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静岡県 浜松市

平成21年 11月 建設委員会 日程単位




平成21年 11月 建設委員会 − 11月05日−01号









平成21年 11月 建設委員会



          浜松市議会建設委員会会議録

1 開催日時

 平成21年11月5日(木)午前10時開議

2 開催場所

 第4委員会室

3 会議に付した案件

 1平成20年(ワ)第590号 境界線確認請求事件の判決について

 2第3回浜松市都市計画審議会案件について

4 出席状況

 ◯出席委員(10人)

  委員長   河合和弘     副委員長  西川公一郎

  委員    新村和弘     委員    野尻 護

  委員    渥美 誠     委員    酒川富雄

  委員    桜井祐一     委員    二橋雅夫

  委員    松下福治郎    委員    酒井基寿

 ◯欠席委員(1人)

  委員    高林一文

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  都市計画部長                 柴田邦弘

  都市計画部次長(都市計画課長)        山川 修

  土木部長                   松井 充

  土木総務課長                 藤谷博美

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議事調査課副主幹(議会運営グループ長)    小池恒弘

  議事調査課主任(担当書記)          伊藤和之

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                  会議

                                    10:00



○河合和弘委員長 ただいまから、建設委員会を開会いたします。

 高林一文委員から欠席の届出がありましたので、よろしくお願いします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○河合和弘委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することといたします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○河合和弘委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することといたします。

                                    10:00



△1 平成20年(ワ)第590号 境界線確認請求事件の判決について



△結論

 土木総務課長から、平成20年(ワ)第590号境界線確認請求事件の判決について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○河合和弘委員長 最初に、1の平成20年(ワ)第590号境界線確認請求事件の判決について、当局から説明をお願いします。



◎土木総務課長 お手元の資料により、平成20年(ワ)第590号境界線確認請求事件の終結について説明します。これは平成20年7月28日の建設委員会において、争うという報告をした事件です。事件名は、平成20年(ワ)第590号境界線確認請求事件です。提訴日は、平成20年6月24日です。原告は、浜松市中区富塚町のA氏です。被告は、浜松市中区元城町103番地の2の浜松市の代表者浜松市長鈴木康友、及び浜松市中区葵西二丁目のB氏ほか1人です。

 次に、事件の概要は、資料の裏面の位置図をごらんください。訴訟箇所は浜松市中区住吉一丁目地内で、浜松市立城北小学校の北側及び聖隷浜松病院の西側に位置する市道住吉47号線です。写真Aは問題の境界点にある境界くいです。側溝のふたを立てかけて写真を撮っています。また、写真Bは市道住吉47号線の現況写真です。赤い丸の部分が境界くいのある場所です。下の公図写しをごらんください。?の住吉一丁目84−1が原告A氏の所有地で、?の住吉一丁目86−5が被告B氏ほか1人の所有地です。また、?の住吉一丁目84−3及び86−2は市道住吉47号線です。原告は、?の住吉一丁目84−1の自己所有地において、売買を目的とする測量により境界確定を行うため、浜松市に境界確定申請書を提出し、現地立会いを行ったところ、西側隣接地所有者のB氏ほか1人が平成15年度の市道側溝改良工事の際に、既存の境界くいは移動しており、正しい位置は現在の境界くいから約40センチメートル車道側にあったと主張し、承諾が得られなかったことから、登記手続ができず訴訟により境界線の確定を求めたものです。

 次に、口頭弁論の状況は、平成20年7月31日から平成21年7月17日にかけ、静岡地方裁判所浜松支部において、合計8回の意見聴取がされ、浜松市はもともと現地立会い時から、原告と境界線について合意し、認めてきたところです。なお、訴訟費用について応訴しました。一方、被告B氏ほか1人は一貫して市施工の側溝改良工事にて境界くいが移動されていると主張し答弁書を提出したものの、証拠書類はみずからが主張する境界部分を写真及び図面上に表示したもので何の根拠もないものでした。

