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静岡県 浜松市

平成21年  7月 文教消防委員会 日程単位




平成21年  7月 文教消防委員会 − 07月30日−01号









平成21年  7月 文教消防委員会



          浜松市議会文教消防委員会会議録

1 開催日時

 平成21年7月30日(木)午前10時開議

2 開催場所

 第5委員会室

3 会議に付した案件

 1 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《消防》

 (1)消防本部庁舎施設保守委託業務の集約〈?390:平成21年度実施計画〉

 2 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《生活文化部》

 (1)社会教育委員会と公民館運営審議会の統合〈?20030:平成20年度実績報告〉

 3 浜松科学館の新規導入ロボットの愛称募集について

 4 新美術館基本構想策定委員会の設置について

 5 「防災フェア2009inはままつ」の開催について

 6 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《学校教育部》

 (1)用務員業務の民間委託(市立高校)〈?128:平成20年度実績報告〉

 (2)小中学校給食調理業務の民間委託〈?127:平成21年度実施計画〉

 7 浜松市幼児教育振興アクションプログラムの策定について(素案)

4 出席状況

 ◯出席委員(10人)

  委員長    湖東秀隆    副委員長   山本博史

  委員     嶋田初江    委員     鈴木滋芳

  委員     袴田修司    委員     長山芳正

  委員     中村哲彦    委員     丸井通晴

  委員     小松錦司    委員     柳川樹一郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  生活文化部長                 池谷和宏

  生活文化部防災監               安形英敏

  生活文化部次長(生涯学習課長)        池富雅治

  生涯学習課美術館長              増田幸雄

  防災対策課長                 宮崎 稔

  消防長                    鈴木秀俊

  消防局消防次長(消防総務課長)        山岡信明

  教育長                    高木伸三

  学校教育部長                 鈴木利享

  学校教育部次長(教育総務課長)        杉山悦朗

  指導課長                   石川和男

  こども安全課長                安井清美

  学校教育部副参事(浜松市立高等学校事務長)  山本 弘

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議事調査課主任(担当書記)          青葉陽亮

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                  会議

                                    10:00



○湖東秀隆委員長 ただいまから、文教消防委員会を開会いたしします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することとします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴は申し出があれば許可することとします。

 この際、教育長から発言を求められていますので、これを許します。



◎教育長 お許しをいただきましたので、おわびを申し述べます。

 6月議会でも教員の不祥事ということでおわびを申し述べたところですが、7月12日に、北区、天竜区に勤める36歳の非常勤講師が、強制わいせつ罪で逮捕されました。これは、私どもも本当に驚いた事件で、8歳の女の子に対してわいせつ行為を働いたところを通報され、逮捕されるという、本当にあってはならない事件です。この非常勤講師は、ことし初めて任用された者ですが、私どもの任用の過程においても、より厳しく審査を行わなければならないとつくづく感じています。

 事件後、すぐに校長会等も開き、すべての校長に、非常勤講師といえども、きちんと面接を行い、どういう人物かということについてしっかり把握するよう、いろいろな情報交換をしながら行うように喚起を促しましたが、本当に市民の皆様はもとより、子供たち、そして議員の皆様に心配をおかけしたことを重ねておわび申し上げます。どうも申しわけございませんでした。

 今後は、まだ本人と接見ができていませんので、接見をし次第、厳重な対応をしてまいりたいと思います。どうも申しわけございませんでした。



○湖東秀隆委員長 では、教育長からの報告は以上としてよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 教育長からの報告は以上とします。

                                    10:02



△1 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《消防》



△(1)消防本部庁舎施設保守委託業務の集約〈?390:平成21年度実施計画〉



△結論

 消防局消防次長(消防総務課長)から、行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画のうち、消防に関係する項目について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、行政経営計画の取り組みのうち、消防に関係する項目について、当局から説明してください。



◎消防局消防次長(消防総務課長) 行政経営計画の平成21年度実施計画、消防本部庁舎施設保守委託業務の集約について報告していきます。手元資料の実施計画表の取組番号390をごらんください。

 これは、消防本部庁舎施設保守委託業務の集約で、施設の保守水準を維持しつつ、庁舎の設備運転管理に関する五つの委託業務を一本化し、庁舎維持に要する経費を削減するものです。

 平成18年度から、庁舎ビル設備運転管理業務委託をベースとして毎年集約しているものです。平成21年度は、蓄電池設備保守点検業務委託を集約し、消防本部庁舎施設保守委託業務はすべて集約一本化します。

 平成21年度累計効果額は67万7000円ですが、平成18年度からの計画的集約により、実績累計効果額が169万2000円となりました。集約することにより、経費の削減とともに契約事務量の削減、一貫した効率的な運転保守管理が行うことができるようになりました。



○湖東秀隆委員長 当局側からの説明は終わりました。質疑・意見はありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:05



△2 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《生活文化部》



△(1)社会教育委員会と公民館運営審議会の統合〈?20030:平成20年度実績報告〉



△結論

 生活文化部次長(生涯学習課長)から、行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画のうち、生活文化部に関係する項目について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、行政経営計画の取り組みのうち、生活文化部に関係する項目について、当局から説明してください。



◎生活文化部次長(生涯学習課長) 行政経営計画の取組番号20030、社会教育委員会と公民館運営審議会の統合について、平成20年度の実績報告をします。

 この取り組みは、平成20年度から新たに取り組んでいるものです。

 7の計画内容ですが、当初の全体計画としては、平成20年度に両附属機関の委員と協議し、理解を得た後に、公民館運営審議会をその任期の終了時である平成21年6月30日に廃止して、その機能を社会教育委員会へ統合するという計画をしました。

 これに対して取り組みの実績は、8の20年度の取組内容にあるように、公民館運営審議会、社会教育委員会の各会議において、統合の了承を得ました。そして、その統合の時期についても、当初計画の公民館運営審議会の任期末である平成21年6月30日を前倒しし、社会教育委員会の改選時期に合わせた平成21年4月1日に統合することになりました。

 この統合による効果は、平成21年度の財政効果額として200万9000円を見込んでいます。内訳としては、公民館運営審議会の廃止に伴い、連絡調整や会議開催に係る職員業務として0.2人工分、会議開催時の委員報酬15人の年間3回分に相当する経費、合計200万9000円が財政効果額として算出されています。



○湖東秀隆委員長 当局からの説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆小松錦司委員 行政経営課からの指導で、この書式を使って報告してくださいということになっているかと思いますが、説明がわかりにくい場合には補足資料をつけてくださいとなっているかと思います。まずそれはよろしいですか。

