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岐阜県 各務原市

平成19年第 3回定例会−06月22日-03号




平成19年第 3回定例会

         平成19年第3回各務原市議会定例会会議録(第3日目)

          議   事   日   程   (第3号)
                     平成19年6月22日(金曜日)午前10時開議
日程第 1.会議録署名議員の指名
日程第 2.一般質問
日程第 3.休会期間の決定

〇本日の会議に付した事件
日程第 1.会議録署名議員の指名
日程第 2.一般質問
日程第 3.休会期間の決定

〇出席議員(26名)
                    1 番   横 山 富士雄  君
                    2 番   永 冶 明 子  君
                    3 番   波多野 こうめ  君
                    4 番   梅 田 利 昭  君
                    5 番   浅 野 健 司  君
                    6 番   川 瀬 勝 秀  君
                    7 番   高 島 貴美子  君
                    8 番   太 田 松 次  君
                    9 番   吉 岡   健  君
                   10 番   尾 関 光 政  君
                   11 番   三 和 由 紀  君
                   13 番   神 谷 卓 男  君
                   14 番   角   弘 二  君
                   15 番   三 丸 文 也  君
                   16 番   古 田 澄 信  君
                   17 番   今 尾 泰 造  君
                   18 番   関   浩 司  君
                   19 番   阿 部 靖 弘  君
                   20 番   中 村 幸 二  君
                   21 番   平 松 幹 正  君
                   22 番   小 島 軍 司  君
                   23 番   末 松 誠 栄  君
                   24 番   藤 井 国 雄  君
                   25 番   横 山 隆一郎  君
                   26 番   川 島 勝 弘  君
                   27 番   長 縄 博 光  君

〇欠席議員(1名)
                   28 番   白 木   博  君

〇欠員(1名)12番

〇説明のため出席した者の職氏名
              市長          森     真  君
              副市長         五 藤   勲  君
              収入役         河 田 昭 男  君
              都市戦略企画推進部長  松 岡 秀 人  君
              総務部長        五 島 仁 光  君
              市民部長        臼 井 壮 一  君
              環境部長        五 藤 龍 彦  君
              健康福祉部長      紙 谷   清  君
              産業部長        岡 部 秀 夫  君
              都市建設部長      鈴 木 昭 二  君
              文化創造部長      岩 井 晴 栄  君
              水道部長        竹 山 幸 市  君
              監査委員事務局長兼選挙管理委員会事務局長兼公
              平委員会書記長     熊 崎 敏 雄  君
              教育長         高 根 靖 臣  君
              消防長         關   邦 明  君
              都市戦略企画推進部次長兼都市戦略企画課長
                          磯 谷   均  君
              財政課長        小 鍋 泰 弘  君
              総務部次長兼総務課長  星 野 正 彰  君
              選挙管理委員会委員長  足 立 陽 三  君
              代表監査委員      野 田 敏 雄  君
              教育委員会委員長    神 谷 真由子  君

〇職務のため出席した事務局職員
              議会事務局長      金 武   久
              次長兼総務課長     村 井 清 孝
              主任主査兼議事調査係長 山 下 幸 二
              主任主査        土 川   孝
              主査          進 藤 達 彦
        ―――――――――――――――――――――――――――
△1、開議
(開議) 午前10時
○議長(古田澄信君) ただいまから本日の会議を開きます。
        ―――――――――――――――――――――――――――
○議長(古田澄信君) 本日、6月22日は各務原市平和の日です。市内では62年前のきょう、空襲で多くの犠牲者が出ました。戦没者の御冥福と恒久平和の誓いを新たにするため、ここに黙祷をささげたいと思います。
 御起立をお願いいたします。
 黙祷始め。
  (黙祷)
○議長(古田澄信君) お直りください。
 御着席をお願いします。
        ―――――――――――――――――――――――――――
○議長(古田澄信君) 本日の日程は、お手元に配付したとおり定めました。
        ―――――――――――――――――――――――――――
△日程第1、会議録署名議員の指名
○議長(古田澄信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定により、議長において13番 神谷卓男君、14番 角弘二君の両君を指名いたします。
        ―――――――――――――――――――――――――――
△日程第2、一般質問
○議長(古田澄信君) 日程第2、一般質問を行います。
 昨日に引き続き、順次発言を許します。
 7番 高島貴美子君。
  (7番 高島貴美子君質問席へ)
◆7番(高島貴美子君) おはようございます。
 それでは、議長より発言のお許しをいただきましたので、通告してあります2点について質問させていただきます。
 まず初めに、子育て支援の中の学童保育についてお伺いしたいと思います。
 厚生労働省が今月6日に発表した2006年の人口動態統計の合計特殊出生率は1.32と、過去最低だった2005年の1.26を0.06上回り、2002年の1.32以来、4年ぶりに1.3台に回復したことが明らかになりました。厚生労働省では、一貫して2005年6月以降、男性の雇用者数はふえ続けており、雇用回復で生活が安定して結婚するカップルがふえ、出生増につながったことが主な原因としています。しかし、ことしに入ってからの出生数は伸び悩んでおり、回復は一時的との見方もあります。
