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岐阜県 中津川市

平成22年  9月 定例会(第5回) 09月10日−02号




平成22年  9月 定例会(第5回) − 09月10日−02号







平成22年  9月 定例会(第5回)



平成22年第5回中津川市議会定例会会議録(第2号)

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 平成22年9月10日(金)午前10時開議

◯議事日程

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間11.新図書館建設と提言書について2.中津川市民病院について3.急傾斜地に建つ坂本保育園について4.特定外来生物「ヌートリア」「オオキンケイギク」について黒田ところ40分21.中津川市史と観光行政への活用について2.有害鳥獣対策について佐藤光司20分31.市民要望の対応について2.農作業事故防止について田口文数30分41.8月13日岐阜新聞自治体財政ランキング484位について2.市長の行政姿勢について楯公夫40分51.職員の研修について2.消防・防災について3.新衛生センターについて吉村俊廣40分61.中津川市民病院及び国保坂下病院について2.子宮頸がんワクチンの助成について3.ヒブワクチンの助成について島田千寿30分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 30名

   1番       田口文数君

   2番       櫛松直子さん

   3番       黒田ところさん

   4番       吉村卓己君

   5番       大堀寿延君

   6番       原 昌男君

   7番       深谷明宏君

   8番       三浦八郎君

   9番       熊谷文雄君

  10番       粥川茂和君

  11番       吉村俊廣君

  12番       中島敏明君

  13番       深谷 勲君

  14番       中西康浩君

  15番       森 廣茂君

  16番       加藤 出君

  17番       鈴木雅彦君

  18番       鈴木清貴君

  19番       松浦高春君

  20番       鷹見憲三君

  21番       伊佐治由行君

  22番       吉村久資君

  23番       今井 誠君

  24番       片桐光朗君

  25番       安江俊平君

  26番       島田千寿君

  27番       佐藤光司君

  28番       鷹見信義君

  29番       可知いさむ君

  30番       楯 公夫君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長        大山耕二君

  副市長       水野賢一君

  理事        勝 佳朗君

  理事        宮崎 哲君

  教育長       大井文高君

  総務部長      大井久司君

  企画部長      安部成信君

  健康福祉部長    桂川和英君

  生活環境部長    志津弘美君

  産業振興部長    岡崎隆彦君

  文化スポーツ部長  尾関道雄君

  基盤整備部長    丸山裕章君

  水道部長      櫻井邦彦君

  病院事業部長    桂川一二君

  坂下総合事務所長  林 博和君

  福岡総合事務所長  杉山克美君

  蛭川総合事務所長  柘植達樹君

  消防長       加藤正和君

  教育次長      可知達也君

  行政管理課長    林 賢二君

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◯議会事務局職員出席者

  事務局長      市岡幹朗君

  書記        伊藤和通君

  書記        平井紀之君

  書記        廣瀬公二君

  書記        安田充孝君

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  平成22年9月10日(金曜日)

  午前10時00分開議

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○議長(伊佐治由行君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(伊佐治由行君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(市岡幹朗君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下17名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 本日の会議に遅参の旨通知のありました議員は6番・原 昌男議員です。

 以上でございます。

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△議会運営委員長報告



○議長(伊佐治由行君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。

 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) おはようございます。9月2日に議会運営委員会が開催されておりますので、その内容を報告いたします。

 1つは、本日から始まる一般質問の順番を決定しております。17名の方が通告されておりますので、一般質問は3日間で行うことと決定し、お手元の通告書の順番のとおり進めますので、よろしくお願いします。

 2つ目としまして、岐阜県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてであります。9月3日の高山市長選において、高山市長が交代となっております。それにより、中津川市長が副連合長に就任します。そのため、後任の議員を1名選出する規約となっております。また、副連合長を出す中津川市はさらに市議会議員1名を選出する規約となっております。それを受け、執行部側で1名、議会側で1名を選出することで協議をいたしております。選出基準通例に基づきまして、副市長と議長を選任することで合意いたしております。これは、9月定例会最終日に指名推選で選挙を行いますので、よろしくお願いします。

 その他といたしまして、政令の一部改正により、中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について、13日の一般質問の前に議案として上程されることを確認しております。市長提案、質疑を経て委員会付託となります。付託委員会は文教消防委員会ですので、よろしくお願いします。

 2つ目としまして、議長より、東濃飛騨市議会議長会東濃ブロック研修会、これの案内がありました。全議員対象で11月22日、水曜日、16時から多治見市文化会館で実施されます。詳細におきましては、決定次第また連絡いたしますので、お願いします。日程だけを予定に入れておいていただきたいと思います。

 3番目として、本日の一般、黒田議員より一般質問の中でパネルを使用したいという申し入れがありました。協議の結果、これを許可することといたしましたので、よろしくお願いします。

 以上で報告を終わります。

 すみません訂正します。東濃ブロック大会ですが、11月17日です、22日ではありません、17日、訂正をお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 質疑なしと認めます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(伊佐治由行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

   29番 可知いさむ君

   30番 楯 公夫君

を指名いたします。

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△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(伊佐治由行君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。3番・黒田ところさん。

  〔3番・黒田ところさん登壇〕



◆3番(黒田ところさん) それでは、通告に基づきまして一般質問のほうに入らさせていただきます。

 大項目としましては、今回4つを取り上げております。

 まず1つ目について。

 1、新図書館建設と提言書についてを質問します。

 公募市民5名を含む中津川市新図書館建設市民協議会から中津川市長に提言書が提出されました。建物、施設等のハード面、役割やサービスなどソフト面から計107項目の提言がされています。どなたが読んでもわかるようにとわかりやすい文章で書かれています。8月26日は、協議会から提言書についての説明会も開かれました。今回はこの提言書を中心に質問をしたいと思います。

 まず最初に、提言書のはじめにの前文の中で、そして建設段階から広く市民の声を聞き、夢や希望を取り入れることにより、市民一人一人の手で愛着のある新図書館に生まれ変わることを強く願います。とあります。まず、新しい図書館を市民の皆さんに理解してもらうためには、提言書を少しでも多くの市民の方に見ていただく、読んでいただき、一緒に考えていただくことも必要だと思います。提言がされて後、提言書は市民の方にどのような形で紹介されていますか。

 あとは自席で質問します。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、今言いましたように、提言書を提出した後、市民の方にどのような形で紹介をされていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 提言書の市民の皆様への紹介につきましては、市広報なかつ川、市のホームページ、新図書館建設計画ニュースへの記事の掲載のほか、本庁舎、にぎわいプラザ、公民館、図書館などに掲示をいたしまして、特設コーナーを設置するなど、広く市民に読んでいただけるよう紹介をさせていただいております。

 8月26日に提言書の説明会をにぎわいプラザで開催をさせていただきました。約70名の参加をいただきました。また、そのほか、要望のあった市民や団体等へ増刷をして配布をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、市民への説明会に70名の方が見えたということですが、私も伺ったわけですが、そのときに、さまざまな質問項目も出ました。中には、市のほうへの直接の質問項目と思われるようなことがあったような気がしますので、その点について1つ、2つお聞きしたいと思います。質問項目の中に、8つの施設をつくる、それぞれどのスペースで持っていくかというか、スペース、広さの心配をされた項目がありましたけど、提言書の中にはいろんな施設のあり方が盛り込んでありましたので、その方の質問は、8つの施設をつくるということのスペースの心配をされていましたが、その辺についてお答え願えますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 施設につきましては、ただいま設計業者の選定をプロポーザル方式でしておりますけども、施設の内容、規模等、今年度行います基本設計、実施設計の中で明らかにしていきたいと、考えていきたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) もう1点だけお伺いします。また、同じように、その説明会の際に、美術品を図書館の中に展示することへの心配に関する質問がされたんですけども、美術館のほうから持ってきて図書館に展示してしまっても大丈夫だろうかという心配の声がありましたが、その辺はどのようにとられましたでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 提言書の中にも、美術館機能という提言がされております。市といたしましても、いわゆる市内全体の美術館構想を考える中で、今回の新図書館建設の中にどういうふうに取り込めるものなのか、できないものなのか、その辺も含めて基本設計の中で議論をしていきたいというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) あとの質問に対しては、協議会の委員の方に直接の質問だったと思いますので、今回はそのぐらいにしておきます。

 次に、提言書の中で図書館の役割を、すべての情報源(知の拠点施設)、情報拠点・情報基盤イコール情報館、そしてまた癒しの場・交流の場、国際化の推進拠点としています。8月28日に行われた社団法人日本図書館協会理事の常世田氏、元浦安市立図書館長さんですけど、の講演の中では、理想の図書館とはその地域のニーズに合ったもので、将来の社会の変化に対応できるものといったお話もありました。今の中央館ではまさしく社会ニーズにはこたえられる状態になっていないと思うんですが、市が考える図書館像というのが今の時点でありましたらお聞かせ願います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館につきましては、全市的に読書活動を活発にし、読書による人づくりのまち中津川を目指すための拠点施設としての図書館を目指してまいります。この中では小・中・高生や市民の皆様の学習支援機能の充実、幼児期からの読み聞かせ、学校図書室との連携などの充実を図ってまいります。

 また、蛭川済美図書館や公民館図書室の利便性を高めるため、センター機能を充実した図書館としてまいります。

 また、そのほか図書資料とハイブリッド資料情報を互いに活用する、相互に活用する図書館、いわゆるハイブリッド図書館、また郷土の芸術、文化に関する展示ギャラリーなどを検討し、それを備えた、市内外から誘客性の高い滞在型図書館を目指してまいる考えでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 提言書の中では、この提言書をつくるに当たっての市民協議会は、傍聴が可能でした。私も可能な限りに傍聴しましたが、傍聴者の方も見えていましたが、大体どのくらいの方が傍聴されていたでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市民協議会の傍聴者数でございますが、延べ76名の方に傍聴いただきました。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 結構割と熱い議論が毎回行われていましたので、もっと傍聴者の方が見えたらいいなと、今でも思っていますので、ちょっと残念だったような気がしますが、本当に熱心な議論をされていました。もちろん反対の意見の方の、市民の方の声なんかもその中に反映される形の議論も当然ありまして、本当にペーパーでは読めない部分が見えたということでは、傍聴してよかったなと思います。

 次に、建設協議会を行うに当たって、たしか視察を4回行っているということでした。でも資料をちょっと見させていただきましたら、実はもっと多くの図書館が協議会委員の方の資料に入っているという状況がありまして、これらの多くの図書館資料というのは、すべて市の執行部側が用意したものでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 協議会委員の皆様にお渡しした先進地図書館の資料につきましては、市が直接視察をさせていただいてそろえた資料10館分のほかに、協議会自体が4館視察をされました。それと協議会の委員が個人的に訪れられて資料をそろえられたという館が6館ございます。これを合計すると20館なんですけども、ただその中で重複がありますので、実際には13館の資料をそろえたということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この話を聞きますと、いかに協議会の方たちが押しつけられた委員という立場ではなく、自分たちで意識を持って建設に当たって情報を集めたか、勉強していったかということが大変よくわかります。わざわざ見に行かれた方もみえたみたいですし、遠方に行ったついでにというか、図書館を予定外で、渡って資料を集めてきたというお話も、委員の方からも聞いていますので、本当に今までの、どちらかというと市が設置したこういった協議会というのは、押しつけられた資料、押しつけられたと言ってはおかしいけど、市の提供された資料だけでの議論に今回はおさまってなかったということをすごく感じますので、いい協議会になったんじゃないかなと、今でも思っています。

 では、提言書では次にサービスについて書かれていますので、お聞きします。

 これはちょっといろいろ物議を醸し出した点かもしれませんが、県内で一番の蔵書を目指してとあり、購入だけではなく寄贈も視野に入れて55万冊と数字を挙げています。私個人としましては、市内のすべての図書館や図書室、広く考えれば55万冊も可能じゃないかなと感じておりますが、市の蔵書数に対する考えを改めてこの場でお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 蔵書数に関しましては、日本図書館協会の算出基準を根拠とした場合に、人口8万5,000人の町で必要とする蔵書数は約40万冊であります。提言書にあります55万冊につきましては、新図書館を考えた場合、建物の規模の関係もありますので、基本設計をする中で詰めていきたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この冊数については、実は8月28日の常世田氏の講演の中でも、地域に合ったニーズの冊数とか、その必要性によって冊数は変わってくるんじゃないかという指摘もありましたので、私は、提言書の中の55万冊に固執するよりも、そのニーズに合った、市民にふさわしい冊数とふさわしい中身をそろえていくことに重点を置いていただきたいなと思いもします。多いにこしたことはありませんけど、箱の中におさまる分量も決まっていますのでね。

 次は、提言書は、サービスの中でレファレンスサービス、図書館利用者が学習、調査等に必要な資料や情報を利用できるように相談に応じることの充実の必要性を言っています。そのための職員のあり方にも触れています。前日の常世田氏の講演の中でも、図書館先進地の欧米での司書の役割の重要性を話されていました。日本でも中小企業など自前で研究図書をそろえられない場合も、図書館及び司書の方の利用で新製品開発や申請書の作成に役立てている例、新規就農者が図書館で農業に関する支援の情報を収集し、販売につなげている例などを取り上げたテレビ番組をビデオで紹介してくださり、図書館と図書館員は、利用する方の時間とお金を節約するとも話されていました。そのために司書の方を育てることが必要だということは、そのお話の中でも感じた部分ですが、司書の方というのは、個人が勉強することはもちろんですが、司書を育てるには、1つは行政、図書館が司書の方を研修に出して新しい情報に触れさせるようなことと、もう1つは、私たち利用者が司書の方を利用することで育っていくんじゃないかと思います。ただ単に、貸し借りの対応や図書の整理だけでない司書本来の力を育てていくことが、これからますます必要だと思いますが、今の段階での市の考えをお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書館の司書は、議員仰せのとおり、お客さまに対して学習や調査などの必要な資料や情報の相談を受けるという図書館業務の中核を担う重要な存在であります。したがいまして、職場内での教育訓練はもちろんのこと、館外での各種研修に参加をさせて、真に市民の皆様の役に立つ専門家を育ててまいりたいと考えております。

 こうした中では、ご指摘でありましたように、図書館利用を通じて市民の皆様に育てていただきたいということも重要なこととして考えておりますし、また司書のやる気、企画力を大切にして育成していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この点で、司書の利用が市民の手で、市民が司書を利用することで育てるという部分については、実は、司書を市民のほうが使いなれてないという部分も多分にあると思うんですね。ですから、その部分を今度は逆に、市民に司書の利用方法というのをしっかり落としていく必要があると思うんですけれども、そのあたりの今後の方針をお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 仰せのとおり、従来の中津川市の中央図書館では、レファレンスということは、行われてきてはおりますが、さほど大きなこととして取り扱われてこなかった、お客さまからもそういったことが頻繁にあるという状態でなかったというふうに認識をしております。したがいまして、図書館としてはこういうことができるんだということを広く市民の皆様にお知らせする、もしくはそういうことを学んでいただく機会を設けていきたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 前日の常世田氏のお話の中で聞いて出てくる司書は、本当にスーパー司書というか、何でも答えてくれる、何でも知っている司書だと思いますけども、今の現状の中ではそこまで急に求めるのは大変無理だと思いますけども、市とお話ししている中で、自分が、司書本人がそのことをわからなくても、司書と司書のつなぎ、よその館との連携でもってその専門家の司書を、そのことだったらあそこの館の司書の人がよく詳しいといった、司書同士のネットワークも今後は重要になってくると思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 仰せのとおり、司書1人の能力は、ある意味で限られております、と思います。図書館の蔵書数も、規模の問題からある上限的なものができるというふうに思っております。そこで、有限で、いわゆる限りがないものというのは、今、議員がおっしゃった司書のネットワーク、例えば中津の中央図書館にご相談いただいて、その中津の司書がすぐわからなくても、あっ、このことなら北海道のあの人に聞けばわかるだろう、このことなら大阪のあの人が得意だ、そういった司書のネットワークをつくっていくことが、今の情報提供サービスにとって非常に有益かと思っております。それには司書を長期研修等に出して、そういったネットワークをつくっていくということも重要なことと考えておりますので、今後の課題としていきたいと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 実は、7月の末でしたか、カーリルの開発者の方のところで、国立国会図書館の司書の方が、若手の方が見えて研修をされたというお話を聞いております。中津川市に国立国会図書館の司書の方が見えて研修をするということは、またとないチャンスだったんですけども、市の方で、司書の方もしくは職員の方でそこに足を運ばれた方はみえるでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市の生涯学習課の読書活動推進係の職員もしくは新図書館建設対策室の職員、図書館の職員等可能な限りで出席をさせていただいております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そういった本当に国立国会図書館のような司書の方たちと中津川市の職員もしくは図書館にかかわる人達が交流するというのは、今言いました司書間のネットワークの1つのつながりになると思いますので、ぜひそういった機会がありましたらどんどん職員の方や司書の方をそういった場に出していただきたいと思います。

 次は、提言書の中で地域との関連で、移動図書館車の再開を挙げています。以前あった移動図書館車の状況と廃止した経緯を教えていただけませんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 以前ございました移動図書館車につきましては、使用してきた図書館車の老朽化と利用者の減少、貸し出し冊数も年々少なくなってきたということで廃止をさせていただきました。

 なお、移動図書館車にかわる配本サービスの充実をさせていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、中央館以外の地域の図書館や図書室の充実というのは大変重要です。今ちょうど付知の公民館図書室を改装ということですが、今までの状況として、合併前後から地域の図書館、図書室への図書費の配分はどのように変化しているか、教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 合併前の旧7町村の図書購入費は、合計いたしまして499万7,000円でございました。合併以降、新市として、全体として図書購入費総額の60%を中央図書館に、10%を蛭川済美図書館に、30%を6つの公民館図書室に配分をしてきております。

 平成22年度当初予算ベースで見ますと、済美図書館と6つの公民館図書室7館の合計は580万円となり、合併前の1.16倍となっております。

 なお、今年度は、平成21年度対比、いわゆる前年度対比で100万円の図書購入費増額をしていただきました。これにつきましては、地域図書館の蔵書の充実を図るため済美図書館と公民館図書室6館へ配分をさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 中央館だけではないというところをやはりきっちりしていただくためには、そういった図書費の配分というのも大事だと思います。

 次に、新図書館建設で、地域の図書室、図書館との連携をさらに進めていくためにはどのような方法を考えていますか。先ほど配本サービスと言われましたが、もう少し具体的にお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今の配本サービスはもちろんでございますけども、考えておりますことは、多機能情報端末、坂下公民館で実証実験を行いましたけども、これらの活用によりまして地域図書館から新図書館などへの本の検索を可能にする、また配本サービスを充実することで地域図書館と新図書館の距離を短縮していきたいというふうに考えております。

 また、中央図書館の図書館司書が出向いていろんな相談に当たる、また光ケーブルを利用したテレビ電話を利用して中央図書館司書の資料情報相談サービスを、地域図書館、図書室でも受けられるようにするというようなことを考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 先日のまた常世田氏の講演の中で、病院の図書室を市民に開放して紹介している場面がありました。充実した医療専門の図書室で病気の本を探すのに看護師の方が司書のように手助けをしているようなところも映し出されていました。あの講演に参加された市民の方から、中津川市民病院も、図書室もそのような形で図書連携の一環に含めたらどうだ、病院サービスのアップにもつながるんじゃないかという声をいただきましたが、そのあたりは今後考えていただける可能性はありますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 中津川市民病院に現在図書室がございます。蔵書数も、今手持ちに資料はないので申し訳ありませんが、7,000冊ほど医療関係の蔵書がございますが、中津川市民病院の図書館の使用規程によりますと、中津川市民病院に勤務する職員という現在規定がございますので、現在は、中津川市民病院に勤務する医師、看護師、コメディカル職員というような限定がされておりますので、今後新しい図書館が建設に当たって、この件についても検討が必要かということは感じます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 全市で図書活動をするには、あらゆる機会をとらえていっていただきたいと思います。

 次に、にぎわいをつくるということで、来館者数というのも重要です。先日の説明会でもこのあたりの質問が出ておりました。

 図書館を新しくした市や町での来館者数の変化を教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 中部地域で5年以内に建設された公立図書館の事例で申し上げますと、新館となって年間の来館者数が、その町の人口の3.3倍から8倍になっているという状況下にあります。

 またちなみに、年間貸し出し者数は、従前の平均2.8倍になっております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そういった点は今度の新図書館に大いに期待するところだと思います。

 そのにぎわいという部分で、商店街との交流ということが必要だと思いますが、商店街の方と協議会委員の方、もしくは商店街の方と図書館を利用していく市民の方が、今のうちに自由に意見交換などをしていくことも大切だと思いますが、その辺は市としてはどうとらえていますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館の設計、建設を通じまして、市と利用者である市民の方が一緒に考える場を設けるなど、より多くの市民の皆様が参加する場をつくってまいります。具体的には、地元商店街、高校生、子育て世代、高齢者等さまざまな利用者層が、学識経験者の指導を受けながら自由に意見交換できる場を設けることが重要であると考えております。これは、提言書の中でもワークショップという形で表現をされております。その結果として市民の皆様が建設に参画したことにより愛着のある図書館となっていけるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ぜひ一体となった図書館づくりに、一層力を入れていただきたいと思います。

 提言書に、情報化社会に対応する新図書館として、先ほども言ってみえましたが、ハイブリッド図書館、図書館の情報ネットワークなどが書かれています。ハイブリッド図書館への考え方をお答えいただけますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ハイブリッド図書館につきましても、先ほど申し上げましたように、本など紙ベースの図書アナログ情報とインターネット、電子書籍などのデジタル情報の双方を活用して、お客様に必要な情報を提供していくという図書館を目指してまいります。このハイブリッド図書館は、大切なことは、時代の変化に自在に対応していけるということが重要であるというふうに考えております。したがいまして、市内の有識者などからもアドバイスをいただきながら、技術の進歩にあわせてサービスを発展させていけるという図書館を目指してまいります。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その情報化社会は、中津川市は他市に誇る光ファイバーを、多額のお金をかけて敷設したわけですね、全市に。でも、まだその活用、ソフト面についてはまだまだというのが、本当に思うところなんですけど、この図書館ができ上がれば、公共施設の中で最も光ファイバーを有効に活用できる施設になると思いますが、その辺はどのように考えますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今のハイブリッド図書館を実現するためにも光ファイバー網の活用は不可欠であると、具体に本の検索ですとか地域図書館とのネットワークの充実にとってなくてはならないものとなるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 坂下公民館での多機能情報端末の実証実験から、新図書館での活用のヒントなどが見つかりましたら教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) まず、何といいましても、本の検索に対して大変有効であるという結果が出ております。また興味を持って操作していただけるということから、電子書籍をはじめ本を身近に感じてもらうことができたというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 今言いましたハイブリッド図書館、光ファイバー、多機能情報端末、こういった技術が進んでくると、えてして書物での図書館は要らないという話になりがちなんですが、実は、先日新聞に亀山郁夫さん、東京外語大学の学長さんですね、図書館は知的な共有の場ということで文を書いてみえました。その中で、紙とウエブの2つをいかに連携させるかというところで述べてみえます。この中では電子データを取得するとともに、質の高い情報を書物でもって入手する、この紙とウエブ、この2つをいかに有機的に連携させるかにかかっている、これからの図書館には重要なことだ、二段構えで情報を提供する図書館があったらすばらしいと思いますということですね。つまり、情報だけでもだめ、本だけでもだめというところが、要するに有識者の方の求められていることだと思いますし、私もそのとおりだと思います。

 この中にさらに、図書館はほっとする空間であるとともに、コミュニティとしてのにぎわいがいいですね、著者を招いての読書会なども行われていますが、人と人とが出会う場であってほしいとも思いますとも書かれています。

 このようにやはり情報端末、光ファイバー一辺倒に頼らない読書の場というのは必要だと思いますが、その辺の考えをもう一度お聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 坂下公民館で行いました多機能情報端末、あれは道具だというふうにとらえております。非常に便利でございまして、本の検索また青空文庫などの書籍が読めますし、雑誌も一部でございますけど、見ることができるということで、非常に便利な道具であると思います。したがいまして、いろんな情報を提供する、活用するということでは、図書館としても非常に有益な道具として使っていく、活用していくということがこれから求められるというふうに考えております。

 ただし、図書館の役目ということを考えた場合に、先ほど来申し上げておるお客様の必要とする情報とかどんな本があるんだとか、そういうことに司書が相談に応じて、お客様が多くの時間をかけなくても、司書が短い時間でそういったことをすっと提供できる、もしくは今議員おっしゃいましたコミュニティの場、出会いの場というようなこともあわせまして、多機能情報端末を活用しながらこれからの図書館を運営していく必要がある。図書館の存在意義は何ら変わるものではないというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) そのあたりについて、私も考えているところをお答えしたいと思います。

