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岐阜県 各務原市

平成29年 9月20日新庁舎建設調査特別委員会−09月20日-01号




平成29年 9月20日新庁舎建設調査特別委員会

             新庁舎建設調査特別委員会記録

                 平成29年9月20日(水曜日)午後1時30分開議
                             議事堂第3委員会室
【協議事項】
1.平面計画について
2.基礎工法について
3.庁舎検討委員会作業部会の報告について
4.その他
 (1)今後のスケジュールについて
 (2)次回の開催日程について

〇出席委員(6名)
                   委員長    川 瀬 勝 秀  君
                   副委員長   池 戸 一 成  君
                   委 員    黒 田 昌 弘  君
                   委 員    瀬 川 利 生  君
                   委 員    仙 石 浅 善  君
                   委 員    坂 澤 博 光  君

〇オブザーバー(2名)
                   議 長    岡 部 秀 夫  君
                   副議長    足 立 孝 夫  君

〇傍聴議員(16名)
                   1 番    古 川 明 美  君
                   2 番    水 野 岳 男  君
                   4 番    塚 原   甫  君
                   5 番    小 島 博 彦  君
                   6 番    指 宿 真 弓  君
                   7 番    杉 山 元 則  君
                   8 番    永 冶 明 子  君
                   9 番    五十川 玲 子  君
                  10 番    大 竹 大 輔  君
                  11 番    岩 田 紀 正  君
                  12 番    津 田 忠 孝  君
                  15 番    水 野 盛 俊  君
                  17 番    波多野 こうめ  君
                  18 番    横 山 富士雄  君
                  19 番    吉 岡   健  君
                  20 番    川 嶋 一 生  君

〇説明のため出席した者の職氏名
              副市長         磯 谷   均  君
              副市長         小 鍋 泰 弘  君
              企画総務部長      鷲 主 英 二  君
              財政課長        倉 持 庸 二  君
              管財課長・施設管理部会長
                          加 藤 雅 人  君
              窓口サービス部会長   青 木 伸 泰  君
              情報発信・交流空間部会長
                          大 竹 道 也  君
              ICT関連部会長    木 村 重 信  君
              文書管理部会長     永 井 昭 徳  君
              防災対策部会長     磯 部 綱 雄  君
              福利厚生部会長     島 元   亮  君
              組織レイアウト部会長  平 工 泰 聡  君

〇職務のため出席した事務局職員
              議会事務局長      土 川   孝
              総務課長・議会機能部会長
                          進 藤 達 彦
              総務課主幹       前 島 宏 和
              主任主査兼総務係長   富 田 武 徳
              主任書記        阿 部 起 也
        ───────────────────────────
(開会) 午後1時30分
○委員長(川瀬勝秀君) ただいまから第7回新庁舎建設調査特別委員会を開会いたします。
 初めに、平面計画について御協議願います。
 現在、作成を進めている新庁舎建設基本計画案については、11月にパブリックコメントの実施を予定しておりますが、パブリックコメントを実施するに当たっては、平面計画を確定する必要がございます。
 本日は、ほぼ最終的な平面計画案ということで執行部より提案されておりますので、御確認いただきたいと思います。
 それでは、執行部の説明を求めます。
◎管財課長(加藤雅人君) それでは、平面計画について御説明させていただきます。
 まずは駐車場検討図からごらんください。駐車場検討図A3の資料が3枚ついてございますが、1枚目がC−4A案となっています。
 基本的な形については、このC−4A案をもとに現在進めているところでございますが、こちらは東側から駐車場敷地内に入り、入った3分の1ぐらいのところで駐車場への入り口と、あとは奥に入りますと身障者駐車場、車回しを通しましてまた外へ出ていくという通路がございます。また、駐車場につきましては、このような周回道路のような形で駐車できるような形になっておりまして、来庁者用の駐車場の台数としては、全体で166台、そのうち思いやり駐車場8台、身障者用の駐車場7台となっております。また、搬入用の駐車場として2台ほど確保しているところでございます。
 また、東西への緊急の出入り口といたしましては、交差点からの距離、最低でも5メートル以上とる必要がございますことから、緑色の矢印がついているところを緊急車両の出入り口といたしまして、こちらから駐車場に入れるような形を現在検討しているところでございます。
 こちらのほうがC−4A案でございまして、こちらをもとに斜め駐車場を検討したものが2枚目でございます。
 こちらはC−4B案でございます。斜め駐車場につきまして、まず駐車場の北側につきましては、民地等があることから前向きの駐車も考慮いたしまして、斜め駐車としたものでございます。斜め駐車といたしますと、縦型の駐車場ですと大体40台とれることになりますが、斜めにいたしますと28台ということで、12台減るという計算になってまいります。
 またもう一枚おめくりいただきますと、こちらはC−4C案ということで、全てを斜め駐車にした場合の案でございます。
