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静岡県 富士宮市

平成22年  6月 定例会(第2回) 07月06日−委員長報告、討論、採決−07号




平成22年  6月 定例会(第2回) − 07月06日−委員長報告、討論、採決−07号









平成22年  6月 定例会(第2回)





                    平 成 22 年

                 富士宮市議会6月定例会会議録

                     第 7 号

                 平成22年7月6日(火曜日)
                                       
1 議事日程(第7号)
              平成22年7月6日(火)午前9時00分 開議
  日程第1 陳情第 2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書
                               (総務文教委員会付託のもの)
  日程第2 陳情第 3号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書   
                                       (  〃  )
  日程第3 陳情第 4号 子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書      
                               (環境厚生委員会付託のもの)
  日程第4 議第147号 富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締
              結について                          
  日程第5 議第148号 財産の取得について                      
  日程第6 議決第 5号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について   
  日程第7 議決第 6号 子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提
              出について                          
                                       
2 本日の会議に付した事件
  議事日程(第7号)に同じ
                                       
3 出席議員(24名)
      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員
      3番  望 月 芳 将 議員       4番  稲 葉 晃 司 議員
      5番  深 澤 竜 介 議員       6番  吉 野 友 勝 議員
      7番  佐 野 清 明 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員
      9番  横 山 紘一郎 議員      10番  渡 辺 喜代美 議員
     11番  佐 藤 長 助 議員      12番  遠 藤 英 明 議員
     13番  村 瀬   旬 議員      14番  山 口 源 蔵 議員
     15番  諸 星 孝 子 議員      16番  朝 日   昇 議員
     17番  渡 辺   登 議員      18番  吉 田 晴 幸 議員
     19番  朝比奈 貞 郎 議員      20番  日 原 貞 二 議員
     21番  望 月 光 雄 議員      22番  手 島 皓 二 議員
     23番  鈴 木   弘 議員      24番  臼 井   進 議員
                                       
4 事務局職員出席者(8名)
  事 務 局 長  芦 澤   正 君    事 務 次 長  渡 井 照 彦 君

  主  幹  兼  斉 藤 俊 彦 君    議 事 係 長  古 郡 和 明 君
  庶務調査係長

  主    幹  遠 藤 寿 代 君    主    査  望 月 奈美子 君
  主    査  高 橋 衣 里 君    書    記  松 嶋 英 明 君
                                       
5 説明のための出席者(79名)
  市    長  小 室 直 義 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君

  総合調整室長  渡 辺 孝 秀 君    総 務 部 長  石 川 善 裕 君
  兼フードバレー
  推 進 室 長

  企 画 部 長  望 月   斉 君    財 政 部 長  石 川 昌 之 君

  環境経済部長  遠 藤 二 郎 君    保健福祉部長  田 中 嘉 彦 君
                       兼 福 祉事務
                       所    長

  都市整備部長  角 入 一 典 君    水 道 部 長  小 松 政 廣 君

  消  防  長  渡 辺   栄 君    市 立 病 院  広 瀬 辰 造 君
                       事 務 部 長

  行 政 課 長  石 川 久 典 君    人 事 課 長  平 野 正 之 君

  防災生活課長  秋 山 和 彦 君    くらしの相談  遠 藤 明 男 君
                       課    長

  くらしの相談  佐 野 文 紀 君    市 民 課 長  赤 池 ふみ子 君
  課 参 事 兼
  芝川相談室長

  北山出張所長  赤 池 和 人 君    上野出張所長  山 本 年 乗 君

  上  井  出  指 田 晴 通 君    白糸出張所長  渡 辺   寛 君
  出 張 所 長

  芝川出張所長  遠 藤   晃 君    工事検査課長  漆 畑 晴 男 君
  企画経営課長  手 島 大 輔 君    秘書広報課長  村 上 雅 洋 君
  情報政策課長  遠 藤 基 彦 君    財 政 課 長  田 畑 孝 城 君
  収 納 課 長  佐 野 清 晴 君    市 民 税課長  石 井   治 君
  資 産 税課長  高 橋 正 行 君    農 政 課 長  堀 江 裕 之 君
  商工観光課長  遠 藤 祐 司 君    環境森林課長  深 澤 秀 人 君

  生活環境課長  遠 藤 正 泰 君    清掃センター  深 澤   哲 君
                       所    長

  衛生プラント  赤 池 雄 次 君    子ども統括監  乙 部 浩 子 君
  所    長               兼 福 祉企画
                       課    長

