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静岡県 静岡市

平成20年11月定例会(第5日目) 本文




2008.12.12 : 平成20年11月定例会(第5日目) 本文


        午前10時開議
◯議長(城内 里君) これより本日の会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 初めに、本日、市長より諮問第3号人権擁護委員の推薦について外5件が提出されております。
 また、本日、佐野慶子君外52名から発議第14号静岡市めざせ茶どころ日本一条例の制定についてが提出されております。
 また、本日、厚生委員長、田中敬五君から、発議第15号社会保障費の自然増抑制方針の是正など医療政策の改善を求める意見書外1件が提出されております。
 また、本日、鈴木節子君外4名から、発議第17号消費税を引き上げないことを求める意見書が提出されております。
 次に、報告第39号専決処分の報告外1件の報告がありました。
 次に、監査委員から、平成20年10月分の現金出納検査の結果について報告がありました。
 次に、監査委員から、旧由比町、旧庵原地区消防組合及び旧庵原郡環境衛生組合に係る平成20年10月分の現金出納検査の結果について報告がありました。
 以上で諸般の報告を終わります。
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◯議長(城内 里君) 本日の議事日程は、先刻お手元に配付したとおりであります。
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   日程第1 認定第4号 平成19年度静岡市一
    般会計歳入歳出決算の認定について 外31
    件


◯議長(城内 里君) 日程第1、認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第32、議案第295号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第5号)までを一括議題といたします。
 これら32件に関し、各委員長の報告を求めます。
 初めに、総務委員長、栗田知明君。
  〔54番栗田知明君登壇〕


◯54番(栗田知明君) おはようございます。
 総務委員会に付託となりました決算認定4件、議案5件について、御報告いたします。
 最初に、認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の委員会所管分に関する意見、要望でありますが、まず、行政評価について、本来の業務に加え、評価に関しての事務量がふえたが、事業を精査し、コストを削減していくという作業は民間では当然のことであり、外部評価を含めたさらなるPDCAサイクルの定着に努められたいという意見がありました。
 さらに、行政評価や人事評価の実施、予算編成等に当たっては、企画、総務、財政部門の職員がリーダーシップを発揮し、各事業課の職員が働きやすいシステムづくりに努められたいとの意見、また、平成19年度から創設された各局の調整室に対しては、局内の連携はもちろんのこと、庁内の横の連携をうまく活用し、その機能を十分に果たした一層の活躍を期待する旨の発言がありました。
 このほか、実際の事務事業について、次のような意見がありました。
 臨時職員の雇用や消耗品の購入は担当課ごとの事務となっており、全体の状況が不明確であるため、例えば、局ごと一元化するなど、行財政改革の観点からも管理の改善について検討されたい。
 一方で、車両等の維持管理は集約されてきているが、それにより業者の選定に偏りが生じないよう留意して取り組まれたいという発言もありました。
 また、各課の事業は多岐にわたり、個々の事業量を数値化することは難しいが、人材の適正配置のさらなる推進とともに、非常勤・臨時職員の活用等に頼るだけでなく、将来を見据えた正規職員の人材育成に力を入れることの重要性が述べられました。
 職員の業務改善提案については、審査結果を人事評価に反映する等、職員のモチベーションを高める方法の検討や、改善案の積極的な有効活用を求める発言がありました。
 また、職員のメンタルヘルスに関しては、研修や相談窓口の設置等の予防策を立てているが、実際に問題を抱えている職員の実数の把握に努め、そういった職員が復職しやすい環境づくり等の取り組みも必要ではないかとの意見が述べられました。
 さらに、市で実施する定期的な統計のほか、さまざまなデータを市政運営に活用しているが、経済の急激な変動や変化を把握するための統計については、より有効な情報の収集・分析の手法として、民間のコンサルタント等を活用してはどうかとの発言がありました。
 続いて、財政分野について、次のような意見がありました。
 まず、繰越明許費が多いが、事業は本来、1年ずつ評価させるべきであり、原則に基づいた年度内執行に努められたいとの意見、また、税金の収納率を上げるべく、クレジットカード払い等の検討を行うとともに、滞納金の徴収に当たっては、税の公平性という観点から引き続き努力されたいという発言のほか、市民が税金で自分たちの暮らしが向上していると感じられる施策が展開され、市民に信頼されるような自治体になっていくことを追求されたいという要望がありました。
 このほかには、政令指定都市になって4年目を迎え、市民生活の実態把握、市民との協働推進、各種事業でのパブリックコメントの実施等が展開されているが、それらが市民置き去りのひとりよがりのものになっていないか、いま一度省みる必要があるのではないかという意見が述べられたところであります。
 これら決算の採決の結果でありますが、認定第4号中所管分及び第5号、第9号及び第10号については全会一致をもってそれぞれ認定すべきものと決定しました。
 次に、議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第3号)中所管分、議案第284号独占禁止法違反事件の損害賠償請求に係る和解について、議案第289号当せん金付証票の発売について、議案第290号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第4号)中所管分及び議案第295号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第5号)中所管分でありますが、これら5件はすべて全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、御報告いたします。


