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岐阜県 可児市

平成18年第2回定例会(第4日) 本文




2006.06.23 : 平成18年第2回定例会(第4日) 本文


                                開議 午前9時00分
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◯議長(柘植 定君) 皆さん、おはようございます。
 入梅真っさなかでございますが、本日、会議を再開しましたところ、議員各位には御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。
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  開議の宣告


◯議長(柘植 定君) ただいまの出席議員は24人です。したがって、定足数に達しております。これより休会前に引き続き会議を再開いたします。
 本日の日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、よろしくお願いいたします。
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  会議録署名議員の指名


◯議長(柘植 定君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、19番議員 亀谷 光君、20番議員 芦田 功君を指名いたします。
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  議案第52号から議案第62号まで及び議案第64号から議案第66号までについて(委員長報
  告・委員長報告に対する質疑・討論・採決)


◯議長(柘植 定君) 日程第2、議案第52号から議案第62号まで及び議案第64号から議案第66号の14議案を一括議題といたします。
 これら14議案につきましては、各常任委員会にその審査の付託がしてございますので、その審査結果についての報告を求めます。
 初めに、総務企画委員会の報告を求めます。
 総務企画委員長 加藤新次君。


◯総務企画委員長(加藤新次君) 総務企画委員会の審査結果を報告いたします。
 今期定例会において、当委員会に審査を付託されました案件は、平成18年度の予算の補正が1件、条例の一部改正が7件の計8件でした。
 去る6月16日に委員会を開催し、審査を行いました。
 その結果、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、説明の後、質疑に付したところ、今渡駅の無人化に伴うトイレ整備について、事業者が合理化の一環として無人化の駅にはトイレをつくらないということだが、今までもそうだったのか。今後の方針もそうなのかとの質疑に対して、今までも無人化にしてきた駅については全くつくっていない。したがって、市町村で対応してきたところが多いし、全くないところもあるとの答弁がありました。
 その他、種々の質疑がありましたが、適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第53号 可児市行政手続条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第54号 可児市の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第55号 可児市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、説明の後、質疑に付したところ、国家公務員に準じ、昼の15分間の休憩時間を廃止するとのことだが、地方自治体は遵守義務が課せられているのか。また職員はこれで納得できるかとの質疑に対して、地方公務員法の中に、職員の勤務時間、その他職員の給与以外の勤務条件を定めるに当たっては、国及び他の地方公共団体の職員との間に均衡を失しないよう考慮しなくてはいけないという規定があり、独自で規定する場合は、それに見合うだけの調査期間、あるいは根拠に基づいての時間の設定が必要になる。職員については、現実的に昼の休憩時間は45分で行っているし、各部長を通じて職員の意見も聴取しての取り組みであるとの答弁がありました。
 その他種々の質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第56号 可児市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第57号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定については、説明の後、質疑に付したところ、この条例の一部改正によって本市の税収はどのぐらい上がるのか。おおむね10億円プラスということでよいかとの質疑に対して、税源移譲により市民税で10億円の増になるが、三位一体改革で平成18年度に7億 2,000万円見ている所得譲与税がなくなるので、実質的にはプラス2から3億円の増収になるとの答弁。
 分離課税に係る所得割の税率が3%から6%に上がるのかとの質疑に対して、3%、8%、10%の段階的な税率を一律に6%にするとの答弁。
 税源移譲により住宅ローンの減税を受けている人の控除額が減少する場合、これを市民税の方で補てんするという制度なのかとの質疑に対して、例えば従来10万円の控除を受けていた人が今回の改正で7万円しか受けられなくなった場合、その差の3万円を市民税で控除できる仕組みになるとの答弁がありました。
 その他種々の質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第61号 可児市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第62号 可児市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、総務企画委員会の審査結果報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、総務企画委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて総務企画委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻りください。
 次に、経済福祉委員会の報告を求めます。
 経済福祉委員長 角 眞一郎君。


