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岐阜県 中津川市

平成22年  6月 定例会(第4回) 06月17日−03号




平成22年  6月 定例会(第4回) − 06月17日−03号







平成22年  6月 定例会(第4回)



平成22年第4回中津川市議会定例会会議録(第3号)

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 平成22年6月17日(木)午前10時開議

◯議事日程

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間71.災害時における「要援護者」の対策について2.「ジョイセブン」(財)中津川・地域勤労者サービスセンターについて櫛松直子25分81.市民病院(特に救急患者受け入れと看護師・医師の数)について2.防災行政無線や市民安全情報ネットワークメール等について3.予防接種(ヒブワクチン・子宮頸がん予防ワクチン)の費用助成について4.「こんにちは赤ちゃん事業」と子育て支援等について5.清和寮について6.新図書館について黒田ところ40分91.中津川市史について佐藤光司40分101.子ども読書環境の更なる充実について2.校庭の芝生化について3.がん検診率の向上について4.口蹄疫から中津川市の畜産業を守れ鈴木清貴35分111.持続可能な社会を目指して2.昨年度まで勤務されていた非常勤参与について3.中津川市におけるNPO法人・市民団体との連携について三浦八郎30分121.少子高齢化時代を迎えたまちづくりについて鷹見憲三25分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 30名

   1番       田口文数君

   2番       櫛松直子さん

   3番       黒田ところさん

   4番       吉村卓己君

   5番       大堀寿延君

   6番       原 昌男君

   7番       深谷明宏君

   8番       三浦八郎君

   9番       熊谷文雄君

  10番       粥川茂和君

  11番       吉村俊廣君

  12番       中島敏明君

  13番       深谷 勲君

  14番       中西康浩君

  15番       森 廣茂君

  16番       加藤 出君

  17番       鈴木雅彦君

  18番       鈴木清貴君

  19番       松浦高春君

  20番       鷹見憲三君

  21番       伊佐治由行君

  22番       吉村久資君

  23番       今井 誠君

  24番       片桐光朗君

  25番       安江俊平君

  26番       島田千寿君

  27番       佐藤光司君

  28番       鷹見信義君

  29番       可知いさむ君

  30番       楯 公夫君

 ――――――――――――――――――

◯欠席議員 なし

 ――――――――――――――――――

◯法第121条により出席した者

  市長        大山耕二君

  副市長       水野賢一君

  理事        勝 佳朗君

  理事        宮崎 哲君

  教育長       大井文高君

  総務部長      大井久司君

  企画部長      安部成信君

  健康福祉部長    桂川和英君

  生活環境部長    志津弘美君

  産業振興部長    岡崎隆彦君

  文化スポーツ部長  尾関道雄君

  基盤整備部長    丸山裕章君

  水道部長      櫻井邦彦君

  病院事業部長    桂川一二君

  坂下総合事務所長  林 博和君

  福岡総合事務所長  杉山克美君

  蛭川総合事務所長  柘植達樹君

  消防長       加藤正和君

  教育次長      可知達也君

  行政管理課長    林 賢二君

 ――――――――――――――――――

◯議会事務局職員出席者

  事務局長      市岡幹朗君

  書記        伊藤和通君

  書記        平井紀之君

  書記        廣瀬公二君

  書記        安田充孝君

 ――――――――――――――――――

  平成22年6月17日(木曜日)

  午前10時00分開議



○議長(伊佐治由行君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 ――――――――――――――――――



△諸般の報告



○議長(伊佐治由行君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(市岡幹朗君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下17名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 以上です。

 ――――――――――――――――――



△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(伊佐治由行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

   20番 鷹見憲三君

   22番 吉村久資君

を指名いたします。

 ――――――――――――――――――



△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(伊佐治由行君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。2番・櫛松直子さん。

  〔2番・櫛松直子さん登壇〕



◆2番(櫛松直子さん) おはようございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして質問をいたします。

 朝一番ですので、なかなか、以前にも申し上げましたけれども、エンジンがかかりませんが、何とか頑張って質問させていただきたいと思います。

 今回は、平成19年9月議会で私自身が質問しました内容と同様のテーマでの質問です。前回質問をしましてから3年近くが経過し、私たちを取り巻く環境も大きく変わっていますし、この2つのテーマ、どちらも大変重要な課題だと認識をしております。執行部の皆さんも同様に重要だと考えていただいて、その後、きちんと進めていただいた内容もありますし、要望以外の点についても手厚く行っていただいた事業などもあります。まずは心より感謝を申し上げ、さらに前進するよう、改めて、今一度質問をさせていただきたいと思います。

 まず1つ目のテーマ、災害時の要援護者対策について。

 こちらは平成19年9月議会で、災害時における要援護者への対策について質問をいたしました。その中で、障がいを持つ方々がそれぞれの状態に合わせて必要な対応をしていただくためには、福祉避難所の設置が必要だと特に強く要望をいたしました。

 その後、今年の3月には災害発生時の福祉避難所の設置に関する協定締結を、市内の12に及ぶ社会福祉法人などの施設と行っていただき、要援護者への対策を進めていただいております。これは受け入れていただく施設にとっても、ご決断をいただいたということで感謝を申し上げたいと思います。日常的に決してゆとりを持っての運営ではないということは、幾つかの施設の責任者の方からお伺いしております。健常者や、健康で普通の状態である方であっても、災害発生時に大きな不安を持ちますが、要援護者の方々やそのご家族の不安はいかばかりか、はかり知れません。しかし、このように少しでも対策を進めていただければ、その不安の解消につながっていくと思います。

 災害発生後、日数を置かずに帰宅できる場合にはあまり問題とはなりませんが、大規模地震発生など、社会基盤の復帰に時間がかかる場合は、最初に避難をした緊急的な避難所から、要援護者のための配慮がなされた福祉避難所へ移動して復旧を待つことが必要です。

 要援護者とは主に高齢者や障がい者が含まれます。常時特別な医療を受ける必要がある方々(人工透析や人工呼吸器の使用など)、また高齢者でも寝たきりの状態にある方々などは、一般の方々と一緒に同じ場所で避難を続けるというわけにはいきません。医療設備や専門的なスタッフの必要性は言うに及びませんが、例えば精神的な障がいを持つ場合などは、見知らぬ人との接触が困難であるというようなことが多く、災害という大きなストレスに加えて、日常と違った生活を長い期間送ることは不可能です。

 1995年に起こりました阪神・淡路大震災のときには、避難所において、いわゆる要援護者の方々が大変なご苦労をなさったというような話を、今でも時々耳にいたします。いわく聴覚障がい者、耳の聞こえない方々は音声によるアナウンスが聞こえないために呼びかけに気づかず、何回も食事を配膳してもらうことができなかった、あるいは、避難所にスペースを確保してもらったことはいいが、高齢者で歩行困難であるのに、トイレから大変離れた場所だったため、自力でトイレにも行けず大変つらい思いをしたなどなど、状況はさまざまですが、どうしてもそれぞれの必要に合った対策を行わないと、避難所において命にかかわる問題に発展するなどということも報道がされました。つまり、さらなる具体的対策が必要だと感じた次第です。自然災害といえども、そこから人的とも言える二次災害が起こることが予測される。そうならないためにはどうしたら防げるか、そこまで把握していただくことが必要です。

 特に最近は、中津川市においても高齢者のみの世帯や、さらには独居の高齢者の方々も毎年ふえている状況です。地域において独居の高齢者の存在というのは、以前は少なかったのですが、今となっては要援護の状態にある方々が隣り合わせているというようなことが日常となっております。そのような状況を少しでも改善すべく、中津川市においても例えば少子化対策として、定住促進策であるUIターン住宅整備事業などを重点施策として行っていただいておりますが、状況の改善にはまだ少し時間が必要です。

 防災というか、減災、災害を減らすという減災ですが、そういう観点からは住宅耐震化促進のため無料診断と耐震補強工事への助成制度も進めていただいております。さらには高齢者世帯への火災報知機の設置を、防災士や地域との連携によって進めていただくなど、現状に備える施策の実施もしていただいておりますが、実際に災害が発生した際に少しでも被害を少なくし、さらにはもう少しソフトな面として、あるいは具体的に必要な備えとして検討していただきたいことがありまして、今回はお聞きをいたします。

 中津川市の防災計画の見直しや自主防災会の活動の充実など、毎年きちんと行っていただいていることは認識していますが、前述しました特に災害などにおいて一番の弱者である要援護者をどう支援するか、まさに命にかかわる点でもあるため、支援プランの策定などの状況を確認したいと思います。

 以降、通告しました質問については自席で行いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) それでは、1つ目のテーマの1番目の質問です。災害時要援護者避難支援プランの策定は、その後どのような進捗状況でしょうか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 災害時要援護者避難支援プランにつきましては、全体計画、それから台帳整備、個別計画という3つの構成になっておりまして、これにつきましては、国のガイドラインを踏まえまして、現在全体計画の作成を進めており、今後は健康福祉部、また関係機関と連携しまして、今年の10月までには完成するよう取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) この避難支援プランの策定ですけれども、3年前にも策定をお願いしまして、当時の答弁では、中津川独自のプランということで、例えば国のガイドラインなんかも参考にしてつくるということだったんですが、今回10月までにつくっていただくガイドラインに、その中津川独自というか、何かオリジナルな部分があれば、それについて教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 国の出しておりますガイドラインに沿った形で作成するわけでございますけど、広くなった市域の避難体制をどうするかということが課題でございまして、現在、市内には263の自主防災会がございます。それぞれ地域に即した避難マニュアルの作成を現在お願いしておりまして、よりきめ細かく現地に対応した、そういった独自の支援プランというふうなものをつくっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) ありがとうございます。

 あともう1つ、ここで関連してお聞きしたいんですけれども、中津川市は地域防災計画ということで、防災に対応するための計画を立てていただいておりますが、要援護者の避難支援というようなことはこの地域防災計画の中ではどういう位置づけになっているか、この計画とはどういう関係になっているかというのをちょっと一度お聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 現在、地域防災計画がございますが、この中で要援護者対策ということで、基本的な考え方のものが2ページくらいにわたって記載があるわけでございますけど、今回こういった支援プランを作成した後には防災会議に諮りまして、地域防災計画にこの支援プランもマニュアルというような形で位置づけをしてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) ありがとうございます。地域との連携ということは本当に必要な大切なことですので、ぜひきちんと行っていただきたいと思います。

 それでは、通告しております2つ目の質問をお聞きいたします。

 要援護者ということになりますと、基本的には、基本的にというか、一番大切なことは、どこにどういう要援護者の方がいるかということを把握していただくことが必要なんですが、この要援護者の把握、3年前のときにも、できるだけ早急に把握していただきたいということでお願いをしましたが、その後どのようになっているか、どの程度までこの把握が進んでいるか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 昨年の9月に、市内263ございますが、自主防災会にこの要援護者の支援のための台帳、それからマップの作成状況の調査を実施いたしました。その結果、要援護者を把握している地域は181自主防災会でございまして、割合は69%ということでございました。そのうち台帳やマップが整備されている地域につきましては、124自主防災会がございまして、割合は47%ということでございました。それぞれ台帳やマップを個別で作成されておるということで、その内容まではちょっとチェックはできておりませんけど、調査の結果は以上のことでございました。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) 先ほど、要援護者の避難支援プランはもう今年の10月までにはとりあえず全体の計画はつくりたいということで答弁をいただいておりますが、こういったプランをつくっていただいても、その対象となる要援護者の方の把握がやはりきちんとできていないと、実際、本当に緊急時には大変な状況になるということで、少々不安になるところですので、この、先ほど263のうちの181の区で把握は大体できているということで教えていただきましたけれども、地区というか地域、小学校区のような地区割りで結構ですけれども、進んでいるところと進んでいないところ、もしそういうところがそれぞれわかれば、少しお教えいただける範囲で具体的に挙げていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 調査の結果でございますが、特に進んでおるところにつきましては、落合、阿木、神坂がほぼ100%把握してみえるというふうな結果でございました。

 それから、少しおくれているというところで言いますと、福岡、中津南、中津東といったところが少しおくれているということで、これからそういったところにつきましては重点的に作成の支援をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。

 そうしましたら、要望としては、先ほどの10月末までという一応日程がありますので、何とか残りの把握できていない部分についても、まず10月末というところに合わせた形で把握ができるように、できましたら100%やっていただきたいということなんですけれども、でき得る限りということでお願いをしまして、こちら2番に関する質問については以上といたします。

 それでは、3つ目の通告をしております質問についてですが、この要援護者という中で、要援護者というのはいろいろ高齢者とか障がい者とか、子どもさんとか、例えば旅行者、中津川に一時的に来ている方というようなことで、対象というか、含まれるのはいろいろな方がいらっしゃいます。それで3年前に障がい者別支援マニュアルということで、障がい者別に必要なことはかなりさまざまで異なっていまして、しかも、なかなか一般の方が知らないところもありまして、そういう障がい者別の支援、この方にはこういう支援が必要だというマニュアルを作成していただきたいということでお願いをしまして、そのときに聴覚障がい者の方向けの支援マニュアルは作成していただきました。その後、それ以外の障がい者の方向けの支援のマニュアルというものの作成が進んでおられるかどうか。もしできていれば、そういうところも含めて教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 平成19年に、今言われました聴覚障がい者の支援マニュアルをつくっていただきました。そのほかには現在できていない状況でございます。先ほど申し上げましたように、各自主防災会ごとの今、避難マニュアルを作成の準備をお願いしておりまして、その中にも当然、要援護者の支援というのは位置づけをしてまいります。障がい者別の支援マニュアルにつきましては、その自主防災会の避難マニュアルの整備後に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) では、できるだけ早くそういったマニュアルをつくっていただく、対策をしていただくということをお願いしたいと思いますが、次の4つ目の通告の質問でもう少し詳しくお聞きしたいと思います。

 4つ目の質問としては、今もお聞きしました障がい者別の要援護者支援マニュアルですね、この作成は必要だという認識はいただいていると思いますけれども、その支援の方法ですね。障がいを持っている方それぞれ必要な支援が違うということで、つくるということになってもなかなかすぐには具体的にやっていただくのは、はっきり言って難しいかと思いますので、こういうマニュアル作成をどういう形で行っていくか。聴覚障がい者マニュアルは聴覚障がい者の団体の方々がみずから、自分たちがこういうことをしてほしいというような要望をいただいておりまして、それがもとになってつくったんですけれども、やはりそういうような具体的なところが少しないと、できないというふうに思いますので、そういった方法を何かお考えでしたら教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 作成に当たりましては、障がい者の団体、それから、それを支援する団体がございまして、その方たちと協議して、どんな支援が必要であるかということを把握しまして、それぞれ地域においてこれは支援していただくことになると思いますけど、そういった自主防災会の皆さんとか、それから民生児童委員、また消防団等々の協力をいただきながら、このマニュアルの作成をしていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) ぜひとも、実際何が必要かというのは、支援される方たちの声を聞いて進めていただきたいと思います。

 それで、そのお答えに関してなんですけど、実はこういう要援護者の方々に対する支援を進めるときに、国はガイドラインに、そういう要援護者避難支援連絡会議というようなものを行政のほうで設けて、そこに関係者の方に集まっていただいて、要援護者の方のニーズを把握してこういうマニュアルをつくっていきなさいというような話が、そういったガイドラインというか、指導があるので、それをすぐつくっていただければ一番そういうような形がいいと思うんですけど、それはどうしてかというと、障がい者の方だけじゃなくて、その支援する、日常的にボランティアのような形で支援をしている方たちの話を聞くと、どういうような方法が一番やりやすいのかというような声を聞くこともできるので、そういう形にするのがよいというふうにされています。ですので、できましたらそういうような機関、会議というようなことの設置を要望させていただきまして、この質問は以上といたします。

 次に、5番目の質問について移りたいと思います。

 先ほどの背景のところでお話ししました福祉避難所についての質問ですが、今回、12の団体と協定を締結したということですが、この12の団体について、どのようなところであるかというのを教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 3月30日に、災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定ということで、市内の社会福祉法人など12団体と協定を締結いたしました。その内訳でございますが、介護保険施設が30施設、それから障がい者施設が2施設の計32施設でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) たくさんの施設と協定ということで、協力していただくことを決めていただいたということで大変ありがたいことですが、その発表の資料をちょっと見まして、今のお話の回答にありました介護施設というところが大半を占めておりまして、ここでちょっと不安というか、私、ある方からやはり少し不安があるということで言われたんですけど、介護施設といいますと、現在でももう定員いっぱいというようなことで、介護で要望してもなかなか入れない場合もあるというようなことで、そういうようなところに災害時といえども、緊急といえども、やはりきちんと受け入れていただけるのかどうかというようなことがちょっと心配だねというような声もお聞きしております。そのあたりですね、その受け入れの状況、本当に可能かどうかというようなところについて確認、あるいは先方のお話などを聞いていただいているかどうか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 全部でございませんが、一部確認をさせていただきましたところ、やはり介護施設につきましては、定員いっぱいであって、待っている方もみえるというような状況のところが多いというふうに聞いております。それで協定上は、可能な限り受け入れするものとするというふうな協定になっておりまして、空きスペースなど、そういったようなところを有効に使ってそういった受け入れをしていただけるように、また今後も協定をした各施設にお願いをしてまいりたいということでございまして、一応、協定は締結をしましたけど、いろんな課題がありますので、それを一つ一つ今後解決していくように努めていきたいと思います。お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。そうですね、もう少し詳しくいろいろ聞きたいことはありますけれども、まず、今後少しずつ詰めていただくということを要望しまして、5番のところ、質問については以上とさせていただきたいと思います。

 最初のテーマの6つ目の質問に移ります。

 この要援護者への理解、先ほど言いましたようになかなか一般の方でもご理解、ご理解というか、ご存じない方のほうが多いと思いますので、そういう方への理解と、その避難支援プランというようなところなんですけれども、今後市民の皆さんにご理解いただくように、どういうような形で行政としてアナウンスしていただけるか、そういうような何か具体的なことがありましたら教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) まず要援護者への理解につきましては、要援護者にはだれがどんな方法で支援してくれるかということを理解していただくことが大事でございますので、自主防災会とか、そういった支援団体の協力をいただきながらお伝えしてまいりたいと。それから市民への理解ということでございますが、これにつきましては、自主防災会において、その要援護者の状況を把握していただくようにお願いをしておりまして、だれが、どこへ、どんな方法で助けに行くのかということを地域で今後取り組んでいく中で、市民の方にもそういったことを理解していただくように努めてまいりたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) ぜひとも理解をできるだけ広く、継続してやっていただけるようにお願いをします。

 もう1つ要望としては、毎年の防災訓練、避難訓練のときに、例えばAEDとか救急救命の訓練なんかをしますので、そういう地域の方が集まっているときに、例えば先ほどお願いしました避難支援マニュアルというようなものができた際には、こういったものを使って市民の皆さんにご説明いただければ、一番理解もしやすいし、いい機会でもあると思いますので、そういった点、要望をさせていただきまして、最初の大きなテーマ、質問については以上とさせていただきます。

 では、時間もちょっと限られておりますので、2つ目のところに移らせていただきます。

 ジョイセブン、中津川・恵那地域勤労者サービスセンターについてというところです。

 ジョイセブンの愛称で親しまれております中津川・恵那地域勤労者サービスセンターは、平成8年にスタートし、両市内の中小企業で働く勤労者の皆さんへ、大変良質の福利厚生サービスを提供していただいております。この事業は厚生労働省の助成事業ですので、その運営は会員の方からの会費のほかに、厚生労働省の中小企業福祉事業費補助金と中津川・恵那両市からの助成金によって成り立っています。しかし、平成19年9月議会で質問をしましたように、厚生労働省からの助成金が平成23年度以降は打ち切りとなります。今後は、経済的に自立した団体として活動をしていく必要があり、その時期が迫っています。

 ジョイセブンは厚生労働省の助成金を受けているため、もともとは中小企業福祉事業とありますように、300人を超える規模の企業に就労する勤労者の方々は会員となることができません。助成金がなくなりますと、その入会条件の緩和もできて、会員となる勤労者の対象がふえますので、その点は会員拡大による収入も見込まれます。今まで対象外であった勤労者の方々にも利用ができるようになるということです。

 しかし、現在の経済状況を見ますと、ある規模の企業であっても、不況の影響が大きく影を落としておりまして、会員拡大に大きな期待が持てるかどうか、少々不透明であるというふうに考えます。前回私が質問をしたころとは、本当に経済的にも環境が大きく異なっています。

 一昨年秋に景気後退が始まって以来、明るい兆しが見えるとはいうものの、不透明感の強い現在の経済状況下では、どの企業も規模にかかわらず存続の危機に面しているというような状況です。雇用や労働条件を確保することも難しい状況では、福利厚生の見直しがなされるというのももう異論を唱えることができない、このように私も理解はします。しかし、ジョイセブンというこの施策が縮小することになれば、この両市で働くというメリットが低下することにもつながって、ひいては勤労意欲の低下や労働生産性の低下にもつながるんではないかという不安を覚えております。

 そこで理解をいただきたいのは、中津川・恵那両市で働くということが両市への定住にもつながるということです。定住策として自治体が行う施策はいろいろありますが、このようなことも大変重要で、かつ効果があるということを考えて、平成23年度以降にもジョイセブンが今までと同様に継続できるよう支援を検討いただきたいと考えて、以下の質問をさせていただきます。

 では、まず1つ目の質問。前回質問してから現在まで、平成23年に向けての対策として、どのような取り組みを行っていただいたかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 平成22年度までで補助金が廃止されるということが決まっておりますので、ジョイセブンにおきましては、平成21年度に評議員、理事、それから事務局の代表、これは14名でございますが、その構成で自立化検討委員会を立ち上げまして、課題の整理、今後の方針について検討を行っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。

 今検討を行っていただいているということなので、まだ決まってはいないと思いますけれども、具体的に今後、何か企業に対してお願いをしていくというようなことをやっておられることがあれば教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 今年度につきましては、工業振興課では積極的に今、企業訪問をしております。それにつきましては、景気状況や雇用状況などの聞き取りも行っておりまして、あわせてジョイセブンさんの会員の勧誘とか、それからPRでございますが、それを行っております。今後も継続してそれを進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。

 それでは、2つ目の質問に行きたいと思います。

 景気後退ということを申し上げましたけど、ジョイセブンは今まで会員拡大をずっと続けていただいておりましたが、少しその伸びに影が、影というか、鈍っているような気がしますが、これは景気後退というようなところが影響があるのかどうか、その点について教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) ジョイセブンにつきましては、平成8年、センター開設以来、右肩上がりで会員数は伸びておりましたが、平成21年の9月1日現在で会員数が1万4,793というところを境にしまして、平成22年4月1日現在では1万4,497ということで減少傾向になっております。景気の後退がある程度影響しておるというふうに判断しておるところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。

 一番心配するのは、会員が減れば収入も減るということですね。同時に一番大きな点ですけども、3番の質問になりますが、平成23年度以降、先ほど申し上げましたように国からの助成金がなくなるということになりますと、収入の面では大変大幅な落ち込みになりますので、このジョイセブンの運営についてどのような影響が想定されるか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 一番心配しておるところにつきましては、加入会員の方に対してサービスの低下というところが出てくるんじゃないかというふうに思っております。特に現在の給付とか、検診事業に大きな影響が出るんじゃないかということを心配しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) すみません。そうしましたら、次の質問の前に――質問ですね。もう時間もありませんので、最後の質問をさせていただきたいと思いますけど、具体的に会員拡大という取り組みなんですが、先ほど企業訪問等もやっていただいているというようなこともお話しいただきましたけども、それ以外には何かご検討、考えていただいていることがあれば教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 大変難しいところでございますが、今、第2次の自立化検討委員会をこれから立ち上げて行っていくところでございますが、大変会員の皆様については、非常に満足度が高くて非常に評判がいいということでございますので、できる限りサービスを落としたくないということが1つの方策になってくると思いますので、そのために会員をどのように加入をふやしていくかというところが一番大きなところになってくると思いますので、これから検討委員会でじっくりその提供メニューの検討を行っていくというところが大きな内容になってくると思いますので、まだ決まっておりませんので、この場では申し上げられませんが、そんなところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) はい、ありがとうございます。サービスの低下というようなことになりますと、やはりメリットが大変低下しまして、それこそ会員が反対に減っていくというようなことが起きるんではないかというふうに思いますので、その点については一番中心というようなことで優先的に検討いただきたいと思っております。

 それで、その会員拡大ということで少しお聞きしたいんですけれども、先ほどちょっと申し上げましたけれども、大きな規模の企業ですね、そういったところも対象になって加入をしていただくことが、助成金は打ち切りになりますけれども、対象が広がるということになりますので、そういった点についてのご検討はいただいているかどうかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 大企業さんにつきましては、かなり福利厚生が充実しておると思います。しかしながら、中津川市の独自のサービスといいますとジョイセブンさんが一番、ジョイセブンがかなりきめ細かくやっていけると思っておりますので、大企業さんの福利厚生事業と、何といいますか、競合しない部分のところを充実していきたいというふうに思っておりますし、会費等の検討もしていかなければいけないというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) ありがとうございます。大企業は本当に福利厚生という面ではいろいろもう独自でやっていることがあって、それにさらにプラスになることではないとなかなか難しいと思いますので、例えば会員の加入方法、今だと事業所単位で全員加入というようなことになりますので、例えばそこの部分を緩和するというようなことも含めて検討していただきたいというのは、これは要望でございますけど、お願いしたいんですが、最後にちょっと時間もあんまりないので、もう少し細かく聞きたいところですけども、一番重要なところ、会員拡大、あるいはサービス低下という全体にかかわるところですけど、中津川市からの助成、支援、ジョイセブンへの支援について、今までは国の助成に合わせた形での支援をいただいておりましたが、中津川市としてその支援は、国の補助金がなくなってもきちんと行っていただけるかどうか。これが一番重要なところでございますので、検討中というところもあるかとは思いますけれども、わかっている部分でお教えいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 勤労者の福利厚生事業につきましては、先ほど議員からお話もありましたが、定住化ということが第一でございますし、産業振興にもつながってまいりますので、大変重要な施策というふうに考えておりますので、自立化検討委員会で検討されました結果を踏まえまして、隣接しております恵那市と連携しまして、当市として適切な支援策を検討して判断していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私のほうからも補足して答弁をさせていただきます。

