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静岡県 浜松市

平成21年  6月 臨時会(第3回) 07月02日−15号




平成21年  6月 臨時会(第3回) − 07月02日−15号









平成21年  6月 臨時会(第3回)



 平成21年7月2日

◯議事日程(第15号)

 平成21年7月2日(木)午前10時開議

 第1 会議録署名議員指名

 第2 第138号議案 平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)

 第3 第139号議案 平成21年度浜松市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

 第4 第140号議案 平成21年度浜松市水道事業会計補正予算(第1号)

 第5 第141号議案 平成21年度浜松市下水道事業会計補正予算(第1号)

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◯本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり。

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◯出席議員(54人)

    1番  鈴木 恵          2番  小沢明美

    3番  嶋田初江          4番  渡邊眞弓

    5番  小黒啓子          6番  北島 定

    7番  山口祐子          8番  山崎真之輔

    9番  田中照彦         10番  新村和弘

   11番  早戸勝一         12番  波多野 亘

   13番  西川公一郎        14番  小倉 篤

   15番  田口 章         16番  鳥井徳孝

   17番  山本博史         18番  野尻 護

   19番  湖東秀隆         20番  鈴木滋芳

   21番  関 イチロー       22番  河合和弘

   23番  飯田末夫         24番  花井和夫

   25番  渥美 誠         26番  大見 芳

   27番  松下正行         28番  黒田 豊

   29番  袴田修司         30番  樋詰靖範

   31番  和久田哲男        32番  氏原章博

   33番  酒川富雄         34番  高林一文

   35番  鈴木浩太郎        36番  太田康隆

   37番  吉村哲志         38番  桜井祐一

   39番  長山芳正         40番  中村哲彦

   41番  斉藤晴明         43番  二橋雅夫

   44番  丸井通晴         45番  今田欽也

   46番  小松錦司         47番  鈴木育男

   48番  遠藤隆久         50番  高林龍治

   51番  内田幸博         52番  立石光雄

   53番  松下福治郎        54番  中村勝彦

   55番  柳川樹一郎        56番  酒井基寿

◯出席説明員

   市長        鈴木康友   副市長       飯田彰一

   副市長       山崎泰啓   副市長       花嶋秀樹

   政策調整広報官   寺田賢次   総務部長      古橋利広

   企画部長      清田浩史   財務部長      鈴木 勲

   生活文化部長    池谷和宏   社会福祉部長    杉山浩之

   こども家庭部長   鈴木敏子   健康医療部長    徳増幸雄

   保健所長      西原信彦   環境部長      山田正樹

   商工部長      水谷浩三   農林水産部長    村田和彦

   都市計画部長    柴田邦弘   公園緑地部長    水野英治

   土木部長      松井 充   建築住宅部長    松本直己

   緊急経済対策事業本部長      モザイカルチャー世界博事業本部長

             山下隆治             安間雄一

   中区長       辰巳なお子  東区長       鈴木將史

   西区長       稲垣佳文   南区長       中村久仁茂

   北区長       市川元康   浜北区長      福田幹男

   天竜区長      石塚猛裕   総務部次長(秘書課長)

                              湯澤 久

   財務部次長(財政課長)      教育長       高木伸三

             高林泰秀

   学校教育部長    鈴木利享   水道事業及び下水道事業管理者

                              鈴木俊廣

   上下水道部長    山下秀樹   消防長       鈴木秀俊

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   監査委員      鈴木幸作

◯出席議会事務局職員

   事務局長      吉山則幸   議会総務課長    大林幸廣

   議事調査課長    山本 泉   議会総務課専門監  小楠浩規

                    (議会総務課長補佐)

   議会調査課専門監  小宮山敏郎  議事調査課副主幹  小池恒弘

   (議事調査課長補佐)        (議会運営グループ長)

   議事調査課副主幹  岩本 篤   議事調査課主任   本間 剛

   (調査広報グループ長)