 本というものを自分でも持つことができるわけですね、本屋さんで買って持つことができる。だけども、そうじゃなくて、図書館というところでみんなに公共として提供するという形で営まれてきていると思います。情報端末についても、単に検索だけではなくて、いろんな情報を取るという部分において、パソコンを自分の手元でもってとか、ipadを自分の手元でもってという形で、私用として使用するということもまた大いに行われるわけですし、またインターネットで、光ファイバーで各家庭でできるように、中津川市はほかの市以上に投資しているわけですけれども、でもやはり公共として端末を提供するとか、あるいは公共として多機能情報端末を提供するということによって、そういうことができにくい人に対しても平等にサービスを提供できるようなことというのは、大事なことじゃないかなというぐあいに思っておりまして、そういう意味では、検索だけではなくて、情報の提供を端末、パソコンあるいは多機能情報端末から受けると、それを公共として提供していく空間が何らかのものがあって、持っていない人もそこへ行ったら使うことができるというよう形にしていくということが、また意味あることではないかなというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 私が言いたかったのは、これから求められる図書館というのは、多分本だけに絞り込まれてもいけないでしょうし、情報だけに特化してもまたこれニーズに合わないかと思います。

 もう1つだけ新聞記事を紹介させていただきます。

 これは、岐阜新聞の8月14日号に柳田邦男さんが書いています。教育のデジタル化ということで、人格形成ゆがむおそれというタイトルで大きく書かれていた記事なんですが、この中に、それでなくても子どもたちは携帯、ゲーム、パソコンという電子機器とばかり接していて、生身で親子や友達同士で一緒に過ごしたり人間関係を築いたり、相手の思いやりの感性を身につけたりする機会が少なくなっている、結果、人格形成にゆがみのある子がふえている、くしくも協議会発足と同じ7月27日、秋葉原無差別殺傷事件云々と続いています。ネットばかりに依存する暴走した理由については、本人質問で、暴走した理由について、ネットばかりに依存する生活をしていたことや、自分の言葉で表現するのが不得手で、怒りを粗暴な行動で示す傾向にあったことなど反省を込めて語っていたとあるわけなんですね。

 こういうことを考えると、いかにデジタル化だけに頼ってはいけないこの社会の現状というのが、本当にあると思うんです。ですから、その分についても私はしっかりと書物というもの、人と触れ合える図書館というものをつくっていってほしいと思いますので、それは要望として伝えておきます。

 次の質問に入ります。

 図書館の利用を加速するために読書にまつわる提言や、今から行えることなどが書かれています。サポーター養成講座のほかにどんなことをされていますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今年度に入りまして読書講演会の開催、それから手づくり絵本講座、読み聞かせサポーター養成講座、それから読書サークルの支援及び図書館だよりの発行の開始をいたしております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) すぐにできることで、広報の携帯情報などで新刊案内ということは、すぐに取り組めると思いますが、どうですか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 携帯電話による新刊案内の情報発信は、技術的には可能であるというふうに考えております。できるだけ早い時期にサービスを開始できるよう進めてまいります。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 学校司書の現状を教えてください。また、市立図書館と司書同士の交流、連携は、以前に比べてどう変化しましたでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 学校司書関係ですけれども、現状ですけれども、現在6名の学校司書が市内の小・中学校、幼稚園に配置されております。今年度より毎月の学校司書の定例会議に市図書館の司書も参加して、学校図書館と市図書館との間で配本の方法、ルールの検討、研修参加などの連携を図っているところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 市域全体での読書活動では、こういった連携が欠かせないことだと思いますので、より一層深めていっていただきたいと思います。

 次は、今回の補正予算で学校をはじめ子供たちの読書活動につながる図書購入費が上げられてきています。そこで、中津川市における読書活動推進計画の策定状況をお聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 子供読書活動推進計画につきましては、教育委員会、学校と連携をいたしまして、市全体として子供読書活動推進計画を平成23年度中に策定できるよう進めてまいります。これにつきましては、今からできる読書活動を推進しながら、これを評価、検証し、同計画に反映していく予定でおります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この読書活動推進計画ですけども、建設委員会の人たちの熱心な議論を見ていて、こういう興味を持って熱心に行われる市民の方がこういうところに参加する、もしくは読み聞かせをやっている方がこういった推進計画に参加するということも、これからは市民の力をかりるという上では必要になってくると思います。可能性をお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいま教育委員会、学校と連携しということで申し上げましたけども、読み聞かせ等につきましては、図書館でもボランティアの方々に行っていただいておる、また各地域の図書室でも、各地域のボランティアの方々にご活躍いただいている現状があります。

 読み聞かせというのは、子供の読書活動の1つの分野ではありますけども、大変重要なこととしてとらえております。したがいまして、その計画策定に当たりましては、ただいまお話のありました各いろんな方々、ボランティアの方々等にも参画いただくような形で計画を策定できたらと考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 次、設計業者の選定が始まっています。応募の状況や1次選考での様子、また2次選考を市民にも公開で行うということですが、今後のワークショップや見学会に対する市の考えを教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市民が新図書館建設に携わること、参加することが重要であるというふうに考えております。提言書にもございますように、設計、建設のそれぞれの段階で適宜市民の皆様と意見交換や見学会を開催していきたいというふうに考えております。

 効果として、先ほども申し上げましたけども、市民の皆様に新図書館に愛着を持っていただけるのではないかというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 本当に熱心な議論をされた検討委員会の方たちの様子を見ていますと、こういったパワーを使わないのはもったいないという、本当に思いました。ですから、あらゆる面で今回の取り組みというのは、今後の公共施設をつくる上での大いに参考になるような気もしております。ですから一層に進めていってください。

 最後に、いろいろ個別に質問しましたが、市としては提言書全体をどのようにとらえていますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 提言書は、市民協議会の皆さんの新しい図書館建設に向けた研究成果を集約したものとして、提言の内容の1つ1つを尊重し、成果を上げてまいりたいというふうに考えております。

 また、今からできることはどんどん進めていき、オープンに向けて勢いをつけていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 提言書は、本当に夢と希望が詰まったものといった考え方もありますが、行政ではないわけですよね。ですから、最初から絞り込む必要もないと思いますので、いろいろ市民の希望をまず聞いてかかるというのが逆に行政だと思いますので、それで提言書の委員の方たちももう既に無理なことは無理になっていますということも、この間の説明会に言ってみえました。その辺は承知の上でいろんなことを盛り込まれているとも聞き取れましたので、でもやはり市民の意見をいろいろ聞くということは、行政の姿勢だと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

 それでは2つ目の質問に入ります。中津川市民病院についてです。

 前回に続いて、その間もいろいろ市民の方からご意見をいただきました。主にそれを中心に質問をさせていただきます。

 1つ目は、産科医師が不足している中、産科と連携できる小児科がある市民病院は大変にありがたいものです。そこでお聞きしますが、多胎児、要するに双子ちゃん、三つ子ちゃんですね、出産がふえているという話もあります。双子や三つ子の出産には未熟児になることも多いので、NICU、未熟児集中治療室の整備は欠かせません。市民病院の現状はいかがですか。保育器、ベッド数なども含めてお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 市民病院には、施設基準を満たすNICU、新生児特定集中治療室はございませんが、新生児のための治療室としては、2床あります。また、保育器は7台あり、使用可能ですのでお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ、東濃地域に広げまして、NICUの状況はどうですか。また、車で移動1時間以内における県内外の状況はいかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 東濃地区のNICUは、県立多治見病院で整備されており、9床あります。また、1時間以内に行ける範囲では、春日井市のコロニー中央病院9床と、飯田市民病院3床があります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 保育器でも、実は中津川市民病院は、出生時1,400g台の低体重児を無事出産、退院させたという実績もあると伺っていますが、その辺はいかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 実績につきましては、そういう実績もございます。保育器は、温度調節や温度コントロール、湿度ですね、湿度の制御や温度コントロール、あるいは酸素のコントロールとか体重モニター等もついておりまして、現在、東の3階に4台と西3階に3台設置をしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 実は、NICUのところが、病棟にあるラベルが張って消えているわけです。以前はあったんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) このNICUの施設基準というものが、これは診療報酬の加算となる基準でございますが、これは看護師が24時間、365日の体制と、これは医師、小児科医ももちろんですけれども、小児科医と看護師の24時間、365日体制の整備が必要ということで、現在、新生児を診られる医師が2名いるわけですけれども、2名が365日、24時間診る体制が現在とれないということで、過去のことについてはちょっと把握をしておりませんが、こういう状況で施設基準はとれないという状況ですので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、その状況の中で、中津川市民病院で扱ったお産でこのNICUがなくて大変困ったという事例ですね、もしくは通常そういう場合はどこまで搬送されますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 現在は、県立多治見病院と連携にございますので、県立多治見病院へ搬送をしております。平成21年度の実績では、2件の搬送をしております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) NICUと保育器の関係は、私もまだ不勉強でわからないんですけど、やはり丁寧に若いお母さんに説明していただきたいと思います。不安に思ってみえる方もいらっしゃいますので、特に産科にかかられるお母さんには丁寧に説明していっていただきたいと思います。

 次に、内科が紹介状で受診になって5カ月が過ぎました。6月議会に引き続き患者数の変化はどうなったか。入院外来について、内科またその他の科について教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月から8月までの患者数の推移でございますけども、入院につきましては、内科では、4月は前年に比べ減少をしていますが、5月以降は少しずつ回復をしております。

 内科以外その他の科につきましては、4月は前年に比べ減少いたしましたが、5月以降は前年以上となっております。

 外来につきましては、内科、その他の科ともに前年より減少していますが、今後は紹介患者の増加を見込んでおりますので、お願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 患者さんの減少に伴ってアンケートなどをとられていると思いますが、もっと具体的に患者さんの声を聞く機会をつくっていったほうがいいと思いますが、実はこんな声があったんです。市民の方からですけど。病棟の公衆電話は廊下に置いてあります。小部屋やボックスではありません。そのため会話の内容が近くの病室の方に丸聞こえになっていてなかなか電話がかけられないという声をいただきました。高齢者の方や病室に携帯電話を持ってきていない方、使えない方などは、家族の連絡には公衆電話は欠かせないわけなんですが、その場合、早急に、安心して公衆電話を使えるような配慮をしていただきたいと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 電話の設置場所については、配慮がないということでございますので、帰って調べて適切な処置をとりたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そういった細かいことがやはり病院の評判につながっていく部分になるとも思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、内科に紹介状なしにもし来院した方には、どのような対応をしていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 紹介状なしで来院された方は、救急患者が大半でありまして、診療をさせていただいています。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 救急じゃなくて、もし来院してしまった場合はどのようにされていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月当初につきましては、開業医さんを紹介をさせていただいた、当番医をさせていただいたようなこともございますが、現在は、来られた方につきましては、受け付け枠の中に入れて診察をさせていただいております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) これも市民の方からの声でした。きっと多分4月に行かれたと思うんですけども、せっかくあそこまで行って帰されてしまうという部分については、残念な部分があります。紹介状は有効ですが、そのことが縛りになるということは、病院にとってもプラスにはならないと思いますので、できる限り柔軟な、確かに医師の方の負担の軽減というところはあるんですけども、柔軟な対応をお願いいたします。

 次、診療所からの紹介で検査に行く場合、予約などで通院回数がふえて高齢者が大変というお話も聞きましたが、何か改善方法を考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 紹介で検査に行く場合等でございますが、かかりつけ医さんから紹介をしていただき、その場で、診療所から予約をしていただければその予約日がその日に設定ができますので、そういうところでかかりつけ医さんから予約をしていただきますように、特に開業医の先生方にさらに周知を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 急性期多機能病院である市民病院は、どうしても転院などがついて回るのですが、その際に、きめ細やかな対応が患者さんへの信頼につながると思います。ソーシャルワーカーの方の現状を教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 現在、ソーシャルワーカーは2人を配置しておりまして、相談業務等を行っております。また、今年度から専従看護師を1名配置をいたしまして、退院調整を行っております。平成21年度における相談等の内容につきましては、転院相談が353件、制度説明88件、医療費の支払い問題18件、在宅退院調整5件、家族関係2件、その他10件と、ソーシャルワーカーの活動状況でございますので、お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ソーシャルワーカーの方のきめ細かな説明がやはり患者さんの安心につながると思いますので、これからも丁寧にやっていただきたいですし、今専従の看護師の方1名ふえたということで、ありがたいことだと思いますが、実は、ソーシャルワーカーの方につなげるまでの医師の説明というのが、やはりここにも丁寧さが欠けているといったお話をちょっと聞いたことがあるのですが、そのあたりはどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 病院内にある苦情受付ボックス等には、若干そういう意見もございまして、そういうものにつきましては、医療安全委員会等でそれぞれ回覧をいたしまして、個々の先生方にそのものを伝えて改善をしていただくようにお願いをしておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 従前から言われておるように、存続のためには医師、看護師の確保は欠かせません。6月以降新たに医師、看護師の確保の状況がありましたら教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 医師の確保につきましては、外科は、10月からの欠員補充の1名が確保できております。また循環器内科、小児科につきましても、現在、大学医局に要望中でございます。しかし、6月以降の新たな医師は確保されておりません。

 看護師の確保につきましては、6月以降、助産師1名と臨時の看護師1名を採用し、来年度新卒者を10名内定をしております。

 なお、引き続き市民病院では5名を追加募集を現在しております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 9月7日付の新聞で、県内の公的病院と民間病院が連携して、研修医の育成と医師確保に取り組む、県医師育成、確保コンソーシアム締結式といった記事が掲載されました。この記事に病院名が9つ載っていました。この記事を見られた市民の方が、何で中津川市民病院はここに入ってないんだと、一体何をやっておるんだという質問がありましたので、医師確保という点でここでお聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) この岐阜県医師育成・確保コンソーシアムの設立につきましては、岐阜県の医師確保対策ということで、今まで岐阜大学の医学部の定員増と地域枠の設定ということで、地域枠が、この地域からもそこに推薦入学として入っていっている学生がふえてきておるわけですけども、そういう方たちが今後卒業した後、この岐阜県内で研修を受けてこの地域で医師に育っていくという、そういう過程を、県としてはそういう形にしたいということで、このコンソーシアムを設立をされたということでございます。

 特に岐阜大学の附属病院を中心とした8つの病院につきましては、今まで研修医が多く集まるということで10数名あるいは30数名というような研修医を現在も研修をさせておる病院がこの8つの病院、岐阜大学附属病院を含めて9つの病院になるわけでございますけども、そこがチームを組んで研修医を受け入れて研修をする、その後、後期研修あるいは岐阜県の医学生の奨学資金の貸し付けをほぼ皆さんが受けておられるということで、償還期間に何年かこの地域で勤務することが条件になっておりますので、そのキャリアパスをつくるときに、医師の不足しておる地域へ研修に行くという形をつくるということでございますので、中津川市民病院は、この9病院には入ってございませんが、その後、医師の派遣を受けるということでは、そういう形になるかというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 肝心なところへお答えをしてない部分があると思います。医師の派遣の現状のシステムは、前からもこの議会でも大分やり取りをさせていただいているんですけども、それぞれの大学の医局がどの地域に派遣するかという形の中で取り組まれている部分が、従来からの流れとしては多い状況です。この前ここで浅野医院長、市民病院の浅野医院長もお答えさせていただいているんですけども、中津川市民病院は、従来から名古屋大学の医局から派遣されてきているというところであります。議会でもその質問で、ほかの大学からどうかというお話があったんですが、浅野医院長の答えとしては、やはり今派遣する能力が一番大きいのはやはり名古屋大学病院であるということで、そことの関連をまず基本にして物事を考えていきたいと、こういう話がありました。私もそこのところはそういう形でいくということがベターだと思っております。将来的にはどういう形になるかという部分については、また岐阜大学のほうでも、岐阜大学として岐阜県内の医師派遣というようなものをどうしていくかということで、そういった医学生の養成の数をふやしているという実情がありますので、そちらのほうはそちらのほうでにらんでやっていかんといかんと思いますけれども、そこが基本にあると思います。

 研修医を受け入れる病院としてしっかりとやっていくということも、これは、岐阜大学の主導されるコンソーシアムとは別の観点からしっかりやっていく必要があるというぐあいに思っておりまして、また中津川市でも今7名、奨学金を出させていただいていますんで、そういうようなことも含めて、研修医をしっかりと育てていくという病院であること、研修医の皆さんにとっても魅力的な病院であるということは、しっかりと目指していくという姿勢は変わりはないところであります。そのためは研修医の人にとって、一定、学んでというか、そこで仕事をしたことに価値があるという形にしていかなきゃいけないということで、現在そういう意味で、中津川市民病院の中においてもどういうことをやっていくということが、研修医にとって魅力があるかという観点からも施策を打っていくということで、今取り組んでいるところであります。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 大学の関係というのは、私たちは議会の中で何度も聞いておりますが、このような記事になって出ますと、市民の方は大変不安に思うんですね。ですから、このような記事に対して中津川市はこういうふうにしていますという広報を、早速に取り組んでいただきたいと思います。そうじゃないと市民の人は病院の名前を見ただけで、何だ中津は何もやってないじゃないかというふうにとられてしまうんですよね。ですから、その部分ではやはり知らせていくということが、市が責任を持って知らせていくというのは大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。

 時間がないので次にいきますが、病棟閉鎖を早く解いて機能させていくことは大変大事だと思いますが、看護師確保が重要です。実は、パートタイムの看護師の方を解雇しているという話を聞きましたが、その現状を教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 解雇はしておりません。が、業務量に応じた職員の雇用は常に考えておりまして、パートタイムの看護師については、変動をしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 私が聞きましたのは、最初の雇用契約1年というところを途中で、もうやめてくれないかという話をさせられたということでお話がきていました。ですから、もし実態がそのようなものがあるとしたら、ただでさえ看護師が少なくて1人でもほしい状況の中で、そのような状況をもっていくのは大変いけないことだと思いますし、全体のモチベーションも下がると思いますけども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 年度、1病棟休棟したということもございまして、そういう形でパートの方について、看護部と相談をしましてそういう話をいたしましたが、実際、通常の看護師の退職等もあるということで、話はさせていただきましたが、その後そういう話は現在もしておりませんので、お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 看護師の確保が困難なときに、少しでも、確かに病棟は閉鎖しているかもしれないんですけど、本来はあけておく病棟を閉鎖しておるのであって、確保をしていくべき看護師だと思います。ましてや雇用契約を結ぶ状況で、1年間という雇用契約を当初に結んでいるんですから、中途解約というのは、本当に、特に行政はしてならないことだと思います、特別な事情が、特に事故とかない限りは。だから、その辺はやはりしてしまうと、またこれまた悪いイメージにつながるということがありますので、病棟は、本来は、あけていくという本来のところを見据えて人員の確保をお願いしたいと思います。

 次いきます。もう1つは、看護師の配置については、専門性を持って従事していたのに、配置がえでモチベーションが下がったという話も聞こえてきます。本当に看護師は、専門の看護師の方、もしくは外来に、病棟に、手術室に、それぞれ専門性を持ってその方が働いてみえる場合もあります。その際に、本人の意向をどのように把握しているのか知りませんが、やる気を引き出すということで配置がえが必要だと思いますが、どのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 職員の意向を確認して配置がえを行っておりますけども、モチベーションを下げないように、やりがいのある職場を常に考えてまいりたいと思っています。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その辺は本当に大事なことだと思うんですね。ある看護師さんは、うちの娘は中津川市民病院には来させたくないと言っている方もみえるぐらいなんですよ。なぜかというと、やっぱりそういう細かい、患者さんに対する配慮はもちろんですけども、職員に対する、働く方に対する配慮も、えらいから我慢しろじゃなくて、えらいけどみんなで一緒になって頑張ってやっていこうね、だからみんなでやる気になるような職場にしていくことが大変大事だと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 今議員ご指摘のとおり、みんなでやっていくという、そういうチームワークが大事なので、特にみんながやる気を起こす、そういう体制づくりが必要というふうに考えます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは病院の運営に関する部分において、医院長のもとに物事を展開していただくという部分で、ある意味では私としては医院長の中にそこをお願いしていくという部分でもあります。私は、聞いているところでは、看護師さんのほうにおいても、この病院の取り組みを看護師さんとしてどのような形にもっていくかということを、プロジェクトチームをつくって話し合いをしていただいていて、その改善の方向を私ども、病院事業部のほうにも提言をしていただいているというような形で、それは自主的な形で看護師さんにもプロジェクトチームでやっていただいているというところであります。今回の支度金とか、そういうようなのもそこから出てきているところでありまして、そういう意味では私は全体的には、今黒田議員がおっしゃったような形で運営はやっていただいているというぐあいには思います。そういう中で1つ1つまた個々の場面においての話というのは、またいろいろあるかもしれませんけれども、全体的には、私は医院長を信頼する中において、そういった形で行われておるというぐあいに認識しております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 全体としては、私たちも議会の中でそのように把握しておりますが、そういった細かな話が、細かな話というのは結構外に出ていくわけなんですよ。その部分をきちっと手当していけるかどうかという部分が、ある意味大事なことだと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次いきます。本気になって病院を立て直すにはしっかりと腰を落ちつけて取り組む必要があるということは、市民の方も、この間講演があった外部の方も指摘されています。事務局体制を2、3年で入れかえるということには問題があるのではないかと思いますが、どのように考えておりますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 病院の立て直しには、事務局職員の専門的知識が必要であり、現在、本庁人事課とも相談をしておりまして、職員養成方針に基づき、今後は病院事務に精通した専任職員を養成していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 次いきます。平日夜間診療の状況を教えてください。市民病院と、先ほどありましたが、診療所との連携というのは、こういった平日夜間が始まってさらに必要になってくると思いますが、今はどのような状況にありますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月以降、平日夜間当番医の協力によりまして、市民病院における夜間診療の患者は減少いたしまして、改善をされてきております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあですね、以前、この問題は2つ同じ内容でしたので次いきます。

 以前、民生委員会の所管事務調査の中で、名大医学部から市民病院あてのメールの中で、公立病院のあり方を真剣に考えるよう促すようなメールの内容を紹介されました。その後、公立病院再建に向けて市民病院と坂下病院の連携や病院長同士の話し合いを進めているとは思いますが、そのような状況、今どこまで行われていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) ことしに入りまして、両病院長が懇談する機会を7回持っております。また連携のあり方については、現在、協議をしておりますけども、現在のところ具体的には事務局の一本化、契約の一本化、病院と病院との連携の促進などを行っておるのが状況でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 最後にですね、病院問題で、改革プランを作成した後に改革評価委員会の立ち上げというのがあると思ったんですが、その状況はどうなっているんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 改革プランと医師の確保につきましては、相反する性格の課題でありますが、医師の確保を第一といたしまして、その上で経営改善することを基本と考えております。

 改革プランの評価委員会の立ち上げにつきましては、改革プランに基づき決算終了後に開催できるよう、委員会構成メンバーの人選など現在準備を進めておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) せんだっての講演を聞いた中にもありましたが、先ほど市長はおっしゃいましたけど、本当に病院長にいかに信頼を寄せて行政として任せることができるかという部分が、どんなこれから経営形態をとっていくにも覚悟、市長の覚悟、病院長の覚悟というのは必要だと思うんですね。民間に委託してもだめな病院はだめになってくるという現状は、ネット検索すれば幾らでも出てきますし、ですから、こういった方法がいいという、私自身はわかりませんが、その辺はしっかり覚悟を持って病院経営に向かっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次です。急傾斜地に建つ坂本保育園について。

 質問に入る前にお断りしておきますが、このタイトルに急傾斜地に建つとしておりますが、この場合の急傾斜地とは、急傾斜地の崩壊による災害防止に関する法律に定義されている、傾斜度が30度以上である土地を言っているわけではありません。

 坂本保育園は、斜面の中腹に建っています。園舎裏側は垂直の3mの擁壁、園舎、園庭の前も下へ垂直8mの崖、のり面では、大体地図の上ではかると10mから13m、角の部分では17mののり面があるという状況になっています。園舎の横の下り坂のところでボールを置けば、ころころ勢いよく転がっていってしまうような坂です。ちょっとした坂でボールは転がるだろうという話だったら、そこにベビーカーを置いたなら、多分、激しくもんどりを打って前に転倒するような、それほどの坂になっているので、きっと見たことのある方は、そうだそうだと思っていただけると思いますが、そういった意味で、見た目、急傾斜地とあえてタイトルにつけております。ですから、答弁も、法律上急傾斜地じゃないよなどということは、言っていただくなくとも結構ですので、最初からお断り申し上げます。