 私の公約の産業を活発にし、働く場を充実しますという中の5項目めに、ジョイセブン、ワーカーサポートセンターの運営に支援しますということを挙げさせていただいているところでありまして、国の補助がなくなって、どのような影響が出てくるかということ、それをしっかりと分析し、また日ごろのジョイセブンの施策の効果というのもしっかりと検証する中で分析して、その必要性の高いというものに影響が出てくるというようなことであるとすれば、その点についてはしっかりとサポートしていくという形でとり行っていきたいと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 2番・櫛松直子さん。



◆2番(櫛松直子さん) 大変前向きなご答弁いただきましてありがとうございます。少し安心いたしましたが、本当に中津川で働くということのメリットにつながりますので、そういった観点でぜひともさらに前向きに行っていただけるようにお願いしまして、質問を終わりとさせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(伊佐治由行君) これにて2番・櫛松直子さんの一般質問を終結いたします。

 続いて3番・黒田ところさん。

  〔3番・黒田ところさん登壇〕



◆3番(黒田ところさん) それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 まず最初に市民病院について取り上げます。

 中津川市民病院や坂下病院の存続のために、中津川市としては一般会計からの繰り入れを行って経営を支えています。平成19年から21年までの3年間で中津川市民病院に約27億円、坂下病院に約11億円、合計で約38億円、平成22年度当初予算でも市民病院に約7億円、坂下病院に約4億円、合計11億円、何とこの4年間で約50億円近くになります。それでも医師・看護師は不足、病棟の閉鎖や、この3月29日からの内科初診外来の中止に至ってしまっています。

 市民の方からは、それほど多くの税金を投入しているのになぜとか、あと、全く市民病院の評判は悪いといった声が聞こえてきます。市民の皆さんの市民病院に対する不安と不信は増すばかりです。市民の皆さんの不安を取り除き、信頼を回復するにはどうしたらよいのか。そして病院を存続させていくにはどうすればよいのか。今まで以上に真剣で深い検討、議論が必要になってきます。今議会でも多くの議員の方が一般質問に臨んでみえます。そこで私は、特に市民病院でも救急患者の受け入れと看護師・医師の数について質問していきたいと思います。

 あとは自席からさせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは質問に入ります。

 まず1つ目です。市民病院の4月以降患者数の変動の推移など状況を説明してください。1年前と比べていかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 市民病院の入院患者数は、平成22年4月が6,669人、平成21年4月が8,246人と、対前年比80.9%でございます。22年5月につきましては6,950人、21年5月が7,784人と、対前年比89.3%と減少しております。

 外来患者数につきましては、22年4月が1万5,490人、21年4月が1万8,263人と、対前年比84.9%、22年5月は1万3,791人、21年5月が1万6,509人と、対前年比83.5%と減少しております。入院、外来患者数ともに減少となっております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 昨日も鷹見信義議員のほうが入院患者数、外来患者数の変動についてお聞きしていましたが、その際、答弁をいただく中で気になったのは、内科の初診外来中止で、ほかの科の患者数も減っているということなんですけども、この初診外来を中止して以来、その他の診療科の患者数の減少の原因は何だと考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 内科以外の他科の患者数につきましても、入院、外来ともに減少しておりますが、これはチラシを配布したということもありまして、いろんな声を聞く中に、内科外来だけでなしに、ほかの科も初診外来は中止というようなことの理解をされたというようなこともあります。それと病院全体の中に、やはり内科医が減ったということで、他の科の医師についてもモチベーションが若干下がったかなということを思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、市民病院がそのような全般にわたる患者減少の中で、坂下病院は影響はどのように出ていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 坂下病院の患者数の状況でございますが、入院患者数は平成22年4月が4,786人、前年度21年4月が4,529人と、対前年比105.7%と増加をしております。22年5月につきましては4,687人、21年5月が4,523人と、対前年比103.6%と増加をしております。

 また外来患者数につきましては、22年4月が1万953人、21年4月が1万721人と、対前年比102.2%、22年5月は1万51人、平成21年5月が9,807人と、対前年比102.3%と増加しておりまして、坂下病院につきましては、入院、外来患者数ともに増加をしておる状況でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その問題となる黄色いチラシを配布後、具体的に今おっしゃったほかに、市民の方からどのような意見が市民病院に寄せられていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 声といたしましては、開業医を経て市民病院へ紹介されることが二度手間であるという声ですとか、どんな症状も初めから市民病院で診てほしいといった、市民病院への受診に関する根本的問題に関する不満。2つ目として、すぐ当番医に紹介するのではなく、症状を聞いてから判断してほしいといった、病院側の対応の不手際に関する不満。3つ目といたしまして、市民病院にはもう受診できないのかといった、先ほど申し上げましたチラシの誤解というようなものがあるといった、診療体制の変更について市民への周知不足に伴う不満が寄せられております。

 市民病院といたしましては、診療体制の変更から2カ月が経過した中で現在、各事例を検証しまして、その具体的な対応策を現在検討しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 先ほどのチラシの件もありましたし、市民の皆さんの声にもありますけれども、全部の科にわたって初診外来が中止という誤解がまだまだ広がっているわけなんですね。そのことに対しては早急に何か手を打たなければいけないと思いますが、何か策を持ってみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 現在、具体的な対応といたしまして、根本的な問題といたしましては、市としてかかりつけ医、あるいは救急車の適正利用など、病院へのかかり方の周知をさまざまな機会を通して行っていくということで、現在、健康福祉部とも協力をして出前講座、あるいは健康推進員の会議、民生委員の会議等で説明を行っていきたいということを計画しております。また病院といたしましては、市民からの問い合わせに対し、誤解のない丁寧な対応を心がけるということを院内で確認しております。それから病院側の不手際といたしました声につきましては、単に当番医を紹介するだけでなく、症状を確認し、看護師に引き継ぐなど、電話対応の手順書、マニュアルを現在見直して確認をしております。周知不足につきましては、市としてかかりつけ医、救急車の適正利用など、病院へのかかり方の周知とあわせて、さまざまな機会を通してお願いをしていきたいというふうに思っていまして、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そういった点は、お金がかからずにもできる市民に対する親切な対応にもつながりますし、信頼の回復にもつながりますので、きちっと行っていただきたいと思います。

 4月の22日にNHKで中津川市民病院の内科初診外来中止についてのニュース報道がされました。放送の中では、県や市としての医師不足の現状、人口10万人当たりの医師数、岐阜県は177.8人で全国41位、中津川市はそれより少ない130.5人といったさらに厳しい現実や、医学生の奨学金制度などで近い将来研修医が来る予定など、医師確保に向けての取り組みが紹介されました。研修医の給与についても1年目の研修医が全国平均約30万円ですが、中津川市民病院では47万円と、待遇でも優遇を図っているとの紹介もありました。この放送に対して、市民の皆さんからの反応はいかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) この放送後、具体的な声としては聞いておりませんが、この病院へのかかり方等、患者数のかかりつけ医の普及とか、いろんなことについては非常に効果があったかなということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 次に、今現在不足している看護師は何名ほどですか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 現在の平均入院患者数、1日当たり240名、あるいは外来1日、現在740名程度でございますが、この患者様に対しましては、現在の看護師数で不足はしておりませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 実は市民の方から、入院をしていておむつを交換してほしかったのに、もう少し後でと言われて、本人は気持ち悪い思いをしていた。そんなに人手がないのですかという問い合わせもありました。病気になり急におむつなどを利用することになった際には、全く不快感でやりきれないことだと思います。ちょっとしたことでもすぐ交換してほしいという気持ちも大変よくわかります。おむつの吸収量よりも、少しでも気持ちよく過ごしてもらうことが大切なのではないかと思います。

 これは1つの例なんですが、患者の方の満足度、安心感を上げていくということは、市民の皆さんの不安を解消し、信頼度を上げていくことにもつながると思います。今の市民病院には、それこそが大切なことではないでしょうか。それを行うにはやはり医療スタッフの確保です。特に患者さんと接する看護師の確保は重要だと思いますが、どのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 議員のおっしゃるとおり、非常にきめ細かい看護が重要だと考えております。特に看護の内容につきましては、10年前とは非常に変わっておりまして、現在、市民病院は7対1の看護体制をしいておるわけですが、そのことは患者様に対して手厚く看護するということが基本でありますので、看護師7対1を継続する意味につきまして、また看護部とも話をしまして、患者様に適正な看護をしていくということを周知・指導をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その看護師の周知・指導の部分は過剰な負担にならないように、マンパワーでもってきちっと補充ができるようにしていくことが大事だと思いますが、実は今年度から看護師の修学貸付資金の額は、中津川市も7万円から10万円に大幅に引き上げたということは、当初予算の説明の中でございました。そのときに募集枠があっと言う間に埋まってしまったということでしたので、その際私は、ぜひこんな時期ですから、もう少し枠をふやして看護師獲得に動いてもらえないかという話をしたんですが、その点については今はどのようになっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 看護師の修学資金の貸し付けにつきましては、今年度から人数を増員いたしまして、中津川市民病院が8名、坂下病院で3名ということで、この枠につきましては、応募がありまして8人、3名の貸し付けが決定をしております。そういう形で、貸し付けの金額につきましても、4月から増額をさせていただいておりまして、非常に反響もありました。貸し付けの募集の時点では1名増員をしておりましたが、1名が辞退をされて、ちょうど8名、3名の貸し付けになったわけでございますが、その後、その制度についての問い合わせ等もあります。そういう形で、この修学資金の貸し付けにつきましては、定年退職者、あるいはその年内に都合でやめられる看護師も自己都合でありますので、その推移を年次的に計画しまして、その採用予定者を、数を挙げておりますので、その状況を見ながら、その年度に必要な看護師の募集をしていきたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その部分につきましては、様子を見ながらというよりも、できれば先行投資的に早目早目の手だてを打ってほしいと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、近隣の公立病院の医師の数を教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 5月末現在の各病院の常勤医師数につきましては、市民病院が44人、うち内科医が8名でございます。坂下病院につきましては15人、うち内科医6人です。両病院合わせますと59人、うち内科医が14人です。市立恵那病院は18人、うち内科医10名です。上矢作病院は3名、うち内科医2名です。東濃厚生病院は29人、うち内科医11人。土岐総合病院は51人、うち内科医17人。多治見市民病院は14人、うち内科医が3人でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 今の数字を見ますと、土岐はちょっと多いようですが、ほかはなかなかドクターの確保に苦慮しているようですが、やはり市民病院が市民の声にこたえていくためには、市民病院が担うべき医療の姿を鮮明にして、医師をはじめとする医療スタッフの確保が重要だと思います。今、中津川市が考えている市民病院のあり方像を持ってみえれば教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 中津川市民病院につきましては、昨日来、青写真の話が出ておりましたが、この東濃東部の中核病院として、3次医療は県立多治見病院が担うということになっておりますが、ここから多治見病院まで行くにはやはりまだ40分近くかかるということもありますので、中津川市ででき得る、命に影響を及ぼす心臓疾患、あるいは脳血管疾患につきましては、この地域で完結できる医療を引き続き目指していきたいというふうに考えております。市民病院につきましては、この地域の中核として、2次救急、2次医療等をしっかりと担っていきたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 病院のあり方にやはり目的とめり張りをつけないと、市民の方にはなかなか理解してもらえない部分があるかと思います。

 次に、救急患者の受け入れ状況を数とともに教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月は前年度821人に対しまして今年度は496人で、325人の減少となっています。5月は前年度1,074人に対し今年度は718人で、356人の減少となっています。減少した患者様の多くは軽症患者様でありまして、開業医様や市民の皆様のご理解とご協力と考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ消防長にお聞きします。消防で救急搬送する際に、市民病院に搬送する割合は全体のどのぐらいですか。おおよそで結構ですので。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 今年の1月から5月までの市民病院への搬送は784人ということでございまして、全体で救急搬送が1,011件ございまして、784名の割合になっております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 次の設問に行きます。

 救急車での患者受け入れを断ったことがありますか。病院部長のほうにお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 救急車搬入の患者様を理由なく断ったということはございませんので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは消防長のほうにお聞きします。以前お聞きしたときには、中津川市民病院が引き受けてくれるので、中津川市内では救急車搬送に対してのたらい回しはないとお聞きしました。今でもその現状は変わっていませんか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 現在でも変わりはありません。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ、もう1点、消防長のほうにお聞きします。救急車で搬送する場合は、搬送先の病院というのはいつの時点で決定されるんですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 救急出動した場合、通信指令室から病院へ受け入れの可否を確認いたしまして、出動途中の救急車に連絡をしております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その搬送の際、患者さん本人もしくは家族の方が市民病院を希望されていたのに搬送できないということはかなり多くありますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 割合については出しておりませんので、大変申し訳ないですが、そういうこともあります。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) もう1点、救急車で搬送した際、料金は取っていますか。つまり119番での救急車利用については、中津川市は今有料ですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 中津川市では費用は請求しておりません。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 同じ設問を病院側に聞きます。救急車での患者さんについては、特別な料金は取っていますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 救急車で搬送された方からお金をいただくということはございませんが、時間外で患者様が見えたときに、どうしてもその日、夜間で事務的に計算ができないという処置があったような場合につきましては、預かり金というような形で、翌日に精算というような形でお預かりをするケースがございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その金額を教えていただけますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 預かり金につきましては、保険証を持っておられまして、先ほど説明した状況につきましては、5,000円をお預かりするということがございます。それから、そういう状況の中で保険証を忘れた、あるいは保険証がないというような方につきましては、自費扱いの方につきましては1万円、それから、交通事故で来られた場合につきましては2万円を預かるということがございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) なぜそのような質問をしたかというと、実はこの黄色いチラシが出て以降、私は市民に、2人か3人の方に全然別なところで、中津川市は市民病院がだめになったもんで救急車も有料ですか、5,000円取られるねという。言われた方がみんな5,000円という金額で一致していたんですよね。ですから、そんなことはないはずですけどということで改めてお聞きしたんですけど、今その市民の方が気にしている金額というのは、今のお話によると、預かり金をそのように解釈したというふうに感じてよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) はい、そのとおりでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 先ほどの内科以外の外来の初診の中止の件とか、今回の救急車が有料じゃないかという話も、市民の人たちにとっては、市民病院がもうそこまでになってしまったという意識になってしまっているわけですね。ですから、その部分をいかに払拭していくかは市の責任だと思うんです。病院側のきちっとした対応が必要になってくる部分だと思います。ですからそのことは、わかっているからいいだろうではなしに、あえて知らせていっていただきたいし、そのことが病院に対する不信や不安につながってしまうと思いますので、対応していただきたいんですけど、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) そういう誤解等もございますので、しっかりと対応して、また病院のPRできるいい部分についてもしっかりと声を出していきたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) もう1点、救急車で、市民の方は、それでもやはり市民病院を大事に思い、当てにしているわけです。だから救急搬送でも、受け入れてもらった、もらえなかったという思いですね。特に市民病院で手術をしたのに、市民病院で救急搬送で受け入れなかったというような場合があった場合、本当にいつまでもいつまでも心の傷として、もしくは不信感として残っているわけですね。そういう話を実際にこぼされている方もおみえになります。そういう方の気持ちを裏切らないような形で市民病院を運営していってほしいと思うんですね。それは経営を支えるということとはまた別な部分になってくると思うんですけども、その点についてどう思われますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 市民病院の果たすべき役割は、やはり市民の安心・安全の最後のとりでということでございますので、しっかりと市民の安心ということを伝えなければならないということだと思います。特に救急車の搬入数につきましてですが、22年の4月には166人、21年の4月は188人と22人減ってはおりますが、22年5月につきましては201人、21年の5月が189人と、12人増加をしておる状況でございます。

 救急車を利用された方につきましては、市民病院はお断りをしないというのが原則でございますので、心配される方は必ず病院へ連絡していただければ、病院としてしっかりと診ていくという体制は維持していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 救急車の連絡があった場合に、その患者さんを受け入れるかどうかの判断というのは、どの時点で病院側はどのような形でされますか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 時間内でありますと、救急外来で受け付けをいたしまして、そこで救急の当日の担当の看護師、あるいは医師、症状によっては医師に相談をして判断しております。時間外につきましても、救急当直がございますので、まず看護師が症状を判断し、医師に伝えてそれで判断をしておりますので、基本的には全部受けるという形をとっております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) さっきの例にもありましたけど、やはりこの地域で市民病院で手術を受ける方は多いんです。その後も診てもらっている方も多いんです。そんな中で市民病院で救急搬送で断られるということは、やはり先ほども言いましたが、不信と不安と残ります。幾ら税金を投入してもそんなこともできないのかというおしかりも実際受けます。ですから、その部分をきちっと対応していただいて、青写真にはならないかもしれないけど、ならないからこそきちっと手を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 次の問題に移ります。防災行政無線や市民安全情報ネットワークメール等について質問します。

 5月11日、夜中3時ごろだったと思いますが、蛭川で火災が発生しました。その際、蛭川の住民の方から、市民安全情報ネットワークのメールがおくれているんじゃないか、原因はどうなっているのかといった問い合わせがありましたが、この点についてお答えいただけますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 市民安全情報ネットワークの中で、消防職団員への詳細情報システムを構築しまして、そのシステムから送信をいたしましたが、団員の入退団に伴うプログラムの入れかえ中であり、送信ができませんでしたので、旧システムから送信し直したため、配信がおくれました。おわび申し上げます。詳細情報メールはプログラムを改修して6月8日に通報試験を実施し、現在は正常に機能していることを確認しております。今後、迅速な配信と初動態勢の確立に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この市民安全情報ネットメールは、消防だけじゃなしに防災のほうにもかかわっていると思いますが、その辺のシステムは、たしか予算の説明のときには前年度中にというような話もありましたが、その辺はどうでしょうか。防災で答えて……。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 前年度中というのは、ちょっと質問の要旨がわかりませんでしたけども、もう一度お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) すみません、全然違う。新年度からすぐにシステムがスタートできるというふうに聞いておりましたが、いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) その市民安全情報ネットワークについて、新年度からスタートするということでしょうか。ちょっとその意味が、もう一度お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) たしか予算説明のときに、消防団員の方を優先するメールシステムを構築するという話を説明を受けたような気がしましたので、そのことをいつの時点で想定して、それが新年度からできるはずだったと思ったんですが、いかがですか、その辺。消防ですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 4月1日から運用開始で構築をしておりまして、先ほど申し上げましたように、入退団に伴う入力の入れかえ中でございましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そしたら、システムの構築がおくれたというふうに判断してよろしいわけですね。

 このメールがおくれたということで、ほかにも火災出動の際、通報場所と現場が違っていたという話を蛭川以外のところからも聞いたことがありますが、そういった事例はたくさんありますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 平成22年4月から携帯電話、IP電話からの発信者位置情報システムを導入いたしまして、運用開始をしたところでございますが、通報の段階で場所を特定する精度が非常に上がってはおります。ただ、GPSを使いますので、多少のずれ等はございますが、精度は上がっております。消防職団員には詳しい場所を知らせる詳細情報メールにより正確な場所など伝えてまいりますので、お願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 消防署が、119番通報が入ってから場所の確定はどのようにして行われますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 指令台に119番が入電されますと、指令台に表示されました地図画面と聞き取りによって種別と内容、場所を確認いたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ、それは自動的にというか、機械がやってくれるということですね。じゃあ119番通報が入って、火災の場合ですね、通信室ではどのような作業が行われますか。というのは、サイレンを鳴らしたり、今のようにメールを流したりという幾つかの作業があると思いますが、どのような作業が行われるわけでしょうか、教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 作業といたしましては、119番、発生場所の先ほど言ってみえました確定、それから指令書の発行、サイレン吹鳴と防災無線による広報、イージーFAXの送信、詳細情報メールの配信、また関係分団長への電話連絡、また関係機関への電話連絡等でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、今現在、消防団員の方にはどのような、今ちょっと言われましたが、主にどのような形で連絡するわけですか。メールだけではないと思いますが、もう一度お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) メールだけではございません。イージーFAX等も使用して知らせております。これは発生場所などを表示しているFAXでございます。消防署で使います指令書と同じ内容のものでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ、そのイージーFAXというのはどこに設置してあるわけですか。受信側はどこにあるんですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 現在、イージーFAXの設置してある場所でございますが、旧中津市内の消防団の分団本部、各部庫、また坂下分団の本部、分団本部、計14カ所に設置してあります。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 旧町村というか、その部分では坂下だけでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 旧町村では坂下だけでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) イージーFAX、指令台に出るというと、地図も出るわけですかね。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) そのとおりでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) そういった便利なものがあって、今、坂下だけというのはちょっと私自身は解せない気がするんですが、ほかの福岡とか付知、加子母からは設置の要望とかは上がっていないのでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 現在のところ上がっておりません。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 地元のほうで要望がなければとは思いますが、でもなかなか便利なものだと思いますので、もし要望が上がった場合はなるべく迅速に対応していただければいいかなと思います。

 あと、消防団員の方のFAXへということも今ちらっと言ったような気がしますが、それはどういったものですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 今、先ほど申しましたのは器具庫に設置してあるイージーFAXの点でございます。各消防団員の幹部の方もFAXをお持ちである方につきましては、登録をしておりますので、同じようにイージーFAXは流れるようになっております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その団員の方のFAXは、じゃあどのぐらい登録されているんですか。主にどこの地域の方ですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 地区別で申し上げますと、中津分団9名、苗木分団2名、坂本分団2名、落合分団2名、阿木分団4名、神坂分団5名、福岡分団4名、付知分団7名、山口分団8名、蛭川分団12名、加子母分団3名、坂下分団4名、計68名でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) イージーFAXが部庫だけじゃなくて個人のところにこれだけFAXが届くということは、これは多分、登録すればもうちょっとふやすことはできますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) そのとおりでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでしたら、場所の特定にさらに有効な手段となりますので、もしこの登録も希望等が出たら対応していただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 火災発生時の連絡方法が複数あるということは重要でございますので、消防団の方々と協議してまいりたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 先ほど、119番が入ってから通信指令室ではさまざまな作業がされるということですが、通信指令室の人員体制を教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。

 黒田ところ議員、今、人数においては、数字等においては通告が多分されていないと思いますので、もし消防長が今すぐ答えられればいいかと思いますが、答えられなかったら、この件に関しては通告ございませんので、お願いいたします。

 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 昼間は通信指令員を含めまして4名から5名でございます。夜間は2名で運用をしておりまして、119番が入電しますと、他の職員が応援に入るようになっております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その際、疑問なのは、通信指令室には最大何回線の電話が同時に鳴るようになっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 119番回線は8回線ございますが、卓及び手動回線で同時に受信できる回線は4回線でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 実はこの蛭川のメールがおくれたんじゃないかという話の中で、いろんなところで聞いたりお話を伺う中で、4台の電話を、夜間ですと2人ですよね。それでいいのかという不安がありました。実は私も一時会社勤めをしていたときに、事務員がいなくて、3台分電話が鳴って1人でてんやわんやなんていうのは想像ができるんですけども、これは命にかかわる部分ですので、その体制で本当に大丈夫なんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 現状の人員で最大限の努力を行い、個々の通信指令業務のレベルアップを図り、市民の安全・安心を確保するため取り組んでまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) じゃあ、次の項目に行きます。

 消防のサイレンは、その鳴り方に違いがありますが、例えば火災なんかで最もよく使われるのはどのようなパターンですか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 火災の発生を知らせる信号は近火信号を用います。鳴り方はサイレンの吹鳴3秒、休み2秒を5回繰り返して知らせております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) これも何パターンかあると思いますが、私たちはそのパターンというのを全く知る機会が少ないんですよね。ですから、防災訓練の際など、主なパターンだけでも知ってもらうということは、今後必要ではないかと考えますが、どのように思われますか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 防災訓練、また広報なかつがわ、市のホームページなどで機会をとらえてPRし、市民への周知を図ってまいりたいと思いますので、お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、防災行政無線、消防無線のデジタル化に向けての電波調査のための予算が以前ついていましたね。その進行状況はどのようなふうになっていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 電波伝播調査につきましては、昨年の10月から今年の3月までの期間で調査を実施しました。内容につきましては、電波の状況調査、それから防災行政無線では無線の中継局やモーターサイレンの設置場所の選定を行っております。消防無線では中継基地局の選定などを行っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 3月に終了したということですけども、今年度はこの計画に向けて何をやってみえるんですか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 本年度は実施に向けての昨年行いました調査を受けまして、その中継局、またはモーターサイレンの選定位置が決まったわけでございますが、実際にそこに建設ができるのかというようなことを地主とか地元の方とお話が必要でございます。そのあたりの理解を求めていくというのが今年の業務かなと思います。

 それから、あとモーターサイレンを主体とした防災行政無線の情報配信ということで、モーターサイレンが鳴ったら、ほかの携帯メールでありますとか、あとは地デジとかホームページ等で情報を取得していただくということになってまいりますけど、そこら辺のまだ組み立てが十分できていないということで、そこら辺につきましても、今後十分に検討していきたいということで、今年の予定はそういうことでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 今、4番目にもわたってお答えいただいたと思いますが、防災行政無線や消防無線の整備計画を改めてお聞かせください。なぜかというと、21年12月号の広報にも掲載されていたと思いますが、今回のことで、意外と市民の皆さん、この計画について知らないということがわかりましたので、再度ちょっとこの場でお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 防災行政無線につきましては、これ自体の補助金がないというようなことでございまして、ほかの事業との組み合わせによる補助金というのがございまして、そういった補助金を現在模索しております。具体的な年次計画につきましては、まだ決まっておりませんけど、合併特例債の活用が26年までとなっておりますので、それまでには整備を終えたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 消防無線のほうの整備計画はどうなっていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 消防長・加藤正和君。