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     午前10時開議



○議長(高林一文) ただいまから、本日の会議を開きます。

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○議長(高林一文) 本日の日程に入ります。

 本日の議事日程は、お手元に配付した日程のとおりであります。

 最初に、日程第1会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、4番渡邊眞弓議員、21番関イチロー議員、39番長山芳正議員を指名いたします。

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○議長(高林一文) 次に、日程第2第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)から、日程第5第141号議案平成21年度浜松市下水道事業会計補正予算(第1号)までの4件を一括して議題といたします。

 議題の4件は、休会中、それぞれの常任委員会に審査の付託をしてありますので、その経過と結果について、各委員長の報告を求めます。

 最初に、12番厚生保健委員長波多野亘議員。

     〔厚生保健委員長 波多野 亘議員登壇〕



◆厚生保健委員長(波多野亘) 厚生保健委員会に付託されました第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について、去る6月30日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 まず当局から、第3款民生費中、第1項社会福祉費に計上の高齢者集会施設ユニバーサルデザイン化助成事業は、高齢者が利用する集会施設の施設整備費を助成するもので、20年度に実施した全自治会への希望調査を踏まえて今回50カ所を追加計上するものであるとの説明がありました。これに対して委員から、希望調査の状況をただしたところ、当局から、21年度の実施希望は70カ所となっており、当初予算への計上分を含めて、すべての施設整備に対応していくとの答弁がありました。

 次に、第2項児童福祉費に計上のDV被害者への定額給付金等相当額支給事業について、委員から、DV被害者に渡らず、世帯主に支払われた定額給付金はどうなるのかとただしたところ、当局から、定額給付金は世帯主に支給することが前提となっているため返還を求めることはなく、DV被害者には定額給付金の相当額を別の枠組みで支給するとの答弁がありました。また他の委員から、DV被害者の状況は把握しているのかとただしたところ、当局から、DV被害者の正確な数は把握していないため推計で補正予算は計上しているとの答弁がありました。

 次に当局から、子育て応援特別手当支給事業は3歳から5歳の児童において、今回、第1子まで拡充して1人当たり3万6000円を給付するものであるとの説明がありました。これに対して委員から、申請がことしの12月11日からとなっているが、支給はいつになるのかとただしたところ、当局から、通常では申請後1カ月程度での支給となるが、年末年始を挟むため、若干おくれるのではないかと考えているとの答弁がありました。また同委員から、20年度予算でも実施している事業であるが、支給が重複する対象者はどれくらいいるのかとただしたところ、当局から、重複者は約7000人になるとの答弁がありました。

 次に、第4款衛生費中、新型インフルエンザ対策事業について、委員から、事業内容をただしたところ、当局から、患者や患者との濃厚接触者の健康調査を実施する経費3636万円を計上しており、その中には、病院内に入る前の段階で患者を振り分けるために使用する陰圧テント購入費約900万円が含まれているとの答弁がありました。また他の委員から、インフルエンザの患者確認については、新聞等での限定された地域名の報道によって市民が過敏に反応してしまったが、今後の公表の仕方についてどのように考えているのかとただしたところ、当局から、現在、新型インフルエンザについては季節性インフルエンザとほぼ同様の診療体制となっている状況ではあるが、患者確認の公表内容については、教育委員会等と詰めていくとの答弁がありました。

 次に、女性特有のがん検診推進事業について、委員から、検診受診率の向上対策をただしたところ、当局から、今回あわせて実施する女性の健康支援対策事業において、効率的な啓発方法の調査を行うので、その調査結果を検診受診率の向上に生かしていきたいとの答弁がありました。

 このほか、児童数の動向等を踏まえた放課後児童会施設整備の必要性や、児童遊園地の台帳ベース化の内容、母子家庭自立支援給付金事業の高等技能訓練の状況についてなど、種々、質疑・意見がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、審査の概要を申し上げ、厚生保健委員会の委員長報告といたします。



