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岐阜県 中津川市

平成23年  6月 定例会(第3回) 06月13日−03号




平成23年  6月 定例会(第3回) − 06月13日−03号







平成23年  6月 定例会(第3回)



平成23年第3回中津川市議会定例会会議録(第3号)

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 平成23年6月13日(月)午前10時開議

◯議事日程

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間71.中津川市の防災計画について2.新図書館建設の予算凍結について三浦八郎40分81.夢や希望のもてるまちづくりについて深谷明宏40分91.中津川市の災害対策について牛田敬一25分101.市議会議員選挙で市民と対話し感じたことや、市民要望について佐藤光司30分111.地方版CSR(企業の社会的責任)の推進について2.公立学校施設の防災機能の向上について3.リニア中央新幹線を見据えた街づくりについて鈴木清貴30分121.中津川市の財政の現状と今後のあり方について深谷勲30分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 24名

  1番   牛田敬一君

  2番   吉村浩平君

  3番   岡崎隆彦君

  4番   柘植達樹君

  5番   勝  彰君

  6番   田口文数君

  7番   櫛松直子さん

  8番   吉村卓己君

  9番   大堀寿延君

 10番   原 昌男君

 11番   深谷明宏君

 12番   三浦八郎君

 13番   粥川茂和君

 14番   吉村俊廣君

 15番   深谷 勲君

 16番   鈴木雅彦君

 17番   鈴木清貴君

 18番   松浦高春君

 19番   鷹見憲三君

 20番   伊佐治由行君

 21番   吉村久資君

 22番   片桐光朗君

 23番   佐藤光司君

 24番   楯 公夫君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長          大山耕二君

  副市長         水野賢一君

  理事          宮崎 哲君

  教育長         大井文高君

  総務部長        大井久司君

  企画部長        島崎保人君

  定住推進部長      細川正孝君

  健康福祉部長      渡辺忠義君

  生活環境部長      志津弘美君

  産業振興部長      成瀬博明君

  文化スポーツ部長    尾関道雄君

  基盤整備部長      丸山裕章君

  水道部長        櫻井邦彦君

  病院事業部長      鈴木弘之君

  坂下総合事務所長    杉本高雄君

  福岡総合事務所長    杉浦直明君

  消防長         加藤正和君

  教育委員会事務局次長  山内鐐司君

  行政管理課長      加藤文明君

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◯議会事務局職員出席者

  事務局長        伊藤和通君

  書記          平井紀之君

  書記          安田充孝君

  書記          勝 宏児君

  書記          廣瀬公二君

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  平成23年6月13日(月曜日)

  午前10時00分開議

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○議長(吉村俊廣君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(吉村俊廣君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(伊藤和通君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下16名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 以上でございます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(吉村俊廣君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

   16番 鈴木雅彦君

   17番 鈴木清貴君

を指名いたします。

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△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(吉村俊廣君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。12番・三浦八郎君。

  〔12番・三浦八郎君質問席に着く〕



◆12番(三浦八郎君) おはようございます。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 今回の私の質問は2項目ですが、まず1項目めの中津川市の防災計画についてを質問させていただきます。

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災され、命を奪われた方々に対し追悼の意をあらわすとともに、家屋を失うなど避難生活を送られている方々に対し心よりお見舞い申し上げます。テレビの放映を通じて、幾重にもなる大津波がまちを襲い、一瞬にして住民の命と家屋、自動車など、財産を奪った惨状は、自然災害の怖さと人間の力の限界さえ痛切に感じました。地震研究家、専門家でさえ想定できなかったとのことでした。

 今回の地震は、世界で4番目の規模で、我が国では最大級と言われています。今後は、南海地震、東南海地震、東海地震が心配されます。南海・東南海地震は約100年から150年に1回発生すると言われており、1854年、安政南海地震から既に150年以上が経過して、今後30年以内に巨大地震の発生する確率は、東海地震で87%、東南海地震で60%、南海地震、50%と言われています。東南海地震、南海地震はいずれも南海トラフの範囲にあり、連鎖を引き起こせば、今回と同規模のマグニチュード9規模の地震になると専門家の意見もあります。

 中津川市は、東海地震にかかる地震防災対策強化地域及び東南海・南海地震の地震防災対策推進地域に指定されています。また、阿寺断層帯は中津川市内の神坂より山口、坂下、川上、福岡、付知町、加子母を通り、下呂市萩原町に至る全長約70kmの活断層です。北部は、今後30年の間にマグニチュード6.8程度の地震が発生する可能性が11%、我が国の主な活断層の中では高いグループに属しています。ほかにも市内には多くの活断層を有しており、いつ大規模な地震災害が起きても不思議ではありません。

 地震だけではなく、最近はゲリラ豪雨と呼ばれる記録的な豪雨が多発しています。つい先日、5月11日から13日にかけて、豪雨で市内各所に被害が出ました。昨年の7月15日には、夜から岐阜県内を襲った記録的な豪雨で、可児市と八百津町で計6名が死亡、行方不明となったほか、中津川市を含む6市町村で土砂崩れが発生し、住宅の損壊や浸水、道路の崩壊などが相次ぎました。地球温暖化の影響で雨の降り方にも変化が生じております。1時間の降雨量が50mmを超える豪雨が最近増加傾向にあり、土砂災害の発生件数も増加傾向にあります。気候変動による災害続発にどう対処するか。災害が甚大化する集中豪雨や土砂災害の現状にどう対応し、住民の生命と財産をどのように守っていくか。先ほどの地震と踏まえて、中津川市の今後に課せられた喫緊の課題だと思います。

 木曽の御嶽山も活火山であり、江戸時代のような大きな噴火があれば、加子母地区、付知地区は10数kmしか離れておりません。また、木曽川流域でも土石流等の被害も考えられます。こうした災害がいつ起きても不思議ではありません。複合的に起きることもあります。市民の安全安心を守るためにも、中津川市では今重要な課題ではないでしょうか。

 そこで質問させていただきます。地震災害や豪雨災害等の市内でのシナリオ、シミュレーションについて。

 災害による人的被害の発生は災害の発生規模や防災施設の整備状況に加えて、住民の避難状況により非常に大きな差が出ると思われ、地域の防災対策を検討する上では、従来のハード施設の整備に加えて、的確な災害情報の伝達や避難誘導、そして、平時からの防災教育の実施により迅速な住民避難の実現を目指すことが重要となります。その前提として、このような問題に対応するため、各種シナリオ想定に基づき地域住民の災害情報の伝達状況や住民の避難状況、そして、災害状況の挙動を総合的に表現する災害総合シナリオ、シミュレーションを実施しておく必要があると思います。それにより効果的な地域防災の戦略策定や地域住民への防災教育の実施を支援することができると思います。

 その各災害、各地域におけるシナリオとかシミュレーションを中津川市では行われているのかお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 地震災害への対応としまして、防災訓練を行っております。また、土砂災害への対応として、水防訓練も行っております。そういった訓練の中で、情報伝達訓練ですとか、また避難訓練などの中で行っております。また、防災訓練では、自主防災会によりまして図上訓練に取り組んでいる地区もございまして、そういった中で避難経路などの確認をしております。こういった訓練を検証し、また反省を踏まえて、次年度につなげているということでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 本当にその訓練の想定は、今言ったように東南海地震とか南海地震とか阿寺断層の地震等を踏まえてやられておるかということなんですが、多分いつも防災訓練のときはそのような話が出ますので、そういうことを想定されておると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 訓練想定でございますが、東海地震と、それから阿寺断層による直下型地震が連動して同時に発生したという想定の中で訓練を行っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) その訓練の内容なんですが、本当に今の阿寺断層に地震が来たときに、どこが崩れてどうなって、土石流がどこで起きる可能性があるか、その辺まで踏まえた想定になっておるのか。そういうシミュレーションを中津川市で行っておるかおらんかということなんですが、例えば東南海地震が起きたときに液状化が起きる。どこにどの程度起きて、例えば死亡される方が何人おるかとか、家屋がどのぐらい破損されるとか、そういう想定はされておるんですか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 被害の想定につきましては、地震マップというハザードマップをつくっておりまして、この中にも記載をしておるところでございますが、場所がどこら辺かということは、そこまでは想定してございませんが、例えば複合型の東海地震、これが起こった場合につきましては、建物で言いますと、全壊が約250棟、半壊が約700棟、人的な被害につきましては、死者数が約10人、重傷者数が約40人、軽傷者数が約750人。それから、阿寺断層の直下型地震でございますが、これにつきましては、建物については全壊の戸数が約4,500棟、半壊が約8,900棟、人的な被害につきましては、死者数が約160人、重傷者が約210人、軽傷者が約4,000人といった想定でございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今聞いていますと、阿寺断層帯の地震のほうがかなり人的被害も大きいわけなんですが、その辺はどういう理由でそんなに大きく違うのかはわかりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 想定の震度としては、両方とも震度6強ということで、マグニチュードも8程度で予想しているわけでございますが、今回の東日本大震災でもありますように、海溝型の地震の被害は震度に比べて被害が少ない。阿寺断層につきましては直下型ということで、阪神・淡路とか、それと同じようなことで被害が甚大になるということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) もう一度伺いたいんですが、阿寺断層の地震のとき、亡くなられる方、重傷になられる方、この人たちの亡くなられ方、例えば家の中で倒壊に遭ったとか、そういう部分の想定はされておるのかを伺いたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) この人数でございますが、どういうふうにして亡くなったか、そこまでは調査の中では把握はしておりません。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 私が思うに、その辺のところまで想定をある程度しておかないと、例えば防災で避難訓練をやっても、何から逃げるのかをはっきり決めてやらないと、地震等による被害で亡くなられる方、それと、さっき言ったゲリラ的な豪雨で土砂崩れ等で亡くなられる方が見えると思うんですが、そのものによって逃げる経路も違いますし、どういう形で一番危ないのかということをつかんでおかないと、例えば家屋の倒壊でということであれば、今やっておる耐震化をすればある程度防げるかもしれませんが、土砂崩れとか土石流となると、反対に逃げ場も多分違ってくると思うんです。そうなってくると、今度つくられる防災計画かな、条例かな、あの中ではそういうことをある程度はっきりシミュレーションしながら決めていかないと、絵にかいたもちになる心配があると思うんですが、どうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 確かに議員の言われるように、どういう形で亡くなるのかといったところが大事な部分でございますので、そこら辺は今後策定していきます計画の中で盛り込んでいきたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 広報なかつがわ、6月号をここに持ってきていて、読んでいただいているのではないかと思うんですけれども、ここに災害に強いまちづくりの考え方ということで挙げておりまして、災害に強いまちづくりの考えをまとめ、市民の皆さんに公表し、意見をお伺いして条例化してまいりますと。それの?のところに、災害の危険を明らかにするという項目を挙げていまして、壊れないように強化するとか、避難対策、避難所の設置と運営、応援の要請、受け入れ、仮設住宅の計画、応急復旧、本復旧、災害対策訓練、こういう8項目に分けて災害に強いまちづくり計画を立てる前段の考え方をまず市民の皆さんにも公表して意見をお伺いする、こういうことで今取り組みをしているところなんですが、そのうちの今の1番目の災害の危険を明らかにするというところには、断層の存在や住宅の耐震性、豪雨時の危険ながけなどを明らかにしてハザードマップを作成する。

 このハザードマップについては、1日目の質問で大堀議員がその重要性を指摘されたところでありまして、これについてはそれぞれの市民の皆さんが自分でどう行動するかというところまでつながるような形において、そういう段階まで精度を高めていく必要はあるというぐあいにして思います。そういう形で災害の危険を身の回り、それぞれの市民の皆さんの回りでどういう危険があるかということを明らかにするということは災害に強いまちづくり計画の第一歩として取り組んでいく考えでおります。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今ハザードマップの話が出ましたのでちょっと伺いますが、ハザードマップを見ましたけれども、付知で見ますと、人家のあるところまでしかハザードマップができていないんです。その奥、例えば森林管理署の奥のほうの山の土砂崩れが起きた場合、かなり土石流で流れてきて人的被害があると思うんですが、県のGPSかな、あれでやったらそれが出ているんです。もう一つそれまで踏まえてやっていただけると、もう少し危険の範囲がわかりやすくなるのではないかと思いますので、ひとつその辺もお願いをいたしたいと思います。

 それで、次に、前に深谷明宏議員もいろいろ伺っておりますが、橋の耐震化、これは、例えば避難するときにどの橋が残っておるのか、それがわかっていないと、非常に逃げ惑う可能性がありますので、その辺も踏まえて、橋の耐震化の現状はどうなっているのかを伺いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 耐震補強の対象の橋梁といいまして、379橋ございますけれども、耐震対策工事実施済みと耐震対策不要な橋梁、合わせて38橋今耐震化ができているという状況でございまして、全体で10%ということになっております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) これは市の分だけかな。県のほうも入っていますでしょうか。伺います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 県の分は入っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) この逃げてくるのに、県の橋だとか市の橋だとか関係ありませんので、それも踏まえて私は伺いたいんですが、これは早急にやらないと、後にも出てくるんですが、孤立するという危険性がありますし、あと、深谷明宏議員も前に聞かれたと思うんですが、小さな橋、そういうものも1つ落ちることによって大きな危険が伴うということですので、特に水の災害のときには、橋が落ちると本当に動けないという形になりますので、その辺を早急にやっていただけないかなという気はします。

 そのときに、たしか、まだ小さな橋も踏まえて、本当に下調べもできていないという話が出ましたが、その辺の話をもう一遍伺いたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 全般的な耐震という話にもつながることだと思いますけれども、震災なんかが起きた場合、第一に住民の方の命が助かることが第一でございまして、その次に避難場所があることということです。その次に援助を受けられること、要するによそからの援助が必要だということで、そういうことを考えると、橋の耐震化も大変重要なことでございますけれども、中津川市で進めているのは、住宅の耐震化というのが非常に大切だなと。まず命を守っていただく。その次に、先ほど言いましたように、3番目の耐震化ということになると思います。順次進めておりますけれども、今の状況ではなかなかそこまで手が延ばし切れないというのが現状でございまして、今後、例えば新たな条例の中で計画をするに当たって、例えば避難所へ行く橋であるとか、孤立集落の件であるとか、そうしたことを考慮しまして、もう少し検討を加えながら実施計画を立てていく必要があるということで考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 確かに住宅の倒壊は一番危険だと思うんですが、ただ、それも含めて、橋なんかも、もし土石流が来たら逃げる場合も当然必要なことになります。今わかっていない、いつできたかもつかめていないような橋があるならば、例えば地元の建設業者さん、区長さん、そういうところにお願いして、多少費用は要るかもしれませんが、早いうちに、この橋は危険であるのか危険でないのかぐらいのことは把握しておくべきではないか。何年ごろにできてというようなことは知っておくべきではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) そのとおりと考えております。実は、合併後、完全に橋梁は把握できていないのが状況でございまして、実は合併町村の中で、境が川にあった場合に、そこは両方でカウントが1ずつということになっておりまして、その橋梁台帳をもって中津川市で集約している状況ですから、そういったところで数の整合が少しまだチェックができていないような状況もありますので、そういった把握も含めて、今後進めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 次に、橋や道路等で状況によって孤立するような集落等が把握できておったら教えていただきたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 市内には、今言われた橋とか、そういった道路状況によりまして孤立集落になると予想される地区が14地区ございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) その14地区は大体どこか教えていただけると非常にありがたいんですが。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 地区ごとですが、中津で言いますと1カ所です。あと落合が3地区、神坂、山口、馬籠、川上、加子母、福岡が各1地区ずつ、付知が2地区、蛭川が2地区ということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 孤立するということはどういう状態かなということについて、先ほどの橋が落ちる場合だけなのか、例えば道路の倒壊も含めての箇所数なのか。14カ所というと、例えば付知の2カ所というと非常に少ないような気がするんですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) この孤立地区の定義というのがございまして、その中には条件がございまして、ちょっと読まさせていただきますと、孤立が予想される集落の条件というものがございまして、そこには地区または集落へのすべてのアクセス道路が、危険箇所、土石流の危険渓流とか、急傾斜地の崩壊危険箇所等でございますが、その危険箇所及び山地災害危険箇所、これは山腹崩壊危険箇所とか地滑りの危険箇所でございますが、その山地災害危険地区にその道路が隣接しているというところ、そういったところが孤立集落ということで14地区あるということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 私が思うに、道路でもっと危険箇所があるのではないかなという気がするんです。孤立はしないですけれども、例えば加子母と付知の間、塞の神の下のあたりなんですが、非常に危険なところで、多分地震が来れば通れなくなる可能性もありますし、反対へ行くと田瀬地区と付知地区なども上に大きな石があります。それが回ってくれば多分通れなくなるということで、回り道があるといえばあるんですが、その辺国道ですので何ともあれかもしれませんが、そういうことを考えていくと、もう少し大きな意味で孤立するということなんです。アクセスが少しやりづらくなるということも考えられます。その辺も防災計画の中で迂回路とかそういうものも考えながら、またやっていただけるといいかなということを思ってお願いをしておきます。

 次に、電気、水道、電話等のライフラインの状況はどうかということで、水道、下水については後で伺いますので、簡単にお答えいただければ……。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 平常時からこういったライフラインの関係機関と連絡調整を密にしまして情報共有をしておるということでございます。水道については、水道管の耐震化を進めるとともに、応援体制を強化しまして、水道管の復旧訓練、それから、飲料水の確保訓練などにより飲料水の早期確保、また早期復旧の対策を立てております。電気、電話につきましても、市の防災会議の一員となっていただいておりまして、防災訓練への参加などによりまして、伝達体制や協力体制をとっておるというところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) それでは、2番目の質問に移ります。避難所等の立地位置についてということで、先日は田口議員のほうからも質問が出ました。中津川市が土石流、地滑り、がけ崩れなど、土砂災害の発生する危険箇所が非常に多く、砂防指定地、地滑り防止区域、急傾斜地崩壊危険区域、土砂災害警戒区域などが指定されております。対策工事の実施やそれぞれの法律で定められた行為の制限があります。その指定された地域の流域など、災害の影響が及ぶ中に学校、公共建物、総合事務所など――総合事務所も公共建物ですが――などの施設が指定された避難所等にあることはないのかということをお伺いしたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 土石流などの危険区域内にございます指定避難所でございますが、学校が7カ所、公共施設が8カ所、そのうち第一中学校につきましては防災工事が完了しておりまして、それ以外の危険区域内にある14カ所の避難所につきましては、また現地の状況などを確認して総点検し、場所によっては避難所の位置の変更といったことも今後検討していきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) この危険地区というのは、多分土石関係の崩れる危険性がある。先ほど言ったそういう関係だと思うんですが、それは地震のときの避難所と、豪雨による危険のときと、そのときによって、これは引っかかっているところは違います。両方とも引っかかっていますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ただいま申し上げましたのは、豪雨時のそういったことでの危険区域とか、そういった観点で申し上げまして、地震時につきましては、耐震化がされていないところが、きのうも答弁申し上げましたけれども、そういうところもございまして、今申し上げましたのは、豪雨時についてのことでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) そういうことならそれでいいと思います。ただ、地震のときに土砂災害がないかというと、これはまた、いろいろな考えのあるところで、もし今後検討していただければ、その辺も考えていただけるとありがたいかなと思います。

 それと、今言われた中に、総合事務所がどうなのかなというのは、付知にしても坂下にしても川上にしても、川のすぐ近くに総合事務所があるわけなんです。例えば川がはんらんしたとき、付知川にしても川上川にしても奥の深い山で、土石流の大変起きやすい川だと思うんです。最近は堰堤いろいろ入ってありませんが、昔は石が回ってくるようなこともありました。そういうときに、総合事務所として、そこで多分情報を集め、集約して、発信していくと思うんですが、そういうことは少しは何か考えられて見えますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) この中に、今議員が言われましたように、総合事務所も入っておりまして、川上と、それから付知の総合事務所、これは急傾斜地の崩壊危険区域の中に一部入っているということでございまして、当然川のそばということもございますので、また、これにつきましても点検をいたしまして、対応も考えていきたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 総合事務所をそこにしておるのは仕方ないと思うんですが、もし何かのときにはどこかへ移動できるような体制をとっていただきますと、ある程度なったときにどこか移動するというようなことをやっていただけるといいかなと思います。坂下の総合事務所はそうですけれども、川の水のはんらんというのは結構あり得るような気はするんです。特に本当に上のほうで、後も出てきますが、木材というか、木のほうと一緒に流れてくるという可能性はこれからどんどん多くなると思うんです。そういうことも踏まえて、ぜひその辺のことをもう一度点検していただけるといいかなということを思ってお願いをしておきます。

 次に、過去の災害の把握についてということで、今度の震災のほうでも、過去に発生した地震や津波に対して、過去の災害の記録や文献などが生かされて人災を逃れたケースがありました。中津川市では、過去に多くの災害のデータを調べているのか。また、それに基づいて災害防止に生かされているのかをお伺いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 過去の大災害につきましては、文献とか資料に基づきましてデータを収集しております。こういった災害は風化させないよう、防災展などにおきまして写真を展示するとか、また学校などで防災教育として過去の災害を後世に伝えるなどしております。また、今年度から作成を行っていきます自主防災会ごとのハザードマップ、これにつきましてもこういった過去のデータを生かしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 多分調べられていればいいですが、私の調べただけですので、例えば1586年、戦国時代ですが、それこそ阿寺断層が大変大きな地震がありまして、いわゆる飛騨の国の帰雲城が崩れて、山崩れになって消滅したとか、その城址から全員がいなくなったとか、そのときにも上矢作のほうでは山が1つ崩れて湖ができたという文献もあります。それと、付知でも、川東のほうなんですが、多分江戸時代中期から終わりごろだと思うんですが、10日間ぐらい雨が降り続いて、阿寺断層の山が崩れたそうですが、そのときも夜崩れたんですが、そのときに、地元の人が協力し合って、夜、たいまつをともして、皆避難させた。一人も犠牲者が出なかったという文献があり、絵図面もあります。そのようなことで、あと近年では、加子母でも大きな災害がありましたし、そういうことをぜひ生かして、次に何かあったときにはいち早く逃げるとか、その予防で何か堰堤を入れるとか、そういうことを踏まえてぜひ過去のそういうものもよく調べていただきたい。多分地域に埋もれたものがどこの地区にもあると思います。そういうこともぜひ生かしていただけたらいいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、上下水道、公共下水道耐震化事業についてですが、大震災では、下水道管渠の損傷により避難所のトイレが使えなくなり大きな問題となりました。震災時には、避難所、病院、一時集合場所などのトイレが使えるよう、また、まちの安全を確保するよう下水道管渠の耐震化対策を実施する必要があると思います。下水道管渠の耐震化工事の進捗状況はどうなっているでしょうか。中津川市内と各町村とに分けて答弁をお願いしたいと思います。

 それと、できれば下水道ですので、終末処理場、その辺も踏まえて今後の計画はどうなのかを伺いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 下水道管渠工事につきましては、旧中津川市、旧町村に限らず、耐震基準を満たしております材料を使用しております。また、下水道関係につきましては、液状化が大きな問題となってまいります。地震の規模や地形、地質により万全という方法はありませんが、液状化対策として良質土を使用した埋め戻し、マンホールと管のつなぎ部分に揺れに対応する伸縮材料を使用するなどの取り組みを行っております。今後もこの取り組みを一層進めてまいります。

