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静岡県 富士宮市

平成20年  6月 定例会(第2回) 07月07日−委員長報告、討論、採決−06号




平成20年  6月 定例会(第2回) − 07月07日−委員長報告、討論、採決−06号









平成20年  6月 定例会(第2回)





                    平 成 20 年

                 富士宮市議会6月定例会会議録

                     第 6 号

                 平成20年7月7日(月曜日)
                                       
1 議事日程(第6号)
              平成20年7月7日(月)午前9時00分 開議
  日程第1 陳情第1号 「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提
             出に関する陳情書                        
                               (環境厚生委員会付託のもの)
  日程第2 議第50号 岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定について     
                               (都市建設委員会付託のもの)
  日程第3 議決第3号 最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出に
             ついて                             
  日程第4 議決第4号 自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出につい
             て                               
                                       
2 本日の会議に付した事件
  議事日程(第6号)に同じ
                                       
3 出席議員(22名)
      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員
      3番  望 月 芳 将 議員       4番  稲 葉 晃 司 議員
      5番  深 澤 竜 介 議員       6番  吉 野 友 勝 議員
      7番  佐 野 清 明 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員
      9番  横 山 紘一郎 議員      10番  渡 辺 喜代美 議員
     11番  佐 藤 長 助 議員      12番  遠 藤 英 明 議員
     13番  村 瀬   旬 議員      14番  山 口 源 蔵 議員
     15番  諸 星 孝 子 議員      16番  朝 日   昇 議員
     17番  渡 辺   登 議員      18番  吉 田 晴 幸 議員
     19番  朝比奈 貞 郎 議員      20番  日 原 貞 二 議員
     21番  望 月 光 雄 議員      22番  手 島 皓 二 議員
                                       
4 事務局職員出席者(7名)
  事 務 局 長  望 月 秀 志 君    事 務 次 長  石 川 豊 久 君

  主  幹  兼  塩 川 貴 洋 君    主  幹  兼  斉 藤 俊 彦 君
  議 事 係 長               庶務調査係長

  主    幹  深 沢 裕 彦 君    主    査  高 橋 衣 里 君
  書  記  補  松 嶋 英 明 君
                                       
5 説明のための出席者(63名)
  市    長  小 室 直 義 君    副  市  長  太 田 精 一 君
  総 務 部 長  平 石 英 明 君    企 画 部 長  芦 澤 英 治 君
  財 政 部 長  小 室 忠 雄 君    環境経済部長  遠 藤 二 郎 君

  保健福祉部長  佐 野 恒 夫 君    都市整備部長  角 入 一 典 君
  兼福祉 事 務
  所    長

  水 道 部 長  遠 藤 牧 男 君    総合調整室長  深 澤 好 幸 君
  行 政 職 員  佐 野 裕 克 君    行 政 課 長  小 松 政 廣 君
  人 事 課 長  小 林   登 君    防災生活課長  秋 山 和 彦 君

  くらしの相談  渡 辺 孝 秀 君    市 民 課 長  赤 池 ふみ子 君
  課    長

  北山出張所長  石 川 芳 範 君    上野出張所長  志 邨 末 男 君

  上  井  出  土 橋 一 雄 君    白糸出張所長  渡 辺   寛 君
  出 張 所 長

  工事検査課長  佐 野   光 君    企画経営課長  望 月   斉 君
  秘書広報課長  佐 藤 俊 治 君    情報政策課長  高 橋 正 行 君
  財 政 課 長  田 畑 孝 城 君    収 納 課 長  佐 野   章 君
  市民税 課 長  石 井   治 君    資産税 課 長  渡 井 一 成 君
  農 政 課 長  石 川 善 裕 君    商工観光課長  芦 澤   正 君
  環境森林課長  遠 藤 敬 悟 君    生活環境課長  西 島 謙 悟 君

