議事ロックス -地方議会議事録検索-


静岡県 富士宮市

平成20年  2月 定例会(第1回) 03月03日−議案上程、説明−06号




平成20年  2月 定例会(第1回) − 03月03日−議案上程、説明−06号









平成20年  2月 定例会(第1回)





                    平 成 20 年

                 富士宮市議会2月定例会会議録

                     第 6 号

                 平成20年3月3日(月曜日)
                                       
1 議事日程(第6号)
              平成20年3月3日(月)午前9時00分 開議
  日程第1 議第29号 平成20年度富士宮市一般会計予算                
  日程第2 議第30号 平成20年度富士宮市北山財産区特別会計予算           
  日程第3 議第31号 平成20年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算        
  日程第4 議第32号 平成20年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算         
  日程第5 議第33号 平成20年度富士宮市土地取得特別会計予算            
  日程第6 議第34号 平成20年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算         
  日程第7 議第35号 平成20年度富士宮市立学校給食センター特別会計予算       
  日程第8 議第36号 平成20年度富士宮市老人保健特別会計予算            
  日程第9 議第37号 平成20年度富士宮市下水道事業特別会計予算           
  日程第10 議第38号 平成20年度富士宮市根原区財産区特別会計予算          
  日程第11 議第39号 平成20年度富士宮市介護保険事業特別会計予算          
  日程第12 議第40号 平成20年度富士宮市墓園事業特別会計予算            
  日程第13 議第41号 平成20年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算       
  日程第14 議第42号 平成20年度富士宮市水道事業会計予算              
  日程第15 議第43号 平成20年度富士宮市病院事業会計予算              
                                       
2 本日の会議に付した事件
  議事日程(第6号)に同じ
                                       
3 出席議員(22名)
      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員
      3番  望 月 芳 将 議員       4番  稲 葉 晃 司 議員
      5番  深 澤 竜 介 議員       6番  吉 野 友 勝 議員
      7番  佐 野 清 明 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員
      9番  横 山 紘一郎 議員      10番  渡 辺 喜代美 議員
     11番  佐 藤 長 助 議員      12番  遠 藤 英 明 議員
     13番  村 瀬   旬 議員      14番  山 口 源 蔵 議員
     15番  諸 星 孝 子 議員      16番  朝 日   昇 議員
     17番  渡 辺   登 議員      18番  吉 田 晴 幸 議員
     19番  朝比奈 貞 郎 議員      20番  日 原 貞 二 議員
     21番  望 月 光 雄 議員      22番  手 島 皓 二 議員
                                       
4 事務局職員出席者(7名)
  事 務 局 長  吉 野 裕 彦 君    事 務 次 長  石 川 豊 久 君

  主  幹  兼  佐 野 勝 英 君    主  幹  兼  斉 藤 俊 彦 君
  議 事 係 長               庶務調査係長

  主    幹  塩 川 貴 洋 君    主    幹  深 沢 裕 彦 君
  主    査  高 橋 衣 里 君
                                       
5 説明のための出席者(67名)
  市    長  小 室 直 義 君    副  市  長  太 田 精 一 君
  総 務 部 長  平 石 英 明 君    企画財政部長  石 川 昌 之 君

  環境経済部長  望 月 秀 志 君    保健福祉部長  佐 野 恒 夫 君
                       兼福祉 事 務
                       所    長

  都市整備部長  土 橋 定 男 君    水 道 部 長  遠 藤 牧 男 君

  行 政 職 員  渡 邉 喜 哉 君    市 立 病 院  小 林 信 喜 君
                       事 務 部 長

  行 政 課 長  小 松 政 廣 君    秘 書 課 長  遠 藤 哲 夫 君
  広聴広報課長  佐 藤 俊 治 君    人 事 課 長  小 林   登 君
  情報政策課長  高 橋 正 行 君    市民安全課長  河 野 尊 芳 君

  くらしの相談  渡 辺 孝 秀 君    防災危機管理  関   芳 裕 君
  課    長               課    長

  市 民 課 長  井 出 千 歳 君    北山出張所長  石 川 芳 範 君

  上野出張所長  土 橋 常 男 君    上  井  出  野 田 耕 一 君
                       出 張 所 長

  白糸出張所長  平 石 博 一 君    企画経営課長  望 月   斉 君

  フードバレー  深 澤 好 幸 君    財 政 課 長  小 室 忠 雄 君
  ・政策 推 進
  課    長

  納 税 課 長  野 澤 義 治 君    市民税 課 長  藤 巻 義 直 君
  資産税 課 長  渡 井 一 成 君    農 政 課 長  石 川 善 裕 君

  林政土地改良  井 出 一 男 君    商工観光課長  遠 藤 二 郎 君
  課    長
  環境政策課長  遠 藤 敬 悟 君    生活環境課長  西 島 謙 悟 君

  福祉企画課長  中 川 礼以子 君    介護障害支援  田 中 嘉 彦 君
                       課    長

  児童福祉課長  小 林 秀 実 君    保険年金課長  深 沢 照 洋 君
  健康増進課長  佐 野 光 男 君    管 理 課 長  脇 本 俊 雄 君
  道路河川課長  渡 辺 靖 訓 君    都市計画課長  角 入 一 典 君
  土地対策課長  柏 木 幹 尋 君    建築指導課長  佐 野   猛 君
  住宅営繕課長  漆 畑 晴 男 君    工事監 室 長  渡 井   實 君
  水道業務課長  佐 野 秀 治 君    水道工務課長  石 川   学 君