◯議長(城内 里君) 次に、生活文化環境委員長、栗田裕之君。
  〔22番栗田裕之君登壇〕


◯22番(栗田裕之君) おはようございます。
 生活文化環境委員会に付託となりました認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管分外、決算2件、議案5件につきまして委員会における意見、要望を中心に審査の結果を御報告申し上げます。
 最初に、要望、意見について申し上げます。
 認定第4号の一般会計歳入歳出決算のうち、生活文化局所管分については、地域振興費中の集会所建設費補助について、自治会等の集会所は、地域のコミュニティーの場として非常に大切な施設であるが、老朽施設が多く、今後、多くの施設が更新時期を迎えると思うので、建設費にかかる補助対象経費の70%補助の継続を強く求めるとの発言がありました。
 次に、環境局所管分でありますが、ごみ処理施設については、長くその地域で運転を続けることになるので、施設を受け入れられた地域の皆さんへの感謝と環境負荷を減らすためにも、さらなるごみ減量等の取り組みを求める発言などがありました。
 なお、認定第7号、認定第15号、議案第278号の一般会計補正予算外の4議案については、特に要望、意見についての発言はなされませんでした。
 次に、討論について申し上げます。
 認定第4号の一般会計歳入歳出決算にかかる歳入では、平成19年2月定例会において、清水総合運動場体育館の個人利用を可能にする条例改正がなされたわけでありますが、委員から、この条例改正に基づく使用料については賛成できないとの発言がありました。
 また、歳出では、生活文化局所管分のうち、清水駅東地区文化施設整備事業について、PFI方式による事業推進には疑問が残るとの発言がありました。
 環境局所管分では、西ケ谷の新清掃工場建設について、ごみの減量等に取り組み、規模の縮小を図るべきであり、沼上清掃工場内の灰溶融施設については技術的な不安が残るとして、それぞれ反対する旨の討論がありました。
 最後に、当委員会に付託されました各議案等に対する審査結果でありますが、認定第4号は賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
 認定第7号及び認定第15号は全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。
 また、議案第278号、議案第281号、議案第287号、議案第288号及び議案第291号の5議案については全会一致をもってそれぞれ可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(城内 里君) 次に、厚生委員長、田中敬五君。
  〔41番田中敬五君登壇〕


◯41番(田中敬五君) 厚生委員会に付託となりましたのは、認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の所管分を初めとする決算6件、条例の改正2件の合わせて8件であります。以下、委員会で述べられた要望、意見と結果を御報告いたします。
 初めに、認定第4号の19年度一般会計歳入歳出決算の所管分における要望、意見でありますが、まず、老人福祉費関係では、S型デイサービスや老人福祉センターの利用者のニーズが反映できるよう努力されたいとする発言や、高齢者が元気に過ごすためにも、老人福祉費の充実を検討されたいとする発言、単位老人クラブ、連合会への補助金交付に当たり、単なる補助にとどまらず、市として一定の意思表示をすべきとする発言がありました。
 次に、児童福祉総務費関係では、放課後児童クラブの整備について、放課後子どもプランを策定する中で、教育委員会とも連携し、市全体の放課後児童のあり方を検討されたいとする発言や、放課後児童クラブを充実するためのマンパワーの確保を促す発言がされたところであります。
 また、救急医療対策費関係では、輪番制方式による第2次救急医療対策について、勤務医の過重労働や総合病院の高度医療提供の立場から、病院の維持や医師の働きやすい環境づくりのさらなる支援を求めるとする発言や、これまでの取り組みを評価しつつも、地域医療を取り巻く厳しい現状を認識し、再構築を図って取り組まれたいとする発言がありました。
 さらに、精神保健費関係では、精神障害者の自立支援の上から、共同作業所に対する配慮や共同住宅などの受け皿を真剣に考えていただきたいとする発言がされたほか、心の健康づくりの諸事業や、民生委員の研修、食育推進などの充実を求める発言、福祉現場で働く人たちの待遇の改善と臨時・パート職員に頼らず、正規職員での対応を求めるなどの発言がありました。
 なお、決算6件の採決に当たり、後期高齢者医療保険制度の広域連合関係の決算が含まれている一般会計と、介護分の値上げがあった国民健康保険会計の決算には反対する旨の討論がありましたが、これら2件については賛成多数をもって認定すべきものと決定したところであります。
 また、認定第8号、認定第13号、認定第17号及び認定第18号の4件は全員異議なく認定すべきものと、議案第280号及び議案第282号の2件の条例改正議案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものとそれぞれ決定いたしました。
 以上、御報告いたします。


