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岐阜県 関市

平成十二年第二回定例会会議録 06月21日−03号




平成十二年第二回定例会会議録 − 06月21日−03号







平成十二年第二回定例会会議録





議事日程



平成十二年六月二十一日(水曜日)午前十時  開  議

第一 会議録署名議員の指名

第二 一般質問 八名(順序−抽せん)

      二番 丹羽 栄守君    四番 大野 周司君

    二十五番 山田 一枝君    八番 山田美代子君

      十番 石原 教雅君  二十六番 小森 敬直君

    二十四番 清水 英樹君    七番 杉江代志熙君



本日の会議に付した事件

 1 議事日程第一から第二まで



出席議員(二十六名)

         一番   佐  藤  善  一  君

         二番   丹  羽  栄  守  君

         三番   山  田  菊  雄  君

         四番   大  野  周  司  君

         五番   市  川  隆  也  君

         六番   三 ツ 岩 征  夫  君

         七番   杉  江 代 志 熙  君

         八番   山  田 美 代 子  君

         九番   新  木     斉  君

         十番   石  原  教  雅  君

        十一番   松  井     茂  君

        十二番   栗  山  昌  泰  君

        十三番   福  田  定  夫  君

        十四番   亀  山  忠  雄  君

        十五番   古  市     守  君

        十六番   酒 井 田 泰  克  君

        十七番   松  田  文  男  君

        十八番   深  沢     保  君

        十九番   長 谷 川 秀  夫  君

        二十番   高  木     茂  君

       二十一番   成  瀬  豊  勝  君

       二十二番   岡  田  洋  一  君

       二十三番   須  田     晃  君

       二十四番   清  水  英  樹  君

       二十五番   山  田  一  枝  君

       二十六番   小  森  敬  直  君



欠席議員(なし)



説明のため出席した者

  市        長  後  藤  昭  夫  君

  助        役  西  尾     治  君

  収    入   役  小  川  淳  二  君

  教    育   長  船  戸  政  一  君

  総  務  部  長  武  藤  政  和  君

  民 生 福 祉 部長  下  條  正  義  君

  環 境 経 済 部長  森     義  次  君

  建  設  部  長  亀  山     誠  君

  建 設 部  次 長  富  田     清  君

  水  道  部  長  小  藤  省  司  君

  教育委員会事務 局長  山  田  勝  行  君

  教育委員会事務局次長  長  瀬  正  文  君



出席した事務局職員

  局        長  山  田  康  平

  次        長  吉  田 乃 四 朗

  課  長  補  佐  加  藤 源 一 郎

  係        長  西  部  延  則

  書        記  篠  田  賢  人





  午前十時〇〇分 開議



○議長(岡田洋一君) 皆さん、おはようございます。

 これより平成十二年関市議会第二回定例会第三日目の会議を開きます。



△日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第七十六条の規定により、私から指名いたします。十番 石原教雅君、十一番 松井 茂君のお二人にお願いいたします。



△日程第二、一般質問を行います。

 発言の順序はお手元に配付してございますように、あらかじめ抽せんで決まっておりますので、その順序に従いまして順次質問を許可いたします。

 最初に、二番 丹羽栄守君、どうぞ。

  (二番 丹羽栄守君登壇・拍手)



◆二番(丹羽栄守君) 皆さん、おはようございます。

 議長さんのお許しを得まして登壇させていただきました。先回の定例会では最後の締めくくりをさせていただきましたが、今回は一番の願いがかないまして、トップバッターということで、大変くじ運に恵まれましたことを感謝しております。ありがとうございました。

 最初に、通告してあります一番でございます。

 六月八日に新幹線で東京へ行ってまいりました。ちょうど小渕首相の合同葬の日でございました。車窓に映る景色を眺めながら、浜名湖周辺のウナギの養殖池が山土で埋め立てられ、分譲住宅が建ち並び、池が荒れ果て、草が生い茂り、荒れ放題になっているのを見て、地方の一つの産業の衰退の姿をまざまざと見せつけられてまいりました。世の中の経済構造が変わり、豊かさを求めて成長した過去の時代から不況の時代へ、衆議院選挙の真っただ中でございますが、景気浮揚を前面に掲げて戦っておりますが、豊かさが招いた弊害のあることを思うとき、教育というのはその一つであると思い、今こそ、厳しさ、強さの教育が必要ではないかと思います。

 先回も一般質問で教育の重要性を壇上より訴え、市長さんから、市民憲章の理念を大切にし、特に青少年の教育において、感謝する心、忍耐の心こそが人づくりの理念である。「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「御苦労さん」という教育。子供は親の背を見て育つといい、豊かさの中、働く人のとうとさ、苦しい体験、人間としての正しい生き方、感謝の心を失ってしまった今の社会に警鐘を鳴らしておられました。私も同感でございました。陰惨ないじめや学級崩壊のニュースが後を絶たないばかりか、人を殺してみたかったとか、年寄りだから殺してもいいと思ったとか、人の命のとうとさがわかっていない高速バスジャックなど特異な事件が相次ぎ、なぜ、どうして、この子が、あの子がと問題になっております。私たちの周りにも、その要素、その芽は十分にあるものと思い、どうしたらいいのか、それぞれの教育の難しさ、それぞれの教育の大切さをお聞きしたいと思います。



 私が経験したことの中で、スポーツ少年団は、以前は一人の指導者がたくさんの子供たちを集めて、かけ声をかけ、時には厳しくしかり、時には優しい言葉をかけて、まとめてまいりました。いつのころからか子供の親が顔を出すようになり、そのうち口も出すようになり、手も出すようになり、練習の内容はもちろんのこと、自分の子供が試合に出れるか出れないか、なぜ出れないかと文句が出て、指導者のなり手がなくなり、親がみんなで指導しなくてはならなくなってしまいました。共働きで仕事に出かけ忙しい親さんもあり、親が出ることが不可能なときは子供までが犠牲になり、スポーツ少年団から手を引く方法しかありませんでした。

 子ども会にいたしましても、家庭でしかっていない子供たちを集めて、各行事を行うにしても、キックベースボールをするにも、子供たちに自主性がなく、やりたくない、子ども会に来たくない。創作活動、インリーダー研修会にしても、あの子が行くなら僕も行く。一人だったら嫌と、意欲に欠けております。特に育成者・指導者がその立場で一生懸命骨折りをしていても、親さんが「好きなようにしたらいいよ」と、間違った指導を子供たちにしているのをよく耳にいたします。学校を離れて地域の中で、一年生から六年生までが一つになって、上級生が下級生の面倒を見、下級生が「お兄さん」「お姉さん」と慕って遊べる子ども会活動は、今一番大切な社会教育の場であると思っております。

 若いお母さん方が、遊びはゲーム任せ、勉強は塾任せ、仕事に追われて食事は店屋物で済ませている今の世の中、子供たちが、兄弟同士、隣近所の友達同士遊べる子ども会の活動をもっと重要視して取り組んでもらいたい。市内単位全地域に子ども会組織があるのは金竜校下だけであることに誇りと責任を感じております。

 また、地域の廃品回収にしても、以前は上級生が率先して責任を持ち、自発的に作業を行っておりました。いつのころからか、荷車が自動車にかわり、子供が親にかわり、せっかくの忍耐とか勤労とか、感謝の気持ちを経験する芽をつぶしてしまっております。各校下ごとにある青少年育成協議会も、形式的な夜回り、形式的な標語集め、形式的な広報活動に終わることのないよう、今やらなければならないこと、特に家庭との連携、家庭への呼びかけを話し合い、健全な地域になる活動をするための指導をしていただきたい。

 先日も中学校の修学旅行がございました。髪の毛が金髪のために修学旅行には連れていかないよと指導され、二人の子供は、それなら行かないよと欠席いたしました。一人の子は黒く染め戻して修学旅行に行ったそうです。でも、帰ってきたら、またすぐに金髪に戻して、前の二人の子供たちと遊んでおります。せっかく学校が、先生が努力しても、社会が、地域が、家庭が、一体どうなっているのか。当局は、地域の教育、社会教育にどうかかわっていこうとしておられるのか、どのようにきめ細かい取り組みをされておられるのか、お聞かせ願いたい。

 また、身をもって知る家庭教育の大切さでございますが、それは、泣き叫ぶ我が子を小わきに抱えて、暗い土蔵の中へほうり込み、泣きやむのを待って、祖母が、「もうやらないね。これからはお父さんの言うことをよく聞くね」と念を押し、言い聞かせて蔵から出してくれた、あのころの思い出。子供はかわいい、幼児期から、かわいい、かわいいと甘やかす今の社会。孫がかわいい、孫がかわいいと何でも買い与えてしまう今の時代のお金持ちの祖父母たち。だれかが、だめなことは絶対だめ、よそはよそ、うちはうち、これはやっていけないこととしっかり教えなければいけません。それは、学校でも社会でもなく、家庭の責任だと思います。



 いじめられて泣いて帰っても、泣いて家に帰ってくるとそれ以上に親にしかられた昔のこと。でも、自分たちをしかってくれた当時の大人たち。そして当時の大人たちが気概と誇りに満ちあふれていたこと。戦後五十有余年、家風とか、伝統とか、郷土愛を親から学び取る姿勢に欠けていたと思っております。寝物語に祖父母から聞いた須佐之男命や日本武尊の物語は、いつもいつも子守歌のように聞かされ、うるさいと思ったこともありましたが、今それは、仲間の大切さ、思いやりの心を教えてくれた、そんなような気がしてなりません。そういう中で、今、学校教育はどうなっているのかお聞かせ願いたい。

 今から十五年前、交流教育推進の時代がありました。体に障害を持つ子供さんと健常児が一緒になって遊んだり、勉強したり、運動したり、プールで水遊びをいたしました。お互いに相手の気持ちを理解し合い、今までふなれであったお互いが、交流を図る中で心を一つにして、優しい心を育ててまいりました。ちょうどそのころ、「待ちの教育」という言葉を教わりました。どんなに走れない障害の子供さんでも、一歩一歩、歩んでくるまで目的地で待ってあげよう。勉強で少しおくれた子供があっても、理解するまで待ってあげよう。ごみが落ちていても、その子が気がついて拾うまで待ってあげよう。私は、その活動に三年間携わる中で、初めは疑問を感じておりました。でも、それを実践する先生たちの気持ちになって理解するよう努力いたし、健常児同士の中でもだんだんと競走することがなくなってきました。タイムをはかり、よく走る子はよく走る子同士、タイムの遅い子は遅い子同士走るようになりました。勉強が、運動が、行いが、一番、二番、三番と順位をつけなくなってしまいました。楽しかった運動会での地区対抗リレー競走もなくなってしまいました。みんなが同じように、みんながやれるようにと、心の優しい、特色のない子供たちを育てました。

 今回、「個性化教育推進」という言葉に出会い、その子のよさを伸ばそう、実際にかかわってみて戸惑いました。また、驚きました。子供たちには、生まれながらにして、個性を持ち、その中で先天的なもの、後天的なもの、そして天性、才能、能力、好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、不得意なことがございます。それを伸ばすことこそ個性化の大切なことではなかろうかと。勉強の好きな子はその得意科目を、算数が好きな子、国語が好きな子、計算の好きな子、読み書きの好きな子、また上手な子、下手な子。音楽が好きとか体育が好きな子は、天性とか才能に左右される部分があると思います。勉強が少々嫌いでも、運動の得意な子がたくさんおります。何も無理やりすることはないと思います。何もかもできる子にすること自体、大変無理なことであると思います。要は、しつけは家庭で、集団性は社会で、学校はその子その子が楽しんで学校へ行けるよう、学校はゆとりの中で子供たちに知育・体育・徳育を教え、読み書き、そろばんを、今の時代に合わせて、情報化、国際化を生き抜く知恵をつけていけばいいと思います。

 大学生の多くが、分数ができない、掛け算がわからない、そんな恐ろしい教育をしてきた責任はだれにあるのでしょうか。人を殺す経験をしようと思った。何か目立ちたかった。少年による、殺人、強盗、放火、婦女暴行など、凶悪犯の検挙人数は二千二百三十七人、特に刃物を使った強盗まがいの犯罪は、十年前に比べて三倍の百三十人に及んでおると聞いております。ひったくり、おやじ狩りは、スリル感覚で犯行を繰り返し、テレビ番組やテレビゲームの暴力シーン、性描写等の影響、少年の保護に重点を置いた少年法のあり方はこれからの重要な課題であり、原因がわかっていても、それを解決しない今の教育の現場の悩みを、だれが、いつ、どうしたらいいのか、御質問をいたしたいと思います。



 二つ目の、二十一世紀をつなぐ千疋、保戸島にかかる夢の大橋の建設実現について。

 先日、早朝、ゲートボール場へ顔を出しましたら、「今度、中濃病院へ行くのに、向こうへ行ってしまうのでどうやって行ったらいいか。今は電車で行っているけど」と、ひとり暮らしで、車にも乗れなくて、白金の駅から美濃町線に乗って新関の駅へ行き、中濃病院へ通っておられる話を聞き、遠くになってしまうのでと相談を持ちかけられました。「今度、巡回バスが中濃病院へ行くようになるので、それで行ったらどうですか」と答えておきました。早速に、九時四十分発の、小金田・倉知・小瀬方面行きの巡回バスに乗ってみました。火、木、土、日しか運行していないのがわかりました。そして、停留所が主要幹線道路沿いにあり、雨の日、風の日、暑い日、寒い日には、停留所までお年寄りが歩くのは大変だなあと思いました。公民センターを中心に停留所があったら一番いいなあと、そう思わずにはおれませんでした。

 乗ってから二十分経過して、ようやく千疋公民館前で一人、蓮華寺口で二人、松林寺団地口で一人、しばらくして下白金で二人、津保川台で二人、虹ケ丘で一人、山田で一人、ここまでで驚いたのが、千疋から保戸島へ入るのに、一度バスは岐阜市の春近へ、千疋橋を渡り、岐阜美濃線を南下して、中屋西、森東、世保を通り、溝口を経由して溝口下白金線へ入り、岐関大橋を渡って保戸島へ入ったことでした。その後は、小屋名の雇用促進住宅前で二人を乗せて、私を含めて十三名でした。乗客の皆さんと一人ひとりお話をし、大体いつも決まった人が乗ってこられるとのことでした。大変ありがたいと、口をそろえて言っておられました。

 長良川・今川左岸のリバーサイドウェイは、下白金森地区と芥見大退地区の位置も決定し、大規模自転車道の工事もあわせて着々と進んでおります。また、千疋植野地区においては、広見の関西インターチェンジに向けて、岐阜三輪地区のビタビタ橋周辺の架橋問題があるかに聞いております。せんだっての市のマスタープランの説明も聞きながら、どんどん進んでいく西部地区の将来計画の中で、保戸島地区ほど大きく変貌をなし遂げた地区はございません。

 記憶にある保戸島は渡し舟のイメージが強く、あの伊勢湾台風のときには島全体が水につかり、濁流にのまれ、命からがら牛を引いて逃げ惑い、財産をほうって島を離れた話は記憶に残っているところでございます。あれから両岸の河川改修並びに護岸の工事が着々と進み、今では「宝の島」と言われるようになりました。その第一は、土地改良事業と並行して行われた溝口下白金線の貫通による岐関大橋、今川橋の架橋の成果でありました。今では岐興樹脂、東栄管機、加藤建材、トヨタカローラ、東洋繊維、協和コンクリート、岐阜鮎水産、岐東食品、岐阜県自動車販売健康保険組合の大きな野球場とテニス場、岐阜県魚苗センター等々、あの狭い地域に十何指に余る大手企業の進出が来ており、そして宅地化が進み、分譲住宅の数もふえてまいっております。常々考え、また巡回バスに乗ってみて、旧の保戸島橋は老朽化もひどく、将来的にはなくなるものと思っております。そこで、広見から植野を経て、千疋を南北に、主要地方道関本巣線を横切り、地域農道を真っすぐ長良川にぶつけた地点と、保明、側島、下白金溝口線も横切り、戸田を結ぶ線をつなぐ保戸島・千疋の架橋がもしできたら、生活の面でも、産業・経済の面でも、将来は岐阜と結ぶリバーサイドウェイを含めた観光の面でも、大きな期待が持てると確信いたしております。幸い保戸島地区は、周囲四方を堤防道路で囲まれ、どこからも乗り入れのできるよい条件を整えております。亡くなられた山田得雄先生も、現在実現に向けて話の進んでおります、下白金、芥見大橋をつなぐ保戸島、保明への架橋問題を提言されておりました。ループ状の大きなつり橋の構想が頭に浮かんでまいります。



 陸の孤島は橋が唯一の命でございます。お金のかかる話は重々わかっておりますが、今すぐにできなくても、次の世代のため、私どもの子孫に夢を与え、地域の発展につなげていただく上でも、この架橋の構想の実現に向けて、今から前向きに考えていただきたいと思っております。当局の前向きなお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 これにて壇上からの質問を終わります。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 後藤市長、どうぞ。

  (市長 後藤昭夫君登壇)



◎市長(後藤昭夫君) 質問の一番についてお答えをさせていただきます。

 小・中学校の学生の荒廃は今日的な課題となっておりますが、学校教育だけではなく、社会教育、そしてまた家庭の教育の大切さを、今こそ重要な施策であると認識をいたしております。質問の中で、るる御説明がなされました内容につきましても、私も同感でございます。

 私は、市内の小・中学校を訪問して特に感じておりますことは、子供は個性的で、行動や価値観も多様ですが、とても素直です。しかし、物質的な豊かさに加え、多種多様の情報がはんらんし、子供たちだけでなく、家庭、地域社会においても、その役割が不明確となり、子供たちにとっても規律があいまいになりつつあることでございます。小・中学生の心の不安定さ、子供の存在感の希薄化につながっていると思います。

 学校教育では、学習の基礎・基本を確実に身につける中で、生活集団への適応力を担うところでありましょうし、また社会教育では、生涯にわたって子供たちが夢と希望を持ってたくましく生きていくために、周りの大人や子供たちとともに、人間として生きるための規律を学ぶところだと考えております。最も重要な家庭教育の場では、少子化が進む現在の子供たちは、我慢すること、辛抱することがなくなり、忍耐の心が欠如されておると思います。

