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岐阜県 高山市

平成19年 福祉保健委員会 09月14日−04号




平成19年 福祉保健委員会 − 09月14日−04号







平成19年 福祉保健委員会



福祉保健委員会記録

 平成19年9月14日(金)福祉保健委員会を第二委員会室において開いた。

 その次第は次のとおりである。

出席議員

委員長

 石原孫宏君

副委員長

 村瀬祐治君

委員

 真野栄治君

 丸山肇君

 水口武彦君

 藤江久子君

 伊嶌明博君

 島田政吾君(議長)

 杉本健三君

理事者

副市長

 高原喜勇君

市民福祉部長

 岡本英一君

福祉課長

 片岡昭則君

福祉課職員

 鈴木和朗君

子育て支援課長心得

 阪下ゆかり君

子育て支援課職員

 田谷孝幸君

市民課長

 関善広君

市民課職員

 深澤みち代君

保健部長

 高原良一君

健康推進課長

 中谷順一君

健康推進課職員

 山本哲夫君

健康推進課職員

 神谷民代君

高年介護課長

 日野寿美子君

高年介護課職員

 加納美由紀君

高年介護課職員

 小鳥智彦君

高年介護課職員

 大森茂樹君

保険医療課長

 寺田眞晴君

保険医療課職員

 桐山吉衛君

事務局

局長

 駒屋義明君

書記

 保木良枝君



     午前9時27分 開会



○石原孫宏委員長 ただいまから、福祉保健委員会を開会いたします。

 13日の本会議におきまして本委員会に付託となりました事件案件1件の審査をお願い致します。それでは、議第75号証明書の交付等に関する事務の委託についての規約の変更についてを議題とします。

 理事者の説明を求めます。



◎岡本市民福祉部長 〔資料により説明〕



○石原孫宏委員長 説明は終わりました。それでは、ただいま説明のありました本件につきまし

 てご質疑はありませんか。



◆伊嶌明博委員 これはこれで結構なんですけど、参考までにお聞きしたいのは住基ネットでたとえば住民票を高山市から下呂市に移すというような、住基ネットの場合はそういう規約がなくてもできるというふうでしたか。



◎関市民課長 これとは全く別でございまして、住基カードによりましていわゆる転入届等の手続は全国どこででもできるようになっております。



○石原孫宏委員長 他にご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 それでは、ご質疑がないようでございますので、以上を持ちまして質疑を終結いたします。それでは本案につきまして原案のとおり可決するものと決するにご異議ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたします。本会議におきます委員長報告につきましては委員長にご一任願いますでしょうか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 ご異議がないようでありますので、そのようにさせて頂きます。休憩を致します。

     午前9時30分 休憩

     午前9時35分 再開



○石原孫宏委員長 休憩を解いて会議を続行いたします。

 次に、事件2、所管事務の調査についてを議題といたします。

 お諮りします。

 本委員会の所管事務調査事項は、?障がい者福祉について、?次世代育成について、?地域医療について、?介護予防についてに決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 御異議なしと認め、さよう決定をいたします。

 それでは、ただいま調査事項となりました?障がい者福祉についてから?介護予防について、各委員より説明をお願いいたします。

 それでは、障がい者福祉について、伊嶌委員よりひとつ御説明をお願いいたします。



◆伊嶌明博委員 それでは、視察報告のレジュメでありますように、厚労省に障害者自立支援法について考え方等をお聞きしてまいりました。

 内容については、専門家の皆さんですのでそれぞれもうわかっている内容ばかりなんですけれども、主に3番の主な質疑からというところだけ説明させてもらって、4番は、その後委員会等で福祉保健委員会でまとめたことを提案したいと思います。

 主な質疑の方なんですけれども、まず、応益負担について、高山市は100%から50%の範囲で独自助成していること、こういうことについてはどういうふうな感想を持ってみえるかというようなことをお聞きしましたら、そういうふうに各自治体がやっていることはよく承知しておるけれども、そのことよりも、私らが――私らというのは厚労省側ということですが――考えているのは、各県のサービス水準が余りにも格差があり過ぎるので、今は1割を補助してやっておるという状態だけれども、サービス水準が向上してくれば1割も払ってくれる状況になるのではないかと。だから、今、各県なり市がいろいろなことをやっておることについては、何か異議があるとか、そういうことは言わないというようなニュアンスの答えでありました。

 それから、入所施設における日割り報酬ということが施設側から大変な問題だというふうに意見を言われているけれども、今後見直しされるつもりはないのかということでしたが、結局、今の日中活動の仕組みを新たに導入したことによって、どこへ行くかとか、そういう日々サービスが変わってくる可能性があるので、また、応益負担の導入によって1カ月分の負担というふうに固定されると、今度は利用者の方から矛盾が出てくるということなので、激変緩和策等はあるけれども、基本的に日割りの考えを見直すつもりはないんだと、こういうような説明でございました。

 あと、障がい程度区分の明確化、平準化の取り組みはということで、このことについては、調査員による106項目の調査を踏まえた一次判定に加えて、市町村審査会による第2次判定で適切に行われているということですけれども、ただ、実際、知的障がいとか、そういうことについてはいろいろ各団体の要望が来ておることは承知しておるので、そういう障がいの特性を反映するような見直しは必要ではないかというふうに考えておるということで、ここは特に知的障がいの関係から、まあ精神障がいもそうだと思うんですけれども、調査員による調査と実際の中身というのはなかなか難しいんだという団体の要望はかなり届いておるんではないかなと、見直しについてはちょっと今後だということでありました。

 あと、重度障がい者、ALS患者の今後のケア体制について、飛騨地域等ではそういうALS患者の受け入れが困難になると、この自立支援法が5年後を見越すとというようなことについてどう考えているのかというふうに言いましたら、結局、常時看護師の配置ができなくなるとこれらの患者は受け入れ体制が非常に困難なので、特に数が少ないとか、そういうような地域には、本当は地域で育てるというか、見ていくのがこの自立支援法の本位だけれども、そういうことになることはよくわかるということなので、へき地加算などの対応が必要になってくるのではないかと考えておると。これについても、やはり各地から声は上がってきておるということで、今後の検討課題にしたいというふうな回答でございました。

 それで、視察後の委員会で、いろいろ高山市にどんなことを求めていったらいいのだろうかというふうな話で出された声としては、まず、利用者の自己負担軽減策の継続と、このことは非常に特に小規模作業所等からも声が出ておりますし、厚労省も大目に見ておるというようなことであるので、引き続き、再来年ですか、そういう検討の時期にもぜひ続行していただきたいということでございます。

 あと、就労支援の強化ということですが、質疑のところには書いてありませんでしたけれども、厚労省の話によると、この就労支援が自立支援法の大きな目的だと、障がい者も一社会人として自立していく方向にするには、とにかく今までの保護の方から就労の方へ持っていくことが必要なんだというふうなことを非常に力を込めて言っておりました。

