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岐阜県 中津川市

平成23年 12月 定例会(第5回) 12月08日−02号




平成23年 12月 定例会(第5回) − 12月08日−02号







平成23年 12月 定例会(第5回)



平成23年第5回中津川市議会定例会会議録(第2号)

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 平成23年12月8日(木)午前10時開議

◯議事日程

第 1        会議録署名議員の指名

第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間11.災害に強いまちづくりについて2.地域医療について牛田敬一25分21.「大山市長は立候補の資格がない、ミックス事業『白紙撤回』で取り返しのつかない8年間の空白、責任とるべき」について2.「新しい図書館についての地域説明会と学習会」などが大山市長の出直し選挙に向けた運動として政治的に使われていることについて3.新年度予算編成について片桐光朗40分31.学校トイレ改善について2.救急医療キットについて田口文数30分41.中津川市の公立病院経営と財政状況について粥川茂和25分51.大山市長辞職の責任は重大。許されない。について原昌男30分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 24名

  1番   牛田敬一君

  2番   吉村浩平君

  3番   岡崎隆彦君

  4番   柘植達樹君

  5番   勝  彰君

  6番   田口文数君

  7番   櫛松直子さん

  8番   吉村卓己君

  9番   大堀寿延君

 10番   原 昌男君

 11番   深谷明宏君

 12番   三浦八郎君

 13番   粥川茂和君

 14番   吉村俊廣君

 15番   深谷 勲君

 16番   鈴木雅彦君

 17番   鈴木清貴君

 18番   松浦高春君

 19番   鷹見憲三君

 20番   伊佐治由行君

 21番   吉村久資君

 22番   片桐光朗君

 23番   佐藤光司君

 24番   楯 公夫君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長            大山耕二君

  副市長           水野賢一君

  理事(兼)リニア担当技監  宮崎 哲君

  教育長           大井文高君

  総務部長          大井久司君

  企画部長          島崎保人君

  定住推進部長        細川正孝君

  健康福祉部長        渡辺忠義君

  生活環境部長        志津弘美君

  産業振興部長        成瀬博明君

  文化スポーツ部長      尾関道雄君

  水道部長          櫻井邦彦君

  病院事業部長        鈴木弘之君

  坂下総合事務所長      杉本高雄君

  福岡総合事務所長      杉浦直明君

  消防長           加藤正和君

  教育委員会事務局次長    山内鐐司君

  基盤整備計画監       渡邊弘孝君

  行政管理課長        加藤文明君

 ――――――――――――――――――

◯議会事務局職員出席者

  事務局長          伊藤和通君

  書記            平井紀之君

  書記            安田充孝君

  書記            勝 宏児君

  書記            廣瀬公二君

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  平成23年12月8日(木曜日)

  午前10時00分開議

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○議長(吉村俊廣君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(吉村俊廣君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(伊藤和通君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下16名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 本日の会議に遅参の旨通知のありました議員は、10番・原 昌男議員。

 以上でございます。

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△議会運営委員長報告



○議長(吉村俊廣君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。

 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・伊佐治由行君。

  〔議会運営委員長・伊佐治由行君登壇〕



◆議会運営委員長(伊佐治由行君) おはようございます。さきに11月30日でございますが、議会運営委員会が開催されておりますのでご報告申し上げます。

 日程第1としまして、一般質問の順序についてを議題としております。12月議会における一般質問者は10名、発言所要時間、合計310分であります。本日8日は、1番から5番までの5名、発言所要時間150分、明日9日は6番から10番までの5名、発言所要時間160分であります。お手元の一般質問通告表のとおり行ってまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、日程第2としまして、中津川市議会議事運営要綱の一部改正についてを議題としております。本会議の初日にもご報告申し上げましたが、議会議事運営要綱第62条、委員会の傍聴における一部改正についてを再確認をさせていただき、皆様、お手元に資料が配付されているかというふうに思いますが、そのように取り扱いをさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、日程第3、3月定例会日程についてを議題といたしております。お手元に配付されております平成24年第1回定例会日程表のとおり合意決定いたしましたので、よろしくお願いをいたします。

 そのほか、協議事項でございますが、市外からの陳情について、保育所運営費国庫負担金を廃止しないことを求める意見書の採択を求める請願についてでございますが、この陳情におきましては、聞きおきという取り扱いをさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 私のほうからは以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 質疑なしと認めます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(吉村俊廣君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

    8番 吉村卓己君

    9番 大堀寿延君

を指名いたします。

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△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(吉村俊廣君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。1番・牛田敬一君。

  〔1番・牛田敬一君質問席に着く〕



◆1番(牛田敬一君) おはようございます。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。大きく2点の項目について質問させていただきます。

 まず、災害に強いまちづくりについてです。

 東日本大震災を踏まえ、各自治体では防災の取り組みが見直されております。中津川市においても災害に強いまちづくり条例が制定されました。その取り組みに対して質問をいたします。

 防災行政無線について伺います。全国の防災行政無線の整備率は、平成22年3月現在で76.1%であり、岐阜県は97.6%の整備率になっております。しかし、東日本大震災後の岩手、宮城、福島県に対するアンケートで27の市町村からの回答では、問題なく利用した市町村が10、利用できなかったことがあった市町村が17という結果でした。利用できなかった理由には、当然破損、倒壊が6割を占めておりますが、この点を踏まえて質問をいたします。

 1番としまして、中津川市の防災行政無線システムはすべて正常に作動しますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 地区によりましては、老朽化などによりまして正常に作動していないものもございます。音声スピーカーにつきましては、付知地区、中津川地区の一部で修理不能のところがございます。また、市で貸与しております戸別受信機につきましては正常に作動しております。

 全体的に機器が老朽化しておりまして、いつ壊れてしまうかわからない状況でございます。防災無線につきましては、早期に整備を行ってまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今作動しないということでしたが、どのような理由がありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほど老朽化しておるということを申し上げましたけれども、付知地区につきましては昭和61年、また中津川地区につきましては昭和55年の整備ということで、かなり整備年度が古く、メーカーのほうでは部品の製造等を中止しておるというところもございまして、なかなか部品の調達ができないということで、そういう点で修理不能のところがあるというところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 防災行政無線システムの定期点検は実施されておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 年1回の定期点検を実施しております。保守点検業務の専門業者と委託契約をしておりまして、親局設備、それから、音声スピーカーなどの作動の確認を実施しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、防災行政無線の整備計画をお聞きします。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今年度中に工事を発注する予定でございます。合併特例債が活用できます平成26年度までに全市域を統一した防災行政無線システムの整備を行います。未整備地区、それから、整備年度の古い順から整備を行ってまいる予定でございます。平成23年度につきましては、蛭川外2地区で整備をする予定でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の整備のところなんですが、蛭川と、あとほかの2地区といったところはどこになるでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 整備年度の古い中津川地区、それから山口地区で整備をする予定でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、事業費、また整備内容について、もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 事業費につきましては、約13億円を予定しております。これにつきましては、今議会に債務負担行為のほうも計上を予定しております。

 それから、工事の内容でございますが、親局を1局、それから、中継局3カ所、モーターサイレン、これは音声スピーカー併設でございますが、これを90局、それから、音声スピーカー単独でございますが、これが110局、それから、戸別受信機につきましては、自主防災会長宅、それから指定避難所、公共施設などに設置をする予定でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の事業費が13億円ということで大変大きなお金になりますが、この辺の財源はどのように使われてくるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 平成23年度分、今年度分でございますが、これにつきましては、社会資本整備総合交付金のほうを活用してまいります。補助率が55%でございます。24年度以降につきましても、こういった財源の要望をしてまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の13億円もの費用を投資するということですので、モーターサイレン、音声スピーカーはもとより、できればそういうものをつくるということが目的ではなくて、やはり情報を正確に伝える仕組みというほうに構築をしていただきたいなというふうに思います。

 次に、先ほどのアンケートの中で、住民に対する情報伝達体制に関して見直すべき事項として次の3点が挙げられておりました。1つは、無線の非常電源確保、2つ目に、デジタル化や高度化、多様な広報手段の確保、3つ目に耐震性の向上、土砂崩れなどの影響を受けない場所への移設という問題がありました。この点について質問をさせていただきます。

 非常用電源は確保されていますか。また、確保する場合は何時間ぐらい対応可能でしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 親局につきましては自家発電設備を、また、音声スピーカーにつきましては、バッテリーにより停電時の電源確保を行ってまいります。時間でございますが、新たに設置します親局につきましては、自家発電でございますが、燃料が満タン状態で48時間、それから、音声スピーカーのバッテリーにつきましては、24時間電気が供給できるということで計画をしております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、無線が使えなくなった場合の情報手段としてはどのようなことを考えておられますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 災害時には、この防災行政無線のほかに多様な手段ということで、中津川ネットによるメール配信、それから、ホームページ、自主防災会の連絡網、広報車、消防団による広報など、多様な手段によりまして情報伝達を行ってまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今のいろいろな連絡網の中で、自主防災会の連絡網というふうに言われておりました。今年のその防災訓練で自主防災会連絡網を活用した実績がありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 毎年度防災訓練を行っておりまして、そういった自主防災会には連絡網を使って避難とか情報伝達をしていただくようお願いをしております。かなりのところでやっていただいておると思いますけれども、何地区かとか、そういうことは今把握しておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、モーターサイレンと音声スピーカーの設置基準を教えていただけませんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 設置の考え方でございますが、モーターサイレンにつきましては、おおむね市内全域でサイレン音が聞こえるように設置をしてまいります。音声スピーカーにつきましては、住宅地、土砂災害の危険地域、それから、指定避難所などに音声で情報がお伝えできるように設置をしてまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今のところ、おおむねというのは大体市内の何%をカバーできるのかということと、音が届く距離というのはどのくらいでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 人が住んでおる居住地域でございますが、これの約9割ぐらいはカバーできるというふうに思っております。それから、音の届く距離でございますが、モーターサイレンは1,000m、音声スピーカーについては半径約300mということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今のモーターサイレンですが、これは第一報を知らせる手段ということでありますが、豪雨の場合、また冬など、戸を閉め切った場合聞こえないという意見もあります。環境や地形などによって伝達方式を変えることも必要ではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほども答弁させていただきましたが、モーターサイレンにつきましては、おおむね市内全域でサイレン音が聞こえるように設置してまいりますが、地形などにより聞こえない世帯につきましては、戸別受信機の設置を考えてまいります。台風や豪雨の際は聞こえづらいということがあるかと思いますが、そういった場合は携帯メール、ホームページ、テレビ、ラジオなどで情報を取得していただくよう、また市民の方にもお願いをしてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の戸別受信機ということですが、この戸別受信機の設置数をどのぐらいと予測をされておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) まだ現時点では戸数までは把握しておりません。このモーターサイレンの設置の段階で再度調査を行いまして、そういったところへの設置をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の戸別受信機の価格というのは幾らでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) いろいろメーカーのほうに聞いておりますが、デジタルで1台5万円ぐらいということを聞いております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 静岡県の富士市のほうでも、防災ラジオというものでいろいろと対応しているということです。聞いてみると、中津川市も同じようなラジオを使っているということで、富士市では希望者に有償支給しているということであります。今の戸別受信機がいいのかどうかということなんですが、ほかの自治体でもいろいろなところで多分苦慮されていると思いますので、ぜひそういうところを調査しながら、よりよいシステムをつくっていただきたいなというふうに思います。

 そのほか、アンケートのほかの反省点から質問させていただきます。次に、庁舎が被災して親局で放送できなかった場合、どのように考えられておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 庁舎が被災した場合には、当然防災無線が使用不能となるわけでございまして、バックアップとしまして、先ほど申し上げました中津川ネットによるメール配信、ホームページ、自主防災会の連絡網、広報車、消防団による広報など、多様な手段によりまして情報伝達を行ってまいりたいと思っております。

 また、新たに整備する防災行政無線の親局につきましては、現在は庁舎4階にございますが、今度は耐震性が確保されております防災備蓄倉庫の中に設置をしてまいりたいと思います。防災備蓄倉庫は消防本部と隣り合っておりまして、仮に本庁舎内で職員が被災した場合でも、消防職員による放送が可能であるということでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、同報系の一方的な無線の運用ではなく、各地区との双方向の情報共有手段が求められておりますが、その辺の対策はされておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 新たに整備する防災行政無線につきましては、各総合事務所、それから、地域事務所、指定避難所、孤立予想集落と、双方向による連絡ができるように計画しております。電話のように通話が行える機能でございますが、これを設置いたしまして、双方向の情報伝達手段を確保してまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の双方向というところは、今回の東日本大震災のほうでもかなりその辺を要望されていたと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に、防災及び復旧支援についてお伺いします。現在、中津川市の防災については防災安全課が対応されております。総務省によると、防災従事者の人事ローテーションが4年から5年で行われる割合が45%と報告されております。担当者の入れかわりによるノウハウの継承やスキルアップが停滞することにより防災力の低下につながると危惧しております。

 そこで質問させていただきます。中津川市のローテーションの現状をお聞きします。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 中津川市のローテーションの現状でございますが、管理職員を除き、中津川市職員養成方針に基づきまして3年から5年を目安にローテーションを行っております。ローテーションにつきましては、異なる部門を経験することにより幅広い知識や視野を持ち、職員の適正を見出すことを目的に行っております。ローテーションにより業務が停滞しないよう、原則として課長、課長補佐を同時に異動しない、業務に精通した職員を1人は残す等の対応をしております。現在、総合職、専任職、一般職の選択ができる制度を考えているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ローテーションの内容はわかったんですが、今のノウハウの継承だとか、スキルアップが停滞するということについて、この4、5年でかわるということがどうかというふうに考えておるんですが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今答弁させていただきましたように、基本的には業務が停滞しないということを基本にしておりますので、同じ職場の職員を一度に大勢異動することのないように配慮をしております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、職員の中で防災士の資格を持っておられる方が何人お見えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 現在、消防職2名、一般行政職1名の3人でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、職員の防災士計画というのはあるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 職員につきましては、防災士を養成する計画は持っておりません。職員は地域防災計画に基づきましてそれぞれの担当する業務に従事しております。職員はみずからが防災士になるのではなく、防災士の方と連携して災害時の対応と予防に努めてまいりたいと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今回の災害に強いまちづくり条例の第9条、この辺には「市は、平常時から研修会や講習会の開催により、防災教育を積極的に行い、学校教育及び社会教育を通じて市民の防災知識の向上、防災意識の高揚に努めなければならない。」というような文言がうたわれておりますが、こういったところから考えますと、やはり防災に携わる方の知識というものはある程度必要ではないかなというのと、少しはプロフェッショナルという方も必要ではないかというふうに考えておりますが、その辺の今後の見通しというか、計画はありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 現在、担当職員ばかりではなくて、広く防災知識の習得に職員には努めるように指導をしております。現在も防災訓練の前に、図上訓練あるいは救急救命訓練等の講習を必ず受ける、こういったことで徹底をしております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、防災意識を高める活動としまして、先日も私も行ってきたんですが、豊田市防災学習センターの見学など、体験できる機会をふやしていくということが有効と思われますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほど議員のご紹介がございました災害に強いまちづくり条例にも、防災教育の充実というのが掲げられております。学校や自主防災会を通じまして、体験する機会をふやすよう今後も働きかけをしてまいりたいと思います。現在は地域要望を踏まえまして、学校や自主防災会などにおいて、防災教育の一環として、地震体験車による体験学習を行っております。今後は、議員ご提案の体験学習ができる施設の活用を進めまして、市民の防災知識の向上、防災意識の高揚に努めてまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の地震体験車ということがありましたが、この辺は学校関係でも実施はされておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 小学校、あと保育園等で、8校で今年度は実施をしております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今後も地震体験車の利用をした、そういう計画があるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。

 あと豊田市では、このような「防災虎の巻」というカードサイズのパンフレットをつくっておりました。これが家族の携帯電話番号をメモするスペースだとか、すぐ災害伝言ダイヤルがかけられるようなことがここに書いております。こういうことも防災意識の向上につながると思いますので、ぜひ考えていただければなというふうに思います。

