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岐阜県 羽島市

平成16年  2月 臨時会(第1回) P.19 02月05日−03号




平成16年  2月 臨時会(第1回) − 02月05日−03号









平成16年  2月 臨時会(第1回)



平成16年第1回

         羽島市議会臨時会会議録

                          第3号 2月5日(木曜日)

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◯議事日程 第3号 平成15年5月16日午前10時開議

 第1      会議録署名議員の指名

 第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について

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◯本日の会議に付した事件

 第1      会議録署名議員の指名

 第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について

 日程追加 発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定について

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◯出席議員(21名)

    1番  炭竃信太郎君   2番  白木太希夫君

    3番  大橋勝好君    4番  味岡 弘君

    5番  糟谷玲子君    6番  安井善保君

    7番  星野 明君    8番  大鐘康敬君

    9番  島根正寿君   10番  大野仁作君

   11番  加藤三郎君   12番  鈴木正美君

   13番  近藤伸二君   14番  加藤英輔君

   15番  伴野久子君   16番  加藤恒夫君

   17番  斉藤 孝君   18番  奥田三郎君

   19番  不破啓司君   20番  佐野隆史君

   21番  石黒義宣君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長        吉田三郎君

  助役        大竹 亮君

  収入役       浅井高?君

  教育長       大平橘夫君

  総務部長      大野隆弘君

  企画部長      松井 聰君

  市民部長      河合省三君

  福祉部長      大橋丈訓君

  経済部長      川合 勝君

  建設部長      安部純夫君

  水道部長      奥田正夫君

  教育委員会事務局長 加藤義泰君

  消防長       岩田隆雄君

  市民病院長     天野和雄君

  市民病院事務局長  勅使河原昌夫君

  監査委員事務局長  河路義隆君

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◯職務のため出席した事務局職員の職氏名

  事務局長      野田信二 

  庶務課長      大野貴己

  課長補佐      箕浦完治

  係長        長沢龍己

  書記        國枝篤志

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               午前10時06分開議



○議長(加藤恒夫君) 皆さん、おはようございます。

 ここで、写真撮影の申し出がありましたので、許可いたします。

 お待たせをいたしました。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(加藤恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において、19番 不破啓司君及び20番 佐野隆史君を指名いたします。

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△日程第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について



○議長(加藤恒夫君) 日程第2、議第2号を議題といたします。

 上程の案件は、既に提案説明及び地方自治法第74条第4項の規定による直接請求代表者の意見陳述が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。

 なお、議員各位にお願いいたします。

 会議規則第145条の規定により、会議中はみだりに発言し、騒ぎ、その他議事妨害となる言動をしてはならないことになっておりますので、議事が円滑に運営できますようご協力をお願いをいたします。

 また、傍聴者におかれましては、傍聴人心得を遵守されますよう併せてお願いをいたします。

 それでは、質疑のある方はご発言を願います。

 15番 伴野久子さん。



◆15番(伴野久子君) それでは、今日の合併に関する意思を問う住民投票条例につきましてのこういった質疑に入るわけなんですけど、本当に市民の素朴な声が聞こえてきます。これから本当に羽島はどうなるの、また合併したらどうなるの、合併しなかったらどうなるの、羽島市は本当にやっていけないの、市民の皆さんに今進められている合併についてどこまで説明しているのでしょう。私たちを叱咤激励してくださる人たちにどのように映っているか、本当に悩むところであります。

 議会初日、羽島市長さんが意見書を読まれ、またもや愕然としました。市長さん、羽島市をどうするつもりなのですか。市長さんになられたとき、私の思いで間違っていたら済みません、私は公平公正なという言葉を頭に置きながら、市長さんは公平公正にやるんだなと思っております。

 また、平成13年3月の定例議会において、公明党の前山田議員さんが市長さんに合併について質問をされております。議事録を読まさせていただきます。



○議長(加藤恒夫君) 伴野久子議員に申し上げます。質疑でございますので、これは会議規則第54条第3項で、議員は、質疑に当たっては、自己の意見を述べることはできない、言うなれば議第2号に対する条例案に対する質疑でございますので、その辺を念頭に置いてご発言を願います。私見は、今申し上げたように、きちんと条文で決められておりますので、今読み上げたとおりでございますので、その辺はぜひご留意を願って発言をお願いいたします。



◆15番(伴野久子君) 私たちは、市長さんが市民の皆さんの意見を聞いてという言葉を平成13年3月の定例議会におっしゃいましたので、市長さんは本当に公平公正だと思っておりましたが、こういった意見書が出ましたときに、私は、この羽島市の存亡にかかわる一番大事なときです。まず、この質問に対しまして、市長さんは1万3,000人の人たちの署名をどのように考えておられるのかということをお尋ねいたします。

 今までやってきた説明会で不十分であるから署名運動が始まったのではないかと思います。文章の中に、市内各町内における住民説明会を20回開催してきたと書いてありますが、トータルは20回かもしれませんが、市民1人に対しまして2回だけではありませんか。第1回目は、質問を受けますが答弁はしません、そんな説明会は今までに聞いたことがありません。私たちも会場にそれぞれ出向きましたが、市民の怒りは大変なものでありました。その場所によっては違いますけど、その人によって違うかもしれませんが、私は今の市長さんのやり方は、やる気をなくさせるような、そういったやり方ではないかと、こう思っております。

 第1回目の説明会にまじめに聞きに行った人、市民の方の発言をされた方は、どうでもいいやという方もあれば、こんな説明会があるかという気持ちでだんだんとなっていった、こういった要因は私たちのこの力不足でもあるかもしれませんが、執行部にもあるのではないですか。

 昨日の吉田幸一さんの陳述の中に、50年の中で初めて羽島市が市民運動ができたことは、市長さんはじめ議員さんもやっぱり心しないといかぬと私は思うんです。

 市長さん、市民の皆さんに税金を払っていただいております。

 第1回の質問を終わります。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 私の聞き取り方が悪かったかどうかわかりませんが、質問のポイントをようつかみませんので、若干、もしすれ違い等がございましたら、再質問等でお願いをしたいと思います。

 一つは、私は、今後の羽島市の街づくりについて、いわゆるこういう社会構造、少子高齢化を迎えた大きな変革の中、あるいは経済の状況等、あるいはまた、今おっしゃいましたように市民からいただいた税を最大限投資的といいますか、市民のご要望にこたえられる、いわゆる管理経費を最小限にした中でどう予算化をし、執行をしていくか、これらが私は一番の根底になければならない、そんなふうに実は思っております。

 また、情報提供云々ということがございました。これは、もちろん説明会等も重要なポイントといいますか、柱であることは、これはそのとおりだと思いますが、いわゆる合併協議会だより、あるいはまた市の広報等々も、これもひとつそれぞれが十分読んでいただいてご理解をいただく。そういうことをしていただく。そのことによって、また、説明会以外のいろんな会合等で、ただ単に執行部だけでなくて、議員さんと市民の皆さん方との意見交換といいますか、そんなことが行われて、それをもって、また、こういう議会の中でご提言等にまとめていただいていく、このことが私はいわゆる間接民主主義になっておる。したがって、今住民投票があっても、いわゆる最終的には市議会でご決定をいただく、そういうようなことに今の地方自治法ではなっておる。そういうことだというふうに実は思っておりますので、私が今伴野議員さんからのご質問ではなかったかということに対しての答弁とさせていただきます。



○議長(加藤恒夫君) 15番 伴野久子さん。



◆15番(伴野久子君) 私の答えにはなっておらないと思います。私の答えは、まず、羽島市の存亡にかかわることで、1万3,000人の人たちのこの署名をどのように市長さんは考えておられるかということをまず1点お聞きしました。

 それから、本当に私は今までも言っていましたように、皆さんこれ、地図を見られるとわかりますが、ここのピンクは羽島市なんです。この羽島市の自治体をなくすということは、本当に大きな問題だと私は思っておるわけなんです。

 市長さんは、今先ほども申されましたように、そういったこれからのお話のことを言われますが、じゃあ市民の方にはどのように映っているかということは、私としてもこのように議員の仲間と一緒に、こういったことを『せいろん』を出しながら、市民の皆様には訴えてきましたが、それでもまだ納得のされない、わからないいろんな人たちが見えるということをご理解していただきたいと思うわけでございます。

 市長さんは、市民に対する信頼をどこの部分にまず置かれているのか、まず2点目でございますが、そこら辺をお聞きしたいと思っております。第2点目、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) これは、正直申し上げて、お1人お1人いかがですかという、そういうことはできません。したがって、少なくとも、2市4町の中では、私は、いわゆる合併に対する各種団体の代表の皆さん方のお力を借りながら、合併懇話会というのを立ち上げてまいりました。したがって、いわゆるできる限り、もちろん合併どうこうでなくて、日ごろからの行政についても、市民等のお考え方等を吸収する、そういうことは、これは大変大事なことでございますし、したがって、そういう基本的なスタンスの中から懇話会を立ち上げて、皆さん方ご案内のように、協議会へ出席する前には、議会の皆さん方のご意見、あるいはまた、こういう懇話会を通じてのご意見等を持って出席しておる、このことについては、十分ご承知のとおりだというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 15番 伴野久子さん。



◆15番(伴野久子君) 先ほど、市長さんは懇話会等とおっしゃられまして、市民の皆さんから幅広くと言われましたが、私は、出ておられる方はある一部分の方で、本当に幅広くされているのかということを疑問に思うわけなんです。じゃあ法定協議会に農業関係者の方はおられるんですか。農業の世帯は約3,300世帯ぐらいあるかと思いますが、そういった農業関係の方も、やはり私は法定協議会へ入れるべきだということも何回も申し上げたと思います。

 そういった中で、市長さんは、市民に対して本当に、傍聴者の方がたくさんおられますので、合併したら羽島市の夢やロマン、こうありますよと、ちょうどいい機会ですので、羽島市の夢やロマン、若者が住める街づくりはこうですよということを市長さんに語っていただければ、皆さんはこういった中、納得されると思いますので、どうぞ最後の答弁をしていただけるとありがたいです。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) このどういう、本当にこういういろんなお立場、いろんなお考え方がある中で、ひとつ傍聴者の方もお見えになりますので、基本的な考え方を申し上げてご理解をいただきたいと思いますのは、今年の1月5日付の新聞も見ていただきますとわかると思いますし、今日から文化センターで美術展が、第26回だと思いますが、開かれております。その中に作品として、「心・耳をすまして」ということを作品として出させていただきました。それはどういうことかと言いますと、今まで、これは市民の皆さんもそうですが、議員さんももちろんですが、職員も周知徹底をしていくということの中で、仕事始め式に文書で職員に投げかけたのは初めてでございます。それは、今申し上げたようなことを前に掲げながら、周知をしたわけでございます。したがって、そのときのペーパーも、いわゆる新しい街づくりに向けての基本的な考え方、あるいはどういう気持ちであるかということについても、何が大切であるかということについても、職員の周知も、あるいは職員の基本的な考え方等も理解をし、協力もしていく。いわゆる全庁一体になって取り組んでいくべきだというようなことの中から、そういう適当であるかどうかはわかりませんが、私の気持ちを文字として表させていただき、1月4日の仕事始め式に、そしてまた、この第26回の美術展にもその辺もを出させていただいておりますので、基本的な考え方についてはひとつ、なかなかご理解が短い時間でございますのでできないかもしれませんが、意のあるところは、ぜひとも酌み取っていただきたい、そんなふうに思います。

 それから、懇話会の委員とか、あるいは協議会の委員等々については、部長の方から答弁をさせますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 伴野議員ご質問の懇話会の関係でございますが、この関係につきましては、実は法定協議会に移行する前とその後という形で、二つの市民の各界各層の方々のご意見をいただく懇話会を設置をしたところでございます。

 現在ございます羽島市合併問題推進懇話会につきましては、平成15年7月7日に発足以降、本年の1月27日までに9回の開催をさせていただいておるところでございます。その委員といたしましては、現在22名の方がお加わりをいただき、県議会議員さんがお1人、市議会代表が5人、各種団体の代表14人ということで、自治会関係から5名、商工会議所関係から3名、農業関係から2名、公民館関係から1名、女性団体から1名、青年団体から2名、学識経験者として2名の皆様方で構成をさせていただいております。

 現在の懇話会並びに法定協議会移行前の懇話会につきましても、そのメンバー構成につきましては、すべからく市議会の全員の皆様方の前でご了解を賜り、発足を申し上げたと私ども理解をいたしております。

 また、各界各層の意見を代表してご参画をいただくことは、常日ごろからこの22名の皆様方にはお願いを申し上げ、重要案件につきましては、特に自治委員会等については、単位の自治会長さんにもご意見を賜る機会を複数回いただきながら、懇話会にご出席を賜り、そのご意見を徴しておるところでございます。

 さらに、その結果につきましては、すべての合併協議会の事前に市議会全員協議会でご説明、ご報告を申し上げ、議会といたしましての各種協定項目にわたりますご意見のとりまとめをいただいておると理解をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(加藤恒夫君) 11番 加藤三郎君。



◆11番(加藤三郎君) 初日にこの意見書をこの議場でいただいたわけですが、これを見て実はびっくりしておるのでありますが、最初に意見で制定する必要はないと。このときに直感的に感じたのは、裁判所の判決、本件は棄却するというようなことが頭にぽかっと浮かんで質問したんですが、それは別として、先ほど伴野議員が言われた1万3,000人の方が住民投票の署名をされた。それに対する答えが制定する必要がないということは、1万3,000人の市民を愚弄しておるということにほかならないと私は思うのであります。この現在の情勢は、行政に対する無関心、不信、いろいろな状態で政治に飽き飽きしておる昨今の状態で、羽島の方が1万3,000人、びっくりするような方が署名をしてみえるのであります。これは、前回の市長選挙のときの2万6,000の2分の1の1万3,000人の方の署名であります。これだけの尊い署名を無視するような活字であります。これはどういうことか。市長はじめ議会制民主主義及び民主主義の私は冒涜だと思うんです。

 また、この理由、これは誰が書いたんですか。市長ですか。これは、国の大臣のところへ出すのか、それともこの町村に出すのか、この文は我々は全部知っておるわけです。これ、誰に出しておるんですか。この内容は、我々が全部知っておることでしょう。私は、これ直感して読んで、これは何じゃ、総務庁長官に出すのかなと実は思ったぐらいです。

 それと、最後の方に、総務省の指針というようなことを書いて岐阜県の担当部署の確認をしたとかということが書いてありますが、これは別といたしまして、憲法95条の中の基本理念の中の拡大解釈をしたならば、この条例は否決してはいかぬのです。憲法読んでみえますか。憲法には、確固たることは書いてないけど、拡大解釈をすれば、当然このぐらいのことは認めるべきなんです。市長、憲法95条知っていますか。

 それと、ここの中に、市議会、自治会、商工団体、農業団体、女性団体、青年団体、市内各界の有識者、各種団体等の長による構成とか、それからまた、羽島市合併問題推進懇話会というところからいろいろ答申とかいろいろ書いてありますが、これは単なる隠れみののような形です。私は傍聴しておって、執行部の方から出てきたことをぐだぐだと執行部が並べて、それについて答えておるだけです。確固たる自分自身の理念、考えを述べられた人はほとんどいないです。述べたら執行部の方が畳み込むような話の仕方です。私は個人に聞いております。言えないけれど、まあ出てったから、口を合わせておるだけだと。これが本当だと思います。もう少し親身になって、真剣になってこの合併を論じてもらいたいのであります。隠れみので、ただただ皆さんの意見を集約をしたから、これで合併をするんだと、住民の1万3,000人の方を無視するということは断じて許さない。しかも、最後に最高意思決定機関は羽島市議会にあるということが書いてあります。市長は、最初に否定をしておいて、我々に決定権を与えると。無言の圧力じゃないですか。我々はもう3年議員だから言いたいことを言えますけど、1年生や2年生、下手なことは言えませんよ、ここで。こんなものが議会でやられておったのでは、羽島はたまったものじゃないです。羽島は、執行部の一部の羽島じゃないんです。羽島市は羽島市民の羽島です。1万3,000人という尊い署名は、無言のお願いなんですよ。以前にも私が言っておりますが、声なきを聞く、なきを見るだけの器がなかったら、人の上に立つ資格はないということを私はいつも申し上げております。市長、これをどう考えられますか。たった1行で制定する必要はないと、あとは我々議会にぶつけるとは何事ですか。もう少し柔らかく書いたって、罰は当たらないと思います。我々は皆様から、いいですか、負託を受けて出てきたことは事実であります。しかし、市長といえども、議員の我々といえども、市民があっての我々ですよ。そういうことを認識したならば、こんな軽はずみな発言はできぬはずであります。

 まず市長のお考えをお聞きいたします。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 議会へ出させていただきましたこの意見書の書式の関係でございますが、これは自治法に定められております書式に従って出させていただいたということでございますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。



○議長(加藤恒夫君) 11番 加藤三郎君。



◆11番(加藤三郎君) この本臨時議会で万に一つ、この住民のこの条例が否定されたならば、もはや完全に吸収合併であります。明日からの協議はやる必要はないです。白旗を掲げて行ったのと同じです。また、いろいろなものが山積しておるということは承知しております。岐阜はしてやったりということであります。ここで可決すれば岐阜は慌てます。

 一つ言います。我々は4年間の任期をもらって、2年は見届けるということを議長を中心に20名の方が決めました。これは、市民感情が許さないということで、前回、奥田委員長が一生懸命なられたけど、これはもう完全にここで閉ざされます。恥をかいたまんまで引き下がらなきゃならないことになるんです。私は、最後に政治家は腹芸ではなく立ち技だなということを申し上げました。私は4年を主張しました。市民感情はばか言っとれと、おまえら給料だけ欲しいのか、身分だけ欲しいのかと言われるのは当たり前です。だけど、私の本音の本音は、我々だけがなぜ2年で選挙をやらなきゃならないのか。岐阜市も同じじゃないですか。岐阜市も2年でやれよと言ったら、必ず向こうが頭を下げてきます。それが嫌だったら合併をやめましょうと言えば、向こうが慌てるはずです。そのぐらいのことが腹芸としてなぜできなかったのか。それが一番悔いが残るんです。今日この席でこれが否決されたならば、完全に我々は世間に恥をかいて、旗を巻くことになるんですよ。今日のことは、岐阜は全部キャッチします。今日ここで決まったならば、いいですか、何遍も言いますよ、明日から何もやらずに向こうに任せておけばいいことです。何も通らないです。私は前にも言いましたが、ロバにまたがって川を渡るときに、川の相手岸までつくまでは、馬鹿なロバでも先生と言いなさいという言葉があります。いいですか。6月の今の調印までは粛々と行きますが、調印が済めば完全に吸収合併、岐阜の言いなりにならざるを得ぬのです。だから、今日の日というのは、羽島の最高の一日ですよ。それを市長がこのような文句で決めるとは何事か。議会に任すならば、もう少し言い方があるでしょう。我々を馬鹿かと思われるならいざ知らず、私を抜いて馬鹿は1人も見えませんよ。無言の私はこれは軽蔑だと思っておるんです。我々に最後をぶつけるという手はないですよ。それならば、最初の文句にこのような文句は出せないはずです。あなたが書いたのは最低ですよ、この作文は。あなたは大学出ておるんでしょう。倫理学、論理学、心理学、習ってみえるでしょう。



◆18番(奥田三郎君) 加藤君、ちょっと……



○議長(加藤恒夫君) 奥田さん、ちょっと私から申し上げます。



◆18番(奥田三郎君) だけど、俺が言いたいことがある。



○議長(加藤恒夫君) 少し待ってください。



◆18番(奥田三郎君) 本議会でありますので、いろんな数字が出てくる、1,300とか、それを認めたことになるで……。



○議長(加藤恒夫君) 奥田議員さん、少しまだ発言は許しておりませんので、ちょっと済みません。



◆18番(奥田三郎君) 止めんでもいいやないか。ただし、今の加藤議員のいろいろとおっしゃること、よく理解しておる。最終決めるのは議会が決めるのやで……



○議長(加藤恒夫君) 奥田議員さん、ちょっとお待ちください。

 それから、加藤三郎議員さんに申し上げますけども、人を誹謗と思われるような発言は、ここは良識の府でございますので、ぜひ慎んでいただいて、そして先ほど私が申し上げておりますように、あなたの意見は、先ほど申し上げた議会の会議規則の中できちっと54条の中に、議員は、質疑に当たっては、自己の意見を述べてはならないと、きちっと明文化されておりますので、その辺をぜひ加藤さん、腹に置いていただきまして、ご発言をお願いしたいということ。それから、人に不愉快の思いをさせるような発言はぜひとも慎んでいただきたいということでございます。



◆11番(加藤三郎君) 私は、騙されたという観念から腹が立ってしようがないんです。最初は70万の政令都市で行くと。いいですか。それから対等合併だと。羽島市は抜かないということで、一番最初、市長言われたでしょう。時の流れならしようがないときもあるけれど、と思っておったら、70万がなくなったでしょう。政令都市できますか。できませんよ、これ。そこへ持ってきて、対等かな。限りない対等なら、一つぐらいは羽島の意見ぐらい通したらどうですか。この前でもそうでしょう。委員長は一生懸命になって弁解してみえたが、委員が4人行って、羽島で反対と賛成が2人できる。こんな醜態ありますか。それを一生懸命委員長が歯を食いしばって、向こうの9年議員たら何たら言って逆らって一生懸命やってみえた。本当によく言ってくださったと私は感謝している。あれは何ですか。あの人やめてもらいなさい、私がやったるわ。学識経験者より俺の方がいいと。ということは、いいですか……



