうな情報が包括支援センター等に連絡があります。それを受けまして、その後の適切な指導につながっているのが現状でございます。また、同じような例で認知症サポーターを受けた友人に対しまして、実は自分の母親が物忘れが激しくなったという相談をしたところ、そのサポーターである友人から認知症の可能性があるので、地域包括支援センターへ相談に行ったらどうかというふうな案内をされたというふうな流れでセンターを訪ねてくる事例も増えてきております。平成25年度のセンターの認知症に関する相談件数、これは628件というふうになっております。このように、認知症サポーターの人数が増えてきているというふうなことで、認知症の早期発見、早期療育につながっているケースが増えているというふうに認識しております。市として、今後も一人でも多くの認知症サポーター養成を進めてまいりたいと思っております。

 私から以上でございます。



○議長(望月光雄議員) 教育長。



◎教育長(池谷眞?君) 私からは、要旨(1)に戻りまして、富士宮市における児童生徒の行方不明者数の現状はどのように把握されているのかについてお答えします。

 教育委員会では、毎年住民基本台帳に基づき、翌年4月に小学校入学予定の全ての児童を把握し、就学時健康診断の際、所在確認をしております。4月に市内の公立小学校に1,290人の児童が入学しました。そのうち居所不明児童はおりませんでした。健康診断から義務教育修了までの子どもの住所変更につきましても常に把握しており、変更内容を随時学校に通知しています。市外から転入後に転校手続が行われない場合は、前住所地の教育委員会や保護者への確認を行っています。児童生徒の居どころが把握できない場合は、子ども未来課や健康増進課などと連携して実施調査を行い、把握していきます。

 私からは以上です。



◆21番(朝比奈貞郎議員) ありがとうございました。

 今御答弁いただきまして、富士宮市の認知症による行方不明、認知症に限らず、行方不明や身元不明の人の捜索に関して、非常に綿密な手配がされているなということで安心したところであります。今その中でスーパーなんかで1日に同じものを何回も買うとか、実際そういうことでちょっとあの人おかしいよという申し出なんかはあったことは例があるのですか。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) 先ほど私が御説明しましたように、その事業所はちょうどサポーターの講座を受けていた方で、その方が本当に朝昼晩、同じ方が同じものを買っていくと。それが繰り返されたものですから、おかしいというふうな事例も実際に聞いております。

 以上です。



◆21番(朝比奈貞郎議員) 私は大中里ですけれども、うちでも区の定例会でこの間町内会長さんが集まっている中で、キャラバンメイトの方がこの講習をしていただきまして、私2回目のオレンジリングをいただきました。1回目は議員だけで全員で前受けたことがあるので、2回目いただいたのですけれども、やはり認知症というのは地域の方の見守りが一番大切かなというふうに思いますので、やはりみんなでそういう認知症の人に対する、あるいは認知症かなということを、その兆候を察知する上でも、やはり綿密なそういう講習を経て、みんなの見守り、それから理解が必要だなということで、非常にいいことだなというふうに私思いました。

 ただ、そのときに富士宮市でもこういうパンフレットをつくって、皆さんにお配りして見ている方もいらっしゃろうかと思いますけれども、ぜひこれをもっと広めていただければいいかなと。そういうことによって、やはり認知症を抱えている家族の方は、とかくやっぱりうちの人はどうもということで隠したがることがあろうと思うのです。そういう家族の気持ちの上での負担とか、そういったものを減らしてやる意味でも、やはり近隣が見守って理解を深める必要があろうかなというふうに思いました。

 この行方不明者の公表の件なのですが、今回静岡県下でも8人不明者がいらっしゃるということで、調べましたら顔が載っている方が4人、それから写真がない方が2人、それから本人が未承諾とか、あるいは主治医の意見で非公開だというような表示がされておりましたけれども、やはりこの間のテレビでも見ておわかりのとおり、あれ映像での影響というのは物すごく大きいものですから、これはもう少しその映像でもって顔写真を写すなりして、公開していくことが非常に大切、効果的かなというふうに思います。

 先ほど部長のほうからいろいろ捜索についての話がありまして、タクシー会社やごみ収集車とか新聞配達とか、いろいろな方にやっぱり連携をとり合って協力いただいているということで、この行方不明、身元不明の話が話題になってから、あちらこちらでこんな先進的な事例があるみたいな話を聞く中で、富士宮市みたいな中規模都市ですと、この同報無線がもう既に富士宮市はとっくに導入されているわけです。それで活用されているのです。だから、そういう意味でも富士宮市は非常に先進的かなというふうに思いました。

 その中で、もう一つ付け加えたらどうかなと思うのは、これは山形市の例だということですけれども、徘回のおそれのある人の家族の申し出によって、地域包括支援センターの職員が自宅を訪問して、氏名や身体特徴、それから生まれ育った場所などを聞き取って、その人の現在の写真を撮っておくと。古い写真だと顔が変わってしまってなかなかわからないというようなことがあるので、そういう形でもって登録するというサービスをしているということなのですけれども、富士宮市はそれを付け加えていただけるとさらにいいかなと。これは、費用的にもそんなにかかるものではないかなというふうに思いますので、あくまでも家族の申し出あるいは御本人の承諾を得た上でのことですけれども、そういうデータベース化というか、登録というか、というふうにしておけば、仮に認知症というのは突然起こるらしいので、起こった場合に対応がしやすいかなというふうに思うのです。だから、そんなことも検討していただきたいなというふうに思うのですけれども、その辺はどうでしょうね。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) まず、今の御質問の前に写真の関係、ちょっと参考に御説明させていただきます。

 県内で8人の方が行方不明と、議員が言われたとおりに全員が顔写真が載っておりません。富士宮市の方は顔写真が載ってございます。これは、あくまでも記憶喪失ということで、本人の意思表示ができますので、こういうホームページ、新聞等に掲載するに当たりまして、担当課の職員がこの方の施設、市外でございますが、そちらに行きまして、御本人と施設長の意向を聞きました。こういう捜索のためにあなたの写真を掲載してよろしいですかということで、本人、施設長の御了承をいただいて載せているという状況なものですから、載っていない4人の方については、また御本人の拒否なり、場合によったら知られたくないという強い意思があってということもあります。これは参考でございます。

 今議員の御質問の事前、簡単に言うと事前登録といいますか、そうなった場合の事前の対処、データベース化というふうなことになろうかと思います。これにつきましては、先ほど私6月6日の厚生労働大臣の記者会見で、全国レベルで警察がデータベース化をすると、またそのデータベースの内容についても自治体の資料を含めた中でというような形になるものですから、それはあくまでも行方不明というか、それが発生した後のことでございます。ただ、今議員のは予防というふうなことで。ただ、その予防という段階がどこまで対象になるのかということと、これは警察のほうの業務にも関係しますものですから、おっしゃっていることは十分一つの方法だと思います。ただ、ちょっと国のほうのそういう動き、これを見ながらまた考えていきたいと思います。

 以上です。



◆21番(朝比奈貞郎議員) 国のほうの動きというよりも、既にこれ山形市ではやっているということなので、富士宮市でもやってできないことはないと思うのです。だから、ぜひ前向きに検討していただいて、進めていただきたいなというふうに思います。

 館林市の場合も、それから狭山市の場合も、18年だ、7年だと。こんなにやっぱり長い時間かかったということは、一体何でこういうことになったと思われますか。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) ちょっと私のほうが理由というのもちょっと何とも言えない部分がございますが、一つには従来新聞記事等々、議員も言われたように、そういう連携が不足していたというふうなことがあろうかと思います。ちょっとこういう言い方はあれですけれども、これはあくまでも新聞記事でございます。今言った大阪市ですとか群馬県、これにつきましてははっきり言いまして新聞記事です。警察官の情報にちょっとそごがあったと。一つには、捜索願が出ていた、情報も出ていたと。その発見した、その出ていた情報との突合が不十分だったと。もう一件が、捜索願が出て、各警察署に流すときに氏名を間違えたと。これは初歩的な事務ミスだと思いますが、そういうものも積み重なってのこういう長期なりなんなりという形になろうかと思います。こういう反省を踏まえて、警察もそうですが、私どももまたそういう情報の確認なり伝達には十分注意をしていきたいと思っております。

 以上です。



◆21番(朝比奈貞郎議員) 今お話がありましたように、名前を間違える。「クミコ」と「ミエコ」を間違えたということもあったようですけれども、それ以前にこの配偶者の男性が、テレビを見て初めてわかったわけですね。年齢も年齢ですので、なかなかインターネットで自分の行方不明になっている人をどういうふうに探していいかというのは難しいかなというふうに思いました。私自分で静岡県のこれを調べるのでも、そんなには時間がかからないですけれども、結構ややこしいですね。だから、ましてや高齢者では、パソコンを操作するのでさえ大変なのに、どうして検索していいかなというのがわからない人が多いと思うのです。だから、そんなに行方不明になっている方の家族というのは数は多くないと思いますので、何らか折を見て1度フォローの仕方なり、あるいは行政側でもって調べてやるということが行われれば、館林市の件ももっと早く解決できたのではないかなというような気がするのですけれども、その辺のフォローについてはいかが考えますか。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) こういう保護された方、通常で考えれば御家族が同居していらっしゃって、いなくなって、警察なりに捜索願云々という形になろうかと思います。そういうものがなされなかったということは、ひとり暮らしなり、何らかの事情があったのかなと。そういうあくまでも推測でございます。

 今議員が言われたとおり、いろんな方法があろうかと思いますが、昨日も別件でちょっと私御答弁しました地区の社会福祉協議会、これは市内14区域全てに設置されておりまして、いろんな地域の団体の方が構成して活動してくださっております。その地区社会福祉協議会の中でほとんどの方が地区におきまして見守り隊といいますか、そういうものも活動もしてくれていらっしゃると思います。単身のお年寄りですとか、それからお年寄りだけの世帯。全てではなくて、当然そういう心配がいる世帯というふうな形になろうかと思います。そういう世帯のほうは当然地域のほうで把握しておりまして、自治会の役員さん、それから民生委員さん、保健委員さん等々がそういう地区社会福祉協議会の動きの中なり、また近隣のつき合いという中で対応をとっていただいているのかなというふうに思っております。

 以上でございます。



◆21番(朝比奈貞郎議員) 先ほども言いましたように、富士宮市はかなり行方不明あるいは身元不明、あるいは認知症の人に対する対策というのはかなり進んでいるなということを今わかりましたけれども、さらに付け加えて、そんな策を付け加えていただければありがたいなと思いますけれども。

 今富士宮市もGPSつきの携帯機器は貸し出しているのですね。貸し出している。それ費用はどのくらいかかるもので、その補助か何かしているのですか、無料で貸し出しているのですか。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) このGPSの貸し出しについてでございますが、まずこれは高齢者のための福祉サービス医療の手引きという冊子をつくってございます。また、同じ内容がホームページにも掲載してございます。この冊子につきましては、各事業所なり御家族なり関係機関に配ってございます。その中でGPSの御案内を載せているというふうなことです。

 今議員の御質問の費用でございますが、これは初期の導入費用、これは会社が具体名をいいますとセコムという、あの警備なり防犯の専門会社、そこがやっております。そこのところの加入料金ですとか機械代等々で、初期費用で7,500円程度かかります。これは市のほうで負担をいたします。それから、あとハード面の経費とするとバッテリーがありますものですから、これは2年程度に1遍で切りかえます。これも2,000円ちょっとかかります。これも市のほうで負担します。そういうハード面については市のほうで初期に費用負担すると。御本人、御家族に負担していただくのは月額料金の金額でいいますと594円、簡単に言うと基本料金ですね。そういう形を御負担願っていると。あとは実際にもしこれを使う云々となりますと接続料等々が発生してまいりますが、そういうものがなければ、御負担額は月額594円というふうな金額になります。

 以上です。



◆21番(朝比奈貞郎議員) それで、今市内でそれを貸し出しを受けている方はどのくらいありますか。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) 全部で13人いらっしゃいます。



◆21番(朝比奈貞郎議員) わかりました。非常にきめ細かなフォローをしてくださっているということで、安心いたしました。

 どちらにいたしましても、くどいようですけれども、認知症というのはもうみんなで見守っていかなければならない、これは我々健常者の使命ではないかなというふうにも思いますので、キャラバンメイトを通じて認知症講習会をたくさん開いていただいて、認知症サポーターをたくさんつくって、認知症に対する人、あるいはその家族に対する負担を少しでも軽くするようなことをみんなで進めていければいいかなと思います。今後とも大変な作業だとは思いますけれども、ぜひこのすばらしい富士宮市の認知症に対する対策を一層充実させていただければいいかなというふうに思います。

 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(望月光雄議員) 以上で21番 朝比奈貞郎議員の質問を終了します。

 この際、20分間休憩します。

                                     午前10時26分休憩

                                       

                                     午前10時45分開議



○議長(望月光雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を継続します。

 発言通告順により、12番 望月芳将議員の質問を許します。12番 望月芳将議員。

               〔12番 望月芳将議員 登壇〕



◆12番(望月芳将議員) それでは、発言通告順に従いまして、一般質問を行いたいと思います。

 まず最初に、発言項目1、富士山の世界遺産登録後の西富士道路の状況と沿線周辺の土地利用についてお伺いをさせていただきます。過去何回か、西富士道路の状況について一般質問をさせていただきました。渋滞緩和や周辺利用の提言をしてまいりました。今回は、富士山が世界遺産となり、1年を迎える中、交通状況に変化が生じているのではないか。また、今までの課題についての見通し、将来展望についてお伺いをさせていただきます。

 要旨(1)、世界遺産登録後、約1年の西富士道路及び新富士インターチェンジの利用状況についてお伺いをさせていただきます。

 要旨(2)、渋滞などの問題点を当局はどのように捉えているのか、お伺いをさせていただきます。

 要旨の(3)、岳南北部幹線の進捗状況についてお伺いをさせていただきます。

 (4)、沿線周辺の土地利用についてお伺いをさせていただきます。?として観光について、?について、工業についてでありますが、?の点について補足をさせていただきますけれども、西富士道路から世界遺産センター、今度町なかに誘致をされるということで、その辺のアクセスのあり方とか周辺の土地利用のあり方、これはどうしてもやっぱり観光のルートになるのではないかというふうに予想はされます。そういった意味での状況についてお伺いさせていただきたいということと、2番目は工業については、やはり今の西富士道路の状況が、いわゆる生活の通勤通学とか商業とかという道路の活用と、それと工業的、また観光的な自動車が混在をしているということが今までの答弁の中でも明らかになりました。それを緩和する中で、岳南北部幹線の役割とか、今度は国道469号までを含めた活用の中で、その周辺地区をやはり工業道路として使うならば、やはり周辺の土地利用も考えてはどうかという、こういう質問の趣旨であります。

 以上、御答弁をお願いします。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) それでは、私から世界遺産登録後、約1年の西富士道路及び新富士インターチェンジの利用状況について、交通量でお答えします。

 国土交通省静岡国道事務所で発表されている世界遺産後の西富士道路の比較できる交通量といたしまして、8月のお盆シーズンの交通量がございます。8月の1日当たりの平均交通量として西富士道路が無料化前が1日2万4,700台、無料化後が3万3,200台、世界文化遺産登録後が4万2,500台となっており、無料化前からすると1.7倍、無料化後からも1.3倍程度の交通量が増加しております。

 続きまして、新富士インターの利用状況ですが、中日本高速道路株式会社の調査により、平成25年6月の富士山世界文化遺産登録前の1年間、平成24年6月から平成25年5月までの1年間ですけれども、この月平均の交通量は41万2,000台、登録後の1年間、平成25年6月から平成26年5月までの月平均の交通量が44万台となっており、7%増加しております。なお、年間のピーク時との交通量を比較しますと、登録前の平成24年8月の月平均交通量が48万3,000台、登録後の平成25年8月の平均交通量が50万9,000台となっており、こちらは6%の増加となっておりますので、年間の交通量とほぼ同程度の増加となっております。

 次に、渋滞などの課題を当局はどのように捉えているかということですけれども、こちらは昨日の遠藤議員の質問のお答えと同様になるところがありますけれども、平成24年4月の西富士道路無料化以降、西富士道路が週末や休日等に激しい渋滞を起こしていることは認識しております。また、平成25年、昨年6月に富士山世界遺産登録に伴い、交通量がかなり増加して、西富士道路や国道139号への交通集中が著しくなり、渋滞が発生していることも承知しております。この渋滞を解消するためには、ハード対策、ソフト対策、両面あると思いますけれども、ハード対策としては岳南北部幹線を中心とした周辺道路整備により、交通の分散化を図る必要があると考えております。また、ソフト対策といたしましては、渋滞情報を案内板とか情報板等を設置することによって早目にドライバーに周知することにより、西富士道路のほか県道や国道139号への選択肢を広げ、交通集中を回避できるのではないかと考えております。