◯議長(城内 里君) 次に、経済消防防災委員長、兼高正男君。
  〔38番兼高正男君登壇〕


◯38番(兼高正男君) おはようございます。
 それでは、経済消防防災委員会に付託されました認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管分外2件の決算及び議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第3号)中所管分外2件の議案につきまして、審査における意見、要望と審査の結果を御報告申し上げます。
 初めに、決算関係について申し上げます。
 認定第4号中所管分のうち、まず、経済局関連の要望といたしましては、景気後退が進み、市民や産業界の閉塞感が高まっている中、一層の努力、奮闘をして、市民の皆さんに助かったと言われる施策を行っていただきたいという要望がありました。
 さらに、市民1人当たりの歳出比較で、静岡市の商工関係予算額が他の政令市に比べ、極めて低い水準にあるため、予算編成を抜本的に切りかえて、地域経済の活性化につながるような事業展開を図っていただきたいとの要望がありました。
 また、茶文化振興事業費について、静岡市の基幹産業であるお茶は大変厳しい状況にあり、耕作放棄地の増加も大変心配される。お茶のまち100年構想の中で事業を実施していくことになっているので、ぜひ力強い取り組みをしていってほしいとの意見や、森林整備に関して、水源涵養という意味でも、育成複層林の造成を推進し、あわせて鳥獣被害対策にも取り組んでいただきたいとの要望がありました。
 また、大御所四百年祭について、一過性のイベントで終わらせることなく、今後の振興につながる取り組みをお願いしたいとの要望がありました。
 さらに、畜産振興指導費のハチの捕獲処理について、市民の生命を守るという意味からも、さらなる推進をされたいという要望がありました。
 次に、消防防災局関連の要望といたしましては、安全・安心なまちづくりには消防団の存在が重要だが、地域の団員が減ってきているという現状があるため、待遇面も含めた力強い支援を検討されたいとの要望がありました。
 また、救急出場に関して、出場件数が増加していることに加え、不搬送のケースも数多く見受けられるため、真に急を要する患者以外の搬送時には経費を請求するなど、検討されたいとの意見もありました。
 さらに、救助消防ヘリコプターの整備費に関して、今後、患者の搬送や山間部への救助等、多岐にわたる活躍が期待されるが、くれぐれも事故のないよう努めていただきたいという意見や、医師等を搭乗させた救急体制を強化されたいとの要望のほか、消防力の強化や地震対策等に必要な資機材整備のための予算をしっかりと確保して、充実・強化に努めていただきたいとの意見がありました。
 採決に当たり、認定第4号中所管分について、国民保護推進費は戦争を前提としているものであること、静岡ホビーショー開催助成金は、戦車等の兵器が出展されていること、清水港整備事業費負担金は、本来、県が管理すべきものを市が負担金を支出していることの3つの理由から、反対であるとの討論がなされましたが、採決の結果、認定第4号中所管分は賛成多数で、認定第14号、認定第19号は全会一致で認定すべきものと決定をいたしました。
 次に、議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第3号)中所管分外2件の議案についての主な意見、要望でありますが、議案第295号の所管分のうち、まず、経済局関連の要望といたしましては、景気変動対策資金利子補給事業に関して、信用保証協会や金融機関との連携を密にし、既存の融資制度よりも利用しやすい制度にしていただきたいとの要望や、十分なPRを行い、より多くの企業が対象となるようにしていただきたい、また、対象から漏れる企業があるならば、市独自の対応策を検討されたいとの意見がありました。
 次に、消防防災局関連の要望といたしましては、安全・安心の確保について、市民の負託にこたえるよう努力していただきたいとの意見や、国の交付金が交付されたからということではなく、ふだんから資機材の購入について完全な配備に努められたいとの要望がありました。
 採決に当たり、議案第283号については、手数料自由化という流れは、弱い生産者や産地の淘汰につながる心配があることから反対であるとの討論がなされましたが、採決の結果、議案第283号は賛成多数で、議案第278号中所管分、議案第295号中所管分は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(城内 里君) 次に、都市建設委員長、遠藤裕孝君。
  〔19番遠藤裕孝君登壇〕