○議長(加藤恒夫君) 加藤三郎さん、その辺は先ほど申し上げたように、あなたの考えは言ってはならないことになっております。ぜひそれを念頭に置いて発言をお願いいたします。これは、私がお願いしておりますのは、先ほど申し上げましたように、議第2号に対する質疑のある方はと申し上げましたので、この辺のルールはぜひ守ってご発言をお願いをいたします。



◆11番(加藤三郎君) 脱線というか、こういうやつやと思って、これから本論に入ろうと思うのに、つまんでまったら、次出てこうへんがな。



○議長(加藤恒夫君) 本論はやってもらえばいいんやけども、そういう今申し上げたことはご遠慮願いたいと言っておるのやで、加藤さんも良識ある方やで、その辺は十分ご理解願えると思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆11番(加藤三郎君) 何を言っていいかわからぬようになってきた。時間があるから、脱線したってたまには私の話を聞きなさいよ。70分で納めんでも、1時間でも2時間でもやれと言ったらやるから、神代の時代から、いいですか、日本書紀から、古事記から出せというなら出しますよ。これに引っかけて。今私は思うに、非常に大変な時期ではありますが、上に立つ者はここで本当に考えなきゃならないときです。今羽島が岐阜と一緒になる、そんな問題は、ちっぽけなものです。今イラクとアメリカが一生懸命やってますね。アフガニスタンから。日本はどうなりますか。市長さん言われますが、特例債、特例債と言ってますが、あれが来るか来ぬかもわかりませんよ。今アメリカの経済はどうなっていますか。だから、そういうことも……



○議長(加藤恒夫君) 加藤三郎君、先ほど申し上げましたように、皆さんも聞いてみえるし……



◆11番(加藤三郎君) ちょっと序文があって本論に入らんならん。



○議長(加藤恒夫君) 本論を早くやっていただいて、皆さんも本論を聞きたいと思ってみえるんやで。



◆11番(加藤三郎君) 私は、今、こういうふうな説明の結果、私は、この条例を制定する必要はないということを言ってみえるが、この条例をぜひとも通して、新たに岐阜に向かって、いいですか、自分らの主張を十二分にとれるような体制を整えてもらいたいのです。そのためには、この条例を通すことです。市長が否定をするということは、白旗を掲げることを承認する形になるんです。だから、最後にまとめますが、ここのお集まりの良識ある議員の皆様、どうかこれを通してもらいたいのです。そこで……



○議長(加藤恒夫君) 今おっしゃったこと、あれは後で討論がありますので、賛成討論、反対討論の中でそれは十分申し上げていただければ結構でございますので、これは、たびたび申し上げるように、議第2号の質疑でございますので、その辺はぜひ頭に置いて発言願いたいと思います。



◆11番(加藤三郎君) だから、市長にこの意見書の訂正を求めます。市長、その気になれませんか。憲法95条を一遍今からでも読んでください。だから、これを撤回していただけませんか。どうか議員の皆様、この条例を制定してくださいと、ここで言い直していただけませんか。それで終わります。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 過去、この住民投票条例については、議会でも何回も、もう四、五回やったと思いますが、提案もされ、議員の皆さん方の多くのご意向、ご意見というか、お考え方等も参考にさせていただきながら、さらに私の意見として付けさせていただいた、このことについては、撤回するつもりはございませんので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 先ほどの伴野議員並びに加藤三郎議員のご発言の中で、住民の方々の貴重なるご署名の関係でございますが、選挙管理委員会の審査によりまして、最終的には1万617人の有権者の方々のご署名がなされたという告示行為が完了いたしておりますので、ご訂正をお願いを申し上げたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(加藤恒夫君) 10番 大野仁作君。



◆10番(大野仁作君) それでは、今議会に出されております議第2号のこの住民の意思を問う住民投票条例の制定について、私は市長が付議された意見について、そのことについて一応ご質問いたしたいと。

 その前に、2点ほど市長と議長に、今議会の運営の仕方についてご質問いたします。

 一つは、今議会開催について本請求された吉田幸一さんに対して事前に通知をされたかどうか。議員には郵送で通知が来る。そういった措置を出されたかどうか、まず市長にこれ1点お尋ねいたします。

 それと2点目に、これは議長に質問いたしますが、昨日の本会議が始まる前に時間が大幅に遅れました。そういったことから、傍聴者からいつ始まるんだという声がありました。これは、今議会に限らず、傍聴者にはきちんと会議が遅れる理由を説明すべきではないのか。午前10時に開会となっておりますから、皆さんは傍聴券を求めて待っておられるわけですから、議員はわかっておる、しかし傍聴者にはわからぬわけです。今後、きちんと本会議が遅れる理由を傍聴者にも説明する。これは、議会改革の一環として、まさに市民に開かれた議会としてやるべきなんです。この点について、議長にお尋ねいたします。

 それでは、本議案で本論に入りますが、「あすの羽島市を考える会」をはじめ、代表の吉田幸一さんが出された住民投票条例について、私ども日本共産党羽島市議団といたしましては、賛成であります。共産党市議団といたしましても、平成14年6月から平成15年12月までの7回の議会で合併問題を取り上げて、そのうち6回ほど住民投票について質問してまいりました。また、平成14年12月議会から平成15年12月議会、この関係で毎回市民から住民投票を求める請願が出されていました。その都度紹介議員になってきた経過もあります。昨年の12月議会には、「羽島住民投票を求める会」から2,340名の署名を添えて議会に請願が出されましたが、反対多数で否決されたところであります。そして今回、「あすの羽島を考える会」の方々から署名の段階では1万3,000を超えた、しかし本請求された時点で精査して、今1万617人という数に減ったわけでありますが、本請求が成立して今回の臨時議会の開催に至っているわけであります。この1万人を超えた署名というのは、非常に私はこれは、有権者の直接住民投票に必要な50分の1の数のまさに10倍以上の署名を集められたわけであります。非常に重みのある署名ですから、市長をはじめ市の執行部や私たち議会も真摯に重く受けとめるべきであります。

 そこで、市長が付した意見書の内容について沿って質問いたします。

 まず、これまでに合併に関する全体説明会を2回各市町においてやられて、20回開催されたと書いてあります。そして、全体説明会の2回というのは、恐らく文化センターでやったものと思われます。20回の説明会というのは、平成14年7月と平成15年3月の2回で、市内10カ所での説明のことと思います。しかし、その中身を見てみると、平成14年7月の説明会の出席者は2,097人で、人口の3%余りです。平成15年3月の説明会の出席者は1,809人、人口の2.7%。2回合わせても3,906人。4,000人行っていないわけですね。これは人口の6%以下なんです。質問時間も短かったわけです。これで十分に説明したと言えるのかどうか。これは市長にお尋ねします。というのは、私は今ここに下水道のときの説明会の資料を持っているんです。下水道のときというのは、工事説明会、負担のときの説明会、各町内ごとにやっている。新町とか上町とか本町とかやっている。そういうきめ細かい説明会をひざ詰めでやってきたわけなんです。まさに今回の場合は、この羽島市が岐阜市に編入されようとする問題、まさに50年目の大問題なんです。何でこの下水道の説明会のときのようにきめ細かい説明をやらなかったのか。これが1点目の質問。

 2点目に、生涯学習の出前講座でも合併説明会を実施したとあります。ならば、何人集まったのか、どういう質問が出たのか、詳細な資料を出していただきたい。私はそう思います。

 三つ目に、議会だよりや広報で合併に関しての協議項目の詳細な記載をした、正しい情報を提供してきた、こういうふうに意見書の中には書いてあります。しかし、羽島市サイドから見れば、1,700項目の事務事業があるわけです。しかし、合併協議会にかけられるのは全部じゃないわけですね。聞くところによれば、ランクづけして、何か1ランクだけのものを合併協にかける。あとはどうなっておるのか。また、合併協議会にかけられたものでも、広報を見ると、当面現行どおりとか、あるいは合併後調整というのが多いわけです。ほんで2月号の合併のいわゆる特集の広報ですね、これも見てみると、これはピンク色はサービスが向上する、それでグレーはサービスが低下、白は現行どおりとある。しかし、この白の現行どおりのところでも、例えば上水道の料金、当面現行どおり。ところがこれは、水道施設の耐震とかやっていくと、これは水道料金を上げなきゃならなくなってくるだろうし、あるいは簡易水道も当面現行どおりとしてある。合併後変更ないとしてある。しかし、これはどうなるかわからないです。ごみ処理にしてもそうですね。ごみ処理も当面現行どおりとありますが、合併後3年を目途に収集方法を見ていく。ところが、私ども共産党市議団で岐阜市の行政改革大綱、あの資料、こんな分厚いやつがある。あれを見てみると、ごみ処理の有料化が検討されているわけです。それと、今ごみ処理は羽島市が一番進んでいるんですよ、名古屋市よりも。全国的にも羽島市の分別収集は、市民の協力もあって、レベルが高いんです。し尿処理、当面現行どおり、合併後3年を目途に調整する。霊柩車事業もある。これ、当面現行どおり、合併後5年を目途に事業のあり方を検討。羽島市は霊柩車あります。市から借りれますね。岐阜市にはそういった公営の霊柩車はないんです。全部民間の葬式業者なんです。合併後どういうふうに調整するか。こういった問題があるんです。したがって、私は、今市長がいろんな情報を公開してきて詳細にやってきたと言ってるけども、こういった広報を見ると、合併後どのように調整されるか不明なわけなんですね。

 四つ目には、電子メールを活用しての市民からの意見の把握にも努めたとあります。これは、具体的にどのような意見があったのか、何件あったのか、これもやっぱり資料として出してほしいわけですね。生涯学習の今の講座でも、何回やったのか。というのは、市長もこれだけの意見書を付議したわけですから、それを裏づける資料があるはずでしょう。資料があるからこれだけの文章を書けたと思うんです。だから、十分に説明したからいいんじゃないかというような私は形だと思うんですね。

 五つ目に、市町村合併には多くの論点が含まれており、合併の是非については総合的な観点からの判断が望まれるとある。多くの論点とは、これはどういう論点なのか。市長自らのこの意見書の中で多くの論点があるということは、私らも言っておる、いわゆる問題点もいろいろあるわけです。じゃあこの市長が言われる多くの論点が含まれておるというのはどういう論点なのか、ご説明願えないでしょうか。

 それと、4月以降に合併協議会主催で各市町で説明会を開催するとある。この説明会の仕方、どのようにされるのか。また、校下ごとでやるのか、あるいは町内会ごとできめ細かくひざ詰めでやるのか、どういうふうにやるのか。

 まず第1回目の質問を終わります。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) まず初めに、いわゆる質問に入る前にということで、吉田幸一さんの招集通知といいますか、その関係については、私の方ではなくて議長さんからご答弁がいただけるものと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それから、協議項目につきましては、恐らく2,000項目を超えるのではないか。すべてを協議をすると、いわゆる何千項目の中の1割とか2割とかということではないと。これは、私はもう十分ご承知だと思いますが、全項目というものでございます。

 それから、協議会だよりとかいろんな関係、あるいはまた、これから今後3月とか4月ということ、これは何といいますか、企画部長の方から答弁をさせていただきます。

 最後だったと思いますが、市町村合併には多くの論点が含まれており、合併の是非については総合的な観点からの判断が望まれるところ、このことについては、これは十分ご案内の中でお尋ねだというふうに私は思っておりますが、いわゆる一つの、例えば過去で行きますと乳幼児の問題、あるいは高齢者の健康、介護も含めて、これは例えばサービスがどうなのかという面からの関係、あるいは負担の面からのいわゆる関係、あるいは今後どうあるべきかというような観点等々、いろんな角度からこれは議論をしていくべきものだと。いわゆる合併の是非については総合的な観点からの判断、1項目でもそういうことです。しかも大変多くの重要な項目がある。それらについて、ぜひとも、ある面からだけでなく、あるいはある項目だけでなくて、総合的なご判断をぜひともお願いをしたい。またそういうことがあって、初めて住民投票の結果が意義のあるものにつながっていく、そういうことの思いの中からの文章でございますので、ご理解をいただきたい。

 先ほど申し上げましたように、その他の関係等、出前講座等も含めてですが、企画部長の方から答弁をさせますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 大野議員からのご質問は、5点に分かれてのご質問であったと理解をいたしております。そのうち、市町村合併に関する多くの論点という部分につきましては、ただいま市長がご答弁を申し上げましたので、そのほかの4項目につきましての詳細に関しまして、ご答弁を申し上げたいと存じます。

 まず最初に、下水道関係の重要な住民負担につながる説明については、かなりきめ細かないわゆる説明会を平成3年度あたりから実施をしてきたのではないか、さらにご負担をいただく負担金の問題でも、平成11年11月及び12月に各自治委員会単位で行われてきたのではないか、そのような方策の導入という関係でございますが、実はこの関係に関しましては、いわゆる市からお願いをするような単位自治会での開催につきましても、自治委員会連絡協議会という各町の理事さん方、代表自治委員の方々にもお諮りを申し上げたところでございます。しかしながら、その関係で、説明会を開催することについてもおおむね良としている、あるいは市役所から一方的に押し付けられるような形式の説明会云々についてはというようなお尋ねが多町の方からあると、そういうようなことで、若干困惑をした部分があると。そのような形から、自主的に各種団体、あるいは自治委員会単位で説明を求めるようなときに市役所からおいでを願いたいと、そのような結論に既決をしたという経緯がございます。したがいまして、議員ご指摘の2点目の問題でございますが、生涯学習の出前講座のメニューにお加えを申し上げ、そのような説明を求められたときにお出ましをするという形の形式をとらさせていただいたところでございます。本年度のみでの関係を若干ご報告いたしますと、昨年6月25日以降昨日まで、昨日も実は議会終了後も私参りまして、1件出前講座を実施をいたしております。都合16回、参加人員は538名となっております。さらに2月には、2月22日、23日という形でお二つのいわゆる地域、あるいは団体からの出前講座のご要請がございますので、2月末という形になりますと、予定も踏まえまして18回、約600人弱という参加人員に相成ろうかと存じます。ただし、その中には、複数で、もう1回聞いてみたいと、そのようなご希望にも応じておりますことをご理解を賜りたいと存じます。

 この関係につきましての参加者からのご質問というような、どのような質疑があったのかというお尋ねもございましたが、主なものを取り上げさせていただきますと、いわゆる羽島市及び他の1市4町の財政状況に関するお尋ねがございました。それから、少子高齢化の進展が、正直言いまして、羽島市と他の市町とのスピードが違うのではないかという統計的なお尋ねがございました。この関係につきましては、常日ごろ議会でご案内をしておりますような事柄を含めまして、詳細なる資料等に基づきましてご理解をいただいたところと思っております。

 さらに、合併協議において多数決で決められるような風潮があるのではないかというご質問に際しましては、現在ご案内のとおり、2市4町からおのおの8名の合併協議会委員さんが、これも、先ほど加藤三郎さんのご質問にもございましたが、各市議会のご了解に基づきまして委員さんをご選任をし、8名掛ける6自治体48名プラスお2人の共通学識経験者という50名構成で行われておりますことから、いわゆる平等な力関係における協議が図られておる旨をご説明をし、さらにすべてが岐阜市に合わせてしまうのではないかという問題につきましても、昨年来の9月号以降の広報はしまにおきまして、たびたび市内全戸にご配布をいたしておりますが、羽島市等の意見がいわゆる認められたもの、それからサービス項目の上がるもの、下がるもの、金額的に改められるもの、改められないもの等々でご説明をし、その資料に基づいてご答弁をいたしました。

 さらに、政令指定都市構想につきましては、現在の段階、あるいは過去の経緯、今後の27次地方制度調査会以降の28次地方制度調査会の趨勢等に基づきましての関係をご説明しております。

 また、合併後の街づくりにつきましては、先般全戸配布されました合併協議会だよりによる新市建設計画のあらまし等々のご紹介を兼ね、今後つぶさに市の広報紙等でもご理解を賜るような形でのご説明をいたしております。

 さらに、くだんの新市の名称につきましても、任意協議会時点からのたび重なる、いわゆる当時の2市4町における考え方、さらには法定協議会での3度にわたる協議経過の内容をご説明をいたしました。

 そのほかの項目といたしましては、水道料金等、先ほど議員がご指摘をされました関係につきまして、付け加えますと山車の補助金等につきましても新市の事業として明確に地域自主事業として竹鼻祭りが位置づけられておること、その運営については、地域振興事業として分庁舎機能の中で考えていくこと、さらに、その分庁舎機能の基本的な意見については、地域協議会という新たなる住民参画の組織によってご意見を拝聴し、尊重するということで、撤廃等については現時点では全く考えていない等々のご回答をし、ほとんどの部分で再度の質問はございません。しかしながら、同じ方が同じような質問を違う場所でされるということはございます。

 以上のような傾向にございます。

 それから、事務事業の調整項目は実体的には1,700に上るのではないかという関係でございますが、この関係に際しましては、基本的なルールを申し上げますと、通常の編入合併であればその大部分が岐阜市に片寄せという方式でございます。今回の合併協議に際しましては、そのような形ではなく、限りなく新設に云々のいわゆる前提ルールに基づきまして、詳細なる事務レベルでのいわゆる事業調整をしながら、担当部課長、さらには助役レベルの幹事会、最終的には市長、町長による首長会においての上程という形での議案のとりまとめをいたしております。さらに付け加えますれば、それに関します懇話会並びに市議会のご意見も当市におきましては拝聴を申し上げておるところでございます。

 なお、1,700項目のうち、なぜ限って協定項目が公表されておるのかということでございますが、この関係につきましては、第2回の岐阜広域合併協議会におきまして、住民生活に大きな影響を及ぼす事項、あるいは合併の是非にかかわる事項、さらに課題解決に新たな予算を伴う事項等につきましては、いわゆる協定項目として広域合併協議会の場で協議をし、その情報を公開することと定められたところでございます。したがいまして、現在、事務レベルでは、その次の段階ということで、住民の方々に知っておいていただきたい重要案件に準ずる項目につきましては、今後の合併協議会の場でそのあらましを公表する予定でございます。さらに市におきましても、現在すべての項目が1,700事務レベルの協議が進んでおりませんことから、その調整内容と本市の状況との比較検討につきましては、その事務作業を現在展開をいたしておりますので、とりまとめの段階では議会等に公表する予定でおりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。

 次に、電子メール等を通じての意見のいわゆる紹介がどの程度あったかというご質問でございます。これまでに市長への便り及び総合政策課への直接の問い合わせが合計3件でございます。内容につきましては、いわゆるご意見的なものでの合併の枠組みに関するもの、それから広報等を通じての説明をきめ細かくしていただきたいという要望的なもの、それから従来の市町合併についての紹介というものの3件でございます。

 以上が、第1回目のご質問に関します事務当局からのご答弁でございます。



○議長(加藤恒夫君) 次に、大野議員から議長に対して質問がございましたので、これに対してお答えをいたしたいと思います。

 1番目の質問は、吉田幸一さんに対する質問だと思いますが、これにつきましては、今議会の開催にかかわる議会運営委員会を開きました後にすぐファクスで予定などを送付しております。

 また、議会初日に出席要請の議決をいただきました後に、速達配達記録による方法で通知を、出席の要請をいたしました。併せまして、告示もいたしました。

 それから、2番目の質問は、昨日の議会が遅れたことに対するご質問だったと、こういうふうに思っております。議員ご承知のように、あらかじめ10時というふうの通知を議員の皆様方に出しております。そういうことで、10時前に議員さんがお集まりにならなかったということが一つと、それに対し、実は吉田幸一さんから先の条例について不備な部分があったのでそれの訂正をいたしたいと。その訂正については、それの間違えたといいますか、そういうことをいたしました部分についての文書を配付をしたいと、こういうふうに要請がございました。ご承知のように、議員各位の文書につきましては、慣例がございますので、議長の裁量におきましてその配付を今まで認めてまいりました。今度は事情が違いますので、これを議会運営委員会の皆様にお諮りして、この配付の可否を決定をしていただきました。その時間が経過して遅れたということでございます。これは遅れた原因でございます。

 それから、その遅れた理由を傍聴者の方々に周知はどうかと、こういうご質問だったと思いますが、過去私どもの議会におきまして、たびたびいろんな理由で開会が遅れたことがございますけれども、傍聴の方々にそういうことを申し上げた事例はございません。したがいまして、先ほど議員ご指摘のように、この問題については、議会改革の一端としてどうかと、こういうふうに私は受けとめましたが、これにつきましては、今後協議をしていただきまして、改めるべきものがあれば改めると、こういうことにいたしたいと思いますので、今の申し上げたとおりでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 10番 大野仁作君。



