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静岡県 浜松市

平成24年  9月 定例会(第3回) 09月06日−13号




平成24年  9月 定例会(第3回) − 09月06日−13号









平成24年  9月 定例会(第3回)



        平成24年第3回浜松市議会定例会会議録

 平成24年9月6日

◯議事日程(第13号)

 平成24年9月6日(木)午前10時開議

 第1 会議録署名議員指名

 第2 会期の決定について

 第3 第144号議案 平成24年度浜松市一般会計補正予算(第2号)

 第4 第145号議案 平成24年度浜松市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

 第5 第146号議案 平成24年度浜松市公債管理特別会計補正予算(第1号)

 第6 第147号議案 平成24年度浜松市下水道事業会計補正予算(第1号)

 第7 第148号議案 浜松市災害対策本部条例の一部改正について

 第8 第149号議案 浜松市印鑑条例の一部改正について

 第9 第150号議案 浜松市少年等スポーツ練習センター条例の廃止について

 第10 第151号議案 浜松市運動広場条例の一部改正について

 第11 第152号議案 浜松市住民協議による土地利用の推進及び調整に関する条例の一部改正について

 第12 第153号議案 浜松市都市公園条例の一部改正について

 第13 第154号議案 浜松市津波対策事業基金に関する条例の制定について

 第14 第155号議案 静岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

 第15 第156号議案 工事請負契約締結について(アクトシティ浜松大ホール舞台機構制御システム更新工事)

 第16 第157号議案 物品購入契約締結について(消防ポンプ自動車)

 第17 第158号議案 物品購入契約締結について(消防団発電機・投光器及びガソリン携行缶)

 第18 第159号議案 物品購入契約締結について(はしご付消防自動車)

 第19 第160号議案 物品購入契約締結について(救助工作車)

 第20 第161号議案 指定管理者の指定について(浜松市フルーツパーク)

 第21 第162号議案 市道路線認定について

 第22 第163号議案 市道路線廃止について

 第23 第164号議案 市道路線変更について

 第24 第165号議案 平成23年度浜松市病院事業会計未処分利益剰余金の処分について

 第25 第166号議案 平成23年度浜松市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について

 第26 認第1号 平成23年度浜松市病院事業会計決算

 第27 認第2号 平成23年度浜松市水道事業会計決算

 第28 認第3号 平成23年度浜松市下水道事業会計決算

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◯本日の会議に付した事件

 監報第9号 随時監査等の結果報告について

 監報第10号 現金出納検査の結果に関する報告について

 報第14号 専決処分の報告

 報第15号 財団法人浜松市清掃公社の平成23年度決算について

 報第16号 財団法人浜松市フラワー・フルーツパーク公社の平成23年度決算について

 報第17号 財団法人浜松市医療公社の平成23年度決算について

 報第18号 浜松市土地開発公社の平成23年度決算について

 報第19号 財団法人浜松市文化振興財団の平成23年度決算について

 報第20号 株式会社なゆた浜北の平成23年度決算について

  以下、議事日程のとおり。

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◯出席議員(46人)

    1番  小沢明美          2番  幸田惠里子

    3番  小黒啓子          4番  北島 定

    5番  山崎真之輔         6番  田中照彦

    7番  神間智博          8番  戸田 誠

    9番  高林 修         10番  松島育治

   11番  平間良明         12番  徳光卓也

   13番  西川公一郎        14番  小倉 篤

   15番  新村和弘         16番  湖東秀隆

   17番  鈴木滋芳         18番  鳥井徳孝

   19番  野尻 護         20番  早戸勝一

   21番  波多野 亘        22番  飯田末夫

   23番  袴田修司         24番  斉藤晴明

   25番  松下正行         26番  関 イチロー

   27番  河合和弘         28番  和久田哲男

   29番  花井和夫         30番  渥美 誠

   31番  大見 芳         32番  太田康隆

   33番  氏原章博         34番  吉村哲志

   35番  二橋雅夫         36番  丸井通晴

   37番  黒田 豊         38番  鈴木浩太郎

   39番  高林龍治         40番  内田幸博

   41番  桜井祐一         43番  今田欽也

   44番  鈴木育男         45番  中村勝彦

   46番  柳川樹一郎        47番  酒井基寿

◯出席説明員

   市長         鈴木康友   副市長        古橋利広

   副市長        伊藤篤志   危機管理監      山名 裕

   企画調整部長     寺田賢次   総務部長       鈴木利享

   財務部長       神門純一   市民部長       岩井正次

   健康福祉部長     杉山浩之   健康福祉部保健所長  西原信彦

   こども家庭部長    兼子いづみ  環境部長       杉山悦朗

   産業部長       安形秀幸   都市整備部長     村田和彦

   土木部長       鈴木 厚   企画調整部参事(秘書課長)

                                朝月雅則

   財務部次長(財政課長)山下堅司   教育長        高木伸三

   学校教育部長     花井和徳   水道事業及び下水道事業管理者

                                鈴木 勲

   上下水道部長     高林泰秀   消防長        牧田正稔

   監査事務局参与(監査事務局長)

              宮地庸次

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   監査委員       鈴木 充

◯出席議会事務局職員

   事務局長       池谷和宏   事務局次長(議会総務課長)

