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静岡県 浜松市

平成21年  5月 文教消防委員会 日程単位




平成21年  5月 文教消防委員会 − 05月12日−01号









平成21年  5月 文教消防委員会



          浜松市議会文教消防委員会会議録

1 開催日時

 平成21年5月12日(火)午前10時開議

2 開催場所

 第5委員会室

3 会議に付した案件

 ● 4月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 1 消防ヘリコプター・ヘリポート整備事業について

 2 新たな通学区域制度の弾力的運用について

 3 はままつの教育について語る会の開催について

 4 平成21年度全国学力・学習状況調査の実施について

 5 (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)のパブリック・コメントの実施について

 6 第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技の実施報告について

 7 浜松市博物館協議会報告書について

 ● 札幌市との音楽文化都市交流について

4 出席状況

 ◯出席委員(10人)

  委員長   酒川富雄     副委員長  野尻 護

  委員    嶋田初江     委員    山崎真之輔

  委員    黒田 豊     委員    氏原章博

  委員    桜井祐一     委員    長山芳正

  委員    二橋雅夫     委員    柳川樹一郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  生活文化部長                 池谷和宏

  生活文化部防災監               安形英敏

  生活文化部次長(市民生活課長)        河合成人

  文化政策課長                 佐竹玄吾

  スポーツ振興課長               土屋 明

  生涯学習課博物館長              原田昌典

  防災対策課長                 宮崎 稔

  消防長                    鈴木秀俊

  消防局消防次長(予防課長)          香川 誠

  消防局消防次長(警防課長)          牧田正稔

  警防課救急管理担当課長            川合克始

  情報指令課長                 木下寿幸

  消防局消防次長(中消防署長)         小野眞一

  東消防署長                  寺田 誠

  西消防署長                  高橋重好

  南消防署長                  小野田富男

  北消防署長                  山本三郎

  浜北消防署長                 村松辰信

  天竜消防署長                 中谷憲一

  教育長                    高木伸三

  学校教育部長                 鈴木利享

  学校教育部次長(教育総務課長)        杉山悦朗

  学校教育部次長(教職員課長)         藤田具克

  指導課長                   石川和男

  こども安全課長                安井清美

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議事調査課長                 山本 泉

  議事調査課副主幹(議会運営グループ長)    小池恒弘

  議事調査課主任(担当書記)          青葉陽亮

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                  会議

                                    10:00



○酒川富雄委員長 ただいまから、文教消防委員会を開会いたします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することといたします。

                                    10:00



△4月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

                                    10:05



△1 消防ヘリコプター・ヘリポート整備事業について〔警防課〕



△結論

 消防局消防次長(警防課長)から、消防ヘリコプター・ヘリポート整備事業について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 それでは、初めに、消防ヘリコプター・ヘリポート整備事業について説明をしてください。



◎消防局消防次長(警防課長) それでは、消防ヘリコプター・ヘリポート整備事業について御報告します。

 お手元の資料をごらんください。

 1の消防ヘリポート施設の(1)格納庫・事務所等の設計については、委託業務が昨年の11月28日に完了しています。

 それでは、図面で説明します。

 以前、配置については御説明しましたが、再度説明します。

 敷地面積は、7446.97平方メートルです。南側にはフルーツパークがあり、北側の第2東名は現在建設中で、隣接する部分は(仮称)浜松浜北サービスエリアです。建物については、昨年、設計委託を実施しました。まず、1階の平面図ですが、北側部分がヘリコプターの格納庫です。主にはヘリコプターの部品庫や資材置き場となります。それから救急搬送等を実施しますので、消毒液があります。あと1階部分には仮眠室が九つあります。この仮眠室は以前御説明しましたが、365日日勤体制ですが、大規模災害時には24時間運行するということもあり、総務省消防庁の指導により、将来的には24時間体制での運行をと指導されていますので、本年度以降に24時間体制についても検討していきますので、仮眠室を設けています。

 2階部分は、吹き抜けで格納庫の上部、事務室、会議室、倉庫等があります。シャッター部分は、格納庫の入り口です。

 (2)のヘリポートについては、平成20年11月4日に国土交通省航空局からヘリポートの設置許可を受け、その配置図の斜線部分の造成工事、ヘリコプターの離着陸帯、丸Hと書いてある部分の舗装工事、外周さくの設置を平成21年3月24日に完了しています。

 (3)の航空灯火(夜間照明施設)については、平成21年1月9日に国土交通省航空局へ設置許可申請を行い、3月18日に設置許可を受けましたので、本年度工事を実施していきます。

 次に、2の消防航空隊の設置ですが、平成21年4月1日に操縦士3人、整備士2人を採用し、警防課内に消防航空隊を設置しました。採用した5人については、現在、局内で採用後の職員の研修や消防署での実習を実施しており、今後は消防ヘリコプターが着陸可能な場所の地域調査を実施し、医療機関、航空自衛隊等の関係機関との調整を図り、体制の構築のために業務を行うとともに、ヘリコプター納入後は、実技訓練等を実施していきます。

 発注している消防ヘリコプターですが、現在フランスで製造をしていて、平成21年9月に日本へ空輸され、大阪の伊丹空港に隣接する整備工場で消防ヘリに艤装をして、11月末に納入される予定です。この写真は、2月現在の写真ですが、フランスの工場で製造している写真です。

 3番目の、消防ヘリコプターのカラーリングデザインですが、総務省消防庁から機体のおよそ半分以上を赤とするよう指導があり、これを条件に、平成20年11月5日から市民に広く募集したところ、平成21年1月10日までに451点の応募がありました。その後、消防局内で審査、検討をした結果、浜松市のイニシャルの頭文字Hをかたどったデザインと決定しました。このデザインについては、総務省消防庁にもお諮りして了解をいただいています。今後は6月5日から広報はままつ、市のホームページを活用して、ヘリコプターの愛称の募集をしていきたいと考えています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆柳川樹一郎委員 消防署にはトレーニングルームがありますが、こちらにもつくりますか。



◎消防局消防次長(警防課長) ヘリコプターは降下しますので、先ほど御説明した格納庫の上部に降下訓練を実施する機材を設けます。



◆二橋雅夫委員 聖隷三方原病院のドクターヘリが緊急で入るときに、2機収容することも可能だという話が以前ありましたが、羽を折り畳んで2機収容しようと思えばできますか。



◎消防局消防次長(警防課長) ドクターヘリの羽をとり、ここへ格納するということは可能です。



◆二橋雅夫委員 2台格納が可能だということですね。



◎消防局消防次長(警防課長) はい。

 現状、台風のときには名古屋空港へ聖隷のドクターヘリは避難することになっていますので、今後聖隷三方原病院と調整します。



◆桜井祐一委員 設計が終わっているということですが、格納庫、事務所の建設はいつごろ発注したのですか。



◎消防局消防次長(警防課長) こちらの建設は、5月14日に入札を実施し、11月末までに竣工する予定です。



◆桜井祐一委員 面積はどのくらいですか。



◎消防局消防次長(警防課長) 建物の延べ面積が860.06平方メートルです。



◆桜井祐一委員 工期は少し短いのではないかという気がしたものですから。



◎消防局消防次長(警防課長) 鉄骨造の2階建てですから、比較的工期が短いです。ヘリコプターも11月の納期には納品される予定です。



◆二橋雅夫委員 先ほど、採用は操縦士3人、整備士2人とのことですが、どのくらいの応募があったのかということと、決まった方3人の経歴を教えてください。

 もう一つは、給与等についてですが、このような特殊な業務を行う場合、どのような給与条件で採用されるのでしょうか。



◎消防局消防次長(警防課長) 採用試験については、まず操縦士、パイロットについては、6人が受験し3人が合格し、整備士については3人の願書提出がありましたが、当日、試験を受験した方は2人でした。