◆10番(大野仁作君) それでは、2回目質問させていただきますが、まず最初、この本会議の今回の臨時議会の運営上で二つ質問いたしましたが、今議長が答弁したことはわかりますけども、ただそれは議員がわかるだけで、というのは、最初、吉田幸一さんに対してのいわゆる通知、議会で本会議で決まって、議会運営委員会で吉田さんを議会に陳述人として招集する、その通知は、これは議運で決まらなければいけませんが、あるいは本会議でそれを議決、それはいいんです。僕の言っておるのは、臨時議会がいわゆる本請求されたご本人なんですね。1万人以上の代表者として。議員には、今度臨時議会が2月3日ありますよという議案と一緒に通知があった。私は、これは議会に対して、最初質問したのは、僕はこの行政サイドがそれをやらなあかんと思う。聞くところによれば、何か掲示板に告知してあると。どこの掲示板といったら、そこのところにある掲示板だわの。しかし、あそこはときどき車が止まっておってわからへん、気がつけへん。何で僕はこういう質問をしたかというと、今度のこの合併の問題でも、議会が合併推進議員が多数おるで、これはもう合併やというけども、しかし、市長にしても、議員にしても、市民から選ばれるわけなんです。市長や議員を選ぶのは市民の方なんです。主権在民なんです。今回の場合、ましてや1万以上の署名を集められて本請求をやられた。その方に対して、これは法的根拠がないかもしれまんせんけども、やはり通念というか常識で問題、市民を大事にするんやったら、きちっと市役所として、これは市長名で、いつ幾日臨時議会を開催いたしますと、貴殿の本請求に基づいて、そういったような文書を僕はきちっと郵送で送るべき。この点は、やっぱり行政、これは議会の責任やない、行政の責任です、これは。やっていただきたい。

 それともう一つ、議会、今議長が言われましたことは、それは議員さんはわかるんです。僕は何でこれを言ったかというと、今言ったように、やはり市政の主人公は住民なんですよ。これは市民の方々は、議員さんとか職員の方をいつもチェックしている。厳しい目で見られているんです。昨日の場合、20分か25分遅れた。傍聴席から「おい、何で一切議会始まらぬのや」と議員さんに聞いておられた。これは、やっぱり議長が目先きかせて、例えば事務局に、いわゆる細かいことは別にして、議会運営委員会がやられていますのでいましばらくお待ちくださいとか、そういったような場内アナウンスというか、あるいは議長自ら出てきて、今こういう状況ですと、これは僕は話すべきではないかなと思います。これは、やはり今後こういうことをきちっとしていただかないと、何ですか、防災無線で10時から本会議やりますとやれば、皆さん10時から始まるものと思って来ますから、しかし、私も長いこと議員をやっておるわけなんですが、長いといってもまだ3期目ですけども、本会議をやる前に、いわゆる全員協議会とか、あるいは議会運営委員会を開かなん場合があるわけですね。議員さんはわかるんです。そういうことでまだ本会議が遅れておる。傍聴者の方はわからないですから、一言だけ、やっぱり今議会運営委員会が開かれていますのでしばらくお待ちくださいとか、議運の内容は本会議で議運の委員長が報告するから、それはそれでいいんですけれども、そういったような一つの心遣いというか、配慮すべきではないかなというふうに私は思います。

 それと、今市長や企画部長から答弁がありましたが、やはり私が思っていたとおりだと思います。例えば昨年6月25日から16回で538名、これは生涯学習ね。それでこれは、今の20回の説明会を合わせてもあれですよ、四千五、六百人、5,000人に満たないわけですね、延べの数ですから。それと、電子メールが3件あったと。こういう状況です。しかし、羽島6万8,000人。まあ6万8,000人の中には生まれた赤ちゃんから幼稚園児とか小学生、いろいろありますけれども、少なくとも私はこういった判断ができるような中学生、高校生、それ以上の人口から見てみても、この周知、十分な説明がなされたとは思えないわけですね。したがって、私は、こういうもっと時間をかけて、下水道の説明会に比べるとはるかにこれは大ざっぱな説明になっていると思う。と申しますのは、私もこの前の去年の3月に説明会をやりました。これが私が出ていった、私は正木小学校、小熊小学校、福寿、竹鼻中学校、中央小、堀津小、桑原中、全部行きませんでしたけども、7会場出ていったんですね。そうしますと、例えば竹鼻中学校の会場なんかでは、これは合併に賛成される方ですけども、合併しなければならない、しかし、末代まで悔いを残さないように、そういった内容にならなあかんと、いろんなものを出し合って、各場所で激論しなあかんと、こういったご意見を出された方がある。あるいは、松井部長の質問に対して市民の方が、痛みがあると、小泉さんと同じようなことを言っている、その痛みを明らかにせよと。岐阜市の財政状況は羽島市より悪い。情報を公開して羽島市独自の資料を出してほしい。住民投票をやることや。新井の人は、この人は新井に、正木の方の説明に出れんかったもんやで、こっちの竹鼻中学校の方に来られたと思うんです。「わし新井に住んでおるが、足近の方に出れんかったもんで来たがのう、市長、あんた権限があるだろう。住民投票やりなさい。何で羽島市一本でいけないのか。7万人もおるんやぞ。市議会議員も75歳で定年にしよ。合併に反対します」、こういった意見を言われた方がある。これをずっと言われるわけではないですけども、これは、実は私ども羽島民報で、一昨年でしたか、いろんな項目でアンケート調査をやったわけなんです。市は合併説明会で市民からの質問があっても回答しませんでしたが、あなたはどう思いますかと。そういういろんな項目でやって、羽島民報を新聞に折り込んでやりますから、返ってきた数は少ないですよ。名前も記載してないやつがほとんどですから、少ないです。ただ、佐野さんとか私のところに戻ってきたアンケートの回答を見てみると、ほとんどが住民投票の必要性を訴えておるわけなんです。これは、今住民投票というのは、新聞でもご案内のように、東濃西部の合併協議会として住民投票をやりましたね。今度、お隣の尾西市もやるんです。お隣の尾西市は一宮市と木曽川町と尾西市、恐らく一宮へあそこも編入合併されるわけなんですね。それに関しての住民投票も今度尾西市は2月にやる予定なんです。それで、私はお尋ねするのは、市長は意見書の中で住民投票はやらないと言っておられますが、何で、その理由はるるこの意見書の中に述べられている。十分広報はしまで流している、詳細な説明をやっている。それはそれでいいんです。ただ、それだけでは僕は不十分だと思う。そういった段取りを踏まえて、広報でも説明をする、それでまた、各校下ごとの説明会もやる、あるいは町内会でやる、出前講座もやる、これはいいですね。出前講座にこういった取り入れたことはいいです。でも、今お聞きすると、16回538名、電子メール3件でしょう。今の一昨年の7月と去年の3月にやられた説明会、全部合わせても延べで4,500人ぐらいでしょう、大体。これで果たして周知徹底されたかどうか。それで、いわゆる「あすの羽島を考える会」、あるいは「羽島住民投票を求める会」の方々がそれぞれ署名運動やられた。その中には、やっぱり広報を見てこれではあかんと。ある竹鼻商店街のご主人が、わしはもう合併はどっちでもいいと思っておったと。ところが、いろんな広報とか議会だよりを見てみると、やっぱり合併せん方がいいと違うかと、そう言われる方がおるんです、現実問題。それで私は、こういった説明会を十分やっていく。やった上で、これはやっぱり最終判断は市民の皆さんに決めていただくべきではないのかなと、このように思うんです。というのは、市長のこの付議された中にも、4月以降に広域協議会主催による各種の説明会開催になっている。これは今までやったことをこういうふうに決まりましたというふう。でも、この説明会をやった後、きちっとこの説明会も私はきめ細かくやっていただきたいな。きめ細かく町内ごとに。例えば、そんな1町内だめやったら、例えば最低限、福江・今町で1カ所やるとか、あるいは栄町の1丁目、2丁目、3丁目集めてやるとか。あんな、例えば小学校へ集めて、中学校へ集めて、そんな大ざっぱな説明会のやり方では私はいかぬと思う。そういったことをやった上で、やはり最終の判断は住民が下すべきではないのでしょうか。

 私は、昨年の6月議会にいろいろ言いました。6月議会の一般質問の原稿を今日持ってまいりましたが、住民投票と、それと市議会議員選挙、いわゆる違うんですよ。選挙というのは、これは人を選ぶわけですね。住民投票というのは、これはその一つのテーマ、案件、例えば今羽島市で問題になっているのがこの合併問題ですね。岐阜市への編入合併。これに対しての賛否を問う最も適切な案なんです。これは、例えばわかりやすく言うと、昨年、市会議員選挙がありましたね。私も1,000票ちょっとのご支持をいただいて、再びこうして議場におるわけなんですが、しかし、例えば私大野仁作に投票された市民の中でも、合併には俺は賛成や、俺は反対やとおられると思うんで。そこなんです。それは、選挙は人を選ぶ。住民投票は事柄を選ぶ。違うわけなんです。議会で決めればいい、議会が決めればいい。それは一面的に見れば、それも判断かもしれない。しかしそうではない。実際は本当の民主主義の立場から見れば大きな問題ですよ。この間、昭和29年に羽島市が誕生して、市民病院もできて、県道大垣一宮線の整備とか、いろいろな基盤整備をしてきましたね。文化センターもつくった。このやっと羽島市が6万8,000人、合併した当時も、僕は羽島市よくわかりませんけど、その当時はまだ。4万弱か3万そこそこだったと思うんです。それが今6万8,000人になって、先人が苦労してきて一地方都市としての基盤を築いてきたわけでしょう。そういった大事な先人の努力とか、そういうものもありますし、ましてやこの竹鼻という名前は、もう鎌倉時代に使っておった。この前のNHKの大河ドラマでも竹ヶ鼻という名前が出てきている。こういう文化とか歴史とかある。岐阜市は岐阜市で400年の歴史がある。織田信長からの岐阜市。それぞれの地域あるんです。そういったような大事な問題を、陳述書の中にありましたように50年、100年のような大事な問題を市長と議会だけで私は決めてもいいのかどうか。ましてや下水道の負担金のときもそうでありましたけども、これは下水道の負担金以上に、いろんな住民サービスの面で市民生活に影響するわけでしょう。そういった点で、私は住民投票をやるべきだと、このように思うわけです。この点について、再度市長さん、どう思われるのか。何で市長さんは住民投票を恐れられるのか。やればいいと思うんです。どこでも今やってますよ、これは。

 それと、議長さんには、先ほど言ったように、今後きちっと傍聴者に対しては、やっぱり礼節を持って接する、やる、こういうことについてどうか、再度お尋ねいたします。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 住民投票を恐れておるどうこうということでは決してございませんので、加藤議員さんのご質問の中でも申し上げたんですが、その辺はできる限り冷静な判断、いわゆる一言で言えば、住民投票のメリットとデメリット、言葉が適当であるかどうかわかりませんが、持っておる特質といいますか、そんなこと、例えば昨日の吉田幸一さんが岐阜新聞のある日の社説を引用されました。例えばですが、もしあれでしたから、後から見ていただければありがたいと思いますが、昨年10月21日、中日新聞の3面、あるいは岐阜新聞で行けばときどき記者ノートということの中で取り上げて、先進事例を踏まえ、どういう課題があるのか、あるいはまた、いろんな学者の皆さん方もいろんなことを言っておられます。そういうことを総合的に判断をして、今の状況の中では……。それからもう一つ、先ほども申し上げましたが、何回も住民投票条例についてはあって、議会でも議論もされてきて、そういうこと等も踏まえながら、住民投票が怖いとかそういうことでなくて、本当に一番、一言で言えば、私は、一つの項目でも、先ほど申し上げましたように、サービスの状況、あるいは負担財政面からの状況、あるいは今後どうあるべきかというような、その項目がたくさんあるわけです。そういうことを本当に総合的にご判断をいただいて、いわゆる最後は住民投票に行けるのかどうか。本当にそういうことからの心配をいたしており、またそういうご提言もいただいてというか、主張をされておりますいろんな方々もたくさんある。これは大野議員さんも十分ご承知の上だというふうに思っております。いわゆる住民投票の非常にいい面と、非常に危険性のある両方を私は抱えておって、今の現況の中では、私は極めていかに、細かいことを言えば投票とかいろんなことがございますが、そのことはさておいて、私は今の段階においては、むしろ議会と、あるいは懇話会等々で市民のいろんなご意見を吸収していただいて、議論をして進めていくことが私は今の段階では最良の方法ではないか、こんなふうに思っておるところでございます。

 あと、いろんなことがございましたが、答弁で抜けておりましたところがございましたら、企画部長の方から答弁をさせてますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 住民投票の現在までの状況につきまして、若干ご報告をいたしますが、まずお隣の海津郡の平田町さん、平成15年9月かと存じますが、合併特例法に基づく住民投票を実施をされておみえになります。また、本巣郡の北方町、羽島郡岐南町におかれましては、それぞれ平成15年2月及び平成15年5月に首長、町長提案による住民投票の実施を行っておみえになりまして、武芸川町さんが来る2月8日にその投票日であるということでございます。

 別段、今回の住民の方々多数のご署名に基づきます住民投票の制定条例案について私が口を挟むわけではございませんので、そのお断りを申し上げながら、合併に係る住民投票条例制定直接請求による住民投票というものの実施例は県内ではございませんことをご報告を申し上げます。

 以上でございます。



○議長(加藤恒夫君) じゃあ私の方から、大野議員さんの再度の質問についてお答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、これは、議会の運営にかかわる事項と思いますので、おっしゃるように議会の改革と、こういう中で検討をしてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思います。

 10番 大野仁作君。



◆10番(大野仁作君) これが最後の3回目の質問になりますので、あれなんですが、まず先ほど市長が言われた住民投票にはいい面と危険な面があると、これは具体的にどういう面なのか。私は、かえって住民投票をやらないと、これは公平な行政ではないのかなと、このように思うわけであります。と申しますのは、今羽島市民の中の状況を見てみますと、「合併問題を正しく理解し判断する市民の会」ですか、岩田仲雄さんが代表してられるそういった市民団体がある。そして、今回、本請求されました「あすの羽島を考える会」、そしてもう一つは、今度は12月に請願を出しました「羽島住民投票を求める会」が発展的に、聞くところによりますと発展的に改称して、そして今度は「羽島市を守る会」を立ち上げられた。つまり今、合併を進める方のいわゆる合併賛成の市民の方々もおられます。そして、住民投票をやらなあかんと言われる「あすの羽島を考える会」の方々もおられる。そして、「羽島市を守る会」、羽島市を守ろう、自立で行こうという方々もおられるんです。これが、逆に住民投票をやらずに議会だけで決めていってしまったら、まさに不完全燃焼ですよ。車で例えると、エンストを起こしてしまう。それで、今市長さんは、いい面と危険な面があると言われたけども、どういう面なのか、具体的にお答え願いたい。それで、やはり私は、行政としては、あるいは議会としては、市民の中にはいろんな、賛成もあれば反対もある、いろいろあります。これは当然です。ですから、何回も言っているように、十分こういった広報とか議会だより、これは私も毎回見ています。これはこれでいいんですよ。しかし、それでは不十分なもんで、もっといろんな場所で説明会をやって、最終的な判断は主権在民の住民が決めるべきではないのか。私はこのように思うわけであります。

 それと、と申しますのは、今松井部長さんの方から、いわゆる特例法に基づく住民投票ありました。それはそれでもいいんです。ただ、この条例制定の直接請求のやつは、これは地方自治法でも定められているし、議会制民主主義の間接的民主主義、間接的政治の欠落を是正するためにもあるんです。というのは、例えば議会が必ずしも市民の意向を反映しているとは限らない場合がある。だから、私は逆に、市長さんにお尋ねするのは、これだけ十分説明してきて、十分情報を提供してきた。ならば、あの1万を超える直接請求の署名、そして12月には2,000を超える、2,300余りの住民投票を求める請願が出てきている。二つ合わせれば、延べで大体1万5,000からのいわゆる数が出てきておるわけでしょう。ましてや「あすの羽島を考える会」の方々が集められた、運動された方には、自治会の役員もやっておられる方もおられますし、元役員をやっておられる方もおられますし、あるいは前の市役所のOBの方もおられる。いろいろとおられるんです。そういうことがありますから、私は、きちっと判断は、これは住民投票で決めるべきだ。住民投票やらないでこのまま行けば、かえってこれは、その方が私は危険な面というか、不完全燃焼になることではないかなと、このように思うわけでありますが、この点についてどうなのかお尋ねいたします。

 それと、もう一つ、新市の建設計画の中で、私もこれは詳細な情報をつかんでおるわけではありませんが、ただ、はっきりしたことを言いますと、新市のいろんな財政計画がありますね。しかし、特例債は特例債で借金には間違いない。というのは、今度、岐阜市、いわゆる仮にこのまま羽島市が合併されて岐阜市になった場合、あの笠松競馬場の問題も絡んでくるんですよ。この笠松競馬場は今岐阜県と岐南町と笠松町で運営している。しかし、あれは、全国の競馬組合の事務組合かな、全国組織があるみたい。それが、でも笠松競馬場はもう閉鎖の対象になっている。年間4億円の赤字になっております。閉鎖するにしても、馬主への補償とか従業員の退職金とか給与とか、莫大な金がかかる。これが今度新市になってまうと、岐阜市、つまり新しい岐阜市と県に新たに負債を背負うことになるんですよ。そういうことが合併協議の場では全然話されへんでしょう、そういうことは。だから、私は、十分に情報を公開しているとは言えないし、もっと私は説明会を開いて住民投票をやると。したがって、今松井部長が言われた、例えば多治見市にしても、あれは市長さんが出された条例は議会が否決してしまった。きちっとあれは。ところが、合併協がやった投票では覆されて、合併反対が多かった。笠原町を除いて、圧倒的に。今度尾西市でやる条例案持ってるけども、いわゆる例えば羽島市でしたら岐阜市への編入合併に賛成か反対かとか、みんなそういう形でやっているんですよ。武芸川町でも今度、これは記事読んだだけだけども、いわゆるあそこは関市への合併に反対か賛成か、それと岐阜市への合併に反対か賛成か、それとも合併せずに行くのかいう、そういうあれでしょう。どういう形であろうと、住民の合併問題に対してはやはり私は主権在民の住民で決めるべきだ、この原点に立って、私はこの住民投票条例の制定には賛成であります。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 先ほど来申し上げておりますように、一つの項目にも3方面からということで具体的に申し上げました。しかも少なくとも重要な項目というのは、総数で行けば2,000を切るということですが、少なくとも何十、あるいは何百という、これは人によってご判断の基準は違うかもしれませんがある、これはご承知だと思います。それを本当に総合的にご判断いただき、なおかつ時には大所高所から、あるいは時には中長期的、我々の子供の時代を、あるいは孫を含めた、そういう観点からご判断がいただけるのかと、一言で言えばそういうことです。先ほど新聞のことも申し上げましたので、少しだけに読まさせていただきます。これは御嵩町長の柳川さんでございますが、こんなふうのことを言っておられるようでございます。「住民投票は切れ味がいいだけに、使い方を誤ると社会を傷つけてしまう」。あるいは、これは東京大学の森田教授でございますが、「住民が立派な判断力を持っていても、断片的な情報で判断してしまう可能性もある」。あるいは、これは岐阜新聞でございますが、例えば先ほど申し上げた記者ノート、「合併投票から1カ月、あきれたことに事態悪化」。これはちょっと見出しだけ申し上げた。あるいは「合併で揺れに揺れる池田町 懸念材料が多い住民投票」、中身のことまで申し上げませんが、私としては、いろんなお考えの方、あるいは先進事例等々を踏まえて、先ほど来ご答弁を申し上げておる。そしてまた、それを踏まえて意見書として出させていただいたとおりでございますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 法定の岐阜広域合併協議会につきましては、かなりの部分までの協定項目の議了が済んでおりますが、市といたしましては、議員ご指摘の合併協議会によります住民説明会に加えまして、大部分の関係が議了をした段階で、少なくとも各町におきます住民説明会を羽島市主催で開催をする計画はいたしております。しかしながら、その日時、あるいは会場等につきましては、議会のご意見に基づきながら今後詰めてまいりたいと考えておるところでございます。その関係につきましては、若干の補足でございますが、市といたしまして、一番現在懸念をいたしておりますのが、いわゆる合併に関して、合併したらこうなるという部分のいわゆる市民の方々に対するサービス項目につきまして、合併しなくても羽島市においては喫緊の課題であることと、合併して調整項目で定められておりますことがかなりの部分混同して市民の方々に伝わっておる。これについては、どれだけ説明会をやってもなかなか理解をしていただけないという先進事例もございますし、近隣各市町におきます説明会におきましても、そのような反省点をし、あるいは町の方で持っておるところでございます。したがいまして、昨年来の8月号以降、極めて紙面の関係で、まず読んでいただいてご理解をしていただくという住民に方々に関します周知を最優先とし、そして最終的な段階での市主催による合併の各町説明会という運びを計画をいたしておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。

 最後になりますが、笠松競馬場の関係につきましてのご指摘がございましたが、これは隠しておるわけではございません。今後の合併協議会の場にその調整方針が明らかになるところでございますし、ご指摘のように岐南町及び笠松町で全体の19分の4の費用負担を行うということになっておりますし、利潤が発生した場合には19分の4を笠松町、岐南町がいただくというシステムの中での組合運営でございますので、これも事務的な手続、あるいは幹事会による助役、さらには首長会議における市長、町長との協議の結果、議案として上程されますことも併せてご報告申し上げますので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(加藤恒夫君) 暫時休憩いたします。

 午後の再開は1時ごろを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。

               午前11時50分休憩

               午後1時33分再開



○議長(加藤恒夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 ここで、先ほど開催願いました議会運営委員会の結果報告を願います。

 議会運営委員会副委員長 鈴木正美君。



◆議会運営委員会副委員長(鈴木正美君) 議会運営委員会結果報告。

 議会運営委員会は、先ほど委員会を開催し、奥田三郎君外4人から提出されました発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例を急施事件として日程に追加し審議することについて協議いたしましたので、その結果をご報告いたします。