                                大林幸廣

   事務局参事(議事調査課長)     議会総務課専門監

              山本 泉   (議会総務課長補佐) 岩本 篤

   議事調査課専門監          議事調査課副主幹

   (議事調査課長補佐) 大橋臣夫   (議会運営グループ長)鈴木克尚

   議事調査課主幹           議事調査課主任    前嶋卓志

   (調査広報グループ長)鈴木啓友

   議事調査課主任    島田和宏   議事調査課主任    村松拓也

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     午前10時開会



○議長(鈴木浩太郎) ただいまから、平成24年第3回浜松市議会定例会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。

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○議長(鈴木浩太郎) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。

 最初に、監報第9号随時監査等及び監報第10号現金出納検査の結果について、監査委員の報告を求めます。

     〔鈴木 充監査委員登壇〕



◎監査委員(鈴木充) 随時監査、財政援助団体等監査及び現金出納検査の結果につきまして御報告申し上げます。

 最初に、随時監査の結果についてであります。

 お手元の平成24年度監査結果報告書第2回の2ページをごらんください。第1監査の対象に記載してございます病院事業会計ほか2公営企業会計について、平成23年度公営企業会計決算審査に合わせ、決算に関する証書類の作成及び固定資産、企業債、未収金並びに貯蔵品の管理等の適正性を着眼点とし、関係書類の抽出調査や職員から説明を求めるとともに、現地調査の一部を公認会計士への委託により監査を実施いたしました。監査の結果、合計で4件の指摘事項がありました。このほか、公表には至らない誤謬について、10件の指導をいたしました。

 指摘事項につきまして、御説明申し上げます。

 3ページをごらんください。病院事業会計のうち医療センターについてであります。固定資産の会計処理についての指摘であります。固定資産台帳と固定資産の現物との実地棚卸しが行われておりませんでした。貸借対照表等財務諸表の正確性を担保するため、定期的な照合を実施し、その記録を残してください。

 次に、リハビリ病院でございます。固定資産について、固定資産台帳に防水補修、窓用網戸貼替、天井改修工事などの名称を付したものが計上されておりました。これらは修繕費であり、費用として処理すべきものと思われますので、再度検証の上、固定資産として計上すべきでないものについては除却処理をしてください。

 次に、水道事業会計についてであります。

 固定資産の会計処理についての指摘であります。建設仮勘定で計上されているもののうち、施設が竣工したものや整備計画が白紙となったものについて、本勘定への振替処理や除却処理が行われておりませんでした。工事の状況に応じて、本勘定への振替処理や除却処理をしてください。

 次に、4ページをごらんください。下水道事業会計についてであります。

 固定資産について、平成23年度に建設仮勘定から構築物の排水設備に振りかえられたもののうち8200万円余はポンプ設備でありましたので、排水設備から機械及び装置に振りかえをしてください。

 5ページをごらんください。続きまして、財政援助団体等監査の結果についてであります。

 財団法人浜松市医療公社ほか3団体につきまして、主に平成23年度の決算諸表等の適正性を着眼点とし、調査の一部を公認会計士に委託をして監査を実施いたしました。監査の結果、一部改善を要する事項が見受けられましたので、御説明申し上げます。

 最初に、財団法人浜松市医療公社につきまして、8ページ下段をごらんください。4監査の結果(1)賞与引当金についてであります。6月に支給された賞与については、昨年の12月1日から当年の5月末日までの6カ月を支給対象期間としておりますが、このうち12月から3月までの4カ月分に対応する金額については、昨年度分に含まれるため賞与引当金を計上する必要があります。このため、賞与引当金として本来計上すべき金額に対し、2億7300万円余が計上不足となっております。支給見込み額に対し、適正な額の引き当てをしてください。また、この賞与引当金に対応する概算社会保険料につきましても、未払い費用として計上してください。

 次に、9ページ中段の(2)リース契約についてであります。公益法人会計基準に関する実務指針では、リース取引のうち、リース期間の中途において当該契約を解除することができないもので、1件当たりのリース料総額が300万円以上のものについては、リース資産として計上する必要があるとしています。医療公社が締結しているリース契約の中には、資産として計上が必要と考えられるものが複数認められることから、指針に基づき、適正な計上をしてください。

 次に、浜松市土地開発公社につきましては、13ページ、4監査の結果に記載いたしましたが、おおむね適正に処理されておりました。

 次に、財団法人浜松市フラワー・フルーツパーク公社につきまして、19ページ、4監査の結果(1)預り金についてをごらんください。フラワーパーク会計の預り金残高のうち、入園料預り金19万円余は過去に預り金とした金額のうち未精算となっているものであり、その明細が不明でありました。内容を調査し、適正な会計処理をしてください。

 次に、財団法人浜松まちづくり公社につきまして、25ページ、4監査の結果(1)現金管理についてをごらんください。物品販売事業のうち、たばこの自動販売機に係る現金について、自動販売機の現金と帳簿金額との確認が行われておりませんでした。自動販売機に係る現金については、定期的に確認するとともに適切な管理をしてください。

 続いて、財政援助団体監査の結果に基づく意見について申し上げます。債権管理についてでありますが、月決め駐車場の一部において、使用料が1年以上にわたって滞納となっている事例が見られました。駐車場使用契約書によれば、3カ月以上の滞納により契約解除ができることを踏まえ、適切な債権管理をしてください。

 以上が随時監査等の監査結果報告であります。なお、今までに提出いたしました監査結果報告書の指摘事項のうち、措置が講じられましたものについて、平成24年度監査結果に基づく措置及び平成24年度包括外部監査結果に基づく措置として、お手元に配付いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。