 一方で、ことし退職元年を迎える団塊世代の人たちがいろんな形で話題になっています。「団塊の世代」を命名した作家で元経済企画庁長官の堺屋太一氏は、団塊の世代イコール黄金の10年が始まるとし、団塊社会を取り巻く社会の構造や定年退職を迎えた後の生活を充実させるコツなど、また、今後の社会経済についても、団塊世代など高齢の新しい労働者を上手に活用していく会社が2010年代の勝ち組になるとも述べております。
 深刻化する少子高齢化社会においては、安心の子育て、社会保障の持続可能な制度の構築が今後ますます必要不可欠な時代となってきています。
 現在、少子化対策の一環として、子育て中の母親を支援している社会福祉事業の1つに学童保育があります。学童保育が初めて法制化されたのは1998年4月で、「放課後児童健全育成事業」という名称で、「国と地方自治体が児童の育成に責任を負う」と児童福祉法の第2条にはっきりと明記され、これにより学童保育は児童福祉法と社会福祉事業法に位置づく事業となっています。今では、「学童保育」という言葉だけはある程度は知られるようになりましたが、その本来の意義やその実際の姿はまだあまり知られていないのが現状だと思います。
 働く女性がふえ、核家族がふえている中で、共稼ぎ家庭や母子・父子家庭などでは、小学校の子どもたちは、学校から帰った後の放課後や春休み、夏休み、冬休みなどの学校休業日には、親が仕事をしているために子どもだけで過ごすことになります。このような共稼ぎ家庭や母子・父子家庭の小学生の子どもたちの毎日の放課後(学校休業日は一日)の生活を守る施設が学童保育です。学童保育に子どもたちが入所して安心して生活を送ることができることによって、親も仕事を続けられます。学童保育には、親の働く権利と家族の生活を守るという役割もあります。学童保育に通う子どもたちは、そこの生活を営む場所として、学校から「ただいま」と帰ってきます。家庭で過ごすのと同じように、休息したり、おやつを食べたり、友達とも遊びます。また、宿題もしたり、お掃除をしたり、友達の家や公園にも遊びに行きます。学童保育に一度帰ってきて塾に行く子もいます。学童保育は、子どもたちにとって、放課後の生活の場そのものなのです。今、共稼ぎや母子・父子家庭などがふえ、働くことと子育てを両立したいとの願いが広がり、うちの地域にも安心して子どもを入れられる学童保育が欲しいという声はますます大きくなってきています。
 1998年4月に法制化され9年目を迎えて、急激にふえている学童保育ですが、全国学童保育連絡協議会の調査によると、学童保育数は2006年5月現在、1617市区町村に約1万6000カ所になり、入所児童数は約68万人になったことが報告されています。しかし、まだまだ足りない現状が報告されています。学童保育は、学校から子ども自身が歩いて通う施設ですので、小学校区内に必要です。調査によると、小学校数に対する設置率はようやく7割近くになったところです。母親が働いている小学校低学年児童のうち、学童保育に通っている子どもは約2割であると報告されています。
 また、報告書の中では、施設の問題についても指摘しています。2003年の実態調査では、施設の平均床面積(生活する部屋、トイレ、台所等すべて含んだ広さ)が児童1人当たり2.73平方メートルと、大変狭い実態が報告されています。提言の中では、私たちが求める学童保育の設置・運営基準では、児童1人当たり5.5平方メートルは必要であるとしています。また、指導員についても、75%の指導員は保育士または教師などの資格を持っていますが、公的な資格制度がないのが実態です。しかし、児童数に見合った指導員の配置基準がなく、実態調査では、1施設の平均指導員数は入所児童数39人に対して3.5人となっています。そのほかに、急増する障害児の受け入れ体制の整備の遅れや、保護者がお迎えに行くことができる保育時間にするなど、開設日、保育時間ともに延びています。
 そこでお尋ねいたしますが、1つは、当市においても学童保育が実施されていますが、現在の入室児童の現状についてお伺いいたします。
 2つ目は、これから梅雨に入り、暑さがますます厳しくなると思われます。学童保育の子どもたちの夏休み期間中の暑さ対策等について、当市のお考えをお伺いしたいと思います。
 3つ目に、現在、児童福祉法では小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童とあり、当市においても対象児童は1年生から3年生までの小学生となっています。しかし、高学年になっても学童保育の必要性は高く、国の補助金は6年生まで認められているとお聞きしています。そこで、夏休みの期間の対象児童を拡大してはと思いますが、当市の御所見をお聞かせ願います。
 次に、2点目のマタニティーマークの活用についてお伺いします。
 初めに、マタニティーマークはこういうマークです。きょうは、男性議員さんがこれを持っていたのでお借りしました。マタニティーマークは、妊産婦が身につけたり、ポスターなどで掲示して、周囲の人に妊婦への優しい配慮を促すために考案されたものです。見た目ではわかりにくい妊婦初期は、つわりやホルモンのバランスの変化などで体調が不安定になりやすいので、妊産婦に優しい環境づくりとしてマタニティーマークの配布が全国自治体に広がっています。公明党の松あきら参議院議員の提案で、昨年、全国統一のマークが決まり、今年度予算で母子手帳と一緒に配布するための予算が計上されたことで、今、母子手帳と一緒にマタニティーマークのホルダーやバッジ、ワッペン等を手渡す自治体が全国に広がっています。
 マタニティーマークは、妊婦が携帯することで、例えば周囲の人が交通機関で座席を譲ったり喫煙を控えるなど、妊婦に対してさまざまな配慮を促す効果が期待されています。統一マークがあれば、周囲の人に妊婦に配慮した行動をとってもらえると提案し、昨年3月に公募を経て統一マークが決定されました。これを受けて、全国の自治体で配布の機運が徐々に広がり、昨年8月の時点で全国で64の自治体が配布を実施するようになりました。ことしの参院予算委員会で厚生労働相は、2007年度の地方財政措置にそのための予算を盛り込んだと答弁しています。地方自治体の子育て支援事業を推進するために、昨年度の倍額に当たる700億円の地方財政措置の中に妊産婦健診の助成拡大並びにマタニティーマーク普及のための予算が組み入れられたことを明らかにしています。予算的裏づけを得て、現在、マタニティーマークを配布する自治体がさらに広がっています。
 そこでお尋ねいたしますが、当市においてもマタニティーマーク活用について検討してはと思いますが、当市の御所見をお願いいたします。
 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
  (健康福祉部長 紙谷清君登壇)
◎健康福祉部長(紙谷清君) 私からは、子育て支援に係る2点の御質問に順次お答えをいたします。
 まず1点目は、学童保育についてであります。
 まず、入室児童の現状についてのお尋ねでございますが、平成19年度からは全小学校区で開設いたしておりまして、6月1日現在700名が入室いたしております。
 次に、夏休みの暑さ対策でありますが、学童保育室には壁つき扇風機を設置しております。しかし、午睡時には特に低学年の児童に対する配慮といたしまして、保健室や図書室など校内でエアコンがきく部屋の使用を、学校行事と調整の上、ことしの夏は検討いたします。また、お弁当につきましては、傷まないように保冷材の協力を保護者の方にお願いしているところであります。