○議長(高林一文) 次に、32番環境経済委員長氏原章博議員。

     〔環境経済委員長 氏原章博議員登壇〕



◆環境経済委員長(氏原章博) 環境経済委員会に付託されました第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について、去る6月30日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 まず、第4款衛生費中、第3項清掃費に計上の排出ごみ質分析事業について、委員から、調査の具体的な方法についてただしたところ、当局から、1班5人体制で、二つの班が市内90地域で、1地域につき5カ所の集積所を選定し、そこから8袋を回収、清掃・環境事業所に運び、ごみの重量やごみ質を調査するとの答弁がありました。

 次に、第4項環境費に計上の生物多様性情報整備事業について、委員から、調査した情報をどのように生かすのかただしたところ、当局から、身近な動植物や希少な動植物、外来種の数や分布状況を把握できることから、ホームページで公開するほか、今後の生物多様性保全に向けた方針作成の基礎資料として活用していくとの答弁がありました。

 次に、産業廃棄物適正処理推進事業について、委員から、不法投棄の実態についてただしたところ、当局から、平成20年度のパトロールにおいて、不法投棄の発見箇所は180カ所、投棄量は12.3トンで、投棄物は廃タイヤや家電製品が多かったとの答弁がありました。これに対して他の委員から、パトロールするだけでなく、実態を把握した上での対策が必要ではないかとただしたところ、当局から、監視カメラの設置も含めて検討していきたいと答弁がありました。

 次に、第7款商工費に計上の高度技術人財活用事業について、委員から、事業期間についてただしたところ、当局から、ふるさと雇用再生特別対策事業であり、雇用条件としても1年以上が原則となっていることから、事業期間は3年を予定しているとの答弁がありました。

 次に、中小企業倒産防止共済掛金助成事業について、委員から、事業の効果をただしたところ、当局から、共済は掛金の10倍まで、無利子、無担保、無保証人で融資が受けられるほか、掛金は損金として計上できるなど、中小企業にとってメリットは多く、共済への加入を支援することで連鎖倒産の防止に効果があるとの答弁がありました。

 次に、第6款農林水産業費、第3項農地費に計上のかんがい排水整備事業について、委員から、具体的な事業内容についてただしたところ、当局から、今回の事業は揚水ポンプの修繕や排水路のしゅんせつなど、1件200万円以下の簡易な工事を行うものであるが、老朽化した施設も多く、すべてには対応できないとの答弁がありました。

 次に、第4項林業費に計上の市有林管理適正化推進事業について、委員から、今後の市有林の管理方法についてただしたところ、当局から、現在、市有林は行政財産の部分と普通財産の部分があるが、両者を一体として森林認証の取得を目指していく。カーボンオフセットや子供の研修の場など、森林の利用方法はいろいろ考えられるが、市有林は点在しているので、今回の現況調査できちんと把握し、適正な整備をしていきたいとの答弁がありました。

 このほか、第138号議案の審査においては、事業者に対するごみの出し方啓発活動事業について、事業者の排出ごみの実態調査や事業手法、公共施設太陽光発電設備設置事業の効果、農業・水産業における担い手や永続的な雇用の確保の考え方などについても、種々、要望意見がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、審査の概要を申し上げ、環境経済委員会の委員長報告といたします。



○議長(高林一文) 次に、22番建設委員長河合和弘議員。

     〔建設委員長 河合和弘議員登壇〕



◆建設委員長(河合和弘) 建設委員会に付託されました議案4件について、去る6月30日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 最初に、第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。

 まず、第8款土木費中、第1項土木管理費中、第1目土木管理費について、委員から、公共建築物緊急耐震化推進事業として22年度と23年度に予定していた建物のうち、小・中学校22校など46棟の耐震化を前倒しすることによって、耐震化率はどれくらいになるのかとただしたところ、当局から、文部科学省の基準であるIs値0.7を満たす建物の耐震化率は92%となるとの答弁がありました。