 8月10日に激しい雨により、坂本保育園の崖の上の造成工事の現場から大量の雨水とともに土砂が保育園に流れ込みました。私が翌11日の朝早く現場を見たときも、その跡がしっかり残っていました。その後、応急処置で業者の方が土のうを積み、また排水溝もつくられました。市の基盤整備部のほうでも排水溝ができたことで安心してしまわず、また見守っていくというお話をいただいております。

 でもこの件で、私は改めて坂本保育園の建っている場所がこのままでいいのかと思いました。保育園はいわば崖の斜面、中腹よりやや上に建っているということは、先ほど申し上げました。ですから、先ほどの土砂が流れ込んできた園舎裏側は、園舎より一段と高い斜面ですし、先ほど言いましたように、園舎の前庭も、お隣の家の2階よりか同じぐらいか、それよりもちょっと高いような感覚の斜面になっております。今回の裏手のちょっとした造成工事でもあれだけの土砂が雨水とともに流れ込んできています。

 8月10日の雨は、気象庁の過去データで時間雨量を見ますと、午後1時が、中津川市しか出ませんでしたので、午後1時が13mm、午後2時が15mmで、午後3時には5.5mmと減少して、あとはなくなっています。このような状況は、多分坂本のコミセンの雨量計でも似たようなものだとは思いますが、今回、災害があった30mm、50mm、70mmといった大雨が頻繁に降れば、あの前面の斜面もどうなるのかが新たな心配となっています。

 坂本保育園に関しては、地元から、文教地区整備検討委員会から提言書を出しております。そこにもやはり裏側は垂直3mの擁壁、表側に8mの壁と記載してあるので、改めてお聞きしますが、この数字は大体間違っておりませんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 坂本文教地区の整備委員会の中にございました数字も確かでございます。また我々が調査しましたところでは、若干裏側のところが4m近く、それから園庭ののり面のところが12mぐらいかなというところもございました。それぞれの場所がそれぞれ多少違っておりますので、大体そのぐらいになると思われます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 市内にこのような場所に建設されている保育園はないと思うんですが、状況はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 市内の中で坂本を含め5面、斜面があるという保育園がございます。北野保育園、落合保育園、下野保育園、高山保育園です。北野保育園、落合保育園につきましては、いわゆるかけや状になっておるというところでございます。下野保育園、高山保育園は、宅地造成によります斜面があるということでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあその中で最も崖というか、斜面が急なところに建設されているのはどこでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) それぞれの保育園の傾斜度等を測定したわけではありませんけれども、目視によるところによると、坂本保育園が急斜面であると思われます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 今回の雨でも思わぬところで思わぬ災害が起きています。雨量も年々ふえているような気がします。今回の土砂のような流れを見ても、あの土地の地質というか性質というか、雨水が大量に入り込んだ場合の危険性を大変感じております。坂本地区の文教整備検討委員会でも検討されて、提言書の中には坂本保育園の老朽化、その他の問題も含めて移転を言っていますが、今回は特に斜面ということで、なお一層急ぐ必要性を感じていますが、市としてはどのように考えていますか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 園児の安全、安心を最優先に考えていきたいと、移転を含めまして対策を今後検討させていただきたいと、坂本文教地区の整備委員会の提言もその中にありますように、参考にさせていただきますし、今進めております適正規模、適正配置による整備計画もまた検討材料の1つにさせていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ぜひスピード感を持ってお願いいたします。

 では最後に、特定外来生物ヌートリアとオオキンケイギクについてです。

 これは実は、ヌートリアはヌートリアで、有害鳥獣で被害があるで言ってくれという話がありました。オオキンケイギクはオオキイケイギクで、駆除についてちょっと言ってほしいという話がありましたが、この2つを調べていくと、何と特定外来生物にそれぞれ指定されているということがわかりましたので、今回は1つをまとめて行います。

 動植物が国内外を問わず本来の生息地でなく、人間の活動に伴い、それまで生息してなかった場所に持ち込まれたものを外来生物といいますが、今回、COP10じゃないですけども、生物の多様性に関する条約が1993年に発効されて、日本は1993年5月に締結しています。その後日本は、生物多様性国家戦略などを経まして、法的に実行力のある法律として、特定外来種による生態系等に係る被害の防止に関する法律、特定外来生物法が2005年6月1日に施行されました。

 このヌートリアは、この第1次の外来指定対象種に、2005年6月1日に、オオキンケイギクのほうは、2006年の翌年の2月1日に、第2次外来生物指定対象種として選定されているということがわかりました。現在、平成22年2月1日現在の分までは、合わせてこういったものは97種類指定されておるということまでがわかりました。

 じゃあヌートリアは何だかというと、哺乳類げっ歯目ヌートリア科ヌートリアということで、戦争中に主に軍隊の方の軍服、毛皮の材料にするために飼育されたということですが、それが要するに野性化して各地でいたずらをし出したということだそうです。1944年には、全国で約4万頭飼育されていて、西日本や東海地方、県内では西濃地方に広く分布しているということです。

 ヌートリアについては、実は坂本で目撃されておりまして、インターネットで写真を引こうと思ったんです。そうしたら、近所の方が、鯉ケ平ですけども、写真を撮ったで貸してやるわと言ってくださったので、引き延ばしてこうやって持ってきました。これは坂本の鯉ケ平で撮影されたヌートリアです。ですから、確実に坂本にヌートリアはいます。蛭川でも農作物の被害が出ておるということをお聞きしました。

 ついでにオオキンケイギクというのは、こういったきれいな黄色いコスモスみたいなので、よく夏場ちょっと前に、国道やのり面の植生で吹きつけた種の中からどんどん生えるものです。

 これらを何で今回取り上げたかというと、地域の植生に影響があるということと、農作物に被害が出るということです。結果、質問だけします。

 ヌートリアについては、生息状況を把握していますか。もしまだならば、今後調査が必要だと思いますが、どのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それではお答えいたします。

 生息数については、現在把握しておりません。しかしながら、目撃情報がございますので、目撃情報につきましては、阿木地区で1件、今議員が言われました坂本地区で1件、それから蛭川では、らしいという情報が1件入っております。こちらにつきましては、今議員からご指摘のとおり、古来からの生態系を壊すというものと、農業被害が出てくるというおそれがありますので、今後調査をしていきたいというふうに思っております。特に目撃情報がありました坂本、蛭川、それから阿木地区を中心にして調査をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ヌートリア、坂本の方は一生懸命、食用のユリネを全部食べられたと言って嘆いておりましたが、現在、農作物への被害はどのようなものがありますか。また、被害地域はどうなっていますか。まずそれについてお答えください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 現状では、農作物被害の情報というか、報告は受けておりません。ですので、地区もわからない状況でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) インターネットで見ますと、県下でも西濃地域なんかがかなり繁殖率が高いみたいですけども、近隣の市町村の状況はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 近いところでは、恵那市が一番近うございますが、もともとは可児市の辺で大発生をしまして、それが土岐、瑞浪、それから恵那市へ入っております。恵那市につきましては、昨年11月ころから捕獲を始められまして、昨年の捕獲頭数が5頭でございます。今年度は24基ありますおりをすべて貸し出しておる状況だということは聞いております。しかしながら、捕獲頭数につきましては、年度末に報告をいただくということですので、まだ頭数についてはわかっていない状況です。

 このヌートリアといいますのは、侵略的外来生物でございますので、現状では、恵那地域から中津地域へ入ってきておるというようなことでございますので、早期に捕獲をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ヌートリアは、見た目もネズミですが、年に2、3回出産して、平均5匹産む、まさにネズミ算式にふえていくという動物ですので、早目早目が大事じゃないかな。可児市は結構苦労して捕獲をしているみたいですので、対応をしていっていただきたいなと思います。

 それで、実は結氷するような寒冷地では生息できないらしいんですけど、やっぱりここも温暖化の影響か、だんだんこちらのほうに来ていると思います。これ以上被害が広がらないように有害鳥獣として駆除、捕獲等の対策が必要だと思いますが、どのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) これは、予防の意味からも早期にやらなければいけないと思いますので、まず、環境省へ防除実施計画を策定しまして防除申請を行います。その場合は、農作物に被害がなくても捕獲ができるという制度でございますので、こちらを近々申請する予定にしております。そちらにつきましては、狩猟免許のない方でも捕獲ができるという大変いい制度でございますので、ただし、わなの免許を持っている方1名が必要になるということでございますので、それだけは確保はしていかなければいけないというふうに思っております。これは近々申請をしていきたいというふうに考えております。

 それと、農業被害が出ましたら、有害鳥獣駆除も同時に行っていきたいと思いますので、両方の制度を活用して、早期に撲滅をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 8月の広報に、特定外来生物について載っていましたが、残念ながら個別にヌートリアといった形では載っていなかったんです。市民の皆さんもまだまだその辺は周知されていないので、ぜひ具体的な情報提供も大事だと思いますので、その辺を対応していただきたいですが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 先ほども目撃情報がありました坂本、阿木、蛭川を中心に、各地域ごとにヌートリアの啓発と、それから被害状況等を調査をしながら、皆さんに啓発をしていきたいというふうに考えております。なおかつホームページや広報でも啓発をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) オオキンケイギクについて聞きます。これは緑化や観賞用で導入されて、1880年代に導入されたということで、人為的に道路ののり面などに吹きつけられたものですから、人為的にふえていったものなんですが、実は、これは、例えば岐阜県の木曽川では、オオキンケイギク等の外来植物を選択的に除去したところ、河原ヨモギ、河原松葉、河原柴胡などの河川固有の在来種が回復したことから、在来種衰退の主要な原因の1つということも考えられているとありました。ことし5月に、各務原市で行われた岐阜県母親大会でも、オオキンケイギクの駆除が呼びかけられています。市内でオオキンケイギクの分布状況を把握していますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 分布状況の把握ということでございますが、今議員ご指摘のように、市内の国道また県道、それの路肩、また坂本の中核工業団地ののり面などに生息しているというのは確認しておりますが、詳細な分布状況までは把握をしておりません。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 在来生態系に影響が大きいと言われていますが、このこと自体まだあまりに知られていないですし、これ自体が特定外来生物だということを知られていません。やはりその点は、駆除が必要だと思いますが、どのように考えていますか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) こういった特定外来植物は、繁殖力が大変強いということでございまして、在来の生態系に影響が出る前の駆除が必要であると思います。各地域で年2回、6月と9月でございますが、一斉清掃をやっていただいておりますが、この清掃で草刈り等もやっているところもありますが、そういう地域につきましては、このオオキンケイギクも一緒に刈っていただくと、中にはきれいだということで、残しておるというところもあるように聞いておりますので、そういったときに一緒に刈り払いをしていただくということをお願いしてまいりたいと思います。

 それから、希少生物の群生地などに発生した場合には、市民や保護団体の協力をいただきまして、駆除をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) オオキンケイギクの刈り払いについては、時期が大変重要で、実をつけてしまってからでは、やはりいつまでもそのままに、相変わらず咲いているという状況が、ほかの地域でもあるようですので、やっぱり抜根とかその辺も考えていかなければいけないと思いますが、そのことも含めて市民の皆さんの協力が不可欠です。そのための情報発信も大切だと思いますので、その辺をどのようにして考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 情報発信につきましては、市の広報紙、ホームページ等への啓発記事の掲載、それから環境フェスタ等のイベントを通じまして、市民にこういった特定外来生物の認識を高めるためのPRをしていきたいと思っております。拡大防止、それから駆除方法を、今言われたように、種をつける前の刈り払いというようなことも周知をして、協力を求めてまいりたいと思います。

 それから、小学生向けに、今、カワゲラウオッチング等、年数回やっておるわけでございますが、そういうところにおいても、こういった外来特定生物のことにつきまして学習をしていくように、また取り入れていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 最後の質問の部分も今お答えをいただいたような気がしますが、やはり今回はたまたまヌートリアとオオキンケイギクを取り上げましたが、外来特定生物というのは90種類以上ありますよね。小学生のうちから外来生物の影響などをしっかりと学習機会を持つことは、地域の、または世界の環境、生態系を守っていくためにも本当に必要になっていくことだと思います。現在はどのようにされていますか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 小・中学校の学習内容の中身を決めております学習指導要領においては、特定外来生物を扱う学習は取り立てて設定はされておりません。ただ、中学校3年生の理科の教科書には、参考及び自由研究として外来種は取り扱われており、一部の学校では取り上げられております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 指導要領にあるなしにかかわらず、環境にかかわるものですし、生態系にかかわるものです。小さいうちからこういった知識を持つことによって、大人になっても意識が高まるという部分はあると思いますので、機会を設けて、何とか外来生物の影響を子どもたちに教えていっていただきたいと思います。そうすることで気軽にペットとして飼育したものを野山に放したり、川に放流したりするようなことも減っていくと思うんです。ですから、その辺をぜひしっかりとしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 今後、環境学習を進める中で取り扱うなど、郷土の環境を守る意識を高めたいと。岐阜県の理科資料集に外来種の扱いとして、ヌートリア等既に取り上げられておるという現状も含めまして、位置づけていきたいというふうに、また、先ほどありましたように、小学校のカワゲラウオッチング等で取り上げていただけるということで、参加も呼びかけていきたいというふうに考えます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 特定外来種、中津川は環境フェスタ、先ほどもありましたが、環境フェスタといういいフェステバルを取り組んでみえるんでしたら、ぜひそういった機会を本当に最大限利用して、市民の方に周知していっていただきたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて3番・黒田ところさんの一般質問を終結いたします。

 続いて、27番・佐藤光司君。

  〔27番・佐藤光司君登壇〕



◆27番(佐藤光司君) それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。今回私は一括での一般質問をさせていただきます。

 その前に、漢字の変換ミスがございまして、1点だけさせていただきます。今もありました有害鳥獣駆除の関係ですけれども、おり(折り)という字が間違っていますので、木偏に監督の監、檻という字ですけれども、そちらのほうに訂正をお願いをいたします。

 それでは、2点一般質問をさせていただきます。

 1点目には、中津川市史と観光行政への活用について、そして2点目には、今もありました有害鳥獣駆除の関係ですけども、有害鳥獣対策について、この2点で行います。

 6月議会に続いて同じ趣旨で質問させていただきます。6月議会では、一問一答方式になじめず、自分で思っていたことがわずかしか質問できず、また説明不足もありましたので、再度一般質問させていただきます。

 中津川市史の駒場村について、確認をいたします。

 6月議会で質問しました星ケ見荘にあります地租改正図ほか合計3点ですけども、その原本の取り扱いですが、その後どのようになされているか、経過をお尋ねいたします。昨日も駒場区長会が星ケ見山荘であったものですから、見ましたところ、何ら変わっていないと、そういうことがありましたので、これからどのような取り組みがされたのかをお聞きしたいと思います。

 私が知る限りでは、6月議会の答弁で、原本を写真に撮り、コピーを星ケ見荘に掲出予定と聞いていましたが、その後についてどのようなことになっているのか、まだ実施されていないとするならば、先ほど言いましたように、まだ実施がされていませんので、どのような段取りとなるのか、また、問題点があれば何があるのか、教えていただきたい。具体的な質問は終わりのほうで行います。

 星ケ見荘と同様に、埋もれた文化財や史跡がほかにもあるのではないかと考えます。今まで、まだ発見されていない文化財や合併時における歴史的なものがあるのでは、歴史を知る上での貴重な写真などどこかにあるのではと考えてしまいます。

 中津川市史を学ぶ中で廃仏毀釈を思い浮かべます。中山道での石仏や石碑を見るたびに、縦に割られた南無阿弥陀仏の石碑が遠山史料館に展示してあり、当時を思うことができます。廃仏毀釈は、苗木が中心に行われたわけですが、蛭川をはじめ広範囲に行われたことをお聞きしました。自分自身の歴史認識では、合併前の苗木で行われていたことしか記憶がありませんでしたが、合併後の歴史認識として、広い範囲で廃仏毀釈が行われたことを再度認識することができました。合併後の中津川市史については、歌舞伎をはじめ蛭川の杵振り踊りなど、歴史と観光の両面を持つ歴史財産も数多くあります。福岡には北恵那鉄道ができ上がるまで使用していた黒瀬街道もあり、当時の測量技術として、たいまつを使用して山と山の高さをはかる技術も使用していたことも当時の福岡町教育委員会が認めていたと思っています。こうした中津川の歴史が観光資源として十分活用されていないと思います。何か寂しさを感じます。

 合併後の統一感を、歴史的な財産を中津川市民として共有することで、おもてなしの気持ちが培われると思います。下呂市との観光協定が白木屋でとり行われたわけですが、この夏休みでの下呂市との観光協定はどの程度有効であったのか、現実はどのようであるのか関心があります。妻籠宿や馬籠宿を訪れる観光者を落合宿や中津川宿へと導く方策が必要と考えます。ややもすると、馬籠、妻籠だけを観光するバスツアーだけで終わっているのが現状かもしれません。いかにしても、どうしても市街地へツアー客を導くかが課題と考えます。

 そこで思うことは、中津川の歴史をもっとアピールすることだと思います。1つの方策として、水戸・天狗党の中津川におけるおもてなしや桂 小五郎の密邸など、専門的に歴史を探究するもよいと考えます。

 そしてもう1つは、栗きんとんをはじめとする生菓子文化だと考えます。いろいろな観光地に生菓子はありますが、栗きんとんはどこへ出しても喜ばれる生菓子と思っています。きょうの新聞にも、恵那市や中津川市が栗きんとんを含めていろんな取り組みをされているということが報道されておりました。

 恵那市、中津川市、または東濃一円を中心とした観光事業が必要と考えます。東濃5市の市長会議も8月5日に開催され、地域間の連携を探るとしていますが、今までのことを見てみますと、東鉄バスの旧型ボンネットバスが運行され、地域内をめぐっていたものだと思いますが、日本中に向けて中津川市、恵那市、これは旧恵那郡、南と北も含めてですが、の範囲の一円で歴史や観光施設を紹介することが大切と思います。もちろん下呂市や高山市も含めた広域的なものも大切だと思います。

 そういったことから具体的な質問、1としまして、星ケ見荘の地租改正図ほか原本の取り扱いはどのようになりましたか。

 2つ目に、新たな文化財や貴重な歴史的な写真など、発掘する取り組みはありますか。

 3つ目に、下呂市との観光協定後の変化はどうですか。

 4つ目に、にぎわい広場での大型バスの駐車利用状況はどうですか。

 5つ目、水戸・天狗党など資料館での展示はありましたが、それ以外の取り組み計画はありませんか。

 6つ目、桂 小五郎が使用した隠れ家の宣伝に工夫が必要と思いますが、どうですか。

 7つ目に、観光協会の統一問題や民間サイドでの観光についての取り組みはどのようになっていますか。

 8つ目、東濃一円での観光行政についての取り組みはどのように考えていますか。これは海外に向けての観光行政へのアピールも含めてです。

 9つ目に、9月補正で上海万博が取り上げられていますが、外国に対しての観光行政についての取り組みはどのようになっていますか。これは8番と9番はかなり一致した中身になるかもしれません。といったことで、中津川市史と観光ということで質問させていただきます。

 2つ目に、有害鳥獣対策について質問をさせていただきます。

 6月末にイノシシが畑に入った、実態を見てほしいと電話連絡を受け、現地を案内していただきました。上金地区で、中央自動車道より恵那山寄り、トタン板や針金、網などで侵入を防いできましたが、わずかなすき間を見つけてイノシシが入り、野菜を食べてしまっていました。わずかな土手もイノシシがミミズを求めて掘り起こしていたため、崩れていたようにも見えました。また、泥があったところでは、イノシシが体に泥をつけたようで、丸くくぼみも見受けられました。

 農事者は、いろいろな方にイノシシの駆除をお願いしたそうですが、勝手に駆除できず、行政に相談しましたが、行政も同様な回答でした。一部で電柵も設置されていましたが、地域みんなで電柵の設置とはなっていませんでした。農事者は、イノシシも生きるために食べているだろうが、精魂込めてつくった野菜がイノシシに食べられてしまうのは悲しいと訴えてみえました。知人にイノシシの捕獲ができる人もいるが、許可がないことには何ともならないと言ってみえました。

 狩猟を行うには幾つもの法令を遵守し、鉄砲使用の際には玉の管理など適切な管理体制が義務づけられています。また、檻、わなということになるかもしれませんが、檻についても、講習を含む許可制度となっていて、だれでも使用できるわけではありません。許可を得て使用する場合でも、所有者の住所や連絡先を明記し、いつでも対応できるような仕組みがつくられています。また、有害鳥獣を駆除する場合でも、被害報告を受けてから行政が許可を出し、これはJAが窓口となるわけですが、地元の猟友会へ駆除依頼を行い、猟友会の指定を受けた駆除隊員が駆除を実行し、報奨金が、クマ、猿、イノシシ、カモシカ、ハト、スズメなど金額がそれぞれ異なりますが、猟友会へ渡されます。ただし、事故を考え、駆除隊員には行政から保険金が支払われています。

 かつての一般質問で、駆除隊員の選定に当たっては、猟友会任せではなく、広く人材を求めたらどうかと質問しましたが、実行には至っていません。8月9日の東濃5市市長会議でも、瑞浪市の市長から、有害鳥獣対策が提起されています。猟友会の高齢化や射撃場の減少などの問題が話し合われていました。そのことが三野新聞に報道されていました。むやみやたらにイノシシを捕獲せよとは思いませんが、キツネの減少からイノシシが多く発生しているのではないかと思います。

 そこで具体的な質問です。

 1つ目、鳥獣被害の実態はどのようですか。ことしに入って1月から8月末までということで、お願いをしたいと思います。

 2つ目に、どんな対策が実行されましたか。

 3つ目に、今後の対策はどうですか。

 4つ目に、猟友会との関係はどうですか。

 5つ目に、猟友会の組織はどのようですか。これは合併して、中津川市として統一されているのかどうなのか、猟友会の組織はどんなものですかという質問です。

 6つ目に、駆除隊員の選定はどんな基準ですか。行政と話し合えませんか。

 7つ目に、猟友会員の高齢化が心配されていますが、今後の見通しはどうですか。

 8つ目に、檻、わなの使用について、講習修了者で対応できませんか。要するにこれは有害の鳥獣駆除に対して、講習修了者が対応できないかという質問です。

 以上をもちまして壇上からの質問を終わらせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) それでは佐藤議員の質問に対しご答弁を願います。文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) それでは、佐藤議員の1番目のご質問、中津川市史と観光行政についての1番目、星ケ見荘の地租改正図の取り扱いはどのようになったかについてお答えを申し上げます。

 所有者であります星ケ見公園開発協会からの資料の寄託相談を受け、資料の複製などは検討中でございます。

 2点目のご質問の新たな文化財や貴重な歴史的な写真などを発掘する取り組みはあるかについてでございますが、郷土に残された貴重な文化財を保存、活用するため、街道文化をはじめとする資料等の収集、調査に取り組んでいます。具体的には、中津川市史編さん室では、市史の基礎データとなる資料の継続的発掘と収集調査を行っています。また、苗木遠山史料館では、地域から資料の提供を受け、地域の歴史がわかる歴史展を開催し、中山道歴史資料館では、旧家の所蔵品を調査し、新発見資料も展示するなど、紹介をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 続きまして、佐藤議員1番目のご質問の3点目、下呂市との観光協定後の変化はどうかについてお答えを申し上げます。

 7月29日に行政、観光協会、商工会議所商工会等による下呂・中津川広域観光振興協議会を立ち上げております。中津川、下呂両市でのイベント交流を実施をしておるところでございます。例といたしまして、8月の下呂温泉まつりに中津の風流おどり子ども連が参加をしております。また、東京お台場まつりでは、両市の観光PRと特産品の販売を行っております。今後は、両市で新たな広域観光コースの設定などを進めていく予定になっております。

 次に、4点目のにぎわい広場の大型バスの利用状況でございますが、平成21年度は19台、本年4月1日から8月末現在は37台でございます。

 続いて5点目、水戸・天狗党などの資料館での展示があったが、それ以外の取り組み計画はないかについてでございますが、一応、資料館を観光コースに取り入れて、観光キャンペーンの中で取り入れていくという予定でございます。

 次に、6点目の桂 小五郎が使用した隠れ家の宣伝に工夫が必要でないかというご質問でございますが、既にことしの春の観光キャンペーンの中で、宿場の魅力として紹介しておりますし、中山道ガイドマップなどでも紹介をしております。

 続きまして7点目、観光協会の統一問題や民間サイドの観光についての取り組みはどのようになっているかでございますが、各観光協会で組織しております中津川観光連絡協議会を6月15日に立ち上げておりまして、統一問題については、今後取り組んでいきたいというふうに考えております。

