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岐阜県 土岐市

平成25年第1回 定例会 03月08日−04号




平成25年第1回 定例会 − 03月08日−04号







平成25年第1回 定例会



平成25年第1回土岐市議会定例会会議録

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議事日程

平成25年3月8日(金)午後1時開議

第 1 会議録署名議員の指名

第 2 一般質問

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本日の会議に付した事件

日程第 1 会議録署名議員の指名

日程第 2 一般質問

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出席議員 18名

  1番  北谷峰二君

  2番  鈴木正義君

  3番  山田正和君

  4番  後藤久男君

  5番  加藤淳一君

  6番  林 晶宣君

  7番  加藤辰亥君

  8番  楓 博元君

  9番  杉浦司美君

 10番  渡邉 隆君

 11番  高井由美子君

 12番  山内房壽君

 13番  宮地順造君

 14番  小栗恒雄君

 15番  西尾隆久君

 16番  布施素子君

 17番  小関祥子君

 18番  塚本俊一君

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欠席議員 なし

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説明のため出席した者の職氏名

 市長                 加藤靖也君

 副市長                小島三明君

 総務部長               山田幸保君

 市民部長兼福祉事務所長        石原幾男君

 経済環境部長             加藤淳司君

 建設部長               水野哲男君

 水道部長               田牧公平君

 会計管理者              中島芳典君

 総合病院事務局長           大野剛司君

 消防長                纐纈公一君

 総務部次長兼総務課長         松田国博君

 建設部次長兼都市計画課長       森田和博君

 総合政策課長             鷲見直人君

 秘書広報課長             酒井幸昌君

 健康増進課長兼保健センター所長    林あけみ君

 環境課長               渡辺章弘君

 地球環境村クリーンパーク土岐所長兼

 環境センター所長兼衛生センター所長  長瀬紀行君

 建設部調整監兼

 中心市街地整備推進室長        井口暢正君

 総合病院総務課長           田中正憲君

 教育長                増田 章君

 教育委員会事務局長          水野昭敏君

 教育次長兼学校教育課長        山田恭正君

 学校給食センター所長         黒田隆之君

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議会事務局職員出席者

 局長                 白川敏朗君

 次長                 林 孝至君

 課長補佐               鵜飼保仁君

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 午後 1時01分開議



○議長(楓博元君) 皆さん、こんにちは。

 ただいまから、昨日に続いて本日の会議を開きます。

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○議長(楓博元君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、山内房壽君及び宮地順造君を指名いたします。

 ――――――――――――――――――――――――



○議長(楓博元君) この際、事務局長に諸般の報告をいたさせます。



◎議会事務局長(白川敏朗君) 諸般の報告をいたします。

 本日の会議に説明員として出席報告のありました方々の職氏名一覧表をお手元に配付しておきましたので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(楓博元君) 諸般の報告につきましては、ただいま事務局長の申し上げたとおりでありますので、ご了承願います。

 ――――――――――――――――――――――――



○議長(楓博元君) これより、日程第2 一般質問を行います。

 順次質問を許します。

 7番 加藤辰亥君。

  〔7番 加藤辰亥君登壇〕



◆7番(加藤辰亥君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告書に従いまして質問をさせていただきます。

 まず質問の前に、午前中、きょうは市内中学校の卒業式がございました。

 大変すばらしい卒業式を見させていただきまして、感動をさせていただきました。卒業生も在校生も本当にすばらしい態度、卒業生は一人一人証書をいただいたわけですが、名前を呼ばれますと、大きな短い、そしてはっきりした返事ということで、全く感心させられますと同時に、私たちが生徒たちから受ける若い力というんですか、純粋な力というんですか、そういう心をいただいてきたということで、当然卒業をする生徒も、それから送る在校生の生徒もそうですが、それを見させていただく私たちも大きく一つの区切りで成長ができるというふうに思いまして、学校の関係者や保護者の皆さんに厚く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 それでは、早速質問に入らせていただきます。

 ご存じのように、日本は地震の多い国でして「地震王国」というふうに呼ばれております。世界では、ご存じのように十数枚のプレートが年におよそ8センチずつ移動しております。日本の周りでは4つのプレート、北米のほうのプレート、それから太平洋のプレート、それから大陸のほうのユーラシアのプレート、残る1つはフィリピンという4つのプレートがちょうど日本の国の近くで重なり合っております。その中の1つは、ご存じのようにフォッサマグナと申しまして、日本を真っ2つに分けております。そのプレートの境目付近では、絶えず地震というものが起きております。ある一説によりますと、最近その頻発する地震が過去のデータと比べますとかなり少ないと。ということは、逆に言いますと、地震のエネルギーが蓄積されておるということでございます。当然プレートとプレートが重なり合って、ひっかかって引きずり込まれるときに、もとへ戻ろうとする力で地震が起きるということはもう皆さんご存じですので、その頻発度が少ない。どんどん入り込んで、一気にこれから大きな地震が来るであろうなあと、80%ほどの割合で言われております。

 そこで通告書の1番、5次総5章、安全、潤いと安らぎのあるまちということで、先ほどの卒業生たち、在校生たち、また小学生、幼稚園、保育園児、乳幼児、これからの子供たちを私たち大人が安心して暮らしていける世の中をつくらなければなりません。それは、この5次総でも、あるいは加藤市長さんの公約でも述べられております。

 そこでアといたしまして、市長さんと語る会をやっていただいたり、あるいは意識調査をやっていただいておりますが、市民の方のご意見の中で、防災に関係するご意見はどのようなものがあって、どういうふうに分析され、どのように受けとめておられるのか、お願いをいたします。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) それでは、お答えをいたします。

 市長と語る会及び市民意識調査での防災に関するご意見でございますけれども、最も多いのが防災無線に関することでございました。聞こえにくい、反射して聞き取りにくいなどでございます。次に多いのは、災害発生時の情報発信に対する要望でございました。その他、避難場所に関することなどであります。これらを分析いたしますと、市民の皆さんが防災上最も重視しているのは、正確で迅速な情報の取得についてだと考えております。

 東日本大震災前の平成21年度には、防災無線が聞こえないなどの受動的な意見がほとんどでございましたが、震災後の平成23年度、24年度には、防災無線からの情報をただ待つのではなく、みずからホームページなどで取得する情報の提供を望む声がふえていると分析をしているところでございます。

 それから、受けとめ方と今後の方向ということでございますが、市民の皆様のご意見は真摯に受けとめさせていただきたいと思います。最も意見の多かった防災無線への要望につきましては、時差放送の実施や個別受信機の貸与、放送内容のメール受信の促進などを直ちに実施をしてまいりました。また、災害情報や避難情報などの情報発信については、市ホームページでの迅速な公表や、エリアメール発信を整備するなどの対応を行ったところでございます。今後につきましては、情報発信の正確性、迅速性を推進するとともに、防災士の養成、防災講演会の実施、今年度から実施をしております災害図上訓練などを通じまして、市民の皆さんの防災意識の高揚を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 情報ということは、予知、あるいは発生時点での迅速な伝達、その後の集めた情報の分析から、市民の皆さんへの適切な指示ということが大切になってきますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。

 ではイの地震発生、その想定される震度というのはどういうふうでしょうか。お願いします。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 岐阜県が本年の2月に公表いたしました予想震度、これは一番被害が大きいとされます南海トラフ巨大地震を前提にお答えをしますと、土岐市においての予想震度は震度6弱でございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) その6弱の根拠は、どういうふうにして6弱ということで言われておるのでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 私のほうも、どういう根拠で県が6弱にされたかということについては掌握をしておりません。よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 土岐市も防災計画の地震編で、いろいろな地域で被害の状況が違ってくるよと、それはなぜか。地質、あるいは地盤によって違ってくるよということで、範囲を決められて防災計画にのせてございますね。地域で一番、6弱と言われましたが、6弱よりも強いような、地盤が軟弱な一番ひどいと思われる震度の場所、あるいは震度というのはいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 私のほうが県からいただいておる情報の中では、一番揺れがひどいところが土岐市内では震度6弱だというふうに聞いております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 おおよそ、その場所は特定されておるわけでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 県では、市内を細かく網目状にして想定はされているということは承知しておりますが、今ここが一番危ないというようなことは、ちょっと私のほうでは理解しておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 恐らく県のほうも、県独自といえばそうですが、岐阜大学の地震工学というところのデータというふうに思っております。ありがとうございました。

 6弱と申しますと、先日3・11の東北大震災での、かなりの東北地区の部分での震度というふうに思います。かなりの被害があったわけですが、その6弱の地震が土岐市に伝わったときにどのような被害を想定されておるでしょうか、お願いをいたします。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) これにつきまして、土岐市の被害の想定で最も大きな被害が出ると思われる冬の午前5時に地震が発生した場合に、死者が25人、負傷者が625人、建物の全壊が1,396棟、半壊4,187棟とされております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 火災等の被害の予想はされていませんでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 県の発表しました想定では、午前5時では火災はゼロと、午後であった場合には9件というような想定がされております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 ライフラインのほう、電気、水道、ガス、下水というあたりの被害予想はいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 今回発表された震度6弱が生じた場合の土岐市の今のライフラインとかの被害状況については、まだ出ておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) それは、いつごろ出ますでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 県のほうからは、まだお聞きをしておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ライフラインの被害想定はまだわからないという回答でしたが、被害想定ができないということは、それに対する対応もできていないということですか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 今の防災計画でもありますし、現実的な対応としては、仮に今震度6弱の地震が起これば、それに対する対処をしていくということですので、全く何もできないというわけではないですが、今の震度6を想定して、どんなことが市内でライフラインの被害が起きるかという想定ができていないので、起きた場合にはそれぞれに応じて対処はしていくということでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 その他、急傾斜地などの崖崩れ、土砂崩れ、そのあたりはいかかでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 今回発表された中には、そちらのことまでは発表されておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 土砂崩れなど起きますと道路が通行不能になるわけですが、橋梁等も含めまして、道路確保、あるいは道路の被害というのは想定されておりますでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) これも、まだ具体的にどういったものがあるかということまでは公表されておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 3・11の際には、洞窟とか亜炭鉱の跡の坑道ですね。そういうところの崩落等もありましたが、土岐市にはそういうところはありますでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 亜炭の廃坑などがあることは承知しておりますが、全体のことについては掌握ができておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 あとは、いろいろなため池とか、あるいは堰堤ですね。あるいは、これは大丈夫かと思いますが、小里川ダムなんか、もしひょっとするとということで、一気に土岐川というのが水を受けてかなりの被害が予想されるわけですけど、そのあたりはいかがでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 小里川ダムについては、現在の耐震基準でつくられておりますので、あのダムが決壊するというような想定はされておりませんので、よろしくお願いします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 ため池や堰堤ですね。堰堤にも恐らく水がたまっておると思いますけど、そのあたりはいかがでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) ため池とか堰堤についても、順次危険なものについては国・県等で、市も含めてですが、順次整備をしつつあるということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 整備されるということはわかっていますけど、崩落した場合の洪水、あるいは土石流の可能性があるわけですが、そのあたりはいかがでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 砂防堰堤については、震度6弱では崩壊しないという想定でございます。ため池等については、昨年、ほかのところでため池が崩壊したというようなことがありましたので、その後県が調査をされましたので、そこで確認をしておるということでございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 3・11では農業ため池の液状化がかなり問題視されていましたので、水がたまっている場所、そのあたりの液状化ということもかなり心配されますので、堤防だけではなくて、その周りの液状化ということもある程度予想して、それに対応する策というものを考えていかなくてはいけないと思いますので、よろしくお願いします。

 それから道路が、先ほど崖崩れというふうに、あるいは土砂崩れというふうに申し上げましたが、電柱、あるいはブロック塀、そのあたりはいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 申しわけありませんが、そちらのことについては掌握しておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 前やっていただいたDIG、地図上の訓練、地域の人にやっていただく際には、どの道を通って避難すれば安全なのかということをやるわけですが、その際には大きな広告塔のような看板、あるいは今申し上げたブロック塀、あるいは電柱というものが道路を塞いでしまうという可能性もあって訓練をしていくわけですが、やはりある程度掌握というのも大切なのではないかというふうに思います。

 液状化による下水などのマンホール、液状化すると出てきてしまったり、そういう状況になるわけですが、そういう被害想定はいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 通告書より質問が細かくなっておりますが、よろしいですか。

 水道部長。



◎水道部長(田牧公平君) 3・11では各地でそれぞれマンホールが浮上したという例がございましたが、土岐市でどこがそういう状況が起きるかという想定はしておりません。よろしくお願いします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。「被害想定」という言葉ですので、通告書は。いろいろな被害があるわけですので、想定をしていただくとありがたいなあと。想定をしていただくと、対応策というのが出てくるのではないかというふうに思います。