  下水道 課 長  遠 藤   寛 君    市 立 病 院  佐 藤 幸 一 君
                       庶 務 課 長

  医 事 課 長  芝 山   恵 君    情報システム  広 瀬 辰 造 君
                       準 備 室 長

  会計管理者兼  藁 科   正 君    教  育  長  佐 野 敬 祥 君
  出 納 室 長

  教 育 次 長  芦 澤 英 治 君    教育総務課長  赤 池   学 君

  学校教育課長  若 林 直 巳 君    学校教 育 課  土 橋 一 雄 君
                       参    事

  生涯学習課長  山 梨 雅 敏 君    文 化 課 長  大 箸 亘 正 君

  スポーツ振興  中 野 達 男 君    学 校 給 食  小 泉 弘 信 君
  課    長               センター所長

  中央図書館長  春 田 行 夫 君    西  富  士  赤 池 秀 一 君
                       図 書 館 長

  監 査 委 員  太 田 幸 治 君    選挙管理委員  佐久間 吉 博 君
  事 務 局 長               会事務 局 長

  農業委 員 会  杉 永 雅 昭 君
  事 務 局 長




                                     午前9時00分開議



○議長(朝日昇議員) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                       



△日程第1 議第29号 平成20年度富士宮市一般会計予算



△日程第2 議第30号 平成20年度富士宮市北山財産区特別会計予算



△日程第3 議第31号 平成20年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算



△日程第4 議第32号 平成20年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算



△日程第5 議第33号 平成20年度富士宮市土地取得特別会計予算



△日程第6 議第34号 平成20年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算



△日程第7 議第35号 平成20年度富士宮市立学校給食センター特別会計予算



△日程第8 議第36号 平成20年度富士宮市老人保健特別会計予算



△日程第9 議第37号 平成20年度富士宮市下水道事業特別会計予算



△日程第10 議第38号 平成20年度富士宮市根原区財産区特別会計予算



△日程第11 議第39号 平成20年度富士宮市介護保険事業特別会計予算



△日程第12 議第40号 平成20年度富士宮市墓園事業特別会計予算



△日程第13 議第41号 平成20年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算



△日程第14 議第42号 平成20年度富士宮市水道事業会計予算



△日程第15 議第43号 平成20年度富士宮市病院事業会計予算



○議長(朝日昇議員) これより日程に基づき、日程第1 議第29号平成20年度富士宮市一般会計予算から日程第15 議第43号平成20年度富士宮市病院事業会計予算まで、15件を一括議題とします。

 これより、市長から施政方針及び教育長から教育行政方針、並びに提案理由の説明を求めます。市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) 平成20年度施政方針。

 1、はじめに、平成20年度を迎えるに当たり、施政方針を申し上げます。

 私は、昨年4月の市長選挙におきまして、それまでの4年間の実績を評価いただき、市民の皆様からの負託を受け、第19代富士宮市長として、市政を担当させていただくことになりました。

 第1期目の4年間におきましては、地方の時代と言われながらも、三位一体の改革と景気回復の実感が伴わない非常に厳しい経済環境の中、市民の皆様を初めとして市議会議員各位の御理解と御協力をいただき、いち早く財政健全化を計画的に進め、財政的には、市債の償還ピークを乗り越えられる見通しとなるなど、将来が見える状況となってきております。また、行政的には、NPMの推進、指定管理者制度の導入や職員定数の適正化など、行政改革においても一層の推進を図ることができました。

 地域間格差が叫ばれる昨今において、東洋経済新報社が発刊した2007年版「都市データパック」によりますと、当市は、住みよさで全国総合250位、成長力で120位、財政健全度で172位とされております。全国780を超える都市の中において、住みよく元気な自治体として評価していただいているものと自負しております。

 しかしながら、昨年6月には第2期地方分権改革がスタートし、地方自治体には地域経営の戦略本部として、より一層の政策形成能力の向上と自己決定、自己責任、自己負担を原則とする地方政府の樹立が求められる時代になっております。

 また、当市においては、フードバレー構想のさらなる推進、白糸の滝隣接地への世界文化遺産センターの誘致活動ほか、富士山世界文化遺産登録に向けた諸施策の推進、さらに富士山静岡空港の開港に伴い予測される環富士山地域を取り巻く社会経済環境の変化に対応した富士宮らしさの存続と確立など、将来の富士宮市の発展に向け最も重要な時期となっており、このような時期に市長という重責に身を置けることに改めて身の引き締まる思いであります。

 与えられた任期において、市民の皆様の幸せと健康づくりを目指し、改革前進をモットーに、市民の皆様、市議会議員の皆様、市職員、そして市長である私の4者が一体となり、人口減少社会に対応できる自治体の経営、地域の経営に向け、これに標準的に必要とされるもののうち、現在の富士宮市に不足している自治基本条例の制定、新たな地方公会計制度の導入及びICTを活用した電子自治体の構築を課題として、市民福祉の向上を基本としたさらなる改革、さらなる前進が達成できますよう、全力を傾注して職務に取り組んでまいる覚悟であります。

 ここに私の平成20年度に向けての市政運営に対する所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御賛同を賜りたいと思います。

 私は、さきの選挙におきまして、公約集、いわゆるローカルマニフェストを掲げました。御承知のとおり、ローカルマニフェストは、首長候補者が目指す政策として、その目的、概要、予算、実施時期などを明確に数値目標も含めて示した公約集であります。また、当選の暁にはその遂行を市民の皆様に約束するものであり、同時に市政運営の基本的な考え方となるものであります。つきましては、私のローカルマニフェストに掲げました6つの骨組みと23の施策の概要について、再度市民の皆様、議員各位へお伝えし、その遂行をお約束いたしたいと存じます。

 まず最初に、「自立の精神」をキーワードに、小さな行政の構築、市役所改革、財政健全化を推し進めます。具体的には、平成18年度末一般会計市債残高356億円を平成22年度末までに100億円減らします。また、人事評価を一般職員に拡大するとともに、平成21年度末までに平成16年度比123人以上の職員を減らします。さらに、マニフェスト達成度及び総合計画達成度を翌年度の早い時期に毎年公表するとともに、行政評価の結果も熟度を高め公表します。加えて、市民が主役の自治を目指し、市民と行政の役割を明確化する自治基本条例を平成22年度までに制定します。

 2つ目として、「市民の健康と幸せ」をキーワードに、フードバレー構想の具現化を進めます。具体的には、市民の健康を増進するため、食育マニフェストの作成とともに、毎月第3日曜日を食卓の日と定め、家庭のきずなを深めます。また、市民の皆様が生活習慣病にならないようにするため、メタボリック対策を強化するとともに、特定健康診査等実施計画の策定に取り組みます。さらに、富士宮産の米を使い、子供たちが自分で握るおにぎり給食を定期的に実施します。