 また、民間での取り組みにつきましては、中津川市観光協会が観光コンシェルジュを雇用し、市全体の観光案内等を行っております。

 続いて8点目でございますが、東濃一円の観光行政の取り組みはどう考えているかについてでございますが、こちらにつきましては、東濃5市で東濃ぐるりん観光事業実行委員会を組織しておりまして、広域観光事業を行っております。昨年度は、当市が事務局になっておりまして、関西での観光PRや観光モニターバス、広域パンフでございますが、東濃ジパングを5万部作成し、東濃5市共同で誘客活動を展開しております。

 続いて9点目でございますが、外国に対しての観光行政の取り組みはどのようになっているかということでございますが、5月に、中国総領事を招待いたしまして中津川市のPRを行いました。総領事を通じて中国メディアによる中津川市の紹介等の誘致活動を行っております。また、多言語のパンフレットの作成、多言語の看板を順次整備していきたいと思って考えております。外国人誘客につきましては、積極に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 続きまして2番目のご質問、再び有害鳥獣対策ということでお答えを申し上げます。

 1点目のご質問で、鳥獣被害の実態についてでございますが、ことしの1月から8月末までの被害の報告件数は63件でございます。内訳としましては、イノシシの被害が35件、猿の被害が8件、そのほかカラス等が20件となっております。被害金額や面積等につきましては、年度末に報告をいただくように考えておりますので、現時点では把握しておりません。

 次に2点目のご質問、どんな対策が実行されたか、そして3点目のご質問、今後の対策については関連がありますので、一括でお答えをさせていただきたいと思います。

 鳥獣害防止を総合的に実施するため、平成21年3月に、市内の猟友会や農家代表を中心に、中津川市鳥獣害防止総合対策協議会を設置し、国の交付金を活用して、鳥獣害防止総合対策を実施しております。内容としましては、鳥獣害防止計画を策定しまして、21年度は、わなの免許の取得の支援、それからくくりわな、捕獲檻を導入し、貸し付けを実施しております。それと、電気牧柵等の防止施設の設置支援を行っております。今年度につきましては、昨年の事業に加え、モンキードッグの貸し付け、わなの研修会、被害対策研修会を実施していく予定でございます。

 4点目のご質問、猟友会との関係につきましては、猟友会の有害鳥獣駆除員に駆除の実施を依頼しておるということでございます。

 また5点目のご質問、猟友会の組織でございますが、市内には2つの組織があり、中津川市猟友会と恵北猟友会があります。

 次に6点目のご質問、有害鳥獣駆除員の選定基準につきましては、各猟友会から推薦していただいた人の中から、狩猟登録を受け、現に有効な狩猟免許を交付されている方ということを基準としておりまして、狩猟経験が3年以上というものを目安としております。

 次に7点目のご質問、猟友会の高齢化による今後の見通しについてでございますが、猟友会は、会員の高齢化により会員が減少しているのは事実でございます。市は猟友会に対し、後継者の育成を働きかけておりますし、猟友会はこれを受けて、狩猟免許講習会への参加を積極的に働きかけてみえます。それと、有害鳥獣害防止総合対策協議会におきましても、わなの免許の取得に対し支援を行うなど、会員をふやす取り組みを行っております。

 次に8点目のご質問、檻の使用について、講習修了者で対応できないかについてでございますが、有害鳥獣を檻により捕獲する場合は、わな免許を取得しているということが条件となっておりますので、講習会の修了だけでは捕獲することができないということでございます。

 市としましても、鳥獣害防止総合対策協議会によるわな免許の取得支援を活用して、積極的に免許を取得していただくよう働きかけておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) これより再質問に入ります。27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) まず順番にいきます。星ケ見荘の地租改正図ほかの関係で、現在検討中ということでしたけども、何か、前回、6月の議会のときには、具体的に写真を取り込んで、本物は市が保管をし、コピーについて掲示をしたいということで、考え方がありましたけども、まだなお検討ということなのか、6月議会で出された回答というものが具体的に実施するに当たってまだまだ問題がある、先ほどありました所有者が不明ということで、そういうことにまだ進めないのか、一体どこに問題があるのか、もう一度教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) その件につきましては、先ほども少し触れたところなんですけども、所有者からの寄託相談を受けております。具体的に寄託ということの手続をしていただいた上で複製方法等について検討してまいるという答弁をさせていただいたわけですけども、協会のほうでは、寄託をするということで合意ができておるというふうに伺っておりますが、その次の段階にまだ進めてないということでございまして、その寄託を受けてからの動きになるということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 私も報告をしたときに、星ケ見開発協会が結果的に窓口となって取り扱いをするということで、駒場区長会も含めて中に入っていますので、開発協会のほうからの具体的なやはり動きがあるというぐあいに思っていますので、なるべく早く原本を確保していただきたい、そのように思います。

 それから2つ目の、新たな文化財の関係、私の近くでも、中山道のかいわいといいますか、通り道にある人が家を壊されるということで、個人的には何か貴重なものがありましたらということだけちょっと話はさせていただきましたけども、やっぱり写真なんかが、これは近代のものになるかもしれませんけども、そういうのがやはり出てきたときには、本当にこれは1つの財産としてとっておいたほうがいいんじゃないかなというぐあいに思っています。なかなか具体的な一つ一つのことがわからないわけですけども、こういったものが発掘ができるような宣伝といいますか、それからもし仮にあった場合に、こうしたものを探すような人、それからもし仮に出てきた場合に、写真なんかで保管をする場合には、先ほどの星ケ見と同様になりますけども、パソコンなんかを使って取り込んでいくということも大事じゃないか。そういうようなことで、人の配置とか、それからそれに対しての機械、バソコンですね、パソコンの設置なんかが図られているのか、もしくは、こうした新たな文化財を取り込めるような、中期的、長期的な考え方というものがあるのかないのか、そのことをまず、ちょっと大枠になるかもしれませんが、考え方がありましたら、お願いをしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) そういった貴重な歴史的な資料につきましては、所有者の方からの申し出を受けてから市がお預かりすることを原則としております。

 したがいまして、個人での保存、所有のままでは、資料の保存状態が悪くなる場合は博物館等に預けていただけることを進言をさせていただいたおりますが、基本的な考え方としてはそういったことで運用をさせていただいております。また、市史編さんを進めておりまして、その中でいろいろな貴重な資料も出ております。そういったものに対しましては、所有者との協議の中で市で保管をさせていただくということも随分出てきておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 今、ちょっと中・長期的な文化財の保護、保護といいますか、収集も含めてですけれども、何かその近所の回答だけもう1点お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市史編さんにつきましては、現代編を来年度発刊させていただくということで今進めております。しかし、地域に残ります貴重な資料というものは、相変わらず存在するという認識のもとでおります。そういった中で、引き続きそういった資料の収集もしくは整理ということは市としても継続してやっていかなならんというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 大体はわかりましたけども、俗に言いますと、受け身のような体制のような気がしますので、積極的にやはり、言葉にすると、埋もれた文化財等々もやっぱり発掘をしてほしい、そのことだけはお願いをしておきたいというぐあいに思います。

 それから、下呂市との観光協定後の変化ということで出しましたけども、確かに8月に下呂温泉祭りに中津川が参加をしたと、そういうことは報告されましたけれども、反対に下呂のほうから中津川のほうへのアクションというものは何か具体的なものがありましたら教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 現実には、イベントでの交流的なものはございません。先ほどちらっと申しましたが、お台場等では共同のPRというようなことになっております。それと、おいでん祭には、下呂市からみなさん視察に来ていただきまして、またじまん祭でも、これから参加をしていきたいというように考えてみえると思いますし、市内で行われております六斎市等でも展開をしていきたいというようなことは考えられております。ただし、観光協定でございますので、中津川市と下呂市でこれから同時にやっていくイベント等も今後検討をしていくという状況でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) ありがとうございました。具体的な取り組みだというぐあいに思いますので、大事にしていただきたいなというぐあいに思います。

 それから、4つ目のにぎわい広場での大型バスの利用状況ですけども、平成21年が19台で、それから平成22年で4月から8月で37台、かなり多くなってきたというぐあいに思いますけれども、そうした多くのバスというのは一体、俗に言いますと、中山道だけなのか、どのようなところへ一体バスのお客さんたちというのは行っておるのか、ある程度つかまえてみえたら教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 基本的には中山道といいますか、中津の市内であろうと思っております。こちらに挙げました本年度の37台でございますが、こちらは全くの観光目的の数字でございまして、このほかにもJRのウォーキング等でもバスを使われております。こちらは当然六斎市とか中山道等に行かれるお客様が中心でございまして、それを合わせますと、今年度は96台入っておりますので、かなり市内におきまして、特に中山道については、お客様を誘致されたんじゃないかというふうに考えておりますが、実際の数字的なものは把握しておりません。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) そういった点で私が1つ提起しました桂 小五郎の隠れ宿といいますか、私ども中津の市民の中でもあまり知られていないなどと言うとしかられますけれども、大変道も狭くてわかりにくい、そういうところが多くあるかというぐあいに思いますので、こういうところなんかもやはり宣伝をしていくということも大事じゃないか、そういうことも1つの提言だけさせていただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、水戸・天狗党なんかの関係ですけども、中山道資料館なんかでいろんなことが開催をされるということが大事じゃないかなというぐあいに思います。

 これも1つの私の提言になろうかと思いますけども、たしか10月にボランティア連絡協議会が中津川の施設見学をするということで現在計画をされていて、これは、美術館系とそれから歴史系とに分かれて施設を勉強に行くと、そういうことであろうかと思いますので、これは、こうした資料館で中津川の歴史、美術も知るということも大事ですけれども、中津川の歴史を親子で見てたり、こういったボランティアの人が見に行ったりするということがやはり大事じゃないか。それからもう1つの例として、新たに中津川へ来られた方、もしくは新成人といいますか、よその地域と言うと悪いですけども、中津川へ就職をされてこの中津川を知ろうという方に対して、やはり積極的この中津川の市史を勉強していただく、そういうようなことが大事じゃないかなというぐあいに思います。

 これは、質問という形よりも私の一方的な提言としてとらえていただきたいというぐあいに思いますので、こうしたことをやはり中津川市民の一員としてやはり知っていただく、そういうことを拡大をしていただきたいというぐあいに思います。

 あえて質問書には入れてありませんでしたけども、教育委員会サイドでの親子でこういった施設を見に行くということも大事じゃないか、そういうこともあわせて提言をさせていただきます。

 それから、観光部門の最後になろうかと思いますけども、福岡における旧栗本を含むウォーキングコースが新設をされたということで聞きましたけども、新たにこうしたような取り組み、観光に対しての取り組みというのが、目新しいといいますか、そういうものというのは具体的に何かありますか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) ウォーキングの道につきましては、今後、開設をふやしていきたいというふうには考えておりますが、新たな取り組みとしては、今のところ特にはつくってはございません。しかしながら、来年度が全国中山道宿場会議というものが、今全国的に開催されておりまして、来年度中津川市で開催されます。その折には、今言われました歴史、文化については大いにアピールはしていきたいというふうに考えておりまして、今後、資料館で勉強会などをさせていただきながら、しっかりした情報を私どもの中に取り入れながら、観光につなげていきたいというふうにも考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 最後と言っちゃいましたけども、追加でお願いします。

 それこそ今の中山道ということも大事ですけども、南北街道の関係を含めて、北恵那鉄道の歴史というものは、私はやはり欠かすことができないんじゃないか。そうしたときに、木曽川にかかる鉄橋だとか、それ以外にもまだ旧の北恵那鉄道の遺跡といいますか、そういうものもあろうかと思いますので、そういうものも、ウォーキングコースも含めて活用していただきたい、これも提言とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続いて、有害鳥獣対策ですけども、前、広報なかつ川の中でも、檻について講習会がありますよと、そういうことがあったわけですけども、講習会をやられても、結果的にはイノシシなんかの有害鳥獣駆除にはつながらない、さっきもあった免許がないことにはできないよというのが1つにはありまして、これからどういうぐあいに、例えばイノシシの対策でどのぐらいを捕獲していくというか、何かそんなような計画はあるかないか、まずお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 特にイノシシでございますが、今年度イノシシ以外でも非常にふえております。佐藤議員のご指摘のとおり、キツネがいなくなったということで、非常にイノシシが多くなっております。電牧だけではちょっと押さえられないということでございまして、檻を設置していかなきゃいけないということで、昨年わなの免許の支援ですね、取得支援を、5基計画をしておりましたが、今年度は10名の方ということで、倍増をしております。それと、イノシシの捕獲につきましては、どの程度の数字ということでございましたが、恐らく当初予算だけでは足らなくなるというふうに考えておりますので、現状で今229頭ほど捕獲をされておりますので、300から400の間にはなる可能性があるんじゃないかというふうに考えております。こちらは今年度だけじゃなくて、来年度以降もちょっと検討はしていかないかんというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) それだけ恐らく頭数が多くなるということは、事務的な作業もふえてくるというぐあいに思いますし、かなり私がイノシシの被害について担当者と話をしたときでも、なかなかそれに対しての明確な答えがさっと出ないと、そういったことでなかなか苦労していましたので、人の増員も含めて要望だけしておきまして、一般質問を終わらせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) これにて27番・佐藤光司君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時30分まで休憩といたします。

  午後0時15分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後1時30分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 続いて、1番・田口文数君。

  〔1番・田口文数君登壇〕



◆1番(田口文数君) それでは、お昼1番にやらさせていただきます。発言通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。今回は一問一答方式でやらさせていただきます。今回は大きく2点の質問をいたします。

 1点目に、市民要望の対応について、2点目に農作業事故防止についてです。

 先日、市民の方からお怒りの声を聞くことがありましたので、取り上げさせていただきました。内容は、毎年通学路の危険箇所の要望、ヒヤリハットの危険箇所の要望を出しなさいと言われ、組、子供会でまとめて要望書を提出しているが、何も返事がなく、やってくれるのかやらないのか、どのように計画しているのかもすらわからないということでした。毎年同じ要望を出しても何も変化がないということは、あきらめろということなのだろうか、せめて返事ぐらいしてほしいと私が怒られてしまいました。また、その方以外の方からもそのような話を聞くことがありました。要望される方は、地域のため、子供の安心、安全のためになればと真剣に要望、相談をしてきます。できるできないのではなく、行政がどのように取り組んでいるかを知りたいのですということでありました。

 それでは質問ですが、1つ目に、各地域のまちづくり協議会、区団体から年間どれくらいの……。



○議長(伊佐治由行君) 田口議員、質問は自席で。



◆1番(田口文数君) 質問は自席に戻って行います。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) すみません、申し訳ありませんでした。

 それでは1つ目の質問です。

 各地域のまちづくり協議会、区団体から、年間どれくらいの要望数がありますか、お伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ヒヤリハット報告の件数につきましては、昨年度でございますが、263件の報告がございました。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ちょっと確認なんですが、この263件、ヒヤリハットと通学路の危険箇所という取りまとめは、生活環境で今行っているというふうにお聞きしましたが、間違いないでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 以前は区長さんにお願いして要望を出して送っていただいたわけでございますけど、今はPTA、小学校のほうとも連携をとりまして、通学路の安全点検も一緒にしていただきまして、まとめて区長さんから報告をいただいているということでございます。担当は、まとめておりまして、生活安全課のほうで担当しております。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) はいわかりました。以前は教育委員会が危険箇所ということをやられていたということもお聞きしましたので、今は生活環境部で取りまとめてやっているということで了解いたしました。

 次の質問ですが、特に要望が多いのは、道路、側溝に関連した、基盤整備部だと思いますが、来年の4月から要望に対して的確に処理、報告、返答までのシステム導入の準備をしているとお聞きしましたが、2つ目の質問ですが、どのようなシステムでしょうか、お伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 従来、ペーパーで行っていた作業を、住民サービスを向上させるため、データベースを使ったシステムの中で、要望入力から現地調査、計画、実施、回答までの一連の進捗状況が把握でき、かやの木ネットの中のさらさnaviを使った基盤整備部独自のシステムでございます。要望書につきましては、それに添付された地図、写真をデータ保存できるということでございまして、回答書につきましては、作成は従来どおり、必要性と可能性などを総合的に判断して行っております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) そういうシステムを入れていくということで、来年4月からこれが始まるという形になりますが、このシステムの効果はどのようになりますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) ペーパーの台帳など手作業で従来行っていたものをシステム化します。ということで、作業効率が高まりコスト縮減につながるというのが1つありまして、それから情報の共有化が可能となり、複数の職員でチェックができるため、要望の未対応などのミスを回避できるというおおむね2点になります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) それでは、システムですが、導入して、そのような返答までのきちっとしたシステムが組まれるわけですが、課題はございますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 現在は試行を行っている段階でありまして、うまく運用するための課題は、ご指摘にあった通学路の問題であるとか、ヒヤリハットの問題があると思います。これは、基盤整備部のほうで事業化をしておりますので、それから、市政懇の要望等とも関連するということで、システムリンクが必要であろうと、要するに複数の課、部でそれが見えて、チェックができるということが必要だと私どもは考えております。今後、住民サービス向上のために、各部と連携しながらシステム改善をしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) 先ほど1つ目の質問で聞いたように、今、ヒヤリハットと危険箇所という形で、263件という数が上がってきているというふうにお聞きしましたが、基盤整備だけでは、要望数はどれだけ上がってきているか、お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) それでは、19年度からの数字を申し上げます。19年度ですけれども、698件、それから20年度が648件、21年度が766件、それで22年8月末の現在ですけれども、既に732件ということで、3カ年を上回ったような状況でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ありがとうございます。それで、私が前段でちょっと話をしましたが、最終的には基盤整備に要望が、生活環境から基盤整備にということなんですが、これは要望なんですが、最終的に要望の返答ですよね、返答は基盤整備から行われるという形になると思うんですが、各部署等が、例えば前回ですと、教育委員会から危険箇所が基盤整備にいくわけなんですが、それが最終的に、基盤整備から要望した方に返答がいくというような、きちっとした統一したものが必要だと思いますので、また、今後システム導入をする中で、きちっと要望された方に統一して返答されるような形をお願いしたいというふうに思います。

 それでは3つ目の質問にいきます。

 各部ごとに市民要望をどのように対応、処理されていますか、お伺いします。また、すべての要望にこたえることは難しいと思いますが、達成率はどれくらいになりますか、お伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほどの報告させていただきましたヒヤリハット報告につきまして対応、処理についてお答えを申し上げます。

 最初に区長さんなどからそういった危険箇所の報告書が提出されてまいります。次に生活安全課のほうで現地確認を行いまして、判断できる範囲で優先順位をつけまして、基盤整備あるいは教育委員会のほうへ処理を依頼をするということございます。そういった依頼を受けました担当課は、対応方法等を区長さんと協議し、その結果を生活安全課のほうへ報告をしていただきます。進捗状況につきましては、要望のあった全部の箇所につきまして、8月と2月の年2回、区長さんのほうへ生活安全課のほうから書面で報告をさせていただいております。

 それから達成率でございますが、昨年度要望があった263件のうち165件が処理できております。割合は63%となっております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。昨年で63%で要望が達成しているということですので、かなりの要望率が達成しているかなというふうに思いますが、毎年毎年同じような要望を出す地域、区もあると思うんですが、昨年は63%、その前の年の出た要望というのは、もう100%近い達成になっているんでしょうか、お伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 過去3年間の達成率でございますけど、平成18年に報告があったものにつきましては、8月末現在で約73%、それから19年度のものにつきましては、約70%、平成20年度につきましては、約68%の達成率ということでございます。これにつきましては、いろいろ国・県などへ要望していかなならんものとか、あと用地の確保の必要のあるもの等々によりまして、すべてが単年度でできるということではございませんので、年次計画を立ててやっておるというような状況でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。前年、その前も100%にはなっていないわけですが、未達成という言い方は失礼かもしれないんですが、要望にこたえ切れていない部分というのも、要望されている方たちには、こうこうこういう理由でできていないです、こういう計画ができていますという形で返答はいっているんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 先ほどご報告させていただいたんですが、2月と8月に2回区長さんのほうに進捗状況を報告する中で、書面の中で、そういったできない理由を記入しまして、区長さんに報告させていただいているということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。しっかりと地域の方、また区長の名前で要望がくるのがほとんどですので、しっかりと要望の対応のほうをお願いしたいなと思います。

 3つ目の質問は、各部ごとにという形で私質問させていただきますので、大変ちょっと申し訳ないですが、お聞きいたします。

 文化スポーツ部のほうですが、今、いろんな各スポーツ団体等からもいろんな要望が出ておると思いますが、どのように対応されておりますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) スポーツ団体等で言いますと、その施設の備品等について要望があったりするわけでございます。そういった場合、市内に多くの施設もありますので、施設を備品の使用頻度によって移管することですぐ対応できる場合もありますけども、それ以外は、例えば新規購入というようなことになります。

 その内容につきましては、いわゆる内容をよく精査をして、必要かどうか、代替え案はないかというようなことも含めてよく検討をし、予算化が必要である場合は、議員ご承知のとおりのシステムでございますので、しっかりした予算立てを要求してお認めいただいた中でしか対応できませんので、そういったことで進めております。ただ、予算を伴わないものについては、極力早く、スピーディに実行するよう部内でも徹底をしているところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。対応できる部分はしていただいているということですが、私が今回の一番聞きたいという部分は、その要望に対してまたしっかりと返答もしていただいているということでよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) いろんな要望がありますので、各それぞれについて100%すべて返答しておるという状況ではないというふうに考えています。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。要望される方も、やはりいろいろ自分たちのやりやすいようにという思いの要望が多いと思いますが、またしっかりと答えていただけるようにお願いしたいと思います。

 大変申し訳ないんですが、今度病院部長のほうにお聞きしたいと思います。

 先ほども話が出てきましたが、要望や苦情のボックスが今病院のほうには置いてありますが、その対応をどのようにされているか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 病院への要望やご意見は、院内に設置してありますご意見箱あるいは電話、メールにていただいております。その対応につきましては、出てきたものにつきまして、各部署ごとに検討をしまして、連絡先のわかるものにつきましては、どういうふうに対応したか、どうするかということを連絡をさせていただいております。ただ、匿名のものにつきましては、その方に返事ができませんので、院内内部でそれぞれこういう苦情あるいは要望があったということは、回覧をして情報共有をしておりますが、今後は匿名の方から要望、ご意見があったものも含めて、院内のどこかでまとめてどれだけか、公表していけるようなことを検討していきたいというふうに考えますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。また病院のほうでも私もいろいろと苦情を聞くことが多いですので、またしっかりと、匿名で書かれている部分のことばかりだと思いますので、公表できるようにお願いしたいというふうに思います。

 それでは次の質問にいきます。

 次に、要望書を組長を通し、区長の名前が入って要望書として提出されておりますが、最近ふえています区、組等の自治会に入らない世帯の方がふえております。

 ということで4つ目の質問ですが、この方たちは直接、本庁、総合事務所に行けばいいのでしょうか。個人の方への対応はどうなっていますか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) これもヒヤリハット報告のことについてご答弁させていただきます。

 自治会に入っていない個人の要望につきましては、ヒヤリハット報告として生活安全課、各コミュニティセンター、各総合事務所で受付をしております。個人からの要望を受けた場合は、通常とは逆に、市から区長さんのほうへ連絡しており、進捗状況につきましても、区長さんと要望者に報告をしております。また、自治会に加入している方からの要望につきましては、区長さんから提出をしてもらうように依頼をさせていただいております。

 それから、自治会に加入していない世帯につきましては、広報会長を通じまして、加入促進をお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。なかなか自治会に入っていない方は何も言えないような部分もあると思いますので、もし個人で来られるような方がありましたら、またしっかりと対応していただきたいと思います。

 それでは次の質問に移ります。

 次に、大山市長には各地域での市長懇談会を開催していただいております。地域のまちづくりの要望に対する回答や進捗状況を報告していただいておりますが、各地域によっては、出される要望はいろいろだと思います。また、市長には、要望のある現場まで足を運んでいただき、大変に感謝しております。

 ということで5つ目の質問ですが、各地域の要望は、今後中津川市の新しい政策につながっていくと思いますが、データにまとめ、管理、検証はしていますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 全体的な部分でのお答えというふうになると思いますけれども、管理の面から申し上げますと、例えば市政懇談会につきましては、懇談会翌日に企画部の広報広聴課が窓口となりまして、地域振興局と懇談会の出席者で内容確認をし、データとしてまとめて担当部へ通知をするとともに、総務部の行政管理課へ送りまして進捗管理を行っております。そのデータにつきましては、市民の願いとして、次年度の予算に反映するというようなことで活用をしていくということにしております。

 それから、検証につきましては、各担当課で進捗状況の中間と完了の管理をし、全体の進捗管理や停滞している事項への働きかけにつきましては、総務部行政管理課の進捗管理係において行っているという状況でございます。