 また、処理場等につきましては、新しい基準に沿った形でつくっておりますので、対応できているものと認識しております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 耐震化はどのぐらい進んでいるんですか。先ほど言ったように、中津川市、旧郡部もそれぞれどのぐらいの耐震化ができているのかを教えていただければと思います。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 指針によりますと、管渠の耐震化という基準はございませんけれども、耐震構造を持った管の材料を使用することによって耐震化はできておるという判断になっております。したがいまして、公共下水道、農業集落排水等につきましても、その管を使用しておりますので、管の耐震化は進んでおるというふうに認識しております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 何かでたしか見たんですが、全国でもまだ10何%しか進んでいないという話を読んだことがあるんです。下水道のそういう基準がないと言いましたが、そういうものがあると私は思うんですが、本当にないでしょうか。もう一遍伺います。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 大都市等で相当古い下水道施設がございますけれども、例えばレンガ積みの管とか、そういったものについては基準はありませんが、中津川市、近隣の旧町村においても、下水道工事が開始された時期につきましては、そういった使用材料につきましても認定されておりましたので、これをもって耐震化というふうに充てております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) わかりました。もう一遍調べておきます。また何か違ったらまた質問させていただきます。

 次に、電気がとまったとき、下水処理場はそれなりの施設があるのか。それと、多分ポンプアップしておるところがあると思うんですが、そういうときの箇所の非常用の電源は準備してあるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 随時発電機等を用意しております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) すべてにそういう発電機がついておるということで理解してよろしいですか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 処理場等に配備しておって、その都度持っていくというケースが多いです。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) そうすると、先ほどのように橋が落ちて持っていけんとか、そういう可能性はあるんじゃないですか。常備してあるところもあると思うんですが、どのぐらいの割合かはわかりませんでしょうね。たしか付知のところは準備してあったと思うんですが、そういうことは今後発電機を準備していくという方向性はありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) もちろん常備しておるところもございますので、メインとなる処理施設については配備していきたいと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今は下水でした。今度は上水のほうへ行きたいと思います。上水も、やはり耐震化が重要だと思います。水源施設だとか、あとポンプ槽、配水池など、管路も含めて、耐震化の進捗状況はどうなっておるのか伺いたいです。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 水道管渠工事につきましては、導水管、送水管、配水管など、幹線につきましては耐震化を実施中ですが、取水施設や配水池などの施設につきましては、現在未実施のところが多いです。しかし、上水道、簡易水道の統合を控えまして、現在資産状況を調査しておりまして、順次進めてまいります。

 また、管路の耐震化率につきましては、口径50mm以上の管について、旧中津川市は約4%、旧町村のうち、加子母、付知、福岡、坂下で一部が耐震化されております。

 なお、旧町村では資産台帳を現在整備中でありまして、具体的な整備率は集計中です。

 今後の計画につきましては、平成28年度末の上水道と簡易水道の統合に向け、調査や基本計画の策定を行っており、耐震化の計画も盛り込んでおります。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 整備中ということですので、なるべく早くやっていただけたらと思います。給水率も含めて、これから大変なライフラインの整備等が要ると思いますが、ぜひその辺もしっかりやっていただきたいと思います。

 反対に言うと、もう一つポンプアップしておる水道も多分あると思うんです。そこがもし電気が来なくなったときはどうなるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) ポンプの規模にもよりますけれども、下水道と同じように、配備済みのところ、それから、持っていくところもございます。これにつきましても、あわせて最低限水道を供給できるように電源確保もしたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) それでは次に移らせていただきます。災害時の指定管理と契約についてということで、中津川市指定管理制度で契約している施設が甚大な被害を受けた場合、再開までの補償はどうなるのか。契約書の中に明記してあるのか。また、中津川市の施設であっても、指定管理者制度を導入している施設を避難所として指定する際、契約内容に災害時の対応に関する取り決めを明記する必要があると思いますが、現在はどうなっておるのか、それぞれの施設を伺いたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) まず、契約書に明記しているかというところでございますが、災害時における補償については、協定書に明記しております。それから、災害を受けた場合の施設再開までの補償でございますが、損害状況の確認を行った上で指定管理者と協議を行い、不可抗力の判定や費用負担等を決定し、認められる範囲で市が指定管理者に対して補償をすることとしております。ただし、業務の継続等が困難と判断した場合については、指定管理者と協議を行いまして、指定の取り消しを決定する場合がございます。

 それから、避難所とする場合の対応に関する取り決めでございますが、避難所とする場合の対応の取り決めは協定書には明記しておりません。したがって、現在の協定書では、緊急時の指定管理者の対応は市と協力して速やかに必要な措置を講ずることとしている状況でございます。今後は避難所開設時の対応を協定書により明らかにしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 例えば大きく壊れて、今の話ですと、解約するということであれば、指定管理者は多分その施設によって何人か雇用しておるわけなんです。それがやめだと言われてしまうと、そんな大きな指定管理者はおらんと思いますので、その辺もしっかり考慮していただけるといいと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ただいまご答弁申し上げましたように、業務の継続等が困難と判断した場合については、市が一方的に決めるのではない。あくまでも指定管理者と協議を行い、取り消しもあり得る。この辺については指定管理者とよく協議をさせていただくということでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今度の災害で、私は総合型スポーツクラブの関係で聞いたんですが、そういうところが非常に苦しい経営になっておるというような話を聞きますので、またその辺を協定をいろいろなところで結ぶ場合、しっかり検討していただけたらと思いますので、要望しておきます。

 次に、災害に強い森づくりについてということで、暴風や局地的な集中豪雨などによる災害防止には、森林の持つ水源かん養機能や山地災害防止機能といった多面的な機能を生かすには適切な森林の整備や治山等の整備を行う必要があります。しかし、山間地では、近年過疎、高齢化によって山の手入れができなくなった結果、土砂災害の危険が増加しているような現実があります。安全安心を保障する森林の土砂災害防止機能の強化を図るには、適地適材、適正管理が必要と思いますが、中津川市の取り組みの状況はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 安全安心を確保する森林の土砂災害防止機能の強化を図るための中津川市の取り組みについてでございますが、土砂災害防止機能の向上につながるよう間伐を中心に森林整備を行い、災害に強い森林づくりを行っています。間伐の推進は樹木の成長を促進し、幹を太く、根を広く深く成長させることにより、災害防止機能に効果があると言われており、平成23年度は切り捨て間伐、利用間伐を含め、710haを対象に事業化をしています。また、民有林の間伐促進として、平成15年度より、災害に強い森づくり事業として、受益者負担分の助成も行いながら間伐を促進しているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 適正管理と言えば保安林というのがあるんですが、水源のかん養のための保安林もありますが、土石流の防止だとか、土砂崩壊の防止のための保安林があると思います。一般的に考えて、どうも保安林だから構ってはいけないというような考えがありまして、今保安林が非常に荒れておる状況があると思いますが、その辺のことは少しつかんで見えますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 保安林の未整備が多いということは情報としてはつかんでおりますけれども、どれぐらいということは情報としては持っておりません。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) そういうところを中心に初めにやっていかないと、災害に強い森づくりにはならないと思います。その辺も踏まえて、今後の計画の中で取り入れていただけたらということを思いますので、ぜひお願いいたします。

 それと、適地適材というのは昔からよく言われているんですが、谷沿いにはクヌギを植えたほういいとか、そういう昔からのことがあるんです。その辺も何らかそのような指導は、災害に強い森づくりの中で、何でもヒノキを植える、杉を植えるということでもなくて、その辺のことも何か指導はして見えますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) 今年度、林業振興ビジョンということで、今林業経営者の皆さんとか、いろいろな意見を伺いながら、そういった策定も、今言われたようなお話も含めて、ご意見を聞きながらそういった指導だとか、いろいろな連携もさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) その計画ですが、なかなか出てこない。もう2年も3年も、出すと言いながら出てこない。本当に早く出して、早くいい森づくりを心がけるようにお願いをいたします。

 次に、防災行政無線のことについてお願いをいたします。今年度に予算化されている防災行政無線ですが、今度の大震災でも非常に役に立ったということを聞いております。今年度、どこまで計画されているのかお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災無線につきましては、従来は無線によりまして、音声スピーカーとか、個別受信機を作動させておったものでございますけれども、今回の計画につきましては、無線によりましてモーターサイレンを作動させて、そのサイレン音により危険を知らせるというものでございまして、サイレンを聞いたら携帯メールとかインターネット、それから、テレビ等で情報を取得していただきたいというふうに考えております。

 今年度につきましては、市役所内に親局を設置いたします。それから、根の上高原、保古山でございますが、ここに中継局を整備いたします。それから、未整備の蛭川地区、それから、老朽化をしております中津川地区のモーターサイレンを整備していきます。

 今後は、停電時の情報伝達手段について結論を出しまして、モーターサイレンに引き続きまして整備をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今モーターサイレンと言いましたけれども、音声スピーカーの話は出なかったんですが、この前、鷹見憲三議員のときには音声スピーカーの話も出たんですが、その辺は音声スピーカーはないと不便だと思うんですが、それは整備されるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今年度はモーターサイレンを整備していく。来年度以降、停電時のそういった対応も必要ですので、それにつきましては、今後早急に結論を出して、先ほど申し上げましたように、来年度以降整備をしていきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 検討ではなくて、この前もはっきり言われましたので、ぜひつけていただかないと意味がありませんので、スピーカーがついて初めて役に立つと思いますので、火事なのか何だかわからんということのないように、ぜひスピーカーを同じようにやっていただきたいということを思います。

 それと、先日、月末に枯れ草火災があったときに、私は下のほうにおったんですが、サイレンが聞こえなかった。付知は壊れておって1つしか鳴らないということで、そうすると、みんな来ておった人が消防自動車が上がっていて、何なんだというような話がありました。付知のほうの整備はいつごろされる予定なんですか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほど申し上げましたように、老朽化しておるところを早く優先的にやっていきたいということでございますので、付知につきましてもかなり老朽化しておることは聞いておりますので、早目にやっていきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 老朽化ではなくて、完全に壊れていますので、ぜひ早くお願いをしたいと思います。

 それと、個別受信機はどれほどまでつけられる範囲を伺いたいと思うんです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 個別受信機につきましては、区長さん宅とか、あと自主防災会の会長さん、また避難所、こういったところを中心につけていきたいと思っておりまして、当然情報弱者といいますか、そういった方にも配付とか貸与とか、また、個人的に買っていただくケースも出てくるかと思いますけれども、そこら辺も早急に結論を出していきたいと思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今旧郡部のほうはそれぞれ個別受信機がありまして、防災無線としてだけではなく、これもこの前の一般質問でしたんですがはっきりした結論は出ませんでしたので、もう一遍聞かせていただきます。特に企画部のほうからは検討してくれという話で言っておきましたので、お願いをします。

 地域のコミュニティが非常に希薄になっておって、今はいろいろなことで地域情報伝達無線システムという形で使っております。それが今の防災無線で今度新しく整備されるものとは非常に難しいような話も聞きます。地域のコミュニティを維持していくためにはどうしても必要なものだということを前の12月の議会から訴えております。その辺、新しく考えが変わったかどうか伺いたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災無線としてこの地域情報伝達無線システムを整備していくということは今のところ考えておりませんが、これは現在ありますそういった同報無線の個別受信機、これにかわるものとして非常に有効であるというふうに思っておりまして、今後地域の皆さん方と相談しながら、情報の担当部局とも連携をいたしまして、他市の状況等も調査して、研究していきたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今度も、いろいろな不審者とかそういう情報も今の情報システムであれば伝えられますし、例えばクマが出たとか、そういうことは防災無線では無理なところを補うためにもぜひ必要だと私は思うんです。細川部長さん、どうですか。加子母ではそういうものは準備したらと思うんですが、付知もあります。その辺は地域の声とかそこらをどう考えていますか。



○議長(吉村俊廣君) 定住推進部長・細川正孝君。



◎定住推進部長(細川正孝君) 各地域におきまして、必要に応じて地域情報伝達無線システムやエリアメール等、地域で必要なまちづくりの中で協議会を中心に自治組織で生かしていっていただくということを検討していただくほうがよいかと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 地域で考えるということですか。市は関係ないで、地域で考えるということですか。もう一遍言ってください。



○議長(吉村俊廣君) 定住推進部長・細川正孝君。



◎定住推進部長(細川正孝君) 各地域の状況がございますので、例えばある地域では、エリアメールを使いながら地域づくりをしていくという方向に進んでおりますので、各地域でまずは考えていただいたほうがいいかと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 光ファイバー網を整備したということが中津川市としては一つの大きな武器であるわけでありますので、それを公的にどう利活用するかというところ、課題の状況でありますけれども、それを一つの基軸として考えていくべきものというぐあいに思います。地域のご意見というのも聞きながらという部分はありますけれども、中津川市全体としてどのような形で、とりわけ光ファイバー網を活用した整備がいいのかというあたりで取り組みを進めていきたいというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 残念ながら、光ファイバーは50%をちょっと超したところです。それと、線が切れれば当然つながらない。それと、弱者、年寄りの方、子どもの方は当然使えない。みんな平等に情報を流していくということが、向こうで拾ってもらうのではなくて、こちらから情報を流してやる、そういうシステムは地域のコミュニティづくりには非常に大切なことだと思うんです。その辺を踏まえて、今あるものから後退しない範囲で考えていただけると非常にいいかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今ある範囲のものが将来にわたっていいか悪いかという部分はそれなりの検討が要るというぐあいに思っておりまして、一番いいと思われる、要するにコストとパフォーマンス、BバイCの関係においてそれは検討していきたい。地域に情報が必要だという部分は議員のおっしゃるとおりの話でありまして、コミュニティの希薄化というものにどう対応するかという部分も、それは要ることです。それでは、今度は市全体でそういうシステムを入れて、情報はだれがどういうぐあいにして提供するかという部分はまた地域のほうでの取り組みも必要になってくる部分でありますので、地域の皆さんとそのあたりはよく相談する中において取り組みをしていくべきものというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今、細川部長が加子母の話もよく出たので、加子母も付知もあります。福岡もあります。山口もありますし、坂下もあります。それによって情報を得ておる。それを私は続けていくべきだと思うんです。今、皆さんはそれがありがたかったと言っていますし、それがなくなると、合併したけれども、とてもいいことはないじゃないかという話の一つも加わってしまいます。私はその辺をぜひ整備していただきたい。

 反対を言うと、私はインターネットで調べたんですが、エリアトークという、アナログですが、非常に便利なものもあるんです。そんなに金もかからんということであれば、その辺を地域の人とはよく相談して、そういうことを考えてみるという気はありますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そのエリアトークというものに限らず、将来を見越してどういうものがいいかという部分は、従来からの流れにおいて評価されてきた部分も、それはそれであると思いますし、将来の方向を見定めて今変えていくという部分もあるかもしれないということにおいて、そういう意味においてエリアトークに限らず、方式としては、先ほど生活環境部長も、今後の情報伝達手段について引き続き検討していくということでご答弁申し上げた部分はそういうことでありまして、いずれにしましても、最初お答えしたように、光ファイバー網を整備したという部分で、各戸にそれが行く必要があるかないかという部分も含めて、その点については新しい時代を見たBバイCというものの考え方で取り組んでまいりたいというぐあいに思います。繰り返しになりますが、エリアトークという部分についても、先ほど生活環境部長が研究をしていきたいとお答えしたとおりのところであります。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 私も何度も言うようですが、光ファイバー網ではカバーができないと私は思っております。決してサービスの低下にならないように、BバイCも大切ですが、地域のコミュニティほど大事なものはないと私は思っています。特にこれから少子・高齢化が進んでいく中で、小さい子ども、お年寄りの方にぜひ優しい市政としてこういうものを検討していただけるなら前向きに検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 地域情報が大事だという部分は先ほどご答弁したとおりですし、コミュニティが大事だと、そういうコミュニティを維持する上においても地域情報が大事だというのは答弁したとおりでありますので、どういう手段でもって物事に取り組んでいくのが将来の世の中においていい形なのかという部分については、見通した中において取り組んでいきたいということでありますので、今エリアトークとおっしゃった部分に限らない形において、いい方式を選んでいきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 残念ながら、先ほど言われたように、付知のほうもいよいよ防災無線はできるとなれば、今のアンテナは撤去されると思います。そうすると、今の地域の情報システムが崩れてしまうと思います。時間は少ししかありませんので、ぜひ早いうちにそういう結論を出していただけるといいなと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それは私もそういうことで、それぞれ担当部局に指示はしているところであります。なお一層督励をしていきたいというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) そういうことで私は要望しますので、早目に結論を出して、できれば地域のためになるように考えていただけるとありがたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 最後の2つ目の項目に入りたいと思います。新図書館建設の予算凍結についてということで、私たちは今回4月に統一地方選挙で市議会議員選挙の洗礼を受けてきました。選挙期間の中で、多くの市民の皆さんは、新図書館建設は見直すべきではないかという思いを持っておられることを実感いたしました。昨日も片桐議員、鈴木雅彦議員もおっしゃいましたが、選挙の結果を見ても、その思いが端的にあらわれているのではないかと思います。まして、東日本大震災の状況を考えれば、もう一度立ちどまって予算を凍結して民意を問うたらどうかなということを思います。民意を問うと言っても、陳情が出ているように、アンケートもありますし、住民投票もあります。そういうことを踏まえて、きのう、あれだけ言われたので変わることはないかもしれませんが、私の思いとして一遍伺いたいんです。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 1日目、私は鈴木雅彦議員あるいは片桐議員にもお答えしたところでありますが、市民の皆様、おのおのの立場で自分の思いを投票に託されたと考えております。新図書館、いわゆる創造情報館建設だけが投票結果にあらわれたとは認識していないところでございます。この創造情報館は、知の拠点、情報の拠点として、知的な創造にかかわる社会教育施設であると考えておりまして、情報化時代と言われる今日、地域間競争を勝ち抜くためにも、ますますその重要性が高まっているというぐあいに考えております。また、多様な情報源で市民の知りたいにこたえて、人が集い交流し、新たな創造につながる場を提供するとともに、情報を発信して新たな出会いにつながる場が創造情報館でございまして、これは中心市街地活性化基本計画の中核となる施設でありまして、広域の中津川の顔である中心市街地のにぎわいを創出するために重要な役割を将来にわたっても果たすものだというぐあいに考えてございます。

 しかしながら、創造情報館、新図書館につきましては、説明不足により正確な情報が伝えられず誤解されていることもあろうかと思います。それを訂正できなかったということについては反省をしているところでございます。市民の皆様には今まで以上に事実をわかりやすくしっかりと伝え、理解を求めてまいりたいと考えております。

 例えば図書館よりも福祉というような訴えがなされたと聞いておりまして、福祉関係においても、福祉関連予算は一般会計の約3割を占めておりまして、平成23年度の福祉の予算は22年度に比べて17%もアップしているところでございます。また、高齢者対策として、住みなれた地域で暮らしていただくということで、市独自として在宅介護支援センターを市内13カ所に設置しておりまして、設置数は県下で一番という状況でございます。そのほかにも、福祉の面から、中学生までの医療費の無料化、あるいは新たに23年度から子宮頸がん予防ワクチンあるいは髄膜炎を予防するヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用を無料化しているというような形で福祉にも十分取り組んでいるところでありまして、こんな点もしっかりと訴えていかなきゃいけないというぐあいに思っております。

 また、図書館に予算をつぎ込むと病院に予算が回らなくなって、市民病院の医師がいなくなったというような訴えもあったように聞いておりますけれども、市民病院の医師は大学の医局において派遣されるものでありまして、予算をつぎ込めばそれが可能になるというものではないということで、そういう事実でございます。しかしながら、予算は予算として、医師の確保には、昨年度は1億5,000万円、今年度は当初予算で1億6,300万円ということで、6月の補正予算にも地域総合医療センターの運営経費4,400万円を計上するという形でしっかりと予算は片方で計上しているところでございます。医師の確保については、名古屋大学の医学部のご理解によりまして、この4月より新しく内科医5名の赴任が決定している。そのうち総合内科専門医は、先ほど申し上げました地域総合医療センターの運営ということでかかわっていただくということで強化をしているところでございます。

 財政が大変になるというお訴えもあったというぐあいに聞いておるところですけれども、財政についても、合併直後、1,107億円あった借金を平成22年度末では193億円減らしているということで、これも何も片方においてはしっかりと仕事をしながらやっているというところでありまして、例えば情報通信ネットワーク、旧町村のほうへの展開を主にしたものでございますけれども、30億円かかっているところですけれども、国の交付金とかあるいは国のほうから補てんされる借金としての返し分、これを合わせると55%以上が、



○議長(吉村俊廣君) 市長、簡潔にお願いします。



◎市長(大山耕二君) 肝心なところですので……。55%以上が、

  〔発言する者多し〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛にお願いします。



◎市長(大山耕二君) 55%以上が国のほうからいただける感じで取り組んでいる。図書館については、それ以上に国の金をいただく形で整備をしていくことができる、こういうようなこともしっかりと訴えをしていかなければいけないというぐあいに思っておりまして、これからもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。

 また、建設あるいは図書の購入基金でありますけれども、現時点においては1,150万円、市民の皆さんあるいは団体の皆さんから寄せていただいているということで、これも議会での議決を踏まえてとり進めているところでございます。また、創造情報館長には全国から21名の応募がありまして、先日も最終候補者を決定したところでございまして、その勤務をいただく予定にしているというようなことで、議決に基づいて粛々と進めさせていただいているというところでございますので、よろしくご理解をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) そうやって言うと、どこまででも、一問一答だと、病院のことまで進めるようになってしまいますので、議長、その辺をうまく整理してください。お願いします。

 私が聞いたのは、予算を凍結して民意を問うというのはどうかということなんです。それだけのことだったんです。長々と時間を費やしてありがとうございました。

 創造情報館のことなんですが、創造情報館はよくわからないです。創造情報館というと、私は図書館に限らなくても、例えばどこにでもなければならんことではないか。例えば総合事務所でも要ることだし、市役所でも要ることだし、あえて図書館で創造情報館という名前にしなくても、中津川全体が創造情報館という名前で、小さなところでも、例えば公民館にしたってそうです。そういう情報を発信しながらやっていくということは大事なことで、そこに集約する必要もないし、反対に言うと、分散してどこでもできるような形にしていただくのが創造情報館ですか。きのう、いろいろな話が出ましたので、どれが本当の名前かよくわかりませんが、創造情報館が多分正解かなと思っております。

 情報というものは、多分双方向ということが情報の大事な前提だと思うんです。前に言われた双方向、お互いのことを双方向のやりとりをするということで、そういえば、今、市のほうは一方的にいろいろな図書館ニュースですか、どんどん流しておるじゃないですか。それを流して、これだけ流しておれば、アンケートをとってみて、民意を一遍聞いてみればどうですか。みんなに理解されていると思えば、今図書館をつくるべきだ、つくったらどうだろうということを一遍聞いてみるべきではないですか。アンケートをするという意見がありますが、それが一番手っ取り早いし、一番わかりやすい行政ではないかと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これも片桐議員のご質問にお答えしたとおりで、直近において民意が問われた市議会議員選挙で議員の皆さんは民意を背負ってこの場に来られているわけでありますので、私どもも、また今後これを進めていく上に当たってはいろいろな議案を上程させていただきたいと思いますので、新しく民意を背負われた議員の皆さん方にご審議をいただければというぐあいに思っております。