 またもう1点は、警報が出ても逃げない親を見て子どもは逃げないというふうに言われております。大人の教育というか、意識改革が必要だというふうに思います。そうなると、自主防災組織なんかの活動が大変重要になるかと思いますので、市からのサポートもよろしくお願いしたいなと思います。

 そして次に、災害時に行政システムの機能が損なわれないように、庁舎の耐震対策を早期に進めるべきと考えておりますが、見解をお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 庁舎の耐震対策につきましては、方向性を早急に出す必要があると認識をしております。平成24年度、来年度でございますが、耐震補強工事等の工法及び概算費用等の算出を行う必要があるため業者委託を考えております。今年度、市庁舎耐震補強及び改修等検討委員会を設置いたしまして検討を行ってまいりました。内容につきましては、耐震補強、大規模改修、機能分散等のメリット、デメリットなど、中津川市役所本庁舎耐震補強及び改修等検討業務報告書という形で取りまとめを行いました。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今検討されたということでしたが、どのような検討がされましたか。2、3点お伺いします。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) この内容でございますが、まず他市の事例等による概算費用の算出、耐震補強工事等による庁舎機能の予測、それから、大規模改修が必要な設備の把握、庁舎機能を分散した場合の市民サービスへの影響、耐震補強が困難な場合の一部庁舎の新築等について、報告書として取りまとめを行いました。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) この点は東南海、東海地震の岐阜県唯一の強化指定地域というふうに宣伝されているわけですので、その自治体が耐震化されていないというのは大変問題だと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 次に、災害時、インフラ整備の復旧が重要だと思います。特に電力確保は最優先でやっていかないといけないのかなと思います。小水力、太陽光などの自然エネルギーを活用した施策が必要と考えておりますが、いかがお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 環境への貢献、それから、防災対策として、さらに節電の面からも、自然エネルギーの活用を推進してまいります。これまでも市では、地球温暖化対策としまして、太陽光発電及び小水力発電設置に対して補助制度を設け、環境に優しいライフスタイルへの変革を推進してまいりました。今後も身近な市民生活への活用方法として、まきなどを使う木質バイオマスなどの自然エネルギーについても研究をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の太陽光発電システムの設置の補助制度ということですが、これは、まだ今後も継続されていくんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) これにつきましては、小水力発電とともに今後も継続して推進してまいります。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、気象災害についてお伺いします。群馬大学の片田教授によると、地震も大変重要ですが、近年の気象災害に目を向ける必要があると言われておりました。特に台風の巨大化により、広域で大雨を降らす現象があるようです。今年の台風12号は、奈良県のある村で、72時間で約1,500mmの大雨を降らせました。この雨量は中津川市の年間降雨量に相当するもので、いかに激しい雨が降り続いたかを物語っております。

 そこで質問です。市内には多くの川が流れておりますが、土砂災害対策など、取り組んでいる状況や計画についてお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 土砂災害対策の取り組みといたしましては、市では、付知地内で県の補助を受けて急傾斜地崩壊対策工事を行っております。国の事業としましては中津川流域で3カ所、県の事業として飛騨川流域等で3カ所の工事を実施していただいております。計画といたしましては、市では坂下地内で急傾斜地崩壊対策工事を計画しております。そのほか国では木曽川水系砂防事業計画、県は八山系砂防総合整備計画に基づき砂防事業を進めていただいております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 2、3点聞きたいと思いますが、そのほか、中津川市で取り組んでいることはありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 避難体制を確立するために、岐阜県が行う土砂災害防止法に伴う特別警戒区域の指定作業について、県とともに取り組んでおります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) あと山林の保全はどうなっているでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 山林の保全につきましては、県営治山事業により毎年10から15カ所程度の治山工事を実施していただいております。平成23年度は市内16カ所で施行予定でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) あともう1点は、四ツ目川の上流にある前山の治山についてどうなっているでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 前山につきましては、県営治山事業により平成22年から23年度に調査が実施され、平成24年度から5年間で約8億円程度の事業が実施される予定でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 防災関係の質問は以上です。東日本大震災の支援で、中津川の職員の方も被災地に派遣をされておると思います。そこでの経験を災害に強いまちづくり条例にぜひ反映をしていただきたいなというふうに思います。

 次に、大きな質問としましては、地域医療についてお伺いします。地域医療の再生、充実には、医師、看護師の確保が重要です。引き続き取り組みを強化していただきますようお願いします。そこで、現在の取り組みについて伺います。

 1点目は、中津川市民病院からのお知らせというのが昨年の3月29日に出ております。救急対応と内科受診についての広告が入っておりまして、腎臓内科と呼吸器内科の常勤医師が不在になるという報告がありました。現在の状況をお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) まず初めに、腎臓内科の医師でございますが、平成22年度中はゼロでございましたが、平成23年、今年でございますが、4月1日から2人の医師に就任をしていただいております。

 呼吸器内科につきましては、大変残念でございますが、現在もゼロの状態でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 基本的な話なんですが、医師数は、そうすると全体で何名いますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 12月現在でございますが、全医師で43名でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 呼吸器内科など医師のいない診療科の医師確保はどのようにしておるでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 現在、名古屋大学の医局に対して強力に派遣依頼をしているところでございますが、大変残念でございますが、なかなかめどが立たない状況でございます。名古屋大学以外の大学に対しましても働きかけをしております。大学の医局にも医師が大変少なく、また、大学から中津川市民病院は大変遠い状況でございますので、希望される医師がなかなかないというのが現状でございます。今後も粘り強く要請をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、内科外来受診は予約、紹介患者のみとする対応をとられて約1年8カ月が経過しております。市民の理解や浸透度合いをどう感じておられますか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 内科受診につきましては、予約、紹介患者さんのみとさせていただきました当初は、紹介状のない患者さんに対し、開業医――かかりつけ医でございますが、そこを受診するよう勧める際にやはり苦情を言われる方が多くありました。しかし、現在は受診の仕方について浸透し、こうした患者さんが少なくなっております。制度としては浸透してきたというふうに感じております。

 なお、救急等でやむを得ない理由で紹介状なしで来院された患者さんも内科の当番医が対応し、また、本年4月から総合診療科を設置しておりますので、病気が明確でない患者さんの診察も行っております。苦情は少ないのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の浸透ということですが、市民のほうにあきらめ感が浸透してしまっては困りますので、そういうことがないように診ていただきたいなというふうに思います。

 また、紹介率というのは上がっているのでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 紹介率でございますが、平成22年度は42.2%でございます。ちなみに、平成21年度は31.0%でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、コンビニ受診の抑制についても、約1年8カ月が経過しましたが、現在はどのような状況でしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) コンビニ受診につきましては、医師が減少する前の平成21年度と平成22年度を比較いたしますと、救急患者は確実に減少し、特に軽症の患者さんが減少しております。平成21年度、これは平成22年3月までの1年間でございますが、この1年間の軽症患者は9,269人でしたが、平成22年度では6,348人で、2,921人減少しております。市民の皆様に理解していただいているものというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) そうしますと、医師会の平日夜間の患者数というのは以前に比べてどんなものでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 恵那医師会中津川医会が昨年4月から実施しております平日夜間当番医制度を利用した患者数につきましては、昨年発足しました4月以降あまり患者数の増減はふえておりません。しかし、平日、休日当番医制度を利用した民間の診療所を利用した患者さんにつきましては、平成20年度が3,085人でありましたが、平成22年度は3,962人ということで、約3割ほどはふえてきております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 次に、医師確保についてお伺いします。医師確保については、日ごろより取り組んでいただいておるということは認識しておりますが、少し調べたところによりますと、長崎県は人口10万人に対して医師数が約250人、岐阜県は170人、中津川市で言いますと多分130人ぐらいかと思いますが、この長崎県におかれましては、福祉部に医療人材対策室を新設し、職員8人の体制で、多分医師をプールしながら少ないところへ派遣するというような対策だと思いますが、そんなところに取り組んでいるようです。中津川市は県との連携をどのように行っていますか。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 医師確保につきましては、県との連携により東濃地域医師確保奨学資金貸付事業を創設するなどの取り組みを行ってきましたが、組織的な連携は十分とは言えない状況にあります。平成20年度から始まった東濃地域医師確保奨学資金貸付事業では、東濃5市が医学生に対し奨学資金の貸し付けを行い指定の医療機関の医師を確保するもので、県から総額5,000万円の補助金の拠出がされております。県でも最近の医師不足を受けまして、地域医療推進室が今年4月に設置され、体制が強化されましたので、当市から要望しました東濃東部地域医療連携会議が新たに1月から県の指導により立ち上げられる予定になっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 補足をさせていただきますと、中津川市民病院は主に名古屋大学の医局のほうから医師の派遣をしていただいておりますし、坂下病院は主に愛知医科大学というような形で派遣をしていただいております。岐阜県と連携が強い部分は当然岐阜大学になるわけでありますけれども、そういう意味においては、名古屋大学あるいは愛知医科大学と岐阜県との関係というのも大事なところでありまして、最近においては、岐阜県のほうも名古屋大学の医局との連携というのを模索し始めたという形になってきております。そういう中で中津川市も岐阜県との連携の中で名古屋大学あるいは愛知医科大学への働きかけというようなことを目指していきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) あと今の中で、奨学金について、何人ぐらいを対象にされているのかというのと、今後の見込みというのはありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 奨学金の貸付者につきましては、平成23年度までに9人に貸し付けをしております。このうち1人は今年3月に卒業して、市民病院に診療科がないため、現在ほかの病院で2年間の初期研修中であります。来年3月には2人が卒業しまして、1人は市民病院で、もう1人は、今年卒業しました学生と同じくほかの病院で2年間の初期研修を行う予定になっております。今後、25年度末には1人、27年度末に3人、28年度末には2人が卒業する予定になっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ぜひその辺はよろしくお願いしたいと思います。

 あと医師不足については、市民も理解してお互いに協力していくことが重要だと思います。岡崎市は、医師の過酷な労働や救急外来の現状を紹介し、理解を求めております。ここにも岡崎市民病院のこういうのがありますが、これは中津川市の前回あったこのようなチラシとは若干趣というか、どうしてなのかというところがしっかり書かれております。こういうところから、中津川市も積極的に情報を広報していく活動をしていったらどうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院からの情報提供が少ないということで実は反省をしているところでございますが、昨年の11月の広報なかつがわからは、ほぼ毎月病院の医師の現状や取り組みについて掲載をしております。医師の過酷な労働条件につきましては、広報なかつがわで、中津川市民病院のA先生の長い1日と題しましてお知らせをしたことがありますが、掲載したのが平成21年でございましたので、こうした啓発についても今後充実したいと思います。いずれにいたしましても、市民の皆様のご理解、ご協力が大切ですので、広報なかつがわやチラシの配付、各種懇談会での資料等により情報提供を今後も引き続き積極的に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ありがとうございました。いろいろと質問しましたが、市民の安心、安全について引き続き効率的な事業が進められるようお願い申し上げまして、質問を終了させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほど答弁の中で誤りがございましたので、修正させていただきます。

 防災無線の質問の4番目、非常用電源の対応時間でございますが、先ほど自家発電については48時間、バッテリーについては24時間と答弁申し上げましたが、両方とも48時間の対応でございますので、修正させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) これにて1番・牛田敬一君の一般質問を終結いたします。

 続いて、22番・片桐光朗君。

  〔22番・片桐光朗君質問席に着く〕



◆22番(片桐光朗君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせてもらいます。私の今回の議会における質問は、お手元にありますように3点であります。1つ目が「大山市長は立候補の資格がない、ミックス事業『白紙撤回』で取り返しのつかない8年間の空白、責任とるべき」について、2つ目が「新しい図書館についての地域説明会と学習会」などが大山市長の出直し選挙に向けた運動として政治的に使われていることについて、3つ目が、新年度予算編成についてということであります。

 早速1つ目の質問に入ります。「大山市長は立候補の資格がない、ミックス事業『白紙撤回』で取り返しのつかない8年間の空白、責任とるべき」について質問をいたします。

 大山市長は、今議会の初日に、辞職し、出直し市長選挙に出馬すると表明しました。また、報道によれば、ミックス事業は候補地や選定方法を白紙に戻すことを明らかにしたと言います。私は、さきの9月議会で、市長に住民投票にかける予算を浮かせるため早期辞職せよと言い、また、ミックス事業は白紙撤回するのかと聞いたのですが、いずれも答えはノーでした。それが今回、ころっと簡単に180度変わった。180度どころか540度、1回転半の大転換のように感じます。

 大山市長就任の平成16年以来、環境センターへ持ち込む下水道汚泥の外部乾燥施設をつくることは市の最大の課題でした。大山市長は就任とともにすぐ取り組まなければいけなかったのに、100条委員会を見ているだけで3年半を費やしました。その後、ミックス事業という新たな構想を出したのですが、市が一方的に事業用地に指定した苗木、津戸、三郷地区には反対運動が巻き起こり、地元との話し合いさえできない状況が続きました。最大の原因は、大山市長の地元住民無視の強硬、強引な姿勢です。それでも市長は、話し合いの努力をする、地元の理解が得られるようにする、補助金6億円の返還が迫られるなどと言い続けてきました。それを突然今になって白紙撤回するというのです。

 これまで市職員を使って反対署名者宅を戸別訪問したり、環境影響調査を強行したり、柵の設置をして、またすぐ取り外したりと、いろいろありました。市職員をむち打つようにして追い立てたことも、使った費用も、8年間という時間も、すべてを無駄にするということです。あまりにも無責任きわまりない。大失政だと自分で認めたということではありませんか。市長として全く不適格、出直し選挙に立候補する資格さえないと言われても弁解できません。大山市長は、地元住民と市民に対して混乱をさせ極めて大きな迷惑をかけてきたこと、血税並びに市職員を無駄に使ってきたこと、すべてを御破算にしてしまったことなど、心から反省し、責任をとって即刻辞職するべきで、立候補などできる立場ではないのではないかと思います。こうした考えに立って、以下質問をいたします。

 4年前の市長選挙の際、市長はミックス事業用地について、地元の人たちに再考すると約束をし、熱烈な支援をもらったにもかかわらず、当選後はほごにしてしまいました。今回は出直し市長選挙を前にしての白紙撤回発言です。二枚舌でまた約束を破ることがあるのではないか、いかがかということについて、まず質問の1つ目として伺います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 11月26日の記者会見で表明したとおり、誠意をもって対応したいと考えております。市民の皆様の声を聞く中で、ミックス事業の候補地選定は白紙に戻し、候補地の選定をやり直す考え方でございます。整備の時期が相当ずれ込んできている現状がありまして、また、補助金返還の可能性もあり、早く整備する必要があります。補助金の返還というのも一方ではコストということになるわけでありますので、コストが多少増しても、理解が進むところで早く整備していくということも大切ではないかと考えるに至ったところでございます。場所の選定は、関係地域の参加のもとに、市民参加の協議会方式で進めたいと考えております。今まで急ぐ余りに説明不足あるいは対話不足だったということは反省しているところでございます。対立から和解、融和へと時間をかけてでも説明、対話に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 議会の場におきまして、ミックス事業の候補地の選定について白紙撤回をするんだという言葉を市長から初めていただきました。何で白紙撤回ということになるのか、白紙撤回についての理由です。地元で反対が起こってやれないから別のところへ移るということ、そういうニュアンスがあるのかどうかということです。この点についていかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 別のところへ行くということも含めて選定というものをやり直すということであります。なぜかということにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたが、補助金返還というのもコストの1つになってくるというこの時期に至ってはそういうことだと認識をしまして、コストが多少ふえてでもということで、理解が進むところで早く整備をしてまいりたい。この施設の整備が必要なことについては、議員の皆様方、また市民の皆様方においても、この施設の必要性については異論はないということだとは思います。どこに整備するかということが焦点でありますので、その点については先ほどもご答弁申し上げましたが、市民参加、関係地域の参加も含めて、協議会方式で進めてまいりたいというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 今の市長のご答弁を聞いておりますと、地元の皆さんから、白紙撤回宣言が出た後で私のところへ電話がありまして、そのことを思い出します。というのは、前回も、4年前の選挙のときに再考すると言って、我々は裏切られてきた。今回も白紙撤回と言ってうかうかのったら、白紙撤回をしたけれども、また検討してみたらここがいいというふうに言われるのではないかと、そういう心配をして見えるんです。要するに市長はまるっきり地元の方に信頼されていないということなんですが、そういう心配をして見えるんです。今の答弁を聞いておりますと、私はそういう余地がまだあるというふうに感じられたのですけれども、選定地について白紙撤回するということは、次回のときに検討する場所は、もう二度と苗木の三郷、津戸については一切除外してから別のところを考えるということなのか、それともそこも含めて検討するということなのか、どういうことになるんですか。市長、お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 4年前の市長選挙での再考する、再度考えるという形で取り組みをさせていただきました。その当時は、当初は32カ所を候補地として検討して、津戸地区にお願いしたいという結論を得たわけですが、この際は、地元のほうからの要望も受けまして、地元の提案を受けて1カ所追加して、合計33カ所……

