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岐阜県 各務原市

平成19年 6月25日総務常任委員会−06月25日-01号




平成19年 6月25日総務常任委員会

                総務常任委員会会議録

                      平成19年6月25日(月曜日)午前10時開議
                                議事堂第3委員会室
【付託事項】
1.請願第1号 小学校卒業するまで医療費の無料化を求める請願

〇出席委員(6名)
                   委員長    長 縄 博 光  君
                   副委員長   神 谷 卓 男  君
                   委 員    三 和 由 紀  君
                   委 員    太 田 松 次  君
                   委 員    関   浩 司  君
                   委 員    藤 井 国 雄  君

〇オブザーバー(1名)
                   議 長    古 田 澄 信  君

〇代表紹介議員(1名)
                   3 番    波多野 こうめ  君

〇委員外議員(13名)
                   1 番    横 山 富士雄  君
                   2 番    永 冶 明 子  君
                   4 番    梅 田 利 昭  君
                   5 番    浅 野 健 司  君
                   6 番    川 瀬 勝 秀  君
                   7 番    高 島 貴美子  君
                   9 番    吉 岡   健  君
                  10 番    尾 関 光 政  君
                  14 番    角   弘 二  君
                  15 番    三 丸 文 也  君
                  17 番    今 尾 泰 造  君
                  20 番    中 村 幸 二  君
                  21 番    平 松 幹 正  君

〇説明のため出席した者の職氏名
              市 長         森     真  君
              副市長         五 藤   勲  君
              収入役         河 田 昭 男  君
              都市戦略企画推進部長  松 岡 秀 人  君
              都市戦略企画課参事(都市戦略企画係長事務取扱)
                          勝 野 公 敏  君
              企画財政総室財政課長  小 鍋 泰 弘  君
              秘書広報課長兼企画財政総室財政課参事
                          中 野 浩 之  君
              総務部長        五 島 仁 光  君
              次長兼総務課長     星 野 正 彰  君
              防災交通課長      島 田 和 敏  君
              市民部長        臼 井 壮 一  君
              税務課長        太 田 徳 生  君
              医療保険課長      加 藤 正 義  君
              選挙管理委員会事務局長兼公平委員会書記長兼監
              査委員事務局長     熊 崎 敏 雄  君

