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岐阜県 高山市

平成15年  6月 定例会(第3回) 06月09日−01号




平成15年  6月 定例会(第3回) − 06月09日−01号







平成15年  6月 定例会(第3回)



平成15年第3回高山市議会定例会会議録(第1号)

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 高山市告示第43号

  地方自治法(昭和22年法律第67号)第102条第2項の規定により、次のとおり平成15年第3回高山市議会定例会を招集する。

   平成15年6月2日

      高山市長 土野 守

         記

 1 日時 平成15年6月9日

      午前9時30分

 2 場所 高山市議会議事堂

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◯議事日程

 平成15年6月9日(月曜日)

 午前9時30分開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 報第 1号 継続費繰越計算書(一般会計)について

第4 報第 2号 繰越明許費繰越計算書(一般会計)について

第5 報第 3号 繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)について

第6 議第43号 損害賠償の額の決定の専決処分について

第7 議第44号 高山市住民基本台帳カード利用条例について

第8 議第45号 高山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について

第9 陳情第5号 飛騨観光案内所の委託についての陳情書

第10 陳情第6号 漆垣内町地内環境整備等について

第11 陳情第7号 石浦町地内環境整備等について

第12 陳情第8号 下岡本町地内環境整備等について

第13 陳情第9号 「教育基本法の理念を尊重し、教育条件の充実を求める意見書」の提出を求める陳情書

第14 陳情第10号 片野町地内環境整備等について

第15 陳情第11号 山口町地内環境整備等について

第16 陳情第12号 上江名子町地内環境整備等について

第17 陳情第13号 下江名子町地内環境整備等について

第18 陳情第14号 桜ケ丘町地内環境整備等について

第19 陳情第15号 荏名団地町地内環境整備等について

第20 陳情第16号 錦町地内環境整備等について

第21 陳情第17号 八日町・前原町地内環境整備等について

第22 陳情第18号 新宮町地内環境整備等について

第23 陳情第19号 「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現」に関する対応について

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◯本日の会議に付した事件

 1 日程第1 会議録署名議員の指名

 1 日程第2 会期の決定

 1 諸般の報告(議長)

 1 諸般の報告(市長)

 1 日程第3 報第1号

 1 日程第4 報第2号

 1 日程第5 報第3号

 1 日程第6 議第43号

 1 日程第7 議第44号及び日程第8 議第45号

 1 日程第9 陳情第5号から日程第23 陳情第19号まで

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◯出席議員(24名)

   1番 水門義昭君

   2番 村瀬祐治君

   3番 村中和代君

   4番 橋本正彦君

   5番 針山順一朗君

   6番 藤江久子君

   7番 中田清介君

   8番 谷澤政司君

   9番 上嶋希代子君

  10番 松本紀史君

  11番 今井武男君

  12番 小林正隆君

  13番 小井戸真人君

  14番 伊嶌明博君

  15番 島田政吾君

  16番 牛丸尋幸君

  17番 杉本健三君

  18番 大木 稔君

  19番 蒲 建一君

  20番 住 吉人君

  21番 大坪 章君

  22番 下山清治君

  23番 山腰武彦君

  24番 長田安雄君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

  市長        土野 守君

  助役        梶井正美君

  収入役       西永由典君

  企画管理部長    國島芳明君

  企画管理部参事   京極慶哉君

  財務部長      荒井信一君

  市民環境部長    田屋英明君

  福祉保健部長    長瀬力造君

  産業振興部長    大洞幸雄君

  産業振興部参事   遠藤 清君

  都市基盤整備部長  岡田平正君

  都市基盤整備部参事 坂下博治君

  教育長       森瀬一幸君

  教育委員会事務局長 花井 博君

  監査委員事務局長  中田 立君

  消防長       谷口美和君

  消防署長      谷脇則夫君

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◯事務局出席職員氏名

  議会事務局長  山下祥次君

  次長      谷口芳幸君

  書記      川原幸彦君

  自動車運転職員 櫻本明宏君

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      午前9時29分開会



○議長(蒲建一君) これより平成15年第3回高山市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(蒲建一君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において、橋本正彦議員、大坪章議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(蒲建一君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月25日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から6月25日までの17日間と決定されました。

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△諸般の報告(議長)



○議長(蒲建一君) ただいまから諸般の報告をいたします。

 監査委員から、平成14年度2月分から4月分及び平成15年度4月分の例月出納検査の結果報告書が議長のもとに提出されております。

 以上御報告申し上げました関係書類は、いずれも事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願いたいと思います。

 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。

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△諸般の報告(市長)



○議長(蒲建一君) この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。土野市長。

   〔市長土野守君登壇〕



◎市長(土野守君) おはようございます。発言のお許しをいただきましたので、ごあいさつと諸般の報告を申し上げます。

 すがすがしい初夏の季節となりましたが、議員の皆様には、それぞれ御健勝で市政発展のために格別の御尽力をいただいておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第であります。

 本日、平成15年第3回高山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には何かと御繁忙の中を御出席くださいまして、ここに開会の運びとなり、会期も決定されまして、長期にわたり御審議をいただくこととなりましたが、どうかよろしくお願いいたします。

 本議会に提出いたします案件は、報告案件3件、条例案件2件、事件案件1件、人事案件1件であります。何とぞ十分な御審議をいただき、御決定をいただきますようお願い申し上げます。

