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静岡県 浜松市

平成21年  2月 厚生保健委員会 日程単位




平成21年  2月 厚生保健委員会 − 02月09日−01号









平成21年  2月 厚生保健委員会



          浜松市議会厚生保健委員会会議録

1 開催日時

 平成21年2月9日(月)午前10時開議

2 開催場所

 第2委員会室

3 会議に付した案件

 ●1月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

 1 浜松市新型インフルエンザ対策本部の設置について

 ●社会保険浜松病院について

4 出席状況

 ◯出席委員(11人)

  委員長   小倉 篤     副委員長  波多野 亘

  委員    鈴木 恵     委員    小黒啓子

  委員    湖東秀隆     委員    袴田修司

  委員    和久田哲男    委員    鈴木浩太郎

  委員    中村哲彦     委員    今田欽也

  委員    松下福治郎

 ◯欠席委員(0人)

 ◯委員外議員(0人)

 ◯説明者の職氏名

  健康医療部長                 徳増幸雄

  健康医療部次長(健康医療課長)        岩井正次

  精神保健福祉センター所長           二宮貴至

  保健所長                   西原信彦

  保健予防課長                 伊藤はるみ

 ◯議会事務局職員の職氏名

  議会事務局次長(議事調査課長)        吉山則幸

  議事調査課主任(担当書記)          北畠章吉

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                  会議

                                    10:00



○小倉篤委員長 ただいまから、厚生保健委員会を開会いたします。

 報道関係者の傍聴については、許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○小倉篤委員長 それでは、報道関係者の傍聴については、許可することといたします。

 一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することでよろしいですか。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○小倉篤委員長 それでは、一般傍聴人の傍聴については、申し出があれば許可することといたします。

                                    10:00



△1月1日付人事異動者(担当課長以上)の紹介

                                    10:01



△1 浜松市新型インフルエンザ対策本部の設置について



△結論

 保健予防課長から、浜松市新型インフルエンザ対策本部の設置について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○小倉篤委員長 それでは、浜松市新型インフルエンザ対策本部の設置について、当局から説明してください。



◎保健予防課長 新型インフルエンザ対策本部の設置について報告します。

 最初に新型インフルエンザについて簡単に説明します。新型インフルエンザウイルスは、特に鳥類のみに感染していた鳥インフルエンザウイルスが偶発的に人に感染するようになったものが、人の中で遺伝子の変化によって人から人に感染するようになったもので、このウイルスが人に感染して起こる病気が新型インフルエンザと言われています。過去にはスペイン風邪等も、この新型インフルエンザだったと言われています。この新型インフルエンザは、人類にとって未知のウイルスであり、人は免疫を持っていませんので、容易に人から人に感染をして、急速な世界的大流行を起こす危険性があると言われています。鳥インフルエンザウイルスにはさまざまな種類がありますが、現在最も新型インフルエンザに変異する可能性の高いウイルスは、H5N1という種類ではないかと言われています。

 新型インフルエンザと通常の季節性のインフルエンザの違いですけれども、発病はそれぞれ急激ですが、新型インフルエンザは症状や潜伏期間は発生後に様子を見て確定することになっています。それから、人への感染性は非常に強く、大流行を起こすと言われています。また、致死率も通常のインフルエンザより高いという想定です。

 現在、こういった新型インフルエンザの危険について、かつてないほど高まっているとWHOは警告をしています。この新型インフルエンザが発生した場合、感染力の強さ、発生の規模の大きさから、全人口の25%が罹患するのではないかと言われています。その健康被害は、経済的な損失、市民生活に甚大な影響を及ぼすと予想されています。そういった中、現在、国は新型インフルエンザ対策の行動計画の改定とガイドラインの策定を行っています。静岡県については20年1月に一度改定をしましたが、国の改定版が出た後、さらに改正をしていくと聞いています。本市としても、市民の安心・安全を確保するために浜松市新型インフルエンザ対策本部を設置し、推進の体制を整備するものです。今後、対策本部において部門ごとの対策班を設けて、国や県の行動計画等と整合を図り、地域における対策の具現化のための行動計画の策定をしていく予定です。

 次に、要綱をごらんください。

 対策本部ですが、本部長を市長、副本部長を副市長、それから本部員は各部長に対応していただくように考えています。それから、対策班ですが、総括班は情報の収集や伝達、増援体制、救急班は患者の搬送、医療衛生班は受診の調整や検査、相談等を担当します。地域支援班は住民の生活支援、緊急物資班は物資の調達や産業の維持、それから遺族・遺体班は遺体の保存や円滑な火葬ができるような体制、廃棄物の処理班は、汚染物の処理を想定しています。この対策本部については、2月16日に立ち上げたいと思っています。事務局は、健康医療部の中の健康医療課と保健予防課で対応します。

