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岐阜県 中津川市

平成16年  6月 定例会(第4回) 06月15日−02号




平成16年  6月 定例会(第4回) − 06月15日−02号







平成16年  6月 定例会(第4回)



平成16年第4回中津川市議会定例会会議録(第2号)

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 平成16年6月15日(火)午前10時開議

◯議事日程

第 1        会議録署名議員の指名

第 2 議第 59号 工事請負契約の締結について

第 3        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        工事請負契約の締結について

日程第 3        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間11.介護慰労金の支給者拡充について2.市民のための市役所へ改善すべくISO9001認証取得について3.若年者の雇用拡充のために教育段階から取り組むことについて鈴木清貴25分21.松田溜池改修に関して2.中津川周辺の山岳観光に関して3.市内交通事情に関して4.社会福祉協議会に関して5.環境センターに関して千葉昇40分31.助役・収入役の選任の基本的な方針について2.市町村合併にたいする基本的な考え、とりわけ合併特例債を織り込んだ財政見通しについて3.調整手当の廃止について4.環境センターの管理運営について小木曽尚寿30分41.佐世保市大久保小学校同級生殺害事件の見解と対応について2.市長の姿勢(公約)等について1)企業誘致について2)産業の活性化施策について3)ウォーキングの道づくりについて4)職員との信頼関係形成について5)機構改革について吉村久資15分5・平和行政について・各種委員会委員の公募制について・市長交際費の公表について・参議院選挙期日前投票所について・緊急地域雇用創出事業の継続について・西学童保育所について・国道19号手賀野バイパスのバス停について・県道東野・中津川線根ノ上口橋歩道整備について鷹見信義30分6大山新市長の市政運営の所信について片桐光朗20分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 22名

  1番   鈴木雅彦君

  2番   鈴木清貴君

  3番   葛西 勉君

  4番   松浦高春君

  5番   鷹見憲三君

  6番   伊佐治由行君

  7番   吉村久資君

  8番   今井 誠君

  9番   片桐光朗君

 10番   小池公夫君

 11番   安江俊平君

 12番   島田千寿君

 13番   平岩正光君

 14番   佐藤光司君

 15番   鷹見信義君

 16番   佐藤和男君

 17番   可知いさむ君

 18番   三尾順平君

 19番   林 早苗さん

 20番   千葉 昇君

 21番   楯 公夫君

 22番   小木曽尚寿君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長             大山耕二君

  総務部長           小倉裕孝君

  総務部次長          酒井源五君

  市長公室長          三浦博行君

  まちづくり推進部長      水野克司君

  市民環境部長         井口芳明君

  市民環境部次長        五十棲正博君

  消防長            梅本義広君

  健康福祉部長         遠山義樹君

  健康福祉部次長        伊奈山隆君

  農林部長           市岡惣二君

  建設部長           吉村政男君

  建設部次長          安藤孝義君

  水道部長           成木明夫君

  教育長            可知宗三君

  教育次長(兼)生涯学習部長  森  勲君

  市民病院事務局長       板津好彦君

  収入役職務代理者会計課長   成瀬悦男君

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◯議会事務局職員出席者

  事務局長           柘植建夫君

  書記             嶋崎雅浩君

  書記             鈴木弘之君

  主任技師           加藤哲郎君

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 平成16年6月15日(火曜日)

 午前10時00分開議

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○議長(平岩正光君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(平岩正光君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。



◎議会事務局長(柘植建夫君) 報告いたします。地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下15名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 以上でございます。

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△議会運営委員長報告



○議長(平岩正光君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・三尾順平君。

  〔議会運営委員長・三尾順平君登壇〕



◆議会運営委員長(三尾順平君) おはようございます。6月の7日に議会運営委員会が開催されておりますので、その内容を報告いたします。

 この日は、本日とあすにわたります一般質問の順番を決めさせていただきました。通告人数13人、通告の時間が285分になりました。本日はお手元にお配りしてありますように1番から6番まで、そしてあすが7番から13番までを行うことになりました。今回の順序は、略称でいきますが、公明、社民、清新、市民、共産、ネット、この順番で回ることになっております。よろしくお願いします。

 それから、本日の会議でありますが、7日に委員長報告しましたように、東小学校の大規模改修の工事請負契約の締結について提案があります。追加議案として提案されまして、お配りの付託表のとおり付託をすることになっておりますので、よろしくご理解をお願いします。

 以上で終わります。



○議長(平岩正光君) 委員長の報告に何か質疑ございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平岩正光君) 質疑なしと認めます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(平岩正光君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

    3番 葛西 勉君

    4番 松浦 高春君

を指名いたします。

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△日程第2  議第59号



○議長(平岩正光君) 日程第2、工事請負契約の締結についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第59号、工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。これは中津川市立東小学校大規模改造補強2期工事の契約であります。この工事請負契約につきましては、去る6月10日に入札を行い、1億5,015万円で仮契約を締結したものであります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(平岩正光君) これより質疑に入ります。

 順次発言を許します。22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 今回の契約に対して指名に参加した業者数は何社ぐらいかということと、それから予定価格、それに対する落札率、こんなことがわかりましたら教えていただきたいと思います。



○議長(平岩正光君) 総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) 細かな数字は今、調べまして返事させていただきます。申し訳ありません。ちょっとお待ちいただいていいですか。



○議長(平岩正光君) ほかに質疑ございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平岩正光君) 質疑なしと認めます。

 ただいま議題となっております議第59号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託したします。

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△日程第3  市政一般に関する質問



○議長(平岩正光君) 日程第3、市政一般に関する質問を行います。順次発言を許します。2番・鈴木清貴君。

  〔2番・鈴木清貴君登壇〕



◆2番(鈴木清貴君) おはようございます。それでは、通告に基づきまして中津川市政一般について質問させていただきます。

 今議会については大山市政になりまして初めての議会であります。ここに記念すべき議会でありますので、その最初に質問の機会を与えられましたことにつきましてまずもって感謝申し上げたいと思います。また、合併を来年2月に控えておる関係上、これから新しい中津川市をともにつくっていくということで、前向きな議論を戦わせていただきたいと、かように思います。

 そこで、最初の質問をしたいと思います。先日、ある年配のご夫婦と懇談いたしました。ご主人は83歳、ご夫人は80歳になられるご高齢の方々であります。ご夫婦にはご主人の母親である102歳の介護を要するおばあさんがみえます。病気はしておりませんけども、何せ高齢の身でありますので、私がお邪魔したときには車いすで生活をしておられました。週に1回デイサービスを受けておられますけれども、日々の身の回りの世話は80歳のご夫人がいたしております。私はこの高齢のご夫婦を見て、超高齢化の時代における介護の姿をかいま見たような気がいたしました。ご自身も高齢の身でありながらもいまだ親の介護をする姿を見て、本当にご苦労さまと頭の下がる思いをしました。これはご夫婦は健康であるからこそ在宅での介護ができるものと思う次第であります。この老夫婦のお話では、以前は市の方から介護慰労金として毎月5,000円の補助金がいただけたそうであります。しかし、財政が厳しい折、経費削減の関係から対象者が限定され、現在では納税免除者のみとなっており、このご夫婦には現在補助金は支給されていないということであります。この高齢のご夫婦は80歳を過ぎてもきちんと保険料等も払い、また、長年にわたり納税もしており、なおかつ在宅で親の介護をしてみえる、こういう高齢のご夫婦でありまして、中津川市の方から見たら本当に模範の市民ではないかと思う次第であります。こういうご夫婦にこそ光を当ててしかるべきだと思う次第でありますが、いかがでありましょうか。

 そこで、提案でありますけれども、納税者、非納税者問わず、従来交付されていた方々にはやはり慰労金、慰労金がだめでしたらそれにかわるものを支給されるように提案するものであります。

 続きまして、2番目として市役所の窓口についての対応についてお尋ねをしたいと思います。余りいい話じゃないんですけども、市民の方から、お話をすると市役所の窓口の対応がいま一つよくないという声が聞こえてまいります。窓口へ行ってもすぐに出てきて対応してくれない、あるいは、あっちこっちたらい回しにされる、作業着姿で行ったら対応が非常に悪かった、自分の身分を明かしたら対応は変わったとか等々、余り芳しい意見が聞かれません。本当に残念なことであります。冷たいと言われがちなお役所の対応をやはり今こそ変えていくべき時と思います。

 新聞によりますと、鳥取県の鳥取市では合併によって生じる旧市町村間の行政サービス格差を取り除き、同一レベルのサービスを維持、継続して行うために、ISO規格の認証取得を目指して昨年の10月から規格に沿った品質管理マネージメントシステムを立ち上げ、市民との接触の多い市民課や収税課、保険年金課などの8課でマル1市民のニーズを把握するアンケートの実施、マル2職員が親切な応対ができるマニュアルを作成し、研修も充実、マル3受けた苦情や意見を踏まえ、サービスの中身を即座に検討する向上改善会議の開催、マル4苦情の発生原因を追及した過程を記録、あるいは保存し、情報を共有化するなどを実践してきて、その取り組みが大変評価され、結果として認証取得の実現へとつながったと記事に書いてありました。鳥取市役所の市民課を訪ねますと、受付の人が「おはようございます」、「いらっしゃいませ」と職員の元気なあいさつと笑顔が出迎えてくれるそうであります。また、窓口での呼び出しも電光掲示板の番号表示に合わせて名前を呼んでくれるので、本を呼んでいても安心とのことです。このシステムを立ち上げてからまだ6カ月しかたたないそうですけども、市民からは、職員の元気なあいさつで市役所が明るくなった、またコースの案内もわかりやすくなったなどと上々の評判だそうであります。民間の企業ではごく当たり前に行われているあいさつを中津川市役所でもこれからはぜひとも取り入れていくべきものと強く感じるものであります。

 そこで、市民のための中津川市役所へ改善するために顧客のニーズを的確につかみ、信頼できるサービスを提供できる団体に対して認められるISO9001の認証取得を目指してさらなる市民サービスの向上を図っていくことを提案いたします。

 最後に、若者のフリーター増加についてお尋ねしたいと思います。近年、若者の働き方は多様化し、特に定職を持たず、さまざまな職業を渡り歩くフリーターの数は年々増加傾向にあります。内閣府の平成15年度版国民生活白書によりますと、フリーターの数は、15歳から34歳までで2001年度時点では何と417万人に達しているとのことであります。みずからの夢の実現のためにフリーターの道を選ぶ人もいますが、正社員を志向しながらやむを得ずフリーターになる人も7割を超えているという指摘もあり、大きな社会問題になっております。フリーターであることは生き方の問題であって、決して悪いことと決めつけることはできませんが、民間の研究機関の調査によれば、フリーターをずっと続けた場合の生涯賃金は正社員の約4分の1、年金受取額では正社員の半分以下という試算もあります。フリーターを続けることは生涯において大きなデメリットやリスクをもたらすことは明らかであります。また、社会全体にとってもフリーターの増加は我が国の経済成長を阻害する要因になるとも指摘されておるところでございます。

 現在、若者の雇用情勢は依然厳しいものがあり、政府においては昨年15年6月に「若者自立・挑戦プラン」の策定をして強力な推進を図っておるところでありますが、さらに学校教育の段階からの職業教育の充実や進路、就職への連携、また、生涯にわたる職業能力取得に対する支援対策の強化などを強力に推進して、フリーターなどの若年者の雇用問題の解決に向けて今こそ全力で取り組むときであると考えます。

 そこで、新たに10カ年の期間を設けた新「若者自立・挑戦プラン10カ年戦略」の実施により、若年者の失業率の半減を目指すため以下のことを提案いたします。

 1番目には、学校に未来プラン授業の導入をすることであります。学校教育において子供が将来社会人・職業人として自立できるための教育を提供するため、実際の世の中の仕組みを学ぶ未来プラン授業を積極的に導入する。ここでは総合的な学習の時間等において保護者、地域の企業やNPO、ボランティア等と連携し、生の声と体験で職場体験などを通した経済の仕組みなどを学びます。

 2番目には、土曜授業の活用をすることであります。子供の学習意欲を触発し、社会性をはぐくむために小・中学校において土曜日を活用して、中津川市では東濃で唯一、中京学院大学がありますので、その大学生たちの協力を得ながらボランティアによる補習授業や職業体験活動、また、文化芸術体験活動などの土曜授業ができるよう必要な整備を図っていただきたいと思います。

 3番目には、職業体験週間を導入することであります。子供に働くことの意義を十分に理解させるため、保護者、地域住民や地元企業、NPO等と連携し、中学校の第2学年時に1週間程度の職業体験活動として職業体験週間を導入することを提案いたします。若年雇用の問題に密接不可分につながっている教育段階での予防的対策こそ喫緊の課題と考え、今回、提案するものであります。今、求められているのは、学校教育の段階から子供が自分自身の可能性を模索し、個性を伸ばしながら未来への希望をはぐくむ未来設計教育を提供することが必要であると強く感じる次第でございます。

 まだ時間がございますけども、以上をもちまして私の質問について執行部の皆様の真摯なご見解を賜りたくお願い申し上げまして、壇上からの質問を終わります。



○議長(平岩正光君) それでは、鈴木清貴議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君君登壇〕



◎市長(大山耕二君) 鈴木清貴議員の1番目のご質問、介護慰労金の支給者拡充についてお答えを申し上げます。

 議員からご紹介いただきましたご夫婦が、ご高齢にもかかわらず102歳の方を献身的に介護されている様子を伺い、大変なご負担とご苦労があるものと頭が下がる思いがございます。寝たきり等の状態にあります高齢者の在宅介護を続けておられる世帯の中には、無年金者や老齢福祉年金などのわずかな収入しかなく、介護サービス費用の自己負担分の支払いが大きな負担となってサービスの利用を控えている方などもおられます。そうした経済的基盤の弱い世帯の介護者の方に対しまして経済的支援を行い、保険を活用しての介護サービスの利用を促進するために、介護度4と5の重度の方で、市民税非課税世帯の介護者で、毎月5,000円の介護慰労金として支給させていただいております。議員ご提案の介護慰労金の支給者拡充についてでございますが、介護サービスを活用して介護するのか、あるいは自力で介護するのかの選択制につながる側面もありますので、在宅介護の支援を推進するための施策について市民の声・意向を見きわめてまいりたいと思います。

 次に、2番目のご質問の市民のための市役所へ改善すべくISO9001認証取得についてお答えを申し上げます。私は公約として、市民を待たせない、たらい回しにしないサービスを行う旨約束しておりますので、日々の行政におきまして常に市民の皆様に満足していただけるようなサービスに努めます。そのためには、「やってやる」から「やらせていただく」精神でサービスができるよう職員の意識改革をしてまいります。一方で、庁内の事務改善委員会で窓口事務などの問題点を分析し、改善策を立案して早急に実施します。さらに力を入れて取り組むため、ご提案のISO9001につきまして取り組む方向でその内容や効果について事例研究してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、教育長・可知宗三君。



◎教育長(可知宗三君) それでは、鈴木清貴議員の3番目のご質問、若年者の雇用拡大のために教育段階から取り組むことについてお答え申し上げます。

 議員ご指摘のように、望ましい職業観の育成は一人一人の生き方にかかわる重要な問題ととらえているところであります。

 まず、1点目の未来プラン授業の導入についてお答えいたします。現在、市内各中学校では道徳や学級活動、総合的な学習の時間等において、保護者や地域の企業、関係団体と連携しつつ進路学習とも関連させながら職業に関する知識、あるいは正しい勤労観への学習を進めております。また、職場体験学習も積極的に行っております。一例を申し上げますと、第一中学校では保護者による職業に関する講演会を企画し、それぞれの職種についている保護者をお招きし、職業に関する講話をしていただくなど、学校の教育活動のさまざまな領域で子供たちが将来社会に出たときに自立できるための教育を推進しております。

 次に、2点目の大学生などのボランティアによる土曜授業の活用をというご質問ですが、大学生の豊富な知識と経験を生かしていくことは大変有効なことであると考えます。当地にある大学当局と大学生の現状を十分に踏まえ、望ましいボランティアによる土曜授業のあり方について今後、話し合いの場を持ちたいと考えております。

 最後に、3点目の職場体験週間(働くウィーク)の導入についてお答えいたします。現在、市内各中学校では2年生を中心として職場体験学習を行っております。正しい勤労観や職業に対する知識等を身につけるために総合的な学習の時間等で市内の企業、商店等を訪問して職場体験学習を行っております。これも一例を挙げますと、坂本中学校では2年生の2学期に2日間行っております。100名以上の生徒の受け入れに対して地元から大変協力していただいております。また、阿木中学校では市内で1日間、名古屋研修の際に1日間行っております。

 職場体験学習を行うに当たっては事前にしっかりと時間をとって計画し、指導しております。ご質問にありました1週間という期間に関しましては、大きな学校教育計画の見直しとなること、受け入れ側の問題も発生しますので、今後の課題としていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより再質問に入ります。2番・鈴木清貴君。



◆2番(鈴木清貴君) 大変前向きなご答弁をいただきましてありがとうございました。1つお伺いしておきたいんですけども、まず、1番目の介護の問題についてであります。15年度で結構でございますけども、現在、介護慰労金と言われるものを支給されている方々の人数を把握しておられましたら、また、支給金額の総額ですけども、そこら辺も数字を教えていただきたいと思います。まず1点お願いいたします。



○議長(平岩正光君) 健康福祉部長・遠山義樹君。



◎健康福祉部長(遠山義樹君) ご質問の平成15年度介護慰労金を支給させていただいた方々につきましては、介護度4、5は、先ほど市長が申しました市民税非課税世帯でございますが、133人で、331万円でございました。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 2番・鈴木清貴君。



◆2番(鈴木清貴君) わかりました。現在133人の方々に5,000円支給されているということであります。介護慰労金という名前でありますので、それらの対象が133人おられるということでありますけども、私が質問したように超高齢の家庭で100歳以上の介護を要する世帯というのが中津川市ではどれだけおるかは、ちょっとつかんでおられるかどうか知りませんけども、その辺の数字がわかりましたらちょっと教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(平岩正光君) 健康福祉部長・遠山義樹君。



◎健康福祉部長(遠山義樹君) 実はちょっと数字を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただきます。



○議長(平岩正光君) 2番・鈴木清貴君。



◆2番(鈴木清貴君) じゃ、また後でお願いします。いずれにしても中津川市の場合、100歳以上という世帯は本当に限られた人数だと思うんです。そこら辺、介護慰労金という名前のものじゃなくて、もしこれがだめであれば、それにかわる、慰労金という言葉が適切かどうかわかりませんけども、何らかの形で中津川市として感謝の意味で、そういう世帯には従来はお金がいっていたそうですが、お金がいいのか何がいいのかわかりませんけども、慰労金にかわるものをちょっと検討していただければ本当に感謝されるんじゃないかと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それと、ISOにつきましては先ほど大山市長の方から取り組む方向でという答弁がございまして、よりよい中津川市の窓口にしていただくために、取得についてはいろいろ難しい問題等あると思いますけど、すぐには認証取得はいただけませんが、本当に粘り強く取り組んでいただきたいと、こういうふうに思います。

 3番目に、若年者の雇用について教育段階から取り組むことについて教育長の方から現在の取り組みのお話がありました。2日あるいは3日間、職場体験をしておられるということであります。来年2月に恵北あるいは山口村と合併を控えまして、中津川市も大きな中津川市になるわけですけども、恵北の方がやってみえるかどうかわかりませんけども、中津川市でそういう体験の制度をやられているという話でありますので、より広く、もしやられていなければ恵北の方の中学生についても職場体験をぜひ取り入れていただいて、将来のフリーター候補にならないように、子供たちが将来きちんとした職業につけることができるように、そこら辺の教育をしていただきたいと思います。

 以上をもちまして私の方からの再質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(平岩正光君) これにて2番・鈴木清貴君の一般質問を終結いたします。

 続いて、20番・千葉 昇君。

  〔20番・千葉 昇君登壇〕



◆20番(千葉昇君) 皆さん、おはようございます。新進気鋭の鈴木議員の後を受けまして、古老の私が登場いたしました。お見苦しい点もあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 通告に基づきまして若干質問させていただきます。なお、質問時間は40分いただいておりますが、なるべく内容を簡略にして時間をむだにしないように心がけますので、最後までおつき合いをお願いいたしたいと思います。また、大山市長さんにおかれましては、これから私にとりましては3年間おつき合いを願いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、最初にお断りをいたしますが、私の質問の1点目と2点目は、もともと私が副委員長を務めております経済建設委員会の所管にかかわる事項でございますが、この2つの問題は私が20年以上にわたって執念を燃やし続けております問題でございますので、また、途中で状況は変わりました。あえて取り上げますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 まず第1点目は、松田溜池に関して近況に照らしてお尋ねをいたしたいと思います。松田溜池は岐阜県が事業主体となる県営溜池等整備事業として改修工事の調査、検討が進められた結果、平成12年事業採択となったことはご案内のとおりであります。私が松田溜池に関して市政一般質問として取り上げましたのは、はるか遠く、昭和59年、そしてその後平成3年と、全部で2回この問題を取り上げております。そのほかに災害対策としての緊急排水に必要な排水口の整備なんかを指摘をいたしまして、要望したこともございます。またかと思われるかもしれませんが、当時は災害対策としての改修へ向けての質問でした。今回この改修工事が水利組合員である松田区の農家の皆さんに極めて大きな影響を及ぼし、今後の水田耕作、ひいては農作物全般にわたって支障を来すかもしれない、そういう事態になったためであります。