 3つ目として、「こどもへの愛」をキーワードに、安心できる子育て支援、健全、堅実な教育環境づくりを進めます。具体的には、子育て支援行動計画の総合的な推進とともに、放課後児童クラブ連絡会を積極的に開催し、大宮保育園を子育て支援の拠点施設とします。また、インターネットによる子育て情報のやりとりが可能なシステムを導入します。さらに、保護者、学校、地域の連携を強化するとともに、その活動状況を広くPRして犯罪が起きにくい環境にします。加えて、教育委員会に対し、学校教育、生涯学習、スポーツ振興などの各分野から意見収集を行い、(仮称)富士宮市教育基本方針を策定し、教育全般を計画的に進めるよう要請します。

 4つ目として、「助け合いの社会」をキーワードに、地域福祉の充実や安全、安心な地域づくりを推進します。具体的には、市長出張座談会を企業や市民活動団体などに展開し、コミュニケーションを図ります。また、市政課題について、地域に直接出向き、地域の課題を中心に実情を把握します。さらに、平時から即座に連絡がとれるよう、自主防災会とのネットワーク化を図り、速やかな災害情報提供を行います。また、高齢者が振り込め詐欺等の犯罪被害者とならないように、庁内に関係部署や警察との連携をより深め、ワンストップ窓口を目指すなど、相談体制を充実します。加えて、公共交通手段のない地域の高齢者を初めとした住民の足を確保するため、乗り合いタクシーの導入や公共施設等を結ぶ循環バス路線の実現を目指します。

 6つ目として、「富士山と環境」をキーワードに、富士山文化の継承とエコタウンづくりに努めます。具体的には、富士山の世界文化遺産登録を推進するため、コア候補の史跡指定を目指すとともに、富士山周辺部の不法投棄にもパトロールの目を光らせます。また、国道138号と国道139号とを結ぶ国道469号の建設促進のため、優先整備区間の村山から国道139号までの早期開通を関係機関に働きかけ、地域の人たちと一緒になって魅力あふれる富士山風景街道を実現します。さらに、古紙回収ステーションの利用促進、エコアクション21の認証・登録を受ける事業者への支援、家畜ふん尿の良質堆肥化の推進、バイオマスタウン構想の策定に着手するなど、循環型社会を推進し、環境調和型都市を目指します。

 最後に、「経済の活性化」をキーワードに、環富士山国道構想の実現を目指すとともに、さらなる企業誘致や観光開発に取り組みます。具体的には、山宮工業団地南側市道までの国道469号の早期開通を関係機関に働きかけるとともに、県道富士公園線までの開通を要請します。また、野中踏切付近の鉄道高架化事業を静岡県施行で着手し、あわせて県道野中棒杭線の拡幅整備に努めます。さらに、これまでの企業誘致策に加え、既存企業が引き続き市内において活発な事業展開を図れるよう、その事業規模拡大のため、工場の新設や増設などに対しても支援を行います。加えて、水と緑の保全を図った上で、広大な土地と清冽な湧水を今まで以上に企業の生産活動や観光に活用します。

 以上、私がローカルマニフェストに掲げ、市民の皆様にお約束した6つの骨組みと23の施策であります。これら23の施策のうち、小中学校でのおにぎり給食の開始と区長会10支部での市政課題地区座談会の開催による市民意見の反映の2つの施策につきましては、既に平成19年度においてすべてお約束を果たしたと考えております。

 さらに、一般会計において市債残高約24億円の削減が見込めること、食卓の日の制定などにより食育を推進していること、特定健康診査等実施計画を策定したこと、大宮保育園を子育て支援の拠点施設としてオープンさせたこと、市の公式ブログ「宮っ子育て情報」の開設などインターネットによる情報提供を開始したこと、警察等との連携を深めるとともに、防犯に関する相談窓口をワンストップ化したこと、平成19年度末には国道469号が山宮工業団地南側市道まで開通する予定であること、またJR身延線の鉄道高架化事業が認可を受けたこと、既存企業の事業規模拡大等に対する支援措置を制度化したことなど20の施策につきましても既にその一部が完了するなど、約束の達成に向けて着実に歩みを進めております。

 平成20年度におきましては、原油や穀物の価格高騰やアメリカのサブプライム住宅ローン問題など不安な要素を抱え、景気の陰りや減速の感を覚える社会経済情勢の中、歳入の根幹をなす税収の伸びは小幅にとどまると見込まれ、国の当初予算案からは財政健全化のための改革も停滞が感じられています。

 国と地方の長期債務残高が合わせて772兆円に膨らむ中で、国の平成20年度一般会計予算は83兆613億円、前年比0.2%の増で、政策的経費に充てる一般歳出は0.7%増の47兆2,845億円とされております。このうち少子高齢化を背景に社会保障費が21兆7,824億円と、前年度よりも6,415億円増え、一般歳出全体に占める割合は前年度対比1.1ポイント増の46.1%に達しており、また新たに自治体間の財政力格差の是正と地域活性化のための地方再生対策費が設けられるなど、地方交付税は配分ベースで1.3%、2,034億円の増とされ、これらの膨張を抑えられない状況となっております。

 当市においては、これら国の施策にもかかわらず財政健全化計画を着実に遂行するとともに、普通交付税が常に不交付であるとの前提のもと、社会保障関係経費の増大にしっかりと対応しつつ、自主、自立した財政運営、選択と集中、めり張りのある予算編成に努め、持続可能な自治体の構築に向け鋭意努力を続けてまいります。

 現任期の2年度目に当たる平成20年度の重点施策について、その大要を御説明申し上げます。なお、教育行政に係る具体的な方針及び重点施策に関しましては、ローカルマニフェストに掲げました、「教育委員会に対し、教育基本指針を策定し、教育全般を計画的に進めるよう要請します」の精神にのっとり、今年度から私の施政方針に引き続き、教育長から教育行政方針を申し上げさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。