◯19番(遠藤裕孝君) おはようございます。
 都市建設委員会に付託されました認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定について中所管分外2件の決算審査及び議案第290号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第4号)中所管分外2件の議案審査につきまして、審査における意見、要望と審査の結果を御報告申し上げます。
 初めに、認定第4号平成19年度一般会計歳入歳出決算の認定について中所管分の審査の中では、交通政策について、まず、道路運送法の改正による規制緩和や、過疎地有償運送の制度化がなされ、過疎地の高齢者などの利便性が保たれているはずであるが、その実態に疑問を呈する発言がありました。
 過疎地有償運送の利用者の利便性を最優先し、運行区域の拡大を認めるなど、制度の見直しを国土交通省などへ働きかけるよう求める要望がなされました。
 また、山間地バスの不採算路線について、地域住民の福祉の観点からも、路線維持を求める意見もありました。
 次に、静岡駅北口広場整備について、その最終段階として、植栽を行っているとのことであるが、来静者に好印象を与えるような整備を求める発言や、東静岡地区の新都市拠点整備事業に関して、新急病センターの早期整備のためにも、なお一層の事業進捗を期待する発言がなされました。
 さらに、市民ニーズが高い街区公園の整備に必要な財源確保について、さらなる努力を求める発言がありました。
 次に、住宅政策について、老壮青のバランスを欠く市営住宅の存在を指摘し、建てかえ時には、活気ある地域コミュニティーづくりに配慮してほしい旨の発言や、住環境整備のためにも、市営住宅管理基金の積極的な活用を求める発言もありました。
 さらに、民間住宅の耐震化率が78%との説明を受け、災害に強いまちづくりを進める観点からも、耐震化向上のための各種支援事業のより一層の周知を求める要望がありました。
 次に、道路行政について、本市の施策を円滑に進めるため、国との精力的な調整、静岡県から移管された道路の整備促進、自転車通行環境の整備、さらに「あんしん歩行エリア」の範囲拡大を求める発言がありました。
 また、市街地の住民からの要望の多い電線類地中化整備事業については、都市景観の向上や災害対策の見地からも、確実な事業実施を求める声がありました。
 さらに、本市の市域内で完結する一級河川である安倍川の地方移管が現時点で実現困難になったわけであるが、一体的なまちづくりのためには欠かせない権限であると思われるため、その実現に向けたこれまでと変わらない取り組みを期待する意見がありました。
 次に、認定第16号駐車場事業会計歳入歳出決算の認定についてでは、草薙駅前駐車場勘定において、業務費が事業収入を上回る状況であるため、利用者への配慮をしつつ、状況の改善を求める発言がありました。
 採決に当たり、認定第4号中所管分については、新設された建築関係手数料による市民負担の増、自然を侵しかねない日本平山頂の整備、さらに国直轄道路事業への負担金の支出は認められないため反対であるとの討論がありましたが、採決の結果、認定第4号中所管分の決算は賛成多数で、認定第6号及び認定第16号の2件の決算は全会一致で認定すべきものと決定しました。
 次に、議案第290号一般会計補正予算(第4号)中所管分を初めとする2件の議案について御報告します。
 工事請負契約に係る2件の議案についてでは、渋滞解消を図る国道150号の中島地区や崩落で工事がおくれた国道362号の大原地区のためにも、早期完成を求める声がありました。
 採決の結果、議案第285号、議案第286号及び議案第290号中所管分の3件の議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、御報告申し上げます。


◯議長(城内 里君) 次に、上下水道教育委員長、鈴木節子君。
  〔2番鈴木節子君登壇〕


◯2番(鈴木節子君) 上下水道教育委員会に付託されました認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定について外1件の決算審査及び議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第3号)中所管分外2件の議案審査につきまして、審査における意見、要望と審査の結果を報告いたします。
 初めに、認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定について中所管分では、教育現場でのいじめや不登校などの問題について、教職員がさまざまな努力をされているのは十分に理解しているが、学校における子供の居場所づくりは今以上に求められている。スクールガードを初めとした地域ぐるみの取り組みや、教職員の勤務環境、小学校へのスクールカウンセラーの適正な配置、学校給食での地産地消の推進など、教育委員会としてサポートしていただき、地道な取り組みの積み重ねで本市の教育水準をさらに高めていただきたいとの要望が述べられました。
 また、ブックスタート事業や奨学金貸付事業のさらなる取り組みを期待する発言や、小中学生を対象にした遠距離通学費補助金については、中山間地域への定住促進の観点からも、基準の緩和を求める意見がありました。
 そして、図書館サービス指標においては、1人当たりの蔵書数や資料購入費が政令市中ともに1位、貸出数が2位の位置にあり、全国的にも本市は高いレベルで図書館サービスを行っていることを評価する発言がありました。
 一方、経済的に苦しい家庭がふえている中での高等学校授業料引き上げは配慮すべきである。PFIによる南部学校給食センター整備事業では、民間事業者の利潤追求の中で、子供を主体とした学校給食が確保できない。また視聴覚センターは指定管理者制度ではなく、直営で取り組むべきである、仮称清水両河内学校給食センター建設事業については、清水区で実施している自校方式を守り、地産地消を推奨すべきであるなどとし、認定できないとの反対討論がありました。
 このほか、認定第12号平成19年度静岡市簡易水道事業会計歳入歳出決算の認定については、今後もなお一層の健全経営を実践していただきたいとの発言がありました。
 採決の結果、認定第4号中所管分は賛成多数で、認定第12号は全会一致で認定すべきものと決定しました。
 次に、議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算(第3号)中所管分では、仮称清水両河内学校給食センター建設事業について、できるだけ単独調理方式のよさを生かし、地域性に考慮した対応を望むとの声があり、センター方式については検討が必要であるとし、反対討論がされました。これに対して、仮称清水両河内学校給食センター建設事業は、本市の総合計画に位置づけられており、今後はセンター方式での整備が進められていくことが予定されている。安心で安全な学校給食を提供するために、文部科学省の定める学校給食衛生管理の基準に準拠した学校給食センターの早急な整備を期待するとの意見が述べられました。
 このほか、議案第279号平成20年度静岡市下水道事業会計補正予算(第1号)については、今後も健全経営に努めていただきたいとの発言がありました。
 採決の結果、議案第278号は賛成多数で、議案第279号及び議案第292号は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上、御報告します。


◯議長(城内 里君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「ありません」〕


◯議長(城内 里君) 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
 これより、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 初めに、佐野慶子君。
  〔1番佐野慶子君登壇〕


