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静岡県 富士宮市

平成20年 12月 臨時会(第2回) 12月25日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号




平成20年 12月 臨時会(第2回) − 12月25日−議案上程、説明、質疑、討論、採決−01号









平成20年 12月 臨時会(第2回)





                    平 成 20 年

                 富士宮市議会12月臨時会会議録

                     第 1 号

                 平成20年12月25日(木曜日)

1 議事日程(第1号)
              平成20年12月25日(木)午前9時00分 開会
  日程第1 会議録署名議員の指名について
  日程第2 会期の決定について
  日程第3 議第104号 平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)

2 本日の会議に付した事件
  議事日程(第1号)に同じ

3 出席議員(20名)
      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員
      3番  望 月 芳 将 議員       4番  稲 葉 晃 司 議員
      5番  深 澤 竜 介 議員       6番  吉 野 友 勝 議員
      7番  佐 野 清 明 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員
      9番  横 山 紘一郎 議員      10番  渡 辺 喜代美 議員
     11番  佐 藤 長 助 議員      12番  遠 藤 英 明 議員
     13番  村 瀬   旬 議員      15番  諸 星 孝 子 議員
     16番  朝 日   昇 議員      17番  渡 辺   登 議員
     18番  吉 田 晴 幸 議員      19番  朝比奈 貞 郎 議員
     21番  望 月 光 雄 議員      22番  手 島 皓 二 議員
                                       
4 欠席議員(2名)
     14番  山 口 源 蔵 議員      20番  日 原 貞 二 議員
                                       
5 事務局職員出席者(7名)
  事 務 局 長  望 月 秀 志 君    事 務 次 長  石 川 豊 久 君

  主  幹  兼  塩 川 貴 洋 君    主  幹  兼  斉 藤 俊 彦 君
  議 事 係 長               庶務調査係長

  主    幹  深 沢 裕 彦 君    主    査  高 橋 衣 里 君
  書  記  補  松 嶋 英 明 君
                                       
6 説明のための出席者(18名)
  市    長  小 室 直 義 君    副  市  長  太 田 精 一 君
  総 務 部 長  平 石 英 明 君    企 画 部 長  芦 澤 英 治 君
  財 政 部 長  小 室 忠 雄 君    環境経済部長  遠 藤 二 郎 君

  保健福祉部長  佐 野 恒 夫 君    都市整備部長  角 入 一 典 君
  兼 福 祉事務
  所    長

  水 道 部 長  遠 藤 牧 男 君    総合調整室長  深 澤 好 幸 君

  行 政 職 員  佐 野 裕 克 君    市 立 病 院  広 瀬 辰 造 君
                       事 務 部長兼
                       情報システム
                       室    長

  行 政 課 長  小 松 政 廣 君    企画経営課長  望 月   斉 君
  秘書広報課長  佐 藤 俊 治 君    財 政 課 長  田 畑 孝 城 君
  教  育  長  佐 野 敬 祥 君    教 育 次 長  赤 池   学 君




                                       

                                     午前9時00分開会



○議長(朝日昇議員) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。

 ただいまから平成20年富士宮市議会12月臨時会を開会します。

 会議に入る前に、14番 山口源蔵議員、20番 日原貞二議員から、都合により本日の会議に欠席する旨の届け出がありましたので、御報告します。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                       



△日程第1 会議録署名議員の指名について



○議長(朝日昇議員) これより日程に基づき、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、

            2番 若 林 志津子 議員

           19番 朝比奈 貞 郎 議員

 両議員を指名します。

                                       



△日程第2 会期の決定について



○議長(朝日昇議員) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。今臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議なしと認めます。会期は、本日1日と決定しました。

                                       



△日程第3 議第104号 平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)     



○議長(朝日昇議員) 次に、日程第3 議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)を議題とします。

 当局から提案理由の説明を求めます。市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) おはようございます。ただいま上程されました議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。

 まず、本補正予算の内容の説明に先立ちまして、芝川町との合併について私の所信を申し上げたいと存じます。

 芝川町との合併についての経緯を振り返りますと、平成16年に当時の町長から合併の申し入れがあり、当市でこれに対する準備を進めていたところ、芝川町議会で合併協議会設置議案が否決されました。その後、平成18年に芝川町民による住民投票があり、有効投票の77%の賛成により、富士宮市との合併を望む芝川町の民意が示されましたが、富士宮市議会において合併協議会設置議案が否決されました。そして、昨年12月の芝川町長選挙により、合併推進を公約とする野村寛町長が当選され、本年10月、町議会の全会一致による合併推進決議のもとに、改めて町長から合併の申し入れを受けました。

 当市としては、過去の経緯を踏まえて、まずは事務連絡会を設置し、企画担当を中心に事務レベルでのすり合わせを行い、本日午後に予定されている会議をもって一応の検討を終了する運びとなっております。このような経緯をたどりましたので、3回目となる今回は、お互いにボタンのかけ違いがないように、情勢を確認しつつ、慎重に進めなければならないと考えました。特に今回の合併が芝川町を富士宮市に組み入れるという編入合併であるため、芝川町民にとっては、慣れ親しんだ町がなくなり、基本的に富士宮市の制度や行政のもとでの生活となることから、大きな変化が予想されます。このため、受け入れる富士宮市の側から合併を呼びかけたり、先導することは差し控え、芝川町の住民、行政、議会の意思をはっきりと確認し、また市民の代表である市議会の意向を把握した上で市長としての判断を示すべきであると考え、今日まで私の考えを述べることを控えてまいりました。

 このような中で、11月定例会の一般質問において発言通告された15人のうち5人の議員から芝川町との合併についての質問があり、この問題についての議員それぞれのお考えを感じ取ることができました。また、静岡県においても、石川嘉延知事は12月県議会における提案説明要旨の中で、富士宮市と芝川町の合併を支援することを表明されました。その具体化として、去る12月11日、芝川町議会最終日に、静岡県職員が副町長に就任する人事案件が追加提案され、全会一致で同意され、翌12日に芝川町長がその報告にお見えになりました。野村寛町長からは、合併に対する不退転の決意と、さらなる芝川町の努力の表明があるとともに、富士宮市に対して特段の理解と協力のお願いがありました。

 以上のような経緯や現状を踏まえ、市長として合併に対する考えを示すべき時期が来たと判断いたしました。その理由としては、既に住民投票により、芝川町民の合併への意思が確認されていること、芝川町議会で全会一致による合併推進決議がなされたこと及び野村町長の強い意思が感じられること、事務連絡会における検討が年内に完了すること、財政健全化計画を進める当市にとって国・県の支援は不可欠であり、支援措置を含めた合併特例新法の期限切れが平成22年3月末日に迫っていること、静岡県からも期限内の合併への指導と支援、協力が表明され、芝川町副町長として県職員の就任が決定したこと、隣町として歴史的にも深い関係があり、生活圏も一体である芝川町と協力し合って自主自立のまちづくりを進めたいと思うことであります。これらのことを総合的に勘案し、本日ここに市長として正式に芝川町との合併を推進いたしたいとの考えを市議会に表明し、御理解と御協力をお願いするものであります。

 今後のスケジュールとしては、年明けには副市長、副町長による合併協議会設立準備会を設置して、事務連絡会による検討事項の確認を行い、来る2月定例会において合併協議会設置議案及び合併関連経費を計上した新年度予算案の御審議をお願いし、4月早々には合併協議会を立ち上げたいと考えております。この合併は次の広域行政へのステップであり、新たなまちづくりのスタートでもあります。