〇職務のため出席した事務局職員
              議会事務局長      金 武   久
              次長兼総務課長     村 井 清 孝
              課長補佐兼総務係長   小 野 和 夫
              主任主査兼議事調査係長 山 下 幸 二
              主任主査        土 川   孝
              主 査         進 藤 達 彦
        ―――――――――――――――――――――――――――
(開会) 午前10時
○委員長(長縄博光君) ただいまから総務常任委員会を開会いたします。
 前定例会から継続審査となっております請願第1号について審査願います。
 発言は委員長の許可を得て、一問一答形式により順序よく発言をお願いします。
 請願第1号を議題といたします。
 傍聴の希望がありますので、入場していただくため、暫時休憩いたします。
(休憩) 午前10時1分
        ―――――――――――――――――――――――――――
(再開) 午前10時2分
○委員長(長縄博光君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 傍聴人に申し上げます。委員会の審査におきまして、会議の妨げになるような行為は一切禁止されておりますので、御承諾お願いいたします。
 前定例会の審査経過は別紙のとおりであります。なお、233名の請願第1号に対する追加署名簿の提出がありました。
 特に代表紹介議員の補足説明があれば許します。
◆代表紹介議員(波多野こうめ君) この請願は、大変市民の方々の希望も多く、先ほど御説明がありましたように、233名の追加が寄せられておりますけれども、その後にも、こうして100名を超える皆さんからの請願も寄せられておりまして、大変切実な要望であるということを改めて感じている次第であります。
 それで、先日来の本会議で市長が、この議会の意思よりも一足早く心強い決意を述べられて、財政的にも見通しがついたということで期待をしているわけですけれども、議会としても、ぜひ賛同をしていただいて、この請願を採択し、一日も早い実現をと願っておりますので、御賛同いただきますようによろしくお願いをいたします。
○委員長(長縄博光君) これより委員の質疑を許します。質疑はありませんか。
◆委員(太田松次君) 小学校6年生までは約1億5000万ということはお聞きしたんですが、例えば小学校3年生までとした場合はどのくらいかかるんでしょうかね。低学年になればなるほど医療費も高くつくとは思いますが。
◎医療保険課長(加藤正義君) 小学校6年生までで1億5000万ということはお示ししているわけですけど、委員がおっしゃられました低学年の小学校3年生までという積算の推計では、低学年ほど医療費はかかりますので、入院分につきましては定額ですけど、通院分については当然低減してくるということが考えられますので、小学校3年生までですと9200万円を推計しております。
◆委員(神谷卓男君) これはちょっと参考意見までに御意見をお聞かせいただきたいんですが、同じこの医療費の無料化の中で、過去、老人医療費の無料化が実施されてきましたね。今現在は、それはちょっと後退したような印象を受ける形になっておりますが、このことにつきまして、市の方はどういうような総括的な見解を持っていらっしゃるか。また、老人医療の実態の中で、実際、無料化の中で過剰な薬を渡したり、過剰医療と言っていいような実態もあったという点につきましてはどういうふうなお考えをお持ちなのか、見解があれば参考までに聞かせていただければと思います。
◎医療保険課長(加藤正義君) 老人医療の経過としましては、最初、無料化から始まりまして、それが医療費が増大したということで、58年に老人保健法が施行されまして、一部負担というのが導入されました。そのときは、外来ですと月400円、入院ですと1日300円というような自己負担が導入されまして、ずうっとそれできたわけですけど、それでもやはり医療費というのは伸びまして、大きく改正されたのは14年10月で、そのときに老人保健は定率制に変わりました。普通、1割負担、収入のある方は2割負担というような感じできて、現在考えられております、この20年4月から75歳以上については後期高齢者医療制度へまた移行するということで、なおかつ、1割については保険料をいただくというような、国の方は今までそういう制度改正をしております。思いますのは、無料化によって波及増、国保でもペナルティーがありますけど、そういうようなことが実際に無料化すると波及増ということで、かかられるということは考えられるということで、国がそういうようなペナルティーを設けているというふうに私は思うんですけど、それぐらいしかちょっと述べられません。