 続きまして、諸般の報告をお手元に配付いたしておりますプリントにより順次申し上げます。

 平成14年度各会計決算見込みにつきましては、景気は依然として厳しい状況にありますが、バリアフリー対策、少子高齢化対策、環境対策、景気雇用対策の推進など、市民福祉の向上と活力ある個性豊かなまちづくりを進めるとともに、行政改革の推進を図るなど、財政の健全性に配慮した効率的な運営に努めてまいりました。

 この結果、一般会計の決算見込みにつきましては、実質収支で7億円程度の黒字になる見込みであります。また、特別会計につきましても、9会計ともそれぞれ黒字となる見込みであります。

 飛騨民俗村事業会計につきましては、飛騨の里の入館者が35万5,155人で、前年比4,880人、1.4%の減により、事業収入は減収となりましたが、支出において経費削減等を行った結果、収益的収支で約540万円の利益が生ずる見込みであります。また、資本的収支においては、約4,700万円の収入不足が生ずる見込みでありますが、これは内部留保資金等で補填いたします。

 水道事業会計では、水道料金収入は、前年度と比較し若干下回る状況となりましたが、支出において事業費の節減等を行ったことにより、収益的収支では前年度を上回る約2億1,100万円の利益が生ずる見込みであります。また、資本的収支では、約5億7,600万円の収入不足が生ずる見込みでありますが、これは内部留保資金等で補填いたします。

 パナウェーブ研究所の集団に対する対応につきましては、去る5月8日、同集団が長野県から福井県へ向かう途中で市内を通過しました。集団の市内での滞留を防ぐ目的で、職員、消防団をはじめ、地域住民の皆様の御協力を得て、車両の通過、誘導等の対応をとりました。おかげさまで市内においてトラブルもなく通過したところであります。

 市長会につきましては、去る4月30日、中津川市において平成15年度第1回岐阜県市長会が開催され、会務報告の後、高山市提出の「障害者支援費制度に伴う支援費単価等の見直しについて」など、各市提出15議案について審議し、それぞれ決定の上、関係機関へ要望することといたしました。

 また、5月21日には、静岡県掛川市において、第96回東海市長会通常総会が開催され、会務報告の後、地方分権の推進と都市行財政の充実強化に関する要望についてなど、東海4県の各市長会提出の10議案について審議し、それぞれ決定の上、関係機関へ要望することといたしました。

 中国雲南省国際交流員につきましては、中国雲南省麗江地区との交流促進などを目的として、平成13年度より雲南省から毎年1名の国際交流員を招致しておりますが、4月に李暁娟さんにかわって劉慶生さんが赴任してきております。

 また、本年度の自治体職員協力交流事業による麗江地区から2名の研修員の受け入れについては、新型肺炎(SARS)の影響により中止となりました。なお、麗江地区を含む雲南省においては、新型肺炎の発症例はないとの報告を受けております。

 第三次高山市行政改革の取り組み状況につきましては、平成12年度より取り組んできておりますが、職員数につきましては、平成15年度までの累計見込みで79人の削減となり、平成17年度までの目標数50人に対して達成率158%となります。人件費につきましても、平成15年度予算までの累計が7億6,600万円の削減となり、目標額3億円に対して達成率255%となります。そのほか事務事業の見直し、民間等への委託、また公共工事コスト縮減行動計画の実施等による経費の節減にも努めてきており、今後も積極的に取り組んでまいります。

 高山市職員採用試験の実施につきましては、平成14年度に実施した民間企業等経験者採用試験に46名の応募者があり、合格者1名を決定し、4月1日付で採用したところであります。本年度の職員採用試験につきましては、大学卒業程度の試験内容であります事務Aについて去る5月30日に告示し、6月30日までを期限に現在申し込みを受け付けているところであります。

 統一地方選挙につきましては、岐阜県議会議員選挙は去る4月13日に執行され、その投票率は65.34%であり、また、高山市議会議員選挙は4月27日に執行され、その投票率は73.85%でありました。

 ごみ等の分別収集につきましては、本年4月から紙製容器包装のステーション収集を開始し、同時に可燃ごみについても透明袋を使用していただくこととしました。透明袋の使用については、市民の皆様の御理解によりほぼ順調に実施していただいております。また、昨年6月から収集を開始しましたプラスチック製容器包装と、拠点回収の紙製容器包装の平成14年度の回収量は、それぞれ458トン、303トンに上り、今後も分別の徹底により増加するものと考えております。

 ごみ埋立処分地整備事業につきましては、昨年度に行った埋立処分地施設整備に係る生活環境影響調査について、本年4月1日より1か月間市民への縦覧に供しましたが、特に御意見はありませんでした。現在、そのうちの造成工事の発注準備に入っており、仮契約締結後、今議会に提案させていただきたいと考えております。

 第2回日本環境首都コンテスト受賞につきましては、去る4月3日、環境首都コンテスト全国ネットワークの主催する第2回日本の環境首都コンテストにおいて、高山市は全国115自治体が参加した中、全国第8位でありました。また、人口5万人以上10万人未満の自治体としては、参加24団体中第1位となり、さらに地球温暖化対策部門及び住民参画部門においても人口規模別第1位という評価をいただきました。

 このコンテストにおける高山市への評価は、市民・事業者・行政が一体となり、地球温暖化防止対策やごみ減量化対策等、さまざまな取り組みを行ってきたことによるものが評価されたものであり、今後一層努力してまいります。