 以上申し上げた私の所信に対しまして、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。

 引き続き補正予算案の内容について説明申し上げます。

 今回の補正予算は、富士宮市と芝川町の合併準備事務として、両市町がそれぞれ実施する電算システム統合調査に係る経費及び負担金を追加するものであります。具体的に申し上げますと、今後合併新法の期限内である平成22年3月末日までに芝川町との合併を目指すことが決定された場合、事務事業にかかわる電算システムの統合を期限内に完了させるためには、本年度内に調査業務を実施しておく必要があるため、当該業務にかかわる両市町の経費及び応分の負担をそれぞれ計上するものです。

 歳入では、本市が実施する調査の委託料に対する芝川町からの負担金600万円を追加いたしました。

 歳出では、本市が実施する調査の委託料1,200万円を追加するとともに、芝川町が実施する調査の委託料に対する本市負担金150万円を追加いたしました。

 なお、歳出の超過分については、予備費750万円の減額により、調整いたしました。

 以上が本補正予算の大要であります。よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。



○議長(朝日昇議員) 当局からの説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。歳入歳出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。4番。



◆4番(稲葉晃司議員) 先ほど市長の説明の中にあったのですけれども、調査費のところ、今回の600万円のところなのですが、本年度内に調査業務を実施とありました。この事務事業システム統合調査委託料の1,200万円ですが、この実施というのは年内に終わってしまうということなのですか。それとも、年内に始めてということですか。この細かい内容を知りたいのです。

 それと、この金額が妥当なのかどうか。その妥当性のところをちょっと確認したいものですから、その辺お伺いしたいと思います。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) お答えいたします。

 金額の妥当性は、他市町村のを調べましても、一応妥当だと判断しております。

 それから、年度内というか、3月までにやる事業がすべての事業が終わるではなくて、新年度に向けての事務の洗い出しをするということになっております。



○議長(朝日昇議員) 4番。



◆4番(稲葉晃司議員) 他の市町村と比べて妥当だとかということではなくて、芝川町と富士宮市の件で、富士宮市の調査を今やっているわけではないですか。要は、それの調査に何人が何日かかるだとか、そういう話を僕は聞いているのです。それを言わなければ何にもならぬではないですか。そんなことも何もなしにやっているのですか、これは。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) すみませんでした。この本委託業務につきましては、一応7名の方が委託ということで張りつくというような形になっております。その中にはプロジェクトリーダーから始まってアドバイザー等々がありますけれども、7名の方でやるということになっています。

 日数はこの3月31日までです。



○議長(朝日昇議員) 4番。



◆4番(稲葉晃司議員) 統合していく中で10億円近いお金が今後かかってくるというところになってくるのです。だから、僕らもわからないです。当局側もこのシステムのことについてわかる方がいらっしゃらないので、要は言いなりになってしまうのではないかという、そこが危惧されているのです。だものですから、その部分をもうちょっと研究なり検討なり、時間もないですから、これの補正予算を出してきた。合併新法の期限内に富士宮市はできることをやろうという市長の意向の中でやっているのは、それは理解できるのです。そうではなくて、今後の統合していく中で、言いなりになってお金出せるのかということです。富士宮市の入札を見てください。電子入札で、やたらではないですか、もう。それはいいのかということです。今後どうするのですか。その対応をお伺いしてみたいです。今後の対応です。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) 今議員さんが新年度予算の10億円というようなことを言ったと思うのですけれども、それらにつきましても、この委託の中で、富士宮市で使っておりますいろんなシステムのベンダーさんに委託費用という形でもってどのぐらいかかるのかという調査も進めていく予定でおります。それがまとまらないと、今言った数億円という金額の根拠が出てきませんので、それはこの委託業務の中で実施して、正確な数字をつかんでいくという予定でおります。



○議長(朝日昇議員) 1番。



◆1番(渡辺佳正議員) 今日の議案に入る前の資料で、市長の所信ということで、合併に対する市長のお考えは初めて公表されたというふうに理解していますが、まずこの議会、それから富士宮市民という形で考えますと、まだその合併推進というところには至っていないわけですけれども、そういう状況ですので、この議案そのものの内容に入る前に、これまでの当局の議会答弁などを振り返ってみまして、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。

 まず、日本共産党議員団としましては、やはり富士宮市民の考え方を知るためには、やはり住民投票を行うべきではないか、これがこれまでの私たちの基本的な立場であったわけですけれども、当局としては芝川町との合併については住民投票を行う考えはない、こういう説明でしたが、しかしそれではどうやって市民の声を聞いていくのか、こういうことを質問したときに、過去の答弁では、住民説明会、例えば区長会などの場で説明をして住民の考え方を聞いていく、こういう答弁であったと私は認識をしておりますが、その辺の過去の議会答弁について私の認識が正しいのかどうか、その辺の確認をさせていただきたい。

 それから、もしそのような考えがあるとしたら、私の認識が正しいとしたら、これまでそういった住民説明会及びこの合併について住民の声を聞く場を設けてきたのかということが第2点目です。

 それから、3点目は、住民の声を聞いてからやはり合併に対する市の方針を決めていく、こういうふうに私は認識していますが、住民の声を聞く前に今回のような議案を提出したり、あるいは北部地域の出張所統廃合の問題ということと絡んで、北部地域の区長などに説明会を開いたときに、今後芝川町との合併で芝川町の町役場を支所として残す、そのような方針でいるから、北部地域の出張所統廃合については当面棚上げというような説明を行ったと私は聞いておりますけれども、やはりこの辺のことも、もはや芝川町との合併ということを前提に動いた、既成事実を一つ一つ何か積み上げていっているのではないか、そういうように私は感じ取ることができるわけですけれども、その辺の考え方についてお伺いをしたいと思います。

 以上、3点です。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) それでは、議員の御質問にお答えいたします。

 まず、1点目の市の方針として住民の意見を聞く考えがあるかということだと思いますけれども、これは11月議会におけます一般質問の中で市長のほうから明確に答えていただきました。今回の合併がいわゆる対等合併といいますか、新しいまちをお互いにつくるという新設合併ではなく、富士宮市の制度に芝川町を合わせる、富士宮市の市域の中に芝川町を組み入れる、こういう編入合併でありますので、そこにつきましては住民投票とかそういう考えはないということを市長から答弁をいたしたところでございます。基本的にはそのとおり、その考えを今も継続をしておるわけでございます。

 そこで、住民の声を聞くのにどのような方法とどのような時期にやるのかという御質問だと思うのですけれども、その中でも一部お答えいたしましたように、まずは区長会の中に説明をさせていただく。芝川町との合併をなぜ行うのかという、そういう説明をまず区長会の中でさせていただきたいというふうに思っております。具体的には、年明けにそういう区長会の集まりの際に市長自らその辺のことはお話をしていただき、その後、必要に応じて各支部ごとになるかまだ細かなことは今後検討いたしますが、直接私たち担当が出向きまして、各地域の支部単位くらいを考えておりますけれども、合併についての状況について説明をしたい、このように考えております。その時期はおおむね2月定例会の前に基本的には行わなければいけないだろうというふうに考えております。

 それから、あと市長の所信表明にもありましたように、2月定例会において合併協議会の設置議案を御審議いただくわけですが、御審議の結果、御決定をいただいたならば、4月以降に合併準備会が立ち上がる予定になっております。その後、各市民、各家庭に対しましては、できれば合併協議会を行うたびごとにその合併だけに限った特別な広報紙をつくりまして、全世帯に配布し、その審議の状況、考え方等についてお知らせをしていきたい、このように考えております。