 知らない方もみえるかと思いますので若干ご説明申し上げますが、もともと松田溜池は明治30年代の初めに建設されました老朽溜池であります。また、市街地の上部に位置しておりまして、約1,600m下方の中央道との標高差は150m以上あります。大変急傾斜の上に存在する溜池であります。私が松田区長に就任した昭和40年代、もう既に崩壊による土石流災害の危険性が指摘をされてきたものであります。私自身も中津川市が昭和54年8月7日地震災害対策強化地域に指定されて以来、今日まで長年、松田溜池の改修を関係機関に要請をしてまいったものであります。当然、市議会当選後は、念願でありましたために、溜池改修、それも全面的な災害対策としての改修を目指して本会議での質問を繰り返してきました。昭和59年の議会答弁で、溜池下流の地域の推定被害規模は、家屋では15戸程度、耕地では約200ha程度であろうという推定でした。ところが平成11年のこのころの災害推定規模は当該地区の住居の急増等によりまして、貯水量5万8,000t。この溜池は公称5万tと言われておりますが、実質は5万8,000でございます。万一崩壊事故が発生すれば、被災家屋はおよそ300戸。すべての被害総額は、農地、公共施設、家屋等で9億円を超すという推定がされました。農業利水と防災の面からと言いたいところですが、実際は下流地区の災害防止としての改修を実施することが重く見られることになりました。加えて、消防水位。これは緊急時の急速排水による消防用水の確保であります。この点も重視をされまして、平成11年に県営工事として改修工事の決定を見たところであります。平成12年に至り、現地調査の結果を参考にして、松田水利組合と県市の担当課の検討会、打合会と、たび重ねて実施をし、円滑な工事進行を双方で確認し合ったと申し述べておきたいと思うものであります。こうした工事打ち合わせの内容はいかなるものであったのか。私は、出席した限りの会合では、地元水利組合に対しては改良工事に対する協力を求める、そういう意味合いの方が大きかったと、そんなふうに思い返されます。

 主な協議事項については、工事期間、工事期間中の水田、稲作の休耕、はがね土用の赤土の地元での供給の可否、しゅんせつ土砂、残土の地元での処理、工事用道路の使用条件、あるいはこれは正式な議題ではありませんが、休耕中の農事補償問題。こうしたたび重ねて行った地元説明会と打ち合わせにより、工事期間というのは本体工事が15年度で完成、16年度で周囲のネット敷設、あるいは周辺道路の整備、こうした雑工事を行い、同時に試験貯水を始める。17年度には水田の耕作は可能という形で決定をされました。はがね土用の赤土の地元供給は土質の関係で不能でありましたが、他の事項については全面的な水利組合の協力があり、改修工事も進めたところであります。加えて申し上げますと、この改良工事の着手というのは、水利組合の損得を度外視した全面的な協力があってこそ下流地域の災害防止の対策が実現されたと私は断言をいたしたいと思います。

 さて、そろそろ本題に入ります。平成13年11月28日、安全祈願祭を催して大規模改修工事に着手して以来、工事4年目を迎えている松田溜池は、工事半ばにして新たな局面にさらされています。その問題点というのがきょうのメインテーマであります。

 工事進捗に伴い完成期間が多少遅れるとの話が今まで非公式に流されていました。最近と申し上げても3月22日でございますが、水利組合に対し今後の工事進行について説明会が行われ、その席上、工事の進捗状況が事業費の執行率の数字で示されました。総事業費3億9,000万円の残額は、平成16年度の事業費を含めて執行するという形での残額が、17年以降になりますが、1億6,230万円が未執行で残っております。これを16年度の事業費で換算をしたために、年3,000万円程度の現在の進行状況では、17年度から5年間さらにかかるだろうと。21年度まで大幅に完成が遅れるという話が流されたのであります。私は今日までこの改修工事に関しての説明会、あるいは打ち合わせ、現地調査には必ず出席をしてきましたが、本年3月22日、この大切な打合会、説明会には残念ながら声がかかりませんでした。出席しておりません。市長選のさなかで私の多忙なのを配慮しての温かい処置かと、そんなふうに思いますけれども、したがって会議の内容については詳細に承知するべくもなく今日まで来ております。ただ、資料で見る限り、事業の進捗率は16年度までに58%、約2億2,770万円の事業費が執行されております。残り未執行分については42%、実に1億6,230円となっています。12年当時に確認された14年、16年度までは休耕。この休耕措置が17年度以降にずれ込み、米作の休耕による農家の損失は甚大であるというふうに断言をせざるを得ません。

 ちなみに、この松田水利組合の水田による米作の収入とはいかがなものか。水田耕作面積は11ha、約11億であります。畝取りと言われます反当たりの10俵、これまでいかなくても平均1反で8俵、値段を中間をとりまして1俵2万円といたします。そうしますと、1haで80俵、約160万円。全体の耕作面積11haで1,760万円というのが米作による松田水利組合の収入であります。3年の休耕の未収入、14、15、16、3年間の休耕によって利益者負担の恩典というものがすべて消え去りました。休耕による水田の荒れは思ったよりも大きい。休耕しておるためにモグラの害、雑草の根による田のひび割れですね。それから、持続の保持ができない。保水力の低下。こうしたものを仮に休耕が済みまして再開した場合に、回復のための労力というのは休耕期間が長ければ長いほど、それに比例して労力が大きくなっていく。農家にとって身を削る思いだろうと、そういうふうに推察されるところであります。

 私が一番恐れているのは、休耕が長くなれば農家自身の生産意欲を失う、そういうことが話し合われております。10年も先ではもう米をつくる気がしないと、こういうことがささやかれております。ことわざに、ただより高いものはないというものがありますが、事業費の15%の利益者負担がご理解によってゼロにいたしました。一見組合に有利に見えたこの処置が3年の未収入で消え失せております。大体3年間で5,200何万の収入がありますから、これで消えてしまう。4年目以降は実質にこれは農家の負担になっていく。このことは非常に重くのしかかってくるというふうに思います。利益者負担がただでよかったと喜んだ反面、えらい落とし穴が待っていたと、そういうことになりかねません。

 こうして一見組合に有利に見えた処置が、3年の未収入で消え失せ、あとは事業費繰り延べのため、休耕による毎年予想収入1,760万円が田の水とともに消えていくということになります。災害防止、消防水の確保、自然環境保全のため、休耕による家計の減収を省みず改修工事に協力している関係者の負担をこれ以上ふやさないためにも、改修工事の早期完成に向けて取り組む必要があると考えますが、この問題に対する市長のお考え方、今後の工事進捗の見込みは那辺なものかと。そんなことをお伺いをいたしたいと思います。

 時間があるようでございますので、参考までにつけ加えますが、この問題に対しまして、4月に入りまして当時の市の最高責任者から松田水利組合の皆さんに松田溜池改修事業の現状について1通のチラシが配られました。松田溜池について現状はどうなっているのかという質問がありました。そこで、市役所の農林整備課に事業の現状について聞いてみました。以下、その主な内容です。

 1番として、松田溜池の改修については、地元区長さんを初め、地域の皆さんの深いご理解を得て進めてまいりました。2番、松田溜池の改修については防災面での役割も重視し、事業を進めることになりました。そのため予定より多く土地が必要になり、現在その土地の確保に努めていますが、大量の確保が必要なため一定の時間がかかることになりました。3、ご承知のように岐阜県は大変厳しい財政状況にあり、とりわけ公共事業の予算については大幅な見直しがされ、予算額も大きく削減されているのが実情です。しかし、地元区長さんなどの力もお借りしながら、県に対しての要望活動を努めており、17年度あるいは18年度には改修事業を完了するように鋭意努力をしており、ご了解よろしくお願いいたします……ということでした。つまり、工事用の土地がもっと必要になったことと県の予算が削減されたことなどが影響して、事業の進展が遅れているが、平成17年度、遅れても18年度には完成させる見通しであるということなのです、ということになっております。農家などの関係者の皆さんには水利が利用できないなど不便が長引いており、事業進展に対する不安があると思います。県や市の担当職員も厳しい財政の中で懸命な努力をされていることはわかりましたのでお知らせいたします。市の責任者としては全くよそごとのような話でございました。

 少なくとも国、県の補助をいただき、地元の水利組合に多大な負担をかけながら遂行している事業を最高責任者として自分の立場で考えていないということを私は思いました。新進気鋭の大山市長さんについては、みずからこの事業の先頭に立って農民の苦しい立場を理解をしながらこの事業を推進していただけると、そのように信じてこの項の質問を終わります。

 次に、質問の2番目でございますが、中津川周辺の山岳観光に関して。今日までに中津川周辺の山岳観光に関し幾多の質問と提言をしてまいりました。古くは恵那山頂避難小屋の改善、新しくは富士見台上の山小屋の改築。富士見台高原へのログハウスの移転などであります。また提言に対する答弁で、前向きに関係箇所へ積極的に要請する等々の答弁がございましたが、その後、その経過はどうなっているのか、そのことについてちょっとお尋ねをいたしてみたいと思います。

 1番目といたしましては、恵那山の登山道でございます。平成12年に発生した集中豪雨により恵那山への林道が通行不能となって3年半、今春ようやく開通できるようになったことはご案内のとおりであります。この間、恵那山への登山道としては、阿智村を通りまして園原インターからおりる長野県側からのルートが利用されております。年間1万人を超えると言われる登山者が長野県側から恵那山へ登り、中津川市が巨額を投じてつくった恵那山山頂小屋で一休みするという、そういう大変皮肉な現象が起きております。特に西日本最高峰として恵那山というのは知られておりますので、大変中京や関西方面に人気がございます。この恵那山に中津川市を素通りして裏側から登山されてしまう。これではせっかく今までいろんな形での宣伝をしてまいった恵那山の観光資源が宝の持ちぐされになる、そんなふうに考えます。

 山を引きつける要素の1つに、アプローチを短くするということがあります。昭和40年代に多くの登山者が恵那山へ登ったというその事情は、現在の駐車場から黒井沢の旧登山口まで自動車の乗り入れが可能であったことが一因であります。時間にして40分近くの短縮ができます。この道路の使用の復活をして、長野県から登っている登山者を中津川へ戻してもらう。この道路の使用の復活を私が提言してから久しくなりますが、当時の答弁にあった関係箇所への要請は実際なされたのかどうか。今回の黒井沢駐車場までの開通を機に駐車場から旧登山道口までの林道使用の復活、このことを視野に入れての観光開発を進めていただきたい、また、進めるべきではないかなと。

 いろんな難しい問題はあろうかと思います。昭和46年にこの道路で人身事故が起きまして、当時の営林省と中津川市が賠償を負担いたしております。47年に黒井沢の北恵那のキャンプ場が土砂崩壊で埋まりました。これを契機に路線バスの運行が廃止されておりますが、奥に私有地がありますので、その通行を遮断するわけにいきません。その方々は一々許可を受けてこの道路を通っているわけですから、通れないという状態ではないわけです。今言ったように、恵那山の観光開発のためにこの路線の一般使用の復活、こんなことを検討する余地があるんではないかと、そんなふうに思いますので、この点についてもご見解をお伺いしたいと思います。

 2番目は富士見台のログハウスですが、平成11年に富士見台小屋が新築された際に、ログハウスは中津川工業高校の建築科が実習としてつくったものを担ぎ上げて組み立てたものです。これは大変評判がよかったために、さらに数をふやしたいと私自身考えまして、当時の工業高校の先生にお話をして、ある程度いい感触を得まして、こういう実習を中津川市の方で実費を持ってもらえるなら大いにやってもいいではないかと、このような結論になりました。そのことを一般質問に取り上げまして提案をいたしました。そのときの回答に、工業高校建築実習によるログハウスの移築は、平成13年の質問の答弁で工業高校が4年に1戸程度なら移築は可能だと、そのような答弁が来ているわけです。その後3年たっておりますが、その後この高校とどのような連携が持たれたのか、あるいはどのような取り組みがされたのか、担当部のご返事をいただきたいと思います。

 さらに3点目の問題といたしまして、中津川城址の問題を取り上げたいと思います。これはちょっとここで訂正をいたしますが、通告書の中に武田信玄の出城とも伝えられていますがというのは大変な間違いでございました。それからもう1つは、昭和30年代の中津川市観光地図として書きましたが、これもその後資料を調べましたらちょっと違いましたので、次のように訂正をいたしていきます。前山の北側尾根にあったと伝えられている中津城は、昭和27年市政施行に伴う中津川市の市政要覧の案内図に出ております。これは徳ノ城として書いてございますが、そのように掲載をされております。現在は全く観光案内図が出てまいりません。抹消されてしまいました。それで、この武田信玄の出城というのはちょっと間違いでございまして、中津川城というのは資料によりますと飛鳥時代和銅年間、時の天皇の勅令によって中山道の警護のために要害を構築したとあります。徳ノ城、またの名を中津川城と言いました。後に岩村藩の17支城の1つ、これは中津川にほかに阿木城、阿寺城、それからこの徳ノ城とありますが、これは今村城の17支城の1つということになりました。武田勝頼の進軍によりまして武田勝頼が上村から入る。明智、上村と城を陥れていくと同時に木曽谷から木曽義昌が進攻してきまして、馬籠のもう1つの岩村支城、そして、中津川城を落としまして阿寺城に迫ったと、そういう記録が残っております。阿寺城は陥落をせずに、今の苗木藩遠山家の先祖がこれを守っておりまして、後に苗木に移ったために阿寺城は廃城となったというのが記録に残っております。これは私の調べた記録ですので、真偽のほどはまた教育委員会の方で調べていただければいいかなと思います。

 登った人の話では、石積みの痕跡もかすかに認められるということであります。松田溜池からおよそ1時間程度で登れるということですので、歴史の跡というものはできるだけ保存していきたい。幸い地元には中津川城址について詳しく現地を何回も踏査をしている方がみえますので、こうした市民の皆さんに協力をいただいて歴史の史実の確認、後世に残す必要、こんなことがあるんではないかと、そんなことを思います。山岳観光に利用できるものとも考えられますので、教育の面、そして観光の面、両方から中津川城址、徳ノ城に対するこれからの取り組みをご説明いただければと思います。

 3番目は、市内交通事情に関して、最近の市内交通事情について次の諸点をお尋ねいたしたいと思います。

 1つは、一方通行の規制解除の拡大であります。最近、市内の道路改良によりまして、一部一方通行の規制が解除されました。むだな迂回走行の必要がなくなり、車の運転がしやすくなったとよく言われます。市内各所になぜ一方通行かと思われる箇所が随分見受けられます。早急に必要のないと見受けられる道路の一方通行を解除をする、そして、むだな走行をしないような形での一方通行の交通規制を考えていただきたいというふうに思いますが、お考えをお伺いいたします。

 2番目といたしましては、大型車の増加でございます。これは国道19号線で、今に限ったことではありませんが、特に最近大型車の通行がふえております。走行に危険さえ感じます。また、周辺の市民から騒音と排気ガスによる公害に悩んでいると聞かされます。事実、夜間の大型車の通行量は多く、大型車の信号無視はもう普通のことであります。交差点の通過には必要以上に緊張させられます。ある新聞報道によれば、中央道恵那山トンネルの通行料が高いため、手前のインターで国道へおりて走行する。恵那山トンネルの通行料を節約するということが最近19号の大型車の通行がふえた原因だと言われております。中津川市では有効な手段という面は見受けられませんが、恵那山トンネルの通行料の軽減、こんなことも視野に入れての考えがあればお伺いをいたしたいと思います。加えて、信号無視の無謀運転、この対策も関係各所への要請を強める必要があるんではないか、そんなふうに考えますので、あわせてご答弁をお願いをいたしたいと思います。

 次に、社会福祉協議会について若干お尋ねをいたします。3月議会の中で、中川市政の4年間で社会福祉協議会に対する補助金が3,900万円から1,508万円まで、率にして87%まで削減されたということを私は前回取り上げました。これに対しまして、社会福祉協議会と協議をしていく、市の補助金のほとんどが人件費に充てられている、不足をするようであれば大幅に協議をしなければならない。協議の中で善処をしていくということが書いてありました。答弁した前市長はいなくても、管理者一体の執行原則から照らして、健康福祉部において速やかに協議を行い、社会福祉協議会の活動に支障のないよう処遇をすることは当然のことであろうと思います。ちなみに、昭和59年、3人体制の社会福祉協議会への人件費の補助は958万円でございました。このことも参考にして担当課のご答弁をお願いいたしたいと思います。その後、どのような協議をされ、どういう結論になり、どういうふうな形でこの問題が進められておるか、詳しくご答弁をお願いいたしたいと思います。

 最後の問題ですが、環境センターに関してお伺いをいたします。4月1日から稼働していると公表されました環境センターの管理棟内の諸施設の現在の利用状況についてお尋ねをいたしたいと思います。私は平成13年、環境センターの設計平面図が議会に公開されてから、管理棟の規模、内部組織、これについて一貫して異論を持っているものです。一般質問でも取り上げましたが、一部を除いてことごとく無視されていたと、そういういきさつがございます。

 当時の答弁は、市民のリサイクル運動の支援、環境教育、各種団体の利用等々に使用するとのことでありました。既に稼働している環境センターの管理棟内部施設についても一般市民が有効に使用しているものと思い込んでいたわけであります。さきに配付されましたごみの出し方のチラシの裏面に諸施設の案内が掲載され、市民に徹底が図られていたこともあり、5月の連休などは施設内、あたかも門前市をなすがごとく市民で満員であったのではないかと思い、また、チラシに施設使用における使用時間、使用方法などが記載がないために、現状について環境センターに問い合わせたところ、管理棟内諸施設については、現在、公開をしていない。したがって、一般市民は使用していないという返事でした。さらに、8月の夏休みに向けて使用計画を検討している、こういう答弁でございました。当時、私は事業計画もない、需要予測もない、使用計画もない、なぜ箱物だけをつくるんだという質問をしたんですが、そのことがまざまざと思い浮かべられました。

 3億円近い税金を投資して建設した巨大な管理棟、この施設が市民に使用されないまま、言いかえれば空箱のまま3カ月近く放置されていると言っても極言ではないと断言しておきます。しかし例外使用もあるとのことでございますから、リフォームコーナー、リサイクル体験室、情報コーナー、展示コーナー、3階浴室の利用状況について団体、個人、人員、利用頻度について、整理した資料でご答弁をお願いいたしたいと思います。さらに、これからの使用方法、あるいはそれに対する対処の仕方などについても、お考えがあればお答えを願いたいと思います。

 さらにつけ加えますが、大山新市長はまだ施設管理組合の管理者になっていないと思います。まだ組合議会で正式に就任されていないと思いますので、おりませんね。施設管理組合の管理者に就任されましたら、内部市政につきましては大幅な改造が必要だろうと思います。今どき玄関で靴を脱いで入るような施設はどこを探してもありません。リサイクルホームと言えば物を運んで入るわけですから、玄関で一々靴を脱いで、また物に持ちかえて入る。1階、2階、すべて土足では上がれません。スムーズに中に入れるように、余力があればそういう施設に改造していっていただきたいと、こんなことを最後に申し上げまして、壇上からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(平岩正光君) それでは、千葉議員の質問に対し、ご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) 千葉議員の1番目のご質問、松田溜池改修に関してご答弁を申し上げます。

 この問題につきましては、私も松田区にお伺いいたしました際に聞かせていただいております。この溜池は建設以来95年を超えることから、地震による崩壊とそれによる市街地への被害を防止するため、ご質問にもありましたように、平成12年度に県営事業として改修事業が着手されました。以来、鋭意取り組んでいただいておりますが、昨今の国、県の厳しい財政事情により事業期間の延長を余儀なくされております。農家の方々には事業の進捗に対する不安がおありだということは十分承知しておりますので、県に対しまして事業期間の短縮をしていただくよう今まで以上に強く要望してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、4番目のご質問の社会福祉協議会に関してお答えを申し上げます。議員ご指摘のとおり、3月議会において今年度の社会福祉協議会の補助金について15年度の運用資金積立金額を見て、不足額については今後、補正を含めて協議していくということでありました。

 議会終了後、市と社会福祉協議会で次の2点について協議を行い、確認をいたしました。1点目は、社会福祉協議会が実施している事業について費用対効果の観点から事業評価を実施し、スクラップアンドビルドを行うこと。2点目は、社会福祉基金については現在は果実運用となっていますが、金利が低いため原資を取り崩して社会福祉協議会の一般会計に繰り入れることであります。

 いずれにいたしましても、安心できる温かい福祉のまちづくりを進めるため、市民の皆さんに喜んでいただける社会福祉協議会を目指して外部委員による事業評価に基づくスクラップアンドビルドの考え方も取り入れていただき、さらに協議を進めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。

 その他のご質問につきましては、担当部長からご答弁を申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、補足答弁を願います。まちづくり推進部長・水野克司君。



◎まちづくり推進部長(水野克司君) それでは、千葉議員の2番目のご質問、中津川周辺の山岳観光に関してお答え申し上げます。

 当市には従来から山岳観光財産として自然豊かな日本百名山の恵那山や富士見台高原を有しており、毎年全国各地から多くの登山客においでいただき、宿泊、食事、交通面などにおいても地元の経済への波及効果は大きいものがあります。当市といたしましては、世界に誇れるこの山岳地帯を後世に受け継いでいく責務があると考えております。

 最初の恵那山登山道についてのご質問でありますけれど、川上から恵那山登山口までの恵那山林道約10kmにつきましては、平成12年度の豪雨による林道の崩壊以降、現国土交通省及び森林管理署にお願いをし、ようやく災害復興工事により、ことし4月29日に3年半ぶりに全面開通となりました。しかし、現登山口より奥につきましては山腹崩壊箇所や道路決壊箇所が多数あり、復旧には多大な費用を要するとともに、維持管理につきましても多額の経費を要することや、自然環境保護の観点から、自動車の乗り入れについては大変厳しい状況でありますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、富士見台のログハウスについてのご質問でありますけれど、平成2年に恵那山野熊の池近くに、平成10年には富士見台高原に避難小屋としてログハウスを中津川工業高校の協力により設置してまいりました。現在では長野県阿智村と共同で富士見台高原に設置した大型の山小屋、萬岳荘と神坂避難小屋を合わせて3施設があり、今のところ十分役割を果たしておりますが、より多くのお客様においでいただくよう積極的なPRを行いながら、施設に不足が生じるならば、中津川工業高校などの協力もお願いし、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、教育次長兼生涯学習部長・森 勲君。



