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岐阜県 羽島市

平成16年  2月 臨時会(第1回) P.11 02月04日−02号




平成16年  2月 臨時会(第1回) − 02月04日−02号









平成16年  2月 臨時会(第1回)



平成16年第1回

         羽島市議会臨時会会議録

                          第2号 2月4日(水曜日)

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◯議事日程 第2号 平成16年2月4日午前10時開議

 第1      会議録署名議員の指名

 第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について

         (住民直接請求代表者 吉田幸一氏の意見陳述について)

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◯本日の会議に付した事件

 第1      会議録署名議員の指名

 第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について

         (住民直接請求代表者 吉田幸一氏の意見陳述について)

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◯出席議員(21名)

    1番  炭竃信太郎君   2番  白木太希夫君

    3番  大橋勝好君    4番  味岡 弘君

    5番  糟谷玲子君    6番  安井善保君

    7番  星野 明君    8番  大鐘康敬君

    9番  島根正寿君   10番  大野仁作君

   11番  加藤三郎君   12番  鈴木正美君

   13番  近藤伸二君   14番  加藤英輔君

   15番  伴野久子君   16番  加藤恒夫君

   17番  斉藤 孝君   18番  奥田三郎君

   19番  不破啓司君   20番  佐野隆史君

   21番  石黒義宣君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長        吉田三郎君

  助役        大竹 亮君

  収入役       浅井高?君

  教育長       大平橘夫君

  総務部長      大野隆弘君

  企画部長      松井 聰君

  市民部長      河合省三君

  福祉部長      大橋丈訓君

  経済部長      川合 勝君

  建設部長      安部純夫君

  水道部長      奥田正夫君

  教育委員会事務局長 加藤義泰君

  消防長       岩田隆雄君

  市民病院長     天野和雄君

  市民病院事務局長  勅使河原昌夫君

  監査委員事務局長  河路義隆君

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◯職務のため出席した事務局職員の職氏名

  事務局長      野田信二

  庶務課長      大野貴己

  課長補佐      箕浦完治

  係長        長沢龍己

  書記        國枝篤志

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               午前10時20分開議



○議長(加藤恒夫君) 皆さん、おはようございます。

 ここで、写真撮影の申し出がありましたので、これを許可いたします。

 お待たせいたしました。

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(加藤恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において、17番 斉藤 孝君及び18番 奥田三郎君を指名いたします。

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△日程第2 議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について(住民直接請求代表者 吉田幸一氏の意見陳述について)



○議長(加藤恒夫君) 次に、日程第2、議第2号を議題といたします。

 このことについては、地方自治法第74条第4項の規定により、住民の条例制定直接請求の代表者から意見を伺うものであります。

 本日は、直接請求代表者の吉田幸一さんに意見陳述人としてご出席をいただいております。

 吉田幸一さんには、お忙しいところ当議会にご出席を賜り、ありがとうございました。

 議会を代表いたしましてお礼を申し上げますとともに、忌憚のないご意見を述べられますようお願いいたします。

 また、直接請求代表者 意見陳述人 吉田幸一さんから資料を配付したい旨の要望があり、その取り扱いについて、議会運営委員会で協議いただきました結果、資料の配付はご遠慮願うこととなりましたので、よろしくお願いいたします。

 それでは、直接請求代表者 意見陳述人 吉田幸一さんに「羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例の制定について」、意見を述べていただきます。

 吉田幸一さん、正面の演壇までお進みください。

 傍聴人の方に申し上げます。傍聴をされるときに、傍聴人心得はそれぞれ皆様のところへお渡ししてあると思います。したがいまして、その傍聴規定に違反するときは退場をお願いすることがありますので、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。

          〔直接請求代表者 意見陳述人 吉田幸一氏 登壇〕



◎直接請求代表者(吉田幸一君) おはようございます。

 今日は意見陳述の前に、昨日羽島市長の発言に対して、我々の請求書類の中に一部誤りがございましたので、それに対しての説明をさせていただきます。

 大事な発言の場でございますので、原稿をしたためてまいりましたので、原稿に沿ってご案内をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 申出書。昨日の羽島市長の意見に、「請求に係る条例案は、制定する必要がない。」とした発言でした。理由の文書内容の中に、総務省指針として都道府県知事あての通知で、「合併をめぐり各地で住民投票が行われているが、拙速で住民合意のない合併は早晩挫折する。回り道でも十分時間をかけ、納得づくの合併協議を進めるよう通知しています。」と、私の方が請求書に書きました。