 腸管出血性大腸菌感染症、いわゆるO−157患者の発生につきましては、市内において去る5月16日から6月5日までに33名の患者が発生いたしました。なお、昨日現在、患者は18名ふえ、51名になりました。感染源は特定できていませんが、いずれの患者も快方に向かっています。市では、早速庁内に感染症対策連絡会議を設置し、それぞれの課における対応を図るほか、市民に対しましても二次感染予防のため折り込みチラシの配布を行うなど、飛騨地域保健所と連携しながら、引き続き市民の啓発に努めているところであります。なお、高山短期大学の指定寮の発症については、おおむね終息している状況にあります。また、新型肺炎(SARS)対策についても同様に市民に対して折り込みチラシを配布いたしたところであります。

 高山・大野広域連合における介護保険事業の状況につきましては、介護保険制度は創設以来3年間が経過し、本年度から第2期に入りました。この間の認定者数及び保険給付費が計画を大幅に上回り、平成15年度からは33%の保険料増額改定となりましたが、住民の皆さんに対する説明等啓発に努め、理解を求めてきたところであります。介護認定審査会は昨年度120回開催され、3,906件を審査し、そのうち高山市分は2,959件でありました。

 3月末の高山市の要介護・要支援認定者数は合計2,279名であり、65歳以上の人口に対する割合は16.13%であります。市内の介護サービス事業者数は、居宅介護支援事業者が14、居宅介護サービス事業者が201、介護老人福祉施設が2、介護老人保健施設が3、介護療養型医療施設が2であります。

 介護保険料は順調に収納されており、平成14年度の高山市分の介護保険料は、現年度分の調定額4億6,345万円に対し、収納額は4億6,169万円で、収納率99.62%でありました。滞納繰越分は、調定額80万7,370円に対し、収納額は32万9,890円で、収納率は40.86%となっております。また、高山市分の介護サービス費の給付状況は6万1,860件、33億3,613万円でありました。

 農作物の状況につきましては、今年の春先の気候は寒暖の差が大きく、露地野菜や水稲の生育等に若干の影響が出ております。主要作物であるホウレンソウにつきましても生育がおくれ、出荷量、販売額とも前年を下回っております。米の生産調整につきましては、新しい米政策の改革大綱により、来年から大きく基本方針が変更される見込みで、その協議を進めているところであります。本年度においては、従来どおりの面積配分が行われ、高山市には目標面積387.4ヘクタールが示されました。実施方針に基づき、農業改良組合長等を通じて生産者に依頼し、393.8ヘクタールの計画をとりまとめ、6月10日から転作作物等の現地確認をすることとしております。

 畜産の状況につきましては、飛騨牛の安全、安心を確保するため、5月以降の出荷子牛、肉牛に生産履歴証明書をつけて販売を行っており、5月の飛騨子牛市場では、1頭当たり52万3,000円、前年同期比108.5%と高値で取引されました。また、飛騨食肉センターでの枝肉取引状況は、前年同期を上回る価格で取引されており、飛騨子牛、飛騨牛ともに全国的に高い評価を得ております。

 公設地方卸売市場につきましては、前年度の総取り扱い量は2万2,201トン、総取り扱い額は92億7,635万円で、前年度と比べ、それぞれ5.8%、2.8%の減少となりました。部門別では、蔬菜は30億4,854万円で5.5%の増、果実が14億8,779万円で3.4%の減、水産物が47億4,003万円で7.3%の減でありました。また、地元産蔬菜の取り扱い金額は4億7,764万円で4.6%の減少となっております。

 経済の動向につきまして、本年1月から3月期の調査結果を報告いたします。販売高の前年同期比における景気動向指数は、依然としてマイナス水準での推移が続いております。また、企業各社の景気の動向では、季節的要因もあり、今回は大幅に悪化しましたが、来期以降については改善することが期待されます。詳細につきましては、お手元に資料を配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと存じます。

 雇用の状況につきましては、管内における昨年度の常用新規求職者数は6,847人で、対前年比92人、1.4%の増に対し、常用新規求人者数は5,930人で、対前年比1,275人、17.7%の減となっております。年間の常用有効求人倍率の平均は、前年度の0.66倍に対して、0.53倍と減少しており、厳しい状況となっております。また、新規学卒者の市内への就職状況は、3月末現在、中学卒が4人、高校卒が269人で、昨年と比べ42人の増となっており、市内への就職率は全体の61.6%でありました。

 また、去る4月4日に飛騨地域就職ガイダンスを開催したところ、37社の企業参加と321名の来場がありました。今回のガイダンスには、来春新卒者の2倍以上の一般求職者が来場し、厳しい雇用状況がうかがえました。なお、緊急雇用創出特別対策事業として、市役所内でのワークシェアリングの実施、心の教育推進事業、留守家庭児童対策事業等における臨時職員の雇用など、5月末までに延べ2,119人の新規雇用を行いました。

 飛騨高山展につきましては、去る5月21日から26日まで松坂屋名古屋店において飛騨高山展を開催し、各種物産の販売と観光宣伝を中心として成果を上げることができました。

 平成14年度の中小企業等に対する融資につきましては、特別小口融資の貸し付け186件、7億2,580万円で、前年度に比べ121件、7億8,351万円の減少となりました。また、設備近代化資金は2件、550万円、開業資金は1件、156万円の貸し付けがありました。勤労者生活安定資金融資は53件、5,340万円、また、勤労者住宅資金融資は15件、1億200万円となっており、いずれの融資も前年度に比べ減少となりました。