 それから、北部地域における出張所との関係でございますが、議員御指摘のとおり、先般北部地域の各役員の方の会合あるいは個々のお宅を訪問いたしまして、以前市から提案をいたしました出張所の統廃合の考え方につきましては、芝川町との合併の問題が浮上しているので当面それは棚上げといいますか、凍結にしていただき、芝川町との合併の問題が1つの方向が出た後で、と申しますのは、具体的には合併になった場合、あるいは合併の方向に進むということが市議会の御判断で決定された後において、では全体を含めて出張所のあり方はどうしたらいいのかという、もう一度原点に戻って皆さんに提案をさせていただきたいということで説明をし、了解を得た、このようなことでございます。

 以上でございます。



○議長(朝日昇議員) 1番。



◆1番(渡辺佳正議員) 本日のこの議案を提出するまでには、やはり時間があったわけですので、どうしてこれまでにそういった区長会などを対象にした説明会を行ってこなかったのか、このことが1つ疑問が残るわけですけれども、少なくとも住民投票は行わなくても、それだけの時間というのは十分にあったのではないかというふうに思うのですが、その辺はどのようにお考えですか。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) やはり住民に説明をするということになりますと、議会についても一定の御理解をいただき、方向性を出してからでないと、やはり私はこの編入合併の場合に市としての態度をきちっと説明することは難しい、このように考えております。したがいまして、先ほどの答弁と重なってしまいますけれども、時期的には合併準備会を設置した後に、その考え方について、区長会を中心にまずそこから説明を始めさせていただきたい、このように考えております。



○議長(朝日昇議員) 1番。



◆1番(渡辺佳正議員) 市の方針が決まってからということですけれども、おおむね市の方針というのは、これまでのいろいろな経緯の中で住民もある程度は、芝川町議会も含めて、住民投票の結果も含めて、それを富士宮市が受け入れることは、感情的には拒むということは富士宮市としてはできないのかなということはおおむね富士宮市民も感じていたわけですけれども、そういう中で、富士宮市の方針が決定する前の段階でも、では今後芝川町との合併が行われたら一体どういうことになるのか、そういう現実的な問題を含め財政の問題、それから北部地域の出張所統廃合の問題なども含めて、具体的に、では富士宮市がどういうふうな影響を受けるのか。もちろん編入合併ですから、これは芝川町ほど大きな影響は受けないのは当然ですけれども、やはり大きな区域は、富士宮市の管轄区域になれば、稲子のずっと端まで富士宮市が管理することになる。例えばユー・トリオあるいは、くれいどる芝楽、こういったものも維持管理費が当然富士宮市の経費としてかかってくる。こういうことも含めて、現実的な問題をある程度富士宮市の方針が決定する前の段階でも、合併ということになればこういう影響が富士宮市にもある程度出てくるのだ、こういうことを説明した上で、そこで市民の声を聞くという場を私は設けることはできたのではないか。その上で市の方針を最終的に決定する。市の方針が決定しなければこの問題については説明できないというのは、私はちょっと納得できないです。合併というのはどのような影響が出てくるのか、このことは市の方針を決定する以前にでも説明していくことはできると私は思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) 先ほどの市長の所信表明の中でもありましたように、今回の合併は富士宮市にとりましては、芝川町の区域と、それから町民の方を富士宮市にお迎えするということで変わらないのですけれども、芝川町にとっては大きな変化となります。そのゆえに、この問題については慎重にきちんと芝川町のほうの考え方と決定を確認した上でないと、逆にその前に富士宮市のほうが説明をしてしまいますと、それは市長の先ほどの所信とはまた食い違うことになってしまいますので、今日の本会議における所信表明というのが私たちは正式なスタートだというふうに考えております。このことにつきまして、その後今日の補正予算も御審議を含めまして御決定をいただくならば、年を改めて、そこから正式に市としては考え方を区長会を通じて市民の方に説明したい、このように考えております。



○議長(朝日昇議員) 7番。



◆7番(佐野清明議員) 今のもちろん関連なのですけれども、要するに今回のこの補正予算の議決というのは、早い話が合併の議決なのですよね。なぜかといえば、それは考えてみますと、要するに最終的な法的な決定というのは、正式には合併協議会で双方の議会が議決したときです。しかしながら、既成事実を積み上げていく、そのことについて、こうやった、こうやった、それを市民に説明するということは、説明するだけであって、市民の同意をもらうことではないのですよね。要するに既成事実の積み上げというのは、もう反対できない状況をどんどん、どんどんつくっていくことなのです。静岡空港がそうではないですか。私は、今言うように、そういう所信を表明したのであれば、その所信を表明したことを議会にではなくて市民に表明をして、これからこういう突き合わせをしなければいけないから、こういう予算がかかるという、このことを市民に説明してから、そして議決に入っていくというのが私は筋だというふうに思うのです。そこが市民のいわゆる意見を、意思をどうくみ上げていくかということだと思うのですが、私のこの考え方は間違っていますでしょうか。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) 議決というのは今回の補正予算を提案したということについてだと思いますけれども、これにつきましては、率直に言いまして内部でもかなり検討し、議論をいたしましたし、県とも相談をいたしました。最終的に申し上げますと、合併が決定するのは合併協議会を開いた最後に終わった後、この協議した内容でよろしいかというのを富士宮市と芝川町の両方の議会で決定をいたします。それが最終的な決定でございます。その前の段階につきましては、法的には合併の決定ではないのですが、ただその間の積み合わせが既成事実ということと議員が御指摘になりましたけれども、既成事実というよりも、まさに協議の中身をやはり一つ一つ市民に示していかなければ決めることはできない、このように考えております。

 今の言葉をもう一度申し上げますと、最終的には9月ごろに予定をしておりますけれども、合併協議会を経た後の最後の決定をしていただくこと。それから、さかのぼってきますと、そのための合併協議会の設置を次の2月議会で決定していただく。そして、現段階は、その前段階であります合併協議事務連絡会がほぼ終わりますので、次の段階として合併協議会設立準備会を立ち上げたい、こういうふうな考え方を示したわけでございます。

 その場合、では今度の補正予算は何かということでございますが、やはり合併協議会で議論をしていただくためには、御指摘がありましたように、一体この合併に幾らかかるのか。特にコンピューター経費に莫大な額がかかるだろうと他市の例からも予想されます。その額が適当なのか、中身はどうなのか、ほかに方法はないのか、いろんなことが当然合併協議の中で議論をされることになるわけでございます。そのためには、やはりそのことについての一定の調査を事前に行っておかなければならないということでございます。もちろん時間があるならば、先にその辺といいますか、合併協議会を立ち上げてからこの補正予算を出すことが適当であろうというふうに私も思います。しかし、平成22年3月ということを考えますと、やはり合併協議会の立ち上げる際には、基本的なこの調査、特にコンピューターについて、メーカーは一緒であってもシステムが違いますので、どこをどう直して、幾らかかるのかという基礎調査だけは終わっておきませんと協議に入れないということでございます。率直に言いまして、時間との闘いがありますので、本格的な予算につきましてはまた来年度予算のほうで御審議をいただくとして、それまでにどうしてもしておかなければならないことにつきまして、この議会で提案をさせていただいたということでございます。



○議長(朝日昇議員) 7番。



◆7番(佐野清明議員) 言っているとおり、合併協議会を立ち上げて、その中で議論していったら結果的に合併しませんよという、その例はあります。あるのだけれども、いわゆる法律上の物事の流れというのは、合併協議会を設置するという議案が双方の議会で議決されれば合併スタートなのです。合併するぞということなのです、基本的には。なぜかといえば、合併協議会というのは合併するための協議会ですから、合併するかしないかわからない、そのことを検討するための協議会ではないのです。今回のこの補正予算を議決するということは、まさに既成事実の積み上げという、そんな簡単なものではなくて、もうここで議決するということは、2月までないではないですか、ほとんど。2月定例会で合併協議会の議案が出てきたら、それも可決するということです。そのことが前提で、では一体全体市民にどういう説明をして、どういう同意をもらうかということです。医療関係でもそうでしょう。インフォームド・コンセントというのは説明と同意なのです。一方的に説明をして、こうするよ、ああするよ、こうなったよというのは、それは市民合意を得ることではないのです。それは私の考えです。

