議事ロックス -地方議会議事録検索-


岐阜県 多治見市

平成23年  3月 定例会(第1回) 03月15日−04号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 03月15日−04号 − P.0 「(名簿)」








平成23年  3月 定例会(第1回)



議事日程

 平成23年3月15日(火曜日)午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 市政一般質問

 第3 休会期間の決定

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(24名)

          1番    水野正太郎君

          2番    柴田雅也君

          3番    松浦利実君

          4番    山中勝正君

          5番    若尾敏之君

          6番    三輪寿子君

          7番    若林正人君

          8番    梶田廣幸君

          9番    林 美行君

         10番    加藤元司君

         11番    安藤英利君

         12番    大安歳博君

         13番    仙石三喜男君

         14番    加納洋一君

         15番    石田浩司君

         16番    各務幸次君

         17番    加藤信弘君

         18番    宮嶋由郎君

         19番    岡田智彦君

         20番    嶋内九一君

         21番    中山勝子君

         22番    若尾靖男君

         23番    春田富生君

         24番    森 寿夫君

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため出席した者の職氏名

         市長          古川雅典君

         副市長         木股信雄君

         教育長         村瀬登志夫君

         企画部長        土田芳則君

         総務部長        服部知明君

         健康福祉部長      佐橋政信君

         医療整備局長      纐纈崇治君

         経済部長        渡辺哲郎君

         市民環境部長      佐藤喜好君

         都市計画部長      桜井晴幸君

         建設部長        堀江義英君

         水道部長        若尾正人君

         消防長         加藤英治君

         会計管理者       平井純子君

         教育委員会事務局長   水野高明君

                     加納安貴君

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

職務のため出席した事務局職員

         事務局長        青山 崇

         書記          水野浩則

         書記          宮地 敦

         書記          後藤紀男

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議

    午前10時12分開議



○議長(嶋内九一君) これより本日の会議を開きます。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第1 会議録署名議員の指名



○議長(嶋内九一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、7番 若林正人君、8番 梶田廣幸君の両君を指名いたします。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第2 市政一般質問



○議長(嶋内九一君) それでは、日程第2、市政一般質問を行います。

 質問者は登壇の上質問されますとともに、できるだけ簡単明瞭に質問されますようお願いいたします。なお、執行部におかれましても、簡単明瞭にして的確なる御答弁をお願いいたします。

 それでは、最初に19番 岡田智彦君に発言を許可いたします。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕(拍手)



◆19番(岡田智彦君) 自由クラブの岡田智彦でございます。

 初めに、今回の東日本大震災におきまして被災された多くの皆様方、そして尊い命をお失いになりました皆様方に心から哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げる次第でございます。今非常に多くの皆様方の安否が確認とれていない状況、1人でも多くの皆様方と確認がとれ、そして行方不明者の皆様方の中で、1人でも多くの生存者が誕生することを心からお祈り申し上げます。

 さて、その震災についての質問を議長並びに執行部、市長からのお許しを得まして、ここで緊急的に発言をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

 多治見市では、先ほど御報告がありましたように、地震発生2時間後、既にいち早く現地へ救援隊を派遣いたしております。そして、昨晩11時、その第1陣消防隊員が帰途されました。そして、今現地の報告を生々しくお聞きいたしたところであります。本当に悲惨な状況でございます。第2次隊も16日まで、既に現地へ出発し、活動をいたしております。そして、続いては第3次隊を17日出発させるという手はずを既に市長以下、対策本部はしっかりととっておみえでございます。こうした迅速な手配に対して議会としても心から敬意を表する次第でございます。

 さて、その実態を市民の皆様方にもよく御理解をしていただければ幸いかと存じます。また、今後の支援対策について、既に対策本部ではいろいろと多方面から検討をされていると思います。その点について市長より現在の状況をぜひ御説明をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) まず初めに、多治見市の今回の大震災に対する対応について時系列に再度御報告を申し上げます。

 地震発生は、3月11日金曜日、午後2時46分でございます。その2時間後に本市は、多治見市消防救助隊5名を組織し、現地に派遣をいたしました。

 翌12日土曜日には、多治見市の水道職員2名を給水車を伴って現地に派遣をいたしました。

 次に、13日日曜日には、消防の援助隊5名の第2陣を派遣をしております。いずれも派遣先につきましては、消防の関係については福島県相馬郡新地町に派遣をしております。水道に関しては、宮城県角田市に派遣をいたしました。

 消防の第1陣は、昨日14日月曜日深夜に多治見市に戻ってまいりました。

 そして、本日15日火曜日ですが、現地からの直接の報告を聞くということで、9時から市職員、部長級に対する説明、そして同日9時30分から議会の皆さんに全員協議会の場で説明をいたしました。

 現地の状況は、テレビ、新聞等で聞くよりももっともっと悲惨な状況でございます。一部報道に本市の対応が非常に緩やかなように報道されておりますことについては、非常に遺憾に思います。持てる力については早急に、迅速に発揮をするというようなことで、現在行っております。

 本日の対策本部会議で確定をしたことは、これまで多治見市は岐阜県に対してどういった支援がいいのかということを問い合わせをしてきました。この際に、現地に物資を送るということについては当面の間控えてほしいという回答でございます。

 しかし、どうも現地の状況を先遣隊、あるいはテレビ、新聞等の報道を聞きますと、お金よりも物資自体が足りないというような状況が判明してまいりました。本市の防災倉庫に備蓄をしている毛布、簡易トイレ、あるいは食糧の一部、こういったものを緊急に多治見市からそれを出して、現地に搬送する、こういったことができないかということを現在検討しております。加えまして、民間の特使の皆さんからは多くの寄附の願いが来ております。

 ただ、これを今一気に集めるというわけにいきませんので、一定量まとまった会社、あるいは法人、こういったものからの寄附をいただくというようなことを考えております。加えまして、福祉部が中心となって市の施設等に義援金の箱を緊急に設置をいたします。

 いずれにしましても、昨日、本日、議会の皆様とも議論をしております。本市が持てる力を迅速に最大限発揮をしなさい、こういった御意見をいただいております。予算等については予備費流用、あるいは専決、こういったこともお願いする予定でございますが、いずれにしても本市の動きについては議長を中心として議会の皆様にしっかりと報告をする、加えましてマスコミに対してもしっかり報告をしながら、本市がしっかりとした対応を行っていくというようなことを再度確認をしております。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) 議会といたしましても、万全の体制でバックアップに当たりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 このような状況下の中で、一地域の将来の発展性について問いただすのは本当に心苦しいものがございますけれども、しかし、日本列島すべてが落ち込んでしまっては、この危機を乗り越えることができません。元気な地方、そして元気な地域は、さらに元気を取り戻し、そして物心ともに被災地の支援に当たる、そういう気概を持つべきだと考え直して、通告どおり質問をさせていただくことにいたしました。よろしくお願いいたします。

 私の通告は、南姫地域の将来像についてと題してお聞きをいたします。

 まず初めに、御承知のように当南姫地域には市街化調整区域、そして農業振興地域の二重の規制がかけられております。市街化調整区域の緩和については特例条例ができましたけれども、実際の効果はなかなか難しい状況であります。

 一方、農業振興地域につきましては、農家の二世が地元に居住をしたいと、親元の近くに居住をしたいということで、農地転換、その他申請をしても、場合によっては認められないというような状況にもあります。したがって、若い生産人口がこの地域から流出をしているというのがこれまでの流れでございます。

 また、線引き前、いわゆる市街化調整区域の線引き前にできました住宅団地、ここでは2世代が居住することは非常に難しい、いわゆる間取り状況、敷地状況になっております。

 ところが、この地域で生まれ、育ち、学校を卒業し、就職し、そして親元に住みたい、この南姫地域の風土の中に溶け込んで暮らしたいという思いがありましても、近くの農地、あるいはそれが休耕田であっても、いわゆる売買ができない、そういったことでやむなく地区外へ進出して住まわなければならないというような状況下でございます。したがって、年々当地域は高齢化率が高まっていくばかりでございまして、いわゆる高齢者住宅ばかりが残りつつあるという現状で、この地域の活力を徐々に失ってきております。

 そうした中、第1の質問として、行政としては多治見市全体の位置づけとして、この南姫地域をどのような形で位置づけていくのか、将来的な考え方も含めてお聞かせをいただきたいと思います。

 2番目に、個々の施策についてお伺いをいたします。

 まず第1に、下水道整備促進策についてであります。

 御承知のように、この地域は下水道が整備されておりません。したがいまして、生活排水はすべて河川に流されております。農業振興地域の中を走る河川、いわゆる農業用水を取り入れなければならない河川に生活汚水が流れ込む、そんな現状でございます。それで本当に農業振興地域と言えるかどうか。したがって一刻も早く下水道整備を希望するものでありますが、先ごろ御報告を受けました下水道整備計画について、少しでも前倒しができないのか、その件についてお伺いをいたします。

 次に、農業振興地域における農業政策についてであります。

 農業振興地域として指定されているならば、本来は市としても農業振興策を進めるべきでありますけれども、過去においても具体的振興策を示されないままで今日まで来ております。このままでは後継者もなくなり、休耕田が広がっていくだけであります。農地の貸出策や、あるいは集約化など地元の農業者に対して積極的な振興策を具体的に享受し、そして本来の農業振興に取り組むべきだと、かように存じますが、その点についてのお考えをお聞かせください。

 次に、新火葬場の候補地の件であります。

 このたび新火葬場の候補地が当南姫地域のため池跡に第一候補として決定されました。農業振興地域、市街化調整区域、新火葬場候補地と、非常に厳しいお土産を当地域はいただいております。こうした中で、市民、いわゆる住民の皆さんはこの地域をどう振興させていくのか、これから先どうこの地域を発展させていくのか、非常に頭を悩ませておられます。いろんな御意見を私にもいただいております。この質問はそうした区民の皆様方の日ごろの声を率直に受け入れて、その集約したもので質問をさせていただいておるわけでございます。

 この新火葬場の問題については、現在、隣接住民へのコンセンサスを得るためにどのように具体的に動いておみえになるのか、そして今後どのように動いていかれるつもりなのか、お聞かせをいただきたいと思います。あわせて、この候補地は当初、1番、南姫ため池、2番、バイパスを挟んだ開墾地、たしか3番、松坂町、4番、笠原町というような形で答申がなされたはずでございます。この順位づけというのは、まだ残っているのかどうか、改めてお聞かせいただきたいと思います。

 次に、南姫小学校のプールの改修についてお伺いをいたします。

 プールは市内でも一番古く、老朽化が進んでおります。ここ二、三年、そのプールの傷みがひどく、緊急補修をしては、だましだまし使ってまいりました。一時期、夏場に子どもたちがプールに入ることができないというような状況を迎えたこともございます。小学校のプールを一日も早く改修してほしいと思いますけれども、その見通しについてお聞かせをいただきたいと思います。

 また次に、1つの提言をさせていただきたいと思いますが、いわゆる住宅リフォームに対する助成制度を検討していただけないのかということです。これは2世帯住宅にするためにリフォームをした場合には何らかの補助制度を設けて補助金を出す、あるいは利子補給に対する助成をする、そういった制度でございますけれども、そういうことができるかできないか、検討する余地は全くないのかどうか、そうすることによって少しでも流出をとめる、そして若い人たちをその地域に住まわせる、そうすることによって、いわゆる地域の連帯を強め、きずなを強め、そして地域力を高め、将来のこの地域への発展の礎をつくっていきたいという願いから、そういった提案をさせていただき、第1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) 火葬場に関する南姫地域の将来像について答弁を申し上げます。

 火葬場建設検討委員会から、新火葬場の望ましい候補地が答申をされました。市として、「通称上迫間洞ため池」に決定をさせていただいたことに対し、関係議員を初め、地域住民の皆様の御理解、御協力を心よりお願いを申し上げます。

 南姫地域は、昭和35年の合併以来、順調に発展しており、市の公共施設や都市基盤も順次整備されています。例えば、下水道整備はこれからの段階でございますが、中学校や公民館、ふれあいセンター、農免道路、深山の森公園の整備など着実に整備が行われてまいりました。

 今回、火葬場という市民全体の必要不可欠な施設を南姫地域にお願いすることに関し、市としても南姫地域の将来のあるべき姿をしっかり描いてまいります。そして、地域の皆さんの御理解、御協力を得ることが最も重要と認識をしております。

 次に、候補地の順位づけについて答弁を申し上げます。

 今回新火葬場として最もコンセプトを満たす望ましい候補地として「通称上迫間洞ため池」が答申をされました。市として新火葬場候補建設地を決定し、2月1日号の広報にも掲載をいたしました。こうした状況から、第1順位が困難となったから次に第2順位、次に第3順位と働きかけをしていくという考えはございません。冒頭申し上げましたように地域の皆さんの御理解、御協力をしっかりいただけるように、今後市全力を挙げて地域の皆さんにお願いを行ってまいります。ぜひとも御理解、御協力を心よりお願いを申し上げます。



○議長(嶋内九一君) 副市長 木股信雄君。

    〔副市長 木股信雄君登壇〕



◎副市長(木股信雄君) 私からは、周辺住民へのコンセンサスをどのように図っていくのかという点についてお答え申し上げます。

 建設地を決定させていただいた以降、30区の検討委員会の会合に2度出席をさせていただきまして、説明をしてきたところでございますけれども、その会合の中では委員会の採点ですとか、あるいは最終選定方法、経過等についての意見交換をしている、そういった段階でございます。

 また、予定地周辺の第5町内会につきましては、時間をとっていただければいつでもお伺いさせていただきますというような申し出をしておりまして、3月中にはお伺いできるのではないかということで、現在調整中でございます。今後につきましては、区全体の説明会の開催ですとか、あるいは先進地の見学会の開催等を通じまして、誠心誠意御理解をいただくようお願いをしていく、そういう予定でございます。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。

    〔都市計画部長 桜井晴幸君登壇〕



◎都市計画部長(桜井晴幸君) 私の方からは南姫地域をどのようにという観点から、都市計画絡みでお話をさせていただきます。

 質問にございました中の建築行為、開発行為に関することについて、例えば農家の分家につきましては、既存集落またはその周辺地域に存在する土地であること等、一定の条件はあるものの、開発審査会の議を経れば、建築行為、開発行為は認められるという形になってございます。

 なお、条例適用区域内につきましては、この条例は緩和条例として制定をさせていただいているものでございますが、その区域内におきましては開発審査会の議を経なくても建築行為、あるいは開発行為が認められると、ただし、農地につきましては、この条例制度の活用ができないという現状がございます。

 線引き前にできました住宅団地で二世の居住についてお話がございましたが、該当する住宅団地のほとんどが条例適用区域であるということから、そのこと自体については制限はございません。建築行為、開発行為の相談につきましては、今後とも積極的に対応させていただきたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 また、南姫地域では人口減少など地域活力の衰退を懸念するといった声が多くありましたことから、この声にこたえるといった形で、平成20年3月に「多治見市市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例」を定め、市街化区域の設定基準に準ずる区域において開発行為の弾力化を図ってまいったところでございます。

 この条例適用区域にあっては、農地でない、これを条件ではございますが、この条例に定めました用途の建築物でございますれば、自己用、自己用外を問わず建築行為、開発行為が可能となります。農業振興地域内の集落地にも条例適用区域を広げており、市街化区域とほぼ同等の取り扱いをさせていただいておるところでございます。

 そして、もう一件、リフォームの関係でございますけれども、現在、リフォーム等については、耐震化をやる中でリフォームが進められておるという状況がございます。福祉の世界でもそういった改築等もそういった助成等がございますが、公平性等を加味しますと、ある一定の区域、ある一定の条件だけの中でそういった制度を設けるというのは非常に難しいというふうに考えてございます。

 ただ、リフォームに対しましてはいろんなところでの融資制度等もございますので、それについて御利用をいただくというのが適当ではないかというふうに現在のところは考えてございます。



○議長(嶋内九一君) 水道部長 若尾正人君。

    〔水道部長 若尾正人君登壇〕



◎水道部長(若尾正人君) 私からは、南姫地域における下水道の整備の促進について少しでも前倒しできないかの御質問にお答えします。

 南姫地域の公共下水道整備の前倒しにつきましては多くの課題があると考えますが、再度、工程的、地理的、財政的に短縮することが可能かどうか検討しているところでございます。



○議長(嶋内九一君) 経済部長 渡辺哲郎君。

    〔経済部長 渡辺哲郎君登壇〕



◎経済部長(渡辺哲郎君) 農業振興地域におきます農業政策の進め方について答弁申し上げます。

 まず、南姫地区での過去の対応状況について御説明申し上げます。

 農業振興地域は、昭和48年12月24日に岐阜県が指定した区域でございます。市としましてはこれまでにハード事業としては農業研修センターやライスセンターの建設、姫川沿線の農業用水路や大藪ため池の整備などを実施してまいりました。また、ソフト事業としましては、市民農園や青空市の支援などを実施し、南姫地区の振興策に努めてまいりました。

 続きまして、今後の農業振興の考え方についてでございます。

 今年度、農業振興地域整備計画の農用地の利用などについて見直しを図りました。また、昨年の農地法改正により、10月から11月にかけまして市内全域の農地の利用状況調査を実施しまして、遊休農地を把握いたしました。今後はこのデータを活用しました施策を実施してまいる予定でございます。

 そのほか施策としましては、まず法律の改正に伴いまして農地利用集積円滑化事業を利用しまして、農地をまとめて集約的に利用する農業者を探すなど、農地の有効利用を推進してまいります。

 また、廿原ええのおのような営農組織の立ち上げや新規就農者への農地情報提供などの支援を実施してまいりたいと考えております。



○議長(嶋内九一君) 教育委員会事務局長 水野高明君。

    〔教育委員会事務局長 水野高明君登壇〕



◎教育委員会事務局長(水野高明君) 私からは、南姫小学校のプールの改築をどう考えるかということについてお答え申し上げます。

 南姫小学校のプールにつきましては、昭和45年の建築となってございまして、御指摘いただいたとおり、市内の学校のプールで最も古く、またコンクリート打ちの古い構造となってございます。このため、第6次総合計画において、平成26年度に全面の建てかえを行う予定としておりましたが、近年水漏れ等のように大変ふぐあいが頻発してございまして、修繕費もかさんできておることから、建てかえも早目に対応したいということを考えまして、平成23年度の予算で実施設計の予算を計上してるところでございます。こうしたことから教育委員会といたしましては、建てかえ工事につきまして、現在の第6次総合計画で決めております平成26年度の計画を少しでも前倒しできないかということで検討してるところでございます。