 提出されました発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例は、現在審議中の議第2号を採決後、急施事件として日程に追加し議題とすることの可否を諮り、急施事件として可決されれば、提案説明を願い、質疑を行った後、委員会付託を省略して、討論、採決と進めることが適当であるとの結論となりました。

 以上、議会運営委員会結果報告を終わります。



○議長(加藤恒夫君) それでは、質疑のある方はご発言を願います。

 5番 糟谷玲子さん。



◆5番(糟谷玲子君) 今回の合併に関しましては、最重要課題としまして、理事者側も私どもも真剣に協議してまいりました。そうした中、すり合わせが終わっていない不確かな情報を市民の皆様にお話しすることはいたずらに混乱を招くため、再三市長はすり合わせが終わった時点で市民に対し説明会を開催すると言われてまいりました。ほぼすり合わせが終わろうとしている現在、いたずらな混乱や不安をなくすためにも、一日も早く市民の皆様に説明会を開催する必要があると思われますが、市長の考えをお聞かせください。



○議長(加藤恒夫君) 羽島市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 今ご質問の中にございました関係につきましては、極めて重要なことと認識をいたしております。したがって、合併協議が進む状況を見極めながら会場、あるいは説明資料等の整備、あるいは1人でも多くのご参加をいただくようなPRといいますか、通知、周知徹底等、いろんなことに対して最大限努力をしてまいりたいと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 5番 糟谷玲子さん。



◆5番(糟谷玲子君) 岐阜市の方は日にちなどもそろそろ決まってみえるとお伺いいたしておりますけれども、本市は日にち的なものはまだ全然決まってみえないのでしょうか、お聞かせください。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) 岐阜市におかれましては、企画担当部門で来る2月20日から3月10日までの予定で4班編成で市内49校下を巡回説明をされる予定と伺っております。しかしながら、この内容につきましては、概要説明で現在までの経過を報告されるという認識をいたしておりまして、先ほど市長が申し上げましたような関係の、羽島市にとっては現在継続案件となっております大きな問題もございます。その関係がしっかりと収れんをされない段階で早急にとり行うことがいたずらな住民の方々に混乱を招くのではないかという懸念をいたしております。

 その一方で、資料作成につきましては、これも従来までの市の広報紙等の活用とQ&Aという形のものを住民の方によりご理解をいただきやすいように作ってまいりたいと考えておりますが、その中で一つ懸念いたしますことがございます。これは、新市建設計画のいわゆる本協議会上程が先般行われたばかりでございまして、この関係の岐阜県との事前協議という手続がございまして、これがおおよそ1カ月程度かかると。そして、その指摘に基づいての議案訂正を行いながら、最終的な新市建設計画の協議会における本格的な討議ということになりますので、そのあたりの状況を現在の不確かな段階で行うべきなのか、あるいはある程度、今申し上げましたように、約1カ月と私申し上げ方をいたしましたので、3月上旬から説明会を計画をして開催を申し上げるのがよろしいか、このあたりを懸念をいたしておるということでございますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(加藤恒夫君) 5番 糟谷玲子さん。



◆5番(糟谷玲子君) 市民の方にお伺いしますと、とにかく説明を伺いたいという声が多く聞かれます。ぜひわかる分だけでも進めていただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 14番 加藤英輔君。



◆14番(加藤英輔君) 私は、3点についてご質問したいと思います。

 まず1点目は、先ほど来、午前中、あるいはただいま糟谷議員からもお話が出ておりました広域合併協議会主催の各市町の説明会、これが行われるということは、この意見書の中に書いてありますし、併せて午前中の答弁の中に、羽島市主催の説明会も行われるということも聞きました。実は、午前中の質問の中に、きめの細かいそれぞれ住民説明会をやってはどうかというような話も出ました。この件については、私が以前議会の一般質問の中で市長にもこの関係についてご提案をいたしましたように、実は今日午前中にもお話が出ておりましたが、きめの細かいというのは、各市1町に1回やなしに、実は午前中に出ておったような、各自治会別に、そんな説明会が行われるのが私は一番いいのではないかなと思いますが、その質問に対しては、明解なお答えが今日午前中には出てなかったように思います。この関係について、どういうお考えがあるのか、まず第1点目。

 それから、第2点目は、今回の市長の意見書を見させていただきました。その中の一番末尾の方に、「なお、本条例案には、運用法律の条項番号の誤り、住民投票を実施するに際して必要と思われる内容の条文が欠落しているなど、法制上の不備が見受けられることも意見として付け加えさせていただきます」ということが最後に書いてあります。私は、こういうようなことは、この条例案を出された方等々も、どちらかというと民間の方含めて素人でございますので、こういうところ等々についても、意見書の末尾にあるような不具合なところがあるようなら、私はやはり本請求を受けられた時点で、調整の中で、「こういう点についてはこうですよ」というような、そんな優しさといいますか、気配りがここにあったらいいなと思って、この件についてはどういうようなお考えでここに出されたのか、第2点目、お聞きをします。

 第3点目は、今回の臨時会、この関係に対しては、今日もたくさんの皆さんが傍聴に来てみえますので、私は市民の関心は大変深いなと思っております。その中で、実は議会の定例会ですと、一般質問のそれぞれ日程になりますと、7時30分に同報無線の広報はしまが、今日は議会の一般質問の日です、傍聴にお出かけくださいというようなご案内を実はしております。その関係についても、今回は大変関心があるで、皆さんには周知しなくてもいいんやなしに、なぜ今回も、併せて今回も臨時会で住民投票条例の関係について、議会の臨時会でそれぞれ審議がされるで傍聴にお出かけくださいなんていう、こんな周知もするとよかったのではないかなと思いますが、このお考え、この3点について、第1回目の質問を終わります。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) まず、自治会ごとの説明会でございます。箇所が多い方がいいということについては、これはおっしゃるとおりだと思います。しかし、自治会ごとといいましても、四、五十軒の自治会から1,000戸に近い自治会までございます。仮に機械的に各自治会ごとといいましても115、仮に毎晩行っても約4カ月かかる。現実の問題としてできるのかなと。ご趣旨はよくわかりますが、現実の問題としてできるのかな。例えば市長が出てこんでもいいと、職員だけでいいというようなことでお許しがいただけるのかどうか。これからよく検討しなきゃいけないと思いますが、今基本的に各町ごとで説明会をというような体制でのこれは説明会は私は不可能に近いと思っております。

 それから、意見書の関係でございますが、これは、実は執行部といたしましては、出てまいりましたそのものを出させていただくということで、あとは議会の審議、解説でいきますと、ちょっと読ませていただきます。ちょっと長くなりますので後ろの方だけにします。長は、いわゆる首長ですね。規定上の不備を修正し得る権限を以前は認められていたが、本条にはそのような規定はないので、必ず請求に係る条例案を付議することが要求されているとともに、そのような事項は意見として付けることとなったものという解説、したがって、こういうことに従ってこういうことですよと、こういうことを申し上げた。意見書の中は具体的なことが触れておりませんので、もし具体的な関係はどこやというようなことであれば、また担当部長の方から説明をさせていただきたい。

 それから、今の同報無線の関係につきましても、担当部長の方から説明させてますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) それでは、まず、法制上の不備とは具体的にということでございますが、これにつきまして、私から述べさせていただきます。

 まず、6条の規定は……。

 恐れ入ります。同報無線の関係でございますが、今回、臨時議会ということでございましたが、ここの傍聴席の規約がございまして、傍聴席につきましては、75人の傍聴席ということでございまして、記者クラブの方を除きますと約70名という傍聴席が用意をされております。この部分につきまして、それぞれ先着順にというような規定がございまして、そういう関係から、私どももそれぞれ傍聴される方が多くお見えになるというような予想もありまして、そういった広報の方は控えさせていただきましたので、ご理解を願いたいと思います。



○議長(加藤恒夫君) 今の条文の誤りの部分ですね。

 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) まず、条文の不備の点についてという関係の指導をすべきではないかということでございますが、先ほど市長も述べましたとおり、こういうものに対する内容、具体的な条例案は発案でありまして、請求には条例案を添付する必要があるということで添付をされてみえました。それが形式が一応整備されており、立法上の多少の不備があっても、それにつきましては受け付けをするということでございまして、しかしながら、市が請求を受理した以上、市が条例案を付議することになりますので、その辺で意見を付すということになっておりますことから、今回、そういうふうで意見をさせていただいたということでございます。



○議長(加藤恒夫君) 14番 加藤英輔君。



◆14番(加藤英輔君) まず、最初にご質問いたしました住民説明会の関係、先ほど市長さんがお答えになりました115の自治会で1自治会1日でやると4カ月ぐらいかかるというようなお話もありました。私は、40世帯の自治会から1,000世帯ぐらいの自治会があるということも承知をしておりますが、それぞれ本当にきめの細かい住民説明会をやっていただくというならば、できるなら市長がお見えにならないところは助役さん、あるいは助役さんがお見えにならないところは収入役さんというようなことで、手分けをしていただきがてら、仮にやるような、そんな住民に対する説明をしようという気があるなら、それぞれやろうと思えば1カ月ぐらいでできるわけですし、併せて1日で3カ所ぐらいやっていただくような、そんなハイペースを考えていただくなら、また別の結構日数でできるのではないかなと思いますので、先ほど市長は、これは検討するというようなことも言われましたので、この関係について、やはり私はきめの細かい住民説明が、皆さんは本当に、我が羽島市は広報はしま等で今回2月1日号は8ページで実はこの住民サービス等々について、皆さんに周知をするために努力をしてみえますが、やはり書き物で見るよりも、もしかしたら実際に声で聞いて、そしてその中で質問をしてというような説明の方がはるかに皆さんに対する説明力というのはあるわけですので、私はこの件について、もう一度、もう少し一歩踏み込んで、きめの細かい住民説明会をやる気があるのかないのかを再度ご質問をいたします。

 それから、第3点目にご質問をいたしました例の同報無線による傍聴の呼びかけでございますが、やはり今回は大変皆さんに関心があったでやめられた、非常に先見の明があるわけですが、私はできるなら、これからも臨時会等々でこんな重要案件があるときについては、やはり同報無線で今日はこんなことを臨時会でやりますということでやっていただくと、大変皆さんに周知ができると、そう思いますので、この件については要望しておきます。

 以上。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 例えば市長が出なければ助役、収入役もあるじゃないか、あるいは部長の方も部長が出れなきゃ課長で、あるいは係長でという、こういうご意見だと思います。私の秘書課長時代の経験からいきますと、軽々にこれをやりますと、本当にいろんな面で地元に逆にご迷惑のかかるいろんなことがある。したがって、せっかくのご提言ですので検討はさせていただきますが、今、何といいますか、軽々にそういう形でということは申し上げられませんので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(加藤恒夫君) 14番 加藤英輔君。



◆14番(加藤英輔君) 市長のお考え、ただいまお聞きをしましたが、きめの細かい住民説明会のために、やはり前向きな検討をしていただくことを要望しまして、質問を終わります。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 17番 斉藤 孝君。



◆17番(斉藤孝君) 議第2号の条文について、ちょっと市長にお尋ねをいたします。

 この条文の中に、私がいつも思っております、よその投票されてもわかりますように、住民の50%の投票がなければ無効であるとか何とか書いてない。ほんでこれはどういうふうの条文は後からつくるものか、今ここで書き入れておくものか、どういうものかということをちょっとひとつお聞きしたい。

 それから、この意見書の中に、市長が申されました最後の10ページの中の最後の3行、なお、本件条案には引用法律の条項番号の誤り、それぞれと書いてありますが、これは中身はどういうことかわからぬ。

 その2点を聞いて、それからまたあとの質問はさせていただきます。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 先ほどもご答弁申し上げましたように、私の方からこれがこう直すべきでないかという形で議会にご提案させていただくということではなくて、出されたものそのものを出す、いわゆる修正をして出させていただくという私の方にはございませんので、これはひとつご理解をいただきたいと思います。

 それから、したがって、今おっしゃいました、いわゆる有効投票率の問題、あるいは絶対得票率の問題等々について議会の中でひとつ十分議論をいただければと思います。

 それから、具体的に条文中にどこがというようなことがございましたが、これについては総務部長の方から答弁をさせていただきます。



○議長(加藤恒夫君) 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) それでは、条文の中で、特に不備というような面のところを申し上げたいと思います。

 先ほども少しあれですが、まず一つには、第6条の規定でございますけれども、ここでは第1項と第2項になっておりまして、2項立てをしなくてもいいのではないかという判断でございます。

 それから、13条の方でございますが、この部分につきましては、公職選挙法の引用でございますけれども、これにつきまして、期日前選挙という部分がございますが、この辺、平成15年6月11日に公職選挙法の一部改正がございまして、6月11日に公布がございまして、平成15年12月1日施行ということでございますので、その辺の部分が引用が間違っておるのではないかということでございます。

 それから、その他字句の修正の中にも幾つか違う部分がございます。

 それから、これは必要性があると思われるものの中に、やはり投票結果の尊重義務というところでございますが、この部分ももう少し明確性が要るのではないかというふうに思われます。

 それから、住民投票の適正な執行を確保するために必要な情報の提供に努めなければならないという条文も必要ではないかなということ。

 それから、先ほど斉藤議員のご質問にもありましたとおり、成立の要件、すなわち投票率の何%以上でなければ云々といったようなことについても、そういうものが必要ではないかな。

 それから、準用の方で、準用を17条の方でされてみえますが、公職選挙法の準用をされてみえますが、その辺についてももう少し詳しく述べられたらどうかというふうに思うわけです。

 また、最後でございますが、この条例のいわゆる廃止手続という関係をとらなくてはなりませんのが、廃止といいますのは、これが役目を終えた場合の廃止の手続というふうになるわけなんですが、そういったときに、附則の中でそういったことを網羅したらどうかというふうに思うわけです。

 そういったことの法制上等の不備ということで、私ども考えということでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(加藤恒夫君) 17番 斉藤 孝君。



◆17番(斉藤孝君) 今朝もちょうど私がうちを出てきますときに、2名の方から電話がありました。「今日はこの傍聴に出席したいが、どうしても会社へ行かなんで、出席できぬので、斉藤さん、何とかひとつこれを可決してもらうように頼む」と、こういう電話と、また1人の方は、「傍聴に初めて行くのやで、傍聴券はどういうふうでいただけるんだ」と、そんな電話が今日は2人の方から私のうちへ参りましたので、それぞれの意見に対して、私も説明をしてまいりました。

 今日は、こんなにたくさんの羽島市の皆さんが、市長さんを投票された方、また21人の議員に投票された方、ここに七十数名の方が出席をして、この第2号議案に力を入れて、そしてみえた方でございます。ですから、私は、この第2号議案については、慎重にやらねばならないと。私に投票を入れた方も見えます。市長さんを推された方も見えます。ここの21人の議員を入れられた方もみんな見えます。いろいろと市長さんのお話を聞いておりますと、1月5日の新聞に載っておりましたところが、これを読まれたと思う。そうでしょう。こんなことを言いたくない。こういうことを書くでいかぬのですよ。こういうことを新聞に載せるで。これ、どこの合併においても、市長さん、こういうことを載せられた市長さんはおらぬ。ここの市長だけや、こんなことを載せたのは。正月なのに。それで、市民の皆さんが関心を持つで、それでこういう条例が出てきたということや。そうでしょう。私は、いろいろと市民の皆さんに意見を聞いてきたが、情けないことやよ、これは。もう少し早めに、早くスムーズにやっておれば、こんなことはやらなくてもいい。皆さんに心配をかけなくてもいい。私が平成14年12月の議会に、限りなき新設に近い合併ということで、その「限り」が気に入らぬですよと言った。この合併については、限りという言葉は、これは絶対あかん。これが気に入らぬですよと言った。だけど、そのままで切られたが、いろんな意見が出て、そうでしょう、こういう結果になった。この今回の提出された合併の条文については、どうしてもこれは成功して、市民の皆さんに、これは真意を問うのが議会の本意やと思う。そうでしょう。我々がお世話になった市民の皆さんがこうして立ち上がったんですよ。市長さんも今ここで市長と言われてみえますが、皆さんが投票されて市長さんになられたんですよ。あなたは、岐阜市の細江さんから選ばれた方でもなし、岐阜市の市民から選ばれた方でもなし、何も羽島市をよくしてくれといって選んだ市長ですよ、これは。私たちもそうです。そういうことを思って、もう少し、この羽島をよくなる方法を考えていただきたい。恩返しをする。大野伴睦さんが言われました。余分な話になるけども、余分になるでいいわ。そういうことで、いろんなことを考えて、そしてこれは慎重に私はやってもらわないかぬ。私もこれだけの、そうでしょう、まだこの間おとついやった、私も。



○議長(加藤恒夫君) 斉藤議員さん、その辺のところは議案の賛否のときで。



◆17番(斉藤孝君) はい、わかりました。ですから、これは是が非でもひとつ市長さんにお願いして、皆さんに恩返しをしていただきたい。

 以上、終わり。



○議長(加藤恒夫君) 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) それでは質問しますが、その前に、先ほど議会運営委員会副委員長が議運の様子を報告しました。本日のこの臨時議会、市民の方から直接請求という形で臨時議会が開かれておるわけです。そういう中で市長は、住民の投票条例は制定しないと、そう明言している中で、与党の最大会派からこうして5名連名で発議されたということ、これは新しい局面ですし、評価します。と同時に、これは、今回のこの運動、あるいは市民の願いが後押ししたと私は思います。こういうふうに……(発言する者あり)私はだから思うんでいいじゃないの。そうですよ。そういう局面が新しく展開してきている。しかし、今提案されてる議第2号、これについて市長にお尋ねしていきます。

 それでは、本題に入る前に、本臨時議会は、代表者 吉田幸一さんによって直接請求がなされ、それによって開催されております。その議案書は、こうした経過からいって、事前に直接請求をなされた吉田幸一さんに適切な時期に議案書を事前配付すべきではなかったか、この点については、午前中、同僚大野議員が質問しました。事務局の回答があったと思うんですが、議長の回答ですか、ありましたが、市長として、これは事前配付すべきじゃなかったか。今度のこの臨時議会の性格からいって、それをすべきではなかったかということで、市長に再度お尋ねします。

 それでは、本題に入っていきます。

 私ども日本共産党市議団は、これまで合併はすべての市民に関係し羽島市の将来にかかわる極めて大事なことだから、議会のたびに住民投票を実施するよう要求してきました。そうした経過から、今回住民直接請求代表者 吉田幸一さんが、市制始まって以来の直接請求で住民投票実施を求められる行動に出られ、このたび臨時議会が開催されました。そうした行動に敬意を表するとともに、吉田さんが提案されている条例案に大いに賛成する立場から、市長に以下4点について、先ほどの点も含めて質問しますが、以下4点について質問いたします。

 吉田市長は意見書の冒頭で、請求に係る条例案は制定する必要がないと制定拒否されました。それについて質問します。

 まず第1の質問です。吉田幸一さんらが今回地方自治法第74条に基づいて住民投票実施の条例制定の直接請求を行いましたが、この直接請求を規定している地方自治法第74条の趣旨を、市長は基本的な点で重大な認識の誤りがあります。住民投票実施を拒否している問題を指摘しながら、市長に以下お尋ねしていきます。

 吉田市長は、ご自身の今回の議案書の意見書で、住民投票条例を制定する必要がない理由として、9ページで議会制民主主義との関係から今回の住民投票条例の制定請求につきましては問題があると思いますと述べております。住民が直接請求することすら認めておりません。そして、次の10ページでは、合併の是非についての最高意思決定機関は羽島市議会でありますことから、私は本条例案については制定する必要がないと判断する次第でありますと述べております。こうした理由から、市長は議会で決定すればいいという理由で条例制定を拒否しておると思います。しかし、今回、吉田幸一さんらが地方自治法に基づいて住民直接請求をされましたが、吉田市長はこの法律の趣旨を誤って認識しておられます。私は、本日ここに羽島市総務部にある松本英昭著の逐条地方自治法という地方自治法の本を持ってまいりました。この本は、地方自治法を1条ずつ解説した本であります。その208ページに、住民直接請求の法的根拠にしている地方自治法第74条の解説が載っております。どういうふうに載っているか。これはそのコピーですが、直接請求権の行使は、住民の基本権の発動であるが、同時にそれは本来間接民主主義(代表民主制)の欠陥を補強し、住民自治の徹底を期するものとして認められているものである、これは、総務課にある逐条地方自治法、松本英昭著のものです。それから、さらに、議会事務局にあります長野士郎氏が書かれた逐条地方自治法、ここにも法第74条の解説が載っております。直接請求権の行使は住民の基本権の発動であるが、同時にそれは本来間接民主政治の欠陥を是正するために認められているものである。これは、二つのことをいっているんです。一つは、住民の基本権の発動だと、住民が持っている基本権、これの発動。もう一つは、議会の間接民主政治が欠陥がある、それを補強するためにこの地方自治法第74条があるんだと、こういう趣旨なんですね。これは、地方自治法の専門家がそれぞれ法を解説し、その74条の趣旨がこうなっているわけです。これは、私は、議会は万能でないということも言っている点であります。