 次に、判決の内容は、公図写しをごらんください。?の土地と?の土地との境界は、イ点とロ点を結ぶ直線であることを確定する。?の土地と?の土地との境界は、ロ点とハ点を結ぶ直線であることを確定するとして原告の主張どおりとなりました。また、訴訟費用は、被告らの負担とすることで、平成21年8月27日に判決が言い渡されたものです。

 なお、今回の訴訟は浜松市顧問弁護士への訴訟代理委任は行わず、本市の土木総務課及び政策法務課の職員にて対応してきたものです。



○河合和弘委員長 当局の説明は終わりました。

 質疑・意見はありませんか。



◆酒井基寿委員 この報告書だけでは浜松市が負けていることになります。負けているということは、浜松市のどの時点及びどの行為に瑕疵があったのですか。



◎土木総務課長 これはT字に交わる境界確認で当事者は3人あります。その当事者3人の意見が不一致の場合に、浜松市が原告と意見が一致したとしても、原告が訴えると浜松市も被告となります。これは、あくまで建前上と考えています。



◆酒井基寿委員 そうすると、被告B氏ほか1人の主張は、くいが車道側に40センチメートル出ていたということですか。



◎土木総務課長 そういうことです。



◆酒井基寿委員 この主張はどういう結論になりましたか。



◎土木総務課長 市道住吉47号線は、昭和50年3月に隣接土地所有者の寄附により幅4メートルの認定道路となっています。現在も幅4メートルの道路として機能しており、実測しても道路幅は4メートルです。被告のB氏の主張には無理があり、境界くいは木のくいでかなり腐食しているため移動することは非常に困難です。



◆酒井基寿委員 移動することが困難であれば、この境界くいは従前の位置にあったということですか。



◎土木総務課長 そういうことです。



◆酒井基寿委員 車道側に40センチメートル移動していることに対して、裁判でどのような議論がされましたか。



◎土木総務課長 被告のB氏ほか1人の答弁書として実際に提出された書類は、道路の上にゴムボールを置いた写真を答弁書として提出したもので、40センチメートル境界くいが移動した根拠は全く示されていませんでした。



◆酒井基寿委員 この道路は寄附を受けた2項道路ですか。



◎土木総務課長 はい。



◆酒井基寿委員 そうすると裁判では、2項道路のハ点とロ点を結ぶ線が直線になっているので、この線そのものの認定及び工事の争点はなかったのですか。



◎土木総務課長 そういうことです。



◆酒井基寿委員 浜松市が勝ったのか負けたのかわかりません。



◎土木総務課長 先ほども言ったように、市は原告と境界点について一致しており、たとえ浜松市が被告といえども、この裁判では勝ったと思っています。



◆酒井基寿委員 2項道路なので、セットバックして幅4メートルの道路にするということで、現在は幅4メートルですか。



◎土木総務課長 はい。



◆酒井基寿委員 狭あい道路を拡幅するために寄附してもらったのですか。



◎土木総務課長 そうです。



◆酒井基寿委員 問題はないということです。いつも思うのですが、過去10年間で境界確定の問題で係争事件になったものは七、八件あります。これからの問題として、係争事件になったときに、現実に扱った担当者が退職及び異動した並びに担当者がわからないなどにより、いない場合が多いです。特に30年〜40年経過したものは当然です。そこで、現在は業務を専門家にアウトソーシングする時代です。自論ですが、浜松市はこれからたくさんの境界点や境界線の認定行為があるので、境界の専門家である土地家屋調査士に、その記録を残すことを担保する条件で責任を持って、しっかり行ってもらうことは浜松市としてメリットがある施策だと思いますが、いかかがですか。



◎土木総務課長 3年ほど前から既に公共嘱託協会へアウトソーシングしています。プロの方ですので大変心強く感じています。



◆酒井基寿委員 プロへアウトソーシングすることがいいと思います。ぜひ公共嘱託協会の間口を広げてください。境界線及び境界点の確認行為は専門家に任せることが時代の趨勢だと思います。



◆渥美誠委員 説明で何となくわかりますが、資料の公図写しで、イ点及びロ点並びにハ点の位置関係が記載されています。実際に争点となっている境界の位置のわかりやすい資料はありますか。