 次に、夏休みの入室児童の学年の拡大についてでありますが、保護者のニーズを確認しながら、保育室や指導員の確保などの条件も含めまして、総合的に検討してまいります。
 子育て支援についてのお尋ねの2点目は、マタニティーマークの活用についてであります。
 マタニティーマークは、周囲の人々が妊婦さんへの配慮をしやすくするためにつくられたものであります。マタニティーマークの普及啓発については、現在、母子手帳に掲載しておりますほか、ポスターの掲示やチラシの配布を行っておりまして、今後は広報紙やウエブサイトでも啓発を行っていきます。マタニティーマークの活用で肝心なことは、妊婦さん自身がこのマークを着用していただくことであります。今後は、母子手帳発行時等に、かばんなどにつけられる、先ほど見せていただきましたけれども、おしゃれなマタニティーマークのホルダーをお渡しすることができないか、検討してまいります。私からは以上です。
  (「議長、再質問」と呼ぶ者あり)
○議長(古田澄信君) 7番 高島貴美子君。
◆7番(高島貴美子君) ありがとうございました。
 今の学童保育ですけれども、私も父兄の方から、どうしてもお部屋が狭いという話を聞きまして、先月、そこへ訪ねていかせていただきました。なるほど、人数よりやはりお部屋が狭いなあという部分では、暑さがやっぱり子どもさんにとっては、また迎えに来るお母さんにとっては厳しいものがあるかなあということを感じて帰ってきました。ですが、いろいろなことを考えていただけているということを思いまして、やはり学童保育で育った子はずうっとそういう思いもしてくると思うんですね。ですので、このように本当に大事にされてやっていただいたということに対しては、感謝がずうっと持てていけるんではないかなと思いますので、その暑さのことと、またお部屋のことをしっかりと考えていただけたらなと思っております。
 それと、マタニティーマークのこのかわいいホルダーなんですが、何か先日、アンケートをとっていただいたようですが、その結果はどうだったのか、ちょっと教えていただきたいと思います。1点だけ。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
◎健康福祉部長(紙谷清君) 再質問にお答えいたします。
 実は6月21日、昨日でございますが、本市のマタニティー広場におきまして、御質問があるということで、関係者の来ていた皆様にアンケート調査を行いました。それで、先ほど言いましたように、かばんなどにつけるマタニティーマークのホルダーを母子手帳発行時などに希望するかという問いをしましたところ、37人お見えになりましたが、27人が希望をされました。これが直前のアンケート調査の結果でございます。
 申し上げるまでもなく、子どもは社会の宝であります。本市は、「家族のきずなは母体から」という言葉を合い言葉に、周産期からの子育て支援を進めております。おなかの中に小さく息づいた命を、マタニティーマークの活用によって社会全体で育てていく風土といったものを築き上げていく必要性はあると考えておりますので、先ほどもお答えいたしましたとおり、検討してまいります。以上です。
  (「ありがとうございました。よろしくお願いいたします」との声あり)
○議長(古田澄信君) 15番 三丸文也君。
  (15番 三丸文也君質問席へ)
◆15番(三丸文也君) 通告に基づき、次の2項目についてお尋ねいたします。
 第1番として、市営川島スポーツ公園内プールでの水死事故について。
 昨年8月6日、川島小学校2年の男児が遊泳中死亡するという大変痛ましい、また残念な事故が発生しました。本件に関し、本年1月19日、岐阜県警捜査一課並びに各務原署は、業務上過失致死の疑いで、プールの監視業務を請け負っていた同市のビル管理会社KHSの監視員や営業次長らを書類送検しました。報道によると、監視に当たった3人は、本来、50メータープールを利用できない児童 ―― 利用条件としては150センチですね。児童は120センチとなっております ―― が泳いでいると知りながら、退去させなかったり、監視を怠ったりした。現場責任者は監視員の指導を怠り、営業次長は、小さい子どもが日常的に泳いでいることを知りつつ黙認した。5人は、これらの過失で児童を水死させた疑いということです。また、同社がプール監視に必要な警備業の認定を県公安委員会から受けていなかったことも判明した。県警は、警備業法違反の疑いで同社と社長を書類送検したとなっています。
 事故後約10カ月が経過し、またプールのシーズンが始まろうとしている現在、再発防止のため、また亡くなられた児童の御冥福をお祈りするためにも、事故についていま一度振り返ってみたいと思います。
 私は、18年9月議会において、本件に関し、事故の発生状況、安全管理の実態、再発防止策などについて質問いたしました。これらに関し、市は8月8日の経済教育常任委員協議会において説明しており、その後、新たな状況の変化はなく、協議会で報告したとおりであると答弁をしています。
 1.発生状況について。
 ちなみに、発生状況について協議会では、監視員が児童が沈んでいるのを発見、笛で離れたところにある本部テントの現場責任者へ合図、現場責任者が駆けつけたところで、児童が上がってこない旨を口頭で伝えた後、救助のためプールへ飛び込んだとなっています。本件に関し、私は再質問において、監視員は水中に人が沈んでいるのを発見したら、3人の監視体制でもあり、常識として、そのうちの1人は少なくとも即座に水中に飛び込んで救助に向かうはずである。また、そうしなければならないと思うと述べています。しかし、責任者を遠くから呼んで状況を説明し、しかる後、救助に向かうなど、余りにもその状況は不自然であり、また、実際に救助活動を行った一般の遊泳者の証言とも著しく異なっています。そのため、これらに関し、市の見解を求めました。しかし、具体的に答弁は行われておりません。そこで、改めて現在、市はこの状況をどう見ておられるか、お尋ねいたします。
 2番目として、再発防止策について。
 市は、主な再発防止策として、次の項目を示されました。(1)番目、18年度の川島プールの閉鎖、(2)番目として、50メートルプールの利用規定の見直し。小学生は保護者同伴で、かつ50メートル以上の泳力のある者。中学生は50メートル以上の泳力のある者。(3)番目として、仕切りによる監視強化。(4)番目として、監視員への指導、教育の強化。市施設振興公社に対し、監視員への指導を強化するよう指示。特に(1)のプールの昨シーズンの閉鎖について、また(2)の利用規定の見直し、小学生は保護者同伴、かつ50メートル以上の泳力のある者、中学生は50メートル以上の泳力のある者。これらは市民サービス、または人生において、水に親しむことの重要性、また子どもの成長をサポートする市の役目を考えるとき、これらの市の対応は極めて消極的と言わざるを得ません。改めて、現在までに実施した再発防止策並びにプール再開後の再発防止策についてお尋ねいたします。
 3番目として、施設振興公社及びKHS社の問題について伺いたいと思います。
 市は、プールの指定管理者として施設振興公社を指名し、また、同公社はプールの管理・監視業務を8社の指名競争入札によりKHS社に決めたとしています。その際、市は協定書によると、公社の申請によりKHS社への業務委託を承認することとなっています。しかし、KHS社は十分な監視を行わず、結果として児童の水死を招き、またプール監視に必要な警備業の県公安委員会からの認定を受けていないという問題が発生しました。監視を市から直接委託された施設振興公社、またプール管理の最終責任を持ち、加えてKHS社への業務委託を承認した市の責任は決して免れるものではありません。これらに対する市の見解及び対応についてお尋ねいたします。
