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静岡県 浜松市

平成10年  2月 定例会(第1回) 03月03日−02号




平成10年  2月 定例会(第1回) − 03月03日−02号









平成10年  2月 定例会(第1回)



 平成10年3月3日

◯議事日程(第2号)

 平成10年3月3日(火)午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 第1号議案  平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)

 第3 第2号議案  平成9年度浜松市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 第4 第3号議案  平成9年度浜松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 第5 第4号議案  平成9年度浜松市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)

 第6 第5号議案  平成9年度浜松市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 第7 第6号議案  平成9年度浜松市と畜場・市場事業特別会計補正予算(第2号)

 第8 第7号議案  平成9年度浜松市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)

 第9 第8号議案  平成9年度浜松市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)

 第10 第9号議案  平成9年度浜松市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)

 第11 第10号議案 平成9年度浜松市静岡県西部地域新大学建設関連事業特別会計補正予算(第1号)

 第12 第11号議案 平成9年度浜松市学童等災害共済事業特別会計補正予算(第2号)

 第13 第12号議案 平成9年度浜松市小型自動車競走事業特別会計補正予算(第2号)

 第14 第13号議案 平成9年度浜松市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)

 第15 第14号議案 平成9年度浜松市病院事業会計補正予算(第2号)

 第16 第15号議案 平成9年度浜松市国民宿舎事業会計補正予算(第1号)

 第17 第16号議案 平成9年度浜松市水道事業会計補正予算(第2号)

 第18 第17号議案 平成9年度浜松市下水道事業会計補正予算(第3号)

 第19 第18号議案 浜松市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

 第20 第19号議案 浜松市特別会計条例の一部改正について

 第21 第20号議案 浜松市住宅資金貸付条例廃止について

 第22 第21号議案 浜松市税条例の一部改正について

 第23 第22号議案 浜松市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

 第24 第23号議案 浜松市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について

 第25 第24号議案 浜松市立高等学校及び幼稚園の学校医・学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について

 第26 第25号議案 市有財産取得の一部変更について

           (浜松市立東小学校用地)

 第27 第26号議案 市道路線認定について

 第28 第27号議案 市道路線廃止について

 第29 第28号議案 市道路線変更について

 第30 第29号議案 平成10年度浜松市一般会計予算

 第31 第30号議案 平成10年度浜松市国民健康保険事業特別会計予算

 第32 第31号議案 平成10年度浜松市老人保健医療事業特別会計予算

 第33 第32号議案 平成10年度浜松市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

 第34 第33号議案 平成10年度浜松市と畜場・市場事業特別会計予算

 第35 第34号議案 平成10年度浜松市農業集落排水事業特別会計予算

 第36 第35号議案 平成10年度浜松市中央卸売市場事業特別会計予算

 第37 第36号議案 平成10年度浜松市公共用地取得事業特別会計予算

 第38 第37号議案 平成10年度浜松市静岡県西部地域新大学建設関連事業特別会計予算

 第39 第38号議案 平成10年度浜松市育英事業特別会計予算

 第40 第39号議案 平成10年度浜松市学童等災害共済事業特別会計予算

 第41 第40号議案 平成10年度浜松市小型自動車競走事業特別会計予算

 第42 第41号議案 平成10年度浜松市駐車場事業特別会計予算

 第43 第42号議案 平成10年度浜松市病院事業会計予算

 第44 第43号議案 平成10年度浜松市国民宿舎事業会計予算

 第45 第44号議案 平成10年度浜松市水道事業会計予算

 第46 第45号議案 平成10年度浜松市下水道事業会計予算

 第47 第46号議案 浜松市職員定数条例の一部改正について

 第48 第47号議案 浜松市保育所入所措置条例の一部改正について

 第49 第48号議案 浜松市立保育所条例の一部改正について

 第50 第49号議案 浜松市国民健康保険条例の一部改正について

 第51 第50号議案 浜松勤労者体育センター条例の一部改正について

 第52 第51号議案 浜松市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について

 第53 第52号議案 浜松まつり会館条例等の一部改正について

 第54 第53号議案 村櫛漁港管理条例の一部改正について

 第55 第54号議案 浜松市土地改良財産の目的外使用に関する使用料条例の一部改正について

 第56 第55号議案 浜松市中央卸売市場業務条例の一部改正について

 第57 第56号議案 浜松市都市公園条例の一部改正について

 第58 第57号議案 浜松市駐車場条例の一部改正について

 第59 第58号議案 浜松市普通河川条例の一部改正について

 第60 第59号議案 浜松市都市下水路条例の一部改正について

 第61 第60号議案 浜松市火災予防条例の一部改正について

 第62 第61号議案 浜松市水道事業給水条例の一部改正について

 第63 第62号議案 浜松市下水道条例の一部改正について

 第64 第63号議案 西遠広域都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について

 第65 第64号議案 浜松市立高等学校授業料等に関する条例の一部改正について

 第66 第65号議案 浜松アリーナ条例の一部改正について

 第67 第66号議案 浜松市小型自動車競走事業基金に関する条例制定について

 第68 第67号議案 浜松市須部頭首工管理条例制定について

 第69 第68号議案 西遠広域都市計画高丘商業業務地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり。

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◯議場に出席した議員は48名、次のとおりである。

    1番  斉藤晴明           2番  小沢明美

    3番  丸井通晴           4番  中野三枝子

    5番  中村吉雄           6番  河岸清吉

    7番  小松錦司           8番  鈴木育男

    9番  内田幸博          10番  大木新也

   11番  立石光雄          12番  平野國行

   13番  高柳弘泰          14番  村木 武

   15番  江間 広          16番  二橋雅夫

   17番  大庭静男          18番  土屋賢一郎

   19番  寺田昌弘          20番  中村勝彦

   21番  徳増勝弘          22番  佐藤守之

   23番  中村庄一          24番  田中満洲男

   25番  太田京子          26番  石川勝美

   27番  前島 勤          28番  広瀬文男

   29番  中村芳正          30番  柳川樹一郎

   31番  酒井基寿          32番  斎藤郷吉

   33番  那須田 進         34番  山下昌利

   35番  青野正二          36番  小野秀彦

   37番  鈴木郁雄          38番  久保田 效

   39番  大杉正明          40番  新見信明

   41番  戸田久市          43番  遠藤隆久

   44番  音羽愼一          45番  倉田佐一郎

   46番  三輪新五郎         47番  伊藤善太郎

   48番  中村圭介          50番  鈴木芳治

◯出席議会書記の職氏名

                      事務局次長

   事務局長   鈴木 一               井上愛典

                      (庶務課長)

                      議事課長補佐

   議事課長   野々山 勇              岡田 司

                      (議事係長)

   事務吏員   山本 泉        事務吏員   森上易幸

   事務吏員   佐藤元久        事務吏員   笠原良之

   事務吏員   大橋臣夫        調査係長   吉山則幸

   事務吏員   鈴木啓友        事務史員   鈴木克尚

   事務吏員   小笠原正幸       事務吏員   須藤とも子

◯議会説明者の職氏名

   市長     栗原 勝        助役     鈴木長次

   助役     佐々木 健       収入役    中山英夫

   総務部長   渥美高明        企画部長   武藤喜嗣

   財政部長   大石侑司        文化振興部長 鈴木 忍

   市民生活部長 古田昌久        保健福祉部長 袴田 康

                      福祉事務所長

   保健所長   西原信彦               伊熊武夫

                      (参与)

   環境清掃部長 松本修次        商工部長   和田 功

   農政部長   田中静雄        都市計画部長 袴田哲朗

   公園緑地部長 粟野政道        土木部長   内山惠司

   建築・住宅

          廣岡良一        出納部長   野上幹夫

   部長

   総務部参与  山本治男        財政課長   水野雅實

   教育長    河合九平        学校教育部長 阿部治彦

                      水道事業

   生涯学習部長 古橋吉弘               伊谷庄一

                      管理者

   下水道事業管

          伊谷庄一        下水道部長  齋藤 強

   理者(兼務)

                      監査事務局長

   消防長    小山勝也               竹山彰彦

                      (参与)

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   監査委員   山本弘明        監査委員   羽生紀夫

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                   午前10時開議



○議長(倉田佐一郎) ただいまから、本日の会議を開きます。

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○議長(倉田佐一郎) 本日の日程に入ります。

 本日の議事日程は、お手元に配付した日程のとおりであります。

 最初に、日程第1会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、15番江間 広議員、46番三輪新五郎議員、47番伊藤善太郎議員を指名いたします。

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○議長(倉田佐一郎) 次に、日程第2第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)から、日程第29第28号議案市道路線変更についてまでの28件を一括して議題といたします。

 議題の28件は、休会中、それぞれの常任委員会に審査の付託をしてありますので、その経過と結果について、各委員長の報告を求めます。

 最初に、17番厚生保健委員長大庭静男議員。

                 〔厚生保健委員長 大庭静男議員登壇〕



◆厚生保健委員長(大庭静男) 厚生保健委員会に付託されました議案7件について、去る2月27日、委員会を開会し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。