 情報のことをおっしゃって、双方向というお話もありましたけれども、この情報館については、3月議会でここにパワーポイントで写させていただいて、まさに情報が双方向でなきゃいかんということも言わせていただきました。これは本も情報でありますけれども、いろいろな形での情報ツールも出てきているところでありまして、まさにいろいろ情報を得て、そこで人が交流して、いろいろな新しい情報を組み立ててそれを発信していく、そういう理念でありますので、まさに今おっしゃった双方向のことで、得るということと発信という双方向になるというぐあいにして思っているところでございます。いずれにしましても、そういう形で民意を背負われた新しい議員の皆さん方にまたご審議をお願いをしていきたいというぐあいに思っているところです。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 私の言っている創造情報というシステムは、例えばスポーツの部分でもありますし、教育の部分もあります。そういうものをすべて中津川市としてやっていくのが創造情報というものだと思うんです。図書館に集約してそれがすべてできるということは考えられませんので、私はそういうふうに考えております。本当なら、これは私は住民投票に値する案件だと思います。賛成なのか、反対なのか。これは住民投票に一番値する案件ではないかと思いますが、アンケートもやらないということですので、住民投票もやる考えはないということでよろしいでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 民意の尋ね方の1つがアンケートということになると思いますけれども、直近において選挙予算も組んだ形において、皆さん方がその中において選ばれてきているわけでありますので、まさに民意を背負われた皆さん方にご審議をいただければというぐあいにして思っているところです。いずれにしましても、新政会のほうでもアンケートをされたということで、まず、それについては見せていただきたいということでお願いをしているところですけれども、まだ見せていただいていないので、アンケートという議論の前に、そのあたりを私どもも見せていただければというぐあいにして思っているところでございます。

 先ほどいろいろな情報が総合的に市のほうでも取り扱われるべき、そのとおりでもありまして、このネットワークという意味においても、公民館図書室の充実とか、あるいは配本サービスとかいうこともやらせていただくように盛り込みをさせていただいておりますので、まさにおっしゃっている方向の中において創造情報館、そのいろいろな情報を提供させていただく一環の中において、知の拠点という形で、拠点としての創造情報館というのをしっかりとつくってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 今一環と言いましたので、別に図書館を創造情報館にしなくてもいいということですね。中津川市市役所全体として創造情報ですか、そういうものに動いていく。図書館をそんな名前にする必要はないと私は思っています。双方向ということであれば、私は民意を聞くのが本位だと思います。答えは多分一緒だと思いますので、いいです。

 最後にしますが、来年市長選挙があります。これが反対に言うと、私たちが民意を受けて選挙を受けてきました。今度は反対に、この民意を受けて凍結して、市長選にこの図書館を凍結しておいて民意を問うという一つの方法だと思うんですが、私はそれが一番最高のことだと思うんですが、その辺のお考えはどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 行政というのは、一刻も猶予なく物事を進めていくものというぐあいに考えておりますので、私は直近において民意を背負われた議員の皆さん方がその議論をしていただき、私は行政、執行部の責任者として、その点についてはご審議いただくようにこの事業推進に必要な議案はそれぞれの時点において適宜お諮りをしていきたいというぐあいに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 12番・三浦八郎君。



◆12番(三浦八郎君) 私も選挙のとき、皆さんの思いは、図書館が悪いという話はないです。今もう一遍立ちどまって考えるべきではないかということなんです。決して慌ててやる必要は全然ないと思うんです。今こそ民意を考えて、立ちどまって、民意を伺う。そういう柔軟な行政をやっていくことが私たちに課せられた――私たちは市会議員ですけれども、議決権しかない――他のこともありますが、そういう考えの中でぜひ一遍立ちどまって皆さんの声を1度聞いて、それによって動いていく。そういうことをきのうも出ました。下呂市の産業廃棄物、焼却場の話も出ました。一遍はそういうことが中津川市に求められている一番大事なことだと思うんです。それが今度の市会議員の選挙であり、私はあのときは新政会ではありませんでしたが、新政会のアンケートだと私は思っております。そういうことで私の思いを申し上げまして、一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(吉村俊廣君) これにて12番・三浦八郎君の一般質問を終結いたします。

 続いて11番・深谷明宏君。

  〔11番・深谷明宏君質問席に着く〕



◆11番(深谷明宏君) それでは、通告に基づきまして、市政一般について質問をさせていただきます。

 私は、今回大項目として、夢や希望のもてるまちづくりについてという項目で質問をさせていただきます。

 この中に、中項目として5つほど掲げさせていただいておりますが、まずは、私が考える中に、この中津川市において本当に若者や子どもたちが将来に対して夢を持てているのか、持っていられるのか、そういうことを今回疑問といいますか、不安に感じ、こういう質問に立たせていただきました。合併して、あと3年もすると10年という年を迎えるわけです。合併協議というものがありまして、合併の賛否、いろいろ問われたわけですが、その中で新市建設計画というものが協議の中で進められました。そして、その計画を今度は具現化していくために、中津川市は合併後新中津川市総合計画基本構想、これは合併後10年を目標として、新市の将来ビジョンや施策、方向性、こういうものを掲げたものだというふうに思っております。

 今回私の質問に当たって、この新市建設計画、そして、この総合計画の基本構想、こういうものをもう一度見直して読ませていただきました。本当にすばらしい計画であり、その内容は、当時携わられた方たち、将来をしっかり見据えて計画された各分野においてされたものだということを改めて痛感しておるところです。そして、ことしは、この中の後期事業推進計画が策定されるという年になっております。計画の最終段階ということで、今市町村合併の原点、なぜ市町村合併をしたのか、その市町村合併の必要性、そういうものをもう一度振り返って、今日的な課題、社会情勢を踏まえ、今この時点での将来を見据えた長期的な視点での計画策定、将来ビジョンをつくる必要があるというふうに考えております。

 3月11日の東北地方を襲った大震災、これは多くのものを失い、悲惨で悲しい出来事でした。全国民が一日も早い復興を望むものであり、中津川市においてもいち早い時期から被災地への支援に乗り出し、現在も行政、市民とも、できる限りの支援に当たっていることは、中津川市民の1人として大変ありがたく思い、感謝しているところです。今回の震災は、日本国民にさまざまな課題、問題を投げかけ、それはこれからのまちづくりに多くのヒントを与えてくれているというように思います。従来の考え方、行政の考え方を大きく見直す転換期ではないかということも思います。次世代を担う若いものが夢や希望を持てる中津川市、今後そういう中津川づくりを目指していくことが中津川の活性化につながり、この厳しい社会情勢の中、将来への持続可能な行政につながっていくというふうに思いながら、今回5つ中項目として挙げさせていただきました。

 まず、基本計画の全体の進みぐあい、それと、基本構想で8つの柱というものが挙げてあります。このことについての評価、課題と、先般発表になりましたリニア中央新幹線、このことによる将来の総合計画への影響、そして、中津川市の市役所の中では、若者たちの考えを生かすかやの木政策塾というものがあるわけですが、このことについて、震災から学ぶまちづくり、この5点について中項目として質問させていただきます。

 まず初めに、合併10年を目標としてその新市建設計画、新中津川市総合計画基本構想というのができておるわけですけれども、これで7年目に入った合併、この中でこの計画は既に3分の2の地点に来ているわけですけれども、どれほど計画というものが仕上がってきているのか。全体的な評価、そういうものを1度聞かせていただきたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 当市におきましては、合併直後に、新市建設計画を踏まえまして、合併10年後を見据えました9つの柱から成る新中津川市総合計画基本構想を作成いたしました。将来都市像を豊かな自然と独自の歴史・文化が光る生き生きとしたふるさと中津川へといたしました。現在は将来都市像の実現を目指しまして、その9つの柱立てに沿った中期事業推進計画策定に取り組んでおります。また、時代潮流を踏まえた市民の声に迅速かつタイムリーにこたえていくために、毎年度の予算編成を通して柔軟な見直しを進めており、全体的にはおおむね計画どおり進んでいると評価をしております。今後は、先ほどお話がございましたように、中期事業推進計画の期間内で終了できないものを含めまして、市民の願いを実現するための施策、事業を企画立案し、今年度策定を予定しております後期事業推進計画に反映させまして、将来都市像の実現を目指してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ありがとうございました。結論から言いますと、おおむね計画のとおり進んでいるというようなご答弁だったのかなというふうに思っております。残された3年の後期の計画というものをしっかり立てていただき進んでいただきたいということを思っています。

 それで、この中で、先ほども前段で言いましたが、私は、合併がなぜ必要だったのか、このことをもう一度市民の皆さんも思い出す、見直す、考え直す、そういう必要があるのではないかと思いながら、その辺のことを改めて執行部のほうに、合併の必要性ということについてご答弁をいただければありがたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、国全体のある意味では行政の形に関係しているというぐあいにして思っております。1つは、国全体としても、財政的に大変厳しい状況になってきているということにおいて、その地方交付税のあり方というようなことにおいても、財政的な裏打ちという部分において大変な部分として、厳しさというものがあったというぐあいにして思っております。そういう中で、この国のあり方としてどのような形がいいのかという方向性が出されてきた部分が背景にあると思います。片方においては、交通網の整備というようなものも相当進んだ形において、圏域の国の全体の整備の条件というのも変化してきているというようなことがあろうかと思います。そういう中で、合併というものがある意味では求められてきた部分があろうかなというぐあいに思います。

 一方では、私は単に求められるだけではなくて、今度はそういう状況下であったとしても、今までのそれぞれの地域の特性、これは旧中津川市も含めて15地域があるわけですけれども、それぞれがこの特色を保ちながら、また、力を合わせて発展していくという方向がこの合併というものをまた前向きにとらえていく一つだというぐあいに考えて、この多様性の中の統一という考え方の中で、自治体として新たな形で市民サービスというものを構成し直して、将来にわたって持続可能な自立的なまちをつくっていくという方向で前向きにとらえるという形において取り組みをしてきた、そういう意識でございます。

 それが先ほど深谷明宏議員におっしゃっていただきました新中津川市総合計画の基本構想ということになろうかと思います。まさに多様な特色をそれぞれの地域で保ちながら、みんなでそれを持っている特色を寄せ集めて力を発揮していこうということでございまして、これからもそれが大変大事だというぐあいに考えておりまして、そういう他動的な側面と、また、自分でどうしていくかというみずからの考え方の側面と、両方が今回のこの合併にあったというぐあいに思いますし、そういう方向で今後も進めていくべきものだというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ありがとうございました。市長の言われたとおりだと思いますし、このことは、合併を踏まえる協議の段階でつくられた新市建設計画の中にしっかりうたい込んであります。このことを今市長が言われただけではなくて、職員の方々、そして、議会の議員も当然ですし、市民の皆様、そういう方たちもこのことをしっかり認識した上で、今後のまちづくり、そういうものの計画に当たっていく、そのことが大切ではないかなということを思っています。

 この10年を見据えたせっかくの計画のビジョンの中にもそうやってうたい込んであるのがどうしても市民の中に見えてきていない。そういう感じを私は受けているものですから、こういう質問をさせていただいているところですけれども、それでは、この基本構想の中に、施策の8つの柱というふうに分類して挙げてあるわけです。この8つの柱、その大分類、中分類というような形で、それぞれの施策が分けてあります。この施策ごとに、申し訳ありませんが、その評価、そして、課題というようなもの、主なもので結構ですので、挙げていただければありがたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) それでは、各施策の柱ごとの評価と課題ということでございますので、多少答弁が長くなりますが、よろしくお願いをしたいと思います。

 まず1つ目の「安心できる温かい福祉のまちをつくります」では、障がい者や高齢者が生き生きと暮らせる社会づくりとして、発達支援センターの整備や互助交通など福祉バスの充実に努めてまいりました。安心して子育てができる社会づくりといたしましては、中学3年生までの通院、入院医療費や、子宮頸がん等のワクチン接種助成の充実のほか、男女の出会いの機会をふやす結婚活動支援に取り組んでおります。また、健康で明るい暮らしづくりといたしまして、市民の命を守る最後のとりでとなる公立病院の医師、看護師確保対策として、少額資金貸付事業、医師住宅の確保、院内保育の充実、地域総合医療センターの開設に努めております。その結果といたしまして、県下でも自慢できる福祉の取り組みがなされていると評価をしております。

 課題といたしましては、時代潮流を背景として高齢化が進み、独居世帯や高齢者夫婦世帯の増加による孤立化や認知症高齢者の増加が挙げられます。

 2つ目の「安全で便利な暮らしをつくります」では、安全な暮らしの確保として、命を守る3点セットである住宅耐震化等リフォーム補助、家具転倒防止、住宅用火災報知機設置を進めるとともに、防災情報の伝達手段の整備、消防・救急無線の整備にも着手したところでございます。また、便利な暮らしづくりといたしまして、城山大橋の無料化、全市光ファイバー網の整備、UIターン者住宅の整備を進めております。その結果といたしまして、災害や犯罪の防止に対する市民と市役所との協働による活動が活発になってきており、また、市民を守るシステムも充実しつつあると評価をしております。

 課題といたしましては、東日本大震災以降の市民の防災意識のさらなる高まりや時代潮流を背景といたしまして、地震や風水害などの自然災害や犯罪に対する市民の皆さんの不安がまだまだあることが挙げられます。

 3つ目の「産業を活発にし、働く場を充実します」では、製造業の振興と雇用の場の確保として、若者の地元定着と中高齢者の雇用促進に取り組むとともに、加子母の合板工場誘致が実現できました。農林業の振興につきましては、栗やタケノコなどの農産物のブランド化、軽トラック市の開催、利用間伐の推進を図っているところでございます。また、商業、観光では、中心市街地活性化基本計画の策定と実施、にぎわいプラザの整備、観光交流センターの開設を進めております。その結果といたしまして、中心市街地のにぎわいや周辺地域の活力維持につながっていると評価をいたしております。

 課題といたしましては、長引く不況、さらには東日本大震災の影響で、依然として市内企業の厳しい経営状況が続いていることが挙げられます。

 4つ目に「豊かな自然ときれいな中津川をつくります」では、循環型社会を構築するための小水力や太陽光の自然エネルギーの活用を進めるとともに、資源ごみ分別収集にもモデル的に取り組んできております。また、豊かな自然の保全ときれいな中津川づくりを進めるため、阿木や坂本の下水道整備にもスピード感を持って取り組んでいるところでございます。結果といたしまして、当市の誇りであります豊かな自然が保たれていると評価をいたしております。

 課題といたしまして、原発事故に伴う省エネ、節電意識を高めること、また、ごみの減量や太陽光発電など、自然エネルギーの導入が十分でないことが挙げられております。

 5つ目の「キラリと光る歴史・文化の中津川をつくります」では、歴史・文化を大切にしたまちづくりとして、蛭子座の改修や中山道沿線の建造物調査、文楽、地歌舞伎の海外公演への支援を行ってまいりました。また、水辺空間ウォーキングルートの整備にも取り組み、文化財の活用も進めております。その結果といたしまして、当市の貴重な財産である歴史・文化を守り育ててきていると評価をいたしております。

 課題としましては、人口減少により文化伝承の担い手が減少しつつあり、当市の独自の個性が失われつつあることが挙げられます。

 6つ目の「たくましく生きる人づくり」では、子どもたちの生きる力を育てる施策として、学習場所である学校の耐震化をスピード感をもって進めるとともに、学習指導助手の配置による少人数指導や、地域における教育推進事業にも取り組んでいるところでございます。また、スポーツの推進では、子ども金メダルやこころのプロジェクト事業によりまして、子どもたちの自信と誇りと豊かな心を育むことを進めております。その結果といたしまして、子どもたちのたくましく生きる力が育まれていると評価をしております。

 課題としましては、家族や地域のきずなの崩壊による児童虐待や子どもの孤立が挙げられております。

 7番目の「互いに助け合うコミュニティづくり」では、コミュニティ活動の推進として、頑張る地域をサポートするとともに、地域おこし協力隊や集落支援員の力をかりて、地域の活力づくりに努めております。また、現地主義をさらに進めるため、市役所、出先機関の改革も進めてきているところでございます。その結果といたしまして、地域コミュニティを維持する活動が盛んになってきており、コミュニティ維持に寄与していると評価をいたしております。

 課題といたしまして、人口減少により地域コミュニティの維持が難しくなりつつあり、まだまだ取り組みを強化する必要があることが挙げられます。

 8番目の「市民が主役の市役所づくり」では、市役所改革を強力に推進するとともに、合併直後の17年度に1,065人であった職員数を23年度当初には842人と、223人を減らしてまいりました。また、若手職員の企画力、計画力アップを目的としたかやの木政策塾を開設いたしました。その結果として、より少ない人員と予算で市民の声にこたえることができるようになってまいりました。

 課題といたしましては、市民の声を実現するための職員の企画力、計画力がまだまだ不足していると思います。

 9つ目の「社会基盤の整備」では、リニア中央新幹線の開通を見据え、周辺地域との連携による広域の拠点都市づくりを目指してまちのあり方を調査検討を進めているところであります。引き続き市民への説明をしっかり行いまして、理解を得ながら、関係方面と連携を密にして事業を推進してまいります。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ありがとうございました。行政の仕事というのは多岐にわたるわけで、市民生活への影響というものもいろいろな方面からあります。まちづくりというのはあらゆる方面から手を尽くしていかないとなかなかよくならないということの中で、今挙げてもらった中、主な事業の評価という話を聞かせてもらっている中で私が今感じたのは、合併ということが行われて、町村時代ではできなかったことが、特に1項目めの福祉に関する分野なんかで言えば随分充実してきたのかなということを今実感として感じているところです。

 それぞれ9つの項目から評価いただいたわけですが、まず最初の安心できる温かい福祉のまちづくりという部分で、基本構想というものの中を読ませていただきますと、一番最初のところの基本構想の7ページになるんですが、3つ目の黒・のところに、温かい福祉のまちをつくっていくためには、家庭や地域の中で思いやり、助け合う気風を復活し、支えていくのは、すべての市民である。社会連携の考え方、そういうものが必要であるとか、市民が自助の力を高め、その取り組みを事業所、地域などの幅広い連携と協力により互助の力をつけていくことが大切であるというような項目が掲げられているわけですが、この辺のことについて、実際、今の評価の中には出てこなかったかなという気もしますが、何か政策、取り組みとしてやられたようなものがあれば教えていただきたい。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 自助の力は、ある意味では生きる力になろうかということで、私の意識の中においては、福祉の分野以上に教育の分野として、子どもたちの生きる力を育てるということでその取り組みを挙げさせていただいておりまして、先ほども企画部長の答弁の中に、地域において取り組みを進めていくというような形で、従来PTAというような組織があったんですけれども、そこに区長さん方あるいは区の役員さん方にも参加してもらうような形の中で、子どもさんたちの生きる力を育てていきたいというようなことで、それに今年度から取り組みをしているところでありまして、そんな形で、それは多分区長さんたちも加わっていただくとすると互助とも関係してくると思うんですけれども、そんな形で考えているところです。

 それから、互助の力との関係でいくと、思いやり、助け合いということで今ご紹介いただいたんですけれども、昨年度から優しい運転運動という呼びかけをさせていただいておりまして、横断歩道で渡りたいという形で待っておられたら優しくとまってあげようとか、あるいは2車線の道路で対向車線で右折車として横切って入っていきたいという人にはとまってあげて譲ってあげると、その車の後ろに連なっている渋滞もスムーズになるというような形で、お互いに思いやりと優しさというのがこのまちに出てくるのではないかということで、そんなことも今年度力を入れて取り組みをさせていただいているというようなことでありまして、そんな形の中で、コミュニティの人と人とのつながり、また、それぞれの人の強さというものを両面からつくっていくまちでありたいということで、そんな点も示させていただいているようなところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) 今私が取り上げた分野というのは、市民の皆様の意識とかそういうものを変えていくというか、そこに気づいてもらう。そういうことが大切なことなので、そのことに関しては、今福祉の分野というわけではなく、教育、子どもたちというような話も市長から出たわけですが、これは生涯学習という部分、大人の学習、一生涯通じて学ぶということに関してつながっていくのではないかなということを思っています。

 ちょっと順番は前後しちゃうかもしれませんけれども、「たくましく生きる人づくり」という分野についてお聞きするわけですけれども、この分野で言いますと、人づくり、このことがまちづくりの第一歩として重要であるということをこの基本構想の中でも第一番に掲げられて見えるわけです。この人をつくっていくということの大切さ、これは長い時間のかかることでしょうし、大変大切な部分だろう。これを長期の計画、10年の計画であったりとか、20年30年という先を考えたときには、この人づくりという部分がものすごく大きく影響してくるだろうというふうに考えるわけです。そこの中で、人づくりの分野でもう少し具体的な施策的なもの、そういうものがあったらお聞かせ願えればということです。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今言われました人づくりということなんですけれども、文化スポーツ部が描いております市民像というのは3つの柱を立てております。1つは、郷土愛ある市民、1つは、健康ですこやかな市民、1つは、自主自立した市民でございます。こういった市民像を描きながら、学習、文化、スポーツ、各般にわたって事業を進めておるところでございます。その中でも、読書による人づくりということは、以前からこの議会の席でもお話をさせていただいておるところなんですけれども、いろいろな事業を行っております。

 まず最初に、図書館についての取り組みからお話をさせていただきますが、具体的な施策としては、読み聞かせサポーター養成講座ですとか、読書講演会、これは、今まで新図書館、いわゆる創造情報館の話が持ち上がるまでは、中津川市としては取り組めていなかった課題でございました。それから、本にかかわるいろいろな講座ですとか、心に残る1冊の募集、またブックスタートなども市域全域で行っておるところでございます。最近では、読み聞かせボランティアを受けた市民の方が学校の読み聞かせに出かけるというような事例も出始めてまいりました。市民の方々の居場所と出番ということでもつながってくると思っております。

 また、付知公民館は総合事務所の移転に伴いましてリニューアルをさせていただきましたけれども、5月1カ月の対前年度比で見ますと、利用者数も貸し出し冊数も倍増しておるということが言えます。先日、付知公民館図書室でも図書祭りが行われましたし、そういった意味で関心も随分高まってきていただいているなということを思っているわけでございます。

 ほかにも、今図書館を中心にお話をしましたけれども、公民館では市民の方々の居場所の出番づくりということで、私が講師!事業ですとか、市民企画講座などを開催させていただいておりますし、生涯学習課では、中学生の海外派遣事業、これも毎年開催をしております。国際視野を持った子どもの育成ということ、自国とほかの文化と文化の認め合うことを学ぶということでやっておりますし、そのほかにも、スポーツ関係では、先ほど企画部長からもありましたけれども、こころのプロジェクトを今年度目玉事業として始めております。その他の文化関係では、博物館で子どもの体験教室ですとか、芸能文化人づくり事業など、広範な事業を展開させていただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) だんだん答弁が細かくなってしまうので申し訳ないんですが、人づくりをしていくために、生涯学習の推進、これがこの中津川市にとってこれからも大いに大切なものだろうというふうに思っています。先ほどの安心な温かいまちづくりの福祉のまちをつくるという部分でも、生涯学習が取り組んでいかないとそこにたどり着けないという部分があろうかと思います。先ほど言った3つの柱の中に郷土愛というものがありましたけれども、これなんかは、まさにそういうことだろうというふうに思いますので、ぜひそういう施策を次の後期の段階にしっかり盛り込んでほしいということをお願いしておきます。

