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岐阜県 羽島市

平成15年  3月 定例会(第2回) P.131 03月10日−04号




平成15年  3月 定例会(第2回) − 03月10日−04号









平成15年  3月 定例会(第2回)



平成15年第2回

         羽島市議会定例会会議録

                          第4号 3月10日(月曜日)

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◯議事日程 第4号 平成15年3月10日午前10時開議

 第1      会議録署名議員の指名

 第2      加藤三郎君に対する懲罰について

 第3      一般質問

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◯本日の会議に付した事件

 第1      会議録署名議員の指名

 第2      加藤三郎君に対する懲罰について

 第3      一般質問

 追加日程    加藤三郎君に対する再懲罰動議

         加藤三郎君に対する再懲罰について

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◯出席議員(23名)

    1番  島根正寿君    2番  星野 明君

    3番  安井善保君    4番  糟谷玲子君

    5番  味岡 弘君    6番  大鐘康敬君

    7番  鈴木正美君    8番  牧田富子君

    9番  大野仁作君   10番  近藤伸二君

   12番  棚橋正伸君   13番  伴野久子君

   14番  加藤恒夫君   15番  加藤英輔君

   16番  斉藤 孝君   17番  奥田三郎君

   18番  魚住昭三君   19番  不破啓司君

   20番  箕浦茂幸君   21番  佐野隆史君

   22番  山田定顯君   23番  石黒義宣君

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◯欠席議員(1名)

   11番  加藤三郎君

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長          吉田三郎君

  助役          大竹 亮君

  収入役         浅井高?君

  教育長         大平橘夫君

  総務部長        大野隆弘君

  企画部長        姉川盛宇君

  市民部長        松井 聰君

  福祉部長        大橋丈訓君

  経済部長        川合 勝君

  建設部長        安部純夫君

  水道部長        奥田正夫君

  教育委員会事務局長   加藤義泰君

  消防長         岩田隆雄君

  市民病院長       天野和雄君

  市民病院事務局長    勅使河原昌夫君

 監査委員事務局長     山田紘治君

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◯職務のため出席した事務局職員

  事務局長        野田信二

  庶務課長        大野貴己

  課長補佐        箕浦完治

  係長          長沢龍己

  書記          堀 正彦

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               午前11時16分開議



○議長(魚住昭三君) 皆さん、大変お待たせをいたしました。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(魚住昭三君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において、13番 伴野久子さん及び15番 加藤英輔君を指名いたします。

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△日程第2 加藤三郎君に対する懲罰について



○議長(魚住昭三君) 日程第2、加藤三郎君に対する懲罰についてを議題といたします。

 11番 加藤三郎君の除斥を求めます。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 懲罰特別委員会委員長 加藤恒夫君。

          〔懲罰特別委員会委員長 加藤恒夫君 登壇〕



◆懲罰特別委員会委員長(加藤恒夫君) 懲罰特別委員会の結果を報告いたします。

 懲罰特別委員会は、先ほど委員会を開催し、議員 加藤三郎君に対する懲罰の件について審査いたしましたので、その結果をご報告いたします。

 3月7日の加藤三郎君の一般質問中、議場内の議員に対しての無礼な発言は、議会の品位の保持に反する行為であり、懲罰を科すべきものと認め、ただいまお手元に配付いたしました陳謝文(案)のとおり懲罰を科すべきであるとの結論となりました。

 以上で、懲罰特別委員会の結果報告を終わります。



○議長(魚住昭三君) 以上で、委員長報告を終わります。

 これより、報告に対する質疑に入ります。

 質疑のある方はご発言を願います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。

 加藤三郎君から弁明の申し出がございませんので、これより討論に入ります。

 討論のある方はご発言を願います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) 以上で、討論を終わります。

 これより、加藤三郎君に対する懲罰についてを採決いたします。

 この採決は、起立により行います。

 本件に対する委員長の報告は、加藤三郎君に委員会起草による陳謝文により陳謝の懲罰を科すことであります。

 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(魚住昭三君) 起立多数であります。

 よって、加藤三郎君に陳謝の懲罰を科すことは可決されました。

 加藤三郎君の除斥を解きます。

 暫時休憩いたします。

               午前11時28分休憩

               午後2時23分再開



○議長(魚住昭三君) 大変お待たせをいたしました。

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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○議長(魚住昭三君) ここで、会議録署名議員の追加指名を行います。

 本日の会議録の真正さを担保するため、本日の会議録署名議員として、16番 斉藤 孝君を追加指名いたします。

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○議長(魚住昭三君) この際、報告をいたします。

 加藤三郎君に対し懲罰の手続をすべく求めましたが、拒否されましたことをご報告いたします。

 暫時休憩いたします。休憩中に議会運営委員会を開催したいと思います。よろしくお願いいたします。

               午後2時24分休憩

               午後2時36分再開



○議長(魚住昭三君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△追加日程 加藤三郎君に対する再懲罰の動議



○議長(魚住昭三君) ただいま、加藤恒夫君ほか7人から、地方自治法第135条第2項及び会議規則第152条第1項の規定により、加藤三郎君に対する再懲罰の動議が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、本件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) ご異議なしと認めます。

 よって、この際、加藤三郎君に対する再懲罰の動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 本件を議題といたします。

 11番 加藤三郎君の除斥を求めます。

 動議提出者から説明を求めます。

 14番 加藤恒夫君。

          〔14番 加藤恒夫君 登壇〕



◆14番(加藤恒夫君) 議員 加藤三郎君に対する再懲罰動議。

 次の理由により、議員 加藤三郎君に再懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び会議規則第152条第1項の規定により動議を提出します。

 理由としましては、加藤三郎議員に公開の議場における陳謝の懲罰が科されたが、陳謝の懲罰に応じなく、地方自治法第134条に反する行為であります。

 以上が動議の理由でございます。



○議長(魚住昭三君) これより、動議提出者の説明に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 懲罰の決議については、会議規則第153条の規定により委員会の付託を省略することができないことになっております。よって、本件については、委員会条例第7条第2項の規定により、8人で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上審査することとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) ご異議なしと認めます。

 よって、本件については、8人で構成する懲罰特別委員会を設置し、これを付託の上審査することに決しました。

 ここで、加藤三郎君の除斥を解きます。

 お諮りします。

 ただいま設置されました懲罰特別委員会の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、近藤伸二君、棚橋正伸君、加藤恒夫君、斉藤 孝君、奥田三郎君、佐野隆史、山田定顯君、石黒義宣君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました8人の諸君を懲罰特別委員会委員に選任することに決しました。

 暫時休憩をいたします。

 休憩中に委員会を開催し、正副委員長を互選の上審査を願います。よろしくお願いいたします。

               午後2時41分休憩

               午後3時06分再開



○議長(魚住昭三君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長いたします。

 ただいまの休憩中に、懲罰特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告申し上げます。

 委員長 加藤恒夫君、副委員長 棚橋正伸君。

 以上のとおり選任されましたので、よろしくお願いをいたします。

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△追加日程 加藤三郎君に対する再懲罰について



○議長(魚住昭三君) 加藤三郎君に対する再懲罰についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) ご異議なしと認めます。

 よって、加藤三郎君に対する再懲罰についてを議題といたします。

 11番 加藤三郎君の除斥を求めます。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 懲罰特別委員会委員長 加藤恒夫君。

          〔懲罰特別委員会委員長 加藤恒夫君 登壇〕



◆懲罰特別委員会委員長(加藤恒夫君) 懲罰特別委員会結果報告。

 懲罰特別委員会は、先ほど委員会を開催し、議員 加藤三郎君に対する再懲罰の件について審査いたしましたので、その結果をご報告いたします。

 本日の本会議で懲罰特別委員会委員長の報告のとおり、公開の議場における懲罰を科すべきものと議決になりましたが、本人が陳謝の懲罰に応じなく、加藤三郎議員に3日間出席停止の懲罰を科すべきであるとの結論となりました。

 以上で、懲罰特別委員会結果報告を終わります。



○議長(魚住昭三君) 以上で、委員長報告を終わります。

 これより、報告に対する質疑に入ります。

 質疑のある方はご発言を願います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。

 これより、討論に入ります。

 討論のある方はご発言を願います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(魚住昭三君) 以上で、討論を終わります。