◎消防長(加藤正和君) 平成21年度に終了しました電波伝播調査、また基本設計に基づいて整備を行い、平成27年4月からの運用開始を目指しております。現在、保古山中継基地局の設置について、恵那市との共同化を視野に入れまして、総務省東海総合通信局、また恵那市と協議中であります。また、防災行政無線と二重投資にならないよう、防災対策課と連絡をとって進めております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 今、消防のほうは27年4月からの運用開始と明確にお答えいただきましたが、それでダブることのないようにと言われましたが、その辺、防災無線のほうはもっと見通しが立ってもいいように思いますが、どのように思ってみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) まだまだいろいろな解決するべき課題がございますので、そこら辺をクリアした中で、また年次計画を立ててやっていきたいというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、この部分については本当に防災のある意味一つの要の部分にもなりますので、きちっと計画を立てていただいて、早期に実現するようにしていただきたいと思います。

 次の項目で、防災行政無線がいわゆる整備されるまで、老朽化したものについてはどのように維持をしていくのですか。今回の蛭川でも、声が聞こえなかったというようなお話を何件か聞きました。機能していないものや不十分な地域というものがあまりにもあるようでは、それでは全く防災無線などの意味をなさないように思いますが、その辺はどのように対応していくお心づもりですか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 現在の無線設備につきましては、新設備、新しい無線設備ができるまでは、維持管理を十分に行いまして延命化を図っていきたいというふうに考えております。

 また、機能していないものとか、不十分な地域もございます。例えば旧中津川市内、これにつきましては非常に無線が聞き取りにくい、聞こえないということを伺っております。それから蛭川におきましては、有線での伝達になっておりまして、無線がないということでございます。対応としましては、市民安全情報ネットワーク、それからホームページなどによって情報配信をすること、それから、あとは緊急の場合には自主防災会の協力をいただきまして、そういった伝達を行ってまいりたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 蛭川で実はその防災無線、音声が聞こえなかったという部分がありましたので、私、消防署のほうにお願いして、そこの防災無線の設備を見せていただきました。そしたら何と驚くことに、合併した町村のものがすべて並んでいまして、7種類全部違うんですよね、ボタンからスイッチから音量から。その状況を大山市長、ごらんになったことございますか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 見てはおりません。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ぜひ一度見ていただきたいです。それを見た途端に、私は消防署の方がよくこんなばらばらのもので今までおくれとか、通報のおくれとかなく対応できていたなと、もう変に感心してしまったとともに、こんなことをやっていて本当に中津川市はいいのだろうかということを思いました。ですから、即刻その無線については、もっとペースを上げてしっかりとしたものをつくっていただきたいと思います。

 その前に、ぜひ大山市長には一度見てほしいと思います。私はずっと1つのパネルで、全部ボタン1つで地域が分かれて、それで一発で放送できるものだと思い込んでいたんですよね。そして見ていただいたら、全然違うものが7つ並んでいたという状況は、あまりにもちょっとお金をかけてなさ過ぎる部分ではないかなという思いもしますので、ぜひしっかりと早目に対応していただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) はい、現場として見させていただきます。この点については、私のほうからも総括的にお答えしたいと思いますけれども、ご懸念のように、計画について、その立案の確かさという面において、少し速度が遅い部分を私自身も感じておりまして、防災行政無線の話があり、また消防無線のデジタル化の話があり、またモーターサイレンの方式で何かあったということをまず知らせて、その後いろんな伝達手段の中で、市民の皆さんからまたアプローチしていただいてその情報をもらっていただこうと、こういう基本のところはそういう組み立てをしたところですけれども、アプローチして情報をとる、そのシステムの組み立てというのがまだしっかりとしていない部分があって、今のところ政策調整監をキーパーソンにして、関係部局を掌握する中で計画をしっかりと組み立てるということを出発させるということで、副市長と打ち合わせをしているところです。

 1つ手段として、いろいろと進化している部分がありまして、地デジテレビの双方向通信というような点もまた1つの使える手段というようなことで出てきている部分もありますので、そういう将来型も見通した中で計画論をしっかりとつくって、お金の投入という前の段階を早めて、先ほど26年、合併特例債という話がありましたけれども、それを待つのではなくて、しっかりとその点、取り組ませをしたいと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ぜひお願いします。

 新しい防災行政無線だけに頼るのだけではなく、いろんな手法を二重、三重のカバーでもって防災に対してやっていくということがやはり基本になってくると思いますので、その点も踏まえながらよろしくお願いいたします。

 次の大きな項目、3つ目、予防接種(ヒブワクチンと子宮頸がん予防ワクチン)の費用助成についてです。

 これは平成21年3月にヒブワクチン、今年の3月にも子宮頸がん予防ワクチンの費用の助成についてお尋ねしていますので、再度ということになりますが、実はこの一般質問を6月8日に提出する朝に、中日新聞に記事が載りました。たまたま、あるお母さんから、その朝メールが入りまして、中日新聞にヒブワクチンが載っているので、ぜひこの内容も入れてほしいと言われましたが、もう既に原稿を提出する段でしたので、その内容については入りませんでしたが、岐阜県内での助成市は5市8町村になっているようなことも書いてありました。大垣市、本巣市、関市、郡上市、美濃加茂市、岐南町、垂井町、関ケ原、神戸、輪之内、安八、揖斐川、池田町などといったところで5市8町村です。全額助成だけではなしに、部分助成、半額助成さまざまですが、でもそういった形で取り組んでいます。

 これは前回言ったように、やはり死亡率が5%で、治っても25%が重度の後遺症を持つということです。日本は本当に世界的にもおくれていまして、2008年の末から接種が可能になったというところですが、若いお母さんたちはやはりこの後遺症とか死亡率とか、本当に注射を打てば重度化が防げるということで、お金がかかっても接種したいと思っていますが、何せ1回7、8,000円で、最大1回から、多いと4回接種しなくてはいけないという状況なんです。これはある意味、少子化対策の大きな1つだとは思いますが、ヒブワクチンの予防接種の助成には予算が幾らほどかかるでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) ヒブワクチンの予防接種は、1回に8,000円ほどの費用がかかります。接種回数は最大で4回です。年間出生数の650人が接種するすべての回数を全額助成した場合、1年分で2,080万円ということになります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) いろんな部分でお金がついて回る部分ですけど、全額でなくてもいいので、少しでも子育ての部分を助けていく、子供の命を守っていく、地域の子供たちを守るという意味で、助成してもらうということは大変重要なことだと思いますが、どのように考えておみえですか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) ヒブワクチン費用の助成は国の責任で行うべきと考えております。国では現在、ヒブワクチンを予防接種法の定期接種の対象となるよう議論をしていますので、状況を見きわめてまいります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 国がそういった方向をとっているんでしたら、もうそれに先駆けて市は対応すべきではないでしょうか。どのように思いますか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 先ほども申し上げましたように、国の状況を見きわめてまいりますということでよろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この新聞にもございましたけど、国の状況を待てない市町村が、やはり子供の健康や命を守るということで助成に踏み込んでいるわけなんですよね。特に岐阜県は多いです。そんな中で、やはり中津川市が子育てに力を入れているんだぞという部分については、こういったところにもあらわれてくると思うんですよね。他市との差別化という言い方は言い過ぎかもしれませんけれども、それでもやはり子育てに力を入れているという部分が必要だと思いますので、ぜひ助成を、国を待つことなく今後も検討していただきたいと思いますが、再度お答えをお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 状況を見きわめていくということで、ほかの町村の状況も見ながら行くということでありますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 最後にその辺はお聞きしますが、じゃあ、次の項目ですね。同じく子宮頸がんのワクチンですね。これも、このがんは20代から30代の方の死亡率のトップを行っています。地域に人を残したい、子供を残したい、出生率を上げたいと思っている思いと、その若いお母さんになる人たちが子宮頸がんにかかってしまって、出産にまで至らない、もしくは命を落とすような状況を少しでも片方では減らすということは大変重要だと思います。子宮頸がん予防ワクチンの接種はこれも大変高価で、安くても1回1万5,000円ぐらいかかるということで、3回最低打たなくてはいけないというものなんですが、これをある一定の年齢で行うわけなんですけど、予算は幾らほどかかると思ってみえますか、全額助成した場合。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 子宮頸がん予防ワクチンは1回に1万7,000円ほどの費用がかかり、3回接種する必要があります。対象者を小学6年生から中学3年生まで全額助成した場合、8,160万円の接種費用になります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 4学年分ですね。4学年分、8,160万円ということですが、これはそのとき1回きりなので、1年目は8,160万円ですけども、2回目以降はこの4分の1と思ってよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) はい、4分の1ということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) では、その子宮頸がん予防ワクチン接種費用の助成についても同じように考えをお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 子宮頸がんワクチンにつきましても、国の責任で行うべきものと考えております。ヒブワクチンと同様、国が現在、予防接種法の定期接種の対象となるよう議論しておりますので、状況を見きわめてまいります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 状況を見きわめる間に、多くの方が罹患するとも限らないんですよね。

 それで、先ほどのヒブワクチンと子宮頸がん予防ワクチンをなぜ取り上げたかというと、片方では少子化が大事だ、子育て、出産の率を上げなければいけないと言っていますが、もう片方では子宮頸がん、先ほども言いましたけども、出産に支障を来すような病気、20代、30代では死因のトップを行くようながんの病気を、予防できるのにほかっているという実態があるんですね。これは打てばそれなりの効果があるものなんです。それを国がやる前に、行政として地域の自治体として取り組むべきだと思います。だって、ほかの施策でもみんなそうじゃないですか。国の様子を見ながら、国の様子を見ながらと言っていたら、少子化対策なんて地元では何もしなくてもいいということになりますので、この辺をきっちり答えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 少子化対策で必要性ということは非常に認識しておるわけですけども、先ほど言いましたように、国も次の国会にそこら辺のところを協議するということになっておりますので、そんなに遠い将来ということではありませんので、そういうところを見きわめてまいりたいと、こういうことでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 予算の部分でいろいろ図書館の費用とかという話もありますが、その中でゼロベースでいろいろ見直す中で、その見直しの中でぜひこの辺の予防費用の助成というものを入れて検討をしていっていただきたいということを要望して、次に移ります。

 こんにちは赤ちゃん事業と子育ての支援等についてです。

 平成20年の12月議会で質問したこんにちは赤ちゃん事業が21年度からスタートして1年がたちました。この目的は育児支援のほか、児童虐待防止・早期発見にあるはずです。この3月にでき上がった中津川市次世代育成支援対策行動計画(後期計画)、22年から26年の中にも、児童虐待について平成20年度は前年の約2倍の35件と記されています。内訳は身体的虐待が20件、ネグレクト11件、心理的虐待4件となっています。が、しかし実際にはこれらの状況が複雑に絡み合っている場合がほとんどだと推測されます。充実した子育て支援として期待することといった問いに対しては、このアンケートの問いに対しては、乳幼児・保育園児・幼稚園児の1,265名の保護者の回答の中で一番多いものが、子育てに関する相談、情報提供、親同士の交流の場の充実で62.6%、2番目に高齢者との触れ合いなど世代間交流の場の充実が48.5%、3番目に母子の健康、子どもの発達支援のための健診や訪問の充実、35.9%となっています。訪問の充実を望む声も実際このアンケートの中には出ています。

 また就学前では、子どもを虐待していると思ったことがある人は、時々あるが22.9%、よくあるが1.7%で、合わせて全体の約4分の1になっていることや、全くないという回答は41.7%だけで、あまりないでも32.7%あるという結果です。

 その結果、計画では、虐待は子どもの人権を侵害し、子どもの心身の成長や人格形成に重大な影響を及ぼすことになり、迅速かつ適切な対応が求められます。そのようなことから、子育てに関する不安の解消に向けた取り組みを一層充実する必要がありますとし、施策の方向性にも、子育てに関する不安解消に向けた支援の充実を挙げています。

 そこで質問です。この1年間のこんにちは赤ちゃん事業の訪問者数と状況などを説明してください。また今後の検討課題もあれば教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) この1年間の訪問件数は436件、訪問実施率は64.5%です。内訳は保健師による訪問が291件、主任児童委員による訪問が145件です。

 こんにちは赤ちゃん事業は、おおむね生後1から4カ月までの乳児の家庭を訪問しますが、訪問によって必要な情報やサービス提供、相談につなげることができ、成果が上がっております。実施率につきましては、昨年はこの事業を開始した初年度であり、4月生まれ以降を対象に7月から実施したため、実施率がやや低い結果となりました。

 課題につきましては、実施率をさらに高くすること、主任児童委員への情報のフィードバックが不十分な部分があったため、きめ細かく連携をとるように進めていきます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その主任児童委員の方の声としては、問題があったり気がかりなときには、やはり市のほうに連絡していると。その連絡の結果が見えないということが、多分、今のフィードバックが不十分ということになると思いますので、やはりその部分を、いつまでも気になる部分で心配してみえますので、確実に行ってください。

 もう1つは、訪問先での声かけや話し相手になるということは、この事業では本当に大事な部分の一部だと思います。しかし一方では、アドバイス等はしていけないと言われているとこぼしてみえる方もみえましたが、どのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) こんにちは赤ちゃん事業には訪問マニュアルがございまして、いろいろと気をつけることとか、そんなようなことがあるわけですけど、そこら辺のところが本人のプライバシーの部分もありますので、そういうところに踏み込んだことのないようにとか、そういうことをいろいろ話しますと、ちょっと主任児童委員さんも、いろいろそこまで言われてもとかいうことで、ちょっと指導しにくいなと、そういうふうに思われていることは事実だと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 1年を済んで、その辺を担当の方々が集まって成果の反省とか、今後に向けての問題点なんかを話し合ったことありますか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 話し合いは常時しておるわけですけれども、緊急時は即対応とするが、緊急を要しない場合は個人情報に十分配慮しながら、ケース・バイ・ケースで対応していかなくてはいけないというようなこととか、従来、システムを実施していなかった健診未受診者とハイリスク妊婦のアプローチにより、養育が不十分な家庭にできるようにするということで、そこら辺ができた部分は評価しておるということです。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) こんにちは赤ちゃん事業をきっかけに子育て支援を広げていくことができると思いますが、現状はどのようになっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 主任児童委員の訪問結果から見ますと、子育て支援の情報提供を行ったものが90件、保健師の育児相談につなげたものが20件、児童虐待のため早期に保健師の訪問や相談等の行政支援につながることができたケースが3件あり、適切な指導につなげることができております。

 また平成22年度から始まった養育支援訪問事業でございますけど、この事業は、こんにちは赤ちゃん事業から引き継ぎ、支援が必要と思われる家庭への継続的な訪問事業です。こんにちは赤ちゃん事業をしっかり実施することで、養育訪問事業の対象者をつかむことに役立っております。こんにちは赤ちゃん事業の実施によって、子育て支援を広げていくことができるというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 虐待は、そうなる前に予防が一番大事だと思いますので、こういった訪問事業をさらに広げて、子育て支援につなげていっていただきたいと思います。

 次に、子育てサポーター養成講座では今まで何名が受講されましたか。その方たちは受講後どのように子育て支援にかかわっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 平成20年度、21年度2年間で91名の方が受講いただきました。22年度、今年度は35名の方に申し込みをいただいております。

 受講後の活動ということですけども、その受講生の中から、自立サークルとしてのすくすくわくわくまあるいこころという自立団体が発足しております。この方々がにぎわいプラザでの遊びの広場の集団託児、子育て相談、子ども文庫での読み聞かせなどに取り組んでいただいております。

 また今年度、3年目となります子育てサポーター養成講座のいわゆる企画・立案・運営にも、その先輩方が積極的にかかわっていただいておりまして、そのほか各公民館の乳幼児学級の支援もしていただくなど、いわゆる住民参画としての生涯学習、家庭教育の推進という意味ではモデル的な活動となっていただいておることを、まことにありがたく思っておる次第でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その受講された方の年代はどのような方が多かったですか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 20代後半から40代の主婦の方が約80%でございます。50から60代の方もいらっしゃいます。当初私ども、これの事業を平成19年度に立案するときに予想しましたことは、多分50代、60代の方が多いだろうと。子育てをちょっと自分の手のあいた方、もしくは職場をリタイアした方が主なのかなという予想を立てました。ところがふたをあけてみますとさっきのような状況でして、いわゆるその方々から伝わってくる思いは、私どもも、自分も子育てしているけども、何かの役に立ちたいんだということが思いが伝わってきて、まことにありがたく思っておるという次第でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 22年度で、これ3カ年の計画で一応講座は終了ということですが、今お話を聞きますと大変有意義なものだと思いますが、継続していく必要性はあると思いますが、その辺はどのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 当初立案するときに3年計画ということで終期設定をして開始しております。今年度が3年目でございます。自立団体としての、先ほど申し上げたすくすくわくわくまあるいこころが立ち上がっておりますので、その方々の活動状況も見ながら、またその後の世代の育成ということも大事ですので、状況を見ながら、またその団体とも打ち合わせをしながら進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) もう1点、その方が各公民館の乳幼児学級などのお手伝いに出かけているということですが、ボランティアだと思うんですけども、今、ボランティアでもきちっと有償でお願いして、やりがいも責任もあったほうがよいと思うんですけど、その辺はどうなっていますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) その団体としてのまあるいこころに謝礼が支払われる場合もあります。ただ、中には全くの初めから無償という場合もあります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) まあるいこころだけではなくて、こういった子育てサポーター養成講座で、いろんな形で地域で子育ての支援をしてみえる方がふえてきている中で、やはりある程度の有償という部分も考えていってほしいと思います。

 先日も健康福祉会館のほうで赤ちゃん文庫がオープンした際、のぞかせていただきましたら、そこにやっぱり読み聞かせのボランティアとして、まあるいこころの方も見えていましたので、そういったところでいろんな点で活躍していただけるには、その辺もしっかり対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、5つ目の大きなタイトルに行きます。清和寮についてです。

 清和寮は特別養護老人ホームなどとは全く別物で、最終的に行き場のない高齢者の方などが入所の対象者としてなっていますね。改めて、どのような方が入所され、入所の決定はどのような形で行われるのかを教えてください。また清和寮の入所者数のここ数年の変化を教えてください。また、入所対象者の主な入所理由の変化もありましたら教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 入所については、65歳以上の環境上の理由、経済的理由で居宅で生活することが困難な方で、市が措置した方でございます。入所については、入所判定委員会で決定をいたします。

 過去5年の変化は、平成17年度が46人、18年度が39人、19年度が38人、20年度が39人、21年度が36人でございます。

 主な理由とか変化でございますけど、経済的困窮者で自立生活が困難、差し押さえなどで住む家がない方ということでございます。入所理由の変化は特に見られないですけども、家族の養護機能の弱体化が影響していると考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 実は清和寮の大改修の計画がされていますよね。予算のほうにも上がっておりました。たまたま清和寮にほかの用事で行く理由があったときに、中を見せていただきました。担当の方のお話を聞きまして、静養室といって病気にかかられた方が特に入るお部屋なんかもありましたけれども、5つのベッドと3つのベッドがある2部屋です。病気で自分でトイレに行けない人であったり、認知症が始まって、軽い認知症の始まりの人なんかがここには病気のときには入られますが、日が当たらなくて薄暗いということと、あと2つの静養室にトイレが1カ所しかない。その1カ所に、トイレの中に2つ便器が並んでいるけども、間には仕切りもない。なれは怖いもので、仕切りがなくても皆さん使ってみえるけども、本当に、措置とはいえ、もうちょっと人権を配慮した方向に施設を持っていってほしいということも言ってみえました。

 食堂も36名の方がですか、集まる食堂を見せていただいたんですけども、高齢者の方ばかりにもかかわらず、ほとんどが丸いすで、背もたれのついたいすは4脚しかないということで、体の不自由な方とか、そのとき体調の悪い方がそれを使えるということですが、本当は全員が背もたれのあるいすに座れるといいんですということも話してみえました。

 浴槽も狭いですし、更衣室も狭い。介助の必要な人もやはりいるというお話も聞きました。それらのお話を聞く中で、じゃあ私たちはその予算は見たんですけども、主な改修点を改めて教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 主な改修は一部増築と居室、屋根、食堂の改修、バリアフリー化、スプリンクラーの設置です。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その寮で働く職員の方がさっき言ったような現状を、まだまだ6畳1間で2人で入っているとか、福祉に逆行しているような状況で、おまけに畳であるというふうなことも言ってみえましたが、改修に際しては、やはり利用している方と職員の方との要望、声を拾うということが大事になってくると思いますが、そのあたりはどのように対応してみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 利用者は当然のことでありますけども、寮関係者から現状を聞き、改築案の参考とさせていただきます。今後も現場職員等の要望を聞いて改修計画に反映していきたいというふうに考えておりますので、お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) ほかの特養と違って、措置という部分で清和寮はある意味、この市にとってはなくてはならないものになっていますので、やはりしっかり利用者の方の声を聞いて、今度改修されるものがいいものになるようによろしくお願いいたします。

 最後に、新図書館建設について質問します。

 現在、市民の方も参加した建設検討協議会が熱心に会議を進めているようです。新図書館の運営方法について、私は市が直営であるべきじゃないかと考えていますが、市は今の段階でどのように考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館の運営を考える場合に、どういうサービスをしていくのかと、新しい図書館で――を考えるのがまず第一であろうというふうに思っています。その上に立って、どういう形でサービスをどういうふうにしていくのかという組み立てが必要かと思っております。その意味では、的確にその新図書館でのサービスをまず組み立てることが必要であると思います。

 その上で直営もしくは民間委託につきましては、今、議員おっしゃいました建設市民協議会からの提言書が7月に提出される予定でございますので、これらのご意見も参考に、どうあるべきか、よいかを検討してまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) その地域に1つしか図書館がない場合などは指定管理もあり得るかもしれませんが、地域の図書館や公民館図書室があったり、学校図書館との連携などを進めるに当たり、やはり指定管理というのは連携がスムーズにいかないという事例が、北九州の図書館なんかも参考にした文献がありました。また行政情報などの取り扱いにも指定管理に出した場合、制限がかかってしまって、情報の源となるべき図書館が十分に機能しなくなるといったようなことも耳にしています。窓口だけでの対応ということについても、その分では制限がかかってきます。必ずしも経費が安く上がるわけじゃないという現状の報告もされていますので、ぜひ、この直営で行うということについては、検討協議会のほうの提言書が出てくるとは思いますが、市側も十分に研究していただいて対応していっていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。

 先日、6月3日に赤ちゃん文庫が健康福祉会館の2階にオープンしました。ほかにも福岡保健センターや付知福祉センター、坂下健康福祉会館のあおぞらにも設置されたということです。その3日の日のオープンの日にちょっとのぞかせていただいたんですけども、育児無料相談に見えたお母さんたちと赤ちゃんで結構にぎわっていました。今もありましたまあるいこころの方が本読みをされていたり、思わず、うちの子供ってこんなに本に興味を示すんだといった感想を言われて、その場に見えたお母さんの話も聞くことができました。やはり親子で本を楽しむためには、それなりの空間というものは大切だと思います。

 新しい図書館はもちろんですけど、今ちょうど付知の公民館の改装にあわせて付知の図書室も改装されていますが、そこにこういった読書スペースですね、親子で本を楽しむようなスペースを特に設けてくださっているかどうかをちょっとお聞きしたいんですけども。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 付知公民館図書室の一角に、読み聞かせなどができる約10?の畳敷きのスペースを設置する予定でおります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでは、そういった付知の公民館のように10?ですか、でいいので、読み聞かせのコーナーの設置ということを、読書による人づくり、本を介してのコミュニティということを目指していく部分については大変基本的なことで、大事なことだと思います。また、昨日の一般質問の回答の中にも、公民館図書を利用している市民の皆さんの要望としては、アンケートの中に読み聞かせというものがあったという回答がありましたので、やはりこういったことは次に改修する場合には、必ずそういったことを検討していくというモデルにしていっていただきたいと思いますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 公民館等の次の改修の場合、今の付知公民館図書室のスペースの活用ぐあい、状況等をよく見た上で、参考にしながら進めていきたいというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) はい。活用ぐあいにもやっぱり図書館サポーターとか、司書の方の力がいると思いますので、ただ見るだけではなく、こちらからも手を伸ばして、皆さんがそこにいやすい、使いやすいものにしていっていただきたいと思います。

 もう1つ、その2番の中で、今こういった就学前の小さな子どもや赤ちゃんに読ませる本というのは本当に傷みの激しいものなんですよね。備品という項目として扱っている、書物は図書館においては備品という扱いのようですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書は備品として取り扱っております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 図書館以外の、今のこういった赤ちゃん文庫とか、例えば幼稚園、保育園、それ以外に、ちょっとした読める場所に設置するような本については、備品というのはかなりきついような気がすると思うんです。消耗も激しいですし。その部分は消耗品みたいな考え方はできないのかどうかということ、これは財務というか、会計のほうにお聞きしたいんですけど。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今の図書の取り扱いでございますけども、会計規則の中で、長期にわたって使用するものは備品と、短期にわたって使用するものは消耗品でもいいというようなくだりがあります。図書館では、今、図書は備品でやっておりますけども、新聞ですとか雑誌は消耗品でやっております。幼稚園、保育園も備品でやっております。特段の支障があればまた今後検討してまいりますけども、特に図書館なんかで申しますと、その備品自体を図書貸し出しシステム、いわゆる電算システムのところで管理しておりますので、特段の支障はない状況ではあります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) それでしたら、その長期・短期の考え方というのも、年単位のものがあると思いますが、この赤ちゃん文庫のようなところまで備品でいくというのは、ひょっとしたら現実的には無理があるんじゃない、傷みのほうが激しいんじゃないかということも考えられますので、そういったことを若干考慮に入れて今後対応していただきたいなと思います。