 それから、社会教育委員会と公民館運営審議会を統合することに反対するものではありませんが、設立した当時はそれぞれ別の機能と役割があったが、その役割がある程度終わったと判断し、このようになったのだと認識しています。しかし、その辺の説明がないまま、これは間違いありませんと言われても、本当に効果があるのかどうか判断できません。公民館運営審議会の中でも統合について議論され、方向として統合に向かっているのかどうか、もう少し説明してください。



◎生活文化部次長(生涯学習課長) 公民館運営審議会と社会教育委員会は、社会教育法に任意の設置根拠があります。この二つの附属機関は、平成19年度の組織改正前の平成18年度まで、公民館の統括部署であった生涯学習総合センターが所管していたのが公民館運営審議会で、生涯学習推進課が所管していたのが社会教育委員会です。

 公民館運営審議会は、その職務が社会教育法で、公民館長の諮問に応じて、公民館における各種事業の企画実施について調査・審議すると規定されています。そして、その守備範囲は公民館に限定されています。平成17年に市町村合併しましたが、編入市町村の中には、社会教育法上の公民館を設置していない地域もありましたので、その地域の方々は、公民館運営審議会はなじみがなく、その必要もありませんでした。これに対し、社会教育委員は、社会教育全般を掌握します。平成19年度の組織改正で、公民館を所管する生涯学習総合センターと生涯学習推進課が一つになり、名称は生涯学習課になりました。業務も、公民館事業や文化会館などで行っている社会教育事業も所掌していますので、広い意味で、社会教育、生涯学習全体を掌握する社会教育委員会に公民館事業の部分も見ていただくことで、集約できるのではないかと、両附属機関に諮ったところ、それぞれの了承をいただいたという経過です。



◆小松錦司委員 合理的な方向に向かっているということで、みんなが理解できればいいと思います。附属機関を設置しても、十分に機能していないものもあるので、そのようなことのないよう、この二つは統合し、ぜひ充実した委員会にしていただきたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:11



△3 浜松科学館の新規導入ロボットの愛称募集について



△結論

 生活文化部次長(生涯学習課長)から、浜松科学館の新規導入ロボットの愛称募集について、別紙資料により説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、浜松科学館の新規導入ロボットの愛称募集について、当局から説明してください。



◎生活文化部次長(生涯学習課長) 浜松科学館へ新規導入するロボットの愛称募集について報告します。

 現在、浜松科学館では、平成22年3月の運用に向けて科学学習情報システム(ヘイムズ)の更新を進めています。この更新に伴い、グリ夢というロボットも最新のロボットにかえていきます。このロボットが今のグリ夢同様、市民に親しまれて、科学館のイメージキャラクターになるように愛称を広く募集したいと思います。

 募集期間は、8月5日から9月15日で、9月下旬に愛称を決定したいと思います。募集内容は、本日、チラシを委員の皆様にお配りしましたが、ロボットの愛称、五つのパターンの投票をしていただきたいと思っています。はがきに書いて科学館まで送付していただきたいと思います。採用者は、オープニングイベントで発表することになると思います。広報手段は、8月5日号の全市版、科学館のホームページ、はまかるドットネット、市内の小・中学校へのチラシです。この市内の小・中学校へのチラシは、9月に学校が始まってからになると思いますが、このような周知をしていきたいと思います。



○湖東秀隆委員長 当局からの説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆小松錦司委員 今回、ロボットの愛称募集ということで、これはこれでどんどんやっていくといいと思うのですが、今回導入する6000万円のヘイムズがどのような性能であるのか知っていただくために、浜松市だけでなく、全国に発信して多くの方に来ていただきたいと思うが、仕掛けがこれだけでは足らないのではないかと思います。レイアウトの問題からシステムの問題も含めて、科学館にはたくさんの課題がありますので、それらの課題を一回整理した上で、検討してください。6000万円かけるにしては、全体的な仕掛けが足りないと思いますが、いかがでしょうか。



◎生活文化部次長(生涯学習課長) まず新しいロボット等の見せ方については、今後、科学館と調整をしながら検討していきたいと思います。

 それで、今回の導入については、ロボットもさることながら、目玉としては、ユビキタス端末の導入を考えています。ユビキタスというのは、いつでも、どこでも、いろいろな情報が入るということですが、浜松科学館の館内で、携帯ぐらいの大きさの端末を貸し出し、展示の案内をしたり、クイズ形式の科学検定などを来館者にやっていただいたり、ホームページ等とのリンクで、うちへ帰っても事後学習ができたり、科学館へ来る前に事前の学習ができるということを想定し、今、このシステムの導入を進めています。最新のロボットとその最先端のユビキタスを推していきたいと考えています。主には、そのような仕掛けを考えています。



◆小松錦司委員 ロボットよりユビキタス端末の話のほうが、着眼点がすばらしいと思います。これからの近い未来、日本全国ユビキタスの時代というときに、課題はインターフェースがないことだと思います。ですから、科学館が最も適したインターフェースをこれから探していくことによって、ヘイムズの中のユビキタス事業もだんだん充実してくると思います。

 その中で、ロボットをどう位置づけ、エントランスの受付ロボットはどのようにするのかというストーリーをぜひ描いて、近未来に挑戦する浜松科学館を全国に発信するよう工夫したらいいと思います。今回、6000万円でリニューアルするという気迫をぜひお示しください。



◎生活文化部長 小松委員からは、前回の文教消防委員会でも、例えばアクトシティ浜松や旧浜松銀行協会など、全国、世界的に発信をという御指摘をいただきました。

 浜松科学館としては、先ほど次長が説明したように、ユビキタスを大きな売り物としてPRしていきたいと考えています。

 しかしながら、委員御指摘のとおり、この浜松科学館だけではありませんが、課題は、浜松市は全国に発信することについては、少し劣っていると私も認識していますので、浜松科学館を含めて、委員御指摘のように全国へ発信できるようにしたいと考えます。



◆袴田修司委員 募集の仕方の確認をしたいのですが、具体的には応募用のはがきによる応募だけで、ホームページなどインターネットを利用した募集は行わないのでしょうか。

 それから、市内小・中学校へチラシを配布して子供たちから募集することはいいのですが、タイミング的に既に夏休み期間に入ってしまっているので、実際には夏休み明けに学校でチラシを配ることになり、応募できるのは非常に短い期間になってしまいます。子供たちに応募してもらうことを考えると時期的にどうかと思います。また、例えば市内にチラシを配るときに、応募券のようなものも一緒に配布されるのかどうか。それとも、ただチラシの配布だけであとは往復はがきを出してくださいということで済ませてしまうのか。学校サイドとの連携がどうなっているのでしょうか。できれば、子供たちに休み明けにチラシを配ると同時に応募用紙があって、そこで書いて、学校から出せるようにするという仕組みのほうがよりよいと思いますが、その辺、学校との連携はどうなっているのか教えてください。