 次に、経歴ですが、まず操縦士3人は、もともとは自衛隊出身者で、そのうち1人については自衛隊当時にヘリコプターの操縦の資格を取得しています。1人については、退官後に自分で免許を取得し、この2人については、採用する前までは民間でヘリコプターの操縦を実施していました。もう1人については、高校卒業後に自衛隊に入りまして、退官後に、他の消防局に採用され、消防局で自分で操縦の免許を取得し、採用されるまでその消防局で操縦をしていました。その3人が操縦士、パイロットです。

 整備士2人も今度消防局が導入するヘリコプターと同機種の整備を民間で実施していました。

 給料の問題ですが、採用されると一般的には消防士の採用になりますが、年齢は40歳から53歳までの方ですので、同年齢の消防職員の階級と給料の位置づけで、消防指令補、消防主任での採用となり、給料の格付をすることになっています。

 手当などについては今後条例改正をして、出動手当などが加算されることになります。



◆二橋雅夫委員 そうすると、今までなかった手当が出てくるということですね。そういうものはこれから議論をしていくという理解でいいのですね。



◎消防局消防次長(警防課長) 消防総務課と人事課との調整はついています。



◆二橋雅夫委員 もう一つ心配するのは3人採用された操縦士ですが、3人が何らかの理由で欠けたときに、緊急に補充するという考えはお持ちですか。



◎消防局消防次長(警防課長) ワンパイロットでの運行をしているところもありますが、通常はツーパイロットという形で運行します。365日運行するということで、最低3人必要です。万一1人が退職した場合には、その都度採用していきます。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくことといたします。

                                    10:25



△2 新たな通学区域制度の弾力的運用について〔教育総務課〕



△結論

 学校教育部次長(教育総務課長)から、新たな通学区域制度の弾力的運用について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 次に、新たな通学区域制度の弾力的運用について説明をお願いいたします。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 新たな通学区域制度の弾力的運用について御説明します。

 本件については、2月9日の当委員会において、教育委員会事務局の原案を御説明し、提案の考え方や、これまでの各地域や団体の御意見等についても御報告するとともに、委員の皆様からも、それぞれ御意見をいただいたところです。その後、2月19日に第3回浜松市立小・中学校通学区域審議会で審議、また、2月26日の教育委員会に報告、そして3月23日の第4回浜松市立小・中学校通学区域審議会で答申をいただき、4月23日の教育委員会で決定しましたので、御報告するものです。

 それでは、お手元の資料の1ページをお願いします。

 1の経緯です。3段落目までは前回の説明と同様ですので、最後の段落をごらんください。

 平成19年12月に、浜松市立小・中学校通学区域審議会に対しまして、新たな通学区域制度の弾力的運用について諮問し、このたび別添のとおり答申をいただきましたので、その答申に基づく内容により、4月23日の教育委員会において議決をいただきましたので、平成22年4月の入学時から次のとおり全市に拡大、試行をしていくものです。

 2ページをごらんください。

 今回試行する弾力的運用の内容です。上段に小学校、下段に中学校を記載しています。教育委員会事務局原案で提案した内容と同様のもので、小学校については指定校を原則とし、自宅から最も近い小学校、または自宅の指定中学校区内にある小学校も希望をすることができるというものです。

 次に、中学校ですが、指定校を原則としますが、指定校に隣接をする中学校も希望することができるというものです。

 次の3ページ以降が浜松市立小・中学校通学区域審議会からいただいた答申書です。

 6ページをごらんください。

 答申の内容です。四角で囲んだ部分が答申のポイントの5点です。

 1点目は、現行の通学区域を基本とした就学指定校を原則とすること。2点目は、新たな通学区域制度の弾力的運用について、浜松市全域で導入すること。3点目の小学校、4点目の中学校におけるそれぞれの扱いについては、先ほど御説明した内容と同様です。5点目は、浜松市全域で導入する際は、試行が望ましい。導入後については常に実態を把握し、よりよい教育環境を整えるための見直しを必要に応じて行うことです。

 なお、答申に至るまでの考え方については、中段以降から次の7ページ上段に記載があります。

 結論としては、小学校については、第一に通学の安全性の確保、なおかつ中学校区という地域コミュニティーをある程度保持できる範囲とするという考え方です。中学校については、各学校の評価や各校の特色づくりなどの取り組みを見ながら指定校に隣接する学校に限定するという考え方です。

 次に、付記ですが、答申をまとめる段階の議論において、今後検討を要する課題も取り上げられていて、教育委員会に対する要望事項が7点あります。

 まず1点目は、地域との関係を重視した学校づくりを推進すること。2点目は、保護者と児童・生徒には、みずから選択することに対する責任の認識をすること。学校においては、円滑な学校運営のため、児童・生徒、保護者、教職員、地域住民が協働で学校づくりを行える体制づくりを行うこと。3点目は、公平で均衡のとれた教育の質の向上を基本とし、各学校が特色ある学校づくりに取り組むこと。4点目は、よりよい教育のために、教職員の一層の創意工夫、努力をすること。5点目は、正当な学校評価により、過剰な学校間競争や風評による序列化の影響回避のため、積極的な情報の開示、わかりやすい情報の提供をすること。6点目は、学校規模適正化を阻害しないような実務的な運用面での配慮と適正な児童・生徒が確保され、円滑な学校運営を実現するための調査研究をすること。7点目は、市民に対する的確な情報提供を行うこと。以上の7点です。

 9ページは、これまでの審議の経過についての記載で、10ページは審議会の委員の名簿です。

 以上が答申の内容です。

 今後の進め方については、2ページの最下段、3をごらんください。今後のスケジュールは、6月から7月に、広報はままつで御案内し、これから適用になる対象家庭へのチラシの配布、9月に申請書類の配布、10月から11月に申請の受け付け、12月以降に結果の送付、このような予定で進めていきたいと考えています。

 最後に、この場をおかりし、平成21年度までの弾力的運用の利用実績、状況について御質問もありましたので、御報告します。

 11ページをごらんください。1の小学校は、表に記載のとおり、年度別、区域別に整理をしました。最下段が本年度の数字で、旧浜松地域では105人の申請に対し、利用者は101人で、昨年度と比較して12人の増となっています。また、その横の浜北区での利用については2人でして、昨年度と比較して8人の減となっています。希望の多かった小学校については、右側の欄外に記載していますので、参考にしてください。

 中段2番の中学校です。本年度は172人の申請に対して、利用者は145人でした。昨年度と比較をしまして16人の増です。希望の多かった中学校については、下の欄外に年度別に記載がありますので、同様に参考にしてください。

 また、その最下段の右側に、平成21年度の中学校アンケート結果があります。中学校について、弾力的運用の申請時におけるアンケート結果で、複数回答です。設問1の希望の理由ですが、上から2番目のイの部活動の種類が89人と最も多く、全体の34%を占めています。ウの学校の特色・雰囲気の67人がその次に続いています。次に、設問2の情報取得方法ですが、ウの在学生徒の保護者からが73人で最も多く、全体の32%を占めています。続いて、エのその他の知人からが64人で続いています。結果については、総体的には昨年とほぼ同様の傾向となっています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 教育委員会に求められている意見の中にもあるように、確かに公平でなければいけないのですが、学校差というか、いろいろな特徴があってもいいと思います。特徴がある学校に行きたいと児童も思うのではないでしょうか。だから、この結果を見ても、大体部活などに特徴がある学校ばかりなのです。そういうところへ行きたいという人が多いのではないかと思います。中学校の学校区域を取り除いてもいいのではないかと思います。これからいろいろ試行を行っていく中で、少しずつ前に進むという考えですが、中学校は、浜松全域でなくても、せめて区の中では自由化するとか、そのような選択は広げてあげても、一つの学校ばかりに100人移るというようなそんなに多くの人数が希望することはないと思いますので、これから将来的なことを考えて、中学校は少しずつ規制緩和していってもらいたいと以前から思っています。