 では、聞きますけれども、富士宮市でもいわゆる総合計画があります。その中で、この合併の問題というのは全く位置づけがないというふうに私は考えています。そういう中で、総合計画というのは地方自治法にちゃんと書かれている。議会の議決も要る。それをつくるのに市民の皆さんに寄ってもらって、ワークショップをつくって、そして富士宮市のまちづくりをどうしていこうとやっていきますよね。この合併というのは、まさに富士宮市の今後のまちづくりどうしていくかという、本当に日々の予算の議決だとか決算の認定だとか条例の改廃だとかという、そういう日々のものと全くレベルの違う問題だというふうに私は考えます。そういう意味で、総合計画の中に位置づけもない、ワークショップもやらない、時間がない、平成22年3月までだ、そういうことで、では説明はするよ。時間が足りない。それで、では一体全体市民の意思というのはどこで反映されてくるのでしょうか。ワークショップもやらない。やる暇あるのですか。その前に議会が議決してしまうのですか。私はそんな横柄な立場はとれないというふうに考えていますけれども、その点はいかがですか。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) 先ほど申し上げましたように、今回の合併が編入合併ということでありますので、基本的に富士宮市民にとりましては今の制度が大きく変わるものではない。そして、市長の所信の中にありましたように、だからこそ、今回については最終的には住民投票といいますか、市民の民意を問うやり方はとらず、ではどこで決定をしていただくかというと、最終的には市民の代表である議会のほうで、法に定める手続にのっとって御判断をいただきたい、これが今回の基本的な考え方であります。これらの編入合併についての、これは全国調査をいたしましたけれども、編入合併の場合に住民投票をやったという市は一つも見出すことはできませんでした。それぞれの判断は、市民の代表たる議会のほうで決定をいただいたということでございます。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 7番。



◆7番(佐野清明議員) 基本的には私は住民投票だと思っています。思っていますが、今からそんな暇ないでしょう、平成22年3月と言っているわけだから。そういうことではなくて、一歩私は下がって、では一体全体市民の同意はどこで得るのかということを聞いているわけです。そういう手続できますか。今の答弁、さっきの答弁聞きますと、2月議会の前までにいろんな形で市民に説明をしたいと言うけれども、そんな期間どこにあるのですか。

 そして、最終的に、では議会の議決で市民の判断が示されたというふうに理解をすると言いましたけれども、この中の議員の人たちが芝川町とのこういう編入合併について市民の皆さんの意見を聞いて選挙しましたか、一度でも。市長だって、芝川町との編入合併について市民の同意を得たとか、選挙の争点になったとか、総合計画の中に入っているとかなんていう話は一切ないはずです。それは議員個人でもって、政策の中で合併なんて言っている人もいることは知っています。知っていますが、そんなこと一つも争点になってはいないです。

 そういうことで、僕は今回のこのやり方というのは市民不在だというふうに思います。もちろんいろんな情緒的な考え方はあります。市長も言っているように、今回の所信を決めたという中の最後の6番目、これはまさに情緒的なことです。「隣町として、歴史的にも深い関係があり、生活圏も一体」、全くこのとおりです。私の実家なんか沼久保で、5分も歩けば芝川町ですから、親戚だってたくさんあります。こんなの関係ないです、合併と。それは富士市だって同じことです。情緒的な話は幾らでもある。そしたら、情緒的な話をしているから私はあえて言いますけれども、編入合併だから富士宮市は変わらないからと言いますけれども、では富士宮市が芝川町民、芝川町というものを養うという、向こうは向こうで、富士宮市に面倒になろうじゃんかというふうに決めたはいい。それは芝川町の話ですから。では、編入合併でおらっちの生活は変わらないから、そんな市民の皆さんに意見聞くことないよ。そういうことではないでしょう、情緒的に考えたって。皆さん、責任とれるのですか、芝川町の町民の皆さんに。芝川町民の生活に責任とれるのですか。その辺はやっぱり、では合併したらどうなるのだろう。さっき支所の問題が出ましたけれども、編入合併ならば、芝川町だって今柚野に支所があるけれども、それをなくそうなんていう議論もしています。では、芝川町の役場だってやめて、支所よしましょうよと。富士宮市の経営戦略会議でいけばそういう話になるではないですか。そういうことも説明しなければいけないし、どうなるのだということを想定をした形で市民の同意を得なければ、私は先へ進めることできないと思うのです。

 だから、市長の所信で決めたことはいい、それはそれで。いいけれども、平成22年3月にこだわって、市民をどこかへ置いて進んでいって、市民には一方的に説明だ、説明だ。こういうことでは私は、とてもではないですけれども、市民不在だと言わざるを得ないと思うのです。市民が主人公になるような今回の合併の進め方について、もう一回聞きます、市民が主人公になる立場というのはどこですか、一体全体。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) 先ほど申し上げましたように、年明けましたらば、まずは各地域の代表である区長会のほうに説明をさせていただきたい、これが方法でございます。

 2つ目は、先ほどの繰り返しになって申しわけございませんけれども、合併協議会が立ち上がったならば、なるべくその内容を議論をわかりやすくして、全世帯に合併協議会だよりとして配布をし、その中で市民のいろんな御意見出てこようかと思いますので、またそれをフィードバックする形で、議員の方々にも合併協議会に入っていただくことになりますので、それを合併協議会のほうの中で市民の皆さんの声も反映できるといいますか、そのことに対する御意見もいただけるようにしたいなと思っております。もちろんいつでも市民の方から御意見をいただけるような、インターネットを活用した方法も考えております。



○議長(朝日昇議員) 7番。



◆7番(佐野清明議員) 理論上は、今言うように、説明して、市民から意見聞いて、結果的に合併しませんよという答えも出るということはあるのです、それは、理論的には。こうやって議事を進めていってしまえばあり得ないのです。私は、もう一度言いますけれども、富士宮市民は市長の所有物でもなし、議員の所有物でもない。やっぱりじっくり市民と対話をして、同意を得た中で順次進めていく。こんな10年に1遍あるかないか、20年に1遍あるかないか、もっと言えば、わからない。日々の市政ではないのです。それほど重要なことなのです。編入合併だからいいなんていう話ではない。このことだけはきつく申し上げておきます。



○議長(朝日昇議員) 19番。



◆19番(朝比奈貞郎議員) いろいろ御意見ありますけれども、合併という大同に向かって進みながら、小異については合併協議会の中で埋めていくべきものでないかなというふうに思います。

 その中でこの事務事業システム統合調査委託料の件なのですが、私かねがね委託料の件についてお尋ねしているのですが、先ほど来、ちょっと話戻って申しわけないのですが、7名の方がこれにかかわるということなのですが、7名の方の構成です。どういう方が、7名の方が電算システムの調査に当たるのかということです。

 それと、また先ほど来お話が出ていますけれども、コンピューターメーカー側というか、何かそういう方々の一方的な設定になりはしないかなという心配があるのです。その辺の委託の内容についてどんなふうな、言いなりにならないようなシステムを考えておられるのかお尋ねします。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) 内容のことにつきましては、情報政策課長のほうがお答えをいたします。私のほうからは、事務事業システム統合調査委託料の料金のことと、それで今回特にこれは芝川町も富士宮市の富士通のハードウエアを使っております。その関係で甘くというか、競争性がなくなるのではないか、その御指摘だと思います。その点につきましては、私たちも非常に重要な問題だというふうに考えております。