 次に、岳南北部幹線の進捗状況です。こちらも昨日の遠藤議員への答えと同様の形になりますけれども、都市計画道路岳南北部幹線は新東名高速道路開通に伴うアクセス道路機能に加え、国道、県道を補完するものとして早期整備が期待されております。しかしながら、計画されて以降、経済、財政状況の低迷等、財政負担の課題もありまして、着手に至っていない状況でございます。

 そのような中、都市計画道路の再検証により岳南北部幹線を4車線から2車線への規模を縮小することが適当との検証結果が示されました。そこで、富士宮市といたしましては、新東名高速道路の平成24年4月に開通、昨年6月22日の富士山世界文化遺産登録も相まって、多くの車両が西富士道路や周辺の県道、市道へ流入し、渋滞は待ったなしの状況でありますので、当面の対策としまして岳南北部幹線のうち近接道路、今現在道路がないところですけれども、については、これは安養寺付近から、安養寺の南の交差点から1級市道出水新梨線、杉田5区区民館北側の交差点ですけれども、この区間について2車線の新設を道路事業として整備することにしております。進捗ですけれども、平成25年度から測量調査を実施しており、今年度はルート決定に向けた地元調整を行い、早期に事業着手できるよう準備を進めております。

 次に、沿線周辺の土地利用についてお答えします。まず、1つ目の観光的な側面ですが、御存じのとおり、富士山世界遺産センター(仮称)ですけれども、この建設が富士山せせらぎ広場周辺という中心市街地の一角に決定しております。こうしたことから、今後世界遺産富士山の保全管理や情報発信の拠点である世界遺産センターを目指して、当市を訪れる来訪者も多くなると考えられます。大型の観光バスやマイカーを使って、西富士道路から世界遺産センターにアクセスする代表的な経路としては、東高校前の交差点を左折し、1級市道西小泉町線を南進し、前田町交差点を右折して、県道朝霧富士宮線を西に向かうルートが考えられます。これらの幹線は、4車線の高規格であったり、また朝7時から夜7時までの12時間当たりの交通量が1万台を超えるような道路であり、多くの沿道利用が見込まれます。このため、商業、その他の業務を主体とする沿道サービスの施設の立地誘導を図るとともに、沿道後背地の住宅地を保護する観点から、これらの幹線道路の沿道は都市計画上の用途地域として、近隣商業地域や準工業地域に指定されております。

 御質問の観光という側面で沿道の土地利用を考えた場合、近隣商業地域や準工業地域は許容する建物用途が幅広く、また比較的高い容積率が指定されておりますので、土地の高度利用も期待できます。このように不特定多数の人が利用するような建物、例えばホテルや集客的な施設についての立地は十分に可能な状況となっております。市といたしましても、滞留型の観光を目指しておりますので、今後も産業振興部や企画部などとの誘致施策とも連携しながら、民間の活力が発揮、促進されるように努めてまいりたいと考えております。

 2点目の工業系の土地利用についてですが、現在の第4次富士宮市総合計画における土地利用構想の基本方針は、土地の利用に当たっては自然環境の保全と安全性の確保に努めながら、地域の自然的、社会的、経済的、文化的な諸条件に配慮し、新東名高速道路や国道469号などの整備に伴う企業進出や住宅需要など長期的な展望のもと、総合的、計画的な土地利用を図っていくこと、加えて富士山の恵みである湧水を利用した豊富な食資源を生かした食関連産業を振興し、地域経済の活性化が図られるような効果的な土地利用を進めていく必要があります。その上で、市全体がバランスの保たれた発展をなし遂げられるよう、土地利用構想では自然環境保全ゾーンなど7つにゾーニングされております。

 この中で工業系という性格で位置づけられたものが2つあります。国道469号などの広域基幹道路の整備による新た都市発展軸を展望し、先端技術研究開発企業や物流拠点などの誘導を、景観や自然との調和に配慮しながら図るとする産業振興ゾーン。もう一つが、新東名高速道路の新富士インターチェンジから岳南北部幹線にかけての一帯において、優良農地を保全しつつ、新たな産業業務機能の導入を図るとする新産業転換ゾーンなどとなります。これらの位置づけが、次期の総合計画の中でどのようになっていくかは、これからの策定作業の中で議論されていくこととなります。ただ、富士宮市のポテンシャルからすれば、その産業の形態は工業系のみならず、農林水産業や観光産業、福祉産業など、さまざまな産業を育てていくことができる要素や特色があると考えられます。

 今後は、世界遺産となった富士山に最大限の敬意と配慮をしていきながら、土地の使い方についても保全と活用、各種の産業をバランスよく育てていけるような土地利用が求められていると考えております。いずれにいたしましても、市民や企業のニーズ、交通インフラ等の整備状況、土地自体が持っている機能や性質、災害のリスクなどを総合的に見きわめながら、土地利用政策を進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



◆12番(望月芳将議員) 一通り御答弁をいただきました。

 要旨(1)のほうから入っていきたいなと思うのですが、やはり今の数字的なお話を聞いても、西富士道路が無料化になり、そして富士山が文化遺産になって、車の台数の平均が増えてきたということは明らかでありますし、やはり私たちも日常使ってみても渋滞をする、また混雑をするという状況を目の当たりにするということが非常に多いわけであります。たまたま先日出張帰りに運よくいろんな交通手段がよくて、予定よりも早く帰ってきて、ちょうど5時過ぎごろ、新富士駅をおりて車でこちらまで帰ってくる途中で、ちょうど新富士インターのあたりから渋滞が始まったわけです。そこまで順調に来たのですけれども、そこから先、富士宮市に入るまでが40分以上かかってしまったという現状があるわけです。常々そういったことに対して抜け道とか、やはりほかへと逃がす方法というのはないのかなという、そういうこと。それは、ひいては安全面とか防災面にかけても、非常にそれは必要ではないかということを訴えてきたのですが、昨日の遠藤議員の質問の中でも今まで考えたが、なかなか難しいというお答えでありましたが、非常に残念かなと思います。やはり今部長のほうから岳南北部幹線がその一助になればというような話もあったかなと思うのですが、ぜひ何らかの方法を考えていただきたいな。これは今渋滞の解消の問題。

 もう一つは、やはり後段に出ました土地利用の問題。あの道路が交通量が多い割りにはその周辺、その周りが高いところにあるから、土地利用ができないわけです。幾ら車が通っても、経済的な発展もない。だとするならば逃がすのか、それともその先方向を、今言った、こちらは工業的、こっちは観光的ということを総合的に考えていく。これだけ多くの車が入ってきて、恐らく増えた要因というのは観光目的の車がやっぱり多いのではないかと私は思うのですね、恐らく。そうすると、それをキャッチしていくということが必要かなと、私はそのように今の御答弁を聞いて思ったのですが、まずいわゆる渋滞緩和も含めて、いま一度交通のさばきというものをどう考えるのか。今言ったハード面のことについて、もう一度再考はどのようにされているのか。

 それと、さっき言ったソフト面の形で、案内表示なんかも以前のこの議会の中で私も提案をした中で、やはり事前に渋滞を防ぐ。たまたま私が帰り道、渋滞をした原因は、途中で工事をしていたので、片側規制をしていたのです。その規制をやっているよ。だから、旧大月線のほう、県道のほうへと回ってくれとか、そういう案内表示とか電光掲示板なんか事前にあれば、そちらへとわかっている人は行くわけです。恐らく以前にも一般質問の中で、旧大月線というのが、今の県道の交通量が減っていると。だったら、やっぱりそちらへとうまいぐあいに逃がす方法もあるではないかというふうに思いますが、その2点について再質問させていただきたいと思います。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) それでは、まずハード対策の交通のさばきという観点から話させていただきますと、昨日もお話ししましたけれども、あそこは今議員さんおっしゃるとおり、高いところをずっと走っていて、なかなかおりられないということについては、今後もアクセス道路の同盟会がございますけれども、その中で富士市と連携をしながら、ハーフインター的なものが考えられないかなということで、料金所のところは構造的にカーブ中であるしという部分で難しかったのですけれども、それから東に行けば直線部分もございますので、そういう部分で道路管理者である静岡国道事務所のほうと話をしていきたいなと。それは富士市との同一歩調で進めていきたいなと考えております。

 それから、あと今富士市では新富士インター城山線といって、インターからフロント工業団地ですね、そこへ行く道路ができますので、どちらかというと今富士宮市におりる場合、西富士道路を使わない場合ですと、かなり東へ行って、富士インター線というのですけれども、東へ行ってからUターンして戻ってくるような状況になりますので、少しでもその部分がカットできればなとは思っておりますけれども、その辺の詳細はまだちょっとわかり切っていないものですから、今後また詰めていきたいなと思っています。

 それから、先ほどのソフト対策ですけれども、確かにひどいときには料金所のところから詰まっているような状況というのも僕も見て承知しておりますので、その時点でいろいろな情報を出すことによってドライバーに選択肢を広く持ってもらうということで、そういう部分では情報板の設置は必要と考えておりますので、これについてはかなり前からもう要望しておりますので、この議会でもいろいろな方からも御指摘を受けておりますので、要望のほう、また力強く進めたいなと思っております。

 以上です。



◆12番(望月芳将議員) 前者はハード的な部分については富士市さんもあることだし、ですけれども、富士市さんも同じ問題を抱えているのではないかな。富士市のほうの議会でもそういった問題も取り上げたこともありますので、ぜひ共同歩調の中で見出してまいりたいなということと、案内板のことはかなり前から言われて、多分要望しているのですが、なかなか実現できないというような状況なのですが、ぜひその辺も強く言っていただいて、今数字的な状況も増えているということもぜひ言っていただいて、要望していただきたいなというふうに思います。

 そして、最後のほうの土地利用の関係にも入ってくるわけでございますが、やはりこれだけ流入する、要するに人とか物とか、車が来ると人と物の交流がある。交流があるということは、そこからお金というか、利益が生み出されるチャンスがあると、私はこういうふうに思うわけであります。そういう中でやっぱり土地利用ということは考えていくべきだし、やっていくべきだと。これ予算委員会のときにも言わせていただいたのですが、富士宮市にこれだけいろんなチャンスがありながらも、地価、商業地域とか住宅地域の地価が下落していっているという、こういう状況を底上げするためにも、やはりそういった誘導政策というのは私は必要ではないかというふうに思っております。

 そういう中で、県は内陸フロンティアということで、きのうの議論でも内陸フロンティアがお隣富士市はかなり進んでやっている。だけれども、富士宮市の状況はかなり難しい状況がある。それも理解しました。しかしながら、やっぱり何らかの形で手を打たなければならない。きょうの答弁の中では、産業振興ゾーンとか新産業転換ゾーンとかというものが設けられている。これは、内陸フロンティアを少なくとも富士宮市独自でそういった施策があるのだと。これをやっぱり世に出していくことが必要かな。そういう誘導をしているのだということをインフォメーションしていくことがまずは大切だなと思います。私も今そういった話を聞けば、やはりそういったところを活用すべきだなというふうに思います。その辺をやはりもっと前に出していただきたいということで、工業面ではそういったことで政策をしっかりとやって誘導していくのだということ。また、観光面では先ほど部長からの答弁もありましたとおり、観光協会は観光基本計画の改訂版で、町なかに観光特区をつくるのだと。観光特区は聖地化だということを言っているわけです。これは多分市も共同歩調でやっていくのではないかと。そうすると、そこが聖地化ならば、その道すがらの部分にさっき言われたとおりホテル誘致とか、観光的なものがやっぱり必要であると。こういったものが今の段階で、次の総合計画や土地利用に生かしていただきたいなというふうに私は思うのですが、その辺について御答弁願いたいと思います。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) それでは、現在策定中ではありますけれども、土地利用構想の方向性ということでお答えをいたしたいと思います。

 まず最初に、次期の土地利用構想の方向性を示すには、現行の土地利用の状況を振り返る必要があると思います。しかしながら、細かな分析とか検証、これはまだやっている途中でございますので、この10年の土地利用に影響を与えた出来事につきまして、ちょっと述べさせていただきたいと思います。

 まず、平成18年のまちづくり3法の改正によりまして、大規模開発が実質できなかったことに始まって、芝川町との合併ですとか東日本大震災、静岡県東部の地震、新東名高速道路、JR身延線高架化の完成、静岡県によります、先ほどもございました内陸フロンティア構想、富士山の世界遺産登録、世界遺産センター(仮称)建設地の決定等、この10年間非常に大きな出来事があったということがございます。まさにこうした大きな変化を新たな土地利用を考える際にも十分理解をしていかなければなりませんし、しっかりと分析をしていかなければならないというふうに考えております。県が進めます内陸のフロンティア構想、これを内陸フロンティアを拓く取り組みにつきましても、防災減災と地域経済を両立させようといったものでありますので、こうした取り組みにも配慮が必要ということになろうかと思います。

 特に議員が最初に御指摘したとおり、富士山の世界遺産登録、これがこれからの富士宮市の土地利用に与える影響は大変大きなものとなります。すなわち中心市街地のみならず、市内全域でその効果が実感できるような活性化の考え方、それから反対に富士山や富士山からの恵みを後世にしっかり引き継ぐ保全、この考え方を両立させることも土地利用で求められております。元来土地利用といいますのは、開発と抑制のバランスを保ったものであり、富士山の南西麓で広い市域を持ち、豊かな自然に囲まれています当市は、高いレベルでそのバランスを保ってきたと言えると思います。今後の土地利用につきましては、今まで以上にめり張りをつけた、先ほども議員からもございました、活用と保全、この最適なバランスを保った富士山信仰の聖地にふさわしい、品格のあるまちづくりを目指して策定してまいりたいと思っております。



◆12番(望月芳将議員) ぜひ夢のあるような、やっぱりいろんなプラスの状況で雇用が生まれるような、そして人が住めるような、やっぱり人と物が交流をいつまでもできるような、そういうまちづくりを今議会でもいろんな議員が提言しているのは、あと何年後には存続しないまちも出てきてしまうと。だけれども、富士宮市はこうやってやっていって存続していくのだと。やっぱり富士山を守っていかなければならない。守っていかなければならないには、それなりの暮らしと雇用とかいろんなものが必要だということを私は次に伝えていきたいなというふうに思っています。ぜひその辺でお願いしたいなと思います。

 時間のこともありますので、次の項目に移らせていただきます。発言項目の2であります。豚流行性下痢、PEDによる被害が出ているが、富士宮市の防疫対策についてお伺いをさせていただきます。日本では、昨年来豚流行性下痢、PEDが発生し、生産農家での被害が増大しております。また、その影響から食用豚肉が高騰し、消費者の負担を招いています。昨今の家畜伝染病の状況を見ると、畜産基地を抱える富士宮市の状況を危惧しております。

 要旨(1)、富士宮市の防疫体制についてお伺いをさせていただきます。

 要旨(2)、豚流行性下痢、PEDの現状についてお伺いします。?、農家への影響、?、消費者への影響。

 要旨(3)、課題は何か、お伺いをさせていただきます。

 以上、御答弁お願いします。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) それでは、御心配をいただいています豚流行性下痢、PEDの関係で防疫体制等の御質問でございますので、私のほうからお答えさせていただきます。

 まず最初に、富士宮市の防疫体制についてということでお話しさせていただきます。家畜の伝染病ということになりますと、家畜伝染病予防法というのがございまして、まずこれによりまして1番目が経済的な損失の度合い、それから2番目で防疫措置の難しさ、そして人への影響の度合いにより2つの大きなものに大別されております。まず、影響の被害の大きなものを法定伝染病と申します。比較的少ないものを届け出伝染病としています。BSEとか口蹄疫、鳥インフルエンザなどは、家畜伝染病予防法に定められている法定伝染病に当たります。今回発生しました豚流行性下痢、いわゆるPEDは、県に対しまして届け出の義務のある届け出伝染病になります。法定伝染病は、家畜の殺処分や移動禁止の制限を受けます。これに対しまして、届け出伝染病は殺処分あるいは移動禁止ということはできませんが、発生したら法定伝染病に準ずる衛生対策をとらなければなりません。そのため、農家はもちろんのこと、県、市、農協や関係団体が連携し、海外や国内での伝染病の発生状況を随時提供し、畜産農家への注意喚起と衛生管理の徹底をお願いしております。

 市の農政課が事務局となっています富士宮市畜産振興推進協議会では、自主防疫を推進するため、畜舎消毒薬品購入費と予防注射接種料金の農家負担額を軽減するため補助事業を実施しておりますが、伝染病が発生すると一農家にかかわらず、地域全体に大きな被害が及ぶことから、より一層市内における家畜衛生管理を徹底するため、本年度から農家の防疫対策への補助金を増額したところでございます。