 では、平成20年度重点施策の大要について御説明申し上げます。平成20年度におきましても、引き続き職員定数の適正化に努めるとともに、市債残高の削減につきましても前年度と同様、着実に実行したいと考えております。さらに、新公会計制度改革に基づく財務諸表の整備や債権回収対策室の設置、庁内横断的な政策を迅速に遂行するため、庁内分権の推進、ICT時代に対応した人材育成など、行財政全般においてさらなる改革を進めてまいります。また、電子自治体の構築に向けて、出先機関との情報ネットワーク回線の高速化を進めるとともに、法人市民税処理システムの更新を図ります。

 次に、乳幼児医療費助成制度における対象年齢を小学校1年生までに拡大するとともに、所得制限の全部を廃止し、名称を「子ども医療費助成制度」に改めます。さらに、妊婦健康診査に対する公費負担の回数を2回から5回へ拡充するとともに、生後4カ月までの乳幼児について、子育て支援に関する情報提供や育児不安に対する相談、指導等を行う全戸訪問を実施します。また、発育、発達状態が気になる子供や発達障害児、知的障害児等とその家族を支援するため、発達検査や療育教室の開催、助言、指導などを行う専門相談員を配置します。さらに、身体障害者2人を市職員として新規採用するとともに、知的障害者を臨時職員として採用するなど、障害者の雇用についても推進します。なお、市役所1階市民ホール内に富士宮市授産所連合会が運営主体となって障害者が働く喫茶コーナーの設置を許可し、障害者の自立と就労を支援するとともに、社会参加の促進を図ります。加えて、ようやく全国自治体に設置要請がなされるであろう少子化対策の総合司令塔となる推進本部に先んじた子ども統括監の創設や、福祉相談を総合的に担当する課の設置など、子育て支援を初めとした福祉施策全般のさらなる前進を図ります。

 次に、市街地循環バス、デマンド型乗り合いタクシーの運行や富士宮駅周辺のバリアフリー化により、高齢者等の移動を容易にするとともに、従来の木造住宅の耐震補強工事に対する補助額を増額することに加え、新たに高齢者、障害者が居住する世帯のうち、低所得者世帯への上乗せ補助を実施します。また、地域の皆様が管理する集会所の耐震補強工事に対する補助も実施するなど、安全で安心できるまちづくりを生活者の視点で進めます。さらに、生活者の視点から、旅券申請の受け付け、交付事務を県の権限移譲を受け、平成20年9月から開始します。

 中心市街地の一体化と南北交通の円滑化が期待されるJR身延線の鉄道高架化事業につきましては、県施行事業として工事に着手いたします。なお、JR身延線は全線開通から80周年を迎え、長きにわたり通勤、通学等の移動手段としてのみならず、当市への観光客、買い物客等のアクセス手段として重要な機能を有しており、今後も利用の促進を図ってまいりたいと考えております。また、市民生活に密着する道路、河川の整備につきましては、これまでと同様、計画的に進めるともとに、国道469号の県道富士公園線までについても、引き続き県に協力して用地買収を進めるなど、早期開通を目指してまいります。加えて、都市計画道路の整備計画の見直し作業を開始し、時代の変化に対応したまちづくりを進めます。

 次に、バイオマス資源のエネルギー化に関する産学官の連携、協力による研究事業の継続、家畜ふん尿堆肥の利用の促進、マイバッグ利用や生ごみ堆肥化によるごみの減量化、環境に優しい車両の導入のほか、さまざまな啓発普及事業を推進し、市民、事業者の皆様と一体となって循環型社会の構築及び地球温暖化防止に取り組んでまいります。

 富士山の世界文化遺産登録に向けましては、当市に関係するコア候補が13件となり、これらの史跡指定に向けた調査、保存管理計画の策定等の業務を県と共同して実施するとともに、引き続き世界文化遺産センターが白糸の滝隣接地へ設置されるよう誘致活動を進めてまいります。また、富士山麓環境パトロール隊による不法投棄の監視を継続して実施するとともに、より実効性のある景観形成を図るべく、景観法に基づく景観計画の策定等に着手します。加えて、コア候補の1つである白糸の滝の北側に隣接する観光協会駐車場内の公衆トイレを改善すべく設計に取りかかります。なお、富士山世界文化遺産登録の推進活動の一環として、さらに富士山ナンバーのPR効果を期待し、順次公用車のナンバーを富士山ナンバーに切りかえるとともに、市民への普及を図る施策について検討を進めます。

 平成22年開催予定の第15回日本ジャンボリーにつきましては、引き続き滞りない準備に努めます。

 最後になりましたが、ローカルマニフェストに掲げました23の約束のうち、未着手となっております自治基本条例の制定につきましては、食のまちづくり条例の検討を進める中で、これを発展的に移行させ、早期に着手できるよう見通しをつけてまいります。

 以上御説明申し上げました重点施策の詳細、またその他の事業につきましては、議案資料として配付し、第4次富士宮市総合計画の基本目標別に実施事業を掲載した主要事業の概要をごらんいただくとともに、平成20年度当初予算に係る議案及び提案理由を参考にしていただきたいと存じます。

 なお、芝川町との合併に関しましては、従前と同様、市民の皆様を初め議員各位の御意見をお聞きしながら慎重に対応してまいりたいと考えております。

 以上、新年度に向けての市政運営に対する所信の一端を申し上げましたが、冒頭に申し上げましたように、新たなる富士宮市の発展に向け、市民の皆様、市議会議員の皆様、市職員、そして私の4者が一体となってさらなる改革、さらなる前進に取り組み、市の総合計画などのほかローカルマニフェストの実現に向け、また市民満足度の向上と人口減少社会、地方分権時代に対応できる自治体の経営、地域の経営を目指し、全力を傾注して職務に取り組んでまいる覚悟であります。

 市民の皆様、そして議員の皆様にはさらなる御理解と御支援をお願い申し上げ、平成20年度の施政方針といたします。

 読み違えたところがあったので、訂正させていただきます。5ページ目、5つ目として「富士山と環境」をキーワードにでございますが、読んだときは「6つ目」と読んだそうでございますので、「5つ目」ということでお願いしたいと思います。

