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岐阜県 中津川市

平成23年  9月 定例会(第4回) 09月13日−03号




平成23年  9月 定例会(第4回) − 09月13日−03号







平成23年  9月 定例会(第4回)



平成23年第4回中津川市議会定例会会議録(第3号)

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平成23年9月13日(火)午前10時開議

◯議事日程

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間71.ミックス事業。その後の展開について。原昌男30分81.ぎふ清流国体の取組み状況などについて2.リニア中央新幹線新中津川駅(仮称)について3.新図書館(創造情報館)建設について吉村浩平30分91.CKD(慢性腎臓病)対策について2.リニア中央新幹線にかかるまちづくりについて3.新図書館建設について4.中小企業への支援について吉村久資40分101.市民を無視して強行する新図書館の建設問題について2.停滞の原因は市長だ−ミックス事業について片桐光朗40分111.新型インフルエンザワクチンの接種費用助成について2.がん検診率の向上について3.学校図書館における人的・物的整備の推進について4.校庭・園庭の芝生化について鈴木清貴40分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 24名

  1番   牛田敬一君

  2番   吉村浩平君

  3番   岡崎隆彦君

  4番   柘植達樹君

  5番   勝  彰君

  6番   田口文数君

  7番   櫛松直子さん

  8番   吉村卓己君

  9番   大堀寿延君

 10番   原 昌男君

 11番   深谷明宏君

 12番   三浦八郎君

 13番   粥川茂和君

 14番   吉村俊廣君

 15番   深谷 勲君

 16番   鈴木雅彦君

 17番   鈴木清貴君

 18番   松浦高春君

 19番   鷹見憲三君

 20番   伊佐治由行君

 21番   吉村久資君

 22番   片桐光朗君

 23番   佐藤光司君

 24番   楯 公夫君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長          大山耕二君

  副市長         水野賢一君

  理事          宮崎 哲君

  教育長         大井文高君

  総務部長        大井久司君

  企画部長        島崎保人君

  定住推進部長      細川正孝君

  健康福祉部長      渡辺忠義君

  生活環境部長      志津弘美君

  産業振興部長      成瀬博明君

  文化スポーツ部長    尾関道雄君

  水道部長        櫻井邦彦君

  病院事業部長      鈴木弘之君

  坂下総合事務所長    杉本高雄君

  福岡総合事務所長    杉浦直明君

  消防長         加藤正和君

  教育委員会事務局次長  山内鐐司君

  基盤整備計画監     渡邊弘孝君

  行政管理課長      加藤文明君

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◯議会事務局職員出席者

  事務局長        伊藤和通君

  書記          平井紀之君

  書記          安田充孝君

  書記          勝 宏児君

  書記          廣瀬公二君

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  平成23年9月13日(火曜日)

  午前10時00分開議

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○議長(吉村俊廣君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(吉村俊廣君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(伊藤和通君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下16名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 以上でございます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(吉村俊廣君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

   24番 楯 公夫君

    1番 牛田敬一君

を指名いたします。

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△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(吉村俊廣君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。10番・原 昌男君。

  〔10番・原 昌男君質問席に着く〕



◆10番(原昌男君) それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 私の一般質問は、ミックス事業、その後の展開について、ただ1項目であります。発言内容につきましても、もう具体質問だけしか記してお渡ししていない、こういうふうなことであります。それはなぜかといいますと、これまでに随分論議し尽くされてきていることのように思うので、前提についていろいろ申し上げることはないという気がしましたので、そのことは書いてありません。しかし、若干この具体質問の前提について申し上げておくことをお許しいただきたいと思うのであります。

 今、中津川市政の最大の問題は、何と言いましても、大山市長に対するリコール運動が起こっているということでありまして、きのうからありますように、少なからずの賛成署名があるということであります。このことは大変残念なことでありまして、こんなことはそう一般にはあり得ることではないわけであります。したがって、非常に残念に思うんです。内容は何かといいますと、ありますように、図書館問題あり、そして、かつ苗木のミックス事業ということが柱になっております。

 私は、あえて私の本音を申し上げるけれども、図書館問題も極めて重要だと思うのであります。それはどういうことかといえば、大多数の市民が、それは要らない、むしろ東北の復興にその資金を回してくれというふうに言っているにもかかわらず、そのことが何ら変えられずにやられようとしているということについて、これは重大だと思うのであります。しかし、私の心中には、ミックス事業のほうがもっと大きいというふうに思っているのです。

 なぜならば、この問題は、既に3年来現地の厳しい反対、それは、かつての約束に違背するということに根拠を持っておるのでありますが、とりわけ苗木の市民たちの心をずたずたに切り裂くような、そういう状態になっている。津戸の現地を見ますと、既に3年も物々しい旗指物が立っており、監視塔までできている。そして、現地の人たちは命がけでこれを受け入れるわけにはいかんという主張をしている。最近、また特に下水道の事故がございました。地上にあらわれている管が破れたり、あるいはポンプ場が故障して家庭の中に逆流するというような問題もあって、現地の人たちはますます印象を悪くしています。

 そういうことからして、到底これから先も認めることはないだろうというふうに思うんです。そういうことになると、今の大山市長の方針からしたらどういうことになるかといえば、いずれ工事入札も行われて、話し合うとは言われているけれども、どこかで強行策が――かつて昔、桃山の浄水場建設にそういうことがあったようでありますけれども、業務妨害ということで警察力の出動までやられた。住民たちがそこに実力阻止のピケを張ったということを聞いておりますが、そういう可能性さえ持っているというふうに思うのであります。

 今日本にそんなことはどこを探してもない。この間も私は紹介しましたけれども、下呂のごみ焼却場が問題になっていますが、地元の人たちが反対したら、市長は、あっさり、わかりましたと、地元の人たちを含めてもう一遍再検討しましょうということになっています。当たり前です。これが普通です。アメリカの普天間の海兵隊の基地の移転の問題についても、民主党政府は名護市へ移転させようとしていますけれども、現地は到底受け入れる様子はありません。多分あれもできないだろう。どうするのかわかりませんけれども、それがこういう問題についての、迷惑施設についての今日の状況だと思うのであります。にもかかわらずこれまでの方針が変えられないということは、日本ではあり得ないような、そういう不測の事態も考えられる。そういうことでありますと、これはほうっておくわけにはいかないと思うから、私は図書館の問題以上に重大な問題だというふうに思って、一貫してこの問題を取り上げてきました。そういう前提にして、以下、3項目の質問を申し上げたいと思います。

 1つは、これまで市は地元を説得するということでしたが、6月議会以降の状況を報告をしていただきたいということであります。最初の質問です。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 7月26日に、市長みずから地元役員宅を訪問し、議事録の突き合わせと話し合いの再開を文書にて依頼しました。しかし、残念ながら実現に至っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) そうしますと、7月26日に文書で申し入れたけれども、一向に変更がないということであります。そうすると、私がさっき申し上げたように、ますます地元の人たちの意思は固まっている。さっき言うように、下水道管の破裂の問題だとか、あるいは新しい家へ逆流したというような問題もあって、下水道管の破裂の場合はかなり臭気が漂ったそうですけれども、このこともミックス事業とは直接関係しないけれども、地元の人たちのイメージを一段と悪くしているということでありますから、そうすると現地の人たちの理解を得るのは一層難しくないかというふうに理解をするんですが、その点はいかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) マンホールポンプの事故につきましては、本人さん、地元の方に大変ご迷惑をおかけしたと思っております。今後はそういったことの起きないように、今しっかり調査して準備しております。それもあわせまして、ミックス事業につきましてもそういったことも検討しながら、しっかりしたものをつくっていくということでお願いしていきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、そのこともあって、一段と地元の理解をいただくことは難しくなったというふうに理解をしなきゃいけないと思うんですが、その辺はいかがですか。もう一遍答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 確かに同じ下水道課の仕事としてそういった事故が起きたことにつきましては、ご理解していただく材料がまたふえてきたなという認識はしております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) わかりました。6月議会以降3カ月たっているわけです。7月に1遍文書申し入れをして、早く言えばけられて、それ以後何もしていないということですか。これは、既に地元の了解を得る皆さんの熱意さえも失われているというふうに解釈をせざるを得ません。3カ月あるんですから、月に2回行ったら6回は地元へ行けるわけです。行っていないじゃないですか。1回だけです。これは、到底地元の了解を得る見込みがないからそういう努力も失われているというふうに理解しますが、いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 市長は7月26日にお邪魔しましたけれども、その後事務局のほうで8月22日に三郷区長、31日に津戸区長宅を訪問しましたけれども、柵の設置とか、坂本地区のチラシの配布等でお互いの信頼関係がなくなったこと、最近では、リコール運動が始まったことから、白紙撤回しない限り突き合わせはできないということで、口頭で回答をいただいております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 7月26日に文書を渡してそれきりかと思ったら、そうでもなくて、8月22日ですか、1回ぐらいやられているということのようですから、それはわかりました。しかし、とてもそういう段階を通り越しているというふうに思っていますが、それはいいです。

 次に、具体質問の2番目に入ります。具体質問の2番目は、ここにミックス事業をやるについては、都市計画審議会の諮問を要するということで、公聴会はとうの昔に行われました。半年以上たったと思います。公述人は全員反対ということです。そういう段取りからすると、その結果をもって都市計画審議会が行われなければならないんですが、ちょっとはっきりしませんけれども、都市計画審議会の構成が変わるということで新たに選出されるということを聞いていますが、それは、その後どうなっているんですか。新しい都市計画審議委員の任命といいますか、構成はできたんですか。その辺のところを答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 現在候補者の選考を行っておりまして、新しい構成については調整中でございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 候補者の選定はいつからかかわっているんですか。しかも、この前の公聴会は僕が忘れるぐらいです。恐らく今年の春先だったろう、あるいは去年だったかもしれません。そういう状態です。何でそんなに手間取っているんですか。これは、なり手がない。苗木の問題をやらなきゃいけないからなり手がないということではないのですか。何でそんなに時間がたっているのか、具体的に答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 重要な案件を控えておりますので、決定に時間を要しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) それは私の解釈ですけれども、結局なり手がないということだろうと思うんです。市が一方的に任命できる都市計画審議委員でさえそういう状態です。まして、これを押しつけるということは絶対できないはずだというふうに思っています。そのことについての答弁は求めませんけれども、それは、できません。とりわけ今度のリコール問題が起こって、そのことについてもそれは言えると思う。

 3番目の質問です。実は、ついせんだってまでこの問題が起こったときの津戸区の区長さんは西尾紘一さんという人です。この人は病気を得られて、それは悪性腫瘍だということです。重要な消化器の悪性腫瘍、一たんそれにかかるとなかなか回復ができないというふうに一般的に言われている悪性腫瘍。そういう病気は何で起こるか。それは、あくまでも常識的なんだけれども、内分泌の不調です。それで免疫力が失われて、そして、そういう重篤な病気になって、回復不能と言われるような病気になっているということで、西尾区長は亡くなられたというふうに一般的に言われています。三野新聞なんかもそういうふうに書いています。そうだろうと思うんです。

 それから、その後の区長を引き継がれた可知さんは区長代行ということで1年ぐらいやっておられた。私は知らなかったけれども、半年ほど前に、やはり消化器のそういう重篤な病気にかかられたということです。消化器です。そして、恵那市民病院で切除の手術を受けられて、それは、とりあえずは命に別状はないということで、最近はかなり健康を回復してこられているようですが、消化器の不調というのは、まさに精神的なストレスが重大に影響するわけでありまして、これは西尾さんや可知さんのような立場でなくても、我々でも精神的なストレスがあった場合は、消化器の不調というのは、しばしば経験することです。まさにそれだと思うわけです。

 例えば私のように労働運動に長年携わってきた人間は大抵のことには驚きませんけれども、西尾区長はその前は銀行の支店長さんとかいうようなお仕事だったということを聞いています。それから、可知さんもそういう運動のような経験はない。こういう人たちにとって、一般の市民にとって、市の力というのは非常に重いんです。皆さんはそういう掌に常にあるからそれほどには思っていない。それは単なるビジネスだと思っているかもしれませんけれども、一般の市民にしてみたら、絶対に違う。現地の人たちは、そういう状態に置かれているんです。

 そして、そのほかにも、私はここで名前を挙げませんけれども、聞いています。あと2人ほど、1人は肝臓を悪くしたとおっしゃっているし、1人は呼吸器を悪くしたというふうにおっしゃっておられる。名前は挙げませんけれども、そういうことを今やっているんです。このような事態を招いていることについて、どういうふうにお考えになっているか、答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 議員がおっしゃっている点についての因果関係については、よくわからない部分があると思いますけれども、いずれにしましても、地域の皆様にご心労をおかけしている点については申し訳ないというぐあいに思っております。また、それぞれの皆さんの回復、これをお祈り申し上げるところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 市長、そういうことですから、そして、例えば下呂のさっき私が申し上げたごみ処理場の問題、それから、小さな新聞記事で、多治見で火葬場が問題になっていまして、これも地元の了解が得られないということで、市は再検討に入っているようです。こういう問題は、それが常識なんです。それが今日の日本の常識なんですから、そういうふうに対応していったらいかがですか。

 ここのミックス事業の土地の問題は、私はもう1年以上も前だと思うけれども、ほかに大変いいと思われる敷地があるし、地主はそれを使ってくれというふうに言ってきたことがあるから、それは一般質問で申し上げました。一般質問で申し上げる前に、市長には私が面会したいと思ってもなかなかしてもらえないから、副市長にお願いをして、その航空写真も手に入れて、この場所は国道からのアクセスも大変いいし、それから、人家からも数百m以上離れている。地主はぜひ使ってくれと言っているから検討してくれと、実は水野副市長にお渡しをしたんです。水野副市長は、そのときの僕への回答では、我々も組織で仕事をしているから、原さん、そうは簡単にいかないんですと、こういうことでした。以降はそれきりでした。一般質問でしたけれども、それは費用として2億円ぐらいかかるとか何とかいうことで水道部長から答弁があったことを覚えています。そういう努力をしていないです。

 それからもう1つ、大山市長がしばしばおっしゃるけれども、33カ所から5カ所に絞り込んだ。さらに地元の推薦が1カ所あるということをおっしゃっておられるじゃないですか。地元の推薦については若干の事情が介在しているような気が僕はするから、そう単純ではないと思うんです。ないとは思うけれども、地元の推薦でさえあるような場所があるというのに、一向に検討されないというのはどういうことなんでしょうか。これは質問項目から外れますけれども、これを最後にしますから、ご答弁ください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 下呂市の実情を把握しておりませんけれども、ミックス事業、新衛生センターの工事につきましては、公平、公正に選定をしておりまして、津戸地区が断トツで最適地となっております。また、環境に配慮した最新の施設を建設する自信もありまして、今後も津戸地区でお願いしたいと考えております。地元のご理解が得られますよう引き続き話し合いのお願いをしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) それでは、市長も、それから水道部長も、一貫して公平、公正に33カ所の中から審査して絞り込んだと常におっしゃるわけです。地元住民がそれをどう受けとめるかということは一切欠落しているではありませんか。こういう問題は地元住民がそれをどう受けとめるのか、受け入れてくれるのかどうだということが公平、公正の前提としてあるんじゃないですか。地元住民がまず受け入れるということが前提としてなければならんし、その上に立ってコストパフォーマンスがどうなんだということになっていってしかるべきではないですか。地元住民の意向が欠落していることは公平、公正だとおっしゃるんですか。市長、答弁してください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) おっしゃるように、いろいろな選定項目がございます。近隣の家の状況とか、法規制の問題、それから、造成の費用の問題、道路、水道の問題といろいろな項目があって、どれを一番に重くしていくかという選定はできません。同じようにいろいろな項目を公平に選定していくことが一番公平だと思っております。ですから、例えばすべてOKなんだけれども、法的に問題があるとか、法律もすべてOKなんだけれども、道路をつくるのに非常に費用がかかるとか、いろいろな問題があるわけです。これを同じような土俵の中で選定することが一番公平と思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 苗木の人たちはどう言っておられるかというと、1つは、市に約束を破られて、市というのはそんなものだったのかという一種の失望感といいますか、絶望感といいますか、そういうことがあります。それ以上に今の下水道終末処理場にもう1つ迷惑施設ができるわけですから、そして、そこへは今度は地下パイプで処理されるべき汚物が集まってくるのではなくて、全部バキュームカーで運ばれてくるわけです。1日数十台というふうに言われていますけれども、そういうことがあるんですから、そして、おっしゃられるのは、あの建物の中でそういう汚物の処理、加工が行われていると思うだけで胸がいっぱいになってご飯が食べられないという奥さん方だっておられるんです。

 そういうことから考えると、今、水道部長は、コストパフォーマンスの問題と、土地の問題だとか工事費の造成の問題だとかその技術上の問題だとか、電気や水道が来ているかどうかという問題だとか、そういうことと、市民のその人間としての気持ちとは全く同じに扱われているというのは一体全体どういうことですか。我々は、まず第一義的に市民の気持ち、市民が嫌でないかどうか、そのことがまず第一義的に置かれて、その後でコストパフォーマンスの問題が出てくるのではないですか。それが市の政治というものでしょう。いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) どういった施設かという説明につきまして、まだ一度もさせてもらっておりません。そういったことも踏まえて、そこで出た意見等がもし集約されましたら、それをクリアする方法もございます。ですから、何とか説明を聞いていただきたい、ご意見を欲しいというふうに今願っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 地元の人たちはミックス事業という事業がわからないと思っていますか。勉強しています。長野県の恵那山トンネルを出た向こうです。そこでそういう事業があって、そして問題があって、閉鎖されたという実態も何度も見にいっている。僕も一遍見にいきました。そんなことは知っています。そして、今日のこういう迷惑施設が例えば臭気が出るかとか煙が出るかとか、そんなことは説明を聞くまでもなく知っています。そんなことを知らないであの人たちはあんなことをやっていると思いますか。違うと思う。十分知っている。ですから、あなた方は説明、説明と言うけれども、そんな事態はもうとうの昔に通り過ぎています。そう思いませんか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 地元の方が大変熱心に勉強されまして、いろいろな地区へ見にいっていることも承知しております。我々もその情報をもらいまして見にいかせてもらいました。何度も繰り返しますけれども、その上で、当地におけるミックス事業とはどんなものかということも説明を聞いていただきたい、それを今思っております。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) では、仮に改めて説明を聞いてその上でもだめだと言われたらどうしますか。その結論を聞かせてください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 申し訳ありません。そこまでのことを思っておりません。まず説明を聞いていただきたい。