 以上は新聞記事により文書化したもので、特に意図的な発想を表現したのではなく、世の中の社説、これは社説でございますので、流動していることと私をはじめ市民の考えに合致した文書であり、大歓迎で引用しました。本記事についても、著作権等の理由もあり、新聞社にお聞きしましたが、社名「岐阜新聞」と「記載日」を入れて使用すればよい旨の回答があり、自信を持った次第です。確かに「通知します」と表現したことは、私、代表の誤りであり、深く陳謝いたします。

 この新聞記事を議員の皆様方に配付依頼をお願いしたところ、先ほど議長様からご案内がありましたように、配付を止められました。非常に残念です。公に新聞として報道されたものを配付を止めるというのは、本当に住民の一人として、また皆様はいかがなものかわかりませんが、本当に侮辱しているなと、このような形を私は感じます。

 それと、昨日ですね、市長の我々の文書に対しての若干指摘がございました。これは民間ですから、十分な立法技能はありません。そういう中に、地方自治法の中に許容というような内容のものがあります。それを参考に、今日は大勢の傍聴人がおりますので、ぜひともお聞きとめいただきたいと思って読み上げます。

 参考。地方自治法逐条解説長野士郎著 4、条例の制定又は改廃の請求(第74条関係)。(2)条例制定又は改廃請求の内容、請求の内容は具体的な条例案の発案であることを要する。請求には、条例案を必ず添付することが要求されている。則9、請求書様式参照。

 条例案とは、形式が一応整備されておれば足りるものと解すべきである。規定の上の立法技術上の多少の不備は問わないというべきである。議会において審議し、修正することも可能である以上、立法技術上の完全な条例案を要求しているものとすべきであるまい、こういう条文がございます。これはあくまでも参考で読み上げたわけでございますので、ご容赦願います。

 それでは、意見陳述書を原稿に沿って読み上げますので、よろしくお願いいたします。

 この場を借りて私と市民の考えを述べさせていただきます。

 このたびの住民投票の本請求は、一昨年から行政、議会等の審議の場を幾度となく新聞、議会の傍聴により肌身に感じてきました。また、合併法定協議会に幾度も傍聴している中で、私をはじめ市民に映る審議経過は余りにも寂しい市民不在の一方通行にすぎません。日を重ねるごとに行政、市議会議員の市民に対しての説明不足が浮き彫りになっているように受けとめました。

 市長の合併趣旨説明は、次の4点でありました。

 1.政府(総務省)の方針従う。

 2.岐阜市との合併は、政令指定都市を目指すものである。

 3.合併の形式は限りなく新設に近い編入合併であり、単に編入合併ではない。

 4.羽島という名前は残す。ものでした。

 しかし、新聞報道により、合併協議会の動きを読み想像する限り、当初市長の発表した思いとは別の方向に進んでおります。言い換えれば、政府(総務省)からの指針に従って進行していると言われたが、我々市民レベルの目線には届きません。

 政府の、いわゆる三位一体論は、地方交付税と補助金の縮減及び廃止は決まっていても、肝心の新たな地方の財源として何が移譲されるのかが未定で、例えば、地方に移譲される税目など、歳入の見通しができない中での合併の推進は安易にできないと思う、というくらいの見識を議会が市民に示すべきであると市民は期待しておりました。

 合併すれば道が開けるとするのではなく、このままの状態では合併を推し進めることは心配でできないと議会が審議されないのですか。合併協議は、合併することが前提ではなく、いま一度「おらが羽島の将来を考えるよい時期」と思います。

 羽島市長の議会での発言には、政令指定都市を目指すものと言うが、岐阜の近隣に目を向けるに、各務原市は単独、山県市、瑞穂市、本巣市と新市が誕生している現在、恐らく岐阜市の思惑は外れて当然、政令指定都市構想は空中分解であります。

 このような合併が果たして羽島市民6万8,000人の幸せが来るのであろうか、疑問であります。このような中で、羽島市の将来ビジョンが確立していますか。それよりも岐阜の財源が不足している中で、広大な市街化再開発計画が公表され、編入される側に不安こそあれ、安心はできません。合併特例債も我々に配分されるはずの貴重な資金が、岐阜市に丸飲みされ、岐阜市のみに消えてしまうのではないか。羽島という名を残すと最初羽島市長は公表し、議会も多数を占めたはず。それが継続審議1回で「岐阜市」とよしとするのか、「岐阜羽島」とするのか、意見が分かれるところでした。しかし、当初羽島市長の発言は明らかに「岐阜羽島」でいくということでした。市民もそうなることを願っておりました。しかし、現実は岐阜の主張どおりに、「岐阜市」で決まりとなっているのです。これは羽島市民に対する当初の約束と違い、それで仕方がないと判断して協議を続行することは一種の裏切り行為です。また、このような審議をされた議会議員も同じ裏切り者です。これらのことをストップするのが議会議員の機能であり、市民に選ばれた議員の役割ということではないかと市民の大多数は口にしております。

