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静岡県 静岡市

平成25年 上下水道教育委員会 本文




2013.02.28 : 平成25年 上下水道教育委員会 本文


                午前9時58分開議
◯増田委員長 ただいまから上下水道教育委員会を開きます。
 今期定例会で本員会に付託されたのは、議案第2号平成24年度静岡市一般会計補正予算(第6号)中所管分を初めとする補正議案9件と、議案第34号平成25年度静岡市一般会計予算中所管分を初めとする新年度議案6件であります。
 このうち、本日は教育委員会事務局の関連議案6件の審査を、あすは上下水道局の関連議案9件の審査をお願いします。また、本日とあした、それぞれ報告事項があります。
 本日の審査順序としましては、先に平成24年度補正関係議案の審査、その後、新年度関係議案の審査を行います。
 審査に先立ち、委員の皆さんと説明員の皆さんにお願いしますが、委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言してくださるようお願いします。
 また、特に反対の立場での討論がない場合は、簡易採決により決をとりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、委員会での質疑のあり方についてです。案件の決定に影響しない参考、確認のための質疑で、当局の対応に時間を要するものは、後日の報告、または資料提出を受けることとして、効率的な委員会運営に努めてくださるようお願いします。
     ──────────────────────────────


◯増田委員長 それでは、補正議案の審査に入ります。
 議案第2号中所管分、議案第20号、第22号、第27号及び第28号の5件を一括議題とします。
 議案審査の順序としましては、全議案について当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。その後、要望・意見、討論を述べていただき、採決を行います。
 それでは、当局の説明をお願いします。
            〔当局説明〕


◯増田委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。
 なお、委員の皆さんに申し上げますが、発言の際には議案書の番号とページ数、項目を述べていただくようお願いします。
 質疑はありませんか。


◯井上委員 まず、学校教育施設整備基金積立金についてお伺いします。
 先日、議案説明会の中で積み立てた基金を25年度中に使いますということを聞いていますけど、どういった使い方をするのか。例えば26年度に予定している事業を前倒しするとか、緊急に必要なもののために少し蓄えておいて使うとか、そういったことが考えられるんですけども、この基金をどういった形で使っていこうと考えているのかをお聞かせください。


◯望月教育施設課長 学校教育施設整備基金積立金について、平成25年に使用予定なのかという御質問でございます。
 これにつきましては、今議会に上程しております議案第20号の静岡市学校教育施設整備基金条例の制定についての条例案第6条に、国庫補助対象事業の市負担分への財源に充てることができるという項目がございます。
 この基金の処分につきましては、現在、早目の処分を考えておりますけれども、今具体的にどの事業にというところまでは決まっておりません。考えているのは、例えば、学校施設環境改善交付金を活用しましたトイレリフレッシュ事業、このトイレ改修が喫緊の課題であるということで考えておりますので、次年度以降の改修のときに裏負担という形で基金を使いたいと考えております。


◯井上委員 確かにトイレに関しては喫緊の課題だと思っていますので、ちゃんと使ってもらえればと思います。
 この積立金や、先ほど財産の処分の説明がありました市有の市立商業高校、それから清商の処分というのは、使い道が決まってきたかと思います。これに伴って県有地、静岡南高や庵原高校の跡地というのが出てきます。当然、使い方は県が決めていくことになると思いますが、地域住民の声であるとか、要望というのも多分出てきていると思います。この静岡南高、それから庵原高校の跡地の利用について、県がどういうふうに考えているのか、また市として住民の声をしっかりと県につなげていかなければいけないと思うんですけど、その辺に関してどういった動きを考えているのかをお聞かせいただきたいと思います。


◯小泉教育総務課長 県の所有であります静岡南高と庵原高校の跡地利用についてです。
 静岡南高につきましては、これは過日新聞報道されましたけれども、県が自然史博物館を設置すると、このような計画があると聞いてございます。庵原高校につきましては、現時点で特に将来構想については公表されておりませんので、現在のところ未定と伺っております。
 それから、市の教育委員会としては、地元の要望に対しまして、どのような活用だとか、対応なのか、その辺を確認しながら、教育委員会として対応すべき点があれば、県に協力とか検討を要望することについて考えていきたいと考えております。


◯井上委員 とにかく庵原高校は結構海に近いということもあって、避難場所ということも含めて声が出ているという話も聞いておりますので、しっかり県と住民の方々とのつなぎ役をやってもらえればと思います。
 それから、補正予算の小学校校舎等補修事業ということで、津波避難階段の設置という事業があります。
 これはとにかくできるところからやってもらえればと思います。今回の補正予算が組まれた学校のほかに浸水想定内にあるような学校の地域住民が避難できるような体制がちゃんと整っているのかどうなのか、今後どれぐらい必要になっていくのか。また、想定外区域であっても、標高が低いだとか海に近いとかということで不安を持っている地域があると思います。そういう地域にある学校を津波避難ビルとして利用ということも考えると思うんですけど、その辺、今の状況というか、考え方も含めて教えていただければと思います。


◯望月教育施設課長 今回、避難階段につきましては、清水駒越小学校の北校舎のみということで現在は考えております。この北校舎は、屋上にあるペントハウスから屋外へ出るための出入り口が、壁の耐震補強のために非常に狭くなってしまっております。この出入り口が高さ1メートルで、幅が70センチメートルということで、小学校の児童でさえもくぐるような形になると。ましてや、地元住民の方が緊急のときに避難をする際は非常に障害になるということで、防災対策課とも協議をした結果、外部からの避難路の確保が必要という判断をいたしました。
 ほかの沿岸部の学校等につきましては、一昨年、東日本大震災があった後、沿岸部の学校につきましては屋上に手すりの設置等をいたしました。そちらの高さ、それから手すりがなくても最上階のフロア部分での高さにつきまして、標高差をプラスいたしますと、今回速報値として出ております清水区で最大11メートル、駿河区で13メートル、そちらにつきましては基本的にはクリアをしているということで認識をしておりますので、屋外避難階段の設置につきましては、清水駒越小学校のみということで現在は考えております。


◯井上委員 当然、地域住民の声であるとか、防災対策課の考え方など、いろいろあると思いますので、これでよしとせず、進められるところはぜひ進めてもらえればと思います。


◯栗田委員 資料1の16ページ、清水駒越小学校の件ですけども、この補修事業をこの学校にした理由をお願いします。


◯望月教育施設課長 先ほど井上委員からの御質問でもお答えさせていただいたとおり、さきに発表されました静岡県の第4次地震被害想定等の中間報告の速報で、清水区で最大11メートル、駿河区で13メートルという想定がされました。清水駒越小学校の所在する駒越地区につきましては、学校の南側が外海、北側につきましては折戸湾に接するということでございます。この駒越地区につきましては、特に北側の住民の方というのは学校以外に高い建物がないということ、それからいつでも避難可能で安全な避難先の確保が急務となっているということで、昨年12月に地元から防災対策課に要望が出されております。
 先ほどもお答えしましたとおり、駒越小学校の北校舎につきましては、北側住民のところからの入り口に一番近い裏門がございます。そちらから一番早く行ける北校舎の北側の部分に屋外階段を設置するということで、防災対策課と協議をして、今回、国の緊急経済対策がありましたので、前倒しで執行という形で補正を上げさせていただいたところでございます。


◯栗田委員 この屋上に避難する人数というのは、駒越小学校の児童と職員の人数と、ほかにどのぐらいの人数がここで避難が可能かという、その辺の数字を教えてください。


◯望月教育施設課長 避難可能な人員ということでございますけれども、清水駒越小学校の北校舎屋上の避難スペース、手すりで囲まれている部分の面積につきましては、480平米が確保されております。駒越小学校は、平成24年5月1日現在ですけれども、児童数は395人で、480平米の面積につきまして、仮に単位面積──平米当たり2名は収容できると考えた場合、児童以外に560名程度の地域住民を収容できると考えております。
 単位面積当たり2名ということですけれども、実は内閣府で出しております津波避難ビル等に係るガイドラインでは、単位面積当たり収容人員1平米当たり1人ということでガイドラインのほうには出ているのですけれども、現実的には緊急で避難すると、常時そこにいるということじゃないと考えれば平米2人ぐらいで想定をしてもいいんじゃないかと考えております。


◯栗田委員 今の話だと395人の子どもたちと、あと560人程度の地域住民、両方合わせて約1,000人近くということですか。
 駒越地区というのは、地域全体でも危険地域だということの認識がすごく強くて、避難タワーもという要望も出したんだけど、今回は避難タワーのほうは、後ということになりました。でも、学校にこうして避難できるような場所ができるということであれば、地域の人たちは大変ありがたいと思っていると思います。
 それから、もう1つですけど、学校教育施設設備基金積立金の事業について、さっきちょっと触れたかもしれないけど、こうなったという経緯だけちょっと言ってもらいたいです。


◯望月教育施設課長 この基金につきましては、基本的には、補助金を受けて建設した施設については補助金の返還が求められるというものでございます。それについて、学校施設の整備に係る費用に充てる場合には基金を積み立てれば返還しなくてもいいということで、そちらの制度を活用して今回基金に積み立てるという形で上程をさせていただきました。


◯中山委員 2点ほどお聞きしますけど、1点目が教材教具等購入事業です。
 理科教材(顕微鏡、電子天秤等)の購入になっているんですけど、これは国の緊急経済対策に伴う事業費の増額ということで、国のほうからこれを買えとかという話でこれになっているのか。それとも、こちらで教材については計画的にこういうふうにそろえようというのがあって、その中のトップが顕微鏡だということでなったのか。助成金の額によってこれになったか。その辺を教えていただきたいです。


◯望月教育施設課長 理科教材につきましては、指導要領に基づきまして各学校理科教材に関してどのくらいそろえなさいということの目標がございます。その中で、今回は緊急経済対策ということであったわけですけども、基本的に国のほうでは重点的に整備をしなければいけないというものが項目としてかなりたくさんのものが示されております。その中で、高額なものが顕微鏡ということで、古いものに関してはそれを処分して新しいものにすることにも活用できるということでございます。
 今回の緊急経済対策として上がっている理科教材につきましては、小中学校につきましては1校当たり50万円が上限で、高等学校につきましては1校当たり25万円ということでございます。これにつきましては、補正のほうで上げさせていただいているのは、先ほど言いました上限の金額に対して各学校数を掛けまして金額を算定させていただいていると。これで仮に申請をいたしまして、現在進めているのがその中からこういうものが必要ではないかということを学校教育課と協議をしながら学校に照会をかけて、ダブりがないように必要なもの等についての回答をいただいて、それをまとめて教育施設課で購入をして各学校に配当するというような形で現在進めております。


◯中山委員 そうすると、緊急経済対策がないと整備が進まないような話にちょっと聞こえるんですけども、基本的に当初予算等で計画的にこういうのをそろえるんだよという計画というのはあるんですか。それとも、毎年このぐらいの額しかないよということで、こういう機会を捉えてこれをやるということなんですか。その辺ちょっと教えてください。


◯望月教育施設課長 この理科教材につきましては、実は毎年予算を計上させていただいて、補助金を活用して行っております。ただ金額が今までは少なかったものですから、各学校から整備率の低い学校を抽出いたしまして、おおむね5校くらいを選定する中で必要なものを買っております。
 委員御指摘のとおり、例えば計画的に云々というのは、なかなかそのとおりには進まないということがありまして、順次ということで行っております。ただ、今回の場合、国もこの緊急経済対策に基づきましてかなり高額な予算を確保したということでございます。これも期限がございますので、補正で対応したほうが多く充当できるという判断をいたしました。


◯中山委員 それでは、今度はトイレの件です。
 今回、緊急経済対策で3校が改修されるということで非常にありがたい話なんですけども、そもそも基本的に計画をきちんと立てて、要するに何年たったら直すとか、多分そういう計画がないと、今回3校、清水地域だけになっちゃっているんですけれど、静岡地域にもひょっとしたらもっと要望しているとこがあるんじゃないかと思うんですね。その辺がちょっと見えないので、どのような形でこのトイレの改修を進めようとしている、その辺の計画というのはあるんですかね。