 実はきのう緑ケ丘中学校を、午前中、学校訪問いたしました。三年生の二組の授業を担当したわけですけれども、市長にということで、子供さんから「市長さんは僕たちに何を望んでおられますか」という質問が来ました。これはもってこいと思いまして、今本当にみんなは幸せな時代に育っておると。物にしろ、食べ物にしろ、住まいにしろ、服装にしろ、何一つ不自由のない豊かさの中で育っておるということは大変すばらしく幸せなことだと思いますけれども、私は、新聞なんかで出ておりますように、五千万円の恐喝事件やハイジャック事件、あるいは公園でのリンチ事件を見ますと、君たちと同年代の子供さんがそういうことをするということはやはり心が欠けているんじゃないかと。「君たち、心はどこにあるんだ。心のない人、手を挙げよ」と言ったけれども、心はみんな持っている。心はやはり、小さいときから家庭と地域社会と、そして学校の三者の中ですくすくと素直に心が育っていくんだと私は思って、小・中学校の一番感受性の強いときにしっかりしなきゃいけないということで、地域社会の人は、僕たちは皆さんに期待しているんだよと言ったんです。まず、思いやりの心、相手の気持ちになる。辛抱する。そして助け合う、そういう心が私は欲しいですと。そして、兄弟仲よくし、お父さんやお母さんを大事にすると。そして、少しでも家庭でお手伝いできるように、お食事をした後の後片づけ、掃除、買い物のお手伝い、そんなことを少しでもやってやってくださいと、そういうことを子供さんにお願いをしたわけであります。お手伝いは、国際比較調査を見ても日本は非常に少ないということでありまして、例えば、「いつも家庭で掃除・整とんを手伝うことをするか」というアンケートに対しまして、アメリカでは四三%、日本では九%というふうに極めて低いわけであります。「いつもごみを出す」、アメリカでは三三%、日本では一一%。「いつも買い物のお手伝いをするか」、アメリカでは三八%、日本では七%。「食事の後片づけをするか」ということは、大体アメリカより日本の方が多いということになっておりますけれども、そういう記録を聞いておりますが、そういうことで、少しでもお手伝いをして、身近なことを体験してほしいと。



 また、最も極端な例では、子供の面倒すら見ようとしない親もあるというふうに聞いております。そうしたことが、日本人の幼児化ということだと専門家が論じております。

 いずれにいたしましても、子供たちを健全に育てる根本は、御指摘のような、保護者の子供に対する太陽のような無限の愛情と、周りの大人たちの社会規範へ導く北風のような厳しさが必要であると思います。

 現在、関市では、子供から高齢者まで、すべての市民が関市に住んでよかったと思われるような生きがいのある生活を求めて、全市挙げて生涯学習の推進に当たっております。おかげさまで、その拠点でございますわかくさ・プラザの諸施設につきましても、五月末で八十万人という方がそれぞれ利用していただいておりまして、つくってよかったなあというふうに考えております。

 この生涯学習推進に当たって、子供たちが、地域や親を尊敬し、感謝の心を持ってくれるようになることであります。親や地域も、また子供たちの尊敬に値する大人であってほしいと思います。親の姿を見て育つということであります。まずあいさつをしよう、思いやりを持とうと、私が学校訪問のときに絶えず子供さんたちに話しかけておるところでございます。憂慮される青少年の犯罪行為に対しまして、議員御指摘のとおり、学校教育、地域社会教育、家庭教育がその役割を明確にし、十分機能し、推進されるようにしなければならないと強く感じておるところでございます。よろしくお願いします。

  (降  壇)



○議長(岡田洋一君) 次に富田建設部次長、どうぞ。

  (建設部次長 富田 清君登壇)



◎建設部次長(富田清君) 私の方からは、御質問の2についてお答えいたします。



 千疋と保戸島の両地区を結ぶ長良川架橋に当たりましては、地区間の交流が効果的に図られ、地域社会の発展や地域の活性化等に大きく貢献できる路線の中で橋梁が必要と位置づけられることが重要と考えております。また、架橋には、橋長が三百メートル近い長大橋と前後の取りつけ道路の新設改良が必要であり、事業化には多額の費用を要し、国の補助事業として採択されることが前提となりますが、現状では当面難しいと考えております。

 しかし、千疋・保戸島の両地区周辺では、西関インターチェンジを含む高規格道路の東海環状自動車道や国道百五十六号東バイパス、リバーサイドウェイの事業計画が進行中であり、将来これらの道路整備が完成すれば、岐阜と中濃西部地域の交通需要が変化し、産業・経済の発展や地域の活性化が見込まれる地区であると考えておりますことから、その時点の社会情勢や交通需要を的確に認めた上で、この地域と高規格道路等とを結ぶ路線として位置づけ、道路整備することが大きな事業効果を生むと判断される段階になりましたら、夢の大橋実現に向け前向きな検討をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  (降  壇)



○議長(岡田洋一君) 二番 丹羽栄守君。



◆二番(丹羽栄守君) 大変わかりやすく御回答いただいたわけでございますが、一番につきましては、私も幾つかの例を挙げて質問をいたしました。学校での荒廃は家庭教育に尽きると私自身思ってこういうことを言っておるわけでございますが、ただ、学校が家庭教育の分野までかかわっていかなければならないという、今の先生方の大変さをもう少しこれからも考えていただきたいというふうに思っております。

 二番につきましては、大変前向きな御回答をいただきましてありがとうございました。



○議長(岡田洋一君) これにて、二番 丹羽栄守君の一般質問を終わります。

 次に、四番 大野周司君、どうぞ。

  (四番 大野周司君登壇・拍手)



◆四番(大野周司君) 皆さん、おはようございます。

 それでは、通告してあります三点について質問させていただきます。

 まず、最初の一点は、ロジスティクス事業、これは道路一体型広域物流拠点事業ともいいますが、この予定地内の未買収の土地についてお伺いいたします。

 このロジスティクス事業予定地内のうち、関美開発が所有しておりました約六十四町歩の土地につきましては市当局に購入していただきましたが、まだ残りのロジスティクス事業予定地内の土地の中には、関美開発と賃貸契約がしてあります山林や農地、そして仮登記してあります農地や個人の所有の山林や農地もありまして、いろいろな形で残っております。しかし、未買収の地元の土地所有者に対しましては、ロジスティクス事業が計画決定された場合には協力をしていただくようお願いしてありますので、ほかに転売されたりするようなことはないと思いますが、しかし、あまり長く放置しておきますとどうなるかわからなくなると思い、心配しております。

 また、他地区の方が所有してみえます未買収の土地につきましては、そのままになっていて何もお願いしてありませんので、知らないうちに転売されたりする場合も考えられます。実は、先日、五月の終わりごろだったと思いますが、新聞の折り込みにこういった広告ビラが三日間続けて入っておりました。この広告ビラは関市のまちの中の方が持ってみえる土地で、このビラの内容は農地を格安に売りますというビラでございます。場所はロジスティクス事業予定地の一番東側の農地でございますが、ちょうど農地の洞が山に挟まれておりまして、西に向かって突き当たった一番先端の山林の隣合わせの場所でございます。このように、ロジスティクス予定地内の未買収の土地が売りに出され、何かの目的で購入されたりした場合、今度買おうとしても、今まで以上に地価が高くなったり、交渉が長引いて工期がおくれたり、最悪の場合買い戻すことができなくなる場合も考えられます。当局としては、そうした未買収の土地が売りに出された場合、どのようにされるのか、またロジスティクス事業予定地内の未買収の土地については、今までどおり今後もそのままにしておかれるのか、お伺いいたします。



 次に二点目は、県道富加美濃線のバイパス計画と進捗状況についてお伺いいたします。

 この道路は、県道金山線の富加町から美濃市に通ずる県道で、昔はほとんど道が悪かったために志津野の住民しか利用していなかった県道でございますが、最近では、東海北陸自動車道の美濃インターチェンジもできましたし、しぐら坂トンネルも完成しました。そして東海環状自動車道も計画決定され、現在は富加関インターチェンジも着々と工事が進められております。将来は、東海環状自動車道の富加関インターチェンジから東海北陸自動車道美濃インターチェンジを結ぶ重要な県道になることと思います。現在は、テクノハイランドと一緒にその周辺は改良工事が進められておりまして、テクノハイランドから東海北陸自動車道の美濃インターチェンジまでは幅員十八メートルで計画されておりますし、テクノハイランドから寿苑を通り、東へ延びて、志津野の関西電力の変電所の入り口あたりまでは幅員十四メートルで計画されているという説明会が昨年の秋に行われましたが、そこから先の説明はありませんでした。今後、そこからさらに東にバイパスが延長されて、富加インターチェンジまで続くのか、それともそこからは現道を改良されるのか。また、バイパスはそこまでで、そこから東は計画されないのか。そして、昨年の秋に説明会が行われたテクノハイランドから関西電力の変電所入り口あたりまでの計画路線の進捗状況はどうなっているのか、お伺いいたします。

 次に三点目は、市道志津野八神線の舗装計画についてお伺いします。

 この道路は、しぐら坂トンネルの開通により、中池志津野線の道路が整備拡幅され、交通量が大幅に増加してまいりました。志津野八神線が特に危険な状態になってまいりまして、今までに、志津野八神線を再三にわたり早急に中池志津野線と同様に整備拡幅していただくよう一般質問でもお願いしてまいりましたが、市単独ではできないから、とりあえず危険なところは道路を広くして舗装をしていくという御答弁でございましたが、特に危険な坂のところやカーブのところがまだ約千メーターぐらい残っておりますし、舗装も非常に悪くなっておりまして、でこぼこの状態でございます。事故も時々起きております。早急にお願いしたいと思いますが、当局の計画をお伺いいたします。

 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 亀山建設部長、どうぞ。



  (建設部長 亀山 誠君登壇)



◎建設部長(亀山誠君) 御質問いただきました一、二、三についてお答えいたします。

 一の、ロジスティクス事業(道路一体型広域物流拠点事業)予定地内の未買収の土地についてでございますが、全国に先駆けて指定を受けました道路一体型広域物流拠点整備モデル事業は、関美開発がゴルフ場区域として計画しておりました九十ヘクタールのうち、取得済みの六十四・五ヘクタールについて、地域住民参加の富野西地区活性化推進協議会からも、乱開発防止の危惧から、関ロジスティクスの公共事業用地として取得要望が提出されまして、市では、これを受けて市及び土地開発公社で取得をいたしたところでございます。議員御指摘の未買収地がまだございますが、現在、県におきまして環境調査を実施中でありまして、環境に配慮した機能、効果について研究され、物流に関して精通した企業及び関係団体と魅力ある拠点づくりのため調整中の状況にあります。計画がまとまり、事業決定後、未買収用地の取得ができるものと考えております。

 また、要望書と同時に確認されております事業同意書には、十二自治会の会員、これには関係する土地所有者が含まれておりまして、事業着工と同時に協力していただけるものと考えております。しかし、議員御質問にありますように、地区住民以外の方の今回のような土地転売の情報等の対策といたしまして、地元組織の富野西地区活性化推進協議会と連絡を密にし、事業同意の協力依頼を進めたいと思っておりますので、御理解のほどお願いいたします。

 次に二の、県道富加美濃線のバイパス計画と進捗状況についてでございますが、一般県道富加美濃線は、富加町大平賀の県道関金山線交差点から美濃市松森の国道百五十六号交差点までの延長約七・二キロでございます。バイパス計画のうち、美濃市境から市道幹一−三四号線交差点までの−−−これは中濃広域前付近でございますが−−−五百メートルは現在工事を行っており、本年度じゅうには完成の計画と聞いております。

 また、同交差点から志津野地内の関西電力北部変電所入り口付近まで約一・五キロ区間の現道は、カーブが続き、幅員も狭く、大型車の通行もできない状況であります。この区間については、幅員十四メーターの計画で、昨年度より地元関係者への説明会を行い、本年度より、関係者の御理解をいただきながら用地買収を行う予定で、関市といたしましても、早期完成に努めてまいりたいと考えております。

 さて、議員御質問の計画区域外の約二・七キロの中間部につきましては、車道改良として幅員七メーターで完了しておりまして、現段階での二次改良は考えられておりません。今後、テクノハイランドの分譲と東海環状自動車道の東ルート開通に伴いまして、交通量の増加及び歩行者等に対する安全対策が必要な状況となれば、別途歩道設置等の事業を検討しなければならないと考えておりますので、御理解をお願いいたします。

 次に三の、市道志津野八神線の舗装計画についてでございますが、志津野八神線につきましては富野地区と市街地を結ぶ幹線道路で、塔ノ洞・志津野間二・六キロメートルは平成十年二月にしぐら坂トンネルが完成し供用を開始しておりますが、志津野・八神区間一・六キロメートル区間につきましては、現在、一車線の未改良区間でありまして、二車線の改良につきましては多大の費用を要しますので、とりあえず舗装及び局部改良を平成九年度より着手しておりまして、現在の総延長は五百五十メートルが施工済みでございます。本年度は、危険な箇所の約五百メートルを志津野・八神側で施工する予定でございまして、これが済みますと約五百五十メートルが未施工となります。今後この路線は、富野地区と市街地を結ぶ幹線道路ですので、早期完成を目指しますので、よろしく御理解をお願いいたします。



  (降  壇)



○議長(岡田洋一君) 四番 大野周司君。



◆四番(大野周司君) 再質問でございますが、要望を一点だけしておきます。ほかは大変前向きな御回答でございました。

 一点目の、ロジスティクス事業予定地の未買収の土地につきましては、現在こういう事態が起きておるというようなことでございますので、早急にこういった問題に対して検討・対応していただきたいと要望をいたしておきます。

 どうもありがとうございました。以上で終わります。



○議長(岡田洋一君) これにて、四番 大野周司君の一般質問を終わります。

 次に、二十五番 山田一枝君、どうぞ。

  (二十五番 山田一枝君登壇・拍手)



◆二十五番(山田一枝君) それでは、通告順序に従いまして質問をさせていただきますので、お願いいたします。

 まず一番最初に、介護保険の充実に関連してということで三つの点について通告をしておきました。

 介護保険が四月一日から始まりまして、私ども日本共産党関市議員団は、四月に入りましてから三日間にわたって、二つの特別養護老人ホーム、三つの老健施設、そしてヘルパーの派遣を一手に担ってまいりました社会福祉協議会などを訪問して責任者と懇談する、あるいは、この間、利用者の方々とできるだけ面談して対話をするなどしながら、今までの福祉の制度として利用されてきたサービス、そして介護保険後のサービスの違い、問題点など、また実態などについてつかむという努力をしてまいりました。その結果、ここに上げておりましたような、まだほかにもありますけれども、三点について、この介護保険制度の中で何としても実現していくことが必要だということを痛感したわけであります。

 低所得者の減免制度でありますけれども、御承知のように、介護保険制度では一割の自己負担が要ります。中には三%ということもあるわけですけれども、そういうことで、今までは、例えばヘルパーの派遣ですと全体の約七割の人たちが無料で受けてきたわけです。そんな中で自己負担があると。そしてしかも、低所得者で少ない年金で暮らしているお年寄り世帯、独居老人というような人たちは本当に暮らしが大変。その上にこの利用料の負担ということで、とても生活がしていけないということで、このサービスの回数や利用を減らさなければならないということがたくさん出てきておりました。したがって、私は、少なくとも市民税の非課税世帯、そして市民税の非課税本人などにつきましては利用料の減免をするべきだというふうに思いますし、そして、幾つかのサービスがありますけれども、一〇%、一割ではなくて、すべてを三%に引き下げることが必要だと思いますけれども、当面、関市の自治体として、まず保険料の一の段階、つまり定額の〇・五を払う人たち、老齢福祉年金受給者ですね。この人たちは、この間の委員会でも質問しましたけれども、関市では約百名おられるだろうと。そして、そのうち二十八名の方々が介護のサービスの認定を受けておられるということを聞きました。その人たちの、せめて利用料の減免をするべきだというふうに思うわけです。

 それから二つ目の、ショートステイの利用についての弾力的適用についてでありますけれども、これにつきましては、政府が大変厳しい利用制限を行いました。例えば要介護二の人ですと、今までですと一カ月に二週間のサービスが利用できた人たちが、介護保険では六カ月に二週間しか受けられないという制限があります。特例措置も出てまいりまして、認定による限度内でサービスを使い残した分については、このショートステイの利用にその分を適用できるということも考え出されておりますけれども、しかし大変厳しい利用制限があるわけで、市がつくっております介護保険実施後のサービスの状況で見ましても、短期入所サービスは約三割、多いところでは五割、六割利用が減っているという状況があります。施設の提供者のところへ行って聞いてみますと、これではとても営業的に大変困難だということも言っておられました。利用する方も、サービスを提供する方も、あわせて、これでは困るという状況があるわけです。ですから弾力的な適用に道を開くべきだということであります。



 それから、三つ目の特別養護老人ホームの建設でありますけれども、私どもが四月の段階で二つの特養ホームを訪ねてお聞きしたときには、二つとも、一カ所当たり四十名を超える希望者がありました。そして、日々それがふえているというお話でありました。そして五月に入って聞いてみますと、それは五十名を超えているということをお聞きいたしました。合わせて百名ということになるわけですけれども、もちろん重複で、こちらの施設にもこちらの施設にも入れないというんで、ともかく早く入りたいということで両方に申請をされているということもあるかもしれません。ですから、人数としてはもっと少ない数になるかもしれませんけれども、大変多くの人たちがこの特養施設へ入りたい、その待機者となっているわけであります。市の、私ども議員がもらいました関市老人保健福祉計画、関市介護保険事業計画、こういう分厚いものをいただきましたけれども、その中で、老人福祉施設、特別養護老人ホームですね。これは、平成十六年度の目標値は百四十六人として、現在の入所者は百十八人であるから、二十八人の増加見込みだというふうに書いてあります。けれども、今日の状況はそれをはるかに超えているわけです。そして、そういう状況があるから、平成十四年度までに一施設の整備を目標とするというふうに書いてあります。ですから、今のような状況では、とてもこんなことを言っていては間尺に合わないのではないかと。早急にこの計画を前倒しして、建設の準備にかかることが必要ではないかということです。これらの問題についてお答えをいただきたいと思います。