 コミュニティー施設活用整備事業につきましては、空き店舗対策事業の一環として安川通りに整備を進めておりましたが、「まちひとぷら座かんかこかん」の名称で5月2日に正式オープンいたしました。子育て交流機能、まちの情報発信機能、まちづくり組織等の育成・交流機能を持った施設として、多くの市民、観光客に利用いただいております。

 観光動向につきましては、本年1月から4月までの観光客の推定入り込み数は84万9,000人で、前年同期に比べ5万9,000人、6.5%の減となっております。4月14、15日の春の高山祭は、過去最高の人出であった昨年に比べ7万2,000人、25.5%減の21万人でありました。また、4月26日から5月5日までのゴールデンウイークも大型連休とならなかったため、前年に比べ2万3,000人、10.1%減の20万5,000人となっております。

 誘客関連につきましては、4月19、20日の両日、飛騨・高山ふれあい21パート?のメーン事業であります春の高山祭特別屋台曳き揃えが、屋台組の皆様をはじめ多くの方々の協力により開催され、雨天ではありましたが、2日間で14万9,000人の人出がありました。また、4月18日から20日までの3日間横浜市で開催されました旅フェア2003に参加し、期間中約20万人の来場者がありました。なお、同時に開催されましたインバウンド商談会では、25社の海外エージェントに対し、飛騨高山の観光資源、モデルコース等を紹介し、高山へのツアー企画を依頼するなど、積極的な誘客活動を実施したところであります。

 国道整備の進捗状況につきましては、中部縦貫自動車道高山清見道路は、昨年度までの市内の用地買収率が全体面積の99%となっています。本年度は、残りの用地買収と八日町地内の橋梁下部工の工事が行われます。引き続き高山インターチェンジまでの早期開通に向けて事業が推進されるよう努力してまいります。

 国道41号高山国府バイパスは昨年度までに用地買収が完了し、本年度は上切町においてランプ橋付近の工事と冬頭町の起点付近で山切り工事等が行われる予定であります。国道41号宮高山バイパスは、宮村及び同意を得られた石浦町地内において、ボーリングなどの地質調査が実施されております。また、事業実施に理解を得るため、地権者や地域住民との懇談会を開催しました。今後も引き続き事業反対者の理解を得ることに努力してまいりたいと考えております。

 高山駅周辺土地区画整理事業につきましては、平成10年に事業認可を受け、以来関連事業の調整と権利者の方々の御理解を得るための説明を行ってまいりましたが、ようやく去る3月6日に仮換地の指定を行いました。今年度から区画道路、駅前広場の整備等を行うため、建物等の移転を権利者の方々の御理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。なお、現在昭和児童公園を閉鎖し、中にあります桜の移植、遊具等の撤去、機関車の移転を行い、この場所が換地先として使用できるよう整備を行っているところであります。

 友好の丘につきましては、平成14年10月より上岡本町民俗村で整備を進めてまいりましたが、去る3月に完成し、「友好の丘」の名称で都市公園として告示しました。面積は約4,000平米で、姉妹・友好都市の紹介や記念植樹が行える広場などを整備し、アメリカデンバー市、神奈川県平塚市から贈られたモニュメントを設置いたしました。この結果、高山市の都市公園は31か所で、面積約58.6ヘクタールとなります。

 下水道水洗化普及状況につきましては、5月末現在の下水道水洗化状況は、水洗化可能戸数1万9,770戸に対し、水洗化戸数1万7,478戸であり、水洗化率は88.4%であります。引き続き普及に努めてまいります。

 南小学校校舎等改築事業につきましては、平成13年度から3か年計画により実施しており、最終年である本年度は、昨年度に引き続き普通教室棟の建設を実施するとともに、特別教室棟、プール、外構工事等を行うこととしています。5月末の工事の進捗状況は、建築が62.8%、電気設備が59.3%、機械設備が63.0%、家具・木製建具が57.6%で、全体として60.7%であります。また、プールは、建築が31.0%、機械設備が65.5%で、全体では43.0%であります。

 なお、6月末には普通教室、管理棟及び特別教室棟等の一部が完成しますので、一部引き渡しを受け、7月中旬には引っ越し作業を終え、新校舎で授業を開始する予定であります。また、プールにつきましても、今シーズンから使用できるよう工事を進めているところであります。

 図書館を中核とした生涯学習施設建設事業の進捗状況につきましては、5月末日現在、建設工事の基礎、土間コンリート部分を完了し、1階の型枠及び鉄筋工事を施工中であります。工事の進捗率は、全体で5.7%であり、予定どおり進捗いたしております。

 以上で諸般の報告を終わります。



○議長(蒲建一君) 以上をもちまして、市長の発言を終わります。

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△日程第3 報第1号 継続費繰越計算書(一般会計)について



○議長(蒲建一君) 日程第3 報第1号 継続費繰越計算書(一般会計)についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。

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   (議案は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) 荒井財務部長。

   〔財務部長荒井信一君登壇〕



◎財務部長(荒井信一君) おはようございます。それでは、1ページ、報第1号 継続費繰越計算書(一般会計)について御説明をいたします。

 平成14年度南小学校校舎等改築事業及び生涯学習施設建設事業に係る継続費繰越計算書を平成15年5月30日別紙のとおり調製したので、地方自治法施行令第145条の第1項の規定により報告する。