 また、全体として、市政懇談会のみでなく、議会はもちろんでございますけれども、各懇談会、これは、先ほど申し上げました市政懇、それからほかに女性懇とか、若者懇とか、高齢者懇などがあるわけでございますけれども、そうしたもの、それから市長の直接の外交のもの、それから市長への直行便、それから常日ごろの市民の声など、こうした市民の声を一元的に進捗管理ができるように、市民の願いを実現するシステム、これは仮称ではございますけれども、それを構築をいたしまして、マニュアル化することで、市職員すべてがこのシステムを使いまして、常に市民の声を聞き、その願いを実現できるよう、組織として今取り組んでいるところでございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 肝心なところで補足答弁をさせていただきますけれども、今の管理システムができればいいというところ、まず一段階だと思うんですけれども、そのねらいとするところは、それぞれの課題については、それぞれの担当部あるいは担当課で受けとめるわけですけれども、そこでどうしても人情ですけれども、なかなかきついというか、難しいというようなものはどうしても先送りされがちなところがありますので、ある意味ではそこを励ましてやってもらうというような形の、もう少しまた担当とは離れた、そこを押し上げる目が要るわけでして、このシステムについては、そういった少しチェックする目というか、そういうようなのを加えて、庁内全体としてその推進を各部の前へ持っていく、推進を指導する責任者、この辺を置いていかなきゃいけないんじゃないかということも議論しているところでして、まだそこのところは具体化はしてないんですけれども、そういうぐあいに議論しています。

 進捗管理課というのをまずつくったんですが、仕事があまりないからといって係になっちゃったわけです。課員も含めて3人のような課になっているということで、本来はそこのところをしっかりとつくって、さらに課長よりももっと権限のある人を配置してやらなきゃいけないところがあるわけですけれども、その辺を今のシステムということで、一言でご答弁したんですけれども、意味合いとしては、そういう形で検討しているというところでお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ありがとうございます。要望に対しては、本当に今取り組んでいただいているというご答弁をいただきましたので、本当にこれ以上、逆に市民の方に対して一生懸命仕事をされているのは重々おわかりですが、このマニュアル化ということなんですが、来年の4月からはきちっとした形でできる方向で今動いているということでよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいま市長のほうからその内容の一部について答弁があったわけでございますけれども、今、この構成の組み立てをしているところでございまして、来年度から実施ができるよう努力をしてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。またしっかりと進捗管理、またデータの収集できちっとやっていただきたいというふうに思いますので、大変ですがよろしくお願いいたします。

 それでは、大きな2点目の質問に移らせていただきます。

 農作業事故防止についてです。

 日本における農作業中の死亡事故や傷害事故が年間どのくらい起こっているかご存じでしょうか。驚くことですが、国全体でその実態をつかむための調査は行われておらず、農水省が農作業死亡事故数を都道府県が保健所を通じて行う人口動態調査から拾い出して集計しているというのが実態であります。傷害事故に至っては調査対象ではなく、その全容はどこにも把握されておりません。データによれば、農作業事故による死亡者は、農水省が1971年に調査を開始して以来、毎年400人前後で減ることがなく、2008年までの38年間で1万4,664人にも上っています。発表されている最新データを見ると、平成20年の死亡者は374人、65歳以上の高齢者の事故は296人となり、事故全体に占める割合は79%と高くなっています。8月末にも、恵那市で農作業事故の新聞記事が出ておりました。

 それでは1つ目の質問ですが、中津川市において過去、農作業事故はあったでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 市の把握しておるものにつきましては、平成17年度以降でございますが、死亡事故が2件、それからけがが3件ということでございます。死亡事故につきましては、平成17年に2件でございます。けがにつきましては、草刈り機等によるけがでございまして、平成21年が2件で、平成22年が1件でございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。中津川市でも農作業中の事故があったということは大変悲しい状況であると思いますので、また、そういう状況の把握をしっかりとしていっていただきたいというふうに思います。

 2つ目の質問に移ります。

 次に、65歳以上の高齢者の方の事故の割合が高いと出ていますが、中津川市も高齢化が進んでいます。後を継いでくれる人もおらず、田畑も荒らしてはもったいないと無理をしてやっている高齢者の方もいるとお聞きいたします。2つ目の質問ですが、65歳以上の高齢者の方で農業をされている方はどれくらいいますでしょうか、お伺いします。

 また、農業は特に高齢化が著しく進展している分野であり、地方自治体や関連機関、団体に農業従事者の命を守る取り組みが必要ではないでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 最新の統計では、市の農業就農者で65歳以上は2,196名でございまして、全体の31%を占めております。

 あと、命を守る取り組みの必要性につきましては、今後、高齢者もふえてくるということも十分考えられますので、重要であり、必要と考えておりますので、今後積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。中津川市も少子・高齢化という言葉が今本当にぴったり合っているような状況で、高齢化が進んでおります。やはり農業をされている方だけではないんですが、本当に高齢者の方を守っていくという部分では大事であると思いますので、農作業だけではなく、しっかりと高齢化、ほかの事業に対してもしっかりと監視なり注意をしていきたいというふうに思います。

 次の質問です。農作業には危険を伴うものが少なくありません。労災保険の加入が欠かせませんが、農業従事者の労災保険の加入状況は低く、加入率に地域格差があるのも特徴です。事故を未然に防ぐことはもちろんですが、万が一のときの補償も、営農、生活の安定には欠かせません。加入率が伸びない理由には、制度そのものを知らない、入りたくても加入窓口がないなどの理由が挙げられています。

 3つ目の質問になりますが、JAや各種団体と行政が労働災害補償保険に加入の推進をしてはいかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 議員ご指摘のとおりだと思っておりますので、農協等関係機関と協力しながら推進をしていきたいと思いますし、紹介をどんどん広げていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) 中津もそれほど保険という部分では加入率が高くはないというふうにお聞きしております。中津川市として、労災保険の加入率が低い理由というものはどのようにお考えでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 労災保険については、受給手続が非常に煩雑というような認識か強くて、一般の障害保険ですね、そちらのほうがちょっと入りやすいというようなことで加入率が低いというふうに思います。

 もう1つ、労災認定が必ずこれは必要になってまいりますので、農業機械を使っておるときに、例えば機械に乗っておるときにヘルメットを着用しておるとか、だぶだぶのズボンをはいているということで、自分できちんとした防御をしていないと労災認定がとれないというようなことも考えられますので、そういうことから労災保険の加入が低いんじゃないかと、そのようなことで考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。決してけががあってはいけないということなんですが、もしけがをされて生活ができなくなってしまえば元も子もありませんので、補償という部分でもしあれば本当に生活的なことも安心できると思いますので、極力災害補償保険のほうも推進のほうをお願いしていただきたいというふうに思います。

 次ですが、ことしの夏は熱中症による死亡者が多くなっていますが、農業でも例外ではなく、7月24日付の日本農業新聞に、熱中症、猛暑日なお厳戒を、相次ぎ農作業中死者と報道されました。農作業中の熱中症による死者の数は毎年10人前後にかかわらず、ことしは既に茨城や栃木、埼玉、石川などから10人近くに上るという報告が農水省に寄せられているそうです。

 ということで4つ目の質問ですが、農作業中の危険なことや、農業機械の安全な取り扱い方などの研修、セミナー等を積極的に行ってはいかがでしょうか、お伺いします。これは先ほど言った熱中症等の部分も含めてですので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、先に熱中症のことでお答えをしたいと思います。

 ことし特に熱中症対策が必要であろうというふうに思っております。ただ、現在では農家の方が熱中症で倒れたというご報告は受けておりませんが、これから今後、暑い時期が毎年続くということが予想されますので、例えば35度以上になりましたら、有線放送、無線放送等の外部スピーカーで皆さんにお伝えするとかというような方策も十分検討をしていかないかんというふうに考えております。ただ農家だけではなくて、熱中症は市民の方全員でございますので、他の部課と相談をしながら、携帯メール等でお知らせするような方法も検討はしていかなければいけないというふうにも思っております。そちらは十分これから積極的に検討をさせていただきたいと思います。

 それから、セミナーの拡大でございますが、現在は中津川市は1カ所でセミナーを開催しているような状況でございますので、より皆さんに研修ができるような方法を考えておりまして、地域ごとに分かれてセミナーをできれば開催をしていきたいということで、安全に対するセミナーをどんどんやっていきたいというふうに思っておりますし、女性の方の就農者もふえておりますので、女性の就農者専用といいますか、そういうようなセミナーも開催できればというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ありがとうございます。やはり今部長が言われたように、女性の農作業をされる方も多くなっているということも実際お聞きいたします。お互い老夫婦で、旦那さんが先に亡くなられてしまって、残ってしまった土地がもったいないから奥さん1人で頑張ってやっているという方もいます。実際にいますし、そういう方も聞きます。本当に女性1人で農業機具とかそういうものを構うという部分では、大変危険が伴う部分はもちろんですので、また特に、最新の機械でしたら、安全レバーとかそういうものはあるんですが、昔の農機具になると、そういう安全対策がとられているものが少ないというふうになっておりますので、そういうところで事故が起きてしまうという部分もありますので、女性向けの講習、セミナーももっとどんどんやっていくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 また、1つ要望なんですが、先ほど前段でもお話ししましたように、事故、傷害という事件が起きた場合に、報告がとれていないという部分もありますので、中津川市としてもしっかりと農作業中の死亡事故、傷害事故等もしっかり把握して、あったらすぐに対策がとれるような形を今後していっていただきたいなというふうに思います。これは要望なんですが、そういうふうにもし何か起きた場合に必ず報告をするような義務づけのようなことまでできれば、皆さんしっかり安全という部分を認識して作業を行うというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 農業は、今後中津川市も含めてなんですが、今後、国・地方の食料事情の大事な分野になってきます。幾ら土地があったとしても、その土地を耕したり野菜をつくる、米をつくる人がいなければ何も始まりませんので、まず農家である人を大事にしていくということを重点に置いて、今後行っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これは要望です。

 これで私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) これにて1番・田口文数君の一般質問を終結いたします。

 続いて、30番・楯 公夫君。

  〔30番・楯 公夫君登壇〕



◆30番(楯公夫君) それでは、午後2番目でございますが、私は、8月13日の岐阜新聞、自治体財政ランキング484位についてというお題目と、それから市長の行政姿勢について、特にミックス事業関連あるいは市職員に関して、議会あるいは議員対応についてということで質問させていただきますが、後は自席でやらさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) それでは、1番目の484位でございますけども、ここに岐阜新聞を持っております。自治体財政ランキング、効率運営、瑞浪市3位、780市調査ということになっておりまして、民間シンクタンクの関西社会経済研究所は、12日、全国780市を対象に財政運営の効率性を独自採点したランキングを集計、佐賀県多久市がトップだったと発表した。総務省が公開している2007年度の決算データに基づき調査した財政再生団体に転落した北海道夕張市などは対象から除いたと。同研究所は、各市が建設事業以外の行政サービスを借金に頼らず提供できているかを示す基礎的経常収支を計算、さらに、1人当たりの地方税収や高齢者比率などの影響を除外して、平均的な行政運営をした場合の収支予測を試算、実際の決算と比較することで効率性を評価をしたとあります。

 それで、順位でございますが、東濃地域を見てみますと、先ほど言いました瑞浪市が3位、昨年は7位ですね。それから土岐市が32位、前年度は57位、それから多治見市が37位、前年度は31位、そして恵那市が308位、前年度は177位、それから中津川市が484位で、前年度は186位ということになっております。たまたま私、若干瑞浪の職員に縁がありまして、いろいろ聞いておりますけれども、この瑞浪のランキングは、たまたま収入が、認められた一部の収入があったということで、ランキングが上がっているということも事実のようでございますけれども、いずれにしても、高いところにおるわけでございます。

 そこで、よく、484位が先に出ていってしまうと、市民不安あるいはこれからの財政がどうなるかという疑問がわくわけでございまして、これに対し市民にわかりやすく説明する必要があると思いまして、この機会をとらえてぜひこの状況を、中身あるいはどういうわけでこうなっておるのか、これについて詳しく説明をしていただきたく質問をいたします。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) この調査を行いました財団法人関西社会経済研究所につきましては、関西の経済界をはじめ学識者や研究機関、行政等の協力で設立をされました総合政策シンクタンクでございまして、関西の発展戦略と産業社会の構造分析などを主な事業として行っている財団でございます。

 ご質問の新聞記事につきましては、当財団が3年前の平成19年度の決算数値によりまして行った調査でございまして、去る8月12日に記者発表をされたものでございます。

 その内容を当財団に確認をいたしました。そうしますと、施設整備などの投資的な経費を除いた経常的な歳入と歳出の差額である経常収支の観点から財政運営の効率性を評価し、順位づけを行っておりまして、財政運営を検証するための一助になるのではと財団みずからも述べておられました。

 この公表されました当財団の評価の考え方は、自治体財政に大きな影響を与えます1人当たりの地方税収と65歳以上の人口比率から、その市の標準的な1人当たりの経常収支差額を推計した上で、実際の1人当たりの経常収支差額との開きにより順位づけを行ったものでございます。したがいまして、この評価の考え方では、中津川市のように、遠距離通学の支援とか、医師、看護師の確保とか、地域振興特別予算あるいは企業立地奨励金などの、中山間地であります当市が抱えておる課題解決のための独自の市民サービスを多く展開すればするほどランキングは下がるという仕組みになっております。

 また、当中津川市におきましては、先ほど議員のほうから紹介がございましたように、18年度につきましては、186位であったものが、今回公表された19年度は484位になったということでございます。19年度につきましては、当市では、職員の退職金が大きく計上されるなどの支出があったことで、その年のランキングは下がることとなりまして、そうした順位になっておるというふうに分析をしております。

 他市の例で紹介を申し上げますと、前年度、前年度というのは18年度決算の前年度でございますけれども、ランキングが1位であった飛騨市につきましては、19年度には322位になっております。飛騨市に問い合わせをしましたところ、前年1位になった理由は、平年にない寄附金が約10億円ほどありまして、これが経常収入に計上されたことから1位にランクされたという分析をされておりました。したがいまして、このランキングは、その年の突発的な収入や支出の差で、支出の発生で大きく変化することがわかります。

 また、この調査におけるベスト10の自治体の中には、平成19年度決算状況において、実質公債比率が18%、これは黄色信号とも言える、借金をするのに県知事の許可が要るという数値でございますけれども、その18%を上回っている自治体が3団体含まれておりますし、財政の弾力性を示す経常収支比率が硬直している。これは弾力性に欠き、余裕がないという、そうした判断でございますけれども、その数値、90%を超える自治体が9団体含まれております。

 当調査につきましては、当財団が独自に行った調査結果でございまして、この調査の手法としている基礎的経常収支は、経常収支的な財政運営の効率性を評価したものでございまして、財政全般の健全性を示すものではないというふうに考えております。

 当市といたしましては、このような調査に一喜一憂することなく、今後とも借金を返す以上に借りない、それから国・県の補助金を獲得する、それから有利な借金を活用する、それから繰り上げ償還を行う、市役所改革を実施し、総人件費を抑制する、こうした5つの方針に沿って健全財政を確保してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 説明ありがとうございました。それで、この順位のほかに基礎的経常収支、ナンバー1とナンバー2があるわけです。これまた順位が全然違ってくるわけでございますが、地方交付税を引いたものの考え方、それから積立金の取り崩しを足したものの考え方、この2つに分かれるんですが、基礎的経常収支1の場合、瑞浪は77位、昨年は185でございます。昨年と言ってはいけませんが、前回は。中津川は119、それから多治見は406、土岐は450、こうランクが全然違ってくるわけですね。この辺についてどうお考えですか、教えていただきたい。



○議長(伊佐治由行君) 理事・勝 佳朗君。



◎理事(勝佳朗君) 基礎的経常収支1というのは、歳入に地方交付税を加えたものということで、中津川市につきましては、交付税依存度というのは極めて高い、そういう中で交付税を加えた中では、前年度72位、前年度2006年ですね、2007年については119位ということでございます。地方交付税を除いて、要する自主財源だけで見たらどうかということは、それは1つの見方かもしれないですけども、地方交付税という意味合いから申しますと、少しいかがなものかとは思っています。ですから、地方交付税を全然無視するという考え方の中では、当然順位は下がると、そういうふうに理解しております。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 今の説明であれだと思いますが、基礎的経常収支2のほうになりますと、やはり交付税を考慮しないということで、520位に落ちるんですね。そういうことで、これはやはり総合的な財政収入の問題の中で、いかに中津川市は交付税依存度が高いかということがわかるわけですけれども、効率運営ということなんですが、1つは、交付税算入をしていない借金、これが多い場合に逆に、先ほど一番最初の484番目のことに戻りますけれども、元に戻らない、関係ないですか、こうなった場合に、交付税算入がされない借金が多い場合に、これは逆に下がるということになるわけですね。それをお聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 理事・勝 佳朗君。



◎理事(勝佳朗君) これの基本的な考え方は、歳入とか歳出の部分からプライマリーバランス、要するに公債費の考え方を除いておりますので、起債のほうは影響しません。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 起債のほうは影響しない、――交付税算入、関係はないですか。

  〔「交付税算入の部分だけ」と呼ぶ者あり〕



◆30番(楯公夫君) 交付税算入をされる起債とそれから交付税算入されない起債、これによって差があると思いますが、それはいかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 理事・勝 佳朗君。



◎理事(勝佳朗君) 先ほど部長が答弁いたしましたように、有利な財源ということでは、当然交付税のほうへ合併特例債であるとか、臨財債というのは算入されてまいりますので、その影響はございます。で、そもそもその交付税を除いたらどうかということで収支の3というのが出てきておりますので、そこら辺をよろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私もこれ、財団のプレス資料、職員が取り寄せてくれた部分、インターネットでのアウトプットを見ているんですけども、今、建設系統、投資的経費の部分については除いているということになるわけでして、そういう意味においては、建設に投入する、例えば基金の取り崩しなども除いているわけですし、それからそこに充てようとする起債、この関係も除いているところでありますんで、そういう投資的経費にかかわる起債また公債費、これについては入っていないという形で認識しております。

 今、楯議員がおっしゃった500番というあたり、私、この資料では、経常収支2、要するに地方交付税を除いた場合の経常収支に関する掲載においては484となっているんですよね。だから、500とさっきおっしゃったのがちょっと、私の資料の中では1人当たり基礎的経常収支2の現実値マイナス41.5、1人当たり基礎的経常収支2マイナス37.0、その差がマイナス4.6と、そういうことで、これでいきますと、これは前の年、2007年のところですけれども、それで484です、それで484になっています。500とおっしゃった部分は484との関係においては、私は把握してないんですが、今の値を私としては把握しているということであります。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 市長、基礎的経常収支2の順位、要するに先ほど私が申し上げた交付税を抜いたランク、これが520だということです。これは間違いございません。お見せしましょうか。484は最初に言った新聞の資料でございますから、基礎的経常収支1と2がほかにあるということ、理事はわかったですね。

 次へいきます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 確かめますけれども、別表3というのがありまして、非裁量的要因を考慮した財政評価2007年度全国、これでいいですね。

  〔「別表3じゃなくて」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 別表2なんです。基礎的経常収支2の順位、全国2007年度、そういうことなんです。



○議長(伊佐治由行君) 答弁はいいですか。



◆30番(楯公夫君) 答弁いいですよ。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) それで、これは大したことないと言えば大したことないという話になりますが、いかにあらゆる財政収入を得て市を運営していくかということには変わりないわけでございますが、利用できる、この計算で利用できることもあるということで、この中には、独自でこの計算方式を取り入れておるところもあるというぐあいに聞いておるわけですが、そうすると、これは2007年じゃなくて、8年、9年、計算できるわけですが、そんなに難しいことじゃないと思いますが、やってみる気持ちはございませんか、どうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 今の時点ではその計算はしておりませんが、参考として計算することはできると思いますので、検討してまいりたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この辺が一番ポイントになってくると思うんですけども、先ほどの地方交付税というものをどう見るかという部分があります。この研究所の所長さんは本間さんという方で、大阪大学の名誉教授であったと思うんですけども、小泉内閣のときの経済諮問会議で活躍された方だと認識しております。そういう中においては、効率性で物を見ていくという側面が強いというぐあいにして思います。私どもの地方都市においては、非効率という部分はどうしても中山間地におけるいろんなことをやろうとするとそれが伴ってくる、だからこそ交付税というものがあって、全国的な基礎的なサービスについては、国の支援というものがあるわけでして、そういうことにおいて財政を運営するというところは、国の根幹の部分であります。財政力指数が0.5何がしという状況でありますんで、その地方交付税を抜きにして物を議論するというところは、少し危険があるというぐあいに思っております。ただ、それを抜きにして物事をやるという部分は、将来的には合併後10年ということを考えるときに、地方交付税が減ってくるということもまた確かなところでありますんで、そういう意味においては、こういった観点からまた1つの指標としてやっていくというのは、意味がないことではないというぐあいには認識しているところであります。直ちにやるというところで考えているところではありません。

 なお、さっき別表2と別表3のところで、484位というのは別表3のほうで示された値なんです。それについては、非裁量的要因という部分を考慮して考えるということで、それは1人頭の地方税収と、それから65歳以上人口比率、これがこの経常収支の2に影響があるということで、その影響を考慮して、その影響を取り除いて比較してみようということでやった部分で、経常収支2という部分において、楯議員がお示しの別表2というのは、非裁量的要因というのを考慮しないものでありますんで、どちらも地方交付税は入っていないということであります。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 丁寧なご説明ありがとうございました。

 実は瑞浪の党の関係でいろいろお聞きしている中で、これのバランスは、すべてではないんですが、ある程度、高齢福祉につぎ込まなきゃいけない金額、あるいは病院の関係、あるいは借金に回す金、人件費等全部決まってくる金があるわけです、毎年度。それで、自主財源、自分で、先ほど話がありましたが、思うように、中津川市が勝手に使える財源比率とも言われておるというお言葉を聞いておるわけですが、自由に使える金のランキングというぐあいにちょっと、そういう話を聞いておるんですが、その辺はそういう解釈でいいですか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますけれども、自由に使える、いわゆるこの計算の基本となるものにつきましては、経常的な収入と経常的な支出という、そうした観点で算出してございますので、自由に使えるというか、常に使っているお金を基本としてこの算式を用いて出すということでございますので、その辺の、自由に使えるという意味は経常的に使う額ということでよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 多分、自主財源のことを自由に使えるといっておっしゃったんだと思うんですけども、そういう意味においては、地方交付税も私どもとしてはいろんな形に使わせていただいているところであります。地方交付税の算定のところで、基準財政需要額というものを見てやっておられますんで、それに応じて使っていくということがまた1つの考え方ではありますけれども、だからといって自由に使えないというぐあいには理解はしていないところです。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) なかなか、また勉強しながらひとついろいろ教えていただきたいと思いますが、この項はこのぐらいにしておきます。

 次に、財源というか、財政に関連しまして、大変、町のほうへ行きますと、ちょっと楯さん悪いけども、借地料を負けてくれんかのというような話やら、税金払えんわのというような話がちょこちょこ耳に入ってきますが、そういった中で大変厳しい人たちがたくさんみえると思います。

 そこで、ここ20年あるいは21年度の税収、固定資産税等を踏まえて、市民税、踏まえて、税の落ち込み、あるいは収入未済はどんなような状況になっているか、あるいは今年度の見通しについて教えていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 平成20年度、21年度の税収と22年度の税収見込み額についてでございますけれども、平成20年度につきましては、113億9,394万1,809円でございまして、平成21年度は105億178万4,937円でございました。約8億9,000万円の減でございまして、割合で言います、約8%減でございます。平成22年度の収入見込み額につきましては、8月末現在の推移で予想いたしますと、約100億1,500万円程度と見込んでおります。また、収入未済額、いわゆる滞納繰越額でございますけれども、増大が懸念されるというご指摘でございましたけれども、これは差し押えなど徴収業務を積極的に行っており、平成20年、21年と年々減少をしておりまして、特に平成21年度は合併後初めて10億円を切りまして、約9億5,200万円となりました。現段階で、平成22年度の滞納繰越額は109億円前後と見込んでおります。

 なお、当市の平成21年度の県下の収納率につきましては、平成20年度と比較をいたしまして、現年課税分につきましては、2ランクアップの13位から11位になりました。滞納繰り越し分につきましては、6ランクアップの17位から11位になりました。県下で今およそ中位のランクに位置をしております。市全体としての収納対策につきましては、昨年4月に収納対策本部を設置をいたしまして、全庁的に公金を取り扱う課の滞納縮減の目標値を設定をいたしまして、その数値を達成するための指示及び指導等をいたしまして、努力をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) ありがとうございました。大変努力されておる成果を聞きまして、ありがたく思いますが、大変厳しい、9億5,200万円の減ということになりますと、約10億円近いということになりますと、大変厳しい時代を迎えておるなという認識をいたしたところでございます。この問題はそれ以上突っ込んでもいたし方ありませんので、次に進めさせていただきます。