 次に、現金出納検査の結果に関する報告でございます。

 検査の対象でございますが、会計管理者等の所管に係る平成24年3月分から6月分までの現金の出納及び保管状況でございます。検査の内容につきましては、出納事務手続、帳簿及び書類の整理の適否、さらには検査調書と会計諸帳票の計数を照合いたしました。いずれも正確に一致し、かつ適正に処理されておりました。なお、対象とした月分の検査結果報告書をお手元に配付いたしましたので、詳細につきましては後ほどごらんいただきたいと思います。

 以上で、随時監査等の結果及び現金出納検査の結果に関する報告を終わります。



○議長(鈴木浩太郎) 次に、報第14号専決処分の報告について、財務部長の説明を求めます。

     〔神門純一財務部長登壇〕



◎財務部長(神門純一) それでは、専決処分の報告について御説明申し上げますので、第3回市議会定例会議案の39ページをごらんいただきたいと存じます。

 報第14号専決処分の報告は、39ページから49ページの合計24件につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したものを、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。

 専決番号第80号から42ページの第89号の10件は、道路瑕疵を起因とする物損事故の和解及び損害賠償の額についての専決処分でございます。

 専決番号第90号は、東区流通元町の浜松市総合産業展示館本館西駐車場で発生した人身事故に対する和解及び損害賠償の額についての専決処分でございます。

 次の43ページをお願いいたします。専決番号第91号から次のページの第94号の4件は、市職員の公務中における交通事故の和解及び損害賠償の額についての専決処分でございます。

 次の45ページをお願いいたします。専決番号第95号から47ページの第97号までの3件は、浜松市が浜松簡易裁判所へ和解の申し立てをした市営住宅使用料等請求事件に係るものでございます。

 次の48ページをお願いいたします。専決番号第98号は、市営住宅明け渡し等を求める訴えの提起についての専決処分でございます。

 専決番号第99号は、南区江之島町で発生した物損事故で、和解及び損害賠償の額についての専決処分でございます。

 次の49ページをお願いいたします。専決番号第100号から第103号までの4件は、台風4号による強風を起因とする物損事故の和解及び損害賠償の額についての専決処分でございます。

 これら専決処分の詳細につきましては、改めて所管の常任委員会で御説明申し上げます。

 専決処分の報告は以上でございます。



○議長(鈴木浩太郎) 次に、報第15号財団法人浜松市清掃公社、報第16号財団法人浜松市フラワー・フルーツパーク公社、報第17号財団法人浜松市医療公社、報第18号浜松市土地開発公社、報第19号財団法人浜松市文化振興財団、報第20号株式会社なゆた浜北の平成23年度決算について、報告書が提出されております。

 以上6件について、財務部長の説明を求めます。

     〔神門純一財務部長登壇〕



◎財務部長(神門純一) それでは、お手元に配付されております経営状況説明書によりまして、報第15号から第20号までの6件につきまして御報告申し上げます。

 この6件は、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、各公社等の平成23年度の決算などにつきまして御報告を申し上げるものでございます。私からは、各公社等の経営状況説明書のうち、平成23年度事業概況や経営成績などの概要を報告させていただき、詳細につきましては、それぞれ所管の常任委員会で報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 最初に、報第15号財団法人浜松市清掃公社の平成23年度決算についてでございます。

 1ページをお願いいたします。1概況の(1)総括事項でございます。し尿の定日収集の励行及び浄化槽の法定清掃回数の周知徹底等に努めるとともに、業務量の減少に見合う人員及び車両の配置により、計画的・効率的に業務を遂行し、23年度は1億400万円余の黒字となったものでございます。アの作業状況のうち、(ア)でございますが、し尿収集は5万1313件、浄化槽清掃は2万946基、浄化槽維持管理は6574基実施いたしました。

 2ページをお願いいたします。2経営成績の(1)経営成績の推移でございます。比較正味財産増減計算書の区分欄の1行目、23年度経常収益は8億4500万円余で、下水道の普及に伴うし尿収集及び浄化槽清掃の業務量の減少によりまして前年度に比べ1100万円余の減となりました。また、区分欄の4行目、23年度の経常費用は7億900万円余で、前年度に比べ3800万円余の増となりました。これは、東日本大震災の被災地支援や老朽化した車両の更新などによるものでございます。この結果、表の最下段でございますが、当年度純利益は1億4100万円余となったものでございます。

 3ページをお願いいたします。(2)財政状況でございます。比較貸借対照表の科目欄の3行目、23年度末資産計は27億7200万円余で、前年度比較1億3200万円余の増でございます。また、3行下の23年度末負債計は5億9600万円余、前年度比較2800万円余の増で、主に未払い金の増によるものでございます。この結果、最下段の正味財産計は21億7500万円余となり、前年度比較1億400万円余の増となりました。

 次に、3課題への対応状況と今後の方針でございます。収益面では、浄化槽の法定清掃回数の周知及び清掃実施依頼などによる清掃率の向上。費用面では、適正な職員配置に努めてまいりました。平成24年4月より一般財団法人へ移行しましたが、これからも設立時の使命であるし尿及び浄化槽汚泥の安定・確実な収集作業を行い、市民の快適な環境維持に努めてまいります。また、浄化槽清掃等の実施率を高めるために普及啓発活動を行っていくほか、新たな事業についても検討してまいります。