 平成15年6月9日提出。高山市長。

 2ページをごらんください。平成14年度高山市継続費繰越計算書(一般会計)でございます。9款教育費、2項小学校費、南小学校校舎等改築事業でございますが、継続費の総額が21億5,000万円でございまして、14年度予算計上額が6億6,000万円。それに13年度逓次繰越額の2,609万700円を加えまして、予算現額は6億8,609万700円でございます。支出済額が6億2,647万9,350円。残額の5,961万1,350円を15年度に逓次繰り越しするものでございます。

 それから、4項社会教育費、生涯学習施設建設事業でございますが、15億5,000万円の継続費の総額につきまして、14年度予算計上額が4億6,500万円でございます。5,959万円支出済みでございますので、残額の4億541万円を15年度に逓次繰り越しするということでございます。

 参考資料といたしまして、下段に翌年度逓次繰越額の内訳として、それぞれ節に繰り越す額を計上しておりますので、ごらんください。



○議長(蒲建一君) ただいま報告のありました本案につきまして、御質疑はありませんか。牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) お尋ねします。14年度の残額5,961万1,350円、参考資料で内訳がありますが、この中には13年度から14年度に繰り越した2,609万700円が総額丸々入っているようでありますが、その内訳が1年前の報告で行くと、委託料が76万円、工事請負費が2,533万700円で、総額2,609万700円を13年度予定しておったけれども、14年度にやりますよといって繰り越したんですね。そうしたら、今度は14年度から15年度へ丸々また繰り越すということで出てきたんですが、これは、中身はどういうもので、当初は13年度にやると予定していたものが15年度まで伸びてきたというのは何か理由があるのか、それをちょっと伺っておきたいと思います。



○議長(蒲建一君) 花井教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(花井博君) 今の御質問でございますが、13年度につきましては、たしか3年間の継続費を組んでおりますが、工事で分けていきますと、13年度は体育館、そして14年度、15年度が校舎を中心とした工事という中身になるわけですが、実質的に13年度の残額分につきましては、工事につきましては約2,500万円ほど繰り越しをしておるわけですが、実質的には体育館の工事ということで考えれば、この分は結果的には余ってくる要素はありますけれども、今後15年度の工事の中で今外構等を進めておりますけれども、結果的には残る可能性はありますけれども、今のところ逓次繰越ということで、その額を13から14、14から15ということで繰り越しをするという中身になっております。



○議長(蒲建一君) 牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) そうすると、要は工事が繰り越したんじゃなくて、予算として残っているだけだという理解でいいわけですか。



○議長(蒲建一君) 荒井部長。



◎財務部長(荒井信一君) 継続費の繰り越しでございますので、今、議員おっしゃったように、予算が繰り越しをされると、そういうことでございます。



○議長(蒲建一君) 他にございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。

 以上で報第1号についての報告を終わります。

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△日程第4 報第2号 繰越明許費繰越計算書(一般会計)について



○議長(蒲建一君) 日程第4 報第2号 繰越明許費繰越計算書(一般会計)についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。

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   (議案は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) 荒井財務部長。

   〔財務部長荒井信一君登壇〕



◎財務部長(荒井信一君) それでは、4ページ、報第2号 繰越明許費繰越計算書(一般会計)につきまして御説明いたします。

 平成14年度生産総合対策事業、江名子ふるさと線道路改良事業、上切中切2号線道路改良事業、苔川6号線道路改良事業、駅周辺土地区画整理事業、街路江名子千島線整備事業及び街路花里本母線整備事業に係る繰越明許費繰越計算書を平成15年5月30日別紙のとおり調製したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。

 平成15年6月9日提出。高山市長。

 5ページをごらんください。平成14年度高山市繰越明許費繰越計算書(一般会計)でございます。

 5款農林水産業費、1項農業費、事業名として、生産総合対策事業でございますが、1,064万2,000円を繰り越すものでございます。未収入特定財源につきましては、全額県補助金でございます。

 7款土木費、2項道路橋りょう費でございますが、まず江名子ふるさと線道路改良事業につきましては、2,700万円翌年度に繰り越すものでございまして、1,350万円は国の補助金、残りは一般財源でございます。

 続きまして、上切中切2号線道路改良事業でございますが、770万円を繰り越すものでございまして、690万円が地方債、残り80万円は一般財源でございます。

 苔川6号線道路改良事業でございますが、67万8,000円繰り越すものでございまして、全額一般財源でございます。

 次に、4項都市計画費でございますけれども、まず駅周辺土地区画整理事業でございますが、5億3,060万円を繰り越すものでございまして、未収入特定財源の国県支出金3億3,814万7,000円のうち、国の補助金が2億6,480万円、県の補助金が7,334万7,000円でございます。残り1億9,245万3,000円は一般財源でございます。

 街路江名子千島線整備事業でございますが、4,190万円繰り越すものでございまして、2,095万円は国の補助金でございます。残りは一般財源でございます。

 街路花里本母線整備事業につきましては、1億3,425万円を繰り越すものでございまして、6,059万円は国の補助金でございます。残り7,366万円は一般財源でございます。