  子ども統括監    田 中 嘉 彦 君  介護障害支援  深 澤 照 洋 君
  兼福祉 企 画               課    長
  課    長

  福祉総合相談  佐 野 晃 崇 君    子ども 未 来  小 林 秀 実 君
  課    長               課    長

  保険年金課長  佐 野 計 公 君    健康増進課長  中 川 礼以子 君
  管 理 課 長  脇 本 俊 雄 君    道路河川課長  関   芳 裕 君
  都市計画課長  平 石 博 一 君    土地対策課長  遠 藤 正 泰 君
  建築指導課長  佐 野   猛 君    住宅営繕課長  漆 畑 晴 男 君
  水道業務課長  佐 野 秀 治 君    水道工務課長  渡 井   實 君

  下水道 課 長  遠 藤 充 重 君    市 立 病 院  花 倉 渉 淳 君
                       庶 務 課 長

  市 立 病 院  望 月 和 秀 君    会計管理者兼  石 川 昌 之 君
  医 事 課 長               出 納 室 長

  教  育  長  佐 野 敬 祥 君    教 育 次 長  赤 池   学 君
  教育総務課長  佐 野 勝 幸 君    学校教育課長  若 林 直 巳 君

  教育文化課長  渡 井 一 信 君    教 育 文化課  深 澤 順 一 君
                       参    事

  スポーツ振興  中 野 達 男 君    学 校 給 食  佐久間 吉 博 君
  課    長               センター所長

  中央図書館長  岩 崎 良 一 君    西  富  士  篠 木 賢 造 君
                       図 書 館 長

  監 査 委 員  遠 藤 哲 夫 君    選挙管理委員  小 松 政 廣 君
  事 務 局 長               会事務 局 長

  農 業 委員会  石 川 善 裕 君
  事 務 局 長




                                     午前9時00分開議



○議長(朝日昇議員) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                       



△日程第1 陳情第1号 「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情書



○議長(朝日昇議員) これより日程第1 陳情第1号「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情書を議題とします。

 本件は、去る6月20日の本会議において、環境厚生委員会に審査を付託した案件です。

 これより環境厚生委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。1番。

               〔1番 渡辺佳正議員 登壇〕



◎1番(渡辺佳正議員) 環境厚生委員会委員長報告をします。

 6月20日の本会議において、当委員会に審査を付託されました陳情第1号「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情書について、審査の経緯、結果を御報告します。

 当委員会は、陳情第1号の審査を行うため、6月30日に市議会第2委員会室において、委員全員出席のもと、番外議員も多数加わり、当局から市長、副市長を初め関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。

 審査に先立ち、当局から本陳情に対する意見を求めたところ、意見はなく、次に委員からの質疑、意見等を求めたところ、委員から、本県の最低賃金額が697円と陳情書にあり、これが著しく低いとなっているが、何と対して著しく低いのか。それから、10万三千幾らになっており、これは最低賃金からの割り出しだが、平均時給から出すわけにはいかないかとの意見がありました。

 また、他の委員から、知っている中小企業の経営者の方の話を聞くと、静岡県の最低賃金で雇用しているところは余りないのではないか、それでも最低賃金が上がっていくのは労働者側は喜ばしいのだろう、あと経済的にも活性化していくのかもしれないという話をしており、上げるのはやぶさかではないが、この陳情書の欧米諸国で制度化されている全国一律の最低賃金の確立というところは各県でやっていることだから、今回は削除してもいいのではないかとの意見がありました。

 また、他の委員から、4月に施行された改正パートタイム労働法では、時給の引き上げよりもパートの職員が正規の雇用者と仕事内容、時間量が同じような場合は、正規雇用に変えていくということや賃金を正規の雇用者と同一レベルにそろえていくことが改正点だったかと思う。そういう意味を踏まえて、この意見書のとおりでよいとの意見がありました。

 また、他の委員から、今の若い人たちの労働条件を見ると、最低賃金は今後考え直していかなければならないと思う。また、この間の新聞報道にもあったように、労働者側、雇用者側、政府等も入った会議で、今後5年間で具体的な数字は出ていないけれども、最低賃金は見直していかなければならない方向にもあるので、賛成するとの意見がありました。