  介 護 障 害  佐 野 計 公 君    福祉総合相談  佐 野 晃 崇 君
  支 援 課 長               課    長

  福祉総合相談  土 屋 幸 己 君    子 ど も未来  小 林 秀 実 君
  課  参  事               課    長

  子 ど も未来  望 月 重 人 君    保険年金課長  寺 田 文 彦 君
  課  参  事

  健康増進課長  中 川 礼以子 君    管 理 課 長  矢 崎 正 文 君
  道 路 課 長  村 松   久 君    道 路 課参事  山 本   進 君
  河 川 課 長  渡 邊 隆 司 君    都市計画課長  平 石 博 一 君
  都市整備課長  小 沢 政 基 君    土地対策課長  大 畑 宏 之 君
  建築指導課長  赤 池 三七夫 君    住宅営繕課長  山 田 雅 文 君
  水道業務課長  小 林 勝 美 君    水道工務課長  小 林 明 宏 君

  下 水 道課長  根 上 政 志 君    市 立 病 院  花 倉 渉 淳 君
                       病院管理課長

  市 立 病 院  望 月 和 秀 君    会計管理者兼  深 澤 照 洋 君
  医 事 課 長               出 納 室 長

  消 防 次長兼  小 倉 辰 彦 君    消 防 本 部  佐 野 則 男 君
  警 防 課 長               管 理 課 長

  予 防 課 長  斉 藤 勇 人 君    教  育  長  佐 野 敬 祥 君
  教 育 次 長  渡 井 一 成 君    教育総務課長  佐 野 勝 幸 君

  学校教育課長  大 塚 俊 宏 君    学 校 教育課  芝 切 弘 孝 君
                       参    事

  社会教育課長  山 口 眞理子 君    芝川公民館長  望 月 数 人 君

  富 士 山文化  渡 井 一 信 君    スポーツ振興  石 田 秀 明 君
  課    長               課    長

  市立学校給食           
  センター所長  後 藤 寿 一 君    中央図書館長  岩 崎 良 一 君

  西  富  士  篠 原 照 美 君    芝川図書館長  佐 野   清 君
  図 書 館 長

  監 査 委 員  小 林   登 君    選挙管理委員  石 川 久 典 君
  事 務 局 長               会 事 務局長

  農 業 委員会  堀 江 裕 之 君
  事 務 局 長




                                       

                                     午前9時00分開議



○議長(吉田晴幸議員) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                         



△日程第1 陳情第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書



○議長(吉田晴幸議員) これより日程に基づき、日程第1 陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書を議題とします。

 本件は、去る6月18日の本会議において、総務文教委員会に審査を付託した案件です。

 これより総務文教委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。総務文教委員会委員長。

               〔8番 佐野寿夫議員 登壇〕



◎8番(佐野寿夫議員) おはようございます。総務文教委員会委員長報告をします。

 6月18日の本会議において、当委員会に審査を付託されました陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書について、審査の経緯、結果を御報告します。

 当委員会は、陳情第2号の審査を行うため、6月29日に市議会第2委員会室において、委員全員出席のもと、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。

 審査に先立ち、当局から本陳情に対する意見を求めたところ、意見はなく、次に委員からの質疑、意見等を求めたところ、委員から、夫婦別姓制度に賛成している人たちは、自分の利益から自由や権利を主張しており、子どものことを考えていない。日本人が持ってきた宗教観というものまでも壊してしまう危険性があり、この制度の法制化には反対であるとの意見がありました。

 また、他の委員から、夫婦同姓は日本の歴史、文化、風土の中で育ってきた家族制度の一つの形であり、諸外国に合わせて夫婦別姓にすることはない。結婚して女性が通称名で旧姓を使用することもあるが、それが女性の社会進出に大きな障害になっているとは思わない。選択制であっても夫婦別姓制度には反対であり、この陳情の趣旨に賛同するとの意見がありました。

 また、他の委員から、この陳情書には夫婦別姓制度の法制化を求める人たちに対して、個人主義的な偏った思想を持つものというように決めかかっているような偏見や、誇張した表現があると感じている。この意見書を提出することについては、賛成できないとの意見がありました。

 また、他の委員から、基本的にこの選択的夫婦別姓制度については賛成であるが、現時点では法案も提出されていないので、この時点で市議会で審議すること自体いかがなものかと思う。また、夫婦同姓制度は、法的に多数の女性に対して差別を強いている制度であると考える。最近の世論調査で、選択的夫婦別姓制度になった場合でも、家族の一体感には影響がないと答えた人が52%と過半数となっているという調査結果もあり、今後しっかりと制度化されていけば、その家族の一体感が、姓が変わることによって失われるということはないと考えるとの意見がありました。

