議事ロックス -地方議会議事録検索-


静岡県 浜松市

平成25年  9月 危機管理特別委員会 日程単位




平成25年  9月 危機管理特別委員会 − 09月18日−01号









平成25年  9月 危機管理特別委員会



          浜松市議会危機管理特別委員会会議録

1 開催日時

 平成25年9月18日(水)午後1時30分開議

2 開催場所

 第3委員会室

3 会議に付した案件

 1 遠州灘防潮堤の植栽案変更に関する要望書について

    (NPO法人縄文楽校 KARAプロジェクト 代表者 鈴木信行さんほか80名)

 2 津波防災づくり推進計画について

 ●不発弾の処理計画について

 ●台風第18号に伴う被害状況について

 ●阿蔵山から遠州灘までの土砂運搬経路について

4 出席状況

 ◯出席委員(11人)

  委員長   和久田哲男    副委員長  松島育治

  委員    小沢明美     委員    湖東秀隆

  委員    早戸勝一     委員    飯田末夫

  委員    河合和弘     委員    大見 芳

  委員    丸井通晴     委員    黒田 豊

  委員    柳川樹一郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯議長及び委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  危機管理監                  山名 裕

  危機管理監代理(危機管理課長)         松永直志

  産業部農林水産担当部長            鈴木 要

  産業部参事(森林政策調整担当)         井邉志久

  農林業振興課長                堀内治之

  土木部次長(道路課長)             黒田聡也

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議会事務局長                 湯澤 久

  議事調査課専門監(議事調査課長補佐)      大橋臣夫

  議事調査課主幹(調査広報グループ長)      鈴木啓友

  議事調査課主任(担当書記)           大石 尚

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                会議

                                13:30



○和久田哲男委員長 ただいまから、危機管理特別委員会を開会いたします。なお、野尻護議員、高林修議員から傍聴の申し出がありましたので、よろしくお願いします。

 市政記者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

     〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○和久田哲男委員長 それでは、市政記者の傍聴については、許可することといたします。

 次に、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

     〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○和久田哲男委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することといたします。

                                13:31



△1 遠州灘防潮堤の植栽案変更に関する要望書について

   (NPO法人縄文楽校 KALAプロジェクト 代表者 鈴木信行さんほか80名)



△結論

 危機管理監代理(危機管理課長)から、遠州灘防潮堤の植栽案変更に関する要望書について参考意見が述べられ、これを聞きおきました。



△発言内容



○和久田哲男委員長 それでは、遠州灘防潮堤の植栽案変更に関する要望書について当局から参考意見をお願いいたします。



◎危機管理監代理(危機管理課長) それでは、遠州灘防潮堤の植栽案変更に関する要望について、考え方を説明します。

 まず、この要望の主な内容になりますが、8月19日、NPO法人縄文楽校KALAプロジェクト代表者、鈴木信行さんほか80人の皆さんから提出された要望の内容になります。

 東日本大震災以降、NPO法人縄文楽校では、被災地の支援を行うとともに、本市や静岡県に対しては浜松市沿岸域に整備する防潮堤について、混植・密植に関する植樹提案をしてきました。しかし、まだ反映がされていないのではないかということです。

 こうしたことから、要望として次の3点が挙げられています。一つ目として、防潮堤の植栽について、広葉樹の混植・密植手法を採用すること。二つ目として、既に始まっている2カ所の試験施工箇所について、混植・密植ができる場所を提供してもらいたいということ。そして三つ目として、縄文楽校KALAプロジェクトで小学校や市民とともに、混植・密植植樹をさせてほしいというものです。

 それに対しまして、市の考え方ですが、防潮堤の整備につきましては、保安林帯の中で最も海岸に近い場所を予定しております。整備のため、保安林は一度伐採し、再生することになっているものです。

 県からは、再生に当たって塩害や飛砂防止など、防災機能に適合した植種や植栽方針、方法だけでなく、恒久的な維持管理についても検討すると伺っております。そのため、防潮堤ののり面における海岸防災林の機能回復のための植栽計画を協議するための検討会が設置されました。検討会は、学識経験者や市民、行政関係者などにより構成されていますが、植栽手法なども含めた植栽計画は、この検討会で策定されることになっており、7月2日に第1回の会議が開かれ、協議が始まっているところです。

 また、植樹作業につきましても、市としては県と協議をした上で、市民の皆様に御協力いただく方向で検討を進めています。具体的に言いますと、植栽ボランティアなどを募り、植樹のお手伝いをしていただくことを検討しておりますが、まだ市民参加の体制が確立していない段階です。

 なお、防潮堤の整備工事に関しましては、試験施工を含め、事業主体は県になっております。こうした状況ですので、今回の御要望につきましては、検討会の中で協議していただくよう、県にしっかり進言していきたいと考えております。

 なお、植栽や植樹作業につきましては、今後、地元説明会などを通じて市民の皆さんに公表していく予定になっております。市といたしましては、今後も県と連携を図りながら、植栽や植樹作業に市民の意見が反映されるよう努めたいと考えています。



○和久田哲男委員長 当局の参考意見は終わりました。質疑・意見を許します。質疑・意見はありませんか。



◆小沢明美委員 今の説明ですと、県で協議するための検討会が7月2日に開催されたときには、まだこの要望が出ていなかったということですね。

 この後、開催する検討会の日時はわかっていますか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 次回は10月18日の開催予定と伺っております。



◆小沢明美委員 私、海岸の松をずっと見ているわけですが、本当に松枯れがひどくて、今はもうさらに進んでいるという感じです。そういう意味では、次のページになりますが、「いのちを守る森の防潮堤」と「マツ林の防災林」の比較ということで、例えば3段目の樹木の特徴として潮風にも十分対応できます。管理についても植えてから二、三年は除草が必要ですが、その後、そこに書いてあるように年を重ねるごとに木々が成長し、防災環境、保全機能が高まります。