 これより、加藤三郎君に対する再懲罰についてを採決いたします。

 この採決は、起立により行います。

 本件に対する委員長の報告は、加藤三郎君に3日間の出席停止の懲罰を科すことであります。

 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(魚住昭三君) 起立多数であります。

 よって、加藤三郎君に3日間の出席停止の懲罰を科すことは可決されました。

 加藤三郎君の除斥を解きます。

 ただいまの決議に基づき、これより加藤三郎君に懲罰の宣告を行います。

 加藤三郎君に3日間出席停止の懲罰を科します。

 以上で、加藤三郎君に対する再懲罰についてを終わります。

 大変ご協力ありがとうございました。

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△日程第3 一般質問



○議長(魚住昭三君) 日程第3、一般質問を行います。

 9番 大野仁作君の発言を許可いたします。

 発言者から、資料を配付したいとの希望でございますので、許可しましたのでよろしく。

          〔9番 大野仁作君 登壇〕



◆9番(大野仁作君) それでは、発言通告に基づきまして、順次発言していきます。

 まず一つは、学校施設の修繕・改修についてであります。

 毎年、市内の小学校、中学校から、教育委員会に出される修繕要望は百数十件に及んでおります。平成10年度166件、11年度162件、12年度163件、13年度は157件、14年度も159件、そして15年度は147件であります。幾つかは毎年処置されているわけですが、それにしても毎年先送りされるものが圧倒的に多いわけであります。

 例えば、15年度の場合、議案の詳細説明でも事務局長が若干述べられましたが、私が把握したところでは、147件の修繕要望のうち予算化されたのが17件であります。130件の要望が16年度以降に先送りされたわけであります。これは、毎年羽島市の教育予算が減らされきておるのが背景にあります。例えば10年前、平成4年度、一般会計の予算規模は172億円、しかし教育予算は36億円ありました。平成14年度、一般会計が206億円と10年前の1.2倍になっておりますが、教育予算は21億円、10年前の59%であります。また、平成12年度、平成13年度の県14市の教育予算の平均、これは全体の、例えば12年度が12.4%、13年度が14.3%でありまして、このとき羽島市は14市最低の12年度、13年度それぞれ8.9%であります。また、14年度の予算で見てみても、県下14市の平均は13.2%、羽島市は10.3%であります。14市中13番目であります。もっと教育予算を増やして、修繕の処置を進めていくべきであります。建築の事業は、裾野が広く、地元業者に仕事をおろせば不況対策にもなりますし、何よりも児童生徒が快適な環境のもとで勉学に励めるようすべきであります。

 2番目に固定資産税についてであります。

 今年は、3年に一度の評価替えの年であります。6年前の平成9年度、竹鼻町上城の竹鼻小学校グラウンド南のせこが上城の標準値6万2,400円より1万1,700円も高い7万5,900円ということがありました。該当する住民が運動を起こして、その結果、平成12年度の評価で5万3,700円に引き下げられました。これはほんの一例でありますが、路線価を調べてみますと、まだ広い道路より狭い道路の方が路線価が高いところが見受けられます。

 先ほどお配りした資料を見ていただきますと、ちょっと若干見にくいと思いますけれども、例えば、ここに一番左上1番目、5万2,200円、これが行き止まりの道になっているわけです。それと栄町3丁目と栄町1丁目、2丁目の境に名鉄竹鼻線が走っています。真ん中の2番目のところは5万6,800円、その下、線路の南側が5万9,200円です。そして一番右の4番目、これは広い道路ですが、5万7,400円。これを見てみますように、一番線路の南側の3番目の5万9,200円、この道路は自転車や歩行者しか通れないんです。そして線路のところには杭が打ってあって、車両は通れなくなっております。こちらは4番目の5万7,400円の広い道路は、これは自動車も通行できます。踏み切りも通行できます。こういったように、狭い道路の方が評価額が高い。これは上城の例でもありましたように、標準値が違うところからぼってきている。前の上城の竹鼻小学校グラウンドの南側のときは、丸の内のいわゆる区画整理をやったところに合わせているから高くなってしまった。恐らく、この栄町の例に挙げましても4番目の5万7,400円の標準値と3番目の5万9,200円、この標準値は恐らく違うところからぼってきているからこういった現象が出てくるわけであります。

 それともう一つは、こういったところは随所もっと羽島にあると思いますが、今後どうしていくのかお尋ねいたします。ちなみに、今の路線価は平成12年度の路線価であります。

 それともう一つは、特殊な地形の評価の問題であります。これはどのようにしているか。例えば道路にも接していない孤立した土地、あるいは高圧線の下とかあるいは墓地の付近、また都市計画道路にかかっている土地の評価、こういったところはどうしているのかお尋ねいたします。

 3番目に、下水道事業についてであります。

 平成12年4月1日に公共下水道が供用開始されまして、3年になりますが、人口密集地域の面整備がほぼ完了しつつあり、今後周辺部の面整備に取りかかっていくわけですが、下水道への加入状況はまずどうなっているのかお尋ねしたいと思います。

 それと、下水道事業は、言うまでもなく、汚水を処理して環境の浄化にも役立つことから、その整備の促進は切実なものになっておりますが、その事業をめぐっては大きく分けて二つの問題があります。

 その一つは、事業の工期の長期化や膨大なコスト増。二つ目は国土交通省の公共下水道やあるいは農水省の農業集落排水事業、それと厚生労働省の合併浄化槽、こういった所管ごとの縦割り行政の弊害が生じているという問題であります。羽島市の場合は、今国土交通省の公共下水道1本でありますが。したがって、国土交通省、農水省、厚生労働省は1995年に3省連名で汚水処理施設の整備に関する通達を出しましたが、その一つは、地域の実情に応じた効率かつ適正な整備手法の選択を行うということ。二つ目に、構想の策定に当たっては、都道府県の関係部局は市町村と連携を図り、市町村の意向を十分に反映すること。三つ目に、情勢の変化に応じ、また市町村の意向等を踏まえ、必要な見直しを行うことが定められております。羽島市の公共下水道も、今後農村地域に拡大されて、建設コストも高くなります。現在の当初の計画は、市街化区域で1平米当たりの面整備費は2,206円、調整区域ですと3,965円であります。市内全域の計画は、公共下水道1本でいくということでありますが、計画の見直しは今後考えていくのかどうか。また、建設コストも高くなれば負担金も高くなってくるわけですが、現在の負担金のあり方も含めて、将来的に負担金のあり方を見直す必要がありますが、そういうことは考えているのかどうかお尋ねいたします。

 最後に、これは直接的には羽島市は関係しないわけでありますが、いわゆるアメリカのイラクへの武力攻撃ですが、これについて市長の見解をちょっと求めておきたいと思います。

 今、アメリカがイギリスと一緒になって、イラクへの武力攻撃を強行しようとしておりますが、しかし世界の流れは反戦であります。100カ国以上が参加している非同盟諸国の会議が、この前マレーシアのクアラルンプールで開かれましたが、イラクの武力攻撃反対の声明が採択されました。また、世界各地で1,000万人以上がこの戦争反対に立ち上がっております。日本の世論調査でも、7割から8割がイラク攻撃に反対しております。また、中部地方でも18の市町村の議会が意見書や決議を可決しております。これは当然、戦争になれば一番犠牲になるのはイラクの一般国民ですし、これはアメリカは既にイラク全土3,000カ所の空爆目標を認定しておりまして、イラク全土を空爆すれば当然一般市民が巻き添えを食らうことは、これはユーゴスラビアのコソボ紛争あるいはアフガニスタンの空爆でも明らかであります。

 また、原油の価格上昇など、世界情勢、日本経済への影響もあります。地方の首長ではありますが、吉田市長のこのアメリカのイラク攻撃に対する見解をどう思われているのか、お尋ねしたいと思います。

 以上で、1回目の質問を終わります。



○議長(魚住昭三君) 市長 吉田三郎君。

          〔市長 吉田三郎君 登壇〕



◎市長(吉田三郎君) ただいまアメリカのイラクへの武力攻撃云々という市長としての見解と、こういうことでございますが、1点は、ご案内のように、政府への請願も出されております。それから、いま一つは、請願のいわゆる権限に属する事項でもございません。そんなことの中から、先ほどのご質問については、いわゆる市長としての職務、事務に関係ないといいますか、職務外のことでございます。そんなことの中からお答えをいたすものではないと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 なお、その他の関係につきましては、関係部長の方から答弁をしますので、よろしくお願いします。



○議長(魚住昭三君) 教育委員会事務局長 加藤義泰君。

          〔教育委員会事務局長 加藤義泰君 登壇〕



◎教育委員会事務局長(加藤義泰君) それでは、学校施設の修繕・改修についてお答えをさせていただきます。

 平成15年度の学校施設の改修要望につきましては、小学校、中学校合わせて147件のご要望をいただいております。要望につきましては、各学校の現地調査を行いまして、緊急性など考慮し、平成15年度は6,173万2,000円を予算計上いたしたところでございます。