 清掃公社は以上でございます。

 次に、フラワー・フルーツパーク公社をお願いいたします。

 報第16号財団法人浜松市フラワー・フルーツパーク公社の平成23年度決算についてでございます。

 1ページをお願いいたします。1の概況の(1)でございますが、フラワーパークの有料入園者数は22万人余で、計画目標24万人に対し、達成率は91.7%となりました。また、フルーツパークは、有料入園者数は14万6500人余で、計画目標15万人に対しまして、達成率は97.6%となりました。各種イベントの充実や周辺の観光施設との連携による誘客に努めてまいりましたが、東日本大震災の影響などから、フラワー・フルーツパーク合計の有料入園者数は計画目標を下回る結果となったものでございます。

 次のページをお願いいたします。2経営成績の(1)経営成績の推移でございます。下段の比較正味財産増減計算書区分欄の3行目、23年度経常収益は10億9400万円余となり、前年度に比べ4億200万円余の減収となったものでございますが、これはフルーツパーク建設償還金支出の減に伴う市運営支援負担金収入の減少などによるものでございます。また、3行下の経常費用計でございますが、23年度は11億3000万円余で、退職職員不補充などによる人件費の抑制などにより、前年度に比べ7800万円余の減となったものでございます。最下段の23年度経常増減額でございます。職員労力を最大限活用することによる支出の節減を進めるとともに、円滑な園の運営の推進に努めましたが、マイナス3500万円余、前年度に比べ3億2400万円余の減となったものでございます。

 次のページをお願いいたします。(2)財政状況でございます。比較貸借対照表の区分欄の3行目、23年度末資産計は48億700万円余で、前年度に比べ3億5600万円余の減となりました。これは主に減価償却による資産の減など、固定資産3億8300万円余の減によるものでございます。また、3行下の23年度末負債計は10億4900万円余で、前年度に比べ3億1900万円余の減となりましたが、これは主に長期借入金の減によるものでございます。さらに、3行下の23年度末正味財産計は37億5800万円余で、前年度に比べ3700万円余の減となったものでございます。

 次のページをお願いいたします。3課題への対応状況と今後の方針でございます。表の項目欄に記載の類似施設との差別化、観光客等の来園機会の効率的な創出、退職者不補充による園芸技術の後継者不足及び世代間ギャップの解消など課題がございますが、それぞれの課題につきまして対応欄に記載のとおり対応してまいりました。今後につきましては、動物園とフラワーパークの一体的計画の策定及びフルーツパークの指定管理者制度導入などの事業展開との調整を図るとともに、今後の方針欄に記載のとおり課題に取り組んでまいります。

 フラワー・フルーツパーク公社は以上でございます。

 次に、医療公社をお願いいたします。

 報第17号財団法人浜松市医療公社の平成23年度決算についてでございます。

 1ページをお願いいたします。概況の総括事項でございますが、浜松市から浜松医療センターの指定管理者の指定を受け、地域医療の確保と医療水準の向上のための開放型病院として、地域の診療所との機能分担・連携を図るとともに、がん医療、救命救急センター・周産期母子センター等の運営に努めてまいりました。

 次に、2の経営成績(1)経営の状況でございます。1ページの一番下の表、比較損益計算書をごらんください。区分欄の1行目、23年度医業収益は155億7800万円余で、前年度に比べ15億4600万円余の増となりましたが、これは主に診療費の包括払い制度の推進や7対1看護基準の維持により増収となったものでございます。次に4行下、23年度医業費用は158億900万円余で、前年度に比べ22億2000万円余の増となりましたが、これは材料費の増や利用料金制により指定管理者負担金が皆増となったことによるものでございます。

 2ページをお願いいたします。(2)財政状況でございますが、中ほどの比較貸借対照表をごらんください。科目欄の3行目、23年度末資産計71億6200万円余は、前年度に比べ5億7100万円余の増で、これは主に流動資産の未収金や貯蔵品などの増によるものでございます。また、3行下の23年度末負債計65億7500万円余は、前年度に比べ5億7100万円余の増で、これは流動負債の未払い金や固定負債の退職給与引当金などの増によるものでございます。表の最下段、23年度末資本計は医療公社の資本金5億3000万円と剰余金5700万円余との合計5億8700万円余となるものでございます。

 3ページをお願いいたします。3課題への対応状況と今後の方針でございます。医療公社は、浜松医療センターの指定管理者として、公立病院としての公益性と病院経営の経済性の調和を課題とし、患者本位の医療と健全経営のために、表に掲げます公益財団法人への移行、周産期母子医療の充実とバースセンターの運営などの項目を重点項目と定め、それぞれ記載のとおりに対応してまいりました。今後も、今後の方針のとおり鋭意取り組んでいくとともに、医療機関相互の連携や機能分担の推進にも取り組んでまいります。

 医療公社は以上でございます。

 次に、土地開発公社をお願いいたします。

 報第18号浜松市土地開発公社の平成23年度決算についてでございます。

 1ページをお願いいたします。1概況の(1)総括事項でございます。平成23度においては、運動広場用地、静ヶ谷最終処分場跡地、浜北新都市開発事業用地などの公有地10万7077.89平方メートルを売却いたしました。また、完成土地等である北鹿島住宅団地用地及びくんま住宅団地用地636.70平方メートルを売却いたしました。その結果、2経営成績の(1)経営成績の推移でございますが、ページ下段の比較損益計算書の区分欄の3行目、23年度収益計は47億1800万円余、またその4行下の23年度費用計は47億900万円余で、表の一番下、当期純利益は896万円余となりました。

