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岐阜県 中津川市

平成22年  6月 定例会(第4回) 06月16日−02号




平成22年  6月 定例会(第4回) − 06月16日−02号







平成22年  6月 定例会(第4回)



平成22年第4回中津川市議会定例会会議録(第2号)

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 平成22年6月16日(水)午前10時開議

◯議事日程

 第 1        会議録署名議員の指名

 第 2        市政一般に関する質問

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◯本日の会議に付した案件

日程第 1        会議録署名議員の指名

日程第 2        市政一般に関する質問

質問順序質問事項質問者発言所要時間11.図書館について2.市民本位の広報について3.ICTの推進について4.障がい者の雇用について島田千寿40分21.環境問題・地球温暖化防止について2.地域医療と市民病院の充実について3.少子化対策について鷹見信義40分31.福岡地区の産業廃棄物処理場計画に関して2.ミックス事業に反対したからと指名業者からはずすのは報復・権力・恐怖政治だ3.ミックス事業は市長に対する不信感が極めて強いことを自覚し地元との信頼関係を築け片桐光朗40分41.障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場について2.公募による自動販売機で自主財源確保について田口文数30分51.福岡産廃問題について2.病院について深谷勲40分61.公有資産(土地・建物)の利活用について大堀寿延15分 ――――――――――――――――――

◯出席議員 30名

   1番       田口文数君

   2番       櫛松直子さん

   3番       黒田ところさん

   4番       吉村卓己君

   5番       大堀寿延君

   6番       原 昌男君

   7番       深谷明宏君

   8番       三浦八郎君

   9番       熊谷文雄君

  10番       粥川茂和君

  11番       吉村俊廣君

  12番       中島敏明君

  13番       深谷 勲君

  14番       中西康浩君

  15番       森 廣茂君

  16番       加藤 出君

  17番       鈴木雅彦君

  18番       鈴木清貴君

  19番       松浦高春君

  20番       鷹見憲三君

  21番       伊佐治由行君

  22番       吉村久資君

  23番       今井 誠君

  24番       片桐光朗君

  25番       安江俊平君

  26番       島田千寿君

  27番       佐藤光司君

  28番       鷹見信義君

  29番       可知いさむ君

  30番       楯 公夫君

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◯欠席議員 なし

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◯法第121条により出席した者

  市長        大山耕二君

  副市長       水野賢一君

  理事        勝 佳朗君

  理事        宮崎 哲君

  教育長       大井文高君

  総務部長      大井久司君

  企画部長      安部成信君

  健康福祉部長    桂川和英君

  生活環境部長    志津弘美君

  産業振興部長    岡崎隆彦君

  文化スポーツ部長  尾関道雄君

  基盤整備部長    丸山裕章君

  水道部長      櫻井邦彦君

  病院事業部長    桂川一二君

  坂下総合事務所長  林 博和君

  福岡総合事務所長  杉山克美君

  蛭川総合事務所長  柘植達樹君

  消防長       加藤正和君

  教育次長      可知達也君

  行政管理課長    林 賢二君

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◯議会事務局職員出席者

  事務局長      市岡幹朗君

  書記        伊藤和通君

  書記        平井紀之君

  書記        廣瀬公二君

  書記        安田充孝君

 ――――――――――――――――――

  平成22年6月16日(水曜日)

  午前10時00分開議

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○議長(伊佐治由行君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(伊佐治由行君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(市岡幹朗君) 報告いたします。

 地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下17名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。

 以上でございます。

 ――――――――――――――――――



△議会運営委員長報告



○議長(伊佐治由行君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。

 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) おはようございます。6月8日に議会運営委員会を実施しておりますので、その内容を報告します。

 まず1つ目としまして、きょうの一般質問の順番を決めております。16名の通告がありましたので、一般質問は3日間とし、お手元の一般質問通告表のとおり進行しますので、よろしくお願いします。

 2つ目として、中津川市議会議事運営要綱の一部改正についてでありますが、これは議会改革で決定しております、請願者希望による趣旨説明及び本会議の傍聴者閲覧資料に関する事項を、中津川市議会議事運営要綱に追加し、一部改正しております。議運資料に新旧対照表がついておりますので、それぞれで確認をしておいてください。

 その他としまして、今回6月議会から一問一答方式が施行されます。壇上の発言において間違った理解が一部ありますという懸念がありましたので、議事運営要綱で確認をしております。一問一答の場合、発言通告書に記載した最初の質問における背景、経緯について壇上で行い、質問は自席から行うものとする。以上のように議事運営要綱に定めてあります。したがいまして、最初に行う質問の背景、経緯、これを壇上で行い、その後自席に戻って、議長の指名を受けた後、質問を行ってください。その後、一問一答を繰り返すということでお願いしたいと思います。その後、2つ目以降の質問におきましての背景、経緯、質問はすべて自席で行うことといたします。

 以上のような形できょうからの一般質問、よろしくお願いします。

 以上で報告を終わります。



○議長(伊佐治由行君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 質疑なしと認めます。

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△日程第1  会議録署名議員の指名



○議長(伊佐治由行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において

   18番 鈴木清貴君

   19番 松浦高春君

を指名いたします。

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△日程第2  市政一般に関する質問



○議長(伊佐治由行君) 日程第2、市政一般に関する質問を行います。

 順次発言を許します。26番・島田千寿君。

  〔26番・島田千寿君登壇〕



◆26番(島田千寿君) おはようございます。それでは、早速一般質問ということでさせていただきたいと思います。

 最初の項目は、図書館についてでございます。

 図書館というものを改めて勉強する意味もありまして、辞書で調べてみたところでございます。それによりますと、実物資料を中心に扱う博物館。非定型的文書資料を中心に扱う公文書館とともに、基礎的な蓄積型文化施設であり、出版物を中心に比較的安定性の高い資料を蓄積するものである。一般に娯楽を目的とする図書館と、学習や調べ物をするための図書館とに分かれる。図書館の利用者層や蔵書形態もさまざまで、児童図書を中心とした図書館や漫画のみを扱った漫画図書館、学生に学習室を開放したり社会人に利用者層を絞った図書館、小学校等に付随する学校図書館等がある。図書館とは明治中期に英語のlibraryから訳された訳語。図書館は地図、図版の図、書籍の書をとって図書とし、図書を保存する建物という意味であったということでございます。

 図書館について、若干私も調べております。本年4月に高山市の図書館、煥章館に行ってまいりました。平成16年4月23日の開館でございます。名前は、明治初期に同地にありました小学校、高山煥章小学校にちなみ、フランス風建築様式の往時の建物の姿を再現し、煥章館と名づけたということでございます。現在蔵書15万冊、今後最大蔵書計画数23万5,000冊に向けて整備を進めているということでございます。開館時間は午前9時半から午後9時半。休館日は月末と年末年始のみということでございまして、木造でありまして、木の香りが漂っておりまして、とてもよい雰囲気でございました。

 さらに隣の恵那市の図書館にも行ってきたところでございます。恵那市の図書館は、基本理念といたしましては、市民に親しまれ、ともに成長し、長きにわたり市民が誇れる知の殿堂としての図書館を目指しますということで、理念に掲げております。3つの重点サービスということでございまして、1つは児童サービスの充実、2つは地域サービスの充実、3つ目は郷土資料室の充実ということでございます。開館時間は午前10時から午後8時まで、土日・祝日は午前10時から午後6時までということでございます。

 ちょうど私が訪問した折、三学の精神――佐藤一斎展が開催をされておりました。内容は佐藤一斎の書物あるいは直筆の掛け軸などの展示。あるいは一斎の人物像やその教えに関する資料。あるいは教えを受けた佐久間象山、渡辺崋山などの実績の紹介などでございました。郷土の先人佐藤一斎を詳しく紹介をされていたところでございます。

 また、そこにありました資料によりますと、これは市がつくった資料でしたが、市民三学運動が始まります。市では生涯学習を進めるため、三学のまち推進計画を策定しました。この計画は、郷土の先人佐藤一斎の三学の精神を理念としています。三学の精神とは、社会に役立つ人間になろうと、生涯学び続ける志であり、子供も大人も高齢者もみんな学んで幸せになろうとする、佐藤一斎の精神です。この理念をもとに、読書の勧め、求めて学ぶ、学んで生かすを3つの柱とした市民三学運動を進めていきます。生涯学習には自己の教養や技能を高める個人の創造と、地域の課題を解決し豊かな地域社会をつくる地域の創造の2つの目的があります。この2つが結び合うことによって、個人の生きがいが地域のパワーに変わります。これが市が目指す生涯学習のまちづくりですと、記載をされておりました。ああ、なるほどというふうに思いまして、大変感心をしたところでございます。

 また、当日は高校生が中に入り切れないぐらいおりまして、勉強スペースも当然いっぱいでございまして、大変勉強がされているなという実感を持ったところでございます。

 また一方、坂下公民館図書室におきましては、アメリカアップル社の新型携帯端末iPadを使った実証実験が坂下公民館で始まったところでございまして、来館者がiPadを使って蔵書を検索したり、電子書籍を閲覧するもので、利用者がストレスを感じないか、機器の耐久性に問題がないかなどを検証するということで、3カ月間の実証実験をするということでございます。

 さらに最近では、健康福祉会館、福岡保健センター、坂下健康福祉会館あおぞら、付知福祉センターにこの6月3日から赤ちゃん文庫が開設されました。読書による人づくりのまち中津川の一環として、乳幼児時期から本を通して、親子がより一層触れ合いを深め、子育ての楽しさや豊かな心と考える力を育み、親子のきずなの大切さを実感できるよう支援します。ボランティアの皆さんのご協力をいただきながら運営をするとのことでありまして、本当によい取り組みだと私は思っております。少し大げさだと思われるかもしれませんけれども、幼少期によい本にめぐり合うことがその人の人となりを形成する大切な要素であるというふうに思っておるところでございます。読書による人づくりのまち中津川運動の展開と相まって、後世に、あのときいいものをつくってもらってよかったという評価が必ずされるような図書館をつくっていただきたいと念願するものでございます。

 以上で壇上の質問を終わりまして、自席のほうへ移らさせていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) それでは、まず新図書館建設市民会議の進捗状況についてお聞かせを願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館建設市民協議会の進捗状況についてでございますが、この7月の提言書提出を目標に、現在提言書の起草委員会で、全体協議会の協議内容に基づき、提言の内容について最後の詰めをしているところでございます。協議会は昨年11月27日に公募市民委員5名を含む18名で発足し、全体会議を8回、先進地視察を2回行い、2月からは施設、図書サービス、全市読書推進活動の3つの部会でそれぞれ協議をいただいてきました。また、この起草委員会は18名の委員のうち8名で構成をされておりまして、5月から毎週会議を開き、精力的に作業を進めていただいておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ありがとうございます。続きまして、図書館に行きましたら、図書館の利用者のアンケートというのをやっておられたということでございまして、それがもしまとまっておられましたら、その結果についてお知らせをいただきたいということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいまの図書館利用者のアンケートについてでございますが、サンプル数といたしましては、中央図書館の利用者の方376人、済美図書館の利用者115人、6つの公民館図書室の合計で178人、総計では669人の回答をいただいております。

 結果の一部について申し上げますと、中央図書館の利用者の方々では、学習室、研修室、市民ラウンジ、DVDやCDの視聴コーナーなど施設の充実を希望する結果となっています。またサービス面では、本のリクエスト、本の取り寄せ、いろんな情報を探す場合の支援サービス、いわゆるレファレンスサービスとも言いますけれども、こういった司書の支援サービスの充実を望む声が多いという結果になっています。

 済美図書館の115名の方の結果につきましては、学習室、研修室、パソコンコーナー、CD、DVDの視聴コーナーなど、これは中央図書館とほぼ同じ施設の充実を希望していらっしゃいます。またサービス面では、本のリクエスト、本の取り寄せ、子供読み聞かせの要望が出てきております。

 公民館図書室の利用者178名につきましては、学習室、研修室、パソコンコーナー、市民ラウンジなどの施設の充実を希望され、サービス面では本のリクエスト、子供の読み聞かせ、本の配本サービス、本の取り寄せなどを充実するよう要望が出ております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 今、お聞きしますと、やはり研修とかレファレンスとか、なるほどなというふうに思ったところです。公民館の特徴かと思いますが、配本サービスというのがあるということでして、その配本サービスの状況について、わかっておりましたら教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいまご質問の配本サービスでございますが、平成20年度から配本を開始をいたし、利用は増加傾向にあるところでございます。配本先でございますけれども、各図書室、6つの公民館図書室と済美図書館には、毎週金曜日に配送車によりリクエストされた本等をお届けをしております。それから、各コミセンにつきましては、本の受け取り希望があった場合、同じく毎週金曜日にコミセンまで配送をさせていただいております。そのほか広済寮、シクラメンなどの特養へ、月1回、約100冊ずつ配本をさせていただいている状況でございます。利用者の方からは、中央図書館まで行かんでも済むので便利という好評の声をいただいておるところでございます。

 なお、配本実績でございますけれども、20年度から始めまして、20年度が2,262冊、21年度が6,131冊ということで、1年間で約2.7倍になっておるということであります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 各地域の方々にも大変ご利用いただいているということ、しかも2.7倍にもふえているということですので、恐らく本年度中もそういう傾向があるのかなとは推察するところですが、引き続きそういった市民の要望が強いサービスの充実にまたお願いをしたいと思っています。

 次ですけれども、国民読書年ということでございまして、いろんな活動をやられておると思いますが、中津川市におけますその活動の状況についてお聞かせを願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 国民読書年についての中津川市としての取り組みの状況でございますけれども、市では読書による人づくりのまち中津川に向けて、市民と一体となって取り組みを進めておるところでございます。

 去る5月9日には、中津川市読書サークル連絡協議会主催の読書フェスティバル・イン中津川が、市の後援のもと、中央公民館で開催をされました。当日は約160名の多くの参加がありまして、大変盛況でありました。

 またこの6月には、市民の皆さんとともにつくり上げていく図書館を目指し、図書館サポーター養成講座を始めたところでございます。これには市民の方16名の応募があり、大変ありがたいこととして受けとめておるところでございます。

 またこの秋には、済美図書館の100周年を記念した行事が計画され、市民有志で実行委員会が組織され、進められております。市もこの実行委員会に参画し、支援を行っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 本当に多くのボランティアの皆さん、あるいはそういったサポーターの皆さんにご協力をいただいておるということで、本当にありがたいというふうに思っています。

 次に、先ほどもありましたけれども、協議会等で先進地視察も行っていただいておるということでしたが、そういったところの特徴のある取り組みについてお聞かせを願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 視察をさせていただきました先進地の図書館の特徴ある取り組みについてでございますけれども、施設面でいいますと、集団で作業等を行う、いわゆるワークショップゾーン、それですとか、カフェテラスなどを設けられまして、図書館利用者ばかりでなく、一般の方々のにぎわいも創出するということに取り組んでみえること。また、2点目として、郷土資料を充実させることで地域文化を大切にしていることなどが特徴でございました。また、仕事や生活に密着した図書の選定や特集コーナーを設けることで、いわゆる図書館司書が図書館活動のプロとして活動できる図書館を目指しておるということが大変参考になりました。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) やはりそういったいいところを見て生かすということは、大切なことだと私も思います。それで、視察をしていただいた内容で、中津川市がつくろうとする新図書館に反映ができるような内容というのはあったのかというようなことをお聞きをしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) ただいま申し上げましたものの後段の部分なんですけれども、いわゆる図書館司書がその活動の専門家として市民に頼りにされる図書館。ハードはそれぞれ見させていただきましたけれども、それぞれのまちの予算規模、人口規模等によって、それぞれ特色を持ちながら建てられたということは感じさせていただきました。したがいまして、新しければいいとか、最新の機器が多いほどいいとか、一概にはそういったレベルでは比較できないのではないかということも強く思いました。

 施設はそういうことで、それぞれの地域に合ったものということで十分協議をされ、建てられたというふうに、どこの館でも聞いてまいりましたけれども、共通するのは、そういった運営、市民の方のために役に立とうとする、もしくは進化していこうとする図書館、そういったことが必要であろう。その進化というのは、本の蔵書数もそうですし、最近変化の速いIT技術にも順応していけるような進化のあり方、そういうことを目指した図書館をつくっていくべきだというふうに考えております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) やはりハード、ソフト、どちらもいいものというか、魂を入れるということがやっぱり大事かなというふうに私も思います。すばらしい内容がありますので、ぜひその辺もしっかり取り入れていただければというふうに思います。

 次に、寄附金をいただいているというのは逐次報告がありますけれども、最新の状況について教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 新図書館建設及び図書購入へのご寄附は、6月1日現在で8件、670万円いただいております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 実に本当にありがたい話で、今後もそういった志を持った人のご寄附が広がるといいなあというふうにも思います。

 次に、先ほど若干話がありましたが、図書館サポーターですね。本当にありがたい話ですけれども、そのあたりの取り組み状況を教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書館サポーターにつきましてですけれども、先ほど国民読書年での市の中での取り組みということでも少し触れましたが、市民の方々と一緒になって図書館を運営していけたらという思いを含めまして、もう1つは、新図書館の完成を待つのでなく、今からできる新しい形態の活動として、今年度から計画をさせていただきました。6月に3回の日程で開講をいたします。つい先日、先週、第1回目が終了したところでございます。人数については先ほどの16名ということで、大変ありがたく思っておるところでございます。この図書館サポーターの方々には講座終了後、まずは図書館で図書の整理、あとは読み聞かせ、図書の修理などに携わっていただければというふうに考えておるところでございます。

 ただ、サポーターさんですけれども、無償ボランティアということでお願いをすることを考えております。そのときにやっぱり問題になってくるのが、図書館側の図書館運営に対する位置づけと、サポーターの方々のお気持ちがぴたっとはなかなかいきにくい場面もあろうかと思うんです。そういった意味で、サポーターの方々がご活躍いただける仕組みづくりもあわせて、これから十分検討していかなきゃいかんかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 本当にありがたい話で、またそのあたり、ぜひ継続をよろしくお願いしたいと思います。

 次ですが、先ほど恵那市立の図書館の話、若干させていただきましたけれども、本当に立派でした。そこで、恵那市立図書館におけます中津川市民の皆さんの登録があるというふうに聞いておりますけれども、その実数を教えていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 恵那市立図書館における中津川市民の登録状況でございますが、お問い合わせしましたところ、全登録者数1万9,415件中3,795件。割合といたしまして19.5%とのことでございました。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 実に2割の方が中津川市の方ということで、ありがたい話ですけれども、そういった自分のところの図書館にはないものを恵那市で求めているということがうかがえるかなというふうに思います。

 次に、青邨ギャラリーですけれども、この表現はちょっといいか悪いかわかりませんけれども、青邨ギャラリーについてお考えがあるかというようなことでお聞きしたいんですけれども、今度の図書館に向けまして、そういった流れがあるのか。あるいはあったら、その辺の内容についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 青邨ギャラリーについてでございますが、市民の皆様の間からも、いわゆる新町の生誕地の近くに青邨先生を顕彰する施設を望むお声をお聞きしておるところでございます。また、新図書館建設市民協議会の協議の中でも、郷土作家の作品を展示できるギャラリーの設置という意見が出されております。さらに市が行いました市民アンケート、図書館利用者アンケートの中でも、その設置を望む意見が寄せられておるところでございます。また、青邨記念館再整備に向けてのご寄附を5件、112万円いただいております。これらの状況のもと、7月に提出されます新図書館建設市民協議会からの提言書の内容をはじめ、市全体の世論を注視し、見きわめながら検討をしてまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 青邨記念館が今、閉館を余儀なくされておりますけれども、その再開のめどというのはあるんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 昨年の11月24日の盗難事件以来、現在も閉館中でございます。市では青邨記念館の今後のあり方について、引き続き検討中であるということでございます。作品は苗木遠山史料館に収蔵してありまして、機会あるごとに展示公開をしております。

 具体的に申し上げますと、4月の10日から5月の9日まで苗木遠山史料館で、あと5月の23日から6月の6日まで青邨記念大賞にあわせて東美濃ふれあいセンターで。また、新町の岐阜信中山道プラザでは5月の28日から6月の6日まで、それぞれ展示をさせていただいたところでございます。今後についても、機会を見て折に触れ、展示をしていきたいということを思っております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) そうですね。そういった形が現実的だと、私も思います。その展示ということです。ですから、図書館の中にも、できれば先ほどあったような郷土の偉人のコーナーもという話がありますし、私も直接そういった方の意見をお聞きをしているところもありますので、そういったところを総合的に勘案をしていただきまして、市民理解を得た中で、何とか方向性の中で考えていただければありがたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 反問権をお願いいたします。ただいまの質問の内容がちょっと聞き取れませんでしたので、申し訳ないですが、再度お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 反問権。もう一回言います。例えば先ほど言われましたように、展示という形で何カ所かを移動して展示をしておられるということがあるということで、今、閉館をしているということ。そして、今後新しい図書館ができるということ。その中に、かつ先ほども話がありましたように、地域の偉人のコーナーもというようなことがありますので、そしてまた加えて、私も何人かの方から強い要望も聞いておるところでございますので、何とかその辺のことを取り組んでいただけないかなということです。わかりましたでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 先ほども申し上げましたところでございますが、市でも市民の多くの方々からそういったお声、もしくはご寄附をいただき、また市民協議会、アンケートの中でも出てきておるということで、市民のご意見として受けとめさせていただいているところでございます。いずれにいたしましても、この7月の提言書の内容をはじめといたしまして、市民の方々のご要望、動き等を総括的に拝見をさせていただく中で、検討させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長、先ほど反問権と言われましたけれども、反問権じゃなくて、質問がわからなかったから、もう一度お願いしますという意味ですよね。反問権じゃないでしょう。反問権なんですか。

 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次ですけれども、図書館システムにおけます、地域にITとか、たけた方がいらっしゃいます。ご案内のとおり、先ほど少し壇上でも言いましたけれども。そういったノウハウ、あるいはそういった知識をこのシステムの中に使っていったら有効だというふうに思うんですけど、そのあたりどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 図書館システムにおける地域内のノウハウの活用という視点でお答えを申し上げますと、よりよい図書館運営のためにも、やはり地域に見える方々と連携を図り、またお力を借りながら、その活用を進めていくべきだというふうに考えております。

 その1つの例といたしまして、先ほど壇上で議員も触れられましたが、坂下公民館図書室におきまして、坂下地区在住の若手IT起業家と共同で、図書の検索機能、本を探す機能や電子書籍、いわゆる本が読めるという機能がある多機能情報端末――今、ここでは商品名をちょっと申し上げられませんが――を活用した図書サービスのあり方の実証実験を、5月28日から3カ月間の予定で行っておるところでございます。先ほどの図書館の目指すところでもお話ししたところなんですが、やはりこういった技術はこれからもっとどんどん進んでいくであろうと。新しい図書館を運営していくには、こういったことを横に置いておいては考えられない。やっぱりこういうこともあわせて使いこなす中で、図書館をいかに運営、経営していくかという考え方が必要になるかと思いますので、そういった意味でまた地元の方々と連携もしながら進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) いい取り組みだと思っています。まだ始まったばかりなんですけれども、ちょっとその評判とか何か、どんな状況か、もしちょっと聞いておられて把握されておったら、教えていただければありがたいということです。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) まだあまり間もないわけですけれども、利用された方の反応は、市の図書館の本はもちろん、全国の図書館の本がその小さな端末1つで調べられるので、非常に便利であるということと、それを探すときに、題名でなくて、本の表紙も見られるものですから、これは非常に大きなことなんですけれども、ということでわかりやすい、また使いやすい、見やすいというようなお声が寄せられております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 先ほど各公民館で配本サービスの話がありまして、それというのは、簡単に予約とかできる仕組みなんですか。それとも家のホームページからやるような……。どういった仕組みがあって、どういった利用があるかということをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 文化スポーツ部長・尾関道雄君。



◎文化スポーツ部長(尾関道雄君) 配本サービスにつきましては、総合事務所管内の公民館、いわゆる公民館図書室と済美図書館。公共施設としては。あともう1つは、ご家庭でのインターネットからお申し込みいただくことができます。ご家庭ではそれぞれ市のホームページに入っていただきまして、予約することができます。総合事務所では図書室の職員にお申し出いただくことによって、その場まで取り寄せすることができます。先ほど申し上げました週1回ですので、金曜日に配本作業を行っております。ただ、ご家庭からのインターネットによる本の取り寄せは、件数としてはまだ大きくは普及してきていないという状況にあります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) わかりました。そのように地域でも有効に活用していただいているということだというふうに思います。というようなことで、以上さまざまな観点から多岐にわたりまして質問させていただきまして、やっぱり新図書館の建設というか、ソフト、ハードを含めてということですけれども、しっかりしたものをつくっていただけるということがわかりまして、ひとつ安心をしているところですけれども、将来にわたって、先ほど言いましたけれども、継承できるような図書館の建設を期待しておきます。

 次に、2つ目の項目です。市民本位の広報についてということでございます。

 最近、例えば、ちょっと端的な言い方で誤解があるといけませんけれども、今、言った図書館のようなこと、あるいはやはり市民の皆さんの関心が深いのは市民病院のことだと、私は大きな2つがあると思います。

 例えば図書館ですと、図書館に使うお金があるんだったら、市民病院に使ったらというような話もあるというふうに聞いております。まあこれも本当に市民の声であるということには間違いないことであります。しかし、行政的に考えれば、図書館と市民病院ではお金の出所も違いますし、それを関連づけて話をすることはちょっと無理があるというふうに思います。私もそういった話を伺ったときは、丁寧に説明をさせていただきまして、お話をして、理解をいただいておりますけれども。