 それから、引き続きまして6ページ、「経済の活性化」のところでございますが、「具体的には山宮工場団地南側」、これを「山宮工場団地」を「山宮工業団地」と読んだそうでございますので、訂正させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(朝日昇議員) 教育長。

               〔教育長 佐野敬祥君 登壇〕



◎教育長(佐野敬祥君) 平成20年度の教育行政について、教育委員会としての方針を申し上げます。

 今日の社会情勢は、加速するグローバル化や高度情報化、地球環境問題の深刻化、進行する少子高齢化等、社会状況が大きく変化し、さまざまな問題が生じております。教育の現状におきましては、ゆとり教育の中で知、徳、体の向上に努めてきたところでありますが、学力や規範意識の向上、不登校やいじめの根絶などが大きな課題となっております。こうした中で、教育の再生の実現に向けて教育基本法が改正され、さらにそのことも踏まえて中央教育審議会の答申及び新学習指導要領案も示されました。その中で生きる力の育成は教育の基本理念として今後もますます重要になってくると考えます。

 一方、富士宮市では「富士山の自然に抱かれたやさしく元気なまち」を将来都市像として掲げ、第4次富士宮市総合計画を策定しましたが、その中で生涯学習における人づくりを目指したまちづくり、フードバレー構想における食育の推進、学校、家庭、地域の連携等について一層の推進を図る必要があります。以上のことを踏まえながら、富士宮市教育委員会として、子供の未来のための人づくり、市民の生涯にわたっての人づくりを基本目標とし、継承と創造をもって信頼される教育に努め、生きる力をはぐくむ教育の推進を図る所存であります。そのために、学校教育の充実と生涯学習の充実の2つの面から教育行政の推進を図ってまいります。

 まず、学校教育の充実について申し上げます。学校教育を進めるに当たっては、子供たちの可能性を信じ、子供たちの可能性を引き出し、子供たちの生きる力を育成するために、次の主要施策を掲げ、魅力ある学校づくりを目指します。確かな学力を育てる授業の充実に向けて、基礎、基本の習得と活用能力を高め、学び合う授業の充実を目指します。また、総合的な学習を富士山学習パート?と位置づけ、探求的学習を中心に、教科学習とのかかわりや課題づくりから課題解決まで、地域を素材とした学習を深く掘り下げ、子供たちが自ら探求する喜びと学ぶ力を育てます。学級づくりを基盤として、日常的な学校生活のすべての場において人間関係づくりを大切にします。また、規範意識を高めるとともに、道徳的価値を身につけ、道徳的実践力の向上を図ります。健康な体づくり、体力づくりのために、スポーツの楽しさや感動を体験し、生涯にわたりスポーツに親しむ環境をつくります。また、市のフードバレー構想の一環として、食生活への関心を高めるとともに、栄養教諭の派遣を通じて各校における食育の指導、支援に努めます。特別支援学級及び通常学級における発達障害や多動性障害、高機能自閉症等の子供たちに、個々のニーズに合った適切な指導を工夫するとともに、よりよい教育環境を提供するために、市独自の相談員を配置します。教職員の授業力の向上と魅力ある学校づくりを支援するために、教育委員会による全小中学校への学校訪問を実施します。児童生徒の登下校の安全、安心のための見守りに加え、保護者、教職員、地域ボランティアから成る組織により、市の青色回転灯パトロール車を使用して定期的に学区の巡回を行います。また、授業や校内行事などにおける連携、協力の状況について情報発信し、お互いの理解を深めます。上野小学校校舎改築事業の平成21年度完成を目指すとともに、老朽化した学校施設の改修に努めます。また、通学区域の変更や弾力化の推進により、学校規模の偏りを改善します。魅力ある学校づくりに向けて、平成20年度から2年間にわたって有識者による富士宮の学校力育成会議を開催します。この育成会議では、富士宮ならではの学力、心の教育、体力、教職員力、評価力、学校、家庭、地域の連携力等のそれぞれのあり方を審議し、今後の方向性を示す考えであります。

 次に、生涯学習の充実について申し上げます。生涯学習の推進は、知識基盤社会の時代にあって、豊かな生き方を実現するために重要な教育施策であり、次の主要施策を掲げ、取り組んでまいります。公民館や地域学習センターにおいては、市民ニーズに合った講座を実施し、地域学習や交流の拠点としての活用を高めます。また、図書館においては蔵書の充実に努めるともとに、利用者の質問や相談に応じるレファレンスや読書推進事業に積極的に取り組みます。青少年指導者の育成に努めるとともに、教育相談の充実、非行防止対策の強化を図ります。市民芸術祭や文化祭、文化講演会等を充実させ、市民による多種多様の文化、芸術活動を推進するとともに、故後藤清吉郎氏の元居宅の一部を使用し、同氏の資料館を設置します。また、富士山世界文化遺産登録実現のための啓発や構成資産の文化財指定事務を推進するとともに、(仮称)富士山世界文化遺産センターの誘致を積極的に推進します。あわせて、平成21年度の国民文化祭のための企画や準備に取り組みます。市民ひとり1スポーツを推進し、だれでも、いつでもスポーツやレクリエーションを楽しめるように、指導者、団体を育成し、その機会の提供に努めます。また、平成27年度まで毎年当市で開催される高校男子ソフトボール選抜大会の運営とおもてなしに力を注ぎます。第2次男女共同参画プランに基づき、政策、方針決定への女性の参画の推進を重点施策とし、市の審議会等への女性登用率を高めるとともに、男女共同参画の意識と学びを深めるために、セミナーやフォーラムを実施します。

 「国家百年の計は教育にあり」と申しますが、人づくりこそ真に豊かな国家社会を築く根幹であると思います。それゆえに教育に課せられた使命は重大であります。子供の未来に一人の人間としての豊かな生き方と国家社会の形成者として活躍できる人間を期待し、また市民の皆様には生涯にわたって真に豊かな生活が送れることを願い、そしてそのことが富士宮市にとって「富士山の自然に抱かれたやさしく元気なまち」に通じるものと確信するところであります。教育の不易と流行、継承と創造を大事にしつつ、生きる力をはぐくみ、信頼される教育に鋭意努めてまいります。皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げ、平成20年度の教育行政の方針といたします。