 それと、生涯学習の推進という構想の中にも、生涯学習の推進というところにしっかりうたい込んであるのは、各地域の公民館、これの連携から図書館の充実、このことがしっかりうたい込んであります。これは、これからもこの先の計画を立てるに当たっても、しっかりこれをやっていただきたいということはお願いしておきます。

 それと、どう感じられているか1点確認したいんですが、つい先日でしたか、恵那市のほうで、図書館に生涯学習推進のまちづくりというような碑を立てられてやってみえます。私も町村時代それを担当したことがありますが、合併前の恵那市から恵南の町村においては、生涯学習の推進ということに随分力を入れて、20年30年やられてみえておりました。そのことは私も承知しております。そのことをやってきた結果が今の恵那市というまちの風土、文化、そういうものにつながっているのではないかなというふうに思います。私は、今、もしよそから来て、中津川か恵那かどっちかに住めと言われたら、ひょっとしたら恵那を選ぶでしょう。そういう中で、この生涯学習の推進ということが将来を考えるに非常に大切だというふうに考えますが、その辺で何かお考えがあればお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) まさに大事なところだというぐあいに思っております。生涯にわたってということでありますので、子どもさんたちから、また、高齢の方まで、こういうことになろうかと思います。恵那市の場合は、佐藤一斎翁の三学の教えという部分を一つのテーマに取り組んでおられるわけですけれども、中津川市はそこに負けないだけの街道文化というものを持っているというぐあいに私は思っております。ある意味では、文化の側面からいろいろな形で学ぶ。喜びを見つけて生きがいというものをそこに見つけるというのは、まさに学習の一つの方向だというぐあいに思います。

 居場所と出番づくりということもかけ声として互いに助け合うコミュニティづくりの中において取り上げさせていただいておりますけれども、その居場所というところで学習をし、また、習い事などの文化活動、芸どころとしての活動をしっかりとやっていくという部分は、まさに人が生きる上での大変大事なところだというぐあいに思います。単に個人にとってだけではなくて、同じ趣味を持つ人たちが同じ場所においてお互いに交流して刺激し合いながら成長していくというのは、生涯にわたって大変大事なところだというぐあいに思いますので、そういう意味で、今の生涯学習ということが大事だという部分、また、その居場所というものをしっかりと整えていくということが大事だという部分は私もそのとおりだと思いますし、そういう意味において居場所と出番づくりというような表現ではありますけれども、取り組みを進めていきたいということで挙げさせていただいているところであります。人と人とのきずなが弱くなっていく現代こそ、その点からもみんなで居場所を共有して交流をして学んでいくということは大事だというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) それを大切にしてほしいという思い、こういうものが大切であるとわかりながら、なかなか実行されていかないという部分には、このことがすぐ形に見えてこないということだと思います。どうしても政治において箱をつくったり道をつくったりするものが、姿が見えてきてすぐわかりやすいんですけれども、生涯学習、人をつくっていくという部分に関しては、10年20年30年、それに向かってしっかり進んでいくということが大切でしょうし、そういうことがしっかり理解されるまちでなくては、将来の夢とか希望、そういうものを持てるまちにはならないと私は思っていますので、よろしくお願いいたします。

 今度は、安全で便利な暮らしをつくるまちづくりの部分と、産業を活発にし働く場をという部分で少しお尋ねをしたいわけですが、便利な暮らしというところで上がってくる項目の中の大分類、中分類があるわけですが、その中に道路の整備とかそういうものがあるわけで、基本構想なんかを読ませてもらいますと、まず第1番に上がってきているのは、有料道路の無料化、これは実行されましたので、よろしいです。

 あと都市計画道路の青木斧戸線の整備というものが一番頭に上がってきています。その次に上がってくるのが、合併した中津川市にとって、南北の道路、257です。そういうものの整備というものが掲げられてきています。このことが産業を活発にし、働く場を充実するというほうの基本の施策の柱、この中にも大きく幾つか、何回か、国道257というものの大切さ、南北の軸の大切さ、そういうものが幾つかできております。ところが、今中津川市において、その辺については無料化はできたものの、その後がさっぱり進まない。一昨日の質問にもありましたが、その辺について、この計画どおりいっていないという部分について、何か所見があればお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 南北軸の関係のお話ですけれども、国道257というのは、もともと合併町村と期成同盟会をつくっておりまして、大きな経過の中で青木斧戸線という話になっておる状況でございまして、そういった意味では必要な路線ということで考えておりますけれども、前回もお話ししたとおり、これはある程度長いトリップの中で旅行していただくための道路ということで考えてみますと、県道を主要道路として考える中で県でお願いしていくということで、我々も長い間進めてきている状況でございまして、そういったことが一つの解決となっていないということで南北軸がまだ整っていないという結果でございます。いずれにしても、こういったことを踏まえまして、後でリニアの関係のお話もあると思いますけれども、そういった観点で少し今後も変わっていく可能性があると考えておりますので、その中で、またいい進め方があれば的確に進めていきたいということで考えております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) 今まで聞いた話の中での範囲内というふうに受けとめていますけれども、このことが便利な社会をつくる基盤の部分の話と、それから、中津川市の産業というものについて、両方に密接にかかわっているということです。それを考えるといかに重要なことかと。市にとって本当に最優先することではないかなということを私は今回この基本構想等を読み直してみると、改めてそれを感じ取るわけです。

 1つ具体的に、先ほど基盤整備部長のほうから、リニアの話もという話がありましたが、中期の事業推進計画、これを見たときに、神坂のスマートインターがこれは新規として上がってきているわけです。この時点で初めて新規として上がってきている。この分野で一番先に持ってくるのは青木斧戸であり、257の南北軸、これを一番に持ってくるというのが、市の将来の産業をはじめそういうものの発展を考えたときに一番優先すべきであって、順番から言えば逆ではないかというふうに思うわけですが、その辺の所見を伺います。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 実は、南北軸とこちらのほうの東西軸という話がございまして、東西軸のほうも産業としては観光を基軸とした産業がございます。それから、257で結ばれる南北のほうも、それぞれこれで結ばれる産業があるわけでございまして、中核工業団地を契機に大きく産業の流れが変わってきたという状況がこの中にあって、そういった意味では、両方とも私のほうでは大切な事業ということで認識をしている状況でございます。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) いずれにしろ、どちらも大事であることは当然であります。できる範囲も限られてくる。ボリュームも限られてくるということがあるわけですが、将来のことを考えたときに、次のリニアの話もしますけれども、そのことも考えたときにも、お金と費用対効果、BバイCということを言われますが、そのことを考えればどちらを優先すべきかということが決まってくるのではないかということで、それも市民の評価につながってくるのではないかというふうに私は考えるところであります。

 それでは、次の中項目のほうへ移らせていただきます。その前に、今質問させていただいたこと、このことをしっかり踏まえた上で、次の後期の計画をしっかり立てていただきたいですし、今現在の時点で、この先の10年、その先の20年というのをその年度でしっかりつかんでいってほしいなということをまずお願いしておきます。

 それと、このことは執行部、幹部の方だけではなくて、市職員全員、そして、できることなら市民の方たちもそのことをしっかりわかった上で向かっていく、そういうことが必要だと思いますので、そういう工夫もひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。

 それでは、次の中項目では、先日発表されましたリニアの中央新幹線が与える今後の中津川市の影響ということで何点か質問させていただくわけですが、このことは、今まで20年30年と取り組んできた諸先輩方のご尽力のおかげということはもちろんですけれども、このことによって、これからまちは大きく影響されてくるだろう。この中津川市だけではなくて、ほかの分野でも影響されてくる。少なからずとも、この間の発表によって、この中津川という名前が全国に知れ渡る。このことは非常に大きなことだろう。それによっていろいろな影響が出てくるということが想定をされるわけです。そのことについて、まず全体的に今後の中津川市に与える影響というものについてどうお考えかお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) リニア中央新幹線は、劇的な時間、距離短縮により、新たな人の流れをつくるという波及効果が見込まれます。それと、地域活性化の起爆剤になるととらえておりまして、人口減少などの時代潮流の中、地域振興にとっては千載一遇のチャンスと考えております。それで、リニアを生かしたまちづくりを総合計画に位置づけまして、リニア計画の振興を踏まえながら、地域の活性化を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) このリニア、知事も強調されていますけれども、まさに東京−名古屋間が40分、品川−中津川間が30分という形でありますし、それを考えてみると、中津川から、現在加子母のほうでは45分から50分という形でありますので、時間、距離の比というのが今までとは比べものにならない劇的な変化があるというぐあいに思います。その劇的な変化という部分は、首都圏との時間、距離の短縮と、それから、首都圏における活力の大きさというもの、そういうものがありますし、また、片方においては、将来的には関西圏の問題もあります。そういう意味で、首都圏ということでいきますと、今度は空港との関係というような形で、海外との関係も、また今までとは違う形で劇的な変化ということに光があるというぐあいに思います。

 そういうものをいかにとらえるかという部分で、例えば乗りかえ機能1つをとっても、今までの世の中に存在する状態でいいのかどうかというようなこと、また、ストロー効果というようなことも片方では言われるわけですが、それを生じさせないこちらの魅力というものがより大きくなるというようなことが大事だというぐあいに思います。30分に時間短縮になった短縮された時間の有効な使い方として、この地において活動するということが大変意味があるという地域にならないといかんというぐあいに思います。そういう意味で、中津川市だけではそこのところは収れんしない形で、県下全体、木曽とかあるいは東三河とか、もっと広い範囲の中における受けとめというようなこと、その広域の拠点としての中津川の役割をしっかり果たしていくということ、こういうことが大事だというぐあいに考えておりまして、まさにコペルニクス的変化というような意識でものを考え、また、中津川だけではない相当広い範囲の形での位置づけを考えてものに当たっていく必要があるというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) 市長が言われるように、まさに今までの考え方というか、今までのまちづくりの考え方とは大きくかけ離れた部分で動くだろう。それが発表ということがあったことによって、既に始まっているというふうにとらえていいと思うんです。実際には開通するのはまだしばらく先というような感覚もあるわけですけれども、これは既に始まっているという感覚で行政側は物事を進めていかないと手遅れになってしまうのではないかということを私は危惧しております。

 それで、従来、例えば駅ができることの効果、そういうものはいろいろ叫ばれてきておるわけですけれども、私は、この中津川市の魅力、先ほど市長が言われたように、悪いイメージのストロー現象であったりとか、そんなことを考えさせることのないように、まちの魅力、特性、そういうものを生かしたまちづくりを考えていかなきゃいかん。それは中津川市だけではないかもしれません。それは近隣、県というレベルかもしれませんけれども、今現在、最大の魅力、例えば駅を中心とした地域の描ける状況というものは、中津川市の魅力を生かしたものというのはどういうものになっているのかお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) どういうふうな戦略を描いていくかということになってくるかと思いますけれども、例えば中津川市でいきますと、特産品とか観光資源等を中津川市だけではなくて近隣市町村、その強みを持ち寄りまして、それを日本全国、ひいては海外へPRをしていくということによって中津川市を売り込んでいくというふうに、とりあえずできるところというのはそういうところができるのではないか、考えられるのではないかなというふうには考えております。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほどお尋ねいただいた総合計画の柱との関係で、合併とも関係しますけれども、豊かな自然、これがどの地域においても中津川市においてはありますし、もっと広く岐阜県下とか木曽とか東三河というところの広い意味でとらえてもそれはあると思いますし、また、もう一つは、キラリと光る歴史・文化の中津川、街道文化を中心に、また、飛騨街道というような流れの中でも、そういった部分があると思いますので、こういった部分はしっかりと、まさにこれまで以上に磨いていくということが大事だと思います。

 それで、例えばですけれども、下呂とも観光協定を結んでいるわけですけれども、下呂にも同じように芝居小屋もあり、地歌舞伎もやられているという形でありまして、あそこは温泉という部分においては中津川市以上に強烈なものを持っているという形で、広い範囲の中においても、またそういうとらえ方をして、森と、あと川、清流というようなつながりを中津川市だけではない形で広い範囲の中において結びつけて売り込んでいくというようなこと、今の文化についても、広い範囲で共通するような首都圏にないようなもの、関西圏にないようなものをしっかりと売り込んでいくというような、そのためにしっかりと今からも磨いておく、連携して磨いておくというような、こういう観点が必要になるのではないかというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ありがとうございました。今市長が言われたことだと思うんです。個々のそれぞれの分野のことはまだまだこれからしっかり煮詰めてもらえればいいと思うんです。ただ、失ってはいけないのは、今市長が言われた中津川市が目指している豊かな自然であったりとか、歴史・文化、この部分をせっかく目指してきている。ですから、これを失わない。そのまちづくり、そういうものを目指すということが大事だろうというふうに思っています。そのことを忘れてしまうと、それこそ単なる都市化していくだけであって、何の魅力もない、変哲のないまちになってしまう。そんなことを思いますので、そのことをしっかり肝に銘じて、今後リニアに関係するまちづくりというのは考えていただきたいなということを思っておるところです。

 もう一つ、今回のリニアの中で、これは逆に言えば、もっと直接的に影響してくる今の車両基地のこと、このことについては、これは雇用も生まれるでしょうし、関連企業も出たりする。産業というものにつながってくるでしょう。そうすると人がふえる。そのことが例えば坂本と言われている中津川の西部地域だけではなくて、もっと広い範囲に関連してくるだろうということを思うわけですが、その辺の効果というものと、今まで中津川市が行ってきているまちづくりとの絡み、そういうことから何か所見があればお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 今の車両基地とかそういうものにつきましては、効果といいますと、事業効果と施設効果というのがございまして、事業効果というのが、要は開始前の建設段階で生じる効果というところなんですが、先ほど深谷明宏議員が言われるような車両基地なんかにつきましては、当然事業効果の段階でも、雇用とかそういう分ではかなり効果があるだろうというふうに見ておりますし、当然その後の施設効果、リニアが整備されて運転を開始した後の効果につきましても、当然そこの施設ではたくさんの人の雇用が見込まれますし、そういう意味では非常に効果があると思いますので、どちらにしても、雇用という意味では非常に効果がある、大変有効であるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) これも発表されたばかりで、これから具体的なことを計画されていくんだろうというふうに思っています。駅にしろ車両基地にしろ、中津川の西部といいましても、恵那市に隣接しておるわけです。これは行政として、今のところは別の自治体である以上、中津川市として遅れをとらないようにその辺の施策をしていかないと、雇用が生まれるからいいだろうというその場所は中津川市内かもしれませんけれども、そこへ通う、住む人たちというのは、多少離れたところでもいいわけで、そういう面で言うと、この地の人口減少を食いとめるこんなチャンスはないだろうというふうに思っています。その辺の施策を遅れをとらないようにしっかり計画していただきたいということをお願いしておきます。

 続きまして、この中津川市に住む若者、小・中学生等に夢を持っていただく施策というようなことの中で具体的な提案といいますか、お聞きするわけですけれども、市役所の中でも、若い人たち、中堅の人たちに政策を上げていただいて、それを吟味して予算化していくというような試みが行われてきているわけです。大変いいことですし、若い人たちのやる気を掘り起こす新しい考え、今までの行政の中にない考えをまたそこから掘り起こす。非常にいい取り組みだというふうに評価させていただいております。それを何とか市民の中に広げていくことができないだろうか。同じことをやれとは言いませんけれども、そういうことを市民の中に広げていくということについてはどうお考えかお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 今までも若者懇談会等を開催いたしまして、特に若い人からの提案等もいただいてきているところでございますけれども、若い年代の方から市への政策提案をいただき、施策に反映できる仕組み、例えば高校生とかやの木政策塾との協働による政策提案など、そういう企画なんかもこれから企画していきまして、新たな取り組みとして市民の若い人からの提案なんかをいただけるような取り組みとして考えていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと補足をさせていただきますが、若い市民というだけではなくて、いろいろな経験をお持ちの高齢といいますか、そういう皆さんも、まさに老若男女という形で市民の皆さんにご参画いただくということが大事だというぐあいに思います。これは4つの気質というところともかかわってくるわけですが、うちで待つという気質が従来からある部分でありますので、そういう部分をこのかやの木政策塾という形で市の文化として定着をさせていきたいと願っているところでありますが、その延長のところにおいては、今ご提案いただいた市民へ、外へしかけるという形で、いろいろなアイデアを持っておられる市民のアイデアを吸収させていただいて、より政策のレベルアップを図っていく。これは取り組みをしっかりとやっていきたいというぐあいに思っているところでありますので、またよろしくお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) こういうことを市民に呼びかけるというか、市民が参加していくということは、行政のやっていることを理解いただくということでも非常に効果があるのではないかなということも1つ思うわけです。今、市では、昨年からかな、子ども金メダル事業というのをやられております。これは子どもの頑張りに対してそれを評価してあげようという考えからだったと思うんです。こういうことを例えば知恵をいただいた人、そういう行政に対する案をいただいた人、そういう人たちにも、金メダルとは言いませんけれども、何かで評価するというか、そういうシステムがあってもいいんじゃないかなということも思うわけです。例えば今現在やって見える子ども金メダル事業というのはそういう分野には対応できるんですか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 子ども金メダル事業につきましては、市民の方から成る検討委員会を設けてその表彰対象などを検討していただいております。現時点では、スポーツ大会、あと文化面でのコンクール、少年の主張大会ですとか、郷土かるた大会、スポーツ・文化関係において優秀な成績をおさめた方に金メダルをお渡ししております。島崎藤村先生の文芸祭の受賞者にもお渡ししている。ただ、まだ始めて1年でございまして、もっと広げていくにはどうするかという議論も当然残っておるところでございまして、そういった意味では、今ご提案の内容なんかも参考にさせていただきながら、もっともっと子どもたちに喜んでもらえる、励みにしてもらえる制度になっていければというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ぜひそういうのも検討の材料にしていただければありがたいなというふうに思っています。

 それで、今こういう社会が閉塞感があって、いろいろな面で企業も苦しい状況にある中で、中津川にとって豊かな自然、歴史・文化、こういうものを生かして、そして、その中で人口減少を食いとめていこうとしたときに有効なのは、これからは頭脳であったりとかアイデア、知恵の部分、そういうものを生かしていくような施策が必要だろう。こういうことを率先して市がやっていくという中津川市の顔が見えてくると、若い人たちもここに残ろうとするかもしれませんし、よそからも入ってくる。そのための基盤である例えば光ファイバー網、こういうものも整備されているということで、夢があって有効な施策ではないかなということを思うわけですが、どうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) まさに今そういう形でいろいろな取り組みを奨励していくというようなことは必要だというぐあいに思います。実際にいろいろな各方面で活躍していただいている人については、市役所の玄関のところにガラスのケースで表彰状を飾らせていただいたり、あるいはメダルとか盾とか、そのときの写真なども飾らせていただいているのは、その方向性のところでありますので、そういう意味において大いに取り組んでいきたいと思います。

 また、光ファイバー、情報ということでありますけれども、情報という部分はそういうファイバーを通してだけでなくて、図書という部分もありますし、そういう情報をいかにレベルアップさせるかというのは、また市民の皆さんが外から情報を得たものをいろいろな会話をする中で、交流する中で、さらにそれを高めて、高まった部分をまた発信していくというような、そういう取り組みが必要になってくると思います。そういうところを大いに奨励をしていきたいということで、創造情報館というのもそういう文脈の中にある、単なる箱物でないということでとらえておりまして、まさに光ファイバーというのも情報をとる一つの手段でありますけれども、とった情報をいかに市民全体としてブラッシュアップして、そいつを世の中に役立てていくか、自分たちの生活に役立てていくか、ここが大事だと思いますので、そういうこともしっかりとできるまちに持っていきたいというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) まさにこのリニアの話が出てきたということもそのきっかけになるのではないかなということを思っています。期待するところで、ぜひ次の推進計画に具体的に出てくるような形でやっていただければありがたいと、お願いをしておきます。

 それでは、中項目の最後になりますけれども、今回の東北の大震災、このことはまちづくりというもの、まちの今までの総合計画、中津川市でもやっている基本構想、こうしたものに随分影響を及ぼしてくるだろう、いろいろな方面で影響を及ぼしてくるだろうということが容易にわかるわけで、そのことについて、まずは全体的に今回の震災から自治体として学んだことなんかをお聞かせ願えればありがたいです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今回の東日本大震災からは、地域のつながりとかきずなが大切であるということでございまして、当市も今回の災害をあすは我が身ととらえまして、市民参加で条例や計画を作成して、災害に強いまち中津川をつくっていきたいと考えております。みずからの命はみずからで守る、自分たちの地域は自分たちで守るという自助、互助の精神を基本とし、市は公助として、日ごろから地域住民が交流を深め、相互に支え合う関係をつくっていただくよう、地域のコミュニティづくりや自主防災会の活動を積極的に支援をしてまいります。そういったことで地域のつながりを強め、災害に対する備えを展開し、市民が安全で安心して暮らせるまち中津川の実現を目指してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) 今言われたように、コミュニティの大切さ、これは先ほどの三浦議員の中にも出てきましたし、せんだっての質問の中でも出てきます。私が先ほど質問しました新市の総合計画の今の基本構想の中にも、コミュニティの大切さというのはしっかりうたい込んでいるわけです。ですから、そのことをしっかりこれからやっていってもらうということは大切であるということがまた再認識されただろうというふうに思っていますので、これもしっかり次の事業推進計画でよりよいものにしていただきたいというふうに思っています。

 私は今回の中で、今出てこなかったんですが、エネルギーの問題、この問題についてのとらえ方というか、従来環境都市を宣言して、小水力だとかいう形で中津川市は取り組んでいるわけですけれども、それ以上に今回の中で社会的ないろいろな問題を投げかけておるわけですけれども、そのことについて、エネルギー、電気の需要等のことについて、何か所見があればお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) エネルギーの面からも、原子力発電所の位置づけという面において、大変な課題を突きつけてきているというぐあいに思います。ドイツにおける議論とか、ドイツは脱原発と言っていますけれども、隣のフランスの原発で起きた電力を買うという方式でありますし、また、イタリアは今国民投票で原発のイエス・ノーをやっているという状況でありまして、世界的にもいろいろ議論されているところであります。かといって、中津川市としてそれをどう傍観するかということではなくて、できることをやるべきだという意識で今回6月補正予算で省エネルギー節電計画立案の予算をお願いしたところであります。