 それから、次のページの津波に対する効果についても、3段目になりますが、漂流する人々や財産を食いとめる効果が大きいということもずっと書かれていて、先ほど危機管理監代理(危機管理課長)が言われるように、そういう意味では積極的に県にこうした意見を上げて、ボランティアを含めてみんなでやっていくという持っていき方はとてもいいと思うので、ぜひそうした形で頑張っていただきたいと思います。



◆丸井通晴委員 基本的には、県が主体となって検討していくということなのですね。これから防潮堤の話がありますけれども、土砂を盛って、それからその上に植栽をしていくということで、農林水産の関係の検討はどうなっていますか。木の種類がどうなのかとか、県の学識経験者なり、有識者はそれなりの意見を持っていると思うのですけれども、場所は市のエリアです。浜松市として今、小沢委員が言ったように、松が枯れているところが物すごく多いわけです。これを見ると、広葉樹といってもいろいろな種類があるわけです。その辺の考え方について、農林業振興課長、説明してください。



◎農林業振興課長 先ほど申し上げました県の植栽計画検討委員会という会議が、第1回目、第2回目、第3回目と開かれる予定ですが、そこに当課職員も入っております。基本は、その委員会に地元の自治会連合会長さんも入っていただいております。ですから、地元の声や、実際に生活している皆さんにもどういう影響が出るかということも含めながら検討していただきます。やはり大学の先生方にもいろいろな意見があります。将来に向けて永続的にできる形が望ましいということがありますので、今、小沢委員がおっしゃったように、議論を詰めていく中で、必ずしもこちらの形に偏るということではなくて、両方の話を委員会の中に上げて検討しておりますので、そこの意見を持って、県も浜松市も、今回要望をいただいている団体の御協力も得ながら植林していくという流れに持っていきたいと考えております。



◆丸井通晴委員 いずれにしても、全部で17.5キロメートルあるものですから。例えば、県で広葉樹を植えるという結論を出したとすると、先ほども話があったように、その後、維持管理がまた大変になってくるわけです。今みたいに暑い時期にどんどん成長する木なのか、よくわかりませんけれども、そういうことを含めて、学校の子供たちとも植樹をしたいというような意見もあるものですから、先ほど小沢委員が言われたように、県がやるので市は知らないということではなくて、それこそ県といろいろと調整しながらやっていただきたいと思います。



◆柳川樹一郎委員 ここに書いてあるような植種、タブノキ、アカガシ、シラカシだとか、ウラジロカシなどというのは、海岸砂地地帯に今まで植えた例がありません。御前崎からずっと海岸線を通ってみても、大昔から松の木を植えているのです。

 そのような中で、松林の中には自然に生えるものもありますが、当時の松にはマツノザイセンチュウの抵抗種がなかったので、あえて昔の人はクロマツ、それもこの辺の地域ではミカワクロマツを植えてきたわけです。そういうことを思うと、植種については、こちらのほうがいいということは言い切れないと思います。一方ではこういう混植にしたほうがいいと言い、もう一方では、やはり自然環境の中で、乾燥から何から一番強いのは松ですと言っています。極端なことを言うと、土がないような岩場でさえも松の木は生えて育っていきます。

 この遠州灘の海浜の砂地は、上のほうは葉が落ちて多少なり腐葉土がふえていきますが、そうではない深土のところは腐葉土がなくまるで栄養分もありません。そのような砂の中で育ったのは松ということで、昔の人たちは松を植えてきました。

 ただ松を植えたときに、グミも一緒に植えています。というのは、飛砂防止のためにグミを植えて松を守ったのです。中田島砂丘の中でそういうことをやっていた人たちの話を聞くと、やはり一番そこに適した植え方があると思います。

 ただ、今回の場合には、防潮堤をつくって中は一種のタタキというか、コンクリートに砂をかぶせ、なおかつ覆土をして植栽していく。そのときに、今言う乾燥だとか、いろいろな要因を絡めると、ことしのように1カ月半も雨がなかった場合には、まずほかの植種については、ほとんど枯れてしまいます。散水が必要になった場合に誰がやるのかという問題もあり、やはりその地に合った植樹方法が望ましいと思います。

 植えるに当たっては、例えば鉄のプレートとか、ステンレスのプレートに名前を彫って、苗木につけて一口1000円で募集して、小学校や中学校、企業などその地域の人たちに出てもらって、植えてもらいます。みんなでその植えたものを守りながら、植えた人が親になったときに、これは3・11の大震災の折に、県が震災に備えて堤防をつくったときに植栽したということを、子供の代につなげることができるようにしてはどうでしょうか。そのプレート代はお金がかかるかもしれないですが、その分はお金をいただき、1本幾らですよというようなことでやると、そのようなところで市民協働の精神というものを培っていけるのではないかと思います。だから、植えるものについては、検討に検討を重ねていただきたいと思います。

 それから、南側斜面と北側斜面とでは、状況が違ってきますので、そのようなことも含めて、全体の中で検討して事を進めるように県へお願いしていくべきではないかと思います。これは要望です。



◆黒田豊委員 結論から言いますと、この要望には、非常に私は賛同しております。

 今回の防潮堤の工事、また植栽については、私たちの子や孫、さらにその先の、市民の皆さんのことを思いながら、しっかりと熟慮に熟慮を重ね、皆さんおっしゃるように、これまで松を植えていたから松ですということではなく、これまで松を植えている林野庁の方針があるのかもしれないのですけれども、世界的にもこういう広葉樹は津波に強いということでこの皆さんが運動をされていると思いますので、まずそれをしっかりと認識を共有したいと思います。

 私もこの要望書が提出されて、委員会で審議されるときに、できれば県の職員を呼んでもらえないかと当局に意見したのですが、それがかなわなかったものですから、さまざまな細かいことも確認はできないのですが、聞くところによりますと、検討会の委員長、副委員長は松派だというふうに聞いております。検討会は松ありきなのかどうかについてまず説明をお願いします。