 その後、質疑を終結し、討論はなく、起立により採択すべきものか採決した結果、賛成多数でしたので、採択すべきものと決定しました。

 以上が当委員会に付託されました陳情第2号の審査の概要です。

 以上で委員長報告は終わります。



○議長(吉田晴幸議員) 委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 これより陳情第2号に対する討論に入ります。初めに、反対討論を許します。

 発言通告順により、1番 渡辺佳正議員の発言を許します。1番。

               〔1番 渡辺佳正議員 登壇〕



◆1番(渡辺佳正議員) 陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書について、日本共産党議員団を代表して反対討論をいたします。

 夫婦別姓を認める民法改正案は、これまでも国会に繰り返し提出されてきましたが、自民党などの反対で、具体的な審議はほとんどされないまま廃案になってきました。日本共産党は、男女平等と子どもの権利の確立を前進させる立場から、1987年以来、希望をすれば別姓を選択できるよう民法改正を提案し、その実現に努力してまいりました。2001年度に実施された内閣府調査では、夫婦別姓に反対が29.9%に対して賛成が42.1%と、賛成派が多数を占めています。20代、30代の若い世代では、賛成が52%、反対が13%と賛成が反対の4倍に達しています。

 研究者などの専門職についている女性の場合、結婚で姓が変わると実績が途切れてしまい、死活問題になると言われています。また、互いに長男、長女である者同士が、家、親、姓の問題で結婚に踏み切れないという具体的な意見も多数聞かれています。選択的夫婦別姓制度に反対する人たちの間には、夫婦別姓では家族の一体感が損なわれるという意見がありますが、さきの内閣府世論調査でも、夫婦別姓が家族の一体感に影響しないと思うと考える人が52%で過半数を占めています。選択的夫婦別姓が制度として確立されれば、親子の間で姓が異なることも、それほど奇異に感じなくなると言われています。

 夫婦同姓は1898年の明治民法施行以降に導入された制度であり、100年そこそこの歴史しかありません。選択的夫婦別姓で日本の伝統が壊れるという根拠はありません。戦前の天皇を中心にした家制度のような一体感を求める動きは、愛国心などとともに、日本の伝統文化などを憲法に盛り込む憲法改悪の動きとも連動しているものだと言わざるを得ません。結婚後も通称として旧姓を使用できればよいのではないかという意見もありますが、戸籍上の別姓が認められないと、パスポートやクレジットカードなどで戸籍上の姓と通称が異なることにより不都合が生じるため、戸籍上の夫婦ではない事実婚を余儀なくされている方も多くいるのが現実です。国際的に見ても、選択制を含め夫婦別姓の国は夫婦同姓の国よりも圧倒的に多く、日本のように同姓を強いる国は、主要な先進諸国では見られないというのが現実です。

 本陳情では、その理由として、夫婦同姓は一般人にとって何の不都合も感じない家族制度であるとか、結婚で同じ姓になることで喜びを持つ夫婦のほうが圧倒的多数であり、極めて一般的な普通の感覚であるなどと、何の不都合もないとか圧倒的多数などの言葉を用いて断定しています。これらの主張は、夫婦同姓で不都合を強いられている人の現実や選択的夫婦別姓制度に関する2001年度の内閣府世論調査で賛成意見が反対を上回った結果を無視するものであり、一方的な決めつけだと言わざるを得ません。選択的夫婦別姓制度に対する国民の意識、夫婦同姓を強いられることによる不都合、国際的な夫婦別姓制度の導入状況など、さまざまな現実を考慮した陳情理由だとは言えないものと考えます。陳情者からの意見書案を修正すれば済むという問題ではありません。

 また、本陳情を審査した6月29日の総務文教委員会では、選択的夫婦別姓制度に対する国民の意識や夫婦別姓制度の国際的導入状況について、委員からはデータを持ち合わせていないとか、詳しいことはわからないなどと、事前調査が不十分な中で個人的な見解や感情に基づいて審査が行われたことを、みずから認める発言もありました。本日の本会議では、確かな現状認識に基づいて、議会としての良識を市民に示していただくことを議員各位にお願いいたしまして、本陳情そのものに反対するとともに、この後で審議される意見書案についても反対であることを申し添えて、私の反対討論といたします。



○議長(吉田晴幸議員) 次に、賛成討論を許します。

 発言通告順により、6番 吉野友勝議員の発言を許します。6番。

               〔6番 吉野友勝議員 登壇〕



◆6番(吉野友勝議員) 陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書に対する賛成討論を行います。

