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静岡県 浜松市

平成21年  9月 文教消防委員会 日程単位




平成21年  9月 文教消防委員会 − 09月17日−01号









平成21年  9月 文教消防委員会



          浜松市議会文教消防委員会会議録

1 開催日時

 平成21年9月17日(木)午前10時開議

2 開催場所

 第5委員会室

3 会議に付した案件

 ● 9月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 1 付託議案審査

 2 財団法人浜松市文化振興財団の平成20年度決算について

 3 (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)に対するパブリック・コメントの結果について

 4 専決処分の報告(地方自治法第180条関係)について〈専決番号38〉

 5 平成21年度「全国学力・学習状況調査」浜松市の結果(速報)について

 6 はままつの教育について語る会の報告について

4 出席状況

 ◯出席委員(10人)

  委員長   湖東秀隆     副委員長  山本博史

  委員    嶋田初江     委員    鈴木滋芳

  委員    袴田修司     委員    長山芳正

  委員    中村哲彦     委員    丸井通晴

  委員    小松錦司     委員    柳川樹一郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  生活文化部長                 池谷和宏

  生活文化部危機管理監             安形英敏

  生活文化部参与(文化政策課・文化振興財団)  齋藤愼五

  生活文化部次長(市民生活課長)        河合成人

  文化政策課長                 佐竹玄吾

  危機管理課長                 宮崎 稔

  消防長                    鈴木秀俊

  消防局消防次長(消防総務課長)        山岡信明

  消防局消防次長(警防課長)          牧田正稔

  教育長                    高木伸三

  学校教育部長                 鈴木利享

  学校教育部次長(教育総務課長)        杉山悦朗

  学校施設課長                 黒柳寿一

  指導課長                   石川和男

  こども安全課長                安井清美

  調達課長                   神谷忠男

  調達課専門監(調達課長補佐)         鈴木廣延

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議事調査課長                 山本 泉

  議事調査課主任(担当書記)          青葉陽亮

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                 会議

                                    10:00



○湖東秀隆委員長 ただいまから、文教消防委員会を開会いたします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することとします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴は申し出があれば許可することとします。

                                    10:00



△9月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 (生活文化部長から生活文化部危機管理監、危機管理課長を紹介)

                                    10:02



△1 付託議案審査



△(1)第156号議案浜松市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について



△結論

 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第156号議案浜松市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。

          〔質疑・意見なし〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切り、採決します。第156号議案浜松市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定することに異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 異議なしと認め、第156号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

                                    10:04



△(2)第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)

          第1条(歳入歳出予算の補正)中

          第2項中

           歳出予算中

            第9款 消防費



△結論

 採決は、審査順序6で一括して行うこととなりました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)中、消防に関係するものを議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。

          〔質疑・意見なし〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切ります。第143号議案の採決は審査順序6で一括して行います。

                                    10:06



△(3)第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)

          第1条(歳入歳出予算の補正)中

           第2項中

            歳出予算中

             第2款 総務費中

              第1項 総務管理費中

               第26目 旅券窓口費

              第9項 文化振興費

              第13項 戸籍住民基本台帳費



△結論

 採決は、審査順序6で一括して行うこととなりました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)中、生活文化部に関係するものを議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆嶋田初江委員 旅券窓口費について、お聞きします。これは、以前から文教消防委員会で説明があり、県からの事務移譲で、仕事の量に比べて予算が伴わないということで、7区役所すべてで行う予定であったものが3区役所になったという説明もありました。中区役所では西部旅券センターの仕事をそのまま引き継いでいると思いますが、新しい事業を始めるに当たっては職員の皆さんも苦労が多かったと思います。西部旅券センターと同じ数の人員が配置できたのですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 人員については、業務量を勘案し、各区民生活課に状況を聞き、人事課に人員の要求をしました。中区役所は8人、北区役所は1人、浜北区役所は2人の非常勤職員の配置を考えています。



◆嶋田初江委員 現場の方にお聞きしたところ、西部旅券センターから来ていただく方もいるとのことで、思ったよりスムーズにできたと聞いています。しかし、仕事量がふえることによって職員の健康を害することのないようにお願いします。



◆柳川樹一郎委員 天竜ものづくり継承施設整備事業ということで、エレベーターをつけるようお願いしましたが、このように予算化していただき、ありがとうございました。



◆袴田修司委員 音楽文化都市交流事業についてですが、我々も会派で札幌を視察したときに、札幌の音楽文化はかなりレベルが高いと感じました。都市交流については積極的に行ってもらいたいと思いますが、大事なことはこれにかかわる人がどれだけいるのかということと、行っていることを市民にどれだけPRできるかということだと思います。イベントや子供たちの交流にどのくらいの人数の参加を想定しているのかということと参加される方以外の市民の方に知っていただくために映像等でPRすることを計画しているか教えてください。



◎文化政策課長 参加想定人数ですが、ジュニアクワイア浜松が札幌に行くのは団員約80人とその関係者です。そして、札幌からこちらにいらっしゃる方が30人程度の中学生のバンドで、浜松市民文化フェスティバルの中高校生部門に出演していただきます。最後に、毎年度開催している選抜吹奏楽大会の一つのバンド100人程度の高校生のバンドに出演していただきます。ステージにのっていただくだけでは交流になりませんので、もう1泊していただいて市内の中学校、高校と交流していただきます。実際にかかわる人数はこれだけですが、それぞれのイベントでの紹介アナウンスでは、富士山静岡空港のアピール、浜松市の音楽文化のアピールも行います。今回は、きっかけづくりですので、行政が費用を負担して相互に派遣をしますが、今後は市民の皆さんに行き来していだだくことを考えています。市民の方がどのようにかかわっていくかということについては、具体的には、浜松には10月のやらまいかミュージックフェスティバルという市民の皆さんが参加して行うイベントがあり、札幌にもアートステージというイベントは市民の皆さんがいろいろな場所で、いろいろなジャンルの音楽を演奏し合うというもので、お互いの市のホームページでPRし合っていますので、富士山静岡空港を使った交流が広がるのではないかと考えます。市民へのPRですが、浜松から札幌に行く交流について映像を残す計画はしていませんでしたが、札幌の地元マスコミから映像を取り寄せて、浜松でも市民の皆さんにお知らせすることを考えてみたいと思います。浜松市内で行う交流については、広聴広報課を通じてしっかりPRしていきたいと思います。



◆袴田修司委員 熱意は伝わってきました。ぜひ、このような交流が長く続くように、市長だけでなく生活文化部長、教育長なども子供たちと一緒に行って、音楽関係者、教育関係者と交流して、札幌のいいものを吸収してください。また、観光コンベンション課、浜松市文化振興財団など関係機関と連携しながら、いろいろなアイデアを出し合い、観光の分野などでも交流を広げていってください。



◆丸井通晴委員 くぎを刺すようですが、日本航空が富士山静岡空港での運航をやめると発表しました。その富士山静岡空港を使うということで県から100万円の補助金があるわけですが、札幌との音楽文化の交流というのは、この空港の利活用が前提となっているのではないですか。札幌の便がなくなり、この空港を利用しない場合に札幌との音楽文化交流はどうなるのですか。他の空港を利用してでも継続して札幌市と交流をしていく考えですか。運行がなくなったら、単発で交流もやめてしまうのか。どちらですか。そうすると、札幌でなくてはいけないのかという問題が出てきます。熊本や小松などとの交流も考えておいたほうがいいのではないですか。



◎文化政策課長 非常に難しい問題ですが、都市間の連携は、札幌だけではなく、音楽のまちづくりをしている都市とは交流したいと基本的には思っています。交通手段の問題がたまたま発生しているだけで、音楽を通じて交流することには変わりないと考えています。



◆丸井通晴委員 要するに県の補助金がなくなっても行うということですね。



◎文化政策課長 今回の財源は約束ですので、いただかなくてはなりませんが、来年度以降については何とも言えません。



◆丸井通晴委員 消防音楽隊が行ってもいいと思います。音楽の都だからしっかり発信してほしいと思います。県の補助金がなくなっても市の事業として行ってほしいと思います。応援します。



◆小松錦司委員 今回の事業は、プロモーションやプロデュースの企画書や計画書の作成をしてありますか。



◎文化政策課長 仕掛けを含めて基本的なプロモーションについては、企画課シティプロモーション担当と相談しながら進めています。今後の仕掛けですが、札幌市と話し合っているのは過大な経費をかけずに実質的な交流で効果を上げようということが、今回の交流宣言にもうたわれていますので、それを基本に進めていきたいと思います。