 市長の行政姿勢についてという題目で出させていただきました。

 実は私、町を歩いたり、あるいは知り合いに出会いますと、おい、楯君一体全体市はどうなっておるんじゃと、お前の連れてきた市長やないかと、このミックス事業等についても、何とかお前頑張らなあかんやないかと、お前にも責任あるぞとおしかりをこうむっておる次第でございます。

 そこで、ちょっと若干離れ、離れはしませんが、市長に期待を込めた形の中で分水嶺、岐阜新聞の分水嶺、昨年の記事でございますけれども、秘密主義、冷淡、横柄、責任回避、官僚について回るイメージはよくない、作家城山三郎さんの描いた1960年代の通産官僚は、人間味にあふれる城山作に官僚たちの夏が民放の日曜ドラマで放映されており評判がいい、ミスター通産省、現経済産業省と括弧で呼ばれておりますが、主人公の風超信吾が信頼する部下を率い、日本を高度経済成長の波に乗せていくストーリーであると、戦後復興した日本を欧米先進国と肩を並べる一流の物づくり国家にする風越の信念だと、こういうあれがありまして、このモデルになっておる人が土岐市出身の元通産次官故サトウシゲル氏であると、佐橋 滋氏であると――ちょっと読み間違いまして、申し訳ありません。書いてありました。本当にすばらしい官僚がいるんだなと思って読ませていただいております。

 そこで、市長さんにお伺いをいたしますが、大山市長さん2期目の選挙の最中に、地元の津戸、三郷の皆様方に、口約束のようでありますが、この候補地について再考をするということで話を聞いたものですから、多分三郷のクラブだというぐあいにお聞きしておりますが、間違ったらごめんなさい。一生懸命大勢の人を集めて、選挙運動を一生懸命やったんやというお話を、後から出てきますが、新政会独自で津戸クラブへ行ったときの話でございます。この後、市長さんは、市長責任ではなくて、選挙人で公約した責任において地元にお話をされたかどうか。経緯について触れられたかどうか。

 これは鈴木雅彦議員の20年12月に、その後、苗木区長会からの計画地の再検討の要望を受け、地元で提案された新たな候補地を含め6カ所について再考し、同様に比較検討した結果、再び苗木浄化センター隣接の市有地が断トツの最適地という結果となり、その結果を苗木区長会に説明させていただいたところであります。これは20年12月の答弁でありますけども、これは区長会からの話でございまして、その前の選挙のときの話、これはどう対応されたか、お聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今のお話は、政治的な話ですね。私が前段を答えます。

 今のやりとりは、白紙撤回をせよというお話がありました。白紙撤回はできんというぐあいに申し上げました。で、ぎりぎりのところにおいて、再考すると、再度考えるという部分をお約束して、そのとおりにしたところであります。内容については、生活環境部長に答えさせます。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 再考の約束ということでございますけど、今楯議員が、20年12月の鈴木雅彦議員への答弁で紹介があったように、当初、32カ所の候補地から選定をしておりましたが、地元区長会から要望を受けまして、1カ所を追加し、計33カ所で再考しました。地元からの約束どおり、再考した結果も、当初と同様に津戸地区が最適地となったということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 私がお聞きしたいのは、これからも誠意の話をするわけですが、この白紙撤回はできない、再考するというと、考え直してくれるんじゃないかという期待があるわけですね。それで一生懸命選挙をやった、その後どれぐらい時間たってから返事したんですか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 日にち的には20年10月1日に、苗木区長会のほうから、候補地の再考の要望がございまして、11月28日の苗木区長会におきまして、その検討結果を説明したということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 補足で答弁させていただきますが、期待があるというお話をいただいたんですが、先ほど答弁したように、白紙撤回をせよということでおっしゃった部分、何回もおっしゃいました。私はそれはできんということでお答えをしているところでありますんで、期待という部分については、再度考える、再考ということで受けとっていただいているんじゃないかというぐあいには思っております。これは私の思いです。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 地元の期待が非常にあったというぐあいに私は伺っておるものですから、そういう言い方になりましたんですけれども、後でまたあわせて言いますが、新政会が3月15日ですね、附帯決議をつけたのが3月13日だったと記憶しております。それで、何とか附帯決議につきましては、産業建設委員会に私も入っておりまして、全員で、委員長を含めて、これをきっかけにして何か突破できんかということで、地元の皆さん方もきっかけになってくれたらありがたいなという、相談したわけではございませんが、そういう意味も込めて附帯決議をつけたわけでございます。そしてその15日に、地元津戸へ行きまして、新政会、たしか7名だと記憶しております。議長、副議長は外しております。その中で、7時から2時間ほどお話を聞きました。こういう状況だということで、その中身には触れませんが、その皆さん方に、市長とぜひひとつ会って、私どもは執行権がないから、会う約束だけしてもらえんかということでお願いをしてきまして、その夜11時ごろ返事がありました。それを副市長に伝えて、ぜひその機会を設けていただくようにお話をしました。副市長、それを伝えましたね。



○議長(伊佐治由行君) 副市長・水野賢一君。



◎副市長(水野賢一君) 確かに楯市議のほうから、15日の夜、11時回っていたと思いますが、お電話をちょうだいをしまして、地元としては、市長と面会をしたいのでぜひ会ってほしいという意向だということを伝えてほしいということだったものですから、翌日、伝えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) それで、実現をしなかったわけでございますけれども、市長はそれをお聞きして、これは附帯決議で大分お怒りになっておった時期だというぐあいに私は推察いたしますが、そんな余分なことですが、その後、市長としてはどう受けとめたんですか。



○議長(伊佐治由行君) 副市長・水野賢一君。



◎副市長(水野賢一君) ちょっと関連がございますので、今のご質問の件でございますけども、事業推進に向けまして、当時の与党4会派としてまとまることについて、新政会さんにおかれましては、残念ながら受け入れてもらうことはできなかったというふうに思っております。その後、3会派まとまった形で、津戸地区での事業推進の立場からの地元との話し合いの要請、これを受けまして、4月の地元との話し合いに至ったという経緯だというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 肝心なところを私のほうから、市長と言ってお尋ねですので、お答えをさせていただきます。

 今副市長がご説明したように、新政会単独での話し合いの要請でありまして、その際、津戸地区で事業推進すべきとの立場というものを表明してほしいということで、新政会の皆さんには私、お願いしたところですけれども、ある意味では、与党という立場で私を応援してほしいということでお願いをしたところですけれども、それを表明していただけなかったため、話を受けることができませんでした。表明していただいた与党3会派の要請を受けて話し合いに臨ませていただいたところであります。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) これ、全然違う話なんですよ。これは、その後から津戸、三郷は一番いいとこやと言ったか、これからまだやりますけども、これは順番が違うんです。新政会があっせんしたけれども、そんなところヘ行けるかと言って断られたことは事実なんです。その後、私どもはまだ、今話、出たから言いますけれども、4会派で寄って、我々は嫌われちゃったんだから3会派でひとつ頑張って地元と会ってくれよ、わしら会ってきたと、だからその機会をつくってやっくれと、3会派の皆さんお願いしますと、私どもが頭下げたんですよ。全然話わかってないじゃないですか。そんな行政をやってもらっちゃ困るんですよ、本当に。しっかりしてくださいよ。それが事実ですよ。何か言うことありましたらどうぞ。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私どもも、この点については大事なところだということで、ひもときました、いろんな形で。そういう中においてまとめさせていただいた答弁でありますので、3会派と新政会がやられたところについては、私ども承知しない部分でありまして、新政会単独での話し合いの要請であったわけでして、その際、私は、与党であれば応援してほしいということで、津戸地区で事業推進をすべきであるという立場も表明してほしいと何回もお願いしたところですけれども、それを表明していただけなかったわけでありまして、話をいただいたわけですけれども、受けることができなかったと。表明していただいた与党3会派がセットしていただいた形での4月21日、これを受けさせていただいたということであります。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 市長おっしゃったのは、私どもは予算を通しているんですよ、あそこでいいといって。これがあそこで一番いいということの証明だと思っています。その後市長は、津戸、三郷が一番いいところだって手紙書けと言ったんですよ。それから市長にも頑張れといって手紙書け。何でそんなことしんなんのと、我々は議決して賛成しているんだから、それが津戸、三郷がいいという証明じゃないですか。そのつもりで、一々市長にこたえなきゃいけないということはありませんし、地元の了解を得てやっていくことということで附帯決議をつけて、これも全委員で相談してやっていること。

 それでもう1つ、次に時間がなくなっていきますが、24日ですよ、3月24日、議会運営委員会が終わった後です。証人もちゃんとおりますが、私が行きまして、附帯決議した大分後ですね。これ言っちゃいますよ。東京都の美濃部都知事は、反対があって高速道路を取りやめたがそれでいいのか、名古屋市長の本山市長は、反対があって高速を取りやめたがそれでいいのか、民生委員会はうまくいったが、附帯決議なんかつけやがってどうすりゃいいんだ、一番よく覚えている。津戸、三郷が一番いいところであると言ったか、恫喝をされた覚えがあります。

 4会派で、先ほどこれ言っちゃいましたが、手紙書けというやつは言いましたのでいいですが、そういう状況の中でも私どもは、先ほども申し上げたように、4会派で集まって、これほど恫喝を受けておって、市長はそんなに簡単に聞くわけないで、あなた方3会派頑張ってやってくれよ、その後ですよ、それだけ恫喝されても一生懸命私どもやってきましたよ。そこを誠意ある対応をしてもらわんと、この問題、先ほど代表者会議もやったところですが、なかなかひもとけない部分、ひもとけないんじゃなくて、地元の皆さん方に理解をしていただけない要素を冒頭で、誠意なき対応を2回も繰り返したということなんですよ。非常に遺憾に思っておる次第でございます。あのときしっかり対応しておれば、ここまで、3年間も同じ状態が続くということはなかったというぐあいに私は思っておる次第でございます。

 そこで、時間が迫ってきてしまうものですから、一緒くたになっちゃってあれですが、ミックスニュース、ここにあります。7まであります。これで市民向けに一生懸命やったことは結構ですが、これを見て地元の皆さんが余計怒っちゃった。約束はないが、一番大きいところなんですが、ここに、時間がないで読みませんが、市長のメッセージが書いてあります。長時間にわたり誠意を持って地元の皆様にご理解をいただくよう努力をしてまいりましたが、現在、地元の同意はいただけていない状況です。最後のほうには、税金の無駄遣いをなくするため、8万4,000の市民のために、何とか、これから必要な事業であるからやりますよというニュアンスを書いてあるわけですが、長時間にわたり誠意を持って取り組んできた、先ほど申し上げました2回の、ことしになって3月13日と4月の地元の会合、これは議会が全部絡んであっせんしたことなんですよ。行政としてどんな誠意を持って当たってきたか、教えていただきたい。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 三度ほどそういう形で取り組ませていただいたというぐあいに思っていますが、それについては、部長のほうから答弁をさせていただきます。

 先ほど予算を通しているということが事業推進の立場だということを表明していることだと、それは与党4会派とも同じであったわけですけれども、さらに私としては、そのお話もいただいたわけですけれども、いただいたときに、そういう上においてもまた、特に地元のほうへそういう形で、津戸地区で事業推進をするのがいいという話をしてほしいということで、与党としての立場として応援をしてほしいということでお願いしたわけですけれども、それがやっていただけなかったということであります。

 それから、先ほど言っちゃってもいいかといっておっしゃった部分ですけれども、それは日にちが違っております。我々がつかんでいるところでは日にちが違っているところであります。

  〔「どれぐらい違うの」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 一問一答でありまして、今、ミックスニュースの件の一問一答をしておりますので、それについてお願いをいたします。

  〔「答弁が日にちが違っておるということで、おかしいよ、中身は合っておると言っているわけよ、日に  ちが違うだけで、日にちが違うだけでどう違ったということなのか」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) じゃあ、その日にちについてだけのみ。市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) お答えしますと、3月24日とおっしゃいましたけども、3月18日にやらせていただいた会議の中で私として言わせていただいたというところですが、そういう意味では、ちゃんとメモをとっておられるということであれば、そういった暴言を吐いたような言い方をしていたかどうかということについては、私は少し違和感があります。熱心に話をさせていただいたということは、確かであります。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 3月24日だと記憶しておりますがということなものですから、ありがとうございました、教えていただいて。それはそのことは別に問題ございません。

 それで次ですが、ことしになりまして6月議会の一般質問、あるいは本議会での、6月議会での答弁をずっと聞いておりますと、28日の新聞紙上に出された緊急記者会見と中身が違っておるということでございまして、その辺は、ちょっと議会軽視だというぐあいに感じておるところですが、その辺のいきさつ、あるいは何かそういうことについてお答えできることがありましたらどうぞ。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 6月議会におきまして、原 昌男議員の一般質問には、早期に都市計画決定をする必要があるが、時期は決まっていないと答弁しております。また、6月28日に、定例の記者会見がございまして、このときに、何らかの判断をしなければならない時期にきていると市長が見解を話したところ、翌日の新聞に、住民の了承がなくても事業を進める意向を示したと表現されました。6月議会の最終日、6月29日でございますが、鈴木雅彦議員の緊急質問に対しましても、時間的な余裕がないと言ったことを、新聞では、事業を進める意向と表現されたと答弁いたしました。その後におきまして、22年度中の事業着手のタイムリミットを検討した結果、地元の同意は得られておりませんが、このままでは環境センターの補助金返還の可能性があり、時間的な余裕がないことから、地元への理解は引き続きお願いしてまいりますが、初期に必要な事務手続を進めることとしまして、7月21日の臨時記者会見におきまして、初期の事務手続に入っていくということを表明いたしました。

 今後も、事務手続と並行して地元の皆さんのご理解をいただくよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。

  〔「できるわけないじゃん」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。静粛に願います。



◆30番(楯公夫君) もっとはっきり、28日に記者会見して言えるようなことがあるんなら、議会の中でしっかり答弁しておいたほうがいいというぐあいに思いますので、今後気をつけていただきたい。はっきり、議会を軽視するような、何かにおうような話では、これはまずいというぐあいに思っております。

 それで、これから、きょうも代表者会議やりました。地元とどう対応するのか、このままいって、分かれ分かれでいくのか、それとも本当に誠意を持って、これは8万4,000の家族だと、皆さんのところも全員家族やと、すまんけど皆さんのために何とか、それは無理を言うかもしらんが、多少におわんようにはするけども、あんた方の言うことも聞くで、すまんけど何とか頼むというお願いをする意思はございませんか。多くの家族のために一部の家族を犠牲にしてはいかんけど、犠牲にはせんという気持ちでお願いする気持ちはございませんか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 前から地元のご理解をいただきたいというところは表明をさせていただいているところであります。さっき、誠意という部分においてお尋ねだったんですけれど、答えてまだないんですが、私としても、今までのやりとりの中において、我々は事業説明、事業の内容、中身を聞いてほしいということをお願いし続けてはきているんです。それは議会でも、ここでいいから地元の理解を得てこいと、これが議会の立場ですから、私どもも理解を得させていただくためには、その中身を聞いていただかなきゃいけないということで、今までずっとやってきているところです。

 ところが、それについては受け入れていただけてないということであります。過去の経緯についての話し合いだったら持つと、こういう話ですんで、我々は事業の中身を聞いていただきたいというのが片方でありましたけれども、そこについては、やはりまずはやりとりをさせていただくということが大事じゃないかということで、先ほどお話がありました4月21日というのを持たせていただきました。その後、その後の話ですけれども、議会のほうであっせんをしていただいたんですが、そのときも事業の中身を聞いていただくということは、議会のほうでも地元のほうに言っていただいたんですけれども、それについては拒否されたというところでありまして、そういうことでいくと、私どももそれはまずは話し合いの場を持っていただくというのが大事だということで当たっていって、ことしの3月13日にその話し合いを持つことができたというところであります。

 その後のやりとりの中において、この用地の中での草刈りの問題を端緒にして、また地元の皆さんの行動という部分の中で、私どももさくを張らしていただいたんですが、このさくがあってまた話し合いにもならんということで、それについては、一部撤去、それから全面撤去、こういったことも条件として提示させていただきました。

 また、その過程の中においては、公開質問状という部分についても、一つ一つ丁寧に答えをさせていただいたところでありまして、私はこの事業については、地元にお願いするべき立場にあると、これはそういうぐあいに認識しておりますんで、これからもそういうお願いをし、また理解をいただくように取り組んでいきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 市長、執行部側は聞いてもらいたい、聞いてもらいたい云々の話は、去年、議会あっせんではっきりわかっているんですよ。だから言うんですよ。そんなことよりも、つくらなきゃしようがないでしょう。理解してもらわなきゃしようがないでしょう。みんな、8万4,000市民が家族やと、おれは家族のために何とかせんなんのやと、地元の皆さん全く申し訳ないが、迷惑はかけんようにしたい、でもちっとは迷惑かけるかもしらんけど、ここで何とかお願いせんと、わしもこれは、もうこれ先やっていけんで、どうしてもお願いしますと頭下げてくださいよ。それが打開策だと私は思っているんです。いろんなことごちゃごちゃと、自分の話聞いてくれ、あれや、そんな今段階じゃないですよ、と思います、私は。それやっていただけますか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) よく考えさせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 都合がいいか悪いか、そういうときには考えさせてもらうと、いい答弁じゃなくて全くあれですが、ぜひやっていただきたい。強く要望しておきます。お願いします。

 特に、議長室に渡辺崋山先生の訓戒があります。交渉ごとの訓戒の1つに、人を欺かんとするものは人に欺かれる、欺かざるは己を欺かざるということを忘れるなかれ、人にうそついたりだましたりするようなことをやったら自分もだまされるよ、人は言うことを聞いてくれんよ、こういう意味でございます。参考になさっていただきたいと思います。

 次に移ります。ぜひ、このままがたがた言っておって、最後は裁判だ、強行だ、また大荒れに荒れるような行政だけはしないようにお願いをしておきたいと思います。

 次に、市職員に関してお伺いをいたします。

 4つの気質の問題でございます。市長さんのあいさつの関係の中、あるいはいろんな文書の中に、この4つの気質が出てきます。これは、職員が4つの気質打開できんからだめだ、ずっと本当に長いこと聞かされている。ある職員の話を聞きますと、職員は頭が悪い、職員は頭悪いと言われておるばっかりでとてもかなわんと、市民の皆さん方にそれを宣伝しておる、これは内部の話ですよ。ちょっと市長怒るかもしれませんが、市長が市職員をしっかり使いこなしていない証拠やないかという市民もおりました。その辺のところを踏まえて、この辺をちょっと見直して、職員は本当にいい職員ばかりだと私は思っています。要は使いようだというぐあいに、人は使いようと昔から言葉がありますが、その辺のところを踏まえて、しっかり内部マネジメントをして、外部に恥をさらすようなことのないようにやってもらいたいと思いますが、いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご質問の4つの気質問題と称して何を市職員のせいにし、どのような恥をさらしているのかというあたりについては、ちょっと思い当たらないところでございますが、事実を正確に伝え、透明な市政を進めることが大切であると考えております。

 福岡地域の産廃問題を例にとるならば、恥ではなく事実を正確にお伝えし、ミスを繰り返さない対策を立てたものでございます。この問題の発生原因等の監査結果を公にすることについては、好ましくないとの意見もいただいたところですが、何事においても、これまであった隠ぺい体質を改め、事実をありのままに伝え、議会のチェックを受けるとともに、対策を立てなければ物事の改革は進まないと考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) そんな福岡の産廃なんか聞いておらへんね。要は、職員の気質のせいだということだけに固執して、職員が小さくなっちゃうようなことをやったらあかんよと、もっと自由にやれるようにしていただきたいし、ちょっと市長、1つここで余分なことを聞きますが、やめたある部長が、市長さんがロビーを通って行って、私と部長と話しておったら、後から楯さん何話しておったか聞きに来るでな、案の定秘書課からそういうことがあったと。これは事実ですが、そんなところに、細かいところに神経使っておらずに、もっと職員の、一生懸命自由に、それこそいいところを伸ばす方向の、人間なんて欠点、利点あるんですが、利点を探して、いいところを探して褒めてやれということを言われます。その褒められた人は、これはいい人やなと言ってくれるに決まっておる。そこのところを突きながら、さっきの恫喝じゃないですが、頭たたかんように、たたいたらフォローするように、しっかりとやって、今本当に市役所暗いで、もっと明るく、坂本竜馬じゃないですが、笑って楽しく暮らせる日本をつくろう、笑って楽しく、あるいは一生懸命希望に燃えた仕事ができるような市役所にしようということで、職員を指導していただきたい。要望いたします。

 それから、行財政改革、これも職員の関連ですが、特に私が感じるところは、財政改革云々もありますけども、行政改革やろうと思ったら、改革やろうと思ったら、その人が、職員なり何なり、ある会社の社長が言っておりましたが、真に腹で、自分で、こういうわけでやらなきゃいけないなということを腹に落ちて、それから初めて改革ができるんや、頭をたたいたって改革はできん、鬼の手では改革はできん、仏心もなければならん、こう教えておりました。要は、みんな一緒になって、市職員の皆さん方がチームワークとるならチームワークで、本当に自分たちで何をしなきゃいけないかということを、トップダウンじゃなくて、職員みずからがその気持ちを起こすような行政指導を、指導じゃなくて、そういう市役所にしていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 我々職員は、市民のために役に立ちたいということで、夢と希望を持って市役所に入ってまいりました。市民の声にこたえ、感謝されることで夢と希望が膨らむことになると思います。現在、政策に取り組む火付け作戦や改革の工程表、ロードマップの達成に各部署が主体的に取り組んでいるところでありますが、また、若手政策集団、かやの木政策塾に職員みずからが手を挙げて、職員総数76人、12チームが夢のある政策提案に意欲的に取り組んでいるところでございますので、温かく見守っていただきたいと思います。このように、若いうちから企画力、計画力をつける火付け作戦や若手政策集団の活動に積極性が出てきているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 今いいこと、何か言って、火付け作戦、これをどっかで言おうかと思っておったんですよ、役所で火つけてやったら、火事がいっぱいふえちゃったりすれば、本当に、こんな名前どうしても、どうも納得いかん。消防署長、そんなことあかんと言って言わなんだか。それはいいです。冗談ですが、この名前だけはちょっと考えてもらいたい。これは要望しておきます。それはちょっと横へそれましたが、火つけちゃまずいわ、家へ、これはまずいですよ。

 行財政改革、特に腹に落ちて、みずからがやる気になる職員になること、今、いいぐさ言っとるよ職員は、こんな、市長ばっかりいい格好しゃちって、わしらばかやといって言われておる、それでは仕事せんで、はっきり言っておきます。

 次に、議会対応と議員対応についてお伺いをいたします。

 まず、これはまた嫌みになりますが、東山道もみじ祭りで市長さんがあいさつをされた。楯議員は図書館に反対したと、名指しですよ。これからスマートインターあるいはそのほかのことについては、某議員を通じてやりますと、あいさつって何ですか。あいさつというのは、私は、字引も引きましたが、仲を取り持つ、次につなげるということなんですよ。分解じゃないですか、これ。分解しちゃ困りますよ。こういう議員に対する態度。

 もう1つ、先ほど申し上げた18日の件ですが、その前、私どもちゃんと市長と一緒に懇談しておりました。説明を受けておりましたが、先ほども、秘密会とは言いませんが、その会合続いていますか。あるいは、もっとオープンに、赤裸々に、議長を通じ議運で情報を平等に出していただきたい、こういうことをお願いしたいわけですし、時間がないのでまとめて聞きますが、その辺のところについてお考えがありましたらどうぞ。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。

  〔「議事進行について」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) 今、楯議員の質問が続いておりますけれども、質問の内容からして当然市長が答弁すべき内容だと思うんですよ、先ほどから。それを総務部長に答弁させるとは一体全体どういうことや。これではまずいから、議長から、この質問の内容からして、これは市長が答弁しなさいという指名をしてください。それで、根幹にかかわるような問題ですからね、それは市長だってわかるわけだから、みずから立って答弁すべきじゃありませんか。

 以上、議事進行について。



○議長(伊佐治由行君) 今の原 昌男議員の議事進行の答弁者にかかわる話でございますが、答弁者は、長たるものが委任した者に答弁させるという長の権限がございます。必ずしも議員が要求する質問者が答弁するのではなくて、長が権限を持った委任ですね、委任された者が答弁するということも、これも議会のルールとしてございますので、今の原議員の議事進行は聞きおいておきます。