◎教育次長兼生涯学習部長(森勲君) 中津川周辺の山岳観光に関してのご質問のうち、中津川城址についてお答え申し上げます。

 中津川城址は、中津川市史上巻や岐阜県中世城館跡総合調査報告書に掲載されております。別名徳ノ城とも呼ばれ、戦国時代に築かれたとりでと言われておりますが、関係資料が乏しく、伝承のみで、とりでの規模や詳細なことはわかっておりません。場所は、松田地区から前山へ上がった標高1,250mあたりと言われており、昨年、地元有志の方からの呼びかけで徳ノ城の確認に教育委員会の職員が1名同行しましたが、草木が茂り、場所を特定できる遺構等は確認できませんでした。

 今後も地元の方々や市民有志によりまして場所を調査していただき、将来、伝承していただけることを期待しております。そうした中で、教育委員会といたしましても協力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(平岩正光君) 続いて、市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 3番目の市内交通事情に関してのご質問にお答え申し上げます。

 一方通行の規制解除の拡大についてでございますが、一方通行は基本的に幅員の狭い道路等を対象として車両の相互通行に伴う複雑、危険な交通状態を単純化して、交通容量を増大させ、交通の安全と円滑を図る目的で規制されており、地元の意見をお聞きするなどして実施されております。したがいまして、一方通行規制箇所が道路改良等により交通の安全と円滑が確保され、地元の意見でもその必要性がないということであれば関係機関に要望してまいりたいと考えております。

 なお、信号無視等、無謀運転取り締まりにつきましても、関係機関へ要望してまいりたいと考えております。

 次に、5番目の環境センターに関しての4月1日からの管理棟内の諸施設の利用状況についてお答えいたします。

 団体、個人の見学申し込みについては、4月は個人、家族での見学が主であったようでございますが、5月は団体が多く、小学生の社会科学習、また、駒場地域の住民の皆様方の見学が行われているとのことでございます。

 また、啓発施設ごとの活動については、リフォームコーナーではシルバー人材センターの方にお願いし、家具類、自転車を整備していただいているようでありますが、家具類は10点ほど、自転車は4点ほどということでございます。また、大型ごみ搬入状況を見ますと、再利用できる家具類、自転車の搬入は少ないように思います。リサイクル体験室は、講師の方と年間スケジュール、内容等を現在検討中とのことでございます。情報展示コーナーは子供たちに人気があり、利用されているようであります。3階浴室については、4月から5月までの利用者は、4月49名、5月54名で、計103名の利用とのことでありました。

 今後はNPO等の市民団体や学校との連携による観光教育などを取り入れることが必要ではないかと考えますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、建設部長・吉村政男君。



◎建設部長(吉村政男君) 続きまして、3番目の市内交通事情に関してのご質問のうち、恵那山トンネルの通行料についてでございますが、全国的に近年の経済状況の低迷により、高速道路通行料を節約するため、一般国道等を走行する車両が増加傾向にあるということです。中央道中津川インターチェンジの利用台数も平成10年度をピークに年々減少傾向にあります。

 これらの傾向に対し、市としての直接的な対策は困難でございますが、毎年、市民の生活環境を保全するため日本道路公団に中央道の遮音壁設置要望をいたしておりますので、この折に通行料の軽減についてもあわせて要望をしてまいりたいと考えております。

 また、国道19号線の長野県木曽地方を走る大型車の通行量を減らすため、国土交通省、日本道路公団、長野県などが中心となって、中津川インターチェンジと塩尻インターチェンジ間の料金を半額にし、国道から中央道へ車両を誘導する社会実験が年内に3カ月間実施される予定とお聞きしておりますので、この実験結果にも注目をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、健康福祉部長・遠山義樹君。



◎健康福祉部長(遠山義樹君) 次に、4番目のご質問の社会福祉協議会に関して補足答弁をいたします。

 平成15年度の決算の結果、運用資金積立金額が約2,000万円ありましたが、内容を検証しますと、既に平成16年度の財源、そのほか自動車、パソコン等、償却資産引当金、職員の退職引当金等に充てております。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより再質問に入ります。20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) 松田溜池の件について再度お伺いいたします。

 1つは集会に配られました先ほど読み上げました件でございますが、これは中津川市のトップの方が皆さんに配られて説明をされております。これによりますと、17年度、遅くとも18年度には完成させる見通しであるというふうにはっきり書いたものを配られたわけですね。今はみえなくても、これは管理者として最高責任者の言ったことですから、個人的な発言だというふうには受けとめられんわけです。しかし、この進捗状況によりますと、17年度を含めて100%になるまでにはまだ1億6,230万円、先ほど壇上で申し上げました、これだけの金額が必要なわけですね。これが今までの15年が5,888万円、16年度が3,000万円、このペースでいって、17年度、18年度の2年間でこのことが執行できるかどうか。この辺の兼ね合いですね。はっきり申し上げます。前市長の言った18年度には完成させる見通しであるということとこの数字との関係ですね。これはできるのかどうか。1億6,200万円の予算執行はできるのかどうか。その点について絡めての見通しをお願いをいたしたいと思います。



○議長(平岩正光君) 農林部長・市岡惣二君。



◎農林部長(市岡惣二君) 進捗状況は今58%の残り42%ということでありますので、残りの金額を1億6,230万円ですか。その関係からいくとやはり3年ぐらいかかる予定とはなりますので、これから県へ1日も早く完成していただくよう、またあらゆる機会に県へ要望していきたいということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) 相手のある金の話ですから、部長に即答を求めるのは大変難しいと思います。私はただ残念なのは、12年事業採択になりました。特に災害工学か何かそういう面の権威者が当時の市長でありましたので、最初の地元説明のように13、14、15年、3年間ででき上がるんだと、最初そういう説明があったんです。それができるばかりと思っていたら、途中からこれが延びていってしまう。地元は自分たちではなしに、下流の災害対策のためにという、20年以上にわたるそういうことでかかったわけですから、逆に言うと中津川市の災害防止のために水利組合が全面的な協力をしている。そのことですから、受益者負担もゼロというのもその点を勘案をされて受益者負担ゼロになったわけですね。ただし、それが3年間でプラスマイナスゼロになった。4年目から一方的な負担になると。このことをこれからの事業でどう反映させていくのかと。今まで3年間というものは責任者は1回も県に陳情に行かなかったんですか。ちょっとお伺いします。



○議長(平岩正光君) 農林部長・市岡惣二君。



◎農林部長(市岡惣二君) 松田溜池に関しては、陳情には行っていないと思います。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) ちょっとはっきりしてください。陳情に行ったんですか、行ってないんですか。行ってないわけですね。

 全く残念な話ですね。下流に300戸の家屋が密集をしている。明治34年に松田溜池が完成したときにはほとんどうちはなかった。後からできてどんどんふえた、300戸になった。さあ災害で大変だと。対策として解消しなきゃならん。その松田溜池の管理者であったために、とにかく莫大な負担をしなきゃならん。その点を少しでも考慮すれば、3年間でもっと真剣に取り組めたと思うんですよ。これは農林部長じゃないですよ、最高責任者は。それをしなかったということは明白になったんで、後から追及してもしようがないんですがね。今後の問題として、先ほどチラシにあったように17年、18年の2年間でできるのかどうかと。そのことをちょっとお尋ねしてます。



○議長(平岩正光君) 農林部長・市岡惣二君。



◎農林部長(市岡惣二君) 先ほど申しましたように、やはり残り分が42%、金額にして1億6,230万円ありますので、例えば1年間5,000万円という形にしてもやはり3年間はかかることが考えられますのでということです。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) 恐らくないそでは振れんということで、該当の組合員は泣き泣きそのことは認めていると思うんですよ。現実、水が来なければ耕作はできませんから。それに対して、例えば――これは例えばの話ですけども――この工事が終わった後、水が満々とダムにたまったと。その後の水田の復旧ですね。これに私はかなりの労力と資金が要ると思うんですよ。その点についての補助、あるいは市としての協力、そういうことは今のところ念頭にありますかどうか、その辺だけちょっとお伺いいたします。



○議長(平岩正光君) 農林部長・市岡惣二君。



◎農林部長(市岡惣二君) 一応、転作といたしましては、花とか、レンゲ、コスモス、そういう形の中で10a当たり3,000円ということで一応あるわけですけど、それはやっていない形になりますと、やはり田んぼそのものがこれから休耕したところを耕作するについては非常に手間がかかると思いますが、今のところその辺の考えというものはちょっと考えておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) 努力をお願いいたします。

 一方通行の問題ですが、私が申し上げたのは、この一方通行の規制というのはもうはるかにさかのぼるんですね。規制がかかったのは昭和30年代じゃないかと思うんで。今、町中の太田町あるいは新町などの一方通行の規制については、まあやむを得んかなと、このように思うんですが、それ以外のところでこれはなぜ一方通行かという箇所が見受けられます。一々指摘は申し上げませんが、1点だけ申し上げますと、花戸町に市営駐車場がございます。これは有料です。もとの職安の跡地ですね。わかりますか。虹の橋のたもとです。多くは言いません。ここへ入るには昭和町からつっと入りますね。出るときには一方通行ですから、旧19号まで下がります。あの橋を渡って労金前の道をぐるっと一回りしてくると走行距離は550mです。この前はかりました。本来なら目の前に道があるんですから、そこへふっと出れば余分な550mという走行はしなくても済むわけですね。1回に550mですから、一月にどれだけなるか計算してみればかなりの走行距離になると思います。これも公害防止の一環として、この間だけでもあの道路は19号までは非常に広いですから、一遍部長の方で現地を見て、十分トラックと乗用車の擦れ違いができますので、あの1点だけでも改修してもらえれば、かなり通過がスムーズになると、そんなふうに思いますので、その点も含めて。もう1点は、新町のタカラ電機から上がってきたところですね。黒川屋の前ですが、あそこから西方向は非常に広いです。今、労金の前が道の途中から交互通行になっていますね。ああいう余地は十分あります。これもかなり前に取り上げましたときの答弁で、四ツ目川線が完成されたときにそれは検討措置になっていましたので、あそこから東は一方通行にしても、あそこが下から上がってきた車は右に回って四ツ目川線に出られると。その点だけでもかなり通過がスムーズになると思うんです。だから、部分的な一方通行の解除が可能なところは取り上げていただきたいなと、そんなふうに思います。どうですか、部長。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 一方通行の解除について関係機関とも事前にちょっと協議させていただいたんですが、やっぱり関係機関が一番重きを置くのは地元の意向ということでございました。今、議員ご指摘の2カ所について現地も確認させていただきまして、地元との調整もとりまして検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) これは直接部長は関係ないかもしれませんが、これは市民環境部長として聞いていただきたいんですが、このチラシから以後入っていないと思うんですけど、この環境センターの施設の使用の案内ですが、出ていませんね。そうすると市民はこれを見ているわけですが、使用方法だとか使用時間が一切これ書いてありませんね。少なくとも巨額の金を投じてつくった管理棟ですから、もっと多くの人に自由に使ってもらうと。こうなればそういうふうな言い方をしますが、そのためにももう少しわかりやすく説明する必要があるんじゃないかと思います。問い合わせてみましたら、8月の夏休みに向けて使用方法、あるいは詳細を検討しているということですので、私からすれば何をやってるんだと、今ごろ。3年も前に決まったことで何を今さらやっているんだと思いますけども、遅くとも仕方ありません。早急に出すべきだと思いますが、その点について部長、どうですか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 議員ご指摘のとおりちょっと遅きというところもございます。私の方からセンターの方へも強く要望させていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(平岩正光君) 20番・千葉 昇君。



◆20番(千葉昇君) いろんな問題を申し上げました。特に溜池の工事の進捗につきましては、27戸の農家の存亡――存亡まではいきませんけども、非常に生活の支障がかかる問題ですから、公表されましたような2年間で完成できるような、そういう意気込みで取り組んでいただきたいと、そういうふうに要望いたしまして私の質問を終わります。

 以上です。



○議長(平岩正光君) これにて20番・千葉 昇君の一般質問を終結いたします。

 続いて、22番・小木曽尚寿君。

  〔22番・小木曽尚寿君登壇〕



◆22番(小木曽尚寿君) それでは、通告に基づきまして、私からも市政一般について質問をさせていただきます。

 質問に先立って大山新市長の誕生を心から喜び、その行政手腕に大きな期待を抱いている議員の1人として一言申し上げさせていただきたいと思います。

 意志あるところに道あり。これは大山新市長の好きなお言葉として選挙中もしばしば聞いてまいりました。やり遂げようという強い意志があれば、そこにはおのずと解決の道が開ける。私は今この言葉の意味をかみしめております。このままでは中津川市の発展はない。そのためにはどうしても市長の交代を実現しなければならない。多くの市民の意思は困難な状況を克服し、1万9,628票という圧倒的な票数で新市長を誕生させました。まさに意志あるところに道あり、市民はこんな立派な道を用意して新市長を迎えることになりました。

 新市長ご就任後、いち早く新しい市政運営に取り組む意思を明確に示されております。その基本は選挙を通じて市民と約束した公約を忠実に実行するということです。公約を風化させない、そして市長は、市民に約束した公約の実現はそのまま市職員の義務でもある。このご就任のごあいさつの中に、私どもは公約実行に対する新市長の並々ならぬ強い意思を感じ取ることができました。

 新市長に対する市民の期待は大きいものがあります。中津川市の再生とさらなる飛躍のために豊富な行政経験とスピード感ある実行力によって文字どおり全国に誇れる東濃東部の個性ある拠点都市づくりの先頭に立って、見事市民の期待にこたえていただきたい。まずそのことを申し上げ、具体的な質問に入らせていただきます。

 今回の質問は、当面する行政課題の中の基本的な事項として次の4点について市長のお考えを伺いたいと存じます。

 その1つは、大変市民の関心の深い助役、収入役の選任の基本的な方針、お考え方について。それから2つ目は、市町村合併に対する基本的な考え、とりわけ合併特例債を織り込んだ財政見通しについてお伺いしたいと思います。質問の3つ目は、調整手当の廃止について。最後の4番目は、環境センターの管理運営について。これらについてお伺いしていきたいと思います。

 それでは、最初の方の助役、収入役の選任の基本的な方針についてまずお伺いしたいと思います。今、市民は、市長の片腕となって市長とともに困難な行政課題を切り開く有能な助役、収入役の選任について大きな関心を持って見詰めております。選任に当たっての基本的なお考えを伺っておきたいと存じます。

 質問の大きな項目2つ目は、市町村合併に対する基本的な考え、とりわけ合併特例債を織り込んだ財政の見通しについてであります。新市長として新しいまちづくりにどう取り組むのか。その基本的な事項については既に公約という形で具体的に示されております。

 そこで、今回の質問は、当面する行政課題の中で最も市民の関心の深い市町村合併について市長の基本的なお考えを伺っておきたいと存じます。ことし3月の福岡町長の突然のこれまでの枠組みからの離脱表明は関係市町村に大きな波紋を投げかけました。しかし、5月16日に実施されました福岡町民全体の意向調査の結果は、町民の多数は恵北6カ町村と長野県山口村を含めた従来の枠組みで中津川市との合併に賛成である、その意思を投票により明確にしております。雨降って地固まると言います。いよいよ来年2月13日の合併を目指して最後の仕上げの段階を迎えることになります。平成10年6月の任意協議会発足以来、複雑多岐にわたる市町村間の諸問題を集約、調整し、ここまでこぎつけられた関係各位のご尽力に対し敬意を表しなければならないと思います。

 来年2月13日の合併を迎えるまでにはまだまだ調整、解決すべき難問が多いとは思いますが、今回の合併を単に市町村単位の垣根を取り払っただけに終わらせてはならない。既に策定されている新市建設計画に基づいて、これまで各市町村がはぐくんできた特色ある教育、文化、産業、地域資源を有効に生かしながら、地方分権の受け皿として新しい活力あるまちづくり、地域づくりの足がかりとしていかねばならないと思います。大山新市長の市町村合併に対する基本的な考え、特に合併特例債を活用した新市の財政の見通しなどについて伺っておきたいと存じます。

 質問の3つ目は、調整手当ての廃止についてであります。調整手当ては国家公務員の場合、一般職の職員の給与に関する法律に基づき、人事院規則で対象地域を決めて支給することになっています。東京など首都圏や近畿圏、東海3県では名古屋市がその対象地域となっております。地方自治体も旧自治省の通達で国家公務員に準じて支給できることになっています。しかし、本来の趣旨は、物価が特に高く生計費がかさむ地域に勤務する職員を対象に支給される調整手当が、実際には各自治体とも全職員一律に支給されていることが財政難のこの時期、各地で見直しの機運につながっているようです。

 岐阜県の場合、合併前の14市についてはすべて支給されておりましたが、最近になって名務原市がことし11月から、大垣市もことし6月末の廃止を決めております。中津川市の場合もこれまで給与プラス扶養手当の2%が調整手当として支給され、その総額は一般職510人で年間約4,000万と試算されています。しかし、来年2月以降の市町村合併を見通したとき、編入される町村に調整手当が存在しないという実態があります。こうしたことからも、この際、他市にならって廃止するお考えはないのか。市当局の見解を伺っておきたいと存じます。廃止になれば実質的な職員給与の削減となり、簡単には受け入れがたい一面も十分理解できますが、調整手当が今、各地で見直し、あるいは廃止の方向で論議が高まっているこの時期、市民が期待する行政改革の一環として市職員の理解、協力を切望し、提案にいたしますので、市長のお考えをお聞かせいただきたいと存じます。

 なお、調整手当廃止について、最近の他市の動向について、わかっていたらお示しいただきたいと思います。

 質問の4つ目は、環境センターの管理運営についてであります。4月1日より供用を開始した環境センターはまだまだすっきりしない問題を引きずったままの状態が続いています。今回それらの疑問点について質問いたしますので、関係当局によって適切なご答弁をお願いいたします。

 なお、本件の質問に対しては、事前に通告した発言内容に若干追加をしておりますので、その点を前もってお断りしておきます。

 質問の第1点は、工事請負契約と発注仕様書の関連についてであります。これまで議会一般質問に対する答弁の中で、井口市民環境部長は、70億2,450万円の工事請負契約書とセットになっている発注仕様書は契約ではない。したがって、その内容をどのように変えても構わないし、その変更は契約変更には当たらないと、こうした見解を示されてきました。しかし、私はその説明にはどうしても納得できないものがあります。もともとあの契約書に添付されている発注仕様書は、常識的に見れば契約の裏づけとなる唯一の資料であります。もしあの発注仕様書が契約としての効力がなかったら、70億円の契約の根拠は何もないことになり、極端に言えば、性能発注とさえ言っておればメーカーは好き勝手な工事ができるということになりますが、こんなことは常識として成り立たないと思います。この点について、先日契約事務を専門とする弁護士に問い合わせたところ、この発注仕様書は法的な見地からも工事請負書を裏づける契約としての効力を持つという回答を得ております。発注仕様書はどこまでも契約ではないという、今までと同じお考えなのか、再度市当局の見解をお聞かせいただきたいと存じます。

 質問の2つ目は、約束が守れなかった施設の引き渡し時期についてであります。平成16年3月31日、環境センターの施設、建物が神戸製鋼所から中津川旧環境施設組合に引き渡されていたことを正式な通知とか連絡ではない形で知ることになりました。こんな重大なことは、せめて組合議員くらいには事前に正式な連絡があるのは当然ではないでしょうか。この件については4月30日の組合議会全員協議会の際、当時の組合管理者に質問してみたものの、明確な答弁はなかったので、改めて関係当局からお答えをいただきたいと思います。

 この件については、当初予定されていたことし3月15日の施設引き渡しを前提とした本性能試験が2月25日から2月28日まで実施されております。しかし、その際にダイオキシン、再合成抑制剤、製品名「シャインスター」トいいますが、それを使用したことが判明し、改めて排ガスの安全性に問題があるのではないのかという疑問が提起されました。これを受けて、当時の中川市長は3月17日開催の市議会民生委員会において、「本性能試験においてシャインスターを使用している以上、その試験結果は正しいものとは認められない。本性能試験をやり直し、その結果が出て市民の不安が払拭されるまで施設の引き渡しは受けない」。このように明確に答弁されています。このことは3月23日に開かれています本会議の議事録にも委員長報告としてそのように記載されております。

 さらにその後、3月30日、焼却炉の運転停止をめぐってのトラブルが発生し、それを取材、報道した新聞記事に施設引き渡し延期のことが次のように書かれています。その部分を引用しますと、「昨年11月に火入れ式が行われ、設備の試運転がスタート、1月から炉などが正常に作動しているかを検証する性能試験が行われた。しかし、その際に施工業者『神鋼環境ソリューション』(神戸市)がダイオキシン発生抑制剤を使用して、炉の中を磨いてから試験を実施したことなどから、市議17人が疑問を示し、引き渡しの延期を求める要望書を今月8日に同組合の管理者、中川鮮市長へ提出。再試験が26日から28日に行われた。再試験の結果が出るのは1カ月ほどかかり、正式な引き渡しはその後になる見込み」。これは平成16年3月31日付の中日新聞から引用したものですが、引き渡し延期のことは、このほかにも朝日新聞、あるいは岐阜新聞にも掲載されており、これらの新聞記事は多くの市民が見ております。