◯経済福祉委員長(角 眞一郎君) 経済福祉委員会の審査結果の報告をいたします。
 今期定例会におきまして、当委員会に審査を付託されました案件は、平成18年度予算の補正が1件、条例の一部改正が1件、その他が1件の計3件でした。
 去る6月16日に委員会を開催し、審査を行いました。
 その結果、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)についての所管部分は、説明の後、質疑に付したところ、乳幼児医療費の補助率はどうなっているかとの質疑に対して、就学前の子供の入院と外来には2分の1の県補助があるが、小学6年生までの入院と外来は全額市の負担であるとの答弁。
 ヘルスアップ利用者負担金は大きく値上げされたが、妥当な金額なのか。また、これによって利用者が減少することはないかとの質疑に対して、ヘルスアップ利用者負担金は筑波大学に依頼するデータ分析等に要する実費料金である。今年度分の募集は定員の3倍ぐらいの申し込みがあり、抽選を行った。需要は、当分の間、伸びていくと思われるとの答弁。
 父子家庭医療費の補正はどういった理由かとの質疑に対して、従来は子供だけが対象となっていたが、父と子の両方が対象となったためとの答弁。
 そのほか種々の質疑がありましたが、適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第60号 可児市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、説明の後、質疑に付したところ、障害者の「害」の字はすべて平仮名になるのかとの質疑に対して、国の法律などの名称で変えられないものもあるが、基本的な市の姿勢として、できる限り平仮名にするとの答弁。
 「児童」と「子供」の使い分けはどうなっているかとの質疑に対して、福祉関係では一般的に18歳未満には「児童」を使う、小学6年以下に限定する場合は、区別のため「子供」を使用したとの答弁。
 そのほか種々の質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第64号 中濃地域農業共済事務組合規約の変更については、説明の後、質疑に付したところ、負担金がふえたのはなぜかとの質疑に対して、従来は組合事務経費に対して補助対象事業として補助金が直接支給されていたが、補助金を廃止し、各市町村の加入戸数に応じた普通交付税で対応することになり、その分が市町村を通じて組合に拠出されることになったためとの答弁。
 そのほか種々の質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、経済福祉委員会の審査結果報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、経済福祉委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて経済福祉委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻り願います。
 次に、文教委員会の報告を求めます。
 文教委員長 渡辺重造君。


◯文教委員長(渡辺重造君) 文教委員会の審査結果を報告いたします。
 今期定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、平成18年度の予算の補正が1件、条例の一部改正が2件の計3件でした。
 去る6月19日に委員会を開催し、審査を行いました。
 その結果、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)についての所管部分は、説明の後、質疑に付したところ、小学校費、児童クラブ営繕工事費に関連し、児童クラブは県の運営基準を満たしているのか。また入室者の多い児童クラブの教室環境はどうなっているのかとの質疑に対し、指導員数や児童1人当たりの活動面積など、基準を満たしている。特に指導員数については、県の運営基準より細かく分類し、配置している。入室者の多い児童クラブは、学校の空き教室や体育館を活用するなどして活動スペースを確保しているとの答弁。
 小学校費、管理備品購入費について、その内容はどういったものかとの質疑に対し、不審者対策用として各児童クラブに刺股を2本購入し、あわせて、一目で児童クラブの指導員とわかるような作業着を購入するとの答弁がありましたが、いずれも適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 議案第58号 可児郷土歴史館条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第59号 可児市兼山歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、説明の後、質疑に付したところ、展示されていない資料はどのように保管され、また最適な状態で保存されているかとの質疑に対し、防火・防犯設備のされた収納庫や蔵に一括保管しているが、保存についてはよりよい保存環境となるよう努めていきたいとの答弁がありましたが、適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、文教委員会の審査結果報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、文教委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて文教委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻りください。
 引き続きまして、建設水道委員会の報告を求めます。
 建設水道委員長 小原 尚君。