○議長(嶋内九一君) 市民環境部長 佐藤喜好君。

    〔市民環境部長 佐藤喜好君登壇〕



◎市民環境部長(佐藤喜好君) 私からは、住宅リフォームに対する助成制度について、先ほど都市計画部長の答弁がございましたが、補足的にお答えさせていただきます。

 住宅リフォームに対する助成としては、現在、高齢者在宅生活支援バリアフリー事業や介護保険における住宅改修助成、そして耐震補強工事に合わせた改修工事等の助成を行っているところでございます。

 しかしながら、議員御提案の特定地域に限定した補助や住宅リフォームに限定した助成ということにつきましては、御提案としては受けとめさせていただきますが、公平性や効果といったような観点から現実的でないというふうに考えているところですので、よろしくお願いいたします。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) 下水道整備計画についてですけれども、予定では来年度ですか、姫駅周辺のポンプ場、第1ポンプ場というのか、これの整備に入るということですけれども、工事に入るということですけれども、具体的に現在予定されてる年度、もう一度お聞きしたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 水道部長 若尾正人君。



◎水道部長(若尾正人君) 姫地域におきましては、平成23年度から事業着手するということで、平成23年度におきましては、今議員が言われたとおり、姫駅付近の中継ポンプ場と、それから7丁目のポンプ場、2基つくるわけでございますが、そういうのを基本計画及び今の姫駅の方の詳細設計、また上流側の国道 248号線の圧送管と下水管、それの詳細設計を行う予定でございます。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) そうすると、着工年度はその次になるということですか。平成25年度になるのか。



○議長(嶋内九一君) 水道部長 若尾正人君。



◎水道部長(若尾正人君) 今言いましたように、平成23年度に測定を行いまして、平成24年度から工事を行いたいという計画でございます。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) さらに、確認させていただきますが、姫駅ポンプ場がとりあえず完成しますと、次の旧国京、いわゆる姫町7丁目で建設予定されるポンプ場の完成までの間、姫駅のポンプ場を使って、そして牧峠の方へくみ上げる。これに供用できる範囲というのを大体どの程度のところまで、地形上の問題がありますけれども、どの程度のところまでが姫駅のポンプ場の設置で使えるだろう、つなぎ込みができるだろうと考えておみえでしょうか。



○議長(嶋内九一君) 水道部長 若尾正人君。



◎水道部長(若尾正人君) 姫駅付近のポンプ場、そこに一応流入できる、いわゆる姫地域におきましては木曽川水系ですので、下位の方に勾配がついておるわけでございます。ということから、今言われたように、牧峠の頂上から、姫駅の付近のポンプ場、そこへ自然流下ができる範囲というか、国道 248号線から見ると、約ですけども、90度上の牧峠側の部分が姫駅のポンプ場の流域の区域ということになります。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) せっかく下水道の質問を取り上げさせていただきましたので、お願いをしたいと思うんですが、居住数が多いところは姫駅よりも下なんです、いわゆる7丁目までの間。したがって、着工年度が、長引けば長引くほど、いわゆる姫地域への下水道の普及率が上がってこないということになるわけです。

 したがって、このあたりを頭に入れていただいて、7丁目に設置するポンプ場の建設計画を本当に少しでも早くしてほしい、前倒しをしていただきたいと思います。現在の計画でいきますと、平成37年度にならないと、全地域網羅ができないというような計画になってますが、これはおくれることは絶対あってはならないし、だから本当に早まってほしいというふうに願っておりますので、当然予算の問題、その他工事の問題、いろいろあろうかと思いますけれども、鋭意努力をしていただきたいと思いますので、意気込みをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) 先ほど来、水道部長が答弁を申し上げているのは、従来の計画よりも相当早まった計画を今回御提示をしております。今般、新火葬場の問題もございます。と同時に、南姫地域の地区懇談会に行くと、必ず下水道の強い要望はいただいております。議員御提案のように、本市の力として一刻も早く姫地域全体に下水道が整備できるよう最大限の努力を払ってまいります。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) 次に、農業振興地域についての件ですけれども、いわゆる本当に皆さん方、担当部署も十分把握してみえると思いますけれども、休耕田が目立ってきております。せっかく先ほど経済部長の方から説明もありましたが、いわゆるハード面での整備はしてきたと、いわゆる農業用水路の整備、そういったものもしっかりやってきたというようなことでしたけれども、せっかくやっても休耕田になってしまっておって、農業用水が田んぼについては何も意味をなさない。

 ところが、この前も私ちょっとお聞きをいたしましたが、現地で、田んぼをつくりたいんだけど、自分の田んぼに水が入らないというような御意見をいただいております。それじゃ畑に変えようかというと、畑にもならないと、いわゆる湿地みたいになってしまっておって、全く中途半端で、何も手がつけられないというようなことを言われた方が見えました。やはりつくりたいというふうに思ってみえる方も見えるわけですね。

 ところが、できないと、この辺については、また農業委員会も開かれておりますので、地元の農業委員のお力をおかりしながら実態を把握していただきたいと思います。農業者の意向を聞いていただいて、そしてせっかく意欲のある方が自分の田んぼで稲作ができないというようなことのないような、そういった配慮を進めていっていただきたいと思いますが、部長いかがでしょうか。



○議長(嶋内九一君) 経済部長 渡辺哲郎君。



◎経済部長(渡辺哲郎君) 先ほども申し上げました法律が変わりまして、農業委員会が遊休農地の調査をして、今実施をして、今所有者等にアンケート調査をとっております。そういう中で、具体的に言いますと、全体で18ヘクタールぐらいありまして、南姫で8ヘクタール遊休農地がございました。そういう中で、今後所有者がどういう意向かということをお聞きをしながら、農業委員会の中でも協議をしながら、少しでも皆様が農業をやっていけるような方策を考えていきたいと思っております。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) それでは、次に新火葬場の問題ですけれども、特に近隣地域はいつでも時間をとっていただければ出向いて説明をするということですが、いつでも呼んでいただければ行きますという程度でいいのかどうか、本当に現地は建設反対ののぼりが数多く立っております。やはり区としてもそれを踏まえて対策委員会、検討委員会というのを立ち上げておりますし、それは区民の皆さん方の意見を聞きながらどうあるべきかということも考えておられるようです。

 そういった中で、今お答えがありましたように、順位づけはないと、あくまでも候補地だということですから、それならばそのような働きかけをもっと積極的にしていかないと、本当にボタンのかけ違いということが起きて、どうにもならないということになる可能性もなきにしもあらず、どうかその辺をしっかりと対応していただきたい、そして区民の声、それをしっかりと聞いていただきたい、かように思いますが、いかがでしょうか。



○議長(嶋内九一君) 副市長 木股信雄君。



◎副市長(木股信雄君) まず、一番隣接しているといいますか、第5町内会に対しましては私どもも十分な説明をさせていただいて、十分に御理解いただけるような努力をさせていただくように今努めているところでございます。

 そうした中で、区長様と、それから町内会長様の間で、私どもが説明をさせていただく日程も決まりまして、私どももお伺いをするという段取りを進めておりましたけれども、そういう中で、地元の方々から日程の変更をしてもらいたいというような要請もございまして、今日程調整をさせていただいてるということでございます。私ども決して待ってる段階ではなくって、そういった機会を設けていただいて、ただ、30区、あるいは第5町内会のそれぞれの地区の御事情もあるものですから、そういった御事情も考慮しながら、極力私ども出向いて説明をさせていただきたいということで、こういった対応を今させていただいておるところでございます。

 それから、30区の検討委員会につきましても、私も2度説明にお伺いしておりますけれども、今は、先ほど申し上げましたように、なぜこの地区に決まったのかというようなことについて相当御不信がございます。

 したがって、その点を十分御理解いただけるように今最大限の努力をいたしておりますし、きょう議員提案のいろんな姫の今後の将来像についても、今後市としても全庁挙げてどういった対応ができるのかについて検討しているところでございまして、決して待ちの状況で対応してるということはございませんので、その辺は十分御理解いただきたいというふうに思います。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) ぜひともこういう微妙な問題については慎重に、そして会を重ねて、ひざを突き合わせ、区民の皆様方の意向をしっかりと把握をしていただいて、対応をしていただきたいと思います。

 それから、南姫小学校のプールの改修の件ですけれども、これは本当に子どもたちも大いに期待をしております。本当に何とかいいプールが欲しい、本当に水漏れがあって、ちょっと使い勝手が悪いというようなプールでいつも真夏に泳いでおる、そういったものを本当に解消してあげたいと思います。平成23年度に設計のための予算をとっていただいております。

 したがって、ぜひとも平成24年度の事業の中に加えていただきたい、かように思います。どうかその点についてぜひとも温かい御配慮を賜りたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(嶋内九一君) 教育委員会事務局長 水野高明君。



◎教育委員会事務局長(水野高明君) 私どもも平成23年度に予算を持ったということは、教育委員会としては1年でも早くということのあらわれでございますが、何せ中期財政計画との兼ね合いもあるものですから、そこは財政状況を見ながらということになりますので、この場で何年度ということはお答えできないことだけ御容赦いただきたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) ぜひ平成24年度改修着工ができますことをお願いを申し上げておきます。

 それから、住宅リフォームに対する助成制度、これは本当に私ども二世を地元から逃がしたくないという思いでございまして、ただ、この制度が仮に検討されるとすれば、いわゆる南姫地域に限らず、これはどの地域も同じような状況下にあるわけですから、いわゆる全市的な施策としてぜひとも考えていただけたらありがたいと思いますが、そういった意味ではいかがでしょうか。



○議長(嶋内九一君) 市民環境部長 佐藤喜好君。



◎市民環境部長(佐藤喜好君) まず、この地域、限定した制度というふうに私承知しておりましたので、この点については公平性という観点から難しいのかなというようなことでお答えさせていただきました。全域的にそういった二世が定着できるような仕組みを検討したらどうかということに関しましては、いろんなほかの考え方もあろうかと思いますので、今回御提案として受けとめさせていただきたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 19番 岡田智彦君。

    〔19番 岡田智彦君登壇〕



◆19番(岡田智彦君) それから、一つお知らせというんですか、御披露しておきますが、いわゆるこの地域における開発について過去非常に規制が厳しいものですから、いや、宅地の許可は受けたけれども、造成の手際がちょっと狂って、うちが建てられなくなってしまったというような実態もあります。

 したがって、非常に姫地域というのは好まれて、そしてよそからそこへ来られたと、1軒は建たれましたけれども、それで今度は、いわゆる二世の住宅をというような形で造成に入られましたが、ストップがかかってしまった。

 したがって、できることなら、いわゆる事業所も姫町に持ってきたいというふうに思っておみえの方が春日井市に事業所をつくられてしまった。かなりの事業所でございまして、税収は全部春日井市に行ってしまいました。ということは御本人も住んでおみえですが、籍は春日井市へ移されております。

 したがって、多治見市には一切の税収はないというような状況、そういったものが現実にあるわけでして、全くもったいないことでございます。そういうこともあるということをぜひ認識をしておいていただきたい、かように思います。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 次に、12番 大安歳博君に発言を許可いたします。

    〔12番 大安歳博君登壇〕(拍手)



◆12番(大安歳博君) 12番議員 大安歳博です。

 質問に入ります前に、今回の東北・関東大震災において、被害に遭われました皆様方に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々にはお悔やみ申し上げます。

 それでは、質問に入らさせていただきます。

 「団地等における通院や買い物バスの運行計画について」というタイトルで、順次質問させていただきます。買い物難民という言葉は新聞やテレビで認知されているようですが、響きが悪過ぎますので、交通弱者という言葉を使って質問させていただきます。

 最初に、現在、多治見市内において運行されています「ききょうバス」についてお伺いいたします。

 そもそもこの「ききょうバス」運行は、交通弱者対策や路線バスが及ばない地域の足の確保や車社会からの転換等々を目的として運行され始めたと認識しております。そこで、現在、この「ききょうバス」の運行経路、諏訪線を入れて5路線あるかと思いますが、どのように走っているのか、それぞれの路線の利用の状況と今後の問題点はないのか、また平成23年度予算案にありますように、自主運行バス事業費の 3,200万円の費用との費用対効果をどのように判断されているのか、できれば本数を減らす方向にしていきたいとか、逆にもっとふやす方向でいきたいとかについての見解をお答えください。

 次に、昨日、加藤元司議員の質問にもありましたが、市之倉地区におけるトライアングルバスとよぶくるバスの利用状況と今後、あるいは現在の問題点はどのようなものがあるか、再度お答えください。

 次からが私の今回の質問の主たる部分でありますが、以前の質問で、ホワイトタウンや市之倉ハイランド等で、既設路線バスが走っているところにはコミュニティバスは走らせられない、バス会社との関係でということをお聞きしまして納得はしていました。

 しかし、少しでも、あるいは半分程度でも路線を変えることによって走らせることができないのでしょうか、何か決まり事があったら教えてください。

 昨年、正確には平成21年12月から平成22年1月の間、ホワイトタウンにおいて公共交通アンケート調査が行われました。全世帯、世帯主が回答することを原則として、回収率が78.2%に上ったこのアンケート調査から見えてきたのは、大半の家庭では今は自家用車で通院や買い物に行かれている人でも、近い将来は交通弱者になると心配され、要望として一番多かったのが公共交通施策への不満・提言で 106件、次が現路線の運賃が高過ぎるが66件、そのほか買い物バス・通院バス・コミュニティバスを回してほしいとの要望、この3つを合わせて65件、その他さまざまな要望が出てきております。このアンケートを集計されました都市計画部として、このアンケート結果をどのように読み取り、検討結果はどのようか、御答弁をお願いいたします。

 次に、廿原地区の人に尋ねられたのですが、この地区から市民病院に行くのに早朝の通学バスに乗せていただければ助かるが、乗れないのかと質問を受けたのをこの原稿を書いているときに思い出したので、どのようか、御答弁もお願いいたします。

 以上が1回目の質問といたします。御答弁よろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) コミュニティバスの現行の経路と今後の問題点について答弁を申し上げます。

 コミュニティバスは、北ルート、南ルート、オリベルート、駅周ルートの4ルートに加え、各地域を一週間に一往復をしている郊外線と東濃鉄道の撤退に引き継いで池田南地区で運行している諏訪線、これらすべてを合わせますと、計6路線が運行をしております。

 平成21年度の利用状況は、北ルート3万 3,000人、南ルート4万 5,000人、オリベルート 7,800人、駅周ルート 6,300人、郊外線 4,100人、諏訪線1万 5,500人の利用がございました。平成16年の運行開始以来、利用者は増加傾向にございました。

 しかし、平成19年度をピークに現在は減少傾向となっています。平成23年度中に運行の定時性、時間をしっかり守るという定時性の確保や運行経路の見直し、利用のしやすい料金体系へ移行していく計画でございます。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。

    〔都市計画部長 桜井晴幸君登壇〕



◎都市計画部長(桜井晴幸君) バスに関しまして御質問いただいて、市長がお答えをした以外についてお答えを申し上げます。

 まず、市之倉トライアングルバスについての御質問でございます。

 市之倉トライアングルバスの平成21年度の実績でございますが、延べで 4,229名乗車ございました。1日平均19名の利用、平成20年度と比較して 1,488名乗車の増加となってございます。平成20年7月に一部区間の料金の値下げが利用増加の要因であるというふうに考えてございます。

 今後の課題としましては、現在、株式会社コミュニティタクシーの自主事業で運行してございますけれども、前年度を上回る利用増加はあるものの、赤字の運営となっているというようなことから、継続的な運行をしていただくためにも、利用料金や運行形態、この改善が必要であるというふうに考えてございまして、事業者、地域住民、行政が一体となって、継続的に運行できるような検討、支援をしていく必要があるのではないかと考えてございます。

 また、よぶくるバスにつきましては、平成23年1月、これは11月から行っておりますから実証実験でございます。1月の実績で申しますと、1日平均 180名の乗車があるということでございまして、これにつきましても平成23年4月から本格運行の予定をいたしてございます。課題につきましては、ただいま申し上げましたトライアングルバスと同じであるというふうに認識をいたしてございます。

 次に、既存バス路線のある地域での問題点ということでございますが、特にホワイトタウンのお話でございました。

 ホワイトタウンでは、昼間、自宅近くまで小型バスを運行する計画は現在ございません。ホワイトタウンでは、路線バスと競合する地域であるということから、自宅近くまで小型バスを運行しようとした場合、既存事業者との調整が必要となります。

 平成22年に公共交通に関する地元アンケートを実施しまして、自治会にはアンケートを参考に利用のしやすい公共交通を提案いただくようお願いをしているところでございます。御提案があれば、問題点、課題を整理の上、実現に向けて自治会に協力をしてまいりたいというふうに考えてございます。

 それから、昨年実施した公共交通ニーズの調査結果についてでございます。

 アンケートにつきましては、回答のございました 2,300世帯のうち、世帯員に移動困難な方がいるとお答えになられた世帯が 300世帯、約13%ございました。高齢化を迎えた住宅団地の身近な足の確保が望まれているというふうに認識をいたしてございまして、また自由記述では、現在は移動手段に困っていないが、将来公共交通の充実が必要と記述した人が多く見られております。

 こうしたことから、本当に困っている人たち同士で新しい交通が確保できるのかといったことや、今困っていない人たちがどこまで困っている人たちの交通の確保にかかわることができるかといったことが大きな課題というふうに考えてございます。

 次に、通学バスというお話でございます。

 諏訪線のスクール専用バスへの一般の利用は可能かということでございますが、これはスクール便とはいうものの、池田小学校、平和中学校の行事に合わせた不定期路線として運行してございます。これにつきましては一般の方も御利用をいただくことができるということでございますので、できる限りの御利用をお願いしたいということでございます。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) まず1つ目、トライアングルバス、よぶくるバス、これ現在はコミュニティタクシーに運営を任せてあるということだと思うんですが、それまでもコミュニティタクシーにお願いしてやってて、補助金を出されてて、現在は補助金を出してないと思っておりますが、それで赤字になっていますよということだと認識しました。これによって改善するために鋭意努力をしてるということでありましたが、その辺があると、撤退ということもあり得るのかどうかをちょっとお聞かせください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) ただいま御指摘ございましたように、トライアングルバスにつきましては補助金を3年間ほど助成してまいりましたが、その当時からもいろいろと見通しをして運営をしてきてございます。当時も赤字はございました。料金改定とか、いろんな形で工夫をされてきて、若干今のところ改善がされつつあるということでございます。