 最初に、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。まず、当局から、今回の国民年金事務費の減額補正の主な原因は、本年度に予定していた新たな電算システムの設計を次年度以降としたためであるとの説明がありました。これに対し委員から、次年度以降とした理由についてただしたところ、当局から、本市の電算システムは昭和60年の稼働以来、既に13年が経過しているため、国の了承を得て新システムの設計費を当初予算に計上したが、昨年の9月に地方分権推進委員会から出された第3次勧告において、現在市町村が国の委託を受けて実施している保険料の賦課及び徴収事務等を今後は国が直接行うこととするなど、国民年金事業の大幅な改革案が勧告されたため、勧告に対する国の方針が出るまで、新電算システムの設計を保留するものであるとの答弁がありました。これに対し同委員から、新電算システムのおくれによる市民への影響はあるかとただしたところ、当局から、現在のシステムでは年金相談のとき多少時間がかかるくらいで、大きな影響はないとの答弁がありました。

 次に、他の委員から、国民健康保険料の軽減対象の増加に伴い保険基盤安定繰出金が増額補正されているが、軽減対象はどれくらいふえたかとただしたところ、世帯数で1万3894世帯、被保険者数で2万1260人がふえたもので、軽減控除額は3億9500万5400円であるとの答弁がありました。

 次に、他の委員から、がん検診経費の増額補正に関連して、検診による発見効果についてただしたところ、当局から、平成8年度の実績で胃がんが8人、子宮がんが2人、乳がんが7人、大腸がんが18人の計35人のがんが発見されたとの答弁がありました。

 続いて、同委員から、介護保険のモデル事業経費である高齢者ケアサービス体制整備支援事業費の計上に関連して、介護認定の審査状況についてただしたのであります。これに対し当局から、今回の介護認定では、結果的に99人の判定を行ったが、かかりつけ医の意見書及び訪問調査結果による第1次判定が介護認定審査会による第2次判定で変更があったものは19件であった。また、1件当たりの調査に要する時間は、在宅の方の場合約71分、施設の方の場合約57分で、平均約64分となっているとの答弁がありました。

 次に、他の委員から、老人福祉費における移動入浴サービス事業費の減額理由についてただしたところ、当局から、市民からの要望があれば対応できる体制を整えていたが、ニーズが少なかったためであるとの答弁がありました。これに対し同委員から、市民の中には入浴サービスの回数増を求める要望もあるので、行政の側から積極的に働きかけていただきたいとの要望意見が述べられました。

 続いて、同委員から、予防接種経費が減額されているが、予防接種をこれまでの集団接種から個別接種に移行したことにより、接種件数に影響が出たものかとただしたところ、当局から、当初見込みよりも接種者が少なかったために減額補正をするが、接種人数自体は平成8年度の人数よりも約4000人はふえていることから、影響はないと思われるとの答弁がありました。

 このほか、当議案の審査に当たっては、応急水源施設用地の取得面積、自主防災隊の防災服の更新時期、福祉文化会館のピアノの更新理由などについて種々質疑・意見がありましたが、採決した結果、第1号議案は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、第14号議案平成9年度浜松市病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。委員から、一般会計からの営業助成額4億1000万円余が追加計上されているが、例年はどれくらいかとただしたところ、当局から、平成7年度は5億3000万円余、8年度は2億4000万円余である。なお、本年度分は施設の改修が完了し、最近においては患者が増加しているので、決算時点では多少減額される見込みであるとの答弁がありました。

 以上の質疑のほか、院内保育園の改修計画についての質疑もありましたが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 このほか、当委員会に付託されました第3号議案平成9年度浜松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)ほか4議案についても種々質疑・意見がありましたが、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、厚生保健委員会の委員長報告といたします。



○議長(倉田佐一郎) 次に、25番環境経済委員長太田京子議員。

                 〔環境経済委員長 太田京子議員登壇〕



◆環境経済委員長(太田京子) 環境経済委員会に付託されました議案6件について、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 最初に、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。まず、第4款衛生費中、第3項清掃費について、委員から、資源物分別収集事業費に地域環境美化活動推進奨励金が計上されているが、自治会への配分方法と今後の運用方針はどうかとの質疑がありました。これに対し当局から、奨励金は各自治会の世帯数に応じて市から直接支給することを考えているが、来年度以降はごみ減量や環境美化活動の実績を見ながら、分別収集により集められた資源物の売り払い収入の範囲内で実施していくと同時に、分別収集に対するPRや啓蒙にも引き続き努めていきたいとの答弁がありました。

 続いて、同委員から、南部清掃工場において薬品使用量が減少した理由についてただしたところ、当局から、改築から2年が経過し、その間、適正な薬品使用量について検討を重ねた結果、当初の予定より少ない量で一定の排出基準をクリアできるようになったことや、分別収集によりペットボトルなどのごみの搬入量が減少したことも使用量が減少した理由であると考えられるとの答弁がありました。

 また、他の委員から、し尿収集事業助成費の減額理由についてただしたところ、当局から、浜松市清掃公社のし尿収集業務において、処理世帯数が当初見込みよりも減少しなかったため損失が出なかったことや、浄化槽の清掃や維持管理業務においても相当の収益があったため、市からの累積損失分に対する補助金は、本年度は執行を見合わせることになったことから減額するものであるとの答弁がありました。

 次に、第6款農林水産業費について申し上げます。まず、農業近代化資金利子補給金の減額に対し、委員から、9年度末の貸付残高についてただしたところ、当局から、期首あり高は約19億3000万円、期末残高は約15億2000万円であるとの答弁がありました。

 続いて、今回の補正に関連して、他の委員から、農業経営基盤強化資金利子補給について、平成9年度から従来の利子補給に加えて 0.5%上乗せして実施しているが、8年度以前に借り入れをした農家に対しても、同様の優遇措置がとれるよう検討してほしいとの意見がありました。

 また、他の委員から、国土調査事業費の人件費の減額補正に関連して、市内には庄内半島の中央部など、国土調査が他の地域に比べて著しくおくれている地域があるので、関係部署との調整を図ったり、民間コンサルタントへ委託することなどにより、今後も積極的に進めてほしいとの意見がありました。

 次に、第7款商工費について申し上げます。まず、委員から、都田地区テクノポリス関係経費の減額理由についてただしたところ、当局から、当初は年度末までに住宅が建設されずに、市に返還される区画数として15区画を見込んだが、その後建設が進んだ結果、返還見込み区画数が6区画となったため、今回減額するものであるとの答弁がありました。

 このほか、第1号議案の審査に当たっては、東部及び西部衛生工場費の運営維持管理費の減額理由、市役所におけるペットボトル再生商品の普及状況、松くい虫防除対策事業の減額理由等についても種々質疑・意見が述べられておりますが、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、第8号議案平成9年度浜松市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。まず、委員から、市場の年間取扱高が約55億円ほど減少が見込まれているが、この減少理由は何かとの質疑がありました。これに対し当局から、大幅な減少となった原因としては、景気の低迷と消費税改定の影響が考えられる。また取扱高もピーク時に比べて年々3%程度減少しているので、今後は地場産品など消費者の意向が強いものの取扱高をふやすなど、魅力ある市場となる対策を考えていきたいとの答弁がありました。

 このほか、第8号議案の審査に当たっては、取扱高のピークの年度等についても質疑がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、第12号議案平成9年度浜松市小型自動車競走事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。まず、委員から、一般会計への繰出金の減額に関連して、オートレース事業が赤字になる前に事業を進めながらスリム化を図るか、施設を拡大して事業を進めるか、あるいは事業を廃止するかなど、今後の事業のあり方を検討する時期に来ているのではないかとの質疑がありました。これに対し当局から、年々売り上げは減少しているものの、現時点ではオートレース事業の廃止は考えていないが、現状の中で運営の合理化を図るなど、企業努力する必要があると考えているとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、マークシート方式の投票カードの導入後の状況についてただしたところ、当局から、買いやすいという人がいる反面、記入が面倒くさいという人もいるが、おおむね順調に実施されているとの答弁がありました。

 また、他の委員から、売上高の減額理由は何かとの質疑に対し、当局から、9年度当初の売上高は若干回復傾向が見られた前年度前半の売上高から推計したものであるが、4月以降の景気低迷から見込みを下回る結果となったものであるとの答弁がありました。また、他の委員から、人気のある選手が来場することも考えられるため、トイレを改善したり壁面を装飾するなど、若い人に受け入れられるように施設を改善する必要があるのではないかとの意見が述べられましたが、当局から、9年度においてスタンド改修のための調査を実施しているので、この中で今後必要な施設整備を検討していきたいとの答弁がありました。

 また、他の委員から、レース活性化のために選手の新陳代謝を進めるべきではないかとただしたところ、当局から、選手制度には定年制がなく、現在は任意引退という形をとっているため、退職制度の改正など早めに選手が引退できる環境をつくることが必要だと考えているとの答弁がありました。

 また、他の委員から、国等への交付金が、施行者にとって大きな負担になっているのではないかとの意見があり、当局から、高額の交付金が赤字の原因になっているケースもあるため、監督官庁である通産省に対し、交付金額の引き下げについて引き続き要望していきたいとの答弁がありました。

 このほか、選手の年間獲得賞金額やPRの方法等についても種々質疑・意見がなされておりますが、採決の結果、第12号議案は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 このほか、当委員会に付託されました第6号議案平成9年度浜松市と畜場・市場事業特別会計補正予算(第2号)ほか2議案についても種々質疑・意見がありましたが、採決の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、環境経済委員会の委員長報告といたします。