◯1番(佐野慶子君) ただいま上程されております議案のうち、議案第290号2008年度静岡市一般会計補正予算(第4号)中、新都市拠点整備事業費5億円に反対の立場で市民自治福祉クラブの討論を行います。
 この補正は8月末、安心実現のための緊急総合対策を踏まえた国の補正予算に伴う国庫補助事業の認証増による補正だと説明をされました。内容は、東静岡地区土地区画整理事業、相川鉄工の物件補償を前倒しで実施するものだとも説明をされました。
 この間、東静岡地区新都市拠点整備事業、あの地区のあり方については、一貫して基本コンセプトの変更を求めてまいりました。とりわけ、社会経済環境の大きな変化の中で、かつ1次総から2次総に引き継ぐこの時期は、見直しの絶好の機会でもあります。
 もう一つ、今回出された緊急経済対策という点から若干意見を述べさせていただきます。
 首相自身が100年に一度の未曾有の経済危機という認識を示しているにもかかわらず、国の示した景気対策について、国民の7割が定額給付金を評価をしないと答え、また、国民の6割が第2次補正予算提出を通常国会に先送りした点を支持しないと答えています。
 4号補正は、14億円余の額ではありますが、国庫補助7億6,000万円、市債6億9,000万円を充て、道路新設改良事業に8億3,700万円、街路築造事業に1億円、新都市拠点整備事業に5億円を行うというものです。すべて土木費です。
 国も地方政府も経済対策は旧態依然としたものです。この内容で今回の経済不況に有効なのか、乗り切れるのか、大変疑問のあるところです。緊急経済対策についての議論は、我が市を支える地場商工業、中小零細企業をどうするのか、緊急融資にとどまらない対策が急務であることは言うまでもありません。
 総括質問の中で、その一部分の議論をさせていただきました。さらなる議論は今後以降に必要になるだろうというふうに思います。
 経済状況は、政治の迷走と模索の中で、麻生政権が支持率21%、福田前政権の18%に近づいている末期症状の中で、既に国民は続投することに憂慮しております。今後、雇用不安、社会不安が深刻化する中での議論になるだろうというふうに思われます。その機会に述べさせていただきたいと思います。
 改めて、東静岡開発のコンセプトの変更を求めるものです。
 以上、反対討論といたします。


◯議長(城内 里君) 次に、河本泰輔君。
  〔3番河本泰輔君登壇〕


◯3番(河本泰輔君) 私は、日本共産党市議会議員団を代表して、上程されております認定第4号平成19年度静岡市一般会計歳入歳出決算、認定第11号平成19年度静岡市国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定及び議案第278号平成20年度静岡市一般会計補正予算、議案第283号静岡市中央卸売市場業務条例の一部改正について反対をし、討論を行います。
 まず最初に、平成19年度決算認定についての議論であります。
 この平成19年は、年金への課税や定率減税の廃止による大増税が国民生活に押し寄せ、暮らしが一段と大変になった年でした。こんなときにこそ、本来、地方自治体はそこに住む住民が安心して暮らしていかれるような予算を組み、住民生活を後押しするようにしなくてはならないと思うんです。
 ところが、小嶋市政では、この本来の地方自治のあり方に逆立ち市政が執行されました。その第1は、公共料金の引き上げで市民負担増を行い、格差と貧困をさらに広げました。市立高等学校授業料、看護専門学校の授業料、国民健康保険料中の介護分の引き上げ、建築確認の申請手数料の引き上げ、さらに総合グラウンドの使用料金を子供たちにまで負担をさせたなどです。
 第2は、西ケ谷清掃工場の建設は、規模の縮小をさせるべきです。この建設については、この議場でも何回も指摘をしてきましたけれども、ごみ減量を市民と協力し徹底すれば、直接溶融炉2基500トンは必要ありません。ごみ減量施策に逆行するものであり、認めるわけにはいきません。
 第3は、清水駅東口文化施設の建設がPFI事業で行われる点についてです。PFI制度は、従来、官が行ってきた公共施設などの建設、維持管理及び運営について、民間の資金やノウハウなどを活用してこれを行う、財界の要求で導入されたもので、あくまでPFI事業を通して利益を上げるために行わせ、住民のサービス向上にはならないものであり、認めるわけにはいきません。
 第4は、日本平山頂は、自然がいっぱい、緑が生い茂る市民の憩いの場であります。この日本平山頂に100億円余を投入して、自然破壊にもつながりかねない山頂整備基本設計、公園基本設計を作成して、開発を進め、公園を整備しようとする計画を進めていることです。
 第5は、後期高齢者医療制度導入に伴う支出もあり、認められません。
 第6は、本来、支出すべきでない国直轄事業負担金、県港湾事業負担金が支出されている点で、これも認めるわけにはいきません。
 続いて、議案第278号であります。
 これは補正予算で、両河内学校給食センターは、これまで、自校給食方式で行われてきた学校を含むセンター化で、清水区で行われてきた自校給食方式を廃止して、センター化に変えていくことにつながります。
 単独調理方式では、食材の地産地消、食教育の充実、安全でおいしい給食が図られます。しかし、センター化、委託化はこの方針に逆行をします。なし崩し的にセンター化につながる点で認められません。
 議案第283号静岡市中央卸売市場業務条例の一部改正についてです。これは平成16年の法改正に伴うものですが、構造改革路線のもとで、卸売手数料の規制緩和で、自由競争によって引き下げ競争のもとで、弱小中小業者が淘汰をされ、公正な取り引きが行く行く脅かされる仕組みが広がるおそれがあり、認められません。
 最後に、格差と貧困の広がりや雇用の不安は、今や大きな社会問題で、早急な解決が求められます。
 同時に、この庁舎内では、職員の健康管理、特にメンタルヘルスにもっと目を注がなければなりません。平成19年には38名の職員が治療中で、復職は難しい面があるとの答弁がされたようですが、この原因は、職場におけるストレスが最大の原因です。こんな働かせ方をよしとするものではありません。絶対に改めるべきです。早急な労働条件と職場環境の改善対策を強く求めます。
 以上、討論といたします。