◯望月教育施設課長 委員御指摘のとおり、この辺の計画につきましては、今策定をしているというところでございます。整備計画、改築・改修、大規模改造も含めまして、設備の更新というのは非常に重要だと認識しております。その整備計画の策定を進めていきたいと考えております。
 それで、今回のトイレの改修事業に上げているものにつきましては、現在男女分けの仕切りが不十分な学校をまず優先的にということで行っているものですから、清水区のほうが男女分けができていないということで、どうしてもそちらを優先と。委員御指摘のとおり、トイレ設備の改修につきましては30年くらいをめどに本来やるべきものが、耐震改修等を優先したためにその部分がおくれているということで、非常に詰まってしまっているというところです。なかなか計画どおりにできないという状況ですけども、今回整備計画の中で策定をして、総合計画との整合を図りながら進めていきたいと考えております。


◯風間委員 小学校校舎の補修事業、津波避難階段の設置の件でお伺いします。
 実際にこれは地域防災との関係もあると思うんですが、児童数が395名、それ以外に地域の方々560名、避難対象エリアにはもう少し多くの方々が住んでおられると思うんです。実際に地震が起きて避難をすることを想定していきますと、短時間にこれだけの人間が集中していくと、当然、小学校ですので、児童の生命を守るということが最優先になると思うんです。
 その辺の兼ね合いというと非常にシビアな話になるんですけども、当然さまざまなシミュレーションを組んでいかないと、かえって混乱を招くことにもなるかと思うんですが、この辺についての対応はどうでしょうか。


◯望月教育施設課長 避難につきましては、今後屋外の避難階段を設置した後、今考えているのは、来年度12月の地域防災訓練に間に合うように整備を進めていきたいと考えております。
 学校につきましては、ふだんの避難訓練の中で、上級生が下級生を誘導しながら狭い出入り口を使って屋上に避難するということを実施しております。実は昨年も地元の方が訓練に参加される中で、このペントハウスの出入り口が狭いということで、具体的に屋外避難階段というお話が出てきたんだと思っております。
 屋上に避難しなくても、最上階のところでもこの想定につきましてはかなり、1,000年に1度とか云々ということで、すぐにここまで到達するということではありませんし、実質的には最上階の3階であっても、十分避難ができるんじゃないかと思っております。そのことでいきますと、校舎につきましては基本的に階段が2カ所ありますので、そちらの階段を使っていただければ、かなりの人が同時に避難することは可能だと思っております。


◯山本委員 今の津波避難階段の設置の関係です。
 今回は住民の要望もあってということで、小学校校舎等補修事業で予算化されているんですけど、教育委員会として、例えば学校に子供がいるときに津波が襲来して逃げるというのを想定した場合に、外階段と同時に、例えば流された場合に、教育の設備としてライフジャケットのようなものも同時に設置するような要望というのは、特にされてないんですか。もし、防災等との兼ね合いで例えば協議して要望しているとか、あるいはこれから要望するとかという何か考えがあれば示していただければと思うんですけど。


◯望月教育施設課長 ライフジャケットの件でございますけれども、基本的に児童が学校にいる時間帯につきましては、屋上にとにかく早く逃げるということで対応を考えております。学校にいない時間などの場合には、地域住民の1人と考えて、静岡市の防災の考え方の原則としましては、自分の命は自分で守るということになっております。現在の状況ですと、ライフジャケットの整備云々という要望は、特に防災のほうからは聞いておりません。
 1点でございますけれども、幼稚園につきましては、高さが当然ございません。駿河区の久能幼稚園と大谷幼稚園の避難につきまして、やっぱり最寄りの学校への避難ということになります。当課のほうで聞いている範囲では、大谷幼稚園につきましては、ライフジャケットについて保護者と園で協議をした中で、子供たちにライフジャケットを自分で着る、または先生がそれを着せるという手間のことを考えたら、すぐ近くの小学校に早く逃げるということをとったほうがベターだということで、現在は月に1回、子供たちを連れた避難訓練を実施していると聞いております。


◯山本委員 それはまた後で要望にします。
 議案第22号の定時制通信教育手当のカットの関係ですけど、影響額と影響を受ける教職員の人数ぐらいを示していただきたいと思います。


◯望月教職員課長 定時制通信教育手当支給率ですけれども、管理職が8%から4%、一般の方々が10%から6%と、このように下がります。影響を受ける方は、管理職で2名、それから一般職の先生方で5名と、このような人数になります。
 影響額ですけれども、これによりまして一般の先生方が1万4,000円程度、それから管理職手当受給者の管理職の方々が1万9,000円程度というような額となってまいります。


◯増田委員長 ほかにありませんか。
            〔「ありません」〕


◯増田委員長 ないようですので、質疑を終了します。
 次に、要望・意見、討論に移ります。
 要望・意見、討論はありませんか。


◯中山委員 新政会として補正予算については全議案に賛成いたします。
 要望ですけども、理科教材の件についてもトイレ改修の件についても、緊急でお金がぱっと入ってくる場合も多々あるし、また、要望もしていかなければいけないという意味では、しっかりとした計画、評価方法等々を早目につくって進めていただきたいと要望いたします。


◯栗田委員 自民党ですけれども、全ての議案に賛成いたします。


◯井上委員 公明党としましても全ての議案に賛成します。
 要望等につきましては、先ほど質問の中でも少し述べさせてもらいましたので、割愛させてもらいます。


◯風間委員 静友クラブも全ての議案に賛成です。
 先ほど話の中で触れましたけれども、津波避難階段の設置について、せっかくつくる施設なので、かえって混乱を招かないように、訓練に関しては十分地域の方々の対応を協議していただきたいと思います。


◯山本委員 議案第2号に関しては、先ほど聞いたライフジャケットを万全の備えをするという意味ではちょっと防災対策課とも協議しながら、学校にいる場合の子供の命を守るという点で、配備の検討をぜひしていただきたいという要望が1点。
 あと、議案第22号につきましては、県の条例に合わせるというやむを得ない面はあるにしても、月1万4,000円から1万9,000円のカットをするということでは、定時制の先生は夜働くわけですから、その手当をカットするというのはやっぱりよくないと思いますので、議案第22号は手当の削減に反対としておきます。


◯増田委員長 反対の討論がありましたので、挙手により採決をします。
 議案第22号は可決することに賛成の方の挙手を願います。
            〔賛成者挙手〕


◯増田委員長 賛成多数。よって、議案第22号は可決すべきものと決定しました。
 続いて、残る議案を採決します。
 議案第2号、第20号、第27号、第28号は可決することに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」〕


◯増田委員長 御異議なしと認め、議案第2号外3件は可決すべきものと決定しました。
 以上で、補正議案の審査を終了します。
 ここで、暫時休憩します。
                午前10時46分休憩
     ──────────────────────────────
                午前10時56分再開


◯増田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、新年度議案審査に入ります。
 議案第34号中所管分について議題といたします。
 当局の説明をお願いします。
            〔当局説明〕


◯増田委員長 ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いします。


◯栗田委員 放課後子ども教室推進事業について伺います。
 この実施校と、それから来年度実施しようとしている学校がありますね。それとあと、整備計画がどのようになっているか、この辺のところを説明してほしいと思います。


◯小泉教育総務課長 放課後子ども教室の関係の御質問でございます。
 平成24年度におきましては、松野小、玉川小、大河内小、清水小河内小、清水宍原小、賤機中小、清沢小、中藁科小、清水和田島小、水見色小、この計10校で実施をしております。来年度につきましては、今年度の実施校に新たに2校を加える計画でございまして、実施校に関しましては大川小学校と清水中河内小学校、この2校を今のところ予定をしてございます。
 現在、今後の具体的な計画は特にありませんけれども、本事業は放課後児童クラブの整備対象外の小規模小学校の整備も対象としておりまして、市内における放課後児童対策の地域格差の解消を目的としておりますので、対象校が残り7校あるんですけれども、今後も対象となる小学校の現状だとか要望等を考慮しながら、充実を図っていきたいと考えております。


◯栗田委員 参考までに、大河内小と中河内小の子供の数、生徒数、ちょっと教えていただけますか。


◯望月教職員課長 小学校の人数ですけれども、大河内小学校が17名の予定、中河内小学校が36名でございます。今度始まる大川小学校が20名でございます。


◯栗田委員 こころの教育支援事業について伺います。
 いじめや不登校に対応する生徒指導主任等のかわりに授業を行う非常勤講師を配置するとありますけれども、具体的にもう少し説明してもらいたい。それから、その効果があるかと、その辺のところを少し説明をしていただきたいと思います。


◯望月教職員課長 こころの教育支援事業の非常勤講師についてでございますけれども、主に小学校への配置を考えております。小学校におきましては、いじめや不登校は生徒指導主任や担任が対応しております。これらの教員ですけれども、当然ながら小学校ですのでクラス担任をしているというような状況です。このため、現状では、いじめや不登校への対応は勤務時間前、または昼休み、放課後、このような時間外に行っている現状がございます。いじめや不登校が新たに発生したときの緊急対応、それから各学級での授業の様子を見て気になる児童への声かけなどは、勤務時間中に本来行いたいところではあるんですけれども、現状では授業が入っておりますので十分な対応が困難と、このような状況でございます。
 今回、このような生徒指導主任等のかわりに授業を行う非常勤講師を配置することによりまして、生徒指導主任がふだんの児童の様子に気を配ることができるなど、予防としての向上、緊急時の対応、また不登校等児童への声かけなど、これまで時間が足りずに十分に手が回らなかった活動ができると、このように考えております。
 また、このほかにも経験豊富な非常勤講師が複数校を巡回しまして、生徒指導主任や担当のいじめや不登校対策へのサポート、それから別室登校児童生徒の学力面でのサポートなどを行う予定でございます。


◯栗田委員 非常勤講師の資格などは、大体どのような方なのですか。


◯望月教職員課長 資格でございますけれども、現在退職教員を多く配置することを予定しております。また、臨時講師の経験のある経験豊かな方々も考えております。
 また、パート看護師につきましては、看護師免許のある方を考えております。


◯栗田委員 この講師は、年齢は別に問わないということですか。


◯望月教職員課長 年齢でございますけれども、業務の内容がいじめや不登校に実際かかわったりであるとか、またはそれにかかわる先生方の後の授業に緊急で入るというような形になりますので、年齢的にも経験豊かな方をというのが配置の大きなところになります。


◯栗田委員 次は、スクールカウンセリングの事業についてですけども、子供の心のケアの重要性が大変求められていると。国では補助事業としてスクールカウンセラーの充実を打ち出しているということですけども、本市では、スクールカウンセラーの配置についてはどんなふうに考えているのか、その辺をお願いします。


◯長谷川学校教育課長 スクールカウンセラーの配置ですけれども、来年度は小学校への配置時間をふやします。今年度は児童数が50人以上で600人未満の小学校には週1時間、600人以上の小学校には週2.5時間の配置をしてまいりました。この配置時間を児童数50人以上の小学校に一律に3時間という形で配置時間をふやします。
 これによりまして、カウンセリングを必要とする児童及び保護者への対応がこれまで以上に丁寧に、そして数多くできるようになると考えております。さらに、校内でスクールカウンセラーを交えての事例対応の研修もあわせて行うようなときもできますので、教職員のスキルも向上できるのかなと考えております。


◯栗田委員 スクールカウンセリングの現状で、生徒たちが、このカウンセラーの先生方を頼ってくるという状況ですけれども、大体子供たちの悩みとかそういうのがストレートにスクールカウンセラーに来るのでしょうかね。その辺の考え方といいますか、現状についてどのように考えているか、ちょっと教えてほしいですけど。


◯長谷川学校教育課長 まずスクールカウンセラーへの相談の件数なんですけれども、今年度で行きますと、12月末までですが、小学校で4,326件、中学校で1万1,927件と、たくさんの相談が入っているものですから、子供たちの悩みなどにある程度きめ細かに対応できているのではないかなと考えております。