◎農林業振興課長 私も直接委員の方にお会いしているわけではなく、いろいろな本を調べています。副委員長の吉崎委員は、これまでも遠州灘海岸の松枯れに対しての調査研究を受託されており、その後、広葉樹がいいのか、松がいいのかという研究もされている方です。両方の調査結果を持った中で学会発表されており、松一辺倒ではないということは確認しておりますので、そういう意味で発言させていただきました。



◆黒田豊委員 松枯れの研究ということよりも、やはり津波に強いのはどちらかということになると思うのです。ですから、このNPOの皆様は、内陸部の一部に植樹させていただきたいと、そして海岸も直接潮風が当たるところでは松がいいのではないかと、そういう全て自分たちの意向ということではなくて、バランスよく提案されていると思うのです。

 管理のことが非常に気にはなりますが、そういうものを含めて、ぜひとも県にはこういう混植・密植をしっかりと念頭に置いてやっていただきたくことを望みます。

 最後ですけれども、県議会に提出されていると思いますが、県議会の審査は終わったのですか。



◎農林業振興課長 県に確認したところ、9月2日県議会議長宛てに出ているものですから、その要望に対しましては、今後どこで報告していくかという段階です。



◆黒田豊委員 先ほど申し上げましたが、偏った考えということでなくて、将来の100年、200年先、さらにはもっと先になるかもしれませんが、沿岸の地域の皆様のことを思いながら、しっかりとこのような方とも認識を共有しながらやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆河合和弘委員 基本的には、検討会のほうで取り上げられて議論してもらえれば、私はいいと思いますけれども、ただ、阿蔵山から持ってくる土が酸性土とかいろいろあると思います。だから実験的に阿蔵山の土の中へいろいろなものを植えて、それで水も1週間なら1週間やらないで、実際に根がどれぐらい張っていくかというものも、試験的にやってみた上で決めていくのも一つと思いますので、その辺のところも提案として上げていただければと思います。これは要望です。



◆小沢明美委員 きょう、この危機管理特別委員会が開かれるということで、朝6時に起きて、台風18号の関係で、どんなぐあいになっているか、海岸線を4キロぐらい歩いてみました。そうしましたら、すごく松が通路をふさいでいるという感じで、たまたま近所の人たちと一緒だったので、何本か片づけました。

 そういうのを見ると、松はどうなのかなと。もちろんこれは防潮堤に関することですけれども、これからも台風だとか、いろいろな災害もあるので、現場をしっかり見てもらいたいです。今、仮設道路もとてもきれいにできています。この間も遠州浜団地で説明会をしたときに住民の方に現場を見たことがあるかと聞きましたら、ほとんどの人が海岸のところまで行って見ていました。そういう意味では、現場を重視してやっていくということがとても重要だと思うので、それが1点です。

 それから今、お話にあった植栽計画の検討会はどういう方が委員になっておられるのか、この委員会が終わった後で結構ですので、メンバー表をぜひ出していただきたい。これは要望です。



◎農林業振興課長 それは後ほどお渡しさせていただきます。



○和久田哲男委員長 それでは、質疑、意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくことといたします。

                                13:53



△2 津波防災地域づくり推進計画について



△結論

 危機管理監代理(危機管理課長)から、津波防災地域づくり推進計画について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○和久田哲男委員長 次に、津波防災地域づくり推進計画について、当局から説明してください。



◎危機管理監代理(危機管理課長) お手元の浜松市津波防災地域づくり推進計画の策定についての資料に沿って御説明をさせていただきたいと思います。

 まず、津波防災地域づくり法というものですが、これは震災の起こりました年、平成23年12月27日に施行されている法律です。

 内容については、東日本大震災の教訓として、国民の生命と身体及び財産の保護を図るために、ハード、ソフトの施策を組み合わせた多重防御によって、将来にわたって安心して暮らすことのできる地域の整備を総合的に推進する法律であるということになっております。ここにイメージ図がありますけれども、過去の委員会の中でも若干こういったことに触れております。

 そして、推進計画になりますが、まず国が基本指針というものをつくります。これが実は津波防災地域づくり法と同時に方針が示されています。そうしますと、県が津波の浸水想定というものを作成するということになっていますが、これは6月27日の第4次地震被害想定において、その想定が示されています。そうしますと、今度は市において推進計画を策定することができるという法律になっています。

 浜松市につきましては、この法律ができた以降、議会等を通じて、再三この推進計画をつくっていくという方針を示していますので、今回これが形になってきます。

 推進計画の内容について、ここにソフトとハード施策を組み合わせた津波防災地域づくりの総合ビジョンを示すということが書かれておりまして、推進計画の主な内容としまして、五つほどございますが、浜松の地域特性から一番下の推進事業、その推進事業の中では防災教育ですとか、あるいは知らせる対策ですとか、逃げる対策等々の対策を重ねていくことになっています。

 こうした中で、この推進計画をつくるに当たり、協議会をつくるということになっておりまして、ここの協議会の中で学識経験者、それから国・県、それから市民、あとは市の関係者という形の中で、ここに表がありますが、20名の委員によりまして協議会をつくってまいります。

 学識経験者3名につきましては4ページを見ていただきますと、それぞれ3名の方のお名前がございますが、一番上の中林一樹さん、担当分野で言いますと都市防災に関する分野が得意分野になっております。

 それから、牛山素行先生におかれましては、避難方法と避難施設、それから原田賢治先生におきましては、津波メカニズムに関する、こういった助言をしていただきます。

 特に、牛山先生と原田先生には、平成23年度に浜松市津波対策委員会を策定したときの委員としても御協力いただいておりましたので、そういった経験を生かして、よりよい助言をしていただけるものと考えています。

 そして、2ページにお戻りいただきまして、協議会の下には、連絡調整会議ということで、この協議会の中で諮る前に、必ず県と国と協議して御了解いただくということになっています。

 そして、担当課長会議ということで、庁内では、関係する部局の人間が集まり、この協議会を進める上でのいろいろな課題等々について協議をする予定になっています。事務局は危機管理課が務めさせていただきます。