 それで、高山市の就労支援等々を見させてもらいますと、まだまだ、例えば小規模作業所に通っているのは日に500円とか300円とか、そういうような実態でありますし、せめて厚労省は倍加ということを言っておるのでありますけれども、民間の力とかハローワークの力、あるいは商工課の力も組み入れて、抜本的な就労支援事業が立ち上がってくる必要があるのではないかということを思います。具体的にどうすればいいのか、ちょっとまだそこまでは提案ができませんけれども、とにかくそちらの方に重点をかける必要があるんじゃないかということでございます。

 あと、施設サービスの関係ですが、施設のいろいろな、日割り報酬型になったということで非常に困難をしておるということは国もよく理解しておるし、市の当局も理解しておるというふうに思いますが、ただ、方向としては、やはり夜間居住系と日中活動に分離されるということで、この方向は続くのではないかということで、そこへ事業者が対応できるように、そして、労働条件が下がってくるとかそういうふうじゃなくて親身な指導と財政支援策によって、施設側にも努力が要るとは思いますけれども、スムーズな移行が必要なのではないかということでございます。

 あと、療育システムについては、これは一般質問等でも取り上げられた問題でございますが、飛騨地域の療育システムの確立という問題は重度の障がい児にとっては大きな課題になっておるので、非常に医師確保とか大変なときなのでありますが、そういうことと連動してこの問題は取り組む必要があるんじゃないかと。

 ショートステイについても、同様な支援強化が求められるのではないかというようなことをまとめて高山市の今後の課題ということでお願いしておきたいなというふうに思います。

 以上です。



○石原孫宏委員長 障がい者福祉についての説明でございました。御意見等ございましたら、意見交換をお願いしたいと思います。



◆藤江久子委員 ここに書いていないこともちょっとおっしゃったことがあるので、よろしいですか。



○石原孫宏委員長 では、補足をお願いします。



◆藤江久子委員 皆さんからも尋ねてもらうようにとお願いされたかなと思うんですが、介護保険と自立支援法の統合についてということは、こちらの厚労省の方々はあり得ないとおっしゃっていました。

 また、今一緒に言ってしまうと、介護保険の方の方は、最初あり得るようなことをおっしゃっていたんですが、先ほど自立支援法の方々はそういうことは絶対あり得ないとおっしゃっていましたが、どうなんですか、見解が違うんですかということをもう一度尋ねましたところ、ちょっとニュアンスをそのときに変えられまして、今は考えられないかもしれないがとかとちょっとニュアンスは変えました。だから、担当者としては、自立支援法の方はもう絶対そんなことはやってほしくないという思いが強かったですし、介護保険の方の方はやるつもりだみたいな、そういうニュアンスがあったので、今後そこら辺がどうせめぎ合いの中でどこまでが融合できるのか、厚労省としてもはっきり決まっていないような、そういうふうな思いをして帰ってきました。

 それと、自立支援法のことで、先ほど伊嶌委員から丁寧に御説明はいただいたんですが、質疑の4番なんですが、重度障がい者、ALSとか筋ジストロフィーの方々のということなんですけれども、結局、飛騨地域には1つしかそういった受け入れ施設がないですよね。それで、1類、2類でしたか、呼び方がありますよね。認定によって重度と言われている方々が一定以上の割合を占めないと、診療報酬というか、支払いの額が違ってくるという中で軽い方の分類にしかならないんですよ。結局、飛騨地域のスパンの中でそんなに重度の人ばかり集めるわけにもいかないですから、だけれども、こういった地域ではそこしかなくて、重度の方々を施設で見ようと思うと診療報酬が低くなってしまって、結局、職員体制がとれなくて維持できなくなるので重い方々を外に出さなければいけないようになってしまうのではないですかと、そのための包括的な、重度包括支援でしたか、そういったケア体制はとれるわけもなく、例えば、ALSの方が外に出されてどうやって医療と介護の方でそれをケアしていけるのか、担保できる地域ではないと。そういったときにやはり施設サービスがどうしても必要になってくるでしょうから、そのときにこういったへき地加算のような考え方は地域の実情に合わせてできないのですかということを申し上げたら、さっき検討するというようなことが言ってあったので、ここら辺は地方の方からどんどん意見というか要望を出していってつっついていってもらいたい部分かなと思って帰ってきましたので、お願いしたいと思います。



○石原孫宏委員長 私からもちょっと補足しますけれども、厚生労働省のこの3つの課題につきましては、担当者がそれぞれ1時間単位で出たり入ったりしておるものですから、同時に話をしたんじゃないものですから、担当者によってはそれぞれニュアンスが違うというふうだったということでございます。

 それでは、障がい者福祉については終わりまして、次に、次世代育成についての説明をいたします。(「資料の説明」と呼ぶ者あり)



◆真野栄治委員 宮古市の方の資料をごらんください。3ページをごらんください。

 宮古市につきましては、国の「少子化社会を考える懇談会」の自治体代表委員として熊坂宮古市長が出られたということで、非常に子育てプランが先進的であるということで視察に行ってまいりました。

 行きまして、冒頭に、あちらの子育て支援室長の方から説明をいただきましたが、高山市の資料を見ていただいたところ、支援的には高山市の方が進んでいるのではないかというような御発言もございました。しかしながら、宮古市の出生率は1.6から1.67という高い水準であるので、そこら辺の説明をどういう背景があるのかというような質問をしましたが、具体的になぜかということについては向こうの担当者も把握してみえないというような現状でございました。

 視察地としまして、すくすくランドという、宮古駅の本当に真ん前のデパートの5階部分を貸し切って、子どもたちが親子で遊べる場というものがありまして、そちらの方を視察してまいりました。非常に利用者数が多くて驚きましたけれども、高山市にも「よって館」等の施設はございますが、違いとしては、やはり駅の真ん前にあるというような状況が大きく違うのかなというふうにとりました。

 先ほど言いましたように、出生率という部分についてどう参考にしていくかという部分につきましては、向こうからは明確な回答はございませんでしたので、私個人の推測として書かせていただいておりますけれども、やはり市長が全国の自治体代表委員として少子化社会を考える懇談会にも出席されて、地域の理想といたしまして、介護と同等のレベルで子育てシステムを構築していかなければならないというような強い意思が市民に伝わって、結果として出生率減少に歯どめがかかっているというような現状じゃないかというふうに私は思いました。

 簡単でございますけれども、以上です。



○石原孫宏委員長 真野委員からの説明は終わりました。

 委員の皆さんから、補足なり、また御意見等ございましたら、どうぞ。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 では、次に、地域医療についての説明を……(「介護予防は」と呼ぶ者あり)順番としては地域医療ですので、藤江委員、お願いします。