 現在はよぶくるバスは実証実験ということで、現在は市が実証実験をやっておるという位置づけでございます。4月以降については、これもトライアングルバスと同様に、自主運行に移行していただくという話になってございまして、これについては、先ほども申し上げましたように 180人程度の御利用があるということで、これも今後利用が伸びていけば、当然維持をしていける可能性のある路線であるというふうに考えてございます。

 撤退については、非常に私どももそういうことがあってはならないということで考えてございます。3者が、先ほどもございました。いつも申し上げるんですが、トライアングル事業者、市民、そして行政、この3つが一式になって公共交通としての位置づけをキープしていくというのが一つの役割であろうということを考えてますので、できる限りの支援、また利用の方も促進を図っていきたいというふうに考えてございまして、撤退は避けていきたいし、現在のところコミュニティタクシーは自分たちの事業についての誇りと申しますか、地域での位置づけをしっかり認識しておみえですので、そのあたりについては頑張っていただけるものと考えております。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) もう一つお聞かせください。

 トライアングルバスは10人程度が乗れるような小型バスで、多治見市が購入したと記憶しておりますが、10人までは普通の小型バスでいいのかどうかわかりませんが、幾らで購入したのかをまず教えてください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) トライアングルバスにつきましては、多治見市がこの車両を購入したということはございません。事業者の方で用意された車両でもって運行していただいてございます。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) よぶくるバスの方もそのようですか、お答えください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) よぶくるバスにつきましては実証実験ということでございますので、現在委託先でございますコミュニティタクシーの方の車両をお借りして26人ですか、いわゆるマイクロバスでもって事業を進めていただいております。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) 脇之島町ではアンケート結果を踏まえて、先ほども自治会の方にちょっと預けているみたいなことを言われましたが、任意で公共交通機関を考える会というのが立ち上がっております。私も任意の10数名の方々が今度4回目をやりますので、一緒に議員も考えませんかという御案内が来たので、19日にあるので、私も行こうとは思っております。

 その中で、脇之島町の公共交通アンケート結果、これを見てみますと、確かに現在一番多い世帯で50代世帯が 1,279件、60代世帯が 900件というところで、10年たつと運転免許証を返上するというところがかなり出てくるんだろうなと、だからそれは今から考えていかなければいけない問題だなということで、私も行って話しようと思ってます。

 それで、例えば路線バスが今時計回りで回っております、外周道路を。それを反時計回りで内側を回すということは、路線とは違う回り方、もしくは途中で、団地の中に入って、そして乗っけて出てくるということは、既設路線バスの路線を侵すという解釈になるかならないかを教えてください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) 例えば、自治会が団地の中だけで回っていただいて、バス停までのアクセスをキープするということであったとするならば、それはできると思いますが、それを駅まで延長したりということになりますと、当然その間のバス停等も競合することになりますので、それは難しいと思います。

 その辺について御意見等、多分要望等出てくると思います、会合の中で。そういったものを、また現在も区長さんなり何なりお越しいただいて御意見を伺うという場もありますので、そちらの方でお知らせをいただくなり、私どもの職員をお招きいただけるのであれば、そこで御意見を伺うということも考えていかなければならないなというふうに思っております。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) これ次回が第4回目をやりますよという御案内を私いただいてますので行って、例えば公共交通機関を考える会である程度煮詰めて、問題点が出たときに都市計画部の担当の方が来て、一緒に考えていただけるという御理解を今私はしました。例えば、8回目ぐらいのときに、ある程度まとまったら1回来て聞いてよという話になるかと私は今判断しましたので、そのときはよろしくお願いいたします。

 それで、私、現在は脇之島町から駅までの便、路線しか走ってません。それで、平和トンネルができたときに、あのバイパスができたときに、同じ駅まで行くのに市民病院のところで右折していく駅前路線も何便かはできると思っていました。それが一つも全く話に上がってない。多分今度の会合の中で、そういうバスも要求しようよという話が出てくるかとは思うんですが、その辺で路線、バス停までという話は絶対出てこないと思うんですよ。

 だから、ここであるのは平日、買い物についてお尋ねしますというところで、ショッピングセンターについて、主な目的地はどこですかというので、まず1つは、スーパーの名前を言いますが、バローの多治見南店、ここに行くよという人は54%、そしてパワーズ駅前、多治見フランテというのを足すと、これで約20%、コープ岐阜、これが20%ぐらいですか、だから買い物弱者と言われる人はそういうところに行く便が欲しいわけです。

 それで、行ってない路線、例えば駅まで行けば駅の前のスーパーには入れるんですが、バローの多治見南店には行けない、そっちに行ってるバス路線に乗りかえて行きなさいよということになってしまうんです。

 だから、それを回すバスを、例えばそれはコミュニティタクシーだけとの話かもしれませんが、そのバスを自治会で借りて用意しますから、運行をしていただけませんかという話になってきたときに都市計画部もその話に乗ってきてくれるのか、あくまでも2者で話しなさいよということになるのか、その辺もしもの話から、これ僕の頭の中に持ってるんで、ちょっと検討、御意見ください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) 御要望の内容はわかります。

 しかしながら、バスにつきましても事業者であるというようなこともあります。そして、利用が本当にいつも思うんですけど、要望あっても利用が進んでないというような現状もあるものですから、その辺のことも含めながらお話をしていくということはあり得るかもしれません。

 ただ、今の路線、バイパスの話がございましたが、なぜ市民病院のところで右折しないのかという話がございましたけれども、それにつきましても事業者としての物の考え方等あります。それについて要望という形は出ると思いますが、いずれにしましてもこういった、例えば今お話が具体的にあったトライアングルバスという名称がございましたけれども、トライアングルバスのルートを一つ変えようとするということになりますと、地域公共交通会議というものがございまして、そこに諮って、その趣旨、それでルートを変更すると、今の停留所の位置とか、そういったものも了承した上で、それを今のトライアングルバス事業の一部の変更を我々といいますか、地域公共交通会議が認めて、初めて可能になるということでございますので、それまでの間に検討、要望等は出していただくことはできると思います。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) このアンケート、ここにいっぱい札をつけてます。本当にまず一つが、バスが駅前直通便しかなくて、買い物に行くに駅前しか行けないよというのがありまして、例えば国道 248号におりたところにバス停が1つ欲しいという要望があったり、南店回りで行ってほしいというのがあったり、ただという言い方は悪いんですが、駅まで行くのに往復で 500円は高過ぎるという要望がたくさん出てきておるんですね。

 もう一つ、前も質問したと思いますが、ここで言っても皆さんわからないかもしれませんが、飛鳥台のところにバス停がつくれないかという話をしたら、歩道を削ってしまうので、ちょっと無理だと、小学校の近くにいらっしゃるお年寄りの方から、そうすれば横移動、水平移動ができるので、高さが変わらないんですね。

 それで、買い物、行きはよいよいで下ってきてバスに乗ればいいんだけど、帰り、買い物袋をいっぱい持って上っていくのがつらいという話でありまして、そういう話もしたことがあって、この前も私は、これはバス停がつくれないんですよという回答はしたんですが、大きいバスじゃなくて、小っちゃいバスを何とか運行できないかな、それを今二、三年で回答を出すんでなくて、5ぐらいからの準備に入っていくための話し合いの準備に入っていくよという格好をとっていきたいと私は思っております。それで、これは単に脇之島町だけの問題ではなくて、市之倉ハイランドに対しては、あれも入ってすぐのところがバス停で、それ以上は路線バスは回ってない。

 だから、よぶくるバスかトライアングルバスかはぐるっと外周というか、あれは中の部分も一回りの道があるんですがそちら、もしくは玄関先までの予約をとっていただけると、迎えに行って買い物できるようなことになってますが、例えばそれぞれ団地名を挙げるとなんですが、滝呂台でもこのような問題が上がってきてないのか、他団地でもこのような問題があると思うが、現時点ではどのようか、そういう考え方を持ってるところはないかをお聞かせください。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。



◎都市計画部長(桜井晴幸君) ただいまの滝呂地区あたりでの動きですが、滝呂地区、また根本地域、それから買い物、通院の足の確保についての御相談等はございました。それで、基本的なスタンスとしてお考えいただきたいのは、要望は確かに要望としてお聞きをするという場はございますが、あくまでこれは市、それから行政に対する要望だけでなくて、地域がそれぞれが地域内の要望をまとめ上げて、どのように利用していくかと、こういった議論がきちっとされてないと、前に進まないというのがございます。行政も事業者もやはり限界があります。どれだけの利用があるか、そこが一つ大きな問題だと思います。先ほども申し上げました。一生懸命頑張ってるバス事業者、現在も赤字で頑張ってます。そういったところをそのまま放置するということはできません。

 したがって、それをどう利用していくか、地域全体が事業自体を盛り上げていくような工夫、それも考えながらそういった公共交通、地域交通を考えていくという必要がございますので、それに対して一緒に今の検討をしていきたいなというふうに考えてございます。これは住民のみずからそういった発想があって、初めて可能になるということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(嶋内九一君) 12番 大安歳博君。

    〔12番 大安歳博君登壇〕



◆12番(大安歳博君) その結果のアンケートで、公共交通施策への不満・提言が 106件もあったよという解釈をしておりますので、これはまた自治会を含めた地域住民がこれに対してどうすべきかを検討していくし、都市計画としてはこのアンケートをとってまとめていただいたんですから、これを読み取るということをしていただきますよう要望して、私の今回の質問を終わらせていただきます。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 次に、16番 各務幸次君に発言を許可いたします。

    〔16番 各務幸次登壇〕(拍手)



◆16番(各務幸次君) 各務幸次でございます。通告に基づきまして、2つのテーマについて御質問を申し上げます。

 先般大きな地震が起きました。私もその被害に遭われました被災者の方に心よりお見舞いを申し上げたいと思っております。

 それでは、最初の質問でございます。

 第6次総合計画後期見直しと分庁舎建設について質問を申し上げます。この分庁舎の建設につきましては、昨日安藤議員からも質問がございましたので、若干重なる場面もございますけども、私は再質問の中で、私の視点と提案に基づいて質問をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、第6次総合計画の後期見直しに関連する分庁舎建設の計画につきまして、駅北区画整理事業の現在までの事業計画案と平成20年度からのアクションプランに基づき、事業の検証と今後について、執行部の見解をお尋ねいたしたいと思います。

 1つ目でございますが、第6次総合計画の共通コード、3130650503という共通コードがございますけども、そのコードについては、平成21年には公共公益施設の整備を加え、また多目的広場の整備についてと、こうあります。それが手法・検討から整備いたしますということに変わっておりますし、また民間資本を活用した総合施設の整備手法・整備内容の検討から、民間活用による複合施設を見直し、商業・娯楽施設のみを民間資本の手により整備する方向に大きくかじを切りました。そもそも平成20年から平成22年までの3年間の間に整備方針にかかわる整備手法が大きく変わることになった要因について問題を整理しなければならないと私は考えております。

 ここでは16街区に該当いたしますけども、公共用地の取得の手法により、公共的構造物の利用しかできないことは明らかであったはずでございます。用地を取得することが第一目的であり、その土地の利用計画に基づいた事業用地のあり方を考える必要が欠如していたのではないのかと、私はそのような見方もしております。

 また、その土地の資産活用からも必ずしも取得を考える必要はないのであり、「買うから借りる」事業借地によって複合施設も建設可能となったのではないかと思っております。この私の思いにつきましては、ちょっと時期が遅過ぎたのかなということは言えると思います。

 しかし、今後「買うから借りる」事業借地によってこれから行う事業もあるはずでございますので、今後の施策にぜひ生かしていただきたいということをお願いを申し上げておきます。

 2つ目でございますけども、駅北地区の貴重な土地利用については、高度利用を図ることが必要と考えるのであります。公共公益施設のあり方については、耐震性・機能性に問題があると議論される中、今後の本庁舎の整備の方針とともに、今回の分庁舎問題を含めて、中長期計画で検討すべき事柄であると考えております。現在の財政事情、平成28年を境に大きく変わるであろう財政、これは地方交付税の減少、福祉予算の増加、個人市民税の減収、市債償還の利払い費を含めた市債償還の増加が原因となると考えております。これらを考えますと、箱物建設は慎重に見きわめる必要がございます。これについてお考えをお聞かせいただければと思います。

 3番目、平成23年度当初予算において駅北地区に分庁舎建設の測量設計試験委託費が盛り込まれております。駅北に分庁舎の建設ありきで進めているととらえています。公共公益施設を整備するとしているのみで、分庁舎建設を第6次総合計画実行計画で議決しているわけでもありません。手続も踏まえて問題があると言えます。前にも述べているように、総合的な見地から検討すべき大きな事業であると考えております。この件については、昨日企画部長、それから古川市長からも答弁がございまして、私も承知しておりますけども、再度確認の意味で御答弁をいただきたいと思っております。

 4つ目になりますが、平成21年度の事業計画において、市民からの公募委員を含めて多治見駅北地区公共施設検討委員会が開催され、公共公益施設が担う機能についての検討を行い、市長に対して提言書の提出を行ったとのことでございます。その具体的提言内容について御説明をいただきたいと思います。

 次に、5つ目でございますけども、企画課では、第6次総合計画において市有施設建設時におけるPFI手法の調査研究を行っているとあります。調査研究の成果について見解をお尋ねをしたいと思っております。

 最後の6つ目でございますけども、駅北地区の公共公益施設のあり方と土地利用の考え方、そして二重投資、これは財源の効率的な運用を指しております。二重投資にならないような将来の庁舎機能を含めて、その際の資金手当、長期的財政への影響、民間資金活用の面からPFI手法の導入、そして財政の健全性の持続、財務諸表への考査等執行部の見解をお尋ねをいたしたいと思います。よろしくお願いをいたします。

 これでこの質問に対する最初の質問とさせていただきます。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) 分庁舎問題について答弁を申し上げます。

 これまでの経緯につきましては、12月議会の最終日にも申し上げました。すべて執行部で原案をつくる、それを議会の皆さんが、いわゆるチェック、点検機能だ、こういうやり方はやめようということを言いました。結果、各派代表者に対してこの分庁舎問題についてはゼロベースからしっかりと情報、データをお出しし、白紙のところから鉛筆と消しゴムを持って参加をする、こういった手法をとっております。こうした方法が議員のところにしっかり情報が伝達されているかどうか、非常に私自身は疑問に思いました。

 加えまして、箱物行政という言葉をさらに今回使われました。今回の大地震の中で庁舎が流れた、こうした状況の中でどうしていくのか。私は前回も議論申し上げましたように、無駄な公共建築物を箱物と言う、本庁舎、この状況の中で耐震の整備がない、市民の個人情報が確保できない、笠原分庁舎がさらに耐震状況が悪い、これを撤去しなければならない、こうした中で分庁舎をどうするのか、本庁舎をどうするのか。これを同等の箱物行政と言っていただいては議論が進展をしません。これはお互いの見解の相違と言われればそうでしょう。

 昨日、お話を申し上げましたように、安藤議員にもお話を申し上げました。分庁舎を一たんつくって本庁舎を10年後につくる。これは二重投資になりはしないか。こういう状況であったら本庁舎を一度でつくることができないか。これを最終的に本市の財政状況、体力としてできるかどうかという詰めを行っています。

 加えまして、駅周辺の中は毎月というぐらい情報が変わってまいります。新たないろんなチャンスあるいは情報というものが入ってくる中で、しっかりと自在性を持って展開をしていくということが必要です。こういった状況についても内部の検討委員会あるいは当然のことながら各派代表者会議の中にしっかりと情報提供をさせていただく。このことについてはお約束を申し上げます。

 分庁舎については、議員が御提案のように、借りるという方法と設備投資の額と、自己所有との比較をしてまいりました。費用対効果の面から賃借については適当でないという結論に達しました。加えまして、市内にこうした適当な物件も見当たらないというのが一つの現実です。

 庁舎将来構想及び庁舎の当面の課題解決について、特に一番には本市の財政に与える影響、こういったものも含め、現在庁内の検討委員会で検討をしております。加えまして、ゼロベースから議会の皆さんに各派代表者に対してしっかりと情報提供をしているところでございます。



○議長(嶋内九一君) 企画部長 土田芳則君。

    〔企画部長 土田芳則君登壇〕



◎企画部長(土田芳則君) 2点についてお答えをさせていただきます。

 まず、新年度予算に、駅北地区に分庁舎建設の測量設計試験委託費が盛り込まれている件でございます。

 これにつきましては、駅北土地区画整理地内の公共公益施設建設用地としている16街区につきましては、土地収用法による事業認定の申請が必要でありまして、その申請作業の委託費 513万 5,000円を新年度の当初予算の公共施設整備関係費の測量設計試験委託費として計上をいたしております。議案説明資料の中では、またこれは総務費の中で予算を組みましたことと、議案説明資料の中では公共公益施設として現在調査研究している分庁舎を建設候補施設として表記をいたしました。

 次に、PFIの件でございますが、PFIに関する研修への参加や講演会の開催、他市の先進事例などの情報収集については努力をしているところでございます。また、平成21年10月に職員研修を実施しました。ただし、PFIを活用した施設建設について具体的に検討した事例は今のところございません。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。

    〔都市計画部長 桜井晴幸君登壇〕



◎都市計画部長(桜井晴幸君) 私からは、公共公益施設が担う機能についてお答えをいたします。

 議員も先ほど申されましたように、16街区に整備する公共公益施設が担うべき機能につきましては、平成21年度に市民委員会でございます多治見駅北地区公共公益施設検討委員会、これを設置し、検討をしてまいりまして、平成22年3月に市長に御報告をさせていただいたところでございます。

 本委員会におきましては、健康・子育てを基本としまして、担うべき機能案を検討をされてございます。具体的には、保健センターなど健康づくり支援機能、児童館など次世代育成機能、支所等公共サービス機能及びNPOセンターなど市民活動支援・市民交流促進機能、こういったものを整備すべきとの報告をとりまとめていただいてございます。



○議長(嶋内九一君) この際、暫時休憩いたします。

    午前11時51分休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    午後1時03分再開



○副議長(宮嶋由郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) ちょっと間があきましたので、まず、市長が箱物の、いわゆる言葉について申されておりますけども、私の考え方は箱物っていうのがいいも悪いもなくすべてを箱物という認識でおりますので、これについては見解の違いということだろうというふうに思いますけども、そのように申し上げておきたいと思っております。