 事業所、家庭、それからこういった公的機関、この市内におけるエネルギーを使う全機関でそれを取り組んでいただきたいということで、一面においては使う量を我慢していくという節電の計画と、また、電力に対してプラスにということにおける小水力発電とか太陽光発電、太陽光発電についても、コストの面からいけばどうかという議論はありますけれども、そういう危険のリスクコストというようなところから考えても、現時点においてはできるところからということで、この地域においては風力よりも水力の豊富な場所でありますので、そういうような観点から、中津川市独自の取り組みということをまさに市民の皆さんの総参加のもとで、市内企業の皆さんにおいても総参加のもとで取り組みをしていくということだというぐあいに思っておりまして、今度、私どものほうでも、企業が平日休んで休日に操業するという面に対しては、休日保育のことも今組み立てをしているところでありますので、できることをすべて市域全域でやる中津川市という形に持っていきたいというぐあいに考えているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) ありがとうございます。そういう考えの中で、いろいろなことが言われて取り組みとしてやられているわけですけれども、中津川市にふさわしいやり方、そして、せっかく環境都市宣言もされて見えるということの中で、そういうものをどんどん取り組みをPRしていく。何度も出てきますけれども、今回リニアの関係で中津川市という名前が全国にとどろいたわけですから、それにふさわしいまちづくりという面でもこのエネルギー問題も取り組んでいただきたいというふうに思っています。

 もう1つ今回の震災の中で私はちょっと気になっているのが、市役所機能のバックアップ、住民台帳をはじめ基本的な行政情報、そういうものがすべて失われてしまう。そういう中で、皆さんもご存じのように、この庁舎の耐震のことや、いろいろあるわけで、その行政機能のバックアップということについては、中津川市としては今どういう現状になっているのか、今後どうしようとしているのかということがあればお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今回の東日本大震災、今ご指摘のように、行政機能が全く失われたというところがございました。この結果を踏まえて、私どもは今職員、民間の方も含めて5名でございますが、石巻市のほうへ派遣をしているわけですけれども、これは単にお手伝いということではなくて、中津川市の行政に今度生かしていくといったことも一応勉強を兼ねてそちらのほうの支援に出しているところでございます。したがって、どんなものがバックアップできていないのか。現状で言いますと、戸籍の関係とかそういったものはバックアップ機能をとれるようにはなっているんですけれども、実際問題、一つ一つそれでは災害が起きたときに、この庁舎が壊滅状態になったときにどうであるか、その辺の検証まではまだできておりませんので、今後そういったことに対して一生懸命研究をしながら進めていきたい、そのように思っております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) このことは多分全国的に今回の震災を受けて課題になってきているだろうというふうに思います。それは行政だけではなくて、民間企業においてもバックアップ機能というものがどうあるべきかという話が出ています。その辺をしっかり研究してほしいということと、これからもう1点違う方向から心配するのは、職員が限られた職員になってきている。経験を積む、専門分野に特化していく。今回みたいに大きな災害が起きたときに、最悪の事態、命まで失われるという状況が起きたときに、その中で職員組織そのものの仕事のあり方というか、そういうものも影響を受けてくるのではないかなということも思われるわけですけれども、その辺についてどうでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 従来からの組織、人員配置等については、いろいろな部門を経験するというやり方がなかなかなかったというところがあります。したがって、今考えている人材育成については、採用から短期間の間にいろいろな部門をまず経験をする。そこからはそれぞれの適材適所という形で配置をしていきたい、さように考えておりますので、採用時から若いうちにいろいろな仕事をとにかくマスターする。行政のプロとして仕事ができるような形にしていきたい、そのように考えております。



○議長(吉村俊廣君) 11番・深谷明宏君。



◆11番(深谷明宏君) よろしくお願いしたいと思います。

 もう1点、この震災から考えさせられたことの中に、行政の仕事というもののあり方の中で、将来を見据えて、10年先20年先を見据えて、例えば貴重な税金を使っていくわけです。そうした中で、災害が起きたときに、緊急の場合の備え、備えあれば憂いなしという言葉があるように、そのためにいろいろなものの整備、先ほど三浦議員の話にあったような橋、そういうハードの整備とか、そういうものをしてきているものだというふうに行政の中におった人間としては思っているわけです。その中で、中津川市が考えていくときに、市民の声も大切であり、そのことを受けとめていくことは実際大切ですし、当然のことなんですけれども、行政のあり方として、プロとして、この先、将来を見据えたハードの整備、安全対策、そういうものもしっかりやっていっていただきたい。このことはお答えはよろしいですので、そういうことをしっかりやっていただきたいなということを思っています。

 質問は以上でございまして、とにかく前段で申し上げたように、合併10年まで間もなくです。その中で、もう一度原点を見据えて、その中で今後の残された中の3年間の計画にしてほしいですし、この時点で既に10年先20年先を考えた計画、市政運営、そういうものに打ち込んでほしい。それと、それを行政だけではなくて市民にもしっかり理解していただくような取り組みもしていただきたいということをお願いしまして、一般質問を終わらせていただきます。



○議長(吉村俊廣君) これにて11番・深谷明宏君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時45分まで休憩といたします。

  午後0時36分休憩

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  午後1時45分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を始めます。

 一般質問を続けます。1番・牛田敬一君。

  〔1番・牛田敬一君質問席に着く〕



◆1番(牛田敬一君) 新人の牛田敬一でございます。発言通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。初めてのことでお聞き苦しい点があろうかと思いますが、ご容赦をお願いしたいと思います。

 今回は安心安全という観点から、身近な中津川市の災害対策について質問させていただきます。この災害に関する質問は、もう既に多くの方が質問されており、重なる事項が多いかと思いますが、ご了承願いたいと思います。

 まずもって、今回の東日本大震災において多くの方がお亡くなりになられました。ご冥福をお祈りするとともに、被災された方へ心よりお見舞いを申し上げます。

 2011年3月11日は、日本の歴史にとって忘れ得ない日となりました。マグニチュード9の東日本を襲った超巨大地震と大津波による甚大な被害、そして、原子力発電所の被災によって、日本はこれまでに経験したことがない困難な時期を迎えています。現在、東日本大震災を教訓として、全国各地域における災害対策が見直されているところです。中津川市においては、東海、東南海、南海地震の地震防災対策強化地域と推進地域の両方に指定されており、市民の安心安全を守る取り組みが重要であることは言うまでもありません。中津川市は、災害対策条例を制定し、災害に強いまちづくりに取り組むと伺っております。とりわけ中津川市の東日本大震災における被災地への素早い支援活動は大変評価されることでありますが、我々の災害対策について認識を共有し、災害に強いまちづくりに取り組む立場で質問をいたします。

 1点目、平成23年度の防災対策があると思いますが、そのポイントをお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ポイントということでございますが、これは仮称ですが、災害に強いまちづくり条例の制定、それから、災害に強いまちづくり計画の策定を行ってまいります。そのほかの重点事業としましては、防災情報の伝達手段として、親局、中継局、モーターサイレンなどの整備に着手いたします。それから、命を守る5点セットの啓発と推進、自主防災会ごとのハザードマップの作成などが今年度の重点事業でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ありがとうございます。ポイントはそういうことですが、もう少しそのほかに対策があればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今申し上げましたもののほかに、防災訓練、それから防災講演会、家具の転倒防止事業、防災士の養成事業、それから、自主防災会の強化育成事業等でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の防災訓練についてですが、通常の訓練ではなく、先ほども深谷明宏議員からありました3.11で学ぶべきことということから関しまして、東日本大震災で生かされた内容を盛り込んでいただきたいと思います。その点に関してはどのようなお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災訓練につきましては、今のところ、8月28日に予定をしておるわけでございますが、既に地域の方から、今までと違った訓練をしたいというような要望がございまして、ことしはこういった東日本大震災のことを受けまして、より実践的な災害に即した、そういった内容としていきたいということで、これから内容を詰めてまいりたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ありがとうございました。よろしくお願いします。

 また、防災講演会も実施するということになっております。先ほど学んだことという中で、地域のつながりということがありました。ぜひ講演会の内容もよく吟味していただいて、ただ講演会をやるということではなくて、一人でも多くの市民に来ていただけるような工夫を要望したいと思います。

 次に2番として、中津川市役所の地震対策についてお伺いします。

 今回の東日本大震災で、ある自治体では、住民の安全を確保する行政機能が失われる事態が生じました。市役所本庁舎の耐震化がされていないというふうに聞いておりますが、どのような対策を考えておられますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 本年度の予算概要の41ページでご説明申し上げておりますが、市庁舎の耐震補強の可否、可の場合の工法と概算費用の算出、大規模改修を行う場合についての改修内容の検討、改修費用の概算の算出を行い、早急に方向性を出すこととしております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の耐震化だけではなく、川沿いにある中津川市役所は水害の影響を受ける可能性もあります。各総合事務所、地域事務所へ機能を分散し、リスク低減することも検討項目に入れながら、庁舎の安全及び機能確保をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご指摘のように、機能を分散してリスク低減を図るということにつきましては、危機管理体制上大変重要かなというふうに思います。

 なお、市民サービスへの影響、これは利便性の確保ということもございます。それから、行政機能の効率化など、総合的に検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) わかりました。耐震補強の可否については、まずお金がどのぐらい必要なのかということを算出もしていただきながら、早急に方向性を出していただきたいと思います。

 次に、市役所内の避難経路についてお伺いします。

 来庁者の誘導や職員の避難経路を確保するため、事務所内のロッカー、書庫の固定が最優先課題というふうに思います。いかがお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ロッカーや書庫の固定は大変重要と考えております。避難経路には、ロッカー等避難に妨げになるものは現在ございません。ただし、職員の安全のためにも、ロッカー等の固定は大切であると考えております。ロッカーや書庫を高く積み上げない、落下しやすいものを上に乗せないなどの5S運動を現在実施しているところでございます。また、構造上の問題等により固定できないところが多くあるため、こういったところにつきましては、窓ガラスの飛散防止等、できることから対応しているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 特に1階はお客さんが多いわけで、今私も少し見てみると、誘導表示が全然ないように思われております。また、部署によっては、書庫が高く積み上げられた前で業務されている女性の職員の方もおられまして、優先順位をつけて改善をしていただけたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご指摘のように、避難口あるいは避難口への誘導表示、見にくい、あるいはないというところがございますので、こういうところにつきましては早急に対応してまいります。

 また、事務スペースの棚などにつきましては、高く積み上げられた危険な場所については順次改善を行ってまいります。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) その点をよろしくお願いします。

 また、1点気になるところがございまして、市役所の東側の玄関の階段のところですが、タイルがはがれてもう半月以上たっておりまして、一向に修理もされていなくトラ柵を設置しているということで、常に危機管理を意識を持って安全安心に配慮願いたいというふうに思います。

 次に、市役所単独の避難訓練について伺います。

 我々社員としては、年に1回避難訓練というものをやっておりますが、災害はいつ起こるかわかりません。この市役所についても、日ごろより訓練することが重要と考えますが、いかがお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご指摘のように、職員の避難訓練を実施することは重要と考えております。中津川市庁舎防災計画に基づいて、毎年避難経路、消火設備について周知徹底を図り、落下しやすいもの、棚類等を整理するなどし、職員の防災意識の高揚に努めているところでございます。

 なお、今年度は避難訓練を実施予定でございます。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今答弁いただいたように、周知徹底を図るというのは日ごろの訓練が重要と思いますので、ぜひその辺を実施いただくようにお願いしたいと思います。また、職員以外にも、業務委託社員の方もおられると思いますが、そういう方も対象になるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 現在庁舎の中に委託関連会社の方も入って見えます。業務委託会社の社員も含めた避難訓練を実施してまいります。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) その辺の組織が違うからといって抜けがないように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に、中津川市の命を守る3点セットについて、取り組み状況についてお伺いします。

 3点セットのうち、家具転倒防止の啓発促進は命を守る上で大きな役割を占めております。取り組み計画と実績及び問題点があれば、その対策内容をお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 家具の転倒防止事業につきましては、平成22年度、23年度の2カ年を重点事業年度として取り組んでおります。22年度は、事業の必要性を理解していただくため、自主防災会、消防団、民生委員を対象に、家具金具の取りつけ講習会を7回実施しまして、257世帯への取りつけを行っております。今年度も地域の協力によりまして、対象の希望世帯への転倒防止金具の取りつけを行ってまいりたいと思います。

 問題点でございますが、取りつけをしていただく主体となります地域ボランティアの養成と、それから、高齢者世帯の理解を得るということが課題でございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の高齢者の理解を得るといったところ、どのようにその辺を対応されるのかお聞きしたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) うちの中に入って作業するということで、そこら辺で拒否される方も見えるということでございまして、こういったことにつきましては、地元の民生委員さんに立ち会っていただくとか、そういったような方法で、なるべく多く設置してまいりたいというふうに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ありがとうございました。先ほどにも言いましたように、防災講演会等がありますので、取りつけ金具が必要だといったところをよく理解していただくような講演会をしていただければ、おのずとそういったことがなくなるかというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それで、平成23年度の目標というのは何件ぐらいあるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今年度につきましては、500世帯を目標にしております。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 去年に比べて倍ということで500件ということですので、大変多いかというふうに思いますが、件数も重要ですが、例えば断層に近い地域を優先的に行うなど、効果的な取り組みということが必要かというふうに思いますが、どう考えられておりますでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほど申し上げましたように、地域のそういった取りつけのボランティアの協力とかが必要な面もございますが、阿寺断層のあります坂下、それから、付知、加子母、こういった地域を優先的に取りつけを設置していけるよう、これからも行っていきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) わかりました。

 次に、防災士養成事業について伺います。

 平成19年に、減災と地域防災力向上のために活動し、市の防災事業に貢献する防災士養成に取り組んでおられます。今後の計画についてお聞かせください。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災士養成事業につきましては、全地区に防災士を配置できるように養成してまいりたいというふうに考えております。防災士につきましては、地域防災のリーダー的存在として自主防災組織に積極的に参加していただき、また、防災士同士の連携を図り、活動を活発化し、能力を高めていただくことが必要でございます。現在そういうことで組織化に向けて準備を進めておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 現在何人ぐらいが養成されて、どのような配置になっているのかお知らせください。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 現在市内には33名の防災士が見えます。そのうち市の防災士養成事業によりまして取得していただいた方が19名見えます。地区別で申し上げますと、中津西が3名、南が2名、東が4名、それから苗木、坂本、山口、坂下、付知、蛭川で各1名、それから、落合と神坂で各2名、あと阿木、川上、加子母、福岡の4地区につきましては防災士の養成事業で取得された方は見えません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今言ったような形で防災士がいない地域というところもあるようですので、ぜひ配置していただくようにお願いしたいと思います。

 また、先ほどの答弁があったように、防災士の組織化ということを早く立ち上げないといけないかなというふうに思っておりますが、その辺についてどのようなお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほどもご答弁申し上げましたように、準備はしておりまして、今後防災士の皆さん方と相談しまして、早期にそういった組織を立ち上げてまいりたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 今の時期的な問題ですが、早期というのは大体どのぐらいを見込んでおられるのかということです。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災士の方といろいろ相談もございまして、ちょっとこの場で何月というのは言いにくいわけでございますけれども、できるだけ早く立ち上げるように努力してまいります。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 防災士の養成事業ということで補助をしているということですから、人、もの、金といったところで効果が出ないといけないというふうに思いますので、ぜひ早急に組織をしていただければなというふうに思います。

 次に、その防災士との関連で、自主防災会についてお伺いします。

 大規模災害においては、自助、互助の心構えが必要だと思います。その中で地域の自主防災組織は極めて重要な役割を担うと考えております。各地域に自主防災会が構成されておりますが、現在は区長さんが責任者になっている地区が多いと認識しております。責任者については、順番制ではなく、その地域に住んでいる警察、消防、消防団、市職員OBの方や防災士が率先して組織していかないと機能しないというふうに考えておりますが、いかがお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 自主防災会の役員につきましては、議員おっしゃられるように、順番制ではなく、防災経験者で長く続けられる方が望ましいというふうに考えております。防災の知識を持ち、地域リーダーにふさわしい方に役員についていただけるよう、今後もお願いをしてまいりたいと思います。また自主防災会の役員につきましては、研修などを通じまして能力を高めていただくという必要があるかというふうに思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) 先ほども何度も言いますように、地域とのつながりというのが極めて重要だということはご回答されておりますので、ぜひ自主防災会についてはしっかりしていただきたいなと思いますが、仮に自主的な防災会があれば、市としても支援をしていただき、モデル的なそういう防災会があれば、そういったところを自主的に紹介して、ぜひ自主防災の意識を広めていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 私が承知しておるところでございますが、落合とか蛭川などでそういった積極的に、かつ自主的にそういう活動をされておる自主防災会がございます。こういった組織につきましては市としても支援を行いまして、これを全市に広げることによりまして全体のレベルアップ、地域防災力というのを高めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) よろしくお願いしたいと思います。

 最後の質問になってしまいますが、相互防災協定についてお伺いをします。

 大規模災害が発生した場合、近隣自治体からの応援は困難であると想定されます。中津川市において、相互防災協定を結んでいる自治体があるのでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 岐阜県と、それから県内のすべての市町村と協定を結んでおります。県外では、長野県飯田市、愛知県豊田市、長野県小諸市、神奈川県大磯町、新潟県長岡市、富山県高岡市の6市町と相互応援協定を締結しております。ほとんどが東日本の自治体ということでございまして、今後は西日本の自治体との協定の締結を進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) それ以外に、自治体以外で何か協定している団体がありましたら教えてください。



○議長(吉村俊廣君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ライフラインの関係の協定といたしまして、中津川建設協会、それから、恵北建設業協同組合、中津川管工事協同組合、LPガス協会恵那支部、中津川瓦工事組合と協定をしております。それから、食料、また生活用品ということで協定をしているところにつきましては、東美濃農業協同組合、それから、スマイル、バロー、アピタ、カーマ、コメリということで締結をさせていただいております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 1番・牛田敬一君。



◆1番(牛田敬一君) ありがとうございました。今回の震災により市民のだれもが中津川市の安心安全は大丈夫かと思っていることに違いはありません。市民の命を第一に取り組んでいただくことを要望し、一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(吉村俊廣君) これにて1番・牛田敬一君の一般質問を終結いたします。

 続いて23番・佐藤光司君。

  〔23番・佐藤光司君質問席に着く〕



◆23番(佐藤光司君) それでは、一般質問を行わせていただきます。

 私は、市議会議員選挙で市民と対話し感じたことや市民要望についてということで、1つ目には、新図書館建設の是非について、それから2つ目には、ミックス事業について、それから3つ目には、病院関係について、それから最後には、その他ということで、市民の皆さんの考え、意見、そういうものを紹介しながら、私の考えを含めて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 4月の統一自治体選挙で感じたこと。前半に行われました県議会議員選挙につきましては、新図書館建設の是非を問うことや、苗木地区におけるミックス事業の進め方の問題が大きな争点であったと思います。市民団体からの選挙アンケートへの回答の有無や回答の内容が勝敗を分けたと感じました。選挙における各候補者や選挙に取り組む人たちの判断は大変重要だと思います。結果におきましては、皆さんご承知のとおりです。続いて行われました中津川市議会議員選挙も同様な構図が展開されたものと思います。市議会議員選挙は市民との直接対話を多く持つことが可能で、市民から要望や思いを聞くことができました。二元代表制のもと、市民要望や意見を聞いてきましたので、意見の報告や要望の内容に私の考えを入れながら質問を行います。

 1つ目に、新図書館建設の是非について。これも、今回の6月議会の中では多く質問がされておりますが、私は私なりの立場から質問を行わせていただきます。

 直接対話を行ってきましたが、賛成者は極端に少数でした。過去の選挙で私を支持をしてきたが、佐藤さんは今回新図書館建設反対だから支持はしないと言われたのは約1,000人中わずか1名でした。比率で申し上げますと0.1%程度でした。大方の市民は、図書館がだめというわけではないが、今の時点ではほかにやることがあるのではないか。図書館が全く存在しないのであれば理解できるが、現実に図書館が存在する以上早急に必要を感じない。新図書館建設用地の獲得に何か問題があるのではないか。新図書館建設後、返済金を含め維持管理費が多くかかる。維持管理のお金は国は面倒を見ない。結局は我々の市税で対処することとなる。新図書館よりも市民病院や福祉へ力を入れる必要がある。新図書館建設問題で賛成か反対かを基準として投票する。こうした考えや意見を持った市民が多く見えました。

 具体的な質問です。1番目に、新図書館建設よりもほかにやることがあるのではという意見がありましたが、どのように受けとめますか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 1日目の鈴木雅彦議員のご質問にお答えをいたしましたように、市は市民の皆さんの多様な要望を受けとめ、健全財政を維持しながら、新図書館建設だけでなく、子育て、教育、医療、福祉、とりわけ医療では医師、看護師確保への約1億6,000万円、子育てでは子どもの医療費無料化への3億円、福祉では養護老人ホーム清和寮改修事業への1,000万円、教育では、のびのび学級充実事業への7,700万円などをはじめといたします広範囲の事業にしっかり取り組んでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) さきの議員さんが質問されていましたように、例えて言うと、防災関係なんかでも、不備があるということでいろいろ意見が出ておるんじゃないかなというぐあいに思います。そういう点を含めて、私は、市民の皆さんの感覚というのは、図書館よりも防災の関係、先ほども防災無線の話が出ましたけれども、そういうものをもっとやる必要があるのではないかということを聞いていますので、そういう点も含めて、先日からの答弁が来ていますけれども、そういうぐあいに私は思いますので、これは私なりの意見として出しておきます。