◎土木総務課長 実測図及び公図などの資料はあります。



◆渥美誠委員 簡単に言うと、敷地のこの部分が争点になっているという、わかりやすい資料が欲しいです。



○河合和弘委員長 以上で質疑・意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくことといたします。

                                    10:14



△2 第3回浜松市都市計画審議会案件について



△結論

 都市計画部次長(都市計画課長)から、第3回浜松市都市計画審議会案件について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○河合和弘委員長 2の第3回浜松市都市計画審議会案件について、当局から説明をお願いします。



◎都市計画部次長(都市計画課長) お手元の資料により、第3回浜松市都市計画審議会案件について説明します。第3回浜松市都市計画審議会案件は、10月1日に浜松市役所で開催されました。案件は、浜松市都市計画地区計画(蜆塚二区地区)の決定(浜松市決定)の1案件でした。案件の縦覧期間は、8月21日から9月4日まででした。縦覧者数は、1人でした。意見書は、ありませんでした。

 次に、地区計画の概要として資料の4ページの位置図をごらんください。蜆塚二区地区は、JR浜松駅から西へ約2.2キロメートルに位置している閑静な住宅地です。

 次に、資料の5ページの拡大図をごらんください。昔この地区内の南西よりに市営住宅がありましたが、この市営住宅跡地利用に端を発して、任意のまちづくり協議会が平成16年2月に発足し、その後の平成17年10月7日に住民協議推進条例に基づき、蜆塚二区地区まちづくり協議会が設立されました。平成21年4月16日に地区計画の原案が蜆塚二区地区まちづくり協議会より浜松市に申し出されました。これにより、浜松市都市計画地区計画(蜆塚二区地区)の決定(浜松市決定)は、住民協議推進条例に基づく申し出制度によるものです。本市は、手続を進め土地計画の案としたものです。

 次に、地区計画の詳細の都市計画内容は資料の2ページをごらんください。名称は、蜆塚二区地区計画です。位置は、浜松市中区蜆塚一丁目の一部です。面積は、約7.3ヘクタールです。主な制限の内容の概略として、表の下半分をごらんください。建築物の用途の制限は、規模の大きな車庫及びワンルームマンションなどを制限しています。一つ飛ばし、建築物等の高さの最高限度は、11メートルかつ階数の和は4以下とする制限とし、実質的にマンション等を規制できるようになっています。このほか建築物の壁面の位置の制限、及び建築物等の形態または意匠の制限、並びにかきまたはさくの構造の制限を定めるものです。また、それぞれ既存建築物等に係る適用除外が設けられています。

 なお、資料の6ページ以降は、都市計画審議会においてパワーポイントで説明した資料です。

 次に、資料の1ページをごらんください。第3回都市計画審議会において、浜松市都市計画地区計画(蜆塚二区地区)の決定(浜松市決定)は了承され、平成21年11月中に都市計画決定の告示を予定しています。



○河合和弘委員長 当局の説明は終わりました。

 質疑・意見はありませんか。



◆酒井基寿委員 資料の2ページで、この蜆塚二区地区における建築物等の形態または意匠の制限の?敷地境界から突出するものを認めないことになっていますが、浜松市内で敷地境界から突出するものを認めている地区もあると思いますが、いかがですか。



◎都市計画部次長(都市計画課長) あります。



◆酒井基寿委員 敷地境界から突出して道路上にある広告物の設置を認めている地区はどこですか。



◎都市計画部次長(都市計画課長) 道路占用の基準があり、手元に詳しい資料がないので詳しいことがいえませんが、一般的に道路占用許可基準に基づき可能なものが決められています。



◆酒井基寿委員 どの地域が認められているのですか。



◎都市計画部次長(都市計画課長) 特に地域は決められていませんが、一般的に道路占用許可がされていれば認められています。



◆酒井基寿委員 どの地域でもいいのですか。



◎都市計画部次長(都市計画課長) はい。



◆酒井基寿委員 ただし、この蜆塚二区地区は禁止されるのですか。



◎都市計画部次長(都市計画課長) そうです。



○河合和弘委員長 以上で質疑・意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくことといたします。

 以上をもちまして、建設委員会を散会いたします。

                                   10:22