○議長(吉村俊廣君) 10番・原 昌男君。



◆10番(原昌男君) 以上で終わります。



○議長(吉村俊廣君) これにて10番・原 昌男君の一般質問を終結いたします。

 続いて2番・吉村浩平君。

  〔2番・吉村浩平君質問席に着く〕



◆2番(吉村浩平君) それでは、議長のお許しをいただき、発言通告書に基づき一般質問をさせていただきます。

 まず冒頭に、中津川市が今新たな時代を迎えておるとともに、また新しい価値観へ向かうということを十分理解しまして、その物事の本質をしっかりと見据えて市政を実行する。そして、それをなぜ今行うかというところの意思の統一、それから、公平な市政というものを市民の皆さんと一緒になって考えていきたいと思っております。以下、質問として3つの大項目を挙げておりますので、ご質問させていただきます。

 まず質問の1番、ぎふ清流国体の取り組み状況などについてでございます。

 第67回国民体育大会が47年ぶりに岐阜県で開催され、平成24年9月29日から10月9日までを主な日程として、県内各地で競技が開催されます。中津川市はレスリング競技の開催地となっており、平成22年4月に国体推進室を設置し、同年5月に市長を会長とする実行委員会を立ち上げ、受け入れ準備を進めていると思っておりますが、その取り組み状況について、以下の質問をさせていただきます。

 現在までの取り組み状況と今後の計画についてお聞かせいただきたい。まず1番として、来年に迫ってきたぎふ清流国体のPRの方針と、PRの活動がどの程度市民に浸透しているのかの見解をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ぎふ清流国体中津川市開催方針及びぎふ清流国体中津川市広報基本計画を定め、47年ぶりとなります国体開催と当市開催のレスリング競技を市民一人ひとりに知ってもらい、市民総参加、市民協働による大会運営となるようPRする方針でおります。

 市は、先ほど議員の発言にもありましたけれども、平成22年5月に、市長を会長とするぎふ清流国体中津川市実行委員会を立ち上げ、4つの専門委員会を組織し、その中の総務企画専門委員会が中心となってPRに取り組んでおります。具体には、広報なかつがわでの国体だよりの掲載、中津川市ホームページでの国体ブログ、及びふるさとじまん祭などの各種イベントでPR活動を行っているところでございます。国体開催についての市民への浸透はある程度図られているとは考えておりますが、レスリング競技内容についての広報は十分でないと認識しておるところでございます。今後もさらに横断幕やのぼり旗の設置等を計画的に進め、いろいろな機会を通してPRをしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、具体的に、若干詳細になると思いますけれども、ご質問させていただきます。

 中津川にレスリングの選手団が多く来られると思いますが、その選手団の規模ですとか歓迎方法等についてどういうふうにお考えになっているかご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 選手団の歓迎についてですけれども、全国から訪れる選手団を温かく迎えるため、ぎふ清流国体中津川市歓迎基本計画に基づき、市民総参加での心のこもったおもてなしができるよう、地域の特性を生かした歓迎に取り組んでまいります。具体には、競技会場に手書き応援メッセージつきののぼり旗の設置や、地元の食材を使った炊き出し、会場周辺には東濃ひのき間伐材を利用したプランターによる花飾り、選手の洗濯ボランティアや各都道府県の担当世話係、レンタサイクルなどの計画を進めておるところでございます。

 なお、期間中、当市を訪れる選手、関係者は約950名と見込んでおります。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、行政側だけでなくして、当然市民の側というか、いわゆる中津川市民としてそういった選手団なり、そういう国体の事業を受け入れるということになると思いますので、市民としての運動ということについて何か把握している部分あるいは方針等があればお伺いさせていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ぎふ清流国体中津川市民運動基本計画を策定し、市民一人ひとりが主役となって積極的に大会運営へ参加し、全国から訪れる方々を温かく迎えるとともに、交流を深める中から感動を分かち合い、思い出に残る大会とすることを目的に市民運動を進めてまいります。ボランティアや花飾り、清掃活動、ミナモダンスやミナモ体操などで市民に参加していただく計画でおります。現在リハーサル大会に向け、花のまち中津川運動推進市民の会による会場周辺の花飾りを進めておるところでございます。また、ボランティア登録は100名を目指し募集を行っております。今年のおいでん祭では、キッズサマーフェスティバルで総勢約800名の親子が参加してミナモダンスを披露していただいたところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは続きまして、先ほど950名規模の選手団ということもお聞きをさせていただいたわけでございますが、その選手団ほとんどがこの中津川に宿泊をされるというふうに思います。その宿泊等について、そういった規模の選手団受け入れの施設等、どういう対策をとってみえるか、ご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 国体の開催期間に当市を訪れる選手、関係者の宿泊は、1日当たり最大約950名を予定しております。現在市内宿泊施設での確保状況はこれに対し95%となっております。引き続き市内宿泊施設への協力要請を行い、100%以上の確保を図ってまいります。これに当たりましては、大会参加者が万全の体調のもと競技ができるよう、衛生管理を中心に関係団体と連携し準備を進めており、宿泊施設では、地元食材を使ったおもてなし料理の提供も計画をしておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 私も今95%という数字を聞きまして、かなり進んでおるなと思います。できれば100%が中津川市内にとどまって宿泊をいただければありがたいと思います。

 続きまして、輸送交通の件ということでございまして、昨日も国道の整備というようなことが一般質問の中で返答があった部分もございましたが、国道の整備等を含めて輸送、交通等の方法、またはその対策等をお答えいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 輸送交通につきましては、公共交通機関や団体等と連携し、安全で迅速な輸送交通に取り組んでまいります。具体には、JR中津川駅と競技会場をつなぐシャトルバスの運行ですとか、会場周辺に駐車場を確保し、選手や来場者が安心して来場できるよう輸送の円滑化を図ってまいります。特に選手、関係者につきましては、試合開始時間や練習時間を考慮したシャトルバスの運行も計画しております。また、中津川インターチェンジや主要交差点に誘導看板を設置し、円滑な誘導を行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、担当部署が違うと思いますので、昨日に重複する部分もあると思いますが、道路整備等もお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 昨日ご答弁させていただきましたが、国道19号恵中拡幅の工事につきましては、平成24年度末の完成ですが、国体開催までに4車線化の通行ができるように、今鋭意努力していただいております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 今進行中ということでお伺いさせていただきますので、せっかくですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それから続きまして、防災あるいは消防等の対策ということも重要になってくると思います。そういった選手にけがと、また間違いがあってはいけないので、そういったところの対策についてもお伺いしたいと思います。お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) このことにつきましては、関係機関や団体等と緊密な連絡体制のもと、安全、安心な大会となるよう防災対策に万全を期してまいります。会場、宿泊施設等における火災、その他事故防止のための消防防災体制と警備体制の確立や、救急車等を会場に常駐するなど、安全の確保に努めてまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 競技の性格上、格闘技でございますので、そういったけが等もないということは言い切れないと思いますので、ぜひともそういった対策も十分にお願いしまして、次の質問に移ります。

 今の競技ですけれども、中津川市がレスリングの会場ということでございまして、レスリングという種目はまだまだマイナーな部分があるということは私も思っております。その部分で、中津川市がそのレスリングに取り組むということも含めて、そういったことを市民に浸透させる必要があると思いますので、その辺についての方針をお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 広報なかつがわでのレスリング競技の紹介や、市民向けレスリング教室の開催などでPRに努めておるところでございます。さらに継続して市民へ浸透するよう取り組んでまいります。

 なお、1年前イベントとして、今年の馬籠ごへー祭りでのレスリング体験教室や出場選手紹介など、市民に向け今後も競技種目のPR活動を行ってまいります。

 11月12、13日の両日、東美濃ふれあいセンターアリーナで開催されますリハーサル大会においては、より多くの市民の方に観戦していただくとともに、インターネットを使った試合の生中継も行い、さらにレスリング競技の浸透を図ってまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 当然協会のほうの意向というのか、協力というのか、そういったものも大切になってくると思いますので、市と協会がしっかりと連携してやっていただきたいというふうに思います。

 続いて次の質問に移ります。お隣の恵那市でスケート競技が行われるということで、恵那市に行きますと既に看板もたくさんついておりますし、順番的には冬季の競技からということで、県内のトップになるというふうに思っております。来年1月に開催されるということでございますが、お隣の話ですので、中津川市としては何か連携、協力、あるいはそこをうまく使って中津川市のPRにつなげるというようなことをお考えになっているのかどうかお聞きします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 恵那市との連携、協力につきましては、PRですとか観客動員などの相互協力について、恵那市さんからの呼びかけもありまして、国体開催の機運を盛り上げるため、恵那市さんですとか東濃5市での連携、協力について協議をしてまいる予定でおります。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 特に恵那市ということですけれども、先ほど東濃5市ということですけれども、私が知識がない部分、あれですけれども、東濃5市の協議等の取り組みですとか、あるいは今言われた協力の方法を教えていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 東濃5市においては、情報の共有を図ることで大会運営に役立てるとともに、各会場での開会式の方法や観客動員及び各市の観光情報の提供など、連携して取り組んでまいります。現在、事務レベルでの会議も行っており、来る9月16日の東濃5市の首長会でも議論がされる予定でおります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) もう1点の質問内容でございますが、私も事前に調べてくればよかったんですけれども、東濃5市の競技内容について、もし今返答でき得れば返答いただきたいと思います。多治見は何とか、そういう話です。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 東濃5市、恵那市がスピードスケート、それから弓道、瑞浪市がソフトテニス、土岐市がウエイトリフティング、それとソフトテニスの成年男子、多治見市が空手道、それと、これは公開競技でございますが、軟式高校野球となっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 今言われた東濃5市もそれぞれの競技ということですので、また協力できるところは市としてもしていただきたいと思います。

 最後に、そういったことにつきましての全体的な市民へのPRにつきまして、現状どのように行われているか、再度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 大会ポスターの掲示ですとか、中津川市ホームページの国体ブログ、また、各種啓発イベントなどを通じまして、当市で開催されるレスリング競技とあわせPR、広報しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) ありがとうございます。県との協力体制、当然岐阜県ということが主体になって動いておると思っておりますが、また県と市の役割分担的なところ等ございましたら、ご説明いただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 県及び会場市町村の業務分担基本方針に基づきまして、県は全県的な業務を行います。また、市、町は競技会の開催に必要な業務を分担しております。具体には、総合開会式、閉会式の実施運営に関する業務は県が行い、中津川市はレスリング競技会の運営に関する業務を行ってまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 開会式、閉会式というのも大きなイベントになろうかと思いますので、競技と、それから今言われた開会式、閉会式のことも十分周知していただければいいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 また、それぞれの競技種目には中津川市出身の選手が何人かいると思っておりますが、その把握並びにまた激励会等、そういったことにつきましては何かお考えがあるでしょうか、ご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 平成22年千葉国体では、中津川市在住の選手が14名出場し、今年度、平成23年度山口国体では11名の出場が予定されており、毎年激励会を行っております。

 なお、中津川市の出身者ということになりますと、現在の所属チームや学校からの出場となるということから、全員の把握は現状では難しい状況にあります。したがいまして、先ほど申し上げた在住の方を把握し、激励会等を行っておるということでございます。

 激励会につきましては、平成24年度は地元開催ということで、より多くの市民に参加いただく方法で行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは続きまして、競技ごとのサポートの方法、当然レスリング以外に今言われた中津川市出身の選手もおるということもありますし、ほかの競技についても市としてのサポートという格好でされると思いますが、そのあたりについてはどういうふうにお考えになるかご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 審判員などの競技役員等の派遣に関しましては直接競技団体が行っております。市は市体育協会の加盟団体などへの協力を要請しております。国体に向けた強化練習などについても、競技団体からの要請により会場の確保についてサポートしてまいります。出場選手の市民への周知や激励会を開催し、激励金をお渡しすることも行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは続きまして、この国体開催が一過性のもので終わらないようにということで取り組む必要はあると思います。それにつきましての市のほうの全体的なお考えをご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市では、重要施策である公約の実現のため、スポーツ振興の3つの柱といたしまして、環境の整備、指導者の育成、本物に触れる機会、見る機会の創設を推進しております。国民体育大会の開催はこの3本柱が集約された一大行事であると認識しておりまして、開催を契機に一層のスポーツ振興を図ってまいりたいと考えております。国体開催が一過性のものに終わることなく、競技スポーツと軽スポーツの振興をさらに進め、スポーツが盛んなまちは元気なまちとなるよう関係団体との連携を強化してまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、国体が終わった後のところも考えておられるということでお伺いしましたが、またスポーツ、それから競技だけでなくして健康維持という面におきましても、その大会において市民の関心度を高めるという効果を期待するところでありますが、また、そういう意味での市民が心身ともに健康であり続けるというための市としての方針があればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 先ほど申し上げましたスポーツ振興の3つの柱の充実を図り、競技スポーツの振興や軽スポーツを普及させ、継続的にスポーツに親しむことで健康の維持増進を図るということを考えております。その中で、競技スポーツの振興は、体育協会とともに競技団体が一層充実するよう協力体制を築いてまいります。もう1つの軽スポーツの普及につきましては、市が各地域で委嘱をさせていただいております体育指導員42名の方々を中心に、だれでも気軽に楽しむことができるインディアカやビーチボールなどの種目の普及を図ってまいる所存でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 今言われたことで市民が心身ともに健康を保つということは、中津川市自体が健康な都市であるということのPRになるという重要なことですので、そのことのPRという意味の方針あるいは見解等あればお知らせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 心身の健康維持と増進を図るため、健康づくりの4要素であります栄養、運動、休養、趣味と、1市民1スポーツを一層定着させることで、生き生きとした人づくりを進めてまいりたいと考えております。運動会ですとか軽スポーツを含めた地域でのスポーツ振興により、さまざまなスポーツに多くの方々が親しむ環境を一層定着させてまいる所存でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) ありがとうございます。PRという意味で、例としまして静岡県磐田市のジュビロ磐田のような、小さな市でもスポーツ振興によって交流人口がふえたり、まちのPRをするということは可能になると思います。そういう意味で、中津川市としても各種のスポーツの大会の開催、あるいはそういった合宿の誘致、スポーツイベント等、できることがあると思われますので、またそういった面の市としての方針もお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) このことにつきましては、競技団体との連携により一層誘致活動を図ってまいります。スポーツ大会や合宿誘致につきましては、宿泊や観光など関係団体とも連携し、産業振興にも貢献する事業として積極的に取り組んでまいります。

 ちなみに、昨年は、アジアオリエンテーリング選手権、全日本学生軟式野球選手権、全日本学生オリエンテーリング選手権など、アジア、全国規模の大会が開催をされております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、今の競技というカテゴリーだけでなくして、もう一つ広く健康という意味におきましては、例えばウォーキングですとか、そういうところの整備等、もう少し軽い運動等を通じながらの健康づくりということに関しましての取り組みを何かなされておればお答えいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 自然と歴史、文化を体感できるウォーキングの道づくりと、ウォーキングマップを作成し、観光と健康づくりも行えるコースが市内に4つ常設されております。また、中津川公園内にはウォーキング、ジョギングコースを整備し、多くの方々に利用していただいているところでございます。また、ノルディックウォーキングの愛好者も増加しており、体育指導員が地域で普及に取り組んでいただいておるというところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 先般行われました健康福祉まつりにおきましてもノルディックウォーキングのコーナーがありまして、私も初めて見させていただきましたが、ああいったことをまたさらに健康づくりに取り入れていただくといいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、付随する事業の件でございますが、第21回石彫のつどいというものが8月20日から27日まで開催をされ、全国から集まった作家が国体、レスリングをテーマにした作品の制作作業にかかったということをお聞きをしております。この事業の目的等を教えていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今年で21回目を迎えます石彫のつどいですが、長年培ってまいりました芸術性を生かしまして、レスリングを表現したモニュメントを作成することで、市民への国体PRと競技関係者の歓迎及び地場産業の活性化を目的としておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、具体的に作成された作品があると思います。私は8つの作品がつくられたというふうにお聞きをしております。その審査方法と、そのうちの何点を選定して、その後どのように扱うかご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今回作成されました8つの作品といいますのは、マケットと申しまして、本制作前の模型に当たるものでございますが、この秋に開催されます市内でのイベント等にこの8作品を展示いたしまして、来場者の投票並びに石彫のつどい実行委員会において厳正に審査がされます。それを経て、来年本作成する2作品を選定するという手順になっております。展示会はふるさとじまん祭、ひるかわMAIKA祭、国体リハーサル大会の3つのイベントで市民に公開をし、投票していただくという予定でおるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 投票して選定するということでございますが、その後、この作品につきましての取り扱いといいますか、その後どのようにPRするかということと、それから、47年に1度ということで、そういう機会でございますので、そのほかにそういったような通常事業の中で関連事業が行われるようなものがあればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 2作品を選定するわけでございますけれども、作品は国体レスリング協会の開催記念として後世に伝えるため、東美濃ふれあいセンターの西側に平成24年9月に設置をさせていただく予定でおります。

 それから、中津川市や岐阜県を大いにPRということでございますけれども、東濃ひのきを使用したプランターの作成ですとか、東濃ひのき、蛭川の石材などの特産物を活用した記念品なども計画中でございます。その他で申し上げますと、中津川市のPRといたしましては、平成24年の9月29日に、岐阜の長良川競技場で行われます総合開会式に県下全域の郷土芸能が出演するという予定になっておりますが、当市からは風流おどり15連、約600名の出演が予定されておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、今のようなことで大変順調にいっておるというふうに私は解釈をさせていただくところですけれども、また、中心市街地ですとか各地で、飾りですとか、そういったものでまちを盛り上げていくという工夫ができるというふうに思っておりますので、また、そういった全体的な中津川のまちの盛り上げ等も含めまして、ぎふ清流国体を生かしたまちづくりということで期待をさせていただきます。

 また、中津川市民の健康づくり、意識の高揚というふうにつながっていくように、今後も、もう1年そこそこですので、またいろいろな企画をどんどんしていただければありがたいというふうにご要望しまして、この件につきましてのご質問を終わらせていただきます。

 続きまして、2つ目の大項目に入らせていただきます。リニア中央新幹線中津川駅(仮称)についてということでございます。今後の中津川市のまちづくりに多大な影響を及ぼすことは明白であります。国家的にも一大事業であるリニア中央新幹線の中津川中間駅の概要についてのご質問でございます。

 鉄道の開通という観点で言えば、明治35年の国鉄中央線開通以来の大事業と言え、今後半永久的に利用される駅が中津川市内に存在することは、中津川のまちが日本の中心的なまちになるということも十分に考えられます。私は、以前中津川青年会議所に所属をしておりましたが、青年会議所では、1994年にリニア中央新幹線沿線青年会議所会議というものを当中津川で開催しまして、さまざまな事業も展開いたしました。その当時からのことがいよいよ具体的になっているということで思い出されるところでございます。