 牛の伝染病予防対策では、夏から晩秋にかけて発生しますイバラキ病あるいはアカバネ病、流行熱、それから秋から冬にかけて発生いたします伝染性鼻気管炎というのがございます。それから、コロナウイルス等の予防注射を実施しまして、それから豚の伝染病予防対策としましては豚丹毒、日本脳炎、バルボ等の予防注射を定期的に実施しています。また、県のほうで行っています防疫事業では、牛の結核病とか鳥インフルエンザ、豚コレラなどの検査を私ども市と、それから農協とも連携して、年間を通じた家畜伝染病予防対策に努めております。

 また、近年口蹄疫が中国、アジアなどの近隣諸国で継続的に発生が見られていることから、不測の事態に備え、毎年県が主催として、県、市、町、農協などの関係団体が一丸となって、万が一の発生に備えた体制の強化を図るため、実践的な体験型演習を実施しています。今後も引き続き関係機関と連携して、家畜防疫体制を構築してまいります。

 続きまして、豚流行性下痢の現状と農家の影響と消費者への影響についてお答えいたします。豚流行性下痢、PEDは、昨年10月に沖縄県で発生しまして、これは7年ぶり、国内では7年ぶりだということでございますけれども、6月9日現在では1道、北海道の1道です。37県の754農場で82万8,118頭が発生し、そのうち22万3,317頭の死亡が確認されています。当市の養豚場では、4月4日に県内で初めて1例目の感染が確認されまして、4月30日までで6件の養豚場で4,008頭が感染しまして、そのうち子豚464頭の死亡が確認されました。その後は、現在まで新たな発生はございません。

 この病気の症状は、水様性の下痢を主な症状としまして、生まれて10日以内の子豚では死亡率が高く、母豚や肥育豚では一過性の下痢で治癒し、人に感染することはありません。また、感染した豚の肉を食べても、人の健康には全く影響がありません。この病気は、先ほど申しましたとおり、家畜伝染病予防法の届け出伝染病に指定されていますが、口蹄疫などのように殺処分等の防疫措置は実施されず、治癒後は、治った後は、通常のとおり屠畜場などへ出荷することができるため、発生した市内の農家につきましては、5月9日をもって全農家が、富士宮市内の全農家が正常に出荷を再開しております。

 富士宮市の対応としましては、感染被害の拡大を防ぐために、富士宮農業協同組合と連携しまして、4月7日と5月2日に市内の全ての17の養豚場へ消毒用石灰、1袋20キロのものを各農家に合計195袋で無償配布いたしました。また、富士宮農業協同組合では、4月8日に農場へ出入りする車両等の消毒のポイントを外神地先の農協営農経済センターの入り口と人穴地先の富士開拓農業協同組合のガソリンスタンドがございますが、ここの2カ所に設置しまして、農家の出入りが予想される飼料会社、獣医師、薬品会社などへ周知し、病原体の侵入防止対策の徹底に取り組みました。

 現在豚流行性下痢の予防対策として、ワクチンの適切な接種が有効な手段となるため、静岡県畜産協会を通じて母豚を飼育している農場へワクチンの提供を行っております。感染が発生しますと、発生農家においては正常化されるまでの出荷の自粛停止、子豚が死亡するとなると半年後の出荷ができなくなり、収入源が閉ざされてしまい、経営面に大きな損害を受けます。そのため、今回の発病により影響を受けた農家に対しましては、経営の維持、継続に必要な資金が円滑に融通できるよう、県による農業制度資金の対応がとられました。

 また、消費者への影響ですが、豚流行性下痢の影響で全国で83万頭が感染し、約22万頭が死亡しております。農林水産省の試算によりますと、国内の豚肉の出荷は、この4月に生まれた子豚が出荷時期を迎えます半年後の10月の出荷頭数は、この病気を受けない場合と比べて約6万2,000頭、4.2%の減少となります。また、5月に生まれた子豚が出荷時期を迎えます6カ月後の11月には、病気の影響を受けない場合に比べまして7万8,000頭、5.3%の減少というふうになります。

 この2カ月連続の減少となりますので、価格への影響も懸念されます。現在の枝肉卸価格の東京市場は、6月では1キログラム当たり679円で、前年同月と比較しますと36.9%上昇となっております。実は、米国でも昨年の4月からこの病気が発生しているため輸入減となっているところへ、国内の出荷低迷が続き、先行きの品不足につながり、国産豚肉の卸値の上昇を引き起こしており、外食産業、スーパーや家計に影響が広がっている状況でございます。

 次に、3番目の畜産基地を抱えています富士宮市の課題についてお答えいたします。当市の畜産は、朝霧高原地域における全国有数の酪農地帯を初め、養豚、肉牛、養鶏でも県内で畜産経営が盛んなところで、畜産物の安定供給に努めています。市としましては、家畜伝染病が発生すると、発生農家はもちろん、地域で大きな損失を受けるため、日ごろから市内全域で家畜衛生管理や自主防疫に取り組み、家畜伝染病の発生を未然に防ぐことが重要であると考えております。そのためには、行政と畜産関係者が連携し、農場内における衛生管理を徹底していく必要があります。さらに、仮に伝染病が発生しても、早期に発見、通報してもらい、防疫体制を迅速に進めることができれば、極めて強い感染力があるウイルスであっても早い段階で封じ込めて、被害を最小限にとめることが可能でございます。そのためには、農家に日々の飼養管理の中で早期発見、早期連絡を実践していただくとともに、行政がふだんから畜産関係者の皆さんと連絡、連携できる体制を整え、さらに定期的に防疫演習に取り組むことなどによって、発生した場合に備えた危機管理体制を構築していくことが大切だと考えております。

 今後も県、市、農協、獣医師あるいは畜産関係機関と連携し、伝染病の発生防止対策や飼養管理衛生対策を一層推進し、畜産経営の安定化と良質で安全安心な食材の提供に努めてまいりたいと思います。また、国内で家畜伝染病の発生並びに拡大のおそれがある場合は、必要に応じて農家に消毒用薬剤の配布や予防注射のワクチンの接種を行ってまいります。

 私からは以上です。



◆12番(望月芳将議員) 御答弁いただきまして、この豚流行性下痢の現状がわかったわけであります。やはり私もこれ新聞とか移動中の新幹線の電光掲示板なんかでこの状況が流れるたびにやっぱり心配をしておりまして、特に豚肉が高騰している。日本ハムさんとか伊藤ハムさんが値上げをするという報道もあったわけです。そうすると、消費者にかかってくるな。これはやっぱり我々のふだんの、市民の生活においても影響が出てくるな。そこで、富士宮市も畜産基地を抱えている中で生産農家もいる。生産農家も大変だろうと思って、この質問をさせていただきました。

 今答弁を聞く中で、やはり県の役割というのは大きいのかな。県がやっぱり指導してやっていくことが大きいのかなということはよくわかりました。それはそれで、やっぱりそういう法律とかいろんな中で役割分担ということはわかったのですが、私はこれで畜産基地があって、食のまちづくりでフードバレーをやって、富士宮市だからこそやっぱりこういう防疫体制によって安全安心な農家の育成ということをやっていくことが、富士宮ブランドの信用性とか信頼性につながってくると思うのです。

 この豚流行性下痢は日本だけでなく、海外のほうが物すごいです。海外の被害が。日本はそれなりに抑制されて、今の被害状況も富士宮市も食いとめて、5月9日から出荷できるような状況になったということは、これはこれで大変結構なことだ。これはもう少しグレードを上げていくということが、私は必要かなというふうに。そうすれば、富士宮市の信頼度とか、畜産基地の信頼度、ひいては付加価値といったものが、富士宮市だけでなく近隣、また日本、世界に通用していくのではないかなというふうに、私はこういうふうに思うのですが、その辺のことについていかがお考えでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) ごもっともでございまして、もちろん人間の病気はもちろんのこと、家畜におきましてもその防疫、それとこういういわゆる病気に対しての取り組みというものは終わりがないわけでございまして、生きている限りは常に注意をしていかなければならない。そのためには、我々も日ごろ農家さん、もちろん今おっしゃっていただきました県の体制の中で家畜保健衛生所というのがございまして、富士宮市のほうにもよく出向いていただいております。我々も一緒になって農家さん、日ごろの顔合わせも含めて訪問をしたりして、特に畜産農家に対してはきめ細かなつき合いをさせていただいておりますので、そんな中で何かありましたら相談をしやすい雰囲気をできるだけ努めているところでございます。何よりもやっぱり農家さんの防疫に対する意識の高まりというものが必要でございまして、こういう病気が時々出ることによって、一応また気を引き締めてやるということになると思いますので、ここのところ鳥インフルエンザにしても口蹄疫にしても、幸い富士宮市には来ませんでしたけれども、そういうことで背筋の寒くなる思いをみんなしているところでございますので、気を引き締めてまた取り組んでまいりたいと思っています。

 以上です。



◆12番(望月芳将議員) ぜひその思いと、今度はやっぱり先駆けて富士宮市はやっていただきたいなというふうに思います。そんなことを申し上げまして、次の項に移らせていただきます。

 発言項目の3、市街地の駐車場問題についてお伺いをさせていただきます。平成25年2月の定例会の一般質問で駐車場問題が議論をされました。それから約1年以上が経過する中で、本年度JR東海所有の旧電留線跡地を取得し、中心市街地の駐車場を整備することになったこととあわせて、県が世界遺産センターの設計コンセプトを決定したことを受け、現状の市街地の観光駐車場の使用状況、さらには今後の計画をお伺いいたします。

 要旨(1)、市街地の駐車場使用の状況についてお伺いをします。?、浅間大社の駐車場、?、せせらぎ広場の駐車場です。

 要旨の(2)、せせらぎ広場の今後についてお伺いをさせていただきます。

 要旨(3)、JR東海所有の旧電留線跡地の駐車場化の現状についてお伺いをさせていただきます。

 以上、御答弁お願いします。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) それでは、市街地の駐車場、この観光用の駐車場ということでございまして、その使用状況についてということで私のほうからお答えさせていただきます。

 浅間大社の駐車場につきましては、御存じのように30分以内の参拝については無料でございますが、有料駐車場がございます。年度ごとの駐車台数の確認ができておりますけれども、せせらぎ広場については無料であることや、誘導員の配置は午前9時から午後2時半までということもありますので、観光バスについてはある程度の確認ができますけれども、普通車までは駐車台数の正確な把握ができていないというのが実情でございます。それを踏まえまして、浅間大社駐車場は大型バス6台、普通車が約135台の駐車スペースがあります。昨年の6月には、富士山が世界遺産登録されましたので、その後は市外からの観光バス、個人客が多く訪れまして盛況であることは、皆さん御存じのとおりでございます。

 浅間大社に確認しましたところ、平成24年1月から12月までの数字ですが、大型バスが2,076台、普通車は11万667台の駐車があったようでございまして、平成25年1月から12月までにつきましては大型バスが3,892台、普通車は13万7,379台となりまして、増加率でいいますと大型バスが1.87倍、普通車は1.24倍というふうになっております。特に富士山が世界遺産に登録されました後の平成25年7月から12月までの数字と登録前の前の年の7月から12月までの数字を比較しますと、大型バスにつきましては2.69倍となっていまして、世界遺産効果による市外からの観光客が増加したというふうに判断しております。

 次に、せせらぎ広場の大型バスにつきましては、確認できる時間帯のみの数字でありますけれども、平成24年は635台、平成25年になりますと1,497台ということで、増加率が2.35倍でございました。普通車の状況につきましては、世界遺産登録後、首都圏、中京圏からの県外ナンバーの乗用車が目立つようになり、普通車の駐車場台数30台が満車になる時間帯が多くなったという報告を受けております。

 私のほうからは以上です。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) それでは、私のほうから要旨(2)と(3)についてお答えをいたします。

 まず、せせらぎ広場の今後についてでございますが、現在県は富士山世界遺産センター(仮称)の建設に向けた基本設計を行っております。それに伴う県との協議の中では、せせらぎ広場は同センターと一体的に利用されることから、現在の駐車場機能の大幅な変更が示されております。市といたしましては、同広場の駐車場の代替機能を市が新たに整備する駐車場に持たせることを検討しておりますが、同広場は市民や観光客の憩いの場としても使用されていることから、その機能は失われることがないよう要望しております。

 次に、JR東海所有の旧電留線跡地の駐車場化の現状についてでございます。JR東海からの土地の購入に際しまして土地収用事業の認定を受ける方針でありまして、現在関係機関との調整、認定申請のための資料作成等の作業を進めております。所有者であるJR東海とも並行して協議を行っており、収用事業認定後に同社から取得をし、取得後速やかに駐車場整備を行う予定であります。

 以上でございます。



◆12番(望月芳将議員) 一通り御答弁をいただきました。

 駐車場の利用状況が増えているということは、これは間違いないなと思いました。かなり増えている状況、特にせせらぎ広場の状況は、バスは2.35倍ということでかなり増えたということ。これはこれで富士宮市にとってはありがたいことであります。やはりそういう中で、今ちょっと答弁を聞きながら、私もちょっとふと思ったのですけれども、一つ駐車場の問題として、今観光バスと自動車、普通乗用車とあったのですけれども、見ると、来る方は結構ツーリングでバイクで来る方もいるのです。バイクの置き場所がなくて道路に置いたりとか、交通の妨げになったりとかする状況があったので、この点もまた一考考えていただきたいなと、今後検討課題として。結構ツーリングで来る方が多いのです。これも一つあるなと思ったもので。それで、これは要望としておきますけれども。

 それと、今回質問で一番危惧をするところなのですが、今度は電留線の部分、JRの所有のところを駐車場用地として買うと。それを今の御答弁だと、せせらぎ広場の駐車場機能を一部移転するというお話でありました。これはうまくバトンタッチできればいいわけでありますが、その辺の要するに県の進める事業とこちらの電留線の市が進める事業とで、この部分が重なってしまったと。中心市街地に観光目的の駐車場がなくなってしまったという状況になり得る可能性があるのではないかと、こういう危惧をするわけですが、その辺についてどうでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) 今の議員のおっしゃるとおり、今後の整備スケジュールによりましてはそういったことも考えられるのかなとは思います。しかしながら、私どもといたしましては、なるべくそういうことがないようにJR東海所有の用地取得を早くして、できれば世界遺産センター建築前に駐車場の整備をしたいと考えておりますが、そうもいかないというようなこともその対応としては考えなければならないということで、スケジュールの調整が困難となることを想定いたしました場合、周辺の既存駐車場等を活用するなど、そういったことも検討をしてまいりたいなというふうに思っております。

 以上でございます。



◆12番(望月芳将議員) 既存駐車場を活用するという方法も一つですし、市が所有の土地を活用するのも一つかなと思っています。そういう中では、花と食の元気広場ですか、あそこの部分、あれも活用できるのではないかなと私は思うのです。鎌倉市なんかは、今シーズンで行くと、本当に狭いスペースに観光バスの運転手さんはやっぱり技術が卓越していますので、うまくとめるのですね、詰めて。そういうような形で、プロはプロでプロなりにやるのですね。そういった活用の仕方もあるのかなということ。これも一つ提案としてさせていただきたいなと思うのです。その辺をしっかりやっていただきたいということをお願いしたいということと、もう一つ確認したいのは、今回の市が買う電留線、JRの部分を取得して、では駐車場をつくるといったときに、どれぐらいのスペースで、どのぐらいの数の自動車が駐車できるのか。大型バスがどうなのか。その辺についてはどうなのですか。まだ検討中でしょうか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) 大変申しわけありません。当然設計の前の段階ですので、今準備をしているのですけれども、ちょっと数字的にまた後ほどお願いしたいと思います。すみません。



◆12番(望月芳将議員) というのは、私が何を言いたいかというのは、世界遺産センターを誘致する一つのエントリーをする条件の中に、近隣駐車場が欲しいよということが県のエントリーシートにあったわけです。ということは、県は世界遺産センターに来るお客さんのための駐車場という、こういう考え方ではないかなと思うのです。片や市はあそこをせせらぎ広場の代替として、今までの市の駐車場として広く市民に使える代替という機能もある。そうすると、2つの機能が混在するのか、それともどういった機能にするのかという、その方向が私は必要だと思うのですが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) もちろん世界遺産センターの整備に関しまして、議員のおっしゃるとおり、駐車場の必要性は県から言われております。そのために準備をしてきたわけなのですが、今回世界遺産センターの一体として使うということになった場合、駐車場機能が一部失われるということであれば、やはり電留線跡地にその代替機能を求めるという考えでやってまいりたいと思っております。



◆12番(望月芳将議員) ぜひその辺を考え方、県のほうとしっかり協議した中で、確認をしてやっていただきたい。県のほうも多分要望もある。世界遺産センター側の建設を進める中の要望もあると思うのです。だけれども、富士宮市として今までのせせらぎ広場の機能がなくなったら、やはりそれを代替しなければならない。ただ、せせらぎ広場もあのまま全部なくなってしまうのかどうなのかという、そういう協議もあろうかとは思うのです。その辺も今後の協議。だけれども、時間もタイムスケジュールも決まっているような感じですね。その辺、ぜひ早急に確認していただけますでしょうか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) 今センター自体の基本設計がもうじき完了するということ、また実施設計に入るということになります。やはりその辺のことはしっかりと確認をしながらやりたいと思います。

