議事ロックス -地方議会議事録検索-


岐阜県 土岐市

平成 7年第1回 臨時会 02月14日−01号




平成 7年第1回 臨時会 − 02月14日−01号







平成 7年第1回 臨時会



平成7年第1回土岐市議会臨時会会議録

==================



議事日程

 平成7年2月14日午前9時開議

第 1 会議録署名議員の指名

第 2 会期の決定

第 3 議第 1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)

第 4 議第 2号 損害賠償の額を定め、和解することについて

 =====================

本日の会議に付した事件

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 会期の決定

 日程第 3 議第 1号=ないし日程第 4 議案第 2号

 =====================

出席議員 25名

  1番  日比野金六君

  2番  南 孝司君

  3番  佐々木武彦君

  4番  石川嘉康君

  5番  加藤昊司君

  6番  塚本俊一君

  7番  長江昭造君

  8番  加藤 介君

  9番  天野劍次君

 10番  加藤朝幸君

 11番  小関祥子君

 12番  矢島成剛君

 13番  林 宏美君

 14番  曽村幸夫君

 15番  板垣和彦君

 17番  加藤盛義君

 18番  和田全弘君

 19番  安藤正治君

 20番  楓 吾市君

 21番  木原 功君

 22番  梶間登志夫君

 23番  虎澤俊信君

 24番  林 力三君

 25番  木股米夫君

 26番  加藤弓弦君

 =====================

欠席議員 なし

 =====================

説明のため出席した者の職氏名

 市長            塚本保夫君

 助役            安藤富夫君

 収入役           宮川 徹君

 理事兼総務部長       佐分利 衛君

 市民生活部長        山田征夫君

 水道部長          古田光雄君

 消防長           中垣直己君

 経済部長          澤田 勝君

 福祉事務所長        加藤邦久君

 総務部次長兼企画開発課長  塚本 賢君

 建設部次長兼監理課長    水野敏雄君

 秘書課長          佐分利謙朗君

 総務課長          日比野 徹君

 商工課長          水野英彦君

 市民相談室長        内田雅生君

 教育長           塚本文熙君

 教育次長          小島幸彦君

 庶務課長          林 武和君

 学校教育課課長補佐     厚見正紀君

 =====================

議会事務局職員出席者

 局長            山口斉昭君

 次長            中島宣明君

 書記            虎沢千代吉君

 =====================

 午前9時02分開会



○議長(加藤盛義君) 皆さん、おはようございます。

 議会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成7年第1回臨時会が招集され、議員各位には公私何かとご多用のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。

 去る2月5日に開催されました土岐市制40周年記念式典が成功裏に終わりましたことは、まことにご同慶の至りであります。

 式典に先立ちましては、阪神大震災の犠牲者に対して黙祷を捧げ、弔意をあらわしたところでありますが、5,000人を超えるとうとい犠牲者に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、立春が過ぎたとはいえ、寒空に生活の場を失われた多くの被災者の方々にお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興を心より願うものであります。

 本臨時会には、急施を要する一般会計補正予算と損害賠償に関する件の2件が提案されております。どうか慎重にして、十分なる審議を尽くすため、議会運営には格別のご協力をお願い申し上げまして開会のごあいさつといたします。

 ここで、市長よりごあいさつをいただきます。

 〔市長 塚本保夫君登壇〕



◎市長(塚本保夫君) 皆さん、おはようございます。

 本日、平成7年第1回土岐市議会臨時会を招集いたしましたところ、早朝より議員各位にはご応招を賜りまして、まことにありがとうございました。また、ただいま議長さんのごあいさつにありましたように、去る1月17日未明の兵庫県南部地震、まさに阪神大震災でごさいました。5,300有余名のとうとい命が失われました。犠牲者の御霊の安らかならんことをお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方に対してお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を皆さんとともに願う次第であります。この震災に当たりまして、広く義援金のご協力をお願いしてきたところでございますが、議会を初め市民各位から多額の義援金をお寄せいただきましたこと、この席をおかりして厚くお礼を申し上げる次第であります。