 そして、3ページになりますが、5番目の策定スケジュールということで、協議会につきましては、9月27日、これが第1回の推進協議会ということになりますが、これを皮切りに11月と1月と3月の合わせて4回協議会を開きまして、その間に2月の段階で公聴会を開く予定になっております。

 推進計画につきましては、1月に案をお示しして、3月の完成を目指し、市長に報告するという形をとりますので、間、間においてこちらの特別委員会で御報告をさせていただきたいと思っております。



○和久田哲男委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見を許します。質疑・意見はありませんか。



◆黒田豊委員 このような法律に基づいて推進計画を策定するということだと思いますが、特に、沿岸部は調整池、農地が多いものですから、現行の法律との兼ね合いというのはどうですか。どちらが強くなるというか、この法律に基づいて、では津波避難ビルを建てましょうとか、今はそういう規制があってできないのですが、そういう計画になって、可能かどうかについて、まずそこの説明をお願いします。



◎危機管理監代理(危機管理課長) まずこの法律が、ほかのさまざまな現行の法律の上位にある法律かというと、それはちょっと違っておりまして、どちらかというと、それぞれのすき間を埋めていくような、要するに横串を刺すような法律になっているのではないかと考えております。

 この協議会の中でも、多分委員が言われたようなことは、議論の中に入ってくるかと思うのですけれども、そういった点も踏まえて、協議をしていきたいと考えております。



◎危機管理監 計画を進める上で、今のところの一番の課題であり、そこをどういうふうにクリアするかというのが、言い方を変えると、一番求められるところなのかなと思っています。

 今までも浜松市でやってきたように、高さ制限を緩和したりとかというところまで踏み込めるかどうかというところが、一つのハードルと思います。



◆黒田豊委員 同時に、このイメージ、道路をかさ上げしているものがありますが、4月に仙台に行ってまいりまして、復興状況の調査の中で、防潮堤があって、仙台東部道路があって、仙台東部道路で津波がとまったという実績がありました。やはりこれからは多重防御だということで、県道をかさ上げする計画ですから、3層構造が今始まろうとしているのです。

 例えば私も2回ほど、国道1号のかさ上げなどの質問をさせていただきました。また国交省との絡みなども実際検討していただかないと、こういうものが絵に描いた餅になってしまいます。やろうとしても、結局さまざまな省庁の反対に遭って何もできないというこが非常に懸念されるのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) この推進計画そのものにつきましては、当然ハードの部分ということもありますが、やはりソフトという部分が非常に重要になると思います。特に、ハードに関して申しますと、国・県ともにレベル1の対応というところを考えています。

 現実の話としては、レベル2の対応を考えていくということがあるとすれば、レベル1とレベル2のこの部分をどうするかということになろうかと思います。そこの部分は、避難計画というようなところが非常に重要になってきますので、そこを軸として、検討を進めていくことになろうかと思います。



◆黒田豊委員 省庁の抵抗という話をしましたが、8月に静岡市の県地震防災センターに行ってきまして、所長とお話ししたのですけれども、所長から、どうして道路を上げないといけないのかとか、道路は道路だとか、中部地方整備局などの抵抗の話を聞いていたので、こういう法律ができてありがたいです。そのような計画がどこまで踏み込んだ計画、実効力のある計画になるかということを非常に心配はしているのですけれども、そういうことも含めてしっかりと、先ほど申し上げましたが、将来私たちの代だけではないものですから、100年、200年、千年を見据えた計画になるように本当に期待をします。



◆小沢明美委員 3ページに、策定スケジュールの予定があって、協議会は4回開かれるということになっています。先ほど説明があった1ページの推進計画の主な内容というところに、浜松の地域特性、課題抽出、まちづくりの基本的な方針、警戒避難体制の整備、推進事業、これだけあるわけですが、4回で内容もなかなか盛りだくさんです。それから日程も推進計画としては来年の3月までに完成したいということで、この4回は具体的にどのようにやっていかれるのか、内容的にはどんな配分があって、どういうふうにしていくのですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 現在のところ、1回目について、どういう進め方をするというところをまずしっかりと協議をさせていただきたいと思っています。

 そして、2回目以降になりますと、課題の抽出等々しながら、浜松市の特性というところをしっかりと考えていきたいと思います。特に、浜松市の場合は、先ほどはレベル1というお話がございましたが、浜松市沿岸域に防潮堤をつくるというような、本当に全国でも例のないケースのこともありますので、そういった早期に着手できるところから、実際に30年ぐらいのスパンをかけて、じっくり時間をかけてやるようなものまで、実際どういうように考えていくかというところは出てくると思います。

 したがいまして、当然まだ具体的にどうこうということは決まっていないところもありますが、委員の皆さんの御意見をしっかり聞きながら、タイトなスケジュールにはなりますけれども、しっかりつくり上げていきたいと思います。

 ただ、この計画は1回つくって終わりということではありませんので、当然時点、時点で見直しを考えておりますので、あくまでもまちづくりにこの推進計画を反映させていくということについて、しっかりと協議できるようにしていきたいと思います。



◆小沢明美委員 それから、公聴会を2月に2回開くということになっていまして、これは具体的にはどんな感じの公聴会になりますか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 今考えているのは、同じ日に場所を変えて、市民の方を対象とした説明会というような形を考えています。



◆小沢明美委員 そうしますと、その下に推進計画があって、1月にはもう案ができていると、それに基づいて2月の同じ日に、二つの場所でやるということです。3月の第4回目の協議会でいろんな意見や要望などがもしあった場合は、そういうところを全部取り入れて完成すると、そのようなスケジュールですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) はい、そのとおりです。



◆小沢明美委員 2月の同じ日に二つの場所で公聴会を開くということですけれども、3月中旬の協議会までに全部うまくいくのか疑問です。例えば1月中旬に案ができます。そうしたら、公聴会を1月の下旬ごろに開いて、それで精査して、それから協議会に持っていくというほうが、一般の人たちのいろんな考え方を盛りだくさん入れられると私は思うのです。ここの内容からすると、専門の方だとか、各担当部の部長さんだとか、区長さんとか全部入っていますが、やはりできるだけ市民の声、住民の声などを入れながら、ここは時間をかけたほうがいいということです。