○議長(朝日昇議員) 市長。

                〔市長 小室直義君 登壇〕



◎市長(小室直義君) 引き続きまして、議第29号から議第43号までの15議案について一括して説明申し上げます。

 平成17年度における地方交付税の大幅な予算割れを、ピンチをチャンスにととらえ、いち早く財政健全化に取り組み、自主、自立を目指した行財政改革を進めてきました。その結果、平成18年度の決算では例年並みの黒字を確保することができました。平成20年度は、平成18年度から平成22年度までの計画で進めております財政健全化の中間年に当たります。平成18年度と平成19年度の2年間、人件費の削減を初めあらゆる歳出の見直しを行い、行政のスリム化を図りながら財政健全化への道筋を立てる努力を行ってまいりました。しかし、厳しい状況にも耐え得る財政運営を行っているとはいえ、新しい需要や解決しなければならない問題は次々に発生してきており、住みよい元気なまちづくりに向け、さらなる改革が必要であると感じています。

 このような状況を踏まえ、平成20年度は次のステップへ動き出す重要な年であるという認識を持って市政運営に臨んでいく所存であります。当面の税源移譲や減税の廃止など、歳入構造もほぼ確定され、財政規模の枠組みも見えてきた中で、今後は選択と集中を意識した財政運営が必要であると考えています。平成20年度の予算編成に当たりましては、厳しい財政状況の中にあっても、今までのように耐えるだけではなく、必要な事業を選択し、財源を集中させることを意識いたしました。

 具体的な内容でありますが、歳入では、自主財源の基盤であります税は堅実に伸びている反面、国からの各種交付金は消費の低迷などにより減額となっているものがあります。また、地方の厳しい財政事情に配慮し、国では地方交付税の算定上、基準財政需要額に特別枠として地方再生対策費を新たに設定しましたが、当市の場合、税収の伸びも考慮し、平成19年度の実績見込額と同程度と予想いたしました。

 歳出では、第4次富士宮市総合計画の第1次基本計画の実現のため策定いたしました6つの基本目標に基づき、予算の配分を行いました。その中の主なものといたしまして、乳幼児医療費助成事業を「子ども医療費助成事業」と変更し、対象年齢の1歳引き上げ、妊婦健康診査の公費負担回数の増加、生後4カ月までの乳児がいる全家庭を訪問するこんにちは赤ちゃん事業では、現在第1子のみのところを全乳幼児に対象を拡大するなど、子育て環境の充実を図ります。

 また、地区集会所建設費補助事業として、区民館等の耐震補強に対する新たな補助、高齢者及び障害者世帯の耐震補強工事に対する補助金の増額など、安全、安心なまちづくり事業、富士宮駅南口に続く北口へのエレベーター設置、市街地循環バスとデマンド型乗り合いタクシー事業など、快適なまちづくり事業を推進していきます。

 また、知的障害者雇用の推進を図る観点から、臨時職員ではありますが、市業務への雇用を行います。このほか、富士山世界文化遺産登録推進活動と環境・景観保全事業や食によるまちづくりの基本事業であるフードバレー構想推進事業など、市民と協働しながら、限られた財源を効率的に活用し、最大限の努力をしてまいります。

 平成20年度は上野小学校の校舎改築事業と身延線鉄道高架推進事業というビッグプロジェクトが本格的に始まります。財政健全化の先が見えてきたとはいえ、依然厳しい状況には変わりはありませんが、新しい時代にスムーズに移行していけるような重点課題を見きわめ、配分をいたしました。

 その結果、一般会計の予算規模は平成19年度を1.8%上回る310億4,000万円となりましたが、この中には市債の補償金免除繰上償還分が約6億円含まれています。本来市債を繰上償還する場合は、補償金を支払わなければならないこととされていますが、高い金利の市債償還に苦しむ自治体の負担軽減を図るため、平成19年度から3年間の臨時特例措置として、財政健全化計画策定など一定の条件を満たした自治体に繰上償還が認められたものです。この繰上償還とその財源である借換債の約6億円を歳入歳出から差し引きますと、実質的な予算規模は約304億4,000万円となり、昨年度と比較いたしますと、0.2%の減となります。

 特別会計につきましては、新たに後期高齢者医療事業特別会計を設定したことにより12会計となり、一般会計と12の特別会計及び企業会計を含めた全会計では、総額671億421万9,000円の予算規模となりました。

 以下、一般会計予算、特別会計予算及び企業会計予算の内容につきましては副市長から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(朝日昇議員) 副市長。

               〔副市長 太田精一君 登壇〕



◎副市長(太田精一君) それでは、私から各会計の説明を申し上げます。

 まず、議第29号平成20年度富士宮市一般会計予算について説明申し上げます。

 まず、歳入でありますが、主なものを説明いたします。第1款市税は、年間収入を見込み、203億9,702万1,000円を計上いたしました。前年度と比較いたしますと、7億4,796万8,000円、3.8%の増であります。内訳の主なものといたしましては、個人市民税が2億2,700万円、法人市民税が2億7,300万円、固定資産税が2億5,300万円それぞれの増額となります。

 次に、第2款地方譲与税から第8款自動車取得税交付金までの金額は、国の予算額及び経済見通しから見込んだものでありますが、道路特定財源の暫定税率の問題は継続するものとして計上いたしました。

 第9款地方特例交付金及び第10款地方交付税につきましては、国が策定しました地方財政計画をもとに算定を行いました。地方交付税の内訳といたしましては、普通交付税を5,000万円、特別交付税を2億8,500万円計上いたしました。

 第14款国庫支出金19億8,487万8,000円及び第15款県支出金16億6,622万8,000円は、ほとんどが歳出予算に関連した特定財源であります。

 次に、第16款財産収入は、1億7,686万円の計上で、前年度と比較いたしますと、696万8,000円の減であります。これは、市有土地売払代が主なものであります。

 第18款繰入金は、1億7,928万円の計上で、前年度と比較いたしますと、2億3,030万5,000円、56.2%の減であります。これは、老人保健特別会計繰入金、財政調整基金繰入金及び職員退職手当基金繰入金が主なものであります。