 それから、先ほどすみません。電留線跡地の今現在の計画ですけれども、面積的には7,600平米あります。それから、大型車としては、あそこに入ることを想定しますと、大型車が15台程度、乗用車が90台程度ということで想定をしております。



◆12番(望月芳将議員) もう一度。



◎企画部長(手島大輔君) 大型車が15台、乗用車が90台。面積的に7,600平米あるのですけれども、あそこの地形を考えますと、入って出てくるというよりも、入って、特に大型車ですけれども、ロータリー形式というのですか、ぐるっと回って出てくるというような形になると思いますので、配置的にはなかなか難しいのかな。その細かい詳細な設計につきましては、今から検討ということでございます。



◆12番(望月芳将議員) ぜひ検討していただきたい。というのは、ちょっと今ぱっと聞いた感覚だと、最初私たちが思ったときより大分小さいなというイメージがあるわけです。さっき言った県との協議の中で、駐車場はせせらぎ広場の駐車場機能が縮まって、その機能を移す。センターはセンターの機能がある。では、それで本当にいいのかということがあると思うのです。その辺はやっぱり今後の、市長さんも今後検討しなければならないということで問題意識を持っていただいたと思うので、この辺はぜひ進めていただきたいなというふうに思います。

 そんなことを申し上げまして、富士宮市の発展がどうあるべきかということをぜひ今後未来にかけてしっかりと考えていただきたい。ちょうど今その大切な時期かなということを思いましたので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。

 以上で私の一般質問を終了させていただきたいと思います。



○議長(望月光雄議員) 以上で12番 望月芳将議員の質問を終了します。

 この際、暫時休憩します。午後の会議は1時から再開し、一般質問を継続しますので、よろしくお願いいたします。

                                     午前11時40分休憩

                                       

                                     午後1時00分開議



○議長(望月光雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 発言通告順により、5番 松永孝男議員の質問を許します。5番 松永孝男議員。

               〔5番 松永孝男議員 登壇〕



◆5番(松永孝男議員) それでは、平成26年6月定例会の一般質問を始めさせていただきます。

 発言項目1、第5次富士宮市総合計画の策定について。現在富士宮市では、平成28年度から平成37年度までの第5次富士宮市総合計画の策定に向けて市民アンケート調査や地区懇談会を行い、市民の意見を収集しています。総合計画は、市の将来像を決める最も重要な計画であり、市民全員がそのコンセプトをよく理解し、共有して、明るく希望にあふれた住みやすい自慢のふるさとを全員でつくっていくための目標であるべきだと考えます。富士山が世界遺産に登録され、世界から注目されている今、これからの10年間は富士宮市の将来を左右する最も重要な10年になると思います。そこで、これまでの総合計画の成果と第5次富士宮市総合計画の策定方法、市民への周知方法についてお伺いします。

 要旨の(1)、中心市街地の整備について。中心市街地は、これまでいろいろな計画が立てられ、いろいろな整備がされてきました。その中で、?、中心市街地の整備のコンセプトは何だったのか。

 ?、富士宮駅から浅間大社まで歩道の拡幅整備とケーブル埋設が行われました。その目的と成果、またその経費は幾らぐらいかかったのか、お伺いいたします。

 ?、中心市街地の今後の整備方針についてお伺いいたします。

 要旨の(2)、第5次富士宮市総合計画の策定方法とその周知についてお伺いします。?、20代、30代の若者の意見、女性の意見、子育てをしている親の意見をどのように反映していくのか。

 ?、今後第5次富士宮市総合計画はどのような手順でいつまでに策定されるのか。

 ?、第5次富士宮市総合計画の基本構想は何か。

 ?、総合計画の市民への周知と共有はどのように行うのか。

 ?、これは最後で結構ですけれども、市長は富士宮市の将来像をどのように描いているのか、お伺いいたします。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) それでは、私からまず要旨(1)の?、中心市街地整備のコンセプトについては何かについて答弁いたします。

 中心市街地の整備につきましては、平成25年3月、昨年の3月に富士宮市中心市街地まちづくり計画を策定いたしました。この計画は、富士宮市総合計画を上位計画とし、中心市街地の取り組むべき施策、事業について具体的に提示するものとして位置づけられております。御質問の中心市街地整備のコンセプトでありますが、本計画の基本テーマであります、市民や観光客が行き交う空間のまちづくりが、いわゆるコンセプトになると思っております。

 続きまして、?、中心市街地の今後の整備方針についてお答えいたします。中心市街地の整備につきましては、今申しました富士宮市中心市街地まちづくり計画をもとに進めておりますが、富士山の世界遺産登録に伴い、浅間大社が世界遺産の構成資産として登録され、さらに富士山せせらぎ広場周辺に県の富士山世界遺産センターの建設が決定するなど、今後は国内はもとより、世界から多くの人がこのエリアに訪れることが予想されます。

 そこで、今年度、このエリアを核とする新たなまちづくりの基本的な考え方をまとめた富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想を策定することになっております。この構想は、中心市街地まちづくり計画を土台とするものでありますが、さらに世界遺産を太い軸とした中心市街地の新たな付加価値を見出せるよう取り組んでまいる所存でございます。

 続きまして、(2)の第5次総合計画の策定方法とその周知について。?、20代、30代の若者の意見、女性の意見、子育てをしている親の意見をどのように反映していくのかでございます。総合計画の策定は、行政当局だけで作成するのではなく、市民の意見や専門家の意見を聞く機会を多く設け、協働で行っているのは申し上げるまでもありません。また、世代や性別、職種を超えて多くの皆さんから意見をいただくことは、非常に有益なことであります。そうしたことから、議員が御指摘する若者や女性の意見の把握についても配慮をしております。

 まず、市民アンケートでは、20歳以上80歳未満という幅広い範囲にお願いをした中で、20代から30代の若い世代は、他の世代と比較すると回収率は低かったわけですが、前回のアンケート、これは5年前の第4次総合計画の後期基本計画をつくるときですが、これと比較してみますと、回収人数は大きく上回っています。平成22年度が243人、今回は430人ということです。また、女性についてはもともと男性と比較すると多いわけですが、今回も多くの女性から回答をいただきました。平成22年度が691人、今回は1,066人。また、家族構成を見てみますと、子供がいる世帯の回収数も、これも増えております。平成22年度が756人、今回は1,205人ということで、子育て世代の声も反映された結果となっております。また、市民みずからが御自身の意思で参加をし、今後のまちづくりについて検討する市民会議でも、子供を持つ親の世代の方や大学生、さらには高校生の参加をいただき、既に活発な議論を始めていただいており、結果の発表が楽しみであります。いずれにいたしましても、総合計画には今後10年間のまちづくりの中心となる若い人の意見が必要であることは我々も十分理解しておりますので、いろいろな機会を通じて市民の声の把握に努めてまいります。

 次に、?、今後第5次総合計画はどのような手順でいつまでに策定するかについてお答えをいたします。総合計画の策定は、昨年度、平成25年度よりスタートしており、平成27年度までの3カ年で策定をします。昨年度は基礎データの収集として、第4次総合計画の積み残し事業の把握や問題、課題の整理を行い、先ほど説明いたしました市民アンケートも実施しました。さらに、総合計画策定会議設置要綱に基づきまして、副市長を議長とする部長級会議である策定会議を開催し、第5次総合計画の策定方針について検討したところであります。

 今年度に入りまして、4月から6月にかけて、市内全ての行政区の御意見を伺うために、地区懇談会を11地区、16回開催いたしました。6月からは、計画原案を作成する庁内組織課長級会議であるワーキング幹事会、素案を検討します係長会議であるワーキンググループ会議、そして課内会議を随時開催いたします。また、同時期には、市民会議と専門家の意見を聞く機会である関連組織別懇談会を開催します。議員から、20代、30代の若者の意見の話が出ておりますが、さらに若い世代の中学生会議の開催を予定しており、富士宮市の未来をつくっていただく予定です。また、会議に出席できない方の意見や提言がある方も、インターネット等で市民提案をいただく機会を設けております。最終年度である平成27年度は、総合計画審議会を設け、計画案の諮問を行い、答申をいただきます。さらに、計画案についてはパブリックコメントをかけさせていただく予定です。

 それらの段取りを踏まえまして、平成27年11月定例会において計画案を上程させていただき、議決いただくことを予定しております。議員の皆様には、当然その議決をいただく前に計画策定の状況について、必要に応じて全員協議会の場などで御報告申し上げたいと思っております。

 次に、?、第5次総合計画の基本構想は何かについてでありますが、基本構想は富士宮市がまちづくりに取り組むための基本的な考えを示すものとなりますが、今後庁内会議はもとより、市民アンケートや市民会議、地区懇談会などの市民の方からの意見を総合的に集約し、基本構想を策定してまいりますので、現段階では示すことはできません。しかしながら、富士山の世界遺産登録、人口減少、地震、火山防災など重要な要素を取り込み、十分検討を重ねた上で、富士宮市が元気になるような基本構想の策定を目指してまいります。

 次に、?、総合計画の市民への周知と共有はどのように行うかについてお答えします。市民会議、庁内会議などの総合計画の策定の経過については、広報「ふじのみや」や市のホームページ等を通じて随時市民の皆様にお伝えをしていきたいと思います。また、第5次総合計画が完成した際においても、市民の皆様には概要版の配布を初め、広報「ふじのみや」、ホームページ、また出前講座等を通じて周知を図ってまいります。

 私からは以上です。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) それでは、私のほうから中心市街地の整備についての?、富士宮駅から浅間大社まで歩道整備とケーブル埋設が行われたが、その目的と成果、またその経費についてお答えいたします。

 この路線は、県道上に計画された都市計画道路であることから、広域的な交通機能の確保が求められる路線であります。駅前通りは、計画幅員20メーターの都市計画道路富士宮駅中原線、神田通りは計画幅員16メーターの都市計画道路西富士宮大宝坊線として都市計画決定がされております。整備前の幅員が13メーター程度と都市計画道路として未整備の状況にあり、道路機能としての必要な幅員が確保されず、交通の安全性や防災機能上の問題も抱えておりました。また、一方、この地区は中心市街地であることから、平成4年から地元商店街と静岡県、富士宮市などがまちづくりの基本方針、事業の進め方、景観整備、地区計画、電線の地中化などについて協議を重ねてまいりました。富士宮駅から浅間大社まで向かう参道空間をイメージした歩行空間を形成して、快適で安全な人に優しい歩行者空間を創出することを目的とした整備を行うことを決定し、景観と安全に配慮した電線の地中化工事を含め、平成8年から平成17年度までにおいて静岡県が事業主体となり、都市計画道路整備事業として施工いたしました。県事業として整備した総事業費ですが、総事業費は55億円で、このうち8億4,000万円が市の負担金となっております。

 また、神田通りの整備においては、先ほど申しましたけれども、計画幅員が16メーターでありましたが、地元商店街との話し合いにより、門前町としてのまちづくりを進めていくために地区計画を定め、都市計画道路の計画幅員の整備に加え、両サイド1.5メーターずつの自主セットバックにより歩行空間を広く整備いたしました。このセットバック分の歩道舗装、話し合いの中で地元から提案のあったモニュメントの設置、あんどん照明、フットライト等については富士宮市の事業として、平成11年から平成18年の間、総事業費1億4,000万円の事業で、うち補助金を除いた市費は約9,000万円で施工いたしました。この事業におきましては、計画段階から、先ほど申しましたけれども、地元との意見交換を行い、まちづくりについて積極的にかかわっていただいたこともあり、地元のまちづくりへの意識は非常に高く、整備をした歩行者空間を生かした商店街による定期的なイベントや市の開催により、市民や観光客が集まり、活気のあるまちづくりを進めていただいております。

 このように、都市計画道路としての道路拡幅と一体的に歩行者空間の整備とを行ったことにより、交通機能の強化と安全性の向上、及び防災機能の向上が確保されると同時に、にぎわい創出の場として寄与するまちづくりに環境整備が図られたと考えております。

 私からは以上です。



○議長(望月光雄議員) 市長。



◎市長(須藤秀忠君) それでは、私から要旨(2)の第5次総合計画の策定方法とその周知について、?、市長は富士宮市の将来像をどのように描いているかについて答弁いたします。

 私は、富士宮市の強みを生かし、将来像を描くべきと考えております。ことしの総括質疑においても、私のまちづくりの夢ということで答弁申し上げておりますが、富士宮市は他都市に負けないもの、他都市がうらやむものが多くあります。まず、何と申し上げましても世界遺産となった富士山の存在であります。日本一の山であり、世界の宝である富士山は、多くの人々から憧れと畏敬の念を持たれており、富士山の南西麓、富士山全体の約4分の1を市域として持つ富士宮市は、それだけで地勢的な優位性を持つと言えるのではないでしょうか。また、富士山本宮浅間大社は富士宮市のランドマークであり、古くからこのまちは大社の門前町として発展してきました。浅間大社は、富士山本体を御神体とし、また富士山の8合目以上を所有され、さらには全国1,300社ある浅間大社の総本社でありますので、その浅間大社のあるこの富士宮市は自信を持って富士山信仰の聖地であると言えます。さらに、富士山からの恵みである豊かで清らかな水、緑あふれる自然、牧歌的な高原景観を初めとするすばらしい景観、多くの食資源、また温暖な気候など、富士宮市のセールスポイントは挙げれば切りがありません。

 今述べましたように、富士宮市にはチャレンジできる素材、攻め手となるきっかけが幾つもあります。そして、そこからにぎわい創出、定住人口と交流人口の増加などを目指すべきだと思っております。住むなら住みやすい富士宮市だと言われるように、富士宮市をわざわざ選んで住んでくれる、または進学などで1度富士宮市を離れた若者たちが戻ってくる魅力的なまちになっていることも目指していくべきだと考えます。そうしたことからも、私のまちづくりの3つの合い言葉、「住んでよし、訪れてよし」、「生んでよし、育ててよし」、「学んでよし、働いてよし」の実践による活気ある元気なまちづくりに邁進すべきであると考えます。

 繰り返しになりますが、富士宮市には世界遺産富士山と富士山本宮浅間大社があります。すなわち、信仰と芸術文化という富士山が世界遺産として認められた価値がここにはあるということであります。ですので、私は富士山信仰の聖地と芸術文化の源泉と言える経済的に豊かな品格のあるまちを、焦らず時間をかけてつくってまいりたいと考えております。また、私が思い描く理想的な富士宮市の姿としては、世界遺産富士山とともに歩む有徳の市民が飛躍する水と緑の国際文化都市であります。このようなまちを目指していけたらとも思っております。

 最後に、私は富士宮市が大好きで、本当にすばらしいまちだといつも思っております。そして、これから先ももっともっとよくなっていくまちだと考えております。そのような意識を持ち、総合計画をまとめてまいりたいと思っております。

 以上であります。



◆5番(松永孝男議員) ありがとうございました。再質問をさせていただきます。

 まず最初に、中心市街地の整備の件なのですけれども、はっきりしない、私の頭の中ではっきりしていないのは、中心市街地というのはどこからどの辺を言うのかということと、なぜ中心市街地というのかというのがわかりにくいのですね。どの辺をいうのかというと、大体駅から浅間さんを通って西町、西駅ぐらいまでかなというような感じはするのですけれども、あと中心市街地という言葉の中心というのは、何かもう時代おくれ。私が学校へ通っているころ、40年か45年ぐらい前は確かに中心だったのです。皆さん、通学とか通勤に各地からバスで富士宮駅まで来て、富士宮駅からまた行ったと。買い物もこのまちの中の商店街で買い物をすることが多かった。そのころは確かに本当に中心だったと思うのですけれども、今は中心というと地理的にもそんな中心でもないし、ちょっと中心という言葉は使わないほうがわかりやすいのではないかと思うのですけれども、どうなのですか、その辺は。中心市街地のどこからどこら辺までかというのと、中心なのかどうかということ。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) 区域といたしましては、西側が西富士宮駅、東側は市役所に至る区域になっておりまして、北側は商店街、浅間大社を含む地域で、南側は市立病院と南側の大規模商業施設、これを含んだところで、面積的には126ヘクタール、これが先ほど言いました富士宮市中心市街地まちづくり計画、昨年策定いたしましたもので位置づけをしているところでございます。