◯建設水道委員長(小原 尚君) 建設水道委員会の審査結果報告をいたします。
 今期定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、平成18年度の予算の補正が1件、その他2件の計3件でした。
 去る6月19日に委員会を開催し、審査を行いました。
 その結果、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)の所管部分については、説明の後、質疑に付したところ、住宅耐震補強工事費補助金として72万円あるが、件数としては何件か。また関連して、市内の住宅耐震補強の進捗状況はとの質疑に対して、対象は3件で、1件当たりの最高割り増しが24万円で計72万円となった。進捗状況のデータはなく、実態は耐震補強工事としては数件しかないとの答弁がありました。
 その他種々の質疑がありましたが、適正な補正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第65号 市道路線の認定について及び議案第66号 御嵩町道路線の認定の承諾については、説明の後、質疑に付したところ、議案第65号で国道から市道へと管理移管されているが、事前に地域から出ている要望を国や県の方で解決されてから受けないと、簡単に受けてしまうと市の負担が多くなるように思うが、市道3289号線は、かなり負担がかかるようなことはないかとの質疑に対して、事前に国と立ち会い、直すところは直して移管を受けているとの答弁がありました。
 議案第66号で可児市の土地を御嵩の町道とする場合、財産の処理はどうなるかとの質疑に対して、財産はそのままで変わらず、道路認定のみ変わるとの答弁がありました。
 関連して、可児御嵩インター周辺は認定だけを変えるということが多く出てくると思われるが、字界の関係も含めて、きちんとする方法を検討したことはあるのか。特に民民の場合、税金などの問題も発生し、やりにくいと思われるとの質疑に対して、今現在も各市との境界線で、例えば多治見の土地でありながら可児市道、可児市の土地でありながら多治見市道といったものがある。土地はそのままにしておいて、認定だけお互いの議会の承認を経てその処理をしているとの答弁がありました。
 その他種々の質疑がありましたが、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、建設水道委員会の審査結果報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、建設水道委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて建設水道委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻り願います。
 以上で、各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより討論を行います。
 通告がございますので、順次発言を許します。
 3番議員 伊藤健二君。


◯3番(伊藤健二君) 3番議員、日本共産党の伊藤健二です。
 私は、議案第57号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から日本共産党可児市議団を代表して討論を行います。
 本条例改正案は、地方税法の改正に伴い保険料控除の階層、市たばこ税率の引き上げ、税源移譲に伴う税率構造の見直しによる改正、並びに定率減税を廃止を行うものであります。庶民大増税に突き進んできました小泉自民党、公明党政権が暮らしを壊し、一段と市民に対する収奪を強めるものであります。
 今回の見直しは税率のフラット化を名目にして、個人住民税の累進をなくし、個人市民税の課税所得 200万円以下の場合ですと税率を5%から10%に引き上げており、やはり問題であります。所得の再分配機能を弱める問題点を残しました。
 今日、自民党・公明党の政権によるたび重なる庶民増税が続いております。この小泉内閣の5年間だけで、庶民への負担増と増税は実に13兆円にも上ります。この同じ時期に、法人税についていえば、減税をされて、今、税額規模は10兆円という規模であります。法人税率がもし前のままであるとするならば、その額は22兆円になるところであります。実に12兆円もの差額を、大企業、法人はまけてもらっているという現状であります。一握りの大企業のぼろもうけのうち、そのぼろの部分を社会に環元すべきではないでしょうか。それをやらずに、大企業減税はそのまま、庶民に対しては定率減税はやめるというのでは全く話が通りません。
 今回の問題は、昨年の定率減税半減に続く、今度は定率減税の全部廃止という内容であります。もともとこの定率減税は、1999年に小渕内閣が恒久的減税をうたい文句にして導入をし、個人住民税の15%が減税されてきました。現時点では半減されましたので、 7.5%が減税措置として残っております。一部大企業の景気は回復をしても、庶民の家計については苦しいままであります。減税をやめる何の理由もありません。サラリーマンの年収で考えてみれば、1997年をピークにして90万円もその年収が減ってまいりました。生活保護世帯が今 100万世帯を超えました。働く人の3人に1人、若者や女性の2人に1人が、年収でいえば 200万円以下の非正規雇用の社員等であります。このような深刻な状況を国はよく見るべきであり、こうしたもとで税制が解決されなくてはなりません。定率減税の廃止は、公明党が選挙公約で言い出し、自民党が、そして政府・与党が大綱の中で増税と決めてきたことであります。これによって、今回、可児市でも現行の個人市民税所得割の 7.5%の減税が2006年度で廃止をされ、2007年6月の徴収分から増税となるわけであります。
 以上の理由で、この議案第57号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定については、反対をするものであります。以上で反対の討論といたします。