 次に二つ目の、ボランティアセンターの建設計画を明らかにされたいということでありますけれども、ことし二月にボランティア室移転をめぐっての相談を受けまして、ボランティア団体の皆さんと民生部長及び関係者との話し合いの場を持ちました際に、山ノ手ふれあいセンターで活動する人たちから、あの山ノ手ふれあいセンターを壊して道路の拡幅改良という計画に伴って、活動場所がなくなる心配が出され、新たな活動場所の確保を求められました。四十五団体、千八百名余の登録ボランティアの皆さんを初め、今後ますます活発化させなければならない各種ボランティアの育成や活動場所の提供、活動の調整、その他ボランティアの機能的活動促進の拠点とも言うべきセンターをつくって、活動しやすくするように応援していきたいと皆さんの前で約束をされました。私はこのときの進行役として、皆さんの前で、こういう内容についてまとめて確認し、その際には、つまりこのセンターができるときには、ボランティア室の狭隘さも、また旧庁舎での活動する人たちの新たな活動場所も一挙に解決するんだという認識を持ったわけです。したがって今回の通告となったわけですけれども、この通告を出すに当たって、民生部長から、特定の建物としてセンターをつくるということではないんだというふうの認識の違いを指摘されました。そこで私は改めて伺いたいわけでありますが、各種ボランティアの活動の拠点とも言うべきセンターの構想と、山ノ手ふれあいセンター解体に伴う、今使っておられる教育、あるいは福祉関係の活動の場所の確保について、どのように考えられているのか、確保しようとされているのか、その点について伺いたいのであります。



 次は三点目で、松風園の改築は市街地へ移転して行うべきではないかという問題です。

 関市の養護老人ホームは、昭和二十六年に春日神社の南の位置に開設がされたというふうに記憶しておりまして、昭和五十年に現在の場所に移転改築されました。現在の施設も既に二十五年が経過いたしまして、老朽化してきており、この計画、つまり今のここに書かれております計画でも、平成十六年目指して改築を進めるというふうにあります。そこで私は思い切って、その改築に当たっては市街地へ戻す、移転をして行ったらどうかということを提起するものであります。現在、町の中は、放置された空き地もありまして、高齢者の施設をすべて郊外へ持っていかなければならないという理由はないわけですし、むしろ、まちの中には、今、若い人たちが郊外へ新築されたりして出ていかれる方も多いわけでありまして、高齢者が大変多いわけであります。そういう人たちとも交流ができるような、また入所者の皆さんとも交われるような、そういう交流の場として、介護予防センターやデイサービス施設の複合施設として活用できるような、交流拠点にもなるような位置づけで考えてはどうかというふうに提案するものでありますがいかがでしょうか、見解を求めたいと思います。

 次は中濃病院の跡地利用についてであります。

 移転新築、オープンも間近になった中濃病院が、建物だけでなく、救急救命センターの新たな役割とともに、医療・治療の拠点として、何より市民の皆さんの信頼と安心感が得られる施設として発展することを心から願うものであります。そこでこの病院跡地利用についてでありますけれども、病院側の利用計画はどうなっているのか、つかんでおられると思いますが、伺いたいと思います。

 また、関市にはない療養型病床群病院として、または特養ホーム、あるいはケアハウスなど、必要な介護保健施設として利用されることが望ましいのではないかというふうに私は思うわけですけれども、そういう要望はされているのかどうか。市のこの跡地についての考え方、厚生連に対する申し入れ、その他のことについて伺っておきたいと思います。

 次は五番目の、委員会・審議会の公募の結果と、その後の措置及び会議の公開についてであります。

 五月一日付の広報に公募されました四つの審議会、運営協議会等の結果について質問をしたいわけでありまして、まず第一に、応募者数がどれだけあって、どのような基準で選考され、その結果がどう通知されたかということについて伺いたいと思います。また、二つ目として、それぞれの委員会の今後の会議の計画と、その公開についてはどうするのかという点。さらに三点目として、公募方式を他の委員会にも順次拡大していく計画はあるかどうか。この三つの質問についてのお答えを求めるものであります。

 次に六番目で、市及び関連施設で働く定年後の嘱託職員の公募化を求めるというものであります。



 過日、私のもとへ市民の方から手紙が参りました。いろいろありまして、今日、日本は経済状況が非常に厳しい中にあり、そのため、我々定年過ぎた者には再就職など非常に厳しいものがあり、なかなか再就職などできないのが現状です。しかし、市役所等の職員は定年後であっても、希望すればまず優先的に市役所関連施設へ天下りできる受け皿があるように聞きます。私は、こうした制度こそ本当に不公平ではないかと思います。先般も、中津川市だったと思いますが、こうした天下り先にも民間からの公募をすると新聞で見ましたが、この関市でも積極的に行政改革を行って、広く民間からも起用できるようにという内容の手紙であります。

 私が調べてみましたところによりますと、ちょっと中津川市ではこういうことはやっておられませんでしたが、他の自治体で確かにこういう制度をことし取り入れて公募をされました。そのやり方は、市の職員の方も、定年後の方が望むならば、もちろん市民の方と一緒に公募に応募するというやり方だそうであります。今とりわけ、幹部職員や校長先生が、定年後三年、あるいは五年、市の各出先機関や施設等の嘱託職員として勤めておられることは皆さんも御承知のとおりでありまして、専門的知識や経験も考慮しての効果的配置という考え方もあってのことだとは思いますけれども、今の読み上げました手紙にありますように、解雇・リストラによる失業者が今戦後最悪という状況の中にあって、そんな中でも一層高齢者の再就職が難しいというのも周知の事実であります。特定の立場の人のみが優遇されることは極めて不公平と思われるのは当然だと思います。という点で、この関市もそういう公募化に道を開いていくことが必要なのではないかということを要求するものですが、その点についての考え方を伺いたいと思います。

 最後に七番目は、分煙の効果的措置を講ずるべきではないかということであります。

 たばこの問題ですけれども、厚生省の調査では、今日、三千三百万人余が喫煙をし、そのうち千八百万人余が依存症にかかっているということだそうであります。そして、そのうちの約六割の人が、やめたい、本数を減らしたいというふうの願望を持っているそうです。こういう人たちはぜひ頑張ってやめていただきたいわけでありますけれども、今、若年層に習慣化した人で依存症割合が高くなっていることを考えますと、禁煙教育も本当に大切です。こういう教育の徹底とあわせて、分煙の問題、そして自動販売機の公的施設からの撤去も求めて、過去二回質問で取り上げてまいりました。今日、分煙はある程度進み、所構わず喫煙するということはなくなっていますけれども、この分煙の効果的措置について提起するものであります。

 庁舎でありますと、通路やロビーに分散して置かれております灰皿、これを撤去すること。そして喫煙する場所は一定の場所と定めて、それ以外の場所での喫煙を許さないという積極的措置をまずとることであります。これを老若男女が出入りする公的機関すべてで行っていただきたいということが一点目であります。

 そして二つ目として、今、定めた喫煙場所に空気を浄化する設備はありません。したがって、煙は周りへ分散していく。付近を通るだけで受動喫煙になるわけであります。これを吸引する分煙システムが開発されて一定の効果もあるとして、今日、全国の自治体や関連施設で広く利用されていることを知りました。県下でも、県庁を初め、各務原市や瑞浪市、また可児市などでこの機械の導入がされています。ぜひ関市でも研究していただいて、市庁舎、関連施設の空気が少しでもきれいになるような手だてを講じていただきたいということを求めるものであります。



 たばこの煙というのは、ダイオキシンなど四千種類以上の化学物質が含まれて、うち発がん性が確認されているものだけでも二百種類以上と言われているそうです。怖いですね。アメリカの国立がん研究所は、周囲の人が吸うたばこの煙で、つまり受動喫煙で年間六万人以上の人が心臓病で死亡していると発表しています。たばこ会社は、この責任を訴えられて、二十兆円でしたか、四十兆円でしたか、つまり莫大な額のお金を出すということを決めたと報道されていました。喫煙者は好きで喫煙をして、命を縮めることも自由かもしれませんけれども、非喫煙者にいい空気を確保するという手だてにもぜひ協力すべきではないでしょうか。そういう点で、ぜひ効果的な措置を考えていただきたい、講じていただきたい。そのことを最後に求めて、壇上からの質問を終わります。

  (拍手・降壇)



○議長(岡田洋一君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 下條民生福祉部長、どうぞ。

  (民生福祉部長 下條正義君登壇)



◎民生福祉部長(下條正義君) 私からは、一の介護保険の充実に関連しての御質問からお答えいたします。

 まず、今回の介護保険制度の導入実施につきましては、準備の段階から、議会を初め、介護保険事業策定委員の皆さん、また関係者、市民の皆様方の御理解と御指導によりまして、関市におきましては大きな混乱もなくスタートをさせていただきました。心からお礼を申し上げます。

 さて、1の低所得者の減免制度についてお答えします。

 低所得者の減免制度につきましては、保険料の賦課徴収に係る分とサービス利用料の負担に係る分がございますが、保険料につきましては、その負担能力に応じまして負担を求めるという観点から、所得段階別に五段階の設定で負担をいただく仕組みでございます。また、関市の条例によりまして、災害、心身の障害、あるいは収入の減少などの理由による減免の規定をしているところでございます。まだ実際にはこれからでございます。

 御質問のサービス利用料の減免につきましては、制度上のものとして、施設入所者の食事の標準負担の減免、特別養護老人ホームの旧措置者に係る利用者負担の減免及び食費の標準負担の減免、さらには訪問介護利用者のうち低所得利用者に対する利用料減免措置、また障害者訪問介護利用者のうち低所得者に対する利用料減免措置、また社会福祉法人による低所得者に対する減免措置、この大枠五つがございます。御指摘の住民税非課税者へのサービス利用料の減免措置ということでございますけど、これは、今申し上げましたように、減免制度が制度上あるわけでございます。しかし、主に制度移行時に低負担でサービスを利用していた方への措置で、これらはいわゆる激変緩和措置でございます。新制度の新たなサービス利用者で低所得者につきましては、そうした適用はございません。この低所得者の対応につきましては、お説は十分理解いたしておりますが、常々申し上げてまいりましたが、介護保険という社会保障制度の中で、個々の市町村独自の対応というより、制度全体の対策として、同レベルの低所得者がひとしくその恩恵を享受するべきであるというふうに基本的に考えております。今後も、市長会などを通じまして、機会をとらえまして、国、県などへの要望をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思いますし、常にその適用に当たっては、被保険者の立場に立った減免制度の運用に心がけていきたいと思いますので、御理解をお願いいたしたいと思います。



 次に二の、ショートステイの利用についての弾力的適用をということでございますけど、訪問・通所系サービスのショートステイの利用限度日数の振りかえにつきましては、お話がございましたように激変緩和措置として打ち出されました。これにつきましては、法定のショートステイ利用日数では在宅介護の継続が困難な方に対しまして、デイサービス、ホームヘルパー、あるいは訪問入浴、訪問介護などのいわゆる訪問・通所系のサービスの利用限度のうちの当月に利用しなかった分をショートステイ利用日数に振りかえるという特別措置でございます。その実施につきましては市町村の判断によるということでございますので、これを受けまして、関市におきましては、既に実施の通知を介護支援事業者に行ったところでございます。現在、その対象者は三十三人の方で振りかえの意向を確認しておりますが、この方たちは、本来の法定利用日数を消化された後に実費による利用を開始しまして、その後に償還払いを受けるということになるわけでございますが、この措置による対象者は、痴呆症などによる同居家族の介護が困難な場合や、同居家族が高齢とか疾病のため十分な介護ができないという場合に限定されておりますし、法定利用限度日数を含めまして月二週を限度とされておりまして、議員御指摘のように一定の制約がございます。関市におきましては、現在、独自による利用枠の拡大などの特別措置は考えておりませんが、個々の利用対象者についての適否とか利用意向、あるいは利用の状況などを十分精査させていただきまして、被保険者の立場に立った適切な運用を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。

 また、この振りかえ制度につきましては、先ほども申し上げましたように償還払いの取り扱いが基本とされておりますが、対象者の利便性を考慮しまして、受領委任方式を取り入れまして、関市と事業者の個別の契約によりまして、事業者が利用者から九割に係る償還金の受領委任を受けまして、その一割分のみの利用料の支払いを受け取ることで、実質的な現物支給という制度に持っていくことを今検討いたしているところでございます。

 こうした措置のほか、関市独自の施策としまして、介護者の疾病、あるいは出産、冠婚葬祭など、緊急時のショートステイ事業を年三日、介護保険制度とは別枠で御利用いただけるように制度化をしているところでございます。今後も、高齢化社会が進行していきます中で、介護保険制度が高齢者の安心した生活を支え、安定的に定着していくよう努力してまいりたいと思いますので、御理解と御指導をお願いいたします。

 次に3の特養の建設計画についてでございますが、関市に既存します民間の特別養護老人ホームの高齢者向け総ベッド数は、現在百床でございます。うち関市の住民の方が八十八名入所されておりまして、逆に関市の住民で他の市町村の特養に入所されている方は三十三名でございます。特別養護老人ホームのいわゆる待機者と言われる申込者の状況は、先ほどお話がございましたように、介護保険制度実施前では十数名で推移しておりましたが、五月末の市内二施設の合計で百十二名の入所申し込みの報告を受けております。ただし、お話もございましたように、双方への重複申し込み、あるいは老人保健施設に入所中の方、あるいは医療機関に入院中の方などを差し引きますと、約三分の一の四十名程度の方が在宅で待機という状況になっております。このように申込者が倍数化しましたのは、今までの措置の時点とは異なりまして、権利としての意識が強まりまして、増加傾向にあるものと思っておりますが、まだ介護保険制度が実施されましたばかりでございますので、さらに履行意向など精査しながら、また在宅福祉重視の観点からも、そうした考え方も踏まえまして、対応方針を求めてまいりたいというふうに考えております。



 御提言の待機解消に向けた特養の早期整備につきましては、これは大きな事業費が伴いますので、国・県の補助を導入しましての整備が不可欠と思います。また、現存する施設での増床も選択肢になろうかと思っておりますが、いずれにいたしましても、岐阜県老人保健福祉計画と関市老人福祉計画にその位置づけのあることが必要になります。県内五圏域ごとに目標量と定数から整備計画が定められていくことになりますので、そうした県下の状況を見きわめながら対応になると思いますが、ちなみに、県におきましては、平成十三年度までは整備水準の低い圏域と現在協議中でありまして、関市は平成十四年度に介護保険事業計画に基づきまして不足数を申し出ているところでございます。今後も、県、地域福祉事務との連絡を密にしまして、需要に見合う施設整備を目指してまいりたいと思いますので、御理解をお願いいたしたいと思います。

 次に二のボランティアセンターの御質問でございますけど、最初に、ボランティアの皆様方の日ごろの御活躍に心から敬意を表させていただきたいと思います。

 そこでお尋ねの、ボランティアセンターにつきましては、御案内のようにわかくさ・プラザ総合福祉会館内の社会福祉協議会にありまして、ボランティア研修室などを配置しまして、社会福祉会館全体をボランティアセンター、また活動拠点として、社会福祉協議会活動と一体となってさまざまな活動が展開されております。現在、関ボランティアセンター登録グループは、これもお話がございましたんですが四十五のグループが登録されておりまして、そのうち関ボランティア連絡加盟グループは十七グループという報告を受けております。ボランティアセンター登録グループの主な活動内容は、福祉施設などとの交流とか慰問、労力奉仕、チャリティー活動、あるいは行政関係文書や施行法あるいは文学書などの朗読とか点訳・音訳活動などの福祉分野の活動を中心にするグループ、また市民の健康づくりのための啓蒙指導、あるいはメディアなどの技術奉仕、あるいはまた防災活動やCPR普及活動などのさまざまな活動を広範に行っていただいております。さらに、ボランティアセンターには登録されていませんが、ボランティア組織はこのほかにも、スポーツの分野、あるいは自然環境、教育の分野から国際社会に向けたボランティア活動などさまざまでございまして、今後もこうしたボランティアグループはふえていき、活動の範囲も一層拡大していくものと思っております。

 現在、箱物的なボランティアセンターの建設計画はございませんが、センター機能のあり方などにつきましては、ボランティアリーダーの意見や、あるいは社会福祉協議会の活動をバックアップする中で検討していかなければならない課題であると考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。

 最後に三の、養護老人ホーム松風園は、家庭環境や経済的理由のある高齢者の生活支援施設として、お話がございましたように昭和二十六年に開設しまして、そして昭和五十年に現在地に、静かな環境を求めて移転新築されておりますが、以来二十五年経過しております。老朽化が進む中で、この間、幾たびかの改修を経まして今日に至っているわけでございます。最近の入所者は、定員五十人のところ四十数名で推移しております。御承知のように、このたび策定しました老人保健福祉計画、介護保険事業計画で、建てかえ目標年を平成十六年といたしております。建てかえに当たりましては、お話の市街地へ移転という御提言も踏まえまして、入所者の生活空間とか、あるいは個室化、あるいは利便性など、こうしたことと、いわゆるノーマライゼーションの理念のもとに検討、具現化していくことになると思いますので、御理解をお願いいたします。



 以上で私からの御答弁を終わらせていただきます。

  (降  壇)



○議長(岡田洋一君) 次に武藤総務部長、どうぞ。

  (総務部長 武藤政和君登壇)



◎総務部長(武藤政和君) では、私からは四から七までについてお答えをさせていただきます。

 最初に四の中濃病院の跡地利用についてでございますが、平成十年十一月に、厚生連から市に対しまして跡地利用をしてほしいとの要請がございました。その後、市といたしましては、関係部署との打ち合わせ、あるいは市のプロジェクト推進本部会議において種々検討をさせていただきました。現中濃病院は増築が重ねられておりまして、非常に複雑な構造をしており、簡単には公共施設として使えない点もございます。したがいまして、中濃病院といたしましては十一年一月末まで返答いただきたいという要請でございましたので、平成十一年一月二十九日付で、市といたしましては利用計画がないため、御意向に沿うことができない旨御回答をさせていただきました。したがいまして、今後、購入検討するような場合がありましたならば、市といたしまして利用計画を明確にしなければならない、そして検討していかなければならないと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。