  〔「そうではなくて、次のときにどうなるかという話です」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 片桐議員、答弁中ですので。

  〔「ちゃんと答弁してください」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 答弁してから発言してください。



◎市長(大山耕二君) 1カ所追加して33カ所について再度検討させていただいたということで、結果的に津戸地区に再度お願いしたいということであったわけですけれども、今回はその選定の方式とか、あるいは候補地の選び方とか、そのことも含めて協議会のほうにゆだねたい。ある程度の絞り込みができた段階においては、その候補地の地元の皆様にも参加していただいて、最終的にどこがいいのかという結論を出していただきたいということで考えておりまして、そういう中においては津戸地区も候補地の1つになり得る。その津戸地区が入るかどうかは協議会の中で決まっていくものであるというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 地元の方たちが懸念して見えることが余地としてあって、4年前も裏切られたけれども、また今回も白紙撤回と言いながら再び言われる。ここがいいというふうに言われる可能性がある。そういう中身の答弁であったというふうに理解をいたします。

 質問の2つ目に入りますけれども、市がミックス事業用地と指定した場所は、地元にとっては地域のイメージアップを図る約束の地であります。白紙撤回の宣言を今議場でこの場で市長はされましたけれども、約束は果たされるのかどうかです。これは、ミックス事業を行う、行わないにかかわらず、あの場所で行う、行わないにかかわらず、約束のある地だということで、その約束は果たされるのかどうか。果たすつもりがあれば、どのように約束を果たすつもりなのかということも含めてご答弁をお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ゲートボール場を含みます浄水公園の約束は果たしてきているというぐあいに認識しております。それ以外についての約束はなかったと認識しております。今後の協議会の結果において、もしものことでありますけれども、津戸地区が候補地とならない場合につきましては、あの土地の活用については、公的な活用も含めて地元の皆さんの意見を聞きながら十分検討していきたいというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 今の市長のご答弁は、今後の公共事業を進めていく場合でも、別の場所にしたら、市長は前から言ってみえたみたいに反対運動がいっぱい起これば、では、別のところに市が持っていくと、そういう前例をつくるということ、この危険があるわけです。これもまずいことだ。それから、約束という問題でもやはり考え直してもらいたいというふうに思うわけです。どうしてかといいますと、この約束ということについては、あそこにミックス事業を持ってくるとか何とかという前の段階、苗木の終末処理場をつくるという平成も1けたの段階です。4年とか7年とか、その段階から、地域のほうからは環境をよくするとか、イメージダウンにならないようにということで、文書でもって市のほうへも要望が上がってきたはずです。

 もちろん、そこは、今回市が指定をしたミックス事業の用地だけに限ることではないのですけれども、しかし、そこの場所も含む地域をイメージダウンにならない、環境をよくするということで、終末処理場の施設をつくっていくんだと、こういうことがあったわけです。そして、土地を買うに際しては、契約書との関係でもきちんとありました。正式に何々するんだということで、公共用地として買収する目的が書いてありました。加えて、土地買収に関する地域との過程の中では、話として、住宅地をつくるとか、公園をつくるとかという話があったわけです。そういう経過を持った土地なんです。それを約束をすべて果たしているなどと言い切るのは、そこには無理がある。明らかに無理があるというふうに思います。

 ただし、その計画というのは、市長がおっしゃるように、多分市長は法的拘束力を持った約束ではないというふうにおっしゃっているという気が私はするんです。法的拘束力を持った約束ということではないのではないか。この辺は私も何となく感じるところはありますけれども、しかし、その間の経過を見れば、約束がなかったと言い切ることにも、これは無理があります。それから、地元の皆さんにもそれなりの期待を抱かせているというところがあるわけなんです。

 そういう意味でも、法的拘束力はないとしても、地域の皆さんとの関係においては、行政は責任を持たなきゃいけない約束がある。そういう場所だから、今回あそこを白紙撤回するとすればあの場所以外で考えていかなければいけないと、必然的にこうなるんだということだと思います。法的拘束力だけにとらわれて、この間約束がないと言い続けてきたところに、ミックス事業というものを打ち出してからは3年間の時間を費やしてしまった。ここに市の判断のミスがあったと私は思いますけれども、いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 法的拘束力がないということについて、今片桐議員のほうからそう感じるという部分は、お話をいただいたとおりでありまして、この要望については、当時市のほうも聞かせていただいているということでありますが、その中においては約束としては、先ほどもご答弁申し上げたんですが、ゲートボール場を含む浄水公園の約束というものを指していただいて、それについては既に果たしたと思っておりまして、このイメージアップに関してのやりとりはさせていただいたことは認めますけれども、それに関して約束という状態においてのものがあるということは認識していませんで、今のご質問は、津戸地区が候補地とならない場合のお話をされているような気がいたしますので、まずは、このミックス事業の施設をどこにどうつくるかという部分が一番大事なところでありますので、その結果の落ち着きように応じて、また先ほどご答弁したような形で、津戸地区が候補地とならない場合につきましては、あの土地の活用については、公的な活用も含めて地元の皆さんの意見も聞きながら十分検討していきたい、そのように考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) そこが大分違うところで、法的拘束力を伴う、伴わないということがあったとしても、地域の方たち、苗木の方たちがそういうふうに思って見えるとか、土地を買うときの契約書自体もそういうふうに明文化されておるわけでありますし、平成4年、7年と、ミックス事業などという計画が出てくる前からもいろいろな形で地元との契約を交わしてきている。そういう積み重ねというのは、これは行政と住民との約束と考えなきゃいけないんだ。そういうところだから、初めから白紙撤回をしなきゃいけなかったところなんです。それをこだわってきたからこういうふうなことになったということを私は申し上げたいと思うわけです。

 それから、約束がまるっきりない、市が果たしちゃったということであれば、こういう発想を市長が持っている限りは、地元の人たちにとってみれば、再び大山市長が当選すればだまされたという結果になるんじゃないかと、こういうふうに懸念されるわけです。そこを一つ改めて市執行部には考え直していただきたい。大山市長には考え直していただきたいと私は思うところです。時間がありませんから、この問題だけでいくわけにはいきませんので、考え直してもらいたいということで要望しておきます。

 考え直さないと、反対運動すれば、それでは断れるのかという話になるんです。そうではない。約束があったから、あそこにしてはいけなかったんだというふうに反省しなきゃいけない。そういうのが大山執行部の課せられた課題だということだと思います。

 次に行きます。ここに至っての白紙撤回宣言はあまりにも無責任きわまりないことです。大失政だと自分で認めたということだというふうに受けとめますけれども、市長はいかがお考えですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、先ほどもご説明しましたが、見直しということでありまして、協議会方式でということも先ほどご答弁したとおりで、まだどういう形でこの問題が落ち着くか決まったわけではない状態であります。全体的にこの問題がどう落ち着くかということによって評価されるべきものだというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 自分として失政であると思うのかどうかということを聞いているわけですから、そのように答えてください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 全体的に失政かどうかということにつきましても、全体的にこの問題がどう落ち着くかということによって評価されるべきものだと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) なかなか現実が自分でも見えていないということかというふうに思います。

 それから、ここに至って白紙撤回宣言をするということでありますけれども、市長はこの間、多大な迷惑を住民の皆さんにもかけてきておるわけです。この間、謝罪をする、謝罪をすると議会のたびに3月以降言っておいて、このままでいくと、全く一言も言わないままこの場を去ってしまう可能性もあるわけです。これは、選挙前にまずいです。出直し市長選挙に出ようというわけですから、これは来て見えますし、ここで言わなかったら、市長は言うときはないかもしれんです。住民の皆さんに本当にどう思っているのか。どうですか。言えませんか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) いろいろな形で地元住民の皆様にもご心労をおかけし、また、不快な思いもさせてきたという部分は私も感じておりまして、そういった点については申し訳ないというぐあいに思っております。そういう意味で、今の事態に至ったこの事態を切り開くという意味におきましても、候補地の選定を見直すということで表明をさせていただいているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) この間、3年有余にわたりまして、地元の方たちを中心にして大変な不安に陥れてきて、つらい思いをさせてきたというふうに思うんです。それから、記者会見でも市長は、本当は違うんだけれども、地元の人は話し合いをするなどというふうに言っていないとか、しようと思っていないなどということも言ったこともありましたね。悪者にさえしてきたんです。そういう人たちに向かって最後に言う言葉が今のように軽いのかと思うと、極めて情けない思いがいたします。せめて、きょう、ここに傍聴としてお見えになって見えるたくさんの人たちを地域の代表の皆さんだと思って、本当に心から地域の人たちに市長の謝罪の思いを述べてもらえませんか。いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この問題は、今の苗木の下水道処理場の整備にかかわる過去をまだ背負っている部分もありまして、また、先ほど片桐議員も、この汚泥の乾燥というものが環境センターの整備に際してできていなかったと、そういう難しい部分を背負って私もやってまいりました。そういう中において、結果的に地元の皆さんにも大変な心労をおかけし、また、不愉快な思いもさせたということにおいては、申し訳ないというぐあいに思っております。ただ、この点については見直し作業というものがこれから市民の皆さんの参画のもとに、また地元の参画のもとに行われるわけでありますので、私としてはその結果に基づいて、また評価されるべきものだというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 議長にもお願いしたいですけれども、市長の答弁は質問に対してきちんと答えてもらえばいいわけで、今でも長々と言っているけれども、本当に謝罪ということなのかなと思えることは極めて少ないです。また答弁のほうについてもご指導をお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) わかりました。質問を続けてください。



◆22番(片桐光朗君) 2度言って、その程度の思いしか持って見えないということはよくわかりました。肝に銘じておきたいと思いますし、それからまた、地元の皆さんも、今の市長の答弁が弁解だったのか、本当に私たち地元住民に対する謝罪の言葉であったのか、心が込められていたのか込められていなかったのか、よくご理解いただけたんだろうというふうに思います。

 ちょっとつけ加えておきますと、私はきのう、夜、本を読んでおりましたら、人として高さのない者から発せられた言葉はほかの人に届きにくい、こういうような文章に出会いまして、あっというふうに実は思いました。人格的に高い、そういう人でない者から発せられた言葉というのは人の心に届きにくいというんです。今、市長のご発言を聞いておりまして、何でか知らんですが、昨夜の読んだ本の一節が浮かんでまいりました。8年間の空白ということになるわけですし、白紙撤回です。なぜこういうことになったというふうに市長はお思いですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、先ほども申し上げているところが過去に経緯としてあったということ、それが大きいわけですけれども、そのほかには、合併後の政治的混乱というものもまたあったように思います。下水道とか、あるいはこういった環境センターとか、こういうような問題につきましては、過去においても大変長い時間を要して中津川市においても事業をしてきております。そういう中においては、政治的安定というものも、その事業を進める上においては必要なところだというぐあいに思います。そういう意味において、多くの時間を費やしてきているというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) よくわからない答弁です。聞いていると、議会の混乱がこういうことになったと、そういうことをおっしゃっているんですか。改めて今の答弁についての質問です。お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 一般的にこういった施設は大変時間のかかるもの、手間のかかるものであります。中津川市においても、例えば桃山の下水道、坂本の下水道、苗木の下水道においても、総じて10年以上の年数を要しているところでございます。そういう意味において、こういったことを進めていく上においては、政治的な安定が必要だということを痛感しているところでありまして、そういったこともまた一因ではないかと思います。いずれにしましても、こういった施設というのは手間と時間がかかるというものであります。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 今の答弁について、まだわかりませんので、もう少しお尋ねしたいと思いますけれども、少なくても外部乾燥施設については環境センターは平成16年4月1日稼働です。そこから7年間のうちにつくっていくんだという規定が初めからあって、それに従ってやってくるということだったわけです。しかしながら、7年間の有余があって、22年の末までにつくって稼働させていく。今は23年度ですから、もう稼働しているという状態、これがやらなきゃいけなかったわけなのでありますけれども、3年半については、私はさっきも言いましたけれども、100条委員会を市長は見ていただけで済ませたでしょう。それを政治的な混乱というんですか。どういうことなんですか。100条委員会をやっていたって、執行部は執行部として、7年間の有余の中でやらなきゃいかんわけですから、やればよかったじゃないか。何でやらなかったのか。やらずにおって、見ていただけで、議会のほうに責任があるとでも言っているような、そんな答弁というのはないじゃないか。自分の責任があるじゃないか。このことを言いたいと思いますが、いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今過去のお話をいろいろとお尋ねであります。環境センターの外部乾燥という部分は、もともと環境センターが内部乾燥でとり行うというところが前市政においては、またそれが内部乾燥を外部乾燥にするという変更がなされたところであります。その変更のいきさつについては、今ご指摘のように、100条委員会のほうでその中身については審議する、こういう形で時間がとられた部分は確かなところでございます。その100条委員会の結論の中において、外部乾燥を早く進めるようにと、こういうお話を執行部としては議会からいただいたわけで、その議会のお話を受けて急いでとり行う、こういうことを進めてきたわけであります。

 そういう中において、19年度だったと思いますけれども、夏のときに、この津戸のほうにおいてお願いしたいということで市議会のほうにもお話をさせていただいて、市議会の皆さん方におかれましても、いいところを選んだというご判断をいただいたところであります。片桐議員のほうからも、こういういいところをよく選んだ、早くやれというお話もいただいたところで、そういう意味で地元の皆さん方に理解を得なきゃいかんということで当たってきたわけであります。その議会の皆さん方のお話も地元の理解をしっかりと得るようにと、こういうお話をいただいていたところでありまして、それを受けて私どもも執行部として動いたというところが過去の経緯でございます。そういう中で苗木の下水道の事業にかかわる過去のいろいろな経緯、そういったものもあり、なかなか理解をいただけなかったという部分であります。

 いずれにしましても、先ほど申し上げましたように、こういった施設は手間と時間がかかるものであるということでございまして、8年間ということを費やした部分については、また申し訳ない気持ちがしております。ただ、補助金返還の可能性というのは片方においてはあるということでありますので、それもコストのうちの1つだということを考えるとすると、コストが多少かかってもほかのところでご理解をいただければ実施していくというのも、今の時点においてはその方向性だということで、見直しを市民の参加のもとの協議会にゆだねていくという形でお願いをしようとしたところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 市長は11月26日の記者会見で、これからのこととして、対立から和解、融和の市政へとやっていかなきゃいかんと、きちんともっと説明をしっかりしていかなきゃいかんというようなことをおっしゃったようでありますけれども、今の話を聞いていると、そういうふうに言ったとしても、ちっとも前と変わっていない。もっと変わっていかなきゃいけないのは、そういうもとになるのは人間性、相手の質問に対して答える、人の気持ちに対して対応していけるようになる、そういうことだというふうに思いますので、あえて言っておきます。