 さて、この欠陥とはどういうことなのか。今回の合併で私考えてみますと、ここに議場におられる21人の議員は、昨年4月27日の選挙で選ばれました。法律に基づいた合併協議会が設置されたのは昨年の4月1日でありますが、2市4町の合併後の負担やサービスの課題が明確になってきたのは、昨年4月27日の市議会議員選挙後の5月であります。また、私ども日本共産党は、押し付け合併反対の公約のもと、昨年4月の選挙を闘いました。しかし、他の多くの候補者は、合併の是非を公約にはっきり掲げないで当選されている方もおられます。つまり、合併問題に限って言えば、十分に民意を反映しているとは決して言えないのです。これこそまさに地方自治法の法律専門家が指摘している議会の欠陥ではないでしょうか。これら議会の欠陥を補強するために、住民投票を実施して、羽島市の将来を羽島市民が決定する必要性がここにある。だから、住民投票が必要なんだということで、法律の面から見た私の考えです。こうした議会の欠陥があるからこそ、最近では各地で合併に対して、住民の意思を直接反映させるために、市長や町長自ら議会に住民投票実施の条例案を提出して、議会で可決して住民投票が実施されております。例えばご存じのように、昨年2月には北方町で、5月には岐南町で住民投票を実施し、今年1月25日には多治見市など3市1町で要綱を定めて住民意向調査を実施しております。これらすべて、市長や町長の提案によるものです。今こそ住民が主人公になって市政を決定していくという地方自治の原則を発揮し、憲法で保障された主権在民の理念を実施すべきだと思います。

 以上、私は、地方自治法と議会の関係や最近の岐阜県内の動きを指摘した上で、法律学者も指摘するように、議会には欠陥がありそれを補強する意味で住民直接請求があることに、この件について、吉田市長はどのように考えておられるのか、どう理解しておるのか、お尋ねします。

 次、第2点目。極めて短期間に極めて多くの市民が住民直接請求の署名に賛同されたことに市長はどう思うのかお尋ねします。

 今回の署名期間は、法令で規定しているわずか1カ月間という短期間であり、羽島市選挙管理委員会の審査前の署名数は1万3,207人、これは有権者5万2,867人の25.0%にも達し、審査した後でも1万617人、これは有権者の20.1%にもなります。直接請求の法定数は有権者の50分の1以上で、これは1,057人です。しかし、今回集まった署名数は、その法定数の10倍以上、しかも1カ月間という短期間に集まり、ここに住民の関心の高さを如実に示していると思います。ちなみに住民の直接請求でできる議員や市長の解職請求数は、有権者の3分の1以上です。したがって、これにあと7,000人ほど上積みすれば、これらの方々、公職の人たちを解職請求ができる可能な数であるわけです。今回の集まった署名は、わずか1カ月間という短期間のうちに有権者の2割以上も集まったことは、市民不在の合併推進に対して、住民投票を実施して、住民自身が合併の是非を決めようという強い期待の表れではないでしょうか。

 昨年12月には、美濃市と多治見市がそれぞれ住民投票の実施を求めた直接請求を行いましたが、その署名数は、美濃市は有権者の14.9%、多治見市は16.4%で、羽島市はそれよりも10ポイント以上も多いことから、いかに羽島市民の住民投票実施を求める期待が大きいかがわかると思います。この現状を市長はどう考えておられるかお尋ねします。

 第3は、住民無視で進める合併は早晩とん挫する典型例が東濃西部の合併をめぐって起きましたが、これは吉田幸一さんら羽島市民が住民投票実施の条例制定を求めることと大いに関係するので、3番目で市長にお尋ねします。東濃西部の自治体、すなわち多治見市、瑞浪市、土岐市、笠原町の3市1町は、合併の調印を今年の3月25日、もう目前です。目前ですが、25日に設定し、合併を進めてまいりました。そしてわずか2カ月前の先月1月25日に関係自治体で合併に関する住民投票ともいうべき住民意向調査を実施しました。その結果、合併反対は多治見市では有効投票の57.4%で、賛成者の1.6倍、土岐市では反対が61.5%であります。それから、瑞浪市では反対の声が66.8%、それから笠原町では22.2%、4自治体平均で58.5%、過半数の人が反対ということであります。多治見市では、反対の声が賛成の1.6倍、土岐市では2.0倍、瑞浪市では反対の声が賛成の2.5倍なんですよ。圧倒的な差で反対の声が多いということなんです。この3市でね。予想以上の反対の数を占めて、住民が合併完全にノーという判断を下しました。投票直後の新聞各紙は、「行政主導に反発の声も」、「うなだれる市長ら」、「4市長会見 衝撃大きく」と、大きな見出しが躍りました。さらに新聞報道では、投票日当日の深夜に4人の首長が記者会見をし、合併協議会の会長の多治見市市長は「反対の市民の声を深刻に受けとめている」、「ショックなんてものではない」と、賛否の差が最も大きかった瑞浪市の市長は「結果は真摯に受けとめている」と話し、土岐市の市長は「全く予想しなかった結果でショックを受けている」と、3人の首長ともそれぞれ相当なショックを受けたと報道をしております。これは、合併ありきの行政主導やり方にいわば住民投票で住民がはっきりノーを示した形であります。

 さて、市長にお尋ねしますが、これに対して、同じ羽島市は岐阜市の編入合併を進めてきております。岐阜広域合併協議会の副会長、吉田市長、そして羽島の市長という立場であられます。この件についてどう感じておられるか、3番目にお尋ねします。

 最後に4番目。岐阜市に編入される自治体は、羽島市、柳津町、笠松町、北方町、岐南町の5市町です。この中で、住民アンケートや住民投票など、住民の意向調査など何一つ実施していないのは羽島市だけです。柳津町は一昨年9月に羽島郡共通のアンケートを実施しました。また、笠松町ではアンケートを2回実施し、さらに最近の議会で町民の意向調査を実施すると言っております。また、北方町と岐南町では、住民投票を実施しておりますし、岐南町では2回もアンケート調査を行いました。このように、岐阜市に編入される1市4町の中で、何の住民の意向調査を実施していないのは、ここの我が羽島市だけです。以上のことから見ても、羽島市で住民投票を実施すべきと考えます。議会の中の関係が大きく今動きつつあることを私は実感しました。そういう中で、今臨時議会で意見書としては、市長は反対だとは言っているけども、午前中と午後の今の議会の様子が変わっていると思うんです。そういう中で、市長はどのように今感じておられるか。この今の現時点でどう思うか、市長の考えをお尋ねします。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 74条のどうこうと、こういうことですが、私は佐野さんのおっしゃっているのは、いわゆる合併の場合で行きますと、単独なのか合併すべきなのかという問い方が1点、一つの方法としてある。それから、協議会を設置すべきかどうかという問い方が二つ目がある。私は、この二つについてはとやかく言うつもりはございません。が、今回問われているのは、佐野さん、一緒にされちゃっている。今回問われているのは、2市4町の合併の是非を問う住民投票と、こういうことなんです。したがって、午前中からいろいろ、いろんな方のこういう考え方、こういうご指摘もありますよということを申し上げて、この合併の是非を問う住民投票についてはということで一貫してきておりますので、それをごっちゃにしないでいただきたいと思います。

 それから、したがって、今の1万3,000人の署名を集められました。その関係について、申しわけないけど、私はそういうことすらあれ、本当に市民の方がこういうことだからという、本当にそこまで私は信じたい、知っておって署名したんだよということを信じたいが、本当にそうなのか。正直申し上げて……(発言する者多し)



○議長(加藤恒夫君) 傍聴の方に申し上げます。ちょっと静粛にしてください。傍聴の方に申し上げます。静かにして聞いてください。お願いします。



◎市長(吉田三郎君) 市民の方も、私は全部の方がそういうことをあれですが、本当にそうなのか、正直申し上げて、一部ございます。

 それから、今の東濃3市1町、このことから、私はいろんな直接的な関係ですので、とやかく私見を挟むつもりはございませんが、ただ一言だけ申し上げたいのは、3市1町で恐らく、多分1億近いくらいの経費がかかっているのではないかなと思っています。結果は……(発言する者あり)



○議長(加藤恒夫君) 静粛に願います。



◎市長(吉田三郎君) 結果は、合併のノーということは、これははっきり出たと思います。それで十分じゃないかという考え方もあると思います。しかし、執行部の市長という立場からいえば、それだけの金を使ったなら、何といいますか、なぜノーということを突き付けられたのかということがわかるような形のものでなかったら、私としてはちょっと淋しいという、正直なところの感じでございます。したがって、今何もやってないじゃないかとおっしゃいました。意向調査も何もやってないとおっしゃいましたでしょう。だけど、これもご案内やと思いますが、街づくりアンケートという形で10%、これは2市4町全部一緒なんですが、されておると、こういうことですので、ひとつご理解をいただきたいと、こんなふうに思います。

 もし答弁漏れがございましたら……。



○議長(加藤恒夫君) 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) 私が最初に質問したのは、市長、よく聞いておらなあかんですよ。ここの議案書の9ページ、微妙なところなもんで、この9ページの6行目のところ、最初に質問したのはこういうことなんです。議会制民主主義との関係から、今回の住民投票条例制定の制定請求につきましては問題があると言っている。請求自体に問題があると市長が言っている。請求だよ。こんな権限どこにあるんですか。この請求権限というのは、住民の基本権利なんです。ここで言っているじゃないですか、法律学者が。住民の基本権の発動ですよ。これは基本権利なんですから、請求権は。それさえ問題があると言っているんです。請求権。制定についてのじゃないんですよ。制定請求について問題があるというんですよ。制定請求そのものに問題があると言っているということは、これは平たく言うと、もうお役人のことは何でも聞けと、そんなもの意見を言うなということと一緒なんですよ、これは。平たく言えば。請求するなということなんですからね。平たく言えばそういうことなんですよ、請求は問題があるということは。ところが、ほとんどの総務課、議会事務局のこの学者で言えば、住民の基本権の発動なんですよ、これは。だから、例えば住民の基本権、選挙権、学ぶ権利というんですか、学習、義務教育の受ける権利、教育権、それと一緒なんですよ。これを請求権利がある。それさえ否定し、問題があると言っている。ここを私は問題にしているんです。これは、市長の意見書ですから、私は市長に聞くんですよ。

 それから、もう一つ言っているこの74条というのは、議会の問題を言ってるんですね。市長は、最高機関だから議会に決めてもらえばいいと言ってるんだけども、その議会が、学者でさえ欠陥があると指摘しているんですよ。それを補うために、この住民請求制度があるんですよ、74条で。その欠陥は何だって、そこまではこの法律で言ってないんですよ。どんな欠陥があるのか。だから、私はさっき言ったように、こんな具体的ないろいろなサービス、負担が明らかになってきたのは、去年の選挙以後なんです。5月29日に2回目の法定協議会が開かれて、そこでいろんなサービス、負担がずっと今日やってきているんですよ。4月1日に第1回の法定協ができたけども、具体的な審議をしたのは5月29日ですよ。選挙以後なんです。そうでしょう。それから4月27日のあの執行された市議選で、今度のこの押し付け合併反対だと皆さん言いましたか。言った方もおられると思うんだけども、そういうことが選挙にあるから、それを今の議会制民主主義の中の欠陥を補強する意味でこの74条があるんだといって、長野士郎さん、松本英昭さんらが言ってるんですよ。この点について市長はどう思うのか。これが第1点の質問なんです。だから、その基本的に認識の問題で誤りがあると。だから、訂正してもらわなあかんですよ、それは。こんな重大な国民の基本権にかかわるようなことを認めぬと、門前払いと一緒じゃないですか、それは。だから、それは撤回してもらいたい。撤回で済む問題じゃなしに、この事態、今のこれは議会の中のこの午後以降、大きく変わったという局面の中で、これは私、政治的な判断で、この意見書を撤回するということが必要じゃないかというふうに思うんですが、さらにその気持ちが変わらないのかどうか、それをお聞きします。

 それから、さっき答弁漏れがあったと思うんですが、直接請求代表者への議案書等の事前配付、これについてどうだったのか。先月30日に議運が開かれました。議会の方では、先ほど午前中答弁があったように、それ相応の通知をやったわけですが、執行部として、今度の議会はどういうふうな議会なのかということですよ。何で開かれたのか。そういうことを考えれば、直接請求代表者に事前に議案書の配付をしていて当然じゃないかと、これについて漏れておったので、再度質問します。

 それから、2番目のその問題で、直接請求の問題、これは先ほど、重大発言を市長はしたと思う。傍聴者が皆怒っとるですよ。あれこそ本当に、署名を無視するような、そんな答弁ですよ、あれ。率直に市民の声に耳を傾けるという姿勢ではないと思うんですよ、それは。どういうふうにして、大体今度の直接請求がなされたというのは、合併があったからこそこの直接請求があったんですよ。どこにその原因があったのか。どうしてこうなったのか。それを率直に考えて、それを見る必要があると思うんです。だからこそ、こんな短期間に二十数%、あるいは20%と、こんなにたくさん集まったんですよ。これは、先ほど市長や議員の解職請求までに7,000人といって言いましたが、選管審査前の数と比較すると、4,416人なんです。もうあとわずかでもって市長や議員の解職請求できるはずの数なんです。大変大きい数ということを深刻に思わぬといかぬですよ。選管が審査後の数で見ると7,000人なんです。減るもんで7,000人。選管前でいうと4,416人。これで選挙になっちゃうんですよ、今度集めたら。こういう大変な数がわずか1カ月という間に集まったということ自体が、いかに今の合併に対する不満が市民の中に大きく渦巻いているかということなんです。こんなことがなければ、こんな1カ月間に1万何千人も集まりませんよ、こんなことは。それを長年やっている行政の責任者、そして我々議員、こんなことは当然感じなあかんですよ、そんなことは。これについて市長はどう思っているのかということを2番目に聞いたんです。先ほどの市長の答弁、これは撤回し、市民に、傍聴者に謝罪するということが必要だと思います。その点どうなのかお尋ねします。

 次に、3番目です。これは、やっぱり東濃西部の合併、これが3月25日に正式合併調印するという運びだったんですよ。3月25日はもうすぐです。その2カ月前に住民意向調査をやったんですよ、あそこは。これは協議会としてやったんですね。私どもも、この岐阜広域合併協議会の会長の細江岐阜市長に協議会で意向調査をやったらどうやと申し入れをしたんです。そうしたらやらないと言ってるんだけども、今度、ひょっとしたらこの羽島でもできるようになるかもしれないですが、本当は協議会でやらなあかんですよ、こんなことは。そのため、その副会長である吉田市長も、これはやらなあかんなと、東濃西部の方でもやっているんだからこれはやらなあかんなと言って、私は協議会の幹部の1人として言わなあかんと思うんですね。それで、やった結果が、こんなに賛成、反対の票が開いていることが、市長自らが知ったことだなと思うんですがね、これ。これはどういうこと。それまで知らんでやっとったということです。市民がどういうふうに感じておったか全く知らずに合併をどんどん進めておって、意向調査をやったらこんなふうだったって、それでびっくりした、ショックなんてもんじゃないと、こう言っている。だから、私は、これはある意味、そこでもって意向調査をやったということは非常によかったと思うんです。市長にもよかったと思うし、ましてや住民にもよかったと思うんです。そんな間違ったことをずっとそれでやっておったらえらいことですからね。もう合併してまった、調印してまった3月26日以降なんかどうしようもないですよ、調印してしまったら。だからその前にやったということは、これは本当によかったと思うんです。羽島は5月に調印、6月議会可決の予定ですよ。だから、その前にそうならぬように住民投票をやらなあかんですよ。住民投票というのは、私どもはこんな押し付け合併には前から反対と言ってきているんだけども、賛成の方も含めて、あるいはよくわからぬ方も含めて、十分に情報や説明をやった上で、それは住民投票賛成というのは、私はいいことだと思うんです。それが現に今度の与党最大会派の議員の皆さん方が私は出されたんじゃないかなというふうに思うんです。(発言する者あり)私は思うでいいんじゃないの。私が勝手に思っているわけだから。だから、そういうふうで、ぜひこの件について市長はどう思うのか。私の思うことまで指示してもらいたくないね。私も思うことは勝手なんだから。

 それから、最後に、住民投票をやっておらぬのはここだけということ。それで、先ほどアンケートをやったという、あのアンケートは、新市建設計画作成のためのアンケートなんですよ。あれは全員の方じゃないし、抽出してやったんですね。だから、これは全然趣旨が違う。合併を前提にしてやっているアンケートと、合併の是非を……。それで、次に聞きますが、まだ38分ありますので。(発言する者あり)



○議長(加藤恒夫君) 発言を控えてください。



◆20番(佐野隆史君) それじゃあ簡単に市長に聞きます。今、法定協議会11回協議会をやっていますね。その中で出している法定協の前の任意協のときに出した昨年3月の合併協議会だより、ここでこう言ってるんですよ。法定協議会とは、法律に定められた協議会を設置、合併に関するあらゆる事項を公式に検討する場、これは合併の是非も含むと書いてある。合併するかしないか、賛成か反対か、これも含んで合併協議会で検討する。これしてますか。してないでしょう、そんなこと。だから、やらなあかんのやないですか。それが一つと、もう一つは、これは総務省の合併協議会の運営の手引きというのがあるんです。この中で、合併は誰のためかといって質問し、こう言ってるんです。合併は国のためにやるものでもなく、国が無理やりさせるものでもない。住民の利益、納税者の利益のために行うものであります。また、手続も政府が進めている自主的な合併であり、住民の自主的な決定によるものだ。最終的には私は住民の自主決定、それで合併が決まると。だから、住民投票条例、この意見書の趣旨を撤回し、住民投票条例をつくるべきだということです。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 議会制民主主義ということの中でございますが、これは、地方分権推進委員会、あるいは地方6団体等、いろいろなところの中で意見を集約をされてきて、いわゆる合併特例法において規定をされた、いわゆる住民投票というのは、合併協議会の設置を求める住民投票という形で来ておる、そういうことだと私は理解をいたしております。いわゆる地方自治法との関係、最終的には、今の関係は議会でご決定をいただくと、こういうことに私はなっていると思います。

 それから、若干言葉足らずであれでしたんですが、いわゆる私の、何といいますか、断片的な情報でございますが、いわゆる住民投票への署名の関係については、合併がいいとか悪いとか、そういうことでないと、そういうことで真摯に署名活動されておった、これは私は承知している。しかし、本当に趣意書の中にもございますように、説明不足というか、そういうことの、どうクリアをして住民投票を仮にやるにしても、どうそこへ結び付けていくかということ等まで含めて、そのほかも含めてですが、議論をしておっていただいておるのかどうかという、そういう心配をしておると。若干言葉足らずのところがあったかもしれませんが、意のあるところはひとつご理解をいただきたいと、そういうふうに思います。

 それから、最後に、合併は誰のためかというようなことでおっしゃいました。まさに誰のためでもなくて、我々の今の羽島の中、あるいはまた我々の今後の羽島を受け継いでいってくれる若者等々の中でどうなのかと、決して人ごとではなくて我々のためだと、そういうふうに実は思っております。ただし、そういうことの中で、今の私は地方自治法に、いろいろ議会の中、あるいは住民、いろいろありますが、私は今の決められている手順に従ってこれは進めてまいりたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) 企画部長 松井 聰君。



◎企画部長(松井聰君) それでは、市長の意見書の中の9ページの関係の私どもの解釈を申し上げたいと存じます。

 まず、吉田幸一さんを代表とする市民の方々の今回の署名活動につきまして、その請求を云々するという趣旨の文言ではございませんことを明確にご答弁いたします。

 そこで、私どもがこの住民投票制度いう大切な住民の方々のご判断を賜ることと、合併の是非に関する事柄につきまして、平成13年11月3日に行われました国会衆議院総務委員会の議事録を入手をしたところでございます。簡単に申し上げますと、今回ご請求のございました案件は、地方自治法74条の規定ということで、明確な住民の方々の権利に属する手続であることは疑いがございません。しかしながら、その一方で、自治体合併という問題を推進をするため、国が市町村合併特例法という法律を改正をし、その法律に基づいておおむねの自治体合併の手続の規定をいたしたことも事実でございます。特例法という趣旨は、一般法と違いまして、特別な規定を設けるという形になりますことから、そちらを優先させての手続を審議をされる国会の総務委員会というのは、極めて強い権能と高い信頼性を持つものでございます。

 その中で、当時の議員さんのご質問で、合併そのものについて、住民投票制度を導入するべきだという意見もあると思いますがというご質問に対しまして、片山総務大臣が、当時でございますが、「現在の地方自治は間接民主主義、いわゆる議会制民主主義をとっていますので、議会の意思を完全に否定するということはできません。したがって、今回の市町村合併特例法の改正に伴います住民投票の制度につきましては、合併そのものの是非を決定するものではありません。基本的には間接民主主義、議会制民主主義を否定するような住民投票制度の導入は慎重に検討しなければなりません」という委員会答弁をされてお見えになります。さらに当時の自治行政局長からは、市町村合併そのものについては、地方自治法上の取り扱いを何ら変えたものとなっておりません。第26次地方制度調査会の答申においては、自主的な市町村合併の推進という観点から、市町村合併特例法の中で、いわゆる合併協議会設立に関する事柄のみに限定し住民投票制度を位置づけるのが適当であるという政府の見解が示されたところでございます。そこで、この住民投票制度を真摯に市としても検討する場合、まず重要な問題は、議会のご意思のご決定と住民の皆様方とのご意見に大きな隔たりがあるときには、その選択肢として住民投票制度というのが非常に大きな役割になるものと理解をいたしております。議員ご質問の近隣の町におきましては、新聞報道等にもございますように、明らかに住民の方々と町議会とのご意思の決定に大きな隔たりがございました。今回の直接請求を賜りますまでの私どもの認識といたしましては、すべからく議会のご了承を賜っての合併協議という手順を踏んでおりますことから、住民の方々のご意思を背景とし、市議会議員の皆様方は市の説明に種々のご意見を申し上げながら、議論の収れんを果たされたものと理解をいたしております。