 予算詳細説明の折にご説明いたしました件数は、ある程度の規模の工事でございます。ご要望の中には修繕で済む小さなものもございます。これらを合わせますと、大体予測では、15年度で処理できますのは40%か50%と考えております。いずれにしましても少しでも多く対応できるよう努力していきたいと考えております。

 ご指摘をいただいておりますこの学校施設の修繕・改修につきましては、教育委員会といたしましては、厳しい財政状況の中で限られた予算でございますが、学校施設の改善にさらに努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 総務部長 大野隆弘君。

          〔総務部長 大野隆弘君 登壇〕



◎総務部長(大野隆弘君) それでは、私からは固定資産税につきましてお答えをさせていただきます。

 このことにつきましては、平成8年12月の定例会及び平成9年6月の定例会において、議員からのご質問の際にお答えをさせていただいておりますが、改めてお答えをさせていただきます。

 まず、路線価の付設につきましては、固定資産の評価基準によって評価を行ったもので、当市におきましても市街化区域は市街地宅地評価法で評価しております。具体的に申し上げますと、まず最初に、普通商業地区、普通住宅地区など用途の区分をいたします。その次に、宅地の利用上の便などから見て、状況類似地域の区分をいたします。そしてその地域ごとに主要な道路を選定いたします。そして主要な道路に接する宅地のうちからその地域の標準的なものを標準宅地として選定をいたします。次に、この標準宅地について地価公示価格、不動産鑑定価格から適正な時価を評定し、これを基準として当該街路の路線価を付設いたします。次に、この主要な路線に接します標準宅地とその他の街路に接する宅地との間における状況などを総合的に考慮し、各路線の価格を付設いたします。そして、路線価に基づいて所定の宅地計算法を適用して、この各筆の評点数を算出いたすものであり、平成15年度の評価替えにつきましても、固定資産評価基準に準拠して評価をさせていただいているところでございます。

 議員ご指摘の栄町1丁目と栄町3丁目付近の2路線の比較でありますが、もともとこの2路線につきましては、それぞれ先ほど申されましたとおり、状況類似地域が異なっております。その固定路線価の算出についても、2路線が別々の標準宅地のある主要街路を比準していることによる違いであります。

 また、八剣神社付近につきましては、標準宅地のある主要街路に対し、道路幅員、道路形態などを勘案しまして補正を行っており、適正なものであると考えております。

 次に、特殊な地形の評価の取り扱いについてであります。

 固定資産評価基準の中には、価格の低下等の原因が各地の個別的要因によること、またその影響が局地的であること等の理由から、その価格事情を路線価の付設、または状況類似地区の設定によって評価に反映させることはできない場合がある。このような場合には、その価格事情が特に著しい影響があると認められるときに限り、個々の宅地ごとに特別の価格事情に見合った所要の補正を行うことができるものであるとされています。

 これに基づき、当市におきましても、どの道路にも接していない孤立した土地、無道路地とか高圧線下、都市計画の予定地などで、これを適用しております。例えば、宅地等の無道路地につきましては、評価額に対し最高で60%の補正、高圧線下につきましては全体地積に対する線下地積の占める割合が50%未満のものにつきましては、路線価格に85%の補正、50%以上のものにつきましては、65%の補正をしております。また、都市計画道路予定地につきましては、路線価格に95%の補正を行っております。なお、墓地につきましては、価格事情に特に著しい影響が認められないことから、市町村長の行う所要の補正の範囲に定められておらず、当市におきましても墓地周辺にかかる補正につきましては特に行っておりませんので、ご理解を願いたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 水道部長 奥田正夫君。

          〔水道部長 奥田正夫君 登壇〕



◎水道部長(奥田正夫君) それでは、3項目めの下水道事業についてお答えをさせていただきます。

 まず、下水道への加入状況の関係でございますが、ご案内のとおり下水道の供用開始につきましては、平成12年度から整備が完了した区域より順次供用開始をさせていただいております。この供用開始区域内におきます平成14年度の1月末時点での申請件数でございますが、344件であります。共同住宅、マンション等、数世帯から数十世帯入居しておりましても排水設備が一つの場合、申請件数を1件で扱っております。それで、世帯数で見た件数でございますが、これは申請書から調査したものでございます。現在485件であります。12年度の加入世帯件数は600件、13年度の加入世帯件数は719件、合計で1,804件といった世帯数での加入状況でございます。また、統計上の数値から算出いたしました平成14年度当初時点での使用可能世帯数は3,510件でございます。これに対します加入率は51.4%といった状況であります。

 また、3年目を迎えます12年度に供用開始した区域の現在の加入率、これは67%といった状況であります。私自身順調な加入状況であるのではないかと思っておりますが、今後も一層の加入促進を図ってまいりたいと考えております。

 次に、下水道の今後の計画についてお答えをさせていただきます。

 議員からお話がございましたように、汚水処理施設の整備につきましては、下水道事業での整備、農業集落排水事業での整備、その他合併浄化槽事業での整備などがございます。それで、各自治体におきましては、これらの汚水処理施設の有する特性、水質保全効果、経済性、地域の特性など総合的に勘案する中、効率的かつ適正な整備手法の選択が行われ、そして整備が進められております。そうした中、特に下水道の整備につきましては、長い整備期間を要しますことから、基本計画、全体計画等の策定段階で適正な計画であったといたしましても、人口の増減等社会的条件が刻々と変わっていくものであり、常にこういった状況の把握、分析を行いながら適正な事業の実施に努めることが大変重要であると言われております。こうしたことを常に念頭に事業を進めさせていただいているところでありますが、当市の場合、現在の状況では、公共下水道事業で進めることが効率性、経済性の面からも最も適切であると考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。

 次に、受益者負担金の関係についてお答えをさせていただきます。

 受益者負担金の総額の決定に当たりましては、第四次及び第五次の下水道財政研究委員会での賦課額は建設費の末端環境整備費相当額をめどとすることが適当であるとか、また対象地域は、数年間に確実に整理が行われることが明らかな地域に限るとの提言や、そのほか先進都市の負担金額等をもとに相対的にご検討をいただく中、負担金額の決定をいただいたものであり、その後の事情変更等があったとしましても、決定している負担金額を見直すことは適切でないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 9番 大野仁作君。



◆9番(大野仁作君) まず最初に、市長にお尋ねします。

 このイラクの問題は、確かにこれは市長の職務以外のことであります。ただ、あえて聞いたのは、同じ地球に生きる人間として、日本そのものあるいは私たち個人でもそうなんですが、1人では生きていけないわけです。何らかのつながりがあるわけです。例えば、アメリカがもし空爆を断行すれば、ヨルダンというのはイラクから石油を大量に輸入しているわけですが、そこがまず大きな経済的な損害をこうむる。昨日もニュースで小泉総理がそういった空爆後の周辺諸国、イラクへの周辺諸国に日本の金を投入すると。例えばヨルダンに対してはそういった資金的援助をやる、あるいはまた円借款もやると。その一方でまた莫大な日本の金が持ち出されるわけです。

 湾岸戦争のとき、日本が負担した費用が総額の18%らしいんですけれども、新聞報道によれば、もしそのまま18%からの負担になると1,801兆8,000億円かそれぐらいの金が出ていくわけなんです。例えばの話しですよ。これは、例えば市長がご自宅に帰られて、テレビのニュース、あるいは新聞のニュースを見てみて、ああいった悲惨な画像が放映されている、そういったものを見てどう思われるか。一個人に立ち返った場合、こういった戦争、イラクへのアメリカが爆撃を落とすれば悲惨な状況になることはもう目に見えている。そういったことに対して同じ人間としてどう思われるか。そういったことをお尋ねしたかったわけです。もう一度またご見解をお願いしたいと思います。

 それと、教育の関係で、これはどこの部署でもそうなんですが、いわゆる予算を算出するのに基準財政需要額、これは妥当な水準における行政を行い、または施設を維持するための財政需要を一定の方法によって合理的に算出した額なんですが、私の手元にある資料で、例えば14年度、教育費、その中の基準財政需要額が15億9,540万7,000円なんです。その中の小学校費が6億1,648万7,000円。一般会計予算では、3億8,430万4,000円。中学校費が基準財政需要額では4億4,423万8,000円。予算では1億1,534万6,000円。いわゆる基準財政需要額より非常に少ない、いわゆる国の基準より少ないわけなんですが、この基準財政額というのはまずどういうものなのかお尋ねしたいということと、それとこのどこの部署でもこういった基準財政需要額を求めて、そして地方交付税の算定の根拠にすると思うんですが、そういうことから見て、国の基準と申していいのかどうかあれなんですが、少ないのではないかと。そのことを1点、まずお尋ねいたします。