 このように言われている小・中学校通学区域審議会の意見ということはわかるのですが、客観的に見ると、すごく教育が守りになっているという気がします。小・中学校の義務教育の間は、地域できちんと守ってあげようということで、何か安全ということが余りにも前に出過ぎてしまっています。子供の教育を考えると、もう少しそのような規制を外してあげて、子供をもっと伸び伸びと教育してあげたいという意見を持っていますので、一言申し上げておきます。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 二橋委員からは前回の委員会でも同様な御発言をいただき、我々もそのような御意見を通学区域審議会の第3回、第4回の答申の中でお話しました。ただ、地域ごとにはいろいろな御意見をお持ちの方々も多々おられ、我々としてはこれが最終形ということではなく、これからも継続して検討するという意味で試行としました。今後、内容については評価、検証を行いますので、また逐次文教消防委員会で御報告をし、御意見をいただきたいと思っています。



◆山崎真之輔委員 関連ですが、来年は民間校長の導入などが予定され、学校を取り巻く環境も変わっていきますので、今回は試行という形でいいのかと思います。また、この結果を見てみると、行政側の思惑と保護者と子供のニーズが合致してうまくおさまったのではないかと一定の評価はしているのですが、一つ質問です。希望というか申請があれば、基本的には上限を決めずに認めていくという形になっていくのでしょうか。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 基本的には施設の規模とか、指定校の学校の出入りの関係がありますので、やはり一定の枠を設けざるを得ないと考えています。もっと極端に申し上げますと、今回、例えば小学校は、蒲小学校や上島小学校のように、いっぱいいっぱいのところについては、受け入れができませんので、それについては次年度の入学者数の動きを踏まえ、学校と相談し、一定の枠を設けることになろうかと思います。



◆山崎真之輔委員 そのことは前回の委員会でも発言しましたし、今回の付記にもありますように、これを進めることによって、学校規模の適正が崩れるようなことになってしまっては元も子もありませんので、試行期間中にいろいろ検討を加えていただきたいと思います。



◎学校教育部次長(教育総務課長) わかりました。



◆嶋田初江委員 地元の小学校のことですが、平成20年度に竜禅寺小学校に9人行っているのですが、もしこの9人が全員白脇小学校に行っていたら大変なことが起こっていたと思います。9人が竜禅寺小学校に行ったのは偶然だと思いますが、竜禅寺小学校のほうへぜひ行ってくださいという保護者へのお誘いはあえて行わなかったのですね。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 弾力的運用については御説明し、御相談にも乗りますが、御案内というか、教育委員会からこちらの学校へという個別の誘導は行っていません。記載のとおり105人の申請に対して101人ということで、先ほど申し上げた枠の中での数字の中でおさまりました。なお、4人に対して不許可にした理由については、距離要件が合わなかったということなど、要件を満たしていないということであって、御希望に沿えなかったということではありません。保護者と学校との御相談の中でお決めになったことと理解しています。



◆嶋田初江委員 規模適正化を行うような小規模校のことはすごく話し合うのですが、大規模校のことについてもう少し子供の立場から考えたらどうかと思うのは、小学校の参観会などを見せてもらって、2年生が40人いると本当に大変だと実感しました。30人学級の問題もありますが、低学年のうちは少ないほうがいいと考えます。その辺もぜひ参考にしてください。



◆二橋雅夫委員 今の関連ですが、竜禅寺小学校は双葉小学校と隣接していて、双葉小学校は寺島町にあるので、あの近隣の子供たちはどちらを選ぶかといったら、やはり近いほうを選ぶと思います。多分、竜禅寺小学校はこれからも生徒がふえると思います。これで双葉小学校が来年移ってきますが、今度、砂山町の子供たちはどちらが近いかというと、竜禅寺小学校のほうが近いからほとんど皆が竜禅寺小学校に行きましょうということになると思います。だから、そのとき竜禅寺小学校の施設のキャパを考慮して判断していかないといけないと感じます。



◆嶋田初江委員 白脇小学校は、本当にマンモス校です。教室がなくて余裕がないという状況の中で、子供たちが勉強しています。また、地域コミュニティーの問題も出てきています。子ども会の関係者の皆さんのお話を聞くと、二つの小学校に分かれて行っているので、子ども会をやっていく上で大変だというお話も聞いたりすると、どちらがいいのかという悩みもあります。マンモス校に行って40人のクラスにいるよりは、竜禅寺小学校に行くのもいいのかと思います。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 委員おっしゃるとおり、マンモスというか40人、それが是か非かという御判断はあるのですが、解消する一つの手段としてこの弾力的な運用があります。弾力的運用については、通学の距離の近さ、安全性、それから負担の軽減ということに重点を置いていますので、御理解をいただきたいと思います。

 また、先ほど申し上げたとおり、これは試行ということで、今後しっかり確認をし、運用面でもいろいろな形で手を加えていきたいと考えています。



◆柳川樹一郎委員 関連ですが、竜禅寺小学校には、白脇小学校区からだけでなく、相生小学校区からも来ている。白脇小学校区の子供は高砂小学校へも行っています。今までの楊子町の子供たちは正直言って、幼稚園も駅南幼稚園へ行っていたため、歩いて行けるのであれば、白脇小学校よりも仲間がいるから竜禅寺小学校に行きたいと思っている。相生小学校区の子供もそうです。中島本町の子供たちは、わざわざ相生小学校まで行かなくても、竜禅寺小学校は目の前にあって、川を渡るだけです。そういうことから、以前からこのような話が出ていて、最近は大体10人程度来ています。

 それからもう一つは、竜禅寺小学校も外国人が多いところです。しかし、ボランティアや支援員が今まで一生懸命取り組んできた遠州浜小学校がことしは少なく、砂丘小学校も外国人が多いです。このように見ると、外国人児童には特別の学区の弾力的運用というのも必要ではないかと思います。砂丘小学校の校長との話でも、何なら外国人の子供たちは遠州浜小学校区から駅南地域まで全部うちへ来て、その中で特別に日本語教育を支援しながら教育したらどうかということを少し話しました。遠州浜小学校の外国人がことし余りにも少なくなり、砂丘小学校ばかりがあんなに多くなってしまい、また、竜禅寺小学校も特出して多いところです。駅南地域がこのようになっているので、何か学区の検討をする中でもう一度外国人児童に関する手直しをしたほうがいいと思います。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 参考にさせていただきます。



◆野尻護副委員長 要望・意見ですが、通学区域の弾力化というか自由化というのは、東京で始まってからもう10年ぐらいたっていると思います。各教育委員会でかなり実証が進んで、マイナス面、プラス面が出ていると思います。したがって、試行でずっとやっていくのもいいですが、ぜひそのような他市町村の実例を研究していただきたいと思います。例えば三鷹市の教育委員会などは弾力化は行わないとはっきり教育長がおっしゃっているなど、いろいろな考え方があります。

 なぜ通学区域の指定校制度を今までとってきたかということを考えると、明治の学区制以来、地域の方がお金を出し合い、最初に義務教育の学校をつくり、それ以来ずっと地域の学校という考えが原則にありました。ある程度の弾力化はいいと思いますが、完全に自由にするのはいかがなものかと思います。やはり地域コミュニティーの崩壊につながるおそれがありますので、ぜひその辺は慎重に検討していただきたいと思います。それから、試行というのは大変すばらしいことで、これに決まっていないということですので、大変安心しています。教育長の方針でまた決まっていくと思いますが、私は基本的に完全自由化については反対の立場をとらせていただきたいと思います。