 実は、既に富士通とは何回か打ち合わせをしておりますし、市長にもかなりトップのほうの方に会っていただきまして、今回のことについて市長からも申し入れをしていただいております。私たち事務サイドといたしましても、今回のこの委託をする場合、いろんな考え方があります。つまり、完全で確実で、要するに早くやるためお金をかけてやるのか、それとも、かなり端折りながらといいますか、ある部分は後に送りながらも、コストを低くされるほうを優先してやるのか、こういう問題がございます。そこにつきましては、やはり安全性と、それから細部までというのが基本かもしれませんけれども、やはりコストを下げるということも重要なことですので、私たちは事務サイドとしては、優先度の中では、コストの低廉化ということも置いてほしい、こういうことで要望しております。

 現在1,200万円のいろんな細かな内訳等も上がってきておりますが、私たちのほうからは、今回富士宮市だけではなくて、平成22年3月に向けて、県内、それから県外においても一斉にその期限までに向かって作業が進んでおります。その中の一番経費がかかるのがコンピューターの経費です。幾らかかったのか、人口規模、それから統合する市町村の数、その各種の情報を私たちも既に集めておりまして、少なくとも他市に比べてこれは高いということのないように、十分それは気をつけていきたいと考えております。特に人の問題、場所の問題につきましても、だれがどのくらいのレベルの人が幾らかかるのかという細かな見積もりまでとってやるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) まず、プロジェクトの7名の構成になります。当然プロジェクトですので、リーダーが1名、その下につきますサブリーダーが1名、それと実動部隊と言いますとおかしいですけれども、コンサルタントチームということで2名、SEチームが2名、それプラス、アドバイザーが1名の合計7名という構成で今回の業務をやっていただきます。

 それから、委託の内容になりますけれども、全体的には4つのフレームに分かれると思います。最初に基礎的調査といいまして、富士宮市で動いている各種の現行システムを調査します。あと、現行のネットワーク構成等々の基礎的調査、これに約1カ月ぐらいかかります。あと、並行しながら、芝川町と富士宮市のシステムの統合化の方式をどのようにしていったらいいのか。先ほどからの編入合併という言葉は、これは住民上の関係ですけれども、コンピューターでも、やはり編入合併の場合には、編入するほうの市町村をもう一方のコンピューターシステムに合わせるというようなことが一応平均的になっておりますので、今回も富士宮市のほうのシステムに芝川町のシステムが乗りかえてくるという形になると思いますけれども、それで果たしていいのかどうかということも比較しながら、統合化の方式の構成を分析する。これも約1カ月ぐらいかけます。次に、それらを整理、分析ということで各業務システム、これは市民税であるとか固定資産税であるとか住民基本台帳であるとか、各業務システムの統合化の重要性の課題を明確にしておきながら、やはり整理、分析をしておきます。それから、最後には、全体計画の中の新しい市に向けた電算システムと、こういう形でいっていったほうがいいのではないかというような、新市における情報システムの統合計画の策定というような形の4つのフレームに分かれて、これを3月までに実施するという格好になります。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 19番。



◆19番(朝比奈貞郎議員) 今の7名の中に、これはみんな富士通の職員、あるいはその関係のコンサルタントということですか。そうしますと、市のほうの方はこの7名の中に入っておられますか。あるいは、市の委託した、いわゆる富士通系でない方でそういう専門家の方をこの中に組み入れるというような考えはないのですか。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) すみませんでした。今の7名というのは、委託業者の体制でありますけれども、これに伴いまして当然富士宮市側の私たち情報政策課の職員、それからその他の各原課の職員、これらが必要とするたびに中にかかわってきます。ですので、実際のチームという形になりますと、情報政策課と委託業者がチームというような格好になります。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 19番。



◆19番(朝比奈貞郎議員) そうしますと、芝川町およそ1万人の人口の中で、この統合のために数億円とも10億円とも言われるこの費用がかかるわけなのですけれども、1人当たりの負担率というのは物すごい金額になると思うのです。そういうことを思った場合に、果たしてこれ統合するのでなくて、新規につくるというようなことも考えたことはあるのですか。どっちが安いのですか。物事には、およそ直すより新しく買ってしまったほうが早いというようなことはありますので、その辺も、私素人なものですからわかりませんので、十分に検討していただきたいなというふうに思います。



○議長(朝日昇議員) 情報政策課長。



◎情報政策課長(高橋正行君) 今議員御指摘のように、全くこの際だから新しいものをつくってしまえというようなこともあり得るかもしれませんけれども、今回、先ほど企画部長も言いましたように、完全に安全に移行して、新システムというか、平成22年4月からは動かさなければならないということで時間もありませんので、他市の例を見ましても、ほとんどがどちらかのシステムに片寄せをして、とりあえずは乗り切るというような格好で、これはまた他市の例を出すと怒られますけれども、富士市と富士川町の場合も富士市のシステムに一応片寄せをして、そこから再度スタートしていると。それをまた、今度、年次計画でもって何らかの形の改修をしていくというような形になっておりますので、富士宮市につきましても同じように、とりあえずは今、私たちの市で動いておるシステムをメインとしながら片寄せをしていくというような形で考えております。



○議長(朝日昇議員) 13番。



◆13番(村瀬旬議員) 市長の所信について一言、ちょっと気になる文言がありまして、終わりのほうなのですけれども、「この合併は、次の広域行政へのステップでもあり」とありまして、これは具体的に何なのですか。非常にこの言葉はひとり歩きしてしまうと、何なのだろうと。ちょっとその点について御説明いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(朝日昇議員) 市長。



◎市長(小室直義君) 富士市と富士川町の極めて隣接する、私どもの生活とも一体感のある両市町の合併の際にも、富士市長からそのような、今議員が申されたような、そんな言葉、意思が述べられたことを私自身が直接聞いております。次にこの富士地域がどういう形になっていくのか、このことについては、いつ、だれが、どのようにということはなくても、当然直近の、例えば医療問題等も含めまして、いわゆる広域的な取り合いといいますか、組み合わせといいますか、消防の問題も含めていろんなことでこの40万人の富士地域、富士市、富士宮市、芝川町、このあり方が今後さらに、それぞれが自主自立を目指す中で、いつの時点でか新たな自治体として成り立っていくようにしなければならない。また、社会環境もそうなるであろう、こういうような思いがここの表現に至ったということでございます。

 簡単ですが、そんなことで説明させていただきます。



○議長(朝日昇議員) 13番。



◆13番(村瀬旬議員) これはあくまでも富士市が富士宮市と合併してとか、ぜひとも富士市から富士宮市に指定をいただきたいとか、そういう合併の話ではないわけです。それを確認させていただきたいと思います。



○議長(朝日昇議員) 市長。



◎市長(小室直義君) 全く個人的なことでございますが、たまたま富士市の市長とも昨晩も御一緒いたしました。そういう話ではございません。



○議長(朝日昇議員) 2番。



◆2番(若林志津子議員) 本当に私たちはこの補正予算というのは合併のスタートだというような、今そういう思いでいるわけですけれども、今回この補正予算の中身でちょっとお伺いしたいのですけれども、富士宮市と芝川町でそれぞれがかかる経費の半分という考え方でこの補正予算は組まれているのですけれども、今後、先ほどの答弁などでも、すり合わせの中で何億円というお金がかかるという考え方で、そうしますと芝川町のシステムが富士宮市に合わせるとなると、莫大な費用というのは芝川町側にかかるわけですよね。そうしたときに、富士宮市と芝川町がかかる費用の半分負担という、そういうような考え方というのは、これからどこでどういうふうにそういうことを決めていくのかということと、それと今回の補正予算も、平成22年3月までに合併を目指して、それが決定されたときの補正予算ということで、そこがもしなくなれば、無駄な経費だったという認識で、もちろんそれはよろしいわけですね。その2点お伺いします。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) お答えをいたします。