 ところが、市民がその新聞を読んだときには、実はもうこっそりと引き渡しが終わっていたことになります。70億円もの膨大な事業費を投入したごみ処理施設が、その時点では安全稼働に大きな不安を残したまま、市民にも組合議会にもないしょで引き渡しが行われていたこの事実をどう理解すればいいのでしょうか。3年前、工事請負契約方式を組合議会にさえもひた隠しのまま神戸製鋼所との随意契約に強引に持ち込み、業界の相場を無視したような破格の値段で契約したその根拠は、安全、安定稼働が唯一の条件であったことがもう忘れられている、そうとしか言いようのない、余りにも安定、安定への配慮が軽視されていると言わざるを得ません。

 平成13年8月、「安全稼働の選択を踏みにじる一部市民の主張」、こんな新聞折り込みが市民グループによって市内全域に配布されています。しかし、今になって見ればダイオキシン発生の危険すらある、それを見きわめもしないで、こっそりと引き渡しをしてだんまりを決め込む。だれがこれほどまでに安全稼働を踏みにじっているのか。この当時のチラシを書いた市民グループの皆さんはこの事実をどう見ておられるのだろうか。言われていたように、やり直しの本性能試験の結果は1カ月後の4月26日に公表されています。本来ならば、引き渡しはこの日以後でないとつじつまが合わないことになります。以上のような問題意識をもとに、次の3点についてお伺いしたいので、ご答弁をお願いいたします。

 その1つは、3月31日に引き渡しをしなければならなかった具体的な理由についてであります。ダイオキシンの発生など、炉の最も重大な部分の安全性に疑問を残したまま、市民や議会との約束をほごにしてまで3月31日に引き渡しを強行しなければならなかった具体的な理由について伺っておきたいと思います。

 質問の2つ目は、組合議会になぜ事前に連絡がなかったのかという点についてであります。こんな重大な決定は、最低限事前に組合議会に連絡があるのは当然のことと思います。さらに、きょうに至るまで組合議会に対して施設の引き渡しが終わっていることの正式な連絡も通知もないということは極めて異常な事態と言わざるを得ません。これまで4月2日には中津川市議会環境問題対策特別委員会が環境センターで開催されていますが、そこでも一言の連絡もなければ説明もありませんでした。その後、4月30日、環境施設組合組合議会協議会が開催されていますが、施設の引き渡しに関しては組合の議員の方からの質問に対して不明確でありましたが、答弁はあったものの管理者側からの正式な報告はありません。事の重大性から見て常識ではとても考えられない対応であります。70億円もの巨額な費用を投入した公共工事でありながら、市民に対する行き届いた情報公開も説明責任を全く無視されているこの事例に対して、なぜこんなことになるのか、的確なご答弁を求めます。

 質問の3つ目、安全、安定稼働が軽視されていることについて。ダイオキシンの発生など炉の基本的な安全性に疑問があって、性能試験のやり直しが行われているのに、その結果も確認しないまま引き渡しが行われていることは、メーカーの都合を優先し、市民の安全が二の次になっていると言わざるを得ません。神戸製鋼所との随意契約の選択の大義名分は、価格を犠牲にしてでも安心、安全、安定稼働を第1に考えた、このことであったはずです。ここへ来てここまで市民の安全が軽視されるなら、契約当時の説明と食い違います。これでは安全、安定稼働について真剣に考えているととても言いがたい。関係当局の見解を伺っておきたいと存じます。

 質問項目の3つ目、引き渡し後も企業秘密を理由に施設内の立ち入りが拒否されることについて。平成16年4月4日、中津川市議会議員4名は環境センター焼却施設内の溶融スラグ処理に問題が発生しているんではないかという情報をもとに、その確認のため、休日ではありましたが、急遽現地に赴いて施設内への立ち入りを求めました。しかし、応対された神戸製鋼所森プロジェクトマネジャーから頑強に施設内への立ち入りを拒否され、2時間近い押し問答の末、結局は施設内への立ち入りは断念せざるを得ませんでした。

 このことは大変大きな問題をはらんでいるように思います。後からわかったことですが、3月31日に施設の引き渡しが終わっていたということは、4月4日時点では環境センターの管理運営は中津川・恵北環境施設組合に移管されていたことになります。そうである以上、組合議員が施設内に調査のために立ち入ることを神戸製鋼所が企業秘密を守るという名目で拒否することは本来あり得ないことであります。私たちは施設の引き渡しが終わっていることなど全く知らされていないこともあって、言われるままに調査を断念して帰ってきました。ところが、今になってもなお神戸製鋼所側の企業秘密を守るという理由で焼却炉の内部は見ることはもちろんのこと、その付近への立ち入りもできないと聞いております。もしこれが事実とするなら、施設の引き渡しが終わってもなお隠さねばならない企業秘密とは一体何であるのか。こうした問題意識を踏まえ、次の点について関係当局のお考えを伺っておきたいと存じます。

 その1つは、環境センターの管理運営の責任はどこにあるのかということです。4月4日の辞令では組合議員の調査を目的とした施設内の立ち入りの可否は、神戸製鋼所の森プロジェクトマネジャーが決めていることになります。しかし、それ以前に神戸製鋼所から施設の引き渡しが終わっているなら、環境センターの管理運営の責任は中津川・恵北環境施設組合にあると思います。神戸製鋼所があそこまで頑強に立ち入りを拒否してくる根拠は何であったのか、改めてお伺いしたいと思います。

 質問の2つ目は、いまだに焼却炉付近への立ち入りができないことについて。施設の引き渡しは済んでいるのに、今も企業秘密を守るという理由で焼却炉付近の立ち入りはできないのは事実かどうか。もし事実とするなら、神戸製鋼所はどういう根拠でそれが言えるのか。環境施設組合の考えを伺っておきたいと存じます。

 質問の3つ目は、なぜもっとオープンにできないのかということです。完成し、引き渡しも終わっている施設であります。中を見たいというなら、特別の理由がない限り、どうぞ見てください、これが当たり前の対応であると思います。企業秘密を守るためと言われますが、もともと中津川・恵北環境施設組合は70億円という巨額な費用でそのノウハウも買い取っているはずです。引き渡しが終わってもなお神戸製鋼所がそれに固執して施設の公開を拒むことは、余りにも不自然であります。やはり何か見られては困ることが起きているのではないのか。隠すからこうした臆測が生まれることになります。なぜオープンにできないのか。この点について関係当局の考えを伺っておきたいと存じます。

 以上、環境センターの管理運営に関連した工事請負契約と発注仕様書の関係、あるいは施設引き渡しが議会にも市民にも隠されたまま行われていたことについて幾つかの質問を提起してまいりました。このことを今議会の一般質問でこうして取り上げるのは、ごみ焼却施設にとって安全、安定稼働の保障は市民の命と暮らしを守る上での最も基本的な課題であるのに、ここまでないがしろにされることに対して黙って見過ごすできないと思うからであります。請負契約時点であれほど言われた安全稼働への配慮は、今にして思えば特定の業者との契約を意識した口実に過ぎなかった、そう言われてもいたし方ないことになります。なぜなら、本当に安全稼働が契約の根本にあるなら、本性能試験が終わらないのにこっそりとないしょで施設の引き渡しに応ずることなんかできるはずがないと思うからであります。施設の引き渡しという極めて重大な手続を組合議会にも言わない、ひょっとしたら言えない。今回の事例は、余りにも不自然過ぎる随意契約の突然の変更から始まっている新清掃センター建設への不透明な部分を見事に象徴している出来事であると、そう思えてなりません。そのことをつけ加え申し上げ、ひとまず壇上からの質問を終わります。



○議長(平岩正光君) 執行部からの答弁は午後からとし、ただいまから13時15分まで休憩といたします。

  午後0時00分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後1時15分再開



○議長(平岩正光君) 休憩前に続いて会議を開きます。

 それでは、小木曽議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) それでは、小木曽議員のご質問の1番目の、助役、収入役の選任の基本的な方針についてお答えいたします。

 助役は市長の補佐役、また、収入役は公金の管理に関することなど、ともに重要な職務であると認識いたしておりますが、所信表明で申し上げましたように、私は市役所経営の責任者として、また部長会は民間企業における取締役会と考え、各部長は各部運営の責任者として市役所全体の経営に参画させる考えのもと、現在、私との直接対話により意思の疎通を図りながら行政運営をしております。しかしながら、私1人での限界というデメリットもあることは認識いたしておりますが、部長との直接対話による意思伝達の正確さ、運営のスピードアップなどのメリットもあります。したがいまして、助役、収入役の選任につきましては、いま少し現在の状況で行政運営を進め、市政運営の状況を見きわめながら慎重に選任してまいりたいと考えております。

 次に、ご質問の2番目の市町村合併に対する基本的な考え、とりわけ合併特例債を織り込んだ財政見通しについてお答えをいたします。まず、合併に対する基本的な考えについてのお尋ねですが、合併を考える際、広い目で見て東濃の各都市の勢力図に近い将来変化があらわれてくることを考える必要があります。1つ目の変化としては、東海環状自動車道の開通により東濃西部の拠点性が増すこと。2つ目の変化としては、恵那市が恵南町村と合併して拠点性が増すこと。このように中津川市と名古屋市の間で2つの拠点性が増すという情勢の変化を考えるとき、中津川市が名古屋都市圏とのつながりの中で都市としての活力を将来にわたって維持、発展していくためには、長い目で見れば恵北6町村及び山口村と合併し、統一的に広域に都市経営を行うことにより拠点性を増して、東濃西部などとの都市間競争に打ち勝っていく必要があると考えます。東濃西部の各都市が行政的には独立しているうちに一刻も早く合併し、拠点性を増していく必要があると考えます。

 それならば、合併してどのような都市を目指すかということですが、単に都市としての経済的活力を増すだけで、各市町村の個性が失われては元も子もありません。各市町村の歴史を踏まえた独自の文化が一層輝いてこそ、ここに住む誇りも増すものと考えます。合併の暁には、ヨーロッパにおけるEUの統合で示された多様性の中の統一を参考にして、各市町村がお互いを尊重し、それぞれの個性をさらに伸ばして多様性を保つ一方で、各市町村が協力し、一体となってこの地域の活力を高めていきたいと考えております。東濃東部の個性ある拠点都市を目指して、豊かな自然と独自の歴史、文化が光る生き生きとした広域のふるさと中津川をつくってまいりたいと思います。

 次に、合併特例債を活用した新市の財政見通しについての見解でございますが、合併特例債は市民負担の少ない有利な財源であり、合併市町村が一体的に整合性のある地域として発展するために必要な公共的施設の整備や各市町村の魅力を保つための地域振興等のために設けられる基金の積み立てを対象として認められる財源であります。このように合併市町村が統一して活力を生み、個性ある多様性を保つために必要な事業で、合併特例債が活用可能な事業が存在する限り、この有利な制度を有効に活用していくことが財政の健全性を保つ上でも重要であると考えます。

 新市建設計画の中の財政計画においては、各年度370億円から400億円の予算規模を見込んでおりますが、三位一体改革に伴う補助金の削減や地方交付税の削減など、引き続き厳しい状況が続くものと思われますが、圏域全体にかかる広域的、基幹的な事業につきましては、国、県のご協力が得られるよう積極的に要望してまいるとともに、市民の生活に直結した合併市としての地域的な事業につきましては、合併特例債を含め有利な制度を活用し、着実に実行して、豊かな自然と独自の歴史、文化が光る生き生きとした広域のふるさと中津川市をつくってまいります。

 そのほかのご質問につきましては、担当部長からご答弁申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、補足答弁を願います。総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) それでは、3番目の調整手当の廃止についてのご質問にお答え申し上げます。

 調整手当につきましては、支給の根拠が必ずしも明確でないため、廃止をしてまいりたいと考えております。最近の県内各市の状況を見てみますと、県内に現在20の市がございます。そのうち調整手当を支給している市が14市、これらは平成の合併以前に存在していた市であります。支給していない市が6市あります。現在、支給している14市の中でも7市が廃止を決定しており、中津川市も含め残り7市が廃止に向けて検討中であります。現在、職員組合と調整手当の廃止について協議をしており、できるだけ早い時期に結論を出したいと考えております。調整手当の廃止は職員の収入減にもつながることであります。十分な理解を得ながら進めていきたいと思っております。

 以上であります。



○議長(平岩正光君) 続いて、市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 4番目の環境センターの管理運営についてのご質問にお答え申し上げます。

 1点目の工事請負契約書と発注仕様書の関連についてでございますが、平成15年12月11日開催の市議会定例会の一般質問において、仕様書は契約書かというご質問に、当時の契約担当者との協議により、契約書かどうか、シロクロという話であれば契約書ではないということは言えると思いますとお答えさせていただきました。しかし、議員ご指摘により、改めて施設組合の契約書そのものを内部で検討した結果、全体で考えればその一連のものという結論に達し、平成15年12月11日開催の市議会定例会の一般質問の答弁を、仕様書は契約書の一部でありますと訂正させていただきます。まことに申し訳ありませんでした。

 次に、2点目の1つ目、3月31日に引き受けをしなければならなかった具体的な理由についてお答えいたします。このことについて環境施設組合に確認したところ、第1は、性能確認において1月の予備性能試験、2月の本性能試験の各データ結果について性能を満たしていると判定したこと。第2は、神鋼から3月29日完成届が提出され、3月31日施設完成検査を実施し、合格と判定したこと。以上の理由により引き渡しを受けたものであると回答を得ました。

 2つ目の、組合議会になぜ事前に連絡がなかったのかという点についてお答えいたします。組合事務局からの報告によれば、施設引き渡しについては去る3月24日開催の正副管理者会議において完成検査を前提として年度内引き渡しが承認され、それに基づいて引き渡しを受けたものですが、このことの議会への報告について早期の議会開催の申し出があったものの、正副管理者会議終了後、時間がないことから早急に組合議会を開催することができず、4月30日開催の組合議会全員協議会において報告をいたしているということです。

 3つ目の安全、安定稼働を軽視されていることについてお答えいたします。組合に稼働状況を確認したところ、4月12日から稼働していますが、5月は、1号系で5日から17日、2号系で15日から25日まで、6月は2号系で8日から現在まで炉が停止している状況があり、その原因について確認したところ、炉の点検、清掃ということでした。さらに、点検内容についても報告を求めましたが、状況は把握できませんでした。これについては今後究明してまいります。

 次に、3点目のうちの1つ目、環境センターの管理運営の責任についてお答えいたします。3月31日の施設引き渡し以前の管理責任は請負者にあり、引き渡し後の管理運営責任は中津川・恵北環境施設組合にあります。4月4日の事例は、後日確認したところ、急な来館であり、仕事に携わっていた神鋼環境ソリューションの職員が対応したためであったと施設組合から聞いております。当時の神鋼職員の判断を調べますと、ガス化炉、溶融炉は、第1種管理場所に置かれているため、特別な服装を必要とすること。ガス化炉の内径は1.7m、高さは8m、溶融炉は内径1.15m、高さは12mで、非常に狭隘で、足場が不安定であり、安全を考えてということでした。しかし、その対応については、神戸がするのではなく、施設組合が対応すべきであったと考えます。

 2つ目の、いまだに焼却炉付近への立ち入りができないことについてお答えいたします。焼却炉付近の立ち入りにつきましては、それを拒んだ理由について究明するとともに、今後、休炉の状況をとらえて立ち入りができるよう組合に強く要請いたします。

 3つ目の何ゆえオープンにできないかについてお答えいたします。オープンにできない理由を究明し、明確にしていく必要があります。また、神鋼環境ソリューションが主張する企業秘密が特許法において保護されるものなのかどうかを検討し、オープンにできるよう組合へ強く要請いたしますので、ご理解をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより再質問に入ります。22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) ご答弁をいただきましてありがとうございました。

 第1点の助役の就任については今、市長のお考えの中にはいましばらく様子を見ながら考えていきたいということでありますので、私どももその経過を見ながら、ぜひ市長の片腕となって働ける最適任者の選任をお願いしたいと、市民もこのことも期待しておりますから、その点申し上げておきたいと思います。

 それから2つ目の市町村合併については、今、基本的なお考えが述べられまして、それぞれの地域の持っている個性ある発展を目指していくと。特例債もそういうことでは地域の発展に進むものに対しては積極的にこれを活用していくという、そういうお考えが示されましたので、これについては私ども全く賛成の立場で、ぜひそうした地域の実態に合った市町村合併の実現を期待したい。特にけさの新聞によれば付知町も日下部町長が議会において従来の枠組みどおりの中津川市の合併を目指して努力するということが載っていましたんで、いよいよこれで全体としての足並みがそろうわけですから、ぜひ、先ほど市長が述べられたようなそうした基本的な考えでもって進めていっていただきたいと、そんなふうに思います。

 調整手当についてはありがとうございました。今、大変厳しいこの財政事情の中で職員組合がそれだけ理解をしていただいたことは、市民を代表しましてここでお礼を申し上げておかねばならんと思います。ありがとうございました。そういう方向を示していただいたことにありがとうと言ったんです。

 以上について概略申し上げたんですが、環境センターについては少し意見があります。今までの答弁の中にはいろいろ確認したいことがあるんですけれども、今回、今、部長から初めて発注仕様書の性格とというものが、これは契約の一部であるという点が示されましたが、それは従来私どもそういう考えが本来と思ったんですが、部長としては前管理者のそうした強い指導、あるいはそういうものによってそういう姿勢を示してこられたことはよくわかるんですが、こうして発注仕様書が契約書の一部であるということをお認めになったことは、発注仕様書の変更については議会の議決が必要であるという、そういう立場でこれからは考えていくかどうか、その点を確認いたしたいと思うんですが。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 発注仕様書が契約書の一部であるということでございまして、その変更が契約に該当するということであれば契約変更に当たるということは間違いないと思います。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 契約変更に当たるということは、議会の議決が必要であるかどうかということを確かめておるんですが、いかがでしょうか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 契約変更、いわゆる議会の議決事項で、地方自治法の中で規定されておりますが、それの変更ということに該当しますと議会の議決が必要になります。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 今、大変重大なことをおっしゃっているわけですが、となりますと、既に完成している清掃センターはもう引き渡しが終わっているんですが、その中で発注仕様書とかなり異なった部分があります。特に大問題になっております下水道汚泥は85%で持ち込んでよろしいと。それも1日30t受け入れ、それを施設内で54%に乾燥し、一般ごみと混燃して7.2tまでは処理すると。これを発注仕様書に明確にうたってあるんですが、これがもしそういうことで契約の一部であるとなると、当然これまでの変更には議決の手続が必要だと思うんです。それがなされていないことはこれまでのたび重なる答弁でわかっているんですが、そうなると改めてお聞きしたいのは、神戸製鋼に対して発注仕様書どおりのものをつくれということを要求していかれるのかどうか、その点確認しておきたいと思うんです。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 組合のいわゆる発注仕様書、契約書等、いま一度調査いたしまして、その辺が明らかになれば要求していくということになろうかと思います。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 随分あいまいなご答弁で、私どもとしては従来そのことを強く主張してきたんですけども、それで今、発注仕様書は契約ではないという1点でそのことが退けられてきたわけですが、もう一遍聞きます。神戸製鋼所に対して改めて施設のつくり直しを要求されるのかどうか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 済みません。今の段階でその辺がはっきり言えないということでございます。契約の変更部分に該当する、議決の変更に該当するかどうかというところからちょっと調査をしていかないと、今の段階でちょっとまだその辺まではいってないと思います。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 契約変更は、基本的には70億の契約の変更する場合には議会の議決が要るのは当然の話ですが、その前提に立って私はお聞きしているんですけども、それがなかなか明確なお答えがないんで、これ以上申し上げても答弁は難しいと思うので、ただここで確認したいのは、従来の考えとは違って請負契約書は発注仕様書の一部であると、したがって、その変更については、部長の説明によると、場合によっては議会の議決が必要だということで確認をさせていただいていいですか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) そのとおりでございます。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) それでは、ちょっと方向を変えまして、施設の安全、安定稼働に関してお考えを聞きたいんですが、今申し上げました下水道汚泥処理については既に供用開始から2カ月半たっていますけども、新しい環境センターでは処理ができないわけですね、今のところそういう施設になっていないわけですから。ということは、一般ごみと混焼をするという理由で国から補助を受けているわけです。その補助を受けながらいまだに処理の見通しが立っていないということは、これは補助金をだましたことになるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 施設組合の機能といたしましては、議員もご承知のとおり50%の部分の乾燥した汚泥を受けるという施設をつくっているということでございまして、その50%の汚泥をどこでつくるかというところが大きな問題ではないかというふうに思います。施設の補助金については、50%の汚泥が入ればそれで問題ないと思うんですけども、それが入らないということであれば、これはちょっと検討すべき部分かなと思っております。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 私がお聞きしたかったのは、2カ月半たってもいまだに処理の見通しが立っていないと。これは補助金を受けている以上、ちょっとそういうことで国に対しては補助金を虚偽の形で受けているんじゃないかということを申し上げておるんですが、それに対してはもう少し的確にお答えいただきたいと思うんですが。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) いまだに受け入れていないということでございます。中津川市の汚泥について、今まだあそこへ入れることができないという状況でございまして、その辺をどういうふうにこれから検討していくかというところだろうと思います。町村については若干一部もう既に入っている状況が見られますけども、中津川市の汚泥がどうかというところは議員ご指摘のような問題があるというふうに考えております。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 改めまして、今、中津川市の汚泥のことは話があったんですが、中津川市の場合はやむを得ずいまだに発生する汚泥は外へ持ち出しているわけですね。あんなに立派な施設をつくりながらいまだに処理ができないということは、それでまだ少しばかりでないお金を支払って外で処理していることは税金のむだ遣いじゃないかと、そんなふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 現在、中津川市の汚泥をどうするかということについては、市の下水道担当の方で協議されているというふうに聞いております。それがどういう方向にいくのかというところは、ちょっとまだ聞いておりません。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) 部長、私はこう申し上げるのはつらいのは、今までああした前管理者の強い指導によっていろんなことをやってこられたわけですから、部長にいろいろ申し上げるのはちょっと言いづらい面があるんですが、しかし一番わかっているのは部長しかおられないので、あえてこうしたお答えをいただくようにお願いをしているんですが、一向に明確な答弁がないわけです。もう1つ、先ほど私が壇上で申し上げました、市民はあの新聞記事を読んでいるわけですね。ダイオキシンの不安を払拭するまでは引き渡しは受けないということを読んでいる。しかし、それがそのままになっていますから、いまだに施設の引き渡しは終わっていないんじゃないかと思っている人が多いわけですね。とりわけ前の管理者は市民との情報の共有ということを非常に声高に言ってこられたのがこういう状況ですけども、市民に対してどういう形でもう引き渡しは終わったということを周知させるのか、それについてはお考えありますか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 施設組合の方に今の引き受けについての経過等、いま一度究明したいということを考えているわけでございますが、その状況を見ながら報告できればというふうに思っております。ただ、組合として報告させていただくということになろうかと思いますので、その辺は組合と協議しながら進めたいと思っております。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君。