◯議長(城内 里君) 以上で討論を終了いたします。
 これより認定第4号及び認定第11号の2件を一括して採決いたします。
 これら決算2件に対する委員長の報告は、認定すべきものとされております。
 これら決算2件は、認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(城内 里君) 起立多数。よって、認定第4号外1件は、認定することに決定いたしました。
 これより認定第5号から認定第10号まで及び認定第12号から認定第19号までの14件を一括して採決します。
 これら決算14件に対する委員長の報告は、認定すべきものとされております。
 これら決算14件は、認定することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、認定第5号外13件は、認定することに決定いたしました。
 これより議案第278号及び議案第283号の2件を一括して採決いたします。
 これら2件に対する委員長の報告は、可決すべきものとされております。
 これら2件は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(城内 里君) 起立多数。よって、議案第278号外1件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
 これより議案第290号を採決いたします。
 議案第290号に対する委員長の報告は、可決すべきものとされております。
 議案第290号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(城内 里君) 起立多数。よって、議案第290号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
 これより議案第279号から議案第282号まで、議案第284号から議案第289号まで、議案第291号、議案第292号及び議案第295号の13件を一括して採決いたします。
 これら13件に対する委員長の報告は、可決すべきものとされております。
 これら13件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、議案第279号外12件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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   日程第33 諮問第3号 人権擁護委員の推薦
    について 外5件


◯議長(城内 里君) 日程第33、諮問第3号人権擁護委員の推薦についてから日程第38、議案第300号静岡市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでの6件を一括議題といたします。
 説明員から提案理由の説明を求めます。


◯市長(小嶋善吉君) 追加議案の11)を御説明申し上げます。
 諮問第3号は、人権擁護委員として市内清水区由比315番地、石田正俊氏を推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。
 議案第296号は、静岡市人事委員会委員として、市内葵区追手町7番19号、向坂達也氏を選任したいので、御同意をお願いするものでございます。
 議案第297号から議案第300号は、いずれも静岡市固定資産評価審査委員会委員の選任でございまして、第297号は藤枝市水上210番地の29、森下信之氏を、議案第298号は、市内清水区入江岡町6番12号、太田正博氏を、議案第299号は市内葵区西千代田町1番14号、小野森男氏を、議案第300号は市内葵区太田町42番地の6、望月真由美氏を静岡市固定資産評価審査委員会委員として選任したいので、御同意をお願いするものでございます。
 以上でございます。


◯議長(城内 里君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま、議題となっております諮問第3号外5件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、諮問第3号外5件は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
 これより諮問第3号人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 石田正俊君の人権擁護委員推薦に賛成することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、石田正俊君の人権擁護委員推薦に賛成することに決定いたしました。
 これより議案第296号静岡市人事委員会委員の選任についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 向坂達也君の静岡市人事委員会委員の選任に同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、向坂達也君の静岡市人事委員会委員の選任に同意することに決定いたしました。
 これより議案第297号から議案第300号までの静岡市固定資産評価審査委員会委員の選任についての4件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 森下信之君外3名の静岡市固定資産評価審査委員会委員の選任に同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、森下信之君外3名の静岡市固定資産評価審査委員会委員の選任に同意することに決定いたしました。
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   日程第39 発議第14号 静岡市めざせ茶どこ
    ろ日本一条例の制定について


◯議長(城内 里君) 日程第39、発議第14号静岡市めざせ茶どころ日本一条例の制定についてを議題といたします。
 鈴木和彦君から提案理由の説明を求めます。
  〔52番鈴木和彦君登壇〕


◯52番(鈴木和彦君) 発議第14号静岡市めざせ茶どころ日本一条例につきまして、提案者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 静岡市は中山間地や日本平など、市域の至るところにお茶の産地があり、問屋町など、静岡のお茶として全国的に有名な緑茶を生産しております。さらに、静岡市は全国有数のお茶の集散地であり、お茶の生産、加工、流通など、本市にとって重要な産業となっており、お茶に関する文化や伝統は、私たちの生活に深く浸透し、お茶は私たちが豊かで健康的な生活を送る上で欠かせないものとなっております。
 しかしながら、リーフ茶からペットボトルのお茶飲料への消費パターンの変化など、生活様式や流通の変化により、茶業の収益性や集散地としての機能が低下し、静岡のお茶を取り巻く環境は、危機的状況と言っても過言ではありません。
 そこで、私たちは、先人たちが築き上げてきたお茶の伝統、文化、産業等を守り、静岡市を日本一の茶どころとして育て、次代に引き継ぐため、市、市民、茶業者等が互いに連携し、静岡のお茶により、だれもが心いやされ、交流の輪を広げられるよう、静岡のお茶の魅力を高めていくための施策を総合的かつ計画的に推進することが、市政のさらなる進展に寄与するものと考えるものであります。
 こうしたことから、静岡のお茶に関する産業の振興及び市民の豊かで健康的な生活の向上を図ることを目指し、静岡市議会として、初めての議員発議の政策条例、静岡市めざせ茶どころ日本一条例を制定する意義は大きいものがあり、議会としても率先して行動していこうとするものであります。
 以上、提案理由の説明であります。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(城内 里君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第14号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、発議第14号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
  〔50番剣持邦昭君登壇〕


