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静岡県 浜松市

平成21年 11月 文教消防委員会 日程単位




平成21年 11月 文教消防委員会 − 11月06日−01号









平成21年 11月 文教消防委員会



          浜松市議会文教消防委員会会議録

1 開催日時

 平成21年11月6日(金)午前10時開議

2 開催場所

 第5委員会室

3 会議に付した案件

 ● 10月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 1 浜松市立高等特別支援学校早期開設を求める要望書について

                〔浜松の子どもを考える会代表小出隆司さん提出〕

 2 台風18号による第三者に対する被害について

4 出席状況

 ◯出席委員(10人)

  委員長   湖東秀隆     副委員長  山本博史

  委員    嶋田初江     委員    鈴木滋芳

  委員    袴田修司     委員    長山芳正

  委員    中村哲彦     委員    丸井通晴

  委員    小松錦司     委員    柳川樹一郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  生活文化部長                 池谷和宏

  生活文化部危機管理監             安形英敏

  生活文化部参事(危機管理課)         大石哲司

  生活文化部次長(市民生活課長)        河合成人

  消防長                    鈴木秀俊

  教育長                    高木伸三

  学校教育部長                 鈴木利享

  学校教育部次長(教育総務課長)        杉山悦朗

  教育総務課教育企画担当課長          山下重彦

  指導課長                   石川和男

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議会総務課長                 大林幸廣

  議事調査課専門監(議事調査課長補佐)     小宮山敏郎

  議事調査課主任(担当書記)          青葉陽亮

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                  会議

                                    10:00



○湖東秀隆委員長 ただいまから、文教消防委員会を開会いたします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することとします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴は申し出があれば許可することとします。

                                    10:00



△10月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 (生活文化部長から生活文化部参事(危機管理課)を紹介)

                                    10:01



△1 浜松市立高等特別支援学校早期開設を求める要望書について

                〔浜松の子どもを考える会代表小出隆司さん提出〕



△結論

 教育総務課教育企画担当課長から、浜松市立高等特別支援学校早期開設を求める要望書について、参考意見が述べられ、協議の結果、要望書については聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、浜松市立高等特別支援学校早期開設を求める要望書について、当局から説明してください。



◎教育総務課教育企画担当課長 お手元の資料をごらんください。

 本要望書につきましては、10月9日に市長、議長に要望書が提出されました。

 市立高等特別支援学校についての設置目的と経緯について御説明します。

 まず、目的ですが、社会的・職業的自立を目指す中学校発達支援学級卒業生など、障害の程度が軽い子供たちの進学先の確保をするためのものです。

 本来であれば、特別支援学校の設置義務は県にありますが、ただいま説明しました目的を持って、設置の基本方針を設けたものです。

 次に、基本方針策定までの経緯です。

 平成17年10月に浜松市手をつなぐ育成会から教育長へ要望書が提出されました。

 なお、前後しますが、平成17年9月議会では、市立養護学校建設について議員から質問もいただきました。

 その後、平成19年1月には、建設の予定地である砂山町連合自治会及び高砂小跡地利用委員会から、高砂小学校跡地利用に関する要望書をいただきました。

 また、同年2月には、アクティブから教育長へ設立に関する要望書もいただいています。

 こうしたことで、平成19年3月、市立高等特別支援学校設置基本方針(案)を文教消防委員会へ報告し、基本方針が確定しました。

 次のページが、基本方針です。

 2ページ、3ページをごらんください。

 設立の目的については、ただいま説明させていただいたとおりです。

 学校の内容ですが、名称については仮称で、この時点では市立高等養護学校としていました。

 設置場所は、高砂小学校の跡地です。

 設置する学科等については、職業的・社会的自立を目指すということで、かぎ括弧の中の例にあるように、さまざまなコースを考えていました。

 それでは、1ページ目へお戻りください。

 ただいま見ていただきました基本方針に沿って、平成23年4月の設置に向けた準備を進めていましたが、平成20年5月に、浜松商工会議所から県に、特別支援学校高等部の「分校設置」に関する要望書が出されました。