 それと、固定資産税の関係で、先ほど私一般質問の原稿の中で、上城のことを申しました。それで今、類似状況地区が違うわけなんですよ、当然。それで前の上城のときも類似状況地区が違っていたわけです。いわゆるあの竹鼻小学校のグラウンドの南側は区画整理した丸の内の方、そういったところを類似状況地区と比較してやってきたから、上城の本通よりか高くなってしまったわけです。今回の栄町のところでも同じ状況なんです。今後、そういうところは、今羽島市内にそういうところは随所にあると思うんです。この前、十分私も準備ができませんでした。路線価を見せていただいたんですが、それを見ただけでも、あれだけピックアップできたわけなんですが、もっと細かく見ればああいったところはあると思うんです。だから今後そういったところをきちっと調整していくのかどうか。そのことを1点お尋ねしたいと思います。

 それと、路線価の公表のところで、いわゆる前も取り上げたんですが、昔は路線価と地図が別々になっていて、路線価の表だけ見てもわからない。今回の場合、見せていただいて、路線価図も書いて非常に見やすいものにはなっている。ただそれが常時市民に公開されるのかどうか。自由に閲覧できるようなふうにしていく、そういったようなふうにはしていかなあかぬと思うんですが、その点どうなのか、お尋ねしたいと思います。

 それと、下水道の問題で、先ほど部長の答弁で、12年度の3年目で67%の加入率ですね。全体では今51.4%ですか。しかし当初の計画では、3年目は80%というふうだったと思うんです。それから見れば67%というのは、当初の計画より低いんではないかなと。この点はどうなのかということと、それと今下水道は、住宅密集、とりわけ竹鼻、江吉良、そういった密集地の面整備がほぼ終わったわけなんですが、いわゆる下水道の加入を下水道の工事申請書をもって把握しておられるわけなんですが、例えば新築あるいは改築するところは、そのついででやれるわけなんですが、例えば竹鼻商店街の通りとか、昔のいわゆる旧市街地、そういったところの加入率、ここでは恐らくわからないと思うので、これは後日でもいいですから、例えば今町が何件、福江が何件、そういったようなデータをつくっていただけたらなと思います。

 それともう一つは、今後面整備がずっと農村部の方に広がっていくわけなんですが、面整備の単価ですね。今までは市街地が2,000円、平米当たりの面整備の単価が2,206円で、調整区域が3,965円、この面整備の単価というのは今後も恐らく高くなってくるのかどうなのか。あるいはずっと前に議会で取り上げたとき、浅層埋設とかそういった工事費の縮減も図っていく場合に、この単価の変動はあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。



○議長(魚住昭三君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) 先ほどもご答弁申し上げましたように、私は個人の立場で議会に出席させていただいておるわけではございません。市長という公人の立場で出席をさせていただいております。したがって、個人の見解をこの議場で申し上げることについては差し控えさせていただきます。

 今、国の方におきましては、当然のことでございますが、外交、防衛、いろんな面から大変ご努力をされ、常に国際協調という大前提に立ちまして、国策を講じられておられると、こんなふうに信じておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(魚住昭三君) 教育委員会事務局長 加藤義泰君。



◎教育委員会事務局長(加藤義泰君) それでは、基準財政需要額についてご答弁をさせていただきます。

 教育費で言いますと、小学校費では測定単位、こういうものを計算する場合、児童数、学級数、学校数が測定の単位になっております。単位費用が決められておりまして、羽島市の状況に合わせた補正係数を掛けて、地方交付税を算定するための基準財政需要額を算出しておるものでございまして、予算額との比較はできないものでございますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) 固定資産税につきましての最後のご質問の中、まず路線価格の公表につきましては、先ほどお褒めをいただきましたが、一緒になっているから一体となっておるのでということで、これは平成12年度にそうさせていただきまして、今度の15年度につきましても同じような方法で作成をいたします。公表につきましても可能でございます。

 それから、その他の状況類似地域等のことにつきましては、先ほども詳しく述べましたが、状況変化が評価額に反映されていきますので、今後は各般の情報を収集把握いたしますとともに、評価の均衡化とか適正化に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(魚住昭三君) 水道部長 奥田正夫君。



◎水道部長(奥田正夫君) 当初の加入見込の関係、おっしゃったとおり3年で80%を目標にしていると、前部長がこれまで答弁をさせていただいております。私自身、今の経済情勢から考えて、今の段階で67%、3月末では約7割ぐらいが見込めると思っておりますが、今の経済状況では順調ではないかと思っておりますので、よろしくお願いします。

 それから二つ目の加入者別の地域の細かい区分、これについては今後ちょっと検討させていただきますが、大変難しいかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、調整区域の単価の関係でございますが、今後、今現在市街化区域の整備を一生懸命進めておるわけでございますが、調整区域となりますとまだまだずっと先のことで、その間にどういった物価変動やらいろんなことが生じてまいることも考えられますので、今の段階で単価はどうなるかとか、そういうことはご答弁できない状況でありますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 9番 大野仁作君。



◆9番(大野仁作君) 水道部長に最後の質問をいたしますが、今、羽島の場合、公共下水道一本でいくという当初の計画なんですが、先ほどの3省の通達にもありましたように、いわゆる今後、今部長の答弁の中でもありましたように、いろいろな経済情勢がどう変動しているか、それにもかかわってくるし、あるいは物価の状況とかで建設資材の高騰等も考えられるだろうし、そういったいろいろなことを考えていった場合、この公共下水道一本でいくのか、それともいろいろな合併浄化槽、あるいはコミュニティプラント、こういったものを組み合わせていくのか。そこら辺の見直しは今後、例えばやるのかどうかという、やるとすればどの辺の時点でこれをやるのかお尋ねをいたします。

 それと、教育予算の問題で、今の基準財政需要額と基準財政収入額ですか、この差を求めて、その差額というのを地方交付税でもらう。この基準財政需要額を算出するということは、それだけ予算が必要だからそういった算出をするわけじゃないんですか。例えば、平成14年度でいくと小学校費が6億円余り基準財政額であるわけなんですが、予算が3億8,000万円余りだと、この基準、必要だからこの基準財政需要額、こういったものを算出して、これだけは必要なんだということではないのか。再度お尋ねいたします。

 それと、固定資産税の関係で、今の路線価表ですね。私の場合、議員を仰せつかっております、非常に職員の協力もいただいて、見せてもらったわけなんですが、あの路線価をもっと例えば一般市民にもいつ来ても閲覧できるようなところに置いていく、例えば、見せていただけないかと言われれば、難しい手続は抜きにしてぱっと見れるような状況にしていくようなことはできないのか。その点お尋ねいたします。

 それと、今の細い道、太い道の路線価の違いですね。先ほどちょっとメモるのができませんでしたので、再度、今後どうしていくのかお尋ねいたします。

 以上です。



○議長(魚住昭三君) 水道部長 奥田正夫君。



◎水道部長(奥田正夫君) 再々度の下水道事業の特に整備手法の関係でのご質問でございますが、当市の場合は、一部の地域を除きまして公共下水道での整備が最善の方法であるとの結論をいただき、優先的に整備を行う区域についての事業計画を策定いたしまして、国の事業認可を受けまして、平成2年度から順次下水道整備を進めている状況であります。

 また、こういった状況下におきまして、近年の公共事業についての投資効果はどうか、事業効果はどうか等々、住民の見る目は大変厳しいものがございます。このことは、下水道事業も例外ではないということで、所管の国土交通省からは事業に着手して10年を経過した下水道事業について再評価をするよう指導がございました。これに基づきまして、平成11年度に県の事業評価監視委員会に当市の下水道事業の再評価を依頼し、その結果におきまして、当市の場合、公共下水道事業の継続は適正であるとの評価を受けております。

 また、その後におきましても、急激な人口の増減、建物の配置等の条件が変化しておりません。したがいまして、今後も現在のところでは計画どおり公共下水道での整備を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(魚住昭三君) 教育委員会事務局長 加藤義泰君。