◆委員(太田松次君) この前、本会議の答弁で市長は、岐阜県の首長会で、ある首長が、「乳幼児医療費助成について自治体間の拡大競争が始まった。国や県の支援が必要であるということをおっしゃってみえた。また、このツケは次世代に引き継がれる」と発言をされたそうで、こんなことを言われています。これは二、三日前の新聞ですが、ここは愛知県のある市の市長さんが、ことしの4月の統一選挙で市長になられた方が、マニフェストで少子化対策として、ことし10月からの未就学児医療費の全面無料化を約束したと。しかし、無料化のために本年度だけで2400万の予算が必要であるが、経営が急速に悪化、10月の無料化実施を断念するとともに、けじめをつけるとして、3カ月間給与を受け取らないことにしたと、こういうような記事も出ておったんです。そうやって見ると、市長も財政上非常に厳しいものがあるが、他の子育て支援事業は他市よりも多くやっていると。また、来年に向けて、先ほどはめどがついたと紹介議員は言っていましたが、正確には来年に向けてめどもつきつつあると。期待してほしいと答弁されてみえますけれども、本当に次世代にツケは回されることがないのかどうか。そこら辺のことをちょっと心配するわけですけれども、いかがでしょうか。
◎都市戦略企画推進部長(松岡秀人君) それでは、まず全体的な話といたしまして、私ども各務原市、御承知のとおり、福祉、教育、そしてまた基盤整備ということで、非常に広範囲な市民の皆様の行政ニーズに対応してきておるわけです。それらのいずれも、今、太田委員さんもおっしゃっていただきましたが、将来の財政負担というものをツケ回すものであってはいけないということ、これは御承知のとおりでございます。今少しお話もございましたが、19年度予算の中で子育て支援、妊婦健診の公費支援の拡大、そして保育所の延長保育、一時保育の拡大、そしてまた子ども館活動などの支援策、子育て支援のレベルアップ、これも急速に図ってきましたということであります。今御指摘のありました、今回問題になっております乳幼児医療費の助成拡大、それらも全体の施策の中でのバランスということがまず一番大事じゃないかということでございます。
 いずれにしましても、財政的にめどをつけまして、将来の負担にツケ回しをすることなく実施するという大原則がございます。今、平成19年度予算が本当にスタートしたばかりでございます。今後も全力を挙げたいと思います。特に太田委員もおっしゃっていただきましたが、市長の発言の中で、今、大行革に取り組んでおりますが、財源にめどをつけつつあるということで、これからいろいろな行財政改革の中で議会の皆様、そして市民の皆様のコンセンサスを得る中で財政的な裏づけをつくって、いろんな施策に取り組んでいきたいということでございます。そういったものの中で市民の皆様の負託にこたえたいということでございます。市長の発言の趣旨の期待してくださいという発言は、それらを踏まえた発言でございます。私からは以上です。
◎市長(森真君) ちょっと私から、今、戦略部長が申し上げたとおりでございますが、僕もびっくりしたんですが、頑張る地方応援懇談会、総務省から政務官ほか幹部がやってこられまして、県ももちろん来まして、岐阜県の組織された町村会、市長会の役員等が集まったということですね。約2時間だと思いますが、総務省側からの地方に対する激励と、頑張る地方にはかくかくしかじかの、言ってみれば恩典的なメニューを総務省は据えていますよ、ぜひ頑張ってくださいという会議なんですが、その中身は大したことないけれども、それを2時間ぐらいずうっとおっしゃったんやね。僕は聞いておって、中身は大したことないんですわ。ないけれども、今まではそういうことはなかったですね。
 そうしたら、ある町の首長さんが手を挙げられて、「間もなく時間が来ますが、きょうの会議は一方的に総務省のお話を聞くだけじゃないか。ぜひ我々の切実な話を聞いて、それを持ってかえって検討してもらいたい」と、こういう発言があったんですよね。かなり強い口調の発言なんで、政務官がちょっとむっとしたような感じで、「いや、私の方は結構ですが、皆さん、忙しい方ばかりなんで、時間厳守ということで聞いておりますので」という話なので、それなら延長しましょうということで延長になったときに、その首長が立ってとうとうと述べられたのは、僕はこんな話を聞いたのは初めてですが、「県下で乳幼児医療費の年齢のかさ上げをめぐって、今、競争状態になっておる。こんなことをやっておっては、市町村財政はパンクしますよ。私は良心としてそう思う」という発言があったんですね。僕はじいっと皆さんの顔を見ながら聞いておったら、大都市の首長さんも一生懸命うなずいておるんですね。今、実態はそれなんですよ。それで、なるほどなあと思いまして、役所に帰ってきて、これは余力でございますが、てっきりその首長さんは乳幼児医療費無料化を国の方針、県の方針以上にやっておられんと思って、それで調べたら、やってみえるわけですね。ここに現在の状況があらわれているということを私は直観的に思ったんですがね。