 次に五の、委員会・審議会の公募の結果と、その後の措置及び会議の公開についてお答えをさせていただきます。

 各種委員会や審議会の委員の公募につきましては、意欲と関心をお持ちの市民の皆さんの意見を取り入れていくために、五月一日号の広報「せき」で公募いたしましたところ、環境審議会委員については公募枠四名に対して十二名の応募、都市計画審議会委員には公募枠二名に対して五名の応募、生涯学習推進協議会委員には公募枠四名に対して二名の応募があり、合わせて十九名の方の応募をいただきました。ただし、少年自然の家運営委員会委員は、公募枠一名でございましたが、応募はございませんでした。公募委員の選考につきましては、公募委員選考委員会を開催いたしまして、応募の動機やそれぞれの課題レポートについて厳正なる書類審査を行いました。すばらしいレポートばかりでございまして、その中で公平に審査をいたしました。選考の結果、環境審議会は四名、都市計画審議会は二名、生涯学習推進協議会は一名の、計七名を選考させていただき、御本人に通知を差し上げお願いをしているところでございます。公募制の導入にふさわしいそのほかの審議会につきましても、今回導入した審議会等の成果を見ながら、今後検討していきたいと考えております。

 また、会議の公開につきましては、今年度設置しました職員による審議会委員会検討委員会の中で、審議会等の担当課からの調査結果をもとに導入の可否について検討をしているところでございます。個人情報や適正な行政執行に支障が生ずるおそれがあるもの、あるいは市民生活の安全と秩序の維持に支障が生ずるおそれがあるものなどに配慮しながら、公開に向けての検討をしてまいりたいと考えております。



 次に六の、市の関連施設で働く定年後の嘱託職員の公募化を求めるについてお答えをいたします。

 嘱託職員の採用につきましては、公務員の教職員等の退職者、臨時職員登録申請書が提出されている中から選考して採用していますが、前職で培った能力や経験、専門性を生かして、さまざまな職場で活躍していただいているところでございます。民間企業等の退職者の皆さんに少しでも雇用機会を提供することは、高齢者の生活の安定を図る上で必要なことであり、昨年度、そうした観点から、公共施設振興事業団で嘱託職員の公募を導入したところでございます。幅広く有能な人材の確保を図るためにも、今後可能な職種について、公募の導入について検討してまいりたいと考えております。

 一方、地方公務員の再任用制度が平成十三年度から制度化されることとなっておりますが、これは高齢者の能力の活用と年金受給年齢の六十五歳への段階的引き上げに伴う退職公務員の生活の安定を図るための制度でございまして、こうした新たな環境の中で、嘱託職員の採用と再任用制度との併用を図る必要がございます。こうした状況も踏まえ、公募による民間退職者の採用についても可能な範囲で努めてまいりたいと考えております。

 次に、七の分煙効果の件でございます。

 喫煙につきましては、市庁舎、わかくさ・プラザ等におきましては、喫煙されない方へ配慮するよう喫煙コーナーの指定、プレートによる周知などを行っております。特に市庁舎におきましては、庁舎使用の手引に、職員の庁舎内での喫煙はリフレッシュルーム及び職員休憩室で行うこととし、また会議室での喫煙は行わないことといたしております。しかしながら、喫煙につきましては、個人の趣味嗜好品でもあることから、即座に禁煙とはいかないものの、嫌煙者に対し配慮するため、喫煙箇所を減らすなど、今後検討してまいりたいと思います。

 また、総合体育館、総合福祉会館にはそれぞれ一台ずつの空気清浄機を設置しておりますが、今後、空気清浄機の設置に伴うスペースの確保や、分煙効果についてもあわせて検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、答弁とさせていただきます。

  (降  壇)



○議長(岡田洋一君) 二十五番 山田一枝君。



◆二十五番(山田一枝君) いろいろと御答弁いただきましたが、特に要望を中心としてこれからしていきたいと思います。

 まず第一に、低所得者の減免制度についてでありますけれども、これは政府の介護保険制度の範囲内ということで関市はやっていて、そこから一歩も出ようとしていないという状況だというふうに思います。今、六カ月、九月までは六十五歳以上の方々の保険料は免除されているわけでありまして、十月からはいよいよ定額料金の半額が徴収されるということになります。今、無料の間であっても必要なサービスが受けられない、削減しなくてはならない。そういう状況があるわけですから、まして、自分で保険料も払い、なおまた利用料も払うということになれば、そういうことが現実に出てくるという可能性が一層あるというふうに私は思います。そこで、提起しましたように、せめて老齢福祉年金の受給者だけについては免除するように、利用料を免除して必要な利用が受けられるように、そういうふうにしていただきたいということを再度要求するものであります。

 それからショートステイの利用についてですけれども、随分といろいろと努力をしていただいて、事業者側と話し合って、償還払いでなくて現物給付というような措置も講じていただいているわけですけれども、その間の運用の中で、市独自の弾力的適用を講じなくてもやっていけるのかどうか、そこら辺のことについては、今まで、つまり四、五、六月と利用がされてきた状況の中でそういうことがなかったのかどうか。なければ、それは今の範囲でいいわけですけれども、そこら辺のことはどうなんでしょうか、お聞きしたいと思います。



 それから特養ホームの建設につきましては、特に財源措置という点で、国・県の補助も必要だということがあるからこそ、早く名乗りを上げるということが必要なのではないかというふうに思うんです。今のような利用したいという状況を見たときに、それを少しでも早めていくと、そういう手だてをとることは当然のことだと思います。そういう点で、ぜひそういう努力をしていただくことを求めるものです。

 それからボランティアセンターの建設計画、そういうものはないんだということですが、特にボランティアの活動をしておられる方々の活動場所がなくなるというようなことについては、ぜひとも心配ないような対応を特に求めておきたいと思います。

 それから松風園の改築については、市街地への移転も視野に入れながら検討していくということでした。ぜひ、そういうことも積極的に検討し、まちづくりということもあわせて考えていただくよう、このことについても要望しておきたいと思います。

 中濃病院の跡地利用については、市で何か計画がありますかということについての答えはこういうふうにしたという、そういう答弁でありました。中濃病院側が独自にあの施設を利用する、あるいは建物を新たに建て直すなどをして、私が先ほど申しましたような、例えば療養型病床群病院やケアハウス、または特養ホームというようなものとして、あそこで活用していってほしいという要求をしていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、そこら辺についてはどのように考えておられますか、もう一度お答えをいただきたいと思います。

 五番目の公募の問題ですけれども、各種委員会、審議会のそれぞれに結果が出て通知がされました。この公募によって多様な皆さんの意見が反映されて、市民参加の効果が発揮されることを期待するものでありますけれども、他委員会・審議会の公募の拡大、そのことも検討するとおっしゃいました。会議の公開も行っていただいて、広報などで周知して、関心を持つ市民が気軽にこの委員会、審議会、その他のものが傍聴できるような、そういう道も開いていただきたいというふうに思うわけですけれども、そのあたりの考え方はいかがでしょうか伺いたいと思います。

 六番目の公募化については、いろんなことを考えながら検討していっていただくわけでありまして、ぜひ、今のような状況にそういう市民の声が反映されて、市職員や特定の人だけが優遇されるというようなことは、そういう不公平感というものが何とか少しでも解消できるように措置をとっていっていただくよう求めておきます。

 それから分煙の効果的措置の点では、言われましたけれども、ぜひ、あちこちに灰皿を置くということをやめていただきたい。まずそのことをしていただきたいというふうに思います。

 そして、今、関市ではISO一四〇〇一の取得もされて、環境問題に力を入れておられるわけですから、その中に、この空気をきれいにするということからも、その計画の中にもこれを入れて、そして取り組んでいただきたいと思うんです。私はあちこちで調べてみましたけれども、今、いろいろな県下各地、各自治体、全国的な自治体の中で取り入られております分煙システムが、絶対的な効果があるというふうには私も思いません。けれども、そういうことで、大変効果も上げておるということでたくさん利用されておりますし、利用されている自治体であちこち聞いてみますと、これは機械そのものを買うことも、リースとして借りて利用する、何か六年借り続けると六年目からはその設備そのものが自分のものになるというのか、そういうふうになっているそうでありますけれども、関市は四億からのたばこ税が入ってきております。その中の一部を使ってでも、十分こういう措置をする必要があると思いますし、当然やるべきだというふうに思います。積極的に進めていただきたい。そのことを要求しておきたいと思います。





○議長(岡田洋一君) 下條民生福祉部長。



◎民生福祉部長(下條正義君) ショートステイの再質問にお答えさせていただきます。

 確かにおっしゃるように、今回の制度の中で、ショートステイに対する決まりというのは、若干私も厳しい部分があると思いますけど、ただ、この制度のねらいが、従来の施設依存から在宅福祉へと、こういう制度のねらいがあるところにそうした若干厳しい制度を担っているんではないかと思います。ただし、まだ制度は始まったばかりでございますので、若干、予想外の動きも生じておりますが、もう少し定着した中で、制度の創立者の国においても、もともとが実施をしながら検討していくという方針がございますし、私どもも実際の状況を把握しながら、改善すべきところは改善の必要があるというふうに考えておりますので、もう少し状況を見ていく必要があると思っています。

 その他の御質問につきましては、御要望として受けとめさせていただきます。以上でございます。



○議長(岡田洋一君) 武藤総務部長。



◎総務部長(武藤政和君) 四の中濃病院の件でございますが、議員のお考えを承っておくということでお願いをしたいと思います。

 五の審議会の公開等の考え方は、先ほど御答弁をさせていただきましたように、個人情報や適正な行政執行に支障が生ずるおそれがあるものとか、あるいは市民生活の安全と秩序の維持に支障が生ずるおそれがあるものなどは、そういうものは公開することが非常に難しいだろうと判断いたしておりまして、したがって、そのような支障がないものは、公開に向けての検討をしていきたいと考えております。

 七の関係でございますが、灰皿をあちこち置くことはやめようということにつきましては、ごもっともでございますので、市庁舎使用規定等に基づいて指導してまいりたい。

 また、ISOに具体的に云々につきましては、これも今後担当課ともいろいろと検討・研究を進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。



○議長(岡田洋一君) これにて、二十五番 山田一枝君の一般質問を終わります。

 この際、暫時休憩をしたいと思いますが、御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、暫時休憩をいたします。なお、本会議は午後一時から再開いたします。

  午前十一時四十八分 休憩

  午後 一時 〇〇分 再開



○副議長(三ツ岩征夫君) 議長を交代いたしましたので、よろしくお願いいたします。



 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 八番 山田美代子君、どうぞ。

  (八番 山田美代子君登壇・拍手)



◆八番(山田美代子君) 議長さんのお許しをいただきましたので、壇上より質問をさせていただきます。

 最初に、学習指導要領の改訂につきまして三項目を質問させていただきます。二〇〇二年から実施される新しい学習指導要領により、学校はどのように変わっていくのか、子供たちはどのような教育環境の中で学校生活と余暇活動を行っていくのか、改訂に対する学校の体制は十分とられているのか、お伺いをしたいと思います。

 まず、保護者への周知についてであります。

 二十一世紀にゆとりの中で生きる力を育てることを目指した教育改革として、学校指導要領が改訂されました。これにより、小・中学校では、二〇〇二年より総合的な学習の時間が本格的に導入され、学校は教える場所から学ぶ場所へと変わっていく方向を示すと言われております。また、学校週五日制が完全実施となり、土曜日と日曜日に家庭や地域社会で、子供たちが生活体験や自然体験、社会体験などさまざまな活動や体験を促しております。一方、新設される総合的な学習の問題や、学校五日制により教科の年間授業時間が減少されたり、各教科の授業項目の削減や、小学校から中学校への移行や統合なども検討されており、学力の低下を指摘する声も少なくありません。また、最近では、少年による犯罪が多発しております。こんな中、ゆとりの中で一人ひとりの子供たちに生きる力を育成することをねらいとしたこの新学習指導要領が、塾通いを増加させることなく、地域や家庭の中で今以上の生活体験ができることが必要であると思います。そこで、今回の改訂を保護者に対してどのように周知されているのかお伺いをしたいと思います。

 次に、改訂により土曜日の子供たちの生活がどのように変わるのかについてお伺いしたいと思います。

 平成四年九月から第二・第四土曜日が休みとなりました。当時は、この土曜日を地域の中で体験活動を行えるように、家庭と学校、地域の連携で子供を育てることを目指してスタートいたしました。しかし、子供たちが活動するための条件整備は十分ではなく、スポーツ少年団活動など活発化したものもありますが、所期の目的とは少々かけ離れて、地域の中での活動が長続きしていないのも実情であると思います。

 二〇〇二年からは完全学校週五日制となります。今見直されている地域の中での活動ができるのか。また、学習時間の削減から学力が低下するのではないかとの議論もある中で、塾通いなどがふえ、子供たちのゆとりを目的にした制度が、かえってゆとりをなくすようなことにならないために、学校や家庭はもとより、PTAや子ども会、スポーツ少年団に対して、学校休校日はどうあるべきかということについて、どのような見解を示されていくのかを伺いたいと思います。

 また、あわせて、子供たちに対して、休校日の過ごし方についてどのように指導されているのかお伺いしたいと思います。

 三点目といたしまして、教育現場の体制についてお伺いをいたします。

 子供たちがみずから課題を見つけ研究することを目指す総合的な学習の時間は、今までの教科の枠を超えた教科と言えるものであり、子供たち一人ひとりが持っている、みずから考える力をうまく育てていくためには、先生方が今以上の研究をする機会を持つことが欠かせないのではないでしょうか。子供たちにゆとりを持たせるには、教師もゆとりを持つ必要があると思います。そのためにも、現在の四十人学級の見直し、わかあゆプランの対象児童数の引き下げと対象学年の引き上げなどがゆとりある学級運営につながり、クラスの子供たちすべてに十分目が行き届くことが、子供たち一人ひとりが持つ個性を十分発揮させることになると思います。そこで、十一年九月議会でも質問いたしました四十人学級の見直し、わかあゆプランの対象児童数の引き下げと対象学年の引き上げについて、市のお考えをお伺いいたします。



 次に、避難所と防災備蓄倉庫の見直しについてお伺いをいたしたいと思います。

 皆様も御承知のように、三月三十一日に北海道の有珠山が二十二年七カ月ぶりに噴火をいたしました。伊達市と虻田町、それに壮瞥町などの一部の住民の方々は、避難所での生活を余儀なくされました。「災害は忘れたころにやってくる」ということわざがありますが、いつ何どき災害がやってくるかわかりません。関市におきましても、指定避難所は十七の小・中学校となっていますが、学校が初期の段階における防災拠点として機能するため、食料や救助資材などを備蓄するとともに、自治会などの地域組織と日常的な連携を強化するために、指定避難所であるすべての小・中学校に防災備蓄倉庫を設置し、災害発生直後から機能を発揮できる避難所の確立が必要であると思います。そこで、指定避難所の小・中学校に防災備蓄倉庫を備えてはどうか、市としてのお考えをお伺いいたします。

 最後に、交通専任指導員による交通安全施策についてお伺いをしたいと思います。

 朝の八時前後、高校生が通学する時間帯や下校時などに自動車を運転していて、交通マナーの低下が目につくことが多くあります。平成十一年中の市内の人身事故件数は五百五十件、負傷者は七百五十四人と、いずれも大幅に増加していると聞いております。そんな中、関市においても、交通事故防止と交通マナーを身につけてもらうため交通安全教室を実施しておられますが、交通指導員さんの勤務体制が週三回となっているため、昨年度も百件ほどの要望に対し六十五回の実施にとどまり、要望にこたえることができないのも現状だと聞いております。自転車のきちんとした乗り方や交通マナーは、子供たちの命の守り方を教えることでもあり、繰り返し繰り返し定期的に交通安全教室を実施することが必要ではないかと思います。

 また、年代別死者数では、高齢者が八人中五人で、半数以上を占めております。高齢者の方々の指導につきましても、老人会の行事に参加するなどして指導することにより、交通事故の防止につながるのではないでしょうか。

 そこで、交通事故の防止と交通マナーの向上を目的に、専任交通指導員の勤務体制を常勤とし、交通安全教室の充実について、市のお考えをお伺いしたいと思います。

 以上をもちまして壇上からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 船戸教育長、どうぞ。

  (教育長 船戸政一君登壇)





◎教育長(船戸政一君) それでは、一の学習指導要領の改訂についてお答えをいたします。

 御承知のとおり、新しい学習指導要領は二〇〇二年度から実施される完全学校週五日制のもとで、ゆとりの中で児童・生徒に生きる力を育成することを基本的なねらいとしているものでございます。

 そこで御質問の、新しい指導要領の保護者への周知は十分かということについてでございますが、新しい指導要領で学校はこう変わりますという文部省発行の資料や、新聞の特集記事などを利用いたしまして、PTA総会や学年懇談会などで説明いたし、また学校だよりなど、よりわかりやすい印刷物を配布いたしまして、保護者の方々の理解を図っているところでございます。

 また、休業日となった土曜日の子供たちの生活についてでありますが、御指摘のような過度な塾通いや青少年非行が増加するようなことであってはならないことでありまして、子供たち自身が、自分の趣味や特性を生かし、課題を見つけ、さまざまな活動や社会体験を通して、みずから課題を解決していくという自己学習力や生活力を身につけることが最も大切なことであると考えております。

 また、学校体制についてでありますが、現在、各学校では、二年後に迫った新しい学習指導要領の実施に向けて、その試行期間に入っております。授業日が減ることによって子供たちの学力が低下しないよう、道徳や各教科における基礎的・基本的な内容の確実な定着を目指し、指導法の工夫や改善に努めているところでございます。特に総合的な学習の時間や野外学習の時間には、自然に親しむ活動のすばらしさや、また関市の施設に出向き、その活用の仕方や社会のルール、あるいはボランティア等を体験させているところでございます。小・中学校に「わかくさ・プラザ」・関巡回バスの乗車補助券を発行し、その支援をいたしているのもそのためでございます。さらに、地域の教育資源の開発や、あるいは学校支援ボランティアの充実を一層図ることが必要であろうと考えております。いずれにいたしましても、御指摘のとおり、まだまだ周知されておりません。課題も多々ございます。今後、さらに理解を深めるよう努めてまいりたいと思っております。