◎教育委員会事務局長(加藤義泰君) それでは、基準財政需要額についてのご質問にお答えさせていただきます。

 この基準財政需要額につきましては、標準的な経費を目安にしまして算出されておりますので、市町村のさまざまな状況といいますか、そういうことがございますので、必ずしも予算額と一致するものではございませんので、そこら辺よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 総務部長 大野隆弘君。



◎総務部長(大野隆弘君) 図面と基準価格が一体となったものの提示でございますが、この件につきましては常時提示をしておりますので、ご覧になっていただきたいと思います。

 もう1件、土地の評価等につきますことにつきまして、これは状況変化がかなりあるということで、それに伴います評価額にそれぞれ反映されていくものでございます。今後はそういった各般の情報を収集把握するとともに、評価の均衡化、それから適正化に努めていきたいということでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(魚住昭三君) ここで、暫時休憩をいたします。

               午後3時56分休憩

               午後4時10分再開



○議長(魚住昭三君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 16番 斉藤 孝君の発言を許可いたします。

          〔16番 斉藤 孝君 登壇〕



◆16番(斉藤孝君) 通告書に基づきまして、2市5町の合併について質問をいたします。

 今回の質問は、12月議会において質問をいたしましたところ、合併には合併の方式、新市庁舎の位置など、基本項目は任意協議会から対等な気持ちで協議をしていきたい。将来の街づくり構想は、現在職員の研究会のビジョン部会で資料を収集中で、任意協議会で取りまとめて行う。構想の子細は、法定協議会で作成される新市建設計画で明らかにするとの答弁があったように思われます。

 12月の議会の答弁からはや3カ月に入ってまいりました。その後、12月には任意協議会が開かれており、現在の市長さんの答弁を求めるものであります。

 今や、日本経済はデフレが加速し、安くなるなら早く売ろうという気持ちが先立ち、さらに物価が下がっている今日、総務省の合併特例に関する法律の一部が改正され、法律が施行され、合併特例法の期限が迫る中、全国で合併を求める動きが活発化しております。特に、岐阜県下におきましては、99市町村のうち大野郡白川村を除く98市町村において合併を検討する協議会が設立されております。これには、岐阜県にはもともと市町村数が多く、しかも人口規模の小さい市町村が多いことから、地方交付税減額の影響により、小規模な市町村の財政は深刻な打撃を受けることが予測され、合併による規模拡大や合理化が求められているからであると私は思います。

 こうした折、羽島市は昨年12月に岐阜市、柳津町、武芸川町の2市2町で合併検討協議会を設立されました。この協議会にはその後笠松町と北方町と岐南町が参加し、現在2市5町による協議会ができております。協議会には、私も何度か傍聴させていただきましたが、柳津町で開催されました2月26日の第4回協議会が最終であるとされました。そうして当日の協議の中で、特に合併基本4項目中の合併の方式については、岐阜市をはじめ5町のすべてが限りなく新設に近い編入合併を主張されました。

 これに対して、羽島市は1月23日の第2回の協議会において、新設合併の精神での協議を望むとしておりましたところから、持ち帰って協議するとの態度を保留いたしました。そうして2月27日の特別委員会において、吉田市長さんは、2市5町の一体性や合併の中身を重要視するため、今後は羽島市も限りなく新設に近い編入合併で臨みたいと表明されました。

 市議会は賛否をとって、限りなく新設に近い編入合併で進むことを決定いたしましたが、私はあえて限りなく新設に近い編入合併には賛成いたしませんでした。その理由は、私は上の4文字の「限りなく」という文字がわかりません。1月26日の羽島の協議会のときに、細江市長さんがこのことを発表されましたので、私も限りなくという言葉はどういう言葉だと。皆さん知ってみえると思うけれども、ということで、字引を4冊ばかり見て勉強いたしました。その字引の中には、「限り」ということは「一時のうそ」と書いてあります。それから、「限る」ということは「限界」と。「限りなし」ということは、「どこまでいっても限りない」ということ。そんな中に限りなくと入っている。この文字が私は気に入らぬので賛成しませんでした。市長さんは、私より勉強してみえますので、このことはよく知ってみえると思いますが、「限りなく」というのは「限り」と「なく」を切ってもらわんなんですよ、二つに。そうすると意味がよくわかります。私は、新設に近い編入合併なら大賛成です。「限りなく」がなかったら、私は新設に近い合併なら大賛成です。だけどその新設に近い編入合併でも、編入が先か新設が先か、これだけでどえらい違うんです。だから細江さんは勘考したあれをつくられたと、私はそう思う。

 そこで、私は市長さんにお尋ねしますが、限りなく新設に近い編入合併の場合、これは12月の議会に市長さんにお尋ねしたとおりでございますが、新しい市の名称がどうつれられますか。

 二つ目には、新しい市庁舎はどこに建設されますか。ちょうど1月26日の羽島市の協議会において、私も行っておりましたが、柳津町は県庁の近くでつくっていただきたい、武芸川町は今の位置でやっていただきたい。羽島市は市長さん、助役さん、山田さんと奥田さんがみえて、何か私はいいことを言ってもらえるかと思って期待しておったのが、何も言ってもらえなんだ。そのときに、私は羽島としては南の方でつくっていただきたいということを何で言ってもらえなんだと残念でなりませんでした。そのときに、山田さんが、うちの方は新設に向けていきたいというような質問をされました。私はちょうどその後に山田さんと会いまして、山田さんいいこと言ってくれましたなと言って、礼をして私も帰りましたが、今になると新設はおろか、限りなく何ともかんともわからぬような上に文をつけて、そして合併ということに進むということになりましたが、私はそういう意味で、このことについて実は反対したわけでございます。

 それから、3番目につきましては、街づくりや道路計画はどのようになるか。これも12月にお尋ねしたとおりであります。

 4番目には、これも大事なことです。これからの合併についての進め方、それをひとつ市長さんの自分の思いを私に聞かせていただいて、そしてこの羽島市の市民にわかりやすい自分の思いを私はしていただいたなら、よりよき羽島市の合併ができるじゃないかと、こんなことを思っています。

 続きまして、第2項目でございますが、2項目目は羽島温泉の改修工事につきまして、実は伺おうと思っておりましたところ、既に本会議において他の議員の質問に対し執行部から説明がありましたので、これは省略させていただきます。しかしながら、羽島温泉は、昭和54年に建設された建物であります。また近隣にも同じような温泉施設があることから、市民の要望などをしっかりと聞いて、今度のこの事業を進めていただきたいということを希望して、次の質問に移りたいと思います。

 2点目の質問は、ちょっとわかりませんが、レジオネラ菌への対応でございます。このレジオネラ菌は自然界の土壌や淡水などに住む細菌だそうで、免疫力や抵抗力の低い高齢者や病弱者が感染しやすいと言われております。レジオネラ菌肺炎にかかりやすいと聞いております。驚くことは、最近、ブームの大型浴場や温泉施設でのレジオネラ菌の事故が報告された例が非常に多いことであります。平成14年7月には、宮崎県の温泉施設で集団感染が発生し、多くの利用者が被害にあったと大きく報道されております。最近では、石川県、長崎県での温泉施設、レジオネラ菌による発病が報告されております。また、死亡したケースも報道されております。

 このことは、抵抗力の低い高齢者が多数利用している羽島温泉においても、私は起こり得ることではないかなと思います。特に、温泉施設や大型浴場で使用されている循環浴槽に原因があると言われておりますが、レジオネラ菌に対する施設管理において、何かの基準や指針はあるのかどうか。また検査を受けたことがあるのか。羽島温泉の浴槽はどのような方法で管理されているのかをお尋ねするものであります。幸いにいたしまして、今のところ何の事故もなく、市民が安心して利用できる温泉施設として、今後はどのように取り組んでいかれるかお尋ねするものであります。

 質問内容は、非常に短いですが、中身は大事なことであります。

 どうもありがとうございました。



○議長(魚住昭三君) 市長 吉田三郎君。

          〔市長 吉田三郎君 登壇〕



◎市長(吉田三郎君) 市町村合併の中の4番目の、これからの合併についての進め方、このことについて私からご答弁をさせていただきたいと思います。

 3月中には、議会のご同意を得て任意協議会に参加しております2市5町によります法定の合併協議会を設立し、合併協議の場を法律に定められました協議会に移す。その中で参加市町の対等な立場での議論を交わしながら、合併の実現に向けて歩んでいくものと考えております。

 法定協議会の概要でございますが、名称を岐阜広域合併協議会とするなど、第4回の任意協議会で案が示されておりますが、委員構成につきましては、1自治体当たり8名の委員とし、議会から3名、住民代表から4名、行政からは首長のみの構成となっており、議会や住民の皆さんへのウエートを置いた内容となっておるところでございます。