 当時、54地区の各地青年会議所が何らかの形で中津川の会議に参加をしました。当時のJR、須田寛社長の発言の中に、この地域が日本の心のロータリーとなり、日本全国がここを中心となり回り出すといいですねという発言がございました。まさに中津川はそういうポテンシャルを秘めた地域だというふうに思っております。また、8月25日に行われました中津地区市政懇談会においても、各区長さんからリニアにつきまして多くの質問、意見が出ておりました。その中で、観光、産業、居住という言葉が大変多く出ておりまして、そのあたりも参考にしてご質問していきたいと思っております。

 また、岐阜県が作成しましたリニア基本戦略の中には、少子・高齢化の進展により懸念される地域の担い手の減少や地域活力の低下を抑制するため、リニア開業を見据え、首都圏等の住民をターゲットとする本県への移住、定住、二地域居住を推進するとともに、県民が他地域に移住することなくふるさとに定住する環境を整備しますと表現されております。また、国の答申の中にも、3大都市圏以外の沿線地域に与える効果という項目もありますが、これは先ほどの国の答申にもあります。先ほど紹介しましたJR須田寛社長の発言にほぼ同じ表現がされておりました。

 その中で、まず1番、アクセス道路につきましてのご質問でございます。駅の位置にも関係をしておりますが、まず中央高速中津川インターからのアクセスについて、大まかな方針を伺いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 新駅が岐阜県の新たな玄関口として役割を果たすため、高速道路との結節が重要と考えております。国の交通政策審議会、中央新幹線小委員会の答申にも、高規格道路との結節の重要性が盛り込まれております。高速道路と連絡する道路の整備が必要でありますので、今後県など関係機関と調整していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 既存の国道19号を軸にした東西の交通網が当然重要になってくるというふうには思います。その中で今の新中津川駅と結びつけるプラン、何かもう少し具体的にあればご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 中間駅の詳細地が明らかになっていないため、現時点での具体的なプランを示すことは困難であります。今後、JR、県、国等関係機関と協議していきたいと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、違う観点で、県との関係の中で、今後の調整の必要な部分あるいはどういった形で進行するかという点についてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) アクセス道路に対する市としての方針を検討した上で、県と調整を進めてまいりたいと思います。整備するアクセス道路の機能に応じた県、市の役割分担など、さまざまな面で県と調整が必要と考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、今度は在来線の中津川駅あるいは坂本駅との結節方法についてのご質問でございます。現在は両駅ともリニアの駅というのが多少の距離ができるように思われますが、その結節方法につきましてどのようにお考えか、ご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 結節方法でございますが、時速500キロというリニアの特性を生かすには、リニア駅と在来線駅との円滑な乗りかえ機能の確保が再重点課題というふうに考えております。しかしながら、現時点では中間駅の詳細位置が示されておりませんので、どのように結節するかは不明な状態でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、時間とともに順番に計画がされてまいると思いますので、その節には十分な利便性を保つようにお願いしたいと思います。

 それから、先ほどの市政懇談会の中でも複数の区長さんからの声もありましたが、市街地の空洞化ということの対策、そういった危惧が非常にあると思います。そのあたりの方針、対策についてはどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 新駅のターミナル機能を充実させまして、中津川の顔であります中心市街地への人の流れをつくり出していくことが重要と考えております。例えば路地や水路を生かした人情味ある町並みなど、癒やしの非日常空間の形成や、和菓子、中山道など、観光の目玉づくりを進め、首都圏等からの誘客を図っていくなど、市街地の魅力を高め、活性化を図る具体的な活用方策を検討してまいりたいと思っております。

 また、リニア開業までの間に中津川のまちをシャッター街にしないよう、現在の中心市街地活性化の取り組みをさらに強化するとともに、リニアの波及効果活用の議論を進め、関係者の方々と連携し具体的な戦略を検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、近隣地域の連携ということが今後非常に課題になってくると思われますので、近隣の地域の連携による機能分担について、もう少し詳しくお示しいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 近隣地域との連携でございますが、経済効果ということでございますが、南北地域は癒やしの資源の宝庫でございまして、また、市内にも豊かな自然や地歌舞伎、地域伝統の祭り等の地域資源が豊富にあることから、他市町村との地域資源とリニア効果を組み合わせまして、入り込み客数の増加、雇用の確保、二地域居住、移住、定住につなげていくことで、広域観光や産業振興、それと居住等の面で大きな経済効果があるというふうに見込んでおります。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) 県内唯一のリニア駅ということでございますので、特に南北地域への経済効果があるということは想像されるところでございますが、それに関連した中間駅の建設費用の問題ということも出てまいるように思います。建設費用につきましてはどういうふうにお考えかご答弁いただきます。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 建設費用につきましては、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会で意見交換をしておる段階でございまして、引き続き議論をしていくというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この点は昨日の鷹見憲三議員のご質問にもございましたけれども、JR東海のほうに県の期成同盟会として副知事を筆頭に私も直接要望にお伺いしたところですけれども、JR東海においても協議に応じていただくような形でお話をいただいているところでございます。今後そういった形で広く負担をしていくような仕組みづくりというのが大事だというぐあいに思います。そのためにも、前の質問にもございましたが、広域に効果が発揮できるということが必要でございまして、そういう意味においては飛騨方面とか、あるいは木曽方面とか、あるいは東三河方面、あるいは東濃5市の東濃地域、もっと先のところにおいては飯田、伊那方面、このあたりの5つの方面と広域的に連携して、この新駅が位置づくようにしていく必要があると思っております。そういうぐあいにして各地域に効果が出ることによって、各地域のまた負担のお願いというか、そういうことも必要になってくると思いますので、そのためにも先ほど議員がご質問いただいたアクセスというものが大事になってくる、こんな全体のとらえ方をしております。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、昨日の鷹見議員の質問に重複する部分は少し飛ばさせていただきまして、先に進ませていただきたいと思います。

 8月18日に山梨県甲府市で行われた第22回東京・大阪間沿線経済団体リニア中央新幹線早期建設促進大会というものがございまして、出席してまいりました。その中で、予定ということでございましたが、品川−名古屋間の開通時の1時間当たりの本数、それから、そのうち各駅停車型の本数と、ある程度予測という形で示していただきましたので、その点について、現在発表できる、あるいは把握しておる範囲のことをお示しいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) JRが今現在公表している車両の本数につきましては、公表されているものはございません。今まで輸送需要量の分析とかそういうところで仮定として出た本数はございますけれども、正式に公表されている本数はございませんので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、全国新幹線鉄道整備法の中にも、建設費用の負担の項目がありまして、国の責任でそういったことも進めていくというふうに書かれております。こちらのところも要望しながら、国家的事業であるリニア中央新幹線をまちづくりの起爆剤として、中津川市が中間駅や車両基地のあるまちとして先進地となれるように、関係機関との調整も含めて一歩先を見据えた進行をされることを期待しまして、この件についてのご質問を終了させていただきます。

 続きまして、大きな項目の3つ目に移らせていただきます。新図書館(創造情報館)建設についてでございます。

 8月23日の市議会の全員協議会にも示していただいたDVDを見させていただきまして、イメージというものが膨らんできたわけでございますが、まだまだ検討する要素もあると思われます。並行して、また市民の方への広報等、それも充実していく必要もあると思われます。今までの経緯の中で、中心市街地活性化の補助金並びに国の政策等についてのご質問でございます。この市の中心市街地活性化基本計画が大きく関係しており、この計画に沿って事業が進行していると思われますので、現状の中津川の活性化事業、33の事業があるというふうに私は把握しておりますが、この33事業に関する中心市街地活性化の事業としての進行状況などをお示しいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 中心市街地活性化基本計画の進捗状況は、33事業のうち、完了したもの2件、実施中28件、停滞3件となっており、91%が完了または現在実施中でございます。いずれも町中のにぎわいづくりのために、市と商工会議所並びに商店街などと協働し、事業を進めております。豊かな自然に包まれ、街道文化が息づき、安らぎがあり、生き生きとしたまち中津川を理念とし、その達成するために3つの目標を掲げております。みずから誇れるまちの創出、快適に暮らすことのできる市街地の形成、商業活性化の推進。旧ユニー跡地開発事業、新図書館建設事業は、まさしくこの3番目の商業活性化の推進を目標とした事業の目玉でございます。中心市街地は市全体のまちの顔であり、歩いて楽しい町並みの形成が必要ですので、今後も中心市街地活性化基本計画の目標達成に向け、市と会議所、商店街が同じ方向性、目標を持って事業を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、この新図書館というものから創造情報館というふうに名称のほうも、ニックネーム的かもしれませんが、つけておるということでございますので、その辺のイメージの違い、それから、独自性、または先進性というのがどのように違うかということについてご質問させていただきますので、お答えいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 創造情報館につきましては、図書館のあるべき姿をあらわしたものでございまして、依然として図書館にかわりがあるわけではございません。図書館と違ったものをつくるというようなことを進めておるわけではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 今回中津川市が予定しております新図書館、いわゆる創造情報館の独自性ですとか先進性ということなんですけれども、基本的な考え方といたしましては、多様な情報源ということがまず第一になります。市民の皆さんの知りたいということにこたえて、なおかつ人が集い交流することで新たな出会いをつくり出す。その交流を個々の創造につなげ発信していくという流れを想定しておりまして、そこが独自性と先進性の大きなポイントであるというふうに考えております。そのため、本来の図書館機能に加えて、交流や情報を創造し発信していく機能ですとか、ハイブリッド図書館とネットワーク図書館としての機能も加えてまいりました。

 交流機能としては、今の図書館にはない中高生が集うティーンズコーナーですとか、学習室、それから、一般向けのカフェコーナー、そこに隣接する新聞、雑誌コーナーや読み聞かせのコーナー、そして、市民の出番となる市民ギャラリー等、新たな出会いにつながる場を多く備えて、人や情報の交流から生まれたアイデアなどの情報を共有していくこととしております。

 情報の創造と発信の機能といたしましては、3階にデジタル工房を設けまして、中津川市内全域の歴史、文化、産業、教育、自然など、地域の特性ある情報を共有するため、これらの情報を収集いたしまして、整理、蓄積、保存、提供していきたいというふうに考えております。

 また、創造情報館は、地域や学校図書室との連携、市全体の読書活動を強化するということで、ネットワーク図書館の核となるものでございます。具体には、配本サービスや図書館司書がテレビ電話などのデジタル機器を通しまして各地域とつなぎ、顔を見ながら図書や情報の相談などの支援サービスを提供していくことを計画しておるところでございます。

 一方、従来からの印刷物としての書籍とあわせまして、電子情報、電子書籍などを収集、提供するとともに、博物館などの資料情報をデジタル化して世界じゅうに発信するハイブリッド図書館も大きなポイントとして考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、今言われたようなところ、現状の市民の理解度といいますか、そういったところをどの程度というふうに把握されておるか。また、今後どのような周知をするかというところについてのご質問をさせていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市民の皆さん全体につきましては、広報なかつがわですとか図書館ニュースなどでお知らせをしてきております。市民の皆さんへの説明ということに関しましては、平成22年の4月以降、出前講座ですとか啓発活動、延べ73回実施してきております。まだまだ十分と考えておるわけではございませんけれども、今後も引き続きそういった出前講座ですとか啓発活動を通じましてご理解いただくように努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、先ほどからの市の中心市街地活性化基本計画をもとにしました中津川が持つ独自の中山道を中心としたというようなご説明がございました。その街道文化の活用方法等を含めた中津川の特性を生かしたまちづくり計画の骨子をお示しいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) まちづくり計画という部分のお尋ねですが、新市総合計画ということになろうかと思いますが、それではあまりにも広い部分もあろうかと思います。中津川市全体ということを考えるときに、基本的な考え方としては、バランスのとれた市、いろいろな市民の皆さん方のご要望というのが各方面においてあると思うんですが、それぞれ文化かスポーツかということではなくて、文化か、スポーツか、福祉かとかいうような形ではなくて、文化、スポーツも、福祉、医療もというような形で、バランスのとれた全体像を目指していきたいというぐあいに思っております。

 ある意味では、また地域的にも町中か中山間地かというようなことではなくて、町中においても中山間地においても、それぞれの課題を解決することによって全体の活性化ということにつなげていきたいというぐあいに考えております。そういう中で、創造情報館、新図書館についても、そういう観点の中で、まちづくりは人づくりということも言われるところでありますので、単に箱ものとしてのものではなくて、読書による人づくりのまち中津川という形につなげていき、それも町中だけではなくて、先ほど文化スポーツ部長がご回答というか、答弁申し上げたように、ネットワーク型図書館というような形で、清美図書館とかあるいは公民館図書室の充実ということを図って、配本サービスというもの、また、その公民館図書室においても電子書籍というような電子機器も備えるというような形で、全体的にレベルを上げる形で読書による人づくりのまちということを目指していきたいと思います。

 とりわけ子どもさんたちが将来を担う、まちの全体の発展を担うということからすると、昨日も勝議員のほうからも学力についてのお尋ねがあり、その課題が読解力であるということもありました。まさにそういうようなところをしっかりと読書によるまちづくりということで解決をしていって、全体の中津川市の元気というものを出していきたいというぐあいに思っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、先ほどの中心市街地活性化基本計画についてですけれども、終了年度は平成24年度というふうに聞いておりますが、平成25年度以降についてどういうふうに持っていくおつもりかご質問させていただきます。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 現状では、24年度で終了の予定でございますが、検証させていただいて、また中心市街地に活性化できるメニューであるとか、住民の皆さんに活力を与えるようなメニューがございましたら、また関係省庁とも協議をさせていただきまして、継続することも含めて検討させていただきたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) ただいまお答えいただいているように、この施設を知の拠点ということで考えておられるということですけれども、教育全体というふうに目を向けた場合のそのような影響といいますか、寄与させていくとか、そういう点につきましてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) 新図書館は文化施設、教育施設として、幅広く学校図書館を支援するものであります。学校図書館では対応できない本や資料を新図書館より得ることができ、読書活動や学習活動が充実するなど、生涯にわたって学ぶ基盤づくりに大きな役割を果たすものと期待しております。中津川市教育委員会は、これからの中津川を担う子どもたちのよりよいひとり立ちを第一に目指しております。そのための土台となる読書活動を充実させる、これを取り組みの大きな柱としておりますが、それに大きく寄与するものと思っております。学校図書館だけでは入手できない資料や本を市内のすべての学校が活用できる。新図書館には落ち着いて学習できる環境が整い、学校外での学習スペースが確保できるようになる。あるいはテーマごとの配本サービスなど、新たに新図書館が計画しているネットワーク事業を活用して学校図書館の充実を図ることができるなど、非常に多くの期待が持てるものと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 2番・吉村浩平君。



◆2番(吉村浩平君) それでは、最後に質問ではないんですけれども、今の人づくりの拠点ということで効果が上げられるように、また工夫をしていただければありがたいというふうに思います。

 また、全体的には、今の中津川市の未来に向けた希望というところをしっかり踏まえて、我々を含めて全市民で協力してまちづくりができるように、そういう環境をまたつくっていただくように市の側もお願いしたいということを期待しまして、ご質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長より補足答弁がございますので、この際発言を許します。文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 先ほど私の答弁の中で、国体関係なんですけれども、当市を訪れる選手、役員、およそ950名というふうに申し上げましたけれども、訂正をさせていただきます。

 1日当たり最大で1,169名が予定をされております。平成24年9月30日から10月3日までの4日間開催されるんですけれども、延べでは選手、役員などで4,700名弱という人数となっております。

 なお、このうち中津川市を訪れる出場選手は705名の予定となっております。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) これにて2番・吉村浩平君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時まで休憩いたします。

  午前11時33分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後 1時00分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に続き会議を開きます。

 先ほどの吉村浩平議員の質問に対して、文化スポーツ部長より補足答弁がありますので、これを許可します。文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 午前中の吉村浩平議員への答弁の内容について、一部補足をさせていただきます。

 吉村浩平議員の質問のうち、国体期間内に当市を訪れる選手、役員数については、950名を見込んでいるとの答弁を1日当たり最大で1,169名を見込んでいると修正させていただいたところでございますが、その後の質問にございました当市を訪れる選手、関係者の宿泊者数についてでは、1日当たり最大で950名を見込んでいるとの答弁には修正はございませんので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 一般質問を続けます。21番・吉村久資君。

  〔21番・吉村久資君質問席に着く〕



◆21番(吉村久資君) それでは、発言通告に基づきまして、市政一般について質問をいたします。

 最初に、CKD(慢性腎臓病)対策について質問をいたします。

 全国的に末期腎不全による人工透析患者が増加していると聞き及んでおります。中津川市の健康増進事業の中で、がんについては、平成23年度当初予算において子宮がん検診、乳がん検診、さきの6月補正においては大腸がん検診、また肝炎対策として肝炎ウイルス検診のそれぞれ無料クーポン券を発行して受診を促進するという目に見える対策が講じられております。CKDは、放置すると人工透析や腎移植が必要になるばかりではなく、心筋梗塞や脳卒中の危険因子であることがわかってきたとありました。

 今回、この質問に至った経緯が2つございます。1つは、会派の視察で、市勢の規模が若干違いますが、熊本市のCKD(慢性腎臓病)の取り組みを知ったこと、2つ目に、私個人の話でございますが、人間ドックで腎機能でD判定、レベル3をいただきまして、今まで人工透析は人ごとのように考えていたのがそうではないという事実に直面したこともあります。丁寧な事後指導を市民病院のほうで受けてまいりました。CKDの発症予防や悪化防止、心血管疾患の発症、進展の予防のために総合的な取り組みが必要と考え、中津川市の患者の現状や、既になされている対策と今後の対策について、以下質問をいたします。

 現状を知るという観点から少し細かな質問になりますが、数字的な質問をいたします。

 1つ目でございます。中津川市民の透析患者数を平成20年から22年の年度別に伺います。通告書は23年までと書いておりましたが、年度途中でございますので、22年度までに訂正をいたしまして、平成20年から22年度の年度別の透析患者数をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 中津川市民の正確な透析患者数は把握できませんが、身体障がい者手帳1級の方で腎臓機能障がいの手帳を持っている方を透析患者としますと、平成20年末で188人、それから、平成21年末で201人、平成22年末で208人です。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) この数字というのは、岐阜県の平均とか、他市との比較がわかりましたらお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 患者発生頻度比較を人口100万人当たりで見ますと、中津川市は国や県より人工透析患者数が多くなっています。平成22年末の状況を比較しますと、中津川市が人口100万人当たり2,479人、県が2,087人、国が2,320人です。他市では患者数の把握に取り組んでいるところがなく、比較ができない状況です。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 今他市との比較、それから1番で年度ごとに、数字的に大きくはないんですが、ふえているというような状況かなというふうにとれると思いますが、この辺の原因とかそういうところの分析等をしておりましたらお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) ここ3年この数字を見ましてもふえておりますが、最近、特に原因としては糖尿病性の腎症といいますか、そちらの関係で患者がふえておるのが傾向であります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 次に、昨日田口議員の質問と重複いたしますが、特定健康診断の受診率、これにつきましても、先ほどお話をしました3カ年の推移という形でお伺いをしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 中津川市国民健康保険の特定健診での受診率は、平成20年度、39.9%、21年度、33.6%、平成22年度、37.2%であります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 続きまして、また数字のところで申し訳ないんですが、中津川の市民病院、それから国保坂下病院での中津川市民の人間ドックの受診者数、これにつきましても、今の3カ年の推移でお願いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 中津川市民病院、国保坂下病院での中津川市民の人間ドックなどの受診者数でございますが、市民病院につきましては、平成20年度は、人間ドック370人。これは参考でございますが、人間ドック以外の健診が3,246人、平成21年度は、人間ドック347人、人間ドック以外の健診2,798人、平成22年度、人間ドック385人、人間ドック以外の健診3,176人でございます。