 県では、これを受け、平成23年4月、市立の高等学校の設置と同時期に分校の設置を検討しているということでした。平成20年10月から11月にかけて、特別支援学校高等部の設置検討会を開催しました。保護者等関係団体、県、市が入り協議を重ねました。その結果、市立ではなく「共生・共育を掲げ、平成23年4月開校を目指す県立特別支援学校高等部の分校設置を先に望む」ということで会の意見がまとまりました。

 これを受け、市立高等特別支援学校の設置については、平成23年4月の設置は見送ることになり、今後については、県立の分校設置の状況も踏まえ、保護者や関係団体の意見を聞きながら、改めて検討していこうということになりました。

 なお、この会議の決定に沿って、11月20日に保護者等関係団体、浜松市からも県へ分校設置に関する要望書を提出しました。

 その後は、県が浜松城北工業高校への分校設置を公表し、現在、準備が進められているところです。

 そして、本年5月には、浜北区の青年会議所が開催した「市長と責任世代が語る浜松の未来」という席上の中で、市立高等特別支援学校についての質問があり、市長が回答しています。

 こうしたことから今回の要望書の回答に当たり、障害のある子供が将来自立していく上で、教育環境は重要であると認識していますので、子供たちにとってよりよい教育環境の実現を図るために、昨年度に引き続く協議の場として、教育環境特別支援懇談会を開催し、保護者や関係団体の皆様の御意見をお聞きしながら、県立特別支援学校高等部の分校設置の状況を踏まえ、引き続き検討していきたいと考えています。

 なお、この会議のメンバーは、保護者、関係団体の代表者、県、浜松商工会議所、特別支援学校長、そのほか市では労政担当、障害福祉課も含め協議を進めていきたいと考えています。今申し上げました内容で団体にも回答していきます。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆嶋田初江委員 今、各中学校に拠点校方式ということで発達支援学級がありますが、その発達支援学級に通っている子供たちが卒業後どうしているのか、100%進路先があるのかどうか教えてください。



◎教育総務課教育企画担当課長 平成20年度の卒業生の状況ですが、全部で76人の卒業生がありました。そのうち普通科高校が5人、特別支援学校高等部が51人、職業訓練校が6人、施設等に入所された方が10人、就職された方が2人、在宅が2人、合計76人です。特別支援学校高等部へ入られた方が51人で、全体の中で67%ほどの方が特別支援学校高等部へ進まれている状況です。



◆嶋田初江委員 高砂小学校の跡地につくるという予定だった浜松市の特別支援学校高等部、地元も受け入れの体制は整っていたと思います。

 今の状況を聞いた限りでも、卒業後に在宅の人もいて、県立の学校が本当に慢性的に満杯状態だということも聞いていますので、要望にあるように、早期につくるべきだと考えています。



◆柳川樹一郎委員 同じような質問ですが、76人卒業生があったということですが、76人前後の生徒が毎年卒業していくのですね。

 今度つくる県立の学校は18人の3学年ですので、合計54人。20年度の卒業生が51人だから足りるという感覚かもしれませんが、それは違います。現状、受け入れは既に大変な時代になっている。

 また、当初、高砂小学校が南小学校と統廃合の中で統合したときの地域との約束というのがある。約束事は、何でもそうですが、合併でもそうですが、約束事、協定を結んだ以上は、市として責任を持って、その約束をなし遂げていくのが本来ではないかと思います。

 統合のときには、どんなに苦労してでも、何とかしましょうということで意見調整をして毎晩のように地域では話し合って、跡地はどうするという話も出ました。統合が終わって、南小学校のあったところは双葉小学校になりますが、高砂小学校があったところがあいたときには、支援学校でいきましょうということは、何度も話し合って決めたことです。きのう、きょうの話の中で決めたことではありません。地域では、高砂小学校も発達支援学級も持っていましたから、ぜひともそういうところで役に立ちたい。そうすれば、この学校もずっと存続できるという約束で統合したのです。

