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岐阜県 土岐市

平成16年第4回 定例会 09月10日−03号




平成16年第4回 定例会 − 09月10日−03号







平成16年第4回 定例会



平成16年第4回土岐市議会定例会会議録

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議事日程

 平成16年9月10日(金)午前9時開議

第 1 会議録署名議員の指名

第 2 一般質問

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本日の会議に付した事件

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 一般質問

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出席議員 22名

  1番  丹羽英治君

  2番  小栗恒雄君

  3番  山内房壽君

  4番  宮地順造君

  5番  高井由美子君

  6番  佐分利衞君

  7番  布施素子君

  8番  三輪洋二君

  9番  西尾隆久君

 10番  水野敏雄君

 11番  柴田正廣君

 12番  森 信行君

 13番  金津 保君

 14番  土本紳悟君

 15番  速水栄二君

 16番  久米要次君

 17番  奥村関也君

 18番  加藤昊司君

 19番  石川嘉康君

 20番  日比野富春君

 21番  塚本俊一君

 22番  小関祥子君

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欠席議員 なし

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説明のため出席した者の職氏名

 市長               塚本保夫君

 助役               大野信彦君

 企画部長             高木 巖君

 総務部長             石川孝之君

 市民部長兼福祉事務所長      松原晃正君

 経済環境部長           柴田文雄君

 建設部長             塩屋登貴男君

 水道部長             林 晃爾君

 参事兼収入役室長         福岡洸司君

 総務部次長兼総務課長       加藤貴紀君

 総務部調整監兼管財課長      赤塚勝吉君

 総務部調整監兼地籍調査推進室長  砂場研司君

 市民部次長兼市民課長       日東勝郎君

 建設部次長            三山文秀君

 建設部次長兼監理用地課長     山田敬治君

 総合病院事務局長         水野幸爾君

 消防長              大野健一君

 総合政策課長           日比野隼久君

 研究学園都市推進室長       竹内正俊君

 介護保険課長           浜島知典君

 健康増進課長兼保健センター所長  水野紀明君

 商工観光課長           後藤 光君

 土木課長             土本広幸君

 水道課長             内田雅生君

 総合病院総務課長         酒井正徳君

 消防次長兼消防本部総務課長    加藤宗巳君

 教育長              白石 聰君

 教育次長兼庶務課長        安藤 修君

 教育次長兼学校教育課長      中野克義君

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議会事務局職員出席者

 局長               曽根 修君

 次長               宮島正幸君

 課長補佐             白川敏朗君

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 午前 9時00分開議



○議長(佐分利衞君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまから9日に続いて、本日の会議を開きます。

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○議長(佐分利衞君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第79条の規定により、議長において、布施素子君、三輪洋二君を指名いたします。

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○議長(佐分利衞君) この際、事務局長に諸般の報告をいたさせます。



◎議会事務局長(曽根修君) 諸般の報告をいたします。

 本日の会議に説明員として出席報告のありましたものの職氏名一覧表をお手元に配付しておきましたので、よろしくお願いいたします。なお、農林課長と環境課長は欠席でございますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 諸般の報告につきましては、ただいま事務局長の申し上げたとおりでありますので、ご了承願います。

 ここで、暫時休憩いたします。

 午前 9時01分休憩

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 午前 9時06分再開



○議長(佐分利衞君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(佐分利衞君) これより日程第2 一般質問を行います。

 順次質問を許します。5番 高井由美子君。

  〔5番 高井由美子君登壇〕



◆5番(高井由美子君) おはようございます。

 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして順次質問させていただきます。

 通告1番目の観光立国について質問させていただきます。

 世界観光機関(WTO)の2001年の統計によりますと、全世界の外国旅行者数は2010年には10億人となり、そして2020年には16億人に増加すると予想しています。2002年に日本を訪れた外国人旅行者は524万人と少なく、外国人の受け入れ数で世界33位、アジアでも8位という低さになっています。昨年、政府は、日本を訪れる外国人旅行者を2010年には1,000万人に倍増することを目標として掲げ、観光立国実現のために観光立国行動計画を策定しました。その後、2003年度の訪日外国人旅行者数は過去最高の534万人となり、さらに本腰を入れた観光振興に積極的な取り組みをしようとしています。政府の試算では、日本を訪れる観光客が800万人に増加した場合、旅行業、ホテル、飲食店等2兆7,000億円以上の経済波及効果があり、約15万6,000人の雇用創出が見込めるとしています。海外からの訪日旅行者や国内旅行者がふえれば、それだけ景気回復も期待できると思います。

 平成16年度版の観光白書によりますと、「観光の原点は、ただ単に名所や風景等の光を見ることではなく、一つの地域に住む人々がその地域に住むことに誇りを持つことができ、幸せを感じられることによって、その地域が光を示すことにあるとしています。そして、多くの外国人に訪れてもらうために、日本の魅力を確立し、日本ブランドを発信するとともに、外国人が訪れやすく、また快適に旅行ができるような環境づくりを行っていくことが重要である」としているとあります。景観十年、風景百年、風土千年とも言われており、観光産業は息の長い事業であり、多くの観光客を呼ぶには一朝一夕にできるものではないと思います。

 そこで、国土交通省は、政府が推進する観光立国政策やビジット・ジャパン・キャンペーンに対応して一地域一観光づくり事業を取り上げ、観光戦略の核となる先進的な取り組みや観光まちづくりを展開することとして進めています。一地域一観光とは、京都や奈良など世界によく知られた観光地だけでなく、各地域の独自の魅力を再発見し、その個性を観光資源として磨いて、各地域が自主的に振興を図るというもので、地域経済の活性化にもつながります。国土交通省では、一地域一観光を応援するため、同省のインターネットのホームページに「発見! 観光宝探しデータベース」を設け、そこには現在1,000件以上、全国897市町村、住民からのデータ113件の観光情報が提供されています。これは、ことし1月に地域観光魅力ネットサイト構築事業応募により行ったものです。

 これによれば、例えば隣の愛知県瀬戸市では「窯垣の小径」と題して、その昔、窯場へ通う職人さんや窯から出された製品が往来した町の産業を支えた道を、今、エンゴロ、ツク、棚板などの窯道具で飾った壁や塀を楽しむ散歩道にして、やきもののまちの歴史や風情を感じるスポットとして紹介しています。また、常滑市では、1,000年の歴史と伝統を持つ常滑焼により、市中央部の窯場風情を今でも残す町並みがあるということから、「やきものの散歩道」として整備したところ、憂愁誘うレトロな雰囲気が訪問者に大好評であり、黒板壁の工場、れんがづくりの煙突、塀や焼酎瓶の擁壁など、珍しくも懐かしい風景が見られ、窯跡や廃工場を利用した飲食店、陶芸体験施設などを紹介しています。

 ところで、塚本市長は平成16年第1回の定例市議会の提案説明で、「議員各位を初め市民の皆様と真剣に考えたいことは、1,300有余年の歴史と伝統を誇る美濃焼産業の貴重な蓄積を資源として産業観光を活発化させ、「焼き物の聖地・土岐」をテーマとした観光ルートを開発して、「新時代の交流大地・土岐」を実現したいと考えております。幸いにして、国指定史跡「久尻元屋敷陶器窯跡」は織部の里として見事によみがえり、由緒ある茶室「暮雪庵」の移築も着実に進捗しており、文字どおり我が国の茶の文化と茶陶のメッカとしての地位も不動のものとなりました。また、美濃陶芸村と美濃焼伝統産業会館を中心とする「志野の里」、セラテクノ土岐と隣接する「どんぶり会館」、美濃焼卸団地に隣接する「志野・織部」、民間活力による「すりばち館」や「(仮称)とっくり村」等々産業基盤は整いつつあります。これからも人々が集まる魅力あるまちづくりを推進し、さらには地方分権、規制緩和等、地域の自立性が求められる中で、地域と行政が一体となった行財政運営を進めてまいります」と言われました。このように、土岐市にもすばらしい観光資源がありますし、また市長の提案を進める上からも、全国ネットである国土交通省のインターネットホームページ「発見! 観光宝探しデータベース」等を利用して、全国に観光情報を発信するお考えはないでしょうか。

 なお、中部運輸局に問い合わせたところ、同ホームページは地域観光魅力ネットサイト構築事業募集のもので、国では本年10月上旬に2回目の募集を行い、11月にデータベースの更新をすることとしています。また、3回目を来年の2月に募集し、3月にデータベースの更新をする予定であるとのことです。ぜひ応募の検討をしていただきたいと思います。

 去る8月20日の日刊工業新聞によりますと、国土交通省は政府が積極推進する観光立国政策やビジット・ジャパン・キャンペーンに対応して一地域一観光づくり事業を取り上げ、観光戦略の核となる先進的な取り組みや観光まちづくりを展開する。今年度から開催する観光カリスマ塾は地域観光を支える人材育成がねらいで、観光地域活性化のノウハウや活動の現場体験、意見交換、ワークショップなどを実践するとし、全国10カ所でセミナー形式の塾を開くと報じています。ここで、政府が認定した観光カリスマの講師の事例を二つ紹介します。

 長野県小布施町の唐沢彦三町長は、江戸時代の浮世絵師葛飾北斎が晩年、同町に滞在し、肉筆画を残したことに着目し、北斎館を建設するなどして、観光資源の乏しかった人口約1万人の町を年間120万人が訪れる観光のまちに変貌させています。また、滋賀県長浜市の株式会社黒壁の前笹原史朗社長は、北国街道の古い町並みと新しいガラス細工という新旧の観光資源の対比をうまく演出し、10数年前まで閑古鳥が鳴いていた中心街を年間480万人の観光客でにぎわうまちに変えています。また、同ホームページでは、観光消費による経済波及効果推計等、各地域における観光事業のアドバイス等もいろいろ行っています。したがって、土岐市においても、政府が進める観光事業を積極的に活用しながら取り組んでみてはいかがでしょうか。

 ただいまは、国土交通省の観光立国の取り組みの一端をお話ししましたが、そこでアの質問ですが、国が示す一地域一観光について、土岐市の取り組みについてお伺いします。

 さて、愛知万博開催まであと半年となりました。愛知万博が開催されますと、国内外から多くの観光客が訪れることとなります。私たちの土岐市にも、東海環状線の開通、プラズマ・リサーチパーク内のアウトレットモールのオープンにより、内外から多くの観光客があるかと思われます。これらの観光客の中には、パソコンや携帯電話などIT等を利用して観光情報を得ている人も多くいると思います。観光客誘致に向け、土岐市のホームページによる観光情報の提供について充実を図られてはいかがでしょうか。

 そこでイの質問ですが、通訳等もあわせて、内外の観光客への情報提供等の対応についてお伺いします。

 次に、2番目の乳がん検診についてお尋ねします。

 今月9月はがん征圧月間であります。すべての国民が健康で充実した人生を送れるよう、国や地方自治団体ではがんや難病対策に取り組んでいます。今、日本人女性の25人から30人に1人が乳がんにかかると言われています。私の友人も、若くして一昨年、乳がんでなくなりました。大変残念でなりませんでした。また、周りに乳がんの手術を受けられた友人がいます。亡くなる方は年々増加し、今では女性の30歳から64歳のがん死亡原因のトップとなっています。ここ30年の乳がんの増加は、食事の洋風化や出産年齢の高齢化に伴う女性ホルモンとの関係が大きいことがわかってきています。乳がんによる死亡を防ぐ決め手は、早期発見、早期治療です。厚生労働省は、ことし4月、乳がん検診におけるマンモグラフィー検診の対象年齢を50歳以上から40歳以上に引き下げるなどの指針の改正を行い、2005年度から実施できるよう各都道府県に通達しました。これを受けて、各自治体では、40歳以上の乳がん検診へのマンモグラフィー導入が図られるようになっています。土岐市では、マンモグラフィーの乳がん検診が平成13年より開始されました。早い対応に大変感謝しております。6月1日号広報「とき」で案内されていますように、ことしは3回に分けて集団検診として実施されました。

 この乳がん検診で、アの質問ですが、視触診方式とマンモグラフィー併用方式の検診について、それぞれの受診対象者数と受診者数はどのような状況か、お伺いいたします。

 通告にはありませんが、受診者の定員がありましたら教えてください。

 次に、乳がんの早期発見に役立つマンモグラフィー検査(乳房エックス線撮影)を全国では半数近くの市町村で導入されていますが、土岐市総合病院でも既にマンモグラフィーが導入され、乳がんの早期発見に役立てられております。

 そこでイの質問ですが、土岐市総合病院におけるマンモグラフィーの乳がん検査の実態についてお伺いします。

 乳がんの早期発見、早期治療のために、一人でも多くの対象者の方に受診していただくために、ウの質問ですが、マンモグラフィーの乳がん検診の啓発と受診枠の拡大についてお伺いします。