 8年間の空白です。これは失われる時間をつくることで無駄になった費用、それから、今後のことも含めて無駄になる費用、幾らになるのかということですけれども、この点について伺います。事業だけではなくて、関係する裁判費用、あるいは答弁できれば、これまでかかった職員の人件費、そういうことも含めてお答えをいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 平成16年以降の新衛生センター建設事業とミックス事業には委託料等で合計約6,000万円かかっております。しかし、この費用につきましては、そのときそのときの段階で事業の実現のために努力した結果であり、必要となった経費であり、無駄ではないと考えております。裁判費用につきましては、ミックス事業とは直接的な関連性はないと考えております。人件費は、専従職員ではないため、算出はできません。

 なお、今後につきましても、成果等を有効に活用しながら取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 16年以降の事業費については6,000万円だということなんですね。そういうことでよろしいですか。もう一回確認です。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 総事業費で6,000万円です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 白紙撤回をすることで、これまでかけてきた事業費6,000万円については結局無駄になってしまった。どぶへ捨てるということを大山市長はしたということになるわけですが、それだけではなしに、今部長の話を聞いてみると、裁判費用は別のことだという話です。それから、まだありますのは、今年の4月の市会議員選挙だったんじゃないかな。ミックス事業についての市の広報が、特定の候補者、もちろん市長が応援しておる候補者のもとで使われておって、それがわかって、これはどういうことだということで問題になったことがありました。ああいうものを独自につくって発行しておりますが、そういう費用というのを含めるとどういうことになるんですか。さらにふえると思うんですが、答弁をお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) それをすべて含んでおります。

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 櫻井君、もう一度。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 委託料とかです。

  〔「先に部長の答弁が聞こえなかった」と呼ぶ者あり〕



◎水道部長(櫻井邦彦君) 事業費等総額で……

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 委託料とかミックスニュースとか、そういった資料等につきましては含んでおりますけれども、今ご質問の件についての資料については入っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) ですから、先ほどの部長答弁で、裁判費用や、今のチラシというか資料というか、その分に入っていないと言われたものですから、その資料代や裁判費用は別途幾らかかるんですかということをお尋ねしたわけですので、お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 今通告の中では、そこに入った部分までは通告されておりませんが、わかれば答弁してもらいます。いいですか。



◆22番(片桐光朗君) (4)の中の「関係する裁判費用や、できれば職員の人件費もお答え下さい」というふうに書いてあるわけです。通告で聞いておるわけですから。



○議長(吉村俊廣君) わかりました。いいですか、その部分。水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 先ほどもお答えしましたけれども、裁判費用とか人件費につきましては入っておりません。広報等につきましても、ミックスニュースとか、それは入っております。

  〔「だから、裁判費用は入っていないから、幾らかかっているんですかと聞いておるわけです」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 現在、裁判を2件抱えております。1件は、指名に関する裁判、もう1件が、土地境界に関する裁判です。2件合わせまして、現在約160万円でございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 事業費6,000万円プラス裁判費用で160万円、それからもう1つ、ミックス事業ニュースについてはわかりましたけれども、そのほか、市の広報担当のほうでつくった資料があったんじゃなかったですか。これについての経費はどうなっておりますか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 市が主催する懇談会等で使用する資料については、他の広報紙の発行等と同じ費用で算出をしております。それから、後援会等が主催する報告会等の資料につきましては、当然私用でございますので、印刷費用については後援会等へ請求を行っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) つくってはみたけれども、金についてはちゃんともらっているという話なら、そういうことにして……

  〔傍聴席で発言する者あり〕



◆22番(片桐光朗君) 後ろの方、すみません。どんどん時間だけがたっていくものですから、質問に集中させていただきたいと思いますので、お願いします。

 いずれにいたしましても、これは事業費は最大6,000万円と言いますけれども、多分人件費のほうが大きいと思うんです。この間、本当にせき立ててきて、事業費は6,000万円なんだけれども、これは人の使ってきている金のほうが大きいと思うんです。今白紙撤回と言うに当たって、市の職員の皆さん、それから、市民の皆さんへ、先ほどは住民の皆さんにと言ったんですが、謝罪の言葉はございませんか。ひとつお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) こういった施設は、先ほども申し上げましたけれども、桃山の下水道にしても、坂本の下水道にしても、この苗木の下水道にしても、10年以上の年数を要しているわけであります。そこにおいても職員の皆さんも過去において相当頑張って取り組んでいただいて、今に至って実現していると思います。私も坂本の下水道については後半の部分は担当させていただきましたので、しっかりとやらせていただいたわけですが、そういう意味において時間と手間がかかるという部分については、そういう性格の施設であるということはご理解いただきたいと思います。もう少してきぱきと早くできればいいという部分は私も感じますけれども、相手の方がおられるところでありますので、そういう意味においては私としてもじくじたるものがあります。長くかかっているという点については、職員、また地元の皆さん方、市民の皆さん方に対しては申し訳ないという気持ちは持っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) どういうものかというふうに思います。本当に市長のこれまでの対地域との対応が非常に悪くて地元の人を怒らせている中で、それでもここまで支えてきたのは、担当の部の職員たちが地元へ行ってそれなりの信頼を集めていたからなんです。それで支えられたから8年来たんです。そのことをしっかりと市長こそ受けとめてもらいたいというふうに思うんです。あれだけ悪く言われながらも、職員が支えてくれたから対地元との関係はここまで来れたんだということをしっかりと受けとめてもらいたいと思うんです。

 その一方で、白紙撤回をしちゃったわけですから、そんな努力で支えてくれた、本当に悪者にもなりながらも、それでも地元の方たちの信頼をそれなりに持ってやってくれた、そのことに対して白紙撤回をした市長はしっかりと謝らなきゃいかんということです。それもわからないような人だったら、これは本当にトップとしておる資格がないということだというふうに言っておきます。

 次に行きます。再出発をすれば、また時間がかかります。6億円と言われる補助金返還が迫られた場合、その責任はだれにあるとお考えですか。市長の答弁を求めます。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほども申し上げましたが、こういった事業は大変手間と時間のかかる部分でございます。補助金返還というものはまだ迫られているわけではありませんけれども、可能性はあるというぐあいに絶えず認識しております。その補助金返還とならないよう理解していただけるような形で整備を進めてまいりたいと思います。そのために候補地の選定については見直しをしていくということでございます。ただ、まだ決まったところではないのでありまして、そういった全体が落ち着いた段階において、また評価を受けるべきことだというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 先ほどから手間暇かかる、中には10年の実例もあるということをおっしゃるわけですけれども、それがわかっているのにもかかわらず、ミックス事業については7年の期間があったわけですけれども、3年半を100条委員会を見るだけで費やしてしまって、その後進展がちっともしないような状況にみずから落とし込めたということでなっているわけですから、その上で白紙撤回をしなきゃいけないというのは、自分の責任をどういうふうに考えていますか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 100条委員会で時間を要した部分は、議会のほうでのご議論というものを尊重する……

  〔「見ておったことに対しての責任を問う質問です」と呼ぶ者あり〕



◎市長(大山耕二君) 尊重するという部分において取り組みをさせていただいたところであります。その100条委員会での結論が出てすぐにおいては、このミックス事業の組み立て、取り組みをしてきたところでありまして、議会のほうからの要請に基づいて今やらせていただいているというぐあいに思っております。ただ、責任論という部分については、また見直しの結果、どのような形になるということが落ち着いたわけではありませんので、そのときでの評価ということになろうかと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 100条委員会の要請がなかったとしても、16年の4月からはやっていかなきゃいけなかったことをやらなかったわけですから、行政の責任です。100条委員会に自分の責任をぶつけてはいかんというふうに思います。市長、改めて答弁をお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 行政の責任という部分においては、私も前市政から引き継いでいる部分もありまして、今までそれについてはとやかく言った覚えはないわけでありますけれども、そういう形でいくと、既に環境センターがスタートするときにおいて外部乾燥というのはしっかりと整備されているべきものであったように思います。私はそれを引き継いだときから、100条委員会の要請をしっかりと受けてここまでこの事業を進めるべく努力をしてきたということは市民の皆さんにもご理解をいただきたいというぐあいに思っております。責任論については、先ほど来から申し上げておりますように、全体としてこの問題が落ち着いた時点において評価されるべきものというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) みずからの責任も、それから、この間、本当に苦しませてきた住民の皆さんへの思いやりも、市民の皆さんの大事な血税を使うということについても、その認識が私の思いとは大分違うということがよくわかりました。まだまだ言いたいところでありますけれども、次の質問に移ります。

 大きな質問の2つ目、「新しい図書館についての地域説明会と学習会」などが大山市長の出直し選挙に向けた運動として政治的に使われていることについて、に入ります。

 新しい図書館についての地域説明会と学習会が10月31日から11月28日まで市内13会場で開催されました。私は、阿木会場と坂本会場に参加しました。この段階は、既に大山市長リコールの住民投票が12月25日に実施されることが確定しています。ここで2つのことを感じましたので、この場でお尋ねをしたいと思います。

 1つ目は、なぜ図書館建設の工事を発注して起工式が済んでからこういう説明会を開催したのかということです。新図書館建設問題は市を二分する大きな問題です。議会で議決をする前に、市民の皆さん、こういう計画でいかがでしょうかと言って説明をし民意を問うというならわかりますし、そうするべきでした。しかし、最後まで民意を問わず、工事を発注しておいて、住民投票が確実になった段階で説明会を開催するとなると、その陰にある思いは、市民に対して納得してくれ、理解してくれ、のみ込んでくれと、主権者に結果だけを押しつけることになります。市民が主役という大山市長の公約はどこ吹く風、本末転倒の進め方だと断言いたします。また、地域説明会が住民投票対策といいますか、大山市長の出直し選挙に焦点を当てて、政治目的で開催されたと言わざるを得ません。この点について市長はどう考えるのか、まずお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この新図書館建設については、市民の皆さんからも説明を求める声がありました。そういう意味において、かねてより所管部署にもっと小まめに説明するように指示はしていたところでございます。設計とか発注とか、いろいろな段階がありますけれども、事務レベルで説明できる状態になったということを受けて開催されたものでございます。この点につきましては、政治的目的で開催したものではございません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 今市長のほうから、説明をもっとしてくれという市民からの要望があったというふうに、それにこたえたものだと、こういうことなんですけれども、それでは、民意を問えという要望というのはなかったと、市長はまるきり聞いていなかったんですか。お尋ねいたします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 民意を問えという部分につきましては、請願が2度ほど議会のほうに出てきているところであります。この点については、不採択ということでいずれも議決がなされているところでございます。民意という部分については、また議会の市民の代表である議員の皆様方がそれをまた受けて、ここで執行部としてのいろいろな実施をしたいという提案についてチェックをされることだというぐあいに思います。そういう意味においては、私は議決を受け、民主主義のルールに従って、世の中も巻き込んで、この取り組みをさせてきていただいているところでありますので、民意というものはそのような形において私としては受けとめをさせていただいているということであります。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) そうすると、これは民意を問わなかったというのは、執行部の責任ではなくて、議会で賛成した議員がたくさんいるからだと、こういうことをおっしゃったわけですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 賛成、反対を問わず、議決というのは議会の意思でありまして、それは賛成した人の責任、反対した人の責任とか、こういうものではなくて、議会として市民の皆さんから選ばれた議員さんで構成される議会として市民の皆さんに負う責任でありまして、賛成した議員さんの責任という形で民主主義は動いていないというぐあいに認識しております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 市長は何を言っても、結局おっしゃっていることは、議会で賛成した議員が多数だったんだと。それだから、私はそれに従って民意を問わなかったんだとおっしゃっているわけですから、みずからは問う意思はなかったのかということもありますし、それから、本当に市長を支えてきた議員をそういうような形で言ったら、これは私はまずいと思います。

 それから、質問の2つ目に行きます。

  〔発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛に願います。



◆22番(片桐光朗君) 2つ目の質問については、私は書き過ぎておりまして、さきの5行については、これは質問の本旨というのがはっきりしなくなってしまうおそれが多々ありますので、通告の文書から省かせてもらいまして、読み上げます。

 2つ目は、公僕として公平であるべき市職員を市長は自分の政治活動に使っているということです。先ほどの説明会の話です。後援会員や市民団体ならいいのですけれども、市職員は市長の後援会員ではないわけです。それをこの議会で議決されてから――5行飛んで、次の段落のところから始めております。当時は住民投票決定、現在となってはそれもなくなりましたから、出直し市長選挙ということになりますけれども、それに向けた政治活動として市の職員を使っているということではないのかということなんです。この点について市長の見解を求めたいと思いますし、それから、先ほど私は本末転倒の進め方だということを申し上げました。政治目的に使っているんじゃないかということも申し上げました。そして、今回の市職員が後援会と違っているにもかかわらずそういう政治活動を行っている。これについて市長の謝罪を求めたいと思いますが、いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) この地域説明会の開催の日程につきましては、先ほど市長からも答弁が一部ございましたけれども、設計が3月までに完了する予定のものが、議会でもお認めいただきましたけれども、7月まで延びたという中で、いろいろな経費なりそういったことを積算することもあわせてやってまいりました。それで市議会への説明も8月23日の全員協議会でできたということでございます。したがいまして、それぞれ過程がございまして、市長の先ほどの指示も受けております。そんな中で計画をしたものでございまして、必ずしも政治活動という立場で私どもは開催したものではなくて、あくまでも事務方の説明会として開催をさせていただいたということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今の市職員は市長の後援会員ではないのです、市長の見解を求めるとともに市長の謝罪を求めると、こういうお尋ねでございまして、当然市職員は市長の後援会員ではないところであります。公僕ということでご指摘ですけれども、まさに私も公私というものの別というもの、また、政治的側面というもの、これについてはしっかりと分けて行動しているということでございまして、こういったお尋ねのような状態はございません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) お尋ねのような状態はございませんと言いますけれども、本来は、議決されてから説明会をするものではなくて、議決をする前にこういう案でどうかと、もっと言えば、こんな案をつくりたいけれども、その案に皆さん方の意見も加えていきたいから聞かせてくださいというようなことも含めてやっていくというのが筋だと思うんです。ところが、これは議決をして発注をして起工式が済んでから、これは要望にあったからと、そういうことでやる。しかも、その段階は、リコールが成立をして住民投票が行われることがわかっている段階なんです。そういうときにやらせるということは、部長がおっしゃるみたいに、事務的だというふうに言っても、中身は政治的内容を持たざるを得ない。それは市長の宣伝という形で、リコールの対象になっている人を支えるような中身にならざるを得ないということになるから問題だということを言っているわけです。そのことを承知しながら、執行部のトップが対応しなきゃいけなかったんじゃないのかということを言っておるわけですから、そういう意味でもう一回市長の答弁を求めます。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 議決については、まさにそれぞれの段階においてその議決をしていただくに足る説明はさせていただき、また、多くの質問もいただきながら、それを議決をしていただいているところだと思います。最初はこの事業を進めるに当たっては、設計というものも必要になってくるところでありますし、そういう予算も認めていただいているところであります。また、設計が終わったら、その中身についてはご報告をして、工事予算の議決というようなものもいただいたところであります。