◆藤江久子委員 地域医療につきましては、宮古市とそれから厚労省と両方に行ってまいりました。

 それで、宮古市については、現場を見させていただいたわけではないので、感想なんですけれども――資料を見てもらった方がいい、宮古市の方の9ページですね、資料としては。余り読み上げませんのであれですけれども、人口6万人余りの地方都市で、以前の高山市域ぐらいの大きさです。

 それで、ここの市長さんは弘前大学の医学部を卒業されて、医学博士でもあって医師会とも通じている、本当に医療の現場そのものから選ばれて出てきた方なものですから、国の委員もいろいろやっていますし、9月号の「ガバナンス」にも投稿されて、たまたまですけれども、そういった、結構全国的にも医療問題に精通した市長さんとして有名になっていらっしゃる方のところなんですけれども、まずちょっと思ったのは、保健部長さんが女性でして保健師出身の方ということで、その方も、だから、現場に精通した、本当に市長のよきパートナーとして、宣伝マンも兼ねてみえましたけれども、だから進むのかなといろいろ思っていました。

 それで、宮古市は県立病院や市立病院が多くて、公的病院がすごく多いんです。合併ということもあったんですよね、たしか。だけれども、一つも閉鎖することなく、地域福祉というか、地域住民の福祉を低下させないということで、お医者さんをそこらじゅうからいろいろ手当てして維持しているという状況です。ただ、ものすごいスケジュールだとおっしゃったのは、地方行政だけにかかわらず国のいろいろな医療関係の審議会等の委員もしていらっしゃるので、国に対してもものすごいアプローチをされているんですね。それで、一番主張されたいことは、国の方では、医師は不足していないと、そういう主張が強いんだけれども、自分としては12万人は少ないんやと。まあ、いろいろな資料を見ても、先進諸国の中では本当に低い方ですね、医師の充足率というのは。だから、基本的に医師をふやすべきだと。それで、このガバナンスでも言っていらっしゃることは、例えば、自分の市に医師が十分いると思っても、それはどこかから連れてきた、来てもらったから充足しているのであって、抜けられたところはまた医師が不足しているわけなので、自治体間同士の取り合いになってしまっているから、基本的なことはやっぱり国がやるべきだと、そういう施策のもとにやっていらっしゃいました。

 それともう1つ、高山市が見習うべきだなと思ったのは、やはり医師会とも、もちろん自分の組織ですので精通していらっしゃるということで、地方の開業医さんとかいろいろな方が協力してくださって、いいネットワークといいますか、医療資源が十分に活用されていたということがあります。特に、小児救急なんかにおきましても開業医さんとの連携がとれていて、そういうところでは困っていなかったようなことはおっしゃっていました。ここも大変地の利が悪いところで、私たちも行くには本当に丸一日かかったというような、大変不便なところでしたので、この高山市にもいろいろ共通するところはあるかなと思って参考にさせていただいてきました。

 あと、それと厚労省なんですけれども、厚労省の方の資料なんですが、冊子を変えていただきまして6ページからになります。厚労省では、医政局総務課企画法令係長さんと医政局指導課の計画係長さんが対応していただきました。

 それで、質疑ですけれども、せっかくの資料ですので説明しながら進めていきます。

 医師と看護師の不足は院内保育園の整備がおくれているのが最も大きな要因とされているけれども、国として院内保育園を設置するためのサポートはありますかと、そういう質問をしましたら、女性が多いので、女性医師とか、看護師も女性が多いんですけれども、そこら辺のサポートがおくれているためであろうから、ライフステージに合わせた支援をしていきたいということで、国の方の支援の基準みたいなものをちょっと資料として示していただいたんですけれども、病院内保育所運営事業について――資料はないんですよね、そこについていません、ごめんなさい。趣旨として、子どもを持つ看護職員等の離職防止及び再就職を促進するため、医療機関に勤務する職員の乳幼児の保育を行う事業に対し、その運営費の一部、人件費等を補助するものということで、あわせて、24時間保育、病児等保育に対応するための助成も実施している事業でありまして、補助率が国は3分の1、県3分の1、事業者3分の1で、19年度予算が全国で13億円です。それで、運営費補助が今、全国で1,048か所あって、24時間保育促進費対象の病院が668か所。これは目標ですね、ごめんなさい。それで現在、これは平成17年度の数字ですけれども、院内保育を実施している病院数が2,754か所ということで、これをどんどんふやしていきたいと、そういう趣旨でありますのでということでしたが、国として全責任を負ってということではありませんでした。

 それから、医師の絶対数が不足していると思うんだけれども、厚労省の資料は大変楽観するような資料が多くて、また後ほど医師不足問題について――これは厚労省でいただいた資料です。私たちが質問する内容についてつくっていただいた資料でして、これは後ほどなんですけれども、大変――これは渡っているのかな。特に、医師の偏在についての資料等もありまして、これは読み上げない方がいいのかしら、今。切りがなくなりますね。岐阜県はかなり低い方ですよね。人口10万人に対して、例えば、一番多いところでは徳島県が一番かな。徳島県の人口10万人に対する医師数が282.4人に対しまして、岐阜県は165人となっているんですね。だから、この偏重についてとか。それから医師数の総数の把握については、医師免許を持っている80歳でも90歳でも100歳でも現役として働いていない方も全部ひっくるめた数字なんです。だから、例えば、中核病院に勤めている若い医師が週100時間を超すだとか、そういったことの実態は全然この数字にはあらわれていないんですね。そのことを余り認めようとはされないんですけれども、だけれども否定もされなかったと、否定できる状況にはないということをちょっと認識されつつあるのかなというふうにして感じてきました。

 それから、自治医科大学出身の医師が、岐阜県の場合、高山日赤病院から県立である下呂病院に移されているはずなんですけれども、それは国の政策ですかとお尋ねしたんですが、それは国はかかわっていない、制度は変わっていないということだったので、これは今度またちょっと視察に、後でお話がありますけれども、県の医療整備課に聞きにいこうかなと思っているんですが、これは県の施策で、飛騨地域の医療体制を充足するために日赤病院から県立病院に移してしまっているのではないかなというふうに思うので、確認したいと思っております。

 それと、看護師7対1というのが昨年の医療報酬の改正から始まっているんですけれども、今の状態のままでいきますと、その看護師7対1というのは、救急体制をあんまりとっていない病院であるとか、結構楽な病院に看護師が集まっているんですね。本当に大変な病院というのは看護師も働きたくない、そんなえらいところでは働きたくないという意向が働いてしまって、より大変な病院から看護師がいなくなっているという現状があるんですが、それは何とかなりませんかとお話ししましたところ、今後、制度改正の中で考えていきたいということは言われておりましたので、診療報酬が上乗せされる病院はより社会的な責任を負っている病院の方に行く流れになるのではないかなと思います。