 そのような観点でございますので、この9ページの解釈につきましては、私どもの主張もご参酌を賜りたいと存じます。

 また、議会の欠陥云々というご発言に関しましては、最大の私ども市の行政としては、住民の方々の代表で構成をされる市議会に欠陥があるとは、これは判断をいたしておりません。長野士郎さんをはじめとする著名な法理学者のあくまでこれは逐条解説でございますので、明確な行政通達、あるいは法令上の規定とはいささか趣が異なることはぜひともご理解を賜りたいと存じます。

 以上、9ページの関係につきまして、事務方といたしましてのご意見の開陳とさせていただきます。



○議長(加藤恒夫君) 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) 議案書の配付につきましては、原則配付先と想定しておりますのは、議会及び執行部と認識しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(加藤恒夫君) 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) 今の総務部長の議案書の事前配付の件については、今度の臨時議会の開催のその性質からいって、これを直接請求された代表の吉田幸一さん、この方に事前配付していいんじゃないかと、政治的道義的に、何で今度の臨時議会が開かれたか、目的からいってそれはやるべきじゃないか。(発言する者あり)議員には直接これやらなあかん、これは論外です、渡ってなかったら。

 それから、先ほどの第1点目のこの見解ですが、そのように執行部と住民の意思が離れ過ぎているんですよ。だから、十分な説明をした上で、どこかの場でこの大事な合併について賛否を問わなあかんです。もう執行部の方はすべて賛成だと思って進めているからいかぬのです。これはいいという独断でやっているんです。賛成だと思っている。こんな無謀なことはないです。だから、今度のこの市長の意見書でも、いろいろな説明をした、住民説明会をした、いろいろやったと、それはそれで必要です。ところが、そうした説明を十分やった上で、いつ市民が結論を出すかということです。その機会を与えなあかんです。市長は、もうこれは賛成だという前提の上に立ってやっているんですよ、これは。そこに根本的な間違いがあるんです。誰がそんな賛成したですか。それで言うのは、議会の住民の代表の議員が賛成したから賛成したという、こういう論法なんだけど、私が言ったように、議会は住民の代表で確かにあります。ところが、合併については具体的になってきたのは市議選以降ですし、それから市議選そのものの中でもそういう合併についての自分はこうだという明確な態度でその市議選を闘ったかどうかという問題もあるし……(発言する者あり)いやいや。だからそういう問題があるから、ここで言っている直接請求についてはそういう議会の欠陥を補強する意味であるんだということなんです。この辺全然理解してないじゃないですか、部長も市長も。(発言する者あり)私ら反対や。(発言する者あり)もう一貫して。(発言する者あり)最初から私は一貫して反対や。(発言する者者あり)だけども、今回の場合は、反対、賛成関係なしに、住民の意向を聞くと、これが大事なんです。これはいろいろおるんですよ、市民の中に。賛成する、反対する、わからない、いろんなさまざまな方が見えます。いまだにそういう、これ本当は問題なんですよ、ここまで来て。(発言する者あり)先ほどの市長の答弁では、住民投票をする際の説明をやってきたけどいろいろまだわからない。これは執行部の責任です。そんなわからぬようなそんなことをやっているから。(発言する者あり)そうですよ。いまだにこれをやっているのは執行部の責任。それを市民や何かになすりつけたらあかんです。執行部が不十分なまま進めているで、こんなことになっているわけですから。(発言する者あり)そうだよ。だから、最終的には、だから議会が、午前と午後は変わってきているんだから、こういう状況をどう思っているのか。どう思っているのかと聞いたら、そら言えぬ。まあ言えぬ部分があるかなと、そら議会の立法府の……(発言する者多し)



○議長(加藤恒夫君) 静粛に願います。

 佐野議員さん、こちらへ質問してください。



◆20番(佐野隆史君) 質問してますよ。私が質問しても、明確な答弁を執行部が答えぬでいかぬのや。4点に分けて明確に、私原稿まで書いてきて質問しているんだよ。議案質疑なんか原稿書くのなんか滅多にないんだけども、今回、議案質疑でちゃんと原稿書いてきて、それたらいかぬと思って、それで質問したんや。それなのに、答弁があいまいな答弁でやっているから、こういうふうになるんです。私に責任ありませんよ、そんなものは。(発言する者あり)そうやて。一生懸命やっていろいろ調べてきたわけやで。だから、再度市長にお尋ねします。この1番、2番、3番、4番。まず、意見書を撤回する、状況の変化で撤回せぬと、私はこれはちょっとまずいことになるんじゃないか。そら議会の決定でやっていけばいいです、私ら。そういうことです。



○議長(加藤恒夫君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 午前中にも申し上げましたように、議会の皆さん方、あるいは懇話会、あるいはまた出前講座等々、それなりに努力をしてまいりました。議会での関係で行けば、第1回が平成14年3月6日、いわゆる特別委員会を設置をしていただいて進めております。以降、今少し集計をいたしますと、法定協設置前に、特別委員会では5回、あるいはまた全協では2回、懇話会等5回、あるいは法定協設置以降で行きますと、特別委員会は11回、全協13回、合併推進懇話会9回、その都度それぞれご報告を申し上げながら協議を進めてまいっておるわけでございます。したがって、私は執行部と議会と一体になって、市民の皆さん方へ情報提供といいますか、考え方等いろんな中で、ともに努力をして、ご理解をいただくような、そんなことを今後とも皆さん方のお力も借りながら進めてまいりたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(加藤恒夫君) 21番 石黒義宣君。



◆21番(石黒義宣君) 先ほどから両方の意見をつぶさに聞いておりましたけれども、この余り市長が合併不退転の決意とか、こんなことをあんまり新聞社でほら吹いてしゃべるもんだで、一般市民がかつかつ言い出して、余計ややこしくなったと私は思います。

 特にこの議案の中で、住民投票の請求があったときは、市長が意見を付けて出すということにはなっております。それは収入役からもよく聞いておりますが、請求に係る条例案は制定する必要がないと一番先に書いてあるな。それを議長が引き受けて、かたかた3日もかかってやっておること、腹へ入らぬことこの上ない。

 それからもう一つ、この市長のここのところに、先ほど来説明しておりますが、今の合併判断の参考とするためには、市選出の県会議員、市会議員、自治会、商工団体、それから7月7日に設置された羽島市合併問題推進懇話会、ここの懇話会の中に、ここにメンバーにみんな入っておりますが、とにかくこれメンバー表がずっと書いてありますが、読んでいきます。とにかく会長が山田定顕君、それから副会長が三須 勝君、それから加藤恒夫君、それから私、それから奥田君、それから大鐘君、それから安井君、それから浅野栄一君、それから伊藤幸夫君、これは副会長ですね。それから時田光正君、そしてこっちべたへ来まして岩田仲雄さん、それから大野泰正、それから南谷茂伸、それから岡田 一さん、それから近藤文男さん、川瀬好雄さん、これは土木会の代表になっているね。それから堀 利子さん、それから大野一明さん、こんだけ各種団体長が懇話会に入っておるんですから、私たちと同じ説明を聞いてはうちへ帰っているはずなんです。それでわからぬ人がおったら、もう一遍説明会をやってもらうか、自分が説明するか、これは責任者の、ほとんど先ほどから松井君が一生懸命弁解しておるけども、各種団体の長が全部入っているんだから、そんなもん説明不足といったって、聞いとる市会議員も半分ぐらいしかわかっとらんと思う。これからやってみなわからぬと私は思うんです。この前、昭和29年のときでも、合併しまして私が副議長をやっておりましたが、議長、副議長でとにかく5回か6回寄っただけで、市長にも何とも相談せずに、昭和29年の合併をやりました。それからまた、蒔田市長が十何年前に、こういう問題があって、石黒議長のときにやろかなとこう言ったけども、時期尚早やでとつぶされました。しかし、今度は、今の各経営状態が非常に世界的に悪いと。だから、今の各会社は、三つを一つにするとか、合併するとか、リストラやっておる。政府もやっぱり三千幾つの市町村を1,000くらいに減らして公務員の削減を図るために、これで大きい政令都市やと、政令特例で負債をようけ認めてやると、小さいところはたんとやれへんぞといっておどしをかけて、合併させようと思っておるから、あっちでもこっちでもやり出したんですが、しかし、私の言うのは、市長が先ほどからしゃべっておるが、議会は市民から投票されて市民の代表として21人が、これは30人だったけどだんだん私が減らしてきて今21人ですが、これは、市民の代表として決めたことで、多数決で決めたものを、住民がいっぱいいっぱい、これは気に入らぬ、これは気に入らぬと住民投票やり出したら、もう議会みたい要らぬということになってまうんです。そして、その住民投票というやつを私が言いますが、1,000万円以上かかるんです。何だったら、区長がおるんだから、区長、会長、副会長も入っておるだから、これらわら半紙で、戸主誰々、判を押して、妻、娘、ずっと書いて、そして賛成か反対かペケつけてアンケートをとったら1週間でとれます。そうしや3,000円か5,000円で済むんです。それで市民の声は聞こえるはずなんです。そんなもんまともにあっちの方で、東濃の方でやった、パンクしてまった、パンクしたって1,000万円くらいかかるかもわからぬ、今の日当が。誰が出すの。負けた者が出すということが決まっておるなら、何遍でも住民投票、住民投票とやればいいけども、そうなってくると、市会議員の権威も落ちてまって、市会議員は要らぬことになってしまうから、市長もちょっと勢いが強いけども、新聞で不退転の勢いでやると言うもんやで、みんなどぼどぼ言うんだけども、実際市民の代表の者が全部懇話会に入っておるんですよ。懇話会とは、すなわち私たちと同じことを説明を受けて、それを地方へ帰っていって、議会ではこうやっておるぞということを説明してもらって、そしてその答申を市長の方へ、地元が反対しておるか、あるいは賛成しておるか、答申して答えを出すのが懇話会なんです。そこらをわかっておらへんで、黙って来て、黙って聞いて、そしてお茶飲んで帰ってってまっては、何遍会合やっておったって、くそのふたにもならぬということなんです。だから、この住民投票というものがただでやれや、私は何遍でもやってもらってもいいと思う。しかし、日当だけでも1,000万円かかるのに、やるんだったら、もう一遍意思を統一して聞きたかったら、私はわら半紙でそうやって、区長に責任を持たせて、全部に配らせたれば、班長が全部寄せてくる。そうしてやれば、全員が投票できるわけなんです。そんなものは、反対の人だけです。投票に行って、衆議院の選挙といって、どうでもいいやつ行けせん。そして、そんなもの投票率は悪いし、そして反対の人がちょっとよけおったでといって、そっちへ固まってまったら、そんなもの公平なとにかく住民投票にはならへんということもわかるんです。そしてまた、そんなことをしょっちゅう癖をつけたら、何遍でも……(発言する者多し)



○議長(加藤恒夫君) 静粛に願います。



◆21番(石黒義宣君) 市会議員はもう要らないということになってしまうので、私は、市長もこうやってやらんでもいいといって、この一番先のところにやらんでもいいといって書いてあるがな。請求に係る条例は規定する必要がないと書いてある。これは市長が意見をしておるんやで、私が議長なら、おまえさんやる必要ないのは私は議会を招集せいへんといってぽんとほうってまえば、それで終わりや。どっちもぐちゃぐちゃと顔色変えてしゃべっとるけども、どっちも私は、あんまりお利口な仕事やないと思っておる。ただし、合併というものは、あくまでも大きくすれば、やっぱり3,000のものを1,000にすれば、政府の方は助かるんです。人件費も助かる。何もかも助かるかわりに、確かに三位一体というああいう言葉が出てくる以上は、今の老人クラブが3,000円、5,000円もらっておったやつがもらえぬように、岐阜は17年から一銭ももらっておりません。そういうことやら、100歳になると100万円もらっておるところもあれば、うちは1万円ですが、そういうところのバランスをとるのにはかなり時間が食うことは事実なんです。時間がかかるから、そんな来年の2月までにとにかく……(発言する者あり)



○議長(加藤恒夫君) 石黒議員さん、石黒議員さん……



◆21番(石黒義宣君) 羽島市は7人と、柳津町は1人、笠松町は2人という話をなくして、そして、今の……(発言する者あり)黙っとれ。



○議長(加藤恒夫君) 石黒議員さん、石黒議員さん……



◆21番(石黒義宣君) そして、岐阜市だけがこのまま42人の議会で三役だけそのままおって、羽島市だけが三役が合併と同時に代表者が返事してくるからおかしいの。だから、代表者もかえて、もっと立派なやつを出して、気に入らなんだらいつでも帰ってこやいいの。(発言する者あり)しまいまでやらなこうなるんや。



○議長(加藤恒夫君) 石黒議員さん、石黒議員さん……



◆21番(石黒義宣君) (発言する者あり)議場だから私が最後の締めをやっておるのじゃ。何やごちゃごちゃしゃべっとるで。(発言する者あり)そんなもん聞こえせん、私は。耳が遠いで聞こえへん。自分のことしかわからぬ。(発言する者多し)とにかくそういうことやで……(発言する者多し)もうやめよで、やめるでいいけども、私の言ったことを執行部も議員もよく聞いて、無駄な金の経費が、無駄遣いになるようなことはやらぬように。もしも皆さんの意見を聞きたかったら、ひとつわら半紙で3,000円ばかでできるで、アンケート。それで終わりといたしましょう。



○議長(加藤恒夫君) 以上で、質議を終わります。

 お諮りいたします。

 議第2号は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤恒夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、議第2号は委員会付託を省略することに決しました。

 暫時休憩をいたします。

 討論のある方は、休憩時間中に発言通告書を提出願います。

               午後3時06分休憩

               午後3時34分再開



○議長(加藤恒夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 これより、討論に入ります。

 討論の通告がありましたので、順次発言を許可いたします。

 反対討論通告者、糟谷玲子さん。



◆5番(糟谷玲子君) 住民条例制定についての反対討論を行います。

 住民投票条例制定について、公明党を代表して行います。

 今、日本はバブルがはじけてから十数年、いまだ経済にも明かりが見えない状況に、本市でも多くの市民の方が苦しんでみえます。繊維を中心とした地場産業はまさに風前のともしびであり、産業の空洞化も避けられません。

 こうした状況にあって、安全で豊かな住民生活をどう構築し、10年後、20年後の市民にとって住みよい郷土をいかに死守していくか、また国や地方合わせての700兆円の借金などを考えたとき、羽島市議会においても合併は避けて通れないことであると、平成14年6月の議会で決議を行いました。さらに最近では、税収の落ち込みに加えて、三位一体の改革の名のもとに地方への補助金の大幅なカットが行われ、平成16年度は1兆1,800億円ほどの交付金の削減となっています。

 昨日も新聞に岐阜県の平成16年度予算が載っておりましたが、改革の予算影響額は354億円に上ると見られ、事業の見直しや予算の縮減を図るという、極めて厳しいものになっております。

 本市においても、恐らく県以上の厳しい予算編成になると思われます。昨年の15年度200億円弱の本市予算編成も、交付税が減額、財政対策債は9億8,600万円、さらに30億円の財政調整基金を10億円取り崩すなど、厳しい予算編成でありました。

 こうした状況下にあって、周囲には待ったなしの課題が山積しております。

 ごみの問題一つ取り上げても、現在8億5,000万円余りのお金を支払って柳津町で燃やしていただいております。先日も市民の方にこの話をしましたら、そんなことになっているとは知らなかったと驚いてみえました。今後、羽島市単独でこのごみ処理のための焼却場をつくることは大変なことで、広域でお願いする以外にありません。

 また、最近、東南海地震のことが騒がれておりますが、羽島市は危険地域に指定されており、老朽化した公共施設や小中学校の耐震対策はまさに一日も猶予できない問題です。

 下水道も市街化区域の面整備が平成27年ごろに完了の予定でしたが、財政的にも厳しいものがあり、心配しておりました。このたび新市建設計画の中では、これを繰り上げて進めていく計画が立てられております。

 これらいずれも財政的に考えた場合、単独では非常に厳しいものがあります。私たちは、昨年の統一選挙のみならず、それ以前、以後、多くの市民の方々とひざを交えて語り合い、目先のサービスのみならず長期的な行財政面からの合併の重要性をお話ししてまいりました。

 昨日の意見陳述の中では、市民の方が住民投票を望んでいるように発言されてみえましたが、私どもがお話しさせていただいた市民の多くの方は、合併に対して皆様ご理解していただけ、納得してくださっております。

 住民投票に当たっては有識者の方も、総体的に住民の方に合併のすべての項目を精査して判読していただくことは大変に難しいことだと言われております。また、住民投票が正確な民意を表すとは言えないとも言われております。

 政治に携わる者として、今の羽島にとって、私は住民投票がベストとは思えず、以上の思いから、住民投票条例制定に対して反対いたします。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者、白木太希夫君。



◆2番(白木太希夫君) 発言の許可をいただきましたので、住民投票を実施すべきではないかという観点から発言させていただきます。

 私は1年生議員でありまして、昨年の選挙の際には、合併賛成等を標榜といたしまして立たせていただきまして選出された者であります。したがいまして、この議会の中におきましても、これまで1年足らずの間ではありますけれども、合併賛成という方向での議会活動をさせていただきました。それには私なりの思いがありまして、やはり行財政改革というのは必要だろうと、それから、羽島の将来を考えた場合には、やはり合併した方がいいんじゃないかという思いがありまして、それでそういう活動をさせていただいてきたわけです。

 しかしながら、今回の合併の是非を問う住民投票条例案の提出、直接請求に接しまして、その署名された方々の数が1万3,207人ですか、2,590人の無効投票があったというふうに聞いておりますから、先ほどの質疑の中でも企画部長がおっしゃいました1万617票ということになろうかと思います。これは総選挙権者数5万2,000人から見ますと、約20%の割合になるかと思いますが、これまでの羽島市の選挙の投票率を見てますと、約50%というのが、50%近辺で推移しているかなというふうに思います。そういう観点に合わせてこの数字を読みますと、さらに40%近い比率に高まるのではないだろうかというふうに考えるわけです。これは、市民の方々の非常に合併に対するいろいろな思いを、関心度の高さというものがこの数字、比率の中に表れてきておるんじゃないかというふうに考えております。それから署名簿を縦覧させていただきましたんですが、私を応援していただいた方の名前もそれなりに見受けられております。

 したがいまして、私なりに自分の良心に従って慎重に熟慮、判断した結果といたしまして、いま一度原点に返って、市民の方々の声を聞き、そして、それなりにそれを理解した上での議員活動というのも、民主政治の在り方の一つではなかろうかというふうに考えておるわけです。議会制民主主義というのは、これはもう民主主義の根幹であります。しかしながら、皆さんよくご存じのように、地方自治法で認められておる直接請求権というのも、これもまた一つの権利であるわけでして、これらの以上のことが賛成させていただいた論拠でございます。

 以上をもちまして、私の発言とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) 反対討論通告者、近藤伸二君。



◆13番(近藤伸二君) 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例の制定につきまして、平成クラブを代表して、反対理由を述べ、討論を行います。

 我が羽島市においては、合併の話は、皆さんご存じのとおり、最近になって始まったものではありません。昭和61年1月に策定された羽島市行政改革大綱で、国、地方を通じて行財政運営が厳しい中で羽島市はかねてより市政推進に対し創意工夫を積極的に凝らし、市民福祉の向上に努めてきました。社会経済情勢はめまぐるしく変化し、それに伴う行政需要も多様化・高度化しており、これらに的確に対応することが新しい行政課題となっております。新しい行政課題を担うためには、今後とも行財政の健全化を一層進め、簡素にして効率的な市政の実現を推進する必要があります。このため、住民負担の効率化、行政機構の強化、市民参加の行政を目標に、市民福祉の向上と活力のある街づくりを目指し、羽島市行政改革大綱を定めたものであります。

 平成9年1月に策定された羽島市行政改革推進計画では、社会経済情勢のめまぐるしい変化に伴い、市民の方々の行政に求めるサービスは従来にも増して高度化・多様化しています。これからの行政に対する要望に即応し、活力ある街づくりを推進するためには、事務事業の質的改善及び範囲の拡大を図る必要があります。また、創意工夫を凝らし行政運営に心がけ、限られた財源効率運用姿勢の確立がこれまで以上に求められております。

 平成12年2月の羽島市行政改革推進計画で、広域行政の活用で羽島市においては隣接する羽島郡各町及び17市町村で構成する岐阜地域広域市町村圏協議会で、広域的な見地から処理することが適切な事務事業について調査研究を行い、一部事業については既に実施されております。

 平成12年度では、岐阜地域17市町村、西濃地域20市町村及び中濃地域7市町村との連携による住民票の相互発行を実施するとともに、広域的な行政課題であるごみの共同処理やシルバー人材センターの法人化の調査研究を引き続き行われております。

 また、平成12年度から16年度までの計画期間中、毎年度新たに発生した広域的な課題や懸案事項についても、全庁的に協議を図りますと計画されております。

 羽島市第三次総合計画前期基本計画、平成3年から平成7年の第4章の第3節、広域行政で広域的な行政需要は増大しており、これらに対して効率的な公共投資と生活の質の向上を図っていくことには、施設の集約化や交流化を広域で積極的に推進する必要があると書かれております。

 羽島市第三次総合計画後期基本計画、平成8年から平成12年の第4章第3節、広域行政での市民生活の多様化、交通網の整備、情報化の推進等により、市民の生活行動圏は拡大し、それに伴う行政の広域的対応が必要になってくると書かれております。