 そういう段階を踏まえて、それぞれの議決の段階においてはしっかりと議員の皆さんにも説明させていただいてきているところでありますけれども、最終的にどのような形で整備するかという部分について、市民の皆さんのほうに設計内容というようなことについては説明不足というようなところは、市民の皆さんのほうからも説明を求める声があったということで、それにおこたえするような形で事務レベルにおいてやらせていただいているということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 全く納得できない話でありますが、次に行きます。この件の3つ目の質問になりますけれども、似たようなことはまだありまして、女性懇談会で配付された「市民のみなさまへ」というパンフレットと、それから、「大山こうじだより」ナンバー1、これは2011年11月18日、ここに手元に私は持ってまいりましたけれども、これは中身を見てみますと、内容やページ割り、使っているグラフ、文字の大きさ、あるいは配色、標題が「大山こうじだより」か「市民のみなさまへ」と書いてあるかの違いだけで、ほとんど一緒なんです。100%中身については一緒だと言ってもいい。これはどういうことかということです。これでは、市長は市の広報担当職員に自分の後援会活動をさせているということになります。どういうルートで市民の財産である情報、市職員が使った市の情報が「大山こうじだより」ナンバー1に出ていったものなのか。説明をしてください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 「大山こうじだより」につきましては、市のホームページに載っている事実に基づいて、市政について取りまとめたものでございます。女性懇談会資料の冒頭4ページにつきましては、その「大山こうじだより」の表題を変え、また、政治色を取り除いたものを使用しているため、事実に基づいた内容となっておりまして、それほど違うものにはなっていないということでございます。また、女性懇談会の資料の5ページ以降は市のホームページ掲載の資料を利用している、こういうことでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) そうしますと、私が勘違いしておって、「大山こうじだより」がもとになって、それを市の広報で使ったと、こういうことをおっしゃったわけですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そのとおりでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 「大山こうじだより」というのは、これはまるっきり個人の政治活動として行われているものと違うんですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、私が先ほど申し上げましたように、市のホームページに載っている事実に基づいて作成したものでありますから、政治色を除くと事実だけが残るという形において、それを今度は女性懇談会資料の冒頭4ページに使わせていただいたということでありまして、そういう意味においては事実というものをお伝えするという内容が懇談会資料のほうの冒頭4ページでありまして、「大山こうじだより」という部分については、そこに政治的色合いというものが入っているという状況でございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) これは驚きました。市長の政治活動の資料がそのまま市の公式の行事で使われているなどということについてはとんでもないことです。それから、政治色を抜いたと言うけれども、多分、これは表の中などを見てみますと、何年までは前市政、これからは大山市政、その部分が違うぐらいのことで、ほとんど中身は一緒ではありませんか。これは、自分の政治活動のために行政活動を使っているということになるんじゃありませんか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 政治的な部分については除くという形でありますので、そういう意味で意識してしっかりと除かせていただいているということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) いずれにしても、個人の政治活動で使われているものが、私は除かれているなんていうふうにも思いませんけれども、行事の中で行政の手でもって配られるなどというとんでもない公私混同をやめてもらいたい。地域説明会といい、この問題といい、市長の公私混同は目に余ります。市職員を自分の政治目的のために使ったと受け取れるようなことも、使うことも、今後一切しないと明言をしていただきたいのですが、どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、常日ごろから公私混同ということについてはしてございません。政治的な部分については市職員とは距離を置かせていただいております。そういうぐあいにとられるという誤解を受けるような部分があれば、十分注意をしていきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 誤解や6回なんていうものではなくて、ほとんどぴったり一緒。配色まで一緒ですから、これは、私は市でつくったものを市長が後援会の資料ということで使っていると思っていた。そうではなしに、市長サイドでつくったものを市の職員が自分の業務の中で配らせているというようなことは、これはとんでもないことだと、重ねて絶対に思われないようにと要望して、次へ行きます。

 最後の大きな質問、新年度予算編成についてであります。24年度予算編成の作業が進められているものと思います。そこで新年度予算編成の方針についてお尋ねをいたします。

 1つ目は、市長選挙が実施される年の予算は、通常骨格予算でいくものと理解をしておりますが、骨格予算でいくのか、本格予算でいくかの、どちらになるのかについてお尋ねいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 今現在、この段階におきましては、骨格予算でいきたいというふうに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 今の段階ではというのはどういう意味でおっしゃったのか、もう少し説明をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) まず、骨格予算でいくという今の考えでございますけれども、それは当初予算の編成の期限というのはほぼ2月初旬が期限でございます。それで、今の予定ですと1月の第3日曜日が市長選ということでございますので、新たなその選挙で決まった市長がその間に市長の思いとか考えを入れられるかというと、私たちは無理であるというふうに考えております。しかし、そのときに決まった市長の考えによって、ひょっとしたら本格予算になる可能性もありますので、今のところは、私どもの考えでは骨格予算ということでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 私も市長選挙絡みでどういうふうになるのかということを思っておったものですから再質問をしたところで、今のように答弁をしていただければよくわかります。ありがとうございました。

 新年度予算の重点、目玉というのはどういうふうなものを考えて見えるのか。これについてもお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 骨格予算におきましても、例えば今の本会議で予算審議をお願いしております防災行政無線、それと寄附講座、そういうものは債務負担行為を設定をさせていただくということで審議をお願いをしております。それとか、来年ありますけれども、清流国体に向けての動きというのは、県とか関係市町村とのそういう共同歩調をとりながら進めていく。そういう事業につきましては、目玉事業ということで取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) もう少し、例えば病院だとか環境だとか、値上がりが懸念される国保だとか、市民の関心とのかかわりでそれなりのものがあったら発表をお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) ただいま考え方をお話をさせていただきました。ただ、まだどの事業をどういうふうに目玉事業としていくかというところについては詰めておりませんので、今の段階では控えさせていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) いろいろな分野があるわけですけれども、その中の新方針、骨子はどうかということです。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 骨子ということでございますが、今私どものほうでは、時代潮流をとらえながら、その時代潮流、それと市民の声を踏まえながら、その課題解決に向けた事業ということで取り組んでおりますけれども、その中でどの事業をということになりますと、あくまでも継続事業とか、その中でしか骨格というのは組めないものですから、その中で目玉をどれにするかということになりますと、今の段階では、先ほど言いましたけれども、お答えできないという状況でございます。



○議長(吉村俊廣君) これにて22番・片桐光朗君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時15分まで休憩といたします。

  午後0時05分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後1時15分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。続いて6番・田口文数君。

  〔6番・田口文数君質問席に着く〕



◆6番(田口文数君) それでは、発言通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。今回は大きく2点の質問をさせていただきます。学校トイレの改善について、救急医療キットについての2点でございます。

 学校トイレの改善について。

 文部科学省のホームページに、学校トイレ改善の取り組み事例集がありましたので、抜粋して行わせていただきます。学校施設は、児童・生徒が1日の大半を過ごす学習、生活の場であることから、適切な環境を保つことが重要です。しかし、既存の学校施設は、昭和40年代から50年代の児童・生徒急増期に建築されたものが多く、その老朽化が課題となっています。特に学校トイレについては、他の施設と比べて相対的に整備が遅れており、この改善を図る必要があります。

 文部科学省では、本年2月から、学校トイレ改修事例集として、作成協力者会議――主査として長澤 悟さん、東洋大学理工学部教授でありますが――を設置し、各学校設置者における学校施設の機能改善、向上の取り組みのうち、トイレ改善に係る取り組み事例を収集してきました。トイレ発、明るく元気な学校づくりとして、学校トイレが課題として取り上げられるようになって20年ほどになります。先進的な地方公共団体において学校トイレの改善の検討、改修が行われるとともに、日本トイレ協会、学校のトイレ研究会などの任意団体によるさまざまな活動や設計者からの提案が行われてきました。

 トイレについては、住宅のトイレ環境が向上し、商業施設や駅などの公共トイレの改善が進み、学校のトイレについても、近年整備された学校では魅力的な実例が見られるようになっています。これに対して既存学校施設については、老朽化したまま改修が進んでいないものが多く、相対的に取り残された存在になりつつあります。学校トイレは、汚い、臭い、暗いの3Kなどと言われており、改修工事を要するものや、尿石除去や、設備更新時の速やかな実施が必要なものであります。また、排せつ行為自体が恥ずかしいと無理に我慢する子や、からかわれるので学校ではトイレに行きたくないと考える子もおり、健康を損なうおそれが指摘されています。さらには、特に中学において、しばしばトイレの破壊行為が問題にされることもあります。人間にとって排せつは極めて重要な営みであり、これらの課題に対し、学校トイレが学習の場、生活の場である学校としてふさわしい快適な環境で長く使われ続けることが望まれます。

 以上のことを踏まえ、質問に移ります。小・中学校で耐震化が進んでいて、トイレの改修が行われていない学校はどこかがありますか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) トイレ改修が完全に行われていない学校は、小学校19校のうち、落合小学校、神坂小学校、坂下小学校、川上小学校、加子母小学校、付知北小学校、付知南小学校、田瀬小学校、下野小学校、福岡小学校、高山小学校の11校。それから、一部未改修の部分、これが東小学校、坂本小学校の2校で、全部で13校あります。

 それから、中学校におきましては、全12校のうち、未改修校につきましては、苗木中学校、坂本中学校、神坂中学校、坂下中学校、加子母中学校、付知中学校、福岡中学校、蛭川中学校の8校となっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。私は、実は東小学校のトイレのほうを見学させていただきました。改修しているトイレ、あと改修されていないトイレという形で見させていただきました。今お聞きしますと、かなりまだされていないところもありますが、実際、東小学校はそれほど汚くはないなという感じはしたんですが、やはり老朽化という部分で、排せつ、大をするほうの扉等はもうぼろぼろになっているという状況でありましたので、そういう部分をまたしっかりと先生たちの意見も取り入れながらお願いしていきたいと思います。後でまたそういう形で質問させていただきます。

 2つ目の質問です。学校のトイレで排せつ行為を行うことが恥ずかしい、また、汚い、臭い、暗いなどを理由にトイレを我慢している生徒はいますでしょうか。お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 以前はそうしたこともあったと聞いていますが、現在は、恥ずかしい、汚い、臭い、暗いという理由でトイレを我慢している児童・生徒については報告を受けておりません。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。現状がないということでありますので、また、もしそういう子がいましたらお願いしたいと思います。

 3つ目の質問です。2000年を超えて、新築、改修をする住宅はほぼ洋式にしているそうです。温水洗浄や暖房便座など快適化が進んでいますが、学校では、洋式のトイレの割合はどうなっていますか。また、障がいを持つ生徒や車いすを使う生徒のための専用のトイレはありますか。お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 学校施設のトイレの大便器は1,133基あります。このうち洋式化しているものは440基で、洋式化の割合は38.8%でございます。また、障がいのある子どもや車いすの対応ができるトイレのある学校は、小学校7校、中学校で6校で整備をしております。子どもの障がいに合わせて、その都度整備を行うように対応しております。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) まだ洋式がないというところがあるということですけれども、洋式トイレを設置していない小学校はどこでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 学校に一つもない小学校というのは今はございませんが、加子母中学校は洋式が一つもないという状態になっております。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) そうしますと、今後洋式トイレを設置する予定はどのようにお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) ないところにつきましては、学校と協議しながら、必要に応じて整備をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。学校生活が長いということもあります。ほとんどすべての今の住宅が、先ほど言ったように、すべてではないですが、新築、改修する家庭では洋式トイレがふえているということでありますので、逆に洋式しか使えないという生徒も今後出てくるということも考えられますので、洋式等の普及をできるだけ早くお願いしたいというふうに思っております。

 4番目の質問に移ります。トイレにおいての学習についてですが、食育など食べることの大切さ、教育はよくお聞きしますが、排せつ物がどのように処理されるのか、環境に対してはどのように学習をされていますか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) トイレの学習につきまして、小学校3、4年生が社会科の学習で、廃棄物の処理という選択教材で学習する中で、下水道の働きと仕組みなど、環境保護について学んでおります。あわせて3、4年生の小学校社会科副読本、私たちの中津川の中で、下水の旅、使った水の行方という項目がありますが、これを活用しまして学んでおりますし、実際に桃山などの下水道処理場のあるところへ行ってお話を聞いたりして学んでおります。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 今その処理場へ行って話を聞くということでありましたが、中学校はいいとして、小学校の生徒さんはどこの学校もそういう処理場のほうを実際に見学に行っているということでよろしいでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) すべての学校が行っているというふうに認識をしております。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 次の質問です。トイレのマナーやルール、後から使う人に対して思いやりなどの指導はどのようにされておりますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 使用後は水を流すことやスリッパを整えることなど、次の人を考えて使用するマナーについて指導しております。小学校1年生の4月に、和式トイレの使い方、それからマナーについての指導をしております。また、男子児童には便器に近づいて使用することなどや、トイレットペーパーの使い方、トイレを汚さない指導などをしております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) そういう指導をしていただいているということでありますが、実際、生徒は先生から指導を受けたということの中で、きちっと守られた状態で使用されておりますか。もう一度お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 学校のトイレは、先ほど申しましたように、かなり古いトイレがたくさんある中で、きれいに使われておるというふうに認識をしております。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 次の質問に行きます。今後、トイレ改修をする予定校はありますか。また、その改修をする優先順位はどのように決めていますか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) トイレの老朽化に伴い改修が必要であると認識していますので、学校施設の長寿命化改修計画、これは今計画中でございますが、これに合わせてトイレの改修も行っていきたいと思っています。また、トイレ改修の優先順位につきましては、汚い、臭い、暗いという状況を確認しながら定めていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。ホームページのほうを見ましても、まず先生方が一番改善してほしいというものは、水回りに約43%不満を持っているという結果もあるということもホームページのほうに書いてありました。トイレが汚いというだけではなくて、また水回り等の調査も行っていた中で優先順位が決まってくるということでよろしいですか。もう一度お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 今年度、長寿命という形で各学校を調査させていただきました中で、水回りの部分も調査しております。それとあわせてトイレのほうもしたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) それでは、トイレについては最後の質問になります。今後、トイレ改修をする際に、生徒たちでどのようなトイレにするか考えてみてはいかがでしょうか。ワークショップを開くなどして、どのような形や色にするか、そして、どのように使用するかなどを決めることにより責任感が出ると思います。現在第一中学校の耐震化とともにトイレの改修も計画されていますが、今言われたような生徒たちで行うということをお考えでしょうか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 自分たちのトイレとして、使い方や掃除について考えていくことは大変大切なことだと考えております。ワークショップなどの手法は子どもたちの意見を反映できる有効な手段でありますので、これからのトイレの改修を行う際には、学校トイレについて児童・生徒とともに検討を行っていきたいと考えております。

 また、第一中学校についてのご提案につきましては大変有意義なことだと受けとめております。また、第一中学校については、地域の人や生徒を交えて、改修工事にかかわる中でワークショップを行った実績がありますので、ここを利用させていただきまして、耐震工事に合わせて生徒さんたちの意見を聞いていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。ワークショップも開催しているということでありますので、生徒たちが自分たちでつくるトイレという自覚を持ってやっていただければ、トイレに関しても使用の仕方がまた変わってくるのではないかなというふうに思いますので、しっかりとまた見ていっていただきたいと思います。

 このトイレの質問をした中に、トイレというのも一つの教育だというふうに私は考えておりますので、トイレ掃除等もいろいろな学校で問題があると思います。いろいろな形でトイレ掃除とかいう部分が家庭につながるまた教育という形だと私は思います。あと、私は以前勤めていた会社の上司に、トイレ掃除がまともにできないやつに仕事ができるかとよく怒られたこともあります。トイレ掃除という人が使うという場所を自分が責任を持って掃除をする。それが自分の社会に対しての責任感だというふうに私は教わりましたので、子どもたちに、トイレという部分ですが、教育としてしっかりとご提示していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、次の質問に移ります。次に、救急医療キットについての質問です。22年3月議会で一般質問させていただきました救急医療キットについてですが、再度質問をさせていただきます。

 東北大震災を受けて、家族、個人の情報の大切さが重要になったのではないかと思います。薬を服用されている方、医師の処方せんが必要ではありますが、薬がなくなったときに提示することができます。また、高齢者だけの世帯では、何かあったときなど、身内や親戚などの連絡先を記入してあれば心強いのではないでしょうか。健康不安や持病をお持ちの高齢者や障がい者の方が救急で搬送される場合、素早く適切な処置を受ける必要があります。有事の際、高齢者がみずから病状を説明できない場合もあります。これらの問題を解決するために、この救急医療キットが生まれました。

 救急医療キットは、筒状の本体、内包されている使用者本人の医療情報、救急ステッカーがセットになっております。使用方法ですが、名前、年齢、血液型、持病、かかりつけ病院などの医療情報をシートに項目別に記入をいたします。これを筒状の本体にセットし、冷蔵庫の中に保存をします。次に、冷蔵庫に救急医療情報が入っていることを教えるために冷蔵庫に救急ステッカーを張り、玄関のドアの内側にも救急ステッカーを張ります。そのほか、この筒には本人の写真、健康保険証の写し、診察券の写し、薬剤情報提供書――お薬手帳です――の写し等も入れることができます。