◎生活文化部次長(生涯学習課長) 現在は、そのような応募券やインターネットでの応募ということは、集約の関係もあり、特に考えていません。はがきだけの応募です。

 募集が休みの中に入ってしまったというのは、きょうの新聞で見られた委員もあるかと思いますが、このロボットそのものが最新のロボットで、実はきのう、報道解禁されたばかりのロボットですので、それ以前に公表することができなかったというのが実情です。ですから、募集がこの時期になってしまいました。また、名前はともかく、色を決めてから生産に入りますので、募集期間を延ばせば納品の時期に影響が出てくるとは思います。もしできれば9月15日の期限を学校についてはもう少し伸ばすことも検討しますが、ただ、既に周知してしまいますので、少し難しいかと思います。もし延ばすことが難しければ、もう少し学校、教育委員会等と調整して、より効果的な周知の方法を考えたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:24



△4 新美術館基本構想策定委員会の設置について



△結論

 生涯学習課美術館長から、新美術館基本構想策定委員会の設置について、別紙資料により説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、新美術館基本構想策定委員会の設置について、当局から説明してください。



◎生涯学習課美術館長 新美術館基本構想策定委員会の設置について説明します。

 浜松市美術館は開館後38年が過ぎ、施設の老朽化に伴い、本年度、新美術館建設構想策定委員会を設け、新美術館建設計画を進めたいと思います。

 基本構想策定委員会は、庁内に設け、学識経験者や市民を代表する専門委員から意見をいただき、本年度内に基本構想を策定していきたいと考えています。基本構想策定委員会では、新美術館の基本となるコンセプト、理念や目的を中心に検討していきます。庁内組織の委員は、生活文化部を中心に、企画部、都市計画部、建築住宅部、学校教育部の課長等で組織します。なお、必要に応じて他の部の課長にも随時参加していただき、検討していきます。

 次に、意見をいただく専門委員として、地元経済界代表、学校教育代表、美術館関係、美術団体及び美術愛好者団体代表、学識経験者の方々にお集まりいただき、意見をいただき、政令市浜松市にふさわしい基本構想を策定していきたいと考えています。

 最後に、専門委員が全員お集まりいただく会の開催を4回予定していますが、必要に応じて専門委員の個々の意見をいただいたり、現在注目を集めている美術館や大学教授を招聘して話を聞く機会を設けたりして、基本構想の策定を進めていこうと考えています。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆丸井通晴委員 この美術館があって、天竜に秋野不矩美術館があります。市内に二つ美術館があります。それから博物館もあります。他の都市では、美術館と博物館があわせて一つというところもあります。今、ちょうど美術館では石山寺の展示を開催しているが、これも博物館で開催してもおかしくないような内容です。美術館をどうするのかというのも、博物館構想等を含めて検討すべきではないかと思います。

 それともう一つは、今の場所に再度建てかえたほうがいいのか、場所はさらに町なかへ移すほうがいいのかなど、いろいろな意見が出てくると思います。ただ、私は中身だと思うのです。例えば浜松市の美術館へ行けば、ガラス絵だけではなくこのような絵が見られるといった一つの目玉、例えば、非常に交通の便の悪い島根県安来市に足立美術館がありますが、そこは常にたくさんの観光客が押し寄せています。その理由は、横山大観の絵や、魯山人の陶器や、庭園などだと思います。上野の美術館も、常時、常設でお客さんを呼べる施設になっています。しかし、浜松市の場合は、常設展には、人がいない。これに対して、例えばエジプト展や中国展、今回の石山寺の展示など新聞社が協賛するような展示会にはお客さんが来ているのです。

 これからのこの新美術館構想の中に中身の充実について入れてほしい。美術館の建物だけを見に来るというお客様はいないと思います。建物が古くても、展示の中身がよければ、お客さんは来ます。これから、役所の委員、専門委員の皆さんからいろいろな意見が出ると思いますが、建物は二の次であって、中身をまず充実させることが重要だと思います。



◎生涯学習課美術館長 貴重な御意見ありがとうございます。日本のいろいろな美術館でも盛んに言われていることは、従来のただ絵を見せるだけということではなく、それ以外の事業をどのように展開していくのかが大事だということです。浜松市美術館もどのような独自の事業を展開していくのか今後検討していかなければなりません。



◆丸井通晴委員 専門家の先生方、学会の名士がお見えになって、基本構想をつくるということですから、ぜひ、たくさんのお客さんを呼べるようなよい構想をお願いしたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:30



△5 「防災フェア2009inはままつ」の開催について



△結論

 防災対策課長から、「防災フェア2009inはままつ」の開催について、別紙資料により説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、「防災フェア2009inはままつ」の開催について、当局から説明してください。



◎防災対策課長 それでは、防災対策課から「防災フェア2009inはままつ」の開催について、説明します。8月21日から24日までの4日間、浜松駅北口広場を中心として、「防災フェア2009inはままつ」を開催いたします。この防災フェアは、今回28回目で、全国の各都市を順番で回っているものです。内閣府と浜松市、防災推進協議会でつくる実行委員会が開催します。

 今回は、21日からの4日間、浜松駅北口広場など9カ所で開催します。JR浜松駅のコンコースやアクアモール、アクトシティ浜松のふれあい公園などを使い、各種イベント、実演や体験、シンポジウムやセミナーなど開催する予定です。

 目的は、発生が懸念される東海地震や水害に備えた防災関係機関等の取り組みを紹介したり、地震災害、風水害の主な歴史、被害の教訓を総合的に紹介したり、また、地域の自主防災組織やボランティア団体の取り組みを紹介したりすることが主なものです。

 後援は、警察庁、総務省、消防庁、静岡県等です。

 ほぼ各出演者等も決まり刷り上がりましたので、各地区へのPRをし、集客を図りたいと思います。

 主なイベントとしては、21日午後1時半から浜松駅北口広場キタラで、オープンセレモニーを開催いたします。こちらは市議会議員の皆さんに案内状を送りますので、ぜひ参加をお願いしたいと思います。オープンセレモニーは、副議長に御登壇いただき、あいさつをいただく予定です。それから、アクトシティ浜松の東ふれあい公園で、消防局の協力による、子供さんを対象にした防災キッズランドを開催します。ここでは消防車の展示等のいろんなイベント等も予定しています。

 それから、広報については、浜松市のホームページ、内閣府のホームページや、広報はままつ8月5日号などでPRをしていきます。また、FM‐HaroやSBSの番組等でもPRをしていきます。