○議長(倉田佐一郎) 次に、19番建設下水道委員長寺田昌弘議員。

                 〔建設下水道委員長 寺田昌弘議員登壇〕



◆建設下水道委員長(寺田昌弘) 建設下水道委員会に付託されました議案9件について、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 最初に、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。まず、特定優良賃貸住宅事業について、委員から、当初予定に対しかなり少ない補助対象戸数となったが、その理由は何か。また、来年度以降の事業への取り組みはどのように考えているかとの質疑がなされました。これに対し当局から、今年度は当初予定の36戸から12戸へ24戸の戸数減となったが、この24戸のうち12戸は完成が来年度になったことによるものである。また、本事業については国においても公営住宅事業とともに主要な事業として位置づけており、市としても引き続き積極的に事業推進を図っていきたいとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、都市防災不燃化促進事業について、今年度限りで国の補助事業は終了するとのことであるが、本市としてはどのように考えているのかとの質疑がなされました。これに対し当局から、建築物の不燃化率は既に約70%近くとなっており、また国の補助事業も終了するとのことであり、一応の区切りとしたいとの答弁がありました。

 次に、動物園費について、委員から、補正財源の中で入園料が約3000万円減額となっているが、入園者の状況はどうか。また、入園者の増加のために何か方策を講じているかとの質疑がなされました。これに対し当局から、有料入園者数は平成8年度の33万2918人から今年度は約29万2000人と、約4万人の減となると思われる。また、入園者の増加策としては、「キリンのえさやり」や「ポニーの乗馬」等の動物との触れ合い事業等に取り組んでいるところであるが、今後はハード面のリニューアル等も検討していきたいとの答弁がありました。

 なお、委員からは動物園への誘客策として、4月からフラワーパークに導入されるフラワートレインを動物園へも巡回させたらどうかとの意見が述べられました。このほか、第1号議案の審査に当たっては、体育館及び可美公園等の運営委託費の増額理由についての質疑等もなされておりますが、採決に当たっては全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、第13号議案平成9年度浜松市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。まず、委員から、歳入における駐車場利用料の減額は、市営駐車場の平均回転率が昨年度の1.59から1.47に低下しており、また平均駐車時間も昨年度は2時間以上だったものが今年度は2時間を割り込んでいるためとのことであるが、各駐車場別の回転率はどうなっているのかとの質疑がなされました。これに対し当局から、今年度は今のところ新川が 6.0、新川南が 2.8、伝馬町が 1.3、万年橋が 2.0、駅北が 0.4、伝馬町第二が 5.9となるものと予測しているとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、駐車場の利用者が減った原因は何かとの質疑がなされ、当局から、駐車場の利用者はここ数年はわずかに減少している程度であるが、減少の理由としては、中心市街地へ出かける人が減少傾向にあることや、昨年の駐車場料金の値上げ等が影響している部分もあるかとは思うとの答弁がありました。これらの質疑の後、委員から、今回の補正では駐車料金の減収を一般会計あるいは基金からの繰り入れで補っているが、今後もこうした状況が続くとすれば問題であり、また駐車場事業はある程度民間に任せるべきであるとの意見もある。したがって、当局としても今後の駐車場事業のあり方については、十分検討していただきたいとの意見が述べられました。これに対し当局から、今年度及び来年度の2年をかけ、本市の駐車場整備計画を新たに策定中であり、その中で公共駐車場のあり方も含めた今後の方向等についても検討しており、その計画に基づき対応していきたいとの答弁がありました。このため、第13号議案について採決を行ったところ、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、第23号議案浜松市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について申し上げます。まず、委員から、今回拡大される下水道排水区域の受益者負担金の額について質疑がなされました。これに対し当局から、今のところ拡大区域の受益者負担金は、1平方メートル当たり 450円の予定であり、従来と同様に市街化区域についてはすべての土地に、また、市街化調整区域については宅地にのみ賦課をすることとなるとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、拡大された区域の整備は何年ごろに完成するのか、また完成時の本市の下水道普及率は何%になるのかとの質疑がなされました。これに対し当局から、完成時期は平成15年ということで認可を受けているが、事業費の確保等との関係もある。また、完成した場合の普及率は約85%になる予定であるとの答弁がありました。

 以上の質疑の後、第23号議案について採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 このほか、当委員会に付託されました第9号議案平成9年度浜松市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)ほか5議案についても種々質疑がなされておりますが、採決を行った結果、いずれも妥当なものと認め、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、建設下水道委員会の委員長報告といたします。



○議長(倉田佐一郎) 次に、20番文教消防委員長中村勝彦議員。

                 〔文教消防委員長 中村勝彦議員登壇〕



◆文教消防委員長(中村勝彦) 文教消防委員会に付託されました議案6件につきまして、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。

 最初に、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。まず、第9款消防費について申し上げます。広域消防受託費において、まず委員から、備品購入費が追加計上されているが、どのようなものを購入するのかとただしたところ、当局から、雄踏及び篠原派出所のホースや地震対策用エンジンカッターなどの警防資機材、あるいは篠原派出所の救急資機材などを購入していくものであるとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、人件費の減額が全額備品購入費へ振りかえられているが、人件費が余剰となった場合、備品購入費に流用しているのかとただしたところ、当局から、広域消防受託費については、その科目内において庁舎修繕や備品購入等に充てているとの答弁がありました。これに対し同委員から、今回購入する備品は、当初から必要としていたのかとただしたところ、当局から、例年年度当初に調整備品の購入計画を立て、人件費の流用ができる範囲で購入しているとの答弁がなされました。このため他の委員から、人件費や備品購入費については、実情に合った予算の計上をし、不足が生じた場合に補正すべきではないかとただしたところ、当局から、広域消防受託費については、雄踏町及び舞阪町から一定の算定方式により算出される負担金で定額的に運用しているため、補正がしがたく、また、人件費は人事異動や人事院勧告等の影響がどの程度出るのか予想が立てにくいなどの不確定要素があるが、今後も職員の適正配置に努めていきたいとの答弁がなされました。

 次に、常備消防費において、耐震性貯水槽整備費が減額補正されていることに関連し、委員から、耐震性貯水槽の整備状況についてただしたところ、当局から、市内全体で耐震性貯水槽あるいは防火井戸を2110カ所設置する計画であるが、平成9年4月1日現在で1387カ所設置しており、整備率は65.7%であるとの答弁がなされました。これに対し同委員から、防火井戸などの耐震性でないものの安全性について問題はないかとただしたところ、当局から、阪神・淡路大震災の際には、耐震性でない防火水槽でも5%から10%程度しか壊れておらず、また防火井戸については、震災前よりも湧水がよくなったものもあるという報告を受けていることから、こうした例から見て災害時の水利として十分使用できるものと考えているとの答弁がありました。

 また、他の委員から、防火井戸の水量検査についてただしたところ、当局から、年1回湧水テストを行っており、湧水量が毎分 500リットル以上のものを使用可能としているが、年によって非常に変動があるため、一概に使用できるかできないかの判断がしにくいのが実情であるが、完全に空になった井戸については廃止しているとの答弁がありました。

 次に、第10款教育費について申し上げます。まず当局から、浜松アリーナの施設整備費の減額補正は、メインアリーナトップライトの漏水どめ工事を業者責任において施行したことによるものであるとの説明がなされました。これに対し委員から、業者施工となった理由についてただしたところ、当局から、窓のコーキングの退化や大雨によるオーバーフローなど、設計に若干の不備があったことから、瑕疵担保期間は終了していたが、設計業者及び施工業者と交渉し、業者責任で施工することになったものであるとの答弁がなされました。

 このほか、当議案の審査に当たっては、耐震性貯水槽の設置経費、高齢者や障害者の方が公民館を利用しやすいように、各公民館の階段の両側に手すりをつけてほしいなど、種々質疑・要望がありましたが、第1号議案は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、第25号議案浜松市立東小学校用地に係る市有財産取得の一部変更について申し上げます。まず当局から、今回の変更は平成9年4月から11月までに、浜松市土地開発公社が先行取得した用地の一部を追加取得するものであるとの説明がなされました。これに対し委員から、今回の取得により計画面積に対しどの程度取得したことになるのかとただしたところ、当局から、約72.5%になるが、10年度にはさらに6000平方メートル程度取得する予定であるとの答弁がなされました。

 以上が、当議案の審査の概要でありますが、第25号議案は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 このほか、当委員会に付託されました第22号議案浜松市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてほか3議案についても妥当なものとして、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、文教消防委員会の委員長報告といたします。



○議長(倉田佐一郎) 次に、24番総務水道委員長田中満洲男議員。

                 〔総務水道委員長 田中満洲男議員登壇〕



◆総務水道委員長(田中満洲男) 総務水道委員会に付託されました議案5件につきまして、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。