 また、他の委員から、中小零細企業では、男女共同参画の中で、言葉の上では非常に平等化されたような表現となっているが、賃金での待遇の格差はますます広がるだろうと言われている。大幅な引き上げということについては、どれだけを目標にしているのかわからないが、時間給にして大体15円から20円ぐらいの引き上げは妥当な数字ではないかと思うとの意見がありました。

 また、他の委員から、物価高で非常に生活も厳しくなってきていることを踏まえて、金額的には幾らという希望はないが、賃金引き上げに対しては賛成するとの意見がありました。

 その後、質疑を終結し、討論はなく、採択すべきものか採決した結果、出席者全員異議なく、本陳情については採択すべきものと決定しました。

 以上が当委員会に審査を付託されました陳情第1号の審査の概要です。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(朝日昇議員) 委員長の報告は終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 これより陳情第1号に対する討論に入ります。

 初めに、反対討論を許します。3番。

               〔3番 望月芳将議員 登壇〕



◆3番(望月芳将議員) 陳情第1号「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情に対し、私は反対の立場より討論をいたします。

 当陳情の背景として、ワーキングプアといった社会問題や若者間に広まる労働に対するやる気の喪失といったことは、私も若者世代の議員としては取り組まなければならない問題として実感をしております。しかし、私は思うところがございますので、述べさせていただきます。また、以下のことについて、議員各位の賛同をお願いするものであります。

 まず最初に、全国一律最低賃金を求めることであります。地方の経済環境はさまざまであります。よって、生活感も独自であります。なぜこれを横並びにする必要があるのでしょうか。また、危険度や労働内容などを考慮し、職種別であるべきと考えますし、このことについて審議や議論も確認されておりませんので、私たちが求めるものは実感の持てる労働報酬や環境であると考えます。画一的である必要はないのです。

 次に、昨今の最低賃金に関する状況であります。中央最低賃金審議会へ大きな影響を与えている成長力底上げ戦略推進円卓会議で、政府、労働者側、雇用者側が最低賃金の全国平均について、755円を目指すことに合意され、現状からすると68円の大幅引き上げであります。また、大田経済財政担当大臣は、このことに関し、画期的なことだと明言されており、求められている最低賃金の大幅引き上げが実現される見込みとなり、意見書そのものの意義がなくなったのではないかと考えます。確かに、陳情で指摘の生活保護との整合性については問題もありますが、比較対照によっては乗り越えられているものもあります。また、地域の経済環境や労働環境など、十分考慮していくことは労働報酬とあわせて、継続的に審議されるべきものであります。

 最後に、陳情議案審議に当たり、参考人の出席がなく、十分な審議ができたのか疑問に思います。

 以上、申し述べまして、反対討論といたします。



○議長(朝日昇議員) 次に、賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 次に、反対討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 次に、賛成討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより陳情第1号「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情書を採決します。

 本件に対する委員長の報告は採択すべきものです。

 陳情第1号は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。

                  〔賛成者起立〕



○議長(朝日昇議員) 起立多数です。よって、陳情第1号「最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書」の提出に関する陳情書は、採択することに決定しました。

                                       



△日程第2 議第50号 岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定について



○議長(朝日昇議員) 次に、日程第2 議第50号岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定についてを議題とします。

 本件は、去る6月24日の本会議において、都市建設委員会に審査を付託した案件です。

 これより都市建設委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告を願います。13番。

               〔13番 村瀬 旬議員 登壇〕



◎13番(村瀬旬議員) 都市建設委員会委員長報告をします。

 6月24日の本会議において、当委員会に審査を付託されました議第50号岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定について、審査の経緯、結果を御報告します。

 当委員会は、議第50号の審査を行うため、7月2日に市議会第2委員会室において、委員全員出席のもと、番外議員も多数加わり、当局から市長、副市長を初め関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。