 資料の中に新型インフルエンザ対策の概要がありますので、ごらんください。

 新型インフルエンザが他の感染症や災害と異なることがここにくくってあります。いつ発生するかわからないということと、発生をすると日本国じゅう、世界じゅう同時発生し、地震のときのように国や他県からの支援を期待することが非常に困難であるという想定をしています。それから、新型インフルエンザの被害は数週間から8週間ということで、長期にわたって続く可能性が高いことから、市民生活に甚大な影響が出るという点が地震災害とは異なってきています。

 こういった状況の中で、次に三つの目標を掲げました。感染拡大を可能な限り防止する、健康被害を最小限にとどめる、市民などへの適切な情報提供により混乱を防止するということで、この三つの目標に対策班で対応していきますが、流行状況の分類と対策というところで示したように、今現在は前段階ということで、発生をしていない状況です。その後、海外で発生したときに第一段階、国内の発生の早期を第二段階、第三段階は、非常に感染が拡大をして、まん延期、回復期という幅広い段階をくくっています。それから第四段階、小康期という、この四つの段階ごとの状況によって対策班の対応をこれから具現化していくという予定でいます。



○小倉篤委員長 説明が終わりましたので、質疑・意見に移ります。



◆鈴木恵委員 第二段階の国内発生早期のところですが、この主な対策の中で、地域住民全体の予防投薬や移動制限を伴うウイルス封じ込めの可否を判断するというところがあります。この第二段階の中で投薬や移動制限のような判断は、だれがするのですか。もう一つは、指定病院があるかと思うのですが、浜松では指定病院がどこになっていて、訓練等を今後考えているのか教えてください。



◎保健予防課長 予防投薬については、県から薬が流れてくるという想定になっていますので、患者が出たときには報告をして、判断をいただくという形を考えています。



◆鈴木恵委員 学校閉鎖や集団隔離みたいな形になるかと思うのですが、その判断はどこがするのですか。



◎保健予防課長 学校閉鎖等は県の教育委員会から流れてくると想定しています。例えば何か催しが予定されている場合、主催がどこかによって県か市が中止をお願いするのですが、その判断は主催者がするという形になると思います。



◎健康医療部長 第二段階の国内発生早期ですから、東京で発生した場合と、県内、浜松で発生した場合で判断の差異があると思います。県の判断は当然必要ですが、浜松市で早期の段階でも発生したということになれば、本部で的確に判断し、県と連携の上で最終判断を決めていくということになると思います。これから行動計画をつくっていく段階で県と密接な調整をとって、具体的な対策をどのようにとっていくか考えていきたいと思います。



◎保健予防課長 指定病院については、県が指定していますが、市民の混乱を招くということで、公になっていません。疑わしい方が出たら保健所が調整をして、医療機関につなげるという形になっています。また、訓練については、具体的には計画していませんが、何らかの形で指定病院等と調整をしたいと思っています。



◆鈴木恵委員 なかなか想像しにくいことですので、シミュレーションをして訓練することが大切だと思います。どこで発生したかによっても対応の仕方が違ってくるかと思いますが、国内での発生期においてどれだけ隔離し、広げないかが一番大事なところだと思います。このところのシミュレーションを訓練も含めて早期にやっていただけるような体制を整えていただきたいと思います。



◆小黒啓子委員 県ではインフルエンザの医療の専門家会議をつくって、医師会や病院関係の方といろいろな情報を交換しながら、そこを土台にしていくようですが、浜松の場合は、医療に従事している方を含めた専門家の会議などをつくるのですか。



◎保健予防課長 医療に関しては、県の組織の中に浜松市も入っているという状況です。



◆小黒啓子委員 県のレベルで十分だということですか。



◎保健予防課長 専門家会議の下に二次医療圏の西部地域の新型インフルエンザ連絡会、西部地域の医療専門家会議という組織があります。二次医療圏ですので、浜松と湖西と新居が入り、浜松の保健所長が会長を努めている状況となっていて、県と一緒にやっている体制になっています。



◆中村哲彦委員 市の対策本部の体制ですけれども、市長が本部長になって、副市長が副本部長になっていますが、副市長の担当はもう決まっているのですか。



◎保健予防課長 現状の各副市長の担当のところという想定でいます。全庁的な対応のときに網羅できるように、3人の副市長に入っていただいています。



◆松下福治郎委員 新型インフルエンザのシミュレーションでは、例えば電車の中ですと、人と人の間が1メートルあけないといけないというようなことあります。常時、各家庭でマスクを用意する必要があると思いますが、その対策についてはどのような考えを持っていますか。