 また、市制40周年の記念事業、皆さん方のご協力の中で厳粛のうちに、かつ盛大に開催できましたこと、厚くお礼を申し上げますとともに、いろいろな40周年の記念事業を展開中でございますが、さきの日曜日には土岐第九を歌う会も3ホールいっぱいの市民の皆さん方ご出席のもとに盛大に開催をできましたこと、これまた厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 本日は後ほどまたご提案を申し上げますが、急施を要する案件のために臨時会を招集させていただきました。よろしくお願いを申し上げまして開会に先立ちましてのあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。



○議長(加藤盛義君) ただいまから、平成7年第1回土岐市議会臨時会を開会いたします。

 直ちに会議を開きます。

 ―――――――――――――――――――――――――



○議長(加藤盛義君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、加藤朝幸君及び小関祥子君を指名いたします。

 ―――――――――――――――――――――――――



○議長(加藤盛義君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤盛義君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。

 ―――――――――――――――――――――――――



○議長(加藤盛義君) この際、事務局長に諸般の報告をいたさせます。

 〔事務局長 山口斉昭君登壇〕



◎議会事務局長(山口斉昭君) 諸般の報告をいたします。

 監査委員より報告のありました平成6年度11月分及び12月分の例月現金出納検査結果報告書の写しをお手元に配付しておきました。

 次に、本日の会議に説明員として出席報告のありました者の職氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたのでよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(加藤盛義君) 諸般の報告につきましては、ただいま事務局長の申し上げたとおりでございますので、ご了承願います。

 これより議案の審議に入ります。

 ―――――――――――――――――――――――――



○議長(加藤盛義君) 日程第3 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)及び日程第4 議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについての2件を一括して議題といたします。

 提案の理由及び議案の説明を求めます。市長 塚本保夫君。

 〔市長 塚本保夫君登壇〕



◎市長(塚本保夫君) 本日の臨時市議会に提出いたしました案件は、補正予算1件、その他1件、合計2件であります。いずれも急を要する案件でありますので、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるため、本日の臨時市議会を招集した次第であります。

 それでは、その概要をご説明申し上げます。

 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれ200万円の追加をお願いするものでありまして、補正後の予算総額といたしましては歳入歳出それぞれ202億7,768万6,000円となるものであります。その内容といたしましては、議第2号で損害賠償の額を定め、和解することについてお願いしておりまして、これに伴う弁護士謝礼及び和解金をそれぞれ100万円計上したものであります。また、債務負担行為の補正については、本年1月17日に発生いたしました兵庫県南部地震に関連して市内の企業で災害貸付金を借り入れられた場合の利子補給金制度を創設しようとするものであります。

 議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについてでありますが、平成元年6月、乗鞍青年の家において開催された「大地に根ざせ・乗鞍自然教室」に市立濃南中学校2年生(当時)が参加中、同中学校生徒5名が大口町立大口中学校1年生(当時)の三輪剛士君に傷害を与えた事故について、相手方から濃南中学校生徒5名及び市を被告として、平成3年5月10日名古屋地方裁判所一宮支部に損害賠償を請求する訴えが提起されていたものであります。

 本件は、事故発生から足かけ7年が経過し、裁判におきましては19回にわたる公判を数えており、同裁判所から和解勧告がなされたものでありまして、議第1号でも補正をお願いいたしましたが、乗鞍自然教室への参加中発生した事故についての和解金として、相手方に対し100万円を支払おうとするものであります。

 最後になりましたが、今後、再びこのような事故が起きることのないよう細心の注意を払ってまいる所存であります。

 以上が本日の臨時市議会に提出いたしました案件の概要でありますが、詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますのでよろしくご審議の上、適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(加藤盛義君) 理事兼総務部長佐分利 衛君。

 〔理事兼総務部長 佐分利 衛君登壇〕



◎理事兼総務部長(佐分利衛君) 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。別冊の補正予算書をお願いいたします。

 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)。第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出それぞれ200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ202億7,768万6,000円とするものでございます。内容につきましては事項別明細書でご説明を申し上げます。第2条は、債務負担行為の補正でございまして、今回、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。

 3ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為の補正追加で、事項といたしましては、兵庫県南部地震関連災害貸付金利子補給金、これにつきましてはただいま市長が提案説明で申し上げましたとおり、兵庫県南部地震に関連して市内の企業で災害貸付金を借り入れられた場合の利子補給金制度を行おうとするものでございます。期間といたしましては平成6年度より平成11年度、限度額につきましては融資分に係る利子総額の5分の1以内の額とするものでございます。

