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岐阜県 関市

平成四年第二回定例会会議録 06月25日−02号




平成四年第二回定例会会議録 − 06月25日−02号







平成四年第二回定例会会議録





議事日程



平成四年六月二十五日(木曜日)午前九時  開  議

第一 会議録署名議員の指名

第二 一般質問 八名(順序−抽せん)

     十五番 三輪 富夫君   十七番 杉江代志熙君

      十番 船戸安太郎君    九番 山田 一枝君

     十六番 三ツ岩征夫君    八番 野田 康夫君

      三番 栗山 昌泰君  二十三番 足立 鉞男君



本日の会議に付した事件

 1 議事日程第一から第二まで



出席議員(二十六名)

        一番   松  井     茂  君

        二番   長 谷 川 秀  夫  君

        三番   栗  山  昌  泰  君

        四番   福  田  定  夫  君

        五番   亀  山  忠  雄  君

        六番   古  市     守  君

        七番   酒 井 田 泰  克  君

        八番   野  田  康  夫  君

        九番   山  田  一  枝  君

        十番   船  戸 安 太 郎  君

       十一番   高  木     茂  君

       十二番   村  山  敏  明  君

       十三番   古  田  弥  三  君

       十四番   岡  田  洋  一  君

       十五番   三  輪  富  夫  君

       十六番   三 ツ 岩 征  夫  君

       十七番   杉  江 代 志 熙  君

       十八番   高  橋  幸  男  君

       十九番   新  木     斉  君

       二十番   北  川  光  郎  君

      二十一番   山  田  得  雄  君

      二十二番   山  田  栄  司  君

      二十三番   足  立  鉞  男  君

      二十四番   平  田  明  一  君

      二十五番   後  藤  純  三  君

      二十六番   須  田     晃  君



欠席議員(なし)



説明のため出席した者

  市      長   後  藤  昭  夫  君

  助      役   西  村     求  君

  収  入   役   大  塚     騰  君

  総 務  部 長   吉  岡  節  郎  君

  民生部長 (兼)

  社会福祉事務所長   安  田  英  雄  君

  経 済  部 長   西  尾     治  君

  建 設  部 長   杉  山     茂  君

  水 道  部 長   小  林  鋭  司  君

  教  育   長   船  戸  政  一  君

  総 務 部 次長   小  川  淳  二  君

  建 設 部 次長   青  山  茂  夫  君

  教 育  次 長   河  村  好  朗  君



出席した事務局職員

  局      長   前  田     功

  次      長   上  村  哲  夫

  係      長   山  田  信  明

  主      査   桜  田  公  明

  主      事   武  藤  好  人







  午前九時〇〇分 開議



○議長(山田栄司君) 皆さん、おはようございます。

 これより平成四年関市議会第二回定例会第二日目の会議を開きます。



△日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第七十六条の規定により、私から指名いたします。十九番 新木 斉君、二十番 北川光郎君のお二人にお願いいたします。



△日程第二、一般質問を行います。

 発言の順序は、お手元に配付してございますように、あらかじめ抽せんで決まっておりますので、その順序に従いまして順次質問を許可します。

 最初に、十五番 三輪富夫君、どうぞ。

  (十五番 三輪富夫君登壇・拍手)



◆十五番(三輪富夫君) 皆さん、おはようございます。

 きょうはトップバッターを授かりましてけさのお天気のように晴れ晴れしておりますが、頑張ってやりますのでよろしくお願いします。

 通告しておきました案件の順序に従いまして質問をさせていただきますが、よろしくお願いいたします。

 最初に掲げてございます奥長良川自然公園と遺跡ロードということでございますが、岐阜・美濃間の流れる清流長良川は、その清水と水の量の豊富さより、古くから関の刃物、美濃の和紙等の伝統工芸や当地の伝統漁法である鵜飼等を支えてきた。現在、本市の流域である中央部では奥長良川自然公園として指定をされておるわけでございますが、美しい景観は多くの人々に認識をされている。水の流れは緩やかで、河畔の緑と水山はまさに典型的な山紫水明の地であり、四季を通じて市民の水と触れ合いの場を提供している。

 また、本市を流下する長良川の沿線には数多くの遺跡、史跡があるわけでございますが、最近整備をしていただきました塚原遺跡公園、松原遺跡、これは小屋名にあるわけですが、今度開発をされるようでございます。それから陽徳寺の裏に古墳群があるわけです。そして、今まで源三位頼政の首塚は、これは皆さん御承知であるわけでございますが、新しくということはないけれども、石河氏の墓地というものがあるわけでございます。そしてまた弥勒寺跡の寺院、旧跡等が点在をしておりますが、また円空終生の地としても有名であり、小瀬鵜飼や自然歩道など、文化的、歴史的、観光的資源として潜在する価値が高い地域でございますが、今度はこの高規格の道路網につきましても、東海北陸自動車道も西暦二〇〇〇年には完成というようなことも聞いておりますし、また環状線につきましても、関・土岐の間で、これもほぼ完成に向けて進めるというようなことを聞いておりますが、この地域は本当に観光的といいますか、そういうものに恵まれております。



 また、こうした高規格の幹線道路が完成しますと、交通の条件からも、当地域への観光客入りもこれから相当見込まれるというようなことも予想するわけでございますが、このような流域はレクリエーションエリアとして資質を十分整えているんじゃないかと思うわけでございますが、今回、新たに計画されました大規模自転車道を本線として各拠点を有機的に結び、自歩道の整備とあわせた魅力あるサイクルネットワークの形成を図り、右岸の自歩道の設置、自転車道と結んでこの長良川を回遊したような形で、史跡のロードといいますか、そういう史跡をつなぐ道路整備を望むものでございますが、近年は労働時間も短縮されまして、人口の高齢化に伴い、余暇時間が拡大、増大して、人々のレクリエーション志向が高まってまいったわけでございますが、物質文明から今は心の豊かさを求める時代に入り、自然への回帰志向が高くなっておるわけでございますが、二十一世紀を迎えるに当たりまして、こうした自然と共生できる施設をつくってはということでありますが、奥長良自然公園としての指定もあると。そうした公園と、そして史跡との複合したような開発をして、この地域を市民の憩いの場としてつくってはどうかということを考えるわけでございますが、当局の計画についてお伺いをいたしたいと思います。

 次に二番目ですけれども、この石河伊賀守でありますけれども、これは石河墓地ということで、史跡というか、墓地なんですけれども、この石河氏の経緯を少し紹介させていただきますが、初代は石河光忠という人でございますが、墓地の初代なんですけれども、その父が光吉という人で、秀吉に仕えて、尾州犬山城の城主をやっておられた、今愛知県の犬山城でございますが、木曽二郡の代官として十二万石の地を統括していた人でしたが、それが関ヶ原の役に西軍に属しまして破れ、京都で仏門に入ったということであるそうです。

 それで、その子、光忠ですけれども、それは縁あって、西軍についたんだから敵の方なんですけれども、その子供は家康に慶長十三年に召し出されまして、十五年に一万石を与えられまして、御家再興をせよということで、美濃の国山県郡植野村、ここへ住んだわけでございます。今の場所としましては蓮華寺の西の山の西すそなんですけれども、武藤嘉門元県知事の在所である辻という宅の裏に御殿屋敷というものがあったと聞いておるんですけれども、そういう人でありまして、それがちょうど尾張藩に属して名古屋に屋敷を与えられまして、そして光忠は今の名古屋城、旧の名古屋城ですか、そこへ奉職をしたということでございますが、この石河家の代々は大体十代続いて約四百年ということでございますが、そういう人が植野の蓮華寺を菩提寺としてあそこにお墓をつくったわけでございますけれども、その墓は、ちょっと簡単に説明しますが、大小合わせて五十二基立っております。面積にして大体約三千平米、そういうことで蓮華寺の東の山のすそにあるわけですけれども、今までは大木だとか雑木、林の中でほとんど外から見えなかった。そんなわけで地元の人もあまり見ておらんと思います。

 そんなような立派な昔からのお墓があるわけでございますが、この五十二基の中には五輪の塔、五つにこういうふうになった高さ二メーターから二メーター五十ぐらいのもありますけれども、その墓が二十三基並んでおります。あと二十九基が、今のお墓と違いまして、昔のそういう家系の墓であるということで大きなものですけれども、五輪の塔は二十三基並んでおりますが、本当に立派な墓地であります。これを何とか表へ出していただいて、そして関市の文化財指定をして保存してはどうかということをお願いするものでございますが、当局の見解をお伺いいたします。



 次に2番ですが、この源三位頼政なんですけれども、これはずうっと昔から関市内の人はよく御存じだと思いますけれども、うわさの中には、三重県の上野に一つあるとか、東京の上野にあるとかという話も聞いておりますが、その真相を、あそこに本当に頼政の首があるんだという経緯を少し私お話ししたいと思います。

 ちょうど平安時代の末期、貴族の源氏と平家の力が混在する中央政治の中で、互いに権力の対立によって、保元元年、一一五六年ですので八三六年ですか、前のことなんですが、保元の乱で平家と源氏が戦ったわけでございます。そしてそのときから平清盛ですか、これが大いに権力を振るいながら、横暴というか、あまりにもいわゆる悪といいますか、そんなことで、また平治の元年に平治の乱というのがあったんです。

 そのときに、源氏の方もその乱にも勢いが弱まりまして、そして平家の、その当時は全盛時代を迎えたわけでございますが、しかし、あまりにも横暴な平家に対して、後白河上皇の王子の以仁王という人からの令旨、まあ命令ですね。頼政は諸国の源氏に蜂起を呼びかけつつ、源頼朝の挙兵に先駆けて、これは弟ですね。そして宇治川の合戦に及んだわけですが、そのときに負けまして、治承四年の一一八〇年に七十六歳で自刃したわけですが、当時は大将の首を敵に取られないということで、早速首をかき切って、その家来の渡辺播摩二郎省という人ですが、この人はよく話の中では、昔の美濃の国、山県郡中屋村、そこに渡辺という土地があるんですが、その人が介錯をして首を持って東国へ走ったわけでございます。植野といいますか、当時、頼政のおじさんである山県三郎国直という人の支配地であることからこの植野へ寄ったということで、この山県三郎国直の妹の義母に当たる人がちょうど今の辻さんの裏に住んでおったということで、頼政の冥福のために一寺を建立したのが現在の植野の蓮華寺の始まりであるということですと、文献に出ております、これは。

 そんなようなことで、なぜ植野へ来たかということを先ほど申し上げましたけれども、本当に頼政の首が入っておるんだということだと思いますが、高さ三メーターぐらいの、幅はこのぐらいありますが、それに亀が下におりまして上に立っておるわけで、本当に立派な遺跡なんです。これも私は何とか表へ出していただいて、その石河家の墓とともに指定しながら観光の場所としていただきたいということをお願いするものでございます。

 以上、申し上げまして、壇上からの質問を終わります。どうもありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○議長(山田栄司君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 杉山建設部長、どうぞ。



◎建設部長(杉山茂君) 一番の御質問にお答えいたします。

 今、御質問でいろいろございましたように、奥長良につきましても最近いろいろ脚光を浴びてまいりました。この長良川につきましては、平成二年、建設省の中部地建でも、岐阜県各関係市町村一緒になりまして木曽川水系長良川環境管理基本計画というものが策定されました。水辺の利用ということで、河川の空間管理というのもこれから大きな要素になっております。その中では、小瀬の鵜飼と憩いの水辺整備というのが拠点整備になっているわけでございます。それ以後、御質問にもありました大規模自転車道の県の事業認可も得まして、これはふれあい清流モデル事業ということで、延長、岐阜から美濃まででございますけれども二十三・一キロ、幅員が三メートルと自転車道が計画され、本市内では下白金から下有知まで、これは八・二キロでございます。そういう左岸側の自転車道の計画も平成三年に路線決定され、平成四年に調査、一部用地買収という段階に来ております。



 また、ふるさと創生事業でも水辺整備事業というのは大きな目標になっております。

 そういうことで、私ども、長良川の北部土地利用計画というのもございますけれども、いろいろ要素が変わりまして、今回、奥長良自然公園基本構想策定委員会というのも庁内につくりまして、これからこの地域の有効利用を図るために策定委員会で本年度調査いたし、実施に向けていろいろ事業を計画いたしております。

 そういうことで、これからの、おっしゃいますように、いろんな史跡、特に弥勒寺、また四一八号線のバイパス等の開通によって大きく地域が変わろうとしております。その策定委員会で構想を立てて実現を図ってまいりたいと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。

 以上、終わります。



○議長(山田栄司君) 船戸教育長、どうぞ。



◎教育長(船戸政一君) それでは、二の文化財指定と保存についての御質問にお答えを申し上げます。

 御質問の二件の史跡につきましては、植野の蓮華寺にかかわるものでございますが、この史跡の指定でございますが、これまで文化財の指定につきましては、文化財保護条例に基づいて、所有者または管理者の申請を受けて市の文化財審議会に諮問いたし、その調査結果から関市の歴史の象徴として、また表徴として、また現代文化の基盤をなすものかどうか、そういう判断をしてもらいまして、文化財の価値あるものをしていたところでございます。したがいまして、この二件も同じ手続を経ることになると思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 御承知のように、長良川右岸は塚原遺跡とともに、陽徳寺古墳、あるいは池尻の弥勒寺跡、それに円空の人定塚、松見寺、西光寺の円空仏や大杉などすぐれた文化遺産がございます。

 いずれにいたしましても、御質問の蓮華寺の史跡につきましても、歴史の探訪の適地として、また風光明媚な景勝地とあわせて史跡の保存と活用に努めてまいりたいと思いますので、御指導と御協力を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(山田栄司君) 十五番 三輪富夫君。



◆十五番(三輪富夫君) ただいま前向きな回答をいただきまして、一番につきましては、今言う策定委員会をつくられたということで、一歩も二歩も前に出てきたわけでございますが、何を申しましても、あの自然を生かしながら、大規模的な自然公園といいますか、史跡を取り入れながら複合的に開発をしたらということを思っておるわけでございますが、二番につきましては、これは何とかそういうことで表へ出していただきたいということをお願いをいたしまして、再質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(山田栄司君) これにて、十五番 三輪富夫君の一般質問を終わります。

 次に、十七番 杉江代志熙君、どうぞ。

  (十七番 杉江代志熙君登壇・拍手)





◆十七番(杉江代志熙君) 皆さん、おはようございます。

 須田議員の議員表彰二十五年、大変おめでとうございます。私がこの賞を受けようとすると、多分墓の中で受けなければならないんではないかということを考えますと、大変すごいことだなあと、こう思います。また野田議員の十年の表彰もおめでとうございます。応援させていただきます。私は別にイデオロギーでとらえるわけではございませんので。

 私も、やっと一年になりました。今度は二年生議員になれるかなあと、こう思うわけですが、先輩の二十五年、十年という年月は並み並みならんもんだと、こう思います。敬意を表します。

 私も一年、議会に関係いたしまして一つ疑問を持ったわけですが、こういうふうに私たちがお訴えするところの前に市長さんがおられんと、こういう一つの議会の構造もやはり何か変えていかなくてはいけないんじゃないかなと、こう思うわけですね。そういった点で、すべて何を言っても変えていかざる、変わらないものはないと、こういうことでも、その本意に沿うものでなければ、それを少しずつ変えていくのが行政ではないかと、こう思います。

 では、通告の順番に従いまして質問させていただきます。

 一番のさわやか行政サービスということについてでございますが、新庁舎も用地買収を終え、いよいよ庁舎建設に取りかかられるわけですが、今日までの行政側の御努力に敬意を表する次第でございます。「新しい革袋には新しい酒を」とことわざがありますように、また「仏つくって魂入れず」、このようなことでは、市庁舎ができても何の意味もないわけでございます。市民にとってどのようなサービスができていくのか、新しく提供できるのか、ハードの面ではなくソフトの面から、それぞれの部局においてお知らせすることがあればそれぞれの部局から立って説明願いたいと、こう思います。

 さわやか行政サービスというのはネーミングはいいわけですが、これは自治省の行政局振興課長から各県の総務部に出され、各市町村長にも通知されておるというものでございまして、昭和六十三年から行われておるものと聞いておりますが、平成三年度にはこのような通達が来ておるわけでございます。

 さわやか行政サービス運動の推進について。各省庁、特殊法人においては、昭和六十三年一月二十六日付閣議決定「さわやか行政サービス運動について」に基づき総点検を実施する等により、多くのさまざまな改善措置が講じられてきており、行政サービスの改善は全般的に推進されてきているところである。平成二年十二月二十九日付閣議決定「平成三年度に講ずべき措置を中心とする行政改革の実施方針について」において、平成三年度においても引き続き本運動の全国的、持続的な展開を図ることとされたことを受け、平成三年度においては、これまでの本運動の成果に対する評価及び国民の改善要望を踏まえ、次のような活動を中心に、引き続き本運動を全国的に展開する。こういうことで、内容面では、特に国民に不満が多く、改善することが急務な次の事項については積極的に改善を推進するものとするということで、一番、職員の応接態度、言葉遣いの改善。二、混雑の解消、待ち時間の表示等。三、事務処理の迅速化、的確な対応等。四、案内標識、案内図等の整備。五、申請手続等の明確化、簡便化。六、待合室・トイレ等の清潔、美化。七、不良・不備の施設、設備の改善、この中には高齢者、障害者、またたばこを吸わない方への配慮も含むと。八に施設利用にかかわる情報提供の充実。九、昼休み、夜間等における窓口受付の改善等々。また付記として、先ほども新聞にも載りましたが、国民を対象とする文書などにおける用語や表現について、かた苦しい、わかりにくい、そのようなものは見直しに努める、このような項目になっておるわけでございます。



 職員の応接態度、言葉遣いの改善。私もあるところへ職員さんに来ていただきました。そのときには市民の方もおられたわけですが、ポケットに両手を入れ、いきなり来るなり、名も名乗らず、あいさつもせず、私は忙しいんだと、こういうことで、唖然とする中を一分もたたずに退散される、そんなようなことがあっていいのか。こういう点も踏まえて、こういった改善をよろしくお願いしたい。

 また、五番の申請手続等の明確化、簡便化。昨日の新聞にも出ておりましたが、中津川市において、私も九月の議会で訴えておきました総合福祉健康カードというものが、他市では健康カード、また中津川市では元気カード、このようなものをつくられて、施設利用、また証明書発行等をやっておるということで、県も非常に積極的にやりたいというようなことを議会で言っておったわけですが、この辺もひとつよろしくお願いいたします。

 次に二番の市民の健康づくりに電界療法機を導入せよについてでございますが、この健康器具は、今、市内の高齢者の間で大変話題となっているもので、最高で一万五千ボルト、通常九千ボルトの交流高電圧が流れるこのいすに、不眠症や肩凝り、腰痛や神経痛など、高齢者の多くの方が抱える身体不調を、約二十分間座っていただくだけで治療できるものでございます。この健康器具を導入している近隣市町村を調べてみますと、美濃市、可児市、多治見市、羽島市、恵那市、武儀町、武芸川町、上之保村、美山町、北方町、岐南町、墨俣町、安八町等々、多数の市町村が導入されております。多治見市の場合は、老人福祉センターで一ヵ月の平均利用者は一万七百六十六人、一日平均で四百八十九人という、平成元年度の調査ですが出ております。可児市の場合は、利用者が多いため十二台に増設したところもあります。必死になって自己の病気とけなげに闘っておられる、特に御婦人に多い高齢者の方々の健康を回復するお手伝いになる健康器具を保健センターに設置できないか、このようなことを私は提案するわけでございます。

 私もこの器具に座って試させていただいたわけですが、電気が流れているということで最初はこわごわ座ったわけですが、体に何の異常も感じません。拍子抜けした次第でございます。その場におられた利用者の方とお話ししたところ、長年悩まされた神経痛がうそのように治った、乗り物酔いがしなくなりました等々、高齢者の方が目を輝かせてお話しになられるのを聞き、人間が病気を克服するのは病院に行き薬や注射をしていただくばかりではなく、人間が本来、自分自身の中に内在する自然治癒力、このようなものの向上とか、その方に合った治療方法というものが大切ではないかと。結果として病気が治ったということが市民の健康づくりに役立つものでございます。

 なぜ私がこういうようなことをお話しするかというと、あるひとり暮らしの御婦人が、現在、美濃市の福祉センターにあるこの治療器を使わせてもらいに名鉄電車で通っていると、このようなお話でした。市内にも無料で治療していただけるところがあるんだが、電車とバスで五百円かかるんです。美濃市に行けば電車賃の三百円で済むからということでございます。ひとり暮らしの老後を、人に迷惑をかけないように自立して生活しようと、爪に火をともす思いで倹約してきました。そうした身には、この三百円、五百円のお金がとても痛いんです。このお話をお聞きして、ある御老人のことを思い出したんです。その人は各務原市の隣接したところに住んでおられて、各務原市は無料のふろがあるんだと。そこへ各務原市民のように偽ってこっそりおふろに入りに行くんですよと。市民にこのような肩身の狭い思いをさせていくことはまことに申しわけない気持ちでいっぱいでございます。どうか福祉が、福が死ぬと、このような文字が書かれないように、ひとつ当局において温かい、御婦人方の声なき弱者に、このような方の声をお聞き届け願いたいと、こう思うわけでございます。これはそう大した費用のかかるものではございません。