 それから、開業医と中核病院の医師の労働条件と報酬の格差について是正は考えられているのでしょうかということにつきましては、考えていると。来年4月の診療報酬改定に向けて、中医協などにおいて具体的な検討を進めていきたいと言っておりますし、今、在宅を支えるということでいろいろな制度改正がされているので、そういう方向性が強まるのではないかという感想を持って帰ってきました。

 それから、過疎地と都会の診療費の格差についても、公共性や必要性の高い医療機関への診療報酬のかさ上げは考えられないでしょうかというふうにしてお尋ねしましたところ、結局、患者負担の部分もそうすると上がってしまうので、安易には考えられないというふうなお答えが返ってきました。

 それから、公的病院の集約化と統合についてお尋ねしました。

 厚生労働省は、医師不足対策の1つの手段として公的病院の集約化を挙げていますが、高山市においては公的病院がなく、厚生連の久美愛病院と日赤病院だけです。経営母体の違う病院については何か方向性は示されているのでしょうかというふうにして御質問したところ、医師確保が特に求められている小児科・産科につきましては、平成17年12月22日付の厚生労働省医政局長通知「小児科・産科における医療資源の集約化・重点化の推進について」の中で、「原則として公立病院を中心として、地域の実情に応じて他の(日赤・済生会・厚生連等)公的な病院も対象として、都道府県が集約化の計画を策定するとしています」と。後でこれはファクスで返ってきた部分なんですが――そうやって伺ったところ、よくわかりませんので調べてもう一回答弁しますということで後でファクスで送られてきたんですが、その中で、「経営母体の違う病院間の機能集約が難しいことは確かですが、日赤病院と県立病院との間で産科を集約するなど同様の再編をしている地域は他にもあり、不可能ではありません」ということで、高山市のこの地域において、久美愛病院と日赤病院の統合も十分考えられるというようなニュアンスを受けて帰ってきました。

 その中で、国の方においてはアドバイザー……(「これは資料が出ておる」と呼ぶ者あり)出ていますか、資料として。「地域医療アドバイザー派遣事業について」というものも国の方では行っておりまして、計画書を立案して、厚労省の方にいろいろな段階を踏んで申請を出していただければ、アドバイザーを年に数回ないし10回ぐらい派遣して、いろいろなことにアドバイスをしていただけると、そういう事業もやっていますのでどうぞ御活用くださいということでしたので、ぜひこの問題につきましては、また、今、検討会議も開かれておるところなんですけれども、高山市としても御活用いただければと思います。

 私の方からは以上ですので、もし足らないところがありましたら、皆さんから。(「8ページは済んだのかな」と呼ぶ者あり)8ページ、ああそうだね、まだありましたか、ごめんなさい。

 では、せっかくですのでちょっと質問を読みます。

 あと、次の8ページなんですけれども、その他としましていろいろお尋ねしました。

 退院調整看護師というものが一応あるんですけれども、そういった病院の運営を効率的に、そろそろ退院した方がいいよという患者さんには退院を促したり、そういう調整看護師というものがあるんですが、それを導入するお考えはありませんかということにつきましては、特別全配置するつもりはなくて、今あるソーシャルワーカーだとか、いろいろな人たちに活用していただいて目的は達成したいと、そういうお話でした。

 それから、次の質問なんですが、イギリスでは、サッチャー政権時に医療費を大幅に削減したために、今、イギリスの医療制度というのは大変疲弊しまして困ってしまったので、ブレア首相が予算を元に戻したんですが、一回崩壊したものはなかなか元に戻らないと、そういう問題があって、日本でも心配されるんですがという質問をしましたら、この医療保険制度は絶対堅持する、そのために努力していきたいと、そういうお答えが返ってきました。

 それから、あとの感想なんですけれども、厚生労働省の方は思ったよりは細かいことでも現状を把握している部分がありましたし、その次の対策についても、保育所の問題だとかいろいろ考えていらっしゃるなということは思って帰ってきました。しかし、やはり今、国でもいろいろ言われていますけれども、都市と地方との二極化が進んでいる中で、要するに格差ですよね、医療についても医療格差がある中で、厚労省があるところは東京のど真ん中ですから、やはり地方の現場は見えていない部分も大きいなといろいろ感じてきました。ですので、今、地方自治の議会で議員をやっている私たちは、皆さんもそうなんですけれども、いつも国、県、市と上から順番におりてくることだけは、ああそうですか、しようがないですね、どうしようもないですねといって受け入れるだけでなくて、いろいろな方々を通じて、いろいろな制度を通じて、地方からの発信もどんどんしていくべきであって、やはり自分たちの実情に合わせた国の法律だとかいろいろなところにも地方の意見を生かすべきであるし、そういう生かしていけるツールはあるのではないかという実感を持って帰ってきましたので、今後も一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○石原孫宏委員長 地域医療についての藤江委員からの説明でございました。ほかに補足なり、また御意見ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 それでは、次に、4の介護予防についての説明をお願いしたいと思います。



◆杉本健三委員 介護予防について説明をさせていただきます。

 介護予防については、理事者の方々は皆さんプロでございますのでよく知っていると思います。そういった中で、厚生労働省へ行って質疑応答をしたことだけちょっと話させていただきたいと思います。

 厚生労働省の5ページでございますが(「4ページからだよ」と呼ぶ者あり)いや、5ページの部分だけ、質疑応答だけを。

 質疑応答でございますが、高齢者福祉政策の今後の展望ということで、一般財源で行っている外出支援事業、簡易ヘルプ事業など介護保険で対応できない支援事業について、国の財政的支援はできないかということでございますが、答弁といたしましては、高齢者福祉法、老健法、介護保険法は別々にできてきた。介護保険課で扱っている地域支援事業に当てはまることであれば半額の補助が受けられるということ。

 2つ目として、認定基準について、要支援と要介護の境界線の利用者に対する対応が難しい。判定基準の見直しはされるのかということでございますが、答弁としては、治る可能性があると思われる人は「要支援」に、治る可能性が難しいと思われる人は「要介護」に区分しているが、平成21年度に向け、見直しを含め考えていく予定であるということでありました。

 3つ目ですが、介護保険見直しの展望ということで、介護保険は5年ごとに見直しをするとされているが、今後の方向性はということでございますが、答弁といたしましては、施設がない。在宅を希望する人が多いので在宅支援をどうするのかを中心に考えたい。高齢者専用賃貸住宅を造り、医師が往診することも考えたい。報酬も改定をするということでございました。

 4つ目といたしまして、介護保険と自立支援法の統合ということですが、統合について今後の見通しはということでございますが、保険料を支払う者と利用する者との意見の違いがあり、一元化について協議したが結論は出なかった。検討していく必要があるということでございました。