 こちらは身障者駐車場等を除きまして全て斜め駐車にしたものでございますが、全体で駐車とすると122台ということで、最初のC−4A案に比べまして、44台減少するというものでございます。
 そういったことで、台数としては斜め駐車といたしますとスペース的な問題もございまして、かなり台数が減ってしまうということも考慮いたしまして、1枚目のC−4A案をもとに駐車場を基本設計として進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、建物の平面図でございます。
 まずこちらのほうの1枚目につきましては、地下の部分でございます。手前側が高層棟の地下部分、奥側が低層棟の地下部分でございます。低層棟につきましては、地下部分は躯体のみとなっておりますが、その躯体の地下部分を利用いたしまして、クール&ヒートトレンチを実施する予定でございます。
 また、高層棟の地下につきましては、公用車駐車場を60台確保する予定でございまして、東西に階段でおりられる、また東側につきましては、エレベーターでおりられるような構造とさせていただいておりまして、清掃職員等の控室も2部屋ほど用意する予定でございます。そのほかに空調機械室、受水槽室ということで、デシカント空調等の設備はこちらのほうに置かれる予定でございます。
 1枚おめくりいただきまして、それぞれ高層棟、低層棟の1階部分でございます。
 まず高層棟でございますが、このような形での配置を検討しているところでございます。基本的には今まで御説明させていただいたとおりでございまして、待合室ロビーにつきましては、こちらの備品等の配置につきましては現在検討中でございまして、それに伴いまして、南側の入り口、あるいは南側の階段等については、多少の位置の変更等も考慮するところでございます。
 また、執務スペースについては、中段あたりにありますところでございまして、その奥側がバックヤードとなっているところでございます。
 こちらのトイレにつきましては、それぞれ東西それぞれ1カ所ずつございまして、1階の多目的トイレは、西側に2カ所、東側に1カ所。また北側の入り口につきましては、西と東にそれぞれ1カ所ずつ用意しておりまして、西側を主出入り口、東側をサブの出入り口といたしまして、北東の出入り口につきましては、休日・夜間の出入り口にも活用するということで、こちらのほうに中央管理室等の部屋も用意しているところでございます。
 また、執務室のバックヤードにつきましては、更衣室、休憩スペース、またミーティング室などの多目的な利用に適した計画を現在配置を検討しているところでございます。
 低層棟につきましては、また後ほど御説明させていただきます。
 1枚おめくりいただきまして、2枚目は高層棟、低層棟の2階部分になっております。
 基本的なつくりにつきましては、ほぼ1階と同じでございまして、こちらに低層棟と高層棟の連絡通路を設置する予定でございます。また、待合室ロビーにつきましても、先ほどと同様に現在待合ロビーの配置について検討していまして、こちらの吹き抜け部分につきましては、最終的なものはもう少し検討を進めているところでございます。
 トイレにつきましては、1階とほぼ同様でございますが、多目的トイレにつきましては西側のみとなっておりまして、東側につきましては、現在倉庫というような形で配置しております。
 また、低層棟につきましては、また後ほど御説明させていただきます。
 また、バックヤードの更衣室につきましては、1階と同様に多目的室の利用も考慮いたしまして、現在どのような形でよいかというのを検討しているところでございます。
 また、こちらを見ていただきますとおり、それぞれ身障者用駐車場、また車寄せなどのために屋根をこのような形で設置する予定でございます。
 1枚おめくりいただきまして、3階、こちらからは高層棟のみとなっております。
 3階につきましては、市長室、または企画、財政、広報、そういった部屋となっております。
 基本的なつくりはこれから同じになっておりまして、南側と真ん中の部分と東側の北の部分、トイレにつきましては、西側に1カ所となってまいります。こちらにつきましては、それぞれ南側に市長室、あるいは執務室、北側に人事等の部屋を用意しているところでございます。
 1枚おめくりいただきまして、4階、5階の配置でございます。
 下側、4階でございますが、4階につきましては、会議室等のフロアとなっております。南側には会議室を6部屋用意いたしまして、そのほかに防災対策課を配置する予定でございます。会議室につきましては、4−1は単独でございますが、4−2から4−6につきましては、移動式パーテーションにより全体を利用できるような形式といたしまして、災害対策本部としては、4−4、4−5、4−6を利用する予定でございます。
 また、北側につきましては、情報推進課、サーバー室、MDF室、そういった部屋を用意し、また休養室におきましては、ユニットシャワーなども設置し、災害時の対応を行う予定でございます。
 5階につきましては、都市建設部、総務部の部屋となっております。南側に執務室を用意しておりまして、北側には契約経理課の執務室、あるいは書庫、文書集配室、印刷室、そういった部屋を設置する予定でございます。
 1枚おめくりいただきまして、6階と7階屋上の配置図でございます。
 6階につきましては、議運等で御審議いただきました議会の配置計画図となっているところでございまして、7階につきましては、屋上部分になります。屋上につきましては、一般の方は出入りできないような形となっております。ここに議場の上部、あるいは室外機置き場等をもちまして、屋上に上がる階段につきましては、東側の階段のみとなっておりまして、西側の階段からは屋上に上がれないような形式となる予定でございます。また、こちらには計測装置室ということで、防災等の部屋の、現在、計測装置が屋上にございますが、こちらにつきましても屋上に設置する予定でございます。
 おめくりいただきまして、こちらは低層棟の検討図となっております。
 低層棟の入り口につきましては、どのような形式がいいかというのを検討したところで、A案につきましては、かかみの庭から低層棟に入りまして、中側に2階に上がる階段やエレベーターを設置するもの、B案につきましては、かかみの庭部分に大きな階段、エレベーターなどを設けまして、2階に上がれるとするというこの2パターンについて考慮したものでございます。
 なお、低層棟2階から高層棟2階の連絡通路につきましては、このようなオープンな形での通路を計画しているところでございまして、こちらについては大屋根もございますので、台風等でもない限り、雨はかかる心配はないかと考えております。
 このA案、B案を検討いたしまして、かかみの庭との連携等も考慮いたしまして、A案での検討を進めていきたいと考えているところでございまして、このA案をもとに低層棟の配置を計画させていただいたものでございます。