◆小松錦司委員 では、公表できるような企画書や計画書ができているということですか。



◎文化政策課長 交流宣言の裏の細目にこういうことを行いましょうとうたわれていますので、3年間はこれにしたがって動いていきたいと思います。



◆小松錦司委員 全国放送でPRするなど、しっかりプロモートできるような企画書ができているのですか。



◎文化政策課長 そのようなプロモーションの企画書はありません。



◆小松錦司委員 残念ですが、浜松市の企画課シティプロモーション担当は具体的なプロモーションについて各課の相談を受け、推進していく体制にはなっていません。所管課できちんと行うものについて、協力することしかできないと企画課も言っていますので、生活文化部としてこのことをきちんとプロモートして、音楽事業について浜松から発信していくという考えでよろしいですか。



◎生活文化部長 そのとおりです。ただいま文化政策課長が言いましたように、小松委員が言われる企画書がどのようなものかはかり知れませんが、生活文化部としては交流宣言の細目に基づいて、とりあえず今年度を含めた3年間実施していきたいと考えます。また、そのプロモーションについては企画課シティプロモーション担当と調整しながら進めていきたいと考えています。



◆小松錦司委員 来年度は100億円くらい足りないとうわさされていて、この文化振興費などは減額されやすいと思いますが、ぜひこのような事業は根づかせてほしいと願っていますので、遠慮せずにできることは何でもやって、ことあるごとに宣伝して、いろいろな効果を生むように努力してください。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切ります。第143号議案の採決は審査順序6で一括して行います。

                                    10:31



△(4)第159号議案物品購入契約締結について(消防ポンプ自動車)



△結論

 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第159号議案物品購入契約締結について(消防ポンプ自動車)を議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。

          〔質疑・意見なし〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切り、採決します。第159号議案物品購入契約締結について(消防ポンプ自動車)は、原案のとおり可決すべきものと決定することに異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 異議なしと認め、第159号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

                                    10:34



△(5)第161号議案指定管理者の指定について(浜松市旧浜松銀行協会)



△結論

 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第161号議案指定管理者の指定について(浜松市旧浜松銀行協会)を議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆袴田修司委員 指定管理者は浜松市文化振興財団以外にないというのはそのとおりだと思いますが、以前に議論になりましたように場所が移ることによって来場者が急激に減るようなことがないようにしてください。浜松市文化振興財団に実績があるのはわかりますが、今までのやり方でそのまま継続していくだけでなく、新しい事業を展開して、今まで以上に来場者がふえるよう、また市民の皆さんに木下恵介氏への顕彰が広がっていくようにしていただきたいと思います。今後の事業について浜松市文化振興財団と話し合いはしましたか。また、生活文化部と浜松市文化振興財団とで、12月5日の開館にあわせて特別のイベントなど予定していますか。



◎文化政策課長 12月5日のイベントはオープニングセレモニーとしてテープカット等を予定しています。お招きするのは、木下恵介氏の弟さんである木下忠司氏、映画の関係では松竹株式会社の関係者の方、議員の皆さんなどを予定しています。

 また、浜松市文化振興財団と新しい事業についての具体的な話はしていませんので、来年度の事業展開の中で協議していきたいと思います。浜松市文化振興財団では幾つかアイデアを持っているとのことですので、そちらに期待しているところです。



◆袴田修司委員 淡々と粛々と進んでいって、いつの間にか開館していたということになりそうですが、せっかく場所も変わり、施設自体も文化的な価値を高めていこうということですので、もう少し情報発信などについても工夫をしてください。映画館が郊外にもでき、次は磐田市にも映画館ができるということで、人の流れも変わってきている中で、さまざまな機会やネットワークを利用して事業を行っていくべきではないかと思います。鴨江別館をどのように利用していくかという問題も含めて、いつの間にか開館していたということのないようにお願いします。



◎生活文化部長 袴田委員から御指摘いただいた話は、部の選定会議の中で、市民委員の方からも御発言いただきました。特に今までの実績や自主事業が抽象的ではないか、それとあわせてPR、広告宣伝について薄いのではないかという御指摘がありました。また、この条例の審査の際にも小松委員から御指摘を受けているところですので、浜松市文化振興財団の持っているノウハウを最大限に生かして、開館までの時間に市民の皆様、県外の方への周知を図るように進めていきたいと考えます。



◆小松錦司委員 同じことですが、中村與資平氏、木下恵介氏の思いを浜松から東京へ、全国へ、世界へどのように伝えていくのかしっかり考えなくてはならないと思います。



○湖東秀隆委員長 指定管理者として選定されましたが、指定管理者に対して市として言うべきことは言っていただきたいと思います。



◆柳川樹一郎委員 文化に対する取り扱いが軽いように感じます。天竜ものづくり継承施設にしても、この木下恵介記念館にしても、事業がおくれたり、場所が変わったりと何か文化が追いやられているような気がします。浜松の歴史を築いてきた文化をもっと大事にする気持ちが必要だと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切り、採決します。第161号議案指定管理者の指定について(浜松市旧浜松銀行協会)は、原案のとおり可決すべきものと決定することに異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 異議なしと認め、第161号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

                                    10:49



△(6)第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)

          第1条(歳入歳出予算の補正)中

           第2項中

            歳出予算中

             第10款 教育費

          第2条(債務負担行為の補正)中

           外国語指導助手業務委託費

           給食調理業務等委託費



△結論

 審査順序2、3を含めて一括して採決した結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)中、学校教育部に関係するものを議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆鈴木滋芳委員 全般的な話になりますが、緊急経済対策に係る予算は、政権が交代してもなくなることはないと思いますが、武道・ダンス地域連携指導実践事業は、国から予算がなくなったと言われたらどうなりますか。



◎指導課長 武道・ダンスの必修化については、既に新しい学習指導要領に規定されていて、平成24年度から全面実施になります。この学習指導要領は、法律とほぼ同じで、必ず実施しますので、これに係る事業の予算がなくなることはまずないと考えます。文部科学省と連絡をとりながら進めていきます。



◆鈴木滋芳委員 市の単独事業になってもぜひ実施していただきたいと思います。



◆中村哲彦委員 電子黒板活用調査研究事業については、WTOの対象にはならないのですか。



◎学校施設課長 今回の電子黒板の購入は最大39台で、額としても2700万円程度で、3500万円以上にならないため、WTOの対象となりません。現在浜松市で行っている、地域経済対策として地元優先、本店市内業者への一般競争入札を予定しています。



◆嶋田初江委員 前回の6月定例会の補正予算で、各学校に1台ずつの電子黒板の予算がつきましたが、今回の補正では新たにモデル校の調査研究ということで、現場の先生方の教材研究の時間を短縮し、負担を減らすための事業になると思いますが、順序が逆だったと思います。各学校の現場の先生方の負担にならないように、各学校に導入される電子黒板が有効活用されるようにしっかり調査研究を行っていただくよう要望します。



◆袴田修司委員 電子黒板の操作方法の習得、教材の準備など、現場でやらなければいけないことがたくさんあると思います。教育委員会としてマニュアルのようなものをつくるのか、操作方法は外部講師の研修を受けるのか、サポート体制はどうするのかなど、具体的にどのように準備していますか。それから、このことについて、現場の先生方の意見・要望をしっかり聞いていますか。



◎学校施設課長 全校ではありませんが、既に電子黒板が導入されています。これを全員が使いこなしているわけではありませんので、現状はIT関係が得意な先生のみの使用になっているかと思います。今回はこれを全学校に広げるということです。嶋田委員から順番が逆ではないかという御指摘もありましたが、今回の調査研究事業では全校で、普通教室で使っていくためにはどうするか研究していきます。また、今回の電子黒板はパソコンがなくても、実物投影装置やカメラで実物を映して、教材として使ったり、写真を映してその上に文字を書いたり、パソコンと違ったいい面もある機材で、簡単な操作で今までにない効果を生み出すということもうたい文句になっています。今回のモデル校の2校の先生には文部科学省の研修を予定しています。これは機械の操作方法ではなく、教材としての使い方についての研修をしていただきます。それを全市、全校に広めていただきたいと考えています。



◎指導課長 今回小学校1校、中学校1校のモデル校の選定は、指導課が行いました。これは、校長の意向だけではなく、職員にも諮って8割以上の職員のやりたいという意向をもって受けていただきました。



