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静岡県 浜松市

平成21年 11月 大都市制度調査特別委員会 日程単位




平成21年 11月 大都市制度調査特別委員会 − 11月18日−01号









平成21年 11月 大都市制度調査特別委員会



          浜松市議会大都市制度調査特別委員会会議録

1 開催日時

 平成21年11月18日(水)午後2時開議

2 開催場所

 第1委員会室

3 会議に付した案件

1 税財政関係特別委員長会議について

2 第2次浜松市総合計画策定委員会について

4 出席状況

 ◯出席委員(15人)

  委員長   中村哲彦     副委員長  田口 章

  委員    鈴木 恵     委員    小沢明美

  委員    小黒啓子     委員    田中照彦

  委員    波多野 亘    委員    小倉 篤

  委員    河合和弘     委員    樋詰靖範

  委員    氏原章博     委員    小松錦司

  委員    高林龍治     委員    中村勝彦

  委員    酒井基寿

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  企画部長                   清田浩史

  企画部次長(企画課長)            村田克弘

  財務部長                   鈴木 勲

  財務部税務長                 原野俊郎

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議事調査課長                 山本 泉

  議事調査課専門監(議事調査課長補佐)     小宮山敏郎

  議事調査課副主幹(調査広報グループ長)    岩本 篤

  議事調査課(担当書記)            島田和宏

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                  会議

                                    14:00



○中村哲彦委員長 ただいまから、大都市制度調査特別委員会を開会いたします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○中村哲彦委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することといたします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○中村哲彦委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することといたします。

                                    14:00



△1 税財政関係特別委員長会議について



△結論

 大都市制度調査特別委員長からの特別委員長会議への出席報告がなされた後、財務部税務長から、税財政関係特別委員長会議について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○中村哲彦委員長 今回、税財政関係特別委員長会議が東京の全国都市会館で開かれ、私も委員長として出席しました。18の政令指定都市の議会の委員長が出席し、今回は札幌市が担当市として議事進行や委員長あいさつをされました。次に青本についての説明が札幌市の財政局長からあり、その後、市長会からお手元の7項目の「地方財源総額の確保に関する指定都市市長会緊急要請」の説明がありました。その後どういう形でこれから要望運動をしていくか、進め方の協議を行いました。詳細については当局から説明していただきたいと思います。



◎財務部税務長 委員長から概略説明がありましたが、税財政関係特別委員長会議について御報告申し上げます。

 まず、税財政関係特別委員長会議の議事概要をごらんいただきたいと思います。

 2のあいさつでは、幹事市の札幌市議会の税財政・地方分権調査特別委員会委員長から、さきの総選挙を通じて、地方分権が最重要課題の一つとされたこと、また真の地方分権に向け自立的な財政運営を目指したい旨のあいさつがありました。

 4の経過報告ですが、指定都市市長会事務局長から、平成20年10月から本年10月までの経過報告について資料に基づき説明がありました。1枚めくって経過報告をごらんいただきたいと思います。1の平成20年度における税財政関係特別委員会の活動についての(1)では昨年のこの会議と要望活動、(2)では(1)に基づく幹事市による衆参両院の総務委員会委員への要望運動、(3)では昨年11月下旬に各政党に対する要望運動を行ったこと、2の大都市財源拡充に関する要望運動についての(1)では平成20年11月10日に、また(2)では本年10月19日に平成22年度大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望、通称「青本」と別紙の緊急要請を添えて、要望運動と緊急要請を行ったとの説明がありました。3の平成22年度国の施策及び予算に関する提案の要望活動として、本年7月から8月にかけてなされたこと。4の地方分権の推進に関する指定都市の動きについて、別添資料は添付を省略しましたが、表のとおりさまざまな項目について行動していることの説明がありました。なお、これらについての質問や意見はありませんでした。

 議事概要にお戻りいただきまして、5の要望書の説明については、幹事市である札幌市の財政局長から青本の概要説明がありました。

 続いて6の青本に関する要望運動の進め方について協議され、1の(1)各政党に対する要望については、懇談会形式による要望活動を行い、従来どおりの方法にて担当市を決定することが了承されました。担当市は各党派所属の委員長ないしは会長がいる市から選出するということで、浜松市のような新しい政令指定都市は3年目からその担当をする対象とされ、協議の結果、各党派の担当市が決定しました。まず、民主党は民主党所属議員が委員長の市は川崎市のみであることから川崎市です。自由民主党は過去10年間の自由民主党担当実績回数がない2市のうち互選協議した結果、浜松市が担当市として決定しました。公明党は過去10年間の公明党担当市実績回数1回の2市で互選協議した結果、福岡市に決定しました。共産党は共産党所属議員が委員長の市は京都市のみ、社会民主党は社会民主党所属議員が委員長の市は新潟市のみであることから、それぞれ決定しました。

 (2)の衆参総務委員会に対する要望は、委員に対して幹事市である札幌市の税財政・地方分権調査特別委員会委員長が事務局と調整して行っていくこととされました。

 (3)の地元選出国会議員への要望については、静岡県選出の衆参国会議員について、静岡市と調整、分担して、委員長会議終了後、中村委員長以下にて議員会館を訪問して、青本と別紙の緊急要請を添えて要望運動を行ってまいりました。

 2では、これらの要望活動のほか、中央情勢の動向等によって要望の必要があるときは、税財政関係特別委員長会議を開催し、その取り扱い等を協議するということとし、3では政府の動きに応じた効果的な要望を実施するため、指定都市市長会の緊急要請等もあわせて指定都市の議長会、市長会一体となった要望活動を行うこととされました。

 なお、大阪市会の明石委員長から、各会派の個別要望に対して国としてどのように対応されたかなど、要請行動に対する進捗状況の把握、また地方の財源確保の具体的な要望、緊急意見の発出の必要性といった旨での提案、意見がなされました。

 議事概要の説明は以上です。表紙にお戻りください。

 2点目に、今後の税財政関係特別委員会の党派別要望スケジュールがあります。記載のとおりでして、民主党へはあす19日です。自由民主党は浜松市が司会、説明等を担当市として20日、公明党は25日に実施していくこととされましたので、よろしくお願いいたします。

 なお、日本共産党と社会民主党につきましては、ちょうど浜松市議会の本会議の日と重なっており、出向くことがかなわない状況です。



○中村哲彦委員長 説明が終わりました。質疑・意見を受けます。

          〔質疑・意見なし〕



○中村哲彦委員長 それでは、本件については当局の説明を聞きおくこととします。

                                    14:10



△2 第2次浜松市総合計画策定委員会について



△結論

 企画部次長(企画課長)から、第2次浜松市総合計画策定委員会について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○中村哲彦委員長 続いて、第2次浜松市総合計画策定委員会について、当局から説明をお願いします。