 以上で、通告しました質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。



○議長(佐分利衞君) 経済環境部長 柴田文雄君。

  〔経済環境部長 柴田文雄君登壇〕



◎経済環境部長(柴田文雄君) 高井議員さんのご質問のうち、1.観光立国についてお答えいたします。

 アの一地域一観光について、土岐市の取り組みはとのことですが、地域の持つ資源を発掘、活用し、オンリーワンの観光地に育てようとする国の取り組みは、土岐市が目指す交流大地の理念に合致するものであり、また土岐市産業観光振興計画に基づき、自治会や工業協同組合などさまざまな団体や市民の連携により、各地区において主体的に進められているまちづくりの取り組みと軌を一にするものであります。さらに、本市においては、魅力あるまちを演出する良好な空間として道の駅2駅が整備されたところですが、この道の駅の持つ休憩機能、情報発信機能、地域連帯機能に、地域とともにつくる個性豊かなにぎわいの場として、観光資源としていきたいと思います。今後とも、本市の魅力的な資源である元屋敷窯跡及び陶磁器生産技術や生産環境を生かし、他地域の人々の交流を通して、さまざまな都市機能の集積、誘導を促し、魅力的な都市形成を図っていきたいと考えております。

 議員さん仰せの国の施策で、一地域一観光魅力ネットサイト事業において、「発見! 観光宝探しデータベース」に全国各市町村から投稿された情報をインターネットで見ることができ、PR効果が期待されています。担当の中部運輸局によりますと、本年9月下旬から10月初旬にかけて県の交流産業室を経由し、募集要項を配付、11月ごろ手続、投稿となります。土岐市といたしましても、積極的に参画していきたいと考えております。

 次に、観光カリスマ塾についてですが、観光地域活性化の核となる人材を育成するため、全国10カ所で開講される予定の事業ですが、地域住民の方の積極的な参加が必要ですので、関係団体に情報提供をし、参加を呼びかけていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、イの国内外の観光客への情報提供等の対応についてでございますが、国内外の観光客への観光情報の提供は土岐市役所ホームページや各種団体ホームページ、国の魅力ネットサイトなどを通じて発信していきたいと思っております。また、道の駅の情報発信機能を利用したり、道の駅のネットワークを利用して観光情報を発信していきたいと考えております。旅行環境整備として、英語表示案内などの整備を進め、訪れやすいまちづくりを進めてまいります。また、外国人に向けての通訳等の対応は、市内で活躍していただいております語学ボランティアの皆さんのご協力を得たいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 市民部長兼福祉事務所長 松原晃正君。

  〔市民部長兼福祉事務所長 松原晃正君登壇〕



◎市民部長兼福祉事務所長(松原晃正君) 高井議員さんの乳がん検診についての質問にお答えいたします。

 初めに、視触診方式とマンモグラフィー併用方式の受診対象者数と受診者数ということでございます。乳がん検診につきましては、30歳以上を対象とした医療機関での視触診検診と50歳以上を対象とした専用検診車でのマンモグラフィー──いわゆる乳房エックス線検査でございます──と視触診の併用検診を行っております。マンモグラフィーにつきましては、平成12年に厚生省から示されましたがん検診実施のための指針に基づきまして、平成13年度から50歳以上を対象として、隔年で受診していただくように実施してまいりましたが、今年度、厚生労働省から示されましたがん検診実施のための指針の一部改正によりまして、がん検診は40歳以上の方を対象にマンモグラフィーと視触診の併用方式に改めましたので、本市におきましても平成17年度からは40歳以上の方を対象に実施する方向で、現在、医師会、検査機関等のご指導をいただきながら調整中でございます。市民の方への周知方法につきましては、保健センターへの申し込みによりまして登録制をとっております。登録されている方には、すべて個人通知により受診を勧奨しております。

 乳がん検診の過去3年間の受診状況についてのご質問でございますが、数字が大変多くなりますので、年度別の合計数を報告させていただきまして、後ほど議員さんには表にしたものをお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、視触診の13年度の対象者数は、30歳代、40歳代、50歳以上を合計しまして9,066人、受診者は1,980人、マンモグラフィーの併用は対象者数が4,409人、受診者は194人、14年度につきましては視触診の対象者数は8,395人、受診者が1,943人、マンモグラフィー併用は4,009人、受診者が166人、15年度は視触診が対象者8,188人、受診者数は2,055人、マンモグラフィー併用は3,994人、受診者数は232人でございます。いわゆる対象者数とは、登録していただいている方に受診機会が不明確な方、どこで検診を受けられるかわからない方を加えた数字でございまして、一度登録していただければ、取り消しの申し出がない限り登録は継続しておりますので、対象者数となっております。

 次に、マンモグラフィーによる乳がん検診の啓蒙・啓発と受診者枠拡大についてでございますが、ただいまお答えいたしましたように、市の乳がん検診を受診希望の方を登録しておりまして、この方々にはすべて個人通知により受診勧奨をしております。また、登録されていない方につきましても、ご希望のあったときに新規に登録してご案内をしております。また、多くの方に受診していただくよう、広報、健康カレンダーにて検診の周知をしておりますが、さらなる受診者数の増加を目指し、広報、ホームページ等でお知らせするとともに、他の検診の機会等を利用しまして一層の周知を図ってまいります。受診者枠の拡大につきましては、先ほども申し上げましたとおり、厚生労働省のがん検診実施のための指針の一部改正によりまして実施方法が変わりましたので、本市におきましても平成17年度から40歳以上を対象に実施する方向で、医師会等のご指導をいただきながら調整中でございます。

 最後に、通告にない部分のマンモグラフィー検診の定員ということでございますが、現在は1回に検査できる人数を60人といたしまして、前年までの受診者数をもとに回数を設定しております。平成13年度から今年度までは年に300人までとしておりまして、17年度以降につきましては、対象年齢の拡大によりまして受診者数がふえますので、年1,000人を想定して、検査機関の受け入れ可能人数を現在調査中でございますので、よろしくお願いします。



○議長(佐分利衞君) 総合病院事務局長 水野幸爾君。

  〔総合病院事務局長 水野幸爾君登壇〕



◎総合病院事務局長(水野幸爾君) それでは、乳がん検診について、引き続き所管部分についてご説明いたします。

 ご質問のマンモグラフィーですが、新しい機種を平成16年3月に購入しております。その前に2カ月間の試し期間がございますので、受診者数の数字はことしの1月から8月の数字になりますが、受診者総数でございますが268人、うち52人が精検という形になりまして、細胞診、あるいは組織診で最終的に陽性、つまり乳がんとして確定された方は19名でございます。率にして7.1%ですので、極めて高い数字が出ました。これは他の医療機関で要精検とされた方たちを対象にした数字ですので、通常の検査であれば恐らく0.1%程度の数値になるかと思いますが、以上が当院の実績ですので、よろしくお願いします。以上です。



○議長(佐分利衞君) 5番 高井由美子君。

  〔5番 高井由美子君登壇〕



◆5番(高井由美子君) それぞれご答弁ありがとうございます。

 本当に土岐市も万博を機に、何とか多くの観光客の方を迎え入れて活性化につなげていきたいというふうに思っておりますので、ぜひいろんなものを活用しながら活性化に向けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 それから乳がん検診の件ですけど、やはり40代、50代の女性というのは、一家の中にあっても主婦であり、妻であり、母でありということで、どこの家庭にとっても本当に、もちろんご主人あっての妻なんですけど、やはり命を守るという意味で、ぜひ拡大に向けて取り組んでいただきたいと思います。本当にありがとうございました。



○議長(佐分利衞君) 18番 加藤昊司君。

  〔18番 加藤昊司君登壇〕



◆18番(加藤昊司君) 皆さん、おはようございます。

 発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 私は、東海環状自動車道(仮称)土岐南インターチェンジについてでございます。

 このたび、多治見商工会議所より名称変更要望について、この問題について再三にわたり私ども会派としてもいろいろと討議、協議してまいりました。そうした中で、先日もまだいまだに多治見の方が県とか国への働きかけが続いておるということで、とにかく会派を代表ということで私、指名を受けましたので、この質問になったわけでございます。いずれにしても、国・県への働きかけで、非常に話を聞いておりますと危機感を感じたわけでございます。また、さきの全員協議会でも、議長さんの方から、「県からの依頼で土岐市のインターチェンジの名称について、議員も全員が賛同し、東海環状自動車道インター名称に(仮称)土岐南インターチェンジで岐阜県道路建設課高速道路対策室へ要望した次第でございます」ということで、私は議会としての総意であると考えております。こうして土岐市待望の東海環状自動車道「MAGロード」の開通を間近に控えて、インターチェンジの名称変更要望とは、本当に私は納得がいきません。多治見商工会議所からの唐突な申し込みは、ただ唖然としてただ驚くしかありません。

 東海環状自動車道は、土岐市将来の重要な道路であります。岐阜、愛知、三重、3県の諸都市を環状に連絡し、高速道路東名、名神、中央、東海北陸自動車道や第2東名と広域的なネットワークを形成する東海地区地域連携の重要な路線でございます。そして、間近に控えた愛知万博、さらには来年2月17日に中部新国際空港「セントレア」の開港と、日本のど真ん中が大きく変わろうと、最後の追い込みで急ピッチで工事が進んでおります。そうした中で、市内でも土岐津町土岐口の南側の山合いが大きく広く開発され、さらに学園都市線の真新しい道路とともに新しい時代の出発点として、町の様相が大きく変わってまいりました。

 そうした中、この道路建設に当たっては、土岐市の用地買収も10数年前から始まっております。土岐市の将来、またこの道路の重要性が、地権者の温かい理解のおかげで今日があると思っております。市内の地権者を調べてみますと、大体今155名ぐらいでございます。道路区間は10.2キロメーター、面積は87万6,486平米でございます。さらに、土岐口財産区に大きな理解と協力し、また土岐市の市有地もたくさんございます。MAGロード土岐南インター開通に向けて、こうして官民一体となって2005年を目指して協力してまいりました。

 ここで私ごとにもなりますが、私も地権者の一人して、土岐市民として切実な思いを報告させていただきます。

 私も昭和30年代、高校を卒業して間もなくでございましたが、泉町の方の滝ケ洞に山がございまして、当時大変なはげ山でございました。私は、この土岐市の山を守るため、そして緑をふやさねばと、松1万本とヒノキ7,000本を植林いたしました。しかし、山がやせ地で、毎年毎年肥料と補植、そして下刈り。特にヒノキ等は雑木に弱く、毎年補植し、下刈りして、それの繰り返しを行ってまいりました。そして30数年経過し、ようやく木もしとなり、ヒノキも直径30センチぐらいに成長し、これからというところで大きな大きな決断に迫られました。国土交通省より、ここは東海環状自動車道のジャンクションだからぜひお願いしたいと。また、向こう側の土岐商の方向には土岐のインターチェンジができるという説明を受け、私もこの重要な決断を、土岐市の将来と思って、また自分の立場を考えて、いち早く決断をいたした次第でございます。こうして、地権者の方々はそれぞれの立場で、先祖から受け継いだ土地、あるいは将来のために、またそれぞれ目的を持った貴重な土地を、愛着心、執着心を捨てて、あすの土岐市のためと、そうした大きな協力のたまものと思います。

 道路建設に当たっては、地元住民への再三の説明会、さらに工事車両に、あるいは進入路、土砂運搬について、騒音、排水と、沿線住民の理解と協力が大きな力で支えです。土岐市民、官民一体の心の道路でございました。こうしたときに、土岐市の思いの中で、(仮称)土岐南インターチェンジを多治見市を入れて変更せよとは、私は言語道断、断じて許すことができません。土地には個人の土地、公共の土地、しっかりと分筆してあります。行政区もちゃんとしております。多治見市の土地があれば別でございますが、何のための境界か。行政区違い、土岐市の区分には多治見市が入ってはおりません。すべて土岐市内でございます。地名はその土地の位置をあらわすものでございまして、全国で見ても、よその土地によその地名がついておるところはございません。ほかの市町村が入るとは考えられません。また、今日までのMAGロードのパンフレットを見ても、スタートのときからその土岐の位置は土岐南インターチェンジになっております。ハイテク道路南北線のパンフレットから、しっかりと「土岐南インターチェンジ」の文字が入っております。

