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静岡県 静岡市

平成25年6月定例会(第5日目) 本文




2013.07.04 : 平成25年6月定例会(第5日目) 本文


        午前11時開議
◯議長(井上恒弥君) これより本日の会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 初めに、本日、市長より諮問第2号人権擁護委員の推薦についてが提出されております。
 次に、本日、池谷大輔君外42名から、発議第6号一般用医薬品の販売に関する意見書が提出されております。
 次に、本日、寺尾 昭君外4名から発議第7号消費税増税の中止を求める意見書が提出されております。
 次に、報告第25号をもって専決処分1件の報告がありました。
 次に、監査委員から、平成25年5月分の現金出納検査の結果について報告がありました。
 以上で諸般の報告を終わります。
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◯議長(井上恒弥君) 本日の議事日程は、先刻お手元に配布したとおりであります。
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  日程第1 議案第160号 平成25年度静岡市一
   般会計補正予算(第1号) 外21件


◯議長(井上恒弥君) 日程第1、議案第160号平成25年度静岡市一般会計補正予算(第1号)から日程第22、議案第181号救助工作車の購入についてまでを一括議題といたします。
 これら22件に関し、各委員長の報告を求めます。
 初めに、総務委員長、望月俊明君。
  〔12番望月俊明君登壇〕


◯12番(望月俊明君) 総務委員会に付託となりました議案第160号平成25年度静岡市一般会計補正予算(第1号)中所管分外2件の議案につきまして、意見・要望と審査の結果を御報告いたします。
 議案第162号及び第163号の市税条例の一部改正について、委員からは今回の条例改正では、延滞金の割合の引き下げや住宅ローン控除の延長、拡充など、市民生活への影響が広範囲に及び、また、市民の負担軽減につながるものであるため、市民の皆様への情報提供には十分配慮願いたいとの要望が述べられました。
 また、延滞金に係る割合の引き下げにより、納付環境が整備されることから、市税を初めとする本市の債権の確保や収入未済額の圧縮に一層努められるとともに、今回の改正項目については、所要の措置を遺漏なく行い、適切な事務の執行を図られたいとの要望がありました。
 さらに、延滞金の徴収や減免に当たっては、市民の暮らしの実情を踏まえた親切・丁寧な対応を心がけていただきたいとの要望が述べられました。
 おおむね以上のような意見・要望が述べられた後、議案第160号中所管分、議案第162号及び議案第163号の3件を表決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(井上恒弥君) 次に、生活文化環境委員長、大村一雄君。
  〔13番大村一雄君登壇〕


◯13番(大村一雄君) 生活文化環境委員会に付託されました議案第160号平成25年度静岡市一般会計補正予算(第1号)中所管分外2件の議案につきまして、審査における意見・要望と審査の結果を御報告いたします。
 まず議案第160号中所管分についてでありますが、消費者教育推進計画策定事業について、学校と連携をとりながら子供たちを対象とした消費者教育に努められたいとの要望がありました。
 また、計画策定という重要な事業であることから、本来は当初予算に計上すべきであるとの意見もありました。
 次に、大里複合施設の外壁修繕に当たっては、事故のないよう工事を進めるとともに、早期に完成していただきたいとの要望がありました。
 次に、日本平動物園の園内施設整備事業についてでありますが、ホッキョクグマが安心して出産できる環境を早急に整備するとともに、工事期間中における来園者の安全対策にも配慮していただきたい旨の意見や、また、周辺道路での交通渋滞を発生させないための対策を講じられたいとの要望が複数の委員からありました。
 次に、議案第171号財産の取得についてでありますが、現斎場の跡地利用の方向づけをしていただきたい旨の意見や、新斎場の建設工事に当たっては、環境対策、特に治水対策について十分に配慮されたいとの要望がありました。
 おおむね以上のような意見・要望の後、議案第160号中所管分、議案第171号及び議案第179号の以上3議案について表決に付したところ、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(井上恒弥君) 次に、厚生委員長、井上智仁君。
  〔18番井上智仁君登壇〕