 次です。先日、この夏オープンする塩尻市の図書館の館長さん、副館長さんの話を聞く機会がありました。その際、設計の業者選択を市民に公開のもとで行った。そのときには市民が100人以上見物にというか、その公開の審査状況を見に詰めかけたという話を聞きました。塩尻市の図書館もその建設についてはいろいろ反対があったり賛成があったりして大いにもめたということで、だからこそこういったオープンという形をしっかり行ったという話も聞いています。中津川市もぜひそういった取り組みをしていく必要があると思いますが、どのようにお考えですか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館の設計業者の選定につきましては、プロポーザル方式で行うよう現在準備を進めておるところでございます。これに際しまして市民に公開していくということも含めて、あわせて検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) この設計業者の選択だけではなく、あらゆる機会を持って塩尻の場合は市民の人にいろんな機会をとらえて、市民に情報を公開したり行事を行って、主に市民の参画も募っていったという話を聞きます。ですから、中津川市でもその辺はぜひ努力していただきたいと思います。

 最後ですが、前回も言いましたが、図書館を行政の中の1課に位置づけているところもあります。実はこの塩尻もそうでした。中津川市としても建設に当たり、また完成してから数年間は、新図書館だけではなく、学校図書室との連携や、先ほど言いました地域公民館図書室との連携を強め、市域全体での読書活動推進のためにも、この図書館課のあり方は十分考えてみる価値があると、塩尻に伺ってますます思ったわけですが、市の考えはどのように思ってみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 当市では、図書館を核として読書活動のさらなる推進に努めているところでございます。現在、生涯学習課が図書館を所管しておりまして、図書館と学校図書室及び6館の公民館図書室との連携は十分できておりますので、本年3月議会でお答えさせていただきましたように、新たな課を設置することは考えておりません。

 ご承知のとおり、図書館を所管する生涯学習課には今年度、図書館司書を2名配属し、読書活動推進係を新設して、市域全体の読書活動の推進を図っているところでございます。また、昨年度まで中央公民館長と兼務で配属しておりました図書館長につきましても、図書館専任の嘱託館長を配属し、人員の充実も図っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) 読書活動推進というところで特に役割を設けてやっているということはわかりますが、ただ塩尻市さんでお話を聞いたときに、地域との図書館との関係ですね。特に蔵書、選書に際して、塩尻の場合は親子関係で、中央館と親子関係で、選書もすべてを把握する中でダブりがないようにというか、効率的に行っている。廃棄についてもそのようにきちっと仕組みづくりをしているということを話してみえたもんですから、その部分については大変魅力を感じたわけです。その部分を新たに課を新設しなくても、連携を持ってきっちりやっていただければいいと思いますが、今現状、地域の公民館図書館との関係はどのようになっていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 中津川市の場合は、いわゆる本町の中央館を核といたしまして、済美図書館、あと総合事務所管内に6つの公民館図書室ということで構成されております。

 実は昨年度まで、図書の担当者会議というのも定期的にやってきておりましたが、なかなか実を結びづらかったという現状がございます。これはどこも、いわゆるお客様相手の仕事ですので、日常の業務に忙殺されてしまうような局面があって、定期的に会議を組んでおいてもなかなか出席者が思ったほど至らなかったり、もしくは時間が十分とれなかったりということを含めまして、いうような状況になりました。今年度、生涯学習課内に読書活動推進係を設けていただきまして、当初、私としては、これは図書館の中にあったほうがいいのかなというような思いもしました。ただ、業務状態を見ておりますと、やはり生涯学習課に設置していただいてよかったかなということで判断をしています。というのは、やっぱり生涯学習課じゃなくて図書館に配置しますと、どうしても日常業務の中の、入っていく必要がある。知らない顔もしていられないということですね。そういうことも含めて。地域の図書館との連携もしかりでございます。この係ができたことで、この係が核となって中央館、済美、公民館図書室との連携を今まさに歩み始めたところでございます。

 選書につきましても、従来までは中央館と済美、公民館図書室がそれぞれ担当者がやっておりました。何とか今年度中には、選書方針を統一したものを策定したいというふうに考えておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) なかなか建築にもお金がかかりますんで、蔵書をふやしていくにもお金がかかると。効率的にいい選書をしていくためにも、やはり中央館は中央館、公民館は公民館ではなくて、市全体で読書活動もあわせてやっていく中で、選書という部分についても一緒になって、市域全体でやっていただければいいと思いますので、よろしくお願いします。

 最後ですけども、この図書館ということについて、新図書館について、よく電子書籍が出てくるからという話も聞こえてきました。その図書館の利用について、塩尻市の図書館の館長さんに、電子書籍のあり方もちょっと聞いた部分がありますが、塩尻市の館長さんは、まだまだそれが一般的になるにはほど遠い、時間がかかるだろうということと、急速に伸びるではあろうが、図書館は図書館として別の仕事がまだありますというような話も言ってみえました。その辺については、きのう島田議員のほうも言われましたけど、多機能情報端末の出現により、どのようなふうにとらえてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 結論から申し上げまして、それでも図書館は必要であるというふうに考えております。文字と情報の伝達ということと、あと図書館の存在意義ということを少し考えてみたいんですけども、情報の伝達ということで言いますと、まず、中世に活版印刷技術が発明されたことで、非常に大きな改革、躍進を遂げたというふうに言われております。それまでは人は自分の経験もしくはごく近くの方の経験、口づてからしか情報が得られなかったのが、その活版印刷術で本というマス刷りができることで、

  〔「答弁、質問内容の質問に対して答弁……」と呼ぶ者あり〕



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) そういった活版印刷術の発明がありまして、その次にインターネットの時代が来ました。これで、人は膨大な量の情報を瞬時にして得るようになってきました。だから大きな流れが来て、その先に、今回議員が言われた多機能情報端末が出てきたというふうに流れにふんでおります。それで、その多機能情報端末で本も読めますし雑誌も読めるというふうに伺っております。ですから、世の中非常に大きく変わるだろうと思っています。けども、図書館はただで借りられる本屋さんではないということを思っております。いわゆる図書館の持つ大きな使命は、新しい情報、いろんなお客様の必要とする情報をいつも収集し整理をし、その要望に応じて提供していくこと、いわゆる情報のコーディネートをすることが図書館の大きな役割だと思います。

 ですから、技術は加速度的に変わっていきます、進んでいきますけども、やはり図書館というものは相変わらず必要であるというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 3番・黒田ところさん。



◆3番(黒田ところさん) はい、ありがとうございます。そういった面でも、やはり機械があればいいじゃなくて、ますます司書の方の役割というものも一層広範囲に重要になってくると思いますので、そこも含めてしっかりと行っていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上で質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて3番・黒田ところさんの一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時30分まで休憩といたします。

  午後0時18分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後1時30分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。続いて27番・佐藤光司君。

  〔27番・佐藤光司君登壇〕



◆27番(佐藤光司君) それでは、通告に基づきまして一般質問を行わせていただきます。

 今回、私の質問は、中津川市の歴史、中津川市史について一般質問を行わせていただきます。なぜ中津川市史について質問を行うことになったことから説明をさせていただきます。

 3月議会に行いました一般質問、児童館の指定管理についてを報告しましたところ、駒場の市民から駒場の歴史を紹介されました。そして、西児童館の周辺で亜炭か粘土が素掘りされていたことや、児童館の周辺の土地は津島神社の所有であったのではなども話されました。歴史は大事なものであると思っていましたところ、星ケ見山荘にある地租改正地図が問題視をされまして、原本を飾っていたのでは光やけしてしまう。これは、星ケ見にこの地租改正地図が廊下のところに飾ってあるわけですけれども、そのまま放置しておくと、やっぱり日やけをしてしまうんじゃないか、そんなようなことも指摘をされまして、コピーを飾っておいたほうがいいんじゃないか、そんなような話もされまして、ほかにも重要と思われる資料があるのではないか、そんなことも論議をされましたので、こうした経験から、歴史、とりわけ中津川市史について関心がわき、一般質問を行う次第です。

 本日の岐阜新聞でも、坂本龍馬の手紙が紹介をされていました。そのように歴史に対してのやはり感心も市民の皆さんも高くなってきておるんじゃないかなということもしていますし、より多くの市民が中津川市史に関心が持てるきっかけになればと思いますし、また、歴史資産が観光に生かされることを願って一般質問を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 以下につきましては自席で行わせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 今も壇上のほうからでも言いましたけども、星ケ見山荘の資料は数多く収集されておるというぐあいに私は聞いております。封筒に入って幾つもあるよみたいな話もちょっと聞いたわけですけども、その封筒が、いろいろ整理をする段階でそのようにしてあるというぐあいに思っております。

 1つの例として、こうした資料を市民に収集について呼びかけをされているのかどうか、また、今までの中でも資料はどのように収集をされているのか、そういった点をまずお聞きしたいというぐあいに思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 資料の収集に当たりましては、資料の価値の重要度を問わず資料を収集保存し、所有者に保存の趣旨をご理解いただいた上で、資料の寄託ですとか寄贈をお願いしておるところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 資料の所有者ということで今言われましたけども、先ほども言いましたように、壇上から星ケ見山荘の地租改正図の保存といいますか、そういうことをちょっと話をさせていただいたわけですけども、たまたま星ケ見の開発協会というところに私ども区長会の皆さんと議員もかかわって参加もしておるわけですけども、地租改正図のこの所有が明らかでないと、なかなか預けられないという話もされていまして、そのようなことで、一体その所有についてどこがということが、私どもは星ケ見開発協会が所有だということを思っているわけですけれども、その後、星ケ見山荘との調査もしくは連絡をとられましたら、話を教えてください。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいまお話しの星ケ見荘にございます資料につきましては、所蔵先の星ケ見公園開発協会からのお申し出によりまして、近日中に中山道歴史資料館で管理すると。寄託を受けて管理をさせていただくということで報告を受けておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) はい、わかりました。当面いたします、今言いました地租改正図、行政の方にちょっと聞いたときに、この中津川の駒場周辺ぐらいが何か地租改正図がなかったという話も聞いていましたので、ぜひとも大事なものじゃないかなというぐあいに思いますので。それと、本物はやはり大事に保管していただいて、現物といいますか、それにコピーだというぐあいに解釈しておりますけれども、そういうものが提示をされると、そのように解釈をして、今の星ケ見の地租改正図については解釈をしてよろしいでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今回の星ケ見荘の資料につきましては、写真で複製を作成いたしまして展示をさせていただくという予定をしております。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 最近の技術を駆使していただきたいというぐあいに思いますので、よろしくお願いいたします。

 あと、市民に呼びかけをどんなふうにしていますかということで、ちょっと1つの例として挙げたわけですけれども、市民なんかの方法、収集の方法なんかについてはどんなふうに考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) こういった歴史的な資料については、基本的にその地域で保存・保管をしていただくということを基本的な考え方としております。やはりその地域の歴史のもとになるものというとらえ方をしております。その上で、寄贈ですとか、寄託の申し出があった場合はご相談に乗させていただくという考え方をしております。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 地域は地域として大変大事ということで思いますので、地域の歴史については、そのように今の取り扱い等々についてやっていただきたいというぐあいに思います。

 それから、中津川市の交通の歴史、それから産業の関係で言って、私、通告書の中には具体的な企業名も三菱さんや本州さんなどという名前も挙げさせていただいたわけですけれども、そのほかにも公的な立場で言って市役所、役場ということになるかもしれませんが、それから警察署、消防署、そういうものなどのいろんな歴史、移動してきた場所等々もあろうかと思いますけれども、そういうことも含めてどんなふうに考えてみえますか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市の交通の歴史や企業の歴史ということにつきましては、明治以降の交通史や近代の企業史は、中津川市史の近代編ですとか、各町村史で紹介されており、把握しております。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) わかりました。

 あと、見えるものとしてD51なんかもあるわけですし、それから道路の名称やお寺、神社、建物の史跡などの資料がたくさんあるというぐあいに思っています。そういう点も含めまして、現在こうした道路の名称なんかが旧の中津川といいますか、中山道かいわいには使われているわけですし、本町のいろいろな小さな小道まで名前がつけられていたと、そういうようなこともあるわけですが。それとあと今回、白木屋さんですか、それの2階が隠れ家として、隠れ2階というぐあいな解釈をしていいのかわかりませんけども、そういうものも建築関係で出されてきたということで、それらにつきましても、いろいろな使い道もあろうかと思いますけども――ごめんなさい、質問事項がちょっとずれてしまいましたが、神社仏閣なんかも含めて、中村のクラブに宗泉寺の歴史なんかがありますが、それに類したようなものというのはたくさんありますか、どうでしょう。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 先ほども話が出ましたが、各地区で、そういった地区にゆかりのある資料を保管してみえるというレベルでは承知をさせていただいております。

 中村のクラブの資料につきましては、過去にも展示の方法について、文化振興課のほうへお問い合わせいただいて、協力をさせていただいたというような事例があるようでございますし、そのほかにも恵下クラブですとか、阿木の中の島公園、ふれあいのやかたの資料展示等についても文化振興課のほうへお問い合わせをいただいて、お手伝いをさせていただいたということの記録を承知しております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 私も点々としてしかなかなか見ていないもんですから、今言われました阿木とか恵下にある云々というものも、ちょっと私も知らなかったわけですけども、そういうものは各地域の中での歴史があるということで、私なりに承知だけしておきます。

 それから、大きな2番目の資料の調査について、質問をさせていただきます。

 現在、中津川市の市史会館での、進められているわけですけども、現在の状況といいますか、どのぐらい市史会館での調査というのが進められておって、現状の問題点というのがあるかないか、取り組み状況なんかも含めて報告を願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 中津川市史の現代編につきましては、現在、終戦後から平成の大合併までの歴史を期間として執筆中であります。来年度発刊予定ということで、編さん員の先生方に頑張っていただいておるところでございます。

 あえて問題点として挙げるとすれば、現代編というごく最近の資料であることから、多くの行政資料を調査するに当たって、より専門的な知識が必要になってきておるということ。また、個人情報が含まれることもあり、記述の範囲が限定されることがあるというようなことが挙げられます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) どちらにしてもなかなか時間も必要ですし、調査も必要じゃないかなというぐあいに思っております。そういった点を含めて、今言われました専門的な知識なんかも含めて必要だというぐあいに思いますけども、今の市史のところで活躍してみえます先生のOBなんかがたくさんみえるわけですけども、現在の人員配置なんかも含めまして、これで充足しておるのか、そこらの問題はどんなもんでしょう。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 中津川市史現代編は、市史編さん室で6名の先生によりまして、ただいま編さん中でございます。かなり、こう言っては失礼なんですけども、高齢化してきております。そんな中で各先生方、現代編の発刊に向けて本当に日夜頑張っていただいておるところでございます。

 またボランティアですとか、そういった方ということに関して言いますと、遠山史料館ですとか鉱物博物館とか、友の会ができていまして、博物館ではそういった方々を中心に研究等が進められておるという状況でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) なかなか完全とまでいかないまでにも、取り組みがされているというぐあいに解釈だけはしたいというぐあいに思います。

 この資料の調査について、今言われました現代編、私も市史編さん室へ行きまして、たまたま話を聞いたのが、国鉄、中津川の駅の歴史なんかで何か資料をお持ちじゃないですかという話も聞いたわけですけども、たまたま先輩から、ちょっと果たしてこれが中津川の駅の歴史になるかどうかわからないということで、資料をいただいてきたんですけども、率直に言いまして、この資料を一体どこへ持っていけばいいのかな。市史編さん室へ持っていったほうがいいのかな、それとも中山道資料館へ持っていったほうがいいのかななんていうようなことをちょっと思ったもんですから、恐らく原則的には市史編さん室かなというような気がしますけども、これから資料の収集の問題も含めて、この種の問題が発生したときには、窓口を一本化させる云々ということの考え方はございませんか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) おっしゃるとおり、今、中山道資料館でも、あと市史編さん室、また文化振興課も窓口になりながら、資料の収集、またはご相談に当たっております。それぞれの館もしくは部署で、その特色に応じて収集する資料を区分けしておるわけでございますけども、一本化ということにつきましても重要なことかと思いますので、今後そういったことで検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 壇上でも申し上げましたように、中津川市史により多くの市民が関心が持てるような窓口体制、そんなようなことで気軽に、こんなものがあったけれどもということは出せるような体制だけはとっていただきたいなということを要望だけしておきます。

 その次に、資料の整理・保管について質問をさせていただきます。

 皮肉った言い方をしますと、資料が集められているだけで、整理されていないといったことはありませんかということも、ちょっと発言の通告要旨には書いてありますけども、遠山史料館、中山道資料館、市史会館、こういった点も含めまして、横のつながりといいますか、そういうものの連動まで含めてどんなふうになっておるのか、教えていただけませんか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市史編さんに関して申し上げますと、今までに市史の中で引用、掲載した資料については整理され、活用できる状況になっております。ただ、その一方で、市史には掲載せず、調査、目録化されたままになっている資料もありますし、その後出てきた資料もありますので、そういったものの活用とか公開に向けては順次整理を進めてまいります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) いろいろ問題も含めて整理という形で、なかなかうまくいくかどうかというのはわかりませんけども、今回、資料の調査と関連しますけども、合併して、各町史、村史云々ということもあるわけですけども、そういう点の整理・保管というのは一体どうなっておるのか、教えていただければありがたいですが。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 平成17年の合併に当たりまして、7町村ではそれぞれ町村史を発行されていらっしゃいます。そのときに集められた資料を記録をとってお返ししたのが3町村、それから、そのままお預かりしたのが4町村ということになっております。ですから、旧4町村につきましては、現在もボランティアを含め資料の調査が継続中であるということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 今までは資料の整理・保管、それからまた市民の皆さんとの歴史との触れ合い等々について質問させていただきました。これからの問題につきましては、こういった資料をどのように活用していくのかという点で質問をさせていただきます。

 先日、中山道資料館で、近代中津川の黎明が企画展として開催されていました。今までにも、たしか昨年だったと思いましたけども、天狗党が中津川を通ったときの企画展、そういったこともされてきたというぐあいに思っていますけども、こうした企画展などどのような位置づけといいますか、そうしたもので考えてみえますか。私が質問を一番したいのは、市民的な高揚の部分と、それからあとは市外、県外から見えた人たちに対しての問題、この2つぐらいにして考えていったらどうかなというぐあいに思いますけども、そういう位置づけなんかも含めて運営計画、企画展など運営計画はどのように考えてみえますか、お答え願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 市内にあります歴史系の博物館では、中山道中津川宿、いわゆる街道文化、それから苗木城跡、お城という立地条件や歴史環境を生かした企画を行い、また美術館では地元ご出身なり、ゆかりのある前田青邨先生、熊谷守一先生、東山魁夷先生、それぞれの画業を検証する企画展を計画的に開催しておるところでございます。

 特に課題として、市民の方々に興味を引く展示、また歴史大河ドラマ等との関連を持たせた企画、それぞれの館にある保存されておる資料や絵画を活用した展示会を開催してまいりたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 市民に関心を持たせるというようなことがやっぱり私は大事だというぐあいに思いますし、今そういうぐあいに答弁もあったわけですけども、かつて観光行政の中で廃仏毀釈の問題を取り上げまして、遠山史料館にある穴観音のレプリカ、遠山史料館にはレプリカがあるわけですけども、それについてやっぱり本物の穴観音があまり宣伝がされていないんじゃないかなということを私は指摘をさせていただきましたが、その後、この穴観音についての取り組みというのがあまりされていないんじゃないかなという気がします。そういう点でいくと、せっかく遠山史料館でレプリカを展示しながら、実際のものはそれほど宣伝がされていない。果たして中津川市民もどのぐらい知っておるのかなというぐあいに私は見ますけども、そこらに含めての今、穴観音についての考え方、とらえ方、それから宣伝なんかはどんなもんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 佐藤議員、ちょっと今のその項目はですね、当初通告よりちょっと若干外れると思います。ちょっと視点を変えてお願いいたします。



◆27番(佐藤光司君) それでは、なかなか、観光行政の中で本当は入れたかったわけですけども、そこのところにはちょっと入れてなかったですので、ただ、穴観音なんかは観光行政の中の1つの素材になるんじゃないか、そんなことだけはとどめておいてほしいと思います。

 資料収集と関連しますけども、近代史、先ほど言われました近代史と時代の遍歴などで、いろんなやはり遍歴を紹介した写真なんかがたくさんあるんじゃないか。その中の1つとして、私は、北恵那鉄道の橋脚が木曽川にかかっておる云々というのは一般的にも外から見えるわけですけども、衛生センターから見る橋脚もあるわけです。そういうようなものも含めて、写真なんかがそれこそ収集をしてみえるかどうかを教えていただきたいですが。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 明治以降の写真ということになりますが、市史編さん室では写真が約1,500から1,700点ほど、またそれ以外の博物館でも100点前後収集しておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) いろいろ収集やら展示という問題まで行っちゃいましたけども、そういった資料といいますか、展示する材料も含めて保管、それから収集といったものは大事だというぐあいに思いますので、よろしくお願いをしたいというぐあいに思います。

 最後に、こうした資料の観光資源の活用について一般質問させていただきます。

 大山市長は常々、歴史が光るということで表現をされておるわけですけども、具体的な観光資源の活用はどのように考えてみえるか、お答え願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、まず市民が誇りとする歴史的観光資源を生かす取り組みにつきましては、既に行っておるところでございます。具体的な例で申し上げますと、昨年の5月、苗木城跡を活用いたしまして、苗木城跡ウォーキングコースを設置しております。今年に入りまして4月、5月でございますが、春の観光キャンペーンということでウォーキングと、それから坂本龍馬のことが書いてあります風説留をテーマにしましたキャンペーンを行いました。それにつきましては、名古屋、大阪、東京というようなところで回らせていただきました。特に名古屋では市長がトップセールスで、各新聞社を回っていただきまして、直接マスコミに向けまして中津川の歴史、文化資源をPRしてきたところでございます。

 また、全然別な企画でございますが、三菱電機製作所さんが今、EarthE(アースエ)の見学をされておるんですが、年間1万人ぐらいのお客様がございます。ですので、歴史・文化を主体とした観光も一緒にできないか、三菱電機さんと今協議をしながら歴史につなげていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) よく大山市長は、仕掛け人をつくるというぐあいに言われていまして、今言われました、当然トップセールスというのは大事なことというぐあいに考えていますけども、市長は、おもてなしの心ということをよく使われるわけです。そういうこと、これを私なりにどういうぐあいに解釈をしたらいいのかなというぐあいに思うわけですけども、私はおもてなしの気持ちというのは、中津川の歴史を語れる人といいますか、こんな歴史があるよということが語れるということが、おもてなしの気持ちじゃないかなというぐあいに思っているわけですけども、そういう点も含めて、トップセールスと、それからおもてなしの気持ちということについて、行政の考え方をお示しください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 大変おもてなしの心というのは大事でございまして、特に市外から来られた方につきましては、丁寧にご説明はさせていただかなきゃいけませんし、市外から来られた方と同じ気持ちを持ってご説明なりをさせていただくということが大変大事だと思っております。それと中津川市の歴史をたくさんご説明させていただくと、いっぱいPRをさせていただくということが大切じゃないかということを考えております。

 観光につきましては、どうしても外からのお客様ということが一番大切なところでございますので、その気持ちを持ってやらせていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 私ども会派で昨年、千葉県の佐原市へお邪魔をしたときに、今の部長が答弁されたと同じようなおもてなしの気持ちで、ボランティアの方が私どもを佐原市の歴史とかいろんな資料等々につきまして、それこそ日本の地図をつくった云々なんというのも含めていろいろあったわけです。伊能忠敬の資料館なんかも含めて説明をしていただいたわけです。そういった点を含めていきますと、そういう中津川の歴史を語れる語り人といいますか、ボランティアになるのか、そういうことについての計画はどんなもんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 現在、語り部の方でございますが、中山道を特に語られる方が5、6名の方、語り部としてみえております。それと、特に観光としては語り部の養成というものは考えておりませんが、今、六斎市等でも活躍してみえるおかみさんネットワークなども中津川宿、落合宿、馬籠宿等、3宿についてはみえますので、そういう方も活用して、できれば語り部になっていただければありがたいと思うんですが、細かいところについては観光としてはまだ考えておりません。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 先ほど言いましたように、仕掛け人をつくるということがよく言われるわけですけども、そういった点が、例えば私は今言いましたように、おもてなしの気持ちをつくるという、今言われたおかみさんネットワーク云々ということにもなるかもしれませんし、中津川の歴史をよそから来た人に正確に伝えていくと、そんなことが大事じゃないかなというぐあいに思います。そういった点も含めて今回、先ほど言いましたように、白木屋の2階なんかも建築関係についていろんなことも言われておるわけですし、下呂市との観光協定も白木屋の前で行われたということも聞いています。そういった点も含めて、建築物についてのそういうボランティアといいますか、そういうものを説明ができるような、そんなような方というのは建築業界の皆さんと話し合いはされたことありますか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 観光施策としてはまだ協議はしておりませんので、今後その協議をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 今の建築関係の方々の動きでございますけども、市内に中山道中津川宿古建築調査研究会がございまして、主に中山道のかいわいの建築物について調査研究をしていらっしゃいます。それらの調査研究書もいただいておりまして、今後の貴重な資料になっていくというふうに考えておるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 佐藤議員に申し上げますが、通告のほうは資料の、歴史的資料の観光の活用についてということの通告であります。今、どちらかというと観光のほうに、資料の活用じゃなくて観光のほうにどうも行っている、範囲が行っておりますので、なるべく通告に沿った質問でお願いしたいと思います。