 第19款繰越金は、平成19年度の予算執行状況等から5億円を計上いたしました。

 第21款市債は、17億9,980万円の計上で、前年度と比較いたしますと、4億9,780万円、38.2%の増であります。内容といたしましては、公的資金補償金免除繰上償還に係る借換債6億60万円、上野小学校校舎改築事業費1億540万円及び臨時財政対策債9億円それぞれの計上が主なものであります。

 次に、歳出について説明申し上げます。第1款議会費は、3億202万9,000円で、前年度と比較いたしますと、2,292万4,000円の増となりますが、これは議場音響システム等構築委託料の計上が主な理由であります。

 第2款総務費は、39億3,243万9,000円で、前年度と比較いたしますと、1億8,583万9,000円、4.5%の減であります。主なものといたしましては、一般管理費には知的障害者就労支援として、臨時職員ではありますが、2人分の賃金を盛り込み、ジョブコーチの委託料を計上いたしました。また、富士山の世界文化遺産登録活動の一環として、公用車のナンバーを富士山ナンバーに変更するための手数料を計上いたしました。財産管理費には、中央公民館建設基金積立金として1億円を計上いたしました。交通安全対策費には、富士宮駅周辺人にやさしいまちづくり事業として、新たに富士宮駅北口エレベーター設置工事費などを含め9,969万8,000円を計上いたしました。また、市街地の道路における歩行者保護の観点から、宮町3号線歩道整備事業730万円を計上いたしました。賦課徴収費には、新たに債権回収管理システム開発委託料、静岡地方税滞納整理機構負担金、法人市民税処理システム更新委託料を措置いたしました。

 第3款民生費は、86億7,971万3,000円で、前年度と比較いたしますと、5億2,202万1,000円、6.4%の増であります。これは、衛生費でありました老人保健特別会計への繰出金を減額し、新たな後期高齢者医療事業特別会計への繰出金6億9,586万9,000円を民生費として計上したことが主な理由であります。その他の主な内容といたしましては、児童福祉総務費には、放課後児童健全育成事業を前年度比1,602万5,000円増の6,327万9,000円計上いたしました。子ども医療助成費には、小学校1年生までの医療扶助費として2億1,126万2,000円を計上いたしました。心身障害児福祉費には、早期療育事業を充実強化するため、915万2,000円を計上いたしました。

 第4款衛生費は、34億896万2,000円で、前年度と比較いたしますと、9億1,780万円、21.2%の減であります。この主な理由は、先ほど申し上げましたが、後期高齢者医療制度の開始により、老人保健特別会計への繰出金を大幅に減額したことであります。以下、主な内容といたしましては、母子保健活動費には、乳児全戸訪問こんにちは赤ちゃん事業に対応するための臨時保健師賃金を計上し、妊婦健康診査の助成回数の増加に対応するため、妊婦健康診査事業の需用費及び委託料を増額いたしました。環境対策費では、悪臭防止法の改正に対応するため、新たに臭気指数測定委託料35万7,000円を計上いたしました。また、地球温暖化対策事業として、子供向け地球温暖化防止啓発業務支援委託料などを含む165万7,000円を計上いたしました。

 第5款労働費は、4億5,579万8,000円で、前年度と比較いたしますと、6,191万6,000円、15.7%の増であります。この主な理由は、勤労者住宅建設資金などの融資預託金を増額したことであります。

 第6款農林水産業費は、9億8,371万6,000円で、前年度と比較いたしますと、2,878万円、2.8%の減であります。以下、主な内容といたしましては、農業委員会費には、農家及び農地情報管理を効率的かつ効果的に行うため、農地台帳管理システム導入委託料6,464万1,000円を計上いたしました。農業振興費には、農業振興地域整備計画変更業務委託料1,040万円を計上いたしました。

 第7款商工費は、4億5,643万9,000円で、前年度と比較いたしますと、1億7,477万3,000円、62%の増であり、企業立地促進事業費補助金の増が主な理由であります。以下、主な内容といたしましては、商工業振興費には、昨年開催いたしましたB―1グランプリの県内版とも言えるB―1フェスタの開催に対する補助金140万円を計上いたしました。観光費には、白糸の滝公衆トイレ整備に向け設計等委託料400万円を計上いたしました。工業立地振興対策費には、北山工業団地へ新たな企業の進出が見込まれることから、企業立地促進事業費補助金2億円を計上いたしました。

 第8款土木費は、30億1,059万1,000円で、前年度と比較いたしますと、1,099万9,000円、0.4%の増であります。以下、主な内容といたしましては、道路維持費には、市民から要望の多い市道維持補修事業2億9,267万9,000円を計上いたしました。道路新設改良費には、市道新設改良事業として、北山工業団地及び南陵工業団地関連事業を含めて9,985万円を計上いたしました。都市計画総務費では、生活交通確保対策事業として、市街地循環バス事業及びデマンド型乗り合いタクシー事業の委託料を合わせて838万1,000円を計上いたしました。街路事業費では、身延線鉄道高架化推進事業に負担金ほか2億629万4,000円を計上いたしました。建築指導費では、木造住宅耐震補強事業費補助金について、高齢者及び障害者世帯への上乗せ補助を増額したことなども含め、前年度比600万円増の1,800万円を計上いたしました。

 第9款消防費は、18億1,752万5,000円で、前年度と比較いたしますと、2億4,522万9,000円、15.6%の増であります。この主な理由は富士宮市芝川町消防組合負担金の増によるものでありますが、この要因は、職員退職手当の増であります。主な内容といたしましては、消防施設費として消防団詰所整備事業3,573万2,000円を計上いたしました。

 第10款教育費は、28億3,011万1,000円で、前年度と比較いたしますと、1億3,295万7,000円、4.9%の増であります。以下、主な内容といたしましては、小学校費の学校建設費では、上野小学校校舎改築事業に工事費ほか3億7,480万円を計上いたしました。埋蔵文化財発掘調査費には、世界文化遺産登録を目指す富士山の構成資産である千居遺跡範囲確認調査事業544万5,000円を新たに計上いたしました。