 最初に、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。まず、広報費中、広報はままつ発行経費3404万3000円の減額は、パソコン処理により印刷経費が予想以上に節減されたためであるとの説明がなされたため、委員から、パソコン処理に切りかえた時期及びパソコン処理の利点についてただしました。これに対し当局から、パソコン処理については、平成8年度は準備段階ということで印刷会社からの指導を受ける中で、10月からパソコン処理に切りかえてきたが、平成9年度からはすべて広報課の職員によりパソコンで編集等の処理を行ってきている。これにより以前はレイアウトなどは手書きで行い、校正も4回行っていたものが、パソコンの画面上ですべて処理ができ、このため印刷会社は市役所に来ることなく会社で編集済みの原稿を打ち出せば、直ちに印刷することができるなどの利点があるとの答弁がありました。

 また、他の委員から、広報紙への再生パルプの使用状況についてただしたところ、当局から、平成10年度からは 100%再生パルプの紙を利用していく予定であるとの答弁がありました。

 次に、他の委員から、自治会集会所整備事業費補助金に関連して、今後の整備状況についてただしたところ、当局から、昨年、各自治会にアンケート調査を実施したが、今後なお集会所の新築や増改築等を予定している自治会は約70ほどあるとの答弁がありました。このため他の委員から、平成10年度も引き続き県から補助金は出していただけるのかとただしたところ、当局から、従来どおり継続して補助していただけることになっているとの答弁がありました。

 続いて、納税貯蓄組合補助金が減額補正されているため、委員から、口座振替が進む中、納税貯蓄組合への補助金が減ってきていると思うが、前年と比較してどうかとただしたところ、当局から、平成8年度の奨励金の交付額が4403万9481円に対して、平成9年度の10月から3月までの半期で 794万9575円となっており、年額に推計して比較すると、交付総額では前年の約半分程度になってくるものと思われるとの答弁がありました。

 また、アクトシティ浜松費中、管理運営委託費の減額の主なものは、光熱費で4800万円、警備・防災等の委託業務の見直しで2300万円であるとの説明がなされたため、委員から、警備・防災等の見直しの内容について質疑がなされました。これに対し当局から、まず防災面については実際の運営を見ながら常駐の警備員数を減らしたり、また、駐車場については利用が当初の見込みより少なかったことから、ウイークデーの機械式駐車場の利用をやめるなど、運営が平年化してくる中で、警備員の配置の見直し等、主に人件費等を減らしたことで経費の節減を図ったものであるとの答弁がありました。このため同委員から、アクトシティの運営のために、アクト財団に多額の委託費を出していることから、市民感情からも今後もできるだけ経費節減に努めていただきたいとの要望がなされました。

 次に、地方債の補正に関連して、他の委員から、今回の追加補正の主なものは、臨時税収補てん債で、これは地方消費税の減額分を補てんするためということであるが、地方消費税が減額される理由は何かとの質疑がなされました。これに対し当局から、地方消費税は平成9年4月から実施されているが、国から県、そして市に地方消費税交付金が交付されるまでには時間的なおくれが生じる。このため、4月から11月までの交付金だけがこの3月までに交付されることとなり、残る12月から3月までの分が交付されないことになることから、この不足分を臨時税収補てん債で賄っていくものである。なお、この臨時税収補てん債は3年据え置きの17年償還となっているが、地方交付税の算定基礎となる基準財政需要額に算入されることになっているとの答弁がありました。

 このほか、一般会計補正予算におきましては、地域情報センターの利用状況、また歳入における地方消費税や消費譲与税の補正理由等についてなど種々質疑がなされておりますが、採決を行ったところ、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 続いて、第18号議案浜松市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について申し上げます。まず当局から、本条例の改正内容は、平成9年10月16日から施行された臓器の移植に関する法律の規定を受けて、地方公務員災害補償法の規定に基づく療養補償の範囲が、脳死した者の身体に対する処置についても給付の対象とみなされることとなったため、浜松市議会の議員その他非常勤の職員に対しても、常勤職員との均衡を期すため改正するというものであるとの説明がなされました。このため委員から、脳死した者の身体への処置とはどういうことで、どの期間が給付の対象となるのかとただしたところ、当局から、脳死した者の身体への処置というのは、患者の治療中に脳死という判断がされてから、臓器摘出までの間に人口呼吸器とか点滴、ペースメーカーなどの治療的な処置を行うということで、この期間も今回の改正では療養補償の対象期間とされるというものであるとの答弁がありました。これに関連して、同委員から、いつの時点が死亡時刻となるのかとただしたところ、当局から、臓器を摘出する専門医が、まず脳死の判定をする。この時点で直ちに死亡とするのではなく、6時間後に再度臓器の摘出に関係のない専門の医師2人以上がさらに検査をして、その検査が終わった時刻を死亡時刻とするとなっているようであるとの答弁がありました。

 以上の質疑の後、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 また、第21号議案浜松市税条例の一部改正については、特別減税を実施した場合の個人市民税の減収額について質疑がなされ、当局から、試算で約19億3800万円の減収となる見込みであるとの答弁があり、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 さらに、第16号議案平成9年度浜松市水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的収支における支出の減額理由について質疑がなされておりますが、結果的に、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をした次第であります。

 このほか、当委員会に付託された第19号議案浜松市特別会計条例の一部改正についても、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、総務水道委員会の委員長報告といたします。



○議長(倉田佐一郎) 以上で各委員長の報告は終わりました。

 ただいまから、委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑はありませんか。



◆5番(中村吉雄) 議長。



○議長(倉田佐一郎) はい、5番。

                 〔中村吉雄議員登壇〕



◆5番(中村吉雄) ただいまの委員長報告のうち、厚生保健委員会の委員長報告に対して質疑をいたします。

 先ほどの委員長報告、私も耳を澄ませて一生懸命聞いていたわけでありますが、厚生保健委員会には委員会前にAWACS配備についての陳情がなされまして、市民団体の代表がその以前に議長に陳情書を提出しまして、私も立ち会いました。5万を超す署名が議長の応接室の机の上にでんと積まれてですね、そして議長がこれを受け取り、議会事務局長からこれは厚生保健委員会に付議しますと、こういうことでございまして、当然議論がされたはずでありますが、先ほどの委員長報告にはこのAWACS配備に関する陳情についての報告は全くありませんでした。私は、5万を超すような市民が出した陳情であります。大勢の市民がその成り行きについては、当然のことながら注視をしているわけでありますから、詳細な報告があってしかるべきだと思います。その点の報告を求めます。



○議長(倉田佐一郎) 17番厚生保健委員長大庭静男議員。

                 〔厚生保健委員長 大庭静男議員登壇〕



◆厚生保健委員長(大庭静男) 厚生保健委員会委員長の大庭でありますけれども、きょうの委員会審査結果報告書にもありますように、今回委員会に付託されました議案は1号議案から20号議案でありまして、その付託されました議案についての報告をさせていただきました。したがいまして、陳情につきましては議論をいたしましたけれども、今回、付託議案の報告ということで割愛させていただきました。

 以上であります。



◆5番(中村吉雄) 議長、5番。



○議長(倉田佐一郎) はい、5番。

                 〔中村吉雄議員登壇〕



◆5番(中村吉雄) ただいまの大庭議員の委員長報告に取り上げなかった理由というのは納得することができません。私が申し上げたように、議長応接室に大勢の市民の代表が5万の署名を持ってきたわけですよ。議長が応対をして、受理をして、そして議会事務局長と相談をして、私は陳情の内容に住民投票も行うべきであるということも書かれておりましたから、これは総務水道委員会にもかけた方がいいのではないかという発言もその場でしたのでありますが、しかし、議長が事務局長と諮って、厚生保健委員会にかけますと、陳情者にそのように回答をしてお帰りいただいたわけであります。そして現にこの委員会でも審議をされました。されましたね。

                〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◆5番(中村吉雄) (続)されたわけでありますから、この議会の議事の中で行われたことを委員長が報告するのは当然の義務であると私は思います。厚生保健委員長の詳細な報告を求めます。

               〔「議長、休憩」と呼ぶ者あり〕

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○議長(倉田佐一郎) それでは、暫時休憩いたします。

                 午前10時50分休憩

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                 午前11時26分再開



○議長(倉田佐一郎) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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○議長(倉田佐一郎) 17番厚生保健委員長大庭静男議員。

                 〔厚生保健委員長 大庭静男議員登壇〕



◆厚生保健委員長(大庭静男) 御報告申し上げます。

 今、種々議論がありましたけれども、今回提案されましたのは陳情書でありまして、議会にはいろいろの提案事件がありますけれども、請願のように本会議で提案され、付託議案として厚生保健委員会に付託された議案ではありませんので、委員長報告の中には入っておりませんでした。そういう形で議会運営に御理解を賜りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(倉田佐一郎) 以上で質疑を打ち切ります。

 ただいまから、第1号議案平成9年度浜松市一般会計補正予算(第4号)から、第28号議案市道路線変更についてまでの28件を一括して採決いたします。

 議題の28件は、各委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(倉田佐一郎) 御異議なしと認め、第1号議案から第28号議案までの28件は、いずれも原案のとおり可決されました。

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○議長(倉田佐一郎) 次に、日程第30第29号議案平成10年度浜松市一般会計予算から、日程第69第68号議案西遠広域都市計画高丘商業業務地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定についてまでの40件を一括して議題といたします。