 次に、わかあゆプランや四十人学級の見直しについての御質問でございますが、御承知のとおり、本来、義務教育諸学校の教職員配置は国や県の事業によるものでございます。本年度は、市独自のわかあゆプランによる九名の講師以外に、国や県から三十名の加配教員を受けております。また、四十人学級については、去る五月二十五日、文部省助成局から、今までどおり四十人学級を生活集団と位置づける。その上で、今後五カ年計画で、小学校では国語・算数・理科、中学校では英語・数学・理科を学習集団として、加配教員の配置によって二十人学級を実施し、教員一人当たりの児童・生徒数を欧米並みにし、基礎学力の向上と個性化重視の教育を図りたいという御説明がございました。教育委員会といたしましては、こうした計画が実現するように、関係機関を通して強く要望していきたいと考えております。そうした過程でわかあゆプランの見直しも検討することになると考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に武藤総務部長、どうぞ。

  (総務部長 武藤政和君登壇)



◎総務部長(武藤政和君) では私からは、二と三についてお答えをいたします。



 まず二の避難所と防災備蓄倉庫の見直しについてでございますが、現在、この指定避難所は、議員御指摘のとおり、小・中学校すべてのところを指定いたしております。また、防災備蓄倉庫は現在二十七カ所ございまして、この設置場所は、公民センターや集会場に十カ所、公共施設に九カ所、あるいは公園に五カ所、小学校に二カ所、中学校に一カ所となっております。この防災備蓄倉庫は昭和六十一年度から毎年設置をしてまいりました。したがいまして、今後とも、小・中学校に計画的に設置をしていく予定でございますので、よろしくお願いをいたします。

 次に三の、交通専任指導員による交通安全施策につきましてお答えをさせていただきます。

 現在、交通専任指導員は二名でございまして、月、水、金が出勤日となっております。一年間の出勤日は百三十日程度となっております。交通安全教室は平成九年度から開催いたしておりまして、九年度が五十二回、十年度が五十八回、十一年度が六十五回と年々増加をしております。最近では教室の希望が多くなってきておりまして、その御希望の日に御期待に沿えないようなことも現実にございます。

 交通専任指導員の仕事は、保育園、幼稚園、小・中学校の交通安全教室や四季における交通安全運動、あるいは警察とタイアップして交通安全運動の行事などを行っております。また、保育園、幼稚園への年四回の「交通安全だより」の発行なども行っております。昨今、交通弱者の交通事故が増加しており、関市の交通安全推進目標でも、高齢者の交通事故防止を掲げております。関市内の交通死亡事故は、議員も御指摘にありましたように、十年度は死亡者十人のうち六人が、十一年度は八人のうち五人が高齢者という状況でございます。このような状況を改善するために、昨年とことしの二年間、富野地区を高齢者交通安全モデル地区と指定いたしまして、昨年はモデル地区の推進大会、交通安全夜間体験学習、交通安全指導世帯訪問などを行いまして、また今年度は富野地区高齢者交通安全大学を開校し、交通安全の推進を図る計画で取り組んでおります。

 このように、幼児や高齢者、いわゆる交通弱者に対する交通安全教室をより多く行い、交通専任指導員の勤務日数等も検討しながら、今後、より一層充実した交通安全対策を推進してまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 以上、答弁といたします。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 八番 山田美代子君。



◆八番(山田美代子君) 各項目についてお答えいただきまして、まことにありがとうございました。

 最初に学習指導要領の改訂につきましてでございますが、お答えのように、保護者への周知をしていただき、土曜日の子供たちの生活につきましても、塾通いの増になるのではなく、ゆとりの中で生きる力を生み出せるような力を育てていただき、二日間のうち一日はゆとりを持たせた生活に、もう一日は、小さいときからボランティア活動など社会体験ができるような指導を要望いたします。また、本来の目的であります地域の中で体験活動を行えるように、家庭と学校、地域の連携で子供を育てることを目指していただくことを要望いたします。

 また、二番目の避難所と防災備蓄倉庫の見直しにつきましてでございますが、計画的に設置していくということでございますので、早い時期に実現していただきますよう、よろしくお願いいたします。



 三番目の交通専任指導員による交通安全施策につきましてでございますが、検討していただき、より一層の充実をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(三ツ岩征夫君) これにて、八番 山田美代子君の一般質問を終わります。

 次に、十番 石原教雅君、どうぞ。

  (十番 石原教雅君登壇・拍手)



◆十番(石原教雅君) 議長のお許しをいただきましたので、通告をいたしました四点について順次質問をさせていただきます。

 まず第一点目、火葬場及び斎場の建設地の決定についてということでございますが、火葬場及び斎場の建設につきましては三月の一般質問にも取り上げられましたが、その質問及び答弁を参考にさせていただき、私の視点から質問をさせていただきます。

 まず一点目ですが、位置決定について、市民及び議会のコンセンサスは果たして得られているのかということについて質問させていただきます。

 火葬場及び斎場の建設につきましては、全市民的に理解を得られていると私は考えております。理解という以上に、できるだけ早くつくってほしいとの市民の皆さんより要望として声を聞くことが多くあります。しかしながら、一方で建設位置については、現在地での建設に疑問の声も多く聞くところでございます。私は、この事業を進めるに当たって三つのコンセンサスを得るべきであると考えております。一つ目は市民のコンセンサス、そして二つ目は議会のコンセンサス、そして三つ目は地元のコンセンサスです。市民のコンセンサスについては、三月議会において、当時、武藤環境経済部長の答弁は、建設地については、総合計画審議会に諮問し、関市第三次総合計画の主要事業とするものとしているから、市民のコンセンサスは得てきたものと考えていると答弁されております。この答弁では、現在地に建設を進めることのコンセンサスを得ているとの説明とは理解しかねるところであります。なぜなら、総合計画審議会及び第三次総合計画の中で建設位置について説明及び記述があったとは確認できません。したがって、現在においても、建設地については市民のコンセンサスは得られていないのではないかと考えるのが妥当ではないでしょうか。

 次に議会のコンセンサスについては、議会に対し、いつ、どのような形で位置決定について経過説明があったのか、私は記憶がございません。昨年十二月には、既に西本郷地区の一部の方に建設計画の概要、名称、そして敷地面積、建築面積、延べ床面積、建物の構造、緑地率、駐車場の規模、火葬炉の規模、実施年度、騒音対策、水質汚濁・臭気・ばい煙対策、雨水対策、残土処理対策、イメージパース図の説明等細部にわたり説明がされたということでありますが、議会の一議員としていまだ資料も目にしていないのが状況です。それこそ、三月の議会において、調査費が予算計上され初めて気づいたと言っても過言ではありません。私の所属する明政会としても、先進地を視察するなどし、それぞれの議員が、関市民が願い求めている火葬場について研究をし、議会の立場から実現に寄与しようと努力しているにもかかわらず、当局より経過説明を受けた記憶はございませんし、意見を求められたことも記憶にございません。当局として、議会のコンセンサスを必要としているのか、甚だ疑問でございます。

 地元のコンセンサスについても触れておきたいと思いますが、地元に対する説明は、地元の方のメモによれば、平成十年十二月より西尾助役が先頭に立って行われているようでありますが、説明会の持ち方、説明が一貫していないようでありますが、当局として、事業そのものが見切り発車という状況なのではないかと危惧するところであります。



 いずれにしましても、先ほど申し上げましたように、事業推進のために、市民、議会、地元のコンセンサスが不可欠であるとのスタンスから、特に市民、議会とのコンセンサスは得ていると考えておられるのか、伺っておきたいと思います。

 二点目ですが、位置選定理由である建設費比較の根拠はということであります。

 聞くところによりますと、当初十カ所の候補地の中から現在地に絞り込んだという理由に、最小の経費にて整備ができるところと答弁しておられます。ほかの箇所では造成費、アクセス道路の整備、地区の補償、または代償により費用が高くつくと答弁されております。施設そのもの、いわゆる箱物については、どこの箇所においても同等の費用と考えられますが、要するに、用地取得及び造成、取りつけ道路、地域への補償及び代償の比較が選定根拠とされています。市長は三月議会にて、他の候補地を再考する考えはないと言われております。そして、現在地周辺の一万二千平米の用地を取得し、または地下式を登用すると答弁されておりますが、周辺整備も必ず行わなければならないことが予想されます。果たしてほかの候補地より最小経費でできるのか、果たしてそうなのかどうか、試算をされた上での判断なのか伺っておきたいと思います。

 三点目、都市計画法における留意点についてお伺いをいたします。

 都市計画標準として指針が建設省より出されております。都市計画標準では、計画方針として、卸売市場とか屠畜場、火葬場、汚物処理及びごみ焼却場の計画は、都市の総合的な土地利用計画に基づき、最も利便にして、かつ周囲に及ぼす悪影響の少ない環境にその位置を選択し、都市における供給及び処理施設の総合的整備を図り、もって市民生活の向上に資するものとするとあり、位置については、総則として、風致地区内、景勝地内、または第一種住居専用地域、第二種住居専用地域等、優良な住居地域内には設けないこと。そして具体的には、恒風の方向に対して、市街地の風上を避けること。山陰、谷間等、地形的に人目に触れにくい場所を選ぶこと。搬出入経路は繁華街または住宅街を通らないこと。幹線街路または鉄道に直接接しないこと。市街地及び将来市街化の予想される区域から五百メートル以上離れた場所を選ぶこと。そして、付近三百メートル以内に、学校、病院、住宅群または公園がないことと示されております。この都市計画法の指針として示されている計画標準についても検討された上で現在地との考えを持たれていると思いますが、計画標準に示されている要綱については、どのように考慮されているのか伺っておきたいと思います。

 次に、民間企業による(仮称)関市リサイクル協会設立についてということで質問させていただきますが、昨日は給食牛乳の紙パック、そして先日はプラスチックごみについて、新聞でリサイクルについて指摘をされていますが、当局も頭の痛いところだろうと思います。私はこのことに触れるつもりはありませんので、よろしくお願いいたします。具体的には、ごみリサイクル完結を目指す上で、民間企業との連携が不可欠と考えますが、市としての対応を伺いたいというふうに思います。

 私は十二月議会において、リサイクルを考える上で、自治体として、当面、県の廃棄物リサイクル認定製品の積極的利用を提案いたしました。そして、積極的に利用及び活用していくとの答弁をいただきました。今、自治体として取り組まなくてはならないのはリサイクルシステムを完結させることであり、分別収集されるすべてのものを再生(リサイクル)製品化する企業の育成と、リサイクル製品の需要を自治体として先頭に立ち促すことではないかと考えております。知事は、県内のごみはできる限り県内で処理をするとの理念を唱えておられます。関市としても、市内で発生するごみは、できる限り市内で処理できるようなシステムを、民間企業と連携をし、新しい産業として育成するような理念を持って対処すべきだろうと考えます。



 聞くところによりますと、現在、市内の民間企業数社によって、リサイクルに積極的に取り組もうと、先ほど申しましたように(仮称)関市リサイクル協議会の設立の動きがあると聞いております。そのような動きが現実化し、産業として育成していくならば、理想的な展開が生まれるのではないかと期待が膨らむわけですが、当局としてはこの協議会の動きにどのように対応されていくつもりなのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 大きい三点目ですが、公共福祉施設が事業団に委託された今日、問題はないかという点でございます。

 過日、午前中、若干議題に上がりました養護老人ホームの松風園の入園者にお話を聞く機会がございました。入園者の方が言われるには、最近、松風園に居づらくなってきたと話をされました。理由はいろいろおっしゃいましたが、私も聞き逃せない出来事についてお話になりましたので、状況を説明させていただきます。当局の皆さん、そして議員の皆さんも、ちょっと想像をしていただきたいと思います。

 皆さん、昼食が終わったところですからイメージは膨らみやすいと思いますが、例えば、きょうの昼食のメニューはミートスパゲッティと、そしてデザートのピーチです。皿の上にパスタが乗って、その上にミートソースがかけられ、そしてもう一つの小さな器に缶詰のピーチが少しの果汁とともによそわれて並べて置かれている、だれしもがこのようなイメージを持たれると思います。しかし、私の聞きました状況は、皿の上にパスタが盛られて、そしてミートソースがかけられ、さらにその上に缶詰のピーチが乗せられている。さあ、食べてくださいという状況であります。皆さん、どのように思われますか。「うわあ、おいしそう」といって食べられますか。このようなことが継続的に行われたのか、たまたま行われたのかは知るところではありません。たまたまにしても、理解しかねることが行われたのです。器一つを洗う手間が省け、洗剤が少々節約できたと職員が言ったのか言わなかったのかは知るところではありませんが、なぜこのようなことが行われたのか。園の管理者は知っていたのか。そのように指示をしたのか。質問を通告しておきましたので事実関係は調査されていると思いますので、報告をいただきたいと思います。

 高齢化社会を目前にして、当局としても福祉政策に前向きに取り組んでおられる中、民間の福祉施設に対しても指導すべき行政の足元で、施設入居者に、非人道的と言うとオーバーかもわかりませんが、このようなことが行われるということは非常に大きな問題だと言わざるを得ません。午前中、同僚の丹羽議員の質問に対して、市長は、子供に対して欠けているものは心が欠けている。それは相手を思いやる心、相手の気持ちがわかっていないという答弁をなされました。松風園は社会福祉事業団に委託はされていますが、事実上、関市が管理しているのと理解しても差し支えない中で、事業団事務局が中間に入っていることにより部局の指導が行き届かないのではないかと危惧するところであります。事実関係の確認と、組織的にどこに問題があるのか見解を伺いたいと思います。



 最後に、若草ホタルの保護、育成の対応はということで質問をさせていただきます。

 先日、開催されました第五回ホタルまつりに、議長代理として出席をする機会がいただけました。わかくさ・プラザ多目的ホールは、あふれるくらいの参加者で盛大に開催されました。しかしながら、主役であるはずの蛍は、わかくさ・プラザ及び庁舎周辺で見かけることがなく、残念な思いをいたしました。第一回目のホタルまつりの際にはカワニナを放流し、蛍をも寺田川などから移し、庁舎及びわかくさ・プラザ周辺に蛍を定着させ、毎年若草ホタルが飛び交う中でホタルまつりを開催する計画であったと聞いております。そもそも、ほたる堀、ほたる川、若草ホタル、そしてホタルまつりは市長の深く関与されたものと聞いております。蛍はいわば自然環境のシンボルであり、自治体として、ごみリサイクル等積極的に取り組み、環境に配慮した行政運営をテーマに、環境都市宣言をする一方で、蛍の飛ばないホタルまつりを開催しなければならないのはなぜか、理由をどのように受けとめておられるのか伺っておきたいと思います。

 蛍の増殖と保護に懸命に取り組んでおられる関ホタルの会の皆さんも、当局に何度もお願いしたにもかかわらず、対応していただけないことに失望感を感じ、来年以降のホタルまつりの開催さえ危惧する状況だと言っておられます。今後も、この状態で放置しておくのか、それとも蛍の飛び交う環境を整えていく努力をされるつもりがあるのか、伺っておきたいと思います。

 以上をもちまして壇上からの質問を終わります。ありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 森環境経済部長、どうぞ。

  (環境経済部長 森 義次君登壇)



◎環境経済部長(森義次君) それでは私から、大きい一の1、2、3と大きい二についてお答えさせていただきます。

 位置決定等について、市民、あるいは議会とのコンセンサスについてでございますけれども、火葬場等の位置決定、あるいは建設等につきましては、平成十年度から設置に向けて御理解を賜りながら取り組んでまいりましたところでございます。議員各位からも、建設地や規模等々多くの御意見等もいただいておるところでございますし、市民といたしましても、この施設は不可欠でなくてはならない施設でございますし、今のところ、建設地、場所等については、現在、既存の施設がある現在地での整備ができるように、地元関係自治会や、また本年四月には西本郷通り住みよいまちづくり推進協議会を設立していただきましたので、これらを窓口として、今、地域住民の皆さんとのコンセンサスを図りながら、現在、設置に向けて御説明やらお話し合いをいたし、建設に向けてその地域住民の御理解を願っているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 また、議員の皆さんについても、今後、状況等の報告も随時申し上げて図ってまいりたいというふうなことを考えておりますので、今後、建設的な御意見やら御指導を賜りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして小さい2の、位置選定等での理由、建設費等ということでございますけれども、火葬場の位置選定につきましては、1で申し上げましたとおり、既存の施設があるところで、現在、推進協議会を窓口に、利便性、施設の整備による影響度、事業規模、地域の環境等々も踏まえ、また、先ほどお話がありましたような、この地におきましては他のいろんな諸事業等も計画されておりますので、本年度、私ども庁舎内にも関係課との連携が必要ということで、そうした協議会も設立しながら、この問題に取り組んでいきたいというふうに考えておりますし、さらに、地権者や地域住民との理解などの諸問題等も多くまだございます。これから話し合い等や御相談をお願いしていくところでございまして、建設費等、したがいまして、おおむね御理解等が得られましたとき、また折には、地元の推進委員や、あるいは議員さんや議会等とも御協議、御相談をしながら、基本計画に基づく試算等もしていきながら、よりよい施設をつくっていきたいというふうに考えておりますので、いましばらくの猶予を賜りたいと存じますので、よろしくお願いしたいと思います。



 また、小さい3の、都市計画法に基づく留意点ということでございますけれども、火葬場設置等については、議員御指摘のとおり、都市計画上の観点からの評価ではそのとおりで、多くの問題点があることは事実でございます。しかしながら、これはあくまでも施設整備上の努力目標であり、すべてクリアできるわけではないわけですし、全部クリアしなければならないという問題でもございませんが、建設に当たっては、最も重要な大切なことでございますので、建設周辺の住民の皆様の御理解と御協力が必要でございます。こうしたことも今後十分検討しながら、人生の終えんの地にふさわしい施設整備に向けて、地域住民を初めとし、また議員の皆様方のコンセンサス、御指導を図りながら、より望ましい施設整備に積極的に努力いたしてまいりたいと思いますので、よろしく御理解のほどをお願いしたいと思います。