 次に、坂下病院でございますが、平成20年度は、人間ドック196人、人間ドック以外の健診2,049人、平成21年度は、人間ドック196人、人間ドック以外の健診2,167人、平成22年度は、人間ドック184人、人間ドック以外の健診2,597人でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 具体的にというよりも、人間ドック以外の健診の数字までお示しをいただいてありがとうございます。かなりの数の方が受けているのかなというふうに思っておりますが、今の中で、特に中津川市民病院、それから、国保坂下病院での中津川市民の今のドックの受診者の中の慢性腎臓病、ここにかかわる判定のD以上の上記3カ年の推移をお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院、国保坂下病院での中津川市民の慢性腎臓病にかかるDの方でございますが、市民病院につきましては、平成20年度は、人間ドック4人、人間ドック以外の健診14人、平成21年度は、人間ドック8人、人間ドック以外の健診20人、平成22年度は、人間ドック1人、人間ドック以外の健診12人。次に、坂下病院でございますが、平成20年度は、人間ドックはゼロでございました。人間ドック以外の健診27人、平成21年度は、人間ドック3人、人間ドック以外の健診13人、平成22年度は、人間ドック1人、人間ドック以外の健診は11人でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) ありがとうございました。今数字的なものをいただいたわけでございますが、今5番目に聞きました判定Dというのが私の予想していた数より少ないのかなというふうに思ったわけです。それというのは、先ほどの岐阜県の平均を聞いた中において、平均の中ではかなり高いという数字が出ておったわけですので、もう少しこの辺との因果関係が出てくるのかなというふうに思ったんですが、思ったより少ないなというところで安心したところではございます。

 これらの数字の総体的に見た中において、中津川市における慢性腎臓病の発症の状況、この辺を行政としてどのようにとらえてみえるかということをお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 新しく人工透析が始まった患者さんの主な原因疾患は、従来から多い腎炎に加えまして、糖尿病と高血圧症であると分析しております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 次に、慢性腎臓病の発症率を下げるためといいますか、これまでの取り組み、市民啓発等を行っているというふうに理解しておりますが、その辺についてお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 平成18年度からCKDについての情報収集や分析を始めております。平成19年度より健診結果のハイリスク者への保健指導や病院紹介を開始しました。平成20年度より特定健診受診者の方への2次検査を強化しました。平成21年、22年度は、市民への啓発としまして、健康推進員や食生活改善推進員など団体への講習会、CKD講演会、広報紙等への掲載を行っております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) CKDに対しまして、今部長のほうから話があったんですが、かなりの対策というか、そういうのをしていただいているなというふうには感じたところではございます。

 次に、専門的というか、私もわかりませんけれども、CKDのレベルとかDランクを出すのに、eGFR値という一つの検査項目があると思いますが、これについて、現在中津川市の中におけるものについては実施はなされているのかどうかを伺います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 中津川市の国民健康保険が行っております特定健診では、平成20年度の健診開始当初からeGFR値の検査を実施しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) これは開業医というか、かかりつけ医という言い方をしていいのかなと思いますけれども、そこにおける血液検査、そのところでも今のeGFR値というのはわかる形になっているのかどうかを伺います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 腎臓の働きを見る数値であるeGFRは、性別、年齢、血清クレアチニン値から計算して出しますので、血清クレアチニンを検査して算出すれば開業医でもわかります。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 開業医の方でもわかるという話でございますが、この開業医さんの中で行われました血液検査、この慢性腎臓病にかかわるところの検査結果というもの、これは行政でも把握できるという体制というか、システムになっているのかどうかをお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 国保の特定健診や後期高齢者健診で検査をした場合は把握できる体制となっておりますが、それ以外のかかりつけ医での検査結果については、現在では把握できる体制とはなっておりません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 病診連携といいますか、よく言われるんですけれども、かかりつけ医、開業医の人から、市民病院への紹介、いわゆる病診連携、この辺につきまして、実績というものを教えていただければありがたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 紹介の実績でございますが、平成20年度におけるかかりつけ医からの紹介状を持参された患者さん、紹介患者さんと呼ばせていただきますが、この方は5,035人、かかりつけ医から市民病院の地域連携室を通じて診療依頼のあった患者さんが、ここでは病診連携患者さんというふうに呼ばせていただきますが、この方が2,091人です。平成21年度の紹介患者は4,914人、病診連携患者は2,618人、平成22年度の紹介患者は4,843人、病診連携患者は3,177人でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) かなりの患者さんにかかわるところの病診連携がなされておるという裏づけの数字かなというふうに思いますが、これは病診連携の確立されておる診療科、あるいは病種というとあれですけれども、そういうものがありましたら教えていただきたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 中津川市民病院の地域医療連携室、坂下病院の地域医療科がございますが、これが窓口となって、すべての診療科、すべての病気において病診連携が行われております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) すばらしい体制が整えられているというふうに解釈をいたします。

 早期発見には、特定健診の受診率の向上、そして、人間ドックの受診の増加というのが欠かせないと考えますが、その促進策についての行政の対策、それから熱意についてお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 特定健診につきましては、受診率を向上させるため、受診しやすい時間帯を考え、早朝、夕方、休日の集団健診を実施するなど、毎年創意工夫を行っております。また、広報紙や携帯モバイルを活用して啓発を行うとともに、がん検診と同日に受診できるセット健診も実施しております。特に若い年代の受診率を向上させるため、40歳、50歳の節目の方を対象に勧奨通知の発送も行っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 発症の予防には、保健指導、今部長のお話があったのかなと思いますが、市民への啓発が欠かせないというふうに考えます。先ほどの答弁の中で少し触れられていたのかなというふうに思いますが、保健指導、そして啓発、この辺の促進策につきまして、行政の対策、それから熱意についてお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) CKDにつきましては、近年注目されてきた問題であり、市民のCKDに対する認知度は十分とは言えません。市民へのわかりやすい啓発や保健指導に力を入れていきたいと考えております。早期発見の促進策として、市民への健診受診勧奨、事業所健診時にeGFR値を算出するように働きかけを行い、出前講座や講演会の開催など、市民への啓発活動を進めます。また、発症予防として、国保特定健診受診者への保健指導の強化、事業所等への保健指導充実の働きかけを行うとともに、重症化予防として病診連携を進め、国保特定健診受診者の中の腎機能が悪化した方、重症の高血圧の方、糖尿病の方が適切な医療を受けられるよう、受診勧奨と受診確認を行っていきます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 市民の啓発ということで今お話があったわけなんですが、実は、ここに、「健康でいるために知ってほしいCKD(慢性腎臓病)」というものがあるんです。これは熊本の広報熊本と言うかどうかわかりませんが、中津川市で言うと広報なかつがわの中のページなんです。こういう形で非常にわかりやすいというか、ソフトなイメージ、読んでみたいなというような、こういうことをやっておりますので、市民の方がわかりやすいというか、読んでみようかなと思うようなソフト的な広報的なものもぜひ考えていただきたいなというふうに、これは要望ですが、思っております。

 それから、できれば啓発キャンペーンというか、特にCKDのところに関して、そんなところの市民にさらに怖さというのを理解していただけるような手法も積極的な取り組みをしていただきたいなというふうに思っております。

 先ほども少し質問の中に入れたんですけれども、重症化を予防するには病診連携システムの構築が欠かせないと考えますが、その辺の促進について、さらに先ほど全科でという話なんですが、その辺の連携をさらに強化するというような形の中で、何か今後対応策というか、協議というか、そういうのをしていくような方向性がありましたらお伺いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) ただいまのご質問の件ですが、ご指摘のとおり、CKD(慢性腎臓病)の病診連携システムの構築は欠かせないことだと考えております。今年4月に開設しました地域総合医療センターから市民病院総合診療科へ医師を派遣し、かかりつけ医との連携に取り組んでおります。慢性腎臓病につきましても、地域総合医療センターを中心として病診連携システムの構築に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 今、健康福祉部長のほうから話がありましたように、一番最初に質問した中において、透析患者というのは、微ではありますが増しているのは現実かなというふうに思っております。ぜひCKD(慢性腎臓病)を減らす取り組みをいま一度積極的な対策をお願いしたいというふうに思っております。

 次に、質問が変わりますけれども、リニア中央新幹線にかかるまちづくりについて質問をいたします。

 JR東海が中間駅等の案を発表して3カ月が経過いたしました。また、長野県内のルート案が発表されたことも周知のことでございます。6月の一般質問の折にも述べましたが、中津川市にとって喜ばしいことであると同時に、大きな重要案件をいただいたものであります。中津川市を取り巻く状況が変わった、あるいは変わっていくものであります。まちづくりの計画、そして法の規制、財政計画等々の喫緊の課題と考え、以下質問をいたします。

 1点目でございます。この3カ月の間の中津川市にかかわる、リニアにかかわるところの動きがありましたら、時系列で報告をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 6月7日に駅位置が公表されました。

 それ以降の動きといたしまして、6月9日でございますが、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会総会が行われました。また、その会場でJR東海による説明会が開催されました。

 6月22日には、同盟会構成市町村会議が開催されまして、リニア活用策や費用負担等の今後の取り組みに向けた意見交換がなされました。

 7月14日には、リニア中央新幹線促進中津川市民の会の役員の方に対しまして、リニア中央新幹線に関する説明会を開催いたしました。

 8月18日になりますが、第22回東京・大阪間沿線経済団体リニア中央新幹線早期建設促進大会が甲府市で行われまして、そちらへ参加をさせていただきました。

 8月29日には、県同盟会によりますJR東海の要望活動がございまして、そちらに参加をいたしました。

 9月6日には、リニア中央新幹線活用戦略研究会に参加をいたしました。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 昨日も鷹見議員の質問にありまして、また答弁にもありました。また、今の中にもありましたが、リニア中央新幹線活用戦略研究会でございますが、昨日は鷹見議員の質問に対しましては、15市町村から42市町村ということで、全県下的な研究会だというふうに伺ったわけですが、そのほかに、この戦略研究会の特筆すべき確認項目等があれば教えていただきたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 先ほど吉村久資議員が言われましたように、42市町村の県下の全市町村が参加をされたということと、あと経済界、観光団体、有識者等が参加をされる研究会でございまして、中央新幹線の開業を見据えたその効果を県下全域に生かしていくための戦略づくりを進めるということで設置をされておりまして、特に今回オブザーバーといたしまして、愛知県、長野県、JR東海等も加わった研究会となっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) まちづくりマスタープランなくして事は進展していかないというふうに考えるわけですが、計画を含めて、現在考えている行程につきましてお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 行程でございますが、駅の詳細位置が決定するまでの期間、それから、実際に路線等の建設工事をする期間、開業後の期間、その3つの段階に分けてまちづくりを考えてまいりたいというふうに思っております。

 まず、詳細な駅位置が決定するまでの第1段階では、まずは、まちづくりの方向性を示すためのまちづくりビジョンの策定をしてまいりたいと思っております。

 それから、路線等の建設工事が進められる第2段階では、ビジョンに基づく実施計画の作成と事業実施を図ってまいりたいと思っております。

 開業後の第3段階では、さらなる事業推進と評価も含めた事業の見直し等を行い、継続的かつ段階的なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 先ほど冒頭の質問に入る前に、質問の経緯の中で若干触れた言葉の中に、法の規制という言い方をしました。いろいろな法的な網かけをする必要があるのではないかなというふうに考え、こういう言葉を使ったわけですが、昨日の鷹見議員への答弁にありましたように、開発と保全という答弁がたしかあったというふうに思います。この辺と相通ずるものかなというふうに考えるわけなんですが、この辺のところの私が言う網かけという言葉なんですが、これは第1段階でこれがなされるというふうに解釈してよろしいでしょうか、伺います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 法規制につきましては、用途地域等の都市計画についての規制が考えられます。これは、新駅位置決定後から内部の検討を行い、それから、都市計画のマスタープランの変更、計画の策定、地元の協議等を経て、平成28年を目安に都市計画決定を行っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 具体的な年度まで説明をいただきましてありがとうございます。リニアのルート案の発表以前から、中津川市におきましては、広域のまちづくりについて重要な案件として取り組まれていたと認識をしております。具体的にどこにスポットを当て、どのようなプランニングが現在までにでき上がっているのかをお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) リニアがもたらす時間、距離短縮効果や、首都圏等からの人の流れ、東濃や飛騨をはじめといたします県内各地域、木曽や東三河等の連携の重要性など、取り組みの方向性を整理しております。今後、市民や関係機関との意見交換を進めまして、まちづくりビジョンの策定を行ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) ただいま部長のほうから答弁をいただきましたプランニングの話というか、取り組みの方向性を整理するという話があったわけですが、このリニアのルート等、案の発表があったわけですが、これらが今述べられた広域のまちづくりのプランニングに与える影響というのがどのようなものがあったかということについてお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) リニアが名実ともに現実となったことで、広域のアクセス整備や広域観光等の地域間連携に一層弾みがつくものと思われることから、関係地域による結束を一層強めて、濃飛横断自動車道の全線開通等による脆弱な南北軸の強化、国道19号の強化、JR中央本線のダイヤ強化等、リニアの波及効果を積極的に活用した広域のまちづくりに取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) リニアに伴う財政計画、これは中津川市の中長期財政計画に大きなウエートを占めるものと私は考えるわけでございます。6月議会でもその辺のところのお話はさせていただいたというふうに記憶をしております。リニアによる歳入、これというのは非常に大きく期待できるものではないかというふうに思うわけでございますが、この歳入の計画を立てられる時期、この辺の見通しについてお伺いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 歳入については大変期待をするところでございますけれども、事業内容が具体に今現在わからない。その状況で歳入計画を立てる時期、その見通しについてはちょっと不明でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 事業内容というのが、例えば幅が広いのかなというふうに思っておるわけですが、リニアも軌道敷という言い方をするかわからないんですが、それと駅舎、それから今の総合車両基地、そんなところの話かなというふうに思うわけなんです。先ほど吉村浩平議員の中だったかなというふうに思いますが、新幹線鉄道整備法というようなお話が出てきたんですが、その辺の歳入の計画が立てられない中に、鉄道事業法でいくのか、それとも全国新幹線鉄道整備法でいくのかというところのものがあるのかなというふうにも思うわけなんですが、その辺の何を使うかというところというのも大きくわからない、見通しが立たない理由になっているのかどうかお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 今、吉村久資議員が言われるとおりでございまして、まず事業内容、どういう規模の建物が建つとか、どういう償却資産が市内につくのかと、そういうのが全然わからない状況ということと、今言われましたように全幹法を対応させていくのか、それとも鉄道事業法を対応させていくのか、そこによって軽減の措置もかなり違ってきますので、その辺も踏まえて不明ということでございます。ただ、その時期といたしましても、なかなかつかめないところがございまして、多分これからJR東海さんのほうが国のほうに全幹法の対応をしてもらうような要望が出ていくのではないかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) ということですので、再度確認ですが、時期的なところは本当に不明という解釈でよろしいんですか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 今の段階では不明でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 本当にくどいようですが、リニアによる歳入というのは、中津川市の財政にとって非常に大きなものがある。出ていくほうも大きいものがあるというふうに思いますが、そういう面で早くその辺のところを知りたいなというようなところでこの質問に至っているところがございます。

 それで、これも吉村浩平議員のほうから質問があったわけなんですが、駅の建設費、概算で350億円と表に出ている話でございますけれども、中津川市の負担額は未定だということであります。ここからはあくまでも個人の私の考えなんですが、多分負担は何億円とか何十億円とか、そういう形になるのではないかなというふうに推測をするところです。そうなりますと、一時金で対応するということは、はっきり言って、これは不可能な話でございますので、基金の積み立てというような形で準備をしていく必要があるというふうに考えるわけなんですが、その辺について見解をお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 駅建設に対する負担はもとより、駅周辺まちづくりやアクセス整備等の推進に向けた財政確保は非常に重要なってまいります。基金の積み立ては、財源確保並びに財政負担の平準化を図る有効な手だてというふうに考えておりまして、計画的な財政運営を進めるために前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 前向きな答えでありましたので、あえていいのかなというふうに思いますが、備えあれば憂いなしという言葉ですので、額が額でございますので、ぜひ早い時期の対応というものを強く希望するところであります。

 それから次に、これは数字のひとり歩きというのは非常に危険になりますが、参考のために伺います。現在、JRの軌道敷の面積とか駅舎等の面積、これは中津川市にどのぐらいあるかということをお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) JR東海が市内に有しております軌道敷、駅舎等の面積につきましては、固定資産税の課税資料のため、地方税法並びに地方公務員法によりまして、回答ができませんので、すみませんが、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 非常に難しい理由でお断りをされたわけなんですが、個人情報だという、そういう解釈でいいわけですか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) あくまでもJR東海、一企業さんの課税、経営状況でございますので、すみませんが、守秘義務ということで公表できませんので、お願いします。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) そうしますと、次の質問も、現在JRから軌道敷とか駅舎、その他もろもろございますが、市のほうへ繰り入れというか、税というか、そういう形で入っている金額についてお伺いをしておりますので、これも聞きたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) まことに申し訳ございませんが、この質問につきましても、先ほどと同じ理由によりましてお答えできませんので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 面積とかお金がわかれば、自分でそろばんがある程度はじけるかなというような非常に安易なところで質問したわけですが、個人情報という概念を持っていなかったことについてはおわびを申し上げたいなというふうに思っております。

 次に、新図書館の建設について質問をいたします。現在中津川市で展開されている案件という形でございますが、6月議会で市民への説明について質問をいたしましたので、確認をさせていただきながら、さらに1点ご質問をしたいというふうに思っております。

 まず質問の1つ目でございますが、関心が高い事業なので、説明責任が行政にはある。どうこたえていくのかという質問に、文化スポーツ部長から、そういった地区へ出かけての説明、出前講座など、あらゆる機会を通して説明させていただきますという答弁がありましたので、確認をいたします。地区へ出かけての説明、それから、出前講座の回数、これにつきまして、私が質問をした以降8月22日以前と、23日以降に分けて回数を報告してください。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 出前講座やパンフレット配付等の広報活動回数は、6月議会以降8月22日までの2カ月間で16回、8月23日以降、今後の予定も含め1カ月間で8回となっております。