 中心かどうかということでございますけれども、この中心市街地の区域の設定の考え方といたしましては、一つは相当数の商業、小売業、商業者が集積をしている、都市機能が集積をしている、富士宮市の中心としての役割を果たしている市街地ということで、先ほど議員おっしゃいましたけれども、JR身延線の富士宮駅とか西富士宮駅が存在し、公共交通の拠点となっているということ。それから、区域内に商店街が集中しているということと、あと市役所ですとか市立病院、市民文化会館、中央図書館、駅前交流センターなどの主要な公共施設が集積をしている地域ということ。それから、古くから浅間大社を中心として市街地を形成してきた地域の中で商業業務、公共公益、住居などの都市機能、施設が集積する地域ということで、考え方としてはそういう考え方でやっております。

 もう一つ、このまちづくり計画の中で一つ加えたのが、観光客の増加が見込まれる地域であるということで、富士宮やきそばを目当てに観光客が増加している地域ということと、富士山の世界遺産登録によって観光客が増えるだろうということで、区域としては設定をしているところでございます。



◆5番(松永孝男議員) 今後もやっぱり中心市街地なのですね。わかりました。それは中心市街地にしておきます。

 それで、都市整備部長に先ほど富士宮駅から浅間大社までの歩道の拡幅とケーブルの埋設で約55億円ぐらいかかって、そのうち市は8億4,000万円ぐらいだという答弁だったのですけれども、その参道空間とか歩行者空間、にぎわいの創出、活気のあるまちづくりということだったのですけれども、そういうふうになっていないですね、今。残念ながら。先週の日曜日です。先週の日曜日の1時半ごろ、さっき15番の諸星議員のお話にもあったのですけれども、ベンチが必要なくらいに行き交う人がいればいいのですけれども、ほとんど見当たらないですね。そのときにお浅間さんの駐車場には、せせらぎ広場ではなくて、お浅間さんのすぐ前の駐車場には大型バスが5台とまっていて、参道にはかなりの人が大型バスから降りてきたり、乗る人が、参道にはかなりの人がいるのです。だけれども、町なかにはこれは全然、ほとんど人が歩いていない。そういう点からいくと、この整備は余り成功だったとは言えないというふうに思うのですけれども、その辺はどうお考えですか。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) 先ほども申しましたこの富士宮駅から浅間大社、こちらのほうは都市計画道路に指定されている道路ですので、都市計画道路にふさわしい道路。ただ、道路の整備だけをすればいいというものではないものですから、それと地元の商店街と、こういうまちづくりをしようという形で今現在のものができているわけですけれども、今現在受け皿はできたと。これからは、先ほど言いました参道に、議員さんおっしゃったとおり、大勢の人たちがいると。それをこの道路、それから町なかにどれだけ人を呼び込めるかという形のものがこれからの今後のことだと思います。こういう方法論につきましては、産業振興部等々と連携をとりながらやっていけたら、すばらしい富士宮市になるのではないかと僕も考えておりますけれども。

 以上です。



◆5番(松永孝男議員) 確かに受け皿はできたのですね。すばらしい。余りすばらしくできてしまったものですから余計寂しいですね、人が歩いていなくて。

 それで、企画部長にお伺いしたいのは、先ほど世界遺産を中心としたまちづくり、中心市街地の今後の整備方針ということで世界遺産を中心としたまちづくりということなのですけれども、活気とかにぎわいの創出に一番大切なものというのはどういうふうにお考えですか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) 活気、にぎわい、まさにつくりました計画がまちづくりのにぎわいのための計画ということで、やはり市民の皆様が行き交う、あるいは観光客の方が大勢来ていただく。そういったことでにぎわいができていくのかな。それが活性化につながっていくと。単純ですけれども、私自身はそういうふうに思っております。



◆5番(松永孝男議員) そのターゲットの問題だと思うのですけれども、いわゆる今の中心市街地で市民の方は余りもう買い物をされないと思うのですね。私も余り買いません、実際に。皆さん買い物に、いわゆる先ほど企画部長が言った中心市街地で買うと。これはイオンが入っているから、あそこで買う人は多分いると思うのですけれども、イオンをちょっとのぞいてください。いわゆる商店街で買い物をするという人はほとんど、皆さんかどうかわかりませんけれども、私のところでは買わないですね。大体イオンに行ったり、食料品ですとマックスバリューとか、あるいは一般雑貨ですとほかの大きなカインズホームだ何だとか、電気製品はヤマダ電機とか、そういうところへ行ってしまうのですね、皆さん大体。そうすると、町なかのにぎわいというのは市民をターゲットにしたら、もう生まれてこないというふうに私は思うのです。

 そうすると、もう観光客しかいないわけですけれども、先ほど市長もおっしゃられたように、観光の目玉があるのですね、浅間大社。全国1,300の浅間神社の総本宮。それで、去年の1年間の観光客が161万9,000人、これは市が調べてくれたものですから間違いないと思うのですけれども、161万9,000人を365で割ると1日に4,435人になるのです。1日に4,435人といったら、大型バス100台分、45人ぐらい乗る大型バスが100台分来ているということです。4,435人が町なかをぐるっと歩けば、かなりの経済効果、1人1,000円使っていただいたとしたら、年間に16億円になるわけです。もっと使ってくれると思いますけれども、実際に歩いていただければ。そういうまちに今なっていないと、残念ながら。思うのです。せっかくきれいになった通りに人がいないというのは、やはり富士宮駅から浅間さんまでのL字の道を広くしたというのは、僕はまだ電車で来る観光客のことを考えているのかなというような気がするのです。もうそれはちょっと古いのではないかと。今はもうほとんど先ほどの12番議員の駐車場の説明のときにもありましたように、望月議員ですね。ほとんどがバスと車ですね。そうしたら、バスと車を一番のメインである浅間さんの中に入れてしまうと、よそにはもう行かないですね。車からおりて浅間大社にお参りしました。お宮横丁で焼きそばを食べて、ちょこっと遊んで帰ってしまうという人がほとんどだと思いますよ。

 仮に、ではここを土、日に市役所の駐車場がもしあいていたら、土、日だけは市役所の駐車場を観光客の駐車場にするということになれば、市役所から浅間さんまでずっと歩いてお参りしたら、今度本町通りを通って歩いてきてもらうとか、そういうことになれば、毎日毎日4,400人がまちの中をぐるぐる、ぐるぐる、毎日ではない、土、日の話ですから。そういうことにもなると。あるいは、駅前のあいている土地、あそこを借りるなりなんなりして、あそこを浅間神社へお参りに来る観光客の駐車場にすれば、それこそ1周ぐるっと回って、皆さんがおっしゃっているにぎわい、回遊性のあるまちになっていくと思うのです。

 シャッターで閉まっている空き店舗を開けて、商売をやる人に助成金を出すというあれも始めましたけれども、人がいないところで商売はなかなかうまくいかないと思いますので、私は行政の役割というのは人の流れをつくってやることで、それから先の商売は皆さんにお任せすればいいのではないかなというふうに思うわけです。ぜひそんな先ほど言ったような駅前の空き地とか市役所の駐車場、そういうものを利用できないものなのですか。あいているときには。



○議長(望月光雄議員) 財政部長。



◎財政部長(芝切弘孝君) 市役所の駐車場ということでございますが、平日はお客様が見えるということと、今土曜日、日曜日でも、日曜日でいいますと開庁日もあったり、いろいろ会合等もあったり、意外と使われるケースもございますので、やはり市民の方が駐車場が不足してちょっと御不便を市民の方に来しているということもございますので、市役所の駐車場というのはなかなか常時そういった形で開放するということは難しいのかなというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(望月光雄議員) 市長。



◎市長(須藤秀忠君) 議員のおっしゃる中心市街地が活力がないというようなことで、こんなことではしようがないではないかとおっしゃることはよくわかります。私もそういうふうな状況だなということは自覚をしております。何でこんなになっているかということを考えますと、やっぱりイオンの影響は大きいと思います。大資本によりまして、とにかく消費者好みの店舗をつくっていまして、そしてきれいで便利で快適なショッピングセンターができたわけです。そして、それにやっぱり消費者はみんな集まりますね。品物はたくさんあって、安くて、いろんなものがありますから。そういう状況の中でもって駅南が、イオンの周りが非常ににぎやかになってしまうと。これは富士宮市だけの影響ではなくて、イオンが行くところ、ところどころみんなそのような状況で、商店街がみんなだめになっていってしまっているような状況であります。

 しかし、これを何とかしてそこだけに集中するだけなくて、旧市街地にも活力を取り戻さなければならないということの思いで、この世界遺産センターについてもまずは世界遺産の登録を全力傾注いたしまして、そして世界遺産登録になったと。その中でもって、世界遺産センターについては富士宮市の活性化の起爆剤にすべきだということでもって、この努力たるや並大抵のものではなくて、必死になって努力しました。言葉にはあらわせないほどのいろんな努力でありますけれども、それが県のほうの理解を得て、とにかくせせらぎ広場のところへ決まりました。これでやっとそこを中心にこれからまた中心市街地の活性化につなげていく、拠点ができたわけでございますから、それをとにかく早くつくっていくことが大事だなと思っております。

 そうした意味で、ただ単に世界遺産センターだけではとてもまだ受け皿として足りないということで、駅前へちょっとグレードの高い、外国人が来たり、あるいはいろんな人たちが来ても対応のできるホテルを誘致しようと。あるいはまた、ビジネスホテルも誘致しようと。そういうことでもって、ホテルをつくることによって市内外からのいろんな方々が来てくれるというようなことも考えております。それから同時に、スポーツ、レクリエーション観光というものを重要視しようと。富士宮市でもってスポーツ施設をちゃんとつくって、そして大勢人を寄せようと。そういうことによって、また商店街へ人が行くような、そういうような考え方を持っております。また、まち内にも今お宮横丁がありますけれども、あそこの縦の線だけが今繁盛しているわけですけれども、それを何とかして横へ広げたいと。世界遺産センターができることによって、今度は横へ第2のお宮横丁、第3のお宮横丁が、まだそういう発表の段階ではないのですけれども、いろいろやろうとしている人もおられますし、とにかく悲観的なことではなくて、何とかしてこのまちを変えていこうと、そして中心市街地を活性化して、そして昔のにぎわいを取り戻そうということでやっております。

 その一つとして、空き店舗対策もやっておるわけでございますけれども、なかなか思うようにすぐにぱっといくわけではないものですから、とにかく一歩一歩着実にやっていかなければならない。1軒のうちを動かすにも3年も5年も10年もかかったりしております。大変苦労しておるのですけれども、市民の皆さん、またいろんな方々から見ると、一体富士宮市は何をしているのだと。遅々として進まないではないかというような見方をしているかもしれませんが、しかし行政としてはいろんなあらゆる手段を講じて一生懸命努力をしているというのが実情であります。とにかく前向きに、積極的にまちづくりに取り組んでまいりたいと思っております。それがまた総合計画の第5次土地利用もそうですけれども、今までは土地利用なんかについても比較的抑制していくような状況だったのですけれども、そうではなくて、もう少し緩やかにして、そして使い勝手のいい土地利用をしていきたいなと、こんなふうに思っております。ちょっと長くなりましたけれども、議員が心配しているように、私らも一生懸命何とかしなければというふうに思っておりますものですから、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



◆5番(松永孝男議員) それで、僕もまちを活性化させる一番の効果的な対策というのは、やっぱり駐車場の配置だと思うのです。皆さん電車で来る観光客、今市長が言われたように、イオンとかそういうのができてしまっているですから、市民をここの中に呼び込もうというのは、観光客がたんと来れば、また市民も戻ってくるというように思うのです。駐車場の配置が一番肝心だと思いますので、その辺をぜひ境内の中に駐車場があるというのは、僕は本当にもったいないと思っているのです。161万人の観光客を無駄にしてしまっているというような気がするわけです。ぜひその観光客がまちの中を歩いてもらえるような駐車場の配置を検討していただきたいと。

 それともう一つ、駐車場で先ほどの12番議員のときに、境内の中の駐車場は30分無料だというのがありましたね。これは、市の駐車場になっているのですか。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) 大社の駐車場でございますので、参拝の方については30分無料というようなことでございます。

 以上です。



◆5番(松永孝男議員) そうすると、大社で決めたことだから市でどうこうはなかなかできない。30分というのは、例えば短過ぎてしまって、30分するとお金を取られるわけですね。では、30分以内に帰ろうと。それでは、大社から出られないですね、なかなか。だから、もう最初から300円なりいただいて2時間にするとか、そういうようなことというのはちょっと市ではできないですか。30分無料というと、30分以内に出ますよ。僕も、そう思う人が多いと思うのですよ。



○議長(望月光雄議員) 産業振興部長。



◎産業振興部長(堀江裕之君) どうなのでしょうか。神社のことですので、また確かに最初からいただくようにしたほうがいいという意見だと思います、今議員がおっしゃったのは。



◆5番(松永孝男議員) 2時間無料なら2時間無料でもいいし、時間がちょっと短過ぎるのではないか。



◎産業振興部長(堀江裕之君) 無料なら無料にこしたことはございませんけれども、ただそれも整理もできなくなってしまうという部分もあると思いますので、少なくとも整理をする方の人件費ぐらいはやっぱり大社のほうでも収入を上げないといけないということもあるでしょうから、そういう意味でもお金をいただいて、本当に用のある方とそうでない方の仕分けもしなければいけないわけでございますので、ある程度有料もやむを得ないのかなと思います。ただ、大社のことですので、今おっしゃったことも一理あるかと思いますが、そういう事情でございますので、また御理解いただきたいと思います。



◆5番(松永孝男議員) せっかくの観光客がまちの中に行く時間もあればいいなと思いましたので、そういう話をちょっとさせていただきました。

 それから、(2)のほうの今度の第5次計画の策定方法のところで、一番たくさん意見の欲しいのは、私は若い人の意見だと思うのです。これで見ますと、60代、70代が本当に回答率が高いのですね。計画が終わるころ、いらっしゃらないのではないかなというような感じの人が多いと。それと、懇談会も私も参加させていただきましたけれども、そのときもやっぱり一番若い人でも60歳近い方で、みんな70歳近い。これは、区長さん、町内会長さんを通じてやったもので、大体そうなってしまうのですけれども。それと、北山地区は女性はゼロだったのです。このアンケートを見ますと、女性の方の回答が多いものですから、女性はアンケートのほうで答えていただいているのかなという気はするのですけれども、この配布の方法ですね。そのアンケートを3,300人に配布したということなのですけれども、例えば20代、30代の回答率が悪かったら、20代、30代にたくさん配布すると。そして、全体が例えばみんな20%ぐらいになるように、例えば8%しかなかったら、その分を見越して20代の人にはたくさん大勢に配布しておくとか、そんな工夫は次できないですか。



○議長(望月光雄議員) 企画部長。



◎企画部長(手島大輔君) できるかできないかと言えば、できないことはないと思うのですけれども、ただやはりお願いするときに抽出は無作為なのですけれども、ある程度年齢層とか地区のこととかいろんなことを考えながら、そういったことを加味して抽出をしておりますので、アンケートはやむを得ないのかなと思います。ただ、それ以外にも地区懇談会はちょっとお年寄り、お年寄りと言ったら失礼ですけれども、若い女性の方がいなかったということなのですけれども、これから始まります市民会議、これはワークショップ形式でありますけれども、それには若い方、それから若い女性の方も入っていらっしゃいますし、それからもう一つ、関連組織別懇談会というのもこれからやりますけれども、それにもPTAの方なんかも入っていただくということを予定しておりますので、なるべく若い方をやはりおっしゃるとおり、意見を聞いていきたいなと思っております。



◆5番(松永孝男議員) せっかく本当に市の一番大切な総合計画をつくるわけですから、できるだけ若い方が関心、希望が持てるというか、関心があるような計画にしていただいて、それにはやっぱり自分が参画しているという意識を持っていただくのが一番いいと思うのです。自分もまちづくりをしている一人なのだと、自分たちのまちは自分たちがつくっているのだという意識があれば、非常に活気のあるまちになっていくというふうに思いますので、ぜひその辺を考慮していただいて、またでき上がったプランが市民に十分に周知していただいて、みんながその目標に向かって目標を全部共有していると。みんなでそういう目標に向かったまちづくりをしていくというような意識がみんなが持てるような計画にしていただきたいと思います。

 最後に、一つ要望なのですけれども、この新しい第5次の総合計画が富士宮市、特に北部地域とかそういう地域では土地利用に非常に制限がかかっているということで、今の第4次総合計画ではそういう目的になっていないからできないというようなところが多々あろうかと思います。これから先をずっと見据えていただいて、必要な開発はできるというような縛りの少ないような総合計画にしていただけたらと思います。ぜひよろしくお願いいたします。これは要望でお願いいたします。

 それでは、発言項目の2番、災害時のSNS活用について。この2月には、富士宮市でもこれまでに経験したことのない大雪が降り、甚大な被害が発生しました。スマートフォンが普及した今、被害状況を写真で送れるSNSの活用は、迅速な災害対策に大変有効だと考えます。

 そこで、富士宮市の対応についてお伺いします。(1)、市民からのSNSの情報の受け口はあるか。

 (2)、SNS情報の活用を検討しているか。また、防災訓練などで市民に情報提供を呼びかけたらどうか。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 防災監。