 2枚目にお戻りください。
 こちらは低層棟の配置案でございます。低層棟につきましては、カフェ、売店、ギャラリー、そういった市民利用のものが1階に入る予定でございまして、かかみの庭に面して、南側にカフェ、ギャラリー等の配置、また北側に2階に上がる階段、エレベーター、または自動交付機等を配置するような形式となっております。基本的にはこのような形でのものを考えておりまして、カフェ、ギャラリー等、こちらの配置につきましては、現在、団体からどのようなバックヤード、あるいはカウンター、調理スペースが必要かというのを現在調査しておりまして、その調査結果をもとに最終的なこちらの部分の配置を考えていきたいと考えているところでございます。
 また2階につきましては、もう一枚おめくりいただきまして、まちづくり推進課の設置を考えているところでございます。まちづくり推進課の配置をさせていただくとともに、相談室の待合室等もこちらに配置、また1階から2階に上がれるような形での配置を考えているところでございまして、こちらからは、連絡通路を介して2階に移動できるような形式を考えているところでございます。
 こちらの平面計画につきましては、以上でございます。
○委員長(川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
 委員の質疑を許します。
 質疑はありませんか。
◆委員(瀬川利生君) 地下の駐車場のある図面があるんですけど、これは確認なんですけど、そもそも地下駐車場が公用車駐車場になったのにはどういう流れがあったのか。市民が使いやすい便利な駐車場と思ったら、やっぱり雨、風にぬれないのは地下かなと思ったもんですから、説明をお願いします。
◎管財課長(加藤雅人君) 地下を駐車場にしようと思った場合なんですけど、現在、公用車の駐車場をどこにするかという問題もございますが、現在、産業文化センターの地下も公用車の駐車場ですが、ここを見ていただくと、かなり配管なんかがむき出しになっているようでございます。一般の方が利用できるような地下駐車場にしようと思いますと、配管、そういったものについても安全性も考慮した形での配置をしないといけないというのもございます。また、一般の方が地下駐車場を利用しようとなった場合、火災時などの排煙などの対応も必要となってまいります。現在は当然排気等ができるスペース、新しい庁舎を見ていただきますと、免震装置がある建物につきましては当然隙間がございまして、そこから多少の換気などができるんですが、火災が起きた場合の排煙というのは、ある程度面積をとらないといけないということになりますので、そういった設備も必要となってくるということから、一般の方の利用というのは難しいのかなというふうには考えております。
 あと、スロープにつきまして、どうしても道の部分と、おりる部分、距離的にはそれほどないということから、かなりスロープとしては急な坂になる想定でございます。そういったことから、危険性なども考慮いたしまして、こちらにつきましては、一般の方が利用していただくにはなかなか難しい部分もございますので、公用車用の駐車場という形で対応させていただければと思っております。
◆委員(瀬川利生君) 今、配管があると言われたんですけど、そうすると、例えば最低の高さというのはどれぐらいになるんでしょうか。
◎管財課長(加藤雅人君) 駐車場の高さでございますが、階高は4.5メートルございますが、配管、あるいはそういったものがございますので、実際の高さといたしまして、2メートル30センチ程度を想定しているところでございます。
◆委員(瀬川利生君) ここの図の中に、クール&ヒートトレンチと書いてあるんですが、これを詳しく教えてください。
◎管財課長(加藤雅人君) こちらにつきましては、要は躯体の地下部分を活用いたしますと、夏場は涼しく、冬場は暖かい空気がここから確保できるということになります。そういった空気を取り入れることによってエネルギー効率を上げるというものです。現在、この庁舎の西側の部分に通常の外気を取り入れるような茶色い塔が立っているんですが、そこから外気を取り入れていますけれども、地下を通すことによって、そういった地下の温度変化が少ないということもございますので、そういった部分のエネルギー効率を上げるということもございまして、地下躯体を利用して空気の取り入れを行うというものでございます。
◆委員(黒田昌弘君) 低層棟と高層棟の連絡通路、これが2案あって、A案を基本とするということですけど、このA案とB案を見ると通路の高さが違うんですけど、オープンにするということですけど、基本的にどれぐらいの高さを予定しているんでしょうか。
◎管財課長(加藤雅人君) 恐らく階高が4.8メートルぐらいになりますので、そこから1メートルぐらい下がるとなると、恐らく3.5メートルぐらいの高さになるのかなと思っております。
◆委員(黒田昌弘君) この連絡通路の通路そのものの高さ、オープンということですけど、ガードされているんですか。
◎管財課長(加藤雅人君) 地面からの高さではなく、要は手すり的なものがあるかというような感じです。
 一番最後のページを見ていただきますと、通路に色がついているような形、ガラスのようなそういったものをつけまして、高さ的にはずり落ちたりしないような高さの手すりといいますか、そういったものはつけさせていただく予定でございます。
◆委員(坂澤博光君) 今の低層棟のほうの通路で、A案とB案で、A案は階段が中に入っている、B案は外に出ていると。メリット、デメリットをちょっと整理してお話しください。
◎管財課長(加藤雅人君) まずB案についての提案につきましては、階段を外に出すことによって、低層棟の実際の面積も減らせるということもございますし、イメージといたしまして、例えば、かかみの庭で何かイベントをやったりしているときに、ここが例えば座席になったり、そういった使い方もできますよというような提案ではございましたが、現実、なかなかかかみの庭自体がそれほど大きくないといいますか、これだけの大階段をつくった上にあるのがまちづくり推進課だけということもございますので、ここまでの階段が必要なのかというところがございました。それよりも、どちらかというと、低層棟の1階に入るそういった市民ギャラリー、カフェスペース、そういったものとかかみの庭、ここは当然大きな屋根があるスペースでございますので、そこが一体的に活用できるような形のほうがより市民の方も活用しやすいんではないかということから、A案というような形で進めていきたいと思います。
◆委員(坂澤博光君) 活用範囲が広いという意味ですか。
◎管財課長(加藤雅人君) はい。
○委員長(川瀬勝秀君) 本件については、パブリックコメントを実施する最終的な平面図案ということで承認いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
  (「はい」との声あり)