 それから三番の院内感染についてでございます。

 過日、新聞にお医者さんが書かれた記事が出ておったわけでございますが、院内感染という問題に目を向けていかなければいけない。患者さんから、医者や看護婦さんに病気をうつすといった危険、また患者さん同士が病気をうつし合う危険、見舞い客が病気をうつしたり、うつされたりする危険。病気のお母さんに連れられてきた赤ちゃんが病院の廊下をはいずり回って、そんなようなことをしておっても全く無頓着なお母さんをよく見かけます。その医師いわく、病院というところはいろんな病気に侵されてさまざまな菌を持つ人が集まるところであるわけですが、何か日本人には、病院とは清潔であるというような固定観念があると。無防備であると、そのように警鐘を鳴らされております。問題としては、既往症の治療中に他の病気をうつされて、非常に治療に時間と費用がかかる状態になってしまった例として、既往症の治療のみであれば三百万円で済んだものが、病気が複合したために一千五百万円と、五倍に膨らんでしまった事例も紹介されておりました。医療費の増加が実際の医療保険制度を圧迫し、患者家族に大いなる負担を強いる状態を憂慮したものであります。

 これらの問題を踏まえ、病院側においても院内感染予防の基本である手洗い、うがい等を、病院を出入りする人ができるようにすることも必要であろうし、また病院内や病室の除菌や殺菌の対応がこれからは必要となってくるのではないかと、このように考えます。当局においては、市民に対し院内感染の予防知識の普及を図っていただきたいと、このように思いますが、御見解をお願いいたします。

 本来、本当に恐ろしいのは感染症に効く抗生物質の開発がさらに強い耐性菌を生み出し、その耐性菌に効く抗生物質をつくったら、今度はもっと強い耐性菌が生まれるという悪循環が形成されてきた現状です。これまで院内感染の主流であったグラム陰性菌に強いという第三世代セフェーム系の抗生剤が、感染予防、感染後に多用されてきた結果、抗生物質のほとんどが効かない黄色ブドウ菌が発生し、その菌に感染することをMRSA感染症というもので、感染すると急性の腎不全になったり、心不全になったりして、最後は内臓がみんなやられ、二ヵ月ぐらいで死亡するというものでございます。ある面ではエイズより恐ろしい病気ではないかと、こう思うわけでございます。

 次に、四番の食肉センター廃棄物処分場についてでございます。

 私はこの処分場に二週間ぐらい通いました。汚水浄化のため、臭いにおいをかぎながら、汚水を浄化するバクテリアを技術者の協力で実験しておったわけでございますが、最初は本当に水が澄んできたなと、こういう感じを持っておったわけですが、またもとの汚水に戻ってしまう。そういうことを何度も繰り返すうちに、これは処分場自体に何らかの欠陥があるんではないかということで質問させていただきます。

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律、いわゆる廃掃法の第四条第一項に、地方公共団体の責務として、市町村は常に清掃思想の普及を図るとともに、廃棄物の処理に関する事業の実施に当たっては、職員の資質の向上、施設の整備及び作業方法の改善を図る等、この効率的な運営に努めなければならないと定められている。



 また、産業廃棄物とは何かを定める政令の十九品目に、一つ 燃えがら、二 汚泥、三 廃油、四 廃酸、五 廃アルカリ、六廃プラスチック、七 紙くず、八 木くず、九 繊維くず、十 動物性残渣、十一 ゴムくず、十二 金属くず、十三 ガラスくず及び陶磁器くず、十四 鉱さい、十五 建設廃材、十六 動物のふん尿、十七 動物の死体、十八 ばいじん、十九として、以上を処分するために処理したものとなっているわけですが、この処分場で処理される廃棄物は十の動物性残渣と十六の動物のふん尿、十七の動物の死体に該当するわけで、産業廃棄物であり、廃掃法第三章産業廃棄物の第十二条五項に、産業廃棄物処理責任者を置かなければならないとされている。また、第十五条の第三項に管理者の維持管理の定め、第四章の二十一条の技術管理者を置かなければならない等々、廃掃法に基づき小さい1の保守点検と維持管理がどのような方法でなされているのか。2の故障箇所はあるのかないのか。あるとすれば、それはいつからなのか、どのような箇所が故障しているのかをお答え願います。

 以上をもって壇上からの質問を終わらせていただきます。

  (拍手・降壇)



○議長(山田栄司君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 吉岡総務部長、どうぞ。



◎総務部長(吉岡節郎君) 一番のさわやか行政サービスについてお答えを申し上げます。

 昭和五十年代の後半から六十年代にかけまして、国、地方の財政は危機というほかならない状態に陥っておりまして、「行革は国、地方も待ったなし」という標語のもとに、それぞれ行革大綱を策定して、定員の削減とか、あるいは事務事業の見直しを図る中で、行政サービスを低下させない、いわゆるさわやか行政サービス運動を起こしたものでありまして、関市におきましても、その趣旨を十分理解いたしまして、行政サービスの低下を来さないように、簡素にして効果的な行政運営をしてきたものでございます。

 また、関市のさわやか行政サービスの項目を推進するためといたしまして、職員の応接態度、言葉遣いにつきましては、県が行っております接遇研修に新規採用時に全員を参加させるとか、あるいは指導者研修にも毎年参加させまして指導に当たらせておるところでございます。

 窓口の混雑の解消とか、あるいは事務処理の迅速化、的確化につきましては、住民情報システムの開発などによりまして、今後ともその改善に努めてまいりたいと思っております。

 また、昼休みにつきましても当番制を設け、来庁者に御迷惑がかからないよう窓口業務を行っておるところでございます。

 しかし、現在の庁舎の設備的条件から、待ち時間表示とか、あるいは案内表示などは新庁舎建設時に考えるということで対応できない部分もございます。また、申請手続等の簡素化につきましても検討を続けてまいりたいと思っております。

 それから、新庁舎では窓口関係課を一階に配置いたしまして、案内標識とか、あるいは案内図等とか点字ブロックの通路を設けるなどして、市民の皆様方に利用しやすい庁舎になりますよう最善の努力をしてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。





○議長(山田栄司君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) 私からは二番と三番の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず二番の市民健康づくりの関係でございますが、御質問の中で、他の市町村の既に導入されている紹介もいただきましたし、その機械の購入についても御紹介をいただきましたので、私はその分は省かせていただきますが、健康保持に役立ち、医療費の軽減にもつながるということも考えられますので、早急に導入をするように検討をしてまいりたいと思っております。

 それにいたしましても、保健センターか老人福祉センターしか場所がございませんので、たくさんの台をというわけにもまいりませんが、テスト的な意味も含めて考えておりますので御理解をいただきたいと思います。

 それから二つ目の院内感染防止でございます。

 御質問の中にございましたように、院内感染といいますのは病院内で発生するすべての感染でございまして、入院患者、外来患者、見舞い客、病院職員等が対象になるわけでございます。その感染の経路といたしましては、うみとか血液、それから処置した汚物、こういったものがございます。これの予防の方法といたしましては、処置に当たった者が手指の消毒を徹底をするとか、うがいを実施するとか、また汚物の処置につきましては、可燃物については焼却するなり、また不燃物につきましては他のものと区分けをして適正な処理をするとか、寝巻、ベッドの消毒を行うとか、室内の空気の清浄化を図るというようなことが考えられるわけでございます。市内の病院におきましては、既に院内感染対策委員会を設置をされまして、この予防に努力をされておるところでございます。また、医院につきましても、当然のことながら、こういったことには注意を払っておられると思いますけれども、さらに医師会ともよく相談をいたしまして、予防に向けて努力を求めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(山田栄司君) 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) 四の御質問に対してお答えをいたしたいと思います。

 先生には二週間ほど現地で平井孝志先生と一緒に実験をいただきましてまことにありがとうございました。

 当施設も建設後十五年を経過いたしまして、今後は大きな故障も心配されますので、定期的な保守点検もいたしてまいりたいと思っております。また維持につきましては、当センターには担当職員がおりまして、必要に応じまして保健所等関係機関及び施設の建設業者との連絡をとり、また指導を受けまして管理をいたしてまいっておるところでございます。

 なお、これらの施設は管理が大切でありますが、今後も十分注意をいたしまして管理をいたしてまいりたいと思います。

 また、故障箇所の対策、対応ということでございますけれども、施設の使用上、故障があればすぐに直さなきゃいかんということで、支障となるものとついてはその都度修理をして運営をいたしておりますので、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。



○議長(山田栄司君) 十七番 杉江代志熙君。



◆十七番(杉江代志熙君) 故障箇所をということで、先ほどの一分足らずで帰っていかれた職員さんがその状況を把握してきたと思うんですが、わかったのか、わからんのか、わかりませんけれども、私からひとつ言わさせていただきます。



 原水槽という深い槽があるんですが、これはほとんど壊れておると。それから接触槽、これもほとんど機能してしない。汚泥計量ボックス、これは二つともだめだと。それから接触槽の接触剤が二つともだめだと。原水槽から汚泥を組み上げるところの装置も壊れて使っていないというようなことから、ほとんど壊れておるというわけでございます。これは産業廃棄物という認識に間違いがあるのかないのか、また下有知の、昨年度は二万五千人という方々の心配も、そういうものが急にあってはならんと。ましてや、あれは民間さんがやられることですからあれですが、これに対しては市も責任管理にあるわけでございます。足元でこのようなことが起こったんでは、我々もこれは考え方を変えないかんぞと、このように思うわけでございますが、その他、きちっとした形で水質検査をされておるのかどうか。

 お手紙をこのようにいただいておるわけですが、ちょっと読まさせていただきます。

 「汚物汚水処理への取り組みは、下流域の人や生物への思いやりが大切かと思います。汚染された水が河川に流下すれば、下流域の環境汚染の進行に手をかすことにもなり、津保川に不活性水が流れ込めば長良川に至り、岐阜市民に犠牲を強いる危険性があるということは言うべきではない」と、こういうことで、その場限りで石灰等を入れて水の透明度を追求するということではなく、本来の装置自体を正常に戻して、そのような汚水が環境を汚さないように、もう一度御返事をお願いいたします。



○議長(山田栄司君) 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) 今おっしゃるような事実があるようなことをちょっと聞きましたけれども、現実にまだ点検をいたしておりませんので、施設をつくりました業者と、あるいは保健所等と打ち合わせしまして、そういうことがあれば早速改修をいたし運営をしていかなきゃいかんわけですから、そういうことのないよう十分配慮してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山田栄司君) 十七番 杉江代志熙君。



◆十七番(杉江代志熙君) 施設というものは、きちっとした知識を持った管理者がおらんことには施設は動かせないわけですが、その点、どうですか。



○議長(山田栄司君) 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) 当センターには職員もおりますが、実際、きちっとしたというのはどんな範囲かと思いますけれども、課長、あるいは課長補佐クラスでそういうものを管理しておる責任者もおるわけでございますし、最高では私がおりますので、そういうことを十分検討してまいって、そういうことのないようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山田栄司君) 十七番 杉江代志熙君。



◆十七番(杉江代志熙君) 私は、ああいった施設というのは、素人が見ても壊れておるのか正常なのかということがわからんわけですよ。現実問題そうだと思うんです。現場の方はよくやっておられる、それはよく私も理解しておりますが、やはり知識をきちっと持った者が、聞いてみるとデータもないと。何もないと。そんなような状態で今日まで来とるわけですから、どのような操作をすればどのようにその機械は動くとか、そんなことは初歩の初歩ですから、そんなものがきちっと伝わっていくように、そういった技術はきちっと次の人に伝わっていくような方法を講じなくてはいけないし、ましてや、その全体の図面もないというようなことでは、これはもう管理自身が根底からできないと、こういうことになっちゃうわけですから、これは本当に大いに反省していただいて、最後に市長からひとつその点に関して御答弁願えませんか。





○議長(山田栄司君) 後藤市長、どうぞ。



◎市長(後藤昭夫君) こういった処理場につきましては、やはり施設も施設ですけれども、管理が非常に大切だということを認識しておりまして、曝気という話も承りましたが、いわゆる血液等の汚物に対しまして空気を送りまして、そして有機物を分解する装置です。ですから適当な空気の量、適当な温度でもって、いわゆる汚水が分離するわけですね。人間のいわゆる消化機能と同じ能力であるわけです。したがって、そういう管理が非常に難しいわけです。ですから一たん狂いますと、いわゆる人間でもそうですけれども下痢を起こすというような格好になるわけです。特に温度が変わる、四季の状態とか、それから屠殺した量、そういうものによって非常に難しいわけですので、やはりそういうことになったかと思いますが、この辺につきましては、一度、下水関係でも専門家がおりますので、そういうところとの連携をとりながら対応してまいりたいと思います。



○議長(山田栄司君) これにて、十七番 杉江代志熙君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。この際、暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、暫時休憩いたします。

  午前十時〇三分 休憩

  午前十時十三分 再開



○議長(山田栄司君) 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 十番 船戸安太郎君、どうぞ。

  (十番 船戸安太郎君登壇・拍手)



◆十番(船戸安太郎君) それでは、通告の順序に従いまして質問をしたいと思います。当局の簡潔で明確な答弁を要求いたします。

 最初に新市庁舎建設に関連をして伺いたいと思います。

 最初発表されたときは、本当に実現できるかという、そういう心配もありましたが、職員の努力によって、その中心であります土地の買収が終わったということは大変ありがたいことであり、その努力に敬意を表するものであります。問題は、一日も早く立派な庁舎が完成することを願うものであります。

 それで、まずその第一でございますが、これは庁舎建設の問題がこの議場で問題になった、あるいはいろいろな形で議論をされてきた中で、私どもも市長にも申し上げ、当局にも要求をしてまいりましたことですが、市庁舎がひとり歩き、要するに市庁舎だけが何か市の事業、市の仕事として先行されて、その陰で市民生活が犠牲にならないようにということを絶えず申し上げてきました。市長もそういう点で努力をするということをかねがね約束をされておるわけでありますが、改めて、新市庁舎建設が実現の日程に上ってきた、この段階で改めてこの議場からそういうことが起こらないように、ぜひ努力していただくことを確認をしておくわけでありますが、市長の見解をお尋ねします。

 2つ目に、技術上の留意点について二、三の点を伺いたいと思います。

 まず何といいましても、新市庁舎は市民に喜ばれる、そして親しまれる。職員にとっては働きやすい。さらに、大変立派な建物でありますので、将来に向かって情報であるとか、あるいは教育上も展望に耐え得るものでなきゃならん。あるいは、節約が十分そこで可能な措置が講じなきゃならん、かように思います。そういう点で、既にその点についてもいろいろな対策は講じておられると思いますが、改めてこの点を申し上げたいと思います。



 特に節約の点ですが、例えば、この大きなといいますか、市内にも幾つかあるんですが、ある程度仕事をやってみえる方、例えばガソリンの消費量が多いような事業所へ行きますと、自分とこでそういうものを設けておられます。ですから、そういうものというものは、市の場合には必要があるのかないのか、どんなふうにお考えですか、その点もここで伺っておきたいというふうに思います。

 それから3つ目の問題ですが、工事請負についてでございます。

 いつも、どこにもありがちなことですが、関市はおかげさまでそういうことは今までありませんでしたが、談合であるとか、あるいはそれをめぐってとやかく言われるようなことのないように、ぜひひとつ最大の努力をしてほしいわけでありますが、その決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。

 そして、現実に入札が終わり請負ができますと当然工事にかかるわけですが、市内の業者が直接仕事に参加できるようにぜひ配慮をする必要があると思います。これはただ建物だけではなしに、例えば造成工事の段階から、言いかえれば初期の段階から最終の仕上げの段階まで含んでおるわけでありますが、しかも市内の業者も特定の業者だけではなしに、公平にこれらの業者が市庁建設に貢献できるように取り計らうべきだというふうに思うんですが、その辺の決意のほどを伺いたいと思います。

 それから二つ目の問題でございます。行政の執行上、住民と交わした約束は忠実に実行するようにということであります。

 挙げれば数限りなくありますので、私は一例だけここで簡単に紹介をしておきます。例えば、自分の周辺の宅地に接続したところで、公の道路、公有の道路があります。その道路をちょっと隣へつけかえるだけで、その用地が非常に使いやすくなる、要するに経済的なメリットが非常に高くなる。そういう場合に、えてして住民の同意が得られれば変えるということがあります。またあってもいいと思います。けれども、そのときに、例えばその道路の中に電柱などの構築物がある。それをぜひ、つけかえるんであったら寄せてほしいというようなことをその関係者が要求をされた。市の方も当然、つけかえ工事でありますので事前の打ち合わせでそれをやるという約束があるはずであります。けれども、何年たってもそれをやられない。工事は終わった。道路のつけかえは終わった。結局、道路の出口、私の知っておるところで言いますと国道への出口があるわけですが、出口のそのつけかえられた道路敷の中に、自分の方ではなしに道路敷の中に電柱がそのまま立っておる。そして寄せてほしいという要求を言っても、市の方も取り合ってくれんが、当然、その当事者も取り合ってくれん、こういう事実があります。これは一例ですので簡単に紹介いたしましたが、こういうことは私は行政上、本来あるべきことではないというふうに思います。ですから、こういうことが、ぜひひとつ速やかに解決できるように、また今後そういうことが起こらないように、ここで特に要望し、注意を喚起するわけでありますが、決意のほどを伺いたいと思います。

 三つ目の問題です。「拠点都市整備」構想に関連し、他都市との接触を問うということであります。

 御承知のように、今、政府は改めて広域市町村圏であるとか、道州制であるとか、いわゆる政治の広域化を目指して新たな構想が展開をされております。その中で、これは十九日の岐阜新聞に報道されたことでありますが、美濃加茂市議会の六月定例会の一般質問で、美濃加茂市はその構想を受けて、隣接の可児市、関市、美濃市に話をして、その構想を進めておるという記事が載りました。これは皆さん御存じかと思います。当局も当然知っておられると思います。この関市ではいろいろ都市計画の問題も議論されましたけれども、そういう話は一向聞いておりません。少なくとも新聞の報道である限りで言いますと、美濃加茂市がこの周辺で一番音頭をとって働きかけをやってやろうというようにうかがえるところです。その点について関市はそのようなアタックを受けたのかどうか。受けたとしたら具体的にどんなような相談を受けておるのかどうか。またそれにどのように対応されようとしておるのか、そのことをお聞かせをいただきたいと、こんなふうに思います。



 それから四番目は、「新農村政策」について市長の見解を伺いたいと思います。

 これは去る六月の十日の日に農水省が、新しい食糧、農業、農村政策の方向という、いわゆる新農村政策とでも言いますし、新政策とも言われております。こういうものが発表されました。当然、市長も読んでおられると思います。ここに私、朝日新聞に掲載された資料や岐阜新聞に載ったもの、いろいろ資料を持ってきましたが、この中で、この構想、あるいはこの政策を読んでみますと特徴的なことは、一九二〇年、要するに二十一世紀の初頭に向けて、米の輸入自由化が大前提になって、そして全国に三百八十三万戸ある農家、現在三百八十三万戸あるわけですが、この農家を、大体望ましい稲作経営にするために十五万戸に減らす。要するに一戸当たり十ヘクタールから二十ヘクタールに経営規模を膨らます。そのためには、農家戸数をそれだけ減らかさなきゃならん、要するに日本の農家戸数の九割以上が事実上切り捨てになるという、そういう特徴を持っております。さらに、そのためには法人化の推進、要するに土地が持てれる、これは食糧、あるいはその他の農産物メーカーであるとか、最終的には銀行まで含んで、そういう資本が土地を持てれるようにする、そういう方向も志向をされております。大変な問題だというふうに思っております。要するに、日本の農業に今までと全然違ったものを持ち込んで、しかも日本の農業が世界の農業と比較しても、表向きで言うと競争できるようにする。私どもの立場から言うと、要するに、残れるものだけが残って、残れないものは遠慮して去れという、こういうことになります。大変な政策だというふうに思うんですが、このことについて、市長はどのように受け取っておられるのか。今私が申し上げたように受け取っておられるかどうか。もしそうであるならば、これは大変なことですが、それについてどのような対応を講じられようとしているかどうか。とりわけ御承知のように、関市は地場産業として工業、それから農業、商業と三つを柱に上げております。その一本の柱であるところの農業が破壊の事態にぶつかるわけですから、大変な問題です。ぜひひとつ、その点についての御見解を承りたいというふうに思います。

 ちなみに朝日新聞では、これは六月十一日の日から「新農政の点検」という見出しで上中下に分けて三日間の連載がありました。この連載を読んでみますと、この特徴は、大いにやることは結構だと。大いにやった方がいいけれども、実際にはそんなことはなかなかいろいろな矛盾、あるいは壁があってできないんではなかろうか。要するに農水省のこの新政策の提案は、非常に机上プランに終わる危険があるという話をるる論評が載っております。私はこの日本の農業に責任を持たない、こういう人たちが勝手なことを言うことはそれはそれで自由でしょうが、このことを参考にして、そして机上プランに終わらせんようにというようなことがあってはならんと思います。ぜひひとつ、この点もしっかり市長の見解を承りたい、こんなふうに思います。