 被害想定の中で最後の1つですが、原発の事故、敦賀が一番近いわけですけど、そのあたりの想定被害はいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 県が想定した、今の原発事故によって岐阜県が想定されておる中に土岐市も入っております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 では、そういう被害がある中で対応ですね。先ほど6弱が起きるという想定をされましたが、具体的な対策、対応はいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 土岐市では震度5強の地震の発生によりまして、直ちに災害対策本部が設置されることになっております。これによって、全職員が動員されます。同本部により、当該被害に対する応急対策の基本的な事項が協議をされまして、参集してきた職員がそれぞれの部署で被害状況の掌握等、初動の活動を行います。被害の状況によりましては、県に対して自衛隊等の災害派遣要請を行うということでございます。また、それにあわせて避難所の開設、それから先ほどご質問がありましたようなライフラインの確保、医療機関との連携など、被害状況に応じて対応することとしております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 早速、対策本部設置ということですが、どこに設置されますか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 現在、今のところは土岐市役所につくるということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) これは1階か2階ですか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 最近、昨年も台風で災害対策本部をつくっておりますが、そのときは2階でございましたので、2階が使えるようであれば2階を使うということでございます。もし土岐市役所が、現在耐震性能が不足しておりますので、その地震で倒壊をしてしまったというようなときには、消防本部の防災センターを使うという想定でございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 防災センターは何階ですかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 防災センターは3階建てですが、本部として使うのであれば1階から3階まで全部使うということになろうと思います。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 中部管区で前回かなり広範囲の訓練をやられたときに、国が12階で本部設置をされて、ちょっとそれは大変だろうという話が出ておりましたので、本部設置をされる場合、いろいろな条件をやはり考慮していただいて、とにかく情報の収集、発信というところが大切だと思いますので、そういう面でひとつ場所の選定というものもお願いをしたいというふうに思います。

 職員をすぐに招集をされるということですけど、職員の安否ですね。先ほど冬の朝5時と想定がそういうふうになっておりましたが、安否確認というのはどういうふうにされるんでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) これは、ことし導入したシステムによりまして全職員にメール配信をしますので、そのメールによりまして、職員から自分は無事だとか、家族に被害があるのかどうかという確認をして、来られるなら来られるという返信が来るようなシステムになっておりますので、よろしくお願いします。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 起きた当時は、一番行政の方が困られるのが燃料ではないかと思うんです。発電にしろ、情報にしろ、暖房にしろ、電気がストップすると。電気がストップすればガソリンスタンドのタンクのくみ上げができないということも想定されますが、この燃料への対応なんかはいかがでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 市では、岐阜県の石油商業組合と災害時における被災者支援、特にこれは土岐市被災者支援とか燃料の優先的供給というような、そういう協定を結んでおりますので、組合員の方の中で被害に遭っていないとか被害が少ないようなところからは、優先的に市が行う活動に対しては燃料等の供給をいただくということになっております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 指定避難場所は、小・中学校でしたかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 主に指定避難場所は、小・中学校が主な施設でございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 小・中学校、全て防災倉庫はありましたでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 全てに防災倉庫があるわけではなく、ある学校と、いわゆる学校以外のところにある防災倉庫もありますので、全ての指定避難場所となっている学校に防災倉庫がある現状ではないです。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) そういたしますと、避難をしても食料不足とか水不足とか、備蓄をされておりませんので、そういう可能性はあるということですか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 現実的な問題としてはそこにないので、そういうことが言えます。ただ、それは運ぶとか、そういうことも考えておりますので、ないなあとおっしゃられれば、ないということでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) その防災倉庫の備蓄物資ですが、3・11以降に新しくふやしたと、あるいは入れかえたというようなものがありましたら、どんなものでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) まず備蓄の状況ですけれども、市で設置した防災倉庫には救助用の資材とか毛布とか、飲料水とか非常食等を備えております。

 東日本大震災の被害状況を見まして、備蓄物の差しかえを考えておりますのは、ガソリンを燃料とする発電機でございます。理由は、ガソリンは保管における厳しい法的制限とか、劣化等品質保持にいささか問題があると同時に、大震災の発生時には供給不足というのが懸念されるため、市としては、市内において多くのご家庭とか事業所が使ってみえる、公共施設も使っておりますが、プロパンガスを利用した発電機を備蓄することが有効と考えておりまして、今後それらを整備していきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。ガスによる発電機というのは、けさの報道にもございましたですね。1万キロワット未満ということで、かなり活用が期待されるものだと思っております。

 倉庫、あるいは避難所へ避難する、あるいは備蓄されたものを使うという場合に、冬を想定されていましたが、雨水、あるいは雪による凍結、あるいはさびによって鍵があかないとか、そういうことはありませんか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 真冬であれば、道路の凍結ということは考えられるかもしれません。ただ、さびであかないというようなことはちょっと想定はしておりません。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) それは、確認はされておりますでしょうかね。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 防災倉庫の点検は、定期的に防災担当のほうで回っておりますので、鍵があかないということはないと思います。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。どこか、学校開放の関係で校門がちょっと凍結してあかなかったようなこともございましたので、ちょっと心配だったのでお伺いしました。

 では、瓦れきのほうへ移ります。かなり瓦れきが出ると思いますが、瓦れきの処分方法をお願いいたします。



○議長(楓博元君) 経済環境部長 加藤淳司君。



◎経済環境部長(加藤淳司君) 地震発生時の瓦れきの処分方法ということでございますが、東日本大震災でも明らかになったように、一時期に大量に瓦れき等の廃棄物の発生が予想されておりますので、最終処分場で一気に処分することは難しいと思っております。したがいまして、必要に応じて仮置き場を設ける必要が出てくるというふうに考えております。

 仮置き場に集められました瓦れきにつきましては、基本的に資源化・再利用できるものは分別して再利用できるようにします。リサイクルできない廃棄物、そういったものについては、燃えるものは最終的に処分場へ持ってきて焼却処分をして埋め立てる。それから不燃物や焼却処分ができない、そういったものについては、もう最初から埋立処分ということなんですけれども、一気に持ち込むことはできませんので、それは計画的にやるということになろうかと思っています。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 仮処分場というのは、何カ所ぐらいお考えでしょうかね。



○議長(楓博元君) 経済環境部長 加藤淳司君。



◎経済環境部長(加藤淳司君) 実は東日本大震災が起きたすぐに、県のほうからそういう調査が参りましたので、想定をしましてやったところ、市内の4カ所程度で足りるだろうと、市の持っている土地で足りるだろうということでやっておりましたが、先ほど総務部長のほうからも話がありました、ことし2月に県のほうが新たな被害想定を出した中で、全壊1,396棟、半壊が4,187、これがこの出される前の想定では全壊が238、半壊が819という想定でもってやった結果、市内4カ所で足りたんですけれども、これがこの数字に置きかえてみますと、瓦れきが約20万トンほど発生するのではないかと。この20万トンの瓦れきを仮置きするのに必要な面積はどのぐらいになるかと試算しますと、10万平方メートルぐらいになるのかなあということで、以前にやった必要面積の7倍以上になってしまいますので、今後、これは少し腰を据えて候補地を選ばないといけないかなというふうに思っております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 広場は、避難所としても使う場合があります。トイレとして使う場合もございます。グラウンドで言いますと、ヘリの発着も予想されております。そこへまた瓦れきが今のお話で10万という広さが必要ということで、かなり綿密な想定、シミュレーションをしていかないと、いざというときにはなかなか難しいかなあというふうに思います。ありがとうございました。ぜひよろしくお願いします。

 それでは、オの他の自治体ですね。隣接市や隣接県との協力体制、昨日もありましたけれども、済みませんがもう一度お願いいたします。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) それでは、お答えをいたします。

 隣接市及び隣接県との協力体制ということでございますが、隣接市といいますか、東海環状自動車道で結ばれている多治見市、関市、美濃市、瑞浪市、美濃加茂市、可児市、瀬戸市、豊田市において、災害が発生した場合における相互応援について協定を結んでおります。その内容でございますが、食料とか飲料水、生活必需品、並びにその供給に必要な資機材の提供、救援及び救助活動に必要な車両の提供、被災者の救出、医療、防疫、並びに応急復旧に必要な医薬品等物資及び資機材の提供、救援応急復旧に必要な職員の派遣、被災者の受け入れなどでございます。

 また、昨日もご紹介いたしましたが、スポーツ姉妹都市でございます静岡県焼津市と災害時の応援協定に関する協定書を取り交わしております。その内容は、ほぼ今申し上げました東海環状自動車道沿線の市町村と同じような内容でございます。で、昨年一部具体化したものを昨日ちょっとお答えさせていただいたということでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございました。

 協定は、災害ということで主に結んでいただいております。今後そういう一本の協定だけではなくて、一つの協定がありましたら、そこで経済的なものを付随していくとか、人の交流とか、文化交流とか、そういうところで広げていけるといろいろな活路が今後できてくるんではないかなあというふうに思いますので、ぜひお願いをいたします。

 それでは、カのほうへ移ります。救助隊への対応ですね。いろいろな救助隊の方が見えると思いますが、受け入れ等の対応をお願いいたします。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 先ほどもちょっと申し上げたところでございますが、被害状況によりましては、知事に対しまして、法律によりまして部隊等の災害派遣の要請を依頼することとなっております。その活動の内容については、被害状況など情報収集、避難の援助、遭難者の捜索活動など広範囲にわたる活動となっております。警察及び消防につきましても、救出活動、災害拡大の防止活動などの活動を行っていただくこととなっております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) 救助隊の駐屯する場所というんですか、そんなところの想定はいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 具体的にどこだというようなことは、そのときになってみないと、被害の状況を把握してからになると思いますので、ただ自衛隊等は自己責任、自己完結ということですので、照会はあるかもしれませんが、自衛隊は自衛隊の判断でお見えになると。駐屯についても、確認はあるかもしれませんが、あちらのほうでお考えがあるというふうに考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。

 いろんな形の支援があると思いますので、特にボランティアの方が見えたときの受け入れ体制、あるいは受け入れ場所、あるいはボランティアの方の活動の仕方、内容、そういうこともある程度準備しておいたほうがいいなあと思います。

 次へ参ります。地元の企業の方との連携などはいかがでしょうか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 地元の企業の方が災害があったときに、市とのどのような協定をしているかということでお答えをさせていただきますと、市内の大手のスーパーマーケットとは、緊急時における応急生活物資の供給等の協力に関する協定を結んでおります。燃料でいえば、先ほど申し上げました石油商業協同組合のほか、LPガス協会、それから災害時の被災者の救出とか社会基盤の施設の応急的な復興に対する協力ということでは土岐市の建設業組合、あと応急物資の供給ということでいえばホームセンターとかも、いろいろな業態とは協定を結んで、いざというときにはご協力がいただけるというような、そういう体制にはなっております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 加藤辰亥君。



◆7番(加藤辰亥君) ありがとうございます。細々といろいろご質問させていただいて申しわけありません。ただ、実際の場合のシミュレーションですが、ある程度具体的で綿密でないと効果が上がらないなあというふうに思います。

 これは、3・11で被災されたいろいろな行政の方の新聞等、報道なんかで聞いたりいたしますと、やっぱり綿密、細かい、そういうところが大事であるというふうに言っております。

 ちなみに東北のある市ですが、14時46分に発生をしております。4分後に災害対策本部を設置しております。約34分後に対策本部を移動しております。先ほど申し上げました4分後には対策本部会議を開催、そこで指示しております。夜の11時15分に第2回の対策本部を開催と。避難箇所は53カ所、避難者5,725人、不足物資、食料、生活物資、粉ミルク、紙おむつ、燃料、それから人工透析、医療関係の不足です。いろいろご存じだろうと思いますので、想定よりも避難者の場合はかなりふえるんではないか。家が壊れただけではなくて、水道がとまった、電気も来ない、なら避難所に行きましょう。なぜならばいろいろできます、明るい、情報が入るということで、想定をされたよりもかなりの避難者の方が避難所へお見えになるということは予想されます。したがって、備蓄されるいろいろな物資も、そのあたりを考慮されて備蓄をしていくといいと思います。ただ、避難をしてみえる方も家庭にある食料、飲料水を持ってみえるということが大切なのではないかなあというふうに思います。