 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の経緯、趣旨等の説明がありました。

 続いて、総括的な質疑に入り、委員から、今回の建築基準条例の対象区域は1.14ヘクタールということであるが、この区域内で分譲されたのは何区画か。また、今後ここに隣接する分譲地ができた場合は、この条例で対応するのか、あるいは別の条例による対応になるのかとの質疑に対して、当局から、分譲区画については19区画あり、そのうち一般保留地が4区画ある。そして、現在1軒建築中のところがある。また、今後ここに隣接する分譲地ができた場合の対応については、本来は街区全体でルールを定めておくことが理想的だと考える。しかし、そうなると既存の土地、建物の利用者全員の合意が必要になり、相当な時間を要すること、また現状として家や土地の売買が既に始まっており、時間的なずれが生じてしまうことなどから、今回はこの1.14ヘクタールに限って条例を定めることとした。ただし、今後今回の対象区域が整然ときれいに住みやすい住環境になった場合は、周辺に広げていくべきであると考える。そのとき周辺の住民の方々がどう考えて、どのようなルールをつくるのかによって、今回の条例がそのまま使えるのか使えないのか、その時点で判断することになるとの答弁がありました。

 続いて、逐条ごとの質疑に入り、委員から、第3条に定められている制限について、「市長が中島町地区計画の区域内の健全な市街地形成及び良好な住居の環境を害するおそれがないと認め、又は公益上必要な建築物で用途上やむを得ないと認めて許可した場合においては、この限りではない」とあるが、これは具体的にはどのような建築物を想定しているのかとの質疑に対して、当局から、実際の手続としては、富士宮市建築審査会の同意を得て判断することになるが、具体的には地区集会所などが考えられるとの答弁がありました。

 また、委員から、第10条にある「50万円以下の罰金」という箇所について、他の条例のものと同じような金額かとの質疑に対して、当局から、市内の外神東地区計画及び前田北地区計画も今回同じ金額に定めている。なお、外神東地区計画、前田北地区計画、いずれも罰則規定に抵触した案件は今のところ1件もないとの答弁がありました。

 また、委員から、第5条で建築物の最高限度を12メートルと定めているが、今後景観条例において市内のどの地点からも富士山が見られるような条例とした場合、12メートルという設定は変更されるのかとの質疑に対して、当局から、12メートルの制限は、都市計画法にある第2種中高層住居専用地域の高さ制限に基づいている。また、景観条例での高さ制限については、市内に眺望点を決めてその箇所に限って建築物の高さを制限する方法も含めて今後検討するとの答弁がありました。

 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上が当委員会に付託されました議第50号の審査の概要です。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(朝日昇議員) 委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 これより議第50号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議第50号岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定についてを採決します。

 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。

 議第50号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議なしと認めます。よって、議第50号岳南広域都市計画中島町地区計画建築基準条例制定については、原案のとおり可決されました。

                                       



△日程第3 議決第3号 最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出について



○議長(朝日昇議員) 次に、日程第3 議決第3号最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出についてを議題とします。

 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。



◎事務局長(望月秀志君) 朗読いたします。

 議決第3号

     最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出について

  地方自治法第99条の規定により、最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書 を提出するものとする。

  平成20年7月7日 提出

    提出者 富士宮市議会環境厚生委員会委員長   渡 辺 佳 正

       最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書(案)

 「最低賃金」は、労働者の生活の安定、労働条件の改善を図る上で大変重要な役割を担っている。

 各都道府県ごとに定められる地域最低賃金は、これまでは中央最低賃金審議会の作成する「目安額」を参考に、地方最低賃金審議会の審議を経て改定されてきた。

 しかしながら、その改定は一般労働者の賃金改定に比べ、改定時期が半年遅れるのが常態になっているとともに、決定される額が各都道府県の生活保護基準よりも低いという、大きな矛盾・問題をはらんだまま現在まで施行されてきた。