◯18番(井上智仁君) 厚生委員会に付託されました議案第160号平成25年度静岡市一般会計補正予算(第1号)中所管分を初めとする8件の議案につきまして、審査における意見・要望と審査の結果を御報告いたします。
 初めに、議案第160号の補正予算の所管分でありますが、まず、障害者福祉施設管理運営事業のほか2事業のスプリンクラー設置等に係る経費では、防火設備の未設置施設への避難訓練などを含む適切な対応を求める発言が、また、山間地診療所管理事業では、中山間地診療所に対して可能な限りの支援を求める発言がありました。
 次に、保育士等処遇改善事業費助成では、保育士の給与等の公立と私立の格差について、公立、私立ともに保育士の確保は重要であり、今後も積極的な支援を求めるとの発言や、公私の格差がなくなるよう運営され、成果が生まれる支援をされたいとの要望がありました。
 また、公私格差の実態把握がまずは必要であり、この助成が確実に給与に反映されることと、今後も継続されることを国に対して求めていってほしいとの要望や、あわせて市の適切な支援や制度の確立を求めるとの発言がありました。
 さらに、市独自の措置を求める意見や、保育士の給与のみならず他の待遇改善の面にも配慮されたいとする発言などがなされたところであります。
 次に、議案第161号静岡市健康福祉審議会条例の一部改正についてでありますが、今回の改正は子育て支援法の施行に伴い、健康福祉審議会に関係の権能を持たせるための改正であることから、その委員に保護者の代表が加わることを評価する発言や、事業計画の策定に当たり子育てにおける男性の働き方について考慮されたいとの要望、審議会の中身が充実するように進めてほしいとの意見がありました。
 次に、議案第174号の権利の放棄及び議案第175号の財産の無償譲渡の2件については、他の施設を含めた適正な財産管理を求める意見や、今回の権利放棄、無償譲渡の的確な説明を促す発言があり、また、この施設で実施していた事業を楽しみにしているとの声も聞くことから、海洋体験事業の継続を要望する発言がなされたところであります。
 おおむね以上のような意見・要望が述べられた後、議案第160号中所管分、161号、164号から167号まで、174号及び175号の以上8件を表決に付したところ、全て全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(井上恒弥君) 次に、経済消防委員長、内田隆典君。
  〔40番内田隆典君登壇〕


◯40番(内田隆典君) 経済消防委員会に付託となりました議案4件について、意見・要望を中心に審査の結果を御報告いたします。
 まず、議案第160号の一般会計補正予算中所管分のうち、クリエイティブ産業担い手育成事業についてです。
 地域の産業の担い手には、さまざまな層の人々が存在し、それぞれ得手不得手があると思われるため、市は販路拡大や新商品開発、また、そのマッチングについて知恵を提供するなどの役割を担い、関係者と連携をしながら事業を推進していただきたいとの要望が述べられました。
 次に、東海道府中宿御伝鷹地区活性化事業についてです。事業の実施に当たっては、市がリーダーシップをとって地域の声を取り入れつつ、一過性のものとならないようお願いしたいとの要望が述べられました。
 また、徳川家康公顕彰四百年記念事業の実施まであと2年という時期を迎えている中で、この御伝鷹地区における事業を一つのモデルと見て、徳川ゆかりの地域を絡めた事業について、具体案を提示していくような取り組みを期待する旨の発言がありました。
 次に、茶凍霜害緊急対策についてであります。近年、被害が続いているため、農家の皆さんが生産意欲を失わないよう現場の意見・要望の集約に努めていただきたい。JAその他の関係機関と連携しつつ、きめ細やかな対応をしていただきたいとの要望が述べられました。
 また、お茶の技術指導員の配置について、検討していただきたい旨の要望が述べられました。
 次に、議案第177号の消防本部・(仮称)石田消防署庁舎電気工事に係る工事請負契約の締結に関連して、庁舎が移転した後の跡地の利活用について、消防局として検討をしていただきたいとの要望が述べられました。
 次に、議案第180号、第181号の救助工作車の購入についてであります。静岡県第4次地震被害想定が発表された中、政令指定都市としても、消防装備等の整備、高度技術の取得に関して努力を続けていただきたい。
 また、救急出動件数が増加している現状を受け、救急車が出動しなくてもよいような対策や火のもとの注意喚起等、予防行政により一層努めていただきたい。加えて消防装備等の整備もさることながら、特に現場で活動する職員の福利厚生の向上を含む健康管理についても、努力をしていただきたいとの要望が述べられました。
 また、全体を通して消防局職員の皆さんが市民の生命、財産を守るために日夜努力されていることを評価し、今後も安心・安全に暮らせるまちづくりに向けて頑張っていただきたいとする発言がありました。
 以上のような意見・要望の後、議案第160号中所管分、第177号、第180号及び181号の4件を採決したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(井上恒弥君) 次に、都市建設委員長、宮澤圭輔君。
  〔16番宮澤圭輔君登壇〕