○委員長(川瀬勝秀君) それでは、そのように取り扱うこととし、11月に実施する基本計画案のパブリックコメントの実施に向け、準備を進めていただきます。
 なお、パブリックコメントの実施の内容については、次回の特別委員会で報告いただくことといたします。
 続いて、基礎工法について、執行部の説明を求めます。
◎管財課長(加藤雅人君) それでは、基礎工法につきまして御説明させていただきます。
 まず地盤概要と書いた資料をごらんください。
 1枚目につきましては、各務原市の地形概要、地質概要となっています。こちらについては割愛させていただきまして、2枚目でございますが、こちらはボーリングの調査結果でございます。
 昨年度、市役所の敷地内5カ所のボーリング調査を実施しておりまして、その結果でございます。このうち庁舎の真ん中あたりに1本やっておりますボーリングが一番深くまで掘ったボーリングでございまして、これはナンバー3となってございますが、それのボーリングの調査結果でございます。その調査結果が右の表でございまして、この表の真ん中あたりに標準貫入試験というのがございまして、このN値というのがボーリングに対する抵抗的なものでございますが、11.5メートルからかなりかたい地盤があるということでございます。この左の図でいきますと、大体黄色と緑の間ぐらいでございますが、ここら辺からかなりかたい地盤があるというものでございまして、この11.5メートルあたりが支持層であるという調査結果が出ております。
 続いて、おめくりいただきまして、左側が地下水位でございますが、こちらにつきましては、各務原市段丘堆積物の粘性土(Dc)、こちらの下の色の青い部分と、砂質土(Ds1)、薄い黄色の部分でございますが、その境界の付近で確認をされているところでございます。また、第二礫層、礫質土の(Dg)、緑色の部分でございますが、ここでは全箇所、明確な水位が確認されておりまして、この第二礫層を帯水層とする自由地下水と判断しておりまして、おおむねGL−13.5メートル付近を平衡水位として分布していると考えられているところでございます。
 続いて、液状化についての検討でございます。
 右側をごらんください。
 建築基礎構造設計指針によりますと、液状化の判定を行う必要がある飽和土層につきましては、一般的に地表面から20メートル程度の沖積層で、考慮すべき土の種類は、細粒土含有率が35%以下の土とされています。
 調査地域につきましては、表層部より洪積層が分布すること。調査地につきましては、砂層での地下水位は、粘性土(Dc)と砂質土(Ds1)で薄い黄色の部分ですね。この境付近に分布する表層水と考えられ、帯水量も少なく、砂層は完全飽和状態でないと考えられることから、指針による液状化の判定が必要となる項目には該当しておりません。
 ただ、地盤調査の実施の結果によりますと、調査地の洪積層は締まりも緩く、また砂質土層(Ds1)(Ds2)、こちらの薄い黄色とちょっと濃い目の黄色の部分でございますが、ここでのP波速度、P波というのは、地震が揺れたときに一番最初に来る揺れでございまして、最初にカタカタと揺れて、その後、ぐらぐらと大きな揺れが来るわけなんですが、そのカタカタと最初に来る揺れをP波、後から来るのをS波といいますが、このP波の速度につきまして調査いたしますと、大体秒速1400から1700メートルということになります。こちらは、下の※印のところを見ていただきますと、一般的に乾いた砂のP波速度が大体秒速400から500メートルとなります。水のP波の速度は大体秒速1500メートルということになりまして、飽和砂質地盤のP波速度は大体秒速1500メートルということになります。そういったことから、Ds1、Ds2につきましては、かなり水を含んだ状態であるということが推測されまして、そういったことから、液状化の危険性が否定できないということから、液状化の検討を行うものでございます。
 液状化というのは、いわゆる水の含有率が高く、緩い地盤では、地震が発生いたしますと、砂の間の結合が離れる、いわゆる砂の部分が固まって、水の部分が上に出てくるということになります。よくニュース等で見ていただくと、地面にたくさん水が出てきて、地盤が下がってしまっている。要は、地盤が揺れて砂が固まって、離れた水が上に浮き出てくるという状態、要は水が砂の部分にたくさん含まれていると、揺れることによって、そういったことが起きるということでございます。
 まずその調査を行うために、まず液状化判定というのを行う必要がございまして、それがまずFL値というものでございます。FL値というものはどういうものかといいますと、要は粘性土に対する強さに対して、地震によって作用する力をあらわすものでございまして、地震によってあらわす力は、当然大きい地震から小さい地震、そういったものについて調査を行うものでございます。
 その結果をそれぞれの深さごとに数字を出してまいります。それがFL値でございまして、それぞれボーリングのナンバー1からナンバー5について、FL値を検討したものでございます。そのFL値につきましては、数値が1を下回るときにつきましては、いわゆる液状化の可能性があるというものでございまして、値が小さくなればなるほど液状化の危険性が高いと判断するものでございます。このボーリングの結果である1から5の部分で、赤く記されているところが1を下回っているものでございまして、そのものについては、液状化が発生する可能性があるというものでございます。それぞれ150ガル、200ガル、300ガル、それぞれ地震の大きさを想定したもので、それぞれ判定しているものでございまして、まず150ガルのものにつきましては、Ds2層の濃い黄色の部分で一部の土層でFL値が1以下を示している。200ガル、こちらは中規模の地震を想定しておりますが、こちらのほうでは、Ds1の層のごく一部、こちらにつきましては、薄い黄色の部分とDs2層の一部でFL値の1以下を示しております。また350ガルにつきましては、Ds1層の一部とDs2層の大半でFL値が1を示しているという結果が出ております。このFL値をもとに、それぞれの地盤の深さごとに出ている数字でございまして、今度は実際にどの程度地盤に影響が出るかというものが次のPL値となっております。あくまでFL値は地盤の深さによって、それぞれ液状化に対する抵抗でございますので、地盤全体がどの程度液状化するにつきましては、このPL値というのを使ってまいります。
 PL値につきましては、FL値の変化からその地点における地盤の液状化の波及層、程度をあらわす指標でございまして、当然FL値が1を下回っている地盤が厚いのか薄いのか、またはその深さによって、液状化がどの程度なのかというものを、その地盤によって、その地点で判断するというものでございます。