 そこのある自治体ですが、大切なことで言いますと、公用車がかなりたくさんありますが、常に燃料を満タンにしておいておくとよかったと、これは言っておみえですね。それから情報では、今のいろいろなものがありますが、防災無線もある程度バッテリー切れということもありますので、FMの利用がよかったというふうに言っておみえです。これは先ほど申し上げました各家庭での備蓄、それから隣接自治体との連携ですね。先ほど東海環状線の話で大変ありがたいなあというふうに思いました。県を越えるとなかなか難しいというお話もされておりまして、あとは訓練の繰り返しと災害対応、応用というものが災害のときには必ず実力を発揮するということです。25年度の予算にもかなり防災関係の予算がありましたので、大変ありがたいということを思っております。

 職員の方のほうからいろいろなアイデア、多くの考えを吸収していただいて、市長さんのほうで決断をしていただくと。いろいろな考えというものを集積すれば、かなり実際に助かるいろいろな方策というものが考えられますので、ぜひお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(楓博元君) 11番 高井由美子君。

  〔11番 高井由美子君登壇〕



◆11番(高井由美子君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問させていただきます。

 初めに、この冬日本列島は厳しい寒さに見舞われ、東北の日本海側から北海道を襲う最強寒波の影響で、広い範囲で記録的な大雪となり、大きな被害が出ております。こうした方々に心よりお見舞い申し上げます。

 なお、この3月で退職されます職員の皆様につきましては、公私にわたり大変お世話になりました。この場をおかりしてお礼を申し上げます。今後は、これまでの経験を土岐市のためにご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 初めに1項目め、がん予防の取り組みについて。

 この3月1日から本日8日までは女性の健康週間であります。また、毎年2月4日は、国際対がん連盟が定めた世界対がんデーであります。これはがんへの意識向上と予防、検出、治療への取り組みを促すために、世界100カ国以上の350を超える対がん組織から成る記念日であります。

 日本人の2人に1人ががんになると言われる昨今、2006年にはがん基本法が成立し、国のがん対策が施されるようになりました。私は過去の定例会で、女性特有のがんについて何度か質問させていただきました。当市においても国の動向を見きわめつつ、できる限りの対応をしていただいております。

 そこでアとして、子宮頸がんワクチンの接種についてであります。

 私たち公明党は、がん対策について、女性特有のがんである子宮頸がん、乳がん対策に取り組んでまいりました。そして早期発見、早期治療を目指して、一定年齢の女性を対象にした無料クーポンの配付を2009年度に提案、実現し、受診率の向上に大きく貢献してまいりました。加えて本年4月からは、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの3ワクチンが国の9割負担によって定期接種化されることとなり、命を守る施策が大きく前進しました。

 子宮頸がんは、年間約1万5,000人が発症し、3,500人が死亡していると言われております。特に20歳代から30歳代の罹患率、死亡率が顕著になっています。この子宮頸がんについては、ワクチンの接種により予防することが可能であることから、公費負担によるワクチンの接種が平成23年から実施されました。そこで、この子宮頸がんワクチンの接種率の状況をお伺いいたします。



○議長(楓博元君) 市民部長 石原幾男君。



◎市民部長兼福祉事務所長(石原幾男君) それでは、子宮頸がんワクチンの接種率についてお答えいたします。

 平成23年から子宮頸がんワクチンの接種が本格的に始まり、対象が中学1年生から高校1年生までになりました。接種率については、国への報告数字で答えさせていただきますが、平成23年度は対象者が1,128人、うち接種者は966人で85.6%でございます。平成24年度からは新中学1年生が対象でございまして、平成25年2月末日現在で対象者が275人、接種者は227人の82.5%でございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。検診率に比べて大変接種率が高いなあということを思います。公費負担による子宮頸がんワクチンの接種率が、今23年度85.6%、24年度82.5%と、こうしたことにより、多くの若い女性の命が守られるということで大変うれしく思っております。子宮頸がんの予防は、ワクチン接種と検診がセットであります。検診率は、まだまだ低いのが現状です。どうか今後も検診率向上につなげられるよう、啓発のほうをよろしくお願いいたします。

 次に、イの細胞診とHPV検査の併用についてであります。

 このことについては、平成24年第4回定例会で質問させていただきましたが、再度説明させていただきます。

 現在、子宮頸がんの検査は2年に1度の細胞診で、一部の年齢を対象に無料クーポン券が発行されております。細胞診は、がんに進行している細胞の有無を肉眼でチェックするものです。進行したがん細胞の発見には有効でありますが、前がん病変を見落とすことがあります。一方、HPV検査はウイルスのDNAの有無を調べるもので、細胞診よりも高精度で前がん病変を発見できるため、両方を組み合わせることでさらに精度の高い検診が可能と言われております。

 私は昨年、日本婦人科腫瘍学会や、子宮頸がん征圧をめざす専門家会議の方たちが開催されました「HPV併用検診導入・HPVワクチン接種率向上への成功事例に学ぶ」というセミナーに参加させていただきました。島根県の取り組みや、栃木県小山市の取り組みを聞いてまいりました。確かにHPV検査については、初期は費用が少し高目にかかるものの、経年的に受診をすることも考えれば、異常がなければ受診間隔が広げられることで費用を削減できる効果もあります。このことから、子宮がん検診について、細胞診とHPV検査をあわせて行うことを提案しますが、再度お考えをお伺いします。



○議長(楓博元君) 市民部長 石原幾男君。



◎市民部長兼福祉事務所長(石原幾男君) それでは、HPVヒトパピローマウイルス検査についてということでお答えさせていただきます。

 平成25年2月に行われた厚生労働省の第4回がん検診のあり方に関する検討会において、HPV検査について、市区町村が健康増進事業として実施する子宮頸がん検診で導入するには、国内研究データが少なく、時期尚早との結論が出されております。平成25年度は検診台帳の整備など、知見の収集体制を整えた市区町村で調査・研究等を実施し、最適な実施方法を検討する必要があると提言が出されております。このことから、国は試験的に平成25年度にこの検診体制を整えた市区町村に補助金による財政支援をすることを決めております。

 しかし、土岐市といたしましては、平成25年度はまだ検診体制が整っていないこと、また国は検証としての開始であり、国のがん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針、これは通称「がん検診指針」というものなんですが、これまでどおり子宮がん検査項目のうち細胞診のみとさせていただきまして、HPV検査の併用は今のところ考えておりませんので、よろしくお願いいたします。

 今後、国のがん検診指針の中でHPV検査が示されるようになったときには、土岐市といたしましては実施する方向で検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 今、25年度で試験的に行うというご答弁がありました。

 新年度、国はHPV検査を子宮頸がん検診として実施することの有用性の検討と実務上の課題を把握するために、この平成25年度の単年度事業として200の自治体において、現行の子宮頸がん検診の無料クーポン事業と同時にHPV検査検証事業を実施し、子宮頸がん検診の実施方法を検討するとしています。そこで、この取り組みに土岐市は手を挙げていただけないかということで質問するつもりでおりましたが、今、今年度はそういうつもりがないというご答弁をいただきました。

 ただ、私が思うことは、厚生労働省がこうした検証事業をやるということは、今後に向けては方向性として向かっているというふうに思っております。ぜひこうした検診方法、がんの検診受診率がまだまだ低い中では、こうした検診率向上や子宮頸がん検診の公費負担の削減などの面からも、この細胞診とHPV検査の併用に早期に取り組んでいただけるよう要望して、この質問を終わります。

 次にウとして、胃がんの検診率についてでありますが、厚生労働省の人口動態統計によりますと、我が国では毎年10万人が胃がんと診断され、年間約5万人が亡くなっています。これは、がんの死因では肺がんに次いで2番目に多く、50代以降の発症率、死亡率もともに高いものです。そこで、胃がんの早期発見のために検診が重要となってきます。当市における胃がん検診率の状況はどのようになっていますか、お伺いいたします。



○議長(楓博元君) 市民部長 石原幾男君。



◎市民部長兼福祉事務所長(石原幾男君) それでは、胃がんの検診率についてお答えいたします。

 平成23年度10%、平成24年度も10%となっております。受診率が低いことから、現在は年度内に40歳到達者の方に対し、胃がん検診を初め他の検診もされるよう重点的にご案内をしているところでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 今の答弁で10%ということで、大変低いと思うんですが、これは国保における検診率でしょうか。



○議長(楓博元君) 市民部長 石原幾男君。



◎市民部長兼福祉事務所長(石原幾男君) この検診率の出し方というのがございまして、今議員がおっしゃられるとおり、基本的には国保の方が多く含まれておりまして、健康保険なんですが、そちらのほうの数字は入っておりませんので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 健康保険等の適用事業所における胃がん検診を含めればもう少し高いとは思いますが、今後がんの死因の第2位である胃がんの早期発見のために、検診率向上に向けて努力する必要があると思います。

 そこで次にエとして、胃がん検診にピロリ菌検査の導入についてであります。

 これまでピロリ菌の除菌の保険適用は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などにしか認められておりませんでした。しかし、ことし2月21日からヘリコバクター・ピロリ菌が原因の慢性胃炎の除菌治療に保険が適用されることになり、胃炎段階から除菌することで胃がん予防につながると言われております。

 日本人のピロリ菌感染者数は3,500万人にも上ると言われています。胃酸の分泌が不十分な幼少時に口から入り、成人後も胃粘膜にとどまり続けます。また、水道などの衛生環境が不十分だった時代に幼少期を過ごした世代に、感染者が多いとも言われております。50歳以上の日本人の45%前後がピロリ菌に感染しているとされ、ピロリ菌が胃がんの発がん因子であることがわかっております。

 胃がん検診といえば、バリウムを飲み、レントゲン撮影をするという方法が従来から行われてきました。この検診法は、煩わしさと苦痛を伴います。ここで紹介するピロリ菌ABCリスク検査とは、胃がん発症の原因の一つとされているピロリ菌の状況を血液検査で測定するもので、ピロリ菌感染の有無を調べる検査、血液中のピロリ抗体を測定するものと、萎縮性胃炎の有無を調べる検査、血液中のペプシノゲンを測定するものを行い、測定結果から各個人の胃がんを発症するリスクを明らかにし、そのリスクのある人には次の段階として内視鏡による精密検査を行うことで、対象を絞った効率的な胃がん検診を行うことができるとされています。このピロリ菌ABCリスク検査導入によって受診しやすく、さらに胃がんにおける検診受診率を高めることが可能と考えますが、導入についてのお考えをお伺いします。



○議長(楓博元君) 市民部長 石原幾男君。



◎市民部長兼福祉事務所長(石原幾男君) それでは、胃がん検診におけるピロリ菌検査の導入についてということでお答えさせていただきます。

 現在、土岐市が行っている胃がん検診は、国のがん検診指針に基づいて行っているところでございます。この検診指針に胃がん検診時のピロリ菌検査は含まれていないため、現在のところは行っていないのが現状でございます。この検査についての検査の方法、時間、費用等、まだまだわからないことがたくさんございますので、今後、国ががん検診指針に示されるようなことになれば考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 実は昨年6月8日に、がん対策基本法に基づき、今後の5年間の指針となるがん対策推進基本計画が閣議決定されました。その第4に、分野別施策と個別目標の中で、「ウイルスや細菌の感染は、がんの原因として寄与が高い因子とされる。(中略)例えば胃がんと関連するヘリコバクター・ピロリなどがある」と記載し、胃がんの原因がピロリ菌であることを国も認めております。その上で取り組むべき施策として、「ヘリコバクター・ピロリについては、除菌の有用性について内外の知見をもとに検討する」というふうに書かれております。このような新しい検診を導入する自治体がふえてきております。当市においては、胃がん検診にピロリ菌検査の導入は今後の検討課題であるようですが、先進自治体の状況や国の動向を見きわめつつ、ピロリ菌ABCリスク検査の早期導入を要望しておきます。これで、この質問を終わります。

 次に2項目めとして、子供の安心・安全対策についてです。

 警視庁によりますと、平成23年の通学路での交通事故による小学生の死傷者数は2,500人に上っています。こうした登下校中の児童等の事故が、昨今も後を絶ちません。残念なことに、先月、2月25日、市内の小学4年生の男子児童が下校時に交通事故に遭いました。男子児童には心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く回復されることをお祈り申し上げます。こうした後を絶たない登下校時における交通事故等、子供の安心・安全対策についてお伺いいたします。

 アの、通学路の安全対策としての取り組みについてであります。

 昨年8月に実施された通学路の緊急合同点検について、去る1月25日、国土交通省道路局より通学路における緊急合同点検の取り組み状況について記者発表がありました。それによりますと、昨年末ざっと取りまとめた際には、約6万6,000カ所が対策必要箇所として上げられていました。その後、さらにきめ細やかに調査を精査したところ、7万4,485カ所が上げられました。このうち、2万2,714カ所が対策済みであります。当市における通学路の安全対策としての取り組みの現状はどのようになっていますか、お伺いいたします。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) それでは、今の議員さんのご質問につきまして、教育委員会のほうの取り組みという形で答弁させていただきます。