 家族は社会を構成する基本的なものであり、家族が同じ姓を名乗る日本の制度は、明治以来の夫婦一体となった家族制度であり、文化、伝統でもあります。日本では夫婦同姓は普通のこととして、一般人にとって疑問を覚えるようなこともなく、不都合も感じない制度であります。婚姻に際し、氏を変えることで職業上不都合が生じる人には、通称名で旧姓を使用することが一般化しており、現在の日本社会において、選択的夫婦別姓制度を導入する合理的理由が見当たりません。むしろ、法制化することによる不都合や戸籍管理の複雑さを生み出すおそれがあります。大変細かいことですが、例えば学校で同じ家の兄弟、姉妹が別姓なら、先生方はそのことを他学年の先生方と連絡、確認の必要が生じます。家庭訪問の日時の調整も、だれとだれが兄弟、姉妹なのかはすぐにわかりませんから、大変な手間がかかってまいります。結婚する本人たちには自由で都合のよいことでも、子どもや周囲の人間にとっては、簡単に納得できるようなことではありません。

 また、生物学者は、私たちには2人の親がおり、その前には4人、さらにその前には8人、たどれば直系だけで7代、128人の親がおり、そのDNAを体現しているのが、現在を生きる自分であると言っています。私たちが先祖を敬い、お墓を守り、手を合わせる謙虚な心の根底をなすものです。どんな理屈を並べても、私たちは先祖の世界から生まれ、先祖の世界へ帰る存在です。夫婦別姓にして代々伝わる所属があいまいになれば、先祖を敬う心を奪い、日本人の宗教観をも壊すおそれがあります。私たちは、自由や権利をにしきの御旗にする主張に対しては、冷静に判断する必要があります。これまでも自由や権利の主張が強調される風潮の中で、自由と身勝手、権利と単なるわがままや自己都合の境があいまいな人々が増加し、常識を疑う事件や事象を多く見聞きする昨今です。

 以上のようなことから、陳情第2号に賛成いたします。多くの議員の皆様が御賛同くださることを期待して賛成討論といたします。



○議長(吉田晴幸議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書を採決します。

 本件に対する委員長の報告は採択すべきものです。

 陳情第2号は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(吉田晴幸議員) 起立多数です。よって、陳情第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書は、採択することに決定しました。

                                         



△日程第2 陳情第3号 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書



○議長(吉田晴幸議員) 次に、日程第2 陳情第3号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書を議題とします。

 本件は、去る6月18日の本会議において、総務文教委員会に審査を付託した案件です。

 これより総務文教委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。総務文教委員会委員長。

               〔8番 佐野寿夫議員 登壇〕



◎8番(佐野寿夫議員) 総務文教委員会委員長報告をします。

 6月18日の本会議において、当委員会に審査を付託されました陳情第3号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書について、審査の経緯、結果を御報告します。

 当委員会は、陳情第3号の審査を行うため、6月29日に市議会第2委員会室において、委員全員出席のもと、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。

 審査に先立ち、当局から本陳情に対する意見を求めたところ、意見はなく、次に委員からの質疑、意見等を求めたところ、委員から、この法案自体がまだ提出されておらず、内容が確定していない現時点において審査することについてどうか。また、この制度や法制化の必要性等について不明確な点が多く、判断する状況にないことなどが示されました。

 その後、審議を終結し、討論はなく、起立により採択すべきものか採決した結果、賛成なしにより不採択とすべきものと決定しました。

 以上が当委員会に付託されました陳情第3号の審査の概要です。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(吉田晴幸議員) 委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 これより陳情第3号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより陳情第3号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書を採決します。

 本件に対する委員長の報告は不採択とすべきものです。

 陳情第3号は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(吉田晴幸議員) 起立なしです。よって、陳情第3号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書は、不採択とすることに決定しました。

                                         



△日程第3 陳情第4号 子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書



○議長(吉田晴幸議員) 次に、日程第3 陳情第4号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書を議題とします。

 本件は、去る6月18日の本会議において、環境厚生委員会に審査を付託した案件です。

 これより環境厚生委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告を願います。環境厚生委員会委員長。

               〔3番 望月芳将議員 登壇〕



◎3番(望月芳将議員) 環境厚生委員会委員長報告をします。

 6月18日の本会議において、当委員会に審査を付託されました陳情第4号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書について、審査の経緯、結果を御報告します。

 当委員会は、陳情第4号の審査を行うため、6月29日に市議会第2委員会室において、委員全員の出席のもと、番外議員も多く加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。

 審査に先立ち、当局から本陳情に対する意見を求めたところ、意見はなく、続いて質疑に入り、委員から、執行の基準、子どもを育てる親の義務感にも波及せざるを得ないから、いろいろな意見や要素があるが、この時点では不採択としたいという意見がありました。