 合併の形式は、当初は限りなく新設に近い編入合併でした。しかし、前に述べた各務原市の不参加により、岐阜市の政令指定都市構想は崩れ、それ以降岐阜市の態度は一変しました。最近の合併法定協議会に傍聴していますと、岐阜市は明らかに「この指とまれ」方式で、岐阜市の意向を最優先し、他の自治体のそれを拒否する態度に出ているように思われます。

 数の倫理からすれば、編入合併以外の選択肢はあると言いません。合併してもしなくても岐阜市はすでに中核都市であり、小さな痛手はあっても致命傷にはならないからです。岐阜市からすれば羽島市が困るだけという思いが強いように思われます。そうであるがゆえに、岐阜市は強い態度に出るのであります。それに引き換え、我が羽島市はどうだろうか。

 以上に述べたように、住民投票条例制定に向けた運動は市民の行政、市議会に対して市民の最終的な行動であることを真摯な気持ちで受けとめてほしいものです。議会審議が何か、市民に選ばれたことを忘れて、議員間の派閥関係の取引に終始にしているように市民には映るのです。

 「合併の適否を住民投票にかけてほしい」とする署名運動が起こり、1万3,000余人の署名が集まったことです。これは羽島市にとりまして、羽島市50年の歴史において初めてのことで、市民は無関心で、無責任であるから何をしてもよいということにはなりません。

 うわさによれば、羽島市長は議会を私物化しているという市民も多数を占めております。このようなうわさをはねのけるには、議員各位が選挙されたときの初心に返って、市民の話をよく聞くことです。議員バッジがブライドではないということを理解し、通常の議案でない、50年に一度あるかないかの重大な合併に関する市民の直接請求による住民投票条例制定審議を派閥の利害で採決するようなことがあれば、重大事に市民は発展、団結する構えである。

 そのようなことを避けるためにも、重大議案である以上、市民とともによく聴き、語り、住民投票で新しいまちづくりを共有して、互いに責任ある行動をとる。それが住民投票と市民は感じているのです。

 市民が提案した住民投票条例制定を強く要望し、一線に立って取り組むことが、すべての責任が議会側にあるのではなく、住民も責任を負う、それが民主主義の原点である。賛否は何事にもあり、責任転換ではなく、住民投票で賛否を受けて両成敗、岐阜市に話を移せば、合併する側であり、筋論を通していく限り、岐阜市に対する批判の声は上がらないでしょう。岐阜市によいようにあしらわれ、右往左往する羽島市などは哀れであり、悲しいですね。わずかに頑張っている基本認識さえ不案内であるとしか思われない多くの議員さんの皆さん、合併論議をする資格はないと多くの市民は話しております。

 もし、このうわさが不服とするのであれば、合併に関する市民集会を開いて、各議員さんの生の声を聞かせてほしいものです。本当に真剣な証として、住民投票を考えて、市民の信頼を今こそ取り戻してくださることを羽島市民、全有権者が望んで見守る2月5日の住民投票条例案の成立を重ねて議員各位に心よりお願い申し上げ、市民代表としてのご意見陳述書といたします。

 どうもご静聴ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) 傍聴人の方に再度ご注意申し上げますが、拍手等はできないとい

 うことになっておりますのは、皆さん傍聴の心得でご存じのとおりでございます。ぜひ、そういうことの違反のないように、静粛に吉田さんの話を聞いてください。

 以上です。



◎直接請求代表者(吉田幸一君) それでは、ちょっと拍手が入りましたので、読み替え

 ます。

 本当に真剣な証として、住民投票を考えて、市民の信頼を今こそ取り戻してくださることを、羽島市民、全有権者が望んで見守る2月5日の住民投票条例案の成立を重ねて議員各位に心よりお願い申し上げ、市民代表としての意見陳述書といたします。

 どうもご静聴ありがとうございました。

 平成16年2月4日

                     あすの羽島を考える会 会長 吉田幸一

 羽島市議会議員一同様

 ありがとうございました。



○議長(加藤恒夫君) ありがとうございました。

 以上で、議第2号 羽島市広域合併に関する住民の意思を問う住民投票条例について、直接請求代表者 意見陳述人 吉田幸一さんの意見陳述についてを終わります。

 吉田さんには、本議会のために貴重なご意見を述べていただき、ありがとうございました。ご苦労さまでした。

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○議長(加藤恒夫君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 明日5日は午前10時から本会議を開き、質疑、討論及び採決を行いますので、よろしくお願いします。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。

               午前10時40分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

               羽島市議会議長  加藤恒夫

                  17番議員  斉藤 孝

                  18番議員  奥田三郎