◆袴田修司委員 そういうことであれば安心しましたが、できるだけ今後も現場の先生方の使用実態・要望を聞きながら、展開していただきたいと思います。これについても、浜松モデルと外からも評価されるような事業にしていただきたいと思います。



◆柳川樹一郎委員 武道・ダンス地域連携指導実践事業についてですが、外部指導者を招いて講習会等を行っていかなければならないと思います。実際、全校で行うのは難しいので、モデル校に対して行うことになると思います。このモデル校は柔道で5校、剣道で4校、ダンスで1校と聞いていますが、7区の中で偏ってしまわないかと思います。どのようにモデル校を選定するのですか。



◎指導課長 この武道・ダンス地域連携指導実践事業は、平成21年度から23年度までの3カ年実施します。各年度の拠点校と実践校とがあります。例えば剣道ですと、今年度は拠点校が2校、実践校が7校で合わせて9校で、3カ年では25校になります。この3カ年で剣道を選択する学校にはすべて外部指導者に入っていただく考えです。拠点校と実践校の違いについては、拠点校は外部指導者に入っていただき、保健体育の教員も拠点校に集めて、外部指導者が指導している様子を見て研修会も行います。それから、実践校については外部指導者が入って、体育の教員に指導しながら子供への指導を行います。柔道については、今年度は拠点校2校で、実践校8校、計10校で、3カ年で29校に入っていただきます。ダンスについては拠点校1校、実践校1校、合わせて2校で、3年間で6校です。この3年間で市内すべての中学校をカバーするということになります。また、地域的なバランスも考えて指定していきます。



◆柳川樹一郎委員 外部指導者は何人必要になるのですか。



◎指導課長 今年度の外部指導者は、剣道4人、柔道5人、ダンス1人で合わせて10人の方にお願いしたいと考えています。



◆丸井通晴委員 いいことだと思いますが、問題は柔道着や剣道着などの予算措置をこれからどうしていくかということです。それから男女の別にかかわらず、武道やダンスを選択したいということが出てくると思いますがどうしますか。



◎指導課長 予算措置に関しては、この武道・ダンス地域連携指導実践事業の中にも備品購入費658万円が措置されています。これによって、拠点校の柔道の畳、剣道の防具を充実させます。柔道着、剣道の竹刀などは個人負担ということになります。それから、男女の別にかかわらず、武道・ダンスの選択をするということについては、武道についても、ダンスについても、男女ともに必修となります。



◆丸井通晴委員 柔道着など個人負担にするのであれば、こういう経済状況の中ですので、保護者の方と相談しながら行っていただくようお願いします。



◆柳川樹一郎委員 防具については、直接肌に触れる部分のアタッチメントだけを個人に負担していただき、あとは学校の共通の防具を使わせていただくようにしたらいいと思います。



◆嶋田初江委員 柔道着などは個人負担ということですが、体操着や制服などと同じだという考えだと思いますが、義務教育ですのでできるだけお金のかからない方向で、卒業生の使ったものをリサイクルするなどして負担を軽減できるよういろいろな方法を検討していただきたいと思います。



◆小松錦司委員 電子黒板活用調査研究事業ですが、子供たちの気づきを第一に優先してほしいと思います。子供たちが気がつくような資料を連続して提供するのが、電子黒板の利点だと思いますので、先生方の思い込みだけで教えるということはやめていただきたいと思います。



◎指導課長 指導課の指導主事が1年かけて、すべての小・中学校を学校訪問し、具体的な授業を見ながら、指導・助言をしていきますので、電子黒板を利用する授業についても実際確認しながらアドバイスしていきたいと思います。



◆嶋田初江委員 給食調理業務等委託費の債務負担行為の補正について、反対します。おいしくて安全な学校給食は直営であるべきであり、学校給食調理業務の民間委託は、職業安定法に基づく請負の区分基準に反しており偽装請負に該当すると考えますので反対します。加えて、委託される前と後で同じ学校で調理の業務をしていたパートの方からお話を伺いましたが、同じ仕事をして1時間200円も賃金が下がったとのことでした。その方は、とても意欲のある方で、子供たちにおいしい給食を食べさせたいということで地域の学校で働いてきたのですが、200円下がったということで意欲が時々なえてしまうような思いをすると訴えていました。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、反対の意見表明があったので起立採決を行います。第143号議案は先に申し上げたとおり、審査順序2、3を含め、一括して採決します。

 第143号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第4号)中、文教消防委員会に付託されたものは、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方の起立を求めます。

          〔反対者:嶋田初江委員〕



○湖東秀隆委員長 起立多数であります。よって、第143号議案中、文教消防委員会に関係するものは、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

                                    11:15



△(7)第158号議案工事請負契約の一部変更について(浜松市立積志小学校校舎改築工事(建築工事))



△結論

 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、第158号議案工事請負契約の一部変更について(浜松市立積志小学校校舎改築工事(建築工事))を議題とします。議題に対する当局の説明を求めます。

          〔当局説明〕



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆袴田修司委員 趣旨、内容はわかりますが、価格高騰がどの程度マーケットの中に影響しているのか、わかりません。民間では、こういう話はほとんど出ません。材料の価格の高騰があっても企業努力によって製品の価格には影響させないようにしているという話です。契約金額の増額についての審査は厳しく行って、市民の方にも情報提供できるようでないといけない。審査結果の内容など客観的に判断できるような資料が欲しいと思います。



◎学校施設課長 実際の審査内容については細かく承知していませんが、この単品スライドの流れは、基本的には、請負業者が仕入れた金額を元に、上がっているとすれば請求してくると思いますが、請負額の1%を超えた場合と決められています。それも請負者が調達課に申請すると、調達課から公共建築課に書類が回って内容を精査します。設計時の実勢価格と実際に物が入ったときの実勢価格を比べるようになっています。また、実際に納入した額が実勢価格より低ければ低い額で精査し、公共建築課がスライド額を算定しています。どこまで公表するかについては、判断できませんので、調べまして後ほど御報告します。



◆袴田修司委員 市としては、業者からの申請書のデータに頼るのではなく、市場の価格を客観的に把握することが必要だということを言いたかっただけですので、こういう意見があったということを担当課にお伝えください。



◎学校施設課長 追加になりますが、先ほども言いましたが、業者から出てきた金額そのままではなく、担当課でつくった実勢価格と業者が出してきた額を比べて低いほうでとるようにしてありますので、業者が特別高い金額で仕入れていれば、却下するような仕組みです。



◆鈴木滋芳委員 参考に教えてください。最初のこの工事の落札率は何%でしたか。



◎学校施設課長 この建設工事は、74.06%でした。



◆柳川樹一郎委員 逆に単価が下がったときには、契約金額を下げるようこちらから申し入れをした例がありますか。

 企業としたら、材料の価格が上がるというリスクは常に背負って入札していると思います。それが企業です。反対するつもりはありませんが、これは本来の姿ではないと思います。

 また、材料の価格が上がったため契約金額の変更をすることについては、事前に調達課からもう少し資料が出てきてもおかしくないと思います。



◎学校教育部長 この単品スライド条項は、市のすべての請負工事契約の中に盛り込まれています。この条項を契約の中に入れて、企業のいろいろな状況の中で、材料の単価が上がった場合には請求できるということで当初の契約を締結しています。企業からの申請を担保するために一定の書類を出させて、その申請の審査を行っています。そもそもそういう形で申請が出てくることを許容した形で契約がスタートしているという前提がありますので、一定の条件を満たした請求が提出されれば、受けざるを得ないというのが現状です。



◆柳川樹一郎委員 では、工事の中間検査で、工事監査で現場に行くと思いますが、そのときに当初の鋼材の基準を守って、質を落とすようなことがされていないかしっかり検査していただきたいと思います。軟鉄何%、鋼鉄何%の鋼材を使っているのかという質の問題まで、厳しく見ていただきたいと思います。



◎学校教育部長 委員から御指摘いただきましたので、関係部署にお伝えしたいと思います。



◆丸井通晴委員 工期が平成20年6月から平成21年11月30日までですので、鋼材はほとんど使ってしまっているのではないですか。あと1月ですので、外装などに入っていて、鋼材は使わないのではないですか。



◎学校施設課長 御指摘のとおり、鋼材を使う部分は終わっています。これは、全体の工期の中で2カ月前までなら請求できるというのがありますので、その期間の中で出していただいています。委員の御指摘にもありましたが、全体の工事の中で吸収できる場合もありますので、ぎりぎりになったのかと思います。納入したときの実勢価格でチェックしますので、業者特有の事情は入っていないと考えます。