◎保健予防課長 市民に対する啓発活動が非常に大事だと思っています。広報等で少しずつお知らせしている状況ですが、自分で自分の身を守るということ、マスクのことや、せきが出ているときのエチケット等については、啓発活動の重点と考えていますので、対応をしていきたいと思っています。



◆松下福治郎委員 機能のいいマスクがありますので、少しでも家庭で準備をするということをPRしておくとよいと思います。



◎保健予防課長 サージカルマスクという不織布でできたマスクを使っていただくことで、予防に役立つというところを市民の方には啓発をしていきたいと思っています。



◆袴田修司委員 浜松地域は、出張や駐在など、海外と行き来する人が多く、企業サイドでも出張者の健康管理をしていると思います。海外で発生したときに、企業との情報共有などが必要だと思いますが、それについてはどのように検討しているのかお聞きします。



◎保健予防課長 まだ具体的なところまで至っていないのが現状です。海外から持ち込む確率が高いと思いますので、今後、対策班の中で具体的に検討したいと思います。



◆袴田修司委員 窓口をはっきりして、企業サイドからの情報が市に早く入るように、また問い合わせにすぐに対応できるようにしていただきたいと思います。



○小倉篤委員長 インフルエンザの予防接種をしていると、予防できたり、重症化しないということですが、この新型インフルエンザは未知のウイルスということで、インフルエンザ予防接種は全く意味がないという理解でいいですか。



◎保健所長 現在のインフルエンザの予防接種は、現状のインフルエンザに対する予防接種ですので、新型インフルエンザに対しての効果はないと思います。ただ、新型インフルエンザがはやっている時期は普通のインフルエンザがはやっている時期ですので、予防のためにはインフルエンザの予防接種を打っておいたほうがいいと思います。インフルエンザの予防接種は、そういう意味で効果があると考えています。



○小倉篤委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○小倉篤委員長 それでは、本件は聞きおくこととします。

                                    10:23



△社会保険浜松病院について



△結論

 健康医療部次長(健康医療課長)から、社会保険浜松病院について説明があり、これを聞きおきました。



△発言内容



○小倉篤委員長 ここで健康医療課から発言を求められていますので発言を許します。



◎健康医療部次長(健康医療課長) 社会保険浜松病院については、これまで市としても存続要望等をしてきました。昨年も国にお願いしたところです。そして、昨年10月1日には、地元の皆さんからの署名7万1818件を社会保険庁長官あてに出してきました。このようにいろいろ活動をしてきたわけですが、昨年12月15日に社会保険庁並びにこの病院を運営している全国社会保険協会連合会から突然に、本年3月末での休止の報告を受けたわけです。

 こうした状況を受けまして浜松市では、社会保険浜松病院の今後について、社会保険庁に改めて、今後の方針等を示していただけるよう強く要請してきたところです。その中で、社会保険庁によると、目下、関係方面への説明を含め作業を煮詰めているところで、努力を重ねているが、まだ方針は定まっていない。そして、今月中には固めたいという説明を受けているところです。今回、折衝の中で私どもとして感触を得ているものを報告します。

 まず、全国53ある社会保険病院の中での浜松については、突然の休止の報告があったわけですので、他の病院に先駆けて譲渡手続を進めていただけるような感触を得ています。そして、今後のスケジュールについては、今月中に方針を決定し、次には譲渡先を探すわけですけれども、譲渡条件等についての審議に入ることになります。そして、新年度に入って、入札等の事務に入り、夏以降には新しい経営体が決定されるのではないかと思われます。

 こうした流れを含めまして市としては、新年度に入ってその入札条件等がわかってくると思います。それについては、地域の状況を十分考慮して地域の声を反映できることをお願いし、明確なスキームを早く示すようにお願いし、要請していくつもりでいます。そして、3月末には休診となりますので、早く開院できるよう、例えば夏以降という話でありますけれども、スケジュールの前出しを重ねて要請していきたいと思います。

 確定的な方針等の報告を受けているわけではありませんが、折衝する中での感触を説明をしました。



○小倉篤委員長 発言が終わりました。

 口頭でいただきましたので、特にあれば発言してください。



◆小黒啓子委員 いつの時点の確認事項になりますか。



◎健康医療部次長(健康医療課長) 2月に入ってからです。



◆小黒啓子委員 相手はどこですか。



◎健康医療部次長(健康医療課長) 社会保険庁です。



○小倉篤委員長 ほかにありますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○小倉篤委員長 それでは、本件については聞きおくこととします。



○小倉篤委員長 以上をもちまして、厚生保健委員会を散会いたします。

                                    10:30