◎学校教育部次長(教育総務課長) わかりました。



◆柳川樹一郎委員 先ほど地域コミュニティーという話が出ましたが、子ども育成会、子ども会についてですが、各町の子ども会の参加というのは強制ではない。三島町の小学生は、白脇小学校やほかのいろいろなところへ行っている児童も含めると300人はいます。それで子ども会に入っているのは半分ちょっとです。地域では一生懸命ボランティアでポートボールをやったり、ソフトボールをやったりして、また子ども会の活動の中では、冬になればスケートへ行ったり、夏になればキャンプなどをやってみたり、いろいろなことをやっているのです。しかし、保護者の理解が余りにも低下していると思います。役員をやりたくない。人の世話なんかもってのほかだと考えている保護者に対する教育を学校側からある程度強制的に行ってもらいたい。学校の校長は、地域と学校と家庭の三本柱でしっかりやっていきましょうと言っておきながら、コミュニティーの子ども会に対しては目が届いてない。子ども会については子ども会でと放っておくのは問題だと思います。役員をやりたくないと言うのだったら、先生のOBなど、働くところもなくなって、子供の面倒くらい見てあげるという人が地域の中にいっぱいいるわけです。その方が子ども会の会長になって、その他の役員を何人か募って、保護者はそれをフォローしてくれればいいですというくらいにして、育成会を立ち上げないと、もうこれからはやっていけません。

 それから、今、どこの子供が、どういう地域で遊んでいるかということも全然掌握されていない。これは余りいいことではない。そして、連絡しようとしても電話帳にも入ってないし、自治会の名簿にも入ってないというのは少しおかしい。そういうことを考えると、やはりみんなの目が届くような地域ということを考えるならば、子ども会など地域の活動へもしっかりと参画してくださいということを学校から言ってもらいたいと思います。学区のことと関連して思いましたので、ぜひお願いします。



◎学校教育部次長(教育総務課長) わかりました。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:50



△3 はままつの教育について語る会の開催について〔教育総務課〕



△結論

 学校教育部次長(教育総務課長)から、はままつの教育について語る会の開催について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 それでは、続いて、はままつの教育について語る会の開催について説明をお願いします。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 続きまして、お手元の資料、はままつの教育について語る会の開催について、説明します。

 1の目的です。この語る会については、平成18年度から開催していて、今回で4回目になります。浜松の教育について市民の皆様の御理解を深めていただくとともに、会場において、教育長等と参加市民とが直接意見交換をして、今後の教育施策に反映することを目的として開催するものです。

 2の日時及び会場ですが、表に記載のとおり、7月16日、24日、8月4日、22日の計4回の開催で、会場は、雄踏文化センター、地場産業振興センター(7月から総合産業展示館に名称変更等を予定しています。)、引佐多目的研修センター及び天竜壬生ホールで行います。

 土曜日の午後の開催となる天竜の壬生ホールでは、託児サービスを考えています。どの程度の御希望があるか把握はできませんが、試みとして実施します。小さなお子さんをお持ちの方にも御参加いただきやすいという形で、1回やってみようということで、託児サービスの御希望についてお受けしたいと考えています。

 3の内容です。4点あります。1点目は、教育長、教育委員からのお話、教育委員の自己紹介の後、公募による参加市民(各会場100人程度)の皆様との意見交換を行うものです。2点目は、市当局の出席者で、教育長、教育委員、学校教育部長及び関係の各課長です。3点目の開催時間は、90分を予定しています。時間については柔軟に現場で対応をしていく予定です。4点目の参加の募集については、広報はままつ7月5日号、ホームページ、学校だより等を利用し、PRに努めたいと考えています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 開催時間についてですが、市長と語る会では閉会の時間になると大体あうんの呼吸でだめというように開催しているが、その会場の中で議論が白熱しているときは、やはりその辺を臨機応変に対応し、現場の声を聞いてあげて、当局もそれに対しては答えなければ充実した本当の話し合いができないのではないかと思いますので、ぜひともその辺考慮いただきたいと思います。それから、託児サービスは非常にいいアイデアだと思います。どの程度の希望があるかわかりませんが、これはどなたが行うのですか。



◎学校教育部次長(教育総務課長) 講座やイベント等でこのような託児の業務になれたNPOの団体があるので、そこに委託して、託児人数に応じて、託児のプロを配置していただく予定です。



◆嶋田初江委員 私も浜松の教育について語る会に参加していますが、市側の発言が長くて、保護者のいろいろな発言が切られ、あとは感想に書いてくださいと言われてしまいます。もう少し当局側の発言は短くてもいいのではないかと感じました。そして、市民の皆さんの意見をたくさん聞いていただきたいと要望します。



◎学校教育部次長(教育総務課長) わかりました。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:55



△4 平成21年度全国学力・学習状況調査の実施について〔指導課〕



△結論

 指導課長から、平成21年度全国学力・学習状況調査の実施について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 次に、平成21年度全国学力・学習状況調査の実施について説明をお願いします。



◎指導課長 平成21年度全国学力・学習状況調査の実施について御説明申し上げます。

 この調査は、平成19年度から始まり、本年度が3回目です。まず調査の目的ですが、そこに3点掲げてありますが、主なものは、(2)、(3)です。(2)は各教育委員会、各学校がみずからの教育及び教育施策の成果と課題を把握し、その改善を図るとともに、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立するということ。(3)は各学校が、児童・生徒の学力や学習状況を把握し、児童・生徒への教育指導や学習状況の改善等に役立てるということです。調査実施日は4月21日でした。対象は、小学校6年の児童、中学校3年の生徒です。

 4の調査の内容ですが、児童・生徒に関する調査は、教科に関する調査と質問紙調査の2種類でした。小学6年生は国語、算数、中学3年生は国語、数学の2教科で、それぞれの教科に2種類の問題がありました。一つは知識に関する問題、もう一つは活用に関する問題、活用というのは、知識を生活に活用する、つまり応用の問題です。

 次に、質問紙調査については、これは約70項目にわたるアンケート調査で、学習意欲や学習方法あるいは生活に関する質問紙調査でした。もう一つは、学校に対する質問紙調査、これは主に校長が回答するものでして、それぞれの学校における指導内容あるいは指導方法に関する取り組みや学校における人的・物的な教育条件の整備等の状況に関する質問紙調査です。

 次に、5の浜松市立小・中学校における参加校数・参加人数は、小学校が111校、7397人、中学校が49校、5167人、合計160校、1万2564人です。ただ、中学校のうち、11中学校については、この実施当日の4月21日に修学旅行と重なったため、後日調査を実施しました。中学校の参加人数については、21日に実施した人数をお示ししました。

 この修学旅行と重なった経緯ですが、文部科学省は本年度の実施日については、当初4月28日ということを2年前に示していて、各学校は4月28日が修学旅行と重ならないよう前倒しするか、後ろへ持っていくかという工夫をして、今の中学3年生が中学1年生の段階で、JR東海に修学旅行列車という新幹線の予約を入れました。ところが、昨年度の7月、文部科学省から実施日を1週間早めるという通達が突然あり、学校も大変慌てましたが、修学旅行列車というのはもう変更ができないということで、やむを得ず修学旅行を優先したという経緯です。参加は全校ですが、同じ日に全児童・生徒が参加できなかったことは残念ですが、そのような事情があったということを御理解いただきたいと思います。

 最後に、6番の調査結果等の活用ですが、この調査の結果は、文部科学省によると、8月ごろ、各学校及び教育委員会に届くということですので、直ちにその結果を分析した上で、浜松市の結果をまとめたものを各小・中学校に提示します。そして、各小・中学校においても、市の分析結果を踏まえて、自校の結果を分析し、その後の児童・生徒の指導に生かす。また、昨年度、学力向上推進モデル校として小学校4校、中学校2校を指定し、1年間取り組んでいただいた成果を2月末に発表していただき、また、そのまとめを1冊の冊子にまとめ、年度末に各学校に配布しました。そうしたものを教育委員会の指導主事が小・中学校全校を訪問するので、その折に、その冊子の内容なども確認しながら、それぞれの学校の調査結果を児童・生徒の学力向上に役立てるよう指導、助言していきたいと思っています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 これで3回目ですので、これから教育に対して結果を分析した中で活用するということでいいのでしょうが、この事業の費用は1人幾らでしたか。