 5ページをお願いいたします。歳入。繰入金、基金繰入金、財政調整基金繰入金、補正額200万円。財政調整基金より繰り入れするものでございます。歳出へまいりまして、教育費、中学校費、学校管理費、補正額200万円。内訳といたしまして、報償費で100万円、補償補填及び賠償金で100万円でございます。これにつきましては、ただいま提案説明で市長が申し上げましたとおり、議第2号についても関連がございますので、ここで若干経過報告をさせていただきます。

 事件の概要といたしましては、発生は平成元年6月11日午後10時ごろ、場所は国立乗鞍青年の家、関係者は愛知県の大口中学校の生徒(当時)三輪君。それから、濃南中学校2年生の男子生徒5名でございます。両校の生徒が3泊4日の計画で乗鞍青年の家での学校行事に参加していた上記の者がささいなことから建物内においてけんかを始めたということで、再三にわたって挑発を受けておったようでございますが、濃南中学校の生徒は加勢もあり1対5のけんかであった。大口中学校の三輪君は股間をけられ、けがをしたということでございます。

 その後、調停の経過といたしましては、損害賠償請求調停が平成2年10月9日、申立人、弁護士から損害賠償請求調停が提出され、調停の目的の金額、請求額は1,500万円でございましたが、調停は平成3年2月28日不調に終わりました。その後裁判にかかりまして、平成3年5月10日申立人、弁護士から訴状が提出され、裁判に委ねることになり、訴えられたのは上記5名の生徒及び親権者、さらに学校側は注意義務を怠ったとして、国家賠償法第1条第1項に基づき、土岐市の責任が問われるに至った。損害賠償の額としては2,751万6,223円でございました。その後裁判の回数は19回、平成3年10月から平成6年11月まで3年間にわたって行われ、和解調停の開始が平成6年11月から平成7年1月まで3回行われました。

 その後、1月13日に和解条項として次の6項目が提出されました。1として、被告土岐市を除くその余の被告らは連帯して原告に対し、本件和解金として金300万円の支払い義務を認め、これを平成7年2月末日までに原告代理人事務所へ持参、または送金して支払う。2として、被告土岐市は原告に対し被告土岐市を除くその余の被告らの支援の趣旨で金100万円を支払うものとし、これを平成7年2月末日までに原告代理人事務所へ持参、または送金して支払う。3として、被告らが前各項の支払いを怠ったときは、被告らは原告に対し、直ちにその時点における前各項の残額及びこれに対する期限の翌日から支払い済みに至るまで年1割5分の割合による賃貸損害金を付加して支払う。4として、原告はその余の請求を放棄する。5として、当事者双方は本件に関し、本和解条項に定めるもののほかには他に何らの債権・債務関係の存在しないことを相互に確認する。6として、訴訟費用は各自の負担とするものでございます。

 この和解条項に従いまして、報償金、支払い金でございますが、これは弁護士さんの成功報酬でございます。それから、和解金につきましては、この条項の2項でうたってございます100万円で、土岐市はその余の被告らの支援の趣旨で100万円を支払うというものでございます。以上200万円でございます。

 次、6ページをお願いいたします。債務負担行為の調書でございますけれども、後ほどお目通しを願いたいと思います。

 次に、議案集の1ページの方をお願いいたします。これにつきましても関連がございますので私からご説明をさせていただきます。議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについて。次のとおり損害賠償請求事件に関し、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求めるものでございます。1つとして相手方、愛知県丹羽郡大口町大字大屋敷2丁目72番地、三輪剛士。事件名、名古屋地方裁判所一宮支部平成3年ワ第118号損害賠償請求事件。事件の概要につましては、先ほどご説明いたしましたので省略させていただきます。1ページをおめくりください。4として、損害賠償の額その他の和解条項。損害賠償の額につきましては先ほど申し上げましたとおり、100万円とするものでございます。イとしてその他、相手方は、市に対し右記金額の支払い以外は、いかなる損害賠償も請求しない、というものでごさいます。