 羽島市第四次総合計画「明日へつながる街・羽島」前期基本計画、平成12年から平成16年の第3章第3節、広域行政で近年交通網の充実や情報化の進展等に伴って市民の行動範囲が拡大し、広域的な生活圏が形成され、こうした状況下の中で地方自治体においては、市民福祉の向上を図り、産業活動の活性化を促す上で市町村単位を超えた行政施策の取り組みを進めることが必要不可欠な要素となっていると書かれております。

 羽島市においては、羽島市行政改革大綱、羽島市第三次総合計画、羽島市第四次総合計画等のもとに事務事業が進められてきました。

 しかしながら、長引く景気低迷による財政状況の悪化や、少子高齢化の進展、分権社会への対応などが大きな課題となってきており、今後はより一層高度化する行政需要に対応する体制の確立が急務になっております。

 こうした中、行財政基盤の強化を図る手段の一つである市町村合併の協議が進められ、羽島市議会では平成14年3月6日に市町村合併調査特別委員会を発足し、平成14年6月27日に同特別委員会の最終報告で、合併は地方分権への対応として避けては通れない、政令指定都市を目指し、合併を推進することが望ましいということで、議会において可決承認されました。

 平成14年8月26日には、羽島市議会全員による市町村合併特別委員会が設置され、何回となく合併推進に向けて協議がなされ、平成14年11月27日には、2市2町合併検討協議会、任意協議会の参加が決定されました。その後も協議がなされ、平成15年3月28日には、2市2町合併協議会法定協議会への参加が市議会において決定されました。その後、平成15年4月1日には、岐阜地域合併協議会が設立され、羽島市議会からも3名の委員が出てもらい、真剣な協議がされております。

 羽島市議会においても、各派での合併に対する勉強会、広域合併調査特別委員会、羽島市内の有識者によって組織された合併問題推進懇話会で協議をし、また各町ごとの住民説明会、出前講座など、合併協議会だよりの配布、羽島市の広報紙による合併の情報提供が行われております。

 今回の合併協議につきましては、羽島市議会としては、行政改革大綱、第三次、第四次総合計画、各特別委員会、合併懇話会、住民説明会等、それぞれの場、時において、合併推進に向けて真剣にかかわってまいりました。

 今回提案されている議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例につきましては、議会において認められれば条例に基づいて住民投票が行われることになりますが、しかし、投票の結果には法的効力はなく、民意が的確に反映されにくく、住民が判断を誤りやすいという問題点もあります。投票率が低くなった場合や、投票結果が拮抗した場合には、その結果をめぐって行政、地域が混乱したり、時間と費用が費やされるなど、行政の効率性も阻害されます。そこで、地方自治法第7条に規定される手続により、合併の最終判断は、これまで述べてまいりましたように、合併に必要なあらゆる協議を経た後に、地方自治法の定めにより市議会の議決による最終決定が行われます。

 先ほど述べましたが、私ども議員は合併に関しては、行政改革、総合計画、合併検討協議会、任意協議会、合併協議会、法定協議会等において、それぞれの立場で正しく判断して、市民の代弁者として議決をしてまいりました。

 したがいまして、合併の是非についての最高意思決定機関は羽島市議会でありますから、羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例につきましては、制定する必要がないと判断いたします。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者、大野仁作君。



◆10番(大野仁作君) 私は、この羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例の制定について賛成いたします。

 その前に、若干議案質疑の中でも取り上げましたが、今回の本議会に対する行政サイドの不手際を再度指摘して、賛成討論に入りたいと思います。

 まず、本議会の通告書の問題でありますが、本請求された代表者の方には、行政サイドとしてきちっとこの議会の通告書を送付すべきではなかったのか。

 二つ目には、議案書の送付は議会運営委員会が終わった後、直ちにこれも行政サイドの責任として議案書を本請求者の責任者に送るべきではなかったのか。そうしないと、市長の意見に対しての反論の機会を失うことになる。こういったこと、この議案書の送付については、私どもコピーして届けさせていただきました。これは、市民から選ばれている議員としては当然の行動であります。このことを強く指摘したいと思います。

 まず、この賛成討論に移るわけでありますが、住民投票をなぜやらなければならないのか。これは、一言で言って、まず行政の公平性の観点から見ても、住民投票はやるべきであります。なぜならば、今市民の中には、合併をしようとする推進する方々もおられます。しかし、「あすの羽島を考える会」、1万人以上の署名を集められた「あすの羽島を考える会」の住民投票をやらなければならない。そして、今「羽島市を守る会」、こういった方々がおられる。市長の言われるように、全部羽島市民が納得して、全部合併推進、この立場だったらいいですよ。現実問題、1万を超える署名が集められたことは、何よりも今市民の中で意見が分かれているわけではないでしょうか。こういった市民の中の状況からかんがみて、公平に行政をするならば、住民投票は当然すべきであります。

 それと、もう一つは、私が議案質疑の中でも言いましたように、住民投票と選挙とは違います。通常の選挙は人を選ぶもの、住民投票というのは案件に対してその賛否を住民が判断するものであります。議会が合併推進、議会で合併は避けて通れない、議決した、それは確かに議会としては議決をいたしましたけれども、しかし、市長にしても、議員にしても、選ぶのは市民、主権在民であります。この観点に立つならば、50年の歴史あるこの羽島市、そして市民の将来を単なる協定というその紙切れだけで、議会だけで決めてもいいものでしょうか。私はこういった点からも、住民投票の必要性を強く訴えるわけであります。

 それから、もう一つは、編入される自治体で何らかの形で住民の意向を聞いていないのは羽島市だけであります。北方町は住民投票をやりました。柳津町は住民アンケート、岐南町も住民投票、笠松町は全住民へのアンケートをやっております。ましてや岐南町、笠松町におかれましては、時折中間点において、中間報告もやっておられる。しかし、羽島市の場合は、いまだ何ら、法定協議会も11回を過ぎました。残すところあと12回、13回。しかし、今まで何らかの形で住民の意思を問われたことはありません。こういった面でも、住民投票は必要であります。

 それと、やはり今回の直接請求台帳を私も縦覧させていただきました。とりわけ多くの市民の方が署名されている。とりわけ竹鼻町、非常に多くの方が署名されておりました。私も、そういった地元の意見を代弁するならば、住民投票はやはり必要ではないか、こういうことであります。

 それと、住民説明会の問題におきましては、今、この市長の意見書の中にも書かれておりますように、4月に合併協議会主催、あるいはこの市の主催でまた住民説明会をやると書いてある。そのときは、やはり各自治会ごとに細かくやっていただき、そして十分、住民の皆さんとひざをつき合わせて、その上で質疑応答をして、そして、最終的な判断は住民の方にしてもらう。市民の人は、要するに私たちに判断させてください、そういうふうに訴えているわけであります。賛成の方も反対の方もおられると思います。ですから、私は住民投票は必要である。私たち市会議員というのは、確かに市民から選ばれますが、しかし、すべて何でもかんでも議会で決めてしまえばいいというものではありません。佐野議員の質疑の中にもありましたように、この議会と議会の意思と、あるいは市民とのギャップがあるんです。今回の場合も、議会では合併は避けて通れないと賛成多数で決めた。しかし、実際ふたを開けてみれば、直接請求に1万人以上の方も署名されている。そして、この臨時議会に至っているわけであります。こういうことからも考えてみるように、決して今の市民の感情がこの多数議員、合併は避けて通れない、これと合致しているかどうか。そういった観点からも住民投票はやるべき。

 私は、住民投票賛成の討論とさせていただきます。以上です。



○議長(加藤恒夫君) 反対討論通告者、炭竃信太郎君。



◆1番(炭竃信太郎君) 発言のお許しを得ましたので、一言私の意見を述べさせていただきます。

 昨年の4月上旬に、私は支援者の強い要請により、一市民から急遽市会議員に参加する身となりました。そんな折、5月の中ごろでしたか、吉田幸一様が早朝、じきじきにおいでになり、「このたびはおめでとうございます。つきましてはこれをよろしく」と1通の封書を置いていかれました。中身を拝見いたしますと、合併についてのアンケートでありました。私も今までと違い、初対面の方から突然差し出された文書に、議員としてどう対応すべきかとまどいました。熟慮の末、もう少し勉強をして、さらに議員生活を経験しなければ的確な判断ができないと思い、ご自宅の方へご返却に伺いました。その後、新聞の折り込みでしたか、そのことを指摘され、市民を愚弄するものだと非難されました。私は、弁解はしませんが、責任と自信のある行動がしたかっただけです。

 さて、平成12年に地方分権一括法が制定され、地方自治体は自らの判断と責任において各種施策を行うことが一層求められるようになりました。

 羽島市においても、行政改革の推進をはじめ、事務事業評価や第四次総合計画の推進等を通じて、効率的な行財政運営に努められております。

 こうした中で、究極の行政改革とも言われる市町村合併に取り組まれ、現在2市4町による合併協議を進めております。

 少子高齢化社会への対応や、国、地方を含めての莫大な負債など、今後はさらに効率的な行政運営が望まれており、市町村合併はその最も有効な手段であると言われております。

 羽島市議会においても、そのことを尊重され、平成15年3月議会で合併法定協議会の設置にかかわる議決をされました。

 私は、そういう環境の中で新人として、市民、支援者の負託を得てここに立たせていただいておるわけでございます。当然希望と夢を持って、合併推進に努力するのが任務だと思っております。

 また、今回、羽島市住民投票条例制定請求に対し、過日行われました署名簿を私もつぶさに閲覧いたしました。その結果、私の支援者地域においても少数の署名者がおられました。私といたしましては、住民投票等の方法にするのでなく、合併をお互いの信頼という友情で達成することが使命だと決意した次第です。

 最後に、制度の違う市町が一つの制度のもとに一体となることは歴史的大事業であり、その進め方、結果においてはすべての方々に満足できるようなとことは人知の及ばざることで、信頼と譲り合いなくしてなし得ません。先人の経験的教訓に「急がば回れ」、「せいては事をし損ずる」、あるいは「善は急げ」、「損して得とれ」とか言われておりますが、私は後者に従い、合併をなし得たく思います。その結果は、自分たちの息子、孫の時代に、歴史が的確な判断を下すことと信じております。

 以上、短いコメントでございましたけれども、ご静聴ありがとうございました。以上です。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者、佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) 提案されております議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について、日本共産党羽島市議団の1人として、賛成する立場から、条例制定必要性の根拠を示しながら討論を行います。

 まず第1に、今回の直接請求の署名数は、わずか1カ月という短期間に選挙管理委員会審査前で有権者の25%、審査後で20.1%と、有権者の多くの方が賛同しております。これは、法定数1,057人の10倍以上で、市民の投票行動に示されたその住民投票の熱い期待の表れだと感じます。それにこたえるのが議会議員の役割だと思います。

 第2に、合併に対して、市民の思いと行政の考えが大きく乖離し、今日の合併が進められている。これは、先ほど質疑で明らかにしたように、先月25日の岐阜県東濃西部合併協議会が合併調印直前に住民意向調査を行いました。その結果が、過半数の住民が合併ノーときっぱり判断しました。これは、いかに住民の思いと行政の考えが離れているか、いかに住民を無視して合併を進めてきたかが鮮明に示された結果であります。だからこそ、自治体の将来を決める合併は、羽島市でも十分住民に説明した上で、住民投票を実施すべきであります。

 第3は、住民直接請求の必要性、先ほど地方自治法から、議会は住民から選ばれた議員で構成されていても、議会に欠陥があり、それを補強する意味から、住民直接請求が地方自治法で規定されていることを各専門法律家から引用し、明らかにしました。市長は意見書で、議会で判断すればいいから住民が決める住民投票条例を制定する必要がないとして、制定を拒否されましたが、議会のこの欠陥を放置し、住民の切実な声を無視することにつながるのではないでしょうか。そうであるならば、今度は議会が住民の立場に立って、この条例を制定し、住民投票を実施し、その結果を見て議会が判断すべきだと考えます。

 第4は、当局が昨年5月ごろ発行した法定協議会だよりで言っておりますように、「法定協議会とは」として、合併に関するあらゆる事項(合併の是非を含む)、これを公式に検討する場ですと述べているように、合併の是非を実施するよう検討すべきです。また、総務省のいわゆる合併協議会運営の手引きの6ページによれば、市町村合併は誰のためかとして、住民のための市町村合併ということでほかなりません。住民のための住民による合併こそが、今回の平成の合併の理念であり、目的です。合併は国のためにやるものではなくて、また国が無理やりさせるものでもありません。住民の利益のために行うものであります。手続も政府が進めているのは自主的な合併であり、住民の自主的な決定によるものですと、はっきり住民の納得いく合併を明記しております。今回の市長の住民投票の拒否の姿勢は、これらの合併協議会だよりや合併協議会の運営の手引きなどにも明確に違反する意見書の内容です。

 以上の理由から、今回、吉田幸一さんらが請求した議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例、これに賛成の意思を表明し、討論といたします。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者、加藤英輔君。



◆14番(加藤英輔君) では、賛成討論をさせいただきます。

 先ほど、議案の質疑の中でお話をさせていただきました。住民説明会をきめ細かく行う中で、私は以前から議会の一般質問でも述べてまいりました。実は、新市建設計画が3月にはできるようでございますので、その後に十分な住民説明を行い、そして、その後、住民投票をやるのが一番ベターだと。今回、1万3,207人の方が実は最初に署名をしていただいて、その後、一部、選挙管理委員会で若干の方の正式署名じゃないという方もあったようでございますが、多くの皆さんが、やはりこの市町の合併については住民投票で決めてくれよと、そんな大きな声がある中で、やはり議会の議会制民主主義で十分事足りることと、私は羽島市の将来にとって大変大きな変化をもたらすようなこういうことについては、過去の一般質問の中で、住民投票条例というのをつくって、実はこういう問題とこういう問題とこういう問題が出たときについては住民投票で住民のご意見を聞いてはどうかというような一般質問もさせていただきました。そのときには、他市等々の検討も行いがてらというようなご返事もいただきましたが、今回、ちょうど吉田幸一さん外たくさんの皆さんの市町の合併についての住民投票条例を制定してくれよと、そんな条例案が出てきましたので、私は最終的には市民の皆さんで決めていただく、これが一番大事ではないかなと思っております。自己決定、自己責任で、仮にこれで市の将来を決めていただいても、皆さんに自己で決定していただいた以上、自己責任を負っていただくようなことが出てくるかもわかりませんが、これは決めていただいた皆さんで、十二分に結構これからも市の将来に向けて頑張っていただくと。

 それから、昨日、実は吉田幸一さんが意見陳述の中で述べられました。私は、このことについては、大変強いご叱責をいただいたように思っておりますが、市議会は機能していない、あるいは市議会は派閥で明け暮れをしておるというようなご叱責もいただいたように思っておりますが、この件については、我々は羽島市の将来に向けて、精いっぱい機能もし、そして活動もさせていただいておりますことをご報告させていただきまして、この件については、吉田さんから大変我々の耳障りの話をいただきましたが、我々は精いっぱい頑張っておるということも併せてご報告をさせていただきます。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者 伴野久子さん。



◆15番(伴野久子君) 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について賛成します。

 午前中にも申し上げましたが、私たちの住んでいる羽島市を考えますと、実は何度もこの地図を出すんですが、私は桑原町に住んでおります。桑原町でも先端の方ですが、特に西小薮という長良川の向こうにある地域もあります。そういった地域の皆さんとともに、我々は日夜活動をしているわけなんですが、そういった桑原の方のことを考えますと、本当にこれでいいのかなということを、合併協議会が始まりながら、だんだんと不安を感じるようになりました。私は、もう最終的には住民投票しかないな、市民の皆さんに賛成でも反対でもどちらでもいいんですけど、本当にこのまま大丈夫なのかな、みんなしっかり考えてくださいよということを問いかけてきたつもりであります。特に私の住んでいる、ちょうど大須駅から途中江吉良駅のところまで竹鼻線が廃止になりました。特にそういった交通のアクセスにつきましても、それからそういったこのまま僻地になるんじゃないやろか、置いていかれるんじゃないだろうか、こういう心配がとど皆さんの声から出てきました。ましてや私は、西小薮の方には、賛成、反対ということは私は申しませんでした。というのは、西小薮の人たちがよく考えてください、どうしたらいいかということは自分たちで考えてくださいということを私は申してきました。何度も皆さんが言っておられますが、特に私はこういった一番最南端の、出てっても岐阜市の方まで行こうと思いますと40分自動車でかかります。そんな足のない人たちは、電車も廃止され、これからそれじゃあバスは本当にずっと自分たちのところで出してもらえるんやろか、そういった住民の皆さんが、本当に特に足のない、高校生の人たちの場合は、皆さん何とか考えないかぬなと言っておられますが、住民の皆さんのことを考えますと、非常に私は心配でなりませんでした。市民の声を聞くためにも、それから、市民の皆さんに十二分にやっぱり説明会をしていただき、それによって、私は住民投票をすべきではないかということを思い、賛成討論をさせていただきました。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者、加藤三郎君。



◆11番(加藤三郎君) このたびの住民投票条例の制定に賛成の討論をさせていただきます。

 「こんな結果になるとは思いもしなかった」、「頭から冷や水をかけられたようなもんだ」、「あれだけの反対があるとは予想を超えた」、「ショックだなんてもんじゃない」と、この言葉は何であるか、吉田市長さんや議員の皆さんはよくおわかりのことと思います。これは、先般実施された東濃西部合併協議会の住民意向調査の結果を見ての瑞浪市の市長、土岐市長、多治見市長のコメントであります。この言葉から皆さんは何を感じられますか。また、保守系議員でつくられている合併推進議員団のある議員は、合併推進をしてきたが期間が短くて明確な将来像を打ち出せなかったとコメントが載っておりますが、東濃西部合併協議会は、羽島市が参画しておるところの岐阜広域合併協議会よりも多くの時間をかけて議論がされております。それでも時間が短かったと住民の意思が明確になった後から振り返ったこのコメントであります。私は、数々のコメントから、市町村合併について、行政や議会と住民の考え方に大きな隔たりがあることを顕著に表していると思うのであります。羽島市においても同じことが言えるのではないでしょうか。従来から私は市町村合併の是非について、羽島市民は市長や我々議員に白紙委任をしているのではないと言い続けて私は今日まで参りましたが、しかし、市長さんは、住民の間に溝ができ将来に遺恨を残すということを理由にして、今でも住民投票には批判的で、実施するつもりはないという考え方を繰り返してまいられましたが、また今回の直接請求についても、1万有余の署名にもかかわらず、実施することに反対の意見を付けておられます。まことに残念きわまりない。あなたには股肱の臣はいませんかと申したいのであります。各地で実施された住民投票の結果から、住民の思いを酌み取らずに説明不足のままに行政主導で進められたことは、結果として住民に受け入れられないということを示しております。住民が市町村合併に対して、目に見える形で意思表示をしたいという願望から、法に定められた手続を経て要求をされておるわけですから、直接請求の署名の数にかかわらず、署名した住民の意思を尊重して、その要請に応えなければなりません。市町村合併は住民が主役であります。住民の意思を確実に把握した上で合併協定に進むべきであると思います。自治体の存亡にかかわる重要事項である市町村合併について、直接に住民の判断を求めるのは当然のことであります。私は、住民の意思集約が十分に行われないままに進んでおるところのこの羽島市の手法には絶対反対であります。とにかく住民の声を聞こうではありませんか。住民の声を聞いた上で、市長や議会は最終決断を行うべきだと私は思うのであります。議員各位の良識ある判断を望みます。

 これをもって賛成討論にかえさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) 賛成討論通告者 斉藤 孝君。



◆17番(斉藤孝君) 議第2号 住民投票条例について賛成をするものでございます。その理由といいますと、午前中の質問にちょっと言おうかと思いましたところが、ちょっとこれはいかぬということで延ばしておきました。ちょうどまだこの吉田幸一さんが住民投票の締め切った後に、私の家へ3人ばかり見えまして、「先生、住民投票をわしやりたいけど来てもらえへんだが、まあやれぬかな」と、こういう方が私の家へ3人ほど見えました。まだまだ私の地区ばかりではありません。各地区でそういう方がたくさんあったと聞いております。ですから、私は、1万3,000人の投票者があったが、まだ1カ月延ばしたら恐らく2万人の署名者があったんじゃないかと、こんなことを私は思っております。ですから私は、1万3,000人という皆さんの署名をいただいた、これは大いに評価をして、我々の、今日も私が申しましたように、21人の議員も今日傍聴される方に入れられた、市長さんもこの方にも入れられた、ですから、市長さんは何にもよその市民や県民から入れてもらった方やない。もう少し慎重に構えて、そして、これだけの住民投票の請求があったからには、私はぜひとも皆さんの真意を問いたい。そして、いいか悪いかは、これは住民が決めることであって、反対する方もあるやろう、また賛成する方もあるやろう、これは住民の方が決めることであって、私はそれが一番すっきりした条例ではないかなと、こんなことを思っております。

 どうか市長さん、頼むにあなたもこうして羽島市の住民から出された市長さんでございますので、このくらいは恩返しとしてひとつやってください。私もそんなつもりでやっております。そら今ここで違って、違った方と憎らしいことがあろうかと思いますが、そんなことは別として、羽島でこれだけの票をいただいた市長さんでございますから、そういう気持ちでやっていただきたい。菅原道真が九州の太宰府に島流しになりましたときに、一番自分がかわいがっておりました梅の木にこう言って太宰府に行ったんですよ。「こち吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」、ご恩は忘れるなよと、必ず返さなあかんよと、私はこうして羽島に75歳まで生きさせていただきました。また議員生活も16年やらせていただきました。これは住民の立ち上がった条例でございますので、ぜひともそんな気持ちで、この条例を成功させていただきたい。