◯50番(剣持邦昭君) ただいま議題となっております発議第14号に、議員を代表して賛成討論をいたします。
 静岡市のお茶は、鎌倉時代、聖一国師が足久保の地にお茶の種をまき、お茶は養生の仙薬なりとお茶の効能を宣伝し、普及に努めたことを契機として、本市の歴史、伝統、文化を彩り、市民生活に深く浸透し、豊かで健康的な生活を送る上で、欠くことができないものであります。
 また、お茶は、静岡市の中山間地を中心に約100億円の生産額を誇る最も重要な農産物であり、茶農家はもとより、荒茶製造、製茶問屋など、お茶そのものを直接取り扱う事業者のみならず、農業機械、農薬、缶製造など、多方面の産業にかかわり、静岡市の経済において、その存在意義は大いなるものがあります。
 さらに静岡市は、本市のよさや魅力、アイデンティティーを全国、世界に向け積極的に情報発信し、経済の発展や地域の活性化を図るため、お茶によるシティセールスを行い、静岡市の魅力、認知度、イメージの向上や市民が我がまちを愛し、誇りに思えるまちづくりを進めているところであります。
 このように、お茶は静岡市にとってなくてはならないものであります。しかし、近年の生活様式や流通の変化など、茶業の収益性や集散地機能が低下し、静岡のお茶を取り巻く環境は、非常に厳しいものとなっております。
 そこで、こうした先人たちが築き上げたお茶の伝統、文化、産業を守り、静岡市を日本一の茶どころとしていくため、静岡市茶どころ日本一計画を策定し、茶業の健全な経営の確立などの施策を総合的、計画的に推進すること、お茶の日により、普及啓発に努めるなどを定める静岡市めざせ茶どころ日本一条例を全議員の発議により制定することは、静岡市政の発展のため、大変意義深いものと考えます。
 加えて、条例制定の暁には、お茶を市の施設や市が主催する行事、学校教育など、静岡市の執行機関で幅広く利用すること、並びに財政上の措置をお願いし、市民、茶業者、市が連携し、お茶によるまちづくりを強力に推進することができるものと確信するものであります。
 以上、述べましたが、お茶に関する産業の振興、市民の豊かで健康的な生活の向上を図り、静岡市を日本一の茶どころとして育て、次代に引き継ぐため、静岡市めざせ茶どころ日本一条例の制定について、皆様方の御賛同を心からお願いを申し上げ、賛成討論とさせていただくものであります。
 よろしくお願いをいたします。


◯議長(城内 里君) 以上で、討論を終了いたします。
 これより発議第14号を採決いたします。
 発議第14号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(城内 里君) 起立全員。よって、発議第14号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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   日程第40 発議第15号 社会保障費の自然増
    抑制方針の是正など医療政策の改善を求め
    る意見書 外1件


◯議長(城内 里君) 日程第40、発議第15号社会保障費の自然増抑制方針の是正など医療政策の改善を求める意見書及び日程第41、発議第16号介護療養病床廃止計画への対応に関する意見書の2件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第15号外1件は、説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、発議第15号外1件は、直ちに採決することに決定いたしました。
 これより発議第15号外1件を採決いたします。
 発議第15号外1件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、発議第15号外1件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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   日程第42 発議第17号 消費税を引き上げな
    いことを求める意見書


◯議長(城内 里君) 日程第42、発議第17号消費税を引き上げないことを求める意見書を議題といたします。
 山本明久君から提案理由の説明を求めます。
  〔16番山本明久君登壇〕