 以上でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(加藤盛義君) ここで暫時休憩いたします。

 これより一括2件に対する質疑に入りますので、発言予定の方は通告書の提出をお願いいたします。

 午前9時23分休憩

 ―――――――――――――――――――――――――

 午前9時26分再開



○議長(加藤盛義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより一括2件に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。11番 小関祥子君。



◆11番(小関祥子君) では、議第2号の損害賠償の額を定め、和解することについてをお伺いしたいと思います。

 初めに、総務部長にお願いをしたいのですが、まず今回の裁判での土岐市の主張がどのようであったのか。先ほどの説明ですと平成2年10月9日に調停がなされたけれども、これは不調に終わり裁判となったということですが、この間の裁判での土岐市の主張についてお伺いをしたいと思います。

 続きまして、教育長にお願いをしたいのですが、土岐市のこの事件に対しての対応の仕方。私も本当に勉強不足で申しわけなかったんですが、こういう事件が起きていたということを知らずにまいりましたので、こういう事件について市としてどのように対応されたのか。それから、できればその後どうなっているのかということについてもお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(加藤盛義君) 理事兼総務部長 佐分利 衛君。



◎理事兼総務部長(佐分利衛君) ただいまのご質問にお答えをいたします。

 先ほどご説明したとおり調停につきましては、平成2年10月9日申し立てがございまして、調停の内容につきましては、相互合わせて1,500万円の請求額がございましたが、このけんかというかこれにつきましては、先ほどもちょっと提案説明した中で相手からの挑発もかなり再三あったということの中で行われたということで、そういうことについては、管理責任が問われたわけですけれども、管理責任はないということで終始対応をしてまいりました。それの結果、不調に終わり、その後裁判に入ったということで、裁判の中でも管理責任についてはないということを終始一貫通してまいりまして、判決の和解条項につきましても、そういうことは認めていただいた中でこの和解条項が成立しておるというふうに理解をしております。

 以上でございます。



○議長(加藤盛義君) 教育長 塚本文熙君。



◎教育長(塚本文熙君) この事件に対する土岐市の対応ということでございますが、まず第1に、この事件の発端につきまして若干ご説明申し上げますと、平成元年6月11日の夜10時ごろのことでございますが、そのときにいろいろ挑発を受けたりして市の濃南中学校の生徒が本当にやむにやまれんというような感じ方で、学校の先生方の感じ方ではそういう感じ方でございますが、けんかになったわけでございまして、ただ相手方の子供を傷つけたと、しかも相手方は1年生であった。うちの濃南中学校の生徒は2年生だったということで、非常に不利になったわけでございますけれども、そういうふうで相手方を傷つけたということで大変心配いたしまして、その当時から学校の校長先生、あるいは教頭先生、担任の先生、ご父兄の方々が病院の方へ――高山の病院に入ったわけでございますが――直ちに急行されていろいろ病院でのお医者さんの対応といいますか、手当ての状況、あるいは子供の病状とか、そういうものを十分お聞きしたりしたわけでございます。さらにはその子供が――三輪君でございますが――うちの方へ帰って、学校側としては、向こうへ帰ってからのことでございますから、8月ごろから平成2年11月ごろまでずっと向こうへ行って見舞いをし続けておったわけでございますが、相手方から、もう来ていただかなくてもいいということで別の方を代理人として立てられて、私どもの方としては、その代理人の方とのみ会うことができたわけで、相手方とはもう面会ができなかったというような状況でございました。したがって、土岐市の教育委員会としても、校長先生といろいろの相談をしまして、相手方が本当に気持ちの済むように丁寧に対応をしたというふうに思っております。けれども、最終的には、調停が失敗ということでございまして、裁判になったわけでございます。大変残念でございますけれども、そういうような結果で私どもとしては裁判を受けて立つということより、しようがなかったということでございます。

 その後ということでございますが、今、濃南中学校の生徒諸君につきましては、既に就職をしたり、あるいは学校へ行ったりしておりまして、来年のお正月には成人式を迎えると、そういうような状況になって、私どもとしても何とかそういう子供たちの不安といいますか苦痛を取り除いてやりたいというふうな気持ちで、今回のこういう臨時会を開いてまで皆さん方にお願いをするというような状況になったわけでございます。今後とも、こういうことのないようによろしく指導していきたいと、こんなふうに思っております。