 議題の件目を職員に朗読させます。

     〔職員朗読〕

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 第29号議案 平成10年度浜松市一般会計予算

 第30号議案 平成10年度浜松市国民健康保険事業特別会計予算

 第31号議案 平成10年度浜松市老人保健医療事業特別会計予算

 第32号議案 平成10年度浜松市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

 第33号議案 平成10年度浜松市と畜場・市場事業特別会計予算

 第34号議案 平成10年度浜松市農業集落排水事業特別会計予算

 第35号議案 平成10年度浜松市中央卸売市場事業特別会計予算

 第36号議案 平成10年度浜松市公共用地取得事業特別会計予算

 第37号議案 平成10年度浜松市静岡県西部地域新大学建設関連事業特別会計予算

 第38号議案 平成10年度浜松市育英事業特別会計予算

 第39号議案 平成10年度浜松市学童等災害共済事業特別会計予算

 第40号議案 平成10年度浜松市小型自動車競走事業特別会計予算

 第41号議案 平成10年度浜松市駐車場事業特別会計予算

 第42号議案 平成10年度浜松市病院事業会計予算

 第43号議案 平成10年度浜松市国民宿舎事業会計予算

 第44号議案 平成10年度浜松市水道事業会計予算

 第45号議案 平成10年度浜松市下水道事業会計予算

 第46号議案 浜松市職員定数条例の一部改正について

 第47号議案 浜松市保育所入所措置条例の一部改正について

 第48号議案 浜松市立保育所条例の一部改正について

 第49号議案 浜松市国民健康保険条例の一部改正について

 第50号議案 浜松勤労者体育センター条例の一部改正について

 第51号議案 浜松市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について

 第52号議案 浜松まつり会館条例等の一部改正について

 第53号議案 村櫛漁港管理条例の一部改正について

 第54号議案 浜松市土地改良財産の目的外使用に関する使用料条例の一部改正について

 第55号議案 浜松市中央卸売市場業務条例の一部改正について

 第56号議案 浜松市都市公園条例の一部改正について

 第57号議案 浜松市駐車場条例の一部改正について

 第58号議案 浜松市普通河川条例の一部改正について

 第59号議案 浜松市都市下水路条例の一部改正について

 第60号議案 浜松市火災予防条例の一部改正について

 第61号議案 浜松市水道事業給水条例の一部改正について

 第62号議案 浜松市下水道条例の一部改正について

 第63号議案 西遠広域都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について

 第64号議案 浜松市立高等学校授業料等に関する条例の一部改正について

 第65号議案 浜松アリーナ条例の一部改正について

 第66号議案 浜松市小型自動車競走事業基金に関する条例制定について

 第67号議案 浜松市須部頭首工管理条例制定について

 第68号議案 西遠広域都市計画高丘商業業務地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について

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○議長(倉田佐一郎) 議題の件目は、ただいまお聞きのとおりであります。

 ただいまから、平成10年度の施政方針並びに議案について、市長の説明を求めます。

                 〔栗原 勝市長登壇〕



◎市長(栗原勝) 平成10年度の予算案並びにこれに関連をいたします案件を御審議願うに当たりまして、施政の基本方針と所信の一端を申し上げ、議員の皆様並びに市民の方々の御理解を賜りたいと存じます。

 私は、市政運営の重責を担って以来、一貫して人間の尊重と育成、友愛の福祉と連帯に支えられた市民社会の創造、活力ある経済基盤の確立を目指して、諸事業の積極的な展開を図り、市民の幸せと安全に渾身の努力を傾注してまいりました。この間、産業技術の研究開発、機能集積を目指す浜松地域テクノポリス構想を初め、国際コンベンション都市構想、音楽文化都市構想など本市の将来発展を担うプロジェクトも順調に推移し、また、産業・文化の複合交流拠点アクトシティの完成とこの積極的な活用がなされるなど、東海の雄都浜松、57万中核都市として「産業と文化の調和ある豊かな人間都市」づくりも着実に進展してまいりました。これもひとえに議員各位初め、市民の皆様並びに関係機関の御理解・御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。

 さて、21世紀を目前に、時代は大きな改革のときを迎えております。我が国にあっては、少子・高齢化、情報化、国際化の進展を初め、身近な福祉、教育、環境など多くの諸課題に直面し、また一方で、焦眉の課題である金融不安の解消、景気浮揚への対応はもとより、将来に向けての明快なビジョンを示し、これを着実に実行し、明るい展望が開けることが強く切望されているところであります。また、国際的にも我が国の果たすべき役割は増大し、規制緩和やこれに伴う社会システムの構築、そして世界共通の課題である環境問題への先導的な取り組み等々、地球的な視点に立って行動することが求められてきております。

 こうした社会経済状況下にありまして、地方行政におきましては、来る21世紀を「地方自治・新時代」とし、「自治が拓く新時代」となるよう、分権型社会の構築とそれにふさわしい行財政運営の確立が求められております。地方自治法施行50年を迎えた昨年には、地方分権推進委員会から機関委任事務の原則廃止、国の地方への関与の整理縮小など、数次にわたる勧告がなされ、これを受けて政府では、現在、地方分権推進計画の作成とこれに伴う関係法令の改正など具体的な準備が進められており、また、静岡県においても市町村への権限移譲を進める考えを示しております。地方分権の推進は、都市自治の確立を図るために、地方の自主性・自立性を尊重すると同時に、その責任を伴うものであります。本市におきましては、これまでも重要課題への積極的な対応を初め、OA化の推進や事務事業の見直しによる経費の削減、また組織体制の整備を進めるなど、浜松市行政改革大綱に基づく諸改革を積極的に推進してまいりましたが、今後とも時代の趨勢と市民ニーズを的確に把握し、より効果的・効率的な市民サービスに努め、簡素で効率的な行政システムの確立を図ってまいりたいと存じております。

 また、都市における自治は、市民と一体となってこそなし得るものであり、行政と市民が自主的に、かつ相互に連携し、協働するまちづくりを進めることが重要であり、これまでも五つの市民運動やコミュニティ活動の活発な展開あるいは音楽のまちづくりなど、数々の成果を見ております。今後もまちづくりのハード・ソフトの各分野で市民と協働し、また役割を分担し、より一層深い信頼の絆に支えられたまちづくりを進めてまいりたいと存じます。さらに、県西部地域はもとより、三遠南信地域の中核都市としての役割を踏まえ、これにふさわしい広域行政の展開、一体的な振興発展を目指すとともに、都市機能の充実やにぎわいの創出を図る都心総合活性化対策、また少子・高齢化への対応や地域産業の振興を図る経済対策等々、自立した活力ある地域を築くための使命も果たしていかなければならないと考えております。しかしながら、現下の我が国の経済は、景気低迷から大幅な好転は見込まれない情勢にあり、国・地方の財政も厳しい状況に直面をしております。本市の財政状況も歳入の根幹をなす市税収入が、国の税制改正による個人・法人市民税の減税等により伸びが期待できず、また臨時税収補てん債の借り入れ等による公債費残高の増嵩などにより、依然として厳しいものとなっております。

 こうした状況を踏まえ、平成10年度本市予算は、浜松市行政改革実施計画に基づき、事務事業の大幅な見直しを行うとともに、中・長期的展望に立って、従来にも増して限られた財源を効率的・重点的に活用することを基本として編成をしたものであります。このため、各種施策の優先順位の選択、徹底した経費の節減・合理化に努めつつ、高齢者保健福祉計画及びエンゼルプラン・障害者計画の推進など、地域福祉施策の充実と介護保険制度の導入への対応を初め、中小企業金融対策の推進、アクトシティ音楽院の開設、静岡文化芸術大学の建設促進、国際園芸博覧会の準備促進、東地区土地区画整理事業や道路・河川・上下水道など都市基盤の整備、中心市街地活性化対策の推進、さらに環境対策として保健環境研究所の建設やダイオキシン対策を進めるとともに、消防・防災対策の整備充実を図るなど、第4次浜松市総合計画の諸事業を推進し、産業と文化の調和ある豊かな人間都市づくりを進めてまいります。

 以下、各施策に対する予算額を第4次浜松市総合計画推進計画に基づく行政指針に従い大別をいたしますと、「創造」をテーマとする豊かな個性と創造性を育てる市民文化都市に 146億3897万3000円、「躍進」をテーマとする次代を拓く新技術産業集積都市に 117億6842万7000円、「交流」をテーマとする世界に広がる人、もの、情報の交流拠点都市に 314億3848万8000円、「健康」をテーマとする明るく生きがいに満ちた健康福祉都市に 350億9548万円、「安心」をテーマとする安全で魅力的な快適環境都市に 455億9285万2000円となり、一般会計予算の総額は、前年度と比較して2.24%増の1828億円となっております。また、特別会計は、国民健康保険事業など12事業で、予算総額1237億7610万円、公営企業会計は、水道事業など4事業で予算総額 615億9933万1000円を計上し、一般会計、特別会計、公営企業会計合わせますと3681億7543万1000円となっております。