 私はそう思いましたということが1つと、そのことに各首長さんは気がついてみえるということですね。ですから、例えば、来年ここに公民館を建てる、来年ここを何々やるというのは単年度だからいいんですわ。乳幼児医療費無料化というのは1つのシステムですから、これを一たんやりますと、今申しましたように、うちの積算で、実際のところはやってみないとわからんけれども、推定ですが、小学校卒業までやるとすれば約1億5000万前後かかる。毎年ですから、5年たてば7億5000万、10年たてば15億、このシステムをつくらずにやると、さっき言いました会議における代表者の発言のような切実な問題になると。一たんやったやつをやめるというのは物すごい、さきにやった勇気の倍が要るんですわ、本当に。ですから、これは非常にそういう点では慎重にしなきゃいかんということで、かといって、一方では市民の皆さんから、特に若い、子どもを持つ市民の皆さんから、そういうかなり熱烈な要望があるというのは承知しておりますので、そこで各務原市は、今、各務原市の現状は、議員さん御承知のとおり、かなり高い水準の行政をやらさせてもらっておるんですわ。これは比較すればわかりますわ。子育て支援1つ見ても、小・中学校の市単の投下予算を見ても、それから自治会長さん等のハードの要望等見ても、比較すればベストではないけれども、かなり高い行政水準にあると思うんですわ。それを削らずに積極予算を組んでおるでしょう。その上にさらに1億5000万というのは、やっぱりシステムとして行財政改革、どこかで財源をとらなきゃいかんということなんで、これは19年度、20年度、この辺で今ずっと昨年来考えておるわけですわ。考えておりまして、今年度だけではいけませんので、来年度も含めて、ここを見てほしいんです。行財政改革をやって、なおかつ仕組みを変えて、かえって市民サービスが上がって、しかもお金が浮くと、こういう知恵を出さなあかんわけですね。そのめどがつきつつあるという意味でございます。
○委員長(長縄博光君) ほかに委員、質疑はございませんか。
  (発言する者なし)
○委員長(長縄博光君) なければ、以上で質疑を終結いたします。
 これより委員の討論を許します。討論はありませんか。
◆委員(神谷卓男君) 請願第1号について、不採択の立場で討論を行います。
 乳幼児医療費の助成については、県内21市のうち19市で何らかの形で県制度を上回る助成を独自に実施している現状であり、我々も当市独自のものを要望してきたところです。今議会の2名の質問の中で、市長はその方向性を強く示唆しました。それと同時に、根幹はバランスであり、財政に裏打ちされた永続性であり、決して他市に迎合したものでなく、当市独自のものである考えをにじませました。全く我々の考えと同じものとして高く評価します。
 我々は福祉の向上を願っております。しかし、それは自分たちの背丈に見合ったものであり、一時の人気とりや、俗に言うばらまき福祉であってはならないと考えております。今後の執行部の取り組みは、健全かつ堅実なものであることを強く要望します。よって、乳幼児医療費の助成拡大を小学校卒業までと期間を定めたこの請願は、我々とは同床異夢のものであり、不採択すべきものと考えます。以上、討論とします。
◆委員(関浩司君) 同様に、この請願に関して不採択、小学校卒業までということに関して不採択という立場で討論させていただきます。
 といいますのは、今、市長もおっしゃられましたように、やると言っておるんですわ。ただ、財源があって、どれだけどうやっていけるかということは、これからまだ執行部が練っていくことであって、それが低学年までなのか、来年やってみたけれども次からはできませんでしたよと終われる問題じゃないもんで、一気に小学校卒業までと出ておるこの請願に対しては、私は不採択の立場で討論いたします。
○委員長(長縄博光君) ほかございませんか。
  (発言する者なし)
○委員長(長縄博光君) 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 おはかりいたします。請願第1号を採択すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
  (挙手なし)
○委員長(長縄博光君) 挙手なしであります。
 念のため、おはかりいたします。請願第1号を不採択すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
  (賛成者挙手)
○委員長(長縄博光君) 挙手全員であります。よって、請願第1号は不採択すべきものと決しました。
 おはかりいたします。委員会報告書並びに委員長報告の作成はどのように取り扱ったらよろしいでしょうか。
  (「正・副委員長一任」との声あり)
○委員長(長縄博光君) 正・副委員長に一任との声がありました。よって、委員会報告書並びに委員長報告の作成は、正・副委員長に御一任願います。
 以上で総務常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午前10時20分
        ―――――――――――――――――――――――――――
 この会議録は正当であることを認める。

             総務常任委員会委員長  長 縄 博 光