 以上です。



○議長(加藤盛義君) 11番 小関祥子君。



◆11番(小関祥子君) まず、今回最終的に和解の中で100万円土岐市が支払うことになったということは、やはり管理責任はないと主張してみえたけれども、やはりそういうものを認めたというふうに思うわけで、私も今お話を伺ってて、学校の行事で生徒を引率していて市の責任がないというふうに今まで主張してみえたということについては、何かおかしいなというふうには思って伺ったわけですけれども、やはりこういう学校行事について市として、もしこういう事件があった場合にはやはり管理責任があるのではないかというふうに思うのですが、市としてこの裁判を通じてそういうものに対しての考え方をもう1点伺っておきたいのと、先ほど今後ということでこういうことのないようにということですが、現在も濃南中学では乗鞍の自然教室は続いているのかどうか。できれば私はこういう事件があったということを教訓にしながら、続けていただいていればいいことだなというふうに思うし、それから、やはり一番大きいのはこういう事件がどうして起きたのかということを考えなきゃいけないというふうに思うんです。先ほど相手の挑発もあったということですが、1人の生徒さんに対して5人でということは、明らかに1対1の正々堂々としたものではないような気がするし、なぜこういうことが起きるのかということをもう少し、やはり市民と一緒になって教育的に考えていく必要があると思うのですが、これ市民にも知らされずに、そこの中での対応というふうに考えてみえたのか、やはり市の教育の中に十分こういう教訓は生かされたのかということをちょっとお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(加藤盛義君) 理事兼総務部長 佐分利 衛君。



◎理事兼総務部長(佐分利衛君) 先ほども申しましたように、管理責任が問われて裁判という形で訴えとしてはあったわけですけれども、和解の条項をもう一度2番の中だけ読みます。被告土岐市は原告に対し、被告土岐市を除くその余の被告らの支援の趣旨で金100万円を支払うものとし、とうたってございますので、そこらのところも理解していただきたいと思います。一概に管理責任といういうふうに決めつけていただくということはどうかと思いますのでお願いします。

 それから、1対5になったということでございますけれども、最初は1対5でやったわけではございません。1対1の形ですけれども、1級下級生のわけですけれども、柄も大きく非常に劣勢という形で加勢をしたということで最終的に1対5に、そばにかかわってまつわった人も入った形で1対5になったということでございますので、そこらも理解をしていただきたいと思います。



○議長(加藤盛義君) 教育長 塚本文熙君。



◎教育長(塚本文熙君) 現在も自然の家についての宿泊学習は継続しておりますが、そういうようないろいろな事件のありましたことについては十分に承知しながら、さらに子供たちの学習、自然教室での得るべき学習の中身については十分検討して、あるいは子供たちの指導につきましても十分指導しながら子供たちの主体的な学習を高めるべく自然の家の学習をやっておるところでございます。濃南中学校につきましては、そういうような教訓を十分生かして続けておるようでございます。



○議長(加藤盛義君) 2番 南 孝司君。



◆2番(南孝司君) 「大地に根ざせ・乗鞍自然教室」。こういうことをしてみえるというのは私も知らなかったわけですが、まず濃南中学校、何人の生徒がその教室に参加しておったかということが第1点。それから、何人の教師が引率をして行っておったのかというのが2点。あと今11番議員さんの方からその余については質問があったようでございますので、1項についてはそのくらいで結構でございます。

 それから、問題はその後の学校に管理責任がないということをお認めいただいた上で、和解に応じたと。その和解の中で、私がちょっとひっかかったのは保護者と他の被告の支援の趣旨で100万円を支出するということで、管理責任がないということは市に責任はないということでございます。それを支援の趣旨で100万円支出するということをお含みいただきたいということでしたが、ひっかかったのは出すのは税金でございますので、管理責任がないのになぜ支援をしないといけないかということ。ちょっと納得できかねるかなということでございますので、その辺の解釈といいますか、税金の使用の問題にもなってくるところでございますので、ご答弁をいただきたいと思います。