 また、市民病院ですね。市民病院は、内科医が5人減少したのはもうご案内のとおりなんですけれども、これが最大の関心事かなと思います。本当にご努力をいただきながら運営しておりまして、ただその後どうなっているかというようなことが、なかなかわからない状況にあると思うんです。例えば市民病院のホームページを見ますと、平成22年の4月から8名の医師が着任したというふうにありますけれども、それが先ほど5人減ったことにどうなのかというようなこと。これは病院はこれを伝えたい。それはいいんです。でも、市民からすると、そういうことでなくて、その5人が退職した後の関連がどうかなということが知りたいんじゃないかなと、私は思います。これはちょっと極端な例なんですけれども。

 こういう例がありますので、行政として、市民の皆様に正確に、かつ知りたい情報が伝わっていないのではないかなと、私は強く危惧をしております。世の中や行政のトレンドというか、方向性を踏まえていただきまして、重要と思われる課題についてはいち早く正確にお伝えをしまして、市民の皆様にご理解をしていただければ、誤解とか混乱あるいは心配というものが少なくなるんじゃないかなというふうに思います。

 そこで、市民の皆さんが知りたい情報の把握について、先ほど言いましたように、市の発信する情報と市民の知りたい情報に差があるのではないかなというふうに思いますが、そのあたりの見解をお聞きしたいということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、議員ご指摘のように、情報に差があるということは感じるときもございます。市民が受ける情報にずれがないように、常に新しい情報が出せるといったことを考えまして、常にあらゆる方法で市民の皆様の声を聞きまして、何が知りたいか、また知りたいことのポイントを的確につかみまして、タイムリーに広報していくことに努めてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) そうですね。そういうことだと思います。そういうことだと思うんですけれども、例えば具体的に、職員の方、多くいらっしゃいます。やっぱり会社だと、よく言うのは、会社全員社員広報マンというようなことが普通に言われていますけれども、やっぱり市役所であっても、感受性の高い低いはありますけれども、今言ったような大きな問題については、流れというんですか、そういうものをちゃんとつかんでいただいて、そういう心構えというのがとても大事だと思うんですけれども、そのあたりどう思われますでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、特に前年度末から、職員みんなが広報広聴マンとして、市民の皆さんの声を、市民との会話やあるいは地区集会などあらゆる機会を通して聞いておりまして、市民の知りたい情報をつかみまして、広報すべきことを見逃さないということを常に認識をし、職員みんなの意識を高めることで、組織として市民の願いを受けとめまして、その願いを実現していくために、全職員で広報広聴に取り組みを始めたところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次に、今度は市民が知りたい情報の展開ということですけれども、そういったことを体系的といいますか、戦略的といっていいかわかりませんけれども、そういう考えというか、根本的な市の考えというのが必要だと思うんですけれども、そのあたりどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) この戦略という言葉につきましては、あえて戦略という言葉を使うとするならば、ありのままにわかりやすく表現するための戦略ということになろうかというふうに思います。これは市が何をするかを伝えるだけでなく、市民の皆さんが何を知りたいかを把握することが、広聴の役割であると思いますし、それをどう伝えていくかということが広報の役割だというふうに思います。どちらも大変重要と考えておりまして、現在、先ほど申し上げました市民みんなが広報広聴マンという、そうした位置づけを持って、市民の声を聞き、市民の知りたい情報をしっかり把握し、この広報の基本というものは理由とプロセスをありのままにわかりやすく伝えることでありまして、それをリアルタイムに広報できるよう取り組んでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) その延長線上で、適切な時間というか、タイムリーというか、そういったこと。そしてまた正確な情報、この観点はどうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 先ほど申し上げた回答にも関連がございますけれども、職員一人一人が市民の声を聞きまして、市民の知りたい情報を早目にタイムリーに広報できるように取り組んでいくことが大切であるというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) それで、まあ手軽にというか、タイムリーにということになると、電子的な話になるんですけれども、市のホームページと携帯を使った連絡ですね。このあたりも、例えばホームページもすごく立派で、伝えたいというような情報はいいんですけれども、先ほど言ったような観点からも、もうちょっとよく精査をしたらいいんじゃないかなと思う。例えば今言ったような市民病院のこととか図書館の話が、市のホームページから直接入っていけないんですね。だから、そういうことも本当にどうなのかな――まあ小さい話かもしれませんけれども――そういうことも含めて、あるいは携帯のほうですけれども、もともと防災から始まってきていますね。最近では福祉のこととか、それこそいろんな行政情報も流されています。それはそれでいいと思うんです。ですけれども、このあたりで携帯のほうの考え方も、広報広聴課がまとめるとか、その辺の仕組みも含めて再構築ということをする時期に来ているんではないかなと思いますが、そのあたりはどうですか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、市民の安全情報ネットワークにつきましては、今、議員のご指摘のように、一体的な情報発信のメニューといいますか、分野をつくることも必要だというふうに感じております。今、このネットの登録者は市内2万3,294件ありまして、大変有効な情報手段であるということは認識をしているところでございまして、先ほど申し上げましたように、1つのパケットといいますか、枠として、先ほど質問のあったような、そうした新たなメニューを設定いたしまして、より市民が取りやすい、そうした情報の枠組みを構築していくことが必要と考えておりますので、前向きに検討していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと補足的に答弁させていただきます。

 島田議員のおっしゃる方向性だと思います。いろんな市民の皆さんの知りたい情報をいろいろと提供すると。そのために有効な手段としてメール機能、これがあると思っています。ただ、市民の皆さんにおかれては、この情報は欲しいけれども、この情報は欲しくないと思われる方がおられます。今は安全メールというような大くくり。また、学校においては学校別に選択できるような形になっていますので、その辺のところを、受信するとパケット料金がかかるという今の話ですので、料金を抑えて、必要な情報だけ取れるようにとするためには、ジャンルをしっかりと仕分けして、そのジャンルの情報が欲しいという人はそのジャンルに登録してもらうと。それ以外の情報は流れてこないから、パケット料金も必要に応じた料金に抑えられるという形になろうかと思いますので、そういうような形でジャンルをしっかりと確立して、欲しいと思われるところへ、市民の皆さんの選択で登録していただくというような形でいきたいと思っております。

 今、お話しのそういう図書館とか、あるいは病院の話、これについてはある意味では市政のトピックス的な市民の知りたい情報というような形で、市政情報というようなジャンルを設けることができればなというぐあいにして思っております。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 本当にこれはぜひやってほしいと思いますので、広報広聴課がこの調整機能ですか、今、市長からおっしゃっていただいたようなことをやるためには、本当に大変かもしれませんけれども、ここでひとつ仕切り直しをしていただいて、改めて今、市長がおっしゃっていたような方向性の中でやっていただければ、本当に市民の皆さんもより行政に対する身近な感覚もわいてくるのではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次、3つ目ですが、ICTの推進についてであります。

 東海総合通信局におきまして、中津川市情報通信ネットワーク整備事業によります市内全域への光ファイバー網の敷設工事が平成22年3月に完了したことで、超高速ブロードバンド環境が整ったということ、それによりまして、市内の情報通信格差が是正されたということで、市長が出席されまして、東海総合通信局の局長表彰を受賞されたということであります。これは内容的には大規模合併をした市内全域の情報通信格差是正のため、地域情報通信基盤整備推進交付金を活用して、FTTHによるブロードバンド環境を整備するなど、情報通信の普及発展に貢献をされたということで、光化を市内全域に進めていただきました。本当にこれはありがたい話です。

 一方で、総務省のほうの話になりますけれども、ICT関連技術を集中的、効果的に活用して、地域住民が生活の利便性の向上、安心・安全を実感できるまちづくり、ユビキタスタウン構想の実現に資する事業を実施する団体に対して、地域ICT利活用推進交付金の制度があります。そういったことを受けて質問をさせていただきます。

 今後、総務省の今言いました地域ICT利活用推進交付金の補正があれば、ぜひ活用していただきたいと思います。それで、そのタイミングというものがありますので、その辺の前段の背景も含めて、考えをお聞きしたいということであります。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまのご質問でございますけれども、このご質問のICT利活用の推進交付金の活用というところでございますが、平成19年から21年度で実施をされておりましたモデル構想構築事業というのがございました。しかしながら、それが名称が変わりまして、本年度進出をされた広域連携の制度というのができました。これは複数の地方公共団体が情報通信技術ICTを活用して、医療・介護、福祉、防災・防犯などの分野で広域連携をすることの事業を基本要件にした交付金でございます。

 中津川市におきましても、この制度を利用した事業化を昨年度より検討努力してまいりましたけれども、連携の枠組みという部分での組み立てに至ることができず、応募ができなかったということが、昨年度からの状況でございまして、当制度の方針的には、先ほど議員がおっしゃられたように、大変有利な制度でございますので、この機会を逃さずに、この制度を利用できるように、関係する部署が連携をして、今からその事業の絞り込み、あるいは応募に向けた準備を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 本当に有利な制度ですので、広域というかかわりをクリアできれば使えるというふうに思いますので、もし補正がありましたら、対応ができるような準備をお願いしたいと思います。

 申請はしていなかったんですけれども、今後、先ほど言いましたように補正とかがありましたら、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思いますけれども、その準備とかそういったことをする用意があるのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 先ほども少し触れましたけれども、大変有利な制度ということで、関係する部署でも現在そうした事前の調整といいますか、打ち合わせ等もし始めておりまして、そのタイミングを逃さないような対応をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次に、元気カードの話をさせていただきたいと思います。

 これは当時はすごくすばらしい制度で――今でもそうなんですけれども――合併する前は加入率がたしか日本一だったと思っています。しかし、時代は進んでおりまして、ICカード化とか電子カード化という流れがあります。それで、それを使った今ほどのICTの関係もあるんですけど、例えば病院が公立病院2つありますし、そういったところの診察券。あるいはいろんなボランティア活動とかをやっていただいたときの、あるいは地域通貨というような考え方。そういったことが大変有効だというふうに考えますけれども、そのあたりの考えがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまのICカード化につきましては、このICカードはネットワークで提供されるさまざまなサービスを利用しまして、これから新しい展開に対応するためにも、記憶量の大きなICカードというのは大変重要だというふうに考えます。国のほうでは今、住基カードの普及や社会保障番号のあり方の議論が行われておりまして、その方向性を注視しながら、中津川市ではどういうふうに進めていったらいいかといったところも考えながら、あるいは先進地の取り組みも参考にしながら、このICカード化の検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) もう1つお答えをしなかったんですが、地域通貨の関係あるいは診察券といったところにつきましては、診察券や地域通貨、それから加えてボランティアポイントなどの利活用を進めることの先進事例もございまして、市民カードとして導入するには、全庁関係各課と連携をとり、かつ民間とも協力をしながら取り組むことが必要だというふうに考えております。今後十分な検討協議をいたしまして、その組み立てを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ぜひその方向性、よろしくお願いします。

 次に、ICTの推進を行政改革に絡めて、ちょっと遅れておるんじゃないかというような観点もありまして、やっていただいていることも承知していますけれども、その辺をどう推進するかという考え方をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ただいまのICTの推進と行政改革との関連でございますが、ICTの活用を現在積極的に進めて、行政改革を行っておりますし、今後も取り組んでまいります。そのために今年4月に総務部行政改革推進課の中に、課内室としてIT化推進室を設置したところでございます。ここを核といたしまして、行政改革の観点から、庁内のIT化を推進してまいります。

 また、4つの気質を打破し、仕事のやり方を変えるための火付け作戦ということで現在取り組みをしておりますが、この中でもIT活用の位置づけをしっかり行いまして、積極的に進めているところでございます。

 なお、現在はデータが一元化されておらず、部や課が独自の数値を持っているといったような状況がございますので、今後IT活用で情報を共有し、脱ルーチンワークを進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ICTの取り組み、お願いします。

 その関連で、情報の電子化あるいはペーパーレス化、普通、会社に行くと、本当にペーパーを減らそうという運動が盛んですけれども、市役所は非常にペーパーが多いというふうに思います。そういった意味のペーパーレス化を強力に推進する必要があると思うんですけれども、その辺の考えがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 情報の電子化、ペーパーレス化の件でございますが、現在は市が持っている各種のデータが一元化されていない状況がございますので、分散しているデータを統合管理して、ルールに基づいて、だれもが見えるシステムをつくって、情報の共有化を図っていきたいと考えております。また、IT機器の活用による会議資料などのペーパーレス化や庁内のネットワークを活用した各種文書のペーパーレス化を積極的に進めてまいります。

 なお、庁内におけるIT化の取り組みといたしまして、平成21年度には新型インフルエンザワクチン接種券発行システム、介護保険システム、AED設置情報登録システムなど、IT化推進室の職員が21のシステムを開発しております。今後も積極的にIT化を進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次に、先般福岡の産廃問題に絡みまして、書類上のミスといいますか、不祥事という言い方がいいか悪いかわかりませんけれども、そういうのがありました。そういったものも、例えば電子決裁というのがありまして、そういったものを導入すると、見える化も含めて、再発が防げるというふうに思うんですけれども、その辺の考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 電子決裁につきましては、ご指摘のとおり、不祥事防止のために大変有効な手段と考えております。現在職員管理上の年次休暇の申請承認や時間外勤務命令など、昨年から電子決裁を導入しておりますが、各種文書の決済や財務会計における決裁については電子化ができておりません。今後不祥事防止のためにも、電子決裁等について積極的に研究してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次に、光ファイバー網、先ほどお話しさせていただきました。それを使った市民の利活用を進めるために、一層の周知活動が必要だというふうに思いますけれども、お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、各地域での事前申し込み、それからその後加入促進活動などに積極的に取り組んできた結果、中津川市が整備をいたしました9地区、中津川市内の9地区の範囲内での加入率が、今、全国で約3割というふうに言われておる中で、今年の5月末現在において約6,700件、これはパーセントでいいますと約43%というふうになるわけでございますけれども、こういったことで加入が進んでおりまして、国も注目する加入率になっております。これも議員先ほど紹介していただきましたけれども、新聞報道等もされましたが、6月1日には総務省より大規模合併の本市が、この情報格差是正のための全市光ファイバー網を先駆的に完成させたということによりまして、表彰をいただくという栄誉に浴することになりました。今後とも市民の皆様にご理解いただけるように、周知活動を精力的に推進してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) いろんな自治体から、こういった問い合わせに総務省にすると、中津川市へ行って勉強してこいというふうに言われるほど、中津川市は大変実績を上げているというふうに聞いておりまして、私もうれしく思っています。

 それで、そういったファイバー網を使った活用実績等をPRすることによりまして、さらに企業活動とか、企業も含めてそういったステップアップが必要だというふうに考えておりますけれども、どうでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますけれども、便利な使い方などを広く周知することにつきましては、例えば阿木に転入された翻訳家の方や、全国を対象として事業展開をしておられる司法書士の方、それから海外と取引をされている企業など、特徴的な利活用を行っていただいておる事例を取材いたしまして、ホームページや地域広報で公表周知をしているところでございます。

 また、市内のソフト開発事業者が開発をいたしました、先ほどこれも図書館の関係でお答えしましたけれども、図書館機能のインターネットサービスの共同実験、あるいは中津川駅前のインターネット中継放送など、市民が簡単に触れられる社会実験にも取り組んでいるところでございます。より多くの方に接していただきまして、ご意見等もちょうだいをさせていただきながら、進めていきたいというふうに思います。

 また、インターネットの未利用の皆様に向けましては、NTTの協力をいただきまして、各地で無料のセミナーを開催しておりまして、今年度は初心者コースにも拡大を図っていきたいというところで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ICTの推進につきまして、総合的、全般的に中津川市の今後の計画あるいは考え方について、お聞かせを願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまのご質問でございますけれども、本市が他市に先駆けて取り組み、完成させたこの光ファイバー網、これはいわば情報の高速道路とでも言っていいかと思いますけれども、この基盤といいますのは、人口減少を食いとめ、今後予想されるリニアの大交流時代にも対応できる、大きな社会基盤であるというふうに考えております。この基盤を活用することで、市民生活の安心・安全や地域コミュニティを支える仕組みづくりを進めるとともに、産業振興につながる中津川市のものづくりを支えるソフト開発力の充実などを行いまして、全国に向けて、本市の魅力や可能性を発信していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) ぜひよろしくお願いします。

 最後の項目です。障がい者の雇用についてでございます。

 私たち市民クラブは、名古屋市笠寺にあります中電ウイング株式会社へ勉強に行ってきました。中電ウイングは平成13年4月、中部電力の経営理念の1つであります社会との共生の具体化として、当時社会的に就労が十分進んでいない重度身体障がい者と知的障がい者の雇用促進を目的に設立された、中部電力100%出資の特例子会社でございます。夢に向かって全力で挑戦する、開業当時も今も変わらぬ中電ウイングの貫く基本姿勢だということでございます。

 人は皆、障がいのあるなしにかかわらず、生まれながらにして幸せに生きる権利を持っています。中電ウイングは共生と人間尊重の精神に基づき、障がい者が生き生きと働くための適切な就労の場を創出し、働く喜びを味わい、生きがいと誇りを持つことを支援します。中電ウイングはここでともに働く障がい者と健常者が心と力を合わせて、夢に挑みながら、ともに成長し、人と環境に優しい地域社会に貢献できる会社を築いていきますという考えで、会社を運営されております。

 仕事の内容ですけれども、大きく4つあります。印刷・製本。2つ目はノベルティギフトの販売。これはインターネットです。3つ目は、花卉栽培、花の販売あるいは花壇のメンテナンスの請負。4つ目は、ダイレクトメールとか封印とか封緘とかの仕分けが主な仕事です。

 特例子会社ということなんですけれども、これは障がい者の雇用の促進等に関する法律によりまして、民間企業をはじめ、国・地方公共団体などの事業主には、障がいのある方を雇用する義務が課せられています。この義務はそれぞれの事業主に対するものであるため、子会社で雇用した障がい者数は、親会社の障がい者雇用のカウントにはなりません。しかし、一定の要件を満たせば、子会社を親会社の事業所と見なし、障がい者の雇用カウントに含めることができます。これが特例子会社制度です。

 また、特例子会社を持つ親会社が一定の要件を満たしていると認定を受けたときは、関係するほかの子会社についても特例子会社と同様、親会社と通算してこういう制度を適用ができるということです。

 ここの会社では障がい者の方をチャレンジドという言葉を使っておられました。また、働いておられるチャレンジドの皆さんは、一人一人プライドを持って、本当に一生懸命働いて、輝いておられました。中電ウイングを訪問させていただきまして、本当に目からうろこが落ちたという感覚を強く持ったところでございます。今まで私も勉強不足でございまして、障がい者の雇用関係はすべて行政がかかわるものというふうに思っておりましたけれども、民間主体の選択肢もあるということがわかったということです。

 このようなことを市民の皆さんにも啓蒙すると同時に、会社を経営されておられる皆さんにも周知していただくことが必要ではないかなというふうに感じたところでもございます。

 そこで、具体的な質問でございますが、中津川市におけます障がい者の雇用状況についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、中津川市管内企業の障がい者雇用率はどのぐらいかについてでございますけれども、中津川市管内企業の障がい者雇用率は、平成21年6月1日現在で1.75%で、法定雇用率は1.8%となっております。平成21年6月1日現在での国の雇用率は1.63%、県の雇用率は1.69%となっております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 次に、今ほど言いましたような特例子会社のPRといいますか、啓蒙なんですけれども、例えば中津川市障がい者雇用促進協議会などを通じまして、そういった啓蒙活動あるいはPRなんかができないものかということをお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 特例子会社制度についてPRしてもらえないかについてでございますが、特例子会社制度は障がい者の雇用促進及び安定化を図るため、事業主が障がい者の雇用に特別な配慮をした子会社を設立し、実雇用率を算定できる制度であります。この制度は雇用率がアップでき、安定した就労の場の確保ができる有効なものと考えており、中津川市障がい者雇用促進協議会でPRしてまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) よろしくお願いします。

 次に、精神障がい者施設のふきのとう地域活動支援センターの件でございますが、運営が大変困難だというふうに聞いておりますけれども、もしこれが運営が困ってしまうと、本当に市のほうも困ってしまう状況になりますので、その辺の状況が把握されておりましたら、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 精神障がい者施設、NPOふきのうとうの運営についてでございますけれども、市といたしまして、現在精神障がい者施設であるふきのとうを平成21年4月より、小規模作業所として委託契約を締結しております。精神障がい者の施設は市内に1カ所しかなく、重要な施設と認識しておりますので、持続的な運営ができる体制の整備を図るため、連携を密にして、アドバイスしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 26番・島田千寿君。



◆26番(島田千寿君) 本当に障がい者の方の雇用というのは、働く方もそういった施設を運営される方も、本当に大変だというふうに思います。ぜひ温かい手を差し伸べていただきたいと思います。今ほどの答えを聞いて安心しておりますので、ぜひよろしくお願いをしまして、質問を終わります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) これにて26番・島田千寿君の一般質問を終結いたします。

 続いて、28番・鷹見信義君。

  〔28番・鷹見信義君登壇〕



◆28番(鷹見信義君) それでは、通告に基づきまして、市政一般について質問を行います。

 1、環境問題・地球温暖化防止について。

 人類共通で緊急に取り組むべき課題は、地球温暖化防止、温室効果ガス削減であります。それは国や自治体と市民があらゆる可能性を追求して取り組むことが必要である課題であります。

 広報なかつがわ6月号では6月は環境月間です。最近エコバッグやマイボトル、マイはしなど持ち歩く人が多くなりました。今やエコはファッション化しており、着なくなった和服や古着を再利用して、おしゃれなエコバッグやマイはし入れをつくっている方も見えます。一人一人の活動は小さくても、みんなで取り組めば大きな環境を守る力になります。地球の未来のためにできることから始めてみましょう。6月16日。きょうですが、ノーカーです。自家用車の使用を控え、自転車や公共機関を利用しましょう。6月21日、夏至の日、ライトダウンキャンペーン。午後8時から10時までの間、照明を消して、地球温暖化防止活動に参加しましょうと呼びかけております。

 中津川市環境基本計画は、2004年から2013年の10年間を目標として定められております。全市環境ISO運動、中津川市の環境平成20年度版に中津川市環境基本計画が掲載されております。中津川市が目指す環境像について。当初の環境基本計画では、自然は子孫からの預かりものという認識を持ち、豊かな自然を大切にしながら、将来にわたって安心して住み続けることのできる、安らぎに満ちたまちづくりを進めていく上で、自然があふれる緑と文化のまち中津川を、当市の目指す望ましい環境像としてきました。平成17年3月の合併に伴い、多様性の中の統一を合併の理念として、各地域が持つ独自の歴史と文化、自然環境を尊重し、それぞれの地域の個性を生かしながら、市として一体感のあるまちづくりを進めていくことが求められている。豊かな自然と独自の歴史文化が光る生き生きとしたふるさと中津川が、新しい総合計画における将来都市像として掲げられております。この将来都市像は、当初の将来望ましい環境像に重なり、あわせて地域の個性を生かす独自の歴史文化も網羅していることから、この将来都市像をそのまま新環境基本計画の将来望ましい環境像として掲げております。

 私たちは環境に負担をかけることが少ない生活を営んできた先人の知恵に学びながら、緑豊かな自然を守り、ふるさとの未来、豊かな環境をつくり上げていくために、たゆまぬ努力を重ねていかなければなりません。そうした努力があって初めて、私たち人間はもとより、生態系すべての生き物が健やかに暮らすことのできる環境がもたらされ、将来の世代に確かなあすを約束することができるのであると結んでおります。

 私は、昨年の6月市議会一般質問で、太陽光発電システムを取り上げました。飯田市などの各地の取り組み状況も紹介をいたしました。太陽光発電は太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを直接に電力に転嫁する発電方式であり、ソーラー発電とも呼ばれております。再生可能エネルギーの一種であり、太陽エネルギー利用の一形態であります。導入費用が高目なかわりに、昼間の電力需要ピークを緩和し、温室効果ガス排出量を削減をできるなど、特徴を備えております。近年の競争によって性能が向上し、設備や保守が容易であるなどの利点や、低炭素化社会と成長産業としての将来性が買われ、需要が拡大しております。太陽電池の生産コストを電力料金並みに半減させる試験が民間で進められております。さらに技術に磨きをかけなければなりません。カレーなどに使われるターメリックに含まれる黄色い天然色素クルクミンを使い、効率的に太陽電池システムの開発に、名古屋大学大学院生命農学研究家の松見助教授らの研究グループが成功したようであります。

 私は、国会で議論されている地球温暖化対策基本法の法案の抜本的な修正が必要だと思います。それは原子力の推進規定を削除し、再生可能エネルギー供給量の割合を2020年までに政府案10%を20%に引き上げ、原発依存から再生可能エネルギーへの転換をすることが必要であります。国の原子力発電立地のための電源開発促進税を充てることで、太陽光発電を促進することができます。地球温暖化対策地方公共団体実行計画を参考にして、質問をいたします。

 以上で壇上からの発言を終わります。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) そういう環境問題につきまして、特に太陽光発電について質問をいたします。

 中津川市の公共施設への太陽光発電システムの設置状況はどれだけになってきているのか。また、その発電量はどれだけか。また、今後の設置方針はどうか。さらに、補助金を使って設置された一般住宅は何軒になったか、お伺いいたします。あわせまして、太陽蓄電池システム開発はどこまで進んでいったかをお伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) それでは、お答え申し上げます。

 初めの太陽光発電の公共施設への設置状況でございますが、これにつきましては、平成21年度末で39カ所に設置がされております。

 次の発電量でございますが、平成20年度におきましては、4万5,812kw。平成21年度につきましては、4万8,217kwとなっております。

 それから、今後の設置方針でございますが、公共施設の新築の場合は基本的に太陽光発電を設置してまいります。また、既存の施設につきましては、積極的に設置をするよう検討してまいりたいと思います。