 大きな2番目として、東海中央病院の建てかえについてお尋ねいたします。
 平成18年3月付の東海中央病院連絡協議会の資料によると、同病院は昭和52年の移転開設時において、過剰な投資を抑える風潮やオイルショックの影響などが背景にあり、面積の縮小を余儀なくされ、今日では常識となっている部分において、例えば患者のベッド搬送に対応できない廊下、現在の医療法に抵触する1床当たりの床面積、患者が主として利用する階段の急な勾配、6床室中心の病棟など、多くの問題が発生しています。築後約30年を経過し、施設の狭隘化と老朽化が進み、患者に大変な不便をかけているのみならず、現代医療が求める高度医療のサービスと急性期医療を行う上で極めて困難な状況となっており、そのため、早期に全面改築を図る必要があるとなっています。昭和52年の移転時、市は市民病院的病院としての機能を期待し、東海中央病院に建設費の約3分の1を補助したと聞いています。
 同病院の現状に対し、市長は平成17年9月議会の答弁で、「東海中央病院の建てかえは本当に必要だと思う。市民の最大の関心事は、アンケート調査においても、第1位が健康・医療・介護である。当市は、4町合併直後に東海中央病院を市民病院的病院として位置づけて今日に至っている。その後の市を取り巻く周辺の大病院群、それから医療技術の進歩等を比較すると、明らかに全面建てかえの必要が東海中央病院にはあるとかねがね考えている」と言っておられます。私もまた、早急な建てかえが必要と考えております。
 かかる背景のもと、同病院は、独自の構想に市の要望事項等を取り入れ、また市の財政的支援を期待し、病院の建てかえ計画の作成に着手されました。その間、同病院は各務原市に対し、平成16年2月10日、趣意書、また平成17年5月31日、病院改築に係る支援の要請、平成18年11月7日、東海中央病院改築工事の補助金について、本年、平成19年6月18日、東海中央病院改築計画及び工事日程の変更について等で改築計画の内容を通知するとともに、財政的支援の要請を行っています。特に18年11月7日の要請は、補助希望額を、建設費総額約138億円に対し、その3分の1弱の40億円としています。この間、入札時期は18年12月から19年6月、次に現在の19年6月時点では20年12月と、2年のおくれが生じています。また、18年3月6日の連絡協議会で、改築工事の基本構想が示されました。それは、市民病院的病院を具現化するための各務原市からの要望を入れ、設計の趣旨・基本方針として、市民の健康を守る地域中核病院として、患者中心の医療環境の充実、機能性の高い医療環境の整備、快適な病院環境の配慮などを目指すすばらしいものであります。これに基づき、地域住民への説明なども実施され、住民から大いに期待されているところであります。この基本構想をベースに概算の建設費が算出され、18年11月7日、補助金の支援要請がなされています。
 以上の背景のもと、次の項目についてお尋ねをいたします。
 市における同病院の基本的位置づけについて。
 2番目として、補助金の支出について。
 補助金要請に対する市の姿勢は、議会答弁に見る限り、入札が終了した時点で具体的協議に入るというものであります。しかし、この対応は、世の中の一般的常識からかけ離れており、お互いの信頼関係を損なうものであると考えます。また、昨日の太田議員の質問において、市は、本年8月の病院との連絡協議会で計画の変更内容について説明を受け、具体的支援策について早急に検討したいとの答弁がありました。6月18日の病院からの依頼文書によると、入札時期は2008年の12月となっていますので、今までより1年以上早目に検討するということは大変大きな方針の転換であり、好ましいことだと考えますが、なぜ現時点から調整に入れないのかをお尋ねいたします。本来なら、計画を作成する段階から調整に入らなければ、市民、また病院にとって、よい結果は生まれないと私は思います。
 2番目として、先日、蘇原地区における市長のまちづくりを語る会で、ある自治会長から、東海中央病院の改築は、市民にとって、中部学院大学の誘致より、より重要なものと考える。したがって、中部学院のときより大きな支援がなされるものと考えるがという趣旨の質問がありましたが、それに対し、市長は肯定的な発言をなされていました。この件に関し、再確認をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 これら等を含め、市の基本的な補助金支出に対する考え方をお尋ねいたします。
 以上で私の第1回目の質問を終わります。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
  (健康福祉部長 紙谷清君登壇)
◎健康福祉部長(紙谷清君) 私からは、東海中央病院の改築に係る御質問に順次お答えをいたします。
 まず、病院の位置づけといたしましては、東海中央病院を受診される方のうち、各務原市民の方々が利用する割合は8割を占めておりまして、市民病院的な役割を担っていただいている市内で唯一の総合病院であるとの認識をいたしております。
 また、補助金の支援につきましては、改築計画の変更内容を確認した上で具体的な支援額を検討していきたいと考えております。
 続きまして、現状についてでありますが、各務原市民の要望・ニーズ等を考慮しつつ、医療を取り巻く環境の急速な変化に柔軟に対応するための改築計画を一部見直すこととなったとの、先ほども御説明がございましたが、報告をいただいておりまして、改築計画の変更内容につきましては、8月下旬開催予定の東海中央病院連絡協議会にて説明をいただける予定となっております。
 次に、今後の日程についてでありますが、設計が平成19年10月に着手、入札は平成20年12月に実施、平成22年12月本院オープンの予定と報告をいただいております。
 ここで、先ほど申されましたことも含めまして、少し経過などにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。
 もともと東海中央病院は、議員、先ほど説明されましたように、施設の狭隘化、あるいは老朽化が進みまして、高度医療サービスの提供と急性期医療を行う上で困難な状況が発生しているということから、全面改築を計画し、進めてまいりました。当然、おっしゃるとおりに大事なことでございますし、早く進めなければならないということは認識をしておりました。
 これにブレーキがかかりましたのは、昨年の夏過ぎからの病院内部の問題がございます。約半年ほどそれに集中せざるを得なかったこと、それと同時に、時が同じころでございましたが、急に浮上してきました医師不足、看護師不足の問題などに象徴されます医療を取り巻く急速な変化による病院経営の見直し、さらには、この春の病院の人事異動で院長が空席となったほか、幹部職員さんがそっくり入れかわってしまったことなど、改築計画が停滞せざるを得なかった状況が発生しておりました。
 市としては、改築計画を促進させるべく、この春から新しい幹部職員さん方と連絡を密にいたしまして対話を重ねてまいりました。結果、現下の厳しい諸般の状況から見て、大筋はこれまでの計画を踏襲することを確認の上、つまり、市からの要望事項、ICU(集中治療室)の新設、あるいは救急体制の充実、人工透析の増設、こういったハード面での要望は取り込んでいただいておるという、踏襲をするという、そういったことを確認の上、改築計画を一部変更いたしまして、新たに設計をやり直す方向で話が進みまして、その方向で行きたいとの口頭で話がありましたことから、正式に書面をもって先日通知をいただいたわけでございます。市としましては、病院からのこの通知は、公的病院が地域で生き残りをかけた並々ならぬ決意と私どもは受け取っておりまして、市もその決意にこたえていきたいと考えておる次第であります。したがいまして、きのうもお答えいたしましたが、8月下旬の東海中央病院連絡協議会を待って、具体的な支援策については早急に検討していきたいと考えております。