◎防災監兼防災危機管理室長(秋山和彦君) それでは、私のほうから答弁をさせていただきます。

 まず、要旨(1)の災害情報の収集手段として、SNSの活用は考えられないのかについてお答えします。市では、SNS、これはソーシャルネットワークサービスの略でございます。この情報の受け口は現在のところありません。しかしながら、議員御指摘のとおり、災害時等においてSNSは情報収集の有効な手段の一つとして認識しておりますので、今後SNSの運用方法等含め、災害情報収集専用アカウントの取得などを検討してまいりたいと思います。

 続きまして、要旨(2)のSNSを今後の災害対策の一つとしての活用の検討ということについてお答えをいたします。SNSは、情報の拡散性や即時性があるため、災害時の情報収集においても非常に有効な手段であると考えます。市におきましても、毎年の9月1日の総合防災訓練の際には災害時情報共有システムを運用し、職員にGPS機能つき携帯電話を所持させ、現場の写真、位置情報を災害対策本部に送信するという情報収集訓練を行っております。また、災害時にはホームページへの掲載も行うこととしており、その有効性は認識をしております。

 しかし、SNSはアカウントを所持していなければ閲覧のみしかできず、みずからが書き込むことが不可能であることから、全ての方に開かれた窓口とは言えない部分があります。また、アカウント保持者は、いつでも自由に書き込みができるため、情報の信憑性、不用な書き込みなどのデメリットも多く考えられることから、市民の情報提供によるSNSの活用には多くの課題もあります。災害時にSNS経由で寄せられました情報につきましては、その内容確認を行い、市民からの情報の受け口の一つとして活用していきますが、SNSを含め、電話、無線、メールなどの受け口を多数用意し、また周知することで、災害時における市民からの情報収集及び活用に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



◆5番(松永孝男議員) SNSのいいところは、やっぱり映像を送れるということですね。電話で説明しても、なかなか今状況がどうなっているということが伝わりにくいのですけれども、写真を撮って、それをすぐに送れるということで、非常にいろんなところでことしの2月の雪のときにも山梨県のほうでもかなりそれが役に立ったとか、あるいは交通事故とか火事の場合にも割と役に立つというような話も聞いたことがありますので、悪用というか、いたずら目的というのは確かに心配はあるのですけれども、ぜひうまく使えるような、今スマートフォンを持っている人というのはもう高校生ぐらいになると、高校生で八十何%とかなんとかと言っていましたので、物すごく大勢の人がスマートフォンを持っている。市民の半分とまではいかなくても、3分の1ぐらいはスマートフォンを持っているのではないですかね。スマートフォンを持っている人は、自分のアカウントというのは大体持っていらっしゃる人が多いのではないですかね。フェイスブックだ何だ、そういうものをやっていらっしゃる人が多いものですから。ですから、それをぜひうまく利用していただいて、迅速な災害対策に役立てていただけるように、ぜひ検討してください。よろしくお願いします。

 時間がありませんので、最後の質問に行かせていただきます。発言項目の3、富士芝桜まつりによる国道139号の渋滞について。富士芝桜まつりは、毎年4月中旬から6月初旬にかけて開催され、テレビ、ラジオ、インターネットで大々的に広告し、大勢の観光客を集めています。この観光客を会場内に引き込むために、国道139号の出入り口に交通誘導員を配置して車を誘導しています。このため、しばしば本線の通行が停止され、大渋滞を引き起こしています。この渋滞は、富士芝桜まつりが有名になるにつれて毎年ひどくなっております。市では、国道事務所と相談し、富士芝桜まつりの主催者に何らかの渋滞解消策を指導できないか、よろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) それでは、私から富士芝桜公園による国道139号の渋滞対策についてお答えいたします。

 渋滞の要因となっている富士芝桜公園は、山梨県南都留郡富士河口湖町本栖に位置し、出入り口は国道139号となっており、芝桜まつりなどに訪れる車両の右左折等により渋滞が引き起こされていると考えられます。このため、道路管理者である国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所に渋滞対策について確認しましたところ、現在本栖湖のほうから富士宮方向に向かう上り線ですけれども、こちらは暫定的ですが、歩道幅員を狭めて右折待ちの車両の左側ですね、これを抜けられるような対策を行っております。また、渋滞時には富士芝桜まつりの主催者に対して適宜対応をお願いしていると伺っております。

 今後富士宮市内に影響している富士宮から富士吉田方向に向かう下り線ですけれども、こちらには左折専用レーンの新設、また上り線では今あります右折レーンの延伸、これなどの対策を検討しており、関係機関との調整が済み次第、実施していくということを伺っております。また、渋滞解消のため、先日ですけれども、市長みずから別地点に駐車場を設けて、シャトルバス等を運行することなどの提案を主催者に申し入れております。今後市といたしましても、甲府河川国道事務所の事業進捗の把握に努めるとともに、協力できる事項については協力して、渋滞の解消に努めていきたいと考えております。

 以上です。



◆5番(松永孝男議員) ことしたまたま朝霧のふもとっぱらに行く機会がちょうどこの時期に何回かありまして、行くたびに渋滞です。市長も2度ほど来ていただいて、本当に通常20分か30分で行けるところが、1時間半とか2時間かかるのです。本当に迷惑しているのですけれども、特に先ほど今部長が言われました山梨側から富士宮側に来る車線は右折になるわけです。右折車が何十台か、十何台たまると、要するにあそこをストップするわけですね、下りというのですか、富士宮から山梨側に行く車線をストップして、そちらを右折させるわけです。今度出てくる人たちが何台かとまると、また今度山梨側に行くほうをストップさせて、富士宮側のほうに出ていく人を誘導すると。これは信号機も何もないものですから、たまったらやる、たまったらやるなもので、しょっちゅうたまるらしいのです。本線が遮断される時間が非常に多いということなのです。ですから、市長が提案していただいたように、上から、山梨側から来る人はそっちに駐車場をつくってもらってシャトルバスで行ってもらうとか、あるいは山梨側から来たやつを右折はできないというように何か指導してもらうとか、そういう積極策というか、それはもう少しできないものですか。あるいは、これは富士急さんがやっていると思うのですけれども、大きな会社ですから、あそこに信号機をつけろとか、そういうことの指導というのはできないですか、もう少し。とにかく毎年迷惑なのですよ。



○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。



◎都市整備部長(村松久君) 議員御指摘の意見、ごもっともな部分もありますが、できることとできないこととなかなかあると思いますので、こちらの渋滞が激しいと、国道事務所のほうにも実際にかなりの電話等々が入っているようなものですから、聞きますと。使い方で入り口の駐車場料金を取るところが国道からずっと奥に、とりあえず中に入れてしまうという方法とか、そういう方法、中の使い勝手を考える。もっと工夫してもらう方法とか、そういう部分については申し入れできて、それはすぐにでもできる部分があるかなと思いますけれども、信号についてはなかなか難しいと思います。



◆5番(松永孝男議員) 右折禁止はだめ。



◎都市整備部長(村松久君) 右折禁止についても、正直言いまして僕がここで明快な回答はできません。すみません。



◆5番(松永孝男議員) ぜひそのような提案を申し入れてみてください。本当にこれは毎年のことで、あそこら辺に住んでいる朝霧地区の人とか、まちに来てからうちへ帰るのに物すごく困っている。抜け道を知っているといっても、抜け道がないところもありますので、本当に大変な渋滞に毎年毎年、この富士芝桜まつりというの約1カ月半ぐらい、ことしも4月16日から6月1日までやられたのですけれども、その間は本当にひどい渋滞をしますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 その辺を要望いたしまして、一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(望月光雄議員) 以上で5番 松永孝男議員の質問を終了します。

 次に、発言通告順により、9番 稲葉晃司議員の質問を許します。9番 稲葉晃司議員。

                〔9番 稲葉晃司議員 登壇〕



◆9番(稲葉晃司議員) それでは、ただいま第51代望月光雄議長のお許しをいただきましたので、発言通告順に従い、一般質問を行います。

 早速質問に入ります。発言項目1といたしまして、富士宮市立病院の現状について、地域医療を守るために2014その2でございます。要旨の(1)といたしまして、静岡県内で初となる放射線治療装置、トモセラピーが導入されまして、CTスキャナーと放射線治療が一体化され、360度の全方向から腫瘍の形状に合わせ放射線を照射することが可能になり、従来の放射線治療と比較し、高い治療効果が期待できることは、患者さんにとっても喜ばしいことであります。今回導入されたこのトモセラピーのもたらす効果についてお伺いいたします。

 ?といたしまして、病院経営上におけるメリット、デメリットはどのようなものが挙げられるのかについてお伺いします。

 ?といたしまして、医療機器の更新期において、病院内の検討委員会の中で派遣元の浜松医科大学の意向などは考慮されているのかについてお伺いします。

 要旨の(2)といたしまして、災害派遣医療チームDMAT、Disaster Medical Assistance Teamの発足についてお伺いします。?といたしまして、今後も災害拠点病院としての機能を十分に発揮できるように隊員の増員を考えているようであるが、具体的な計画はあるのでしょうか。また、実際にDMATを派遣した場合に手薄になった診療科の一時的な休診などは考えられるのかについて伺います。

 ?といたしまして、災害拠点病院の指定要件に、平時からの役割として、DMATを保有し、DMATや医療チームを受け入れる体制整備とあり、災害時における受援力やその体制が問われてくるわけですが、その現状と想定される課題は何なのかについて伺います。

 次に、?です。指定要件に原則としてヘリポートの整備とありますが、今後の市立病院の建てかえ時には基本設計に取り入れていかなければならないのかについてお伺いします。

 以上、御答弁お願いします。



○議長(望月光雄議員) 市立病院長。



◎市立病院長(米村克彦君) 最初に、放射線治療装置の導入が病院経営にもたらす効果はについての質問にお答えします。

 今回の治療装置は、今議員さんがおっしゃったように、正常組織へのダメージが非常に少なくて、患者さんにとっては非常に優しい安全な治療機器だというふうに思っております。だから、恐らく患者さんがこういう装置があることで幾つかの地域から紹介されてくるものというふうに思っておりますが、経営上の問題としましては、昨年の夏前からこの装置導入のために内部を改装しなければいけないのですけれども、その間約半年から10カ月ぐらい、放射線治療を休診というふうになっていたわけです。その分、今回5月から治療を始めましたので、その分丸々利益が上がるということになります。大体マックスで1日当たり20件ぐらいの治療を行うとして、年間4,800件としますと1億3,000万円ぐらいの収入が上がると。ただ、ちょっと保守点検費がこの機械はほかの治療機器と比べて高いものですから、その分はちょっと差し引く必要があると思います。もう少し1日当たりの件数を増やして、1日25件にすると年4,000万円以上、7,000万円以上という形の収益が上がると思います。

 デメリットというのは、これはこの機械の耐用年数というのが、会社からのでは6年なのですけれども、実際は9年から12年ぐらい使います。そのときにまたさらにレベルアップしたような機械ができていると思うのですけれども、さらに購入費はそのときは何億円という形の高いものを買わなければいけないというところがありますけれども、それはもう何年も先の話のデメリットで、現時点のデメリットとしては先ほど言いましたように、保守点検費が他の治療装置と比べてかなり高いというのがデメリット。今回それを含めて考慮して、この機器を買ったわけです。

 それから、先ほどもちょっと言いましたように、放射線の治療機器の耐用年数が数年で、しかも県東部の病院ですね、例えばがんセンターにしても、それから沼津市立、富士市立、それから富士宮市立、ほとんど最初の治療機器の購入がほぼ同時なものですから、更新機器が全く今回もそうなのですけれども、同じ時期になって、なかなか患者さんの治療をするのにちょっと困難。患者さんが増えて、その病院に負担がかかるので、困難になるかというふうに思っています。その辺はがんセンターとまたいろいろと相談をしながら、治療機器の更新等々はやっていくというふうに思っております。

 それから、2つ目の医療機器の更新において、病院の中の検討委員会でどのように考慮されているのかということを説明しますと、金額が3,000万円以上の高額機器の購入に関しては、まずその各部署でいろいろヒアリングをしたりとか、検討会を開いたりして、最高のもの、自分たちで使える最高のものをまず選びます。そこに浜松医大の意向があるかというと、全くありません。これは自分たちが使って、自分たちで買ってするものですから、全くないのが現状です。そこから上がってきた機器に関して、医療機器選定会議というのが年末にあるのですけれども、それでその機器を買うか買わないかということを決めています。現在では、大体1億円ぐらいの予算で高額機器を買っていますので、高額でなくても、例えば院内のベッドを定期的に交換しなければいけないとか、それから点滴セットとか、そういうものを必ず必要なものも含めて1億円ぐらいの予算でやっていますので、大体各部署から集まってくる定価金額だと3億円ぐらいのものが集まってきますので、必要性、それから経済性、それを考慮して3分の1ぐらいの金額での購入を行っています。

 一番には、やはりその機器の耐用年数がどの程度来ていて、もう故障するのかしないのか、そういうところのものを優先的に買っていると。この放射線治療機器のように非常に高価なものは、こういう選定委員会ではなくて、また別のところでの検討に入っております。そういうことで、機器とかその診療内容とか云々に関しては、全然浜松医大とはもう無関係の立場にあるというふうに考えてもらっていいと思います。

 それから、災害医療チームのDMATの発足についてなのですけれども、DMAT隊員の増員の具体的な計画はあるのかというのと、それからDMATを派遣した場合に手薄になった診療科の一時的な休診などは考えられるのかとの御質問にお答えしますが、平成24年から災害拠点病院の指定条件としてDMATの創設と派遣体制の整備が必須条件となりましたので、平成25年度には県内の災害拠点病院でDMATを有していない4病院、当院も含めて4病院が県の推薦を受けて、DMATの養成研修を受講して、承認されました。その講習は非常に全国的に希望者が多くて、そのために県単位での受講となって、静岡県では年間4回程度、約20人程度の割り当てしかないものですから、受講できる人数が少ないということとか、県の推薦が必須であることとか、あとは医療圏の人口当たりの単位数のバランスで推薦されていることもあって、人数を増やしたくても、この講習を受けないと資格が取れませんので、なかなか希望どおり受講がかなわない状態です。ただ、希望者はやはり何人か、若い先生とかいるものですから、できるだけ講習に参加して、そういういわゆる推薦されて、できるようにしていきたいというふうに思っております。

 それから、DMATを派遣したときの当院の診療体制についてなのですが、実は2011年の東日本大震災のときも県からの要請は、医師及び看護師等々の要請はありました。しかし、2011年のときのこの地域医療のことを考えると、確かに東日本へ医師、看護師を派遣することも非常に重要なことですが、足元の診療もかなり重要ということで、当院は県の要請には応じませんでした。ほかの病院でやはり小さな病院とか医師の少ない病院でも、医師とか看護師は1人ずつぐらいは派遣したみたいなのですが、実は2011年の震災のときも九州のDMATとか、それから近畿地方のDMATは飛行場まで集まったけれども、そこで解散せざるを得なかったとか、全国から結構被災地へすぐにたくさんのDMATが集まって、それをうまく利用すれば、我々のようなところの看護師1人、医師1人といっても非常に微力で、余り役に立たないという面もかなり多かったみたいですから、そういう面でそういう場合には、まず地元の地域医療を充実させた上で、出せる病院が医師あるいは看護師あるいは薬剤師を派遣すればいいのだと、私はそういうふうに思っています。県全体が一律に県の要請に応じる必要はないというふうに思っていますので、DMATが仮に当院に派遣の要請があったときに行った場合には、その分は診療が縮小になるとは思いますけれども、それはそれで一つの協力体制ですので、考えていきたいというふうに思っています。

 それから、DMATの出動基準については、非常に20人以上の重症とか中等症の傷病者が発生すると見込まれる場合とか、県、国から静岡DMATの出動要請があった場合とか、その他緊急性があった場合とかという形でありますので、その辺は自分たちの地域の医療と、それから全国の医療の必要性をてんびんにかけて判断していきたいというふうに思っています。災害が起こったからうちのDMATがすぐに行くのだというふうな、単純なことではないというふうに考えております。

 それから、今度はDMATを受け入れる体制とか、そういう課題は何かということなのですけれども、一つは当院は今災害医療コーディネーター、この富士、富士宮地区で災害コーディネーターというのが県から指名されるのですけれども、2人指名されております。これは、宮城県がちょうど震災の前々日ぐらいに宮古とか石巻地区の災害コーディネーターを任命した直後にあの震災が起こって、そのコーディネーターは結局DMATが来たとか、どこの病院の被害が、あるいはどこの地区の被害が大きいとか、そういうデータを全部集めて、それでそういうリーダー的な役割でいろんなことをやったと。それが災害コーディネーターで、それを静岡県もまねをしようということでやっていますけれども、ただそういう実際の訓練とかということは、一応卓上の訓練ですので、どこまでコーディネーターとして指名された人たちがどのようにやっていけるのかというのは、これはまだ白紙の状態だというふうに思っております。そのためにいろんなシミュレーションをやるような研修とか、そういうのに参加してもらって、いざのときは富士市、それから富士宮市のそういう災害コーディネーターが中心になって、災害医療の中心をしてDMATの受け入れ体制、それから部署への派遣体制、そういうのを構築していくというふうに思っております。