 それからこれも参考に申し上げておきますが、「赤旗」の六月十八日の日刊紙に「潮流」というのが一面にあります。その「潮流」の中に、これは全国で私調べてみましたが、大体、小学校、中学校の教科書の読本の関係、使う本の会社というのは大体十から十一あるそうです。そのうちの「学校図書」という会社がつくった「小学校社会五の上」という本の中に、新潟県の井上さんという農家が二十二ヘクタールの水田を耕しておって、この方は毎年百トンの米をつくっておる。そしてこれだけつくれば、外国の米が輸入されても競争できると思うと、こういうふうに紹介をその本でされておるようであります。大変遠いところから、米の自由化があったって心配はないぞと、こういう教育をやるんですから、大変なことだと思うんです。片一方では、現実に反対、反対と言いながら、片一方ではどんどんこうなってくるんだと。そのことは現実にできるということを子供に教えることも載っておるようであります。私も教育委員会で調べてみましたが、関市の教育委員会、これは本当言うと、これらの本は全部教育委員会、あるいは学校の社会科の先生は取り寄せて持っておられるのが本当だそうですが、残念ながら関市の教育委員会には一つしかありませんでした。そして、その新潟県の社会科の農業の中に同じようなものがありましたけれども、これは全然規模の小さい、要するに十ヘクタール以下の農家の例でありまして、この外国の米が輸入されても競争できると思うなどという記事はありませんでしたけれども、とにかく新潟県で読まれている本には既にそういうものがあるようであります。ですから大変な問題に今ぶつかりつつあるわけでありますから、ぜひひとつ、今私が申し上げたことも参考にして御意見を賜りたい、こんなふうに思います。

 それから次の、「指導要録の公開」と書きましたが、公開じゃなしに開示の意思がありかどうかということを承りたいというふうに思います。

 これはけさの岐阜新聞で報道されましたが、「見てみれば特記事項なし、指導要綱、箕面市教育が初開示、請求の私大生拍子抜け」という、こういうタイトルで報道がありました。これは去る十二日の日に全国で初めて私大生の訴訟に基づいて、大阪の箕面市の教育委員会が開示をするということを決定して、そのことが行われた。そしてそれを事実見せてもらった大学生が、それを見てどう思ったかということがここに記事として報道されておるわけであります。もちろん、どういうことだったかと私は現場におりませんので詳しいことはわかりませんが、今、全国的に情報公開の波がずっと進んでおります。このような風潮が進んでおります。ぜひ、私は関市でもこのことを実施をしていただくよう要求するものでありますが、どのような見解か承りたいと思います。

 参考までに、この開示を受けた私大生が言っておられることは、こういうことを言っております。「やっと見ることができたと

いう感動はあったが、ほとんどは所見欄に『特記事項なし』のゴム印が押してあるだけで拍子抜けした。進路指導に本当に役立つのか不思議だ。(非開示という)国の姿勢にかえって不信感を覚える」、こういう感想を述べたという報道であります。ですから、本来、非公開にしておくのはむしろおかしいのであって、どうしてそういうことをしなきゃならんか、このことを言っておられるわけです。ですから私は、教育委員会の方もいろいろ研究はされておるかと思うんですが、ぜひひとつ、教育委員会というのは何といいましても、これは戦後の日本の行政の中で、教育自治と言われた行政を持つ二大柱の一つであります。ですから、この予算を持っておる、あるいは執行に大きな影響を持つ市庁部局に遠慮なしに、教育委員会のひとつ責任ある、しかも勇気のある答弁を求めたいと、こんなふうに思います。



 最後になりました、六つ目のPKO法案に対する市長の見解を伺いたいと思います。

 去る二十一日の日に百二十三国会が終了いたしました。今度の国会はPKO国会というふうに言われるように、PKO国会は、日本の政治の中での各党の本当の役割と立場をありありと示した国会であったと、このように私は思っております。もう私がここでくどくど申し上げる必要はありません。皆さんが一番よく、新聞、テレビ、ラジオ、報道機関を通じて十分御存じだろうというふうに思っております。私どもは、ああいう憲法に違反をする法律が、しかも憲法に違反するやり方で行われたことに、この壇上からも抗議を強く表明するものであります。

 同時に、きょう私はここで市長にぜひ伺いたいのは、あの法案が通って法律になる、そういうことで、一体全体、すぐに政府は御承知のようにカンボジアへの派遣というようなことを考えておるようであります。そのことも新聞にいろいろ報道をされております。

 そこで簡単に市長に伺いたいのは、あの法律が日本の憲法と日本の進路にかかわる重大な問題を持っておる。例えば、私が知っておる限りでも三党合意の責任が一体どうなるのか、あるいは参議院で決議をされた、これは一九五四年の決議でありますが、この決議との関係でどういうことになるのか。あの五原則というのは歯どめになるのかどうか。あるいは指揮権の問題は一体どこに属するのか。さらに、国連が今、同意なしにでもPKOを受け入れると、派遣をしてほしいということも検討しておるという、この問題とはどういう関係を持つのか。あるいは平和維持隊の問題について、この国会で承認を求めるということが出ておるわけですが、ただし、七日以内に国会でやれということが法律の中に記されております。これは明らかに審議権の侵害であるという問題が出てまいります。以上、申し上げたような点を見ても、非常に重大な問題を持っております。

 それから、この法案が通過をしたと言われる日から今日までの間に、朝日新聞でも岐阜新聞でも非常に多くの報道がなされております。とりわけ六月の二十四日、これは岐阜新聞に報道された報道でありますが、「PKO協力法、反対が過半数」ということで、憲法上の疑問も指摘をして、大体七割に近い人がこの問題について疑問を持っておると、大変な問題だということを指摘しております。これは共同通信社が二十日、二十一日の両日、緊急電話調査という方法を実施をして、この法律に対する態度をとったことからの、その人たちがそれにこたえたものを集録したものが載せられております。ちなみに、その結果だけを申し上げてみますと、賛成と反対と、賛成派が四四・一%、反対が五二・五%、過半数を上回っております。この法案は憲法違反でないというふうに受けとめられておる方であっても、憲法上疑問があるというふうに言っておられる方が二二・一%ある。今、申し上げたように、とにかく合わせて六九・九%、七〇%の方が反対、疑問を持っておられるという報道です。ですから、国民の多くはこの法律が決して自分たちにとっていいものではないということを明確に知っておられると思います。関の市民の方も私はそうだったというふうに思います。もちろん私はこの中にもたくさんの方が、今私が申し上げたような立場に立っておられると思いますが、いろいろな立場で違った意見を持たれる方もあるかと思いますが、あったら勇気を上げてひとつやってほしいと思います。



 しかも、私個人が一番納得のいかんのは、PKO、PKOと言っておるわけですから、それだけ国外へ憲法違反をしてでも自衛隊を出したかったら、初めに三党合意にあったように、自衛隊ではあかんと。別の組織をつくって出すことを決めたんですから、自分の息子や、あるいは孫や、身内の者を集めて送ったらどうですか。そういうことをやりゃあ、私はまだなるほどというふうにうなずける人もあると思いますが、おれらが決めてやる、そのかわりおまえらが行けというような、こんなばかなやり方は戦時中のやり方と全然変わっておりません。まさかこんなことに、この中におられる良識ある方が賛成されるということは私はないと思います。あえて賛成だったらひとつ表明していただきたいと、こんなふうに思います。

 しかも、これも二十四日の岐阜新聞の社説で、「永田町を切る国民意識」という点で、今の私が申し上げた調査についての論評が加えられております。この論評を見ても、いかにこの法律が大変なものであるか、国民にとっては大変なものであるかということを論じております。もし参考になる点がありましたら、皆さんもよく勉強していただくといいというふうに思っております。

 そのほかいろいろな点がたくさんありますが、これは十六日の新聞で報道されたものでありますが、この十六日の朝日新聞の報道の中で、外国、これは日本を除く韓国であるとか、インドネシアであるとか、あるいはシンガポール、アメリカ、中国、ドイツ、こういうところの政府なり高官がそれぞれ述べたことが報道されております。その中で、PKO法賛成だ、この法案は国際的にも役割の増大が大きいといって褒めたのはアメリカだけであります。しかもアメリカの政府だけです。あとの政府は全部懸念を表明しております。とりわけ韓国の政府は、御承知のように大変重大な関心を寄せておりますし、特にソウルの日本大使館の前では、デモでPKO法案反対の訴えを韓国人のグループがやったという新聞報道もこの写真で報道されています。大変な問題です。日本のかつてのアジア侵略を承知しておる者からいえば、これはもう大変な問題です。侵略です。ですから、この侵略したことを侵略と言えない、こういうむちゃくちゃな今の自民党政府、この考え方を根本的に私は改める必要がある。そして本当に日本はこういう武力ではなしに、力ではなしに、私どもは非軍事、平和の方法で、例えば医療班、あるいは選挙監視班、あるいは難民救出、さまざまな問題がたくさんあります。非軍事の方法で、日本が国連憲章、あるいは日本憲法にふさわしいやり方で国際貢献をすることは十分できるわけでありますし、本当にそういうことを考えればPKO法なんてものはつくらなくてもできるはずなんです。ですから、このことを私はいま一度ここで申し上げて、この点に対して、市長も大変苦慮してみえるんじゃなかろうかと思います。苦慮してみえると思います。市長も、関の七万になったこの市民の命と暮らしを守るという点からいえば大変苦慮しておると思います。ぜひひとつ良識のある答弁を求めて、壇上からの質問を終わります。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○議長(山田栄司君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。



 後藤市長、どうぞ。



◎市長(後藤昭夫君) いろいろ御質問を承りましたが、一点の新庁舎の建設に関連いたしまして、庁舎の建設がひとり歩きしないようにということでございます。これはかねがね、私もこの議場でも申し上げましたとおりでございまして、庁舎の問題はいろいろたくさんございますプロジェクトの一つでございまして、庁舎の問題も重要でございます。ですから、重要視してやっておるつもりでございますが、そのほかの問題につきましても、市民生活に犠牲にならんようにということは十分考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから技術上の留意点でございますが、もちろん市民の皆さんに親しまれる庁舎、入りやすい庁舎、そして職員が働きやすい庁舎ということを重点に置いて考えておるつもりでございます。また、情報教育上等の問題につきましても、住民情報システム等、あるいは将来の教育情報システム等の導入につきまして対応できるような配線等は考慮しておるつもりでございます。したがいまして、将来、行政情報センターとのオンライン等につきましても十分考えてまいりたいと思っております。

 また節約の点でございますが、油の点につきましてはちょっとよく勉強をしておりませんが、いわゆる雑用水に使う水につきましては雨水等を利用いたしまして、中水道と申しますか、雨水をいわゆる雑用水に使いたいということで、一般の上水道を使わないようなシステムも考慮に入れておるようなわけでございます。

 それから3の工事請負につきましては、もちろん、せっかくここまで一生懸命やって用地を取得してきた庁舎問題でございます。疑惑のないように私は念願をいたしまして、職員ともどもに注意を喚起しておるところでございます。市内の業者の参加につきましては、利用できる面は採用してやっていただけるように配慮をしてまいりたいと思っております。

 それから、大きい二番の行政上の交わした約束の忠実ということ、先ほどもお話にございました、本来あるべきことでないことがあるということでございまして、実際、過去にはいろいろ用地交渉等で約束したことが不履行になりまして、後からいろいろ問題になっているところもたびたび聞いております。そのときばったりの対応じゃなくして、やはり責任を持った対応ということを常々言っているわけですけれども、そういったことがあったということでございますので、今後、そういうことのないように、またそういう約束があれば忠実に履行するようなことでいたしたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 それから、この地方拠点都市地域の問題でございますが、これは美濃加茂、可児、関、美濃市の四市と、それから郡上郡、武儀郡、加茂郡の町村、それから可児郡の町村長会を通じまして、こういう一極集中に対します多極分散の拠点都市をつくろうということで今話し合っておりまして、七月の九日の日に県知事へ陳情することになっておりますが、現在のところ岐阜市周辺でもこういう運動を起こしておりますし、御承知のように高山市周辺でも起こしております。現在、岐阜県では三地区が起こしておるようなわけでございますが、県庁所在都市を外すというようなことも、第二の都市ということも言われておりますので、ちょうど本邦の中心にありますし、人口の重心地区でございますので、ぜひこの地区へということで、地方拠点として指定を受けられるように運動してまいりたいと、かように考えております。

 それから新農村政策でございます。お話にございましたように21世紀に向けた日本の農業のいわゆる改革の方向を示すということで、新しい食糧、農業、農村政策の方向を示すということでございますが、読みますと、いわゆる農業が他の産業並みの労働時間、あるいは生産所得としないと農業の担い手がないと。若い者に魅力のある産業としての農業のイメージづけをしたいということで法人化も必要だというふうに言われております。この点につきましては評価をいたしますけれども、お話にございましたように、これらのいわゆる具体策につきましてはいろいろ制約があると思うんです。いわゆる法律の問題、あるいは金融の問題、それから補助による政策の支援の問題、それから過疎地域の対策というような大きな問題がございまして、早急にこれができるものと、ちょっと考えはできんと思いますが、今後の関係方面との調整がかなり必要だというふうに私は認識をいたしております。



 それから五番目は教育長に答弁をしていただきまして、六番目のPKOの法律に対する私の見解ということでございますが、大変非常に難しいわけですけれども、この国連のいわゆる平和維持活動への参加という問題につきましては、これはやっぱり日本が経済大国になった以上、資金面だけじゃなくて、やっぱり人的な協力をするということが国際貢献上やはり必要じゃないかというふうには考えるわけでございますので、やはりこの法案というのはやむを得んじゃないかというふうに私は受け取っておるわけですけれども、問題はやっぱりこの法の運用ですね。運用が、やはり厳しく監視しないといけないということは、この法のいわゆる拡大解釈によりまして、いろいろおそれが生ずるというふうに、これはだれしも思うと思います。したがって、非常にそういう点で懸念を持っておるという私の見解であります。以上です。



○議長(山田栄司君) 船戸教育長、どうぞ。



◎教育長(船戸政一君) それでは、五の指導要録の開示の意思についてお答え申し上げます。

 関市の教育委員会といたしましては、次のような理由から、現在のところは開示しないということを申し上げさせていただきます。

 理由の一つは、要録は公正な判断に基づきまして、できるだけ客観的に作成されるものでありますので、そのためには、記載内容は秘密であることが必要であると考えております。

 二つ目には、要録は総合的な評価を行うものでありまして、開示によりまして、児童・生徒が自分の位置づけを知りまして、かえって教師や学校に対して不信感を招く心配もあります。また、病気や就学歴等、教育上は必要なことでありましても、開示することによって本人にとって問題の起こるおそれがあるように考えられます。

 あるいは、三つ目といたしましては、開示することによりまして、いろんな質問や、あるいは不満、訂正等を求められますと、公正な、あるいは適切な事務が妨げられるという心配もあります。

 このようなことから、以前から指導要録は開示しない、そういう取り扱いを行っておりますので、教育委員会といたしましても、現在のところは開示しない方針であります。

 しかし、指導要録及び教育情報等の公開の動きは各地でありますので、県教委におかれましても検討を要する課題だと言っておられるようでありますが、関市教育委員会といたしましては、市の個人情報のあり方等を見きわめながらこれも考えていかなければならない問題でもありますので、今、研究を進めているところでございます。御意見を参考にしながら今後も研究を続けてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(山田栄司君) 十番 船戸安太郎君。





◆十番(船戸安太郎君) 再質問をさせていただきます。

 市長からこもごも答弁をいただきましたので、まず市庁舎の件、ぜひひとつ、おっしゃったようにやっていただくことを要望しておきます。

 ただ一点だけ、節約の問題で、私が通告にもっと明細に書いておくとよかったんですが、なかったのでわからんかと思いますが、一例を挙げました。例えばガソリンのような大量の消費のあるものを、ああいう、よそでやってみえるやり方ではやる意思があるかどうか、その辺、もう一点だけお聞かせをいただきたい、こういうふうに思います。いずれにしましても、後顧に憂いのないように努力をしていただきたいということを要望しておきます。

 それから行政の執行上の問題での約束の関係ですが、ぜひひとつ、市長もおっしゃったように、そういうことがある場合、私はあることを前提に申し上げたんですが、申し上げたらすぐひとつやっていただくというふうに今言われたと思うんですが、そういうふうに受け取っておきます。

 それから、この拠点都市構想のことですが、指定を受けられるように努力をしていくということでしたが、私は、要するに政府のこの一極集中を廃止して地方分散を図っていくという中に、大変危険な方向が含まれておると思います。要するに、本来、政府がやらなきゃならんことを、指定して、ある程度膨らんだ自治体へどんどんぶつけて、そこで福祉でも教育でもやってもらうと、こういう格好は見え見えですが、そういうことが見え見えであってもその方向を努力をしていかれるのかどうか、その点についてはどんなふうに受け取っておられるのか、その点についてもう一度お聞かせください。

 それから新農村政策の問題ですが、市長も言われたように、確かに表向きの発想は他産業との所得格差の是正ということが大きな柱になっております。けれども、先ほど私は特徴を申し上げました。繰り返しませんが、日本農業にとって大変な問題を含んでおるわけですので、傍観者といいますか、関係のないように、そんなことを言ったってそんなものできやへんので、そう難しいこと言わんとて見とりゃいいわというふうに受け取れる答弁でしたが、私はやっぱり日本の農業を守る立場からどうあったらいいかということについて、もっと庁内でも研究をしてもらって、自分のしっかりとした意思表示を中央政府に対しても考慮していただく必要があるんじゃなかろうかと、こんなふうに思いますので、その点の努力を要望しておきます。

 それから最後のPKOの問題ですが、市長は人的貢献が必要だと言われました。これはもちろん今一つの国際世論にもなっておりますが、ただし自衛隊でなきゃならんのかどうか、武力でなきゃならんかという点が一番国論を二分して争われたところです。これは市長も十分承知だと思います。私どもは、武力ではなしに平和的な方法で貢献できるということを申し上げておりますし……(発言する者あり)何ですか。武器を持って戦争の現地へ赴くことが何で武力じゃないんですか。このことを武力じゃないと言われる人はどうかしとると思います。そういうことをやらなきゃならんようなことは日本にはないわけです。憲法の精神から言ったってこういうことは許されんはずなんです。ですから、この点にとって市長がもう少しやっぱり私は慎重にひとつ、慎重に研究をして、大いにしっかりとした対応がしていただけるようにしてもらいたいということを希望しておきます。

 (発言する者あり)

 その議論はまた別のところでやりたいと思います。



 ただ、法の拡大解釈の問題が心配だということの懸念を表明されましたが、今までの自民党の政府のやり方は、初めさえやりゃあ、もうあとはあけっ放しなんです。渡辺美智雄外相が言っておるように小さく産んで大きく育てる、これはもう消費税のときに明確です。初めはどんな格好でもいいで出しておいて、それから次はどんなふうでもやる。こらもう歴代の長いこの四十年間の歴史が証明しておりますので、そういうことをしっかりひとつ市長は承知の上で研究をして対処していただきたいということを申し上げておきます。

 それから教育長に伺います。

 開示ができない理由を三点述べられました。教育長としてはそういうこともあるでしょう。私はそういうことを認めてそれは結構だということを申し上げる立場ではありませんが、しかし、教育長が言われた、現在のところというふうに言われたわけですから、これは含みがある。将来に向かっては、こういうことがあっても大勢が、あるいは日本の趨勢がそう変わってくればやるんだという含みがあるというふうに思います。私はそう言われたというふうに思います。私はそこに、本来、関の教育の自主性を欠く、要するに追随行政の特質があると思います。追随です。ちょっともいいか悪いか自分で判断せずに横で眺めておって、そして人がやった後から、やっぱりしようがないでついていく、私はこういうたぐいのやり方、人は一番嫌いです。こんなもの、後世からも決定的に批判を受けるということを申し上げておきます。

 しかも教育長が言われた中で、見せたら子供に混乱が起こるのは、これは大変な問題なんです。こんなことが事実あるとしたら、これはよそがやろうとやらまいと、おれはこういう考えだから開示はしないと。おれは職を賭しても、どういうふうにしてでもおれは開示に反対だと言われるなら、それはなるほど立派だというふうに思います。高知県のどこかの小学校長のように、だれが何と言おうとかんと言おうと、おれは日の丸掲げてやるといって頑張っておられた校長がありましたが、私はこれなりに、いい悪いは別として、それなりに大変意志の強い方だというふうに思います。ですが、本来、教育というのは私はこういうものでなければならんというふうに思います。そんな、途中まで行って、どうもぐあい悪いで方向変えようかえと。どうも勘定甘そうじゃないでこっちへ行こうかえという、こういうやり方は私はあかんと思います。教育長も私と机を並べて同じ教育を受けた関係ですので、同じことを腹に思っておられると思いますけれども、立場上、こういうことを言わんとぐあいが悪いというようにも解せんことはありませんけれども、やっぱりもう少し、私は同級のよしみとしても、また立場を異にするこの議場の議論としても、ひとつぜひ、もっと自分のはっきりとした立場を明確にして対処していただきたいと、こういうふうに思います。もし私の意見に意見がありましたらお答えください。意見がなかったら、そのままで結構です。以上。



○議長(山田栄司君) 後藤市長、どうぞ。



◎市長(後藤昭夫君) 三番の地方拠点都市整備以外の再質問につきましては承っておきます。

 この地方拠点都市の整備につきましては、これは三大都市圏以外から十年間に、地区を五十から八十ぐらいの地域を選んで、四百三十兆の公共投資を十ヵ年で行うというふうに、非常にいい情報なんです。その地域内には公共事業を集中投資し、広域に必要な業務、文化や国際交流などの都市機能を集中させるというような恩典もございますし、だから拠点都市に集中する企業は、土地や業務施設の買いかえの特例や特別の償却など、法人税や地方税の優遇措置が受けられるというような恩典があるようでございますので、そういう点で話し合いまして、一応指定を受けようということでありますが、これも三つ地区がありますので、競争の原理でございますので頑張って行ってきます。