 また、ある新聞社によりますと、非常に土岐市は心が狭いようなことを書いてございますが、仮に広域的に考えても、この前の合併の意向調査でよく市民の皆さんの心持ちがわかっております。町の名前がなくなる大きなウエートを示しております。そういうことで、仮に3市1町の中でも、賛成者は3割なのです。陶都インターとか東濃インターとか織部、桔梗、3割の賛同者ではとても考えられません。会派の中でも、それぞれ住民の皆様にお聞きしたところ、何で多治見を入れるの、土岐市の土地に何で土岐・多治見なんて入れるやと、そういう意見が非常に、市民の方がかえって驚きと疑問を抱いたということを聞いております。私も聞きましたが、全くそのとおりでございます。美濃焼の土岐市民の総意は、美濃焼の玄関口として、私は「土岐南インターチェンジ」が最高の名前で名称であると思います。ほかの名前は絶対考えられません。

 冒頭に申しましたが、先日、県へ議会として要望書として出した土岐市の名称について、議長の方からも許可いただきましたので、これをちょっと読み上げさせていただきます。

 あて先は岐阜県道路建設高速道路対策室でございます。東海環状自動車道インターチェンジの正式名称について、これは土岐市議会から出すのでございます。

 「(仮称)土岐南インターチェンジは、建設当初から本市には中央自動車道土岐インターチェンジがあり、市内に二つ目のインターチェンジになるなど、総合的に考えますと「土岐南インターチェンジ」がふさわしい名称であります。当自動車道の土岐市内の事業推進に当たっては、この名称を仮称として、地権者等関係の方々のご理解とご協力をいただいております。市民の皆さんもこの名称になじんでおり、既にこの名称が市民権を得ていると言っても過言ではありません。本議会といたしましては、このことについて5月27日と8月25日の全員協議会で確認済みであり、住民の意向でもあります。土岐南インターチェンジが正式名称になることを強く要望いたします。地方分権の時代でありますので、地元住民の意向をないがしろにした名称決定はされないと思います。なお、これ以外の名称は考えられません。絶対に受け入れることはできませんので、申し添えます」という我々議会からの道路局への要望でございますので、よろしくお願いします。

 ということで、私、質問を終わりますが、ここで市長には、今日までの国・県等の関係の動きをお聞きしたいというのと、多治見市長さんからのそういう依頼があったかということと、市長の断固たる決意を、かたいかたい決意をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(佐分利衞君) 市長 塚本保夫君。

  〔市長 塚本保夫君登壇〕



◎市長(塚本保夫君) 加藤昊司議員さんから、東海環状自動車道についての熱心なご質問をいただきました。ご質問をお聞きしておりまして、私の気持ちは加藤議員と全く同じであります。

 待望久しかった東海環状自動車道の開通を半年後に控えまして、夢が大きく膨らんでおりましたやさき、お話にありましたように、突如としてインターチェンジの名称問題が勃発いたしました。面食らっているところであります。東海環状自動車道の建設に当たりましては、関係機関と緊密な連携のもと、お話にありましたように、本市といたしましても用地確保や残土処理等、困難な課題も多々あったわけでございますが、まさに死に物狂いで努力をいたし、ようやく順調に進み、開通を心待ちにしている中で、横から力が加わり、一部混乱が生じておりますことはまことに残念なことであります。

 ご案内のとおり、土岐南インターチェンジはごく一部でも多治見市にかかっているとか、あるいは市境に位置するならともかくとして、多治見市から19号線の市境を起点といたしましても、道路距離にして約3.3キロ、土岐市内に深く入り込んでおりまして、計画の当初から仮称ではありますが、土岐南インターとして人口に膾炙していると、このように私どもは思っておりますし、今から足かけ10年前の平成7年4月1日には、本市として都市計画道路ハイテクロード南北線として位置づけておりましたが、県のご判断によりまして、このハイテクロード南北線は一般県道土岐南インター線として道路認定がされておりまして、正式に土岐南インターチェンジへのアクセス道路として位置づけられたところでございます。

 なお、平成15年4月には、ごらんいただいておるかと思いますが、「一般県道土岐南インター線ハイテクロード南北線」という立派なパンフレットも県において発行されております。

 以上の理由から、土岐南インターチェンジと正式に決定されるものと信じておりますし、社会正義の上からも、これが当然のことと存じます。そして、最終的には、県ご当局におかれましても、しかるべき配慮がされるものと私は信じております。

 なお、ご質問のありました行政同士の話として、多治見市から過去この問題について、私の知る限り、名称変更の申し出はお聞きしておりません。

 なお、一つ参考的に申し上げますと、私ども中央道を通りますと小牧東インターというのがあります。これは、さきに言いましたように、道路距離にして土岐市の場合は3.3キロ土岐市内に入っておりますが、小牧東インターの場合は小牧市の突出部分にインターがありますが、春日井市から道路距離にして1キロ、あるいは1キロ足らずぐらいのところにインターがございますが、小牧インターがあり、小牧東インターがあるという先例もありますことを申し添えながら、答弁とさせていただきます。



○議長(佐分利衞君) 18番 加藤昊司君。

  〔18番 加藤昊司君登壇〕



◆18番(加藤昊司君) どうもありがとうございました。

 本当に今の市長さんのお話じゃないが、全くもう99%でき上がったところで横やりということで、全く私もこの話を聞いただけでむかむかとするというようなことでございます。本当に情けないことだなと。多治見市がどういう思いかわかりませんが、また今、市長さんから、行政の方としても何にも返事がないということは、これは商工会議所だけの方のことで、こういうことが県とか国とか、市じゃなくして、会議所が動くことは別に関係ないわけですか。

 それと、この高速道路は政令で決まるわけですし、やっぱり建設大臣の許可ということになっております、名称管理が。それで、県道、市道はもちろん県知事であり、市長だと思います。そういうことで、これは国の方で決まるわけですが、土岐市からのこういう国・県、もちろん今働きかけておっていただきますが、もう一度こういうものを国の方、県の方へ上げていただいて、(仮称)土岐南インターが決定的になることを特にお願いしたいと思いますので、今後とも、まだそういう、さっきの話じゃございませんが、横やりがあるかもしれませんが、頑として市長はとにかく代表ですから、思いは一緒でございますのでいいですが、そういうことにならないように、ここで心から祈念して、私は一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(佐分利衞君) 13番 金津 保君。

  〔13番 金津 保君登壇〕



◆13番(金津保君) それでは、私からの一般質問を行います。

 本日は公民館の運営について、1点のみお尋ねいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 先日、泉町では、日ごろ公民館の運営や活動に関係している人たち約20人ほどを対象に、公民館主事の嘱託化についての説明会が行われました。当日配付された4枚のペーパーは、説明会のレジュメのほか、「主事嘱託化に関する素案及び勤務体制について」というものでした。そして、公民館長や公民館主事は、これらの内容はすべて決定事項であり、来年4月から実施することになっているとして、おおむね次のような説明をしてくれました。それは、この問題について、この日、この会場での説明会が市内で初めて行われるものであること、以前から提起されていたが、合併協議で先送りになっていたこと、ことし1月の合併協議破綻で論議が再開されたこと、行政内の行革委員会で検討され、余分な金は使わないということで公民館主事を嘱託にすることになったなどなど、これまでの経過のほか、嘱託主事の勤務体制について、嘱託主事は2名勤務となるから、2名がそれぞれA・Bパターンを組み合わせた勤務シフトによって、火曜日から土曜日の14時30分から21時30分までは必ず主事が勤務していることになること、2名体制になるため、月曜日も含めて公民館に主事が不在となることがなくなり、市民サービスの向上につながるなどが嘱託化のメリットとして語られ、説明内容は総じて理解できるものでありました。しかし、その説明会の中で、出席者の間から幾つかの疑問点が提示され、そのこともあって、きょうはそれらを整理する形でお尋ねしようとするものであります。

 それにしましても、この公民館主事の嘱託化という問題、市民への説明はこれまでの間どのようになされてきたのでしょうか。過日のこの会場でも、きょう初めて聞いたという声に代表されるように、このことを知らなかった人が多く、私自身、5月の下旬に開かれた青少年育成関係の会議の席上、出席者の一人が、主事の嘱託化が話し合われているそうだが、そんなことは絶対反対ですと発言したことがあり、そのとき初めてそのような問題が持ち上がっているということを耳にしたというものでした。それまで、あるいはその後、この問題がどこでどのように話し合われてきて、どう結論づけられようとしているのか、このあたりで内部、当事者だけではなく、広く一般に周知すべきではないかとの思い、その意味もあって本日ここでお尋ねするものであります。

 説明会での説明内容では、このことが特に行政改革の一環としての取り組みということであり、そうであればなおのこと、今後さまざまな形での同様な取り組みを行っていかなければならない大切なときでもあるだけに、慎重で開かれた改革の進め方が必要なのではないでしょうか。また、事が公民館という直接市民が接する施設に密接にかかわる問題だけに、決定事項としてだけを伝えて、あとは有無を言わせないという手法に多くの市民が疑義を呈しているのです。

 そこで、公民館運営について順次お尋ねいたします。

 まずアとして、この公民館主事嘱託化が行革に果たす役割について、どのようなことを想定されているのかについて、通告書詳細欄に記した1から6までの事柄についてご答弁ください。

 1番、主事嘱託化で目指す行革とは支出削減なのか、職員減なのか。

 2番、なぜそのターゲットが公民館主事だったのか。

 3番、公民館に市職員がいなくなることで、一番近い行政が遠くなるという住民の疎外感に対し、どう手当てするのか。

 4番、嘱託主事の人選はどう行うのか。

 5番、公民館が貸し館業務主体に陥ることはないのか。

 6番、従来、半ば有名無実だった中央公民館の機能を強化するということだが、その青写真はどのようなものか。

 特に6番の中央公民館機能強化について、各公民館主事が嘱託化となることで地域に根差した活動を高めるために、その果たすべき役割の重要さが一層求められることになるわけですが、それについてどう改革されようとしているのか、詳細にお答えいただきたいと思います。

 次にイとして、嘱託化と指定管理者制度との整合性はということでお尋ねいたします。

 まず、市の指定管理者制度移行への準備の進捗状況はどうなのでしょうか。政府は、昨年6月に地方自治法の一部改正を行い、9月施行により、公の施設の管理運営について、従来の管理委託制度にかわって指定管理者制度を導入し、これまで直営か、または政令で定める公的セクターに限定していたものを、直営で行うもののほか、株式会社など民間業者にもできるようにしたことは周知のとおりであります。これは、地方独立行政法人制度や構造改革特区と並ぶ三位一体の自治体リストラ、公務の外部委託化の究極のツールであり、小泉構造改革の具体化であります。指定管理者制度が利潤を追求することを旨とする株式会社に公の施設の管理運営をゆだねていくものである以上、そのことが市民の諸権利の保障や自治体としての公的責任の後退につながるのではないかとの懸念も言われており、決して手放しで評価されるべきものでもないとは思います。

 とはいえ、制度としてスタートしてはや1年、やらざるを得ない制度であることも現実であり、既にお隣の多治見市では養護老人ホームに指定管理者制度を導入すべく、「多治見市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例案」を今9月議会に提案しております。従来、市直営で行っていた養護老人ホーム多容荘の管理運営を、4月から法人その他の団体であって市長が指定する者に行わせるとして動き始めているのです。中津川市でも同様に条例化が行われていることなどを聞くにつけ、施行後3年間の経過措置があるというものの、既に1年が経過する中、土岐市ではこれまでどのような準備が進められ、今後どのようなスケジュールで何を行おうとしているのかについて、ついでながらお尋ねいたします。

 この件では、3月議会で総務部長が石川議員からの一般質問の答弁の中で、「いずれにしましても、土岐市の公の施設全部について検討を加えなければならないと思っており、その際は市民の皆様や議会ともよく相談しながら進めてまいりたい」と答弁しておられます。ここへ来て主事の嘱託化に踏み切った土岐市ですが、今後、公民館を公の施設として指定管理者制度を視野に入れて検討されることがあるのかないのかをお尋ねしたいと思います。将来にわたって公民館を直営とし、その手法として今回の嘱託職員でやっていくという方針ならば、それはそれでいいとして、その本旨が行革にあるとすれば、指定管理者制度の導入とのてんびんにかけた場合、どちらが行革としての効果につながるのかを検討されたことがあるのかないのか、そのことも教えていただきたいと思います。

 多治見市でも、現在は文化振興事業団という公的セクターに委託している公民館の館長職ほか管理運営を、近々その期間が終わることを受けて、指定管理者制度に移行することも検討されているという状況の中、土岐市は直営嘱託方式で行くという強固な意志があるのか。あるとすれば、その理由などをお聞かせください。嘱託化が指定管理者導入までのつなぎになってしまうということはないという明確な方向性を語っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後は、公民館の利用料金についてであります。