 また、ほかの委員から、非常に問題や矛盾も多く、子ども・子育て新システム検討会議で今また新たに検討されているので、議会としてもう一度意見書を取りまとめ直したほうがいいのではないか。予算の裏づけの問題や支給の仕方とかもろもろの問題を抱えた子ども手当なので、不採択という方向で進めてもらいたいという意見がありました。

 また、ほかの委員から、富士宮市の場合、月に1人当たり2万6,000円を支給した場合、総額でどのくらいかという質疑に対し、当局から、約60億円になるとの答弁がありました。

 また、ほかの委員から、財源問題で片方で配偶者扶養手当をなくすと増税になってしまう人もいるので、問題があるとは認識しているが、この陳情に関しては不採択とすべきと考えているという意見がありました。

 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、賛成なしにより本陳情については不採択すべきものと決定しました。

 以上が当委員会に付託されました陳情第4号の審査の概要です。

 以上で委員長報告を終わりにします。



○議長(吉田晴幸議員) 委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 これより陳情第4号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより陳情第4号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書を採決します。

 本件に対する委員長の報告は不採択とすべきものです。

 陳情第4号は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(吉田晴幸議員) 起立なしです。よって、陳情第4号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書は、不採択とすることに決定しました。

                                         



△日程第4 議第147号 富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結について



△日程第5 議第148号 財産の取得について



○議長(吉田晴幸議員) 次に、日程第4 議第147号富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結について及び日程第5 議第148号財産の取得についての2件を一括議題とします。

 当局から提案理由の説明を求めます。市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) ただいま上程されました議第147号及び議第148号の2議案について、一括して説明申し上げます。

 まず、議第147号富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結について説明申し上げます。本案は、富士宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、工事請負契約について市議会の議決をお願いするものであります。

 この工事は、昭和53年に建築した鉄筋コンクリート造4階建ての大宮小学校北校舎について、東海地震に備え児童の安全確保を図るとともに、地域の避難場所として有効に活用するため、耐震補強を行うためのものであります。去る6月16日、10社による制限付き一般競争入札を執行しましたところ、株式会社大石組が1億3,300万円で落札しましたので、消費税及び地方消費税を含み1億3,965万円で仮契約を締結いたしました。

 次に、議第148号財産の取得について説明申し上げます。本案は、富士宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産の取得について市議会の議決をお願いするものであります。

 取得しようとする財産は、水槽車で、現在西消防署で使用している車両が老朽化したことから、買いかえようとするものであります。去る6月17日、6社による指名競争入札を執行しましたところ、日本機械工業株式会社が3,300万円で落札しましたので、消費税及び地方消費税を含み3,465万円で仮契約を締結いたしました。

 以上、一括して説明申し上げました2議案について、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。



○議長(吉田晴幸議員) 当局からの説明は終わりました。

 これより議第147号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。1番。



◆1番(渡辺佳正議員) ちょっと確認の意味で質問させていただきますが、大宮小学校北校舎の教室、今どういう状況になっているのか。どのぐらい教室があって、その使用状況はどういうふうになっているのか。また、大宮小学校全体についても、その全体の中で北校舎がどのような形になっているかという状況をお知らせいただきたいということと、その間工事中、子どもの代替教室はどうなっているのか、その辺の状況も教えていただきたいと思います。



○議長(吉田晴幸議員) 教育総務課長。



◎教育総務課長(佐野勝幸君) それでは、ただいまの北校舎の状況と、それから工事中の代替措置というふうなことについて、私のほうからお答えさせていただきます。

 まず、北校舎の主な用途でございますけれども、4階建てになっておりまして、1階は現在理科室と、それから特別支援学級の教室、それに給食の受け入れ室があります。2階には多目的教室、それからパソコン室、そして特別支援学級で2部屋を使っております。3階が3年生と5年生の教室、そして4階には残る特別教室、音楽室、家庭科室、図工室、そして図書室というような構成になって今使っております。南校舎のほうが、主に教室として使っているわけでございます。

 次に、工事期間中のということでございますけれども、これから工事契約を御議決いただきました後、学校と、また実際に具体的な工事の状況について協議をしてまいりますが、できる限り南校舎側へということで考えてはおります。ただ、授業としては、教室がこのような状況で余裕がございませんので、そういう意味で工事のほうを音の出る、また授業に支障の出るようなものについては、できるだけ休みの日もしくは今回夏休みを利用して、そこに集中して工事をかけていきたいというように考えておりまして、学校の授業に極力支障を与えないようにというような工事の配慮をしてまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(吉田晴幸議員) 1番。