 私は、23年の県立特別支援学校高等部の分校設置の様子を見ているなんて、甘いことを言っている時代ではないと思います。

 それと同時に、今、中学校の発達支援学級を卒業して特別支援学校の高等部へ行くのですが、実際の現状を見ると、県立の中学校を卒業した生徒と、市立の中学校を卒業した生徒とのレベルの差と言ったら語弊があるかもしれないが、少し差があります。そういうことを考えずに、県立の高等学校で全部一緒にしてしまうと、せっかく市立の中学校で学んできたことが、県立の高等学校へ行くことで、少し物足らないものになるという状況が生まれていると聞きます。そういうことを考えると、やはり市立の中学校から継続して受け入れられる学校がないといけないと思います。ですから、ぜひとも、早々にもう1回検討の場にあげていただきたいと思います。現在、少子化で出生率は落ちていますが、障害児の発生率は年々ふえているという現状をしっかりとらえて考えていただきたいと思います。



◎教育総務課教育企画担当課長 柳川委員御指摘のとおりです。現状として、やはり発達支援学級の子供の数は年々ふえているのは、数字を見れば、間違いのない事実です。受け入れ先は、今回の要望の場でも、保護者、団体の方からそのような声をいただいていますが、現時点でスケジュールを出すというのは難しいです。昨年度申しましたように保護者の代表の方を交えた会は継続して、本年度も既に1回開催していますので、定期的にそのような会を開催していく中で、今の子供たちにとってよりよい教育環境というのはどういうものなのかということを含めて協議を進めていきたいと思います。



◆丸井通晴委員 確かに障害児を抱えた親御さん、あるいは障害児教育に携わる教職員の皆さんから聞いて、実情はよく知っていますが、非常に大変です。学校教育法において、特別支援学校の設置義務は県にあるということですが、法は法として、私は県イコール政令指定都市だと思います。

 それでもう一つは、中学校の発達支援学級へ通う子供たちもそうですが、遠いと通学途中でどこかに行ってしまったのではないかと、親御さんも非常に心配しています。気候の変化などによっても、脳に影響を及ぼすとのことです。城北工業高校内に県立の学校をつくるのはいいのですが、それはそれとして、保護者の団体の皆さんの御意見も伺いながら、分校のような形でもいいと思いますので、市立の学校の設置をお願いします。私の母校は高砂小学校ですが、そこの二つ、三つの教室でもいいと思います。

 例えば、芳川北小学校にも南陽中学校にも発達支援学級があるので、いわゆる駅南、新幹線から南の方は高砂小学校跡地の高等学校へ、北の方は城北工業高校内に設置される高等部の分校へという案も考えながら、障害を持ったお子さんのこれからの生活、あるいは職業訓練等に、ぜひ教育委員会としても前向きに取り組んでいただきたいと思います。



◎教育総務課教育企画担当課長 ことし浜北養護学校が県立に移管され、県ではエリアをある程度設定しています。しかし、地域的に浜北区までは通えないという声も確かに生の声としてあります。丸井委員御指摘の点については、そのとおりだと思います。

 市としてどのような取り組みができるかということですが、県との協議の中でも、そうした件について検討していく必要があると認識しています。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:21



△2 台風18号による第三者に対する被害について



△結論

 生活文化部次長(市民生活課長)から、台風18号による第三者に対する被害について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 次に、台風18号による第三者に対する被害について、当局から説明をお願いします。



◎生活文化部次長(市民生活課長) さきの台風18号により、第三者に対して被害を与えてしまったことについての御報告です。

 まず、被害状況ですが、発生日時は10月8日午前5時ごろです。

 発生場所は、中区中沢町46番21号です。

 被害内容は、下の位置図をごらんください。

 浜松斎場が管理している「中沢子供の森」の立木のクロマツが、根元から倒れ、隣接する民家の屋根を破損させたものです。

 対応状況ですが、被害に遭われた方々から市役所に連絡が入り、斎場の職員が現場を確認し、被害状況を把握しました。

 その後、職員から土木業者に依頼し、現場を確認すると、ここは作業用の重機が入らない場所で、手作業による除去になりまして、翌日10月9日に、専門業者によって、民家の屋根の上の倒木を除去し、損傷した屋根の一部をブルーシートで覆う対応をしました。