 次のページをお願いいたします。(2)財政状況でございます。比較貸借対照表の23年度末科目欄の3行目、資産計は93億6700万円余で、前年度に比べ69億9200万円余の減でございますが、これは主に公有用地の処分によるものでございます。また、2行下の負債計は90億4600万円余で、前年度に比べ70億100万円余の減でございますが、これも主に公有用地処分に伴う借入金の減少によるものでございます。また、下から2行目の23年度末資本計は3億2000万円余で、前年度に比べて896万円余の増となっております。

 3ページをお願いいたします。課題への対応状況と今後の方針でございます。課題の(1)保有土地の早期処分及び長期保有土地の抑制についてでございますが、これまでの対応状況といたしまして、土地処分計画に基づき、保有土地を計画的に処分をしてまいりました。また、今後の方針といたしましても、公社の廃止方針と土地処分計画に基づき計画的な処分を図ってまいります。

 土地開発公社は以上でございます。

 次に、文化振興財団をお願いいたします。

 報第19号財団法人浜松市文化振興財団の平成23年度決算についてでございます。

 それでは、1ページをお願いいたします。1概況(1)事業の概要の法人経営についてでございます。公益財団法人への移行につきましては、平成24年4月1日付をもって完了することができました。平成24年度からは公益財団法人浜松市文化振興財団として、より一層文化の振興と発展に資してまいります。文化事業の実施について以降7ページまで、各項目・施設別に23年度の活動状況等を記載してございますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。

 8ページをお願いいたします。2経営成績の(1)経営の推移でございますが、比較正味財産増減計算書の科目欄で上から11行目となりますが、経常収益計は26億6700万円余で、前年度に比べ3900万円余の増となりましたが、これは主に施設利用料金収入が増になったことによるものでございます。4行下の経常費用計は25億8900万円余で、前年度に比べ6700万円余の減となりましたが、これは主に委託費などの減に伴う事業費の減によるものでございます。その結果、下から10行目の当期一般正味財産増減額は7700万円余の増、また下から4行目の当期指定正味財産増減額は2000万円余の減となり、最下段、正味財産期末残高は前年度比5700万円余の増で、30億7100万円余となったものでございます。

 9ページをお願いいたします。(2)財政状況でございます。中ほどの比較貸借対照表をごらんください。科目欄の3行目、23年度末資産計は36億3000万円余で、前年度に比べ、主に現金、預貯金の増などにより1億600万円余の増となったものでございます。また、3行下、23年度末負債計は5億5900万円余で、前年度に比べ、主に未払い金の増などにより4900万円余の増となったものでございます。この結果、最下段、23年度末正味財産計は30億7100万円余で、前年度に比べ5700万円余の増となったものでございます。

 次のページをお願いいたします。課題への対応状況と今後の方針でございます。(1)財団運営の透明性の確立、(2)事業評価制度の導入、(3)第8回浜松国際ピアノコンクールの開催、(4)自主企画事業の実施につきまして、それぞれ記載のとおり取り組んでまいりました。今後につきましても、取り組みを継続することで、音楽の都にふさわしい芸術文化事業を展開してまいります。

 文化振興財団は以上でございます。

 次に、株式会社なゆた浜北をお願いいたします。

 報第20号株式会社なゆた浜北の平成23年度決算についてでございます。

 1ページをお願いいたします。1概況の(1)総括事項でございます。ア事業内容でございますが、浜北駅前再開発ビル並びに附帯設備の管理運営及び不動産賃貸を行ったものでございます。(2)平成23年度事業報告でございますが、不動産賃貸事業では積極的な営業活動に取り組み、一時、100%の入居となりましたが、その後、退店があったことから、年間稼働率は99.3%となりました。

 2ページをお願いいたします。2経営成績(1)経営成績の推移でございます。比較損益計算書の区分欄の3行目、23年度の収益計は2億4400万円余で、施設利用収入の増などにより、前年度に比べ200万円余の増となったものでございます。次に、4行下の23年度費用計は2億3100万円余で、前年度とほぼ同額となったものでございます。この結果、表の最下段、当期純利益は700万円余となったものでございます。

 3ページをお願いいたします。(2)財政状況でございます。比較貸借対照表科目欄の3行目、23年度末資産計5億700万円余は、前年度に比べ500万円余の減、また3行下の23年度末負債計2億1600万円余は、前年度と比べ1200万円余の減でございまして、この結果、最下段の純資産計は2億9100万円余で、前年度に比べ700万円余の増となったものでございます。

 次のページをお願いいたします。3課題への対応状況と今後の方針でございます。なゆた・浜北の指定管理者として、入館者の増加と自主事業の実施に努め、地域社会に貢献できる施設運営に努めてまいります。また、積極的な営業活動により、店舗100%稼働を確保するとともに、一層のローコスト化に努め、堅実な経営基盤の確立を図ってまいります。

 株式会社なゆた浜北は以上でございます。

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○議長(鈴木浩太郎) ただいまから、本日の日程に入ります。