○議長(山田栄司君) 船戸教育長、どうぞ。



◎教育長(船戸政一君) 意見はありませんが、ありがとうございました。



○議長(山田栄司君) 十番 船戸安太郎君。



◆十番(船戸安太郎君) それでは市長に私、一言だけ申し上げて、参考にぜひしてほしいということだけ申し上げます。

 要するに、地方自治体も一方的再編へ向かっておるこの行革審の地方分権小委員会の報告に基づいてあるわけですが、この制度は、一部の自治体に権限も財源も保障しないまま地域づくりなどの仕事を押しつけるとともに、この押しつけに耐えられるように自治体を広域的に再編統合し、現行の市町村にかえて、住民の声が届かない基礎的自治体を先導的志向しようとするというのが私は特徴だというふうに思っています。私はそう思っております。必ず私は歴史の審判は、もしそういう方向に行けばそういうことを証明すると思います。ですから、ぜひひとつ市長もしっかりこの点を研究して誤りのないようにやっていただくことを要望しておきます。

 教育長は意見を承っておくということでしたので、しっかり承ってください。終わります。



○議長(山田栄司君) これにて、十番 船戸安太郎君の一般質問を終わります。

 次に、九番 山田一枝君、どうぞ。

  (九番 山田一枝君登壇・拍手)



◆九番(山田一枝君) 通告をしておきました三点について質問させていただきますのでお願いいたします。

 今子供の体に何が起こっているか、小児成人病、低体温等の実態調査をということで質問をさせていただきたいと思います。

 さまざまな社会のひずみの中で子供の体がおかしくなっているということは久しく前からいろいろと言われているところでありますが、去る四月十六日、朝日新聞に「痛風予備軍の子供急増」という見出しの記事が載りました。これは岐阜市の医師会が岐阜市内の小学生を調査した結果、三割近くが小児成人病の指標になる数値が要注意にあるというショッキングな内容のものでありました。

 この内容としましては、市内六小学校の五年生五百六十七人から採血し、動脈硬化などの原因になると言われているコレステロールとか、中性脂肪とか、尿酸の値を調べたと。その結果、どれかの数字が要注意域にある子供は全体の二九・三%に達し、前年度を上回ったというものであります。そして、特に痛風の原因になる尿酸値の高い子供は、家庭での食生活が必要な要注意値を示す子供が一八・一%あったと。これは、前年度の倍近い。また定期的な医師の診断、監督が必要な要管理値が四・二%、これは五百六十七名のうちの四・二%といいますと二十四名ということになりますが、こういうふうに大変危険な状況が起こっているということで、しかもそれは、前年度は一・一%だったけれども、それが四・二%にふえたということであります。尿酸は個人差が大きいけれども、数字が急に高くなった理由などはもう少し続けて調べないとわからないということで、岐阜市では五年計画でこういう調査をしているという、そういう記事であります。



 一方、ここ数年来注目されているのが、平熱の三十六度以下の低体温が子供の中に広がっているという問題であります。保育園から高等学校までのすべての段階で、この低体温は、体のおかしさのワースト三に入っているという実態も報告されているところであります。

 学校保健協会や研究集会などの調査が発表されて注目されているところでありますけれども、それはその結果の異常さからだというふうに私は思うわけです。子供の体と心全国研修会という、こういうものがあるそうですけれども、ここで発表された一九七八年と一九九〇年の調査結果を比べてみますと、保育園では実に十九・二倍になっている。そして小学校では十五・六倍にふえているということであります。これを裏づけるように、東京都内の四つの小学校の六年生を対象に朝と夜の検温を記録した健康管理カードをもとに低体温の実態を調べてみると、この子供たちの正常体温分布の範囲は、普通は三十六・三度から三十七・四度と言われている、これが平常な体温だというふうに言われているんですけれども、朝の平均体温で正常範囲の子供は三二・八%。つまり、そのほかの七割弱が三十六・二度以下だということであります。夜では正常範囲が四七%、つまり半分以上が正常以下であったということなのです。

 ことし四月発行の国保新聞でも、教育委員会と学校保健協会の共催の学校保健研究集会で発表されたもので、学校医と養護教諭が調査した、東京都目黒区の区立小学校の低体温化の問題がこの国保新聞にも載っておりました。それは、小学校二年生、四年生、六年生を対象に、平成二年の十月と平成三年の十月に調査した結果、三十六度以下の子供は、平成二年度では三七・二%、平成三年では四一・七%とふえて、四割を占めているというものであります。そして、この低体温化は、自律神経失調の一つのサインだというふうにこの学校の校医は分析されているというのです。自律神経は、乳幼児期から規則正しく生活することで正常に発達するけれども、例えば夜更かしなど睡眠が少な過ぎるとか、そういうことの中で、自律神経失調になると子供たちは朝の体温が悪くなって、朝からあくびをしたり、眠り足りないというふうに訴える。また学校へ来ても外へ出て遊ばなくなった、これは家庭でも同じだということであります。関市の学校でも、久しく前から、一時間目からあくびばかりしていると。ぼうっとしていて、子供たちが多少元気になるのは食事の時間になってからだというような声をずうっと前から聞いておりますが、今申しましたような調査の結果は、都会だけではなくて全国至るところで、また関市の中でも起こっているというふうに私は思うわけであります。

 またこの調査では、朝まだ寝足りないと感じる児童は、一年生で三六・八%、二年生で二六・三%、三年生七一・〇%、四年生四五・五%、五年生六八・四%、六年生八一・三%というふうに、高学年になるほど異常が高くなっているということがわかったというふうにも書いてあります。朝食を十分にとり得ない児童が最近ふえておりますけれども、朝食を食べないことが低体温の原因ではない。むしろ、自律神経が正常に働かないために体温も低く、食欲も落ちるという、こういう因果関係といいますか、そういうことになっているというふうに指摘がされているところであります。

 関市では、こういう状況がどのようになっているのか、把握されているのかどうか。もし把握されていないのなら、やはり調査をしながら、対症療法で解決するものではないというふうに思うものですから、今の子供たちの受験の仕組みや塾通いや、勉強の過大な、覚えなければならない、そういう状況も含めて、やはりみんなで子供たちの状況を考えて改善していかなければならないと思うわけですけれども、その点についての教育長の御見解を伺いたいと思います。



 二番目に園庭開放事業の実態と充実についてでありますが、子供の生活を見てみるときにいろいろな問題がたくさんありますけれども、私は中にも決定的に欠落していることの一つに、体を動かして遊ぶという、そういうことが本当に今は欠落しているのではないかというふうに思うわけです。私たちの幼少のころと比べますと、皆さんもそうだと思うんですが、伝承というもの、自分たちより年上の人たちから受け継いで遊びを教えられ、仲間として遊んだ中で覚えていく、そういう伝承というものが崩れてしまって、遊び方も知らない、そして場所もない。しかも、子供の数も少なくなってしまって、さまざまな活動に忙しい。それは主として勉強とか知識を身につけるということに忙しいということなわけですけれども、そういうこともあって、遊ぶ仲間がいないという、そういう状況があるというふうに思います。本当に子供たちが心身ともに健やかに発達していくためには、遊びというのは本当に大事だと思うんですけれども、それが今大変少なくなってしまっている。そういう状況をどうしていくのかというふうにやっぱり考えていくのは私たち大人の責任だというふうに思います。

 関市では児童館がありませんけれども、やっぱり児童館みたいなものがどうしても必要です。その建設に向けては今努力がされているところでありますけれども、先ほどの質問にこたえて庁舎だけをやっていくんではなくて、いろんなことを総合的に、目を凝らしながらやっていただく中でも、やはり出てくるのは庁舎建設のために、まだまだなかなかそこまでは行かないというような声が聞こえているのが実態であります。そういう状況の中では、やはりそれにかわるものを、じゃあどうやってつくっていくかということも考えなければならないことだと思うんです。

 園庭開放という事業が数年前から始まっておりますけれども、園庭開放は、つまり戸外で遊ぶということ。雨が降ったときにはそこでは遊べないということもありますので、私は今、学校の中でも運動場の開放がされているところでありますけれども、私は一つ考えてみるに、保育園の園庭開放とあわせて、保育園の遊戯室みたいなところも一緒に、休日、祭日などに開放されながら、そこに指導員を配置して、そしてその子供たちの遊びを取り戻す、そういう活動をしていく必要があるのではないかというふうに思うわけです。すぐに子供たちの校下ごとに児童館がつくれるならば、それはそれで大変結構なことなんですけれども、各校下にそれが整備されていくには、まだまだ時間がかかるというふうに思います。それにかわるものとして、やはりそういうものを考えていただくとか、それから地域にありますたくさんの公民センター、その効率的な利用もかねがね言われていることでありますけれども、その具体化というものについてはまだまだそれがされていないというのが実態であります。ことし、西部と東部ですか、公民館の機能を持たせてということがありましたけれども、子供たちがそこへ行って遊ぶという状況にはまだまだなっていないのが実態であります。園庭開放事業の充実ということでそれを考えていただくわけにはいかないかというふうに思うわけでありますが、その辺の考え方について伺っておきたいと思うのであります。

 三番目の訪問歯科治療の実現をということであります。私が初めてこの議会へ出させていただいて参りましたころには、市内の歯科医院というのはたしか八ヵ所ほどだったというふうに思います。どんなに歯が痛くても、歯医者へかかりたくても、その歯医者にかかるためには大変な苦労が要ったわけです。何時ごろと書いた札を取るために三時、四時に起きて、そして券を取って診療を受けなければならないというような大変な思いをしておりました。今ではこういう歯科診療機関も倍以上にふえまして、必要なとき診療を受けられるようになったということは大変ありがたいことだというふうに思います。しかし、これも健常者にだけ言えることでありまして、自分が出かけていって治療を受けられない人たち、例えば寝たきりのお年寄りや、あるいは障害を持つ人たちには、昔も今も変わらず歯科の治療は受けられないというのが実態であります。



 こういうことにつきまして、数年前から岐阜県の保険医協会の歯科部会地域医療委員会の先生方がいろいろと積極的に取り組んで研究をされております。そこでまとめられたアンケートなどの資料によりますと、五百九十四人の寝たきり老人に対する調査で、歯科往診の希望は四一%、口腔衛生指導を希望する人が一八%となっておりますし、岐阜県の難病団体連合会、これは例えばリューマチとか筋ジスとかというようなそういう難病の団体が加盟されておられる組織ですけれども、ここで行われた歯科診療実態調査では、半分の人たち、半分を超える人たちが往診を希望されていることがわかりました。また、みどり病院や華陽診療所などが行いました在宅患者の歯科に対する診療希望者は三六%となっています。

 こういう要求に対して、既に個々の歯科医の良心と善意で地域の患者の訪問治療を行っておられる方も何人かはおられるところでありますけれども、個人的には解決できない問題がいろいろあると言うのです。例えば、地域住民の中に歯科の診療治療ということが理解されていない。つまり、初めからそれはできないものだというふうにあきらめているというような状態がありますし、二つ目として、診療報酬が低いために不採算の上に、往診となると経営効率が一層悪くなるために、往診に対する経済的保証が必要であるという、そういう問題。三つ目としては、全身疾患に関する医療知識の研修と、医科担当者との協力、連帯などの問題もクリアしなければならないということ。さらに四つ目として、往診に必要な器具の整備など、これは数百万円かかるそうですけれども、それを個人的に持たなければ今の状況の中ではできないというような、そういう問題があると言われています。

 アンケートに協力された歯科の先生方五十二人のうち四十九人が往診の必要性を認められ、訪問歯科治療に積極的に参加したいと、このうち答えられた人が十四人。さきに、今四つの問題点を述べましたけれども、そういうような条件が整えば参加してもいいというふうに答えている人が三十一人、合わせて四十五人の八六%がこの活動に参加したいと答えておられます。

 既に美濃市では、昨年からこの訪問治療が始められておりますし、岐阜市でもことしから始められたというふうに聞いております。歯科医師会と話し合って、関市でもこういうことが実現できるように、個人の努力で既に行っておられる方もありますけれども、本当に必要とする人、希望する人に光を当てるには個人の限界があります。行政も協力してこういう体制を整えながら、日の当たらない寝たきりのお年寄り、先ほど申しましたような難病などで、また障害などで外へ出られない人、そういう人たちの普通の内科などの往診はされておりますけれども、歯科はまだできていないという現状がありますので、ぜひともそれをしていただきたい。その実現を努力していただきたいというふうに思いますので、その点の考え方、今の実態など御答弁をお願いしたいと思います。以上で質問を終わります。



  (拍手・降壇)



○議長(山田栄司君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 船戸教育長、どうぞ。



◎教育長(船戸政一君) 一の、今子供の体に何が起こっているかについてお答えいたします。

 小児成人病につきましては、教育委員会といたしましては、毎年四月に小・中学校の全児童・生徒に発育測定を実施いたしまして電算入力を行い、肥満度を算出いたしております。そして対象者を把握いたしまして、各学校ごとに保健主事、養護教諭が個別のカルテを作成いたしまして毎年記録いたしております。したがいまして、それによって生活指導も行っているところであります。特に小学校五、六年生の対象者に対しましては、毎年夏に学校保健会、教育委員会共催によりまして、武儀郡の医師会の協力指導を受けまして児童健康教室を開設いたしております。また追跡調査も行っているところであります。平成三年度で、その対象者は小学校で二百二十一人、中学校で百十五人で、率では約三・七%であります。

 次に低体温についてでございますが、校医の先生によりますと、御質問にもございましたように非常にさまざまであるようでございますが、非常に個人差があると。したがいまして実態把握は非常に難しくて、健康診断を続けるとか、問診によりその実態を把握するより、今のところ方法はそれしかないんではないかというお話もございました。したがいまして、その判定や指導につきましては学校医の先生にお願いしているところでございます。そしていろいろな御指導をいただくということにしているのが実際でございます。

 また睡眠時間とか朝食の調査等、いろいろな調査につきましては各学校がそれぞれ実施いたしておりますが、御指摘にございましたように、子供の健康な体のためにはそういう十分な実態把握が大切でありますので、その点、十分配慮してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(山田栄司君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) 私から、二番と三番の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず二番の園庭開放事業の実施と充実についてということでございますが、御質問の中で経過と実態については述べられました。御質問の趣旨は十分理解できるところでございますが、現在やっておりますのは、確かに園庭開放で屋外でございます。遊戯室ということになりますと、現場の意見も聞きながらいかなければならないというふうに思いますし、また公立だけでなく私立の保育園についても当然御理解いただくように努力をしていかなければならないと思いますので、前向きに検討するということで御理解をいただきたいと思います。

 次に訪問歯科治療の実現でございます。在宅福祉の推進をする中で、寝たきりの方々の機能低下の防止と健康保持を図るためには、当然訪問診療というのは重要でございます。

 そこで、御質問にありますように、訪問歯科治療につきましては、歯科医師会と再三にわたり話し合いをいたしまして、歯科医師会でも再三実施に向けての研究、検討をされてまいりました。ようやく受けていただけるような話になりましたので、細部的な詰めをいたしまして、新年度実施に向けて今考えておりますので御理解をいただきたいと思います。



 器具につきましてもコンパクトな器具ということでございますが、三百五十万程度が必要でございますし、運営費も必要になってまいりますが、御理解をいただきたいと思います。以上です。



○議長(山田栄司君) 九番 山田一枝君。



◆九番(山田一枝君) 一番の問題ですけれども、関市では特に肥満児を対象として健康教室なども行いながら努力をされているというお話でありました。私が述べましたような、例えば低体温については確かに個人差がありますし、どうやってはかるのかという点も、先生とか校医とか、そういう人たちの一々手を煩わせなければできないというものではないと思うんです。例えば朝と晩、子供たちにはからせて、それを一定の期間つけさせるというようなことを他の自治体や学校ではしながら、その実態を把握されておられるわけですから、そういうこともぜひやっていただきたいですし、それから先ほどの小児成人病の関係でも、こういう検査というものも、やっぱり校医の方とか、それから養護教諭の先生方が力を合わせてやられたら、やっぱりできると思うんですね。そういう点で、ぜひすぐに実施していただいて、子供たちの体の状況が関市ではどうなっているのかということをつかんでいただきたい。そして、そのための対応については、学校だけでできることでないことは当然であります。家庭にも呼びかけなければならないし、それから今の教育体制そのものをやっぱり変えていかなければ根本的な解決はできないというふうに思うわけです。対症療法だけでは何ともならないような、そういう生活の中でこういうことがあらわれているというふうに思うものですから、広く皆さんに呼びかけながら、ぜひこういう実態を調査するとともに、その対応を検討して進めていっていただきたいというふうに思います。

 園庭開放事業の実態と充実につきまして、公立、私立、両方とも前向きに検討していくと、こういうふうにおっしゃいましたので、ぜひ話し合いをしていただいて早急に審議していただきたいと思いますが、ただ、それがどうも言葉だけで終わる心配があるような気がするわけですけれども、もしそれをするとすればそんなに長くかからなくて、例えばまず公立から行っていくということだってできるわけですから、来年度からやっていただけますでしょうか、そのことについてはもう一度伺いたいと思います。

 歯科診療につきましては、既に準備がされておりまして、来年四月から行える見通しだというふうであります。大変その御努力に敬意を表しながら、ぜひとも四月からの実現が確実にできるように一層の努力をお願いしておきたいと思います。



○議長(山田栄司君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) 二番の園庭開放の関係でございます。

 公立につきましては現場の意見も聞きながら努力をするということでございますし、ただ、現場の意見ということで、一方的にそうせよということもできませんので、現場の意見をよく聞きながら実現に向けて努力をするということでございますし、私立につきましても相手のあることでございますから、まず御理解をいただくようによく話し合いをしていきたいということでございます。ですから、今おっしゃいましたように、いつからということはお約束できませんが、気持ちとしては少しでも早くやりたいということですから、御理解をいただきたいと思います。



○議長(山田栄司君) これにて、九番 山田一枝君の一般質問を終わります。

 この際、暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。



  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。それでは暫時休憩をいたします。

  午前十一時三十分 休憩

  午後 一時〇〇分 再開



○副議長(岡田洋一君) 議長を交代いたしましたので、よろしくお願いいたします。

 それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 十六番 三ツ岩征夫君、どうぞ。

  (十六番 三ツ岩征夫君登壇・拍手)



◆十六番(三ツ岩征夫君) 午後のトップバッターとしてしっかり務めさせていただきますから、どうかよろしくお願いいたします。

 最初に通告に従って質問させていただきます。

 一番目には救急救命士制度の対応についてでございますが、昨年四月に救急救命士法が成立し、国家資格として救急救命士制度ができ、本年四月に第一回の国家試験に岐阜県で六十四人の人が合格し、晴れて救急救命士として誕生したわけでございます。その中に関市在住者が二名、武儀郡の在住が一名含まれています。救急隊員としての合格者は岐阜中消防署の救急隊員一人であるように伺っております。従来、救急隊員の業務は、皆さんも御存じのように急病人を現場から病院に搬送することを主とし、応急処置も人口呼吸や心臓マッサージ、酸素吸入等、簡単な方法しかできず、病院までの搬送時間が長くて、救えた命が手当てがおくれたために大事になった例などが各都市であったそうでございます。そういう意味で、日本の救命率というのは欧米に比べると大変に低いと言われているそうでございます。

 その中で、今回の救急救命士の登場は非常に期待されるものと思っております。一刻を争う重症者を救うため、救急車の中でも高度な応急処置をする救急救命士がこれからの救急活動で非常に大事になってくると思っておるわけでございます。昨今の交通事故の増加、また高齢化社会に時代は進展しているだけに、現在の救急隊員のレベルアップとともに早急な取り組みが必要になってきています。今回、合格した地元の三人の救命士等の当局のお考えをまず伺いたいと思います。特にこの三人は看護婦さん、それから看護士さんという立場で今回試験を、大変難しい試験を突破された三人でございます。そういうことで、本来の救急隊員の方の受験じゃなくての今回、中濃消防組合の所属する三名の合格者がお見えになるわけでございますが、関市の当局といたしましては、将来に向かってこの三名の方たちとどのように対応されるか、まず第一点伺いたいと思います。

 次に、将来に向かって、当然、中濃消防組合の救急隊員の方たちもその中に加えていただきながら、この難しい試験でございますが挑戦していただいて、救急救命士の養成をしていただくと、そういうお考えをどのように考えてみえるか、これも二点目にお伺いしたいと思います。

 三点目には、当然、現在使用している救急車等が高度な応急医療ができるかどうかということについて伺いたいと思います。

 きのうも、新聞を見ますと、既に岐阜車体が百台とも百五十台とも発注を受けて、この救急車を今つくっている、そんなように新聞に載っておりましたが、今関市で使われている救急車等は、こういう救急救命士を使っての救急活動ができるかどうか、その点もお聞きしたいと思いますし、将来に向けての取り組みもお聞きしたいと思います。