 それから、会派の代表者にお話を申し上げといてというお話をよく、きょうもお聞きいたしますけども、これ正式な議会の会議でもございませんので、私の方に耳に入ってるかどうかっていうことは、私は市長がどういうふうに話をされたか私は存じませんので、これからは全員協議会でお話いただくか、文書で議案のことについてはお聞きすればありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それから、今の第6次総合計画の見直しと分庁舎の建設についてお話を申し上げたいと思っておりますけども、きのうもお話が出ましたけども、二重投資を防ぐというのが私の願いでございます。きのうもお話されました。昨日も、市長は二重投資にならないように検討を加えていきたいという御答弁でございましたので、じゃ二重投資にならない、じゃ本庁舎を建設するためには何が本当に議論をすべきかということになりますと、まずは財源の問題をどうするかということがございましょう。それから、場所の選定の問題もありましょう。それからもう一点は、この庁舎の地域のあり方も含めて検討することもあるでしょう。それから、市民の合意をとるという問題もあるでしょう。それと、問題がもう一つ私あると思ってまして、情報システムの更新がこれから始まってまいります。大抵は5年から7年のサイクルで新たな情報システムの構築を今、多治見市行ってるわけですね。例えば新しい庁舎を建設しようと思いますと、サーバー含めて全部移設して、そこへソフトとともに移転するということになると、情報システムの更新では、また2億、3億円かかるということになってまいりますので、そのシステムの更新とあわせて建設時期を決めていくということも考えられるでしょう。

 だから、いろいろな複合的な問題がかかわってくるというふうに思いますけども、そういった面から考えていくと、今から検討を加えて先にいかないと、10年たっても15年たってもなかなかできないだろうというふうに思っております。

 それともう一点は、駅前の土地っていうのは、すり合わせのときに私もお話を申し上げておりますけども、多治見市の駅前という立地、貴重な土地です。あの駅前の土地を造成してふやすわけにもまいりません。したがって、あの土地は高度利用、上に利用する方法を考えないともったいないということになってまいりました。

 そういうことを含めていきますと、もう大体おのずから結果が出てくるだろうというふうに思ってきますけども、まず、財源の問題について先に見解をお尋ねしたいというふうに思いますけども、先ほど御答弁がございませんでしたけども、私は平成28年以降に非常に苦しい状況になるだろうということを思っております。

 もう一つは、今回の震災の件で大きくその状況がまた、経済の状況とともに財政事情も大きく変化をしてくるだろうというふうに思っております。それをどのように読み取っていくかというのも我々の責任だろうというふうに思っております。

 ちなみに、阪神大震災が平成7年に勃発しましたけども、まだそのころは国の借金は合計で 209兆円余りでした。これは財務省の統計で調べましたので間違いない数字だというふうに思っておりますけども、ちなみに平成22年になってきますと、これ地方は入りませんので国だけの借金でございますけども、 637兆円という数字になっております。今、地方の借金、それから短期債も含めますと 973兆円近くになるというふうに言われております。今回、この震災が起きて、その復興にまた国債を発行しなければならないということになってきますと、阪神の震災が10兆円規模の被害だというふうに言われておりまして、そこで発行したのが3兆 7,000億円ぐらいだというふうに私、記憶してまして、もし間違ってたらすみません。大体それぐらいだったというふうに思っておりますけども、5倍だとすると15兆円の国債を新たに発行しなければならないということになると。これはまだわかりませんけど。そうしますと、国債の金利が上昇する傾向になってくるだろう。つまり我々の地方の借金の利払い費も当然上がってくるということになりますので、それも含めた資金計画を考えていかなくてはならないということを考えますと、非常に難解な問題になるわけです。

 今、この庁舎が狭い、確かに狭いでしょう。それから、プライバシーの問題という問題がございますけども、今はそういった問題を含めて、今最も我々はこの時期だから我慢せにゃいかんじゃないのかなということを思っております。我慢をしながら次の新しい庁舎をどういうふうに建設していくのか。当然その資金を賄うためには今ある費用をいかにカットして、それに充当するかということになってくると思いますけども、余分財源ありませんので。そういったことを早急に含めながら、まずは新しい庁舎をどういうふうにしてつくっていくのかということが私は先にあった方がいいのではないかなというふうに思います。そういったことも含めながら考えていく。それが例えば10年先に新しい庁舎を計画するよ、それについてはこういうふうな資金手当てをやっていくんだ、そして方法はこうなんだという話ですね。

 もう一つは、庁舎をつくろうと思うと、ある種、積み立てをしていかなくっちゃならないということがあるかもしれませんけども、民間の資金の活用ということを考えていきますと、それが可能になってくるんじゃないのかなということがあります。これはもう相手があることですので 100%たしかだということは言えませんけども、そういったことも視野に入れながら民間の資金を活用する、PFIを利用する、使う、そういったことも含めながら、今度の新しい新庁舎の建設を考えていきたいというふうに思います。

 分庁舎については、いま一つ辛抱すべき、この時期を先に決めておいてやるべきじゃないのかな。これが20年、30年も先の話になれば、これはまた別ですけども、まだそれもさだかでない。なるべく二重投資を抑える、そしてこれから厳しくなる多治見市の財政を、いかに持続的な、健全な財政にもっていくかという非常に重要な問題でございますので、その辺もよく検討をしていただきたいということを思うわけでございまして、それについて見解を伺いたいと思っております。



○副議長(宮嶋由郎君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) まず、箱物という議論に対しては、もう完全な感覚の違いっていうことで認識をさせていただきます。以降、幼稚園、保育園の建設あるいは小学校の建設も、各務議員は箱物という発言をされるのであれば、私はそういうふうにお聞きをいたします。ただし、一般的に箱物っていうのは不用の長物、無用の行政のそうしたものを箱物行政と私は理解しておりましたが、この後は、もうこれは見解の相違だということは、議論は十分させていただきます。

 次に、各派代表者会議でしっかり議論をしてる中を、非公式の団体だ。全員協議会で言いなさい、あるいは文書で出しなさいと。そういうことになれば、この議論はこれから進みません。そのことはしっかり議長及び各派代表者に、この場でお申し出をしてください。これ以上は答弁できません。



○副議長(宮嶋由郎君) 市長。



◎市長(古川雅典君) 議会の中でそれ議論してください。今やってください。休憩かけてでもいいですから。それ議会全体の信頼性の問題になりますよ。執行部として各派代表者の中で議論をしてるの、それを否定されれば全員協議会以外だったらできないってことでしょ。



○副議長(宮嶋由郎君) この際、暫時休憩いたします。

    午後1時14分休憩

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    午後1時47分再開



○議長(嶋内九一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) 先ほど市長が私に申されました会派代表者会議というのは、全員協議会ということの認識でよろしゅうございますね。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) 全員協議会でしっかりと詳細に説明をさせていただいております。ただ、全員協議会の発表に至るまで各代表者の皆さんと詳細の煮詰め、あるいはこういった調整を行って全員協議会で正式に発表させていただいております。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) もう一言、誤解をお招きしているといけませんので申し述べておきますけども、会派の代表者会議を否定したものではございませんので、その点はよろしく御理解いただきますようお願いを申し上げます。

 先ほど財政とのつながりも含めて今後の問題、それから先ほども、移転した場合のこの庁舎のあり方、それから市民への理解度等々、お話を申し上げましたけど、それを含めて分庁舎、私の考え方が分庁舎よりもこの新しい新庁舎をつくる方向性を先に探って、それでもなおかつ不可能だったら分庁舎という道筋が一番いいだろう。先ほどから申し上げてますのは、いわゆる二重投資を防ぐ、その面でそういった手法を考えていくのが一番いいだろうという話なんですけども。

 それからもう一つ、一点申し上げておきたいんですけど、民間資金の活用は可能かどうかということでございますけども、計画に当たっては、先にやっぱり民間資金の活用のノウハウ、念頭に検討することが必要だろうと。先に公がありきの議論から始めますと、先に民間手法、それから民間資金の導入、それから土地利用の有効活用について発想の転換がどうしてもおくれてしまう面がございますので、そういったところが重要ではないのかなということを思います。

 それから、先ほどPFIの問題を申し上げましたけど、地元の経済、それから金融等々を考えますと、地元の金融機関を利用するということもあると思います。いわゆるプロジェクトファイナンスということで最近はよく言われますけども、そういったことも資金を手当てする方法として一つは上げられるんではないのかなということを思います。

 それから、すり合わせの前に、先ほどPFIについては、細かくは検証してないよというお話をいただきましたけども、内閣府民間資金等活用事業推進室が、これ53ページにわたるかなり長い資料なんですけども、契約の結び方、それからPFIに当たっての注意点等々、事細かく書いております。これ私、2回、目を通しましたけども、非常によく勉強になりました。この件については担当者の方に、すり合わせの後にこういった資料がありますよということで情報提供をさせていただいたんです。したがって、こういったものも研究しながらぜひ御検討をお願いしたいと思いますが、御見解をお願いします。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) まず、庁舎問題に関係して、各務議員の方からこうした大きな地震があった。これから日本経済非常に危険だと。こういうようなことだと中長期的にということを1回目の質問で御発言になりました。再質問でおおむね10年ぐらい凍結してはどうかという、10年前後というお言葉もありました。全体的にこの間の危険度あるいは狭隘さ、それとプライバシーの保護、こういったことも総合的にしっかり勘案をし、今回の情報を出させていただいております。ただ、昨日も申し上げましたように、分庁舎をつくる、次に本庁舎をつくる、これが二重投資になるかならないか。これを一気に本庁舎の建設ということはできないのか。両方とも断念ということになれば、各務議員が言われますように10年後までこの話は完全に凍結をする。ただ、これも一つの選択肢でしょう。今回の地震の経験は、経済に及ぼすという負の予測は十分されます。ただもう一つ、庁舎問題として東海沖、東南海沖地震が予測される中で、これだけ脆弱な日ノ出庁舎、もっと脆弱な笠原庁舎、こういうようなところで10年間に大きな地震が来るか来ないか。このことについては10年後しかわかりません。こういうようなことも含めて、今回、全員協議会の場で正式に発表させていただいております。

 次に、資金調達の関係でございますが、あらゆる手だてをしっかりと議論をしてまいります。民間調達のPFI方式、いっときは非常にバラのような話でございましたが、ここのところPFI方式が少し終息をしてると思います。いずれにしても分庁舎か本庁舎か、あるいは凍結して10年ごろに送るのか。実際にやろうとしたときには、資金調達については最も有利な方法をしっかり検討していく、このようにお答えを申し上げます。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) 誤解があってはいけませんので再度申し上げておきますけど、私が10年と申し上げましたのは、いろいろ議論を重ねていくと最高は10年かかるでしょうねっていうお話で申し上げた10年でございますので、それよりももっと議論を精力的に進めていけば、資金手当ての問題も含めて、もっとそれは早くなるかもしれませんが、という意味で申し上げましたのでよろしくお願いをいたします。

 それから、この分庁舎と新庁舎の問題に関しましては、やはり慎重に、すばやく、いつかはきちっと判断をするということになると思いますけども、再度申し上げますけども、例えば計画をして何とか6年後、例えばの話ですよ、6年後に何とかもっていけれるなと、新庁舎の計画を、ということなら、その6年間は、ちょっと狭いけど我慢しようよと。今回の地震による津波で多くのところが流されました。ああいった状況下もあるわけですので、今まで辛抱したんだから、何とかあと5年か6年辛抱しようということも選択肢の一つとしてあると思います。それで、今度の新しい新庁舎の建設に夢を描いてやっていくということも必要かと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。

 そういうことを申し上げまして、この質問を終わらせていただきます。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) 財政の状況については、副市長の方から後ほどお答えをします。

 十分これは、庁舎問題については誤解があってはいけません。市民の安全安心を守るという対策本部の設置の問題あるいは1階の福祉、税務、市民等の非常に他の役所と比べると個人情報の保護が難しい問題、もう一つは日ノ出庁舎、笠原庁舎とも地震に対しては極めて弱い状況。議員が言われましたように、慎重にすばやく、こういうような言葉がございました。ある意味しっかり、市民の代表でございます議会の皆さんとも議論も申し上げます。ただ、議論の形勢の段階では、ある意味代表者の皆さんと十分煮詰めを行う、そこの中で共通理解、決定事項について全員協議会で発表させていただく。こういった従来の方法について各務議員も否定するものではないと、こういうようなお答えをいただきました。ぜひともこの問題についてはしっかりと議論をしていく。

 ただし、議論の状況については、冒頭申し上げました従来のように執行部が計画を立てる、それに対して議員個々が赤ペンを入れる、こういった方法を大きく変えようということでございます。ゼロベースから、資金の問題も含めて白紙のところに鉛筆と消しゴムを持って参加をしていただく、ぜひともそういった方法をこれからもとってまいりますのでお願いをいたします。



○議長(嶋内九一君) 副市長 木股信雄君。



◎副市長(木股信雄君) 庁舎の問題につきましては、昨日来、市長から何度も御答弁させていただいておりますけれども、できればいろんな庁舎が抱えてる問題あるいはダブルコストの問題等考えますと一気に、分庁舎じゃなくて本庁舎の建てかえということが一番望ましいことは言うまでもございませんけれども、一方で、私ども内部といたしましては、先に今回の当初予算に伴う中期財政計画もお出ししておりますけれども、財政的には今後、相当厳しい状況が続いてくるというふうに考えておりまして、そういう中で規模ですとか、あるいは建設のコストあるいは建設の時期、そうしたものが中期財政計画あるいは財務指標にどのような影響を与えるのかということも慎重に検討していく必要があると考えておりますし、そして他の事業といいますか、あるいは、例えば笠原の庁舎の問題ですとか、それから市民のコンセンサスをいかに得るのかということ、あるいは駅北の16街区の事業の関係、そういったことも総合的に判断した上で慎重に検討して、分庁舎にするのか、あるいは総合庁舎一体的に本庁舎を建てかえるのか、あるいは延期するのかということについては検討していく必要があるというふうに考えておるわけでございます。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) では、2つ目の質問に移らせていただきます。多治見市の救急医療体制における県立多治見病院ドクターカーの役割について質問を申し上げます。

 現在の多治見市の救急医療体制は、県立多治見病院の受け入れ態勢が充実していることから確立していると言えます。市民病院の医師不足から病院機能が言い過ぎかもしれませんけども診療所機能に近い状態となり、二次医療体制もままならない状態になったにもかかわらず、県立多治見病院の救急医療体制と三次、二次医療体制も担っていただいたことがあればこそ市民の医療提供に対する安心も確保できたことは、行政を預かる行政機関として感謝をいたさねばなりません。

 間もなく新市民病院の建設が始まりますが、新市民病院の完成後の医療体制は市民病院のみで確保できるものではありません。県立多治見病院とともに、より一層の医療体制の充実に力を注ぐ責任があります。

 救急医療体制も平成22年度からドクターヘリの運用が始まりました。全国でも初めてのドクターカーも多治見市民の慈善家の御寄附によって車両購入と医療機器が整備され、多治見市消防本部と県立多治見病院のドクターカーの連携と運用によって多治見市民の命が救われるなど、大きな貢献もいただいております。その稼動実績の68%が多治見市内での出動となっているそうでございます。

 私の思いについて、そして多治見市が当たり前の倫理感ではなく、常に感謝の気持ちで行政運営に努める、温かい心の倫理感であってほしいと願う私の思いから、以下のことについてお尋ねをいたします。

 一つ、多治見市消防本部との連携による救急医療の現状と課題についてお尋ねをいたします。

 2つ目、多治見市の救急医療体制を含めた地域医療体制への県立多治見病院への期待と貢献度に対する思いについてお聞かせをいただきたいと思います。

 3つ目、ドクターカーの運営に対しての多治見市の支援に対する考え方、地域救急医療の視点で考えていただいて、どのようなことなら多治見市としてできるのか、そのことについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 最後の4つ目でございますけども、新市民病院と県立多治見病院との連携体制の構築はどのように進められていかれるのか。

 以上4つの意見、質問について見解をお聞かせいただくようお願いをいたします。



○議長(嶋内九一君) 消防長 加藤英治君。

    〔消防長 加藤英治君登壇〕



◎消防長(加藤英治君) ドクターカーについて幾つか質問いただきました。私からは3点ほどお答えさせていただきたいと思います。

 まず1点目でございますが、多治見市消防本部との連携による救急医療の現状と課題についてという御質問いただきました。

 県立多治見病院のドクターカーは、多治見市内の篤志家の寄附をいただきまして多治見市が全面的に協力し運行が始まりました。

 病院が主体となって運行するドクターカーとしては、全国で初の運行を平成20年の9月1日から岐阜県立多治見病院が始めて2年半になります。出動回数は 1,022件で、そのうち多治見市管内の出動は 609件で、全体の約60%を占めております。運行前の2年間と運行後の2年間の救命率を見てみますと、運行前は 7.3%でございました。運行後は21.7%と大きく伸びております。バイスタンダーの養成とあわせまして、ドクターカーの運行が多治見市民の命を守るのに有効であったというふうに考えております。

 多治見市における救急医療は、岐阜県立多治見病院の御尽力もあり、県下でも最も充実した体制であるというふうに考えております。多治見市消防本部においては、岐阜県立多治見病院のドクターカーの運行など消防本部で対応可能なことは極力協力するというスタンスで行っております。出動支援による人員確保が消防本部では最も大きな課題となっております。

 2点目の地域医療体制の県立多治見病院の期待と貢献度に対する思いをという御質問でございますけれども、多治見市における救急医療は、ドクターカーの運行を初め、岐阜県立多治見病院の救命救急センターが中心となり支えていただいてるというふうに考えております。平成22年の救急件数は 3,905件、そのうち県立多治見病院への搬送は 3,133件で80%を超えております。多治見市においては、都市部で問題となった救急車のたらい回しや受け入れ拒否といった事例もなく、救急活動を行うことができ、市民の命を守っていただいていることに大変感謝しております。また、救命士の就業前実習や薬剤投与実習、気管内挿菅実習など指導をしていただいておりまして、多治見消防のレベルアップにも貢献をしていただいているというふうに考えております。

 多治見市消防本部といたしましては、今後も岐阜県立多治見病院とさらに連携強化を図り、一人でも多くの市民の命を守っていきたいというふうに考えております。

 次に、3点目の多治見市としてもドクターカーの運営に対する支援の考え方についてということの消防サイドの御答弁をさせていただきます。

 ドクターカー事業への支援につきましては、緊急走行中の安全確保が課題の一つと認識しておりまして、現在、消防隊員における緊急走行訓練などの安全運行やドクターカーの回送などに協力しております。このような運用面に関しては、今後もできる限りの支援をしていく所存でございます。



○議長(嶋内九一君) 医療整備局長 纐纈崇治君。

    〔医療整備局長 纐纈崇治君登壇〕



◎医療整備局長(纐纈崇治君) 私からは、各務議員の御質問のうち3点について御答弁申し上げます。

 まず最初に、多治見市の救急医療体制を含めた地域医療体制への県立多治見病院の期待と貢献度について、地域医療を管轄する行政の立場からということで御答弁を申し上げます。