◯16番(宮澤圭輔君) 都市建設委員会に付託されました議案第160号平成25年度静岡市一般会計補正予算(第1号)中所管分を初めとする8件の議案につきまして、審査における意見・要望と審査の結果を御報告いたします。
 初めに、都市局、建設局の双方に関することとして、予算額が非常に大きいので、必要なところや影響がそれほどないところなど、詳細に検討し、ミクロ・マクロの両面から予算を決定していただきたいとの意見が述べられました。
 また、橋や建物などの老朽化が進行すると人命に危険が及ぶおそれもあるため、徹底的に調査をして、市民の安全・安心を守っていただきたいとの要望がございました。
 次に、第160号の一般会計補正予算中所管分であります。公営住宅等ストック総合改善事業に関連して、公共施設が全体的に古くなってきているという現状があるので、市民の安全を第一に考え、アセットマネジメントの手法を生かし、効果的な長寿命化を図っていただきたいとの意見や、地域の経済対策や地元業者の技術育成のためにも、工事の発注に当たっては地元業者の参加意欲が湧くような発注方法を検討されたいとの要望がありました。
 次に、議案第173号財産の取得についてであります。国や県の方針に基づく浸水対策、治水対策の事業については、国や県に対して臨時の補助金や交付金の措置を強く要望していただきたいとの意見がありました。
 以上のような意見・要望が述べられた後、議案第160号、168号から170号まで、172号、173号、176号及び178号の以上8議案を採決したところ、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(井上恒弥君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「ありません」〕


◯議長(井上恒弥君) 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
 討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
 これより議案第160号から議案第181号までの22件を一括して採決いたします。
 これら22件に対する委員長の報告は、可決すべきものとされております。
 これら22件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、議案第160号外21件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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  日程第23 諮問第2号 人権擁護委員の推薦
   について


◯議長(井上恒弥君) 日程第23、諮問第2号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。
 説明員から提案理由の説明を求めます。


◯市長(田辺信宏君) それでは、追加議案について御説明します。
 お手元の議案5)1ページをごらんください。
 諮問第2号は、人権擁護委員として静岡市清水区秋吉町3番9号、有岡聖子氏、清水区江尻町12番20号、栗田睦氏、清水区西高町14番21号、廣瀬清久氏、葵区安東三丁目10番13号、杉山 隆氏、清水区折戸一丁目12番1号、住吉美佐江氏、駿河区曲金四丁目11番21号、徳田彰久氏、駿河区中島1688番地の2、杉山 明氏、清水区小島本町139番地の1、深澤 光氏、清水区蒲原二丁目13番7号、小西亮正氏、以上の9名を推薦したいので、議会の御意見を求めるものです。
 以上です。


◯議長(井上恒弥君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております諮問第2号は、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、諮問第2号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
 これより諮問第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 有岡聖子さん外8名の人権擁護委員推薦に賛成することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、有岡聖子さん外8名の人権擁護委員推薦に賛成することに決定いたしました。
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  日程第24 特別委員会の設置


◯議長(井上恒弥君) 日程第24、特別委員会の設置を議題といたします。
 委員会条例第5条の規定に基づき設置する4特別委員会の名称、定数、設置目的、調査項目及び設置期間はお手元に配布した資料のとおりであります。
 お諮りいたします。
 お手元の資料のとおり4特別委員会を設置することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、お手元の資料のとおり4特別委員会を設置することに決定いたしました。
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  日程第25 特別委員会委員の選任並びに委員
   長及び副委員長の指名


◯議長(井上恒弥君) 日程第25、特別委員会委員の選任並びに委員長及び副委員長の指名を議題といたします。
 先ほど設置することに決定いたしました4特別委員会の委員の選任並びに委員長及び副委員長の指名につきましては、お手元に配布した特別委員会委員名簿のとおり議長から指名いたします。
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  日程第26 発議第6号 一般用医薬品の販売
   に関する意見書


◯議長(井上恒弥君) 日程第26、発議第6号一般用医薬品の販売に関する意見書を議題といたします。
 早川清文君から提案理由の説明を求めます。
  〔11番早川清文君登壇〕