◆丸井通晴委員 実際に鋼材を納入した時期はわかりませんが、平成20年6月から工事をしていて、使ってしまって、足りないから増額してほしいというのはおかしいという気がしたので質問しました。

       〔「もう少し詳細な資料がなければ審査できない。」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 単品スライドについて、所管の調達課から説明をお願いします。



◎調達課長 単品スライドについて御説明します。単品スライドは、昨年から運用していますが、特別な原因により工事材料等の価格が著しく変動した場合に、請負の代金が不適当となったときに金額の変更を請求するものです。本市の建設工事請負契約約款第25条の5に規定がありますが、この具体的な運用について、御説明申し上げます。

 この単品スライド制について、簡単に申しますと、この案件については鋼材の鉄筋の単価が上がっているというものです。大ざっぱな金額で申しますので、計算しながらお聞き取り願います。

 この当初の設計金額ですが、鉄筋の鋼材の単価をもとに9460万円余としていました。そして、この単品スライドを適用して、この変動価格をもとにした変更後の設計金額は1億1140万円ほどになります。そうすると、金額の差が1680万円近い金額になります。これに対して契約の請負の率がありますので、これに変動した部分の単価を掛けると、約381万円ほどになります。これは消費税等込みの金額ですので、消費税を引くと363万円ほどになります。それに消費税を掛け戻して、381万1500円となります。途中で言った1680万円ほどのお金が出ますが、それに対しても請負の数字及び請負の比率として、工事金額の請負金額の1%を控除しますので、現実的には380万円ほどの数字になります。



○湖東秀隆委員長 質疑・意見はありますか。



◆丸井通晴委員 もう工期が終わりに近いのですね。



◎調達課長 はい。



◆丸井通晴委員 つくるものはもうつくってしまったが、買う契約をしたのがいつであるかによって変わってくるということですね。そこのところの資料等がまだありません。



◎調達課長 今の御質問ですが、一般的には価格変動が発覚、発生した時点から工期の終わりまでには時間がありますので、変動が発覚した時点ですぐ精算ということではなく、最終的に工期が終わる時点で精算にして、そこで支払うという形をとっています。



◆丸井通晴委員 鋼材業者と須山建設とが鉄骨幾らで買いますという契約をするのですね。契約時は1キロ1000円だとしても、2年間通してやっていったら1キロ1300円になったとします。業者が購入した時期によってかわってしまうところがどうかと思います。



◎調達課専門監(調達課長補佐) その適用についてですが、実際に業者が納入した時期と当初の設計額との差を見て、その増に対して適用します。



◆丸井通晴委員 工事をしながら、実際使ってしまっているわけですね。



◎調達課長 はい。



◆丸井通晴委員 11月で工期が終わるというときに、土の中や建築物の中に入ってしまっている鋼材の単価の金額が何で今出てくるのかということです。



◎調達課専門監(調達課長補佐) 一応、単品スライドについては最終的な精算という形になるものですから、実際に起きた時点は昨年ですが、精算するのはすべて終わってから行うことになっています。



◆丸井通晴委員 それならわかった。さきに鋼材やセメントなどの売買について契約しておいてお金を払うということではないのですね。



◎調達課専門監(調達課長補佐) そうです。



◆柳川樹一郎委員 ちょっと納得がいかないのですが、そういう中で、鋼材にもいろいろな種類があります。1キログラム1000円のものから1200円、1300円くらいまでいろいろあって、それぞれ質が違います。そうすると、単価が上がりそうだからといって質の悪いのをおさめて、施工してもこういう材質のものを使っているということは後になってからではわかりません。今となっては検査のしようがない。工事検査では、中間検査をやりますよね。



◎調達課専門監(調達課長補佐) はい、しています。



◆柳川樹一郎委員 そのときに鉄骨の鋼材の質が設計書に書いてあるとおりきちんと守られているかどうかという検査をしているか、そこまで疑いたくなる。



◎調達課長 製品の納入のときには中間検査を、当然行っていると認識しています。



◆柳川樹一郎委員 しかし、こんなことが出てくるから余計に突っ込みたくなります。普通に施工していれば別に問題はないと思いますが、鋼材費が上がったからとこのように補正で出してくれと言ってくるというのはどうかと思います。悪いことを考えるわけではないが、ごまかしておいて、なおかつお金ももうけられるということであれば、疑いたくなります。きちんとこういうナンバーのこういう鋼材を使っていますというのが外に出ていて、正直に施工したものならいいのですが。着工が去年の6月で、契約はその前で、それからずっと何にもなしで、最後になってこうでしたというのは、どうかと思います。今回も工期が11月までのあと2カ月というところで、申請書が出てきます。逆に契約当時は高かったが、今は下がっているということがあるかもしれない。今は少し上がっていますね。だけど、鋼材が今後どんどん上がるということでしたら、卸業者だってごまかして、少しランクの低いものを流しておけばいいのではないか。何を使おうがわからないと思います。普通の現場の職員が鋼材なんて、一々ナンバーのチェックなど行っていません。そういうことを考えると、疑いたくなると言いたい。



◎調達課長 今の中で1点だけ言えることは、契約時の問題ですが、このスライドの運用の適用日が7月1日からになっていますので、それより前の契約については、設計金額より高く買ったとしても、適用にはならないことになっています。運用は、適用日から後に買ったものの鋼材等の名称でこちらの担当でも設計をした当初の価格と変動後の価格を決めます。それと業者が買った価格、これらの三者をそろえて、変動価格を出しています。



◆柳川樹一郎委員 20年の7月以前と、それ以降に買ったものの単価の差が大きく出たということはわかりました。しかし、そのようになったときに、極端なことを言うとAの1という鋼材を使いなさいとしていたものが、実はAの2という単価の低いものにすれば、そこでまたもうかります。そのようにしているのではないかと人を疑いたくなる。7月の時点で単価が上がってきていますという情報がこちらに来ているのか。完了間近の時点になって、どうしようもないので出してほしいと言ってくる前に、鋼材の価格に変動があったことは会社が知っているわけだから、事前に価格が変動したので、単品スライドの適用もあり得ますという報告があってもしかるべきだと思います。もう1年余りもたっているのです。これは疑いたくなります。

 資料は、後できちんと細かいことを調べたものをくれればいいですよ。



◆長山芳正委員 そういうものはしっかり納入したときの写真や日にちを入れて、実際にこの鉄筋を使いました、ナンバー幾つの鉄筋を使いましたという写真を撮って、勘定統計などにつけるものです。普通は確かにこれを使いましたというのがついているのではないですか。



◎調達課長 そのときには製品検査をしていますので、別のものが入ってくるということはないものと思っています。



◆長山芳正委員 まず、その時点で報告すればよかったのです。



◆小松錦司委員 そんな大げさにしようとしたのではなくて、問題ないということを確認したかっただけですが、答え方が悪いので、確認しなくてはいけなくなってしまいます。ですから、今、偽装とか不正の問題がたくさん世の中に蔓延しているので、思いますではなくて、履歴をつけて、今、柳川委員が言ったように、きちんと積算をしたらこうなっています、御安心くださいと報告をしてください。資料をきちんとつけて出していただきたいと思います。



◎調達課長 私ども調達課として、今の御意見等、重々に承りまして、担当の課にその旨の通知をしっかり出させていただくということでよろしくお願いします。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切り、採決します。第158号議案工事請負契約の一部変更について(浜松市立積志小学校校舎改築工事(建築工事))は、原案のとおり可決すべきものと決定することに異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 異議なしと認め、第158号議案は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 お諮りします。本会議における委員長報告については、委員長に一任願うことに異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 異議なしと認め、そのようにさせていただきます。

                                    11:33



△2 財団法人浜松市文化振興財団の平成20年度決算について



△結論

 文化政策課長から、財団法人浜松市文化振興財団の平成20年度決算について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、財団法人浜松市文化振興財団の平成20年度決算について、当局から説明をお願いします。



◎文化政策課長 財団法人浜松市文化振興財団の平成20年度事業報告について説明していきますので、文化振興財団の経営状況説明書の20年度決算をお願いいたします。

 なお、財団に派遣している市職員も説明員として同席させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、1ページの総括事項ですが、キーワードで簡潔に説明していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 20年度は新公益法人会計基準の徹底と外部監査の導入による財団経営の透明化の確保を目指すものです。