 市民病院の医師不足のため、本来担うべき第二次救急医療が十分に提供ができておりませんでした。そのため、これまでは第三次救急医療機関であります県立多治見病院に救急が集中する傾向がございました。そうした状況を改善するために、指定管理者制度の採用を決断し、4月以降は救急の受け入れを少しずつ増加させることができております。

 特にドクターカー事業につきましては、傷病者が病院到着前に医師の治療を受けることで救命率が高まるということから、地域の救急医療を支える重要な事業というふうに思っております。

 次に、ドクターカーの運営に対する多治見市の支援についての考え方でございます。特に財政的支援の問題について御答弁を申し上げます。

 ドクターカーを運用いたします県立多治見病院は、東濃圏域を担う公立病院であること、現実に財政支援の要請も受けておりません。こういったことから、現状では財政的支援というのは考えてございません。

 ただし、将来ドクターカーを継続、運用していく上で、財政面での支援が不可欠というような状況になった場合には、多治見市だけではなくて土岐市、可児市、愛知県春日井市など実際に出動要請を受けている複数の自治体で検討すべき事項であろうというふうに思っております。

 次に、医療の連携体制ですね、どのように進めるのかということについて御答弁を申し上げます。

 救急につきましては、県立多治見病院、市民病院、消防本部、この三者で定期的に救急の検討会を開催しておりまして、その中で具体的な救急に関する連携体制を検討してまいりたいと思っております。

 地域全体の医療連携につきましては、岐阜県の保健医療計画に基づきまして、東濃保健所を中心に、県立多治見病院、医師会、各関係機関と協議、調整しながら、東濃医療圏におきます、さまざまな施策を進めてまいります。特に、新市民病院が建設された後には、健診機能も充実をされますし、救急体制も今よりはきちっとしたものになっていく、あるいは回復期のリハビリテーション病棟もできるというようなことから、医療連携がさらに強化されるということを期待をいたしております。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) 今、御返答いただきまして非常に市民病院のありがたさが、本当にしみじみと私もよく伝わってまいりました。私一番感謝しなければいけないというふうに常々思っておりましたのは、残念なことに市民病院が、全国的な問題なんですけども、医師不足によって二次医療が担えなくなった、そして救急医療が担えなくなった、いったときでも、いわゆる県立病院があったからこそ多治見市民の安心安全が保たれたということは非常に大きなことでありまして、本当に感謝を申し上げなきゃいけないなということを思っております。ほかの市なんかを見てますと、こういった状態になったときに市民から非常におしかりをこうむる、どうなっとるんだというおしかりをこうむるわけですけども、おかげさまで多治見市はそういうことがなかったということは、やはり県立多治見病院がしっかりした医療体制をしいていただいたということだろうというふうに思っております。

 私がもう一つ心配をしていますのは、きょう、ドクターカーの役割ということでテーマを設けたわけなんですけども、このドクターカーの運用の主に担ってみえるのは間渕先生という、非常に自分の家庭のことも放り出して、とにかくこの救急医療に非常に御尽力いただいてという、いわゆるマンパワーのお力が非常に大きいのではないのかなと思っております。いつまでも、県立多治見病院、そして間渕先生にこの多治見市の安心安全を提供していただいている、このドクターカーを県立多治見病院にお任せ切りでは本当にいいのかな。やはり何らかの形で多治見市も、向こうから財政支援やってくれよという話はございません。しかし、その前に多治見市としてはこういうことをやれるんだということで、こちらから提案をさせていただくというのも、今までお世話になったというのか、業務だからといってしまえばそれだけの話かもしれませんけど、私はそうは思いません。何らかの形でこのドクターカーの運用、運営ですね、これからもより一層このドクターカーの役割が担っていけるように多治見市としても協力する、そういった姿勢をやはり持つべきじゃないのかなということを思っております。そういうところで、もし、向こうから要請がないからというお話でございましたけども、今申し上げましたように、こちらからできることはやる。今、お話聞きますと 1,022件で 609件が多治見市の出動、60%ということでございますので、多治見市が音頭をとって、こういったことを他市にも呼びかけていくということも必要なことではないのかなというふうに思います。それについても御答弁をお願いをしたいと思いますし、もう一点は、救急医療を支えていただいてるのは、何も県立多治見病院、それから市民病院だけではございません。開業医の先生方にも日曜・休日診療という形で大変お世話になっておりますけども、そのあり方についても、今度の新しい市民病院ができた折には見直しをすべきこともあるのではないのかなと思います。と申しますのは、今、日曜・休日診療を行う開業医に対して3万円の、いわゆる助成金というのか支援金を出しておりますけども、3万円では合わないだろうというふうに思うんですね。救急医療だからお金の問題じゃなくてドクターの責任としてやはりやるべき問題だというふうな考え方もあるかもしれませんけども、お医者さん一人でやっぱり済まない、ナースも置いとかないけないし、いろいろ経費もかかるでしょう。そういった問題等々を考えますと、医師会と相談する必要がどうしてもございますけども、市民病院ができたら今度は市民病院にドクターが、開業医が行っていただいて、そこで日曜・休日診療をやっていただく。3万円のほかに診療報酬も当然お支払いする必要もございますので、例えば診療報酬の、例えばの話ですよ、2割はお医者さんの報酬額としてお支払いするとかということもあるのではないのかなということを思います。そうすれば3万円のお金がより一層生きてくるという形になってまいりますし、今、例えば日曜救急診療などで眼科医さんにいたしましても内科の患者さん診れないわけですね。皮膚科の開業医さんに日曜救急診療をお任せしても内科診療はできないわけでございますので、そういった面も含めて、今度の新しい市民病院ができましたらそういった方法も一つの方法としてあるのではないのかなと、これは御提案を申し上げるんですけども、それについてお考え、できるのかできないのか、一度検討する余地はあるよというふうにお思いになるのか、見解をお尋ねしたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 医療整備局長 纐纈崇治君。



◎医療整備局長(纐纈崇治君) まず、1点目の多治見市が音頭をとってということで、これ多分財政的な支援の話だと思いますが、もともとドクターカーを導入をする際には、これ篤志家の寄附なんですけれども、当然多治見市、特に市長を含めてが全面に立って、さまざまな努力をしてドクターカーが入ったというようなこともございます。例えばこの更新時期に何か考えなきゃいけないとか、そういう時期の検討っていうことはあろうかと思いますけれども、運営そのものに対して支援をするということについては、特に県立多治見病院が広域的な、いわゆる地域医療支援病院ということも含めると岐阜県に対する国からの財政措置といったものもございますので、それをそういう形で全体でというのはなかなか難しいと思っております。

 それから、2点目の休日、第一次救急の考え方でございますけれども、年に一度か二度、これ県立多治見病院の小児科の先生と市民病院、それから医師会で、特に小児救急を含めた救急のあり方について協議をさせていただいておりまして、ことしもそういったものを開催をさせていただきました。その中でもさまざまな課題があるだろうというようなことで、特に利用率とか、それから今の専門の問題みたいなものも課題に上がっておりますが、現実に協力をしていただく医師会の先生方と十分御相談させていただかなきゃいけないことですので、各務議員がおっしゃられたようなやり方ができれば、これは非常にいいと思っておりますが、そういった方向については一度医師会と協議をさせていただきたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) 確かに、今お話がありましたドクターカーの更新時期という問題もあるでしょう。ガソリン代っていうのはそんなにかかんないですね、このドクターカーは。お話を聞いてみると。だけど、例えばこのドクターカーが故障をしてしまったとか、事故を起こしてしばらく使えなくなったというときの問題もあるかというふうに思います。そのための代替のことをどうするのかということは、県立多治見病院が公立病院だからという問題だけじゃなくって、多治見市の救急医療を支えていただいてるドクターカーだという視点でやはり考えてみるべきじゃないのかなと。それは行政の壁があって無理だということなのかどうなのか御説明をしていただきたいと思うんですけど、岐阜県へ多治見市が出すというようなことだからだめだとおっしゃるのか、今、独立行政法人になってますよね。そういったことも含めてしっかりとした認識を私、持っとかなきゃいけないもんですから御説明をしていただきたいというふうに思います。

 それから、消防の方の連携は、非常に間渕ドクターも多治見の消防には非常に好印象、それから非常によくやっていただいてますというお話でした。私もそれ聞いて本当にうれしくなりました。多治見の消防はそれだけ評価していただいてる、本当にうれしく思いました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思いますけども、今御質問いたしました件について返答をお願いしたいと思います。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) ドクターカーの導入には随分積極的にかかわらさせていただきました。岐阜県が体制は整った。ただし、車両購入の費用がない。車両購入の費用及び開始をするお金がない。その後、ドクターカーが走り始めましたが、現在どこにいるのか、空からの位置確認、GPSをつける費用がない。こういうようなことについて、ある意味架け橋というか、橋渡しをさせていただきました。総額約 1,000万円の御寄付をいただいてドクターカーが運用されております。加えまして、間渕ドクターは、私が県議会議員当時から10年以上のおつき合いでございます。救急医療の大切さ、特にドクターヘリが県の境を飛び分けることができない。愛知医科大学に着陸をするというようなことについても御協力をさせていただきました。以来、多治見市の消防本部、救急隊は大変な技術力をアップをしております。加えまして、AEDの設置を日本一にしようという、一つの一番のきっかけは間渕ドクターの発案でございます。

 今、ドクターカーについてのガソリン代の補助あるいは車両更新の補助、こういったこと議員の方から御提案ございましたが、一義的には岐阜県の費用で、岐阜県がしっかり行うものと認識をしております。加えまして、多治見市の搬送者が約68%だから、それに見合う費用を持つべきではないか、こんな御発言もございました。こういうようなことになると、じゃ県立多治見病院の医師の医療費、医師の賃金についても多治見市が持たなければいけないのか、こういった議論に発展をいたします。一義的には岐阜県がしっかり行うことに対して、多治見市が篤志家としての支援を行ってるということと、人の力、マンパワーとしてはこれ以上ない支援をさせていただいております。この原則どおり今後も進んでまいります。



○議長(嶋内九一君) 消防長 加藤英治君。



◎消防長(加藤英治君) 先ほどガソリン代のお話が出ましたけれども、このガソリン代にかわるものとして、県立多治見病院は患者さんからドクターカーが出たときに自動車使用料というのを取っていますので、それがガソリン代にかわるものなのかなというふうに思います。

 それと、ドクターカーが車検等で使えなくなったとき、そういったときは私ども多治見市消防本部の車両を運転手つきで出してドクターカーのかわりをするということもしておりますので、その場合も多治見市だけではなくって市外にも出ていくということをやっております。



○議長(嶋内九一君) 16番 各務幸次君。

    〔16番 各務幸次君登壇〕



◆16番(各務幸次君) 今、消防長の方から、ドクターカーが傷んだときには多治見消防の車を提供してるというお話です。ありがとうございます。しかし、一番最初は篤志家から御寄附をいただいて、そのお話も聞いております。古川市長が橋渡しをしてというお話は承っておりますけども、いつまでも、じゃ次も甘えれるかと甘えるかという問題になりますと、これはまた別の問題だろうというふうに思います。こういったお金というのは、私は何で出すんだという話も恐らく市民からは出てこないだろうというふうに思うんですね。というのは、我々の命と安全を守るという本当に究極的な活動に対して、例えば年間50万とか60万円とかいう金額になるかもしれませんけど、お金の多い少ないじゃないと思ってるんです。その一部を我々の多治見市としての感謝の気持ちとして御負担をさせていただくという形もあるかということを思っております。何も向こうからそういった話があったわけではございません。断っておきますけども、多治見市のお金を出せといったお話を承ってきたわけではございませんけども、お話をいろいろ聞いてて、それから今までの経緯なんかいろいろ聞いてますとね、やっぱり県立多治見病院にしても独立行政法人になってきちっとしたやっぱり経営をしていかないといけない。ドクターカーの運営をやってそんなに利益が出るもんじゃない。恐らくとんとんなんですね、お話聞いてると。だから、これからもし採算が合わなくなったからという問題で廃止になってもらったら困りますので、これを、みんながドクターカーを支える、みんなの力で支えていく、そういったことになれば非常にいいと。本当にそういった姿が一番最適なことではないのかなということを思います。こういった思いでございますけども、いかがでございましょうか。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) ドクターカーがせっかく、日本で第1号が走り始めました。次、車両が古くなったからこれがとまってしまうっていうことがあってはなりません。ぜひとも、前回、第1回目はこういう超法規的なことを行いましたが、私自身も岐阜県に対してしっかり予算要望をしていく、本市からも2人の県議会議員が選出をされております。ぜひとも次回からは運営主体である岐阜県の費用で、岐阜県がしっかりとした体制を賄ってもらう、こんなようなことについては岐阜県知事等との意見交換会の中でしっかり発言をしてまいります。



○議長(嶋内九一君) 次に、13番 仙石三喜男君に発言を許可いたします。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕(拍手)



◆13番(仙石三喜男君) リベラルたじみの仙石三喜男でございます。関東・東北大震災に被害を受けられました皆様に哀悼の意をささげ、通告に従いまして市政一般質問を大きく2つさせていただきます。本日は、少しのどの調子が悪く、聞きづらいかと思いますが、しっかり進めてまいります。また、この後、大トリが控えておられますので、ポイントをついて、スピード感を持って質問を進めさせていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

 さて、最初の質問は、「めざせ元気!安心して歩ける環境整備について」であります。

 これからの高齢社会の到来に向けて私は元気が一番との視点で、昨年6月議会において、「健康づくり推進委員の全区設置へ」と題して推進委員の制度とウォーキングについて御質問をさせていただきました。今回は、人口10万 8,000人、高齢化率25%の岡山県津山市が、高齢者の医療費や介護給付費の削減を目的に体操を通して推進されておられます「めざせ元気!こけないからだ講座」の行政視察の委員長報告をお聞きし、医療費及び介護給付費の削減のためにも改めて健康づくりの重要性をひしひしと感じたところでございます。

 津山市が、当市で行っている「らくらく貯金体操」のような体操を通して大きな成果が出ているという報告であるなら、多治見市は、ハッピープランの中で力を入れていただいております運動の場の提供の一つであるウォーキングを通して健康づくりをチャレンジできないものかと取り上げてみました。ウォーキングは、だれでも取り組みやすく、費用もかからない老若男女の市民の多くの皆様が安心をしてできる運動であり、先日の13日の日曜日の陶彩の径ウォーキングラリーも好天の中、多くの市民の方の参加がありました。

 ぜひ市民の方が安心してウォーキングをしていただくためにも、歩ける環境整備がどのようかなどを含めて、以下の質問をさせていただきます。

 まず一つ目は、ウォーキングは、ただ歩くことだけに限らない、すばらしい行為との観点から、保健センターはもとより環境課、公民館、児童館など多くの部署との連携も求められます。また、事業名によっては、その目的、趣旨などにより展開策はおのずと違うと思いますが、関係する庁内担当課や関係団体との共有はどのようにされて進めておられるのかお伺いします。あわせて、本質問の関連でございますが、庁内の情報の共有と横串体制は、現在十二分に機能されているのかどうかお聞かせいただければと思うところでございます。

 2つ目といたしまして、昨日の市長答弁で、市長の2期目のマニフェストでは「もっと元気なまちづくり」をとのことのようでありましたが、元気にも多様な要素があるかと私は思います。今求められているのは、私は健康の元気ではないかと思います。また、これを大切にしっかり受けとめていくのが、これからの高齢化社会に向けての大事なことだと受けとめております。しっかり市長のこのマニフェストがそういう視点になりますことを、きのうお聞きしまして期待をしているところでございます。

 今後、第6次総合計画の見直しが検討される中、現状の計画では健康・医療・福祉の施策?の健康づくりの施策の「健康ハッピープラン事業の展開」の中で取り上げられておりますウォーキングをより一層充実をさせ、当市としての主体事業として特化するお考えはないでしょうか。冒頭にも申し上げましたように、財政面からも高齢社会における医療に頼らない健康都市たじみを目指し、ウォーキングによる健康づくり計画の策定を明確にされ、推進されるお考えはございませんか、お伺いをいたします。

 3つ目といたしまして、このウォーキングコース 100選マップには、間もなく笠原まで延長されます自転車歩行者専用道路「陶彩の径」を取り入れたコースが約1割もある人気コースとなっております。また、健康維持のために多くの市民の方々が、朝も昼間も夜も散歩を兼ねたウォーキングあるいはランニングの場としても利用をされておられます。

 このような市民の皆さんが歩かれる場所は、陶彩の径をはじめ土岐川周辺、市営グラウンド周辺あるいは地域の公園の近くに多数あるかとは思いますが、そのような場所が市民にとって安心して歩ける環境に整備されているでしょうか。あるいは夜間のウォーキングにも適した照明の明るさになってるかどうか、確認がなされているかどうかなど、あわせ当市としての整備基準が設けてあるかどうかをお伺いをさせていただきます。

 特に、私は当市にとって健康の大動脈となり得る陶彩の径については、地元の方より夜の明るさについても、もう少し明るくてもいいのではないかとの御意見や御指摘をいただいております。ぜひ明るさの対策をしていただいて、まさに陶彩の径が健康の大動脈となり得ればと思うところでございます。

 さらに、ウォーキングに関連して、桜井都市計画部長にお伺いします。日本一暑い多治見市を日本一住みやすいまち、歩いてみたいまちにするために、日々努力をしていただいておりますことに感謝を申し上げますが、市街の緑被率のアップをもう少しスピード感を上げて進める方策は検討できないものでしょうか。このことは、町並みの統一感ある樹木の植栽とあわせ、多くの市民の御要望であると思いますので、ぜひ後輩の職員に託してほしいのでございますが、いかがでございますか。

 4つ目、最後に昨年の6月議会の質問の内容より、確認及び提案をさせていただきます。

1 このウォーキングコース 100選マップは、前回は平成20年度に配布されておりますが、その後再配布の予定はどうなっておりますか。御予定をお聞かせをください。

2 健康づくり推進委員の区・町内会などの自治組織あるいは自主組織などの設置への取り組みをとお願いをしたわけでございますが、その後の状況はいかがでございますか。進んでおるでしょうか。

3 最後に御提案ですが、星ケ台の市営グラウンドには、本日の開催競技内容の案内板を企業広告入りで設置を検討していただけませんか。この提案は、近くを散歩やウォーキングされます方あるいは車で通過されます方が、今何の競技をしているのかわからないとのことからいただいた御要望であります。ぜひぎふ清流国体の1年前大会に向けて、この案内板についても御検討をお願いする次第でございます。