◆22番(小木曽尚寿君) もう時間がありませんので、最後に申し上げておきたいんですが、先ほど壇上から申し上げたように、これまでの経過を見ますとやっぱり新清掃センターについてはかなり疑問なところが多いわけです。今、環境部長にいろいろお聞きしましてもなかなか的確なお答えがいただけない。これはもうやむを得んことだと思っているんですが、こうした非常に問題が多いこの新清掃センターについてはもっとやっぱり情報公開でもって市民に情報を提供してほしいと、そのことを特に要望して質問を終わります。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今回の答弁訂正の件ですけれども、大変重い問題だと考えております。一方で、私も上司に仕えて仕事をしてきた経験から、井口部長の立場も理解できます。今後は部長は私と一体となって早急に事実を解明するという具合に申しておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。

 また、過去に事実が積み上がってきている問題でもあります。そういう意味におきましては、この物事のよしあしのこともさることながら、事実をまず究明して市民に明らかにしていきたいと思います。その事実の上に立って物事のよしあしを踏まえ、問題の処理方法というものを検討しまして、市民の皆さんに納得していただけるような処理をしてまいりたいと思っております。そのような形でご理解をお願いいたします。



○議長(平岩正光君) 22番・小木曽尚寿君、よろしいですか。



◆22番(小木曽尚寿君) 以上でもって私の質問を終結いたします。



○議長(平岩正光君) これにて22番・小木曽尚寿君の一般質問を終結いたします。

 ここで、先ほどの議第59号の際にありました小木曽議員の質疑に対して総務部長より答弁がございますので、この際発言を許可します。総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) 先ほどの市長の提案の質問の件ですけれども、入札の参加業者数ですが、これもAランク業者でありまして、6社を指名しております。それで、予定価格が1億5,803万5,500円の予定価格であります。落札率は95%であります。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 先ほどの鈴木清貴議員の質問に対して健康福祉部長より補足答弁がございますので、この際発言を許します。健康福祉部長・遠山義樹君。



◎健康福祉部長(遠山義樹君) 先ほどの鈴木清貴議員のご質問に即答できず申し訳ありませんでした。

 100歳以上の高齢者は本日現在14人みえますが、介護度4、5の方は6人で、そのうち在宅サービスをご利用の方はお2人です。いずれも市民税本人課税の方でございます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、7番・吉村久資君。

  〔7番・吉村久資君登壇〕



◆7番(吉村久資君) 発言通告に基づきまして中津川市政一般について質問をいたします。

 今回は6月1日に発生いたしました長崎県佐世保市大久保小学校での衝撃的事件への教育長の見解についてと大山市長の姿勢、いわゆる公約等につきましての2項目でございます。

 最初に、去る6月1日、長崎県佐世保市大久保小学校の6年生の女子児童が同級生に殺害されるという衝撃的な事件がありました。犠牲になられました御手洗怜美さんに、壇上からではございますが、哀悼の意をささげさせていただきます。

 さて、パソコンは社会の中での必需品となり、生活の中でも欠くことのできない便利な物であります。反面、トラブルの要因にもなっております。ネットの世界では掲示板やチャットの書き込みが起因して、集団も含め、自殺者が出ていましたが、ネットに起因した初めての殺人事件が起きてしまいました。小学生、そして同級生であったことが、事件をより衝撃的なものとしています。あわせて、これ以前に発生しておりました学校への外部犯による事件でないことも教育界に衝撃と戸惑いを与えている現状であるとご推察いたします。

 データ的に持ち合わせていませんが、非常に不適切な表現になることを許していただきまして、中津川市内におけるネットにはまっている若年層、生徒、児童は、かなりの数になるのではないかと推測いたします。ネットの怖い要素は、相手に文語体で伝わることであり、対面しての会話及び電話のように感情の見える口語でないということで、意図が十分に伝わらなかったり、間違って伝わるケースが多々あるということです。今回の事件の原因をネットだけに押しつけるのは短絡的であり、拙速であります。多重の要因がある中、また、ここ2週間というもの、いろいろな観点からの分析等の情報が報道されていますが、学校、教育界が今回の事件を悲しい教訓として対応していただくことを切望いたします。子供の世界を壊す管理的方法ではなく、ネットでのコミュニケーションを否定することなく、そこに介在する危険性を教えることが大事ではないかと私は考えます。

 そこで、2点について質問をいたします。1点目でございます。今回の事件の教育長の見解をお伺いいたします。2つ目といたしまして、各学校校長への具体的指導内容についてお伺いをいたします。

 次に、市長に選挙時の公約、5月29日の岐阜新聞に掲載された「大山耕二中津川新市長に抱負を聞く」の記事、そして5月31日の生出演された岐阜放送でのインタビュー放送、あいさつ、職員への訓示、そして去る6月7日の定例会初日の所信表明から若干質問をさせていただきます。

 まず、市長にご就任されましたことに心からお祝いを申し上げ、あわせて市長就任あいさつの言葉を借りるならば、市民から受けた重い付託を、市民との対話を重視し、実行により市民が主役の行政を実現されんことを期待申し上げます。

 さて、改めて言うまでもないことではありますが、地方自治体は財政的には逼迫した厳しい時に直面しております。3月議会の一般質問でも述べましたが、地方が自立を実行していくためには自主財源の確保と効率的依存財源の確保が必要であります。精査した事業展開であっても歳出は伴いますので、財源の確保は必要であります。自主財源の根幹をなす市税の増収施策の展開が重要だと考えます。市長が提唱する7つの取り組み、「生き生きとしたふるさと中津川をつくります」の中の「産業を活発にし、働く場を充実します」、このフレーズは中期・長期的観点からここにつながってくるものと考えます。

 農業を見てみますと、若干算数の話になりますが、平成7年比の平成12年農家戸数は8.6%の減。農家人口は8.2%の減で、自給的農家が37.3%となっております。作付面積も平成14年は13年比4.4%の減、生産量は11.6%の減となっております。しかし、農業粗生産額は、平成14年は13年比1億1,600万、率にして3.2%増加しております。付加価値の高いものへ耕種が移っているためと考えられますが、ここに活路があるとも考えられます。

 次に、林業を見てみますと、素材の生産状況は、平成14年は13年比29.2%の激減となっております。この結果は単年度だけだという判断もできますが、平成5年からの10年間では初めて2,000m3を切り、1,700m3となっております。

 商業については、卸・小売業の年間消費販売額が、平成14年度は11年比0.6%と微減ではありますが、商店数、従業者数ともに5.4%の減、6.6%の減となっております。

 工業につきましては、平成14年度は13年比、事業所数で4.1%減、従業者数で2.8%の減。製造品出荷価格で6.0%の減となっております。つけ加えさせていただきますと、6月13日付の美濃新聞に中津川市15年の工業統計概要が掲載されておりました。それによりますと、製造出荷額は14年比119億8,060万、5.1%の増額でありました。事業所数で0.9%、従業員数で0.1%の減少となった記事が載っておりました。給与総額においては、14年比14億4,409万円の増ではありますが、14年が13年度と比べますと26億円の減少になっておりますので、半分近く回復したという見方ができるのかなというふうに思っております。

 これらの農、林、商、工の各産業における現実を縮小し、プラスへ転化を図るために、所信表明にもありました産学の交流、産学官の連携に起因するものだけでなく、ソフト・ハードを問わず新企業誘致も含め、新しい産業の芽を育てることと、農林業におけるつくる・売る産業興しの支援は必要なことであり、産業の活性化、雇用の確保、創出につなげていける1つの施策と考え、期待するものであります。

 そこで、質問でございます。通告書には最後にまとめて書いてございますが、ここに関連するところの質問をさせていただきます。

 1つ目、自主財源の確保及び雇用の創出の観点から、中・長期的を視野に入れた新企業の誘致が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。

 2つ目としまして、農業、林業、商業、工業の活性化施策についてお伺いをいたします。

 次に、実現すべきふるさと中津川に「独自の歴史・文化が光る」というかけ言葉が使われております。また、合併にかかる質問にも「旧市町村の独自の歴史や文化、伝統をそれぞれが尊重し合う」とあります。歴史、文化は、遺産、伝統芸能、芸術と一体のものであり、市民の文化創造、生涯学習につながるものだと考えます。中津川には受け継がれてきた豊かな歴史的遺産や伝統芸能が多くあります。これらは自然とも調和し、中津川の1つの財産であります。平成14年の観光客数は115万人を超えています。最近は自然を楽しむ傾向にあり、より歴史、文化との相乗性を持たせ、発信していくことも大事だと考えます。

 中津川の自然と歴史・文化を体感できるウォーキングの道づくりが市長公約にありました。新聞記事にもありました。構想を知りたいと考えます。質問の通告後、市長の所信表明で述べられ、重複するご答弁になるかと思いますが、改めて確認の意味でご質問をいたします。中津川の自然と歴史・文化を体感できるウォーキングの道づくりの構想についてお伺いいたします。

 次に、5月の臨時会で市長就任あいさつ及び定例会初日の所信表明で4つの姿勢を示されました。私なりに感じた非常にインパクトのあった言葉が、やらない理由ではなく、やる方法を考え市政を進めるでありました。逆転の発想だと思いますが、耳に新しいものがありました。市長就任式にも課長級以上の職員に訓示したと新聞にありました。また、職員と心を1つにしてという発言や、職員1人1人との信頼関係を築き、職員の知識とパワーを引き出し、実行の市政を進めていくという言葉を聞かさせていただきました。行政運営において市長と職員は両輪であることは改めて言うまでもありませんが、相互信頼というシャフトで進むこと、多くの、かつ広い職種、職場の中津川市組織機構を現場主義により理解され、市民の期待にこたえていただくことをお願いし、市長に質問をいたします。

 1つ目です。所信表明にありました部長会とか3役部課長会による管理職との対話の機会は多くあると思いますが、職員との信頼関係形成をどのように考え、展開していくおつもりなのかをお伺いいたします。

 2つ目でございます。所信表明にありました大きなテーマの1点目の生活者の視点に立ち、市民が主役の行政に変えますの取り組みの1番目の施策に、市民を待たせない、たらい回しにしないサービスを行います。そのために庁内組織の改善策の立案、早急な実施を述べられましたが、そこには機構改革が必要ではないかと私は考えます。機構改革の必要性についてお伺いをいたします。

 以上、私の一般質問に対しましての初の答弁となります。明快なる、そして緊張感が保てるご答弁を期待いたしまして、壇上からの質問を終わります。



○議長(平岩正光君) それでは、吉村議員の質問に対し、ご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) 吉村議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず、2番目のご質問のうち、農業、林業、商業、工業の活性化施策についてでありますが、農業、林業の活性化につきましては、合併のメリットを生かして農業、林業のブランドを育て、つくる・売る産業興しを支援します。すなわち、ブランド品を育て、地元で消費するとともに、PR等を強化して名古屋都市圏へ売り込んでまいります。

 農業につきましては、近年の食の安全性に対する消費者の関心が高まる中、この地域においても安全な地元農産物を広く消費者に提供する地産地消の取り組み活動が活発化しておりますので、今後、農家、農業団体等のご意見も伺いながら、農産物のブランド化が地域農業の活性化対策の核となるような支援施策を考えてまいりたいと考えております。

 また、林業につきましては、木材の需要拡大を目的として産直住宅にかかわる林業、製材業、建築業、設計業の各分野において品質、価格面で東濃ヒノキのさらなるブランド化を促進してまいります。

 次に、商業の活性化につきましては、商業においては大型店の影響を初め、消費者のライフスタイルの変化により、中小の小売店は厳しい状況下にあります。したがって、まず中心市街地活性化が大切であり、そのためには商店街の皆さんの自助努力を前提に、大型店舗の公共複合施設等としての利活用と、市街地内の主要な通りや駐車場の整備を行います。商工会議所を初め、商業振興連盟などと連携して取り組み、まちににぎわいを呼び戻します。

 また、工業の活性化についてですが、将来も現在の製造業の活力を維持できる保証はないと思います。そのため、今から将来に向けて産業と大学との交流の場づくりなどにより新しい産業の芽を育てていくことが大切であると考えています。

 そこで、新産業創出のために産学官がどういった連携を図ることが望ましいのか、また、産業界がそこに何を求めているのかを調査し、産学のニーズに沿った交流の場を設けてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、4点目の質問、職員との信頼関係形成をどのように考えるかについてお答え申し上げます。職員と信頼関係を築き、一体となって公平、公正な行政を進め、公約を実行することにより市民の期待にこたえてまいります。そのために職員とよく対話をし、素早い決断を行い、確実に指示することを実行します。また、職員の仕事を的確に評価し、それに基づいて公平、公正な人事を行うことによって職員との信頼関係につなげてまいります。職員1人1人との信頼関係の上に明るい職場を築き、職員の持てる能力とパワーを引き出し、課題解決に取り組むことにより、市民の皆様のご期待にこたえてまいります。

 次に、5点目の機構改革についてお答えを申し上げます。行政組織につきましては、いくらいい組織をつくっても、そこで働く職員の意識が低ければ何の意味もありません。職員の意識改革を前提に市民ニーズに合わせて仕事を組み立て、その仕事に合わせて組織を構築することが必要であります。行政の主役である市民は、生活者として現場に存在していますので、現場重視の分権型組織に変えてまいります。また、来年2月には合併を予定しており、事務事業の種類、量の変化、市域の広大化、職員数の増加などの状況変化が生じますので、そのことも組織機構を検討する際には大きな要素となります。したがいまして、新市にふさわしい組織機構を今から検討し、準備してまいります。

 その他のご質問につきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 続いて、教育長・可知宗三君。



◎教育長(可知宗三君) それでは、吉村議員の1番目のご質問、佐世保市大久保小学校同級生殺害事件の見解と対応についてお答えいたします。

 まず、1点目のご質問、今回の事件の教育長の見解についてお答えいたします。ご指摘のように、この事件は衝撃と戸惑いを特に感じております。学校は未来に向かって夢をはぐくむところであると常日ごろより考えております。このことを思うとき、今回の事件は亡くなった被害者はもとより、加害者に対しても痛恨のきわみで、残念でなりません。命がなくなっては未来の夢を語れません。何より命が大切です。命は100%守らなければなりません。すべての教師、どの教師も、人間として最も基本的な生命のたっとさ、かけがえのなさ、人を傷つけることは許されないという倫理観、あるいは規範意識を全教育活動を通して一層徹底していきます。

 また、パソコンを初め、新しいものには常に光と影の部分があります。議員ご指摘のように、影の部分を補いながら光の部分も大切に指導していきたいと考えていますので、ご理解いただき、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 続きまして、2点目のご質問、各学校校長への具体的指導についてお答えいたします。事件の翌日、校長会で次の4点について指導しました。マル1命の大切さについていま一度考える機会を設定すること。マル2子供とともにいる時間を多くし、目を光らせるのではなく、ともに活動することを通して子供の心の変化をつかむこと。マル3あき教室や学校の死角となっているところを点検し、対処すること。4つ目、活動したり、話したり、書いたりする子供の表現の内側を読み、子供の心について一層理解すること。このことを受け、今回の事件の新聞記事等をもとに、児童、生徒と命について考える授業実践が寄せられております。さらに、今後とも命の大切はもちろんのこと、他者を認め、励まし、思いやる心を醸成することの指導を徹底していきたいと考えております。

 また、今後も次の2点の指導を継続してまいります。マル1カッターナイフ等の携帯については、道具を通して学ぶことも多くありますので、その携帯については最小限度にとどめ、安全な使用についての指導を徹底すること。マル2事件が起きたからといって、パソコンの指導を後退させることなく、情報モラル、パソケットについてより一層充実した指導をすること。このように指導しているところでありますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(平岩正光君) 続いて、補足答弁を願います。まちづくり推進部長・水野克司君。



◎まちづくり推進部長(水野克司君) それでは、補足答弁を申し上げます。

 2番目の市長の姿勢等についてのうちの1点目、企業誘致についてでありますが、市長の公約にあります「産業を活発にし、働く場を充実します。」、これを進めるために新企業の誘致につきましては、この厳しい経済情勢にあって、安定的財政基盤を構築する重要な要因の1つであるとともに、雇用創出、さらに既存企業への波及効果を考えれば重要なことであります。中核工業団地におきましては、市はもちろんのこと、商工会議所を初め、既存企業、地域住民との連携を図り、全市を挙げて受け入れ体制を整える中で現在までの誘致に至っており、非常に大きな成果を上げることができました。市といたしましても、この経験を生かし、あっせん可能な土地開発公社社有地、民間の社有地、あき工場など、企業誘致可能な土地などの把握や固定資産税の減免等、各種優遇措置制度、人材育成に対する助成制度を設け、商工会議所や県とも連携をし対応していますが、さらに町に活力が生まれるような企業誘致を推進してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、教育次長兼生涯学習部長・森 勲君。



◎教育次長兼生涯学習部長(森勲君) それでは、市長の姿勢等についてのご質問のうち、3点目のウォーキングの道づくりについてお答えいたします。

 近年、健康づくりや史跡めぐり等のためのウォーカーが増加し、当市においても中高年や女性同士などリュックを背負って歩く姿を多く見かけるようになりました。中でも旧中山道沿線の坂本の篠原家周辺、本町の旧庄屋周辺、落合の本陣周辺は江戸時代当時の面影を多く残す地域で、歴史的名所や建造物は訪れる人たちにひとときのいにしえを楽しんでいただけるものと考えております。ことに4月にオープンいたしました中山道歴史資料館は中津川に現存する資料によって幕末期の中津川宿の役割や活躍した人たちの様子がよくわかり、来館者には興味深くごらんいただいているところであります。

 「中津川の自然と歴史・文化の体感できるウォーキングの道づくり」は、中津川市独自の文化、自然環境、歴史的遺産を最大限に活用したネットワークによる拠点づくりの方策の1つとして、また、健康づくりにも結びつく事業の1つとして官民一体となった取り組みを行っていきたいと考えております。取り組みといたましては、沿線のトイレの整備やニーズに応じた観光コースの設定、ウォーキングマップの作成、あるいは歩道の整備やわかりやすい看板の設置などをウォーキングに関心のある方やグループ、あるいは地域の皆様のご協力もいただきながら進めていくことを考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより再質問に入ります。7番・吉村久資君。



◆7番(吉村久資君) ありがとうございました。

 まず、教育長の方から今の見解をいただいた中におきまして、学校というものが未来の夢をはぐくむ、育てる場所であると。非常にこれまた感銘するお言葉をいただいたかなというふうに思っております。こんなところを原点の中でご指導をお願いしたいというふうに思っております。それで、具体的なということで、4点ほどの指導内容が示されたわけでございますけれども、パソコン教室、パソコンの後退をなくす、後退をさせないようにというような中からパソケットというような指導、この辺の話が出てきたわけなんですけれども、この辺のパソコン教室におけるいわゆるモラル教育、パソケットになるかなと思いますけど、この辺について内容的にはどのような形でご指導しているのか、わかりましたら教えていただきたいというふうに思います。



○議長(平岩正光君) 教育次長兼生涯学習部長・森 勲君。



◎教育次長兼生涯学習部長(森勲君) 今、吉村議員が言われたことは、情報モラルに関するというふうにご理解していいでしょうか。そうしますと、1つは今回の事件の特徴は人の顔が見れないということですね。怒りが怒りとして伝わらないということが大きな問題かと思うんですが、特に情報モラルのことにかかわっては、1つは、インターネット等をやるときに人を傷つける、あるいは人権を無視したような、そういう言葉をインターネット上に流したりするようなこと。それから、情報をうのみにしないということですね。情報を情報として受け取るんではなしに、必ず情報を確認するようなこと。さらには、人の情報を安易に、例えば人の情報をとってくるような著作権の問題がございますので、人の使っているものをそのまま自分のものとして使うような、そういう著作権に違反するようなこと。大きく子供、あるいは生徒に対しては情報モラルとして今そんなようなことを考えていますし、学校の方としてもそのように指導していただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 7番・吉村久資君。



◆7番(吉村久資君) 先ほど壇上でも述べさせていただいたというふうに思っておりますが、やはり子供の世界を壊さない。これは非常に大事なことだというふうに思っておりますので、今お話を聞いたような中で、やっぱり情報モラルに関しても再度パソコンの後退にならない形を熟慮しながらのご指導をお願いしたいというふうに思っております。