 続いて他の委員から、耐震化工事を行う上で、特に解体工事を行う業者が市内には少ないと聞くが、工事を順調に実施することができるかとただしたところ、当局から、厳しい経済状況の中で民間の建設工事が減っていることから、対応は可能であると考えているが、建設業協会にも耐震化工事に協力してもらうように直接お願いしている。また、仮設教室を設置して工期の平準化を図るほか、建物にいながら工事が実施できるという新たな工法を採用するなどしていきたいとの答弁がありました。

 続いて他の委員から、公共建築物ユニバーサルデザイン推進事業について、平成22年10月に国際ユニバーサルデザイン会議2010が開催されるため、クリエート浜松をユニバーサルデザイン化するが、公共建築物に関するユニバーサルデザイン度及び具体的な工事内容はどうかとただしたところ、当局から、浜松市の公共建築物に関するユニバーサルデザイン度の平均は100点満点中43点であるが、クリエート浜松の公共建築物に関するユニバーサルデザイン度は平均より少し低い42点となっている。このため、段差解消及び手すりの設置や身障者用駐車場の整備・授乳室の設置のほか、誘導ブロックや警告ブロックなどの設置及び多目的便所の整備などで、公共建築物に関するユニバーサルデザイン度を89点に改善していくものであるとの答弁がありました。

 次に、第2項道路橋りょう費中、第3目道路費について、委員から、交通安全施設等整備・修繕事業はどのような事業を前倒ししたものかとただしたところ、当局から、城北地区、蒲地区の安心歩行エリアの改修や、20年度の交差点事故対策部会で選定された赤松坂交差点などで注意喚起を促すカラー舗装の整備などを実施するものであるとの答弁がありました。

 次に、第5項都市計画費中、第3目交通政策費について、委員から、公共交通活性化事業において、連節バス実証実験を行う期間及び路線、また時間帯についてただしたところ、当局から、借用するバスは神奈川県などで実際に民間の事業者が運行している連節バスであるため、路線運行をしている平日には借用できないことから、秋の連休を絡めた土日に借用することを要請している。また、路線は山の手・医大線などでの実施を事業者に要望し、時間帯についても今後調整していく。また、連節バスが浜松の道路を走行できるのか等の実験を行い、公共交通ネットワークとして、将来、基幹路線に連節バスを導入できるのかを見きわめていきたいとの答弁がありました。

 次に、第5項都市計画費中、第4目美しい景観形成・保全事業費について、委員から、屋外広告物管理事業において実施する屋外広告物の調査内容についてただしたところ、当局から、今回の調査は委託事業により実施するもので、上島から西鹿島までの国道152号ほか6カ所の合計約100キロメートルを、9月から3カ月程度の間で新たに4人を雇用して調査をするものであるとの答弁がありました。

 このほか、当委員会に付託されました第139号議案平成21年度浜松市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)ほか2議案については、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。

 以上、審査の概要を申し上げ、建設委員会の委員長報告といたします。



○議長(高林一文) 次に、19番文教消防委員長湖東秀隆議員。

     〔文教消防委員長 湖東秀隆議員登壇〕



◆文教消防委員長(湖東秀隆) 文教消防委員会に付託されました第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について、去る6月30日、委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 まず、第2款総務費中、文化振興費に計上の文化芸術創造活動支援事業について、委員から、その内容についてただしたところ、当局から、芸術作品を媒介にして障害者と健常者が交流する場を設けるもので、平成20年度に旧文泉堂の建物において2週間ほどの実験事業として行い、好評であったものを拡大して実施するものであるとの答弁がありました。

 次に、小中学校吹奏楽楽器活用事業について、委員から、どのような楽器を購入し、どこに保管するのかとただしたところ、当局から、楽器については各学校で更新が必要なもの、足りないものを調査し、購入する。また、保管については、大きな楽器はアクトシティ浜松の倉庫に保管し、それ以外は各学校に貸与し保管してもらうとの答弁がありました。