 その結果、それぞれのボーリングの1から5につきましてあらわしたものが、PL値による検討の表3−2でございます。それぞれ150ガル、200ガル、350ガルというもので、それぞれPL値を出させていただいております。PL値につきましては、液状化の危険性の問題から、5から15にPL値があるものは、液状化の危険性が高いというものでございまして、それぞれの地震の強さの調査結果によりますと、150ガルでは液状化の危険性が低い、200ガルにおいても液状化の可能性が低いという数値が出ておりますが、350ガルでは液状化の危険性が高い地盤と評価されているものでございます。
 下のDcyにつきましては、実際の地表面がどのような形になるかというものでございます。それにつきましては、結果的には350ガルでも液状化の程度は小というふうに評価されているところでございますが、液状化については起きる可能性が高いということで、液状化の対策を検討するものでございます。
 1枚おめくりいただきまして、基礎工法の比較検討でございます。
 基礎工法の比較検討としましては、左の2つの工法が液状化の発生を抑えることができる工法である。右側が液状化の発生が抑えることができない工法。こちらについては、液状化の発生は抑えることはできませんが、建物は守れるという工法でございます。この液状化の発生が抑えることができる工法といたしましては2つ載っておりまして、1つ目が静的締固め砂杭工法というもので、こちらは地盤の密度を増大させ、地盤を締め固めるというものでございます。緩い砂質地盤の中に砂などの材料を強制的に圧入することで、地盤全体の密度を増大させ、液状化の強度を高める工法でございます。こちらにつきましては、非常に実績も多くございまして、下にそれぞれの実績、構造合理性、施工性、地盤変位、振動・騒音、排出土、そういったものに対して、それぞれの評価をさせていただいておりますが、この静的締固め砂杭工法につきましては、やはり砂を下に入れるということもございますので、周辺地盤に変位を生じる可能性がございますが、変位緩衝孔などを併用することによって、近接施工も可能であるというものでございます。
 もう一つの液状化の発生を抑えることができる工法といたしましては、格子状地盤改良工法ということで、地盤の剪断変形抑制、地盤の固化を行うものでございます。こちらにつきましては、深層混合処理工法と書いてありますが、実際にはセメントを吐出しながら地盤の砂と混合させることによって、格子状に支持層まで、こういったコンクリート的なものを構築するというものでございます。これによって、格子状で固められた地盤の剪断変形を抑制することによりまして、液状化の発生を防止する工法でございます。こちらにつきましても実績は多くございますが、施工に伴いまして、セメントまじりの排出土が生じるものでございまして、これについては産廃処理が必要になってくるというものでございます。
 右側、液状化の発生を抑えることができない工法でございますが、左側が柱状地盤改良工法ということで、今度は支持力の確保ということで、地盤の固化というものでございます。こちらは、先ほどの格子状地盤改良工法と同じような方法で、こちらについては、柱状に地盤の改良を行っていくもので、こちらを支持基盤まで持っていくことによりまして、液状化が発生しても、建物については問題ないような形で支持するものでございますが、やはりどうしてもこちらは液状化の発生を抑えることはできないということが出てまいります。
 一番右が場所打ちコンクリート杭、支持力の確保ということで、これは一般的に行われているものでございまして、こちらは支持基盤まで鉄筋コンクリート造の抗体を建物基礎から強固な支持層まで築造することで支持力を確保するというものでございます。
 こちらにつきましては、もちろん多くの実績がございますが、やはり液状化の発生を抑えることができない、支持層となる砂礫層の掘削には重機の機種や工法の選定が必要となるというものがございます。
 それぞれのコスト、あるいは工期等がその下に載っておりまして、基本的に新庁舎につきましては、液状化の発生が抑えることができる工法で実施していきたいと考えております。また、コスト的にも、まず高層棟につきましては、こちらは静的締固め砂杭工法がほかの工法と比べてもコスト的にも安いということもございますので、高層棟につきましては、この静的締固め砂杭工法を実施したいと考えているところでございます。
 また、低層棟につきましては、こちらのほうは静的締固め砂杭工法が一番コスト的には高くなってございますが、こちらのほうは、残土処理が一般残土で処理が可能であるということから、ほかの工法の残土処理のコストはこのコスト表からは除かれているところでございまして、ほかの工法は全て産廃処理ということを行う必要があるということもございます。そういったことから、どの工法がいいか、こちらは静的締固め砂杭工法を行うか、格子状地盤改良工法を行うか、そういったものにつきましては、今後、またどの方法がいいかというのは、ちょっとこちらについては検討を進めていきたいと考えるところでございます。
 おめくりいただきまして、基礎工法の検討といたしまして、高層棟につきましては、鉄筋コンクリート造の免震構造、青い部分の低層棟につきましては、鉄骨造の耐震構造を想定しているところでございまして、それぞれの建物重量、基礎面積、そういったものを記載させていただいております。
 また、一番最後のページにつきましては、先ほどの静的締固め砂杭工法の具体例といたしまして、新庁舎に適用できるのかというような検討でございまして、このような形で山どめ等を実施し、砂杭工法が可能であるということの説明でございます。
 以上で、地盤概要・基礎工法についての御説明を終わらせていただきます。
○委員長(川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
 委員の御説明はありませんか。
◆委員(坂澤博光君) ちょっと難しくてわかりませんが、結論から言うと、全体的に地盤的には、くいをある程度の深さまで打てば、液状化はほとんど回避できるという判定でいいんでしょうか。
◎管財課長(加藤雅人君) くいを打つだけでは、建物は守れるんですが、液状化の発生を抑えることはできないということになります。そのために、先ほどの工法のうち、左の2つについては、その施工を行ったところは液状化の発生を抑えることができるということになります。
 やはり実際に建物をつくって、右の2つの工法ですと、液状化が発生すると地盤がぐっと下がるということになりますので、そのために、当然建物は支持層までありますので建物は守られることになりますが、実際はその下がぐっと下がって浮いてしまうことになりますので、当然その部分の改修等も必要になってまいります。そういったことを考慮いたしまして、砂杭ですと、下の地盤を締め固めて、実際にやわらかい水が入っているところを砂を入れて締め固めて、実際にそういったことが起きないような地盤にすると。そういった工法を行うことによって、液状化が発生しないというような方法を検討する。
 砂杭工法で行いますと、締め固めて、実際にくいを打たないで、べた基礎のような形で建物を建てることができるというものでございまして、この工法を行いますと、くいは打たないというような形になります。格子状地盤改良工法も、そういったものを工事することによって、くいは打たないということになります。