◎指導課長 調査に参加する費用は無料です。すべて国が負担しています。



◆二橋雅夫委員 この先、分析をしていただき、その結果の提供なども全部無料ですか。



◎指導課長 はい。その結果をもらうところまではすべて国の責任で行っています。



◆二橋雅夫委員 あと教育委員会でその結果をいただいて、次は浜松市で分析をして、いろいろ資料として各学校に配布するということは、これは予算化されているのですね。



◎指導課長 はい。昨年度、一昨年度に関しては、文部科学省の委託を受け、国の予算で浜松の学びネットワークを組織したり、家庭向けリーフレットを作成したりしましたが、本年度はそのような国からの委託がなくなりましたので、市としては予算なしで実施していこうと考えています。



◆二橋雅夫委員 何かできるのですか。



◎指導課長 学びネットワークは組織しませんが、これまで2年間の学びネットワークを開催したノウハウは事務局としても持っていますので、事務局と現場にいる先生方とで結果の分析は十分できると考えます。



◆二橋雅夫委員 すごいですね。



◆嶋田初江委員 学力調査の件です。これは予算案の審査のときにも言いましたが、学校ではこれに限らずテストを毎月のように行い、結果を分析し、生徒の指導に返していると思いますが、この調査についてもそれと同様に、分析した結果を生徒の指導に返すと理解してよろしいですか。



◎指導課長 はい。そういうことです。市の調査結果を分析することに関しては、特段予算をかけなくても分析できますし、学校においても自校の子供の学力の状況、すぐれている点や課題に関しては、これまで2年間十分分析するノウハウを身につけていますので、3年目となる本年度は十分行うことができるという見通しを持っています。



◆嶋田初江委員 このような全国的なテストは3年もやれば大体状況がわかるとのお話ですが、来年についてはどのように考えますか。



◎指導課長 実施の主体は文部科学省で、私がやるとかやらないとか決めることではありませんので、申し上げにくいのですが、文部科学省のホームページ等を見ると、しばらく継続したいとコメントしていたと思います。



◆嶋田初江委員 継続的にやると理解してよろしいですか。



◎指導課長 はい。先ほど言いましたように、このような全国規模の調査に無料で参加でき、結果も無料で子供たちのところに届くというまたとない機会ですので、国が実施する以上は、市としても継続して参加していきたいと考えます。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:07



△5 (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)のパブリック・コメントの実施について



△結論

 生活文化部次長(市民生活課長)から、(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)のパブリック・コメントの実施について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 それでは、(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)のパブリック・コメントの実施について説明をお願いします。



◎生活文化部次長(市民生活課長) (仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)のパブリック・コメントの実施について御説明申し上げます。

 条例制定の目的ですが、浜松市内の刑法犯認知件数は、平成15年をピークに減少傾向にありますが、殺人、強盗などの凶悪犯、暴行や傷害などの粗暴犯、風俗犯などは依然として多く発生しています。このため、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するため、市、市民及び事業者などの責務を明らかにするとともに、防犯まちづくりに関する指針を定め、警察や防犯協会などの関係機関などとも連携、協力しながら、防犯意識の高揚と地域の自主的な防犯活動の推進を図ることにより、安全で安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指すものです。この条例の制定についてパブリック・コメントを実施し、市民から意見を伺うものです。

 次に、条例案の主なポイントですが、犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進指針の策定、自主的な地域防犯活動への支援、子供の安全確保、安全で安心なまちづくりのための環境整備、犯罪被害者等への支援などが挙げられます。

 次に、パブリック・コメントの概要ですが、対象案件の条例は別紙のとおりです。

 条例案の公表及び意見募集期間は、平成21年6月15日から平成21年7月14日までを予定しています。

 案の公表先は、広報はままつの全市版6月5日号に情報を掲載するとともに、市のホームページにも掲載します。また、市民生活課、市政情報室、区役所、地域自治センター、公民館、まちづくりセンターにおいても配布します。

 意見募集方法としては、様式は問いませんが、意見書に住所、氏名、電話番号、メールアドレスがある方はメールアドレスを記載していただき、持参、郵便、ファクス、Eメールで市民生活課へ提出していただきます。

 提出された意見の取り扱いについては、後日、市の考え方を公表するとともに、意見を参考に最終案を策定していきます。

 今後のスケジュールについては、パブリック・コメントの結果報告及び市の考え方の公表を平成21年9月、議案提出については平成21年11月議会を予定しています。また、条例の施行は、平成22年1月1日を予定しています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆黒田豊委員 この条例の件に関しては、私たちの会派も条例案を完成させるところまでいきました。当局の皆さんともいろいろ協議しましたが、策定していく中で、当局でも準備しているということでしたので、運営委員会の方とも相談しながら、肩を抜いたという経緯があります。そういうことから、私たちの策定した案とも比較しながら、二、三質問したいと思います。まず、平成19年9月に、市民クラブの斉藤議員が代表質問で基本計画策定についての質問をしています。それに対して、鈴木市長の答弁で、平成19年内に内部検討組織を立ち上げ、浜松市警察部や市内警察署の協力を得ながら、基本計画策定の準備を進めていくという答弁がありましたが、今回のこの条例案の中に基本計画の策定についての部分がありません。その理由をお聞かせください。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 基本計画をなぜ策定しないのかという点についてですが、いろいろ検討する中で、防犯の中心というのは、やはり警察であり、各警察署の中にあります防犯協会が主導で活動すると理解しています。市のかかわりについては、警察とか防犯協会が行う防犯活動に対して側面的な支援を行うこと、それと地域住民が行う自主的な防犯活動に対する支援を行うことであるので、基本計画の策定の必要はないのではないかと考えます。防犯条例を策定するとともに、推進指針を定め、警察や防犯協会と連携しながら進めていくことから、基本計画の策定は行わないということです。



◆黒田豊委員 でも、そのような市長答弁がありますね。ですから、その辺をあいまいにして、進めていることには異論を唱えたいと考えます。質問に対する市長の答弁があったからこそ私たちの条例案には基本計画の策定を入れました。だから、やはり市長答弁があるのですから、人もお金も要ることですが、これをもっとしっかり検討し、条例に盛り込むべきだと思います。

 次に、第14条の2の規定に、防犯カメラに関するところがあり、公共の場所を対象として防犯カメラを設置するなどいろいろありますが、公共という定義はどういうものなのか説明してください。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 不特定多数の者が出入りするとか通行しているとか、そのような場所を考えています。ですから、その歩いている方が何も意識しないで歩いていて、カメラに映し出されてしまうという場合を想定していて、こういった場合には個人のプライバシーに十分注意をしていただきたいと思います。ただ、建物の中で防犯上、建物の敷地内で行うものがありますね。これについてはある程度設置者の責任において実施していただきたいと言いましたが、不特定多数の者が出入りするような場所を考えています。



◆黒田豊委員 そうすると、例えば私道や私立高校や民間の施設も一つの公共という考えでいいのですね。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 学校の校舎の中や校庭の中に入ると、学校に管理されているものの中ということで、そこについては公共とは考えにくい点があります。また、外に向けてカメラを設置する場合、建物と公道が接しているときには、この公道は何も知らない人が意識せずに通りますので、ここを映し出すような防犯カメラの映像については、プライバシー等に配慮して取り扱っていただきたいと考えています。



◆黒田豊委員 私たちも防犯カメラの設置に関して、お招きした先生からいろいろレクをいただきました。最高裁の判例で、やはり私道でも、先ほど申し上げました不特定多数の人が利用するようなところは、公的なものだと判断すべきだということですので、私たちは市並びに市民等という、市民の方でも、民間の方でも防犯カメラを設置する場合は、そういうプライバシーに配慮するということも入れましたが、このような考えが必要だと思います。そうすれば、公共の場所に設置してもいいと思います。