 昨年8月下旬に、議員さんもおっしゃったように、教育関係者による危険箇所の点検を一応終了しまして、その結果、これも前々回の議会でも申し上げましたが、国道が10カ所、県道32カ所、その後さらに点検をやってきましたら、一応32カ所またプラスで出てきました。今の箇所と申し上げておりますが、これは1点箇所という意味も含めながら、その地帯とか地域も含めた部分になってまいりますので、ご了承ください。

 その中で、対応に緊急性のあるものですとか、対策のとりあえずできるものなどを精査させていただきまして、とりあえず36カ所の危険箇所の報告を県の教育委員会のほうにさせていただいて、県の教育委員会から文科省のほうに報告が行ったものと思います。

 その後のことでございますが、建設部のほうですとか警察署のほうでその36カ所について検討をしていただきまして、昨年の11月の段階で、その中の4カ所については、いわゆる国の国道事務所のほうで対応しますよと。そして残りの32カ所については、建設部を中心に対策メニューを明記したもので、名前が各小学区ごとの対策箇所図というんですが、この図を作成していただきまして、ついこの間ですが、平成25年の2月1日付で建設部のほうからいただき、市内各小学校へ教育委員会を通してお知らせをしたところでございます。

 その後の対策でございますが、今こんなことをやっております。主に対策の中に外側線の引き直しですとか、信号の時間の調整をするとか、カラー舗装とか原則マークの設置ですとか、看板ですとか、安全坊やの設置等々にかかわります若干ハード面にかかわる面と、それから直接私どもが学校のほうで依頼をします児童への、いわゆる集団登下校の指導ですとか、学校職員ですとかPTAとの協力等々のソフト面とに分かれておりますので、今そのことを整理しながら、徐々にできるところから対策を始めているところでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。

 今、昨年の合同点検で合計74カ所、そのうちの36カ所を報告されて、現状4カ所が国関係ということで、残り32カ所について取り組んでいらっしゃるということで、外側線、信号、カラー舗装、看板など、それから児童への指導などを今取り組んでいただいているということです。本当にありがとうございます。

 国においては、通学路の安全対策として15カ月予算で対策が講じられる予定です。平成24年度補正予算では、通学路の安全対策を道路管理者による対策のために335億円を確保されています。当市においては、平成25年度予算に通学路の交通安全視察整備事業費が計上されております。安全対策といっても、ハード面についてはお金のかかることです。今も残り32カ所ということで、今後も計画的に優先順位をつけて継続的に行っていただくことを要望しておきます。

 次にイとして、通学路の危険箇所の公表についてであります。

 緊急合同点検の結果の状況を広く住民に周知し、ドライバーの安全意識や通学路の事故啓発など、地域社会の方々に交通安全の注意喚起をすることも必要ではないかと思います。また、学校関係者や地域の人たちの協力を得ながら、危険箇所での交通安全の見守りなどの強化にも取り組むことも大切ではないかと思います。そのためには、通学路の危険箇所を公表する必要があると思いますが、いかがお考えでしょうか。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 今のご質問についてでございますが、危険箇所、危険地帯等の公表につきましては、私どもが受けとめた内容の中で、県の土木整備課からはこんなような指示がありました。事前に教育委員会や地元警察署等の関係者と内容について調整し、公表した内容については関係者間での共有に努めなさいという文書明示もございました。そのことを私ども受けまして、本市としましては各学校へとりあえず、先ほど申し上げました対策箇所図を配付させていただきまして、できることできないことがありますので、今回の対応にかかわっていただける、まずPTAの方々には至急協力をいただいて、やれることからスタートしようということでの教育関係者への公表という形で今スタートしておりますので、今後さらなる協力をそれから求めていきたいと思っております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 今、それぞれの学校、PTA関係に公表をしているところだということで、ご答弁ありがとうございます。

 緊急合同点検の結果、抽出された危険箇所の対策内容が取りまとまった市町村においては、対策必要箇所及び対策内容を示した箇所図及び箇所一覧表を作成し、ホームページなどに公表しておるところもあります。平成24年12月末現在の公表状況では、全国では公表済み市町村数782市町村、公表率48%、学校数7,201校で公表されております。ちなみに岐阜県では42市町村中22市町村、公表率52%、119校が各学校で公表済みであります。こうしたことから、今公表しているところというお話がありましたが、早急に皆様に伝わるように、公表のほうを進めていただきたいと思います。

 それで、今PTAの方というお話で、もちろん子供たちの安全ということを思えば、子供たちの保護者さんが、どこがどういうふうで危ないかということをきちっと把握して、子供たちにここは危ないからと言い聞かせたり、いろんなことがありますので必要だと思います。私は、さらに通学路の安全確保ということでは、地域の方にも認識を共有していただきたいということを思っていますので、やはり何かPTAだけに伝えるだけではなく、そこからさらに地域へ広がるような公表の仕方をしていただきたいなあということを思っていますので、今回質問させていただきました。

 実は、瑞浪市において3月5日付で市のホームページに掲載されました。それは、先ほど言いました危険箇所図と一覧表がホームページに公表されております。ぜひ当市においても、こうした形で公表をしていただきたいなあということを強く要望しておきたいと思います。

 それで、なぜ公表するのかというと、やはりそこを改善していくという、ただ公表するだけでなく、それを少しでも改善していく方向にしていきたいということを思っております。一昨日の参議院本会議で公明党の山口代表が、「通学路の緊急合同点検結果、いまだ5万を超える箇所が未対策です。残りの危険な通学路の対策をいつまでに実施し、ゼロとするのか。政府は、見届ける責任があると考えます」と安倍首相に質問されました。それに対し安倍総理は、「予備費を使って対応する」と答弁されております。こうしたことからも、今後改善のための、対策のための予算が国からつけていただけるという方向だというふうに思っております。そうした意味でも、やはり公表すべきということを思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次にウとして、通学路のハザードマップ等についてであります。

 当市では、児童・生徒の通学路の安全対策として、各学校において安全マップが準備され、小学校では分団会や学級活動で利用し、防災・防犯、交通事故等の指導に利用されていると伺っております。そこで、通学路の緊急合同点検の結果による危険箇所を踏まえ、地域住民と情報を共有する観点から、防犯・防災にも留意したハザードマップを、例えば県域統合型GISなどを利用して市のホームページに掲載することを提案しますが、お考えをお伺いします。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 2つご質問があったように思いますが、まず今通学路にかかわった安全マップの中に、いわゆる自然災害等にかかわるようなハザード的な内容も挿入していけないだろうかということと、それからもう1つはGISのことがあったと思いますが、私のほうは、教育委員会として捉えている考え方としてちょっとお話しさせていただきたいんですが、今小学校を中心に、9校ありますが、各小学校区の安全マップを一生懸命学校で工夫して作成をしておるわけで、今回のこの緊急点検の結果も全部加味をしまして、危険箇所等にかかわって来年度4月からの点検及び新たなマップの更新という形で、各校区、各学校で取り組むことについては各学校と確認済みでございます。

 その上に立ちまして、例えば土砂崩れの箇所があるかもしれないとか、また防犯の問題もあるんですけれども、たくさんの情報を入れるということも大事なんですが、かなり学校で工夫している通学路の安全マップについては、今のところ私どもには交通安全というところに特化したところで、見やすいものを子供たちに意識して提示してやりたいという方針で今のところスタートしておりますので、いわゆる防災ですとか、防犯の内容を取り入れていきますと、かなり煩雑な内容になっていきます。それで各学校で今確認をとっておりますのは、例えば不審者情報があったところですとか、過去、頻繁にそういう情報で子供たちに割と早目に知らせていけることが可能なものについては、印を考えながら入れていけるだろうというようなことが1つ出ていることと、それから市の防災関係課のほうと今後連携をしていくわけですが、そのほうから情報をいただきながら、緊急性がある自然災害等々のハザード的な内容については、全部は網羅できないだろうけれども、情報をいただいたものについては印を決めて入れることは可能ではないかなあと。そこまで今検討を進めているところでございますので、今後ちょっとやり方については考えていきたいと思っております。

 それから2つ目のGISの件についてですが、私も少し勉強をさせていただいておるところなんですが、GISについては、いわゆるデジタル上での話になってくる部分が多いと思いますので、学校教育の原点から言いますと、児童・生徒が直接見て、確認がいつでもできるというような使い方をしていきたいというのが考え方でございますので、その使い方から考えていくと、若干今のところGISを利用していくというところについては、教育委員会としては少しえらいかなあというようなところを思っているところでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 確認なんですけど、今マップに不審者のものを書き加えたり、今回マップの更新に際して不審者とか交通安全に関しての危険なところを書き加えるというお話がありましたが、それは紙ベースのものということですか。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 各学校では紙ベースの安全マップを作成しておりますので、その紙ベースの中に挿入付加できないかということでございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。

 そうすると、紙ベースということとなりますと、当然学校に置かれるわけですよね。学校の中にマップが置かれるわけですよね。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 2通りの考え方を持っておりますが、校内掲示をしながら常に見られるようにという使い方と、もう1つは、先ほどからお話が出ておりますが、保護者の方ですとか、地域の協力者の方等々へ具体的に配付をして、見守り隊の方なんかにも配付をして、それを活用しながらご協力をいただくと。主に今活用している方法は、そんなような方法を使っておるところでございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) 紙ベースで校内掲示と、それから保護者に配られる、協力していただける方に配られるというお話でしたが、配っていただくのでありがたいんですが、やはり紙ですとなくなってしまったりとか、どこかしまい込んでしまったりということがあると思いますので、できることなら何かホームページ等にと思って質問させていただいているんですが、情報化社会の昨今にあっては新たな情報機器、スマホとかiPadとかいろんな端末機がありますが、これを利用して情報を得ることができ、今の若いお母さんはほとんどがそういうもので情報を得ていらっしゃいます。学校からの緊急連絡、携帯電話とか、大雨、台風などの警報情報もそうしたもので利用してみえます。このようなことから、やっぱり通学路のハザードマップを市のホームページ上に掲載することで、多くの方が利用できるということが可能になると思いますので。また、今は各小学校には電子黒板があります。こうしたものを使って子供たちに安全教育もできると思いますので、ぜひ先ほどGISと言いましたが、グーグルマップとかいろんなものがありますので、何かそういうものを使って、見たいと思った人が、例えばパソコンなり携帯なり開いたときに見られる、そういう市のホームページなどに掲載できるよう、今後も研究・検討を重ねていただきたいというふうに要望して、この質問を終わります。

 次に、3項目めの食物アレルギーについてであります。

 この食物アレルギー対応については、一昨日、小関議員からも質問がありましたが、私のほうからも少しお伺いしたいと思います。

 当市においては、平成25年度アレルギー対応食用の厨房機器の購入が予定され、平成26年度にモデル校で実施、27年度に全小・中学校でアレルギー対応食の提供を予定されているという、おとといご答弁がありました。そこでアとして、児童・生徒の食物アレルギーの現状についてであります。

 現在、土岐市内でアレルギー対応食が必要な児童・生徒は何人いるのでしょうか。そしてモデル校は、ちょっと私が聞き逃したのか、モデル校を聞いてなかったのか、ご答弁がなかったのか、モデル校はどこでどのように選定されるのか、教えていただきたいと思います。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) では2つご質問があったようでございますので、最初のアレルギーの状況についてお答えを申し上げます。

 小・中学校と幼稚園でございますが、アレルギーの状況につきまして、毎年、小・中学校と幼稚園でアレルギー疾患に関する調査を実施しております。それによりますと、まず保護者の申し出によります、うちの子供については食物アレルギー症状を持ちますよという児童・生徒の人数は、今年度延べ数で793人、前年度に比べ18.2%ほど調査した結果がふえておる現状でございます。アレルギーの中身でございますけれども、食物の種類では、卵、牛乳、乳製品、落花生、エビ、キウイがちょっと多いなあと。それから幼稚園児ではやっぱり卵、小学生では卵、乳製品、エビ、落花生。中学生ですけれども、中学生は卵に加えましてリンゴですとか、カニ、エビなんかも症状として出ているようでございます。

 それからもう一歩進みまして、アレルギー症状を起こしやすく、学校において特に配慮や管理が必要だと思われます小・中学生の児童・生徒には、医師の診断を要します、前も申し上げましたが、学校生活管理指導表というのを提出するように保護者に求めております。今年度その提出をお願いしましたところ、延べで113人の提出がございました。内容については、先ほど申し上げましたように落花生、牛乳、乳製品、卵、キウイ、ゴマなんかにかかわる、いわゆる管理指導表の症状を持つ児童・生徒が多いという提出があったようでございます。