 なお、このたびの計画の見直しの特徴と率直な感想を少し申し上げますと、新しい建物は、従前計画の約6分の5に縮小されます。また、新しい施設基準でも使える既存病棟を利用いたします。さらに、診療報酬のマイナス改定を踏まえまして、よりシビアなランニングコスト管理のための延べ床面積の削減、あるいは7対1看護の導入による看護スペースの再検討、あるいは薬局関係について言いますと、東海中央病院さんは院外処方をとっておりませんが、院外処方へのシフトの検討、あるいは医療事務の電算化、総合的に進めることによりまして配線や管理スペースの見直し、こういったようなさまざまな見直しがこれまでの計画に不足していたということもありまして、もう一度総合的に見直しをされることによって、いわゆる病院が最少の経費で最大の効果の上がる病院改築計画になったというふうに私は考えております。以上でございます。
  (「議長、抜けている。中部学院との関係が全然言われていませんので」との声あり)
○議長(古田澄信君) 市長 森真君。
  (市長 森真君登壇)
◎市長(森真君) 蘇原地区の自治会と市長とのまちづくりを語る会で確かにおっしゃる質問が出ましたが、ちょっと違いますね。それは、中部学院の誘致は非常に結構だけれども、東海中央病院の誘致の方がより大事ですよと、こういう論理でございました。正確に物事は言わなきゃなりません。それに対する私の答えは、1つ、知識社会と呼ばれるこれからの時代で、市内に大学があるということは決定的に大事なことでございますということをまず冒頭に申しました。皆さん、私の説明にうなずいておられましたよ。同時に、東海中央病院は市にとっていわば市民病院的な病院でございまして云々ということを力説いたしました。それから補助金につきましては、正直言いまして、問題になりませんよと。中部学院に対する補助金と今度はね。問題にならんという表現やなしに、それは額が違いますと。御心配は御無用です。これだけ申し上げました。以上でございます。
○議長(古田澄信君) 文化創造部長 岩井晴栄君。
  (文化創造部長 岩井晴栄君登壇)
◎文化創造部長(岩井晴栄君) それでは私から、市営川島公園内プールにおける水死事故について3点ほどお尋ねがございましたので、順次お答えをいたします。
 まず、事故当時の安全管理体制と事故の要因についてのお尋ねです。
 事故当時の安全管理体制につきましては、川島スポーツ公園プール管理基準に基づきまして、当該プールの監視体制を指示してまいりました。並びに、50メートルプールの利用制限につきましては、案内板を随所に掲示し、利用者に周知するなどの安全管理体制をとってまいりました。
 それから事故の要因でございますが、今るるお話がございましたように、警備業の資格を持っていないだとか、事故発生状況の監視体制だとか、あるいは監視基準だとか、いろいろお話がございましたが、幾つかの要因が重なって事故につながったと考えております。本件につきましては、議員御承知のとおり、ことしの1月19日付で既にプール監視業務に関し、責任者を含む5人の監視員が業務上過失致死罪の容疑で岐阜地方検察庁へ書類送検されている状況にございます。現時点で事件の要因を、どこに原因があったのかを断定することは時期尚早であると考えております。
 それから、2点目の再発防止策でございますが、このような悲惨な事故を二度と起こしてはいけないということから、川島地区を初めとする市民の皆さんに安心して利用いただける市民プールとして、万全の体制で臨んでまいります。ソフト面、ハード面、両面の安全対策といたしましては、まず1つに、フェンス仕切り設置工事等の整備を初めとする数々の施設改善、2つ目には監視員の配置の見直し、3つ目は監視員の指導・教育の強化、4点目は施設の安全点検、これらを行うとともに、施設振興公社職員の危機管理研修、危機管理マニュアルの整備など指導強化を徹底して、再発防止に全力で取り組んでまいります。
 それから最後ですが、3点目ですが、市の責任の見解と対応ということでのお尋ねがございました。お答えをいたします。
 今回の事故に対する責任は、市は当該施設の設置者としての責任がございます。それから、指定管理者である施設振興公社は、公の施設の管理者としての責任がございます。また、監視業務を請け負った業者には、監視業務に関する責任が原則的にございます。しかしながら、これらの責任がどこにあるかにつきましては、幾つかの事故の要因にかかわってまいります。先ほどもお話しさせていただきましたが、現在、刑事事件と民事の方で動いておりまして、今後のこの刑事事件の進展、検察庁において捜査中でございますので、事件を注意深く見守ってまいりたいと思います。それから民事につきましては、4月1日付で被害者の代理人届けが出され、その弁護士と我が市の顧問弁護士との間で和解に向けて協議中でございます。誠意を持って早い時期に解決したい、十分話し合っていきたいというふうに考えております。以上でございます。
  (「議長、再質問」と呼ぶ者あり)
○議長(古田澄信君) 15番 三丸文也君。
◆15番(三丸文也君) まず、プールの水死事故について。警察、司法が入り、今いろいろお調べになっているということは私も十分わかっているんです。ただ、今、行政として、やはり自分たちにも何か問題があったということはおわかりになると思います。要するに、例えば業者を選定するときに、その条件として警備業法の資格認定というか、そういうのが要るということに関して、それを全く抜かして業者を選定しているという問題等々、警察の手をかりなくても、今、自分たちがやれることがたくさんあると思うんですよね。それを1年近く経過するこの時点で何もやられていない。まして、一番問題がある施設振興公社に、また12月議会では新しい施設の指定管理者として認めるというような方法をとられているんですね。そういう、この問題の人が死んだという重要性を全く認識しておられないような行動をとっておられる。そういう意味で、施設振興公社にどういう改善がなされて、また指定管理者として申請されたのか。そういう面で、三権分立という話もありますし、警察、司法が何をやるかは別として、自分らは自分らでやれることがたくさんある。それをやっぱりやるべきじゃないかと思います。それに関する答弁をお願いいたします。
 あと、東海中央病院についてですね。今、2年おくれているわけですね。それはまず病院の問題ということで片づけられましたけど、私は必ずしもそうは思っておりません。やっぱり病院側としては、真剣に補助金をいただきたいと。それとあわせて、市民病院的機能を持ったいい病院をつくるということで提案してこられたと思います。しかし、市の態度は、入札が終わってからしかお金の交渉をしない、補助金の交渉をしないというので一貫してこられました。ということは、補助金を出さないということですね。要するに、入札した段階で、その団体、組織は、完全にお金の手当てがついてからしか入札できないのは、前の議会の質問でもありましたけど、それはもう世の中の常識でしょう。その常識がこの市はわからないんですかね。世の中、どこに話しても、それはおかしいよと言いますね。市長さん、どうですかね、それは。要するに入札後にしかお金の交渉をしないといったら、それはもう自分たちでちゃんとお金を用意して、市を当てにせずにやるというしか方法がない。そういう意味で、入札しようにも、計画を立てようにも立てられないという状況がなかったのかなと、本当に。普通考えたらそう思いますけど、この市の常識ではそうならないのかどうか、特に市長さんにお尋ねいたします。