 第12款公債費は、50億5,767万3,000円で、前年度と比較いたしますと、5億53万9,000円の増額でありますが、この中には公的資金補償金免除による繰上償還分が6億1,937万7,000円含まれております。

 第14款予備費には、財源留保措置として1億円を計上いたしました。

 以上が一般会計の大要であります。

 次に、議第30号平成20年度富士宮市北山財産区特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、北山財産区の管理運営のための予算で、歳入歳出予算の規模は1,430万円となり、前年度と比較いたしますと、250万円、21.2%の増であります。

 次に、議第31号平成20年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、国民健康保険事業の運営のための予算で、歳入歳出予算の規模は112億6,200万円となり、前年度と比較いたしますと、3億3,300万円、2.9%の減であります。この主な理由は、75歳以上の高齢者が後期高齢者医療制度へ移行することであります。歳入の主なものは、国民健康保険税、国庫支出金及び療養給付費等交付金、歳出の主なものは、保険給付費、後期高齢者支援金等であります。

 次に、議第32号平成20年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、上井出財産区の管理運営のための予算で、歳入歳出予算の規模は560万円となり、前年度と比較いたしますと、30万円、5.7%の増であります。

 次に、議第33号平成20年度富士宮市土地取得特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、諸事業に必要な用地、代替地等の先行取得を行うための予算であり、歳入歳出予算の規模は7,500万円であります。

 次に、議第34号平成20年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、猪之頭区財産区の管理運営のための予算で、歳入歳出予算の規模は710万円となり、前年度と比較いたしますと、50万円、7.6%の増であります。

 次に、議第35号平成20年度富士宮市立学校給食センター特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算の規模は8億5,600万円で、前年度と比較いたしますと、2,400万円、2.7%の減であります。歳入の主なものは、学校給食費納付金、歳出の主なものは、給食賄い材料費であります。

 次に、議第36号平成20年度富士宮市老人保健特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算の規模は9億5,700万円で、前年度と比較いたしますと、70億600万円、88%の減であります。大幅な減額の理由は、平成20年4月から後期高齢者医療制度が始まるため、3月診療1カ月分及び遅延請求の医療費のみを見込んだものであります。歳入の主なものは、社会保険診療報酬支払基金からの医療費及び審査支払手数料に対する交付金、歳出の主なものは、医療諸費であります。

 次に、議第37号平成20年度富士宮市下水道事業特別会計予算について説明申し上げます。

 歳入歳出予算の規模は34億9,600万円で、前年度と比較いたしますと、10億円、40.1%の増であります。歳入の主なものは、繰上償還分の借換債9億370万円並びに下水道使用料などの使用料及び手数料、歳出の主なものは、繰上償還金9億422万6,000円及び汚水を処理するための公共事業費であります。

 次に、議第38号平成20年度富士宮市根原区財産区特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、根原区財産区の管理運営のための予算で、歳入歳出予算の規模は1,100万円で、前年度と比較いたしますと、200万円、15.4%の減となります。

 次に、議第39号平成20年度富士宮市介護保険事業特別会計予算について説明申し上げます。

 歳入歳出予算の規模は58億9,600万円で、前年度と比較いたしますと、1億6,600万円、2.9%の増であります。歳入の主なものは、第1号被保険者保険料、歳出の主なものは、保険給付費であります。

 次に、議第40号平成20年度富士宮市墓園事業特別会計予算について説明申し上げます。

 本予算は、朝霧霊園の維持管理及び整備のための予算で、歳入歳出予算の規模は1億1,000万円で、前年度と比較いたしますと、600万円、5.8%の増であります。

 次に、議第41号平成20年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算について説明申し上げます。

 歳入歳出予算の規模は14億7,700万円で、平成20年4月から始まる後期高齢者医療制度のために新設した特別会計であります。歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金であります。

 次に、議第42号平成20年度富士宮市水道事業会計予算について説明申し上げます。

 平成20年度は、老朽管の更新事業、施設の整備や改良を引き続き推進するとともに、安定した水の供給のため、大宮配水池築造事業等に配慮し予算を編成をいたしました。

 まず、予算第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入総額17億9,394万4,000円、支出総額15億8,334万3,000円であります。

 次に、予算第4条の資本的収入及び支出でありますが、収入総額1億494万7,000円、支出総額11億2,149万8,000円であります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額10億1,655万1,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんしようとするものであります。

 次に、議第43号平成20年度富士宮市病院事業会計予算について説明申し上げます。

 平成20年度は、病院経営の基本姿勢である合理的かつ効率的な経営を行うと同時に、地域住民の医療、福祉の増進を図ることを目的に予算を編成いたしました。

 まず、予算第3条の収益的収入及び支出の総額でありますが、同額で84億6,331万8,000円であります。

 次に、予算第4条の資本的収入及び支出でありますが、収入総額1億4,284万9,000円、支出総額5億1,845万9,000円であります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億7,561万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしようとするものであります。

 以上が本予算の大要であります。

 以上、一括して説明申し上げました15議案につきましては、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いをいたします。

 失礼いたしました。ちょっと読み違いがあったようでございますので、訂正をさせていただきます。

 11ページの議第32号でございます。平成20年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算、こういうふうに申し上げるところを「上井出区」の「区」を抜いたようでございますので、訂正をお願いいたします。

 その下の説明でございますが、「本予算は、上井出区財産区の管理運営のための予算で」というふうに申し上げるところを、ここも「区」を抜いたようでございますので、あわせて訂正をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(朝日昇議員) 以上で施政方針及び教育行政方針並びに提案理由の説明は終わりました。

 これら15件に対する総括質疑は次回行うことにします。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。明3月4日から6日までの3日間は議案研究のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(朝日昇議員) 御異議なしと認めます。よって、明3月4日から6日までの3日間は休会することに決定しました。

 来る3月7日は午前9時から本会議を開き、総括質疑を行いますので、よろしくお願いいたします。なお、総括質疑の発言通告書は明3月4日の午前10時までに議長のもとに提出くださいますようお願いします。

 本日はこれにて散会します。大変御苦労さまでございました。

                                     午前10時12分散会