 ちなみに、平成22年4月以降では、通算73回地域に出かけ、出前講座やパンフレットの配付等の広報活動を行っております。

 また、8月26日には、連合岐阜東濃地域協議会より、新図書館建設事業の推進についての要望書をいただいており、その中で、各組合での出前講座の依頼も受けているところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 地区へ出かけの説明と出前講座、分けてというような質問をしたつもりではございましたが、一括という形でもいいのかなというふうに思いました。

 それで、今回数を聞いたわけなんですが、申し訳ございませんが、延べ人数、そこに参加された方の人数等を教えていただきたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 8月22日までの2カ月間では延べ503名、8月23日以降、出前講座3回になりますけれども、61名となっております。

 なお、平成22年4月以降では、延べ約4,500人ということになっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 先ほど部長の答弁の中にございました連合岐阜という話もあったわけでございますが、1つには、市民の方に内容が理解されていない中でどうなんだというところがあるのかなというふうに思うわけなんですが、この22日と23日に分けたというのは、私の概念的には、維持費が明確に示されたのが22、23日、ここのところかなというふうに思ってこういう質問をしたわけでございます。23日以降、維持費が明確にされてからの回数というのがまだまだ少ないというふうに思っておりますので、ただ、これだけの回数をこなされたということに対して、所管の職員の方に対しては敬意を表したいというふうに思っております。

 次に、この説明会等で出てまいりました出席者の方からの主な質問とか答弁の内容、質疑の内容について、すべてとは言いませんので、主なものを聞かせていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 出前講座におきます主な質疑内容は、次の4つでございます。1つは、本当に図書館ができるのかということ。次に、駐車場は確保できるのか。3つ目に、維持管理費を含めお金は大丈夫か。4つ目に、福祉や病院にお金を使うべきという質問が出されております。

 これに対して、本当に図書館はできるのかということにつきましては、市議会で建設予算の議決を含め、これまで8回にわたり一貫して図書館建設を推進する方向で議決をいただいておる、市ではその議決に沿って図書館建設を粛々と進めさせていただいておるという回答をしております。

 駐車場は確保できるのかということにつきましては、体の不自由な方には敷地内の駐車場を、その他中津川幼稚園跡地、にぎわい広場を合わせ、200台を確保しているという回答をしております。

 維持管理費を含めお金は大丈夫かということにつきましては、市は借金は返す以上に借りないなどの5つの財政健全化方針のもとで、学校耐震化などの仕事をしながら、6年間で借金193億円を減らしてきておる、健全財政を確保しているということを説明しております。また、今回市の負担は事業費全体の約4分の1で済み、財政を悪化させることはないこと、維持管理費も職員を削減する中で必要な経費は確保できること、ほかの図書館と比べても割高ではないというようなことを回答させていただいております。

 福祉や病院にお金を使うべきというご意見に対しましては、市民病院ではお金をつぎ込めば医師が確保できるというものではないけれども、医師、看護師確保には約1億6,300万円を今年度はかけておること、高齢者介護では、市内13カ所の在宅介護支援センターに約4,900万円かけていること、子育て支援では、子ども医療無料化に毎年約3億円かけていることなどを回答させていただいております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 今、部長のほうから報告をされました参加された方々からの主な質問、そして、答弁、答弁という言葉がいいのかわからないですが、それにつきましては、一般質問等でよく耳にしておる答弁内容かなというふうに思うわけなんですが、その辺の質疑も含めながら、参加された方たちの新しい新図書館の建設について、反応、これをどのような見解を持たれたのかお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市の説明に対しまして、日ごろから疑問に思っていたことが理解できた、納得できたというご意見を多くいただきました。特に質問の多い病院、財政、福祉については、その場で説明用の資料も配付をさせていただいておるところでございます。今後もいろいろな機会をとらえ、市民の皆様の疑問にこたえるとともに、貴重なご意見やご要望は真摯に受けとめ、今後の図書館建設や図書館サービスに生かしてまいります。よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 先ほど話がありました連合岐阜のほうからも、積極的な市民への説明という要望があったというお話があったわけなんですが、これは、まだまだ人数的にも回数的にも努力をしていただいているとは思いますけれども、これでどうだというものではないというふうに個人的な見解を述べさせていただきます。

 それで、現在市長の解職請求という署名が行われているわけなんですが、先ほど冒頭に言いましたが、私の6月議会での質問の確認を今させていただいたのが4番までかなというふうに思っております。さらにもう1点というところの話でございますが、市長の解職請求の署名が今なされておるわけなんですが、その理由というものの大きなものは、やはり新図書館の建設、これの是非ということであるわけなんです。その行為が現在進行中なんです。昨日松浦議員も同様のことを言っていたと思うんですけれども、その行為が進行中のものを本議会に上程するということについて、私も納得のいかないものがあるわけなんです。そんなところで、結論が出てからの行動、これでもいいと私は考えますが、その辺について、昨日も述べられたというふうに思いますが、再度見解をお伺いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館建設につきましては、これまで8回に及びこの議会におきまして事業推進の方向での議決をいただいております。それに基づき、計画に従って粛々と事業を進行させていただいておるところでございます。図書館問題が争点の1つになりました4月の市議会議員選挙により、市民の負託を受けた新しい議員による6月議会で、図書館建設予算の凍結を求める決議は否決され、事業を推進することが議会としてはっきり意思決定がされていると認識しているため、上程をさせていただいたものでございます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 先ほど質問の中でも言いましたのですが、現在進行中ということですので、私のほうは個人の見解を述べ、そして、再度見解を伺うというところにとどめますので、お願いしたいというふうに思います。

 次に、中小企業等の支援について質問をいたします。

 父親の育休をとりやすくした改正育児・介護休業法について、県内事業所の7割で育休制度が改正法の水準に達していないことが岐阜県労働局の調査でわかったという記事がございました。ライフスタイル及び意識が変わってきている昨今において、仕事と子育ての両立ができる職場環境は言うまでもなく求めていく姿と考えます。行政が評価をし、そのことを市民に広報することにより、市民にも評価していただければ二兎を得る形になるのではないかと考えました。

 また、中津川市の工業の底辺を支えていただいている零細企業、表現がいいのかどうかわからないんですが、家内、家族でやっているような非常に小さな企業への支援、これについても考えたところでございます。融資という面で支援をしてみえることは承知をしておりますが、さらなることが、一歩進んだことができないのかと考え、2点について提案をし、見解を伺う質問をいたします。

 質問の1点目でございます。市内に本店または主たる事業所を置く中小企業の一般事業主行動計画、これの策定状況、これを把握しておりましたらお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 中小企業の一般事業主行動計画は、次世代育成支援対策推進法に基づき、平成23年度から101人以上300人未満の事業主に義務づけられたものでございます。この計画の届け出は県労働局となっておりますので、中津川市内の個々の事業所の策定状況は把握しておりませんが、県の労働局によれば、県内520の事業所のうち514の事業所が計画を策定していることから、市内の中小企業でも大半が策定しているものと想定されます。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 県内520のうち514ということが計画が策定済みということでございます。残されました6つにつきまして、中津川市でないことを願うところでございますが、次に、企業回り、昨日の牛田議員の言葉をかりれば企業訪問になるのかなというふうに思いますが、これらを行う中において、仕事と子育ての両立や男女共同参画への理解度、それについて、回った中において企業等の状況を把握しておりましたらお伺いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 企業訪問では、このような観点での把握はできていませんが、企業訪問の際には、できるだけタイムリーな情報を聞き取ることとしており、この夏の電力不足の際には、電話での聞き取りを含め各企業にその点について重点的に聞き取りを行い、土日操業に伴い子育てに支障を来すことというご意見を賜り、いち早く公立保育園での休日保育という対応を行いました。仕事と子育ての両立や男女共同参画への理解度につきましては、定住推進部で進めております次世代育成支援対策行動計画や男女共同参画プランの中で理解度を深めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 今部長の答弁にありましたように、確かに土日の操業、これも子育てにつながっていく一つの企業側の努力、電力だけではなくて、そういうところかなというふうに思っておるわけなんですが、今答弁の中で、定住推進部に答弁を指名するようなところがございましたので、所管であります定住推進部のほうで、先ほど産業振興部長に答えていただきましたように、そのような市内の企業の中の仕事と子育ての両立や男女共同参画の理解度、こんなところを企業がどのようにとらえてみえるかというところを定住推進部としてとらえてみえるところを知りたいと思いますので、お願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 定住推進部長・細川正孝君。



◎定住推進部長(細川正孝君) 定住推進部としましては、本年度、アンケート調査をしております。個人と企業について、アンケート調査によって理解度の調査を行っております。調査につきましては、9月末に結果が出る予定になっております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) それでは、10月以降にまた聞きますので、お願いしたいと思います。

 消防団において、協力事業所を表彰しているという事例、既に皆さんご承知だというふうに思っております。制度的には同じ考え方で発想したところでございますが、子育てしやすい環境づくりをしている企業や男女共同参画に理解のある企業を優良事業所として表彰する。また、いろいろなものをつけ加える付加する制度への取り組みというものを提案したいなというふうに思っております。付加するものは何かという形になりますけれども、個人的な考え方の中では、市のホームページや広報なかつがわ等で優良事業所として紹介したり、また、融資とか、関係企業については入札などでの優遇措置、これらの拡大を検討する等々いろいろな方法はあろうかなというふうに考えます。そんなところの私案ではございますが、見解を伺いたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 定住推進部長・細川正孝君。



◎定住推進部長(細川正孝君) 子育てしやすい環境づくりで仕事と子育ての両立を支障なくできる職場環境をつくるには、行政と企業との協働により進めていくことが非常に重要と考えております。優良の事業所の表彰や付加制度については、先進事例を調査しながら、関係各課と連携をとりながら、今後検討していきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 既に情報的には持ってみえるというふうに思います。全国的にも今の先進事例という形があったと思うんですが、この制度を利用しながら、それぞれの自治体の市民にそういう優良企業を紹介することによって、先ほどここで述べましたけれども、さらに今の企業が市民に評価していただければまた人材の確保にもつながっていくというような形で、二兎を得る形になるのかなというふうに思っております。そういう観点で質問をさせていただきました。前向きだったというふうに考えておりますので、消防団に次ぐ第2の策としてぜひ実施に向けて頑張っていただくことを期待するところでございます。

 昨日の牛田議員の質問にもありましたが、中小企業、特に私は今回ここでスポットを当てておるのは、家内企業というか、零細企業です。そういうところでございますけれども、現在の支援策についてお伺いしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 中小企業小口融資制度を行っております。低利率、保証料補給、一部利息補給により、厳しい経済環境の中で事業を営む市内の中小企業者をサポートさせていただいております。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 融資制度、これについてはあるということは承知した上での質問でございますが、望むならば、こういう零細企業への支援については、一つの例として、所得制限、当然これは要ると思うんですが、そういう中において、今お話のありました融資制度のもう一歩上を行く。例えば機械とか施設などの整備、これにかかわるところの一部助成とか、中津川市環境保全条例にある専門機関による測定結果を出す。環境の関係で、ばいじんとか、それから騒音、そして、油も水質の汚濁というか保全のための測定結果を出す必要があるわけなんですが、そういうところの報告書も小さな企業においては非常に大きな負担になってくるものではないかというふうに思うわけなんですが、そういうところの作成費等もどれだけかの助成をしてあげれば非常に助かる話ではないのかなというふうに思っております。むやみに何でも補助すればいいというものではございませんが、そういう形の中で、枠を設けた中のそういう考え方がないのかどうかということをお聞きしたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 現在の厳しい経済状況の中で、中小、零細企業への支援は重要なものと認識をしております。中津川市の緊急経済対策本部も7月から経済対策本部と新たな位置づけをさせていただきました。さまざまな経済対策を模索する中で、中小企業支援策はそのテーマの1つにもなっております。融資制度の上を行くような制度について、吉村久資議員のおっしゃるような案も含めて、関係各位の意見を踏まえ、研究をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 21番・吉村久資君。



◆21番(吉村久資君) 部長のほうから、経済対策本部の抱えるテーマの1つであるというお言葉もいただいた中でございますし、前向きな答弁だったというふうに思っております。中津川市の工業の底辺を支えていただいているんだということを再度強調したいと私は思っております。そして、さらなる融資制度の上を行く下支えをお願いしたいというふうに考えているところでございます。

 若干持ち時間を残している中でございますが、以上をもちまして一般質問を終わりたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) これにて21番・吉村久資君の一般質問を終結いたします。

 続いて22番・片桐光朗君。

  〔22番・片桐光朗君質問席に着く〕



◆22番(片桐光朗君) それでは、一般質問をさせてもらいます。

 まず質問の大きなテーマの1つ目、市民を無視して強行する新図書館の建設問題についてに入ります。

 いよいよ今議会に新図書館の建築工事費が上がってきました。総費用は建築主体工事、機械設備、電気設備で11億2,500万円です。8月23日の全員協議会などで、借金は6億3,000万円、この金利が1億円、毎年の返済額は5,800万円であること、維持管理費の純増分の見込み額は人件費で3,800万円と、人件費以外で22年度決算との比較で3,860万円だという説明をもらいました。維持管理費の純増分の合計額は3,800万円と3,860万円、合わせて7,660万円です。これに借金の返済額5,800万円を加えれば、新図書館の建設に伴う新たな負担は毎年1億3,460万円ということになります。維持管理費の純増分を23年度当初予算と比べると600万円少なくなりますけれども、それでも新たな負担の合計額は毎年1億2,860万円となります。いずれにせよ、図書館をつくることで毎年1億3,000万円の新たな負担が発生をするということであります。

 しかしながら、実はまだかかるのではないかというふうに思いますので、最初の質問をいたします。というのは、このほかにも駐車場整備費用、外構工事費用、それから、新たに別の場所につくるとなれば現在の図書館があくわけですので、今の図書館のスペースを別に利用するための維持管理費などを含めた費用などがさらにふえるのではないかというふうに思うわけでございます。本体工事の費用だけでは済まないだろうということです。こうした本議会で提案された本体工事以外の事業の内訳、それから、その費用見込み額をまず最初にお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 本体工事以外の事業内容及び費用は、書架、家具等で約1億6,000万円、外構、駐車場等で約2,800万円、設計、システム関係ほかで……。

  〔「ゆっくり言ってください。もう一回書架からお願いします」と呼ぶ者あり〕



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 書架、家具等で約1億6,000万円、外構、駐車場等で約2,800万円、設計、システム関係ほかで約1億9,900万円を見込んでおり、合計で約3億8,700万円を見込んでおります。

 なお、当初予定した18.1億円の範囲内で事業を進めておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 全体としては比較的おさまっているなという感じをしながら、今の数字を受け取りました。そうしますと、今言われたものですからあれですが、建設費の総額というのが、書架、家具というふうにもおっしゃいましたけれども、外構工事あるいは設計等にかかる費用というのは現在出されておる11億2,500万円プラス幾らということで、合計幾らになりますか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 本体工事以外で今申し上げた約3億8,700万円を見込んでおりまして、合計で本体工事と合わせまして約15億1,200万円を見込んでおります。これも何度でも恐縮ですけれども、当初予定した18.1億円の範囲内で事業を進めさせていただいております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 3億8,700万円さらにふえるんだということですが、この3億8,700万円、起債もふえることになりますか。ふえるとすれば、起債は幾らふえて、総額幾らになるのかお答えください。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいま申し上げました土地取得費を除いた全体事業費約15億1,200万円にかかる起債額は約6億1,000万円を見込んでおります。当初6億4,000万円の起債を見込んでおりましたので、そういった比較でいきますと、当初計画よりも3,000万円減る見込みであるということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 8月23日の全員協議会などで、起債が6億3,000万円というふうに、たしかおっしゃっていたと思います。今おっしゃったのは、11億2,500万円本体工事にさらに3億8,700万円を加えた15億1,200万円に対する起債総額が6億1,000万円だということになると、6億3,000万円でしたから、23日の説明からさらに2,000万円少ないということなんですが、そういうふうでよろしいんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 8月23日の全員協議会で説明させていただいた折の数字は、入札執行前の設計金額からの計算による起債額でございました。25日に入札が行われまして、当然ですけれども、設計金額よりも低い金額で落札されたということから計算をし直しまして、ただいま申し上げた数字になっておるということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) わかりました。それでは、全協以降、また状況が動いてきておるということですね。

 そこで、実質負担額、利息分を含めて幾らになるかということです。これまで市は実質負担額、利息を含めて説明をしておりません。広報を見ても4億7,000万円ということで言っておって、それには金利が入っていないんだということを言っていた。これは市民をだますことになります。それではいけません。金利も含めて実際に市民の皆さんの負担になるわけですので、改めて建設費総額の実質負担額、利息分を含めて幾らなのかお答えをいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 建設費総額の市の実質負担額は利子分を含めて合計約4億9,000万円の見込みとなります。その内訳は、先ほど申し上げました起債額6億1,000万円については約2億2,000万円が交付税として交付されるため、この部分の市の実質負担額は約3億9,000万円になります。これに一般財源の約4,000万円を合わせますと、計約4億3,000万円となり、当初計画の市の実質負担額4億7,000万円よりも4,000万円減っておる状況下でございます。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 利息分のお話がまだかと思いますので、利息につきまして私のほうからご説明をさせていただきます。

 起債額6億1,000万円に対する15年間の利息合計は約1億円、先ほどからもお話があります。このうち利子に対して交付税が交付される分があります。その分が3,600万円ございますので、支払い利子に対する実質負担額は6,400万円となります。

 ちなみに、中山間地域の情報格差解消のための光ファイバー網の敷設では起債額が11億4,000万円でございまして、その利息が約2億円ございます。交付税で交付される分を差し引きますと1億3,000万円ということで、新図書館が約半分の実質の支払い利息で済むということになります。一方、健全財政推進の方針に従いまして、高い利率の借金につきまして、平成22年度までに約33億円を繰り上げ償還しておりまして、利息の3億2,000万円を節約をしてまいりました。今後も繰り上げ償還等を実施しまして、支払い利息の節約に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) いずれにしても、今回初めて利息を含めての実質負担額ということで発表があったわけですけれども、これを払うのはどちらにしても市民の皆さんの血税ですから、そういう面では市民の皆さんに初めから、金利は幾らなんだと、今部長がおっしゃったけれども、そのうち何%は補助金の対象になりますということも含めてちゃんと示すというのが当然の市の姿勢だと思うんです。そういうことをせずに意図的に少なくしておいて、そうしておいて議会のたびに、図書館については広報が不足しておりますということを言ったって、これは通らない、恥ずかしい、そういうことだというふうに思います。これは別に部長が隠しているというふうに私は全然思いませんので、その点はご了解をいただきたいと思います。