◆27番(佐藤光司君) あんまり議長とやりあっとってもいかんけども、私は観光の中に1つの建物ですね、蔵とか、そういうものがあるという認識のもとに質問させていただいていますので、先ほども言いましたように、白木屋の2階というのは歴史的な建物であって、この2階がいろんなことに使われたと、そんなようなことも耳にしたもんですから、そういうことを質問させていただいていますので、ちょっと認識の違いがあったかもしれませんけども、よろしくお願いをしたいというぐあいに思います。

 最後に、私はこの観光の資料、こうしたものがもっともっと市民とひっつくといいますか、一体化になるような形になればということで、1つのデザインとして、これは1つのあくまで例です。雨の中津川の絵や、天狗党が中津川宿を通ったときの想像図などを使用した包装紙の作成など、商業サイドでの考えはどうですか。皇女和宮の行列状況の懐紙なども考えられますということで、私はこういった資料の活用ということを質問させていただくわけですが、それについての答弁をお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 一部の店舗では既に実施中でございまして、駅前のにぎわい特産館では、雨の中津川の名刺やポストカードの販売、また5月、10月に限定販売されております和宮道中御菓子の包装紙には、和宮道中の絵がデザインをされております。歴史情緒が残る中津川市を印象づける手法として、今後も産業振興につなげるために観光協会と連携しまして進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) こうした、私はたまたま雨の中津川ということだけ提起をさせていただきましたけども、合併にあわせてやっぱりいろいろな財産といいますか、観光資源がたくさんあると。そうした中に蛭川のきねふり祭りとか、坂下の花馬まつり、それからいろいろなものがあるわけですし、建物でいきますと、明治座、常盤座、蛭子座、こういうものもデザインとしてはたくさんある。先ほどは私はたまたま包装紙という話もしましたけども、料理の敷紙、簡単に言いますと、時には、今の季節でいきますとアヤメとかなんかがかかれた敷紙が出てくるんですけども、そういうものなんかも含めて歴史的なそうしたものを入れる。そういうことによってやっぱり市民と観光行政というものが一体になっていく。そんなことを私は1つ頭の中で想像しながら、こうした観光協定ということも大事ですけども、市民がやはり担い手となって観光行政を担っていく、こうしたことが私は大事だという観点から今回質問しているわけです。そういう点も含めて、専門的な関係になるかもしれませんけども、そういうような考え方をどのように考えてみえるか、考え方をお聞かせください。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 今、懐紙の話も出ましたが、懐紙につきましては、伝統あるお店につきましては、ご自分の家紋とかを入れてみえるところもあるというところもありますし、さっきご提案されました雨の中津川とか、そういうところも懐紙で使っていければいいかなというふうに考えております。各店舗のこれからの取り組み状況によって、そういうところもふえてまいると思いますので、行政としましては、観光協会等に提案をさせていただきながら、一緒に進めていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 27番・佐藤光司君。



◆27番(佐藤光司君) 私は個人的には、協議会のようなものをつくってそういうものをしたらどうかということを考えたわけですけども、今、回答されました観光協会のほうでそうした考え方を取り入れていただくと。そういうことで、果たしてそれはどういうぐあいに活用されるかされないかはちょっとわかりませんけども、そういった点も含めて観光協会と中津川にある歴史的な観光資源、そしてまたお祭り、こうしたものもどんどん取り入れて、やはり情報発信というものをしていただく。当然、大山市長にはトップセールスもやっていただくわけですけども、市民の皆さんがおもてなしの気持ちというものをやはりつくっていく。こうした歴史的な資料を身近なものに感じていただくということをお願いいたしまして、一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(伊佐治由行君) これにて27番・佐藤光司君の一般質問を終結いたします。

 続いて18番・鈴木清貴君。

  〔18番・鈴木清貴君登壇〕



◆18番(鈴木清貴君) それでは、市政一般につきまして一括質問にて今回、4項目質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、1番目の質問といたしまして、子ども読書環境のさらなる充実についてお伺いしたいと思います。

 読書は、言葉を学び、表現力を高め、人の痛みを想像し思いやる力といった豊かな人間性を養う源泉であります。私たち公明党は、子どもの幸福を最優先する教育の党として、子どもの読書活動を守り育てていくため、全力で取り組んでまいりました。去る4月23日は子ども読書の日。良書に親しみ、読書のすばらしさを子どもに伝えるために、図書館をはじめさまざまな場で読み聞かせ運動などが草の根的に行われたことは喜ばしい限りであります。

 また、今年は赤ちゃんと親に絵本を贈って読み聞かせを指導し、コミュニケーションのきっかけにしてもらうブックスタートが日本で始まって10年を迎えました。1992年にイギリスでスタートした同事業は、日本では2000年の子ども読書年に機運が高まり、翌年4月、静岡県細江町、現在の浜松市でありますが、それと愛知県幡豆町、長野県阿智村など12市町村で本格実施され、今や実施自治体は700を超えて、読書推進への期待も高まっています。形態はさまざまですが、共通するのはボランティアの皆さんの熱心な協力です。ボランティアの支えが絵本を通じての子育てに魅力を感じ、親子のきずなを深める絶好の機会となっています。

 2001年には子供の読書活動推進法が、2005年には文字・活字文化振興法が制定され、学校図書館などの整備・充実が進んできました。その結果、1人当たりの小学生の本の貸し出し数が増加し、文部科学省の調査によれば、1974年の16.5冊から、2007年には35.9冊と飛躍的な伸びを示しています。

 また、朝の10分間読書運動の定着・充実も見逃せません。朝の読書推進協議会によれば、小・中・高校全体の70%に相当する2万6,000校で実施され、不登校や保健室登校が減った、いじめがなくなったなどの効果も報告されています。

 一方、鳩山政権が昨年実施した事業仕分けでは、子ども読書応援プロジェクトは廃止と判定され、予算は大幅に削減されるなど厳しい環境もありますが、今年は国民読書年でもあります。

 中津川市では新図書館建設の方針が打ち出されて、市民による新図書館建設市民協議会が設けられ、近々その提言書が市当局へ提出されると伺っております。それを参考に新図書館の一日も早い建設が待たれるところであります。

 いずれにしても、日本の未来を担う子どもたちの豊かな心を育み、視野を広げる子ども読書環境のさらなる充実に期待し、以下質問します。

 1、中津川市の子どもたちの読書活動の実態、それを支えるボランティアの熱意などをどのようにとらえているのか伺います。

 2、中津川市でも平成14年4月から中津川市版ブックスタートが3カ月健診時に健康福祉会館で始まりました。その取り組みの成果とブックスタート後への取り組みについて伺いたいと思います。

 3、財政難などの厳しい現実の中でも、子供読書環境のさらなる充実に向けて、本のソムリエと呼ばれる読書アドバイザー、読み聞かせボランティアや図書館司書などの人材育成の取り組みについて伺います。

 最後4番目、電子メディア社会の中で、大人社会は今こそ本の復権と読書の復興に総力を挙げる必要があります。読書ルネサンスを我が家と我が地域で起こすべく、私の心に残る一冊運動を提唱したいと思いますが、当局の考え方を伺います。

 続きまして、大きな2番目、校庭の芝生化について。

 今、全国の学校で校庭の芝生化が大変注目されています。テレビゲームやカードゲームに没頭する子どもたちがふえて、子どもが外で遊ばなくなったと言われて久しいものです。そのことにより体力のない子どもが増加しているそうです。日本における校庭の芝生化はまだ2.3%しか進んでいないのが実情であります。その中で校庭の芝生化をしている学校において、児童の体力は高く、芝生の校庭と土の校庭とでは体力の二極化が進んできているとのことであります。

 体力がなければ精神力も続きません。生活時間の多くを過ごす校庭の役割は大変大きいですが、土の校庭では休憩時間になってもあまり外で子どもたちが遊ばない。芝生で遊ぼうと言うと、子どもたちは目の色が変わるそうであります。子どもたちの環境をつくるのは大人であるという自覚が必要です。即座に経験を習得するゴールデンエージと呼ばれる子どもの時期に芝生の上で多様な動きを体験させることは、とても貴重であります。

 芝生はマットのかわりとして利用できます。土の校庭では夏場の照り返しで目に悪影響を与えるが、芝生にはそれがありません。足で芝を握りしめる、踏ん張る、スライドを大きくして走る。精神面での癒やし効果が大きく、人間関係、地域力の希薄化や低下を防ぐための格好のアイテムであります。

 芝生管理は子どもだけではなく、地域で取り組む教育にもつながります。芝生化を進めた広島県北広島町では、3年生、4年生が50メートル走で平均10秒を切っているそうです。同じく大社小学校では外で遊ぶ量が1.5倍にふえた。特に女子がふえたそうです。また、けんかをしなくなった。靴隠しなどのいじめがなくなった。午後の学習の集中力が向上した。居眠りがなくなった。アレルギー、偏食、寝つきの悪い子において改善が見られ、親のストレスもなくなったそうです。芝生で元気に遊べばおなかがすく。早く寝るし早く起きることになったとのことであります。

 子どもは芝生の校庭に出たがる。そうした中で孤独を防ぎ人間関係も築いていける。子どもの協調性を育てるアイテムとして、校庭の芝生化は親がもっと注目すべきであると考えるところであります。

 鳥取県で校庭の芝生化を進める活動をしている元ラガーマンのニール・スミス氏によると、ニュージーランドでは空き地を含めて土の環境はなく、日本の土の校庭や広場など違和感がいまだにあるそうです。ニール・スミス氏によりますと、子供たちのためにお金をかけるのは当たり前。子供たちの教育環境にお金をかけたがらない、手間がかかるからやらないという基本姿勢が理解できない。必要だからやるのが大人ではないかと述べてみえます。芝生化、例えば国立競技場、ゴルフ場、日本庭園というような芝生の高級なイメージ、概念を今こそぶち壊さなければいけないと考えるものであります。英語では草も芝生もグラス。環境に合わせいろんな芝生があってもいい。ベンツも軽自動車も車は車。同じように、グレードは違っても国立競技場も校庭も芝生は芝生。芝生を特別扱いしない大人の対応力が求められると考えるものであります。

 鳥取方式は現在36都府県、144の自治体で実施されています。水やりの管理は初年度しっかり行うが、次年度からは年4日ないし5日程度。鳥取のグリーンフィールドでは19種類の植物が芝生と共生しているそうです。ティフトン芝は根さえ枯れなければよく、日本サッカー協会がグリーンプロジェクトをスタートして、子供が元気になる公園づくりを推進し、現在、15万?を芝生化しているそうであります。

 芝生化をすると服が汚れるという声もありますが、子供がけがをするのと服が汚れるのとどちらがいいのか。それは価値観の違いであります。芝生はクッション性があるから、人に負担が少なく高齢者にも優しい。芝生を中心に子供を見守る地域性を強化することもできます。

 ごみが見つかりにくいという声もありますが、ごみはごみ箱に捨てるのが当たり前であります。鳥取市内の夜の繁華街にある公園を芝生化したところ、ごみ捨てが一切なくなったとのことであります。また私の記憶では、大阪府の橋下知事の公約として、学校の変革の中に、たしか校庭の芝生化があったと記憶しています。

 芝生化ができないのは住民意識の問題であり、芝生化は初期費用に多額のお金が必要で、維持管理が大変だし、費用も高くかかるというイメージでありましたが、鳥取方式により、費用も手間もそれほど必要もないことから、校庭の芝生化が夢ではなく、現実として子どもたちに豊かな環境を与えられるアイテムであると私は考えます。

 そのような観点から、以下お伺いします。

 1、今後、中津川市においても、子どもたちの心身両面で効果があると言われる校庭の芝生化には、もちろん地域の方、保護者の方の協力も仰ぎながらの自助努力と行政との協働で取り組む必要があると考えますが、この学校における校庭の芝生化について、執行部のご見解を伺いたいと思います。

 2番目、校庭の芝生化の初期費用として、一般的な方法では数千万円が必要と言われますが、さきにも述べたように、鳥取方式で行えば自分たちで材料を用意でき、自分たちで植えつけができます。必要なことだけ業者に頼むことにより、施工費用も抑えられるメリットがあります。また、雑草も芝の一部とみなすことにより、補修する必要、あるいは草取りも必要がありません。一般に施工・管理費用が高いという理由で敬遠されがちな校庭の芝生化も、この工法を使うことによりコストを抑えることができます。

 ちなみに国立競技場の芝の年間管理費用は1?当たり2,000円ないし3,000円と言われておりますが、鳥取方式では芝刈り機が常備されていれば1?当たり、何と50円で済むそうです。芝の質はさすがに劣りますが、子どもたちが走り回るには十分な芝と言えます。

 そこで、中津川市でモデル校を選定し、校庭の芝生化にまず取り組んでみたらどうかと提案いたしたいと思いますが、これに対しての執行部の見解を伺いたいと思います。

 3番目、がん検診率の向上について。

 日本は世界有数のがん大国である反面、国民の命を守るがん対策では、いまだに後進国であります。そこで、がん対策の柱の1つであるがん検診について、がん対策基本計画では、2011年度までに受診率50%以上という大きな目標を掲げています。

 その一環として、女性特有の乳がん、子宮頸がんの検診率を上げるため、昨年度、第1次補正予算に216億円が計上され、一定の年齢の方を対象にがん検診無料クーポンの配布が実現し、検診率の向上に向けて大きく動き出しました。私たちも街頭に出て、クーポン券は届きましたか、検診を受けましょうと地域の皆さんに呼びかけるお知らせ運動を徹底して行ってまいりました。

 一方で、鳩山政権が編成した今年度予算では、無料クーポン事業費は約3分の1の76億円に減額されました。事業の継続には自治体の財政負担が必要となりましたが、今年度も何らかの形で事業を継続させる自治体は全国で96.7%に上ることが、公明党が実施した2010年度のがん検診無料クーポン事業に関する実態調査で明確になりました。これは、この事業に対する全国自治体の強い意欲のあらわれであり、改めて全額国庫負担で事業を継続すべきであることを声を大にして訴えるものであります。

 さて、このようにしてはじまったがん検診の無料クーポン事業、中津川市の場合、子宮頸がん検診の対象者は20歳から40歳までの5歳刻みの人は2,364人、乳がん検診は40歳から60歳まで同じく5歳刻みの人は2,817人であります。この事業は昨年12月1日から始まり、新年度も市独自で引き続き取り組み中でありますが、平成22年3月末の時点では、子宮頸がん検診率は26.0%、乳がん検診率は30.5%という実態であります。

 これらとは別に従来から行われてきた子宮頸がん、乳がんの検診率は、平成20年度においてはそれぞれ16.6%、21.0%であったのが、平成21年度では20.8%、25.0%と、確実に検診率の向上に寄与していることは、この数字からも明らかであります。

 今年の3月に公明党大阪府本部の皆さんが行った女性の安心アンケートで、検診を受けなかった理由を多い順に挙げますと、1番目、忙しくて時間がない、2番目、面倒、3番目、健康で必要ない、4番目、費用がかかるという順番でありました。ここでも、費用がかかるが上位であり、負担軽減を求める声が多く上げられております。

 確かにがんは侮れない病気ですが、現在では早期に発見すれば治らない病気ではなくなってきています。しかも、中でも子宮頸がんは予防できるがんであり、その対策が全国各地で大きく前進しています。昨年10月には厚生労働省が子宮頸がんの予防ワクチンを承認し、12月には発売がスタートしました。新年度に入るや、全国各地で子宮頸がん予防ワクチンの接種が始まったというニュースも相次ぎました。ワクチン助成と検診とのセットで子宮頸がんの発症自体をゼロに近づける取り組みが全国で加速しています。

 以上の観点から、中津川市のさらなるがん対策への取り組みに期待し、以下伺います。

 1、昨年度からのがん検診無料クーポン事業取り組みの成果について。

 2、受診率50%を目指した新年度の無料クーポン事業の取り組みについて。

 3、無料クーポン事業だけでなく、肺、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がん、前立腺がんなどの受診率向上に向けた取り組みについてお伺いします。

 最後に、4番目、子宮頸がんワクチンの公費助成への取り組みについて、執行部の見解をお聞かせいただきたいと思います。

 それでは、最後4番目、口蹄疫から中津川市の畜産業を守れ。

 宮崎県の家畜伝染病、口蹄疫の被害が爆発的に拡大して、牛、豚の殺処分が続いています。殺処分の対象となる牛や豚は、新たに20万頭が加わることになり、この中には宮崎牛ブランドを支え、松阪牛などの子牛の供給源でもある貴重な種牛が含まれていると報道されています。

 宮崎県の東国原知事は5月18日、非常事態宣言を発令し、感染拡大防止と早期撲滅に取り組む姿勢を示し、政府と現地対策本部は5月22日、口蹄疫被害の拡大阻止に向け、発生の集中した一定地域を対象に、全頭殺処分を前提にした家畜へのワクチン接種を開始したところであります。

 そうした中で、家畜の移動制限区域から特例的に避難させた種牛6頭のうち、最も優秀な1頭に感染疑いが発覚、殺処分され、宮崎県の肉用牛産業は壊滅の危機と隣り合わせの状態に陥った状態となり、さらに感染が広がれば、経営体力の弱い畜産業は壊滅的な打撃を受けかねません。政府は予算措置を含む政策を総動員し、封じ込めに万全を期すべきであると考えるものであります。

 さて、中津川市は岐阜県下3位、90億円余の農業産出額を誇る市でありますが、そのうち中津川の畜産業の産出額は、そのうち3分の1強の33億円、とりわけ肉牛は4,376頭が飼育されており、岐阜県下第2位と盛んであります。それだけに、宮崎県での口蹄疫被害は決して他人事ではなく、ましてや感染源が不明のままでは、いつ岐阜県で、なかんずく中津川市で発生してもおかしくありません。

 そのような状況の中、中津川市ではいち早く中津川市口蹄疫予防対策マニュアル――以下予防マニュアルと呼びますが――を作成し、感染を未然に防ぐ対策を整えたと伺っています。迅速な対応に改めて敬意を表したいと思います。

 そこで、以下質問をいたします。

 1、宮崎県での取り組みを教訓として口蹄疫から中津川市の畜産業を守るために、今回、予防マニュアルを作成しましたが、それに沿ってどのような取り組みをされているか、お伺いいたします。

 2、宮崎県は肉用子牛生産で全国の4割を占め、各地に出荷されているだけに、畜産業界の流通、供給にも影響は深刻であります。宮崎から中津川市へ子牛が入荷されていると伺っておりますが、当市の畜産業への影響について伺います。

 3、宮崎県の場合でも初動のおくれが拡大した大きな要因と指摘されていますが、万が一の場合の岐阜県との連携も含めて、その危機管理体制についてお伺いをいたします。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) それでは、鈴木清貴議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) それでは、鈴木清貴議員の1番目のご質問、子供読書環境のさらなる充実についてお答えいたします。

 中津川市では、読書による人づくりのまちなかつがわに向けて、読書を通じて子供たちの生きる力を育てていくことを大切にしてまいります。乳幼児期から絵本に親しむことによって、人格形成や学力の基礎をつくることになり、青少年期における読書が考える力を育み、たくましい精神をつくることにつながります。また、生涯にわたる多様な読書活動がさらに活発になっていくことが、生涯学習の成果や文化のレベルアップにもつながり、よりよい人づくり、まちづくり、幸せづくりにつながっていくものと考えます。

 岐阜県が発刊した平成21年度岐阜県の社会教育のデータに基づき評価したところ、当市の図書館は、市民1人当たりの蔵書数ではAからEの5段階評価でDランク、延べ床面積は県下平均床面積の約7割と、かなり低いレベルにあります。

 東濃5市の具体的な数値は、1人当たりの蔵書数については、トップは瑞浪市が4.26冊、中津川市は1.90冊で最下位、1人当たりの貸し出し冊数については、トップが多治見市で6.54冊、中津川市は2.91冊で最下位となっております。

 以上のように、人口8万5,000人の文化のまちを標榜する市としての図書館としては貧弱な状況であり、まちづくりの大いなる課題であります。そこで、新図書館建設をハード事業とだけとらえるのではなく、市内全域における読書活動向上運動につなげていくことが大切と考えております。

 具体的には、赤ちゃん文庫の創設、小学校、中学校との連携強化による読書活動のさらなる推進、ボランティアの育成と活動への支援、読書サークル等の育成、支援などを進めてまいります。

 さらに新図書館と公民館図書室の連携の強化により、市域全体の読書活動のレベルアップにつなげてまいりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。

 なお、詳細並びにその他の質問につきましては、担当部長のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 続いて教育長・大井文高君。



◎教育長(大井文高君) それでは、鈴木清貴議員の2番目のご質問、校庭の芝生化についての1点目、地域の方、保護者の方の協力も仰ぎながらの自助努力と行政との協働で取り組む必要性について、見解を申し上げます。

 子どもたちの健康や心身の成長を考えた場合は、運動場の芝生化も教育環境改善のための選択肢の1つだと考えております。最近では、第二中学校の生徒とPTAによる中庭の芝生化が行われました。芝生化のよさとしては、弾力性やほこりを抑え、地表温度を下げる効果もあり、子どもたちに良好な教育環境を与えます。しかし、芝生化を実施している教育委員会等に問い合わせた中では、芝刈りや植えかえなどの手間と維持経費が当初の調査以上に必要であると報告を受けました。中津川市の気候や風土に合った教育環境について調査研究が必要とも考えております。

 また、園庭、校庭は、現在多目的に使用されており、学校の教育内容や利用団体との調整も課題と考えております。

 2点目の、モデル校を選定し、校庭の芝生化に取り組むことについての見解でございますが、鳥取方式を含め今後研究を重ね、有効性や効果的な管理ができれば、総合的に判断して、手始めに園の芝生化をモデル的にできないか検討してまいります。



○議長(伊佐治由行君) 続いて補足答弁を願います。文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) それでは、鈴木清貴議員の1番目のご質問、子ども読書環境のさらなる充実についての1点目、中津川市の子どもたちの読書活動の実態、それを支えるボランティアの熱意などをどのようにとらえているかについてお答えいたします。

 平成21年度における図書館の児童書の貸し出し冊数は、中央館が9万774冊で、15歳以下の児童1人当たり4.5冊となっております。市全体では12万6,936冊であり、同じく1人当たり5.7冊となっております。

 読み聞かせにつきましては、中央館、済美図書館、公民館それぞれボランティアの方々のお力もかりながら行っております。

 図書館主催の読み聞かせ会としましては、中央館の劇車銀河鉄道おはなし会、えいごDEおはなし会、夏のお話会、全保育園・幼稚園への訪問読み聞かせ会、また済美図書館の土曜ちびっこ図書館があります。

 ボランティアの皆さんによる読み聞かせ会は、中央館のすいーとぽてとのおはなし会、済美図書館のおはなし会による読み聞かせ、公民館図書室では、坂下公民館のあおむしくん、川上公民館のしゃぼん玉、加子母公民館のひなたぼっこ、また地域に出かける読み聞かせ会としては、付知の青川フェニックス大学、福岡の読み聞かせ隊及びしゅわっちの皆さんが、それぞれの地域で子供たちの読書の充実のため、ご活躍いただいております。

 このように、市やボランティアの皆さんのお力により、市域全体で子供の読み聞かせをはじめとする読書活動が活発に展開されております。

 今月開始した図書館サポーター養成講座には16名の応募があり、大変ありがたく思っております。市としましては、こうしたボランティアの方々の熱意を発揮していただけるよう仕組みづくりを考えてまいります。

 次に2点目の、中津川市版ブックスタートの取り組みの成果とブックスタート後の取り組みについて、お答えいたします。

 ブックスタート事業は親子のコミュニケーションにとって大変重要な事業であり、平成14年度から取り組みを開始し、3カ月検診時に絵本を配布し、読み聞かせの重要性を啓発しております。3カ月の子供が絵本を見て、絵を凝視したり、笑ったりする反応に親さんが驚いたり、絵本に親しんだ年上の子が下の子に読み聞かせをしてくれるというような声を聞いております。

 その後の取り組みとしましては、今年6月から赤ちゃん文庫を設け、予防接種や乳幼児なんでも相談日に合わせ読み聞かせを始めました。これには子育てサポーターやボランティアサークル、あおむしくんの方々にご協力いただいております。また公民館で行われる乳幼児学級などでも読み聞かせを行っております。

 次に3点目、読書アドバイザー、読み聞かせボランティアや図書館司書などの人材育成の取り組みについてでございますが、図書館機能の発揮、読書による人づくりのまちなかつがわの実現のためには、図書館司書の利用者からの相談への対応能力はもちろん、市民ボランティアの存在が必要であり、各種研修等を通じて育成を図ってまいります。

 図書館司書につきましては、県主催の研修会等に参加させ、相談への対応能力の向上を図ってまいります。

 また、先ほど申し上げました図書館サポーター養成講座の修了生の方々の研修機会の充実も図ってまいります。

 図書館や公民館などで行われております読み聞かせボランティアの方々に対しましては、大変ありがたく感謝申し上げるとともに、市としましてもさらに充実できるよう、活躍の機会をふやしていくなど支援してまいります。

 次に4点目の、家庭や地域で私の心に残る一冊運動の提唱についてでございますが、読書による人づくりのまちなかつがわの中で、読書活動のさらなる充実の一環として大変参考になり、市としましても進めてまいりますので、ご支援をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) それでは、鈴木清貴議員の1番目のご質問の1点目、中津川市の子どもたちの読書活動の実態、それを支えるボランティアの熱意などをどのようにとらえているかについて、園、学校の実態をお答え申し上げます。