 介護予防については、議会としても大変重要なことだと思っておりますし、平成16年度でございますけれども、介護予防対策の拡充を求める意見書ということを出そうといたしましたが、やっぱり介護保険の制度とも連携があるということで、介護保険制度の改善と介護予防対策の拡充を求める意見書ということを国の方に出しております。このとき大変いろいろ議論が出まして、最終的には委員長がおやめになるということになったことでございますが、やはり大切なことだというふうに認識をしております。

 以上でございます。



○石原孫宏委員長 ありがとうございました。

 介護予防についての杉本委員の説明でございました。補足なり、また御意見等ございましたら、どうぞ。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 それでは、今の所管事務の調査事項についての4点の説明は以上で終わりました。

 それでは、ここで休憩をいたします。

     午前10時15分 休憩

     午前10時28分 再開



○石原孫宏委員長 それでは、休憩を解いて会議を続行いたします。

 今日は、先ほどは職員の皆さん方に行政視察等についての報告やら要望をいたしたわけですけれども、幾つもあるんですが、ひとつ焦点を絞って市長に、せっかく行政視察へ行ってきたことですので、感じたことの中で、こういうことを感じましたがどうですかということで、提案という形で市長に話をしたらどうかということに前回なりました。だから、そういう形でいいということで今進めておるんですけれども、私の方からまたひとつ進める上において確認やら、こういう方向でよろしいかということをちょっと皆さん方に申し上げさせていただきたいと思います。

 要は、先ほど私が申し上げたような形で、市長に焦点を絞ってということで、中身も前回合意をしました、一昨日ですか、皆様方にもお渡ししておるんですけれども、実は持ち方につきまして、皆様方のお手元に「市長への要望の提出方法について」というものを4点ほどそこに挙げております。4つの方法があるんだということですが、形を議会からという形で書類に残す方法とか、形をとりますと、議会からということになりまして、議運にかけたり、議長にお諮りしてということになりますし、要は皆さん方の意見を聞いておりますと、市長にしっかり報告がてら、感じたことでこうしてほしいですよということを話してくればいいんじゃないかなということでございますので、この3番、4番にありますと時間がかかりますし、形式的になりますので、主として2番の口頭での要望ということで、自分たちの委員会としての意思を伝えるということでございますので、面談をする程度の形式でやるため書面としては残りませんよということですけれども、こういう形をとらせてもらって、市長に対しては、この間皆様方で出ましたように提案という形で、こういうことを感じてきましたよということで口頭で面談をする中で、市長にもわかりやすいように書いたもので、例えば、先ほど藤江委員が話しましたように、補助事業なんかではこういうような補助事業があるんですよとかということも直接話をしていくために、こういう書類を市長にも見てもらってやったらどうかというふうに思っておるんですけれども、そういう形でいわゆる提出方法、かたいことを言いますと、この4つの方法がございますけれども、どうもトータルで皆さん方の意向としては、私としてはこの2番の口頭での要望という形でいいんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。(「結構だと思いますけれども」「いいです」と呼ぶ者あり)よろしゅうございますか。自分たちの行政視察へ行ったことを市長にもひとつ申し上げたいということで。



◆杉本健三委員 どういったことを委員長さんは伝えられるつもりですか。



○石原孫宏委員長 いやいや、委員長というか、委員会の中で委員の皆さんはこういうふうに感じられましたのでという話ですので、ここに提案という形で出しましたよね。これを市長に口頭で話すということですけれども、右から左になってはいけませんので、メモ的な感じでも結構ですが、ここにしっかり書いておくと。これはいわゆる正式な書類ではないものですから、処理の仕方は市長の自由なんですけれども、いわゆる口頭での資料という形で理解していただければいいんじゃないかなと思っておるんですが。ですから、形も、かたいことを言いますと、全部、この9人だけじゃなくて、議運とかそういう形で諮っていかなければなりませんので、そうでなくて、口頭でという2番の中でいけばこの中でいけるんじゃないだろうかと。代表で何人かで行って、市長に、行政視察の報告がてらひとつこういうことを感じましたので頼みますよという中で、内容としては提案なり要望をすることになろうかと思いますけれども。皆さん方も前回はそういうようなふうに理解していただいたと思って、理解といいますか、そういうおつもりだったと思ったものですからそういうふうに進めておりましたら、このやり方については4つありますよと。ですから、今回は2番の口頭での要望、附属書類として、こういう先般お渡ししましたような中身のもので説明したらどうかなというふうには思っていますが。委員がそういうふうに感じましたということで話をしたいと思っています。どうですか。



◆伊嶌明博委員 それで結構だと思います。その感触も含めて、市長の考えもあわせて、そういうふうにざっくばらんに話して、一応委員会の視察報告という形で面談をとってもらって、そういうようなことを今、委員会としても話しておるんだというようなことを、こちらの感触も伝えてね。特に、この医師確保及び……。



○石原孫宏委員長 要は、この前の話では、医療問題に対する窓口として担当課ないしは担当室を創設して、医療問題を専門に担当する人材を配置してもらいたいという意味のことですけれども、何でかというと、そういう人たちに期待される役割がこういうためにそういうことをしてもらったらどうですかということです。



◆伊嶌明博委員 そういうことで結構だと思いますけれども、その感触をまた、みんなで行くのならばそれでいいんだけれども、それを通じて、やっぱり議会としても委員会での決議ができるということですので、全員一致でないとあかんというふうにはなりましたが、そういうことも続いて審議して、市長に言う云々でなくて、やっぱり緊急課題だという、市民にもきちっとこの事態が伝わるような決議を上げていくようなことも(「次の段階でね」と呼ぶ者あり)次の段階も考慮しながら、市長とはそういう、1回、市長の考え方なんかも聞いておいた方がいいというような感じもするので、ぜひそういうふうに図っていただければいいと思います。



○石原孫宏委員長 立場での意識づけが、立場立場であるものですから、やっぱり議会としての立場としては、まずは一緒に考えていこうということで行政視察に行かせてもらったものですから、これは市長にはしっかりこれだけは言っておきたいということでないですか。



◆伊嶌明博委員 市長もやっておるということは言うと思いますよ、それは当然ね。ただし、この緊迫しておる状況というものはどこまで伝わっておるのかなという感触もこちらもつかんで、ひとつぜひこの問題は専門家で、専門家と言うとおかしいけれども、今も専門家の立場でやっておるんだとは思うんですが、やっぱり主体的にかかわれるようにもうちょっとやらないと大変な事態になるかもしれんぞという危機意識で取り組んでいただきたいというようなニュアンスで言ってもらえばいいんじゃないでしょうか。