 それから、質問の2つ目に入ります。本来なら図書館の建設は、電子書籍の普及に伴って、図書館の現在の貸し出し中心の機能をどのように高めていくのか、新しい時代に合った図書館にどうやって機能を高めていくのか、そういう議論から入って、そのための人員配置や建物の改修などを検討して、どうしても新しくつくらなければならないという結論になれば、複数の候補地を調査して、最終的に1カ所に絞る。こういう順に進めるはずです。ところが、土地を買うのだけれども、何をつくるか。補助金がたくさんもらえる図書館にしようという点から入って、一番大切な図書館の機能の具体的な説明は8月23日、まだ1カ月もたっておりません。8月23日になって、それも議会に対してだけやったという段階ですから、市民の皆さんの理解が全く得られておらんわけです。そんな状況なのに、もう10月には着工しようとしておるわけです。

 この本末転倒で拙速、強行な進め方にこそ、新図書館建設に対する市民の理解が得られないどころか、不満や反発を招いて、市長のリコール運動にまで発展するようなすべての問題の根源があるのです。事ここに至りましたけれども、改めて一たん立ちどまって、少なくとも市民に建設の意思を問えと、私はこういうふうに言いたいわけです。大山市長は市民の思いをアンケートや住民投票という形で聞くつもりはないのでしょうか。市長ご自身の答弁を求めます。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館建設事業につきましては、8回に及ぶ事業推進の方向で市議会の議決をいただいており、特に平成22年3月議会の市民アンケートを求める請願、それと平成23年4月の市議会議員選挙後の新しい市議会議員による6月議会での市民アンケートを求める再請願については、2度にわたり不採択になっております。現在事業は議決に基づき計画的に進めていることから、改めて市民アンケート実施の予定はございませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 8回にわたって議会で議決が行われているということ、市長も職員に毎回言わせておるわけですけれども、なぜリコールの署名が起こっているのかといったら、議会でそういうふうに議決をしたことが実は市民の皆さんの思いと違うんだと、私たち市民、主権者とは違いますと、こういうことでリコール運動が起こっておる。市長、そういうふうに思いませんか。市長にお尋ねします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) リコール運動についてのご質問ということでありますので、私から答えさせていただきますけれども、先ほど文化スポーツ部長もお答えをさせていただいたんですが、これまで8回図書館建設推進の方向で議決をいただいているところであります。民主主義のルールに従うならば、私は、議決されたことを執行しないほうがリコールに当たるというぐあいに考えております。といいますのは、全国町村議会議長会の編集による「議員必携」でも、議決はもはや議員個々の意思からは独立したものとなり、議会全体の統一した意思ということになる。たとえ議決とは反対の意思を表明した議員があったとしても、その議会の構成員である以上、議決の宣告があったときから成立した議決に従わなければならないことになる。これが私が理解する民主主義のルールでございます。違うということであれば、また反論をいただければと思います。

 4月の市議会議員選挙後の新しい議員さんたちによる今の議会でございますけれども、6月議会が開かれまして、そこで新図書館建設に関する予算執行の凍結を求める決議というものが提案されました。これについては否決されている。これが議決でございます。これは「議員必携」によれば、議会の統一した意思ということが市長たる私に示されたというぐあいに考えておりまして、むしろこの議決に沿わない形で行動することが私のリコールに値するようなことではないか、このように考えておるところです。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) きのうも佐藤議員や松浦議員、この場で発言がありましたけれども、リコールの署名というのが11日の最終段階で2万2,053という報告がありました。2万2,053という数字は、2万2,500あれば有権者の3分の1、要するにリコールが成立する数字です。あと500なくても成立をするという、そういう数字なんです。この間17日間やってきたら、2万2,000を超えた署名数になったわけです。まだ署名期間は14日ほどあるわけです。ですから、これはリコール署名が成立するというのは、これははっきりしているというふうに思います。

 はっきりしているけれども、なおかつ一新の会の皆さんたちはそれを突破して、2万7,000までやっていこうというふうにおっしゃってみえる。私は2万7,000は何なんだというふうに聞いたら、わかりました。前回大山市長は選挙でとられた得票数2万5,400何十ですね。それを超えるような署名数を集めようとしてみえるわけです。今のような調子でいけば、これは必ずいくだろうというふうに私は見ております。とすれば、これは住民投票をやっても、市長の解職という数のほうが多くなる可能性が極めて高い。となれば、これは市長選挙までいってしまうということです。

 そういうような状況になるのは、そこで先ほども市長の答弁になるわけですけれども、議決を議会がしたとおっしゃるわけですが、議会の議決も市長の提案も私たち主権者である市民の声を反映していないと、こういうふうに思ってみえるからリコールの話がここまでいってしまうのではないですか。市長がやっていることはもっともだ、賛成だと思っている方が見えれば、期間を半分残して、ほぼ署名数の3分の1を達成なんていうような状況になんかなり得っこない。実は、市長、ここをしっかりと考えていただきたいと思うわけです。

 議会で決まったと言うけれども、それが本当に市民の皆さんの意向に沿っていない。それだからこそ、こういう運動になるということをしっかりとわきまえていただきたいと思うわけです。議決に従わないのはとんでもないことだと言うけれども、そういうことではなくて、市民の皆さんの多くの声、これに従わないような議員や議会こそ問題なんです。そのことをしっかりとわきまえてもらいたいというふうに思います。このことはこれまでもさんざん言ってまいりました。時間がないですから、そういうことで次に行きます。

 質問の3つ目であります。今議会に市のほうで提案しております11億2,500万円の予算を伴う工事請負契約は、たとえ賛成多数で可決したとしても、現在市長のリコール運動の最中ですので、結果が判明してから執行すべきだと思います。リコール運動の最大の焦点はこの図書館建設問題ですので、これは当然のことです。結果が判明するとは、リコール署名が成立した場合は、住民投票の結果が出るまで待つとか、住民投票の結果で市長が解職という可能性もあるわけですので、それを受けた市長選挙の結果が出るまで執行、つまり、契約を凍結するということです。これは、住民主権、住民自治にかかわる重要な問題です。市長のお考えをお尋ねいたします。市長、答えてください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今ご質問の前段では、議会の問題だというお話をいただいたところですが、私は、今度の4月の市議会選挙においては、市民の皆さんの声を新しい、今ここにおられる議員の皆さん方はしっかりと背負われているというぐあいに思いますので、私の立場としては、議会は市民の皆さんの声を反映して議決をしていただいているというぐあいに考えているところでございます。よって、今、片桐議員がお尋ねのような形で行動するのではなくて、この議決に従って工事の実施についてもしっかりとお諮りをしていきたい。議案として提出をしていきたいというぐあいに考えているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) これは、きのうの質問の中で、賠償していく可能性があるということが出てまいりました。賠償金を払わなければいけない場合というのはどういう場合なのか、改めてお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 損害賠償ということでとらえて考えますと、工事請負契約の解除権というのが首長にあります。市が必要があるということで工事請負契約を解除した場合に、市は受注者へ工事の出来高の支払いと、もう一つ、相手側に損害があるということで損害請求が出された場合として認められた場合ですけれども、市は受注者へ損害賠償を支払わなければならないということでございます。また、工事の中止権というのも首長にございまして、市が必要であると認めたとき、その工事を中止した場合、相手方に損害がある場合も同様でございます。損害賠償の支払いが出てまいります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 答弁ありがとうございます。中止権であったり、工事請負契約の解除であったりという場合に損害賠償をしなきゃいけない、そういうケースが発生するということですが、これはあくまでも契約をするからそういうふうになるというふうに考えてよろしいですか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいま私が申し上げましたのは、工事契約に伴います工事契約約款に明記されている内容でございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) だから、工事契約をするから損害賠償が発生するということなんですね。その損害賠償金というのは、契約をした人が払うのでしょうか、契約した個人が払うのでしょうか、市民の税金が使われるのでしょうか、お尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) あくまでも契約者である市にその負担の義務があると考えております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 市が払わなければならないということは、市民の血税を使うということでありますね。だから、私は申し上げるわけなんです。リコールが進められておって、これは実際に場合によっては首長さえもかわる。市民の皆さんの意向によって図書館反対ということで、首長が12月議会には今度そこに座ってみえるかもしれないという中津川市の今の状況が可能性としてあるわけなんです。そんなときに、何で慌てて契約をして賠償金まで払うような可能性を持ったことをしなきゃいけないのか。だから、はっきりした段階で契約すればいいじゃないか、そういうことではないですか。市長、もしこれ賠償金を払わなければならないと思っておったら、そういうことがわかっているのにやったあなたの責任ではありませんか。お答えください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今お尋ねのところは、仮定に基づいたお尋ねでありまして、

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛に願います。

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛に願います。市長、続けてください。

  〔傍聴席で発言する者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 退場を求めることもできますので、よろしくお願いします。静粛にお願いいたします。



◎市長(大山耕二君) 仮定に基づいた形でのお尋ねでありますので、私の答弁としては、先ほどお答えしたように、この4月の市議会議員選挙において、新たに市民の声を背負ってこられた今ここにおられる議員の皆さんの構成の6月議会で、新図書館建設に関する予算執行の凍結を求める決議というのが提案されて、それについては否決されているわけです。ということは、議会の立場としては、今、私に対しては凍結するなと、こういう話でありますので、それに基づいて粛々と事務を執行させていただいているということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) これは、実は大変な問題です。市長は議会と執行部、車の両輪だとおっしゃいますが、昔のオート三輪みたいに、自分だけが方向を決めて突っ走っていっている。あのオート三輪はころんとよく転倒したんです。今の中津川市もどうもそんな気がしてなりません。ここで市長留任となったと仮定しても、あるいはそうでなかったと仮定しても、どちらの場合も可能性としては賠償金を余分に払うなんていう可能性だってあるわけですから、それは契約を一時待てばいいではありませんか。そのことは、これまで進めてきたことと何ら執行部としては問題はないと思うんです。むしろ議会との車の両輪の関係で、お互いに意見を取り入れて納得できるような形で進められる、こういうことではありませんか。一律にこうでなきゃいかんということで決めることではないと思う。市長、再考をぜひお願いしたいんですが、いかがですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほども「議員必携」というのを挙げさせていただいたんですけれども、ご理解いただいているかどうかという感じですので、もう一度読ませていただきますけれども、

  〔「それはいいです。そんなことを聞いているわけではないです」と呼ぶ者あり〕



◎市長(大山耕二君) ちょっと待ってください。こちらのほうは答弁させていただいているんですから。

  〔「答弁になっていないです。質問に対して答えるのが答弁」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛にお願いします。



◎市長(大山耕二君) 答弁させていただいているんですから、この答弁の一番基本的な大事なところをお話しさせていただいているんですから。

 議会の意思、議決は、もはや議員個々の意思からは独立したものとなり、議会全体の統一した意思ということになる。たとえ議決とは反対の意思を表明した議員があったとしても、その議会の構成員である以上、議決の宣告があったときから成立した議決に従わなければならないことになるということでございまして、こういう基本的な民主主義のルールというところからすると、4月の市議会議員選挙で新たに選ばれた市議会の議員の皆さんが6月議会で、新図書館建設に関する予算執行の凍結を求める決議というものを否定されているわけですので、それでは、この否定をされたほうの議員さんたちは市民の声を背負っていないのかというぐあいに私は問いたい、そういうぐあいに思います。まさに私はこの議決を通じて取り組みをさせていただいているということです。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 耳にたこができるぐらいよく聞かせてもらいましたが、市長はそういうふうにおっしゃるときのここにお見えの職員の皆さんは暗い顔をして下を向いてお見えなんです。自信を持ってみえるわけではないんです。市長はそんなことばかり言っているものだから、結局リコール運動が起こるということなんです。直接請求というのは、これは有権者の権利ですから、議会や執行部が本当に私たち有権者の声を代弁していないんだというときに、これは直接請求をなさるわけでしょう。この件はそういうことが起こっているということをしっかりと踏まえていただきたいし、それから、そのリコールがこれはなっていくのも確実だろうと、成立していくのも確実だろうという状況が何で生まれてきているのかということです。そこをしっかりと見ていただきたいと思います。

 質問の4つ目。圧倒的多くの市民の皆さんは、新図書館建設を優先すべき課題だとか緊急性があるなどとは全く思っていません。市民が感じている緊急課題は、病院や福祉の充実、あるいは住宅や公共施設の耐震化などといった命や暮らしを守る上で切実な課題なのです。そして、財政の厳しいときに、さらに借金を重ねて図書館を建設しなくてもいいのではないかということなのです。その分野には――その分野というのは、病院や福祉や住宅や云々かんぬんの分野には従来以上に金を使っている、借金残高は減らしていると市長がどれだけ言っても、市民の皆さんは緊急性も優先性もない事業を今するべきではない、建設をやめれば借金残高はもっと減ると思って、全く納得していません。納得していないどころか、市長は市民の考えがわからない人だということで反発をしてリコール署名に拍車をかけているわけです。まさにそういう状況でありますので、これも改めてということになりますけれども、市民が納得していないわけですから、新図書館の建設の緊急性、優先性について、市長自身がどういうふうに考えてみえるのかお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 中心市街地は市全体のまちの顔であり、シャッター街にしないためにも中心市街地ににぎわいを取り戻すことはまさに当市にとって急務であり、優先順位も高いと考えております。そんな中、図書館の建設につきましては今までも住民要望はありましたけれども、全額市の負担であったため対応ができなかったという歴史がございます。今回、中心市街地活性化基本計画に位置づけたことで、国と県の補助金が活用でき、市の実質負担は約4分の1となります。この計画、すなわち中心市街地活性化基本計画は平成24年度までのため、今が図書館建設のラストチャンスだととらえておるところでございます。未来の中津川市を担う子どもへの投資は優先されるべき事柄の1つであると考えております。明るい未来を大人の手で約束するのは私ども大人の責任と義務であるというふうに考えております。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) あくまでもそういう形で突っ張ろうという姿勢であれば、これはまた、リコール運動にさらに拍車をかけるということになってしまうということだろうと思います。しかし、まことに残念な話でありまして、実は昨晩も私のところへ電話が参りまして、私どもはリコール賛成でやっているけれども、それは市長の人格に問題があるということを思うからだというふうにある人は言っていましたけれども、本当に自分で一たん決めたことは、市民の意見であろうが、議会の意見であろうが、耳をかさない。そして、今の部長の答弁ではありませんけれども、十年一日のごとく同じことを言い続けて突っ張っていこうということでは、これはそういうことだろうというふうに思います。やむを得ませんので、次の2つ目の質問に入ります。

 大きな2つ目の質問、停滞の原因は市長だ――ミックス事業についてということであります。

 1年前の7月のことになりますが、ミックス事業について、市長は、年内に都市計画を決定し、年度内に事業着手するというふうに表明をいたしました。そして、9月には、住民と直接対話をすると議会で答弁し、今年3月には、予定していた都市計画審議会の開催をまたも延期して、直接住民に謝罪をしたいというふうに表明をされました。ミックス事業は、市長自身何度も繰り返して、22年度中に事業着手しないと6億円の補助金返還の可能性があると言ってきた新図書館建設と並ぶ中津川市政2大課題の1つです。それが進んでいない。全く進んでいない。

 そこで、まず質問の1つ目として、市長みずから直接対話を表明し、謝罪するとまで言いながら、この間地元にどういう働きかけをしてきたのか。昨年の9月から今日までの市長自身の行動を報告してください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 昨年9月と12月に、市長が地元役員宅を直接訪問し、話し合いの依頼をしました。また、12月の訪問では、昨年3月に実施した話し合いの議事録の突き合わせをすることで合意をいただきました。最近では、午前中、原議員にもお答えしましたが、7月26日に市長みずから役員宅を訪問し、議事録の突き合わせと話し合いのお願いをいたしましたが、残念ながら、実現には至っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 改めて市長にお尋ねしたいと思いますけれども、昨年9月に、住民の皆さんと直接対話をするとおっしゃり、今年の3月には、謝罪をするとおっしゃったのは、その努力をするという意味でおっしゃったのか、効果のある行動を行うとおっしゃったのか、市長、どっちだったんですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 謝罪をするという方向で努力もし、また、それの実現に向けて取り組むということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 何でちっとも効果が出ていないんですか。これは1年になります。何で効果が出ないんですか。それから、効果の出るような行為を本当に自分でしたと思っているんですか。お尋ねします。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 議事録の突き合わせを行って、双方の相違点を浮き彫りにしまして、そこから糸口を見つけていきたいという考えで突き合わせと話し合いについてお願いをしておりました。しかし、実現に至っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) だから、私は、できていないのをどう思っているんだと。ちっとも説明と言動になっていないじゃないかということを市長に聞いているわけです。なぜできないんですか。市長、答えてください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、相手のある話でありまして、そういう意味において、まだまだこれからもご理解をいただかなければいけない、こういうぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 何をのんびりしたことを言っているんですか。では、お尋ねしますけれども、市長はこれまで繰り返しおっしゃっていた6億円の補助金返還、この可能性は高まっているということをこの前おっしゃっていましたけれども、23年度、もうスタートです。これは補助金の返還の可能性はなくなったんですか、高まっているんですか。市長、どう思っていますか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 可能性は常にあると思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) これまでの言い方からすれば、可能性が常にあるなんてものではないんじゃないですか。それなのに、市長はちっともこれは進められないというのは何なんですか。それの理由は何だと市長はお考えなのかお尋ねをしておるわけです。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 過去の経緯のやりとりに終始しているという部分がございまして、それについては先ほども部長が答弁させていただいているように、議事録の突き合わせということで、大体最後の認識の一致のところまでは来ているということではありまして、そういう意味では、議事録の突き合わせをするということによって認識の違いというものは明らかになる、私はこういうぐあいに思っているところです。そこをしっかりとまたお願いをしていきたいというぐあいに思っています。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) この議事録の突き合わせなんていうのは、1年以上にわたって同じことを繰り返していませんか。いつごろからそういうことを言い出したものかお尋ねをします。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 議員おっしゃるように、1年以上になると思います。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) ですから、1年以上同じことをやっているということです。そういうことなんです。それから、市長が直接地元に出向いて対話をしたいとか、謝罪をしたいとか言ってみても、市長ご自身の言葉で言えば、理解が得られないんだということなんです。そういうことですね。これは本当に大変な問題なのに、市長みずからが出向いているにもかかわらず、1年以上にわたって停滞をしているということになってしまっておるというわけです。