◯議長(柘植 定君) 続きまして、11番議員 服部よね子さん。


◯11番(服部よね子君) おはようございます。服部よね子でございます。
 可児市議会公明党を代表しまして、本定例会に提出されました議案のうち、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)について、議案第58号 可児郷土歴史館条例の一部を改正する条例の制定について、議案第59号 可児市兼山歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第60号 可児市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての4議案に対する賛成討論をさせていただきます。
 初めに、議案第52号 平成18年度可児市一般会計補正予算(第1号)のうち、民生費、社会福祉費、老人福祉費におきましては、介護を予防し、元気高齢者世帯づくりを目指して、筑波大学のベンチャー企業との連携で実施しているヘルスアップ教室をより発展し拡充する予算が盛り込まれました。平成16年度から開催されているヘルスアップ教室は3年目を迎えました。この教室は、筑波ウエルネスリサーチが提供する科学的根拠に基づいた、受講者それぞれへの個別の運動・栄養プログラムにより行われています。そして、高機能のIT機器で行った個別の運動の記録や体力をインターネット上で管理しております。受講者の継続率は高く、体力年齢の若返りが持続されていることが全国的にも評価されていると聞いています。こうした効果が出ているトレーニングを、今後、中高年者を含めてより多くの市民に提供すべく、新たに三つの公民館でヘルスアップ教室を実施しようとするものです。受講者の中からサポーターを育成して、教室の運営の補助に携わっていただくことも計画していて、市民との協働、高齢者の生きがいの創出としても大変意味のあることであります。このヘルスアップ教室の新たな展開によって、本市が中高年からの健康づくりを積極的に行い、介護を必要としない活気ある元気高齢者世帯がふえ、これによって医療費が抑制されることを期待するものです。
 また、同じ款と項の福祉医療費では、議案第60号 可児市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてで提案されている内容が計上されております。その中で子供の入院・外来の医療費を助成し、この10月から小学校6年生まで医療費の無料化を拡大しようとするものが含まれておりまして、喫緊の子育て支援及び少子化への対策として時宜を得たものであります。これにつきましては、岐阜県がこの4月から入院・通院の医療費とも小学校就学前までを対象として、その2分の1を補助することとしましたので、本市の助成対象者の拡大については市長の決断がポイントとなっておりました。山田市長が小学校6年生まで医療費の無料化を英断され、私ども議会が可決することによって、子育て世代はこれを大歓迎するでありましょう。
 また、教育費、小学校費、児童クラブ関係の補正では、今年度から児童クラブの所管が教育委員会学校教育課に移管したことによって、きめ細かな対応がされていることを実感しております。議案第58号と議案第59号は、可児郷土歴史館と可児市兼山歴史民俗資料館の小・中・高生の入場料を無料とするものです。青少年のうちにみずからが住むこの可児市の歴史や文化・伝統に触れることは、先人の労苦の上にこの町があることを認識し、この町を愛し、この町に誇りを持つことにつながります。歴史のある兼山町と合併して1年余りがたち、このように入場料を無料とすることで多くの子供たちがこの両館を訪れるとともに、保護者の皆様も足を運ばれることを期待します。夏休みも間近ですので、大いにPRしていただきたいと思います。
 以上で、本定例会に提出されました4議案に対する、可児市議会公明党としての賛成討論を終わります。ありがとうございました。


◯議長(柘植 定君) 以上で、通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決をいたします。
 初めに、ただいま議題となっております14議案のうち、議案第57号を除く13議案を一括採決いたします。
 お諮りいたします。本13議案に対する各常任委員長の報告は、原案を可とするものであります。よって、本13議案は各常任委員長の報告のとおり、それぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。
              〔「異議なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 御異議がないものと認めます。よって、本13議案はそれぞれ原案のとおり決定いたしました。
 次に、議案第57号 可児市税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本議案に対する総務企画委員長の報告は、原案を可とするものであります。よって、本議案は総務企画委員長の報告のとおり、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
                 〔賛成者起立〕


◯議長(柘植 定君) 起立多数と認めます。よって、本議案は原案のとおり決定いたしました。
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  請願第4号から請願第6号までについて(委員長報告・委員長報告に対する質疑・討論
  ・採決)


◯議長(柘植 定君) 日程第3、請願第4号 貸金業(消費者金融)の上限金利を利息制限法金利とする意見書の提出を求める請願書、請願第5号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」並びに「質屋営業法」の改正を求める請願書及び請願第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書を一括議題といたします。
 これらの請願につきましては、経済福祉委員会にその審査の付託がしてございますので、その審査結果についての報告を求めます。
 経済福祉委員長 角 眞一郎君。