 公民館は、その持っている性格上、年齢、各種各階層を問わず、広く開放され、利用を図らなければなりません。とはいっても、そこから受けることのできる恩恵は公平なものでなければなりません。また、だれもが公平に負担しなければなりません。公民館は各校下にあり、それぞれ特色のある公民館活動を行ってはおりますが、それはすべて市立であり、利用料金はどこの公民館でも同基準でなければならないと思います。ところが最近、この使用料金について市民からの苦情を聞くことがあり、この際お尋ねしようとするものであります。

 現在、各公民館を利用する際の、特に地域の各団体、各グループなどが利用する場合の有料、無料、減免の基準は市内統一されたものになっているのでしょうか。もちろん会場使用料は条例の定めるところによりそれぞれ使用時間での決めがありますが、運用面で割り引きや免除などが受けられる団体やグループがある反面、その恩恵に浴さないグループなどもあり、各館共通の基準の有無などについて疑問が寄せられているのです。このほか、放送機材やテーブル、いすなどの備品や冷暖房使用料など、細かいところまで公平な取り扱いが求められており、条例で定められたもの以外の各館での使用料金なども含めてこれまでどのように決められてきたのか、ご答弁ください。特に主事を嘱託化するとしたこの機会に、市内公民館の料金体系をわかりやすいものに統一すべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。あわせてご答弁ください。

 以上、公民館運営についてお尋ねいたしました。よろしくお願いいたします。



○議長(佐分利衞君) 教育長 白石 聰君。

  〔教育長 白石 聰君登壇〕



◎教育長(白石聰君) 金津議員さんの一般質問、公民館運営についてお答えいたします。

 このご質問につきましては、今議会の小関議員さんの一般質問で触れられた内容も含まれておりますが、順次お答えさせていただきます。

 まず初めに、アの行政改革に果たす公民館主事嘱託化の役割はの、1.主事嘱託化で目指す行革とは、2.なぜ行革対象が公民館主事なのか及び3.住民の一番近い行政が遠くなるのではにつきましては、ともに関連がありますので、一括してお答えさせていただきます。

 議員もご承知のとおり、公民館主事の嘱託化につきましては、平成11年10月に土岐市新行政改革大綱が制定され、議会へも報告され、平成11年12月15日号の市広報で市民の皆様に公表されております。この新行政改革大綱は、市民の代表者10人以内で組織されます土岐市行政改革懇談会、籠橋久衛会長からの答申に基づき策定されたものであり、毎年度その進捗状況を市広報で公表していくことになっています。公民館主事の嘱託化は、新行政改革大綱実施計画の3.定員管理及び給与の適正化の推進及び8の会館等公共施設の適正配置及び管理運営の適正化についての項目の一つであり、そこに中央公民館指導体制等への移行及び地区公民館主事の嘱託化、並びに地区公民館主事の嘱託化とあわせ、市民が利用しやすい施設となるよう施設の管理運営方法の見直しが上がっております。

 このため、平成12年から公民館長を中心に推進項目についての検討を加えてまいりましたが、平成15年11月の公民館長会議に、地区公民館に2人ずつの嘱託公民館主事を複数配置し、文化プラザには中央公民館機能として3人の公民館主事を配置する案について具体的な説明をいたし、検討をお願いしてまいりましたところ、翌年1月の公民館長会において、複数配置であれば時差出勤等により夜間9時30分まで主事がいることとなり、夜間の利用者の利便にもつながること及び月曜日の休館もなくなること、そして文化プラザにこれまでの主事が3人残れば、嘱託化への移行に当たっての多少の不安は残るが、全体としては公民館活動の体制強化につながるのではないかとのことで、全会一致で賛成が得られました。したがいまして、複数の公民館主事の配置と中央公民館機能の整備は、地区公民館での利用面での住民サービスの向上と、公民館に求められている地域学習機能の充実や家庭教育の支援など、今日的な市民の行政需要にこたえる行政改革ではないかととらえております。

 次に、4の嘱託主事の人選は公募か推薦かにつきましては、公民館は地域とのかかわりが大きいと同時に、公民館活動に熱心で親しみやすい方でなければならないので、長年それぞれの地域において公民館活動や地域の行事、ボランティア活動など熱心な方を、公民館長や地域代表者の皆さんで組織されます選考委員会とか公民館運営審議会などで審議され、各公民館から推薦のあった方を教育委員会に諮り任命したいと思っております。

 5の公民館が貸し館業務にならないかにつきましては、嘱託公民館主事であってもこれまでの主事が行ってきました業務は引き継ぐものであり、採用前2カ月間の実務研修、その後、中央公民館主事による研修のほか、国や県が実施する主事研修会にも順次参加させ、公民館主事としての専門知識を習得させていく予定でありますので、貸し館業務の主事とは考えておりません。

 6の中央公民館の機能強化の青写真はにつきましては、これまで各地区の公民館は音楽や陶芸、料理、軽スポーツ、IT情報、郷土資料など、特色ある公民館としてそれぞれ建設され、運営されてきましたが、それぞれの公民館が特色ある活動を全市的なものとして市民参加させていくには、中央公民館機能において体系づけ、組織化し、特に地域公民館での学習、講座、ボランティア、家庭教育の相談等についての指導、助言、並びに中央講座や中央学習などの開催など、中央公民館機能の強化を図ってまいりたいと思っております。

 次に、イの嘱託化と指定管理者制度との整合性はについてでありますが、指定管理者制度の進捗状況等につきましては、後ほど企画部長より答弁がありますが、関連する部分についてお答えいたします。

 まず、制度移行と準備の進捗状況はのうち、公民館主事の嘱託化と中央公民館機能の充実につきましては、平成17年4月1日から予定をしております。これまで公民館主事の業務内容、勤務時間帯、勤務体制、勤務条件、並びに採用手続等につきまして、公民館長や公民館主事との協議を終え、市長部局との調整も完了しておりますので、9月30日までに各館より推薦をいただき、人選をし、教育委員会において採用の決定が得られ次第、公民館主事としての心構えや職務の内容及び引き継ぎなどについての事前研修を行っていきたいと思っております。

 2の公民館は制度の公の施設に該当するかにつきましては、該当すると考えております。

 3の該当すれば制度実施までのつなぎかにつきましては、公民館は地域における生涯学習の拠点であると思っておりますので、現段階において指定管理者による公民館の管理運営は考えておりません。

 次に、ウの公民館使用料についてお答えします。

 1の有料、無料、減免などの基準についてでありますが、土岐市公民館の設置及び管理に関する条例第13条第1項のただし書きにより、教育委員会が公益上必要があると認めるときは、使用料金の全部、または一部を徴収しないことができるとあります。この規定に基づき、各公民館では自治会や社会教育団体等の公共的、公益的な団体や公民館での生涯学習の活動をする団体への会場使用料の全部または一部を減免措置しており、その方法は各館ごとに年度初めに一括して、またはその都度、決裁行為により行っているところであります。

 次に、2の市内各公民館での運用は統一すべきではないかにつきましては、議員ご指摘のとおり、公民館によって公益的活動や生涯学習の内容についての理解や解釈の仕方などにより差異が生じていることもあります。来年度から中央公民館機能も整備充実することから、運用基準を定め統一を図りたいと思っております。なお、主事会を中心にこれまで5回ほどの料金統一についての検討会を進めておりますので、ほぼ出そろってきた案が間もなく教育委員会に上げられてきますので、それをもとに来年度に向けて統一を図っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。以上であります。



○議長(佐分利衞君) 企画部長 高木 巖君。

  〔企画部長 高木 巖君登壇〕



◎企画部長(高木巖君) 金津議員さんの一般質問のうち、所管部分についてお答えいたします。

 イの嘱託化と指定管理者制度との整合性のご質問の中の、制度移行への準備の進捗状況でございます。地方自治法の一部が改正されまして、昨年9月に施行、公の施設の管理方法が管理委託制度から指定管理者制度に移行しております。この指定管理者制度の導入により、今後は民間の事業者、NPO法人、ボランティア団体等も含めて広く公募し、費用、企画などの提案内容から判断して、よりふさわしい施設の管理者を決めていくことが可能となりました。現在、公の施設の管理運営を委託している施設につきましては、経過措置がございますので、法施行以後3年以内に指定管理者制度に移行するか直営とするかを決定する必要があり、今度その施設がどうあるべきかを検討し、なるべく早い時期に指定管理者制度の条例を制定したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐分利衞君) 13番 金津 保君。

  〔13番 金津 保君登壇〕



◆13番(金津保君) それぞれのご答弁、ありがとうございました。

 質問についての詳細欄に記しました項目1から6までにつきましては、おおむね公民館長の説明の中で詳細に話されておりまして、先ほどの私の質問の中ででもおおむねというか、総じて理解できるものでしたと言いましたとおり、これからの公民館の一つのあり方ではないかなという思いもあります。特に教育長もおっしゃってみえました公民館が地域に根差した活動を行っていくということで、地域ごとの特色を考えながら運営していくという観点からいえば、指定管理者制度に安易に乗りかえるべきではないというのが私の思いでもありましたので、そういう方向でこれからも進んでいくんだということについては、これは土岐市の一つの見識であるというふうに思います。ぜひこの方針に沿って、本当に地域に根をおろした公民館の運営ができていくように、嘱託化になったから民間の人が民間の考えを取り入れてやっていくんだという安易な考えで丸投げしてしまうということのないように、しっかりと行政の責任というものを果たしながら運営していくということに向けて、今までより一層努力していただきたいと思います。

 そのことについて、中央公民館の機能強化ということは欠くべからざる条件となってまいりますので、今まで有名無実というか、当然生涯学習課の中にその機能があったことは知っておりますが、今までの集権的な考え方ということではなくて、今までと違った中央公民館のあり方というものをしっかりと求めて、それを実行していっていただかなくてはならないというふうに思います。

 ただ、行政改革で公民館の主事嘱託化というのは行政大綱に記されていて、それを粛々と行ってきたんだという説明ではありましたが、行政大綱を何度も読み返してみても、具体的には何も書いていないんですね、見つからないんですよ。言葉が難しいというか、総枠でくくってあるというか、どこにあるかなということでご答弁を聞いておりましたら、3番と8番がそれに該当するということでしたが、こういうものがあるから市民が知っているという、そういったことではなくて、行政改革大綱に沿って進めているということならそれはそれで当然のことですが、先ほども言いましたように、事細かにこういうことを目指して取り組むんだ、今こういうふうに進めているんだ、皆さんのご意見はどうでしょうかという、市民を含めての行政改革という手法でないと、内部で詰めていって、それでこう決まったからこうなんだというやり方は反発を買うことになってしまうんです。せっかくの深い思慮のもとに、将来に向けてのいい改革をしていこうとすることが、後からこういうふうに決めたんだからこういうふうにいくという提示の仕方では、その思いが市民に伝わっていかないので、説明しながら進めていくということにこれからぜひ心していただきたいと思います。

 先ほども言いましたが、指定管理者制度について、これから検討を加えていくという答弁でしたが、これは行政のある種のリストラということにもなるわけで、職員を減らすということで民間を入れていくという、そういうことは表向き聞こえがいいんですが、行政としての責任をしっかり果たすにはどうしたらいいかということが最大の目的ということを、行政の責任であるということを、しっかりこれは根本に置いて、これからも進めていっていただきたいというふうに思います。

 それから料金のことにつきましては、私の指摘したとおり、来年から統一する必要に迫られているということでしたが、5回の検討会を行っているという中で、どんな意見が出てきて、今、どのような経過にあるのかというようなこと、これを答弁いただきたいと思います。

 それから先ほど質問いたしましたが、行政改革大綱の中で嘱託化ということがどの項目に該当して、だから嘱託化を進めているということの理解をさせようとしているのかということについて、もう一度行政改革大綱を勉強するという意味からも、もう一度説明していただきたいと思います。広報「とき」にも、ことしの5月号でそのことを示してあるというようなこともおっしゃいましたが、どこにその記述があるかというようなこと、これからのこともありますので、ちょっと説明していただきたいと思います。

 以上2点、よろしくお願いします。



○議長(佐分利衞君) 教育長 白石 聰君。



◎教育長(白石聰君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。

 まず初めに、行革大綱のどこに載っているかということでありますが、市広報等で掲載しております内容につきましては、総括的なことで書いてありますから、具体的な部分は、その広報はこれまでに4回ほど発行されておりますが、その中には載っておりませんが、ここの新行政改革大綱、こういったものが議会にもお配りされたと思いますが、この中の実施計画の中に、先ほど私が読み上げましたように、定員管理の適正及び給与の適正及び推進に関する項の中に四つの実施項目があります。その四つの実施項目の中の3番目に公民館主事の嘱託化の検討ということが上がっておりまして、実施内容としましては中央公民館指導体制等への移行及び地区公民館主事の嘱託化を検討することということで、実施年度は平成12年から上げるということでこの計画書に上がっています。もう一つ、主要推進項目の8.会館等公共施設の適正配置及び管理運営の適正化についての実施項目、七つありますが、5番目に地区公民館の管理運営の効率化の検討ということで、実施内容としましては、地区公民館主事の嘱託化とあわせ、市民が利用しやすい施設となるよう施設の管理運営方法の見直しを実施するということで、実施年度は平成12年からということで上がっております。