 そこで質問の2つ目に入りたいと思います。都市計画審議会の委員の委嘱がどうなっているかということについてお尋ねをいたします。先ほども原議員がおっしゃっておったですが、今年の4月末だったか、5月末だったか、前任者の任期が切れて、新しい委員がもう既に誕生していなければならないというふうに思いますけれども、どうなっておりますでしょうか、お尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 都市計画審議会の委員の前任者につきましては、5月末で任期が切れましたので、現在候補者の選考を行っており、委員の委嘱につきましては行っておりません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 都市計画審議会が本来行われておらなきゃいけなかったわけですけれども、私の記憶では、昨年の7月か8月ぐらい、夏と、それから秋というか初冬というか、そして、今年の3月という形で、これまで3回計画されて、いずれも延期になってきたというふうに記憶しておりますが、そういうふうでよかったでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 衛生センターの都市計画決定につきましては、都市計画審議会に諮問はされておりませんので、まだ行っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 開催を計画したということでの意味です。急な話なもので、渡辺さんとしても大変かもしれません。たしか3回だったですよね。22年度についてはそういう形で、3回は違いますか。延期、延期でなったのではないですか。答弁できる人があったらお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 衛生センターの都市計画決定の審議会をやるということでは、2回というふうに記憶しておりまして、昨年と、それから3月の末ということで予定しておりましたが、緒事情によりまして延期をしたということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 正式には2回ですか。私は、夏にやるといって、それを秋に延ばして、それからまた3月にやると言って、これまた延期しているというふうに思っておりましたが、2回でも3回でもいいですが、22年度はそういうふうで都市計画審議会というものを具体的に進めていくという計画がまだあったんです。ところが、23年度、6月以降については、都市計画審議会の委員も決められない。これは何でなんですか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備計画監・渡邊弘孝君。



◎基盤整備計画監(渡邊弘孝君) 午前中、原議員にもお答えしましたように、重要な案件を控えておりますので、決定に時間を要しております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) わかりました。市長が出ていっても地元との話し合いも進められない。それから、都市計画審議会については委員も決められないという状況が今中津川市の中に出てきておる。そういう中で6億円の補助金返還ということも、金額が妥当なのかどうかということもありますし、本当かどうかということもありますけれども、しかしながら、可能性としてはある。これは大変な事態を迎えておるということではないですか。市長、どういうふうにお考えですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 確かに補助金返還の可能性は厳然として残っているところでございますので、私としては、これからも議事録の確認を契機にして、地元の皆さんとの話し合いをさせていただきたいというぐあいに思っております。そういう中では、施設の内容、そういったものもしっかりとご説明をさせていただきたいと思っておりますし、また、その前に立地選定の理由あたりも公平、公正に行ったということもご説明をさせていただきたいと思っております。

 補助金の返還の可能性以外にも、現在の衛生センターが維持補修費が年間約2,000万円で、年々増加している。築40年たっているわけでありまして、また、し尿汚泥あるいは下水道汚泥は市外で処理しているというようなことで、これに年間約1億円と多額の費用を要していますし、環境先進都市としては、こういった廃棄物を市外で処理していただいているということ自体は大変不名誉な部分もございます。そういうことでしっかりとご説明をさせていただきたいと思っております。

 とりわけ環境についてご心配をされている向きもあろうかと思いますので、施設は全体を建物で覆って、出入り口は二重扉を設置して、さらには室内で臭いを吸引して脱臭するというようなことで、周辺環境には配慮した最新のものを建設するということで説明もしてまいりたいと思いますし、また、バキュームカーにおいてもそれを外側をしっかりと覆って、イメージのダウンにならないような形の車を導入するということもご説明していきたいというぐあいに思っているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) そういう答弁は1年も2年も前から聞いているんです。私はそういうことを言い続けたけれども、しかしながら、ちっとも進まない。しかも、補助金返還だということは相変わらずおっしゃるわけでしょう。大変な責任が行政としてはあるではないか。そこを市長はどういうふうに認識しているのかということをお尋ねしているわけですから、質問に対する答弁をお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 市民の皆さんにはそういう可能性を残していて、また、合併特例債なども平成26年までしか使えないということで、そういう意味においては市民の皆さんにも大変不安を与えている部分というものもあろうかと思いますので、その点についても私としても責任を感じておるところでございます。また、地元の皆さんのほうにもいろいろな要望もあろうかと思いますので、そういった部分もお聞きする中で、早急にご理解を賜りたいというぐあいに考えておるところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 政権末期の首相のような感じで、同じことを何回も言うし、それから、言っていても、本当に大山市長のもとで地元との話し合いはできるのかとか、6億円の補助金返還と言いながら、その責任を感じてみえるのかということを政権担当の一番のトップとして思いながら今聞かせてもらいました。

 それで、質問の3つ目に入りたいと思います。この間、地元と話をする機会というのは、実は何度かありました。21年4月並びに22年3月に三郷クラブで開催した話し合いの後というのが実はそれです。このときには、反対署名者のお宅を市職員に訪問させたり、それから、柵をつくったということで話し合い継続の機会を市がみずから摘んでしまいました。それでも21年は、4月に三郷クラブで初めての話し合いをしたのですが、その年の7月に、苗木コミュニティセンターで事業説明会が流会になった際、会場で市長出席で地元と話し合いをするという約束をしたのにもかかわらず、直後に、2日か3日ぐらい後だったです。市は断ってしまったということがありました。

 それから、昨年度の議会の一般質問で、楯議員と松浦議員が取り上げてわかったことなのでありますけれども、21年3月には、地元の人たちは市長と話し合いができれば事業説明を聞くとまで腹を固めたのに、市長が断ったということがありました。こうした一連の経過の中で、地元の人たちは、当初は話し合いをというふうにおっしゃっていたのにもかかわらず、大山市長に対して不信感を募らせ、抜き差しならないものとなってしまったということです。

 その結果、最大の課題である地元との話し合いはいまだに日の目を見ていないんです。ましてや、地元の理解を得るなどということは大山市政のもとでは全くもって無理なこととなってしまいました。市長がかわらなければ、ミックス事業は進むことも引くこともできない事態に我々は今陥っているんです。こうした状況を市長はどう認識し、どんな展望、打開策を出すつもりかお尋ねをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 粘り強く、先ほど申し上げたような形で市民の皆さんの理解もいただきながら、説得、説明、それに努めてまいりたいと思います。環境的にも大丈夫だということ、また、立地についても公平、公正に比較選定をさせていただいているというようなことを真摯に訴えていきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 難しいですね。津戸、三郷両区のうちの戸数、両区で150戸あるそうです。ちょうど150だそうですけれども、今回のリコール署名の署名を集める人、受任者は、お聞きしましたら、この津戸、三郷の150戸のうち、署名を必死になってとってみえる受任者と言われる人が168人見えるというんです。戸数は150なのに、やってみえないうちもあるでしょうから、ダブル、トリプルで、2人3人と受任者としてやってみえる方もあるんです。要するに、150戸あるミックス事業の地元の関係者の方が168人、それも市長をリコールしなきゃいけないということで署名をとってみえるというんです。これは市長がかわらなければ事業は進まないという証明だというふうに私は思いますけれども、市長はそう思われませんか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) その168名という方がどういう形でやっておられるかというのは承知していないところでございまして、私としては、先ほど来申し上げているような形で取り組みをしていきたいというぐあいに思っております。広く理解をしていただくような形で、市民の皆さん方にも理解していただくような形で取り組んでいきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 21年7月、苗木のコミュニティセンターで事業説明会が流会になった際に、会場で市長がお見えでなくて、関係部長が中心になって進められたこれですが、市長出席のもとで改めて話し合いを行うということを約束なさった。これが記憶では2日か3日後に市長が断ったということを申しましたけれども、これは何で断っちゃったんですか。今こういう話し合いをすることが切実な課題となっておるわけです。21年の段階で、市長出席でぜひ話し合いの場を持ってくれというふうに地元で言い――今は地元は言っていないです。地元からそう言い、そして、やりましょうという話になった。それなのに、何で断っちゃったんですか。こういう話し合いが必要だということなんでしょう。それを今頼むからやってくれと言っているのに、今は断られている。この段階で「うん」と言っておけばよかったんです。何で断ったんですか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 21年9月議会で、片桐議員にもお答え申し上げておりますが、事業説明会の後、地元から話し合いの申し出がございました。その後いろいろな経緯がありまして、最終的に議会のほうに調整をお願いしまして、3月に話し合いが実行されました。したがいまして、話し合いを市が断ったことはございません。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) ここに来て、そんなメンツにこだわることはやめましょう。話し合いを断ったことはないなんて言ったって、実際に地元の皆さんにすぐ対応しておれば、こんな事態にはなっておらんわけだ。そういうことをしていないものだから、なっているわけでしょう。何でそのときに翌年の3月まで延ばすような措置をしたんですか。改めてその政治判断、何で行ったのか、市長、言ってください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) いろいろな実施に向けて協議してまいりましたけれども、その都度いろいろな問題が出てまいりまして、最終的に、先ほど申しましたように、議会のほうに調整をお願いしました。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 中身について、全く理解ができない話であります。少なくともそういう段階なら、まだまだ平たく言えば大人の話だってできたような状態が当時はあったわけです。ところが、すったもんだしておるうちに抜き差しならない状態となって、そして、今大山市長のもとでは、これはそこにつくることは白紙撤回と市長が言えば、そうすれば事態は進むんですけれども、前へ行こうとしても、もう行けないわけです。今の事態は、そういう状態に陥っているというふうに市長は思いませんか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 前にも一度白紙撤回というお話がありまして、私は再考ということでお答えをさせていただいたことがございます。その中では、地元の皆さんの提案された1カ所も含めて、また、公平、公正に立地選定をさせていただきました。ほかの場所で説明をさせていただこうとすると、私としては、何であそこがいいと市長は言っていたのにここへ来るのかというお話をされると、私としても説明がつかないという部分はありまして、そういう意味においてしっかりと立地については公平、公正に選定をさせていただいていますので、まずはその話を聞いていただきたいというぐあいに思っております。まだ過去の経緯のやりとりに終始していて、その中身の話についても聞いていただいていないというようなことでございますので、その点については議事録の確認から出発して、そういった形で話を聞いていただきたいということでこれからも説得させていただきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) そういうことになりますと、リコール成立、そして、住民投票、市長選挙、市長がかわる、こういうことがない限り、このミックス事業については白紙撤回ということはしないということですから、後ろへは戻れない。それから、地元の方たちは、150件で168人が市長のリコールの署名で必死になって飛び回って今やっているというんですから、大山市長のもとでは、これは話し合いなんかは持てるような余地もない。こういうことで6億円の問題が出てきてしまう。それから、6億円の返済がたとえないとしても、事業は大事なものであるにもかかわらず、できやしないということになってしまう。こういう事態を招く、そういうことです。それに対して、市長、もう1年も前から同じ答弁ばかりしているのでは、これは本当に進まんです。今の事態に合わせて、これからどういうふうに進めるつもりなのか言っていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 同じ答弁になって恐縮ですけれども、私としては、地元の皆さんにこれからもお願いしていきたいというぐあいに思っています。



○議長(吉村俊廣君) 22番・片桐光朗君。



◆22番(片桐光朗君) 要するに、大山市長ではミックス事業は前へ一切進めることができないどころか、6億円の補助金返還を市や市民がかぶらなければいけない。そういう状況が日に日に高まっているんだと、こういうことだというふうに私は思います。リコールを成立させない限りはとんでもない、このミックス事業の問題での費用負担もとんでもないことになってしまうということを申し上げまして、ちょうど時間が近いですが、私の一般質問を終わります。ご答弁ありがとうございました。



○議長(吉村俊廣君) これにて22番・片桐光朗君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから15時20分まで休憩いたします。

  午後3時06分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時20分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。17番・鈴木清貴君。

  〔17番・鈴木清貴君質問席に着く〕



◆17番(鈴木清貴君) それでは、9月議会、一般質問最後になりますので、簡潔に答弁もお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、今回は大きく4つの質問をさせていただきます。

 まず最初に、新型インフルエンザワクチンの接種費用の助成について質問させていただきます。

 これにつきましては、平成21年12月の第8回の定例会の一般質問でも行っておりますが、いまだ実施されていない状況から、今回も質問を行うものであります。この冬に向け、流行拡大しないように万全の対策が必要であります。季節性インフルエンザは毎年1月から2月ごろにピークを迎え、1施設当たりの最多の患者報告数は平成16年度から20年度の5年間で10台が1回、30台が3回、50台が1回でありました。平成21年度の新型インフルエンザは例年より2カ月以上も早く30台を突破しておりました。その年により流行の多い、少ないがありますが、新型インフルエンザが猛威を振るって感染が拡大しないためにも予防が大事であります。

 例年国内でワクチンの接種は10月中旬ごろから始まります。中津川市では11月中旬ごろからであります。このワクチンは重症化を防ぐ効果が期待されている反面、発症防止には限界があるが、重症化は防げるとし、重い副作用もわずかだが起こるとされています。専門家らは、新型インフルの毒性はほぼ季節性並みで、通常は数日休養すれば回復すると見ています。ただし、大半の人に免疫がないため、感染力が強い上、妊婦や持病のある人は症状が重くなりやすく、健康な若年者でも肺炎などを併発し、重症化するリスクがあると見られています。また、インフルエンザは自然に治る病気だからどんな副作用が起きるかわからないワクチンは基本的に必要ない、ふだんから栄養のあるものを食べ、ゆっくり休んで免疫力を高めることだと言う専門家もいます。

 毎年インフルエンザの発生する時期になりますと、中津川市ではホームページのトップページにて、新型インフルエンザ対策に関することとして詳細な情報を掲載したり、また、携帯電話のメール配信により市民の皆様へ日々刻々と変化する状況をリアルタイムで情報を流しています。また、いち早く新型インフルエンザ対策の計画書及びマニュアルを作成して、本庁の各部、各総合事務所、消防本部、教育委員会など、すべてのセクションにおける連絡網や外部機関との連携体制、また、インフルエンザ発生時の対応も整っています。大変ありがたいことであり、その対応につきましては敬意をあらわすものであります。インフルエンザが猛威を振るう季節を前にして、新型インフルエンザに対する中津川市の取り組みについて、以下お伺いしたいと思います。

 1番目の質問ですが、冬本番は受験生にとっては勝負の冬でもあります。小・中学校における予防と対策について、どのように取り組む考えがあるかお伺いをいたしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) すべての学校において、うがいや手洗いの励行の指導、あるいは予防接種の推奨等により、予防と感染拡大防止を指導してまいります。また、各校において、教室等の換気あるいは加湿対策を行うよう指導もしてまいります。さらに基礎体力をつけるという点で、早寝早起き朝御飯の取り組みや、学力アッププログラムの取り組みを通して、家庭での生活習慣づくりを啓発しており、今後も一層の充実を図ってまいります。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 今年はどれだけインフルエンザが流行するかはわかりませんけれども、聞くところによりますと、10月の中旬ごろから予防接種が始まると聞いておりますので、まだ冬ではないからということではなくて、今から子どもたちには啓蒙をしっかりとしていっていただきたい、かように要望をしておきます。

 2番目の質問ですが、住民にとってもインフルエンザに対して正確でわかりやすい情報提供が不可欠であります。混乱を未然に防ぐためにも、相談窓口を明確にして、住民の不安にこたえる必要があります。当市では、受診する医療機関のわからない患者へは、県の発熱受診紹介窓口と、地域救急医療センターとして中津川市消防本部、自宅療養する新型インフルエンザ患者等へは新型インフルエンザ健康相談窓口として恵那保健所がそれぞれの相談窓口になっておると聞き及んでおります。発熱などの症状が出たら、最初にどこへ連絡すればよいかわかりにくい状況であります。住民の相談体制について、再度確認の意味で中津川市の対応をお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 新型インフルエンザにつきましては現在収束していますが、国内発生早期は現在の新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、県に設置される発熱相談センターか市役所健康医療課が相談窓口となります。

 なお、平成21年に大流行しました新型インフルエンザにつきましては、平成23年3月31日に季節性のインフルエンザに移行しております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 市のホームページだとか広報紙等に、またわかりやすい情報を相談窓口ということで載せていただけるとありがたいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 3番目の質問ですが、新型インフルエンザワクチンの接種料金に関しましては、接種費用は1回接種の場合3,600円と書いてありますけれども、これは調べ直しましたら4,200円です。1回目が4,200円、2回接種の場合は6,300円、こういう費用が発生すると聞いております。そこで、国が負担軽減を講じるとしております生活保護世帯や住民税の非課税世帯に加えて、すべての優先接種対象者、特に私が申し上げたいのは、中学校卒業年次ぐらいまでの子どもさんにぜひとも接種費用の助成をしていただきたいと提案するものでありますけれども、市長の考え方をお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 中学生以下の接種費用の助成につきましては、従来からご要望もいただき、検討してまいりましたが、少子化対策及び子育て支援対策として早急に実施できるように取り組んでまいります。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 国勢調査によりますと、この5年で中津川市の人口が3,000人減少したと議会へも報告が入っておりますけれども、本当に少子・高齢化の中で、未来を背負う子どもたちが中津川市にとって大変大切な宝でありますので、ぜひともインフルエンザの予防ができる対応を速やかにしていただきたいと要望いたしまして、この問題を終わりたいと思います。

 次に、大きい2番目の質問をさせていただきます。2番目に、がん検診率の向上についてであります。

 日本は、ご存じのように世界有数のがん大国である反面、国民の命を守るがん対策ではいまだに後進国であります。そこで、がん対策の柱の1つであるがん検診について、がん対策基本計画では、今年度2011年度までに受診率50%以上という大きな目標を掲げておると聞いております。昨年6月議会でこのがん検診率の向上について質問を行いましたけれども、いまだに受診率50%の目標が達成できないということを聞いておりますので、検証の意味から今回も質問をさせていただきます。

 女性特有の乳がん、子宮頸がんの検診率を上げるため、平成21年度第1次補正予算に216億円が計上され、一定の年齢の方を対象にがん検診無料クーポンの配付が実現いたしました。検診率の向上に向けて大きく動き出しました。私たち公明党も街頭に出て、クーポン券は届きましたか、検診を受けましょうと地域の皆さんに呼びかけるお知らせ運動を徹底してその当時行ってまいりました。一方で、鳩山政権が編成した平成22年度予算では、無料クーポン事業費は約3分の1の76億円に減額されました。事業の継続には自治体の財政負担が必要となりましたが、平成22年度も何らかの形で事業を継続させる自治体は96.7%に上ることが、公明党が実施しました2010年度のがん検診無料クーポン事業に関する実態調査で明確になりました。これは、この事業に対する全国自治体の強い意欲のあらわれであり、改めて全額国庫負担で事業を継続すべきであることを声を大にして訴えるものであります。