 参考資料といたしまして、翌年度繰越額の内訳を下欄の方に掲げさせていただきましたので、ごらんいただきたいと思います。

 報告を終わります。



○議長(蒲建一君) ただいま報告のありました本案について、御質疑はありませんか。伊嶌議員。



◆14番(伊嶌明博君) 今後の予定も含めてお聞きしたいんですが、駅周辺土地区画整理事業のことですが、先ほどの諸般の報告ともあわせてお聞きしたいのは、昭和児童公園が今移転しておるわけですが、桜の移転、その他の樹木も切ったり、いろいろされているような感じですが、この移転計画についてはこの予算にも恐らく入っておると思いますので、まあ、桜等ももう寿命でだめだったというのもありますし、ほかの方へ移転というようなこともあるんですが、全体の配置計画等についてはどういうふうになっているのか、そこら辺まずお願いします。



○議長(蒲建一君) 岡田都市基盤整備部長。



◎都市基盤整備部長(岡田平正君) ただいまの駅周の児童公園等移転計画でございますが、基本的には、まず樹木につきましては、できるものといいますか、区画整理の中での移植を考えておりますが、今おっしゃいましたように、やはり寿命といいますか、長い樹木につきましてはどうしても切らざるを得ない部分もございます。それからあとは中にございます機関車の展示とか、あるいは中の施設、記念碑等も含めまして、公園の中での移転計画をしております。



○議長(蒲建一君) 伊嶌議員。



◆14番(伊嶌明博君) 見ますと、半分以下の樹木の移転になっておるんじゃないかと思うんですが、結果的には切り倒されるというようなふうで、そこら辺もうちょっと、求める声としては、移転をやったので、ちゃんとそのまま緑も移転してほしいという声もあるわけですが、まあ、寿命等でできなかったということならば次の代替のそういうものについては考えているのか、全体的な緑をきちんと配置する計画はどうなっているのか、そこら辺お願いします。



○議長(蒲建一君) 岡田都市基盤整備部長。



◎都市基盤整備部長(岡田平正君) 駅周の緑化といいますか、今の樹木の移植、復元等につきましても、以前からいろいろな皆さんの御意見とか、協議会で意見をお伺いしながら一応つくってきたつもりでございますが、今おっしゃいましたように、できる限り緑化を含めた環境整備ということに配慮しながら整備を進めてまいりたいと思います。



○議長(蒲建一君) よろしいですか。

   〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。

 以上で報第2号についての報告を終わります。

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△日程第5 報第3号 繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)について



○議長(蒲建一君) 日程第5 報第3号 繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。

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   (議案は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) 荒井財務部長。

   〔財務部長荒井信一君登壇〕



◎財務部長(荒井信一君) それでは、6ページ、報第3号 繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)について御説明をいたします。

 平成14年度管きょ建設事業に係る繰越明許費繰越計算書を平成15年5月30日別紙のとおり調製したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。

 平成15年6月9日提出。高山市長。

 7ページをごらんください。平成14年度高山市繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)でございます。

 1款下水道事業費、1項下水道施設費、事業名は管きょ建設事業でございます。2,560万円を繰り越すものでございまして、未収入特定財源は国の補助金1,280万円、地方債1,160万円、残りは一般財源でございます。

 参考資料といたしまして、翌年度繰越額の内訳を下段に掲げております。ごらんいただきたいと思います。

 報告を終わります。



○議長(蒲建一君) ただいま報告のありました本案について、御質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。

 以上で報第3号についての報告を終わります。

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△日程第6 議第43号 損害賠償の額の決定の専決処分について



○議長(蒲建一君) 日程第6 議第43号 損害賠償の額の決定の専決処分についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。

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   (議案は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。

   〔企画管理部長國島芳明君登壇〕



◎企画管理部長(國島芳明君) おはようございます。ただいま議題となりました議第43号 損害賠償の額の決定の専決処分について御説明申し上げます。

 8ページをごらん願います。損害賠償の額の決定について、議会を招集して議決を経る暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成15年5月12日専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。

 平成15年6月9日提出。高山市長。

 9ページをごらん願います。専決処分書でございます。平成15年3月12日、高山市三福寺町1800番地、高山市資源リサイクルセンター内で発生したごみ投入用天井走行クレーンがごみ投入作業中の車両に接触した事故に関し、被害者へ次のとおり賠償金を支払うことについて、議会を招集して議決を経る暇がないと認めるので、地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。

 平成15年5月12日。高山市長。

 記といたしまして、損害賠償の相手方は、高山市下岡本町1795番地1、株式会社丸大興業、代表取締役大村光昭さん。損害賠償の額は30万9,383円でございます。

 この事故につきましては、資源リサイクルセンター内におきまして、職員が運転操作しておりましたごみ投入用天井走行クレーンがごみ投入中の株式会社丸大興業のごみ収集機械車に誤って接触したもので、被害状況は、当該収集車の後部積み込み機械部分の破損で、人的被害はございませんでした。ごみ収集機械車の修理代30万9,383円につきましては、市の過失割合を100分の100とすることで示談が調い、賠償するものでございます。

 賠償金につきましては、全額全国市長会の市民総合賠償補償保険で対応しております。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) ただいま説明のありました本案について、御質疑はありませんか。

 伊嶌議員。



◆14番(伊嶌明博君) この事故に関してですが、このクレーンがごみを投入していた車に当たったということなんですが、そんなふうに投入のところまでクレーンが来るような、構造上の問題があるような気がするんですが、その辺は調査されているのか、そこら辺をお願いします。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) ごみ収集車につきましては、御案内のとおり後ろのカバーをしている機械の部分が持ち上がりまして、それで中のごみを押し出すという構造になっております。それで、落ちたところをクレーンがつかんで投入口へ動かすということになりますので、当然開いた部分とクレーンとの交差部分はございます。これは構造上の問題ではなしに、基本的にそうしなければごみを搬入できないということでございまして、たまたま操作する者があいたところへクレーンを誤って当ててしまったということでございますので、構造上の問題ということはございません。