◯栗田委員 子供たちにはこういった相談相手になるような先生がいるということが大事だと思っていますので、子供たちのためにこれからもぜひ充実させて、力を入れていっていただきたいと思います。
 それから、学事課の要・準要保護児童・生徒扶助事業についてです。
 これは予算額が3,500万円を増額しておりますけれども、この1月末で何人ぐらいの子供たちが利用しているのか。それから、昨年度との比較はどうか。人数が伸びているのであれば、その原因はどのようなものであるか、この辺のところをお願いします。


◯森下学事課長 委員御質問の件ですけれども、平成25年1月29日現在で、小学校において2,709人、中学校において1,647人、合計いたしまして4,356人が認定されております。
 ちなみに、昨年度ほぼ同時期の平成24年1月30日現在で、小学校において2,324人、中学校において1,472人、合計いたしまして3,796人が認定されておりました。
 その差を比較いたしますと、小学校において385人、中学校において175人、合計で560人が増加しております。その原因については、直接的に言及できないところがありますけれども、やはり長引く不況による収入の減少、リストラ等による失業と、本事業の周知の活動に努めておりますので、その成果が出てきたと考えております。
 これまでの伸びですけれども、平成20年度から21年度では金額で2,160万円余の増、率では11%、21年度から22年度は2,620万円余で12%の増、平成22年度から23年度では3,910万円余で16%の増です。過去3年間の平均ではおよそ2,900万円、率にして13%の増となっております。過去3年間の推移を参考に積算いたしましたところ、25年度は3,500万円の増額となったところです。


◯栗田委員 最後に、図書館の管理運営事業についてです。
 毎年数多くの本が出版されていますけども、図書館では選ぶのにどのようなことでやっているのか。
 次に、課題があればその課題をちょっと説明してほしいということ。
 それと、購入とともに要らなくなった本があるわけですね。その不要になった本はどのような形で処理をしているのか、その辺の説明をしていただきたいと思います。


◯大澤中央図書館長 図書館におきます選書──すなわち本をどのように選ぶかにつきましては、基本的には静岡市としての資料収集方針や一般図書選書基準に従いまして、思想、宗派、党派にとらわれず、公正かつ自由な立場から選択することとしております。
 具体的には、新刊案内や日本図書館協会選定図書、新聞等の書評や広告、文学賞受賞作品、利用者からのリクエスト、類書の利用状況などを参考に選定しております。また、高額な図書や予約の多い図書など、判断が難しいものにつきましては、月1回開催されます資料サービス担当会議や児童選書担当会議において購入の可否を決めているところであります。さらに、郷土資料でございますけれども、こちらは有料・無料にかかわらず、積極的に収集しておりまして、新聞報道や広報、インターネットによる情報収集を心がけております。
 課題の1つ目といたしましては、限られた予算の中で年間約8万点とも言われる出版物の中から、市民の要望に応えつつ良質な蔵書を整備していかなければならないこと。
 もう1つとして、郷土資料の収集であります。これは静岡市の歴史、文化、風俗等の記録を残すものでありまして、従来に増して収集に力を入れる必要があると考えております。
 それから、不要となる本につきましては、例えば絵本など何年も読み継がれまして汚れや損傷が激しくなってきた段階で、古紙回収など廃棄処分をしてまいります。それ以外のものにつきましては、市立保育園や生涯学習施設の図書コーナーなどに譲渡し、再活用しているところであります。


◯繁田委員 資料2の112ページ、教職員課の複式学級への非常勤講師配置の事業です。
 この内容を見ますと、要するに複式授業の解消を目的とした非常勤の講師の配置ということでもってうたわれております。今この恩恵にあずかっている学校の地域の皆さんは非常にありがたい思いで感謝をしておられるのですが、朝のホームルーム、あるいは夕方、要するに学校の授業が終わって帰る前の集会ですね、こういったときの複式学級の対応というのは、昔ながらの複式学級体制をとっておられるのか。あるいは人数が少なくても複式授業を解消するような形のホームルームが行われているのか。その点を教えてください。


◯望月教職員課長 複式学級の非常勤講師の配置事業でございます。
 委員に御指摘をいただいたとおり、この事業は複式学級の国語、社会、算数、理科、この基本4教科を各学年で授業ができるようにと、このような趣旨で配置をされております。
 したがいまして、授業が中心となりますので、朝の会、それから帰りの会等につきましては、通常どおりの複式学級での開催というようになっております。


◯繁田委員 授業については基本の4教科ですか、複式の解消を図っていただいているということでもって、地域の皆さんは非常に安心をしているんです。しかし、やっぱり子供を指導するというのは朝の会から帰りの会、ここの部分も人を育てるという意味においては非常に大事だということで、地域の声として今そういう声が非常に高まってきていますし、我々この委員会の委員としても、ぜひその部分にも心血を注いでいただきたいと思います。
 それから、114ページの一番下段の、教職員の研修事業についてお伺いをします。
 教職員の研修事業ですけども、先ほど栗田委員もスクールカウンセラーの質問をされています。この事業はいろんなところに重点を置いてくれていると思うんですけれども、新年度の重点的な項目、事業研修、これは何がありますかということを1つ。
 それから今、世論ではいじめとか暴力、あるいは部活の問題もあるんですけれども、静岡市の教育にこういった問題がもしあるとすれば、その問題を対処するための研修というものは25年度の教職員の研修の中に加えてあるかどうか、その辺をひとつお聞かせください。


◯長谷川教育センター所長 25年度の研修の重点ですけれども、静岡市教育センターの理念であります学び続ける教職員の育成、これを目指して教職員みずからが教科の研修、あるいは学級・学年経営、生徒指導等の指導力向上を求めて参加できる研修会の充実に努めていく、これが1点目です。
 あわせて、近隣校の小中学校が連携して研修を行う近隣校研修を推進するとともに、今御質問のありましたいじめの問題、あるいは体罰等、不祥事等の問題ということについての研修も充実させていく予定でおります。
 2点目の体罰、いじめに関係する内容のことです。
 例えば、体罰につきましては、教員の意識の中でこの程度は指導上必要だというような捉え方、自分は体罰のつもりでやっていなかったという、そういった認識のゆがみ、ねじれといいますか、甘さがやっぱり問題になるところだと思います。そこで、教育センターでは、来年度、指導として対応するために、体罰を起こす可能性、あるいは体罰を起こさせない環境づくり、そういったことをチェックしていただけるようなチェックシートを研修会の中に取り入れてやっていく予定でおります。


◯繁田委員 ぜひ教育センターが、静岡市の教育のため子供に安心感を与える中で事業を遂行させると。それから教育機関として、その厳しさも当然感じ取ってもらえるような指導体制の確立を一層望みたいと思います。


◯中山委員 何点か質問させていただきます。
 1件目は、栗田委員からもあったんですけれども、こころの教育支援事業と、スクールカウンセリング、それからスクールソーシャルワーカー活用事業、この3つです。
 私たちの会派で、学校の不登校あるいは問題行動について、視察をさせてもらいました。生徒に対する指導として、授業に入っちゃうと阻害するのでということで教頭先生が別室で指導するわけですけれども、卓球か何かをやって何とか気持ちを学校に引きつけていると。
 このような実態において、こころの教育支援事業については小学校、それからスクールカウンセリングも小学校、スクールソーシャルワーカーについても事業を一生懸命やられてはいるんです。しかし、実際それで本当に解決するのか。先生方として本業の授業のほうに力が入るというのはわかるんですけれども、問題児童に対する解決策としてどのように関係してこれらが改善の方向に向かうのかということについて、お答えできたら教えてほしいです。


◯長谷川学校教育課長 清水飯田中学校を視察していただいた折にはありがとうございました。その際、いろいろな子供の姿を見ていただいたと思いますけれども、正直言ってこれをやってすぐにというところは非常に難しいところがあります。そういう中で、徐々にでもよくなっていこうということを狙いながら、スクールカウンセラーとか、ソーシャルワーカーを派遣・配置をしているわけです。
 その中で、例えば飯田中学校で最近の様子を聞いてみましたら、3年生は進路のことがあるものですから、大分落ち着いてきているという報告を受けております。新しい進路に向けてまた学校のほうに来るようになったというようなことがふえていると。ただ、1年生、2年生についてはまだまだそのようなよいあらわれが少ないというのが正直なところですので、これらについて外部の力もかりながら、中には警察との関連も出てきたりするようなこともあるものですから、警察とも連携しながらいろいろな指導を進めているというところが現状でございます。


◯中山委員 教育委員会としての限界みたいなのがやっぱりあると思うんです。こころの教育支援ということで非常勤講師を派遣するとか、あるいはスクールカウンセリングの相談員をつくるとか、スクールソーシャルワーカーをふやすとか、こういうことを一生懸命やられているのはわかるんですけれど、現実的に問題児の方の指導というのは、やっぱり先生だけじゃちょっと無理で、今外部の方の力をかりるという話がありましたけども、こちらに関しての働きかけというのは、教育委員会の限界を超えるんじゃないかなと思うんですけれど、その辺についてはどうお考えでしょうか。


◯長谷川学校教育課長 先ほど警察との連携についてもお話をさせていただいたわけですけれども、あと、児童相談所だとか、各区の保育児童課だとか市のさまざまな機関にも連携をお願いして情報交換をさせていただいたりというような形で、他の機関から家庭訪問をしていただいたりということも時にはあります。


◯中山委員 それでは、もう1つ、学校応援団推進事業に関係して、地域で例えば不登校、いじめ等にも指導をしている現状もあろうかと思うんですけども、この内容については特に決められた学習活動の支援とか、その辺の話になっちゃうんじゃないかと思うんですけども、まず、その学校応援団推進事業の具体的な中身について教えてください。


◯小泉教育総務課長 学校応援団推進事業の内容ということでお答えいたします。
 まず、市内を13ブロックに分けまして、それぞれのブロックの中に学校支援地域本部というのを1つ設けまして、本部のコーディネーターというものをそこに配置します。そのコーディネーターを中心にそれぞれのブロックで学校が応援団を推進していくという体制をとっております。
 具体的な内容につきましては、まず本部のコーディネーター等の研修をやって、コーディネーターの資質向上、それから、全小中学校においてボランティアによる学校支援活動を拡大していくために、学校応援団の活動で必要となる消耗品購入等の財政的支援を実施しております。最終的に本部コーディネーターにつきましては、自分の配置された学区だけでなくて、近隣の学校等を訪問しまして、ほかの学校の教頭とか、ボランティアとの交流を図りまして、事業の説明を通しましてボランティア人材の育成など、学校応援団ネットワークの構築を進めているところでございます。


◯中山委員 大体決められた事業というか内容についてやられているのはわかるんですけれども、施設を利用したスポーツクラブというのが地域でたくさんあるんですよね。こういうところでは子供たちの規律とか指導を一生懸命やられているんですよ。ところが、学校のほうでは別のスポーツ団体が勝手にやっているものだというような形で、余り交流がないんですよ。
 さっき言ったいじめとか、不登校とか、いろんな形をやっぱり地域としてスポーツを通じて指導している、そういうのも含めて話し合う必要が学校としてあるんじゃないかと思うんです。指導の仕方についても、挨拶一つとっても非常に立派にやっているスポーツクラブもあるし、そうじゃないところもあるし、それは子供だけじゃなくて親も一緒に教育されているんですね。そういう意味では、学校応援団という意味合いをもう少し広げるならば、コーディネーターの方がつくってくれるというのであれば、地域のスポーツ団体とか、いろんな団体との交流の場というんですか、話し合いというか、課題というか、そういうのは考えてはいないのですか。


◯小泉教育総務課長 地域の団体との関係ということですけれども、それぞれの学校地域にいろんなケースが考えられますので、より子供たちに対して有効であるということであれば、今後、そういう関係団体との交流のほうも考えていきたいと思います。