 次に、一般家庭への補助実績でございますが、平成21年度末で、累計でございますが、458件となっております。

 それから、太陽電池システムの開発状況はということでございますが、これは蓄電池のシステムのことかと思いますが、現在蓄電池は充電池の変換効率が低く、また設備費も高額でありまして、寿命も短いということ。それから、昨年から電気の買い取り価格も倍になったというようなこともございまして、現在のところ開発はあまり進んでいないというふうに聞いております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 次に、車のCO2 削減問題につきまして、2007年度の運輸部門からの二酸化炭素排出量は、1990年度比で比べまして15%増加しています。増加が著しい部門は、空港、自動車旅客であり、一方減少しているのは船舶、鉄道、自動車貨物であります。排出量の内訳を見ますと、自動車は旅客の86%、貨物の90%を占めております。最大の排出源であります。

 質問は、中津川市の公用車のガソリン等の使用状況を、この3年間の推移を報告していただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ガソリンなどの使用状況でございますが、平成19年度はガソリンが188kl、軽油86klでございます。平成20年度につきましては、ガソリンが204kl、軽油88kl。平成21年度につきましては、ガソリンが173kl、軽油78klを使用しております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) やっぱり市役所が先頭に立って排出量を削減していくためには、公用車での活用については、意識的に減らしていくということが必要かなというふうに思っております。

 あわせまして、次の質問ですが、ライトダウン活動であります。環境省では2003年より地球温暖化防止のためのライトアップ施設の消灯を呼びかけて、CO2 削減ライトダウンキャンペーンを毎年夏至の日を中心に行っております。これはライトアップになれた日常生活の中、電気を消すことでいかに照明を使用しているかを実感し、地球温暖化防止について考えていただくことを目的としたキャンペーンであります。この取り組みは、京都議定書第1次約束期間の初年度である、サミットイヤーでもあった2008年度より、キャンペーン初日の6月21日にはブラックイルミネーション2008として、また最終日の7月7日のクールアースデーには七夕ライトダウンとして、夜8時から10時までの2時間、全国のライトアップ施設を一斉に消灯するライトダウンを実施しています。

 昨年の6月議会でも話題になりました。私たち生命を守る月間実行委員会は、都市緑地公園に集まり、公園のライトを消して、広島原爆の火の明かりで集会を開きました。この間開いた小集会では、電灯を消して、ろうそくの灯で会議を行ってまいりました。今年も九州福岡県の旧星野村から広島原爆の火を借りてきて、集会を6月23日に予定をいたしております。全国では72会場で平和の木のキャンドルナイトがこの間に行われます。

 質問は、ライトダウンキャンペーン、クールアースデー、キャンドルナイトなど、昨年度の参加者は掌握、登録数を教えていただきたいと思います。これは環境省は全国的に登録者を集約しておりまして、それを公表しておるというふうに聞いておりますので、中津川市の昨年度のこの活動についての報告をお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) ライドダウンキャンペーン、クールアースデー、それからキャンドルナイトの参加者数、登録はについてでございますが、市全体の参加者数、また登録数は把握はできておりませんが、市役所を含め、にぎわいプラザ、総合事務所などの公共施設、22施設でこういったキャンペーンを実施させていただいております。

 また昨年、青年会議所の会員に参加を呼びかけておりまして、今後もこういった取り組みにつきましては、市民、それから事業所に対して、推進をしてまいりたいというふうに思っております。

 また、昨年のキャンドルナイトの参加につきましては、50人ほどの参加になったというふうに聞いております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 環境問題で、市民の皆さんに対しての学習運動といいますか、そういうことについてを質問いたします。

 先日私は、中学生の理科の教科書を見る機会がありました。そこで関心がありましたので、開きましたら、地球環境問題、温室効果ガス削減問題をどう取り上げているかと見ましたら、テーマとしては、ページとしては、かけがえのない地球、資源と人間、新しいエネルギー、地球環境の問題、地球の温暖化、熱帯林の減少、オゾン層の破壊、酸性雨、砂漠化、その他の問題、自然環境と環境保護を中学生では子供たちに教えておるようであります。

 小学校では4年生が環境問題の勉強をいたしているようであります。私は、市役所のふれあい出前講座は市の職員が講師となって地域や職場へ出向き、講義をしていくというものとして取り組まれていると思います。

 質問は、環境問題での市役所のふれあい出前講座は、昨年何回ほど行われたのか。いずれにしても積極的に出前講座で市民の学習や認識を広げていくという、こういうことが大事だと思いますので、昨年度の結果についてご報告願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 市役所のふれあい出前講座の実績でございますが、昨年は出前講座での実績はございませんでしたが、ほかに住みよい環境づくり推進員に対する説明会を15ブロックで開催しております。それから、ごみに関する勉強会にも3回出かけております。そのほかに環境教育の一環として、小学校11校、中学校1校、それから4団体の計16団体に、カワゲラウオッチングということで実施をして、講師を派遣をさせていただいております。また、エコドライブ講習ということで、各地域の――9地区でございますが――法令講習会において、そういった講習なども実施しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) ちょっと話は飛びますけれども、特に今、国会におきましては、この問題も議論をされておるわけですね。したがいまして、地球温暖化防止で先進国の日本が、国内外で歴史的な責任を果たしていくためには、気象変動に関する政府間パネルIPPCの科学的な要請にこたえて、中間削減目標を、他の国がどうであれ、前提なしに設定をして、これを実行していくことが求められておると思います。私としては、今回の質問は、政府に対して温暖化効果ガス25%の削減という中期目標に前提条件をつけないように要望していくことが必要かと思いますので、そういう要望についてご所見をお伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 地球温暖化ガスの25%削減についての要望でございますが、これにつきましては、さまざまなご意見があろうかと思います。市内の事業所への影響も考えられるということから、こうした意見を聞きながら、検討した上で判断してまいりたいというふうに思っております。当市としては、前提条件の有無にかかわらず、温室効果ガスの排出量抑制に向けて、市民、事業所、行政がそれぞれの役割に応じた取り組みを推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと私から補足させていただきますけれども、要望はしない方向でという答えは、消極的のように受け取られかねないわけですけれども、これは国全体として25%というようなことで、国全体のところで取り組む話でありますので、これは国全体でもいろいろ議論があるところですし、国際的にもまた議論があるところでありますので、そこまで言うだけのデータとか検討を持ち合わせていないという意味でございまして、温室効果ガスの削減ということで、CO2 の削減というところについては積極的に取り組むというところは変わりのないところであります。それで、先ほど生活環境部長がお答えしたように、取り組むということですけれども、方向性として企業とかあるいは市民とか、公共もそうですけれども、市内全部で取り組もうということで、環境中津川25市民会議というようなものを立ち上げて、その取り組みを広めていこうと。

 1つは、ごみの減量化などの生活面での取り組み。それからもう1つは、自然エネルギーの活用。もう1つは、この中津川の特色がありますけれども、森林の整備というものがそれにつながるところでありますので、そんな形で取り組むということで進めておりますので、決して消極的な姿勢ということでとらえないでいただきたいということで、補足をさせていただきました。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 新エネルギーの活用について、昨年の一般質問では、太陽光と風力発電ということも質問しましたけれども、風力の場合はなかなか地形的にどうしても活用がしにくいということがあって、そのかわりといってはなんですけれども、小水力の発電の利用という、水の利用というものが大変有効なことが中津川市ではあります。それで、今回小水力発電設備の提案がされたようであります。これは新聞報道によりますと。当初または当予算に予定されている加子母の施設もありますが、その事業内容と新規事業について説明していただきたいと。小規模発電施設の稼働状況についてと新規事業について説明していただきたいというのが、次の質問です。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 小水力発電につきましては、今年の3月に馬籠地内におきまして、小水力発電の建設を行っております。市内第1号機ということでございまして、2機を設置しておりまして、それぞれ水車のライトアップ、それから水車小屋室内の照明、ディスプレーの電力、それから常夜灯がございまして、これに使用をさせていただいております。5月末までの発電量は750kwでございます。

 それから、新規事業でございますが、今年度県営事業で加子母地区の小郷用水というところに小水力発電を設置したいということで、今年度基本設計を実施する予定でございます。平成23年度に詳細設計、23、24年度で工事を予定しております。

 それから、6月補正にお願いしております件につきましては、総務省の緑の分権改革推進事業ということで採択を受けまして、2カ所の小水力発電の概略設計を予定しております。1カ所は恵那山トンネルの湧水を利用したところ、それからもう一カ所は四ツ目川でございますが、ちょっと場所はまだどこか決めておりませんが、この2カ所について概略設計を行っていくという予定でございます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) このことは家庭用の小水力発電装置というものが本当に安く設置できるようになりますと、本当に進むかなと思いますが、いずれにしても、このモデル事業を調査しながら、さらに広げていくという、こういうことが必要かなというふうに思っております。

 次に、アルミ缶の再利用ですが、ごみといいますか、そういうものに対する再利用については、いろいろありますもので、何とも言えませんが、1つは、私はアルミ缶の回収状況が、1つの市民がそういうものに対する関心の高さのバロメーターではないのかということを思うわけであります。したがいまして、アルミ缶回収・再利用は重要だというふうに思いますので、質問はアルミ缶回収状況について、この4年間の推移を報告を願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) アルミ缶の回収状況でございますが、4年間ですが、平成18年度におきましては、108tでございます。19年度は104t。20年度、95t。21年度、94tということで、多少減少傾向ということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 減少傾向が、市民の皆さんが缶ビールとか缶ジュースを飲まずに、びんビールとかそういうものを使って、アルミ缶の使用が減っていっておれば、それはそれでいいんですが、実際に回収、集めて再利用するということでの意識が進んでいないというのは、ちょっとぐあい悪いなというふうに思っております。

 次に、ナラ枯れの問題ですね。広報なかつがわでは、アメリカシロヒトリ対策を呼びかけておりますが、今、県下で森や山や里山のナラ枯れが――ナラの木の枯れですが――問題になっております。2009年度、県内30市町村にナラ枯れの被害が広がったと、新聞報道されています。原因は手入れがなされない上に、ナラの木が50ないし60年と老木化、密集し、光が届かない。風の通しも悪いところに、カシノナガキクイムシの幼虫と、それに寄生するセンチュウが木の根元に穴をあけ、卵を産み、木に水が上がらなくなるためです。山や森、里山の手入れを急速に進めることが大切であります。

 質問は、森や里山のナラ枯れの原因、カシノナガキクイムシの被害状況について、中津川市、県内はどのように調査されているのか。また対策は考えられていたら、お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 産業振興部長・岡崎隆彦君。



◎産業振興部長(岡崎隆彦君) ただいまのご質問でございますが、まず森、里山のナラ枯れでございます。こちらにつきましては、人工林、天然林広葉樹につきましても同じことですが、管理がかなり行き届いていないということで、かなり密集をしておる状況であろうというふうに考えております。

 それとカシノナガキクイムシの被害状況でございますが、中津川市については発生はしておりません。県内につきましては、昨年報告がありましたのが、24市町村でございます。近隣の市町につきましては、東濃5市では瑞浪市、土岐市の被害報告があります。それとあと加茂郡の白川町で発生報告がございます。東濃5市では恵那市と中津川市が発生をしていないという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) そういうことですね。

 次に、今、私の手元に総務省が発行しました、先ほど言いましたけど、こういう地方自治体が温暖化防止対策での行動計画策定マニュアルというのがございますが、この中にいわゆる市町村の排出量現況調査が必要であると。この資料を見ますと、相模原市を一例としまして、1人当たり排出量、年間6.14tという資料がありますが、質問は、中津川市では温室効果ガス排出量現状推計調査はなされているのか。なされていれば、その数値を報告していただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) この調査でございますが、まだしておりません。これにつきましては、数値としましては、県全体のそういう排出量が出ておりまして、それを統計データで案分したものを参考値という形で現在使用しております。排出量につきましては、今年度実施いたしますチャレンジ25地域づくり事業、これは実証事業でございますが、この中で環境省が定める策定マニュアルによりまして、数値を算出してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) やはり数値を確定しまして、全体のこういう削減計画に基づく施策というものを積極的に進めていく必要があると思いますね。腰だめでいっていくというのではなくて、こういうところから中津川市の場合は削減効果が上がっていくというようなことなんかを含めた、いわゆる数値をぜひ出していただきながら、この取り組みについて積極的にやっていただきたいというふうに思います。これは要望ですから、以上で環境問題は終わりまして、次に地域医療と市民病院の充実について質問をいたします。

 中津川市民病院は、この黄色いチラシ、これを出しまして、中津川市民病院からのお願いを出しました。救急対応と内科診療について、平成22年3月29日から配布をして、市内の受診抑制をしております。

 それで、質問は、内科医師減少に伴う市民病院の診療体制についての実績です。コンビニ受診の抑制、夜間救急診療の軽減、かかりつけ医への推移はどうであったのか。4月、5月の実績について報告をしていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) それでは、ただいまご質問の、初めに内科医減少に伴う市民病院の体制になっての実績についてでございますが、4月の内科全体での入院患者数は、平成22年は1,778人、平成21年は2,750人で、972人の減少でございます。外来患者数につきましては、平成22年は3,041人、平成21年は4,627人で、1,586人の減少でございます。

 また、内科以外の診療科につきましては、入院患者数は平成22年は4,891人、平成21年は5,496人で、605人の減少でございます。外来患者数は、平成22年は1万2,449人、平成21年は1万3,636人で、1,187人の減少でございます。

 次に、5月の内科全体での入院患者数でございますが、平成22年は2,033人、平成21年は2,708人で、675人の減少でございます。外来患者数につきましては、平成22年は2,640人、平成21年は4,281人で、1,641人の減少でございます。

 また、内科以外の診療科につきましては、入院患者数は平成22年は4,917人、平成21年は5,076人で、150人の減少でございます。外来患者数は、平成22年は1万1,151人、平成21年は1万2,228人で、1,077人の減少でございます。入院、外来とも昨年を下回っておりまして、内科医の減少の影響を受けておるものと考えております。

 次に、コンビニ受診の抑制についてでございますが、17時から翌日8時までの救急患者の4月の状況は、平成22年は370人、平成21年は768人で、398人の減少でした。そのうち軽症患者は、平成22年は313人、平成21年は602人で、289人の減少でございました。5月の状況は、平成22年は607人、平成21年は1,026人で、419人の減少でございます。そのうち軽症患者は、平成22年は493人、平成21年は869人で、376人の減少となっております。このことは市民の皆様のご理解により、コンビニ受診の抑制が図られているものと考えております。

 次に、夜間救急診療の軽減はどうかでございますが、4月から恵那医師会中津川医会において、平日夜間診療が開始をされました。このことにより市民病院における夕方5時から夜10時までの受診者数は、3月が、これはまだ夜間診療が始まる前でございますけれども、169件。4月が86件で、3月、4月と比べますと、83件の減少でございます。

 なお、恵那医師会中津川医会における夕方5時から夜10時までの受診者数は、1日平均3件の利用であったということを伺っております。これによりまして、夜間救急診療の軽減が図られ、医師の負担も軽減されているというふうに考えております。

 かかりつけ医の推進についてはどうかについてでございますが、4月の市民病院への紹介患者数につきましては、平成22年4月が626人、平成21年4月は532人で、94人増加をしております。紹介率は平成22年4月が44.0%、平成21年4月が29.4%で14.6ポイント上がっております。

 市民病院からの逆紹介患者数につきましては、平成22年4月は411人、平成21年4月は360人で、51人増加をし、逆紹介率は平成22年4月は28.9%、平成21年4月は17.8%で、11.1ポイント上がりました。

 また、かかりつけ医の患者の増加数につきましては、市民病院としては把握ができておりません。今後もかかりつけ医の推進につきましては、周知に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) このチラシは、あるドクターに言わせれば、出し方が遅いという話を言われたドクターも見えましたが、また一方では、非常に見にくいという話もございますが、今の報告を聞きますと、随分このチラシが効果を発揮しておるというふうに感じるわけですが、1つの質問は、今の患者さんや入院患者の減少などについて、経営的な影響といいますか、おととし大きな赤字で大分補てんしましたけれども、経営をやっていく上での心配というか、影響はどんなふうになっていくかということを、検討されておったら、報告願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 議員ご指摘のとおり、医業収益につきましては、昨年度と比べまして、内科全体で7,060万円の減少でございます。その他の科では40万円の減少でございますが、医業収支につきましては、市民病院全体の4月実績で、昨年度と比べて444万円の減少ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 何とかその影響を最小限度にとどめながら、病院経営についてはやっていくということができる可能性があるということを、今の報告を聞いて思うわけであります。いずれにしましても、ドクターの確保におきまして、中津川市民病院が中核病院としての青写真を示せというのが、この前の委員会での報告でございましたので、その関係について少し質問をしたいと思います。

 2009年3月に中津川市民病院は改革ガイドラインを決め、発表しました。公立病院ガイドラインは経営効率化の期限を3年として、目標数値では収支比率、医業収支99.6%、人件費率を抑え、運営の効率化をしなければならない。再編ネットワーク化、経営形態の見直しは5年程度を標準にしております。年1回以上の点検公表となっております。市民病院が地域の中核病院としての青写真はどこまでできたのか、お伺いします。

 あわせまして、関連しますので、もう少し言いますが、病院改革のプランに組まれる経営形態の見直しについては、4月から県立多治見病院は独立法人化に改組し、多治見市民病院は指定管理者に移行しました。西条市の市立病院では、赤字解消を理由に、降ってわいた指定管理導入し、医師を含む全職員を分限免職し、再雇用しても賃金、労働条件が大きく切り下げられました。病院給食は外部委託、訪問リハビリも廃止になりました。医療と雇用を守れと、住民と職員が運動に立ち上がっておるようであります。

 それで質問は、市民病院が地域の中核病院としての青写真は、病院改革プランと再建計画との関連をぜひ報告していただいて、今の青写真はどこまでできたかをお答え願いたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) それでは、初めに、市民病院が地域の中核病院としての青写真はどこまでできたのかについてでございますが、青写真は中津川市地域保健医療計画に沿って策定を進めておりまして、4月15日には市長と両病院長及び恵那医師会長の4者会談で、予防から医療、ケアまで切れ目のない地域医療連携体制の構築に関する基本事項を協議をいたしました。また4月27日には、名古屋大学医局を市長と市民病院長が訪問をいたしまして、名古屋大学病院長、内科教授会のリーダーの教授に青写真の中間報告を行っております。

 その青写真の内容につきましては、市民病院は急性期医療、入院を必要とする医療、救急医療、周産期医療を、坂下病院は慢性期医療、地域で不足する医療、この地域で必要な救急医療及び保健予防から在宅医療までの包括医療を分担することとしております。

 次に、青写真の病院改革プラン、再建計画との関連についてでございますが、青写真は作成と実行が重要と考えております。中津川市全体に必要な医療を提供するための病院の機能分担と連携を進める形で検討をしております。公立病院改革プラン、再建計画は経営の財政面に着目した計画でありますが、それ以上に医療サービスの維持が優先すると考え、喫緊の課題は医師の確保が必要と考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと補足的に説明をさせていただきます。

 名古屋大学の医局を訪れて、中間報告を行ったという部分は、青写真というよりも、その基本的な考え方についてです。基本的な考え方は、この地域保健医療計画に沿っているということであります。中津川市民病院と坂下病院が、両方同じようにやっている部分について機能分担をしようということで、どちらかというと急性期医療にかかわる部分は中津川市民病院のほうに、慢性期医療にかかわる部分は坂下病院にということですけれども、まだまだほかに医療分野として、予防の分野というあたりが、強化していかなきゃいかん部分があります。あるいは地域における診療所の面倒をどう見ていくかというようなところも、これから強化していかなきゃいけないというぐあいに思っておりまして、そういった機能は坂下病院のほうでもう少し地域に近づいた形において担ってもらおうというような形で、それでこの地域全体として、先ほど病院事業部長が申し上げました予防と。保健のほうから医療のほうまでという形の医療も、慢性期、急性期というような形で、この地域として二次医療圏ですけれども、恵那市も含めた東濃東部の二次医療圏としては、この県域の中で賄えるように物事をやっていきたいということで、そういう方向の中で名古屋大学医局のほうにも医師の派遣をお願いしていきたいと、こういうことを申し上げているところです。

 それから、病院経営改革プランとの関係ですけれども、先ほど事業部長が答弁したところでありますけれども、優先順位というものがあると思っております。経営に注視して物事をやり過ぎると、医師あるいはスタッフに過重な負担がかかっていくという部分がありますので、医師、看護師の確保がまず先だと。医療のサービスが先だと。その上で経営というものにも着目して、その改善の方向を出していくということで、プライオリティーは医師、看護師の確保だということで当たっていくということであります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 今、お話がありましたけど、やはり青写真をつくっていく上で、恵那・中津川医療圏という全体を網羅して、その中心として市民病院がなっていくという、こういう位置づけというか、スタンスというか、それが必要だというふうに私は思うんですよ。実際に県病院は多治見にあって、東濃西部の医療圏。それから、下呂市にも県病院がありますが、ここのところは本当に中核病院としての機能を持つ病院の空白みたいな形になっておるわけですので、そういう点でいうと、県病院の誘致はともかくとしても、県病院と同じようなレベルのいわゆる病院をつくっていくという、こういう青写真を持って、計画的にいろいろやっていくことが必要だなというふうに思っておるわけですので、引き続き青写真の作成や中核病院のことについて検討を深めていただきたいなというふうに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) おっしゃるとおりだというぐあいにして思っておりまして、例えば救急医療の分野は赤字医療分野と言われております。実際には恵那の市民のサービスも中津川市民病院で救急サービスを行っている部分があります。そういった面については、市域を超えた形でサービスが行われるけれども、負担の関係は中津川市で負担するというような、そういう点については多少私も矛盾を感じている部分があります。そういった市と市の境を超えたようなサービスについては、県レベルにおける取り組みというのも、今、鷹見信義議員がご指摘のように、あってもいいかというぐあいにして思いますので、この点については県会議員を通ずるような形の中で、県のほうにもそういった点で目を開いていただきたいというあたりは申し上げていきたいというぐあいにして思っております。

 また、政治レベルの話にもなろうかと思いますので、またそれぞれの会派においても、そういった点での認識、お取り組みを一緒にやっていただければというぐあいにして思っております。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 次に、院内助産所関係ですが、いずれにしても中津川市は、今現在、里帰り出産をお断りしておりますし、民間でいうと、助産所がなくなっているということもありますもので、いろいろ考えますと、この立派な中津川市民病院の施設を有効活用するためには、院内助産所をつくる必要があるというふうに、私は思っております。

 今、ちょっと見ますと、助産師の助けで子供を産む院内助産所を設ける病院がふえてきております。産科医が不足する中で、医師の負担を減らし、安心でお産できる機会を提供するのが目的であります。4月現在、全国では47カ所に計画中も含めてあるわけですが、院内助産所のある中部の病院は、長野県では、諏訪マタニティクリニック、下諏訪町。それから東御市民病院。滋賀県では、彦根市民病院、市立長浜病院。それから滋賀県立医大附属病院、大津市。静岡県では、静岡医療センター、清水市。県西部浜松医療センター、聖隷三方原病院ですか、浜松市にあります。それから石川県では、小松市民病院に設けられております。

 院内助産所を運営していく上での課題は、助産師の技量向上と研修体制のようであります。全国では助産師は2万7,800人おられ、このうち8割の2万4,000人が病院や診療所に勤務されております。30代の助産師が全体の半分以上を占め、自分の技量に自信がない若い人が多いようです。日本看護協会は本年度初めて研修会を実施するようであります。助産担当の永池京子常任理事は、医師に任せるのではなく、助産師と医師とのチーム医療で実践力をつけていけば、助産師の自信もつくのではないかと話されています。

 昨年の6月市議会で私の質問に市民病院長は、院内助産所について開設するためには、多くの助産師の確保が大前提であり、その確保には大きな課題がある。また、どのようにすれば医師の負担軽減ができるか、検討してまいりますと、答弁をいただいております。

 それで質問は、院内助産所を設けることはできないのか。研究はどこまで進んでいったのか。里帰り出産の再開のためにも、ぜひ研究をさらに進めてもらいたいが、その件についてのご所見をお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 院内助産所を設けることはできないのかのご質問でございますが、またどこまでその研究が進んでいるかでございますが、院内助産所のことにつきまして、産科医及び助産師とも話し合いを持ってきております。が、現在の医師、常勤3名の状況の中では大変厳しいという話をいただいておりまして、差し当たって医師の確保と、助産師、現在16名がおりますが、年間500件から530件ぐらいのお産を取り扱っておりますが、院内助産所とするには、まだ助産師の確保も必要であるというところでございまして、現状では今のところ困難な状況ですが、その医師の確保あるいは助産師の確保に向けて頑張ってまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) そういうことで私たちも一緒になって研究をしていきたいなという課題だというふうに思っておるわけです。いずれにしても、院内助産所ということの中で、私は産科の医師の軽減ができるのではないのかということも、一方では思うわけです。いずれにしても、引き続き研究、検討をしていただきたいというふうに要望しておきます。

 次に、市民病院の職員体制の強化について、ちょっと質問します。多忙な病院勤務医の負担を減らすために、書類の作成などの事務作業を代行するメディカルアシスタント、MAが病院関係者の中で注目されています。正式呼び名は医師事務作業補助者です。ドクターズクラーク、メディカルセレクターなどとも呼ばれています。4月に改定された診療報酬では、MAを配置する医療機関への加算が大幅に増額され、導入に追い風になっているようであります。加算率は30ないし40%アップで、勤務医の負担軽減に期待されております。

 また、医師不足の中で、地元の医大を卒業した若手医師の流失を食いとめようと、中部の各県は引きとめ策に知恵を絞っています。滋賀県では、滋賀大学を卒業して地域で働く先輩医師が里親となって、学生との結びつきを深める事業に取り組んでいます。里親事業は医歯学部の1、2年生が対象で、卒業生の医師が定期的に懇談会で食事しながら近況を話し合う。先輩医師の姿を間近に見て、自身の将来像をイメージし、地域医療の担い手となる意識を高めていくというのがねらいのようであります。