 市内の小・中学校においては、1日の中で全校一斉読書の時間を設けています。また、学校独自で読書の目標冊数を定めたり、図書館で本の紹介をするなど、児童・生徒が本に親しむ取り組みをしています。

 市内の幼稚園、保育園においては、朝や給食後、帰りの会の時間を利用して、先生による読み聞かせを1日2回程度実施しています。

 さらに園や学校ともに、ボランティアや保護者による読み聞かせや本の紹介を実施しています。

 次に、読書活動を支えてくださるボランティアの熱意についてお答えします。

 読書活動の推進に大きな力をいただいております。ボランティアの方からは、目を輝かせて読み聞かせに聞き入る子供たちの姿に感動し、読み聞かせをしてよかった、もっと読み聞かせをしたいとの感想をいただいております。保護者や地域の方から読書活動の推進に対していただいている大きな力を感じるところです。今後もご協力をいただきながら、読書活動をさらに充実させていきたいと考えております。

 次に、1番目のご質問の3点目、読書アドバイザー、読み聞かせボランティア、図書館司書などの人材育成の取り組みについてお答え申し上げます。

 教育委員会の図書館司書6名を巡回させて、園、小・中学校において子どもたちへの読み聞かせと本の紹介、図書、図書館の整備を行っています。また蛭川小・中学校においては、済美図書館の司書が毎週訪問して読み聞かせなどを行っています。

 図書館司書が園、学校での読み聞かせなどを行うことで、教職員や保護者が発声や発音、間のとり方をはじめ、適切な本の選び方などを学び、その力量を高めてきています。今後も教職員や保護者の力量をさらに高めていきたいと考えています。



○議長(伊佐治由行君) 続いて健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、鈴木清貴議員の3番目のご質問、がん検診受診率の向上についての1点目、昨年度からのがん検診無料クーポン事業取り組みの成果についてお答え申し上げます。

 がん検診を無料で受けられるクーポン券を配布したことで、子宮、乳がん検診の受診者が増加し、がんの早期発見に成果が出ています。子宮がん検診の平成21年度の受診者は3,415人で、平成20年度受診者より942人増加しています。今のところ、受診者の中で子宮がんと診断された方はおられません。また乳がん検診の平成21年度の受診者は3,614人で、平成20年度受診者より867人増加しており、うち7名の方が乳がんを早期に発見することができました。

 次に2点目の、受診率50%を目指した新年度の無料クーポン事業の取り組みについてですが、昨年は8月に無料クーポン券を発送しておりますが、平成22年度は対象者全員に5月に発送し、受診の機会をふやしながら啓発に努めております。

 次に3点目の、無料クーポン事業だけでなく、肺、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がん、前立腺がんなどの受診率向上に向けた取り組みについてですが、受診率向上に向けては、利便性に配慮し、受診しやすい体制づくりに取り組み、がんの早期発見を目指して啓発を進めております。

 具体的には、保育士による託児の実施や、休日・夜間に受診していただくことができるように、土日検診を年5回、大腸、前立腺がんの夜間検診を年3回実施しています。また国民健康保険の特定健診と同時実施を14回行っており、受診しやすい体制づくりに取り組んでおります。

 また、広報なかつがわ等のお知らせのほか、市民安全情報ネットワークを利用してのメール配信及び地域の健康推進員による検診の啓発を行っております。

 次に4点目の、子宮頸がんワクチンの公費助成への取り組みについてですが、予防接種は本来、国の責任で行うべきものと考えております。国が現在、子宮頸がんワクチンを予防接種法の定期接種の対象となるよう議論しているため、状況を見きわめていきたいと考えております。

 ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 続いて産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、鈴木清貴議員の4番目のご質問、口蹄疫から中津川市の畜産業を守れの1点目、口蹄疫予防対策マニュアルに沿ってどのような取り組みをしているかについてお答え申し上げます。

 畜産業は市の主要産業でもあり、市内には5,000頭余りの牛と3,000頭近い豚が飼育されています。これらの家畜を口蹄疫から守らなければ、当市の畜産の未来がなくなってしまうとの危機感を持ち、発生予防対策に全力を挙げて取り組んでいるところでございます。

 宮崎県でこれほど被害が拡大しましたのは、初動態勢のおくれや埋設地が確保できない等による殺処分のおくれが原因と伝えられています。そのため、市では発生予防を迅速かつ適切に実施するため、5月21日に口蹄疫予防対策本部を設置し、関係者に情報共有、提供を図るとともに、各地区の畜産農家代表者及び関係機関による予防対策会議を行い、情報提供するとともに、予防の徹底と消毒薬の使用方法を指導し、畜産農家による衛生管理と毎日の健康観察の強化を依頼しました。

 消毒薬につきましては、全国的に入手しにくい状況でしたが、JAと連携して消毒薬を確保し、酪農、繁殖農家等部外者の出入りが多いところを優先して配布するとともに、人がウイルスを運ぶ可能性もあることから、部外者の立ち入りを禁止する看板を作成し、全畜産農家へ配布しました。

 また、市ホームページにより口蹄疫に対する情報提供とあわせ、ヤギ、ミニブタ等のペットの飼養状況の把握に努めております。さらには、市と境界を接する市町との情報連絡体制の強化も図っております。

 全県的な予防対策の一環としては、畜霊祭、国・県レベルの畜産関係フェアー等の関係者が一堂に会する会議等の中止、または延期も行われております。

 次に2点目、宮崎県産の子牛が中津川市へも入荷されているが、当市畜産業への影響についてでございますが、発生地における殺処分や移動制限により、全国的に子牛の需給バランスが崩れ、価格高騰等の影響が懸念されるところであります。

 中津川市では、子牛は肥育農家が導入して肉牛として出荷するものがほとんどですが、当市においては、その8割近くが岩手から導入されており、宮崎からの導入は5%程度と少ないため、直接市内の畜産業への影響は少ないものと考えております。また、6月8日に開催された関市の子牛市場では、前回市場と比べて価格への影響はほとんど出ていない状況であります。

 なお、3月及び4月に宮崎県から導入された子牛が43頭おりますが、最長潜伏期間の21日を超え1カ月以上経過した現時点で症状が出ていないことから、異常がないものと判断しております。

 次に3点目、万が一の場合の岐阜県との連携も含めて、その危機管理体制はについてでございますが、市内で口蹄疫が発生した場合は、市は防疫対策本部を設置し、国・県の応援体制をとることになります。県から依頼が想定される防疫作業、資材の調達、消毒ポイントの確保、埋設作業の委託及び場所の調整、市民への広報、作業従事者サポート等の業務については、口蹄疫の発生を想定した対策マニュアルにより、担当部署、担当者を定め全庁的協力体制を整えております。

 なお、現状でも土・日曜日に、市役所及び家畜診療所に職員を当番で配置し、迅速な初動態勢がとれるよう配慮しております。

 今後も予防対策に全力を挙げて取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) これより再質問に入ります。18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) それでは、子どもの読書環境のさらなる充実につきましてですけど、中津川市におきましては、いち早く読書のブックスタートも今年で丸8年になるわけですけども、先ほども答弁にありましたように、それ以上に赤ちゃん文庫、今月からそれぞれ設けまして、新たな取り組みをしておると伺いまして、中津川市における取り組みが本当に先進的な取り組みをされておるということで、安心した次第であります。

 私からは、先ほどボランティアの関係を壇上からも質問したわけですけども、その中でも図書館サポーターの応募に16名応募があったという答弁が先ほどありましたけども、これは新規で16名なのか、それ以前にもうこういう方が何名おられるのか。もしおられましたら、その人数を教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書館サポーターは今年度初めて開催をさせていただいた事業でございまして、16名いずれも新規にお申し込みをいただいた方ばかりでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) 具体的に私、全然その中身が存じ上げないもんですから、どういう、この方たちが新しくなられるという話ですけど、どのようなことをやられるか、内容について教えていただきたいと思いますが。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) この図書館サポーター養成講座は全3回の講義日程を組んでおります。1回目には図書館の仕事、サポーターの仕事というようなことで座学、あと2回目が読み聞かせについての講習、あと工作等についても講習を行います。それから、3回目が本の分類、またその修理というような実習、あと今後の活動についてというような座学になりまして、講師としては、前小牧市立図書館長の玉置先生をはじめ、図書の専門の方々にもお越しいただきまして、7月からボランティアとして中央図書館で活動いただく予定をしておるところでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) はい、わかりました。

 あと、教育委員会で図書館司書の方が6名おられて、先ほどもその活動が答弁であったわけですけども、今後、将来、近い将来ですけど、図書館が建設されるという部分もありますけども、今後もその図書館司書の増員を考えておられるか。また取り組み、先ほどその活動報告があったわけですけど、新図書館が建設された以降の図書館司書の活動をもうちょっと具体的に教えていただきたいと思いますが。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 今ご質問がありました図書館司書につきましては、図書館活動を円滑に進めるために、昨年度の途中から2名増員していただきまして6名になりました。本年度から6名体制での新たな形になっておりまして、今までなかった幼稚園等の巡回にも月2回程度行けるようにと配慮しております。各小・中学校には期間を決めて2週間等行っておるわけですけれども、図書館司書のやる内容につきましては、それぞれの小・中学校で新しい本が入ったときにはその整備、また先生方の読み聞かせの指導等、充実した活動ができるように援助しておるところでございます。

 今後その活動を図書館との連携の中で進めていく上で、質・量ともに必要な場合、また増員のほうも考えていくこともあり得るというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) じゃあ、引き続き図書館司書につきましてはご努力をお願いしたいと思います。

 それと、私が提案した本のことで大変恐縮でありましたけども、私の心に残る一冊という運動を提唱しましたけども、前向きに進めていきたいということでありますので、それぞれのご家庭でもこういうような運動を起こしていただければ幸いかなと思っております。

 続きまして、校庭の芝生化。これは初めての取り組みで、すぐにはできないことかと思いますけど、私も市会議員になってから、校庭が何とか芝生化できないかなということを実は思っておりまして、今回初めて取り上げさせていただきました。

 これはなぜかと申しますと、私は東校下に住んでおりまして、ずっと子どもの少年野球のコーチをやっておりまして、逆に野球はできなくなるという部分が、芝生を運動場に張ると野球はできなくなるというデメリットが実はあるんです。だけども、そのデメリットをなくせば、もう野球をやらないという前提であれば、本当、もうほかにデメリットがないと、逆にね――いうことでありまして、何とか子どもたちが安心して飛び回っていける場所をですね、けがをせずに、できないかなということでね。ちょっと、野球をやっている小学校と野球をやっていない小学校の差がありますので、私はできればモデル校に野球を取り組んでいない学校で、それを地域の方と一緒にまず取り組んでみるのも価値があるんじゃないかということで提案した次第でありますので、これも研究していくということでありますので、中津川市の将来を担う子どもたちがけがのないような学校にしていきたいという思いもありますので、今後引き続き研究をしていってもらいたいと、こういうふうに要望しておきます。

 あと、がん検診のことでありますが、大変、クーポン券が支給になりまして、昨年の12月から実施になったわけですけど、検診率も上がっているという数字をお示しいただいたわけですけど、私も先ほど壇上からも申し上げたように、特に女性の方の、要はこういう検診を受けたくない理由が、仕事が忙しいとか、あるいは面倒くさいと、あるいは、今自分は健康だからそんなのは必要ないと、こういう方がみえるわけですね。そういうことで、何かその啓蒙方法というか、がん検診は大事だよということをやはり行政としても取り組む必要があると、啓蒙活動がね。そういう部分で、若干先ほども健康福祉部長のほうから、啓蒙活動をしているという話があったわけでございますけど、もっとがんに対する、特に唯一の予防できるがんが子宮頸がんでありますので、そこら辺をやはり今後取り組む必要がね。助成という部分は、補助をしていくという、公費助成という部分は別としても、検診率を50%に近づけるためには、やはり少なくても子宮頸がんはがんの中でも、今申し上げたように予防できる唯一のがんであるというふうに言われておりますので、ここら辺は早期に取り組む必要があると私は考えておりまして、今回も取り上げさせていただいたわけですけど、もう一度、検診を受ける啓蒙につきまして、今一度ちょっとその辺の見解をお聞かせいただきたいと思いますが。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 中津川市におきましては、健康なかつがわで健康づくりの5本柱というもので、運動、栄養、休養、趣味、そして検診ということで重要な位置づけをしております。一度がんになると、本人、家族は非常に大変でありますので、それが早期発見、早期治療で防げるということでありますので、特に私のほうではどういうことをしていったらということで、ちょっと話をさせていただきます。

 まず、先ほどもちょっといろいろ、なかなか面倒くさいとか、そのようなことも言われる方もみえるわけですが、利便性に配慮し、受診しやすい体制づくりに取り組んできまして、がんの早期発見を目指して啓発していきたいということで、具体的には土日検診の実施、これは5回ですね。それから夕方検診の実施、これは大腸がん、前立腺がん、年3回。国保の特定健診と同時実施14回、それから託児の実施、それから広報等のほか、市民安全情報ネットワークを利用して、メールでの検診のお知らせの配信、それから健康推進員の方にお願いいたしまして、啓発をしていくということで受診率を上げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

  〔「啓蒙の話、啓蒙のやり方。啓発よ。啓蒙よ。受診が大事だということをみんなに知らせるというよう  な」と呼ぶ者あり〕



◎健康福祉部長(桂川和英君) はい。受診が非常に、先ほど言いましたように健康づくりの中の5本柱ということで、検診を受けないと家族とかそういうのが非常に、がんになると大変なことになるということですので、そこら辺はどういうふうに、広報なかつがわとか、それからメールとかで、そこら辺のところの重要性を啓発していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 検診を受けるということがいかに有効であって大事なのかと、がんを防ぐ意味においてですね。その位置づけをしっかりと説き明かして、わかりやすく市民の皆さんに伝えるということだと思います。機会あるごとにということでとらえてそれをしていくということに尽きると思うんですけれども、具体の方法については、その基本的な考え方の中で、今まで以上にその取り組みをしていくという方向で指示してやっていきたいというぐあいに思います。



○議長(伊佐治由行君) 18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) 引き続き取り組みをよろしくお願いしたいと思います。

 子宮頸がんの助成につきましては、これは国が本来やるべき問題で、地方自治体レベルで競争し合っても、これはいかがなものかと私は思っております。隣の恵那市は来年度からこれをどの程度、半額なのか全額なのかわかりませんけども、やる予定だと聞いておりますけど、全くこういうことで隣の市と争うのは僕もあんまりいかがなもんかと。一日も早くこれは国に要望を市としても上げていただきたいと、こういうふうに思っております。

 口蹄疫の問題につきまして、中津川市はいち早く予防対策本部を立ち上げていただきました。るる、その取り組みが先ほど答弁でありましたけども、現在、この東濃5市ですね、5市における対策本部を立ち上げた市がどれだけあるかとか、また県が主導かもしれませんけど、そういう研修、事務方レベルでの研修が行われているのかどうか。もし行われていれば、どのような頻度で行われているかというようなこと、わかりましたら教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、まず対策本部の設置状況から申し上げますと、日にち順に申し上げます。5月21日が中津川市と瑞浪市でございます。5月25日に恵那市が設置をされました。それから6月4日に土岐市が設置をされております。それから多治見市につきましては、畜産業そのものはないんですが、近日中に設置するという予定でございます。

 それと東濃5市の事務レベルの研修等でございますが、5月20日の日に県の東濃地区の現地対策本部ができまして、それ以降5月20日と6月9日、6月11日に主に事務レベルの研修と指導・協議が行われております。それにつきましては、宮崎県の状況とか今後の予防対策、それからマニュアルづくり等について協議をしておる状況でございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 18番・鈴木清貴君。



◆18番(鈴木清貴君) はい、ありがとうございました。いずれにしましても口蹄疫につきましては、これは日本国全体の問題でありますので、本来は国が初動捜査でなかなか動きが鈍いという指摘もありましたけども、それを、いつどこで起こってもおかしくないという部分でありますので、引き続き予防対策は万全で取り組んでいただきたいと要望を申し上げまして、私の一般質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて18番・鈴木清貴君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから15時30分まで休憩といたします。

  午後3時17分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時30分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。続いて8番・三浦八郎君。

  〔8番・三浦八郎君登壇〕



◆8番(三浦八郎君) 通告に基づきまして一問一答方式で一般質問をさせていただきます。

 議会改革特別委員会において、1年の審議の中でようやく試用ながら一問一答方式の一般質問が実現でき、今後活発な議論が展開されることを期待します。これより市民に開かれた議会、市民にわかりやすい議会に少しでも進んでいくことと思っております。

 それでは、1の持続可能な社会を目指してということで質問をさせていただきます。

 持続可能な社会は最近よく使われます。このことは反対に今の社会が持続していくことが難しくなってきたことを多くの方が感じてきているからではないでしょうか。また、持続可能な社会というと環境ばかり注目されますが、世代を超えて環境・経済・社会の3要素がバランスのとれた社会と言われています。環境に優しい生活を強要しても、経済的な負荷や極端な不便を強いられては持続することは困難です。今、私たちの生活は水も電気も食料も、お金さえ払えば幾らでも手に入る。そのことにより、想像力・創造力が失われ、身のほどをわきまえない過剰な消費社会になり、生産の場所、消費の場から離れ、お互いが見えなくなりました。米づくりや野菜づくりの大変さの体験がないために、生産の苦労や残飯の意味がわからない。スイッチを入れればテレビがつき、明かりがともる、その自然と自然エネルギーの偉大さもわからない。このような世の中の仕組み自体が一般的に見えにくくなってしまいました。見えないものを想像するだけです。百聞は一見に如かずと言われますが、今の世の中は一見を与えない環境の中で百聞を要求しています。今のさまざまな社会問題は、実は必然的に起きているのかもしれません。

 中津川市ではいろんな環境に関する事業に取り組まれたり、取り組もうとしておられます。今後の取り組みの方針を特に市民との関連についてお伺いしたいと思います。

 以下は自席で行いますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) まず持続可能な社会ということで、エネルギーについての質問をしたいと思います。

 まず小水力発電についてですが、中津川市のような中山間地では非常に有効なシステムではないかということを思っております。まず加子母、神坂等、今度計画されております小水力発電について、発電量の計画、能力等をお伺いしたいと思いますので、お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今年度、加子母、小郷のほうで、これは県営事業でございますけど、計画しております。今年度は基本設計を予定しておりまして、発電能力につきましては、1時間当たり最大出力190kWでございます。

 また、6月議会に補正予算をお願いしております緑の分権改革推進でございますが、これにつきましては、恵那山トンネルの湧水を利用した小水力発電についても概略設計ということで予定しておりまして、これにつきましては1時間当たり47kWと想定しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それで、それぞれですが、電力会社のほうなんですが、買い取り条件とか、買い取り価格等わかりましたら。一般的なものと公共のものも含めて、多分、小水力に関しては同じだと思うんですが、どれぐらいを見込んでおられるか、お伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 電力会社の買い取り条件につきましては、小水力発電の設置者が経済産業大臣の事業認可をとるということが条件になってまいります。

 また買い取り価格につきましては、電力会社との協議の上決定されるということでございまして、売電単価につきましては、7円程度ではないかというふうなことでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) その電力の発電の方式なんですが、どんな方式なのかなということと、その発電した電力をどのように使われるのかをお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 加子母の小郷地区と、先ほど説明しました恵那山トンネルの湧水ということでございますが、これにつきましては、落差と、あと流量の状況から、最適と思われます横軸型といいまして、縦軸と横軸とあるわけでございますが、これにつきましては横軸型というのを、水車でございますが、この型の方式で予定をしております。

 それから、発電したものの使用目的でございますけど、小郷につきましては、各種の農業用施設等のほうに供給を考えております。また恵那山トンネルの湧水につきましては、まだそこら辺はこれからの検討ということでございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 横軸型と言いましたが、それは閉鎖型なのか、表に見える水車のように見える格好なのか、お伺いしたいんですが。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) これにつきましては、水車を横に置くか縦に置くかということでございまして、それが見えるか見えないかというのとまた別の話であるというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 見えるものという考え方ですか。全部封鎖してあるものではなくて、タービンみたいな隠してあるものではなくて。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) そのものが外から見えるかどうかということだと思いますけど、ちょっとまだその今のどういうのになるかというのが、まだこれから基本設計の段階ですので、ちょっとそこまでは把握しておりません。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) この経費のことなんですが、これ200kWって時間だと思うんですが、そうすると大体、年間八千何百時間あると思うんですが、そうすると幾つなのかな、160万キロアワーになるのかね。これを7円というと結構なお金になるんですが、それが農業施設でどんな、使い切れるのかどうかをお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 190kWでございまして、それを今言った農業施設に使用するということでございますが、これにつきましては、大体1軒、普通の民家でございますと、1軒当たり約3キロぐらいの使用ということになりまして、それがたくさんのそういった農業施設に今使用するような計画になっておりますが、まだそこら辺につきましても、今回のまた基本設計の中で、どこに使用するかというふうなことを決めていくということでございますので、まだ具体的な話はこれからということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 私はこういう大きな小水力発電というのも確かに有効だと思うんですが、私がイメージしておるのは、ピコ水力発電というか、マイクロ水力発電というか、1kWから10kWぐらいの個人の住宅、きのう、このような質問もありましたが、そういうものを各地区になるべく住民の望むところにつくってやるのが、先ほど言ったように中山間地では用水もありますし、非常に有効なものではないかなと。これこそが本当に持続可能な電力ではないかなということを思っております。そうすれば、地域の産業として土木、多分、用水があれば用水でじかにできませんので、迂回路をつくったり、例えば、私この前ちょっと白鳥町のほうで見てきましたが、スクリュー型の発電なんですが、地元の70ぐらいの老人の方がもともとそういうことが得意な人で、自分でつくって運転してみえました。そういうことを考えると、非常に産業的にもこれは将来使っていけるんではないかなということを思っていますが、その辺はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 地場産業、地域の産業としての使い方ということでございますけど、現在は小水力の委員会というのを設置いたしまして、これによって市内で何カ所かをモデル的に、有利な補助金を使って整備していくというようなことでございまして、それを活用して市民にPR等しながら、将来は、今、議員が言われたように、各家庭の小さな小水力というようなことまで持っていきたいというふうに思っておりますけど、そういうことにつきましても、今年、市民、事業者、また行政で設立いたします環境中津川25市民会議でございますけど、この中で、そういった地域の産業とどのようなかかわりができるかというところを調査研究を行ってまいりたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 先ほど言った白鳥のやつは100万円ぐらいでできたという話です。またベトナムのほうで今、大体10万円を切るぐらいの、今やそういう小水力のスクリューとかそういうものができておるそうですので、私は大きなもので金をかけて、多分、先ほど言った加子母のなんかかなり単価的には高くなると思うんです。そうではなくて、もう少し近くて有効的に使えるものができたら、これから考えていただけばありがたいなということを思っております。

 それで、2番目に太陽光発電のほうへ移りたいと思います。

 ここで完成した施設の状況を聞く予定でしたが、きのう、鷹見信義議員のときに教えていただきましたので、大体39カ所で、平成20年度では4万五千八百十幾つkWの発電があったと。21年度には4万8,200kWぐらいがあったということですが、これを大体金に換算すると、今、多分24円だと思いますが、それで計算すると、大体120万円、110万円から120万円ぐらいの感じだと思うんですが、多分これでいくと、私は非常に高い電気になると思うんです、太陽光発電に関しては。それで、その前に電力会社の買い取り値段と買い取り価格を、わかりますけども、一遍お伺いしたいんですが。一般住宅のほうと公共のものとお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 買い取り価格でございますが、一般住宅につきましては、昨年の11月から値上げというか、買い取り価格が上がっておりまして、48円でございます。公共施設は24円ということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 太陽光発電は無限にある資源でして、非常に、そういうことでは多くの量があるんですが、ただ、晴れた日の日中しか発電できないということ、それと発電量と電圧にどうしても波があって使いにくい。非常に使いにくい、難しい電気なんです。そう考えると、私はきのう、太陽光発電が原子力発電の代替にならないかという話もありましたが、これは無理です。はっきり言って無理です。これは今、0.06%しか多分太陽光電気は使われていないんです。原子力は大体30%を使っていますので、500倍の太陽光をつくらなきゃならないというと、中津川市を考えたって、きのうの件数で言っても、中津川市中の家の屋根に太陽光発電をつけないと、それでも足りないということになります。

 それで日中しか、多分中津やと、割合で言って1日のうち2時間ぐらいしか平均すると発電しないということになります。そうすると、ほかの部分はほかの電力を使わなきゃならない。原子力をやめるとなると、水力なり火力なり使わなきゃならない。そうすると、一番世の中で汚いというか、CO2 をたくさん出す石炭発電になったなんていうと、本当にCO2 が削減するどころか大きくふえてしまうと。原子力のほうがゼロということになっていますので、非常に無理だということを思っておりまして、私は非常に太陽光、本当に持続可能な電気かと言われると、非常に難しいなということを思っておりましてですね。