 それから2つ目に、モデル校のこと、小関議員のときにも少し触れさせていただいたんですが、今後アレルギー対応食の給食を行っていくということにかかわりまして、市内の小・中学校全校一斉にスタートということはなかなか難しい部分もありますので、1校ないし2校ぐらいでアレルギーの管理表が多少対応、いわゆる給食対応で元データがとっていけるような形での管理表が出ている子供のいる学校に対して、そこからスタートをまずちょっとしてみながら、1校になるか2校になるかちょっとまだ決めておりませんが、その学校を、とにかく管理表が出ている子を中心にした対応のモデル校としてスタートできないかという話で、先般させていただいたところでございますので、対象の学校名については、まだ今検討中でございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。

 アレルギー対応食については、一人一人がアレルギーの形が違いますので、とても気を使うことだと思いますし、今までお母さんのお弁当で安心して食べていた子が今度給食になるということで、とても慎重に進めなければいけないかなあということは思っております。十分な試行を行った上で、体制を整えて早期に市内全校で実施できるよう取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 イの緊急時の対応等についてであります。一昨日も話のありました東京都調布市の事故を受けて、アレルギー対応について当市ではどのような対応をされましたか、お伺いします。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 議員さんの質問のほうは、多分調布市以降の本市の対応ということで、具体的なことでございますが、こんな流れで本市も対応しておるところでございますが、12月20日に事故が調布市で起こったということで、新聞紙上ではいろいろ情報が出たわけですが、県の教育委員会のほうから1月11日付で、いわゆる学校給食等における食物アレルギーを有する児童・生徒への対応等についての協力依頼ということで、4項目にわたった指導文書が参りました。内容的には、特に学校給食にかかわって、食べる前のチェック体制はいいかとか、献立表について保護者への周知の仕方はいいかとか云々、そのような内容での確認事項をしながら十分に注意して対応するようにという指導文書でございました。

 これを1月11日付で受けまして、ちょうどそのときに1月18日付で中日新聞から、その事故にかかわった関係資料がちょうど掲載されましたので、この資料も一緒に使いまして1月24日の小・中校長会で、事例に学ぶという形で、いわゆる指導文書と中日新聞の掲載資料を添付しまして、校長会の中で今後気をつけなければならない確認事項を全市の校長で確認をし、1月30日にアレルギー等対応委員会をやっておりますので、この対応委員会の中で教育長のほうからもこの事例にかかわって委員のほうに話をしていただきまして、十分に調布市の事件についての対応がしていけるようにということで、各学校にさらに周知を重ねてきているところでございます。

 以上、そんなように進んでおります。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。

 当市においても、委員会等、いろいろ校長会、さまざまなアレルギー対応について取り組んでいただいているところです。本当にありがとうございます。

 実は1月31日ですよね。これ多分。2月1日の中日新聞に、1月31日、駄知小学校と附属幼稚園の校医である山口医師による「土岐市におけるアレルギー疾患管理指導表の現状」の講演会があったという新聞記事を見ました。それで、この山口先生がおっしゃっていることは、事故はどこでも起きる可能性があるということと、それからアレルギー症状は出るものと認識し、出たときの学校側の体制づくりが必要であるという、この2点を新聞記事で見ただけですが載っていました。

 このショック症状が起きたときのエピペンのことなんですが、先日の質問で、市内にはエピペンを携帯する児童が3人いるというご答弁がありました。食物アレルギーでアナフィラキシーショックが起きた場合、スピーディーな対応が重要となります。アレルギーショック症状を緩和できる自己注射薬エピペンを30分以内で打てるかどうかで生死が分かれる場合もあるため、子供にかわって教師がエピペンを打つこともできます。しかし、調布市の事例では、学校側のエピペンを打つタイミングがおくれたことが指摘されております。

 食物アレルギーを持つ子供は、先ほどのご答弁にもふえているというお話がありましたが、増加傾向で、緊急時にエピペンの使用をためらわずスピードある対応ができるよう、教職員向けの講習会を積極的に開催するなど周知を徹底していく必要があると思います。

 一昨日の答弁で、当市においては学校医さんを中心に指導を受けているというお話がありました。その後、事務局のポストに入っていた文書に、3月14日木曜日13時からプラザで、学校生活における食物アレルギーへの対応ということで、エピペン使用講習会というものが開かれるというふうに書かれておりました。これがどのようなものなのか、教えていただきたいと思います。



○議長(楓博元君) 教育次長 山田恭正君。



◎教育次長兼学校教育課長(山田恭正君) 先般、小関議員さんの質問にも答えさせていただいた内容ですが、先ほど高井議員さんがおっしゃった1月31日の学校保健会のときの記事だと思うんですけれども、駄知の陶生堂の山口先生のご講演の中で、山口先生についてはいわゆるアレルギーの専門医ということでご講演をいただき、アレルギー対応委員会にも入っていただいておるんですけれども、その中でお話を詰めていく中で、具体的には医者でも打つのは非常に勇気が要ることだという話をされるわけなんです。ですので、そのことについて、調布市であったこともいろいろあるんだけれども、本当に打てばいいということがわかっていても、打てないのが人間だということをお医者さんレベルでもおっしゃっていますので、そのことについてどういうふうに今後私たち教育関係者が乗り越えていかなければならないかというと、やはり具体的なエピペンというものの中身の問題ですとか、アレルギーの諸症状のことについて具体的に勉強していくしかないと、そういうことをご指導いただきましたので、それでは早速学校の長である校長会からスタートして、3月14日に、それじゃあ1時間ほど山口先生のほうから、実際にその辺のアレルギーの概要から、それから考え方、それからエピペンとは一体何なのかというようなところ、そして実際に模擬エピペンで体験をするというところを教えていただきながら、随次、次年度に講習の対象者を広げていこうではないかと、今そんなところの段階でございます。



○議長(楓博元君) 高井由美子君。



◆11番(高井由美子君) ありがとうございます。

 今の話でエピペンを打つのにとても勇気が要るというお話で、多分その打つタイミングとかいろんなことがあると思うんですが、実は私、昨年9月22日横浜市で、NPO法人アレルギーを考える母の会主催の「これってアレルギー」というセミナーに参加してきました。その中では、アナフィラキシーショックが起きた場合の対応として使う自己注射薬エピペンの実習がありました。もちろんアレルギーのいろんな説明もあり、実習が一番最後にありました。私も、今言われたエピペントレーナーというものでやらせていただきました。すること自体はとても簡単なもので、きき手に持って、キャップを取って足の筋肉にぽんと刺すと、かちっと針が出て、中のアドレナリンが入って心臓を強くするというものらしいですけど、やっぱりアレルギーがどんなに怖いかということを思えば、ためらわずに打つということが第一だというふうに伺いました。しかも、例えばそれで打たなくてもよかったような状態だと言われたとしても副作用がありませんという、これはアレルギー専門医で厚生労働省のいろんな策定委員もやってみえる相模原病院の今井孝成先生という方が講演をなさって、そんなエピペンの扱い方も事細かく説明をいただいてきました。

 今回質問に当たって、たまたま厚生労働省のホームページを開きました。そして動画チャンネルのところを見ますと、このエピペンの扱い方を、今言いました今井孝成先生が注意事項も含めて説明をされ、実演をされている動画が配信されておりました。私は半年前に見てきたんですが、もう忘れてしまっていて、わあ大変というときに本当に冷静にできるかなあと思ったらちょっと自信がありませんでした。しかも、子供がショックを起こしたときに助けられるのはその近くにいる先生とか、同級生の子供しかいません。子供が打つわけにはいかないので、やっぱり先生が打っていただくしかないので、本当に勇気を持って打っていただきたいなあということを今お話を聞いていて思ったわけなんです。

 今のご説明ですとまずは校長会からだんだん広げていくというお話がありましたが、学校のアレルギー疾患に対する取り組みのガイドラインというものがありまして、それを見ていくと、学校関係職員の役割分担の明確化と緊急事態発生に備えた予行演習の必要性というところがありまして、やっぱりことが起きたときのマニュアルをつくることと、それからシミュレートをしておくことが大切だということが書いてあります。例えばそのモデルとして、役割分担の発見者、発見者の人は倒れている子供を見つけたら保健室に連れていくとか、校長先生は職員への対応を指示するとか、それから教頭先生たちはいろんな補佐をしながら実務の対応をする。それから養護教諭の先生は、発症児童・生徒の状態、観察とケア、主治医または学校医への連絡、それから学級担任の先生は保護者への連絡、それから教職員のほかの先生たちには応援していただくということを今からつくっておくようにというようなことが書かれております。

 今言いましたように、いつどこで起きるかわからない。まして蜂に刺されるなんていうことは、食物アレルギーとは別ですが、それこそ突然のことで、アレルギーの届け出を出していない子が起きることもありますので、ともかく担任の先生方までは、エピペンを持っている子供のいる学校の先生はエピペンの扱い方をきちんと研修をしておいていただいて、備えていただくということをぜひ心がけていただいて、子供たちを救っていただきたいということをお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(楓博元君) 一般質問の途中ですが、ここで10分間休憩いたします。

 午後 2時54分休憩

 ――――――――――――――――――――――――

 午後 3時02分再開



○議長(楓博元君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 12番 山内房壽君。

  〔12番 山内房壽君登壇〕



◆12番(山内房壽君) 議長より、発言のお許しをいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。

 昨年9月に引き続き、最終番号を引いてしまいました。本年度最後の一般質問を、間違いのないように努めたいと思います。同僚議員が同じ内容の質問をされており、答えがわかっていてもあえて同じ質問をする場合がありますので、ご答弁をお願いいたします。

 3月となり、寒さも緩み、春の訪れの兆しが見えてまいりました。昨年末の選挙において自民党が勝利し、安倍政権が発足いたしました。デフレと円高からの脱却を目標に政策を掲げられ、株価の値上がり、円安となり、また大型の補正予算、経済対策を盛り込んだ新年度予算により、日本の経済には明るい兆しが見えております。しかし、土岐市の市民生活に置きかえると、不安が残ります。地場産業の陶磁器業界は、長引く不況により落ち込んでいるのが現状です。陶磁器業界は、国の景気がよくなっても、1年後にならないとよくならないと言われております。現在は多少早くはなっておりますが、陶磁器業界がよくなるのはもう少し先だと思わなければいけません。また、円安により、電気代、ガソリン、灯油、ガス等の石油関連商品は相次いで値上げとなり、生産メーカーの燃料費の負担は大きくなり、市民生活の負担も増加となり、土岐市の経済状況はまだまだ厳しいと思わざるを得ません。このような状況を踏まえ、土岐市の将来を思い、質問させていただきます。

 それでは、通告書のアの新庁舎建設についてお尋ねします。

 新庁舎建設につきましては、昨年、執行部より庁舎耐震実施計画設計予算の説明の中であり、その後、新庁舎建設について議会に意見を求められました。私は、建設場所、建設予算がわからなければ意見が出せないと申し上げました。

 その後、12月の第5回定例会一般質問の答弁で新庁舎建設の方向が示され、平成25年度予算案の概要において、強いまちづくり、新庁舎建設準備事業として、新庁舎建設整備の調査・検討と、庁舎建設基金9億円を積み立てると記載がありました。原資は土地開発基金を充てるとありましたが、9億円の基金組み替えには非常に驚きましたが、この件は予算の範囲内ですので予算審議でお聞きしますが、予算立てが行われ、新庁舎建設について進むことが確実となりました。

 新年度予算の記者会見で加藤市長は、新庁舎建設について「防災の観点からもできるだけ早くつくりたい。20億円から30億円の間だと思うが、いろいろと検討しなくてはならない」と述べられたと新聞報道にありました。この話の内容からすると、建設費、また建設場所もおおよそ決まっているのだと想像しましたが、今議会で配られた平成25年度予算案の概要に「新庁舎建設プロジェクトチームを設置し、建設整備の調査・検討を行う。建設は平成27年度以降予定」と記載してあります。建設場所はもう既に決めてあるのか、お聞かせください。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) それではお答えをいたします。

 新庁舎建設につきましては、建設場所を含め、規模、事業費等についてもこれからの研究課題でございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 今も述べられたかもしれませんが、次の建設計画ですね。市長は早くつくりたいと述べられており、予算の概要には27年度以降と書いてありますが、いつごろの着工ということもまだ決まっていない状況ですか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 27年度以降なるべく早く着工したいと、こういう考えでございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 一昨日の質疑の中でも答弁でありましたが、職員による土岐市新庁舎建設プロジェクトチームを設置し、新年度より本格的に活動を行い、新庁舎建設について調査・検討を行いますと述べられてみえますが、そのプロジェクトチームではどのような協議をされるのか。建設場所とか、建設時期、それも決定されるのか、お聞きしたいですが。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 職員によります新庁舎建設プロジェクトチームの所掌事務は、新庁舎の建設整備に係る方針及び重要事項に関すること、予算及び工期に関すること、市役所内部関係機関との調整に関することといたしております。