 第二点目は、安桜山防火対策及び周辺整備についてお伺いいたします。

 これは五月一日の、私は岐阜新聞でございますが、このように載っておりました。「安桜山を禁煙区域に。関市が山火事対策で検討。出火年二、三回も。防火看板などを設置へ」、こういう見出しでございます。関市の安桜山(百五十二メートル)ではこのほどハイカーのたばこの投げ捨てが原因と見られる山火事があった。市は三十日、安桜山を禁煙区域にできないか検討を始める。安桜山は市の中心地にある個人、寺社など所有の山。しかし山すそには善光寺など古寺があり、頂上から三方に延長二・三キロの遊歩道が設けられているので、早朝登山、休日には家族連れのハイカーでにぎわう。二十九日の火事は西側中腹の遊歩道から発生。頂上に向け枯れ草、雑木など約一万五百平方メートルを焼いた。二十六日の日曜日にも近くの善光寺裏の遊歩道付近約百五十メートルを焼いたばかり。昨年は安桜山で火事はなかったが、年二、三回はある。乾燥注意報が出ると広報車で巡回する。午後から風が出るのでたばこの投げ捨てはやめてほしいと関消防署はマナーを訴える。市商工観光課は、「市民の憩いの場で公共性が高い。ハイカーのモラルを言う前に禁煙区域にできないか検討を始めた」と話し、防火看板を遊歩道に取りつける考えだ、このように新聞に報道されていたわけでございます。

 私ども、特に私ども公明党は有志の皆さん方が大変心しまして、十年ぐらい前から空き缶を利用して吸いがら入れをつくり、遊歩道に設置して、定期的に清掃と、破損しますと缶の取りかえを行ってまいりました。ところが、これは当然一部の心ない人のたばこの投げ捨てによって火災が発生しているわけであります。当局も対策として防火看板の設置だとか、また検討によっては安桜山を禁煙区域にという、新聞に出ていたような検討をしておみえになるというふうに伺うわけでございますが、今後の防火対策について、このような禁煙区域というのを主体にした安桜山の防火対策に取り組んでいくのか、さらにこの防火対策をいろんな角度で、今一年に一回、二回あるこの火災に向けての対策というのをどのようにお考えになっているか、その点をまず一点お聞きしたいと思います。

 それから二点目は、火災が発生した場合の消火活動について、これは初期消火というふうに私は思うわけでございますが、今まで数回の火災が現実に発生しておるわけでございます。それだけに、関市の本当に中心部の周辺にはたくさんの住民の方が住んでみえる、いわば安桜山といいますと関のシンボルにもなっている山でございます。それだけに、今までの火災の中でいろいろ感じられた、また教訓等も得たことをあわせて、今後、この初期消火ということに対しての対策をお聞きしたいと、このように思っております。

 同じように、この安桜山の防火対策にあわせまして、できれば、この安桜山の周辺整備ということについても、この際思い切って検討していただくことができないかということで周辺整備ということでお尋ねをしたいと思います。

 安桜山公園整備事業として二次総の中にも入っておりまして、順次、遊歩道、また休憩所等を整備していくと、このように二次総にもうたってありますし、ことしの商工費にも予算化されているわけでございます。この防火対策とあわせて、何とかこの整備計画を早急に、総合的に検討できないかどうかということをお聞きしたい、このように思うわけでございます。私はこの遊歩道、私も歩いて灰皿をつけた一人でございますから何回か歩いてみましたが、自然があって、それがまたこの遊歩道の一番特徴かと、このように思うわけでございますが、今の状況ですと、どうしても手が加えてない部分だけ、利用する側も自由勝手にこの山を利用しているんじゃないかなと、このように思います。例えば休憩所等もぴしっと設置いたしまして、たばこは休憩所でしか吸えないような方策を考えるとか、思い切って全体を禁煙区域にするとか、これは防火でも同じことでございますが、この整備事業を少し早めながら、この安桜山の公園の防火対策とあわせて整備計画を御検討していただけないかどうか、またその中で、ぴしっとした整備ができれば、当然、遊歩道利用の人たちのモラルも大きく変わるのじゃないか、このように思うわけでございますが、その点お伺いしたいと思います。



 三番目には小児アレルギー対策についてお伺いいたします。その小さい方の1でございますが、厚生省の全国調査についてということでお伺いいたします。

 前回の定例会でもアレルギー関係の質問を私もさせていただいて、当局からも細かく数値もいただいて御答弁をいただいたわけでございますが、今回、厚生省がまとめた平成三年保健福祉動向調査の結果が発表されたわけでございます。これは中日新聞にも五月三十一日付で載っておりました。この調査は、昨年の九月の全国四万五千人を対象に、過去一年間のアレルギー症状の有無や、そのアレルギーの出た部分、診断状況などについて聞いたものであります。それによりますと、皮膚、呼吸器、目、鼻、いずれかにアレルギーと見られる症状があらわれた人が三四・九%、このうち医者からアレルギー性疾患と診断された人は五六%で、そのほかのほとんどの人は診察を受けていなかったと。症状のある人を男女別で見ますと、女性が三六・二%、男性が三三・四%と女性がわずかに多く、年齢別では零歳から四歳が四二・四%と最も多いわけでございます。年齢が高くなるに従ってこの数字が減少しております。地域別では、大都市などが三九・九%、郡部が三〇%となっています。日常生活の影響については七〇・八%の人が影響ありと回答しています。以上見ますと、前回の調査では、アレルギー症状を訴えた人が約二割ぐらいであったのが、今回の調査では大きく上回り、約三割の人が症状を訴えて、いわゆる三人に一人がアレルギー症状である。特に乳幼児の四二・四%、それに小・中学生まで含めると半数以上の子供さんがアレルギーの症状があると、このように回答しているわけでございます。さらに年々増加の傾向であり、そういう意味で、国もこのような実態をつかみ、対策を検討し、本格的に動き出すように伺っております。

 関市においても、前回の定例会での報告にもありましたように、約一四%から一五%ぐらいの子供がアレルギー症状の数値であるというふうに伺ったわけでございます。特にアレルギー症状だけ絞っての調査をすれば、まだまだ数字的には多くなるのではないかと思っている次第でございます。そこで、関市においても、アレルギー相談室、またはコーナー等の窓口を開設するとか、また専門医の先生との連携をして、さらにアレルギー対策に対しての取り組みをしていただきたいと思うわけでございますが、いかがでございましょうか、この一点だけ御所見を伺いたいと思います。

 次に給食アレルギー対策についてお伺いいたします。

 小児アレルギーの増加に伴って、今、給食アレルギー問題が少しずつ話題になってきているわけでありますが、新聞でも報道されましたように、昭和六十三年十二月、札幌市内の小学校の六年生の男の子がそばアレルギーに遭って、給食に出たそばを食べてぜんそく発作を起こして窒息死した事故があり、裁判となって、判決では、事故は予見でき回避できたと市の教育委員会に一千五百万の支払いを命ずる、このような判決が出たわけでございます。アレルギー問題というのは非常に難しい、またわからないことばっかがあるわけでございますから、アレルギー疾患と衣食住の関連性ということに関しても非常に高いものであるというふうに私たちも伺っております。それだけに、今、学校給食についても今後いろんなことで検討されるというふうに思っているわけでございます。私はこのアレルギーということに対しての学校給食ということで今回質問させていただいておるわけでございますが、そこでお尋ねしたいのは、関市の生徒の中にも、食べ物アレルギーのため弁当等を持参している生徒さんはいるかどうかということを一点お伺いしたいと思います。



 二点目は、こういう問題を含めまして、実は多治見市が学校給食による児童・生徒の万一のアレルギー事故に対応するために、市内の全小・中学校と幼稚園、保育園に人工呼吸器を配備するとのことを聞いたわけでございます。器具は手動式で、給食などにより万一ぜんそく等のアレルギー症状を起こして呼吸困難な状態になった場合、救急車の到着までの応急処置として補助機能を果たすもので、単価も一個三万七千円だそうでございますが、関市についてもこの給食アレルギーについての学校に対する対策等はどのようにお考えになっているか、この点をお聞きしたいと思います。

 以上で壇上からの質問を終わります。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 吉岡総務部長、どうぞ。



◎総務部長(吉岡節郎君) 一番目の救急救命士制度の対応についてお答えを申し上げます。

 救急救命士法は平成三年八月から施行されたものでございますが、救急救命士が行う救急救命措置は、病気の症状の著しい悪化を防止し、または生命の危険を回避するために緊急に必要な措置を行うものでございまして、具体的には心肺機能停止状態に陥りました疾病者に対しまして、医師の指示に従いまして半自動式除細動器、これは心臓停止を防ぐ機器のことでございますが、これを使用した静脈路確保、これは血管を広げることでございますが、こういったもののための輸液とか、あるいは一定の器具を使用した気道の確保といった高度の措置が必要なものでございます。またこのほか、医療従事者とは異なりまして、業務を行う場所が救急現場とか、あるいは搬送中の車の中に限られておりまして、かなりの知識と技術が必要なわけでございます。

 そこで、全国に二ヵ所、東京と名古屋でございますが救急救命士の養成所ができまして、平成三年度では県下から、岐阜消防本部から一名の方が入所されまして、その後、資格を取得されたわけでございます。養成所の人員の受け入れ態勢に限度がございますので、中濃消防組合におきましては、計画といたしましては平成五年度から順次、職員を養成所に入所させて救急救命士の資格取得に努めていきたいというふうに思っております。

 救急自動車の器具の件でございますけれども、これは一説によりますと、この設備費というんですか、自動車を含めた設備費が二千万ほど要るということで、現在の救急車の設備ではちょっと不足じゃないかというふうに考えております。それで、計画としましては、救命士の資格を取得後にそういった救急車の設備もしていきたいというふうに考えております。



 それから中濃地区に三名の方の取得者が見えるということでございますが、そのうちで、関市としましては一名が県立岐阜病院の看護婦さんでございまして、現職の方でございます。それからもう一人は関市でございましたが、結婚をされまして美濃市の方へ転居しておられる方で、これは関市のハートフルに勤めてみえる看護婦さんでございます。それからもう一人、武儀郡の方でございますが、この方はちょっと今状況を把握しておりません。ですから、三人の方につきましては現職という職を持ってみえますので、今のところちょっと無理じゃないかというふうに考えております。

 以上のような状況でございますので、御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。



○副議長(岡田洋一君) 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) ただいま御質問の二についてお答えをさせていただきます。

 今おっしゃいましたように、四月に二回、五月に二回、本年に入りまして四回ございました。その中で、四月の二十六日の四時半ごろ一・五ヘクタールと、これは善光寺の北側でございます。それから五月三日の午後の三時半でございますが、これは十八ヘクタールでございますけれども、これも善光寺の北側ですが、この二ヵ所については、遊歩道から離れた善光寺裏でございますけれども、これだけの四回が本年度に入って火災が発生いたしておりまして、大変皆さんに御迷惑をかけるとともに、心配をし、危険を感じておったわけでございます。

 そこで、当面する問題につきましては、私どもとしては検討いたしまして、早速立て看板、あるいは取りつけ看板、防火水槽用ドラム缶十個等を設置いたしまして緊急的な対応をしてまいったわけでございます。その後、検討いたしまして、この安桜山一帯につきましては禁煙にすべきじゃないかという意見等もございまして、そのうち、消防法の第二十三条で、市町村長は火災の警戒上特に必要があると認めるときは、期限を限って一定区域内におけるたき火または喫煙の制限をすることができるという消防法の規定がございます。そういうものについて、来年三月、四月、五月の三月ぐらいをやりたいということで、今検討いたしているところでございます。本年中にそれを決定をいたしたいと思います。

 よって、今後、この法律に基づきまして、地権者及び関係者の理解を得て、火災多発時期等の期限を限って、これは三、四、五月ですが、火災多発時期等の区域内におけるたき火または喫煙を禁止するということで、所管官庁、消防署、あるいは関署等とともにもう少し検討をさせていただきたいと思っております。手続上は公示をするということになろうと思いますが、とりあえずのところそんな形で、これから来年に向けて本年中に検討いたしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから整備のことにつきまして、二次総にもございますし、本年度も安桜山の遊歩道を百五十メートルほどやるわけですが、これにつきましては、そういうことを検討に入れながら今後いたしてまいりたいと思いますが、とりあえずホースを中腹まで仮設につけたり、あるいは水槽を途中までつけたりというようなことも思っておりますけれども、これからのこともございますので、これ十分検討させていただきたいというふうに思っておりますのので御理解がいただきたいと思います。以上でございます。



○副議長(岡田洋一君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) 私からは大きい三番の小児アレルギー対策についての小さい1番についてお答えをさせていただきます。



 御質問にありましたように、厚生省の大臣官房統計情報部が調査をいたしました結果でございます。資料は市の方へは来ておりませんでしたので、急遽、県からいただきまして内容を検討いたしました。その調査の結果から見ますと、乳児期には胃腸アレルギー、アトピー性皮膚炎が多いというようなふうになっておりますし、幼児期には気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎が多いようでございます。原因を見てみますと、乳児につきましては卵白、卵黄、鳥肉、ミルク、牛乳、大豆が主な原因のようでございますし、幼児につきましては、卵白、ミルク、牛肉、大豆、小麦、それからダニ等が原因のようでございます。保健センターにおきましては、四ヵ月、一年半、三歳児等の健康診断を行っておりますので、こういった折にそういう疑いのある子供につきましては、親に対して指導をいたしております。

 今後の対応でございますが、従来と同じように、保健センターにおいてそういう方たちに対して指導をしていきたいと思いますし、また医師との連携をとりながらいきたいと思います。ただ、一般的に保健センターではそういう相談をしておるということが御存じない方があるかもしれませんので、広報等を通じて一度PRをしたいと考えております。市内の皮膚科の専門医では、新しくアレルギー性疾患、アトピー性疾患の鑑別診断に最新の方法を導入されておるようでございますので、こういう医師の紹介をしながら努めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(岡田洋一君) 船戸教育長、どうぞ。



◎教育長(船戸政一君) それでは、私からは三の方の小児アレルギーのうちの小さい2の給食アレルギー対策についてお答え申し上げます。

 現在、食物アレルギーの小・中学生は、小学校で百二名、中学校で二百一名の報告を受けております。その原因はお話のように、はっきりいたしませんし、子供の症状も多様であるようでありますので、特に給食センター等ではそうした児童に対しての献立について個別に対応するということは非常に困難な状況でございますけれども、そばなどの献立はいたしておりません。それから非常に新鮮な材料とか、連続した献立は避けるというようないろいろな工夫をいたしているところでございます。したがいまして、アレルギー症状の子供たちにつきましては、各学校の担任が、養護教諭とか保護者、学校医等と連携をとりまして、食事療法とか生活指導に当たっているところでございます。弁当の持参、あるいは食べ残し、そうした個別の指導を進めているところでございます。ただ、そうしたときに、子供たちの間に差別の意識が生まれたりしないように、いじめなど起こらないように配慮しているところでございます。

 御質問の、市内でそういう子供がいるかということでございますが、現在では、学校医と相談の上弁当を持参している子供が一人おります。

 それからなお、発作に備えての人工呼吸器の購入はという御質問でございますけれども、これにつきましては前向きに検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○副議長(岡田洋一君) 十六番 三ツ岩征夫君。



◆十六番(三ツ岩征夫君) 救急救命士の件で一点再質問させていただきますが、先ほど総務部長もおっしゃいましたように、近い将来には東海環状自動車道とか東海北陸自動車道の開通が決定しているわけでございます。当然、高速道路が開通いたしますと事故等も増加する、これはもう当然のことでございます。救急車等の出動というのは数多くなってまいりますし、先ほども申しましたように、高齢化時代になってきますと、そういう意味からでも救急車の出動というのは多くなってくると思いますし、また救急活動も多様になってくることは当然だと思います。それだけに、どうかこの救急救命士という制度を、現実にはもう既にことしの四月に救命士ができたということでスタートを切るわけでございますもんで、関市においても早く救急隊員を養成所に入れていただいて、数が限られるというふうにおっしゃっておりますが、当然、この場合の救急活動というのは、今までの救急隊員と違った高度な医療の、そういう救急活動になるわけでございますから大変な訓練が必要だと、これはそのとおりだと思います。それでも看護婦さん、看護士さんという方が、今回岐阜県でも六十四名というたくさんの方が資格を取られたわけでございますから、救急救命士のできるのを待つんじゃなくて、既にこの三名、ハートフルにも一人お見えになるというふうに今お答えがありましたが、また来年に、再来年にという形でたくさんの資格者ができてくるというふうに思うわけでございますから、そういう方たちとの救急活動に当たっての対応というのをよろしくお願いしたい、これは要望でとどめておきます。



 それから小児アレルギーの件でございますが、先ほども部長がおっしゃいましたように、非常に小児アレルギーというのは複雑多様であると。それだけに、このような厚生省の調査も行われましたし、ことしの十月に、さらに乳幼児を対象にしたアトピー性皮膚炎についての、初めてだと思いますが全国調査をことしの十月にするということも私ども伺っております。また先月の五月二十三日には私ども公明党も、岐阜県本部が主催しましてアトピー性相談セミナーを開催させていただきました。たくさんの方がやっぱり集われまして、子供さんを抱えた方たちが本当に悩みを訴えてみえました。それを聞きましても、これは本当に真剣になって、大人の私たちがやっぱり考えなくちゃならないなということを痛切に感じたわけでございます。先ほどの調査にも、ほとんど乳幼児、または子供がアレルギーの一番悩んでいる対象者になっているわけでございます。年々、年をとっていきますと減少する、そのとおりでございますから、割と直接アレルギーに関係のない、かかっていない私たちは見過ごすことでございますけど、一番悩んでいる乳幼児、ないしは小・中学生の子供さんのことを思ったら、大きく窓口をもっともっと広げて積極的に働きかけていただきたい。先ほどは広報でもそのことを大きく取り上げていただくと、これは部長さんに言っていただきましたが、もう一点だけその辺を、くどいようでございますが御決意をお願いしたいと思います。

 以上二点、再質問よろしくお願いいたします。



○副議長(岡田洋一君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) ただいまの御質問でございます。おっしゃるとおりの気持ちでおりますので御理解をいただきたいと思います。



○副議長(岡田洋一君) 十六番 三ツ岩征夫君。



◆十六番(三ツ岩征夫君) 結構です。



○副議長(岡田洋一君) これにて、十六番 三ツ岩征夫君の一般質問を終わります。

 次に、八番 野田康夫君、どうぞ。

  (八番 野田康夫君登壇・拍手)



◆八番(野田康夫君) では五点について順次質問をさせていただきます。



 初めに、須田議員の二・五分の一の勤続の私に思いがけぬ祝福の言葉をいただきまして恐縮しているところでございます。

 それはそれでともかくとしまして、今、一番の安桜山問題についてはかなりのいい回答が出ました。私は緊急の課題として、安桜山全山禁煙をしようと、そういうことで条例を制定して厳しく規制するようにする、そういうことを求めて当局の見解を求めようということでありました。ことしの火事の状況もお話にあったとおりであります。また、最近ずうっと見ましても、林野の火事というのは決して減っていない。平成二年には二十件も林野火災が起きておりますし、そういう中で安桜山の火事もたくさん起こっています。ことしも七件、半年のうちに林野火災が起きておって、そのうちの四件が安桜山の火事だと。御承知のとおり、お訴えにあったとおり、安桜山及びその周辺というのは、本当にいろんな史跡や旧跡、重要文化財、またその下には住宅の密集地、こういうことで極めて大事な地域になっております。そういう中で、ぜひ全山の禁煙をやったらどうかということでお訴えしたいんであります。昭和六十三年の三月議会、六月議会でも防火対策のこと、またこの禁煙のことをお訴えしましたが、当時の当局の御答弁はきょうほど積極的なものではございませんでした。なるほど、消防法の二十三条を活用すれば、時間と区域を区切って禁煙させることはできるというふうにきちっと消防法の二十三条に掲げておりますし、またそれだけでなしに、前のときの総務部長の御答弁にもありましたが、消防法第三条を活用すれば、やっぱりこれはいつもできるんじゃないかと。火遊びや喫煙、たき火等々の火災の予防ということで、第三条には禁止ないし制限することができるという項目もありますので、もう一度、そういう全面的な規制ができないのかどうか、この点を強くお訴えしたいと思います。せめて、今答弁ありました三月から五月の一番多い時期、これは今の答弁がありましたように、来年からは必ずやっていただきたいと、このことを強く要望しておきたいと思います。

 ことしの六月一日の市広報の九ページに「安桜山の禁煙に御協力を」と、こういう見出しで、関市観光協会の名で呼びかけておられました。安桜山で山火事が頻発しています。市外地中心にそびえ、緑豊かな自然と市民の憩いの場である安桜山は私たちにとって大切な資源です。この大切な安桜山を火災から守るため禁煙に御協力くださいというものであります。去る六月十七日の関市の観光協会の総会でもこの点が提案され、観光資源の保護育成と、そういう中で、安桜山の整備として禁煙の呼びかけ看板を立てることが決定されております。今や、安桜山の全山の禁煙は市民多数の世論になっております。そういう中で、今当局の御答弁も、六十三年とは相当前進したものになっているというふうに思います。そういうことから、何とかもう一歩進んで全山の禁煙という制限を行う、こういうふうにならないのかどうか。地主さんにとっても、これは自分の山を守り、また樹木を守る、そういう道でもあります。私権の制限にかかわるから非常に難しいということを言われますけれども、客観的にはそういうことであろうと思いますので、できれば条例をもって禁煙で規制するということをお願いしたいのであります。そういう点について確認をしてみたいと思います。答弁をお願いします。

 さて二番目の空き地管理対策の強化について、指導要綱を条例化し、一層強力な対応を求めるものであります。

 先ほど言いました林野火災に続いて、その他の火災ということで、特に枯れ草等、土手や空き地、枯れ草等の火災というものも多く発生しております。例えば昭和六十一年には四十二件、六十三年二十四件、元年二十九件、二年二十九件、昨年が二十一件、ことしはまだ五件ほどでありますけれども、そういうふうにして考えると、大変これも危険な問題でありますし、いろんな問題が発生しております。