○石原孫宏委員長 それでは、2番の……。



◆杉本健三委員 ただ、今ずっと4日間、一般質問を聞いておって思ったことなんですけれども、支所が5課が2課になることは、27の課長がなくなる。そして、また今度の新年度は多分順番でいったら80人ほど職員が減らされるというときに、この委員会として今期中だけに課とか担当課をつくってくださいということを言っていいものなのかどうかというのをちょっと心配しておるんです。



○石原孫宏委員長 その辺の理解の仕方ですね。



◆島田政吾委員 合理的にやれるところはやって、必要なところはふやす、それは当たり前の話で、(「大事なところだね」と呼ぶ者あり)人を今減らしていかなならんということはわかっておるんだけれども、そうしたら人は余っておるということでしょう、結局はそういうことでしょう。



◆藤江久子委員 来年またさらに減らせると。



◆島田政吾委員 だから、余剰職員がおるという前提で今減らしてきておるわけで、だから、ここ数年ある程度人の余裕があるわけ、新たに雇ってやっておるんじゃなしに。だから、一番その中でも合った人を、じゃあその何とか室なら室でひとつ立ち上げてやりましょうと、それはやっぱり大事なところじゃないかと思います。必要なところはふやしてでも、合理化できるところは合理化すると。(「そりゃそうだね」と呼ぶ者あり)



◆藤江久子委員 それを言い出すなら、私なんかも地域包括はよそへ出してでもこの担当課を入れてほしいと思いますね、地域包括なんか社協でもどこでもできるんだから。あそこに保健師なんかもいるんだから、その人たちを例えばここの担当者にしてでもいいですよね、人のことを言うのであれば。やっぱり最重要課題ですよ、これは。そう思います。



○石原孫宏委員長 それでは、ちょっと進行しませんので、方法につきましては2番でよろしゅうございますか。(「それ以外ちょっとできんな」「それは委員長だけで行くんですか」と呼ぶ者あり)それは次の話です。

 それでは、2番の形の中で、今ほど申し上げましたように、面談で口頭で要望ということを主にしまして、附属資料としまして、市長には、前回お渡ししたこういう中のでいきたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「結構です」「「提案」というもので出すということか」と呼ぶ者あり)、「提案」という書類を市長の前に出して、そして、これに基づいて説明をしますということです。(「文書は市長に出すのか」「口頭だけの方がいいんじゃないのか」「これを出すということは口頭じゃないのか」「いやいや、見せることはいいですよ」「参考資料として出せばいい」「だから、「資料」と書いて出せばいい」と呼ぶ者あり)右側に「資料」と入れまして、口頭での資料ですよという事でどうですか。(「そうでないと流れてしまう」「そうよ、それだけじゃ流れちゃう」と呼ぶ者あり)



◆伊嶌明博委員 それはちょっと口頭とはいえ、やっぱり福祉保健委員会が先走っておる感じはするので、その文書を持っていったとすると受け取るわけだ。幾ら口頭といったって、これは委員会で申し入れたなという、こういう感じはするので、やっぱりあくまでもこういうことを委員長が腹に持っておって、そういうことで話せばいいわけで、こういうふうな考え方を今、大体しよるんですがと。



◆島田政吾委員 だから、「資料」として書いて、例えば、「市長様」というあて名を消したりして、まずこのとおりのものを出せばいいんですよ。



○石原孫宏委員長 そうしましたら、この市長も消して、私も消して、ここに提案だけ出して、これは「資料」という形でどうでしょうか。



◆藤江久子委員 提案のかわりに資料にして、全部上を消して。



○石原孫宏委員長 そういうことにしますか、消して。



○村瀬祐治副委員長 今、口頭ということが問題で……。ああ口頭はいいのかな。あとは、1番、2番、3番、4番の中で1番、2番とするとすれば紙が残るということは提出なのかなというところはある。だから、口頭と提出との境……。



◆島田政吾委員 資料として出せば、やっぱり口頭でしゃべるというのは右から左ということが多いので、あれを言われたなんてことを後でまた見てもらうという意味からしても、資料として出すのは別に公文書というか、そういった書類としては残るわけじゃないので、僕は資料は出した方がいいと思いますけれども。



○村瀬祐治副委員長 過去とか本当はよくわからないんだけれども、僕もまだここにおるのは数年しかいないものでわからないもので、そういうふうであれば、委員会で決めることじゃなくて、これはやっぱり今までの流れの中に、そういうところでよければ僕はそれでいいと思うんです。ただ、思ったときに、1番と2番の区切りはどこなのかなというところは単純に思ったもので、そういう意見を発したんです。だから、それでいいというところ、どうなんですか、局長、それは。それでよければそれでいいと思うんです。



○石原孫宏委員長 そうすると、今、村瀬副委員長の話がございましたが、事務局に聞くということですか。



○村瀬祐治副委員長 いや、僕がわからないもので、そこの定義さえしっかりしておれば、僕は資料で出してよければ出したいということなんです。



◆島田政吾委員 もちろん委員会でやっておる事業なんだけれども、これを正式に出せば、委員長名と連名で書いて、市長に申し入れると。そうなると、やっぱり議会の手順を踏んでやらなきゃいかんということも出てくるので。それで、今の市長あての名前と委員会名を消して、結局、委員会の中でやっておるんだけれども、委員長、副委員長の名前で行くわけじゃなしに。僕もいつでも、市長のところへ陳情に行ったり要望に行ったりするとき、アポだけとっておいて、そして資料を持って、こういうふうな状況だからこういうふうにしてほしいんだ、何とか御検討くださいと、そういったことは幾らでもやっておるんで、それと当てはめれば、そんな四角定規にならんでも大丈夫だと思いますよ。だれにも言われる筋合いもないし。



○石原孫宏委員長 すると、島田委員、結局口頭で話す資料ということだね。



◆島田政吾委員 そういうことです。



○石原孫宏委員長 口頭の補足資料ということでの理解ですね。



◆丸山肇委員 私も島田委員と全く同じ考えだと思うんですけれども、崩した形のことを事務局にどうやこうやといって責任を負ってもらうのはおかしな話で、これは崩した形で、紙切れと同じなんです。市長がどうとらえようといいわけだもの、そうでしょう。それで、しゃべりに行くことで、あくまでもこれは本当に資料で公式の文書じゃないもので、さっきおっしゃったように、それらしいことはもう取っ払ってしまって中身だけがわかる形にして、「すみません、今言った内容はこんなことがあったもので、また参考にでもしてください」と、そうやって言えばいいことじゃないかなと思うんです。それを、くどいようですけれども、正式な手順を踏んで、何かこれが意味があるものとして出すときに事務局に手順としてどうですかと聞くのはいいけれども、崩したことにどうですかと聞くのは、それは筋違いな話で、何も問題はないんじゃないかなと思います。