  〔「議長、引き続き」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 何ですか。



◆6番(原昌男君) それじゃ、我が長はですな――。



○議長(伊佐治由行君) 原議員、議事のほうは議長において議事を進める権限がございますので、今の原議員の議事進行については、今私が答弁申し上げたというのが1つのルールもございますので、よろしくお願いをいたします。

 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) いろいろまとめて質問もされたんで、分担して、部長と私で答弁という形で、肝心なところは後は私が答弁しようと思っていた矢先に、原議員にそういう議事進行と言っていただいたところで、心配せずに、私もちゃんと答えますので、まずは総務部長に答えさせます。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 情報提供のお話でございますが、公平公正に情報提供を行っていると考えております。

 市政における民主主義は、市民の皆さんが市政の実情をよく知らされることと考えております。市長が公約に掲げているところでございます。市民の皆様が知りたいことをわかりやすくありのままにお伝えすることが大切と考えており、議員の皆様に対しましても、当然その姿勢で公平公正に臨んでいるところでございます。議会と執行部は車の両輪であり、緊張ある対話を深め、ともに市民の期待にこたえていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

  〔「議員の会話を無視するなよ」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今、秘密会とかというお話もちらほら出てきたところでありまして、そのあたりのところは、私がお答えすべきところかなとぐあいに思いますので、政治的な部分だと思いますんで、お答えさせていただきます。

 私は、政策立案の段階では、与党の皆さんに相談をさせていただいております。与党の皆さんに相談することは従来とも同じで、楯議員で新政会全体としての与党でおっていただいたときには、私は同じようにさせていただいたところでありますんで、そこは変わったもんではないと。繰り返しになりますが、政策立案の段階では、与党の皆さんに相談させていただきますんで、秘密というような形で受けとられているとすれば、野党という自覚の中で話されているんかなと、こんなぐあいに思います。

  〔「与党も野党もねえだろう」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 傍聴人に申し上げます。議事の妨げになりますので、ご静粛に願います。

 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) 今、野党、与党と言われましたが、私もそんな感覚全くございません。市長のその根拠はどこにあるんですか。議会制民主主義、国政では議員内閣制ですから、あると思いますが、毛頭考えておりません。時間あれですから、いかがだけお聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは、先ほどミックス事業のところにも戻っていく話になりますけれども、与党として応援していただけるんであれば表明をしていただきたいということで、相当お願いをしたところでありますけれども、そういうものはできんと、こういうところあたりが分かれ目かなと、こんなぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 30番・楯 公夫君。



◆30番(楯公夫君) そういうところがわからないといって、地方議会には与党も野党もないという考え方でおりますので、お願いします。

  〔発言する者あり〕



◆30番(楯公夫君) 反対をしたから野党やとか与党やとか、それは関係ないですよ。要らんこと言うな。おれは一生懸命しゃべるんだから、そこら辺でやじるな。時間が損しちゃう。国政レベルの話と違う。

 時間がなくなりましたもんで言いますけれども、最後にこれを聞けって。

 すべての議員は中津川市を思い、政策を掲げ、公職選挙法で選ばれた当選人であります。それぞれの考えにより議案に反対もし、賛成もする。反対したから中津川市に役に立たないという根拠はありません。市民主役の行政、すなわちこれが民主主義政治であります。

 民主主義とは何か。主権が市民にあり、市民全体の利益をもととして、市民の意思をもとにして政治を行う主義であります。この反対語に、独裁的政治があります。これは首長の独断行政と思います。反対した議員だからといって、ただ意見が違うだけで、市民を思う気持ちに差があるわけではありません。それを反対する理由に、反対したからといって差別をし、恫喝をし、あいつの言うことは聞くなという、仕事のできないような圧力をかけるようなことは、とんでもない行為であると思います。30人の議員全員が同じ方向に向かうことはなくても、全議員が中津川市を発展させようとする気持ちに変わりはありません。差別などあってはならないことであり、差別することは民主主義政治の、言いかえれば、市民主役の政治を踏みにじるものであると断言いたします。市長の倫理あるいは道徳観、そういったものに対しても、これからしっかり見ていきたいと思います。

 1つ、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授、これはNHKでやっておりましたね。これからの正義の話をしよう、東京大学で講義しており、テレビを見、この本を買ってきました。この方は、コミュニティが続く限り、お互いに意見が違っていても、お互いに学び合い、真の民主主義の根幹である理想的な社会のあり方を考えていくことがこれからの正義であり、正義を追求する道具が政治哲学である、また、私たちの生活の原理原則が正義である、道徳的に何が正しいか、道徳的観点に立った議論をすることが政治の役割であると説いております。

 人間、何人も長所、短所を持っています。ところが、短所はよく目につきますが、長所はなかなか見つかりにくいというのが世の常であります。しかし、いいところを生かして、人間の信頼関係を構築し、コミュニケーションを拡大し、心と心のつながった行政を構築すべきであると思います。暗い市役所、差別の議会、公平公正な差別のない行政、秘密主義、冷淡、横柄、責任回避することのない市行政を確立するよう強く要求をして、1つの家族という観点に立った行政、8万4,000市民の長として、おさとして、市民を治める、家長は家族を治める、長がやんちゃ坊主では困りますよ。やんちゃ坊主やらんように、こっちに波乱があったらおさめる、それが長のまず最大の役割だと私は考えます。そういったことを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて30番・楯 公夫君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから15時40分まで休憩といたします。

  午後3時26分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時40分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 続いて、11番・吉村俊廣君。

  〔11番・吉村俊廣君登壇〕



◆11番(吉村俊廣君) それでは、通告に基づきまして3点ほど質問させていただきます。

 最初に、職員の研修についてという質問をさせていただきます。

 私どもの会派では、昨年度、市役所各部局の若い職員の方と意見交換会をさせていただきました。これは日ごろより係長より下の皆さんとなかなか話をする機会がないということで、意見交換会をさせていただきました。皆さんが大変仕事その他についても前向きな考えを持っておられ、昨年の係長資格試験への挑戦についても、一部の方が都合により受験できなかったものの、受験資格者全員が希望されたことからもうかがえます。特によかったのは、ある部局との意見交換において、あなたは現在の仕事にやりがいを感じておりますか、またあなたのしている仕事が市民の役に立っていると思いますかとの質問に対して、全員の方が胸を張って、今の仕事にやりがいを感じ、市民の役に立っていると思うと答えてくれたことです。大変いい勉強会をさせていただきました。ご協力いただいた職員の皆さんに感謝申し上げながら、このことにより感じたことで、職員の研修、教育について、自席のほうから質問させていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 最初の質問になりますが、今後、少ない職員数で市民サービスを低下させることなく充実するためには、職員の専門的な知識など資質の向上が求められると思いますが、業務遂行のために必要な市役所以外での研修、資格試験の受験状況などについて、どんなことを行ってみえるかを質問いたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 市役所外の研修の件でございますが、市町村職員研修センターの階層別専門研修への派遣、市町村アカデミー、民間派遣研修等を実施いたしております。資格試験につきましては、危険物取扱者、防火管理者等必要な資格の取得に努めています。具体的には職場外研修は、平成21年度では192人、平成22年度、これは9月6日現在でございますが、155人、資格試験でございますが、平成20年度42人で、平成21年度50人、平成22年18人、これも9月6日現在でございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 今数字のほうも聞かせていただきましたが、現在職員の方が業務を進める中で、こういう数字というのが実際に満足な数字と思っておられるか、お聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 研修につきましては、階層別にプログラムを組んでおりまして、計画的に実施しております。職員を採用してから退職までの研修プログラムを組み立てております。これにつきましては、中津川市職員養成方針の中で、階級別にどの時期にどんな研修を受けるか、そういったことを定めて実施をしておりますので、満足かと言われますと、100%とは言えないかもしれませんけど、計画的に実施をいたしております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) ありがとうございました。職員のほうから、研修ですとか、資格試験等に行きたいとか、そういう申し出というものは今までにありましたか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 個人的なスキルアップということで、今回こういった研修があるから行きたいというような申し出はございました。ただ、直接仕事にすぐに役立つとか、そういった状況ではございませんが、将来的なスキルアップということでの申し出はございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 例えば、職員の異動があるときに、こうした資格を持ってみえるとか、そういうことをある程度配慮されての異動というものはありますか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 各職場における必要な資格については、すべて把握をしておりますので、異動の際に考慮することとしております。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) それでは次、2番目の質問になりますが、次に、最初の質問と意味は同じなんですが、今度市役所内部ではどういう職員の研修ですとか、教育をされているか、お聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 職場内部におきましても、先ほど申し上げました職員養成方針に基づいて計画的な能力開発に努めているところでございますが、内容といたしましては、政策研修、それから若手政策集団によるかやの木政策塾、こういったものとオンザ・ジョブ・トレーニングを柱として取り組んでおります。講師については、政策調整官、企画統括主幹等主に職員が担当しているところでございます。

 なお、オンザ・ジョブ・トレーニングが基本ではございますが、外部講師による研修等もふやしているところでございます。こうしたことで職員力のアップに努めています。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) あと、例えば臨時職員のような方、場所にもよると思いますが、そういう方にも一定の教育とかそういうことは多少はされておりますか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 嘱託職員、臨時職員の方、特に臨時職員の方の研修というのは、基本的にはオンザ・ジョブという形になります。嘱託職員につきましては、必要な研修等を講師を招いて行うこともございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) そうすると、例えば職員の異動のとき、まだ経験の比較的浅いような方が次の場所に異動したようなとき、そういうとき、これまた場所によるかと思いますが、そういうところではいきなり先輩のを見てやるとか、だけなのか、ある程度のそういう研修のようなことをされるのかを聞きます。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、オンザ・ジョブ・トレーニングということでございますので、その職場の上司なりが指導すると、こういった形で進めております。具体的に普段の定常業務的なものにつきましては、組織で取り組むという形で進めておりますので、職員個人が負担に感ずることのないように、新しく人事異動があったとしても取り組めるような形はとっております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) ちょっと今最後の質問をさせていただいたのは、実はちょっと少し前の話ですが、実際に自分が坂下の総合事務所の窓口に行きまして、手続に行ったわけなんです。そのときに、後から考えて、1回で済むことを3回足を運んだんですが、これは最初にその窓口の職員が全部を把握して、一応こちらは説明をしたわけなんですが、把握をして言ってくれれば1回で済んだのを3回行ったことがたまたまありました。自分は家から近いし、車で行くし、もしこれがおばあちゃん、おじいちゃん、バスとかで来る方ならなかなか大変なことだなと、そんなふうに思いましたんで、今の2番目の質問はさせていただきましたが、どちらにしましても、市民の方が一番見えるのは窓口だと思いますんで、その窓口の職員の対応で市役所の職員全体を評価されるということもあり得んとは限りませんので、特に窓口の職員の方、研修とか教育、今後ともしっかりお願いしたいと思います。これは要望です。

 それから、この項目の3つ目になりますが、今年度で850人体制へとなるわけなんですが、来年以降、退職者相当数を新採用していくことになるかと思いますが、合併してしばらく採用がされておりません。年齢というものが、前回、若手の職員の方との意見交換させてもらったときも、ずっと一番下で、下というか、部下はおりませんとか、当然ですが、そのような意見もありましたが、こういう年齢の差ができるわけですが、こういうことが今後影響が出るとか、そういうことは別に考えられませんか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 将来に影響を及ぼすことのないよう、新規採用者の年齢枠を広げて採用することとしております。合併後の採用試験につきましては、それまで27歳までの年齢要件を29歳までに拡大をしております。また年功序列を廃止しまして、廃止といいますか、なくしまして、優秀な人材を抜擢して、年齢的な開きについてはカバーしてまいりたいと考えております。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) ありがとうございました。

 じゃあ2つ目の消防・防災についての質問をさせていただきます。

 7月には県内において大変大きな災害が発生しまして、100年に一度を上回る流量とか、新聞にも出ておりますが、当市においても警報が3日間連続で発令され、100件を超す土砂崩れが発生し、本当にもうちょっと降りますと、本当に人命にかかわる大変なことになるわけでしたが、今回ちょっと質問したいのは、市の中心部でなく、消防団に頼ることが多い総合事務所管内ですとか、郡部のほうの自然災害の発生した場合ですとか、予測される場合について質問をしたいと思います。

 それから、通告しましてちょっと問い合わせがあって大変ご迷惑をかけましたが、消防・防災と書いたんで、質問のほうも一緒くたに書いちゃってちょっとわかりにくかったかと思いますが、今まで言ったのが、災害等についての対応の件、この次が、一緒に書いてありますが、前回黒田ところ議員も質問されましたが、火災が発生し消防署に通報があった場合、この場合、消防署の対応ですね、それから、消防署の対応と消防団への要請を含む署員の方の対応について、再度質問をさせていただきます。

 先に消防署のほうにちょっと質問をさせていだたきますが、質問1として、火災通報が入るとサイレン防災メールとか4つ作業をされるということを聞いておりますが、再度この辺についてお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 消防本部通信司令室で119番通報から災害場所を特定しまして、管轄消防署へ出動指令を送信いたします。管轄の消防署では、出動指令の指令書を受信し、災害現場へ出動をいたします。同時に、通信司令室ではサイレンの吹鳴、広報を行い、イージーFAX、防災メールの送信、分団幹部また関係機関への連絡等を職員が並行して行っております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 夜間に火災の通報が入った場合に、当直者はたしか2名と聞いておりますが、一度に4つはできませんが、今消防長言われた、サイレンから順番に言われた、これが順番なのか、再度、順番があれば教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) ただいま申し上げましたのが順番でございます。夜間2名でございますが、119番が入電いたしますと、他の者も応援に入ります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 今の順序を聞きましたが、これはその日の当直者によって変わるとか、そういうことはありませんか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) そういうことはございません。ただし、通報時に自動火災報知機の作動とか火災の即時通報などによって火災が確定できない場合等がございますが、そのような場合にはサイレンの吹鳴を控えることがございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 今、ちょっと質問させていただいたのは、以前に坂下でその順序が違ったことがあったんです。一番いいのは、特に夜間は、今のとおりで、サイレンを鳴らしてまず消防団の方を起こす、そのあとにFAXですとか、メールを入れれば、着がえておるうちに準備ができるといいんで、以前にそういうことが、先ほど言いましたようにあったんで今質問しましたが、そのとおりでお願いしたいと思います。

 それから、ちょっとこれ聞きにくい話なんですが、随分前の話ですが、以前、退職した職員に聞いた話で、消防署は消防団よりも現場に先に着くメンツがあると、こういうまるで江戸時代の町火消しと大名火消しの、そんな話を聞いたことがありますが、ちょっとこれは何で言ったかといいますと、もしこういうのが頭の中にあると、サイレンが遅くなったり、そんなことによって本当に尊い人命が失なわれた、そういうことになると困りますんで、まさかこんなこと今はないと思いますが、お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) そのようなことはございませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) あっちゃ困るんでよろしくお願いします。

 次に2つ目の質問で、総合事務所管内などで水害が発生したとき、また発生の危険が迫った場合に、それとか警報が発令された場合、どのような対応をしているか、消防団への要請も含め質問します。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 私のほうから全体的な話をさせていただきます。

 本庁及び各総合事務所におきましては、警報発令時、災害発生予測時、災害発生時のそれぞれの危機の状態に応じまして職員体制を整備して対応しております。総合事務所管内におきましては、警報発令時には情報収集体制をとり、各事務所で定めた班編成により職員が待機し、情報収集を中心に本庁関係課との連絡調整を行っております。

 次に、水害発生予測時におきましては、災害警戒支部を設置しまして、職員による危険箇所の巡回パトロールを実施し、自主防災会には、的確に避難ができるよう避難準備を促し、消防団には、地区の巡回パトロールを要請し、情報収集などを行っております。

 さらに、水害発生時には、災害警戒支部を災害対策支部に移行し、職員は、被災者の確認、土砂崩れ等による通行止めの対応、土砂撤去等の業者依頼を行います。また消防団には、被災者の救援、災害への応急対応として現場での土のう積み等を要請し、被害を最小限に終えるようお願いしております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 今の答弁の中にちょっとなかったんですが、例えば総合事務所、警報が発令された場合には、職員は事務所で待機ということでいいですか。



○議長(伊佐治由行君) 坂下総合事務所長・林 博和君。



◎坂下総合事務所長(林博和君) 時間外につきましては、坂下で申しますと6名の職員で1班をつくっています。それが3班ございます。時間外につきましては、警報が出たときにはその班が待機するという体制をとっております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 大変ご苦労さまです。

 そうすると、またちょっと総合事務所にお聞きしますが、職員が待機されたとき、特に夜間、昼間は公民館のほうに電話はいっていますが、夜間は市役所に電話は転送されております。待機されたときには、電話は切りかえて総合事務所で出られるようになっておりますか。



○議長(伊佐治由行君) 坂下総合事務所長・林 博和君。



◎坂下総合事務所長(林博和君) 待機しておりますので、電話の切りかえは総合事務所のほうで受けるということになっております。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 本当に、最近この地区で大きな災害がなくて本当にありがたい話なんですが、そのかわり最近、日本全国ゲリラ豪雨とか、急激な雨が降るわけなんですが、例えば、いつも降るたんびに崩れるところがあればそこを警戒、当然、簡単に警戒できると思うんですが、これだけ災害がないと、なかなかそういうところがわからんわけですよね。ちょっと悪いですが、林所長に聞きますが、林所長は坂下の人でないし、例えば待機をしておって避難勧告等を出そうと思ったときに、なかなかわからんですよね、いろんな、県の防災のいろんな情報は入りますが、今本当に部分的にゲリラ豪雨とかありますが、そういうときに避難勧告を部分的に出そうとしたときには、どういうことを判断してやっているか、判断してやろうとしてみえるか。



○議長(伊佐治由行君) 坂下総合事務所長・林 博和君。



◎坂下総合事務所長(林博和君) まず1点ですね、危険箇所の確認でございますけども、これは先般も区長会を開催しまして、坂下地区の土砂災害が起きる箇所、どういうところがあるか、地図に落としまして示しております。再度区長のほうからもう一回確認して、もっと違うよと、ここもありますよといったところは提出していただくよう、先般開いたばかりでございます。

 それから、2点目の避難勧告につきましては、基本的には坂下で設置します災害警戒支部で協議します。その中で土砂災害がいつ起きてもおかしくない状態が出た場合、あるいは土砂災害の前兆現象がある場合、あるいは河川氾らん、木曽川が近いですので、のおそれがある場合、こういったときには市の本部と連携をとりながら、現地主義に基づいて総合事務所、私のほうで避難勧告を出すという形になっております。ただ私もちょっと遠いところにおりますので、そういうときには生活福祉課長、ここと連携とってやることになっております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) これまた市長にちょっと要望しておきますが、やっぱり昔から、しばらくの間、昔崩れたとか、いろいろそういうこと、職員が、これからの、総合事務所だけじゃないんですが、だんだん職員が少なくなっていった場合に、コミセンも含めて、やっぱり地元のことを知った年寄りが1人ぐらいおると都合がいいと思いますんで、ぜひ1人ぐらいは地元の人を配置するように、ぜひお願いします。

 それからちょっと質問をしますが、災害が発生しそうになったときに消防団への要請というのは、先ほど最初に答弁いただきましたが、いろんなことを消防団にお願いするんですが、例えば本部の詰所に詰めていただいてそれからパトロールするとか、そういうことが多分あると思いますが、どの時点で消防団には要請をしてみえるか。



○議長(伊佐治由行君) 坂下総合事務所長・林 博和君。



◎坂下総合事務所長(林博和君) 対策のフローで言いますと、レベル2といいまして、いわゆる2時間以内に避難基準を超えそうだというとき、それから木曽川ですね、8.3m、水位が8.3m超えた場合、警戒体制をとります。その時点で私のほうから消防団長・森さんのほうへ連絡とって、詰所へ待機しますという形をとります。その後において地区の巡回をお願いするという体制をとっております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) それじゃもう1つ、夜間、夜に警報がまだ、例えば発令されてないのか、解除になった、坂下総合事務所に今の待機の方も見えんようになった場合、当然、電話はまた市役所のほうへ転送されます。そのときに、例えば、坂下の場合ですと消防署の坂下分署もありますが、消防署にそういう土砂崩れを市民が発見して通報があったような場合は、そのあとの連絡体制というのはどうなっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 災害の連絡が消防署に入りました場合、市役所の当直へ連絡を入れます。市役所の当直のほうに緊急連絡簿がありますので、そちらで関係職員のほうへ連絡をするようになっております。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 雨がたくさん降ったときに、例えば坂下ですと、坂下公民館30mmになりましたとか、メールが入ってくるんですね、防災メール。これは危険度を感じる、感じるというか、言い方はおかしいんですが、全く、危ないなとか、そのメールで思うわけなんですが、今戸別受信機が旧町村でまだ、入っているところがあるんですが、ちっとばかりのことはいいんですが、危険ですよということを知らせたい場合に、その戸別受信機で雨量どこどこはどうなりました、こういう知らせることはできないもんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今戸別受信機は旧町村のほうには設置がしてございまして、今のメールの件でございますが、メールは自動的に観測の情報を、20mmを超えると自動配信という形でメール配信をしておるところでございまして、それを戸別受信機のほうで流すというご質問だと思いますけど、やはり戸別受信機に流すには、職員が出てきて対応とかいろんなまた課題がございますので、自動的にそういった戸別受信機でも流せるような、そんなシステムがあればいいわけですけど、その辺はまた今後検討させていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) それじゃできる、昼間職員が出ているときに、昼間、とりあえずはそういう放送できるときからでも、できればまた始めてください。

 最後の3つ目の質問になりますが、以前に、2年前ですが、一度質問しましたが、旧中津川市内において住宅密集地ですとか、消防車の到着に時間がかかる地域に、市民による初期消火が可能な、消火栓はありますので、ホースとノズルを設置することについて、前向きに検討すると答弁がありましたが、それから2年たっておりますが、その後どうなったか、質問します。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 消火栓にそういった機材の設置というご質問が2年前にございました。その後、消火栓の使用について、これは水圧が非常に高いと危険というようなことがございまして、そういった取り扱いに注意が必要なところもたくさんあるということで、安全確保を第一に水道課、それから消防本部のほうと協議をしてまいりました。その結果を踏まえまして、水利の確保が困難な地域、それから消防本部から遠い場所を中心に自主防災会のほうとも協議し、水圧が低く使用可能な消火栓にホース、ノズルなどの機材を今後設置してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 今、今後という言葉をまた聞きましたが、実は昨年の決算委員会の折でしたが、前の何とかという消防長、退職記念に2、3本設置していくと大見えを切っておりましたが、いまだにまだ設置してないわけで、もし設置できる時期がある程度具体的にわかれば教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 設置時期につきましては、来年度予算に計上させていただきたいなというふうに思っております。それで、1年では無理ですので、年次計画を立てまして設置のほうをやっていきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) それじゃ来年からということでよろしくお願いをします。

 大きな3つ目、最後の質問になりますが、よろしくお願いします。

 これは随分昔の話ですが、私が小学校6年生になったとき、通称肥えくみ当番というものがありました。これは小学校6年、男子生徒が学校のトイレのし尿を桶にくんで、2人1組で担いで、裏山に掘った大きな穴まで運ぶものでした。当番は1年に何回か回ってきたわけなんですが、後ろで担ぐ子は本当に大変で、桶が揺れたり石に当たるとしずくがかかってしまいまして、中には桶を落として全身にかぶってしまう、こんな、いや本当に犠牲者も何人も出ておりました。

 一方、このし尿の処理、一般家庭では、農家では畑ですとか水田にまいて肥料にされておりましたが、町の中の家庭は本当に処分のほうは大変だったと思います。

 ちょうど私の家のすぐ裏になりますが、川上川からまちなか、駅の近くをずっと通って木曽川に抜ける、幅1mぐらの用水があるんですが、その昔は、大雨の降った夜というのは、毎日ぐらいそのし尿をそこに捨てるわけなんです。それで毎晩雨の降った夜というのは、におってきてわかりました。

 そんなことから、昭和39年に恵北衛生施設利用組合というものが設立されまして、41年11月には、恵北5カ町村の2万人分処理できる衛生処理場というものが、私の家の北側約200mのところに建設されました。当時の施設は、その時代から想像がつくように、建物もなければ地下式でもなく、ただ丸いプールにし尿を入れて、水で薄めながらバクテリアで棒を入れて攪拌すると、それだけのものでした。下から空気を浄化槽みたいに入れるものですから、その出る臭いというのは、全部大気に放出されまして、北風の日に本当に食事がまずかった記憶もあります。