 それから、市の施設や商店街、遠州鉄道などにポスターの掲示やチラシの配布をお願いしてPRをしていく予定です。

 また、夏休み前に、浜松市内の小学校、幼稚園に対して、開催の案内をしましたので、子供さんにもたくさん来ていただけるのではないかと思います。

 期間は、4日間ありますので、ぜひいろいろなブース等を見ていただきたいと思います。展示ブースは53団体で76ブースつくり、さまざまな展示や実演等を行います。



○湖東秀隆委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆柳川樹一郎委員 防災フェアですが、この中に抜けているものがあります。地震はあっても、ゲリラ豪雨などの水害に対する対処法が抜けています。先日も佐久間町で、雨で県道の土砂が崩れましたが、中山間地を含む浜松市は、ゲリラ豪雨対策なども防災の一つの中に入れておかなければならないと思います。



◎防災対策課長 防災フェアには気象関係の気象予報士の方も参加していただきますが、先日九州や中国地方であった豪雨なども話題として取り上げられるのではないかと思います。また、他のセミナーの中でも、その目的は、地震災害、風水害等の主な災害の歴史などを紹介するようになっていますので、地震だけではありません。



◆柳川樹一郎委員 どこにありますか。



◎防災対策課長 23日午後4時からのお天気教室というのがあります。



◆柳川樹一郎委員 このたった1時間だけですか。名古屋大学環境研究所の教授がどういう話をするのですか。ゲリラ豪雨というのは、日本全国の中で年々ふえています。岡崎市の例を見ると、岡崎市は、この川がはんらんするとは思いませんでしたと言っていたが、思いませんでしたでは済まされない、現実に起きているのです。そのように考えれば、馬込川、芳川、都田川、新川などの今の状況がどうかということは、この防災フェアの中で言うべきではないかと思います。



◎生活文化部防災監 このイベントについては、先ほど課長が消防局にもお願いしたと言いましたが、そのほかにも建築行政課、河川課、上下水道部などの協力をいただいています。それから、開催までまだ一月近くありますので、この大学教授のお話の中で、土砂災害等についての話を絡めていただけるようであれば、依頼をしていきたいと思います。



◆丸井通晴委員 議会での質問があり、水害のハザードマップをつくりました。これがどう市民生活に生かされているのか。柳川委員が言うように、まさかと思うほどの水が出たときに、馬込川、芳川、天竜川はどうなるのか。ハザードマップについていま一度、この防災フェアにあわせて周知徹底をしてください。

 もう一つは、土砂崩れ災害を含めたことで、孤立した場合にどうするかということです。消防ヘリはまだ、22年度5月からの運用になりますので、それまでの間に出た場合に、例えば龍山町の皆さんの場合はこうしてくださいという情報提供なども含めて行ってほしいと思います。



◎生活文化部防災監 土砂災害の警戒区域は以前から、県と気象台が出す土砂災害警報情報に対して、浜松市で警戒区域を定めています。市内には729カ所の指定があり、そのうち天竜区が528カ所と、非常に多く、土砂災害の避難計画も地区ごとにつくっていて、その住民の方にも説明をして、土砂災害の情報伝達方法とか避難される場所なども一応その避難計画で作成しています。

 7月27日、佐久間町で80ミリ以上の豪雨があったときは、佐久間ダムの1号トンネル、2号トンネルの間で崩土があり、通行どめになりました。また、春野町でも通行どめがありました。

 気象台と県から土砂災害の警報情報が出たので、佐久間町では先行して同報無線で連絡をし、その後、天竜区全体へ情報を出しました。十分、周囲に注意し、避難の必要があれば避難するようにと情報を流しました。この前はその段階で済みましたが、やはり手おくれになってからでは遅いと思いますので、今後、避難勧告などを出すことも想定して、各区と調整して、どういう段階でどういうパトロールをして確認して勧告等を出すかということも詰めていきたいと考えていますが、土砂災害については、県から指定があったところは、避難計画をつくって、その地域に住む方には、情報を共有していただいている状況です。一度土砂災害があったところは、その後も続くことが考えられますので、その対策についても重点を置かなければならないと考えています。



◆丸井通晴委員 この防災フェアにあわせてどうPRしていくのかということで、一般的な防災災害対策の話ではありません。せっかく芸能人や教授を呼んで4日間も開催するので、市民の皆さんに、防災について、水害や土砂崩れ等を含めて、パネル展示でもいいし、ハザードマップをまず見てもらい、例えば天竜区はこうしますという具体的な対策について知っていただくことが大切だと思います。各世帯に配ったが、ハザードマップを知っているか聞いてみると、何それ、知らないと言う人は多いと思います。これでは、実際災害が起きてから、どうしたらよいかわからず、困ることが多いのです。だから、その前にどうするかということを頭の中にぜひ植えつけていただくための防災フェアにすべきだと思います。柳川委員が言うように、水害にしても土砂災害にしても、具体的な対策の内容についても入れて広報しなければならないと思います。



◎生活文化部防災監 河川課のブースがありますので、そこでPRをしていきたいと思います。

 今回、地震が主になりましたが、このイベントは1年ほど前から準備しているのですが、内閣府のもともとのフェアの目的というか、特に重点を置いていたのが地震に対する防災であったことは確かです。確かに去年は岡崎市で集中豪雨がありました。実際に被害もありました。それで、ことしの山口と九州北部、これらを見ると、地震の対策はもちろん大事ですが、もっと身近で、毎年起こり得る土砂災害や河川のはんらんなどの対策も必要です。しかし、これは防災だけではなかなかできないものですから、河川課などと調整しながら、また新たな視点で進めていきたいと思います。



◆中村哲彦委員 柳川委員が言いましたが、集中豪雨について、例えば、浜名湖ガーデンパークで噴水などの水を使って、実際に村の模型をつくって、豪雨があるとこうなるという実演をしたら、みんな関心を持って来るのではないかと思います。今後実施したらどうかと思います。



◎生活文化部防災監 模型をつくって実演をというお話をいただきましたが、NHKがブースを出しますので、過去の水害の映像などを流していただけるか交渉したいと思います。



◆嶋田初江委員 防災ということですので、6月から義務化された一般住宅への火災警報器の設置についても、ぜひ取り上げてください。



◎防災対策課長 住宅用の火災警報器のブースにつきましては、消防局が1ブース設けてPRしていきます。6月から設置が義務化されたことをしっかり周知していくと聞いています。



◆小松錦司委員 皆さんと同じように、この防災フェアをやることは、大変いいことだと思います。予算で市の持ち出しは余りなかったのかと思いますが、総予算としては国・県と合わせて幾らぐらいで組んであるのですか。



◎生活文化部防災監 2000万円です。



◆小松錦司委員 2000万円のうち市の負担金というのは大体どのくらいですか。



◎生活文化部防災監 実行委員会方式で実施していますが、当市の負担金は500万円と確定しています。あと、会場使用料として250万円の予算がありますので、上限が750万円です。