 もう少し公聴会を前にできれば、案ができたすぐの時点で、例えば1月末にやるだとか、そういうようにしたほうが、要するにみんなでつくったと、みんなでやろうという、そういうようになるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 今のスケジュールの関係につきましては、これは予定ですので、今言われた委員の意見を参考にさせていただいて、協議会の中でしっかりとお諮りしたいと思います。



◆丸井通晴委員 一つだけ教えてください。

 協議会委員の関係で、西区、南区、北区が入るのはわかります。中区は恐らく佐鳴湖があるからではないかなと思うのです。それで、ハード面とソフト面を考えると、レベル1、レベル2によってどういう形になってくるかわかりませんけれども、例えば、津波が芳川、馬込川をさかのぼってくると、あるいは安間川をさかのぼってくるとなると、東区も関連してきます。

 例えば私の住んでいる地域に津波が来たら、南へ逃げる人はいないと思うのです。北へ逃げます。そうするとすぐ東区なのですね。東区の避難所も対象になってくると思うのです。

 ですから、臨時委員は、テーマに沿って必要に応じて会長が認めると書いてありますけれども、できたら、申し訳ないですけれども浜北区、天竜区は別として、東区ぐらい入れておいたらどうかと思いますが、どうですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) この浸水想定をベースにいろいろ考えておりまして、実際に想定の範囲の中だけを考えますと、東区は浸水エリアには入っておりません。中区が入っている理由の中には、当然浸水域に入っていることもありますが、ただ、考え方としては、避難をするときに、当然、内陸に逃げるということも考えないといけないので、推進計画の区域を決めていかなければいけないという部分もあります。そういった意味合いにおいて、今回東区は外れてはいるわけなのですが、当然、委員がおっしゃったように、必要な場面においては、臨時委員という形の中で入っていただくことは検討したいと思います。



◆丸井通晴委員 そういうことで、今お返事をいただきました。ことしの4月に出た区版避難行動計画の中でも、区単位ではなくて、区をまたいだ避難の行動もしていかなくてはならない。中区もそうなのですけれども、例えば神田町の場合と元城町の場合と違ってくるということで、必要に応じて臨機応変な形で参考意見等を伺っていただきたいと思います。



◎危機管理監代理(危機管理課長) そのように努めてまいります。



◆飯田末夫委員 天竜川の堤防を考えるときに、天竜川の堤防が10メートル以上あるということで、余り話題にならないのですが、実は、天竜川の堤防というのは、昭和30年代にどさくさに紛れてできたということがあって、余りボーリング調査もしていないし、本当に大丈夫でしょうか。

 昨年からその前、北九州豪雨で堤防決壊したのは浸透破堤ということで、堤防の途中からどんどん砂の部分が浸食されて、中のほうで結局決壊したといいます。天竜川の堤防については、そういうことも考えられないことはないと思うのです。

 国土交通省浜松河川国道事務所の副所長もボーリング調査をやりたいと言っていました。中には防空壕がいまだにあるとか、また天竜川の遡上もある程度念頭に置いた中で、これはもう国にしっかりと対応していただきたい。心配し過ぎることはないと思います。

 先ほどから申し上げているように、やはり将来に対して、私たちがどれだけ責任感を持ってやるかということです。そうすると、浜北区、天竜区にもそういう課題はありますということを示しながら、情報をオープンにしながら、そして国にも天竜川の堤防の調査についても要望しながら、そういうことも私はやっていくべきだと思いますので、このような協議会の中でもさまざまな情報を駆使して、防空壕があるとか本当に地元の方も知らないようなことも含めて、しっかりと情報を集めて、とにかくありとあらゆる角度から検討して計画をつくっていただきたいと思います。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 国と県が一堂に会してこういったお話ができる機会というのは、なかなかないものですから、今言われたとおり、そういった情報についてもしっかり集めていきたいと思います。



◆早戸勝一委員 委員の中に、学校教育部長など入っていますが、特に小・中学校の関係、幼稚園もそうですが、それぞれの学校、あるいは保育園、幼稚園の防災の計画について、それはその学校に任せてしまった形がいいのか、あるいはそうでなくて、危機管理課がアドバイスをしながら最善の方法を求める形がいいのか、このことは私は非常に大事だと思います。やはり地域のことは地域の人たちが知っている、むろん地域の子供たちの親もそうです。教育現場では、3・11以降御存じかと思いますけれども、逆に園長がいいと思ったことをやったことが裏目に出てしまったなどということは絶対ないとは言えないと思います。あるいは避難地に行ったがために大きな被害、人命を奪われるという可能性があるので、特に学校などとの関係を危機管理課はどうするかということをやっていただきたいと思うのです。これは指導する立場に私はあると思っていますので、ぜひともお願いをしたい。

 また、そういうことを今までもやっていたのか、あるいはこれからやる気があるか、お聞きします。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 今の委員の御質問ですけれども、実は、今年度から教育委員会では学校防災プロジェクトというものを立ち上げています。その学校防災プロジェクトの中に、私や区の職員も加わって、教職員の皆さんと意見交換をしながら、今言われたような津波に対する防災マニュアルというようなものの見直しをしたり、いろいろな協議を進めております。

 また、後ほど触れさせていただくところになろうかと思いますけれども、前回の台風18号のときも教育委員会との連携を図る中で、避難所の開設がしっかりできたところがありますので、そういった中での協力関係はしっかりやっていきたいと思っています。



◆柳川樹一郎委員 これをやってもらうのはいいのですが、当初、丸井委員か黒田委員かどちらかが言われ、避難行動計画が皆さんに配られ、それと並行して今回こういうことをやるわけですが、市民に配られたのにまた追い打ちをかけて余分なことというか、惑わせるようなものになってしまうと困ります。それぞれの自治会で既に避難訓練をやったりしているところがあります。そこに何か違うことを言われると、戸惑ってしまう、そのようなことがあっては困るということが一つです。