○村瀬祐治副委員長 多分、筋違いと言われるとちょっと違うんだけれども、例えばこれから委員会が、今まで高山市議会をずっとやってみえて、委員会のそういうことをやるのにやっぱりルールがあると思うんです。それで、例えばこれだけ僕が思ったのは、1番、2番、3番、4番と、こういうふうにありますよ。ここでやるということは、やっぱりこの中にルールがあるというのはこれに従っていかなあかんということでここで協議しているわけですよね。それで、僕がわかったのは、口頭というところは通常見たときは口頭だなというときに、今、島田委員が言われたように参考資料でいいということは、これはこれで通っていくとなれば、これからずっと市議会として、例えば1番をとらずに口頭でやっているときに出していいということになっちゃうもので、これはしっかり審議していかないと、まあ1番はしなくてもいいよ、上を削ればいいかということになっちゃうわけでしょう。だから、これからも含めて常任委員会のときに委員会が、僕はその辺を心配したんです。それでよければ、これからはずっともう1番じゃなくて2番で、口頭で、参考資料でねと言えばいくということになってきたときに、議論をしっかりしていかないと。

 それで、さっき言ったのは、今まであったのかどうかということを僕は聞きたかったんです。そういうので今まであるとすれば、それで僕はいいし、自分の納得なんです。口頭ということと文書の参考資料ということだけしっかり定義があれば全然問題ないんです、それに反対するわけじゃないもので。これは内容を反対としているんじゃなくて、口頭というところと、もう1回言うけれども、参考資料というものの位置づけをしっかりしていかないとというふうに思います。それだけのことです。



◆杉本健三委員 私は16年来過去にやらせてもらったけれども、委員会としてこういったことはありません。



◆藤江久子委員 そんな発案もなかったんだ。



○石原孫宏委員長 委員会としてはなかったという……。



◆杉本健三委員 委員会としては口頭ではなかったです。



○石原孫宏委員長 ただ、これは私の意見ですけれども、例えば、市長に行政報告をしてくるというときに、こういうふうにしてこういうところに行ってきます、これは当然持っていきますね。そうすると、その中で感じたことはこういうことを感じてきましたよという形になるかと思うんですね、これは。だから、書類は持っていってもいいと思うんです。



◆島田政吾委員 その報告書なんかは持っていかん方がいいんじゃないのか。



○石原孫宏委員長 これは持っていかん方がいいですか。



◆島田政吾委員 はい。



◆藤江久子委員 だって、公開されているでしょう。



◆島田政吾委員 だって、それは部長には渡っておるじゃないですか。



○石原孫宏委員長 ああそうか。



◆伊嶌明博委員 それは要らないね。



◆藤江久子委員 それと同じということですよね。

 今、方法論についていろいろ御議論されているところなんですけれども、要は、市長がこの真意を酌み取っていただいて、早急に、あるいは遅くても来年度の体制にこのことを生かしていただければ、それで私たちの目的は達成できるということなんですが、その目的をどう達成するかという方法論について今あれなんですけれども、私も資料でいいのかなと思いますね。もし、この中に要望だとか提案めいた文字があれば多少訂正してでも、この「記」以上の条文も手直しした上ででも結構ですので、要は本当に資料だと、後でだれに言われても、「ああ、これは資料ね」と言われるように幾らでも手直しはできると思いますので、そういう形ででも核心はやっぱり市長にきちんと本当に言って、そんな幾ら頭のいい方でも、全部、ああわかったとは、よほどの感性がなければわからないので、後で何回も見たり、あるいは担当部長にこうだったぞと言えるように。やっぱり市長も又聞きでは十分伝えられないと思うので、何かしらの資料を持って、こういうふうだぞということをきちんと伝えてもらいたいということは大事なことだと思いますので、この内容を資料として十分通用するように変えていただくことは結構だと思いますので、文書は何かしら持っていくという方向でぜひお願いしたいと思うんですが。



◆水口武彦委員 方法論についてですけれども、今、杉本委員がおっしゃったように――私は新人なので――過去16年間で、そういう委員会として市長に要望書を突きつけるということはないかもしれませんが、やっぱりこれは時期、大変インパクトがある中身ですので、行くということから市長さんに対する意思表示だと思うんですが、口頭にしてもらって、ただ、口頭が委員長、副委員長、藤江委員とかそういう人が行って、言いまくることによって伝わるので、そういう核心に近い資料はもう行っておるはずなので、それを読んでおられて聞かれることで……(「こっちは読んでいるからいいです」と呼ぶ者あり)だから、その裏にあるものはわかると思うので、僕は余り突出したようなことをやると、ちょっと今までの流れを聞きますと、口頭で複数の人に、私は行きませんけれども、そういう人たちに行ってもらって十分伝えてほしいです。

 以上です。



◆藤江久子委員 前例がないということについては、特にこの病院の問題については今まで何も、前段に書いてありますけれども、何の心配も要らなかったんですよね。少なくとも、だから、病院の問題でこの委員会が取り上げることもまずなかったですし、それで、今まで過去にもやっぱりなかったということはそれだけの緊急性があることが少なかったかもしれないんですけれども、病院の問題というのは一寸先のこと、明日のことは私たちもわからないですね、今は健康ですけれども。それだけやっぱり緊急性があって、高山市の医療体制が本当に不安心になっているという緊急事態が生じているということと、前例がないからやらないということは今後も委員会としても何の活動もできないということになってしまうので、私は市民の負託にこたえられないと思うので、前例がないからやらないという理由でやらないことは私は反対なんですよ。やっぱり今の事態を考えて、今、委員会として法律で規制でもされていない限りはやれるべきことはやった方がいいというふうにして思うので、前向きに考えていただけたらとは思いますけれども。



○石原孫宏委員長 その点、私が皆さんの意見を聞いて思いますには、私の方でやったことが次の委員会もやっても通ることを今やればいいと、こういうことで理解しておるんですね。ほかの委員会も行政視察します。今度また、私と同じように、市長にほかの委員会も報告に行くかもしれません、今から。そういうときに、市長に対して、書類じゃなしに口頭でいくんですけれども、そのときの口頭の資料として持っていくということでの中身ですから、そこの扱いなんですな、これは。



◆島田政吾委員 杉本委員が言われたように、正式に委員会から持っていったということはないです。ないですけれども、議員立法もどんどんやれといった状況の中、そして、法律で禁止されておるわけでもないし、それから、今までは勉強会も事前勉強も事後勉強も報告も全然ないときもあったんですよ。ここ数年ですよ、こういうふうになってきたのは。勉強会をやって、レポートをつくって提出してやったというのはここ数年なんですよ。こういうふうに変わってきている中で、当然今も管轄の部課長さんにも来ていただいて、いろいろな事後の勉強会もして、お願いをして、じゃあ今後またいろいろ検討して課題としてやっていきたいと、そういうふうな返事までもらった、こんなことはやったことがないんですよ。だけれども、そういうふうに変わってきているので、市長のところへ正式に呼ぶんじゃなしに、こういうことを勉強会もやりましたと、だから、それについてはこういったことを皆さんにお願いしておきましたので、ぜひともまた御配慮くださいということを口頭で言って、資料を1枚、これとこれとこれをやってほしいようなことを書いて出すくらいは何のあれもないし、当然やるべきことだと思うんですよ。ちょっと休憩してもらえませんか。