 例えば鵜沼や川島であれば、くいを支持層まで打ったんですが、そういった工事を、こういった施工をすることによってやらなくて済むというような形になります。
○委員長(川瀬勝秀君) 本件は、説明のとおり確認いたします。
 続いて、庁内検討委員会の作業部会の報告について、執行部の説明を求めます。
 まず最初に、管財課長、お願いします。
◎管財課長(加藤雅人君) それでは、基本設計に向けた各作業部会の検討状況について、それぞれの部会長から説明させていただきます。
 時間的な制約から、どのような検討内容、または検討状況、また今後の課題等について、簡単ではございますが、御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、窓口サービス部会から順に御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
◎窓口サービス部会長(青木伸泰君) 窓口サービス部会の所管事項ですが、1つ目として、総合窓口の導入、2つ目として、窓口案内の方法、3つ目として、待合スペース、キッズスペース、授乳室、その他窓口附帯設備の3点となります。
 検討状況といたしましては、最初に職員対象、市民対象の2つのアンケートを実施し、窓口の状況を把握いたしました。
 次に、先進地視察と事例調査により、総合窓口の導入パターンと窓口運営を支援するシステムについて調査・研究を行いました。その結果、総合窓口としては、市役所で扱う全ての窓口業務を1つの窓口で対応する方式ではなく、ライフイベントに関連する窓口をフロア内に隣接させ、効率よく手続を完結させるフロア型の総合窓口が適切であると判断いたしました。
 また、フロア型総合窓口の運営を支援するシステムを導入することで、申請書や手続案内等の作成をサポートするなど、来庁者と職員の手間を省く必要があると判断いたしました。
 その他、フロアアシスタントの導入や待合スペース、その他窓口附帯設備の使用、あり方などについて提案してまいりました。
 現在は、新庁舎1・2階の待合スペースにキッズスペースや授乳室、申請書の記載台などをどのように配置するか、レイアウトについて検討を重ねております。今後、総合窓口の運用方法、総合窓口を支援するシステムや窓口呼び出しを支援するシステムの仕様要件などについての検討を進めていきたいと考えております。
 以上で、窓口サービス部会からの報告を終わります。
◎情報発信・交流空間部会長(大竹道也君) それでは、情報発信・交流空間部会からの報告をさせていただきます。
 主な所掌事務といいますか、検討事項につきましては、行政、観光等情報発信スペースの検討、それから交流スペースの検討でございます。
 今までの検討状況につきましては、基本設計に向けまして、7回、検討事項について検討を行っておりまして、その結果につきましては、庁内検討委員会、そして議会特別委員会へも報告をさせていただいております。
 現在及び今後の検討課題としましては、市政情報コーナーにおける情報の内容及び発信方法でございます。情報発信ですと、例えばタッチパネル式の端末での発信を含めた発信方法について、今後もその中身についても検討するということになります。
 続きまして、市の刊行物の販売でございます。こちらのほうは、今、各担当課でいろいろ販売をしているものでございますが、これを1カ所で販売してはということで提案をさせていただいておりまして、以前、こちらの特別委員会に報告させていただいていますのは、例えば庁内に売店が入るならば、そこでの販売も一つ検討の課題ということで、そういうところが入るか入らないか、それから業務提携を結べるかどうかというのはありますけれども、一つの方法として提案をさせていただいているところでございます。
 続きまして、待合スペースでの情報発信内容ということで、待合スペースの中で、限られたスペースですので、検討委員会では待合場所の前面につり下げ式でモニターを置いて、市のPRとか観光PRをしていきたいということで提案させていただきまして、その中身については、また今後どういうものをそこに流していくのかというものについては検討がなされることになります。
 続きまして、低層棟1階についての利活用でございますが、先ほどの報告にもありましたように、カフェとか売店、そしてギャラリーということで、ちょっとまだ決定がされておりませんけれども、こちらのほうは、市民ギャラリーという位置づけでいただければ、そこのギャラリーの見せ方なども含めまして、例えば休憩スペースみたいな形で、椅子、机を置いて、その周りをギャラリーにするとか、そういう見せ方とかやり方について今後検討していくことになると思います。
◎ICT関連部会長(木村重信君) ICT関連部会からの御報告をさせていただきます。
 主な検討事項につきましては、情報化への対応、情報セキュリティーでございます。
 検討状況につきましては、平成28年度に新庁舎ICT環境整備計画策定業務により7回の定例会を開催し、現状調査を実施するとともに、基本計画を具体化するための機能について検討を行い、新庁舎ICT環境整備計画書、基本設計与件書を作成し、庁内検討委員会及び特別委員会に報告させていただきました。また、今年度においては、環境整備計画書をもとに、ネットワーク設計などを行う業者を選定するためのプロポーザルを実施し、9月14日に契約を締結しております。
 今後の検討課題といたしましては、大きく4点ほど認識しております。1点目としては、情報漏えい等を防止するための庁内セキュリティーのあり方、2点目として、安定したICT環境の提供を行うためのサーバー室、配管、配線などICT環境のあり方、3点目として、確実な移転のための既存システムや機器の移設、新システムの機器の導入について、4点目として、ネットワーク環境を有効利用するため、他部署が所管するシステムのネットワークの接続要件についてなど、設計業者や他部会と協議・調整しながら検討してまいります。
 以上、ICT関連部会からの検討状況について説明を終わります。
◎文書管理部会長(永井昭徳君) 文書管理部会から報告させていただきます。
 文書管理部会の所掌といたしましては、文書の作成、印刷、集配、保存業務について全て検討をさせていただいております。その中の主な検討事項といたしまして、文書の保管、特に書庫スペース、あと印刷スペース、集配スペース、こういったものを現在の検討のレイアウトの中に入れていただくように検討をし、提案をしてきました。
 今後につきましては、新しい庁舎になった場合の書庫のスペース、現在の書庫スペースを勘案いたしますと、書庫スペースが足りない。要は、このままの文書をそのまま持っていくと足りないというような調査報告も出ておりますので、こちらについてどう削減をしていくのかということと、あとは移動後、また同じように文書をつくっていくと、当然また手狭になるということもありますので、今後の文書の発生を抑制する、要は文書をまずは減らして持っていく。今後は文書が余り出ないようにするというようなことを具体的に検討していきたいと思います。