 現在、労働者の3分の1、若者ではその半数が非正規労働という実態にあり、どんなに長時間働いても年収が200万円以下の、ワーキングプアという状況が急速に拡大していて、経済的自立や結婚もおぼつかない状況は、少子化の最大要因であり、社会保障制度の根幹も揺るがしかねない事態になっている。

 本県の最低賃金額は697円であり、通常労働者と同じ時間働いても、月額103,853円(7.45時間×20日)にしかならず、高卒女子の採用賃金をはるかに下回るものである。

 厚生労働省も現在の問題点の対策として、32年ぶりに最低賃金法の改定を行ったが、生活保護基準との整合性を図るとしながらも、一方生活保護の基準の引き下げも検討されている。

 よって、国においては、最低賃金法の趣旨を踏まえ、最低賃金額は生活保護基準を上回るものにすることはもとより、労働者の生活の安定という本来の役割が担える額に引き上げること、欧米諸国で制度化されている全国一律最低賃金の確立、各最低賃金審議委員の公正な選出基準の明示、制度の周知徹底、監督体制の拡充などを盛り込むよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成20年7月7日

                                   静岡県富士宮市議会

 衆  議  院  議  長

 参  議  院  議  長

                  殿

 内  閣  総  理  大 臣

 厚  生  労  働  大 臣

 以上でございます。



○議長(朝日昇議員) 議案の朗読は終わりました。

 これより本案の提出者であります環境厚生委員会委員長から提案理由の説明を求めます。1番。

                〔1番 渡辺佳正議員 登壇〕



◎1番(渡辺佳正議員) ただいま上程されました議決第3号最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出について、提出者として提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、陳情第1号を受けまして、議案として議会事務局長が朗読したとおり、国においては最低賃金法の趣旨を踏まえ、最低賃金額は生活保護基準を上回るものにすることはもとより、労働者の生活の安定という本来の役割が担える額に引き上げること、欧米諸国で制度化されている全国一律最低賃金の確立、各最低賃金審議委員の公正な選出基準の明示、制度の周知徹底、監督体制の拡充などを盛り込むよう、地方自治法第99条の規定により、意見書を国会及び関係行政庁に提出しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(朝日昇議員) 提案理由の説明は終わりました。

 これより議決第3号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 ただいま議題となっております議決第3号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。

 これより議決第3号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議決第3号最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出についてを採決します。

 議決第3号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

             〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議がありますので、起立により採決します。

 議決第3号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

                   〔賛成者起立〕



○議長(朝日昇議員) 起立多数です。よって、議決第3号最低賃金法の見直しと最低賃金の大幅引き上げを求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。

                                       



△日程第4 議決第4号 自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出について



○議長(朝日昇議員) 次に、日程第4 議決第4号自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出についてを議題とします。

 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。



◎事務局長(望月秀志君) 朗読いたします。

 議決第4号

      自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出について

  地方自治法第99条の規定により、自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書を提 出するものとする。

  平成20年7月7日 提出

    提出者 富士宮市議会議員   望 月 光 雄

    賛成者    〃       渡 辺 佳 正

     〃     〃       若 林 志津子

     〃     〃       望 月 芳 将

     〃     〃       稲 葉 晃 司

     〃     〃       深 澤 竜 介

     〃     〃       吉 野 友 勝

     〃     〃       佐 野 清 明

     〃     〃       佐 野 寿 夫

     〃     〃       横 山 紘一郎

     〃     〃       渡 辺 喜代美

     〃     〃       佐 藤 長 助

     〃     〃       遠 藤 英 明

     〃     〃       村 瀬   旬

     〃     〃       山 口 源 蔵

     〃     〃       諸 星 孝 子

     〃     〃       渡 辺   登

     〃     〃       朝比奈 貞 郎

     〃     〃       日 原 貞 二

     〃     〃       手 島 皓 二

        自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書(案)