◆小松錦司委員 課長は余り御存じないかもしれませんが、以前は地域防災計画の内容を読むとたくさんの漏れがありましたので、きちんと組み立てるようにと平成12年に一般質問をしました。その後、死体の安置所や食料をどのように置くのかなどということが地図の中に示されるようになってきたのだと思いますが、これについて多くの市民の方は御存じありません。ですから、今回、例えば地震に重きを置くのであれば、地震が起こったら、どのような状態になって、どのように行動すべきかということを市民一人一人がみずから考えて行動できるようにしておく必要があると思います。避難所に集まる以外にも、食料をどのように調達するのか、どのように死体を仮安置するのかなど、いろいろな問題があると思います。

 災害対策のディスプレイに加えて、市民と意見交換したり、アンケートをとったりすると、市民の意識がどのぐらい低いかがわかると思います。このように、防災対策課と消防とが協力して、市民の声を聞くことによって、防災フェアが大変有意義なものになるのではないかと思います。



◎防災対策課長 時間がかかるかと思いますが、今の御意見を検討させていただいて、できる内容を考えたいと思います。



◎生活文化部防災監 補足します。確かに市全体としてどうするかということも大事ですが、その地域地域でどうするかという、目に見える備えをすることが非常に大事だと思います。これは実際には出前講座という形で、事後訓練といって、自分の地域の避難経路のうちの危ない場所を実際自分で確認しながら、実際に災害が起こったときに自分たちはどうすればいいかということをできるだけ具体的に考えていく出前講座も行っています。出前講座の中でも、防災に関する出前講座は、当市の中で一番件数が多いのではないかと思います。



◆鈴木滋芳委員 限られた時間の中で行うので、総論的な内容になるのだと思います。小松委員が言うように、地域にはそれぞれ地域性があり、いろいろなシチュエーションがあります。また、いろいろ想定しても、想定どおりになることなど一つもないと思います。ですから、総論的な情報を提供して、こういうときにはこうなるのか、予想を超えたときにはどうなるのかということを、一人一人が考えられるようになることが大事です。それから、地域の自主防災隊はかなり充実していますから、そこに向けた発信も効果的だと考えます。地域のことは地域で考えるべきであるので、それぞれの地域のリーダーをしっかり養成していかなければならない。避難所でリーダーがしっかりと引っ張っていくような組織づくりが必要であると考えます。そこで、この防災フェアでは、総論的にいろいろな紹介がされるべきであり、そのあとは地域で行うよう啓蒙をしていくことが大事ではないかと思います。



◆長山芳正委員 防災フェアを開催し、一人でも多くの市民の方々に防災意識を持っていただかなくてはならないと思います。自然災害というのは、種類、大きさ等々によって、すべてを未然に防ぐことは無理ですが、できるだけ未然に防ぐための事業を積極的にやっていただきたいと思います。また、防災意識を持っていただくということについては、今お話があったように、自主防災組織や消防団等の役員の方々にも案内を出して、できれば来ていただくよう案内をしていただきたいと思います。



◎防災対策課長 自主防災組織については、先日の総会でも案内を出しました。また、理事会の予定がありますので、その際にもまた参加協力をお願いしていきます。



○湖東秀隆委員長 都市から山間地域までには、いろいろな災害が発生する可能性があり、それぞれ違った状況があると思いますので、それぞれ個人が危機管理についていろいろな想定ができるよう充実したブースをつくっていただきたいと思います。

 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:00



△6 行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画《学校教育部》



△(1)用務員業務の民間委託(市立高校)〈?128:平成20年度実績報告〉



△(2)小中学校給食調理業務の民間委託〈?127:平成21年度実施計画〉



△結論

 学校教育部副参事(浜松市立高等学校事務長)及びこども安全課長から、行政経営計画平成20年度実績報告及び平成21年度実施計画のうち、学校教育部に関係する項目について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、行政経営計画の取り組みのうち、学校教育部に関係する項目について、順次、当局から説明してください。

 なお、質疑・意見については、一括して説明を受けた後に、項目ごとに行うこととします。



◎学校教育部副参事(浜松市立高等学校事務長) 行政経営計画の取組番号128の用務員業務の民間委託について説明をします。資料をごらんください。

 7の全体の計画内容ですが、用務員業務を平成20年度までに民間委託化するもので、平成17年度末時点で、正規の用務員2人と非常勤用務員1人、合計3人体制でしたが、12の削減人工等の欄にあるように、毎年1人ずつ削減をしていき、平成20年度で用務員業務の民間委託化が完了しました。

 効果額につきましては、11の指標・目標数値・財政効果額の欄にあるように、平成20年度において累計で1423万6000円が効果削減額となっています。



◎こども安全課長 引き続き、行政経営計画平成21年度実施計画の取組番号127、小・中学校給食業務の民間委託について説明します。

 7の現状と課題をごらんください。平成15年7月、文部科学省から「学校給食業務の運営の合理化について」の通達が出され、これを受け平成17年度に開校した西都台小学校の分離新設校の大平台小学校において、学校給食調理業務の民間委託を試行的に取り組みました。平成18年度からの4年間の行政経営計画策定に当たり、試行状況の検証を行いながら、全市域の小・中学校を対象に、調理業務の民間委託を本格導入し、人件費の節減を図りました。

 合併後の学校給食は、調理方式が自校方式とセンター方式の2種類があり、調理方法が施設設備面も異なる部分もありますが、子供たちの食の安全確保を第一に、民間委託化を実施していくこととしました。

 8の実施による効果・課題ですが、平成20年度までに実施した調理業務の民間委託化により、人件費の削減が図られました。安全で安心な学校給食の提供も維持されています。しかし、調理技術や衛生管理の意識の高い委託業者の確保が課題であると考えています。

 9の計画内容ですが、全体計画としましては、食の安全・安心の確保と、職員の退職者不補充を基本に計画を定めています。民間委託を行う上での業者選定に当たっては、安全性が確保された質の高い食材が納入できること、学校給食の基本を熟知し本市の衛生管理基準を遵守できること、確実な調理作業の履行や緊急時においても的確な対応ができることを心がけています。民間委託校数は、平成18年度からの4年間で小学校19校、中学校11校、合計30校を予定しています。削減予定人員は、正規職員84人です。

 平成21年度計画は、小学校5校、中学校3校において実施していきます。削減予定人員は、正規職員26人です。

 10の進捗状況ですが、本年度の予定校数についての民間委託化ができ、この計画に基づく取り組みについては完了する予定です。

 11の指標・目標数値・財政効果額については、正規職員の減員により、人件費から委託料を差し引いた金額の累計額4億83万2000円が削減効果予定額となっています。

 12の削減人工等につきましては、計画どおり、正規職員26人の削減を予定しています。



○湖東秀隆委員長 両案件とも当局の説明は終わりました。それでは、質疑・意見はありますか。



◆嶋田初江委員 学校給食調理業務の民間委託の案件についてですが、8の実施による効果・課題のところに、意識が高い委託業者の確保が挙げられるということが掲げられていますが、これを掲げるに当たり何か問題があったのですか。