 以上で1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) 2期目のマニフェストに触れて、「人が元気、まちが元気」をさらにアップしていく、「もっと人が元気、もっとまちが元気」という方策で2期目のマニフェストの骨格でございます。脳トレ学習、子どもの教育こそが一番だということで一定の子ども力、学力をつけてまいりますが、次は体力をつける体トレというようなところに入ってまいります。そのシンボリックなものとして、8月の上旬にNHKのラジオ体操をこの多治見市星ケ台競技場に持ってくる。こうした一つの弾みにしようとしております。

 質問にございましたまちなか、中心市街地にもっとスピード感を持って緑を多くしなさい、この質問についてお答えをいたします。

 まちなか中心市街地の緑被率、緑の多さ、このアップについてはぜひ見ていただきたいんですが、駅南広場に高さ9メートルのしだれ桜の植栽が完成をいたしました。たった一本でございますが、大変造園業者が、ある意味命をかけて植えたしだれ桜でございます。これと同じものを中部電力の跡地に兄弟あるいは姉妹というような形で、高さ9メートルのしだれ桜を植えさせていただきました。

 また、多治見駅南口の県道、auの携帯電話屋さんがあります。洋菓子の不二家さんがあります。それから、東濃信用金庫まであります。この一連の流れのところの非常に脆弱な植木をすべて取り払いました。県道でございますが、岐阜県と協力をし、高さ6メートルのケヤキを8本植栽をいたしました。

 現在の緑化公園課に対しては、まちなかに見えるところに緑をしっかりふやしなさい。どうしても郊外、まちなかから外れたところの方がやりやすいわけですが、人が見えるところをしっかり緑を多くしなさいと、こういうようなことを言っております。こうした駅南口の関係については、今月22日に関係者をお招きをし、駅南記念植樹祭を行います。

 加えまして、駅北区画整理の関係につきましては、虎渓用水を持ってくる。緑をもっと多くする。水と緑の委員会というようなものを設置をしながら、人間が住んでいる一番まちなかに緑を多くしていく、このような計画をスピード感を持って進めてまいります。



○議長(嶋内九一君) 健康福祉部長 佐橋政信。

    〔健康福祉部長 佐橋政信君登壇〕



◎健康福祉部長(佐橋政信君) 私の方はウォーキングの関係で3点ほど質問をいただきましたので順に御答弁申し上げます。

 まず、ウォーキング事業における関係機関との連携ですが、たじみ健康ハッピープランが進めるウォーキングにつきましては、もともと3つの視点、運動の普及・啓発、それと場の提供、環境整備、この3つの視点で展開しております。その視点から各関係機関と連携事業を実施中で、例えばことしの平成22年度につきましては、イベント事業として体育協会と連携してうながっぱウォーキングや健康ウォーキングを推進しました。

 また、地域づくりの視点からは、文化振興事業団と連携し、「親子ウォーキング・ぽかぽかとっとこ」や各児童館、児童センターと連携して「親子おさんぽ」を、さらに公民館と連携して四季折々のまちなみを探索する地域ウォーキングを実施しました。

 観光の視点でも、産業観光課と観光ウォーキングとして、池田南地区でコースの選定、試歩を実施しました。一部環境との連携では少し弱い部分があるので、今後の検討課題として捉えております。

 なお、各事業の評価につきましては、年2回行います多治見市地域福祉計画評価委員会の中で健康ハッピープランも評価していただいております。

 次に、第6次総合計画における健康づくり計画の位置づけですが、第6次総合計画の示す「元気な多治見」の実現のためには、市民の健康が前提です。健康づくり計画は、第6次総合計画の保健・医療・福祉の健康づくり施策の柱となる個別計画であり、今後も充実していくべき計画と認識しております。

 次期の健康づくり計画は、平成22年度実施の健康調査結果や事業評価を踏まえ、国及び岐阜県の動向、国の利点は1年ほど延ばすという健康づくり計画になっておりますが、多治見市はその動向や第6次総合計画の方向性も踏まえ、策定する予定でございます。運動に特化するというよりも、現在の計画の3つの優先課題であります運動、食生活と喫煙、この3つの三本柱を継続していきます。

 最後に、ウォーキング 100選と健康づくり推進委員の自治会への設置についてですが、ウォーキング 100選マップの見直しは、現在最終局面に入っております。改訂版完成後は各家に配布は難しいですので、地区事務所や公民館のほか、地域の施設を通して希望者に配布するとともに、手にしたいコースマップをホームページからダウンロードしやすく、現在はちょっとダウンロードしにくい状況ですので、しやすい工夫を講じて、だれでも手に入るような形にしていきたいと、そのように考えております。

 最後に、現在の健康づくり推進員は、市全体から募集し、所定の研修終了後の任命となっております。自治会ごとに設置している先進都市の事例はまだ十分研究しておりませんが、各小学校区でしっかりとした健康づくり推進員が活動するには、校区ごとに10名以上が必要と考えております。したがって、現在の倍ほどの健康づくり推進員が必要というふうになります。これについては、まだちょっと時間がかかりますので当分当市では健康づくり推進員の増員を目指して頑張っていきたい、そのように考えております。



○議長(嶋内九一君) 建設部長 堀江義英君。

    〔建設部長 堀江義英君登壇〕



◎建設部長(堀江義英君) 私からは、陶彩の径につきましてお答えいたします。

 陶彩の径につきましては、歩行者及び自転車利用者が安心して通行ができます自転車歩行者専用道として整備がされていると考えております。

 夜間の歩きやすさや明るさにつきましては、再度点検を行いましたが、一定の間隔で照明灯も配置されておりまして、特段に暗い箇所はなく、歩行に支障がないと確認をしております。

 また、ランプ交換や照明灯を増設すればより明るくなると考えておりますが、設置費用も多額となりますために、ほかの歩道の状況とあわせて考えていきたいと思います。

 また、自転車歩行者専用道としての整備基準につきましては、市の独自の基準はございません。道路構造令に基づきまして整備を行っております。



○議長(嶋内九一君) 教育委員会事務局長 水野高明君。

    〔教育委員会事務局長 水野高明君登壇〕



◎教育委員会事務局長(水野高明君) 星ケ台競技場に案内板を設置してほしいという御提案をいただきました。

 現在、私どもは市民の方々から、星ケ台の競技場で案内板を設置してほしいという、直接的なお声は聞いておりませんが、今後そういった案内板の設置が必要というようなお声が高くなってまいれば、指定管理者でありますとか関係者と協議をしてまいりたいと思っております。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。

    〔都市計画部長 桜井晴幸君登壇〕



◎都市計画部長(桜井晴幸君) ウォーキングの視点から見た緑被率のアップについてということで、市長答弁以外についてお答え申し上げます。

 緑被率のアップについては、 248号バイパス拡幅工事の歩道整備にあわせたボリューム感ある街路樹の植栽や、また土岐川堤防道路沿いの市民病院の敷地、また、先ほども市長の方からお話がございましたが、中部電力跡地などへのシンボルツリーの植栽、さらには、私どもが持っております美しい風景づくり条例の大規模基準に基づく民有地緑化の推進など、まさにスピード感を持って取り組んでいくことといたしておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(嶋内九一君) 13番 仙石三喜男君。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕



◆13番(仙石三喜男君) では、再質問をさせていただきます。

 まず特に、市街の緑被率のアップについては市長並びに桜井都市計画部長から御答弁いただきまして、スピード感を持ってやっていただけるということでございますので、ぜひとも期待をしてますのでよろしくお願いいたします。

 さて、健康ということで、私は今回ウォーキングに特化したらどうかというような御提案を申し上げたわけでございますが、健康福祉部長に少しお尋ねしますが、例えば体操とか、それから私がしてるウォーキングとか、そういうことを特化することによって医療費がどれぐらい減らすことができる、また介護給付費がどれぐらい減らすことができるような、何らかの分析は多分されてると思いますが、今までにやられたその辺の分析っていうものはどんな状況か、まずはお聞かせをくださいませ。



○議長(嶋内九一君) 健康福祉部長 佐橋政信。



◎健康福祉部長(佐橋政信君) 当市だけでの、例えばウォーキングを今の人間よりも倍やったらどのくらいになるかとか、今までやってない人がそれをやることによって介護給付費とか医療費がというデータはございませんが、国全体で行った調査結果は、公衆衛生学会等に出てデータ等はもらっておりますが、今、手元にございません。先ほどの津山市でも話を聞きに私も行ったんですが、そのときも今やってみる、各庁内でやったことによって医療費の削減は、数十万円あったというような話も聞いておりますので、多治見市独自は今まだその分析まではしておりませんが、各市の状況はこれからも集めて、いろんな形ではまた出していきたいと、そのように考えております。



○議長(嶋内九一君) 13番 仙石三喜男君。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕



◆13番(仙石三喜男君) やってみえなければ、ぜひ何らかの機会をとらえまして、津山市が、委員長がおっしゃったときの御報告の中では、歩けなかった人がそういう体操を通して歩けるまでに回復されたというようなドラマチックな御報告を聞いたわけでございますが、これからやはり医療費を考えますと、実態を調べていくことも大事なことだと思いますし、津山市のこれ読まさせていただきますと、大きな医療費の、介護給付費の削減が目で見えるような額が削減されてますので、ぜひどこかに的を絞って検証されることも必要ではないかなと思うところでございます。それはよろしくお願いします。

 さて、私、先ほどの最初の質問の中で、陶彩の径が健康の大動脈になるんじゃないかなということを少し大げさに申し上げましたが、これは13日の日に歩いてて、ある方からのいただいたお言葉でございます。これはなぜかと申しますと、陶彩の径は多治見市の中では唯一の自転車と歩行専用道路かもしれませんから歩く道だと思います。あれだけの人が、これから歩く機会があればどんどん歩いていただけるかなちゅうことをこの日曜日も経験しましたし、また4月9日に地域がやられますさくらまつりにも、きっとJRとタイアップしたウォーキングでも本当に数多くの方が来ていただける場所だと思います。それと同時に、陶彩の径がこの5月に笠原まで延長されますと、その先には潮見の森あるいは笠原町から笠原町の森を通って、そして滝呂町の北公園を通って市街に抜ける道あるいは笠原町から市之倉町へ抜けるとか、いろんな陶彩の径を基軸にしまして、それに道が、いろんなコースができてって、多治見駅をおりて、陶彩の径を通っていただいて、そしてまたいろんなところへ分散して多治見のまちを歩いていただける。そんなことも一つの構想として描かれるんじゃないのかなということをお知恵をいただいたわけでございますが、そんな発想を持って取り組むことも私は市民の皆様にとっても喜ばしいことであり、健康の助けになると思いますので、そんなお考えをぜひ市長、できれば描いていただいて、みんなが歩ける、何かその一つのものをベースにして歩ける、そしてそれが人が来ていただける、またそこにお金が落ちるという発想もいいのではないかなと思いますが、そのような発想は少し市長お持ちでございますか。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) 先週の日曜日の陶彩の径のさわやかウォークラリーは、私も参加をさせていただきました。本当に多くの皆さんが集まっていらっしゃったっていうことと、歩くことがいかに健康にいいか。このブームはますますこれから増大をしていくと思います。前回の日曜日のイベントについては、中間点の滝呂地域はすごい勢いで動いておられました。お汁粉やおだんごをつくったりということで中継点、そして、今度ゴールの笠原地域は豚汁をつくるというようなことです。少し現在の状況で弱いなと思ってるのは出発地点です。笠鉄でいいますと、新多治見駅あるいは京町の桜トンネルっていうのは、もう非常に立派なトンネルになっています。ですから、多治見駅をおりて新多治見までの案内と、新多治見からの出発点の市民の盛り上がりといいますか、あのあたりが非常にうまくいくと出発点、中間点、ゴールという非常に一連の流れができると自分自身も感じました。加えて、距離的にも限られてますけど、地域で子どもから大人までいろんな駅伝大会なんかやると結構おもしろいわねって、その両脇でみんなが応援なんかするとおもしろいわねというようなことをお話も出てまいりました。いずれにしてもこういったことをやっていくには市民力が最も重要です。本市の職員が携わるというよりも笠原町の盛り上がり、滝呂町の盛り上がり、これはもうまちづくり委員会というようなイメージとして非常な盛り上がりがございます。ぜひともこうした市民力を使って、あの一連の流れ、ストリート性をしっかり重視をした、多治見市の中でも非常にめずらしいところでございます。加えて、旧笠鉄が走っていた当時の写真展もやっていらっしゃいました。ああいうようなところから過去の歴史をしっかり教える、それが大動脈として笠原でつくった茶わんあるいはタイルがあのレールを通って新多治見まで行っていたというような歴史も後世にはしっかり残していくべきだろうと考えております。いずれにしても、今ある市民力をさらに中心市街地の方まで電波を送るというようなことがぜひ必要と考えております。



○議長(嶋内九一君) 13番 仙石三喜男君。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕



◆13番(仙石三喜男君) そういうふうになり得る道が陶彩の径だと私も確信を持っております。先ほど建設部長より夜間の明るさの問題については、特段に暗い場所はないという御回答をいただきましたが、私も夜歩いてみましたが、やはり照明と照明との間にスポットで暗いとこが若干あるのではないかなと認識をさせていただいております。これについてはお金の問題もありますが、私もランプのプロでございましたが、ぜひ水銀ランプからナトリウムランプでも変えていただければ、少しでも明るくなるんじゃないかなと思いますので、それぐらいの金はぜひ入れていただいてでも大動脈の道を礎にして、一歩としてぜひ投資をしていただきたいと思うところでございます。

 最後となりますけども、健康づくり推進員の方は5部会に別れていろんなことをやっていただいておりますが、先ほど答弁の中で校区ごとに10名ぐらいの方を設置すればどうにかなるだろうという佐橋健康福祉部長の御答弁でございました。時間が要すということでございましたが、時間はどこまでいってもやっぱりかかると思いますので、ぜひここは思い切って、地域がやるという意識を持っていただくためにも地域に何らかの形でおろすことも、早くスピード感上げてやらないと、健康推進づくりの委員の方だけではなかなか情報が行き渡らないという面を私はもちます。地域の方がやれば地域の中で回覧回したりとか、声かけもできると思いますので、早いスピード感を持って浸透しますし、皆さんが顔を合わせて、顔の見える活動ができる地域づくりにも進むと思いますが、最後にこの点、佐橋健康福祉部長いかがでございますか。



○議長(嶋内九一君) 健康福祉部長 佐橋政信君。



◎健康福祉部長(佐橋政信君) 保健センターの中でも、今後のあり方も検討させていただきました。一点、充て職的なものは少しちょっと控えようかなという話もございましたが、今、仙石議員が言われましたように、地域によってはもうそういう雰囲気のところもございますので、一度画一的に各地区に充て職というんじゃなくて、先進的にモデル地区でできるところがあるならそれも一つ考えながら、現在の健康づくり推進員の講習受けた後の任命形式等含めて二刀流ができるかどうか一度検討させていただきます。



○議長(嶋内九一君) 13番 仙石三喜男君。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕



◆13番(仙石三喜男君) それでは、大きく2つ目の質問に移らさせていただきます。

 「将来を見据えて!今後の市立公民館建設について」であります。公民館の質問は、昨日、同僚議員もされており一部重複する内容があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 市立公民館は、現在市内に8館ありまして、その他に現在第6次総合計画の中にあります(仮称)根本市民センターが建設に向けて進行中で、その後の計画はなしとなっています。がしかし、地域により市立公民館の建設要望は強いものであり、特に滝呂校区の滝呂台38区、40区及び昨日の昭和校区の7区連合の2カ所と確認をしております。

 第6次総合計画の人が元気!まちが元気!多治見の実現を目指すためにも、また近い将来超高齢社会が訪れるのは明らかであり、この多治見市がもっと元気であり続けるためにもぜひ第6次総合計画の後期計画に取り込むことが求められる政策と私はとらえます。午前中のホワイトタウンの公共交通の事例からも、最近の傾向として以前新興団地であったところから自宅を空き家にし、市街地のマンションへと移転する状況がふえている中、行政として今何をすべきかを真剣に考える時期に来ております。

 35年前の新興団地が今の時代にどのように変わったか、しっかり調査、研究をし、若い世代から高齢期になっても人の移動や転出もなく、活気のあるまちづくりを今この時代にしなければ、この多治見市から利便性の高い市外へ、県外へと流出されてしまう市民が確実にふえてしまいます。このことは、平成20年5月15日付で岐阜県の将来構想研究会のレポートの中で、市内最大のホワイトタウンを事例に報告がなされております。また、最近の国勢調査でも人口は減少し、世帯は増加したが、家族世帯の減少があらわれております。これらを踏まえ10年後、30年後の政策と私は判断をして、以下の御質問をさせていただきます。

 一つ目、昨年6月議会の議論の中で、本市の今後の市立公民館の建設の方向が、市長から「第6次総合計画後期計画の見直しの中でしっかり議論をする」と示されております。また、地域の地区懇談会の中でも「今後社会教育的にも検討が必要、しっかり御意見として受けとめさせてもらう」などと御返事をされておられます。そこで、これから見直しが進む後期計画の中でどのように取り組むお考えか改めてお伺いをさせていただきます。

 2つ目、再三建設要望が出されている2地域については、一方は郊外に位置する 2,100世帯の大型団地であり、もう一方は駅南の、まさに市街地であります。対照的な2つの地域をどうとらえ、市としてのまちづくりのデザインをどのように描いておられるかについてもお聞かせをください。

 元気、活力のない老人社会にならないためにも、雇用があり、若い世代が住み続けられる、あるいは戻ってきてもらえるまちを目指すためにも多治見市の文化のあり様や子育て、子どもや高齢者の居場所、生涯学習の場所としても地域密着の公民館政策は極めて重要な政策と私は考えておりますがいかがでしょうか。お伺いをいたします。

 3つ目、特に38区、40区の滝呂台については、この数年の転入の増加で市内21団地中ビッグワンのホワイトタウンと数年先には並ぶ世帯、おおむね 2,300世帯になると想定をしています。その滝呂台の中でも40区14丁目のグリーンビレッジ 500世帯のように、高齢化が顕著な地域も混在をしており、幅広い年齢層の住民の将来を見据えても近距離の場所に市立公民館を望むのは至極当然で、住民のコミュニケーションを重視した生きがい、あるいは住民の自立性をはぐくむ上でも市民として今、納税することへの意欲、自信、公平な論理からも妥当な要望ととらえますが、いかがでございますでしょうか。