◯11番(早川清文君) それでは、発議第6号一般用医薬品の販売に関する意見書につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 御承知のように、これまで制限されてきた一般用医薬品のインターネット等による販売につきましては、本年1月の最高裁の判決を踏まえ、政府は規制緩和の方向で新たなルールづくりの協議を開始いたしました。
 医薬品は安全かつ適正に使用されて治療効果が生まれるのは言うまでもありませんが、そのためには薬剤師等の医薬品に関する専門家から医薬品を使用する方に対して、健康状態を把握した上でのアドバイスや医薬品に関する適切な情報提供などが重要であると考えます。
 また、医薬品の使用に当たっての留意点として、副作用等も考えられますが、薬剤師等の皆さんが身近におられれば適切な指導をいただき、速やかに対応することができると思われます。
 一方、中山間地域や離島などの薬局等のない地域に住む住民にとりましては、インターネットによる医薬品の販売を全面規制することは死活問題にもなりかねないという現実もあり、その必要性は十分に認識しておりますが、一方で匿名性が高く責任の所在が不明確になるおそれもあり、インターネット販売を解禁している諸外国では、偽造医薬品の横行や健康被害が大きな問題になっているとも聞いております。
 したがいまして、こうした現状を踏まえ、一般用医薬品の販売は対面により行うことが理想であることを念頭に置いた上で、インターネットによる医薬品の販売を認めるに当たっては、副作用の発生率の低い医薬品に限定することとし、その使用者である国民の安全性確保を第一に取り組むとともに、インターネット販売でのサイトの匿名性が高いことや、責任の所在が不明確であること、また、偽造薬品の横行などが懸念されることを踏まえ、責任の所在を明確にし、あわせて偽造医薬品の流通防止を図るなど、国民の懸念を排除するための薬事法の改正と必要な規制や措置を講じられるよう、国に対して強く求めるものであります。
 満場の皆様の御賛同を心からお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。


◯議長(井上恒弥君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第6号は、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、発議第6号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
  〔15番西谷博子君登壇〕


◯15番(西谷博子君) 私は日本共産党市議団を代表しまして、議題となりました発議第6号一般用医薬品の販売に関する意見書に対して、反対の討論を行います。
 安倍内閣は、市販薬約1万1,400品目の99%余りのネット販売を可能にする方針を確認しましたが、市販薬のネット販売解禁について、医療関係者からは安全よりも営利を優先していると言わざるを得ない。薬害が増加することが懸念されるとの声が上がっています。
 市販薬による薬害事件として、胃腸薬キノホルムによるスモン病や睡眠薬サリドマイドを妊婦が服用したことによる新生児の肢体障害が広く知られています。
 また、一般的な風邪薬によるスティーブンス症候群や胃潰瘍など、重篤な副作用被害も起こっています。全国保健医団体連合会からも少なくない薬害を教訓として、医薬行政は国民の命と安全を第一にすべきだとして、安全確保のルールを法律上で明確にした上で、離島僻地ややむを得ない場合などを除いてインターネット販売は原則認めないよう強く求めています。
 自民党提案の当初案では、医薬品を安全かつ適正に使用するためには、薬剤師などの医薬品の専門家が医薬品を使用する者の健康状態を把握した上、医薬品の選択についてアドバイスをし、医薬品購入の状況に応じた必要かつ適切な情報を提供することが重要であると述べており、さらにインターネット販売を解禁している諸外国では、偽造医薬品の横行や健康被害が大きな問題になっているとも聞いている。よって、一般医薬品の販売は対面より行うことを基本とし、そのための薬事法の改正等、必要な規制や措置を講じられるよう強く要望するとありました。
 当初案でしたら、我が党も賛成をしましたが、今回出された意見書案では、インターネット販売の解禁を前提としたものとなっており、全く反対の趣旨となっているため賛成することはできません。対面販売を原則として、離島などを例外とするという内容ならば容認できるものです。
 以上、反対討論といたします。


◯議長(井上恒弥君) 以上で討論を終了いたします。
 これより発議第6号を採決いたします。
 発議第6号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(井上恒弥君) 起立多数。よって、発議第6号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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  日程第27 発議第7号 消費税増税の中止を
   求める意見書


◯議長(井上恒弥君) 日程第27、発議第7号消費税増税の中止を求める意見書を議題といたします。
 寺尾 昭君から提案理由の説明を求めます。
  〔2番寺尾 昭君登壇〕