 次に、ただその中でも、うまく使えば非常に有効であるということを思っております。というのは、マイクログリッドといいます。これはこの前、馬籠で発電力のときに先生がおっしゃっておったことなんですが、これは大きな意味の地域でのマイクログリッドというか、太陽光あり、小水力あり、そういう中でやっておることなんですが、私が1つ思うのは、マイクログリッドって1軒のうちでやるマイクログリッド。というのは、太陽電池による発電設備、それと太陽光、蓄電装置、電気自動車などと組み合わせてやれば、その中で1つのサイクルができて非常に有効なものになると思うんです。そういうことに私はぜひ、こういう太陽光だけではなくて、そういうものにもう少し、非常にお金がかかると思いますので、そういうものに将来的には補助を出すと。それこそがCO2 削減の一番のいい方法ではないかと思いますが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ご指摘のとおり、太陽光は不安定であるというようなことでございますけど、最近は企業努力によりまして、かなり機器の改良が進んでおります。そういったことで、その後、マイクログリッドということでございますが、これにつきましては、一定地域内を対象にして、そういった複数の電源の設備をネットワークして制御するというふうなことでございますけど、現在のところ、ビルとか、そういう大きなところでの実証の段階であるということでございまして、まだまだこれからの技術であるというふうなことを思っておりまして、これにつきましても、先ほど申し上げました環境中津川25の市民会議の中でまた研究を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それと、きのう燃料電池に関して非常に効率が悪いというお話をされましたが、これ、いわゆる今エネファームと言われるものなんですが、確かに電力の発電能力は40%ぐらいで低いんです。それと大量な電気が発電できないということですが、ただ90何%、熱まで加えると、温水、熱を沸かすところまでとると95%ぐらいの効率なんです。非常にこれから有望だと思うんです。その辺の見識はもう一遍ちょっと考え直いていただいたほうがいいかなということを思ってですね。そういうことで、本当に私はいろんな電力、太陽光、水力も含めて、ベストミックスな発電システムをやっぱり中津川市として考えていくということが……。太陽光一つに、新しいものは全部太陽光やという話でしたが、非常に日陰になるところもありますので、そういうことがあってベストミックス、一番何が最適かを考えてこれから計画をしていただきたいということを思います。

 次、今度は森林整備、吸収源としての森林整備についてお伺いしたいと思いますので、お願いします。

 まず水源地としての森林ということで、実はここに週刊エコノミックスというのがあるんです。日本の水源地を守れということで、こういうものがありますが、外国の資本が日本の山が非常に荒れておるし、安いということで買い占めに入っておるという記事が出ています。もう1つ、毎日新聞で、今度は木を中国人が買いに来たという、すぐ木曽のほうへも買いに来たという話があります。そういうことですね、そういう情報がこの辺にあるのかないのか、お伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 外国人の外国資本による買い取り等の情報は現在ございません。今後考えることも検討していかなきゃいけませんので、森林組合と連携してまいりまして、監視をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 田んぼは農地法で守られておりまして、大変売り買いが難しいんですが、山林に関しては本当にわからないというのは現実です。昔、全盛期には一晩のうちに山の持ち主が2、3人かわったというような話もあります。そういうことで本当にわからない。水源地をこれから守るということであれば、その辺の法整備は国の仕事ですけど、十分気をつけていただけたらということ、連携をとっていただきたいなということを思います。

 次、水源地の水源材の伐採ということで、東白川の境で、この前、森林管理署が木を切って、それで東白川の水源地に泥水が入ったというようなことで、それを東白川が買い取るとかいろいろな、多分難しいと思うんですが、そういうことがありました。そういう中で、中津川市の各地に水源があるわけですが、水源涵養保安林として指定されたところもありますが、完全に管理されているのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) まず、東白川村で発生しました水源地に濁水の流れるような情報は、今のところ中津川市でもございません。それと市内には簡易水道の水源地が30カ所ぐらいありますので、非常に大切に思っていかなければいけないというふうに考えております。特にそういう公益性の機能を持った山というものは、中津川市の森林整備計画の中でも重要にとらえておりまして、水源涵養保安林ということで、約6,200haほど指定しております。

 それと関連すると思いますが、土砂流出防備保安林も7,000haほど指定しておりますので、流木の伐採、土地の形質の変更を制限していくということで適正に管理をしておると思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) これ森林管理署で、普通ならそんなことはないと思うんですが、見てきたんですが、作業道が入っていまして、金も安いということで、簡易な作業道で出しています。そこに水が流れたということで、多分、ここで言いますと、実は加子母に1カ所、付知に2カ所、今、公売に出ていると思います。これが分収育林でして、多分皆伐になると思うんです。それがありまして、まだこれ3回ぐらい、もう落札、安いということで落札できていませんが、普通に伐皆すれば多分、皆伐して植えれば多分何ともないと思うんですが、そういう作業道、簡易なものをつくって、その水源の上ですので、ぜひその辺のところは森林管理署とも連携をとっていただきまして、落札できるかどうか、なるのかわかりませんが、その辺をちょっと気をつけていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、恐らく安価に施工しようとして重機等の施工というようなことが考えられますので、索道とか適正な伐採方法を使っていただきますように、こちらですと中部森林管理局ですね、そちらのほうにこちらのほうから適正な施工ということを依頼してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それでは、次の問題。森の合板加子母工場の話なんですが、建設工事のほうは順調に進んでおるのかなということと、操業日程、10月からでしたかね、その辺はどうなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 合板工場につきましては、本年11月の完成予定でございます。それから12月に確認検査を行いまして、計画のとおりでございます。それと操業につきましては、1月から3月が試運転ということで、23年の4月から本格稼働をしていく予定でございますので、一応変更の予定はないと聞いております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それで木材供給計画のほうなんですが、前回私、9月の一般質問をしましたし、前、黒田議員も6月にされたんですが、1万6,000m3、中津川市で供給すると。これはできるという話でしたが、その辺は大丈夫でしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 木材の供給につきましては、今、話がございました中津川市木材安定供給アクションプランですね、そちらに基づいて行ってまいりたいと思います。市としましても、市有林からの供給と、財産区、生産森林組合への利用間伐の働きかけとか、それから森林組合が行う占用地の集約化の支援ですね、というものを行っておりまして、今までのような個人での間伐とか、そういうことじゃなくて、まず集約的に行っていかないと、出す材の価格も下がってくるということですので、できるだけ効率的なことを考えながら、森林組合等や林業事業体と連携しながら行っていきたいと思っておりますので、確保できると信じております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 施業協会も県森連も聞いてきましたが、とても無理やと。その辺は多分1万5,000m3ぐらい中津川市で出しておるんですが、それはA材もB材もC材も含めた中の材料でして、B材、C材だけで1万6,000m3は無理だとおっしゃっていますが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 大変厳しいご意見でございますが、基本的にはセイホクさんが操業していくためには必要な素材でございますので、何としても供給をしていくということで、県とか県森連等も一緒になって、先ほど県森連のお話でございましたが、それからあと森林組合と一緒になりまして、出せるような方向で考えていくということが大事でございます。

 それと、今心配しておりますのは、どんな価格で買っていただけるかということが明示されておりませんので、そちらが出ましたら早速動いていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 木というのは、きょう行ってあしたから切るというわけにいきませんので、自分の山なら結構ですが。そうなってくると、1月からもう始めるということであれば、今すぐかかっていかないと、もうストップができないと思うんですが、その辺はどうなんでしょうか。

 それともう1つですね、木材供給アクションプランは昨年度のうちにつくってという、見せるというような話がたしか一般質問で答弁もいただいたと思うんですが、いまだに見たことはないんですが、どうなっていますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) アクションプランでございますが、まず林業組合に説明しまして、集約化推進に向けた方策について検討をしておるところでございます。それとできておりますので、まだ金額、先ほど金額のことを少し触れましたが、そちらもあわせて精度を高めましてお出しをしていきたいというふうに考えております。

 それと、11月に完成しまして1月からの試運転でございますので、まず材料を供給していかないかんということですので、早速、森林組合や林業事業体等と連携して検討していきたいと。近々検討していくように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) アクションプランは亡くなった出崎さんが一生懸命つくってみえて、もうできるという話を前に聞いたことがあるんです。それがいまだに出てこないということは、非常に出崎さんに対しても失礼だし、ぜひともそいつを早くつくって、早く材料を供給する体制をつくらないと、県にも申し訳、悪いといって、まあいろいろと、とにかくその辺は早くつくっていただきたいと思いますが。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 議員のご指摘のとおりに早速作成して提出をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それとあわせて、やっぱり施業協会、県森連とも十分打ち合わせをして、供給ができる体制をつくっていただくと。それにもアクションプランをすぐ提示してやっていく。金が決まっていくことであれば、多分、林ベニヤでもこの辺かなり出しておると思うんです。その辺の単価で一遍計算してみるとか、何らかして次に進むことを考えていただきたいんです。

 それと、そこに雇用という言葉がありまして、地元の雇用という話が随分ありました。その辺はどうなっておるか、ちょっとわかる範囲で、もしあれだったら教えていただきたいです。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 平成23年4月の稼働に向けて今後募集されるということは聞いておりますが、その時期と人数に関しまして、まだ組合から明らかにされておりませんので、引き続き地元雇用されるように組合のほうへ働きかけていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 時間がなくなりましたので、この辺で次のほうへ移りたいと思います。

 里山の再生ということで、私思っておるのは昨日、ナラ枯れ病の話が鷹見信義さんから出ましたが、ナラ枯れ病どころではなくて、この辺は枝虫という形で良質なヒノキや杉に入っておるということで、ナラ虫以上の危機感を持っておるわけなんです。そういうこと、なぜかというと、森林の手入れをしないという、枝打ちをしないから入ってくる。また反対に間伐で切り捨て間伐をやる。この前、付知でも地区懇談会をずっとやっていましたが、職員の説明は、市の補助があるから、切り捨て間伐がただでできるという説明をしておるわけです。今、県でも、切って、使うということまで入っておるんです。とにかく切り捨て間伐をやればCO2 の削減にならないんです、これ。またCO2 が出てしまいますので、そういうことを考えて、必ず使用間伐、利用間伐を進めていく。で、枝打ちをしっかりやっていく。それが先ほど言った、CO2 の削減で言えば、電力を多少使っても、森林でカバーできると私は思っています。というのは、太陽光6軒分で、1haの森林を整理すれば太陽光と同じ効力があるんです。それでなおかつ水源が守れて緑のダムにもなり、災害も防げるということですので、ひとつこの辺の特異な分野ですね、森林と、そういうものを使って生かしていくということが、ひとつの持続可能な社会に、大事なことだと思います。

 里山の再生もそうなんです。里山というのは、昔は炭焼きに行きました。本当に、例えば付知で言えば、90%が里山なんです。皆さんの里山のイメージだと、すぐそばまでが里山と言いますが、90%ぐらい里山であったんです。それが生活のスタイルが変わりまして、今は本当にうちの周りの山さえも行かないということですので、里山再生ということが、私は非常に難しいなということを思っておるんです。それなもんで、本当言うと里山の再生は、すぐそばの山と奥の山と切り分けて、近いところは栗とかそういうもので生物多様な山にする。奥のほうは、単一であれば生物多様に少し遠のくかもしれませんが、そういう使い分けをしたらどうかと思いますが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) 現在も農地で言いますと、耕作をしていない農地等もございますので、そういうところを栗とか山菜づくり等に回して、遊休農地の解消につなげるということでダブルの効果が得られると思いますので、里山につきましては、そのような方法を考えていかれればいいかなというふうに考えておりますし、特に里山につきましては地区に近いということですので、地域で一緒に考えていただくとか、民間団体の方が一緒にやっていただくというようなことが一番ベストじゃないかというふうに思っております。

 それと、さっきちらっと出ましたが、切り捨て間伐ということは非常によろしくないと私も考えておりまして、先ほどのセイホクと絡んでまいりますが、利用間伐でセイホクのほうへ出していただくということが一番よろしいかと思っております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 次に、木育ということに移りたいと思いますが、中学校も小学校も1950年代までは林業というのはうたわれておったんです。地域の産業としてうたわれておったんですが、1980年代ぐらいから林業というのが外されて、公益的機能だけがうたわれてきたというのを、これ私、この前講演で聞いたんです。それで2000年ごろからまた戻ってきて、林業の復活があったということで、最近は林業に興味のある子供がふえてきたんではないかという話を聞くんです。そういう中で、私、林業の環境としての役目というかね、林業としての役目を教える、引き継ぐということを考えて、小学校も中学校もそういう授業は、時間数とか内容についてお伺いしたいんですが。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 小・中学校におきましては、社会科を中心として、発達段階に応じて学習をしております。小学校で言えば79時間、中学校で言えば16時間扱いです。幾つかあるわけですけれども、例えば小学校5年生の社会科の私たちの生活と森林においては、人と森林とのかかわり合いを知ったり、それから自然保護の大切さを学習しております。

 中津川市では教育委員会で小学校3、4年生の社会科資料を作成しておりまして、その中にも市の林業ということで取り上げて、子供たちは学習しております。中学校でも2年生の技術では木材加工を実施しておりますし、将来に向けてということで進路学習の中では、大工さんや建築士さんを紹介しておるという授業もあります。その他、総合的な学習の時間や学校行事においても、森林にかかわる体験的な学習を仕組んでおります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 時間数は確かにありますが、私が先ほど言ったように、百聞は一見に如かずじゃないですが、一遍現場へ出てみるということがですね、付知中学校でも育林作業でやりますが、やっぱり現場へ出て木にさわらせる、やらせるということですね。この前の講演の中でも聞きました。ある先生は、切る、手を切るということも教えなきゃだめだと。安全だけ教えておってもだめなんやと。この刃物を使えば手を切るよということを教えるということもやらなきゃならない、だめじゃないかという話を聞きました。本当に、もう少し時間数をふやして、私、例えば付知中学でも林研クラブで指導しますが、わずか半日、3時間ぐらいしか教える時間がないんです。もっと1日か、できれば年間2回ぐらい森に親しんで、いろんな森のことを教えるということを、林業というのは、木というのは楽しいんやということをぜひ教えたいと思いますし、もう1つは、一遍はやったんですが、土岐や多治見のほうでは先生に、新任の先生に山を教える。それこそ林業研究グループやとか、陶都の森林組合とが呼んで教えておるんです。ぜひそういうことも、先生がみずから知るということも考えてはどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 教育次長・可知達也君。



◎教育次長(可知達也君) 最初のほうの質問ですけれども、子供たちが実際の現場に行って体験するという活動においては、各学校で、先ほど述べなかった時間のほかに、かなり四ツ目川の治水、山林と治水とか、それから植林、坂本小学校が新聞に載っておりましたけども、四ツ目川の上流で植林をするとかいう活動で時数をかけております。

 もう1点、教職員の研修ということですけれども、昨年度で言いますと、11月に中津川市内の校長会で、ふるさと中津川を知る活動の1つとして、校長先生全員が林業の視察を実施しております。学校現場で教育に生かす活動の1つとして、加子母のほうに行って神宮備林の見学と、材木の切り出しの研修等を実施で服装もかえて行っております。

 加子母小・中では、地元の林業者の指導によって先生方の体験学習も実施しております。議員のご提案がありました先生になられた初任者の先生方は、一応年間計画としては組んであります。また、そこに入る時間があるかどうかも今後考えていきたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) ぜひ多くの時間をとって進めていただきたいと思います。

 私は今、森林というものは、環境でという切り口になると思います。私は本当に、それも仕方ないかとは思いますが、特に付知、加子母、福岡の川上のほうは、そういう切り口ではなくて、林業という、生業という切り口で、ぜひ先生も教えていただきたいなということを思って、それを要望しておいて次の質問に移らせていただきます。

 2番目として、昨年度まで勤務していました非常勤参与についてということで、一昨年から昨年度まで2年間近く勤務していた非常勤参与について、中津川市民、中津川市役所に対しての効果をそれぞれ具体的に説明をお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 非常勤参与につきましては、行政改革及び重要政策の進捗管理面において、民間的感覚から課題の発見、解決の方向性についてのアドバイスをいただき、職員のマネジメント力アップにつながったものと考えております。また、これにより市民の皆様にも間接的に効果があったものと認識しております。

 具体的には、市役所への効果といたしまして、いつまでに何をどうするといった納期や目的、目標を示すなど、スケジュール管理を徹底することや、作成文書に作成日や所属氏名を記入し、責任の所在を明らかにすること、また課題の解決に向けた部や課を超えた横断的な協議の重要性や勤怠管理の徹底、業務の簡素化のためのIT化の推進、市有財産利活用の基本方針の確立、若手職員の政策研修での助言など、非常に多くのアドバイスをいただきました。このことにより管理職員のマネジメント力は大幅にアップしたものと認識しております。

 また、市民の皆様への効果といたしましては、緊急経済対策や定住化対策、読書活動向上の取り組み、互助交通、中心市街地活性化、雇用促進住宅の譲渡問題など、さまざまな施策に関する議論などを通じて、重要政策を進める上での方向性など多くのアドバイスをいただき、他市にも引けをとらない多様な施策の早期実現につながったものと考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 今、大変いい話を聞きましたが、非常にお金を多く使った割には市民から見にくい、はっきりこういうことをやったということが見えてこないということが非常にあります。それと、いろんな施策にかかわったと言いますが、例えばミックス事業にしてもそうですし、非常に解決が遠のいた問題がいっぱいあります。それをどういうふうにかかわられたのか、外部の目から見てどうだったのか。例えば今度の福岡の産廃にしても、まだそのころは最初のころは見えたわけですが、そういうことにどういうふうにかかわられたのかわかりませんが、一般市民から見ると非常に見にくい。お金を使った割には見にくいというところがあります。それはどうでしょう。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご指摘のように、数字ではなかなかあらわしにくい部分がございます。具体的には、政策の企画・立案部分についていろいろとアドバイスをいただくということでございますので、従来ですと職員がなかなか政策の企画・立案ができなかった部分がありまして、市民の皆様からご要望をいただいてもなかなか仕事が進まないといったところがあったんですが、今回その計画・立案の段階でアドバイスをいただいたということでございますので、先ほども申し上げましたように、数字ではなかなかあらわしづらいというところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 確かに数字にあらわしにくいところだと思います。ただ、今諸問題が、いろいろ問題が解決できていない。今度の例えば福岡のことに関して、職員能力が悪いという話でしたので、その辺がね、せっかく外部から来てみえれば、ぜひそういうところはもう少し気をつけていただけるとよかったかなということを思いますが。

 それと副市長さん、たしか、目からうろこが落ちたという話でしたので、何に対して目からうろこが落ちたのか、ぜひ教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 副市長・水野賢一君。



◎副市長(水野賢一君) あれは、たしか私の記憶ですと、部長さん方からヒアリングを受けたときに、当時のおやめになった小縣部長が、目からうろこが落ちたという表現を使ったので、その情報を伝えたというふうに記憶をしております。

  〔「何に、何がうろこという話」と呼ぶ者あり〕



◎副市長(水野賢一君) 私自身の感想を申し上げ……。

  〔「うろこの話だ」と呼ぶ者あり〕



◎副市長(水野賢一君) ああ、そうですか。という経過はあったんですけど、はい。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 委員会で教えられた。それは人の話ですか、目からうろこが落ちたというのは。副市長さん自体の話じゃなかったわけですか。



○議長(伊佐治由行君) 副市長・水野賢一君。



◎副市長(水野賢一君) 21年3月16日の総務企画委員会の記録の中で、私のほうから、悩んだときはどうしたらいいかというときに、我々でも気づかない市民レベルで物を言われたり、目からうろこが落ちるような状態がたびたびありますという答弁をしております。

 このときに私、事前に部長にヒアリングをしてこの言葉を聞いておりましたので、こういった表現を使わせてもらっております。

 私としましては、参与さんとのいろんな議論の中で一番よく議論をさせてもらいましたのが、私は一応、副市長という立場でしたので、組織とマネジメントというお話をよくさせてもらいました。マネジメントとは、まず組織として成果を上げることではないのかといった点、それから組織として、下の者をどうやって使っていくかという観点、それから、組織としては市民に及ぼす影響を処理して、市民生活に貢献することではないのかといったような議論。それから、もう1つの観点として、こういったことを組み立てるときに、常に現在と未来、時間的の発想が大事やということを非常に議論をさせてもらって、私にとっては役に立ちました。

 それからもう1点、先ほどの政策を組み立てる段階で、現状があって、あるべき姿があって、ギャップを埋めるための政策、その政策を実現するための事業、そういったときに現状を見きわめる大切だとか、市民レベル感覚であるべき姿をちゃんと組み立てる。それから、政策を実行していく上で、市民が知りたいような広報をいつの段階でどういうタイミングで戦略的な広報をやっていけばいいのか。この辺のことは本当に十分議論をさせてもらいまして、私としては大変勉強をさせてもらいました。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 大変いい話を伺わせていただきました。ただ、それがミックスを見ても、福岡のあれを見ても、今度の職員の責任のとり方を見ても、全然生かされていないなということを私は思いながら、次の質問に移ります。

 次は、中津川市におけるNPO法人・市民団体との連携についてということでお伺いします。

 民主党政権になりまして、新しい公共を推進しようということで、今、政府のほうでいろいろ官民というか、公共をそういうところに担っていただこうということで動いております。これは前の自民党政権下でも第3のセクターということで動いていました。こういうことで、公共をつくっていくことに市民の皆さんが主体的にかかわることで、参加する人や地域に暮らす人々の満足度を高めることにつながっていきます。そのため、市民の皆さんと行政が一緒になって発案し、行動していく必要があります。

 地域に暮らし、活動する市民や公益的な団体、企業は、意欲と実行力にあふれ、公的サービスの担い手として大きな潜在力と可能性を持っています。中津川市においても、この力を生かし、さまざまな分野において、多様な主体が主体性・自主性を尊重し合いながら協働していくことが大切ではないかなということを思っております。

 それで質問ですが、中津川市では、なかなか市民団体のほうは数が難しいと思いますので、NPO法人が何法人あるのか、教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 平成22年の4月30日現在で、市内に事務所を有し活動している法人は19法人であります。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) その法人はすべてが活動中なんでしょうか。中に休んでいるところとか、端的に言うと、今申請しているような法人はありますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 19法人の中で現在申請中の法人は1法人でございます。それから、平成18年から22年4月までに廃止された法人は4法人ございます。なお、その制度上、休止というのは認められておりませんので、休止の法人はございません。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 失礼しました。休止はないですね。吸収されてしまいます。すみませんでした。

 それで、中津川市とNPO法人のかかわりということで、一時、ネットワーク化しようということで一遍、市の担当の方を交えて取りまとめをやりかけたことがあるんですが、まとまらずにそのままにしておりますが、今後そんなことは考えてみえますのか、お伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) このNPO法人につきましては、議員もご存じのとおり、団体ごと多種多様な目的を持って活動しておりまして、価値観や法的規制も異なる中で、それぞれの組織が自主的に活動を行っております。団体の取りまとめにつきましては、団体独自に自主的に行っていただくということが最もよい方法と考えております。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) これからですね、いろいろ基本計画を見ても、NPOとの協働とかいろいろ書いてあるんですよ。であれば、やっぱり中津川市としても、今度も一般質問出したらNPO法人にどういう法人なんて聞くようなことではなくて、市としてNPO法人が――私でもわかりますよ、県にもし聞けば。そんなことを調べてですね、やっぱりうまく協働でやっていくという心構えをやって、そうすればネットワークもおのずからできてくるし、全くこの中津川市は、県では大体今592法人あるんですよ。たまたま19法人、大体3%ぐらいしか中津川市にはないんですよ。ということは、やっぱり中津川市としてもう少し積極的にNPO法人を立ち上げてもらって、うまく協働してお互いにやっていくというようなことは考えてみえるのか。これが質問になるのかならないのか、ちょっとわかりませんが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) NPO法人の活動する目的が市の施策に合致した事業につきましては、現在でも経済支援、あるいは参加支援、相互支援といったものを協働の取り組みとして実施をしておるところでございます。

 例としましては、障がい者の自立支援、あるいはコミュニティバスの運行、それからスポーツ・文化団体、各種イベントへの協力といったものがあると思います。そのほかにも歴史資料の調査、公共施設の環境整備などにかかわるNPO法人に対しては、補助や委託などの支援を行いまして協働の取り組みを行っていると。そういうところでの協働という形での参画は市としてもやっておるという、そういう状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 私の知っておる人の例ですので、例えば託老所をやりたいとか、NPOを立ち上げてやりたいとか。本当はつながりがあるんですが、先ほどの森林のことに関しても、里山なんかでも守っていきたいというようなNPO法人がいっぱいあるんです。そういうところをぜひ立ち上げるのを手伝うということはですね、ネットワークをつくればできてくると思いますし。さっきの中津川市の中でも、健康福祉増進を図る活動の法人が7つ、社会教育の推進を図る活動をしているのが2つ、まちづくりの推進を図る活動が2つ、学術・文化・芸術・スポーツの振興が3つ、環境保全を図る活動が4つということで、中津川市の抱えておる課題に合うNPOは随分あるんです。それを使わない手はないと思いますが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますけれども、先ほど、そのまとめというか、いわゆるNPO法人と市のかかわりという観点でのお話を申し上げたところでございますけれども、市がNPO法人とどうかかわり、そして、そうしたまとまりをどう考えていくかということにつきましては、先ほど申し上げましたように、自主的な活動というのが原則でございますので、その辺はそうしたまとまりが自主的にできれば、市もそこでお願いするというようなこともあろうかと思いますし、それぞれ個々のNPO団体につきましては個々で協議しながら、そうした協議もし、そしてそれがまとまりとなっていくということについては、特に市としてはそのことについて、市が主体となってまとめていくという、そういう観点でない形での協働といったような、そうした考え方を持っております。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) ちょっと後にしまして、中津川市としてNPO法人の申請を受けての代行業務、県からのですが、そういうことをやるところが、気はあるでしょうか。県下に5カ所あるんですが、そういうことは考えてみえますか、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、それはNPO法人の申請窓口の設置という観点でお答えをしたらよろしいでしょうか。

  〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◎企画部長(安部成信君) NPO法人の受け付け、認証というのは現在、県の環境生活部で行っております。NPO法人は多種多様な団体が地域を、市域を超えて広域的に活動するという場合もあろうかと思います。認証の判定基準というのは県下統一的に行うという必要性があるというふうに思っておりまして、今の段階では県が行うべきとする考え方から、現在は中津川市として、窓口としての設置する予定としてはございません。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) このNPOの申請とか大変なんです。県庁まで行ってくる。私もつくるとき、2つばかりつくりましたけど、大変なんです。毎年、申請持っていかなならんということで、現在、大垣市、関市、それから養老町、池田町、坂祝町でやっています。非常にそういうところは。そうやもんで反対に言うと、こちらのほうのNPO法人が少ない。飛騨も少ないんです。やっぱりそういうことを考えると、ぜひこれから考えていただけるといいかなと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問の答えとしては、今、先ほど県全域での統一的な考えというのを申し上げましたけれども、県としても権限移譲といった要請もあります。今後その課題として検討してまいります。先ほど申しました、確かにやっている市もあろうかと思いますけれども、そうしたところのことも参考にしながら、先ほど申し上げましたそうした課題が解消できるとするならば、そうしたことを今後検討していきたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) それと、中津川市として1パーセント法の制定ということで、1パーセント法というのは、市民の方が税金で納められた方の1%を、こういうNPOとかそういう団体に、ボランティア団体に寄附するという法律なんですが、市川市と八千代市、それから一宮市が現在やっております。それで非常に、多分NPO法人というのは非常に弱体なところもありますので、それによってやる気になるということもあります。そういうことは考えてはみえませんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 先ほど議員が紹介をしていただきました、全国で実施しております他市の事例も調査をしました。その内容についても相当課題も今あるということも聞き及んでおります。そうした課題もあることから、中津川市としては現時点ではこの制度の制定というのは考えておりません。

 なお、今後他市の事例も参考にして、中津川市に合った施策というのはどういうことがいいかというのは研究はしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 先ほど言いましたように、本当に世の中では今、ボランティアとかそういうものに興味のある人が随分おりまして、何とか自分たちでいろいろやっていきたいという考えてみえます。それは任意団体しかなりませんので、NPO法人にすれば、反対に言うと、会計もしっかりしなきゃならないし、しっかりした団体になりますので、そういうやつをぜひ進めていくことが、反対に強いて言えば、中津川市のためにもなると思うんです。その、つくりたいという人のためにもなりますし。ぜひそういうことをいろんな基本計画の中でNPOとの協働と書く以上は、そういうものを育てていくことをやっていかないと、ボランティアでいつまでもやってもらうというのは、時代はおかしいと思うんです。ボランティアじゃなくてやっぱりNPOのそういう、ある意味ボランティアかもしれませんが、そういう団体の中でしっかり動いてもらう。使うところは使うというようなことをぜひ中津川市としても、今後力を入れて、ただコミュニティ課があって、質問があったからNPOを調べて、これではNPOと協働するという姿勢にはとても見えませんので、ぜひその辺を考えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。今、質問……。

  〔「質問ですよね」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 質問です。質問。

  〔「答えたほうがいいですかね」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) NPO活動は多くのボランティアに支えられておりまして、NPOはボランティア活動をしたいとする人の受け皿となる参加を求める側でありまして、一方、ボランティアはNPO活動に参加する側というような、そうした位置づけになろうかと思います。そうした意味でもいろんな課題もあるという状況の中で、その辺の課題を検討しながら考えていきたいというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと補足をさせていただきますが、ボランティアとNPOとの違いの部分、NPOもボランティアかもしれないがとおっしゃったところとも関係しますけれども、ボランティアは自発性、それから無償性、要するに対価を求めないという部分がボランティアの部分で、NPOはノン・プロフィット・オーガナイゼーションということで、プロフィット・オーガナイゼーションではないと。要するに営利団体ではないと。企業とか、そういったところは営利を目的に活動して、料金を取って営利を生み出すわけですけれども、NPOは料金はいただくんですけれども、利益は生み出さないということで、料金をいただくということは無償ではないわけです。

 そういう中で、先ほど企画部長もご答弁申し上げましたけれども、制度上のいろんな課題とか、あるいは今のボランティアとNPOの認識のあたりで、また外国と日本においても違う部分がありますんで、よく見きわめながら、そのありようを考えていきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) すみません、NPOは利益を生み出さないんじゃないんです。生み出した利益を分配しないということなんです、NPOは。そういうことなんです。ボランティアも有償ボランティアなんです。フルコストという概念なんです。かかった事務そのものに関しては払おうというのが今、世の中の流れで、その辺、非常に難しいんですが、ちょっとその辺、まるっと勘違いしてみえると思いますので、ぜひその辺はもう一遍研究をしてみてください。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。

  〔「答弁いいです」と呼ぶ者あり〕



◎市長(大山耕二君) いや、してみてくださいっておっしゃいましたんで。利益が生まれたら分配するかしないかというと、そうするとNPOに利益が生まれたところにおいては、それが積まれていくのかと、そういうことになるんですね。それは積まれていくというふうには私はとらえていないんです。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 利益を生まれたものを分配しないけども、それはその次の事業に使うんですよ。そういうのがNPOなんです。それを、そういうものを例えばボーナスで使うとか、そういうふうに分配しちゃだめなんやけど、そいつを次の事業に次年度に繰り越して使う、そういうことがNPOなんです。企業と全く一緒なんです。ただ分配するかしないか、そこだけがNPOと株式会社の違いです。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それについては、その事業に使うということであれば、利益は次のところにはないわけですんで、結局は最終的には利益がないわけですよ。そういうぐあいに私は認識しているところです。

  〔「本論から離れちゃった」と呼ぶ者あり〕

  〔「議長、さっき答えがちょっと間違った答えしちゃった」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 先ほどの議員のご質問の中で私がお答えしたことで、1つ訂正をさせていただきます。

 活動法人の19法人という数を申し上げまして、そのうちというふうに私は申し上げましたけど、このほかに申請中が1件ということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 8番・三浦八郎君。



◆8番(三浦八郎君) 本当に、20です。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) これにて8番・三浦八郎君の一般質問を終結いたします。

 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 続いて20番・鷹見憲三君。

  〔20番・鷹見憲三君登壇〕



◆20番(鷹見憲三君) 議事の延長をしていただきましたので、これからゆっくりと落ちついてやっていきたいと思いますが、どうも皆さん方から、まあ最後だで、はよやめろというような雰囲気もありますので、簡潔にいきたいというふうに思っております。

 それでは、議長のお許しをいただいて、通告に基づいて一般質問を行いたいと思います。

 私のきょうの質問は、少子高齢化時代を迎えたまちづくりについてということでお伺いしていきたいと思いますが、日本の総人口は平成21年の12月現在、1億2,751万人とされていますが、明治以来、日本の人口というのは右肩上がりでずっとふえてまいりましたが、昨年あたりからいよいよこれが減少傾向にあると言われておりまして、そして、これから右肩下がりの時代がずっと続くであろう。40年後の平成62年ころには、日本の人口というのは1億を切るんじゃないか、こんなふうに言われておりまして、さらに22世紀、2100年ごろには3,500万人ぐらいになるのではないかと、こんな推測をしている学者の先生もおみえになるわけでございまして。地球の人口というのは60億とか、数年先には90億とか、いつか100億になるとか、大変この地球全体は人口が膨張しておるわけなんですけども、日本の人口というのは先進国と同じようにだんだん下がっておるわけでございまして。

 この人口の減少というのは一番原因は、出生率の低下が最も大きな原因でありまして、戦後の第1次ベビーブーム、言ってみれば我々が生まれた時代であります。昭和21年、2年、3年ごろかと思いますけども、ときは4.5人以上となっておりまして、昭和25年、団塊の世代も終わるころでありますけども、3.0を切った、昭和50年ごろから2.0を切ったと言います。安定的・長期的に国が人口維持できる出生率は2.08ぐらいだそうでありますが、ご承知のように、この日本の出生率というのは平成20年の数字を見てみますと1.37と、こういうことになっております。

 問題は、この低い出生率が続けば人口は減少するのでありますが、当然、生産人口も減少するとともに、高齢化率が高くなる。内閣府の平成21年版高齢社会白書では、平成20年10月1日現在の高齢化率は22.1%、日本の高齢化率は22.1%で前年より0.6上昇し、3年後の25年ころには25.2%となり4人に1人が高齢者、25年後の平成47年には33.7%となり3人に1人が高齢者、さらに45年後の平成67年ころには40%を超えるのではないかと言われております。なお、高齢化率が過去最低であったのは昭和10年、4.7だったそうでありますけども、これは平均寿命が当時はまだ低かったということもあるので、あんまり参考にならないかなと、そんなふうに思っております。

 さらにこの先で問題になるのが、最近、限界集落という言葉を聞きますが、これは皆さんご承知のように、限界集落とは、高齢化率が50%を超えた地域でありまして、資料によりますと、日本の地域社会の中では中山間地や離島を中心に過疎化・高齢化の進行で限界集落が急速にふえている。このような状態となった集落では、集落の自治、生活道路の管理、冠婚葬祭などの共同体としての機能が急速に衰え、やがて消滅に向かうとされています。

 また一方、2007年に国土交通省と総務省が共同で調査した国土形成計画策定のための集落の状況に関する現況把握調査によりますと、全国の過疎地域は6万2,273集落あり、その集落の人口は全人口の1割近くの1,128万人とされております。そのうち高齢者の割合が50%を超えている集落が7,878あり、住民全員が65歳以上の集落がこの日本中に431あるそうであります。また、10年以内に消滅すると思われる集落が423、いずれ消滅すると思われる集落が2,219あると報告されております。

 さらに、この限界集落が抱える問題として、働けなくなることによる収入の減少、孤独なひとり暮らし老人や老夫婦の増加、医療や介護の問題、また若い世代が流出して商店も店じまいしてしまい、地域の活気が失われ、遠くの店や病院に通わなければならなくなります。限界集落を抱える町村では、産業の衰退や税収の減少が行政サービスの低下を招き、ただでさえ不便な山村でバスの本数が減ったり、路線が廃止されたりします。かつての住民総出でやった冠婚葬祭も満足にできなくなり、伝統文化や芸能が廃れると記してあります。

 少子高齢化時代を迎えた現在、国・県・地方自治体にとっては、将来の国づくり、またまちづくり計画にさまざまな問題を投げかけるとともに、国も県も市町村も、若者定住、少子化対策に躍起になって取り組んでいるというふうに思っております。

 中津川市の場合、これ当面の間はまさか限界集落の出現はないかというふうに思っておりますが、しかし合併して広くなり、そのほとんどが中山間地となり、地域の中には年々高齢化率が高くなっている地域もあります。限界集落の資料を見たとき、もしかしたら、この中津川市にも過疎地域の数字の6万2,273の中に入っている集落が幾つかあるんじゃないか。限界集落が出現したら大変なことになる。これは他人事ではないと考えると同時に、本当に背筋が寒くなった、そんな気持ちでありました。過疎だけならよいのですが、限界集落が出るようなことがあってはならない。そんなことになったら大変なことになる。何としてでも限界集落の出現だけは食いとめなければなりません。

 限界集落の出現を防ぐには、若者の定住と少子化問題をさまざまな可能性のある施策を打ち出し、長期的展望と戦略を持って、全力でこの問題に取り組むことが重要課題であるとともに、市民が安全で安心して住めるまちづくりを目指すには、若者の定住促進と少子化問題は避けて通れない問題かというふうに思います。

  〔「何にもしてないでしょ」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) ちょっと鷹見憲三さん、いいですか。

 傍聴の方に申し上げますが、ちょっと、本会議中ですのでご静粛にお願いします。

  〔「よろしいですか」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) ちょっと待ってください。

 すみません。それでは、ちょっと暫時休憩いたします。

  午後4時46分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後4時47分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。20番・鷹見憲三君。

  〔20番・鷹見憲三君登壇〕



◆20番(鷹見憲三君) 大変失礼しました。ちょっとどこまで読んだか忘れちゃった。ちょっと2、3行戻って。

 この問題に取り組むことが重要課題であるとともに、市民が安全で安心して住めるまちづくりを目指すには、若者の定住促進と少子化問題は避けて通れない問題かと考えます。

 中津川市は若者定住対策として、UIターン者用市営住宅を20年度に神坂地区、そして21年度には加子母・阿木地区に建設し、22年度は山口地区に建設を予定しております。また少子化対策として、昨年は少子化対策課を設置するなど、さまざまな施策を講じて努力しているというふうに思っております。

 そして、その効果は少しずつでありますが出ていると思い、阿木地区の場合を紹介いたします。

 阿木地区の人口というのは、ピーク時、これ合併前の昭和25年でございましたけども、4,535人、それからだんだん減っておりまして、今から10年前の平成12年、このときの国勢調査では2,677人でありましたが、平成17年の調査では2,597人となり、2,600人台を切ってしまいました。そして今年の3月1日現在では2,571人となりました。ところが、その1カ月後の4月1日には2,600人となり、5年ぶりに2,600人台を回復したところであります。参考までに6月1日現在、今年の、今月の1日現在では2,609人と、当時より9人ほどふえておりますが、原因はよく調べておりません。

 人口が増加した最も大きな原因は、3月に完成したUIターン者用市営住宅に7世帯21人、大人が14人、子供が7人でありますが、この21人が入居したことによるものと考えられます。久しぶりのこの阿木地区の人口増加で、区長会、またはまちづくり組織のいきいきねっとなどの関係者は大変喜んでおるわけでありますが、ただ、ちょっと私、個人的に残念なことは、8世帯の市営住宅が完成し、7世帯入居はありました。したがいまして、8引く7は1でございまして、現在のところ1世帯分があいております。入居希望者はほかに数世帯あったそうでございますが、入居条件の35歳以下がネックとなり、入居を断念した若い夫婦が数組あったそうであります。中には、将来阿木に住みたいが、35歳以上のため岩村のアパートに住み、子供は阿木保育園へ毎日送り迎えをしているけなげな夫婦もあります。

 そこで質問でございます。

 若者の流出の原因について、平成20年度の全国の出生率は、先ほども申し上げましたように1.37、岐阜県は1.35、中津川市は1.60となっております。全国、県よりもかなり高い数値を示しておるわけなんですが、中津川市で生まれて育った若者の半分以上が、高校、大学など卒業すると同時に、都会を中心に他市へ就職し流出しています。流出の原因は、自分に合った職場がない、田舎暮らしよりも都会にあこがれるなどが考えられますが、市はその流出の原因の検証と状況分析などどのように考えているか、お伺いします。

 質問の2つ目、移住・定住本部設置とその目的についてでございますが、新聞の報道によりますと、中津川市は人口減対策推進として、5月11日に副市長を本部長、勝理事、宮崎理事を副本部長として移住・定住本部を設置されました。同市では少子高齢化と中山間地の過疎化が急速に進んでおり、同本部設置で人口減少に歯どめをかける。生活福祉、文化教育、産業建設の3部会を設置し、子育て、住居、労働、医療など現行の政策を検証することで、市が持つ強みと弱みを把握し対策を検討する。短期・中長期的戦略と具体的な政策を立案し、移住者、定住者の増加を目指すと記してありました。

 安全で安心して住める将来のまちづくりのために、この移住・定住本部を設置されたことには私は大変意味があると、そんなふうに思うとともに、若者が住みたくなる魅力づくりなど、今後の予定、効果などを含め、具体的にどのような政策か、これは本部長にお尋ねしたいと思います。

 3つ目に、高校卒業者の地元雇用支援策についてでございますけども、ワーカーサポートセンター長の荻野氏がおっしゃるには、平成22年3月の管内における高卒就職希望者は260名で、そのうち108名、42.9%が地元へ就職した。昨年の133人と比較するとかなり減っているわけなんでありますが、来春は求人数も2、3割ぐらい、地元の求人数ですね、減るんじゃないか、そんなふうに見込まれております。また求人倍率も0.5ぐらいになるのではないかと言っておられます。そして、高校卒業者は定住化率も高く、将来の中津川市にとって重要であるということも指摘されております。

 定住化率が高いということで、私も地元の若者が1人でも多く地元の企業へ就職することは、将来の中津川市にとって大変重要なことと考えております。午前中の市長の答弁の中にもありました。ジョイセブン、ワーカーサポートセンターなどの支援をしていくというふうにおっしゃっておるわけなんですが、市として地元の高卒者の雇用に対し何らかの支援策を講じるべきと思いますが、市は高卒者の地元への雇用対策としてどのように考えているかをお尋ねいたします。

 続きまして、UIターン者用市営住宅入居者の定住について。先ほども申し上げましたが、20年度に神坂地区、21年度に加子母・阿木地区に建設されたUIターン者用市営住宅でありますが、今後のUIターン者用市営住宅建設事業及び4年、5年先の、いわゆる5年間しかそこに住めないというようなことがありますので、その後の定住対策をどのように考えているか、お伺いします。

 以上4点を質問するわけでございますが、少子化と高齢化が進むことは、この町の活力が衰退することになります。中津川市は出生率も高く、リーマン・ショック以来の不況下でも中津川市の中で目立った倒産だとか、廃業などはなく、まだまだ中津川市の企業というのは十分に力があるというふうに私は思っております。今後のまちづくりに対しさまざまな手だてを講じれば、抜け出す可能性は十分にあるというふうに信じております。

 執行部の皆様方の今後のご努力に期待して壇上からの質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) それでは、鷹見憲三議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) それでは、鷹見憲三議員のご質問、少子高齢化時代を迎えたまちづくりについて、その基本的な考え方をお答えいたします。

 国内では急速な少子高齢化の進行とともに、人口減少社会が現実のものとなり、労働人口の減少や国内市場の縮小、社会保障費の増大など、国がこれまで経験したことのない時代を迎えております。少子高齢化は国を挙げてその解決に取り組むべき大きな政治的課題だと思っております。

 中津川市でも平成17年4月1日現在で8万6,364人であった人口は、今年4月1日には8万4,056人で、2,308人の減少、また高齢化率は27%で、平成20年の合計特殊出生率は1.60の状況にあります。人口減少は、地域経済や地域コミュニティなどの活力低下を招き、地域社会に大きな影響を及ぼすことが懸念され、当市においても大きな課題となっております。

 これらの状況に対処するため、人口減少を食いとめる重点施策として産業振興、住宅施策、子育て支援の3点セットに加え、教育、医療、交通、情報の4つの施策に強力に取り組んでまいります。

 また、基本的には長期にわたって、住んでみたい、住み続けたいという魅力あるまちづくりが必要となりますので、市役所改革を断行し、力強い市役所に変えるとともに、借金を返す以上に借りないなどの方針に従って財政の健全性を確保し、多様性の中の統一の理念に従って、将来都市像である豊かな自然と独自の歴史・文化が光る、いきいきとしたふるさと中津川市を市民の皆様と力を合わせて実現するよう取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 なお、詳細につきましては副市長及び担当部長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 続いて補足答弁を願います。副市長・水野賢一君。



◎副市長(水野賢一君) それでは、鷹見憲三議員のご質問、少子高齢化時代を迎えたまちづくりについての2点目、移住・定住本部設置と目的について、お答えを申し上げます。

 ご質問のとおり中津川市移住・定住推進本部は、私を本部長としまして5月11日に発足しました。設置の目的としましては、少子高齢化及び若者の流出等の人口減少による中津川市の活力低下の防止を図り、日本一住みやすいまち中津川市の実現を目指すものであります。

 当本部での施策づくりには、本部組織の中に生活福祉、文化教育、産業建設の3つの専門部会を設置し、若者の感覚を最大限に生かすため、部局をまたぐ全庁的な政策づくりの場として、数名の若手職員による専門部会とし、若手職員による政策立案に期待したいと考えております。

 今後の具体的な施策につきましては、専門部会を中心に中津川市の強み、弱みを含めた現状分析、各種現行制度の効果のチェック、短期、中期、長期的な戦略づくりと具体案の作成を行い、それをもとに本部で議論し、方向づけを行うなど、次年度への予算化に向け検討してまいります。

 現在取りかかっているものとしましては、市の現行制度や魅力を整理し、総合的、横断的にインパクトのあるまとめものとして全国に発信できるよう準備を進めております。さらに今後の自然動態と社会動態を勘案した上での将来の人口推計と目標の数値化、空き地・空き家情報の収集と活用、その総合案内人としての移住・定住プランナーの設置と活用手法などについて組み立てるよう指示しました。

 次に、4点目の、UIターン者用住宅入居者の定住についての2つ目のご質問、4、5年後の定住対策をどのように考えているかについてですが、市内のUIターン者用住宅については、5年をめどにその地域に定住していただくことが入居条件の1つとなっております。そのためには、地域みずからがUIターン者を迎え入れ、定住してもらうための仕掛けづくりが大切と考えます。また当本部で取り組む空き地・空き家情報の活用や相談体制の充実により、定住への支援を進めてまいります。

 以上のような施策を進めていくためには、県や関係機関等広域的な連携を図ることや、議員各位、市民の皆さんのご理解とご協力をいただき、全庁的な取り組みから全市的な取り組みへ発展させていくことが必要と考えますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) それでは、鷹見憲三議員のご質問、少子高齢化時代を迎えたまちづくりについての1点目、若者流出の原因の検証と状況分析についてお答え申し上げます。

 高等学校卒業者に対する市内事業所の平成20年度の求人数は436人であったものが、景気低迷の影響もあって、平成21年度では171人と減少しております。その内訳として、就職を希望した260人のうち、市内事業所に就職した人数は108人、管外就職者は144人となっております。

 また、高等学校卒業者のうち大学、専門学校などへ進学を希望する者は、平成21年度は約54%であり、そのうち卒業後に市内の企業へ就職する者についての調査はできておりませんが、少数にとどまっていると思われます。

 その原因としては、市内に働く場が少ない、生活を楽しむための施設が少ない、都会で暮らしてみたいなどが挙げられ、若者の多くは、それらを求め、市外に流出しているものと分析しております。

 若者流出を食いとめるための少子化対策の観点から、結婚・出産・子育て・教育・働く場という5つのステージにおける施策を推進し、連続的、サイクル的に持続していくことが大切であると考えております。中でも、働く場の確保が最重要課題であると受けとめておりまして、産業振興の取り組みと連携し、地域の結婚活動への取り組み支援や、託児ボランティア制度の導入、子供の医療費の無料化を拡大するなど、子育て支援に力を入れ、住んでみたい、住み続けたいまちづくりを目指して総合的に取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) それでは、鷹見憲三議員のご質問、少子高齢化時代を迎えたまちづくりについての3点目、高校卒業者の地元雇用支援策をどのように考えているかについてお答えを申し上げます。

 高校生の地元就職は、中津川市の将来に大きな影響をもたらし、大変重要な課題であると認識いたします。しかし、現状では100年に一度の津波と言われる厳しい経済危機の影響から、管内の就職者数、就職率とも低下している状況であります。また、地元就職を促進するためには、経済の回復だけでなく、魅力のある地域であること、魅力のある企業があることが欠かせない要件となります。

 市では、高校生を対象に模擬面接などの高校生のための就職支援セミナー、高校生の企業見学の開催など、高校生と企業をつなぐ事業を実施してまいりました。また、将来の貴重な人材である中学生にも職業体験の機会を持っていただいております。

 今後につきましても、学校、生徒の側も企業の求める人材をしっかりとらえて人材育成に取り組んでいただけるよう、高等学校と地元企業の関係を強化してまいります。さらにハローワーク、県、教育委員会と連携し、採用拡大と人材育成に努めてまいります。

 議員のご質問は、高校生の地元就職支援ですが、地元出身の大学生、UIターン希望者につきましても支援を検討してまいりたいと考えております。

 若者が地元で就職することが、将来の中津川市の元気の源になります。定住促進の柱となる働く場と人材の確保について、積極的に取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 次に、4番目の1つ目、今後のUIターン者用市営住宅建設事業をどのように考えているかについてでございますが、若者の地域定住を促進するため、産業振興、住宅施策、子育て支援の人口減少を食いとめる3点セットと、教育・医療・情報・交通のコミュニティ維持のための4つの施策を展開していく中で、UIターン者用住宅建設を重点的に取り組んでまいります。

 高齢化率が高く、複式学級が予想されるなどの地域を優先的に整備する方針で進めておりますので、平成22年度は山口地区、平成23年度以降は川上地区などに住宅を建設する計画でございます。

 若者定住を促進するため、UIターン者用住宅建設を積極的に推進し、定住人口維持により、中津川市の活力向上を目指してまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) これより再質問に入ります。20番・鷹見憲三君。



◆20番(鷹見憲三君) 市長、副市長をはじめ5人の答弁者に大変丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 壇上でも申し上げましたように、町の発展のためには少子化問題は避けて通れないというふうに考えております。中津川市においては、今、答弁がありましたように、UIターン者用住宅をまたこれから積極的に進めていくというようなことでありました。また、先ほども申し上げましたように、少子化も進めていくということであります。先ほど副市長から答弁をいただきました移住・定住推進本部の設置などは、出ていかない、来ていただける、住んでいただける、そんな魅力あるまちづくりを目指すものと受けとめましたが、まだまだスタートしたばかりのこの事業でありまして、スタッフの今後の活躍に大いに期待をしていきたいと思っております。

 また、高卒者をはじめ大学卒業者、UIターン者を含め、地元への就職者に対し何らかの支援を検討するというようなことで、今、答弁をいただきました。彼らを定住に導く施策を進めるものと信じて、大いに進めていただきたいと思っております。

 生産人口をふやせばまちは活性化します。活性化すれば税収はふえます。税収がふえれば行政も豊かになります。そして安全で安心して住めるまち中津川の発展につながります。

 昨日、同僚の、また同級生の鷹見信義議員から大変よい言葉を教えていただきました。子供は未来をつくる主人公、まさしくそのとおりであるというふうに思っております。答弁を聞いて、少子化問題に全庁的に市役所が一丸となって、また全市的に取り組んでいただけるものと信じ、一般質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて20番・鷹見憲三君の一般質問を終結いたします。

 以上で、本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。

  午後5時12分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   伊佐治由行

         署名議員 鷹見憲三

         同    吉村久資