 先月の上旬に環境衛生課より指導していただきました空き地の雑草の苦情については、最近刈られまして、そのうちには刈ったものも除去され処分されるとは思います。こういう善良な地主さんの場合は、今の空き地の環境保全に関する指導要綱で対応できるものであります。しかし、市や自治会から何度もお願いしても、何度も勧告しても、一向に自分の宅地、空き地を管理しない、草を取らない、非協力的な悪質とも言うべき地主に対する市民の苦情が後を絶たないのであります。虫が発生する、道路にまで伸びてきて非常に危険だ、枯れ草の時期になると火災上危ない。また、大変背が高くなって防犯上も大変危険だ。また、そういうところへ猫を捨てていく。いろいろ市民からの苦情が聞こえてまいります。私の団地でも、なかなかやらない人、もう団地ができてからちょっともやらんという地主さんも岐阜の方におられます。こういう方にはいくら言ってもだめなんですね。

 この件で、私は昭和五十八年の九月議会において、昭和五十七年四月八日付で定められた指導要綱自体、大変弱いものであり、こういった悪質とも言うべき地主には対応し切れない。そういうことで、美濃加茂市の例、これは指導要綱でありますが、それから豊田市の例、豊田市空地環境保全に関する条例であります、これを挙げて、より強力な対応を求めて検討するように提起いたしました。美濃加茂市の要綱では、勧告、それでも聞かない場合命令する。そして立ち入り調査し、その上で地主の申請によって地主の実費負担に基づいて市で雑草を除去すると、こういうものが美濃加茂市であります。また豊田市の条例では、地主等への期限を定めて除去の勧告をする。それが不履行の場合は、期限を定めて必要な措置を命令する。そしてそれも期限経過しても不履行の場合は、市職員、または第三者をして代行し、地主等から費用を徴収することができると、こういうものが豊田市の例であります。さらに豊田市では空き地の活用ということで、所有者等に対して、その空き地を市に信託するよう要請し、信託された土地は公園、広場、公共駐車場、市民花壇、その他公共的性格を有するものに利用するとして、信託期間は三年以上、信託料はない。信託された土地に対しては固定資産税及び都市計画税は免除する、こういったものであります。

 この私の提起に対して、当時の山下企画調査室長は、「非協力的な悪質地主への対応策は、勧告指導してもなお言うことを聞いてもらえない場合、中濃消防組合の火災予防条例の中でもこういった問題を規定をしておりますので、消防の方で対応していただくようにお願いしております。それでもなお、どうしても従わないというようなものに対しましては、美濃加茂市の例、あるいは豊田市の例などもありましたように、その土地の草刈り等を行って管理費用の求償権についても指導要綱に合わす必要があるのではないかというふうに考えておりますが、これについては、他都市との対応の仕方をよく研究して考えていきたい」というように答弁されているのであります。また、「豊田市は相当活発にやっておられるようでございますので、そういった資料を取り寄せまして研究していきたいというふうに考えております。これはやっぱり私権等の制限とかいろんな関係が絡んでくると思いますが、そういった先進地のものを参考にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います」と、さらに答弁されたのであります。



 当局はその後九年になろうとしておりますが、十分研究されたと思いますが、その結果、現時点でどのように考えておられるのか。指導要綱を条例化して、一層強力な御対応をされるのかどうか、その意思があるのかどうか、明確に御答弁をお願いいたします。

 さて三つ目の問題であります。火葬場についてであります。新設まで当面大きい炉一基増設をしてほしいということであります。

 さきの三月議会で後藤純三議員が、以前の、「火葬場は熱いであかん」というやじから一転して立派な火葬場をという立場で質問されましたが、私も立派な火葬場を一日も早くつくってほしいと願っているものであります。しかし、後藤市長の御答弁では、今後研究をさせていただきたいということであり、まだ相当先のことと考えざるを得ないのでありますが、市長は何年先には建設したい、このようにお考えになっておられるのか、まずお伺いいたしたいと思います。そして、当面すぐできないものであれば、大きい炉を一基増設をしていただきたいのであります。

 先月、十一日に私の義理のおばの火葬の際に、火葬場の職員から事情を聞きました。私のように体の大きい仏さんを火葬できる炉は今一基しかなく、そういう仏さんが何体かある日はやりくりが大変なようであります。今、火葬場は炉の左端と右端に炉の裏へ回る通路が二ヵ所あり、その一方を使えば一基増設することができる、通路は片一方だけでもよいのだと、こういうようにおっしゃっておりました。今から七年半前、私の母の火葬の場合も、改修されたばかりの大きい炉に入れていただきましたが、棺おけが大きくていっぱいいっぱいであったことを思い出します。せめて最後の最後ぐらい、熱くてもゆとりを持って天へ送ってあげられるよう求めるものであります。この点について当局の御見解を求めます。

 さて四番目に、塚原遺跡について四点について提起したいと思います。

 昭和二十九年に最初に発掘され、昭和三十六年、古墳分布調査、そして昭和六十二年には遺跡全体の三分の二に当たる約五千平米の発掘調査が行われたのであります。あの登呂遺跡、弥生時代からの、それよりも古い縄文時代の早期、中期、そして古墳時代後期という、時を隔てた三つの過去が重なって埋もれている、このように書かれております。昭和六十三年度から平成三年度にかけて遺跡公園の保存整備が行われ、今月一日に立派に展示館もオープンしたのであります。皆さんも、六月一日のオープンの式典には出席されましたのでこれ以上言う必要はありません。私が今考えている四つの点についてごく簡単に提起して、当局の御見解を求めたいと思います。

 まず一点は、展示館に学習室、図書室の分室という形でもいいと思いますが、その併設をという点であります。

 六月一日から六月二十三日の間の開館日から二十日間のデータによりますと、団体入館者が千九百三十二人、一日平均しますと九十六・六人であります。個人入館者が千四百十七人、一日平均しまして七十・八五人になるわけであります。合わせますと、この二十日間で三千三百四十九人、一日平均しまして百六十七・四五人ということになるわけであります。それで団体の入館者は、市内小・中学校の社会科教師による市教研団体、私もちょうど行ったときに来ておられました。それから児童・生徒、小学校六年生、中学校は一年生、保育園の園児たちもちょくちょく来ているようでありますが、それから市の成人学級が二回ほど来ておられます。婦人会や婦人各種団体、また揖斐川町や愛知県の稲沢市等の文化財関係機関の方も来ておられるようであります。また、秋には遠足での来館も多数見込めるのであります。このように、学習に来館される例が非常に多いと、こういうことであります。そこで、そういう方たちに、館長さんや社会教育課の職員さん、市史編さん室等の職員さんが必要に応じて説明対応されているようであります。ここに、関係図書、また資料を閲覧できるようにして、そして入館者が学習できるように、また事前の説明をその学習室で行うことができるように、そういう図書室の分室とも言うべきものを併設したら本当にすばらしいものになると思います。今すぐというわけにはいきませんし、残念ながらあの建物の構造ではちょっと難しい。ひとつ隣接地でも将来考えて、ぜひそういう学習の場としても生かしていけると。今後、毎年毎年、やっぱり生徒・児童はこの学年になると学びに来ますし、まだまだこれから来館者も広がってくるんじゃないかと、こういうふうに思います。



 二つ目、東側の発掘と範囲拡大整備をという点であります。

 最初に触れましたように、まだ遺跡全体の三分の一が東側に残されており、ぜひ早期に用地買収し、発掘して範囲拡大整備を行っていただきたいのであります。それだけ行うならば、登呂遺跡にも決して劣らない塚原遺跡公園として立派に完成するものであります。この点について御所見をお伺いします。

 三つ目は、西側コンクリート工場との境界にもっと植樹をしたらどうかという点であります。

 皆さんもお感じになったとおりだと思います。残念ながら、現状では全く不似合いな風景であり、音も気になります。常緑広葉樹で背が高くなる樹木をもっと植樹すれば、将来は成長して、塚原遺跡をよりよく囲んでくれると思われます。こういう点について提起したいと思います。

 四つ目は、北側に小学校分離校用地を取得をという点であります。

 本来は、これは別の課題として提起するものでありますが、これは展示館の二階北側のロビーから眺めて感じたという、ごく軽いものでありますから、この塚原遺跡の課題の中で提起したものであります。北側の広大な土地がコンクリート工場の製品置き場になっており、その奥の山、洞まで取得できれば立派な分離校用地ができます。位置的にもよいと思われますし、塚原遺跡の北側環境としても相乗的効果があると思うのであります。当局の御所見をお伺いいたします。

 さて、最後に産業振興対策審議会について、何ゆえに有名無実かということでお伺いします。

 私が最初に産業振興対策審議会委員に委嘱されたのは昭和六十二年度でありました。その後の委嘱を含めて、これまでに五年を経過しております。しかし、審議会には一度も招集されたことがないのであります。円高不況から今日に至るまでの地場産業の困難な中で、下請企業も、また商店街も困難な中で、必要がないとは思われないのであります。この審議会の条例や規則を見ましても、例えば生産技術部会、下請企業振興に関することだとか、新製品開発に関することだとか、輸出のこともありますし、それから商業部会では商店街の改善に関することとか、労働部会では労働者の技術向上に関することとか、それから労働条件の改善に関することだとか、たくさん課題が出されておりますが、こういうことを考えると、決して市長が諮問することが何もないということもないだろうと思いますし、今、地場産業を中心として山積する課題、これについて一体どういう方向を示していくのか。そういうことについて、なぜこれまで五年間開かれずに来ているんだろうかと。我々は議会を通じて、名前だけ入っていて、だから産業振興対策審議会の会長もないわけです。会長は委員の互選によるというふうになっていますから、だから会長もないから招集する人もいない。もちろん、諮問しないから招集する必要もない。こういう状況になっていますが、何ゆえに有名無実か、この点についてどう御説明になるのか、お聞かせ願いたいと思います。



 以上で、一回目の壇上からの質問を終わります。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) それでは、野田先生の一番の質問についてお答えをさせていただきます。

 御質問の趣旨、全山をというようなお気持ち十分わかりましたので、それに近い線で区域の設定をいたしてまいりたいというふうに考えております。

 それから制限につきましては、条例でなしに消防法第二十三条に基づく公示の手続を行い、それをもってやってまいりたいというふうに考えておりますので、ひとつ御理解がいただきたいと思います。また今後十分詳細については検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 それから五番の問題につきましてでございますけれども、今先生、御質問のとおりでございまして、まことに失礼をいたしております。この審議会は昭和四十七年に施行いたして、関産業振興対策審議会条例に基づいて、市長の諮問に応じて産業振興に関し総合的な企画調整及び調査をし、必要な事項について審議するものでございます。近年に行いました、一番最も近い時期に開催した状況につきましては、昭和五十三年に一ドル百八十円の円高当時にその対策協議会をいたしております。それから、一番近い時期では五十三年の七月四日に、これも円相場の不安定、あるいはオイルショックといいますか、そんなときに開かさせていただいたのが最終になっております。

 なぜ行わなかったということでございますけれども、緊急、あるいは議会を無視したとか、あるいはこの審議会を無視したということはございませんが、他の会議委員会及び業界会議等を優先して、中心にして行った面がございまして、大変失礼いたしたわけですけれども、今後はそういうことのないように、健全な発展を期すために審議会を、諮問なくしても状況報告等でもするような形でいたしてまいりたいという気持ちを持っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 なお、ちょっとこの条例規則等につきまして、私どもも見直しをさせていただきたいという面もございますので、時期といいますか、あるいは部会の多さといいますか、あるいはその内容についてもやっぱり検討する用意がございますので、そんなことでしてまいりたいと思いますので、その点も御理解がいただきたいと思います。以上でございます。



○副議長(岡田洋一君) 安田民生部長、どうぞ。



◎民生部長(安田英雄君) 私からは、二番と三番の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず一番の空き地管理対策の強化の関係でございます。



 これにつきましては、いろいろ経過等が質問の中でございました。私どもといたしましては、現時点ではこの指導要綱に基づいて指導、助言、勧告をいたしておるところでございます。平成三年度のこの関係での苦情は十九件あったという報告を受けております。そのほかに、地権者への文書によります指導をいたしましたのが二百六十件という報告を受けております。御質問にありましたように、ごくわずかな方だと思いますが、悪質な人につきましては、さらに理解を求めるよう指導をしていきたいと思っております。そういった考えの中で、当面はこの要綱をもって指導を続けていく考えでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから次に火葬場についてでございます。

 現在の火葬場は四十一年に建設をいたしまして、かなり老朽化いたしております。四基ございますが、一年間の実績の中で、一日五体の火葬をしたのは年に二回ございます。それから四体の火葬をしたのは十一回でございます。御質問にありましたように、体の大きい方が何人あったかについては資料を持っておりませんのでわかりませんが、何とか当面やりくりをしていきたいというふうに考えております。

 そこで、新しい火葬場の建設年次についていつかというお尋ねでございますが、明確には定めておりませんが、今、美濃市と武芸川町でそれぞれ火葬場の建設についてお困りのようでございます。そこで、広域の事業として取り上げてほしいという要望もございますので、近く関係市町村の担当者を寄せまして市町村の事情を聞き、広域での建設に向けて検討を進めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(岡田洋一君) 河村教育次長、どうぞ。



◎教育次長(河村好朗君) では、私から四番の塚原遺跡について、1番から4番までの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 まず1番の展示館の学習室(図書室分室)の併設についてのお答えをさせていただきます。

 今お話のありましたとおりに、去る六月一日にオープンしましてから、一日百六十七人という多くの方がおいでいただいておりまして、非常に喜んでおる次第でございます。そこで、入園者の方々を一応調べてみますと、復元の遺跡と、それから出土品の展示に非常に関心を持っていらっしゃる方が多くて、団体の皆さんはもちろんでございますが、個人の方々も一割以上が説明を求められて学習してお帰りになっている状況でございます。説明につきましては、今お話しのとおりに、館長以下、社会教育の職員が当たっておりますが、場所としましては展示館だとか、それから屋外の展示物については、一階のオープン広場というんですか、そちらの方を使って説明をしているところでございます。御質問の学習室の併設でございますが、建設したばかりでございますので現在は考えておりません。今後は参考書の図書の整備も含めまして、実績を見て学習しやすい施設にしたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に2番の東側の発掘と範囲拡大整備をということでございまして、公園の東側の土地は現在民地でありまして、土地は山林となっておりますが、面積は四千五百六十七平米。古墳の貴重な遺跡が点在しておりまして、平成二年に地権者の同意を得て市の指定の文化財としております。保存に努めていきたいというふうに考えておりますが、何を申しましても民地でございますので、現在の自然のままの状態で保存するのも意義があるというふうに感じておりますので、よろしくお願いします。



 それから3番でございますが、西側のコンクリート工場との境界にもっと植樹をということでございますが、公園の西側、約百七十メートルほどございますが、揖斐川工業のプラントと資材置き場に面しておりまして、公園とは異質的な状態になっているのはお話のとおりでございます。したがいまして、公園をつくるに当たりまして生け囲いだとか高木を植栽いたしたわけでございますが、まだ植えたばかりということで、目隠しだとか騒音の遮壁にはなっておりません。今後、その植樹の成長を見ながら、増植も含めまして、公園にふさわしい環境づくりをしたいというふうに考えております。

 次に4の、北側に小学校の分離校の用地を取得をということでございますが、この件は、昨年九月に関市定例市議会の第三回の定例会で、長良川右岸区域の学校新設に関する請願ということで提出され採択されておることは御承知のとおりでございます。その後、教育委員会としましていろいろ検討し、そして庁内の関係部局とも検討を重ねてきましたけれども、現在では具体的な計画実施するに至る条件が整っておりませんので、今後につきましては、地元の関係者だとか、そして今申し上げました庁内関係者と継続的に会議を持って検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。以上でございます。



○副議長(岡田洋一君) 八番 野田康夫君。



◆八番(野田康夫君) では、少し再質問させていただきます。

 一番の問題で、条例規制をしないということで、消防法二十三条に基づいて公示をするということになりますが、要はきちっとそれで規制できればいいわけであります。ただ、何かやっぱり市当局というのは、条例規制することを大変御遠慮なさるんでありますが、先ほども申し上げましたように、この問題については市民の大多数の世論だと。もう何回もこうやって起きている中で、禁煙をしてやらないかんのだという声がもうあちらこちらで出ておりますし、そういうものを背景にして観光協会も禁煙を呼びかけるということになられたと思うんですね。そういうことをもう少し考えていただいて、きちっと条例で規制できれば大変結構だと思いますが、少なくとも今の御答弁があったようなことはぜひ来年度からやってもらうということを確認しておきたいと思います。

 それから空き地管理の問題でありますが、九年前とちょっとも変わらない御答弁でありまして、若干残念に思っております。九年前は企画調査室長の山下さんが御答弁になったわけでありますけれども、ただ、もう少し積極的に美濃加茂市や豊田市等のそういう先進的な例を研究してみると。そして、できれば指導要綱の中にそういったものをあわせていくという御答弁でありましたが、そういう具体的な検討を当局としては行われたのかどうか、この点について一回聞いてみたいと思います。もし、まだ十分されていないのなら、ひとつ早急に御検討願って、本当にもう一部分の人でありますけれども何ともならん人にはそういうものを適用させると。そうでない人には、その以前の段階で指導勧告で進めるというふうにしたいのでありますが、その点についてもう一回御答弁をお願いいたします。

 火葬場は、今、後ろからもいろいろ皆さんの御意見がありましたが、広域でというような御答弁でありましたが、早く無臭・無煙、そしてロビーなど待合室なんかも、今どこにもできとるような近代化した、本当に市民がそこで和めるというか、そういうものとして完成したいのでありますが、大体、目標としてはこのぐらいにつくりたいと考えておると。時節的にはそれは問わないというならば、関市としてはこういう方向で目標を持ってやりたいというような御決意があれば、大体何年度ぐらいにはやるというような、もし考えがあれば、その点を聞いておきたいと思いますし、それが相当長くかかるようなら、先ほど申し上げた炉の拡充というか、増設というか、そいつをひとつ、現場もよく調査されまして、一体どういう実態でやっておられるか、よく現場も調査されまして検討してほしいと思います。



 僕はいろいろ火葬場の問題ではこれまで長年いろいろな問題点ばっかり聞こえていましたし、例えばストライキ起こして来えへんとか、祝儀をはずまん場合は嫌な顔するとか、いろいろそういうあれを聞いておりましたけれども、非常にまじめで、しかも市民の立場に立った要望が出ましたので、こういう要求に対しては大切に扱っていきたいと思っておりますので、そういう点、現場でもいろいろ調査されまして慎重に対応されるように求めたいと思います。

 塚原遺跡については何もいい答弁はありませんでした。いろんな団体の方が現場でも説明され、また展示館の中でも説明されますが、幾つかのとこを一緒に回って勉強されるわけで、やっぱりちょっと腰を据えてじっくり聞ける場所とか、そういうものが今ないわけであります。そういうことで、今の展示館の中では非常に困難だろうと思いますので、やっぱり何か研究してほしいと思います。こういう今のような時期で、天気もいい、涼しい風が吹くというなら一階のあのオープンスペースでも、いすなども並べればできると思いますが、雨期や、また寒くなった時期等のことを考えますと、やっぱりこういったことが必要になってくるだろうということで、ひとつ、そういう自主的に一生懸命やられる、いわゆるこれから重視される生涯学習と言われるものに対してどう行政はこたえていくのかということでもありますので、一回その点は研究をしていただくようにお願いしておきたいと思います。

 それから民地、山林の問題についても、一応文化財指定はしたと。あのままほうっておきゃいいやないかというような答えでありましたが、ひとつ、民地の人がどこかへ売っちゃって開発すると。それで発掘して、出たものを明らかにして埋め戻して何かが建つというようなことにならないように、やっぱり買収してきちっと範囲拡大をしてまとめるということが必要だと思いますので、その点についてどのようなお考えか、もう一回お聞きしたいと思います。

 学校の問題については、今後いろいろ具体化されていくと思いますので、一つの案というか一つの提案として、また今後いろいろ地元なんかの人たちの意見なんかも取り入れられて検討されるといいと思います。

 以上で、若干再質問もありますのが、その点だけお願いします。



○副議長(岡田洋一君) 安田民生部長。



◎民生部長(安田英雄君) 二番の御質問でございますが、過去に検討した経過を一遍確認をしておきます。

 それから火葬場につきましては、先ほどもお答え申し上げましたように、広域での建設についての要望も出ておりますので、関係市町村で協議をした結果によるということで、建設の時点は現時点では不明確でございますが、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(岡田洋一君) 河村教育次長。



◎教育次長(河村好朗君) では、学習方法について、場所のことで、学習しやすいということは先ほど御答弁を申し上げましたとおりですが、施設を増設ということでは現在は考えておりません。したがいまして、あそこにオープンスペースというところに長いすというようなことは将来考えていきたいと思います。



 それからもう一つの、隣の東側の土地でございますが、先ほど言いましたとおりに、やはり民地という制限もございますので、自然のままで保全するというのもいい案ということを申し上げましたが、そのような形で保存に努めていきたいというふうに考えています。よろしくお願いします。