 それから、ほかには病院でDMATだけあっても、交通機関の整備の問題とか、それから医薬品ですね、点滴だとか内服薬、あるいは必要なインスリンとか、そういうものも、あとは水、電気、そういうライフラインも必要になってきますので、これはもう災害のときには市が、あるいは県が一体になって対応していくことであって、その協力はぜひ。それから、水とか点滴とかいうのもあそこのテルモですか、の協力をかなり得る必要がありますし、それから阪神のときも水は実は製紙工場がいっぱいあるので、そこから水を運んだのですが、運んだ給水車と、それから病院等々のタンクの接続が全然規格が違って合わなくて、せっかくやってきた給水車が帰らざるを得なかったとか、そういう不都合な問題もいっぱいあると思うのです。そういう点をやはりもう少し本当に災害が起こったときに見直していく必要があるのではないかなというふうには今考えております。

 それから、ヘリポートのことなのですが、ヘリポートはやはり現在も富士宮市からドクターヘリを使って順天堂静岡病院等々へ年間数名は運んでいます。当院からは今のところ一例もドクターヘリを使って運んだというのはないと思うのですが、例えばいずれ新病院を仮に建設した場合には、その新病院のところに屋上なりなんなりにヘリポートをつくりたいと思いますけれども、これはただちょっと大きな問題は、あそこの東電の電線がありますので、もしあそこに新病院をつくったとしたら、これはまだ具体的なものではないですけれども、もしあそこにつくったとしたら、あの電線ですね、あれはヘリコプターが飛ぶのには多分許可できないだろうと思っていますので、非常に難しい問題もあるので、ただ本当に病院の近くにヘリコプターが降りられるような広い場所さえあれば、それを利用するというふうに思っています。あの地域にちょっと病院をつくって屋上にヘリポートというのは、構想としてあっても、実用的には無理かなというふうには今は思っています。つくる必要は絶対あるというふうには考えていますけれども。

 以上です。



◆9番(稲葉晃司議員) いただいた御答弁の中からちょっとお伺いさせていただきます。

 トモセラピーの部分です。院長からちょっとお話があったのですが、現状今20人ぐらいの患者さんが利用されているようで、ちょっと私が伺ったときの話だと、この機械というのは患者さんが200人いて、1日の稼働が25件を見て、約250日稼働すれば、5年でもとがとれて、6年目ぐらいから1億円近い利益が生まれるような感じでおったのですけれども、今現在問題なのは、多分休診とかそういったのがあって、まだ患者さんが少ないのかなと。だから、僕はこの質問を機にやっぱり知ってもらうことがまず大事だなと。このトモセラピーというものが入ったというのは大事で、この質問を機に市内の患者さんですとか近隣の方が、富士宮市立病院に県内最初のものが入ったのだというふうに認識してもらって、患者さんが利用される人がある程度安定するところですよ。過剰に来られても困ってしまうのですけれども、安定するところまで推移してもらえればなと、そんなふうに思っています。ただ、今現在の段階だと、まだこれが安定した数字的に減価償却が見込めるところの傾きが多分低いような形で推移していると思うのですけれども、その辺を今後どういうふうに改善していくのかというのもあるでしょうし、そんなことをしなくても、普通に見込みとしては普通に稼働していれば自然増で増えていくのではないですかという見込みでいらっしゃるのか、その辺のことについてちょっとお伺いしたいのですが。



○議長(望月光雄議員) 市立病院長。



◎市立病院長(米村克彦君) 患者は、結局はがんの患者さんで、手術をした、化学療法をした、その前に小さくしておきたい。あるいは、術後に残っているかもしれないから小さくしておきたいと。それは予測はつかないですね、実際。

 それから、他病院から大勢患者が来るかというと、まず期待は薄いのではないかというふうには思っております。というのは、前の機器と比べて、それほど甲乙つけるほどの治療効果がというわけではないと思うのです。ただ、効率は確かにいいと思うのです。ほかの正常な組織までダメージを受けないと。そういう意味では非常にいいと思います。ただ、自分のところの患者さんが今度、例えば私がほかの病院の主治医をしていて、どこそこがんになったから、今度富士宮市にこういう機械があるから行ってみるかと言って紹介するかというと、やはり患者さんも全然知らないところへ行って治療を受けるという気持ちになるのかどうかですね。やはり診断をしてくれて、いろいろ説明をしてくれた医者のところで治療を受けたいというのが一番なのかな。僕だったらそういうところを選びたいと。全然知らない先生のところに行って治療を受けたいとは思わないので、それほど人数が増えるかどうかは期待はしていませんけれども、従来だったら、もうこれは放射線も無理だよというふうな人が、そういう治療を受けることによって少しでも長生きできればという期待はかなりあります。

 実際は、まだ治療を依頼するほうも、治療をするほうも、放射線の治療医も、それから実際診療科の先生も、まずやった後の効果というのですか、そういうのを感じ取ってから増えるのかなというふうに。まだ右のものとも左のものとも、自分の経験がないと、なかなかこの患者でやるかとかやらないかとか、そういう判断は非常に難しいです。やっぱり自分の経験がある程度進んでくると、この患者はやるとか、この患者はやらないとかというのがはっきりしてきますので、以前よりかはそういった患者さんの適用が増えてきて、増えると思います。

 それから、もう一つは、今この機器を使って治療をするのに放射線の治療医、認定された放射線の治療医、これ全国に四百数人しかいないのです。そういう人が1人いないと、1人いてこの点数なのです。実は、放射線のそういう認定を持っていなくても、治療に関与しているよという、その辺にお医者さんが1人でもいれば、もっと単価が上がるのです。だから、そういう人がもしいれば、別にこれは放射線の治療医でなくてもいいですし、例えば研修医が放射線科をローテートしたときに、その名前をかしてもらうとか。ほかの治療をしていなければとれるので、そうすればもう少し点数が上がると。だから、極端なことを言ったら、どこか定年になったような古い先生を1人常勤で雇って、例えば給料をある程度払って、何倍かの、1.5倍、2倍の収入が上がれば、もっと効率はよくなるというふうには思っています。ただ、そういう先生を探すのが非常に難しいところで、具体的には今言ったような人数は増えると思います、確かに。ただ、他院の患者まで来るかというと、これはないだろう。自分のところの患者で、さっきも言いましたように、ある程度経験を積んでくると、この人たちだったらできるのではないかという、そういうラインがわかれば、もう少し増えてくる。今は本当に試行錯誤の状態で患者さんの選択とかいろいろやっているのではないかなというふうには思っています。

 以上です。



◆9番(稲葉晃司議員) 僕らががんという話、病名を聞くと、どうしても東部のがんセンターをイメージしてしまうのです。我々だとがんセンターの紹介状をどうのこうのとか、いろいろ相談を受けたりするものですから。ただ、がんセンターに行っていた方で、こういったものが富士宮市立病院に入って、近くで治療が受けられるならそっちがいいだろうなというふうなものがあるのかなと。院長のお話ですと、自然に黙っていてもいくだろうということですから、それは期待したいなと思うし、ドル箱の整形外科があんな形になってしまいましたから、それを何とか少しでも補填できるような医業収益を上げてもらえるのであれば、そういったやり方もありなのかなと。たまたま更新時が重なって、その数字を見たらそういうことだったものですから、それがどうのこうのはないでしょうけれども。

 それから、ちょっと2番のところですけれども、要は機器選定委員会の中で浜松医科大学の意向はないのだという話がありました。平成20年の富士医療圏における産科の問題のときに、富士宮市が周産期母子医療センター構想を出したわけですね、当時小室市政のときだったのですけれども。そのとき前木村院長なんかは、浜松医科大学のほうも興味を示してくれてねみたいな感じで、多分それは当時の木村院長の体制の中である意味戦略的なものを持って、NICUを導入して周産期母子医療センター構想でいこうみたいなことを発表されたと思うのですけれども、その成果はどうだったかというと、今の現状を見れば余り効果がちょっとなかったのかなというのがあります。ですから、それはあくまで富士宮市立病院から浜松医科大学、派遣元のほうにそういうものを提示したけれども、乗ってこなかったから、では浜松医科大学のほうの、派遣元のほうの意向を聞いた中でどうでしょうというやり方をしたら、もちろん向こうの医師の絶対数にもかかわってくるのですけれども、そういったやり方もありなのかなと思ったものですから、この質問をさせていただいたのですが、院長の見立ての中で、いや、そんなことをやったって余り意味ないよと考えていらっしゃるのか、いや、それは今後検討していこうと考えるのか、その点についてだけちょっと御意見を伺いたいです。



○議長(望月光雄議員) 市立病院長。



◎市立病院長(米村克彦君) まずないですね。一言で言えば。ただ、今回の放射線治療装置は、先ほどもちょっとお話ししましたように、治療の専門医がいないと動かないのです。治療の専門医を派遣してもらうような、何となくそういう雰囲気には、僕と教授との間にはなっていたのですが、もう機器を購入することを決めた後に、やはりこれはもう確定しなければ5億円どぶに捨てるようなものなのでということで、定期的に挨拶に行っているときに教授のところに行って2種類出して、安いほうと高いほうと、先生だったらどっちを選択しますかという話をしたら、当然高いほう。その先生も高いほうを欲しかったらしいのですけれども、先ほど言いましたように、保守点検費がかなり高いものから、浜松医大も諦めて、1ランク下のほうを買う。本当は1ランク上の一番いいものを買いたかったと。僕がこれ買っても治療医がいなければねということで、にやにやと2人笑って、何となく派遣してくれるのかなという形で、後はちょっと電話で押しの一手で派遣してもらいました。そういう点ではあるかと思うのですが、一般の例えばCTを買うとか、MRIを買うとか、機種は大体限られているわけですね。どっちにするかというのは、値段の問題と、それから性能の問題。性能に関しては、今MRIも一番いいサンステラという、日本に数台しかないやつを買いましたけれども、ではどうなのかと。実際使っている人に聞くと、確かにきれいには見えるのだけれどもという感じで、では従来と診断能力が上がったのというと、それはないです。だから、余りいいものを買ったからいいというわけでもないし、それは種類が限られているので、AかBかしかないので、別に浜松医大まで行って、Aにしますか、Bにしますかということを聞くことはなくて、自分たちがAが欲しければ、その経営の問題と、それから値段の問題と、あと稼働性の問題ですね。それらを考慮して自分たちで決めているので、恐らく浜松医大に行って相談しても、恐らく無駄足になるだけで、一緒ではないかなと。AかBかというどっちかなので、どっちがいいかといったら、こっちがいいに決まっている。しかし、値段が高い。そういう問題ですので、ある程度の選択肢は限られていますので、その選択肢だけなので、余りほかに相談することはなく、うちの例えば職員の中にはそういう講演を何回も受けて、ヒアリングを聞いて、こっちにしようとかあっちにしようとか、そういうことを熱心にやっていますので、あえてほかの人の意見を聞くことはなくて、やはり自前の意見でやっていきたいなというふうには思っています。



◆9番(稲葉晃司議員) 院長の答弁で、院長のファインプレーでうまくこの環境が整ったのかなみたいにも感じ受けられました。それは大事なことは、高額の機器を入れるよだとか、最新のものをいれるよとかではなくて、日々やっぱり派遣元のところに行ってコミュニケーションをとるというわけではないですけれども、対話をしていくことが大事なのかな、そんなふうに思いました。これは、機器を更新して導入するから、放射線の医師を派遣してくれという話ですけれども、実際問題整形外科の部分についてはもうどうにもならない。どうにもならないといったら失礼ですけれども、厳しい状況にあるわけです。それを同時にやっていかなければならないような状況で、病院の関係者、関係者といいますか、設置者と管理者ですね。市長にせよ、病院長にせよ、大変な思いをされているというのは重々承知ですけれども、そんな中で今回トモセラピーの部分についてはその程度でいいのかなと思います。

 DMATの件ですけれども、ちょっとこれは資料を厚生労働省のほうで出している資料で、災害医療等のあり方に対する検討会というのが、平成23年7月から10月にかけてなされたようです。メンバーが、日本看護協会の常任理事ですとか、日本医師会の常任理事ですとか、日本薬剤師会の副会長さんですとか、東日本の地震にかかわった医療ですとか福祉に関する方たちですとか、そういった方たちが検討会を行ったそうです。その検討会の中で災害拠点病院についてという意見、提案等が出された中で、今回原則としてDMATを保有しているということと、ヘリポートを敷地内に持っているということが出されて、それが今後災害時における初期救急医療体制の充実強化について、健政発第451号を改正予定とあったものですから、これについてちょっと質問させてもらったのですが、要は保有した、3月に市立病院はDMATのチームを発足したわけですね。DMATのチームを派遣できるようになったのですけれども、受け入れる側のことが今後大事なところで、さっき院長が答弁の中で、DMATが来ても道がだめだったらというお話をされていたわけです。

 今後大事なことは、要はDMATを受け入れる体制のほうなのですけれども、例えば静岡市にはDMAT支援隊という民間の団体があって、DMATを受け入れる体制というか、DMATのヘリコプターが飛んでくるわけではないですか。ヘリコプターが飛んでくると、その飛んできたDMATは車も何もないわけですよ。もちろん医療資機材は持っていらっしゃるのですよ、ある程度のものは。ですから、その方たちをまず一番初めにDMATの降りてくるヘリコプターを誘導することから始まるわけですね。普通でしたら、平時でしたら、消防本部が2台の消防車を持って誘導するような形で放水してヘリコプター降りてくださいという感じでやっているのですけれども、災害時になるとそういったことも厳しくなるのかなと。要は、民間の団体でDMATの運搬ですとか誘導ですとか、そういったものを支援する団体が静岡市にあって、実は富士宮市でもそれをやろうではないかという声が上がっているのですよ。民間の方たちですよ。だから、そういう受援力というものを考えていかないと、本当の災害時のときに富士宮市の災害本部が県に要請しても、富士宮市は受援力も何もないではないかなんて言って派遣もしてもらえないのではしようがないから、だったら静岡市の二番せんじになりますけれども、富士宮市でもそういったことをやろうとしているのだったら、市としても温かい目で見ていこうではないかという考えを持っていらっしゃるかということを聞きたいのです。これは防災監になるのかもしれませんけれども、まずそういったものがあるかどうかという認識と、そういうものを今後考えていくことを検討できるかどうかだけお伺いしたいと思います。



○議長(望月光雄議員) 防災監。



◎防災監兼防災危機管理室長(秋山和彦君) DMAT支援隊の存在は認識しております。

 その中でいきなりの御質問なものですからあれですけれども、我々としては今の静岡県東部の地震を経験した富士宮市としては、次に来るだろう想定される南海トラフ巨大地震、こういったものも考えた中で、広域的な計画、我々もうまく被災がそうひどくなければ、当然協定あるいは近隣の市町村の応援に行く場面もあるでしょうし、またひどければ受け入れなければならない。そういった状況もあると思います。そういった中で、そういったものも当然考えていくべきだな、そのように考えます。



◆9番(稲葉晃司議員) 防災監のほうでそういったものも考えていくべきだという前向きな御答弁がいただけました。もちろんこれは民間の方たちがそういう声を上げ始めてきたものですから、それを利用というと変ですけれども、それは活用しない手はないなということで、今後そういった形で民間の方たちと連携しながら、もちろんどこまでできるかわからないですよ。DMATを呼びに行ったら、自分たちが災害の中で二次災害に遭ってしまったなんてことも考えられるものですから、どこまでできるかわからないですけれども、富士宮市内の中でそういった声もあるということをこの質問を通してわかっていただければなと思います。今後の体制については、今この場ですぐぽんと出るものでもないですから、ただ防災監がそういう認識を持っている中で、そういうものも前向きに考えていただきたいということですので、この質問の項についてはこれでよろしいのかなと思います。

 最後に、病院のことについてはなかなか大変なのですけれども、ちょっといいニュースはどんどん出していきたいなと。何か悪いものというのは目立ってしまうのですね、どうしても。ちょっと騒いだだけでわっとなってしまうのですけれども、やっぱりいいものはなかなか出てこないですから、我々もピックアップして扱っていきたいなと。そのいいものをこの質問を通して広げていくことも大事なのかな、そんなふうに思っております。