 それと、もう1点、最後の附則に、施行後5年以内に施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講じるという規定がありますが、5年以内というのは少し長くないかと感じますが、いかがですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) この条例が施行されて、それに基づくいろいろ施策とか、いろいろ働きかけを行うわけですが、それを評価して、どういった考えを示すかということになると、やはり5年以内ぐらいかと考えます。大体5年待つことはありません。ですから、活動が鈍ければ、もっとこのようにしたらどうかという御意見等をいただくことになると思いますので、そのような御意見を踏まえ、検討するということで5年以内としています。



◆黒田豊委員 戸田市などは非常に早い段階で議員立法によりこのような条例を策定したとのことでした。条例を策定したことによって、やはり犯罪も減っていると伺っています。

 また、周知の方法についてですが、平成22年1月1日予定ということですが、ちょうど私が戸田市に視察に行ったときに、別の条例の施行についてでしたが、駅をおりるとすぐに横断幕で、何月何日何々条例を施行しますと市民の目にしっかり映るような形での周知がありました。浜松市でも安全・安心のまちづくり条例ができたら、大々的に周知する方法もしっかりと検討した上で準備を進めていただきたいと思います。条例をつくる目的は、犯罪を減らしていくというか、名称には「犯罪のない」とありますが、犯罪はなくなりませんので、犯罪があるということを認識し、緊張感を保ち、防犯意識を高めたり、市民が準備したり、市が防犯に対する取り組みをしていくということのほうが重要だと思いますので、そのようなしっかりした周知方法も検討していただきたいと思います。



◆長山芳正委員 ただ条例をつくればいいということではなく、あと周知徹底も必要だと思います。

 また、現在、県やそれぞれの市でこのような条例をつくっていますが、特に浜松市の場合はこういう点を取り入れたとか、こういう点はほかと違うとかという点がありましたら教えてください。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 県にも同様な条例がありますが、県の場合はどちらかというと、市町村の活動と連携して行うというものが多いと思います。それに対して、浜松市は最前線で、住民と接するところですので、県の条例とは異なっています。そして、浜松市の場合、市の地域が広いので、中心部で起こる犯罪と天竜区で起こる犯罪とは形態が違います。私どもも地区安全会議を所管していますが、それぞれの区ごとに、意見交換会を開いています。このように、第3条第3項に規定しましたが、地域の特性に配慮して、それぞれの地域に合った活動を行っていこうと考えています。

 それから、先ほど黒田委員からお話がありました、防犯カメラについては、今まで全く規定がありませんでしたので、これを盛り込みました。

 それから、第16条の犯罪被害者等のための施策です。平成20年11月に内閣府との共催により犯罪被害者等の国民の集い、浜松大会を開催しましたが、そのような大会を開催する中でも犯罪被害者の団体などから、何らかの形で条例の中へ犯罪被害者支援のための規定を入れてほしいとの意見があったので、検討した結果この規定を条例の中に入れました。

 それから、先ほどありました5年以内に内容を検討し必要な措置を講じるという見直し条項です。以上がこの条例の特徴であると理解しています。



◆柳川樹一郎委員 この条例を制定してほしいと思います。今まで実施してきた浜松市の活動の背景から、地域安全推進委員や補導員、交通安全パトロールなど、いろいろな団体がありますが、警察署が所管するものにもいろいろあり、そして自治会でも設置しています。それらのユニホームはみんなばらばらです。警察署でお金が出て、それらしい制服を持っているものもあれば、たすきだけかけるものや何もないものもあります。

 それからもう一つ、安全・安心の家とカンガルーの家も制度がばらばらです。これは浜松東警察署、浜松中央警察署でそれぞれ立ち上げたという経緯があるのかもしれないが、これを機会に統一してほしい。ここは安心の家ですよ、カンガルーの家ですよと別々のシールを張っていますが、これを統一していかないと、地域が変わったところへ行って、何かあったときにわからないということでは困ります。子供に知らしめるという意味でも、またお年寄りもどこにいてもそのような助け舟を出せるようにしておかないと意味がないと思います。この際、そのような統一をしっかりと行ってほしいと希望します。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 確かに安全・安心については、よく御指摘を受けるのですが、項目によってそれぞれ所管課が違ったりしていて、それから、今出ました地域安全推進員や警察の中にある防犯協会など、いろいろありますので、関係機関、庁内の関係各課と連携協議する中で、統一できるものは統一していきたいと思います。



◆柳川樹一郎委員 せっかくやるのだから、ばらばらではなく、みんなで統一された中で行動ができなければ意味がないと思います。



◎生活文化部次長(市民生活課長) そういった取りまとめを当課がやらざるを得ません。精いっぱい頑張っていきたいとは思いますが、ただ、それぞれ御事情もありますので。



◆二橋雅夫委員 一番心配するのは、条例ができると、所管課が大変になるのではないかということです。予算については各部門で細かい予算を持つようになると、やはりそれを取りまとめるところがなければ、条例をつくっても、推進されないと思います。予算をきちんととって、推進していくためには、取りまとめを、今の話ではできる範囲で頑張りますということですがそういうことではなく、どこが行うのかを明確化しなければならない。条例を実施していくということは、所管がかなり多いから、本当に予算と進捗の管理を、きちんと責任を持ってまとめてほしいと声を大にして要望します。



◆氏原章博委員 この条例と関係ないかもしれないが、今度のたこ揚げの練習の音に対する苦情が非常に多かったです。とにかく何カ月前からラッパと太鼓の練習が、午後11時、午前0時まで続くということに対して、本当に何とかならないかという苦情が非常に多いのです。条例と関係ありませんが、所管が市民生活課ということで、何かいいアイデアはないですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 祭り本部の件ですが、そのような御意見については、祭り本部の反省会を総会で毎年行っていますので、そちらでお願いしたいと思います。



◆山崎真之輔委員 大体意見が出ましたが、条例を制定して、周知徹底をして、その後、いかに実効性を確保していくかということになると思うのですが、これを読むと、いろいろな側面から提案していると思いますが、先ほど二橋委員からも言われたように、組織体制をもう少ししっかり決めるべきではないかと思います。市民生活課だけがかかわっているわけではなく、総務課とか商工部とか、ほかのセクションもいろいろかかわっているものですから、それを束ねたセクションを一つ設けて、そこが市警察部や防犯協会と対等な立場で意見交換をしていかないと、実効性が確保されないのではないかと危惧をしていますので、ぜひそのように進めていただきたいのですが、どのように考えますか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 条例を制定するに当たり、関係する方からもいろいろ御意見を伺っています。そのような関係するところがある程度拾い出しできていますので、そちらと意見交換し、所管の警察、市警察部もありますので、そこを窓口にして話をしていきます。防犯協会への窓口依頼は、当課が負担金を払う格好で行っていますので、それらを何らかの形で取りまとめてやっていこうと思います。それは推進指針の中で行っていきたいと思います。



◆山崎真之輔委員 それと、先ほど長山委員から地域の特殊性という話が出ましたが、特に浜松においては外国人労働者が多いという、地域の特性があると思いますが、条例案作成の過程でそのあたりについては、何か議論したのですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 新聞紙上では外国人犯罪が取り上げられることがありますが、そこだけを取り立てて抜き出すと、やはりいろいろ問題があるのではないかと思います。とにかくどのような犯罪があるのか。その犯罪をどうやって防いでいくのかという観点から判断をしています。外国人という特定の部分だけ取り出すというのはなかなか難しいと思います。



◆山崎真之輔委員 そういう意味でこのような表現にしているということですね。



◎生活文化部次長(市民生活課長) はい。



◆山崎真之輔委員 推進指針についてですが、具体的なスケジュールというのはわかりますか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) これからパブリック・コメントで皆様から意見を受け付けますが、各地区の地区安全会議や、関係する団体にこの条例案を示し、意見を伺いながら、いろいろあわせて推進指針をつくっていきますので、このまま進めて、できれば条例が1月1日に施行した後の年度末までに並行する形で推進指針をまとめていきたいと考えています。