 次に、第9款消防費中、非常備消防費に計上の消防団庁舎整備事業について、委員から、この事業は火の見やぐらの撤去に要する経費であるとのことだが、半鐘を現在も使っているところがあるのかとただしたところ、当局から、現在は同報無線などにより、半鐘の必要性はなくなったが、旧天竜市内にそのまま残っているものを調査した結果、95カ所あり、そのうちホースをかけて乾燥させるために今後も利用したいという要望もあり、今回はそれらを除く75カ所の撤去を行うものであるとの答弁がありました。

 次に、災害対策費に計上の可搬ポンプ整備事業について、委員から、自主防災組織に貸与している可搬ポンプは何台あるのかとただしたところ、当局から、現在858台を貸与しているが、購入から20年以上過ぎているものが約半数あり、すべてを更新することは難しいとの答弁がありました。これに対し同委員から、可搬ポンプを使った訓練は、地域コミュニティーの形成や防災意識の高揚にも有用かつ重要であるため、目標である年間30台の更新をぜひ行ってほしいとの意見がありました。また他の委員から、可搬ポンプを火災時の消火の目的だけでなく、災害復旧時に掘り抜き井戸からの給水用として使うことについても検討してほしいとの要望意見がありました。

 次に、第10款教育費中、教育総務費に計上の太陽光パネル設置事業について、委員から、太陽光パネルを設置する20校をどのように選定するのかとただしたところ、当局から、地域的なものを考慮し、設置できなかった学校からも見学に訪れることができるような位置になるよう選定するとの答弁がありました。これに対し同委員から、事業目的にも環境教育がうたわれているため、教育の場を平等に与えるという意味でも、各区にバランスよく配置してほしいとの要望意見がありました。

 次に、幼稚園費に計上の内野地区幼稚園建設事業について、委員から、建設予定地の近くにはパチンコ店があるが、法令上の問題はないのかとただしたところ、当局から、予定地内で細長く出ている不整形の土地の一部分が同店から100メートル以内となるが、この部分は園地として利用する予定はないとの答弁がありました。

 このほか、小学校費及び中学校費に計上の情報教育推進事業について、機種等について国からの指定がなければ、実際に使用する現場の声を確認し、使い勝手のよいものを購入してほしい。また、全体の事業を通じて、緊急経済対策としての意味をなすよう活用方法をしっかり検討してほしい。市内業者に効果が及ぶよう配慮してほしいなど、種々、質疑・意見が述べられた後、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、審査の概要を申し上げ、文教消防委員会の委員長報告といたします。



○議長(高林一文) 次に、24番総務委員長花井和夫議員。

     〔総務委員長 花井和夫議員登壇〕



◆総務委員長(花井和夫) 総務委員会に付託されました第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)について、去る6月30日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 まず、東区役所費について、委員から、東区役所来館者の利便性の向上、及び東区東部地域図書館整備に伴い、駐車場の拡張と出入口の増設をするとのことであるが、今回の補正予算に計上した理由は何かとただしたところ、当局から、東区役所に隣接する産業展示館で大型イベントを開催するときには区役所周辺の道路が渋滞し、区役所へ来られる方が駐車場内に入れないこともあり、緊急に対応する必要があると判断したためであるとの答弁がありました。

 次に、天竜区役所費について、委員から、解体する春野町内にある旧豊岡小学校の跡地の利用方法についてただしたところ、当局から、地域コミュニティー広場及び緊急時の避難場所としての利用を考えているとの答弁がありました。

 次に他の委員から、老朽化により耐震性能が劣る水窪地域自治センターの移転先となる水窪保健福祉センター1階のデイサービスセンターの床面積についてただしたところ、当局から、床面積は1040平方メートルであるとの答弁がありました。これに対し他の委員から、この床面積は十分に執務が行える広さなのかとただしたところ、当局から、職場環境として職員1人当たりに必要な平米数は確保できると判断しているとの答弁がありました。