 以下、部門別の主要施策について申し上げます。

 市政推進の第1は、「創造」をテーマとした豊かな個性と創造性を育てる市民文化都市づくりであります。まず、個性ある市民文化の創造と発信について申し上げます。地域に生まれ、育った文化は、都市の個性を創出し、豊かな地域の創造につながるものであります。このため、地域に根差した個性ある芸術文化の創造・発信を目指し、音楽文化都市構想を積極的に推進してまいります。本年度はパン・パシフィック吹奏楽大会、全日本合唱コンクール全国大会などを開催するとともに、第3回浜松国際ピアノコンクール第1位入賞者による全国コンサートツアーを実施することといたしました。また、市民参加の創作オペラ「三郎信康」の平成11年開催に向け、所要の措置を講じた次第であります。さらに、本年4月には、アクトシティ音楽院を開設することといたしました。イーストマン音楽学校夏季セミナーや浜松国際ピアノアカデミーなどを開催し、世界にはばたく音楽家の育成を目指すとともに、邦楽セミナーや音楽鑑賞教室など市民が音楽に親しみ学ぶ機会を提供し、音楽文化を担う人材の育成に努めてまいります。また、楽器博物館につきましても、引き続き資料の充実を図ってまいります。感性あふれる芸術文化の振興につきましては、美術館、博物館の企画展・特別展の開催など、芸術文化の鑑賞機会を提供するとともに、浜松城薪能の公演や昨年11月に落成した茶室「松韻亭」の利用などを通じて、伝統文化の継承を促進するほか、埋蔵文化財の発掘調査など文化財の保護に努めてまいります。

 次に、生涯を通じて学び合える環境づくりについて申し上げます。今日の子供を取り巻く環境は、全国的に発生しました中学生の事件が示しておりますように、極めて憂うべき状況にあります。命を尊重する心、人への思いやりや自分の行動に対する責任感など、豊かな人間性をはぐくむ心の醸成が強く求められております。こうした中、子供の人格形成にとって大切な役割を果たし、また心の教育の原点とも言える家庭教育の重要性がますます高まっており、子育て教室や家庭教育を考える集いの開催など「豊かな心を育てる家庭教育の推進」に努めてまいりたいと存じます。

 学校教育につきましては、生きる力と勇気を培う教育やボランティア活動による体験学習等を推進するとともに、地域の優れた人材を学校教育に活用するドリームスクール推進事業を進めてまいります。さらに、いじめや不登校児などの心の問題に対する相談業務を実施するとともに、校外学習事業や飯田市とのりんご交流などのふれあい事業を引き続き実施することといたしました。また、情報化の進展に対応し、学習用パソコンの導入を積極的に進めるとともに、体育館・プールの改修や防音工事の実施など、学習環境の整備を進めてまいります。さらに、職員室の設備改善や給食室の衛生管理機能の向上など学校施設の整備充実を図るとともに、本年4月、通学区域外からの入学を認める制度を南小学校と高砂小学校において導入してまいります。このほか、3歳児保育の充実に係る幼児教育施設の整備に対し、所要の措置を講じることといたしました。

 社会性豊かな青少年の育成につきましては、青少年講座を実施するなど健全育成に努めるとともに、放課後児童会の施設整備を進めてまいります。

 次に、総合大学化構想の推進について申し上げます。(仮称)静岡文化芸術大学は、平成12年4月の開学を目指し、本年度より着工の運びとなります。地域に、世界に、そして未来に開かれた大学として、すぐれた人材の育成はもとより、若者の定着による中心市街地の活性化にもつながるものと期待しており、今後とも県との連携を一層緊密にし、関連整備を推進してまいります。移転を伴う東小学校につきましては、教育文化ゾーンにふさわしい新校舎のもとで、2学期から授業が開始できるよう施設整備を進めてまいります。また、既存大学の学部学科の整備を促進するとともに、県西部9大学のネットワークのもとで、共同授業の通年実施や共同研究の促進を図ってまいります。

 みずから学ぶ社会教育の推進といたしましては、地域文化セミナーなどの公民館事業や科学館におけるニュートンのおもしろ科学展などの事業を推進するとともに、図書館の蔵書を充実し、市民の生涯学習ニーズに幅広くこたえてまいります。また、富塚町西地区における学習等供用施設の建設を初め、公民館や青年婦人会館などの整備を図るほか、北部公民館の改修準備を進めることといたしました。

 生涯スポーツの振興につきましては、指導者の養成や学校体育施設の開放などを進め、身近な地域スポーツの普及に努めるとともに、ジュニアスポーツの育成など、国民体育大会の準備を進めてまいります。また、国際的な競技大会でありますバレーボール世界選手権浜松大会の開催に対し、支援してまいります。

 ふれあいのあるコミュニティの形成につきましては、小学校の余裕教室を有効に活用するとともに、自治会集会所の整備に対し助成措置を講じてまいります。また、昭和58年以来15年にわたり設置してまいりました坂道・道路・橋等の愛称標識は、本年度全地区への設置が完了いたします。このほか、人権啓発講演会の開催などに意を用いた次第であります。さらに、生き生きとした女性の活動を促進するため、関係団体のネットワーク支援を初め、女性学級などを開設するとともに、新たな女性行動計画の策定に向けて意識調査を実施してまいります。また、平成11年の日本女性会議'99はままつの開催に向け準備を進めることといたしました。

 市政推進の第2は、「躍進」をテーマとした次代を拓く新技術産業集積都市づくりであります。まず、地域経済を支える産業の振興について申し上げます。地域産業は、経済の活性化や市民生活の向上をもたらすなど、地域活力の源となるものであり、産業・経済構造が大きく変わりつつある中、産業の高度化・高付加価値化への積極的な対応が重要となっております。このため、農業の振興につきましては、農道、圃場、かんがい排水などの基盤整備や都田地区における農業集落排水事業を引き続き実施するとともに、経営感覚にすぐれた担い手の育成や認定農業者制度の普及定着を図ってまいります。また、農業経営基盤強化資金など金融対策の充実に努めるとともに、地場野菜の安定供給を図るため、新たに収穫・出荷調整に係る施設整備に対し、支援措置を講じることといたしました。

 果樹農業の振興拠点であるフルーツパークにつきましては、知識・技術の普及はもとより、市民の憩い、レクリエーションの場として、果物の加工講座やふれあい市場などを実施してまいります。また、市民の農業に対する理解を深めるため、農林水産まつりなどのイベントや、市民ふれあい農園事業を実施するとともに、国際園芸博覧会のPR事業として、静岡フラワーフェスティバルの開催やジャパンフラワーフェスティバルへの出展に所要の措置を講じてまいります。このほか、クルマエビやノコギリガザミの種苗放流・育成事業など、つくり育てる漁業を引き続き進めることといたしました。

 本市の主要産業であります工業の振興につきましては、引き続き集団化・共同化への支援措置を講じるとともに、中小企業の国際化を促進するため、新たに海外見本市への出展に関する調査やセミナー等を実施するほか、新技術・新製品の発表の場となるしずおか夢起業・新製品メッセや、中小企業テクノフェアなどへの出展に意を用いた次第であります。また、次代を担うデザイナーの育成と本市の繊維産業を内外にPRするため、引き続き浜松シティファッションコンペを開催してまいります。

 快適で魅力ある商店街づくりといたしましては、商業セミナーや商業診断事業を実施するとともに、ナイトバザールなど商店街活性化ソフト事業の充実を図るほか、全国商店街おかみさん交流サミットの開催に対し、所要の措置を講じることといたしました。また、厳しい経済状況が続く中、本市産業の重要な役割を果たしております中小企業の経営安定化を図るため、新たに景気対策特別融資を実施してまいります。さらに、技術やマーケティングなど多様な産業・企業間における交流・連携は、地域産業の振興と発展に不可欠であり、このため経済界や研究機関との連携のもと、浜松地域産業支援機関ネットワーク会議を設置し、産業支援機能の強化に向け検討を進めることといたしました。また、浜松地域の産業紹介と人、もの、技術の交流の場を提供する浜松産業フェア'99を開催し、新たな生活文化・産業を市民はもとより全国に向け発信してまいります。

 続きまして、魅力ある経済拠点の形成について申し上げたいと思います。本市は、静岡県西部、さらには三遠南信地域の中核都市として、圏域全体の成長・発展を牽引する役割が求められており、高次都市機能の集積を促進するとともに多様な交流や情報発信機能の充実を図り、個性と活力あふれる都市づくりを進めていくことが重要であります。殊に都心部の活性化は緊要な課題であり、このため、東地区土地区画整理事業や市街地再開発事業を推進するとともに、新たに総合的な調整機能を有する組織を設置し、中心市街地の再生・活性化への積極的な展開を図ってまいります。また、秋まつりや七夕ゆかたまつりなどのイベントを開催し、都心の楽しさとにぎわいの創出、さらには市民の出会いや触れ合いの場を提供してまいります。

 流通機能の強化・充実といたしましては、引き続き中央卸売市場の水産冷蔵庫施設や産業展示館の整備を進めてまいります。また、全国的・国際的なコンベンションの誘致を推進するため、主催者への助成制度を初め、施設優待券の交付や広報宣伝の一層の充実を図るとともに、舘山寺温泉の宣伝事業に対し引き続き助成措置を講じるほか、新たに地域の伝統芸能などを紹介する観光客誘致イベントとして、杜の賑い浜松を開催することといたしました。さらに、歴史と伝統を誇る浜松まつりにつきましては、たこ揚げ会場に加え、新たに市中心部へ観覧席を設置するなど、観光客等の受け入れ態勢を整備してまいります。