 厚生労働省は、専門的な臨床実践能力を持つ看護師が、医師の指示のもとで傷口縫合、縫い合わせなどの医療行為を限定的に行う特定看護師制度の導入を柱とする提言をまとめたようであります。総合診療科を設置する病院もふえています。若い研修医たちが幅広い疾患を診察する力を磨くとともに、細かく分化した専門のたらい回しをなくし、スムーズな治療を進めるねらいがあります。総合診療医を育てる研究グループも整いつつあります。

 中津川市では、全国でもまだ数カ所の病院しか配置されておらず、東海地方の初の導入となった国内最新鋭の256列のコンピュータ断層装置、CT装置を宣伝してはどうか。いずれにしましても、独自の制度、施策で、研修医、MA、看護師の増加はできないのか、お伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) ただいまのご質問の独自制度、施策で研修医、メディカルアシスタント、看護師の増加はできないかでございますが、看護師確保につきましては、若い看護師を中心にワーキンググループをつくりまして、ホームページの充実や看護師募集のポスターの作成、待遇改善などを検討し、行っております。また、研修医の確保につきましては、より充実した研修プログラムへの変更、勤務医の負担軽減を図るための処遇改善委員会を5月に立ち上げ、検討をしております。また、メディカルアシスタントにつきましては、多忙な診療科の産婦人科に配置を現在しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 次に、夜間診療で、先ほども大分減ったという話もございますが、子供の夜間診療についてちょっと質問をいたします。

 夜中に子供が熱を出したときなどに、医師や看護師らが無料で相談に乗る小児救急電話相談、短縮番号#8000などの受け付け件数が増加しているようであります。沖縄県を除く40都道府県と一部の政令都市が開設しており、夜間救急の不要な受診が減らされる期待がされております。私のところにもある人から、子供が今、熱を出した、どうしようというような電話があったこともございます。いずれにしても、市民病院での内科診療抑制と救急車の適正使用を呼びかけており、大切な機関になると思います。今回このチラシの中に、よく見ると少し書いてありますけど、そういうものはなかなかよく知られておらないというのが実態ではないのかというふうに思っております。

 それで質問は、岐阜県と中津川市の小児救急電話相談窓口はどのように設置されまして、昨年度の中津川市民からの相談量はどれだけあったのか。また、このことについての市民の皆さんの広報はどういうふうにされているのか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、小児救急電話相談窓口の設置のただいまのご質問についてでございますが、小児救急電話相談窓口は岐阜県が小児の救急に際し、緊急を要するが迷ったとき相談できる窓口として、平成17年8月に開設されています。昨年度の相談件数は、岐阜県全体で7,301件、うち東濃圏域では419件でありましたが、市町村ごとには集計はされておりません。平成22年度から数値把握ができるようになりまして、今年4月の相談件数は岐阜県全体で744件、うち東濃圏域では66件、うち中津川市では15件ということになっております。この相談は24時間対応でき、安心できる相談窓口として効果が出ていると認識しております。利用については一層PRをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 実際にこの件は看護師さんや医師が相談に乗るということでありまして、本当に効果が高いと思います。しかも、若いお母さん方はやはりそういう医療に対しての意識が低いとなると、急速な心配が出るわけですので、そこについてやっぱりどうしてもこういうことを徹底してやることによって、救急の患者さんも減らせるということも含めて、効果が高いと思いますので、やっぱりPRをして、本当にこれが活用できるような、こういうことをやっていく必要があるというふうに思っております。

 次に、予防医療に関係するところでありますが、メタボリックシンドローム、内臓脂肪症候群対策に特化した特定健康診断、メタボリック健診の保健指導が2008年に始まって、3年目になりました。メタボリック健診では医療費の抑制の目的のもとに、国基準の検査項目が以前に比べて減らされたことに伴い、多くの自治体で検査項目が減り、受診率も低迷しております。中津川市ではどうですかということです。

 実際私たちも民間のこういうところの検査に行くと、あまりこれは役に立たんからやめようということは医師は言いませんけど、あまり喜んで検査してくれないというのが実態ですね、実際はね。だから、普通のいわゆる健康診断をやって、ほかのこともちゃんと検査してやるというのが、中津川市の開業医の先生でいうと、そういう実態であります。

 いずれにしても、このことも健康を守る上で大切なことでありますので、質問は、中津川市の特定健康診断の受診率はどうなっているのか。検査項目はどうなっているのか、お伺いいたします。

 あわせまして、この検査の中津川市民病院での受診率も報告をしていただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、特定健診の受診率でございますけれども、平成20年度の法定報告によりますと、全国平均が30.8%、県平均が35.1%に対して、中津川市は39.9%でありました。また、21年度の中津川市の受診率は中間報告になりますが、34%ということでございます。

 また、検査項目についてでございますけれども、身体測定、問診、診察、血圧測定のほか、血液検査として、脂質、肝機能、糖代謝、尿検査として、尿糖、尿たんぱくがあります。また、医師の判断により、貧血検査、心電図検査、眼底検査を追加し行う場合もあります。

 20年度の特定健診が始まった当初から、地域特性を重視して、腎疾患予防のため、市独自で血清クレアチニンと血清尿酸の血液検査を追加して実施しております。また、平成22年度からは尿鮮血検査も市独自で追加して実施しております。

 市民病院の受診状況についてでございますが、平成21年度は受診者5,103人に対して、中津川市民病院では354人が受診しております。割合としては全体の6.9%であります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 受診率は中津川の場合は県や国よりはいいようでありますが、いずれにしても、医療の中でいうと、予防医療というものは非常に大事なところでございますので、さらに受診率を高めながら市民の健康を守っていくことが大切かと思います。

 次に、診療明細書のことですが、現在ほとんどの病院で、新年度から原則すべての患者さんへ診療明細書の無料発行が始まりました。患者が医療を知る手がかりにと発行が許された明細書ですが、そこに並ぶ専門用語の多さに戸惑う人が大変多いようであります。

 質問は、診療明細書はどのような形で発行されているのか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 診療明細書はどのような形式で発行されているのかでございますが、診療明細書の項目につきましては、診察料、投薬、注射、処置、手術、検査、放射線、入院料、その他というような形で、項目を分けて掲載をしておりまして、請求書と同時に診療内容がわかる、こういう形式でお渡ししておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 次に、後発医薬品ですね。私は前からずっとこのジェネリック医薬品をぜひ市民病院で広げていこうという、こういうことで質問をしてきたわけであります。が、今回残念な事件が発生したわけであります。ジェネリック医薬品の大手の大洋薬品、名古屋市中村区ですが、岐阜県高山市の高山工場で調合ミスのため、規格外の胃腸病などの治療薬を製造し、自主回収をしました。大洋薬品が昨年11月に調合ミスのない別のサンプルを意図的に品質検査に出したことを認める報告書を岐阜県に出していたことがわかりました。

 それで質問は、中津川市民病院ではこの大洋薬品の薬を使用しているかどうか、お伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 大洋薬品の薬の使用についてでございますが、大洋薬品の薬は中津川市民病院では使用をしておりません。また、坂下病院においても使用はしておりませんので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) 薬の使用に関しては、病院の中では薬事委員会を開いて、いろいろこの薬を使うかどうかということは検討していると思いますが、大変な薬の量を、それを検査するというと、すごい多くの体制がないと、薬事委員会が薬について検討できないというのが実態でありますが、やはりそういうことについてもよく情報をつかんで、いい薬がきちっと市民の皆さんに渡っていくような形を研究をしていくことが大事かなというふうに思っています。

 いずれにしましても、現在病院、病棟の閉鎖や緊急体制の縮小、さらに身近な医療の困難など、中津川市民病院の危機、困難があり、地域医療の崩壊が深刻であると思います。いずれにしても、市民の命、健康を守ることを、市民の最大の要望でありますので、市民病院を立て直す緊急の取り組みについて、一層頑張っていく必要があることを要望しておきます。

 次に、少子化対策についてです。

 子供は未来をつくる主人公であります。その健やかな成長を支えるのが社会の責任であります。心身の安全から子供ならではの遊びや学び、休息や文化を享受する子供は、子供らしく生きる軌跡が必要であります。その子供期が奪われていることに、子供にかかわる専門家たちが警鐘を鳴らしております。毎日家庭で一緒に過ごす、そんな当たり前のことが長時間労働などでできませんし、習い事や塾で忙しい。子供たちが夕方まで戸外で遊ぶ光景もぐんと減りました。学校も競争原理が強まり、じっくりゆっくり学ぶことが難しい。商業文化は子供文化の形成を侵しております。小さいときにたっぷり甘えることがその後の自立を準備するといいますが、子供期をきちっと経ずに育つことは、人間を促成栽培するようなものであります。

 今回は子供の遊び場について質問をいたします。子供の遊び場の確保。中津川市道を交通静穏化して、生活に密着した場所、近所の広場等の活用は考えられないのか、お伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 市道を交通静穏化して活用することは考えられないかについてでございますが、交通環境改善の方法として交通静穏化手法がありまして、他市でも取り組みがございます。この手法は、通過交通の排除、走行速度の抑制、路上駐車の適正化などのソフト手法と、道路の構造を変えて、物理的に抑制をするハード手法があります。実施する場所によって実情が違うことにより、対応が異なりますので、具体的に地元からの要望があれば、道路実態や交通実態の調査を踏まえて、公安委員会との調整も含めまして、市道の静穏化について研究をしてまいります。よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 28番・鷹見信義君。



◆28番(鷹見信義君) そういう答弁でいいと思いますが、いずれにしましても、今、各地の地域を回ってみますと、本当にここならば入り口で交通の速度を15km以下に落として、それからそこの場所の交通量は1日50台以下の道路ですね。こういうところはちゃんと標識をしまして、子供がそこで元気に遊んでおると。自転車に乗ったりして遊んでおるというような、そういういわゆる地域ぐるみで遊び場をつくっていくと。そこのところに市道も掲げていくという、こういうことが必要になっております。

 全国的には、いわゆる一般的には、駐車場をそういうふうにするという場合が多いわけですけれども、駐車場の場合でいうと、そんなにまとまった、団地なんかでいうと、それはそのときに、例えば日曜日だけは車をよそに置いておいて、そこでそこの場を遊び場として使わせるというふうな、こういうふうにやっておるところもありますが、いずれにしても中津川市の場合ですと、地域を回ってきますと、そういうところの適切な地形や住宅の建っているぐあいの道路がいっぱいあるんですね。だから、今お話しのように、地域住民の皆さんとよく話し合って、そこの地域で子供たちをどう健やかに育てるかという、そのために遊び場をどう保障するかという、こういうことが必要かなというふうに思いますので、ぜひ地域の皆さん方の研究、検討を一緒になってやっていただきたいということを要望いたします。

 遊び場所がないから遊ばんのであって、本当によく見ると、自転車なんかでものすごく遊んでいます、実際は。いずれにしても、そういうことを要望しまして、私の質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) これにて28番・鷹見信義君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから13時30分まで休憩といたします。

  午後0時28分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後1時30分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。続いて24番・片桐光朗君。

  〔24番・片桐光朗君登壇〕



◆24番(片桐光朗君) 議長さんのお許しをいただきましたので、一般質問をさせてもらいます。

 私は、議会改革特別委員会の委員でありまして、皆さんにわかりやすい議会を進めていこうということで、今回より一問一答方式を併用ということで決めていただきましたので、新しい一問一答方式の制度で進めてみたいと思いながら、ここに立たせてもらいました。お昼を食べて、疲れも出てくることかと思いますけれども、ご清聴のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、質問に入らせてもらいます。

 大きな質問の1番です。福岡地区の産業廃棄物処理場計画に関して。

 福岡柏原地区に産業廃棄物処理場をつくる計画について、県は5月26日、設置許可を取り消す方針を決めました。私も反対する住民の会主催の集会に参加させてもらうなど、関心を持って見守っていましたが、地元の皆さんは業者、市、県を相手に、大変な苦労をしてみえることがわかり、また長い闘いになると思っていただけに、まずは安堵の思いがいたしました。県の早い英断はまことにありがたいことです。

 取り消し理由は、新聞報道によれば、設置計画を住民に周知することを定めた県条例に違反、法で定めた周辺生活環境への適正な配慮にも反しているということです。住民説明会の開催事実が確認できなかった。地元住民の承諾書に押された印は、就任前の自治会長のものだったともいいます。

 この件に先立ち、大山市長は5月24日に開催された中津川市の臨時議会の席で、市はずさんな仕事で誤った内容の意見書を県に提出した。監査委員から地下水利用の確認を怠って、なしとしたり、部長決裁が必要なのに、課長決裁で回答するなどが原因との報告を受けた。重要案件をルーチンワークとして扱うなどの問題が根底にある。市政に対する信頼を損ねたことをおわびすると、陳謝されました。そして、決裁規定を守るよう全職員に研修をしている。職員の処分を行うとも述べられました。

 私は、この陳謝内容には違和感を感じます。というのは、市政や市職員が住民の立場に立ち、市民の生活の守り手になるということが述べられていないからです。職員には産廃施設の計画が持ち上がった場合、市民の生活にとって大変なことだ。地元がたとえOKと言ってみえても、内容を本当に理解してみえるんだろうか、確認してみようというように、気を回して考えてもらいたいものです。住民の立場に立つとはこういうことではないでしょうか。なのに研修が決裁規定を守るということですから、釈然としないわけであります。

 ということでこの場の発言とさせてもらいまして、以下、具体的な質問については自席において行わせてもらいます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) それでは、具体的な質問をさせてもらいます。今、壇上で研修が決裁規定を守るだけだということで、ちょっと釈然としないよということを申し上げたわけですが、市長にお尋ねしたいと思います。市長は行政のトップとして、今回のこの福岡産廃問題、最大の原因が何だと考えてみえるのか、お尋ねをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私は、今回のずさんな行政の原因、これは中津川市役所職員における4つの気質、1つは個の気質。組織で仕事をしないという気質。それから、ルーチン気質。定常業務という形で物事を処理するという、そういう気質。それから、待ちの気質。こういうことにあるというぐあいに思っております。また、仕事を進める上で重要なこととそうでないことの仕分けがなかなかできないというところにあると考えております。詳細については総務部長のほうから答弁させます。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今回の件につきましては、仕事を進める上で重要な案件を仕分けすることができず、ルーチン的に片づけてしまったことのほか、個の気質に由来する、組織で仕事をしない。担当者任せで、事務に対するチェック方法が十分でなかった。こういったことが原因として挙げられます。

 また、住民の皆様の立場に立つには、待ちの気質の打破が必要であると考えております。市長が申し上げましたように、待ちの気質とは、外に仕掛けず内で待ち、それでも求められた仕事は、いろいろな理由を掲げて上手に断る気質でございます。市民の皆様の声を聞きに外へ出かけず、机の上だけで考えを処理しているものです。現在この気質について、市役所改革の中で打破に向けて取り組んでいるところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 答弁ありがとうございました。私が思いますには、4つの気質が原因というのは、どうもぴたっと自分の腹の中に落ちないんですね。といいますのは、待ちだとか個だとかということは、それは変えていかなきゃいけないんですが、何のために変えるのかと。要するに公僕として、市の職員として、市民の暮らしをしっかりと守っていく。あるいは市民の皆さんの権利を守っていく。そういう自覚を育てるために、例えば4つの気質なら4つの気質というものを打破していかなきゃいけないということではないのかという気がするわけです。そういう意味では、4つの気質というのは、ある面目的ではなくて手段ではないのかという気がいたしますけれども、そのあたりをどういうふうにお考えか、お尋ねをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 先ほど答弁申し上げましたように、この4つの気質を打破しない限り、なかなか市民の皆様のご要望にこたえることができないという状況にあります。これは市民の皆様の要望あるいは期待にこたえるためには、やはり市の職員がもう少し組織で仕事をして、しかも待ちの気質といったことで、中で待っているだけじゃなくて、市民の皆様のそばへ出かけていって、それで自分たちで政策を組み立てて、何とか期待にこたえていく。そのことが必要ではないかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 幾つか質問を予定しておりますが、大きな1つ目の質問の1問目で時間をあまり費やせられませんけれども、もう1つ、今の答弁の中で疑問に思うのは、4つの気質を変えていかなければいけないということであるならば、それを変えるために具体的にどうするかということをやっぱり、この事件を機にしっかりと進めるということが大事ではないのかというふうに思うところです。それが決裁規定を守るということで終わってしまうのかどうかと。対応がですね。ある面、これは市の職員の考え方を変えていく1つのチャンス、きっかけにもなろうと思うわけですが、どうなのかということですね。その点についてお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今、ご指摘の4つの気質の打破に向けての取り組みでございますが、少し長くなるかもしれませんが、まず1つ目の定常業務気質。これはルーチン気質とよく言われているものでございます。これは今、行政改革の中でいろいろな行革通信の発行、それから事務改善活動、5S活動、これは整理、整頓、清掃、清潔、しつけといった5S活動。それから、ルーチンワークのIT化。これは今現在やっている仕事について、いかに仕事を減らすかということで、ITを活用して仕事を減らしていく。それから、ものによっては臨時職員の方に手伝っていただく。こういった取り組みをしながら、定常業務気質の打破に取り組んでおります。

 それから、個の気質の打破ということで、従来ですと目標管理といったことがございませんでして、行き当たりばったり的な仕事が多かったわけですが、現在では目標管理制度をつくりまして、目標に向かって仕事に取り組んでいくと。これは工程表をつくってやっていくということです。

 それから、トワイライトミーティングといいまして、職員個人個人がきょう1日どんな仕事をどのようにこなしたかということで、これは課の中で終業時間に会議を行うというものでございます。

 それから、市役所流仕事の進め方ということでございますが、これはマニュアルをつくりまして、仕事はどういうふうに進めるのかと、こういったマニュアルをつくっております。

 それから、仕事の見える化シートでございますけれども、これは職員一人一人がいつまでに何をどのように解決していくかということを年間工程をつくります。これについて管理職がこれを見ながら、本当に仕事ができているのかどうかという管理をしていくというものでございます。そのほか、階層教育等も行っております。

 もう一点、待ちの気質でございますが、これについては民間派遣研修を行ったり、国・県への派遣、それから行政改革推進研修ということで、現在政策調整官を中心として、いろんな研修を行っております。

 それから、公約担当者の配置ということで、これは広報等でもご紹介させていただいておりますけれども、責任を持って自分の仕事を行っていくという意味で、公約担当者を配置しております。

 それから、外部の方の目で見ていただくということで、市民による行政改革委員会を設置いたしまして、仕事の進み状況等について監視をしていただいているという状況でございます。

 このほか、政策研修会を行っておりますし、今年度からは若手職員による小集団活動ということで、自発的に自分たちで新たな政策に取り組んでいこうという取り組みを始めたいということで、計画をしております。

 最後に、4つ目が横並び気質というものでございますが、これは現在管理職候補者試験あるいは人事評価による昇格昇給、それから自己申告制度、係長級昇格試験、あるいは希望降格制度、こういったものに取り組みながら、従来の年功序列的なものを廃止していると、そういった取り組みをしているところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ご丁寧な答弁ありがとうございました。今の答弁を聞いておりまして、なるほど、まあこれで中津川市は福岡の産廃問題で見られたようなずさんな仕事はなくなるぞと、そういう展望が見えてきたというふうに、ここの議場のだれが受け取ったかと。私は、なんかぼやけてしまって、よくわからないなというようなところが実感ではないのかなという気がするわけですね。

 そういう意味で、先ほど壇上でも申し上げましたけれども、本当に私たち市の職員が市民本位、住民本位、その姿勢でもって日々仕事をこなしていく上では、どういうことをやっていったらいいのか。きちんとみんなで検討し合う、研究し合う。行政のトップとしてはそういうことを、4つの気質はあくまでも1つの、何といいますか、手段という言い方かどうかわかりませんけど、そういうことなんです。その上でもっと市民本位、住民本位、これの気持ちを高めなきゃいけないよと、こういう職員教育を進めていくということが、私は大事だと思いますが、重ねてお尋ねします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ご指摘のことも踏まえて、先ほど言いました対策を講じているわけでございますが、今回の福岡地区の産廃問題について、我々も部長会として原因の追求をいたしました。後ほどご質問いただけるかと思いますが、監査委員さんの件もあるんですけど、部長会としても、どうしてこういった誤りが発生したかということを十分議論させていただきました。

 その中で、また長くなって恐縮でございますが、地下水利用なしの記載については、担当者の判断誤り、しかもそれに上司も判断を誤っていたと。さらに多くの課に合議文書が回っていたんですけど、所管課任せで進んでいたということがあります。それから、全然協議もされていなかったと。担当者がそのまま上げてしまったというようなこともございます。それから、将来この産廃問題がどういったことに発展するかといったような危機意識が全くなかったということが、その地下水利用なしの記載につながったのではないかということでございます。

 それから、意見なしの記載につきましても、これは9課44人という多くの押印が決裁文書にあったわけでございますが、これについては全くチェックがされておらず、ただ回ってきたから文書に印鑑を押したという状態がありました。それと、合議に非常に時間を要し、回答期限ぎりぎりで合議文書が所管課に戻ってきたというような、事務的なスピードの不足というのも当然ありました。それから、意見なしと書いたことによって、住民の方々にどんな影響を与えるかと、そういったことが全く想像力不足といった点もございました。

 もう一点、最後に決裁区分の誤りでございますが、これはご指摘のとおり、大変ずさんな処理がされていたというものでございます。それから、だれかが決裁の区分について直してしまったということがあるんですけど、これも管理職が全然把握をしていない。管理力不足といったところがございます。それから、先ほど市長が答弁いたしましたが、重要な文書とそうでない文書の仕分けができないと。これはもう判断力がないということですが、判断力不足の点もあったということです。

 もう一点、最後でございますが、事務専決規定にはしっかりとどういったチェックをするかといったところが記載してございますが、これが全く守られていないということで、こういったコンプライアンスが欠如しているというところは非常に大きな問題だと思います。

 したがって、今回対策として研修会を開いたということを言ったわけですが、これは研修会というのは1つの手法だけであって、このほかにもいろんな取り組みをしております。マニュアルづくりも行っておりますし、実際の決裁の進め方、こういったものについても見直しをしておりますので、その辺をご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 重ね重ね本当に丁寧に答えていただきまして、ありがとうございます。が、聞いておりますと、やはり非常に現象面にとらわれて、本質論ということについての踏み込みが浅いのではないかという気がいたします。そういう意味では、私も市民本位の市政ということを申し上げましたけれども、そういうことになるのかどうか、みずからやっぱり考えて、引き続き検討、研究、研修をこの件についてはお願いをしたいということで、次の質問に移らせてもらいます。

 質問の2つ目になりますけれども、監査委員に調査を依頼したということなんですが、この理由がわからんわけです。説明をお願いしたいと思います。というのは、本来なら、これ行政自身がみずからの問題として取り組むべきことではなかったのかというふうに思えるものですから、その説明をお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今回の事務処理誤りにつきましては、その事実についてありのままに調査をしていただくために、監査委員さんに監査を要求したものであります。このことはやはり身内による内部的な調査では大変結果として評価が甘くなってしまう可能性があるということで、市長部局から独立した第三者である監査委員に監査を要求したものでございます。

 なお、これまでもほかの案件で誤り等の原因が明確でないものについては監査委員さんに監査を要求してまいりましたので、申し添えさせていただきます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) わかりました。

 それから、質問の3つ目に移りたいと思います。産廃というような事業の場合に、設置計画を住民に周知することが県条例で定めてあるということですが、事前に住民に周知して了解をいただいた上でないと、着手ができないということだというふうに私は理解をいたします。けれども、自分自身、いま1つ条例の理解という点では、腑に落ちないところがございますので、住民に周知、了解をいただくということの重要性について、これは条例解説ということになりますが、説明をお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 県の条例によりますと、生活環境に影響を及ぼすおそれがある地域に住所を有する者に対し、説明会の開催などにより計画内容を周知しなければならないというふうに規定をされております。県の解説では、住民に周知することは必要でありますが、了解を得ることまでは求めていないということであります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) わかりました。

 質問の4つ目に移ります。職員の処分に関してです。

 市民の間では、市長の処分がないことに対して疑問といいますか、不信感が生じております。職員配置をしたのは市長自身じゃないか。管理責任者として、当然市長自身も処分があってしかるべしだ。そうでないと人はついてこんぞというのが、市民の受け取り方なんですが、大山市長はどうお考えか、市長自身の答弁を求めます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私の処分についても、職員の処分との関連において検討するように指示をいたしたところでございます。行政のトップとしては当然責任があると、責任を感じているところでありまして議会において市民の皆さん、また議員の皆さんに対しても陳謝をさせていただいたところでございます。また、記者会見においても陳謝をさせていただき、それも放映をしていただいているところでございます。今後、特別職の処分のあり方についても検討するよう、指示をしているところでございます。

 私の処分についての検討の経過については、総務部長のほうから答弁をさせます。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 市長の指示を受けまして、事務方のほうで市長の処分について検討をさせていただきました。市長の処分としては、減給するか辞職といった2つの方法しかございません。今回の職員の処分は、事務処理誤りに直接かかわった職員に対する最も重いものは戒告処分でございました。戒告は減給よりも軽い処分であります。ただし、戒告につきましても、懲戒処分でございます。懲戒処分には4種類ございまして、免職、停職、減給、戒告、これが懲戒処分でございます。管理者に対する処分の重さは、部下に対する処分の重さと同等かそれ以下が相当でありますので、市長についても同様でございます。したがいまして、市長については処分に至りませんでしたので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 なお、先ほど市長から申し述べましたように、市長の特別職の処分のあり方について、その基準等について検討するように指示を承っておりますので、検討してまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ちょっと今、市長の答弁と部長の答弁とがいささか食い違っているようにも思いまして、確認をいたしたいのですが、市長としては責任があるということで、みずからの処分をどうするのか指示をしたと、こういうふうにおっしゃいましたわね。部長は、市長については処分をしなかったんだけれども、指示をもらっていると。それでどうするということをおっしゃったわけですか。ちょっとその辺が、おっしゃっている中身がわかりませんでした。改めてお尋ねします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 今、ご答弁申し上げましたのは、職員の処分に合わせて、市長の処分についても検討しろという指示を承りました。それで、職員の処分で一番重い処分は戒告処分でございました。市長につきましては、市長の処分というのは減給か辞職しかないということで、今回減給まで至らなかった。しかし、行政のトップとして当然道義的責任があるということで、議会の皆様はじめ市民の皆様に深くおわびをさせていただいたということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) やるのなら、処分するのはやっぱり職員の皆さんと同時期にやらなかったら、市民の皆さんは納得できないですよ。それから、市民の皆さんの声を聞いた上でということになるのは遅いのですけれども、自分の処分について指示をしたという姿勢は、それはいいと思います。けれども、遅い。それだけれども、部長、きちんとしなかったら、それは市長の名誉を傷つけると、逆に。

  〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕



◆24番(片桐光朗君) そういうことになりますよ。そのくらい今の市民の皆さんは思ってみえるということです。

 まだ質問していないですから、手を挙げないでください。説明員は質問に対して答えるということですから、お願いします。

 いずれにいたしましても、今回の場合、副市長を含む12名、大量ですよ。しかも、勤勉手当19%カット、年金にまで及ぶ一生涯の――しょっていかなきゃいけないという、そういう職員まで出してきている。そのトップが無傷であると。こんな笑われるような中津川市政ではいけないということです。と思いますが、市長、改めてお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ということで、今後特別職の処分のあり方についても検討するように指示をしたところです。先ほど議会でのおわびというのは、職員の処分よりも前にやらせていただいておりまして、その前段において既に職員の処分についての検討を指示しているところです。あらかじめその回答を受けて、何にもないというわけではないということで、行政のトップとしての責任感の中においておわびをさせていただいたということでございます。今後については、先ほど申し上げたように、特別職の処分のあり方についても検討するよう指示をしたところであります。

 ここはある意味では、市長の判断で物事を行うというところが大事な部分もあるというのは承知しております。私の意識としては、ある意味では減給というようなものに対して、イエローカードをもらったという自覚でおります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) この件につきましては、まだほかの議員も質問されるようですので、ここまでにとどめておきます。

 5つ目の質問に移ります。福岡産廃問題の今後の展望なんですけれども、県としては、私が聞いている限りは、設置許可を取り消す方針を決めたと。方針を決めただけで、その後のことがわからないわけなんですが、知事の発言なんかも見てみますと、法廷闘争というようなことにもなるのかなというような感じもいたします。

 そこで、今後の情勢と県並びに市の対応について、どのように考えてみえるのか、お尋ねをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 県におきましては、今、議員おっしゃられたように、許可を取り消す方針で、行政手続法に基づく聴聞の手続に入る予定だというふうに聞いております。市としましては、重い決断をしていただきました県に協力をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 問題が発覚してからの市の対応というのは、対県に送った文書等を見させてもらいますと、知事をちょっと怒らせたということもあるようでありますけれども、住民の立場に立つというか、市民の立場に立つということでは、私は市の進め方、ありがたかったなというふうに、正直に思うところですので、そういう姿勢で引き続きお願いをしたいというふうに申し上げて、この大きな1つ目の質問は終わらせてもらいまして、2つ目の質問に入りたいと思います。

 大きな2つ目の質問です。ミックス事業に反対したからと指名業者から外すのは、報復・権力・恐怖政治だと、こういうテーマでございます。

 市議会で地元住民の意向に沿って、ミックス事業に反対したことなどを理由に、昨年1月から下水道事業の指名業者から外されて入札できなくなったと、ちょっと個人名を挙げさせてもらって恐縮でありますが、鈴木雅彦議員の所属する会社、鈴木測量事務所が中津川市を相手に訴訟を起こしています。市長提案に反対したら指名しないなどというのは、とんでもない権力政治、恐怖政治であります。こんなことがまかり通るようでは、議員も市民も報復が怖くて、行政や市長に対して物が言えなくなってしまいます。

 私は、大山市政の本質があらわれた重大事件だと受けとめております。裁判に差しさわりが出てはいけませんので、5月13日付で全市会議員に配付されました、中津川市に対し訴訟が提起されましたという市発行の文書に限定して、質問をいたします。

 市は、指名しない理由をその文書の中で以下のように記しております。3点あるわけですが、その1つ目です。これまでに下水道課が発注した委託業務において、市が期待した品質に届いていない成果品があったこと。2つ目です。鈴木測量事務所の社員である現職の市会議員が、下水道課職員との打ち合わせ業務に同席されることがあり、職員は市会議員として意識せざるを得なかったこと。3つ目です。下水道事業は市民の生活環境を確保するために必要な事業であり、ミックス事業、新衛生センター建設事業もこれに含まれるが、前記市会議員はこれら事業に反対の立場であり、業務にかかわりがあること。こういうふうに3つ書いてあるわけですね。

 その理由の1つ目ですが、鈴木測量事務所以外のほかの業者は、市が期待した品質に届いていない成果品がこれまで1つもなかったのかということを、まずお尋ねしたいと思いますし、あわせてこの期待した品質に届いていない成果品、未成果品ですね。鈴木測量事務所の場合、いつの時点でこの未成果品が発生したということを言っているのかということについて、まずお尋ねをいたします。鈴木測量事務所だけが特別顕著であったのかどうか、指名をしなくなった時期が未成果品の発生とのかかわりで適切であるのかどうか。市としては納得のいく説明をすべきでありますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 議員ご指摘のとおり、この件につきましては、現在係争中でございます。したがって、お答えについては控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) この件は、今度の補正予算の中でも裁判費用ということで147万円計上されておるわけですよ。当然これは委員会付託もされておりまして、この裁判費用はどういうものなんだということが審議されるはずであります。それを一切裁判中だから答弁はしない。しかも、予算だけは通してくれなんていう甘いことを言うつもりじゃないでしょうね、市長。お願いします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 先ほどお答え申し上げましたように、現在係争中でございます。この6月10日には第1回の口頭弁論が開かれております。したがいまして、今回のご質問に対する答弁に当たり、訴訟の代理人として委任しております顧問弁護士と2回にわたり協議をさせていただき、弁護士の意見を参考に、庁内で協議をさせていただきました。結果といたしまして、係争中でございますので、答弁については控えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 係争中という意味は、私は議会を離れて司法の場に出るというぐあいに認識しておるところです。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ですから、委員会付託されて、予算も計上しているんだけれども、その説明はするのかしないのかと。あくまでも説明は一切しないけれども、予算だけは通してくれというのかどうかということはどうですか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 訴訟費用を予算化しておりますので、今回こういった訴訟が提起されたということについて説明をさせていただき、訴訟費用、なぜこれだけ弁護士費用がかかるかという計算根拠についても説明をさせていただきます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 議会をばかにしないでください。しっかりと説明をする――予算提案をすれば、それに対してきちんと市民の皆さんが納得できるような説明をするというのは、当然のことではありませんか。ちょっとそれでは2つ目の質問に入ります。

 2つ目については、理由の2つ目に関連することなんですけれども、現職の市会議員が打ち合わせ業務に同席されると、職員は市会議員として意識せざるを得ないと、こういうことでありますが、これについては私もやっぱり市の意見に同意をいたします。議員が特定業者の利権代表になったり、あるいはそう受け取られかねないような行為をするということ、これはいかんことです。あわせて、私などは公共事業を請け負う業者や業界が、選挙の際などに特定候補を応援することについても、利権絡みになりやすいと考えられますので、してはいけないことだというふうに思っております。

 ただ、鈴木雅彦議員とのかかわりで言うならば、初当選以来もう2期目、7年間を過ぎておみえなわけですが、何年もこうした事態が続いていたのではないかというふうに考えられるわけです。そこで、今になってなぜ急に指名をやめたのか。ミックス事業に賛成ならそうならなかったのではないかという点についてお尋ねをいたしますが、どうですか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ただいまのご質問につきましても、裁判のかかわる事項でございますので、お答えについては控えさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) なかなかガードがかたいということであります。

 それじゃあ市の3つ目の理由について質問をしたいと思います。ミックス事業、新衛生センター建設事業、これについて事業に反対の立場であり、業務にかかわりがあることということで指名をしなくしたなんていうふうに、市が出した文書に書いてあるわけですね。議員というのは、主権者である市民の皆さんの意見を議会で代弁をする責務があるということです。議員の発言がそのときの市長の意向に沿わなくても、それが主権者である市民の考えなら、当然尊重されなければなりません。鈴木雅彦議員のミックス事業についてのこれまでの発言は、地元住民の皆さんの意向を代弁してきたと私は思っております。議員としての責務を果たしておるわけであります。なのに、反対を理由に指名しないなどと、これは報復ですよ。報復をするということは、民主主義や議会の役割を否定する重大問題です。報復政治、権力政治、恐怖政治であります。許されることではありません。大山市長は最高指導者として資質が欠落していると言われてもしようがないほど、重大な問題だと思いますけれども、市長、どのようにお考えですか。お尋ねをします。市長、答えてください。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 係争中であり、お答えを控えさせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 議長、これは答弁拒否ということだと思いますが、私は市の重大問題だというふうに思います。そういう意味では、裁判のことも考えて、市の出した文書について言っておりますから、答弁するように言ってください。



○議長(伊佐治由行君) ただいまの片桐光朗君の発言について整理のため、暫時休憩といたしますので、お願いいたします。

 暫時休憩いたします。

  午後2時12分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後3時20分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中に議会運営委員会が開かれております。よって、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) それでは、報告いたします。

 ただいま片桐議員の一般質問の中で、片桐議員のほうから答弁拒否ではないかという発言がありました。これにおきまして、議運のほうでこれを整理しております。

 内容としまして、2つ目の片桐議員の質問の中で、市の執行部が係争中だから答弁できないという答弁をしておるわけなんですが、今回この一般質問の内容を見ますと、裁判で係争中の内容に当てはまると。その答弁によっては大きく裁判に影響するということが、はっきり考えられますので、これは答弁拒否ではなくて、係争中で答弁できないというのも立派な答弁だという形で、議会運営委員会では結論しましたので、よろしくお願いします。

 以上で報告を終わります。



○議長(伊佐治由行君) 委員長の報告に何か質疑ございませんか。6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) 今、その報告をお伺いしましたが、片桐議員は執行部が片桐議員に渡した、あるいは我々議員全部に渡した資料の内容について質問をしているんですから、答弁ができないんだったら、そういう資料を渡さなきゃいいんですよ。公式に渡された資料についての質問が、なぜ受けられないんですか。それじゃあおかしいじゃないですか。

  〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) お答えします。

 それについてもしっかり議論をしました。執行部から議員に渡された、中津川市に対して訴訟が提起されましたという文書のことですね。これにつきまして、実はここに書いてある片桐議員が指摘した3つの内容ですね。これは実はその前に弁護士に出している資料と全く変わりないと。司法に通知した回答文でありますので、この回答文の結果によって、これから裁判が争われるということですので、ここに書いてある片桐議員の質問内容が、すべて裁判の争点になっている内容だというふうに理解しましたので、今回やはりそれは答えられないという結論に達しました。



○議長(伊佐治由行君) 6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) いいですか。裁判へ弁護士を通じて市が出していることをここでしゃべって、何で差し支えがあるんですか。裁判に出す内容とここでしゃべる内容と、同じでいいじゃないですか。それがここでしゃべることが、なぜ裁判に影響があるんですか。そして、当然被告の弁護士は答弁書を出します。それで、原告の弁護士はそれをまた答弁していくでしょう。被告の出す準備書面は、当然一般に公にされるわけですから、そのことがここで明らかにできないなんて、そんなばかなことないじゃないですか。なぜ秘密にしておく必要があるんですか。



○議長(伊佐治由行君) 議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) それは裁判のほうで行われた内容であればそういうわけですが、今回はまだ裁判中ですので、裁判所のほうから結果も出ていないだろうと思いますし、そういう意味ではやはり今、係争中であるため、その答弁はできないという市の判断であります。



○議長(伊佐治由行君) 6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) いずれにしたって、裁判へ出される被告の側の準備書面は公表されるんですよ、これは。原告へ渡るんですよ。記者会見でも恐らくそれは発表されるでしょうしね。いずれにしたって秘密文書でも何でもないわけです。秘密だったら裁判は成立しませんからね。秘密文書じゃない内容をここで答弁したら、どういう支障あるか、説明してください。



○議長(伊佐治由行君) 議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) 今、市のほうとも確認しましたが、今、裁判中であり、市から出している答弁についても、まだ非公開の状態でありますので、当然裁判に影響するということで、ここでは出せないという結論です。



○議長(伊佐治由行君) 29番・可知いさむ君。



◆29番(可知いさむ君) さっき議運で議論されたのは、原さんの言われていることは原さんの意見で、それは別に意見としてあって当然だと思いますけど、議運で、片桐議員がとめた理由は答弁になっていないという理由だったですよね。だから、それをめぐって議運で議論をした結果、係争中なので答弁できないというのは、答弁になっているということが確認されたということですので、お願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) 答弁になっているなら、なっているだけの内容、理由がなきゃだめなんですよ。内容、理由を言ってください。なぜそれが答弁になっているのか。



○議長(伊佐治由行君) 議会運営委員長・今井 誠君。

  〔議会運営委員長・今井 誠君登壇〕



◆議会運営委員長(今井誠君) 先ほど最初に話しましたように、議運では、片桐議員が答弁拒否だということで発言されましたので、議長のほうから整理のために中断をしました。それで議運におきましては、答弁拒否かどうかを基本的に審議しました。その結果、係争中であるため答弁できないということは立派な答弁だという結論に達しまして、議運では答弁拒否ではないということを決めて、ここで報告するわけです。



○議長(伊佐治由行君) 6番・原 昌男君。



◆6番(原昌男君) じゃあこの問題はこれ以上論議いたしましても仕方がないと思うから、重大な疑念を残しながら、私は質問を終わることにいたします。納得したわけじゃありませんから、今後に尾を引きます。



○議長(伊佐治由行君) そのほか質疑ございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊佐治由行君) 質疑なしと認めます。

 傍聴人に申し上げます。傍聴規則により、議場における発言、拍手等は禁止されておりますので、静粛にお願いをいたします。

 引き続いて一般質問を行います。24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ちょっと私も理解不足のところがありまして、先ほど議運委員長からの説明をお聞きいたしまして、自分としては納得をできたところでございます。議長をはじめといたしまして、議運の皆様方には大変にご足労をおかけしましたし、ここにお見えの皆さん方にもいろいろと待たせるなど、ちょっと失礼なこともありまして、恐縮でございます。

 今の問題については、それなりに自分でも理解をできましたので、これ以上質問はいたしませんけれども、私といたしましては、いずれにいたしましても、反対を議員がしたから、それに対して対処すると。報復をすると。こんな市政が続くというのはやっぱり認められない。これはやっぱり議会で市民の声を代弁すると、議員としての責務を認めない、民主主義を認めないということにもなると思いますので、重大な問題だと指摘をいたしまして、次の大きな3つ目の質問に入りたいと思います。

 大きな質問の3つ目、ミックス事業は市長に対する不信感が極めて強いことを自覚し、地元との信頼関係を築けというテーマであります。

 ミックス事業については、私もずっと取り上げているわけでありますが、今回も質問をいたします。今年の3月13日に地元住民の皆さんと市執行部との第1回話し合いが行われ、私は大変うまくいった、これをベースに2回目、3回目と積み重ねることができそうだと喜んだものでした。しかし、その後、2回目の話し合いをするという話は全く伝わってきません。

 その原因となった出来事が、草刈りを理由としたさくの設置にあったことは明らかであります。草刈りについては、本来市が早くやらなければならなかったことだったのに、ありがとうございましたと、こういうふうに言っておけばいいことだったのです。それを市長は、さくを設置することで、やったからやり返す、市は負けてはおらんぞというけんか腰の態度をあらわにしました。さらに記者会見で住民を批判し、悪者扱いしました。これは地元住民との話し合いを市長がみずからつぶしているということです。こういう態度だから、市長は行政権力を使って住民を追い込めるつもりだと受け取られ、問題を一層こじらせているのです。

 大切なことは、対等、平等、互恵の精神に立って、地元の人たちと信頼関係を築くことです。ミックス事業については、地元の人たちにとっては、その前段の苗木終末処理場建設の折のイメージアップ、環境をよくするという約束が果たされていないにもかかわらず、環境影響調査などが強行されました。このため住民は、市が一方的に行政権力を使って既成事実を積み上げていると、危機感を今、持ってみえるのです。この思いを市がしっかりと受けとめて、住民の皆さんをこれまで苦しめ、そして追い込んだ行政の責任と、大山市長に対する住民の皆さんの不信感が極めて強いことを自覚し、対等、平等、互恵の精神で対応することが大切なのです。このことがわからないと、話し合いは進めることができないし、決着がつかないと思いますけれども、市長はどうお考えか、お尋ねをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) それでは、お答えします。

 市としましては、これまでに市のミスと残地の明確な利用方法を説明してこなかったこと、また地元の皆様にご心労をおかけしたことを謝罪しております。

 当該地は下水道工事の残土置き場であり、ミックス事業及び新衛生センター建設事業の選定地でもあります。そのため昨年の7月より、土地の管理者として、ロープを張り、看板を設置し、立ち入りを禁止しておりました。

 また、3月13日の話し合いの際に、地元からの求めにより、議事録を双方で作成し、突き合わせることを申し合わせており、そのための日程調整を地元の皆様へお願いし、次の話し合いに向けてその調整を粛々と進める中、3月29日に地元より、多目的グラウンドを地元が整備する旨の文書が市へ提出されました。3月31日に市は、かたく立ち入りをお断りします旨を文書に回答し、4月1日と2日には草刈りも市で行いますとお伝えしておりました。

 しかしながら、4月4日に地元の皆様が市の許可なく当該地へ立ち入られ、草刈りを強行されました。そのため、さらに立ち入り禁止の意思を示すため、やむを得ずさくを設置しました。

 なお、5月27日には当該地内のほこらを自由にお参りしたいとの地元からの要望により、ほこらまでの通路を確保するため、さくの一部を移設しております。さらに6月14日にもさくの一部を撤去しました。現在、再度地元の皆様との話し合いの開催を依頼しております。

 このように、市は地元の皆様に対し、誠意を持って取り組んでおります。今後環境対策など、万全な施設を整備することをご説明しながら、公平・公正に臨んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 誠意を持って対応してみえるという市の感覚ですけれども、さくを設置したことで、地元の皆さんは地元に対する宣戦布告だと、挑戦状が突きつけられたというように感じておみえなわけなんですね。通常の関係というか、市と市民の皆さんとの関係であれば、例えばついせんだっては一斉清掃の日だったわけなんですけれども、皆さん草刈りを市の市道だとか市の農道だとか、市の管理すべきところもやられるわけです。

 ところが、やっぱり微妙な関係がある中でさくを設置してしまったと。それに対して、地元の皆さんは大変な憤りを持ってみえるわけですし、そのくらいのことを理解できなかったのか、推測できなかったのかという気がするわけですよ。それなのに、なおかつさくまで設置しなければいけないと、これはやっぱり私は市のフライングだと思いますけど、市長、どういうふうにお考えですか。市長、お答えください。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 先ほど水道部長がお答えしたとおりでして、議事録を双方で作成、突き合わせることで調整をしていたということ、また次の話し合いに向けて持ってほしいということで、その調整もお願いし、粛々とその状態が続いていたというところで、昨年の7月より土地の管理者として張らせていただいていたロープあるいは看板というものを無視する形の中で、突如地元のほうで草刈りをするということでお話があり――草刈りをするということでの話ではなくて、多目的グラウンドを地元が整備するという文書を市に提出され、それをお断りし、また草刈りは市のほうで実施するということでお伝えしたにもかかわらず、草刈りを強行されたというところで、やむを得ずさくの設置をさせていただいたということで、決して宣戦布告というような意思は毛頭ないところでございますので、よろしくご理解をお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 通常でいけば、私もこういうことがあったとしても、それは宣戦布告だとか挑戦だというような関係には、普通ならないだろうというふうに思うんですよ。ところが、今回はそういうふうにとられているわけです。そこにこのミックス事業に対する、これまでの中津川市政のやってきたいろいろな積み重ねがあるということなんですね。それを住民の皆さんの思い、しっかり市が理解しないことには、話し合いが進まないぞということを私は申し上げておるわけなんですよ。絶対に結果として、話し合いが進まないような事態を市がやってはいけないんだと、こういうことだと思います。住民の皆さんの気持ちをもっと理解せよということは、私はさきの議会でも申し上げましたけれども、改めて市長、対等、平等、互恵の精神で対応することが必要だと私は思うけれども、どうなんですかというふうに市長に問いかけているわけですから、市長、お答えください。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 地元の皆さん方が多目的グラウンドを整備するということを約束ととらえられて、それを強く希望されているということは、十分理解をしているところでございます。さくを設置したということは、決して宣戦布告ではないところでありまして、先ほども水道部長がご説明したように、ほこらまでの通路の確保ということもさせていただいたわけですし、話し合いというものを持たせていただくために、一部さくの撤去というものを6月の14日にさせていただいているということでありますので、決して宣戦布告でもないし、また地元の皆様方がその約束というものを実行せよというお気持ちを強く持っておられるということも、十分理解しているところでありますので、話し合いをさせていただきたいと。そのためにもさくの一部撤去をさせていただいたと、こういうところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) きょうもミックス事業、地元の皆さんが多数傍聴にお越しでありますけれども、多分今の市長の答弁では、ああ、市はよくわかってくれているなというふうには、全く思ってもらえないというふうに、私は思います。私は、このさくを設置したことで2回目の話し合いがストップしているというのは、まことに残念です。今、この事業の全体のことを考えてみますと、これ平成16年の4月から、環境センターの外部乾燥施設をどうするのか、どこにつくるのかということを準備し始めて、22年度中に完成をしなければいけないと。当初の目標というのはそうだったんですわね。22年度中というのは、来年の3月いっぱいのことですよ。もう向こうで中津の駅で電車の発車のベルが鳴り始めているにもかかわらず、玄関であっちの靴を履いたらええか、こっちの草履を履いたらええかと、ばたばたしているようなもので、本当に電車に乗ることができるのかというところまで、中津川市、今来ているのではないかと、私は思いますが、その辺のタイムスケジュールといいますか、この事業の切迫性についてはどうお考えですか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) ちょっと反問権になるかどうか、よくわからない部分があるんですが、議長で御判断をと思いますが……

  〔「ちょっと聞きにくいです」と呼ぶ者あり〕



◎市長(大山耕二君) 反問権になるかどうかというのは、定かに判断できにくいところですが、今のご質問はどの通告との関連でご質問なのかというところを、ちょっとご説明をいただくとありがたいです。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 22年度中に当初目標だと完成をするということで進めなければいけないミックス事業が、まだ対地元との関係では何にも進められていない。早く話し合いをしなければいけない。ミックスについての事業説明会をしなければいけない。しかし、地元との関係では、その前に苗木の終末処理場についての地元のいろいろな複雑な思い、これについてきちんとわかってもらうように回答しなければいけない。その話し合いを詰めて、早くやらないことにはミックスの説明にまでたどり着けないと、こういうスケジュールじゃありませんか。だから、大変に厳しい状況にあると。早く進めなければいけない、そういうふうに思っているのか。ゆとりがあるというふうに思ってみえるのか。そこを最高指導者であります市長にお尋ねをしたいと言ったわけです。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) スケジュールのことなわけだと思いますので、きょう私は通告書をここに見ているところですけれども、ちょっと理解が悪くて恐縮ですけれども、通告書のどこに今のお話が関連するということで、しっかりと理解して答弁したいと思いますので、その辺をちょっと教えていただければと思います。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) とぼけたことを言ってはいかんのです。今回の金網の設置などというのは、結局地元との話し合いをおくらせるだけの話になるわけなんですよ。そんなゆとりがこのミックス事業、市長、6億円返さなきゃいけないかもしれないと言われている、しかも会計検査院から未達であると言われておるというふうに、以前おっしゃいましたね。早く方向を出さなきゃいけないときに、しかもそれは地元との話し合いが欠かせない状況の中で、金網をやったの、草刈りをやったのなんて言っておる暇が、時間的なゆとりが中津川市はあるのですかと聞いておるわけです。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) おっしゃるように、早急に事業を進めなければいけない必要になっております。そこで、再度の話し合いを今、申し入れしております。何とか話し合いに乗っていただくように、これからも努力してまいります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 部長のほうが話がわかってみえる。その話し合いを進めるに当たっては、地元の皆さん、挑戦状だとか宣戦布告というようなふうに、大変に重く受けとめておみえなわけですから、一部撤去をしましたなどというような話では、これは通らんだろうというふうに思います。一部撤去の意味というのは何なんですか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) まず、ほこらまでの道を確保すること。お参りのための道を確保すること。まずこれをしました。次に、最低限必要な土地以外については撤去しました。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ごめんなさい。最低限必要な何をどうしたと言われたんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 最低限必要な事業用地以外につきましては、一部撤去をさせてもらいました。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 一部撤去したから話し合いに応じてもらえる状況ができたというふうにお思いですか。私はそうは思いません。完全撤去をするというのが条件じゃないかというふうに思いますが、どうですか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 下水道事業用地として今、管理しておりますので、さくの全面撤去は今のところ考えておりませんが、状況を見ながら判断していきたいと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 私は、地元の皆さんもこの話し合いについては希望されていると、しっかり望んでみえると。ミックスの事業説明ではなくて、その前の苗木終末処理場の際のいろんな話がわだかまりとして残っているものですから、きちんとやっぱり晴れ晴れとした気持ちに一日も早くなりたいという思いは持ってみえるというふうに思うんですよ。市だって、それをちゃんと早く理解してもらうということなしには、市の立場としてはミックス事業の説明に入れんわけですね。だったら、そんなところでこだわらずに、全面撤去をすぐに今からでもして、そうやって改めて話し合いお願いしますと、こういうふうにしないと、6億円の補助金返済の期日が刻々と迫っておると、こういうことじゃないですか。いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 先ほども申しましたように、何度も話し合いの開催のお願いをしてまいります。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 条件があるわけですから、宣戦布告とまで市民に思わせるなんていうような行政は、とんでもないことですよ。だから、そういうことについてはごめんなさいと言って、そのかわり申し訳なかったけれども、改めて話し合いをお願いしますというふうに、早くやらなきゃいけないんじゃないですか。市長、いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 片桐議員のおっしゃっているところは、我々の抱える状況と同じ認識です。さくの取り扱いも含めて、地元の皆さんとよく話し合っていきたいというぐあいに思います。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 同じだと言われると、私はどこか違うような気もするんですけれどもね。市長、今の答弁ですけど、話し合いをするためには全面的な撤去、これはさくも看板も、それもすぐやってもいいという腹は持っていると、そういうことを今おっしゃったんですか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 我々は公共用地の管理者でもあるわけですので、その管理責任というのはあるわけです。だから、その管理責任というものをしっかりと果たすことのできる状態を、地元の皆さん方にも納得していただければ、さくの撤去というものもあり得るということで、地元の皆さんと話し合っていきたいと、こういうことです。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 私も公共用地を、好意であったとしても勝手に構うということについては、やっぱり問題あったなというふうに思うものですから、何とか早急に撤去をして、ごめんなさいと言って、やっぱり市のほうが言わなきゃいかんですよ。その上で改めて第2回目の話し合い、これからはスムーズに進めましょうと言ってもらいたいと思います。