◎企画部次長(企画課長) 先月10月30日に行われた第2回第2次浜松市総合計画策定委員会の御報告をしていきます。

 次第と配付資料、それから席次表については省かせていただきます。

 資料2は、9月1日に行われた第1回第2次浜松市総合計画策定委員会の議事録です。この辺については既にホームページ等で公表してあります。

 その次の資料3をごらんください。第1回の策定委員会の主な意見ということでまとめていますが、こちらで説明していきます。いろいろ意見がありましたが、各策定委員からはそれぞれ一言ずつ皆さんが思っていることということでお話をいただきました。その中で事務局側として、産業経済分野に関することだとか、全般に関することだとかということでまとめたものがこの資料です。

 主な意見を御紹介しますと、産業経済分野に関することであれば、中心市街地に関することや工場の市外流出に関すること、農林水産業に関すること、このようなことが意見としてありました。教育、文化、スポーツ分野であれば、子供・青少年の参画、地域文化財の取り扱い。防災市民生活分野では防災・減災に関すること。健康、福祉分野であれば、わかりやすく具体的な政策の提示、住民に理解しやすい具体的な内容を持って提示される必要がある。それから高齢者政策、子育て政策、介護保険に関すること。都市・生活基盤分野では、美しいまちづくり。このような意見がありまして、これらについては、右側の対応欄にあるように、分野別計画を検討する中で課題として取り上げていく対応をしていきたいと思っています。

 それから、都市経営分野に関することについては若干広く意見をいただいていて、行革の推進、自治会のあり方、それと市民協働に関することについては何点か意見があったということで、その中には策定計画の視点の中に市民協働重視があるが、実際、市民個人はこのことについて余り理解していないというか、目にしていない部分が多いのだという意見。

 それから、多様な主体が協働の担い手として育ち、現在存在しているのだから、計画の策定だけではなくて、今後の都市経営自体を市民協働で行っていけたらというような意見。

 それと、総合計画自体の存在を知らない市民も非常に多い中で、やはりもっと市民協働を推進して、全市民オール浜松ということで都市を創造する総合計画としていく必要があるという意見。

 このような意見について、行革に関する部分では重点戦略という中で選択と集中による資源配分を定めていく対応をしていきたい。それから、市民協働については、最も重要な考え方と受けとめており、策定委員会とか市民ワークショップ、協議会等、いろいろな方の意見を反映させながら総合計画を策定していく対応をしていきたいと思っています。

 3ページからは総合計画の策定全般に関することで意見がありまして、基本構想の見直しに関することとして、基本構想の見直しにおいては既存のものがどういうものであったのかという総論から議論を開始してほしいという意見がありました。これらについては、基本構想は大幅な見直しを行うのではなくて、必要な部分についてのみ修正を加えるつもりで、基本構想見直しの骨子を資料として既存の計画との違いを示していくというような対応をしていきます。

 それから、人口減少問題へ注目することということで、これについては、社会トレンドとして受けとめ、本市の将来を検討していく。それから、人口推計について基本構想の見直しを検討する中で示していくということです。

 その次、「ひとつの浜松」についての意見。「ひとつの浜松」というのは地域に住んでいる人たちがお互いに認め合う、ほかの地域のことを認め合うということで、この考えができたとき初めて「ひとつの浜松」になると考える。こういうことを念頭に置いて計画策定に臨んでいきたい。委員がそういう考え方を持っているということです。また、クラスターや一市多制度などの考え方を踏まえた上で、共生共助に基づくまちづくりとして「ひとつの浜松」が市民共通の理解となるような計画としたいというような意見がありまして、「ひとつの浜松」の考え方は基本構想における都市の基本理念に位置づけるものと考えており、策定委員会における議論とか市民ワークショップ等の意見を反映させていくという対応をしています。

 それから、市民が参加できる仕組みづくりという意見がありまして、行政と市民が一体となって地方分権と政令指定都市化を最大の武器として、チャンスに変えていくように、自立心を持ち、協働し解決していく意識と行動が必要になるということで、これも同じで対応ですが、都市の基本理念や都市の将来像に位置づけていくということです。

 最後4ページです。七つの分野でくくっていますが、今ではこういう分野などを横断した政策の推進が必要ではないかということで、産業経済と都市生活基盤、都市経営、環境など、総合計画の分野はすべてつながっていて、個別にやっていくだけではなく、相互の関係をしっかり考えたシステム思考が必要であるというような意見があり、これについても都市経営戦略における重点戦略において、分野横断的な考え方を取り入れて、相乗効果が発揮できる政策を示していきたいということです。

 最後には広域行政にも絡んだ意見があり、環浜名湖エリアなど、周辺地域を取り込んだ計画づくりが必要だということですが、これについては東三河、遠州、南信州の三遠南信地域のビジョンも示していますので、この中心都市として役割を担っていくことが必要であるから、周辺地域を牽引していく政策を計画策定に示していくという対応をしていきたい。

 このようなことが第1回の策定委員会の主な意見とその対応策になります。

 次の資料はニューズレターです。これは第1回の市民ワークショップを9月29日に浜松市役所において開催しまして、それらをまとめたものをニューズレターという形で、市民ワークショップ参加者に送るとともに公表しています。今の総合計画の七つの分野ごとにワークショップを開きまして、第1回ワークショップでは、浜松市が政令指定都市になってよい点、悪い点、それから、政令指定都市「浜松市」に必要なもの、要らないもの、このような形で自由に皆様からメモを出していただき、それらをボードに張るような形で皆さんの意見を出していただきました。その中で主なものがここに載っていますが、産業経済分野では、政令指定都市になってよい点は、広域的な交流によりビジネスチャンスの拡大が起こるとか、自然、歴史、伝統文化など多くの観光資源ができたような意見がありました。

 逆に悪い点は、人材不足とか、産学官の連携も生かされていないとか、農業の将来が見えてない、伝統文化など観光資源が生かされていないというような意見がありました。

 教育、文化、スポーツ分野では、多くのイベント開催ができていた。逆に悪い点は、1クラスの生徒数が多過ぎる学校もありますし、学校に楽器が少ない、文化施設の専門職員の配置がないというような意見がありました。

 防災、市民生活では、外国人市民への防災情報の提供がしっかりできるようになった。逆に悪い点は、地区防災隊員の高齢化、新規住民が地域活動に参加しないといった意見が挙がっています。

 政令指定都市「浜松市」に必要なもの、要らないものという中では、産業経済分野では、必要なものとして、農商工連携や農業の企業化とか、エコ産業など環境に対する先進的対応といったことが必要。逆に要らないものの中には、大企業の他都市への流出、過大な郊外の大型商業施設といったものが出ました。

 教育、文化、スポーツ分野では、必要なものとして、地域と学校の連携、安心・安全に過ごせる子供の居場所。逆に要らないものとして、小・中学生が参加するスポーツ大会が多過ぎるなどの意見がありました。

 このような第1回のとき皆さんのそれぞれの思った率直な意見をそのまま張りつけています。

 次に、第2回は既に10月28日に北区役所で市民アンケートを分析しようということで開かれています。このときには、この意見をそれぞれ一つのグループごとにまとめる中で大きなグループとして、こういうようなことをよい点、悪い点で、例えば産業経済分野で言えば、企業の誘致だとか産学官交流やっていくといった、ちょっと大きなくくりをしてまとめています。これにつきましてはまた後ほど御報告していきますが、まずそういうふうな形をつくっています。