 また、昭和校区の皆さんは、新市民病院の建設候補地決定の際には極めて市に御協力的であったことを踏まえ、市街地の老人タウン化を防止し、若い人の呼び戻し政策の一環としても、市立公民館の建設に合わせたまちづくりが早急に求められると思います。

 昨日の同僚議員に対する答弁は、昭和校区に対しては、新しい公共施設の建てかえがあれば、そのとき複合施設で検討するとのことでございましたが、この答弁では地域も少し元気が出てこないのではないでしょうか。もう一度まちづくりの原点に戻って、第6次総合計画の見直しの中で、地域の皆様のお声を聞き、検討を一緒になって進めようではありませんか。いかがでしょうか。

 最後に、今後厳しい財政状況が予測されます中、公共の建物をこうして訴えていくことには十二分な議論が求められることは、私も承知をしております。あえて、もっと地域が元気であり続けるためにも、第6次総合計画の「人が元気!まちが元気!多治見」をしっかりつくっていくためにも、多くの市民の方のお声を背に受け、2期目最後の質問とさせていただきましたことをお伝えしまして、この質問を終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(嶋内九一君) 市民環境部長 佐藤喜好君。

    〔市民環境部長 佐藤喜好君登壇〕



◎市民環境部長(佐藤喜好君) 今後の市立公民館の建設につきまして、昨日の安藤議員の答弁と重なりますが、お答えさせていただきます。

 初めに、第6次総合計画後期計画での取り組みについてですが、小学校区単位での公民館の建設は、現在の財政状況から、極めて困難と考えているところでございます。高齢化社会の施設のあり方や将来的な財政見通しの中で、公立公民館については、単体での建設はせず、他の機能を有する複合施設として建設していく方針を決定しております。したがいまして、第6次総合計画の後期計画の策定の際にも、財政状況の見通しや計画への位置づけも含めて、建設の可能性について検討していきたいと考えております。

 次に、活力あるまちづくりのためにも地域密着の公民館が必要ではないかということですが、公民館自体は全市的に生涯学習の機会を提供するとともに、自治会や校区、青少年まちづくり市民会議、学校など、地域の団体との連携を図りながら、地域活動の拠点の一つとしてまちづくりの一端を担っているものと、そういうふうに認識しているところでございます。

 そして最後に、滝呂台や昭和校区に公民館の建設が必要ということでございますが、昭和校区におきましては、以前、地元の御理解をいただいて、昭和小学校内に活動室を整備した時期よりは、公民館建設の強い要望があることを認識しております。しかしながら、複合化の方針によりまして、昭和小学校の体育館を建てかえる場合は、公民館機能の追加も検討いたしましたが、諸課題により断念したというような経緯がございます。このように、今後につきましては、公民館がない地域においては、新たな公共施設の建設や、既存施設の建てかえの際には、公民館機能の追加を検討していきたいと、こういうことで考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(嶋内九一君) 13番 仙石三喜男君。

    〔13番 仙石三喜男君登壇〕



◆13番(仙石三喜男君) 時間の都合もありますので、簡単に質問して終わります。

 公民館については、きのうも同僚議員の方がやっていただきましたので、私の思いとして、今、多治見市の文化は公民館からも大きな発信がされているのではないかなと受けとめております。そういう発信される場所がその地域の拠点としてなっておるというのも、もう多治見市の一つのまちづくりとしては形成されてきていると私も受けとめております。そうなりますと、そういう場所がある、拠点がある、そして、そこにめり張りを持った指定管理があって、文化を支えていく仕組みがあるか、ないかによって、そこに住む住民の福祉には大きな差異が出てくるのではないかなと私は感じるところでございます。

 同じ多治見市の住民でありながら、郊外に住む私たちの団地も、それからほかの団地もそうかもしれませんけれども、同じ納税義務を払って一生懸命やってきて、やはり同じ権利を獲得することは、私はこれは、もし市長がこれからももっと元気なまちをつくりたいという、そういう御意向の政策をお続けされるなら、私は当然議員として皆様のお声をしっかり背に受けて言い続けていくことが議員としての大事な仕事だと思っております。その思いだけは、これからも大事にしながら進めていきたいと思います。

 最後に、市長に一言だけお聞きします。元気になるためには、こういう今多治見市の八つの公民館が九つになりますが、それ以上ふえることは財政的な面もしかりと思いますけれども、一生懸命皆さんで議論をして、検討をして、財力を生み出して、そしてそちらの方にお金を使っていくという、そういう姿勢については、一言だけコメントいただければと思うところです。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。



◎市長(古川雅典君) 今後の公民館の拡大については、担当部長がお答えをいたしました。それぞれ単独の公民館ではなくて、その地域にできる公共建築物、その複合施設として、しっかり検討していくというようなことでございます。ぜひとも今後、根本町の仮称市民センター、これを最後にするという考えは持っておりません。地域の元気を醸し出していくためには、こうした市民の活動の拠点、公立公民館は必要と考えております。ぜひとも今後の財政力あるいは市民からの強い要望、これを十分勘案しまして、未設置の地域については、今後、複合施設の可能性、これについてしっかり検討してまいります。



○議長(嶋内九一君) 多治見市議会には二人の美しい花があります。一人は、今期、種をまき、次期にはいい芽が出ることを期待しております。一方、種をまき、花が咲き、大きな花となりました。今期で勇退とのこと、大変残念でありますが、あなたの4期16年、残した功績というものは大のものがあります。後輩たちにすばらしい御教示をしていただきまして、ありがとうございました。特に今期4年間は、私と同じ隣の席でございました。いろんな意味でありがとうございました。

 平成23年3月定例会一般質問、大トリを飾るにふさわしい議員、21番 中山勝子君に発言を許可いたします。

    〔21番 中山勝子君登壇〕(拍手)



◆21番(中山勝子君) 公明党の中山勝子でございます。質問に先立ちまして、東日本大震災で大きく被災をされました皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。また、残念ながら犠牲となられました多くの方々に、衷心より哀悼の意を表させていただきます。被災地が復興するためには、多くの多くの時間と、大勢の人々の協力が必要と言われております。ただいま議長から御紹介がございましたとおり、私は4月30日の任期をもちまして議員を卒業させていただきます。被災地は今大変な状況ですが、少し時間がたち、市民のボランティアを受け入れることができる状況になりましたらば、私も市民ボランティアの一人として現地に出向き、汗をかき、そして皆様のお役に立てたらと、そのように今は考えております。

 それでは、質問に移ります。本日、私は、未来を担う子どもたちの健やかな成長を目指して、高齢者の皆様が安心して暮らせるまちづくり、この2点をお伺いいたします。

 まず、未来を担う子どもたちの健やかな成長を目指してでございます。

 多治見市は、子どもの教育に大変力を入れてくださっております。市長さんも一生懸命頑張ってくださっております。学習習慣、生活習慣向上事業の数々、親育ち4・3・6・3たじみプラン、また少人数学級、教育現場の先生方も大変頑張ってくださっております。私が本日提案をさせていただきますのは、学習の向上とともに、大切な人格の形成についてでございます。他者を思いやる優しい心、自分より弱いものに優しく接する強い心、それらをはぐくむことが大切だとの思いから、本日は質問させていただきます。

 1点目、読書(良書)に親しむ教育のさらなる推進を。教育は想像力を育て、名作からは人生を学ぶと言われております。各学校で実施されております朝読書、読み聞かせ、私も小学校の読み聞かせのおばさんをさせていただいておりました。授業前の15分間、子どもたちと地域のおばさんとの交流は、読書好きな子どもを育てるよい機会だと感じております。朝読書、読み聞かせの現在の各学校の現状をお聞かせいただきたいと思います。

 また、埼玉県春日部市は、子どもの読書活動推進のリーダーを育成するために、小学校3年生、4年生を対象に「子ども司書講座」を実施し、7講座すべてを修了すると、修了証と子ども司書認定証が発行され、図書館の仕事の手伝い、貸し出しとか返却、そして読書の楽しさを広めるリーダーとしての活動を行っております。子どもたちに良書をたくさん読んでいただきたい。読書活動推進のリーダーの育成として、子ども司書講座、子ども司書の認定はいかがでしょうか。

 2点目、デジタル教科書の活用(マルチメディアデイジー教科書)でございます。読みが困難な発達障害(学習障害)の子どもたちの学習を助けるもので、通常の教科書と同じ内容がデジタル化されて、CD−ROMに収められております。学びたいページの文章やイラストなどが瞬時にパソコンの画面に映し出され、文章が音声で読み上げられ、学習する生徒の正確な音読を助けるものでございます。再生の速度や文字の大きさも自由に変えることができ、繰り返し使用することで理解が深まり、全国の小中学校での活用が今広がっております。「子どもたちが楽しく学習に臨めるようになりました。音読が飛躍的に上達をしました」との評価もございます。発達障害、学習障害の子どもたちの学習にデジタル教科書の活用を提案いたします。

 3点目、地域高齢者家庭を訪問し、お話し相手の機会を設ける。地域に高齢者のひとり暮らし、高齢者の世帯がふえております。また、おじいちゃん、おばあちゃん祖父、祖母ですね、そのような方とともに暮らす子どもたちは減少をしております。父親、母親と違った年配者の人生の知恵、奥深さに触れることは、子どもたちの人格形成にも資するものと考えます。

 多治見市内のある中学校では、家庭科に保育の時間があります。毎年、中学3年生の学級ごとに保育園を訪問、園児と触れ合う時間を持つとき、生徒たちはふだんと違った優しい顔を見せるとのことでございます。授業が終わり、園児との別れ、そのときには別れを惜しむ姿も見られる、このようにお聞きをしております。異年代、年代の違う方々との交流、それのよい例だと理解いたしております。高齢者の皆様とのお話し相手、触れ合いで、思いやりの心、お年寄りをいわたる心をさらにはぐくんでいただきたいと思います。

 4点目、動物の飼育、植物の生育を通して命を大切にする心をはぐくむ教育の推進でございます。命あるものを育て、はぐくむ行動の繰り返しの中で、命の尊さ、自分より力の弱いものを守ろうとする人格が育つと言われております。動物の飼育、植物の生育、各小中学校の現状はどのようか、お伺いをいたします。

 また、岐阜県のサポート事業で、岐阜県の獣医師会が実施しております幾つかの事業の活用を提案いたします。?学校飼育動物サポート事業。各学校での飼育動物の飼い方を見せていただき、適切な飼い方の巡回指導を行うものです。?動物とのふれあい教室。?命の授業。学校から依頼されると、出前授業をするもので、動物に対する理解、そして人間と動物の共生を考え、命の大切さを学ぶものと言われております。?学校飼育動物シンポジウム。毎年、岐阜県下どこかの市で実施。多治見市も10年ほど前に、教師とPTAの方を対象に実施したことがあるとも聞いております。先生方もPTAの方々も大勢かわられました。岐阜県のサポート事業の活用、市内各学校での開催を提案をいたします。

 5点目、子どもと携帯電話、トラブル防止の取り組みを。携帯電話は上手に使うと便利なもの。私たちの日常生活に欠かせないものとなっております。しかし、残念ながら有害な面があるのも事実です。私たち大人は自身で判断ができます。しかし、成長過程の子どもたちに、大人が気づかぬところで害を受けていないかと、大変気になるところでございます。出会い系サイト、アダルトサイト、自殺サイト、学校裏サイト、このような有害サイトを通して、市内各小中学生がトラブルに巻き込まれた事例はございますか。そのような生徒はいらっしゃいますか。

 トラブル未然防止の自治体の取り組みが全国で既に始まっております。石川県では、携帯を持たせない条例(改正いしかわ子ども総合条例)を施行しております。その中で、保護者が子どもの携帯のフィルタリング機能を解除したいとき、携帯電話会社にその理由書提出を義務づけております。埼玉県、兵庫県でも同様の条例が施行されており、東京都、鳥取県も近く施行の予定。また、福岡県芦屋町の教育委員会は、2009年の1月、小中学生の携帯電話所持を原則禁止する宣言を発表しております。また、島根県松江市PTA連合会と教育委員会も2010年の10月、同様のアピールを発表しております。多治見市のお考えをお聞かせください。

 6点目、乳幼児と医療費の無料化、通院の段階的な拡充を、でございます。かねてより市長は、国がやるべき事業だとの御見解をお持ちでございます。子育て家庭のお声にこたえまして、市長は今年度、小学校3年生まで通院を拡充してくださいました。1年がたちました。まず、その総括をお伺いいたします。

 さて、近隣の状況はと見渡せば、岐阜市も山県市も中学3年生までの実施となり、大都会名古屋市も中学3年生までの拡充となりました。我が多治見市も本年の総括も踏まえつつ、段階的な拡充の実施を提案いたします。例えば住民生活に光をそそぐ交付金、これを段階的な拡充の予算ということに活用はできないでしょうか。御見解をお伺いいたします。

 次に、高齢者の皆様が安心して暮らせるまちづくりについてお聞きいたします。人生の先輩の皆様が大好きな多治見市で安心して暮らしていただきたい、そのような思いから質問させていただきます。

 1点目、介護施設入居待機者解消の推進でございます。施設入所を申し込んだところ、1年待ち、とても待ち切れず、他県他市の施設に入居。自宅から遠く離れて、家族もめったに面会には来ることができず、寂しい、寂しいとおっしゃる孤独な高齢者の方から御相談を受けたこともございます。これは1月に市からいただきました市民意識調査でございます。これの介護についての不安というところがございまして、介護施設が不足していて、入所できるのか心配である、そのようなお声が多数寄せられております。市民意識調査の中に出ております。介護施設入居待機者の現在の状況、多治見市の現在の状況、それに対する市の対応、今後の見通しをお聞かせいただきたいと思います。

 2点目、介護保険、介護施設を使わず、元気で暮らす方々に特典を与える制度の導入をお考えいただけませんか。介護保険を使わないでいられること、元気で暮らせる張り合いになりますようにとの思いで提案いたします。

 3点目、地域の共助のポイント制の導入を提案いたします。やはりこの市民意識調査でございますが、この12ページ、また皆様もごらんいただきたいと思います。この中に、地域で支え合う福祉体制というところ、これがマイナスの評価といいましょうか、なっておりまして、なかなか現在の多治見市では、各地域、助け合い、支え合いが必要だけれども、そういう体制にまだまだなっていないと、そのようなことが載っております。またぜひごらんいただきたいと思います。地域で支え合う福祉体制というものは、これからは本当に大切です。これからいよいよそのような体制をしっかりと多治見市もつくっていかなければいけないと思っております。共助の大切な時代です。地域の支え合い、多治見市はいま一歩です。そこで、市民の力を生かすボランティアポイント制度の導入を提案させていただきます。

 東京都稲城市は、2007年に介護支援ボランティア制度を導入いたしました。高齢者の社会参加を促して介護予防を推進することで、介護給付費などの抑制を目指したものでございます。65歳以上を対象に、介護施設などでボランティア活動を行うと、ポイントが給付され、ためたポイントに応じて介護保険料軽減のための交付金が個人に支給されるというものでございます。現在、全国で40の自治体でこの制度を導入いたしております。今後さらに広がる見通しとのこと。

 また、違ったポイント制度もございます。福井県では、2007年にボランティア活動を始めるきっかけ、励みとして、ボランティアポイント制度を導入いたしました。年齢や対象活動は限られてはおりません。ボランティア活動、美化清掃活動でもいいんです。福祉の施設に訪問、そこで日本舞踊を見せる、フラダンスを見せる、お話し相手をする、そのようなことでもいいんです。1回で1ポイントを交付、スタンプを押します。10ポイントで県内の施設の無料入場券をいただきます。そして、 200ポイントで活動認定証を発行しているとのこと。制度開始から3年、無料の施設の入場券の発行は 1,486枚となりました。予想以上にこのボランティア活動が広がっているとの担当課の話でございます。支え合いの時代、ポイント制度の導入を提案させていただきます。

 4点目として、移動の利便性を高めるコミュニティバスのさらなる拡充を、でございます。南・北ルートとオリベルート、諏訪線、郊外線、また市之倉町根本町のデマンドバス、よぶくるバス、利用している市民は大変喜んでおります。あのようなバスが欲しい、そうやってうらやましく見ている、そのような市民の待っているお声も伺っております。昨日も本日もこの問題につきましては、同僚議員からもお話がございました。大いに利用して育てていく、これがこれからの地域公共交通の大切さではないかと思います。市民もそのあたりをしっかりと自覚する、私たち市民はしっかりと自覚する必要もございます。地域公共交通の充実は、高齢者が移動する足、もちろん交通渋滞対策、温暖化対策にも有効ですが、ますますの高齢社会、趣味に、ボランティア活動にと、元気に行動していただくことは、多治見市の医療費や介護保険事業の市の負担の軽減にも資することになります。各地域のお声をしっかりとお聞きしていただき、コミュニティバスのさらなる拡充を願うものでございます。

 5点目、野生動物(イノシシ・アライグマ・ハクビシン等)、高齢者のお困りの方が大変多い、お声を伺っております。現在の市のお考え、取り組みをお伺いいたします。

 以上で、1回目の質問といたします。よろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) 中山議員におかれましては、4期16年、本当にお疲れさまでございました。初当選は平成7年の5月1日です。いわゆる平七会という、多治見市議会の中でも本当に優秀な皆さんが誕生してきた期でございます。当時、私は市議会の3期生でございましたので、本当に初々しく入ってこられた中山議員を記憶しております。16年前と美しさは全く変わっておりません。多治見市議会は70年の歴史がございます。この多治見市議会70年の歴史の中で、第1号の女性の副議長をしっかりと務められました。これまで特に中山議員は、クリーンな市政あるいは具体的な、特に弱い人たちに視線を持った具体的な応援をしっかりとこの中で行われました。私は1期4年間御一緒しましたが、特に当時は県内の14都市の市議会議員の野球大会が活発に行われていました。ここの中で、多治見市議会を代表するマスコットガールとして、本当に黄色い声援を随分送っていただいたというのを記憶しております。ぜひとも、これ以降につきましても、多治見市政各般にわたって具体的な提言をしっかりいただく、このようにお願いを申し上げます。

 御質問いただきました乳幼児医療費の段階的な拡充について答弁を申し上げます。子どもの通院医療費助成については、毎回お話しをしておりますが、本来、国が実施主体として行うべき、この認識は全く変わっておりません。しかし、県内の実施状況を踏まえ、来年度の第6次総合計画後期計画の見直し作業の中で検討してまいります。その過程において、本年度の実施状況を慎重に検証をいたします。いわゆる総括を行います。段階的な拡充ができるかどうかを含め、将来にわたって、これは1回スタートすれば、必ず行い続けることです。持続的に維持ができる制度となるのかどうか、本市の将来の財政状況も踏まえ、しっかりと考慮し、そして判断をしてまいります。