 それから、設置費あるいは撤去費、墓への通路の改修費、これ幾らかかっているんですか。全く無駄な金だと思います。今答えられるのなら、答えてください。



○議長(伊佐治由行君) 片桐議員、計数、数値においては、これは事前に通告するという約束になっておりますので……。執行部のほう、すぐ答えられればあれですけど……。



◆24番(片桐光朗君) だから、そういう意味で言ったわけです。答弁があればいただきたい。



○議長(伊佐治由行君) 用意していないということでございますので……。24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 時間も来ましたので、ミックス、もう1つの質問です。

 市の立場でいけば、ミックス事業とは直接関係なしに、苗木終末処理場建設の折のイメージアップ、環境をよくするという約束を実現するために、場所については地元と市とでは異論がありますから、どこかということは置いておいて、何らかの地元の期待にこたえるように、市は対応する考えというのはあるのでしょうか、ないのでしょうか。これまでさんざん苦しめてきている地元から要望があれば、それはそれとして誠意を持ってこたえるというのか。それともだめだというのか。そこですよ。その辺はいかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 苗木浄化センターを現在の位置に移動した際に、地元より要望されました公共用地としての全筆買収につきましては、要望に沿って取得しております。また、平成7年10月18日に苗木地域総合計画推進協議会、苗木区長会から地元に回答しました公園につきましては、既に浄水公園として整備をしており、イメージアップの約束は果たしたものと認識しております。地元の期待にこたえるような対応はというご質問につきましては、まず話し合いの場を持ってほしいと考えております。さらなる期待にこたえる話につきまして、その話し合いの話題の1つかと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 今の話を聞いてみると、話し合いの場の中で、基本的には従来の市の繰り返しだけれども、話し合いの場の中でまた新たな進展もないわけではないという意味かというふうに思いました。考えてみれば、本当に私も多目的グラウンドを約束だからつくれなんて言っても、第二の図書館だと言って、私は個人的には反対させてもらいますよなんて言って、地元の皆さんにも申し上げたところなんですけれども、津戸や三郷という地域は、新中津川市の一番の中心的な地域であり、場所も比較的平らで、しかも主要な道路に面しておると。非常に中津川市の全体のことからいっても、重要な意味を持つところで、そういうことも含めながら、本当に津戸、三郷がいい中津川市の将来を負うような、そんなものになるといいなというふうに私も思うところですが、市としても、そういうような場になるように、協力を地元の皆さん方として、つくっていくような、そんなお考えというのはないんでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 水道部長・櫻井邦彦君。



◎水道部長(櫻井邦彦君) 先ほども申しましたけれども、まだそこまでの話には至っておりませんので、今後の話し合いの中で、そういった話題については上がってくるのかと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 今後の話し合い次第ということでありますけれども、そうすると、やはり先ほど申したように、早急に話し合いが再開されなければいけないということになりますので、市長、改めて平等、互恵、対等の姿勢で地元の人たちとこれから臨んでいきたいと、真摯な気持ちで臨んでいきたいと、決意を表明してもらえませんか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) これは先ほど水道部長も、公平・公正な形でこの取り組みをしていくということは答弁させていただいたとおりで、私もその決意でいるところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) 話し合いが延びると困るのは中津川市でありまして、市長はよく国の有利な補助金を活用するということをおっしゃいますけれども、補助金6億円返還するというのか、活用できるのかというのも、やはりこのミックス事業にかかっておるわけなんですね。そういう面では、市長の口ぐせというよりも公約ですね。中期事業計画の重要ポイント、これを守り切るためには、地元の皆さんの話し合い、早急に進めてもらいたいと思いますが、いかがですか。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 公共用地としての管理責任を果たすことができる形でのさくの全面撤去というものを前提に、地元の皆さんと話し合いの場を持つという形で、取り組みをさせていただければと思います。その先においては、片桐議員ご質問の地元のさらなる期待ということにこたえるという部分も、その持たせていただく話し合いの中の話題の1つとして、公平・公正な観点から、しっかりとやりとりをさせていただこうと、こういうぐあいに思います。



○議長(伊佐治由行君) 24番・片桐光朗君。



◆24番(片桐光朗君) ご答弁ありがとうございました。もう時間もちょうどになりましたので、これにて終了とさせてもらいます。失礼いたしました。



○議長(伊佐治由行君) これにて24番・片桐光朗君の一般質問を終結いたします。

 続いて1番・田口文数君。

  〔1番・田口文数君登壇〕



◆1番(田口文数君) それでは、発言通告に基づきまして、市政一般の質問をさせていただきます。本来、私、この今本会議から一問一答方式でやる予定でしたが、どこでどう間違ったか、一括の質問になってしまいましたので、申し訳ありません。今後勉強させて、やらせていただきたいと思います。

 今回は、1点目に、障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場について、2点目に、公募による自動販売機で自主財源確保について、質問します。

 大きな1点目の障がい者、妊婦、子連れ駐車場についてですが、福祉、子育て支援の要望と改善を兼ねて提案をいたします。

 最近、本庁に車をとめることができないほどいっぱいなときがあります。そんなときは車いすのマークにとめてしまう健常者の方が見えます。とめる方のモラルの問題ですが、残念で仕方がありません。

 しかし、とめる方には内部障がい者の方もいます。見た目ではわからないため、誤解されることもあるそうです。内部障がい者の方とは、心臓、肝臓、呼吸器、膀胱、直腸、小腸、免疫機能のいずれかに障がいがあり、身体障がい者手帳の交付を受けた人をいいます。

 北九州市では、身体障がい者の約3割に当たる1万6,864人が内部障がい者に認定されており、高齢者を中心に年々増加している現状に対し、ハート・プラスマークの普及を推進してきました。ハート・プラスマークとは、こうした内部障がい者に対する理解の輪を広げるのが目的で、2003年10月、NPO法人の内部障がい者・内臓疾患患者の暮らしについて考えるハート・プラスの会が独自に製作したものです。駐車場ではありませんが、北九州市は06年から市民向けの福祉ガイドや年2回発行の人権パンフなどにマークを掲載。2007年2月にはマークを記載した名刺サイズのカードを独自に作成し、希望する市内の内部障がい者に対して、各区役所で交付しています。

 中津川市の公共施設には車いすのマークはありますが、内部障がい者の方が気軽に車をとめられるように、ハート・プラスマークを一緒に設置してみてはどうでしょうか。妊婦、乳幼児連れ駐車場ですが、本庁、健康福祉会館、にぎわいプラザ、中津川公園テニスコート、市民病院には設置してありますが、わかりにくく、マークも統一されていません。また、表示看板も大きく設置してあればと思います。

 以前、2人の子育て中の母親から、駐車場の幅は大きくつくれないのと聞かれました。ベビーカーを準備して、もう1人の子の手を引いていかなくてはならなく、車のドアを大きく開かなくてはならないために、隣の車にぶつけないか心配だそうです。また、買い物の荷物と子供を抱えたときも余裕がないと大変だそうです。

 岐阜県のホームページでは、子育てにやさしい社会づくりの取り組みの一環として、妊婦さんや乳幼児連れの方が利用できる駐車場の整備の取り組みを進めています。これは県民の皆さんからの、ベビーカーなどを使う乳幼児連れの利用者が駐車できる駐車スペースが施設の近くにあったらいいのではという意見を受け、県民ふれあい会館――これは岐阜市ですが――で最初の取り組みがなされ、県の公共施設での整備を進めているものです。今後、県施設のほか、市町村施設にも拡大していく予定ですが、さらに民間施設にもご協力をいただければと考えています。この取り組みが子育てにやさしい社会づくり運動として、県全体に広がり、社会全体として子育てを支援する体制が充実することを願っていますとありました。

 また、中津川市のホームページにも載せてありましたが、岐阜県は本年3月に、安心して子供を産み育てることができる岐阜県づくり基本計画を改定し、今後5年間ともに大事にする仕事と家庭、子育てにやさしい社会づくり、地域で支える子育ての3つの政策により、施策を推進することとしています。

 その中、子育てにやさしい社会づくりの一環として、このたび親子でお出かけ大作戦事業と銘打ち、子育て家庭が外出しやすい環境を整備するための補助制度を創設し、4月27日より募集を開始しました。この事業により、これまで外出先での授乳やおむつ交換を心配したり、子供を預けることができる社会活動に参加できなかった方々が、安心して楽しみながらどんどんお出かけいただけるような環境づくりを推進しています。

 補助対象施設は県内に所在し、公共性が高く、不特定多数の人が利用する、以下の民間施設が対象となります。医療施設、商業施設、宿泊施設、社会福祉施設、体育施設、文化施設、教育施設、集会施設、環境衛生施設、駐車施設、複合施設、公共交通機関の施設、公園、上記に準ずるものとして知事が特に認めた施設です。6月30日までの申請後、ぎふ少子化対策県民連携会議で補助金交付の採決を決定することになります。

 中津川市もこの補助制度を活用し、妊婦、乳幼児連れ駐車場の整備をするべきと考えます。以上の観点から、以下質問します。

 1つ目に、中津川市の公共施設の駐車場の状況です。現在、各施設の障がい者の方の車いすのマークの駐車場は整備されているのでしょうか。また、妊婦、乳幼児連れ駐車場はどれくらい整備、設置されているか、お尋ねします。

 2つ目に、内部障がい者の方にも気軽にとめられるように、駐車場をわかりやすく、そして妊婦、乳幼児連れの方に広く改善、改修するべきと考えますが、お伺いします。

 3つ目に、北九州市のように、内部障がい者の方の希望があれば、中津川市独自でマークの入ってある交付書を配布してみてはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 4つ目に、岐阜県が推進している子育て家庭にやさしい社会づくりの取り組みである親子でお出かけ大作戦事業の妊婦、乳幼児連れ専用駐車場設置に、中津川市も県に補助申請をして、今以上に設置箇所をふやしていく考えはあるか、お伺いします。具体的に駅前広場、駅前市営には妊婦、乳幼児連れ駐車場はありません。

 5つ目に、雨降りのときに車から乗り降りは非常に大変であります。屋根があれば大変に助かると思いますが、設置のお考えはありますでしょうか。お伺いします。

 6つ目に、思いやりのある駐車場として、中津川市のホームページに、中津川市のどこにどのような駐車場があるか、掲載してはどうかと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 7つ目に、中津川市行政が先頭に立ち、民間施設や店舗に積極的に支援のお願いをしてみてはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 次に、大きな2点目の、公募による自動販売機で自主財源確保について、お尋ねします。

 中津川市による平成21年度の飲料水の自動販売機の設置台数は、本庁、総合事務所、公民館など、地域機関が48施設で、122台。これらの自動販売機の設置業者の選定に当たっては、従来中津川市では一般競争入札を実施していましたが、昨年10月に4台は公募制にしました。

 しかし、この48施設、122台のうち、指定管理施設21施設、56台、母子寡婦福祉団体の設置、5施設、17台は、一般入札の対象外であります。残り49台中6台はパンなどの販売台数で、飲料水の自動販売機は実質43台になります。

 愛知県では、平成18年5月に地方自治法が改正され、行政、財政の余裕スペースの貸し付けが可能になったことを活用し、今年4月、試行的に本庁舎内の2台について、3年分の一般競争入札を行いました。その結果、1台当たり年加算すると、年間の使用料が343万2,000円になります。それまでの約70倍になったとのことでした。また、一般競争入札を行うことにより、手続の公平性や透明性を高めることができたという話がありました。

 愛知県では今後、県有施設に設置している1,020台のうち、母子寡婦団体等の福祉関係団体に使用許可としているものなど、一般競争入札にそぐわないものを除き、569台について順次一般競争入札を実施し、自主財源の確保に取り組むとのことでした。1台当たり、低く見積もっても20万円。全体で1億円の使用料の確保を見込んでいるとのことでした。

 埼玉県は、今年度から県有施設に設置された自動販売機について、全国初の総合評価方式による公募制をスタート。今回施行分27台の公募を行ったところ、26台だけの導入前の1,261台分の収入総額を超え、財源確保策として注目を集めています。埼玉県が新たに導入した総合評価方式は、設置事業者に対し貸付料――これは単価、価格になりますが――とともに、県に対する寄附やボランティアなどの社会貢献に関する実績を提出してもらい、その結果を点数化。最高点の業者の契約するもの。社会貢献点の評価は、選定委員会委員による公平な審査に基づき、点数化します。

 県は今回、庁舎のほか、県立高校、消防学校などに設置されている自動販売機27台について同方式で公募を実施、26業者から計161件の応募が集まり、予定価格を上回った26台、8業者を決定。その結果、貸付料は26台で約1,755万円に。新規設置分を除く20台を2009年度と比較すると、県収入は約59万5,000円から1,075万円と、18倍にも大幅増。また、26台だけで2009年度、1,261台分の収入総額約1,600万円を自動販売機設置の対応について、県はこれまで例外的に職員の福利厚生事業の一環として、地方職員共済組合などに業者選定などを任せてきました。今回、新制度を導入したことで、より多くの自主財源を確保できることが実証されたことに、公募制は2011年度から本格実施される方針です。

 それでは質問ですが、1つ目に、これを設置業者の選定方法を一般競争入札にすれば、より多くの自主財源を確保できるとともに、業者選定手続の公平性や透明性を高めることができると考えますが、今後の対応をお伺いします。

 2つ目に、近年の目的外に設置してきた自動販売機の収益は、中津川市にどれだけあるか、お伺いします。

 3つ目に、昨年4台の公募をいたしましたが、審査内容、基準はどのようになっているか、お伺いします。

 以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) それでは、田口議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) それでは、田口議員の1番目のご質問、障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場について、私からは子育て支援の基本的な考え方をお答え申し上げます。

 人口減少を防止するため、結婚、出産、子育て、教育、働く場の5つのステージにおける各施策を連続的、サイクル的に推進し、持続していくことが必要と考えております。私はその重点施策として、産業振興、住宅施策、子育て支援の3点セットに、教育、医療、交通、情報の4分野を加えて、しっかり取り組んでいるところでございます。

 議員ご指摘の専用駐車場につきましては、3点セットの1つの重点施策である子育て支援に当たる施設であり、子育てしやすい環境づくりやユニバーサルデザインの観点から、子育て中の保護者や障がい者にとって必要度の高い施設であると認識しております。住んでみたい、住みやすい、住み続けたい中津川市づくりに向けて、子育て支援に関する各施策を、市民、地域、企業などと連携し、積極的に推進するとともに、障がい者の育つ、学ぶ、働くを大事にする行政を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 なお、その他につきましては、担当部長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 続いて、補足答弁を願います。総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) それでは、田口議員の1番目のご質問、障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場についての1点目、市内公共施設で障がい者の方の車いすマークの専用駐車場と妊婦、乳幼児連れ駐車場整備、設置状況について、お答え申し上げます。

 車いすマークの駐車場は53施設に164台分整備しています。また、妊婦、乳幼児連れの方の駐車場は6施設に9台分整備しています。

 次に、2点目の内部障がい者の方も気軽にとめられるように、妊婦、乳幼児連れの方のために広く改善、改修することについてでございますが、関係各課と連携し、要望の多い箇所から整備してまいります。また、内部障がい者の方にもわかりやすい表示を行い、スペースに比較的余裕のある施設については、改善、改修を順次行ってまいります。

 次に、5点目の駐車場に屋根を設置する考えはあるかでございますが、設置が必要な箇所については、可能な箇所から設置してまいります。

 続きまして、2番目のご質問、公募による自動販売機で自主財源確保についての1点目、設置業者を一般競争入札にすることの今後の対応について、お答え申し上げます。

 契約更新する自動販売機から順次、一般競争入札を行ってまいります。ただし、収益の一部を福祉団体に寄附することとしている設置業者については、従来どおり随意契約として継続してまいります。

 次に、2点目の近年の自動販売機の収益についてでございますが、近年3年間の平均収益は約600万円でございます。

 次に、3点目の公募の審査内容、基準についてでございますが、設置申込者から提案される貸付料、保守点検・空き缶回収計画、自動販売機の仕様、ボランティア活動などのセールスポイント、緊急時の対応など、9つの審査項目を総合評価方式により点数化し、選定委員会において審査を行い、設置業者を選定しております。今後も引き続き、自主財源の確保に取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて、健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、田口議員の1番目のご質問、障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場についての3点目、内部障がい者の方の希望があれば、中津川市独自でマークの入った交付書を配布してはどうかについて、お答えを申し上げます。

 すべての障がい者施策は、ノーマライゼーションの理念のもと、真に必要な人に必要なサービスを行うため、狭く、深くの考えで実施してまいります。その際、内部障がい者も含め、健常者と障がい者の相互理解を求めることが重要と考えております。内部障がい者は、外見上障害がわかりにくいため、苦労されていることも十分認識しております。障がい者の方の車いすマークは、すべての障がい者を対象としたものです。一般車両が駐車しないことが重要であり、広報なつかがわ等を活用して啓発を行ってまいりますので、交付書の配布については考えておりません。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 続いて、企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) それでは、田口議員の1番目のご質問、障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場ついての4点目、県の制度を活用し、妊婦、乳幼児連れ専用駐車場の設置箇所をふやす考えはについて、お答え申し上げます。

 議員ご指摘の親子でお出かけ大作戦事業の制度は、民間が整備する授乳室、子供用トイレ、おむつ交換台、キッズコーナー、妊婦、乳幼児連れ駐車場などの施設整備を対象としておりまして、公共施設につきましては、対象外となっております。

 公共事業として妊婦、乳幼児連れ駐車場の整備につきましては、安心こども基金の補助メニューであります地域子育て創生事業が活用できますので、優先順位をつけて、順次整備してまいります。

 次に、6点目の市のホームページに障がい者、妊婦、乳幼児連れ駐車場がどこにどのような形であるか、掲載してはどうかのご提案でございますが、今年度作成予定の子育て支援マップに掲載し、市のホームページ及び安心子育てガイドなどでPRしてまいります。

 次に、7点目の民間施設や店舗に積極的に支援のお願いをしてはどうかでございますが、子育てにやさしいまちづくりとして、中津川商工会議所や中津川北商工会などへ、妊婦、乳幼児連れ駐車場のほか、授乳室、おむつ交換台などの施設整備についても働きかけをしてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(伊佐治由行君) これより再質問に入ります。1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ありがとうございました。それでは、車いす、また妊婦、子連れ駐車場のほうの質問から行わせていただきます。

 53施設、164台、車いすのマークがあるということで、まだあるほうかなと私は思いましたが、2番目の質問にいたしました内部障がい者の方が、実際、本来なら内部障がい者の方もそこにとめてもいいはずなんですが、やはり健常者であると見られる以上、なかなかとめにくいという部分が、そういう話を聞いたこともありましたので、内部障がい者の方も気軽にとめられるように、またとめたときに何か言われても、証明になるものがあればという思いで、今回やらせていただきました。なので、このマークに対してもう一度、車いすのマークがあれば、内部障がい者の方はとめられるんですが、もう一度ハート・プラスマークのような、内部障がい者の人が気軽にとめられるような形で、そういうマークもちょっと設置を考えてみてはいかがでしょうか。もう一度お伺いします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 先ほど2点目のご質問のときにお答えをさせていただきましたが、要望の多い箇所から順次わかりすい表示にさせていただくということで、切りかえてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) よろしくお願いいたします。中津に約1,000人以上の方が、内部障がい者の方がいるとお聞きしておりますので、その方たちが本当にとめやすいように、ご協力お願いいたします。

 それでは、4つ目の質問で、県の補助金制度があるということで、私も実はこの原稿を出した後に、公共施設には使えないということがわかりましたので、大変申し訳ないです。勉強不足で申し訳なかったんですが、先ほども乳幼児の授乳とかおむつがえの民間施設等には使えるということですので、私が以前一般質問でさせていただいた赤ちゃんの駅という形で重なりますので、極力中津の民間の施設の方にご協力いただいて、この補助制度を極力使っていただいて、多くの方が利用できるようにしていただきたいと思います。

 実は、でもこの期限が6月30日と、もうわずかしか期間がありませんので、また早急に話を民間施設のほうとかに持っていっていただきたいんですが、現状的に間に合いますでしょうか。すみません。急な質問ですが。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまの質問でございますが、今、議員ご指摘のように、期限的には非常に厳しい状況でございます。しかしながら、この民間施設にこうした諸施設を市から働きかけるということは大変大事なことでございますので、そうした観点で、期限がこの事業についてどうかということは、またその間に合えばということがございますけれども、継続して、民間の商工会議所あるいは北商工会等へもそうしたお願いを続けていく予定をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ちょっと期間がないですが、よろしくお願いいたします。

 あと、屋根の件で質問させていただきました。必要な箇所であれば、随時つけていくというご回答をいただきまして、ありがとうございます。屋根の件なんですが、今、高速道路サービスエリアに入ると、障がい者の方の専用の駐車場にはほとんど屋根がついているという状況を見ます。やはり車いすを利用しておりる方は、本当に雨の日は結局使えない状況が多い部分ですので、しっかりと屋根をつけていただいて、その人たちのためになればというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 あと、6つ目に質問いたしましたホームページのほうですが、私がこの質問をしたのは、ある方がどこか、もう全然県外、市外に遊びに行くときに、まず最初にホームページとかインターネットで駐車場を調べてから行くということをお聞きしました。行って、もし駐車場がなければどうしようという部分になってしまうので、先に調べてから行くということをお聞きしたことがありましたので、この駐車場を子育て支援マップに入れるということですので、極力、本当に中津川のホームページ、トップページに大きく載せていただけるとありがたいなと思います。

 このホームページに掲載、子育て支援マップのほうはいつごろ発行されるんでしょうか。よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまのご質問のこの発行時期につきましては、今、手元にその確定した時期の資料がございませんので、また後でご報告申し上げます。

 今、ホームページに掲載をするという観点で申し上げますと、確かに今の状況では、1つのメニューといいますか、分野を設定する中で、最初のトップでクリックすると、すぐにそこに到達できるというような、そういう仕組みが若干わからない部分ということもあろうかと思います。そういう面につきましては、これからホームページを整理する中で、よりわかりやすいような形での整理をし、皆さんが使いやすいような形での取り組みをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) ぜひ駐車場等もわかりやすくホームページでできるように、よろしくお願いいたします。

 それでは、次に、自動販売機の一般競争入札の件ですが、本年度随時公募予定ということなんですが、今年平成22年度は何台ぐらい公募予定されているでしょうか。お願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 平成22年度は9月に5台の公募を予定しております。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。そうすると、残り43あるうちの5台ですので、まだまだ残っていますが、きちっとやっていただきたいなというふうに思います。私、これは個人的な思いなんですが、自動販売機業界もやはり大手が入札に入ってしまうと、大手がすべてとってしまうというおそれもありますので、選定基準等はありますが、地産地消ではないですが、地元の業者が入れればなというふうに思います。しかし、これは公募をかけてしまえば、なかなか厳しい状況になってしまいますが、その辺だけ私の個人的な要望もお願いしたいと思います。

 3つ目の質問で、今回4台の公募をいたしましたが、その審査員ですね。構成員というのはどういう方が行われているか、お尋ねいたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 中津川市自動販売機設置事業者選定委員会内規というものを持っておりまして、その内規によりまして、担当の部課長が選定委員会の委員を務めております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 1番・田口文数君。



◆1番(田口文数君) わかりました。各施設のほうで自動販売機を設置している以上、そこで管理しなくてはいけませんので、いろんな部分、部課長さんがなって当然なのかなというふうに思いますが、もう少し枠を広げてやってみてもいいかなとは思いますが、市の財政にかかわる部分ですので、少しでも、もし今後市の自主財源につながることになれば、もっともっとこの自動販売機以外にも自主財源等、取り組んでいただきたいというふうに思います。今回この自動販売機に限っての自主財源という形で話をさせていただきましたが、また今後中津川市としても自主財源、まだまだできる部分、多く持っていると思いますので、また別の機会でやらせていただきたいと思います。