 市民ワークショップについては、今後とも11月、12月、1月という形で重点戦略の提案から提案書を作成していくところまで持っていきたいと思っています。これが市民ワークショップの御報告です。

 では、次の資料です。第2回の策定委員会の骨子を説明する前に、やはり総合計画策定に係る基礎調査ということで市民アンケートの分析の中間報告という形で出させていただいています。

 2ページになります。市民アンケート分析で市政満足度分析という形です。項目が39項目ありまして、それらを先ほど言った七つの分野ごとに項目を分けるとこのような形になる。例えば産業経済分野で言えば、魅力ある雇用機会の確保、中心市街地の魅力とにぎわい、浜名湖をはじめとする観光資源の整備・活用という項目で市民の皆さんがどんな満足度を持っているか。

 これらを満足指数で高い、低いという形でまとめていきますと、分布図が出てくるわけです。それが3ページ、右側の表になります。見方ですが、1という項目は、先ほど言いました項目の1番、都市経営分野の中の住んでいる地域の住みやすさに対応しています。これにつきましては、市政満足度の中では皆さんが満足指数も高い。不満指数は逆に低いということで、割と多くの市民が評価しているという位置づけになります。

 逆に左下の12、項目の中で中心市街地の魅力とにぎわいというところですが、これについては満足指数が低くて、不満指数が高い。要するに多くの市民が問題視している。そういう中で39項目がこのような分布になってまいります。

 もう一つの見方としまして、16番の鉄道やバスなどの公共交通機関の利便性という表は、これを区ごとに分けたものです。全体では真ん中あたりにあるのですが、満足指数、不満指数を区ごとにあらわすと、天竜区がやはり満足指数が低い。快適に移動しやすい道路網の整備でも、やはり天竜区については満足指数が低いということで一つ離れている。こんな格好で区ごとの分布も見えるということです。

 次に4ページです。市政への要望分析ということで、同じような分析方法をとっています。項目数が幾つかありますが、産業経済分野が大きな1という中で、1の中に8項目、教育、文化、スポーツ分野では2の中に9項目、このような数字でして、58項目ほどありますが、その右側を見ていただきたいと思います。要望の中で非常に重要だという割合が高いもの10項目を示してあります。3−2地震や水害などの災害発生後の迅速な復旧対策の充実、3−1、3−3、ここが高くて、やはり3の防災、市民生活分野が非常に重要という割合が高い。

 逆に非常に重要の割合の低いもの10項目。2−5外国語教育、外国の文化に関する教育の充実、それから、質の高い芸術・文化・スポーツなどに親しむ機会の充実、2−6、2−7という2の項目で四つあります。それから7というのが三つほどあります。2は教育、文化、スポーツ分野、7は都市経営分野で、これらについては非常に重要という度合いが低いというものです。

 あとは相関性だとかをごらんになっていただきたいと思いますが、逆の見方として9ページをごらんいただきたいと思います。これは分野別のカルテです。

 産業経済分野の中で、例えば人口1人当たりの農業算出額は、政令市8都市の平均をとっているわけですが、やはり突出して高いということで7.3。逆に比率が低いのは国際コンベンション開催件数ということで0.1。このような形で指標を数値化して8都市の平均と比べていくと、産業経済分野であれば、浜松市の形がこんなふうに見えるというのが分析の仕方です。大都市の平均は薄い線で、黒い太い線が浜松市ですので、全国の8都市の平均と比べると浜松市の姿が見えてくるというような分析をしました。これらを策定委員会の皆さんに示したということです。これを示した後、基本構想の見直しの骨子ということで資料の6をごらんになっていただきたいと思います。今の総合計画の序章から第7章まで同じような形でこれを直していくという形をとりました。

 3ページ、序章です。黒い文字が現在の第1次浜松市総合計画の文章について、今のような分析とか、この後説明していきます基礎データなどを見た中で、事務局として事務局案を赤で示しました。見直しの理由は、下の四角に囲ってあるように、昨今の社会情勢や、市政運営の方向性を記述したということです。

 第1章、浜松市の概要については、見直しの理由として、湖西市と新居町の合併があったり、新東名高速の県内ルートが平成24年度には供用開始予定だとか、富士山静岡空港の開港、このようなことで加筆訂正をしています。

 次に第2章、社会経済環境の変化については、見直しの理由として、平成18年、19年の総人口の増加、それから、外国人、障害のある方などすべての人が安心して暮らせるユニバーサル社会の観点を記述している。このようなことです。

 右側のページについては、地球温暖化と揺らぐ安全・安心とか地方自治体の構造改革の要請などです。

 第3章、浜松市の特性についても、世界同時不況による影響が市内中小企業に大きな打撃を与えているということで、文章を少し加えています。

 それから、10ページについては農林水産業の記述がやはり薄いという第1回策定委員会での意見もあり、農林水産業を特出ししたということです。

 それから11ページ、全国に類を見ない地域の多様性とかいろいろありますが、この辺については市民協働による共生共助のまちづくりの観点を入れ込んでいるというようなことです。

 第4章から第5章までについては、事務局案はここで示さずに、論点だけを示して、皆さんに自由に意見を伺おうということで、第2回の策定委員会では説明しました。黒い文字は今の総合計画です。それらについて、例えば13ページ、都市の基本理念の中の民主主義に基づく自治の実践の中では、市民主権だとか市民の権利・義務、こういうような言葉、論点に意見をいただこうと、このときに初めて示ししているものですから、次回第3回策定委員会以降にそれぞれいろいろな意見をいただく中で詰めていこうというものです。

 14ページ、論点としては社会関係資本の強化とはこういうものではないかということで、市民や市民団体などによる自律的な活動とか、こういうことを言っています。

 15ページ、クラスター型都市づくりの中では、一市多制度とかこういう言葉がある。逆に言うとひとつの浜松に向けた取り組みという論点もあるのではないかということで、地域間交流を促進する、旧市町村の垣根を越えて市民の一体感を醸成するだとかというようなことを説明して、ひとつの浜松という言葉についても示したということです。

 16ページも同様です。

 18ページですが、都市の将来像については、現在の、技術と文化の世界都市・浜松と環境と共生するクラスター型都市・浜松、それとキャッチコピーがあります。これは現在のものをそのまま載せています。

 19ページについては、戦略計画の2009です。都市の将来像、今はこのような形で、三つの方向性であり、重点戦略は六つでやっている。このようなことで今は毎年の戦略だけはつくっているということでお示ししているものです。

 第6章、第7章については、今のところ第6章はそれぞれの各分野ですので、市民ワークショップの中で検討しているという説明をしています。

 それから、第7章の各区の将来像、これについては今のところ事務局としては見直すつもりはないということで説明しています。ただ、これにつきましても、区協議会に説明していく中で意見が出れば、その意見を反映させていきたいと思っています。