 本日の議事日程は、お手元に配付した日程のとおりであります。

 最初に、日程第1会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、2番幸田惠里子議員、17番鈴木滋芳議員、33番氏原章博議員を指名いたします。

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○議長(鈴木浩太郎) 次に、日程第2会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本日招集された第3回浜松市議会定例会の会期は、本日から10月16日までの41日間とすることに異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(鈴木浩太郎) 異議なしと認め、そのように決定いたします。

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○議長(鈴木浩太郎) 次に、日程第3第144号議案平成24年度浜松市一般会計補正予算(第2号)から、日程第28認第3号平成23年度浜松市下水道事業会計決算までの26件を一括して議題といたします。

 市長の説明を求めます。

     〔鈴木康友市長登壇〕



◎市長(鈴木康友) ただいま御上程いただきました補正予算案並びに条例案等につきまして、御説明申し上げます。

 初めに、一般会計補正予算(第2号)でございます。

 その主なものは、東日本大震災の教訓を踏まえ、本市沿岸部への津波避難タワー・マウンドの整備や、民間企業等による津波避難施設整備に対する助成など津波対策事業費を追加するものでございます。また、6月19日の台風4号により土砂崩れや街路樹の倒木などの被害が生じたため、災害復旧費を追加するものでございます。さらに、国庫補助事業の内定に伴う道路整備事業費や原田橋関連経費及び不活化ポリオワクチン接種経費をそれぞれ追加するほか、フルーツパーク指定管理者の指定に伴う指定管理運営経費や、給食調理業務等委託費など、今年度中に契約を締結し、準備期間を設ける必要がある事業について債務負担行為を設定するものでございます。

 次に、特別会計でございます。

 簡易水道事業は、4月の大雨により、仏坂配水池ののり面が崩落したため、復旧に係る事業費を追加するものでございます。

 公債管理は、ザザシティ浜松中央館の保留床を株式会社アルファイチマルマルが取得する際、本市が貸し付けた保留床取得資金の財源として、本市が国から借り受けた都市開発資金について、同社の破産に伴い、繰上償還するものでございます。

 次に、公営企業会計でございます。

 下水道事業は、水洗化率向上のため、未水洗化世帯への訪問面談や電話勧奨に要する経費を追加するとともに、翌年度分について債務負担行為を設定するものでございます。

 以上、今回の補正予算額は、一般会計が68億6000万円の追加、特別会計が3億6510万円の追加、また公営企業会計が1123万5000円の追加、総額で72億3633万5000円を追加するものでございます。

 次に、条例案の主なものでございます。

 浜松市運動広場条例の一部改正は、平成25年4月1日に開設予定の浜松市浜北平口サッカー場について、指定管理者制度を導入するとともに、利用料金等を定めるものでございます。

 次に、浜松市住民協議による土地利用の推進及び調整に関する条例の一部改正は、同条例に基づき設置した浜松市土地利用調査審査会を廃止し、同審査会の所掌事務を浜松市都市計画審議会に所掌させるものでございます。

 次に、浜松市都市公園条例の一部改正は、フラワーパークを舘山寺総合公園として位置づけ、動物園を含め指定管理者制度を導入するとともに、利用料金等を定めるものでございます。

 次に、浜松市津波対策事業基金に関する条例の制定は、津波対策事業に充てるため、新たに基金を設置するものでございます。

 次に、条例案以外の案件のうち、主なものでございます。

 工事請負契約締結は、アクトシティ浜松大ホールの舞台機構制御システム更新工事に係る契約、また物品購入契約締結は、消防ポンプ自動車やはしご付消防自動車などの購入について契約を締結するものでございます。

 このほか、浜松市フルーツパークの指定管理者の指定や病院事業会計、水道事業会計の決算に伴う未処分利益剰余金の処分などに係る議決並びに病院事業会計など三つの公営企業会計について、平成23年度決算の認定をお願いするものでございます。

 以上、補正予算案並びにその他の案件につきまして、あらましを御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。



○議長(鈴木浩太郎) 以上で市長の説明は終わりました。

 引き続き、別室で議案並びに企業会計決算の説明会を開きますので、休憩いたします。

     午前10時39分休憩

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     午後0時5分再開



○議長(鈴木浩太郎) 会議を再開いたします。

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○議長(鈴木浩太郎) 第144号議案から認第3号までの26件の議事を継続いたします。

 監査委員に決算審査についての意見の発表を求めます。

     〔鈴木 充監査委員登壇〕



◎監査委員(鈴木充) 公営企業会計決算に関する審査意見を申し上げます。

 地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成24年6月1日付で審査に付されました平成23年度公営企業会計決算とその附属書類について審査を実施いたしました。

 お手元の平成23年度浜松市公営企業会計決算審査意見書の2ページをごらんください。第5の1の審査結果に記載してございますが、各事業会計の決算書とその附属書類の作成並びに決算諸表の計数、予算執行状況、経営成績及び財政状態に係る表示につきましては、いずれも適正であると認められました。以上が審査結果でございます。

 次に、決算の概要について御説明申し上げます。

 まず、5ページの(1)経営成績のアの収益でございます。23年度の企業会計全体の総収益は332億2000万円余で、22年度と比べ131億2200万円余減少しております。これは営業収益欄の医療センターで、主として公の施設の指定管理者制度の利用料金制の採用による入院収益及び外来収益の皆減、水道事業で主として有収水量の減による給水収益の減によるものであります。