◎こども安全課長 特に問題があるということではありません。そういったことが課題であるというふうに考えています。



◆嶋田初江委員 ある学校では、途中で契約を投げ出し、契約を遂行しなかったところもあると聞きます。それで、急遽、再募集したというところもあると思いますが、それについてどのように考えますか。



◎こども安全課長 契約を途中で投げ出して再募集したという記憶はありません。



◆嶋田初江委員 北区の細江中学校であったのではないでしょうか。



◎こども安全課長 平成18年度から民間委託化を進めていまして、平成18年度、平成19年度は単年度契約で進めていましたが、平成18年度と平成19年度とはたまたま同じ業者でした。それが平成20年度には業者がかわったということで、途中で投げ出したということではありません。単年度契約でやってきましたので、平成18年度はA業者、平成19年度もA業者、そして平成20年度はB業者、平成21年度からは3年間の契約でB業者となっていますので、これは途中で投げ出してしまったために、新たに業者を選定したということではありません。



◆嶋田初江委員 はい、わかりました。

 今のところ、食中毒などが起こったところはないと思いますが、衛生管理基準を遵守しないのではないかと心配されていますので、そのようなことが起こらないためにも、直営で行うべきだと思います。



◆袴田修司委員 私は逆に積極的推進の立場で質疑・意見を言わせていただきます。まず、これは、自校方式を中心に委託を実施しているということで、これはこれでどんどん進めていただきたいと思いますが、浜北区の場合は、合併前から給食センターの民営化の話も出ていまして、いろいろな事情がありできないということでした。実はそのセンター方式の場合、調理員だけでなく、運搬することも非常にコストがかかって問題であることと、コストの問題だけでなく、自校方式とセンター方式とで年間の給食数が違うとか、学校の都合に合わせた細かい対応ができないなどということで、合併後も、旧浜松市の学校とサービスレベルがなかなか合わない。これに合わせてほしいという話になったときに、どうしても方式の違いでできませんという話を聞きますので、給食センターの民営化も早く進めていただきたいと思います。学校給食センターの民営化についての検討は今どのようになっているのかお聞かせください。



◎こども安全課長 実は春野の学校給食センターは、合併により浜松市のものになりましたが、合併前の平成15年度から既に民間に委託をしています。そういうことで、教育委員会としては、あと残り5カ所の学校給食センターについても民営化していくように考えていきたいと思います。



◆袴田修司委員 ぜひその民営化の時期を早めていただきたいと思います。というのは、コストの問題のみならず、子供たちにとって、よりよいサービスの給食を実施してもらいたいと思うからです。

 嶋田委員から、民営化は安全が問題だという話も出ましたが、市内の企業の中にも給食業者が入って昼食を提供しています。これには、ほとんど問題がないし、逆に、業者間で競わせることによって、お互いサービスをよくしようということで、よりおいしく、より安くということで、業者同士が一生懸命努力して、仕事を取ろうとします。そういうことを考えると、業者の選定に当たっては、よりサービスよく、コストを低くするための情報収集を行って、教育委員会からも業者に対してのアプローチを行っていただきたいと思います。多分、委託可能な業者は、この地域にはたくさんあると思いますので、できるだけ早く学校給食センターの民営化のピッチも上げていただきたいと思います。



◆鈴木滋芳委員 学校給食の民間委託についてです。安全性云々の話は確かに重要ですが、民間が行うと安全性が低下し、公なら大丈夫なのかというと、そんなことはあり得ないと思います。また、食材の調達について、地産地消の話は以前から言われていますが、この状況はどうですか。



◎こども安全課長 地産地消につきましては、自校方式の学校も、民間委託の学校も、給食センターの学校も、それぞれ取り組んでいただいています。献立作成については、各学校、給食センターにいる栄養士が献立作成委員会を開いたり、栄養士の方々が集まったりして献立を作成しています。なるべく地元の産品を取り入れるよう取り組んでいます。



◆鈴木滋芳委員 今、こんな時期ですので、地元のものということで、食材に限らず地産地消の傾向にありますので、よくお含みいただき、引き続き拡大をしていく方向でお願いしたいと思います。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:18



△7 浜松市幼児教育振興アクションプログラムの策定について(素案)



△結論

 指導課長から、浜松市幼児教育振興アクションプログラムの策定について(素案)について、別紙資料により説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○湖東秀隆委員長 それでは、浜松市幼児教育振興アクションプログラムの策定について(素案)について、当局から説明してください。



◎指導課長 浜松市幼児教育振興アクションプログラムの策定について報告します。

 本年度中にこのアクションプログラムを策定する予定で、このたび素案ができましたので、報告をいたします。

 まず、このアクションプログラムを策定する目的ですが、1のように、「はままつの人づくり」の基盤をなす幼児教育について、幼稚園・保育所等が共通の認識を持って、幼児教育の充実と振興を図ることが目的です。

 次に、2の策定の趣旨です。幼稚園、また保育所等においては、これまで浜松市幼稚園振興計画、浜松市幼児教育振興プログラムなどの計画やプログラムに基づいて、教育の内容、あるいは保育の内容、環境等の充実、改善に向けて取り組んでまいりました。皆様御承知のように、60年ぶりに改定された教育基本法にも、幼児期の教育は、人格形成の基盤をなす重要なものであるという条項が新たに設置されましたし、それに基づいて、平成20年3月には幼稚園教育要領、保育所保育指針などの指針となるものが改訂されました。そして、本年度から実施ということになっています。このことからもおわかりのように、幼児教育は大きな変革期を迎えていますし、また、一層その重要性が増すとともに、さらなる充実が求められています。

 今回のアクションプログラムでは、3歳から5歳までの幼児に焦点を当て、幼稚園、保育所等が互いの枠にとらわれずに幼児教育という視点で連携をしていこう、そして行政や関係機関とともに、今後、幼児教育の充実に関して取り組んでいく施策や具体的な行動計画をこのアクションプログラムに盛り込んでいこうということで策定をしています。

 また、策定に当たっては、浜松の幼児教育を考える会(公立幼稚園・私立幼稚園長、また公立保育所・民間保育所の園長、小学校長、保護者の代表から構成されている会)において昨年度から検討を重ねて、公立、私立、民間それぞれの実情に配慮するとともに、保護者の声も反映していこうということで配慮をしています。

 今後、平成22年度から平成26年度までの5年間ですが、このアクションプログラムに基づいて具体的な取り組みを推進し、よりよい浜松市の幼児教育を目指してまいりたいと考えています。