 続きまして、企業誘致の件に入りたいというふうに思っております。話が大きくなるというか、合併というような形の中で、来年の2月という形になってきておるんですけれども、また、大きくなればなったという形の中で、やはり自主財源の確保というのは非常に大きな問題になってくるんだというふうに思っておるわけです。そうしたときに、これまた失礼になるかもしれないんですけども、今の合併を目標としているところの町村さんの中におきまして、それだけの多くの雇用を図れる、そして生産が上げられる、そういう企業があるかというところがどうなのかというところ、あるのかなというふうに思ってはおるんです。そうした中においてやはり今、既にご承知だと思うんですが、中津川市が平成16年度の市税の中でも0.7%の減でしかないんですよね、平成16年の予算が。ということは、ここにおきまして非常に中津川市の優良なる企業に頼っておるところも大じゃないかなというふうに思っておるわけです。そういう観点からやはり雇用の拡大を図り、それから新企業を入れてくることによってその人たちに頑張っていただいて、工業を活性化していただくことが僕は非常にこれから大きな要素だというふうに思っております。例えば、遠いところ、三重県の話をさせていただきますと、亀山市なんかは平成16年度は市税が伸びておるんですね。あそこは大きな話で悪いですけども、中核工業団地じゃないですが、ああいう形の中で企業誘致に成功した例でもありますし、大垣市なんかにおいてもセラトピアなんかは最初は田んぼの真ん中にあっただけなんですね。ところが、今はああいう形の中で非常に雇用の拡大が図れているということがございますので、既存の企業、事業所、これが活発になることも非常に大事ですけれども、そういう面でも、先ほど僕の期待しておったような誘致に重要であるようなお言葉もいただきましたので、ちょっとここ僕の見解だけ述べて、これは質問ではありませんけれども、そういうことでやっぱりそういう新しい企業誘致についてお願いしたいなというふうに思っております。

 それから、農林業、商業、工業につきましては、非常に漠とした質問をしまして、非常に答えにくかったのかなというふうに思っておりますけれども、まとめた形の中でご答弁をいただきました。

 それから、ウォーキングについてちょっと伺いますけれども、たしか市長の所信表明の中に、きょうの答弁にはなかったんですが、市民参加により云々かんぬんという言葉があったと思うんですけど、この辺の市民参加というところについて、市民参加によるウォーキングの道づくり、この辺の考え方を市長さんにお聞かせをいただければというふうに思っております。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほど部長の答弁の最後の方にもウォーキングに関心がある方やグループ、あるいは地域の皆様のご協力もいただきながらという形で、その点については多少触れさせていただいているわけですけれども、もう少しご説明申し上げますと、各般にわたって市民参加ということを進めていくのがいいんではないかという具合に思っています。特にどういったコースというものが歩く道にふさわしいのかというのは、ふだん歩いておられる方が一番よくご存じでもありますので、そういうコースの設定から、また、資器材は市役所で提供するにしても、そういったものを設置するとか、あるいは草刈り等のところについてはできるだけ地域の皆様の参加をいただき、また、その参加していただいた人にもふだん健康のために歩いていただくというような、そんな形で計画面から、あるいは整備、管理の面から一体となって進めていただくということが、また愛着もわき、長続きする部分ではないかという具合にして思っているところです。



○議長(平岩正光君) 7番・吉村久資君。



◆7番(吉村久資君) ありがとうございました。

 今、市長さんのお言葉にはあったかなというふうに思っておるんですが、やっぱり整備後の管理ですね。そういうところにそういう市民のご理解をいただきながら、このウォーキングの道を行政の管理ではなくて、やはりそういう地域の人たちと一緒になりながらつくっていくことというのは非常に大事なことじゃないのかなというふうに思っております。それにつきましては、当然、地元地域の方のご理解を十分得る必要があると思いますので、そんなところへの展開を期待したいなというふうに思っております。

 それから、最後1点でございますが、職員との信頼関係の形成というところのお話をさせていただきました。よく職員と対話をし、そして的確な指示、そして評価というようなお話を市長さんからいただいたわけなんですが、先ほど壇上でも申しました非常に中津川市の行政は職種が多岐にわたりますし、エリア的にもかなり広いところでございます。職員の方たちは、市長さん、ポスターで見たけども、生で見ていない人も非常に多いというふうに思っております。そういう面では、市長の現場主義というか現場を見るというところの声が出ておったというふうに思うので、再度確認でございますが、やはり全職域、全職場というのは市長の管轄下にありますので、市長としてそれはすべてを把握する責任があるというふうに思います。そういう面ではすべての職場に年に最低1回は足を運んでいただくなり、そういう形で把握をしていただきたいというふうに思いますが、その辺についての市長の考え方をお聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私もある意味では仕事をする際には内政、外交という面でバランスをとりながら仕事をしていきたいと思っております。また、内政の中においてもデスクと現場というような形でのバランスという形で、この仕事をする時間の割り振りという部分についてはさらに仕事を進める中で探っていきたいと思っていますが、気持ちとしましては今、議員がお話しいただきましたような形で現場に行って、そこの課題というものをいろいろ聞かせていただく中において、職員の皆さんとの対話ということが私にとっても今後、行政を進めていく上においては大事なことだという具合に思っていまして、単に対話ということではなくて、現場を踏まえての現場における対話というところについてはできるだけやっていくようにしていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 7番・吉村久資君。



◆7番(吉村久資君) ありがとうございます。

 こんな言い方を私がしていいかどうかわかりませんが、職員の喜ぶ回答だったというふうに思っております。今、市長さんのおっしゃられましたように、やはり僕が壇上で言いましたように、職員との信頼関係を築いていただきながら、しっかりしたものをつくっていただきながらスピードある行政というものを進めていっていただきたいというふうに思っております。

 以上、申し上げまして、私の質問は終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(平岩正光君) これにて7番・吉村久資君の一般質問を終結いたします。

 続いて、15番・鷹見信義君。

  〔15番・鷹見信義君登壇〕



◆15番(鷹見信義君) それでは、通告に基づきまして一般質問を行います。

 大山耕二市長さんは4月の選挙で当選されました。大変な職責を担われることになりますが、市民の市政に市民派の市長として精いっぱいご奮闘いただくようご期待をいたしております。

 5月24日に招集されました平成16年第3回中津川市議会臨時会で市長さんは、私は選挙戦を通じて多くの市民の皆さんと対話をし、そこで受けとめた願いを公約としてまとめ、4つの姿勢で7つの取り組みをすることを市民の皆さんに約束しています。この重い公約を風化させることなく、着実に実行してまいります。すなわち、東濃東部の個性ある拠点都市を目指して、1、市民の皆さんとの信頼関係を第1に考え、公僕として公正、公平な行政を行い、約束を守る。2、市民の皆さんとの対話を大事にし、市民の願いを受けとめる。3、やらない理由ではなく、やる方法を考え、実行の市政を進める。4、すべての面において市民が主役の行政に変えるの4つの姿勢を保ち、7つの取り組みを実行することにより、豊かな自然と独自の歴史、文化が光る生き生きとしたふるさと中津川を実現してまいりますとごあいさつをいただきました。

 7日の本会議の冒頭、市長さんは所信表明を行われました。この所信表明の中に、少人数学級を推進します、親の意見を教育現場に反映する仕組みをつくります、安い料金で移動できる福祉バス等を導入します、地域の協力を得て緊急車両の入る生活道路の整備を進めます、障害者の学ぶ、育つ、働くを大事にする行政を進めますが含まれておりました。選挙中に拝見させていただいたパンフレットなどの公約は、前市長さんと類似したところが多くあるように見受けられました。

 その政治姿勢は、中川市政をどのように評価され、基本的に継承されようと思われているのか、また、どのように変えようとされているのか、この点についてご見解がありましたらお伺いいたします。

 平和行政について。国際情勢ではイラク戦争が泥沼化し、日本人が犠牲になっており、戦後初めて日本の自衛隊が戦場地域に派兵されております。そして、多国籍軍に自衛隊の参加することが今、検討されております。国会では有事関連法案が強行可決しました。中津川市の職員や施設が戦争体制に組み込まれることにもなります。市民や市民の財産を戦争に協力させることにもなるわけであります。先日は長崎県佐世保市で痛ましい事件が起こり、命の大切さが改めて社会的な議論を呼んでおります。今、イラクで大変大きな議論がされておりますが、イラクへ自衛隊が派遣され、日本人が外国人を殺害する可能性がある情勢であります。このイラク派兵の影響で民間人がねらわれております。

 イラクからのイラク人の三題の詩があります。若干紹介しますが、「バクダッドからアンマンへ、アンマンからバグダッドへ、アリババ街道を盗賊ではなく、戦火をくぐってのタクシー稼業。4月某日深夜、オレンジ色のドルフィンという呼び名の米国車で、賃金70ディナール、日本人3人を乗せてバグダッドヘラマディからファルージャへの抜け道のガソリンスタンドで給油していたとき、紺色のドイツ車オペルから出てきた3人の男、日本人3人を車外に出し、おまえは行けと命ぜられ、急スピードで消える。会社にも連絡せず、家にも立ち寄らず、友人の家から家を、カシーブ・アブダッラ・アルアタービ、通称アブ・タハシン、45歳、消えた男。バグダッドからファルージャへの途上、タラル・アブドリルダ、通訳、26歳、追尾してきた車に停車を命じられるが、アブグレブで墜落した米軍のヘリコプターの現場へ案内してやるからついてこいと先導され、さらに追尾してきて3台の車から出てきた自動小銃を構えた男たちが日本人2人を拉致、他言をすれば殺すと脅され、バグダッドへ引き返すが、気がついたとき、jvjaへのメールを発信していた。人質になった日本人のことを思うと心が痛む。インターネットカフェのメールで、テレビで日本人YとWのニュース。命をかけた発信が無事受けとめられたのを確かめながら、食事も思いに任せず、居場所がわかれば殺されると市内転々逃げ回る男、3日目カフェの暗い片隅、アルジャジーラ・テレビで知るYとWの解放を、ソファに座り、目隠しをとった3人に、おめでとう、安心してください、日本語で話しかけたディア・キデル、在日6年、一時帰国した翌日、日本人人質事件を知るや、フルージャ近郊はもとより、バグダッドの北サマワ、南のナジャフやカルガラまで次々と宗教指導者を訪ねて救出を頼み回る。身がわりに私を人質にと、ある日バグダッドから幹線道路を南へアルムセイヤブの実家へ車で帰る途中、武装勢力の襲撃に出会う。フロント越しにロケット弾が飛び交い、米軍のトレーラーが炎上するかたわらを走り抜け、危機を脱したこともある。イラク人通訳36歳、目隠しをとったばかりの3人の日本人の肩をたたき、アルクベイン師の傍らでほほ笑みながら話し続ける男」というイラクの現状と事件が伝えられております。自衛隊が派遣されるために事件が起きていると言われております。すぐに自衛隊が撤退をする必要があると思います。

 中津川市の平和行政、運動について振り返ります。生命を守る運動は、1968年8月6日、市内の尾鳩地区内のマンホール事故で5名の尊い生命が失われた事件をきっかけに、翌8月1日から1週間、生命を守る週間と定められました。子供を危険から守ろう危険箇所を123件の点検と改修。以来、毎年生命を守る月間等としてさまざまな行事が行われております。

 1985年市議会に1万7,303名の賛同を得て、非核自治体宣言を求める請願が提出され、1986年3月24日、中津川市議会での核兵器廃絶宣言中津川市宣言が行われ、駅前の宣言塔の設置や、1995年には戦後50年を記念したモニュメント、「平和の礎、約束、愛と対話と信頼」が中津川公園に建立され、碑文は「戦後50年に当たり戦時、戦後の日々を顧み、過去の歴史に多く学び、平和の大切さ、尊さを心に深く刻み、真の恒久平和を願って市民の皆さん方からのお力添えでここに平和の礎を建立した」となっております。ちなみに、戦後50年モニュメント建設推進委員会委員長は小林房吉前々市長であります。デザインは公募によって決められています。1999年3月27日には生命を守る月間30周年を記念して中津川駅前に平和の祈り「核兵器廃絶宣言中津川市宣言」15周年記念モニュメント平和の誓い母子像が建てられていました。被爆アオギリ2世が中津川公園に育っております。被爆アオギリ2世は広島の被爆アオギリの種を取り寄せ、中津川で芽を出させ、育て、中津川公園に移植したものです。「核兵器廃絶中津川市宣言15周年記念としてノーモア・ヒロシマの願いと平和の誓いを新たに植樹する」が、2001年3月24日に建てられました。この行事は新広島テレビでも紹介されております。2002年3月には市役所ロビーに核廃絶宣言中津川市宣言15周年を記念したレリーフが掲げられております。昨年は平和の日が8月9日東美濃ふれあいセンターで、10日ピースコンサート・バザーが都市緑地公園で取り組まれ、市役所玄関先には核廃絶中津川市宣言横断幕が掲げられています。ことしもぜひ庁舎に堂々と掲げてほしいと提言をするものであります。

 ちなみに、6月5日に庁舎5階から掲げられている政治スローガンは、「みんなで防ごう、砂防災害・国土交通省・都道府県」と「6月1日から7日水道月間・水を大切にしましょう・岐阜県・岐阜県簡易水道協会」です。

 今こそ中津川市が平和と生命を大切に、生命を守る平和行政を推進しているアピールとして、事故があった8月6日から終戦記念日に当たる8月15日までの10日間、核兵器廃絶中津川市宣言の横断幕や懸垂幕を掲げることを要望して、ご所見をお伺いいたします。

 次に、各種委員の公募制について。各種委員の公募制は、市民参加の市政を進める上で独自に研究や学習した英知や経験を市政に生かし、市職員が持ち合わせていない部分の補充や、有料のコンサルタントが見落としそうな地域や住民の感性や要望を市政に反映させる手法としては優れていると思います。この4年間、各種委員会委員の公募制は、どのように推移してきたのか。年ごとに公募委員を取り入れた委員会の数と公募による委員の数をお示しください。この公募制を今後どのようにされようとしておりますか、お伺いします。

 次に、市長交際費の公表について。前市長は、広報なかつがわ4月号では、2月市長の動静、市長交際費支出状況で合計6万8,514円。広報5月号、3月市長の動静、市長交際費支出状況は合計6,000円と報告されています。市長さんや議長さんの交際費について市民の関心も高いところですが、同様な形で公表されるのかお伺いをいたしておきます。

 参議院選挙期日前投票所について。選挙にて従来の不在者投票がなくなり、期日前投票が行われております。市長選挙では中津川市役所で告示の日から4階の会議室で行われました。市民の方から、朝急いで投票に出かけたが、何とか1階でできるようにしてほしいとの声が寄せられています。そこで、市役所2階に参議院選挙期日前投票所を設置してはどうか、所見をお伺いいたします。前回の中津川市長選挙の期日前投票は全体の何%あったのかもお伺いをいたしておきます。

 次に、緊急地域雇用創出事業の継続について。緊急地域雇用創出特別交付金事業は、労働組合などの運動により2001年度から始まっております。この事業は2004年で終了予定であります。全国各地で着実な成果を上げており、厚生労働省には交付金の増額や延長を求める要望が、北海道、岩手、山形、茨城、東京、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、徳島、香川、愛媛、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎の24都道府県から寄せられておるようであります。香川県議会はことしの3月議会で緊急地域雇用創出特別交付金制度の存続と改善を求める意見書を採択しています。意見書はこの事業の実施で、本県においても平成15年度末までに4,000人余の雇用が創出され、一定の成果を上げているとして、この事業を平成17年度以降も継続して実施すること、失業者の就労に役立つ実施要綱や運用方法など、地方自治体が活用しやすいように改善することを求めております。

 全国市長会は、対象となる事業の内容や雇用期間、委託対象者等に関する要件を緩和すること、必要な予算の確保、事業の継続を求めております。交付金事業の継続の意見書を採択している市は次のようであります。宮城県の石巻市、兵庫県の西宮市、加古川市、高砂市、島根県の大田市、高知県の高知市、宿毛市、中村市、土佐清水市、須崎市、安芸市、福岡県の大牟田市、大分県の宇佐市というところが市として意見書を採択しているようであります。また、全国町村会も交付金事業の拡充と恒久的事業として制度化することを求めております。この間の中津川市におけるこの事業のまとめとして、何事業で何人の雇用が確保されているのかをお伺いします。事業実績の特徴があればご紹介いただきたいと思います。

 国や県、関係者に対し、この事業の継続を強く要請していくことが必要ですが、いかがでしょうか。仮に国が廃止や中断した場合、市単独や県と市の共同事業として継続してはどうかと思いますが、ご見解をお示しください。

 西学童保育所について。政府は2003年7月には少子化社会対策基本法、次世代育成支援対策推進法、児童福祉法一部改正をもって、次世代育成支援を進めています。学童保育は保育要求等の中に位置づけ、拡充のために施策を講じると明記されております。各市町村は計画づくりが求められております。

 中津川市学童保育連絡協議会からいただいた資料によれば、中津川市の学童保育、すなわち放課後児童健全育成事業の現状は、昨年8月の時点では坂本学童保育所は1988年5月に7人で出発し、児童数91名、指導員3名、パート数名、保育施設は指導員宅の離れから借家、そして現在の坂本小学校プレハブ校舎になっております。東南学童保育所は1988年4月に5人で出発しまして、児童数42名、指導員専任2人、パート4名。施設は借家を5回引っ越し、現在のNTT東宮町のビルの一角、家賃は5万8,000円だそうであります。落合学童保育所は1990年4月に8人で出発し、児童数22人、指導員専任1人、パート3名、施設は借家から神社社務所、現在は使われていない教員住宅であります。苗木学童保育所は、1996年4月に10名で出発し、児童数40人、指導員専任2人、パート数名、施設は借家、借地(プレハブ)から現在使われていない教員住宅であります。西学童保育所は1995年7月に7人で出発し、児童数は36名、指導員2人、パート数名、施設は借家(夏休みのみ校舎の特別教室)、家賃は4,000円だそうであります。ことしの児童数は現在29名、夏休みは35名以上を予定しているようであります。

 中津川市西小学校とPTAでは子供の安全や健全な放課後を過ごさせる取り組みが行われております。通学路の点検、登下校時指導の危険箇所改善要望書を作成し、市に提出してきました。また、昨年4月からことしの2月の間に西校下における変質者に関する事案が13件報告され、40件ぐらいはあったのではないかと言われております。西小学校では不審者出没に対してのお願いという保護者の皆さんへの資料を昨年8号発行し、地域の人々の協力を得ながら子供を守る取り組みが行われています。また、放課後や休日の子供たちの活動を始めているところもあるようであります。西山地区では第2土曜日を地域の遊びの日として集まって遊んでいます。家の用事があったり、スポーツクラブなどで所属していて来られない子供以外は集まり、遊ぶことを決め、活動しています。都合のつく親御さんも数人地域の子育てをしています。ほぼ毎回子供も集まっていろいろやっています。しかし、環境は悪く、十分な地域の子育てはできないので、その1つとして学童保育活動をしております。西の親さんは、「子供を産んだから親になるのではなくて、子育ての中で親になっていくのです。親はいつも迷いながら子育てをしています。こんなとき、みんなどうしているのか」と声を集めています。中津川市の子供たちの学童保育所の充実などのお力添えをと頑張っておられます。西学童保育所の施設は家が古く、狭い。トイレも大変汚い状況であります。地震が起こればすぐにでも壊れそうな状況で、早急な対策が必要であります。

 そこで質問は、西学童保育所の改善のために西小学校校庭内に独自の西学童保育所をつくるか、また、西小学校のあき教室を利用して場所を確保することが求められていますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。

 次に、国道19号手賀野バイパスのバス停について。中津川公園は今、重要な市の施設になっております。各種イベントも開かれ、また、工業団地に通勤する人も多くあります。車のない人々など交通弱者と言われる人々は利用しにくい施設になっています。現在、中津川公園方面への定期バスは、朝晩2本であります。あと、ふれあいセンターなどの大きなイベントのときに臨時バスが運行されておりますが、国道19道手賀野バイパスには大型バスのバスが停車ができるスペースがありません。19号バイパスの近いバス停は、中村の立正佼成会前バス停と坂本旭のバス停が最も近いバス停であります。せっかく中津川公園行きのバスが通ってもとまらない状況です。旅行などで大型バスを利用される手賀野の人々も困っておられます。無理に国道でとまることもありますが、事故が心配であります。国道19号手賀野バイパスにバスの停留所をつくることは地域住民の強い要望であります。当地在住の先輩議員も何度か検討されたようであります。私も建設部長さんとも検討したこともあります。大山市長さんの手賀野地区での公約でもあります。早急にバス停をつくられるように要望して、この件での見通しやご所見をお伺いいたします。

 次に、県道東野・中津川線根ノ上口歩道整備について。県道東野・中津川線根ノ上口歩道整備は、かねてから市に市政懇談会などで要望が出されている歩道整備であります。この県道は最近交通量も急増し、この橋は歩道を通らないと危険な状況であります。しかも、歩道が西側1本の狭い歩道です。手賀野交差点からこの地点までは両サイドの歩道が整備されています。橋を越えれば民家にバス停と利用度の高い歩道です。ぜひ両サイド歩道と現歩道の拡幅修理が必要であります。早急な整備が必要ですが、この計画と時期についてお答えくださいと、昨年の6月議会でも取り上げさせていただきました。

 建設部長さんは、県道東野・中津川線は、手賀野地区の歩道から中央道の間の改良が行われ、両側歩道つきの2車線道路として整備されておりますが、議員ご指摘の中央道根ノ上口には歩道はなく、用水路をふたにして使用している現状であります。県に対して歩道整備の要望をしてまいりますが、今後とも引き続き要望してまいりますので、ご理解を賜りたいと思いますと答弁になっています。昨年、この中央道にかかる橋の耐震補強工事が行われました。あわせてできなかったかなあと思います。県道東野・中津川線の拡幅工事も歩道の植栽も終わり完成しました。次はこの歩道整備かと思います。