 まず、この折半について、最初にどこで決めるのか。今回、資料でもお示ししましたように、かかる経費を半分ずつということでございます。これが本予算でありますと、恐らく数億円という額になろうかと思います。これは今回、この問題につきましても、かなり合併協議事務連絡会でも議論をいたしましたが、やはり今回編入合併という、芝川町と一緒になるためにかかる経費については、それぞれ折半といいますか、2分の1ずつにしようというのが基本でございます。議員御指摘のとおり、これは予算規模からしますと芝川町にとりましては非常に大きな負担であろうと思いますが、その負担をしても、やはり富士宮市と合併をすべきだ、こういうふうな芝川町からの考えでございます。

 次に、当初予算につきましては、まだこれは完全に折半と決まったわけではありませんが、この補正予算と同じような考えを持って協議を進めていきたいと思っております。ただ、最終的なその決定は当初予算としてお示しをいたしますが、それは次に副市長、副町長も入りました合併協議事務連絡会の中でこの交付金について事務サイドで固め、当初予算案としてお決めいただきたいと、このように考えています。

 もしこれが合併がなくなれば、この経費は無駄になるのではないかということでございます。無駄になるかどうかということが非常に難しいのが、合併でなくても、ちょっと詭弁のように聞こえるかもしれませんけれども、要するに事務の合理化のためにコンピューターだけを一緒にして共同処理しようというケースはたくさんございます。これは将来的に芝川町と富士宮市だけでなくて、富士市も富士川町も含めてもこれは技術的には可能なのですけれども、そういうことからしますと、将来何かの形で芝川町と富士宮市の、ではまずコンピューター部門だけを共同処理しようかというときには使える調査ということでございます。全く消えてしまうものではないと思っています。



○議長(朝日昇議員) 2番。



◆2番(若林志津子議員) ITは日進月歩ですから、今ここでやったものが将来使えるなんて、本当、それこそおかしな話で、やっぱりしないとなれば無駄だという、こういう認識でいいですね。それは答弁は要りません。



○議長(朝日昇議員) 9番。



◆9番(横山紘一郎議員) いろんな意見が出ておりますけれども、人それぞれの考え方で当局側に支出をただしているわけですけれども、この合併特例法の期限内に芝川町議会議員の全員の決議文が我々のほうに届いておると。この現実からして、当然この補正予算にかかわる問題については議決するべきだろうというふうに思います。ただ、野村寛町長が不退転の決意をもって市長にお願いに来たという、これもまた大きな意味を持つことだろうと思います。ただ、先ほど朝比奈貞郎議員のほうからも御指摘がありましたように、富士宮市、芝川町が富士通のコンピューターシステムを持っているということに多少の救いがあったのかなという思いをしながらも、これが入札ではなく随意契約に移行するのだろうな、このことを思うと、合併後に10億円以上の経費を費やすのだろうと。そうしますと、ここで1,200万円、1,500万円という金がどうも妥当な線かな、妥当な数字なのかなということは非常に疑問に思われます。それはなぜかというと、将来このシステムを他のメーカーと競合する指名競争入札、あるいは特別に1社、2社を指名するのではなくて、総合的な競争入札にかけるのだということであれば、僕はこの補正予算の数字は決して高いとは思いませんが、合併後にかかわるコンピューターシステムがもし富士通でいくならば、今回のこの人数、7名のスタッフで3月までかかったにしても、これはメーカーの言いなりの莫大な数字ではないかなというふうに思うわけですけれども、その辺を含めて、当局側のほうの今回の最終的な値段の折衝については十分検討をしていただきたい。また、期限内に合併ができるように、何としてでも進めていただきたい。そのことについては、賛成討論を私たちの会派の政経会の望月芳将議員のほうでもいろいろ考えておりますので、ぜひそういう面を理解をされながら十分検討をして、この補正予算を有意義に生かしていただきたいと、こういうふうに思います。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 市長。



◎市長(小室直義君) 先ほど来、いわゆるコンピューターの経費の問題について皆さん方も御懸念、御心配をなさっている、こういうようなことでございますので、その辺については私の立場から、最近の状況、事例等も含めまして少し説明をさせていただこう、こんなふうに思いました。

 いわゆる積算の根拠であるとか、そうしたものというのがこのコンピューター関係というのはなかなか通常わかりにくいものがある、こんなことが経費がかかる一方だ、こういうようなことでございます。そうした中で、最近のということになりますと、やはり広域連合で、静岡県後期高齢者医療連合、それから静岡地方税滞納整理機構ができました。静岡県後期高齢者医療連合の状況については、それぞれのシステムを、また自分たちの経費で県下統一のシステムに合わせてというようなことでの、そのやり方がとられたわけでございます。結果として、富士宮市はいわゆる静岡県後期高齢者医療連合の自分たちのシステムが多分静岡県の市の中で一番安い、しかも相当の金額の乖離があった、私はこのように、市長会でそれぞれの市長方と意見交換、確認のし合いの中で、そのように確たるものがあるということを信じております。つまり、その静岡県後期高齢者医療連合の制度が発足するときの自治体の負担する費用、その中に大変大きな割合を占めていたのがコンピューターの状況でございます。これについて、内部的にも私を中心に、いかにそうしたもののコストダウン化が図れるのか、このことについて鋭意研究をするように、こういうようなかたく指示をして、結果として、具体的な数字は私忘れましたのですが、市長会の正式な議題でないと、今度の広域連合のことで問題として、このことが大変だった、あのことが大変だったということの中で、静岡県も3万人規模の市から、いわゆる80万人の政令指定都市まであるわけでございます。10万人内外の類似の都市の状況を個々にお宅は幾らでしたかという話の中で、一番高いところの半分以下の値段で富士宮市は仕上げることができた。これを、では全23市が幾らかかったということを統一して発表するかといったら、多分そこには相当のいろいろな抵抗が、何が抵抗がといったら、いわゆる静岡県の広域連合でそうしたことについての抵抗感が出てくるであろう、こんなふうに私は思っておるところでございます。税の統一化の問題についての個々の負担ということでなかったわけでございますので、いずれにいたしましても、この直近のその事例です。

 それから、もう一点で、何でこうしたものに経費を費やすのだろうということについての特に行政でのさまざまな動き、つまり皆さんが指摘されている部分、私も思う部分、これは情報通信会社が極めて限られているということ。富士通株式会社、株式会社日立製作所、株式会社東芝、日本アイ・ビー・エム株式会社など、そうした大手の5社で、たしか国から都道府県、地方公共団体すべて合わせて大手5社で97%か98%の状況を占めているというふうに私はいろんな情報紙の中で確認をしておるところでございます。そういった点で、二、三年前ですか、長崎県でいわゆるそういった専門業者というか、総合研究所から人材をスカウトしてきて、全部統合でそれでやらせて、数億円の経費の削減があったということを聞いております。今年度4月に浜松市、それから静岡市、これは当然政令指定都市でございますのですが、それぞれ外部からの人材をスカウトして情報政策統括官なるポストをつくって、そうした整備等をいたしたいというような意気込みを示しております。