 これにて質問を終わります。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) 先ほどお答えできなかった、子育て支援マップのスケジュールの件でございますが、公式のホームページ閲覧用のデータ作成につきましては、今年の11月中に行う予定をしております。それから、印刷用のマップデータということで、安心子育てガイドのデータの作成につきましては、年内、12月末までには作成をする予定をしております。なお、旗あるいはポスターの作成、配布といったものにつきましては、年度内には行うといったスケジュールで進めてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) これにて1番・田口文数君の一般質問を終結いたします。

 ただいまから16時40分まで休憩といたします。

  午後4時31分休憩

 ――――――――――――――――――

  午後4時40分再開



○議長(伊佐治由行君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 続いて、13番・深谷 勲君。

  〔13番・深谷 勲君登壇〕



◆13番(深谷勲君) それでは、通告に従いまして、市政一般についての一般質問を行いたいと思います。

 今回は私の全くの地元で起こりました福岡の――かしばら地内といいます。柏原と書きますが――柏原地内で起こりました産業廃棄物の施設の建設問題についてであります。

 現在のところは、岐阜県が許可の取り消しの方針を出したということで、一段落ついているというような状況であるわけであります。ですが、地元の皆さんはまだまだ油断はできないということから、昨日も皆さんがこのことを含めて、あるいはまた地域の環境を含めての会合を持たれております。

 この産廃問題は、大きな問題が2つあったというふうに思っております。1つは、業者が地元に説明を十二分にされていなかった。周知がされていなかった部分。そして、その承諾書も現在のところ地元の人たちは偽造をされた部分があるんではないかというような疑念もお持ちであります。また、この説明につきましても、全くの柏原というその地内だけであり、その隣接をする3地区あるわけですが、そこには何ら説明もなかった。このことが地元の人たち、今の反対をされている、住民運動をされている皆さんの大きな反対運動につながってきたものであります。

 そしてもう一点は、市が県に対する回答に間違った、あるいは極端な言い方をすれば、いいかげんな回答をされた。このことによって、県の許可の一因にもなったんではないかというふうに思っております。

 このことに対しまして、地元の人たちが反対運動を起こされ、県知事あるいは県議会議長あてに署名を集められました。これが5月の20日、県へ訪れ、知事と議長あてに出された総数が、県知事あてが5月20日時点で3万1,516筆であります。県議会議長あて、3万1,343筆。これだけのものを5月の30日持っていかれ、それ以後、まだ署名が届きまして、後日また県知事あてに1,358筆、県議長あてに1,292筆を追加で提出をされました。総数からいいますと、約3万3,000人の署名をお集めになっております。

 このことがこの地域にとっても、あるいは広く署名をしてくださった方から見たときにも、この産廃ということに対する大きな関心と不安感のあらわれだろうというふうに思います。

 その中で、今、県のほうでは、先ほど申し上げましたように、取り消しの方針で、これから業者の聴聞に入るということでありますが、それにかかわりまして、県知事から、県のほうから中津川市に対する不信感もかなり表明をされております。あるいは市においても、市の職員の処分の問題につきまして、私の前に片桐議員のほうからも、不信あるいはこれはこのことについて処分についての不信もあったようです。そのことに関して、産業廃棄物の問題、福岡地区に起こりました産業廃棄物について質問をしていきたいと思います。

 質問の経緯につきましては以上でありますので、壇上からの発言は以上とさせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) それでは、具体的な質問に入っていきたいというふうに思います。

 まず最初に、この市と県との文書のやりとりを含めて、その中で5月の11日ですか、知事の記者会見の資料がたまたま手元にあるわけですが、その中でいろいろ細かく書いてあるわけですけれども、全部読み上げるわけにはいきませんが、一部抜粋をしますと、中津川市の市長さんからの意見を文書で求めたのもその一環でということです。この部分についてのやりとりは、議員に配付をされました資料にある部分だというふうに思っております。

 その中で、正直言って、私ども読ませていただいて、釈然としないところがかなりありまして、そこら辺をどういうふうに整理をして、中津川市に対してクリアしていくことですけれどもと。あるいは市からの反対を取り消してくださいという理由の中、そういうものに対しまして、その文書とやりとりに関しまして、こういうふうにも言われております。ちょっとそういう釈然としない部分がありますのでと、これはいろんな部分で打ち消しをされておるわけですが、ありますので、むしろ中津川市に確認したいと思っておりますけれども、その上でどこかのタイミングで区切りをつけて判断していきたいと、そんなふうに思っております。正直申し上げて、もう少し、何といいますか、法律論に即した、あるいは事実関係の経緯に即したご意見がいただけるものと思っておりましたけれども、かなりちょっとこの本件、何が論点になっているかというところは、全く別の議論が注入されてきておりますし、その根拠もちょっとはっきりしないものですから、そういう意味で私どもも釈然としないということを申し上げておきますというような部分がありまして、そのことが新聞によりますと、中津川市に対して、知事の発言が不信感をという表現もされておりました。

 このことから、5月11日の記者会見の内容に、どのような感想をお持ちでしょうか。記者会見録を読みますと、今、言いましたように、副知事さんに会われたというような話ですが、市長とのやりとりの内容について、随分事細かく発言しておられます。そのことが原因なのかとは、私は思っておりますが、市長としてはどの対応で、どのようなことが知事の不信感を招いたと思っておりますか。また、この件、副知事との会談内容については、どのような感想を今、お持ちでしょうか。市長の感想をお伺いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) お答えいたします。

 地元要望や事実確認を踏まえて、総合的に判断した上で、許可の取り消しを要請したものでありますけれども、説明が十分でなかったのではないかと思っております。新聞のほうでは不信感というぐあいにして書かれているところでありますけれども、説明が十分ではなかったんではないかというぐあいに思っております。今は県が許可を取り消す方針を決定したという重い決断をしていただいたことに感謝をしているというのが、実感でございます。

 副知事との部分につきましては、部長も同席しておりましたので、部長のほうから答弁をさせます。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 副知事とは4月20日と5月17日の2回にわたりまして、市長と面談をしております。私も同席をさせていただいております。

 まず、間違った意見書を県に提出したことを謝罪をいたしました。それから、要請文を副知事にお渡しし、内部を説明を行いました。まず、業者の地元への周知が不十分であること。それから、搬入道路について生活環境上の支障があること。それから、産廃の市内への持ち込みについては好ましくないと、こういった理由によりまして、許可取り消しの検討をいただくようお願いをしてまいりました。

 感想ということでございますが、そのときは大変許可の取り消しについては難しいなというような、厳しいなというような感じを受けました。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 再度重ねてお聞きしますが、不信感を持たれたということは、市の間違った文書によってそういうふうに持たれたというだけのことであって、市として知事から不信感を持たれたと。対応だけであったということで、その対応に対して市として不信感を持たれたというふうに解釈をしてよろしいですか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 不信感を招いたということは、新聞には載っておりましたけれども、今、議員がおっしゃられましたように、記者会見の中では、釈然としないという言い方でございまして、必ずしも不信感を知事が持っておったかということは、ちょっと私どもはそういうふうにはとっておりません。先ほど市長が説明しましたように、十分具体的な説明ができなかったために、そういった知事の発言になったのではないかというふうに思っておりまして、記者会見でもありましたように、法律論、それから事実関係の部分についてを、県としてはそういったことに基づいた要請をしていただきたかったというようなこともあったというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 知事が直接言っていないというようなことで、マスコミが取り上げたというだけのことだろうというような判断かもしれませんが、やはりこの知事の記者会見のこの産廃の部分についての言われた部分を見ますと、やはりそれだけで済むことなのかなというのは、これは私の感じであります。それ以上はお互いの感覚のとり方だろうと思いますが、いろいろそれぞれ私も市のほうも、都合のいいとり方をしているのかなというふうに思います。

 もう一点、この記者会見の部分ですが、6月1日の日の会見において、これはそのまま新聞報道を見ます。これは福岡の産廃施設についての文章でありますが、中日新聞から抜粋したものであります。業者の説明をうのみにして確認しなかった手続に問題がなかったかを問われ、市から問題ないという話をもらっていた。当時としては仕方なかったと思うと述べられておるわけです。そうしますと、この当時、中津川市からの間違った答弁、問題がないという答弁があったから、その当時としては許可をすることに対しては、県としては問題がなかったというような表現をされているものだろうというふうに解釈をします。この6月の1日までのこと、市から問題ないという話をもらっていた、当時としては仕方なかったと思うというふうに述べられておりますが、この件について、市としてこの部分について責任があると。この許可をされてきたということについてだと思いますが、その辺についてはどのような見解をお持ちか、お伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 当時といいますのは、19年に市が誤った意見書を県へ出しておるわけでございますが、これが県のほうで問題ないというふうにとらえておりまして、市としてはその中で地下水の利用なしとか、意見なしということで出したわけでございまして、それが許可の判断の1つになったのではないかというふうに思っております。これにつきましては、その後事実確認をいたしまして、再報告という形で4月9日付で報告を行っております。また5月27日には、事務処理に携わった職員の処分を行っております。県には重い決断をしていただいたことに感謝をしておりまして、市として協力をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 今、部長のほうが、判断のもとになったのではないかという、ないかというところでありますので、その点についてはそういうぐあいに思うというところでありまして、県のほうでその点についてはどう判断されたかという部分については、定かにこちらのほうも認識している部分はないところであります。ただ、県のほうでは取り消し理由が周知をしていないと、条例違反だということ。そのことがまた廃掃法の周辺環境に配慮するということにたがえていると、こういうことを説明はされていますので、そこを私どもは素直にとらえているところでございます。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 私と少しとり方が、考え方が違うかなと。市のほうとしては、間違った回答もあったが、それが許認可に直接関係がないことであったろうと、部分ではないかというふうに受けとめられるような感じもいたしておるわけですけれども、私は逆にこのことすべてが、この対応そのものがやはり今までいろんな問題が起こってきた原因ではないかなというふうに思います。これはその辺が県のほうの考え方、あるいはそういうことも私のほうも新聞等、マスコミで受けただけの部分でありますので、そのあたりだけを聞いておきます。

 そして、今、言われましたその結果について、片桐議員のほうからもあったわけですが、一般の市民の人たちがこの結果を受けて、職員の責任ということの中から職員の処分をされた。そのことにおいて一番責任のある市長が何もなしとなったということはおかしいじゃないかというのは、これは片桐議員と同じことですが、こういう方が市民の方の中から随分出てきます。そして、午前中の答弁の中にありましたが、当事者より市長は重い処分ができないというような話もあったわけですが、一般の人たちは逆なんですね、感じ方は。最高責任者であると。一番の責任者である。その人は一番責任をとるべきではないのか。これは民間の人たちの考え方なんです。役所は一番上の人は一番軽いでいいよということかもしれませんが、住民の意見に沿った、気持ちに沿った行政を進めようとしておるときに、民間の人たちに通りませんよ。トヨタでもあれだけの大きな問題を起こしたときに、一番責任をとったのはトヨタの社長でしたね。そういう意味合いから、これしか処分できないからじゃないんだと。議会に対して謝罪をした、謝罪文を出した。それで謝りました。そういうことですというのは、なかなか住民の人たちは理解ができない部分がある。

 再度重ねてお聞きをいたします。2度目の答弁になるかもしれませんが、このような処分になった原因について、そのいきさつ、てんまつについて、もう一度説明を私に対してもお願いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 議員お尋ねのように、片桐議員のほうからお尋ねがあったところで、同様の答弁になって恐縮でありますけれども、総務部長のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) 先ほど片桐議員にお答えしましたように、市長の処分は減給以上しかありません。今回の事案については、実際に事務処理を誤った職員に対する最も重い処分が戒告でありました。これは減給よりも軽い処分であります。管理監督者の処分につきましては、職員に対する処分と同等か、それ以下が相当であります。したがいまして、市長については減給等の処分には至りませんでしたが、行政のトップとして当然道義的責任を感じており、5月臨時会において、議員の皆様はじめ市民の皆様に陳謝させていただいているところでございます。

 なお、市長からは特別職の処分のあり方について検討するように指示を受けており、指針や基準について検討してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) それで、片桐議員への答弁では、もう1つ、私のほうから最後に言わせていただいたところですが、私の意識としてはイエローカードの状態であるというぐあいに思っているということで、答弁させていただきました。まさにそういうことで、その点も含めて、特別職の処分のあり方についても検討をしていくという形でいきたいと思っております。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 総務部長、お聞きしますが、その担当職員より市長は重い処分はしないという、できないということなのか、しないというのは。それはできない根拠が、そういう内規あるいは条例――条例ではないだろうが、内規だとか、そういう処分に関する部分にあるわけですか。そういう規定があって、できないというふうに解釈をしてよろしいですか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) これはできないということではないです。しないという、今回の判断です。といいますのは、今までの中津川市の実際のいろんな事例、それから県下の事例、全国の事例等をずっと拾い上げました。結果として、今回の処分できないということではなくて、処分をしなかったということでございます。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 私は、処分のところには、ある意味じゃペナルティーですので、罪というものがある。それに罰という。ペナルティーでいくと。それじゃ、どうして罰をしなきゃいけないのかというところに、市長がどのようにかかわっているかというところがあろうかと思いますし、また組織としての中におけるそれぞれの役割分担の中において、それぞれの職員がどのようにかかわっているかということで、実行あるいは管理というような形で物事が考えられるべきものだというぐあいにして思います。

 だから、そういう意味において、市長が起こった出来事にどの程度の重みでもって原因をつくっているのかというところが、判断の根拠になるんだろうなというぐあいに思っておりまして、私の責任がないというところではないということで、処分の検討をさせたというところであります。その結果を聞いて、何にもなしで私も過ごすというわけにはいかないということにおいて、その処分を下すという前に、議会において、また市民の皆さんに対しても議会の場を通じて、あるいは後刻ですけれども、記者会見の中で、謝罪というものをさせていただいたというところであります。

 つけ加えて申し上げたところは、さらにイエローカードの状態であるということで、先ほど片桐議員への答弁では、減給というものに対してイエローカードの状態であると、こういうことを申し上げたところですけれども、特別職の処分のあり方について、本来はというか、市長がみずからしっかりと判断してやっていくものというところでありますけれども、私もその処分のあり方についてはしっかりと関与する中において、検討をしていきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) いろんな役所にいろんな気質があるだとか、いろんなことを言われますが、このことを見ても、やはり民間の人たち、住民の人、一般の人たちとのずれがあるんですね、役所は。どこへ行ったって、そのことにかかわっていたか、かかわっていなかったか、責任があったか、なかったかじゃない。最高責任者は責任をとるんですよ。これが民間の考え方なんです。普通の民間の組織はそういう考え方をするんですね。行政は違うんだと言われる。そういう部分があるかもしれない。

 それから、午前中の答弁を聞いていたら、市長の処分はそれ以上できないという内規がある。よく聞けばそうじゃない。やらなかったんですね。本来でいけば、市長も私の処分もと言われたころに、職員、総務部長かどなたが先頭でやられたか知らないが、やるべきですよ。そうすれば、住民の人たちも、行政に対する信頼感も、市長がやっぱり責任をとったのか、立派だなと言ってくれますよ。今、逆になっちゃったんですよ、あなた方が市長をかばったがために。はっきり言います。市長、本当に気の毒ですよ。言いますよ。私、同情しますよ。何で市長はこんなもので責任とらんで、下ばかりやっつけて。職員だけやっつけておいて、上の人だけのほほんとしておる。そんなことをしておりゃ、職員なんか仕事をやる気なんか起こるわけがないのにというようなことまで出ちゃうんですね。

 ですから、さっき市長の言われたように、今後はやはりトップが一番責任をとる。不祥事があったときには。どんな仕事も行政の中においても、上の人から順番に責任をとっていかないと、行政への信頼感というのは生まれてこないのだというふうに、私は思います。ですが、今回このことを進められて、撤回をされるということもないでしょうし、これから追加の処分をされたら、またおかしなことになりますけれども、やはり民間の一般の人たちの気持ちというものだけはお伝えをしておきたい。ひとつ市役所の職員の方たち、そういうふうで市民は非常に厳しい目で見ているということを、ここに出ておられる人たちだけでなし、職員の皆さんそういう気持ちをぜひ持って働いていただきたいと思います。

 それでは、次に病院についてをやります。

 実はこの病院、前回3月にも一般質問をさせていただきました。そのときに地域医療ということでいろんな質問をさせていただいたわけですが、特に内科医が減少をしてきたということにつきまして、住民の人たちが、私たちの命が守れるかというふうなことをかなり言われております。特に内科医の不足、前回も申しましたように、本当に大変なことであろうというふうに思います。昨日もいろんな人と話をしている中で、中津川市の市民病院を含めて、病院はよそから紹介状を持ってきてもらうが、市民病院であれば、心配な人はそこで診ていただいて、大丈夫ですよ、皆さんは開業医に行ってください、当初のようなあるべきだろうというようなことも言われておるわけですが、現状はそれができないということですので、現状についての市民病院のあり方についてお伺いをいたします。

 1つは、市は市民病院を、きょうも午前中か私の前に質問された方の中からも出てきておりますが、東濃東部の中核病院と位置づけ、恵那市と一体となって進めていきますというような説明がされてきておりますが、本当に健康福祉部、医療の担当者はそういう話が恵那市と進められておるのかという部分であります。

 これは4月ですか、恵那市の市長さんとある会合でお会いをしたときに、東濃東部の中核病院という話をさせていただいたし、中津川市民病院の医師確保のために、恵那市の市長さんもわざわざ名古屋大学医局のほうへお出かけをいただきまして、ありがとうございますとお礼を言って、その話をしたわけであります。

 その中で、長く話をしている中で、恵那市の市長さんはこういうことを言われたんですね。恵那市は、中津川市民病院として一体となって充実するだけの力が今ありませんと。恵那市は恵那市として恵那市民病院と上矢作病院を守るのが精いっぱいですと。ですから、中津川市民病院は中津川市でぜひ守っていただきたい。そして、そのことで両市がそれぞれ病院を充実をさせ、お互いが利用ができるように地域利用に貢献をしていくようにすべきですということを言われたわけであります。なかなか恵那市と一体となって、この中核病院として市民病院を恵那市にも手伝っていただきながら充実をしていく、これは非常にそこまでまだ話が進んでいないのではないかというふうに思うわけであります。

 また、きょう午前中においても、恵那市の方がこの部分についての質問を少しされておりますが、それぞれの地域のそれぞれの病院が、しっかり地域の病院を守って相互に助け合うということが、この地域医療を守ることですというような、恵那市としてはそんなような答弁がされておるわけですが、まずこの市民病院と坂下病院について、まず最初にお伺いをいたしますが、市民病院の内科医の減少による現在までの影響について、まずお聞きをしたい。それで患者数については、午前中に数字を提示があって、それぞれ少なくなっておるようですが、この内科医減少による現在までの影響、これは収支を含めて、それ以外にもそのことによる影響がありましたら、ぜひお答えをいただきたいというふうに思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) まず、収益でございますが、市民病院の医業収益は4月実績で昨年度と比べまして、内科全体で7,060万円の減少でございます。その他の科で40万円の減少でございます。医業収支につきましては、市民病院全体の4月実績で、昨年度と比べて444万円の減少でございます。

 また、他の影響でございますが、内科医が減少したということで、現在内科の初診外来を休止をさせていただいております。また、そういうことから地元の開業医の皆さんに、夕方5時から夜10時までの間、夜間当番医をお願いしておるというようなことで、軽症患者の受け入れについて制限をさせていただいております。そういうところでございますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 現在のところでは既に7,060万円のマイナス、内科だけという話ですが、これが今年度末の収支については予測ができるのか。予測されている収支はどんなようになるのか。

 それから、もう一点あわせて、こういうふうに減ってくるわけですが、繰入金は当初予算額で足りていくのか。運転資金が十分その部分で大丈夫なのか。そのことについて、関連がありますので、続けてその辺についての考え方、見込みについてお伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 4月実績だけで1年間を予測することは大変厳しい状況でありますけれども、内科医師の減少が病院全体の収支に大きく影響するものと考えておりまして、大変厳しい状況を予測しております。

 また、繰入金のことでございますが、4月の状況が続くとしますと、運転資金が不足するおそれがあります。追加の繰り入れが必要とならないように、医師の確保に努力するとともに、病院職員一丸となって努力していく所存でございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 収支がだんだん厳しくなる。そのことによって病院の医療従事者、この人たちに対してまた厳しくなっていくようなことが起こり得るんではないかという心配をされている方もあるわけなんですね。収支が悪いから、手当を含めて勤務状況が過酷になったり、そのことがまた病院の収支を悪化をするんではないかという懸念をされておりますが、今後、今言われたような部分で、当初予算額でも多分厳しくなるであろうということを言われた場合に、そういう部分にまで発展していく可能性というのは、事業部としてはそういうことは考えておられるのかどうかということですね。極端なことを言えば、必要部外を減らしてやるんだとか、人を減らしていくんだとか、負担を多くしていくんだとか、残業をやってくれたが、サービスみたいな部分が出てきちゃうんだとかというようなことが、収支がこれだけ厳しくなってきたときに、逆の現象を生んで、また悪くしていく原因になっていく可能性を懸念するわけですが、そういうようなことは、今後厳しくしていくというようなことは、別に考えていないというふうにとっていいですか。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) これは外来、入院ともに業務量が現在低下をしております。このことについて当然委託費あるいはいろんな経費がかかるわけですが、このことについては業務に見合った経費の見直しは当然やっております。ただ、人件費等につきましては、医師あるいは看護師、それからパラメディカル、放射線技師とかそういう関係の方については、これは職員でありますので、当然採用した職員を首を切るということにはなりませんので、そういうことは考えておりません。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 午前中の鷹見信義議員にもお答えしたところでありますけれども、当然今、お尋ねのような問題というもの、こちら立てればこちら立たずと。経営というものを重視して物事をやると、スタッフに過重がかかってくるということであります。そうすると、スタッフとしては今度は苦しい職場ではないところへということで、逃げていかれる傾向があると思います。だから、そういうことにならないように、医師の確保、看護師の確保、スタッフの確保というもの、医療サービスがしっかりと地域として提供できるようにしていくということを第一に考えて、次に経営と。その中で経営ということで、答弁させていただいたところでありますので、今、お尋ねのところについては、そういう方向の中で、医師、看護師、スタッフの確保というものが最優先ということでとらえていただければいいかと思います。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) そういう形の中で進めていただきたいというふうに思います。そして、今、病院事業部長から話がありましたように、運転資金、これが十分でなくなろうという予測が、恐らく今ですと、私たちが見てもできるのではないかなというふうに思います。そういうときに、この部分についてしっかりやらざるを得ないと思いますが、逆にいえば、また一般財源からの繰り入れなり借り入れなり、やらなきゃ運営ができないと思うんですが、その部分についての市として覚悟は当然持っておられるというふうにして解釈をしてよろしいでしょうか。財政的、これは収支に関連して、マイナスになるという、大変になるということですので、そこら辺についての手当てはどのように考えておられるか。



○議長(伊佐治由行君) 理事・勝 佳朗君。



◎理事(勝佳朗君) まず、サービスの維持ということが一番大事だと思っています。その中で、先ほどから申していますように、医師の確保ということでございます。最後のとりでというような意味合いにおいて、医療を守るという意味で、繰り出しが真の意味で必要なときというのは、皆さんと議論する中で当然繰り入れるという考えを持っております。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) どちらにしても、しっかり守っていかなけりゃならないわけですが、その中で、先ほどから問題になっています医師の不足の部分ですね。医師の補充の見込みについてはどのように思っておられるのか。あるいは、まだうわさ的には中津の市民病院、お医者さんが減るぞというようなうわさまで出ておるわけですが、そんなような根拠なりに心当たりがありましたら、医師の補充ということについて、今後の見込みについてお伺いをいたしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 現在、内科医が5名減の状況でありますが、このことに当たりましても、3月中に医局へ何回も足を運び、していく中で、消化器内科につきましては、1名の増員をしていただいております。また、東濃地域の医師確保の奨学資金の貸付制度を利用いたしまして、現在4名の貸付者が決定をしております。今年度新たに7名の応募がありまして、うち2名が中津川市民病院を第1希望として応募をしてくれております。さらに研修医は、昨年度からの2名に加えまして、今年度新たに1名の採用ができております。また、この東濃地域の医師確保奨学資金貸付制度を利用しております、今回貸し付けを予定しております今年度の貸付者の中には、現在6年生の学生がおりまして、来年からこちらの病院で研修がしたいということを言ってくれております。そうしますと、既に貸し付けておる4名のうちの2名が5年生でありまして、その次からまたその2名が研修を中津川市で受けてくれるという予定になっておりまして、大変この奨学資金の貸付制度が、今後順次この中津川市で研修を受けてくれるということになりますので、研修医の確保を順次継続をする中で、ここの病院に医師として残っていっていただく、このことを最大の研修医の確保では重点として、補充に向けて努力をしたいと考えておりますし、大学医局への医師派遣につきましては、今年度4月以降にも既に名古屋大学へ4回、うち1回は市長も同行をお願いして、病院長にも訪問をしておっていただきます。また、愛知医科大学へも2回、藤田保健衛生大学へも1回、岐阜大学へも1回訪問しております。大変年度内の医師確保ということにつきましては、厳しい状況でございますが、引き続き大学医局への派遣依頼をしっかりと行っていきたいというふうに考えております。

 それと、うわさで市民病院の医師がまだやめるというような話があるということでございましたが、当然大勢の医師の中には、都合によって地元に帰られたりする方も年内何人かはありますが、現在のところ、自己都合でかわられるという方はございませんので、あれば、医局の人事であれば補充はいただけますので、今現在やめられるという医師はおられませんので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 特に市民病院のことについては、健康、命ということから、住民の方が非常に心配をされておりますので、お願いをいたします。