 次に、新産業の創出と人材の育成について申し上げます。21世紀に躍進する都市づくりには新たな産業の創出が不可欠であり、このため研究機関、関連企業との連携のもと、産学共同研究や異業種交流を進め、環境・エネルギー分野を初めとする技術・研究開発を促進してまいります。また、浜松地域テクノポリスの中核施設として、創造的・有機的な産業活動を促進する産業支援施設について検討してまいります。さらに、農業バイオセンター、フルーツパーク、フラワーパークを核として、消費ニーズの多様化に対応した新作物や栽培技術の研究開発を進めてまいります。

 次代を担う企業・人材の育成につきましては、創業者支援セミナーの開催を初め、高い技術水準や製品・サービスに特色を有する事業に対し、引き続き助成措置を講じた次第であります。このほか、太陽光、風力など、環境に配慮した新エネルギーの導入について検討を進めることといたしました。

 市政推進の第3は、「交流」をテーマとした世界に広がる人、もの、情報の交流拠点都市づくりであります。まず、交流ネットワークの形成について申し上げます。社会経済活動が広範囲に、また活発に展開される中、道路、公共交通機関の果たす役割はますます高まりつつあり、総合的な交通体系の確立が求められております。このため、広域幹線道路である第二東名自動車道や三遠南信自動車道の建設促進とともに、国道・県道の整備を促進してまいります。また、都田滝沢線を初めとする第二東名関連道路整備を進めるとともに、サービスエリアの整備に係る測量調査を実施してまいります。さらに、安全で円滑な都市内交通の確保を目指し、竜禅寺雄踏線、植松和地線、上島柏原線等の主要幹線道路を初め、上石田67号線など市内一円にわたる道路、橋梁の整備を進めてまいります。

 都心部につきましては、渋滞を解消し、良好な道路交通環境を創出するため、パーソントリップ調査を踏まえた駐車場整備計画の策定を引き続き進めるとともに、快適な歩行者空間の創出を目指し、本年秋には鍛冶町通りのトランジットモール化の試行実験を行うことといたしました。公共交通の整備充実につきましては、遠州鉄道鉄道線の連続立体交差化を促進するため、地質調査などの準備を進めてまいります。さらに、昨年12月全国初の指定を受けたオムニバスタウン計画に基づき、超低床バスの導入やハイグレードバス停などの整備を促進し、人と環境に優しいバス交通の実現を図ってまいります。

 次に、情報ネットワークの整備について申し上げます。マルチメディア時代の到来により、情報処理、通信技術の進歩は目覚ましいものがあり、こうした情報通信の活用は豊かな市民生活に欠かせないものと考えております。このため、昨年オープンした地域情報センターを核として、自治体ネットワーク事業、リサーチセンター支援事業を初めとする地域情報化施策を積極的に推進してまいります。また、昨年10月開始した22市町村間の住民票相互交付サービスは、多くの皆様に好評をもって受け入れられており、今後も調査研究を進め、広域行政サービスの拡充に努めてまいります。さらに、テレトピア計画やハイビジョンシティ計画を推進するとともに、総合地図情報システムにつきましては、モデルシステムを作成し、その実現化に向け検討を進めてまいります。また、戸籍事務の電算化を進めるとともに、高丘地区に28館目となる市民サービスセンターの設置に対し、所要の措置を講じた次第であります。

 次に、交流拠点の形成について申し上げます。人々が集い、にぎわいのある交流拠点の形成は、地域の産業・文化の活性化に欠かせないものであります。特に県西部地域、三遠南信地域の拠点としての役割を担う都心地区につきましては、より一層魅力と活力があふれ、都市の利便性や楽しさが享受できるよう、その機能の充実を図る必要があります。このため、アミューズメント機能や専門店、公共公益施設などを備えた中央、中央西、松菱通り(B2−ブロック)地区の市街地再開発事業を積極的に推進してまいります。

 アクトシティに隣接する東地区につきましては、質の高い住宅を初め、オフィスや医療機関、保健福祉施設、さらには都心観光客の流入を図る駐車場施設などの諸機能を6街区、14街区、23街区、25街区に整備するとともに、静岡文化芸術大学を核とした教育文化ゾーンの整備を進めてまいります。さらに、本年12月オープン予定の地下駐車場の整備を進めるとともに、都市景観にも配慮したモニュメントやストリートファニチャーを配置するなど、中核都市にふさわしい都心機能の充実に努めてまいります。また、整備に当たりましては、まちづくりコーディネーターの派遣など市民の皆様とともに手を携え、まちづくりを進めてまいります。

 市街地の総合的な整備といたしましては、南浅田地区、高竜地区の土地区画整理事業を進めるとともに、完工を迎える高丘葵地区につきましては、サイン、モニュメントなどの設置やグラウンドゴルフ場の整備を進めてまいります。このほか、都市計画の基本的な方針となるマスタープランの策定に向け、準備を進めることといたしました。

 次に、世界に広がる交流づくりについて申し上げます。まず、地域間の交流につきましては、本年8月浜名湖の今切口が開口 500年を迎えることを契機としまして、湖の恵みに感謝する開湖 500年祭事業を圏域市町との連携のもとに多彩に展開してまいります。さらに、県西部地方拠点都市地域、三遠南信地域におきましても、連携・交流事業を促進し、地域の産業・文化の振興を図ってまいります。

 国際交流につきましては、在住外国人を初め、地域を訪れる外国人とのより深い相互理解を築くため、浜松市国際交流協会との連携のもとに、生活ガイドブックの作成や国際交流フェアの開催など身近な国際交流事業を引き続き展開してまいります。

 イベント・コンベンションを通じた都市づくりといたしましては、ワルシャワ市、ロチェスター市との音楽文化友好交流のもとに、ラジウム発見 100周年を記念したキュリー夫人科学展や、イーストマンウインドアンサンブル公演を開催してまいります。さらに、ジャパンオープンを初めNHK交響楽団やロンドン交響楽団コンサートなど、質の高いイベント事業を展開してまいります。

 次に、交流環境の充実について申し上げます。多くの人々が集う交流都市にふさわしい環境づくりを進めるため、沿道景観の整備を初め飯田鴨江線、有玉南中田島線の電線類の地中化を図るとともに、個性ある景観を創出する建築物の顕彰、中心市街地のライトアップに対し、所要の措置を講じた次第であります。また、交流を支える人と人とのネットワーク化を図るため、まちづくりへの意識醸成や情報提供の拠点となるまちづくりセンターの設立に向け、引き続き準備を進めるとともに、まちづくりについてわかりやすく紹介するパンフレットを作成することといたしました。

 市政推進の第4は、「健康」をテーマとした明るく生きがいに満ちた健康福祉都市づくりであります。まず、保健・医療・福祉の総合対策の推進について申し上げます。高齢化の進展や核家族化の進行、また女性の社会進出に伴い、介護や子育て支援に対するニーズとともに、健康への関心もますます高まっており、保健・医療・福祉の総合的な対策が求められております。このため、昨年開設をした南部保健福祉センターにおいて、保健・医療・福祉に関する総合相談を初め保健・福祉サービスの提供など、ボランティアとの連携のもとに、地域に密着した施策を展開してまいります。また、本年度は東第一地区に保健福祉センター、老人福祉センター、デイサービスセンターからなる中央保健福祉施設の整備に向け準備を進めるとともに、東部地区への設置について調査研究を実施してまいります。さらに、市立看護専門学校における看護教育の充実を初め、看護婦や歯科衛生士の養成所に対する助成など、マンパワーの確保に努めてまいります。また、浜松ボランティアビューローとの連携のもと、ボランティアの育成や活動の支援を図るとともに、海外ボランティア事情の調査を実施することといたしました。

 次に、明るい長寿社会の形成について申し上げます。高齢社会を迎え、高齢者が生涯にわたり地域社会の一員として、健康で生きがいのある生活を送ることが何よりも大切であります。このため、老人クラブなどの自主的な活動を促進するとともに、バス・タクシー券の交付や交流の場となる簡易老人憩いの家の設置に対する助成など、高齢者の社会参加を促進してまいります。また、在宅福祉につきましては、デイサービス、ショートステイ、入浴・食事サービスなどの事業を充実するとともに、ホームヘルパーを増員をし、サービスの拡大に努めてまいります。さらに「和合愛光園」「神久呂の園」「入野ケアセンター」「白梅ケアホーム」など、特別養護老人ホームや老人保健施設における在宅介護支援センターの併設を支援するとともに、新たに高齢者世話付住宅を遠州浜団地内に開設してまいります。また、平成12年度から制度の開始が予定されております介護保険につきましては、事業計画の策定を初め、システム開発やモデル事業を進めてまいります。

 生活保護世帯の生活安定と自立の促進といたしましては、民生委員の増員を初め、関係機関や団体との連携のもとに、生活相談や指導の充実を図るとともに、生活扶助、医療扶助などの援護措置に意を用いることといたしました。このほか、高齢者医療費の増嵩等厳しい状況を踏まえ、国民健康保険事業の安定化に向けて、所要の措置を講じた次第であります。