 ここまで説明して、後の都市経営戦略だとか区別戦略については今後案も示していきますので、そのときにお示ししていくということです。

 次の資料7は、基本構想見直しの基礎データということで、1ページでは世界同時不況による経済状況とか雇用情勢の悪化ということで、月例の経済報告、それから、2ページでは統計局でそれらを指標にしたもの。それから、例えば5ページではハローワーク浜松の業務月報で求人の有効求人数がこれだけ減っているだとか、そういうようなことを基礎データとして示して、これらをこの基本構想の見直し骨子に盛り込んでいるということです。

 それから、今後のスケジュールとして、資料8です。策定委員会については第8回まで行うということで、今年度は第3回が12月14日、第4回が年が明けて2月18日、今年度4回行い、来年度についても4回行って、最後には基本構想の案をパブコメに出して、その結果からすべて報告していきたいということです。

 最後の資料は、第2回策定委員会における主な意見で、議事録については、今ホームページに公開するところです。皆さんの意見を各委員に送って修正等をしていただいた中で、またまとめたものですから、ちょっとおくれていますが、もう間もなくホームページに載せられると思っています。

 その中で主な意見をちょっと抜粋しています。まず、序章、計画策定に当たってという中では、やはり市民にわかりやすく丁寧な表現ということで、基本構想の見直しについて、何が変わったのか市民にわかりやすく丁寧に説明する必要があるのではないか。それから、「ひとつの浜松の形成」や「市民協働の重視」という言葉について地域が互いに理解し合うことでひとつの浜松や市民協働を意識させていくのであれば、もう少し丁寧な記述が必要であり、丁寧な表現が欲しいという意見です。

 第2章の社会経済環境の変化の中ではいわゆる地球環境問題、これは鳩山首相も温室効果ガス25%削減という発言をされていますので、これらについても欲しいのではないかということです。

 それから、浜松市の特性の中では、ものづくり産業の集積という中で、農林水産業が恵まれた自然環境と農林水産業という形で記述されているが、産業としての考え方を打ち出したほうがいいのではないか。豊かな文化という中では、これまで別々の自治体の文化資源が身近に触れることができるようになって、文化を生かした交流の中でお互いを知り合うことを進めたらどうかと考える。世界性というくくりの中では、世界性という言葉だけではわかりにくくて、例えば世界性が高いとか何かあらわすべきではないか。自然環境と農林水産業では、農林水産業は産業スケールからいって、基幹産業ではなくて主要産業または重要産業といった表現が適正であるのではないか。その他の中では浜松市には特徴のある医療があるので、医療関係の取り組みというのを表現したほうがいいのではないか。

 それから、第4章については、御自由に意見をいただいたものです。主なものでは、民主主義に基づく自治の実践の論点の中では、みずからの役割と責任を自覚するとともに行動する市民とあるが、市民協働を強く打ち出しているのだから、行動ではなく協働または参加、参画として民主主義と関連づけたい。それから、市民協働に対する浜松市の考え方をしっかりと定義づけたい。それから、社会関係資本の強化ということであれば、すべての人といったユニバーサルの視点が参画であり協働である。市民団体だけではなく、NPOも入れたい。それから、各地域のよさを生かすクラスター型都市づくりの中ではクラスター型都市づくりをひとつの浜松に向けた取り組みに変えたほうがよい。その中で地域に配慮する形にすればいい。それから、公平公正なサービスと地域固有の配慮がなされればいい。地域のアイデンティティーを尊重しつつ、みんなの浜松ができればいい。それから、ひとつの浜松という表現をするのであれば、その中に相互がわかり合えることを強調したい。中区の施策が全区に組み込まれてしまうというイメージを持つ方は多い。取り組みや趣旨のところで具体的にわかりやすく伝えてもらえるといい。このような意見がありました。あとは都市づくりとか、ユニバーサル、それから浜松型コンパクトシティの考え方というような意見でした。

 第5章の都市の将来像というところについてはちょっと時間がなくなってしまいまして、余り意見まで出なかったものですから、このような簡単な意見です。

 それから、各分野の将来像のところでは、産業経済分野、農林水産業の記載が必要だという意見がありました。

 第2回の策定委員会ではこのようなことでして、これらを受けて、また第3回の策定委員会にいろいろな案を出していきたいと思っています。その中で、この大都市制度調査特別委員会でまた意見を伺う中で反映させていきたいと思っています。



○中村哲彦委員長 説明が終わりました。一度に説明を受けたものですから、質問もなかなか大変だと思いますが、ここで一つ提案をします。ワークショップの内容からアンケートの分析いろいろありましたが、基本構想の見直しの中で、第1章から第3章までは見直しの理由もしっかりうたってありますので、ここで一たん切りまして、前半の質疑をやりたいと思います。その後はまたやりたいと思いますので、最初に第3章までについて皆さんの質問、意見等をお伺いしたいと思います。



◆酒井基寿委員 ニューズレターのところで、ワークショップの中で政令指定都市「浜松市」に必要なものと要らないものなんていうものがたくさん出ています。例えば旧浜松市の考え方「やらまいか精神」なんか要らない、こういう考え方をワークショップで平気で出す人が本当にいるのですか。



◎企画部次長(企画課長) そのとおりです。



◆酒井基寿委員 そのとおりですか。そういうことがだーっと書いてある。しかし、情報としては全般を見て、確かに多種多様にわたって浜松の抱える総合的な問題や考え方が大体つかめそうな気がするが、問題はそういう資料をどうやって分析して、それをどう収束させて、これを施策としてまとめていくかという経過の中で、一体だれがやるのだとか、どの意見を尊重して、どの意見を切り捨てるのか。今言った要らないものなどというのは、本当にやらまいか精神なんか要らないなどというような考え方が出てくるような、首をかしげるようなのがたくさんあります。まさにだれがどういうように適正であるかとか、適正でないかとかという判断が非常に難しい。ただ、これは言いたいことを言えと言って言わせただけの話ですか。



◎企画部次長(企画課長) 第1回についてはとにかく皆さん自由な意見を言ってくださいということで出していただきました。先ほど少し申し上げましたように、第2回の中である程度項目ごとにまとめて、政策提言につなげるようなグループ分けをしようということで、その中で外れるものは当然あります。



◆酒井基寿委員 もちろんあるよね。



◎企画部次長(企画課長) ですから、そういうものはやはり排除していくということで、第2回については意見交換しながらやっているということです。



◆酒井基寿委員 その次に、やはりこれから分析が非常に難しいというのは、ただ単に言う人が多いとか少ないとかということでその内容の価値づけをするということが非常に難しい。と言うのは、例えば5ページで、非常に重要の割合の低いもの10項目を見ると、今浜松の市政の中で重要だといって物すごくお金をかけて、市長を中心に一生懸命やっている中でも、割合の低いものという中に皆入っているなんていう感覚を考えると、ちょっと首をかしげてしまう。この辺の判断というのが難しい。例えば外国語教育、外国の文化に関する教育の充実などは割合が低いですというふうに言っているのですが、本当に必要性がない、バリューが低いという判断をするべきものか、そうせざるべきものではないと判断するのかというのは難しいですよね。



◎企画部次長(企画課長) これについてはあくまでも市民アンケートの分析ですので、対象者、例えば外国人が少なければ当然こういうことも起こり得るかもわかりません。ですから、これはあくまで実績としての分析です。