◯経済福祉委員長(角 眞一郎君) 請願第4号 貸金業(消費者金融)の上限金利を利息制限法金利とする意見書の提出を求める請願書、請願第5号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」並びに「質屋営業法」の改正を求める請願書及び請願第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書の審査結果の報告をいたします。
 本3件の請願は、去る6月16日に委員会を開催し、その趣旨がほとんど同じであることから一括して審査を行いました。
 意見を求めたところ、社会的にも大きな問題となっており、多重債務者の増加、自殺者の増加、さらには一家離散、家庭内暴力及び児童虐待などの要因にもなっていると思われる。国においても規制をしていこうという動きがあるので、3請願を統括した形で意見書を出すことに賛成であるとの意見があり、全会一致で採択とすることに決しました。
 以上で、請願第4号、請願第5号及び請願第6号に対する経済福祉委員会の審査結果の報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、経済福祉委員会の審査結果の報告は終わりました。
 これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて経済福祉委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻り願います。
 ほかに討論はございませんか。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
 これより請願第4号 貸金業(消費者金融)の上限金利を利息制限法金利とする意見書の提出を求める請願書、請願第5号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」並びに「質屋営業法」の改正を求める請願書及び請願第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書を一括採決いたします。
 お諮りいたします。各請願に対する経済福祉委員長の報告は採択であります。よって、各請願は委員長の報告のとおり採択することに御異議ございませんか。
              〔「異議なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 御異議がないものと認めます。よって、請願第4号、第5号及び第6号は、採択とすることに決定いたしました。
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  発議第5号について(提案説明・質疑・討論・採決)


◯議長(柘植 定君) 日程第4、発議第5号 出資法、貸金業規制法及び質屋営業法の改正に関する意見書を議題といたします。
 提出案件の説明を求めます。
 4番議員 久野泰臣君。