 被害状況については、別紙の写真をごらんください。

 今後の対応ですが、被害発生の原因や状況等を精査し、今後の対応を決定していきます。

 なお、資料にはありませんが、現在の対応状況です。

 今、被害に遭われた方が住宅の施工業者に復旧工事の見積もりを依頼し、約105万円程度かかるという見積もりが出ました。

 復旧工事については、被害者の方の家屋のなるべく早い原状回復を行っていきます。

 きょうの朝の状況は、足場がちょうど組まれたところです。来週ぐらいから屋根の修理に入るということです。



○湖東秀隆委員長 当局の説明が終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆柳川樹一郎委員 補修工事の見積もりが出てきたということですが、迷惑をかけたことに対して、慰謝料、迷惑料などは考えているのか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) このように台風が原因であるため、市としては施設内の樹木の管理ということもあり、非常に難しいのですが、実費だけの賠償ということで考えています。しかし、これは、まだこれからの話ですので、確定的なことは申し上げられません。



◆柳川樹一郎委員 家の価値というか、修理すれば修理した分だけ家の価値が落ちてくる。保険に入っていて、保険が天災の場合には2分の1出るかもしれない、その保険を使わないのであれば、市が弁償をするだけで終わってしまうのは、何か味気ない感じがしました。裏に木があったばかりに被害を受けたと末代まで言われてもいけないと思いましたので。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 被害者の方とは、しっかり話をして、御納得いただけるようにしたいと思います。

 保険は、全国市有物件の保険の対象になります。これは原因が台風で、賠償の内容については今後決まってくると思います。



◆丸井通晴委員 「中沢子供の森」の管理は、浜松斎場でやっているのですか。

 この写真を見ると、まだほかにも松の木が立っています。今後の整備についてはどう考えていますか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 浜松斎場は昭和四十何年のときに、地元対策でこのような広場的なものをつくりましたが、実際は使われていないということで、昭和の終わりごろから平成10年ごろにかけ、このあたりは駐車場が少ないので、駐車場整備を考えましたが、いろいろな課題があり、進んでいないのが現状です。今、委員から話がありましたほかの木については、危ないものは、今後予算をとって、枝を落とすなどの対応をしていきたいと考えています。



◆袴田修司委員 この件のみならず、この前の台風では、市内の至るところで木が倒れたという話を聞きました。人的被害という面では、余り大きなものはなかったと聞いていますが、それが少し前に根上がり松が倒れたなどという話を聞くと、全部と言われると難しいのですが、このように人家に近いところや、道路沿いなど、人的被害を起こす可能性のあるところの木のチェックというか、専門家による点検というものが必要だと思いますが、そのようなことはしているのか、教えてください。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 樹木については、市としては職員の目視のみで、枝が枯れてきたとか、そのようなときに業者に見ていただくということで、随時の対応をしています。

 中沢の墓苑については、ほかにも民家に近い木がありますので、再度見ていきたいと考えています。



◆袴田修司委員 なかなか全部の点検をするのは大変でしょうが、危険性、可能性のある木で、かなりの年が経過しているものについては、専門家によるチェック、検査を計画的に行ってください。これは、生活文化部のみならず、土木部など関連部署と連携をとりながら、危機管理、予防という側面からの取り組みを考えていただきたいと思います。



◆嶋田初江委員 きのう現場を見てきました。すでに1カ月もたっているのに、まだ白いシートがかぶっていました。本当に人的被害が出なくてよかったと思います。寝ているところに松が落ちてきたと聞きました。とにかく人的被害が出なくてよかったと思います。

 皆さんからも出たように要望ですが、もう少しきちんと管理をしていただきたいと思います。きのう見た限りでも、まだまだ覆いかぶさるような巨木がありますので、早く管理していただきたいと思います。昭和の時代に管理をしているころは、子供たちが遊んでいたという現実もあるそうですが、実際にあちらに行ってみると、周りにお墓がいっぱいあって、遊ぶような環境ではないと思いました。ぜひ市の手できちんと管理していただきたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 火災等においては防火帯ということで、木と木が類焼、延焼しないように間隔をあけて植えるということがあります。この木は火災のときにも火が家屋へ及ぶ場合があります。危機管理ということも指摘されていますので、十分なチェックをお願いしたいと思います。

 それでは、質疑・意見を打ち切り、本件は聞きおくこととします。

 以上で文教消防委員会を散会いたします。

                                    10:31