 かくのごとく、こうしたコンピューターからIT、これに係る費用の状況について、いわゆる過去の歴史的な経緯と産業構造、自治体との関係、さまざまなことを思いまして、いわゆる価格、数値について今ひとつわかり切らないというのは議員方のお話であります。また、私も一緒であります。したがいまして、先ほど来部長以下、課長の説明にもありますように、他の事例と比して今回、富士宮市、芝川町の経費が他の事例と比して決して高くない。今までの実績からして、低いところに必ず設定していく、そういうようなことでございますので、ぜひ富士宮市の静岡県後期高齢者医療連合のときのシステム導入の費用実績、こうしたことにかんがみていただいて、御理解を賜りたいと思います。



○議長(朝日昇議員) 22番。



◆22番(手島皓二議員) 補正予算についての事前説明を非公式に受けた際に、できるだけ質問するのは遠慮しようかなと思ったのですけれども、文書になって出てきた以上は、議会としてどうしても補正予算の組み方について質問をしておいたほうがいいかなと思ったので、あえて質問をさせていただきます。

 議第104号の資料の2に、「(1)富士宮市と芝川町の合併に伴う」という文章になっております。

合併するかどうかはこれから議会として決める。それに従って市として動くわけですね。文言にこだわるわけではないのですけれども、富士宮市と芝川町の合併をした場合に伴うというのだったらまだ理解はできます。つまり、今の段階で合併に伴う補正予算を議会として議決をしていいのかどうか。当局として執行できるのかどうかという、予算の取り扱い上の説明をいただきたいと思います。



○議長(朝日昇議員) 企画部長。



◎企画部長(芦澤英治君) お答えいたします。

 資料の中に「合併に伴う」という言葉を入れてしまいましたが、これは今回の市長の所信を含めた趣旨でここに記しましたけれども、御指摘のとおりまだ決まっているわけではないので、これがなくてもよかったのかなというふうに一つは思います。これは芝川町との事務システムの統合調査についてはということですけれども、その動機といいますか、なぜかをここに5文字で記したということでぜひ御理解をいただきたいと思います。

 それから、今度は法的な関係の予算執行と、それから予算執行を前提に、それでは合併の議決権との関係がどうかと、こういう御質問だと思います。これにつきましても、先ほどもちょっとお答えいたしましたが、本来ですと合併協議会を少なくとも設置し、その方向性が決まった後、調査ができる時間的ゆとりがあるならば、そのほうがよいだろうということは率直に認めさせていただきます。ただ、冒頭申しましたように、平成22年3月に間に合わせるためには、どうしても調査だけは先行しておかなければならない、こういう事情でございます。したがいまして、法的にどうかということで聞かれますと、法的には、この予算を議決し、執行することと調査をすることと、その前提が例えば地方自治法第96条の中で議決事件として扱われて、それがなければ予算執行してはならないという法的は縛りはないわけでございますが、だからいいのだということでは全然思っておりません。やはり平成22年3月に間に合わせるためには、少なくとも調査だけはやった上で、これは県にも確認しましたけれども、違法ということではないけれども、予算執行の前提となることの議決というのはなく調査に入るということは、これは率直に言いまして認めざるを得ません。しかし、やはり間に合わせるために、そういう調査をあらかじめしておかなければならないということで、今回提出させていただきました。本来だったらば、時間があるならば、おっしゃるとおりでございますけれども、その手続を経た上でこの調査もそこから始めるべきであろう、このようには考えております。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 22番。



◆22番(手島皓二議員) 今の答弁を私なりに理解をさせていただきますと、富士宮市と芝川町との合併をする場合の準備行為としての予算措置というふうに理解をさせていただきます。以上。



○議長(朝日昇議員) 他にございませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了します。

 お諮りします。ただいま議題となっております議第104号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議なしと認めます。よって、議第104号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。

 これより議第104号に対する討論に入ります。

 初めに、反対討論を許します。

 発言通告順により、2番 若林志津子議員の発言を許します。2番。

               〔2番 若林志津子議員 登壇〕



◆2番(若林志津子議員) 議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)に対する反対討論を日本共産党議員団を代表して行います。

 今回の補正予算は、芝川町との合併が合併新法の期限である平成22年3月までに実施するとした場合のためのものであり、芝川町との合併を決定したからこそ必要になるわけです。また、市長の所信でも芝川町との合併が示されました。この補正予算が事実上の合併のスタートになります。日本共産党は、合併についての議論や検討も、憲法の保障する地方自治の精神に立ってあくまで住民の意思と自主性を尊重し、それぞれの市町村が主体性を持って対応すべきであると考えます。今回の合併に対する取り組みは富士宮市民の意思と自主性が尊重されていないという点が反対の理由です。

 市町村合併は、主として市町村の規模、行財政能力を大きくさせることにより、一定水準の行政事務を処理できるようにするために行われますが、現在行われている合併は、1980年代後半から急速に進んだ自治体の開発会社化、大型開発優先路線を国と地方の財政危機のもとで新たに進め、同時に国から地方への財政支出を大幅に削減し、安上がりで財界に都合のよい自治体づくりとなっています。

 道州制と町村に関する研究会、全国町村会が「「平成の合併」をめぐる実態と評価」という冊子を今年の10月に発行しました。今後の地方自治のあり方、基礎自治体のあり方を考えていく上で、合併後の各地域がどのような状況に置かれているかをしっかり把握することが重要として、合併した自治体、合併していない自治体合わせて17の市町村を調査しています。

 調査結果と検証の概要では、1、市町村を合併に向かわせたのは財政問題、国・府県の強力な指導、2、合併によって生じたさまざまな弊害、3、合併しなかった町村で生まれる自治の新たな可能性、4、「平成の合併」を経た今こそ求められる地域共同社会の実現の4項目を挙げています。

 2の弊害の項では、合併した市町村で見られた財政支出の削減効果は住民サービスの低下を伴うものとしています。また、財政力指数の低い町村では歳入の多くを地方交付税が占めるため、地方交付税制度の行く末次第で行財政運営が大きく左右される。今後の地方交付税改革の検討に当たっては、地域の存続、自立のために効率的かつ充実した地域経営に取り組んでいる町村の営みを尊重すべきとしています。「府県の強力な指導」という項目では、府県の指導を合併理由に挙げた市町村が少なくなかった。半ば強制に近い形で合併を主導したという声もあったとしています。平成の合併がまさに国主導の行財政改革のためのものであり、住民サービスの向上になっていないと言えます。形の上では市町村が決めているようにしていても、国の主導のもとに行われていることは明らかです。

 深刻な不況が長引き、過疎も進む中で、合併に期待を寄せる住民の中には、今の沈滞ぎみのまちに活気が戻ればとの思いも強いことは確かですが、合併したら地域の経済は活性化するのかどうか、合併するとどういう施策が新しくできるようになるのか、それは合併しなければできないものなのかどうかの視点も必要です。

 また、新市町村建設計画の財政計画が10年間程度とされていることから、10年間の財政推計しかつくらないとすると、合併すれば有利になるのが普通です。最初の10年間は地方交付税の算定特例が適用され、一方、合併特例債を活用できる時期だからです。問題はその後です。最初の10年間を過ぎると地方交付税は本来の額に大幅に減り、約15年後からは合併特例債の返済のピークを迎える時期が重なります。20年間ほどの財政推計でなければ、合併する場合、合併しない場合の財政見通しの比較の公正な推計資料とは言えません。