○副議長(岡田洋一君) 八番 野田康夫君。



◆八番(野田康夫君) 今の民地でそのままの状態でということは、文化財を指定すれば売れないし、それからほかのものに開発できないんですか、それだけ確認しておきます。



○副議長(岡田洋一君) 河村教育次長。



◎教育次長(河村好朗君) 売買はもちろんできます。したがいまして、こういう指定になりますと、仮に開発行為がなされた場合には、いわゆる発掘等によっての行為をしなきゃ開発はできないというような制限もございますので、そこら辺については十分、指定した以上は、いわゆる地権者、そして仮に売買の後の業者がどういうことかわかりませんが、そこらについては指導を徹底したいというふうに考えていますので、よろしくお願いします。



○副議長(岡田洋一君) これにて、八番 野田康夫君の一般質問を終わります。

 この際、暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、暫時休憩いたします。

  午後二時二十二分 休憩

  午後二時三十七分 再開



○副議長(岡田洋一君) 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 三番 栗山昌泰君、どうぞ。

  (三番 栗山昌泰君登壇・拍手)



◆三番(栗山昌泰君) それでは、通告に従いまして三つほどお尋ねいたします。

 まず一番でございますけれども、迫間不動の観光並びに参拝客でございますけれども、その市内誘致と、歴史、文化、観光ルートの整備、PR等の施策についてお伺いいたします。

 迫間不動は美濃三大不動尊の一つとして、千有余年の伝統とその霊験は広く知られ、毎月二十八日の命日を初め、春・秋の大祭など、年間約二十五万人ほどの観光客が県内外から訪れ、多くのにぎわいを見せておるところであります。もちろんこの中には、最近、自然観察、社会学習の場として定着してまいりましたふどうの森を訪れる方も含まれておりますが、この二十五万人という数は、関市内の名所旧跡、観光地を訪れる人と比べた場合に、県百年公園の三十一万人にはわずかに及びませんが、中池公園、これは関スポーツランドの入場者も含めます、二十四万人、吉田観音の十六万人、善光寺十万人、小瀬鵜飼を含めた長良川河畔を訪れた人九万人をはるかに上回っております。

 しかしながら、この迫間不動を訪れた人々の七〇%強、約十八万人の方々は、愛知県を初めとする各務原市側からの参拝やら観光客でありまして、そのほとんどは迫間不動とふどうの森までで足をとめてしまい、またUターンして帰っていかれるのが現状でございます。関市内には、先ほど申し上げましたように、千有余年の歴史を持つ小瀬鵜飼や七百八十年の伝統を誇る日本刀鍛錬を初め、吉田観音、善光寺、県百年公園、さらには先ほどから話題になっております、最近オープンしました塚原遺跡公園等々、他都市にまさるとも劣らない歴史、文化、観光の宝庫でもあります。せっかくこれだけ大勢の観光客が迫間まで来られておるのに、その方々を関市内に誘致せずに見過ごす手はないというふうに思っております。



 いかにしたら関市内に足を運んでもらえるかということですけれども、第一に道路整備、第二に宣伝、PRを積極的に行うことではないかと思います。

 まず第一の道路整備ですが、迫間不動より南の各務原市分につきましては二車線の完全舗装で、観光バスも優に来られます。また各務原市境からお不動様までにつきましても、本年度を初年度といたしまして幅員七メートルの二車線道路に改修工事が施行され、南に対しましては非常に明るい見通しが立っているわけでございます。しかし迫間不動から北側の、この関市に向かいましては、以前に比べ大変よく改良整備されましたことにつきましては、その御努力に対しまして感謝と敬意を表するものでございますが、まだ幅員も狭く、危険であることは今さら私が申し上げるまでもありません。関市側につきましても道路の改良整備を積極的に推進され、少しでも多くの観光客を関市へ誘致されるよう図られるようにされたらいかがでしょうか、その方針等についてお尋ねしたいと思います。

 また第二のPRの件ですが、不動尊の下の広場には関市の観光案内板も設けてございますが、それに、先ほど申し上げました塚原遺跡公園やら円空入定塚、そういうものも書き加えていただきまして、一連の観光コースをわかりやすくしていただいて、そして関市の方に足を運ばせる。それからまた社務所やら売店がございますので、そこに観光案内のパンフレット等を配布できるように設置しておきまして、やっぱりお客さんが見えたらそれを見て、なかなか関もいいなあと、そちらの方へ足を伸ばそうかというような気分にさせるようなことも一つの方策ではないかと思いますが、その点についてもお伺いいたします。

 次に二番目の新庁舎の建設に伴う現庁舎の跡地利用計画についてでございます。

 待望の新庁舎建設につきましては、地権者はもとより、市民の皆さんの格別なる御理解と御協力をいただき、さらには市当局の献身的な御苦労によりまして、いよいよこの夏に着工され、平成六年九月には竣工の運びとなりました。このことにつきましては、まことに喜びにたえないところであります。庁舎建設基本構想にも掲げられておりますように、中濃圏域の中核都市として、また二十一世紀を担う関市のシンボルとして、市民本位のふさわしい機能と風格を備えた庁舎ができるものと念ずる次第でございます。

 ところで現在の庁舎についてでございますが、皆さん御存じのように、市町村合併等によって拡大した市勢規模及び事務事業の増大に対応するため、昭和三十三年八月に着工されまして翌年七月に完成しております。建設位置につきましては、その当時、候補地が数ヵ所ございましたが、交通事情やら種々の客観情勢等もありまして現在地の市街地中央に建設されたと伺っております。以来三十有余年の歳月を、モータリゼーションの進展や行政需要の拡大に対応するため、本館の増築や別館の建設、孫六駐車場の確保等によって、今日まで庁舎機能を立派に維持し、市民に深く溶け込んできたところであります。そこで、これが新庁舎の建設に相まって、現庁舎の跡地の有効利用については、市街地中央部はもとより、市民の多くの皆さんが深い関心を寄せられております。聞くところによりますと、市当局におかれては、公共的な機能を有する多目的な施設として検討されておられるようですが、まだ具体的に進展しておらないようにも伺われます。現時点でどのようにお考えになっておられますか、構想をお聞かせいただきたいと思います。今から早急に検討されても決して早過ぎるということはございませんが、いかがでしょうか。



 また、今後の市街地の将来構想、発展計画とも有機的に結合させるべく、この際、市民各界各層の幅広い意見も聴取するべき必要があると思いますが、そのような考えがあるのかどうかもあわせてお伺いいたしたいと思います。

 次の機構改革でございますけれども、これも新庁舎建設に伴うものでございまして、平成六年の新庁舎建設移転に伴う行政組織機構につきまして若干お伺いいたします。

 市長さんを先頭に、職員の皆さんには住民福祉の向上並びに市勢進展のため奮闘されておりますことに対してましては、まずもって敬意と感謝を申し上げる次第でございます。

 御承知のとおり、現在の部課設置条例は、堀部前市長さんが市長に就任されてから半年後の昭和五十八年十月一日に機構改革されて以来現在に至っているわけでございますけれども、現在の部課設置状況につきましては、私が今さら申し上げるまでもなく、多種多様の市民サービス、ニーズに対応しながら、現在の庁舎の狭隘さから少数精鋭でもって頑張ってこられました。職員定数は、条例によりますと六百十六人のところでございますけれども、現実には五百九十一人の職員でもって行政事務の遂行に当たっておられます。

 ところで、関市は都市化の進展が進み、県下でも人口が五番目の伸び率を示しております。今月には待望の七万人を突破いたしました。まずは目標達成といったところでございます。そして、第二次総合計画によりますと、平成七年には関市人口八万人を想定しておりますが、また新庁舎建設計画基本設計では、目標年次を平成二十二年、人口は十万人とした新庁舎の建設規模フレームとしております。その行政機構は拡大する行政需要に対処するための市民サービスの向上並びに事務の効率性を確保するため、当局におかれましては機構改革づくりを検討されておるやに伺っております。

 組織、機構改革については、議会の議決はもとより、機構改革審議会にも諮問されるわけでありますが、新庁舎がスタートしてからでは遅うございます。スタートするときには既にそれが完全なものになっておりまして、行政組織、機構改革等についても、それが十分なるスタート時点から機能が発揮できるように、今からどのような方針で臨まれているのかを、具体的なスケジュール及びその時期等について御計画等をお尋ねしたいと思います。

 簡単でございますけれども、以上をもって壇上からの質問とさせていただきます。

  (拍手・降壇)



○副議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) それでは、ただいまの御質問の一につきまして御回答申し上げたいと思います。

 先生が今おっしゃいましたように、迫間不動及び自然環境保全林であるふどうの森への入り込み数は二十数万人、約二十五万人とも言われております。大半の方は愛知県から来られまして、そのおっしゃいましたような数字でございます。その多くの方々に関市内の方へも入っていただいて、関市の活性化にもつなげるようにということでございますが、私どももそんなふうに念願をいたしておるわけでございます。当面、あそこには立て看板を設置いたしまして市内の観光案内をいたしておりますが、まだ十分入ってないところもございますので、元年に作成いたしまして、日は浅いわけですけれども、塚原遺跡公園等も組み込みもいたしたいと思います。そんなことでPRはいたしておるわけでございます。



 それから、何といいましても、南側は今申されましたように多賀坂林道ということで、国の補助、県の補助等を入れまして、本年度から約九百メーターに取りかかるわけでございます。しかし、迫間不動広場から北へ通ずるトンネルから関側へ通ずる道路についてはまだ計画も立っておりません。しかし、これにつきましても、できるだけ将来早い時期にできるように私どもは努力いたしたいと考えておりますが、まだその見込みは立っておりません。そんな現状でございます。

 そういう中にありまして、観光パンフレット、あるいは観光ルートを私どもも設定をいたしまして、そして少しでも多く、関の市内、あるいは関の施設、観光地、特に先ほどおっしゃいましたように塚原遺跡公園、吉田観音、春日神社、小瀬鵜飼等々、関市にある資源を活用した観光地へおいでいただくようなPRは努めてまいりたいと思います。また、あそこに二軒お店がございますし、その他設置場所も新しくつくりまして、パンフレット、リーフレット、あるいはポスター等も設置をいたしまして宣伝にこれ努めてまいりたいと思いますし、その他、新聞、ラジオ、テレビ等でも、できるだけそういう方の働きかけをして、大勢のお客にあそこへ来ていただくとともに関市へ入っていただくような宣伝もいたしてまいりたいと思っておりますので、よろしく御指導、御支援をお願いしたいと思います。以上でございます。



○副議長(岡田洋一君) 小川総務部次長。



◎総務部次長(小川淳二君) では私から二番についてお答えをさせていただきます。

 新庁舎の建設に伴う現庁舎の跡地利用計画についてお尋ねでございますが、現庁舎の移転後の跡地利用につきましては、今日まで市の庁舎というものが中心市街地を形成する主要な核的な存在であったということ、そういう歴史、さらに、将来のまちづくりから考えましても重要なポイントであるというようなことを十分意識しながら、慎重に対応しなければならない問題だというふうに考えております。したがいまして、これまで自治会連合会でありますとか、老人クラブの連合会でありますとか、商店街の連合会でありますとか、そういう重立った各種団体からのアンケートも行いまして、その調査の結果でありますとか、あるいは第二次総合計画に残されました主要なプロジェクトあたりと十分調整を図りながら種々検討を重ねているところでございます。

 現時点での状況を少し御説明させていただきますと、本市における公共施設というものは、先ほど御指摘がありましたように必ずしも十分ではないという認識の上で、各種の団体が渾然と入居するような、いわゆる雑居ビル的にするということは避けた方がいいんではないかというような考え方でございます。近年、特に市民ニーズの高い生涯学習への対応でありますとか、各種福祉活動への対応、さらにはローカルフロント構想によりますと、安桜山ろく地区の主要なポイントでもございますので、そういうようなことを考えまして、子供から老人までが気軽に利用できて、ともに学び、助け合い、触れ合うことのできるような、例えば「山の手ふれあいセンター」というような名称で活用していったらどうかというのが、今、中間でまとめているところでございます。



 もう少し具体的に申しますと、一階には市の刃物などの特産品の、いわゆる展示や即売のコーナーなど、あるいは最寄りのいいところでありますので、各種の市民情報サービスができるようなコーナーも設けたらどうかと。二階につきましては児童センターでありますとか、老人、心身障害者などの各種福祉サービスの機能を持たせたらどうか。三階、四階につきましては中央公民館、あるいは教育情報センターなどとして活用したらどうかと。そういうことで、いわゆる市民ニーズの高い生涯学習や傷害福祉の複合的な施設として再整備してはということが今までの考えでございまして、さらに内容的にも詰めているところでございます。いずれにいたしましても早急に方針をまとめまして、議会の皆様方の御意見も十分伺いながら結論を出してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(岡田洋一君) 西村助役、どうぞ。



◎助役(西村求君) 三番につきまして私からお答えさせていただきます。

 現在の機構につきましては、御質問にもございましたように昭和五十八年の十月、いわゆる簡素にして効率的な行政組織ということでつくられまして、その後、部分的な手直しもございましたが十年近くを経過をいたしておるわけでございます。人口も七万人を超えましたし、内外ともに情勢が変化いたしましたし、経済成長も大きく、市民ニーズも多様化しておりますので、新庁舎の完成時、いわゆる平成六年度を目標といたしまして、行政機構改革審議委員会等の意見等もお聞きしながら機構改革をしたいというふうに考えておりますし、現在、その作業を一部分進めておるわけでございます。

 なお、当面するいろんなプロジェクト対応という問題もございます。そういった問題に対しましても考えていかなければならないというふうに考えておりますので、部分的な手直し等につきましては弾力的に対応いたしていきたいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと思います。



○副議長(岡田洋一君) 三番 栗山昌泰君、どうぞ。



◆三番(栗山昌泰君) 一番につきましては、経済部長さんから非常に懇切なるお答えをいただきました。ただ、道路につきましては非常に、あの山を見ていただければわかるとおり難しいことだと思いますけれども、今おっしゃられましたように、できるだけ早く向こうの各務原市側と同じようなふうになるように、そして関市へどんどんと観光客を誘致するようにというようなことでお願いしたいと思います。

 それから二番、三番につきましては、それぞれお答えございましたように、既に各種団体だとか、そういう方々を入れたり、また非常に前向きに検討して、六年の庁舎に入るときにはそれが既にできるというような格好でございますので、ぜひそういうふうにいろいろな方の御意見を聴取しながら、また特に跡地につきましては、市街地の中央部ということで、総務部次長さんもおっしゃられましたようにそういうことを念頭に入れながら進めていただきたいと思います。ただ、絶対的条件としては孫六の駐車場を確保しとっていただくということが大事だと思いますので、その点もあわせてお願いしまして、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(岡田洋一君) これにて、三番 栗山昌泰君の一般質問を終わります。



 次に、二十三番 足立鉞男君、どうぞ。

  (二十三番 足立鉞男君登壇・拍手)



◆二十三番(足立鉞男君) 一年ぶりの登壇ですから多少戸惑うということがありますけれども、整理をしながらやらさせていただきたいと思いますが、今なお整理がついておりませんので多少飛びますけれども、そこは回答のよろしきを得て、私の質問の所期の目的が達成できるようにお願いしたいと思います。

 ただ、今、栗山議員からの質問の中で堀部市長という話が出たわけです。たまたま去年の六月のこの定例会において、船戸議員が市政に空白は許されんというようなきつい、病床に寝ておる堀部市長に対するむちを打たれたわけです。たまたま私も議長をやっておりまして、さもあらんというような考え方の中で事情処理をしていただきました。それで、先般の堀部前市長の葬儀については、この後藤市長さんが葬儀委員長ということで、市役所、また議会の方も皆さんがそれぞれにお取り持ち願いまして大変な御立派な告別式ができました。こんなことは、いろいろ皆さんの胸に去来するものはあろうと思いますけれども、私は、ただ言えるということは、本当に九年間汗をかいてくれた、そういうことから連想すると、きょうのいわゆる今度の議会の当初において、本当は後藤市長さんが追悼の言葉ぐらいあるとよかったなあと思って今ふっと思ったわけなんです。後から気がつくもんですからだめですけれども、皆さんがそういう気持ちでおみえになりますもんですから大変ありがたいと思っております。

 とりわけ私はここで、イデオロギーを乗り越えて、福岡市長の死に対して船戸議員が毎年一月の命日にこの永昌寺へ参ってくれるんですね。本当にこれ、共産党でなければ我が明政会の会長として活躍してくれる人であるということで、心から個人間の友愛というもの、そんなことを感じます。

 そんなことでひとつ通告どおり質問させていただきます。

 この第二次国土利用計画というものは、なぜこれを掲げたかといいますと、これは総合計画に全部連動するわけですね。そんなことで、この問題を、たまたま資料をいただきましたもんですから私は質問の要旨として通告をいたしました。ただ、この中に、どこを見てみても、今問題になる中濃新線構想というものは全然出てこんわけですね。そういうとさいが、この総合計画の中にも出てこんということが言えるんですが、総合計画の中にはあるわけですね。だから、やはり目指すこういうような計画については基本ですから、やはり土地利用計画の中に中濃新線というものを出していただくと、そうするといいんじゃないかと。ただ計画をつくりゃあいい、数字を並べりゃあいい、字を書きゃあいいというもんではないと思うんですね。県の方でも、二十一世紀に向けてのこの四十五か四十六の構想の中に中濃新線の事業を取り入れてくれたわけなんです。だから、当然とにかく市の方としてもこういうとこにそういう言葉が、どこかの端に出てきてもいいんじゃないかということを考えております。

 それでは通告に従いまして1番の農用地の問題ですけれども、これは船戸議員がおっしゃいましたのは、私は真っ向から反対です、これは。これは、新農村計画で目指すのは、別に米の減収といいますか減反、こういうものを指して言うのやなくて、農地の保全というものをどこに求めるかというような構想の中から出てくるわけですから、やはりこの行政主導型の中での受委託事業というもの、いわゆる営農組合の推進というものを持ちながら、そして地域の農用地の保全というものを考えていかなきゃあ、やはり農地の保全というものは出てこないと。農地の保全というものが完全に行われれば、そんな一朝有事なんてことはないんですけれども、米が不足した場合はいつでも農用地として活用できるわけですね。これが休耕地として一年、三年、五年、五年ほかったらもう何ともならんです、これは林地になってしまうんで、そういうようなことを言うとさいが受委託から始まるところのこういう農用地のこの保全に対するところの関市の農政のあり方というものについて考え方があるかないか、どういうような方向で進むかということをちょっとお伺いしたいと思います。



 これ、森林というような言葉は今、たまたま順序で出てきておったわけですけれども、今森林組合を使いながら市の方の行政主導ということではないんですけれども、植林をやっておみえになるんですね。こういう場合に、針葉樹の植林というものが、これは早く育って早くいわゆる森林材として、木材として使えるからということであろうと思うんですけれども、ただ、ここの土地利用計画の中に出ておるところの保水ということになると、森林材は絶対だめなんですね、これは。落葉広葉樹林、いわゆる葉が落ちて、それで来年になると葉が出てくると、これが一番保水能力があるわけなんです。だから、植樹をすると下刈りをして、こういう緑葉針葉樹林というものは切ってしまうわけですね。だからそれで山の保水能力が少なくなってくるということは、これから出てくるであろう川に対するところの洪水という面に非常に大きく左右されてくるわけです。ましてやゴルフ場がこれだけ出てきますと、この降った水というものは直流水になって河川へ入り込むというようなことで大変憂慮される。農薬被害というよりも河川公害ということに考えてみると、大変心配される向きがあるわけです。とりわけ、津保川についてはそういうことが言えると思います。

 こんなことで、森林保護というものは、やはり大規模開発という、山を中心にした大規模開発というものの中では、緑地をどんだけ残さないかんとか、その緑地の中には落葉照葉樹林を好んで植えてもらうというような、そういう保護策を講じながら指導してもらうのが一番いいんじゃないかと、こういうことを考えておりますが、その点についてもお伺いしたいと思います。

 その次は河川、水路ですけれども、これは御案内のように、いつも私はここで申し上げておるんですけれども、この建設省直轄であるところの、岐阜市から下の河口まで五十六キロですね。ここについては、御案内のように千五百億で河口ぜきをつくるわけなんですね。これ、千五百億で河口ぜきをつくるというのは、このせきそのものについてはそんなに五百億も六百億もかからないわけです。大体三百億か三百五十億ぐらい出しゃあ済むだろうと思うんですね。あとの金は、全部このいわゆる五十六キロ区間の引き堤、あるいは堤防のかさ上げ、そして三千二百万立方立米の土砂の採掘、こういうようなことで使うわけなんです。しかし、土砂の川底のしゅんせつについてはプランケットでおおよそ三分の一量ぐらいはもう掘っておるわけなんです。あとの残りについてこれから、河口から三十キロまでこのしゅんせつをするわけですね。それだけで千五百億が終わるかというとそうじゃないわけですね。今度は、せきをつくると一・三メートルあそこで水が上がるわけなんです。水が上がると、今まで自然流下をしていた堤内の排水路が今度は逆流するわけですね、一メートル三十上がっているから。だからそれに対するところの対応策で、大体五百億ぐらい、平田町と、そして長島町と海津町ですね。三町で五百億ぐらいの金が要っておるわけなんです。それで、排水口のところには逆水門をつくって排水をする。こういうことにおいて逆流をとめるものですから、平生は逆流するような形で、平生でもある程度かい出さなきゃならんというような、そういう対応策に使われておる。だから二百億使われておるわけですね。