 2番目の質問。新図書館を早急に必要としないと意見されましたが、どのように受けとめられますか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新しい図書館、いわゆる創造情報館は、知の拠点、情報の拠点として、知的な創造にかかわる社会教育施設であり、情報化時代と言われる今日、地域間競争を勝ち抜くためにもますますその重要性は高まっておると考えております。未来を担う子どもたちにとっては、知識をふやし、考える力を育み、豊かな心を養う施設であり、大人にとっては生涯学習を通じて豊かな人生を送るのに重要な施設であります。現在の図書館は狭く、学習室、閲覧室なども十分とは言えず、人口8万人余のまちとしては貧弱な状態にあります。創造情報館建設は、中心市街地活性化基本計画の認定を受けたことで、国の暮らし・にぎわい再生事業補助金を活用することができ、その基本計画の認定期間が平成24年度までであり、県の合併支援交付金も受けられることから、有効な財源を活用するために今が建設のチャンスであるというふうに考えております。国の補助金など、好条件がそろった今、時を得たまちづくりが必要と考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 市民の皆さんは新図書館を早急に必要としないということを聞いて今質問をしたんですけれども、今がチャンスだというのが市民にどれだけ理解がされておるのかというぐあいに思います。そこらの考え方だけ教えていただけますか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今まで議会等でも答弁をさせていただきましたし、図書館だよりなどでも情報を出させていただきました。もし理解がまだまだ少ないとしたら、広報不足であるというふうに感じるわけでございます。ただ、市民の皆様が新図書館を全然必要としないというご意見でございますけれども、今手元に1つのデータがあるんですけれども、恵那市の図書館、平成19年度に開館をしております。中津川市民も多く使わせていただいておるわけですけれども、年々登録者数というんですか、本を借りるのに登録されるシステムになっていますけれども、その恵那市図書館における中津川市民の登録者数というのが年々ふえてきまして、22年度末では4,341人、率にして20.2%、端的に言えば、5人に1人が中津川市民が使わせていただいておるという状況下にもありますので、そういったことも重要なポイントかなというふうに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そういうことから思いますと、例えば先ほども現在ある図書館が狭くて十分でない、人口8万人に対しての図書館でこれがふさわしいか云々ということが言われたわけですけれども、そういうことについてもっと計画的に、例えば人口8万人にふさわしいような図書館というものを計画をするというのが本来ではないかなという感じに私は思うんですが、これが後ほど土地の購入についても問題提起をするわけですけれども、そういう計画性というのは本当にあったのかどうか、その件だけもう一度お答えください。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書館を望む声としては、以前から根強いものがございました。今の図書館が開館して10年たった昭和63年には、当時の中津川市ですけれども、人口5万4、5,000のところで6,000人を超える方の請願が議会で採択されております。また、平成19年の恵那市の図書館が開館して以来はそういった文書的なものはございませんでしたけれども、中津川市でも新しい図書館が欲しいという声はよく聞いておりました。その中で、中心市街地活性化基本計画が平成20年7月に内閣総理大臣の認可を受けたということで、中心市街地の活性化ということで物事が進んできたわけで、その中の中心的な施設として図書館が浮上し、その関連予算を議決いただいたということで進んできておるというふうに理解しております。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 補足すると、中心市街地活性化基本計画を承認していただいたときには、まだ国の交付金というのは図書館に対して出るという状況ではなかったわけです。平成21年、中心市街地活性化基本計画が認定された次の年において、図書館にも交付金が出てくる、こういうことが国のほうの制度の改正で出てきたわけでありまして、先ほど文化スポーツ部長が申し上げたように、根強い要望があったという部分とあわせて、そういう状況の変化というものをとらえて提案をさせていただいたところでありまして、この中心市街地活性化基本計画は平成24年度までの中での計画ということになりますので、今が最後のチャンスだと。これは前からずっと議会のほうでもご説明させていただいているところだというぐあいに認識しております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 中心市街地の活性化計画云々というのは、私も委員の1人として参加していましたから、ある程度の流れというものは私も承知しています。この国からの基準が出てきたというのは、あそこの土地に大きなマンションを建てるということで、具体的な通行人数を数値化をすることによって、国の基本というものが今言われました中心市街地の活性化に対して国からの補助金が認定をされた。私はそのように解釈しておるわけです。

 図書館をつくるから中心市街地の活性化計画について国が認めたということではないですので、それからもう一つ、昭和63年に根強い図書館の要望があったということですけれども、これも後から出された俗に言う後出しジャンケンみたいなもので、そういうことで私は理解しています。当初中心市街地のところに最後のチャンスだということで、補助金が最後につくということで出されてきて、その後、この請願が出されてきたということが出ていますので、そのことは紛れもない事実ですので、私はこの点だけは言っておきたいというぐあいに思います。あえて答弁は要りませんけれども、具体的な事実というものをねじ曲げないでいただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 3番目に、新図書館建設用地の獲得について、市民は納得していないと私は解釈しますが、ご所見をお伺いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 産業振興部長・成瀬博明君。



◎産業振興部長(成瀬博明君) この用地獲得の問題でございますけれども、この用地は旧ユニー跡地は中心市街地のほぼ真ん中に位置することから、中津川市の顔となる中心市街地をシャッター街にしないという、にぎわい創出という市の責任において、集客性の高い図書館の建設をするために取得したものでございます。旧ユニー跡地開発事業、新図書館建設事業は、国で認定された中心市街地活性化基本計画の中の図書館の集客力と商店街の自助努力とあわせて、まちなかの回遊性を高めるために必要な中心的な事業でございます。

 この土地購入にあっては、平成21年9月議会の一般質問でもご答弁させていただいているように、国の経済危機対策臨時交付金を100%活用し、土地鑑定価格や工作物の補償費をもとに算出しており、もとの土地所有者である新町開発が中心市街地活性化のために取得していた金額よりも3,000万円ほど安く購入いたしました。平成21年9月議会におきまして、土地購入予算について十分な議論をしていただいた上で議決いただいておりますので、着工に向けて推進してございますので、問題はないというふうに認識してございます。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 答弁は求めないというお話ですが、事実をねじ曲げないでというお話がありましたので、その点については反論をさせていただきます。それで、中心市街地活性化基本計画において、

  〔発言する者多し〕



○議長(吉村俊廣君) 静粛に願います。

  〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 7番・櫛松直子さん。



◆7番(櫛松直子さん) ただいまの市長の答弁について、1度議長の整理を求めますので、休憩をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 今櫛松議員のほうから議事進行がかかりましたので、暫時休憩いたします。

  午後2時27分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時00分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの市長の発言についてでありますが、佐藤議員は質問されていないと判断をされたため、先ほどの発言は答弁として認めませんので、よろしくお願いをいたします。

 それから、佐藤議員に申し上げます。今後質問をして終わっていただくようによろしくお願いします。

  〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 24番・楯 公夫君。



◆24番(楯公夫君) 議長の処理に関して今話を聞いたわけですが、今まで過去はこの議場で議事進行あるいはストップがかかったときは必ず議会運営委員会を開いて、その報告を議会運営委員長がして、それで皆さんに認めてもらうという順序で物事を進めてきております。今回、議長に権限があることは承知しておりますが、なぜそういう方法をとられたか教えていただきたい。



○議長(吉村俊廣君) ただいま正副議長と議運の正副委員長で協議をさせていただきました。その中は反問権等の件についても協議をさせていただきましたが、先ほど報告しました形となったわけであります。

  〔「はい、議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 24番・楯 公夫君。



◆24番(楯公夫君) なったわけでありますはわかった。議運を開かなかった理由は一切述べておりません。今までほとんどのことに関しては、議運の委員長がまとめてそこで報告しておったんです。なぜその形をとらないかということを聞いておるんです。



○議長(吉村俊廣君) それでは、これから改めて休憩をとりまして議運を開催させていただきます。それでよろしいでしょうか。

  〔「議長の処理の仕方だから、私によろしいかというのではない」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) わかりました。ただいまから議運開催のため、暫時休憩いたします。

  午後3時02分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時50分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中に議会運営委員会が開かれております。よって、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・伊佐治由行君。

  〔議会運営委員長・伊佐治由行君登壇〕



◆議会運営委員長(伊佐治由行君) ただいま休憩中に議会運営委員会を開催をさせていただきました。

 まず1点ですが、楯議員さんのほうから議事進行がかかり、なぜ議会運営委員会を開催しなかったのかということについては、これについては議長判断で取り扱いをさせていただいたということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 また、委員会の中で、先ほどの議長発言の中で、質問で終わってくださいという佐藤光司議員さんに対してそういった発言がございましたが、これは一般質問のあり方と議長の真意が伝わっていなかったということで、今後一般質問のあり方等についても議会運営委員会のほうで議論をしていただいて取り扱っていただくということになりましたので、よろしくお願いをいたします。

  〔「議会運営委員会ではなくて……」と呼ぶ者あり〕



◆議会運営委員長(伊佐治由行君) 失礼しました。議会改革特別委員会で一般質問のあり方等については議論をしていただくということになりましたので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(吉村俊廣君) 質疑なしと認めます。

 一般質問を続けます。23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) それでは、(4)の質問に移らせていただきます。

 新図書館建設後の維持管理費、これは人件費を含むということですが、明確に市民に公表されていません。維持管理費を明確にしてくださいという質問です。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館、いわゆる創造情報館の維持管理費は、設計内容に即しまして、設計資料などに基づき精度を上げながら積算を行ってきております。ただ、しかし、開館日、言葉をかえると休館日ですとか、開館時間との運営計画はこれから詰めることとしており、このことが経費にもかなり影響してくることから、現時点で維持管理費は全体としては出せない状況下にあります。今後、ITや最新の技術等を活用し、一層経費の削減を研究するとともに、より市民の皆様に満足いただける効果的なサービスを展開する創造情報館としていきたいと考えております。

 なお、このほかにも、企画、展示、イベントなどのいわゆる事業費につきましては、7月1日付で就任する予定の新しい館長とも打ち合わせしながら、今後より具体的な取り組み内容や費用などを詰めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) これは前々から、例えば人員をどれだけ使うかによっていろいろ予算が変わってきますという話は聞きましたけれども、概算でも結構ですが、そういう点は出ませんか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 概算というか、項目ごとには積算できるものについてはかなりの精度をもって積算をしてきております。ただ、数字が出ますとどうしてもひとり歩きするということもありますし、先ほど申し上げました運営形態、休館日を含めた、もしくは開館時間を含めた、そういうことが例えば光熱水費にも大きく影響してまいりますということから、現時点では控えさせていただきたいというふうに思います。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) このままでいってもなかなか出てこないようですので、早く維持管理費については明確にしていただきたい、そういうぐあいに思います。

 それから、5つ目の質問の新図書館建設を投票の基準とした市民が多くいました。結果は、新図書館建設に賛成をした候補者4名が当選されませんでした。この結果をどのように受けとめますか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 昨日鈴木雅彦議員あるいは片桐議員にもお答えしたところでございますが、今回の市会議員選挙については、市民の皆様はおのおのの立場で自分の思いを投票に託されたと考えております。新図書館、いわゆる創造情報館建設だけが投票結果にあらわれたとは認識しておりません。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そこで、そうしますと市長に質問です。先日、6月4日の第一中学校での安全祈願祭の際に、図書館問題については正しい情報が正しく伝えられていない、おおむね要旨としてはそういうことが言われたのではないかなというぐあいに思います。そういうことから思いますと、今の市民の皆さんが市長の思いというものを本当に正しく理解をしておるのか。市長の立場から見て正しく理解、市民の皆さんからしてみると、私は逆に市長の思いを市民に押しつけるという形にしかとらえられない。そういうことが選挙の結果に出たのではないか、そのように私は判断をいたします。この正しい情報が正しく伝えられていない、なぜかということについてお聞きをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、先ほど三浦議員のご質問にも多少お答えさせていただきましたが、例えばでありますけれども、図書館に予算をつぎ込むと病院に予算が回らなくなって市民病院の医師がいなくなったということで訴えという部分も伝わっているように聞いております。そういう意味では、この部分は正しくないということで、図書館に予算をつぎ込むという部分と、病院に予算が回らなくなるというようなところについては正しくないということで、病院にも医師確保のためには、昨年度は1億5,000万円、今年度は1億6,000万円を上回る額をつぎ込みをさせていただいているということであります。ただ、医師は病院の予算をつぎ込めば確保できるものではなくて、大学病院の医局の人事でしっかりとまた……。

  〔「図書館問題について質問していますので、よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕



◎市長(大山耕二君) そういう内容で訴えがなされている部分については、病院の医師は大学医局の人事によるものでありますので、図書館に予算をつぎ込むということによって市民病院の医師がいなくなったということではないということを正しくお伝えする努力、ここが私どもにまだまだ不足していた、こういうことでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) どうも市長の見解と私のとらえ方は大分開きがあるんじゃないかなと思います。市民の皆さんというのは、新図書館のことについてどうしても理解ができない。要するに大山市長に対して不信感を持っているんだと、私はそのようにとらえておって、先ほども言いましたように、そのことが新図書館に賛成をした候補者が落選をした、そのように私はとらえています。それは市長から言われますように、それぞれの市民の皆さんがそれぞれで判断をされた。そのそれぞれの判断の中に、新図書館について賛成をされなかった人は私は多いというぐあいに見ています。そういう点について、市民の皆さんとの間に遊離もしくは不信感というものがあるというぐあいに思いますが、どのように解釈されますか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それは新政会のアンケートの中にも反対意見がたくさん書かれている、こういうお話があって、そういう意味においてはそういった情報を見せていただきたいということで私どももその情報に基づいてその市民の皆さんのアンケートに答えられた意識というものを踏まえて、また説明責任もあるということで説明をしていきたいというぐあいに申し上げたんですが、その辺は見せていただけないということでございました。私どもは私どもなりに、例えば図書館よりも福祉というような考え方、これについては、図書館も実施し、福祉のほうについてもしっかりとやっていくというような立場においてしっかりとご説明をしたいということで、福祉関連の予算の大きさとか、あるいは在宅介護支援センター、県下で設置数は1番というようなことも訴えをして今後も市民の皆さんの理解を深めていきたい、このように考えているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) どうしても議論はかみ合いませんので、私は、市長に対して、市民の皆さんからは不信感があるんじゃないかなというぐあいに思っています。説明不足だということで市長のほうから答弁があったということで私なりに解釈をしておきます。

 6つ目の東日本大震災を受けて、国家予算は窮地にあると考えます。新図書館建設予算の凍結を思いますが、どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 国家予算についてでございますけれども、当市におきましても、既に社会資本整備総合交付金の5%留保、特別交付税の10%減額の見積もり要請、スポーツ振興補助金の減額が指摘されているところでございますけれども、政府が5月17日に閣議決定をいたしました力強い日本を再生するための政策推進指針におきまして、震災からの復旧復興をしっかりと進めると同時に、少子・高齢化、人口減少、経済の停滞といった日本が震災前から直面していた課題としっかり向き合い取り組んでいくことを表明していることから、被災しなかった自治体への財政投入を極端に絞るようなことはないと考えております。

 新図書館建設予算の凍結につきましては、文化スポーツ部長がお答えをいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館建設予算の凍結は考えておりません。新図書館、いわゆる創造情報館は、中心市街地のにぎわいを創出するために公共施設として整備するものでございます。この創造情報館の建設事業は中心市街地活性化基本計画の中核として、国から3カ年の補助事業として承認を受けております。そのため、ただいま企画部長が説明したとおり、留保分につきましては最終年度に確保できるものと見込んでおります。中心市街地活性化により中津川市も元気になることが日本全体の経済活動の元気につながるものと考えております。平成23年4月11日付で、北海道東北地方知事会が東日本大震災から復興に向けたアピールの中で、全国で過度に萎縮せず、さまざまな経済活動を積極的に展開することが被災地に対する大きな支援になると発せられているところでございます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) それでは、1番から6番までずっとやってきましたけれども、なかなか凍結についても考えていないということで、総合的に2つの点で質問させていただきます。

 先ほども深谷明宏議員のほうに、市民との対話交流ができるまちというぐあいに市長は答弁をされています。そういうことから思いますと、私は新図書館の建設の是非について、市民の声をどのようにとらえて見えるのか。そしてまた、もう1つは、部内的に言って、市の職員の皆さんの声というものは一体どんな意見が上がっておるのか。この2点について答えていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市民の声につきましては、新図書館の説明会もしくは出前講座、各種団体の寄り合いなどにお声をかけていただいたときに出かけたりして、説明をしながらお声をいただいているところでございます。説明する中で、いろいろな声があるというのも事実でございます。

 職員の声でございますが、直接集計をしておりません。いろいろな考え方があろうかと思いますけれども、データとして持ち合わせておりません。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 深谷明宏議員への答弁で、市民との対話交流というとらえ方を佐藤光司議員はおっしゃっておられますけれども、情報ということを生涯学習との中において、市民の皆さんが情報を得て、それで交流することによっていろいろものを考えて得た情報以上の考え方を組み立ててそれを発信していこうという形の中においてその点は答弁申し上げた意識でございまして、その創造情報館の役割としては、その情報を得るということと、それから、それを情報を得られたそれぞれの市民の皆さんが交流して、それで、内容を高めて、高めた部分を新たに発信していこうと、そういうまちでありたいと、そういうぐあいにお答えしたつもりでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) どうもその現状も私の思いとは違うようで、そこへ行くまでの市民の声というものをちゃんとしっかり聞くべきではないかなというぐあいに私は思います。そういうぐあいに締めくくるとしかられるかもしれませんけれども、市民の考えと今の行政、とりわけ大山市政が進めようとする新図書館、創造情報館、どうもずれがあるのではないかなというのが私の感想です。この感想を述べさせていただいて、私は次のミックス事業の問題について移りたいと思います。

 苗木地域の皆さんや中津川市政に関心の高い市民は、大山市長のミックス事業の取り組み方について不信感を抱いています。三郷・津戸以外の苗木市民の声を挙げますと、大山市長が住民に直接謝れば住民も考えるのではないか、ミックス事業についての賛否を投票の基準とする、し尿処理や汚泥の処理は必要なものと思うが、大山市長をはじめ行政は地域に押しつけているように見える、ニュースや広報を発行するだけでなく、地域に飛び込むぐらいの気構えが必要だ、地域住民に対して問題を複雑にしているのは大山市長の対応の悪さではないかといった意見をいただきました。

 そこで具体的な質問です。ミックス事業について、今日までの反省点を示してください。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、片桐議員とのやりとりで、反省点を踏まえて、また謝罪もしたいということでお答えをさせていただいたところでありますけれども、そのとおりに考えておりまして、反省点を踏まえて、また、謝罪については直接地元の皆さんにさせていただくというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 2番目の質問に移ります。ミックス事業について、大山市長の行動、括弧としまして、署名者への説明行動等が地域住民に理解されていないと解釈しますが、考えを示してください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 署名者への行動につきましては、説明会と視察のご案内を行ったものであり、より丁寧な行政サービスの一環として考えております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) より丁寧な説明ということですけれども、そういう点の問題につきまして、次の問題、(3)これからの地域住民との話し合いなど、具体的な行動計画を示してください。



○議長(吉村俊廣君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 初日に片桐議員、原議員にもご答弁申し上げましたが、議事録の突き合わせをお願いし、過去の経緯における双方の主張の相違点を改めて確認し、今後につなげていきたいと考えております。地元の皆様のご理解を得て事業を進めたいという姿勢に変わりはございません。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そうしますと、そういう基本的な考え方に立って地域住民の皆さんと話し合いを進めるということで、そういうことから解釈しますと、3月25日に都市計画審議会が延期になった。これも市長が謝罪し、住民との話し合いを持ちたい、それからもう一つには、3.11の災害も含めて、どうなんだろう、そういうような状況を踏まえて、3月25日の都市計画審議会というものを延期をしてきた、そのように私は解釈していますけれども、そういうことからの考え方にのっとりますと、都市計画審議会は住民の理解、協力が得られてから開催をすると私は解釈をしますが、その点についてどうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今後も地元の皆さんのご理解をいただけるよう引き続き努力をしていきたいと考えております。この地元の皆様のご理解という部分がどのように得ていけるのかという点については不透明な部分があるというぐあいに思っております。今どのような形においてやっていくかというところは予断を持っていないところでありまして、いずれにしましても、地元の理解を得て事業を行いたいという姿勢には変わりありません。いずれにしましても、補助金返還の可能性が高まっているということについては事実でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そうしますと、都市計画審議会の開催については、地元の協力がない限り開催すべきでないというぐあいに私は約束をしていただきたいんですが、どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今地元の理解が得られるのかどうかというような点について、それについては予断を持っていないところであります。いずれにしましても、補助金返還の可能性は高まってきているというのは認識しております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 補助金返還の問題が前に出てきますと、地域住民の皆さんとの話し合いというものが私は引っ込んでいくんじゃないかなという気がします。あくまで都市計画審議会については地元の皆さんからの理解、協力を得られてから開催をするよう、私はそのように解釈をしたいというぐあいに思いますが、それでよろしいですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そういうことではなくて、先ほどからご答弁させていただいていますように、今どのような形において地元の理解を得ていくことができるかというところは予断を持っていないところでありまして、いずれにしても、理解を得て事業を行っていきたいというようには考えております。ただ、補助金返還の可能性が高まっているということは事実でありまして、地元の皆さんにも、この前も原議員にもお答えしましたけれども、施設を建物で覆って環境の面において万全な施設をつくっていくというようなこと、あるいはまた、イメージを大事にしてそういった車両においてもタンクを覆うというようなこともやっていくというようなことで、また地元の皆さんにもそういった先進地の施設を見ていただきたいというようなこともしっかりとお訴えをしていって理解を得ていくようにしていきたいと思います。ただ、どういう形でそれが進んでいくのかという部分については予断を持っていないところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 今も後ろのほうからも声が来ましたけれども、私が知る限りでは、市長が謝罪し住民との話し合い、それからもう1つについては、先ほど言いましたように、3.11災害の関係で3月25日の都市計画審議会は延期をされた、そういうぐあいに私は解釈をしていますけれども、市長の謝罪の仕方によってこの問題についてはスムーズに事が運ぶ場合だって考えられるというぐあいに思いますが、その点はどうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それについて、謝罪については地元に直接させていただきたいというぐあいに考えておりまして、それがまた地元の皆さんにどのように理解を得ていけるのかというところについても、今どのような形なのかということで予断を持っていないところでございます。地元の理解を得るよう期待をしながら取り組みをしていきたいと考えておりますが、いずれにしましても、補助金返還の可能性は高まっているというぐあいには思っているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 先ほど図書館問題についても、不信という言葉を使わせていただきました。今回のこの問題についても、苗木の皆さんは市長に対して不信感を持っておるのではないかなというぐあいに思うわけです。それは、先ほども冒頭に言いました今日までの反省点、その中に多く入っているのではないかというぐあいに私は解釈します。その今までのタイミングもしくは謝罪をする機会というものを失ってきて、そのことが苗木の住民の皆さんの理解を得られていない、そこのところにつながっておる、気持ちの問題としてなかなか大山市長の考え方を受け入れられないというぐあいに判断をしておるのではないかなというぐあいに思います。

 そういう点に立って、4番目の質問として、地域住民の理解、協力が得られない限り、事業の進行はあり得ない。強制的な行動をしないことを約束していただきたい、こういう質問ですが、どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そこの点については何回もお答えをしているところでございまして、同じ答えになって恐縮でございますけれども、地元の理解を得て事業を行いたいという姿勢に変わりはないわけでありますが、それがどのように得ていけるのかという点については不透明な部分があるというぐあいに思っております。予断を持ってどのようにやっていくかという点についてはいないところであります。いずれにしましても、補助金返還の可能性は高まっているところでございまして、直接地元の皆さんに、反省も踏まえ謝罪をするという中で、また先ほど申し上げたような事業の中身というもの、環境的にも万全を期していくというような点についても、また聞いていただければというぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 最後にしますけれども、そういった大山市長の態度といいますか、その言葉が地域の中に飛び込んで地域の皆さんの声を聞くということの姿勢が大事じゃないかということを端的に指摘をした市民の声ではないかな、そのように思います。ぜひとも地域住民の皆さんに謝罪をし、事業の推進についてやっていただきたい、そのように思いますので、最後は要望としておきます。

 病院関係について。

 中津川市民病院や国保坂下病院関係については、医師や看護師の確保が最優先され、よりよい医療の充実を感じました。特に中津川市民病院についての意見や要望が多くありました。以前のような内科の初診外来を受け付ける体制にしてほしい、医師や看護師の待遇を改善して増員に努めるべきだ、医師や看護師の確保に向けて大山市長がどんな努力をしたのかわからない、経営面でさらに赤字になると思われる、とても心配などでした。

 具体的な質問として、政治の流れを含め、医療体制が変わってきている。今まで行ってきた今までどおりの医療体制の確保はできないかという質問です。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院におきましては、内科については、紹介状のない初診外来を休止させていただいております。まだ医師確保が十分でないため、引き続き休止をさせていただきます。かかりつけ制度を普及する中で、市民病院におきましては、専門性の高い高度な医療や、命に直結する医療をしっかり行ってまいります。治療のすべてを1つの医療機関で行うのではなく、それぞれの医療機関が役割を分担して医療を提供する形が望ましいと考えております。