 それから、もう一つは、先ほど天竜川の話で、丸井委員から芳川、馬込川の話が出ました。この前の県の説明の中では、地震の種類にもよると思いますが、液状化というものが起きます。液状化が起きたら馬込川も芳川も堤防は、75%崩壊するという話が出ました。そのようなことがきちんと伝わるようにしておいてもらわないといけません。

 今は、県がボーリング調査等をやって、大丈夫なのかどうなのかということをきちんと見きわめると言っていますが、そうは言うものの、本当にどうなのかということを早く伝えてもらいたい。

 まして、白脇地区の場合には、芳川と馬込川の間にあり、危険の極みなので、余計心配するわけですが、今言うように、住民を惑わせない、的確な計画をつくってもらいたいと思います。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 区版避難行動計画については、住民の皆さんの一番身近なところで自分たちが今の生活の中で、どうやって逃げればいいかという、その一番のところをよく知っていただきたいということでつくりました。今回つくる推進計画というのは、もう少し大きな意味の、例えばハード整備というところもありますので、例えば避難路ですとか、あとは下水のそういった対策ですとか、液状化ということもありますので、そういった今後将来にわたってのまちづくりという、防災に強いまちづくりを進めていく上での計画という意味での避難の計画というようなものもお示しをされていくということだと、我々そういう認識をしていますので、そこのところは誤解のないようにきちんと伝えていきたいと思います。



◎危機管理監 今の御意見ですけれども、先ほど来お話が出ていますが、今回は長期的なスパン、ある程度長期的なところを見ていきたいということがありますので、防潮堤も今計画されていますし、それができてどうなのか、それまでどうするのかというめりはりをつけてやっていきたいと思います。



◆小沢明美委員 協議会委員の名簿を見て思うのは、この中で女性は佐藤明美さん1人だけではないかなと思います。以前南区主催で国崎信江さんを呼んで、可美公園のホールでやった女性の視点から防災を考えるというテーマでの講演会はとても好評でした。質問もたくさん出たし、自治会長さんからも、女性は避難所だとか、いろいろな日常生活の細かいところや、そういう対応もよくわかっているという感想があり、私もあの講演会は本当に実のあるものだったと思います。

 やはりこれを見ると、このメンバーの中では、PTAの連絡協議会母親委員長のみです。大学の先生はともかく、部長さんとなると男性だし、区長さんもそうです。先ほど保育園の関係で早戸委員が言われましたけれども、保育課は担当課長会議に入っています。

 なので、例えば、男女共同参画センターの中のいろいろなことを知っている方だとか、今の部長さんで言えば、こども家庭部の部長さんであるとか、バランスとしていかがでしょうか。以前区別の避難行動計画づくりのための会議を回ってみました。東区も見せてもらい、南区も傍聴に行きましたが、女性が2人いるか、3人いるかで、会議の内容が全く変わります。

 自分は幼稚園の子供をこうしていると言えば、医療に関しては看護師さんがいれば、こういう手配をするといいですよとか、本当に活性化と言ったらおかしいですが、とてもいい雰囲気で会議が進められていました。佐藤明美さんが頑張ってもらえればいいですが、ひとりというのは心もとないので、会長が認める委員でその他という中で、何かテーマに沿って、そうした担当するところの方には女性委員について配慮していただきたい。本当に実生活の中での女性の体験が生きると思うし、私も仙台へ行ってきましたが、やはりそういうことが多くの方から出ていました。そういう意味で今すぐとは言いませんが、ぜひ配慮していただきたい。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 事務局として、その点配慮していきたいと思います。



○和久田哲男委員長 ほかにありませんか。

     〔「なし」と呼ぶものあり〕



○和久田哲男委員長 先ほど学校防災プロジェクトという形のほうも立ち上げていくという話でしたが、その状況の中で、当然学校も避難所にもなっていると思います。その鍵の管理について、地域によっては、すぐ近くのお店とか、体育振興会などに預けている場合もあります。また、そうではなくて、学校の先生が持っていて、いざというときに開けるという地域もあると思います。その学校の先生が、もし遠方に住んでいたりした場合には、そこへ来るまでのロスがあります。こういう中で鍵の管理というのは、やはり地元で学校に近いところの人に預けておくというのも一つの避難所としての価値があるかと思いますので、これは要望ですけれども、各学校へ伝えていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 本件は聞きおくことといたします。

                                14:23



△不発弾の処理計画について



△結論

 危機管理監代理(危機管理課長)から、不発弾の処理計画について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○和久田哲男委員長 この際危機管理監代理(危機管理課長)から3のその他 不発弾の処理計画について発言を求められていますのでこれを許します。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 不発弾の処理計画について、御説明をさせていただきます。

 去る9月11日に不発弾処理対策の本部会議を開きまして、既に新聞紙上等では公表がされている内容になっていますが、改めて、少し報告をさせていただきたいと思います。

 2ページ目をごらんください。

 不発弾につきましては、6月4日、午後2時ごろに発見され、6日の0時に確認がされたものです。

 場所は、南伊場町のJR東海の浜松工場の敷地内ということで、JR東海の浜松工場リニューアル工事をしている会社が発見しました。

 そして、不発弾ですが、資料の3ページの構造を見ていただきますと、これは前回2月17日に爆破をした不発弾と同型のものです。下に、16インチ艦砲弾の構造・機能等が書かれておりますが、長さが160センチ、そして重さが860キロ、炸薬量が約70キロです。ですので、今回につきましては、前回の不発弾処理と同様の方法をとっていきたいと今考えています。

 そして、4ページになりますが、不発弾の保管状況です。これは場所を特定して公表することが許されておりませんので、今現在、こういう状況で保護されているということを御理解いただきたいと思います。土のうとバリケードが張られまして、厳戒体制の中でガードマンによって今保管されています。