 今回の市長選挙でやはり大山市長さんは手賀野地区の公約とされております。私は予想よりも早く歩道整備が進むのではないかと期待しておりますが、その後の整備の計画や時期をお答えください。

 以上をもちまして、壇上からの質問を終わります。



○議長(平岩正光君) それでは、鷹見信義議員の質問に対し、ご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) 鷹見信義議員のご質問ですが、まず、中川市政についてですけれども、私は中川市政は4年間の積み重ねの中で行政の実態の中にあらわれていると思います。一方、私は公約で市民による行政評価委員会を設置して、むだを省き、税金を大切に使いますということも申し上げているところです。そういった形で行政の実態を評価することにより、継続すべき施策は継続し、むだだと評価された施策はやめていきたいと思います。

 次に、8番目のご質問の県道東野・中津川線根ノ上口橋歩道整備についてお答えいたします。県道東野・中津川線は手賀野地区の国道19号から小向井地区までの区間は改良が済んでおりまして、中央自動車道にかかる根ノ上口橋が用水路をふたにして歩道として使用しているという状態でございます。現場は昨年12月ごろ、私も地元区長さんなどに現地案内をしていただきまして、ご質問にもありましたように手賀野地区での私の後援会発足式の席で、問題解決する方向を私なりに表明したものでありまして、今後、県と打ち合わせをしてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 7番目のご質問の国道19号手賀野バイパスのバス停についても、同様に取り組む姿勢を既に表明しておりまして、国土交通省に検討を依頼しております。

 その他のご質問につきましては、担当部長からご答弁申し上げます。



○議長(平岩正光君) 続いて、補足答弁を願います。市長公室長・三浦博行君。



◎市長公室長(三浦博行君) それでは、ご質問の1番目の平和行政についてお答え申し上げます。

 中津川市におきましては、昭和43年に尾鳩地内で発生しましたマンホール事故を契機に、8月を生命を守る月間として定め、生命の大切さを認識し、危険箇所の一掃を願って昭和44年から昨年までの35年間にわたり、生命を守る月間推進委員会による危険箇所の現地調査を実施し、緊急度、危険度の高い箇所から優先的にその改修を行っています。

 また、昭和62年3月の市議会において決議をいただきました核兵器廃絶宣言都市中津川市の看板塔や、平成14年3月には記念レリーフが掲げられ、また、平成8年には市民の皆さんにも協力をいただきました中津川公園内に平和の礎も設置してまいりました。

 今後とも命の大切さ、命を守る、その気持ちを持ちながら行政運営を進めることは大切であると認識しております。

 ご質問のございました核兵器廃絶宣言都市中津川市の横断幕掲揚につきましては、レーガン、ゴルバチョフ時代の核軍縮の進展と冷戦構造の崩壊を踏まえまして、その必要性も含めて慎重に検討してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 次に、ご質問の3番目の市長交際費の公表についてお答えいたします。市長の所信表明における4つの姿勢の中の1つに、市民の皆さんとの対話を大事にし、市民の願いを受けとめるということを表明していますが、そのためには情報公開はもちろんのこと、説明責任を果たすことが重要であると認識しております。市政の透明化を進めるため、現在も市民の皆様に情報公開条例に基づいて情報を公開し、ご理解をいただいているところでございますが、ご質問の市長交際費につきましては今後とも広報なかつがわでの公表を継続してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) それでは、2番目のご質問、各種委員会委員の公募制についてお答え申し上げます。

 委員の公募状況につきまして、主なものを申し上げますと、12年度には男女共同参画社会づくり懇話会委員5人を公募、13年度には行政改革委員会委員3人、14年度には環境保全審議会委員5人、環境基本計画市民会議委員15人、行政改革推進委員会委員5人を公募しております。15年度は地域新エネルギービジョン策定委員2人、今年度は男女共同参画社会づくり懇話会委員5人、環境保全審議会委員5人を公募しております。

 今後におきましては、合併に伴い市域が広がるため、各種委員会委員の定数及び委員構成等を見直すことが必要と考えております。その際、委員の公募制も含め、各種委員会の実情を評価して、各種委員会の設置と運営のあり方を検討してまいります。

 次に、4番目の、期日前投票所を中2階に設置してはどうかのご質問にお答えいたします。

 期日前投票所が選挙日当日の投票所と同様、確定投票を扱う場所であるという性質上、所要のスペースを確保すること及び一般の来庁者の方が往来するスペースとの隔離を行うことが必要となります。つまり、中2階は市民の方々に自由にご利用いただける場所でありますが、投票所に仕上げるために間仕切り工事を行う必要があるため、その大部分を選挙期間中は投票以外の目的で来庁された方のスペースを奪う結果を招くことにもなります。今後、より投票しやすい場所について検討してまいりますので、ご理解賜りますようにお願いいたします。

 次に、市長選挙での期日前投票の割合でありますが、2,293人の方が期日前投票を行い、投票者数3万3,053人中6.94%の割合であります。

 以上であります。



○議長(平岩正光君) 続いて、まちづくり推進部長・水野克司君。



◎まちづくり推進部長(水野克司君) 緊急地域雇用創出事業の継続についてのご質問でありますけれど、今年度の事業につきましては、廃棄物不適正処理監視パトロール事業、自然公園等環境整備保全事業、個別支援指導事業、子育てヘルパー事業といった環境、教育、福祉の面での事業に取り組んでおります。

 事業実績ですが、平成14年1月から今年度までにおける事業実績につきましては21事業で、新規雇用者数は239人、延べ雇用日数は1万734人/日でございます。総事業費は1億3,130万円であります。なお、平成11年から平成13年12月までの旧交付要綱によります事業と合わせますと、全体で32事業、新規雇用者数は517人、延べ雇用日数は1万7,765人/日。総事業費は1億7,463万7,000円となっております。

 また、県からの情報によりますと、この事業は今年度をもって終了すると伺っておりますが、雇用創出に対する即効性のある事業であることを考えておりますので、事業継続について国、県に対し要望してまいります。仮に国が廃止や中断をした場合は、この地域の求人求職状況等を見きわめ、慎重に検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。



○議長(平岩正光君) 続いて、教育次長兼生涯学習部長・森 勲君。



◎教育次長兼生涯学習部長(森勲君) それでは、鷹見信義議員の学童保育所についてのご質問にお答えいたします。

 西学童保育所の西小学校のあき教室の利用、あるいは校庭内に保育所をつくるかとのご質問ですが、西小学校の状況は、ここ数年あき教室はなく、少人数授業あるいは総合学習では会議室も使用して急場をしのいでいる状況であります。また、校庭内に学童保育所をつくることにつきましては、従前よりご指摘いただき、健康福祉部とも検討を加えていますが、西小の今後の耐震工事などを含めて再度検討いたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより再質問に入ります。15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) 緊急地域雇用創出事業の継続についてですが、さっき申し上げましたように、県立公園と自然公園の整備などにそれなりに役立ってみえるということもありますし、それから実際に来てみえる方が中年の方とか若い人も含めて幅広く働いてみえるということがあって、ふれあい公社とかシルバー人材センターでは吸収できないところの事業だし、これは一定、そこで働きながら安定的に雇用をされているということもあります。したがいまして、1つ今答弁がありましたが、県との関係できちっと話して、今やっている事業について継続をするような、県に特別に働きかけたらどうかということを思うわけですが、その件について再答弁と、もう1つは、この事業の性格から見るといろいろと緊急に必要な仕事をやるということがありますので、市役所で言うとすぐやる課みたいな課をつくって、そこの窓口としてそういうところに地域の人々の仕事を確保するという、こういうことが1つ適当かなと思うわけです。すぐやる課を新しくつくったりしながら、そこを窓口としてこういう事業を国が切った場合でも市でやっていくというようなことでも含めたことについてどのようなご所見をお持ちかお伺いします。



○議長(平岩正光君) まちづくり推進部長・水野克司君。



◎まちづくり推進部長(水野克司君) 今、議員ご指摘の県への関係でございますけれど、私どもも先ほども述べましたように、この事業は大切であるし、中津川市にとっても必要な事業でありますので、今までも強く要望しておりましたし、ぜひ今後とも引き続き要望してまいりたいと、こんなふうに考えております。

 それから、すぐやる課につきましては、今、即答はできませんけれど、いずれにいたしましてもこうした緊急雇用というような面で大変多くの方々の雇用を確保していることは事実でございますので、これからもこうした事業が引き続きできるように県、国に対しても働きかけを続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(平岩正光君) 15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) この件はそういうことで、ぜひ努力していただいて、市単独事業でもできるようにご検討を願いたいと思います。特に午前中の議論にありましたけど、若い人とか30代、40代の方の働く場所を確保していくという1つのステップとして、今のこの情勢から見ると、以前の失業対策事業と同じような感じで、本当に仕事を保障していくという、こういうことで今の社会に特別に要望されておる事業だというふうに思うんですよ。だから、市として国が切ったからなんていう単純にやらずに、市として雇用を確保するという、こういう意味で検討と努力をお願いしたいと思います。

 次に、学童保育所の件ですが、改めて再検討していただくというご答弁をいただきましたが、実際に坂本で初めて民家から校庭に移したとき、当時は総務委員会で現場を見て、そして当時の局長さんの英断でいわゆる移った。たまたま子供が多いころにつくっておったこともあったということがありますが、西の場合も本当にあそこを見ていただいたらあれだと思いますけど、随分ひどい状態で、ずっと同じ場所で西の場合はやっておりまして、僕も3月に見に行きましたけど、ちょっとこれは地震が来ると心配だなというお母さん方の気持ちがありました。そうかといって、すぐ出てけということも困りますし、また、西はさっきも言いましたように不審者も多い――多いわけないですけども、事件がいっぱいあるとなりますと、本当に放課後の子供の管理というのも教育の1つの一環だというように思うんですよ。で、1つ質問は、西学童の施設について、実際見学されたかどうか。また、今後、見学していくという予定があるかないか、ちょっと再質問でお願いしたいんですが。



○議長(平岩正光君) 教育次長兼生涯学習部長・森 勲君。



◎教育次長兼生涯学習部長(森勲君) 中津川の子でございますので、西の学童保育については事あるごとに、経営者とはお会いしないわけですが、行って顔を見合わせたり、あいさつしたり、日常的に私自身しておるつもりですが、あの場所については随分環境上よくないというか、施設的に非常に気の毒だなあということで、私自身もいい場所がないかということで随分中山道沿いを歩きながら空き家のいいところがないかというようなことも探したり、いろんな手だてを講じているわけですが、今、置かれている状況、30数名いると思いますが、必ずしもいい施設ではないと、そういう状況把握はしているつもりでございます。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) ぜひいい形での再検討をお願いしておきます。

 あと、期日前投票所のことですが、実際には参議院選挙はもうじき公示で、選挙管理委員会も開かれて、場所の確定もしておるわけですので、ここで今、参議院選挙の期日前投票所を変えるということはちょっと困難かと思いますが、実際に次の選挙のときにはぜひ1階の、例えば具体的にと僕が思うのは文化会館の事務所の裏側の部屋、ああいうところなんかも使えばいいんじゃないかというふうに思うし、いずれにしても従来の不在者投票ということから、明確な投票所というふうになるわけですね。そうしますと、やはり1階ですっと入りやすいところが投票所としては適切だというふうに思うんですね。そういう意味で4階だと階段を上がっていってとか、エレベーターで上がっていってとか、何となくどこか連れていかれてという感じにもなって、やはり投票しにくいというようなこともできてくるわけですので、ぜひ将来、一定の市役所内の配置等についての検討されるときに、そういう1階なり平場のところで投票所ができるような形の場所の確保についてどうかなというふうに思います。その点について再答弁があったらお願いしたいと思います。



○議長(平岩正光君) 総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) 先ほどの答弁で申しましたように、やはり市民が来て、確かに投票しやすいところということは非常に大切な要素になりますので、今後の選挙について間に合うように一度検討はさせていただくということでお願いしたいと思います。



○議長(平岩正光君) 15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) 平和行政について、これは本当言うと難しいようで、問題で、そうかといって今みたいに生命が軽率に扱われたりする時代だからこそ、いわゆる地方自治体として平和や生命の問題を市民にアピールしていくという、そのことがやはり大事な側面だというふうに思うんですよ。今、ご答弁の中で核兵器廃絶宣言については古いという話があったんですね。だから、私も垂れ幕の中身についてはやはり時代に即応して発展をしてもいいというふうに思うんです、いずれはね。それはそうでなかったらやっぱりいかんというふうに思います。あれも以前はずっと前に横断幕を掲げたことがありまして、その後一たんやめたことがあるんですよ。そして僕は1回質問したときには、ちょうど破れていて、新しいつくるのに間に合わなかったというご答弁をいただいて、その後またできたという経過があって、今はそういうことです。今、玄関の入り口にいわゆるここ2年ほど掲げていただいたわけですが、ことしこれは破れておるんですね。だから、検討の中で本当に生命を守る月間の実行委員の皆さんと平和とか生命を大切にする、生命を守るという、そこのところのいわゆるスローガンというものをよく研究した上で、ぜひ8月6日から15日の中では中津川市は一貫して生命を大切にした平和行政をしているんだという、市民にアピールしていく、対外的にアピールしていくという、こういう意味でスローガンについて、中身については検討していくとしても、そういう呼びかけというものを行政の立場から、また私たちの立場からしていくという、こういうことを思うんですね。その点についてもう1回改めて再答弁をお願いしたいと思います。



○議長(平岩正光君) 市長公室長・三浦博行君。



◎市長公室長(三浦博行君) ただいまのご質問でございますけども、先ほども申し上げましたように、昭和62年の時代はアメリカとかソビエト、それからイスラエルとかパキスタンなんかが核を持っておりまして、それを競って核開発をしているというふうな、そういう時代背景があったものですから、そのことを踏まえまして市議会の方で決議をいただいたというような時代背景がございます。その後、冷戦時代も崩壊したということで、先ほどご答弁申し上げましたけども、そこら辺を踏まえまして、これから中津川市の市民が自分たち市民の命を守っていくためにはどういう方法がいいのかということを含めて、これから十分議論をしていきながらそこら辺の話を詰めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(平岩正光君) 15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) 各種委員の公募制についてですが、これから検討して幅広くやっていくということですが、やはり何人かが公募されていくということを、1つの市民参加の形態としていわゆる固定化をしていくということは必要かなと思いますが、もう1つ、中津川市民だけでなくて全体でこの東濃地方といいますか、名古屋も含めたそういうところでの公募委員ということも募集して、各種委員の必要なところには入れていくこともいいかなというふうに思いますが、その点については、今まで12、13、14、15の中でそういう市外の方というのは実際みえたかどうか、並びに市外の方の公募についてはどうかということをちょっとお聞きします。



○議長(平岩正光君) 総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) 公募委員につきましては、基本的には市民ということで公募しておりますので、ほとんど市民かなというふうに思っております。それで、確かに審議会はこれで5年ほど公募してきておりますので、やはり一度検証が必要かなというふうに思っております。それとやっぱり1回審議会のあり方等も含めて、先ほど答弁しましたように一度検証してみると。それで、来年度また地域が広がる、人口も多くなるということも含めて、再度、審議会のあり方の内容も含めて全体的に検討していくことが必要と思っております。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 15番・鷹見信義君。



◆15番(鷹見信義君) 国道19号のバイパスのバス停の問題と県道東野・中津川線の歩道の整備については市長さんから答弁いただきましたので、要望して、私の質問を終わります。



○議長(平岩正光君) これにて、15番・鷹見信義君の一般質問を終結いたします。

 ただいまより15時30分まで休憩といたします。

  午後3時07分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時30分再開



○議長(平岩正光君) 休憩前に引き続き、ただいまから会議を開きます。9番・片桐光朗君。

  〔9番・片桐光朗君登壇〕



◆9番(片桐光朗君) 議長さんのお許しをいただきましたので、最後になりましたけれども、一般質問をさせていただきます。

 私の一般質問につきましては、大山新市長の市政運営の所信についてということで、1点でございます。現在、市民の間では中津川市に新しい市長が誕生したことにより、これからはどのような中津川市になるのか、どんな市政が進められるのだろうかと、大きな関心が集まっております。この4月の市長選挙以降、議員はみんなそうだと思いますが、私も市民の皆さんからさまざまな質問を受けました。そこで、今回の私の質問は、特にこれまで聞かれることが多かった何点かについて新市長に今後の中津川市政の運営に関する所信をお尋ねするものであります。

 最初に公共事業に関する質問をいたします。公共事業と言っても現在、市民病院の急性期多機能病棟や公共下水第2系列がつくられているように、土木関係に限られるものではありません。土木関係であるとかないとかということではなくて、市民の生活を向上させる上で緊急性のあるものを優先することが最も重要だと私は思うわけであります。

 さきの市長選挙においては、阿木と坂本を結ぶ道路をトンネルを掘って新たにつくるという話や、道路を国土交通省に働きかけてどんどんつくるなどという話が市民の間に伝わっていました。また、公共事業ということではありませんが、国道257号線の城山大橋を3億円かけて買い取るという話も聞きました。こうしたことから、日常使う生活道路をもっとよくしてもらいたいということで期待を抱いてみえる人たちの中にも、少なくない人たちが、道路にばかり金をかけると学校の耐震化や保育園等の改築、新築、あるいは老人福祉施設の新築、下水道の普及などといった切実な事業がストップすることにならないかという心配をしてみえます。

 そこでお尋ねするわけですが、公共事業面ではこれからはどこがどんなふうに変わっていくのか。言いかえるならば、大山市長は今後どのような公共事業を優先するべきだ、あるいはしたいとお考えなのでしょうか。中津川市の財源は限られていますから、一方をふやせばもう一方は減ってまいります。減らす分野についてもどういう事業を考えてみえるのか質問をいたします。また、ふやす、あるいは減らす理由についてもお聞かせをいただきたいと思います。

 続いて、財政問題です。さきの市長選挙以降、市民の間にはこれからはせっかく少なくなってきた市の借金がふえるのではなかろうかという心配がどれだけか芽生えているというふうに思います。中津川市の地方債、つまり借金は、平成9年度の215億円をピークにして、全体としては減る傾向で推移をし、昨15年度は今議会の補正予算説明書によれば203億円台にまで減少する見込みです。このうち平成13年度には17年度までを対象とした中津川市緊急財政健全化実施計画をつくりました。そして、それ以後は意識して地方債、つまり市の借金を減らしてきました。大変厳しい財政運営をみずから選択したわけですが、財政健全化を進めることは今日の時代を考えれば当然の措置だっただろうと思います。また、合併すれば特例債を375億円余使えるのに、そこまで借金をすると逆に返済のための財政負担が大変だということで、200億円の合併特例債とするということで財政シミュレーションを行っています。中津川市、あるいは当市と関係町村が築き上げてきたこうした財政健全化の方針を今後新市政は踏襲していくのかどうか。この点も市民にとっては大変関心の高いところと見受けますので、質問の2点目としてお考えをお尋ねします。

 3つ目の質問は、市長がおっしゃる行政改革についてです。市長は市職員組合の組合員の前で、民間委託について職員の家族もおり、首を切るようなことはしないとおっしゃったと聞いています。しかし、一般職も含めて少なくない市職員が、大山市長の誕生で民間委託やリストラで市職員としての身分が切られるのではないかと心配をしてみえます。心配の背景には、投資的経費が減ってきたという選挙戦における宣伝があって、投資的経費の確保が民間委託ということになって、それが首切りというようなふうに受け取られておるというふうに見受けるところでございます。行政改革という課題が民間委託や首を切るという問題に矮小化されるのはどうかというふうに思いますけれども、市職員にとっては生活がかかった大きな関心事で、市長がおっしゃる行政改革が民間委託やリストラと結びついて不安視する意見が、私が聞くところ大変ありましたものですから、この点について以下お聞きをしたいと思います。

 さきの市長選挙の際に市長は公約に7つの柱を挙げて、その最初の柱が行政改革となっております。1番に持ってきたということにつきましては大きな意味があろうと思います。そこで、ここには市職員の生首を切るという内容の民間委託が含まれているのかどうなのかお尋ねをまずいたします。

 また、7つの柱の最初に行政改革を位置づけた理由と、お考えになってみえる行政改革構想の全体像についてもどのような内容なのか、お考えをお聞きいたします。

 続きまして、合併の件についてでありますけれども、市長選挙が済んであいなく、当市が一緒に合併協議を進めてきたある自治体の議員さんから私は電話をいただきました。その内容は、阿木へ行く道路をトンネルを掘って新しくつくるということだが、そんなことをしたらとんでもないお金がかかって、合併する町村の事業はできなくなってしまう。本当につくるんですか、というものでした。

 また、福岡町では付知町との合併を問う投票がありました。付知町との合併を推進しようという派のチラシには、どこに使われる合併特例債という見出しで、中津川市中心に巨額費用が使われることは明白です。周辺の旧町村に使われることは期待できず、特例債の返済だけ押しつけられることになります、と書いてありました。投票結果は既に出ていますけれども、中津川市の市長選挙の経過などを見て、恵北・山口村の人たちの中ではこうした不安が新たに生じていることだけは確かだろうというふうに思います。そこで、合併特例債の使い方だけに限らず、恵北・山口村との合併について今後どのように進めていくおつもりなのか、市長のご所見をお伺いいたします。また、申し上げましたような恵北・山口村の人たちの中で新たに生じた不安に具体的にどう対処するおつもりかお尋ねをいたします。