 それから、少し時間がなくなってきておるんですが、坂下病院の現在の収支ですね。それから坂下病院、市民病院が内科の初診を受け付けなくなった分、坂下がふえているのかな。先ほど人数的にも収支があったわけですが、現在の収支をも含めて、今後の収支、あるいは中津川市民病院のあおりを食って、坂下病院が患者数はふえ、収支はよくなるが、お医者さんが忙しくなって、市民病院の二の舞になるというようなことを心配するわけですが、現在の収支状況を含めて、坂下病院の現況についてお聞かせをいただきたい。



○議長(伊佐治由行君) 病院事業部長・桂川一二君。



◎病院事業部長(桂川一二君) 坂下病院の収支状況につきましては、今年度4月、経費の計上の考え方を少し改めましたために、経常収支につきましては、4月は前年同月比93.1%でございます。昨年度を今年度と同様な会計処理をした場合の昨年同月比を試算いたしますと、112.8%となります。今年度4月に引き続き、4月も患者数が増加しておりますが、5月についても患者数は増加をしておりまして、前年を上回る状況となっております。

 坂下病院の医師につきましては、現在15名。内科医が6名で対応しておっていただきまして、現在はその人数で対応をしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 病院のことということで、もう一点、病院のことについてお伺いします。

 前回も言いましたが、坂下病院においては木曽谷地域との話を進めていくというのが基本になるといいますか、これは避けて通れない道だというふうに思っておりますが、坂下病院をこうしよう、ああしようという、先ほども少しあったようですが、その部分について、木曽谷との話を進めていかなくてはならないというふうに思いますが、そういう話し合いをされているのか。あるいは今後、市の考え方についてお伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) 坂下病院と木曽谷地域の話については、定期的に中津川市、南木曽町、大桑村との医療懇談会を開催しておりまして、地域の医療機関の役割分担と地域の連携強化について話し合いを持っております。坂下病院は中津川市の都合では何ともできないかというようなことは、3月議会でもお話をさせていただきましたけれども、中津川市の地域保健医療計画におきまして、中津川市と木曽郡南木曽町、大桑村を、坂下病院と市民病院の医療圏として位置づけておりますので、引き続き木曽谷地域との協議を行ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) それでは、もう少し戻りまして、質問書を出しておりますが、聞き漏らしておる部分ですが、恵那市との間で中津川市民病院を東濃東部の中核病院として充実する話を行政として、今しているのか。もししているとしたら、どんな状況の中なのか。もし詰めて話をしていないということになれば結構ですが、そこら辺について説明を求めます。



○議長(伊佐治由行君) 健康福祉部長・桂川和英君。



◎健康福祉部長(桂川和英君) それでは、ただいまの件でございますけれども、恵那市とは産婦人科医等の確保、東濃東部での医師の確保、専門医療の確保等について話し合いを行っております。市長同士の懇談もたびたび行っておりまして、この4月にも東濃東部での市民病院の役割などについて話し合われました。ほかにも両市及び病院の連携会議として東濃東部医療がやがや会議あるいは東濃東部救急医療意見交換会、医療連携打ち合わせ会議などを行っております。

 その話し合いの状況はどうなっているのかということですけど、東濃東部の救急医療、周産期医療など重複する医療についての現状と課題について検討しております。これからも継続して協議を行っていく必要があると認識しておりますので、よろしくお願いします。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) この点については私も恵那市長と話し合いをさせていただいたところであります。先ほど深谷 勲議員が紹介された、恵那市は中津川市民病院を中核病院として充実する余力はないということをおっしゃったという部分は、事実であります。私はこれはある意味では、お金のことを特に話されているというぐあいには受けとめております。といいますのは、中津川市民病院にとって一番大事な医師の確保という点については、恵那市長も同行していただいて、訴えていただいていますし、恵那市出身の外科の権威である中尾先生のほうにも、そういった形でお話をしていただいているというようなところもあります。また、市長が行けないときには副市長が同行するという形で、絶えず行動をともにしてくれておりまして、この中津川市民病院の一番の大事な医師確保の点については、しっかりと行動していただいているというぐあいにして思っているところでありまして、予算の面における部分は、私も課題と思っております。これは午前中に鷹見信義議員がおっしゃった部分として、多治見の県立病院とか、あるいは下呂の県立病院のことを例示しておっしゃいましたけれども、広域的に市外のサービスというものを中津川市として、木曽のほうも県境を超えて医療行政サービスを担っている部分、こういった点についてはもう少し広域的な目の中における負担というものがあってもいいんではないかというぐあいに思っているのは事実でございます。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) 病院のことにつきまして、先ほど恵那の市長さんも議会でお答えになっている。あるいは現状においては中津川市もそういうことであろうというふうに思います。

 ただ、もう一点、当初の産廃の件につきまして、通告書も出しておりますが、聞き漏らした点が1点ありますので、もう一点だけ追加をさせていただきます。

 この産廃という問題、これが地域としては生活環境に支障が生じる、あるいは行政は当然ですが、民間業者であれ、地元合意ができていなかった。そういうことはさせないというような強い決意を述べられておるわけですが、今後この環境を守るという中津川市については、大いに賛成ですし、市の行政もこの姿勢で今後も地元合意を含めて、環境を守るというようなことで進められるというもので、期待をしております。

 そういう意味から、環境都市宣言ですか、そういうのをして、家庭からのごみの排出、これは市民の協力をいただいて減らしていく。産業界にも呼びかけをして、産廃についてのより一層の削減をしていく。そして、中津川市が産廃を持ち込ませないというような、市長、そういう姿勢を持ち出されております。ですから、やはり市から持ち出すものも極力少なくする。できれば産廃の出ないまちになれば一番いいわけですが、産業が成り立ちませんけれども。そのようなことを含めて、市全体、これは行政でなく住民含めて、すべての人たちにこの環境問題に真剣に取り組んでいただいて、環境に優しい目と住みやすいまちづくりを進めるということから、環境都市宣言をしたらどうかというふうに思いますが、そういう今後環境を守っていくということ、このことにつきましては、職員を含め、住民すべてが環境に厳しい、そういう目を持ってくるというふうに思いますが、こういう計画というのは、環境都市宣言をするというようなことは、現在考えておられませんか、お伺いをいたします。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 当市は環境先進都市を目指しまして、環境に優しいライフスタイルへの変革ということを、市長公約として取り組んでおりまして、市民、事業者、行政が連携しました全市環境ISO運動に取り組み、ごみの減量や自然エネルギーの活用などを実践しており、今後も引き続き推進してまいります。したがって、実質的には環境都市宣言を行っているものというふうに考えております。このような取り組みにつきましては、環境省からも注目をされておりまして、今年実施いたしますチャレンジ25実証事業ですとかの採択も受けたということでございます。今回の産廃問題を厳粛に受けとめるとともに、中津川の山や川などの自然環境を継承するため、適正な環境行政に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) この問題についても昨日、実は産廃問題の中で河川の環境というようなことであったわけであります。やはりその中でも住民の人たちが言われるのが、みずからの環境を自分たちから守ることもしようよということも言われております。そういう中で、やはり環境、そしてこういう都市宣言まで、先ほど言われた、宣言はしなくてもやっているということでしたが、確かに目が行くところは小水力ですとか、太陽光発電だとか、そういうところへ行くわけですが、本当は一番もとの各小さなことをしっかりしないと、進まないのではないかというふうに思います。そういうことからも、やはりこういうような宣言をするなり、しっかりとして、それぞれの目標をつくって、住民の方にお願いをしてくる部分、あるいは条例で規制することも必要でしょうし、水質等においてもそういうことが必要になってくるかもしれませんが、そうしていかないと、小水力発電だとか太陽光発電、今、言いましたように、そんなようなことで目が向けられてしまって、本当のところのもとからやっていくのが環境じゃないかなと。住民一人一人がそういう目を持ってもらえることを継承をしていく必要があるんではないかというふうに思います。

 そういうことからも、今、環境宣言と同じ状況でやってみえるということであれば、やはり行政がひとりでにつくるんではなし、住民と一体となって、そういう環境をつくり出していく。みんなが守れる、みんなが一緒にやっていける形をつくり上げていく必要があると思います。その辺について指針なり、そういう職員も大変になるかもしれませんが、そういうふうに進めていく、個々に小さなことを進めていこうという部分については、今現在どのように考えておみえになられますか。



○議長(伊佐治由行君) 生活環境部長・志津弘美君。



◎生活環境部長(志津弘美君) 今のご質問でございますけど、今回の産廃問題につきましては、やはりそういった足元がしっかりしていなかったということで、我々も大変反省しておりまして、今後は、今言われたように、市民はもちろん、そういった関係団体にも協力をいただきながら、そういったごみの減量あるいは環境行政を進めてまいりたいと思います。

 また、今年、環境基本計画の見直しというのも検討しておりまして、そういったことの中でこの産廃についても位置づけをしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 市長・大山耕二君。



◎市長(大山耕二君) 追加させていただきますけれども、午前中にも鷹見信義議員の質問にも、小水力のところでお答えしたんですけれども、市民全体で取り組んでいただくようなということで、網羅的に環境の取り組みをということで、環境中津川25市民会議というような形で、ごみの減量、リサイクルというような、市民に特に関係するような取り組み、市民生活のライフスタイルの変化、それからもう1つは自然エネルギーの活用ということ。もう1つは、この中津川として大事な項目である森林整備というような形で、市民会議とは称していますけれども、全体的に市民、事業所、行政が連携するという形で取り組みをしていきたいというぐあいに思っておりまして、この点については広く市民、事業者に呼びかけ、行政も連携してしっかりとやっていきたいというぐあいに思っております。



○議長(伊佐治由行君) 13番・深谷 勲君。



◆13番(深谷勲君) あと時間が少なくなりまして、市長から森林整備の話が出たものですから、本当は少しお聞きしたいんですが、そこまで時間がありませんので、今回はこの環境を含めて、今の環境についての施策についても、ともすればいろんなものを、計画だとかそういうことはできてくるけれども、そこから先がやはり行政と一般の人たちを含めて差が出てきたり、計画はできたんだけれども、なかなか実行がされていない。あるいは市民が受け入れてくれないと共同歩調がとれないような部分があると思いますので、そこら辺をしっかりと検証をして、環境についてはやっていただきたいということを希望しまして、少し時間が余りましたが、夜分遅くなりましたので、一般質問を終了いたします。



○議長(伊佐治由行君) これにて13番・深谷 勲君の一般質問を終結いたします。

 続いて、5番・大堀寿延君。

  〔5番・大堀寿延君登壇〕



◆5番(大堀寿延君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、公有資産土地建物の利活用についての一般質問をさせていただきます。きょうは最後のバッターでありますので、速やかにやりたいと思っておりますので、少しの時間だけご猶予いただきたいと思います。

 それでは、市長は中津川市の行財政状態については、将来を見通したとき、乗り切ることができる体制を今のうちに整備しておかなければならない、市民が安心して暮らしていくためには、行財政状態をよりしっかりとしたものにしておかなければならないと言われております。そして、改革を着実に進めるために、市有財産活用検討委員会を設置され、さらに昨年10月には資産管理対策監を設置され、資産管理に取り組まれております。さらに21年度には市有財産利活用基本方針を策定されました。

 その中で公共施設用地の借地料の見直しでありますが、旧市町村及び担当部署における算定基準が異なっており、借地料に大きな格差が生じております。平成21年度の借地の調査結果によりますと、旧中津地区におきましては、面積で15万8,484?、年間で1,825万7,000円の借地料を支払っておる。旧町村合計をいたしますと、面積で24万2,178?、年間で4,522万6,000円支払っておるということであります。その中で多いと思われる地区は、借地料で申し上げますと、年間で坂下が2,485万8,000円、福岡で1,013万6,000円であります。

 中津川市全体の借地467件のうち、面積40万662?、年間借地料6,348万円のデータが示されております。学校敷地まで借地になっている。とにかく借地の多いのには、大変驚いておるわけでございます。借地料も多額で、1年に6,348万円、10年で6億3,480万円の計算になり、その支出額も大きな額になっておるわけであります。市の財政も圧迫しておるわけであります。

 土地には必ず相続関係が発生します。今後借地に対する賃貸料の交渉、売買交渉もさらに困難になると予測はされます。市民による行政評価委員会が報告書の中で、公共施設用地は土地所有者に将来どのような事情の変化が起こるか予測ができないため、借地であってはならない。財政健全化を進めるにおいて、将来の負担を少しでも軽減するために、不要な土地の返還、また公共施設用地として確保することが一番であると指摘されております。私も今後あるべき姿としては、借地はよくないという考えでおり、行政評価委員会の考えと同じであります。

 この問題は、その当時の売買の経緯により、一概に結論づけて解決しようとすることは困難が伴うと思います。土地を返還または確保することが困難な場合は、まず市内どの地域においても、一定の基準によって適正な借地料になっていなければならないと思います。今後の事業においても、借地はせずに進めることが大切であり、借地はしない、ふやさないことが大切であると思います。特に半永久的な施設の借地は絶対に許されないというふうに思います。借地の後始末は早くすべきであると思います。

 そこで、お伺いをいたします。合併後、市有財産は膨大な量になっておりますが、地主との賃貸契約はどのような状況下で行われておるのか。複数年、そして更新時の内容、所管はどこでしているか、料金設定、そこらをお聞きしたいと思います。

 そして、借地料の中で市が試算した借地料との格差が2倍以上の借地が166件あるということでありますが、今後公共施設用地の借地料の見直しをどのような方法で解決をしていくのか。

 また、今日地方公共団体が所有するパブリック・リアル・エステート、いわゆる公的不動産は、国土面積の約40%を占めております。おおよそ金額にしますと、2,300兆円と見込まれており、国内の不動産資産の20%に相当すると言われております。

 中津川市においても、公会計制度改革、財政健全化を進めていく中、公的不動産の把握、評価、活用、処分をどうするか。昭和30年代から40年代の高度成長期の急激な人口増加や社会環境の変化、市民ニーズの多様化などに終える形で、多くの公共施設の整備された施設は、建設後既に相当な年数が経過をしており、建て替えの割合も相当数に上ると思われます。施設の老朽化や機能の低下、今後増加が見込まれる用途廃止後の施設整理等の資産処分が重要な課題であります。厳しい財政状況の中でこうした諸問題を解決するためには、公共施設をさまざまな角度から整理、分析し、解決を図る公共施設マネジメントを考えていくことが大事であると思います。そこで、平成21年度に出されました市有財産利活用基本方針の中で、市有財産利活用の考え方は大変よく考えておられると思います。

 そこで、お伺いをいたします。市有財産利活用の基本方針の実現に向けて、どの部署で担当をしていくのか。目標値のめどは、そしていつまでに終えるのか。実施していくための実施計画書の作成はどのようにお考えか。

 財政健全化を進める中、公会計制度改革への移行や資産を有効活用するためには、その基礎となる保有財産の正確な資料が必要でありますが、段階的に整備をされていると思いますが、公有財産の台帳整備の現在までの進捗状況をお伺いいたします。

 そして、道路、水路内に存在する未登記を解消しなければならないが、どのように縮減の取り組みをしていくのか、お考えをお伺いいたします。

 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。



○議長(伊佐治由行君) それでは、大堀議員の質問に対しご答弁を願います。市長・大山耕二君。

  〔市長・大山耕二君登壇〕



◎市長(大山耕二君) それでは、大堀議員のご質問、公有資産の利活用について、基本的な考え方をお答えいたします。

 本市では厳しい財政状況にもあって、市民の皆様の声にこたえることができる持続可能で自立的な中津川市を築いていくことを目指し、より少ない人員と予算でよりよい行政サービスを提供することができるよう、行財政改革を進めております。そのうち公有資産につきましては、議員ご指摘のとおり、不用な財産は所有せず、スリムな自治体を目指すとともに、管理費等の不要な支出の抑制を進めてまいります。

 公有資産である建物と土地は、公共サービスの提供として市民の皆様に利用していただいております。したがって、この公共サービスを提供するための土地の購入や借り入れ、建物の建設やその維持管理費等については、常に費用の削減に努めなければなりません。その上でこれらの公有資産について、利用者の数など効果を見きわめ、費用対効果を検証して、費用対効果の大きなものは維持し、費用対効果の小さなものは廃止していくということが、基本的な考えでございます。いずれにいたしましても、公有資産の適正管理と利活用を推進してまいりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

 なお、詳細につきましては、担当部長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(伊佐治由行君) 続いて、補足答弁を願います。総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) それでは、大堀議員のご質問、公有資産の利活用についての1点目、地主との賃貸契約はどのような状況下で行われているかについて、お答え申し上げます。

 賃貸契約は、行政目的ごとに担当所管課で対応しています。契約年数は3年から5年の複数年契約が大半ですが、中には30年、50年という期間の契約もあります。契約の更新については、当初の契約内容で1年ごとに自動更新するものが多くありますが、契約満了ごとに再契約を締結するものもあります。

 契約額の設定は、固定資産税、米価、近隣の借地価格、国や他の公共団体等の基準を参考に算出した価格など、さまざまとなっています。

 次に、2点目のご質問、今後公共施設用地の借地料の見直しをどのような方法で解決していくのかについて、お答え申し上げます。

 本年度中に複数の土地鑑定士の意見を参考とした賃貸借料の算定基準を策定いたします。また、企業誘致、定住促進など、市の重点施策を踏まえ、賃貸借契約1件ごとに審査を行いながら、あわせて施設の見直しを進め、不要となる借地は返還し、必要な用地は買い取りや市有地との交換を進めてまいりますが、やむを得ず継続的に賃借するものについては、算定基準により見直しを行った借地料をもとに、地権者と交渉を行ってまいります。

 続きまして、3点目のご質問、市有財産利活用の基本方針の実現に向けた実施計画の作成について、お答え申し上げます。

 市有財産利活用基本方針に基づき、総務部が中心となって、利活用のための各種実施計画を作成してまいります。具体的には本年度中に市有地売却計画を策定し、平成23年度は借地の返還、買い取り計画及び貸付地の売却計画を策定し、平成24年度をめどに施設の見直し計画を定め、取り組んでまいります。

 なお、地権者等のご意向もあるため、長期的なスパンで取り組むことになりますが、ご理解をお願いいたします。

 続きまして、4点目のご質問の1つ目、公有財産の台帳整備の現在までの進捗状況についてでございますが、平成21年度に固定資産課税台帳をもとに、地番、公図、航空写真から土地情報検索を行うことができる市有地台帳を作成いたしました。本年度は土地の上にどんな施設が建っているかがわかるように、土地と建物をリンクさせた台帳を作成してまいります。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 続いて、基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) 次に、大堀議員の4番目の2点目の質問、道水路内の未登記地解消に向け、どう取り組みをしていくのかについて、行政財産という観点でお答え申し上げます。

 道路や水路に利用されていながら、個人名義になっている公簿上の民地、いわゆる未登記地のほとんどが、昭和40年代前後に発生したものであり、地域の共同作業や土地の寄附によってつくられた道路や水路に起因するもので、当時は工事が優先されていたあまり、登記に対する意識の薄さがあったと考えられます。また、現状ではこうした土地のすべてを把握するのは大変困難な状況であります。

 しかしながら、議員ご指摘のとおり、公有財産の適正な管理は必要であり、毎年地籍調査事業や未登記地解消の予算を計上し、その中で把握及び解消に努め、権利者の方々にご協力をいただきながら取り組みを行っている状況でございます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) これより再質問に入ります。5番・大堀寿延君。



◆5番(大堀寿延君) それでは、3点ほど再質問をさせていただきます。

 賃貸契約年数30年から50年もあるということをお聞きしまして、大変驚いておるわけですが、やはり土地を買わずに借りれば、同じ予算で倍の施設をつくれると、借地にしてきた悪い典型だというふうに思うわけでございますが、やはり段階的に見直すことが必要であるということを痛感しておるわけでございます。

 その中で財産利活用のこの基本方針を実施するに当たって、今、答弁の中で、相手のあることなので長期的なスパンで取り組むという答弁をいただいたわけでありますが、ここに私はやはり大きな落とし穴があると思います。恐らくこの長期的なスパンとはどの程度の範囲内かということをお聞きしても、なかなかお答えができないのかなというふうに思いますが、例えばこれは難易度で仕分けて、それによって件数とか年数を決めて進行管理をしていけば、私はいいかなというふうに思いますが、この提示された基本方針の実現に向けて、もう少し具体的に事を考えておられるのなら、ちょっとお話をお聞きしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊佐治由行君) 総務部長・大井久司君。



◎総務部長(大井久司君) ただいまの長期的スパンの考え方でございますが、基本的には議員ご提案の方法になろうかと思います。土地鑑定士の意見を参考にして定めた借地料の算定基準をもとに、現行借地料と比較して、増減額を求めてまいります。差額の大きい案件については、10年とか15年の期間で算定借地料に近づけてまいりたいと思っておりますが、差額の小さな案件については、5年以内で算定借地料になるように、シミュレーションをしながら交渉してまいりたいと思います。

 一方、賃貸借契約を1件ごとに審査する中で、借り入れ当時の条件等を確認いたしまして、一律に算定基準を適用できるかどうかについても確認を行ってまいります。これらを総合的に勘案しまして、ルールを定めて取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 5番・大堀寿延君。



◆5番(大堀寿延君) ありがとうございました。

 それでは、もう一点、未登記についてでございますが、これは岐阜県におきましても、高度成長時代に公共事業のスピードに登記事務がついていけなくなったということで、未登記物件が相当数あったわけでございますけれども、県は昭和50年から55年にかけて専門職員を配置して、未登記物件の処理の成果を上げたということをお聞きしておるわけでございますが、やはりこの未登記を処理するには時間がたてばたつほど難しくなると思うわけであります。やはり一番心配するのは相続の問題、そして境界確認だというふうに思うわけですね。そして、所有者が地元にいない。亡くなっておる。そして、子、孫の代になって、境界がわからなくなったケース。そして、高齢化が進んで、境界確認が難しくなる。こうした悪条件が重なって、未登記の整備が遅れる可能性が高いというふうに思うわけでございますが、過去の残務処理にさらに税金をつぎ込んでやっていくということは、大変望ましくはないというふうに思いますが、しかしこうした諸条件をクリアしていくためには、大きな労務賃がかかるわけでございますが、その中でこうした現在のスタッフでこういう難しい、手間のかかる、1件についても幾日も処理できる日にちがかかるというようなことですが、現在のスタッフでやっていけるのかどうかということと、もう一点、今、行われている近来の公共事業については、こうした問題はもうないのかどうか。その点もお伺いしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 基盤整備部長・丸山裕章君。



◎基盤整備部長(丸山裕章君) お答え申し上げます。

 現状のスタッフで遂行できるかどうかという話と、現状の事業についてはこのような問題がないかというお話だと思います。未登記の解消業務は、問題解決のためにやっぱり重要な事業として、管理課のほうで取り組んでおりまして、17年から21年までに約900筆を解消しております。そんな中で本年度も予算をつけまして、未登記地の解消業務、それから地籍調査業務、これは委託業務を活用して、その中でなるべく解消するようにということで取り組んでいる状況でございます。できれば手法として最良であるのは、こういった補助事業の中で、地籍調査業務の中で、そういった未登記地の解消をやっていくのが、法律上の手助けがありますので、非常にありがたい話だと考えております。そうはいっても、緊急に片づけなくてはならない案件もありますので、それは未登記解消事業ということで、特別に予算を組んでおりますので、その中で解消してまいります。

 それから、スタッフの数なんですけれども、現状で、何といいますか、市民生活において多様なニーズを解消していくためには、職員が減少する中で、現状のスタッフで何とかやっていきたいということで考えておりまして、その辺をご理解いただきたいと思っております。

 それから、現在の公共事業では、こうした未登記地問題はなくて、登記が解消しないと事業が終わらないというようなことを位置づけておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 5番・大堀寿延君。



◆5番(大堀寿延君) 大変ありがとうございました。

 それでは、もう最後の1点、公会計制度についてでありますけれども、今までの単年度の現金の流れだけを見る会計手法から、中津川市は21年度に財務書類4表が作成されまして公表されたことは、高く評価したいというふうに思います。ただ、先ほどご答弁をいただいたように、まだ基礎となる資産台帳、そして資産管理は完全なものでありません。こうした資産台帳が完備するにつれての中津川市の今後の公会計制度の取り組み、方向性をお聞きしたいというふうに思いますが、これは今年1月にご説明を受けたばかりでありますけれども、この台帳が完備するにつれての方向性をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(伊佐治由行君) 企画部長・安部成信君。



◎企画部長(安部成信君) ただいまのご質問の公会計制度、いわゆる財務4表と言われるものでございますけれども、先ほど議員のほうから評価をいただいたわけでございますが、1月12日の議員連絡協議会の折に説明をさせていただきました。そして、広報なかつがわの3月号、そして4月号にも掲載をさせていただきまして、またホームページでも開示をさせていただき、周知をさせていただいているところでございます。

 この中で、議員ご指摘のように、資産につきましては、完全であるということは言えないというふうに思っております。特にこの土地建物等の固定資産の扱いにつきましては、国といたしましても、いっときにすべての固定資産についての再調達価格での評価を行うという、こういうことにつきましては、事務量も膨大になるということから、固定資産台帳の段階的な整備を行うということを認めていただいておるところでございます。中津川市におきましては、まずはこの資産の中でも売却可能資産の台帳整備をいたしまして、売却可能価格による評価を行ったところでございます。

 今後の予定といたしまして、総務部とも連携をしながら、段階的に土地建物についての再調達価格、これは時価による評価を導入して、議員おっしゃられるより完全な形の4表整備に努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(伊佐治由行君) 5番・大堀寿延君。



◆5番(大堀寿延君) ありがとうございました。財産管理の適正化は大変大切であるというふうに思いますので、正確な資産台帳が早期にでき上がることを期待いたしまして、再質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(伊佐治由行君) これにて5番・大堀寿延君の一般質問を終結いたします。

 以上で本日予定いたしました市政一般に関する質問を終結いたします。

 これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。

  午後6時09分散会

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会議録署名議員

 中津川市議会  議長   伊佐治由行

         署名議員 鈴木清貴

         同    松浦高春