◯中山委員 それでは、もう1点、学力アップサポート事業についてです。
 施政方針にも学力アップの件については、市長のほうから頑張って学力を上げますよという話があったんですよ。
 モデル校6校について、この学力調査をしたときに、当局とお話をしました。そのとき、小学校のほうはゆっくりと学習を楽しみながらやっているので、ランクはちょっと低いけれども、中学に行くと非常に優秀になるよとか、いい成績が出ると、こういう話で、今のままでいいんじゃないかというイメージの御説明を受けました。
 そうじゃなくて秋田とか、あるいは福井とか、一生懸命やられているところもあるわけですね。そのテーマについて事前テストみたいなものをやってから試験を受ける。それで成績を上げちゃうというようなケースもあるんですけども、それがいいか悪いかはちょっと別にして、この分析調査、現状分析した結果、小学校においてはどういう問題があって、中学においてはなぜよくなったのか。そのようなところをどのように把握されていて、このモデル校を決めて、この学力アップサポート事業というのは進めているのかというのを聞きたいですけど。


◯長谷川学校教育課長 学力向上についてですけれども、小学校のほうが学力状況調査の結果、もっと頑張らなくてはという思いは強く持っております。これでいいとは決して思ってはおりません。少しでも上がるような努力を各学校で今やっているところだと思います。
 分析をさせていただいた結果、小学校については、問題の後半部分になりますと急激に無答がふえております。というのは、やり切れてない子供が多いのではないかなと考えております。中学校のほうを見てみますと、全国平均よりもはるかにいい、無答も全国平均で出ているわけですけども、無答の率は少ないんです。その辺が大分結果に大きく左右しているのではないかなというようなことで、各学校のほうには、問題の練習をやれとはちょっと言えないものですから、いろんなところで時間を区切って答えるだとか、物を書くときにも時間を区切ってとか、字数を区切ってというような形の指導を続けてくださいというようなお願いはしているところです。


◯中山委員 ということは、訓練というか、練習してスピーディーに問題を処理するという、そういう能力を上げればいい成績になるというような雰囲気になっているんですが、僕はそれは余りよくないなと思うよね。確かに、後ろのほうでゆっくりと考えて問題解決力を自分でつくるという、そういう教育姿勢のほうがいいから、ひょっとしたら今のままのほうがいいのかもしれないというような気もしますけども、その辺をしっかりと分析した上でやっていただければと思います。


◯増田委員長 ここで暫時休憩します。
                午前11時55分休憩
     ──────────────────────────────
                午後0時58分再開


◯増田委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 質疑がありましたらお願いします。


◯井上委員 先ほども少し話があった学校応援団推進事業についてお伺いします。
 この事業、23年度はたしか13校プラス3校の16校を対象にしていたものを今年度から全学校対象という形に変えて、これが継続されているものだと認識してます。まず、今年度、対象を全小中学校へと拡充したことによる効果というか、これまで16校でやってきたものがどれぐらい広がってきたのかといった状況をお伺いしたいと思います。


◯小泉教育総務課長 昨年度、16校にコーディネーターを配置しまして学校応援団という形でやってきました。それで、今年度、全小中学校に対しまして学校応援団の地域の支援活動をする場合には計画書を出していただいて、それに応じて消耗品購入等の財政的な支援を行いますというような形にさせていただいたところ、今までそういう支援の団体活動も行っていたという部分も含めまして、実質的にほぼ100%近いところから計画が上がってまいりました。実際、財政的な支援を行っているという実態になっていますので、今年度のやり方で成果が出たと感じております。


◯井上委員 かなり、効果が出ていると理解させてもらいます。ただ、始まったばかりでそこまで予算的な措置というのもやり切れてない部分も多分あると思います。課題等も見えてくると思いますので、少し課題と、それを踏まえた25年度の取り組みみたいなのがあれば教えてもらいたいと思います。


◯小泉教育総務課長 課題ですけれども、学校応援団のさらなる質の拡充というものを課題と捉えておりまして、25年度につきましては、本部コーディネーターの力量を今まで以上に高めまして、ブロック内の応援団ネットワークの構築を、より一層強いものにしていって、学校応援団の充実を図っていきたいと考えております。


◯井上委員 特に、地域の方たちと子供たちとの触れ合いというのは子供の心の教育にも非常に重要だと思うので、ぜひしっかりと取り組んでもらえればと思います。
 続いて、113ページの校舎改築事業、森下小の耐力度地質調査とあります。この内容と、森下小学校の改築の計画というのはどんな感じなのか、まず教えていただければと思います。


◯望月教育施設課長 校舎改築事業でございますけれども、自民党の代表質問の中でもお答えしましたとおり、小中学校の老朽化対策としましては改築や設備の更新を含む大規模な改修工事を効率的に実施していくため、学校施設整備の基本的な方針を定めて、安心・安全な教育環境の整備を計画的に進めていくための基本計画としまして、現在策定中であります学校施設整備計画の中で計画づくりを進めているところでございます。
 基本方針としましては、耐力度調査に基づく建物の老朽度、コンクリートの中性化率、児童生徒数の推移、それから過去の修繕履歴であるとか、現在の建物の配置状況を判断材料としまして、総合的に判断して決定していくように考えております。
 なお、この整備計画に基づきまして、これからの3次総のほうへ登載し、老朽化した校舎等の改築、それから設備更新等も含めた改修事業のほうを進めていきたいと考えております。


◯井上委員 これから計画をしっかりとつくって、今回森下小学校の耐力度をやるけども、ほかの学校についても計画的に進めていきますよと。全体的な改築に関しては調査を受けて計画を組んでやっていきますということでいいんですよね。
 次に、114ページの特別支援教育推進事業についてお伺いします。
 まず、昨年6月の上下水道教育委員会の中で、特別支援学級の子どもたちのよりよい教育環境を求める陳情というのが採択されております。これを受けた形でこの特別支援教育の推進というものが、この25年度予算にどのような形で反映されているのかという部分をお聞かせください。


◯長谷川学校教育課長 6月に受けました要望については、子供の人数や障害の状態など、学級の実態に応じた支援員の配置をしていただきたいというものでありました。今年度ですけれども、子供の状況の変化や学級人数の増加、または転入生の障害の程度に応じまして、さらなる支援が必要となった学校があります。7校に対して新たな支援員を配置させていただきました。
 また、支援員の配置で175日支援をしているわけですけれども、配置日数をふやしたいという要望が上がってきている学校が13校ありましたので、ちょっと少ないですけど、7日程度の延長という形で対応させていただきました。
 来年度につきましても、このような形の年度途中での臨時的な対応ができるよう予算を組ませていただきました。


◯井上委員 少しずつですけども、保護者の方々の意見も組み込まれてきたのかなというイメージを受けております。
 ことし1月31日には、この発達障害を持った親御さんたちと教育委員会との意見交換会というのが行われています。私自身も参加させてもらって、教員の発達障害に対する理解が非常に弱いと思いました。発達障害に対しての理解がまだまだ足りないんじゃないかという声が非常に印象に残っています。これも含めて、この間行われた保護者との意見交換会の中であった話が、今後どんな形で事業としてなっていくのかという部分をお伺いできればと思います。


◯長谷川学校教育課長 特別支援教育について、教員の理解が足りないというようなことを言われまして、私も正直ショックでした。ここ5年間で見ますと、特別支援学級が27学級増加しております。そのような関係で、経験の浅い教員が特別支援学級の担任をすることもあります。一人一人の子供に寄り添ったきめ細やかな教育活動が展開されるよう、教員の専門性や資質を向上させることは非常に大切なことだと認識しております。
 これまでも学校教育課の指導主事が各学校に日常回らせていただいておりますけれども、その折に特別支援学級の授業も見させていただいて、そこの先生と特別支援センターの指導主事が話をする中で、授業をよりよいものにするような話し合いもさせていただいております。そのほかに、特別支援にかかわる教員を対象にした研修会も開いております。特に、新任の特別支援の学級担任につきましては、年5回の研修会を悉皆としてやらせていただいております。
 来年度からですけれども、新たに特別支援学級の指導のリーダーとなり得るような教員をさらに育てていきたいということで、それらの研修会も開催の予定を立てております。


◯井上委員 特別支援でもう1点、今教員の研修という話があったんですけれど、増員されてきている支援員の方々への研修というか、発達障害への理解という部分に関してはどのような形をとっていらっしゃるんでしょうか。


◯長谷川学校教育課長 支援員につきましては、特に集めて研修会は開いていないわけですけれども、各学校で各担任、学年主任等との話し合いの中で、自分のスキルを上げるような形をとらせていただいております。


◯井上委員 次に、先ほどお話のあった学力アップサポート事業について、1つお伺いします。
 この事業も、平成24年度に新規として挙げられている事業でスタートしていると思いますので、今年度この事業をやられての成果、実際にこれを行ったことによって学力のアップにどのようにつながったかとかという部分がもしわかれば教えていただければと思います。


◯長谷川学校教育課長 学力アップサポートのほうにつきましては、4月に行われます学力状況調査の結果をもとにして対応を始めたところでございます。ですので、次、来年4月の学力状況調査で私どもも結果を楽しみに待っている状況です。
 9月末から指導を始めているわけですけれども、その中でショートテストのようなものを繰り返し行っております。それらには明確に成果があらわれてきておりまして、子供の声からもわかるようになったとか、少し自信がついてきたというような喜びの声が届いております。保護者の方からも、放課後の学習支援になるものですから、嫌がるかと思ったけれども喜んで行っている、ありがたいというような声もいただいておりまして、確実に成果のほうは上がってきていると自負しているような段階です。


◯井上委員 要は、確実に成果が見えてくるというような形で、それを踏まえた形でまたしっかりと25年度のこの事業に活用していくということになってくると思うので、ぜひよろしくお願いします。
 あと、最後になります。要・準要保護児童・生徒補助事業、これについて1点お伺いします。
 先ほど、人数とかのお話がありましたけども、例えば給食費なんかでも、学校の教室で子供たちから集めたりすると、この助成を受けているという子供がわかってしまうと。この子がそういった状況にあるというのが結局周りの人たちであるとか、親御さんの中でそういうことがわかってしまう中で、実際にいじめのようなものが発生したりであるとか、あとは、話に聞いたところでは、こういった扶助を受けている人たちに対しての教師の対応がちょっと違うとかいった声も実は聞こえてきます。そういった意味で、この扶助を受けている児童・生徒、それからまた保護者に対しての配慮的な部分、そういったものはどう考えているのか、お伺いできればと思います。


◯森下学事課長 午前中答弁をさせていただきましたけれども、当課といたしましては、就学援助が必要な方にはなるべく受けていただきたいということで告知などさせていただいているところです。そういった中で、児童・生徒が就学援助を受けることによって劣等感や卑屈感を持つことのないように配慮を十分していただけるように、各学校にはお願いをしているところです。
 認定通知等の配布する方法につきましても、袋に入れるとか、そういったことがわからないように配慮するようにお願いをしているところです。


◯井上委員 しかし、実際にはわかっちゃっているのですね、周りの人から見れば。その部分をもうちょっと配慮をとれるように、学校のやり方をちょっと変えればできるのかなという部分もあるのかもしれないので、もう少し現場任せではなくて、教育委員会のほうでもしっかりと考えてもらえればなと思います。また、そういった実態の調査等は多分されてないと思うんですけれども、調査をしていただければと思います。


◯増田委員長 回答はできますか。


◯森下学事課長 実態の把握についてはまたこれから検討させていただければと思いますけれども、やはり支援が必要な方には支援を受けていただけるように、それで卑屈感を持たないように、配慮については周知していきたいと考えております。


◯風間委員 それでは、何点か聞かせてください。
 まず、教育委員会の全体的な予算編成についてです。
 昨年11月の時点では、各局からの概算要求で大幅にオーバーしたような話は聞いております。多分教育委員会のほうも財政当局とさまざまな調整が行われると思うんです。現行の教育委員会の制度の中で考えていくと、市長の施政方針等も読ませていただいたんですけども、ちょっと方針等を明確にわかりかねるところもある。本来ならば教育長が教育委員会はこういうことで行きますよというような説明をしっかりしてもおかしくはないのかなと思うのですけれども、平成25年度の予算編成に当たって、予算書だけ見ていると比較的総花的な感じもしてしまうんですけども、一体どういうところに配慮してどのような予算編成をしたのか。
 実際に今教育界においてはいじめの問題とか体罰の問題とか、もちろんまだまだモンスターペアレントの問題とか、大幅に揺れているのが現状ではないかなと思うんですね。ですから、予算の数字にあらわれない部分においてもいろんな工夫等がされていると思うんですけども、その辺、本来ならば教育長からお話を聞きたいんですけども、ちょっと方針みたいなことを聞きたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。