 自治体病院は、地域の中核病院として、高度医療、救急医療、小児医療など多くの不採算部門を担いつつ、医療提供体制の確保と医療水準の向上に日夜努めているところである。

 しかしながら、平成16年度から実施されている新たな医師臨床研修制度の影響や、医師の地域偏在、診療科偏在等により、地域医療を担う医師の不足に加え、診療科の縮小・廃止に追い込まれる病院も相次ぎ、深刻な事態となっている。

 特に、産科や小児科の医師については、過酷な勤務条件、医療訴訟の多さなどを背景に、その希望者が減少しており、医師の確保が極めて困難な状況にあり、あわせて看護師や助産師の不足も同様な課題になっている。

 このような中、本市はもちろんのこと、各自治体は、医師の確保に向けて懸命の努力を続けているが、非常に困難な状況にあり、地域医療の確保・継続が危ぶまれている。

 よって、国においては、こうした状況を打開し、地域住民が必要とする医療を確実かつ効率的に提供していくことができるように、下記の事項について、特段の措置を講ずるよう強く要望する。

                      記

1 地域の医師不足・偏在を解消するため、医師に対して一定期間の地域医療への従事を義務づけること。

2 地域の実情に応じた医学部入学定員枠の拡大や地域枠の設定・拡大、奨学金制度の構築を図ること。

3 特に医師不足が深刻な自治体病院の産科・小児科・麻酔科については、診療報酬のさらなる充実を図ること。

4 医療事故の原因究明・分析に基づく再発防止策の徹底など、安全・安心な医療の確保に向けた取り組みを総合的に推進すること。

5 経営環境の厳しい自治体病院に対する経営安定化のための財政支援措置を拡充すること。

6 女性医師等の出産や育児による離職を防止するとともに、復職を促すための支援など、働きやすい職場環境の整備を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成20年7月7日

                                   静岡県富士宮市議会

 衆  議  院  議  長

 参  議  院  議  長

 内  閣  総  理  大 臣

 総   務   大   臣    殿

 財   務   大   臣

 文  部  科  学  大 臣

 厚  生  労  働  大 臣

 以上でございます。



○議長(朝日昇議員) 議案の朗読は終わりました。

 この際、本案の提出者であります21番 望月光雄議員から提案理由の説明を求めます。21番。

               〔21番 望月光雄議員 登壇〕



◎21番(望月光雄議員) ただいま上程されました議決第4号自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出について、提出者として提案理由の説明を申し上げます。

 本案は、議案として議会事務局長が朗読したとおり、国においては、自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を図り、地域住民が必要とする医療を確実かつ効率的に提供していくことができるように、特段の措置を講ずるよう、地方自治法第99条の規定により、意見書を国会及び関係行政庁に提出しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、議員各位の賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(朝日昇議員) 提案理由の説明は終わりました。

 これより議決第4号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。

 ただいま議題となっております議決第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略します。

 これより議決第4号に対する討論に入ります。討論ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。

 これより議決第4号自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出についてを採決します。

 議決第4号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第4号自治体病院の医師確保及び医療体制の充実を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いします。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 これをもちまして、6月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。

 ここで、平成20年6月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 梅雨の時期も間もなく終わり、いよいよ酷暑の季節に向かいます折から、皆様方におかれましては、くれぐれも御自愛くださり、市政発展のため御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会のあいさつといたします。

 ここで、市長からごあいさつをお願いします。市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月20日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提案申し上げました重要案件につきまして連日にわたり御審議をいただき、ありがとうございました。

 御決定をいただきました案件の執行に当たりましては、職員ともども十分な注意をもって処理してまいりたいと存じます。

 また、今議会における議員各位の御意見、御提言、御要望につきましては、今後の市政運営に生かしたいと考えております。

 今後とも議会の御理解と御協力を賜り、一体となって市民の負託にこたえるための市政運営を行ってまいる所存であります。

 議員各位におかれましては、暑さに向かう折から、健康には十分御留意くださるようお願いいたしまして、6月定例会の閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(朝日昇議員) 以上をもちまして、平成20年富士宮市議会6月定例会を閉会します。

 大変御苦労さまでした。

                                     午前9時33分閉会