○議長(加藤盛義君) 教育長 塚本文熙君。



◎教育長(塚本文熙君) お答えいたします。

 当時の生徒数は、中学2年生で46人参加いたしまして、引率の教師は5名でございました。それから、管理責任ということでございますけれども、私ども和解条項の中では管理責任ということは特に認められてないということでございますが、私どもの学校の立場といたしましては、子供を引率しておったのでございますので、そういう特別な子供たちの指導についての責任はなかったというふうに指導は十分しておって特に瑕疵はなかったというふうに判断しておりますが、道理的な責任というものはやっぱり当然あろうというふうには考えております。

 それから、子供たちの教育的な配慮ということで、子供たちも既に成人式を迎えるというような時期になってまいりましても、子供たちが非常に大きな負担といいますか、そういうものを負っておるということは、私どもの教育委員会としても非常にたえられないところでございまして、何とか子供たちの負担を取り除いてやりたい、そういうような教育的な考え方も中に含まれておるところでございます。

 以上です。



○議長(加藤盛義君) 理事兼総務部長 佐分利 衛君。



◎理事兼総務部長(佐分利衛君) 2番議員さんへのお答え、2項については今教育長の方から申し上げたとおりでございますけれども、私の方からも若干説明をさせていただきます。

 今、教育長さんおっしゃいましたとおりでございますが、この発生以来、7年という経緯の中で双方関係者がいろいろ和解条項につきましても、3回にわたりまして詰めの段階までまいった段階で土岐市としても、こんな形で何とか支援をしていただけないかという皆様方の声という中でお話のとおり、市民のとうとい税金を支出するわけですけれども、今、教育長申しましたようなことも考える中でこの和解条項で何とかご理解をいただきたいというところまで来ましたので、今回お願いをするところでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤盛義君) 以上で通告による質疑は終わりました。ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤盛義君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 ただいままでに質疑の終結いたしました日程第3 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)及び日程第4 議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについての2件は、会議規則第37条第1項の規定により別紙議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に休憩中の審査を付託いたします。

 ここで暫時休憩をいたします。

 午前 9時45分休憩

 ―――――――――――――――――――――――――

 午前11時01分再開



○議長(加藤盛義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第3 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)及び日程第4 議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについての2件を一括して議題といたします。

 本2件については、休憩中の審査を付託してありますので、その審査の結果について委員長の報告を求めます。文教経済常任委員長 曽村幸夫君。

 〔文教経済常任委員長 曽村幸夫君登壇〕



◆文教経済常任委員長(曽村幸夫君) 文教経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。

 本臨時会におきまして、我々文教経済常任委員会に休憩中の審査を付託されました案件につきまして、先ほど委員会を開き慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)中、歳出の部所管部分で弁護士料としての100万円は少し多額過ぎるのではないか、との質疑があり、執行部から約2,700万円の請求であったものが100万円で和解でき、実質は勝訴であるものと認識することから、今回は成功報酬というお礼の意味もある旨の答弁がありました。しかし、納得のいかないところもあり、弁護士料としての基準を今後検討してほしいという要望が出されました。

 次に、生徒に対して事前指導はあったのか、また当時、文経の委員会に報告はあったのか、との質疑があり、執行部から生徒に対しては十分指導していた。また委員会への報告もしていた旨の答弁がありました。

 次に、5名の引率者の中に校長または教頭がいたのか、また管理者の管理責任はどうか、さらに保護者のその後の対応はどうか、との質疑があり、執行部から当日は教頭がちょうど校長と入れかわりで指導していた。管理責任については判決によって行政処分の対象をと考えていたが、和解ということで注意はあるが処分はないものと考えている。また、保護者の対応については5人の共同責任ということで誠実に対応されていると認識している旨の答弁があり、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。

 次に、議第2号 損害賠償の額を定め、和解することについては、議第1号でも説明があり、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。

 以上が我々文教経済常任委員会の審査の結果でございます。何とぞ我々文教経済常任委員会の審査の結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長の報告といたします。