 さて、このようにして始まったがん検診の無料クーポン事業、中津川市の場合、子宮頸がん検診の対象者は二十歳から40歳までの5歳刻みの人は2,364人、乳がん検診は40歳から60歳まで、同じく5歳刻みの人は2,817人であります。この事業は平成21年12月1日から始まり、新年度も市独自で引き続き取り組み中でありますが、平成22年3月末の時点では、子宮頸がん検診率は26%、乳がん検診率は30.5%という実態でありました。これらとは別に、従来から行われてきた子宮頸がん、乳がんの検診率は、平成20年度においてはそれぞれ16.6%、21%であったのが、21年度では20.8%、25%と、確実に検診率の向上に寄与していることはこの数字からも明らかであります。

 平成22年の3月に、公明党大阪府本部の皆さんが行った女性の安心アンケートで、検診を受けなかった理由を多い順に挙げますと、1番目としまして、忙しくて時間がない、2番、面倒、3番、健康で必要ない、4つ目として、費用がかかるという順番でありました。ここでも費用がかかるが上位であり、負担軽減を求める声が多く挙げられております。確かにがんは侮れない病気でありますが、現在では早期に発見すれば治らない病気ではなくなってきております。しかも、子宮頸がんは予防できるがんであり、その対策が全国各地で大きく前進しております。

 以上のような観点から、中津川市におきましては、子宮けいがんワクチンの補助、取り組みを先進的に行っておるような状況でありますが、以下、以上を踏まえて質問をしたいと思います。

 1つ目に、受診率50%を目指した平成22年度のがん検診無料クーポン事業の成果と23年度の現在までの取り組み状況がわかりましたらお答えを願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 平成22年度は女性特有のがん検診推進事業で、子宮がん、乳がん検診の節目の年齢の方に無料クーポン券を発行して受診率が増加しました。平成21年度と比べ受診率は、子宮がん検診で6.9ポイント、乳がん検診で3.4ポイント増加しました。検診の結果、子宮がんの方はありませんでしたが、乳がんの方は6人発見されました。

 平成23年度の取り組み状況ですが、国では、子宮がん、乳がんに加えて、大腸がん検診もクーポン券による無料検診とするがん検診推進事業を実施しており、当市でも4月から3つのがん検診の無料検診を始めています。子宮がん検診は節目の年齢の女性2,164人、乳がんは、同じく2,683人に無料クーポン券をお送りしており、大腸がんは9月9日から順次節目の年齢の男女の方5,305人にお送りしているところです。平成23年8月末現在、無料クーポン事業により受診される方は昨年とほぼ同じ状況です。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 無料検診のクーポン事業により受診率が上がっている、こういうことであります。大変早期に発見できて、乳がんにおいては6人の方が見つかったと今ご答弁がありましたけれども、特に子宮頸がんは予防できる唯一のがんだということでありますので、今後も受診率を上げていっていただきたい、ご努力を願いたいと思う次第であります。

 再度21年と22年の受診率の比較を確認の意味で、聞き漏らしたところがあるかもしれませんので、2年度の受診率だけご報告を願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 子宮がん検診の受診率が、平成21年度が20.8%、平成22年度が27.7%です。乳がんの受診率は、平成21年度が25%、平成22年度が28.4%で、21年度から無料クーポン事業が始まっておりますけれども、どちらも受診率のほうは上がっております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) ありがとうございました。明確に受診率は上がっているという報告でありますので、引き続きこちらも国の補助金があるという、こういうことでございますので、啓蒙活動を今後もよろしくお願いしたいと思います。

 2番目の質問でありますけれども、無料クーポン事業だけではなく、肺、胃がん、大腸がん、前立腺がんなどの検診率向上に向けた取り組みがありましたらお聞かせを願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) きのうの田口議員、きょうの吉村久資議員にもお答えしましたが、日曜日検診や夕方検診を行ったり、託児、特定健診との同時実施など、利便性に配慮し、受診しやすい体制づくりに取り組むとともに、広報紙等のほか、市民安全情報ネットワークを利用してメールで検診のお知らせの配信、未受診者への受診勧奨を行っています。また、今年度は各地区の健康推進員にチラシを配付し、がん検診を受診していただくよう市民への声かけもお願いをしております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 3番目の質問でありますけれども、今年度から中津川市独自と書いてありますけれども、国の制度が始まったということで3つのワクチンの公費助成が行われていると思います。その中でも、唯一予防できる子宮頸がんのワクチンの取り組み状況がわかりましたら教えていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 子宮頸がんワクチンの取り組み状況につきましては、昨年度、中津川市が独自に取り組む予定でしたが、国が子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業を平成22、23年度で実施することになり、今年度はその緊急促進事業に基づき、中学1年生から高校1年生を対象に全額公費助成をしております。今年度は対象者全員に案内のお知らせをしており、中学1年生から高校1年生に相当する年齢の女子1,614名のうち、7月10日の接種開始以降8月末までに310名が接種しています。8月末までの接種率は19.2%であります。

 なお、7月10日の接種開始ということで、年度当初、ワクチンが足りなくて接種が開始できなかったということがありまして、7月10日の接種開始ということになっております。よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 中1から高1の女子1,614人中、8月末で310人、約20%弱の人たちがワクチンを受けたということですけれども、あと8割残っております。そこら辺は今後どういうような啓蒙活動といいますか、何かありましたら、これは教育委員会かな。よくわからないですけれども、何かありましたら……。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) この補助事業を年度内に実施しなければいけませんので、一応また3月までに未接種者に対しまして受診勧奨を学校を通じて、または直接受診勧奨というような形で極力皆さんに受けていただくように受診勧奨を行っていきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 何回も申し上げますけれども、子宮頸がんは予防できる唯一のがんだと、こういうことでありますので、ぜひとも1,614人ですか、ほとんどの方が受けられるようにご努力をお願いしたいと思います。

 では、4番目の質問ですけれども、例年10月は乳がん検診推進月間の月になっておると聞いております。昨年も駅前のにぎわいビルの外壁に垂れ幕が掲げられておりましたけれども、今年度も同様の取り組みをされるのか。また、そのほか啓蒙活動はやる予定があればお聞かせをしていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 今年も、昨年同様、10月1日から31日まで、にぎわいプラザの外壁に乳がん予防啓発の垂れ幕を掲げて啓発を行う予定であります。また、10月の六斎市で、乳がん患者会あけぼの岐阜という団体がありますが、この団体とともにがん予防及び乳がん自己検診法のリーフレットを配付し、市民への啓発活動を行っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) そういうことで啓蒙のほうをよろしくお願いしたいと思います。

 次に、大きな3番目の質問に入りたいと思います。学校図書館における人的・物的整備の推進について質問したいと思います。

 これは、あくまでも学校の図書館であります。学校図書館は、児童・生徒の知的活動を推進し、人間形成や豊かな情操を養う上で極めて重要な役割を担ってきました。さらに今年度から、言語力の育成をうたった新しい学習指導要領がスタートしたことにより、学校図書館の役割はこれまで以上に増してきておると聞いております。しかし、本年6月1日に文部科学省が公表した平成22年度学校図書館の現状に関する調査の結果によりますと、学校図書館は人的・物的両面にわたり整備において少なからず課題を抱えていることが明らかになりました。

 例えば人的な面では、11学級以下の小・中学校のうち、司書教諭の発令を実施している学校が2割程度と極めて低い状態であることや、学校図書館担当職員、いわゆる学校司書不在の小・中学校が全国で半数以上に達するなどの問題があると載っておりました。一方、物的な面については、小・中学校における図書整備の目標である学校図書館図書標準を達成した小・中学校の割合が平成21年度末現在で5割程度にとどまっておるそうであります。また、新学習指導要領に各教科での活用が盛り込まれた新聞の配備状況についても、小学校では約6校に1校、中学校では約7校に1校しか配備されていないのが実態であると伺っております。

 そこでお伺いをしたいと思います。1つ目に、これまでも学校図書館はその本来の役割の大きさ、重要さにもかかわらず、人的、物的な面での整備が行き届いていないため、必ずしも十分な活用をされていないことがたびたび指摘されてきました。児童・生徒の読書活動を推進し、言語力の育成を図っていくためには、児童・生徒が積極的に活用したくなるような学校図書館へと整備する取り組みが求められると思いますが、当局の見解をお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) この学校図書館の整備につきましては、蔵書の充実と蔵書を生かす人材、これをバランスよく配置することが足を運びたくなる図書館づくりにつながると考えて進めてまいりましたし、今後も整備を進めたいと考えております。学校図書館司書は、平成21年10月から、それまでの4名だったものを6名に増員して取り組んでおり、成果を上げてきております。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 引き続きご努力をお願いしたいと思います。

 2番目、学校図書館の図書整備の財源につきましては、新学校図書館図書整備5か年計画により、地方自治体に対し平成19年度から平成23年度までの5年間で約1,000億円規模の財政措置を国は行っておりますけれども、実際にはあまり活用されていないそうであります。当市でもぜひこれを活用して整備をすべきと考えますが、ご見解を伺いたいと存じます。



○議長(吉村俊廣君) 教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) これは、普通交付税により財政措置をされておりまして、既に活用し、学校図書館の図書を整備しております。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 引き続きまだ年度途中でありますので、フルに活用して整備を進めていただきたい、かように思います。

 3番目、中津川市においても、文部科学省の財政支援措置も活用しながら、学校図書館の機能をより充実させるべく人的・物的整備の推進をすべきと考えますけれども、いかがでありましょうか、ご意見をお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) 財政支援措置で対応できる物的な面の整備については、先ほどもご答弁申し上げたとおり活用させていただいております。人的な部分の整備については財政支援措置はないため、中津川市の対応で行っております。さらに新図書館の活用ということも考えております。例えば物的な面での整備については、新図書館のサービスを活用して図書の充実を図ってまいりたいと考えておりますし、人的な面につきましては、新図書館の図書館司書の派遣等を活用し、選書や読み聞かせ、あるいは本の紹介についての助言を得る等の活動の充実を図ってまいりたいと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) わかりました。特に司書の派遣を学校へやっていただきたい、かように思います。

 それでは、最後の4番目の質問に移りたいと思います。校庭・園庭の芝生化について質問をしたいと思います。

 学校、幼稚園、保育園で校庭、園庭の芝生化につきましては、平成22年6月議会でも行っておりますが、この中津川市においても私立の幼稚園で先進的な芝生化の取り組みが始まりましたので、今回再度提案を申し上げるものであります。昨日もその幼稚園を訪問しましていろいろ見てまいりましたけれども、本当に気持ちがよくて、子どもたちには評判がいい。けがもなくて、子どもたちも喜んでいる、こういう話をお伺いしてまいりましたけれども、今子どもたちというのは、ご存じのように、テレビゲームやカードのゲームに没頭する子どもたちがいて、なかなか外で遊ばなくなったと言われてから久しいわけでありますけれども、そのことにより体力のない子どもが増加しているそうであります。

 日本における校庭、園庭の芝生化はいまだ2.3%しか進んでいないのが実情であるそうです。その中で、校庭、園庭の芝生化をしている学校、幼稚園、保育園において、児童の体力は逆に高くなり、芝生の校庭、園庭と土の校庭、園庭とで体力の二極化が進んできておるということであります。体力がなければ精神力も続きません。生活時間の多くを過ごす校庭の役割が大きいですが、土の校庭では、休憩時間になってもあまり外で遊ばない。芝生で遊ぼうという子どもたちは目の色が変わるそうであります。子どもたちの環境をつくるのは大人であるという自覚が必要だと考える次第であります。

 即座に経験を習得するゴールデンエイジと呼ばれる子どもの時期に、芝生の上で多様な活動を体験させることはとても貴重であると考えます。芝生はマットのかわりとして利用できます。土の校庭では夏場の照り返しで目に悪影響を与えるが、芝生にはそれがありません。足で芝を握り締める、踏ん張る、スライドを大きくして走る。精神面での癒やし効果は大きく、人間関係、地域力の希薄化や低下を防ぐためのかっこうのアイテムだと考える次第であります。

 芝生管理は、子どもだけではなく、地域で取り組む教育にもつながります。芝生化を進めた広島県北広島町では、3年、4年生が50m走で平均10秒を切っているそうであります。同じく大社小学校では、外で遊ぶ量が1.5倍にふえ、特に女子がふえたそうです。けんかをしなくなった、靴隠しなどのいじめがなくなった、午後の学習の集中力が向上した、居眠りがなくなった、アレルギー、偏食、寝つきの悪い子において改善が見られ、親のストレスもなくなったそうであります。芝生で元気に遊べばおなかがすく。早く寝るし早く起きることになったとのことであります。

 子どもは芝生の校庭、園庭に出たがる。そうした中で、孤独を防ぎ人間関係も築いていける。子どもの協調性を育てるアイテムとして、校庭・園庭の芝生化は親がもっと注目すべきと私は考えるものであります。鳥取県で校庭の芝生化を進める活動をしている元ラグビーのラガーマンのニール・スミス氏によると、ニュージーランドでは空き地を含めて土の環境はなく、日本の土の校庭や園庭や広場などに大変違和感がいまだにあるそうであります。子どもたちのためにお金をかけるのは当たり前。子どもたちの教育環境にお金をかけたがらない、手間がかかるからやらないという基本姿勢が理解できない。必要だからやるのが大人ではないかと、このラガーマンのニール・スミスさんはおっしゃっているそうであります。

 芝生化といいますと、例えば国立競技場だとか、ゴルフ場、あるいは日本庭園というような高級なイメージが私たちはあるかと思いますけれども、そういう概念を今こそぶち壊さなければいけないと思う次第であります。英語では草も芝生も同じ「grass」というそうです。日本語では草とか芝生とか分けてありますけれども、英語では一緒だそうです。環境に合わせいろいろな芝生があってもいいと思います。ベンツも軽自動車も、車は車、同じようにグレードは違っても国立競技場も園庭も校庭も、芝生は芝生であります。芝生を特別扱いしない、私たち大人の対応能力が今こそ求められていると考える次第であります。

 鳥取方式は現在36の都府県、144の自治体で実施されているそうです。水やりの管理は、初年度、しっかり行うが、次年度からは年4日から5日程度、鳥取のグリーンフィールドでは19種類の植物が芝生と共生しているそうです。ティフトン芝というそうですけれども、ティフトン芝という安い芝だそうですけれども、根さえ枯れなければよく、日本サッカー協会がグリーンプロジェクトをスタートして、子どもが元気になる公園づくりを推進し、現在15万?を芝生化しているそうであります。

 私たちは芝生というと、先ほど申しましたけれども、ゴルフ場みたいなベントグリーンの芝生場を思い浮かべますけれども、10何種類の草と一緒に生えているような芝だそうですけれども、そういう安い芝でも子どもたちが元気に使っていると、こういうことであるそうです。芝生化をすると服が汚れるという声もありますが、子どもがけがをするのと、服が汚れるのと、どちらがいいのか。それは価値観の違いであります。芝生はクッション性があるから人に負担が少なく、高齢者にも優しい。芝生を中心に子どもを見守る地域性を強化することもできるそうであります。中津川の幼稚園で実施されましてお聞きしたところ、芝生というのはけがはしませんかとお聞きしましたら、逆に芝生になってからけがをする園児が減りましたと、こういうお答えでありました。

 芝生はごみが見つかりにくいという声もありますけれども、ごみはごみ箱に捨てるのが当たり前でありまして、そもそも芝生にごみを捨てるというのはそれ以前の問題だと思います。鳥取市内の夜の繁華街にある公園を芝生化したところ、ごみ捨てが一切なくなったとのことであります。また、大阪府の橋下知事の公約として、学校の変革、その中に、たしか校庭、園庭の芝生化があったと私は記憶しております。

 芝生化ができないのは住民意識の問題であり、芝生化は初期費用に多額のお金が必要だ、また、維持管理が大変だ、費用も高くかかるというイメージでありましたけれども、鳥取方式により費用も手間もそれほど必要ないことから、園庭、校庭の芝生化が夢ではなく、現実として子どもたちに豊かな環境を与えられるアイテムだと私は考えるものであります。中津川市におきましても、私立の幼稚園で先進的な取り組みが始まりましたので、公立の施設におきましてもぜひ取り組んでいただきたいと思いまして、以下、質問したいと思います。

 1つ目、中津川市においても、冒頭申し上げましたように、私立幼稚園にて園庭の芝生化が行われております。子どもたちの心身両面で効果があると言われる校庭、園庭の芝生化には、地域の方、保護者の方の協力も仰ぎながらの自助努力と行政との協働で取り組む必要があると考えますが、この学校、幼稚園、保育園における校庭、園庭の芝生化について、執行部のご見解をまずお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 園庭、校庭の芝生化のよさは、弾力性ややわらかさが子どもたちに良好な教育環境を与え、ほこりを抑え、外気温を下げ、暑さ対策の効果もあり、芝生化は良好な環境を与えることは認識しております。しかし、芝生化を実施している教育委員会や私立幼稚園の調査をいたしましたところ、芝刈りや散水などの実際にはかなりの手間が必要であるということを聞いております。議員ご指摘のとおり、メンテナンスにかかわる保護者や地域の人たちのご協力と、行政による経費の確保等の取り組みが重要であると考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) いろいろ問題があるかと思いますけれども、こういう質問が今までありませんでしたので、ぜひとも先進的取り組みが中津川市でも行われておりますので、きっかけにしていただければいいかなと思います。

 2番目、校庭、園庭の芝生化の初期費用として、一般的な方法では数千万円が必要と言われますが、さきにも述べたように、鳥取方式で行えば、自分たちで材料を用意できて、自分たちで植えつけができます。必要なことだけ業者に頼むことにより施工費用を抑えられるメリットがあるそうであります。また、雑草も芝の一部とみなすことにより、補修する必要がありません。一般に施工、管理費用は高いという理由で敬遠されがちな校庭、園庭の芝生化も、この工法を使うことによりコストを抑えることができます。

 ちなみに、国立競技場の芝の年間管理費用というのは1?当たり2,000円から3,000円と言われておりますが、鳥取方式では芝刈機が常備されていれば1?当たり50円で済むそうであります。芝の質はさすがに劣りますが、子どもたちが走り回るには十分な芝生と言えます。そこで、中津川市でモデル校を選定し、校庭、園庭の芝生化に取り組んだらどうかと提案いたしたいと思いますが、ご意見をお聞かせ願いたいと存じます。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) モデル校の実施につきましては、実績ある学校の情報を収集した結果、地域、保護者等のご理解と、メンテナンス作業時、維持管理費の課題が解決できれば実施可能と判断しています。園、学校づくりに地域で参加していただける環境などが整えば、芝生化のモデル事業を実施したいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 要は、目的は子どもたちが安心して外で遊べる環境づくりということでありますので、将来の投資のためにも、ぜひとも中津川市が鳥取に負けないような先進地になればという願いを持ちまして、今後も、特に教育委員会の皆様にはご努力をお願いしたいとご要望申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。



○議長(吉村俊廣君) これにて17番・鈴木清貴君の一般質問を終結いたします。

 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会します。ご苦労さまでした。

  午後4時06分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   吉村俊廣

         署名議員 楯 公夫

         同    牛田敬一