◆1番(渡辺佳正議員) 私の記憶では、大宮小学校校区の学童保育は、たしか北校舎でやっていたのではないかというふうに思うのですけれども、学童保育の子どもたちはどうなるのかという点、ちょっと1つ心配なものですから、お願いします。



○議長(吉田晴幸議員) 教育総務課長。



◎教育総務課長(佐野勝幸君) 失礼いたしました。先ほど、説明の中で学童保育について触れませんでしたが、こちらの学童保育で使っている部屋につきましては、本年度の工事の予定がありましたので、所管の部署と御相談をさせていただき、民間のところをお借りしていただくというようなことになっております。民間のほうの場所をお借りすることについては、既に借りているというように聞いております。ただ、工事の、これから既に7月からということで予定はしておりましたので、そちらのほうで、予定としては年度いっぱいの工事でございますので、年度いっぱいは学童保育のほうは民間の施設を利用させていただくというようなことになっております。

 よろしくお願いいたします。以上です。



○議長(吉田晴幸議員) 他にありませんか。5番。



◆5番(深澤竜介議員) 今の質問に関連なのですが、というと北校舎空き教室はあるのかどうなのか確認したいと思います。



○議長(吉田晴幸議員) 教育総務課長。



◎教育総務課長(佐野勝幸君) それでは、空き教室という御質問でございますが、実際には完全にあいているという部屋ではございませんで、広場に使っているあるいは多目的教室に使っている、集まってそこで授業の一環として行うような場合に使う部屋として、3部屋ほど今使用しております。

 それから、学童保育と同時に生涯学習教室として開放するという部屋が1つあります。こちらのほうも学童保育と同じように事前に協議をさせていただきまして、こちらのほうは他の施設を利用していただくということでお願いをさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(吉田晴幸議員) 他にはありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。

 次に、議第148号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。

 以上で議第147号及び議第148号、一括2件に対する質疑を終了しましたが、この際質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。

 以上で議第147号及び議第148号、一括2件に対する質疑を終結します。

 お諮りします。ただいま議題となっております議第147号及び議第148号、一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御異議なしと認めます。よって、議第147号及び議第148号、一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。

 これより議第147号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 次に、議第148号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議第147号富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結について採決します。

 議第147号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御異議なしと認めます。よって、議第147号富士宮市立大宮小学校北校舎耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。

 次に、議第148号財産の取得についてを採決します。

 議第148号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御異議なしと認めます。よって、議第148号財産の取得については、原案のとおり可決されました。

                                       



△日程第6 議決第5号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について



○議長(吉田晴幸議員) 次に、日程第6 議決第5号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についてを議題とします。

 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。



◎事務局長(芦澤正君) それでは、議案を朗読いたします。

 議決第5号

        選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について

 地方自治法第99条の規定により、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書を提出するものとする。

  平成22年7月6日 提出

   提出者 富士宮市議会議会総務文教委員会委員長 佐 野 寿 夫

          選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書(案)

 家族が同じ姓を名乗る日本の一体感ある家庭が、健全な心を持つ子どもたちを育てていく。夫婦別姓制導入は、選択的とはいえ、明治以来の夫婦一体となった家族制度、良き伝統を壊してしまう恐れがある。それゆえ、民法改正による選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する。

 日本では、この夫婦同姓は、日常極めて普通のこととして、一般人にとって何も疑問を覚えるようなことはなく、何の不都合も感じない家族制度である。

 婚姻に際し氏を変えることで職業上不都合が生じる人にとって、通称名で旧姓を使用することが一般化しており、婚姻に際し氏を変更しても、関係者知人に告知することにより問題も生じないと思われる。また、氏を変えることにより自己喪失感を覚えるというような意見もあるが、それよりも結婚に際し同じ姓となり、これから新たな家庭を築くという喜びを持つ夫婦が一般的な普通の感覚である。

 現在の日本の社会において、選択的夫婦別姓制度を導入しなければならない合理的理由は何もない。

 選択的だから、別姓にしたい人はしたらよいという意見があるが、この制度を導入すること自体が、一般大衆が持つ氏や婚姻に関する習慣、社会制度を危うくすることになりかねないことである。

 子どもの心の健全な成長のことを考えた時、夫婦・家族が一体感を持つ同一の姓であることがよいということは言うまでもないことである。

 夫婦同姓の結婚制度は、より進化した結婚制度である。何のために日本の婚姻制度を変え、家族制度を崩壊させようとする動きを推進するのか、普通に生活している一般人の感覚では、理解に苦しむ。