 次に、具体的なプログラムの内容ですが、お手元のプログラムの冊子の目次をごらんください。

 大きくは4章から構成されています。1番は、アクションプログラムの策定についての趣旨や実施期間。2番は、基本構想。そして3番が、一番重要である施策及び具体的な取り組みです。ここには5本掲げていて、施策の1として、「心の耕し」を軸とした幼児教育の充実、施策の2として、確かな育ちを援助する教職員の資質・専門性の向上、施策の3として、小学校教育との連携・接続の強化、施策の4として、幼児教育を支える地域との連携の強化、施策の5として、親と子が共に育つ子育て支援の充実、これら5本の施策を中心に具体的な取り組みについて記述しています。

 今後のスケジュールですが、8月24日から1カ月間、パブリックコメントを実施し、広く市民、保護者、関係者からの意見を求めていきたいと思います。その後、このパブリックコメントを踏まえて、浜松の幼児教育を考える会を10月と2月に開催して、2月に最終案を策定していきます。議会へは12月の初旬に修正案を報告し、最終案については2月下旬にお配りします。

 文教消防委員の皆様からも、このアクションプログラムについて具体的な意見を賜りたいと思いますし、また、会派の皆様の意見もいただきたいと思いますので、声をかけていただければすぐに参上いたしますので、よろしくお願いします。



○湖東秀隆委員長 当局からの説明は終わりました。意見・要望・質疑等を許します。



◆嶋田初江委員 次世代育成の行動計画を来年度から立てていくと思いますが、その計画との整合性はどうなっていますか。これを読むと、子育て支援センターの問題などかなり細かいところまで踏み込んだ計画が出てきていますので、次世代育成課が策定している計画との整合性がどのようになっているのか教えてください。



◎指導課長 このアクションプログラムの策定については、昨年度から作業部会を開催していますが、その中にはこども家庭部の職員も参加していますし、先ほど説明しました浜松の幼児教育を考える会の委員の中にも保育課長が委員として参加しています。この素案がほぼでき上がったころには、こども家庭部に伺い、こども家庭部長、保育課長、次世代育成課長ともこの内容等についてはすり合わせをしています。ですから、後期次世代育成行動計画との整合性は十分に考えています。



◆嶋田初江委員 こども第一主義条例を先に策定してからこの計画を策定するとお聞きしていますが、こども第一主義条例とのかかわりはどのように考えていますか。



◎指導課長 こども第一主義条例を策定してからアクションプログラムを策定するということではなくて、私どもが策定をしていくこのアクションプログラムの考え方自体が、こども第一主義条例の考え方と合致するものであるととらえていますので、連携をとりながら並行して進めていこうと考えています。



◆嶋田初江委員 ぜひ浜松市でつくるこども第一主義条例をすばらしいものにするためにもしっかり協力していただき、すばらしい条例をつくり上げていくようよろしくお願いします。



◆鈴木滋芳委員 大変すばらしいことだと思います。この施策の1の「心の耕し」を軸としたということで、道徳とかいわゆる規範意識のことがうたわれています。ぜひ、今欠けているとよく言われている部分ですので、いろいろな意見を取り入れるのは結構ですが、ぶれることのないようにしっかりと軸を持って策定をしていただきたいと思います。



◎指導課長 委員のおっしゃるとおり、そのようなことは幼稚園の教育や保育所の保育だけでは育たないわけで、やはり家庭の働きかけが大変重要です。

 したがって、アクションプログラムの5ページの3の(2)で、「幼児期に育てたい力」の活用の推進と、その中の?「幼児期に育てたい力」の「家庭版」を作成し、啓発を進めますということで、幼児をお持ちの家庭で、幼児期にはどういうものが大事かということについて、わかりやすい冊子を各家庭に配布して、家庭でも幼稚園や保育所と一体になって進めてもらうという形で「心の耕し」を進めていきたいと思っています。



◆丸井通晴委員 パブリックコメントをどのように実施していくのかスケジュールを教えてください。



◎指導課長 まず、広報はままつ8月5日号に掲載いたします。それから、浜松市のホームページ、教育委員会のホームページ上にも掲載します。また実際に紙の冊子を各公民館や市の関係施設の窓口にも置いて、広く市民の方々の目に触れるようにし、意見をいただくよう進めていきます。



◆丸井通晴委員 意見を聞いてほしいのは、教える立場にある保育園の保育士、それから小学校、中学校の先生方、職員、それから保護者などです。私は、幼児教育については、保護者が一番問題だと思いますので、そこを考慮してパブコメを行ってほしいと思います。どうしてもパブコメをやると、専門的な方からの意見しか入ってきません。そういうことを考えると、やはりできるだけ一般の方、お子さんを抱えたお父さん、お母さん方の意見を伺って、その中からアクションプログラムの中へ取り込めるものは取り込んでほしいと思います。



◎指導課長 今回、この幼児教育を考える会の委員にも保護者の代表2人が入っていて、この素案をつくっていく中で、この言葉は専門用語で意味がわからないとか、この言葉はもっとわかりやすくとか、そういう率直な意見をたくさんいただいています。ですから、文言も本当にわかりやすいものにしていきたいと思いますし、また、幼稚園や保育所の保護者が集まる機会に私どもの担当者が出向いて、この説明をし、意見をいただくなど、動いて意見をいただくこともやっていきたいと思っています。



◆袴田修司委員 確認ですが、在日外国人の子供たちの、小・中学校では今非常に大変な状況になっていると思いますが、浜松市の場合、定住される外国人の方も多く、この地で生まれ育つ外国人の子供たちに対する幼児教育というのは、どのようにこの計画の中に含まれているのですか。また、市がどのようにかかわり、連携していくのか、検討していますか。



◎指導課長 実際に、幼稚園に在籍している外国人の子供は、およそ70人です。ですから、小・中学校と同様に外国人の幼児についても、言葉の壁を乗り越え、友達同士の意思の疎通や、教師と子供との人間関係などを図ることができるよう考えています。

 現在、バイリンガルの支援員やサポーター等を学校にも派遣していますが、その近隣の幼稚園から依頼があれば、小学校にいるサポーターが幼稚園にも出向いて応援をするということで、対応しているところですが、今後より一層そのような指導体制を整えていきたいと思います。



◆袴田修司委員 子供は小さければ小さいほど順応しやすいので、言葉や子供たちの学校活動には壁がないと思いますが、問題は親御さんです。親が日本の仕組みや、浜松市のシステムをきちんと理解でき、親同士あるいは親と学校との関係の中で対応していくために、親に対してのいろいろなサポートもあわせて行う必要があると思いますので、関連部署との連携を深めていただきたいと思います。



◆小松錦司委員 これは大変すばらしいことだと思いますので、具体的に進めていただきたいと思いますが、予算としては、児童福祉費が240億円、学校教育費が180億円、この大きな分母の中で、この計画に該当する部分は何億円相当だと考えているのか、教えてください。