 一昨日市長が申し上げましたとおり、新庁舎の建設につきましては全くの白紙の状態からのスタートでございますので、まずは必要な規模、特に必要な機能でございますけれども、こちらのほうから検討を始めたいと考えております。その後、予算、財源、建設時期等の検討に入るわけでございますが、それにあわせて建設場所についても検討を行い、多様な案をお示ししたいと思っております。したがいまして、プロジェクトチームで建設場所の決定を行うというものではございません。

 なお、新年度予算案では新庁舎の建設基本構想策定の予算も計上いたしておりますので、専門家の意見も取り入れながら事務を進めていきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 建設策定の予算と今言われたんですが、そうすると、今年度のうちに予算を含めて構想を立てられるわけですか。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 年度内に基本構想の策定をしたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 今プロジェクトチームは、いろいろ方針とか聞いたんですが、これは庁内の中だけと。これも部長さんも、市長さんも含めてだとは思いますけれども、その辺ちょっと。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 今、想定しておりますプロジェクトチームは、職員でやるということです。まずは職員からやっていくということですので、私、総務部長がリーダーになって、以下13人のチームで今は考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) この新庁舎建設というのは、新聞にも出ていまして、市民の方からいろんな意見とか聞かれるわけなんですが、そういういろんな市民の意見はどこかで取り入れるというか、そういうことはされるのかされないのか、ちょっとお聞きしたいのですが。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 一昨日の小関議員の質疑にもお答えしたところでございますけれども、いろいろな案をお示しして、そこでは一般の市民の方も入った建設委員会等を開催して、いろいろなご意見を伺うと、そういう手法もあるというふうに考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 聞こうと思った前に、市民を含めた委員会をつくられるということですので、まだ私はいろんな状況、金額的なものもありますので、もろ手を挙げて賛成と、20億、30億のあれですので、やはり次の質問で金額も聞くわけです、多分出てくるかと思うんですけど、一応、市長さんが言われたように20億から30億ぐらいというふうに思っていてもよろしいですか、建設費。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 市長は記者会見のときにそういうことを申し上げて、そういったことが新聞の記事に載ったわけですけれども、そのときにはいろいろ検討しなければならないということを申し上げておりますので、そういう数字が出たというものの、それありきということではございませんので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) そうすると、それ以上ということもあり得るわけですね。わかりました。

 建設資金については、新年度、今度いきなり9億円を積み立てられたわけなんですが、きのう、おとついだったですか、積立金の予定はわからない、未定だというふうに答弁されておりますが、建設着工を早くしたいという思いも市のほうにもあるんで、最短でいくと27年度以降ということは、28年度着工ということもあるんですよね。それは例えの話なんですが、28年から30年ぐらいの間に着工というふうな方向になると思うんですが、そこで、計算すると、30年ぐらいまでの間、あと5年ですけど、そこで30億として、あと20億円ぐらいはまだ建設費は要りますので、その辺どのように財政のほうで考えてみえるのか僕はちょっと負担がかかるのではないかと、新年度のように、びっくりするような予算が、よそから組み替えればいいんですけど、そこまではないと思うんですが、その辺、財政のほうからの意見をちょっと聞きたいんですが。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 次年度以降についても、建設に対する財源確保のため、多方面からの検討を進めたいと思っております。新庁舎の建設費用を賄う財源といたしましては、基金、地方債等を想定しておりますけれども、いずれにいたしましても過度な財政負担にならないような資金計画を策定したいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 財政の件ですけれども、この前も、多分去年も答弁をされたと思うんですが、意見を聞かれた中で、今のところでは国からの補助金というのはないというふうに聞いていますが、今後、きのうかどこかの発言でそういう話もあったんですが、今のところはないんですね。それ聞きたいんですが。



○議長(楓博元君) 総務部長 山田幸保君。



◎総務部長(山田幸保君) 昨日、市長が一般質問でお答えをしましたように、今のところ、そういった新庁舎に対する建設の補助というメニューはないと承知をしておりますけれども、今後の成り行きとか、希望的な観測ですけれども、何かメニューがあれば、少しでもそういうメニューにかけて、いただけるものがあれば少しでもいただきたいと、このように考えております。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) この件につきましては、やはり市費では大分厳しいと思うんで、私ども、あしたもパーティーがありますけれども、古屋大臣のほうに働きかけて、これは全国的なことなんですけど、やはりこういうのも国の補助があれば財政的にいいと思いますんで、やっていきたいと思いますが、市長にお尋ねしますけど、30年度には着工されるおおむねの予定と思いますが、僕が10年間議員をやってきて、市の大きな事業というのは、やはり3年じゃなくて、5年から10年ぐらいで計画を立ててやられるのが常です。今回は耐震化の問題で、時期が早うなったわけなんですが、やはりここで予算が出てくるときには、本来から言うと、市長が方針を示されて、やはりこういうものをつくるんだと。だから、今の耐震化ではだめなんだというふうに、もう少し出してもらったほうが僕はよかったと思うんですが、市長は市長の考えで、多分予算については精通されてみえますので、予算組みはもう腹の中でしてみえて立てられると思うんですが、やはりもう少し出してもらってと思いましたが、どうでしょう。



○議長(楓博元君) 市長 加藤靖也君。



◎市長(加藤靖也君) まず時期的な問題でございますが、防災の観点からいえば、早いにこしたことはないと。皆さん多分、議会をやってみえる中でも、今揺れてきたら、多分、皆さん全滅ですので、何とかしたいという思いが1つあります。

 もう1つの懸念は、やっぱり意見の集約ですね。皆さん意見を聞いて決めるべきですので、私は27年度に基本的な方針を全て決めようとは思いません。熟度のあるところまでは決めて、決まらなければ決まらないで、また継続審議で、どういうような形で皆さんの意見を取り入れていくかという形で進めたいと思います。

 もう1つが、おっしゃるとおりの資金計画でございます。たまたま今、土地開発基金が余り使わなくなったということで、その財源を組み替えたということでございますが、これも、私の発想じゃなくて、他市のそういうやった例をいろいろ研究させていただいて、こうやった例があるんだなということを研究して今回出させていただいたということでありますので、私の奇抜なアイデアではないんです。先進地では、その基金を庁舎建設資金に組み替えているというところもありますので、そこを参考にさせていただきました。

 いずれにいたしましても、防災の観点からは急ぐという面がありますが、資金と意見の集約という面がありますので、時期を限定するのではなくて、皆さんの意見がまとまったときで、できるだけ早急につくりたいという意見でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 市長さんの意見を聞いて、大体思ったとおりの答弁なんですけど、やはりいろんな意見の中で、経済が上向きになるんですけれども、土岐市としては今悲惨な状態ですので、市民の方からも、何でこんなときにという意見も出てきます。それが、建設資金が30億を超してしまうと、やはり僕は僕の考えで、耐震補強とか、空調、水回りとで10億円ぐらいかかると思っておりますので、その辺は派手なものをつくるよりも、やっぱりシンプルなもので、市民の納得いくような、説明ができるような方向性をぜひ出していただきたいということをお願い申し上げて、次の質問に移ります。

 次に、元気なまちづくり、駅前整備について質問いたします。

 駅前整備につきましては、前回、第5回定例会において質問しており、担当部局ではなぜ続いて質問するのかと思っておられると思います。前回の質問の後、市民の方から質問や、答弁に対する対応が生ぬるいとお叱りをいただきました。

 また、先月、2月7日にまちづくり特別委員会で長野県塩尻市に視察に行き、塩尻市中心市街地活性化基本計画の概要と塩尻駅南地区市街地再開発事業内容の説明を受け、その後、現地を見てまいりました。駅の真ん前に40億円をかけて高齢者福祉施設を建設し、民間の企業に買い取ってもらい管理運営をされている事業や、51億7,000万円の建設費で、図書館、商工会議所、ハローワークを含めた市の施設、塩尻市市民交流センターと大手スーパーが撤退した後の大型店舗を購入され、子供広場と商業施設、施設利用者の駐車場で活用されるなど、積極的に中心市街地活性化事業に取り組んでおられました。合併特例債とか、国の補助金を活用されての事業ですが、市から相当額の補助金を出してみえました。地形的による環境や経済状況が違うので、一概に土岐市に置きかえることはできませんが、非常にショックを受けて帰ってまいりました。

 土岐市駅前で大型の予算を投入し、市の施設を建設してくださいとの要望をするつもりはありませんが、現在進行中の新土岐津線整備事業、駅前広場再整備事業は、今まで見ている限りでは、それぞれ単独の事業が進行している別個の感じであり、まちづくりのためにリンクされた将来的な計画、ビジョンが示されていないように思われてなりません。新土岐津線整備事業には泉の議員は建設当初からかかわっており、当事者の一員と思っておりますが、まちづくりの観点からは市との意見調整はかみ合わないまま現在に至っております。今後、地元において、新土岐津線整備事業と駅前広場再整備事業等を含めたまちづくりの計画、ビジョンを進めていただきたいと思っておりますが、それには最大地権者である市の意見、方向性が大切となってきます。駅前のにぎわいづくりのために、ぜひとも、前向きの答弁というより、方向性、ビジョンが出せるようにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 新土岐津線整備事業についての進捗状況は昨日の加藤議員さんの質問で答弁をいただいておりますので、私は空き地についてお尋ねします。

 道路拡幅により市有地が空き地となっている場所が多くあります。その空き地を今後どのように活用されるのか。現在のままロープを張って放置されるのか、それとも有効活用される計画があるのか、お聞かせください。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) それでは、空き地の今後の活用というようなご質問だったと思いますが、それについてお答えをいたします。

 今後の空き地の活用ということでございますが、現在、空き地ということでございますが、これにつきましても民間の所有の空き地と土岐市の所有地というものがございまして、民間所有の空き地につきましては、その活用につきまして、基本的には権利者の意向によるものが大きいと考えております。一方、土岐市有地につきましては、現在は新土岐津線整備事業におけます代替地というような形で保有をいたしておるような状況でございまして、今後の活用の計画の有無を今問われたわけなんですが、現時点では取得目的が新土岐津線整備事業の代替地ということになっておりますので、そのほかの活用計画は今のところできないんじゃないかということで、代替地という目的で今保有しておるような状況です。以上です。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 現在は何もされないと。たしか今は駐車場も使用できない状況でしたか、一部はできている状況でしたかね。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) 今、議員さんおっしゃるとおり、できない状態になっております。よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) それは代替えがあるからできないのか、それとも代替えの話、用地の話があるからできないのか、それともとりあえずは閉めておこうというふうなのか。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) これから来年度に向けて、工事を始めたいということでございますので、そういったところで使用は中止したということでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 今、そうすると1年ぐらいは使われないというふうに判断してよろしいでしょうか。1年ぐらいはそのままでいくと。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) 1年ぐらいはというか、これから来年度に向けて、今、用地買収を進めておりますが、最初から進捗状況ということは聞かれませんでしたけれども、現在、用地買収を進めておりまして、来年度から始められるところは工事を始めていきたいというふうな考えでおりますので、今のところ、その用地につきましても使えないような状態、来年工事を始めれば当然使えなくなりますので、そういった状況です。よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) わかりました。