 続いて他の委員から、現在、水窪保健福祉センター1階にあるデイサービスセンターはどこに移転するのかとただしたところ、当局から、平成17年に水窪町内に建設されたデイサービスセンターを併設した特別養護老人ホームにデイサービス業務の一部を既に移管しているが、今回そちらへ全面的に移転するとの答弁がありました。

 さらに他の委員から、保健福祉センターの1階部分が地域自治センターへと用途が変更することになるが、補助金を国へ返還することはないのかとただしたところ、当局から、平成20年4月の厚生労働省からの通達により、建設から10年を経過すれば用途変更が可能となり、水窪保健福祉センターは建設後10年を経過していることから、用途変更は可能で補助金の返還義務も生じないとの答弁がありました。

 次に、国際化推進費について、委員から、外国人の子供の教育支援として、不就学の子供等を対象とした教室を開催するということであるが、不就学の状況はどうかとただしたところ、当局から、本年1月末から2月中旬にかけて実施したブラジル人の実態調査では、子供が学校に行っていないと回答したのは92人であるが、調査時点からの時間経過や公立学校等の在籍状況などを総合的に勘案すると、現在は100人を超す子供が不就学の状態ではないかと推測しているとの答弁がありました。

 続いて他の委員から、開催される教室の内容をただしたところ、当局から、公立学校等へ円滑に転入できるように日本語指導を中心に行う教室、不就学・不登校とならないための仲間づくりを目的とした教室、外国人青少年の学び直しの教室の3種類であるとの答弁がありました。さらに同委員から、教室が開催される場所についてただしたところ、当局から、学校の余裕教室や民間の空き事務所等を候補として、今後、検討していくとの答弁がありました。

 次に、ユニバーサル社会・男女共同参画推進費について、委員から、男女共同参画推進センター、通称「あいホール」を、文化支援機能を持つ複合施設に改築するということであるが、新施設建設に当たり、施設利用者の意見は聴取するのかとただしたところ、当局から、本年8月に施設利用者や男女共同参画に関連する団体、文化団体等、市民の皆様に意見を伺う予定であるとの答弁がありました。

 次に、歳入について、委員から、国からの経済危機対策臨時交付金が大阪市、横浜市に次いで全国で3番目に多い額となっている理由をただしたところ、当局から、交付金の算定方法が、地方交付税の合併算定がえと同様に、合併後の一つの浜松市としての計算ではなく、合併した旧12市町村別に計算されたことによるものであるとの答弁がありました。

 このほか、国際UD会議開催支援事業に関連して、市内宿泊施設UD調査の調査員の報酬や会場周辺の施設整備についてなど、種々、質疑・意見等が述べられておりますが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、審査の概要を申し上げ、総務委員会の委員長報告といたします。



○議長(高林一文) 以上で各委員長の報告は終わりました。

 ただいまから、委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑はありませんか。−−発言がないようですので、質疑を打ち切ります。

 ただいまから、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 7番山口祐子議員。

     〔山口祐子議員登壇〕



◆7番(山口祐子) おはようございます。

 私は市民の風を主宰しておりますけれども、市民の常識、良識を代弁する立場から、市民にこの議会に送っていただきました。私はその責任を果たすために、市民の持っておられる健全な危機感を代弁して、通告に従いまして、第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場から討論をいたします。

 最初は総論なんですが、私には市民の悲鳴が聞こえます。国も自治体もこんなに多額の借金をして大丈夫なの。次の世代にこのような巨額な借金を残して、次の世代がかわいそうではないの。この借金が未来への投資だと言うのならば、その説明責任を果たしてほしい。とある銀行マンが、山口さん、これをとめてくれと私の肩を押しました。このままいけば、日本にはインフレ政策しかないのだと。地方分権、地方自治を確立するためにも、国と地方が一蓮託生になるのではなく、批判的精神をもって国・政府に対峙する、そのことを市民は求めていると私は感じています。