 また、これは自治会とのまちづくりを語る会ですか。それについては、市長が言われるように、ちょっとわざとやないですけど、抜かしておったんですけど、中部学院の誘致がだめと自治会長は言っていないし、当然、中部学院の誘致も重要であるし、それ以上に市長も言われたように重要であるという話をされたと思うんですよね。それはここで肯定されましたので、それは非常に一般的な市民の常識からしていいという話だと思うんです。ただ1つちょっと気になったのは、そのときの話で、議員もたくさん出ていたんでよく覚えている人もいると思うんですけど、何か4億6000万円補助したということを言われました。それは現金としては4億6000万ですけど、実際、同時に10億4000万の土地を買って、それを無償で貸し付けているわけですね、20年間も。覚書等によると、あの学校が続く限り、その貸付は続くという条件だと思います。ということは、もう完全に渡したという話で考えればいいんじゃないかと私は思っております。そういうことで、実際の中部学院に対する支援は、少なくとも15億円はあるというふうに思います。そういうことで、それに関して市の御意見をお伺いします。以上です。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
◎健康福祉部長(紙谷清君) 再質問にお答えをいたします。
 まず、おくれにつきましては1年半でございます。
 それから、入札の問題でございますが、私どもは従前から入札後に補助金を決めるということは、これまでは変わっておりませんが、事態は進展をしておりまして、共済組合の方から設計をやり直す前に支援額を決めてくれと言われていますので、それを守るということに事態が進展をしたということです。以上です。
○議長(古田澄信君) 文化創造部長 岩井晴栄君。
◎文化創造部長(岩井晴栄君) この事故を本当に真摯に受けとめておりまして、全く何もしていないということではございませんので、るる説明します。
 先ほどからお話ししておりますように、再発防止に向けて、プールの安全を確保するために、施設面での安全確保、管理運営面での点検、監視及び管理体制の徹底をして安全対策に万全を尽くすと。具体的に申し上げますと、管理運営面につきましては、プール使用期間前後の点検の徹底、日常の点検・監視、それから緊急時の対応マニュアル、確かにすぐ飛び込んでいないということがありました。あれはあれで理由があったんですが、これは人命第一からしますとすぐ飛び込むべきですから、それから緊急対応マニュアルは改正しております。それから、監視員の教育・訓練の徹底をします。利用者への情報提供にも努めてまいります。それから警備業法ですが、これは19年度の仕様書でございますが、第10で関係法令の遵守の中に警備業法を守ることということ、それと事前に認定書の写しを公社に提出するということで対応してきておりますので、よろしくお願いします。
○議長(古田澄信君) 市長 森真君。
◎市長(森真君) 東海中央病院の件に関してでございますが、確かに入札後ということを申しましたが、うちの担当職員からその話が行っているはずですが、それを前提に、市当局と東海中央病院との間の信頼関係があるということですね。信頼関係がまず基本的にあるということですね。それから、入札をやってみんと、実際問題、あれは一般競争入札やないかね。わからんと思いますよ、金額の確定が。現に変わってきている。現に当初よりも大幅に変わってきているでしょう。わからんので、うちの担当職員がそう言ったんだと思いますが、その前提に市は応分の負担をするということを向こうは信頼関係で知っておられるはずだと思いますよ。したがって、何ら矛盾はないと、こう考えています。
  (「議長、再質問」と呼ぶ者あり)
○議長(古田澄信君) 15番 三丸文也君。
◆15番(三丸文也君) 逆戻りしたくないんで、この発言はちょっと私もどうしようかと今思ったんですけど、今現在言われているのは、今まで入札後に話し合いに入ると言われていましたよね。それで、きのうの太田議員の発言では、入札後じゃなくて1年以上も前に調整に入ると言われたわけですね。それで、入札後とそれは同じことならば、じゃあ何で変えるんですかと。要するに、方針が完全に変わっているわけですよ。今まで入札後と言っていたのが、1年3カ月前にこれから話を始めますと言っているわけね。今の市長の答弁だと、入札後で同じですよという話ならば、何でわざわざ変えるのと。私が言っているのはおかしいかな。
 要するに、入札後に調整に入りますという話があるんですね。私はそれは困ると思うんです。入札するということは、もう全部決まっちゃって、お金が確定しないわけですよ。だから、そうしたら入札できない、全部そろえん限り。市から、例えば10億円か40億円か知りませんけど、期待して入札したら、40億円、市は嫌だと。議会がノーと言うかもしれませんけど。言ったら、東海中央病院としては、その入札が全然履行できないことになりますよね。だから、入札後の調整というのはおかしいんじゃないですかと言っているわけです。それをきのうの答弁で、1年3カ月前にするよと言われたんで、それはいいなあと。それはいいけど、本当ならば、計画をつくるもう今の段階からでも、ちゃんと信頼関係がもしあるならば、今からでもやる方が市民のためじゃないかと言っているわけです。ところが、今の市長のお話だと、入札後でも同じことだ、構わんよという話だと、全然論理が合わない。それはどう考えられますか。
 あと、要望を1つ申し上げて、私の3回目の質問を終わりたいと思います。
 これは東海中央病院の建設について要望なんですけど、市が補助金を出す条件として、病院側に建設業者とか下請業者の指定を要求しているという話が市民から多数伝わってきます。私は、まさかそんなことはないというふうに思っておりますし、また、そういうことを信じたくもありません。しかし、世の中のことわざとして、火のないところに煙は立たずとか、今申し上げた病院への支援に対する話し合いを入札後にしかしないというようなことがあると、ちょっと市の対応に私の理解が非常に苦しむというか、本当に困っているわけです。そういうことで、あながちその話が伝わってくるのはうそでもないかなあと思ったりもしますので、もしそのような事実があれば、今後そういうことはおやめになっていただくということを要望しまして、私の最後の質問を終わります。
○議長(古田澄信君) 市長 森真君。
◎市長(森真君) 入札云々ということは済んだ話ですね。うちの職員が、たしか議会の答弁だと思いましたが、入札後というのは、入札をしなきゃ金額が確定しませんからということを説明したはずでございます。私も同感であります。現に違ってきているんですね。ですが、改めて東海中央病院から公式な文書でもって、その前にいつ幾日ごろまでに御返事をいただきたいという趣旨の文書が出ましたので、今度はそれに信頼関係でもってこたえさせていただくと、こういうことでございます。
 それから、ちょっとよくわかりませんが、建築業者云々という話でございましたが、だれがどこでお聞きになるのか、各務原市政は一切そういうことはありません。以上です。
○議長(古田澄信君) 2番 永冶明子君。
  (2番 永冶明子君質問席へ)
◆2番(永冶明子君) 通告に基づきまして、質問をさせていただきます。
 まず、学童保育の施設拡充について、市長のお考えをお聞きするとともに、この件について一刻も早い対応を実施していただきたく、質問に取り上げさせていただきました。