 救急隊は、有事の際に救急で現場に到着した際に、まず玄関の裏側を見て、ステッカーが張ってあれば一番最初に冷蔵庫をあけ、救急医療の筒を確認し、次に患者を診るという手順で、的確な処置を施し、延命率を上げる役割を行う重要な仕組みとなっております。冷蔵庫に保管する理由は、ほとんどの家庭にあり、台所にあるからです。また、個人情報を自分で管理することで情報を随時更新できるメリットがあります。以上を踏まえ、質問に移ります。

 1つ目の質問です。中津川市のすべての世帯とは言いませんが、65歳以上の独居老人の方、高齢の夫婦、障がい者の方などに、民生委員さんと老人会の方と連携して配付してみてはいかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 平成23年度より、市内6地区で民生委員活動、社会福祉協議会支部活動などで、独居高齢者等を対象に、命のバトンとして配付に取り組んでおります。導入している県内の自治体では、情報更新や管理の徹底などが課題となっていますので、今後この点について研究してまいります。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 6地区もう既に入っているということで、私も気づかなかったんですが、広報の社協だよりに、蛭川と福岡という形が書いてありました。もう取り組まれている地区は、ほかにどこがありますか。お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 現在、蛭川、福岡、落合、川上、苗木、神坂地区につきまして、今年度取り組んでおります。東、南、坂本、阿木、山口地区につきましては、来年度取り組む予定になっております。その他の地区につきましては、現在のところ決まってはおりません。どの地区も民生・児童委員が中心となって、社会福祉協議会の支部、区長会、防災連絡協議会、まちづくり推進協議会などと連携して地域で取り組んでいただいております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。各地域で取り組まれているということでありますので、1つ心配するのは、各地域で取り組まれておりますが、中身に入れる用紙、統一したものが必要ではないのかなと。救急隊の方がどこの地域に行っても同じ用紙で見るということが必要ではないかなというふうに思いますので、この用紙の統一というものはどう考えておりますか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 既に作成、配付されている蛭川地区におきましては、西消防署と様式について十分打ち合わせを行い作成しています。今後作成する地区につきましても、他地区の様式を参考にし、統一した対応、ルール、運用の協議等を消防署と行い、連携して取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。救急隊の方がどこに行っても同じように対応できるような用紙のほうをまた今後考えていただきたいと思います。

 2つ目の質問です。他市では、救急隊による実用実績があり、必要として配付をしている他市の状況もあります。中津川市の救急隊の方が現場に駆けつけた際救急キットがあればよかった、素早い対応、処置ができたかもしれないなどの声はありましたでしょうか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) ひとり暮らしなど、家族が近くにいない場合において、意識不明で状態がわからない、自身で症状が説明できない状況では、キットがあれば活用できたとの声はあります。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 実際、あればそういう部分ではよかったという部分でありますので、実際何件くらい実例がありますか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 昨年1年間の救急出場は約2,800件でありまして、該当する事案は20件、0.7%であります。これは、年齢が65歳以上で、現場に関係者などがなく、かつ重症であった傷病者であります。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 20件ということでありますので、延命になるということでありますので、この辺もまたぜひ取り組みのほうをしっかりお願いしたいと思います。

 3つ目の質問です。救急キットとは関係ないかもしれませんが、緊急通報システムによる最近の救急の出動の状況はどれほどありますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 平成20年中は48件、平成21年中は46件、平成22年中は78件、平成23年10月末までが43件でございます。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) 緊急通報システムですので、何らかの事情でボタンを押されたということでありますので、その主な救急の内訳をもしわかればお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 平成20年中ですが、急病が36件、一般、これはけが等でございます。3件、その他、これは不搬送でございまして、誤ってボタンを押したため通報されて現地で誤報と判明して病院へ搬送しなかった場合です。9件、計48件。平成21年中は、急病が33件、一般が8件、その他が5件、計46件です。平成22年中が、急病が51件、一般が13件、その他が14件、計78件。平成23年10月末までが、急病が26件、一般が8件、その他が9件、計43件でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) ありがとうございます。中には誤報という数も含まれておりますが、実際緊急通報システムによって救急隊が飛んでいったという状況でありますので、また、救急隊の方、いろいろな形で大変だと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。

 その中で、緊急通報システムが署のほうに連絡が入った際、今緊急通報システムを入れている方の周りには協力隊という方がいると思いますが、その方たちに対しての連絡、連携というのはどういうふうになっておりますでしょうか、お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 通報時、応答がない場合、救急出動と同時に協力員、民生委員の方に電話連絡をして現地の状況確認等を依頼しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 6番・田口文数君。



◆6番(田口文数君) わかりました。実際、独居老人の方で、逆にボタンも押せないような状況等もあると思います。この救急医療キットが、今後、もし何かあった場合に大きく命に左右する部分になると私は考えておりますので、各地域で取り組まれていて、まだされていない地域もありますので、市のほうで地域に任せるのではなく、行政主導で何とか取り組みを行っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上をもちまして、質問を終わります。



○議長(吉村俊廣君) これにて6番・田口文数君の一般質問を終結いたします。

 続いて、13番・粥川茂和君。

  〔13番・粥川茂和君質問席に着く〕



◆13番(粥川茂和君) それでは、一般質問をさせていただきたいと思います。きょうのテーマは、通告のとおりでございます。中津川市の公立病院経営と財政状況についてをお尋ねさせていただきます。

 お尋ねの内容については、両病院における累積欠損金について、この1点でございます。多くの市民が望まない新図書館の建設を強引に進めるとして、本年8月に始まった大山市長の資質を問うためのリコール運動は、市民の皆さんに圧倒的なご支持をいただきまして、今月25日には市長の解職を問うための住民投票が行われる予定でございました。しかし、大山市長は、本定例会の初日に辞任を表明されまして、市長は行財政改革などの市政運営の全般のよしあしで選出されるべきということで、出直し選挙に出馬することを宣言をされたところであります。

 そこで、当市の財政状況を見てみますと、過去6年間で借金残高が193億円減少しておりますし、平成22年度末の実質公債費比率も前年より改善が見られるところであります。しかしながら、平成22年度の病院事業会計決算書によりますと、国保坂下病院の単年度欠損金は約2,200万円でございまして、累積欠損金額は約23億6,000万円、市民病院においては単年度欠損金は約3億7,200万円で、累積欠損金額は約52億3,400万円にも達しておりまして、両病院の累積欠損金額合計は約75億9,400万円にも及んでおるところでございます。

 こうした状況の中で、資金ぐりの目安とされております現金預金の年度末残高、もしくは流動資産から流動負債を減額しました差引運転資本の年度末残高の推移を見てみますと、現金預金におきましては、市民病院で、平成17年に約6億5,500万円あったものが、平成22年度末においては約8,900万円と、約5億6,600万円の減額でございます。同様に坂下病院は、平成17年度末が約3億2,200万円ございましたが、平成22年度末では約1億2,200万円となりまして、これもまた約2億円の減でございます。

 同様に差引運転資本でございますけれども、市民の場合、平成17年末には約11億4,000万円ございましたが、平成22年度末には約8億1,600万円となっておりまして、これもまた約3億2,400万円の減少でございました。同様に国保坂下病院においては、平成17年度末で約5億4,400万円ございましたが、平成22年度末には約4億1,600万円でございまして、これもまた約1億2,800万円の減少という状況でございます。

 そこで、当市の公立病院における経営状況は年々悪化しているのではないかということを思うわけでございまして、両病院におきます累積欠損金について、以下の質問をさせていただきたいと思います。

 まず、質問の1点目でございますが、平成22年度末の状況についての見解をお伺いしたいと思います。22年度末における当市の公立病院の累積欠損金額の合計額は前掲のとおりでございますけれども、公営企業年鑑によりますと、県内の主な公立病院の状況は、これは平成21年度末の資料でございますが、大垣市民の剰余金、約86億8,000万円は言うに及ばず、お隣の市立恵那病院はやはり剰余金が約5,800万円となっております。また、岐阜市民病院においては、剰余金約8億6,400万円です。国保飛騨市民病院、これも剰余金約2億1,000万円。欠損金が見られるのは羽島市民病院、約10億8,000万円。土岐市民病院と駄知診療所の合計額でございますけれども、約29億4,400万円ということで、当市の状況を思うと随分いいというような感じがするわけでございます。

 そこで、当市におけるこの状況は、病院経営においてどのように考えておられるのか。市民、坂下、各病院を人間の健康状態に例えるとどんな状況であるかご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 大変厳しい状況であるわけでございますが、単年度の赤字額は年々減少しつつありますので、健康状態では一概に言えませんが、強いて言うならば、市民病院も坂下病院も、入院治療中でありますが、回復傾向にある状態だというふうに考えております。現在、さらによい状態にするため、公立病院改革プランを作成して経営改善に取り組み、累積欠損金を少しでも抑えるよう努力しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 部長のご答弁はちょっと早口で聞き取れなかったので、もう一回ゆっくりお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 申し訳ありません。それでは、もう一度答弁させていただきます。

  〔「入院治療のところからです」と呼ぶ者あり〕



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院も坂下病院も、両方でございますが、入院治療中ではありますが、回復傾向にある状態だというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 患者にとっては随分希望を持てるお見立てでございまして、いいと思いますけれども、私の所見を述べさせていただくならば、慢性疾患である。しかも、随分重篤な状況であるというふうに思います。それぞれ解釈があると思いますので、これについては深く追求はしないでおこうと思います。いずれにしても、入院治療中であることには間違いないということであると思います。

 では、2番目の質問に移ります。繰入金額の推移と当該金額決定の考え方についてお伺いします。両病院の累欠の増加は一般会計からの繰入金額とも密接な関係があると考えることができると思います。両病院に対する繰入金額を調べてみますと、中津川市民の場合は、17年度に総合計で約4億7,100万円です。それが20年度は7億円の緊急繰入をしましたので約14億7,000万円でございます。対17年度は10億円の増額です。翌年度の21年度は7億8,100万円で、17年度対比で約3億1,000万円の増額、22年度は、同様に7億3,500万円で2億6,000万円ほどの増額を見ております。

 一方、坂下病院は17年度が3億5,100万円強でございましたが、20年度では4億3,658万8,000円で約8,500万円の増額、21年度が3億8,400万円強で約3,300万円の増額、22年度は4億1,660万円ということで、17年度対比は6,100万円の増額という状況であろうかと思います。

 そこで、17年度から22年度までの繰入金額の決定に関する考え方を年度ごとにお示しをいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 繰入金につきましては、一般会計において負担すべきものとして、国の示す地方公営企業繰出基準がございますので、これに基づき繰り入れを行うべきものと考えております。これは、繰り入れについての基本的な考え方でございますので、年度ごとに変わるものではございません。

 なお、繰り入れの実績といたしましては、先ほどご紹介がありましたが、両病院とも、平成17年度から平成19年度までは基準額を下回っておりましたが、平成20年度以降は病院事業の総額において基準額以上でございますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 20年度は、中津川市民の場合、資金ぐりが悪化しまして、緊急的に7億円の繰り入れをしておることは皆さんご承知のところでございますけれども、そもそも公立病院は市民の命を守るためにあるものでございまして、たとえ不採算の部分があっても、これは運営していかなければいけないという責務があるのはご案内のとおりでございまして、病院の健全経営にかかわる病院内の努力というのは言うに及ばず、その結果、努力をしても欠損金が発生した場合、これは行政として繰入金によって病院の健全性を保つ必要があるというふうに考えるわけでございますけれども、現下の状況は入院治療中であるということでございますけれども、投薬が少し少ないのではないかというふうに考えざるを得ない状況であると思います。これ以上の増額をしないと病状は一向に改善が見られないと思われますけれども、これ以上増額ができるものなのかどうか。できればしておるということかもわかりませんけれども、財政状況の事情から増額は可能かどうか、この点をお伺いします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 私どもの考え方といたしまして、企業会計に対する繰出金、これにつきましては、基本的には当該その企業の経営に伴う収入をもってこれに充てるというのがあくまでも基本でございます。ただし、その性質上、企業の経営に伴う収入をもって充てることが適当でないということとか、公営企業の性質上効率的な経営を行ってもなおその採算をとることが困難であるというもの、例えば病院でいきますと周産期医療に要する経費とか、小児医療に要する経費、それから救急医療に要する経費、それから高度医療に要する経費、そういうものについてはあくまでも国が示します繰出基準、その基準に沿って繰り出しをするということで、現在その基準に沿いまして限度額いっぱいの繰り出しをしているところでございます。

 ただ、これから今ご質問があったように繰り出しをふやすことができるかどうかというところでございますけれども、先ほども病院事業部長がお答えいたしましたように、経営改革プランに沿って今改革をしている段階でございまして、その状況を見ながら、また、あくまでも基準内の繰り出しをしていきたいと思っておりますけれども、あくまでもキャッシュフロー、現金の状況を見ながら、とてもこの状況では病院がもたないと、その辺の判断をさせていただく中で、繰出基準以上の繰り出しをさせていただくことはあるかもしれませんけれども、基本的には繰出基準内の繰り出しを行っていきたいというふうに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 基準以内ということでございますけれども、しかしながら、キャッシュフローを見ながら増額もあり得るというご答弁だというふうに解釈をさせていただきました。まさに平成20年度の7億円というのがそれでしたね。平成20年度、7億円の緊急繰り入れを行った結果、同年の単年度の実質公債比率は前年の15.5から17.2に上がりましたね。だから、いろいろな背景から繰出金はこれ以上緊急的にしかふやせないというふうに私は解釈をしております。この繰出金と20年度の7億円の緊急繰り入れと実質公債比率の17.2に上がった因果関係というのはあるのかないのか、お伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 実質公債比率が2%上がりました。それの大きな要因としては、緊急的に病院へ7億円繰り出したことは大きな要因となっているというふうに判断をしております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) そうではないかなというふうに思いましたが、そういうことは、今入院治療中の両病院に投薬をしたいけれども、満足に薬が与えられないという状況ではないかということを思うわけでございまして、次の質問にしたいと思います。

 とはいっても、病院内の経営健全化に対する努力というものも、これは大変重要な要素であるというふうに思います。そこで、平成17年度以降、どのような健全化のための対策を講じられたのかをお伺いします。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 欠損金を抑制するためには、まず各年度において経営改善を図る必要がございます。したがいまして、医師、看護師の確保に努めるとともに、病院全体で医業収益の増収と費用削減に取り組んでまいりました。医師、看護師確保につきましては、プロジェクトチームをつくり、現場レベルでの取り組みを実施してまいりました。また、医業収益の増収と費用削減対策として公立病院改革プランを策定し、目標値を定め、収益確保と費用削減に取り組んでまいりました。具体的には、市民病院におきましては、看護体制7対1、DPC導入などによる診療報酬加算の確保、診療材料の全国ベンチマークによる価格交渉などを行い、また、坂下病院におきましては、看護体制10対1確保など、診療報酬加算の確保を行ってまいりました。