◯16番(山本明久君) ただいま議題となりました発議第17号消費税を引き上げないことを求める意見書について、日本共産党市議団を代表して、提案説明をいたします。
 アメリカ発の金融経済危機が、今、日本経済と国民の暮らしに極めて大きな打撃を与えています。この間、輸出大企業や大銀行は大もうけを続け、その内部留保は230兆円に及んでいますが、今、これらの大企業は、収益が減少したとして、中小の下請切りや資金切り、リストラ解雇、内定取り消しなど、労働者や学生、中小企業にその犠牲を転嫁しています。
 それだけに、今、政治の責任として、雇用確保と中小企業を守る対策が緊急に求められています。少なくとも、大量の失業者が年末年始にかけて路頭に迷うことがないように、不法不当な解雇を許さないという雇用のルールを守らせること、整理解雇4要件ですね、企業の社会的な責任を果たさせること、そのために、政治の指導と監督を抜本的に強化することが必要です。
 また、中小企業を倒産の危機から救うために、大企業による下請に犠牲を押しつけるやり方を、法令に基づき指導と監督を強めることとあわせて、大銀行の中小企業への資金供給について、目標と計画をしっかり持たせるなど、銀行の社会的な責任を果たさせることなどが、今極めて重要になっています。その上で、内需と家計を温めるという経済財政の運営にかじを切っていく、そのことが今求められています。
 このことも含めて、社会全体として、国民の暮らしや商売は今本当に、食料品初め諸物価の値上がり、税金や保険料などの負担増、その一方で、年金や給料のマイナス、自営業者は売り上げの激減というように、家計と中小零細業者、自営業者は、深刻な被害を受けており、危機的な状況に追い込まれています。
 このように極めて厳しい社会経済の情勢のもとでもあるにもかかわらず、麻生首相は、10月末の追加経済対策の提案の中で、3年後の消費税増税を明言いたしました。この状況のもとで、さらに消費税を引き上げることにより追い討ちをかけることは、一層の消費を落ち込ませ、内需を冷え込ませ、雇用も暮らしも中小経営も商売も破壊されてしまうことになりかねず、到底認めることはできません。
 消費税はそもそも、逆進性が強い税金であり、その増税は、将来まで国民と労働者、中小業者を痛めつけ、景気対策に逆行することは明らかです。また、政府税制調査会や経済財政諮問会議などは、安定した社会保障の財源として消費税増税を明言していますけれども、消費税は、そもそも社会保障を最も必要としている低所得層ほど重い負担となるものであり、社会保障の財源としては最もふさわしくないものです。
 実際、この間、福祉のためという名目で導入された消費税とその税率の引き上げ以降のこの20年の期間に、何が行われたかといいますと、社会保障はどんどん悪くなってきました。
 例えば、年金支給額の引き下げ、厚生年金の支給開始のおくらせ、健保本人の医療費負担増、各種医療や介護の保険料負担の引き上げなどです。この事実を見れば、社会保障のために消費税増税が必要だというのはまやかしであるということが明らかではないでしょうか。
 消費税増税については、今、国民の強い批判の中で、与党も含めて、明確な上げ幅と時期を国民の前にはあいまいにしようとしています。政府税調などは、引き上げの時期を年内に明示するよう政府に要請していますが、昨日の動きでは、麻生首相は国会の参議院の委員会の答弁で、うかつには上げる話をすべきでないと言いながら、経済財政政策担当大臣には、税財政の中期プログラムには3年後を明記するよう指示したようです。しかし、これに対して与党協議会はそれを盛り込まないという結論のようです。ただ、この与党協議会では、社会保障目的税化を打ち出すような意思統一がされたようです。
 いずれにせよ、今、見てきましたように、日本経済と国民にとって、今以上に消費税を引き上げないことが切実な要求であることから、国民世論も増税反対が多数になっていますので、政府に対して、消費税を引き上げないよう強く求める意見書を静岡市民の大多数の意見として提出することが肝要だと考えます。
 議員の皆さんが市民の暮らしの声の代弁者として、この意見書に賛同していただけますよう強くお願いいたしまして、提案説明を終わります。


◯議長(城内 里君) 質疑の通告はありません。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第17号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」〕


◯議長(城内 里君) 御異議なしと認め、発議第17号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。
 これより発議第17号を採決いたします。
 発議第17号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯議長(城内 里君) 起立少数。よって、発議第17号は否決することに決定いたしました。
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◯議長(城内 里君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
  〔市長小嶋善吉君登壇〕


◯市長(小嶋善吉君) 11月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 ただいま、平成19年度の一般会計、特別会計の決算や、平成20年度の一般会計補正予算、そして人事委員会委員の選任など、諸議案につきまして、いずれも原案どおり認定、可決等いただき、まことにありがとうございました。
 世界的な景気後退による地域経済の影響や、医師の不足による地域医療への影響が懸念されており、市民生活や市政を取り巻く状況は大変厳しいものになってきていると認識をいたしております。このため、年末に向け、緊急に利子補給制度を創設するなど対策を講じたところでもあり、また、新急病センターをできるだけ早期に整備するなど、今後も引き続き、市民の皆様の安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えております。
 また、この11月1日に編入いたしました由比地域が持っている資源も生かし、一体となった取り組みを進めていくことにより、本市のさらなる発展につなげていきたいと思っております。
 今議会で皆様から賜りました本市の経済対策や医療、福祉を初めとした御意見、御提言を参考に、今後の市政運営が円滑に進むよう取り組んでまいりたいと思っております。
 議員各位におかれましては、一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。
 どうもありがとうございました。
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◯議長(城内 里君) 以上で、平成20年11月静岡市議会定例会を閉会いたします。
        午前11時14分閉会
   ─────────────────────
 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
  平成20年12月12日
      議 長  城 内   里
      副議長  望 月 厚 司
      議 員  平 垣 陸 雄
      同    石 川 久 雄
      同    大 橋 英 男