 次に、使用料の見直しの経過がどこまで進んでいるかにつきましてでありますが、これまでに5回ほど主事会が中心になって料金の差異を調査し、どのような違いがあるか、まずはアンケートを各公民館に実施した上で、その差異を出しておるわけです。一例を申し上げますと、例えば町内会が公民館を使用される場合に、町内会といいましても、連合町内会もあれば区を単位とするもの、それから一町内、隣保班、いろいろあるわけですから、その取り扱いについて公民館によって若干の差異があったように受けております。こういったように、そのほかまだ子ども会の活動につきましても、町全体の子ども会もあれば本当の小さい単位の子ども会、いろいろありますので、こういったことについて差異が生じておりますので、これをどのように調整し、全市的に統一的な料金体系を整備する上で、無料と有料を区分しようということで進めておりますので、いま一度、時間がかかりますが、来年度に向けてこのあたりを明確にし、全館とも統一を図りたいと思っております。以上であります。



○議長(佐分利衞君) 13番 金津 保君。

  〔13番 金津 保君登壇〕



◆13番(金津保君) ありがとうございました。

 教育長が手にしておられるのはこれですか。今、おっしゃったのが、細目がこれには書いていないんですよ。それがちょっと私の手元にないんですよ。ですから、議員にその部分は配付されていないですよね。この5ページにわたる部分だけが配付されており、広報「とき」の見開きの部分とで公民館主事の嘱託化ということを探してもなかなか見つからなかったんですが、今の説明により具体的なそういった記述があるということはわかりましたので、ただしかし私らでもなかなかその経過の外に置かれていたという思いがありましたので、先ほども言いましたけど、行革であれ何であれ、直接市民にかかわるこういったことを変えていくという、見直していこうというときには、あらかじめ市民に伝えて意見を求め、それを集約して方針を定め、説明し、合意があって初めて市民のものになっていくということを改めて思っていただいて、今後こういうことを進めていくことにしていっていただきたいというふうに思います。

 それから、先ほど中央公民館の機能強化というところでちょっと念を押すことを忘れておりましたけど、主事の嘱託化ということで、これから嘱託主事に求められる、貸し館業務主体に陥らないということでしたが、そうであるためには企画力とか運営能力とか調整能力というようなものが求められていくということになりますので、そういったものについての研修を行うとおっしゃいましたよね。今までの市職の主事にまさるとも劣らない嘱託主事を目指してやっていっていただきたいと思います

 それから、推薦と公募どちらかということで、地域の事情がよくわかっている人を推薦というような方針で行くということでしたけど、推薦の場合の一番の弊害は、よく地域のいろいろなところに顔を出している人にどうしても目が行ってしまうということで、地域内での役なれした人たちのなれ合いとか、それから仲間意識とか、そういったことでどうしても小さくまとまってしまうというような傾向が、どんなグループにもそういう弊害が出てくるわけで、市民からの批判もそういうことが一番多いわけですよね。公民館が一般市民から今後遊離するというようなことのないように、ただ単に人選を各地域に丸投げしてしまって、推薦で上がってきた人を嘱託にしていくという、その進め方だけでいいということは決して思いませんので、いろいろな視点から人選は進めていっていただきたいと。これは今までのいろいろなことがありました中での思いから注文をつけておきますので、どうかよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。



○議長(佐分利衞君) ここで、10分間休憩いたします。

 午前10時35分休憩

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 午前10時46分再開



○議長(佐分利衞君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行します。9番 西尾隆久君。

  〔9番 西尾隆久君登壇〕



◆9番(西尾隆久君) 発言の許可をいただきまして、通告の順に質問させていただきます。

 昨日の水野議員の質問の中で、プラズマ・リサーチパークのまち開きでのアウトレットモールでの地域の活性化でのねらいと同じように、また皆様方から「愛知万博」という言葉が何度も出てまいりました。これは自動車道を含めアウトレット、そしてまち開きをあわせて、これはすべて愛知万博の開催に合わせてのものでありますので、そういった点から質問させていただきます。

 21世紀の人類が直面する地球規模の課題の解決の方向性と人類の生き方を発信するため、多数の国、国際機関の参加のもと、「自然の叡智」をテーマとした新しい文化、文明の創造を目指して開催される、21世紀に入って最初の万博であります2005年愛・地球博(愛知万博)開催に当たっての本市の取り組みについて質問させていただきます。

 愛知万博の開催期間は、2005年3月25日から9月25日の延べ185日間が、会場を名古屋東部丘陵の長久手町、豊田市、瀬戸市で、目標入場者数1,500万人を目指して行われます。決して土岐市から遠い場所ではなく、大変近い場所で開催されるため、開催までにあと約半年しかございませんので、質問をさせていただきます。

 まず最初に、アの万博開催中の本市の協賛事業は何があるのかであります。

 約半年を切った今、さまざまな協議、情報提供があったと思いますが、広域も含め土岐市が入って行っている事業は何があるのかをお聞かせください。また、土岐市を発信するようなPRなども今までにあればお聞かせください。そして、愛知万博のホームページ、岐阜県万博関連ホームページに積極的に土岐市の紹介を載せるべきだと思いますが、いかがでしょうか、お聞かせください。

 また、県のホームページだとは思いますが、万博開催中、万博日本ゾーンで設置されるパビリオンの中に、岐阜県と中部8県共同の中部千年共生村というものができるらしいけれども、そこでのPRができたらとも思いますが、いかがでしょうか。お聞かせください。

 次に、イの各種団体や観光協会との協議の必要性についてであります。

 土岐市を県内外に情報発信するために、本市における既存の施設、例えば織部の里記念公園、美濃焼伝統産業会館、美濃陶磁歴史館、道の駅どんぶり会館、志野・織部、3月オープン予定の土岐プレミアムアウトレット等や毎年恒例のイベント関係の土岐陶器祭り、美濃焼まつり、織部まつり、駄知どんぶりまつり、下石どえらあええ陶器祭り等の集客力を高めるための方法をいろいろな各種団体と協議をする必要性があると思いますが、いかがなものでしょうか。お聞かせください。

 また、駄知どんぶりまつり、下石どえらあええ陶器祭りは、今年度も10月2日、3日に開催されますが、来年度でいいますと万博開催中には時期として入っていないため、どのような開催がよいのか、協議が必要だと思いますが、いかがでしょうか、お聞かせください。

 また、万博開催中、可児市で行われます花フェスタ、多治見市のセラミックパークMINOでの国際陶磁器フェスタなども行われると聞いております。そういった開催の中、位置的に中心であります土岐市においては、東海環状自動車道の開通、アウトレットモールのオープン等でのチャンスを生かし、市単独の事業、イベント等の開催を、各種団体の意見を聞きつつ考えてみてはいかがなものか、お聞かせください。

 そして、観光協会との協議については、土岐の周遊コースの設定、きのう水野議員の答弁の中で市長さんが言われましたように、飲食店にとっては非常にこの時期は重要でチャンスだと思っております。そういった意味から、飲食店の食べ物マップ、そして万博に訪れる観光客、土岐市に訪れる観光客のために、土岐市の宿泊施設の情報を観光協会と協議し、宿泊客に土岐市の行事カレンダー、いろいろなパンフレット等を旅館等に置くだけでも、自由に土岐市内の施設等を周遊、散策できると思いますが、積極的にPRするべきではないかと思いますので、お聞かせください。

 次に、ウの産業観光と万博についての対応はについてでありますが、各町の産業観光まちづくり委員会は発足当初たしか愛知万博開催までの委員会だったと認識しておりましたが、ただ現段階においては多少考え方も変わってきたかもしれません。やはり各町のあり方について目標を設定し、報告書にまとめ、報告書に対しての対応を考えてみてはいかがなものかをお聞かせください。

 現段階において、各町の産業観光としてのまちづくりの状況を、わかる範囲でいいのでお聞かせください。ちなみに私の駄知町においては、まちづくりの先進地であります常滑市への視察、そして交流、地元の窯元めぐり、人間国宝の塚本快示展の開催等をいたしました。このような行事の中から、少しでも万博の来場者を、駄知町の窯元めぐりを初め、駄知町に訪れていただけるような整備を考えていかなければいけないとも思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、エの小・中学校の万博への社会見学についてであります。

 私が中学校2年生の34年前の1970年に開催されました大阪万博に学校から見学に行き、今なお記憶に思い出として残っております。友人、グループ同士での人気のパビリオンに長蛇の列で並び入館したことや、各パビリオンのスタンプを集めたこと、また当時はまだまだ外国人が大変珍しかったこともあり、各パビリオンのスタッフや、多分今考えておりますと普通の観光客だったと思いますが、サインをお願いして集めてまいりました。当時は、声をかけることすら大変な度胸が要りました。これからの将来を担う子供たちには、国際社会の一員として、学校教育の中でも英語教育が大変重要視されております。そこで、学校教育の中での愛知万博の見学を予定しているのかをお聞かせください。予定があれば、何年生がいつごろ予定されているのか。また、予定がなければ、ぜひ考えてみていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、オのスポーツイベントについてをお伺いいたします。

 今までに、何かのスポーツ大会において外国の方々が出場されたような競技はありましたか。また、大変難しいとは思いますが、これから来年度予定されているスポーツの大会において、例えば駅伝、サッカー等で国際色豊かな競技を募集して、スポーツを通して土岐市のPRを企画してみてはいかがなものかをお聞かせください。

 最後になりましたけれども、カの全国、または海外へ土岐の名を発信するチャンスについてをお伺いいたします。

 いろいろ質問させていただきましたけれども、最後にこの地域において来年の春には愛知万博の開催、中部国際空港の開港、東海環状自動車道の開通、土岐プラズマ・リサーチパークのまち開き、そしてアウトレットモールの開業等、この地域を取り巻く環境は大変大きく変化してまいります。3市1町の合併がなくなった今、前収入役の退任のあいさつではありませんが、3市1町の中で土岐市の一人勝ちのチャンスではないかとも考えております。この土岐市を発信するために、市長の思いをぜひお聞かせください。

 以上が私の質問であります。それぞれのご答弁、よろしくお願いいたします。



○議長(佐分利衞君) 企画部長 高木 巖君。

  〔企画部長 高木 巖君登壇〕



◎企画部長(高木巖君) 西尾議員さんの一般質問のうち、所管部分についてお答えいたします。

 2005年愛・地球博開催に当たっての本市の取り組みについてのア.万博開催中の本市の協賛事業は何があるのかの中で、現在土岐市が入って行っている事業は何があるかにつきましては、瀬戸、常滑、万古、美濃の陶磁器4産地で組織する陶磁器産地活性化推進連絡協議会におきましては、平成17年5月2日に陶の国まつり2005in愛・地球博を長久手会場の愛知おまつりひろばで開催いたします。東濃西部3市1町はいずれもこの協議会のメンバーとなっておりまして、土岐市もこのイベントに参加することとしております。当日は市職員が案内ブースに常駐いたしまして、土岐市の観光パンフレットやマップの配付をする予定でございます。

 次に、岐阜県万博関連ホームページに積極的に土岐市の紹介を載せるべきだと思うがどうかにつきましては、愛・地球博公式ホームページには美濃焼伝統工芸品まつり、織部街道蔵出しまつり、織部の日記念事業などが愛・地球博のパートナーシップ事業として既に掲載されております。今後、万博開催中に開催される土岐美濃焼まつりと土岐市文化団体連盟祭をパートナーシップ事業として申請いたしまして、公式ホームページに掲載いただくこととしております。

 次に、県の関連でのホームページには、万博ワールド東濃版、東濃を百倍楽しむためのホームページがございます。これには土岐市の主なイベントのほか、観光施設や宿泊施設が掲載されておりまして、これからも引き続きホームページを活用し、土岐市のPRに努めてまいりたいと思っております。

 次に、他市の状況でございますが、多治見市では財団法人日本ファッション協会が中心となって開催いたしますクリエイティブ・ジャパンにブース出展されるほか、最高気温日本一を競っている自治体が地球温暖化対策に取り組むあっちっちサミットを万博会場内で開催する予定と聞いております。瑞浪市と笠原町につきましては、現在のところ特に予定はないということでございました。