 各務原市の小学校では、実施にばらつきがあったのが、昨年度をもって市内のすべての小学校で、学校内や附帯の施設での放課後の学童保育の実施が実現いたしました。働くお父さん、お母さんの願いが行政に届いて実現できたこと、切実な要求だっただけに、本当に喜ばれております。担当課の御努力にも感謝いたします。
 私たち日本共産党市議団は、先日、子育て支援課の御協力をいただき、3日ほどかかって市内全小学校の学童保育の施設を見せてもらう機会を持ちました。小学校1年生から3年生までの子どもたちが、放課後の数時間を指導者の指示のもと、宿題や外遊びや図画工作、読書、おしゃべりなど、それぞれのペースで有意義に過ごしています。子どもたちは、我が家に帰ってきたかのようにほっとして集い、母親や父親のお迎えの笑顔が見えるまでのひととき、学校とは違う家庭的な雰囲気の中、指導員の方々の愛情こもった対応のおかげで、子どもらしい元気さを発揮しておりました。
 働く保護者は増大する一方です。子どもが就学してから働く親たちにとって、放課後を学校の施設内で安心して預けておける学童保育は、今や、なくてはならない社会全体の要請です。市内16校のうち3校を除いて、すべて小学校校内の空き教室を学校の配慮で使わせてもらっているという状況でした。保育の希望者は、年度初めの変動期以降は増加している施設がほとんどでございました。本市では、使用されている学童保育の教室は、大抵が空き教室の流用という形だということです。各学校の配慮で、隣の図工室や木の教室を利用したり、それぞれ工夫してやっておられました。つまり、保育児童がふえているけれども、教室は拡充できない現状が3分の2以上の学校で見られているのです。今後、さらに学童の保育希望者はふえると見られます。保育教室から外へ出て遊べば、指導員の目が届かない事態も心配されます。子どもたちのいる先々に必ず指導員がいなければなりません。
 施設設備は、学校によってばらつくものの、総じて狭いというのが実態です。多くは学校の校舎の使わない教室ですので、いやが応でも西か東の端っこ、前の校舎で日当たりが悪い、あるいは風通しが悪い。1階の教室は特に厳しい。そして、何といっても、このところへきての異常気象、温暖化による余りにも厳しい暑さが続いています。一昔前は、学校は階下の教室ほど不思議に涼しくて、学校は避暑ができる場所でした。でも、一昔前の常識は今や通用しなくなってしまっていることは、多くの説明を必要としない共通の認識になっています。温暖化によって、年々平均気温が上がっています。環境対策は、残念ながら、今や後手に回っていることは認めざるを得ない時代に我々は住んでいます。そのことはお認めになると思います。子どもは、暑さ寒さを自然のままに体で感じながら育つべきだったはずですが、この温暖化による過激な暑さで、熱中症や脱水症状、また、あせも、アトピー性皮膚炎のひどい子どもにとっては地獄のかゆみで、見るにも耐えられない事態です。もう既に暑い暑い夏日が始まっています。そして、もうすぐ夏休みです。子どもたちは、朝の8時過ぎからお迎えが来るまでの日中、夏休みのほとんどを、あの隅っこの風通しの悪い設備の教室で冷蔵庫の氷菓子をかじっているでしょう。指導員も、灼熱の暑さで自分が参ってしまうと漏らしています。教室を使わないところはもっと悲惨です。別棟のプレハブ教室を使っているところは、暑さで気を失いそうになったと、もはや限界状態です。
 学校の終わった後、低学年から三々五々保育室へ集まる子どもたちは、屈託ない元気な笑顔でした。子どもたちは、母親、父親など必ずお迎えに来てくれる安心感と充足感を日常的に体感し、心にさまざまな糧を蓄えているとも感じました。学童保育の時間も、大切な教育の機会になっていると実感できた印象です。しかし、教室の施設としての現状は、緊急の手だてを今すぐにでも必要としています。各学校の現況を早急に調べられ、プレハブや立地の条件で40度C前後になるような施設は、優先してでもエアコンの設置を急いでいただきたい。各教室には、扇風機と冷蔵庫が漏れなくついておりました。エアコンも当然機械です。使う側が環境に配慮し、温度設定やドライの使用、扇風機とうまく併用して経費節減、節電することを子どもたちとともに考える機会にするなど、1つの環境教育のきっかけにすればいいと考えます。
 夏休みは、日中暑いから長期休暇をとって家庭で過ごすことになっているわけです。学童保育は、低学年の体力的にも未熟な子どもたちが朝から酷暑の中で過ごすわけですので、心配です。親さんたちからの要望も出されております。早急な対応を切望されています。また、アトピーの子もふえるばかりで、温水シャワーの設置なども必要な設備です。ともかく、立地的に学童保育室の状況を見れば、必要な予算を夏を控えた今すぐにでも振り向けるべき事態です。エアコンの設置の取り組みをするお考えをお聞きいたします。
 関連しますが、児童館の施設についてお尋ねします。
 本市では子ども館が5カ所につくられまして、多くの利用があり、喜ばれています。ところが、子ども館は未就学児、中でも未就園児とその親が利用者の大半です。子ども館は、未就園児を中心とした多機能施設として位置づけられてもおり、いわゆる就学児童が対象になる児童館的な機能が十分生かされていないのが現状です。それはどうしてかといえば、蘇原子ども館以外は小学校とは立地的に離れたところに子ども館がつくられており、どうしても放課後利用するにも、児童が多様に学び遊べる児童館施設としては十分に活用されにくいからです。
 そもそも児童館は、子どもが育つ上で、年齢的に縦のつながりの交流で遊べる、社会生活の基礎を形成する上でも大変価値の高い施設です。岐阜市、多治見市など近隣市には、各校区、学校のそばに隣接して児童館があり、子どもたちが安心して終日遊んでいます。そこに学童保育を併設してできれば、地域の子どもたちの拠点ともなる施設です。薄暗く、隅っこに追いやられているような学童保育もあります。昼寝をするスペースがない、お迎えの車が進入しにくいなど、校舎の一部を間借りしているゆえに、場所や位置の問題で無理をしている学童保育があります。これらの改善策として、児童館、児童センターの設置に向けた検討をしていただきたいと思います。次世代を担う子どもたちの成長を支援する学童保育を含めて、児童館、児童センターについてどのようにお考えかをお聞きいたします。
 次に、JRの踏切の拡幅、歩道設置についてお尋ねをいたします。
 私は2年前、議員に上げていただいたときに、市の行き過ぎた公園造成事業をただしたいという思いを初めとしまして、多くの市民生活と密接に結びついた問題を議会で上げていこうと決めておりました。その中の1つに、市内各所の踏切の危険箇所を行政は一日も早く改善する取り組みをすべきだという問題提起を議会で取り上げ、踏切の危険な実態を訴えて、拡幅、あるいは歩道をつけるように取り組みを急ぐべきだと心に秘めておりました。
 各務原市は、地理的条件として、名鉄、JRと2本の鉄道が市を横断しており、東西至るところ、市民の生活道路に踏切があるという状態です。市民の生活動線が2本の線路で分断されているのが特徴と言えます。もちろん交通手段としては鉄道は市民生活に欠かせないわけで、市民の暮らしと線路の共存は本市の恒久の課題と言えます。朝夕の混雑時、踏切上の車と歩行者、自転車の接触は日常茶飯事、冷やりとすることしきりです。駅の近くの踏切は、電車に間に合うように急ぐ人や車で特に交通量が多くなる傾向があり、危険な要素が多くなります。その中でも、とりわけJR高山線の前野踏切は危険な状況で、何とか歩道をつけられないか、拡幅できないかと、住民の皆さん、かねてから心配しておられました。那加第三小学校、那加中、各務原西校の生徒がひっきりなしに渡り、反対からは駅に急ぐ通勤・通学者、仕事に向かう車がすれ違い、ごった返します。間断なく電車が来れば、次々と遮断機がおりてきます。本当に危険で、事故を招く状況を毎日はらんでいると言っていいと思います。市からも要望されたとは思いますが、これまで手つかずできました。危険な踏切の安全対策は一日も早く急がねばなりません。