 なお、平成22年度の経常損益は両病院とも公立病院改革プランにおける目標額を達成しました。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 先ほども企画部長から病院改革プランのお話が出ましたけれども、この病院改革プランというのは、単年度収支を改善するという、そういう内容のものであるというふうに認識いたしますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) そのとおりでございます。各年度ごとに数値目標を設けて、それの達成に向けて企業努力をするという、そういうものでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 本席の論旨は、累積欠損金にかかわるものでございます。単年度収支を改善して収支均衡にした、これでは累欠の解決にはならんわけですと思いますので、やはり改革を推進しながら繰入金の増額も考えなきゃいかんというふうに私は思うところであります。しかし、今経営健全化のために行った業務ということでございますのでお伺いしますが、資材費の低減のために価格交渉を行ったというふうなご答弁があったと記憶しておりますけれども、これも重要なことだと思います。これはどなたが対応していらっしゃるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院におきましては、総務人事課におきまして、契約担当の職員がおりますので、その職員が中心になってやっております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 契約担当の職員というと、部長ではないわけですね。その職員が一生懸命おやりになっていることはわかりますが、交渉力としてどうなんでしょうか。部長が交渉したり、例えば院長が交渉したほうがいいような気がしますが、そういった余裕は部長や院長にはないんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 直接たくさんの品目の契約等をしておりますので、主に中心は契約担当でございますけれども、大きなところにつきましては、私どもが介入するところはございます。院長は直接診療業務等がございますので、契約のところについては担当することは今はございません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 私は、院長もこの改革には積極的にかかわっていただくことが今後は望ましいのではないかというふうに個人的には思います。しかし、医療事故等々が今のところ後を絶っていないような状況でございますし、そういった対応もしなきゃいけないというようなことだというふうに思っています。この医療事故は、もちろん保険金で補てんをするということになろうかというふうに思いますけれども、この事故が発生するたびに保険金がおりるわけで、そうすると、自動車の保険なんかで言いますと、保険を使うと保険金がまた上がるという、そういう仕組みになっておるようでございます。この医療事故の保険については、保険金が上がるか、下がることはないと思いますけれども、同じかどうか、お伺いをしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 損害保険でございますので、その事故に対する損害保険につきましても、事故が発生すると、翌年度、保険料が上がるということはございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 残念ながら、この病院の収支改善、病院改革には、こういったマイナスの要素が随分重なっておるような気がいたします。職員の850人体制の早期実現で行政改革も進んでおるところでございますけれども、当然病院の事務スタッフもその対象になっております。したがって、私が思うところ、事務的な改善もなかなかおぼつかないというようなことを思っておるんですけれども、とはいっても、経営健全化をするために月次決算をして経営分析をしていらっしゃるということは前から承知しておるわけです。毎月の月次の経営分析結果をいち早く出して、それの早期対応が必要であるというふうに思うわけですが、毎月の月次の経営分析結果は翌月のどのタイミングで出ておるのかをお尋ねしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 翌月の20日前後にまとめております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 前月末の結果が翌月の20日前後というと、随分遅いような気がするわけですけれども、これはシステム的にそれしか出ないという、そういうことなんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 20日前でございますけれども、システムのところでそういった日程になっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) わかりました。このことも少し問題ではないかなというふうに思います。いずれにしても、こういう状況があるということは我々もそうであるし、執行部も認識をしていただいて、一日も早く退院ができるような取り組みをお願いしたいというふうに思うんですけれども、先ほど1番目の質問で、人間の健康状態に例えたらどうかという質問で、答弁と私の思いと食い違いがありました。

 そこで、4つ目の質問です。総務省が示す財政指標と今の前掲の累積欠損金の関係を質問したいと思います。総務省は、地方自治体の財政健全化のための各指標を設けておりますけれども、公営企業会計の状況をも検証する指標もありますが、この累積欠損金額の検証はどの指標で行われているのかをお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 累積欠損金は各事業年度の損失を積み上げた結果でございますので、経営の健全化を図るものとしては各年度の経常収支を重視することとし、単年度ごとの経常収支の額及びその変化で検証しております。経年的な推移を注視し、検証結果は経営改善の対策に生かすようにしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) 想定内の答弁をいただきましたが、実は、実質赤字比率というのがあるんです。これは、実質赤字額を標準財政規模で割り込んだものです。これは、流動資産から流動負債を引いた先ほどご案内の差引運転資本がマイナスになるとこの実質赤字になるということであろうかというふうに思いますけれども、現在は実質赤字比率は発生しておりませんね。これは、累積欠損金が増大してさっきの流動負債がふえた場合、これは発生するというふうに思いますが、そういう解釈でいいですか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 累積欠損金が即そこにあらわれてくるというふうには考えておりません。流動資産と流動負債というのは今粥川議員が言われたとおりなんですが、累積欠損金というのは資本金との関係で出てくると思いますので、累積欠損金が資本を上回った時点では債務超過ということになるかと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 13番・粥川茂和君。



◆13番(粥川茂和君) しからば、それは、自己資本金額を累積欠損金額が上回った場合、このときは経営破綻です。ということは、バランスシートで言うと、資産があって、こっちに負債と資本があるわけですから、負債が上回るわけですから、資本よりも負債が上回るということは、清算をしようと思って資産を全部売り払ってもまだ負債には届かないという状況なんです。そういう状況は経営破綻の警報と言われておるわけですけれども、この状況を見てみますと、市民病院は平成17年は自己資本マイナス累積欠損金、約37億8,000万円、ところが、平成22年度末は約22億3,000万円になっている。15億5,000万円ふえておるんです。坂下病院については、平成17年には10億6,000万円にとどまっておったものが平成22年度末には約9億9,000万円と、6,700万円減っておるんです。市民病院もそうですね。平成17年度には自己資本金から累欠を引いた額が37億8,200万円あったんですが、22年度は22億3,600万円に減っておる。あと22億円しかないということなんです。

 ちなみに、17年から22年度の累積欠損金の増額というのは27億5,900万円、徐々に回復しておるとおっしゃいますが、21年度までは回復基調ではなかったんです。22年度からやっと回復基調になった。また、回復基調から外れる可能性もあるということで、非常に心配な状況であるということでございます。どうかこのことは皆さんも肝に銘じておっていただきたいというふうに思いますし、財政改革、193億円の借金残高が減ったということであるというふうに思いますけれども、片方で総務省が示している指標にはあらわれない非常に心配な状況が着々と進んでおるということをここで再認識をさせていただいたと思います。

 そういうことを申し上げまして、私の一般質問を終わります。



○議長(吉村俊廣君) これにて13番・粥川茂和君の一般質問を終結いたします。

 続いて、10番・原 昌男君。

  〔10番・原 昌男君質問席に着く〕



◆10番(原昌男君) それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 その前に、けさ遅刻をいたしまして申し訳ありません。単純に時計の見間違いでございました。私も町会議員から10年ぐらいになりますが、こんなことは初めて、おわびを申し上げます。相変わらずのそこつ者で早とちりですが、まだ認知症が始まっているわけではありませんので、その点はひとつお許しをいただきたい。

 私の質問はただ1点、大山市長の辞職ということが先般表明されまして、22日には辞職されることになりましたけれども、首長の辞職というのは、これは重大な問題だというふうに考えてもらわないと困ると思うんです。8万の市民の生活に直結をしているわけですから、我々の生活は、今政府で社会保障をどうするか、年金、医療、その他、社会保障をどうするかということが論議されていますけれども、それは地方自治体を通じて市民に影響してくるんですから、その結節点にいる首長がそう簡単に辞職なんてことを言ってもらったら困るというふうに思うんです。

 もちろん、脳梗塞か何かで倒れて寝たきりになっちゃったとか、あるいは突然身体的に動けないことがあって到底職務に耐えられないということなら仕方ないと思うんです。そうではない、今五体満足でおるのに、辞職とは一体全体どういうことなのか。あまりにも無責任ではないですかということを申し上げたいです。辞職の手続は議長に辞表を提出すればそれで済むというわけなんですけれども、理由書によれば、一身上の都合ということです。報道はちょっと違いますが、それと報道との関係はこれから質問しますけれども、一身上の都合とは何かということです。

 そんな抽象的な、我々一般市民にサラリーマンはおりますが、この人が何か都合で自己都合退職するという場合は、一身上の都合でそれで済む場合もあるけれども、首長たる者が一身上の都合というような理由で――そんなものは、理由ではないです。何にもなしに退職されるのかどうか。そんなことは絶対にあり得ていいことはないわけです。日本に1,700、1,800の自治体があると思いますが、そこで首長の辞職が一体全体年に何件あるか。ほとんどないです。そんなことが報じられたことはない。

 この前、大阪府の橋下知事が大阪市長選に出るために辞職をしました。これは、大阪都をつくるために、そのためにはどうしても大阪市の首長に座る必要があるという明快な理由があったんです。承認された。だから、ああいう選挙結果です。それならいい。ところが、今、我が中津川市の首長の辞職というのは一身上の都合ということなんですけれども、そんなことでこの市が通り過ぎていっていいはずはないと思うから、そのことの解明をするために質問をしたいと思います。

 もう一つ、首長というのは、これは大山市長も覚悟してなっていただいたと思うけれども、戦時中にこういう言葉がある。月月火水木金金、年中休みがないんだということです。――だと思う。それから、どう考えたって、首長は24時間勤務です。8万人の運命、生活にかかわるんですから。それから、思うのに、酒なんか好きじゃなくても、酒席にもはべらなきゃならんこともきっとたくさんあるでしょうと思う。スポーツが好きでも、スポーツなんかやっている暇はない。首長という限りは、全身全霊を24時間365日ささげるという覚悟でなきゃ困るじゃないですか。それが一身上の都合だとか何かの都合で辞任するなんてことが許されますか。そんなことはあり得ないと思う。そういうことで、この問題の解明をやっていきたいと思いますから、よろしくお願いする。

 それから、まず、具体的な質問でありますが、1番目に、辞職の理由は、解職の住民投票を回避するためとの報道ですが、間違いありませんか。新聞はみんなそう書いています。住民投票を受けたくないから、早く言えば、住民投票を受けると自分の解職は決定的になると思われるから、これを回避して、次の市長選挙で何とか回復を図る、こういうふうに新聞は書いています。ほとんど全部の新聞がそう書いていますが、この点について、まず最初にどうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 11月26日の記者会見でも記者の皆さんを前にして申し上げたところでありますけれども、市長の評価というものは、新図書館建設など一部の事業についてではなくて、まちづくりや行財政改革のあり方など、市政全般の進め方のよしあしについてなされるべきと考えました。もう1つは、市長選挙というものは市長を拒否する側面もあるというぐあいに思いました。また、年末の忙しい時期に市民の皆さんの煩わしさを避けるべきという考えで、この3つの考えをもとに議長に辞職の申し出をさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 市民は、大山市長の解職請求を行いました。3万2,000余の人がわずか1カ月の間に署名をして判こをついたんです。その間にはどういう宣伝があったか。解職署名は公開されるから、署名をするについては覚悟して署名をしてくれという一種のおどしです。それがあった。それも2回も3回もありました。ここの会派の新聞にもそういうことは書いてある。にもかかわらず3万2,000の署名が集まったんです。

 それで、その結果、住民投票が行われることになったんですけれども、大山市長は、リコールというものは市政全般について評価してやってくれとか、そんなことを言うけれども、住民は住民の考え方があるわけでしょう。考え方に基づいて大山市長を解職しようとしたわけでしょう。それを否定する権利なんか、あなたにどこにあるんですか。住民の解職請求の代表の請求書の主内容は、1つは図書館建設であり、1つはミックスでした。それで大山市長を解職請求するということを住民が請求しているわけだ。それを否定する権利はあなたにどこにあるんですか。

 あなたはそういう請求を受けたら、それを新聞で何回か言っている。正々堂々と説明して受けて立つということを何回か言って、途中で変更しているけれども、何で変更したかということも聞くけれども、住民が2つの件に関して請求する限りは、それはあなたは受けて立つというのが市民の気持ちの上に立つ首長ではありませんか。それをあなたが勝手に、もっと市政全般について評価をしてくれとか、そんなことを言う権利があなたにあると思うのかと思う。だから、したがって、あなたは辞任するのではなくて、解職請求があった以上は、それを受けて立つということでなきゃならんのではないですか。

 今、一番最近では、リコールなんていうことは、朝日新聞が報じているけれども、10年間、わずかに25件です。2010年度では、例の鹿児島県の阿久根市の市長だけ1人です。彼は受けて立ちました。結果、リコールになったけれども、あなただってそれをやることが、市民が要求していることに対する答えではないんですか。その市民の要求にこたえないというのは、一体全体既に失格だということを言わざるを得ないと思うけれども、それでなおかつ、次の出直し選挙に出る。そんな資格があると思っているのですか。市民の請求になぜこたえないのか。市民の請求に素直にこたえなさい。

 我々は、大山市長解職について、賛成か反対か、法に基づいて住民投票をするからと言っているわけです。そうしたら、それを受けて立つのが首長としての当然ではないですか。あなたに政治家としてのそういう潔さがあるとは私は思わないけれども、そんな清潔さは、とてもじゃないけれども、今までの行政からして見られない。政治家というのは、潔くなきゃいけないんです。圧倒的な市民からそれだけの要求がされた以上は、それを受けて立つだけの潔さを示しなさい。その点はどうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) お尋ねは、何で辞職したかということと相通ずるところだと思います。リコールの権利については、私は市民の皆さんが持っておられるというぐあいには思います。市長選挙にも市長を拒否するという側面があるということは先ほどの答弁させていただいた中でも述べさせていただきました。まさにその側面は市長選挙という部分にもあるわけでありますから、年末の忙しい時期に市民の皆さんの煩わしさを避けるべきという考え方と、最初に申し上げましたように、まちづくりや行財政改革のあり方など、市政全般の進め方においてまた市長の評価というものもされるべきだと、これは私の考え方でございますけれども、そういう考え方の中において、住民投票ということの年末の忙しい時期の実施というのを避ける中での議長への辞職申し出ということをさせていただいたというところであります。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) リコール請求についての住民投票と、市長選挙が何で一緒なんだ。冗談ではない。リコール請求に対する住民投票は、大山市長がやったことについて、中心的には請求書は図書館とミックスだ。それについて市長は聞かなかったから住民がそれに対してのイエス、ノー、承認するか、しないかを表明することです。市長選挙は、大山さんはこの次もまた出るつもりらしいけれども、何人もの人が市長選挙には立候補する可能性があるんです。その中で選択していくんです。

 これだけの経過がある以上は、あなたが立候補しても、こんなことを言ってはなんだけれども、かなり厳しいだろうとは思う。けれども、あなたは何人かの中の1人として、今度の市長選挙、それと、たった1人の市長の業績をどう評価するかという住民の要求の投票とは違うではないですか。選挙と住民投票と、それを何で一緒にするんですか。そんなことは理屈が通りません。そんなことをやろうとするから、回避だと言われるんだ。どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 一緒にしているわけではなくて、市長選挙にはそういった市長としての過去の実績、そういったものも市民の皆さんが判断の材料にされて、市長を拒否するという、そういう選択の側面もあるというぐあいに申し上げたところで、側面があるということで、住民投票と市長選挙が一緒ということを申し上げているわけではありません。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 側面でしょう。あなたも今言ったとおり、それは側面だ。側面と言ったって、市長選挙ともなれば、5人立つか10人立つかわからない。その中には、5人立てば5人、10人立てば10人の政策があるわけでしょう。その中から市民はだれを市長にするか選んでいかなきゃいけないんです。それと、大山市長が今までやってきたことについて信任するかしないかということは全然違うじゃないですか。何でそこを一緒にするんですか。

 それからもう1つは、年末にその時期にということについては、市民は、それは僕の解釈かもしれんけれども、今度住民投票をできるというのは初めての経験だとして、わくわくしているんです。初めてできるんだと。わくわくしている、期待しているんです。もちろん、25日のクリスマスというのは、それはできれば避けたほうがいい。それはわかる。けれども、それには期日前投票の手段もあった。僕なんかは、はっきり言いまして、大山市長リコール派ですから、期日前投票を大いにこれから皆さんに勧めて推進しようと思っていた。そうすれば、25日を避けることができるから、そうすれば、年末忙しいという事情だって、それこそ回避できるではありませんか。そういう方法だってある。住民は、初めての住民投票で、しかも、早く言えば、市長の首をどうするかという住民投票にわくわくして、そのことを年末だということで苦にする風情なんか全然ありません。今住民は怒っているんだ。