 続きまして大きい二の方でございますが、民間企業による(仮称)関リサイクル協会設立ということでございますけれども、議員申されましたとおりに、近年のごみ問題は重要な問題でありますし、市も環境宣言をいたしておりまして、確かに近年の地球温暖化問題に対しまして、市民生活における物資やエネルギーの大量消費・大量廃棄を改め、循環型の社会への移行をしつつあります。特に産業界におきましては、生産から流通に至る、環境に負荷の少ない効率的なシステムが求められているところでございます。経済社会活動の中から、価値ある資源の回収、処理、そして再生を担う産業が不可欠となってきております。このときに当たりまして、現在、市内の九社が(仮称)関リサイクル協会の立ち上げを計画していただいているところでございます。まさに地球規模で考えられる、産業から排出される廃棄物を新たに他の分野の原材料として活用し、あらゆる廃棄物をゼロにすることを目指す、つまりゼロ・エミッションを目指すものでありまして、参加予定企業には、自社においてゼロ・エミッションの達成を目指して、今頑張ってみえる会社もあると聞いております。市といたしましても、当然、市民はもとより、企業の方々ともごみ対策に取り組むことは大切な課題でございます。今後、積極的に御支援やら御指導をしてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いしたいと思います。

 これで答弁を終わります。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に下條民生福祉部長、どうぞ。

  (民生福祉部長 下條正義君登壇)





◎民生福祉部長(下條正義君) 三の、福祉施設の委託の問題についてお答えします。

 まず最初に、入所者に配慮の足りない事実があったのではないかという御指摘をいただきましたが、この件につきましては、お話のように、関市社会福祉事業団に管理運営を委託しております養護老人ホーム松風園におきまして、この三月四日、昼食の盛り合わせの際に、スパゲッティナポリタンのお皿にデザートの缶詰の桃を添えたことがございまして、通常、デザートは別皿で盛り合わせしなければならないところを配慮に欠けたと、現場でも反省をいたしております。おわびを申し上げたいと思います。さらに今後、万事が云々にならないよう指導してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、福祉施設の委託の問題でございますけど、関市におきましては、平成五年に社会福祉事業団を設立しまして、松風園、つばき荘、つくし作業所、デイ・サービスセンター、老人福祉センターの五施設の管理運営を事業団に委託しているところでございます。社会福祉事業団のねらいは申し上げるまでもなく、硬直的になりがちな施設運営を、市と一体となりまして、より専門性を追求していく中から、効率的・弾力的な施設運営につきまして、今日の高度・多様化してまいります福祉事業に対処していこうというものでございます。その一つのあらわれとしまして、事業団の職員には、専門職として自主的に資格とかあるいは免許等をしていこうという姿勢も見受けられまして、今日の行政改革、あるいは社会福祉組織構造改革の理念からも合致するものと思っておりますが、問題点、あるいは課題は、いろいろ指摘もありましたようにあろうと思っています。一つには、現在、事業団の職員は、関市からの派遣と事業団採用の職員が混在しております。このことは、行政の責任性の確保の面からは必要な面ではございますが、一方の、専門性の追求の面からは課題でもあると思っております。また、お話のようにマンネリ化とか、あるいは施設が小規模なゆえに人事交流も限度が生じるなどの弊害も生じてきます。しかし、組織の活力は人にあると思っております。今後も人事部局との連携によりまして、所期の目的、また委託ならではの業績を目指しまして努力してまいりますので、どうか大所高所に立った御指導をお願いいたしまして答弁とさせていただきます。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に長瀬教育委員会事務局次長、どうぞ。

  (教育委員会事務局次長 長瀬正文君登壇)



◎教育委員会事務局次長(長瀬正文君) それでは、大きい四の若草ホタルの保護、育成の対応はについてお答えいたします。

 庁舎周辺に蛍が飛び交うよう、庁舎建設時に、蛍の幼虫やカワニナが生育しやすい環境づくりのために、河床への砂利敷きや土盛りによるのり面整備を行ってまいりました。また、ホタルの会の方により、蛍の幼虫、カワニナの放流をしていただいております。しかし、吉田沖の排水路におきましては、冬場の水量が非常に少なくなることから、わかくさ・プラザの建設にあわせ、地下タンクの水を活用しパイプラインによる注水や、また、ほたる川においても、水が少ないときは寺田川からポンプアップをするなど水の供給に努めてきましたところでございます。そして、ホタルの会の方に水量についてお聞きをしましたところ、おおむねよいだろうと伺っております。

 そこで、蛍の幼虫は成長するまでに二ない三年を要すると言われており、ことしも残念ながら数匹しか確認することができませんでした。その原因の追跡調査までまだいたしておりませんが、今後、さらに関ホタルの会の方々を初め、蛍に関する知識を持っておられます方の御意見を十分聞きながら、蛍が生育できるような環境づくりに努めてまいりたいと思います。



 また、継続して行っておりますホタルまつりにつきましても、何とか楽しいイベントに結びつくように、それもあわせて関係機関と調整・協議しながら努めていきたいと思いますので、よろしく御指導のほどお願い申し上げます。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 十番 石原教雅君、どうぞ。



◆十番(石原教雅君) 最初に火葬場について申し上げておきたいと思います。壇上で申し上げたとおり、こういった大きな事業は、特に三つのコンセンサスが必ず必要だということを強く申し上げておきたいと思います。

 位置選定理由等、三月の議会でもいろいろ言われましたが、これらについても、やはり資料等をもってコンセンサスを得ていくということも一つの方法だろうというふうに思いますし、都市計画法の関係につきましては、第十九条第三項ということでクリアできるだろうというふうには思いますが、いずれにしても、コンセンサスを得るにはかなりのエネルギーが要ることも確かでございますので、ぜひとも出し惜しみをしないように配慮していただきたいと思います。

 ただ、一点申し上げておきたいと思いますのは、今回の補正予算にも関連予算が計上されておりますが、介護予防拠点施設の建設についても、地元の方のお話を聞いておりますと、政策そのものについては、施設そのものについては何ら反対はしないと。ただ、建設するに当たって、なぜここなのか。この施設にふさわしいところから検討していくのが本当ではないかという声が強く私の方に来ております。そういった観点から、建設地の決定は、費用の問題から入るのではなくて、終えんの地としてふさわしい環境の整った場所をという観点から入っていってもいいのではないかということを、強く私の意見として申し上げておきたいというふうに思います。

 それから、関市リサイクル協会につきましても、これは私、十二月のときも申しましたように、リサイクルに今欠けているのは、製品化をするその製品をいかに需要を起こしていくかと、この点であります。これを自治体がみずからやるということは不可能であります。それゆえに、民間の協力を得て、民間として企業が成り立つようなバックアップということは自治体としてできる可能性があるというふうに思っていますし、やらなくちゃいけないというふうに私は思っておりますので、そういった観点で積極的に対応していただけるということですので、お願いをしておきたいというふうに思います。

 それから福祉施設の件ですが、調査をしていただきまして、事実関係が明らかになったわけですが、私がこうやって発言をしたから調査をされたと。こういったことがどうしてその園内において、互いに注意し合い、指摘をし合い、改善することができなかったのか、そこに問題があるのではないかと私は思っております。だれに責任があるかということを追及するつもりもございませんが、市長が言っておられますように、やっぱり心が欠けている、思いやりが不足している、これは子供だけの話じゃないですね。そのことを強く、担当部長、申しわけないんですが指摘をしておきたいと思いますし、今後ともこのようなことがないように、入園者に対して心が通った施設運営を、ぜひともしていただきたいというふうに思っております。



 お話にありましたように、とにかく活力は人によって決まるということですので、その点を、ぜひとも私からお願いをしておきます。

 最後の若草ホタルの件ですが、これも市長が深くかかわっておられますから、ある意味の心が痛むことではないかなというふうに思っておりますが、ホタルまつりもこれで五回目を迎えたわけです。せっかくの環境も、市長の配慮でつくっていかれたわけですから、これをむだにしないような形で、来年以降、蛍の舞う中でホタルまつりが開催できますように、いろいろ配慮していただくことを強くお願いをして、質問を終わります。



○副議長(三ツ岩征夫君) これにて、十番 石原教雅君の一般質問を終わります。

 次に、二十六番 小森敬直君、どうぞ。

  (二十六番 小森敬直君登壇・拍手)



◆二十六番(小森敬直君) 議長のお許しを得ましたので、通告順に従いまして質問をさせていただきます。

 まず一の、バス路線の見直しについて、車を持たない市民が利用しやすいように運行の見直しをであります。

 今日、車での移動が当たり前になって、どこへでも出かけられる便利性、反対に交通事故や公害など問題も多くなっています。特にお年寄りには車は便利でありますが、自分で運転ができない人にはバスや電車が交通手段となっています。三月議会にも他の議員から質問もありましたが、わかくさ・プラザがオープンして一年たち、たくさんの方が利用されております。しかし、まだ一度も行ったことないとか、一度行ったがとても毎日は行けないねという人が多いのも現実であります。この巡回バスは去年の五月にスタートし、八月にダイヤ改正が行われておるわけであります。そして土・日の運行も行われ、一層拡大されています。しかし、中心部と郊外を比較すると、その差は歴然としているように思われます。郊外に対して市の対策がどうなっているか質問したいと思います。

 また、現在あるバスの停留所についてですが、看板が立っているけれども、長い距離を歩いてきて、暑い日差しや雨よけも腰かけもない場所で待たなければならない、そういった場所があって、バスに乗るにも結構大変だという話も聞いています。こういった現状はどうなのかについても質問したいと思います。

 次に、二の教育についてであります。

 今日、相次ぐ少年の凶悪犯罪、その根にあると言われるいじめや不登校など、子供と教育をめぐる現状は深刻であります。

 最近、教育の問題で新聞などをにぎわしたのは森首相の発言でした。持ち出したのは何と教育勅語でありました。命の大切さを教えるためなどと言いましたが、この教育勅語の中には、命の大切さなどありません。それどころか「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」、こういう言葉がありまして、国民を侵略戦争に動員し、天皇のための命を捨てようということをたたき込むためのものであります。教育といえば教育勅語の復活しか頭に浮かばないこと自体、教育問題の行き詰まりということが政治の上であらわれておると思います。こういった政治家、教育者がおるのは非常に残念であります。

 私たちは子供たちへの道徳教育は必要だと考えています。そして、「人間の命の大切さ」「暴力やうそ、ごまかしを許さない勇気」「自分の責任は自分で果たす」「自立心」などの市民道徳を子供たちに豊かに身につけさせようと呼びかけてきました。今、特にこの問題での国民的な討論を起こす必要があると考えます。子供たちの生活を、受験中心から抜け出させて、子供の成長と発達を中心に置いた教育に改革する。国連子ども権利委員会、それは日本の競争教育が子供に強度のストレスをつくり出していると警告しています。そしてその改善を求めています。それほど今の受験中心の教育が子供の世界や学校を荒廃させています。物事の道理を理解し、体を鍛え、市民道徳を身につけることができる学校教育に改革すべきであります。



 政治、経済社会の各分野でモラルを確立し、子供が将来に確信と展望が持てるようにすること。子供は社会を映す鏡であります。警察官の不祥事や政治家の汚職・腐敗が横行し、まじめに働いてきた勤労者が簡単にリストラされ、お年寄りが大切にされない政治が、子供たちに、大人の社会は希望が持てず命が粗末にされる世界と映っているのではないでしょうか。大人社会のモラルを確立し、政治でも子供の健全な成長を支えていくことが必要です。また、子供たちを有害な情報から守るために、特にテレビ、雑誌、ゲームなどの文化面で、社会の自主的ルールを確立する。戦争賛美や暴力シーン、ポルノなど、人間を粗末にする映像・出版物がはんらんしています。また、国連子ども権利委員会は、日本ほど暴力や退廃文化に子供たちが無防備にされている国はないと警告しております。子供たちを守るために、社会全体が自主的なルールを確立すべきであると考えております。

 そうしたことを前提に、そこで1のわかあゆプランの拡大、それと2に三十人学級の早期実現、これは先ほど山田議員から質問もありまして、当局の答弁がありましたが、本当にこれは学校の先生方、親も期待されております。しかし、この教育問題に対して対症療法的な措置でありますので、このプランの拡充などを希望しておきます。

 次に環境問題についてであります。

 千疋太平台の振動騒音問題対策についてでありますが、環境問題については、市民の健康やかけがえのない自然環境、生活環境を守っていくことは市の責任でもあると思います。また、公害発生を未然に防ぐために、発生源を掌握し、実態調査を実施、発生が考えられる工場、事業所などの監視・指導充実を推進するように努めなければならないと思います。この問題は十二月でも質問しました。住民の方々から、騒音、振動、粉じんについての対策に大いに期待されているところであります。この地域には三つの工場が並んでおりまして、一つは砂利採石工場、一つはコンクリート加工、三つ目は、これもコンクリート加工であります。この三つの工場がお互いに入り組んでおって操業されておる。そして、一番近いところに太平台団地と千疋団地があるわけであります。住民の方の状況については前回質問で細かく報告をしましたが、依然として解決がされていないと聞いていますが、前回の市の答弁では、住民の苦情を聞きながら対応していきたいと言っておられましたが、その後はどのようになされたかを質問とします。そして振動の測定がなされたそのデータも明らかにしていただきたいと思います。

 四番目に、自治会で集める会費、掛金について、自治会で苦労されているが、負担をかけないよう合理的な配慮をについてであります。

 最後に、自治会でまとめて集金をする社会福祉協議会費や交通災害共済の掛金などについて、自治会の苦労を減らして負担をかけないように合理的にするため、関市に配慮をしていただきたいということについてであります。



 市内の中心部の町内会では、組ごとに分かれて会費や掛金の集金を行っておられますが、自治会長に渡される領収書は組別でもなく、順番でもない場合がありばらばらなので、毎回面倒で手間がかかるそうであります。市に問い合わせてみたら、コンピューターの入力がそうなっていないので、その要望にはこたえられないということでありました。その後、社会福祉協議会へ申し込んだら改善されたという自治会もあると聞いています。これはコンピューターの台帳をきちんと整理すればできそうであるものと考えますが、いかがでしょうか。

 以上を質問といたします。どうもありがとうございました。

  (拍手・降壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 御苦労さまでした。

 教育問題について確認いたします。

 小森議員、ただいま要望でとめられたということでございますが、それでよろしゅうございますか。

  (「はい」と二十六番議員の声あり)

 わかりました。

 それでは当局の答弁をお願いいたします。

 武藤総務部長、どうぞ。

  (総務部長 武藤政和君登壇)



◎総務部長(武藤政和君) 私からは一と四についてお答えをいたします。

 まず一のバス路線の見直しでございますが、現在、市内を通っていますバス路線は、バス事業者により運行されています路線が高速線二路線を含む六路線ございます。このほかに市が運行しております自主運行バスの高野線と市内巡回バスの六路線の計十三路線ございます。当市におきましては、昨年五月一日から、市役所、わかくさ・プラザなどの公共施設や、駅、病院、商店街などを結ぶ巡回バスの運行を始めておりますが、巡回バスは運行開始から一年余りが経過しまして、この間、地域の皆様の声をお聞きし、さらには利用状況等もかんがみ、昨年八月には一部路線の変更及び延長、ダイヤ改正、また郊外路線の土曜日・日曜日の運行の増加を行ったところでございます。利用状況は、運行開始からことし五月までに延べ四万二千八百人ほどの方が御利用されておりまして、昨年五月とことし五月の五月同士の一カ月の利用者数を比較いたしますと一・八倍に増加をいたしております。

 バス路線の見直しにつきましては、今後、当面の計画といたしまして、八月一日の新中濃病院の開院に合わせ、巡回バスのすべての路線と武芸川町方面を結ぶ高野線の病院への乗り入れをして、市民の交通手段の確保及びバスの利用促進を図ってまいりたいと考えております。巡回バスのダイヤ、路線につきましては、今後も利用者の声や利用状況等を見ながら、より利便性の高い市民の足となりますよう検討し、取り組んでまいりたいと考えております。

 また、停留所の状況につきましては、現在、市内に約二百カ所弱の停留所があると認識をいたしておりますが、今、一カ所一カ所の具体的な調査データは持ち合わせておりません。今後、現地等も調査をいたしまして、どういう手だてができるのか、どのような方法がよいのかなどを検討してまいりたいと思いますが、スペースの問題、あるいは地権者の問題等もございますので、今後研究課題とさせていただきたいと思います。

 四の、自治会で集める会費等についての御質問にお答えいたします。

 日ごろは自治会長さんを初め自治会役員の皆様の御協力に対して、厚く感謝をいたしております。平成十一年度において市及び関係団体から会費や募金などの取りまとめを自治会にお願いしましたのは、社会福祉協議会会費、自治防災会協力費、日赤社費募金、共同募金、ごみ袋代金、交通災害共済掛金、緑の募金など七件ございました。議員仰せのとおり、市及び関係団体からの会費・募金などの取りまとめは、自治会の皆さんにとって相当の御負担があるものと認識をいたしております。こうしたことから、関市社会福祉協議会は、昨年から赤い羽募金と歳末助け合い募金をあわせて取りまとめていただくこととさせていただいたと聞いております。また、市といたしましても、今後自治会へ各種の取りまとめをお願いする場合には、自治会の皆さんの負担軽減を第一に考え、これまで異なった時期にお願いしておりましたものを、できる限り統一するよう努めてまいると考えておりますが、しかし、家計サイドから見ますと、毎月分散して会費等が徴収された方がよいということもあるのではないかとも思慮するわけでございます。また、共同募金、緑の募金など、全国一斉に期間を定め実施されるものについては、その事業の性質上、時期を変更することができないものもございます。



 また、広報等の配布物を班ごとに仕分けする件につきましては、これまで同様それぞれの自治会においてお願いしたいと考えておりますし、また、平成十一年度から制度化いたしました自治会コミュニティー活動奨励金は、広報の配布、ごみ袋の取りまとめなど、こうした市行政へのさまざまな協力活動に対して交付させていただいておりますことを御理解いただきまして、今後ともよろしく御指導のほどお願いいたします。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に森環境経済部長、どうぞ。

  (環境経済部長 森 義次君登壇)



◎環境経済部長(森義次君) それでは私から、三についてお答えをしたいと思います。

 環境問題についての関市千疋太平台の振動・騒音についてでございますが、千疋太平台の振動・騒音の発生源となっておりますのは、議員の御質問がありました企業でございます。ともにこの企業は、騒音防止法及び振動規制法で指定された特定工場となっております。騒音・振動に対しましてともに基準が設けられておりまして、騒音では五十から六十五デシベル、振動では六十から六十五デシベルとなっております。そこで測定値でございますが、各社とも自主検査を実施しており、敷地境界線での騒音・振動の値は基準値以内の報告をいただいております。また、市におきましても、今月の十四日に、やはり同じように東側、団地近くの敷地境界線での測定を市独自で検査を行いました。その結果につきましても、騒音については五十七デシベル、振動は三十九デシベルで、いずれも規制基準内でございました。