◆酒井基寿委員 そういう考えの人もあると。



◎企画部次長(企画課長) これらをどう生かしていくかは今後の考え方だと思います。



◆酒井基寿委員 それから、小さな問題なのですが、第3章の9ページの下から7行目のところに、「「楽器のまち」とともに「音楽のまち・浜松」としても、国内外に広く知れられるようになっています。」とありますが、実は「音楽のまち」というのは今は使わないです。「音楽のまち」から「音楽の都」と言って浜松がきちんと方向転換、言葉の上でしたのだから、まちと言ってはいけない。



◎企画部次長(企画課長) 今のところは意見として取り入れていきたいと思います。



◆鈴木恵委員 ちょっと確認ですが、資料3、第1回の主な意見の3ページ、基本構想の見直しに関してということで、大幅な見直しではなくて、必要な部分の修正であるというところの意味合いなのですが、第2次という形になると、パソコンで言うと1.0から2.0という形でOSが変わるみたいな形がとられている感じがするのですが、今回出されたのを見ると、どちらかというと1.3とか1.4とかというようなバージョン、車でいくとフルモデルチェンジではなくて、マイナーチェンジみたいなイメージがするのですが、その辺を1回確認、聞かせていただきたいと思います。



◎企画部次長(企画課長) 第1次浜松市総合計画が8年間の計画でありまして、今回、基本構想自体は平成19年度から平成26年度の8年間というのを平成23年度から平成26年度の4年間という形で改正したい。

 それから、都市経営戦略についても、前期、後期という形で記述していますが、平成23年度から平成26年度の4年間。このような形で基本はあくまでも第1次浜松市総合計画があります。ただ、今回見直しをすることによって4年間の計画をつくっていきます。そこで1.5次なのか、第1次総合計画の見直し修正という形でとるのかというのは議論だと思いますが、変えるのであれば、1.5というのもおかしいし、修正というのもおかしいから第2次という名前にしたということです。



◆鈴木恵委員 どのような位置づけですかと確認するメール等が入ったものですから、ちょっと確認をさせていただきました。

 それから、今回見直しをしている一つの理由は、社会環境の変化の中での雇用環境の悪化があります。今までは正規社員が多かったのが、非正規社員が多くなってきた。あるいはフリーターというような形になってきたということ。人に注目するようなところが実は今回載っていないのです。どちらかというと都市という物づくりという形で載っていて、人が見えてこない。人がどういう状況になっているのかということがどこかに書かれているのか一生懸命探したのですが、その辺が載ってこないのです。12ページのところで少しニートの増加やというところが載っているが、このときからもっとひどくなっているというような印象も受けているし、先ほどの資料などでもそのようにも見受けられる。その辺のところはどのようにとらえているのかお伺いします。



◎企画部次長(企画課長) そこまでの案の修正として事務局で出さなかったのですが、そういうところも重要であるということで意見として出れば、修正というのも可能です。人の問題ということでまた策定委員会にもかけさせていただきます。



◆鈴木恵委員 これから市民協働するにしても、あるいは非正規の問題にしても、やはり人づくりというのが大事になるのではないかと思います。子供の教育だけではなくて、大人も含めた中の人づくり、どういう市民になっていただくのか。そうした中でサポートをしていく。職業訓練も含めてさまざまな生涯学習とか。そういう意味でも人づくりというのが大事ではないかなと思うので、どのような形になるのかわかりませんが、今のところを踏まえて、ぜひ人づくりを何らかの形で考えていただけたらと思います。



○中村哲彦委員長 どうですか。人づくりのことをこの将来像の中に入れていくということは。



◎企画部次長(企画課長) 検討させていただきます。こういう中で意見をいただくことで、よりいいものになっていくと思います。



◆小松錦司委員 いろいろな課題があろうかと思います。3章までについては主に文言の整理が中心なのでこれでいいかと思うのですが、非常に限られた時間の中でやること自体が難しくて、企画部の皆さんも大変苦慮されているのではないかなと思っています。しかし、酒井委員が言われたように、やはりできることとやらなければいけないことをきちんと整理したときに、できることを挙げるよりは、本当にやらなければならないことをだれかが何としてもやるというふうに告げて、計画を立ててこそ浜松市が担うべき計画だというところもあります。いずれにしても、税財源が伸びないことが想定されざるを得ないのでカットの方向が多いかとは思うのですが、その中できらりと光るところをどうやって磨くかに焦点を当てないといけないというようなことなど、議事録を見ていただければ発言はさせていただいているのですが、どのように進めたらいいのかということ自体私も参加をさせていただいて、非常に難しい問題を感じていますので、限られた期間の中で意見集約をするような手法が何かあるといいなと思っています。3章までについては文言の整理が中心ですので、主にこれではないかと思います。



○中村哲彦委員長 ほかにありますか。

 それでは、私から1点。第2章の8ページになりますが、地方分権から地域主権に変わりました。浜松市から見て地域というのはどういうところか、地域で主権というのはどういうものかということをちょっと説明していただければ。



◎企画部長 資料7の7ページに地域主権と書いてあります。これまで地方分権という使い方をされてきたということはありますが、どちらかというと国からの目線なのではないか。また、国においても、例えば地域主権という名称を踏まえた組織を検討されているようで、そういった施策を展開していこうというような形で盛り込まれる。そういうところから地方分権という言葉よりも、地方公共団体の立場に立った文言というのは、市の基本構想としてはいいのではないかということから、この地域主権という言葉を提案させていただいている次第です。



○中村哲彦委員長 国で地域主権ということを言っていますね。そうすると、これは浜松市から見て、浜松市の中の地域の主権という観点でここを変えたということではないのですね。要するに浜松市のまちづくりの中で地域に主権を与えるととれる感じもしたものですからね。



◎企画部長 こちらの記載のところは、国、地方自治体への構造改革の要請ということですので、どちらかというと、この視点というのはそれぞれの団体の自治に重きを置いた視点ということですので、国、地方との関係からの地域主権という趣旨の文言と理解しています。



◆小沢明美委員 関連してなのですが、この場合、地域主権というその地域をどのようにとらえたらいいのか、具体的にどのように考えているのかちょっと聞かせいただきたい。



◎企画部長 第2章の8ページの記載については、国、地方自治体の構造改革の要請ということで、国と地方公共団体間の状況を踏まえた変化を記載している箇所です。そういう点では国と地方公共団体の中でどちらが主体性を持つのかという視点で地域主権という言葉を使っているということですので、市の中の例えばどのように地域の意見を聞いていくのかというところでの記載ではないという理解です。



○中村哲彦委員長 これは国と浜松市、浜松市が地域主権ということで主権を持つのだということをうたっているからですね。



◎企画部長 あくまで社会経済環境の変化での記載ということで、現状もその旨で基本構想が策定されていますので、それを踏まえて修正したらどうかという議論の案ということです。