 さて、私の反対討論の基本的な立場は、今回上程された6月補正予算案の108事業がわずか2週間ほどの間に計画されており、事業計画として未成熟であるという点、かつ必ずしも緊急性がないという点にあります。私も時間がありませんでしたけれども、これはという事業に関して当局に電話をしながら、尋ねながら、質問をたくさんさせていただきました。108事業全部に問題があるわけではありません。私の視点で分類すると、次の五つに分類ができます。

 一つ目、次年度以降に計画していた事業を前倒ししたもの。よかったですね。合格点ですよね。

 二つ目、以前から腹案として計画が練られており、予算化のチャンスをねらっていたもの。よかったですね。計画の熟度は高いものでした。

 三つ目、本来もっと早く事業化するべきであった案件、それが今回実現したもの。安心しました。その施策を待っていましたというものです。

 四つ目、慌ただしく計画し、事業の成果が危ぶまれるもの、本当にねらいどおり成果を上げられますか。

 五つ目、緊急性が大してなくて、浜松らしく共生共助で、もっと効果的に事業化できるはずのものであります。私の厚生保健委員会はこの五つのうちの前者三つに該当しておりましたので、厚生保健委員会で私は賛成に回らせていただきました。この4番と5番に分類される事業の中から、ほかにもたくさんあるわけですが、4件を選び、合計額9億5000万円について、具体的に反対の理由を述べさせていただきます。

 一つは、文化施設の認知度向上事業であります。市民を対象にアンケートを行い、文化施設の認知度の向上を図るため、離職中の20人を緊急雇用し、アンケートのみならずヒアリングも行うというものです。私はこのような仕事に従事しておりましたから、アンケートは仮説に基づいて設計されるものでありまして、当事者になぜ認知度が低いのかという問題意識がなければ、アンケートを効果的に、アンケートから有効な回答を引き出すことは容易ではありません。ヒアリングには聞き取り能力が必要です。一朝一夕で身につくものではなく、成果を期待しがたいと思われます。認知度向上には、ほかの方法の採用が望ましいのではないかと考えます。

 二つ目です。小学校費の情報教育推進事業であります。これはスクール・ニューディール事業の一つ、小・中学校のICT化施策を図るというものであります。私は、学校のICT化に反対するものでは全くありません。しかし、NPO時代に総合学習を通してアメリカの小学校、日本の小学校双方の現場に行きながら交流した経験から、日米のICTの活用の実態には大きな格差があります。それは教室におけるパソコンの台数ではなく、パソコンを使いこなして生徒の学習意欲を引き出し、視野を広げる教師側のスキルの問題です。

 私は、文部科学省生涯局メディア課の担当者、さらに情報教育企画官と昨晩、結構長い時間、話し合いをいたしました。私は、なぜ人(指導者)の派遣をセットにして、このICT化施策メニューを提供しなかったのですかと尋ねたところ、お二方とも、そのとおりです。えっ、じゃ、どうやってやるのですか、この事業費の中でと申し上げると、厚生労働省様−なぜか様がつきました。厚生労働省様の緊急雇用対策で確保するように例示が示してありますから、そうしていただきたい。それでは、緊急雇用対策で得られる離職中、もしくは求職中の無職の指導者のイメージはどういうものですかね、どういう人ですかと言うと、二人ともお答えになることはできませんでした。企画立案した文部科学省の担当者がこのありさまですから、地方自治体に的確な対応を求めるのは酷かもしれません。しかし、教育現場を持つ地方自治体は成果を上げられる体制を組んで、真剣に予算化すべきではないかと私は考えます。