◯4番(久野泰臣君) おはようございます。
 全国で 200万人もいると言われる深刻な多重債務者問題に関して、借りた人の個人的問題だけでなく、貸金業界の構造的問題も深くかかわっていることを踏まえまして、発議第5号 出資法、貸金業規制法及び質屋営業法の改正に関する意見書について提案説明いたします。
 請願第4号 貸金業(消費者金融)の上限金利を利息制限法金利とする意見書の提出を求める請願書、請願第5号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」並びに「質屋営業法」の改正を求める請願書及び請願第6号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書が採択されましたので、経済福祉委員会で賛同を得ました議員において意見書を発案させていただくものでございます。
 今日では、潜在的に 200万人の多重債務者がいると言われており、依然として多重債務者問題は深刻をきわめている中、個人破産の申し立て件数は年間20万件を突破して、経済的理由による自殺者は約 8,000人と高水準で推移しております。とある団体が実施した多重債務者へのアンケートでは、自殺を考えたことがある人が約半数を占めるなど、多重債務が家庭生活に深刻な影響を及ぼしている実態が明確になっております。
 多重債務を生み出す大きな要因の一つに、高金利が上げられています。現在、消費者金融、クレジット、商工ローン等の貸金業者に認められている上限金利は年29.2%と、超低金利状況下であるにもかかわらず、異常なまでの高金利といえます。出資法の上限金利及び貸金業制度について、平成19年1月に見直しの時期を迎えるとされており、法改正に向けて極めて重要な時期に当たります。
 そこで、深刻化する多重債務者の解決に向けて、出資法の上限金利を一切の例外なく、少なくとも利息制限法の制限金利まで下げられるよう、また日賦貸金業者や質屋等に関する金利の特例措置も撤廃され、さらに制限超過利息の支払いを一定の要件のもとで有効なものとみなす「みなし弁済」規定も廃止されるよう、本市議会としても意見書を提出すべく発案させていただくものであります。
 朗読をもって発案とさせていただきます。
 発議第5号 発案書、出資法、貸金業規制法及び質屋営業法の改正に関する意見書。
 上記事件について、別紙のとおり発案する。
 平成18年6月23日提出、提出者、可児市議会議員 久野泰臣。賛成者、同じく角 眞一郎、同じく奥田俊昭、同じく川手靖猛、同じく可児教和、同じく山根一男。可児市議会議長柘植 定様。
 出資法、貸金業規制法及び質屋営業法の改正に関する意見書。
 貸金業者の消費者向け貸付残高が約20兆円にも上る中、個人の破産申立件数は、平成15年度に24万件を超え、その後若干の減少傾向にあるものの、極めて高い水準で推移しており、依然として多重債務問題は深刻さを極めている。また、過日は、大手の貸金業者が違法な取り立てを繰り返したとして、営業停止処分を受けた。返済能力を超えた借り入れにより、破産の危険にさらされ、違法取り立てに苦しむ多重債務者は、家庭崩壊、ホームレス化、犯罪又は自殺に至ることさえあり、深刻な社会問題となっている。こうした背景には、貸金業者の異常な高金利がある。
 出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(以下「出資法」という。)は、刑事罰の対象となる上限金利を定めているが、年29.2パーセントと、債務者保護を立法趣旨とする利息制限法の制限金利を超えている。わが国の公定歩合が年 0.1%、銀行の貸出約定平均金利が年2%以下という超低金利状況下を鑑みても、この上限金利は異常なまでの高金利である。
 また、貸金業の規制等に関する法律(以下「貸金業規制法」という。)の「みなし弁済」規定は、一定の要件の下に、利息制限法の制限金利を超えた、出資法に基づく高金利の弁済の受領を認めるものであるが、この規定を利息制限法超過利息の徴収の根拠とし、貸金業者がこの要件を満たしていないにもかかわらず、高金利の貸し付けと取り立てを行う弊害を引き起こしている。最近の最高裁判所の判決でも、あらゆる貸金業者の貸し付けに「みなし弁済」が成立しないとの判断が示され、貸金業規制法第43条はもはやその存在意義を欠くものである。
 更に、出資法は、日賦貸金業者について上限年 54.75パーセントの特例金利を認めているが、その返済手段が多様化している今日において、集金による毎日の返済形態の必要性は失われている。また、特例の適用が許される要件を満たしていないにもかかわらず、特例金利を徴収している貸金業者が多く、違法、不当な取り立ての温床にもなっている。同様の特例金利が認められている電話担保金融についても、実質的に電話加入権の財産的価値が失われた今日においては、特例を認める社会的・経済的需要は極めて低い。また、質屋については、他の貸金業者と違って担保を取得しており、債権の保全が確実に図られていることから、特例規定を設ける合理的理由は無いと考える。
 よって国におかれては、平成19年1月に貸金業制度及び出資法の上限金利を見直す時期を迎えるにあたり、下記の事項を実現されるよう要望する。
 記、1.出資法第5条の上限金利を、利息制限法第1条の制限金利まで引き下げること。
 2.貸金業規制法第43条のいわゆる「みなし弁済」規定を撤廃すること。
 3.出資法及び質屋営業法における日賦貸金業者、質屋、電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成18年6月23日、岐阜県可児市議会。
 衆議院議長 河野洋平様、参議院議長 扇 千景様、内閣総理大臣 小泉純一郎様、金融・経済財政政策担当大臣 与謝野 馨様、総務大臣 竹中平蔵様、法務大臣 杉浦正健様。
 以上でございます。よろしくお願いします。


◯議長(柘植 定君) これより質疑を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。どうぞ発案者は自席へお戻りください。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
              〔「異議なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 御異議がないものと認めます。よって、本議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論を許します。
               〔「なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
 これより発議第5号 出資法、貸金業規制法及び質屋営業法の改正に関する意見書を採決いたします。
 お諮りいたします。本発議を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
              〔「異議なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 御異議がないものと認めます。よって、本発議は原案のとおり決定いたしました。
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  閉会中継続調査申出書について


◯議長(柘植 定君) 日程第5、閉会中継続調査申出書についてを議題といたします。
 経済福祉委員長から所管事務について、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。経済福祉委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。
              〔「異議なし」の声あり〕


◯議長(柘植 定君) 御異議がないものと認めます。よって、経済福祉委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
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  議会活性化特別委員会報告


◯議長(柘植 定君) 日程第6、議会活性化特別委員会報告を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。
 議会活性化特別委員長 肥田正志君。