 なお、救急等でやむを得ない理由で紹介状なしで来院された患者さんについては、内科の当番医が対応しております。また、4月から総合診療科を新たに設置しており、かかりつけ医からの紹介の窓口や、病気が明確でない患者さんなどの診療を行い、内科の充実を図っているところでございますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そうしますと、現在の市民病院、国保坂下病院も含めてですけれども、勤務医の待遇改善、とりわけ勤務時間なんかを含めてだと思いますが、どのように改善をしなければならないのか、それともこの状態でいいのか、そこのところはもし改善の予定があるんでしたら答弁を願いたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 医師が最先端の医療ができる都市の大病院に集中し、地方の病院を希望しないのが現状でございます。また、大学の医局自体が医師不足という背景があり、単に待遇改善をすれば医師確保ができるというわけではありませんが、さらなる改善に努めてまいります。今までに住環境の充実、日直、当直手当の見直し、研修費の充実など、待遇の改善を行い、また、かかりつけ医制度の推進、平日、夜間、休日当番医制の実施により医師の負担軽減を図っております。さらに今年度より医師事務補助員の配置等により、医師の診療業務における負担の軽減を図っております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) なかなか医局の関係まで含めて難しいかと思いますけれども、現在おる人の先生を大切にしてほしいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 3つ目に、地域医療総合センターの設置が果たす役割と課題をお示しくださいということで、6月号ですか、信頼の医療、安心のケアを目指して、中津川市地域総合医療センターを開設ということで、病院長も診察に当たるのかなというぐあいに思いますけれども、どうも総合医療センターというのが行政が行う医療センターだということでの解釈ですけれども、これを見る限りでいきますと、川上診療所と阿木診療所の診療日、時間がふえましたということが書いてあるんです。まず、この地域医療センターの設立が果たす役割と課題を教えてください。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 役割につきましては、地域総合医療センターは医師の確保と地域包括ケアの推進、総合医の育成を目的に設置しています。市民病院総合診療科に医師を派遣することにより、内科医の負担の軽減が図れるとともに、川上診療所、阿木診療所へ派遣する医師の確保ができます。地域総合医療センターが充実すれば、多くの研修医を集めることができ、中津川市の医師の確保が見込まれます。

 課題につきましては、地域総合医療センターは開設したばかりの機関であり、名古屋大学医学部附属病院総合診療科や保健医療関係者と連携をとり、円滑に運営していくことが課題であると考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) そうしますと、市民病院に総合診療科ができましたというのも、これは行政そのものが医療センターを設置して、市民病院に総合診療科ができましたという格好でのそういう解釈でしょうか。それとも私の解釈が間違っておるんでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 健康福祉部長・渡辺忠義君。



◎健康福祉部長(渡辺忠義君) 中津川市に設置された市民病院ではなくて、市に設置された総合医療センターに名古屋大学の医学部のほうから医師を派遣して、それを市民病院の総合診療科、それから、それぞれの診療所へ派遣するという形で、それは名古屋大学の医局のほうの意向としても、市民病院に直接医師を派遣するのではなくて、中津川市に派遣するという形で名古屋大学としてはいきたいということで、市に総合医療センターを設置したという形になっております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) わかりました。どちらにしても、市民病院が市民の健康及び命を預かる施設として頑張っていただきたいというぐあいに思います。

 そうしますと、最後の質問ですけれども、4番目の今後の進むべき方向と考え方を病院関係についてお示しください。



○議長(吉村俊廣君) 病院事業部長・鈴木弘之君。



◎病院事業部長(鈴木弘之君) 市民病院につきましては、東濃東部の中核病院として、専門性が高い高度な急性期医療や救急医療をしっかり担い、また、坂下病院につきましては、地域に必要な一般診療、身近な救急医療を担うとともに、慢性期の患者さんの医療を担ってまいります。命を守る最後のとりでとして2つの公立病院をしっかり守り、市民が安心して暮らしていける医療を将来にわたり確実に提供したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) それでは、病院の問題はこれで終わりますが、最後のその他の意見や要望ということで、ちょっと細かくなりますけれども、挙げていきたいと思います。

 サンライフに健康維持器具があるが、一部の器具は使用できない。スポンジなどクッションを覆うカバーは穴だらけ。

 それから、今回の市議会議員選挙の投票率は過去と比較すると下がってきている。旧中津川市、平成3年、87.28%、今回74.61%。老人の投票が減っているのではないかと解釈いたします。自分の親は高齢だが考えはしっかりしている。しかし、投票所へ行くには困難だ。自宅でも投票できるようにならないでしょうかという意見もいただきました。

 それから、南小学校付近、学童保育所、これは南の学童保育所は民家を改造しているが、もっとよい施設とならないか。これは以前鈴木雅彦議員が質問した内容が上がってまいりました。

 それから、その次の問題としては、四つ目川の清掃は、三管橋付近から上流部分で遊砂工までの間、あまり手が入れられていないのではないか。

 それから最後に、JR線の踏切、津島町の尾崎踏切ですけれども、通学路でもあるが、車と人が同時に行き違えない。1mでよいから人が通れるスペースを確保してほしい。このような問題が提起をされました。

 具体的な質問として、サンライフの健康維持器具など、点検、補修はどのように実施されていますか。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 現在、指定管理者でありますふれあい公社によりまして運営管理されており、定期的な目視点検、補修などを行っております。今まで老朽化したものについて補修、更新を行ってきており、23年度も補修を予定しておるところでございます。設置後27年を経過している器具もあり、利用者の安全第一を優先に、必要なものは補修、更新してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 私もこういった意見をいただきまして、サンライフへ行って見てきました。スポンジで覆うという形で、要するに中がスポンジ、その表面はビニールで覆ってあるんですけれども、すべて穴があいておったんですが、これは目視でも完全にわかる状態ですが、どうでしょう。



○議長(吉村俊廣君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 私どもも現場で確認をさせていただいております。確かにおっしゃるとおり、スポンジの部分がクッション、カバーの部分など、補修が必要な状況というふうに確認をしてきております。23年度はトレーニングマシンの補修を行うということで従来から計画をさせていただいておるところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 先ほども前段で、やらなければならないことはもっとあるんじゃないかということについての一つ一つのこういう細かな点というのが出てくるんじゃないかなというぐあいに思いますので、これは早急にやっていただきたいというぐあいに思います。

 次の問題で、投票率の向上に向けて移動投票所などが考えられますが、投票率の向上に向けての取り組みをお示しください。



○議長(吉村俊廣君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 選挙管理委員会の委員長から嘱託されておりますので、私のほうから答弁させていただきます。

 現在各種の啓発事業を行って投票率の向上に向けて取り組んでいるところでございます。六斎市での街頭啓発、広報車による巡回啓発、新聞折り込みチラシによる啓発等でございます。また、期日前投票所につきましては、県内で一番多い13カ所を設置いたしております。

 なお、平成23年統一地方選挙における市議選での大選挙区投票率は県内で1番となっております。ご質問の中にありました移動投票所につきましては、現行では1投票区1投票所となっておりますので、移動投票所の制度はございません。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 私も現行の法律に従いますと移動投票所というのは無理かなというぐあいに思っていましたが、こういう声が上がってきた以上は、一つの制度として検討に値をするのではないかというぐあいに思います。すぐにできるとは思いませんけれども、こういう考え方もあるということ、それと、高齢化社会を迎えますから、私どもも含めて、頭脳は何とか考え方はしっかりしておるけれども、足が動かない、腰が言うことを聞かないということも考えられますので、ぜひとも俗に言いますと前向きに検討していただきたいというぐあいに思います。これも要望にしておきます。

 3つ目の南学童保育所の設備の現状、先日もちょっと行って見てきましたけれども、民間施設を借りて、それについて改築が行われています。大山市政で学校施設についての耐震化云々ということは100%に近い状態だということで言われています。それに附属をするような形で学童保育所の設備はあまりにも惨めではないかなというぐあいに思います。その点について考え方及びこれからの方針をお願いいたします。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 現在は民家を借りており、老朽化した建物であることは認識しております。この借りておる建物につきましては、運営費の補助に家賃補助を上乗せして今支援をしておる状況でございます。南小学校の近隣に使用可能な公共施設が今ありません。このため、以前建て替え用地をあっせんしましたが、学童保育のほうとしては建築を断念された経緯があります。

 今後の方向としましては、早急の移転はちょっと難しいということを考えておりますが、今後とも学童保育とよく協議をしながら、よりよい施設を探していきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 以前にも質問しましたけれども、学校施設の開放というのは、例えば南小学校の場合、無理ですか。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 学校のほうでそれだけの余裕がないというところで、考えておりません。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 以前にもそういう質問をさせていただきましたけれども、学校施設の開放ということもこれから考えられるのではないかなというぐあいに思いますので、検討をしていただきたいと思います。

 4つ目の質問、四ツ目川の上流部、先ほど言いました三管橋から上、遊砂工までの間、専門的な知識及び技術を持った人でないと、かなり草木というのが生えておるのではないかなというぐあいに、私も確認することができませんでしたけれども、そこらの地域の皆さんが清掃活動が不可能と思われるようなところについて、どのような考え方をお持ちでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 三管橋から上流につきましては、昨年も6月21日から25日の間、県のほうで立ち木について伐採をしていただいております。基本的に河川管理者である岐阜県にお願いしていくということで考えております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) それは、県で立ち木を切ったというのは、恵那山みどりの会にお願いした部分ですか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 切った方がどこかについては私は認識をしておりません。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 四ツ目川下流の部分で来ますと、大変きれいになっています。それから、四ツ目川の遊砂工についてもいろいろ整備はされています。その中間点なんかでまだ完全に整備ができていないのではないかなということも感じますので、1年に1回ということではなしに、県に積極的に要請をしていただきたいというぐあいに思いますが、どうですか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 地元からもお話をいただいています。毎年要望はきちっと草刈り前に上げておる状況でございまして、維持管理上、年間どれぐらいの回数をやっていただけるかというのは県のほうの裁量でございまして、なるべくやっていただくようにお願いしていきたいと思いますが、実は、1つ河川について考え方がございまして、ヨシ、アシといいますか、ああいったたぐいについてはあまり刈らないというのが県の方針でございまして、急流域であるため河床が荒れてしまうという状況がございまして、県のほうはそういう方針でいるそうでございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) それでは、地域の皆さんと十分話し合いをしていただきたいと思います。

 最後、5番、これで最終になりますけれども、尾崎踏切は過去にJR中津川施設区へ要望してきました。その後の取り組みや踏切全般に対して、行政としての考えや取り組み方針を示していただきたい。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 尾崎の踏切については、隣接する米田踏切との兼ね合いがございまして、こちらが廃止ということか、もしくは立体交差が条件とされておる状況でございます。これは前にも、16年、18年にも一般質問でお答えしているところですけれども、尾崎踏切の改良については大変困難な状況であるということは変わりありません。

 それから、JR関係の橋を含めた踏切の改良につきましては一体で考えておりまして、今のところ市民病院につながる松源寺橋を実施しております。これを優先ということで考えておる状況でございます。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) 恵那の駅の東側の踏切というのはかなり整備をされてきたんですけれども、それについて何か教訓はございませんか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 恵那の裏の通りの道路といいますと、通行量はかなり多い道路で、言いかえますと、坂本の踏切規模のものだと私は認識しておりまして、中津でも進めるためには、例えば坂本が優先であるとか、そういった話で、尾崎については順位としては低いという考えを持っております。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) JRとの話はどんなふうか、ちょっと具体的に教えてください。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) JRについては、平成17年9月2日、これを最後にやっておりませんで、このときも同じJRの意見でございまして、隣接する米田踏切の廃止か立体交差が条件とされております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) その話はどこでしょう。名古屋でしょうか、中津でしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 名古屋でございます。



○議長(吉村俊廣君) 23番・佐藤光司君。



◆23番(佐藤光司君) わかりました。窓口は名古屋だということで私も聞いていますので、JRの中津川の施設区では受けないということで聞いていますので、積極的に名古屋のほうへ足を運んでいただきたい。とりわけ大山市長には足を運んでいただきたいということをお願いをいたしまして、私の質問を終わりにいたします。



○議長(吉村俊廣君) これにて23番・佐藤光司君の一般質問を終結いたします。

 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 ただいまから16時50分まで休憩いたします。

  午後4時40分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後4時50分再開



○議長(吉村俊廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。17番・鈴木清貴君。

  〔17番・鈴木清貴君質問席に着く〕



◆17番(鈴木清貴君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、市政一般について質問をさせていただきます。

 今回、大きな項目として3項目取り上げさせていただきました。1項目め、地方版CSR(企業の社会的責任)の推進について質問したいと思います。

 まず、CSR、これは、英語でCorporate Social Responsibility、企業の社会的責任と日本語で訳しますけれども、企業は利益を追求するだけでなく、従業員や消費者、地域社会や国際社会など、企業活動に関係を持つすべての人々に対して責任を果たさなければならないという考え方であります。近年、大企業や経済団体が主導するCSRとは異なり、地域に根を張る中小企業や大企業の支社、支店などが地元密着経営で展開する社会貢献活動が活発化しており、それに伴って、地元企業と地方自治体、市民らが一体となって進める地方版CSRの取り組みが注目されておるところであります。

 例えば横浜市は、公的機関のCSR認定としては全国初の取り組みとして地域貢献活動や地域に目を向けたCSR活動を行う企業を横浜型地域貢献企業として認定する制度を平成19年度からスタートさせました。同制度は、地域貢献の視点で雇用や環境などの事業活動に取り組んでいる商店や企業の成長や発展を支援することで地域を活性化することを目的としています。

 また、宇都宮市でも、平成20年度より同様の認定制度を開始するなど、こうした支援制度を導入する動きが全国に広がりつつあります。

 さらに広島や青森では、県が中心となって企業と農山漁村の間を取り持つことで過疎地域の活性化を図る取り組みも行われています。

 一方、北海道の釧路市のように、CSRの概念を自治体にも導入する機運が高まりつつあるところであります。

 そこで質問でございます。今後、活力ある地域づくりを推進する上で、地域に密着したCSR活動を支援する取り組みがますます重要になってくると思われます。当市においても、各企業の社会貢献は活発に行われていますが、地方版CSR推進の見解をお聞かせいただきたいと存じます。



○議長(吉村俊廣君) 定住推進部長・細川正孝君。



◎定住推進部長(細川正孝君) 協働のまちづくりの一環として位置づけて推進をしていきます。持続可能な地域社会の形成に向けて、企業にも地域の一員として地域づくりに取り組んでいただくことは意義のあることと考えております。事業者と市民、行政が一体となって生き生きとした地域づくりを進めてまいりたいと考えております。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) そういうことでありますので、中津川市は古くから三菱さん、あるいは王子製紙さん等、大企業を中心とした地元企業がたくさんございます。そういった中で、地元の企業さん等が社会貢献の1つとしていろいろな事業、社会貢献事業を行っておるところでありますので、自治体としてもそこら辺をぜひとも支援を中津川市としてもしていっていただきたい、こういうふうに要望をしておきます。

 それでは大きな2番目、公立学校施設の防災機能の向上について。

 大規模地震等の災害発生時、学校施設は地域住民のための応急的な避難所ともなる役割を担っています。そのために耐震性の確保だけでなく、食料、生活必需品等を提供できるように必要物資を備蓄するなど、避難生活に必要な諸機能を備えることも求められています。このたびの東日本大震災をはじめ、過去の大規模地震の際にも、学校施設は多くの住民を受け入れ、避難所として活用された実績は多々ありますが、その一方、当然のことながら、学校施設は教育施設であるために防災機能の整備が不十分なため、避難所としての使用に際して不便や不具合が生じたことも事実であります。

 一般質問の資料に添付しました図を後ほど説明しますけれども、平成7年に阪神・淡路大震災を経験した神戸市と、平成19年に新潟県中越沖地震を経験した柏崎市の両教育委員会が震災時に避難所となった学校を対象に、防災拠点として学校に必要なものを学校関係者に聞き取り調査をし、それが公表されたものであります。そのデータを見ますと、実際に震災を経験した両自治体のデータからは、学校施設で避難生活をしていく上で、学校施設の防災機能に関するさまざまなニーズが存在することがわかったとあります。

 例えば神戸市の教育委員会の資料を見ていただきますと、防災拠点としての学校に必要なものとして、一般行政との役割分担の明確化、生活必需品の備蓄、避難所運営マニュアルの整備、トイレ、浴用施設等の整備、通信設備の充実、地域との日常交流、一般行政からの人的支援、動員体制の確立、円滑な教職員間の関係、ボランティアの積極活用等を挙げておられます。

 また、新潟県柏崎市の教育委員会の資料によりますと、避難所となる学校に必要な諸機能として、避難所用の電話やFAX、テレビ、テレビ配線、ラジオ、自家発電設備、冷暖房設備、洋式トイレ、避難所用の直接給水、仮設トイレ照明、シャワー、掲示板等が挙げられております。

 こうした実例を参考にして質問したいと思いますが、中津川市においても、耐震化工事によって学校施設の耐震性能を強化するだけでなく、避難所としての防災機能を備えた学校施設として整備する取り組みが求められていると考えますが、当局の見解をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 防災機能を備えた学校施設の整備につきましては、まだこれから耐震化が済んでいない学校が整備を進めております。その中の屋内運動場につきまして、避難所として防災機能を備えた施設として改修整備をしていきたいと思っております。整備方針につきましては、体育館を避難所として使う発想ではなくて、避難所をしっかり整備して、それをふだんは学校体育館として使う発想で進めていきたいというふうに思っております。また、すべての学校施設の耐震化を完了した後も、改修計画に合わせて防災機能を含めた整備をしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 今答弁にあったように、従来だと体育館を避難所として利用するという発想でしたけれども、避難所を体育館として使っているという逆転の発想と申しますか、そういうことだと思いますけれども、要は、避難所をこれから充実していくという意味での答弁と解釈しますけれども、そのようでよろしいですか。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) そのような形で整備をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 初日の一般質問でも多くの人が避難所の件については取り上げられましたけれども、備蓄倉庫等が中津川市に何カ所かあるということでありました。それはそれとしていいんですけれども、要は、避難所として今後体育館を考えていくということであれば、その中にも備蓄の食料品等が当然必要だと思いますし、同僚議員からも、調理器具というような提案がありましたけれども、一中の耐震化で最終と聞いております。あとは体育館としては加子母の体育館が中津川市においては耐震化の最終だと聞いておりますけれども、それが終了後、速やかに避難所として、従来の体育館としてという考えではなくて、避難所としての体育施設の充実をぜひともやるべきだと思っておりますので、次の課題になると思いますけれども、速やかに中津川市はやっていただきたい、こういうふうに要望をしておきます。

 続いて次の質問ですけれども、学校施設の防災機能の整備財源については、実は文部科学省の補助金のほか、内閣府や国土交通省の制度も活用できますが、あまり認知されておらず、ほとんど利用されていないと聞いております。文部科学省の補助金を含め、それ以外の財政支援制度を中津川市においても積極的に活用して、いざというときに住民の避難所として十分機能できるよう、公立学校施設の防災機能向上の取り組みをぜひ検討していただきたいと思うわけでありますけれども、当局の見解をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 教育委員会事務局次長・山内鐐司君。



◎教育委員会事務局次長(山内鐐司君) 財政支援制度につきましては、文部科学省の補助金のほか、他省庁の財政支援制度があることは承知してございます。その中で、施設の改修に合わせて学校施設の防災機能を高めていくために有利な財政支援制度を活用していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) そういうことで、今まで知らなかったそういう財源も、正直中津川市でもあったと思うんですけれども、今後、いろいろな省庁がございますので、その中で、私が先ほど申し上げたような避難所としての設備の充実のために補助金をぜひとも活用して早期に取り組んでいただきたいと要望して、この件については終わりたいと思います。

 大きい3項目めに移りたいと思います。リニア中央新幹線を見据えた街づくりについてに移りたいと思います。

 この一般質問を書いたときはまだまだ先の話で、リニアの中間駅等の候補地が私が一般質問するときはまだ未定であるという前提で原稿をつくりました。しかしながら、皆さんご承知のように、去る6月7日に、JR東海からリニア中央新幹線の中間駅並びに車両基地等の名前が中日新聞等で発表されました。また、先週6月9日、中津川市におきまして、リニア中央新幹線の早期期成同盟会の総会があった折に、JR東海の幹部の方が、リニア選定地、中津川市を選んだ理由等をるる説明を初めて私も聞かせていただきまして、本当に夢であったリニア中央新幹線が、諸先輩方の努力のたまものだと思いますけれども、中間駅並びに総合車両基地、2カ所も中津川市になったということは本当に光栄で喜ばしいことだと思っております。

 そういう意味で、2014年にJR東海さんは着工を目指しておるという話がございました。ということは、あと3年であります。今後2年間におきまして、環境調査をされていくという話をお聞きしたところであります。そういうことで、今後は中津川市だけではなくて、近隣の市町村並びに岐阜県総体としても、この岐阜県の東の玄関口が中津川市になるわけでありますので、それに合わせたまちづくりをしていくことが喫緊の大きな課題になってきておるということで、今回このことを取り上げさせていただきました。

 まちづくりというのは、従来からもいろいろ諸先輩あるいは同僚議員等から話があったところであります。中津川市の新市計画の中でもまちづくりについてはいろいろ盛り込まれておるわけでありますけれども、リニア停車駅が現実のものに中津川市にできるということになりまして、大きく考え方を変えて取り組まないことには、開業が2027年と聞いておりますけれども、あと16年あるからいい、そういうことではないと思います。長いスパンのようで、すぐやってくることであると思っておりますので、そこら辺を踏まえて質問を以下しておきたいと思っております。

 まず1番目、当市においても長年にわたり取り組んできたリニア停車駅が現実のものになってきましたが、現在の当局の率直なお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 1県1駅を誘致したいと、これは岐阜県も、当局もそういう考え方ですし、また、岐阜県駅誘致促進協議会の各市町村もそういう考え方でございました。また、とりわけ東濃5市においては、東濃に駅をということで訴えをしてきたところでありまして、それらが実現したこと、また、とりわけその駅位置が当市西部ということで選定されたことは大変光栄であり、また、議員ご指摘のように、今まで取り組んでこられた先人、先輩方のご努力に敬意と感謝を表するところでございます。このことは、当市の発展の千載一遇のチャンスでもあるということで、岐阜県の新たな玄関口として、リニアの効果を生かした広域の拠点づくりに取り組んで、まちの発展につなげていくということが必要だと思います。

 ただ、この交通機関は従来にも増して画期的なというか、革新的なというか、大変大きなインパクトを与えるものだというぐあいに思っておりまして、1中津川市にとどまることはないという形で、県下全体、また、近隣県の各地域も含めて、広域の観点からものをとらえて、それぞれの地域の発展につなげていくという考え方も必要だというぐあいにして思っております。