 2市5町の枠組みにつきましては、各市町の事情もいろいろございますので、まだ今後いろいろ予想されないようなこともあるいはあるかなと、こんなふうに思いますが、将来的には政令指定都市を目指す、そんな観点からより多くの自治体に法定協議会の参加を望んでまいりたい、こんなふうに思っております。

 それから、いわゆる2月27日に私は賛成しなかったと、それは新設に近い編入合併ならいいが、その上に「限りなく」とついておる。辞書も調べたと、こういうことでございます。斎藤さんのように何冊も辞書を引いておりませんが、広辞苑によりますと「限りない」とは形容詞と、こういうことで、?として果てしがない、際限がない。?といたしましてこの上ない、最高である。いわゆるこういう形容詞としてつけられておる。そんなことの中からいきますと、この「限りなく新設に近い編入合併」とは、いわゆる法律的な手続は編入により行いますが、その内容については都市内分権による地域連合型、いわゆる地域間の格差解消を図ることであったりとか、あるいは対等の気持ちで事務事業に関する協議を行っていく。いわゆる限りなく新設に近い方向で協議を深めると、こういうものであると思っております。したがって、今ご指摘がございましたようなことではなくて、あくまでもお互いの今の市町の実態的な協議、そういうものをベースにいたしまして、できる限り新設の中身に近いと、こういうことで進めてまいりたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 その他の関係については、関係部長の方からご答弁させますので、よろしくお願いいたします。



○議長(魚住昭三君) 企画部長 姉川盛宇君。

          〔企画部長 姉川盛宇君 登壇〕



◎企画部長(姉川盛宇君) 私からは、市長がお答えしました以外の事柄につきましてお答えを申し上げたいと存じます。

 まずもって、新市の名前はどのようになるかということでございますが、合併検討協議会の中では新市の名前につきましては、現在の岐阜市の名称を残す、あるいはひらがなによる「ぎふ市」などの案が挙がってまいりましたことは事実でございます。これらの関係につきましては、何遍もお話をいたしておりますが、正式には今後法定の協議会で十分協議し、検討されていくものであると、このような認識に立っておるところでございます。

 次に、新しい新庁舎の位置はどうなるかと、こういうことでございますが、合併検討協議会の中では、事務所の位置につきましては、これも県庁の付近に建設、あるいは現在の岐阜市庁舎、これらの関係につきましては、当然柳津町あるいは武芸川町の委員の方々からのご発言でございました。現在の岐阜市の庁舎は、私どもから行きますとちょうど45分程度で到着するわけでございます。武芸川の方からお越しいただきますと、ちょうど現在の岐阜市までが45分程度かかるようでございます。それらの考え方に立った発言ではなかったかなと、こういうふうに私どもは推測しているわけでございます。さらに、当分の間、現在の岐阜市役所の位置とし、将来的に新市庁舎を建設する場合は、交通アクセスや財政状況を考慮し、検討することが必要であるとの意見が出されていたところでございます。

 本市の考え方でございますが、実は昨年11月18日に羽島市の合併問題研究懇話会の答申におきましては、新市の庁舎は岐阜市南部から羽島市にかけての地域を位置づけとし、最大限努力をする旨のご答申をいただいております。このような考え方に立って今後の法定協議会の席においても、その意向を十分反映するよう努力をしてまいりたいと、このような考え方でおるところでございます。

 次に、街づくりの、あるいは道路交通についてのお答えをさせていただきます。

 2月26日に開催されました合併検討協議会では、2市3町の合併将来ビジョン案が提示されたのはご案内のとおりでございます。最終的には5町になっておりますが、あとの2町のビジョンについては間に合わなかったと、こういうことで、2市3町でございます。そこで、任意協議会に参加する各市町の将来ビジョンが示されたことは、我々も図面で住民説明会でも行っております。とりわけこの中で、本市は南部の中央地域は新たな中核拠点といたしまして、全国からの交通拠点としての整備を図る、また南部の南地域につきましては、自然と緑と田園の公園エリアとしての整備を図るような計画がなされているところでございます。

 道路交通につきましては、新市の各区域と本市の南部の中央地域とを結ぶ地域高規格道路の建設をはじめ、県道羽島養老線の延伸、すなわち本田城屋敷線でございます。また、既存の道路につきましても整備改良を図り、交通利便性の一層の向上が図られるよう考えておるところでございます。このような将来ビジョンを具現化できるような新市建設計画、すなわち市の街づくり計画などにつきましては、今後もさらに法定協議会の方で詰めていただきたいと、このように考えておりますので、ご理解をちょうだいいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 福祉部長 大橋丈訓君。

          〔福祉部長 大橋丈訓君 登壇〕



◎福祉部長(大橋丈訓君) それでは、羽島温泉について議員のご質問にお答えいたします。

 まず1点目の羽島市老人福祉センター羽島温泉の改修工事については、第四次羽島市総合計画に羽島温泉リニューアル事業として位置づけを行い、平成14年度から5年計画の中で改修・改築事業を進めるものでございますので、よろしくご理解をお願いします。

 2点目のレジオネラ菌の検査についての質問でございますが、平成13年9月に厚生労働省から循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルが発刊され、6項目の管理要点を示しております。羽島温泉の入浴設備は、この循環式浴槽ではありませんが、1号泉での検査結果は、レジオネラ症防止対策マニュアルの水質基準で、不検出でございました。

 今後も利用者の安全性確保の観点から、十分な配慮をしながら管理してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いします。

 以上でございます。



○議長(魚住昭三君) 16番 斉藤 孝君。



◆16番(斉藤孝君) ただいま部長さんの方からは非常にいい答弁をいただきまして、私も羽島温泉のことで安心しました。今の私の質問を聞いて、羽島温泉のああいう効果が非常に喜ばれていることと思います。ありがとうございました。

 それから、合併のことでございますが、私は先ほども言いましたように、12月の議会において何とか市長さんの意見を聞きたいなと思っておりましたところ、市長さんの意見も聞けずに部長さんの意見ということで、部長さんもいい答弁してもらったので、これはありがたいと実は思っておりますが、今回からは法定協を立ち上げていくんですから、中身はある程度きちっとして、気持ちを持って進んでもらわぬと、ただ法定協やら協議会で決めるということだけは、これはやっぱり自分の腹の中だけは、理想を持って、そうしていってもらわなきゃいかぬと思う。これ、今各地で説明会が回られてみえますが、どんな意見が出るか知らぬ、私は。ある程度のことは、私はこういう意見を持って法定協に向かっていきますよと、だけどいろいろな2市5町という関係で、どういう話になりますかわかりませんが、私は私なりのこういう気持ちは持っていますよということだけは、私ははっきりと、はっきりと言うとまたこんなことはいかんじゃないかというふうな話が出るかしらぬが、ある程度のことは持っていっていただきたい。

 12月の議会のときに、私は、ちょっと記録があるけれども、加藤議員は法定協で気に入らなんだら帰ってこればいいよというような質問をされたようなことがあります。違っているかわかりませんが、私の感覚では。あのときに私は、加藤さんはいいことを言われるなと、そのぐらいの気持ちで臨んでもらって、そして私は羽島市の市民のためになっていくんじゃないかと、こんなことを思っております。

 道路のことにおいても、いろいろな今の将来ビジョンということでお話が部長さんからありましたが、道路のことでもこの前私言っておきました。岐阜からバイパスをつくって、三重県の長島までつくったらどうやと。今愛知県を見てください。都市高速で一宮のインターから小牧のインター、名古屋のインター、都市高速で直通で今つくっているんですよ。羽島も、私がまだこの間考えたけれども、岐阜都市高速をつくって長良川から羽島インターまで持ってくるような構想をせないかぬ。そうすると、私はより一層、この羽島市がよくなると思う。道路は人間の血管です。人間の大事なものです。一番初めに人間ができるのは血管からできる。血管からできて体ができるんです。その血管の中には、動脈と静脈と毛細血管と三つに分かれている。毛細血管は幾ら切っても死なぬ。動脈を切るということになると問題になってくる。その動脈という血管を道路に例えると重要な道路。1本だけそういう道路をつくるということになると、どのぐらいこの羽島市がいい恩典ができるかわからぬ。ですから、私は何とかひとつ、羽島市の名前も大事、岐阜羽島という名前も大事だが、その動脈を1本つくっていただくと。それから庁舎を南に持ってくると、そのぐらいの計画を持って、私も斉藤さんと同じような意見だと、こう言ってもらうと私は嬉しくてしょうがないけれども。ですからそんな意味でひとつこれからの取り組みにもやっていただきたい。余り私ばっかしゃべっておると、勝手のいいことばかりしゃべっていると言われるかしらぬけれども、私の構想を市長さんに打ち明けて、それを市長さんに参考にしてもらいたい。私は市長さんより早く生まれているので、世の中だけは。それだけは、私自慢じゃないけれども、勉強しとらぬけれども、世の中のことだけは間違いないと思う。そんなことで、やっぱり若さと我々の歳くった者の意見も尊重して、そして法定協に今向かうということでありますので、今までのようなつもりではいけませんよということを私は言っているだけです。そんな気持ちで、余りしゃべくっているとくどくなっておりますので、そんな意味で市長さんにいま一度いい意見を聞きましたと言ってもらえば私は結構なので。漠然の呆然とした答弁では、私はちょっと納得がいきませんので、そんなことでも参考にしていただいて、ひとつ市長さんのご意見を伺ってやめたいと思います。