◎指導課長 該当するというのは、すべての施策を推進する場合の予算額という意味ですか。



◆小松錦司委員 大体でいいです。



◎指導課長 そのような検討をしたことはありませんので。



◆小松錦司委員 例えば、アクションプログラムの計画推進に当たってということで10ページと11ページに記載がありますが、これですぐ出てくるのが、施策の2の確かな育ちを援助する教職員の資質・専門性の向上です。これは、例えば採用や人件費をどうするかということには触れていません。あとは根性でやりなさいということになっています。

 また、3ページの右上に「今後も家庭の教育力を高め」と書いてありますが、現実的には教育力があるところとないところの差が分かれてきてしまうので、教育力があるところは、教育プログラムみたいなものでいいが、教育力がないところにはどのようにして手を差し伸べるかということが課題だと思います。そのような記載が余りされていませんので、パブコメを行う前に、基本的な事柄として予算の体系と施策の体系と違う点がどこにあるのかについて検討してほしいと思います。そうすると、やはり人的な要素の部分などがかなり大きいことがわかると思います。そのようなところが少し抜け落ちていると感じます。

 具体的にかゆいところに手が届くように、大切なところに施策を打つようにするには、いつもお役所のやる責任と役割分担の肝心な推進因子が抜けているということがあるので、教育力を高めるためにはここまでやらなくてはいけないだとか、そういうことも検討して、人件費をどうするのか、講師をどうするのか、幼保をどうするのか、それら全体の中での予算バランスをどうするのかということなどがあって、幼児教育を推進するためのプログラムをどうするかということが出てくると思うのですが、その辺が見えにくいと思いましたので、整えてから出してもいいと思います。



◎指導課長 ただいま指摘いただいた点についても検討をしていきたいと思います。人的、物的な条件整備、これも大変重要なことですので、私ども指導課とともに、教職員課と学校教育部、横断的にこのアクションプログラムは作業部会を進めていますので、そうした人的条件整備に関しても検討していきたいと思います。



◆小松錦司委員 私も幾つかの学校を回らせていただきましたが、人件費の問題もあるかと思いますが、教職員によってかなり差があると思います。センスがあって子供の気づきをたくさんサポートができる方と、そうではない方といろいろいますので、そのようなところがやはりネックになっていると思いました。

 先ほどの給食の人件費ではありませんが、このような人件費をどのように考え、質の高い幼児教育をして、浜松市から多くの有為な人材を出していくことは、重要な課題だと思います。ぜひ検討を加えていただきたいと要望します。



◆長山芳正委員 幼児教育の大切さというか、三つ子の魂百までと昔から言われてきたとおり、これに取り組んでいただけるということですが、先ほど鈴木委員から話があったように、ぶれないように取り組んでいただきたいと思います。

 それと、施策の5に、親と子が共に育つ子育て支援の充実とありますが、保護者の意見を聞くことも大事ですが、まず親は親としてしっかり育っていかなくてはなりませんので、幼児のときの親、小学生のときの親、中学生のときの親、高校生になったときの親と、親も同じように成長していかなければなりません。現状は、中学校へ行っても高校へ行っても、幼稚園のときの親と同じような親がいる。親も子供と一緒に育っていくことが大事なことだと思います。



◆柳川樹一郎委員 教育というのは、お金に換算できるものではありません。今、浜松市が取り組んでいる教師塾というのがありますが、教員の場合、幼稚園教員の場合にはそういう対応ができるが、保育所の場合、そのような人材育成の場がないので、それもあわせて教師塾でやっていただき、そして、その範たるものが親の教育にもつながることになるとすばらしい。そのためには、保育士や教員になる方の人材育成は大学でしっかりとやるようにというところまで踏み込んで、これが浜松市の幼児教育ですと言えるようにまでしておかないといけないと思います。



◎指導課長 浜松教師塾の中には、幼稚園の教員の師範と塾生から構成されたグループが一つあり、それを見ていく中で、ほかの幼稚園の園内でこの教師塾をつくろうといって、主任となるリーダーをとる教員が師範になって、その園の若手を塾生のようにしてやっている園が少しずつ出てきましたので、そういう中で教員の資質が向上していくものと思っています。



◆柳川樹一郎委員 お金はかからない。



◎指導課長 そうですね。



◆嶋田初江委員 先ほど小松委員の発言にもいろいろ思うところがありました。私自身もこういう仕事を長いことしてきて、教育はお金ではないという思いはすごく強いのですが、教師塾に出たときもある先生から、僕たちは現場で頑張るから、議員はやはりそのような予算的なものをしっかりつけてもらえるように頑張ってくださいという言われ方をされました。確かに議員の役割というのは、教育予算もしっかりつけて、安心して先生たちが教材の勉強や研修も含めて教育力を高めるということは、ただ精神的に頑張れ頑張れと言うことではないと強く思いますので、予算もぜひ勝ち取るように頑張っていただきたいと思いました。



○湖東秀隆委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○湖東秀隆委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。





○湖東秀隆委員長 この際、教育総務課長から発言を求められていますので、これを許します。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 6月の文教消防委員会で第14回三遠南信教育サミットの説明をしましたが、7月10日に無事開催し、議会からは高林議長、湖東委員長にも御出席をいただきましたので、口頭で報告をします。

 当日は、三遠南信の地域交流ネットワーク会議の29市町村のうち27市町村から、102人の御参加をいただき、滞りなく行事を終えることができました。雨宮浜松学院大学長の講演、それから三つの地域からの事例発表、楽器博物館の施設見学などを行い、またモザイカルチャーのPRも行い、滞りなく行事は終わりました。

 また、来年度は、飯田市で開催することを決定したので、3地域の代表である本市、豊橋市、飯田市が調整を行い、内容等についても詰め、しっかり進めていきたいと思っています。



◆柳川樹一郎委員 浜北支団と細江支団が県の操法大会で準優勝したと新聞に載っていました。せっかくですので消防総務課から報告してください。



◎消防長 過日行われました静岡県消防団操法大会において、本市から代表で出場した浜北支団が大型ポンプ車で準優勝、そして北区の細江方面隊の消防団が小型ポンプ操法の部で準優勝ということで、過去を見ても、大型、小型ともに3位以内に入ったという歴史はありませんので、大変な快挙であるということで、副市長に報告しました。

 なお、消防団も7区支団体制になり、体制も変わりました。いろいろな課題を抱えた中で団員一同、非常に張り切っており、この準優勝を契機にさらに団が結束することを決意していますので、今後もまたいろいろと御支援、御指導をよろしくお願いします。



○湖東秀隆委員長 以上で文教消防委員会を散会いたします。

                                    11:42