 イの各種団体や観光協会等との協議の必要性についての万博開催、東海環状自動車道の開通、アウトレットモールのオープン等でのチャンスを生かし、市単独の事業、イベント等の開催を、各種団体の意見を聞きつつ考えてみてはどうか、このことにつきましては、なかなか困難な問題であるかとは思いますが、都市再生機構やチェルシージャパン及び各種団体と協議する中で、イベント開催の可能性について探ってまいりたいと思います。以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 経済環境部長 柴田文雄君。

  〔経済環境部長 柴田文雄君登壇〕



◎経済環境部長(柴田文雄君) 西尾議員さんの一般質問のうち、イの所管及びウについてお答えします。

 観光協会と協議をし、万博開催中、土岐市の名所、飲食店、宿泊施設等のPRはどうかとのご質問ですが、先ほどの質問で企画部長がお答えしました内容と同じでございますけれども、県のホームページの掲載をするということでございます。今後も県に土岐市の情報を提供し、協議を図りながら一層の充実に努めてまいりたいと考えております。

 次に、産業観光と万博への対応についてのご質問ですが、議員さんもご承知のとおり、まちづくり委員会は各町ごとに立ち上げられて活動されてみえます。市といたしましては、各町の万博に対する計画を見ながら対処していきたいと考えております。また、陶器まつり、美濃焼まつり等のイベントに関しましては、主要な場所にイベント情報の看板設置を実施するなどのPRを考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上です。



○議長(佐分利衞君) 教育長 白石 聰君。

  〔教育長 白石 聰君登壇〕



◎教育長(白石聰君) 西尾議員さんの一般質問のうち、所管部分についてお答えいたします。

 エの小・中学校の万博への社会見学についてでありますが、各小・中学校ともこれから来年度の年間行事についての計画を行っているところであり、愛知万博の見学につきましてもそれぞれの学校において現在検討しているところであります。過去の例を見ますと、1995年の花フェスタ、1988年のぎふ未来博において、一部の学年の児童・生徒ではありますが、市内すべての学校で実施されております。また、2000年の大垣博でも、岐阜県からバス借上料に対する補助もあり、市内の数校で実施がされております。愛知万博につきましては、国家プロジェクトの一つでもあり、近隣で実施されることや、国際的視野を広めるよい機会でもあり、大きな教育効果も期待できるため、見学の実施は大変望ましいことと考えておりますが、会場の混雑による児童・生徒の指導上の問題点も懸念されています。いずれにいたしましても、万博見学は基本的には各学校の主体性にゆだねられますが、教育委員会といたしましては、各学校へ適切な情報提供など支援を行っていきたいと思っております。

 次に、オのスポーツイベントについてでありますが、愛知万博を絶好の機会ととらえ、本市で国際的なスポーツイベントを企画せよとのご提案には大変に賛同できるものがあると思います。しかし、国際的な大会を開催するに当たっては、何年も前からの準備をし、施設整備に加えて大会運営面でのノウハウや関係機関との協力が不可欠であります。土岐市一周駅伝でも、本年度で43回を数え、毎年2月に実施されていますが、大会開催に当たっては、企業や事業所などからの選手の参加協力に加え、体育協会、町体協、自治会、警察署、安全協会の方々など多くの皆さんのご協力により実施されており、万博開催期間中の3月25日から9月25日での実施変更や外国人選手の招待などにはかなり困難なものがあります。また、サッカーなど国際的な競技につきましても、施設面での整備が必要であり、スポーツイベントとしての実施には困難なものがあります。しかし、万博効果を最大限に活用するため、第9回現代陶彫展で本展入賞となった作品を東海環状自動車道の土岐南インター周辺やプラズマ・リサーチパーク内に設置し、土岐市内への誘引を図ったり、毎年恒例となりました織部の里公園での織部茶会や元屋敷窯跡の見学、美濃陶磁歴史館での特別展を開催し、広く外国の方々にもご来市していただければと思っております。以上であります。



○議長(佐分利衞君) 市長 塚本保夫君。

  〔市長 塚本保夫君登壇〕



◎市長(塚本保夫君) 西尾隆久議員さんから、万博に関連いたしまして、全国、または海外へ土岐の名を発信するチャンスについてのお尋ねでございます。

 お話にありましたように、万博開催に先立って開通いたします東海環状自動車道東ルートによりまして、文字どおりの万博会場とは隣接地となりますとともに、あわせて開店いたします世界の有名ブランド品の土岐プレミアムアウトレットが時を同じくして開店いたしますことは、極めて大きなPR力になるものと私は考えております。土岐プレミアムアウトレットは国内客はもちろんでありますが、東アジアからもたくさんの方が万博に来られると私は予想しておりますが、特に東アジアの方々の話題になることは間違いないと存じますので、土岐への関心と誘客に大きな力になるであろうと考えております。

 また、現在、作品を制作中であります日本現代陶彫展の作品は、土岐プラズマ・リサーチパーク内の街角を飾ることにいたしておりますので、このできばえが今楽しみでありますが、焼き物の雰囲気のある新都市が出現することを願っております。

 また、今申し上げましたような世界的な陶芸の拠点でありますとともに、「地球に太陽を」のキャッチフレーズに代表される核融合研等の先端技術、これらもまた話題性に富んだものになると期待をいたしております。さらに歴史的には美濃桃山陶の発祥の地といたしまして、世界史の、世界文化史のと言っていいかもわかりませんが、転換点に果たした役割を考えますと、例えば500年前に大航海時代が始まりまして、50年して種子島に鉄砲が伝来してきましたとともに、南蛮文化も伝来してきたわけであります。これらの異文化交流を通して、それからさらにその50年後の桃山期に、東洋のルネッサンスの成果とまでたたえられます非対称の美の原点として、またその極致であると言われます織部焼を焼き出した陶工たち、私はその根底には室町時代等におきます土岐一族のバサラ精神というものがあったと存じますが、そうした風土をベースとして、国の指定史跡元屋敷陶器窯跡が、国の指定があるわけでありますが、まさに我が国の陶芸史に、あるいは陶磁史にさん然と輝く金字塔であり、本市の誇りであると考えております。

 そして、ご案内のとおり、国・県との協調によりまして、また奈良にあります文化財研究所のご指導をいただきながら、その保存整備事業も立派に完成をいたしたところであります。世界的にこの美術の世界で左右対称の美の基準の限界がささやかれます中で、改めて注目されます非対称の美を400年の昔にこの地で確立したということ、400年前にこの地で確立された織部の精神というのはまさに特筆すべきものでありまして、本市といたしましては、この非対称の美の原点であります元屋敷陶器窯跡と大量に出土いたしております出土品を一括して世界遺産、世界文化遺産の登録のための暫定リストへの登載のため、文化庁への要望活動を始めたところであります。ハードルは極めて高いと覚悟をいたしておりますが、美濃焼の知名度の向上とその真価を認知していただける大きな力になるものと信じ、また美濃焼の再生と産業観光の活発化のために精いっぱい努力し、頑張ってまいりたいと存じますので、議員各位におかれましても温かいご理解とお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。

 こうした努力を積み重ねることが、土岐の名前を全国、あるいは海外にPRする大きな力になると信じて疑いません。また、昨日もご質問等をいただきました温泉の問題も、交通の利便性を考えますと広く注目を集めるものになるものと考えております。十分意を尽くしませんが、ご質問に対する答弁といたします。



○議長(佐分利衞君) 9番 西尾隆久君。

  〔9番 西尾隆久君登壇〕



◆9番(西尾隆久君) それぞれのご答弁、ありがとうございました。

 いずれにいたしましても、約半年しか愛知万博開催までにございませんので、今、答弁にありましたように、積極的に取り組んでいただけたらと思っております。

 また、なぜこの質問をするかということに関しまして、約半年を切った、約半年開催までにありますけれども、ここのところ愛知万博に絡んでの話があまりございませんでした。実は私、議員になった直後に、規模の縮小というのもありますけれども、いろんなうわさが飛んでおりました。それこそ、うわさ話だったかもしれませんけど、富士可児のゴルフ場で大陶器展をやるとか、そして平成12年の第1回定例会におきまして、私の会派であります土本議員の中からプラズマ・リサーチパークが万博の駐車場となり、シャトルバスで結ぶんじゃないかという質問もございました。そういった中から、一つだけで結構ですので、例えば瀬戸市とか、そういったような万博関連の方から協力の要請があったかどうかをお聞きして終わります。よろしくお願いします。



○議長(佐分利衞君) 市長 塚本保夫君。



◎市長(塚本保夫君) 特にそうした駐車場等の問題につきましては、現在愛知県内で確保する努力がされておるわけでありまして、要請はありませんが、私がある新聞に投稿依頼されたのか、私が投稿したのか、万博に土岐市として、今おっしゃるようにプラズマ・リサーチパークもあるということで、ご協力する用意があると、こういうことをお伝えしたわけでありますが、当時の万博協会の幹部からそうした節にはというお手紙をいただいておりますが、現時点、私の理解しておるところでは、愛知県内で駐車場を確保するという方向で進んでおると理解をいたしておりまして、直接的に私の方へ駐車場としての問い合わせ等は来ていないと思います。以上であります。



○議長(佐分利衞君) 7番 布施素子君。

  〔7番 布施素子君登壇〕



◆7番(布施素子君) 質問のお許しが出ましたので、通告に従い、お尋ねいたします。

 初めに市民バスについてです。

 この件に関しては、今まで数回質問しておりますが、この10月1日から福祉バスをすべて廃止し、地区別コースの新規路線として市民バスに統合されることになりますので、決まっていることとはいえ、確認も含めて重大なことだと思われ、お尋ねいたします。

 土岐市市民バスは平成12年10月1日から始まり、ちょうど4年たち、まだ歴史も浅く、少しずつ改善されてはいますが、それでも市民からはさまざまな要望がまだまだいっぱいあります。もちろん、財政を考えればそのすべてをクリアすることは難しいのはわかりますが、今回福祉バスから市民バスへ移行という大きな改革がなされるわけで、この機会にどのように検討されたか、お尋ねいたします。

 アとして、土岐市コミュニティーバス基本計画、コミュニティーバスの段階的整備の検討第3案に基づき10月1日より運行開始となる新規路線について、どのように検討、準備されているか、お尋ねします。

 福祉バス時代の各コース利用実績を見ると、年間を通してほとんど利用されていないバス停の検討や公共施設にこだわり過ぎたバス停の位置など、どのように判断され、対応されようとしているのでしょうか。運行ルート、運行日数、時間帯などどうなるのでしょうか。今までも市民の根強い要望である総合病院への乗り入れ等、東濃鉄道との話し合いはなされましたでしょうか。話し合いがなされたなら、その内容と結果はどうであったか。また、医師会との話し合いなどはどうだったでしょうか。

 市内バス利用者は、日ごろ眼科、皮膚科、歯科やその他医院等、さまざまな場所へ行くために、高齢者は特に苦労しておられます。コミュニティーバス基本計画段階的整備第2案で、整備の考え方として、主に日中時間帯における公共施設利用、買い物、通院など、日常的な利用に対応するとうたってあります。また、近隣他市では、固有のスーパーにバス停を設置し、運行されておりますが、土岐市ではどのように検討されましたでしょうか。

 また、今まで福祉バスとして利用していた60歳以上の利用者を初め、市民へのお知らせはどうされるのか。当然広報に掲載されるとは思いますが、新たにどなたでも乗れることや、何よりも有料になること、またどのバス停でも自由に乗りおりできることなど周知徹底すれば、あるいは利用者がふえることも考えられるのではないかと思いますが、この点もお尋ねいたします。

 次にイとして、基本計画段階的整備の検討第3案は泉西コースの一部と鶴里コースの一部を拡大し、コミュニティーバス化するとなっているが、その他のコースも含めどのように検討されましたでしょうか。泉北団地のような住宅が固まっているような地域の住民でも、バスの運転手さんによってはほんの時々、バス停ではない家の近くでおろしてくれ、本当にありがたいという常連の利用者がおられます。もちろん運転手さんの厚意であって、違反であることはわかっているようですが、お天気の悪い日に傘を差し、買い物荷物のあるときや、また体調の悪いときなど、運転手さんに感謝感謝だと申しておられます。このような事情、状況を踏まえた上で、特定区間、また特にバス停と住宅地が点在する地域や濃南地区等、必要と思われる地域のフリー乗降は検討されたでしょうか。