 この臭いは、現在の坂下病院から木曽川の間、ずっと行き渡っておりまして、私の住んでいる自治会だけでも100戸ありましたが、本当にだれ1人、迷惑施設とは言いませんでした。

 この施設ができたことにより、夜中に用水へし尿を捨てる人もなくなり、小学校のくみ取り当番もなくなりました。そして何より当時このし尿が根源となっていた赤痢などの消化器伝染病、それからよくマッチ箱で検便持っていきましたが、回虫などの寄生虫病、これから開放されたことでした。だれもがどうしても必要な施設であるとわかっていたからです。

 そして、恵北5カ町村順番に建設して、みんなで負担してもらうからしばらく辛抱してほしいと、ということでしたからみんなじっと我慢をしておりました。その約束どおり、昭和35年には蛭川村に移していただいた。そしてその後、平成10年には、時代の流れとともに、大変近代的な施設となって付知町に移転されました。で現在の恵北衛生センターとして操業を行っております。

 合併後においては、坂本の一部と苗木地区の分を搬入処理しているところですが、次の質問をさせていただきます。

 現在の恵北衛生センターの操業期限も平成25年3月までとなっております。また中津の衛生センターも大変老朽化しておりますが、私の近所でも家庭の事情により、どうしても水洗化できない家庭も何軒かありますが、大変心配をされております。それまでにというのは、25年3月ですが、新しい衛生センターができるかどうかをお聞きします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 新衛生センターの建設ということでございますが、現在、都市計画決定に向けまして、生活環境影響調査結果の告示縦覧、都市計画決定素案の縦覧など、初期に必要な事務手続を進めております。今年度中の事業着手、平成25年3月末の完成を目指し努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この点は、私もミックスニュース7の一番冒頭でも表明をさせていただいたところとも関係しますんで補足をさせていただきたいと思います。

 こういうぐあいに表明させていただいておるわけですが、この事業は、8万4,000人の市民の快適な生活環境を守り、市民の税金を無駄なく有効に活用するためどうしても必要な事業であり、市政運営をあずからせていただいている行政の責任者として、熟慮した上での苦渋の決断であります。事務手続と並行して地元の皆様のご理解をいただくよう引き続き鋭意努力してまいりますので、地元の皆様並びに市民の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げますと、こういう形でミックスニュースナンバー7の冒頭の市民の皆さんに対する、また地元のみなさんに対する私としての気持ちをあらわさせていただいたところです。この気持ちに変わりはない形で職員とともに、地元の皆さんのご理解をいただきながら、先ほど生活環境部長が答弁しましたような形での進め方をとらせていただきたいと、そのために頑張っていきたいというぐあいに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) ありがとうございました。

 先ほど恵北衛生センター、大変近代的な施設になったと言いましたが、昨年、豊川等へ視察に行ってきましたが、また本当に比較にならないほどのすばらしい施設になっておりました。場所的にもそういう施設であるからこそ、ちょうど坂下の駅裏の住宅街にあるぐらいのところに建設されておりました。

 こういったことも建設予定地の皆さんには十分説明をしていただいて、また今後とも話し合いの場を閉ざすことのないように進めていただくよう要望しまして、一般質問を終わります。

 ちょっと今回初めての一問一答ということで、時間のあれがとれずに大変早く終わりますが、ありがとうございました。



○議長(伊佐治由行君) これにて11番・吉村俊廣君の一般質問を終結いたします。

 本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 続いて、26番・島田千寿君。

  〔26番・島田千寿君登壇〕



◆26番(島田千寿君) それでは一般質問をさせていただきます。

 藤田学園名誉大学長の船曳孝彦氏の著書によりますと、次々と閉鎖、縮小される病院という題目でございますが、特に最近問題となっての医師不足、公立病院の縮小、閉鎖ですということでございまして、千葉県の銚子市、北海道夕張市に始まり、大阪府松原市,愛知県新城市など相次いで閉鎖、縮小に追い込まれていきました。全国にある約1,000の公立病院のうち6年間で民間に移譲された病院が19、公設民営化に切りかえられた病院が44に上ります。医師不足だけでなく看護師不足による入院病棟の一部閉鎖も数多く見られますと。こういった大変公立病院を取り巻く厳しい環境にあることは、私が今さら言うまでもありませんけれども、特に地方の状況は大変悲惨な状況であるということであるというふうに思います。

 中津川市におきましても、人口8万5,000人ほどの小さな町にもかかわりませず、中津川市民病院と国保坂下病院の公立2病院が存在をしておるということであります。その2つを存続させるといった基本的な考えの中で、医師、看護師不足を克服するためにどうするか、英知を結集し、早急に対応せざるを得ない状況にあるというふうに思っております。もちろん今までの市執行部あるいは病院当局のご努力は評価させていただいた上で、この緊急的な状況を乗り越え、中津川市の安全、安心を守るためにどうするかといった視点から質問をさせていただきます。

 以降、自席で行います。



○議長(伊佐治由行君) 島田議員ちょっとお待ちください。今発言時間、通告、今修正しております。ちょっとお待ちください。

 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) それでは、中津川市民病院の東濃東部の拠点病院としての位置づけはどうなっておりますか、お伺いをしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 中津川市民病院は、東濃圏域において県立多治見病院に次ぐ中核病院としての役割を担っております。岐阜県保健医療計画において、2次医療圏を単位として県内5医療圏、岐阜、西濃、中濃、東濃、飛騨に分けられております。2次医療圏の1つである東濃医療圏では、県立多治見病院が中核病院として位置づけられておりますが、東濃東部からの距離も遠く、急性期医療、救急医療を担う上で中津川市民病院が県立多治見病院に次ぐ機能を有する病院として役割を果たしております。

 地域災害医療センター、周産期協力病院は、東濃医療圏のその他の病院にはない機能を有しております。脳卒中の際、救急医療機能、急性心筋梗塞の際は、救急医療機能、糖尿病の基幹的医療機能は、東濃東部では中津川市民病院のみがその機能を有しております。

 また、臨修研修指定病院も、東濃東部では唯一の病院として人材育成の役割を担っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) すごく重要な位置づけであるということがよくわかったところでございます。

 少し違った観点ですけれども、いわゆる名大の医局に対しまして、青写真をつくるというようなお話がございまして、それが東濃東部の拠点病院の位置づけということにもなるかなというふうに思いますけれども、それのいきさつ、現在の状況はどうなっているか、お伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 青写真につきましては、中津川市の地域保健医療計画をもとに中津川市にあります2病院の役割を明確にし、どう一体的に運営していくかということについて、青写真を現在策定をしておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 早く作成をされまして、名大のほうに働きかけもまたお願いをしたいなというふうに思います。

 それで、東濃東部という広い観点で考えますと、今後人口の減少あるいは今病院がありますけれども、いずれ老朽化もしまして、建て替え等も視野に入れざるを得ないんですけれども、そういったときに広域での運営ということがどうしても考えざるを得ないというふうに思いますけれども、例えば愛知県なんかは、県が先導というか、力を入れて広域の中の対応というのをやっておるように聞いておるんですが、この地区においてはそういった状況はどうなっているか、お伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 現在のところは中津川市地域保健医療計画の中で進めておりまして、両病院とも維持していくということで計画を策定しておりますので、広域ということは、今のところはまだその辺のところまで検討しておりません。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 今後の課題の1つでもあると思いますので、そのあたりもよろしくお願いしたいと思います。

 次に、中津川市民病院と国保坂下病院を1つの病院としてとらえて、それらを一体的に運用することが大変重要ではないかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 少子・高齢化の進展など医療を取り巻く環境の中で、地域で必要な医療を確実に提供するためには2病院の役割を明確にし、限られた医療資源を効率的に運用し、一体的に運用することが重要と考えております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) そのとおりだと思います。その観点をしっかり実行に移していっていただきたいなというふうに思います。

 それで、医師の確保というのが喫緊の課題だというふうに思いますし、中津川市の最重要課題の1つだというふうに思っております。そこで、いろんな理屈づけというか、理論武装も大事なんですけれども、そこで実際に勤務していただいております医師、ドクターの皆さんが、専門分野という見地、あるいは働きがいとか、そこでやりがいをどういうふうに感じる、それが医局との連携につながっていって医師の確保にうまく働ければいいというふうに思うんですけれども、それはいかがお考えでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 中津川市民病院に勤めてみえる医師は、専門医療を目指して赴任されております。現実は、かかりつけ医制度の普及が低く、本来開業医で受診していただくような軽症患者まで今まで市民病院に集中してきた傾向があった中で、今回特に内科医師が退職されたということにおいては、本来市民病院が果たすべき役割をしっかりと明確にして、先生方が自分の専門の部分がしっかりできる、そういう医療の体制が先生方のモチベーションも維持していくことではないかというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) その観点も本当に大事だと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、病院改革プランの評価委員会、先ほどお話がありましたけれども、その状況はどうかということをお聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 先ほど黒田議員のご質問にもお答えをいたしましたが、改革プランと医師の確保は相反する性格の課題であるということですけれども、医師の確保をまず第一といたしまして、その上で経営改善をすることを基本と考えております。

 改革プランの評価委員会の立ち上げにつきましては、改革プランに基づきまして、決算終了後に開催できるように、現在、委員会構成メンバーの人選などを進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 病院改革プランは、メンバーが今選考中だということですけれども、やっぱり病院のことをよく知っている外部の方、そういった意見も大事だと思います。例えば恵那医会でしたか、そういった方からも選ぶとか、そういったことも大事だと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 委員の選任につきましては,現在準備中ということでございますが、この改革プランの中身につきましても、中津川市地域保健医療計画の中で皆様方にご検討をしていただいておりますので、この中津川市地域保健医療計画の策定委員の中、この委員のときにも医療を代表する委員、それから保健、福祉、介護を代表する委員、議会を代表する委員、市民を代表する委員、有識者というような形で委員を選任をしておりますので、この中から選任をしたらどうかということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) はいわかりました。

 それでは次に、これから2つの病院を継続させるためにいろんな苦労があるだろうと思いますけれども、例えば検討の1つとして、地方独立法人あるいは指定管理も選択肢の1つではないかなというふうに思いますので、その辺の検討が必要だというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) まずは医師を確保することを優先したいというふうに考えております。その上で経営改善の観点から指定管理者制度なども選択肢の1つとして検討する必要があると考えております。なお、具体的な選択肢といたしましては、公営企業法の全部適用の経営形態を基本にいたしまして、地方独立行政法人化、指定管理者を比較検討してまいりたいと考えております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) その辺も地域保健医療計画の中に入っておるのは承知しておりますけれども、またよろしくお願いをしたいなというふうに思います。

 次に、地域保健医療計画は、中津川市の医療の計画の根本になっているものなんですけれども、その進捗状況について伺いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 地域保健医療計画において重点として挙げた8つの項目に取り組んでおります。医師、看護師の確保では、東濃地域医師確保奨学資金貸し付け制度で、今年度新たに3名、今まで7名の奨学生を確保するとともに、看護師修学資金貸し付け制度の充実をし、新たに看護師就業準備資金貸し付け制度を予定しております。

 救急医療対策については、平日、夜間在宅当番医を開始しました。

 市民の意識向上の取り組みとしては、チラシの配布や出前講座などの説明と協力のお願いをしております。

 公立2病院の経営改革と魅力ある病院づくり、地域の医療機関の役割分担と連携強化に取り組んでおります。

 未実施事業については、早急に進めてまいりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) よろしくお願いします。

 今話がありました東濃5市で運用しております貸付金ですけれども、受給者の方はふえたということで、非常にありがたい話だというふうに思います。そこで、もしわかれば、貸し付けを受けておられる方の大学ですけれども、わかったら教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 20年度、21年度、22年度で7名という先ほどお話をさせていただきましたが、20年度は山形大学、東海大学、愛知歯科大学、21年度は高知大学、22年度は久留米大学、名古屋大学、金沢医科大学でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 今お聞きしましたが、いろんな大学から募集というか、応募があったということで、それはそれで非常にありがたいことだというふうに思いますので、先ほど名大の医局の話がありましたけれども、1つの今後の方向性でもあるというふうに思いますので、ぜひ彼ら、彼女が中津川市で働いていただけるようになればいいなというふうに思います。

 次ですが、中津川の市民病院のほうですけれども、そのかかり方につきましてですけど、黄色いチラシがあったんですが、その後、まだいまだに誤解があるんです。いまだによく言われるんですけども、丁寧な説明が必要ではないかなというふうに思います。また、場合によっては、地域におりていって、しっかり向かい合って説明することも大切ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 市民に理解していただくためには、情報提供が必要と考えております。新聞折り込みのチラシでは、内科以外の診療科の初診外来についての記載がなかったため、大変誤解を招きました。市民にとって必要な情報が丁寧に行われなかったことに深く反省をしておりまして、今後は、情報提供する際には十分に気をつけてまいりたいと考えております。

 その後具体的な対応策といたしましては、この反省を踏まえて、1つ目として、病院ホームページ、それから院内における掲示、総合受付や会計窓口での患者様への案内文配布などを行っております。

 2つ目といたしまして、平成22年度4月以降、各地域で行われる健康推進員の会議、民生委員・児童委員会議に呼びかけ、出前講座で合計18回説明を健康福祉部のほうで行っていただいております。今後もさらに継続して行ってまいりたいと考えております。

 3つ目といたしまして、3カ月健診時に、母親に適切な医療機関受診について説明をしておっていただくところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 今後とも市民目線での説明をお願いしたいと思います。

 それで、市民病院に伺いますと、今までずっと専門病院といいながら、どんな患者さんでも受け入れてきたという実態があったんですね。ところが、突然、医師が不足したということで、紹介状がないと診察ができないという状況になってきた、これは仕方ないんですけれども、ここのところの理解ができてないということが原因だというふうに思うんです。例えば、岡崎市民病院が市民向けに市の広報を使って、中津川市のほうも、シリーズで、何回も何回も丁寧にやっていただいていることは承知しておりますけれども、1つのもので本来の今の中津川市民病院の果たす役割、そこに市民の皆さんの理解をいただくということの関係がなかなかわかりづらいということだというふうに思いますので、先ほどの説明も当然大事ですけれども、岡崎市民病院の例のように、こういった説明のできるような特集の広報なんかもあるといいというふうに思いますけども、いかがお考えでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) この岡崎市民病院の地域連携につきましては、恵那医師会の古橋会長からも、ぜひその地域連携を学んでこいということも言われておりまして、先日、病院として岡崎市民病院のほうへ勉強に行ってきました。そういうところで、非常に地域連携がうまくいっておることも非常に勉強になりましたので、今後、恵那医師会とも連携をとりながら、地域連携のあり方について打ち合わせをしながら、広報についても、そういうことで打ち合わせができていけば、しっかりと市民に知らせて、理解をしていただくような努力をしてまいりたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ぜひお願いします。

 次に、コンビニ受診とか、急患などの関係なんですけども、一般的に言う軽症ですね、入院が必要ないということなんですけども、いざかかろうと思ったときに、例えば子ども向けには健康福祉部のほうでそういう冊子を配布しているようなんですけども、マニュアルというんですか、一般的な方が、結果軽症なんですけど、わからないという状況が多分あると思うんです。それは理解していただかないといけないというのは当然なんですけども、そういった方が病院に来たときには当然拒否はできませんので、診てあげないかんのですけども、その辺の、今言った岡崎市民病院の例にもあるんですけども、その辺のことをいかが、どういうふうに考えておるかなんていうことをちょっとお聞きしながら、そういったマニュアルも、しっかりしたものでなくてもいいんですけど、例えば中津川市民病院のホームページに載せるとか、そういった工夫はしてほしいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月以降、時間外の患者様は、大変開業医さんとの連携の中で、平日夜間の当番医等で実際に診ておっていただきまして、市民病院の軽症患者が非常に減ってきております。そういうことでは、市民の皆様方の理解を得てきたというふうに思っておりますが、確かに診察を受けた結果軽症であったりということは事実でございますので、そういうところが病院にかかる前に、この程度なら朝まで我慢しようかとか、かかりつけ医へ行くとか、そういうことのわかるようなお知らせとか、ホームページでの掲載とか、そんなようなことを研究して、わかりやすいお知らせをつくっていくことが必要かというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 市民病院にかかっている方のみならず、市民の方にもお知らせをしていかなあかんということがありますので、先ほど小児向けにはそういうマニュアルというか、ガイドができておりますが、一般の方にはできておりませんので、健康福祉部といたしましても、一般の方にそういうかかり方のマニュアルみたいなものをつくって、いろんな会議あるいはホームページ、それから広報なんかでもそういう啓発をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 病院の関係は以上とさせていただきたいと思います。ありがとうございます。

 続きまして、大きな2つ目です。

 子宮頸がんワクチンの助成についてということです。

 ほとんどの子宮頸がんはヒトパピローマウイルスの長期間の感染による発症だということです。子宮頸がんの最大の特徴は、予防可能ながんであるということであります。これは異形成が発見可能なためであり、定期的な子宮頸がん検診により異形成の段階で発見、治療することによりがんの発症を未然に防ぐことができるということであります。

 子宮頸部扁平上皮がんは、HPVというウイルス感染が原因で引き起こされることがほとんどですということで、HPVには100以上もの種類がありまして、皮膚感染型と粘膜感染型の2種類に大別されまして、HPVに感染しても多くの場合は免疫力によってHPVが体内から排除されるようです。HPV感染の大半は2年以内に自然消滅しますが、約10%の人では感染が長期化するとのことであります。HPVが持続感染化すると、その一部で子宮頸部の細胞に異常が生じまして、さらに平均で10年以上の歳月の後、ごく一部、感染者は1%以下らしいですけども、異形成から子宮頸がんに進行するようであります。

 日本国内では、2009年10月に、ワクチン認可がされております。予防のためには3回の接種を行うということであります。接種費用は合計4万から5万円と高価であることが普及の妨げになっているということであります。公費負担で接種を進めている国の接種率は90%ということです。これに対しまして、公費負担のない韓国などでの接種率は2から3%だということだそうです。最近では、それぞれの自治体におきまして、公費負担によります接種を行っています。栃木県大田原市では2010年度から、市内の小学校6年生の女子児童に対して、集団予防接種を市の全額負担で実施することになっています。新潟県魚沼市も今年度から子宮頸がん予防ワクチンの接種費用を全額助成することを決めたということです。助成対象は小学校5年から中学1年の児童・生徒のうち、助成対象とする1学年を決めまして、10年度早々に本人と保護者への説明会を開いたとのことであります。

 最近、ホームページなんかを見ましても、急速にこの動きが広がっております。中津川市におきましても、ぜひ命を守るという観点から、助成をされるようにお願いをするところでございます。

 このように非常に期待の大きい子宮頸がんワクチンの公費助成を実施している自治体も増加しておりますので、ぜひ中津川市でも実施に向けまして取り組みをお願いしたいというふうに思いますので、お考えをお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 子宮頸がんワクチンの接種は予防に有効であり、重要な案件と考えております。本来、国の責任で行うべきものと考えておりますので、検討してまいります。国が、現在予防接種法の定期接種の対象となるよう議論しておりますので、状況を注視してまいります。平成23年度の厚生労働省予算概算要求で150億円を計上しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この点は、ことしの6月議会でも議論された部分ですけれども、今、健康福祉部長がお答えしたように、注視していくという答弁をさせていただいたんですが、その注視ということにかかわるわけですが、今、答弁申し上げたように、国が概算要求で150億円計上と、これから財務省での査定ということになるわけですが、その中身は、市町村へ補助率3分の1ということだということなんです。そうすると、そのあたりが、先ほど諸外国での接種率のところとも関係してくると思います。また、そういう意味では、その辺の効果という部分で、3分の1がどうなのかということをしっかりと見きわめていく必要があるというぐあいに思っているところですけれども、そういうようなところからも、市としての上乗せ補助、財務省の査定でどうなるかわからないんですが、その辺も含めて前向きに検討していきたいというぐあいに考えておりまして、私どもの来年度の重点施策の中に位置づけるような形でいきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 大変ありがとうございます。来年の主要目玉事業の1つとしてぜひお取り組みをお願いしたいと思います。

 そこで、若干質問させていただきたいと思いますけれども、県内の状況、あるいはこれを実施しますとするならば、どのぐらいの規模あるいはどのぐらいの予算、概算で結構ですので、もしわかりましたらお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 現在、岐阜県の14市町がこれを実施しております。それで、概算金額というのは非常に難しいところがございまして、実は、予算を100%とすると、45%ぐらいは受けるんじゃないかということになります。そうでないと下がるということになるわけですので、非常に難しいところがあるわけですけど、例えば50%受けたといたしますと、50%で初年度は、小学校6年から中学校3年までという人が受ける、次年度は小学校6年、後はずっといくということになりますので、本当に全員が受けて100%ということでありますと、8,160万円ということになりますが、先ほど接種率が下がればこれが下がるということと、あと2年目以降は400人ということになりますので、4分の1ということで、2,000万円、接種率が半分だとこの半分の1,000万円ということになります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。

 最後の大きな項目です。

 ヒブワクチンの助成についてでございます。

 ヒブは、真正細菌で、インフルエンザ菌B型の略称ということでありますけれども、冬場に流行するインフルレンザの原因微生物となるインフルエンザウイルスとは異なるということです。ヒブは、肺炎、敗血症喉頭蓋炎などさまざまな感染症を引き起こし、中でも重篤な感染症がヒブによる細菌性髄膜炎ということです。髄膜炎とは、脳や脊髄を包んでいる髄膜に細菌やウイルスが感染して起こる病気でありまして、発症すると治療を受けても約5%、日本で年間約30人の乳幼児が死亡し、約25%、日本で年間150人に知能障がいなどの発育障がいや聴力障がいなどの後遺症が残るということです。細菌性髄膜炎による日本の患者数は、年間で少なくとも600人、5歳になるまでに2,000人に1人の乳幼児がヒブ髄膜炎にかかっているということです。細菌性髄膜炎を引き起こす細菌は幾つかありますけれども、原因の半分以上がヒブだということです。

 そこで、ヒブによります感染症を未然に防ぐヒブワクチンは世界では既に100カ国以上で接種されておりまして、14年間に約1億5,000万回接種されておるということです。日本では、ヒブワクチンの認可が遅れまして、2008年12月に任意接種、これは有料ですけれども、一般的に可能となったということです。ヒブワクチンは生後2カ月から7カ月までに接種開始する場合は、4から8週間間隔で3回、追加免疫として3回目の接種から約1年後に1回、計4回接種するということです。生後7カ月から1歳未満までに接種開始する場合は、同じく4から8週間間隔で2回、追加免疫として2回目の接種から約1年後に1回の計3回ということです。このヒブワクチン接種後6日以上の間隔をあければ次のワクチンを受けることが可能となりまして、ただし、すべてのワクチンと同時接種が可能なので、同時接種を希望する場合は医師に相談が必要だということです。日本でも海外同様三種混合ワクチンなどほかのワクチンと一緒に予防接種されていることらしいです。

 以上のように、大変効果がありますヒブワクチンの公費助成を実施しております自治体も大変ふえております。先ほどとあわせまして、ぜひ中津川市におきましても、来年度予算での取り組みをお願いしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これについても、この6月議会で鈴木清隆議員、黒田ところ議員の質問を受けて、それで、国の責任で行うべきものと考えていると、国が現在議論しているため状況を見きわめていきたいという答弁をさせていただきました。

 先ほど、子宮頸がんのワクチンについての答弁はさせていただいているところですけれども、残念ながらヒブワクチンについては、国の動きは出ていないところであります。さはさりながら、この病気の死亡とか、あるいは障がいが残るということにおいては、大変重大な結果を招いてくるということ、そういう意味において、また、国のほうにおいては、このワクチンが有効であるというところは、認めているところでありますので、そういう重篤な結果を招くということと有効性ということを考えるときに、早期の対応というのが要るんではないかということで思います。

 先ほどの子宮頸がんワクチンと同様に、平成23年度の重点施策の中に位置づけて、何らかの助成というものを考えていきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 非常に前向きなご回答をいただきましてありがとうございます。ぜひ先ほどと同様に、来年度対応いただきますようによろしくお願いをさせていただきまして、質問を終わります。

 ありがとうございます。



○議長(伊佐治由行君) これにて26番・島田千寿君の一般質問を終結いたします。

 11番・吉村俊廣君。



◆11番(吉村俊廣君) 先ほど一般質問の中で、3番目の新衛生センターについての中で、衛生センターが蛭川村に移転された時期のことを、昭和35年と申し上げましたけども、正式には昭和54年ですので、訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。

  午後4時56分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   伊佐治由行

         署名議員 可知いさむ

         同    楯 公夫