 次に、7ページのイの費用でございます。23年度の企業会計全体の総費用は321億2700万円余で、22年度と比べ130億2400万円余減少しております。これは営業費用欄の医療センターで、主として交付金、減価償却費及び資産減耗費の減によるものであります。

 次に、9ページのウの損益でございます。23年度の純損益は、医療センター、佐久間病院及び水道事業で純利益を、下水道事業で純損失を計上しております。なお、医療センターの純利益10億6400万円余は、主として指定管理者制度の利用料金制の採用による指定管理者負担金の皆増によるものであります。

 次に、11ページの(2)財政状態でございます。貸借対照比較表をごらんください。

 まず、資産ですが、23年度の資産合計は5195億6100万円余で、22年度に比べ3億5500万円余増加しています。これは主として医療センターで固定資産及び流動資産が、そして水道事業で固定資産が減少したものの、水道事業で満期有価証券を定期預金へ預けがえしたことによる現金預金の増により流動資産が、また下水道事業で有形固定資産における建設仮勘定の増により固定資産が、それぞれ増加したことによるものであります。

 次に、負債についてであります。23年度の負債計は253億4200万円余で、22年度に比べ8億200万円余増加しております。これは、主として医療センターで流動負債が、水道事業で固定負債が減少したものの、下水道事業において企業債である資本費平準化債の借り入れ及び退職給与引当金の増により固定負債が、水道事業及び下水道事業で工事請負費等に係る未払い金の増により流動負債が、それぞれ増加したことによるものであります。

 次に、資本でありますが、23年度の資本計は4942億1900万円余で、22年度に比べ4億4600万円余減少しています。これは、主としてリハビリ病院で借入資本金が、水道事業及び下水道事業で自己資本金及び資本剰余金が増加したものの、リハビリ病院を除く事業で企業債残高の減により借入資本金が減少したことによるものであります。

 次に、14ページの(3)企業債の状況でございます。上段の表でございますが、借入額は合計で88億8900万円余、償還額は138億3100万円余であります。企業債残高は2249億8700万円余で、22年度に比べ49億4100万円余減少しております。これは、企業債残高の削減に向けて企業債の発行を抑制する取り組みにより減少したものであります。

 次に、審査意見について申し上げます。

 17ページをごらんください。(1)総括でございます。23年度の浜松市公営企業3事業を概括いたしますと、営業収益についてはリハビリ病院で増加したものの、医療センター、佐久間病院、水道及び下水道事業で減少し、全体では261億9400万円余となっており、22年度に比べ148億3300万円余の減収となっております。また、当年度損益は下水道事業で純損失を計上したものの、医療センター、佐久間病院及び水道事業で純利益を計上しております。なお、下水道事業では3億2000万円余の累積欠損金を計上しております。このように、各事業の収益はリハビリ病院では患者数の増加により営業収益が増収となっているものの、全体的には景気の低迷や社会情勢の変化から減収となっており、公営企業の経営環境は今後も厳しい状況が続くものと予測されます。

 公営企業は市民生活に身近な社会資本の整備とサービスを提供し、市民の福祉の向上を図ることを目的としております。将来にわたり公共の福祉の増進を担う事業体としては、経営資源である施設の維持管理や計画的な更新など、大きく変化する経営環境に適応していくことが不可欠であります。そして、企業として経済性の発揮、公共性の確保など、市民が将来にわたって安心してサービスを受けることができるよう、その役割を果たすことが重要であります。また、企業活動を適正かつ正確に財務諸表にあらわすため、会計原則、地方公営企業法に基づく適正な会計処理の実行と、これを管理、統制できる体制の強化が必要であります。

 以上の点を踏まえ、今後の企業経営における重要事項として、アの経営健全化に向けた計画の推進、イの地方公営企業法等関係法令に基づく適正な会計処理、ウの債権の適正管理及びエの指定管理者制度における適正な運営までの4項目について特に留意し、継続的な改善により運営をしていただきたいと考えております。

 19ページから、各事業会計ごとに意見を記載いたしました。

 まず、19ページの(2)医療センターについてであります。ア指定管理者制度の趣旨に基づいた適正な運用から、ウ未納金の適正な管理と削減までの3項目であります。

 医療センターは指定管理者制度を採用し、財団法人浜松市医療公社により運営が行われておりますが、23年度からは利用料金制を採用し、診療報酬等の収益については指定管理者の収入とされたところであります。指定管理者制度は、事業者の経験・知識の活用や創意工夫により、市民サービスの向上や業務の効率化を目指すものであります。特に利用料金制を採用しての運営については、指定管理者の経営努力に対して適切なインセンティブを付与することにより、事業従事者のモチベーションの維持・向上が図られるよう配慮をしていただきたいと考えます。

 また、企業債元利償還金の一部に対し、市の一般会計から一般会計負担金として繰り入れをしておりますが、病院事業会計においては、企業債元金償還に係る一般会計負担金の収入を収益的収支として、その支出を資本的収支として扱っております。しかし、医療センターの経営成績や財政状態を正確に把握するためには、企業債償還元金に関する収入支出は資本的収支で扱うべきであります。経営成績や財政状態を正確に把握できる決算書類を作成していただきたいと考えます。さらに、23年度からの利用料金制の採用により、入院料等患者請求分の未納金は指定管理者が管理することとなったため、市病院事業会計が管理する未納金は過年度分の1億2900万円余となりますが、引き続き医療公社と連携し、適正な債権管理により、未納金の削減に努めていただきたいと思います。