 一昨年も、前野踏切拡幅について市からJRに申し入れをしてほしい旨の要望が出され、やっぱり地元の皆さん、本当に切実に願ってみえるんだと意を強くしたものです。そのときの執行部の回答は、要望は出しているが、JRは一向に動かない。1つやったら、ほかはもっと危険なところがある。そちらを優先すべきということにもなるなどという回答で、市でも引き続き要望していくとの答弁でしたが、何も変わりません。そして、昨年の市長と語る会で自治会長から前野踏切拡幅の要望が出され、このときは、一度、市長も執行部も、朝最も混み合う時間にここを通るか、時間帯で見に来てほしいと切実に訴えられ要求されたのを今でもはっきり思い出します。満を持したかのように、この6月議会に高山本線前野踏切の歩道設置に関する要望書がJR前野踏切歩道設置推進委員会、那加第三自治会連合会会長から出されました。この陳情を生かして、市当局も取り組みを急いでほしいと思います。なぜ前野踏切の拡幅はこれほど困難なのか、実現に向けて何が支障になっているのか、実現への具体的な取り組みを御説明ください。以上です。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
  (健康福祉部長 紙谷清君登壇)
◎健康福祉部長(紙谷清君) 私からは、学童保育の設備拡充についてのお尋ねに順次お答えをいたします。
 まず、学童保育室の熱暑対策についてでありますが、先ほども申し上げましたように、学童保育室には壁つき扇風機を設置いたしております。しかし、午睡時には特に低学年の児童に対する配慮として、保健室等のエアコンがきく部屋の使用を学校と調整の上、検討をいたします。また、暑く長い夏休みの保育を楽しく元気に過ごすための指導員研修会を、熱中症対策も含めて実施をしております。
 次に、学童保育室につきましては、学校の余裕教室を活用して今後も運営するという方針でございまして、学童保育のために児童館を設置する考えはございません。以上です。
○議長(古田澄信君) 都市建設部長 鈴木昭二君。
  (都市建設部長 鈴木昭二君登壇)
◎都市建設部長(鈴木昭二君) 私の方から、JR前野踏切の歩道設置についての質問にお答えいたします。
 JR前野踏切は、歩道幅員に対し踏切部分が狭く、歩道もなく、また歩行者、特に通学者や車の通行も多く、歩道設置が必要と考えております。現在、地元代表者、各学校関係者の方々によりJR前野踏切歩道設置推進委員会が設置され、前野踏切の歩道設置に関する要望書を市及びJR東海あてに提出されております。また、市におきましても、緊急対策踏切に関する5カ年整備計画の箇所として上げております。ただ、拡幅には多くの条件整備が必要でありますので、実施に向け検討し、鉄道事業者と協議を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
  (「議長、再質問」と呼ぶ者あり)
○議長(古田澄信君) 2番 永冶明子君。
◆2番(永冶明子君) ありがとうございました。
 私は、学童保育の施設の件で担当課に以前聞きに行きましたときに、子育て支援課からも同様の説明を受けましたし、エアコンの設置の予算についてはなかなかとれないとの話もそのとき聞きました。保健室、図書室の活用を学校との調整をしながら進めていくということでございましたし、先ほどもその説明がありました。
 現場では、学校の施設を使わせていただいているという思いで、図工室や木の教室というんですか、そういうところの活用をするのに遠慮がちに使っておられるというのが大変印象に残ったんですね。こうしたことから、学童保育の部屋には、非常に狭いということと風通しが悪いということ、それからそこで過ごす時間が長いということを考えて、エアコンの設置をやはり望むものです。お考えをお聞きします。
 それから、踏切についてはいい方向でお話が進んでいるということを最近になって聞いたもんですから、もう1つ言わせていただくと、あそこの農大第2踏切、こちらの拡幅は予算がつきました。そういう点から考えて、いろんな条件があると思いますけれども、急ぐべきところに予算を向けていただく努力をもう少ししていただきたいということを、これは御答弁はいいのですけれども、最初の学童保育について、よろしくお願いします。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
◎健康福祉部長(紙谷清君) 再質問にお答えをいたします。
 学校施設が、私どもも学童保育室が万全というふうには考えておりませんが、そこはやはり工夫をすることで乗り切っていきたいというふうに考えておりますし、学校施設の有効利用ということで、先ほども校内でエアコンがきく部屋を調整して使いたいということを申し上げましたが、そのような考え方で今後も教育委員会と調整をしてまいります。以上です。
  (「議長、再質問」と呼ぶ者あり)
○議長(古田澄信君) 2番 永冶明子君。
◆2番(永冶明子君) その件、繰り返しの答弁でしたのでわかりますけれども、各学校の実態をやはり調査していただきたい。大変な暑さであります。一般の授業も当然、飛行機の騒音等のことで窓を締め切るなど、暑さ対策は本当に切実なものがあると思いますし、そういう中での学校の施設ですので、子育て支援ということで大変お力を注ぐというふうに市長も再三言っておられます。子どもさんのことにけちってはならないと思いますね。この件、県下に冠たる財政力を持っている各務原ということで、緊急性の低い事業に向ける分を、エアコンがベストということではなく、工夫ということは必要だと思いますけれども、予算を向けることへ少しお考えを向けていただきたいということを思うわけです。予算がなくても、工夫をすれば涼しく過ごせるという答えだと思いますが、御検討の余地はないのかということをお聞きしたいと思いますので、もう一度お願いします。
○議長(古田澄信君) 健康福祉部長 紙谷清君。
◎健康福祉部長(紙谷清君) 再質問にお答えをいたします。
 先ほどもお答えいたしましたように、工夫をして学校施設の有効利用を図りたいと思います。以上です。
○議長(古田澄信君) 以上で通告による一般質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結します。
        ―――――――――――――――――――――――――――
△日程第3、休会期間の決定
○議長(古田澄信君) 日程第3、休会期間の決定を議題といたします。
 おはかりいたします。6月23日から6月26日まで、4日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  (「異議なし」との声あり)
○議長(古田澄信君) 御異議なしと認めます。よって、6月23日から6月26日まで、4日間休会することに決しました。
        ―――――――――――――――――――――――――――
△1、散会
○議長(古田澄信君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
(散会) 午前11時20分
        ―――――――――――――――――――――――――――
 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

           各務原市議会議長     古 田 澄 信


           各務原市議会議員     神 谷 卓 男


           各務原市議会議員     角   弘 二