◆酒井基寿委員 テレビで「そこまで言って委員会」という番組を見ていまして、ある参加者がこう言っていました。国家主権という言葉は法律用語としてあります。しかも安全保障のときには特に重要な国の主権というのは言うのですが、地方主権ということは実は法律上ないのだということを言っていて、私もそう思うのです。ただ、主権という言葉そのものが存在するものだから。それぞれの分野で何が一番中心的な主体になるかというときに、主権という言葉であれば、それは言葉としては理解できますが、いろいろなところで何々主権なんて言うと、それは散発、散ってしまって、これは正しい主権の使い方ではありませんということを言っていた人がいて、僕もそのとおりだと思うのです。言葉の使い方としてはわかるのです。市民主権と言えば、浜松市の中で市民が一番大切に考えるのですよという意味でわかるが、使っている中でもそのとき、そのときで便宜上使う主権という言葉なものだから。だから、やはり確定した表現ではないので使い方というのは難しいです。回答は要りません。

 もう一つ、先ほど鈴木恵委員の質問の中でいいことを言っていました。マイナーチェンジと言ったが、そうすると総合計画を変える場合にマイナーチェンジだけをやるのかと。現実には、3ページのところでは基本構想は大幅な見直しではなくて、必要な部分についての修正、これをマイナーチェンジと言えばマイナーチェンジと言うのだが、マイナーチェンジだけで総合計画というのが時間をかけてやる中で生かされた総体になるかどうかというと、ちょっと疑問です。だから、場合によってはデザインのチェンジというのも実際あるわけでしょう。そこはどうですか。



◎企画部次長(企画課長) デザインというよりも中身、要するに基本計画である都市経営戦略は変えなければならないというのはもう最初からわかっていることですので、これについては当然全面改正していきます。その前段部分の基本構想は必要な見直しをしていくという意味合いですので、委員が言われるように、デザインチェンジということでも結構だと思います。



◆酒井基寿委員 では、表現を変えて言いますが、部分的に必要な部分についての修正というのを指して、例えば戦術と考えたら、戦術の変更はあるが、それでは戦略の変更はないのかというと、そうではないのでしょう。場合によっては方向性、戦略の変更というものもあり得るということでしょう。



◎企画部次長(企画課長) 当然基本計画が見直されます。ゼロからもう一度つくり直します。それに基づく実施計画である戦略計画も毎年見直していくということになります。基本となる構想部分については、8年間、前回皆さんの議論でつくっていますし、議決もしていただいていますので、基本構想部分については必要最小限の見直しでいいのではないかという考え方です。



◆酒井基寿委員 土台は余り変えないということですね。



◆樋詰靖範委員 マイナーかフルモデルかという話になっているが、それは結果論であって、平成17年の終わりから平成18年の頭ぐらいだと思いますが、私もワークショップに参加しましたから覚えていますが、それからもう何年たっているかと考えると、これだけ時代の変化が激しいときに、どっちになるかを求めていくのではなくて、結果どうなったかだと思っています。それと市民にわかりやすい言葉で、どこに何が書いてあるのかわかってもらえればいい話だから、そこは目線を余り難しく考えずに、普通にやっていけばいいと思います。地方分権か主権かというと、5の頭に国と地方と書いてあるのだから、佐久間のことを言っているのではないというのはわかるでしょう。だから素直にやっていけばいいと思います。



◎企画部長 資料3の大幅な見直しを行うのではなく、必要な部分についてのみ修正を加えるという部分、ある意味いろいろとらえられる表現ではないかなと思いますが、私どもとしては、当然見直すべきところは見直したいと考えていまして、その結果としてどのような形になるのかというのは御議論したいと考えています。ただ、一からつくるのではなく、ここの趣旨は、現在の基本構想を土台として議論するという趣旨で書いているということですので、見直すべきところは見直していきたいということです。その見直した結果、かなり変わるというところは当然あり得ると認識しています。



◆小倉篤委員 ちょっと微妙にずれているので確認したいのだが、酒井委員が先ほど言われた部分とか、私も1.5次計画とは思っていないものだから発言をしましたが、部長も次長も基本構想の見直しは議決を経ているから当然重いわけでしょう。ところが、政権がかわったわけです。そうではないよと。今までの総合計画を少しいじっているだけとか、ある意味手元で細工を凝らしていくとか、そういう感覚でトップから行政が発言していくと、やはり修正計画になっていくわけです。政権がかわって、市長もそうやってトップから言っているわけだから、文言の遊びではなくて、先ほども主権とか地方分権という話もあるが、現実的には中央集権の体制も今変わってきているわけだから、そういう中での地方における新しい政令指定都市である浜松の考え方は新たなものをつくり上げていこうというものが基本構想の見直しであると思うし、基本計画の中ではそういうものに変わっていくのだというメッセージ性がなければ、総合計画を第2次できちんと考えていくことに市民の皆さんの理解がないと思います。さっきの話はちょっと微妙に違います。



◎企画部長 もちろん見直しということをどこまで見直すかどうかというのは、まさに必要なところは見直していきたいということで御議論していただきたいと考えていまして、策定委員会でも所与の前提をせずに自由な意見でということで始めています。また、第1回の委員会においても、委員長である市長から御自身の考え方というのを委員長としても述べられましたし、そういった趣旨を踏まえて、現在の基本構想から見直すべきところは当然見直していきたいというふうに考えています。



◆小倉篤委員 今の政権交代の話は、浜松の政権について市長がかわっているわけだからこういうふうになってきているという結果はおわかりですよね。だから、次は今回のこの第2次総合計画できちんと基本計画、基本構想の見直しをしたならば、次の4年間とか8年間とかいうものも、変わっていかないのだというようなベースの部分で、新たなものをきちんと考え直していくということが必要ではないかということで言っているわけです。



○中村哲彦委員長 私からちょっと。私も第1回目のとき出ましたが、これは私の言ったことが入ったのではないかと思うのだが、基本的なもの、もととなるものは、市長がかわったからごろっと変わるのではなくてそれはそこでいく。直すところは直す。その辺ぐらぐらして、市長がかわるたびにこんなだったら、浜松市はどうかなってしまいます。浜松市はこういうように行くのだというのを一つ定めておいて、あとそれに対する手段はいろいろあります。それはもうその時世の流れによって変えていかなければいけないというのを私はこの前ちょっとしゃべらせていただいたのです。やはり基本となる一番の骨子というのは4年でぐらぐらとか、4年で終わりとか、4年ごとに変わっていくとなったら、浜松市の方向性はどこかへ行ってしまうものですから。方向性というのはやはりしっかりと定めておいて、そこをどうやって操縦していくかというのは、その都度やっていくというのがいいではないかというお話をさせていただきました。つくるほうもしっかりとその辺を踏まえてつくっていかないと、情勢が変わったから、もとからそっくり変えてしまおうとなると大変なものになってしまうのではないかということを私は感じています。私の意見です。



◆樋詰靖範委員 そうやって言われると、また言いたくなるのだが、トップがだれであろうが、それは関係ないです。出ている人たちがどういうふうなことを求めてくるか。例えばごろっと変わってという改定に反対をすれば反対になるのです。だから、ここにいる人たちがどういうことを求めて、どういう判断をして、それをどう最終的にまとめていくかだから。