 よって、国におかれては、選択的夫婦別姓制度を導入することを柱とする民法改正案を国会に提出されることのないよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成22年7月6日

                                  静岡県富士宮市議会

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣 殿

 総務大臣

 法務大臣

 以上でございます。



○議長(吉田晴幸議員) 議案の朗読は終わりました。

 これより本案の提出者であります総務文教委員会委員長から提案理由の説明を求めます。総務文教委員会委員長。

               〔8番 佐野寿夫議員 登壇〕



◎8番(佐野寿夫議員) ただいま上程されました議決第5号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について、提出者として提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、議案として議会事務局長が朗読したとおり、選択的夫婦別姓制度に関する法律を制定することのないよう、地方自治法第99条の規定により意見書を国会及び関係行政庁に提出しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(吉田晴幸議員) 提案理由の説明は終わりました。

 これより議決第5号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 ただいま議題となっております議決第5号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。

 これより議決第5号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議決第5号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についてを採決します。

 議決第5号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(吉田晴幸議員) 起立多数です。よって、議決第5号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。

                                       



△日程第7 議決第6号 子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出について



○議長(吉田晴幸議員) 次に、日程第7 議決第6号子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出についてを議題とします。

 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。



◎事務局長(芦澤正君) それでは、議案を朗読いたします。

 議決第6号

    子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出について

 地方自治法第99条の規定により、子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書を提出するものとする。

  平成22年7月6日 提出

   提出者 富士宮市議会環境厚生委員会委員長 望 月 芳 将

子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書(案)

 子ども手当法創設の目的は、「次代の社会を担う子ども1人ひとりの育ちを社会全体で応援する」こと及び「子育ての経済的負担を軽減し、安心して出産し、子どもが育てられる社会をつくる」ことであり、子ども手当の支給を受けた者は、子どもの成長及び発達のために使用する責務がある。

 平成22年6月より子ども手当の支給が開始されたが、本来の子ども手当法の目的・趣旨にのっとって使用されているかは各世帯にゆだねられており確認の手段もない。

 また、満額支給されたとなれば防衛費を上回り、平均的な基礎自治体において、「個人住民税の総額」または「国民健康保険税・介護保険料・後期高齢者医療保険料」の総額に値する額である。

 それにもかかわらず、財源確保が明確化されておらず赤字国債に依存しているのが現状であり、このまま支給を続けていくならば国家財政は破綻を来してしまう恐れがある。

 このようなことにより、抜本的な再検討が必要と考える。仮に、財源確保が可能ならば、法のもとの子育て支援施策として、現金支給ではなく、給食費の無料化・不妊治療費の助成拡大・保育サービスの充実・子ども医療費の中学校卒業までの無料化・子宮頸がんを初めとする各種ワクチン接種などに充てるべきであり、その判断は住民と直接、接している各市町村にゆだねるべきである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成22年7月6日

                                  静岡県富士宮市議会

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣 殿

 総務大臣

 厚生労働大臣

 以上でございます。



○議長(吉田晴幸議員) 議案の朗読は終わりました。

 これより本案の提出者であります環境厚生委員会委員長から提案理由の説明を求めます。環境厚生委員会委員長。

               〔3番 望月芳将議員 登壇〕



◎3番(望月芳将議員) ただいま上程されました議決第6号子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出について、提出者として提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、議案として市議会事務局長が朗読したとおり、子ども手当法にのっとった真の子育て支援施策の再考を求め、地域性を生かした子ども支援施策を財政難の市町村にゆだねるべきと考え、地方自治法第99条の規定により意見書を国会及び関係行政庁に提出しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定いただきますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(吉田晴幸議員) 提案理由の説明は終わりました。

 これより議決第6号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 ただいま議題となっております議決第6号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。

 これより議決第6号に対する討論に入ります。初めに、反対討論を許します。

 発見通告順により、2番 若林志津子議員の発言を許します。2番。

               〔2番 若林志津子議員 登壇〕



◆2番(若林志津子議員) 議決第6号子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書に対する反対討論を日本共産党議員団を代表しまして行います。

 この意見書は、環境厚生委員会で日本の子供の未来を・守る会から出された陳情、子ども手当の廃止を求める意見書の提出を審議し、不採択とした後、動議という形で出され採決されました。不採択となった陳情は、平成22年3月26日に国会で成立した子ども手当は、満額であれば防衛費を超える巨額の費用となるため、赤字財政の状況で国債に依存し、財政が破綻を来すことと、受給対象者に「日本国籍を有する者」という文言がないことも問題として、子ども手当の廃止を求めたものです。県下各市に提出されましたが、富士宮市、静岡市、牧之原市以外は要望書という形で議長預かり、議員に配付などの対応をしています。意見書を提出しないと決めた市もあります。既に藤枝市では、子ども手当財源の地方負担に反対する意見書、熱海市は子ども手当の全額国庫負担を求める意見書を提出しています。県下の状況は、子ども手当の廃止を求める意見書は出されていません。