○議長(嶋内九一君) 副市長 木股信雄君。

    〔副市長 木股信雄君登壇〕



◎副市長(木股信雄君) 私からは、野生動物の対策について御答弁申し上げます。

 特に、高齢者の方々への捕獲処分につきましては、イノシシについては、御承知のように個人では捕獲できませんので、通報あるいは被害報告を受けまして、捕獲をお願いしている猟友会に連絡させていただいて、おりの設置、処分を実施しているということでございます。アライグマ等の特定外来生物につきましては、申し出をされました個人に捕獲の許可をいたしまして、個人でおりの設置をお願いしておりますけれども、例外として高齢等の理由により設置できない場合につきましてのみ、市で設置をさせていただいております。処分につきましては、現在、市で対応させていただいております。



○議長(嶋内九一君) 教育長 村瀬登志夫君。

    〔教育長 村瀬登志夫君登壇〕



◎教育長(村瀬登志夫君) 私からは、1問目の市長答弁以外のところを答弁させていただきます。

 まず最初に、読書についてでございます。市内の小中学校では、朝読書や給食の配膳時間を利用しまして読書の意欲づけをしているところでございます。また、小学校ではボランティアによる、議員もおっしゃいましたが、読み聞かせが実施されているところでございます。さらに、本年度に多治見市子どもの読書活動推進計画を策定しまして、この4月から実施いたします。その中で小中学校においては、各学年10冊の読み切り図書を設定しまして、その読み切り達成率を小学生は 100%、中学生は50%を目指します。議員から提案のありました子ども司書講座につきましては、その有効性につきまして、この子どもの読書活動推進計画の中で考えてまいりたいと思っております。

 次に、発達障害等のある子どもに有効だと言われておりますデイジー教科書、教科書の内容をデジタル化しましたデイジー教科書ということで答弁させていただきますが、そのデイジー教科書につきましては、発達障害等で読みが困難な児童生徒に大変有効という認識でおります。今後、教員に対するデイジー教科書の啓発と、必要な児童生徒の把握に努めまして、その活用を図ってまいりたいと考えております。

 次に、高齢者との触れ合いでございます。現在1校でありますが、その中学校におきましては、社会貢献活動として選択しました生徒が独居の高齢者宅へ訪問しまして、話し相手になったり、家の手伝いを実施しております。また、小学校におきましては、社会福祉協議会との連携によりまして、全部の小学校で、主に6年生ですが、6年生の児童が独居の高齢者宅へ年賀状や絵手紙を送る、そういう活動を実施しております。高齢者の方からは、大変好評を得ております。こうした活動を今後も大切にしてまいります。

 次に、動植物との触れ合いでございます。動植物を育てることは、自分が育てているようで、実は育てられているものでありまして、心の安らぎと思いやりをはぐくむのに大変有効と認識しております。現在、動物では、鶏やクジャク、ウサギなどを、全部の公立幼稚園と8の小学校で飼育しております。植物では、生活科、理科の学習教材として栽培しておりまして、今後も動植物の飼育、栽培を通して、命の大切さを指導してまいります。議員から提案のありました事業につきましては、その情報のキャッチのアンテナを高くしまして、各学校へ啓発してまいりたいと、こういうふうに考えております。

 次に、携帯電話についてでございます。本年度におきましては、児童生徒にかかわる携帯電話による問題は認知してございません。そうした中、対応としまして、本年度の教育フォーラム等におきまして、「ケータイ・ネットどこが危険?」と題した講演を実施しております。さらに、教職員及び保護者に対し、携帯電話を使った犯罪や問題行動及び持たせる場合の家庭での約束等についての内容、そういうものを講演してまいりました。また、生徒指導主事会におきましては、インターネット上のいじめについて対応できるような実態把握が急務であることを徹底してまいっております。さらに、市の教育相談担当者がFMPiPiの放送で啓発放送を実施しておりまして、今後そうした取り組みを進めてまいりたいと思っております。そうした取り組みをしておりますもんですから、今のところ携帯電話にかかわる条例については、考えてございません。



○議長(嶋内九一君) 健康福祉部長 佐橋政信君。

    〔健康福祉部長 佐橋政信君登壇〕



◎健康福祉部長(佐橋政信君) 高齢者施策で3点ほど質問をいただきましたので、順に御答弁申し上げます。

 まず、特別養護老人ホームの待機者と、その解消の今後の方向性ですが、特別養護老人ホームの待機者は、2年半前の現在の第4期介護保険事業計画をつくるときに、実待機者は約 350名ほど見えましたが、現在は約 520名という状況でございます。その解消のために、現在の第4期介護保険事業計画の中においては、特別養護老人ホームの増床を 150床、計画しました。これはまだ完全には終わっておりません。平成23年度策定予定の第5期介護保険事業計画でも、特別養護老人ホームの待機者の解消を、介護保険料との関連を踏まえ、検討していく予定でございます。

 次に、介護保険を利用しない人への特典制度につきましては、介護保険制度は介護サービスを必要とする人の互助の仕組みで保険料が設定されている制度であるため、現在、未利用者への特典は考えておりません。

 最後に、地域の共助ポイントにつきましては、地域の共助が行われる社会づくりは重要と認識しております。しかし、現時点では、本当は導入したいというふうに答えたいんですが、現在は予定はございません。しかし、来年度予定の高齢者保健福祉計画では、地域に根差した住民相互の協力や支援に重点を置くということで策定する予定です。したがいまして、今回、中山議員が御指摘のございましたこの提案につきましては、その策定委員会で伝えていきたいと、そのように考えております。



○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 桜井晴幸君。

    〔都市計画部長 桜井晴幸君登壇〕



◎都市計画部長(桜井晴幸君) 私の方からは、コミュニティバスのさらなる拡充をということでお答えさせていただきます。

 多治見市公共交通戦略というものを平成22年3月に策定いたしまして、鉄道、路線バス、コミュニティバス等の交通網ごとの役割分担を定め、それらをネットワーク化することで本市の公共交通の充実を推進してまいりたいと、このように考えてございます。コミュニティバスは路線バスを補完するものとして位置づけ、今後も中心市街地で運行してまいります。現在は中心市街地線の再編を実施中でございます。また、郊外部につきましては、地域実情の状況に合いました地域内交通、こういったものを地域の皆様方と一緒になって検討してまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(嶋内九一君) 21番 中山勝子君。

    〔21番 中山勝子君登壇〕



◆21番(中山勝子君) 市長が先ほど、子どもの医療費ですね、通院の段階的な拡充をということで、私、お話をいたしました。市長はしっかりとした、やっぱりこれは国のやるべき政策であると、そういう信念といいましょうか、思いを持っていらっしゃるということは、よく私も理解いたしております。ただ、本当に現実を見ると、周りが本当に次から次にと中学3年生まで実施をしていくという方向です。多治見市は、これだけ市も子育て支援、頑張ってくださっている、それは議会の私もよく理解をしているわけですが、近隣の住民、また多治見市の子育て中の方から、多治見市だけが何でもっと子育てのこの医療費のことについても配慮がないんだと、何か多治見市は子育てに余り目を向けてないんじゃないかのようなことを言われるということは、とても私も議会の一人としては残念に思うところです。やはり今、市民サービスというものを皆さんが各自治体のサービスを比べている、そういう時代だなということを感じております。

 そして、私が思いますのは、じゃ、今、例えば名古屋市にしても、岐阜市にしてもですけれども、また近隣の市にしても、中学3年生までの拡充ということになった。じゃ、多治見市よりも財政がよほど楽なのかと。多治見市の方がそこよりもずっとずっと大変なのかと。やっぱり自治体の運営、財政的な運営というものは、それぞれ皆御苦労を首長さんは持ちながら、いろんな判断の中でかじ取りをしてみえると思うわけです。その中で、子どもが少なくなってきた時代、何とか子どもを安心して産んでいただこうという思い、また市民の方からの、子どもを育てる方からのお声をしっかり受けて、各自治体の首長さん、「大変だけど、やるか」っていう決意をされてやっていただいているのかな、このような想像をするわけです。

 古川市長さんは本当に決断の早い方ですし、ただ、でもこういう、ここまできちんとした思いがありまして、なかなか私たちが知らない何か思いがあるのかな、何か違うつらさがといいましょうか、これが決断できない何かがあるのかなと、そういうふうなことも私などは心配して考えてしまうようなことがあるんですね。その点、ちょっと市長さん、安心させていただきたいです。教えていただきたい。

 それと、段階的に、例えば「もうやりませんよ。第6次総合計画で考えますからね」、それは全くありがたいことですが、例えば中学3年生まで、それは国のやることですよと言いながらも、市長さんは小学3年生まで拡充をしてくださいました。その姿勢が一遍に中学3年生にならなくても、市民の皆様は市長が一生懸命努力してくださっているんだという、そういう思いが、安心感が私は出てくるというふうに理解をしているんです。ですから、一遍に、じゃ小学6年生までとか、中学3年生までにならないにしても、段階的に、来年は、じゃ小学4年生までにしましょう。小学4年生までどのくらいかかるかとお聞きしたらば、担当課で 2,500万円ぐらいでしょうかと言われました。でも、年代が上がっていけばいくほどに、やっぱり通院が少ないんですということも言われています。確かに昨年度予算よりも 900万円から 1,000万円は減額されております。その点を考えたときに、何とか段階的に一歩でもまた、一遍に行かなくてもいい、段階的にできないのかな、拡充という思いがあります。その点も御見解を教えていただきたいと思います。

 そして、次、子どもの携帯電話トラブル防止の取り組みということで、全国の自治体ではいろいろと取り組みをしております。教育長さん、多治見市ではこの産業文化センターで3月26日、小中学生のためのインターネット安全教室、そのようなものを計画していらっしゃいますね。携帯やインターネットなどのトラブルに巻き込まれないための知識を学ぶということです。市在住の小中学生、小学生は保護者の同伴ということで、定員が30名、多いときは抽せんですよということもございますが、このような催し、ぜひ、大勢の方が来ましても抽せんで当たらないと参加できないということではなくて、やはり回数をやっていただけたらな、そして子どもたち、今のところトラブルに巻き込まれておりませんということで、私もうれしかった、安心なわけでございますが、どうか、どうか、このような催しもこれからも積極的に取り入れていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 野生動物でございます。副市長に御返事いただきました。ありがとうございます。アライグマ、イノシシ、ハクビシン、大変高齢者はお困りですが、高齢者には市の方で設置をいたしますということで、体力もないわけですから、本当に助かると思います。ありがとうございます。ただ、私たちのような普通の成年男女、市民は個人でおりを設置するということでございまして、生体が中に入ったときには、自分自身で運ばなければいけないのか。処分は市がやってくださるということですが、そのあたりの連携、最後までのきちんと処分までどういう流れになっているのかをお教えいただきたいと思います。

 そして、介護施設入居待機者解消の推進ということです。最近は 500余名ですか、お待ちということです。本当にお一人お一人のいろんな方の御相談を受けますが、お一人お一人の御家庭の御事情、介護する方がいないとか、いろんな御事情で大変な御苦労があります。寂しい、孤独を抱えていらっしゃる高齢者の方々もお見えになります。今後、5期計画で検討していくと、そのようなお話でございますけれども、高齢者は3カ月、半年が本当に大切。いつまでも待たせずに、やはり何とか小さい施設ですとかね、いろんなこと、国の方でもいろいろな事業を提案していますね。地域密着型サービスの基盤整備と安全確保の事業ですとかね、それから地域支え合い体制づくりの事業ですとか、やっております。そういうものがきちんと市民の皆様に素早く速やかに対応できないのであれば、24時間対応の定期巡回、家庭で、在宅で、随時対応サービスの事業、このようなものも国の方では考えられておりますが、そのあたりをしっかりと組み合わせて、市民の皆様がお困りにならないような、高齢者の方たちが途方に暮れたり、孤独で泣かないような、そういう政策、しっかりとお考えいただきたい。力強く推進していただきたい。このあたりを佐橋健康福祉部長いかがでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。

    〔市長 古川雅典君登壇〕



◎市長(古川雅典君) 優しい言葉でいい答弁を引き出すというのが中山議員の本当のすばらしさだと思います。決断できない理由。本市は、今回議会の皆さんの御議決もいただいて、小学校3年生まで乳幼児の通院医療費無料化を実施いたしました。これは全国の平均値です。他の都道府県に行けば、ここまで到達していない都道府県はいっぱいあります。有権者の皆さん、市民の皆さんは、うまくいってる部分はほとんど忘れてしまいます。多治見市が総合的に子育てに手厚いお金と人をあてがっているということは、その部分はこちらに置きます。足りない部分、県内ですべて乳幼児無料化になっている、中学3年生まで、何でやらないのか、こういう意見になります。私は、子ども手当という現金を支給するのであれば、日本の中に住むすべての子ども、小学校6年生まで、あるいは中学校3年生まで、国のお金をもって、親に現金を支給するよりも、そうした現物のサービスをしっかり提供する、これをやるべきだというのが私の、自分のやってきた政治家としての信念です。ですが、信念をいこじになっているわけではありません。

 もう一つは、毎回申し上げますように、自分が市長の代だけだったら、いくらでもやりましょう。財政調整基金も崩しましょう。借金もしましょう。それでもやっていくというところの、それに近いようなところは、県内の中の自治体、財政力からすれば、多治見市が非常にきついようなことを言いますが、すべての指数にトップで5位の中には入っているわけです。でも、1回始めたら、ずっと続けなきゃいけないことを、どこでやるのかという決断をする。こういった理由から、一気に中学3年生まで進めないというのが私の考え方です。

 しかし、今回、中山議員の方から、小学3年生までやったね、次は小学4年生まで、もう一歩頑張って小学5年生まで、こういった段階的な拡充について一度検討してみなさいと、この言葉はしっかり受けとめます。第6次総合計画の後期計画の中で、こうした議論をしっかりさせていただく。ただし、よく言われますが、私が決してしたわけではないんです。こういった決断をし、予算案を提案をし、それを議会が認められる。これは当然のことながら二元代表制の車の両輪です。あれもやろう、これもやろう、これもやろう。県内で遅いじゃないか。でも、そのお金はどうするのか。未来、5年後、10年後、どうしていくのか。そのためには、これとこれとこれをやめよう。やめると、それだけの財源が出てくる。こういった議論をしてくというのが近代の議会ですし、ましてや昨日議論がございました。こうした大地震があった。原子力発電がとまる。株価が 9,000円を切った。国債の信用度が落ちていく。国に信用度がなくなっていく。ここの中で、これからの多治見市をどうしていくのか。これはしっかりと、この乳幼児医療費の無料化だけではなく、将来にわたってしっかり議会の皆さんとも御議論をし、その方向性を見出してまいります。



○議長(嶋内九一君) 企画部長 土田芳則君。

    〔企画部長 土田芳則君登壇〕



◎企画部長(土田芳則君) 小中学生のためのインターネット安全教室の内容についてお尋ねいただきました。これは3月26日の午後ですが、多治見市情報センターの春休みの特別講習でして、今、簡単に使えますインターネットですけど、これがやはり落とし穴が潜んでいるということで、犯罪とかトラブルに巻き込まれないように、小中学生が安全に利用するための基本的な知識を習得をしていただくということで、講師は多治見市のITボランティアの方にやっていただくものでございます。



○議長(嶋内九一君) 本日の会議は、あらかじめこれを延長いたします。

 経済部長 渡辺哲郎君。

    〔経済部長 渡辺哲郎君登壇〕



◎経済部長(渡辺哲郎君) アライグマの処分の流れでございますけども、議員が個人で捕獲された場合のアライグマ等は、運ぶ必要はございません。捕獲連絡をいただければ、多治見市の方で職員がおりと一緒に引き取り、市が処分いたします。現在は麻酔で、薬で殺しております。



○議長(嶋内九一君) 健康福祉部長 佐橋政信君。

    〔健康福祉部長 佐橋政信君登壇〕



◎健康福祉部長(佐橋政信君) 介護保険の方で再度質問いただきましたので、申し上げます。

 現在の第4期介護保険事業計画の中でも、先ほど言われました地域密着サービス、中学校圏域で三つということで、あと二つ残ってたところの、圏域が違うんですが、そこはやっていただく業者があったので、平成23年度中に設置する予定です。それから、24時間の訪問介護の関係も、業者に当たって1件あったんですが、やはり需要等の関係で業者としては断念されたんですが、そういう動きも多治見市としては各事業者にもお願いしております。

 それで、第5期介護保険事業計画の中にも、先ほど申し上げましたが、一番はやっぱり地域の共助、それを大きな柱にしたいと思います。ただ、施設サービスと在宅サービスと介護保険料、この関係は必ず来ますし、特別養護老人ホームとか施設サービスは業者がいないと、なかなかできない状況ですので、その点も今後探っていきたいと、そのように考えております。



○議長(嶋内九一君) 21番 中山勝子君。

    〔21番 中山勝子君登壇〕



◆21番(中山勝子君) 子どもの医療費でございます。市長のお話、私はよく理解をいたします。でも、市長はきっと第6次総合計画に反映をさせていきますとおっしゃってくださったので、私は議会を去りますが、もうそれをしっかりと期待をして待っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それから、今ね、動物を捕まえた、アライグマですとか、それを、今お話をお聞きしたら、持っていく必要はないですよと、市が持ちに来てくれますということですね。それはよかったです。

 それと、今、睡眠剤の注入ですか、それで殺しているということですから、それを聞いて安心しました。一時はたたき殺すとか、おりのまま水につけて殺せとか、本当にいろいろな市からの指示がございまして、もう本当にそんな残酷なことはできない、とんでもないということで、大分、私も市民からクレーム、いろんなお声をいただきました。今は捕まえたらば、余分な苦しみをさせずに、人間の都合で殺すわけですから、睡眠導入剤ですか、その注射で殺すということですので、今後もそのような方向でよろしくお願いをいたします。

 どうもありがとうございました。以上です。(拍手)

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△第3 休会期間の決定



○議長(嶋内九一君) 日程第3、休会期間の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。議事の都合により、明日から17日までの2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、明日から17日までの2日間は休会することに決しました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会



○議長(嶋内九一君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

    午後5時01分散会

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。

  平成23年3月15日

                多治見市議会議長   嶋内九一

                多治見市議会副議長  宮嶋由郎

                多治見市議会議員   若林正人

                多治見市議会議員   梶田廣幸