          〔「それは違うな」「トップだもの」と呼ぶ者あり〕



○中村哲彦委員長 この中で言い合ってはいけないが、そういう意見もあるということで…。



◆樋詰靖範委員 だから、それをもとからここは変えないでくれというように言ってしまうのか。それだったらそういうようになる。8年間のベースがあって、後半期をどうしましょうかというように今は言っている。だからそのもとに対してみんなこれはおかしい、こんなに時代変化があるのにおかしいと言うのだったら、それで変えていけばいいし、これは残しておくべきだという意見が多くあれば残せばいいし。



◎企画部長 この策定委員会、まさに市当局として開いて、市としての考え方をつくるために開いているわけですが、委員長が市長になっているということで、市長としては当然市長という立場としてこれまでの市の行政を踏まえて、また市長としての今後の市政の方針というのを踏まえて、今後の方針ということで発言をされ、また施政方針でも策定すべきと述べているところです。それについては市として今後の方向性ということで示していますので、そういったところは生かして策定をしていきたいと考えています。また、そういう状況はこの委員会でも御報告をしていき、議会側の意見を伺う中で、さらに議論を深めていきたいということで進めていきたいと考えています。



◆小倉篤委員 そのとおりなのです。だから、委員長(市長)が言ったことは委員長の思いなものだから、そういう意味でいいと思いますが、私が言いたいのは、市長がマニフェストを掲げて当選して、基本構想の見直しをすると言ったわけだから、第2次総合計画があるというとらえ方をすべきではないかと言ったのです。基本構想の手直しとか部分ではなくて、見直しをしていくということはトップが言っているわけだから、今回の第2次総合計画をつくる中で、合併協議の5年間を経て第1次総合計画ができているのだが、次の4年間とか8年間に通じるものを状況変化もある中で、序章で述べているような部分も含めてしっかりと見直しをして、きちんとした土台をつくり上げていくというようなモチベーションがないと、やはりつくり上げていく力が出てこないわけです。市民の皆さんにはそういう意味では今の序章期間における8年間、合併からすると約5年プラスアルファだが、そういう中でこの見直しをしていくということには私は賛成だと冒頭述べたわけです。しっかりここで決めていけば、3次、4次とも大きく基本構想の見直しは図っていかないようなものをつくり上げていくべきではないかと言ったわけです。



○中村哲彦委員長 ほかにありますか。答えはちょっと出ませんが、またみんなで検討しながらやっていきたと思います。

  〔「こっちの議論はわかったが、市当局としての考えがどうか教えてほしい」と呼ぶ者あり〕



○中村哲彦委員長 まだ考えは今出せないと思いますが、皆さんの意見を聞いてこれからまた前向きにその辺は対応していっていただきたい。策定の中でそこをまた策定委員会にも出していっていただきたいと思います。よろしいですか。

          〔「時間はある、きょうで終わりでない」と呼ぶ者あり〕



◆鈴木恵委員 変えるところは変えるというのはわかるのだが、どこまで変えるかといったときに、エンジンまで乗せかえるのか、乗せかえないのかという話。そういうところがわからないから聞いているのであって、ゴールがどこまでなのかというのがわからない中で策定しているような感じがしたので。皆さんからいろいろ意見が出るように、皆さん違っているようではゴールが見えてこないということで、できたら今回出なければ、次回のときにはどのぐらいのゴールかというのは出していただかないと。パソコンでいうとOSまで変わってしまうのか、ガソリン車からハイブリッドになるのか、その辺のところをちゃんと。



○中村哲彦委員長 大体お話のことはよくわかりました。

 提案しますが、鈴木恵委員も言われていますので、私だったらこうするというのはありますか。それを言っておく、市当局も非常にやりやすいと思います。全部取りかえてしまうのか、私はこういうふうに思っているというのがもしあったら言っていただけると助かると思います。



◆鈴木恵委員 8年間ということでやっているところだし、途中のところもあるし、時間的な問題もあるので、見直すところは見直して、マイナーチェンジだと思っています。



○中村哲彦委員長 ありがとうございます。よろしいですね。



◎企画部長 先ほど私が申し上げたものに尽きると思っているのですが、現状の検討状況についてはこの策定委員会の状況が御報告した内容のとおりです。いずれにしても、見直すべきところは見直していきたいと考えています。



○中村哲彦委員長 それでは、ここで打ち切ります。

 次に、第4章からについて皆さんの意見、ここはまだ決まっていることではなくて、論点ということで申し上げてありますので、活発な意見を出してもらって、この意見を当局で集めて、策定委員会並びにワークショップに落としていきたいということなものですから、ぜひ御遠慮なくお願いしたい。



◆河合和弘委員 やはり一番基本となるのがクラスター型というような形の表現でやってきた北脇保之前市長と、ひとつの浜松を訴えかけてきた鈴木康友市長、選挙で鈴木市長が勝ったということ。だからそういう思いの中で出てきているクラスター型と一市多制度という、これが基本的には問題になると思うのです。だから、市長が今度委員長になって、一市一制度、共生共助でつくるひとつの浜松という方向性があるなら、やはりこれは生かしていくべきだと思うのです。委員の田中太四雄さんの意見を見ると、クラスターとか一市多制度ということを一概に否定して、それはだめだからこうするという議論は実りのないものだと思うというような意見も出てくるのですが、私は違うと思うのです。やはりそれを訴えて当選してきた市長の思いというのは構想の中にしっかりと入れていくべきだと思いますが、いかがですか。



◎企画部長 第1回の総合計画策定委員会においても、冒頭委員長である市長から御自身の市政運営の考え方について述べられています。まさに一市一制度を原則として取り組んでいる。また、ひとつの浜松としてつくり上げたいという気持ちで今やっているということであります。それから戦略計画における毎年の市政運営にも生かしているということですので、基本的にはその方向での議論ということで進めていくことになるかと思いますが、そういった議論の中で具体的にどういうふうに、それぞれの考え方というのを整理していくのかということがまさに第2回においても自由な御議論の中では出てきたものだと受けとめています。



◆河合和弘委員 私もその方向でいいと思うのですが、特に市長の訴える共生共助でつくっていくのだという、そんな思いをしっかりと議論をしながらどういうように取り組んでいくのかというのはやはり大事にしてほしいという意見です。



◆小沢明美委員 私、ちょっと前回傍聴させていただいたのですが、今も市長の話が出ています。市長はもちろん策定委員会の委員長ですから、その議事を進行させるということがあって、それはいいと思うのです。でも、傍聴していて、もう少し市長の思いを言ったらいいなという場面が幾つかありました。そういう意味では、例えば第2回策定委員会の主な意見第5章都市の将来像にこども第一主義についてというところがあります。これは市長が当選するためのマニフェスト、皆さんとの約束の中で、自分はこども第一主義についてこうしていきたいというものを高く掲げて選挙に出て当選されたわけです。こども第一主義の理念というのを明確にしていただきたいと委員の方が言われたときに、私はこれこそ委員長が言うのではと思ったのですが、何かそれも発言は余りされずに終わってしまった。そういう形を傍聴席で見ていました。