◯津田教育部長 予算全般のことですので、私がお答えさせていただきたいと思います。
 予算編成に当たり、どういう点で苦慮したかという御質問だと思いますが、まず1点目は25年度の予算編成方針に当たりまして、経常経費について一般財源ベースで10%カットという方針が出されております。この編成方針の対応に関しましては、経常経費の既存事業の縮小、それから廃止、再構築──いわゆるスクラップ・アンド・ビルドを実施いたしまして、編成方針に合うようにするということで、かなり見直しを行いました。これにかなり苦労したのが現実でございます。
 それから、25年度に私たちが特にこれをやりたいという主なもの、市が最も取り組んでおるものとしましては、先ほど来出ておりますけれども、こころの教育支援事業でございます。これは、現在喫緊の課題となっております、いじめですとか不登校に対する具体的な対応ということで、非常勤講師、あるいは非常勤のパート看護師を各学校に配置し、これに柔軟に対応していきたいという姿勢を示したものと私たちは考えております。
 一方、スクールカウンセリング事業でございますけれども、これもやはりいじめ問題の別の角度からの解決、それから円滑な教育活動の推進に向けて非常に重要な事業であると思います。特に、この2点について、25年度につきましては重点として上げさせていただいているところでございます。


◯風間委員 あとで、要望でも言いますけれども、基本的には予算にあらわれない部分で個々のスタッフのスキルアップをどうやって図っていくかということもすごく重要な課題になってくるんではないかなと思います。
 それでは、具体的な質問に入りたいと思います。
 教育施設課にお伺いしたいんですが、外壁の打診調査というのが行われていると思います。これは平成20年国交省の告示により義務づけられたということなんですけども、昨年度かなり調査の費用がかさんだけれども、その調査結果についてどのようにしていくのか。非常に対応に苦慮しているような話もあったんですが、現況についてお話をお聞かせください。


◯望月教育施設課長 御質問の外壁の打診調査につきましては、24年、25年の2カ年にかけて各学校全て行うということで現在進めております。
 今年度につきましては、小学校が24校、42棟ございます。それから、中学校が9校で22棟の調査を、年間4回ほどに分割をしながら発注をさせていただきました。この診断結果から見ますと、全ての棟において程度の差はあるものの、ひさしの鼻先の軒裏、それから外壁面に多くのモルタルの浮き、それから剥離、ひび割れ、ひどいものは鉄筋の腐食による内部からのモルタルの爆裂というものが発生しております。
 これらの診断結果をもとに、今回の調査に当たって足場をかなりかけておりますので、引き続き修繕を追加で発注をして、このふぐあいのある棟につきまして、壁面から落下のおそれのある部分につきましては金属ピンで固定をして、エポキシ樹脂を注入するということで固定をする修繕工事を実施しているところでございます。
 来年度につきましては、今年度よりもさらに多い学校をやるということで、25年度の当初予算がちょっと膨らんでおります。来年は小学校37校で66棟、それから中学校22校で37棟、あと幼稚園1園と教職員住宅につきましても調査を実施したいと考えております。
 それから、今年度実際に発注をしまして調査をした後、その調査結果を報告書にまとめるのに時間がかかるということと、その後の修繕工事の発注で時間がかかってしまうということで、来年度につきましてはさらに多い学校となりますので、その辺の課題の部分を修正していきながら、年間を通してこの辺が修繕までできるようにという形で進めたいと考えております。


◯風間委員 続きまして、小学校の校庭芝生化事業についてお話をお伺いさせてください。
 平成25年度に小学校1校、平成26年度に小学校1校を実施ということですけれども、岡小学校ではたしか予算を6,000万円ぐらいかけて初期投資、実施をしたというようなことを比べると、予算規模的には少しというか大分コンパクトになったかなと思うんです。この辺の事業内容というのはどういう状況になるんでしょうか。


◯望月教育施設課長 小学校の校庭芝生化事業でございますけれども、まず岡小学校につきましては、グラウンド全体の6,000平米ほどを行っております。こちらにつきましては、6,000平米という広いところで自然芝を行っているということで、年間でかなりの養生期間をとられてしまうという課題がございます。岡小学校につきましては、敷地がつながっております清水第二中学校がございまして、この芝生の養生期間につきましてはそちらの学校を使えるという、そういった条件が整っているということが1点ございます。
 25年度に行う学校につきまして予算がかなり絞られたということは、当然この辺の問題等がありますので、校庭全面を行うということは、学校だけではなくてほかの外の利用団体の方にも使えない時期があった場合の代替が非常に難しいという問題がございます。これにつきましては、学校の校庭の周りの部分、特に遊具などが置いてあるような部分に、面積は小さくても実際低学年の子供たちが裸足になって遊具で遊べるようなところをまずは行っていって、だんだん広げていきたいと考えております。


◯風間委員 この点についてもう少しお聞かせいただきたいんですけども、昨年の教育施設課の話ですと、あくまでも地元と学校、それからPTA、教育施設課とが一体になってソフト事業を立ち上げてやっていかないと、とても芝生化というのは実現しないと。平成24年度はその組織づくりをちょっと考えていきたいという旨の話があったんですけれども、25年度の予算の執行に当たって、これらの組織づくりの点についてはどのような状況になっているのでしょうか。


◯望月教育施設課長 岡小学校で現状だとかメンテナンスだとかというところで、どういった問題があるのかということは委員のほうも多分聞いておられるとは思います。その辺の問題、課題を含めまして、これからやる学校につきましては、先ほど来ある学校応援団であるとか、地域の方の協力を得られるようなところということで、今、学校を選定しておりまして、そこと具体的に協議を進めているところでございます。


◯風間委員 今お話があったとおりに、やっぱり岡小学校にはさまざま課題があるんですね。芝生は本当にきれいで、子供たちの情操教育だとかそういった面においては本当に恵まれた環境だなと思うんです。しかし、先ほどお話がありましたように、芝生の養生が優先するのか、あるいはグラウンドとしての使用が優先するのか、そこが非常に難しいところで、どちらかというと今芝生の養生、いかに芝生をきれいに保つかということに配慮がなされているような感じがするんです。
 これまでグラウンドを使っていた方々にいろんな無理を言いながらも、またその方々に芝生のメンテナンスのお願いをするというような、悩ましい問題も生じているということで、これはちょっとお聞かせいただきたいんですが、そういった状況の中で、芝生はつくりました、グラウンドになりました。だから、全てを学校関係者で管理しなさいと言われても非常に問題がありまして、いずれにしても費用がかかることであります。実際問題として、岡小学校のPTAは芝生を管理するためにバザーをやらなきゃいけないような話も出たぐらいで、非常に苦労するところなんです。
 その辺について、岡小学校に限ってのことで申しわけないのですが、管理費用について今後どのようなお考えでいるのか、その辺をちょっとお聞かせください。


◯望月教育施設課長 委員御指摘のとおり、メンテナンスの部分のマンパワーだけではなくて、現実的にそれぞれ年間を通して新しい種をまいたりとか、肥料を追加したり、それから芝刈り機のメンテナンスだとか、燃料代だとか、いろいろな部分の経常的にかかる費用がかなり出ているということも事実でございます。
 岡小学校につきましては6,000平米という広いところで先行してやったということで、ちょっと特殊といいますか、最初は地元もということで盛り上がってやられたわけですけども、現実的には学校で管理費用の捻出が非常に難しいという中で、当課の予算の中でかなり支援をさせていただいている状況です。
 ただし、この事業につきましてはあくまでもソフト事業ということでございますので、先ほど答弁させていただいたとおり、規模を縮小して地元の方、それから学校がやれる範囲のところから徐々に広げていくという形で、事業としては面積が縮小になったかもしれませんけども、やっぱりやれるところからやっていくという形で進めていきたいと考えております。


◯風間委員 くどいようですけれども、岡小学校の面積はかなり広くて費用捻出が非常に大変だということで、今後における管理については教育施設課で必要な部分に関しては見ていただけるようなこととして考えてよろしいですか。


◯望月教育施設課長 今、御答弁させていただいたとおり、岡小学校はちょっと特別だということの認識の中で、うちのほうも支援をさせていただいております。この芝生化がこのままできれば維持管理ができるようにということで、できる限りのことは支援をさせていただきたいと。ただ、この事業自体をこれから進めていくのに、岡小学校と同じようにという形にはならないものですから、先ほど御答弁させていただいたとおりに、やれる範囲からという形にさせていただきたいと考えております。


◯風間委員 次に清水桜が丘高等学校整備事業についてです。
 本年度視聴覚ホールの建設に入るということで、これは多分岡生涯学習交流館の上部の設計になると思うのですが、設計上、開かれた高校ということでの配慮もなされていると思うんです。どのような利用形態を考えておられるのか、その辺をお聞かせいただいてもよろしいですか。学校側の施設でもあり、交流館でも使いますよという形になっているものですけれども、その辺はどうでしょうか。


◯望月教育施設課長 今の御質問の件でございますけれども、基本的には学校の校舎棟と岡生涯学習交流館はオーバーブリッジでつなぐ設計となっております。それぞれの行き来が可能なようにということで設計を進めさせていただいています。
 今後、完成までの間に協議会等を立ち上げながら、具体的にどのような交流ができるのかということについては詰めていきたいと。逆に言いますと、学校施設の中の和室であるとか茶室等についても交流館のほうでも利用できるという形になっておりますので、この辺を含めて協議会の中で具体的な運営方法等、それからあとはセキュリティーの問題等もございますので、協議を進めていきながら利用ができるようにと考えております。


◯山本委員 資料2の112ページの静岡熱血教師塾事業でお聞きしたいと思います。
 この情熱と使命感を持ったすぐれた人材を学校現場にというのは、これは基本的には一般選考でもこういう立場で行うべきだと思うんですけど、熱血教師塾の選考基準と一般選考の基準というのはどういう違いがあるのかというのをまずお聞かせいただけますか。


◯望月教職員課長 まず、熱血教師塾の選考と一般選考の考え方でございますけれども、具体的には今委員がおっしゃったとおりでございます。熱血教師塾のほうでの特別選考については、まず教員としての専門的な知識・技能はもちろんのこと、実践的な指導力の基礎となる資質を有し、豊かな人間性を兼ね備えた人材を選考すると、このように私たちはうたっております。
 また、一般選考については、教員としての専門的な知識・技能を持ち、心身ともに健康で、豊かな人間性を兼ね備えた人材を選考すると、このようにやっております。この文言の中で、特別選考のほうでは実践的な指導力という資質を有しているというところに、一般選考との違いが出ております。
 この部分ですけれども、熱血教師塾の9カ月間の講義等の実践を通して実践力を育んでいこうというのが大きな方針になっております。その部分を特別選考の中の特に面接試験の中に実践的な力がどれだけ身についているのかという具体的な質問をしております。一般選考の中ではそのような質問が出てきませんので、ここの部分で少し差がありまして、特別選考、いわゆる熱血教師塾の選考が少し変わっているというところでございます。


◯山本委員 となると、塾を卒塾した先生と一般選考で入ってきた先生が実際の教育現場では能力の差というのはやっぱり明らかにあるわけですか。それは何か検証されているのですか。