 中段以降、管理する施設ですが、11の公の施設の指定管理を行いました。このうち、木下恵介記念館はフォルテの閉鎖に伴って9月で閉館しました。

 なお、新しい木下恵介記念館については、本日御審査をいただいたところです。

 以下、それぞれの事業についての説明となりますが、主なものについて説明させていただきます。

 アの芸術文化活動の企画運営及び提供では、「渋さ知らず大オーケストラ」がユニークな企画として話題になりました。

 2ページをお願いします。ウの人材の育成では、第3回こどもミュージカルが好評を博しました。

 3ページですが、楽器博物館ではコレクション楽器の音をCDにしていますが、このシリーズが朝日新聞などのマスコミで絶賛されました。文芸館では藤枝静男誕生100周年で「すごい作家が、浜松に存在した」を開催し、これまでと異なる切り口で展示を行い、研究者とのつながりもできました。

 4ページですが、浜北文化センターのホールは前年比で稼働率が大幅に向上しました。

 以上が施設の管理運営及び事業の概況ということになります。

 次に、5ページの経営成績についてごらんください。

 大きなところでは、8行目の受取負担金、前年度から4010万円減の3120万8000円となっていますが、この要因は前年度、世界青少年音楽祭のような大きなイベントがなかったため、受取負担金が減ったというものです。

 それから、受取寄附金も前年度から6648万円減の1544万7000円となっていますが、原因は前年度の浜北振興公社の解散に伴う残余財産分が皆減となったためです。このようなことから経常収益は29億5800万円余で、前年度に比べて1億2300万円余りの減となりました。

 このようなことで、事業費の増減を記入してありますが、正味財産期末残高は、前年度と比べて800万円余り増の30億7300万円余りとなったものです。

 6ページですが、こらちは比較財政状況で、比較貸借対照表をごらんください。

 科目欄の3行目、20年度末資産計36億8100万円余りです。前年度に比べ700万円余りの増となっていますが、主に退職給付引当資産の増、リース資産の増などによります。

 一方、負債は6億700万円で、前年度に比べて主に未払い金の減などにより、160万円の減となりました。

 この結果、20年度末に関して、正味財産は30億7300万円余りで、前年度に比べて800万円余りの増になりました。

 7ページですが、今後の課題への対応状況と方針ということになりますが、概況でも申しましたように、19年度決算からは外部監査を導入し、随時公認会計士から指導を受けて公益法人改革に対応できる財団運営に努めているということです。

 また、施設の稼働率の向上に関しては、観光コンベンションビューロー、ホテルオークラ等との緊密な連携をとりながら、課題であった展示イベントホールの稼働率を上げることができたということで、今後もさらなる誘致を図ってまいります。

 (3)中間支援機能の充実としては、ポータルサイト「はまかるドットネット」の開設を行い、1900件のイベントを紹介したということです。20年度からは、浜松文化サポート事業をスタートさせ、初年度は13事業を採択しました。今後はチケット販売の協力、浜松文化育成のため、中間支援機能をさらに充実させていくということが、そこに記入してあります。

 以上、文化振興財団の決算台帳を本当に駆け足で説明してきましたが、8ページ以降に今、述べたような事業実績の詳細、財務諸表等を掲載しましたので、後ほどごらんください。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。これより、質疑・意見を許します。



◆長山芳正委員 いろいろ事業に取り組んでいただいたのはいいのですが、事業を取り組むには財源を必要とします。今始まったことではありませんが、基金運用によって収入を上げるということで、安全で利回りのいいものを買って利息を稼ぐということですが、80ページを見ていただくとわかりますように、外国債が非常に多いです。よくこれだけの外国債を取得したと今になって思いますが、安全で、できるだけ利回りのいいもの、そして利ざやを稼いで、そして収入増に結びつけるということですが、今、こうして帳簿価格、時価、利回り等見ると、運用率も18、19、20年度と全体に下がってきていますが、この基本財産の運用について何か特別に指導とか指摘とかをしているのですか。



◎文化政策課長 我々が指導をしていることを申し上げればよろしいですか。それとも財団側の立場から説明させていただいたほうがよろしいですか。



◆長山芳正委員 どちらでもいいです。



◎文化政策課長 運用方法に関しましては、行革審等での指摘もいただきましたので、新しい運用の方法に関しては、必ず市側と相談をしながら進めることを手順化しています。この外国債に関しては、かなり以前に買われたものでして、基本的には円建てになっていますので、実質上の価格、いわゆる時価と簿価と帳簿価格との差はありますが、満期まで持っていればそのまま返ってきます。当然ながら運用益は高いものですので、このような非常に利率が低い現在の状況では、かなり有意義な債券であると認識してはいますが、その辺のことは財団理事から説明していただきたいと思います。



◎生活文化部参与(文化政策課・文化振興財団) 御指摘いただきました、80ページにあるように、外国債で買ったものが一番右の欄の評価損益にあり、▲がついているものが現在の価値が下がっているものでして、特に大きいのが上から2番目のノルウェー地方金融公社のものですが、1億1300万円余下がっていて、先ほど課長から話があったように、円建てで、満期になったら必ず円建てで元金が戻ってくるという保証がありますので、元金そのものがなくなってしまうことはありませんが、期間が長いので、私どもいろいろ検討をしましたが、今、解約してほかのものを買うと、どうしてもそのまま評価損になってしまうということと、それからもう1点、基本財産は満期保有目的で全部持っていて、会計基準原則の指導の中で、一つでも解約して満期保有でないものを移すと、ほかの債券もそれに準じてそれを行わなければいけなくなり、かなり評価が低くなってしまうため、このまま持ち続けるしかないと認識しています。ただ、一般の企業と同じように、余り価値が下がるようであれば財産としているものを、価値が下がったと減損処理をしなければいけませんが、私どもが所有しているノルウェー地方金融公社の外国債の場合は38%の評価損です。50%を超える評価損の場合には減損処理を必ず行うことになっていますが、この場合には財団内部で検討した結果、外部監査とも相談した結果、そこまでする必要はないと判断しました。それから、去年1億3000万円の損でしたが、ことしは少し価値が上がっていますので、もう少し見守っていきたいと考えます。また、今後は市の指導が出ていますので、外国債を購入することはありませんが、今、起こっていることをしっかり見守り、必ず損のないようにしていきたいと思います。



◆袴田修司委員 展示イベントホールの稼働率が従来からも言われていますが、もう少しこの稼働率を高め、もちろん収入の面もありますが、やはり利用されてにぎわいづくりのキーの施設にならなければいけないと考えます。かなり努力されて前年より5.5%向上したということで、結果としてはよかったと思いますが、まだまだ全体から見ると、あいている日が多いので、さらなる新しいセールス活動というか、いろいろなネットワークを使って、例えば直接大手の企業に売り込みに行くなどしなければならない。場合によっては、市内のホテルと競合することもあるかと思いますが、競争は競争です。市内のホテルで行っているいろいろな事業でも、もう少し広いところのほうがやりやすいのですがという話を時々聞きますので、場合によってはそのような情報も含めて、積極的な民間企業への売り込みが必要になってくるのではないかと思います。その辺をどのように考えているのですか。例えば市がやっている事業でも、今は郊外でやっている、バイクのふるさと浜松などのイベントを町なかでやるほうが、さらに集客が見込めて、イベント自体もよりよくなるのではないかという声もあります。既存の事業の取り込みも含めて、今まで以上に積極的なセールス活動が必要になってくると思います。これには、他の部局との調整も必要になると思いますが、何か今後の取り組み方針というか考え方があればお聞かせください。



◎文化政策課長 まず、外部へのアピール、誘致に関しては、観光コンベンションビューローと一緒になってやっています。観光コンベンションビューローは市内のホテルと一緒になって、東京・首都圏の学会や展示会の企画会社などに売り込みに参り、大きな展示会や学会等を誘致しています。これは市内各ホテルとの取り合いというよりも、そのお客さんを市内のホテルでシェアし合うという考え方のもとに、浜松市が一体となって売り込みに行くことをずっと続けています。今後もさらに続けていきたいと思っています。