 そこへ持ってきて、十日ぐらい前ですか、これは岐阜新聞だったか、まあ岐阜新聞が一番きついと思うんですが、その辺で新聞に出たんですけれども、今度また岐阜市から河口までの間といっても岐阜市が中心なんです。下は穂積まで、まだ未改修のところがあるんですね。これに百十億使って、平成六年までには完成。いわゆる平成六年までには、平成七年に河口ぜきが供用開始になるんですから、平成六年までにめり張り、全部完全にしてしまうわけですね。だから、下流の直轄河川の堤防は暫定堤防じゃないわけなんです、あれは計画堤防なんですね。計画堤防というのは皆さんも御承知のとおりの、この伊勢湾台風以降に流量四千五百トンを今度八千トンに最大流量を置きかえたと。この八千トンの中に対応するのは、五百トンは板取でダムをつくって五百トンを本当はあそこで調整するはずなんですけれども、板取がだめだということで、今七千五百トンということを言っておるんですね。だから、伊勢湾のときには八千トン流れたものが、七千五百トンが計画堤防ということになると五百トンどこへ行くだろうということになるわけです。

 それはともかくとして、七千五百トンが流れた場合に、堤防の計画高が完成するのは直轄河川だけなんです。それなら中流部はどうなるか。中流というのは特に関なんです。関と美濃が一番危険に冒されるわけですけど、これは順次、県管理の河川については順次改修をしていきますと。それで今、関へ、関は御承知のように長良川、津保川、武儀川、そして関川、吉田川、五つあるんですね。これだけの改修の金が幾ら来るというと、ことしで、補正まぜて恐らく四億か五億しか来ないですね。下の方は、その二千億の金は今使っておるわけです、下の方でね。あと百六十億については六年までというんですから、四、五、六、三年で百十億つけるというんですね。単純に計算したって三十何億がついていくわけなんですね。何でこんなとにかく差ができるかということ。

 別に河口ぜきに反対しているわけじゃないんです。河口ぜきは共産党に言わせると百害あって一利もないというようなことをおっしゃるんですけれども、これはそれなりに、いわゆる岐阜市下流の六十万の人命、財産を守るということやで一つの目的があるわけなんです。それで名古屋の方と愛知県の方と三重県が水が足らんというので二十二・五トン持っていくと。そこへ持ってきてまだ徳山ダムから十五トンの水を持っていくわけですね。そんなようなことで、水の足らんとこへ水を供給する、これは目的は二つあるわけなんです。ただ自然環境が、あるいはアユが上らない、あるいはそのほかのサツキマスとか何とかおっしゃるけれども、そういうことは別として、やはり優先されるのはやっぱり人命、財産であろうと思うわけですね。ところが、下は保障されて上は何で保障されんということです。こういうことに矛盾を感じるわけなんです。

 だから、河口ぜきは本来から言えば、私は市長はどういう考え方でおみえになる、相談があったのかなかったのか、こんなことを一遍聞いてみたいと思っておるんですけれども、聞くと罪やと思って聞かない、きょうも返事せんでもいいと思っておるんです。そんなもの腹から何をすると好ましくないとおっしゃるに決まっている。だけども、やはり長良川流域に住んでおる者の運命共同体ということなら、下をやりながら上もやっぱり手を当ててほしいと。とにかく長良川沿線には、津保川右岸も含めてですけれども、この沿線についてはとにかく八十万の人間がおるわけですね。だから郡上の方はそんなに大きい災害は起きんにしても、この辺は、下がぱんぱんになれば遊水時間が長くなるわけなんです。ここら辺は遊水地帯ということで、堤防の締め切り、堤防の改修がおくれておるということは間違いないわけなんです。こういう矛盾がある限りは、我々としても心よしとしないのは当たり前なんですね、これは。こういうことは、やはり行政も心してこれからの河川改修についてはやってもらわないかん。少なくとも一年に十億なり十五億の金をつぎ込んででも、それで中流部がやるのは暫定堤防なんですね。一メーター五十低いわけなんです。今、池尻と小瀬でやっておる堤防は一メーター五十低いんですよ。まだあれから一メーター五十上げたのがここの鮎之瀬橋では六千六百トンの水が流れる、そういうようなことですから、そういうことをやっぱりやりながら、河口ぜきにもついてこいよとおっしゃれば、これは当然考えられることなんですね。反対じゃないんです。反対まで行くとおかしくなってしまう。そういうことですから、できるだけひとつ、これについてもやるとおっしゃるだろうと思うけれども、ひとつ考え方を。



 そして道路の方ですけれども、御承知のように第十一次の五ヵ年計画が来年から発足するわけです。道路は非常に精力的に、川の割にはやっとってくれるということは、これは必要に迫られてやるというふうに置きかえると当たり前だということになりますけれども、そんなことばっかではないと思うんですけれども、ただ、この高規格道路については、これから東海環状自動車道も入ってきますけれども、東海北陸自動車道の南進についてもう少し行政も積極的に道路公団の方へ攻めてもらいたいと思うわけですね。そりゃあ好んで我々も土地収用について応じたわけではないですけれども、やはり中間だけができてしまって、南へ出ていくやつがおくれてしまって、七年だとおっしゃったが七年までにできるかできんか返事してもらいたいと思います。できるわけないと思うんですけれども。だから早くやっぱり、北の方はどっちでもいいです。どっちでもいいとは言わんけれども、まあやっていただきながら、まず七割は南へ力を入れて、北の方は三割ぐらいのなにで力を入れてやってもらうということで、公団の方へもうちょっと市長を先頭にして陳情か圧力か何や知らんけどかけてもらいたいと思うわけです。

 ただ国道ですけれども、おかげさまで、この二四八と四一八はバイパス計画が今進んでおりますが、この二四八については非常に土地収用ということが大変難しいということで、金額的にも二億も三億もついておりますけれども、それだけに大変役所としても、お困りというよりも苦労しておみえになると思います。そんなことであそこの倉知のインターまでがなかなかドッキングしないということで、焦りが出ておるんじゃないかと思いますけれども、これもやっぱり皆さんが、地域の方たちとともどもに一つ骨折って、地権者の理解と協力を得ながら、まずあそこまでつながないと、あそこから東の方へは進まないわけですね。だからそういうことで、倉知の方でも大変手を挙げながら待望久しいと思いますけれども、まず倉知の南部通過に対するところの買収、あの辺は山の中ですから比較的買収が容易であるかないか知らんけれども、まあ容易だろうと思うんですけれども、こんなことで早く、今、美濃加茂市のボックスまでできておるんですね。だから坂祝と関の間が残っておるわけなんですね。だから早くこういうようなバイパスができるように骨折っていただくとありがたいんじゃないかと、こういうことを思うわけです。



 四一八の方につきましては、大変おかげさまで役所の方も皆さんが骨折っていただきまして、そりゃあまあ役所は骨折らなんと思うんですが、東海環状のインターが広見へ来るもんですから。それのアクセス道路としてあれを使わなきゃならんという、そういう、しりからぼわれたなにがあるので県の方も動いておるんかと思うんですけれども、大変仕事が進んでおります。ありがたいことであります。橋もことしじゅうに上部工が完成するということで、大体仕上がり十五億か十六億かかると思いますけれども、まず大半のところは今年度じゅうに完了しますので、来年は高欄の部分だけだろうと、こんなことを思っておりますが、小瀬の方も逐次できていきますので、小瀬の追分までは平成六年までには何とか供用開始するというような姿勢で進んどってくれるので大変ありがたいと思っています。

 ただ、これにつれて現道改良の方がいささかおくれておるわけなんですけど、今度、平成六年に四一八のバイパスができると現道の方は当然市道に格下げされるわけですね。おかげさまで上野・関線というのは残っておりますもんですから、それで池尻の半分、東の方だけは残りますけれども、西の方と広見はもう完全にこれは市道に編入されます。それまでに何とかひとつ難所だけは改良してもらうように、特にお願いしておきたいと思います。

 こんなことで、大変一五六につきましては小屋名局改、これも大変な事業です。何百億とかかるような事業ですけれども、地権者の理解と協力が得られるような段階まで来ておるということですから大変ありがたいと思いますが、それにつきましても一五六の混雑ぶりは一方ならんものがあるわけですね。だから、そういうことを考えまして、美濃局改、小屋名局改の推進というものを特にお願いしたいと思いますが、これについてもひとつ御回答を願いたいと思います。

 主要幹線につきましては、なかなか、これは県単でやっておる仕事が多いと思いますが、そんなに多く予算がついておりませんですけれども、それぞれに地域の要望にこたえられたような進捗率であるというようなことで、大体、美濃土木が持っておる道路の関市に対するのは大体二十億ぐらいの予算がことしは入ると思います。これだけを消化しなきゃならんという、役所がまず先頭になってやられておるときは職員の人は大変であると思うので、そういうような配慮も、ここにお見えになる部長さんや三役が心して職員の苦労を吸い上げてもらいたいと、そんなことをお願いしておきます。

 その他というところですけれども、実は、きょうはこれの利用区分別じゃなくて地域別ということで、長良川右岸の田園居住区整備事業というものを頭に描きながら書いたらどうもあれだけど、だけど中身は一緒だと思うんですね。先ほどから塚原古墳とか弥勒寺とか話があって、そして鵜飼とか、大変歴史の古い牟義都王国があったという地域ですから、これは当然、牟義都王国というものは加茂県との連動の中で大きな王国が、いわゆる古墳時代には栄えておっただろうと。律令制度以後にそういうものが、崩壊ということはないけど、いわゆる大和政権の中へ吸収されてしまったという経緯があろうと思うんです。こんなことで実は教育長とここで議論をするというようなつもりでおったわけなんですけれども、まとまっておりませんので、この次に出るときには資料をじっくり整えて、ひとつ牟義都王国についてここで教育長と議論をしてみたいと、こんなことを考えております。だからきょうはとどめておきますので、よろしくお願いします。

 それと大きい二番ですけれども、これは実は、先般大変皆さんの御配意の中で後藤議員と私と中国へ行かさせていただきました。そのときに感銘したのは、縫製業者が本当に自助努力の中で、あす政変が起きるかもわからんという、そういうような中で、いわゆる合弁企業を組んでおみえになって、そして関市の縫製事業の繁栄というものを夢見ながら現地で努力しておみえになる。これは行った者でなければわからんような気がするんですね。



 今、中国にある合弁は、皆さん御承知のとおりの、まず上海に香花橋服装というのがあるわけですね。そして黄石には美尓雅服飾、そして南通は南通時装、三友時装、そして隆都時装、それから蘇州には三旺と吉新と龍華、そして昆山に聯誼と森茂、十あるわけですね。それで、十というのは非常に数が多いわけなんです。この七万の市の中での縫製事業の今日までの過程を前提にしながら合弁を十社つくるということは並み並みならぬ努力だと思うんですね。ところが、四年前にも実は行かさせてもらったんですけど、そのときには、上海の香花橋服装とそれから黄石、そして南通の南通時装と、三つがあるわけなんですね。この三、四年の間に七つふえてしまったんですね。ふえたというよりふやされたわけなんです。そういう地場産業の企業努力について、後方支援対策というものが十分であるかないかということを考えてみると、全くゼロとは言わんですけれども、そんなに期待されるようなものは私はないと思うわけですね。出ておらんわけです。だから、やっぱりそれについて何をどういうふうにするかということについては、具体的には私も考えてはおりませんですけれども、この後方支援対策、例えば研修生を受け入れましょうと。いわゆる公社の建物を貸しますよと。あとは自分たちで直せよということよりも、もうちょっと前向きに、研修生を受け入れるなら研修生を受け入れるような前向きな姿勢であってほしいし、別に補助金は出さなくても、汗をかくという部分での行政の支援があってしかるべきだと私は思うわけなんですね。だから、産業の育成というものは、この関市内にある産業だけの育成ということよりも、そこまで出ていってでも縫製事業というものの隆盛を夢見ながらやっておみえになる業者というものに対するそういうものが、知らんうちにできたと言っては大変私は申しわけないと思うわけですね。平等の扱いをするというけれども、自助努力する者と自助努力しない者との差はあってしかるべきだと思うんです。こんなことで、そのことの考え方がありましたらお伺いしたいと思います。

 大変支離滅裂な質問ですけれども、答弁する方でまとめて御答弁願いたいと思います。どうもありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 杉山建設部長、どうぞ。



◎建設部長(杉山茂君) 一番の御質問に対しましてお答え申し上げます。

 この私ども今定例会にお願いしております国土利用計画は、提案のときにも御説明申し上げましたように、昭和六十三年度を基準年度にいたしまして平成十二年を目標にいたしております。そういうことで、中濃新線等いろいろ構想のお尋ねがございましたけれども、これは前文に書いてございますように第二次総合計画の整合と合わせ、この計画は適宜、計画と実績との検討を行い、必要に応じて見直しを行うということで、そういうことで土地利用計画が変わってくれば、そのように対応してまいりたいと思います。

 それから具体的なもので、まず農地について、これはお話のように農地は保全というのを基本にいたしております。すべての利用区分別の土地利用計画の基本構想につきましては国土利用計画法にも定められておりますように、国の基本計画、県の基本計画、そういうものと整合性を図り、市の基本構想ができて、内容的にはほぼ同じ内容でございます。そういうことで、農地の保全というのは、基本を考えながら周辺の土地利用計画に合わせてそれぞれ整合し、対応していきたいというのが基本でございます。



 それから森林につきましても、おっしゃるとおりに針葉樹というのは非常に保水能力がないということで、私ども、その担当部局とも協議しながら、この保水の土地利用計画を図ってまいりたいと思います。

 三番の水面、河川、水路につきましてですけれども、これもそれぞれ河川計画につきましては現況の面積になってございますけれども、改良につきましては、もう既に御承知のようにおっしゃるとおりで、私ども国、県へ強く要望しておるのが現状でございます。ですから、この計画では特に準用河川、この内部的な数値を申し上げておりますけれども、一級河川の改良につきましては御説のように強く要望してまいりたいと思います。

 次に道路でございますが、道路につきましては、それぞれ一般市道、並びに国道一五六号、二四八号、四一八、それぞれバイパスにつきましても、その想定で面積を算定いたしておりますが、特に二四八号線につきましては、現在、百年公園の入り口から一五六までタッチが今行われておるわけでございますが、ことしはさらに倉知から東へ東田原、その測量も計画されております。特に昨年は東田原の圃場整備に合わせまして用地を取得できましたから、その辺のところの早期実現を図ってまいるよう要望してまいりたいと思います。

 特に東海北陸自動車道は、おっしゃいますように、初めは私ども、平成四年ということを伺っておりましたけれども、あそこには二百五十戸ほどのまだ家屋移転があるということを伺い、現在、木曽川北のインターで架橋が行われておりますけれども、あのインターから供用開始後二年ぐらいに名神へタッチするということを聞いております。しかしこれも、県を初め関係市町村の同盟会等、その中で運動を図ってまいりたいと思いますから、よろしくまた御指導賜りたいと思います。

 その他用地につきましては、これは公共用地、ゴルフ場用地、そういうものの計画をここに計上しておるわけでございまして、特にゴルフ場につきましては、提案申し上げてありますように抑制に努めてまいりたいということで、今後ともこの土地利用計画を基本にしまして、第二次総合に合わせ関市の土地利用を有効に図ってまいりたいと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。

 以上、終わります。



○副議長(岡田洋一君) 西尾経済部長、どうぞ。



◎経済部長(西尾治君) それでは、ただいまの御質問の大きい二の方の御答弁をさせていただきたいと思います。

 今、先生がおっしゃいましたような状況で、中国合弁会社への関市からの進出企業については並み並みならぬ努力をいたされまして活動をなさっておるわけでございます。現在、関市の縫製業界が、中国との合弁企業を設定をし、操業されておる数は十一社に上っております。本市としては、これらの合弁企業のオープン式及び就業五周年記念式典等に参加し、この機会を友好的に生かして、中国側と官民を含め友好を深めることで支援をしてまいっておるところでございます。



 また、中国から来日された折には、関市を必ずと言っていいほど訪問されますので、そういう機会をとらえまして、また温かく友好的にお迎えをしております。今後とも合弁企業が一層発展されることを期待するとともに、そのこと自体が本市の発展に大いにつながってくるものと確信をいたします。中国の関係市等と友好的に交流を深めて今後まいりたいと考えております。

 特に縫製組合日中貿易友好の中国研修生受け入れ部会につきましては、今まで、ことし一年五ヵ月過ぎたわけですけれども、宿泊研修施設が将来に向かって欲しいといいますのは、特に縫製組合へ従業員として確保できる、従業員がいないと、関では。あるいはこの近辺では。そのことにつきましては、出生率の低下、あるいは婚姻がおくれるとか、あるいは結婚しない人が多くなるとか、また高学歴化で縫製組合の従業員の獲得が全くないと言っていいほどだと。だから中国への進出もやむを得ないという形になっておるわけですが、そういった面から、今後も毎年、やっぱり百名程度は中国から研修生を受け入れなきゃならんだろうというようなことをおっしゃっておりまして、私どもも先般の総会にも話を聞いておりますけれども、将来はやっぱり縫製協同組合として、一つのそういう研究施設を設置する積み立てといいますか、基金といいますか、そんなものをつくっていただきまして、それに市が応援したらどうかというような話も若干いたしておるわけですけれども、そういう具体的な事業内容が決まってくれば、またお話に乗りまして積極的に御支援申し上げていきたいなというふうに思っております。

 そのほか、いろいろ細かく市の、現在、看護婦寮跡のあっせんといいますか、あるいはその他座学研修等にも相当、講師というようなことでそれぞれお願いをしたり、市からも講師に参っておるわけでございますけれども、陰ながら今までは支援をしてまいっておりますけれども、これからも縫製組合とお話しする中でできることを協力させていただきたいというふうに思っておりますので、御理解がいただきたいと思います。以上でございます。



○副議長(岡田洋一君) 二十三番 足立鉞男君。



◆二十三番(足立鉞男君) 再質問というとまたとろくさいことを言うといかんけど、とにかく言えるということは、特に私は川の沿線におるので川なんですけれども、河口ぜき反対の運動をやると予算がたくさんつくというような流れはとめてもらいたい。県庁に確実にそう言っておいてもらいたい。そうでなければ河口ぜき反対やりますよといって、やってくれなきゃあ。(発言する者あり)いややるつもりはない。やるつもりないんです、今。だから、予算をつけてやってもらいたいの。そのくらいの意気込みでやってもらわんと、まだ無堤防というところがあるんですよ、関市には。だからそういうことは、運命共同体ならば中流部であろうと上流部であろうと下流部であろうと、沿線住民はやはり生命、財産の危険にさらされることだったら、下がよくなって上が、うちの方は下が切れなあかんのやで。そうやろう。だからぱんぱんにするということはよくないことなんやで。だから十分の一ぐらいの、百億使うんなら十億なんていうようなことで、やっぱり半分か十分の一ぐらいの予算だけは川についてはつけてもらわな困る。

 それと経済部長さん。私は本当にそこまでは言いたくないと思ったんですけれども、友好親善の輪を広げつつあるという、そういう回答なんですわね、お見えになったとき。本当は友好都市を結んでもらいたいということを私は言いたかったんですよ。だけどそこでちょろっと出てくるかなと思って誘い水をかけてもらったけど出てこんが、少なくとも、今、黄石、上海、それから南通、蘇州、昆山、五つあるもんですから、五つ一遍にというわけにはいかないと思うが、そういう中で縫製組合の人とよく相談されて、友好都市提携を、姉妹都市ということじゃないですね、友好都市提携を結んでいただきたい。非常に私たち、私でもそうですが後藤さんでもですけれども、関の市役所から、助役さんも行かれた、ナンバー二やよ、これは助役やで。関市のナンバー二がお見えになったと非常に、行ったことにおいてそれが非常にプラス要因になるんですよ。喜んでくれますしね。ところがお粗末だけど南通の市長が来たけれどもよう引っ張ってこなかったのです、愛知県へ来たけれども。そういうこともやっぱり努力しないかんの、これは。お世話になっておるんやで。それで行ったらもう戻っていっちゃったなんて話やで、そんな情けないような話はしてもらっては困る。たとえ来れなきゃ行きゃあいんですよ、名古屋まで。あるいは赤須賀まで行きゃあいい。そのぐらいの努力があってもいいじゃないかな。



 だから友好都市をやるということがそれだけ畏敬なのかどうか知らんけれども、せめて一市ぐらいずつ友好都市提携をやりながら、そうすると議会の方も執行部の方も、皆さんがひとつ現地を見るという機会が特に出てくると、こう思うものですから、そんなことで市長、回答頼みます。その一点だけ。



○副議長(岡田洋一君) 西村助役、どうぞ。



◎助役(西村求君) 友好都市の関係につきましては、私どもとしてはそういう気持ちは持っておりまして、姉妹都市の問題と友好都市の提携という二つのシステムがあるわけでございますので、その辺で今担当課にも検討させておりまして、できる方向で向かいたいというふうに思っていますから、よろしくお願いします。



○副議長(岡田洋一君) これにて、二十三番 足立鉞男君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。本日はこれにて延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会といたします。

 あす二十六日の本会議は、午前九時から開きます。

 議事日程は、一般質問の残りと委員会付託案件の全部でございます。

 本日は早朝より御苦労さまでございました。

  午後三時三十八分 延会



 右会議の顛末を記録し、相違ないことを証するためここに署名する。







 関市議会議長      山   田   栄   司







 関市議会副議長     岡   田   洋   一







 関市議会議員      新   木       斉







 関市議会議員      北   川   光   郎