 なお、この中にあります企業の日本道路(株)につきましては、今年の四月八日に太平台自治会との騒音等覚書が交わされたようでございまして、公害に関しての話し合いができたことと認識いたしております。今後も定期的に巡回し、また検査等もしてまいりますので、御理解と御協力を賜りたいと思います。よろしくお願いします。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 二十六番 小森敬直君、どうぞ。



◆二十六番(小森敬直君) 詳細な答弁をいただきましたが、バス路線の見直しについての中で、暑い日差しよけ、腰かける場所がないという、そういった停留所の問題は早急に調べていただいて、検討していただきたいと思います。



 そして騒音問題については、この数値でありますが、住宅の周りのことでしょうか、それとも工場の周りのことでしょうか。敷地境界線というのは太平団地の境界だとすると、工場の基準はいい。しかし、住宅の近くでは、先ほどの五十デシベル以上となると、これは工場にもう少し少なくしてくれということができるのかどうかという点について質問したいと思いますし、そして覚書の内容についてでありますが、そういうことはどういった内容になっておるかについて質問したいと思います。

 そして、自治会についての集金の負担をかけないという点では、先ほど質問に出ましたコンピューター台帳というのはできないのかどうかということを質問といたしたいと思います。



○副議長(三ツ岩征夫君) 森環境経済部長。



◎環境経済部長(森義次君) これは騒音法で決められておりまして、敷地内ですので、奥になりますが遠く離れれば当然小さくなりますが、工場と民間地との境地の境界線でございますので、これはそうした測定方法がございますので、そこではかっております。

 それから、覚書等につきましては、私の方はいただいておりませんので関知しておりません。よろしくお願いいたします。



○副議長(三ツ岩征夫君) 武藤総務部長。



◎総務部長(武藤政和君) 台帳類等につきましては、コンピューターで可能な限り、コンピューター時代ですのでできると思いますが、今具体的にその件につきましては確認をしておりませんので、一度よく確認したいと思います。



○副議長(三ツ岩征夫君) これにて、二十六番 小森敬直君の一般質問を終わります。

 この際、暫時休憩をしたいと思いますが、御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、暫時休憩をいたします。

  午後二時十六分 休憩

  午後二時三十分 再開



○副議長(三ツ岩征夫君) 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 二十四番 清水英樹君、どうぞ。

  (二十四番 清水英樹君登壇・拍手)



◆二十四番(清水英樹君) それでは、通告の順に従いまして一般質問を行います。

 最初に環境問題についてお尋ねをいたします。

 1の事業系持ち込みごみの減量対策はということでございますけれども、家庭から出る可燃ごみの量が、この間、さまざまなリサイクルや市民の努力で抑えられてきた中、ダイオキシンの特別規制法による小型焼却炉の規制によるなどしまして、事業系持ち込みごみが大幅に今増加しているというふうに聞いております。当局の予測でも今後さらにこれが大幅増を続けるという予測がされております。つまり、この問題を早急に考えていかないと、中濃広域で焼却処理するごみを減らすことができないということになってくるわけであります。事業者はごみの排出には責任があり、リサイクルの推進など、ごみの減量対策をみずからするべきでありますし、関市も減量対策に積極的にかかわっていただきたいと考えるものであります。どうやってこの事業系のごみの増加を抑えていくのか、また減量していくのか、その対策について質問としたいと思います。



 その次の、ごみ焼却施設の焼却炉の選定というところでありますけれども、これは新しいごみ焼却施設の契約が近いということでありますので、溶融炉の選定につきまして、直接溶融とガス化溶融炉とどちらかということもお聞きしておきます。溶融炉の規模や建設・運営コストが適切であるかという問題もありますけれども、この間の検討の内容や選定の結果について答弁を求めたいと思います。

 三つ目の、問題ある産廃処理業者への指導について質問をいたします。

 現在、環境の問題で、産業廃棄物の不法投棄が非常に多いですし、これがまた減らないということが大変大きな社会問題になっております。全国でも、不法投棄によってごみの山ができたところ、集めるだけ集めて倒産する業者もある。香川県の豊島では、世界最大級と言われる産業廃棄物不法投棄問題が、住民運動の高まりの中で行政を動かしました。行政の関与がこの主の問題解決にどうしても必要であるということは明らかなことであります。また、岩手県の事業団がつくった廃棄物処理センターでは、きちんとこの処理センターがつくられているために、受け入れ料金が高い。そのことによって産廃が集まらないという報告もあります。これらの事実というものは、きちんとした処分場をつくると受け入れ料金が高く、低料金の方に流れていく構造になっていくことを証明しております。言いかえますと、廃棄物が、いいかげんな処理業者、不適正な処理や不法投棄の方に流れているわけであります。なぜ不適正な処理が広がるか、理由は単にそこが安いからであります。私は本来、産廃処理を市場原理に任せるのは間違いで、公共の処理を進めるべきだと考えますし、法律による取り締まりも求められております。

 住民の方からのお訴えで、市内広見のあるところを私が見に行ったところは、業者が廃棄物を焼却し、そしてその灰を地面に捨てている場所でありました。小さな規模ではありますけれども焼却炉を持ち、産業廃棄物を処理しておりますし、いまだ処分されない廃棄物が積み上げられております。ダイオキシン類が自然環境や人体に及ぼす影響が急速に明らかになっているこの中で、そして市民も環境に対する意識が強くなり、家庭や地域で環境を守ろうと一人ひとりが努力している今日、こういった処理業者の取り締まりや規制が市民から強く求められていることは明らかではないでしょうか。関市としての取り組みには限りがあることも聞いておりますし、また今回の質問で取り上げた業者のほかにも、問題のある処理業者は関市だけでも数多くあるということも聞いております。この深刻な環境問題について、関市としての取り組みや業者に対する指導のあり方について答弁を求めたいと思います。

 四つ目の、プラスチックごみの処分方法についてであります。

 最近のところで、関市のこの制度と問題につきまして、新聞やテレビの報道がございました。容器包装リサイクル法との関係や、専用袋を無料配布することで、プラスチックごみを家庭で選別することによって野焼き防止の効果が随分あって、プラスチック特有の燃やしたときの悪臭に対する苦情が随分減ったこと、燃やせるごみ専用袋に詰め込むごみが減ったことなど、私はこの間の取り組みについては評価をしたいと思います。一方で、なぜ、せっかく分別したプラスチックを一緒に燃やすのか、何のためにという率直な疑問も今根強くあるということは、当局も御承知のとおりであります。この間の広報活動や啓蒙が十分ではなかったということを少し認識もしていただきたいと思うわけであります。



 また、生ごみと一緒に燃やしている事実を知らなかったという市民も、いまだいらっしゃるわけであります。私は、これらの声を重く受けとめていただきまして、この間、問題になっていた焼却以外の処分方法、プラスチックごみの活用を早急に決めていただきたいと思うものであります。処分方法を決め、引き取っていただける先を早く決めなければならないということは、この制度の導入当時からわかっていたことでありますし、ぜひこのよい機会に方法を決めていただいて、リサイクルの推進に一層努力していただきたいと考えます。この問題についての答弁を求めたいと思います。

 大きい二番の、北部の開発について二点お伺いをいたします。

 一つは、テクノハイランドの分譲の状況についてであります。この間、県などと一体となって工業団地の造成や肝心の企業誘致の活動を展開されているわけでありますが、分譲の開始に当たりまして、分譲価格の決定や企業誘致の見込みが現時点でどこまで進んでいるのか、質問をするものであります。

 2番のエアターミナル構想についてであります。これは新聞報道もありました、県経済同友会が提言したハイウェイ・エアターミナルについて、関市の見解をお伺いするものであります。

 報道によりますと、この構想は中部国際空港に直結した郊外型の交通・観光・交流拠点ということでありまして、場所が東海北陸自動車道と東海環状自動車道の交差するこの関市内に建設するという構想であります。また、高速バス、周遊観光のバスターミナル、飛行・空席状況などの情報提供や航空券の予約・発行も可能な拠点にするというもので、新聞では構想イメージの図まで発表されまして、広く知られたところとなった構想であります。

 この中部国際空港の問題というものは、今、国際的にも非難されて見直しを余儀なくされた万博ほどの注目はされておりませんけれども、環境や財政など住民生活への影響は非常に大きなものがあります。漁業交渉のおくれから目標の開港が危ぶまれる中、早期着工に向けて突っ走ろうとしております。空港本体もさることながら、関連開発の必要性や採算性、何よりも環境への影響が著しく、計画の再検討が必要な事業であります。愛知県幡豆町では土砂の採取と跡地問題が問題となっておりまして、今、環境を守る運動が広がっております。関連開発としての道路や道路アクセスの問題、周辺の地域整備、名古屋空港の跡地問題など、中部国際空港は、膨大な赤字を生み続けている関西空港以上に地元負担が膨張していくという構図が本当に目立ってきております。大型公共事業の無謀な積み増しによる財政悪化は、必ず住民生活に大きな影響をもたらすわけでありまして、財政見通しをはっきりさせて、徹底的に見直すことが必要な巨大プロジェクトであります。

 このエアターミナル構想、関市の関知しないところで県の経済同友会が発表したものであるということで聞いておりますけれども、完成の想像図まで披露されて発表されておりますので、今後これらの団体や関係者からも構想の積極的な売り込みがあるのかもしれません。簡単に乗りかかるような話ではないと思いますし、慎重な検討が必要だと思いますけれども、このエアターミナル構想についての当局の見解をお伺いするものであります。

 最後に三番目の、水道工事に伴い赤さびが出る世帯への対応ということで質問をいたします。水道工事に伴う断水によりまして水流が変化し、関係する周辺世帯にどうしてもさびが出ることがあります。住民に周知を徹底して、できる限りの対策をするべきであると考えるものであります。



 刃物会館前での工事の話でありますけれども、夜、入浴中に赤さびが出て大変だったということや、深夜電力温水器を使っている家庭では、この機械の中にさび水が入り、修理が必要になったというお話も私は聞いております。赤さびが出るという可能性が知らされずに被害があった。その後も何の説明もないということも聞いております。水を利用しない夜間に工事をするなど、また断水の協力を呼びかけるなどさまざまな努力をされているということは承知をいたしておりますし、今まで以上の広い範囲で市民に協力をお願いし、十分理解を得られるような努力が必要だと考えるものであります。新しい対策も必要になってくるのではないかというふうに思うわけでありますけれども、今後の対策についてお伺いをするものであります。

 以上で壇上からの質問を終わります。

  (拍手・降壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 森環境経済部長、どうぞ。

  (環境経済部長 森 義次君登壇)



◎環境経済部長(森義次君) それでは私から、大きい一の1、3、4と大きい二の1にお答えをいたしたいと思います。

 最初に事業系の持ち込みごみの減量対策はということでございますが、現在、中濃広域清掃センターへの平成十一年度関市の一般家庭ごみ及び事業系の搬入量は、可燃、不燃、合わせまして一万七百四十トンで、前年度より八%ほど増加いたしております。特に事業系のごみにつきましては、一般廃棄物と産業廃棄物がありまして、これらのごみの処理につきましては、事業所につきましては事業所の責任となっておりますが、廃棄物の種類も異なりまして、減量対策の手法、処理先等の不足もございまして、市といたしましては、積極的にリサイクルをしていただくように指導をお願いいたしておるところでございます。特に事務用紙等については直接製紙会社の方へ持ち込んでいただくように、また段ボール類につきましては、つくし作業所へ搬入し、リサイクル利用を願っておるところでございます。草木等につきましても、中間処理業者がございますので、そこへの持ち込みを強く御指導いたしておるところでございます。今後さらにリサイクルできる施設、あるいは処理先等ができましたら紹介をし、ごみの減量に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 3の、問題ある産廃処理業者への指導はということでございますが、議員のお話がありましたように、広見地区に現在、不用となった家具、あるいはベッド等をボイラーの燃料として活用し、焼却し、焼却灰についても、コンクリートの材料として再利用されております。このような有価物を利用している施設であるため、産業処理施設とも非常に言いがたいわけでございますし、非常に難しい判断でございまして、現在、中濃総合庁舎内にあります中濃地域振興局の環境課におきまして、その調査を依頼しておるところでございまして、その結果等を見まして対応を考えていきたいと思いますし、またその他の産業廃棄物処理業者等々につきましても、県と連携をとりながら、今後御指導してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 4のプラスチックごみの処理方法についてございますが、プラスチックごみの分別につきましては、御承知のとおり昨年の四月から実施しております。市といたしましても、当然、容器リサイクル法に定められたルールに乗って、来年の四月からは指定法人ルートへの委託を考えておりますが、本年度の現在の対応といたしましては、プラスチックの収集体制を、一般ごみと分けまして、毎週水曜日に変更いたしまして、容器リサイクル法に従った保管設備の整備、あるいは圧縮機の導入などを現在準備いたしておりまして、でき次第、早急に本年度も実施できるようにただいま進めておりますので、御理解を賜りたいと思います。



 それから二の北部開発についての1、テクノハイランドの分譲状況はについてでございますけれども、関テクノハイランドにつきましては全体で約九〇%の進捗状況でございまして、防火工事関係、あるいは水のテラス、あるいは工場用地等々の整備の第一期第二区工事の約三十九・一ヘクタールにつきましては、ほぼ整備が完了いたしました。現在、第三・第四区につきまして工場用地等、あるいは取りつけ道路等々の工事を行っております。こうした状況から、企業誘致につきましても、パンフレット、あるいは新聞広告等によりPR活動、企業アンケート調査、融資関係を含む金融機関との情報交換会や企業交流会等々を積極的に推進するとともに、誘致企業情報に基づきまして企業訪問を、現在六十社ほど行っておりますが、これは関テクノハイランドの概要を説明いたしておりますが、何分、分譲単価が決定していないために分譲には至っておりません。県におきましても、本年度より民間企業から企業誘致にたけた人材を採用し、本格的な体制を整えられました。したがいまして、さらに県、関係機関と連携を密にして、早急に単価を決めていただき、企業誘致、分譲に努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしく御指導のほどお願いしたいと思います。

 以上をもって答弁を終わります。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に西尾助役、どうぞ。

  (助役 西尾 治君登壇)



◎助役(西尾治君) それでは一の2の、ごみ焼却施設の焼却炉の選定について御回答を申し上げたいと思います。

 焼却炉の選定につきましては、中濃広域七市町村での管内担当部課長会で構成する建設検討部会、及び助役で構成する技術審査委員会、そして市町村の首長さんの会議、延べ十回、十三カ所の視察及びメーカーからの技術説明、技術ヒアリングを行うなど、慎重に検討を進めてまいってきました。ごみの処理量の予測、設備規模の状況、建設期間等々を含め、現在、最終的な調整の前段階の状況に入っております。この結果等につきましては二十六日の全員協議会で説明させていただきたいと思っておりますが、機種選定といたしましては、次世代型と言われております流動床式ガス化溶融炉とシャフト型直接溶融炉の二種まで絞り込みをいたしておりまして、七月中に結論を出したいと思っております。詳しい内容につきましては、後日の全員協議会で資料をお渡しした上、説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 次に、二の2のエアターミナル構想についてでございます。

 五月三十一日付の新聞発表によりますと、五月三十日に岐阜市で開催されました社団法人岐阜県経済同友会の第十二回岐阜県サミットにおける提言の一つということでございます。関市の地名を上げていただくなど、高速道の結節点、テクノハイランド、ロジスティクス等を想定したと思われます事業構想であろうかと思います。非常によい提言ではないかと思っております。今後、県の経済同友会、また県等の動きを注視し、情報の把握に努めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

  (降  壇)





○副議長(三ツ岩征夫君) 次に小藤水道部長、どうぞ。

  (水道部長 小藤省司君登壇)



◎水道部長(小藤省司君) それでは私の方から、大きい三の質問についてお答えをいたします。

 議員御質問の中の赤水につきましては、老朽鋳鉄管のさびが断水工事に伴いまして発生したものと考えております。使用者に大変御迷惑をおかけいたしました。現在、市では、地震対策事業といたしまして、市街地を中心に老朽管の布設がえ工事を継続的に施行しております。工事に際しましては、関係町内の各戸にお知らせなどの配布をするとともに、断水区域の広い場合につきましては夜間工事等を行うようにしております。今後、今回のことを考慮いたしまして、工事のお知らせの配布範囲等を検討いたしまして万全を期していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 二十四番 清水英樹君、どうぞ。



◆二十四番(清水英樹君) 事業系のごみ減量対策につきましては、リサイクルをしていただきたいと、こういう指導をぜひ強めていただいて、この間の計画にあるように、これからどんどんどんどんごみがふえていくという流れにストップをかけていただけるよう、頑張っていただきたいということを申し上げたいと思います。

 それから問題ある産廃処理業者への指導というところでありますけれども、指定を受けた産廃処理業者ではなくて、ボイラーをつくり、コンクリートにまぜるというようなやり方というのは、まさに法の抜け穴をくぐっているようなやり方でありまして、そういう意味では、余計に私は悪質だというふうに思うわけであります。放置すれば大きな問題に発展していく可能性もあるかもしれません。県や警察とも連携して、指導や対策を立てていただきたいというふうに思いますけれども、上部機関の報告を待っているだけでありますと、いつまでも燃やしているという状況が続くということも考えられますし、その他の地域でも同じような問題があるということでありますので、早期に結果が出せるように、市民の皆さんにも情報公開しながら頑張っていただきたいということを要望したいと思います。

 それからプラスチックごみの処分でありますけれども、ビニール、プラスチックで集めたごみを受け入れていただける先がほぼ決まりそうな御答弁でございましたので、本当にこういう問題になっていい機会であると思いますので、決めていただいて、幅広い多くの意見にも耳を傾けていただいて、広く市民に知らせていただきたいと思います。