◯望月教職員課長 卒塾して教師になった先生方が一般選考の先生方と比べてすぐれているかどうかという御質問ですけれども、子供たちの実態、それから職員との人間関係など、初任者が配置された学校によりまして教員の成長に多少なりとも差が出ると、これはどの組織でもそうだと考えております。また、卒塾生だけではなく一般選考で合格した教員も学校現場で同じように初任者としての授業実践、それから初任者研修等を実施しております。そうした中で、子供たちとかかわり苦労を重ねながら、子供や保護者との良好な人間関係を築いたりとか、先輩や同僚からの指導を仰ぎながら職務に真摯に向かい合っていると。これは両者ともに同じだと私たちは認識しております。
 また、教師塾が、現在2期生までが実際に教育現場に立っておりますけれども、現段階のこういう短期の間ではなかなかそこの評価をするのが難しい状況ではございますけれども、卒塾生、それから初任者の全員にアンケート調査でございますとか、所属長の調査を繰り返し行っております。そういう中で、校長からの聞き取り、それから調査の中では、例えば卒塾生の方々の様子について幾つかの報告を受けております。例えば、常に子供とともに活動するなど、大変エネルギッシュなところがある、何事にも一生懸命で明るく熱意を持って取り組んでいる、同僚等からのアドバイス等を素直に聞き入れ謙虚であると、このような報告を受けております。また、大変職務に対して前向き、謙虚であるというだけではなくて、子供たち、同僚、保護者から信頼を得ていると、このような報告を受けているところでございます。
 また、共通した調査を行って、職務状況調査というのをやっておりますが、まだ2年間の実績なものですから、今後どうなるかということは未知の世界です。けれども、一般選考の方々、それから塾出身の方々の5段階評価でつけたときには、コンマ幾つか塾の方々のほうがいい評価を得ているという、今の段階ではその評価でしか出ておりません。


◯山本委員 わかりました。常にエネルギッシュで明るく熱意があって信頼されているというのは、これは教員全体に一般選考であれ求められる中身だと思いますから、そういう取り組みをぜひしていっていただきたいと思います。
 続きまして、同じページのこころの教育支援事業で、これは議論されていますけれど、お聞きしたいのは、今回非常勤講師24人が配置されるという予算になっておりますが、これは配置して対応しなければならない学校の実態、必要としている学校数がほぼこの人数に見合う学校だという理解でいいですか。


◯望月教職員課長 こころの教育支援事業でございますけれども、概要をもう一度説明をさせていただきますと、静岡市に12の支部がございます。1つの学校に常駐する教員、それから支部外の学校に定期的に、あるいは学校からの派遣要請に応じて随時派遣する教員を考えておりますので、現在のところ配置校がここという限定はまだしておりません。
 と申しますのは、いじめとか不登校の数が変わっていくであるとか、そういう報告等の精査を今行っているところでございます。また、教育というのは小学校から中学校まで連続して行われますので、過去からの積み上げの中でいじめや生徒指導がどうなっているか、また各学校のトライの中で内容の重い、浅いというのがありますので、そういう精査をしているところです。
 ただし、配置学校につきましては、比較的大規模校にいじめ・不登校の人数が多くいますので、そちらを中心に配置していく予定でございます。


◯山本委員 ということは、24人ということは12支部掛ける2みたいな考え方になるのか。どうもいじめとか、担任の先生がそこの対応に専念して授業の代替をやってほしいとかという実態というのは、もう既に現状としては恐らくつかまれているんじゃないかと思うんです。24人は採用したけど、余り仕事がありませんということじゃないとは思うんですよね。
 この24人の先生方も4月からいわばフル稼働ということでよろしいんですか。


◯望月教職員課長 4月からフル稼働ということで考えております。現時点でつかんでいる数字等はあります。原則として1つの支部に2人と考えておりますけれども、そうばかりではなくて、いじめや不登校の数が多くいるところもありますので、そちらのほうに3名ということも考えられます。また、学校の要請に応じて1つの学校に大勢が入るケースもありますので、必ずしも1つの支部に2人というように限定しているのではなく、何かが起きたときにはそこに4人なり5人なり、さっと緊急に入れるという体制をとっております。


◯山本委員 それでは、養護教諭代替のパート看護師の件なんですが、養護教諭が不在時という実態というのは、年間にすれば何校で、日数としてどれぐらいあるかというのをデータとして何か持っていたら教えてもらえますか。


◯望月教職員課長 養護教諭が不在のときの実態でございますけれども、主に全小中学校が行っております修学旅行、それからキャンプ等の宿泊体験活動というものが年間行事に位置づけられております。これは市内小中学校全校でございます。小学校ですと平均で年6日、それから中学校ですと平均年4日程度が不在日となります。


◯山本委員 そうすると、このパート看護師はそういう大体年間の不在時がつかめるので、パート看護師の勤務実態というのは、例えばある学校に派遣された場合は1日4時間とかという、そういう条件で雇うという意味でいいですか。


◯望月教職員課長 このパート看護師の雇用形態になりますけれども、先ほど申し上げました行事が4月から6月、10月から11月というふうに、春先から夏にかけてと秋に集中をしておりますので、その期間の任用となります。そして、基本的には1日4時間の勤務となっているのですけれども、例えば終日いないようなときにはそれを7時間45分勤務に振り替えたりとか、そういう柔軟的な対応ができるようにしております。


◯山本委員 わかりました。
 パート看護師という規定はされているんですけど、例えば養護教諭有資格者で対応できる人がいればそっちのほうがいいんじゃないかと思うんです。なぜパート看護師に限定しているのか。養護教諭有資格者でもいいんじゃないかとは思うんですが、それが確保できないのでしょうか。


◯望月教職員課長 まず、今回看護師の資格を持っている方ということで、養護教諭の資格を持っている方とうたわなかった理由ですけれども、養護教諭自体の業務内容の中に、やはりただ単に子供への治療に当たるというだけではなくて、教育的な指導というものが入っております。看護師の資格の中には、児童生徒へのいわゆる指導、または授業への参加というものがありません。今回、養護教諭の方々の不在のときにはお願いする内容が授業等を含んでおる内容ではなくて、緊急時に児童生徒へのけがであるとか、病気への対応ということを中心に考えておりますので、今回は看護師資格を持った方ということにしております。


◯山本委員 わかりました。
 続きまして113ページの老朽化が著しい森下小の校舎改築で──老朽化が著しい校舎は基本的には建てかえるべきだと思うんですが、子供を預けている保護者にとっては老朽化が著しい──アセットマネジメントの考えはわかるんですが、この森下小の場合、具体的にはどういう老朽化があるのかというのを示してもらえますか。


◯望月教育施設課長 基本的には建物の場合、構造の躯体の老朽度に関しては、先ほど言いましたとおり、耐力度調査というものでコンクリート自体の中性化率がどのくらい進んでいるのかということを調査いたします。それ以外に、建物の場合は設備についての老朽ということも問題となります。
 森下小学校につきましては、まず構造的な問題に関しては耐力度調査をして構造的にも持たないと、危険だというような点数になれば国の補助金なんかも活用できるということから、その場合には改築ということが前提になってきます。ところが、建物自体はまだ持ちますということである場合には設備の更新、それから外壁、それから屋上防水等、その辺の改修をしていけばまだ建物自体は持たせられるということになります。その辺も踏まえて、先ほどもお話ししましたとおり、まずは耐力度調査をやるということから始めて、その結果に伴いまして、改築で行くのか、大規模改修で建物の延命化を図るのかという選択をしまして、設計に入るという形で今後も進めていきたいと考えております。
 ただ、この5年から10年の間に建築後60年を経過するという校舎が多く、こちらにつきましては35校で35棟あります。この35棟を全て改築というのは財源的にも非常に厳しく、その選択肢として耐力度調査をまず実施してからその選択をしていきたいと考えております。


◯山本委員 仮にコンクリートの場合は普通60年更新ということになるかと思います。耐力度調査をやって、これはもう基本的には建てかえないといけないよとなれば、35校全部やらないといけないという話になるわけですよね。
 これ、あとでいいんですが、35校についてあとで資料を出してもらえますか。


◯望月教育施設課長 済みません、ちょっと訂正でございます。33校で35棟でございます。33校の35棟分がどちらの学校かという資料でよろしいでございましょうか。


◯増田委員長 それでは、あとで資料を提出してください。


◯山本委員 続きまして、学校図書館の学校司書配置の件です。
 これは6学級以上の学校に配置をするということで非常に努力されていると思います。今回前倒しで6学級以上の学校ということですが、教育的には非常に効果もあるということですので、3次総でどうなるかはわかりませんが、教育委員会としては小さなところも含めて全校配置を基本的には目指すというような考えでいるのかどうかを明らかにしていただければと思いますが。


◯長谷川学校教育課長 2次総が1年前倒しということになりましたので、3次総の中でまたできれば進めていきたいという思いは持っております。そこでまたいろいろお話し合いをしていきたいと思います。


◯山本委員 そうやって配置されて学校司書を増員されていくというのは必要で大事なことだと思うんですけど、これまでも一定増員された場合には司書の年間の勤務日数自身がちょっと減ってきているという傾向があったと思うんです。今回の場合、25年度に増員されて、勤務日数自体は従来175日でしたか、それは変わらず維持するということでいいのでしょうか。


◯長谷川学校教育課長 大変つらいところなんですけれども、175日であればいいんですが、12クラス以上については170日以内、ちょっと減りました。6から11クラスについて129日以内という計画にしてあります。


◯山本委員 そこは人をふやせば日数を減らさねばならないという何かどこかの規則とかがあるわけじゃないとは思うんですが、それは総額の部分は変えずにどう使うかは裁量の範囲だというそのやりくりの中で、人数をふやした分は日数を減らすということでやっているわけですか。もし規則がなければその考えは改めてもいいんじゃないかと思うんですが、改める考えはないですか。


◯長谷川学校教育課長 規則はございません。ですので、予算の中でできるだけ多くということで、6クラス以上の配置を認めていただいたものですから、その中でできるだけの範囲ということでしております。


◯山本委員 先ほど部長も10%削減をする方針があると言ったけど、必要なものは必要だと言って突っぱねればいいと思うんですよ。
 それで、司書の勤務日数が残念ながら25年度は減っている状況だということなんですが、資格を持っている方をふやしていくという面ではどうなんでしょうか。学校司書がふやされて資格のある人がふえていくようになっているかどうかというのと、有資格者の率がどれぐらいでふえているのかどうかも25年度の実態として示していただけませんか。


◯長谷川学校教育課長 司書資格についてなんですけれども、25年度に新しく応募された方が140名いらっしゃいます。司書資格を持っていらっしゃる方は11名です。それから、継続の希望をされた方が66名おります。その中で司書資格のある方は13名ということで、全部で206名の応募等がありました中で24名が司書資格のある方ということになります。


◯山本委員 司書資格のある方をふやしていくという考えはないか。


◯長谷川学校教育課長 司書資格についてを第一に考えてはいなくて、あくまでも子供と本とを結びつけるような形でコミュニケーションがとれる方をということを第一にと考えております。


◯山本委員 これも要望になるかもしれませんが、やっぱり図書の分類があってリクエストにぱっと答えて、こういう中身ですよと、教育効果を考えればやっぱり資格を持っている方をどんどん広げていくということが大事だと思いますから、それはまたお願いします。
 続きまして114ページの特別支援教育推進事業です。
 先ほどもちょっと議論がありましたので、それとの関係で聞いておきますけれど、どんどんふえていくということが大事だとは思うのですが、特別な支援を要する子どもがふえたり、障害が多様化しているということの実態というのは今どんなふうになっているかというのをもし数字的なものもあったら先に紹介していただければありがたいなと思います。


◯長谷川学校教育課長 特別支援を必要とする子ですけれども、平成23年度の実態では小中の4.8%程度です。今年度9月に県の緊急調査をやりましたけれども、そのときには5.6%ということで、やはり年々増加傾向にあるかと思います。


◯山本委員 学校の先生の声も聞いたりはするんですが、この25年度特別支援教育支援員の配置の基準というのは従来と変わらないままですか。たしか4人以上とかということですね。それは変わらないままですか。


◯長谷川学校教育課長 基準のほうは変わっておりません。
 基準のほうは、通常学級におきましては1クラスの学年については2人以上いる場合です。2クラスある場合は4人以上支援を要する子がいるという形で、3学級の場合は5人、4学級は6人以上というような形で考えております。
 特別支援学級については、教員1名当たりの在籍数が4名を超えた場合に支援員を配置するという目安になっております。


◯山本委員 これは就学指導委員会の判断もいろいろあるんでしょうけれど、普通学級に結構大変な子供が入ったりしていれば、もう先生方は本当にてんやわんやという話も聞くんです。ですから対応が大変な子供が仮に入って4人以下という状態の場合に、学校からの希望があれば、配置基準を緩めて弾力的に考えたほうがいいと思うのですが、25年度の運用ではそういうことも考えられますでしょうか。ぜひ考えてほしいということなんです。