○石原孫宏委員長 では、休憩の中でお話しください。休憩をいたします。

     午前10時53分 休憩

     午後0時10分 再開



○石原孫宏委員長 休憩を解いて会議を続行いたします。

 いろいろと御議論をしていただきましたが、それでは、一応予定どおり、2番の口頭での要望といいますか、面談で進めるということで、持っていく書類につきましては「資料」という形の中で持っていきますが、中身につきましては9人の皆さんが納得できるような内容をもう一度また提案させていただいて、その合意ができましたら、9人の総意という形で持っていきたいと思います。

 なお、やっぱり委員会ということでございますので、議会の1つの機関でございますので、このことにつきましては事前に議長、副議長にはあいさつがてら了解を求めた上でその行動をしたいと、そういうふうに思います。それでよろしゅうございますか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 それでは、そういう形で進めさせていただきますが、あと、そこの場所へこの委員会が9人も行くというのはどうかと思いますので、3人から5人くらいの中で行っていただきたいと私は思っておるんですけれども、その辺の人選もまたお願いしたいと思います。(「委員長と副委員長だけでよろしいんじゃないですか」と呼ぶ者あり)しかし、口頭が主でございますので、もう少し中身を言っていただいてもいいんじゃないかなというふうには思っていますので、私としましてはもう2人から3人くらいと思っておりますけれども、いかがでしょうか。



◆水口武彦委員 私も委員長、副委員長さんにあと2人ぐらい、女性の立場のこともありますし、藤江委員とどなたか、僕はいいですけれども、4人ぐらいで行ってもらいたい。



○石原孫宏委員長 これは長老でひとつ杉本委員、お一人出ていただけませんか。



◆杉本健三委員 私も議長経験をしておりますので、御遠慮します。



○石原孫宏委員長 議長経験者ではぐあい悪いですか、どうですか。



◆藤江久子委員 議長もいますけれどもね。



○石原孫宏委員長 議長もおられるし。



◆藤江久子委員 議長でもいいかもしれない。



◆杉本健三委員 ほとんど委員長がしゃべられるという前提で考えればいいんですか。



○石原孫宏委員長 もちろん私は総合的なことは申し上げておきますけれども、しかし、やっぱり委員の皆さんの熱意も市長に伝える必要があるだろうというふうに思っていますので、できれば厚生労働省あたりで話したような内容が市長に伝わるといいんじゃないかなという感じは私はいたしておりますけれども。



◆丸山肇委員 では、これにかかわった担当者がいいんじゃないですか。ここでやろうとしていたことをお互いに、伊嶌委員は。



◆伊嶌明博委員 いや、私よりはどちらかというとやっぱり島田委員がいいです。



◆丸山肇委員 島田委員か、そうすると。



◆藤江久子委員 ああ、地域医療についてかかわっていた人ということですか。



◆丸山肇委員 そう、そういう意味です。



◆藤江久子委員 それでもいいですよね。



○石原孫宏委員長 副委員長と私と女性1人の藤江委員、この間厚生労働省で一方的にやってくれたんですから、女性という意味もありますし、代表してもらって、よろしゅうございますか。



◆藤江久子委員 はい、結構です、もしよろしければ。



○村瀬祐治副委員長 口頭での要望を委員長さんが言われて、あと、その後少し補足という形でしゃべったらいいのか、これでしゃべってあいさつしたら帰ってくるのかというところが、口頭での要望がよくわからないんだけれども、雑談をして……。口頭での要望だけということならば2人で行ってしゃべって、こうです、お願いしますというあれだし、座って少し懇談というか、ここにないということをもしくは許されるとすれば、やっぱりそれはしゃべれる方を同伴しなければ、思いがある人が同伴しなきゃならないものね。その辺はどうなの、口頭というところに私はこだわるんだけれども。(「だから、そういう意味」と呼ぶ者あり)ということはちょっとはしゃべってきてもいいと。それなら、藤江委員と3人で行けばいい。



◆伊嶌明博委員 ニュアンスをつかんでこないとだめだよな。



◆水口武彦委員 一方的に送るのでなくて。



◆伊嶌明博委員 それだと要望書になるから。



○石原孫宏委員長 単なる面談ですよ。



○村瀬祐治副委員長 ということは、島田委員は現議長でございますので、やっぱりちょっと立場があるので、行かれるとすれば藤江委員と……(「もう1人いないとおかしいと思います、藤江委員だけだとちょっと突出してしまうので」「伊嶌委員はどうですか」と呼ぶ者あり)杉本委員、伊嶌委員……。



◆伊嶌明博委員 時間があれば。もしよければ行っても結構です。私は黙っておるだけですけれども。(「4名でいいか、確認して」と呼ぶ者あり)



○石原孫宏委員長 それでは、4名でよろしゅうございますか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 それでは、当日は委員長、副委員長と女性で、1人しかいませんけれども、藤江委員と、伊嶌委員と4人という形で行かしてもらうということですね。



◆丸山肇委員 ちょっとすみません、今、正式な話の中だったら、今のことでは女性というのは余り関係ないもので……。



○石原孫宏委員長 それは取り消しをいたします。



◆藤江久子委員 ありがとうございます。



○石原孫宏委員長 女性ということを取り消しまして、藤江委員ということにさせていただきます。

 それでは、御意見は尽きたようでございますので、以上で所管事務の調査についてを終了いたします。

 それでは、次に、事件3、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。

 休憩します。

     午後0時17分 休憩

     午後0時34分 再開



○石原孫宏委員長 休憩を解いて会議を続行いたします。

 閉会中の継続調査の申し出についてをお諮りいたします。

 お手元に配付しました案件のとおり、障がい者福祉について、次世代育成について、地域医療について、高齢者福祉について、後期高齢者医療制度についてを調査事項とすることに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 御異議なしと認め、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 御異議なしと認め、さよう決定をいたしました。

 次に、閉会中の委員派遣についてをお諮りいたします。

 閉会中の調査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合、議長に対し、委員派遣承認要求を行うこととし、委員派遣、日時、場所、目的及び経費などの手続につきましては委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石原孫宏委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。

 以上をもちまして福祉保健委員会を閉会いたします。

     午後0時35分 閉会



 以上のとおり記載して、その相違ないことを証するため、高山市議会委員会条例第28条の規定によりここに署名する。

   委 員 長