 ということで、賛成討論にさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) 以上で、討論を終わります。

 これより、議第2号を起立により採決をいたします。

 議第2号は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(加藤恒夫君) 起立少数であります。

 よって、議第2号は否決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(加藤恒夫君) ここで、先ほど奥田三郎君外4人から提出された発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例は急施事件と認め、日程に追加し議題とすることについての採決をいたします。

 この採決は起立により行います。

 本件を急施事件として日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(加藤恒夫君) 起立多数であります。

 よって、本件は急施事件と認め、日程に追加し審議することは可決されました。

 ここで議案を配付いたさせます。

          〔議案配付〕

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△追加日程 発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定について



○議長(加藤恒夫君) 発議第1号 羽島市の合併についての意思を問う住民投票条例についてを議題といたします。

 それでは、提案者 奥田三郎君から提案説明を願います。



◆18番(奥田三郎君) 提案説明を申し上げる前に、昨日からの議会の流れについて少しお願いをしたいと思いますので、若干時間をいただきたいと思います。

 昨日から合併の住民投票条例ということで、2号議案の関係、ずっと流れを聞いておりました。私は、先ほどの質疑の中でも、先輩の佐野議員が、「奥田さん、何か議第2号を出されておる吉田幸一さんから後押しがあったんじゃないか」という質問があったわけですが、これは黙っておるとそういうことだということで認めざるを得ませんので、そうではございません。吉田幸一さんとは、私はお顔を認識はしております。しかし、直接お話ししたことは一度もございませんので、その辺よろしく。それは関係なしでこの提出をさせていただいたということです。

 それと、先ほど加藤英輔議員も申されましたように、私はこの住民投票条例の関係については、吉田幸一さん、大変とお骨折りを願って、そして多くの市民の賛同を得られた、これは大変ご苦労さんであったと敬意を表するわけでございますが、私は、勘違いかもしれませんが、中立の立場で合併をどうこう考えてこの署名をとられたものと確信をしておったわけですが、昨日の意見陳述の中では、大変ちょっとがっかりした。そのことは、公人でもございませんし、議員ならば、ちょっと待ったといって止めたところでございますが、先ほどご指摘ありましたように、議会は指摘点は18項目あったように私は記憶をしておりますが、特に議会は市民を忘れ、派閥間の取り引きに明け暮れておると、これは普通であれば許しがたい発言であり、そして、またそれがあるならば、いつどこで誰がどういうあれをやってどういう結論になったかということを指摘をしていく、追及をしていくわけでございますが、それは終わりまして、そしてまた、岐阜市のこの合併に対しては、丸飲みをされてしまうのじゃないか。幾つかありますが、それは問いません。そういうことじゃなくして、我々は市民の代表として一生懸命どうあることが羽島市の将来に一番望ましいことかということを頭に置いて進んでおることをご報告を申し上げ、吉田幸一さんにそのことをお伝えをしておきたいというのが1点。

 それでは、ただいまから今定例会において議員発議で出させていただいた理由を若干述べさせていただきまして、皆さんのご賛同を得たいと、こういうふうに思っておるわけでございます。私たち、これは合併に関しましては、私は合併法定協から任意協からすべて行って、岐阜では羽島の皆さんのご意見を、議会のご意見を、通らぬときには机をたたいて岐阜でやっております。それは皆さんご存じのとおりでございますが、今でも私は合併を将来しなきゃならぬと、こういうふうに思っております。また、そういうふうに進めていかなきゃならぬと、こう思っておりますが、その中で、私は今日の討論の中で、大変残念、こういうことをやりたなかったんですが、残念なのは、私は昨年度からずっと市民に、特に江吉良舟橋町の出身でございますので、いろんな会合の場合に、合併は避け通れぬとか、いろんなシミュレーションがあってこうなるよ、こういうことはこうなるよと、合併はバラ色かと、いやバラ色じゃないよと、いろんな視点から考えたらいい面もある、悪い面もある、しかし、将来の国の財政等々から考えたら、少子高齢化等々も考えてシミュレーションを描くと、やはり財政基盤をしっかりしなきゃならぬという見地から、これは進めていかなきゃならぬが、しかし、こういう大変重大な問題でありますので、これは一遍市民の意向を私は聞いて、そしてどういう市民は我々のやっていることに対して意見を持っておられるかということを参考にして、最終決めるのはこの議会で羽島市が合併するかしないかということは決めるわけでございますので、その参考資料として、やはり市民の意見は尊重しなきゃならぬという意味からも、私はこの合併に関しては、議会と執行部だけで進めていってしまう、大変多くのご意見もいただきました。その中で、そうじゃないと、私は必ず議会で最終的には、今は詰めておりますが、最終的には市民の意向を、アンケートになるのか、住民投票になるのか、どういう形になるかわからぬが、一度はそういうことをして、この議会で臨んで参考にし、決めたいと。これは6月議会になると思いますが、そんな考えでおった。そのことを討論の中で入れさせてほしいと言ったら、どうしてもいかぬということでございますので、急遽、こういう発議になったということを、佐野議員、特にその辺のことを理解をしていただきたい。

 そして、いろいろ吉田幸一さんが出されました条例、これ、今朝から聞いておると、議員はそんな、我々が出すんやったらある程度きちっと条例、何項の何条のどうということはきちっとやらないかぬ。しかし、一般の方でございますので、それは揚げ足を取って、この条文がこうやとか、そんなことをやることで時間をだらだらとやっとったことは大変先輩議員として残念や。議会運営の進行上ロスや、これは。そういう点も付け加えて、これはそういう素人の出されたことであるので、どういうことをこれで訴えておるかということだけ、私はあれば、これは住民投票をやってほしいということだけで、それで私は、この長々と条例が書いてありますが、その合併についての指摘をされた佐野議員は、先輩として残念だなと、その程度の認識かと、残念だと思います。

 そこで、ちょっと文を書いてきましたので、文だけちょっと読み上げさせていただきます。

 提案理由、現在、岐阜市、羽島市、羽島郡柳津町、笠松町、岐南町及び本巣郡北方町、2市4町で合併協議を続けております。協議も最終段階に入り、合併の全体像ができ上がりつつあり、議了の暁には、合併の是非について、最高意思決定機関である市議会が最終決定をしなければなりません。このような重大な決定を行うには、十分羽島市民の意向を参考に決定しなければならず、住民投票を実施し、住民の意向を確認して決定する必要があると考え、羽島市合併について意思を問う住民投票条例の制定について、右の議案を別紙のとおり会議規則第13条の規定により提出をいたしますので、皆さんのご賛同を心よりお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。終わり。



○議長(加藤恒夫君) 以上で、提案説明を終わります。

 ここで、議案精読のため、暫時休憩します。

               午後4時34分休憩

               午後5時02分再開



○議長(加藤恒夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 これより、質疑に入ります。

 質疑のある方は、ご発言願います。

 10番 大野仁作君。



◆10番(大野仁作君) 1点だけちょっとお尋ねいたします。

 この条例案の投票資格者というところで、例えば北方、あるいは尾西市の条例を見てみますと、18歳以上、永住外国人というのも入っておるのですが、本条例ではそこら辺の永住外国人についてはどうでしょうか。入れたらと思うんですが。



○議長(加藤恒夫君) 答弁はどなたがしていただけますか。出された方のうち、どなたでもよろしいが、奥田さんでいいですか。

 18番 奥田三郎君。



◆18番(奥田三郎君) 今の大野議員の質問は、外国人の関係の投票の関係でございますが、私はこの条例に関しましては、昭和25年の法律第100号の公職選挙法の施行に準じてやっていただきたいということで、私の記憶が間違っておるかもわかりませんが、現在では外国人の投票はしておらないと、こういうことで進めさせていただけるのではないかと思っております。

 以上。



○議長(加藤恒夫君) そのほかございませんか。

 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) 先ほど、5名の代表として奥田三郎議員から提案理由が説明されました。その中で、重大な問題なので、今回住民投票を実施して、そして市民の声を聞いて最終判断は議会が決定するということを言われました。大いにその趣旨に私ども賛成です。午前中以来、この吉田幸一さんらの条例についても審議してまいりましたが、その思想といいますか、姿勢といいますか、この姿勢でありますので、賛成の立場で一つだけ、1点、提案者の奥田三郎議員に質問いたします。

 まず、この提案されております条例案、投票所においての投票、第7条 投票資格者は、投票日に自ら住民投票を行う場所に行き、資格者名簿またはその抄本の対照を経て、投票しなければならない。第2項で、前項の規定にかかわらず、投票日の当日に規則で定める事由により、自ら投票所に行くことができない投票資格者は、規則で定めるところにより投票を行うことができる。この第2項、通常、住民投票は投票日を設定して投票します。たまたまその投票日に投票ができないというのは、通常、期日前投票とか不在者投票、これができるのが普通だと思うんですが、この第2項がそのことを示しているのかどうか1点、提案者にお尋ねします。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) これは奥田さんでよろしいですか。

 18番 奥田三郎君。



◆18番(奥田三郎君) 佐野議員のただいまの質問は、第7条の2項の関係のことですが、これは投票に自分が行けない人が規定で定めるところで投票できるかと、これは病院の関係等も入っていて、私の記憶しているところによりますと、病院とか、老和園とかそういう方で指定の投票所まで行けないところは、そこで、当然立会人がいるわけですが、そこで投票をして済ますということになろうかと思います。

 以上。



○議長(加藤恒夫君) 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) 投票所に行けない方々の投票についてはそういうことでわかりましたが、投票日当日、都合で投票ができないというのは、現在、期日前投票とか不在者投票という形で投票日前に投票ができますね。そういう規定については、ここの規則でそれを定めるということになるんでしょうか。どちらでも、提案者の5名の中でわかれば私はいいわけですが。



○議長(加藤恒夫君) どなたでもいいです、提案者なら。

 9番 島根正寿君。



◆9番(島根正寿君) 16条の委任というところで、この条例に規定するもののほか、住民投票に必要な事項は、市長が別に定めるというところで委任をしておるということです。



○議長(加藤恒夫君) 20番 佐野隆史君。



◆20番(佐野隆史君) そうしますと、不在者投票等については書かれるというふうに理解してよろしいですね。提案者にお聞きします。



○議長(加藤恒夫君) 9番 島根正寿君。



◆9番(島根正寿君) あると思います。



○議長(加藤恒夫君) そのほかございませんか。

 5番 糟谷玲子さん。



◆5番(糟谷玲子君) 先ほど、議第2号 羽島広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について反対をされた皆様が、今回、また住民投票についてのこの提案をされた理由がまだもう少しわかりませんので、もう一度詳しくお聞かせください。



○議長(加藤恒夫君) 18番 奥田三郎君。



◆18番(奥田三郎君) 耳の穴をほじくって聞いとってくれよ。2回も同じこと、時間がもったいないで。傍聴の人もえらいに。



○議長(加藤恒夫君) 奥田さん、そのことだけの回答で、余分なことはよろしい。



◆18番(奥田三郎君) そうか。同じことやでやわ。

 私は、この重大なことでございますので、今日ここで誰かの圧力があって変わったというんじゃなくして、前々からこの合併という大きな問題に関しては、地元なんかでもいろいろお話をしておるように、住民の意見も聞いて、ただなぜそういうことを言ったかというと、議会と執行部だけで進んでってまっとると、こういうことじゃないと。私としては、最終的には住民の意向も聞いて、それは聞くのはアンケートとか意向調査とか住民投票だとか、今回は住民投票という形になったわけですが、そういうことを聞いて、それを参考にして、ここの場で議会でどうするかという最終結論、重大な決断を下すときには、やはり住民の意向も自分らの思いと違っておるかもわからぬので、参考にして、そのとおりにすると言っておるんじゃないですよ、糟谷君。それも参考にして議決をする私たちは重大な責務があるということで、あらゆる面からいろんな情報を得てやるのが当然であると、こういうことで、提案理由のときにも説明をさせていただいたとおりであります。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) よろしゅうございますか。

 7番 星野 明君。



◆7番(星野明君) 提案者にちょっとご質問しますけど、なぜ、糟谷議員と同じような意見ですけど、先ほどの吉田幸一様の住民投票になぜ反対なさって、1時間も5分もたたないうちになぜ賛成なさるのか。それだったら、初めからきちっと賛成をすれば、こういう事態にならないと思うんです。我々も合併の住民投票には賛成の気持ちがあったわけです。それを、朝来て、住民投票の議案を出したいということで、非常に私は残念です。将来のこの羽島市を思う気持ちは、反対の人も賛成の人も皆さん本当に一緒なんです。賛成の人も、本当に反対の人も、我々の次の10年、20年、我々の孫の時代、子供の時代、どうしたらいいかということで皆さん議論しておったわけです。できるなら、私ども同じ会派で全員一致で住民投票を賛成するなら賛成する。そしてもう少し時間を、私どもは本当に吉田幸一さんの気持ちが無になるんじゃないかと。これを出すなら、なぜ1週間なり、2日なり、3日なり、考える時間を与えてくださいまして出さなかったのか、それを本当に言いたい。そこら辺をですね。



○議長(加藤恒夫君) 4番 味岡 弘君。



◆4番(味岡弘君) 今日はいろいろと紛糾する中で、私どものこの提案を出させていただいた根拠を、今日は傍聴の皆さん方いらっしゃっておられますから、はっきりと明言をさせていただきますけれども、その根拠は、第1に、やはり初めから合併はしないよと、こういう認識のもとでかなり強く聞こえてきた。それでは我々、いわゆる議会議員としましては、先ほど提案理由をさせていただきました中で、昨年から岐阜市、羽島郡柳津町、笠松町、岐南町及び本巣郡北方町との合併協議を続けてまいっております。協議も最終段階に入り、合併の全体像ができ上がりつつあります。議案が了承され、合併の姿ができ上がった暁には、羽島市民全体の意見を聞き、合併の是非について、合併の最高意思決定機関であるところの羽島市議会は、最終決定を下す必要があろうかと思います。昭和29年に誕生した羽島市は、今年ちょうど50年の節目を迎えております。この自治体がなくなるという重大な意思決定を行うときには、住民の意思を確認する必要があると思います。その意思を参考に、市民の負託を受けた我々議会は、合併の是非を決定しなければなりません。市民全体が前向きに合併を捉え、合併を成功させるためには、住民投票を実施する必要があると、こう考えておるんです。やはり住民不在ではなくて、やはり最高機関の我々も住民の意思を一応、この50年目の節目を迎えている中で、最後のお話を聞いて、そして民主主義のいわゆる原理であります議会制民主主義の中で議決をしようと、こういうところへ進んでおります。そんな中でのご理解をということでお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤恒夫君) 19番 不破啓司君。



◆19番(不破啓司君) 先ほど来お話ございますように、まず先ほど、住民住民と言われるんやったら、住民の1万人のやはり住民投票しよということに対して否決をして、それに追い打ちをかけるように今またこれを議会でやるというようなことは、私はちょっとおかしいと思うんですが、その辺のことを簡単に説明していただきたい。



○議長(加藤恒夫君) 18番 奥田三郎君。



◆18番(奥田三郎君) 今、不破議員のおっしゃること、ごもっとも。私たちも今、星野君が言って、星野君は4年目か、私は長年やらさせていただいて、こういうことは多々あること、あった記憶もあるが、今回のこの件に関しまして、今不破議員から、前の議案に反対しておいて、今度の議案で自分ら出したやつに賛成をすると。中身は大体同じでございます。ではおかしいんじゃないかということを簡単に説明してくれとおっしゃったんですが、私は、提案説明の前に少し時間をいただいてお話ししたように、その合併の是非を問う中立的な立場で吉田幸一さんたちは集めていただいておったというふうに理解をしておったが、昨日の意見陳述の中で、かなり批判的な合併反対というような形の中で出されたので、そういうことには賛成できないということで、改めて議員として発議をさせていただいたと、こういうことでございますので、よろしくお願いします。



○議長(加藤恒夫君) そのほかございませんか。よろしゅうございますか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤恒夫君) 以上で、質疑を終わります。

 お諮りをいたします。

 本件は、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤恒夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論のある方はご発言願います。

 9番 島根正寿君。



◆9番(島根正寿君) 賛成討論をひとつやらせていただきます。

 解剖学の専門家である養老孟司さんが書いた本で「バカの壁」という本があります。200万部近い、200万部超えたと思いますが、ベストセラーになりましたので、皆様の中にも読まれた方がいらっしゃるんじゃないかと思います。この本の趣旨は、わかり合えない二者の間にはバカの壁、いわゆる無理解の壁が存在するというものです。例えばいたずら小僧と父親とか、イスラム原理主義者とアメリカ、若者と老人の間で話が通じないのは、このバカの壁があるからだと、解剖学の見地から解き明かしております。普段仕事をしておりまして、皆さん、何でこの人は俺の言うことがわからないんだろうとか、まるで相入れないなどということはないでしょうか。そこには、もしかしたらバカの壁が立ちふさがっているのではないかなと私は思います。

 では、このバカの壁と言われるものを克服するには一体どうしたらいいかということですが、一つには、自分を変え、相手に合わせる、おかしい点や矛盾点を徹底的に説明・主張し、相手を変えさせる、両方が変わるよう、妥協点を見出そうとする、何も変えずに逃げる、撤退する、あきらめる、無視する。いろんな方法があると思いますが、今現在、行政と市民、そして我々議会の間にこのバカの壁、無理解の壁が私は存在しているとやはり思います。

 我々は、今現在だけ、目先のことだけを考えるだけではなくて、将来のことをやはり考えなければいけないと思います。昭和29年に羽島市が誕生し、今年で50年になります。今の状況を予測できた者は誰もいなかったと思います。これから先の10年、いや5年先を見通すことも今は非常に難しい時代になっております。合併したら増税になるとか、市役所が遠くなる、不便になるなんか、いろんなことを皆さんおっしゃいます。一方、少子高齢化の影響で、合併しなかったらもっと増税しなければならなくなるかもしれません。合併したら発展できたのにということになるかもしれません。

 先ほどおっしゃったように、我々議会としては一生懸命やっておりますが、吉田幸一さんは、議会は全く機能してないとおっしゃるように、吉田さんと私の間にもやはりそのバカの壁があるんじゃないかと私は思っております。

 我々は合併にはやっぱり賛成です。今やはり羽島市に必要なのは、改善、改良といった小手先の改革ではなくて、やはり革新とか革命とかいったような手法が必要だと私は思います。ただ、岐阜市さんがその覚悟があるかどうかという点が問題にはなると思いますが、合併をやはり成功させるためには、住民投票を実施する過程で、今までお話ししたこのバカの壁、無理解の壁、これを乗り越えなければいけないと私は思います。それがやはり行政、議会の責任でありますし、私はやはり義務であると思います。それは、私はやはり必ず市民の方の理解が得られると思いますし、それを期待したいと思います。というのは、やはり特に市長は、羽島市のことを一番考えていらっしゃると思いますし、また市民も、そして我々議会も羽島市をよくするために考えて行動しているはずですから、必ず私は理解が得られるということを思います。

 以上をもって、住民投票に賛成させていただきます。



○議長(加藤恒夫君) ほかに討論はございませんか。

 8番 大鐘康敬君。



◆8番(大鐘康敬君) 私は、今後の財政状況難から考えてみても、合併協議は進めるべき必要があると思います。

 岐阜広域合併協議会も大詰めを迎え、岐阜市議会の本音の部分も見え始めてきました。合併後、でき得る限り早い時期に、議会の議決により決定する項目も多くありますので、住民の皆様のご意見を確認する必要があると思います。

 来月行われます羽島市単独の住民説明会、4月に行われます2市4町一斉の住民説明会、ここにおいて、十二分に説明を聞いていただき、大所高所から冷静に、合理的に判断され、将来にわたって禍根を残さないためにも、住民投票を実施する必要があると考えますので、議員の皆様に賛同をお願いするものであります。

 以上です。



○議長(加藤恒夫君) ほかに討論はございませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤恒夫君) 以上で、討論を終わります。

 これより、発議第1号を採決いたします。

 この採決は起立により行います。

 発議第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(加藤恒夫君) 起立多数であります。

 よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加藤恒夫君) 以上で、今臨時会に付議されました案件はすべて議了いたしました。

 ここで、市長から発言を求められていますので、許可いたします。

 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 平成16年第1回羽島市議会臨時会を閉会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 今臨時議会は、岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減、羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例につきましても、慎重にご審議を賜り、熟慮の上ご決定をいただきました。また、先ほどは、発議第1号ということで、これまた慎重にご審議をいただき、まことにありがとうございました。

 今後とも議員各位のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げて、閉会の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) これにて、平成16年第1回臨時議会を閉会いたします。まことにご苦労さまでございました。

               午後5時23分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

               羽島市議会議長  加藤恒夫

                  19番議員  不破啓司

                  20番議員  佐野隆史

本会議に提出された事件及び審議結果



議案番号
件名
提出年月日
審議結果
議決年月日


議第1号
岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減について
平16.2.3
原案可決
平16.2.3


議第2号
羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について

原案否決
平16.2.5


発議第1号
羽島市の合併について住民の意思を問う住民投票条例の制定について
平16.2.5
原案可決