○議長(魚住昭三君) 市長 吉田三郎君。



◎市長(吉田三郎君) いつも申し上げておりますように、新市の建設計画、新しい自治体のビジョンづくり等の中で、当然いろんな、なぜ今合併なのかと、その辺の本来の目的、そういうことも含めて、今住民説明会の前でも申し上げておるとおりでございます。今後とも一層、まさに21世紀によく先見を見たと、そんな問題、あるいはまた、昨晩も申し上げたんですが、神奈川県から三重県まで政令市が続く、政令市のない県がひょっとするとなくなる、しかも太平洋工業地帯と言われておる地帯である、そういう中で、岐阜県を代表する岐阜地域の広域合併でございますので、いろんな知恵等、あるいはまた努力をしていかなければなりませんが、これは執行部は当然でございますが、議員の皆様方とも一体となり、いいお知恵もいただく中で努力をしてまいりたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(魚住昭三君) 16番 斉藤 孝君。



◆16番(斉藤孝君) 質問せんとおこうと思ったけれども、市長さんはいつも東京の偉い人の話を聞いてきてそれを参考にされるが、私の意見もたまには聞いてもらわなきゃあかんです。東京の偉い人の意見も偉い。私の言うのは、地元の人間として言うんです。そんな東京やらアメリカの話を聞いて、ここで話したってこれは通りません。まず地元の意見を聞いて尊重するということ。これは大事なこと。東京の話はこれから聞かぬでもいい。地元の人の意見はこういう意見が出たんですよということを私は聞きたい。何遍もそんなことを言うと、またおかしくなっていってしまうので、この前のように野次が出てくるとまたばかやろうとかいう話が出てくると私も困るので、私は余りくどいことを言わぬが、そんなことでひとつ、市長さんもこれからの合併については十分心を締めて、羽島市の1人の市長さんですよ。私はいつも言っているけれども、議員は23人おるので、こんなものぺえぺえばっかで何もあらへん。それ以上に市長さんはあれだよ。市長さんの1人から比べると、我々は23人だということを私は言っているんです。悪かったら私の失言でありましたので、余り口を縦にすると、こんなことでは議会もようならんですよ。ある程度のことぐらいのことは、議会は丸くいこうと思ったら、少々笑って仲よくいくというのが、私は一つのあれだと思う。一つのことにしまったらこれはいかんじゃないか。そんな態度を示したらどこの家庭でもいかぬ。部落でもいかぬし町内でもいかぬ。お互いに少々のことがあってもお互いに慰め合って、そしていくのが私はいい和ではないかと、こんなことを思っております。いろいろと余分なことをしゃべりましたが、ひとつ市長さん、頑張って、今度の合併にはやってください。それだけお願いしておきます。ありがとうございました。



○議長(魚住昭三君) 続きまして、20番 箕浦茂幸君の発言を許可いたします。

          〔20番 箕浦茂幸君 登壇〕



◆20番(箕浦茂幸君) ご苦労をかけております魚住議長さんに議会の改革についてお尋ねをさせていただきたいと、こういうふうに思います。

 地方分権時代が一層進められようとする動きの中で、羽島市議会一区切りとして与えていただきました任を閉じるに際しまして、真に市民の市民による市民のための議会活動であったのか、歩みを反省しつつ議会改革の視点でもって持論を展開したいと思います。

 平成13年2月に議会活性化に向けた検討事項を各会派より提出をし、精査されたのであります。すなわち6項目にわたり、1、議会の組織構成について、2、議会の機能について、3番目といたしましては、議会運営について、4番目は議会の公開と情報提供について、5番目といたしましては、議会事務局の充実、強化及び専門能力の育成について、6番目としては、その他の項目で8件にわたり検討改革作業が進められたのであります。

 しかしながら、主だったのは、議員定数を削減されたのと、情報提供の分野としてモニターテレビ設置が本庁、文化センターあるいは病院の3カ所の設置が図られたのみで、肝心の特に機関委任事務制度の廃止に伴い、議会の権限等が拡大することを踏まえ、議員とそれを補佐する議会事務局の調査、情報収集能力、あるいは政策立案能力、法制度への能力向上を図る研修機会とか、内容充実を図る検討は遅々として進まず、議員定数削減に努力をした、行革の先端を切ったと自負する前に、議会自らの資質向上、政治レベルアップ等に汗を流す必要を強調いたすものであります。

 こういう流れは、議会改革の消化不良とでも言いましょうか。その消化不良の産物として、私は新年度予算に5億1,600万円計上の福祉会館建設の場所設定であります。合併問題にも新市建設の将来ビジョンを共有する中で、南部新都市の駅前構想を述べられていること。先日の一般質問で商店街空き店舗解消策、あるいは商店街活性化に対する福祉事業の活用の提案を耳にいたしました。まさに議会の政策立案能力をはじめとする改革が進んでおれば、執行部案の縦糸と議会提案の横糸がうまくかみ合い、広域的にもあるいは将来的にも賞賛されるデザイン設計ができただろうに、極めてにわかづくめの建設は、決していい結果は生まれないだろうと思うし、進むであろう歴史のみが知ることになってしまったのは、まことに残念でならないのであります。

 そこで、持論に入ります。現行地方自治制度は、国の一元代表制、すなわち議員内閣制でございます。と異なって、二元代表制を採用し、長も議員も住民の直接選挙で就任する代表機関であります。このことからいたしましても、両機関は対等の地位をもって対立し、競い合い、ともに住民にその政治責任を担い、住民の福祉向上のため、その統合的な調整機能が期待されると理解いたします。そこには、どちらが住民意思を的確に反映しているかをめぐって論戦するものでなければならないと思います。いわゆるチェック・アンド・バランスの牽制、均衡の原則のもとで、相互に行き過ぎを抑え、足らざるを補い、しかも調和を図ることが議会運営のキーポイントであります。今まで、ややもすれば調和のみに力点を置いたり、車の両輪だけを強調して、誤解して歩んできたケースが目立つ任期であったと反省しているものであります。

 ここで、私なりに議会に与えられた権限を復唱してみたいと思います。

 第1としては、批判機能であります。これは首長の独走、独善を抑えるための監視、批判能力。つまり首長に対して善意に解する野党的態度を堅持する役割を保持できただろうか。第2番目としては、政策立案機能、住民の要望、要求を執行部に要求する代弁者にとどまらず、政策の積極的な提案や市地域内の建設的な調整、政策の優先順位付けを行う役割を思う存分果たせただろうか。第3番目として、事実究明機能として、住民の高度多様化にわたる受益、意思を酌み取り、議会審議の過程でその事実を究明し、調査をいたし、それを住民に対して争点を明らかにする役割を務めただろうか。第4として、住民参加の架橋機能、住民主権の土台構築のお手伝いであり、住民が参加する機能を積極的に引き出し、これを議会活動と結びつける役割を十分果たせただろうか。

 この4カ年間、またそれ以前からもそうであるように、市議会の対応は大なり小なり議会内は暗黙のうちに「与・野党」意識の風が吹きます。首長といかに与党的関係をつくり、自己の立場づくりに腐心をし、このことが議会活動に影響し、議会の形骸化が始まってしまったんではないかと私は感じます。