 市内のイベントの誘致に関しては、観光コンベンションビューローの誘致セクションが積極的にやっていると伺っていますが、もし何か補足することがあればお願いします。



◎生活文化部参与(文化政策課・文化振興財団) 20年度は57.8%と、今までにない高い稼働率でした。ことしに入り、景気の影響をまともに受け、20年度ほどまではいかないと思います。コンベンションビューローに関しましては課長の言ったとおりですが、その他として市内の浜松医科大学の関係の医師の学会が非常に多いこと、それから、今年度からは関西方面にも学会の誘致に出かけることもしています。ただ、委員御指摘のとおり、企業について直接売り込みに行ったことは余りなく、昨年の利用実績を見ても、企業の労働組合の利用が1件あった以外の利用はないということで、企業方面は確かに弱いところです。どのような企業を回ったらいいのか、また御意見をお伺いし、参考にしていきます。



◆袴田修司委員 確かにそういうことだと思います。企業では今までは、フォルテなどのホールで総会やイベントなどを開催していたような気がします。そのようなものがどこへ行ってしまったのかと思います。景気が悪いから多くは社内で行うということもあるのでしょうが、駅前というメリットをもっと強調して、企業の多くの人を集めて行う、例えば入社式なども含めて、イベントや式典などを取り込めるよう、もっと働きかけてみてはどうかと思います。ぜひそのようなアプローチを商工部などと連絡とり合いながら行ってください。

 それから、例えばはままつメッセやバイクのふるさと浜松のような市の郊外で開催されているイベントにも外からより多くのお客さんを呼ぼうとするのであれば、この前の防災フェアなど見てもわかるように、最も大事なのは人のにぎわいができることだと実感しました。同じ市内でイベントを取り合うことになってはいけないと思いますが、やはりそのようなアプローチをして、場合によっては展示イベントホールのほうがよりいいのではないかという提案するなどして、新たな取り組みをしてください。



◆丸井通晴委員 ビバーチェクラブの会員数は、今6000人ですか。私の会員番号は4400です。10数年たって2000人しかふえていない。そこのところ、黙っていても会費はいただけるので、もっと積極的に会員募集を行ったらどうですか。それから、会員に対する特典ですが、現状はアクトシティで行われるものに対する割引が基本ですが、壬生ホール、浜北文化センター、教育文化会館などで行われるイベントでも、会員証があれば1人1割引きにするなど検討してはいかがですか。そういうことを考えると、先ほど柳川委員が言ったように、文化を奨励していくのに80万人分の6000人というのは、少し少ないと思います。少なくとも万単位にするという算段をして、それでも少ないかもしれないが、収入源としてはどうかと思います。いかがですか。



◎生活文化部参与(文化政策課・文化振興財団) おっしゃるとおり会員数は頭打ちになっていまして、またさらに今、不景気でカード会社等の撤退の話も出るなどして、非常に難しい段階にはあります。確かにビバーチェクラブの会員が私どものイベントに来ていただくという効果がありますので、大事にしたいと思っています。ただ、これは当初からも言っていたことですが、大ホールの座席は2330席しかありませんので、6000人のうちの3000人ぐらいの方が一気に友の会に電話をいただくと、現状5回線が限度ですので、パンクしてしまいます。したがって、会員をそんなにはふやせないという思いもあります。ただ、おかげさまで民間のほかのイベント、それから、市のほかの部署がやるものでも私どものチケットセンターで販売をすることが非常にふえてきました。その繰入金も出ていますので、御意見にありましたように、こういうことはどんどん広げていきたいと思っています。ですから、会員数については今の数を減らさないよう努力していきたいと思いますが、ふやすのは少し無理があります。



◆嶋田初江委員 行革審からも言われているということで、コスト面ではかなり努力され、成果を上げていることと思います。1ページの総括事項ですが、コストが先に出ていて、文化の発信が二の次に追いやられているような感じを受けました。文化や平和の発信というより、コストに関する意見があるので、大変な思いをしているのはわかりますが、また、この時代コスト削減の努力が大変だとは思いますが、もっと文化振興に力を入れて、その文化をしっかり発信してほしいと思います。



◆柳川樹一郎委員 先ほど長山委員の質問でありました、外国債を発行しているノルウェー地方金融公社というのは、日本でいえばどのようなところに当たるのですか。民間に近いのか、それとも県や国のようなものなのか、どちらですか。国に近いのであれば安心面も買えると思います。

 それから、元本割れという問題は私が監査委員をしていたころからあり、そのときから指摘をしています。元本割れしているのであれば、早く処分したほうがいいと指摘しました。それぞれ何年に契約したものか、年次を教えてください。



◎生活文化部参与(文化政策課・文化振興財団) ノルウェー地方金融公社についても、その下のドイツ復興金融公社とかスウェーデンについても、全部政府関係の公社で、すべて万が一のときの政府保証がついています。

 外国債でノルウェーのものは平成15年5月、平成18年7月、平成18年3月のものがあります。それから、スウェーデンのものが平成14年8月、ドイツのものが平成15年です。したがって、平成14年から平成18年3月までのもので、いずれも20年満期、30年満期ですので、一番遅いものでも平成48年までとなります。



◆柳川樹一郎委員 それから、もう1点、浜松には多くの民俗芸能があり、横尾歌舞伎のように無形文化財になっているものもあります。ことしは10月10日、11日の2日間開催しますが、行ってみると、すごいにぎわいの中で行われています。横尾歌舞伎だけでなく、浦川田楽、万人講などもあります。そういうことを大々的に浜松の市民に知ってもらうための、芸能祭という意味で、例えばお祭りデーというイベントを組めないかと思います。先ほど札幌との音楽文化都市交流事業についての話があり、航空路線が廃止されたらどうするのかという話もありましたが、都市間交流、地域間交流によって、できるだけ多くの方に見に来ていただき、感動していただき、次に引佐で開催するときには、そちらへ見に行きたいと思わせることにつながり、広がっていくのではないかと思います。そのようなことを計画してみてはどうでしょうか。



◆小松錦司委員 嶋田委員も言ったように、1ページ目の1番の1行目に、「施設管理を初めとして」と書いてあるのが大変寂しく思います。浜松でGDPが大体3兆円だったとして、その大体0.1%に当たる30億円をこの文化振興財団が請け負っているにもかかわらず、「施設管理を初めとして」と1行目でうたわれています。これでは指定管理者が文化振興財団でいいのかと思います。ですから、行革審の中でも指摘されているように、30億円のうち施設管理に係る額がどのくらいなのか、きちんと見せていただいて、我々に対してこの30億円をどのように使うのかということをきちんと自信を持って訴えかけていただくことが何よりも大切だと思います。

 それから、例えば教育委員会が行っている子供たちのための音楽教室は大変すばらしい事業です。あのすばらしい事業を売り出すことを、どうして行わないのかと思います。それから、ジャズフェスティバルのときは、あのサンクンプラザだけが何の音楽もやらずに、一番のエアポケットで寂しい状態になっていました。このように見ていると、文化振興財団は一体何をやっているのかと言われてしまいます。ですから、一つ一つの事業をきちんと組み立てて、30億円をどのように使うのかということを自信を持って訴えかけるように、書いていただきたかったと思います。これについてコメントをください。



◎文化政策課長 トータル予算が30億円ですが、そのうち指定管理料、施設の管理分が半分の16億円、その他附帯設備分含めますと24億円がいわゆる施設管理に当たる部分で、残りの5億円ぐらいがいわゆる文化のソフト部分ということで、もともと文化振興財団はアクトシティ運営財団というアクトシティというファシリティーを管理運営するという大きな目的を持って設立されたという性格もありますので、施設の管理運営が財団の大きな柱であることは、否めない事実だと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆小松錦司委員 そう言われてしまうと一言言わないといけません。もしそういうことであるならば、5億円と24億円とを分けて、不動産管理業務なのか、それとも文化振興なのかはっきりさせたほうがいいということです。5億円を自信と誇りと迫力を持って打ち出せるような文化振興を行っていただける方にゆだねたほうがいいという話になってしまいかねないと思います。その施設管理業務はわからないわけではありませんが、残りの5億円にやはり重きを置いていただいて、さすが浜松だと言われるような事業の組み立てをぜひしていただきたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、質疑・意見を打ち切ります。

 本件は聞きおくこととします。

 ただいまから、休憩し、午後1時から再開いたします。

                                    12:05

          〔休憩(12:05〜13:00)〕

                                    13:00



△3 (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)に対するパブリック・コメントの結果について



△結論

 生活文化部次長(市民生活課長)から、(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)に対するパブリックコメントの結果について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、会議を再開します。

 それでは、(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)に対するパブリックコメントの結果について、当局から説明をお願いします。



◎生活文化部次長(市民生活課長) (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)に対するパブリックコメントの結果について御説明申し上げす。