 次にウとして、まちづくりとコミュニティーバスについてです。

 来年3月、先ほど来、皆さんのご質問のあるように、オープンするアウトレットモールへのルートをお考えでしょうか、お尋ねします。いろいろな会合で私が皆さんから聞く話として、アウトレットは若者の出かける場所だという人が多い中、最近の高齢者はそのような場所へよく出かけられるようですし、また出かけたいという声を聞きます。若者が休日となる日に待って一緒に出かけるばかりではなく、ウイークデー等にそうした人々が自由に行くためのバスは必要と思われますが、そのあたりの対応はどのようにとられていますでしょうか、お聞かせください。

 次に、通告2のセクシャルハラスメントについてですが、この件は昨日の小栗議員さんの質問と重複する事項もありますが、改めて私なりに質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 通告アについては、事実であると新聞報道にもありますし、この詳細の2からの質問です。通告詳細2から質問いたします。

 セクシャルハラスメントに関する問題が事実とすれば、どのような関係で起きたのか。同じ課同士であるのか、その関係は上下関係であるかどうか、お尋ねいたします。

 イとして、事実とすればどのように対応されましたでしょうか。詳細1のいつごろの話で、表面化したのはいつか、どこへ、どの窓口へ告発されたのか。また、助役さんへの告発か、市長さんへなのか、お尋ねいたします。

 詳細2として、表面化した後、どのように対応されましたでしょうか。あるいは今現在、どのように対応しておられるか、お聞かせください。

 昨日、小栗議員さんの質問に、調査委員会が女性5人を含む14人で、公正な事実かどうか判断するものとして今月に入り立ち上げ、審議したと発言されていますが、この調査委員会の構成は、5人の女性を含むということは判明いたしましたが、どのようなものなのでしょうか。また、倫理規定などに基づくものなのかどうか、その位置づけはどうなりますでしょうか。例えば、新聞報道にあるように、臨時的なものだけなのでしょうか。そして、きのう市長さんの答弁では、極めて残念なことだが、調査委員会の報告を待ってしかるべき対応をすると発言されましたが、期限はいつごろまでなのでしょうか。表面化してからかなりの時間が経過しているようです。早急な対応が必要だと思いますので、きちんとご答弁いただきますようお願いいたします。

 次にウとして、男女共同参画プランとの関係について、市民の意識調査の男女平等意識項目のすべてに男性優位という結果が出ています。この点が今回の対応に反映されることを心配するのですが、男性優位ではなく、弱い女性の立場に配慮されているかどうか。特に調査委員会の対応はどうだったでしょうか。

 また、詳細2として、市役所内で男女共同参画意識の啓発の項目で、研修、講座、学習会などを開催するとあるが、どのように開催されたのか、内容と今後の予定をお聞かせください。

 きのう小栗議員さんの質問に対し、啓発事業のうち、相談窓口はない、相談を受けたときの対応マニュアルもないと言っておられたように私は聞きましたが、特に今後、早急にこの事業を整備推進する必要を感じます。改めての質問です。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(佐分利衞君) 経済環境部長 柴田文雄君。

  〔経済環境部長 柴田文雄君登壇〕



◎経済環境部長(柴田文雄君) 布施議員さんの一般質問にお答えいたします。

 1.市民バスについて、ア、コミュニティーバス計画、コミュニティーバスの段階的な整備の検討第3案に基づき10月1日より運行開始となる新規路線についてどのように検討、準備されているのかでありますが、土岐市のコミュニティーバスは平成3年に運行を始め、福祉バスとしての役割と民間路線バスの廃止代替の役割を果たしてきております。平成13年度に策定した土岐市コミュニティーバス基本計画では、既存の民間バス、福祉バス、市民バスの3形態が混在することによる料金体系の複雑化や負担の不公平を是正するため、福祉バスを段階的に市民バスに統合することとし、これを受けて本年10月1日から福祉バスの地区別コースを市民バスに統合するものでございます。

 運行ルート、日数、時間帯につきましては、現行福祉バスの運行ルート、日数、時間帯をそのまま市民バスに統合いたします。また、総合病院への乗り入れは、市内循環線運行時に医師会と調整し、総合病院口となった経緯がありますので、今回については現行のままでございます。ただし、地区別線は栄楽南を総合病院口に変更し、市内循環線同様に総合病院口の利用といたしました。また、周知方法といたしましては、広報「とき」9月15日号に掲載するほか、現在、運行の福祉バス車両内に掲出、また該当する停留所に変更案内を掲示して周知を行います。

 次に、イ、基本計画、段階的整備の検討第3案のコミュニティーバス化について、市民バスのフリー乗降については、地区別線だけでなく他の市民バス路線においても同様ですので、全体の中で今後検討していきたいと考えておりますが、なお安全運行する上で、交通状況によりすべての区間での導入は難しいと考えております。必要とされる区間において実施を考えていきたいと思っております。

 また、ご質問の通告にございましたが、現在低床バスは織部1号が1台運行しておりますが、今回の使用車両については東濃鉄道の所有バスにより運行を予定しておりますので、低床車両の導入については今後の状況を見ながら検討していきたいと考えております。

 次に、ウ、まちづくりとコミュニティーバスについて、土岐プレミアムアウトレットのバス路線については、鉄道を利用する方や市民の皆さんでバスを利用される方を想定し、JR土岐市駅とプラズマ・リサーチパークを結ぶ路線バスの新設を検討しております。この路線については、東濃鉄道新規路線バスとして展開できないかという観点で、現在、再生機構、チェルシージャパン、東濃鉄道、土岐市でバスに関する協議会を立ち上げ、より利便性の高いバス路線を検討しておるところでありますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 企画部長 高木 巖君。

  〔企画部長 高木 巖君登壇〕



◎企画部長(高木巖君) 布施議員さんの一般質問のうち、所管部分についてお答えいたします。

 2のセクシャルハラスメントについてのア、セクシャルハラスメントに関する問題が発生していると聞くが事実かとのお尋ねでございます。

 昨日、小栗議員さんのご質問にもお答えしたとおり、職員からセクシャルハラスメントを受けたとの申し出がありまして、セクハラ調査委員会を立ち上げ審議したことは事実でございます。

 ご質問のどのような関係かでございますが、同じ課の中の課長と女性職員との問題でございました。

 イの、事実とすればどのような対応をしたかにつきましては、申し立てを受けた案件は平成15年度中に起こったことでございまして、申し立てを受けたのは本年7月末でございます。

 申し立てを受けてから、当事者双方及び周辺職員から事情聴取を実施いたしまして、さらに小栗議員にもお答えしましたが、案件が事業主として配慮義務に該当する事柄であったかどうか、また案件の公正な処理のためにセクハラ調査委員会を立ち上げ、審議したものでございます。今後、当該調査委員会の判断をもとに適正に処理していく所存でございます。来週早々にもこの委員会の議事録が市長に提出されますので、それによって市長が判断されるということでございます。

 対応の規定等が現時点ではそろっておりませんので、これも昨日申し上げましたが、早急に整備をいたします。

 ウの、男女共同参画プランとの関係についてでございます。

 ご指摘のとおり、男女共同参画プランに記載の各分野における男女平等に対する意識調査の結果は男性優位となっております。今後、各種事業を進める中で、意識啓発していくことが必要と考えております。なお、今回のセクハラ調査委員会は、事業主としてのセクハラに対する配慮義務の観点から立ち上げたものでございまして、構成員は女性5名が含まれておりまして、あとのメンバーでございますが、部長6人と教育長、組合の代表者、それから組合の中で立候補した人1人と女性5人で14人でございます。

 市役所職員を対象とした意識啓発といたしましては、平成11年度に「公務員職場におけるセクハラ防止」と題して講師を招きまして、セクハラ防止及び男女共同参画に関する講演会を実施しております。また、「セクシャルハラスメントのない快適な職場」と題したリーフレットも配付をいたしております。その後は、職員の綱紀の保持を目的に、通知文書を節目節目に配付しておりますが、その中でセクハラ防止についても言及しているところでございます。

 また、総合政策課の男女共同参画推進係の方では、男女共同参画社会を推進していくための講座と講演会を本年11月以降に予定しておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 7番 布施素子君。

  〔7番 布施素子君登壇〕



◆7番(布施素子君) それぞれご答弁、ありがとうございました。

 まずバスの方ですが、私が質問しない低床問題についても触れていただきましてありがとうございます。やっぱりほとんどバスを利用される方は高齢者ですので、日常何のためにバスを利用されるかということを考えると、特別に触れていただきました低床問題とか、バス停の位置など大変大きな問題になるわけなんですね。そのために、今まで随分改善努力していただきましたことには感謝いたしますが、東鉄バスさんをもう1台借り上げて運行されるものについては、そうではないように今お聞きできましたので、今後の課題として、ぜひともすべてのバスを低床化していただけたらありがたいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから今までの福祉バスをすべて市民バスに移行されるわけで、バス停の検討などはどのようになされたのか、ちょっと私が聞き漏らしたかもしれませんが、ここに福祉課の方でいただいた資料、昨年1年間のそれぞれ月曜日から金曜日まで、2本ずつ出されておりますそのバスの利用状況を見ますと、大変この数字が多いか少ないかはわかりませんが、年間を通しても500人前後から500人以下なんていうコースもあるようで、それをすべて排除してくださいというわけではなくて、もうちょっと皆さんが乗りやすいバスに検討されたかどうか、そのあたりをちょっとお尋ねいたします。

 ちなみに月曜日コースなどは年間545名、それから471名とかというバス路線もありますし、多いところは2,000人以上のバス路線もあります。それから、半年間といっても、この4月から7月までの利用数を、資料をいただいたものを見ましても、全然使われていないバス停などもあるわけですね。私がお尋ねしましたところ、市民バスはすべて距離で幾らというふうに契約はなされていると聞きましたので、効率ばかりを言うわけではありませんが、その辺の検討もなされたとは思いますが、再度お尋ねいたします。

 それから、アウトレットへは東鉄さんと話し合いをなされているとお聞きしましたが、万博やらアウトレットの隣接地に、きのうも出ておりました土岐口財産区の温泉施設ですね。そういうものもできたりしますと、市民バス対応ということはお考えになってみえないのかどうか。昨日来の答弁では、本当に多くの方に健康のために利用していただきたい、そうすべきだというようなご答弁などもありますので、今後の考え方として、東鉄さんにどうもなるような、今ご答弁の中でお聞きしましたが、市民バス対応というのは考えておられないのかどうか、その辺をもう一度お尋ねいたします。

 次にセクシャルハラスメントですが、いろいろとご答弁ありがとうございました。発生から考え方によっては随分早い対応をしていただいたとは思いますが、調査委員会が何かの、例えば綱領とか条例とか、そういうものに基づいたものではないとのお話でして、今回臨時に立ち上げたものだというご回答で、ここまで来た場合に、市長さんのご答弁もありまして、きちんとした対応をしていただけるとは思いますが、私がちょっとお聞きしたところでは、事件の発生したことだけがセクハラではなくて、その後の対応を含めてセクハラというんだそうです。例えば上下関係であれば、その女性がどこかへ異動させられた、降下させられたとなると、対価型のセクハラというんだそうです。これも私は初めて聞いた言葉で、きちんと深く理解しているわけではありませんが、その後の対応も含めてセクハラということをご理解いただきまして、きちんと対応していただきたいと思っていますが、大体、来週市長さんに答申されるようですので、早急に解決していただけると思います。一昨日の岐阜新聞やら、けさの中日新聞にも大変大きく報道されましたので、早く解決されることを願っております。このセクハラについてのご答弁は結構ですが、私のお願いとして、またきちんと解決されたら議会に説明をいただきたいと思っておりますので、お願いして答弁は要りません。バスの件だけ、すみませんけれども、確認でよろしくお願いします。



○議長(佐分利衞君) 経済環境部長 柴田文雄君。



◎経済環境部長(柴田文雄君) 福祉バスと従来のバスとのバス停、そしてまた市民バスのバス停の調整をいたしましたけれども、一度にバス停を変更したりするのは混乱を招くと思っておりますので、今後は状況を見ながら検討していきたいと考えております。

 また、アウトレットへの市民バスの乗り入れでございますけど、現在のところは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。以上です。



○議長(佐分利衞君) 7番 布施素子君。

  〔7番 布施素子君登壇〕



◆7番(布施素子君) 再度お願いですけれども、バスの低床化の問題ですね。それから、今アウトレットへのコース、市民バス化は考えていないとおっしゃいましたが、土岐市の政策として、今後、本当にせっかくつくったそういう施設を、オープンのときにはすごいお客様が来るのに、だんだん人が来なくなってなくなっていってしまうとか、閉めざるを得ないというケースが今まで多々見られますので、そういうことのないように、またこれから市長さんもおっしゃいますように、市民の健康志向というのは大変なものがあると思います。そんな中で、高齢化社会では、やっぱり自家用で行けなくなると寂れてしまうということもありますので、よそから来ていただくことばかりではなくて、市民の健康を願うならば市民バス化ということも今後検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。