 続きまして、市長は5月24日に開催された臨時議会において、東濃東部の個性ある拠点都市を目指して4つの姿勢を保ち、7つの取り組みを実行することにより、豊かな自然と独自の歴史、文化が光る生き生きとしたふるさと中津川を実現してまいりますと述べられました。4つの姿勢というのは、マル1市民の皆さんとの信頼関係を第1に考え、公僕として公平、公正な行政を行い、約束を守る。マル2市民の皆さんとの対話を大事にし、市民の願いを受けとめる。マル3やらない理由ではなく、やる方法を考え、実行の市政を進める。マル4すべての面において市民が主役の市政に変えるというものでした。が、ちょっと抽象的でよくわからないところがあります。一般の市民にもよく理解できるように改めて具体的な説明をお願いします。と書いて提出をしたその日に、所信表明をいただきまして、所信表明の中では大分自分の理解も深まってきたというふうには思っておるところでありますが、この4つの姿勢につきましても、例えばのことですが、市民の皆さんとの対話を進めるということでは、どんなふうになさるのかと。女性との懇談会を校区別にという話は聞いておりますけども、まだほかに何か考えてみえるのかどうかとか、あるいは市民が主役の市政に変えるということを、これは本当に大事なことだというふうに思いますが、どういうふうなやり方をとってそんなふうに進めてみようと思ってみえるのか、現在の思いみたいなもので結構ですが、改めて具体的な説明をお願いできたらと思うところでございます。

 最後の質問になりますけれども、4月から稼働している環境センター、つまり新清掃センターの稼働状態について安定しているのかどうかお尋ねをいたします。また、緊急に対応が求められている下水道汚泥対策について、どのように対処していくおつもりか、市長のお考えをお尋ねいたします。

 この件については市民の皆さんの間からよくわからないということで不安の声が上がっているところであり、不安を解消することは大きな緊急の課題だと思います。実際に現在、調子よく運転されているのかどうか。問題があるのなら、それはどの部分で、どう対処しようとしているのか。市民の命、安全というようなことにまでかかわるような問題であるのかどうなのかというようなことにつきまして、最新の情報を公開していただきますようお願いし、私の壇上からの質問を終わります。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) それでは、片桐議員の質問に対し、ご答弁を願います。市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 片桐議員の御質問の5番目、臨時議会でのあいさつからについてお答えいたします。

 5月24日の臨時市議会での私の冒頭のあいさつが抽象的でよくわからないとのことでございますが、今議会の初日に議長さんのお許しをいただき、新しい市政をスタートするに当たっての所信を述べる機会を与えていただきました。そこで、私が公約として掲げてまいりました4つの姿勢と7つの取り組みにつきまして具体的に述べさせていただくことができましたので、ご理解いただけたものと考えております。私が掲げておりますこの4つの姿勢とは、私自身はもとより、すべての職員が意識改革を踏まえて守り続けていくべき基本姿勢であります。また、7つの取り組みは市民の皆さんが特に重視をされている施策について体系立てて取りまとめたものです。4つの姿勢という強固な基礎の上に、市民が主役の行政に変えていくための諸施策を組み立てて、公約を風化させることなく具体的に、かつ着実に実行してまいります。

 その他のご質問につきましては、担当部長からご答弁申し上げます。以上です。



○議長(平岩正光君) 続いて、補足答弁を願います。総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) それでは、1番目のご質問、公共事業についてお答えいたします。

 公約に示されている7つの取り組みの中に、ご質問にありますように当然さまざまな公共事業が含まれております。その時々において市民からの多様な要望に基づいて、財政状況を見ながら何が今必要かを判断し、取り組んでいくことが必要であります。いずれにいたしましても、市民の皆さんの声をお聞きしながら市議会とも相談し、優先順位をつけて取り組んでまいりますので、ご理解賜りたいと思います。

 次に、2番目のご質問、財政の問題についてお答えいたします。財政の健全化は各自治体に課せられた大きな課題でありますので、健全財政に向けた取り組みは今後も必要であると考えております。新市建設計画の中の財政計画につきましては、合併協議会で構成市町村によって確認されてきたものでありますので尊重していくものであります。合併後の財政運営につきましては、長期的な財政見通しの中で投資対効果を明確にし、財政の基本である入るを図って出ずるを制することを心がけてまいりたいと考えております。

 次に、3番目のご質問、行政改革についてでございますが、市長の公約で掲げております7つの柱の1番目は、日々新たなスピード行政、効率行政を進めるということでございます。これは市民の意見をよく聞き、市民の望むサービスを提供するもので、しかもスピーディーにむだを省き、効率よいサービスを目指すものであり、市民の皆さんに一番身近で関心のあることとして1番目に位置づけしたものであります。

 そして、行政改革の基本的な考え方は、サービス業の経営者として市役所経営を進めるということだと考えております。市が実施しているすべての事業についてよく検証し、スクラップアンドビルドの原則にのっとって事務事業の見直しを図り、厳しい財政状況の中、限られた財源で効率よく行政運営をするよう工夫することが行政改革であります。また、その際、すべての職員の意識が市民が主役の行政に切りかわるよう取り組んでまいります。

 また、行政のスリム化の中で職員の数を減らしていくといったことも当然考えていく必要があるわけでございますが、地方公共団体の長に解雇権があるわけではありません。職員との信頼関係に基づきながら、計画的で適正な定員管理を進める中でスリム化を図っていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(平岩正光君) 続いて、市長公室長・三浦博行君。



◎市長公室長(三浦博行君) ご質問の4番目の合併についてお答えをいたします。

 合併協議につきましては、関係町村の住民の皆様に不安を与えることのないよう、対等な立場で協議を行ってきたものと考えています。また、この地域の合併につきましては、個性ある多様性の中の統一という方向を重視し、関係町村の皆様と力を合わせて新市を築き上げてまいりたい思っております。協議結果や新市建設計画においても優れた個性を持ち合わせた関係町村と1つとなって全体の活力を高めていくという方向性が示されておりますので、それぞれの地域の課題を明らかにして、進めるべき事業についてはしっかりと実施していかなければならないと考えております。関係町村に限らず、中津川市の各地域においても実現が望まれている事業は数多くあり、これらの事業が地域の均衡ある発展や個性ある多様性に資するものであれば、市民生活レベルの事業について合併特例債を財源とした事業を進めていくことも時としては必要なことであると考えます。

 施策の推進に当たっては、事業の必要性や可能性を考慮しながら、優先順位をつけて取り組むことが重要であり、また、広域的な事業につきましては国、県のご協力が得られるよう積極的に要望を実施し、合併後の個々の事業についての具体的な議論はこれからでありますが、関係町村におきましてこうした基本をしっかりと住民の皆様にご説明いただくとともに、機会をとらえながら無用なご心配を取り除くよう努力してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) ご質問の6番目の中津川環境センターの稼働状況についてお答えいたします。

 組合に稼働状況を確認したところ、5月は1号系で5日から17日まで、2号系で15日から25日まで、6月は2号系で8日から現在まで炉が停止している状況が見られ、その原因について確認したところ、炉の点検、清掃ということでありました。点検内容について確認いたしましたが、状況は把握できませんでした。これについて今後究明していくことが必要と考えております。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) 続いて、水道部長・成木明夫君。



◎水道部長(成木明夫君) 6番目の環境センターについてのご質問の2点目、下水道汚泥対策についてお答えいたします。

 下水道汚泥計画につきましては、公共下水道のある恵北4町村と山口村を含めまして広域的に環境センターで処分することとしています。広域で発生する汚泥量は、平成15年度実績で含水比約80%の汚泥が1日当たり7.94t発生しておりますけれども、環境施設組合から下水道汚泥について含水比50%で受け入れるとの方針の変更を平成14年10月に通告されたところですので、現状では持ち込めない状況となっており、民間処分場で埋め立て処分をしておるところでございます。

 また、年々引き上げられております処分費単価の問題と処分場の存続期間等を考えますと、恒久的に民間処分場に頼ることはできず、地区内処理が最も望ましいというふうに考えております。汚泥乾燥車での対応を検討しておりますけれども、現在の乾燥車の能力では小規模な処理しか適しません。公共下水道規模に適用しますと複数台必要となり、イニシャルコスト、ランニングコストが高額になり、現実にそぐわないと考えられますので、コストが安く、安定的な汚泥乾燥方法を早急に検討した上で、市民の理解を得ながら進めたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平岩正光君) これより、再質問に入ります。9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 総務部長の方から、公共事業については優先順位を考えてこれからも進めていきたいと、財政状況を見ながらというふうにおっしゃったわけですけれども、これは健全財政を守りながら、今の市民の要望など考慮して、それに基づいた優先順位を考えていくというような意味であるのかないのか、まず市長にお尋ねをいたしたいと思います。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今、ご質問の点について、先ほど総務部長がお答えしましたように、優先順位については、財源が限られているということと市民の強い要望があるという二面性を両方ともとらえて、それを解決していくためにはやはり順番をつけながら必要性の高いもの、あるいは可能性の高いものといった面からつけていくことが一番適切であるということで、それを取り組んでいきたいと考えているところです。財政に限りがあるというところは十分意識しておりまして、先ほど財政の運用のところでも総務部長がお答えしましたように、投資対効果という面で、単に投資を控えるということだけではなくて、その投資が効果を生んでくるということ、それにもつながっていくものでありますので、将来的にその効果が税収というような形ではね返ってくる部分もありますので、財政の基本である入るを図って出ずるを制するという、そういう考え方において健全な財政というのを意識しながら取り組みをしていきたいと、このように考えております。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 先ほど私が壇上で話をしているときに、えーとかという話がありましたけれども、例えば私も電話を合併先の1つの議員さんからもらうときにちょっとびっくりいたしまして、阿木にトンネルを掘って道路をつくるというお話が実際にあるのかと。そんなふうなことを中津川市がやるとしたら、中津川高校の下にトンネルを掘ったときでも大体幾らかかったんですか。大変なことになってしまって、私たちのところまでお金来ませんよなんていうふうにおっしゃったんですが、当時は候補だったけども、私もそんなことを本気になって大山市長がおっしゃっているというふうにはちょっと信じられないことなのです。けれども、念のために、うわさというのはあるものですから、そんな根の上にトンネルを掘って坂本・阿木に抜ける道路をつくるというようなことをおっしゃったのでしょうかどうなのか、ちょっと改めて確認だけしておきたいと思います。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 選挙期間中のお話についてご質問を受けました。

 この地域の広域道路の評価という面からお答えをしたことがございます。広域的には南北道というものが多くの課題を持っていると。1つは城山大橋の無料化、それにつながる青木斧戸線の整備というもの。これが南北方向において1つの課題であるということ。もう1つの課題としては、今度は南北の方向の南方向について特に阿木、あるいは恵南方向との直結性の低さといったものも課題であるということで、そういったものを解決していく1つの方向性として、今、議員お尋ねの点もお話しさせていただきました。ただ、先ほど公室長の方からもご答弁申し上げましたが、合併に当たっての点ですが、広域的な事業につきましては国、県のご協力を得られるよう積極的に要望を実施ということで、合併後の個々の事業について具体的な議論はこれからだという、そういう答弁をさせていただきました。そういう意味におきまして、私は今、申し上げましたような南北道については相当広域的な道路だと思っておりますので、この点については市の財政圧迫という点にならないように、国、県の方に強く働きかけをして南北の軸を強化していきたいと、このように考えております。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) これもちょっと念のために。嫌みを言うような気がして申し訳ありませんけれども、257の城山大橋3億円というような具体的な金額まで出たんでしょうか。私も恵北の方の人たちや苗木の人たちのことを考えれば、本当に1日でも早く無料化してもらいたいという気持ちは十分わかっておるつもりですけれども、額の問題についてそんなふうに出たのかどうかということについてもちょっとお尋ねしておきます。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これも選挙期間中のことについてのお尋ねですが、城山大橋を早期に無料化していきたいということは特に苗木地区を中心に申し上げました。また、市内の方々にもそれをすることが市の中心部に恵北あるいは苗木地方から来ていただけるという意味において、単に苗木あるいは恵北地区の課題だけではないという、そういうご説明もさせていただきました。それを早期にしていくためには、有料道路の償還が終わっていない額というものが問題になりますので、その額については今、お尋ねの額というものを認識した上で、私なりの情報源の中でのところですので、多少正確さを欠くかもしれませんけれども、その事業の規模というものを表現する際に使わせていただきました。それをどう負担するかという部分についてはまたこれからの話でもあるわけですので、私としてはできるだけ早くということと、市において負担ができるだけ少ないようにという形で取り組みをしていきたいと、このように考えております。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 何かうわさだけが先走ってくるところがあるものですから、いささか心配したところでもあったわけですが、話を聞きまして若干ほっとしたところがございます。

 ちょっと確認でございますが、私個人にとってみれば阿木に住んでおりますので、そういう道ができると大変にありがたいというところはありますが、いきなり阿木と坂本を結ぶ道路をこの4年のうちにどうこうしていこうとか、借金してでもやっていこうとか、そういうものではないというふうに理解してよろしゅうございますでしょうか。

 それから、金額についても、ある面、例えというか、そういうことで出てきたところであって、城山大橋を3億円で買うんだということで決まったような話として出されたわけでもないというふうに理解してよろしいんですね。ちょっとお尋ねしておきます。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 広域幹線道路については短期間にできるような代物ではないというのは当然のことでして、いろんな必要性とか、あるいは可能性というのを十分詰めた上で、その投資対効果というものがしっかりと確認された上において取りかかられるというもの、なおかつ国あるいは県のレベルのものということですので、そんな形での展開ということになろうかと考えております。

 また、額の話については、先ほど私がご説明したとおりの認識であります。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 続きまして、中津川市緊急財政健全化実施計画のことでありますけれども、先ほどは財政状況を見ながらとおっしゃり、それから健全財政は大切だとおっしゃったと思いますが、この中津川市緊急財政健全化実施計画を引き続き大山市政のもとでも踏襲をしていくのだと、行政のベースにそういうものをそこを踏まえながら進めていくのだというふうに受け取ってよろしいのでしょうか。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) その点につきましては先ほど鷹見信義議員にもお答えしたところですけれども、中川市政の継続性という面においてお話を申し上げました。たしか17年度までの計画だったという具合に思いますけれども、先ほどご答弁申し上げたとおりに行政評価委員会というようなものも立ち上げ、それによって評価していくということで、評価できるものは継続していきますし、評価されないものについてはやめていくという形での取り組みを考えているところです。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) この計画を踏襲していくのはどうかというところがまだちょっと私、今の答弁だけでは見えないのですけれども、健全財政を守るためにこの計画は一応踏襲していくというふうでよろしいんですか。そういうふうにおっしゃっていると理解してよろしいんでしょうか、違うでしょうか。ちょっとそこら辺もう1回済みません。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 理解の仕方はいろいろあるのかもしれないですけども、私が先ほど答弁したとおりのことで、先ほども中川市政というものをどう評価するか、その継承性ということについてご答弁申し上げましたけれども、そういったものもそれぞれ評価の対象に上げ、実体の行政の中に生きているものについても4年間の中川市政の積み上げの中で現在生きていると思います。その財政健全化計画もその一環だと思いますので、そういったものについては行政評価委員会などで評価していく中で、評価を受けられるものについては継続していきますし、そうでないものについてはやめていくということですので、その評価を待っていきたいと思っています。私もそういう形できちっと評価をしていきたいと思っています。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 改めて見直しをしながら結論に従っていきたいということだと理解をいたしましたが、この実施計画につきましてはその評価が出てくるのはいつぐらいの時期になるものでしょうか。これは市長に尋ねてもいいんですか。ちょっとわかりませんが。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 評価の点についてはできるだけ早い機会に市民の声を聞く、それを市政に反映していくという形で行政改革の一環でやらせていただいているものですので、早い機会にそれを取りまとめをしていくように設立し、お願いをしていきたいと思っています。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 続きまして、市長のおっしゃる行政改革がスピードの行政の問題とか、あるいはまた効率的な行政ということを言ってみえるということもわかりました。

 合併協議会の中において、市の職員の定数についても退職者ほどには新採用者を補充しないというふうにしながら、時間をかけてスリム化していくということが出ておりますけれども、先ほどの部長の答弁ではそういうことを言ってみえたというふうに思うところでありますが、改めて生首を切るというようなことについては、市の職員の前でもおっしゃったように、しないということで確認をしてよろしいですか。



○議長(平岩正光君) 総務部長・小倉裕孝君。



◎総務部長(小倉裕孝君) 先ほども言いましたように、当然、公務員に関して理由もなしに解雇するということはできません。それから先ほど、今の質問の中にありました合併協議会の中で確認された新市建設計画の中の人員計画につきましても各市町村で確認済みということでありますので、基本的にはそれを踏まえて計画をしていくということになっていくかと思います。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) 合併についてでありますけれども、私、ここにその福岡町で出たチラシを見て、ある意味、本当に自分でもちょっとびっくりしたというところでありまして、福岡町を愛する会という人たちが出したこのチラシについては、投票の結果、これは付知町との合併をしないということになったものですから、この主張は通らなかったということになるわけでありますけれども、やっぱり中津川市と一緒になるということを恵北の皆さんが選択をされたとしても、心の中ではひょっとしてお金については中津川市に随分使われてしまうんではないかとか、あるいは特例債についても自分たちは支払いをするというようなことばっかりになってしまわないかなんていう心配は出てきているというふうに思いますものですから、この点についても余分な不安を1日でも早く取り除くようにひとつご配慮をお願いしたいというふうに思います。

 続きまして、4つの姿勢のことについてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、先ほどちょっと壇上で突然申し上げたものですから、答弁ということではなかったですけれども、対話というのはやっぱり進めていただきたいというふうに思いますし、それから、市民が主役の市政に変えていくということも本当に意味のあることだというふうには思いますけれども先ほど壇上で申し上げましたように、何か具体的なことで考えておみえのことがあったらお尋ねをいたしたいと思います。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 所信表明の際もこのお話を申し上げましたけれども、まず、大きなテーマの1点目に行政改革が挙げてございまして、それはその4つの姿勢の市民が主役の行政に変えるということと、7つの取り組みの中の一番上の大きなテーマの1点目に挙げていることは行政改革ということで相通ずるものです。そういう意味におきましては、7つの市政の第1点目で、特に生活者の視点に立ち、市民が主役の行政に変えますということ。2番目の施策に、小学校区ごとに市政に関する女性懇談会を設置しますということで挙げておりまして、これも所信表明でお話をさせていただいたところです。また、3番目に、先ほどもお話し申し上げましたが、市民による行政評価委員会を設置し、むだを省き、税金を大切に使いますということで、庁内で内部評価を今行っているわけですけれども、行政の主役である市民の感覚による外部評価を導入して、その評価結果に基づき行政の中身を変えてまいりますということでお話し申し上げておりまして、そういった点で対話という方向性を持っております。

 また、これは教育の面で申し上げているんですけれども、特に大きなテーマの2つ目で、親の心子の心を大切にする教育により子供たちの未来を確かなものにするということで公約をさせていただいていまして、その1番目の施策としまして、親の意見を教育現場に反映する仕組みをつくりますということで、まだこれは具体化はしておりませんけれども、PTA、学校評議員、地区懇談会などの外部意見の集約の機会を強化するということ、また、だれでもいつでもどこからでもご意見をお寄せいただけるよう環境を整備するということで、こういった点も1つの対話のやり方かと思っております。

 そんな形で主役である市民の声をまず現場に近いところにおいて聞かせていただくということを基本に、対話というものを考えていきたいと思っております。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) おかげさまで大分認識が広がりました。

 環境センターの問題についてですけれども、今、小木曽議員にも言ってみえたのですけれども、炉が停止しておるということのようであります。停止しておるということですと、これは例えば本当に市民の命が安全にかかわるような大きな問題と承知してみえるのか、それともそういうものではないのか、わからんと言ってもそのくらいはいかがなものでしょうか。



○議長(平岩正光君) 市民環境部長・井口芳明君。



◎市民環境部長(井口芳明君) 先ほどもお答えさせていただいたように、炉の運行で環境施設組合の方へ確認しましたら、炉の点検作業ということでございました。その点検作業の結果どういうところなのかというところも調査したいということを思っておったんですが、そこまでちょっとまだ資料を受け取っておりません。この辺を調査いたしますと、どうして炉が休止しているのかということがわかろうかと思います。現在の認識としては、爆発事故とかそういうところではないのかなと思っていますが、ちょっと調査の結果を待ちたいと思います。



○議長(平岩正光君) 9番・片桐光朗君。



◆9番(片桐光朗君) とにかく私にとってみれば初めて言葉をかけ合うという関係なものですから、直接いろいろと市長にお尋ねをしながら、これからの市政運営をお聞きしたいものだというふうに思っておりましたけれども、みずからの言葉で語っていただいたことは大変うれしく思っております。

 最後になりますけれども、やっぱりここから見ておりましても、隣に席があいておるわけですが、新しく船出をなさる市長がその体制を強めていくという意味では、助役さん、収入役さんを早く選考していただきたいと思います。あるいはまた、市の職員の人事異動についても進めていかなきゃいけないだろうというふうに思いますが、今、その時期について考えてみえるのなら話をしていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平岩正光君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 助役、収入役の件につきましては先ほど小木曽議員にお答え申し上げたとおりでございます。市政の運営の状況を見ながら慎重に検討していきたいと、このように考えております。

 また、人事異動というものにつきましては、これまた私もしっかりとした人事をしていくという責任を持っている立場でございますので、そういった点がしっかりできる状態を早く現出させていきたいということで、自分としてもそれを今、考えているところです。できるだけ早い形で体制を改めていきたいと思っていますが、時期については今、明言するという段階にはございません。



○議長(平岩正光君) これにて9番・片桐光朗君の一般質問を終結いたします。

 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。

  午後4時15分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   平岩正光

         署名議員 葛西 勉

         同    松浦高春