 そして、5ページですが、不発弾の処理方法について、先ほど言いましたが9月11日に、本部会議がありまして、ここに(案)と書いてありますが、決定をいたしましたので(案)は消していただきたいと思います。

 11月10日に不発弾については爆破処理をします。処理方法はJR東海浜松工場から移動しまして、南区新橋町の遠州灘海岸、こちら、前回爆破したところと同じところで爆破させていただきたいと思います。

 当然ながら、移動の間は半径540メートルの避難区域をつくりながら、そして到着後は270メートルの半径で警戒区域をつくってまいります。今回、避難対象自治会に西伊場町西自治会が加わりまして15自治会ということになっております。避難対象戸数ということで、前回は3800戸だったものが、今回は約4000戸にふえています。対象人員はやはり1万人ぐらいと思われます。

 今後は、避難対象の自治会長への説明と協力のお願い、自治会へのこういった回覧も行ってまいります。それから不発弾の移動経路上付近の企業の皆さんに対しても説明と協力のお願いをしていく予定になっております。

 今後は、もう一度本部会議を10月末に開き、11月10日の爆破処理に備えていくというような、日程になっておりますので、御報告させていただきます。



○和久田哲男委員長 当局から説明がありました。質疑・意見を許します。質疑・意見はありませんか。



◆黒田豊委員 私もこの1万人の中に入っておりまして、前回は朝家族で駅南に避難しましたが、避難時間帯というのは決まっているのですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 前回と同じになりますので、午前8時30分からということになろうかと思います。積載開始が午前8時30分ということになっています。



◆黒田豊委員 何時まで避難が必要ですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 午前9時から搬送を開始して、搬送完了が午前9時21分ということです。そこで処理壕のほうに到着してから、設置を完了するまでに午前9時45分ということで、おおむね25分ぐらいかかります。そして、当日午後2時に爆破し、爆破の確認時間の終了が午後5時時30分という形になっています。



◆黒田豊委員 この1万人の方が午前8時30分ぐらいから何時ぐらいまで避難するのですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) まず、住民の避難というのは多分午前8時ごろから周知をだんだん呼びかけるような形になろうかと思います。そして、交通規制の開始は前回ですと午前8時20分ごろからスタートです。そして交通規制に関しては、段階的に徐々に解除をしていくというような形をとりまして、最終的には先ほど言った午前9時45分ですべてが解除されるということになります。

 ただ、そこに爆発物がございますので、警戒区域のところは先ほど言った午後5時まで警戒区域の指定をしていくのだろうと思います。



◆黒田豊委員 お金はどれぐらいかかるのですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 市民生活課で予算処理をしておりますが、1500万円程度かかるということで聞いております。



◆黒田豊委員 1500万円は国の負担はあるのでしょうか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 国と市で2分の1ずつ負担することになろうかと思います。



◆黒田豊委員 実際、国が750万円を負担して、市が750万円負担をするということですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 2分の1が上限ということかと思います。



◆柳川樹一郎委員 国からは特別交付税として事後に一括で交付され、この中に爆弾処理分が入っているというだけです。まずは、一般財源で爆破処理をします。



◆湖東秀隆委員 まだ2月に処理した分も未交付と聞いています。



◆黒田豊委員 いずれにしても、しっかり国からもお金を出してもらうべきです。



◆柳川樹一郎委員 午後5時終了ということですが、爆破が午後2時ぐらいでそれはいいのですが、全部が終了するときは、11月10日というともう真っ暗です。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 前回、午後2時に爆破しまして、当初の予定ではおおむね午後3時前には爆破確認ができるというお話だったのですが、爆破をしてみましたら、実は大分深く不発弾が潜ってしまいまして、それで掘り起こしての確認作業に手間をとったということです。

 そういった教訓もあり、今回、自衛隊との協議の中では、そのあたりもある程度考慮をして作業を進めるということで伺っておりますので、前回のようなことはないと考えています。



○和久田哲男委員長 質疑・意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくことといたします。

                                14:33



△台風第18号に伴う被害状況について



△結論

 危機管理監代理(危機管理課長)から、台風第18号に伴う被害状況について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○和久田哲男委員長 この際、危機管理監代理(危機管理課長)から発言を求められていますので、これを許します。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 台風18号の被害状況と、処理の経過について、簡単に御説明をさせていただきたいと思います。

 まず、今回の台風18号ですが、9月14日午後2時に、気象台で説明会がございました。その中で、8月30日から運用を開始した「特別警報」について言及があり、発令の可能性があるといった状況でした。実際台風につきましては、皆さん御存じのように、随分移動が遅く、浜松市に実際の警報が発令されたのは9月15日の午後10時というような状況でした。なので、日曜日というのは、曇は出ておりましたけれども、昼間は晴れていたというような状況でした。

 ただ、特別警報発令の危険性がありましたので、裏面の「参考」のところを見ていただきたいのですが、浜松市では午後0時から風水害の警戒体制を敷きました。そして、午後1時から災害対策準備をスタートし、97カ所の避難場所を用意して、職員の張りつけが終わったのが午後7時です。その後9月15日午後8時の段階で自主避難の呼びかけをしました。

 そして、そこから1ページ目に戻っていただきまして、結果的に、明け方から風雨ともに非常に強くなりまして、ここの1番の(2)雨量のところを見ていただきますと、大体16日の8時から9時、この1時間の中が一番雨がひどく降っております。門桁が82ミリという最高時間雨量がございますが、やはり台風の接近に伴いまして、累加雨量も門桁では402ミリという豪雨になった状況です。

 そうした中で、2番の避難情報ですが、午前7時55分に天竜区全体が土砂災害警戒区域という土砂災害警戒情報が流れたものですから、避難準備情報を午前7時55分の段階で天竜区全体に発令しました。

 そして、午前9時20分、いよいよ危険が高まったという中で、避難勧告を天竜区佐久間町一部地域の560世帯、1492人の方を対象に勧告をしました。

 そして、勧告の解除ですが、午後1時少し前になりますが、浜松市北部で土砂災害警戒情報の解除がされたことから、こちらの避難準備情報と避難勧告についても13時をもって解除したという状況です。