 1の趣旨ですが、犯罪のない安全で安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目的とした、(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)の制定に伴い、浜松市パブリック・コメント制度実施要綱に基づいて、条例(案)を公表し、意見募集を行いました。その結果と御提案いただいた御意見に対する市の考え方を公表するものです。

 パブリックコメント制度に基づく意見募集結果の概要ですが、条例(案)の公表及び意見募集期間は、平成21年6月15日から平成21年7月14日までの間に実施しました。

 意見募集結果の公表先としては、広報はままつの全市版の10月5日号に情報を掲載するとともに、市のホームページにも掲載をしました。また、市民生活課、市政情報室などにおいて配布しています。

 意見の提出者数は6人でした。

 提出方法の内訳としては、持参が2件、メールが4件でした。

 意見数とその内訳は、全体で17件の意見があり、そのうち提案が10件、要望が3件、質問が4件となっています。

 案に対する反映は、案の修正が3件、今後の参考意見が3件、その他が11件となっています。

 市の考え方の公表時期ですが、平成21年10月13日を予定しています。

 提出された意見の取り扱いは、提出された意見に対し、市の考え方を公表するとともに、意見を考慮して最終案を策定していきます。

 なお、意見提出者の方々への個別の回答は行いません。

 市の考え方については、別紙のとおりとなっています。

 検討結果ですが、案の修正についてのみ御説明を申し上げます。

 全部で3件ありました。

 1点目は、前文を設けることに修正しました。

 2点目は、第3条の財政上の措置について、より明確化するために追加で記載しました。

 3点目は、第6条で、総合的な施策推進のため、推進指針の策定を基本計画の策定に修正しました。

 今後のスケジュールについては、議案の提出は、平成21年市議会11月定例会を予定しています。

 また、条例の施行は、平成22年1月1日を予定しています。



○湖東秀隆委員長 当局からの説明は終わりました。質疑・意見を許します。



◆小松錦司委員 第3条の市の責務の中で、「市は、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するための総合的な施策を実施する」と書いてありますが、ここに書いてある国や県の機関や警察の機関などを含めたものでないと、総合的に浜松の安全を守るという施策は打ち出しにくいのではないかと思います。一番肝心なところが抜けているように見受けられますが、いかがでしょうか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) まず、この条例における市の基本的な立場です。防犯につきましては、やはり警察が防犯の主導的な役割を果たしているものと思います。その中で警察が今まで自分の各署に防犯協会というものを設けまして、そういった形でやられてきたということです。ただ、こういった犯罪がなかなか減らないような現状の中で、地域からの自主的な活動についてやはり地域での活動で全体的に犯罪を減らしていこうという立場のものです。

 この条例については、市はそれぞれ市民一人一人の責務を規定するとともに、その自主的な防犯活動に対して支援するという立場からこの条例がつくられているということで、警察等についてはこの条例では規定できないというか、警察法という法律に基づいてやられていることですので、規定していません。



◆小松錦司委員 そうすると、この3条の「市は、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するための総合的な施策を実施するものとする」として基本計画までつくりますが、警察関係に関する重要な事柄に関してはどのようにしてほしいとか、どのようにするべきだということをすべて削除した形で総合的な施策を作成するということでよろしいですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) そこまでは言っていません。警察と連携をしながらやっていくということです。それから、市から警察にお願いするもののうち、基本計画の中でお願いするものについてはお願いをしていきたいと考えています。



◆小松錦司委員 ぜひ警察に関することも入れていただきたいと思います。治安や犯罪への対応は警察が基本ですので、警察を入れた形で基本計画をつくらないといけないのではないかと思います。施策の指針を基本計画にするということと、市の責務を総合的な施策を実施するとなっていることについて、確認をしたいと思いますが、部長、お答えいただけますか。



◎生活文化部長 小松委員からお話がありましたように、警察庁とのかかわりですが、本条例案の第1条の目的をごらんください。「市、市民、事業者及び関係機関等が一体となって推進する」ための基本的事項を定めるものですので、警察及び防犯協会等々については、当然皆さんそれぞれの立場で、犯罪のないまちづくりをお願いしていきます。市としては、第3条の市の責務を規定していますが、具体的な施策については、基本計画及び推進指針等で示していこうと考えています。



◆小松錦司委員 条例名が「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」となっていますので、警察の統計に出ている浜松市の諸犯罪に対して、どのくらいが削減されるかということなども含めて、いい結果があらわれるような基本計画ができるようお願いします。



◆嶋田初江委員 このパブリックコメントについては、6人から、延べ17件の意見があったということです。決して多い数ではありませんが、中身はすごくいい提案があると思いました。

 それで、私の要望ですが、閉ざされた社会とか監視社会につながらないようにということで、協議会を設けたらどうかという提案もありました。ぜひ協議会を設けていただいて、いろいろな関係機関との連携や意見交換について、協議会という形で行えば、だれがどのように発言したかということも情報公開することになり、いいと思います。要望ですが、ぜひ協議会を設けていただきたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 なければ質疑・意見を打ち切ります。

 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    13:24



△4 専決処分の報告(地方自治法第180条関係)について〈専決番号38〉



△結論

 指導課長から、専決処分の報告(地方自治法第180条関係)について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、専決処分の報告(地方自治法第180条関係)について〈専決番号38〉について、当局から説明をお願いします。



◎指導課長 地方自治法第180条に基づき、専決処分の報告をします。

 今回の報告は、物損の交通事故です。損害をこうむられた方、また委員の皆様方、そして市民の皆様に御心配をおかけし、心からおわびを申し上げます。まことに申しわけございませんでした。

 議案書60ページ、専決番号38番をごらんください。

 今回の事故の内容ですが、車両の物損事故について和解を行ったもので、和解金額は8万8660円です。相手方は浜松市北区引佐町の方で、事故は平成21年3月5日、北区引佐町の引佐南部中学校北側の県道にて発生しました。

 事故の内容ですが、引佐南部中学校から右折して県道に出ようとしたところ、左側、奥山方面から東へ向かう車両と接触し、当方のバンパー左側の前の部分と相手方車両の運転席のドアを損傷させてしまいました。

 なお、損害賠償については、本市が契約している保険契約に基づいて、相手方に全額をお支払いいたしました。

 今後は、今回の事故を教訓として、二度と事故を起こさないよう努力をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。意見・質疑を許します。



◆中村哲彦委員 原因は何ですか。



◎指導課長 常日ごろ運転して、そこへ行ってなれてはいるのですが、左側の目視が不十分であったとのことです。事故を起こした当人と一緒に現地に行き、現場に立って確認をしました。そのときに、本人から、右側は気をつけて見ていたが、左側の目視が不十分だったということを聞きました。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    13:28



△5 平成21年度「全国学力・学習状況調査」浜松市の結果(速報)について



△結論

 指導課長から、平成21年度「全国学力・学習状況調査」浜松市の結果(速報)について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、平成21年度「全国学力・学習状況調査」浜松市の結果(速報)について、当局から説明をお願いします。



◎指導課長 本年度4月21日に実施しました「全国学力・学習状況調査」浜松市の結果について、今回は速報ということで御報告します。

 なお、詳細な各設問ごとに分析をした結果のまとめについては、今まとめをしている最中でして、まとまり次第、委員の皆様にお届けをしたいと存じます。

 それでは、説明をいたします。

 まず、1番の今回の調査への参加校数・参加人数ですが、小学校6年生、111校、7397人、中学校3年生は38校、5167人、合わせて149校、1万2564人でした。

 なお、中学3年生ですが、この4月21日、修学旅行と重なったため、11校、1621人については後日実施をいたしました。

 これは、この事情については、以前御報告したことがありますが、当初2年前に文部科学省がこの21年度の実施日4月28日と連絡していたわけですが、昨年度の中途で1週間前倒しをすると、そういう突然予定が変更になりました。学校は既に中学校1年生のころから3年生の修学旅行の予約をしており、JR等の修学旅行列車の変更ができませんでした。これについては文部科学省も了解していて、学校行事を優先してほしいということで、このようになりました。

 さて、2番の教科に関する調査結果です。

 まず、(1)の小学校です。国語科については、「知識」に関する問題は全国や県の平均を上回りました。

 なお、「活用」、これは知識を活用するという応用の問題ですが、これについては県の平均をやや上回りましたが、全国の平均をやや下回りました。これはマイナス0.3ポイントぐらいの下回り方です。