○議長(蒲建一君) 他に。牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) 伺います。専決処分された理由について伺っておきたいと思います。出されているのは179条の1項の規定と、それで暇がないんだということですが、5月9日には臨時会もありましたし、いつでも臨時会に対応できる議会の状況にはなっていたと私は判断しますが、なぜ招集して臨時会を開くということにならなかったのか。問題が軽微なことだという判断は当たらないと思うんですね。180条で軽微な、専決処分していいのは20万円までだと。だからそれ以外は、逆論的に言えば、20万円を超える部分については議決しなさいよというのが議会の判断なんですよね。軽微なもの、わざわざ議会を招集しなくてもいいだろうと判断したのは20万円のランクですよね。

 だから、時間的な問題が理由だとすると、どうしてそんな時間的問題があったのか、よくわかりませんが、説明もありませんでしたし、伺っておきたいと思います。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) 先ほど御説明申し上げましたように、示談が調いましたのが5月9日以降、5月12日でございまして、その日で専決処分をさせていただいております。

 それから、軽微の問題でございますが、3月20日に議決をいただいております180条の関係につきましては、交通事故等については100万円というような基準も決められておりますのでお願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) 牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) だから、交通事故は100万円は決めましたけれども、これは交通事故でないので、20万円を超えるもので議会で議決すべきものだという中身なんですから、交通事故が100万円だからこの30万円が軽微なような感じで言われるのはおかしいということをまずはっきりしておかなければいけないですね。交通事故以外は20万円を超えれば議会を招集して議決しろという判断は議会がしているわけですから、そちらがすべきものではないです。

 それから、示談の仕方が、どうして臨時会を開いて議決すれば市の判断も決まるんだという内容にすることができないんですか。例えば2日か3日待ってくれと、市としてはこうするんだと。そうでないと、例えば大きい工事なんかでも仮契約して議決があったら本当にその契約は成り立ちますよという、大きい工事はありますよね、仮契約というやり方が。その示談の仕方にしても、そもそもこれは議会の議決が必要なものだという前提に立って示談を進めるというのが本来じゃないんですか。それで、議会を招集して、議会でも議決されればそれで行きましょうと、そういう額なんだということがはっきりしているわけですから、その辺が、そちらで時間的な暇がないような示談の仕方をされたのか。その辺が前提としてどうなのかということはやはりはっきりさせておくべきだと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) 示談というのは、やはり相手方とそれから市から誠意を持って互いに話し合うというのが示談でございまして、今回の事故に当たりましても、市と丸大興業さんと誠意を持ってお話し合いをして、このように日にちがかかったということでございます。



○議長(蒲建一君) 牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) ですから、お互いに誠意を持って、市が30万9,383円持ちましょうと。ただ、これは議会の議決があって初めて正式の市の判断になりますよという前提でお互いに誠意を持って話し合えばいいことであって、別にそれが何で臨時会を招集して議会の判断を仰ぐということをせずにやってしまったのかというのが大きい問題だと思いますよ。軽微なものではないんですよ。軽微なものは、20万円以下はいいですよと、市長の判断でいいですよと議会は承認していますよ。しかし、20万円を超えるものは議会の権限だと、そういうふうに決めているわけですから、これは議会の権限にかかわる損害賠償の額だと。だから、議会の議決が要りますよという前提でなぜ示談をしないのかという問題ですよ。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) 示談というのは相手があることでございますので、なかなか難しいことがあるかと思います。ただ、この事の性質が損害賠償でございまして、車を早急に修理して、相手方としては次の商売に使用したいというようなこともございまして、その緊急性あるいは感情的に市の誠意を示すというような観点も含めて、今回は議会を招集する暇がないという、この専決処分で対応するということで決めさせていただいておりますし、このような行政実例もございますので、お願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) 牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) 誠意だとか言われますけれども、例えば3日か4日でもできることなんですよ。すると、3月に起きて5月まで伸びていたわけでしょう。議会を招集して議決する期間があって3日や4日延びることが誠意がないとか、そんな判断はありませんよ。ここまで伸びててなったのに、その3日かどこか早くしなければならないという、そんなことあり得ないじゃないですか。そう思いませんか、普通だったら。

 だから、あなた方は、議会の議決を受けてやるという立場に立って最初から示談を進めたんですか。これはもう議会の権限だと、20万円を超えるものはもう議会が議決しないと市長は判断できないんだと。だから、そういうふうですよという説明をしながら誠意を持って対応すれば向こうだって理解されるでしょう。3日か4日のことじゃないですか、議会を招集して、臨時会を開いて、議決するというのは。それをやってこそ本当に誠意ある対応じゃないんですか。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) 私ども、今事実を御報告申し上げておるのでありまして、基本的に相手方と誠意を持って一生懸命お話し合いをさせていただきました。その中でこの金額を決定するに当たっては、この日にちまでかかってしまったと、これは事実でございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) 牛丸議員。