 その中で、例えば電子決裁というようなもの、あと文書の保存年限の見直し、こういったものを具体的に今後は検討していきたいと思います。
 以上で報告を終わります。
◎施設管理部会長(加藤雅人君) 施設管理部会の御報告をさせていただきます。
 主な検討事項といたしましては、庁舎のセキュリティー、ユニバーサルデザイン、サイン表示、各事務室、打ち合わせフロアなどの検討、または自然エネルギー、省エネルギー対策、防音対策、駐車場、駐輪場の検討でございます。
 検討状況といたしましては、設備関係の検討といたしましては、29年度で6回程度、打ち合わせを実施しておりまして、視察といたしましては、雲南市、川崎設備本社等で実施しております。またそのほかに、市民の方々の御意見をいただいておりますユニバーサルデザイン意見交換会も開催をいたしまして、こちらのほうで障害者の方々の御意見を設計に反映させていくため、いろいろな会議を開催しているものでございます。こちらについては4回ほど開催させていただいておりまして、LIXILショールーム等の視察を実施しているところでございます。また、女性視点検討チームといたしまして、女性の視点の意見を設計に反映させるため、こちらのほうの打ち合わせなどを実施し、半田市、長浜市などの視察も行っているところでございます。
 そのほかの検討事項の打ち合わせも担当課と随時実施し、検討結果につきましては、随時、庁内検討委員会に報告させていただいているとともに、基本設計にも反映させていただいているところでございます。
 今後の検討課題といたしましては、セキュリティーエリアの確定、こちらにつきましては、設備等も含めた確定、または実情を考慮したユニバーサルデザインの検討、わかりやすいサイン表示、または空調ゾーニングの確定などを今後実施していく予定でございます。
 以上で御報告を終わらせていただきます。
◎防災対策部会長(磯部綱雄君) 防災対策部会から報告いたします。
 主な検討事項は3つございます。まず1つ目は、災害対策本部機能でございます。2つ目は、必要な防災施設・設備、主に自家発電装置、防災行政無線、耐震性貯水槽等でございます。3つ目としましては、備蓄品及び保管スペースのことでございます。
 検討状況につきましては、先進自治体へのアンケートや視察を含め、検討事項について検討を行いました。基本設計におきましては、災害規模により拡張可能な災害対策本部のレイアウトや必要な映像、音響設備について提案をいたしたところでございます。
 現在及び今後の検討課題といたしまして、1つ目ですが、防災行政無線の移設のことでございます。これは、この庁舎から新庁舎への移設のことでございます。移設の方法、移設中の情報伝達手段、移動系防災行政無線の更新などでございます。
 2つ目は、業務継続計画に基づいた備蓄及び保管スペースのことでございます。
 3つ目といたしまして、関係機関との円滑な情報連携と判断を実現する防災関連システム、復旧期の被災者支援システムなどの導入についてでございます。
◎福利厚生部会長(島元亮君) それでは、福利厚生部会の検討状況について御報告いたします。
 福利厚生部会では、1日の大半を庁舎で過ごす職員の働きやすさの観点から、更衣室、ロッカー、休養室、食堂等の福利厚生機能、それから喫煙場所等について、これまで先進地視察を含め7回検討を行っております。基本設計におきましては、職員のきめ細やかな健康相談を行うために、随時使用可能でプライバシーが確保できる健康相談専用スペースの設置、それからその他受動喫煙防止の観点から、屋内の全面禁煙、屋外喫煙所の設置などの提案を行っております。
 今後につきましては、自席の昼食や飲食につきまして、禁止の方針を提案しておりますけれども、この点につきまして、十分な職員の休憩スペースの確保との兼ね合いから、今後検討課題としておるところです。
 以上で説明を終わります。
◎議会機能部会長(進藤達彦君) 議会機能部会について報告いたします。
 主な検討事項として、議場や委員会室といった議会機能のほか、市民に開かれた議会をテーマとして検討をしています。
 平成29年度については、平面計画策定に当たり、6階議会フロアのレイアウトについて、議会運営委員会にて6回にわたり協議してきました。瀬戸市、みよし市を視察するなど、意見や要望を取りまとめ、設計案に対し検証を行ったほか、今後の検討課題についても整理・確認を行ってきました。
 現在及び今後の検討課題については、1つ、本会議場など会議室の座席配置や、2つ目として、資料表示や表決表示といった新設備の導入、また3つ目として、開かれた議会の具現策について検討をしてまいります。
◎組織レイアウト部会長(平工泰聡君) それでは、私から組織レイアウト部会における検討状況について御報告をさせていただきます。
 組織レイアウト部会におきましては、新庁舎における組織及びレイアウトを主な検討事項といたしまして、基本設計に至る過程の中、行政規模に見合った簡素で効率的な組織体制の構築等を目指しまして、組織・機構の合理化、効率化及び適正配置について、これまで11回部会を開催し、検討を進めてまいりました。検討に当たりましては、事務の効率化や市民サービスの向上に寄与する組織体制や事務の関連による職員の動線及び受け付け窓口の関連による来庁者の動線のほか、水道庁舎等の他施設の利活用も視野に入れた上での本庁舎に必要な機能などの点に留意をいたしまして、現状課題を洗い出し、課題を整理した上で、組織及びレイアウト案について立案してまいりました。また、新庁舎の各階への組織配置につきましては、低層階には来庁者の利便性に配慮し、来庁者が多い窓口業務を行う部署を中心として、業務関連等が必要な部署は可能な限り近接した配置とし、中・高層階におきましては、低層階の次に来庁者が多い部署を順次配置することを基本としつつも、セキュリティー面での配慮が必要な部署や災害時の指揮系統の中心となる部署等については、可能な限り独立したフロアへ配置することを基本方針として検討を進めてまいりました。
 さらに、新庁舎建設工事の着工に伴う現庁舎の一部先行解体に対応したレイアウト変更及び移行スケジュール案についてもあわせて検討を行ってまいりました。検討結果におきましては、2回、庁内検討委員会に御報告をさせていただきました。
 今後の検討課題におきましては、これまで検討してきた組織改正の時期につきまして検討を深めてまいりたいと考えてございます。
 組織レイアウト部会からの報告は以上でございます。
○委員長(川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
 委員の御質問等はありませんか。