 現状でパソコンが三、四台、既に2台ぐらいはあるかもしれませんが、突然持ち込まれても、先生の負担を増すだけで成果を上げることは困難ではないでしょうか。天竜川・浜名湖地区総合教育センターには二人の指導者がおられるということでございますけれども、とてもその数では間に合いません。この事業計画が十分に機能することに私は確信を持てないのです。この情報教育企画官がおっしゃいました。現在の学校教育のICTの実態はITに強い先生に頼っていると、それを脱皮して、学校全体、地域の教育委員会全体がICTを活用する文化にこの予算で脱皮してほしいのだとおっしゃいました。私もそのとおりだと思います。そのためには、ふるさと雇用再生特別基金などを活用されて、指導者もしくはコーディネーター、もしくはコールセンターなどを整備しつつ、この事業を実現していただきたい。したがって、現段階では私は賛成することができないのです。

 次に、三つ目です。デジタルテレビ整備事業ですね。経済危機対策なんです、これも。文部科学省。現行の教室にあるテレビ、今、このぐらいですよね。それをすべて50インチ以上にするというふうに、このスクール・ニューディールのホームページには書いてありました。現場の先生たちは困惑しています。そんな巨大なものが教室に置かれたら、狭い空間で使いこなせるか自信がないと、戦々恐々としておられます。現場の実態にふさわしくない事業がどんどん進行することを私はとめたいと、もう少し時間をかけて、もしくはこのICTにかかわる予算は、文部科学省の方がおっしゃいました。すべての小・中学校で割ると1校当たり1100万円の予算になると。その1100万円を現場の先生たちが自由に自分たちの発想で使いこなせるような事業に組みかえることができたらどんなにすばらしいでしょう。私はこの2と3に対してはそのような考えを持っています。

 四つ目です。これはとても楽しかったです。火災予防思想普及啓発事業、啓発活動に使用する着ぐるみ、ブルファイターのブルータ君とブルーナちゃんの2体をもう一対制作するというものでした。私は消防総務課の方とお話をして、火災予防の啓発活動なら、市民を対象に着ぐるみコンペを開催して、アイデアを公募する段階から市民を巻き込むほうが話題性があって、一体100万円もかからないのではないでしょうか。ブルファイターの家族、ファミリーをつくっていくとすれば、現状のものと全く同じ着ぐるみを随意契約で同様な業者に発注しなくて済みませんかと提案してみたところ、考えてもみなかったけれども、それはいい考えです。参考になりましたと喜んでくださいました。こういうプロセスを経て、市民参加の共生共助の浜松市が豊かに育っていくのではないでしょうか。お金が降ってくる。間に合わせよう。それ今だという姿勢は余りにも安易です。

 日ごろから浜松らしい政策形成の姿勢があれば、例えばこの2年間の経験から、次の三つではなかったかと思います。計画は現場の目線で、すなわち事業が成果を上げるイメージを明確に現場から読み取ることができる現場の目線。二つ目は、市民参画の共生共助、三つ目は行革の視点で税金の無駄遣いはしない。少なくともこの三つの政策形成の姿勢が徹底していれば、緊急的な予算執行に遭遇しても、これほど慌てることはないのではないかと私は考えています。

 以上述べたような理由から、私は第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)に賛成をしかねます。議員諸氏の御賛同が得られることを祈念して、討論を終わります。ありがとうございました。



○議長(高林一文) 以上で討論を終わります。

 ただいまから、議題の4件を順次採決いたします。

 まず、第138号議案平成21年度浜松市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 本件は、各委員長の報告どおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(高林一文) 起立多数と認め、第138号議案は原案のとおり可決されました。

 次に、第139号議案から第141号議案までの3件を一括して採決いたします。

 議題の3件は、建設委員長の報告どおり、原案を可決することに異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高林一文) 異議なしと認め、第139号議案から第141号議案までの3件は、いずれも原案のとおり可決されました。

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○議長(高林一文) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

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○議長(高林一文) これをもちまして、去る6月30日招集された平成21年第3回浜松市議会臨時会を閉会いたします。

     午前10時45分閉会

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       会議録署名議員

        浜松市議会議長

        浜松市議会議員

        同

        同

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