 やはり市長でありますし、先ほども出ているように、自分の思い、ビジョン、こども第一主義の理念とはこういうものですというようなものをもう少し委員長が市長として出ているわけですから、しっかり発言していただきたいということを正直期待しました。そうしたら、何かそうではなくて、ずっとほかのことについてもいろいろ策定委員会の委員長として采配を振るいながら、後ろを向いて、では事務局という感じで事務局がほとんど答えるとか、答えられないので、では次回までに検討させていただくとか、そういうところがとても多くて。やはりもう少し市長が言うべきところはその場でしっかり自分の思いを伝えることが必要ではないかと思います。これは要望としてお聞き入れいただけたらと思います。



◆鈴木恵委員 ひとつの浜松とかいろいろあるのですが、総合計画的に言うと、都市の将来像が変わっているというところで、いろいろな個別計画の中でそごが出てきているというところが一番これまでの2年間で困っていたことだと思うのです。その中で、都市の将来像、市民協働で築く「未来へかがやく創造都市・浜松」というのをなぜ掲げるかというところの背景がこれまでの流れから見えてこないということ。それから、市民協働で築くと共生共助でつくるという同じように築くとかつくるという言葉の中でどう違うのか。先ほど河合委員は共生共助でつくるという言い方をなさった。その辺のところが私たちもどれを使うかみたいなところで、言葉としてもう少し精査をされないと、言うときに混乱が起きるのではないか。背景と、どの言葉を使っていくのかというところをもう少し検討いただけたらと思います。先ほど小沢委員が言われたように、こども第一主義ではないが、市民協働とはどういうことか、共生共助とはどういうことかという、言葉の定義というのはとても大事で、思っていることが違ってきてしまうことがありますので、もしかしたら市長の考えに近づいているのかと思いますが、その辺が見えてきていただきたいと思います。



◎企画部次長(企画課長) 確かに市民協働と一くくりで言っているものですから、これも区協議会の中でも言われています。これらについてもこういう議論をしていく中で、やはり市長の言葉としていろいろ言っていただきたいし、それらをあわせて、この計画の中でも言葉の定義というのはある程度はしていかざるを得ないなとは思っています。

 それと、先ほど言われました戦略計画の中で都市の将来像、こういう言葉をどうして使ったかということですが、やはりマニフェストの中で市長が言っている言葉をある程度拾ってきたということで、その中で幾つか最初に将来像として、市長としてはどうお考えですかということを示しまして、その中で市長が書いた言葉です。ですから、これを戦略計画の中では使っていこうということでやっています。

 もう一つ、築く、つくるというのは、多分言葉の語呂というか、そんな形で考えていると思います。深く築くなのかつくるなのかということを議論したことはありません。



◆鈴木恵委員 ちょっと細かいことで、市民協働と共生共助というのはどう違うのかというのがわからなくて。市民協働はイメージもあるのだが、そっちのほうなのか、共生共助をやりたいのか。マニフェストは共生共助だったと思うので、共生共助のほうなのかなというふうにずっと思っていたので、ちょっとその辺の言葉が私はまだしっくり入っていません。ですので、市民協働とは何なのか、共生共助とは何なのか、使い分けるのだったら、別々にきちんと定義をしていただきたいと思います。



○中村哲彦委員長 その辺をまたわかるように。難しいところは難しいかもわかりませんが、お願いしたいと思います。



◆小黒啓子委員 やはりクラスター型のところがすごく気になります。意見を読んでいると、ブドウかミカンかみたいな形になってきているという感じなのだが、実際には本当にそこに暮らす人たちが公平・公正なサービスがきちんと受けられて、それぞれがひとつの浜松という実感を果たして今持っているのかというところが前提だと思うのです。マイナーチェンジであり、私も全部変わってしまうということではない。ただ、その中に、そこでそれぞれで暮らしている人たちの思いを一番大事にしてもらいたいと思うのです。

 委員の皆さん、いろいろな意見を言われているものですから、それはこれからまたたたいていくということになると思うのですが、もう5年もたったのだからひとつの浜松を中心、メインに出していったらどうかという意見ももちろんあると思うのですが、その前提としては、どこに住んでいる人たちももうそれで納得できるような状況になっていればというのがあるのではないかなと思います。今後クラスター型という言葉をどうしていくのかという議論になっていくと思いますので、それぞれの地域の皆さんの思いを大事にしていただきたいと思います。

 それから、共生共助と市民協働、やはりわかりにくい。というのは、4章の2、社会関係資本のところでも「共生共助による豊かな地域社会を目指す」。その上には「市民協働により、多様な課題に対しきめ細かな対応を進める」という両方出てくるのです。また都市の将来像でも、ひとつの浜松の中では特に共生共助という部分が出てくるのですが、どのように整理できるのか。その言葉の持つ意味をどう理解するのかというところもあるかもしれませんが、使い方は方向としてきちんとして示していったほうがわかりやすいのではないかと思います。意見です。



◆小倉篤委員 前回出ていたものですから、お話をしますが、小沢委員も言われていましたが、やはり仕切りをしながら自分の提案したマニフェストで都市づくり、まちづくりをしていくということを総合計画の策定委員会の中でどういうふうにして思いを述べるかというのは大変難しいと思うのです。しかし、やはり説明責任なものだから、前回このクラスターの話が出て、副委員長からミカンという言葉が出て、一つになるという表現で盛り上がったわけです。私はミカンの中にはいろいろあるという話をしたのだが、前市長のつくった言葉を否定するところも一つの、これは政治手法なわけです。だから、そういう中に理念がどう入っているかというのは、やはり説明しなければいけないというのは目に見えてあるわけです。前回は時間切れで次に多分行くと思うのですが、策定委員の皆さんもさすがにさまざまなところから来ていますので、そこに議論が集中できればいいと思うようなものを事務局ももう少し集中的に、次回予定の第4章、5章あたりは重要なところなものですから、市長の進行も含めて、柔軟かつ濃密に運営してもらいたいと思いましたので、よろしくお願いします。



○中村哲彦委員長 今ミカンという話が出て、ちょっとミカンとかブドウというのにこだわらないほうがいいです。ミカンという一つの皮の中にぎゅっと詰められて、もうその中で何とか育てという。浜松市がここにあるので浜松市の皮をかぶせてしまって、その中で育てといってもなかなか発展がないです。やはり酸っぱいミカンだっていいし、甘いミカンだっていいし、苦いミカンだっていいし、それぞれの今七つの区がありますが、共通するものは共通して、それぞれいいところを伸ばしてやって。ミカンというのは服が大きい、小さいにかかわらず、糖度は皆同じなのですね。ただ、何も変化のないものができてしまうわけです。ミカンとかブドウとかというのにこだわらずに、そこは余り主張してミカンにしようだなんて言わないようにしてください。よろしくお願いします。

 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○中村哲彦委員長 それでは、本件につきましては当局の説明を聞きおくことといたします。

 それでは、これをもちまして大都市制度調査特別委員会を散会いたします。

                                    15:30