◯議会活性化特別委員長(肥田正志君) 議会活性化特別委員会の報告を行わせていただきます。
 議会のより一層の活性化を図り、市民にわかりやすく開かれた議会とするために、平成15年9月に議会活性化特別委員会が設置されて、約3年が経過しようとしております。3年目の今期は、大きく四つの項目について検討してきました。
 まず、委員会機能の充実について検討をしました。平成17年1月に各種審議会委員への就任を、法令等に定めるものを除き、原則として参画しないことを申し入れたことに伴い、各種の政策に議会の意見を反映させられないという新たな課題が見えてきました。そこで、より一層、議会としての役割を果たすために、1期前の定例会前に開かれる議会運営委員会において、執行部から今後策定される計画、条例の大きな改廃等について事案の説明を聞き、その中から常任委員会で調査すべき付託議案以外の案件を決定し、所管事務調査を積極的に行うことにしました。
 さらに、議決権の拡大について検討しました。議会として、市の計画についても、より一層市民の負託にこたえ、民意を反映した審議を積極的に行うことが重要であると考え、そのために政策形成過程から議会が積極的にかかわり、その上で執行部への委員会機能の充実の要請を担保した体制をつくるため、基本計画を議決事項とし、そのほか環境、安全、教育、文化、健康・福祉、都市基盤、産業、行政運営といった各分野の計画については、議会として報告を受ける条例案を検討しました。しかしながら、まずは議会、執行部ともに委員会機能の充実を軌道に乗せた後、条例制定を目指すこととしました。
 次に、議場の傍聴規則について検討しました。より開かれた議会を目指す一環として、少しでも多く議会を傍聴していただくため、傍聴人の住所と年齢の記入を廃止するとともに、許可制にしていた写真撮影を、報道関係者に限り許可なく撮影できるよう規則の整備を図るなど、昨今の個人情報の取り扱いや障がい者の立場に立って、より傍聴しやすい環境整備を図るよう、今定例会より傍聴規則を改正しました。
 次に、FM放送による議会中継について検討しました。これまでホームページによる会議録の公開や、「ケーブルテレビ可児」での議会中継などに取り組んできましたが、市民の皆様が仕事をしながら市議会に接することができるよう、「FMでんでん」の協力を得て一般質問の放送をすることを決定し、実施に向け調整をしております。
 この議会活性化特別委員会を設置した当初に、議会活性化の検討項目をまとめるに当たり、平成15年10月にアンケートを全議員及び執行部に実施し、その特別委員会で取り組む内容を決めて検討してきましたが、この3年間の活動でほぼ網羅されたことから、今後の検討課題はひとまず会派で意見を集約することとし、今後も引き続き議会活性化のために種々の改善を提案してまいります。
 以上で、議会活性化特別委員会の今期の活動報告を終わります。


◯議長(柘植 定君) 以上で、議会活性化特別委員会の報告は終わりました。
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  閉会の宣告


◯議長(柘植 定君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。
 市長 山田 豊君。


◯市長(山田 豊君) おはようございます。
 平成18年第2回可児市議会定例会の閉会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る6月6日から本日まで、本会議並びに各委員会を通じまして、長期間にわたり慎重な御審議を賜りました議員各位の御労苦に対しまして、心より感謝の意を表する次第でございます。おかげをもちまして、本日、本年度の補正予算案を初め、各種重要案件を原案どおり御議決を賜り、厚く御礼申し上げます。
 議案審議の過程におきまして種々賜りました各位の御意見、御教示につきましては、十分にこれを尊重し、検討を重ねまして、今後の市政運営に反映してまいる所存でございます。
 先ほどの議会活性化特別委員会の肥田委員長さんからの御報告にもございましたとおり、市民にわかりやすく、開かれた議会を目指し、議論を重ねてこられました議員皆様には、具体的な成果を上げられつつ大詰めを迎える段階へと推移してこられましたこと、まことに御同慶に存ずるところでございます。
 また、依然厳しい行財政環境の中ではございますが、10万 1,000余の市民のため、全庁一丸となって事業の円滑な推進を図ってまいる所存でございます。議員各位におかれましても、何とぞ一層の御指導、御協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。
 これからは湿った梅雨の季節を経て、一段と酷暑に向かう折でございます。くれぐれも御健康に御留意をされ、御自愛いただきますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。御苦労さまでございました。


◯議長(柘植 定君) これをもちまして、18日間にわたります平成18年第2回可児市議会定例会を閉会いたします。
 長期間にわたりまして、まことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。
                                閉会 午前9時57分

 前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

    平成18年6月23日


        可児市議会議長     柘  植     定


        署 名 議 員     亀  谷     光


        署 名 議 員     芦  田     功