○議長(加藤盛義君) 総務常任委員長 矢島成剛君。

 〔総務常任委員長 矢島成剛君登壇〕



◆総務常任委員長(矢島成剛君) 総務常任委員会の委員長報告を申し上げます。

 本臨時会におきまして、我々総務常任委員会に休憩中の審査を付託されました案件につきまして、先ほど委員会を開き慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 議第1号 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)中、歳入の部全部、その他所管部分で債務負担行為補正で兵庫県南部地震関連災害貸付金利子補給金について、一般銀行で借りた場合どうなるか、との質疑がなされ、執行部より、国民金融公庫災害貸付資金(限度額3,000万円)と岐阜県の経営安定化対策資金(限度額2,000万円)を2月15日以降に借りた場合にだけ利子補給するもので、現在のところ一般銀行は適用除外であるが、今後、一般銀行でもこの種の災害貸付制度ができれば対応していく旨、答弁がありました。

 次に、利子補給に対する規則とPRについて質疑がなされ、執行部から、この制度は市単独で行うものであり、兵庫県南部地震災害により被害を受けた地域と直接取り引きがあり、今回の地震によって資金繰りに支障を生じた市内の企業に対して、経営の安定を図るために利子補給するもので、きちんとした要綱をつくって対応するものである旨、答弁がありました。また、PRについては広報に出すことはもちろん、各組合及び各金融機関へ説明し普及を図る旨の答弁がありまして、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと全会一致で決めました。

 以上が我々総務常任委員会の審査の結果でございます。何とぞ我々総務常任委員会の審査の結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長の報告といたします。



○議長(加藤盛義君) ここで暫時休憩いたします。

 これより委員長報告に対する質疑に入りますので、質疑予定の方は休憩中に通告書の提出を願います。また、討論についても同様に願います。

 午前11時09分休憩

 ―――――――――――――――――――――――――

 午前11時10分再開



○議長(加藤盛義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ただいまのところ、通告による質疑はありません。質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤盛義君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 続いて、討論を行います。

 ただいまのところ、通告による討論はありません。討論はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤盛義君) 討論なしと認め、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 日程第3 平成6年度土岐市一般会計補正予算(第5号)及び日程第4 損害賠償の額を定め、和解することについての2件に対する委員長の報告は可決であります。

 本2件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(加藤盛義君) 起立全員であります。よって、第1号議案及び第2号議案は原案のとおり可決されました。

 以上で本日の日程全部を終了いたしました。

 これにて平成7年第1回土岐市議会臨時会を閉会いたします。

 ―――――――――――――――――――――――――



○議長(加藤盛義君) 本日の臨時会は提出議案2件でありましたが、いずれも重要で緊急を要する案件であり、熱心に審議され議案を議了して、ここに無事閉会の運びとなりました。議員各位のご協力に感謝を申し上げ、閉会の言葉といたします。

 ここで、市長よりごあいさつをいただきます。

 〔市長 塚本保夫君登壇〕



◎市長(塚本保夫君) 閉会に当たりまして一言お礼を申し上げます。

 急施を要する案件として本日2議案を提案させていただきました。議員各位には熱心にご審議を賜りました上に、両案とも全会一致の原案可決を賜りましたこと、心から厚くお礼を申し上げます。また、いろいろご指摘をいただき、あるいはご答弁申し上げました線を踏まえて今後一層努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げる次第であります。

 なお、阪神大震災の救援体制の問題につきましては、先に消防署員がタンク車を持って、第1班が行ってまいりました。そして、あすまた、第2班が5日間3名で同じくタンク車1台を持って神戸の方へ参ります。さらに、水道の職員も現在神戸の方へ救援に行っております。今後、そうした機関を通しての要請に対しましては、市といたしまして積極的に対応し協力をしてまいりたいと、そして、一日も早い復興をともに願ってまいりたいと、このように考えておりますので、どうか議員各位におかれましても、今後とも温かいご理解とご協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第であります。

 もう3月議会も近いわけでございます。また、新しい年度に向けましていろいろ取り組まなければならない課題もあるわけでございますが、よろしくお願いを申し上げ、なお寒さの厳しい期間が続くわけでございます。議員各位におかれましては、十分ご自愛を賜りましてご活躍を賜りますようにお願いを申し上げまして、お礼のあいさつにかえさせていただきます。どうも皆さんありがとうございました。



○議長(加藤盛義君) ありがとうございました。

 これにて散会といたします。ご苦労さまでございました。

 午前11時15分閉会

 ―――――――――――――――――――――――――

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  土岐市議会議長  加藤盛義

       議員  加藤朝幸

       議員  小関祥子