◯長谷川学校教育課長 臨時の対応については、予算のほうを少し組んでありますので、希望すれば全部かというとそういうわけではないですけれども、本当に困っている学校については配置の方向で考えております。


◯山本委員 臨時の対応というのはどれぐらい可能というか、対応ができる枠をとられているのですか。


◯長谷川学校教育課長 年間で2,400時間相当の時間をとってあります。


◯山本委員 次に114ページの北部学校給食センターにかかわって学校給食センター整備事業のPFI導入の可能性調査の経費が計上されています。これは、先ほどちょっとやりとりがあった中で西部学校給食センターが26年度から動くということになれば、25年度中に北部学校給食センターがストップしてその後建てかえに入るという、そういうスケジュールに合わせるという理解でいいんですか。


◯堀田学校給食課長 一応、今西部学校給食センターの改修工事を進めておりますので、平成26年4月から稼働します。したがって、平成26年3月まで北部学校給食センターは運営しますが、それ以降はとめます。平成25年度中に26年度以降北部をどうしようかという話の中で、PFI事業も有効だということで、その辺の可能性調査をやらせていただくということになります。


◯山本委員 PFIの場合、これまでも導入可能性調査はあるんですが、VFMではPFIが有利に出てくるでしょうから、25年度中に調査結果の成果品が年度末に上がるという、大体そんなスケジュールですか。


◯堀田学校給食課長 平成26年度の予算要求までに間に合わせたいという考えを持っておりますので、本年10月、11月までぐらいにはいただきたいと考えております。


◯山本委員 この資料には出ていないんですけれど、本会議でもやりとりされた教師による体罰対策にかかわる25年度の対応についてですけど、今文科省で教職員と児童生徒と保護者、3者に実態アンケートみたいなのをやっていますよね。その結果、25年度にどう生かされるかというのを示してほしいと思います。あるいは市としてこういう計画をこういうふうにつくるとか、何かわかれば。


◯望月教職員課長 今委員に御指摘いただきました文科省の体罰調査の件ですけれども、現在市の教育委員会から各学校にその調査について通知を出しております。今週中ぐらいに各家庭に各学校から配布される予定です。その結果が4月当初に市教委に上がってまいります。それを集計しまして4月末日が文科省への報告期限ということになっております。
 この調査は大きく2つに分かれておりまして、1つが現在までに起きた体罰の現状です。もう1つがそれで把握できなかったものを再度改めて把握するようにという調査ですので、教職員、それから児童生徒、保護者へのアンケートというような形をとっております。
 また、これは調査ということで新たに行われるわけですけれども、調査の結果として新たにわかった重篤な体罰があった場合には、改めて学校への聞き取りとか、そういうような対応がされていくと、このように考えております。


◯山本委員 1点、学校給食にかかわることで聞こうと思ったのですが、東京でアレルギー除去食の事故が起きましたよね。栄養士も、食べた児童も、担任も当然知っていて、その対応はしたけれど、結果的に事故を起こしちゃったと。ああいうことが静岡で起こらないための何か対応というか、もしショックが出たら15分以内に注射を打てば助かるのが、そのときは担任の先生がたしか打てなかったということだったと思うんですけど、もし静岡でそういうふうになった場合、普通の教師が子供に注射を打つというのも大変だと思うので、市として対応できることを、何か教訓として引き出しているのがあったら示していただきたいなと思いまして。もう何か決まっているんですか、こういう場合はこういう注射を打ちなさいというのが。


◯長谷川学校教育課長 アレルギーのときには、エピペンと呼ばれる注射製剤を太ももへ簡単に刺せる器具があるんですけれども、それを持っている子は市内にもやはりいまして、学校にしますと20校にいます。ですので、先日20校の代表として養護教諭ともう1人集まっていただきまして、エピペンの使い方についての講習をさせていただきました。


◯山本委員 そうすると、例えば学校給食の場だと、児童本人が打てなかったら担任の先生が打つということで、きっちり担任の仕事だというのが明らかになるような研修になっているということでいいですか。


◯長谷川学校教育課長 そのとおりでございます。養護教諭なり担任なり、または同じ学年の先生方というように情報のほうは共有しております。


◯山本委員 35人学級を進められているもとで、25年度それに基づく教員増というのがどれぐらいになっているのかというのを示していただければと思います。


◯望月教職員課長 まず35人学級の本年度の様子ですけれど、1年生は国の基準による35人学級、2年生は国の加配による35人学級、4年生から6年生は静岡式の35人学級という形で実施をされております。
 来年度4月からですけれども、新たに3年生が静岡式の35人学級で実施をされます。これで、小学校1年生から中学校3年生まで35人学級が完全実施になる予定でございます。
 来年度の3年生が静岡式の35人学級になることによって、ならないときと比べて今のところ22学級ふえる予定でございます。ただし、静岡式でふえますので、基本的な定数はふえておりません。ですので、教員数としての増員はないということです。
 ただし、25年度につきましては、県の単独措置による教員の増員が静岡市にも数名あるという予定であるというような情報を得ております。ですので、22名の増に関してそれが充足されるということではありません。


◯山本委員 そうすると、本来ならその編成で22人ふえなきゃいけないところを県単で数人ふえたということになれば、どこかに何かしわ寄せが行っちゃうという、要するに何か枠があってこっちに持ってくればこっちが減ることになっているということですか。


◯望月教職員課長 そのとおりでございます。各学校に配当される定数の中で、クラスを持たない先生方がそちらの学級の担任に移行してくるという形です。


◯鈴木委員 先ほどから問題になっております114ページの特別支援教育の問題についてでありますが、これで支援員の先生がことしも8人増員になっているわけですけど、これは異常事態だということで私どもの会派で、親がもとを断つ、子供たちの対処療法は先ほど答弁でもあったように、毎年4.8%から5.6%にふえていく、これはまた年々ふえていくんだと思います。それを担任の先生に任せるのは本当に気の毒だというふうに思います。
 支援員をふやすのは結構なんですけれども、この原因、もとを断つのにどうしたらいいかということで、私どもの会派で11月に、親学について研修会をやらせていただきました。教育長も教育委員会の先生方も見えてくれて、あるいは一般の職員も見えてくれて、満杯の中で研修会をやらせてもらいました。
 親との交流会、先ほど井上委員からも話がありましたが、これは親と先生との交流会をやったということで理解していいですかね。そうした発達障害を持った親と教育委員会か。この事業は入ってないか。これ、所管はどこかな。


◯長谷川学校教育課長 要望が3課にまたがるものがあったものですから、学校教育課と教育施設課と教職員課と3課が出席させていただきました。


◯鈴木委員 そのときの親の意見が、理解のある先生が少ないとか何かという意見だとか、いろんな意見があったと思うんですけど、その意見が少し発表できるのがあったら教えていただけますか。


◯長谷川学校教育課長 先ほど井上委員から御指摘のあったように、どちらかというと教員の力不足みたいなところの声もありました。そのほかに、新設の希望等もございまして、来年度新設されるところもあるものですから、そういうような御要望もありました。


◯鈴木委員 これ、先生に理解しろというのが無理な話だと思うんですよね。特別支援員の専門的な教育を受けた、あるいは研修を受けた人がこれに当たらないと、教員じゃ無理だよね。やたら忙し過ぎると思う、現場の先生が。心の問題もあったり、体罰までぐずぐず言われるような時代になっちゃったわけでしょう。先生が萎縮しちゃって本当に大変だと思うんです。
 私が知り合ったTOSSというグループ、御存じですか。この先生方の集まりの中で、特別支援を必要とする子供たちの教育を専門に研修をしているのに出会ったわけですけど、こういう先生方をうまく見つけて、グループで連携をしているところと教育委員会の接点というのはあるんですか、ないですか。


◯長谷川学校教育課長 TOSSは向山洋一先生のグループだと思うんですけれども、特にそこと教育委員会とのかかわりというものは持っておりません。


◯鈴木委員 ここで率先してそういうグループに入って勉強している先生がいるわけでしょう。その先生方と教育委員会との接点はありませんか。そういうのはない。


◯長谷川学校教育課長 教育委員会とはないです。教育委員会にいる教員が個人的に知り合いだというのはあります。私も前任の学校で一緒にやった仲間が1人そうですけれども。


◯鈴木委員 そういう先生方がかなりいるんですよね。もちろんその勉強だけじゃないですけど、いろんな学習の仕方の勉強会をやっているグループがTOSS。
 ですから、こういう先生方と一般の先生との交流でもいいし、教育委員会が仲立ちをして、そういうのを専門に研修している先生もいるわけですよ。そういう先生を招いて新任の先生との交流をやったりするのも必要じゃないかなというふうに思います。
 これは要望で結構ですけど、本当に大変なことで異常事態だと思うんです。こんな教育現場でなければ教育ができないなんていうのはとんでもない話なものですから、そのもとを断つ、そうした教育にも大いに配慮をしていただけたらいいなと思います。


◯増田委員長 それでは、質疑を終了します。
 次に、要望・意見、討論に移ります。
 要望・意見、討論はありませんか。


◯中山委員 新政会として、議案の全部に賛成いたします。
 今、鈴木委員からもありましたように、今問題になっている問題行動児とか不登校とかいじめとか、あるいは思いやりとかというのは、やっぱり学校だけに任せるものじゃないと思うんです。やっぱり地域とか家庭での教育、そういう連携でしか改善していかないんじゃないかと思うんですね。教育委員会は教育委員会で一生懸命、こころの教育支援事業とかスクールカウンセリング事業とかソーシャルワーカーとかいろんなことをやるんだけども、もうそこじゃなくてこれこそ市長が言っている縦割り打破の中で他部局との連携とか事業を起こして、思いやりとかそういうことに関しての事業をぜひとも取り組みをしていただければ、いろんな問題が少し進むんじゃないかと思いますので、要望いたします。
 それから、学力の向上については、現状分析の中で最後のほうの問題に対して無答が多いということで、この原因としてはやっぱりなれることによってどんどんスピードが上がりますから、そういう意味合いだと思うんです。しかし、子供たちの将来を考えたときには、しっかり考える力、これは市立高校の科学探求科と同じですけれども、しっかり物事・基礎を考える力というのを小学校時代に培っておけば、その先は自然といろんな知識が吸収できると、そういうようなことをしっかりとしたテーゼみたいにしてここの問題に取り組んでいただかないと、単になれだということで練習だけをたくさんさせて一時的にテストだけがよくなると、こういうことになっちゃうと思うんです。その辺はしっかりと学力調査の後、教育というのはこういうものを中心にしているんだというとこを強く言っていただければ、私たちも安心できると思いますので、その辺を要望させてもらって、新政会の要望・意見とさせていただきます。


◯繁田委員 自民党として議案第34号中所管分について賛成をいたします。
 要望・意見ですけども、今中山委員からもお話をされたことを抜いて、いじめ、不登校、それから学校へのスクールカウンセラーの派遣とか、あるいは学力アップサポート事業、こういったもろもろの議案の説明をいただいたことについては、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいということを要望しておきます。
 それから、4月から子ども未来局のほうへ事務事業が移るものがありますよね。これだけしっかりした予算案の概要をつくっていただいてありますので、漏れはないと思いますけども、移管される事務事業、これについてはしっかり新しい局のほうへ引き継ぐべきものは引き継いでいただくということをお願いしたいと思います。
 それから、2月中旬でしたか、政府から報道がありましたけれども、幼稚園児の家庭に対する支援を検討するということでありました。3月上旬にその検討会を立ち上げて6月中には何とかめどを立てたいという報道がなされていましたけれども、高校教育に対する授業料の無償化、これもこれでいいと思うんですね。しかし、本当に我が国が子育てというものを考えるときに、高校生の授業料無料化、その場合、その高校生の親というのはそれなりの年齢に達していて、所得も比較的あると。しかし、幼稚園とか保育園に通われている子供の親というのは、比較的まだ若くて収入も少ないということからすれば、やはり幼稚園に就園されている、あるいは通園されている子供に対する支援というのは、積極的に考えていただくほうが得策だということでもって、子育てという面から考えて、国のほうの指針が示されたときには、教育委員会、さらには子ども未来局、ここでいち早くその対応に取り組まれるということをお願いしたいと思います。
 鈴木和彦委員からも話がありましたけども、学校の先生方は、現場の多忙化で、事あると何かすぐ指摘をされて苦しい思いもされていると思います。全てこれは現場と地域、それから行政が一体となって問題解決をしていただき、その中でぜひ現場の皆さんについては萎縮をしないように、子供の教育に専念できる、そういう環境整備をしていただければよろしいかと思います。