 それでは次の、駅前広場再整備計画についてお尋ねします。本年度予算で340万2,000円が計上されております。一応、実施計画には平成27年着工と記載してありますが、今後の予定はどのように、ことしで基本設計なのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) 駅前広場につきましては、今年度、基本計画ということで、今の動線等について、いろんなところの関係機関との協議をいたしております。そこで、最終的な面積等を確定いたしまして、今後、その整備に向けて、来年度は地元の方というか、市民にも入っていただくような形で、いろんな計画を投げかけたいと思っています。今回出た基本計画ですか、基本構想に基づいてそれをお示しして、順次進めていくという形をとりたいと思っております。以上です。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) ことし基本的なものを出されて、地元で協議するという話を聞いて、駅前広場の土地があるんですが、先ほど聞いた駅西ですか、あそこの市有地と、その間にビルがありますが、一応、話ではそこは取り壊しと聞いておりますが、取り壊しになるとあそこがフラットになりますけど、地権者が違うわけなんですが、できれば駅前広場の再整備とそこと一体化してできないかなというふうに考えておるわけなんですが、多分購入の話をされたと思うんですが、地権者の意向とかそういうものも含めて、ちょっと状況を聞かせていただきたいんですが。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) 駅の西のビルということでお答えさせていただきたいと思いますが、今、議員さんがおっしゃったとおりでございます。ここには3人の地権者がございますが、そのうちの1人の地権者は拡幅により移転をされております。ほかの地権者の方は、交渉時に市の買い取り等の交渉も行いましたが、今現在のところ土地は保有したいというような意向がございますので、そういったことで、今のところは、交渉はいたしましたが、買い取りはできませんでした。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 買い取りはだめだと、おおむねは聞いていますけど、地元からしてみたら、あれだけの土地ですから、やはり駅前のまちづくりには、そういうものしたらいいという話も出ておって、僕も見ていると、1軒の方は、そこをどうするかという話が出たときには、話に乗ってもらえるという話はちらっと聞いているんですが、そういう構想、これからはつくっていかないけませんけど、そういうものができるときには、交渉になるかどうか、ちょっとその辺は難しい部分ですけど、現場でなければわからないと思いますが。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) これからも買い取り交渉というものは進めていきたいとは考えております。そこでどういうふうになるか、今のところはちょっと、方向的にはこうなりますよと言い切れませんが、今後は地権者の方たちとよくお話をさせていただきたいと思っております。そこで、そこの土地をどうしていくか、どう活用していくかというようなところで、地権者の方が、例えばいろんなものを誘致がしたいというような話になってくれば、当然市のほうとしてもそれに手助けをしていくと、一緒に入ってお話をさせていただきたいという考えは持っております。よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) ぜひとも、あの辺を有効活用してにぎわいづくりになるように、私どもも行政にお任せすのではなく、地元のほうとしてもまちづくりという観点から、いろんな組織をこれから再編しながら、やっぱり大事な玄関ですので、今やっておかないと将来できないような気がしますので、やっぱり今こういう計画があるときに一緒にやっていかないと多分できない思うんで、私どもはそういうふうにしたいと思っておりますし、行政のほうもそういうふうにずっと常に思っていただきたいということをお願いしておきます。

 次に、にぎわいのあるまちづくりについてお尋ねします。

 平成25年度予算案の概要を見ると、駅前に関連しての予算は、元気なまちづくりの中に新土岐津線整備事業と駅前広場再開発事業が記載されております。商工振興臨時経費の中に中心市街地活性化事業補助金が計上されておりますが、いずれも平成24年度についての継続事業でありますが、駅前のにぎわいづくりの予算はほかにはどのようなものがあるでしょうか。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) 駅前のにぎわいづくり予算ということでございますが、今、議員さんが言われたとおり、新土岐津線、それから駅前広場というのは当然入っております。それと、これは建設部の所管ではないかもわかりませんが、こういった予算があるということだけお伝えしたいと思います。

 中心市街地等出店者補助、それから中心市街地等出店者家賃補助、それから中心市街地等店舗賃貸借促進補助などの市の補助制度とそれから中心市街地等出店資金融資制度というものがございます。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) これは、いずれも継続事業だというふうに思ってもいいですか。



○議長(楓博元君) 建設部長 水野哲男君。



◎建設部長(水野哲男君) そのとおりでございます。継続事業でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 加藤市長になられて2年目で、いつまでも言ってもいけませんけど、公約の中に駅前のまちづくりという公約を掲げられて、1昨年の広報のインタビューでも、駅前、新土岐津線と駅前に人が集まる施策をつくっていきたいというふうに抱負を述べられて、駅前の人たちは非常に今期待をされておるところなんですが、この2年間で見てみると、駅前広場の再整備計画が出されておるわけなんですが、ほかに、これに僕は絡めてまちづくりをしていただきたいと、さっき言ったように思っておるんですが、先回の議会でも質問したわけなんですが、やはり市長がこうしたいというふうで思っていただくのと、この前ある会合で、そりゃあ、地元の熱意がなけにゃ市も動いてもらえんよという意見もあったわけなんですね。やはりお互いの意見がかみ合わないと、地元だけが走ってはいけないし、市のほうも勝手につくってもらっては困るという話があるので、できたら市と協議をしながら、駅前の地元の方のみならず、駅前というのは中心市街地というのもありますので、土岐市の玄関という視点からももう少し何とか見えるというか、資金的なものではなくて、ハードの面ではなくソフトの部分、そういうもう少し駅前をどうしようという意見を市長に聞きたいんですが、どのように。



○議長(楓博元君) 市長 加藤靖也君。



◎市長(加藤靖也君) 駅前のにぎわいというか、整備をどうしていくかというのが今課題となっております。他市の成功事例をいっぱい見せていただきますと、やっぱり土岐市の置かれておる歴史的な背景とか、土地の形成とか、そういうのが非常に難しい部分があるかなというふうに思っています。

 駅前地区というのは、いわゆる戦前の土地区画整理事業で一度整理されたという経緯がありまして、意外と今みたいに大規模換地がされていない。土地が細々と権利者が入り組んでいるというのがありまして、この権利を全部まとめてこうやりますよという方法としては、今までの区画整理事業とか市街地開発事業というのがありましたが、地価の下落でそういう事業手法が成り立たないとなっている以上、この地区の土地をいかにまとめて利用しやすいように大規模化していくかというのが大事になります。今せっかく更地になった、それぞれ個々の地権者の権利はありますから、その人たちの意見を尊重しながら、できるだけ土地をまとめて、一つの方向にまとめて土地利用を提案していきたいというふうに考えていますので、またお話し合いが進んで、いいお話ができたら報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) いい話ができたらというのは、ちょっと今すぐというわけではないと思うんで、今地元で、これから中心市街地の推進部会の中でまちづくりに関して委員会をつくってやるのと、またもう1つ中心市街地活性化委員会というのがあって、その中で今駅前のビジョンどうしようという意見が上がっていまして、ただ、委員の中には、市長さんが選挙のときに公約したからやってくれるんで待っておるという意見もあって、非常に期待されている部分もあるわけですが、当然、駅前を開発していくとなると予算も絡んできますので、市長さんの思惑もあるかと思いますが、やはり地元も多分これから熱意が湧いてくると思いますので、その辺、市長さんも意見を聞いていただいて、方向性を出していきたいなと思ってますので、この前と同じようなお願いになるわけなんですが、今言われたように、もう少し早く方向性は出していただきたいと思っておりますので、お願いします。

 次に、3の総合病院について質問いたします。

 今期定例会に総合病院の予算も提案され、業務量なども記載されております。平成19年末に総務省が公立病院改革ガイドラインを公表し、公立病院を持つ自治体に対して平成20年度中に公立病院改革プランを策定することを義務づけました。これを受け、土岐市総合病院では総合病院改革プランを策定され、平成21年3月に公表されました。土岐市総合病院ではガイドラインの趣旨を尊重し、医師を初めとする医療スタッフを適切に配置できるよう、必要な医療機能を備えた体制を整備するとともに、経営の効率化を図り、持続可能な病院経営を目指すことを目的として土岐市立総合病院改革プランを策定しましたと目的が記載されています。期間は平成21年度から25年度までの5年間で、5年計画の中間年の平成23年11月に、設備投資に係る維持経費や金利負担などの上昇、直近の経営状況などを踏まえ、見直しが行われました。平成25年度は総合病院改革プランの最後の年度となり、経営改善の目安となる予算案が今期定例会に提案されているところであります。

 総合病院改革プランの最後の年度に当たり、予算の関係から質問をさせていただきます。予算案の金額、または内容を質問するのではなく、改革プランの数値目標と予算金額の比較の観点から質問をしますので、よろしくお願いいたします。

 最初に、総合病院改革プランの最終年度を迎えて、検証されたのかをお聞かせください。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) それではお答えさせていただきます。

 改革プランについては、毎年度、決算確定後に取り組み課題や数値目標に対する達成状況等について評価を行い、改革プラン評価委員会においてご意見等をいただいており、最終年度を迎えるに当たって特別なことはしておりません。最終年度となる平成25年度においても今までと同様、平成24年度までの取り組み課題や数値目標の達成状況を検証し、未達成の課題等に対するアプローチを再度検討するなど後経営改善に向けて取り組みを継続していくことになりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) その中で、目標を達成されたのと達成されていないのがあると思うんですが、そういう達成率の詳細というのはわかりますか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 目標達成率はということで、目標数値というのが先ほどあると申し上げましたが、それが12項目ございます。平成23年度、まだ24年度は決算を受けておりませんので、今最新の23年度の目標達成率につきましては、その12項目のうち5項目を達成となっております。達成できた項目としましては、医業収支比率、経常収支比率、職員給与対医業収益比率、年間資金収支、病床利用率の5項目で、逆に達成できなかった項目は、材料費対医業収益比率、うち薬品費対医業収益比率、手術件数、人間ドック件数、救急受け入れ件数、接遇に関する患者満足度、待ち時間に関する患者満足度の7項目でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 12項目中7項目達成できていないというご答弁でした。ちょっと多いような気もしますけど、改革プランで25年度の数値を見たときに、平成25年度予算と比べてみると、おおむね数値が似たような数字になっておりますが、改革どおり進んでいるというよりも、そのような数値というのは予定どおり進んでいるというふうに解釈しておったわけなんですが、ちょっと多いので、その辺はどのように改革案プランとの兼ね合わせを思ってみえるのか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 先ほど12項目で5項目と申し上げまして、予定どおり進んでいるかということですけれど、当然ながらその収支計画、取り組み等の問題で、計画どおり進んでいるものもあれば、達成がおくれているものもあるという状態でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 先ほどの中で、達成できていないという項目の中に、ちょっと質問しておった項目も入っておりますが、昨年末の議会の補正予算で提案された材料費の医薬品についてお伺いします。

 補正予算のときの説明では、医師が医療行為の際、患者さんの病気回復のために、心臓カテーテルなどの診療材料やがん関係などの高額な医薬品を投与するから医薬品費がかかり、医業収益にもつながる。僕の見た感じでは、そういうような話でしたけれども、やっぱり医薬品をたくさん使ったら収益にもつながるということは理解してよろしいですか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 病院で処方する薬、薬品ですね、国が一律価格を決めておりまして、同じような患者さんに請求することができる診療材料を特定保険医療材料と言い、これについても国が一律価格を定めております。外来診療におきましては出来高計算ですので、適正な医療では、当然多くの薬を処方したり、高額な診療材料を使用したほうが売り上げが増加しますので、医業収益が上がると考えていいと思います。しかしながら、入院診療につきましては、一部の例外を除きまして薬剤費は出来高計算ではできないため、薬液の増加が売り上げの増加につながらない場合もございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 僕の商売的な考え方からすると、医薬品が上がれば、材料費が上がれば収益が上がると解釈しておったわけなんですが、今は上がらない場合もあると。そうすると、その分は病院の経費になるというふうに解釈して、よろしいですか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 入院と薬品費ですけど、基本的にその金額のうち約6対1で外来の薬のほうがはるかに多いという感じではございます。それから、入院の今やっているのがDPCという診断群別の算定で、出来高の計算ではございませんので、その分について、例えば決められた金額より高く使ってしまった場合は、もちろん持ち出しになってしまうというところがありますが、ただ、高額の医療につきましては、DPC、その診断群別の算定につきましても基本的に、全てではないですけど認められる場合も多くございますので、その影響としては少ないとは思いますが、全て売り上げ増につながるというふうには、なかなかそこまでは言い切れませんので、そのようにお答えさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 平成23年の改革プランの改訂版では、取り組み課題の2の中で、材料費の抑制で同種同効品の集約による単価削減、在庫量圧縮、在庫管理による廃棄ロスの抑制、請求漏れの抑制、ジェネリック医薬品の採用による材料価率の抑制等により、薬品費3,000万円、材料費1,500万円削減と記載されておりますが、そういう取り組みをされた上で、昨年とことしの予算ですけど、改革のプランより大幅な増減となっておりますけれども、その要因は医療の仕方が変わったのか、医療制度が変わったのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですが。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 昨年度末ですけれど、材料費が大きくふえてしまった結果、予算では足らないというふうになりましたので、予算の補正をお願いしたわけですけれど、材料費の増加分につきましては、先ほど言いました高額な薬品等を使うことによる薬品費の増、薬品費の増はそれだけではございませんので、当然患者数が当初予算ベースでいくと入院が1.7%、外来が1.2%で見込んでおって、そういうのも当然ございますが、院外の調剤薬局での処方を希望される患者さんが多く見えたということもその要因でございまして、こうしたことも材料費の増加につながっていると言えます。また、薬品費以外では、当然、先ほど申し上げましたカテーテル等の医療材料費ですね。そういうものも高額なものがふえていることもございますので、増加してしまったということになっておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) それでは、平成22年度から25年度までの材料費の金額と薬品費の金額を教えていただきたいんですが、決算の出ていない部分は予算額でお願いしたいんですけど。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) まず平成24年度と25年度は予算で申し上げますので、よろしくお願いいたします。