◆黒田豊委員 いかにして推進していくかということを協議する、協議会を設置するということは検討しなかったのですか。



◎生活文化部次長(市民生活課長) そのような協議会等が必要であれば、設置していこうと考えています。ただ、条例で形を決めたものというよりは、いろいろ意見交換をする中で、やはり地域的な部分もありますので、この中にも説明しているのですが、区ごとの協議会をまず立ち上げて、その上にさらに市全体の組織が必要であればつくるし、要らなければ、区ごとの協議会だけと考えています。



◆嶋田初江委員 犯罪のないまちで、安全・安心に市民が暮らすということは、すごく大切なことだと思いますが、これを一通り読んで、先ほど二橋委員も言ったことが、すごく気になって、いろいろなところに「必要な支援を行うよう努めるものとする」という規定が本当に多いです。これは予算が伴わないのではないかと思い、例えば第12条の新築する家に対して、防犯上、人が通ったらぱっと明るくなるような、そういうものを設置すればいいという指導をすると私はとらえたのですが、そういうのはただ指導するというだけではなく、予算化していかないと、本当の意味で進まないのではないか考えます。そこで、これは市民生活課だけではとても大変なことだとは思いますが、ぜひこれに伴う予算化について考えていただきたいです。

 それと、あともう一つ、第14条の2の規定で心配なところは、この条例案で一番危惧するところですが、防犯カメラを設置するということで、監視社会につながらなければいいという思いです。



◎生活文化部次長(市民生活課長) 財政状況は厳しい状況にはあるのですが、必要な予算については頑張りたいと思います。

 それから、防犯カメラについては、市としてどんどん設置しなさいということではなくて、やむを得なくつける場合には、プライバシーなどに注意してくださいという意味でこの条文を設けました。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:35



△6 第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技の実施報告について〔スポーツ振興課〕



△結論

 スポーツ振興課長から、第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技の実施報告について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 次に、過日行われた第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技の実施報告について説明をお願いします。



◎スポーツ振興課長 第85回日本選手権水泳競技大会競泳競技の実施報告をします。

 開催期間中、委員の皆様には多数お越しいただきまして、ありがとうございました。

 この日本選手権の大会は、オリンピックの翌年に地方で開催されることになっています。地方といっても、ほとんどが関東圏で行われ、浜松に来るということはめったにないチャンスであると認識しています。14年ぶりに関東圏以外で開催されるという貴重なものでした。とにもかくにも古橋廣之進記念浜松市総合水泳場のこけら落としとしての大会を開催し、大変成功裏に終わったと認識しています。

 なお、この大会は、世界選手権の代表、ユニバーシアードの代表、それからオーストラリア大会の対抗の代表選手選考会も兼ねていましたので、本当に日本最高レベルの大会であった思います。

 日程は、4月16日から19日までの4日間です。会場は古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(ToBiO)で行われました。主催は、財団法人日本水泳連盟で、浜松市は共催という立場です。主管は静岡県水泳連盟です。参加選手は1150人。通常の大会の参加者は1000人を切っていますが、今回は水着等の影響があるかと思いますが、標準記録を超えた選手が大変多かったため、参加者が1000人を超えてしまったということです。通常は選手が700人台ですが、今回は1000人以上であったため、大分詰まった日程で大会が行われました。競技種目については、男女それぞれ17種目で、合計34種目が行われました。そのうち日本記録は20個、同タイムの記録が2人いましたので、人数としては延べ21人ということです。タイ記録がほかに1人、高校生新記録が7個、中学生新記録が11個という、大変喜ばしい結果が出ました。入場者数は、16日(木)6208人、17日(金)6457人、18日(土)7377人、19日(日)8109人、合計2万8151人です。

 それから、大会期間中の木曜日と金曜日の午前中に、古橋廣之進氏の出身校である雄踏小学校、ToBiOの周辺の小学校である篠原小のそれぞれ6年生4クラス、計320人をお呼びして、競技の説明や観戦、施設見学、それから古橋氏と有名選手との記念撮影を行いました。6年生ですので、卒業アルバムに残すということで、クラスごとに撮っていただきました。

 大会はNHK総合テレビ、BS1にて全国放送されました。また、日本新記録も数多く出ましたので、メディアにもたくさん露出し、全国に浜松市を発信できたのではないかと思います。あわせて2万8151人という参加者数、観客数がありますので、1人1万円使っていただいたとすると、2億8000万円ぐらいの経済効果があったのではではないかと思います。

 なお、日本記録を更新した選手については、浜松をアピールするという意味合いから、浜松浴衣を贈呈しました。

 最後に、まとめになりますが、選手や大会関係者からいろいろな御意見を賜りましたが、大変泳ぎやすかったということで、いい評価をいただきました。水着ということももちろんあろうかと思いますが、観客席以外は段差がなくすべてがフラットであり、動線について配慮されていてありがたかったといういい評価を得て、我々もうれしく思っています。

 このようないい結果でしたので、今後の開催についても、来年は全日本の試合など、現在三つほど問い合わせが来ているので、大変うれしく思っています。

 最後に、2月7日にToBiOがオープンしましたが、その折にお願いして、古橋氏に書を書いていただきました。横幅が1.5メートルぐらい、縦幅が1メートルぐらいの大きな書です。「泳進一路」と書いてありますが、古橋氏がよく使われる言葉です。ToBiOに行くと、額に張られ、きれいに表装されて、立派に掲載されていますので、利用していただき、ごらんいただきたいと思います。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 本当に結果的によく終わったということで、喜ばしいことだと思うのですが、今回臨時に使っていた駐車場の扱いです。駐車場はあのままにしておくのですか。

 それから感じるのは、これからが問題であるということです。まだ次の活用について市民へのPRが余りできていないのではないかということです。今は日本選手権ばかりが前面に出ているが、これから水泳シーズンになってくるのに、PRが足りないと思います。これは指定管理者が行うべきことかもしれませんが、一つのアドバイスとして、まずそこまでの交通ルートを理解していただかなければいけません。そしていろいろなスクールなどのPRなどを行う。余り市民に知らされてないことを心配しています。これから逐次やっていくのでしょうが、もう少し積極的にPRを進めてもらいたいと思います。



◎スポーツ振興課長 まず、1点目の臨時駐車場ですが、あそこは広い意味で公園の施設になっています。あそこの将来像についてこれから地元との話し合いをして、公園にしていくのか、そのまま駐車場とするのか考えていかなければいけないと思います。あくまで将来計画が決まるまでは暫定的に駐車場としておくしかないと考えています。



◆二橋雅夫委員 将来的にはこれから検討するのですが、イベントがあればそのまま駐車場として使えるという考えでいいですか。



◎スポーツ振興課長 はい、そうです。維持管理も公園でやっていただけるということです。

 2点目の今後のPRや活用ですが、一般の方々が利用するということと大会として利用するということの二面性があると思います。この日本選手権の開催に当たり、関係すると思われる方々の名刺を集めました。やはりPRしない限りは大会が開催できないだろうと考えました。御承知のとおり、使用料が高いということもあるので、とにかく積極的にPRをしなければならないと考えます。それから、もう1点は、実は収入の面では、一般利用のほうが多いのです。これはやはり、近場からどのように集客するかということだと思います。これにもやはり広報を使い、月に1回必ず指定管理者と定期的な会合を持っています。その中でお互いに工夫しないといけないと思っていますので、1年の経過を見ながら、来年はどうするのか、その次はどうするのかということを当然検討します。



◆野尻護副委員長 臨時駐車場をこれからも使うということについてですが、先日、指定されたところに車をとめたのですが、土手があり、回らないと入ることができないので、そこに階段をつけてくれればと思いました。



◎スポーツ振興課長 おっしゃるとおり、階段があったほうが便利です。それも検討させてください。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:46



△7 浜松市博物館協議会報告書について〔生涯学習課〕



△結論

 生涯学習課博物館長から、浜松市博物館協議会報告書について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○酒川富雄委員長 次に、浜松市博物館協議会報告書について当局から説明をお願いします。