◆16番(牛丸尋幸君) だから、そのときになぜ議会の議決が必要な案件ですよと、その期間も含めて待ってくださいよと、そういう誠意を見せればいいじゃないですか。これは地方自治法上、議会の権限なんですから。もしこのぐらいのことで臨時会を開いてもらっては困るみたいな意見が一部の議員にあるとしたら、議員の仕事を何だと思っているんだと私は言いたいですね、そんな方は見えないと思いますけれども。議会の権限なわけでしょう。

 地方自治法の96条には、議決事件ということで、議会は議決しなければならない。その中の13号で損害賠償の額を定めることは議決用件だと。しかし簡単な、20万円以下のものを議会まで開く必要はないだろうという議会が判断して、180条の地方自治法上市長の専決処分をしてもいいというのは20万円まで。それは議会を招集しなくてもいいよと決めましたよ、確かに議会は。それを超える30万円は、逆に言えば議会を招集しなさいよと、議会の権限であると、市会議員の仕事の一部だと。そういうものに対応していくために議員に歳費が出されているわけです、どんどんといろいろな自分たちの権限をやるために。私はそう思いますけれども、そういう臨時会が招集されて出てこれないといったら、一体議員は何をやっているんだと市民から言われますよ。そういう問題として、本当に暇がなかったと言い切れないと思うんです。

 大体暇がないという判断をどうするかというのは、私も地方自治法の解説書を見ましたけれども、どういうふうに判断するかというと、こういうふうに書いてありますよ。これは逐条解説ですので、あなた方もよく使われるものだと思うんですが、「この暇がないという判断の場合は、絶対に議会の議決または決定を得ることが不可能な場合ではないが、当該事件が急施を要し、議会を招集してその議決を経ている間にその時機を失するような場合である。議会の招集は、原則として開会の日前、都道府県及び市に当たっては7日前、町村にあっては3日前までに告示しなければならないが、急施を要する場合には必ずしもその告示期間を置くことを要しない」と。3日でもできるんだということですね。「しかしながら、いかなる場合においても、常に少なくともすべての議員が開会までに参集し得る時間的余裕をおいて告示しなければならない。そのような時間的余裕を置いて議会を招集する暇がないときにこの専決処分ができる。議会を招集する暇がないか否かの認定は、普通地方公共団体の長が行うものであるが、その認定はいわゆる自由裁量ではない。法規裁量に該当するものであって、長の認定には客観性がなければならない」。本当に時間的余裕がないという、客観的にだれが見てもないなと言えるものでなければこの暇がないという判断をして専決処分はできないということになっているんですよ。

 私は示談の仕方だと思うんですよ。誠意を持った示談で、これは議決が必要ですから、要は示談のときも、あなた方だって相手と交渉してきて、市長のところにこれで決めましたよと持ってきて、市長いかがですかといって市長が決断するんでしょう。その場合、市長が出ていくわけじゃないんですから。だから、それを議会の議決まで待ってくださいと。これは地方自治法でなっていますのでと、最初からそういう話をすれば全然問題ないんじゃないですか。



○議長(蒲建一君) 國島企画管理部長。



◎企画管理部長(國島芳明君) 先ほどからお話し申し上げておるとおり、そのような対応で、私どもは誠意を持って相手方といろいろお話し合いをさせていただきまして、5月12日に示談が調ったと、これは事実でございまして、その事実に基づいて至急相手の、いわゆる商売のこともございますので、その辺のところを勘案し、これは客観的な事実だろうと、客観性があるだろうという判断のもとにさせていただいたということでございますので、よろしく御理解をお願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。

 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。

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△日程第7 議第44号 高山市住民基本台帳カード利用条例について  日程第8 議第45号 高山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について



○議長(蒲建一君) 日程第7 議第44号 高山市住民基本台帳カード利用条例について及び日程第8 議第45号 高山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題といたします。

 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

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   (議案は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) 土野市長。

   〔市長土野守君登壇〕



◎市長(土野守君) ただいま上程になりました条例案件2件につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 議第44号 高山市住民基本台帳カード利用条例につきましては、住民基本台帳ネットワークシステムの第2次稼働に伴い発行する住民基本台帳カードの独自利用領域を活用したサービスを提供するため制定しようとするものであります。

 議第45号 高山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い改正しようとするものであります。

 以上、議題となっております案件につきまして、簡単でありますが、提案の理由を御説明申し上げました。よろしく御審議を賜り、それぞれ御決定をいただきますようお願い申し上げます。



○議長(蒲建一君) 提案理由の説明は終わりました。

 ただいま上程の議案に対します質疑は、16日から行われます一般質問にあわせて行いたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(蒲建一君) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

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△日程第9 陳情第5号 飛騨観光案内所の委託についての陳情書から  日程第23 陳情第19号 「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現」に関する対応について



○議長(蒲建一君) 日程第9 陳情第5号 飛騨観光案内所の委託についての陳情書から日程第23 陳情第19号 「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現」に関する対応についてまでの15件を一括議題といたします。

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  (陳情文書表は本号その2に掲載)

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○議長(蒲建一君) ただいま議題となりました陳情15件につきましては、お手元に配付しました陳情文書表のとおりであります。これを議長において受理いたしましたことを報告いたします。

 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管いたしておりますので、随時ごらん願いたいと思います。

 以上で陳情受理報告を終わります。

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△閉議・散会



○議長(蒲建一君) 以上をもちまして本日の議事日程が全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じ、散会いたします。

     午前10時30分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

    平成15年6月9日

         高山市議会 議長  蒲 建一

               議員  橋本正彦

               議員  大坪 章