◆委員(坂澤博光君) 質問というか、ちょっと確認なんですけれども、文書管理のところで、いろいろ文書保存年限の見直しとかいうことで考えておられるようなんですけれども、量が多くなるので電子化という部門と、どうしても電子化となおかつ予備としての紙ベースで残さなきゃ、例えば戸籍台帳とか、いろんなことでなくなったらいけないようなものがあると思うんです。やっぱりそういうときの優先度というか重要度というか、そういう判定でダブルで保存せないかんもの、あるいは1つだけでいいものとか、そういった整理の仕方もしておられるんでしょうか。
◎文書管理部会長(永井昭徳君) 現在はダブルの保存ということで、例えばマイクロであったりDVDとか、そういったメディアに入れるものというのも現在やっているところもありますし、今後やっていくというところも、それも今後検討していく必要があるかと思っております。
◆委員(坂澤博光君) 今のにちょっとつけ加えると、電子化の分と紙ベース、どうしても紙ベースは残さないかん部分というのはどうしても最低限あるような気がしているんですけど、その辺、ちょっと確認です。
◎文書管理部会長(永井昭徳君) 紙ベースのもので、特に今どうしても残す必要があると思われるのは、今の総務課で所管をしています保存で永久というもので特に多いのは、図面関係、補助でいろんな建物を建てておりますので、以降、増築であったり改築であったり建て直しであったりというようなときのために、永年保存で図面がかなり残っておりまして、これはなかなか捨てられないというところもありますので、それについては基本的には紙でしか今は残っておりませんので、逆に何とか電子で残せないかと、今はほとんど紙ですので、これからはできれば電子ないしマイクロで残すという方法で何とか図面、そういったものを減らせないかと検討しております。
○委員長(川瀬勝秀君) 本件は、説明のとおり確認いたします。
 なお、今後、各部会におきましても中間報告で申し上げたとおり、特に1.庁舎内外を含め、動線に配慮した来庁者の利便と安全に向けた工夫、2.高齢者、障害者にも優しいユニバーサルデザインの導入、3.窓口などサービス機能の向上、4.将来の行政需要にも対応できる会議室や執務スペース、駐車場などの確保、5.セキュリティーの確保など関連団体との対話も含め御協議いただきますようお願いいたします。
 続いて、その他でございます。
 今後のスケジュールについて、執行部の説明を求めます。
◎管財課長(加藤雅人君) それでは、今後のスケジュールという資料をごらんください。
 今後のスケジュールでございますが、10月21日土曜日でございますが、今まで3回実施していました基本設計市民ワークショップでございますが、第4回目ということで、こちらは最後の市民ワークショップとなってまいります。
 また、10月中旬ごろでございますが、こちらは新庁舎建設基本設計(案)につきまして、周辺の住民の方への説明会を実施したいというふうに考えております。
 10月末に大体基本設計(案)が完成する予定でございまして、こちらの基本設計(案)をもとに11月1日から11月30日まで、基本設計(案)の意見募集、パブリックコメントを実施するというものでございます。
 また、こちらの基本設計(案)につきましては、11月1日から11月9日にかけまして、市民の方への説明会を市内8会場で実施する予定でございます。
 明けて平成30年でございますが、2月28日に基本設計を策定いたしまして、こちらの基本設計の御説明なども含めまして、3月17日土曜日でございますが、新庁舎とまちづくりということで、内藤廣東京大学名誉教授から御講演をいただく予定でございます。
 内藤廣東京大学名誉教授におかれましては、早稲田大学大学院を修了後、国内外の建築設計事務所を経まして、1980年に内藤廣建設設計事務所を設立されておりまして、2001年からは、東京大学にて教授、助教授を歴任された方でございます。主な建物の作品といたしましては、日本建築学会賞を受賞された海の博物館やJR高知駅、近隣ですと、高山駅や富山県美術館など、また庁舎といたしましては、安曇野市庁舎、日向市庁舎などがございます。また、建築以外にも全国各地でのまちづくりに関する委員や東日本大震災に関する復興支援、また人口減少、また新国立競技場の当初のコンペの選考委員、また現在の名古屋駅の改修等を計画しているところでございますが、その検討会議などにも参加されておりまして、広く活動されておられる方でございます。今回は建築のみならず、防災、景観、まちづくりなど、横断的に活躍される内藤先生に、その経験知識を踏まえた新庁舎とまちづくりというテーマで御講演いただくとともに、本市のまちづくりや新庁舎に関しましても御助言、御提言を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 また、平成30年度につきましては、基本設計から今度は実施設計に入ってまいります。実施設計につきましては、実際に基本設計を最終的な建築図面に仕上げるということで、意匠や設備等、詳細を加えた設計を行うものでございます。
 庁舎レイアウトであれば、基本設計は各フロアの大まかなレイアウト、カウンターや間仕切りの設置の考え方でございますが、実施設計では各執務室の面積、カウンター、書棚等の規格、数量、配置を計画していきます。
 また、会議室につきましても、各フロアの会議室の数や大まかなレイアウト、必要な設備などの設置の考え方でございますが、それぞれの面積、設備の規格、数量、配置なども決まっていきます。
 議場につきましても、現在は大まかなレイアウトでございますが、議員席、執行部席や傍聴席の具体的な配置、映像音響の設備、規格、数量、配置なども決定いたします。
 また、省エネルギー対策につきましても、現在は太陽光パネルや雨水貯留層等省エネルギーの設備や運用方法の検討でございますが、実際の規格、数量、配置についても実施設計で決めていくということになってまいります。
 平成30年度につきましては、そういった実施設計を実施いたしまして、平成31年度から新庁舎の建築工事に入る予定でございますので、よろしくお願いいたします。
 以上で今後のスケジュールの御説明を終わらせていただきます。
○委員長(川瀬勝秀君) 以上で説明は終わりました。
 委員の御質問等はありませんか。
  (挙手する者なし)
○委員長(川瀬勝秀君) 本件は説明のとおり確認いたします。
 続いて、次回の開催日程についてです。
 次回は10月25日水曜日、13時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
 そのほか、協議事項はありませんか。
  (挙手する者なし)
○委員長(川瀬勝秀君) 以上で第7回新庁舎建設調査特別委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後2時34分
        ───────────────────────────
 この記録は正当であることを認める。

           新庁舎建設調査特別委員会委員長  川 瀬 勝 秀