◎生涯学習課博物館長 昨年度末に市に提出された浜松市博物館協議会の報告書について、その概要の御説明をします。

 お手元には報告書と、もう1枚報告書の内容を概要としてまとめた両面刷りの1枚目に説明資料があります。その説明資料に基づいて御説明をします。

 まず、博物館協議会は、博物館法及び浜松市博物館条例の規定に基づき設置する附属機関で、博物館の運営に関し、館長の諮問に応じ、館長に対して意見を述べる機関です。

 協議事項は、合併により14施設にふえた博物館の今後の運営に関し、以下の二つのテーマについて、政令市にふさわしい博物館として所管施設及び資料の一層の活用を図り、魅力ある事業づくりの視点から御協議をいただき、本年2月13日の最終会議において、お手元の報告書としてまとめていただいたものです。

 報告書の内容としては、テーマの一つ目、今後の博物館施設のあり方についてですが、長期ビジョン、短期ビジョン、機能、展示、サービスの5項目にわたってそれぞれ御意見をいただきました。

 まず、長期ビジョンについては、三遠南信ネットワークづくりを将来は考えていくべきではないか等4点の御意見をいただきました。

 短期ビジョンについては、地域の拠点としての施設の再編、本館を含め五、六館への集約が必要ではないか等4点の御意見をいただきました。

 次に、博物館の機能についてですが、体験型の生涯学習施設として、また学校教育との連携を充実させる等、世代間交流を通して歴史・文化を継承する施設を目指すべきではないか等4点の御意見をいただきました。

 展示については、資料を博物館に限らず、公共施設その他民間施設へも展示をしていくべきではないか。あるいは本館は市内の通史を、分館は地域の特性を生かした展示を特色づけていくべきではないかというような御意見、合わせて5点の御意見をいただきました。

 最後ですが、博物館のサービスについて、今後はより一層市民との協働によってのサービスの向上を図る必要があること、あるいはレファレンスサービスの充実を一層図る必要がある等6点の御意見をいただいています。

 2点目のテーマ、事業評価のあり方ですが、望ましい将来像を踏まえ、目標にふさわしい評価方法を今後構築していくべきであるということ。PDCAサイクルを導入して、さらなる目標を設置すること。具体的には、以下評価項目5項目と、それぞれの評価基準をお示しいただきました。

 この報告書の内容をもとに、今後博物館施設の再編に向け、地域、区協議会へも諮りつつ、計画案を策定していきたいと考えています。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 今後、地域協議会などいろいろなところに投げかけながら検討していくのだと思いますが、博物館再編の進捗状況ついては、逐次文教消防委員会にも経過等の報告があるということですね。



◎生涯学習課博物館長 はい、報告させていただきます。



◆柳川樹一郎委員 全然違うのですが、伊場遺跡でこの前何かあったのではないですか。やはり報告したほうがいいのではないですか。



◎生涯学習課博物館長 では、御報告申し上げます。

 4月13日(月)午後1時40分ごろ、博物館が休館日のときに伊場遺跡公園内での復元家屋において火災が発生しました。場所は今柳川委員から御指摘のあった伊場遺跡公園内にある復元建物の屋根のひさし部分の火災ということで、発見の経緯については、午後1時41分ごろ公園内を散歩中の女性から119番通報があり、これを受け、南消防署可美出張所のポンプ車1台が出動し、午後1時57分に鎮火しました。被害状況は、復元家屋の入り口上部、軒先の杉皮ぶきの部分が焦げました。消防車が駆けつけたときも煙の状態で炎は出ていなかったと聞いています。焦げた部分の面積は、長さ126センチ、幅22センチぐらいで、被害額は6万3000円ということです。すでに修理を終え、復旧していますので、御報告します。

 原因についてですが、東警察署からもお出向き願い、現場検証をしましたが、原因については特定できず、不審火として扱うこととなりました。



◆柳川樹一郎委員 たばこを置いた程度では杉皮の屋根は燃えないと考えます。



◎生涯学習課博物館長 想像の域ですが、大人が手を伸ばしてライターであぶれば届くぐらいの位置です。



◆柳川樹一郎委員 ライターであおるくらいしないと火はつかないですね。



◆二橋雅夫委員 関連で、伊場遺跡の北側には民有地があり、川を挟んで公有地があります。その公有地の活用について、以前、そこに橋を渡し、1回発掘調査をして、博物館の用地を拡大したらどうかという意見がありましたが、その北側の土地の活用については、まだ全然予定はないのですか。三方が全部民地で、こちらが川です。伊場遺跡から、この公有地に行くには、川に橋をかけないと渡れない。だから、その土地の活用について当局で何かお考えですか。ここはずっと草が生えたまま放置されています。



◎生涯学習課博物館長 一時その話題が上がったのが、隣にあったパチンコ店から駐車場として貸してほしいという依頼があり、博物館としても下の遺構に影響を与えない範囲であれば、駐車場として使うということも一つの活用方法ではないかと考え、公園の管理をしている所管課とも話をしましたが、最終的にはうまく進まずに、現状草刈りで年間を終えている状況です。今後は、有効活用を考えていかねばならないと思っています。



◆二橋雅夫委員 何かかわいらしい橋などをかけると、公園の利用者にとっても少し面積が広がり、いいのではないか思いますので、また御検討していただきたいと思います。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:56



△札幌市との音楽文化都市交流について



△結論

 文化政策課長から、札幌市との音楽文化都市交流について説明があり、これを聞きおきました。



○酒川富雄委員長 それでは、協議事項が済みましたが、ここで文化政策課から発言を求められていますので、これを許します。



◎文化政策課長 資料はありませんので、口頭で説明させていただきます。

 明後日、5月14日、浜松市は札幌市と音楽文化都市交流宣言の調印式を行います。内容は、浜松市と札幌市は6月4日の富士山静岡空港の開港により、人・物・文化等の相互交流を行う環境が整います。これを機に、両市は互いが持つ都市の魅力である音楽文化をより一層振興し、もって日本の音楽文化の振興に寄与することを目的として、音楽文化都市交流宣言の調印をする運びとなっています。

 音楽文化都市交流宣言の調印式は、浜松市長及び札幌市長同席のもと、アクトシティ浜松のコングレスセンターで行う予定です。無事、調印式が済んだ場合には、両市は音楽事業、音楽人材の相互交流、連携した国内外への情報発信、市民交流などの音楽文化都市交流を行っていく予定です。この件に関しましては、総務委員会終了後、企画部シティプロモーション担当課が報道等に詳細を発表する予定で、本日は音楽文化ということですので、文化政策課が御報告をいたしました。よろしくお願いします。



○酒川富雄委員長 当局の説明は終わりました。質疑・意見はありますか。



◆二橋雅夫委員 結果的には音楽文化の友好都市になるのですが、これは、どのようなことがきっかけとなったのですか。



◎文化政策課長 御存じのように、ことしの2月に札幌雪まつりで浜松城の大雪像をつくっていただいたこともあり、浜松市長が札幌へ行きました。そのときに札幌市の上田市長とお会いして、今後もこういう連携を深める方法は何かないかということで、シティプロモーション担当が中心となり、交流のキーワードをいろいろ探し、札幌市は世界的なパシフィック・ミュージックフェスティバルというイベントを実施していて、浜松市は御存じのように、浜松国際ピアノコンクールという、国際的な音楽イベントを中心に音楽振興を取り組んでいますので、それでは、両市とも連携して音楽の交流を進めて、世界に発信していこうという話になったといういきさつがあります。



◆二橋雅夫委員 トップセールスで頑張ってきたということですね。



◎文化政策課長 そのとおりです。



○酒川富雄委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○酒川富雄委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    11:59



△正副委員長から、在任中の協力方のお礼を兼ねてのあいさつ



○酒川富雄委員長 それでは、以上で文教消防委員会を散会します。

                                    12:00