○議長(佐分利衞君) ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。

 午前11時42分休憩

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 午前11時42分再開



○議長(佐分利衞君) 休憩前に引き続き会議を開かせていただきます。よろしいですか。

  〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 それでは、一般質問を続行します。12番 森 信行君。

  〔12番 森 信行君登壇〕



◆12番(森信行君) 本当に貴重な時間をいただきました。大変責任を感じております。久しぶりにメトロノームの音を聞いているような感じで質問させていただきます。よろしくお願いします。

 去る8月31日の夕刊に「脳・心疾患の救急医療強化」との見出しで、「死亡率25%改善目標、厚生省が概算要求」という常にない大きな記事を、皆様見られた方も多くあると思います。その中身について、集中治療室や除細動器増設などを取り上げておりましたが、きょう私はここでこの除細動器について取り上げさせていただきたいと思います。

 昨年の12月議会におきまして、私が一般質問させていただいた中で、この除細動器について、一般市民とか子供にも扱うことのできるコンパクトなAEDを、当時は救急救命士は扱うことを許されているが、一般市民にはまだその取り扱いは許可されていませんでしたので、その許可はされないものでしょうかという質問に対し、消防長から許可される方向にあるようだとの答弁をいただきました。実はあのとき、あのような答弁をいただいたのですが、私個人としては、まことに失礼な解釈ですが、どうせ厚生労働省のこと、新薬とか新しい治療についてはなかなか難しいことを並べながら、許可をするまでに時間をかけるのが常で、この件も少なくとも5年ぐらいはかかるだろうと思ってもいました。といいますのも、あのとき市内の大病院の一番偉い人が、この除細動器(AED)について勉強している私に、「素人が要らんことを言わんでくれ。そんなことは専門家に任せてくれればよい。第一、体のどこに当てるのか、また責任はだれがとるのか」とけんもほろろ、大変なけんまくで言われたものです。私は、そうじゃない、病院に来るまで、また救急車が来てくれるまで、秒単位で生存率が落ちるのを、何とか救えるものなら救いたい。また、自分であれば救われたい。そんな気持ちでいたものですから、あの病院の偉い人ですらそんなものでしたから、消防長に許可の方向にあると言われても、ましてやお上の厚生労働省、そう簡単に許可が出ると思えなかったのも事実であります。

 ところが、冒頭の新聞にも載ったように、厚生労働省が既に概算要求もされているようですし、昨日の塚本議員の話の中でも、7月1日から一般市民にも扱うことのできるよう許可もおりました。私が昨年の12月議会に話題にさせていただいてからほんの半年少しで、もう一般市民も扱うことを許可されたことは、裏を返せばそれほど大切なことであったろうと思われます。今後、厚生労働省が死亡率25%改善目標とうたいながら、どのような形で努力してくださるか、大変興味のあるところであり、また期待もしております。この質問をさせていただくつもりで、初めが救急救命士から一般市民もという気持ちで出発したものですから、消防署へ出向いてAEDの勉強をさせてもらったこともあり、今回も消防署へ出向いて、AEDがことしの夏から一般市民が扱えるらしいので、消防署としてはどのように考えておられるのだろうと思ったりしたものです。

 前回、消防長にお尋ねし、答弁をしていただいたこともありまして、お礼かたがた消防署に行ってきましたところ、間もなく消防長から電話がありました。さすが早いもので、既に多治見では何個やらどこどこに設置を決めたらしいと教えてくださって、本当に感謝し、ありがとうございましたと言おうとしたとき、あの温厚な消防長が電話の向こうで怒っているかのように「こんなことは私の答えることではないので、ほかの部長に聞いてくれ」と、また私の勉強不足のせいで、しかられたわけでもないんですが、愛のむちをいただきました。

 この除細動器(AED)については、私は先ほども言ったように、病院の偉い人にも愛のむちをいただき、今回も消防署の偉い人にまた愛のむちをいただき、さんざんな目に遭っています。まことに私の不明のいたすところであります。

 そこで本題に入ります。

 私のAEDに対する気持ちは、全くと言ってよいぐらい違うところにあります。あそこに設置するとか、早速、市が何台かを導入するとか、そのようなことは一切思っておりません。ましてや、昨日の話では、多治見は市民病院に置くとか聞きましたが、これはAEDの長所を全くご存じないかのように思えます。人が多く集まる、例えばこの市役所に1台ぐらいあってもよいとは思いますが、しかし、それが市民の役に立つとか、そんな問題ではないのです。私は知りませんが、過去5年間として、この役所の中で何人が心臓の病で救急で運ばれたことがありますか。土岐市駅で倒れた方が何人ありましたでしょうか。

 私のAEDに対する期待は、どこに設置してほしいとか、あそこにもここにも何台かを購入したりすればということではなくて、市民に対するAEDをどのように啓蒙するか、これが最も大切であると思います。市民の多くがこのAEDを理解し、使用するようになって、初めてそのすばらしさ、必要性を感じるときであると思います。秒単位で生存率が下がっていく緊急時にも、そこにAEDがあって、そして扱える人がいて、そこで心臓発作が起きるなどと、そんなにうまくいくことはそれほどあるものではないと思っています。扱うための講習などは当然のことながら必要になってはきますが、本当に緊急時に扱うことはそう簡単にはいかないようにも思います。操作はさほどではないにしても、秒単位で生存率が下がっていく目の前に、その急患をと想像するだけでうろたえてしまうことにもなると思われます。

 私の身を持って体験したことですが、若いころある国家試験に合格しました。その講習の中に人工呼吸もあり、これで自分も人工呼吸なら自信もありましたが、いざおぼれている人、ぐったりして青くなっている人を見て、実は恥を言うようですが、自分が足がすくんでしまって何もできなかったことを思い出します。12月議会に、教育長が命の大切さという意味で、生徒たちにもAEDの勉強をと言われたことを思い出します。まさにそういうことが大切で、これから市民の多くがこのAEDについて理解し、日常の車の運転のように扱えることになればと私は望んでおります。そうなれば、自然にあちらの自治会、町内会、またこちらの会社とか、私なんかあのときに申しました。あのように、私自身は自分個人でも所有して、助かるものであれば助かりたい、助けてあげたいと思っております。そうなったときにこそ、この体外除細動器(AED)の一般市民への許可をいただいたありがたさ、意味も出てくると思います。

 そこで、消防長にお尋ねいたします。

 救急の仕事をされておられる立場から、今後市民への啓蒙をどのように考えておみえになっておられますか。

 次に、通告書の2のアの救急救命士の気管内挿管の資格についてお尋ねいたします。

 これは先ほどのAEDの心臓とは違いまして、呼吸器の救急の件でございますが、救急救命士が気管内挿管の資格を得ることは大変なようで、岐阜県にはその資格を持っておられる救命士はお見えにならないと聞きました。愛知県には資格を持った方がおられるようですが、全国的に見てもまだ資格を持っていない県の方が多いようにも聞きましたが、何十時間、たしか64時間だったと思いますが、その講習とか、また実習も必要だと聞いております。まだその資格者がおられない県の方が多いと聞いただけでも、その困難さがうかがえます。わかる範囲で、救急救命士の気管内挿管について説明してくださればと思います。そして、その必要性、今後の取り組み方についても、できる範囲でよろしくお願いいたします。



○議長(佐分利衞君) 消防長 大野健一君。

  〔消防長 大野健一君登壇〕



◎消防長(大野健一君) それでは、森議員さんの一般質問についてお答えいたします。

 まず、1.自動体外式除細動器(AED)についての、ア、一般市民に知識、利用法などを今後どのように広めるのかであります。

 AEDにつきましては、昨日も塚本議員さんから一般質問があったわけでございますが、知識、利用法につきましては、今後救命講習会や広報紙で広めていきたいと、このように考えております。現在、消防署におきまして各種救命講習を実施しておりますが、AEDの使用も含めた応急手当ての普及啓発活動を積極的に推進するよう、国からの指導も来ております。そういう中で、積極的に取り組んでいく方向で進めていくことになりますが、まだその講習プログラムというものが国において検討中でありまして、間もなくそれが示される予定でありますので、そのプログラムを参考に、AEDの取り扱いについての講習を行っていくことになると思いますので、よろしくお願いいたします。また、広報紙の救急消防最前線の中でも、昨日答弁させていただきましたことに加えまして、時期を見ながらAEDの取扱方法などを取り上げて、広めていくことも今後考えていきたいと思っております。

 次に、2の救急救命士の資格についての、ア、気管内挿管の資格を得ることは大変なことのようだがどんなものかということであります。議員さん言われましたように、当初気管内挿管と言っておりましたが、最近は気管挿管ということで統一されたようであります。この気管挿管につきましては、救急救命士法施行規則に基づきまして、厚生労働大臣が指定する器具というのがありますけど、それが厚生労働省告示により改正をされまして、本年4月1日施行、本年7月1日から従来できなかった気管挿管を救命士ができるようになったわけであります。議員仰せのとおり、これを行うためには資格が必要でありまして、資格を得るためには62時間以上の講習と、実習として30症例以上、成功例として実施することが必要であります。

 この講習及び実習の計画につきましては、県下統一的に進められておりまして、62時間以上の講習は県の消防学校で、30症例以上の気管挿管の実習は指定された病院で行うことになっておりますが、現在は消防学校で行う講習の態勢、また実習病院の受け入れ態勢につきまして鋭意調整が図られている段階でありまして、まだ議員さん言われましたように、講習、実習、いずれも着手していないのが県内一律の実情であります。今後、順次どのような形で進んでいくということが明らかになっていくわけでありますが、現時点では実際に気管挿管がいつごろ実施できるかということは全くめどが立っていない状況であります。

 先ほど議員さんから必要性、効果ということも言われました。これも私なりに勉強いたしましたが、いわゆる心マッサージ、人工呼吸、それから除細動、それにあわせまして気管挿管というものが、相互絡み合わせながら必要になってくると。一般的には、窒息して心停止になったようなときに主にこの気管挿管というのが有効であるというふうに言われております。以上でございます。



○議長(佐分利衞君) 12番 森 信行君。

  〔12番 森 信行君登壇〕



◆12番(森信行君) 消防長には大変ありがとうございました。

 私が今、気管挿管のことについてちょっとお尋ねしたわけですが、実はこういうことを実際問題として考えると、例えば岐阜県に1人か2人おって、さあ土岐市でそういうことが起きたときに間に合うかといったら、到底これは間に合うものじゃないですし、愛知県は資格者がおられるそうですが、これも愛知県内に1人や2人おられて、さあどこで何が起きたというときにそんなに間に合うもんじゃないと思いますので、そんなに私は重要視しておりませんが、ただ除細動器については子供でも扱えるようなものができ上がったので、それで大変これは市民全体が、今のだれだれが勉強してどうのこうのじゃなしに、ここにお見えになる全員が、市民全員がこういうことに興味を持って、そして常日ごろそういうことを心がけておって、それでうちにも欲しいとか、ここの町内にも欲しいとか、先ほども言いましたけど、そういう形になって初めてこういう易しいものができたことに意義があると思います。だから、これは私、まことに申しわけなくて、消防長を呼び出しましたが、そうじゃなしに、ここにおられる全員、また市民全員がこれに興味を持って、そうしたときに思わんところで恐らく救われる方が出るんじゃないかと、そういう希望を持っております。

 また、先ほども教育長の前の話を持ち出しましたけど、これは子供のときからそういうことになれて、だれでも、あそこであった、よかったというようなことが起きるように、先ほど申しました。くどいようですが、あそこへ行って心筋梗塞になろうなんて人は一人もおらんはずですので、どこで起きるかわからんことでございますので、そういった意味をよく含めて考えてくださって、本当に市民が1人でも、100人のうち1人でも、前にも申しましたけど、本当に救われたら、そのために救われたらと私は思いまして、それを希望いたします。

 本当に失礼なことを申しましてまことに申しわけなかったですが、私の気持ちとしては市民全員が一人残らずそういうことに興味を持ってくださることを希望いたしまして、ちょうど時間となりましたので、これで質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(佐分利衞君) これにて一般質問を終結いたします。

 お諮りいたします。今期定例会の日程によりますと、13日は本会議を開き、一般質問を行うことになっていましたが、本日一般質問が終了いたしましたので、13日は休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐分利衞君) ご異議なしと認めます。

 よって、13日は休会とすることに決しました。

 以上をもちまして、本日の日程をすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

 午後 0時01分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  土岐市議会議長  佐分利衛

       議員  布施素子

       議員  三輪洋二