 次に、(3)リハビリ病院についてであります。ア固定資産の適正な管理から、ウ経営成績及び財政状態の正確な表示までの3項目であります。

 固定資産の適正な管理については、決算審査意見及び定期監査等において、これまでも同種の指摘をしてきたところであります。固定資産は貸借対照表の決算数字に大きく影響するため、固定資産全体を確認し精査するとともに、その処理方法についてマニュアルを作成するなど、継続的なチェック体制を整え、管理をしていたただきたいと思います。

 また、入院料等患者請求分の未納金は過年度分と合わせて1000万円余と、依然として多額であることから、その徴収については、指定管理者協定書及び指定管理業務基準書により、指定管理者との間でお互いの役割分担に基づいた適正な債権管理を行ってください。

 ウ経営成績及び財政状態の正確な表示については、先ほど申し上げました医療センターと同じ内容であります。

 次に、20ページの(4)佐久間病院についてであります。ア医療職員の確保とイ経営成績及び財政状態の正確な表示の2項目であります。

 地域にとってニーズの高い整形外科医が22年度から不在の状況が続いております。また、看護師については、23年度当初は30人の在籍でありましたが、年度途中での退職等により、28人という時期もあり、1人1カ月当たりの夜間勤務時間が規定を超過したため、診療報酬が減額され、収益にも影響を与えることとなりました。医師や看護師不足の解消は全国的な課題でもあり、地域医療における最重要課題であることから、引き続き人材の確保に努めていただきたいと考えます。

 イ経営成績及び財政状態の正確な表示については、先ほど申し上げました医療センターと同じ内容であります。

 次に、21ページの(5)水道事業会計についてであります。ア経営健全化の推進とイ水道施設の耐震化の推進の2項目であります。

 23年度の営業収益は、22年度に比べて3億4300万円余減少しております。特に給水収益については、節水機器の普及等による給水量の減により、23年度では102億9800万円余となっており、毎年減少が続いております。一方、営業費用は、配水管等の構築物に係る減価償却費や遠州広域水道料金である受水費の増により、22年度と比べて1億9100万円余増加しております。これに営業外収支と特別収支を合わせた純利益は22年度に比べて4億7200万円余減少し、3600万円余となっております。今後も安定的で健全な経営を維持するため、収益の増加策を検討するとともに、さらなる経費削減を図るなど、経営全般の見直しについて検討していただきたいと思います。

 また、水道施設の耐震化については、毎年度多額の事業費が必要となることから、耐震診断により把握した耐震性能、破損した場合の二次災害の可能性や影響などを勘案し、優先して整備する箇所を定めるなど、計画的かつ適切に事業を進めてください。

 最後に、(6)下水道事業会計についてであります。ア経営健全化の推進とイ下水道不正使用に係る下水道使用料等の債権確保の2項目であります。

 23年度決算においては、経常損失が2300万円余、純損失が2500万円余生じ、ともに2年ぶりの赤字となり、当年度未処理欠損金は3億2000万円余となりました。こうした中で、24年7月の下水道使用料の改定により、収入増が見込まれますが、減価償却費や維持管理費などの経常経費は今後も増加が見込まれるほか、耐震化や津波浸水対策などの地震対策も急がれております。23年度の水洗化率は93.5%であり、22年度に比べて0.3ポイント、19年度に比べて2.1ポイント改善しておりますが、一方で未接続が1万9250世帯に上ることから、水洗化率のさらなる向上に努め、収入の確保を図っていただきたいと思います。また、引き続き、建設改良費の抑制に努め、企業債残高の削減を図るとともに、事業の優先度を見きわめ、地震対策など重点的な投資を進めていただきたいと考えます。

 2点目でありますが、21年に発覚した下水道不正使用に係る下水道使用料等の徴収に当たり、債務者から提出された納付誓約書には、下水道使用料及び過料の納付計画が示されていますが、延滞金は含まれておりません。下水道使用料、過料ともに延滞金が発生しておりますので、その起算日を明確にするとともに、延滞金も含めた債権金額の把握をしてください。さらに、これまでの納付状況から、債権回収が相当長期間となることが想定されますが、実質的な担保を徴しておりません。分割納付により債権回収が長期間となる場合には実質的な担保を確保し、債権保全に万全を期してください。

 23ページ以降は各企業会計の分析資料でございます。後ほどごらんいただきたいと思います。

 以上、公営企業会計決算に関する審査意見を述べさせていただきました。



○議長(鈴木浩太郎) 監査委員の意見の発表は終わりました。

 ただいまから、議題に対する質疑を許します。

 質疑はありませんか。−−発言がないようですので、質疑を打ち切ります。

 ただいま議題となっております第144号議案から認第3号までの26件は、会議規則第35条第1項の規定により、お手元の議案付託件目表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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○議長(鈴木浩太郎) 次に、休会についてお諮りいたします。

 議事の都合により、9月7日から9月11日までの5日間は休会することに異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(鈴木浩太郎) 異議なしと認め、そのように決定いたします。

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○議長(鈴木浩太郎) 次の本会議は、9月12日午前10時から開きます。

 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 本日は、これをもちまして散会いたします。

     午後0時23分散会

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       会議録署名議員

        浜松市議会議長

        浜松市議会議員

        同

        同

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