 そして、何という言葉を使っているかというと、この間、朝日新聞のキャッチフレーズにもあったけれども、大山さんはこすいと言っているんだ。こすいというのは、ずるいというような同義語なんだけれども、ずるい程度の言葉の意味とは全然違うから、早く言えば、あいつは悪いやつだ、悪賢いやつで、こっちをごまかす、そういう悪いやつだ。ずるいというのには、ただ怠惰だというような意味もあるけれども、こすいということには、それどころの意味ではない。もっと重い意味が込められてあなたは批判されているんです。そのことをどう思いますか。こすいんだ。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そういう形でおっしゃっている方もまた一部にはおられるかもしれませんけれども、私はこのまちのありようというような形で行財政改革、また、まちづくりということで、市政全般の進め方、とりわけリニアという未来に向けての光がある中においてこのまちをどうしていくかというところにおいて、また、そういうぐあいに思っておられる市民の皆さんも含めてしっかりと訴えていきたいというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 市長を頂点とする市の職員は、市民の下僕なんです。わかっているでしょうけれども、市民の下僕なんだ。あなた方皆さんは、市民につかえるメンバーなんです。その頂点にいるのが市長です。そのご主人様、市民が、リコール請求するから住民投票を受けよ、3万2,000もの人が判こをついてやっているそのご主人様の意見に素直に従えないのかということです。あなた方はそれを否定するだけの、今は大山市長は市の業務全般だとか、年末だ何だということを言って、ご主人のその単一の要求が聞けないんです。それでいて、市の職員だ、名古屋の河村市長の言葉を使えば、税金で食っている身です。それが、そういうことでいいのかともう一遍聞きます。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) まさに公僕ということだと思います。そのご主人様にしっかりと今後のまちづくり、行財政改革のあり方なども含めて、合併の定着あるいはリニアのまちをどのようにつくっていくかというようなことも含めて、また、私がいろいろ担当させていただいた過去の施策の状況、そういったものも含めて判断していただくようにお訴えをしていきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) もう一遍言うけれども、これから先のことでなんて市民は言っていないんだ。今までの中心的には図書館のこと、ミックスのこと、そのことでご主人が大山市長を審判しようとしているんです。そうしたら、素直に受けたらどうなんですか。何回も何回も新聞で、11月の初めぐらいまで、審判を受けますと言っている。何で途中で変わったのか知らんけれども、審判を受けますと言っている。何で変わったのか知らないけれども、リコール署名を3万2,000がしたということは、市民の命令なんです。何でそれが受けられないかということなんだ。あなた方は市民の命令に抵抗するんですね。ご主人様の命令に。



○議長(吉村俊廣君) 原議員、今質問を……。



◆10番(原昌男君) その点については最後に質問する。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 何回も同じ答弁になって恐縮ですけれども、もとは同じところを聞かれていると思います。まさに公僕ということ、そのとおりだと思います。その市民の皆様のしもべということだと思います。その市民の皆様に今までの私の行ってきた市政の状況も含め、また、将来、このまちをどうしていくかというところも含めて、その言われたご主人様にしっかりとお訴えをしていきたいというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) それでは、根本のところは幾ら聞いても、結局市民の命令というか、ご主人様のそれは聞けないということのようですから、仕方がない。質問の2番目に行きますが、辞職の理由は、解職の住民投票を回避するためと全部の新聞がみんな書いている。これは、新聞のこの報道をどう思いますか。これは間違っていますか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 回避ということが書かれているというお話ですけれども、私は記者会見では、先ほど来申し上げているように、市長の評価というのは、新図書館建設など一部の事業についてではなくて、まちづくりや行財政改革のあり方など、市政全般の進め方のよしあしについてなされるべきと考えたということと、市長選挙は市長を拒否する側面もある。あるいは年末の忙しい時期に市民の皆さんの煩わしさを避けるべきという考え方の中において辞職を申し出て、また、出直しの市長選挙にも出馬させていただくということを表明させていただき、その後もずっとそのような形で記者の皆さんともやりとりはさせていただいているというところであります。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、もう一回聞く。それでは、大山市長は住民投票を回避するために辞職したとすべての新聞がそう書いているけれども、新聞たちは全部間違いましたか。新聞の言っていることは全部間違いだというふうに理解していいか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 新聞記事の論評については、私は控えさせていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 時間もありませんから、もう行きましょう。

 では、具体質問の2番目、住民から解職請求がなぜあんなにたくさんなされたというふうに思っていますか。私自身も3万2,000が1カ月であんなふうにたくさん集まるとはちょっと思いませんでした。しかし、みんな喜んで、おお、待っておったと、そういうことがなければあれだけの解職請求は出てこないです。ああいうたくさんの解職請求が出てきたことについてどう思っているか答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 多分通告の3番目の内容だと思いますので、3番目の内容でお答えさせていただきますが、政治的混乱というのもありまして、事実と異なる情報が市民の皆さんに伝えられたという側面があると思います。また、議決に加わり反対された市議の皆さんが署名運動を強力に推進されたということも大きかったのではないかというぐあいに思います。リコール運動が始まる前までに、平成21年9月から、8度も議決がなされ、その都度市民協議会の開催、また提言、また設計について、全国規模で37社からの応募の中のプロポーザルをいただいているとか、あるいは基金についてはワンコイン募金、780名を上回る市民の皆さんからの寄附も含めて1,200万円ほど寄せていただいているとか、このように世の中を巻き込んで取り組んできたところであります。

 民主主義のルールに従えば、図書館建設をとめるために市長のリコール運動を行うということについては無理があったようには思います。ただ、図書館に限らず、急ぐ余りに、説明不足あるいは対話不足があったという点、この点については署名結果を真摯に受けとめてまいりたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 今の市長答弁の内容があまり多過ぎて一々聞けないけれども、図書館問題なり苗木ミックス事業について間違った報道があるということをあなたは言っているけれども、そんな間違った報道をやったのはだれだ。どの媒体だ。具体的に言ってくれ。どの点だ。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 間違った報道ということで私はさっき答弁はしていないと思います。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、例えば私のオンブズマン新聞なんかは書いた。間違っていましたか。具体的に言ってください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) どこがどうということを申し上げるつもりはないんですが、事実と異なる情報が市民の皆さんに伝えられているという側面はあると思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) そうすると、具体的には言えないけれども、一般論として言うんだと、そういうことですね。オンブズマン新聞だけではないということだ。オンブズマン新聞は、もちろん入っていないかもしれないけれども、余分なことを言いました。

 しかし、そういうことがあったとしても、住民はそのことで間違うほどそんなにばかだと思っているんですか。住民が判をついたんです。署名したんです。一定の決意、認識、覚悟の上にやっているんだ。そんなことが浮動的にやれると思っているんですか。そうしたら、2番、3番は終わったということにしよう。

 4番は、解職請求が出された当初は、住民投票の審判を受けるということをあなたは言いました。新聞報道がみんなそう言っているから、それはそうだ、いい結果が出るだろうというふうに思っていた。何でそれを方針を変えたんですか。変える必要なんかないじゃないですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それも、本質的には先ほど1番目において、あるいは2番目でもお答えしたところですが、とりわけ1番目でお答えした辞職の理由ということと同じかなというぐあいに思います。そういう意味では、同じ答弁になって恐縮ですけれども、市長の評価というもののありようと、また、市長選挙は市長を拒否する側面もあるということ、また、年末の忙しい時期に市民の皆さんの煩わしさを避けるべきという考え方のもとに辞職ということで議長に申し出をさせていただいたということであります。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、5番目、辞職後の市長選挙に立候補する旨が伝えられているが、事実か。これは議会で表明しましたから、そうですよね。立候補するわけだ。そういうことでいいですね。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 事実でございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) それでは、お伺いするが、住民投票の審判を受けた後、立候補できるんです。あなたの信任について、市民が住民投票すると言っているんだから、しかも、それはいわば法律に基づいてです。それをあなたがいつも言う粛々と受けたらどうなんですか。自信を持って今までやってきたんでしょう。そういうことを市民に訴えて、自信を持ってまず受けて、それから後、解任されようと信任されようと、次の選挙に立候補したらいいじゃないですか。リコール投票を受けたって、別にどうということはないじゃないですか。どういう主張があるんですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 何回も同じ答えになって恐縮ですけれども、お尋ねについては、なぜ辞職したのかということと同じことだと思います。先ほど来ご答弁しているように、市長の評価という部分は市政全般の進め方のよしあしで評価されるべきと考えたということと、市長選挙については市長を拒否する側面もあるということ、また、年末の忙しい時期に市民の皆さんの煩わしさを避けるべきということの考えの中において、今回の辞職というものを申し出……

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛に願います。



◎市長(大山耕二君) 申し出させていただいたと……

  〔傍聴席で発言する者あり〕



◎市長(大山耕二君) 申し出させていただいたということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 市民はこの2つの問題で住民投票をやっていいということを言っているんです。それは12月25日までの具体的な日にちだったかどうだかわかりませんけれども、こんなことは今まで中津川の歴史の中にないんだから、やってみるべきではないですか。中津川の民主主義の重大な前進です。そうではないですか。そのほかの問題はそのほかの問題で、次の市長選挙でまた信任を求めればいいわけだから、これは、この問題としてやったらどうなんですか。経験のないことをやりましょう。中津川の民主主義の重大な前進ではないですか。それを何であなたが断る、そんな権利があるんですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 何でかというぐあいにしてお尋ねをいただくとすると、先ほど来お答えしているとおりであります。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) もうだめだ。これ以上言ってもこすいから、質問の7番目に移りますけれども、7番目、同時に苗木のミックス事業について撤回する旨の発表を行っている理由は何ですか。あなたはやめるのに、そんな撤回をやってみたって意味ないじゃないですか。この次、あなたは当選するんだったら別だ。そんなことは全然保障はない。そうでしょう。ないしは、市長を続けるんだったら、ここで撤回する。やめる寸前になって撤回する。しかも、この次の市長選挙には出る。一体なぜここで撤回。撤回なんかしてもらわなくていい。この次は、苗木の問題についてちゃんとしたことをやる市長を選ぶと思うから、こんな撤回なんか、あなたにしてもらう必要はない。何で撤回するのか。さっき片桐議員が追求しているように、今まで何年もやって、西尾区長をあえて言えば憤死させ、現区長も病気に倒れさせるというような心労を与えながら、何で今撤回するのか。撤回なんかしないでくれ。撤回を撤回してくれ。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 午前中の片桐議員へのご質問にもお答えしたとおりでありまして、補助金返還の可能性というものもあって、考えれば、それもコストになるということで、コストの条件も少し緩めてでも早く整備する必要があるということにおいて、候補地の選定を白紙に戻し、見直すということを考えたというのが理由でございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) ここで撤回しようとしまいと、今リコール問題をどうするか、市長選挙をどうするかという重大な政治の季節に中津川市は入っているんだ。そこで仮に撤回しても、次にどこにするかというような委員会なんかを持てますか。持てないじゃないですか。それは次の市長選挙を経た上でなければ、今の苗木の津戸、どこかに変えるという委員会を持ったり……。



○議長(吉村俊廣君) 議事録の関係で、質問席でお願いします。



◆10番(原昌男君) マイクは十分入っているとは思いますが……。



○議長(吉村俊廣君) 質問席をつくってありますので……。



◆10番(原昌男君) どうするかということは、結局市長選挙が終わった後しかやれないです。もう私は市長をやめると言った者が撤回するとは何事だ。そんなことを言える権利はないじゃないですか。そんなことは次の市長が決めていく。市長が提案していくことです。それを辞任を前にして撤回するということはどういうことですか。もう一遍。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 辞任をさせていただいて、出直し市長選挙への出馬をさせていただく。そういう際に、このミックス事業をどう進めるかということについての基本的な考え方を市民の皆さんにもお伝えして、その中においても判断の要素の1つとして考えていただこう、こういうことであります。

  〔「事前運動だ」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 今、それは事前運動だという意見が出ているけれども、まさにそうではないですか。今度辞任をして、そして、みんな一斉に立って立候補して、その中で大山耕二君が苗木を撤回するという提案をしたら、それはあなたの政策ですから、それはそれでいいです。今の時期にそれをする必要はないじゃないですか。何で今の時期にするんですか。今の時期にやったって、新しい市長を選んだ後しか何もできないでしょう。それを何で今の時期にするんですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 同じ答弁になって恐縮ですけれども、このまちをどのような形で形づくるかという一つの要素として、ミックス事業というものもあるわけでありますから、その考え方というものをお訴えをするということで市民の皆さんのまた反応というものも聞かせていただく、こういう考え方でございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 最後の質問になりますが、幾ら聞いても、こすいからなかなか答弁がもらえない。市民が判断されるからいいと思うけれども、最後の質問なんですが、これは、さっき片桐議員も行われましたからダブるかもしれん。

 苗木に、どれだけ地元に迷惑をかけてきたと思いますか。あの場所にあれだけの何百本もの旗を立てさせ、そして、市内デモも2回も行われた。あんなことは、本来あることではないです。そして、前の西尾区長さん、病気で亡くなられたけれども、これも内臓の疾患で、重篤な疾患。それも免疫力が低下しての疾患です。何で免疫力が低下したかといえば、ストレスです。精神的なストレスです。それはてきめんに消化器に影響するんだ。消化器の重篤な病気で亡くなったわけです。まだ62、63歳。それは、大山市政が殺したとは言いません。言わないけれども、みんな知っている。そんな大迷惑をかけた。

 費用の問題だって、僕はすごい費用だと思う。あれだけののぼり、あれだけのやぐら、あれだけの小屋、そして、動員費用。こんな重大な迷惑をかけておいて、撤回しますと、一言で済むと思いますか。苗木に対して、数千万円、あるいは億単位のわび料を払わなきゃいかんとさえ私は思っている。それでも足りない。人の命にはかえられないから、そんなぐらいの問題だと思う。そういうことを平気でやってきて、ろくすっぽ地元の意見も聞かないで、自分たちだけで津戸を選定して、撤回しますの一言で済ますつもりですか。それで、なおかつ次の市長選挙に出る。こすいなんてところを超えています。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この通告書の8番目の質問でお答えしたいと思います。質問は、地元に重大な損害迷惑をかけた責任をどうとるかということでございます。責任論については、午前中の片桐議員の質問でもあったところであります。そのときお答えしているところで、同じ答えで恐縮でございますけれども、候補地の選定を白紙に戻すものであって、今後、どういう形になってくるかというのは、まだこれからの話でございます。全体的にこの問題がどう落ち着くかということによって評価されるべきものと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 白紙に戻すということは、常識的には、一般的には、苗木ではもうできないということです。幾ら何でも、そうでしょう。白紙に戻しておいて、もう一遍津戸、三郷でやれますか。そんなことはあり得ないじゃないですか。だとしたら、もちろん、このミックス事業をどこへ落ち着かせるかということが結論が出る前ではあるけれども、苗木にそういう迷惑をかけて、苗木にやれないということだけははっきりしているじゃないですか。やれないからこそ、撤回するんでしょう。だとすれば、この責任を苗木の住民に対してどうとるんですか。はっきりしてください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 苗木を候補地の選定の前の1候補にするかどうかについても、また市民参加の協議会においてお諮りをしていただこうというぐあいに思っておりまして、苗木のほうでやらないというかどうかという点については、まだこれからの話だというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。まとめをお願いします。



◆10番(原昌男君) ちょっと待ってくれ。では、仮に市長が言うように、苗木ではないという結論になった。津戸、三郷ではないという結論になったときは、これだけ迷惑をかけたことに対して、苗木に対して損害賠償の求めに応じますか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほども答弁させていただきましたが、まだ決まったわけではないところでありまして、全体的にこの問題がどう落ち着くかということによって評価がなされるものだということで考えております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、まとめをやります。この討論を通じて、率直に言って、大山市長は首長としての重大な責任を放棄した。許されないことだということが1つです。そして、かつ2番目に、住民投票を受けよという住民の、主人の指令に違背した。背を向けた。さらに3番目について言えば、しかも、それは次にもう一遍市長に出ようというそのことを有利に図るための回避だというふうに思う。最後に、地元に対する責任をなおここで回避していくというのは許されないということを申し上げて、終わります。



○議長(吉村俊廣君) これにて10番・原 昌男君の一般質問を終結いたします。

 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。

  午後3時02分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   吉村俊廣

         署名議員 吉村卓己

         同    大堀寿延