 次に、安心とふれあいのある地域福祉の推進について申し上げます。お互いを思いやり、助け合う地域社会を築くために、社会福祉協議会や地区社会福祉協議会を初め、関係機関との連携のもとに、友愛広場の開催や要約筆記奉仕員の養成など、「地域福祉をはぐくむ運動」を推進してまいります。また、歩道の切り下げや誘導ブロックの設置を初め、浜松城公園や佐鳴湖公園の施設改修を進めるなど、障害者、高齢者に優しいまちづくりに努めてまいります。

 少子化が進展する中で活力ある地域社会を築くためには、子供が健やかに生まれ育つ環境づくりが必要であります。このため、子育て支援センター事業の拡充とともに、保育園、児童遊園の整備や乳幼児医療費の助成、育児サークル指導者の養成など、エンゼルプランに基づき地域一体となって子育てを支援してまいります。また、同時に3人以上保育園に入所している世帯について、第3子から保育料を無料化するとともに、認可外保育施設への助成に所要の措置を講じることといたしました。さらに、延長保育の拡大や乳児保育の促進など、きめ細かな保育サービスを実施してまいります。

 障害者の援護と自立更生の促進といたしましては、発達医療総合福祉センターを核として、相談・指導、訓練や治療を実施するとともに、身体障害者デイサービスセンター「あすなろ」や精神薄弱者授産施設「第二遠江学園」の整備を促進するなど、障害者計画の積極的な推進に努めてまいります。また、医療費の助成や手当の支給、さらには入浴・食事サービスの充実や障害児保育の支援など、福祉施策の充実に努めるとともに、バス・タクシー券の交付、リフト付タクシーの導入支援など、障害者の社会参加の促進を図ってまいります。

 次に、生涯にわたる健康づくりの推進について申し上げます。まず、予防医学の観点から重要な保健衛生につきましては、医師会、歯科医師会、薬剤師会や医療機関との連携のもとに、健康診査や予防接種、健康相談などを実施するとともに、薬物の乱用防止や新しい感染症への対応に所要の措置を講じてまいります。また、地域健康増進講座を初め、成人病や寝たきり・痴呆の予防教室の開催など、はつらつ浜松健康増進事業の充実を図るとともに、歯科保健指導や健康診査を幅広く実施するなど保健サービスの充実に努めてまいります。さらに、食品衛生の監視・指導の強化を図るとともに、複雑化・高度化する保健衛生や環境保全に対応するため、本年度の完成を目指して試験検査の核となる保健環境研究所の建設を進めてまいります。

 総合医療体制の整備といたしましては、浜松医療センターにMRIを増設するなど、高度医療の一層の充実を図るとともに、附属診療所におきましても先端医療技術による診療や研究を進めてまいります。また、夜間や土曜・休日の救急医療体制の充実に努めるとともに、災害時における医療・救護対策について調査研究を実施してまいります。さらに、国立浜松病院移譲計画の策定を引き続き進めるとともに、新たに浜松赤十字血液センターの改修について支援していくことといたしました。

 次に、働きやすい労働環境の整備といたしまして、多様な就労機会の確保を図るため、シルバー人材センターへの支援や海外労働事情の調査を実施するとともに、女性の再就職のための講座を開設してまいります。また、生活資金の貸し付けや勤労者共済事業への助成を初め、勤労青少年ホームやサンビーチ浜松の施設整備など、勤労者福祉の充実に意を用いることといたしました。

 市政推進の第5は、「安心」をテーマとした安全で魅力的な快適環境都市づくりであります。まず、豊かさが実感できる生活基盤の形成について申し上げます。住環境の向上を図るため、市営住宅につきましては、佐鳴湖西団地への建設を初め、遠州浜団地などで耐震補強工事を進めるとともに、特定優良賃貸住宅の建設などに対し引き続き助成措置を講じ、良質な住宅の供給を促進してまいります。また、佐鳴湖西岸地区や和地地区などの組合施行の土地区画整理事業を促進し、良好な宅地の供給に努めてまいります。

 公園・緑地の整備といたしましては、佐鳴湖公園、可美公園、西岸中央公園、豊西緑地などの整備を進めるとともに、都市公園の自然環境調査に着手することといたしました。また、新たに緑の基本計画の策定に着手するとともに、「緑を守り育てる運動」や花いっぱい運動の展開を初め、学校緑化や早出寺脇線、新橋坪井線などへの街路緑化を推進してまいります。

 平成16年に開催をされます国際園芸博覧会につきましては、主要なアクセスとなります白洲−古人見架橋の建設について、関係皆様とともにこの実現化を目指すのを初め、会場周辺整備の協議を静岡県と進めてまいります。また、博覧会のPRとともに、潤いのある景観の創出を目指し、都心にシンボル花かざりを設置することといたしました。なお、静岡県音楽公園につきましても、引き続きその整備促進を図ってまいります。

 次に、水道・下水道の整備について申し上げます。水道・下水道は市民生活を支える重要な社会基盤であり、この整備充実を積極的に図っていく必要があります。このため、第3次浜松市水道事業計画に基づき、配水幹線や管網の整備を初め、簡易水道の上水道への統合を引き続き進めるとともに、滝沢・鷲沢町水道整備事業の基本計画を策定することといたしました。また、下水道事業につきましては、本年度は普及率66.2%を目指し、西遠処理区の重点的な整備を初め、中部・瞳ケ丘・舘山寺処理区における管渠整備や施設改良を推進するとともに、中ポンプ場の施設整備を進めるほか、市街化調整区域における処理区域の拡大に意を用いた次第であります。さらに、特定環境保全公共下水道事業につきましても、西遠処理区や湖東処理区の面的整備を引き続き推進してまいります。

 家庭から排出されるごみの処理につきましては、昨年4月、瓶、スチール缶、ペットボトルの分別収集を実施しましたところ、市民皆様の多大な御理解と御協力により排出量が 6.7%減少するなど、大きな成果を上げることができました。こうした成果を踏まえ、今後も市民と一体となってその促進を図りますとともに、「ごみ10パーセント減量運動」の推進や省資源・リサイクル意識の高揚に一層努めてまいります。さらに、ダイオキシン対策といたしまして、北部清掃工場などの改修準備に着手するとともに、発生防止ガイドブックの作成や大気の環境調査を実施することといたしました。

 次に、人と自然が融和する環境の形成について申し上げます。市民、事業者、行政が連携し、環境問題へ一体となって取り組むため、環境基本計画を策定するとともに、地球温暖化防止の小冊子を全戸に配布するなど、環境に対する意識啓発に努めてまいります。また、「川や湖をきれいにする運動」の推進や、佐鳴湖の環境対策事業の促進を図るとともに、合併処理浄化槽の設置に対し引き続き助成措置を講じることといたしました。さらに、環境と共生するまちづくりを推進するため、馬込川の水辺環境の整備を初め、浜名湖の係船対策につきましても意を用いた次第であります。

 次に、災害に強い都市づくりの推進について申し上げます。予想される東海地震などに備え、その対策には万全を期していかなければなりません。このため、遠州浜小学校に飲料水兼用の耐震性貯水槽を設置するなど、緊急時における飲料水の確保に努めるとともに、河川の消火用水への活用に意を用いてまいります。また、落橋防止対策の推進を初め、防災倉庫の整備や防災資機材等の備蓄を進めるとともに、防災意識の普及に努めてまいります。

 消防・救急体制の整備につきましては、引き続き上石田派出所の建設を推進するとともに、第2分団庁舎の建設準備を進めることといたしました。また、携帯電話からの 119番通報に対応するため、県西部地域の消防本部と連携し、システムの整備を進めるほか、高規格救急車の配備など高度救急体制の確立に努めてまいりたいと思います。

 総合的な治山・治水対策といたしましては、権現谷川や小松川の改修を初め、領家下水路、白羽下水路など都市下水路を整備するとともに、市内一円にわたる河川の改良・維持修繕を進めてまいります。

 次に、安心して暮らせる地域社会の形成について申し上げます。警察署や防犯協会など関係機関との連携のもとに、暴力追放や防犯活動を推進し、安全で安心して暮らせる市民生活の確保に努めるとともに、防犯灯の設置や維持管理に引き続き所要の措置を講じてまいります。また、交通環境の整備のため、市内一円にわたる道路や橋梁の維持修繕を初め、交差点の改良、自歩道の設置、さらには放置自転車などの解消対策を進めるとともに、交通安全教育などを通じ安全意識の高揚を図ってまいります。

 消費生活の安定と向上といたしましては、引き続き消費者団体との連携のもとに、消費意識の啓発に努めてまいります。このほか、基地周辺地域の道路や水道整備などにも所要の措置を講じた次第であります。

 以上、平成10年度の施政の基本方針並びに予算の概要について申し上げました。議員の皆様方におかれましては、何とぞ慎重な御審議をいただきまして、御議決を賜りますようお願い申し上げて説明を終わります。



○議長(倉田佐一郎) 以上で市長の説明は終わりました。

 なお、議案の詳細説明は、散会後、別室で行います。

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○議長(倉田佐一郎) この際、申し上げます。

 明日4日は、午後1時から本会議を開き、提出議案に対する質疑を行います。

 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 本日は、これをもちまして散会いたします。

                 午後0時23分散会

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       会議録署名議員

        浜松市議会議長 倉田佐一郎

        浜松市議会議員 江間 広

        同       三輪新五郎

        同       伊藤善太郎

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