 採択された意見書は、財源確保が明確化されておらず、赤字国債に依存している現状であり、このまま支給を続けていくならば、国家財政は破綻を来してしまうおそれがあり、抜本的な再検討が必要で、財源確保が可能ならば、現金支給ではなく、給食費の無料化、不妊治療費の助成拡大、保育サービスの充実、子ども医療費の中学校卒業までの無料化、子宮頸がんを初めとする各種ワクチン接種などに充てるべきであり、その判断は住民と直接接している各市町村にゆだねるべきであるとしています。

 この意見書では、国としてのあり方が明確となっていません。もちろんそれぞれの施策は重要なことで、実現を望む声も多くあります。しかし、国がどこまで責任を持つのかということが大事な点です。憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」、第2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあります。国が責任を持って行うことが憲法で決められています。子ども医療費の助成制度は、県や市が国に先駆けて行ってきています。しかし、国の制度にしてほしいとの声が多くあります。国の制度となれば、各自治体の財政事情で施策が違ってくるという状況はなくなります。そのことが、日本で暮らし、どこにいても同じ社会保障を受けられることにつながっていきます。それがナショナルミニマムです。

 子ども手当は、少子高齢化の進行や支援策などの状況から創設されました。少子高齢化の進行では、2010年現在は、3人の現役世代で1人の高齢者を支える形になっていますが、2055年には1人の現役世代で1人の高齢者を支える状況となることが見込まれています。一方、日本における子どもの貧困率は14.2%と、OECD諸国平均の12.4%より悪くなっており、片親の子どもの貧困率は54.3%とOECD諸国中最低となっています。

 日本政府が子育ての支援にかけている予算は、GDP比でスウェーデン3.21%、フランス3.00%、ドイツ2.22%に対し、日本は0.81%と先進国中最も少ない国の一つとなっていて、特に6歳以下の子どもへの支援額がOECD諸国平均と比べ非常に低いと、OECDに指摘されています。また、子育て世代は等価可処分所得中央値が1998年から2007年の10年で10%以上落ちるなど収入に余裕がなく、子どもが学校に通うようになると教育費も大きく増加して、経済的負担が大きくなる面もあるため、子どもの幼少から就学までのトータルでの支援が必要となっています。

 しかし、財源などの問題があり、民主党のマニフェストでは、当初2万6,000円の支給としていましたが、1万3,000円の現金支給とし、残りの1万3,000円は保育サービスなどの現物支給とする変更をしています。財源の手だてとして、配偶者控除の廃止などが議論されています。これにより増税となってしまう世帯が出てきます。日本共産党は、増税との抱き合わせには反対です。

 以上、意見書は国が社会保障に責任を持つべきとの視点がないことと、現金支給という子育て世帯への経済的な支援策としての子ども手当をやめるという点で、意見書に対する反対討論といたします。



○議長(吉田晴幸議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉田晴幸議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議決第6号子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出についてを採決します。

 議決第6号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(吉田晴幸議員) 起立多数です。よって、議決第6号子ども手当は真の子育て支援施策に対応することを求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 これをもちまして、6月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。

 ここで、平成22年6月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 梅雨の時期も間もなく終わり、いよいよ酷暑の季節に向かいます折から、皆様方におかれましては、くれぐれも御自愛くださり、市政発展のために御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会のあいさつとします。

 ここで、市長からごあいさつをお願いします。市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言あいさつを申し上げます。

 去る6月18日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提案申し上げました重要案件につきまして連日にわたり御審議をいただき、ありがとうございました。

 御決定をいただきました案件の執行に当たりましては、職員ともども十分な注意をもって処理してまいりたいと存じます。

 また、今議会における議員各位の御意見、御提言、御要望につきましては、今後の市政運営に生かしたいと考えております。

 今後とも議会と一体となって、市民の負託にこたえるため市政運営を行ってまいる所存であります。

 議員各位におかれましては、暑さに向かう折から、健康には十分御留意くださいますようお願いいたしまして、6月定例会の閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(吉田晴幸議員) 以上をもちまして、平成22年富士宮市議会6月定例会を閉会します。

 大変御苦労さまでした。

                                     午前9時55分閉会