 算数につきましては、「知識」も「活用」も全国や県の平均を上回っています。

 その下に国語科、算数科、それぞれ文章で記述がありますが、◯についてはすぐれていた点、●は課題になる点です。時間の関係で一つ一つの説明省略をさせていただきます。

 次に、(2)中学校の結果ですが、国語科、数学科、それぞれ「知識」も「活用」も全国や県の平均をかなり上回っていました。かなりというのは、4ポイントから5ポイント上回っていたということです。

 なお、3番の児童生徒質問紙調査の結果です。これは、子供に対して、大体60項目から70項目のアンケート調査でして、朝何時に起きるかとか、朝食を食べているかというような、そうした細々した生活習慣や学習習慣に関する項目を聞いているものです。それらの結果を見ますと、これまでの昨年度の結果と同様に、総じて望ましい生活習慣が身についていることがうかがえました。早寝・早起き・朝ごはんというのが、非常に徹底しているということです。

 今回、特徴的なことですが、児童・生徒自身が、教師主導ではなく児童・生徒中心の授業が展開されているということを認識している傾向が見られました。

 具体的に言いますと、その下の◯ですが、ふだんの授業で自分の考えを発表する機会が与えられていると思いますか。本市の小学生は84.1%が「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と答えています。中学生は84.5%。全国の平均と比べますと、5ポイントから15ポイント上回っています。

 それから、二つ目の◯です。ふだんの授業では、学級の友達との間で話し合う活動をよく行っていると思いますか。これについては、小学生が80.7%、中学生が71.5%、これも全国平均と比べると5ポン意図から19ポイントぐらい上回っているという結果がうかがえました。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆袴田修司委員 これは速報ですので、またきちんとした結果が報告されるということですが、報告の仕方として学校別のデータは出さないということはいいと思いますが、全国と比べると浜松はいいですという言い方もありますが、それはあくまでも参考的なことで、一番大切なことは●のところで、今後どうするのかということです。それぞれの指導現場で考えていただくことが目的だと思いますので、結果の出し方も県内でよかったです、全国と比べるといいですということは余り重要な情報ではなく、あくまでもそれは参考ということにとどめなければいけないと思います。学習の中でどこがよくて、どこが問題で、これからどういうことをやらなければいけないか、そのような使い方をするための調査であるということを、ぜひ特に保護者に対して説明し、間違った使われ方をされないように実施していただきたいと思います。これから浜松も学校選択制のようなものを導入していくという話がありますので、その中で、数字がひとり歩きして、学校ごとのデータを出せということになってはいけないと思いますので、ぜひその辺を徹底していただければと思います。



◎指導課長 今、袴田委員が言ったとおりで、この調査は一人一人の子供たちの学力向上に生かしていくというのが主たる目的でして、ほかの市町と比べてよかったとか、悪かったとか、そういう序列であるとか、あるいはいたずらに競争意識をあおるということが目的ではありません。したがいまして、私どもで今まとめている結果の報告書ですが、そこには今後の授業で力を入れるべきはどういう点であるのか、そういったことまで含めてまとめをつくっていきたいと考えています。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 質疑・意見を打ち切ります。

 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    13:35



△6 はままつの教育について語る会の報告について



△結論

 学校教育部次長(教育総務課長)から、はままつの教育について語る会の報告について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、はままつの教育について語る会の報告について、当局から説明をお願いします。



◎学校教育部次長(教育総務課長) お手元の資料で、はままつの教育について語る会の報告についてを御説明します。

 5月12日の当委員会において、開催に当たっての事前の御説明をしました。当初予定をしていた日程どおり開催をいたしましたので、その結果について御報告をしていきます。

 教育長からは教育の重点、取り組みの考え方を30分程度、教育委員の皆様方にも各会場でそれぞれお話しをしていただきました。また、その後、市民の皆様とも闊達な意見交換をさせていただき、滞りなく開催することができました。まことにありがとうございました。

 それでは、開催結果について御報告をします。

 1の開催状況です。

 第1回は、雄踏文化センターを会場として7月16日に開催しました。以降、東区の総合産業展示館、引佐と続き、今回第4回、天竜区の壬生ホールにおいて8月22日に開催しました。

 次に、2の開催内容・市民参加状況です。

 各会場における市民参加者数及び意見交換での質問者数についての表です。市民参加者数が合計で433人、1会場の平均で約108人となります。質問者数は合計33人、平均で約8人でした。昨年度は表の最下段ですが、二重線の下です。市民参加者数の合計が363人、質問者数の合計が29人でしたので、昨年度と比較すると、本年度は市民参加者数・質問者数ともに増加という結果でした。

 3のアンケート結果です。

 回収率は78.8%でした。

 (1)の来年度の実施希望についてです。

 実施を希望するという「はい」の回答は60.4%、「いいえ」は3.8%、「どちらともいえない」は27.3%です。ほぼ昨年と同様の率で継続の希望が多数を占めています。

 裏のページをごらんください。

 (2)の希望する会場・曜日・時間帯です。

 希望会場については、主な会場を表内に記載しましたので、参考にごらんください。

 また、曜日については平日、時間帯については夜間が最も多い回答で、ほぼ前回と同様の傾向を示しています。

 次に、(3)の参加者の性別・年齢です。

 男女比では、女性が若干多い状況です。年齢については、前回と比較し、今回は60歳代の方に多く御参加いただきました。これは各地区の民生委員、児童委員の皆様にも開催の御案内を少し積極的にさせていただいたということによるものではないのかと思います。

 (4)の参加者の居住区です。

 必然的な結果ですが、開催場所の地域の方の参加が多く見られます。

 なお、浜北区にお住まいの方につきましては、主に天竜区の会場に足を運ばれているのかなという状況になっています。

 (5)の教育委員会会議の運営についてです。これは新しい設問です。

 表のつくりとして、横軸のほうに開催場所、縦軸に会議開催内容の例示がありまして、複数回答、二つまでを選択可能としています。表中段のところですが、「移動(出張)教育委員会会議の開催」という御意見が最も多かったです。続きまして、「教育委員会会議終了後の教育委員会と傍聴者との意見交換」「夕方以降の時間帯の開催」ということで、現在、我々は行っていませんが、このような試みが考えられないかという御意見をいただきました。詳細については、表に記載のとおりですので、御参考にしてください。

 今回の資料には記載はありませんが、当日の会場で出た質問の主なものを御紹介しますと、発達支援学級の設置の関係、施設の耐震化、それから、幼稚園の運営関係、食物アレルギー対策、情報モラルの教育、それから、就学援助、こういったものが質問で出ています。

 また、アンケート調査用紙に寄せられました意見・要望の主なものとしては、教育に対する取り組み姿勢やキーワードである「心の耕し」ということで、教育長の思いや考えを直接聞くことができてよかったという御意見、それから、教育委員の話や教育委員会との意見交換は参考になったということで意見をいただいた一方で、開催方法について、また例えばテーマを決めて分科会的に分かれてやったらどうかとか、人前での御発言にちゅうちょされる方もいらっしゃるということで、事前に質問を少し募集をしたらどうかという御意見もいただきました。さらに、預かり保育の充実とか、少人数学級の導入、学校への教職員の増員等々の御要望もいただいています。

 なお、教育長や各教育委員のお話関係、意見交換との会議録については、教育委員会のホームページに掲載をしてありますので、参考に見ていただければと思います。

 また、今回、天竜区での開催が二俣の夏祭りと重なり、参加ができなかったとのお声もいただきました。まことに申しわけなく思います。今後の開催日の設定に当たっては、地域行事の開催の関係についても十分注意をしていきたいと思っています。

 また、今回新たに託児サービスを設定して天竜区で計画をしましたが、残念ながら御希望はありませんでした。ただ、子育て世代も参加しやすい環境を整えたいということもあり、可能であれば次回以降もこのサービスの担保だけはしていきたい、継続をしていきたいと考えています。

 また、今回会場で時間の都合で御質問をいただけなかった皆様には、アンケート調査用紙に御質問をお書きいただき、後日回答希望のすべての方については書面で回答させていただいています。

 市民の皆様と教育長、教育委員との意見交換の場としては、語る会については我々としては有意義と考えていますので、今回の開催結果やお寄せいただいた意見等を踏まえ、来年度の開催に向け、また内容等を十分検討・調整をしていきたいと考えています。



○湖東秀隆委員長 当局からの説明は終わりました。質疑・意見を許します。

          〔質疑・意見なし〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

 以上で文教消防委員会を散会いたします。

                                    13:44