 そして、自主避難を呼びかけたことにより、中区から天竜区までの97カ所の避難所を開設しました。延で17世帯、31人、一番最大では16日の午前9時30分で14世帯、26人の自主避難者が来られました。

 午前6時15分ごろだったと思いますが、京都と滋賀と福井に特別警報が出されています。

 実を言いますと、先ほど学校の協力もあったということですが、午後1時から準備作業を始めて、避難所の開設をするまでの間に、各学校でも校長への連絡など、いろいろな形で御協力をいただいて、避難所の開設まで前年度の台風17号のときに比べてスムーズに対応ができたと考えております。

 特別警報が仮にもし静岡県で出たならばどうなっていたかということを考え、今回、この97カ所については、洪水が心配されるところ、それから土砂災害で心配されるところをピックアップして、指定の避難所以外のところも避難所として開設しました。もし特別警報が出されても、きょうの昼のニュースでもそういった住民への周知がされてなかったという自治体があるという話がありましたが、浜松市の場合は避難の情報を流しながら、既に避難所として開設しているところに誘導することは可能だったのではないかと考えています。



○和久田哲男委員長 当局の説明は終わりました。質疑、意見を許します。質疑、意見はありませんか。



◆小沢明美委員 今、お話があった自主避難先の開設場所ですけれども、97カ所開設したということは、そこに何人かの方が複数で、常駐することになったと思うのですが、どういう方をどのように配置されたのですか。



◎危機管理監代理(危機管理課長) 避難所に配置した職員は、市の職員である地区防災班員です。地区防災班員には班長、副班長、班員といるわけですが、第1次配備から第3次配備という中でいいますと、班長と副班長の第1次配備に対して要請をかけました。実質、午後8時からで、その配置が全て解除されたのは翌日のお昼ごろです。早いところは午前10時といったところもありました。



○和久田哲男委員長 質疑、意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくことといたします。

                                14:40



△阿蔵山から遠州灘までの土砂運搬経路について



△結論

 土木部次長(道路課長)から、阿蔵山から遠州灘までの土砂運搬経路について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○和久田哲男委員長 この際、道路課長から発言を求められていますので、これを許します。



◎土木部次長(道路課長) 防潮堤への土砂運搬路に関しまして、9月11日及び13日、新聞報道がございました。それにつきまして、市としての考え方を説明させていただきたく、時間をいただきました。配付いたしました資料につきましては、これまで地元説明会において説明のために使用した資料です。

 今回のルートにつきましては、これまで連合自治会、それから単位自治会に説明をしました。その多くの自治会から了承を得てきたところです。

 今回お示ししています運搬ルートにつきましては、防潮堤の試験施工のための運搬ということで、今年度中の運搬について、この経路自体についての試験と考えています。

 新聞等の中には「見直しに着手」という言葉がございました。市として検討していますが、これが直ちに見直しに着手と同じとは考えておりません。

 今後ですが、関係する地元住民の皆様に対し丁寧に御説明をし、理解を求めていく姿勢には変わりがないということです。



○和久田哲男委員長 当局の説明が終わりました。意見・質疑を許します。質疑・意見ありませんか。



◆飯田末夫委員 いろいろ調整が難航していたということで、大変御苦労されたのではないかなと思います。今回、これで当初の計画より若干おくれが出ているとは思うのですが、その部分はいかがでしょうか。



◎土木部次長(道路課長) 当初ですが、図面にもありますように、9月上旬から運搬という形で書いていまして、今、最終の詰めをしております。その中で9月中旬から下旬にかけまして、運搬経路の確保を目指しているという状況です。



◆飯田末夫委員 当初、ことしじゅうにできるということで、地元の説明会で聞いていたわけですが、地域の住民とすると、1日でも早くできてほしいというのが悲願ですから、地域の住民の皆さんの安全・安心という部分に配慮していただきたい、急いでいただきたいというのが一つ。

 あともう一つが、昨日も商工会議所で防潮堤の効果ということで説明会をされているとは思うのですが、まだまだほかの市民の皆さんに協力を仰がなければいけない部分もあるものですから、こういったものをスムーズに進めるということが協力を仰ぐことにつながってくると思いますので、そういう意味も含めて、応援している部分もありますから、1日も早くお願いしたいと思います。



◎土木部次長(道路課長) ことしじゅうの試験施工分の完成を目指し、鋭意努力するということで御了解いただければと思っております。

 ただ、市民の皆様の御協力というお話に関しましても、県・市ともに防潮堤をつくることが津波の被害を未然に防ぐという形になりますので、それにつきましてもいろいろな点で御説明をし、御協力を仰ぐと考えています。



◆湖東秀隆委員 今の質問、答弁と関連しますが、防潮堤の土砂運搬はわかります。前も言ったと思いますが、このルートを使っての日常生活の通勤、通学、隣接している企業とか、住宅地に、ふだんと全然違った台数が通過するということにおいて、騒音、高齢者は振動などの部分で、いろいろ違う部分もきちんとチェックしてもらわないと、ただ走ります、運搬できましただけではないと思います。相当の悪影響もあると思いますので、デメリットもちゃんと把握できるような調査をしていただきたいと思います。これは要望です。



○和久田哲男委員長 ほかにありませんか。

     〔「なし」と呼ぶものあり〕

 それでは、質疑、意見を打ち切ります。

 私から、少し提案があります。今の説明によりますと、防潮堤の試験施工の土砂の運搬のほうが9月中旬から下旬にかけて始まっていくという話ですけれども、土砂運搬コースも決定してまいりましたので、この委員会として、コースの下見をしていきたいと考えております。皆さんの意見を聞きたいと思いますけれども、いいでしょうか。

     〔「はい」と呼ぶものあり〕



○和久田哲男委員長 それで視察ルートについてはまた事務局と調整してやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 本件は聞きおくことといたします。

 以上で危機管理特別委員会を散会いたします。

                                14:46