 いずれにしましても、プロジェクトの推進、この効果を最大限に発揮するまちづくりに当たっては、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いしていく必要があると思います。また、岐阜県及び県下各市町村と連携を密にして、事業者であるJR東海に積極的に協力していくことも必要だというぐあいに考えておるところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) まさにそういうことで、中津川市としても本当に喜ばしいことであると同時に、どうしても取り組まざるを得ない課題がこれからたくさん出てくると思います。そういう中で質問を7つほど用意しておきましたけれども、重複する部分があるかと思いますので、時間も押し迫っておりますので、簡潔に質問をしていきたいと思います。

 今後の対応、当市に中間駅あるいは総合車両基地が選定されまして、今後具体的な選定地をJR東海さんと中津川市との打ち合わせの中で、社長の言葉をかりますと腹を割って話していく、こういう談話が載っておったわけでございますけれども、駅ができますと、当然駅へのアクセスの道路網が必要になってくると思います。そういう道路網の整備について、選定地が決まったばかりでまだまだこれからだと思いますけれども、そこら辺の既存鉄道網と組み合わせた、あるいは高速道路、3番目の質問ですけれども、これについて当局の考え方をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 国への小委員会の答申がございまして、その答申の中に、駅のアクセス圏の拡大の重要性が盛り込まれております。その波及効果を生かすため、岐阜県の新たな玄関口としての役割を果たすため、道路網や駅周辺の機能整備は大変重要と考えております。具体的には、これから県やJR東海とよく相談をさせていただきながら進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 今後、2年間で環境アセスメントをJR東海さんがやられる、このように先日の総会でも話があったわけでありますけれども、中間駅あるいは総合車両基地、ここら辺の選定については、具体的に今現在JR東海さんと、いついつ、中津川市さんとお話をしたいというような打診が来ているのかどうか、そこら辺を聞かせていただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) その辺の打診は具体的にはJRのほうから来ておりません。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 今後そういうことが近々あると思いますので、またひとつ対応のほうをよろしくお願いしたいと思います。

 4番目は選定がなかった場合という質問ですので、これは削除しまして、5番目、将来の中津川市発展のためにも、リニアを見据えたまちづくりというのが今後当然に必要になってくると考えますけれども、そこら辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) リニア中央新幹線の波及効果は地域活性化の起爆剤になるものととらえており、人口減少などの時代潮流の中、地域振興にとっては千載一遇のチャンスと考えておりますので、長期的視野に立ちまして、リニアを見据えたまちづくりに取り組むことは非常に重要と考えております。

 なお、具体的には、どう戦略的な取り組みを行っていくか、今後関係機関と相談しながら考えていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 先ほど市長からも答弁がありましたけれども、質問項目として挙げておりますので再度質問させていただきますが、6番目として、近隣の自治体との連携について、あわせて県との連携についてお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 県が基本戦略を5月に策定いたしまして概略ルートと駅位置が示された段階で、第2段階といたしまして、リニアの活用戦略の策定に着手するとしております。当市におきましても、近隣自治体と県との連携は極めて重要と考えておりまして、当面は県設置のリニア中央新幹線地域づくり研究会に参画をいたしまして、どのような連携が必要かも含め、県や関係市町村と、また、木曽、下伊那等の県境を越えた市町村も含めまして、連携、議論をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) 先日の総会でも話がありましたように、中間駅の中津川駅につきましては、地上駅という見解が示されました。これには約350億円のお金が要る、こういうことでございまして、とても中津川市単体ではできるものではありません。そういう意味で、近隣並びに県あるいは国のお力をかりて、なるべく中津川市としても負担が大きくならないようにぜひとも連携を密にとっていただきたいと思いますけれども、その辺、いかがでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 知事もいろいろな形でインタビューなどに答えられて、自治体だけで負担するというのは困難であるという見解も示されておられまして、この点については、さらに各方面にも負担をお願いしていくというようなこともおっしゃっておられます。また、小委員会の報告書の中でも、この負担のあり方については国も調整に乗り出す方向でと、こういうことも盛り込まれている部分でありまして、そういう意味においては、今後県のほうともよく連携をして、このあり方については今後しっかりとした形で詰めていくべきものというぐあいに思っております。いずれにしましても、しっかりとした合理的な考え方の中において取り組んでいく必要のあるものと、こんなぐあいに思っております。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) ぜひともひとつ近隣あるいは県、国との連携を密に今後もとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最後の質問になりますけれども、地元中津川市の経済団体あるいは関係団体とのリニア中間駅あるいは総合車両基地の協力体制についてご意見がありましたらお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 円滑な事業推進や活性化の取り組みに当たりましては、市民の皆様や関係団体のご理解とご協力が不可欠と考えております。当面は商工会議所等の経済団体、リニア中央新幹線建設促進中津川市民の会等の賛同団体と連携を密にいたしまして、市民の皆様への情報提供や意見交換に努めてまいりたいと考えております。さらには、2027年の開業に向けまして、長期的視野に立って市民の皆様の協力が得られるよう協議、検討をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 17番・鈴木清貴君。



◆17番(鈴木清貴君) いずれにしても、本当に夢のある話であります。中津川市にとっても、今までにないビッグプロジェクトが今回のリニアのことだと私は思っております。そういう意味で、中津川市の将来のまちづくりを築くためにも、リニア中央新幹線の停車駅並びに総合車両基地を中心とした中津川市のまちづくり計画をこれから話し合いながら、市民の知恵をかりながら、答弁にありましたように、関係団体等と連携をとりながらつくっていきたいなと思っておりますので、夢を語れる今後にぜひともしていきたいと思いますので、一致協力して議会と執行部とも夢を語っていける、そういう場を今後たくさんつくって、市民の皆さんと夢を語り合える中津川市の将来をつくっていきたいと私は思っておりますので、ぜひとも執行部におかれましてはご努力をお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) これにて17番・鈴木清貴君の一般質問を終結いたします。

 続いて15番・深谷 勲君。

  〔15番・深谷 勲君質問席に着く〕



◆15番(深谷勲君) 時間も少し遅くなりましたし、最終日の最後ということで、少しお聞きをしたい部分、数字的あるいは財政のことでしたが、2日の間にかなり出てきております。そういう中、私は私なりの財政についての質問をさせていただきます。

 まず、今回の質問でありますが、中津川市の現在の財政の現状と今後のあり方について質問いたします。

 1つには、県内市町村の平成21年度決算に基づく健全化判断比率等(速報値)の公表の中、県下における中津川市の位置と現状をどのようなふうに判断をされているかについてお伺いをしていきたいと思っております。

 まず、23年度の国家予算が借金が半分というような異常な編成をされてきておる。その上に東日本の大震災もあって、今後、国はもとより、地方の財政運営は非常に厳しくなるのではないかということを私なりには予想をしているわけであります。そんな中、中津川市は実質公債比率が20年度において県下ワースト4、21年度においてはワースト5というのが現状であると思います。これをどのように判断をされているのか。

 1つには、ことしの1月に行われました池田町の町長選挙で当選された町長さんが、岐阜テレビを見ておったわけですが、今回の町長選挙における一番の関心事は財政であった。町民の皆さんが第2の夕張になりはしないかという心配を随分されてきた。したがって、今後の財政運営は、まず池田町の喫緊の課題はこの財政の健全化にあるということを言われておりました。その池田町でありますが、実質公債比率は13.0であります。中津川市の15.8よりもいいわけです。そういう中でも町民の方はそういうふうに思っておられる。当然ながら、中津川市民の方もそのこと、財政は大丈夫なのか、第2の夕張になるのではないかということがこの4月の選挙の間にも随分言われました。

 私たちにおいてもいろいろな行政、事業を進めていく中、あるいはサービスをしていけるんだけれども、本当に永続的にできるのか。第2の夕張になってしまうのではないかというような心配を随分されておりました。そのことに対して、行政として、現在の中津川市の現状というものをどのような判断をされているか。健全であり、大丈夫であるという話もあったわけですが、数字等については初日の鈴木雅彦議員のほうにも財政的な数字は出されましたが、現状として、感覚としてどのような判断を持っておられるかをお聞きをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 平成22年9月議会の中でございますが、平成21年度決算における健全化判断比率を報告させていただきました。健全化判断比率は4つの指標から成っておりまして、その状況は、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに発生をしておりません。また、実質公債比率は15.8%、将来負担比率が118.9%でございました。財政破綻といいますのは、将来負担比率を除く3指標のうちどれか1つでも財政再生基準以上となった場合ということでありまして、当市の実質公債比率は国が示します財政再生基準の35%を大きく下回っており、また、比率が下がりつつある中での実質公債比率15.8%でありますので、依然として厳しさに変わりはございませんが、改善してきていると判断をしております。

 それと、破綻するのではないかということでございますが、今後も健全財政を推進するための借金を返す以上に借りないなどの5つの取り組み方針と、計画的に借金残高を減らす公債費負担適正化計画によりまして、借金を減らし、健全財政を確保してまいりますので、財政破綻を起こすことはございません。

 ちなみに、合併直後の平成16年度末に約1,107億円ありました借金残高を平成22年度末には約914億円と、約193億円の借金を減らすことなどをしております。

 以上でございます。



○議長(吉村俊廣君) 15番・深谷 勲君。



◆15番(深谷勲君) この財政の話をしていくときに、1つには、言われたような4指標の中で実質の赤字比率、連結実施赤字比率が発生をしていないから大丈夫だとか、今言われましたように、実質公債比率が財政再生基準の35%、あるいは早期健全化基準の25%を超えていないから大丈夫だという考え方なのかなと。しかし、市民の方はこれを非常にシビアにとられている。そして、全体で見たときに、岐阜県の県の財政が非常に破綻をしてきている。そういう中においても、中津川市将来負担比率がまだ118.9%である。しかし、これも県下で私が少し拾ってみましたところでは5番目ぐらいです。これも実質公債比率に近いところにある。

 そして片方では、白川村のように、実質公債比率は中津川市は高くて県下の2番目で17.9であるが、将来の負担比率が算出をされないというところもあるわけです。これは算出がされないというのは、地方債残高が将来負担額より基金などの充当可能財源が多い場合というようなところもあるわけであります。今順番に返してきた。つくって返してきた。これは合併当時言われたように、旧町村においても、平成20年度がピークである。この公債費残高は、そこから当然必然的に自然減をしていくということであったわけですから、本当に必要以上に返したという部分については若干借りかえの分、緊急経済対策交付金から繰り入れのものが大きいのであろうというふうに見ております。そういう判断をせざるを得ない。

 そして、旧の町村、合併したからこの借金がふえたのかということに対しては、違うのではないか。合併した当時、中津川市が新中津川市になったときに、公債比率が16.6、ところが、旧中津川市においては16.5であったものが合併して新中津川市になって16.6、0.1増加をした。そして、その交付金を返してくる中においても、旧町村においては合併時における合併の約束であった交付税が、同等、合併しない状態で出してきた。したがって、交付基準額がそういう形で来ている。その計画どおり進んできているのではなかったのかなというふうに私は解釈をしております。

 その中で、本当に大丈夫だということを市民の方たちに理解をしていただく。そして、現在の中津川市、実質公債比率で21年度で5番目、それから、将来負担比率に関しても5番目ぐらいであろうというふうに見ておるわけです。そうすると、これが本当に将来いろいろな部分にやっていけますということの判断になるのか。その辺について、そしてまた、この現状が過去の合併を含めて、こういう借金が多い、将来負担比率も多い、こういうのは合併を含めた町村、あるいは旧中津川市を含めて、今度は新中津川市になってからを含めて、こういう状況にある原因というのはどのように分析をされておられるかお聞きをいたしておきます。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) あくまでも破綻ということなんですが、それにつきましては、先ほども申し上げましたように、その破綻を判断するための4指標でございまして、その4指標が今現在15.8%という状況でございまして、これは公債負担適正化計画の中で計画をしております計画数値より今現在は下回っているという状況でございまして、それが例えば計画数値より多くなっているということであれば、それはある程度心配する必要があるのかなというふうに思っておりまして、私どもは計画数値を下回っておる。そして、今後もその計画に沿って借金を減らしながら、この実質公債比率も下げていくというふうに考えておりますので、あくまでも破綻がどうかと言われれば、破綻については心配ないというふうに考えております。



○議長(吉村俊廣君) 15番・深谷 勲君。



◆15番(深谷勲君) 破綻はしないということですが、県下総体的に見て、中津川市が健全と思われる状況にあるのかないのか。これは市民から見たときには、健全財政ではないのではないかという心配を非常に持たれていると思うんですが、そこら辺については市民が十分で大丈夫ですということを自信を持って言えるのか、あるいは納得してもらえるというふうにお考えになっているのかお伺いをいたします。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 市民が大丈夫ではないと思っておられるところ、その辺については、どういう点でそういう形に市民が持っておられるかという部分については聞いてみたい気がいたします。どういう具体的な話があるから財政がよくない、大丈夫ではないんじゃないかとおっしゃっているというお話ですので、そういうぐあいに聞いてみたい気がします。先ほど来いろいろな方針に基づいてということで企画部長も答弁をさせていただいていますけれども、また1日目の答弁も私もさせていただいて、借金が多いということ、合併直後は1,107億円あったということ、これについては片方においては資産があるわけですので、資産が市民のサービスに役立っているわけでありますので、必ずしもそれが多いという部分が問題があるというぐあいには思ってはいないところです。

 旧町村がどうだとか、旧中津川市がどうだとか、過去のことになるわけですけれども、私はそういう意味においてそれをどうしていくかというところが大事なところと考えて、5つの方針をしっかりと持って運営をしてきているところで、それに沿って先ほども企画部長が申し上げたように、実質公債比率は公債費負担適正化計画、これは、この議会でも、前の議会ですけれども、深谷 勲議員もおられる中においてちゃんと説明させていただいて、その方向に従って財政運営をしていくというところについてご理解いただいていたと思うんですけれども、それよりも低くなっている部分があるわけでございます。

 それは、5つの方針をしっかりやっているということに基づいて具体的にそういう借金も減ってきているわけでありまして、先ほど借金の減りぐあいについては企画部長がお答えしたとおりでありますし、実質公債比率についても計画より減っているという部分もそのとおりでありますけれども、片方においては仕事をやりながらということであります。小・中学校の大規模改造補強事業、今も続いているわけですけれども、21年度末までで大体20億円弱ということで、第一中学校とか加子母の体育館ということで取り組んでいくと、多分25億円を超していく部分が出てくるのではないかというぐあいに思っているわけです。

 そういうようなことで取り組みを片方でしながら、それも国の補助金とか合併特例債を活用するというここで、1日目にもご説明しましたけれども、きょうもご説明しましたけれども、全体の事業の大体5割は国のほうの金で大規模改造ができてきている。情報通信ネットワークという部分でありますけれども、ある意味では、中山間部の整備が大きいわけですけれども、30億4,500万円、これについても55%の国の金でできてきている。要するに国、県の金をできるだけ入れていきたいというようなことにおいて財政をいい形にしようということで、実際に仕事をやりながらやってきているわけであります。

 また、合併特例債など有利な借金の比率というのも高めてきておりまして、平成16年度にはそれが約20%だったのが、平成21年度においては約50%に高めてきているということでありますので、そういうことも多分財政的にはしっかりときいてくるだろう。また、利率の高い借金は繰上返済により早く返すということで、平成18年度から22年度までで33億260万円ということで繰上償還してきているわけですが、それによる利子の節約分で3億1,810万円、こういう形でそれも資するようにしてきていますが、私は何よりも大きいのは職員の皆さんのご努力によるところですけれども、職員数も減る中で取り組みをしてくれております。

 サービスは維持しながら、かやの木政策塾とか、そういうような取り組みも意欲的にやってくれて、むしろ前よりも評価されるような状態になっているのではないかというぐあいに考えておるわけですけれども、平成16年度で1,086名の合併直後の職員数ですが、平成23年度、今年度当初で842名。これは合併の協定書の中では、10年で850人を下回るようにしようと、こういう話だったわけですけれども、職員にはいろいろと頑張ってもらっているということになるわけですけれども、これを5年でということで、5年はできなかったわけですからほぼ6年で850人を下回るという形で、平成16年度末の時点でその職員数に匹敵する人件費が77億9,000万円だったのが、23年度の842人では61億7,000万円ということで、16億円減になってきている。こういった点は財政運営上大変大きなことだというぐあいに認識しておりまして、ここに職員の皆さんの頑張りというところを私としては協定書以上に前倒しというところで感謝しているところでございます。こういう形で合併10年の中に850人にする姿と、合併後5年を目指したわけですが6年でこの16億円の人件費を浮かしてきたという部分については大変大きな成果というぐあいに思っておりまして、改めて職員の皆さんに感謝を申し上げるところでございます。

 そんな5つの方針をしっかりと堅持する中において、象徴的には借金を1,107億円から平成22年度末で190億円ほど減らしてきているということでありますので、実質公債比率も計画よりも低くしてきている、こういうことでありますので、引き続きこの方針にのっとって取り組みをしていくことによって、健全財政というものに持っていけるというぐあいに思っているところでございます。



○議長(吉村俊廣君) 15番・深谷 勲君。



◆15番(深谷勲君) 執行部を含めて行政の考え方、こういうことで大丈夫だと。そして、国もそんなような考え方、県もそういう形になってきておる。しかし、市民が受け取る考え方というのは少しかけ離れているのではないか。心配をされている。その借金が多いことによって、日々の生活が違ってくるのではないかというような部分には感じておられる。1つには、道路等の整備においても、希望も出されておるようですが、修繕すら思うような形の中でなかなか厳しいようであります。そういう中で、あるいは自助、自立だというような形の中でのイベント、そういうもの、あるいは福祉に関しても個人負担分の増加等があるというような部分において、厳しい中でそういうところでしわ寄せが来るのではないのかというのが市民の受け取っておられる感情であるわけであります。

 したがって、行政が大丈夫という判断をしていく。そして、それが市民も大丈夫だという判断をしてくれればいいですが、そこに乖離をしている部分があるのではないのかなというのが私の受けている感情であります。そういう部分において、しっかりとした形の中で、あるいは納得していける中での財政運営というのが必要になるというような、現状はそんなふうに感じておるわけであります。そして、そのことによって、今後の市の財政に対してでありますが、きのう、初日からも話題に出ておりますように、リニアの問題も出てきましたが、1つには、3.11の東日本大震災の影響による交付税等の減少、加えて、今景気回復の遅れなどによって地方税等の減少が考えられてくるのではないか。

 そのことによって地方の財政というのがますます厳しくなるのではないかという中で、私は非常に厳しいという形の中から判断をしておりますから、こういうふうな質問の形になるかもしれませんが、今後、地方財政を考えたときに、計画している事業ですとか、事業の中止あるいは見直し、事業費、あるいは維持費などを減少させていくことが必要になってくるのではないのか。そして、1つには、県下平均の実質公債比率、10.3ですか、少なくてもそのあたりまで近づけていくというような必要があるのではないのかなというふうに思うんですが、これは財政を含めて、行政が大丈夫だとか、これでよくやっているという納得をするのではなし、市民の方が評価をしてもらえるという形の中で進めていくというべきだと思うんですが、今後、そのような形の中で、事業ですとかの見直しあるいは中止、あるいは今いろいろなことをやっている維持費などについても見直しをしていく、そんなようなことは計画は今立てるべきだと思うんですが、その辺についてどのようにお考えでしょうか。



○議長(吉村俊廣君) 企画部長・島崎保人君。



◎企画部長(島崎保人君) 市民要望にこたえる事業を実施しつつ、将来にわたり収支バランスを保つための財政計画、それから、借金を計画的に減らしていくための公債費負担適正化計画を現在作成済みでございます。これらの計画に沿いまして、無駄を省き、先ほどお話が出ましたけれども、人件費や借金返済額を減らすことで生まれる財源、それによって市民が望む事業を実施していくことで市民が納得できる市政を進められることができるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉村俊廣君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) さっき道路の修繕とか、それからイベントの関連の負担分とか、そういうお話がありました。そういうものにどれぐらいの金が必要になってくるのか。これは深谷明宏議員も取り上げられた部分ですけれども、そういう公物管理としてのありよう、きょうも耐震化ということで、橋の耐震化の部分も話題として出ました。いろいろなことをやらなきゃいかん部分において、そういった部分もどのような形で盛り込んでいくのかということで、その中で財政の運営という部分を先ほど申し上げましたような形で、借金も減らしていく、実質公債比率も減らしていくという、そういう枠組みの中にどうおさめていくかという部分については、これについてはしっかりとお示ししていく必要があるというぐあいに思います。

 今度後期事業推進計画という形で取り組みをしていきますし、また、それにおいては財政計画も両方並行で取り組んでいく必要があるというぐあいに思います。それから、後期事業推進計画の後ろについては、合併後10年、後期事業推進計画で終わってくるわけでありますので、その後の展開というようなものもにらんだ形においてこれは取り組んでいく必要があると思いますので、この後期事業推進計画を立案していく過程、また、そのバックに財政計画というもの、それをしっかりと立ててお示ししていくことであるというぐあいに思っております。

 繰り返しになりますけれども、5つの取り組み方針という形で取り組んできたわけですけれども、今後、そういった部分に加えて、物事を取り組む必要のある部分についてはどしどしまた取り組んでいきたい。財政の健全性を出していくところについては、また議員のご意見もいただきながら、市民の皆さんの意見もいただきながら、そういう点については取り組みをしていきたいと思いますが、少なくとも私どもがここのところ合併後取り組んできた財政運営のところについては、先ほど来詳しくご説明したところでありますので、ご理解を賜りたいというぐあいに思います。



○議長(吉村俊廣君) 15番・深谷 勲君。



◆15番(深谷勲君) 時間は残っておるわけですが、大体いろいろな判断を聞いたわけで、私の判断の中と、行政あるいは市民の方たちとの間には少し乖離した部分があるように受け取っております。したがいまして、この財政的な考え方というのは、それによって市民の方たちの受け取り方も随分違ってきます。そして、この事業を進めていくに、見直しあるいは中止というような意見もあってきたわけですが、その中で今後大きな事業を進めるときには、市民の方の意見を聞いていく。必要なのか必要でないのか、市民の方たちに求められているのかということもしっかりと判断した中で、財政再建をやっていく必要があるのではないのか。

 そして、受け取り方としては、先ほど言いましたように、深谷明宏議員の話も出たわけですが、その地域それぞれの部分においての生活基盤を含めた基本的な考え方がある。そこに対する要望あるいは満足度が少し低くなってきたときに、財政を含めての心配が出てくるのではないかというふうに思います。したがいまして、一番には市民が望んでいることをしっかりやっていく。そういう中で、財政が厳しい状況ではある。厳しくなっていっても、そのことが住民の方たちに理解をしてもらえるのではないかなと思います。

 そのあたりを踏まえてしっかりとした情報提供と今後の見通しについてやっていっていただきたい。特に主役は市民ですから、考え方をよく聞いていろいろな事業を進めていただく。そのことを要望いたしまして、中津川市の財政運営、そのことが市民から理解を求められる、応援をしてもらえるような情報の出し方あるいは施策の進め方をしていただくことを望んで、時間を大半残しましたけれども、これで一般質問を終わります。



○議長(吉村俊廣君) これにて15番・深谷 勲君の一般質問を終結いたします。

 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでした。

  午後5時55分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   吉村俊廣

         署名議員 鈴木雅彦

         同    鈴木清貴