 国の一元代表性の内閣制度ならいざ知らず、地方自治体の首長も議員も住民から直接選ばれ、それこそ首長と議会との間には上下関係はなく、議員内閣制で見られる与野党関係は法制上もないし、またあってはならない。首長に対しては、多様な民意を代表する機関として、すべて議員は議員平等の原則に乗っかって批判をし、干渉し、競い合い、対立する関係にあることが、地方議会としての重要な働きができる姿であろうと思います。そこから力強い健全な政策論争が誕生するものと強調いたすものであります。

 しかし、歩んだ現実は、いつのまにか行政運営は首長優位論に傾き、これが議会の与党化風潮を強めて、地盤沈下をし、言うべきことも言わず、政策発展の低調さは大いに反省いたさねばならないと思います。

 議会が大々的に与党化傾向を強くすればするほど、競争もなく、緊張感も前進もない。政治にとって最も恐ろしいことは、権限を与えられたものの惰性であり、寄り合うことであります。古来から、権力はいつかは滅びる、おごるる者久しからずと、これがもし行政全般に影響を与え、活性化を失い、やる気のない行政に結びつく。ましてや今日的課題の市町村合併問題を、このような姿勢でそしゃくされようとしているならば、議会は信託を受けている住民に背を向け、未来永劫にわたるような損害を市民に与えるように与えるようになることは、絶対避けて通らねばならないと思います。ゆえに、本来の機能を一刻も早く取り戻すことに目覚めなければならないと主張します。

 羽島市住民の住民による住民のための羽島市議会、現場を歩んできた中で、多くの隔たりに目がつきます。そこで本来の議会活動活性化検討会は休眠のままでしたが、一刻も早く目を覚ますためにも、以下私案でございますけれども、提案させていただきたいと思います。

 まず、議会の議員の資質向上策として、1、首長とは対立、対等の立場にあることを自覚すること。両者の接近による癒着、オール与党化はありえず、あくまでも是々非々の態度での議会であること。2番目に、政策研究のための政務調査会、または個別政策グループによる問題の提案を促すこと。3番目には、常任委員会の調査権を活用し、委員会ごとの研究課題として位置づけ、常任委員会活動を盛んにすること。4番目には、議会は参考人制度を大いに活用すること。5番目に、市議会として住民との対話、懇談会を定期的に持てないだろうか。6番目といたしましては、前の5番目の、前項の論議をしてきたことをまとめて、議会の決議文、あるいは条例案として提示したらどうだろうか。7番目は、一般質問はなるべく政策中心の質問内容に修練すること。8番目に、住民の議会傍聴を促す策といたしまして、定例会開会日を年間固定化すること。また議案質疑かあるいは一般質問は、夜間に議会を開催すること。9番目に、一般質問者と執行者の対面方式、もう既に三重県で行われておりますけれども、こういった議会のあり方も検討してはどうか。10番目に、議会に傍聴にみえる方、特に身障者あるいは弱者の方々に、それぐらいのときはバスの運行を考えてもいいんではないか。

 次に、議会事務局の充実強化策についての提案であります。

 二元代表制が説かれました。市議会の機能向上が期待されても、現在の市議会事務局の体制は執行部に比して比べものにならないほど弱体であって、議会としての政策立案機能の発揮が不可能に近い現況と申し上げても過言ではないと思います。その背景の一つに、議会事務局長の地位は極めて不安定、弱い立場にあることも事実です。議長は職員の任免権を有していても、それは今まで有名無実で、人事権の多くは首長の裁量で左右され、しかも近時事務局の交代期間も割と短く、本来議会の機能向上にどれほど専念できるか疑問視されるところも多々あります。

 そこで、提案であります。議会事務局長の地位安定化を図り、職務に専念できるよう任期4年の設置条例を定めて、議長が議会の同意を得て任命する制度を創設してもいいんではないか。執行部に特別職を設けている以上、これと対等の議会にも特別職を置くことについては、法制、理論上からしても何ら矛盾するものではないと主張するものであります。

 さらに、議会事務局に専任の政策担当職員を導入し、情報収集をし、議員にその情報分析の資料を提供していただき、議員の政策立案に協力を与えてくれるそのための陣容であります。またそれと同時に、政策研修の機会をつくっていただき、内容を充実し、情報交換の担い手としての任務が果たせる開拓を期待するものであります。

 今まで、議会の活性化を求められても、議員が入手する情報は執行部に比して、著しく不足している現状では、チェック能力、批判力、分析能力に欠ける最大の要因になっていると思いまして、事務局の改善方を強く求めるものであります。

 次に、その他の件では、執行部から依頼される各種審議委員への参画はやめるべきと思います。これは既に全国議長会が平成10年2月に指摘していますように、法的根拠のない参画であり、議会の論議の弱体化になりかねない審議会の参画は改善すべき事項であります。

 次に、監査委員の公選制または議会での選挙方式に移行し得るための検討をし、監視の確度を一層堅持する方策が急務だと思います。

 次に、住民投票制度に対する議会としての態度、方向性をも確認される時代であると思います。先ほど、外国の話やあるいは東京の話をするなという話でございましたけれども、アメリカカリフォルニア州なんかでは、1つ、地方税を増税する場合、2番目には、新たに新税を創設する場合、3番目といたしまして、地方債を新たに発行する場合、あるいは4番目といたしまして、自治体の区域を変更する場合は、いわゆる私どもの今日の市町村合併に当たると思いますけれども、議会の決定を案とし、それを住民投票にかけ、過半数の支持を得て初めて決定が効力を有する自治体を見聞いたしております。仮に、この今の4番のルールを当市に入れようとするならば、市町村合併の議決権を持つ市議会が合併を決定しても、それは最終決定にならず、合併するを案として住民投票にかけ、住民の過半数の支持を得なければならないことになります。カリフォルニア方式は、まさに間接代表制と直接参加性を組み合わせた成熟した民主主義のルールだと思いますけれども、果たして当局は住民投票は受け入れられないからと言って、住民の意識確認、あるいは住民投票不要という話には今日ではならないと主張いたすものであります。議会として、1歩でも2歩でも成熟した民主主義の歩みとしてとらえるならば、住民投票を住民の意向確認の道具として用い、政策判断の極めて有力な材料として活用できるならば、大いに意味があろうと思います。

 真の街づくりは、住民、そこで生活する人たちの共通の目標と感動がなければ成功しないと断言するものであります。その街づくりの基盤となる市の区域のあり方について、住民の意向を聞かないで決定されたとするならば、その後の運営は決してうまくいくとは思えないです。議会の検討事項として、遅きに失したかもしれませんが、住民意向、意識確認をどうとらえるか。明日に延ばされない課題だと強調いたすものであります。

 地方分権は、論戦や言葉だけにとどまるものではなく、現実に姿として足跡を残さなければならない。当市が抱えている広範な分野にわたって、政治スタイル、あるいは事業体として活性化に向けて、議会改革への提言の数々を申し述べたのですが、魚住議長さんとても、議会改革の灯は決して消されることなく、締めくくりに当たり強い決意でまとめ上げて、新しい架け橋の構築に努力されるものと期待いたしております。

 議長さんの決意の一端のほどをお願いいたすものであります。

 終わりに臨み、魚住議長さんにはまだまだ議席を温めていただき、市民福祉向上の現場におられると思っておりましたが、一区切りとしての決意をされたと耳にいたしております。

 羽島市議会の難局を、あなたの温厚さ篤実さゆえの功績の数々であったと賞賛と感謝を申し上げ、私の質問を閉じるものであります。まことにありがとうございました。



○議長(魚住昭三君) ただいま箕浦議員さんより、力強い議会改革のご説明あるいはご検討をというご説明でございました。私も至らないままでございましたが、皆さん方にこうした議会改革の中での、昨年は定数削減という大きな問題をご協議していただく中、そうしたことが新しい議会改選に向けての決定とされました。今後とも一つ、箕浦議員さんも先輩として今日までいろいろお世話になりましたが、そうした中での今後全議員の中で一層こうした議会改革を検討し、今後の羽島市の議会はやっぱり立派であるということをまた認めていただけるようにご努力をお願いし、私も側面からもお願いをしたいと思っております。

 今後ともひとつよろしく、皆様方議会改革については一層のご努力をお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 以上で、箕浦さん、よろしくお願いいたします。

 それでは、これをもって一般質問を終わります。

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○議長(魚住昭三君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 次の本会議は、12日午前10時から開き、質疑を行いますので、よろしくお願いをいたします。

 本日は、これにて散会いたします。

               午後5時10分散会

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 地方自治会法第123条第2項の規定によりここに署名する。

               羽島市議会議長  魚住昭三

                  13番議員  伴野久子

                  15番議員  加藤英輔

                  16番議員  斉藤 孝