 材料費につきましては、平成22年度12億6,084万円、平成23年度13億2,408万8,000円、平成24年度15億9,553万1,000円、平成25年度17億6,245万4,000円。この材料費のうちですけど、薬品費につきましては、平成22年度8億6,009万6,000円、平成23年度8億6,907万2,000円、平成24年度10億6,341万2,000円、平成25年度12億円となっておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) これを見ると、年々材料費、薬品費も増加しておると。この予算を見ても、医業収益も増加しておるんで一概には言えませんが、一応目安として、集中改革プランの中を見ると、材料費対医業収入比率と薬品費対医業比率の目標値が設定されてあるんですね。これは、経営改善のために国のほうから材料費は医業収益から計算をして、このぐらいが目標という、全国の平均値も出ておりますけれども、それをもとに総合改革プランで決定されておるわけなんですね。日本の平均からすると、多少低目には設定してあるとは思いますが、それでも、25年度の予算から見ると、材料費比率が22.7%、そのうちの薬品費比率が15.6%と、改訂版で定められた数字とはちょっとふえた、僕、ちょっと表を今ここにはありませんが、予算ですので決算になるとまた違ってはくると思いますが、平成25年度の予算で計算すると、材料費比率が29.15%、薬品費比率がその中で19.85%となり、改革プランの目標値からすると、材料費比率が6.5%、そのうちの薬品費比率が計算間違っていなければ4.2%の増加となっておるわけです。これパーセントにするとあれですけれども、金額にすると材料費が3億8,998万円、その中で薬品費が2億5,696万円の増加となっておるんですね。病院経営の厳しい中であるんですが、患者さんのために薬を投与するのはやぶさかでないんですが、これが病院の経営を圧迫していくんじゃないかと。民間では、民間平均も全部出ていますので、その辺、使ってはいけないということは、市民の皆さんの治療費ですので、それによって病院の経営を圧迫していくと。そういう現状をどのようにとらえたらいいのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですが。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) それではちょっとお答えさせていただきますが、その前に、先ほど院外がふえたと申し上げたようでして、それ間違いでして、院内がふえたというふうで、ちょっと訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。申しわけございませんでした。

 今、影響ということで、確かに4億近く金額がふえたということで、当然ながらその金額がふえたということは影響がございます。ただ、その金額がふえたものは、先ほど全部が全部収益に反映するわけではないとは申し上げましたが、基本的には薬品費なり、診療材料費なり、その使った分につきましては診療として収入として入ってまいりますので、金額がふえたことが、経営に関しては、特に大きく影響というのはないかと思っております。

 ただ、昨年度も補正でお願いしたように、予算でもうなくなってしまうと、買うための予算すらなくなってしまうと、そういうような影響が当然ございますので、また診療薬品費等が、その処方させていただいた後何カ月か、当然時間がたってからしか収入は入ってまいりませんので、そうした影響というのはあるかと思いますけど、薬品費がふえたことだけで経営が大きく影響するかというのは、それはあっても、そのようなものだけだと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 今、最初は影響があると言われて、影響がないと。答弁がちょっとあれですが、そういうふうに収益が上がると言われましたけど、今言ったパーセンテージは、医療収益に対してのパーセンテージですので、その分収益が上がるという答弁はちょっと矛盾すると思うんですが、それをやらなければ病院へ患者さんが来ないということもありますので、その辺をちょっと危惧して質問させていただいたわけなんですが、これは当然かかるべきものだと。その分、病院の予算立てられたときに大分ほかのほう削られたのかなというふうに思っておるわけなんですが、ここへ来て、この2年で急激に上がっているわけなんですね。その分、それだけ患者さんが来てみえるというふうに解釈してよろしいですか。僕はやっぱり患者さんが来てみえて、そういう高度医療ができると。逆に多少経費がかかっても、そういうふうに病院が向上につながっていれば、僕はいい方向だと思って余り追及はしませんが、その辺は、やはり高度の医療ができるようになってきたと、総合病院が。なお、それで患者さんが多くなってきたというふうに解釈してよろしいですか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 薬品費、材料費等につきましては、薬品につきましては当然高額薬品の使用がふえてきたということと、先ほど申し上げました院内処方がふえたというのがかなり大きな要因でございまして、大きく人数等は変化しておりませんので、それによって大幅な改善がなったかと言われても、そこまでは行ってないとしか申し上げられませんけれど、例えば診療材料のカテーテルがふえてきたというのは、心筋梗塞に対する手術等がふえてきているというふうに解釈しておりますので、そういう面では、高度化かどうかは何とも言えませんけど、医療ができているものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 病院が高度医療ができているということで、この件については、大事な市民の命を守る部分ですので、それでもやはり経営というものもありますので、僕は、高度医療ができるようになったということは前向きに解釈しますので、よろしくお願いいたします。

 次、市の本会計からの繰入金についてお尋ねします。

 繰入金につきましては、平成24年第3回定例会において質問いたしております。そのときは、繰入金額につきましては、繰り入れ基準が変わったから変動したとの答弁でしたが、国の繰入金の基準は繰り入れてもよい基準であって、繰り入れるべきというふうには書いてあるんですけれども、繰り入れる本会計がなければ入れられないというのがあるので、繰り入れなければならないという基準である、その基準の解釈をちょっと。どうしてもこれだけは入れないかんというふうに解釈されてみえるのか、上限があるからそこまでは繰り入れていただいているよというふうの。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) これは、繰り出し基準という病院事業に対するのがございまして、20項目、今平成24年ですと25種類ございます。いずれの基準につきましても、議員さんがおっしゃられましたとおり、一般会計が負担するための経費であると定められております。本市が病院を経営する上で一般会計が負担すべき経費と認識しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 国の方針があるから、それだけは全部もらうよというような感覚にとれますが、一応改革プランにも繰入金の金額の予定は書いてあったわけなんですが、平成24年度の繰入金額と平成25年度の本会計からの繰入金額は多少は減っておりますが、予定金額からすると差額は2,785万円増加しておりますが、その辺はどのようなことで増加というか、差額が、病院の経営の問題なのか、制度の問題なのか。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 差額がふえたのではないかということで、平成25年度につきまして、当初の改革プランでは平成23年度の黒字化という計画でございまして、平成25年度の繰入金につきましては、基礎年金拠出金に係る繰入金というのが計上してなかったということでございます。基礎年金拠出金に係る繰入金につきましては、前々年度において経常収益の計上額に対する不足額が生じているものという条件があり、平成25年度の前々年度である23年度の経常収支が黒字予定であったため、このような状況ができてしまったということでございます。それで、実際23年度決算というのは黒字ではありませんでしたので、25年度予算では、この基礎年金拠出金に係る繰入金を計上したため、繰入金総額は平成24年度より減っているものの、改革プランとの差額は広がっているという状況になっておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 黒字になっていないから、その分は差額がふえたという答弁ですが、インターネットでちょっと引いた公立病院のガイドラインの中で、財務内容の改善に係る数値目標設定の考え方というのが記載してありますけど、ちょっと読んでみると大分難しい、どっちでもとれるような説明なんですが、ちょっと読ませていただきますが、「公立病院がその役割を果たすためやむを得ず不採算となる部分については、繰り出し基準に基づき支出される一般会計等からの負担金等によって賄われることが法的に認められている。したがって、上記の経営指標に係る数値目標の設定に当たっては、一般会計等からの所定の繰り出しが行われれば「経常黒字」が達成される状態(すなわち経常収支比率が100%以上となること)を想定して、これに対応した水準で各指標の目標数値が定められるべきである。この場合の一般会計等からの繰り出しは、独立採算原則に立って最大限効率的な運営を行ってもなお不足する、真にやむを得ない部分を対象として行われるものであって、現実の公立病院経営の結果発生した赤字をそのまま追認し補填する性格のものでないことは言うまでもない。なお、当該公立病院の経営の実態から、今次改革プランの対象期間中に上記の水準に到達することが著しく困難と認められる場合には、最終的に「経常黒字」の達成を目指す時期を明らかにしつつ、改革プラン対象期間末時点における目標数値を定めるものとする」というふうに書いてあるんですね。赤字の補填とは言いませんけれども、多分前にもお聞きしたんですが、繰入金が多分それだけ投入しても、まだ24年度決算出てきませんけれども、先ほど黒字にならなかったというのは23年度のことですか。24年度がまだ出てきませんが、今回の本会計の繰出金を見ると、25年度も厳しいのかなというふうに思ってしまいますけれども、局長に答弁は苦しいかもしれませんが、今後26年、27年、10億ぐらい、やっぱり総合病院は投入しなければ経営がやっていけないのか、その辺お聞きしたいんですが。



○議長(楓博元君) 総合病院事務局長 大野剛司君。



◎総合病院事務局長(大野剛司君) 10億かどうかというのはちょっと何とも言えないんですけど、繰入金につきましては、先ほど申し上げましたとおり、病院にとって一般会計が負担すべき経費として理解しているということもございます。市民の命と健康、安心・安全を守るための医療を市民にとって最も身近な場所で提供するためには、その金額の多寡にかかわらず、今後も病院経営において歳入として受け入れるべきものだと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) 非常に今の答弁は苦しかったと思います。

 市長にちょっとお尋ねしますが、繰入金、この前も聞いたんですが、総合病院を堅持していくということは僕も賛成ですし、10億円市費を投入しても、6万1,295人の命が助かれば安いと思うんですが、その辺は市の財政との兼ね合いもありますんで、今後どのようにされるのか。もう少し経営改善を努めるという方向で行かれるのか、ちょっとお聞かせ願いたいのですが。



○議長(楓博元君) 市長 加藤靖也君。



◎市長(加藤靖也君) 基本的に、今、総合病院が抱えておる赤字の根源は、医師不足のためであります。例えば産婦人科もありませんし、そして特に整形がないんですね。整形はドル箱と言われていまして、必ず収益が上がる科目なんですが、それもないということでございます。今後、経営が改善していくためには、やっぱり医師の供給というか、全国的に医師の供給というのは必ず必要ですので、そういうふうに国がかじをとってまだわずかですが、今後またドクターの数がふえてくれば来ていただける数もふえますので、何とかしたいなというふうに思います。

 そして、改革プランというのは総務省が出した、いわゆる一般会計の繰り出しが余りにも多いから、病院経営を何とかして繰り入れを少なくしましょうという市が考えるプランですね。基本的には病院が考えるプランではないんです。総務省主体ですから、一般会計の考え方を明らかにした案でありまして、どちらかと言うと、都会の病院が同じ地区に幾つもある部分をターゲットにしているというのは非常に多いんですよ。そういうところは再編をしたり、もっと分散してやりたいというのがあって、一律に改革プランをつくらせたというのがあります。特に困っているのが、土岐総中間の部分とか、特に田舎の中津川病院、そういうところは今の状態で繰入金なしで病院を維持していくなんていうことはちょっと無理なんですよ。だから、私は10億が安いか高いかという判断よりも、とりあえず病院は要るか要らないかという観点の中で、できるだけ経営改善を努めていきたいと考えていまして、当面の間は繰入金は10億前後で推移するんじゃないかというふうに考えています。当然一般会計のほうもできるだけ少なくしたいという考えがありますので、皆さんのいろいろな提言を受けて、経営改善に努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(楓博元君) 山内房壽君。



◆12番(山内房壽君) とりあえずは現行のままと。病院のほうでも経営改善にやっぱり今まで以上に努めていただいて、やはり、市からの繰入金が一円でも安くなるようにしていかなあかんというのもありますし、荒療治も3年ぐらいたったら要るのかなと。これは、国の方針が変わる場合もありますので、その辺も含めて経営改善に努めていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わりますが、最後に本年度をもって退職される職員の皆様方には、本当にご苦労さまでした。私どもの無理難題の質問に悩まれたことと思います。纐纈消防長には、お子さんが柔道をされていた関係から公私ともにお世話になり、ありがとうございました。また、ここにはおられませんが、土井前議会事務局長には、私がなれない議長職になったとき支えていただきました。この場をおかりして御礼を申し上げます。

 退職をされる皆様方には、退職をされても体調に留意され、今後は側面から土岐市発展のためにご尽力賜りたいと思います。本当にどうもご苦労さまでした。ありがとうございました。以上で終わります。



○議長(楓博元君) これにて日程第2 一般質問を終結いたします。

 以上をもちまして、本日の日程を全て終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでございました。

 午後 4時08分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  土岐市議会議長  楓 博元

       議員  山内房壽

       議員  宮地順造