◯2番(寺尾 昭君) 発議第7号の消費税増税の中止を求める意見書について、提出者であります日本共産党議員団5名を代表いたしまして、その提案理由説明を行います。
 消費税増税については、国民生活と日本経済に破局的な打撃をもたらすこと、社会保障を削減するということが進んでいるわけでありますけれども、あわせてこの消費税増税ということが財政再建に本当に役に立つのか。その展望もありません。
 前民主党政権はもとより、現在の安倍内閣に対してもこの消費税増税、国民がまだ信任を与えている、こういう状況にもないということで、この点はこの意見書の内容にも触れているわけであります。
 消費税は、1989年、3%の税率で導入され、97年に5%ということで増税されました。一方、法人税を見てみますと、導入当時42%という税率でありましたけれども、この法人税は徐々に低下をいたしまして、今日では30%という状況になっております。導入時から2009年までで、国民から徴収されました消費税の累計、総務省の資料によりますと、224兆円に上る。しかし、この同じ期間における法人税の減税額が208兆円だったということが明らかにされており、これはちょうどこの消費税の累計額に匹敵する。こういう額になっているわけです。
 国民から徴収された消費税が、法人税の減税で帳消しになったと言ってもいいんではないんでしょうか。何のための誰のための消費税だったのか。この点を見ても明らかではないでしょうか。
 大金持ちにも低所得者にも同率でかかる税金ということから、特にこの低所得者には過酷な負担を負わせるものになっており、その逆進性、これは本来の税金の原則、累進課税という原則にも反しているわけであります。
 東日本大震災の被災者は、今、復興のために懸命な努力を重ねております。しかし、この増税は被災者の皆さんにも冷水を浴びせることになるに違いありません。
 消費税を増税しなくてもほかに幾らでもやる方法があると思います。不要不急の公共事業など、今行われております大規模開発などをやめること、あるいは米軍の思いやり予算というようなことも無駄遣いではないかと言われております。
 政治家が襟を正す、率先して身を切るということがよく言われますけれども、この政党助成金、これも廃止したらいかがでしょうか。そういうことなどをやれば、無駄をまだまだ省くことが可能であります。
 今、大企業が260兆円と言われている、いわゆるため込み利益、内部留保を抱えていると言われておりますけれども、こういうものも本来の税制を適用することによって、応分の負担ということで求めていけばよろしいんじゃないかと思いますし、また証券優遇税制などの不公平性も言われております。こういうことを進めていけば新たな税収も可能になってくる。消費税の増税は必要ないということにもなっていくんではないでしょうか。
 今、我が国は、1,000兆円に達するというような借金を抱えているわけであります。この財政再建の方向、めどというのも現状まだありません。これからも税収不足ということになったらすぐ消費税ということで、安易に消費税の増税が繰り返される。こういうおそれも十分あるんではないでしょうか。そのたびにまた景気の低迷というようなことが繰り返される、こういう心配もあるわけであります。
 おとといの朝日新聞ですか、世論調査の結果が出ておりました。消費税を上げるということには反対だという結果、51%の方がそのように答えている。つまり国民は増税を認めていないと言えるわけです。
 きょうから参議院選挙が始まるわけです。消費税の増税の問題も、きのうの党首討論などでも語られているわけでありまして、今度の争点になると思います。今度の改正消費税法案の中で、18条増税は経済の好転というものを前提にする。こういう趣旨の附則があるわけであります。まさにこれから消費税を増税するかどうかということを正式に決める。こういう時期を迎えるわけであります。
 国民の意思に沿って、安倍内閣が消費税の増税をしないよう、我々この静岡市議会としてもしっかりとした意思表示をしていく必要があるんではないでしょうか。
 このことを皆さんに呼びかけまして、意見書の提案理由説明といたします。よろしくお願いします。


◯議長(井上恒弥君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第7号は、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、発議第7号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
 発議第7号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(井上恒弥君) 起立少数。よって、発議第7号は、否決することに決定いたしました。
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  日程第29 議員派遣の件


◯議長(井上恒弥君) 日程第29、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 お手元に配布した資料のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(井上恒弥君) 御異議なしと認め、資料のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
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◯議長(井上恒弥君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
  〔市長田辺信宏君登壇〕


◯市長(田辺信宏君) 6月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 本日は、平成25年度一般会計補正予算、各種条例の改正などの諸議案につきまして、いずれも原案どおり可決などをいただき、まことにありがとうございました。
 今議会におきましては、本市の基幹産業である茶産業への緊急支援としての茶凍霜害緊急対策を初め、地元産業の発展やにぎわいの創出のための地域活性化対策などの予算を計上させていただきました。
 本定例会総括質問等でいただきました各議員の貴重な御意見、御提言を踏まえ、今後も市政運営が円滑に進むよう全力で取り組んでまいります。
 議員各位におかれましては、今後とも一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
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◯議長(井上恒弥君) 以上で、平成25年6月静岡市議会定例会を閉会といたします。
        午前11時37分閉会
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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
 平成25年7月4日
     議 長  井 上 恒 彌
     副議長  田 形 清 信
     議 員  石 井 孝 治
     議 員  山 梨   渉
     議 員  鈴 木 直 明