 それからテクノハイランドについては、少し再質問させてください。

 この分譲単価につきまして、この間の議会でいろんな議員からも何度も、そしてこの進捗状況はどうなのかということが言われてきましたけれども、今回の質問に対する御答弁の中でも、まだ決まっていないということでございます。実際おくれているのかどうかというようなふうにも思えて、三月には決まるというようなこの前のお話もあったと思うんですけれども、単価決定がいつごろなされるのかという問題について質問と、どうしてこんなに単価の決定がおくれるのかという問題について御答弁いただきたいと思います。

 エアターミナルにつきましては、非常によいというお話でありましたけれども、私は、財界とか上からの押しつけにそのまま乗っかることのないように、慎重に検討が必要な、本当に大きな問題だということを申し上げたいと思います。





○副議長(三ツ岩征夫君) 森環境経済部長。



◎環境経済部長(森義次君) 二の、いつごろ単価が決まるのかということでございますが、県の開発公社、県の産業労働課の方でも今決めておりますので、お話を聞きますと、もう近いうちにということでございますが、また一度県の方へも確認していきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○副議長(三ツ岩征夫君) これにて、二十四番 清水英樹君の一般質問を終わります。

 次に、七番 杉江代志熙君、どうぞ。

  (七番 杉江代志熙君登壇・拍手)



◆七番(杉江代志熙君) では、議長にお許しをいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。

 一番の緊急連絡用のシルバー身分証を発行せよという質問でございます。

 ある御婦人からの相談に、私たちは男性と違い、運転免許証など自分の身分を証明するものを持ちません。また、健康保険証を持ち歩くわけにもいかず、私たち高齢者にも何か身分を証明できる者を発行できないかという御相談でございました。言われてみれば、男女共同参画社会の形成を目指し、また高齢社会の形成を目指すさまざまな観点から試行錯誤を凝らしているものの、基本的人権の視点から、これら女性に対しての配慮が欠落したこれまでの日本社会の原点を見る思いでございます。関市の半分を支える女性に対し、もっときめの細かな視点から見直しが必要であると考え、そのような施策の先進地を種々調査していたところ、千葉県船橋市において、高齢者の方が外出時に万が一の事態に遭われたときに、身分や緊急連絡先がわかるものを携帯していれば、本人も御家族の方も安心であります。しかし、健康保険証を常に持ち歩くのも紛失が心配であります。運転免許証を持っていない方もいらっしゃいます。そこで船橋市では、六十五歳以上の高齢者の御希望により、本人の写真欄や電話番号、血液型、緊急の連絡先などを記した簡易な身分証明書であるシルバー身分証を発行するサービスを始められております。関市においても、緊急連絡用のシルバー身分証の発行はできないかお伺いいたします。

 二番の質問に移らせていただきます。

 過日の新聞に、分別収集されたプラスチックごみを一般ごみと同じように焼却されているのはおかしいと、市民から不満の声が上がっていると報道されました。この問題は、たちまち他市の議会の質問でも早速取り上げられておりまして。関市のようにならないようにとの趣旨でありました。ごみ分別先進地を自負していた我々市民にとっては、まことに残念な思いであります。

 ごみ問題は急がば回れであります。手間がかかっても安全な道を選択する以外にありません。正式名称「容器包装に係る分別収集および再商品化の促進等に関する法律」が平成十二年四月にスタートいたしました。以下、容器包装リサイクル法と言いますが、同法によれば、家庭のごみの約六〇%を占める容器包装廃棄物の減量化やリサイクルを進める目的で施行されました。容器包装リサイクル法は、市民に対し、市の定める収集ルールに従って分別排出を求めているもので、分別収集の対象となる容器包装では、ガラス製容器、ペットボトル、紙製容器包装と、今回問題となっておるプラスチック製容器包装と発泡スチロールトレーであります。この点に絞って質問させていただきます。

 同法によれば、市の役割としてプラスチック製容器包装の収集分別、洗浄などを行い、法律に定められた分別基準に適合させること。また、これらをクリアした分別基準適合物を指定法人にリサイクルの委託をするものとなっております。指定法人でのプラスチックのリサイクル方法としては、プラスチック原材料と油化、高炉還元、ガス化、コークス炉化学原料化をして、文房具、日用雑貨などのプラスチック製品また工業用原材料にリサイクルしていくものとしております。現在、関市においては、プラスチック専用のごみ収集袋一世帯年間十二枚を、プラスチック及びビニール類などを入れて排出してくださいとして配布し、市民に協力を願っておるところであります。しかし、現在のプラスチックごみ袋による収集は、「分ければ資源、まぜればごみ」と言われるように、リサイクルを前提とした収集方法ではありません。容器包装リサイクル法に定められた分別基準適合物としての分別まで行うのか、また現状の分別収集のままでリサイクルが可能か、お伺いいたします。



 三番の質問でありますが、家電リサイクル法であります。

 家電リサイクル法は、廃棄される家電製品を回収し、原材料として再商品化、リサイクルすることでごみの減量化を図るとともに、限りある地球資源を有効に活用する循環型社会への転換を目標としております。リサイクル対象となる家電製品は、テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機の四種類。消費者は家電を廃棄するとき、その商品を買った販売店、もしくは自治体に引き渡す。このとき、リサイクルに伴う費用を負担しなければなりません。自治体は、粗大ごみとして回収した廃家電は、自治体独自でリサイクルするか、また全国に百五十から二百カ所設けられる指定引き取り場所でメーカーに引き渡さなければならないとされております。全国で排出される家電製品は年間約二千万台、約六十万トン、その八割が販売店、二割が自治体に回収されているとの統計がありますが、家電リサイクル法の施行まであと一年を切った状況で、関市はどのように対応されるのかお尋ねをいたします。

 四番の質問をいたします。

 先ほども質問がありましたが、五月三十一日の岐阜新聞に、県経済同友会構想として、二〇〇五年開港予定の中部国際空港へのアクセスとして、関市内に、空港と高速バスで直結したハイウェイ・エアターミナル(HAT)をとの報道がされました。提言したのは中部国際空港の開港を生かした県の地域振興に関する調査・研究を行っている二〇〇五年委員会。中部国際空港の開港を機に、県が目指す方向として、一つ、「観光産業を県の基幹産業とし、内外からの訪問者を誘致」し、二つに、「新東京国際空港、関西国際空港に流出している航空需要(人・物)を取り戻す」を目標に掲げ、実現するため、鉄道、道路、ハイウェイ・エアターミナル構想を提言しておるものであります。私も昨年九月の第三回定例会において、高速道路を活用したまちづくりを提案させていただきました。その後、議員研修会においてもモデルとして視察いたしました小布施町のまちづくりのリーダーもお招きして講演のあったところでございます。今回の関市にエアターミナルをとの提言は全く時宜を得た構想で、関市二十一世紀ビジョンにうたっている「未来創造路せき」の実現に向けたバックボーンになり得る構想であります。空港や港を持たない関市にとって、中部国際空港のエアターミナルとしての機能を果たせば、大量の車両で大量の燃料を消費し空港まで行く従来のアクセスの方法をやめ、環境汚染することを必要最小限にとどめることができるものとなります。関市にとっては空港を手に入れたと同じ経済効果、文化交流、また国際交流が期待できます。

 また、この提言で、岐阜県、否、中部にあっての関市の存在が大きく認められたことが重要と考えます。今まで、ややもすると、関市の都市像としての位置づけがはっきりしなかった感があります。刃物のまち関市は、貿易で早くから世界と交流してきた関市であります。やはりこのような世界との交流の玄関口としての使命があったと思われます。人、物、情報が生き生きと交流する新しい都市の創造を目指す関市にとって、本構想は千載一遇のチャンスと考えますが、評価と取り組みについていかがお考えかお伺いいたします。



 これをもって壇上からの質問を終わります。

  (拍手・降壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 御苦労さまでした。

 当局の答弁をお願いいたします。

 下條民生福祉部長、どうぞ。

  (民生福祉部長 下條正義君登壇)



◎民生福祉部長(下條正義君) 一の、緊急連絡用身分証の御質問にお答えします。

 議員御指摘のように、御婦人や高齢者に限りませんが、特に高齢者は、御自身の身分とか連絡先がわかる所持品を持ち歩かれることがどうしても少ないので、万が一の事態に遭われたり、痴呆性の高齢者の場合には、連絡先のわかる所持品の携帯はぜひ必要だと思っておりますが、その一つとしまして、昨年、改正、公布されました住民基本台帳法の改正に伴います住民基本台帳ネットワーク構想、個人の住民基本台帳カードでございますが、つまりICカードのことになりますが、その具体化に注目をしているところでございます。これによりますと、ICカードの発行には条件がつきますようで、プライベート情報を守る見地からの個人情報保護法の成立とか、ICカードは本人の希望により発行されるものであること。また、氏名、住所、生年月日、性別の四情報のほかは市町村の条例によることなどが前提になりますが、その活用範囲は広範で、印鑑登録とか公共施設の利用、医療や福祉情報などを登録することが可能になります。さらに、顔写真を張れば身分証として利用できることにもなりますので、高齢者に限らず有効な活用が期待されます。

 このネットワーク構想は二年以内に具現化されるとするものでありますが、これをどのように多機能に活用できるか、また市民の合意形成に向けた検討が必要と考えております。ただし、御指摘のように、この間をどうするかということもございます。そこで、現在、関市では、六十五歳以上の方に発行しております関市内巡回バス乗車補助券、このカードでございますけど、これには住所とか氏名、電話番号が記入されますので、緊急時の連絡用にぜひ外出時には携帯されますよう、広報に努めまして、当面、御趣旨のように対応してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に森環境経済部長、どうぞ。

  (環境経済部長 森 義次君登壇)



◎環境経済部長(森義次君) それでは、大きい二と三についてお答えさせていただきます。

 プラスチックごみの分別収集につきましては、先ほど清水議員さんの答えと同様でございますけれども、この分別基準適合物とせず現状の分別収集のままでリサイクルが可能なのかということでございますが、やはり容器リサイクル法に従って、保管、あるいは圧縮機等で処理して、これを指定法人のところへ持っていって製品化するわけでございまして、分別基準適合物とせずのままでは容器リサイクル法の指定にならないので、今後はこれは容器リサイクル法によって実施していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



 三の、家電リサイクル法の施行が来年度から行われるということでございますけれども、家庭の電化製品につきましてはリサイクルがなかなか進んでいないということから、家庭用の電気機器のリサイクルを推進し、廃棄物の減量と再資源の利用化を十分行うために制定されたものでございます。そこで、家庭用の電気機器のうち、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、そしてエアコン等が対象となる四品目を回収し、有効利用することをメーカー、要するに製造業者に義務づけるものでございまして、今月の十六日にこの細かい家電リサイクル法の説明会が県で行われましたが、具体的にはまだ、処理方法だとか処理金額、あるいは取引ルートなども決まっておりません。この秋に国から細部にわたっての指導、内容等がおりてくるということでございます。これらがおりてきますと、県におきましても細部打合会等がございますので、今後これらの取り扱いにつきましても、県下の動向を眺めながら実施していきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。答弁を終わります。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 次に西尾助役、どうぞ。

  (助役 西尾 治君登壇)



◎助役(西尾治君) それでは四の、県経済同友会提言の「関市にハイウェイ・エアターミナル(HAT)」構想についての評価と取り組みはという御質問にお答えをさせていただきます。

 さきの清水議員の御質問にお答えいたしましたとおりでございます。非常によい提言であると思いますし、すばらしい構想のようでございます。評価すべきだと考えますが、まだその取り組みまでに至っておりません。今後、情報を得るなど調査・研究いたし、経済同友会、また県の動向を注視していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  (降  壇)



○副議長(三ツ岩征夫君) 七番 杉江代志熙君、どうぞ。



◆七番(杉江代志熙君) では、再質問させていただきます。

 まず緊急連絡用のシルバー身分証でございますが、ただいま答弁にありましたように、住民基本台帳ネットワークシステムによるICカード発行を待って実施したいということでございます。私も第三回定例会でこの問題を質問させていただきました。これによって、全国のどの市区町村でも各種証明書の取得ができるものでありまして、先ほど部長が申されましたように、二年以内に実施も可能ということでございます。

 その質問の後に、私、証明書の相互発行事業についてもお聞きいたしました。岐阜市地域に中濃地域の七市町村が参画し、二十四の市町村で実施したいと、こう答弁されております。これもまた七月三日より実施されると伺っております。今の答弁であれば、証明書の相互発行事業も、二年から三年待てば全国的に通用するものができるので必要ないということになります。善は急げともいいます。高齢者の方々は、難解な説明を必要とするコンピューターシステムに対して拒否反応を示す場合もあります。まず、手書きのカードでその目的を理解いただいて、順次なれていただく方法も必要かと思われます。多額の予算を必要とするものでありませんので、即実行できないか、再度お伺いいたします。

 それから容器包装リサイクル法でございますが、今の袋のごみの状態のままではなく、もっと同法に基づいた分別収集をしなくちゃいかんということでございますが、プラスチックの指定容器包装のリサイクルは、プラスチックというのは性質は千差万別でありまして、熱を加えて溶け出す材料もあれば、熱を加えたら固まっていくという材料もございます。さまざまな目的に合わせて多様なプラスチックが合成されておるわけでございます。しかし、リサイクルというのは、同じ性質のもの同士しかリサイクルができないわけですので、その識別方法というものは、専門家ですら燃やしてその性質を分別している状態であります。今回、関市のリサイクル業者に委託する方法は、例えば古紙や瓶のカレット、ペットボトルのように、再生処理が間に合わず機能しない事態が起きるおそれがあるのではないか質問させていただきます。



 そこで、詳しく容器リサイクル法、容リ法といいますが、容器包装の分別収集というのは非常に難しいわけですが、これの市民に対する収集ルールの決定がされなきゃいかんと思いますが、この点についてどうお考えなのか。

 また、この中に特定事業者として学校法人が入っておるわけですが、この学校法人が特定事業者になる根拠というのはどういう根拠であるかという点をお願いいたします。

 関市は、県内の市町村から委託されたごみ収集運搬業者でつくる県清掃事業組合と廃プラスチックリサイクル業者が、通産省や県の補助を受けて共同で建設した輪之内町の岐清協リサイクルセンターに再生処理を依頼するということであります。関市のプラスチックごみの排出量というのがわかれば教えていただきたい。また、本施設はいかなる処理能力があるのか。また、再商品として何を製造されるのか、その点についてもお伺いいたします。

 また、同施設の再商品化された製品を、リサイクルというのは出口が大切ですので、これらに対する購入の義務が生じるのではないかと考えますが、その点はどうでしょうか。

 それで二番の再質問は終わります。

 三番ですが、自治体で家電を処理する場合、消費者の負担額、これは東京都の試算ですが、冷蔵庫では一万六千円、テレビでは六千円という数字が出ておるんですが、このような試算をされたことがあるかどうかということをお伺いします。

 また、負担が高過ぎれば不法投棄のおそれがあるが、採算はあるのかどうか。以上の点を再質問させていただきます。



○副議長(三ツ岩征夫君) 下條民生福祉部長、どうぞ。



◎民生福祉部長(下條正義君) 御趣旨は十分理解しておりますが、新しい手法のシルバー身分証を発行しようとしますと、それなりの発行準備から趣旨徹底までの期間も要するかと思います。先ほど御答弁申し上げましたように、二年以内というICカードの発行も目前になってきております。暫定措置としまして、せっかくこうした代用できるものがございますので、これをつなぎながら、今御提言のことにつきましてもあわせて検討はさせていただきたいと思いますが、暫定的な措置としてこうしたものの携帯を願えれば、一つの目的を達するんではないかなというふうに考えておりますので、御理解をお願いします。



○副議長(三ツ岩征夫君) 森環境経済部長、どうぞ。



◎環境経済部長(森義次君) それでは、容器リサイクル法についてでございますけれども、これは容器リサイクル法に基づいてやるより仕方がないということでございますし、現在、その品物についてでございますけれども、趣旨徹底を市民にということでございますが、現在、行っておるものの中から容器リサイクル法に合う、市民で分けやすい、あるいは今度、先ほど言われました指定された法人、岐阜県の輪之内町にできました岐清協(※後日訂正発言あり)でございますが、ここでできる分別収集にするわけでございます。五品目から六品目、これらについては広報、あるいは、今現在行ってみえますので、ごく簡単にといいますか、市民にもわかりやすく今度はできるんではないかということを考えておりますが、一応広報等で知らせながら、こういう五品目から七品目を今選定いたしておるところでございます。



 それから指定法人で学校がどうとかこうとかというのがありますが、これはちょっとわかりませんが、もしその辺であれば私の方で一回、リサイクルの指定法人ですか。容器包装リサイクル法の指定法人になるかどうかということかもわかりませんが、これは一回確認してみます。

 それから、現在の分別収集でプラスチックごみでございますけれども、大体一回で二十キロぐらいになっております。だからこれを実施しますと、私どもは一カ月に大体七トンぐらいにもならんのではないかということを思っております、一カ月分ずうっと集めまして。そんなことを今試算しております。

 それから製品でございますけれども、岐清協(※後日訂正発言あり)でつくりますのは、車どめ、塀なんかに使いますブロックぐい等々をでかすようになっております。そんなようなことの製品が今できておりますし、その製品についても、何かその辺を対応していかないかんのではないかということでございますけれども、これは指定法人の方でいろいろ考えてみえることだと思いますので、よろしく御理解を願いたいと思います。



○副議長(三ツ岩征夫君) 七番 杉江代志熙君、どうぞ。



◆七番(杉江代志熙君) 特定業者に学校法人ということですが、これは簡単な容リ法のパンフレットですが、私もびっくりしたんすけど、なぜ特定業者に学校法人が出ておるのかということなんですが、あとは宗教法人、またテークアウトできる飲食店というようなものが特定業者に分類されておるということなんですが、また、わかりましたら後ほどお知らせください。

 以上で終わります。



○副議長(三ツ岩征夫君) これにて、七番 杉江代志熙君の一般質問を終わります。

 お諮りします。本日はこれにて延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会といたします。

 なお、あす二十二日の本会議は午前十時から開きます。

 議事日程は一般質問の残りでございます。

 本日は早朝より御苦労さまでございました。

  午後三時二十八分 延会



 右会議の顛末を記録し、相違ないことを証するためここに署名する。







  関市議会議長      岡   田   洋   一







  関市議会副議長     三 ツ 岩   征   夫







  関市議会議員      石   原   教   雅







  関市議会議員      松   井       茂