 市町村合併は、住民にとって、自分たちの市町村のあり方、形を決めるものです。一たん決めれば、何十年にもわたるのが普通です。自分たちの自治体を今後、将来どういう自治体にしていくのかに直結する問題です。今改めて、地方自治、住民自治とは何か、住民にとってのまちづくりとは何かが問われています。行政のトップである市長、議会のトップの議長、市民の代表の議員の判断で合併を決めるわけではありません。先ほどの市長の所信で、「議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い」とありますが、お願いされたから、それで認めたということにはなりません。市長はもちろん選挙で選ばれました。しかし、市民が全権をすべて市長に任せているということではありません。ましてや、芝川町との合併を問う選挙ではありませんでした。芝川町との合併で市民は、市長の判断でいいと、どこで知るのですか。そのためにこそ、私たちは住民の意思を知るために住民投票を行うべきと改めて申し述べます。

 住民の不安や疑問の声を真剣に検討もしないで、とにかく合併特例法のあるうちに、だから今年中に法定協議会の設置をなどというように合併協議会設置などを急ぐのは、拙速のそしりを逃れません。先ほどの議論でも、たびたび平成22年3月という時期が明らかにされます。そのことは、今後の議論でも合併協議会の議論でも、すべて平成22年3月にゴールを決め、そこでの議論ということになり、十分な議論ができないことは明らかでございます。

 以上の点から、議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)に対する反対討論といたします。



○議長(朝日昇議員) 次に、賛成討論を許します。

 発言通告順により、3番 望月芳将議員の発言を許します。3番。

               〔3番 望月芳将議員 登壇〕



◆3番(望月芳将議員) 議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)について、政経会を代表して賛成討論を行います。

 芝川町との合併問題に係る経緯につきましては、既に議員各位が御承知のとおりでありますので、ここで改めて説明はいたしませんが、両市町の合併につきましては、県の構想上に示されている第1段階であることや、住民にとっては生活圏であり、必然性を感じます。本年10月に芝川町から合併の申し込みがあり、これまでの投票による町民の思いが十分に伝わってくるものでありました。先ほど市長から説明があったとおり、今度が3度目であり、ボタンのかけ違いは決してあってはならないことであります。さらに申し上げれば、さきの定例会での一般質問でも議論が行われ、芝川町の行財政改革が進み、合併後の財政問題や機能的問題が以前より予想されにくい状況であることが確認されました。また、付け加えて申し上げれば、合併新法の期限が1年3カ月後に迫っていることも御案内のとおりであります。

 このような状況の中にあって、先ほど市長のほうから合併新法期限内の合併に向けての意気込みがはっきりと示されたわけでありますので、合併するとすれば、我が会派としては地方交付税措置などの支援を得て、合併新法期限内の合併を目指すべきであり、財政面を考慮に入れずに合併は考えられないという立場に立つものであります。

 本補正予算は富士宮市と芝川町との合併を見据えた両市町の事務事業システム統合調査を行うものであり、合併新法の期限内合併を目指す上で欠くことのできない極めて重要な予算措置と考えます。それは既に当局から時間的に非常に厳しいスケジュールとの説明がされており、それによれば、何といっても事務事業の電算システムの統合を急ぐ必要があり、このために必要な調査を今年度中に実施しなければ、事務事業のすり合わせ、データ統合は期限内に間に合わないというところであります。また、この調査により、システム統合に必要な経費も明らかになり、今後のシステム経費の削減に対する決意も先ほどの議論から感じ取れました。よって、この調査は合併協議に先だって実施しておかなければならないものと考えます。

 合併についての議会の意思決定は、改めて来年2月定例会で合併協議会設置議案及び関連の平成21年度当初予算として付議するとのことなので、今回の補正予算はあくまでも事前に必要な調査費の計上として理解するものであります。

 以上申し上げ、議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)については可決すべきものと判断いたします。議員各位の賛同をお願いし、賛成討論といたします。



○議長(朝日昇議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 次に、賛成討論を許します。

 発言通告順により、5番 深澤竜介議員の発言を許します。5番。

               〔5番 深澤竜介議員 登壇〕



◆5番(深澤竜介議員) 議第104号について、新しい風の会を代表して賛成討論を行います。

 今回の合併事務事業の統合調査料に関する補正予算の案件は、合併の議決や、まして合併協議会の設置に関する議決ではないものの、この補正予算の議決なくして富士宮市と芝川町の合併新法期限内の合併があり得ないため、富士宮市と芝川町との合併の賛成の理由をもって、議第104号の合併の事務事業システム統合調査委託料に関する補正予算に対する賛成討論といたします。

 賛成の理由は4点ございます。まず1点目、富士宮市と芝川町は通勤通学、買い物、企業活動と、生活圏、経済圏、文化圏が一体であるということです。芝川町から富士宮市への通勤通学の割合は圧倒的に多く、さらには買い回り品、日用品を初め食料品等の日常の買い物も富士宮市内で行われております。企業の経済活動の結びつきも大変強いのです。それらを分析した住民生活、産業、経済の観点からの一体性の静岡県の分析では、100点満点で75点という高い指数を出しています。これは、今回合併した富士市と富士川町の46点、焼津市と大井川町の67点、藤枝市と岡部町の62点を大きく上回り、県内で一、二の高い相関関係であります。このことからも、富士宮市と芝川町は同じまちと言っても過言ではないと思います。しかしながら、富士宮市と芝川町の間には境界線が1本残っております。この境界線を取り除き、生活の実態に市のエリアを合わせるのが今回の合併です。生活の実態の変化に行政の境界線が追いついてこなかったことを追いつかせるのが今回の合併であるわけです。これがまず賛成の第1点目です。

 第2点目、合併新法の期限が平成22年3月末と迫る中で、今回こそが合併するか否かを決断する最後のチャンスであることです。合併新法の延長の可能性は極めて低く、国や県の財政的、制度的な支援も今回の時期を逃すと得られることはなく、将来合併するにしても非常に財政的な負担が大きくなります。数十年先、今の子供たちが大人になったときに、なぜあのとき合併しなかったのかと将来に後悔を残さないためにも、スケジュール的に合併新法の期限内に合併できることがぎりぎり可能な今、決断すべきであると考えます。これが2点目です。

 3点目、芝川町では住民投票で77%を超える町民の方が富士宮市との合併を選択し、町長と議会が足並みをそろえ、富士宮市への合併の申し入れがありました。先日も合併準備のための副町長人事、補正予算も全会一致で可決されたところです。その芝川町の町長、議会、町民の思いにこたえるのが隣人である我が富士宮市のあるべき姿だと考えます。これが3点目です。

 最後の4点目ですが、合併は本当に必要なところに必要なお金を回すことができ、自立した真の住民自治の自治体になるチャンスでもあります。現在は厳しい経済情勢、財政情勢や、国の三位一体改革という、地方自治にとって大きなピンチであります。しかしながら、合併協議の中で、どこにお金を使うべきかの真剣な議論がなされ、ある部分においては住民参加や住民参画、市民協働が行われたならば、それは真の住民自治、満足度の高いまちになる大きなチャンスになり得ると思います。これが4点目です。

 以上4点から富士宮市と芝川町とは合併新法期限内に合併すべきと考え、そのために必要な条件としての今回の補正予算の議決、議第104号について賛成すべきものと判断いたします。議員各位の賛同をお願いして、賛成討論といたします。



○議長(朝日昇議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)を採決します。

 議第104号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(朝日昇議員) 起立多数です。よって、議第104号平成20年度富士宮市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。

 これをもちまして12月臨時会に付議されました案件の審議は全部終了しました。

 以上をもちまして平成20年富士宮市議会12月臨時会を閉会します。

 大変御苦労さまでした。

                                     午前10時25分閉会