◯井上委員 公明党としましても、今回の議案第34号中所管分について賛成をします。
 先ほど中山委員からもお話がありましたけれども、学校応援団推進事業を初めとして、やはり学校と地域をいかに連携していくかというのが非常に重要だと思っています。核家族化であるとか、夫婦の共働きという中で、子供の置かれている環境というのは本当に大きく変わってきて、家庭での教育というのも今までどおりにできなくなってきていると。そうなってくれば、地域の中で子供を育てていかなければいけないと思っていますし、道徳教育とよく言いますけど、学校で椅子に座って授業を聞いているだけではやはり道徳教育にはならないと思うんですね。いろんな人たちと触れ合っていく中で、心の豊かさであるとかいろんなものを学んでいけるのが初めて道徳教育だと思いますので、そういった意味でこの学校応援団の事業というのは非常に期待をしているところです。もっともっと学校と地域が連携しながらこれを推進していっていただきたいと思います。
 それから、芝生化の話、代表質問でも少ししていますので、今回は委員会では質問しなかったんですけど、鳥取へ行ったときに、やはり芝生も雑草も英語では同じグラスですよと。養生にそんな時間をかける必要もないし、考え方によっては本当に安く維持管理もできるというような話も聞いていますので、もう少しいろんな形を研究してもらって、よりよい芝生化というのをまた考えてもらえればと思います。
 最後に、特別支援教育ですけども、この間も親御さんと教育委員会との懇談会というのをやっていますけども、こういった形で定期的に行って声を聞いてもらいたいと思います。本当、学校によって特別支援の教育の仕方が大きな差が出てきたりして、親御さんが引っ越してまでこっちの学校へ行かなきゃというような状況にもなっているという話も聞いておりますから、しっかりとした現場の声を聞きながら、よりよい対応をとっていただければと思います。


◯風間委員 静友クラブも全議案に賛成をいたします。
 いろいろ話が出ていますけれども、やはり今教育界の置かれた状況というのは非常に難しく、厳しい環境にあると思います。先ほどもお話ししましたけれども、予算編成から予算が限られてきて、結果的に今こうして上がってきているわけなんですけれども、そこに至る間いろんな思いがあって、出した予算も削られるという状況の中で、厳しい点もあるかと思います。そういう状況の中でお話しするのも非常にしんどいのですが、やはりこういった状況の中においても、限られた陣容と限られた予算の中でやはり緊張を持って難局に立ち向かっていくしかないという状況だと思いますので、ぜひ心を一つにやっていっていただきたいと思っています。
 また、教育施設課もいろいろな施設が老朽化していく、さらに新しい環境も整備していかなければならないということで、大変だとは思いますけれども、ぜひ優先順位をきっちりと念頭に入れて説得力を持ってやっていただければと思います。


◯山本委員 共産党です。
 議案第34号の要望としては、先ほども言いましたが、学校司書の全校配置に向けて取り組んでいただきたいということとあわせて、やっぱり勤務日数の削減だとかというのはちょっとまずいなと思います。有資格者をふやしながら、同時に雇いどめの問題も解決できるように取り組んでいっていただきたい。これは特別支援教育支援員の方も同様で、配置基準ももうちょっと実態に合わせて弾力的に見直すなりしていただきながら、学校司書も特別支援教育支援員の方も今ふえていっていますので、教育委員会のほうでそういった人たちの声を吸い上げて適切に対応できて、双方とも仕事がはかどっていくような教育委員会としての担当をしっかりつけて能力を上げていただくなりの取り組みを進めていっていただきたいと思います。
 それと、去年質問でやりましたから今回は言わなかったですけど、就学援助の新3項目については25年度は対象になっていないようです。これは対象に向けてぜひ検討を進めていっていただきたいということを要望として言いつつ、先ほど言いましたように、北部学校給食センターのPFIというのは、これは食教育の一環を担う調理を企業丸投げというのはやっぱりふさわしくないという立場から、北部学校給食センターのPFI導入可能性調査については反対をしておきます。


◯増田委員長 それでは、議案第34号中所管分について採決します。
 本案について原案どおり可決することに賛成の方は挙手願います。
            〔賛成者挙手〕


◯増田委員長 賛成多数。
 よって、本案は原案どおり可決すべきものと決定しました。
 以上で、教育委員会事務局所管分の審査を終了いたします。
 残る報告事項に関係のない説明員の方は退席していただいて結構です。
            〔関係外説明員退席〕
     ──────────────────────────────


◯増田委員長 次に、報告事項に移ります。
 まず、中学校理科の教科書の訂正等に係る対応について説明を聞くこととします。


◯長谷川学校教育課長 最初、中学校理科の教科書で大日本図書という会社の教科書を使っているわけですけれども、その教科書に訂正と変更の部分がありました。これについては、2月16日に新聞で報道をされて話題になったわけですけれども、それまで私どものところにもこの情報は全く入っていなかったものですから、週明けの18日月曜日に大日本図書に確認をさせていただきました。
 そうしたところ、新聞報道のようなことを知らされまして、訂正箇所についても既に学校のほうには2月15日金曜日に送付したというお返事をいただきました。今回これが特に問題になったのは、訂正等があった他社でもそういう例はあるようなんですけれども、学校に連絡をしていなかったということで、大きな問題になったところです。
 この連絡を受けましたので、訂正箇所、それから修正箇所──訂正というのは完全に間違えているところで、修正というのは漢字にルビをつけたり、逆にルビを外したりというようなものが一番多かったわけですけれども、そういうような情報を各学校に流しました。
 その部分が、1年、2年、3年とそれぞれ分かれているものですから、授業の中で子供たちと一緒に対応するように指示のほうを通知として出させていただきました。そして、特に3年生については受験間近だったものですから、丁寧な説明をするようにお願いをしてあります。既にもう指導が終わっているところについては、再度説明をし直すようにという指示をしております。ともに、2月19日火曜日に理科の主任者会というのを開く予定があったものですから、その場でも理科主任を通してこの訂正については強くお願いをしたところです。


◯増田委員長 ただいまの報告に対し、質疑等はありませんか。


◯栗田委員 新聞でも少し見ましたけれども、訂正箇所というのは何カ所であったんですかね。


◯長谷川学校教育課長 新聞では20カ所というようなことが書いてあったのですが、一覧表で私が見て数えたところ、17カ所でした。
 あと、修正──間違いではないけれども直すと、新聞では変更という言葉を使っておりましたけれども、その辺についてやはり269カ所です。1ページの中に2カ所あるというような形もあるものですから、その辺の数字が新聞とはぴったりしないところはありましたけれども、近い数字が出ていると思います。


◯栗田委員 新聞で私が見たのは269カ所ということだから、二十何カ所というのとどういうふうに違うのかなというのが少しびっくりしたんですよ、正直なところ。
 それと、これは、大日本図書からは何か謝罪とかそういった行為というのはあるのですか、その辺は。


◯長谷川学校教育課長 新聞だと訂正・変更がまとめて書いてあったものですから、訂正部分と変更部分という形で分けて知らせてはあります。それはさっき言った訂正が17カ所、変更も250カ所を超えるくらいの数ですね。
 それから、大日本図書ですけれども、2月20日水曜日に執行役員の方と部長のお二人が教育委員会へ来まして、謝罪をしていただきました。
 それから、昨日ですけれども、一覧表のような形で字だけのものが前に学校のほうへ送られていますけれども、写真や絵を使っている部分もあるものですから、写真や絵を一緒にしたものを再度送り直すということで連絡が来ております。


◯栗田委員 聞くところによりますと、何か本を別のところでは新しくかえたとか、回収して新しいのをまた出したとかというようなことも聞いて、新聞なんかでもちょっと見たんですけれども、大事な教科書ということで、訂正したのが完全に訂正済みで使われればいいと思うんだけども、そのまま使うようなことがあった場合には、やっぱり子供たちにとっては大事なものであるということで、できるなら回収して新しいものを出させるということまで要求したほうがいいかなという感じは受けているんですけど、その点はどうなんですかね。


◯長谷川学校教育課長 新しいものについて、もう新年度は新しいものに切りかわるということは聞いておりますけれども、今年度につきましては写真つきのものが送られるということで、それ以上のことは要求しておりません。


◯山本委員 私はこのニュースを知らなかったんだけど、教科書というと、普通専門家が見て現場の先生も見て検定を通ってということだけど、何でこれが見逃されてきたわけですか。最初の責任はどこにあるんですか。採用した側かな、責任は。


◯長谷川学校教育課長 教科書については文科省の検定も通っているもんですから、そこもすり抜けてはいるんです。そして、静岡市ではこの教科書を採択するときに、4日間研究委員会というものを設けまして、理科なら理科の全ての会社の教科書を見て、それぞれの教科書のいいところ等を研究する会が4日間あるわけですけれども、その中でやはり全部間違えというところまではどうしても見つけられない、どちらかといえば間違えはないような形でどういうものがいいかと選んでいるものですから、その辺は見過ごしてしまっているかと思います。


◯山本委員 教科書だもので、間違っていれば大変なことなんだけれども、ちなみにどんな重大な誤りがあったわけですか。


◯長谷川学校教育課長 写真の説明の中で、それこそ箱根の大涌谷の涌の字が違っているというのとか、あと写真が出ているんですけれども、それが神奈川県三浦市と書いてあったのが本当は横須賀市であったというものとか、あとタカの写真が出ているのにワシと書いてあったと。それはちょっと僕も見たけどわからなかったですけれども、そのようなのが間違い。あとは、新聞報道にも出ていましたけれども、立方メートルを立方センチメートルと書いてあったというような間違いもありました。


◯山本委員 そういうのをつくるほうもそうだけど、チェックする側もやっぱりこういうことのないように真剣にやってもらいたい。


◯増田委員長 ほかにありませんか。
            〔「ありません」〕


◯増田委員長 ほかにないようですので、質疑等を終わります。
 次に、いじめ対応マニュアルについて説明を聞くこととします。


◯長谷川学校教育課長 お手元にこのいじめなど子供たちの悩みに適切に対応するための詳細版というものが行っているかと思いますけれども、これが静岡市で言ういじめ対応マニュアルの詳細版というものになります。
 以前ですけれども、この詳細版の前にいじめ対応マニュアルというものは平成22年度末に学校教育課でつくりまして、各学校に配布をしてあります。
 今回、大津でのいじめの事件があったものですから、さらに細かな対応事例や対応のポイントということで、さらに細かいマニュアルをつくったほうがいいだろうということでこれを作成しました。これを作成して各学校で全教職員に持たせるというふうに考えております。


◯増田委員長 ただいまの報告に対して質疑等はありませんか。


◯山本委員 これの扱いというのは全教員に配布しながら教育委員会が研修して中身を徹底するというような、これからそれをやられるということなんですか。


◯長谷川学校教育課長 これにつきましては、もう各学校のほうへ配布してありますので、既に読んでいるところもあるかと思いますが、生徒指導主任の会があるものですから、そちらでもこれを使って研修をやっていきます。それについては、来年度の研修会でもまたこれを取り扱って周知できるよう徹底してまいりたいと思います。


◯増田委員長 ほかにありませんか。
            〔「ありません」〕


◯増田委員長 ほかにないようですので、質疑を終了します。
 報告事項は以上です。
 あすは上下水道局所管分の審査を行いますので、よろしくお願いします。
     ──────────────────────────────


◯増田委員長 以上で本日の日程を終了いたしました。
 これをもちまして、上下水道教育委員会を散会します。
                午後2時43分散会
     ──────────────────────────────
上下水道教育委員長  増田 進