 では、発言通告の2番です。富士宮市の防災についてお伺いします。要旨の(1)といたしまして、富士宮市地震対策アクションプログラム2013より、基本目標の2です。被災後の市民の生活を守るアクションナンバー95では、ボランティアコーディネーターの確保とあり、目標指数として毎年20人とされています。平成25年9月1日に実施された総合防災訓練では、災害時ボランティア本部開設運営訓練として、本部、北部支部、芝川支部の開設運営訓練が行われましたが、今後の行政の考えについてお伺いします。

 ?といたしまして、災害ボランティア本部は、発災後災害対策本部からの要請で開設されますが、本部となる総合福祉会館にはボランティアに貸し出す資機材の整備がなされていない。発災時に一定数の資機材を調達するのはなかなか困難であることが考えられることから、総合福祉会館に一定数の資機材の整備をすることにより、ボランティアのニーズに対しスピーディーな対応が可能と思われるが、当局の見解について伺います。

 ?といたしまして、総合防災訓練では本部、北部支部、芝川支部と開設されましたが、それは基本となり、発災後に参集したボランティアコーディネーターの数により増設も検討されるのかについて伺います。

 要旨の(2)といたしまして、地震対策アクションプログラム2013、ナンバー32、地域の防災力の確保とありますが、さきの臨時議会で可決された消防団員の退職報償金の条例改正などをどのように駆使して、団員の確保につなげていくのかについてお伺いいたします。

 要旨の(3)といたしまして、観光客に対する防災対策についてお伺いします。富士山世界遺産センター(仮称)の建設により、中心市街地にさらなる観光入り込み客数が期待されますが、それに伴い災害時における地域防災計画の変更などが生じるように思われますが、富士宮市としてどのように考え、今後静岡県との話し合いに臨まれるのでしょうか。また、建設を予定している周辺は都市ガスの管網が普及しているが、多くの観光客が想定される公共施設であれば、災害用対応バルクの設置がリスク回避の観点からも大きな効果が期待できると考えるが、いかがでしょうか。

 以上、御答弁のほどよろしくお願いします。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) では、私のほうから要旨の(1)、(2)の2点についてお答えさせていただきます。

 まず、1点目、総合福祉会館に一定数の資材を整備すること、この御質問でございます。災害ボランティア本部につきましては、議員の御発言のとおり、市の災害対策本部からの要請で開設され、事務局は富士宮市社会福祉協議会というふうになっております。災害時のボランティア活動では、スコップなどの必要な資機材については、本当はボランティアの皆さんに御持参いただければありがたいところですが、全てというわけにもいきません。現在総合福祉会館にはスコップ14本、一輪車7台、そのほかにブルーシート、長靴、土のう袋が社会福祉協議会によりまして整備、保管されております。ただ、これで決して十分であるとは言えない状況でございますので、引き続き市の防災倉庫などへの資機材整備とあわせまして、今後対応を考えてまいりたいというふうに思います。

 2点目に、総合防災訓練と災害ボランティア本部との開設場所ということでございます。総合防災訓練の際に開設されました災害ボランティア本部の北部支部、そして芝川支部、これにつきましては総合防災訓練の位置づけということではございませんで、災害ボランティアコーディネーター富士宮連絡会、これが訓練に当たって開設をしたものでございます。市の地域防災計画におけますボランティア活動支援計画では、支部の位置づけはしておりませんで、災害ボランティア本部1カ所での対応を想定しております。この考えに基づいて、連絡調整要員の職員配置を市ではしております。しかしながら、災害が発生した場合に特に被害が甚大な地域があったとすれば、その状況に応じて支部の設置も必要になってくるのかなと考えております。

 私からは以上です。



○議長(望月光雄議員) 消防長。



◎消防長(佐野則男君) それでは、私から要旨の(2)、消防団員をどのように確保していくのかというさきの条例改正などをどのように駆使して確保していくのだということでお尋ねにお答えします。

 まず、当市の消防団員の現状でございますけれども、芝川町と合併直後の平成21年度、平成22年3月ですけれども、定員が810人に対しまして751人ということで、92%強の団員がおりましたですけれども、平成25年度末、本年の3月31日ですけれども、定員810人に対しまして715人ということで、88.3%の充足率となっています。その間、4年間で36人の減少ということで、約4%強の減少の状況でございます。人員確保が進まない状況にあります。このような状況は、当市だけではなくて、全国的に今消防団員の減少ということが問題になっております。この要因につきましては、少子高齢化ということとか、自営業者が減少いたしまして被用者が増加、それから市、町を越えて通勤を行う住民が大変増えているというようなことが考えられると思います。それから、このような社会情勢が変化しているというようなことが考えられます。地域防災のかなめであります消防団員の確保ということは、当市においても全国的にも大変大きな課題だと認識しています。

 このような状況の中で、昨年国では12月に消防団員を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律を制定いたしました。この法律は、さきの東日本大震災、これを踏まえまして、消防団員を地域防災力の中核として位置づけ、消防団の強化を図ること、地域防災体制を強化しようとするものであります。当市におきましては、さきの6月臨時会におきまして消防団員の処遇改善のために条例を改正、消防団員の退職報償金の引き上げをお願いし、議決をしていただきました。また、これまでにも消防団員の確保を念頭に団員報酬の引き上げを2月定例会において議決をいただきました。それから、平成24年度からは消防団員の費用弁償の見直しや、それから運営交付金などの見直しを行ってまいりました。このような改正内容見直し等をまずは消防団員の皆様に知っていただくように、役員会議を通じまして分団長から各団員の皆様に、こういうようなことを改正したことをお知らせして周知を図っていきたいというふうに考えています。

 それから、アクションプログラム2013に掲げました100%を確保しようと。いずれにしても100%に近いところにつなげていきたいということで目標数値は100になっておりますけれども、これを達成するということはなかなか今大変な状況にございます。88%を少しでも大きくするために、消防団の大きな支えとなっています地元の方の御理解を受ける。それから、協力や支援をいただく。今後は、さまざまな機会を捉えまして、各地区の役員さんと、それから消防団の皆さんと話をして、確保をお願いしたい、図っていきたいと考えています。

 以上です。



○議長(望月光雄議員) 防災監。



◎防災監兼防災危機管理室長(秋山和彦君) それでは、最後に要旨(3)、観光客に対する防災対策についてお答えをいたします。

 議員御指摘のとおり、富士山世界遺産センター(仮称)でございますが、この建設によりまして、市街地を中心に本市を訪れる観光客は増加すると考えられます。災害時の観光客の避難先として、市が指定しております市内43カ所の避難所は、一時的に観光客を受け入れることは想定しており、自主防災会の会長を初めとする役員の皆様、災害時に避難所となる学校等の関係者、そして市の防災担当者が集まり開催されます避難所運営連絡会や各自主防災会、団体等から依頼を受けて実施しております出前講座などの席上で説明をしております。もちろん1カ所の避難所に何百人もの避難者を受け入れることはできませんので、中心市街地に建設される世界遺産センターには、市のみならず近隣の自主防災会や住民の方々からも避難場所としての期待が寄せられているところでございます。現在市内部での調整はしておりますが、何せ設置主体が県ということでございますので、災害対応バルクの導入を含めまして、県の動向を見ながら今後の検討課題とさせていただきたいと、このように思います。

 以上です。



◆9番(稲葉晃司議員) 要旨の(1)の?です。?のところから伺いますけれども、保健福祉部長が福祉会館のところにちょっとしたものをということで前向きには御検討していただけるようでございます。

 実際、僕災害ボランティアコーディネーターの養成講座にこの前行ってきたものですから、3日間。実際自分がこういうふうにやってみて、本番と同じようにボランティアの方が来て、資機材を貸し出すという訓練をやったのですけれども、本当にそれがヘルメット、マスクなんていう紙っぺらを渡しても、実感湧かないですね。せめてそこにスコップが10本でもあれば、ヘルメットが10個でもあれば、バケツがとか、そうなれば、それがマスクが5枚。紙ですよ。それではい、渡した、どうだなんて、それではやっぱりねというのがあるのですよ。これが災害対策本部から社会福祉協議会のほうに行って、事務局の社会福祉協議会が受けて立ち上げるではないですか。だもので、そういう効果も考えて、前向きに考えていただきたいです。

 もっと言うのであれば、地区社会福祉協議会が14あるわけではないですか。あそこが対策本部に、ボランティアの災害対策本部になるのですけれども、そこに行って依頼されるのが、稲子に行ってくれとか、要はもう富士宮市が広いから、それを今度連れていったり、移動したりするのが物すごく大変になってしまうわけですね。そういうのも踏まえて、今の地域防災計画の中では災害ボランティア本部はあそこしか置かないよということなのですけれども、もうちょっと柔軟的に考えて、要はニーズが市内の至るところからあるわけですから、要は3.15の静岡県東部の地震のときにも実際立ち上がっていて、実際動いていますから。そういったものの経験を踏まえた中で、もうちょっと効率がいい形でやられていったほうがよろしいのかなと。そんなふうに思いますもので。やりますよ、5本ぐらいというのか、もちろんわかりました、では30本となるのかわからないですけれども、前向きに検討していただいて、やっていただけたらいいのかなと。何か御答弁がありましたらお願いします。



○議長(望月光雄議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(内藤眞君) 今議員の言われたとおり、訓練のときが実物でなくて紙だったと。ちょっと幾ら訓練といっても、それではちょっと不十分なのかなという気も正直いたします。

 まず、機材の関係、先ほどもあれで十分とは言えないというふうなことで、市の地域防災計画におきましても災害対策本部、このボランティアに対する役割としましてはボランティアに対しての各種必要機材の提供に努めるというものもございます。これが何が幾つぐらいが適当かというのはなかなか難しいところでございますが、またこれについては社会福祉協議会のほうと相談しがてら、やはり機材が一番最初の初動体制は必要になると思いますものですから、充実を図っていきたいなと。そういう形の中で、先ほど言いました訓練のやり方、それから本部はあくまでも市の社会福祉協議会という形になります。地区社会福祉協議会、ここで先ほど言いましたように、支部という位置づけでとるのか、それとも社会福祉協議会の枝分かれといいますか、そういう点もあろうかと思います。これについては私のほうからボランティア本部を統括しております社会福祉協議会のほうへと、議員からそういうお話もあったということで検討をお願いするように伝えておきますので、よろしくお願いします。



◆9番(稲葉晃司議員) 今僕のほうで地区社会福祉協議会のほうにそういったものがちょっとでもまた例えば5本ずつでも整備されたら、要は本部になくても、その場にいて、あそこで借りてくださいとかできるわけではないですか。そういうのも踏まえて、もちろんそんなすぐ全部できるとは思っていませんから。だから、劇的にできるとは思っていないのですけれども、そういうものを見据えた中で、ではまず本部のところから資機材の整備をやってみましょうだとかという話を検討してくださいということです。ちなみに、2013のアクションプログラムの中では年20人ということですけれども、この前29人の方が受けられたのです。特に富士宮信用金庫さんの方が11人受けられて、大したものだなと。地域に根差した信金だなと。別に宣伝するわけではないのですけれども、たまたま担当の人間が私の同級生だったもので、ああ、偉いなと思って、そんな感じでした。受けてきて。

 この災害ボランティアコーディネーターは、やっぱり数を増やしていくことが、地域においても地域の自主防災にしても、地域の防災訓練にしても、意識が高い人たちですから、こういう人たちを養成していくことはすごくいいことだと思うもので、とりあえず平成26年度はもう100%以上やったものですから、だからって来年度が少なくなってしまってはまずいですけれども、そういう意味で増やしていっていただけたらなと、そんなふうに思います。

 それと、要旨の(2)の消防団員のところですけれども、今までに消防団員の報酬を改正して上げていただいたり、あと報償金、この前の退職報償金を上げていただいたり、報償金ですとか水防訓練におけるライフジャケットを支給してくれたりと、いろいろそういう環境が整ってきているのですけれども、なかなかあれなのかなというのは、僕はもうちょっと今まで数は力だみたいなところがあったのですよ、僕も。ですが、そこがなかなかいけないのは社会情勢だからしようがないと。だけれども、七百何人は来ているわけだから、この七百何人を大事にしていくのも一種の手段かな。要は条例の定数を下げるということです。もうちょっと高度なことをやって、地域にやっぱり消防団さすがだなというふうな感じに見てもらうことが大事なのかな。これも検討課題です。ですが、この前報償金の条例を変えたばかりで、もうすぐ舌の根も乾かないうちにそんなこと言えるわけないではないですか。だから、今後そういったことも検討した中で、とりあえず報償金が上がったからということを区長さんないし地域の皆さんに御報告して、理解した中で、団員としてもうちょっと残ってくれだとか、新たに団員に入ってもらえないですかとかいう話を根気強くやってもらうしかないですね、本当に。

 だもので、消防長も平成34年には100%はなかなかいかないと思いますけれどもなんていう答弁は僕は聞きたくなかったですよ。そうではなくて、いかなくても、うそをつけとは言いませんけれども、いかなくてもやってもらいたいですよ、本当に。やりますよぐらいの。そのとき私はいませんけれどもなんていう話も聞きたくないですけれどもね。だから、なかなか防災は難しいのです。思いはあれど、なかなか目的のところに到達していかないのですよ。だけれども、そのベクトルを下げたり小さくしたりすると本当に進まないですから。だから、虚勢を張ってでもやります、やりますと言ってやっていくようにしないと、市民がついていかないですよ、やっぱり。ボランティアの人とか。だもので、消防長も特にその部分については頑張っていただきたいなと。エールだけ送っておきます。何かありますか。どうぞお願いします。



○議長(望月光雄議員) 消防長。



◎消防長(佐野則男君) 今おっしゃった中で、やっぱり訓練に耐えて、そういうやみくもに入ってもらっても、先ほどのスコップではないですけれども、そんなものも持てないような人だったら困るわけです。やっぱり今いらっしゃる団員の方、皆さん入るときは余り率先して入ってこなくても、何年か活動している間に使命に燃えてきて、だんだん消防団の活躍をしたいという方がほとんどだと思います。

 それで、過去にも分団長終わった人にも残ってもらったらどうかというようなことを御提案いただきまして、それも各分団のほうに諮りました。今現在は、分団長が終わった方も残ってくれているところがあります。そうすると、技術を持った人が残っていただけるということで、今議員がおっしゃったように、精鋭をそのまま、なかなかせっかくの人たちですから、残っていただければということで、そういう提案を受けて残っていただいている方もいらっしゃいます。また、再度入団していただいた方もいらっしゃいます。当市は65歳の定年ですけれども、それまでの間やりたいのだよと言ってくださる方もいらっしゃる。そういうことで今の御提案ですけれども、そういう技術を持った人を固めていくというのも、今初めて御提案いただいて、投げかけて、そういう状況がありますので、そういう感じとしては技術を持った人をとどめておくというようなことも必要かなと思います。ありがとうございます。



◆9番(稲葉晃司議員) 消防長、時間は限られているようですから、消防長の時間が。だから、とにかく人の1倍、2倍、3倍と頑張っていただきたいです。お願いします。

 最後の観光客に対する防災対策です。防災監のほうでこれから、県との話はこれからなのですよ。だもので、話をしやすいようにあえて議会で言わせてもらいました、これについては。困りますよということを県に対して物申せるように。我々の議会のほうで言われましたものでというふうな感じでできたらなと。援護射撃ではないですけれども、ただ僕が出したバルクのことについては、これはもう政策的な部分で、要は県の施設ではないですか。周りが管網だから当たり前のように都市ガスなんていったら、それはちょっとおかしいぞという話になると思いますよ、県のほうも。これ、LPガスのものが閣議決定になったそうなもので、そういう点も踏まえた中で県のほうに物申してください。我々としては、地域経済においてLPガスの業者のほうが古いわけですね。都市ガスの管網が広がっていれば、その地域の企業に対する環境破壊みたいなものですよ、僕に言わせれば。そういった意味でも、やっぱり行政が言えることは言っていかなければならないと思います。僕は、都市ガスの管が改良されて伸びるようになっただとか、折れなくなったとか言っていますけれども、充填というか、港の近くで多分送っていると思うのですけれども、そこのところが津波でどかんなんてやられたときにどうなるのか、僕想定尽きませんもの。だから、そういう話だとかしたら、実際問題どうなのだというのもあるし、税収のことを考えれば、地域経済のことを考えればとなるわけですよ。だから、そういう部分でもしっかりと防災監が言うのか、市長が言うのかわからないですけれども、県に対して物は申していただきたいです、これは本当に。

 そんな感じで、今回の質問も残り3分となりましたけれども、ちょうど時間もよろしいようなので、今回はこれにておしまいにしたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(望月光雄議員) 以上で9番 稲葉晃司議員の質問を終了します。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 明6月20日は午前9時から本会議を開き、一般質問を行いますので、よろしくお願いいたします。

 本日はこれにて散会します。

 御起立願います。

                   〔全員起立〕



○議長(望月光雄議員) 礼。

 御苦労さまでございました。

                                     午後2時57分散会